約 1,954,209 件
https://w.atwiki.jp/2chbattlerondo/pages/93.html
初心者向けガイド 半永久的に書きかけのページです。初心者さんに抑えて欲しい基本や知識など、皆さん色々と書き加えてください。 link_trackback(text=このページのトラックバックを表示する) このページを編集する ※あくまでも「ガイド」です。攻略ではありません。 まずはじめにこのゲームってどんなゲーム? 最初と最後に読んで欲しいこと 初回ログインからセットアップまで セットアップからオフィシャルバトル参戦まで 神姫、武装の入手についてアチーブメントの達成 神姫ショップでの購入 GEM交換 初心者に良くある疑問・質問 知っておくべきこと・その他・雑記やマメ知識など 初心者オーナーの軌跡 コメント まずはじめに このゲームってどんなゲーム? 神姫に色々なアイテムを着せ替えさせてバトルしようぜ!なゲームです。注:フィギュア型ロボである「神姫」を育成し、戦わせることがゲームのメインとなります。単純に、神姫の着せ替えを楽しむだけならば「バトルロンド」より「ジオラマスタジオ」の方が良いかもしれません。 基本的に戦闘はノータッチとなります。(戦闘前に指示は出せます)何というか、「思い通りにならないことを楽しむ」ゲームです。 基本プレイ料金は無料、神姫・武器・装備・アクセサリー等は有料となっています。ゲームをプレイするために必要なKonami IDを作成した時点で、忍者型フブキのデータが一体分貰えます 装備はアチーブメントの達成および、CSC→GEM→装備の交換で入手することも可能です また、「武装神姫」は実在のフィギュアと連動した企画です。実フィギュアには「アクセスコード」が付属しておりそのアクセスコードをゲーム内で入力することでも神姫のデータを入手(追加)できます。 「バトルロンド」では現時点で購入できる全ての神姫が利用できるわけではありません。(「ジオラマスタジオ」なら全ての神姫が利用可能)現在利用可能なのは1~6弾の神姫までです。その他対応状況はこちらにて 上へ戻る 最初と最後に読んで欲しいこと このゲームに限りませんが、基本として一通りマニュアルに目を通しましょう。また、攻略情報も徐々に充実してきていますので、そちらにも目を通すのがオススメです。武装神姫バトルロンドマニュアル バトルロンドをプレイするためのプログラム「神姫NETアプリケーション」をインストールした後であれば、PC上でも、スタートメニュー>Konami>武装神姫>武装神姫バトルロンドマニュアル とたどれば閲覧できます。アドレスはこちら 神姫NETジャーナルという公式コラムにゲームの役立つ情報が掲載されることがありますので確認してみるとよいでしょう。特に、神姫NETジャーナルVer2.0の第3回からのテーマが初級講座となっていますので、必読です。初級講座①:神姫の“強さ”は何で決まる?初級講座②:バトルAIが最終的な“強さ”を決める初級講座③:バトルログの秘密を解き明かせ! オフィシャルバトル・バトルシミュレーション・ミッションバトルを1戦ずつ行うと「攻略ガイド Cクラス編」を閲覧することができるようになります。オーナーズルーム→レコード→インベントリ→シークレットファイルから確認しましょう。Bクラスになると「攻略ガイド Bクラス編」が、Aクラスになると「攻略ガイド Aクラス編」が閲覧できます。 たいていの疑問はマニュアルと、このWikiを見れば解決できます。マニュアルで不十分な点については戦闘システムに記述してあります。それでも分からない場合は、公式掲示板や2chのバトルロンドスレ、ゲーム内のティールームで質問してみてください。用語・略語、FAQの項目も忘れないでおくと便利です。 最後にもう一度。このゲームはマニュアルの内容がかなり重要です。 上へ戻る 初回ログインからセットアップまで 初回ログイン時に忍者型フブキとその武装パーツの一部を入手できます。まずは、それらを使ってセットアップを行ってみましょう。 「大手裏剣“白詰草”」の入手も忘れずに。フブキを中距離戦闘メインで育成する場合には重宝します。入手できるアクセスコードはTGS2006にて配布され、公式サイトのイベントレポートにも記載されていました。公式サイトのリニューアルに伴い、イベントレポートのページは削除されてしまいましたが大手裏剣のアクセスコードだけは残されています。公式サイト/イベントレポート跡地 → http //www.shinki-net.konami.jp/info/tgs2006rpt.html アクセスコードは、神姫ショップに「アクセスコード登録」という項目があるので、そこで入力して下さい。 神姫の育成方針(ステータス)・戦術を考えましょう。10ターン以内に相手を倒すことが目標であり、自分で自分を倒せるか、という事を考えると何かが見えてくるかもしれない。神姫素体にはそれぞれ成長のセンスの違いがあり、それぞれに一長一短・有利なタイプや不利なタイプがあります。(セットアップ参照)例えばフブキはセットアップ画面で見られるステータス・装備の方向性から防御型に育成するのは不向きです。 ですが、CSCでの補正や、ステータスの成長、装備、AIの成長で必ずしも画一的なタイプでないと勝てないわけではありません。 人に教えられたままに育成するより、自分で試行錯誤することが最も大切です。このゲームは神姫の育成、バトルでの戦略共にオーナー自身の経験に大きく依存します。育成に於いては数多くの神姫を育てあげ、特性を理解し戦略を練ること。 バトルに於いては数多くの神姫と戦い、その戦略や装備を見て理解し、それを自分の戦略に生かすこと。 上へ戻る セットアップからオフィシャルバトル参戦まで レベル差や勝ち負けを気にせず、まずはバトルシミュレータに参戦してみましょう。バトルAIが初期状態の時点では、どう戦うのか? 戦い方を見た後で、自分の神姫をどのように伸ばしていくか? どんな武装でどんな戦い方をする神姫が居るのか? バトルシミュレータで基本的な流れ、戦い方を把握したら 今度はミッションに通ってAIを育てたり、距離適性を仕込みましょう。 ある程度育ったと思ったら実戦に挑んでみましょう。 なぜミッションを繰り返す必要があるのか?という点は後述します。 システム上「百戦百勝」は不可能ですので、負けても怒っちゃダメですよ?始めたばかりだと負け続けるかも知れませんが、誰もが通る道です。割り切って、どうして負けたのか、をよく振り返ってみましょう。 言うなれば、沢山戦って沢山負けなければ強くなることは出来ません。最初は勝ちにこだわるよりも、ゲームシステムに慣れることから始めましょう。 より少ない負け数で強くなりたいと思うのならばこまめにバトルログを読み返し、一戦一戦からより多くの経験値を得ましょう。システムメニューのバトルログの保存にチェックを入るとログを自動的に保存することができます。 ゲームをプレイし始めてすぐに勝つことは(課金もせずフィギュアも買っていない完全無課金の場合は特に)難しいです。序盤はアチーブメントを集めるのが無難です。アチーブメントとは課題のようなもので、達成することで武器・アーマー類やCSC?(神姫の性能を決定付けるもの)が貰えます。これらを利用し神姫を強化する事で勝ちやすくなるでしょう。 経験を積んで新しい神姫が欲しくなったり、武装が欲しくなった場合は神姫ショップで購入することができます。便利なもの、微妙なものさまざまですのでよく見極めましょう。※詳細は後述。 上へ戻る 神姫、武装の入手について アチーブメントの達成 さまざまなアチーブメントを達成することで、いろいろな武装やCSCなどを入手することができます。無課金の人は勿論、フィギュアを持っている人も、課金してするつもりの人も、まずは忍者型[フブキ]でのプレイを推奨します。アチーブメントに「フブキのレベルが10、20、40、80になる」というものがあるからです。そして、これらのアチーブメントで各種装備アイテムが手に入ります。フブキ以外の神姫も装備できる、使い勝手の良い装備アイテムです。 フブキのレベルが上がることで達成できるアチーブメント以外で達成しやすいアチーブメントは以下の5つです。「オフィシャルバトルで累計10勝」(飛苦無“蓮華草”) 「オフィシャルバトルで累計10敗」(フライングソーサー) 「トレーニング実行回数100回」(CSCパック/スタンダード2) 「和風コーディネイトでEXオフィシャルバトルに勝利」(のぼり“風林火山”) 「トレーニング特級全てで大成功」(桃花扇)※詳しくはトレーニングの小ネタの項目に目を通してください。運が悪いとかなり時間が掛かりますが、とにかく数をこなせば手に入る類のアチーブメントです。気合を入れて挑みましょう。小ネタにも書いてありますが、トレーニングはESCキーを押すとスキップできます。 「バトルシミュレーターで累計300戦する」(“ギガンテス”ロボアーム) 試用チケットを利用して、コーディネート系や特定武器が条件のアチーブメントを達成することも可能です「スクール」コーディネイトでEXオフィシャルバトルに勝利」(スクールバック(紫)) 「中華」コーディネイトでEXオフィシャルバトルに勝利」(方天戟) 「ウェスタン」コーディネイトでEXオフィシャルバトルに勝利」(保安官バッジ) 「蕨手刀」でとどめを刺しオフィシャルバトルに勝利する」(勾玉) 短銃の攻撃のみで勝利する」(蹄鉄) フブキだけでプレイしている人へのお薦めの装備が手に入るアチーブメントは以下のようなものがあります。「フライングソーサーでとどめを刺しオフィシャルバトルで勝利する」(銀のナイフ)銀のナイフは攻撃スキル「美味礼賛・主菜風」が使え、スタンとダウンを発生させる事ができるバランスが取れている装備です。ただし、銀のナイフは命中率が低いので回避型相手にはあまり有効ではありません。 「ミッション「エキストラミッション」を1つクリアする」(エーススラッシャー)エーススラッシャーは追撃スキル「エースのフォーカード」を使えます。 その他のアチーブメントについてはこちらを参照してください。→アチーブメント 上へ戻る 神姫ショップでの購入 Webマネー等で神姫ポイントを購入する事で、神姫ショップで買い物をすることができるようになります。