約 173,340 件
https://w.atwiki.jp/shinkiss_matome/pages/422.html
戦うことを忘れた武装神姫・番外編 ちっちゃい物研・商品案内-3 注)当然ですが、以下の内容はすべて当方の脳内生成物であり、 現実には存在しませんので。。。 ・・・武装神姫向けクレイドルについてのご案内・・・ 先日発表いたしました、当社の武装神姫向けクレイドル2種に対し、 多数のお問い合わせを頂き、誠にありがとうございます。 現在、両機種とも最終調整段階に入っており、間もなく正式に発売の 案内が出来るかと思いますので、いましばらくお待ち下さいますよう お願い申し上げます。 なお、一部の掲示板等で記載がありました当社製品のモニター募集は すでに終了しております。ご了承下さい。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ <東杜田技研・新製品のご案内-3> このたび、弊社の小型ロボット向け機器ブランド「HT-NEK」では、 「武装神姫」向け機器の展開を開始しました。 フル機能クレイドル二種(和壱型・さわやかしんさつしつ)に続き、 今回は簡易クレイドル「ぬくぬくこたつ」が登場します。 〜武装神姫専用簡易クレイドル・「ぬくぬくこたつ」の主な特徴〜 ■データ通信機能等を一切省き、「充電機能のみ」とした、簡易型の クレイドル。 ■電源には、USB3.1のみならず、ACアダプタ(付属)や、専用電池 ボックス(別売)、シガーソケットアダプタ(別売)を用いる事が 可能。いつでもどこでも、充電が出来ます。 ■デザインは、シンプルで、かつ飽きの来ない、ごく一般的な一人用 こたつ」そのもの。こたつ布団の柄は、5種類から選べます。 ■内部には遠赤外線装置が組み込まれており、実際に「暖かく」する ことができます。(寒がりの神姫に最適です。) ■そのままではデータ通信を行う事は出来ませんが、別途オプション 「神姫といっしょ・神姫用端末」を使用していただくと、通信機能 を持たせることが出来ます。また、「和壱型」のオプションとして 使用することも可能です。 ※なお開発時のデータですが、猫爪型もしくは吼凛型(特に猫爪型) が、このクレイドルを好んで使用する傾向にあるようです。 ※初回生産分には、こたつ布団と同じ柄の「こたつ敷き布団」が付属 する予定です。 詳細は、下記を参照して下さい。また、新たな情報は随時公開いたし ますので、HPにてご確認下さい。 <武装神姫・簡易(充電専用)クレイドル「ぬくぬくこたつ」> ・対応武装神姫 現在発売中の全武装神姫(純正クレイドルが使用可能である神姫に 限ります。) ・対応電源 USB3.1(同梱専用ケーブル)・ACアダプタ(同梱) 乾電池(別売専用電池ケース)・シガーソケット(別売専用ケーブル) ・対応オプションパーツ 弊社発売予定品 「神姫みかん」(食べられませんが、アロマ効果があります) 「神姫といっしょ・神姫用端末」(データ通信機能を持たせられます) 「こたつ布団」(色柄違い・各種) 「こたつ敷きふとん」(色柄違い・各種) 「こたつケース」(伊予みかんの段ボール柄・1段仕様) (そのほかに付きましては、順次調査の上HPにて公開する予定です。) ・付属装置・付属品 マニュアル、USB3.1充電専用ケーブル、専用ACアダプタ、こたつ布団(1枚) ・付属ソフトはありません。 ・動作条件(USB充電時) USB3.1を搭載し、Windows2037・MacOS12が動作可能なPC。 ・発売予定価格 12,860円(税込) ・発売予定時期 2037年3月 以上 <<トップ へ戻る<<
https://w.atwiki.jp/shinkiss_matome/pages/1401.html
物の少ない殺風景な部屋の中。 布団に身を横たえる老女は、今まさに死に瀕していた。 だが、彼女を看取る人間は誰一人としていない。 そもそも、この部屋に最後に彼女以外の人間が訪れたのはいつだったか。 誰が悪いと言うわけでもないが、いまどき珍しくもない、寂しい生活の末の、寂しい末路だった。 「ご主人様……」 そんな部屋の中で、老女以外の声がした。 老女は時間をかけて布団の中で身をよじり、声の主へと目を向ける。 その視線の先にあったものは、身長15cmほどの人形――武装神姫であった。 老女は、その声の主に薄く笑いかける。 「お妙……今までありがとうね……」 その声はひどくかすれて聞き辛かったけれども、おタエと呼ばれた武装神姫は集音センサーの感度を限界まで上げて、一言も聞き漏らすまいとする。 「すまなかったね……こんな老い先短いおばあさんの所になんか貰われて来なければ、お前さんももっと伸び伸びできたろうにねぇ……本当にすまないねぇ……」 「いいえ……! そんなこと……!」 お妙が起動してからの時間は、一年にも満たない。老女の元を離れた彼女の子供たちが、自分たちの代わりに話し相手にでもなれとあてがわれたのがお妙だった。 そんないきさつであるからして、お妙の活動はと言えば、バトルの経験もなく、何かのカスタムもなく、本当に老女の話し相手を勤め、武装神姫のサイズでも可能な些細な手助けをする程度だった。 子供たちは全て独立し、1人で慎ましく暮らす老女は部屋から出ることすら滅多になく、そんな彼女に付き従う日々は確かに狭い世界ではあったけれども。 それでもお妙にとっても、かけがえのないものだったのだ。 『私には、妹がいたんだよ。生まれてすぐ死んじゃったけどね。そりゃあもう、あの頃はひどい時代だったもんさ。ひどい戦争が終わったのはいいけれども、それですぐに生活がよくなる訳じゃない。自分が生きていくので精一杯。妹に何一つしてやれなかった、ひどいお姉さんだったよ、私も。 ……お前さんにその妹の名前をつけたのは、罪滅ぼしのつもりだったのかねぇ』 そんな悲しい過去を、けれどもどこか懐かしそうに語る老女の瞳はとても優しくて、お妙は自分の古めかしい名前が一層好きになったものだった。 その話を聞いて、一度冗談交じりに老女のことを『お姉ちゃん』と呼んでみた時。 