約 660,474 件
https://w.atwiki.jp/loveslime/pages/74.html
主な登場人物 王泥喜法介(22) 今作の主人公 弁護士 成歩堂龍一(33) 元弁護士 ピアノを弾けないピアニスト 成歩堂みぬき(15) 大魔術師 成歩堂の娘(!?) 牙琉響也(24) ガリューウェーブリーダー 検事 ローメイン・レタス(35) ラモアの通訳 ラミロア(40) ボルジニア出身のバラードの女神 マキ・トバーユ(14) ラミロアの信頼する盲目のピアニスト 宝月茜(25) 刑事 カガクマニアだが刑事課に配属 眉月大庵(24) ガリューウェーブギタリスト 刑事 或真敷バラン(44) 有名な大魔術師 裁判長(??) 相変わらず意見に左右されやすい 概要 北欧ボルジニア出身の歌姫ラミロアが来日し、牙琉響也の率いる「ガリューウェーブ」とのセッションが実現した。何事もなく順調に進んでいたコンサートだったが、予想だにしなかった悲劇が起きる。王泥喜の目の前で起こったこの事件、果たして真相に迫ることができるか!? 法廷パート その2 7月10日 午前9時49分 地方裁判所 被告人第2控え室 ・《新聞記事》のデータを記録入手 7月10日 午前10時30分 地方裁判所 第3法廷 【証言台・マキ】 尋問~ムジツの証拠~ ・みぬく「ニホンゴの歌詞」→「目が泳ぐ」 (マキさんのウソを示す証拠品‥‥つきつけてやるか!) ・つきつける「ボルジニアの新聞」 ・みぬく「わたくしから説明…」→「ラミロアの喉」 ラミロアさん‥‥あなたは、この人物をかばっているのです! ・つきつける→「マキ・トバーユ」 7月10日 午前11時23分 地方裁判所 被告人第2控え室 7月10日 午前11時28分 地方裁判所 第3法廷 【証言台・ラミロア】 尋問~事件当日に“聞いたこと”~ ・ゆさぶる「たしかに、聞いた…」 (たしかに‥‥何か、新しい手がかりを探るべきか‥‥?) ・選択肢「会話の内容は?」 「『早くスイッチを押せ!』‥‥~」 ・つきつける「リモコン」 これを使えば、楽屋からステージに声を届けることは、カンタンです! ・つきつける「ヘッドセット」 ‥‥この“スイッチ”の正体を示す証拠品とは‥‥! ・つきつける「発火装置」 (よく考えるんだ。ラミロアさんに、声が聞こえた‥‥その理由は?) ・つきつける「別の場所から聞いた」 ラミロアさんが声を聞いた場所‥‥それは、ここです! ・ポイント「左の部屋の通気口」 尋問~天井裏の“事情”~ 「なぜ、そんなところにいたのか‥‥~」 ・つきつける「ビデオ」 尋問~大魔術のトリックは~ ・ゆさぶる「段取りではそこまで2分で…」 (証言とビデオのムジュン‥‥それを解く証拠品があるか?) ・選択肢「証拠を提示する」 証言とビデオのムジュンを解く証拠品‥‥それは、これです! ・つきつける「ブローチ」 ・ゆさぶる「わたくし移動中も…」 7月10日 午後1時40分 地方裁判所 被告人第2控え室 ・《燃えカス》のデータを記録 7月10日 午後1時50分 地方裁判所 第3法廷 【証言台・眉月大庵】 尋問~ラミロアの証言について~ ※「銃声でおどろいて、歌詞を忘れた?~」 ・つきつける「ミキサー」 銃声が入っているパートは? ・つきつける「パート1」 オレたちが聞いた銃声の正体‥‥それを示す証拠品は、コレです! ・つきつける「燃えカス」もしくは「発火装置」 ※※「宝月刑事が銃声を聞いたのは、~」 ・つきつける「燃えカス」もしくは「発火装置」 「事件が、第2部に起こった‥‥?~」 ・つきつける「ミキサー」 銃声が入っているパートは? ・つきつける「パート1」 尋問~無実の“アカシ”~ 「殺害する理由なんか、~」 ・つきつける「サンプル」 尋問~マユの密輸について~ 「つまり、ビジネスとしてはマッタク、~」 ・つきつける「新聞記事」 「あの国からマユを持ち出す方法‥‥~」 ・つきつける「牙琉検事のギター」 犯人の"協力者"とは‥いったい、ダレなのですかッ! ・つきつける「マキ・トバーユ」 マキ・トバーユがスイッチを押したことを、立証できますか? ・選択肢「どれでもいい」 被告人がスイッチを押したという、そのコンキョは! ・つきつける「ミキサー」 片手で演奏したことを示す部分 ・つきつける 1つ目のバーが終わるあたりで、バーをクリックする (眉月 大庵の計画を焼き払う、最後のカギは‥‥) ・選択肢「証人を提示」 眉月 大庵の罪を立証できる人物‥‥いったい、誰ですかな? ・つきつける「マキ・トバーユ」 第3話終了
https://w.atwiki.jp/namata-kame/pages/111.html
10期メンバー加入後初めて。ガキさん、そして安倍さんにとって最後。私とえりぽんにとっては新しいスタート。 様々な思いが交錯して、春ツアーのリハーサルはかつてないほど濃い時間になった。 私も自分の練習をしつつ9期と10期をさりげなく教え、さらにリハーサル後はえりぽんと武道館用の練習があり想像以上にハードだった。 全てを乗り越えて迎えた春ツアー初日。 直前リハーサルも終わり、私は人通りが少ない位置にある控え室でえりぽんと本番前最後の確認をしていた。 「じゃ、この通りの段取りだよ」 「はい!…でも亀井さん」 「ん?」 「ファンのみんな、受け入れてくれるでしょうか?」 私は不安そうな顔のえりぽんの肩をぽんと叩いた。 「だぁいじょうぶ!ちゃんとやってればファンのみんなも認めてくれるって。それにメンバーもいるし」 「そうですね!もうここまで来たらやるしかないですもんね」 えりぽんもやっと笑顔になった。 「じゃ、そろそろだから私は行くね」 私はえりぽんと別れ、楽屋に戻った。 やがて本番前の集合がかかり、春ツアー最初の気合い入れ。そして初日1回目の公演の幕が開いた。 初日特有の緊張で少し硬くなっていたけれど、1曲目を歌い踊っているうちに徐々にほぐれてきた。 メンバー紹介VTR明けの1曲が終わり、いよいよ最初のMC。 「オリンパスホール八王子にお集まりの皆さん、こんにちは~!モーニング娘。です!」 「モーニング娘。コンサートツアー2012春、ウルトラスマートにようこそおいで下さいました~!」 れいなが担当するお決まりの挨拶の後、リーダーのガキさん(中身は安倍さんだけど)が口を開いた。 