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第十九章 「おおお!!」 ファルコはひたすらに剣を振るう。倒れた異形の者は2体。まだ、無数の魔物が残っている。 魔物の動きは素早いというわけではない。しかし、足の爪による攻撃が鋭いのと耐久力が高いのが特徴であった。 このままでは、カイルのところへ駆けつけることはおろか、後衛であるゲイルや気絶した仲間を守り切るのにすら不十分であった。 ファルコが一瞬だけ、後ろに注意を向けたとき、魔物に不意を突かれてしまった。 ―――しまった! 取り囲まれて完全に身動きが取れなくなる。そのうちに、数体の魔物はゲイルの方へ向かう。 まずい。ゲイルはかなり早い方だが、銃を扱う者はスキが大きい。あの数はゲイルでも処理できない。 マスターオブソードを見やるが、彼も手一杯であった。 くっ! ファルコは近くにいた魔物を斬りつけるが、それだけでは魔物は止まらない。 複数の魔物とともに再び向かってくる。 が、その方向はこちらではなかった。 「ずいぶん湿気た顔してるじゃんか、ファルコ」 軽そうな口調。騎士の出で立ち。 「ギャザー!!」 気が付いたのか! ファルコは周りの魔物がギャザーへ向かっていくのを見ると同時に、ゲイルの方へ駆けた。 走るというよりは、もはや滑空していると表現した方が的確な速さで進む。 ……しかし、ギャザーは敵の武器や攻撃を敵意に反応して引き寄せるものであったはず。知性を持っているとは思えない魔物とはいえ、敵そのものを引き寄せたことは今までない。 盾の力が拡張されたのだろうか…? 数瞬の思考をしているうちにギャザーのところへ辿りつく。 魔物はあと1歩のところまで迫っていた。ギャザーは苦い顔をしている。 飛び立ちそうな勢いで突撃し、ギャザーに接近していた魔物を斬り裂く。 「…助かった」 ギャザーは小さい声で礼を言ってから、銃をアサルトタイプに持ち替えた。魔物を目標に射撃をする。ギャザーを背にしながら、ファルコは3体の魔物を相手取った。 「…アレをやろう」 低い声でギャザーが言った。 「アレって……、時間を稼いで欲しいってことなのか?」 コクン、とゲイルは頷く。 確かにアレならば、この魔物たち全体にダメージを与えることができる。 発動までに時間がかかるが、前衛に3人いればなんとかなるかもしれない。 …よし! 「マスターオブソード!ギャザー!これよりある作戦を決行する!!」 ファルコは腹のそこから声を張り上げる。内容はこれだけで伝わるはずだ。 「オペレーション『ミラージュスナイパー』!」 * ――勝負をかけよう。 シュシュは逸る気持ちを抑えながら、そのタイミングを待つ。 そして、そのタイミングをつくるために、インファイトで猛攻する。 シュシュが僅かに大振りになった瞬間――少年は大きく距離をとった。 ……ここだ! このタイミング。少年は接近戦の途中で必ず距離をあけるのだ。遠距離かつ持久戦になるほど、 シュシュにとって不利となっていくため、少年が意図的にとっていた行動であろう。 少年が後ろに跳び始めたと同時に、2本の槍を形成して射出する。 これまで接近攻撃を続けていたことから、中距離以上の攻撃がシュシュにとって負担となることは 読まれていただろう。それによって、少年は中距離攻撃への警戒を薄くしていた。 が、少年は少々驚いた程度で、飛来する槍を難なく躱す。 ――そこへ向けて、シュシュが槍で猛チャージをかける。 その種はカイルの炎の加速度と似通ったものだ。 3本の槍のうちの1本を手槍に纏うようにして形成、それを少年が躱した方向へ射出してその勢いを突撃につなげたのである。 これは少年が最初にシュシュに対して仕掛けてきたものと同じ一人コンビネーションでもある。 少年は今度こそ完全に意表を突かれたようであった。慌てて飛び退こうとする。 しかし、そこにはすでに新たな1本の水の槍が放たれていた。 少年は苦しそうに僅かな安全地帯に身体をねじ込む。 が、片足のみに体重が乗った状態を狙いすまされ、シュシュに足を払われてしまった。 体勢が崩れていたことから少年はいとも簡単に地面に伏せられ、シュシュがその上に馬乗りになる。 シュシュは間髪入れずに槍を振突き刺す。少年は咄嗟に穂先をナイフの刃で受け止めた。 直後シュシュは頭を横にずらし、頬のすぐ横の空間を通常より太い水の槍が貫いた。 ――当たれっ………!! * 『ミラージュスナイパー』はゲイルをキーマンにした作戦である。 ゲイルの銃は完全なる機械式ではない。その原理のいくらかをゲイル自身の魔力とも言うべきもので補っている。 内部の詳しい機構はゲイルにしか解らないが、それを利用して、自身が認識する敵すべてに照準を合わせ、一斉に射撃するというものである。 しかし、それをやるには時間がかかる。また、照準を合わせている間に敵が大きく動いてしまえば、どうしようもない。 その二つを満足させるのが、前衛の役目だ。後衛を守りつつ、ある程度敵がまとまるように誘導するのだ。 そのため、本来はスナイパーは敵から不可視の位置でなければならないが、今回は知性を持たない敵であるので、その点はクリアできている。 ファルコとマスターオブソードはスピードで攪乱し、ギャザーは敵意を収斂していた。 ゲイルの脳内では、敵までの距離、照準、大気条件が演算されていく。 かつて、彼と共にこの作戦を行ったときがオーバーラップする。 ミラージュスナイパー発動までの時間は、敵の数と速さを考えれば、90秒といったところだ。 残り85秒。敵の爪を躱しながら、その場に留まらせる。 残り65秒。ギャザーが敵の攻撃を受けるもなんとか踏みとどまった。 残り45秒。マスターオブソードが姿勢を大きく崩した。ファルコは自身の敵を一瞬だけ放置し、そのフォローに行く。 残り25秒。2人と合流し、ある程度敵をまとめることに成功した。 残り15秒。敵に剣を弾かれてしまう。徒手空拳でなんとか壁役を継続した。 残り10秒。ゲイルの後ろから1体の魔物が接近。2人に任せ、そちらに向かう。 残り5秒。伏兵の接近と発動までぎりぎりの時間であった。 残り1秒。ゲイルと魔物の間に身体を挟み込む。 * 「このっ!!」 大地は力をこめて、狼を蹴り飛ばす。 「オオン!」 狼は難なく着地し、爪に付いた大地の血を舐めた。 ――くっそ…、こういう多角的な攻撃は嫌いなんさ……。 この世界に来てすぐに、山賊と戦ったことを思い出す。 あのときは屋内であったから、壁を使って相手の攻撃方向を制限することができた。 だが、ここにはそんなものは存在しない。 ―――どうするんさ……? 狼がこちらを窺っている。もう間もなく突撃してくるだろう。 大地の顔から汗が滴り落ちる。それが地面に落ちた瞬間。 ないならつくればいい 狼が猛スピードでこちらに向かってきた。 天啓が降りたのは同時だった。 そんなこと大地は考えたこともなかったが、できるという確信があった。 否、ある意味では大地の中にはそんな確信はなかったのかもしれない。宝器が、斧ができると伝えたものであったからだ。 「…カタストロフ」 大地はその力を使う。 もう狼は目と鼻の先まで迫ってきている。 狼と大地の距離が槍1本分まで、近づいたとき大地も斧を振り上げた。 その直後、大地と狼の四方を囲う土の壁がせりあがってきた。 「グルッ!?」 狼は左に大きく躱すつもりであったのだろう。 壁にぶつかると、バランスを崩しながら前進してきた。 が、そこには振り下ろされた大地の斧が迫っていた。 狼の爪が先か、大地の斧が先か。 肉を裂く、水っぽい音が鳴った。 * シュシュは馬乗りになっている状態から蹴り飛ばされる。 少年がゆっくりと立ち上がった。 水の槍は少年の顔面に当たる寸前に、槍の形を保てなくなり、顔面に大量の水が当たっただけとなってしまった。 「危なかったよ、残念だっt…」 少年はそこで言葉を切った。自身の体の異常に気が付いたのだろう。 「か…はっ…なにを…した…」 少年はガクリと膝をついた。 やはり、4発目の槍は形を保つことができなかった。シュシュもそれは折り込み済みで、顔面に発射したのだ。 殺傷能力を持たせる程の圧縮はできないが、それでも水を自由に動かす程度のコントロールはまだできる。 そこで、シュシュは大量の水の一部を少年の鼻孔から気道、肺まで移動させたのである。この少年が 呼吸をせずとも戦闘可能である可能性もあったが、今の状態を見るにそれもなさそうだ。 ――上手くいった…。 エイリーはシュシュに、いつも無駄なく単調に躱すから動きが読まれやすい、と言った。 それならば、相対した敵においても、無数の躱すルートを一つずつ減らしていけば敵は自身の思惑通りに動くのではないか、と考えたのであった。 今回は減らす方法が、相手の虚を突くというものであった。 シュシュは起き上がって、少年に近づいていく。 せき込み喘ぎながら地べたをのたうつ少年に槍を突き立てる。 * 残り0秒! ファルコは魔物の攻撃を白刃取りしていた。 ゲイルの銃から、花火のようにいくつもの光弾が放たれる。 それは弧を描きながら、無数の魔物に向かっていく。 着弾のダメージで浮足立ったところを、マスターオブソードとギャザーがトドメを刺していく。 ファルコは魔物と組み合った。ゲイルがこちらに気付いて、アサルトライフルの持ち手で殴りかかる。 ミラージュスナイパー発動後は、弾切れともいうべき現象が起こり、銃弾を打てなくなるのだ。 ファルコとゲイルがスイッチする形となった。 そこへ、どこからともなくファルコの元へ隼の剣が飛んでくる。 ギャザーであった。 剣を受け取ると、ファルコは魔物へ剣を振り下ろした。 * 凶戦士はカイルに近づいていく。 ――この少年は…ここで殺す…! この少年を見ていると目の奥がズキズキと痛んだ。 殺す……コロス…!! 殺さなければ、何か大切なことに気付いてしまいそうだった。そして、それを自覚したが最後、自我を保てなくなるような気がしていた。 「ハァ…ハァ…」 カイルは巨大な岩を背にしていた。 岩に激突する直前、吹き飛ばされた方向とは逆向きに炎を出して加速度を生み、なんとか減速したのであった。 とはいえ、衝突は避けられなかったし、そのダメージも負ってしまった。 全身の関節が悲鳴をあげている。 しかし、休んでいる暇はない。凶戦士がこちらに向かってきている。 ゆっくりと立ち上がり、凶戦士を睨み付ける。 凶戦士は突撃しながら、剣を大きく振りかぶった。 重い身体に鞭を打って、その凶刃を左に躱す。そして、そのまま炎の加速度と共に突きを入れる。 エルフの世界での修行を思い出す。後からリブラに聞いたが、その意図とは動きの無駄を無くし、初動を早めるというものであった。 突撃と共に繰り出す剣は体重があるほど威力が出る。身体の小さいカイルには不向きであるが、初速が最高速となるだけの加速力があればそれを補うことができる。 凶戦士は振り下ろしの返す刀で突きを受け止めた。カイルは腕が痛むのも構わず、火炎加速の出力を上げる。 「おおぉぉ!!」 受け止めていた大剣が僅かに押され始め、凶戦士は衝突点をずらして突きをいなした。 カイルの首筋を目掛けて大剣が横薙ぎにされる。 「ッ!」 反射的にしゃがむ。大剣はカイルの髪をかすめていった。 ――やっぱりだ、コイツの剣は最初よりも大振りになってる! 肉体的疲労なのか、はたまた精神的消耗なのか。カイルにはそれが判別できなかったが、この機を逃す手はないと強く感じた。 しかも、凶戦士は今、剣を振り切った瞬間である。カイルはしゃがんだ際の筋肉の収縮を利用して、ダッシュしながら斬りかかる。 カイルのダメージを考えれば、おそらく、これが最後の攻防となるであろう。 が、歴戦の悪魔の異名は伊達ではない。身体の軸を回転させ、強引に大剣を返した。 凶戦士の強力なカウンターである。 しかし、それは空振りに終わった。 カイルはスライディングし、凶戦士の又をすり抜けたのであった。凶戦士の両足に決して浅くはないダメージを加えながら。 「ぐうっ…!?」 完全に虚を突かれた凶戦士は、防御はおろか姿勢の制御すら危うくなっている。 カイルは急ブレーキをかけながら、低姿勢を保ち再び突撃した。 そして、高く跳びあがり、まっすぐに剣を振り下ろした。 凶戦士はカイル目掛けて剣をアッパーカット状に振り上げる。 この戦いにおいて、最も激しい剣戟の音が響いた。 「うおおおおおっっ!!!!」 火炎加速で剣を強引に押さえつける。関節が苦情を訴えているが無視する。 横からの攻撃ならば自身の重心の置き方で衝撃をいくらか逃がすことができるが、上から押さえつけられては地面とカイルに挟まれているため、そんなことはできない。 また、凶戦士は先ほどカイルから足に手痛い傷を負っている。 足で踏んばらなければならない凶戦士にとって、これはディスアドバンテージであった。 対して、カイルにとっては、凶戦士には質量が無視されてしまうため、上からも下からも体重が乗らないという点では同じだった。 カイルはこの戦闘の最終目標を思い起こす。最終目標とは―― 「「武装解除?」」 カイルと大地の声がダブる。作戦会議の最中であった。 「ええ。カイル達の話を聞く限りでは、凶戦士はすでにまともな思考や記憶を失っている可能性が高いです」 シュシュの返答から、凶戦士の曖昧な応えを思い出す。あれは、お茶を濁したわけではなく、本当に解らなかったのであろうか。 彼女はこう続けた。 「宝器が私たちとリンクしているのは知っての通りだと思います。なので、使用者の気がふれれば、宝器もその影響を受けるんです。 逆に宝器が凶暴な意思を持てば、使用者も汚染されてしまいます。凶戦士とその宝器は、凶気が循環してしまっているのではないでしょうか」 羊皮紙にその図を描く。 「そこで、宝器を凶戦士の手元から解除してしまえば、その循環はとりあえずは止まります。 そうすれば、凶戦士も正気を取り戻す可能性がありますし、最良の結果が得られれば『倒す』と『助ける』を同時に達成することとなります」 澄ました顔でシュシュは締めくくった。 「はああああぁぁぁ!」 カイルはより強く炎を噴出させる。 凶戦士を『倒す』だけならば、この炎を凶戦士に向かって放つだけで良かった。でも、そういうわけにもいかない。 ビシビシッ!と足場がひび割れた。カイルの押しに地面が耐えられなくなったのだ。 「ぬうぅっ!!」 凶戦士の足場が崩壊し、ただでさえ悪かったバランスがさらに崩れる。 ここだっ!! 「―――――!!!!」 音にならない声をあげる。 カイルの力が臨界点に達した。 一瞬だけ、カイルには世界から音が消えてしまったように感じられた。 次の瞬間、凶戦士の大剣の刃が砕けた。 カイルの剣はそのままの勢いで、凶戦士を肩から胸にかけて切り裂いた。 鮮血が飛び散るのと同時に、凶戦士は砕けた大剣を手放しながら、ゆっくりと倒れこむ。 * 大地の斧が、狼の首から肩にかけてを抉り取った。 土の壁に狼と斧がぶつかるが、構わずにさらに力を込める。 やがて土の壁は崩れ、狼は斧で地面に打ちつけられた。 「ガッ!?」 大地は狼が動かなくなったところで、斧を引き抜いた。 赤い血が勢いよく放出された。こういうところは普通の生き物と変わらないようだった。 安心したのか、大きく息を吐き出し、大地はカイルたちの方向へと足を向けた。 その直後。 後ろから何かが迫ってくるのを感じた。 ぎりぎりのところで躱す。が、上着の左脇部分を噛みちぎられてしまった。それは先ほどの狼の生首であった。 生首は地面に着いて、何度かバウンドすると今度こそ完全に動かなくなった。 ――はあ…はあ…! 鼓動が激しくなっている。なんとか躱せたとはいえ、今のは本当に危なかった。大地はそうしてちぎられた部分を見やった。 それは上着の左脇――ポッケがあった場所だった。 「ッ!?」 大地はあることに気づき、顔を蒼くした。 そのポッケは、ジェミニに渡された、次元に扉を開く装置のストックが入っている場所であった。 そこまで思い至ったとき、狼の首を中心に爆発のような次元の裂け目が生まれた。 ――まずいんさ!! 爆発から逃れようと、大地は走る。が、その甲斐なく飲み込まれてしまった。 「うわあああああああ!!」 その叫び声も裂け目に飲み込まれ、辺りに響くことすらなかった。 * 「はあ……はあ……」 カイルは疲労と安堵感に包まれながら、息を切らす。まさか壊れてしまうとは考えてもいなかったが、ぎりぎりで軌道を変えることができた。 そのままであったら、凶戦士の首を斬ってしまうところであった。とはいえ、傷は浅くないため、凶戦士自身もなんとかしなければならない。 その前に壊れて柄だけになってしまった凶戦士の剣を回収しようと思い、握っていた剣を鞘に納めようとした。 が、カイルは剣を放すことができなかった。強く握りしめ過ぎたせいで、手の筋肉が固まってしまっていた。 そのときであった。カイルの脇を一迅の風が走り抜けたのは。 「!?」 カイルが何かを感じた直後、凶戦士の身体と大剣は風に包まれていた。 その風とジョーカーのような、道化のような出で立ちには見覚えがあった。 「お前は…、ブラスト!!」 カイルは剣を構えた。 「やめておきなさい。私はこの男と宝器を回収しに来ただけですよ。それに」 ブラストは視線をカイルの上から下まで動かした。 「この男と戦って君はすっからかんでしょう」 ムッとしてカイルは言い返す。 「XYZは自分が倒す、って言ってたろ!」 ブラストはフッ、と微笑んで 「これは師匠の頼みでしてね。師匠には借りがありますから」 軽く流した。 「師匠?誰だよそれ!」 怪訝そうな表情をしながらカイルは噛みつく。が、その瞬間、突風が吹き抜けた。 カイルは思わず目をつぶるが、風が止んだころにはブラストと凶戦士の姿はなかった。カイルの頭を撫でたそよ風に交じって 「それはまだ言えませんね。……それでは、オルボワール」 という声が聞こえた。少しばかりむかつきを覚えたが、腕の鋭い痛みですぐに忘れてしまった。