老女は口では「さすがにもう、そんな歳じゃないねぇ」と言いながら、しかしとてもとても嬉しそうに笑い、何度も頭を撫でてくれた。 その手には、もうお妙の頭を撫でるだけの力もない。 「ありがとうね、お妙や……お前さんがいてくれたおかげで、私は寂しくなかったよ」 「……はい」 そう答えながら、お妙は思考回路の中だけで「ウソだ」と断言した。 今この場にいるのは自分ではなくて、老女の大切な子供たちであるべきだと叫びたい気持ちでいっぱいだった。 多少は、寂しさを紛らわせることができたと言う自負はある。だがお妙は、老女が家族の写真を寂しそうに幾度も眺めていたことを知っていた。 だが、知っているからこそ……その気持ちを押し殺して、お妙を気遣ってくれる老女の気持ちを無碍にすることはできない。 お妙にできることは……彼女もまた、自分の気持ちを押し殺して、笑顔でウソをつくことだけだった。 「私も、ご主人様にお仕えすることが出来て幸せでした。本当に満足です」 ウソだった。本当は、全然満足などしていない。 本当は、もっともっと一緒にいたかった。ずっとずっと一緒にいたかったのだ。 だが、そんなことを言っても老女を困らせるだけ。 ならばお妙にできることは、笑顔でその気持ちを押し殺すことだけだった。 「覚えていますか、ご主人様? 私が初めて目覚めた時のこと。あの時は驚かせてしまってごめんなさい。 ご主人様は、武装神姫が自分で動くものだったってご存じなかったんですよね? 私もあの時は、ご主人様が何に驚いているか判らなくて……本当にごめんなさいね。 それから、色んなことをご主人様に教わりましたよね。 私、全部覚えてますから! 繕い物のコツとか、お掃除の仕方とか。 ああそうだ、ご主人様に教わった美味しいお味噌汁の作り方のコツ、ちゃんと覚えてますから! この大きさだと自分で料理するのは難しいですけど、いつか生かしてみてみたいですね。 覚えてるって言えば、ご主人様に教わった昔話も、全部覚えてますよ! しかも覚えたことを棒読みじゃなくて、ちゃんと場面ごとに抑揚をつけて話せる様になったんです。練習したんですよ、私! それから、二人で公園に散歩に行ったときにみた銀杏の並木、今でも覚えてます! あの時拾った銀杏の葉、いまでも取って置いてるんですよ? ご主人様、聞いてますか? ご主人様? ……ご主人様…… …………………………ご主人様ぁ……」 その後お妙は、あらかじめ老女から指示のあった連絡先に訃報を知らせ、しばらくしてやってきた人間達に後のことを引継いでもらった。 最後まで自分で勤めたかったが、武装神姫の身では無理なことも多い。 お妙は老女と共に入棺する事を望んだが、それは拒否された。無理もない、人間の言葉をしゃべる相手を、一緒に荼毘に付すのは後味が悪いだろう。 こういう時、武装神姫たる自分の身を不便に思う。単なる人形であれば、願いは聞き届けられたろうに。 そうして一通りの事後処理を見届けた後、主のいなくなった老女の部屋へと戻ったお妙は、静かにたたずんで老女のとの生活の日々の記憶を辿る。 武装神姫が仕えるオーナーはたった一人。その結びつきは絶対。武装神姫に、オーナーを変えることはできない。 ならばお妙のやることは決まっている。 お妙は自分のクレイドルに身を横たえる。そしてシステムを閉じていき、二度と目覚めることのないスリープモードへと落ちていく。 自らの主人との日々を、夢現に見ながら―――― こうして、二人の心優しいウソツキは目覚めることのない眠りに就いた。 これはただ、それだけの話。 何も特別なこともない、どこにでもありえる話。 ゆえに以下は、単なる蛇足である。 「……まったく、親の死に目にも立ち会わねぇなんざ、俺もたいがい親不孝者だな?」 誰もいなくなった老女の部屋を訪れる、壮年を越して老年に差し掛かった男性。普段は年齢に見合わぬ精力を漲らせる彼も、今日ばかりはその表情に暗い影がさす。 「社長はわが社の命運を背負っての長期海外出張中でした。それでもなお、連絡が来た瞬間から駆けつけようとしたのです。お母上も、きっと判ってくださいます」 男の背後に影のように付き従う、鋭利な印象のスーツ姿の女性がよどみなく答える。 「それでも、葬儀から何から、全部兄貴たちに任せきりにしちまった体たらくだけどな?」 「こういうことは、志が肝要かと」 「へ、随分かばってくれるなぁ? いつも厳しい我が秘書さまも、今日は随分と甘やかしてくれるじゃねぇか」 「いいえ、甘やかしているのではなく、ご自身の立場をお忘れなきようにと、檄を飛ばしているのです」 「左様で」 男はゆっくりと、亡き母の部屋を見てまわる。 年老いた親を兄たちは煩わしく思っていたが、末弟の彼としては可能な限り世話を焼いたつもりだった。 それでも社長として部下達とその家族を守らねばならず、忙しい日々を送っているうちに、寂しい思いもさせてしまったろう。しかも、長期に日本を離れているうちに今回だ。 「悔やんだところでどうなるもンでもねぇが、やるせねぇよなぁ……」 「社長に非はありません」 「わかったわかった。もうその話はナシな?」 ふと、男は歩みを止める。 その目に留まったのは、机の上に飾られた、まだ若い母とまだ幼い彼と彼の兄弟たちを写した一葉。 「……ははっ」 それを手に取る。 「親孝行、したい時には親はなし、か。昔の人はうまいこと言ったもんだね」 そして男は、視線を写真から、机の上のクレイドルへと移す。 クレイドルには、静かに眠る武装神姫の姿。 男は無造作に武装神姫を突付く。だがその武装神姫は、一向に目覚める気配がない。 「……へっ」 男は自嘲気味に笑う。 「お前さんにも、貧乏くじを引かせちまったか……?」 武装神姫は、男が母の慰めになればと送ったものだった。 送った直後に彼の元に電話があり、母の久しぶりに聞く弾んだ声で、何度も贈り物の礼と忠実でけなげな武装神姫の可愛らしさを語れたことをよく覚えている。 それほど詳しいわけでもないが、一般常識として武装神姫のことは知っていた。 武装神姫が仕えるオーナーはたった一人。その結びつきは絶対。武装神姫に、オーナーを変えることはできない。 