「突然ですが、ここでモーニング娘。に関する大切なお知らせがあります。この方から発表してもらいます!」 そしてピョコピョコウルトラつんくさんver.に乗ってつんくさんが登場。 どよめく会場、そして何も知らされていなくて動揺する9期と10期。そんな様子を見ながらつんくさんは発表を始めた。 「どうも、つんくで~す!今まで公表していませんでしたが、ここでモーニング娘。の次期リーダーとサブリーダーを発表したいと思います。 まずはリーダーから。モーニング娘。第8代リーダーは…」 「生田衣梨奈!」 「はい!」 私が返事をしてステージ中央に進み出ると、会場が大きなどよめきに包まれた。 「生田はまだ加入して1年たったところですが、その間の成長ぶり、メンバー内での人望、愛すべきキャラクターなど総合的に判断して 今回史上最年少での大抜擢となりました」 「そしてサブリーダー。サブリーダーはある意味新メンバーの彼女に任せたいと思います。入っておいで~!」 つんくさんに呼びこまれて袖から登場した人物。それが亀井絵里だと分かった瞬間、新リーダー発表時の比ではない大きなどよめきが起こり、 会場内は騒然となった。 卒業した先輩の復帰という思ってもいない展開に固まる9期と10期。すると突然、フクちゃんが泣き始めてしまった。 「どうした譜久村?」 つんくさんに聞かれてフクちゃんは泣きながら答えた。 「聖、亀井さんが大好きなんですよ。絶対一緒に活動することはないと思ってた憧れの亀井さんと活動できると思ったら嬉しくて…」 どうしよ。こういうの照れくさい。駆け寄りたいけど今は外見はえりぽんだし…。 「じゃあ、次期リーダーとサブリーダーから一言ずつ」 つんくさんに振られて焦り出す私。やばい。何も考えてなかった。でも何か言わなきゃ。 「えっと、一生懸命頑張るので応援よろしくお願いします!」 「フツー!それじゃ新メンバーの挨拶じゃん」 すかさずさゆの鋭いツッコミが入り、会場が爆笑に包まれた。 続いてえりぽんが挨拶。 「復帰することになりました亀井絵里です。えっと、一生懸命頑張るので応援よろしくお願いします!」 「生田と一緒じゃん!まだ中学生の後輩と20歳過ぎた先輩が同じ挨拶ってどうなの?」 またもさゆのツッコミが入り、すっかり和やかなムードになった。ありがと、さゆ。 こうして発表は終わり、つんくさんとえりぽんが退場。その後のライブも盛り上がり、春ツアー初日初回公演は大成功に終わった。 まずはひとつ大きなヤマを乗り越えた。ライブ後に9期や10期とハイタッチを交わしながら、私はほっと息をついた。
https://w.atwiki.jp/jurisure/pages/70.html
第4回選抜総選挙 ※工事中 ○煽り画 第4回選抜総選挙/煽り画 ○選挙サイト(削除) http //juritan.lolipop.jp/index.html ○データ班による20%隔壁論 速報発表からこっちエクセルいじり回してたがそれなりの結論が出たのでじゅりたんの戦略目標の確認をしよう まずはこれを見てほしい 2012速報 http //i.imgur.com/XaswV.jpg 2011速報 http //i.imgur.com/g9HWz.jpg [見方] 例)仲谷(以下)が木崎を超えるのは、高柳(以下)が渡辺美を超えるのと同じぐらい難しい。 ※常に下位視点 去年のデータに基づくと少なくとも20%以上の高さの棒は隔壁や防壁とみなせる すなわち順位の上下相対関係は速報と最終で同じとなる 隔壁の間はいわゆる団子状態で順位は流動的で簡単に入れ替わる。もちろん隔壁自体が多少上に移動することもある 去年この隔壁を単独で上に突破できたのは伸び率上位3位以内の秋元・多田の2人のみ 今年は20%以上の機能しそうな隔壁が少ない。上から渡辺麻・小嶋・渡辺美・木崎の4つ つまり少なくとも1~3位は確定、4~11位は確定と見ていい よって、じゅりなは4位を目指すのが目標 伸び率の条件を変えて何パターンか計算して最終的に人力で補正した伸び率が()内 予測順位は SKEに追い風が吹いていると仮定 6.指原莉乃(6.7)62430 7.高橋みなみ(6.0)53770 4.篠田麻里子(7.6)65740 8.松井玲奈(6.2)52540 5.松井珠理奈(8.0)62660 9.板野友美(7.6)50400 11.宮澤佐江(6.7)42160 10.小嶋陽菜(8.5)45140 珠理奈が速報で力尽きて失速した場合 5.指原莉乃(6.7)62430 6.高橋みなみ(5.9)53210 4.篠田麻里子(7.6)65740 8.松井玲奈(5.9)50080 9.松井珠理奈(6.3)49080 7.板野友美(7.6)50400 11.宮澤佐江(6.7)42160 10.小嶋陽菜(8.3)44160 前者の場合だとさっしーと5位6位争いを繰り広げることになる 4位はかなり厳しいけど無理じゃない 後者の場合は玲奈、ともちんと7位8位9位争いを繰り広げることになる こじはるは上位が勝手に落ちてこない限り9位以上にはならないはず 佐江ちゃんは何度やっても安定の11位 よって実質4位~9位の争い まぁ要はじゅりなはこれからの頑張り(伸び率)次第で9位にも4位にもなる可能性があるってこと じゅりなは過去3回の選挙で速報から順位を落としたことがないんだろう? ならやってやろうぜ! ○選挙後の分析 河西・北原・峯岸・横山の鉄壁のディフェンス http //akb48matome.com/lite/archives/51825309.html(まとめんばー記事) AKB48選抜総選挙の第三者機関による投票分析 「AKB48 27th シングル 選抜総選挙」投票分析結果 http //seijiyama.jp/investigation/investigation_akb48_2012_1.html 他推しによる当時のじゅりスレ分析 第5回AKB選抜総選挙予想☆Part7 http //awabi.2ch.net/test/read.cgi/akb/1363059362/ 911 名前:名無しさん@実況は禁止です[] 投稿日:2013/03/17(日) 11 39 59.81 ID r9Pt8GCA0 [3/3] 898 NMBから10人ってのが誇張でしょ。 去年SKE15名ランクインだから、NMBも15人って考えなんだろうけど、 基礎票がまだSKEよりレベルが低いから 現状だとやっぱり5~6人、せいぜい7~8人レベルだと思うが。 SKEヲタみたいに機能的に友人・知人を一時的にモバ会員にして、投票後 すぐ退会させる段取りとかまで機能して票掘り起こしとかまだできていないでしょ。 921 名前:名無しさん@実況は禁止です[] 投稿日:2013/03/17(日) 12 30 37.39 ID y1zTN19k0 [1/2] 911 去年の選挙中の珠理奈スレ見てると珠理奈が上げたのってこの下2行が影響ありそう ピンチケと社会人ヲタで役割分担出来てた