ここではフィギュアを購入しなくても神姫・装備等を購入する事が出来ます。購入できるポイントは、500円で500spt、1000円で1100spt、3000円で3500sptとなっていますが、初回のみ、「初回購入キャンペーン」があり、少しボーナスがつきますので、初回のポイント購入は出来れば3000円の投入をお薦めします。(勿論500円や1000円から初めても構いませんが)初回キャンペーンを利用すると、3000円で4200sptが手に入る事になります。神姫のフルセットが900sptなので、神姫を一気に4体購入する事が可能です。 また、逆に言えば3000円以上投入してもあまり変わりはありません。装備の選択の幅が広がるので、戦いやすくなる利点はありますが。 試用チケットが定期的に配布されていますので、フルセット、武装セット以外はそれを利用して購入前に試してみることもできます。 ショップを利用する前に出来ればフブキで一通りプレイする事をお薦めします。色々な人を見て、どういう装備を使ってる人が多いのか、人気のある装備は何か、などを観察してみて下さい。人に言われた通りに装備を買うよりは、確実に有益になると思います。また、ショップで装備を買ったけどアチーブメントで十分事足りてしまって買った意味が無い、なんて事にもなりかねません。 上手く使えれば強いが、初心者にはお勧めできない物 名前 解説など 犬型ハウリン フルセット[リペイント] 通常版と違い、装備が少ない。装備があれば十分に活用可(通常版は多少クセがあるが初心者でも扱える) 猫型マオチャオ フルセット[リペイント] 花型ジルダリア フルセット AIにクセがあり、初めの内は中々言う事を聞いてくれない。また育て方が難しく、主にAクラス以降で徐々に力を発揮する大器晩成型。 サンタ型ツガル フルセットサンタ型 ツガルBX フルセット コアもボディも回避向けの性能なのだが、装備が回避に向かない物ばかり。武器とバトルモードも扱いづらいので、最初に購入するセットとしては向かない システムを理解していない人および初心者にはお勧めできない装備 名前 部位 解説など フェアリークイーン リアパーツ 相手を1ターンだけスタンさせる特殊な防御スキルを持つ。少なくとも初心者にお勧め出来る物ではない。 ターボファンウイング リアパーツ 位置付けとしては、移動スキル「エンジェリック・スカイ」に対抗する為の装備。移動スキルを上手く使えない人には、ただの重いリアパーツ。 その他、よく用いられる課金装備の一部 名前 部位 解説など バルムンク メインウェポン 射程・威力・命中率のバランスが良好。スタン値もそれなりにある。 ブーメラン メインウェポン 威力は最低クラスだが、命中率とスタン率が高い。 アーミー帽(緑)(カーキ) ヘッド 命中+10 射撃系武器命中30UP。 ネイビー帽(白) ヘッド モナーテ・LRSSゴーグル アクセサリー 命中+10 射撃系武器命中20UP、投擲系武器命中20UP。 黒き翼 リアパーツ 回避型神姫に人気の装備。勿論、回避型以外でも十分役立つ。SPレベル15でスキル「ダークスラッシャー」が使用可能に。 エアリアルランドセル(赤) リアパーツ 機動30/重量2と、機動性ではトップクラス。他はそこそこの性能。スクールコーディネイト属性が付いているのが難点といえば難点か。 天使型アーンヴァル フルセット/武装セット 回避・機動型に有効な武器・武装が揃っている基本セット。回避を上げる装備はリアウイングのみだが、総じてパーツ重量が軽く、対スタン・ダウン値が高いので、回避型でのそれらの対策に有効。 悪魔型ストラーフ フルセット/武装セット 重攻撃・防御型に有効な武器・武装が揃っている基本セットただし、フブキにはあまり向かない。 これらを使えば必ず勝てるというわけではありません。 一般的によく使用される武器=対策をされている可能性が高い…という意味もあります。 装備の情報はwiki内に掲載されていますので、しっかり調べた上で必要な装備を選ぶと良いでしょう。 また、性能のみが全てというわけではありません。 気に入ったビジュアルの装備を活用するために試行錯誤するのも楽しみの一つです。 上へ戻る GEM交換 アチーブメントを達成することで入手できるCSCを神姫ショップにてGEMに交換し、それをレアなCSCや各種武装と交換することができます。特に交換で入手できる武装は強力なものがそろっていますので、ぜひ入手しましょう。CSCの入手および、GEM交換についてはこちらに詳しく記載されています。→CSC交換 上へ戻る 初心者に良くある疑問・質問 FAQの所を見れば殆ど解決しますが、一部抜粋&要約。 アクセスコード入力したら、大手裏剣2つ貰ったんだけど?ジオラマスタジオの為に2つあります。バトルロンドでは2つ装備しても意味は無いので気をつけましょう。(一部二刀流、二丁拳銃が可能な装備は除く) スキルどう使うの?スキルレベルとSP・相手との距離の条件を満たしていれば出す「かも」しれません。使った後は誉めて下さい。段々と使うようになります。 ミッションを繰り返す意味ってあるの? / パシュミナ道場って何?これは、「ミッションでもAI等の調整ができるから」です。主な理由としては、・武器と装備の調整&確認・回避・防御も戦闘終了後に誉める事で、仕込む(教える)事が出来る。・戦闘後の評価によっては、親密度も上昇するので言う事を聞きやすくなる。・スキルを使い、誉める事でスキルの使用頻度を上げる。・距離適正(後述)を上げる。以上が、メインの用途となります。また、ミッションは実戦ではないので「ランクに影響しない」という最大の利点がある反面、トレーニングボケが解消出来ない、ステータスは上昇しないなどの欠点もあります。それと、複数の神姫を所有している人なら理解できるのですが、神姫毎にクセがあり、いきなり実戦に出さないでミッションでクセを掴む、という意味合いもあります。足が遅い神姫、言う事を聞かない神姫、武器の使い方にクセのある神姫etc...なお、パシュミナ道場については、用語・略語の項目を参照のこと。何度も繰り返すと特別授業が受けられます。 トレーニングしたのに勝てないトレーニング直後は能力が低下、いわゆる「トレーニングボケ」状態になっています。トレボケの程度はトレーニングに費やしたバッテリーの量に応じてひどくなり、最大で-16段階です。「オフィシャル戦」を行う事で解消出来ます。最重度のトレボケでもオフィシャルを4戦すれば完全に解消されます。ある意味、トレーニングをたくさん行った直後のオフィシャル戦は負けて当然とも言えるでしょう。 回復スキル使う相手が倒せない / 防御型が堅くて倒せない回復型は攻撃型やスキル型じゃないと倒すのはなかなか厳しいです。苦手タイプだったと思って諦めるか、回復する前に畳み掛けるしかありません。防御型は移動中を狙ったり、ガード不能スキルを使ったり、武器の準備中を狙ったりすると通常のダメージを与えられます。 アーンヴァルに一方的にランチャー撃たれて終わるんだけどこちらも遠距離武器を持つか、機動力を上げ、接近戦闘を挑んでみましょう。 装備のスロットが4つあるのはナゼ?相手によって使い分けた方が良いからです。装備セットを理解して使い分けられるようになると、防御型相手には攻撃力の高い武器、回避型には命中率の高い武器を、とより効果的に戦う事が出来ます。 武器や装備を装備できるだけ装備してもいいの?上で解説していますが、相手によって使い分ける必要があるので武器は方向性を決めて絞るべきです。よくあるケースとして、武器を5個持たせた初心者さんが、防御型に火力の低い武器を使ってしまったり、回避型に当たらない武器を使ってしまい全然ダメージが与えられなかった、なんて事があります。後述の「知っておくべきこと・その他・雑記やマメ知識など」内「距離適性」も見て頂くと分かりますが、バトル後の評価時に「ほめる」と使用した武器の適性が上昇していきます。最初は自分の神姫に得意とさせたい戦闘距離を決め、その武装セットでの勝率を上げるべきでしょう。また、素体毎に「重装性能」というものが決められており、「装備の総重量」がその数値を上回ると能力が低下します。(重装性能についてはバトルログの「重装」で確認可。実際には重量が1増減する毎に内部能力に影響が出ます)よって可能な限り装備…というのはお薦めしません。重量と能力値を見つつバランス良く装備しましょう尚、ステージ「ハイグラビティ」で重量の影響が大きくなり、「ローグラビティ」では逆に小さくなります。 バトルモード相手に勝てませんバトルモードは強力な為、基本的には「発動させないこと」を目的に戦います。発動を防ぐには、「相手に攻撃をさせない、食らわない」「相手のテンションゲージを減少させる」「発動する前に倒す」といった手段が代表的です。ゲージを上昇させない為には、相手の攻撃範囲外に常に居ればよいのですが残念ながら、無課金で手に入る装備の機動性能で逃げ切ることは困難です。相手のゲージを減らす場合、コミカル値の高い武器で攻撃すると減少させることができます。こちらのページで確認し、計算して1Hit毎のコミカル値の高い武器を使うようにしましょう。コミカル値によっては防御・回避されるとゲージが上昇する場合もあるので、武器選択は慎重にもっともシンプルな手段では、発動前に倒してしまうのが一番ですが、攻撃や命中、回避を伸ばしたり、強力な武器や貫通武器を手に入れないと実現は難しいです。ただし、無課金でも育て方、やり方次第では不可能では無いでしょう。ここに書いたものはあくまで一例です。勝ち残るためには、実戦で自分なりの戦い方を探してみましょう。 防御を指示しても防御してくれないんだけど?まず第一に、移動(MOVE)中、攻撃後の制動処理(POST-ATTACK)中、スキル発動時の高負荷は防御を行うことはできません。また、攻撃準備動作(PRE-ATTACK)にも一定確率で防御を行うことができません。バトルログを読んでどのタイミングで攻撃を受けているか確認しましょう。それ以外の状況の場合はAIが回避よりに成長している可能性が高いです。コアユニットがもともと回避思考の場合や、回避を多用したバトル時に誉めた場合、神姫は回避をしやすくなります。まず、ミッションでAIを防御思考に調整しましょう。