約 634,524 件
https://w.atwiki.jp/generation-crossrays/pages/1016.html
効果 アビリティホルダー 派遣 解説 効果 Lv CAP 効果 備考 - 40000 水陸両用系のユニットに搭乗時、移動力+1 アビリティホルダー シナリオ名 所有者 難易度 Lv 備考 平和の国へ マルコ・モラシム EXTRA - ギガフロート ザフト兵 HELL - 蒼天の剣 アウル・ニーダ HELL - エクステンデットとどちらか 派遣 派遣名 Lv 備考 オペレーション・ラグナロク - 解説 運用上のネック・相性は水中戦の心得と同様。 トリロバイトが効果対象外なのも同様。 「○○操縦技術」では唯一派遣で入手可能だが、それにしても旨味は薄い。 地上や宇宙空間でも機能するので、アビスガンダムやカプル系を愛用するのなら育成してみてもいいかもしれない。
https://w.atwiki.jp/tnmrtnmr/pages/15.html
事の発端 事件を指摘してくる人への対応 信者による指摘した人への凸が始まる 種村氏復活、逆ギレ 沈静化 番外編 第二次ネット事件-前章
https://w.atwiki.jp/trashpanda-araisan/pages/1042.html
333 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (ワッチョイ 8b72-ipLS)[sage] 投稿日:2018/08/18(土) 02 35 47.52 ID 9vMPiIer0 [1/2] 「題「水中毒」」 「水をいっぱいのむと「水中毒」になるそうです」 「今回は、実際の生き物を使ってどんなふうになるかじっけんをしてみたいと思います。」 「・・・・・み・・・じゅ・・」 今回使うするのはこのアライちゃん。 アライちゃんはペットショップによって結構値段がちがう。 高いのは犬とか猫と同じくらいだし、安いやつなら今回買ってきたキンクマハムスターと同じくらいだ。 買ってきた直後から2日に一度。毎回スプーン2~3杯程度しか水をあげていない。 もうすぐ1週間だから結構我慢した。 最初のほうはケージの中で暴れたり、いろいろ鳴き声がうるさかったけど・・・。 今は顔色も悪いし、毛並みもカサカサになっている。 けど、まあ実験用だから。 「アライちゃん、お水飲みたい?」 「 の びぃ た 」 「 び じ・・ゅ・・・・」 だいぶん限界みたいだ。唇はカサカサで声は今にも消え入りそうだ。 目のまわりはくぼんできて、目の下にはまっ黒なクマがある。 お店では一番元気なアライちゃんにしてもらったのに。 でも、これも実験のためだ。 しかし、もう大丈夫!!。 実けんの準備はととのった。 「はい。アライちゃん。お水だよ」 アライちゃんを入っているケージに水がなみなみと入った皿を入れてやる。 冷ぞう庫で冷やしていたミネラルウォーターだから、きっとおいしいはずだ。 思っていた通り、アライちゃんはすぐに反応した。 「は・・・・ は・・・・」 四つん這いの体をさらに芋虫みたいに這いずりながら、水の入った皿に向かってくる。 (がんばれ。もう少し!) 声を出さずに応えんする僕の思った通り。小さな体の力をふりしぼるようにして水の入った皿に向かうアライちゃん。 「 は・・・・み・・」」 ついにさらに到達したアライちゃんは顔をつけるようにして水を飲み始めた!! 334 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (ワッチョイ 8b72-ipLS)[sage] 投稿日:2018/08/18(土) 02 36 32.41 ID 9vMPiIer0 [2/2] 「ぺちゃ。。ぺちゃ・・・・・ぺ ぐ ぶ 」 買ってきてから1週間。ほとんどアライちゃんは水分をとっていない。 それならアライちゃんは水中毒になるくらいお水を飲むはず! これで「水中毒」のかんさつができるはずだ!! 。 あれ?動かなくなったぞ・・・・・ アライちゃん「ブクブクブクブク・・・・・」 しばらく観察していたが、どうやらアライちゃんは体力のげんかいだったようだ。 