https://w.atwiki.jp/moitameibo/pages/674.html
akabko2主催 優勝 猫歩 9月度喪板杯 開催日:9/7(土) 会場:: http //tenhou.net/0/?C18256406 ルール:東南戦・喰アリ・赤アリ 予選3回戦 (最下位決定戦、準決勝) 決勝 各1回戦 予選規定回数達成者が12名以上で最下位決定戦、16名以上で準決勝をそれぞれ行う 基本ルール 20 00~23 30(対局開始時刻)に予選開催 大会部屋で1人3局打ち、「通算得点」を基準に次に進むメンバーを決定 以下詳細 1.3回戦い終わった人は集計結果が出るまで休憩 ※3回以上打っても可。ただし3回目までしか集計の対象になりません 2.3回打ち終えた人は、ボランティア参加をよろしくお願いします ※ボランティアが必要な方はチャット又はスレで呼びかけてみて下さい ※ボランティアは一般参加者と同様本気で打ってください 3.23:30までなら対局可能ですが、23 50時のログで決勝進出者等を決めます つまりそれまでに対局終了しなければ結果には反映されません 4.鯖落ち中の対局についてはログが残らなかった場合無効試合となります 5.同点ポイントだった場合は順位率>トップ回数>2位回数>3位回数となります 6.準決勝、決勝、最下位戦進出者が辞退または行方不明の場合は予選次点の方の繰り上がりになります 予選次点~2・3名の方は決勝スタートまで待機していただきますようお願い致します 7.準決勝組み合わせは以下のようになります A卓:予選通過1・3・5・7位 B卓:予選通過2・4・6・8位 結果 910 名前: ◆S4ZFp9FQjw [] 投稿日:2013/09/08(日) 00 58 10.59 0 (PC) 部屋は開放しておきました 段取り忘れてて手際の悪い幹事でしたが最後までお付き合いありがとうございました 9月度喪板杯最終結果 ○予選 ■C1825通算得点ランキング(1戦以上) 順位 通算得点 平均得点 対戦 1位/2位/3位/4位 平均順位 プレーヤ名 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 1 75.0 25.00 3 1/ 1/ 1/ 0 2.00 akabko2 2 74.0 74.00 1 1/ 0/ 0/ 0 1.00 ワルプルギスの朝 3 68.0 22.67 3 1/ 2/ 0/ 0 1.67 nyoki 4 64.0 64.00 1 1/ 0/ 0/ 0 1.00 ㍗㌔㍗㌔ 5 54.0 54.00 1 1/ 0/ 0/ 0 1.00 人外killer 6 43.0 43.00 1 1/ 0/ 0/ 0 1.00 スク水剣士ざつぁ 7 28.0 14.00 2 1/ 0/ 1/ 0 2.00 どらこ 8 25.0 8.33 3 1/ 0/ 2/ 0 2.33 つかんぽくん 9 17.0 8.50 2 1/ 0/ 0/ 1 2.50 モーグリだクポ 10 14.0 4.67 3 1/ 0/ 2/ 0 2.33 猫歩 11 12.0 4.00 3 1/ 1/ 0/ 1 2.33 黒いパンツ 12 -24.0 -8.00 3 0/ 2/ 0/ 1 2.67 autumnal 13 -25.0 -8.33 3 1/ 0/ 0/ 2 3.00 85-666 14 -32.0 -32.00 1 0/ 0/ 0/ 1 4.00 U・ェ・U 15 -38.0 -12.67 3 0/ 1/ 2/ 0 2.67 捩率 16 -39.0 -39.00 1 0/ 0/ 0/ 1 4.00 roger2 17 -50.0 -16.67 3 0/ 1/ 2/ 0 2.67 8606 18 -51.0 -51.00 1 0/ 0/ 0/ 1 4.00 人生無駄ヅモ 19 -53.0 -53.00 1 0/ 0/ 0/ 1 4.00 月岡津南 20 -63.0 -21.00 3 0/ 1/ 1/ 1 3.00 かなへび 21 -93.0 -46.50 2 0/ 0/ 0/ 2 4.00 ハコモアイシテ! 22 -105.0 -35.00 3 0/ 1/ 0/ 2 3.33 アル中野郎 ○決勝 優勝 猫歩 http //tenhou.net/0/?log=2013090800gm-0009-11825-15b057fb tw=3 猫歩(+65.0) つかんぽくん(+1.0) nyoki(-19.0) akabko2(-47.0)
https://w.atwiki.jp/dgrpss/pages/677.html