(基本的に防御を指示して回避を多用した場合は叱る、防御を多用した場合は誉めるの繰り返しです)好感度が低いと指示の効果も低くなるので、好感度を下げすぎないように注意しましょう。 上へ戻る 知っておくべきこと・その他・雑記やマメ知識など ログに表示される推定命中率これは「相手が回避行動をとる前の命中率」です。推定命中率100%でも、相手が回避行動を取れば回避される可能性は十分あります。 武器の攻撃回数「十手って攻撃回数4回?んじゃ基礎攻撃力上げて4回殴ったら強いんじゃない?」こう考えるのは普通ですが、このゲームではそうじゃありません。十手は4回全部命中してようやく攻撃力130(+素体や装備の攻撃力)相当の威力です。攻撃回数の多い武器はリスク分散もしくは追撃に繋ぐトリガーと考えましょう。 耐性のLvは累積されない射撃耐性Lv1の装備を2個つけてもLv1のままです。投擲や打撃の耐性も同じように累積されません。また、耐性Lv1とLv2をひとつずつつけても適用されるのはLv2だけです。 距離適正距離適性には0.0~100.0の『近距離』、100.1~200.0の『中距離』、200.1~400.0の『遠距離』の3種類が存在します。評価で褒めた際、その戦闘で最も攻撃が多く行われた距離の適正が+1され、叱ると逆に-1されます。距離適性は高ければ高いほど、その距離での攻撃力・命中力・回避力・防御力(未確認)が高くなります。適正値がMAXになっていれば+10Lv分くらいに相当します。ミッションバトルでも適正を上げられるので事前にガッツリ上げておくとよいでしょう。単純に言うと、近距離戦で戦闘を行って誉めると、近距離戦がちょっと強くなり、遠距離がちょっと弱くなります。逆に遠距離での戦闘後、誉めると、遠距離がちょっと強くなって、近距離がちょっと弱くなります。詳しくは各種検証の距離適正の項を見てください。 装備一種コーディネートボーナス2007年9月28日のアップデートで「装備一種コーディネートボーナス」が実装されています。例えば、フブキの装備を揃えると(3つ以上装備)「和風」属性ボーナスが付くので、手裏剣や忍刃鎌の攻撃力と命中が少し高くなります。(※コック帽やまるみみなど、他属性の装備を付けると無くなってしまうので注意)詳細はコーディネートの項を参照のしてください。 武装神姫マスターズブックゲーム上では確認できないデータ類が記載されている、武装神姫マスターズブックというガイドブックがあります。wikiには記載されていない情報も多々あり、限定アイテム「ナースセット」も付いてきます。ただし、2007年8月17日に発売された物なので古いデータもあります。必要性を感じるのであれば買ってみても良いでしょう。 上へ戻る 初心者オーナーの軌跡 とある初心者さんの成長の軌跡です。 どうすれば勝てるようになるか、初心者の視点で書かれておりわかりやすいと思います。 この通りやれば必ず勝てるというわけではありません。 なぜ勝てないのか、勝つにはどうすればいいのか、考えることが強いオーナーへの第1歩です。 710 名前:名も無き冒険者[sage] 投稿日:2007/12/24(月) 19 20 47 ID Av6cL60Y 先週から始めて、まだぼっこぼこにされてるオーナーです。 最初はわけもわからず、でも忍子の性能(というか白詰草の汎用性)の おかげかBランク行きはあっさり。(トレで両方10まで上げてからオフィ戦) Bランクに上がった途端、全く勝てなくなり、何がダメなのかを考え始める。 同時期に白子を購入。ここで距離と機動について気がつき、高機動+白子砲で連勝。 続いて、忍子さんのAI特性についてなんとな~く気がつく。 どうやら近距離よりむしろ遠距離戦闘のほうが好みらしい? 今考えると白詰草メインで ひたすら距離を取る行動が多かった&遠距離のほうが勝率が良かった=褒める回数が多かった。 この頃、掲示板にて(多分ここ)「4択を迫れない時点で~」という事を知る。 確かに武装欄4つあるけど、似た様な武器構成が多かった。これでは読まれて当たり前。 でもどうしたらいいのか? まだ試行錯誤中だけど、 自分のメイン武装主体、機動重視にしたもの、苦手距離での戦闘用、それら以外、 で組んでます、この中に回避重視なのか、防御重視なのか、高火力で一気に押すのか、 等なるべく多くの戦闘に対処出切るように、又一部の強武器構成への対策なども 考えて盛り込んでいきたいのですが・・・まだまだ甘いですね。 今日は、特殊条件下での戦闘も考えて装備の練り直しをやってみようと思ってます。 重力場、水中、暗闇、それぞれどう戦えばいいのか・・・ このゲームって、開始前の読み合いというか、戦闘展開が予測できて確実に勝てる! と確信出切る場合が多いような気がします。オーナーレベルが高い人はそうでもありませんが・・・ シルバーやブロンズクラスの人相手だと「この装備で来るから、このセットでいけば勝てる」 というのが割りと多いんですよね・・・それを如何に無くすかが今の課題です。 長文大変失礼しました。 上へ戻る コメント 「トレーニング特級全てで大成功」についての雑記で「レコード」→「インベントリ」→「フィーチャー」の記述が間違ってるので削除。 -- (名無しさん) 2007-12-07 08 50 12 「これだけは持っていても損は無いと思われる装備」というように絞ると、玄人ユーザーにとってのカモが量産されそうな気がします 「よく用いられる課金装備の一部」の中に紛れ込ませて新規プレイヤーの判断に任せる間口を広げてあげた方がよいように感じるのですが、いかがでしょうか? -- (チャック・オープナー) 2007-12-13 16 05 54 少なくとも項目内にあった黒き翼に関して対策をとられる装備ではありません そういった意味で、また課金装備一つ目の指針として「これだけは~」という項目で存在していたのだと思いますが 個人的にはあっても良い項目だったと思いますし、存在していた期間が長い項目なのでそれなりに意義があったのではないかと -- (名無しさん) 2007-12-15 05 26 27 記載された当時と比べて、黒き翼が様々な要因で相対的に弱体化 必ずしもオススメ、とは言えなくなっているので降格は妥当かと 頭一つ出た装備があれば、オススメ装備はあっても良いとは思う -- (名無しさん) 2007-12-16 00 07 01 黒翼、弱体化したとは思えないんだけどな。 回避型だと白子・兎子持ってない場合は大抵黒羽だし、 ダークスラッシャーは十分強いし。 -- (名無しさん) 2007-12-16 07 25 00 Lpも防御もこだわらない回避だとダークスラッシャー食らうと半分くらい持ってかれる 投擲軽減無いと辛いし、十分お奨め装備だと思うが -- (名無しさん) 2007-12-17 00 57 14 初心者ページなので、読む側はシステムを理解していないことを念頭に置いて 必要な部分まで省略しないように注意してください -- (名無しさん) 2007-12-31 19 53 09 防御型回避型などの指南ページほしいなぁ~ ってか、オフィじゃ防御がなかなか上がらねぇー -- (名無しさん) 2008-01-13 02 52 57 素直にトレーニングする。 -- (名無しさん) 2008-01-25 10 13 34 初めて神姫ポイントかったけど 普通に3500円だった件について もうキャンペーンおわってたのね・・・ -- (名無しさん) 2010-10-13 15 06 03 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/shinkiss_matome/pages/2555.html
プロローグ さて『神姫ライドシステム』が開発されたことにより、 以前から行われていた神姫バトルは更なる発展を遂げたのは言うまでも無い。 この神姫バトルを区別するにあたって2つの種類が挙げられる。 神姫の精神を電子の海に送り出して戦う『バーチャルバトル』 神姫が自らの身体を張って戦う『リアルバトル』 これらのバトルにおいては神姫が兵士、 そのマスターは指揮官(オペレーター)としての役割を果たしていた。 が、これに『神姫ライドシステム』が加わることにより、 マスターが自ら戦い、神姫はそのフォローをするという逆の構図が可能になったのである。 さらに従来のマスターが指揮官であるというスタンスであっても、 思考の直接的なリンクにより、より明確に高速に指示を出すことが可能となった。 これらのバトルにおいての神姫へのライドはそれぞれ、 『バーチャルライド』、『リアルライド』と区別されている 『神姫ライドシステム』の開発された現在において、 後者のリアルバトルのプレイヤーは非常に少ない。 民間に広く普及しているのはバーチャルバトルの方である。 理由は主に二つ。 一つは、バトルスペースの確保の問題。 いくら神姫の体長が15cmと小さくとも、 その機動力や銃火器を使う関係上、約10m×10mのスペースが求められる。 ゲームセンターなどに設置するにはあまりにも大きすぎるうえにコストも大きい。 その点、バーチャルバトルの筐体はかなり小さく、 これまでゲームセンターに置いてあったゲームと差して変わらない大きさなのだ。 二つ目は、多様性と敷居の低さ。 電脳空間でのバトルは、リアルバトルでは不可能だった武装換装などが可能となり、 リアルバトルより圧倒的に自由度が高い。 また、企業側も神姫ネットへの登録者に簡易な武装セットを無償で貸与したり、 バーチャルバトル限定の装備を提供したり、 後述のRA(RailAction)と呼ばれるプログラムを配信してバーチャルバトルの促進を図った。 また企業の参入により、神姫バトルには一定のルールが作られ、 リアルバトルにおいて神姫をロストする確立は格段に下がり、 ほぼ0%と言っても過言ではなくなった。 しかし戦闘により武装が壊れれば出費はかさむし、神姫は多少なりとも傷つく、 と神姫を大切にするマスターにとっては手を出しづらいものであった。 このため、リアルバトルへの新規の参入者はあまり増えず、 リアルバトルからバーチャルバトルへ流れていったマスター達も少なくないのである。 204X年現在、各地で神姫バトルは「バーチャル空間で非現実を神姫と共に体感できるゲーム」として広まっている。 また上記の理由により、プレイヤーの人口ではバーチャルバトルに劣るリアルバトルではあるが、 依然としてその人気は衰えず、今日もリアルな戦場を求める神姫とマスターが激しいバトルを繰り広げている。 ―――著書、『神姫バトルの今』より抜粋 「マスター、珍しいですね。ライトノベル以外の本を読んでるなんて。なんなんですか?それ」 「ちょいとばかし予習を、な………そろそろいくか」 俺は傍らのデスクの上からの声に答え、持っていた本を適当な場所に置いた 椅子にかけてあった上着を身につけ、相棒を机の上から胸ポケットに招き入れる 「今日もいいバトルにしたいですね」 「あぁ、そうするつもりだ」 玄関を開け、俺たちは少し肌寒く感じる秋空の下へと繰り出した 向かうは近所のゲームセンター そう…胸ポケットに収まった『彼女』と共に戦う場所へ 第一話の1へ 戻る