では、そのオーナーを失った武装神姫は? 人間の都合で、先のない人間に仕える事になった武装神姫は、何を思ったろうか? 写真を懐にしまい、今度は武装神姫を手に取る。力なく垂れ下がる手足からは、かつて活動状態だった彼女の様子を伺うことは出来ない。だが、その武装神姫は多少古ぼけてはいるけれども丁寧に磨かれてあって。 その持ち主が、彼女をいかに大切にしていたが伺えるのだった。 だが、それも。 「今となっては、語る者はなし、か……」 しばし、沈黙。 男は知っていた。 武装神姫は1人のオーナーにのみ仕えるという事と…… CSCを差し替えればリセットとなって、新たな武装神姫として目覚めることを。 男は無造作にクレイドルを拾い上げ、背後の秘書へと声をかける。 「ようお前さん、たしかガキが今年で5つだったよな?」 「はい、仰るとおりですが」 「よし」 秘書の胸元に、無造作に武装神姫とクレイドルが投げつけられる。 「お前にやる」 「―――よろしいのですか?」 慌てるでもなく、ごく冷静に丁寧にそれを受け止めた秘書はそう問う。 「ま、一種の遺品分けさ。ガキが気に入ったら、可愛がってやってくンな」 男は、大股に歩いて部屋から出て行く。 「罪滅ぼし、ってことになるのかね? ま、あとは頼まぁ」 振り返ることなく、手だけを挙げて挨拶をする男を、秘書は無言で頭を下げて見送った。 「あ、ママおかえりなさい!」 「ただいまー。あーちゃん、いい子にしてた?」 「うん!」 元気よく答える娘の頭を、笑顔で撫でる。そうすることで娘の笑顔が一層輝くのを見て、目を細める。 会社では鉄の女と恐れられる彼女も、家庭では優しい母だった。 「あ、そうだあーちゃん、今日はお土産があるの」 「え?! なに?!」 「気に入ってくれるかなー? これね、ママが会社でもらってきんだけど……」 「わー! かわいいお人形さん!」 「よかった、気に入ってもらえたのね。この子はね、あーちゃんとおしゃべりしたり一緒に遊んだりできるのよ?」 「え? ホント?! 一緒に遊んでくれるの?!」 「本当よ。今準備するから、ちょっと待っててね」 「うん! ママ早く早く!!」 「こらこら、慌てないの。すぐだから、ちょっと待って。あ、そうだ、あーちゃんも準備してくれる?」 「うん、何すればいいの?」 「この子を起こすには、名前をつけてあげなくちゃいけないの。 だからあーちゃん、この子に名前をつけてあげてね」 「うん!」 勢いよく頷いた娘の頭をまた撫でると、彼女は着替える間もなく武装神姫の起動準備に取り掛かる。 楽しみに待つ娘の前では、着替える時間すら惜しい。 程なく彼女は、起動準備をほぼ終える。後は起動させ、オーナー登録させるだけだ。 「あーちゃん、準備できたよー? 名前は決まった?」 「うん! あのね、この子の名前はね――――」 単発作品トップ <書いた奴:土下座>
https://w.atwiki.jp/retrogesen/pages/18.html
レース(車) セガツーリングカーチャンピオンシップ OutRun(アウトラン)詳細 OutRun2SP(アウトラン2スペシャルツアーズ)詳細 RAD RALLY(ラッドラリー)詳細 DIRT DASH(ダートダッシュ)詳細 KART DUEL(カートデュエル)詳細 BATTLE GEAR3(バトルギア3)詳細 チェイス TOKYO COP(トーキョーコップ)詳細
https://w.atwiki.jp/nekokonomasuta/pages/5.html
武装神姫 MMS,Type DEVIL STRARF 「ボクのパワー、見せてあげるよっ!」 全てを粉砕するは、その身体。 無数の刃と身を包み、鋼の身体で敵を討つ。 敵に与えるは永遠の絶望。その名、悪魔に相応しく。 漆黒のボディに鮮やかに咲き乱れるは、相手の血肉、その屍。 『悪魔型MMS ストラーフ』 ストラーフはアーンヴァルと共に第一弾として発売された武装神姫だ。 強靭なレッグパーツ・サバーカと圧倒的出力を誇るGA4アームを装備し、中~近距離を主眼に置いた武装神姫。 無数の実体剣を装備し、武装神姫随一のハイパワーを生かした華麗な白兵戦を行う。 射撃武装類も比較的充実しており、幅広いレンジに対応可能。 但し、運動性確保の為に本体装甲が比較的軽装で纏められており、防御面に若干の不安を残す。 その性能と外見により非常に人気が高く、発売からかなりの年月が経過しているにも関わらず、時として未だにプレミアが付くほどの入手困難な機体である。 【基本能力】 ストラーフはクロスレンジ戦闘のプロフェッショナルである。 そのため戦闘基本値に以下の修正を得る。 【射撃基本値】(+2) 【格闘基本値】(+3) 【回避基本値】(+3) 【特殊】5HEX以下の敵に対して【基本値】(+1) 《GAアーム》技能習得済(+5) 【技能】 ストラーフはキャラクター製作時に、以下のリストから技能を3つ習得できる。 また経験を積んでキャラクターレベルが上昇した場合、3で割り切れるレベル(3,6,9,12……)に到達する度、新しい特殊技能をひとつ、修得できる。 ストラーフ 技能リスト 《追加HP》 《一斉発射》 《ウェポン習熟》 《緊急回避》 《逃走》 《シールドブロック》 《追加SP》 《反射神経》 《連携攻撃》 《タフネス》 《突撃》 《不死身》 《SP回復》 《捨て身》 《鉄壁》 《パワーアタック》 《掃射攻撃》 【基本性能】 【射撃修正】(±0) 【センサー性能】(±0) 【速度】(6) 【格闘修正】(+1) 【装甲値】 ( 5 ) 【旋回】(3) 【回避修正】(±0) 【HP】 ( 28 ) 【パワー】 ( 8 ) 【格闘武器】 名称 /威力/格闘補正/使用回数 格闘 / 8 / ±0 / ∞ Gアーム(1~2)(*1) / 11/ -10 / ∞ アングルブレード / 9 / ±0 / ∞ フルストゥ・グフロートゥ / 8 / +1 / ∞ フルストゥ・クレイン / 7/ +3 / ∞ 【射撃武器】 名称 /威力/~5/~10/~15/~20/使用回数/間接/連射 S・R・G・R / 10/-1/ -4/ - / - / 8M / ○/ ○ PHC・ウズルイフ / 8/+3/ - / - / - / 6M / ×/ × (*1)通常の攻撃とは別に攻撃可能。 その場合GAアームは【命中-3】のペナルティを受ける。 【カスタムデータ】 【部位】 /【CP】/ 【名称】 /【効果】 頭部 / (0)/ / 胸部 / (0)/ buAM_FL013アーマー /《HP+2》 《装甲+1》 脚部 / (2)/ GA2“サバーカ”レッグパーツ /《HP+2》 《装甲+1》 《格闘+1》 《速度+1》 《パワー+1》 背部U / (3)/ DTリアユニットplus+GA4アーム /《HP+4》 《パワー+2》 《GAアーム内臓》 武装 / (0)/ S・R・G・R 計 /( 5 )