深さが2cmくらいの皿でおぼれ死んでしまったようだった。 「あーあ。夏休みの自由研究、せっかくいいアイデアだったのに。うまくいかないな」 しょうがないのでホウセンカのかんさつ日記に切りかえよう。 来年は「ストップ!!ゴミパンダ!アライさんから自然を守れ」のポスター展に応ぼしようかな・・・。 もう動かないアライちゃんをゴミ箱に入れながら、僕の夏休みの1日は過ぎていった。 336 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (スップ Sdbf-xQfD)[sage] 投稿日:2018/08/18(土) 11 24 52.72 ID nNHRiN86d [1/3] 334 くたばったアライちゃんをゴミ箱に捨てるシーンのザマミロ感は最高 コバエさんのssへ戻る
https://w.atwiki.jp/purgobox/pages/42.html
マンホール下①から行ける場所。 通る場所から順に、 胎児の通路 一番色の明るい胎児の太もものあたりを押すと会話ができる。イベントも発生。詳しくは(伝言イベントに関してのまとめページ)参照。 慈善家の男がいる。施しとして赤い魂を100個ほど与えてあげると箱になる。 揺蕩う首女(ロープ)の通路 胎児の太もものあたりを押すと会話ができる。 揺蕩う首女は耳たぶの下の辺りを触るとロープとして回収できる。 釣り場 網を針にかけると釣りができる。 入手できるものについては、アイテム一覧より。 釣り場右 長女がいる。(赤い魂100個で箱になる) 好感度50の時に話術が10以上あると不浄な魂収集加速装置がもらえる。 魂の布がもらえる。 釣り場左 水ウサギがいる。赤ウサギと比べて、非常に高い値段で品物を売りつけてくる。 だが、謎の機械やテレポーター起動装置などの重要なアイテムも売っている。 詳しくはマップ商店 入手アイテム 耐熱の糸
https://w.atwiki.jp/memotyors/pages/83.html
ソロモンの鍵(ソロモンのかぎ、羅 Clavicula Salomonis、仏 Les Clavicules de Salomon、英 The Clavicle or Key of Solomon)は作者不明のヨーロッパの古典的魔法書であり、ソロモン王に帰せられる偽ソロモン文書というべき魔法書群の中でも代表的なジャンルのひとつである。「ソロモンの鍵」は数多くの異本群として存在しており、個々の版は『ゼコルベニ』『ソロモンの真の鍵』『知識の鍵』『秘密の秘密』などさまざまな題が付けられている。伝存する古写本は内容からいくつかの群に分類することができ、それぞれの群は内容そのものがまったく異なる。それらの文書群から原テクストを導き出すのは困難である。 内容は降霊術のための魔法円、七惑星のペンタクル、祈祷文、魔術道具の作成や清めといった準備作業、魔術作業の日時の選定(惑星時間)など、占星術的儀式魔術の実際についての雑多な便覧である。起源は定かではないが遅くとも中世末の15世紀には成立し、17世紀から19世紀初頭にかけて広く流布した。特に18世紀のフランスでは「教皇ホノリウスの奥義書」とならび最も広く出回ったグリモワールのひとつであった。 これとは別種の偽ソロモン文書である「レメゲトン」は「ソロモンの鍵」と同様の Clavicula Salomonis という副題が付けられており、その英語題 The Little Key of Solomon および現代の通称 The Lesser Key of Solomon から、日本語で「ソロモンの小さな鍵」とも呼ばれている。 ソロモンの鍵 「ソロモンの鍵」(「ソロモンの鑰」とも)はソロモン王に帰せられる魔術書の一種である。14世紀から15世紀のイタリア・ルネサンスに起源をもつとされ、ルネサンス魔術のひとつの典型例を示す。 後のソロモン系グリモワール群、中でも「ソロモンの小さな鍵」(Clavicula Salomonis)という別名でも知られる17世紀のグリモワール「レメゲトン」は本書に触発されて作られたものと思われるが、それらの書物には多くの相違点がある。 