「これはいらないな。これは……うーん、持っておこう」 目の前に『いるもの』『いらないもの』と書かれた二つのダンボールに並べて選別作業をすること1時間。 思うように作業は捗らなかった。 そんな中、玄関のドアが開く音が聞こえ人の足音が近づいてくる。 「……ただいま。あら、まだ引越しの準備が終わらないの?」 「あっ、響子さん。おかえり」 「明日の朝には業者が来るのよ、大丈夫なの?」 「うん、そうだけどさ……。やっぱり思い出深いモノだから捨てるか捨てないかで迷うんだ」 「これは……」 響子さんと一緒に箱の中を覗き込む。 そこには希望ヶ峰学園の購買部で手に入れたモノモノマシーンの景品の数々が入っていた。 ~ いまから ここから ~ 明日、僕はこの単身者用マンションから新居のマンションに引っ越す。 しかも2LDKとグレードアップした物件に。 もっとも、僕一人で住むわけではなく目の前の響子さんと一緒の共同生活になるわけで。 思えばプロポーズ紛いの言葉をした時からトントン拍子で転居の話が進んでいたなぁ――。 手続きや段取りとかは響子さんに任せっきりで、気づけば僕の荷物をまとめるだけに至っていたし。 因みに響子さんの方は既に引越しを済ませており、こうして必要最低限の手荷物だけを持って明日の引越し作業を手伝いに来てくれたのだ。 「やっぱり、何だかんだで思い出のある品だから捨てるに捨てられないかなぁ……なんて思ったり」 「仕方ないわね……。明日の引越しに影響を及ぼすと悪いから私も手伝うわ」 「ありがとう。じゃあ早速、緑と赤の着ぐるみとかどうかな? 僕らの部屋着に「いらないわね、コレは」……バッサリ!?」 「夏場はとても着られたものじゃないでしょう?」 「そうだけどさ……」 個人的には奇抜なデザインで有効利用できそうだと思ったのに――と、ションボリしていると響子さんがバッグの中をゴソゴソと漁り何かを取り出す。 すると僕の目の前に一着の服を取り出した。 右側が白い生地、左側が薄ピンクの生地のデザイン。 うさ耳フードにオムツの部分がポケットって、凝っているな――! 「私の方でモノミの姿を模したパーカーが2着あるからそれを使いましょう」 「ええっ!? そんなもの製品にしたの!?」 「私も十神君のアドバイスの元、サイドビジネスを展開したの……」 そう言ってドヤ顔で親指と一指し指でアルファベットの"O"の字を作る響子さんだった。 「山田君が参加していたイベントに出展したら予想以上の売れ行きで。確か……ゴミケって言ったかしら?」 「コミケね、コミケ。産業廃棄物みたいな呼び方したら山田君も草葉の陰から泣いちゃうから」 しかしモノミのパーカーか。 こんな格好でゴミを捨てたり、近所のコンビニへ買い物に行ったりしたら――。 "ちょっと奥さん見て! ご近所の苗木さん、いい大人がちょっぴりスイートでミルキーな格好しているわ!" "やーね、田中さん。そんな大声を出しちゃ本人に聞こえちゃうじゃない、オホホホホホ……" うーん、結構度胸のいる行動だったりするんじゃないかな、コレ――? 「じゃ、じゃあさ! インテリアの小物としてこれらを持ってっていいよね?」 「水晶のドクロ、黄金のスペースシャトル、スカラベのブローチ……却下よ」 「えっ、どうして!? 十神君には受けが好かったのにな……」 「彼の嗜好品を真似たところで部屋のインテリアが豪華になるとは限らないの。それにお金では買えない価値が世の中にはあるわ。誠君、ここまで言えばわかるわね?」 「あー……なるほど」 響子さんの方で持っている品々をインテリアにするってわけだね。 その辺は響子さんに任せておこう。 その後も響子さん主導の下、いるものといらないものの選別が進む。 そして、箱の底に封印されるようにソレはあった――。 「……あら? これは何かしら?」 「げっ!?」 まさかの"動くこけし"だった。 過去、マッサージ機だと思って朝日奈さんにプレゼントしたらドン引きしてつき返された黒歴史の逸品だ。 「これは……要るわね」 「うっそーん!?」 「こけしは日本の民芸品の一つじゃない、リビングに飾りましょう? ……でも、このコードが何だか無粋ね」 「いや、その、これって別の用途に使う道具であってさ……」 「あら、そうなの? どんな目的で使うのかしら?」 「それは、その……ねぇ?」 「はっきり言いなさい、私はエスパーじゃないんだから」 察してもらえない辺り、まだ「ツー」と「カー」で通じ合える僕らではなかった――。 ――――― 代金を店員に渡し、受け取った2つの丼をお盆に載せる。 「はーい、お待たせ」 「ありがとう。……でも、さすがに疲れたわね」 「うんうん。さぁ、伸びないうちに食べよう! いただきまーす」 「いただきます」 丼の上に包まれたラップを剥がすと勢いよく立つ湯気。 香ばしいつゆの香りが食欲をそそらせ、僕らは割り箸を割る。 そして二人して黙々と天ぷら蕎麦を啜り、重労働で空腹になった胃袋を満たすのだった。 新居に無事荷物を運び終え、明日の仕事に必要なスーツなどの衣類と寝具類を取り出したところで一区切り。 明日以降は響子さんが当直勤務までの間に、僕は仕事が終わった後にそれぞれ荷物の収納行うことにした。 「それにしても日本には不思議な風習があるのね。日本人は引越しをすれば必ず蕎麦を食べるものなの?」 「必ずってわけじゃないけど、縁起を担ぐっていうのかな?」 「縁起を?」 「うん。"蕎麦"と"傍"を引っ掛けて"おそばに末長く"とか"細く長くお付き合いよろしく"って意味合いがあるんだ」 「へぇ、そうなの……」 「本当はご近所に蕎麦を振舞うのが正しい習慣だけど、僕らのところにはお隣さんがいなかったからね」 食器類も出してないことでペットボトルのお茶で喉を潤しながら雑談する。 もちろん冷蔵庫には食料も入っておらず、朝食と昼食は通勤時に購入する段取りだ。 そこへお風呂が沸いたことを告げるアラームがリビングに響いた。 「響子さんからお先にどうぞ。僕が丼とか片付けておくから」 「ありがとう、それじゃあいただくわ」 そう言って旅行用のシャンプーとリンスが入ったポーチを抱えて浴室に行く響子さんを見送る。 一緒に入りたい気持ちもあるけれど、明日は僕だけ仕事が早いだけに夜更かしは控えたほうがいいだろう。 残ったつゆを流しに捨て、水で軽く濯いだら玄関の外に丼を重ねる。 次は仕事帰りに買う物のリストを洗い出し、メモ帳に書き込んでいく。 ある程度書き終えたところでバスタオル姿の響子さんが浴室から出てきた。 「……ふぅ、気持ち良かったわ。あなたも早く入りなさい」 「うん。そうするよ」 入れ替わる形で浴室に入り、脱いだ服を洗濯籠に入れて湯船に浸かることにしたのだった――。 ――――― 入浴という名の命の洗濯を終えるとリビングの電気は消されていた。 なので右隣にあるドアを開ける。6畳ほどの大きさの洋室にダブルベッドが一台鎮座された寝室だった。 「はい、着替え」 「ん。ありがとう……」 彼女から着替えを受け取り、下着を身に着ける。 次に響子さんの着ているものと色違いのパジャマに袖を通し、バスタオルを椅子の背もたれに仮置きさせる。 最後は部屋の隅にあるコンセントにドライヤーのコードを差し込み濡れた髪を乾かす。 ドライヤーのコードを引き抜き振り返ると、ベッドの上で響子さんは何と三つ指をついて頭を下げていた。 