https://w.atwiki.jp/shinkiss_matome/pages/987.html
ラジカル神姫オムニバス Gene Lessの用法要領 1.まーともかく神姫買ってきましょう武装神姫。神姫SSだしね~。 2.神姫で遊ぶなり股を開いたり閉じたりするなりバトルロンドするなり電ホビやネトコミのマンガでも見るなりしてまずはキャッウフフ分を補充しましょう。本作は各話特定の神機が主役のオムニバスなので対応する神姫で遊んでおくとなお良し! です♪ 3.本作見ましょう。 4.後は内容のありえなさに叫ぶも良し、自分の神姫もこーなっちゃうんじゃないかとガクガクブルブル震えるのも良し、逆にこの異様なノリにハマって中毒症状になるも良し。そのへんお好きにどーぞー(酷) 5.あ、そうそう言い忘れてましたけど、各話の登場人物はおまけの方に載ってますので(出オチも多いもんで)気になったら確認してみてください。ただしもっとしょーもない小ネタばっかりなので貴方の脳にムダ知識が増える事うけあいですけどね(笑) 注意! 本作を読むとあなたの神姫感が崩れるおそれがあります。かと言って当方責任とる気は毛頭無いのであきらめてください(ヲィ) 本作に使われてるネタがよくわかんなかったらヒトに聞く前にとりあえずググりましょう。そんでもって原作知ってる方は逆にコレあくまでネタとして使ってるので細かい事には眼をつむりましょう。じゃないと潰しますよ目(マテコラ) 異様に会話が多いのは仕様です。読みづらいとか思っても言いなさんな(獏)まーコントでも見てる気になれば気にならないってば。 それでも言い足りない文句があったら「おーさまのみみはねこみみ~!」的にコメント欄にでもぶちまけましょう。ガマンは体によくないですよ? てかねー、こんな用法容量なんて間に受けるなよ~?(笑) 目次へ
https://w.atwiki.jp/shinkiss_matome/pages/647.html
SHINKI/NEAR TO YOU Phase01-4 色取り取りのレーザーで造られた地平、そのフィールド上を白い翼が舞った。数ある武装神姫の中でも最もオーソドックスなタイプ、天使型MMSアーンヴァルモデルだ。 天使型神姫は持ち前のスピードを活かしライトマシンガンの射撃で相手をけん制する。相対するもう一体の神姫は、天使型の攻撃に防戦一方のようだ。 反撃してこない相手を見て好機と判断したのか、天使型はすかさずライトセーバーを抜き放ち距離を詰める。 一瞬の交叉。 勝利の女神が微笑んだのは、優勢に見えた天使型の方ではなくもう一体の方だった。天使型の斬撃を鋭い動きで避けたその神姫は、体勢を崩した天使型に後ろから組み付き力でねじ伏せると、そのまま天高く飛び上がる。 天使型は相手を振りほどこうとするものの、相手のパワーがそれを許さない。 天使型を完全に捕らえたその神姫はそのまま大きく身を反らせ、そのまま天使型神姫を大地へと叩きつけた。 フィールドを揺るがすかと思うような轟音の後、その場に立っているのは天使型を打ち倒した迷彩模様に身を包んだ大柄の神姫だった。 「おおっ、デッカイ方が勝ったじゃん! 途中まで負けてたのに」 「ふむ。反撃しなかったのは、ワザと劣勢に見せかけて相手の油断と隙を誘うためですか。あちらの迷彩の方もなかなかやりますね」 目の前で繰り広げられたばかりのバトルの様子に、シュンとゼリスがそれぞれの感想をもらす。 「どうどう? やっぱりバトルは武装神姫の華よね。センターの最新型バトルマシーンでのバトルは、そこらの増産型のちゃちなモノとは違うでしょ?」 伊吹の言う通りだった。最新のゲーム筐体というだけあって、三次元モデリングによるバトルフィールドの精緻さ、各種モニタリング機器によりリアルタイムに戦況の変化が判るバトルシステム、一般的なゲームセンターに出回っている既製品とは比べものにならない。何よりもそこに集う猛者たちのレベルが違う。 「これが本場の武装神姫バトルか」 「ふっふっふ~、すごいっしょ? じゃあ早速カウンターに行ってサクッと登録すませましょう」 「カウンターで登録?」 オウム返しに尋ねるシュンに伊吹とワカナコンビが答える。 「センターに来たらまずはサンカトウロクだよ~」 「そ、神姫センターでのバトルはすべて戦績が記録されて、神姫BMAの公式クラシフィケーションにも反映されるから、施設内のゲーム筐体で遊ぶ前には参加登録をするようになってるの」 「ふ~ん、なんか面倒そうだな」 「ダイジョーブ、ダイジョーブ♪ 登録っていっても不正改造パーツでも使ってない限りオーナー登録をデータベースに参照するだけですぐに終わるから」 「シュン、横着しようとせずにここは伊吹さんに従うべきです。というか早く行きましょう。いわゆる〝善は急げ〟ってヤツですね」 伊吹とゼリスのふたりに急かさつつ、シュンはカウンターに向かう。受付自体は伊吹の言う通り神姫のオーナー登録やオーナーの本人確認などをネットワークからデータベースに確認するだけで、シュンはホッとした。 「なんだ、結構簡単なんだな」 「ね? 別に慣れればどうってことないでしょう。後は……そうね。シュっちゃんはここを利用するの初めてだから、このセンターのメンバーカードも作っておくと次からは照会手順を省略できるし、ポイントでいろいろなサービスもついてお得なんだけど。……どうする?」 登録を済ませたシュンに続けて伊吹がいろいろ教えてくれる。どうもここは常連である伊吹の言うことを素直に聞いておいた方がよさそうだ。そもそも今日はずっとこんな調子でうまくいったんだし。 「うぅぅぅ~ん。……それもやっとくか」 「じゃあ、あっちで手続きしてもらいましょう。ワカナとぜっちゃんはここでちょっち待っててね?」 シュンと伊吹は連れ立ってカウンターの前を離れる。ゼリスとワカナはひとまず天板の隅に腰掛けた。静かに佇むゼリスに比べ、ワカナの方はジッとしているのは苦手らしい。すぐにソワソワし出す。 「ふにゅ~。タイクツだよ~」 「ワカナさん、まだふたりがここを離れてから2分37秒しか経過していません。しばし静粛にしているべきです」 落ち着き払ったゼリスに対し、ワカナはひとしきり足をバタバタさせた後、ピョコンと立ち上がった。 「うんしょっ、ひらめいた~。ふたりが戻ってくるまで、ボクはちょっとボーケンの旅へ出かけてくるよ。とっても楽しいよ~」 「斥候任務ですか? ふむ、なるほど。確かにここの地の利についてはワカナさんの方が熟知しているようですからね。この場は私に任せて、どうぞ大役を果たしてください」 「わかったよ~。それじゃ、ちょっと行ってきま~すだよ~」 「気をつけてくださいね」 ワカナはカウンターから飛び落ちると、くるくる宙で回転しながら身軽に着地、意気揚々と人だかりの方へ向かう。ひとり残されたゼリスはその様子を見送った後、その先のゲーム筐体の方へと目を向けた。 筐体の周りは観客や野次馬で一杯だった。筐体上部に設置されたモニターに、今行われているバトルの光景が映し出されている。 「戦の風……其は美しく舞い散る天使の翼……」 すぐ側から聞こえる謳うような朗々とした声にゼリスは横を向く。そこには見知らぬ白い神姫がひとり佇んでいた。 「はじめまして。あなた独り?」 「いいえ、現在メンバーカードの手続き中のシュンを待って待機中です」 「そう。見ない顔だけど、新人さんなのかしら?」 「そうなりますね。神姫センターを訪れるのは今回が初です」 白い神姫はゼリスの返事に微笑んだ。白く長い髪に白い肌、簡素な素体のスーツも白、純白の神姫だ。彼女は屈託のない笑顔でゼリスに語る。 「ここはまさしく幻想の舞台。人間たちの想いで機械仕掛けの妖精たちに心を吹き込む、真夏の夜の夢の世界ね」 「……心を吹き込む?」 彼女はモニターの神姫バトルに恍然とした瞳を向ける。 「ふふ。妖精はね、心を持っていないのよ。だから誰かが与えなければならないの。……素敵じゃない? 人間たちの心を受け取り、妖精たちは初めてプシュケになれるのよ」 スクリーンから漏れる明かりが、彼女の顔に様々な光を落とす。そんな彼女が出し抜けにこちらを振り向いた。つられてその紅い瞳が見つめる先をゼリスが目で追うと、カウンターの向こうからシュンと伊吹のふたりが戻ってくるところだった。 「ぜっちゃん、お待たせ」 「ちょっと時間かかったな。何か変わったこととかあったか?」 話しかけるふたりに、ゼリスは知り合ったばかりの白い神姫を紹介する。 「ふたりの不在中に知人がひとり増えました。こちらの方です」 「こちらって……何処だよ?」 おかしな顔をするシュン。ゼリスはさっきまで隣に座っていた少女を振り返るが、すでにそこには誰もいなかった。 「……意外とせわしない方のようですね」 ゼリスがお決まりの仕草で小首を傾げるのと、三人がワカナの叫び声を聞いたのは、ほとんど同じタイミング。 「タイヘンだよ~っ」 ワカナは小さい体で精一杯叫びながら、慌しく駆け寄る。 「ゲーム機で、神姫ばとるがタイヘンでバーンでドーンだよ。男の子がわんわんだよ~っ」 慌てるワカナの意味不明な説明に、シュンたちが頭に?マークを浮かべたとき、ゲーム筐体の方から一際大きな歓声が沸き立った。 ▲BACK///NEXT▼ 戻る
https://w.atwiki.jp/ro_br/pages/13.html