写本と原典の来歴 このテクストは中世末期かイタリア・ルネサンスに遡る。ソロモン王に帰せられるこの手の多くのグリモワールがこの時期に書かれたが、それらは畢竟、前代(中世盛期)のユダヤ教カバラとアラビア錬金術の書物の影響を受けており、さらに遡れば古代後期のギリシア=ローマ魔術に辿り着く。 「ソロモンの鍵」にはいくつかの版が存在している。さまざまな翻訳があり、些細な異同もあれば顕著な相違もある。原本は14・15世紀のラテン語版かイタリア語版である公算が大きい。現存する写本のほとんどは16世紀末か17・18世紀のものであるが、本書と密接に関連した、15世紀のものと推定されるギリシア語の古い手稿(ハーリーアン写本5596)も存在する。このギリシア語写本は「ソロモンの魔術論」と称されており、アルマン・ドラットの Anecdota Atheniensia(Liége, 1927, pp. 397-445.)上にて公表された。その内容は「ソロモンの鍵」とよく似ており、実際のところイタリア語版やラテン語版の元になった原典である可能性がある。 ボドリーアン図書館の写本276は重要なイタリア語写本である。1600年頃印刷された古いラテン語版も残存している(ウィスコンシン=マディソン大学記念図書館、特殊文書コレクション)。それ以降の17世紀のラテン語写本は数多い。ハーリーアン5596以外で現存する最古の写本のひとつは「ギリシア人プトレマイオスによって明らかにされたソロモンの小鍵」と題された英訳版で、1572年のものである。数多くのフランス語写本があるが、1641年に遡る一点(P1641, ed. Dumas, 1980)を除き、すべて18世紀以降のものである。 ヘブライ語版が二点残存している。ひとつは大英図書館に保管されている羊皮紙文書であり、大英図書館オリエンタル・コレクションの写本6360と14759に分かれている。大英図書館の写本は最初の編者グリーナップ(1912年)によって16世紀のものとされたが、現在ではもっと新しく17世紀か18世紀のものと考えられている。もうひとつのヘブライ語版はサミュエル・H・ゴランツの蔵書の中から発見されたものである。その息子のハーマン・ゴランツはこれを1903年に出版し、1914年にはファクシミリ版も出版している。ゴランツの写本はアムステルダムにてセファルディー系の筆記体で写されたもので、大英図書館のテキストより判読し難い。ヘブライ語版は「ソロモンの鍵」の原典とは考えられていない。むしろラテン語かイタリア語の「ソロモンの鍵」の後代のユダヤ的改作である。どちらかと言えば大英図書館の手稿の方がヘブライ語訳の原本であり、ゴランツの方は大英図書館の手稿の写しであるらしい。 S・L・マグレガー・マサースによって1889年に大英図書館所蔵の複数のラテン語写本のひとつの編集版が出版された。1914年にはL・W・デ・ローレンスによって『ソロモンの大いなる鍵』(The Greater Key of Solomon)が出版された。これはあからさまにマサースの版に基づいている(つまりマサース版の海賊版である)が、自分の通信販売事業を宣伝しようとして変更を加えている(たとえば「茶匙一杯の半分の神殿香を燃やした後」といったような指示にあわせて香の注文情報を掲載)。 大鍵と小鍵 19世紀末から20世紀初頭にかけて、マグレガー・マサースが関与した異なるふたつのソロモン系魔術書が英語圏で出版された。『ソロモンの大いなる鍵』と『ソロモンの小さき鍵』という二冊の魔導書である。 このうち、『ソロモンの大きな鍵』の特徴は書の内容よりも付録的な記載の豊富な護符などの図版である。『ソロモンの小さな鍵』については、こちらのほうが有名である。『ゲーティア』もしくは『レメゲトン』とも呼ばれる。 その内容はソロモン72柱の解説と使役の仕方が記されている。 知名度から『ソロモンの小さな鍵』の方がソロモンの鍵だと認識されることも多いが本来は『ソロモンの大きな鍵』の方を指す。 前者は1889年にマサースによって出版された『ソロモン王の鍵』(The Key of Solomon the King)である。これはマサースが大英博物館(現・大英図書館)所蔵の複数の手稿本を基に再編した英訳版の「ソロモンの鍵」である。