「っ!? ……何やってるの、響子さん?」 「腐川さんが"初日の夜にはこういう風に迎えた方がいい"ってアドバイスをもらったの」 「そ、そうなんだ……」 「あと"どうぞ末永く可愛がってくださいませ"って言えばいいとも言っていたわ」 何てこと吹き込んでいるんだ腐川さん! 危うく押し倒すところだったじゃないか――! 「まぁ、その、こちらこそよろしくお願いします……」 「よろしく。さぁ、誠君。もう寝ましょう?」 「うん」 二人して三つ指をついて頭を下げ終えたら体を掛け布団の中に潜り込ませる。 枕元にあったリモコンを押して蛍光灯から常夜灯に切り替えた。 「それじゃ、おやすみ」 「おやすみなさい……」 枕を寄せ合い、二人して見慣れない天井を眺める。 今までよりも広いベッド、異なるシーツの感触。 そんな違和感も重なってか、体は疲れているのに中々寝付けなかった――。 「……ねぇ、響子さん。まだ起きてる?」 「なに? 眠れないの?」 「うん……。やっぱり1日目の夜って何だか寝付けないなって」 希望ヶ峰学園の寄宿舎に入寮したその日の夜も、今の未来機関に所属することになった日の夜もそうだった。 「もちろん、コロシアイ学園生活の時みたいに不安なことが頭の中をグルグル回って寝付けないって意味じゃないよ」 「不思議よね……。以前のようにあなたの部屋で寝泊りした感覚とは異なる感じがするわ」 「これも慣れれば気にしなくなるんだろうな」 「そうね。仕事の都合もあるけれど、家に帰るとあなたが出迎えてくれる日々が毎日続くのね……」 「うん。でも毎日一緒にいることで、これからも些細ないざこざやすれ違いでケンカもするだろう……。けれど、ちゃんと仲直りしようね?」 「もちろんよ。誰だって殺伐とした共同生活を望まないわ」 「それで今よりもっと仲良くなろう。今以上に響子さんのことが好きになるような関係を育んでいきたいな」 「それは素敵な関係ね……」 どちらともなく手と手を繋ぎ合わせ指を絡ませる。 その合図と共にお互い顔を寄せてバードキスの応酬をする。 一通り満足したら何だかおかしく思えて、二人してクスクスと笑う声が寝室に響く。 「……フフッ。永遠の愛を誓うよりも、こうやって毎日コツコツと愛を囁く方が現実的ね」 「そうだね。積み重ねが大事なんだよ、きっと」 完 ――――― 苗 木 誠 霧 切 響 子 そのように記された表札を一瞥してから玄関のドアを開ける。 「ただいまー」 右手に食料品、左手に生活雑貨が入ったビニール袋を玄関に下ろす。 ふー、重かったな――。 リビングを見るとある程度ダンボールから荷物を出し終えた感じがする。 その片隅にショーケースに納められた品々があった。 イン・ビトロ・ローズ、アンティークドール、蝶ネクタイの変声機――。 何れもコロシアイ学園生活で響子さんにプレゼントしたものだ。 そして――。 「げっ! これは……!」 まさかの"動くこけし"も一緒に飾られていたのであった。
https://w.atwiki.jp/kintetsuhyosiki/pages/113.html
このページは、記事の依頼から追加までの段取りを明記します。 「見たことのない標識を見つけたがどうやって追加するのか分からない」という方はこのページを参考にしてみましょう。 依頼から追加までの流れ 依頼された記事が正式に追加されるまでの流れを説明します。 1.依頼 見たことない標識を見つけた!という場合に追加依頼のページに依頼をします。その後、掲示板の「道路標識について語る」(右メニューの「審査」からアクセスできます)で依頼したことを書き込みます。このサイトに掲載していない道路標識でも、「交通の教則」などに載っている物の場合、同時にその旨をお伝え頂きますと採用が有利になります。 ※1.他人の依頼を無断削除して追加された依頼や、やらせの依頼は強制削除します。※2.依頼を行った際は、必ず右メニューから掲示板の「道路標識について語る」スレに訪問し、依頼した事を伝えて下さい。ここで一週間程度住民の意見を募ります。これを忘れていた場合は依頼を強制削除します。※3.依頼を行う際はそれが既に登録されているものでないかを確認してから行うようにして下さい。既に登録されているものと同じものを指す場合、その依頼は強制削除します。 2.投票 依頼から一週間後にその標識の依頼主は「投票」ページにその依頼をコピペし、その下に投票フォームを設けて下さい。ここで依頼主以外のユーザーが依頼に投票します。ここでは1度目の投票を「一次投票」といいます。一次投票で反対票が賛成票より先に10票に達した場合は依頼破棄となり、賛成票が反対票より先に10票に達した場合はそのまま審査に進みますが、反対票が賛成票と同数になった場合は保留扱いで倉庫送りとなり、その1週間後に倉庫内で2度目の投票「二次投票」を行います。二次投票で賛成票が反対票より先に20票に達した場合は審査に進みますが、反対票が賛成票より先に20票に達した場合は依頼破棄となり、保留倉庫から削除されます。依頼破棄となった場合、それと同じものは1ヶ月以上経たないと依頼が出来なくなりますので御注意下さい。※二次投票で賛成票と反対票が同数になった場合は審査に回しますのでご了承下さい。 ※自分で依頼したものに自分で賛成票を入れるなどの自演行為は絶対におやめください(自演票のものは無効とします)。例えそうしたとしても、周りからはID等で分かります。発覚次第その依頼を強制削除し、当該ユーザーを規制させていただきますのでご了承下さい。 3.審査 投票を通過した依頼は「審査所」でその依頼を審査します。一つの依頼の審査期間は1週間で、審査員(または管理人)が審査を行います。このとき、審査中の依頼も保留倉庫に移動させます。審査のルールについてはこちらを御覧下さい。賛成多数となればそのまま追加となり、反対多数の場合は依頼破棄となります。 ※賛成、反対それぞれの判定が同数の場合は保留とし、その2週間後に二度目の審査を行います。それでも同数になった場合は管理人が判定を出します。これで「賛成」の場合は追加、「反対」の場合は破棄となります。 4.追加 追加が決定したものは自由にその記事をアットウィキモードで作成してください。 ※記事の作成ができるのはログインユーザーのみです。貴方がログインユーザーではない場合、記事を作成するには以下の方法があります。 自分がログインユーザーになって記事を作成する方法(右上の「このwikiに参加」からアカウント登録を行いましょう。) ログインユーザーに頼んで作成してもらう方法(トークページに作成依頼とそのページ名を書いたトークを送りましょう。) ※1.反対多数で破棄となったものを追加した場合、それを削除し、当該ユーザーを規制させていただきます。 ※2.記事の作成が完了したら、適切な分類の一覧表のページにきちんと追加し、幽霊記事を作らないようにして下さい。 以上です。 見たことのない標識を見かけたときはどしどし依頼しましょう。 あなた一人の依頼からこのwikiは一段階発展します。