ダイスバトルロールとは? ラグナロクオンライン(以下、RO)のエモーションを利用したバトルゲームです。 あの人とバトルしたい。けど言い合いっこだけじゃつまらない。 そんな人は是非、このシステムで遊んでみてはいかがでしょうか? ミニゲームをしながら会話をすることで、より一層の盛り上がりが期待できます! 必要なもの Roのクライアント 当ルールサマリー ダイス(エモーション番号:/e19) 詳しいルールはこちら
https://w.atwiki.jp/shinkiss_matome/pages/2853.html
ぶそしき! これから!? 登場人物紹介 <第0話> ●佐伯友大(さえき ともひろ) 10歳 父の転勤に合わせ、上里小学校に転校した少年。 現在父子家庭の一人っ子。 父親の仕事の忙しさと転勤の多い家庭環境により、寂しい思いをしている。 父親に心配をかけさせたくないため、不満は口に出さずに家事もしている。 ある日、ずっと一緒にいられる友だち欲しさに、今まで貯めていたお年玉とおこずかいをはたいて神姫購入に踏み切る。 ヒイロの件を見て分かるように、好きなカラーは「赤」。 小学生のため主に金銭的な関係で神姫のパーツ入手に苦労することになる。 <第1話> ●羽々辺誠志郎(はばのべ せいしろう) 15歳 実家から離れた新戸守市の竹上高校に入学した少年。 色付きのメガネを着用している。 学校ではうっすらとしたもので、普段は青系の色が付いたものを使っている。 同年代と比べてかなり小柄で、同じ位の年齢と友大に間違えられて、彼の初めての神姫バトルの相手となる。 背丈と見た目に関しては、今は家系的なものと諦観しているらしい。 ・・・ ●星原店長 今年三十路となった社会人の独身男性。 昔はとある企業に勤めていたが辞めて、色々あった後におもちゃ屋スターフィールドを始める。 実は武装神姫が初めて発売された頃からの紳士である。 神姫に関することならソフト面ハード面ともに強い。 紳士淑女を増やすために初心者のために、筐体改造とトレーニング用ロボなどを作っている。 他にも色々やっているらしい。 ・・・ <第2話> ●成行春澄(なりゆき はずみ) 10歳 佐伯と同じ上里小学校に通う女の子。 少々内気。 チャオは遊び相手として買い与えられた。 衝撃的な出会い? で記憶のかなたに飛んでしまっているが、実は友大が引っ越した当日に会っている。 本人に自覚はないが、友大を神姫マスターの道に引きずり込んだ原因その1。 成り行きで友大と友だちになる。 両親はおらず、祖父母に育てられている。 料理や裁縫などの家事は勉強中。 トップページ
https://w.atwiki.jp/shinkiss_matome/pages/424.html
人物紹介 ライバルの神姫達編 【神姫オーナー】[外道:猪刈 久夫] [自衛官:前田 啓次] [従姉:碓氷 灯] 【武装神姫】[一人目:フリッグ] [二人目:あくまたん] [三人目:かまきりん] [四人目:アラクネー] [五人目:ミモザ] [六人目:ルー・フライ] [七人目:プル軍曹] [八人目:ハンゾー] [九人目:弁慶] [十人目~十二人目:ミラ/イリン/ティニア] [十三人目:ティール] [十四人目:狛恵] [十五人目:ティテュス] [十六人目:リュミエール] [十七人目?:サオリ] [十八人目:ガルラ] [十九人目:ハニエル] [二十人目:シレイ] 【神姫オーナー】 [外道:猪刈 久夫] 氏名:猪刈 久夫(いのかり ひさお) 年齢:34歳 性別:男性 CV:緒方 賢一 国籍:日本人 職業:特務機関N.E.E.T.構成員(自称)/無職(実態) 趣味:18禁ゲーム、フィギュア弄り、神姫の魔改造 特技:早食い・大食い 食事:好きな食べ物:ピザ 嫌いな食べ物:野菜 住所:不明(東京都) 特徴:典型的なアンコ体型のニート。嫌らしい笑いと 脂ぎった全身が特徴的な、悪い意味のオタク。 見た目に反して体力はなく、虚仮威しである。 “あくまたん”(アルマの旧名)を好きな様にしていた卑劣漢である。 彼の神姫に対する扱いは、以前証拠と共にネット上で散々叩かれた。 主な理由は、極めて不健全な改造を神姫へと施した事に依るのだが、 それを屁とも思わぬ性根が悪名を高めている事には気付いていない。 神姫を“ゲームに使う駒”や“己の欲望を解消する為の道具”としか 見ておらず、命令を達成できない神姫を即刻破壊する外道でもある。 だが従った神姫に対しても、人にそれを行えば現行犯逮捕される様な 猥褻且つ残虐な仕打ちを行っている。それ故かリーグの勝率は低い。 神姫に対しては非常に高圧的だが、対人能力が著しく欠けている為に 人間に詰め寄られると何も言い返せない、所謂“神姫弁慶”である。 その本性は臆病であり、それが“人形達”への傲慢に繋がっている。 “かまきりん”を今また手放す事になっても、懲りてはいない様子。 [自衛官:前田 啓次] 氏名:前田 啓次(まえだ けいじ) 年齢:29歳 性別:男性 CV:大塚 明夫 国籍:日本人 職業:陸上自衛隊・三等陸尉 趣味:トレーニング(自らは勿論、神姫とも行う) 特技:白兵戦闘、及び戦闘指揮 食事:好きな食べ物:おにぎり 嫌いな食べ物:ジャンクフード 住所:不明(東京都?) 特徴:切れ長の瞳だが、筋肉も垣間見える長身の男。 何故神姫を連れ歩くのかも謎な、武官である。 “アラクネー”を連れてアキバの神姫センターに現れた男。 クララの素質と晶達の想いを見抜き、それを支援し始めた。 立場上深謀遠慮がありそうだが、現状晶には関係のない話。 [従姉:碓氷 灯] 氏名:碓氷 灯(うすい あかり) 通称:無し 年齢:不祥(外見は14~16歳程度) 性別:女性 CV:川澄 綾子/若本 規夫 国籍:日本人 誕生:XXXX年03月14日 職業:不明 趣味:神姫の改造、読書、散歩 特技:不明 食事:好きな食べ物:不明 嫌いな食べ物:梅干し(晶の体罰を連想する) 住所:不祥(甲信越地方・長野県松本市近郊?) 特徴:艶やかな黒髪を腰まで伸ばした、非常に可憐な少女。 大抵は地味目の服に、大柄の丸いサングラスを着用。 外出時は、首輪型ボイスチェンジャーを欠かさない。 槇野晶の遠縁の親戚。一応年上なので従姉にあたるらしい……が どう見ても妹の晶に負けず劣らぬ“幼女”の貫禄を持っている。 性格は奥手且つ凝り性で、サングラス類やボイスチェンジャーも 全て人から己を隠す為に敢えて使用している。どう見ても変人。 しかしその素顔は、誰もが認める程の可憐な美少女……らしい。 セリフ回しは「ですぞ?」等の芝居がかった妙な物言いを好む。 己を出す事が苦手故にやっているらしいが、どう聞いても道化。 それが更に、本人のコンプレックスとなっていたりするのだが。 一方で晶に負けぬ凝り性であり、相棒として神姫に妥協しない。 晶には、怯えつつも尊敬するというよく分からない感情を持つ。 秋葉原での晶との邂逅を経て以降は、若干性格が変わっている。 地元・松本市に於いても更なる晶の導きを受け、灯は成長した。 その先に待つのが幸福か不幸か、全てを知るには時間が必要か? 【武装神姫】 [一人目:フリッグ] 名称:“大剣士の”フリッグ 素体:騎士型MMS・サイフォス 年齢:不明 性別:女性 CV:緒方 恵美 国籍:武装神姫(登録地:不明) 職業:不明 趣味:不明 食事:不明 武装:特注大型ツヴァイハンダー×1(両手) ハイパーエレクトロマグネティックランチャー×2(背部) フォービドブレイド×2(背部) “ネオボードバイザー・ソードダンサー”×1(重量級) 装備:ソルダットアルミュール(一部使用・全身) キャヴァリエアルミュール(一部使用・全身) レインディアアームドユニット・タイプγ×1(背部) チェヴァルボッテ×1(脚部) “ネオボードバイザー・ソードダンサー”×1(重量級) 特徴:全体の塗装を青系統にしている以外は、素体共通。 ロッテの初戦を務めた、サイフォスタイプの白兵向け武装神姫。 ツガルタイプの武装を中心にミキシングビルドが為されている。 性格は醒めた物であるが、戦士としての眼力は確かである様子。 巨剣を自在に振り回すが、それ以外の武器を使わない癖がある。 初陣のロッテにこそ破れたが、正々堂々再戦を挑みたいらしい。 オーナーは特に決めていない、というより晶が見落とした模様。 重量級ランクでは、“ネオボードバイザー・ソードダンサー”を 自在に操る達人として頭角を現しつつあり、それに伴って老練な 賢者の如き智慧と資質を兼ね備えるまでに至る。ロッテの宿敵。 [二人目:あくまたん] 名称:あくまたん 素体:悪魔型MMS・ストラーフ 年齢:起動後数年? 性別:女性 CV:植田 佳奈 国籍:武装神姫(登録地:日本・東京) 職業:なし(敢えて言うのならば、奴隷?) 趣味:人に尽くす事、その他(させてもらえない) 食事:なし(食事機能未実装) 武装:不明(重火力の射撃装備中心ではある) 装備:基本装備のまま(DTリアユニット有り) 特徴:フォートブラッグタイプの試作武装を搭載。 また、オーダーメイドの巨乳パーツを使用。 猪刈に隷属していた頃……即ち破損前の“アルマ”である。 ストラーフタイプの特性を無視して、無秩序に火器を搭載。 結果として接近戦も出来ない、凡庸的な戦闘力に留まった。 主の為に精一杯戦うも敗北。猪刈は残酷な行為を以て応え、 どんな要求にも従った彼女の心身は、傷を負う事となった。 [三人目:かまきりん] 名称:かまきりん 素体:砲戦用MMS・フォートブラッグ 年齢:起動後数週間 性別:女性 CV:冬馬 由美 国籍:武装神姫(登録地:日本・東京) 職業:なし(敢えて言うのならば、兵卒?) 趣味:不明(させてもらえない) 食事:なし(食事機能未実装) 武装:ロングレンジキャノン砲×2(背部) アサルトライフル×2(両手) デスサイズ×2(マニピュレータ) 装備:フォートブラッグの基本装備(全身) フォールディング・マニピュレータ×10(両脚・背部) 棺桶型神姫素体保護ケース×1(背部) 特徴:特注パーツを使って、蟷螂型に変形出来る。 また、オーダーメイドの巨乳パーツを使用。 猪刈久夫が“あくまたん”の代わりに連れていた武装神姫。 以前よりは知恵を使ったのか、フォートブラッグをベースに 白兵戦をカバーする為の特注パーツを継ぎ足した、自信作。 但し猪刈の技術と戦術が伴っていない為、機転が効かない。 更に蟷螂型になると、劣悪な補助AIにより理性が消える。 