初版はほとんど注目されなかったが、その後、マサース対クロウリーの法廷闘争が世間の耳目を騒がせたことも相まって、1909年の新版は多少注目を集めた。その後、シカゴでオカルト本の出版やオカルト用品の通信販売を手がけるL・W・デ・ローレンスによって『ソロモンの大きな鍵』(The Greater Key of Solomon)という題で海賊版が出版された。 後者は1904年にアレイスター・クロウリーによって出版された『ソロモン王のゴエティアの書』(The Book of Goetia of Solomon the King)である。これは「レメゲトン」の第一部「ゴエティア」に、魔術に関する序説、召喚文のエノク語バージョン、アウゴエイデス勧請などを加えたものである。収録された「ゴエティア」はマサースが大英博物館所蔵の「レメゲトン」の英語写本から写したもので、黄金の夜明け団内で貸与されていた。クロウリーはヘブライ語、ラテン語、フランス語、英語の写本を比較対照して構成された英訳としているが、誤りである。これも後にL・W・デ・ローレンスにより『ソロモンの小さな鍵』(The Lesser Key of Solomon)として海賊版が出版された。 以上2点の魔術書、およびその原典である「ソロモンの鍵」と「レメゲトン」(もしくは第一部の「ゴエティア」)は、今日それぞれ『ソロモンの大きな鍵』『ソロモンの小さな鍵』という通称でも呼ばれている。 ソロモンの大きな鍵 詳細はこちら 今日『ソロモンの大きな鍵』という名で知られる書物は、マグレガー・メイザースによって大英博物館にあった“ソロモンの名を冠する7種類の断章”を基に内容を再構成したグリモワールである。 基になったグリモワールも15世紀前後のものとみられており、オリジナルはすでに失われている。 よってオリジナルのグリモワールがソロモン本人の著作かどうかも定かではない。 その内容は、魔術用具の作り方や儀式を行うための約束事に始まり、精霊の召喚の仕方までに至る。 魔術書としての典型、まさに理想的な内容であると言える。 しかし、最も特徴的な内容は豊富な図版と付録の大量なペンタクル(魔術用の護符)である。 ソロモンの小さな鍵 詳細はこちら 「ソロモンの小さな鍵」は4種または5種の魔法書を合本したグリモワール「レメゲトン」もしくはその第一部「ゴエティア」の呼称である。20世紀初頭にアレイスター・クロウリーによって公刊されたが、これは「レメゲトン」のうち「ゴエティア」のみ収録している。この『ソロモン王のゴエティアの書』の元になったのは、マグレガー・マサースが大英博物館所蔵のレメゲトンの稿本から作成した私家版で、魔術史家フランシス・X・キングによれば、アラン・ベネットからクロウリーに譲られたものであるという。英訳とされているが、底本に使用された古写本も英語で書かれている。 「レメゲトン」は「悪霊のはたらきによる業」である「ゴエティア」と「善天使のはたらきによる業」である「テウルギア」に関する魔術書を集めたもので、現在、大英図書館に17世紀から18世紀のいくつかの英語の稿本が保管されている。第一部の「ゴエティア」はヨーハン・ヴァイヤーの『悪魔の偽王国』およびレジナルド・スコットによるその英訳との関連性が指摘されている。クロウリーの『ソロモン王のゴエティアの書』の現行版『ゴエティア ソロモン王の小鍵』の編者ハイメニーアス・ベータの序文によれば、ドイツ語圏で「レメゲトン」と呼ばれた選集は、第一部に「ゴエティア」ではなく「ソロモンの鍵」を収録していたという。そのためドイツの学者たちは「ゴエティア」についてほとんど言及していない。第2部「テウルギア・ゴエティアの術」はトリテミウスの『ステガノグラフィア』からの影響が指摘されている。第三部以降のタイトル「パウロの術」「アルマデルの術」「アルス・ノトリア」はいずれも、アグリッパの『学問のむなしさと不確かさについて』の中でテウルギアに属する術名として列挙されている。「アルマデル」と「アルス・ノトリア」はレメゲトンとは別個の古くからのソロモン系魔術書としても存在している。