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<ハジマリ>のクロニクル ◆6XQgLQ9rNg たいせつなものがあって。 だいすきなひとがいて。 みんな、それを守りたいだけ。 たった、それだけ。 ◆◆ 荒野となり果てたその場所の真ん中に、大人よりも一回り小さい石が佇んでいる。 落ちているのでも転がっているのでもなく、確かにそこに佇んでいる。 それは、とある少年が生きていた証だった。 彼は確かに生きていた。 迷い傷つき苦しみ道を見失いながら。 両の足でその身を支え大地を踏みしめ、懊悩と憎悪と辛苦を昇華し、ほんとうの自分を知った。 彼の一生は、余りにも過酷で短すぎた。 けれど、不幸だとか可哀想だとか、そんな言葉を投げかけて同情を抱く者などここにはいなかった。 敬意と感謝と親愛を。 その全てを以って、その石にはこう刻まれていた。 “勇者ユーリルに安らかなる幸福を”と。 ◆◆ 「そして、俺は……アシュレー・ウィンチェスターをこの手で殺めた」 勇者の墓標の前、拳を震わせながら物真似師が懺悔する。 誰かの物真似ではなく、ゴゴ自身の声音による告解は、広々とした荒野に溶けていく。 訥々と語られたのは、ゴゴが憎悪に捉われた理由と原因、そしてそれによる結果だった。 「許されるとは思っていないが言わせてほしい。本当に、すまない」 深々と頭を垂れるゴゴ。 その前に歩み寄ったのは、破損個所を無理やり取り繕った着ぐるみ――ARMSの仲間としてアシュレーと共に在った、マリアベルだった。 「つまり、お主はたいせつなものを守りたかった。そんなお主を、アシュレーは信じた。 ならば、頭を下げる必要などなかろう」 「だが……ッ」 「ねえ、ゴゴおじさん」 小さな手が真っ直ぐに、真っ直ぐに伸ばされる。逡巡の後、ゴゴはそっとその手を取った。 するとちょこは、嬉しそうにはにかんで、ゴゴの手を握り返してくる。 「ちょこ、覚えてるよ。おじさんと、手を繋いで歩いたこと」 穢れない瞳が、覆面の奥にあるゴゴの目を映す。 「おじさんの手、あったかいの。あのときと同じなのよ」 無垢な声が、覆面に覆われたゴゴの鼓膜を震わせる。 「アシュレーおとーさんの“命”を運んでいたあのときと、同じなのよ」 純真なてのひらが、手袋に包まれたゴゴの手を握りしめる。 「だから、だいじょうぶ。だいじょうぶなの」 「ちょこ……」 物真似師が名を呼ぶと、少女は嬉しそうに、ほんとうに嬉しそうに目を細めて微笑んだ。 ちょこの笑みの向こうで、ストレイボウが口を開く。 「罪を背負っているのはお前だけじゃない。罪の重さだけで言うなら、俺の方が遥かに重い罪を背負っている」 「じゃが、わらわたちは皆“救い”を受けた。ゆえにゴゴ、お主を責めはせぬ。 そもそも、アシュレー自身が信じたお主を糾弾する道理などあるものか」 マリアベルに口を挟む者も、反論する者もいない。 ただ追従するように、ちょこが大きく頷いた。 「……感謝する。そして、よろしく、頼む」 「おかえりなさい、ゴゴおじさん!」 覆面の奥で、かすかに目を細め、ゴゴはちょこの髪を撫でる。 ただ、この少女が愛おしかった。 「ああ……ただいま」 ◆◆ 手短な情報交換を経て判明した情報は様々で、現在の全ての生存者について、ある程度の情報が集まった。 「南の遺跡にカエルと魔王。 座礁船より南――少なくともカエルたちよりも僕らの近くに、セッツァー、ピサロ、ジャファルがいる。 彼らは手を組んでいて、既に行動を開始している。 そして、これ以上の増援は期待できそうもない。笑えない状況だね」 現状を纏めつつ、イスラはそれとなく横目でジョウイを窺う。 彼が受けた傷は、セッツァーらに捕まって尋問されたためらしい。 なんとか逃げ出してきたとは言っていたが、イスラの疑わしさは晴れなかった。 ジョウイが裏切りを企てている可能性はある。それが最悪のタイミングで実行された場合痛手は免れない。 そのリスクを理解していながら、イスラはあえて詰問するのは避けていた。 まだ敵は多い。 続く戦いの前に、皆に下手な疑念を持たせるべきではない。 マリアベルには話してあるし、イスラ自身が注意していればいいだろう。 少なくともイスラだけは、希望的観測を捨てるべきだと思う。 なにせ、みんな人がいい。 この中で最もひねくれ者である自分がその役目を引き受けるべきだ。 「この一帯が荒野になったんです。セッツァーたちがここにやって来る可能性は高い。 このまま遺跡へ向かえば背後を取られるか、挟撃されるか、あるいは疲弊したところを襲撃されるか、でしょうね」 そんな疑心に気付いているのかいないのか、素知らぬ顔のジョウイが意見を述べる。 イスラは内心で息を吐き、気分を切り替えた。 とりあえずは彼を仲間として扱うことにして、作戦会議に集中する。 「数では勝ってる分、足は遅いからな。ここで迎え撃つってのはどうだ? 視界も開けてる。奇襲なんてできやしないだろう」 広がる荒野には大小の岩石がいくつか転がっているにせよ、遮蔽物はほとんどない。 ヘクトルの言う通り、奇襲には不向きで迎撃には適している。 だが、だからこそ。 「相手もそれは分かってるだろ」 アキラが地図の一点、南の遺跡を指で叩く。 「俺らをスルーして先に遺跡へ行かれて、手を組まれたらさすがにキツイんじゃねーか?」 セッツァーたちとカエルたちが手を組んだとしても、頭数だけで考えるならこちらは倍だ。 それでも、相手が精鋭揃いで容赦がないのは、これまでの戦闘で身に沁みている。 合流は、させたくなかった。 「可能性の話をするなら、もう一つ問題が発生するかもしれないな」 眩そうに天空を見上げるのはストレイボウだ。 蒼穹は何処までも高く、遥か彼方まで広がっているように雄大だった。 「そろそろ放送の時間だ。アイツが――オルステッドがここを禁止エリアに指定した場合、動かざるを得なくなる」 オディオに命を握られていないのはゴゴのみである。 枷の解体がまだである以上、禁止エリアによる行動制限からは逃れられない。 極端な話、禁止エリアによって、北か南のどちらかにしか進めなくなるかもしれないのだ。 「だったら……こっちから行こうよ」 ニノの呟きに、視線が集中する。 彼女は臆さず、皆の視線を受け止めて拳を握りしめた。 「こっちから、行こうよ。ジャファルたちのところへ。それで――」 小さな体から力が溢れ出ていた。 大きな瞳には決意が輝いていた。 そして。 「今度こそ、あたし、ジャファルを止める。絶対に、止めてみせる」 言葉には、信念が満ち満ちていた。 ニノはジャファルのことが大好きだ。 誰よりも何よりも大好きだ。 だからこそ、命を踏み躙っているジャファルを認められない。 いや、本当に許せない理由はそれではない。 本当に許せないのは、ニノの気持ちを完全に無視していることだ。 ニノはジャファルと一緒にいたい。 大好きで大切なジャファルと、ずっとずっと一緒に生きていきたい。 なのに彼は、ニノを置き去りにして、たった一人で闇を抱えて遠くへ逝くつもりなのだ。 そんなの許せない。認めたくない。 だからこの手で止めてやる。 強くなって、泣かないで、ぜったいに止めてやる。 負けたくはなかった。 他の誰でもない、ジャファルに負けたくなかった。 「賛成だ。俺も、話をしたい相手がいる」 ストレートなニノの意志表明に賛同したのは、物真似師ゴゴだった。 セッツァー・ギャッビアーニ。 共に空を駆け回ったゴゴの仲間も北にいる。 ちょこの話によると、あの巨人――ブリキ大王というらしい――に乗っていたのはセッツァー本人だったようだ。 正直なところ、アシュレーを殺すべく放たれた空からの一撃が、セッツァーによるものだとは考えられなかった。 否、考えたくなかった。 ゴゴたちに牙を剥き空を汚したのが他でもない、セッツァー自身であるなどと、決して信じたくはなかった。 だが、すべての生存者の情報が集まった以上、確かな事実として向き合わなければならない。 そのためにも、ゴゴは話がしたかった。セッツァーの真意が知りたかった。 けれど、先ほどの容赦のない攻撃を思い出すに、交戦は避けられそうもない。 胸が痛まないと言えば嘘になる。肩を並べて戦えればどんなに幸せだろうか。 そんな懐古めいた感傷は、胸の中で確かにたゆたっている。 だとしても。 セッツァーと刃を交えることになれば、受けて立つ覚悟はできている。 ゴゴは知っている。 勝負を通して見えるものがあり伝わるものがあることを。 それもまた、物真似を通じて学んだ真理だ。 信じているのだ。 ぶつかり合ったその果てから、もう一度、共に空を飛ぶことだってできると。 「よし、その方針で詰めるか。できるんなら、こっちから先に接触したいが――」 そうして作戦会議は続く。 マリアベル、アナスタシア、ちょこの三人を除いて、作戦会議は続いていく。 ◆◆ 川が奏でる優しげな水音が鼓膜を震わせる。 会議中のメンバーがいる場所から南にある川辺に、ちょこ、マリアベル、アナスタシアの姿があった。 彼女らが会議に参加していないのは、未だ残っているわだかまりを緩和するためだ。 アナスタシア・ルン・ヴァレリア。 多かれ少なかれ、彼女への不信感は募っている。 「やっと落ち着いて話せるのう。時間が少ないのが本当に惜しい」 「おねーさん、また会えてうれしいの!」 アナスタシアはちょこの髪を撫でてマリアベルに微笑みかける。 上手に笑えているだろうかと思いながらも、それくらいしか、できることが思い浮かばなかった。 「……わたしも嬉しいわ。できるなら、ずっとずっとおしゃべりしていたいわね」 「そうじゃの。満月の下、美味い茶でもあれば更によいのじゃが」 川べりに腰掛け、マリアベルが手招きをする。 その隣に腰を下ろすと、間に割り込むようにちょこが飛び込んできた。 「ここ、ちょこの席ー」 マリアベルが、くすりと笑った。 「ちょこ、じゃったな? アナスタシアを守っていてくれたこと、礼を言うぞ。ありがとうの」 「大丈夫よ。おねーさんのこと大好きだもん。ぬいぐるみさんは、おねーさんのお友達?」 「マリアベルじゃ。マリアベル・アーミティッジ。そう、わらわはアナスタシアの一番の親友じゃッ!」 「じゃあちょこともお友達ねー!」 親友。 マリアベルはそう言ってくれた。 大好き。 ちょこはそう言ってくれた。 けれど、手放しに喜ぶ気にはなれなかった。 疑ってしまうのだ。 今の自分は、親友と呼ばれるに相応しいだろうか、と。 今のわたしは、大好きと評されるに値するだろうか、と。 「わたしに……そんな価値なんてあるのかな」 せせらぐ川面を眺めながら、アナスタシアは思わず零していた。 「ねぇ、マリアベル。 さっき、言ってくれたよね。わたしの代わりに命を捧げられたら、って。 もしわたしがそう望んだら、死んでくれる?」 思いがけず、答えは間髪いれずに返ってきた。 「喜んで捧げよう。笑顔で散り逝こう。わらわの命はお主のためにある」 びくりと、心臓が跳ねた。 余りにもすらすらと立て並べられた回答に、息が詰まってしまう。 目を見開いてマリアベルへと顔を向けると、彼女は悪戯っぽく首を傾けていた。 「そう言えば、満足かの?」 「そんなわけないッ!」 反射的に叫んでしまったせいで乱れた息を深呼吸で整え、繰り返す。 「そんなわけ、ないじゃない」 そうだ。 そんなわけがない。 大切な人の屍の上で築いた生に、何の意味がある? ひとりぼっちで生きる命に、何の価値がある? そんなこと、分かり切っていたはずなのに。 さっき、マリアベルが死にそうになるまで、思い出すことができずにいた。 「おねーさん。ちょこね、いろんな人に会ったよ。やさしい人たちに、会ったのよ」 ちいさな手が、アナスタシアの手に重ねられる。 かつてちょこを殺そうとした手の上に、重ねられる。 「でもね、遠くに行っちゃった人もいっぱいいるの。 せっかく仲良くなれたのに、会えなくなっちゃった」 大きな瞳が潤み幼い声が湿る。 アナスタシアの手が、ぎゅっと握られた。 「もう、お別れするのはイヤ。寂しいのは、イヤなの。ねぇ、おねーさんもそうでしょ?」 ちょこの手が、小刻みに震えていた。 いくら魔法が使えても、戦うことができても。 この小さな胸の奥が、傷つかないはずがない。 分かっていたのに、見ないフリをして。 真実を隠し、都合のいい情報を吹き込み、自分だけが生き延びるために、こんな小さな女の子を利用した。 それなのに、ちょこは言ってくれたのだ。 大好き、と。 気付けば、ちょこを抱き締めていた。 アナスタシアを守ってくれた体は想像以上に華奢で、とても温かかった。 その温もりはまさに命そのもので。 それを感じられることが、たまらなく幸せで。 「わたしも……寂しいのは、イヤ……。 生きたいよ。 みんなと一緒に、生きたい……!」 与えられた生に舞い上がり、本当の望みが見えなくなってしまっていた。 こんなことなら、きちんと名簿を確認しておけばよかった。 そうすれば、踏みとどまれたかもしれない。 そうすれば、もっと素直に。 “勇者”に“救い”を求められたかもしれなかったのに。 「でも……ユーリルくんを殺したのは、わたしだわ」 “生贄”の共感と“英雄”の答えを“勇者”に求めた結果、彼は拠り所を失った。 無自覚に無遠慮に心に入り込んで、アナスタシアはユーリルのたいせつなものを踏み潰した。 「そんなわたしも、生きていていいのかな? “救われ”ていいのかな?」 「お主がユーリルに何をしたのかは知らぬ。たとえ知っていたとしても、その問いに答えはやれん。 お主の中に息づくユーリルの想いを、お主自身が汲み取るしかないからの」 ボロボロになっても、ユーリルはその手で答えを掴み取った。 たいせつなものを失くして、真っ暗闇に放り出されても、確かなものを手にした。 あの力強い雷は、確かなヒカリは、その証。 “救われぬ者に救いの手を”。 それこそが“勇者”ユーリルの生き様でありイノリであり祝福である。 なればこそ、アナスタシアもまた、“救われない”はずがないのだ。 「わたし、話すわ。みんなに、今までのこと」 「うむ、そうか」 顔は見えないけど、頷くマリアベルがどんな表情をしているのかありありと想像できる。 「おねーさん。けじめを、つけるのね」 見上げてくるちょこの目が少し赤い。 そっと拭って手を離すと、ちょこは嬉しそうに微笑んで、アナスタシアの横に立つ。 「ええ。そうしたらちょこちゃんと――みんなと、もっと仲良くなれると思うから」 「うんっ! がんばって、おねーさん!」 善は急げと言わんばかりに、ちょこが座ったままのアナスタシアを引っ張って駆け出そうとする。 「元気じゃの、ちょこは」 「うん、ちょこ元気!」 その元気さが移ったかのように、マリアベルが飛び上がるようにして立ち上がる。 つられてアナスタシアも立ち上がった、そのとき。 「え……ッ?」 川に、異変が訪れた。 突如、穏やかなせせらぎが水量と勢いを増加させていく。 気温が急激に低下する。 既に激流となった川に、無数の氷塊が浮かび上がってくる。 そして、異変は脅威と転じた。 溢れだした水――否、氷河は意志があるかのように、溢れ出す。 掻き分けるとか逆らうとか踏ん張るとか、そんな人の身でできる行為など、激流は許さずに。 アナスタシアたちを、一瞬にして丸呑みにした。 圧倒的な質量の凍てつく水がアナスタシアに叩きつけられる。 等しく全身が殴打されるような激痛に体が反応し、唇が微かに開いてしまう。 そこへ、凍てつく水が容赦なく侵入してくる。 気道が塞がれ肺腑が支配され、空気が一気に追い出される。 吐き気に似た不快な苦しみがアナスタシアを襲うが、苦悶の声を上げることすらできない。 肌に触れる水は、極寒の地を否応なく連想させるほどに冷たく、一気に全身から熱を奪っていく。 前触れもなく現れた死が、意識を奪い去ろうとする。 ――イヤよ。 だから。 意識に、楔を打ち込む。 ――死んでたまるもんですか。 激流の中、指を動かす。 ――こんなところで死んでたまるもんですか。 流れに負けじと、手を伸ばす。 ――これからなの。わたしは、これから始めるの。 伸ばした指先が、何かに触れる。 ――わたしは、生きるのッ! それは、無慈悲な水流でも、冷徹な氷塊でもない。 だから、握り締める。 強く強く、あらん限りの力を込めて握り締める。 それに応じるように。 その手が、握りしめられた。 直後、靴裏に力が触れる。 それはアナスタシアを乗せたまま水を掻き分け、一気に浮上する。 振り落とされる心配などしなかった。 何故なら、アナスタシアの『手』はしっかりと繋がれている。 そのまま水面を突破する。 ひとしきり咽て水を吐き出して、新鮮な酸素をいっぱいに吸い込んだ。 「おねーさん、だいじょうぶッ!?」 繋いだ『手』の先にいるちょこが尋ねてくる。 「ええ、わたしは、大丈夫、だけど……」 何度も何度も深呼吸を繰り返し、絶え絶えになりながら、あたりを見回す。 「マリア、ベルは……?」 せり上がってきた岩の足場からは、ごうごうと音を立てる水流と氷の群れだけが見える。 それほど深くはないが流れが速い。 南から北へと流れる氷河を目の当たりにして、冷えた体に、更なる寒気が走った。 あの着ぐるみは、間違いなく水を大量に吸収する。 だとすれば、マリアベルは、まだ――。 「大丈夫なの! だって、この足場はぬいぐるみさんが魔法で作ってくれたのよ!」 ハッとして、アナスタシアは足元に目を向ける。 激流の中にあっても、氷がぶつかっても、その足場は崩れることなく確かにそこにある。 マリアベルが構成したというこの足場が保たれている以上、彼女はまだ生きているということだ。 けれど、それが完全な安心材料になるわけではない。 何処かに親友の姿がないか、必死で目を走らせる。 その目が、動く者を捉えた。 流れゆく氷の塊の上を跳び移ってこちらへやってくるそれは、 魔剣を携え、 人外の姿をした、 騎士、姿だった。 時系列順で読む BACK△132 王国暦1998年の紅蛙Next▼133-2 なまえをよんで 投下順で読む BACK△132 王国暦1998年の紅蛙Next▼133-2 なまえをよんで 131-1 救われぬ者 ゴゴ 133-2なまえをよんで ちょこ ジョウイ イスラ アキラ マリアベル ニノ ヘクトル ストレイボウ アナスタシア 王国暦1998年の紅蛙 カエル 魔王 ▲