https://w.atwiki.jp/toho_yandere/pages/2945.html
タグ一覧 八千慧 早鬼 早鬼「はぁ……」 八千慧「あら、溜息なんて貴女らしくもない。何かお悩みでも?」 早鬼「ほっとけ」 八千慧「……○○さんのことですか?」 早鬼「なッ!? 何でアイツのこと知ってんだ!」 八千慧「貴女が生身の人間の男を一人、直々に取り押さえるところを部下が見ていましてね。それも一度や二度ではないとか……。名前については我々の諜報力をもってすれば容易いことです」 早鬼「……わざわざ名前まで調べるとは、お前まさかアイツのこと……」 八千慧「報告通りの執心ぶりですね……まあ、安心して下さい。特に興味はありませんので」 早鬼「ハッ……男には苦労してないってか」 八千慧「御明察恐れ入ります。かくいう私も、良い人を見つけましてね」 早鬼「あぁ? じゃあ何か、『鬼傑組の頭が男を囲ってる』て噂は本当かよ」 八千慧「ええ、彼と出会ったのは昨日今日の話ではありませんよ。開け広げにしていないだけで。……立場というものがありますからね」 早鬼「嫌味か、てめぇ」 八千慧「むしろ忠告ですよ、情夫を囲う同士としてのね。この畜生界で宝物を手元に留めておきたいなら、その実体も情報も、おいそれと外に出してはならない」 早鬼「……分かってんだよ、ンな事は! アイツの意思で私の元にいてくれりゃ、見せびらかしたりしないさ。でも逃げ出しちまったらああするしかねえだろうが!」 八千慧「そうして無理に捕まえることで、なおさら『ここに居たくない』と思わせてしまう。悪循環ですね」 早鬼「だがお前の話を聞く限り、アイツが俺のモンだってことはもう割れてんだ! 他所の連中に捕まりでもしたらただじゃ済まねえ、でも嫌われたくもねえし、どうすりゃいいんだよ……」 八千慧「その消沈ぶり……かつての貴女からは想像もできませんね。いっそ霊長園にでも引き渡しては?」 早鬼「……『考えてみたことがある』って言ったらどう思う」 八千慧「相当追い込まれていますね。……時に"北風と太陽"という説話をご存知ですか?」 早鬼「……何が言いたい」 八千慧「例え消極的な動機であっても、自らの意思でそばにいてもらうよう仕向けるんですよ。好いてもらうのはその後でいい。私はそうしています」 早鬼「消極的な動機?」 八千慧「私の場合は、彼の優しい人格を利用しています。見張りに敢えて気弱な者を任命し、『自分が逃げたらこの人達はどうなるんだろう』と同情を誘い、逃亡を躊躇させる」 早鬼「……」 八千慧「根底に『逃げたい』という思いがあることを前提とした策ですが、閉じ込める形になる以上そこは甘受せねばなりません。好いてもらうのはその後でいい」 早鬼「はん、お前らしいやり方だな。……だが、こればかりは力技じゃどうにもならん。お前に助けられるとは意外だったが、その助言、有り難く頂いておくぜ」 八千慧「ただでさえ不安定な時勢。貴女の組織が崩壊すればそれこそ収集が付かなくなりますから。……後はまあ、同士ですし。この件に限っては、ですが」 早鬼「そうかい……さて、そうと決まればさっさと帰って段取り立てなきゃな」 八千慧「ああ、私の策を参考にするのなら、もう一つ忠告を」 早鬼「?」 八千慧「同情を誘う、と言いましたがね。そうなると当然、件の部下達と彼との間に、同情をするに値する内容の会話があるわけです。大半は一方的な仕事の愚痴ですが、彼もお人好しなもので、それはもう親身になって聞き役を買って出るんですよ」 早鬼「……」 八千慧「それが続くと、部下の中には"勘違い"するのが出てくるものでしてね。ええ、ベタベタと、馴れ馴れしく。……何が言いたいのかというと、ある程度までこれを許容する忍耐と、一線を超えれば早急かつ秘密裏に駆除する算段を用意しておかねばならない、ということです」 早鬼「……肝に銘じておくよ。じゃあな」 ――さて、思いのほか長話になってしまいましたね……お土産に甘納豆でも買って帰りましょう ――彼の本当の好物は豆大福ですが……それは部下伝いの情報で、まだ私が知り得ない筈のこと。怪しまれる要素は排除しなければ。 ――いつか、貴方のありのままを、貴方の隣で、貴方の口から聞ける関係になるまで。待っていて下さいね
https://w.atwiki.jp/boonshousetsu/pages/92.html
(*゚ー゚)ニッ 2月14日 とうとうこの日が来る 私は準備と特訓を重ねてきた 料理なんて自分からすることもないし、 やったとしても酷い物が出来上がるだけだったけど、 全てはこの日の為 2週間前から続けてきたこのクッキーを作る作業も今日でお終い もう、段取りが頭に染みついてて夢にまで出てくる程だ それなのに、肝心な事を前日まで忘れてた どうやって渡すのかっていう事だ 渡す時になんて言ったらいいのか そもそも直接手渡しなんて出来るのかな その所の予行練習は一切やって来なかったから、 結局昨日は深夜まで眠れなかった その結果が今の状況 普段と同じ位の時間に起きたけど、 今日ばかりはそれじゃだめだった どうしてもその日に作ったものを持って行きたかったから、 早起きするつもりだったのに お父さんは既に家を出ていたみたいだったけど、お母さんはまだ家を出ていなかった お母さんには、どうしても作って持っていくと言い張って無理を通した 絶対に遅刻しちゃだめよと言われたけど、 そんなの無理だって分かりきってるよね ―――そして今、8時30分 生地をオーブンに入れて、ようやく一息つけた