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/38756.html
登録日:2018/01/26 (金) 12 26 00 更新日:2024/09/12 Thu 04 01 10NEW! 所要時間:約 10 分で読めます ▽タグ一覧 14人連続殺人 ※ご覧の作品はミステリー小説です。 ジャパン……ビューティフル タモリ倶楽部 ツッコミどころ満載 ミステリー 力士 大相撲 大相撲殺人事件 密室土俵 小森健太朗 小説 爆発する力士 相撲 肩の力を抜いて読むミステリ 途中で空気になる主人公 頭のない前頭 黒相撲 「大相撲殺人事件」とは、小森健太朗氏による連作短編ミステリー小説である。 以下、文春文庫版の裏表紙より引用ーーー 「ひょんなことから相撲部屋に入門したアメリカの青年マークは、将来有望な力士としてデビュー。 しかし、彼を待っていたのは角界に吹き荒れる殺戮の嵐だった! 立ち合いの瞬間、爆死する力士、 頭のない前頭、 密室状態の土俵で殺された行司…… 本格ミステリと相撲、その伝統と格式が奇跡的に融合した伝説の奇書」 ーーー引用終わり 概要 ぶっちゃけ上記の引用文が全てである。 なお上に「ミステリー小説」と書いたが、実際は「ミステリーをネタにしたパロディ小説」と言ったほうが近い。 「角界を舞台にしたミステリー」というだけならまだ普通に思えるかもしれないが、本作ではとにかく沢山力士が死ぬ。 中盤の時点で幕内力士の4割が死ぬ。 主力力士を悉く殺されて壊滅状態になる相撲部屋もある。 トリックははっきり言ってトンデモトリックに類するものが多いが、それに輪をかけて犯人の動機もかなりトンデモない。 ここからもまともなミステリーだと思ってはいけないことがわかるだろう。 2004年に角川春樹事務所から発売されて以来、知る人ぞ知る伝説的奇書として語り継がれていたが、2017年になって通販サイトに掲載されていたその強烈な紹介文(上述の引用文と同じもの)がSNSで注目を浴びる。 この時にはアマゾンで数万円ものプレミア価格がついていて、なかなか庶民には手が出なかったこともあり大きな話題となった。 これを受けて、2008年に出版されて絶版状態だった文春文庫版が再版される。 さらに偶然にも2017年末にリアル世界の相撲界で色々あったこともあってか、ネット上で大きな話題となって書店に走る人が相次いだとかそうでもないとか。 翌2018年5月放送の『タモリ倶楽部 文庫本の裏にあらすじあり!! ウラスジ大読書会』でも取り上げられた1冊になり、また地味に知名度を上げた。 なお作者の小森健太朗氏のデビュー作は『コミケ殺人事件』という、これまたアニヲタ的に気になるタイトルである。 また文春文庫版の解説を書いた奥村泉氏は、小森氏は日本版の『薔薇の名前』みたいな小説を書くべき人だと思っていたため、同氏から本書を手渡されて驚愕したという。 以下、ネタバレ注意 登場人物 マーク・ハイダウェイ アメリカ人の青年。本作の探偵役。 本来は日本の大学を受験するために来日したが、大学と相撲部屋を間違えて、うっかり相撲部屋に入門してしまう(そんなバカな……)。 最初は「大学の学費を稼ぐための繋ぎ」として角界入りしたが、後半になるともはやそんなことも忘れた模様。 四股名は「幕之虎」。 カタコトの日本語で話す……が、英語のセリフもどことなく胡散臭い。 例:「ジャパン……ビューティフル」(第一声) 「ユ・アー・ザ・マーダラ」 推理力に優れているらしく、多くの事件を解決するが、中盤以降急激に登場シーンが減って影が薄くなり、ほぼ安楽椅子探偵みたいな感じになる。 これは執筆中にイラク戦争がはじまり、作者がアメリカに反感を持ったためだとか。 崎守聡子 マークが入門した相撲部屋の親方の一人娘。女子高生。 本作のワトソン役。マークが中盤からフェードアウトしてしまうため、実質的な主人公と言ってもいい。 自称美少女(一応他人からも「かわいい」とは言われている)。マークのことは慕っているが、御前山にはかなり毒舌。 最初の事件が起こるまではただの平凡な女子高生だった(はず)が、『名探偵コナン』世界の登場人物ばりに事件慣れ・死体慣れしており、平然と事件現場を出入りしたり推理を展開したりする。