結果、機動性をも兼ね備えたアルマによって打ち倒された。 猪刈の手から放れた彼女は、新しいマスターを現在募集中。 [四人目:アラクネー] 名称:“女郎蜘蛛の”アラクネー 素体:忍者型MMS・フブキ 年齢:不明 性別:女性 CV:吉田 小奈美 国籍:武装神姫(登録地:東京都?) 職業:不明 趣味:不明 食事:なし(食事機能未実装) 武装:“斬鋼糸”×6(両手) 装備:忍装束(全身) 特徴:若干、軍隊風のデザインになっている。 クララの初戦を務めた、フブキタイプの武装神姫。その性能は 並みの神姫を越えているが、何故か現状サードリーグに所属。 特殊ワイヤー“斬鋼糸”によって、敵を罠に嵌めるのが戦法。 クララの智慧と武装によって得意技を崩され、そのまま敗北。 その後クララを弟子と認め、予備の“斬鋼糸”を与えている。 いずれ強くなった彼女と再び戦い、倒すのが今の目標らしい。 [五人目:ミモザ] 名称:ミモザ 素体:猫型MMS・マオチャオ 年齢:不明 性別:女性 CV:田村 ゆかり 国籍:武装神姫(登録地:日本・東京) 職業:不明 趣味:遊ぶ事 食事:なし(食事機能未実装) 武装:基本武装のまま 装備:基本装備のまま 特徴:生還したばかりである 裏バトルの犠牲となり、データを奪われてしまった神姫。 第五章の段階では全く蘇生の様子を見せていなかったが、 第十八章の段階で修理が完了、オーナーの元へと帰った。 オーナーは、MMSショップ“ALChemist”の常連の男性客。 外伝において“鳳凰カップ”予選Hブロックの第一回戦で 通常状態のロッテと戦い、翻弄・敗退してしまう。これは バトルに復帰して間もない為であり、実力は未だ未知数。 [六人目:ルー・フライ] 名称:ルー・フライ 素体:兎型MMS・ヴァッフェバニー 年齢:不明 性別:女性 CV:五十嵐 麗 国籍:武装神姫(登録地:日本・東京) 職業:不明 趣味:弱者を嫐る事 食事:なし(食事機能未実装) 武装:基本武装+ビームスナイパーライフル 装備:基本装備のまま 特徴:狙撃特化のチューニングである ロッテの“鳳凰カップ”予選Hブロック準決勝の、対戦相手。 下位とは言えどファーストランカーであったのだが、癖である “弱者を嫐る”嗜好が油断に繋がり、ロッテの奇襲を受けた。 結果ギブアップするという醜態を晒してしまい、復讐を誓う。 オーナーの詳細は不明。梓の回想でも、覚えられてはいない。 [七人目:プル軍曹] 名称:“サンドワーム”プル軍曹 素体:砲台型MMS・フォートブラッグ 年齢:不明 性別:女性 CV:釘宮 理恵 国籍:武装神姫(登録地:日本・東京) 職業:不明 趣味:なし(無感情?) 食事:なし(食事機能未実装) 武装:基本武装×3(ミキシングビルド) 装備:基本装備×3(ミキシングビルド) 特徴:多脚戦車としての能力に特化している ロッテの“鳳凰カップ”予選Hブロック決勝での、対戦相手。 ロッテと同じくサードリーグの下位グループではあるのだが、 それでも決勝まで勝ち上がってきた実力だけは、本物である。 不整地戦闘を得意としているが、陸地ならば何処でも戦える。 一度はロッテを自慢の滑空砲で撃ち抜くが、間一髪で逃した。 その後は徐々に押し負けていき、遂に装備の大半を破壊されて ノックアウト負けを喫してしまう。それでも悔いはない様子。 オーナーは、大分慣れている様子の青年である。詳細未設定。 [八人目:ハンゾー] 名称:“猫獣拳”ハンゾー 素体:猫型MMS・マオチャオ 特徴:[[凪さん家シリーズ]]の登場人物である “鳳凰カップ”決勝ブロックにて、ロッテの初戦を務めた娘。 セカンドである事を自負としているのは伊達ではない様子で、 運と実力で精一杯戦ってきたロッテに、初めて恐怖を与えた。 僅差で負けてしまった故に、今後も狙われる事は必定だろう。 詳しくはチアキ氏の凪さん家シリーズを是非読んで頂きたい。 [九人目:弁慶] 名称:“零より来る者”弁慶 素体:犬型MMS・ハウリン 特徴:凪さん家シリーズの登場人物である “鳳凰カップ”決勝ブロックで、ロッテと死闘を演じた神姫。 寡黙ながらも少々演出過多という妙な性格だが、実力は本物。 全ての切り札を見せてしまったロッテを、極限まで苦しめた。 結果ロッテは相打ち気味に敗れるが、お互い悔いはない様子。 詳しくはチアキ氏の凪さん家シリーズを是非読んで頂きたい。 [十人目~十二人目:ミラ/イリン/ティニア] 名称:“黒鳥の戦鬼”ミラ/イリン/ティニア “ヘヴィハンド”/“?????”ミラ “トゥーハンド”/“雷帝の御剣”イリン “フリーハンド”/“?????”ティニア 素体:限定天使型MMS・ブラックアーンヴァル 年齢:不明 性別:女性 CV:堀江 由依 国籍:武装神姫(登録地:日本・甲信越・松本) 職業:不明 趣味:“姉様”と過ごす事 食事:なし(食事機能未実装) 武装:キャノンランサー×1 (レーザー砲を搭載したイーアネイラ風の槍らしい) “星(エトワール)”/“風(スーフル)”/“花(フルール)” 及び上記三種に対応した専用武装各種(詳細は割愛) 装備:多数種の公式装備を適度にミキシングしている (ブラックアーンヴァル、ストラーフ、エウクランテ等) “星/風/花”の導入後は、オリジナル装備も追加した 特徴:多種多様なフォーメーション攻撃が得意である ロッテ達“三姉妹”の3on3初戦の相手である、三体の神姫。 凝り性である碓氷灯によって、オリジナル武装も持っている。 しかし精密すぎるコンビネーションの隙を突かれて敗北した。 性格は全くの同型故か三人とも荒っぽく軽めで、陽気である。 負けてしまった事を悔やんではいるが、恨んではいない様子。 そのオーナーは、晶の“遠縁の従姉”である碓氷灯であった。 後に、灯の本拠地である松本市の神姫センターにて再戦する。 ほぼ同時期にセカンドへ昇格していた彼女らのレベルは高く、 ロッテ達三人と半ば相打ち気味になる死闘を演じるに至った。 だがその勝敗よりも、灯と共に生きる道を見出した事の方が、 “灯の妹達”には重要なのかもしれない。愛は強し、である。 [十三人目:ティール] 名称:“隻腕の”ティール 素体:兎型MMS・ヴァッフェバニー 年齢:不明 性別:女性 CV:林原 めぐみ 国籍:武装神姫(登録地:日本・東京) 職業:不明 趣味:太極拳 食事:なし(食事機能未実装) 武装:“隻腕”×1(ブースターと電磁破砕ナックルの合成品) 装備:基本装備(但し、バックパックのブレードは無い) 特徴:極端な格闘戦特化型である アルマに大敗を喫させた神姫。判定での敗北や引き分け等は、 これまでにも全員に存在したのだが、アルマのKO負けは初。 自分にも他人にも厳しい、愚直なる戦闘狂(ウォーモンガー)。 再戦に意気揚々と望んだが、覚醒したエルテリアと……何より アルマの“明鏡止水の覚悟”と戦闘センスにより、大敗する。 アルマを越える立場に追いやられたが、戦闘意欲は失わない。 [十四人目:狛恵] 名称:“砲狗の”狛恵 素体:犬型MMS・ハウリンを基にした改造品 年齢:不明 性別:女性 CV:小島 めぐみ 国籍:武装神姫(登録地:日本・神奈川) 職業:不明 趣味:修行(シャワーに打たれたりするらしい) 食事:なし(食事機能未実装) 武装:砲撃装備多数、隠しブレード 装備:“四脚”(追加脚部)、他重装甲多数 特徴:回避を棄てた、重戦闘タイプである ロッテのセカンド昇格を賭けた試合での対戦者。規約上では、 勝った神姫がセカンドへの移籍権利を得る事になっている為、 サードリーグとは言えトップクラスに位置する実力者である。 どうやらオーナーも、神姫の大幅な改造が出来る猛者らしい。 弾幕の雨と言える砲撃と騎士の突撃を使い分ける武芸者だが、 ロッテを侮っていた故か、矜持を賭けた一撃で形勢逆転され、 そのまま押し切られてしまった。現在は、セカンドに昇格して ロッテと再戦する為に、日々の“修行”に励んでいるらしい。 [十五人目:ティテュス] 名称:“オケアノスの伴侶”ティテュス 素体:人魚型MMS・イーアネイラを基にした改造品 年齢:不明 性別:女性 CV:真柴 摩利 国籍:武装神姫(登録地:日本・千葉) 職業:不明 趣味:海水浴(貝を拾って飾るのが好きらしい) 食事:なし(食事機能未実装) 武装:鎖付きトライデント 装備:多次元戦闘用モジュール“スキュラ” 特徴:水中戦闘を重視した、独特のスタイルである アルマのセカンド昇格を賭けた試合での対戦者。規約上では、 勝った神姫がセカンドへの移籍権利を得る事になっている為、 サードリーグとは言えトップクラスに君臨する実力の持ち主。 彼女のオーナーも、神姫の改造が出来る手練れであるらしい。 鋭い槍捌きと“スキュラ”を用いた水対地戦でアルマを大いに 苦しめるも、相手が水中戦能力を持たないと侮っていたが為に ダメージを受け、それによって冷静さを欠いて敗北している。 己のプライドを穢したアルマ達を、絶対に赦す気は無い模様。 [十六人目:リュミエール] 名称:“光と闇の騎士”リュミエール 素体:騎士型MMS・サイフォスを基にした改造品 年齢:不明 性別:女性 CV:長崎 みなみ 国籍:武装神姫(登録地:日本・東京) 職業:不明 趣味:パンダグッズ収集(自分と色が似ている為) 食事:なし(食事機能未実装) 武装:闇の剣(仮称、エネルギー制御を行う機械の剣) 装備:大型の翼、脚部ブースター(装甲は標準品のリペイント) 特徴:超高速戦闘を得意とする、白兵戦タイプである クララのセカンド昇格を賭けた試合での対戦者。規約上では、 勝った神姫がセカンドへの移籍権利を得る事になっているが、 彼女がこの権利に挑むのは、サードリーグの首位になって以来 初めてだったらしい。オーナーは、若年ながら手練れとの事。 サードとは言え首座に長らく君臨していたその実力は本物で、 白兵戦に不慣れなクララとは、相打ち同然までもつれ込んだ。 多彩な力を持つ小兵・クララには後一歩の所で敗れたが、生来 潔い彼女は、クララの力を認めて己の精進に励んでいる様子。 [十七人目?:サオリ] 名称:茶織(サオリ) 素体:悪魔型MMS・ストラーフ限定版を基にした改造品 年齢:不明 性別:女性 CV:不明 国籍:武装神姫(登録地:日本?) 