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作成者:マリモ 玄霧藩国の魔法医 -魔法医(職業) -魔法医の装備 提出書式 部品構造 部品定義部品 人体への理解 部品 基礎医学の心得 部品 地域医療の実地実習経験 部品 清潔操作と基本的医療手技修得 部品 一次救命処置能力 部品 患者とのコミュニケーション能力 部品 臨床実習で得た臨床医としての能力 部品 共通試験・国家試験を合格する能力 部品 臨床研修で得た経験 部品 6年間の医学生生活 部品 医療関連ルールを遵守する 部品 生涯を人道に捧げる誓い 部品 患者へ尽力する誓い 部品 公平で公正な治療行う誓い 部品 人命尊重の誓い 部品 医師という職業への誓い 部品 礼儀作法(医療 部品 医師に求められる外見 部品 正確な診断力・検査力 部品 ムンテラ力 部品 最新医療知識の維持 部品 動揺しても態度に出さない。 部品 経験と実績から発生する自負心 部品 強い自制心 部品 うなされるほどの練習 部品 無駄のない手技 部品 瞬時判断 部品 臨床経験で知る限界 部品 森国人の魔法の素養 部品 科学的な医療技術とは異なる 部品 TLOの封印 部品 術式 部品 刺青 部品 魔法医としての修行 部品 医師の基本の上に積まれる修行 部品 白衣 部品 往診鞄 部品 応急処置セット 部品 銀のメス 部品構造 大部品 玄霧藩国の魔法医 RD 39 評価値 9大部品 魔法医(職業) RD 35 評価値 8大部品 医師としての基盤 RD 28 評価値 8大部品 現代医の能力と技能 RD 10 評価値 5部品 人体への理解 部品 基礎医学の心得 部品 地域医療の実地実習経験 部品 清潔操作と基本的医療手技修得 部品 一次救命処置能力 部品 患者とのコミュニケーション能力 部品 臨床実習で得た臨床医としての能力 部品 共通試験・国家試験を合格する能力 部品 臨床研修で得た経験 部品 6年間の医学生生活 大部品 医師の心得 RD 6 評価値 4部品 医療関連ルールを遵守する 部品 生涯を人道に捧げる誓い 部品 患者へ尽力する誓い 部品 公平で公正な治療行う誓い 部品 人命尊重の誓い 部品 医師という職業への誓い 大部品 名医と呼ばれる所以 RD 11 評価値 5大部品 高度なインフォームド・コンセントの形成力 RD 5 評価値 3部品 礼儀作法(医療 部品 医師に求められる外見 部品 正確な診断力・検査力 部品 ムンテラ力 部品 最新医療知識の維持 大部品 鋼の心臓(医師) RD 3 評価値 2部品 動揺しても態度に出さない。 部品 経験と実績から発生する自負心 部品 強い自制心 大部品 医師の腕力 RD 3 評価値 2部品 うなされるほどの練習 部品 無駄のない手技 部品 瞬時判断 部品 臨床経験で知る限界 大部品 魔法の力を借りる RD 2 評価値 1部品 森国人の魔法の素養 部品 科学的な医療技術とは異なる 部品 TLOの封印 大部品 魔法による治療 RD 3 評価値 2部品 術式 部品 刺青 部品 魔法医としての修行 部品 医師の基本の上に積まれる修行 大部品 魔法医の装備 RD 4 評価値 3部品 白衣 大部品 魔法医の携行装備 RD 3 評価値 2部品 往診鞄 部品 応急処置セット 部品 銀のメス 部品定義 部品 人体への理解 医師として病気や痛みを理解するには、まずからだの正常な状態を知らなければならない。正確な人体の組織と生理への理解は医師として人を助ける原動力となる。 部品 基礎医学の心得 人体への理解を基本として、微生物学、生化学、病理学、薬理学を医師は学んでいる。これらの学問を一定レベルで修めていることは、病気の診断と治療を行う上での重要な基本となる。 部品 地域医療の実地実習経験 医師は医学生である間に、患者さんがまずかかる一般医や家庭医での現場を知るため、地域での医療実習を行っている。医療現場での活きた経験を感じ、患者さんとのコミュニケーションの基礎を学んでいることは医師としての必要な能力の一つである。 部品 清潔操作と基本的医療手技修得 医師として医療に関わるため、臨床で実習を行う前に最低限修得しておくべきなのが清潔操作である。 清潔域と不潔域の理解と、実践を行うこと、習慣をつけることは予想外に難しい事であるが医師として必要不可欠な要素である。 部品 一次救命処置能力 医師には、緊急時に危篤の患者に出会った際には救命の機会を維持し続ける能力が求められる。 この基礎的な救命処置はABCと省略される生命維持に必要な処置と、AED(自動体外式除細動器)が周辺にあった場合に使用できる能力を指す。 救命処置のABCはA=Airway、つまり気道の確保。B=Breathing。つまり呼吸のことであり、自発呼吸がない場合は人工呼吸が必要となる。 C=Circulation。循環であり、一般で言う心臓マッサージで血液の循環を確保することである。近年では動作に対する誤解をなくすため、胸骨圧迫と定義されている場合もある。 部品 患者とのコミュニケーション能力 医師とは人を相手にする職業である以上、職務上必要な情報を取得するためには患者との信頼関係の構築が不可欠である。 このため最低限の礼儀作法に加え、平時、緊急時双方で効率よく必要な医療情報を取得できるような質問法、話術を修得している必要がある。 部品 臨床実習で得た臨床医としての能力 医師は知識の積み重ねだけではなく、実際に現場で患者さんを相手にすることでしか得られない臨床医としての能力が絶対に必要である。 患者と指導医の協力によって獲得できる、内科系、外科系、病理系、社会医学系など臨床医学の全ての分野に関して通常一年を通して修得される。 いわゆる臨床実習で得られる知識、見識、経験は医師として最低限必要な能力の一つである。 部品 共通試験・国家試験を合格する能力 一般的にどの国でも国家によって医師として必要最低限の知識と技術、倫理を持ち合わせているかの試験が行われている。 これに合格することは、医師として最低限の能力を修めていることの社会的指標となり、これにより発光される医師免許を持たなければ、医師として人と関わることは許されない。 部品 臨床研修で得た経験 一般に医師免許を取得した後は指導医の元、単独で医師として医療行為を行うに足る能力があると認められるまで、臨床研修を行う必要がある。 臨床研修で涵養しなければならない能力は国が定めており、これを修めることで初めて医師の最低限度が満たされる。 部品 6年間の医学生生活 医師になるためには、防衛以下大学医学部を持つ大学に入学し、6年間医師として必要な知識、技術、倫理観の涵養を行う必要がある。 これは国家試験の受験資格として必要な条件の一つとして、定められた大学で医学の正規の過程を修めて卒業した者として定められているためであり、 同時、一人の人間が医師として成り立つまでに必要な期間なのである。 なお、例外として他国ですでに大学を卒業し、医師免許を取得している場合は、当時国で医師として必要な知識と技能を修めていると認定された場合は国家試験の受験資格を与えられる。 部品 医療関連ルールを遵守する 医師として定められた法を守ることは医師の倫理の最低限度である。ルールで定められたことを守ることは、医師として活動するために最低限必要な要素の一つである。 部品 生涯を人道に捧げる誓い 医師として活動することは人を助けるため、人体に手を加えることである。治療は人に危害を与えかねないことを忘れず、人への貢献に人生を費やすことを誓わなければならない。医療の怖さを知ることが医師の第一歩である。 部品 患者へ尽力する誓い 医師は患者の健康を一番の関心事として考え、診療で信頼され、打ち明けられた、明らかになった患者の秘密を尊重する。これを遵守することが医師という職業への信頼につながる。 部品 公平で公正な治療行う誓い 医師は年齢、疾患や障害、信条、民族的起源、性別、国籍、所属政治団体、人種、性的指向、社会的地位、その他いかなる他の要因の斟酌であっても、医師の職務と患者との間に干渉を許してはならない。患者自身、と医師という職業に常に真摯に向き合うことは医師を医師たらしめる重要なファクターである。 部品 人命尊重の誓い 医者は人命を最大限尊重し続けるべきである。たとえ脅迫の下であっても、人権や市民の自由を侵害するために自分の医学的知識を使用しないと誓う。これは医者としての誇りとなり、医師の精神を支える力となる。 部品 医師という職業への誓い 医師としての心得を守り続けた恩師たちへ、尊敬と感謝を忘れず、先人が守り続けてきた医者という職業の社会的立場と名誉、伝統を堅持しつづけようと誓う。これは自身の能力への驕りを戒め、先人や同僚医師から学び続け、信頼を維持しようと努力する力となる。 部品 礼儀作法(医療 医師は患者に「先生」と呼ばれることが多いが、当然無条件に医師へ敬意を払うわけでも、信頼を持っているわけでもない。 しかし患者が自身にとって一番良い治療を選ぶには、医師と患者互いの信頼が必要不可欠である。 その入口として相手を慮り、話しやすい雰囲気を醸成する礼儀作法は医師にとって大事な能力である。 部品 医師に求められる外見 第一に清潔さである。この場合実際に清潔であることはもちろんのこと、医療知識のない患者からみて「清潔そう」に見えることが重要である。 よく洗濯されシミ一つない白衣を身に着け、医師自身も清潔そうにまとまった外見をしていることは、医師と初めて面談した患者の安心材料の一つになる。 余談であるが、患者を安心させる他の要素として威厳があるが、主に年齢によるものが大きい。だから若い医師は(議論はあるが)ヒゲを生やしてみたりするのである。 部品 正確な診断力・検査力 高度なインフォームド・コンセントを形成するためには、前提として、良い説明をするための土台が必要である。 医師にとっては患者の現在の状態を正確に把握していることは具体的な治療法や代替治療の説明に絶対必要である。 余談ではあるが、これらの正確な診断にレントゲンなどの検査が必要である場合、検査の必要性を説明するのもインフォームド・コンセントである。難しい。 部品 ムンテラ力 ムンテラ(むんてら)とは、病状説明のことである。ドイツ語のMund「口」+Therapie「治療」を組み合わせた単語。 患者にとってみて、説明を受けた上で自由に治療法を選択することが望ましい。 望ましいのだが医師にとってみて、その患者に選択してほしい治療は当然ある。これが患者の価値観や知識と一致しているとは限らない。 医師に必要なのは「正確に」病状の説明をし、「正確に」各治療後の予後を説明する力である。 治療法選択の自由を尊重することと、説明の不足で患者にとって不利益な選択をすることになってしまうことは別である。 敬意と具体的でわかりやすい説明力は医師に必須の能力である。 部品 最新医療知識の維持 正確な診断と十分な説明がなされた後、高度なインフォームドコンセント形成に必要なのは患者の納得である。 納得するためには患者からの質問が必要であり、中には巷で評判を聞いたエビデンスのない治療法もある。これをきちんと否定し患者を危険から守るには常に最新の知識が必要である。 何をかいわんや当然診断にも説明にも治療にも必要なのだ。医者は一生勉強! これができなければ他全ての要素の信頼性が弱まり、高度なインフォームドコンセントとは言えなくなる。 部品 動揺しても態度に出さない。 医師も人間である以上ヒューマンエラーは必ずある。1件の重大なミスには29件の軽微なミス付いて回り、その周辺にはミスにならなかったもののミスになってもおかしくない直前の例、つまりヒヤリ・ハットが3000件存在している。ミスを起こしてはならないが、ヒヤリ・ハットな例に直面した際に動揺を表に出すことは患者にとっても不利益となる。 予防を十分に行った上でも起きてしまうヒヤリ・ハットや軽微なミスは適切にリカバリーされるべきで、患者が求めているのは落ち着いた医師である。「あっ」「しまった」とは思っても絶対に態度に出してはならない。口に出すのは最悪だ。 部品 経験と実績から発生する自負心 ミスに限らず、医療は人体を相手にする職業である以上、偶発的事故も起こりうるし、治療の結果も100パーセント思った方向に進むとは限らない。感染症の治療後体力の問題で治癒に時間がかかることもあれば、外傷の治療後安静をよく指示したにもかかわらず暴れて悪化させてくる患者もいる。これらのことが起きた時に「大丈夫ですよ」とはっきりみ行きれるのが自負心である。実際に近似の例を経験しているからこそ、知識として知っているからこそ、そして実際に自分の手でリカバリーしたことがあるからこそはっきり言い切れるのだ。この自負心の醸成には医師として誠意ある治療を多数実際に行なっている必要がある。 部品 強い自制心 患者が求めているのは落ち着いていて、かつ精力的に働く医師である。私事で何があろうと不機嫌さや悲しさを患者に伝えてはならない。患者さんは細やかな動作や声色に出る雰囲気を必ず感じ取る。 当然どのくらい疲れているかも患者さんにはなんら関係ない。つねに安定して親切で真面目でよく説明してくれる先生こそが名医だ。 実は患者さんが大事にしているのは手技の早さではないことを知っておくべきだ。 部品 うなされるほどの練習 治療の手技であるにしろ、滑らかな説明や表情作りにしろ、練習でできない人間が本番で安定して成功できるはずがない。 緊張するのだ。予想外のことが起こるのだ。ささいな手違いでさらに緊張するのだ。地震が起きるかもしれないのだ。患者を安心させる落ち着いた医者でいたければひたすらに練習するしかない。練習が短い睡眠時間に出てくるほどだ。 部品 無駄のない手技 名医の治療は早い。 何がはやいのだろうか。手の動きが速いわけではない。無駄が切り落とされているのだ。練習で何千回と繰り返した動作が、医師となってから臨床で繰り返した手技が名医の手技を早くしている。そこに生まれた余裕に丁寧さと工夫を加えることもできる。早さが命の手技ではもちろんのこと、それ以外でも治療の予後を良い方向へ動かす力となる。 部品 瞬時判断 どの仕事でも言えることだが、例に漏れず医師の仕事も判断の連続である。救急の患者が搬送されてきた時、また目の前で人が倒れた時、治療中不可避の大出血があった時。名医は自分の専門で即時に結論を出す能力がある。これは毎日の診療経験と勉強の反復が、呼吸と同じように最適な治療を教えてくれるからである。 部品 臨床経験で知る限界 医師として修練を積み厳しく能力を鍛え上げて出た現場で、患者を救えない場面に遭遇することもある。現代医療を修めた者だからこそ知る、科学的治療の限界はある。 部品 森国人の魔法の素養 森国人とは元来魔法適性の高い種族であるとも言える。森の民であり、自然・精霊と交感し、瞑想通信を使うことができる。森国人の中に魔法による医療(治癒)を行いうる素質を持つ者が多く存在することは知られている。素質は素質であり、実際に使えることとは厳格に一線を画す。 部品 科学的な医療技術とは異なる 魔法医療は科学的な医療アプローチに限界を感じた者のうち、たまたま魔法の素養を強くもっていたものが、運良く、魔法による治癒という玄霧藩国の一部部族に伝承されていたまったく別系統の治癒技術と出会い、それを習得するために力を尽くした結果得られたスキルである。 部品 TLOの封印 魔法医療と科学医療の技術を融合することは危険であることは知られており、固く禁じられている。つまり魔法術式の中に科学的情報を組み込むことは禁忌であり、伝統的医療に携わる者にそれを試みる者はいない。 一旦医師としての”科学”教育を受けた者も、魔法医療技術の習得を目指すとき、例えば医療情報機械(バイタルモニター)などの科学的アプローチとは絶縁する。実際問題として、魔法による治療はそれら”高物理”と位置づけられる電子機器のノイズなどと非常に相性が悪く集中の邪魔となる。魔法治療を行うとき、彼らは自然物とふれあうことを必要とし、それらの息吹から完全に閉ざされた中で行使することはほぼ不可能となる。 部品 術式 魔法の行使には術式が必要であり、術式には理論とルールがある。物理科学とはまったく異なる体系ではあるものの、そこには学問が存在する。行使するためには、術者が正しい状態で正しく術式を唱えることが必要となる。玄霧藩国において魔法による高度な治療術式は秘伝であり、口伝である。素養をもつ者が、正しく伝承を受けることで行使することが可能になる。 部品 刺青 魔法医療を修めた者は身体に刺青のように見える模様をもっている。実際に墨を入れているのかどうかは定かではない。(一説にはボディペイントであるという話もある。)この模様を施すことで精霊との対話がしやすくなるとか、魔除けのようなものだと言う噂もあるが、魔法医療自体が神秘のヴェールに包まれている状態で、彼ら自身が科学的に分析されることを当然好まず、真相は霧の向こうに閉ざされている。 部品 魔法医としての修行 魔法医療の修行は伝統的に深い森の奥で行われる。水と樹木、生命の息吹を深く感じ取ることのできる場で、外界の雑事から意識を切り離すためだと言われている。すでに述べたように、魔法術式は電子ノイズと相性が悪いため、初期の修練にそれを極限まで廃するのは”理にかなっている”と言えよう。 部品 医師の基本の上に積まれる修行 魔法術式は適切な結果を求めるために的確に術式を選択して行使されなければならないものであり、医療として行われる際にも正しい人体知識を必要とするが、医師としての学習を終えている者が魔法医の学びに入るときその学習過程は自然とスキップされつつより高度な治療結果を得ることができるのは当然の結果である。 その上で、魔法を発動させうるレベルに精神の集中を高めるのは、各個人の素質によって再現性が異なるため物理科学の学びよりさらに困難なものとなる。切り替えができない者はここで脱落していく。 部品 白衣 医師であることを示すため白衣を着用している者が多い。白衣の下は標準的な森国人の服装として、身体にぴったりついた革の胴衣とブーツを着ており、医療現場できびきびと動き回れることを身上としている。重ね着しても邪魔になるだけである。 部品 往診鞄 基本的な医療処置のための器具を詰めて、いつでも掴んで持ち出せるように準備してある。清潔と安全性を保つため、一定期間ごとに内容の点検と入れ替えの管理が行われている。肩掛けベルトがあり、移動中はもちろん、使用するときも両手を空けて鞄の中身を取り出すことができる。やや重みは増すが、丈夫で長く使える革製の鞄が好まれる。 部品 応急処置セット 包帯、止血帯、消毒薬、聴診器。魔法医は医師でもあり、また常に魔法を使っているわけでもない。魔法の行使とは、都度精神力、集中力、そして時間を必要とするものであり、術式行使を妨げない器具は、治療の時間を短縮するためにも普通にこれを用いる。逆に、科学的アプローチがまったく使えない状況(いわゆる低物理領域)で使えなくなる人工合成的な素材はこれを使わないように留意している程度である。聴診器はそういった意味で使う場所を選ぶが、使えないときは使えないなりになんとかする。 部品 銀のメス 小刀ともいう。化膿を予防するための傷の切開縫合などに使うため革のホルダーに納めて持ち歩かれる。銀には魔除けの効果もあり、いざというときの護身にも用いることができる。