このままなら、2限には間に合うかな、なんて考えてた その時、玄関のチャイムが鳴った 私は、お母さんが忘れ物でも取りに来たのかと思って、 そのまま鍵を開けた ( ^ω^)「あ、まだいたね」 ( ^ω^)「おはよう」 (;゚ー゚)「あ、わっ、わ」 ( ^ω^)「大方寝坊でもしたんだね」 ( ^ω^)「そんな事になってるんじゃないかとも思ってたんだお」 私は急な展開に驚いて、何が何だか分からなくなった なぜなら (;゚ー゚)「ど、どなたですかっ」 お母さんだと思ってインターホンで確認もせずに扉を開けたせいだ 誰なんだろうこの人は 私と同じ学校の制服を着てるけど、 学校で見かけた記憶はなかった ( ^ω^)「おじゃましてもいいですかな」 制服がはち切れそうなほど太っていて、ずいっと寄ってきたときには、 生理的に受け付けない悪臭が漂ってきた さらに、近寄ったせいで肩や襟の辺りにたくさんフケが付いているのが見えてしまった (;゚ー゚)(き、気持ち悪いっ!) (;゚ー゚)「駄目です!入らないでください!来ないで!」 力いっぱい扉を閉めようとしたけど、 もう遅かった その太った人は、体を無理やり扉の間に押しこんできて、どうしても閉まらない 必死に押し出そうとしても、結局力では勝てず、玄関に押し入られてしまった (;゚ー゚)「な、何なんですか!?何するつもりですか!?」 ( ^ω^)「そんな邪険にしないでほしいお、しぃちゃん」 (;゚ー゚)「あなた誰ですか!?どうして私の名前を知ってるんですか!?」 ( ^ω^)「今日が何の日か知ってるよね?2月14日だよ?」 太った人は私の質問には答えず続けた ( ^ω^)「バレンタインのプレゼントを頂きに上がりましたお」 太った人は黄ばんだ並びの悪い歯をむき出しにして、笑った顔をした 笑い声は出さず、とても短く息を吸ったり吐いたりを繰り返した 犬のするそれよりずっと速く、今まで見た物の中で最も気持ちの悪い笑い方だった (;゚ー゚)「いやあああああああ!!!!!」 (;゚ー゚)「助けて!!!誰かっ!!!」 ( ^ω^)「静かに」 そういうとその人は、私の口を押さえつけた そしてそのまま首を絞め始めた 芋虫みたいな醜い指が首に食い込んで、息ができなくなる (;゚ー゚)「・・・うう・・・」 容赦なく、凄い力で首を絞めつけてくる (; ー )「・・・・・・・・」 ( ^ω^)「お、そうそう、静かにしないと近所迷惑だお」 ―――― 肌寒さを感じて目を覚ました (*゚ー゚)「ん・・・・・」 何が起きたんだっけ 寝坊して、クッキーを作ってたらチャイムが鳴って、それから・・・ 変な人が来て (*゚ー゚)「そうだ・・・私!」 辺りを見回してみる 私の家の中だった その時ようやく自分の体勢に気が付いた ドアノブに両手を括りつけられ、足も縛られて、床に座っていた (*;ー;)「何なの・・・本当に・・・」 あの太った人は見当たらないけど、まだどこかにいるのかな (*;ー;)「何でこんな・・・」 ( ^ω^)「呼んだかお?」 (*;ー;)「ひっ!」 太った人は、キッチンから突然ぬっと現れた いつもはそこにはお母さんしか入らないのに この家も、キッチンも、お前みたいな醜い奴が入っていい所じゃないんだ 急に悔しさが溢れてきて、ますます涙が止まらなくなる (*;ー;)「うう・・・・」 戻る 次へ 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/wiki14_tokihirosato/pages/217.html
参加者:佐藤、元木、桐生、石山、坂本さん特別出演 今朝は10時に工作室にて集合。 荷づくって現場へ。 夜中作業が癖になっているせいか、エンジンの始動に時間がかかった。 単管の向きを反対に組み直す。ここで昨日のノウハウが生かされ、ウィンチ2台を平行にし、1台は上方向、もう1台は横の引きづり之役割をわけてウィンチを組み合わせることにした。 今日は4人しかいないので、3又を使わずしてやる方法を考えた結果である。 それが今日の素晴らしい作業工程を生み出した。 結局昼飯を食べてからもその単管組み直し、そしてM1を滑らすための単管スロープの精度を上げたため、準備が終わったのが5時前だった。クリスペプラーもすでにその役割を終えようとしていた時間帯である。 空は太陽が沈むとともに、急激にその濃度を濃くし、ライトで照らされたM1のフレームを浮かび上がらせ、その存在を際立たせている。空が最も美しい瞬間である。あたりが暗くなると、M1の現場の雰囲気も濃くなるがごとく、まるで夜に沖に浮かぶ漁船のように、M1の作業が世界の中心となる。 引き上げは思った以上に狙い通りに上がっていた。わずか30分あまりで定位置に付け、あとはシノを使っての微調整のみですんなりと納まった。段取りが生命線であることを痛感した。 残りは昨日ずれたステージのずれの修正である。いくつか案が出されたが、シホさんが残してくれた3トンリミットのジャッキをフリーの単管に下に忍ばせ、ステージをボトムアップさせた。 これも非常にすんなりとウマくいったのだった。 しかも単管骨組みから独立し、完全に宙に浮いた状態になった。 上に乗っても、わずかな揺れがあるだけで、しっかりと安心感のある構造が保持されていた。 みんな喜んで歓声を上げた。 ボトルをまた丁寧に締め、今日の作業を早めに終えた。 狙い通りに作業は一日を気持ちのよいものにしてくれた。 