職業:不明 趣味:不明 食事:なし(食事機能未実装) 武装:不明(制作中) 装備:不明(制作中) 特徴:突撃を得意とする、白兵戦タイプである 晶が顧客よりの改造依頼を受注した、セカンドクラスの神姫。 彼女の活躍は、また別の場所で大いに語られている事だろう。 なお、名前の振り仮名は中国語系(チャージィ)が正確である。 [十八人目:ガルラ] 名称:“苛烈なる鳥の女帝”ガルラ 素体:セイレーン型MMS・エウクランテ等を基にした改造品 年齢:不明 性別:女性 CV:笠原 弘子 国籍:武装神姫(登録地:日本・東京) 職業:不明 趣味:野鳥観察(同族だから?) 食事:なし(食事機能未実装) 武装:朱天改造品(柄部分にハイパーレーザーブレード機能あり) 装備:大型の翼、背部ブースター(装甲は標準品のリペイント) 特徴:突撃戦闘を得意とする、高機動白兵戦タイプである アルマの重量級ランク初戦を務めた。“神姫パーツ流用組”。 少々ナルシストの入った性格であり、己の得意分野を行かせる 現状の重量級ランクが好きらしい。ちなみにサードランカー。 重量級ランクという環境では小兵に属する物の、その圧倒的な 剣技にて重武装派とも渡り合う、最近注目株の一人であった。 アルマに負けた事で、己を磨き直す為のバトルを重ね始める。 [十九人目:ハニエル] 名称:“天空騎士(パラディン・ダイバー)”ハニエル 素体:海豚型MMS・ヴァッフェドルフィン 年齢:不明 性別:女性 CV:半場 友恵 国籍:武装神姫(登録地:日本・東京) 職業:不明 趣味:ロッテの追っかけ(憧れ……?) 食事:なし(食事機能未実装) 武装:“エンジェルバイザー”(“ストームバイザー”系列の改造品) 装備:同上(+合体用のジョイントを兼ねた軽量[[アーマー]]を装備する) 特徴:高機動戦闘を得意とする、射撃/白兵両用タイプである ロッテの重量級ランク初戦を務めた娘。“バイザー流用組”。 ハキハキした物言いで、何故かロッテを“先輩”と呼び慕う。 その憧れと執念は並大抵ではなく、先日セカンドに昇格した。 重量級ランクの範疇としては中堅位置に属しており、圧倒的な 機動力と卓越した技で、ロッテを相打ち寸前まで追い込んだ。 結局フィールド特性に足下を掬われたが、本人は幸せな様子。 [二十人目:シレイ] 名称:“極悪サンタ”シレイ(紫鈴) 素体:限定サンタ型MMS・ブルークリスマスツガル 年齢:不明 性別:女性 CV:横山 智沙 国籍:武装神姫(登録地:日本・東京) 職業:不明 趣味:博士の手伝い(お茶くみ等) 食事:なし(食事機能未実装) 武装:“キリン”/“ホオウ”、“リュウ”/“レイキ”、大型剣 装備:特記事項無し(限定ツガルのそれを再調整し、紫に着色した) 特徴:支援モジュールを最大限活用した、大規模戦闘を得意とする クララの重量級ランク初戦を務めた、“自作装備組”である。 まるで何処ぞの世紀末漫画に出てくる様な三下悪役キャラが、 一部で人気を博しているとも言われ、戦い方も派手そのもの。 重量級ランクの中でも限界ギリギリの超大物であり、圧倒的な パワーとセンスでクララを一時は絶体絶命のピンチに陥れた。 実際、クララのダメージ値はノックアウト寸前だったらしい。 結局は起死回生の魔術に撃破されてしまい、降参に甘んじる。 憎悪とも言える執念をクララに燃やしており、マスターである “博士”に、更なる強化を強請っているとかいないとか……。 メインメニューへ戻る
https://w.atwiki.jp/shinkiss_matome/pages/2447.html
MMS戦記 外伝「敗北の代価」 「敗北の代価 3」 注意 ここから下は年齢制限のある話です。陵辱的な描写やダークな描写があります。 未成年の方は閲覧をご遠慮下さい。 船内中央の吹き抜けにフィールドがあり、両端に神姫のオーナーが立つ。 上手のフィールドにはがっしりとした体格の中年のスーツ姿の男、男の横には重武装のワシ型、戦闘攻撃機型の神姫が腕を組んでふんぞり返っている。 □戦闘攻撃機型MMS 「グロリア」 SSSランク 二つ名「ヤーヴォ」 オーナー名「海原 幸之助」♂ 55歳 職業 海運業社長 グロリア「さてと・・・今宵の哀れな犠牲者はどなたでしょう?楽しみですねェマスター」 グロリアはぺきぱきと指を鳴らす。 海原「グロリア!!今日も勝たせてくれよーげっへへ、勝ってからが楽しみだ・・・今夜のバトルはよォ・・・げへへ」 グロリアが呆れた顔で肩をすくめる。 グロリア「やれやれ、またいつものアレですか?マスターも好きですねー」 海原「ばかもん、言うだろ?英雄、色を好むってなぁ」 下卑た笑いを上げる海原。 カツカツと靴音を鳴らしながら、もう一人のオーナーが下手に登場する。 パチンとライトの照明が船内の中央の台座に照らされる。 ???「レディース・アンド・ジェントルメンッ!!!武装紳士および淑女の皆様、大変長らくお待たせしました。今宵のメイン・イベント!!!スペシャルマッチを始めたいと思います」 観客たちが一斉にパチパチと拍手を行う。 台座の中央に、安藤と同じスーツ姿の若い男性が大げさなパフォーマンスで挨拶を行う。 □サンタ型MMS 「カミュ」 ?ランク オーナー名「東條 輝」♂ ?歳 職業 ??? 東條「私は今回のスペシャルマッチの司会を担当させて頂く、『東條』と申します。こちらは私の愛神姫、「カミュ」です」 東條の肩からぴょんと青色のサンタ型神姫が飛び出す。 カミュ「ヨロシークーみんなー」 東條はパンと手を叩く。 東條「さて、それでは今宵のメイン・イベント!!!スペシャルマッチの選手を紹介しましょう。まずは青コーナー、SSSランクの強ランカー「海原」氏の有する「グロリア」!!」 画面の中央にグロリアの映像が流れる。 東條「二つ名「ヤーヴォ」の名を有する「グロリア」はこの『アヴァロン』ではお馴染みのベテランランカーMMSです。重武装、高機動、そして海原氏の優秀な指揮によってどのようなタイプの武装神姫も葬りさってきた熟練の神姫です」 上手には海原がすっと立ち、マイクを握る。 海原「げっへへ、皆さん、今宵も我がグロリアの勇姿をとくとご覧ください。楽しませてごらんに入れましょう」 パチパチと拍手が起きる。 東條「続いて赤コーナー、SSランクの強ランカー「宇野 瑠璃」嬢の有する「スクルド」です!!」 赤コーナーから、真紅のミニチャイナドレスを着た凛とした美しさを持った女性が姿を現す。 □戦乙女型MMS 「スクルド」 SSランク 二つ名「蒼」 オーナー名「宇野 瑠璃」♀ 20歳 職業 神姫マスター ざわざわと、会場の観客たちがざわめく。 「おい、あれ・・・って」「ひゅーーー♪まじかよ」「げへへ」「うおっ・・・これはーー」 瑠璃「・・・く・・・」 瑠璃はぎゅっと唇を噛み締める。 海原「ぐふっ・・・約束どおりの格好で来たなぁ・・・瑠璃」 グロリア「ぷっ・・・あは・・・本当?笑っちゃうねー」 グロリアはくすくすと笑う。 男性の観客たちが好奇と好色の入り混じった視線を注ぐ。 丈が短いミニチャイナの下には、陰部が丸見えで、ミニチャイナの合間に覗く白い恥部とのコントラストが美しく、人々の目を否応なしに惹きつける。 さらにその股間からは、静かに蜜が垂れていた・・・ 瑠璃「ふう・・・ふう・・・ふう・・・」 瑠璃は顔を赤らめてフルフルと耐える。 海原「おほ・・・良い眺めだぜ、瑠璃・・・そのチャイナドレス・・・よく似合っているぜ」 海原は下卑た声で喋る。 瑠璃「くっ・・・約束・・・どおり・・・か、金・・金を持ってきたんだな!!」 海原はくいっと顎をしゃくる。 海原「おい、グロリア!」 グロリアは海原のカバンからぴらっと一枚の紙を出す。 グロリア「6000万の小切手だ」 東條がニヤついた顔で説明する。 東條「さて、今回のバトル・・・少々、事情を説明させていただきます」 カミュがVTRを流す。 東條「この美しい女性オーナー、瑠璃嬢は裏の非公式バトルロンドではそれなりの実力者で、戦乙女型MMS「スクルド」二つ名「蒼」を持つSS級のランカーです。今まで相当な額を荒稼ぎしてきました」 スクルドの戦闘シーンが流れる。 東條「そんな彼女が戦う理由、それは・・・」 画面が切り替わる。 真っ白な病室に、スヤスヤと眠っている男の子。 東條「彼女にはたった一人の肉親、弟がいたのです。名前はええと「雄介」君だっけ?雄介君は数年前に交通事故で植物人間状態・・・ですが多額の手術費を用意することによって外国で手術することによって元のどおり、元気な姿に戻ることが出来るのです!!」 カミュ「いやーーーお涙頂戴のいいお話ですねーーーー」 「あっはははは」「雄介クンーーがんばってーーー」 観客内から笑い声が起きる。 瑠璃「・・・くう・・・」 東條「そのために、瑠璃嬢は毎日、裏の非公式バトルロンドでけなげに荒稼ぎを行い、手術費用を得て、目標まで後わずかというところまできました!!と・こ・ろが・・・」 海原「先週のバトルロンドで、このワシがその手術費用を全額、賭けバトルロンドで分捕っちまったぁ!!いやあスマンスマン!!!」 海原がマイクを掴んで叫ぶ。 観客が大笑いする。 「あっはははっはは!!」「海原さん酷いーーー」「返してやれよーーーあんた、金持ちだろーーー」「鬼畜――――」 野次を飛ばす観客たち。 海原「うん、ワシもそこまで酷い男ではない。そこで瑠璃さんと再度、賭けバトルを行うこととした!!リターンマッチというわけだ!!」 東條「今回の賭けバトルは特殊です。海原さんは海運業の社長でお金持ちーーー5000万は大金じゃありませんー、一方、瑠璃さんは一線もお金を持っていません・・・そんな彼女が差し出すものはなんだと思いますか?」 観客がざわつく。 カミュ「お互いに賭けるものを口に出してくださいーー♪」 海原「ワシが負けたら、雄介くんの手術費用、全額を支払ってやる!!そうだなだいたい6000万くらいかな?」 東條「さて、瑠璃さんは何を賭けます?」 瑠璃「・・・わ・・・私は・・・を・・・賭ける・・・」 海原「聞こえんぞ!!もっと大きな声ではっきりと!!」 瑠璃はきっと海原を睨む。 瑠璃「わたしはッ!!!!私の女としての身体を賭けるッ!!!う、海原の子供を孕んで・・・こ、子供を・・・産みます・・・」 おおおおおおおおーーーーー 会場内が一気に沸騰する。 海原「このご時世だ・・・負けたらお前の子宮は俺の専用の精液袋となって、メス奴隷となるってことだぁ・・・ふへっへへ」 瑠璃「・・・・・下種が・・・・く・・・」 瑠璃ははっはっと荒い息を吐く。 