何者だアンタ……。 さらに稽古場にお菓子の袋を持ち込んで頬張っていたり、万年幕下とはいえ年長力士の御前山を「あんた」呼ばわりしたりと、親方の娘というのを差し引いてもかなりのフリーダムっぷり。 おまけに話が進むに連れ、力士の死に対する反応が軽くなっていく。 「一年前に幕内にいた力士も、この一年で四十パーセントくらいいなくなっちゃたわねえ」 「最近よく力士殺し、起こってるしなあ」 御前山 マークが入門した部屋の先輩力士だが、万年幕下でリストラ候補に挙げられている弱小力士。 日々相撲の必殺技を(頭の中で)構想しているミステリーマニア。ワトソン役その2。 中盤以降マークの出番が激減したため、聡子とコンビを組んで活躍する場面が多くなる。 普段は頼りないが、事件状況の分析などは的確。 ぶっちゃけこっちを最初から探偵役にしたほうがよかったんじゃ。 各話概要 第一話 土俵爆殺事件 ひょんなことなら大相撲の千代楽部屋に入門することになったマーク。 彼が聡子らと一緒にテレビで相撲中継を見ていると、千代楽部屋の兄弟子の取り組み中、土俵上で爆発が起きて対戦相手が爆殺されてしまう! ……のっけからこんな感じである。 ただし「爆発する力士」というフレーズから受けるほどのハチャメチャさはなく、使われたトリック自体は案外普通。 この時点で感覚を麻痺させられている気がしなくもない。 第二話 頭のない前頭 正式に千代楽部屋に所属することになったマーク。 ある日の稽古中、兄弟子の一人が風呂場で首を切断された遺体で発見された。 状況から、アリバイのない風呂焚き役をしていた力士に疑いがかかるが…… ダジャレタイトル。 強引かつ安直なトリックも見どころ。 一応、犯人の動機は本書中では最もまとも。 なお、部屋で殺人事件が起き関係者が逮捕されたというのに、千代楽部屋や相撲界が特に社会的に非難を受けた様子は無い。 第三話 対戦力士連続殺人事件 ↑の兄弟子殺害事件などまるでなかったかのように初土俵を踏み、怒涛の快進撃で一年余りで人気力士となった幕之虎ことマーク。 一方聡子は、最近身辺にストーカーらしき気配を感じていた。 そんな中で迎えた夏場所で、マークとの対戦が予定されていた力士が次々と殺されていく! それも撲殺、刺殺、毒殺、凍死、大量のスズメバチに刺させるなどの毎回違った方法で。 警察は当然マークや関係者に疑いの目を向けるが、遂に犠牲者は14人に上り、 マークは14連勝(不戦勝)の優勝候補となるが……? この異常事態にも場所を中止しないどころか、「マークの対戦相手が殺される」と判っているのに、 「対戦相手を公表しないでくれ」という警察の要求を「慣例に反するから」という理由で撥ねつける相撲協会 対戦予定相手を護衛していながら連続殺人を防げない警察 自分が殺されると予想できる筈なのに、犯人に呼び出されるとホイホイ出ていく被害者 そして何よりこんな状況なのに「オー・ゼン・アイ・アム・アン・ウィナー」などとのんきに不戦勝を喜んでいるマーク ……と、どいつもこいつも理解に苦しむ言動を繰り広げているが、最大の驚愕は真犯人の動機。 まさに「なんじゃそりゃ!?」としか言いようがない。 なお、この話ではマークは一切推理をしない。 また、14人もの力士が殺害され、関係者が犯人として逮捕されたというのに、相撲界が特に社会的に非難をry。 第四話 女人禁制の密室 首都移転先の候補地であるD県に建てられた新・国技館に、温泉目当てにやってきた聡子と、負け越しが決定したため渋々付き添いで来させられた御前山。 新・国技館前で、女性知事らが「土俵に女性を上げてはいけない」という相撲界の旧弊に抗議している場面に出くわす。 彼女らと一緒にこっそり館内に入った聡子は、土俵の上で清めの儀式をしていた神官が殺害されているのを発見する。 「土俵をどうやって密室にするんだ??」という疑問に対して、 「女性は土俵に上ってはいけない」→「当時犯行が可能だったのは女性しかいなかった」→「これは密室殺人だ!!」 という素晴らしすぎる理屈付けを行った一作。 一種の心理的密室……なのか? さらに、「犯人がどうやって密室を破って土俵に上がったのか」という謎解きがこれまた驚愕もの。 