昼飯・ほか弁:佐藤、桐生・生姜焼き、 元木、石山・スブタ定食 夜飯・珍来:佐藤・塩葱、桐生・塩葱焼豚、元木・みそ葱、石山フーチェン焼飯 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (IMG_3613.jpg) #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (IMG_3616.jpg) #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (IMG_3626.jpg) #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (IMG_3627.jpg) #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (IMG_3633.jpg) #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (IMG_3658.jpg) #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (IMG_3659.jpg) #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (IMG_3670.jpg) #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (IMG_3681.jpg) #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (IMG_3695.jpg) #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (IMG_3709.jpg) #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (IMG_3714.jpg) #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (IMG_3717.jpg) #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (IMG_3730.jpg)
https://w.atwiki.jp/bakiss/pages/835.html
ゲバルと烈の果たし合いは、辛くもゲバルが勝利を収めた。 これにより闇討ち事件の総括となる最終決戦、「ゲバル対アライJr」が正式に決定さ れた。日時は一週間後正午、場所は草野球場を借りて行われる。 全ての段取りは、しけい荘の大家であるオリバが誰かが口を挟む間もなく進めてしまっ た。いうまでもなく逆らう者はいない。 しかし、闇討ち犯人を協力して倒そうとしていた柳、ドイル、スペックは複雑だった。 柳が住む102号室に集結し、愚痴の吐き合いを展開する三人。 「あれだけ張り切ってたのに……すっかり先越されちまったな」 煙草の煙を吐き出し、寂しそうに呟くドイル。 「完敗ですな。明日から動こうとした我々に対し、彼は今日から実行してみせた。ゲバル さんの情熱を読み切れなかった」 うつむき首を振る柳。 「シッカシマァ、烈海王ヲ倒シチマウトハナ。正直アイツヲナメテタゼ」 スペックもいつになく神妙な表情を浮かべる。 「……デ、ドウスルヨ、コレ」 闇討ち対策に用意した大量の武器。ナイフにバットといった日用品に近い武器から、拳 銃や閃光弾といった近代兵器、柳の会社から取り寄せた暗器まで多数取り揃えていた。 「捨てよう!」 ドイルの一声で結論はまとまった。 捨てに行く途中で警官に職務質問を受け、警察署に連行されたのはいうまでもない。 「ヒドイ奴ラダッタナ、武器ヲ持ッテタクライデヨ」 ようやく釈放され、一息つくスペック。ドイルが呆れたように返す。 「むしろ、逮捕されなかったのが奇跡だろう……」 目的もなくぶらぶらと街中をさまようドイルたち。平時に行動を共にするなどほとんど ない間柄なので、一ヶ所に落ち着くことができない。 「シコルスキートドリアンヲ見舞イニ行クカ?」 「集中治療室送りになったじゃないか。俺たちのせいで」 「ソウダナ」 もうすぐ正午を回ろうという時刻になった。 昼食にしようかという話になったが、皆の好みがバラバラすぎてなかなか店が決められ ない。結局ファミレスに入ることになった。 「何名様でしょうか?」 「三人」 「禁煙席しか空いておりませんが、よろしいでしょうか?」 「大麻なら吸っていいだろうか」 「はい」 昼時で忙しかった店員は適当に返事をしていた。ソファで国松からもらった大麻をスパ スパ吸う柳に、文句をいえる客はいなかった。 しかしドリンクバーを注文したスペックが勘違いをして、ドリンクバーの設備を全部持 ち運ぼうとしたので、まもなく追い出された。 「ケッ、ケチ臭イレストランダッタゼ」 飯にありつけず、舌打ちするスペック。ドイルが呆れたように返す。 「むしろ、通報されなかったのが奇跡だろう……」 レストランでのいざこざで食欲も消え失せた三人は、カラオケボックスに入った。 柳は演歌を、ドイルは故郷のロックバンドのヒット曲をぞれぞれ熱唱した。スペックは 適当に選んだ曲に合わせてわめいていただけだったが、消費カロリーはもちろん得点も二 人よりも上だった。 「堕落だ」と自らに嘆く柳。 「これが敗北……」打ちひしがれるドイル。 次に、コスプレマニアのドイルは通りがかったメイド喫茶に入ろうと提案した。もはや 時間さえ潰せればどこでもいいと判断したのか、柳もスペックも素直に従うことにした。 しかし一歩店に入ると、いきなり熟女メイドが襲いかかってきた。 「あたしが相手だッ!」 全力で釘バットで殴りかかってくる熟女メイドに追い立てられ席に座ると、今度は別の 方向から石つぶてが飛んできた。 「最愛に比べれば、最強なんてッ!」若いメイドがトルネード投法で次から次へと石を投 げてくる。「愛がないと、痛いだろッ!」 超雌によってなすすべなく追い詰められる男たち。柳はこれが現代の大和撫子か、と恐 れおののいた。 訳が分からないまま、ドイルたちは店を飛び出した。 改めて看板を見て、彼らはようやくここが地獄への入り口「冥土喫茶」であることを知 った。いったい誰好みの店なのか、彼らには見当もつかない。 「サッサト出テヨカッタゼ、フザケタ店ダ」 釘バットで殴られた頭をさするスペック。ドイルが呆れたように返す。 「むしろ、生きて出られたことが奇跡だろう……」 もう外は沈みゆく太陽によって焼かれ始めていた。無駄に過ごしたようでいて充実した ような気もする、そんな一日であった。 「帰りましょうか」 柳の言葉に、残る二人も同意する。 「ヨシ、ゲバルニ敗ケナイヨウ、俺ラモ特訓ガテラシケイ荘マデ競走シナイカ?」 「いいだろう、手品は使わずやってやる」 「私も構わぬ」 身を寄せ合い、傷をなめ合っていた情けない雄は、もういない。 こうして三人は夕日に向かって走り出した。しけい荘は現在地から向かって東にあると は知らずに。