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CASE #51 うつ病のため転職。中日ファンの男性。 Jul 6, 2021 そういえば今日コロナワクチン接種したけど体温が少し高いくらいで体調に問題はなさそう Sep 1, 2021 ワクチン以降3週間くらい体調悪かった ワクチンのせいか、うつのせいかは分からないけど打つだけでも大変だったなぁ Nov 13, 2021 飲み薬8錠飲んで体が少し楽になったので寝る Dec 7, 2021 おそらく薬の影響で消化器官に問題が出てるみたいだから薬を変えることになるかもしれない🤔 Mar 17, 2022 私「コロナの結果わかるの明日の午前中です」 上司「じゃあ明日の午後から出社できるな😁お疲れ👋」 少しくらい体調面の心配したら良いのに… Mar 26, 2022 薬が効いてなさそうだから今日から新しい抗うつ剤に変える。わーい、たのしみ(棒読み) Apr 3, 2022 仕事辞めるしかないことを医者に伝えたら「本当にそれで良いの?」「貴方はあんなに頑張ってきたのに」「頭良いし体調が良くなればまた働けると思うし、こんな終わりかたはないと思う」ってちょっと感情的に言われた。今回の話は皆「お前が悪い」としか言わないからこれだけでかなり救われた Apr 17, 2022 薬変えてから吐き気、気持ち悪さ等々のせいでなかなかしんどいし、しばらくは転職活動は休止かな🤔 May 24, 2022 おはようございます☀️コロナワクチン3回目の副反応でた😢熱、気持ち悪さ、寒さ、吐き気、嘔吐、腕痛い😜 May 25, 2022 ここ数日🐕がすり寄ってこないのは体調悪いから気を使ってるのかな🤔 May 26, 2022 カウンセリングで パワハラされる人に問題があると言われる 担当医、現治療法に否定的 気にくわないと否定される 「~ですかね」(質問してるわけじゃない)と話すと「聞かれても困ります😠」と怒る 貴方の心が重く閉ざされてるから上手く行かないと言われる な感じで正直気分良くない May 28, 2022 私が体調を崩してる間に祖父がコロナになり、🐕はカットに行き、にじさんじに大型新人、ショート周平、お知り合いの方がdfc優勝、会社が仲良くしよ😚とLINEを送ってくるなど社会が大きく変わってた 【今日の私✨】 退職勧奨される😄・頭痛😖💥・気だるさ😪・吐き気があってトイレに行くも吐けない🤢・何を食べても味をあまり感じない/美味しくない😞・親にキレられる😃 薬が効いてないのかな May 30, 2022 食後の吐き気や胃の不調が一週間以上続いてるし、薬買いに行くか Jun 10, 2022 運動と体調不良、腹痛、嘔吐もあって先月より体重3.5kg落ちてる Jul 2, 2022 今日の摂取カロリー700😋真面目な話だるいし、やる気が出ないから栄養足りてないかもしれない🤔 Aug 7, 2022 親がコロナの後遺症で一週間たっても体調良くないから感染対策はやはり続けてほしい Aug 27, 2022 コロナを風邪扱いしてるけど医療従事者として優先的にワクチン受けたり、他より徹底的に感染予防してたうちの親がコロナになって1ヶ月後も後遺症に苦しんでる(基礎疾患なし)。楽しさを求めたいのは分かるけど世の中には基礎疾患持っている人とか色々いるから自分だけの問題じゃないことを考えてほしい Aug 30, 2022 食後の薬(10錠) 皮膚科の薬3錠 抗うつ剤の薬2錠 逆流性食道炎の薬2錠 胃腸風邪の薬3錠(朝は+1錠) 寝る前の薬 睡眠薬1錠 薬が多い😅 Sep 5, 2022 【悲報】ニコニコ動画のコロナレポート動画が半ワクと化学製品アンチとワクチン打ったか?厨に荒らされる。明らかにヤバいコメントくらい運営が削除してくれませんかね…やっぱニコニコってクソだわ😅 Sep 6, 2022 体調悪いのが続いてるんだけど父が気を遣ってゼリー×7、ケーキ×2、りんご、なし、ぶどう、豆乳パック×5を買ってきてくれた🤗有難いけど多いなぁ… Oct 15, 2022 今日もらった薬だけで8種類、精神科の薬2種類、皮膚科の薬4種類…これだけ飲んでも体に悪影響ないのかな🤔 Oct 17, 2022 逆流性食道炎の薬飲んでも吐き気あるから効いてるのか疑問 Oct 16, 2022 今日1日のカロリー1100位?夕飯で700カロリー取っただけでお腹パンパン…今週の1日のカロリーが2000を超えたことはなかったし、栄養が足りてない気がする🤔(なんか風邪気味だし) Oct 19, 2022 朗報?うつの症状が落ち着いてきたことと逆流性食道炎による不調がもしかしたら抗うつ剤の相性が悪いせいかもしれないから抗うつ剤を0にするらしい🤔2年以上飲んできたからこんな簡単に減らすって先生が言い出して驚いてる Oct 21, 2022 今日お腹の調子が悪かったんだけど看護師さんが「体調悪いです?」って顔色だけで判断したからプロだなぁ…と感心してしまった Oct 27, 2022 抗うつ剤飲まなくなったらお腹空く😅お酒飲みたいんだけどコロナワクチン4回目が終わるまで様子かな Nov 3, 2022 ワクチン4回目は1日半で熱なし。今も頭痛はあるけどこれまでと比べたら症状軽かったなぁ… Nov 15, 2022 抗うつ剤飲まなくなって胃腸が落ち着き、食欲が増したのは良いことだけど気分が落ち込んだりするし、なんとも言えない Nov 30, 2022 聴覚過敏のこと話したら色々と説明してくれて先生優しい。慣れでどうにかなるものじゃないから避ける方法を考えた方が良いらしい Dec 14, 2022 会社面談で「仕事量減らさない、パワハラ認めない」って言われたことを担当医に話したらめっちゃキレてた🤣先生から「ブラックだし、転職してもいいんじゃない?」「ゼロさんの人格に問題あるわけじゃないし、その会社で働けるならどこでも大丈夫」「もっと怒っていい」って言われて有難い😂 Jan 1, 2023 2023年目標 腹筋割る・仕事辞める・労災申請をする・ガチャ禁する・全鯖スキルマ Jan 6, 2023 上から目線の説明・労災書きません・予約通り行かなかったらちくちく言葉(断りの連絡はしてる)・先生に聞いて下さい←(なんのためにいるの?) 病院の受付なのに対応酷すぎるだろ Jan 15, 2023 投稿予定より動画4本くらい減ってるし、早く体調を治したい… Jan 21, 2023 12月末くらいから続いてる体調不良は免疫力の低下が原因だと思ってたけどうつ的な症状が強くなってきた気がする 気分の低下・体を持ち上げるのが重い・微熱・過寝・食欲不振・甘いものが異様にほしい・何も手につかない うつ状態が悪化してる感じなので抗うつ剤貰えるように先生に話すか Jan 25, 2023 ご報告 病気で体調を崩したことにより、うつ状態が強く出ています。そのため、抗うつ剤を飲むことになりました。しばらく連絡が滞る、リプが返ってこないなどが起きる可能性があります Feb 10, 2023 体調が悪くて忘れてたけど労基署の調査始まってたみたい😅何度も電話取れなくてすみませんでした🙇 Feb 16, 2023 朝から睡眠導入剤と抗うつ薬を間違えて飲んだマヌケです… Apr 16, 2023 面接に結構行ってるせいか疲労とだるさがやばい😇栄養ドリンク飲もうかな🤔 Sep 20, 2023 体重が減った 低体温(35度台) 寒がりになった、手足が冷える 顔色が悪い 脈が遅くなった 腹痛や腹部膨満感、便秘がある 疲れやすい ぼんやりするなど低血糖の症状がある 元気がない、ぐったりしている Apr 26, 2023 (感覚過敏とかあるから)環境を整備したいって産業医に言ったら「仕事ができないのは君の認知の問題だよね?」って言われたの思い出した Apr 29, 2023 最近調子が微妙だから抗うつ剤の量を少し増やした。先生から効果の大きい薬に切り替えるように勧められたけど今の薬はマイルドだけど体の相性が良いし、これまでの抗うつ剤の副作用を考えるとあまり変えたくない Jun 16, 2023 私事ですが仕事が決まりました。転職活動という苦痛を乗り越えて相対的に見て良い企業に決まったと思っています Jun 19, 2023 今の会社は作業着や制服が支給されるみたいで驚いた。前の会社は仕事で必要なものも買わされてたわ🤣 Jul 4, 2023 上司が説明下手すぎて数回聞かないと回答にたどり着かない…・簡単なことさえ、効率化されてない・仕事が雑・仕事量、質が高くない・社長が差し入れしてくれる 良くも悪くもこれが中小企業か… Jul 10, 2023 新しく抗うつ薬(ラツーダ)飲み始めたんだけど吐き気が結構あって通勤時に酔ったりしてきつい。先生も「合わなかったら飲まなくていい」って言ってたし止めるか Jul 12, 2023 うちの会社のイカれたメンバーを紹介するぜ!就業2分前に来て定時になったら即帰る&一般職なのに5コール鳴っても電話に出ない女!意識高い系なのに文章力が中学生のおっさん!臭すぎて胃がドブに直結してる疑いがある先輩!仕事の振り方が雑なのに後からグチグチ言う上司!自称17歳!以上だ!! Aug 7, 2023 抗うつ薬なくしたせいでセロトニン足りなくて肩ガチガチ、体めっちゃだるい Aug 8, 2023 今、心身の体調が良くないので薬増量や追加してもらいます。副作用でもしかしたら妄想があるタイプなので変なツイートあったらすみません… Aug 9, 2023 新しい薬初日なのにめっちゃ効いてて草。体が軽いこんな気持ちで仕事するの初めて…!薬の効果12時間くらいで切れるらしく、調子がちょっと落ちてきた。だけど夕方から副作用で心臓が痛かったのが治まってきたのは有り難い Aug 10, 2023 会社で仕事できるって色々な人に言われてるみたいで社長から「大手出身の大型新人」みたいなこと言われた😅仕事できるなら大手辞めないでしょ🙄 Aug 17, 2023 掃除気持ちよくてやめれないんだけどw状態で寝不足になったせいで親から「元気になることはいいことだけど、その新しい薬飲んでて大丈夫?」って心配されてる😅 Sep 10, 2023 土日やったこと 整形外科・精神科・薬局・アニメ(BLEACH、ダークギャザリング)・犬の子守 書類作成・読書・スプラ Sep 2, 2023 風邪なのか、栄養失調気味なのか寒気、だるさが続いてるなぁ。新しい薬で意欲的になりすぎてる感あるからちょっと自分を抑える意識を持つか… Oct 10, 2023 先生スタバが飲みたいです…!(ダイエット中の感想)。冷静に考えたら先月はスタバ2回、ラーメン6回食べても体重減ってるんだし、今月もスタバ飲んでも大丈夫だな👍 Oct 18, 2023 最近、残業増えてきて疲れ気味💦やっぱり復職後だから体力落ちてるのかな🤔疲労回復に効くものあったら教えて下さい🙇 Oct 21, 2023 昨日寝落ちしてフリーレン見れず、10時間睡眠+布団から出れずにもう昼。完全に身体ダルいから担当医に要相談だなぁ…でも1日1時間レベルの残業でこれだから前の会社に残ってたらやっぱり保たなかったかな?(今は感覚過敏による電車通勤がストレスではあるけど) Nov 16, 2023 頭痛、寒気、喉イガイガ、咳あるけど熱なし。とりあえず内科で風邪薬出してもらったけど地味にしんどい。風邪とかで体調悪化すると相乗効果で感覚過敏、うつ病の症状が悪化する感 Dec 4, 2023 体調悪くて内科行ったら37.5℃あって草。頭痛、だるさが地味につらいし、のどのイガイガがずっと続いてるの疲れる Dec 6, 2023 微熱出たり出なかったり、のどの痛み、頭痛がずっと続いてて咽頭炎か逆流性食道炎じゃないかって言われた。でもこの症状でこの病名になるのかな🤔頭痛、喉の状態が悪くて耳鼻科行ったら声帯と鼻腔が少し腫れてるらしい。原因として 大声出したか(声を張ったか) 普段からよく喉を使っているか 風邪が残ってるのか らしいから風邪が残ってるのか… しばらく声出すの抑えるように言われたけどうちの会社は私以外電話取らないから無理そう😢 Dec 7, 2023 おはようございます!頭痛と喉痛だけど仕事行く😢えらい!!(自画自賛) Dec 10, 2023 体調不良のせいでだるさがきついなぁ…一日寝てしまったし、うつ状態の症状出てる… Dec 11, 2023 体調悪くても仕事できる。そうロキソニンならね Dec 15, 2023 初めてヤクルト1000飲んだけど確かにめっちゃ寝れるわ。下手な睡眠導入薬より効果あるかもしれない 鼻と喉の炎症は徐々に良くなってるけどまだ咳止まらない💦周囲に迷惑かけちゃうから早く止まってほしい Dec 16, 2023 咳、喉が酷いのでトローチ&最近美味しかったクラフトボスのいちごミルクティー 病院から帰ってきたら体調悪化してて草。37.7℃は平熱より2℃高いんだけど🤣耳鼻科行ったらのどはまだ炎症気味みたい…微熱、頭痛、咳、寒気が続くのは地味につらい…ってポストを17時くらいにしようとしてたら38.1℃。流石に伝家の宝刀(ロキソニン)使うか… 今飲んでる薬13個 精神科 スルピリド ジアゼパム ラツーダ デエビゴ 耳鼻科 ツムラ桔梗湯 内科 ツムラ半夏厚朴湯 エソメプラゾール 皮膚科 ミノサイクリン ゼビアックスローション ベピオゲル その他 ロキソニン トローチ ビオスリー テーマパークに来たみたいだぜ。テンション上がるなぁ〜 Dec 17, 2023 おはようございます!☀38.1℃!熱下がってなくて草 Dec 18, 2023 土曜日〜日曜日午前まで38℃だったけど昨日体調良くなって今日ちょっと悪化して微熱調べてもらったけどコロナ、インフルエンザではなく、風邪みたい。虚弱体質のせいかな…体調不良が続いてしんどい😅この時の薬13個+今日出された薬6個で19個。ラツーダと抗生物質の飲み合わせがダメで一つ変えてもらった。健康な体があればいい大人になって願う事。本当に虚弱体質に生まれてきたのしんどい。普通の体がほしい Dec 23, 2023 11月中旬から続いていた体調不良、体温上昇が収まってきて体が楽になってきた😊あと咳が収まったら完璧 Dec 28, 2023 【報告1】 以前にお話をしていた前職パワハラによる労災の件ですが労基署に認められませんでした。助言、励まし等頂いた中で認められなかったことは非常に残念な想いです。ただ助言等頂いたおかげで行動できたため、助けて頂いた方々には感謝しています。ありがとうございました。個人的には納得がいかない結果ではあります。ただこれ以上は公的な機関では対応できることはないと考えており、この件はとりあえずクローズで考えています。ただ証明できなかったことについては私にも落ち度があります。そこで何らかの形で労災が認められやすい方式をお伝えしたいと考えています。 パワハラが労災として認められなかった主な要因 ①証拠資料不足 →音声や書類はあったが確定的な場面を抑えられてなかった ②証言者がいない →おそらく前職の社内では閉口令が敷かれていた。私がいた時には内部の人間がパワハラを認めていたが労基署には皆だんまりだったようだ Jan 2 14時間も寝てしまった… Jan 3 ①精神科で色々持病を言われる 愛着障害、PTSD、APD、感覚過敏など ②親ガチャ失敗民(家庭環境悪い)なのに税金泥棒→大企業とそれなりの職歴を持てた ③人間関係にも恵まれてない ④パワハラで重度のうつ病になる など 普通に考えたら酷い人生なのに普通に社会人として生きてる私凄い(自画自賛) Jan 13 未だに咳が続いたり、のどの調子が悪いんだけど病院行ったら咳喘息が長引いてるらしい🤔精神科で「寝起きがだるくてしづらい」と言ったらラツーダが増えた💦先生からはもっと運動する&寝る時間を早めるように言われたけどやっぱりゲーム時間が増えたのが問題な気がする🤔 Jan 15 ジアゼパム増やしてから気分が緊張がゆるんで楽になった。この薬と相性良いな Jan 16 私も愛着障害、複雑性PTSD、うつ、虚弱体質など持病、性質があるし、育った環境が良くなかったから実は反出生主義的な思想がある(=子どもを授かるべきじゃないという考え)だけど子どもを授かるかどうかは本人の意向が尊重されるべき。もちろん子どもを育てる以上は責任を持つべきだけど権利は自由 Jan 19 臭い、煩い、汚いの三拍子揃ったおじさん達本当にきつい…こんな動物園みたいな環境で労働させられるのにハラスメントにならない不思議。今日みたいに頭痛、気持ち悪さがあって体調不良の時に清潔感ないおじさんの群れに入れられたら体調悪化するわ Jan 23 彼女と同居していて結婚を視野にしてる男が職場の女(彼女じゃない)と夜に定期的にご飯行ってるって話を聞いたんだけど彼女さん可哀想すぎない?ただの友人関係だとしても結婚を視野に入れてる男が彼女以外の女とよく2人きりになるのは理解できないわ…この2人は彼女さんに申し訳ないと思わないの?この話を母にしたら「父がいかがらしいサイトをたまに見てる&女友達によくLINEで母の愚痴を言ってる」という愚痴と「でもうつ病のあんたの面倒を見てくれてるから強気に出れんわ」という口撃により、結果的に私が1番ダメージを受けた😇 Jan 25 昨日のぼく「泣きながら風呂に1時間半入る」→「その後ニコニコでホットオレンジジュースを作る」こういうことしてるから親に躁鬱を疑われるんだよ… Jan 27 11月から咳が続いてるから喘息に詳しい病院に行ってきた。他所でも言われてる通り気管支喘息で炎症が続いてるんじゃないかと言われた。アレルギー検査もしたから病気がはっきりしてほしい… 親が最近、「結婚しないと」みたいな話してくるんだけどうつ病、愛着障害、虚弱体質とか持病持ちで仕事もまだ安定してできるか分からないのにその発想に至るのが分からない。あと生育環境が悪かったせいで自分がまともに家庭を維持できるとは到底思えないし、子どもを授かるべきじゃないと思ってる Jan 28 普段ぼく「神なんていないから」 腹痛時ぼく「神様すみません…神様すばらしいです…これから毎日拝むので何卒…」 Jan 29 今日久しぶりに気分良くて朝起きれた😊うつ病の薬飲んでると体調良いか悪いか分からなくなりがちなんだよなあ…土日8時間以上寝て家に引きこもってたのが良かったのかな🤔 Jan 30 今月初めからお腹、腰の痛み等があり、検査した所、局部の炎症だった😅ストレス、性行為など由来による細菌感染か免疫力低下が原因らしいんだけど虚弱体質だし、ストレス溜めやすいからなあ… Jan 31 咳喘息のせいで咳、頭痛、鼻水があって会社でも体調不良アピールしてしまってるんだけど誰も電話出てくれないの草。ガラガラ声のアラフォーのおじさんがやたら出る会社があったら私の会社です🤣アレルギー検査の結果は全くなし(花粉、犬猫、ハウスダストなどの主要なもの)。気道反応性の喘息らしくてなかなか治りづらいらしい Feb 2 ずっと咳こんでていて頭痛、喉痛きついのに誰も電話出てくれないからずっと出てるし、電話繋げても不快そうな態度取られるから嫌になってくる…社内が冷たいのか私がおかしいのかどっちなんだろう…こういう時に前の精神科の担当医だったらなんて言うか想像してみるんだけど全然思いつかない。他の人の言動は割とイメージできてるんだけど前の先生はできないんだよなあ…やっぱり前の先生は自分にはない発想や極端なことを言ってくれるから自分に取っては斬新な刺激を与えてくれる貴重な人だったなあ Feb 3 久しぶりに過呼吸になってきつい。電車の中だからまだ良かったけどストレス溜まってるのかな気持ち悪くて休憩してるんだけどやっぱりストレスで自律神経乱れてそう… Feb 5, 2024 取引先が書類送ってないか担当者が書類なくしたっぽいんだけど何故か私が失くしたことにされた。私の所では物的証拠で書類が届いてないことを証明できるのになんで私のせいにされないといけないのか理解できないし、何故か怒られたんだけど頭おかしいのか?体調悪いのにミスなりつけられるし、22歳位の年下がタメ口で話しかけてくるし、めっちゃイライラしてしまった