ただし、動機の背景はわりとシリアス(のような気がする)。 なおこの話からマークの出番が極端に減る。 第四話 最強力士アゾート またしても力士連続殺人事件が発生。 被害者らはそれぞれの得意技を使うときに主に使う体の部位を切断されており、 「犯人は角界で最強のパーツを集めて組み立て、最強の力士を作ろうとしている」と推理する御前山。 そんな中、龍悦部屋から合同稽古合宿の誘いがあり、マークたちは旅館に向かうが……。 要するに力士版『占星術殺人事件』で、本編内でも御前山が同作に言及するメタ的な描写もある。だが力士というだけでこんなにシュールになるのはなぜだろうか。 トリックは物凄い力業だが、ここまで読み進めてきた読者はもう驚く気にもなるまい。 が、動機は驚愕もの。 余談だが「占星術殺人事件」はとある作品でトリックを無断流用される騒ぎに見舞われている。 なので本作は、おそらく作者の島田荘司氏には許可を得て掲載しているものと思われるが、よく許可を出したものである。 第六話 黒相撲館の殺人 完全にタイトルオチ。正直もはやあらすじを紹介するのもバカバカしい 山中で道に迷い、とある洋館に迷い込んだ千代楽部屋の一行。 そこには力士のような体格をした主人と、力士のような体格をした執事がいた。 ……どうか想像してほしい。山奥の不気味な洋館に力士ばかりが集まって、これから事件が起きそうな感じの光景を。 館の主人は、一行に封印された相撲史の闇、黒相撲と黒力士について語る。 その晩、まるで一行の殺害を予告するかのような詩が書かれているのが発見され、その詩に見立てるように次々と力士たちが あるものは鎧を着せられ、あるものは犬神家メソッドで犠牲となっていく…… ほら、バカバカしかったでしょ? 「黒相撲」というのは古来より伝わる、蹴りや髷つかみなどの禁じ手も使用する相撲で、要人の暗殺にも使われたという。 平清盛・源頼朝・織田信長といった歴代の覇者たちもみな黒力士たちを抱えており、彼らの覇業は全て黒相撲に支えられたものであった。 しかし江戸時代になると弾圧の対象となり、それに反発する力士たちが起こしたのが島原の乱であった。 ……民明書房じゃないんだからさあ。どこから突っ込んで良いかわからなくなった? うん、あなたは正しい。 なお、この話は「まだまだ俺たちの推理はこれからだ!!」みたいなラストで終わっている。 解説の奥泉氏によると、著者は続編として『中相撲殺人事件』『小相撲殺人事件』という続編を構想中とのこと。 これらは後の2018年に『小相撲殺人事件』は電子書籍として、『中相撲殺人事件』も書籍として発売されている。 ツイキ・シュウセイ・オールオッケー。 アニヲタ……ビューティフル △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 10年前に絶版された本に続編の構想があるのか… -- 名無しさん (2018-01-26 12 32 00) なんやこれ…(ドン引き)読みたくなってきたわ -- 名無しさん (2018-01-26 12 42 51) ドラマで見たいw -- 名無しさん (2018-01-26 13 05 34) 角界の闇はまだまだ深い(おかしな目つき) -- 名無しさん (2018-01-26 14 34 00) 事実(殺人、暴行、もみ消し、セクハラ)は小説より奇なり? -- 名無しさん (2018-01-26 16 13 58) 一瞬「大相模殺人事件」に見えた -- 名無しさん (2018-01-26 16 48 46) 爆殺ってwwwいや、読んだことないけど、この記事を読むだけだとチャージマンばりのシュールな映像が脳裏に想像される事件ばかりなんだけどwww -- 名無しさん (2018-01-26 18 13 55) 不謹慎だが時津風部屋の事件を思い出した -- 名無しさん (2018-01-26 19 05 20) 最強の力士を作ろうとしているの下りは卑怯すぎる -- 名無しさん (2018-01-27 09 12 38) 黒相撲と黒力士から漂うそこはかとない忍殺アトモスフィア -- 名無しさん (2018-01-27 09 19 50) どすこいみたいな感じ? -- 名無しさん (2018-01-27 18 51 07) 小森健太朗を調べてみたら北野高→東大の超エリートで吹いた -- 名無しさん (2018-01-27 19 08 33) コミケやローウェル城じゃなくて、これ!? と思ったけど、ああ、twitterで話題になってたんかこれ・・・(好きだけど)。