https://w.atwiki.jp/shinkiss_matome/pages/429.html
戦うことを忘れた武装神姫・番外編 ちっちゃい物研・商品案内-4 注)当然ですが、以下の内容はすべて当方の脳内生成物であり、 現実には存在しませんので。。。 <東杜田技研・新製品のご案内-4> 弊社の小型ロボット向け機器ブランド「HT-NEK」では、「武装神姫」 向けの一般型および簡易型のクレイドルの発売を予定しております。 このたび、武装神姫向けクレイドルの第4弾として、要望が多く寄せ られておりますデラックスタイプがラインナップに加わります。 〜武装神姫専用デラックスタイプクレイドル 「ふたごのおひめさま」の主な特徴〜 ■純正クレイドルを含め、従来のクレイドルは(通常では)1体のみ の対応でしたが、当製品では2体同時の充電のみならず、データの やりとりも2体同時に、しかも混信することなく行えます。(特許 出願中) ■デザインは本場ヨーロッパにデザインセンターを置く「DDC・犬塚 家具」との共同設計。素材には天然石もふんだんに使用しました。 商品名が示すとおり、おとぎ話のお姫様のお部屋のような、かわい らしくも気品あふれる、いままでになかった本格的なスタイルです。 ■メインユニットは、ダブルサイズのベッドタイプ。二体の神姫が、 仲良くならんで寝ることが可能です。 もちろん、このデザインも、 「DDC・犬塚家具」の専属デザイナーによるものです。 ■標準で神姫サイズのクローゼット(装備を収納できます)やダブル サイズの神姫ベッドに対応した羽根布団、ゲスト神姫を迎えるため の充電ソファーなど、豪華な付属品が多数セットされております。 箱を開けたその瞬間から、あなたの神姫はあなただけのお姫様に! ■いままでに無い大型クレイドル! 床に置くにはもったいないけど テーブルには大きすぎて置けない・・・。 そんな貴方に、どんな お部屋に違和感無く据え付けられるよう、別売にて専用の収納棚も 開発しました。こちらには、離れたPCと連動させるための無線LAN 端末も内蔵しております。(棚下部は3段の収納引き出しとなって おります。また、上部に開き戸式の棚を追加することが出来ます。) ■初心者には使いやすく、達人にも飽きが来ない、独自の専用ソフト 付属。(WindowsVista2037・MacOS12 両対応。) 詳細は、下記を参照して下さい。また、新たな情報は随時公開いたし ますので、HPにてご確認下さい。 ※当製品は、上記の通り今までにはない大型のクレイドルです。本体の 重量も、天然石材や木材を利用しているため、かなりのものとなって おります。ご購入の際は、設置場所を十分にご検討くださいますよう、 お願い申し上げます。 ※なお二体同時に使用する際には、仲の良い神姫を組み合わせて下さい。 ケンカ等により生じた故障・破損は、保証の対象外となります。 ※初回生産分は、エルゴブランド「TODA-Design・プリンセスドレス」 の特別仕様が2着付属する予定です。 ※また二体同時に使用する際に、仲の良すぎる神姫を組み合わせて使用 する場合にも十分ご注意下さい。(オーナーとの距離が開いてしまう 事例が、テスト段階で報告されています。これに付きましても、保証 対象外とさせていただきます。) <武装神姫専用クレイドル「ふたごのおひめさま」> ・対応武装神姫 現在発売中の全武装神姫(純正クレイドルが使用可能である神姫に 限ります。)・2体まで同時に充電・通信が可能 ・インターフェース LANケーブルにて接続 (内蔵のマイクロサーバ経由・テラビット イーサネット対応) ※当製品の電源は、専用ACアダプタ(同梱)のみとなります。 ・対応オプションパーツ(下記以外にも開発中です) 弊社発売予定品 「ロマンティックバスタブ」(実際にお湯を張り使用できます) 「まったりスツール」(ソファーと組み合わせてご使用下さい) 「きらきらドレッシング」(化粧台と小物のセット。実際にお化粧 をすることができます) 「デラックスふにふに抱き枕型診断機」(低反発抱き枕ですが抱き ついている神姫の簡易ダメージ診断も行うことが出来ます) 「ふたごのおひめさま・専用収納棚」(無線LAN端末内蔵) 「ふたごのおひめさま専用収納棚・増設収納」(専用棚の上に載せ て使用する、開き戸型の増設収納棚) エルゴブランド 「TODA-Design・プリンセスドレス」(全8種+シークレット2種) 「姫様、お勉強の時間です! 〜エルゴStyle〜」(武装神姫学習 用ソフト・ホビーショップエルゴ版) (そのほかに付きましては、順次調査の上HPにて公開する予定です) ・付属装置・付属品 マニュアル、ベッドメークセット(シーツ、羽根布団、大型まくら他) 神姫用ソファー(簡易クレイドルとなっており、充電が出来ます) 神姫用クローゼット(2体分)、温熱カーペット、専用ACアダプタ 神姫といっしょ・神姫用端末、神姫用デスクプリンセス版(各2台) 専用ドライバDVD ・・・他、多数付属品あり ・付属ソフト(ドライバDVDに同梱) 「神姫といっしょ(武装神姫・自己記録日記帳)」 「ごはんのじかん(バーチャル食事体験)」 「姫様、お勉強の時間です!(武装神姫学習用ソフトおしとやか編)」 「THE バトル(戦闘シミュレータ)」 ほか ・動作条件(ドライバ・付属ソフト) Windows2037・MacOS12が動作可能なPC。 (注:ギガビット以上のLAN必須。) ・発売予定価格 412,860円(税込) ・発売予定時期 2037年6月 以上 <<トップ へ戻る<<