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ページ作成:マリモ 部品構造 部品定義部品 人体への理解 部品 基礎医学の心得 部品 地域医療の実地実習経験 部品 清潔操作と基本的医療手技修得 部品 一次救命処置能力 部品 患者とのコミュニケーション能力 部品 臨床実習で得た臨床医としての能力 部品 共通試験・国家試験を合格する能力 部品 臨床研修で得た経験 部品 6年間の医学生生活 部品 医療関連ルールを遵守する 部品 生涯を人道に捧げる誓い 部品 患者へ尽力する誓い 部品 公平で公正な治療行う誓い 部品 人命尊重の誓い 部品 医師という職業への誓い 部品 礼儀作法(医療 部品 医師に求められる外見 部品 正確な診断力・検査力 部品 ムンテラ力 部品 最新医療知識の維持 部品 動揺しても態度に出さない。 部品 経験と実績から発生する自負心 部品 強い自制心 部品 うなされるほどの練習 部品 無駄のない手技 部品 瞬時判断 部品 臨床経験で知る限界 部品 森国人の魔法の素養 部品 科学的な医療技術とは異なる 部品 TLOの封印 部品 術式 部品 刺青 部品 魔法医としての修行 部品 医師の基本の上に積まれる修行 提出書式 インポート用定義データ 部品構造 大部品 魔法医(職業) RD 35 評価値 8大部品 医師としての基盤 RD 28 評価値 8大部品 現代医の能力と技能 RD 10 評価値 5部品 人体への理解 部品 基礎医学の心得 部品 地域医療の実地実習経験 部品 清潔操作と基本的医療手技修得 部品 一次救命処置能力 部品 患者とのコミュニケーション能力 部品 臨床実習で得た臨床医としての能力 部品 共通試験・国家試験を合格する能力 部品 臨床研修で得た経験 部品 6年間の医学生生活 大部品 医師の心得 RD 6 評価値 4部品 医療関連ルールを遵守する 部品 生涯を人道に捧げる誓い 部品 患者へ尽力する誓い 部品 公平で公正な治療行う誓い 部品 人命尊重の誓い 部品 医師という職業への誓い 大部品 名医と呼ばれる所以 RD 11 評価値 5大部品 高度なインフォームド・コンセントの形成力 RD 5 評価値 3部品 礼儀作法(医療 部品 医師に求められる外見 部品 正確な診断力・検査力 部品 ムンテラ力 部品 最新医療知識の維持 大部品 鋼の心臓(医師) RD 3 評価値 2部品 動揺しても態度に出さない。 部品 経験と実績から発生する自負心 部品 強い自制心 大部品 医師の腕力 RD 3 評価値 2部品 うなされるほどの練習 部品 無駄のない手技 部品 瞬時判断 部品 臨床経験で知る限界 大部品 魔法の力を借りる RD 2 評価値 1部品 森国人の魔法の素養 部品 科学的な医療技術とは異なる 部品 TLOの封印 大部品 魔法による治療 RD 3 評価値 2部品 術式 部品 刺青 部品 魔法医としての修行 部品 医師の基本の上に積まれる修行 部品定義 部品 人体への理解 医師として病気や痛みを理解するには、まずからだの正常な状態を知らなければならない。正確な人体の組織と生理への理解は医師として人を助ける原動力となる。 部品 基礎医学の心得 人体への理解を基本として、微生物学、生化学、病理学、薬理学を医師は学んでいる。これらの学問を一定レベルで修めていることは、病気の診断と治療を行う上での重要な基本となる。 部品 地域医療の実地実習経験 医師は医学生である間に、患者さんがまずかかる一般医や家庭医での現場を知るため、地域での医療実習を行っている。医療現場での活きた経験を感じ、患者さんとのコミュニケーションの基礎を学んでいることは医師としての必要な能力の一つである。 部品 清潔操作と基本的医療手技修得 医師として医療に関わるため、臨床で実習を行う前に最低限修得しておくべきなのが清潔操作である。 清潔域と不潔域の理解と、実践を行うこと、習慣をつけることは予想外に難しい事であるが医師として必要不可欠な要素である。 部品 一次救命処置能力 医師には、緊急時に危篤の患者に出会った際には救命の機会を維持し続ける能力が求められる。 この基礎的な救命処置はABCと省略される生命維持に必要な処置と、AED(自動体外式除細動器)が周辺にあった場合に使用できる能力を指す。 救命処置のABCはA=Airway、つまり気道の確保。B=Breathing。つまり呼吸のことであり、自発呼吸がない場合は人工呼吸が必要となる。 C=Circulation。循環であり、一般で言う心臓マッサージで血液の循環を確保することである。近年では動作に対する誤解をなくすため、胸骨圧迫と定義されている場合もある。 部品 患者とのコミュニケーション能力 医師とは人を相手にする職業である以上、職務上必要な情報を取得するためには患者との信頼関係の構築が不可欠である。 このため最低限の礼儀作法に加え、平時、緊急時双方で効率よく必要な医療情報を取得できるような質問法、話術を修得している必要がある。 部品 臨床実習で得た臨床医としての能力 医師は知識の積み重ねだけではなく、実際に現場で患者さんを相手にすることでしか得られない臨床医としての能力が絶対に必要である。 患者と指導医の協力によって獲得できる、内科系、外科系、病理系、社会医学系など臨床医学の全ての分野に関して通常一年を通して修得される。 いわゆる臨床実習で得られる知識、見識、経験は医師として最低限必要な能力の一つである。 部品 共通試験・国家試験を合格する能力 一般的にどの国でも国家によって医師として必要最低限の知識と技術、倫理を持ち合わせているかの試験が行われている。 これに合格することは、医師として最低限の能力を修めていることの社会的指標となり、これにより発光される医師免許を持たなければ、医師として人と関わることは許されない。 部品 臨床研修で得た経験 一般に医師免許を取得した後は指導医の元、単独で医師として医療行為を行うに足る能力があると認められるまで、臨床研修を行う必要がある。 臨床研修で涵養しなければならない能力は国が定めており、これを修めることで初めて医師の最低限度が満たされる。 部品 6年間の医学生生活 医師になるためには、防衛以下大学医学部を持つ大学に入学し、6年間医師として必要な知識、技術、倫理観の涵養を行う必要がある。 これは国家試験の受験資格として必要な条件の一つとして、定められた大学で医学の正規の過程を修めて卒業した者として定められているためであり、 同時、一人の人間が医師として成り立つまでに必要な期間なのである。 なお、例外として他国ですでに大学を卒業し、医師免許を取得している場合は、当時国で医師として必要な知識と技能を修めていると認定された場合は国家試験の受験資格を与えられる。 部品 医療関連ルールを遵守する 医師として定められた法を守ることは医師の倫理の最低限度である。ルールで定められたことを守ることは、医師として活動するために最低限必要な要素の一つである。 部品 生涯を人道に捧げる誓い 医師として活動することは人を助けるため、人体に手を加えることである。治療は人に危害を与えかねないことを忘れず、人への貢献に人生を費やすことを誓わなければならない。医療の怖さを知ることが医師の第一歩である。 部品 患者へ尽力する誓い 医師は患者の健康を一番の関心事として考え、診療で信頼され、打ち明けられた、明らかになった患者の秘密を尊重する。これを遵守することが医師という職業への信頼につながる。 部品 公平で公正な治療行う誓い 医師は年齢、疾患や障害、信条、民族的起源、性別、国籍、所属政治団体、人種、性的指向、社会的地位、その他いかなる他の要因の斟酌であっても、医師の職務と患者との間に干渉を許してはならない。患者自身、と医師という職業に常に真摯に向き合うことは医師を医師たらしめる重要なファクターである。 部品 人命尊重の誓い 医者は人命を最大限尊重し続けるべきである。たとえ脅迫の下であっても、人権や市民の自由を侵害するために自分の医学的知識を使用しないと誓う。これは医者としての誇りとなり、医師の精神を支える力となる。 部品 医師という職業への誓い 医師としての心得を守り続けた恩師たちへ、尊敬と感謝を忘れず、先人が守り続けてきた医者という職業の社会的立場と名誉、伝統を堅持しつづけようと誓う。これは自身の能力への驕りを戒め、先人や同僚医師から学び続け、信頼を維持しようと努力する力となる。 部品 礼儀作法(医療 医師は患者に「先生」と呼ばれることが多いが、当然無条件に医師へ敬意を払うわけでも、信頼を持っているわけでもない。 しかし患者が自身にとって一番良い治療を選ぶには、医師と患者互いの信頼が必要不可欠である。 その入口として相手を慮り、話しやすい雰囲気を醸成する礼儀作法は医師にとって大事な能力である。 部品 医師に求められる外見 第一に清潔さである。この場合実際に清潔であることはもちろんのこと、医療知識のない患者からみて「清潔そう」に見えることが重要である。 よく洗濯されシミ一つない白衣を身に着け、医師自身も清潔そうにまとまった外見をしていることは、医師と初めて面談した患者の安心材料の一つになる。 余談であるが、患者を安心させる他の要素として威厳があるが、主に年齢によるものが大きい。だから若い医師は(議論はあるが)ヒゲを生やしてみたりするのである。 部品 正確な診断力・検査力 高度なインフォームド・コンセントを形成するためには、前提として、良い説明をするための土台が必要である。 医師にとっては患者の現在の状態を正確に把握していることは具体的な治療法や代替治療の説明に絶対必要である。 余談ではあるが、これらの正確な診断にレントゲンなどの検査が必要である場合、検査の必要性を説明するのもインフォームド・コンセントである。難しい。 部品 ムンテラ力 ムンテラ(むんてら)とは、病状説明のことである。ドイツ語のMund「口」+Therapie「治療」を組み合わせた単語。 患者にとってみて、説明を受けた上で自由に治療法を選択することが望ましい。 望ましいのだが医師にとってみて、その患者に選択してほしい治療は当然ある。これが患者の価値観や知識と一致しているとは限らない。 医師に必要なのは「正確に」病状の説明をし、「正確に」各治療後の予後を説明する力である。 治療法選択の自由を尊重することと、説明の不足で患者にとって不利益な選択をすることになってしまうことは別である。 敬意と具体的でわかりやすい説明力は医師に必須の能力である。 部品 最新医療知識の維持 正確な診断と十分な説明がなされた後、高度なインフォームドコンセント形成に必要なのは患者の納得である。 納得するためには患者からの質問が必要であり、中には巷で評判を聞いたエビデンスのない治療法もある。これをきちんと否定し患者を危険から守るには常に最新の知識が必要である。 何をかいわんや当然診断にも説明にも治療にも必要なのだ。医者は一生勉強! これができなければ他全ての要素の信頼性が弱まり、高度なインフォームドコンセントとは言えなくなる。 部品 動揺しても態度に出さない。 医師も人間である以上ヒューマンエラーは必ずある。1件の重大なミスには29件の軽微なミス付いて回り、その周辺にはミスにならなかったもののミスになってもおかしくない直前の例、つまりヒヤリ・ハットが3000件存在している。ミスを起こしてはならないが、ヒヤリ・ハットな例に直面した際に動揺を表に出すことは患者にとっても不利益となる。 予防を十分に行った上でも起きてしまうヒヤリ・ハットや軽微なミスは適切にリカバリーされるべきで、患者が求めているのは落ち着いた医師である。「あっ」「しまった」とは思っても絶対に態度に出してはならない。口に出すのは最悪だ。 部品 経験と実績から発生する自負心 ミスに限らず、医療は人体を相手にする職業である以上、偶発的事故も起こりうるし、治療の結果も100パーセント思った方向に進むとは限らない。感染症の治療後体力の問題で治癒に時間がかかることもあれば、外傷の治療後安静をよく指示したにもかかわらず暴れて悪化させてくる患者もいる。これらのことが起きた時に「大丈夫ですよ」とはっきりみ行きれるのが自負心である。実際に近似の例を経験しているからこそ、知識として知っているからこそ、そして実際に自分の手でリカバリーしたことがあるからこそはっきり言い切れるのだ。この自負心の醸成には医師として誠意ある治療を多数実際に行なっている必要がある。 部品 強い自制心 患者が求めているのは落ち着いていて、かつ精力的に働く医師である。私事で何があろうと不機嫌さや悲しさを患者に伝えてはならない。患者さんは細やかな動作や声色に出る雰囲気を必ず感じ取る。 当然どのくらい疲れているかも患者さんにはなんら関係ない。つねに安定して親切で真面目でよく説明してくれる先生こそが名医だ。 実は患者さんが大事にしているのは手技の早さではないことを知っておくべきだ。 部品 うなされるほどの練習 治療の手技であるにしろ、滑らかな説明や表情作りにしろ、練習でできない人間が本番で安定して成功できるはずがない。 緊張するのだ。予想外のことが起こるのだ。ささいな手違いでさらに緊張するのだ。地震が起きるかもしれないのだ。患者を安心させる落ち着いた医者でいたければひたすらに練習するしかない。練習が短い睡眠時間に出てくるほどだ。 部品 無駄のない手技 名医の治療は早い。 何がはやいのだろうか。手の動きが速いわけではない。無駄が切り落とされているのだ。練習で何千回と繰り返した動作が、医師となってから臨床で繰り返した手技が名医の手技を早くしている。そこに生まれた余裕に丁寧さと工夫を加えることもできる。早さが命の手技ではもちろんのこと、それ以外でも治療の予後を良い方向へ動かす力となる。 部品 瞬時判断 どの仕事でも言えることだが、例に漏れず医師の仕事も判断の連続である。救急の患者が搬送されてきた時、また目の前で人が倒れた時、治療中不可避の大出血があった時。名医は自分の専門で即時に結論を出す能力がある。これは毎日の診療経験と勉強の反復が、呼吸と同じように最適な治療を教えてくれるからである。 部品 臨床経験で知る限界 医師として修練を積み厳しく能力を鍛え上げて出た現場で、患者を救えない場面に遭遇することもある。現代医療を修めた者だからこそ知る、科学的治療の限界はある。 部品 森国人の魔法の素養 森国人とは元来魔法適性の高い種族であるとも言える。森の民であり、自然・精霊と交感し、瞑想通信を使うことができる。森国人の中に魔法による医療(治癒)を行いうる素質を持つ者が多く存在することは知られている。素質は素質であり、実際に使えることとは厳格に一線を画す。 部品 科学的な医療技術とは異なる 魔法医療は科学的な医療アプローチに限界を感じた者のうち、たまたま魔法の素養を強くもっていたものが、運良く、魔法による治癒という玄霧藩国の一部部族に伝承されていたまったく別系統の治癒技術と出会い、それを習得するために力を尽くした結果得られたスキルである。 部品 TLOの封印 魔法医療と科学医療の技術を融合することは危険であることは知られており、固く禁じられている。つまり魔法術式の中に科学的情報を組み込むことは禁忌であり、伝統的医療に携わる者にそれを試みる者はいない。 一旦医師としての”科学”教育を受けた者も、魔法医療技術の習得を目指すとき、例えば医療情報機械(バイタルモニター)などの科学的アプローチとは絶縁する。実際問題として、魔法による治療はそれら”高物理”と位置づけられる電子機器のノイズなどと非常に相性が悪く集中の邪魔となる。魔法治療を行うとき、彼らは自然物とふれあうことを必要とし、それらの息吹から完全に閉ざされた中で行使することはほぼ不可能となる。 部品 術式 魔法の行使には術式が必要であり、術式には理論とルールがある。物理科学とはまったく異なる体系ではあるものの、そこには学問が存在する。行使するためには、術者が正しい状態で正しく術式を唱えることが必要となる。玄霧藩国において魔法による高度な治療術式は秘伝であり、口伝である。素養をもつ者が、正しく伝承を受けることで行使することが可能になる。 部品 刺青 魔法医療を修めた者は身体に刺青のように見える模様をもっている。実際に墨を入れているのかどうかは定かではない。(一説にはボディペイントであるという話もある。)この模様を施すことで精霊との対話がしやすくなるとか、魔除けのようなものだと言う噂もあるが、魔法医療自体が神秘のヴェールに包まれている状態で、彼ら自身が科学的に分析されることを当然好まず、真相は霧の向こうに閉ざされている。 部品 魔法医としての修行 魔法医療の修行は伝統的に深い森の奥で行われる。水と樹木、生命の息吹を深く感じ取ることのできる場で、外界の雑事から意識を切り離すためだと言われている。すでに述べたように、魔法術式は電子ノイズと相性が悪いため、初期の修練にそれを極限まで廃するのは”理にかなっている”と言えよう。 部品 医師の基本の上に積まれる修行 魔法術式は適切な結果を求めるために的確に術式を選択して行使されなければならないものであり、医療として行われる際にも正しい人体知識を必要とするが、医師としての学習を終えている者が魔法医の学びに入るときその学習過程は自然とスキップされつつより高度な治療結果を得ることができるのは当然の結果である。 その上で、魔法を発動させうるレベルに精神の集中を高めるのは、各個人の素質によって再現性が異なるため物理科学の学びよりさらに困難なものとなる。切り替えができない者はここで脱落していく。 提出書式 大部品 魔法医(職業) RD 35 評価値 8 -大部品 医師としての基盤 RD 28 評価値 8 --大部品 現代医の能力と技能 RD 10 評価値 5 ---部品 人体への理解 ---部品 基礎医学の心得 ---部品 地域医療の実地実習経験 ---部品 清潔操作と基本的医療手技修得 ---部品 一次救命処置能力 ---部品 患者とのコミュニケーション能力 ---部品 臨床実習で得た臨床医としての能力 ---部品 共通試験・国家試験を合格する能力 ---部品 臨床研修で得た経験 ---部品 6年間の医学生生活 --大部品 医師の心得 RD 6 評価値 4 ---部品 医療関連ルールを遵守する ---部品 生涯を人道に捧げる誓い ---部品 患者へ尽力する誓い ---部品 公平で公正な治療行う誓い ---部品 人命尊重の誓い ---部品 医師という職業への誓い --大部品 名医と呼ばれる所以 RD 11 評価値 5 ---大部品 高度なインフォームド・コンセントの形成力 RD 5 評価値 3 ----部品 礼儀作法(医療 ----部品 医師に求められる外見 ----部品 正確な診断力・検査力 ----部品 ムンテラ力 ----部品 最新医療知識の維持 ---大部品 鋼の心臓(医師) RD 3 評価値 2 ----部品 動揺しても態度に出さない。 ----部品 経験と実績から発生する自負心 ----部品 強い自制心 ---大部品 医師の腕力 RD 3 評価値 2 ----部品 うなされるほどの練習 ----部品 無駄のない手技 ----部品 瞬時判断 --部品 臨床経験で知る限界 -大部品 魔法の力を借りる RD 2 評価値 1 --部品 森国人の魔法の素養 --部品 科学的な医療技術とは異なる -部品 TLOの封印 -大部品 魔法による治療 RD 3 評価値 2 --部品 術式 --部品 刺青 --部品 魔法医としての修行 -部品 医師の基本の上に積まれる修行 部品 人体への理解 医師として病気や痛みを理解するには、まずからだの正常な状態を知らなければならない。正確な人体の組織と生理への理解は医師として人を助ける原動力となる。 部品 基礎医学の心得 人体への理解を基本として、微生物学、生化学、病理学、薬理学を医師は学んでいる。これらの学問を一定レベルで修めていることは、病気の診断と治療を行う上での重要な基本となる。 部品 地域医療の実地実習経験 医師は医学生である間に、患者さんがまずかかる一般医や家庭医での現場を知るため、地域での医療実習を行っている。医療現場での活きた経験を感じ、患者さんとのコミュニケーションの基礎を学んでいることは医師としての必要な能力の一つである。 部品 清潔操作と基本的医療手技修得 医師として医療に関わるため、臨床で実習を行う前に最低限修得しておくべきなのが清潔操作である。 