でも続編の構想あってもなかなか出ないんだよなあ(ネヌウェンラーのあとがきで予告しておきながら続編の魔夢十夜まで10年くらいかかった。駒場の続く的な終わり方的しといて続編もまだ出ない)。これもなかなか良いバカミスでおすすめですよ。 -- 名無しさん (2018-01-29 16 21 43) 中相撲殺人事件発売されたけどなかなか良かったよ・・・思ったより正統派が多かった。なお、小相撲殺人事件も電子書籍で随時発売されてます。 -- 名無しさん (2018-08-17 02 50 58) ていうか中相撲や小相撲の構想あります!なんて100%ネタかと思ったら本当に出すのが驚きだよ -- 名無しさん (2020-11-23 16 59 49) 4↑頭がいい人って何をしでかすかわからないな -- 名無しさん (2023-08-28 21 36 13) ↑ガンダムの評論本も書いてるみたいだしな -- 名無しさん (2024-09-12 04 01 10) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/konanmovie/pages/26.html
ジェットコースター殺人事件 社長令嬢誘拐事件 アイドル密室殺人事件 大都会暗号マップ事件 新幹線大爆破事件 バレンタイン殺人事件 月いちプレゼント脅迫事件 美術館オーナー殺人事件 天下一夜祭殺人事件 事件ファイル1~9のどのアニメを見たことがある? 選択肢 投票 ジェットコースター殺人事件 (20) 社長令嬢誘拐事件 (5) アイドル密室殺人事件 (3) 大都会暗号マップ事件 (4) 新幹線大爆破事件 (11) バレンタイン殺人事件 (3) 月いちプレゼント脅迫事件 (3) 美術館オーナー殺人事件 (7) 天下一夜祭殺人事件 (6)
https://w.atwiki.jp/pdhhouse/pages/673.html
水中類(1)pm 054 コダック 055 ゴルダック 060 ニョロモ 061 ニョロゾ 062 ニョロボン 079 ヤドン 080 ヤドラン 086 パウワウ 087 ジュゴン
https://w.atwiki.jp/ggenew/pages/923.html
パイロットアビリティ 水中戦闘適応 Lv Lv1 Lv2 Lv3 Lv4 Lv5 Lv6 Lv7 Lv8 Lv9 LvMAX 上昇値 +15 必要AP - 習得キャラ 習得レベル アウル・ニーダ Lv 16
https://w.atwiki.jp/tnmrtnmr/pages/19.html
※第1次ネット事件 りぼん作家・種村有菜氏が、ネットへ現れた事件。 2000年春、いくつかの個人運営ファンサイト掲示板において、種村有菜本人であるようにほのめかした書き込みがなされた。 このことにより、該当の掲示板に来訪者が殺到、(サーバが落ちたとも言われるが、定かではない) 掲示板利用者から「HPに迷惑をかけている」と批判され、本人と思わしき人物は、同年5月頃を最後に同掲示板への書き込みを停止した。 この事件は2ちゃんねる等のスレッドでも検証され、本人として書き込む軽率さや 「私は言葉マニアだから普通の人に分かるように書かないと」 「編集部から新連載という『またたび』もらったから『ジャンヌ(当時種村氏が連載していた作品)』やめる」 等の発言に注目が集まった。 なお、掲示板の中で「書く」と明言したイラストを単行本の柱に書いたこと、柱に書き込みに使ったハンドルネームを「またの名を~」として書いていること(神風盗ジャンヌ7巻)書き込みに使ったハンドルネームが新連載(当時)のキャラ名だったこと等から偽物ではないとされる。 ※種村氏は、ネット降臨が種村氏本人である旨を当時『神風怪盗ジャンヌ』単行本で明言している 種村氏による当時の書き込み 書き込みの結果、掲示板がどうなったか