https://w.atwiki.jp/shinkiss_matome/pages/1610.html
「そしてゲリラに3Sが斬るのお時間です」 「ん」 「いきなりですが、本日は悲しいお話をいたしましょう……」 「唐突ですね」 「(ぱちぱち)」 「とあるところに、名も無き神姫オーナーがいました。彼は上野で開催している大ロボット博を堪能した後で、上野に近い秋葉原へと足を運びましたのです」 「オタクの行動としては順当かと」 「ん」 「そう、順当なところですが、本日の彼には『秋葉原になら、地元にはない武装神姫もあるかもしれない』という目的もあったのでした。 そしてその思惑通り、ソ○マ○プを訪れた彼は、地元では見かけることの無かった第五弾やジュビジー、フォートブラッグといった武装神姫の実物を見ることができ、大変に喜びました」 「ほほう」 「……それで?」 「さらにはその店では、武装神姫のディスプレイも行なっていたのです。きちんと武装した神姫たちが様々なポーズで飾られ、彼はさながらトランペットに憧れる少年のように見つめたのです」 「今のところいいお話ですね」 「……一般的にいい話かはちょっと微妙」 「ええ、ここからがお話の本番です。そうやってずっとディスプレイされた武装神姫を楽しんでいた彼は、ふと気が付いてしまったのです。そこには、ヴァッフェドルフィンやツガル、グラップラップも飾られていることに」 「別に何もおかしくはない……と、言いたいところですが」 「全部EXウェポンセット……」 「そうです。本来素体が付属していない彼女らもまた、しっかりとフル装備で飾られているのです。では、その素体はどうしたのでしょうか? 通常店舗では扱っていない素体を、ディスプレイ用に別途購入したのでしょうか?」 「なんとなく、話の展開が見えてきました」 「どきどき」 「そう疑問に思い、まじまじとその素体を観察した彼は……とうとう気付いてしまったのです。 彼女らEXセットの胴体部のカラーリングが、白黒であることに。 右側が白くて、左側が黒いことに。 胴装備の隙間からのぞく模様が、陰陽マークを思わせるものだったことに!」 「それって、ベn」 「言ってはなりません」 「……おサムr」 「ですから言ってはなりません、神姫の情けがあるのなら」 「ん」 「了解しました……つまりなんですか、その店舗は、EXセットをディスプレイするために、売れ筋でなかった武装神姫の素体を流用したと」 「思惑に関しては推測する他はありませんが、事実としてはおそらくそうなるのでしょう」 「……悲しいね」 「悲しいですね」 「はい、悲しいです。そして彼は、"その武装神姫"の不憫さに涙し、売れ残っていた彼女を一体購入し、その場を後にしたそうです」 「ですがまぁ、雛壇を崩すには焼け石に水ですね」 「さすが赤壁のバベル」 「ですから言ってはいけませんと!」 「うーん、僕も、"その武装神姫"が投売りされているところは見ていますねぇ」 「売り出し文句が、そのものズバリ『素体スペアに最適です!』とかも見たことあるわね……」 「えーと、該当の武装神姫の皆さん、ゴメンなさい」 <戻る> <進む> <目次> 犬子さんの土下座ライフ。 クラブハンド・フォートブラッグ 鋼の心 ~Eisen Herz~
https://w.atwiki.jp/shinkiss_matome/pages/661.html
●ISI… 違法神姫調査官(IllegalShinki Investigator)の略称。 神姫BMAは警察機関ではない為、直接的に違法神姫を取り締まる勇敢なオーナーを求めた。その結果、ISIと呼ばれる特殊なオーナーが生まれた。 神姫BMAの調査課の中か、『High』クラス以上の神姫を持つオーナーから厳選され、基本的には警察機関への協力を義務付けている。だが、過激に活動するISIが多いのも事実である。 州によってはISIを選定しないところもあるが、ISIの権限は基本的に国内全土にて適用される。 例外としては国外への長期滞在時に、滞在国の神姫BMAに許可を得られることがある。 ●AIES… 『違法神姫対策神姫(Anti-Illegality Executioner-Shinki)』の略称。 ISIが所有する、違法神姫対策用にカスタマイズされた神姫を指す。 その武装は多岐に亘り、神姫BMAが用意してくれるものから、違法武装の改造品などがある。 AIESに認定された神姫は神姫BMAより非合法神姫対策武装が特別に配布されるが、オフィシャルバトルへの参加は禁じられ、フリーバトルは相手からの強い要望を受けないかぎりは自粛し、オープンバトルのみ自由とされる。また、違法神姫以外の相手に非合法神姫対策武装を使用することを禁じている。 ●HDC… CSCの違法品で『HyperDriveChip』の略称。これを付けた神姫は大きく戦闘力を高めるが、戦闘力向上だけしかない為、神姫は感情や意思が失われ完全な戦闘マシンとなる。 また、高い戦闘力の代償に電力の消耗が激しくなると言う欠点がある。また、HDCを三つ埋め込めば、神姫の限界以上の能力を引き出せるが、パワーに耐え切れず自壊してしまう事もある。様々な亜種が発見されているが、最初にミラが押収したものは割と入手しやすいものらしい。 一時的に能力を増進させるがAIに異常をきたしやすい『narcotic』タイプ、能力の増進時間が長いがバッテリーの消耗が特に激しい『booster』タイプなどがある。 一度でもHDCを取り付けて稼動させられた神姫は素体やコアユニットの精密部品に酷い悪影響を及ぼす為、一度機能停止させ正規のCSCに交換しても正常な神姫には戻れない。 神姫BMAではHDCが付けられた神姫は破壊すべき対象と定められている。 ●武装闘士… 女性に対する差別、ジェンダーフリーを主張する人物・団体の反発や意見・経済的圧力により、武装神姫とは異なる少年型MMS(タイプは武装神姫とほぼ同じ)としてアメリカで独自に開発された。 但し、既に生産停止されており、武装神姫とのバトルを問題視する意見も多く出ていた(神姫BMAでは、武装闘士がオフィシャルバトルに参加することを禁じている)。また、主張団体の意見を強く押し出しすぎた結果、武装神姫との汎用性が無くなってしまった。 武装神姫発売から3年後にようやく発売されたが素体・コアユニット・CSCの製造に武装神姫よりも多くの種類を求められた事で生産面に於けるコストが非常に掛かり、一般的な武装神姫の1.5倍以上の価格で発売せざるを得なかった。 その上、リサーチによると武装闘士のオーナーは同性愛者が半数以上を占め、世間的な目から見て大きなマイナスとなった。その為、生産数は50万体程度に過ぎず、僅か1年で生産停止となった。 本末転倒とは正しくこのことだ。
https://w.atwiki.jp/nekokonomasuta/
『武装神姫TRPG』 現在β版Ver1,1 西暦2036年。 第三次世界大戦もなく、宇宙人の襲来もなかった、2006年現在からつながる当たり前の未来。 その世界ではロボットが日常的に存在し、様々な場面で活躍していた。 神姫、そしてそれは、全項15cmのフィギュアロボである。“心と感情”を持ち、最も人々の近くにいる存在。 多様な道具・機構を換装し、オーナーを補佐するパートナー。 その神姫に人々は思い思いの武器・装甲を装備させ、戦わせた。名誉のために、強さの証明のために、あるいはただ勝利のために。 オーナーに従い、武装し戦いに赴く彼女らを、人は『武装神姫』と呼ぶ。 ……現在β版テスト中…… まずはこちらをご覧ください。 @wikiの基本操作 用途別のオススメ機能紹介 @wikiの設定/管理 おすすめ機能 気になるニュースをチェック 関連するブログ一覧を表示 その他にもいろいろな機能満載!! @wikiプラグイン @wiki便利ツール @wiki構文 バグ・不具合を見つけたら? お手数ですが、こちらからご連絡宜しくお願いいたします。 ⇒http //atwiki.jp/guide/contact.html 分からないことは? @wiki ご利用ガイド よくある質問 @wikiへお問い合わせ 等をご活用ください
https://w.atwiki.jp/busosodo/pages/58.html
「武装神姫達のソード・ワールド2.0」シリーズ(制作:神姫ゼルノグラード氏) 【ニコニコ動画】 パーティメンバー PL名 神姫型 キャラ名 種族 性別 生まれ 備考 グラン 火器型ゼルノグラード グラン・グラント ルーンフォーク 男 射手 ヴァル 天使型アーンヴァルmk2 ヴァル・フロント エルフ 女 神官 アローネ 戦乙女型アルトアイネス アローズ・ディオーネ ナイトメア(人間) 男 戦士 夕牙 箸型こひる コルト・フォルトナ 人間 女 剣士 ユウヒ ハピラビ (GM) 第0話 第1-1話 第1-2話 第1-3話 第1-4話 第1-5話 第1-6話 第2-0話 第2-1話 第2-2話
https://w.atwiki.jp/shinkiss_matome/pages/520.html
前へ 先頭ページへ 次へ ~三十分経過 ブルーチーム所属の二百数人のオーナーで、いわゆる「航空支援」に値するカードはなんと一枚しかなかった。その効果も次のようなものだった。 《効果発動時の戦況に合わせた航空機を一枚につき一機召喚。効果発動までにディレイ五分。航空機は自由行動し、撃墜されるか燃料が尽きて墜落するまで稼動し続ける》 初期段階にできるだけ制空ポイントを稼ぎ引き離しておこうと、レッドチームが豪勢に四十枚も使用した航空支援カード。それに比べてうちのカードはなんと貧相な効果か。コンソールのディスプレイに表示されたこの説明文を読んだブルーチームのオーナーたちは、一様に不満を抱いた。 が、そのただ一機の援軍が登場した途端、乱戦でぎりぎり拮抗していた戦況は、スイッチをパチリと切り替えるようにブルー側の優勢に激変した。 「効果発動時の戦況」にあわせた援軍がやってきたのだ。 現れた航空機はAWACS、早期警戒管制機といった。胴体上部にゆっくりと回転するレーダードームを装備した、E-3セントリー。コールサインは「スカイアイ」。 『どこからともなくワイルドカードが現れて、手札がありえねえファイブカードになりやがった』 この一連の流れを評して、シエンのオーナー、ケンは言った。 1245時 諸島上空(VR空間) 《こちらがフィルタリングしたコーヒーを全員にふるまう。戦闘管制システムの空きを二十だけ作ってくれ》 スカイアイの言葉に応じて、ブルーチームの全員がそうする。 瞬時にデータリンクが施される。 それは意識が鮮明になり、チームの全員とより密接に繋がりあう感覚だった。神姫の誰もが感じたことのあるご存知の感覚。そう、クレイドルからネットワークに直接接続したときのようなセンセーション。 マイティのHUDにも変化が現れた。というよりは、マイティの感覚に直にHUDが取り込まれたようだった。 いちいち目視で確認しなくても、どれが敵でどれが味方か分かるようになったのだ。 肩の荷がすうっと降ろされたような気がした。いちいち注意して撃つ必要がなくなったのだ。敵だと感じたらそのまま撃てばよい。 チームの他のみんなも同じように感じているのだろう。機動に迷いがなくなっている。 おっと、よそ見をしている場合じゃない。 マイティは飛ぶ。先ほどよりものびのびと。 ゆるやかにバレルロールしつつ高度をかせぐ。八千フィートでぴたりと真横にロールし、数秒前から目星をつけていた相手の後方にぴたりとつける。 以前のマイティのような、リアウイングAAU7にありったけの推進装備を取り付けたアーンヴァルだった。 その装備の長所も欠点も、良く知っていた。莫大な推進力を持つ反面、運動性能が犠牲になるのだ。レッドチームの援軍、MiG-31Dのように。 