清潔域と不潔域の理解と、実践を行うこと、習慣をつけることは予想外に難しい事であるが医師として必要不可欠な要素である。 部品 一次救命処置能力 医師には、緊急時に危篤の患者に出会った際には救命の機会を維持し続ける能力が求められる。 この基礎的な救命処置はABCと省略される生命維持に必要な処置と、AED(自動体外式除細動器)が周辺にあった場合に使用できる能力を指す。 救命処置のABCはA=Airway、つまり気道の確保。B=Breathing。つまり呼吸のことであり、自発呼吸がない場合は人工呼吸が必要となる。 C=Circulation。循環であり、一般で言う心臓マッサージで血液の循環を確保することである。近年では動作に対する誤解をなくすため、胸骨圧迫と定義されている場合もある。 部品 患者とのコミュニケーション能力 医師とは人を相手にする職業である以上、職務上必要な情報を取得するためには患者との信頼関係の構築が不可欠である。 このため最低限の礼儀作法に加え、平時、緊急時双方で効率よく必要な医療情報を取得できるような質問法、話術を修得している必要がある。 部品 臨床実習で得た臨床医としての能力 医師は知識の積み重ねだけではなく、実際に現場で患者さんを相手にすることでしか得られない臨床医としての能力が絶対に必要である。 患者と指導医の協力によって獲得できる、内科系、外科系、病理系、社会医学系など臨床医学の全ての分野に関して通常一年を通して修得される。 いわゆる臨床実習で得られる知識、見識、経験は医師として最低限必要な能力の一つである。 部品 共通試験・国家試験を合格する能力 一般的にどの国でも国家によって医師として必要最低限の知識と技術、倫理を持ち合わせているかの試験が行われている。 これに合格することは、医師として最低限の能力を修めていることの社会的指標となり、これにより発光される医師免許を持たなければ、医師として人と関わることは許されない。 部品 臨床研修で得た経験 一般に医師免許を取得した後は指導医の元、単独で医師として医療行為を行うに足る能力があると認められるまで、臨床研修を行う必要がある。 臨床研修で涵養しなければならない能力は国が定めており、これを修めることで初めて医師の最低限度が満たされる。 部品 6年間の医学生生活 医師になるためには、防衛以下大学医学部を持つ大学に入学し、6年間医師として必要な知識、技術、倫理観の涵養を行う必要がある。 これは国家試験の受験資格として必要な条件の一つとして、定められた大学で医学の正規の過程を修めて卒業した者として定められているためであり、 同時、一人の人間が医師として成り立つまでに必要な期間なのである。 なお、例外として他国ですでに大学を卒業し、医師免許を取得している場合は、当時国で医師として必要な知識と技能を修めていると認定された場合は国家試験の受験資格を与えられる。 部品 医療関連ルールを遵守する 医師として定められた法を守ることは医師の倫理の最低限度である。ルールで定められたことを守ることは、医師として活動するために最低限必要な要素の一つである。 部品 生涯を人道に捧げる誓い 医師として活動することは人を助けるため、人体に手を加えることである。治療は人に危害を与えかねないことを忘れず、人への貢献に人生を費やすことを誓わなければならない。医療の怖さを知ることが医師の第一歩である。 部品 患者へ尽力する誓い 医師は患者の健康を一番の関心事として考え、診療で信頼され、打ち明けられた、明らかになった患者の秘密を尊重する。これを遵守することが医師という職業への信頼につながる。 部品 公平で公正な治療行う誓い 医師は年齢、疾患や障害、信条、民族的起源、性別、国籍、所属政治団体、人種、性的指向、社会的地位、その他いかなる他の要因の斟酌であっても、医師の職務と患者との間に干渉を許してはならない。患者自身、と医師という職業に常に真摯に向き合うことは医師を医師たらしめる重要なファクターである。 部品 人命尊重の誓い 医者は人命を最大限尊重し続けるべきである。たとえ脅迫の下であっても、人権や市民の自由を侵害するために自分の医学的知識を使用しないと誓う。これは医者としての誇りとなり、医師の精神を支える力となる。 部品 医師という職業への誓い 医師としての心得を守り続けた恩師たちへ、尊敬と感謝を忘れず、先人が守り続けてきた医者という職業の社会的立場と名誉、伝統を堅持しつづけようと誓う。これは自身の能力への驕りを戒め、先人や同僚医師から学び続け、信頼を維持しようと努力する力となる。 部品 礼儀作法(医療 医師は患者に「先生」と呼ばれることが多いが、当然無条件に医師へ敬意を払うわけでも、信頼を持っているわけでもない。 しかし患者が自身にとって一番良い治療を選ぶには、医師と患者互いの信頼が必要不可欠である。 その入口として相手を慮り、話しやすい雰囲気を醸成する礼儀作法は医師にとって大事な能力である。 部品 医師に求められる外見 第一に清潔さである。この場合実際に清潔であることはもちろんのこと、医療知識のない患者からみて「清潔そう」に見えることが重要である。 よく洗濯されシミ一つない白衣を身に着け、医師自身も清潔そうにまとまった外見をしていることは、医師と初めて面談した患者の安心材料の一つになる。 余談であるが、患者を安心させる他の要素として威厳があるが、主に年齢によるものが大きい。だから若い医師は(議論はあるが)ヒゲを生やしてみたりするのである。 部品 正確な診断力・検査力 高度なインフォームド・コンセントを形成するためには、前提として、良い説明をするための土台が必要である。 医師にとっては患者の現在の状態を正確に把握していることは具体的な治療法や代替治療の説明に絶対必要である。 余談ではあるが、これらの正確な診断にレントゲンなどの検査が必要である場合、検査の必要性を説明するのもインフォームド・コンセントである。難しい。 部品 ムンテラ力 ムンテラ(むんてら)とは、病状説明のことである。ドイツ語のMund「口」+Therapie「治療」を組み合わせた単語。 患者にとってみて、説明を受けた上で自由に治療法を選択することが望ましい。 望ましいのだが医師にとってみて、その患者に選択してほしい治療は当然ある。これが患者の価値観や知識と一致しているとは限らない。 医師に必要なのは「正確に」病状の説明をし、「正確に」各治療後の予後を説明する力である。 治療法選択の自由を尊重することと、説明の不足で患者にとって不利益な選択をすることになってしまうことは別である。 敬意と具体的でわかりやすい説明力は医師に必須の能力である。 部品 最新医療知識の維持 正確な診断と十分な説明がなされた後、高度なインフォームドコンセント形成に必要なのは患者の納得である。 納得するためには患者からの質問が必要であり、中には巷で評判を聞いたエビデンスのない治療法もある。これをきちんと否定し患者を危険から守るには常に最新の知識が必要である。 何をかいわんや当然診断にも説明にも治療にも必要なのだ。医者は一生勉強! これができなければ他全ての要素の信頼性が弱まり、高度なインフォームドコンセントとは言えなくなる。 部品 動揺しても態度に出さない。 医師も人間である以上ヒューマンエラーは必ずある。1件の重大なミスには29件の軽微なミス付いて回り、その周辺にはミスにならなかったもののミスになってもおかしくない直前の例、つまりヒヤリ・ハットが3000件存在している。ミスを起こしてはならないが、ヒヤリ・ハットな例に直面した際に動揺を表に出すことは患者にとっても不利益となる。 予防を十分に行った上でも起きてしまうヒヤリ・ハットや軽微なミスは適切にリカバリーされるべきで、患者が求めているのは落ち着いた医師である。「あっ」「しまった」とは思っても絶対に態度に出してはならない。口に出すのは最悪だ。 部品 経験と実績から発生する自負心 ミスに限らず、医療は人体を相手にする職業である以上、偶発的事故も起こりうるし、治療の結果も100パーセント思った方向に進むとは限らない。感染症の治療後体力の問題で治癒に時間がかかることもあれば、外傷の治療後安静をよく指示したにもかかわらず暴れて悪化させてくる患者もいる。これらのことが起きた時に「大丈夫ですよ」とはっきりみ行きれるのが自負心である。実際に近似の例を経験しているからこそ、知識として知っているからこそ、そして実際に自分の手でリカバリーしたことがあるからこそはっきり言い切れるのだ。この自負心の醸成には医師として誠意ある治療を多数実際に行なっている必要がある。 部品 強い自制心 患者が求めているのは落ち着いていて、かつ精力的に働く医師である。私事で何があろうと不機嫌さや悲しさを患者に伝えてはならない。患者さんは細やかな動作や声色に出る雰囲気を必ず感じ取る。 当然どのくらい疲れているかも患者さんにはなんら関係ない。つねに安定して親切で真面目でよく説明してくれる先生こそが名医だ。 実は患者さんが大事にしているのは手技の早さではないことを知っておくべきだ。 部品 うなされるほどの練習 治療の手技であるにしろ、滑らかな説明や表情作りにしろ、練習でできない人間が本番で安定して成功できるはずがない。 緊張するのだ。予想外のことが起こるのだ。ささいな手違いでさらに緊張するのだ。地震が起きるかもしれないのだ。患者を安心させる落ち着いた医者でいたければひたすらに練習するしかない。練習が短い睡眠時間に出てくるほどだ。 部品 無駄のない手技 名医の治療は早い。 何がはやいのだろうか。手の動きが速いわけではない。無駄が切り落とされているのだ。練習で何千回と繰り返した動作が、医師となってから臨床で繰り返した手技が名医の手技を早くしている。そこに生まれた余裕に丁寧さと工夫を加えることもできる。早さが命の手技ではもちろんのこと、それ以外でも治療の予後を良い方向へ動かす力となる。 部品 瞬時判断 どの仕事でも言えることだが、例に漏れず医師の仕事も判断の連続である。救急の患者が搬送されてきた時、また目の前で人が倒れた時、治療中不可避の大出血があった時。名医は自分の専門で即時に結論を出す能力がある。これは毎日の診療経験と勉強の反復が、呼吸と同じように最適な治療を教えてくれるからである。 部品 臨床経験で知る限界 医師として修練を積み厳しく能力を鍛え上げて出た現場で、患者を救えない場面に遭遇することもある。現代医療を修めた者だからこそ知る、科学的治療の限界はある。 部品 森国人の魔法の素養 森国人とは元来魔法適性の高い種族であるとも言える。森の民であり、自然・精霊と交感し、瞑想通信を使うことができる。森国人の中に魔法による医療(治癒)を行いうる素質を持つ者が多く存在することは知られている。素質は素質であり、実際に使えることとは厳格に一線を画す。 部品 科学的な医療技術とは異なる 魔法医療は科学的な医療アプローチに限界を感じた者のうち、たまたま魔法の素養を強くもっていたものが、運良く、魔法による治癒という玄霧藩国の一部部族に伝承されていたまったく別系統の治癒技術と出会い、それを習得するために力を尽くした結果得られたスキルである。 部品 TLOの封印 魔法医療と科学医療の技術を融合することは危険であることは知られており、固く禁じられている。つまり魔法術式の中に科学的情報を組み込むことは禁忌であり、伝統的医療に携わる者にそれを試みる者はいない。 一旦医師としての”科学”教育を受けた者も、魔法医療技術の習得を目指すとき、例えば医療情報機械(バイタルモニター)などの科学的アプローチとは絶縁する。実際問題として、魔法による治療はそれら”高物理”と位置づけられる電子機器のノイズなどと非常に相性が悪く集中の邪魔となる。魔法治療を行うとき、彼らは自然物とふれあうことを必要とし、それらの息吹から完全に閉ざされた中で行使することはほぼ不可能となる。 部品 術式 魔法の行使には術式が必要であり、術式には理論とルールがある。物理科学とはまったく異なる体系ではあるものの、そこには学問が存在する。行使するためには、術者が正しい状態で正しく術式を唱えることが必要となる。玄霧藩国において魔法による高度な治療術式は秘伝であり、口伝である。素養をもつ者が、正しく伝承を受けることで行使することが可能になる。 部品 刺青 魔法医療を修めた者は身体に刺青のように見える模様をもっている。実際に墨を入れているのかどうかは定かではない。(一説にはボディペイントであるという話もある。)この模様を施すことで精霊との対話がしやすくなるとか、魔除けのようなものだと言う噂もあるが、魔法医療自体が神秘のヴェールに包まれている状態で、彼ら自身が科学的に分析されることを当然好まず、真相は霧の向こうに閉ざされている。 部品 魔法医としての修行 魔法医療の修行は伝統的に深い森の奥で行われる。水と樹木、生命の息吹を深く感じ取ることのできる場で、外界の雑事から意識を切り離すためだと言われている。すでに述べたように、魔法術式は電子ノイズと相性が悪いため、初期の修練にそれを極限まで廃するのは”理にかなっている”と言えよう。 部品 医師の基本の上に積まれる修行 魔法術式は適切な結果を求めるために的確に術式を選択して行使されなければならないものであり、医療として行われる際にも正しい人体知識を必要とするが、医師としての学習を終えている者が魔法医の学びに入るときその学習過程は自然とスキップされつつより高度な治療結果を得ることができるのは当然の結果である。 その上で、魔法を発動させうるレベルに精神の集中を高めるのは、各個人の素質によって再現性が異なるため物理科学の学びよりさらに困難なものとなる。切り替えができない者はここで脱落していく。 インポート用定義データ [ { "title" "魔法医(職業)", "children" [ { "title" "医師としての基盤", "description" "Default Root", "children" [ { "title" "現代医の能力と技能", "description" "Default Root", "children" [ { "title" "人体への理解", "description" "医師として病気や痛みを理解するには、まずからだの正常な状態を知らなければならない。正確な人体の組織と生理への理解は医師として人を助ける原動力となる。", "part_type" "part" }, { "title" "基礎医学の心得", "description" "人体への理解を基本として、微生物学、生化学、病理学、薬理学を医師は学んでいる。これらの学問を一定レベルで修めていることは、病気の診断と治療を行う上での重要な基本となる。\n", "part_type" "part" }, { "title" "地域医療の実地実習経験", "description" "医師は医学生である間に、患者さんがまずかかる一般医や家庭医での現場を知るため、地域での医療実習を行っている。医療現場での活きた経験を感じ、患者さんとのコミュニケーションの基礎を学んでいることは医師としての必要な能力の一つである。", "expanded" true, "part_type" "part" }, { "title" "清潔操作と基本的医療手技修得", "description" "医師として医療に関わるため、臨床で実習を行う前に最低限修得しておくべきなのが清潔操作である。\n清潔域と不潔域の理解と、実践を行うこと、習慣をつけることは予想外に難しい事であるが医師として必要不可欠な要素である。", "part_type" "part" }, { "title" "一次救命処置能力", "description" "医師には、緊急時に危篤の患者に出会った際には救命の機会を維持し続ける能力が求められる。\nこの基礎的な救命処置はABCと省略される生命維持に必要な処置と、AED(自動体外式除細動器)が周辺にあった場合に使用できる能力を指す。\n救命処置のABCはA=Airway、つまり気道の確保。B=Breathing。つまり呼吸のことであり、自発呼吸がない場合は人工呼吸が必要となる。\nC=Circulation。循環であり、一般で言う心臓マッサージで血液の循環を確保することである。近年では動作に対する誤解をなくすため、胸骨圧迫と定義されている場合もある。", "part_type" "part" }, { "title" "患者とのコミュニケーション能力", "description" "医師とは人を相手にする職業である以上、職務上必要な情報を取得するためには患者との信頼関係の構築が不可欠である。\nこのため最低限の礼儀作法に加え、平時、緊急時双方で効率よく必要な医療情報を取得できるような質問法、話術を修得している必要がある。", "part_type" "part" }, { "title" "臨床実習で得た臨床医としての能力", "description" "医師は知識の積み重ねだけではなく、実際に現場で患者さんを相手にすることでしか得られない臨床医としての能力が絶対に必要である。\n患者と指導医の協力によって獲得できる、内科系、外科系、病理系、社会医学系など臨床医学の全ての分野に関して通常一年を通して修得される。\nいわゆる臨床実習で得られる知識、見識、経験は医師として最低限必要な能力の一つである。", "part_type" "part" }, { "title" "共通試験・国家試験を合格する能力", "description" "一般的にどの国でも国家によって医師として必要最低限の知識と技術、倫理を持ち合わせているかの試験が行われている。\nこれに合格することは、医師として最低限の能力を修めていることの社会的指標となり、これにより発光される医師免許を持たなければ、医師として人と関わることは許されない。", "part_type" "part" }, { "title" "臨床研修で得た経験", "description" "一般に医師免許を取得した後は指導医の元、単独で医師として医療行為を行うに足る能力があると認められるまで、臨床研修を行う必要がある。\n臨床研修で涵養しなければならない能力は国が定めており、これを修めることで初めて医師の最低限度が満たされる。", "part_type" "part" }, { "title" "6年間の医学生生活", "description" "医師になるためには、防衛以下大学医学部を持つ大学に入学し、6年間医師として必要な知識、技術、倫理観の涵養を行う必要がある。\nこれは国家試験の受験資格として必要な条件の一つとして、定められた大学で医学の正規の過程を修めて卒業した者として定められているためであり、\n同時、一人の人間が医師として成り立つまでに必要な期間なのである。