引き離される前に勝負をつける。 マグネティックランチャーを高電圧精密射撃モードに。 三秒弱のチャージの間に後方から被ロックオン警告。 後ろを見もせずミサイルの一本をガランと落とす。弾頭がちょうど後方を向いた瞬間に点火。スティレットミサイルはまっすぐ追跡者に飛来し、真正面から命中。頭部を吹き飛ばされ、爆発のエフェクトとともにポリゴンの塵となって消えた。 チャージ完了。このときすでに着弾誤差も計算済み。弾切れの心配はないからといって無駄弾は出さない。 ペレットパージ。一発だけ。青白いスパークを引いて高速の合金ペレットがアーンヴァルに吸い込まれる。 主翼の片方を撃ち抜き、そのままショックウェーヴで引きちぎる。 片翼で飛べる神姫は今のところいない。いまだに数え切れない改修を経て現役のF-15戦闘機を研究すべきだろうか。きりもみしながらあわれ墜落してゆく敵を尻目にマイティは思った。 《なかなかやるじゃない、ノーマリズマー》 そう通信してきたのはアームズフライトリーダー、セカンドの強豪、スノーボウだった。 彼女の翼の配置こそF-15に酷似していた。リアウイングAAU7をそのまま背負い、ツガルのホーリーブースターブーツを履いているが、つま先を排除して、水平尾翼、垂直尾翼を付けている。垂直尾翼がかかと側でなくつま先側に伸びていることを除けば、バランス的にはF-15そのものだった。きっと推進器関係も強化しているに違いない。スティレット短距離ミサイル四発、カッツバルゲル長距離ミサイル二発を懸架し、加えて強化ジェネレータを増設しているLC3レーザーライフルを持ちながら出力重量比が一を超えるように。出力重量比が一を超えると、翼の揚力に頼らず推進器の推力だけで飛べるのだ。 マイティでさえ出力重量比は一未満である。スノーボウがF-15ならば、マイティは欧州のユーロファイターかラファールのような、デルタ翼の戦闘機バランスだった。ランディングギアに直付けしたAAU7の主翼がもろにデルタ翼を形成している。デルタ翼はコンパクトにまとめられる反面、低速時の運動性や安定性に欠けるからおのずと高速戦闘機になる。 が、そのままでは今撃墜したアーンヴァル、以前のマイティの装備のダウングレードになってしまう。 あの装備の欠点は、推進器が多すぎてウィークポイントの塊となり、さらに構成としてもピーキーなことである。要するに、どれか一つでも損傷したり不調を起こしたりすればたちまちバランスを崩してしまうのだ。 復帰しようとして不調な推進器と対になる正常な推進器をどんどん脱落させていってしまうと、結果デフォルトなアーンヴァル装備と行き着くところはほとんど変わらない。 それでは意味が無い。ありったけの推進器を付けるというやり方は分かりやすく、確かに性能は向上するが、戦闘に際してアーンヴァルが元来持っている問題は少しも解決されていない。それどころか悪化しているともとれる。ただ追加するだけではだめなのだ。 飛行型武装神姫は戦闘機ではない。 空飛ぶ神姫が誰でもぶつかる壁は、戦闘機というまさに飛ぶために形作られた先輩機械に対する固定観念なのだ。 誰もが戦闘機を目指そうとするがゆえに、戦闘機ではない壁に阻まれ、伸び悩んでしまう。戦闘機ではないのだから当たり前である。武装神姫は空を飛べても戦闘機そのものには絶対になれない。 自分は武装神姫なのだという基本を踏まえつつ、戦闘機の長所を踏襲し、武装神姫ならではの飛行に昇華する。これができれば飛行型神姫の実力は一気に跳ね上がる。 余談だが、「戦闘機」の部分を「鳥」と読み替えてもよい。白き翼などを愛用する神姫は鳥を目指すがゆえに鳥では無い壁に阻まれ――あとは一緒である。 自分は戦闘機ではない。その意識こそ今のマイティはしっかり持っているが、目指すマニューバーと、それを生む装備構成に関してはほとんど五里霧中な模索の只中だった。 デルタ翼について回る低速時の問題点をカバーするために、マイティは様々な対抗策をこの装備に講じていた。 まず、主翼はリアウイング時と同じく一点付けのため三六〇度回転するようになっている。さらにレインディアアームドユニットの基部を利用し、推進器にもなるマグネティックランチャーと、AAU7のパーツであるバインダーで安定させている。この合計四つからなるスタビライザーの操作は、同じく基部にくっついているシロにゃんに任せている。つまり、安定性の悪い前進翼を持つ戦闘機が空力制御をコンピュータに頼るのと同じことをやっている。サブコンをぷちマスィーンズにさせるというのはいかにも武装神姫らしい。 結果、マイティは前装備の絶大な推進力を失う代わりに、通常の飛行装備ではなしえない運動性能と、ある程度の損傷にも耐えられる幅の広いダメージコントロールを手に入れた。デルタ翼の欠点は納得のいくレベルで解消されている。総合的な戦闘適応力が上がったのである。 「あ、ありがとうございますっ」 飛行タイプの上位に褒められて、マイティは悪い気はしなかった。実力を認められているということなのだから。 《あのシヅが目を付けるのも当然ね》 「あの人もノーマル装備主義だと聞きました」 《ええ。ただ、あなたのように飛行装備特化じゃないわ。彼女はあくまで忍者型が持つあらゆる装備への適応力を生かして戦う。今回の飛行装備もその一環。・・・・・・ねえ、マイティ》 「はい?」 《あなたをシュリークと呼ぶわ。わたしがTACネームを付けてあげる》 「あ、はい、ありがとう。・・・・・・それで、シュリークって」 《ブリーフィングルームでのあなたの悲鳴、面白かったわよ》 はっ、と、マイティは気がついた。 シュリークとは金切り声という意味なのだ。 「えっ、あのっ・・・・・・!」 《今後、どこにいてもあなたのことをシュリークと呼ぶわ。いい? 分かったわね》 そう言い残してスノーボウは離れていった。 これはいわゆる、後輩いびりというやつかしらん? でも悪気は無いように見えたけど・・・・・・。 ビーッ! 「ミサイルアラート! ぼーっとしていちゃだめですよっ」 背中でシロにゃんがわめいた。 「分かってるわよ!」 マイティ、アフターバーナーを焚いて垂直急降下。 