\nなお、例外として他国ですでに大学を卒業し、医師免許を取得している場合は、当時国で医師として必要な知識と技能を修めていると認定された場合は国家試験の受験資格を与えられる。", "part_type" "part" } ], "expanded" true, "part_type" "group" }, { "title" "医師の心得", "description" "Default Root", "children" [ { "title" "医療関連ルールを遵守する", "description" "医師として定められた法を守ることは医師の倫理の最低限度である。ルールで定められたことを守ることは、医師として活動するために最低限必要な要素の一つである。", "part_type" "part" }, { "title" "生涯を人道に捧げる誓い", "description" "医師として活動することは人を助けるため、人体に手を加えることである。治療は人に危害を与えかねないことを忘れず、人への貢献に人生を費やすことを誓わなければならない。医療の怖さを知ることが医師の第一歩である。", "part_type" "part" }, { "title" "患者へ尽力する誓い", "description" "医師は患者の健康を一番の関心事として考え、診療で信頼され、打ち明けられた、明らかになった患者の秘密を尊重する。これを遵守することが医師という職業への信頼につながる。", "part_type" "part" }, { "title" "公平で公正な治療行う誓い", "description" "医師は年齢、疾患や障害、信条、民族的起源、性別、国籍、所属政治団体、人種、性的指向、社会的地位、その他いかなる他の要因の斟酌であっても、医師の職務と患者との間に干渉を許してはならない。患者自身、と医師という職業に常に真摯に向き合うことは医師を医師たらしめる重要なファクターである。", "part_type" "part" }, { "title" "人命尊重の誓い", "description" "医者は人命を最大限尊重し続けるべきである。たとえ脅迫の下であっても、人権や市民の自由を侵害するために自分の医学的知識を使用しないと誓う。これは医者としての誇りとなり、医師の精神を支える力となる。\n", "part_type" "part" }, { "title" "医師という職業への誓い", "description" "医師としての心得を守り続けた恩師たちへ、尊敬と感謝を忘れず、先人が守り続けてきた医者という職業の社会的立場と名誉、伝統を堅持しつづけようと誓う。これは自身の能力への驕りを戒め、先人や同僚医師から学び続け、信頼を維持しようと努力する力となる。", "part_type" "part" } ], "expanded" true, "part_type" "group" }, { "title" "名医と呼ばれる所以", "description" "Default Root", "children" [ { "title" "高度なインフォームド・コンセントの形成力", "children" [ { "title" "礼儀作法(医療", "description" "医師は患者に「先生」と呼ばれることが多いが、当然無条件に医師へ敬意を払うわけでも、信頼を持っているわけでもない。\nしかし患者が自身にとって一番良い治療を選ぶには、医師と患者互いの信頼が必要不可欠である。\nその入口として相手を慮り、話しやすい雰囲気を醸成する礼儀作法は医師にとって大事な能力である。\n", "part_type" "part" }, { "title" "医師に求められる外見", "description" "第一に清潔さである。この場合実際に清潔であることはもちろんのこと、医療知識のない患者からみて「清潔そう」に見えることが重要である。\nよく洗濯されシミ一つない白衣を身に着け、医師自身も清潔そうにまとまった外見をしていることは、医師と初めて面談した患者の安心材料の一つになる。\n余談であるが、患者を安心させる他の要素として威厳があるが、主に年齢によるものが大きい。だから若い医師は(議論はあるが)ヒゲを生やしてみたりするのである。\n", "part_type" "part" }, { "title" "正確な診断力・検査力", "description" "高度なインフォームド・コンセントを形成するためには、前提として、良い説明をするための土台が必要である。\n医師にとっては患者の現在の状態を正確に把握していることは具体的な治療法や代替治療の説明に絶対必要である。\n余談ではあるが、これらの正確な診断にレントゲンなどの検査が必要である場合、検査の必要性を説明するのもインフォームド・コンセントである。難しい。", "part_type" "part" }, { "title" "ムンテラ力", "description" "ムンテラ(むんてら)とは、病状説明のことである。ドイツ語のMund「口」+Therapie「治療」を組み合わせた単語。\n患者にとってみて、説明を受けた上で自由に治療法を選択することが望ましい。\n望ましいのだが医師にとってみて、その患者に選択してほしい治療は当然ある。これが患者の価値観や知識と一致しているとは限らない。\n医師に必要なのは「正確に」病状の説明をし、「正確に」各治療後の予後を説明する力である。\n治療法選択の自由を尊重することと、説明の不足で患者にとって不利益な選択をすることになってしまうことは別である。\n敬意と具体的でわかりやすい説明力は医師に必須の能力である。", "part_type" "part" }, { "title" "最新医療知識の維持", "description" "正確な診断と十分な説明がなされた後、高度なインフォームドコンセント形成に必要なのは患者の納得である。\n納得するためには患者からの質問が必要であり、中には巷で評判を聞いたエビデンスのない治療法もある。これをきちんと否定し患者を危険から守るには常に最新の知識が必要である。\n何をかいわんや当然診断にも説明にも治療にも必要なのだ。医者は一生勉強!\nこれができなければ他全ての要素の信頼性が弱まり、高度なインフォームドコンセントとは言えなくなる。", "expanded" true, "part_type" "part" } ], "expanded" true, "part_type" "group" }, { "title" "鋼の心臓(医師)", "children" [ { "title" "動揺しても態度に出さない。", "description" "医師も人間である以上ヒューマンエラーは必ずある。1件の重大なミスには29件の軽微なミス付いて回り、その周辺にはミスにならなかったもののミスになってもおかしくない直前の例、つまりヒヤリ・ハットが3000件存在している。ミスを起こしてはならないが、ヒヤリ・ハットな例に直面した際に動揺を表に出すことは患者にとっても不利益となる。\n予防を十分に行った上でも起きてしまうヒヤリ・ハットや軽微なミスは適切にリカバリーされるべきで、患者が求めているのは落ち着いた医師である。「あっ」「しまった」とは思っても絶対に態度に出してはならない。口に出すのは最悪だ。", "part_type" "part" }, { "title" "経験と実績から発生する自負心", "description" "ミスに限らず、医療は人体を相手にする職業である以上、偶発的事故も起こりうるし、治療の結果も100パーセント思った方向に進むとは限らない。感染症の治療後体力の問題で治癒に時間がかかることもあれば、外傷の治療後安静をよく指示したにもかかわらず暴れて悪化させてくる患者もいる。これらのことが起きた時に「大丈夫ですよ」とはっきりみ行きれるのが自負心である。実際に近似の例を経験しているからこそ、知識として知っているからこそ、そして実際に自分の手でリカバリーしたことがあるからこそはっきり言い切れるのだ。この自負心の醸成には医師として誠意ある治療を多数実際に行なっている必要がある。", "part_type" "part" }, { "title" "強い自制心", "description" "患者が求めているのは落ち着いていて、かつ精力的に働く医師である。私事で何があろうと不機嫌さや悲しさを患者に伝えてはならない。患者さんは細やかな動作や声色に出る雰囲気を必ず感じ取る。\n当然どのくらい疲れているかも患者さんにはなんら関係ない。つねに安定して親切で真面目でよく説明してくれる先生こそが名医だ。\n実は患者さんが大事にしているのは手技の早さではないことを知っておくべきだ。", "part_type" "part" } ], "expanded" true, "part_type" "group" }, { "title" "医師の腕力", "children" [ { "title" "うなされるほどの練習", "description" "治療の手技であるにしろ、滑らかな説明や表情作りにしろ、練習でできない人間が本番で安定して成功できるはずがない。\n緊張するのだ。予想外のことが起こるのだ。ささいな手違いでさらに緊張するのだ。地震が起きるかもしれないのだ。患者を安心させる落ち着いた医者でいたければひたすらに練習するしかない。練習が短い睡眠時間に出てくるほどだ。", "part_type" "part" }, { "title" "無駄のない手技", "description" "名医の治療は早い。\n何がはやいのだろうか。手の動きが速いわけではない。無駄が切り落とされているのだ。練習で何千回と繰り返した動作が、医師となってから臨床で繰り返した手技が名医の手技を早くしている。そこに生まれた余裕に丁寧さと工夫を加えることもできる。早さが命の手技ではもちろんのこと、それ以外でも治療の予後を良い方向へ動かす力となる。", "part_type" "part" }, { "title" "瞬時判断", "description" "どの仕事でも言えることだが、例に漏れず医師の仕事も判断の連続である。救急の患者が搬送されてきた時、また目の前で人が倒れた時、治療中不可避の大出血があった時。名医は自分の専門で即時に結論を出す能力がある。これは毎日の診療経験と勉強の反復が、呼吸と同じように最適な治療を教えてくれるからである。", "part_type" "part" } ], "expanded" true, "part_type" "group" } ], "expanded" true, "part_type" "group" }, { "title" "臨床経験で知る限界", "description" "医師として修練を積み厳しく能力を鍛え上げて出た現場で、患者を救えない場面に遭遇することもある。現代医療を修めた者だからこそ知る、科学的治療の限界はある。", "expanded" true, "part_type" "part" } ], "expanded" true, "part_type" "group" }, { "title" "魔法の力を借りる", "children" [ { "title" "森国人の魔法の素養", "description" "森国人とは元来魔法適性の高い種族であるとも言える。森の民であり、自然・精霊と交感し、瞑想通信を使うことができる。森国人の中に魔法による医療(治癒)を行いうる素質を持つ者が多く存在することは知られている。素質は素質であり、実際に使えることとは厳格に一線を画す。", "expanded" true, "part_type" "part" }, { "title" "科学的な医療技術とは異なる", "description" 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SPフィクサーズ 総理大臣を護衛するSPで構成されたチーム。 メンバーは塔子を除いて全員、成人であるのも特徴。 「守る」ことをメインにした必殺技が多い。 実の娘である塔子が財前総理を守るのはおかしい気がするが超次元なので誰も気にしない。 選手一覧 財前塔子 鉄壁 堅(てつかべ けん) ポジション:GK つながリーヨのラストにSP組の一員として登場している。何故かド真ん中。 必殺技 セーフティプロテクト 角巣 英二(すみす えいじ) ポジション:DF 塔子をサポートするサブリーダー的存在。 名前の元ネタはエージェント・スミス。 つながリーヨのラストにSP組の一員として登場している。 必殺技 ボディシールド 桜 多聞(さくら たもん) ポジション:DF 脅威の侵略者ではシカが苦手という設定を持ち、 イベントやムービーでちょこちょこと出番があり優遇されている。 加々美 法子(かがみ ほうこ) ポジション:FW 必殺技 トカチェフボンバー 館野 舞(たての まい) ポジション:MF つながリーヨのラストにSP組の一員として登場している。横二人がムサいせいかやけに可愛く描かれている。 必殺技 合気道 疾風 隼人(はやて はやと) ポジション:DF 必殺技 ボディシールド 先手 勝(さきて まさる) ポジション:MF 極火 務(ごくひ つとむ) ポジション:MF 必殺技 合気道 五洋 武(ごよう たけし) ポジション:DF 必殺技 ボディシールド 木曽久 順(きそく じゅん) ポジション:FW 必殺技 トカチェフボンバー
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適当に自分の戦略書いて行ってください。 Raiの戦略 マップがきついと、つい自爆気味の速攻に走ってしまうのが悲しい性。 12分台青銅の速攻が当たらなくなり、マップ悪いときの身の振り方を思索中である。 普通のマップの場合はほぼ即政治機関を建て、早期に内政差をつけるのが基本戦略。 doraraの戦略 農民が14~18人になったら中心を爆破、敵の裏に回り中心を立て内政を展開する。 効果:相手がもう自分とh2hしたくなくなる。 Tyunの戦略 Q&A方式で Q.飯がかぶりました。どうしたらいいでしょう? A.お前の飯は俺の飯。俺の飯は俺の飯。 Q.前線がかぶりました。どうしたらいいでしょう? A.知ってたか?ぽこルールでも敵の内政に当たらない塔や道具兵はOKなんだぜ? Q.shu-(ry さんが対面です。どうすればいいですか? A.どうしようもありません。 Q.BENマップ引きました・・・助けてください・・・ A.あきらめが肝心ですよ・・・ By Rai しばらく引退するので、何か色々と書き記しておこうと思います。 石の時代の戦略 NR まず第一に、仕掛けて得になる展開はほぼ皆無なので 本項では仕掛けられた際の対処法について記す。 資源採集農民に、敵農民が大挙して押しかけてきた場合は NRも念頭に入れて資源採集を行うこと。 私の実戦上、相手が本気でNRしてきた場合は 速やかに資源採集を諦め、後ろに逃げるのが良策といえるだろう。 農民は鎧付の兵士に対して余りに無力なので 道具入りして斧を出してしまえばこちらの勝ちである。 もし逃げられない場合は、一旦逃げて農民を纏めてから 資源採集中の相手の農民に殴りかかること。 ・農民は9から10人がベスト(一撃で農民を殺すことが出来る) ・ナンバリングは必須である。 ・シュメ農民はどうしようもない 飯R 飯が被った(あるいは、被ると予想される)場合の対処法について記す。 資源採集に従事している農民の数が相手より多いならば、殴ってよい。 相手が逃げた場合は速やかに資源採集に戻ること。 深追いする事による利益は全くない。 自分の農民の数が相手より少ない場合は、相手に殴られない限りは普通に資源採集を行う。 相手に殴られた場合は、深追いしてきた時、返り討ちに出来るように他の自農民が固まっている場所に逃げるのが良い。 結果、どうしても飯が足りなくなりそうな時は、絞り斧も視野に入れること。 相手と重なる飯は、あくまで取れないものと考えて動くべきである。 斧R(道具R) 本気道具なら最初は斧、必要に応じてSR、ジャブ道具は斧のみ。 とにかく道具時代、特に道具序盤の斧の強さは異常である。 石の時代から戦士小屋で棍棒戦士が生産できるので、道具時代に入る前に3,4体生産して 道具INと同時に斧、武器、鎧をアップすると良い。 優先順位は、ジャブなら鎧>斧>武器、本気道具なら斧>武器>鎧。 数さえ出してしまえば、鎧がついていなくとも農民に殴られることはほぼない。 更に相手は斧の処理に原始弓かスリンガーを出してくるので、 優先すべきは攻撃力とHPのアップグレードである。 ジャブ斧について マップが悪いときにやるとあまり効果は期待できない。 結局自分の青銅が大幅に遅れてしまい、良くない結果になる。 ただ、マップが普通以上の時には最強戦略となりえる。 ローマの、塔付きジャブ斧から騎兵という戦略は、本当にどうしようもない。 道具を押してから、少し飯に重きをおいた資源バランスにすること。 極太進化ならば(当然遅れていないのが条件だが)、特にバランスを気にする必要はない。 あまった飯で斧が出る。最強。 本気道具について する必要のあるマップはほぼない。 本気道具するくらいなら、絞って青銅へ行ったほうがマシ。 後衛なら20分までぬくれればどうにでもなる。 前衛でも、相手が格上の場合はメガンテ的な意味で狙って良い場合があるが 格下の場合はどうあがいてもチーム全体として損である。 無論、道具で二国抜ける人は別だが。 それでは、本気道具が必要なマップとはどういうものか。 まず、森がない(遠すぎて話にならない)マップ。 立ち木があれば青銅での超速攻もありだが、9分斧の方が恐らく強い。 理由は言わずもがな、相手の壁テクノロジーの有無である。 次に、飯が2ndまでしかなく、水もない場合。 2ndに加えて磯や象がある場合は青銅を狙うべきだが、 完全に2ndまでしかない場合は絞って斧もあり。 ちなみに、実行すると相手にキレられる場合が多いのでお勧めはしない。 あくまで最終手段として頭の片隅に留めておいて欲しい。 SRについてだが、基本的に受けの戦略である。 SRから攻める展開だと、ローマが青銅を押してから敵陣探索+αで出すくらいか。 その他は、大抵斧が絡む。 石テクを押さなければ話にならないユニット。 当然のことだが、どちらの場合においても自陣の壁を忘れると死ぬ。 道具時代に必要な操作が増えるので忘れがちだが、しっかり壁すること。 青銅速攻 微妙。本当に微妙。 クリティカルに当たるのは11,12分台青銅の速攻くらい。 相手が近く、壁が出来ないなら13分台でも容易に当たる。 相手の農民だけでなく、前線を抑えることも視野に入れないと、 カウンターの弓で処理されてしまう。 壁だけで防げる時点で、あまり強い戦略とは言えない。 速攻から軍を止めず、流れるように攻めていけるなら強いが。 尻切れトンボの速攻で終わるのは最低の愚行である。
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スライブ / 合気道 / ガンジー / キング牧師 ● トーラス〔google検索〕 .
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【名前】エヴァンジェリン・A・K・マクダウェル 【出展】ネギま! 【種族】吸血鬼の真祖(この世界において魔術的儀式により吸血鬼になった者) 【性別・年齢】女・600歳以上 【外見】10歳の少女、長い金髪 【性格】傲岸不遜で自信過剰。アウトローな思想を持つ偽悪者だが女子供を殺すのは嫌い。 【特異能力】合気道、糸使い、魔力の回復に伴う運動能力上昇&吸血鬼の力(再生等)、冷却系の魔法 【備考】 自称『最強の悪の魔法使い』だが、アウトローではあるものの極悪人ではない。 本気で憎悪で人を殺したのは最初の一人だけの可能性も有る位で。 戦いの場に立つなら女も子供も無いと言っているが、結局女子供は殺してないともいう。 ネギの父親サウザンドマスターに破れある学園に登校し続ける呪いを掛けられた。 この呪いに加え学園に結界が張られていたせいで普段は魔力弱の上に肉体能力10歳である。 しかも花粉症で冬場は風邪を引く。 ただ合気道と糸使いとしての技術も有り、中学生位の運動能力を回復すれば十分に戦える事が後に判明した。 実はサウザンドマスターに惚れていたり、魔法を発動させる時のキーである 「リク・ラク・ラ・ラック・ライラック!」のライラックの花言葉がなんか純だったりするツンデレ。
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「(何か手を…!)」 斬り結びながら策を必死で模索するアグリアスの目に、 奇妙な光景が映った。 レディが突如、後ろに大きく跳躍した。 しかも、跳躍中になぜか右手の忍刀を腰に佩びた鞘に 納めつつ、である。 着地と同時にどこからか取り出したのは、針状の手裏剣。 灰色に仄光るそれが、一瞬だけアグリアスの目に留まった。 「な…!?」 刹那の間に、アグリアスの左胸を狙って正確に投擲された手裏剣は、 全く想定外の攻撃手段であった。 だがしかし、戦場においては戦況が予想外の事態に展開する のが常であり、百戦錬磨のアグリアスはそれに慣れていた。 思考を介さない、戦士の直感が彼女の体を動かし、 手裏剣は心臓を射抜くことは叶わず、肩を覆う装甲に突き刺さる。 手裏剣は肩の寸前で止まり、流血には至らなかったものの、 アグリアスは再び驚愕に襲われることになる。 ビシビシと音を立てて、手裏剣が命中した装甲が石化を 始めたのである。 物質転換。ある物を石に変えてしまうような魔術は 確かに存在するが、そういった対象の大掛かりな変態を伴なう 魔術の行使には、永い詠唱と大量の魔力が必要であるのが 常であり、ノータイムで標的を石化させるような手段など、 通常は考えられない。 ベイオウーフの魔法剣に、それを可能にする技があるが、 アグリアスの知りうる限りそれぐらいのものである。 どんな呪術か魔法を施したのか知らないが、 あの手裏剣は危険すぎる。 もしも生身に直撃すれば、脚や腕ならば戦闘の続行は 不可能になり、そのまま殺される。 胸の近くに食らえば心臓や肺が石化して即死だろう。 装甲の石化は左肩から始まり、右胸の領域にまで広がって、 石化した鎧の部分がひずみで砕け散った時点で止まった。 アグリアスの上半身を覆う鎧の大部分は破損し、 急所である胸の周囲が外に露出する形になってしまった。 石化の手裏剣の直撃は免れたものの、鎧の損失は 大きな痛手である。 レディは手裏剣の投擲と同時に、一度鞘に納めた忍刀を抜刀し、 再びセリアと共にアグリアスに襲い掛かる。 依然として2人の電光石火の連撃は衰えを見せず、 アグリアスに聖剣技を使う隙を作らせない。 アグリアスの剣の技量は、2人のどちらよりも勝っている。 もしも1対1の決闘方をとれたのなら、 アグリアスの勝利は堅いだろう。 しかしこの2人が結束した時の勢いは、脅威である。 手数と速度で相手を圧倒する、言わば物量攻撃である。 それに加えて正確さまで備えているのだから手に負えない。 4本の刃は、まるでそれぞれが意思をもった魔物であるかのように 巧みに宙を舞い、アグリアスの防御を突破し、急所を刺し貫こうと 間断なく次々と押し寄せる。 表情の欠け落ちた2人の顔からは、2人が何を考えているのか まるで判断できない。 まるで、巨大な昆虫のようである。 何も考えず、何も思わず、何も感じず、ただ本能に依って 機械的に他の虫を捕食する。 虫にとってそれは、悪でも正義でもないのだろう。 そうしないと生きていけないからそうするというだけの話である。 セリアとレディにとっては、今ここでアグリアスを確実に殺すこと。 それだけが意味のある行為であり、その他全ては無意味であると 断じているかのような、無機質で機械的な表情。 アグリアスはまるで、同じ人間と刃を交えている気がしなかった。 再びレディが後方に跳び、先ほどと同様に灰色の手裏剣を投擲する。 狙いは再び心臓。鎧の加護を失った胸を、今度こそ 石化の手裏剣で射抜き、決着をつける腹積もりでいる。 「(まずいっ…!アレか!)」 石化の威力と脅威がアグリアスの脳裏によみがえり、 一瞬恐怖と焦りが全身を走った。 剣で手裏剣を打ち払うことはできない。 さっき、手裏剣は金属製の鎧を石化し、破壊した。 本来は人体に直接突き立て、標的の体を石化させる 武器であると考えられるにも関わらず、 あの灰色の手裏剣は人体、金属を問わずに石化させる。 手裏剣の尖端に当たり判定があるのなら、 剣と接触した瞬間、剣が石化する恐れがある。 2振りの剣でどうにかセリアとレディの猛撃に応じている現状で、 剣を片方失うということは、死に直結はしなくとも、 ただでさえ不利なこの状況を、より一層悪い方向に進め、 敗色を濃厚にしてしまう悪手である。 剣はどちらも、手放せない。 鎧をこれ以上削らせる余裕もない。 鎧で受け損なったら、体のどこかに手裏剣が命中する。 そうなったら最後だ。 結局、どうにかして避けるしかない。 「ぐっ…!」 食い下がるセリアの侍刀を大きく打ち払い、刹那に間合いを とったアグリアスは、横に跳躍し、寸での所で手裏剣の投擲を 回避した。 セリアに斬り掛かるために足を踏み込み、アグリアスは前傾姿勢をとる。 ドスッ…。 アグリアスの足元で、不吉な音が響いた。 「うっ!?」 異変は、すぐにアグリアスの知るところとなった。 「(馬鹿な…!身体が…身体が動かない!?)」 アグリアスの全身は、前傾姿勢を保ったまま硬直していた。 脚も、腕も、まるで彼女のいうことを聞かず、 氷漬けにでもなったかのように固まって、ピクリとも動かない。 石化の手裏剣を投げたレディには細心の注意を払っていたし、 投擲された手裏剣についても完全に避けたはずである。 それでも身体が動かないというこの事態…原因があるとすれば…セリア。 レディに注意を傾けたほんの一瞬に、セリアに何かをされたとしか 考えられない。 事実、アグリアスの刹那の間に展開された推理は当たっていた。 全ては、周到に用意された罠。 石化の手裏剣は、現在の絶対的勝機を作り出すための布石。 手裏剣の威力と脅威を標的に存分に認識させた上で、 恐怖と焦りを心に染み込ませる。 手裏剣の回避に注意を仕向けさせた上で、 アグリアスのマークがザルになったセリアが、刹那のうちに決定打を仕掛ける。 アグリアスが足元をとっさに見れば、自身の影の胸の位置に、 黒い手裏剣が突き刺さっているのが見て取れた。 影が、地面に縫い付けられている。 アグリアスがレディの投げた石化の手裏剣を回避しようと跳び、 セリアへの注意がおろそかになった一瞬に、セリアがアグリアスの 影に向けて、密かに別の手裏剣を投げつけたのである。 石化の手裏剣同様、対象の動きを一瞬で停止させる 呪術や魔術など、通常はありえない。 にも関わらず、アグリアスの影に突き立てられた黒い手裏剣は 彼女の知る理とは別の、正体不明の機構をもってして、 アグリアスの全身を呪縛し、頑として身動きを取らせない。 一秒以下の隙を奪い合う、達人同士の技の応酬下において、 身動きを封じられるというのは…即ち死。 無防備の身体は、敵の刃を避けられるはずも無い。 果たしてセリアとレディは、笑いもしなければ喜びもしなかった。 依然としてその顔には、何の色も浮かばない。 虚無を宿した、生きながらにして既に死んでいる心は、何も映さない。 彼女らが勝利を手にしたも同然の現況は、偶然によるもの でもなければ僥倖でも何でもない。 2人の実力と、敵を欺く周到な陽動作戦による必然。 今こそ標的を斬り刻み、血の海に沈めんと、 セリアとレディはそれぞれの得物を構えなおして 冷徹にアグリアスに走り寄る。 そこに油断や慢心は、欠片も無かった。 その様子はちょうど、見えざる糸に絡め取られ、 身動きが出来なくなった無力な羽虫を、蜘蛛が捕食するために 機械的に近づいていくのに似ている。 絶体絶命と呼ぶにふさわしい窮地に追い込まれ、 アグリアスは硬直したまま剣に力を込める。 最後の手段をとるしかなかった。 非常に危険であり、自滅する可能性も高いが、 このまま黙って殺されるのを待つよりは、いくらか生存の確率は 高まるだろう。 「(影に刺さった手裏剣をどかすことができれば… 動けるようになるはずだ…!)」 うつむいた状態のまま身動きが封じられているため、 今2人の殺し屋が何をどうしているのかを見ることは叶わない。 2人の床を蹴る音から察するに、4本の刀で無防備のアグリアスを なますに斬り刻むつもりだろう。 たが恐怖は、今必要な感情ではない。 努めて冷静になり、右手に持つ騎士剣に内力を集中させる。 聖剣技は、標的を選択的に攻撃するための指向性をもたせるために、 術者の技術によりエネルギーを精製し、力の奔流を 特定の形態に形作らなければならない。 この工程こそが、聖剣技を強力な遠距離攻撃手段たらしめると 同時に、技を繰り出すために生まれる硬直の原因にもなってしまう。 銃弾を火薬の爆発による圧力で、一定の方向に撃ち出すには、 弾丸の飛ぶ方向を規定するバレル(銃身)が必要であるのと同じである。 聖剣技の使い手は、自らをバレルとして、指向性のエネルギーによる 砲撃を、標的に叩き込むのである。 彼女が今やろうとしていることは、無方向なエネルギーを方向付けるための 精製過程を省いた、単純なエネルギーの放出。 危険であるし、無意味であるので今まで一度もやったことがないが、 何の方向性も持たないエネルギーの奔流は、恐らく 爆発を伴なって術者もろとも周囲を破壊するだろう。 いわば、むき出しの銃弾を数十個、無造作に焚き火の中に 放り込むようなものである。 火薬に引火し、暴発した銃弾は、周囲の人間を無差別に殺傷する。 精製の過程を含めると、最短でも2秒の硬直を要する聖剣技であるが、 精製を省けば、一瞬で力を放出することは可能であると考えられる。 術者の無事は全く保障されない、危険極まりない荒業ではあるが…。 暴発による怪我は、確かに恐ろしい。 しかし、アグリアスにとって最も恐るべき、由々しき事態は、 2人の殺し屋を止められず、ここで無駄死にすること。 ここで自分が無抵抗に殺されれば、現在エルムドアと交戦中のラムザは、 あの凶悪なセリアとレディをも同時に相手にしなくてはならなくなる。 いかにラムザでも、あの手錬3人を同時に相手しては、 勝てるわけがない。成す術なく殺されるだけである。 隊の長であり、皆の希望であるラムザが殺されれば、全てが終わる。 それだけは、何としても防がなくてはならない。 今ここで、自分の身がどうなろうと。 2人の殺し屋の足音がアグリアスのすぐ傍まで近寄り、 今まさに、アグリアスの首に刀が振り下ろされようとしたときに、 アグリアスはすっと目を閉じ、祈るような思いで、剣から力を解き放った。 制御を失った無秩序な力の流れは、爆発を伴なって アグリアスの影を縛っていた手裏剣を吹き飛ばす。 爆音と爆煙が吹き上がり、爆風が吹き荒れる中、 セリアとレディの2人はとっさに後方に回避し、 即座に状況の把握に移る。 不可解な攻撃を受けた場合は一度距離をとり、 相手の出方をうかがうのが戦場における鉄則である。 剣しか扱えないはずのアグリアスが、放出系の攻撃手段… それもノータイムで発動するようなタイプを突如使用したのは、警戒に値した。 術者であるアグリアスは、当然のことながら 爆発による衝撃を、無防備のまま全身に受けたことになる。 辛うじて立っているものの、爆心地より最も近い位置にあった右手、 エネルギーの射出口となった剣を握っていた右手の感覚がほとんどない。 今の爆発の威力から察するに、指が何本か消し飛んでいたとしても 不思議なことではない。 足元の感覚が消えかかり、絶望的な浮遊感が全身を襲う。 何度も経験した、気絶直前の症状である。 この場で気を失うということは、己の命をむざむざセリアとレディの 2人にただでくれてやるのと同じである。 断じて、ここで気絶する訳にはいかなかった。 「(ただでは死ぬな――。 死ぬなら…1人でも多くの敵を 道連れにしろ――!!)」 下唇を犬歯で思い切り噛み、鮮烈な痛みと鮮血の味が、 おぼろだったアグリアスの意識の輪郭を確かなものにする。 ふらつく脚を内心で叱咤し、アグリアスは疾駆する。 敵を殺すために。仲間を生かすために。 煙幕の中からレディの眼前に突如飛び出したのは、 鬼神のごとき形相で双剣を振るうアグリアス。 「!」 人間らしい驚きの表情が、はじめてレディの顔を彩った。 自爆したようにしか見えない標的が、 これほど早く、再び刃向かってくるとは、さしもの レディも想定外だったのである。 アグリアスがくぐり抜けてきた死線の数と執念の強さ。 これが、殺しの練達者たるレディにも予測不可能な行動を、 アグリアスが可能にした理由だった。 レディの判断違いで、アグリアスの振るう剣への対応が一瞬遅れる。 アグリアスの壊れかかった右手に収まった、騎士剣による 斬撃はレディに打ち払われ、剣はアグリアスの手を離れて 彼方に弾き飛ばされた。しかし、アグリアスの左手の剣による 追撃には、レディの反応が間に合わなかった。 鋭い刺突は、刹那の内に、容赦なくレディの右胸を串刺しにする。 人を刺し貫く嫌な感覚が、アグリアスの手に伝わった。 「…あ…」 かすかな声が、レディの口をついて出た。 レディの両手から、忍刀が離れ落ち、澄んだ金属音が鳴り響く。 口元から血を流しながら、死相もあらわな顔を後ろにのけぞらせ、 崩れ落ちる…そうなる寸前で、レディは踏みとどまった。 即死で当然のはずの致命傷を受けてもなお、レディは倒れない。 いかなる執念によるものか、死の恐怖と絶望をも凌駕する、 本能にまで刻み込まれた殺し屋としての習性がそうさせるのか。 必勝必殺を信じて疑わなかったアグリアスの顔が、驚異に凍る。 明らかに死に体においてもなお、レディは左手を、流れるような 動作でアグリアスの首に添えた。 レディの細く、白い指が、白骨化した死神の手を思わせて、 アグリアスに"死"を彷彿とさせる。 「!?」 親指と中指で、首の左右を走る太い血管を押さえつける。 必要最小限の力、それでも人の意識を奪うには十分な 圧力をもってして血流を封じ、標的を瞬間的に気絶に追いやる。 つまり、レディは格闘技における絞め技を、ごく簡易的に 即席で再現したことになる。 死人も同然のレディに、突然首を撫でられたかと思えば、 急激にアグリアスの視界は暗転する。 意表を突かれたアグリアスは成す術なくレディの術中にはまり、 一瞬ではあるが、意識を消失した。 レディは淀みのない流れのまま、左手の人差し指を もってして、標的の気道と喉笛を同時に圧迫する。 これにより、アグリアスは呼吸をすることも声を上げることも 出来なくなったわけだが、意識が暗転している彼女には 知る由もない。 そのまま、右手をアグリアスの左胸に当てる。 石化の手裏剣が命中したことにより、上半身を覆う鎧の 大部分が破損しているため、今現在、アグリアスの左胸は 外に露出している形を取っていた。 レディの右手は、アグリアスの左胸…心臓のすぐ上に添えられていた。 狙いは無論、急所の中の急所である心臓。 レディの手のひらから即座に放たれた衝撃波は、 ほぼ無音を保ったまま、手と心臓の間にあるアグリアスの服も、 皮膚も一切傷つけることなく、的確に、心臓を直撃した。 意識を奪われているアグリアスの全身が、反射的に びくんと大きくけいれんを起こす。 標的の意識と悲鳴を奪い、完全に無力化した上で、 心臓のみを選択的に破裂させる。 極限まで音を殺すように技術立てられた衝撃波は、 誰に聞きとがめられる恐れもないし、素手による殺しは 証拠すら残らない。 加えて、この技を食らった者の衣服や皮膚には、一切の 痕跡が残らない。 衝撃波は、手のひらから放たれた少し先…つまり服や皮膚を 通り越した心臓のある位置で炸裂するように組み立てられた、 特殊技術によるものだからである。 傍目には、原因不明の変死にしか映らない。 死因を特定できたとしても、それは検死のための解剖を 行った後である。 いつでも、どこでも、証拠の残らない迅速で確実な暗殺を。 それを可能にするこの絶技…息根止は、 暗殺の集大成にして、殺し技の一つの到達点。 「さよなら」 口元に血を滲ませながら、虚ろな眼差しでレディは呟いた。 余命幾ばくもない彼女の顔を彩る色は…悲しみ…とでも 表現すべきものであろうか。 今生最後の息根止。何十人もの命を奪ってきた、 その至高の暗殺技の手順に、断じて間違いは無かった。 問題があるとすれば、ただ一つ、彼女が致命傷を負っていた 一点のみである。 渾身の力を込めたその一撃でさえも、目前の標的を 絶命しうるには至らなかった。 それは、手応えからレディ自身がはっきりと自覚できていた。 アグリアスの首を押さえていた左手にも力が入らなくなり、 レディの意識が混濁を始める。 死が、もう目前にまで迫ってきていた。 首から手を離され、意識を取り戻したアグリアスは、 正体不明の胸の激痛に意識を割く余裕もない。 背後からは、セリアが走り寄る足音が聞こえる。 アグリアスを今、仕留めるつもりでいるのは間違いない。 「くっ!!」 壊れかけた右手の掌底を、左手に持つ剣の柄に添えて、 レディの胸を刺し貫く剣を、力任せに上に押し上げる。 生きたまま胸から肩の上まで剣で引き裂かれる、地獄の苦痛に 襲われているのにも関わらず、レディは悲鳴一つ上げなかった。 瞼を静かに下ろして、従容と最後の時を迎えていた。 胸から肩にかけて切り裂かれたレディはそのまま絶命し、 アグリアスは即座に背後を振り向き、セリアの剣戟を打ち払う。 アグリアスはとっさに後方に跳躍し、セリアと距離をとった。 アグリアスの全身を、原因不明の脱力感が覆う。 レディに首を絞められた時に何をされたのか、アグリアスが知る由もない。 その4へ