切り込む大気が肌にしみる。 ずいぶん高性能なバーチャル構築だこと。 ◆ ◆ ◆ BGM アンテナの森(戦闘妖精雪風 オリジナルサウンドトラック1より) 1258時 十一番コンソールルーム 間もなく三十分が経とうとしていた。 画面の向こうでひっきりなしに展開される諸島上空における乱戦は続いていた。マイティは被弾することも無く、なんとか戦い続けている。AWACSのスカイアイはそこからはるかに離れた洋上を飛んでおり、エルゴ飛行隊のチェストフライト、レッグスフライトをはじめ何体かの支援装備の神姫が直衛についていた。 ブルーチームの優勢は揺らいでいなかった。圧倒的というわけではなかったが、順調に押してきていた。 が、マスターは先ほどから何かが引っかかっていた。嫌な予感がする、と言ったほうがよいのだろうか。 『なあ、これホントに一時間続けんのか?』 単調な展開で痺れを切らした、というよりは、やはり不安そうな声色でケンが言ってきた。 『何か終了条件みたいなモンはねぇのかよ』 「・・・・・・おそらく片方の神姫が全員やられるか何かで戦闘続行が不可能になれば、一時間を待たずに次に行く事はあるかもしれない。だが、このままでは一時間ぶっ通しで戦うことになる」 はっ、とマスターは思い当たって、マイティに通信を開いた。 「マイティ」 『・・・・・・あ、はい?』 「疲れていないか」 『えっ?』 「疲れは無いのか?」 『え、ええと。ちょっと眠いです。ずっと乱戦から変わらないからだと思いますけど』 「・・・・・・そうか」 マスターは額を押さえて考え込んだ。主催側が、一回の戦闘時間を一時間という長期に設定した理由。 通常行われるバトル、いわゆる一対一、多くても二対二のバトルは、どんなに長期になろうと十分ちょっとが限界である。実力が拮抗している、というのもあるが、たいていは時間制限が設定してあるか、お互いに隠れたままで動かない場合戦意喪失とジャッジが見なして警告を発し、それでも動かなければ自動的にノーコンテスト(ドローゲームではない)となるからである。後者は一般にネガティブペナルティと呼ばれている。ネガティブペナルティが適用された試合は、双方のポイントが引かれてしまう。だから隠れたままというのはできないわけだ。隠れながら攻撃するというのなら話は別だが。 一般の試合に比べて、今回のイベントは一戦闘一時間。どう考えても長い。このイベントには様々な実験的意味合いが含まれている、と、マスターは日暮店長から聞いた。参加規約にもそのような旨が記載されていた。 この一時間という長時間戦闘も実験なのだ。 マスターはコンソールを見渡す。マイティのコンディションモニターが目に留まった。 「これは・・・・・・」 いつもは気にならない数値が、今は重要な立場にあった。 まず、陽電子頭脳の熱量が上がっている。ずっと飛びながらひっきりなしに戦っているマイティは、演算を休める時間が取れないのだ。熱を持てば眠くなるのは当然である。つまり脳が疲れているということなのだ。 さらに、もっと分かりやすいものが、燃料だった。 アーンヴァルの推進器には、当たり前だがちゃんと推進剤というものがある。実際のパーツに置けるそれはジェット燃料のように高額なものではなく、水を神姫本体のエネルギー源である電力で分解・再反応させるいわゆる自己生成型水素エンジンである。つまり燃料は水なのである。 この燃料の数値はバーチャルバトルにおいてもきちんと設定されているが、通常のバトルではまったく気にならない。たとえ始めから終わりまで全力でアフターバーナーを吹かそうとも、十分やそこらで空っぽになるなどということはありえないのである。 マイティの推進剤残量は、いまや二十パーセントを切っていた。 さらに、あれだけ用意したはずのサイドボードのミサイルも心もとなくなっていた。 一時間の狙いはまさにこれなんだ。マスターはそう確信した。 「マイティ、空母に帰還しろ、RTBだ」 ◆ ◆ ◆ 1301時 諸島上空(VR空間) 「えっ、マスター?」 いきなり何を言い出すのかという風にマイティはぽかんとした。 『気がつかないのか。燃料が無いんだ。おまけに脳みそに疲労が蓄積している。ミサイルもそろそろやばい。このまま戦っていたら力尽きて戦闘不能になるぞ』 「あわわ、本当だ。マイティ様。戻りましょう。燃料がギリギリです」 確認したシロにゃんも警告する。 「・・・・・・やっと戦いのペースがつかめてきたのに!」 不満を抱きながら乱戦から抜け出し、マイティは南下する。 《シュリーク、ビーキューブの所へ来い》 B3のオーナーが通信をかけてきた。シュリークというあだ名はもう広まってしまっていた。 《修理はできんが、予備弾薬と燃料(水)を持たせてある。前線基地の役職は伊達じゃないぞ》 「ラジャー。向かいます!」 シュリークについては考えなかった。もうどうでもいいやと半分投げてもいた。 《私もビーキューブのところへ戻ります。ご主人様、いいですね?》 『ああ、今のうちに行っとけ』 シエンのクリムゾンヘッドも続いた。多少の被弾をものともしないアーマードトルーパーも、燃料となると話は別だった。重い分神姫よりも燃費が悪い。 他の神姫たちも、隙を見て基地へ戻り始めたり、エルゴ飛行隊ではないのにB3にお世話になろうとマイティについてきたりする者がちらほら見え始めた。 レッドチームの方も同様だった。まだ戦い続けられる神姫たちにその場を任せ、乱戦から離れてゆく。 まるでF1のピットインだ、とマイティは思った。できるだけ早く戦線に復帰する方が有利なのは間違いない。が、F1と違うのは休養が必要なところだ。燃料、弾薬補給をと修理を済ませても、陽電子頭脳の疲労回復には時間を置かねばならない。 マイティはB3に感謝した。 ◆ ◆ ◆ 1302時 諸島地上、森の中(VR空間) 「頃合いだ」 戦闘開始からずっとここで上空を見つめていたその神姫は言った。 彼女を含め五体の影が森の陰から現れた。ずっと休まされてエンジンが、やっと活躍のときを与えられて唸りを上げだした。 「飛行隊、出撃」 五機が飛び立つ。綺麗な傘型陣形を敷いて。 前へ 先頭ページへ 次へ