海原「んん?どうしたぁ?瑠璃ちゃん?言いつけどおり、飲んできた発情剤が効いてきたかな?」 瑠璃は顔を真っ赤にして叫ぶ。 瑠璃「くっ!!!うううう・・・ううう!!」 海原「マ○コ丸出しでカッコイイぜ、瑠璃」 グロリアは呆れた顔で東條に叫ぶ。 グロリア「はあぁ・・・バカな女だ・・・まったく、どうしようもないな・・・おい、司会!!さっさとおっぱじめようぜ!!こんな三文芝居はどーでもいい!!」 東條「了解しました。では」 瑠璃がアタッシュケースのふたを開ける。 瑠璃「スクルド・・・出てきて」 アタッシュケースの中から蒼い装甲に身を包んだ神姫が出てくる。 スクルド「・・・マイマスター」 瑠璃「負けれないの・・・私はどうなってもいい・・・でも・・・あの子には・・・」 瑠璃はぽたぽたと涙を流す。 スクルドはそっと優しく瑠璃の涙を手にすくう。 スクルド「泣かないでください。マスター・・・私は必ず、必ず・・・勝ちます」 ドルンドルン!!! グロリアがエンジンを思い切り吹かして暖気を行う。 海原「ええか、グロリア、下手な小細工や卑怯な手は一切使うな!圧倒的なパワーで叩き潰せ!!勝ったらお前の望むことをなんでもしてやる」 グロリア「・・・・本当ですね?」 海原「ああ・・・男に二言はない」 グロリア「・・・了解しました、絶対に勝利します」 海原「おおおー頼もしいな!!」 グロリア「武装神姫に二言はありませんよ」 海原「へっへへ!!!!言っていろ!!!」 ばしっとグロリアのケツを叩く海原。 二階の観客席から眺める神代と安藤。 神代「ふっ・・・・くだらないな」 安藤「ええ、ですがシンプルです」 ルカ「ど、どうなるんですか?」 神代「・・・・今日はこの戦いが見たかったんだ」 安藤「ほう・・・何か縁でも?」 神代「・・・・」 神代は無言で答える。 安藤「まあ、いいでしょう」 ルカ「は、始まりますよーマスター」 ルカはわくわくしながら神代をつつく。 安藤「ふふふ、ルカさんも楽しまれているようで何よりです」 ルカ「い、いえ!!わたしは・・・そのお・・・結末が・・・気になるだけですぅ・・・」 神代「そうだな・・・私も気になる・・・」 To be continued・・・・・・・・ 次に進む>「敗北の代価 4」 前に戻る>「敗北の代価 2」 トップページに戻る
https://w.atwiki.jp/shinkiss_matome/pages/583.html
SHINKI/NEAR TO YOU Phase01-1 スポットライトに照らされた眩い舞台。 その縦横に光のラインが走る電脳空間を模したバトルフィールドに、エントリースポットから彼女が舞い降りたとたん、周囲から歓声が上がった。 「見てください。皆さん私の華麗なる姿を待ち望んでいたようですね」 「あのな、お前もう少しは緊張感持てよ」 沸き起こる歓声とは対照的なその少年の声に、彼女は蒼いポニーテールを振りながら答える。 「問題ありません、緊張する必要など皆無です。安心して私の戦いを見ているだけで結構、いわゆる〝大船に乗った気分〟ってヤツですね」 そう言って彼女は得意げに胸を張る。 その拍子に、身に着けている天使型武装のヘッドギアがずり落ちた。 「ドロ船の間違いじゃないだろうな……」 彼は軽く目頭を押さえると、成り行きとはいえこんな形で神姫バトルを行うハメになったことを、ひそかに後悔した。 * 先週まで咲き誇っていた桜も散り、街角ではそこかしこで新緑が芽生え始めている。 そんな暖かな陽気、まさに快楽日和……にもかかわらず駅前の広場に人がまばらなのは今日が平日ということからすれば仕方がない。 広場の時計台が刻む時間も当に十時を回っている。駅をゆく学生服や背広姿の群れも一段落し、桂樹駅は静かだった。 その駅のロータリーにある騎馬像(どこぞの芸術家が寄贈したとかいう話だ)の前に、ひとりの少年があくびを堪えながら突っ立っていた。 「全く、自分から呼んどいて遅刻かよ……伊吹のヤツめ」 独りでブツブツ言いながら、少年は所在無げにつま先で地面を蹴る。 そんな彼の仕草にベンチから声が掛けられる。 「しかしこの誘いを承諾したのはシュン自身です。ここで帰宅を選ぶということは、その約束を一方的に反故するも同然です」 その自身の内心を見透かした声に、シュンと呼ばれた少年は面倒そうに答える。 「こっちはもう三十分も待ってんだよ。……ったく、せっかくの休みなのに」 「待ち合わせの十時からは、まだ五分も経過していません。三十分近くも待つことになっているのは、わくわくして約束より大幅に早く到着したシュンの責任でしょう」 「誰がわくわくしてたよ? こんなに早く着いちゃったのは、お前が朝早くから急かすからだろうが」 苦い表情を浮かべながらシュンは傍らのベンチを見下ろす。そこでは先ほどからシュンに辛らつな意見を述べる声の主がチョコンと腰掛けている。 その〝彼女〟はジッと睨むシュンの視線に、抱えていたものを脇に置いて振り向いた。 「失敬な。それではまるで私が『遠足が楽しみでたまらないお子様』のようではないですか。言い掛かりです、激しく名誉毀損です。弁護士を呼んでください」 「あのなぁ、ゼリス。どこの世界に神姫専門の弁護士がいるんだよ」 キッと意味もなく凛々しい顔で彼のことを睨みつける少女――の姿をした彼のオートマトン(自動人形)――の姿に、シュンはいろいろな意味で間違っていると思った。 何がどう間違っているのかは、それはもう世界に聞いてくれ。 そんなくだらない訴えを脳の片隅に転がしつつ、シュンは隣に座る彼女を見やる。 蒼い豊かな髪をリボンで結ったポニーテール。 褐色の肌、理知的な翡翠の瞳。 神姫の中でも一際小柄で華奢そうだが、それを補ってあまりある存在感をまとった小さなフロイライン(お嬢さん)。 ――ゼリス。 彼女は彼、有馬駿(アリマ シュン)の武装神姫だ。 なぜ平凡な中学生だったシュンがこのいろいろな意味で普通じゃない神姫であるゼリスのオーナーになったのか? ふたりに尋ねればきっとこんな返事が戻ってくることだろう 「いろいろあって……(byシュン)」 「いろいろな事がありました……(byゼリス)」 どうやら彼らの関係には一般的な神姫とそのオーナーとは違った複雑な経緯があるらしい。 が、一週間も立てばそうした状況にも次第に慣れてくるもの。初めはゼリスに戸惑ってばかりだったシュンも、ようやく今後のことを考えるゆとりも出来てきた。 そんな訳でまずは神姫関連の様々なパーツを揃えようと、ふたりは最寄の神姫センターを案内してもらうため友人と待ち合わせの最中だった。 そもそも今日シュンたちを誘ったのはその友人、彼の幼馴染でもある伊吹からだった。 生粋の武装神姫バトルマニアである伊吹の誘いを、シュンは今日が創立記念日で中学校が休みであることと、先週の事件の反省から快く受けることにした。 しかし、ゼリスに尻を蹴られつつ(こんな言い方をしたらまた怒られるからシュンは口にしないが)待ち合わせに来てみれば、当の伊吹本人がまだ来ない。 シュンとしても今日の神姫センター行きはそれなりに乗り気だった分、何だか肩透かしを受けた気分だった。 「ところで……お前はさっきから何してるんだよ」 「シュン、見て分かりませんか? しばしの小閑に読書です」 そう答えゼリスは再び本を両手に持ち直し、ひとり読書のポーズ。電子書籍が一般化している中、彼女は昔ながらの紙の本を好んでいる。自分が電子化社会の代表選手のクセに。 身長14センチくらいの神姫が身の丈ほどもある文庫本を読んでいる光景は、見ようによってはなかなかシュールだった。 「それは見りゃ分かる。そうじゃなくて、お前はマスターである僕が待ちぼうけてるのに、それを無視してひとりで本読んでるんですか?」 「別に私が余暇を利用して何をしようと、シュンには関係ないでしょう? 過度のプライベートへの干渉は好ましく思えませんね」 「お前なぁ……。少しは自分のマスターの相手をしようとかは思わないわけ?」 シュンの言葉にゼリスは「ふむ」とその細い顎に手を当てながら逆に聞き返す。 「シュンは、私に相手をして欲しいのですか?」 不思議そうな様子で彼を上目使いに覗き込む、そのエメラルドの瞳に一瞬吸い込まれそうになり……はしたものの、すぐにシュンはシラケたようにかぶりを返した。 「いんや、そんなことはねーっすよ」 「ならば何の問題もありませんね。私は読書に没頭しますので、シュンも待ち人が来るまで現状維持に努めてください」 彼の投げ遣りな返事も意に関さず、ゼリスはそう述べると現状確認を済ませことに満足したのか、また読書の体勢に戻った。 そんな黙々と本読みにふけるゼリスを横目で見ながら、シュンは人知れず小さなため息をつくのだった。 神姫。それは自らの心を持ち、自らの意思で行動する全高15センチ程度のフィギュアロボの総称である。 様々な分野で活躍するロボットが存在する西暦2036年において、多様な機能、機構、機器を持ちオーナーである人間をサポートする、最も我々に身近な存在。 神姫とはオーナーとなる人間にとって、親友であり、家族であり、また愛しき娘でも恋人でもあった。いつしか人々はそんな彼女たち神姫の中で誰が最も美しく、優れ、そして強いかを競い合うようになった。 武装神姫。 様々な武器を駆り、装甲に身を包み戦う彼女らを人々はそう呼んだ。 ▲BACK///NEXT▼ 戻る
https://w.atwiki.jp/shinkiss_matome/pages/2556.html
ライドが町にやってきた 「ゲームセンターに行きましょう!マスター!」 「やぶから棒に胸元で騒ぐな」 この場合は胸元から神姫と表現するのだろうか 大学からの帰り道、駅を出まして左に曲がり、さて自転車置き場に向かいましょうかと思った矢先のことである 「『あの』ライドシステム付き筐体が入荷したらしいです」 「………あぁ『あの』新発明か」 神姫ライドシステム それは今まで神姫だけが戦ってたフィールドに、マスターも共に降り立てるという画期的なシステム もっとも神姫バトルだけでなく、医療現場でのリハビリなどといった場面での使用も実践されており、 その知名度はにわかに上がってきている 「………フィーア、俺は神姫バトルからは身を引いたんだ」 俺は胸元の相棒――フィーアと名付けたアーンヴァル型MMS――に嘆息交じりで答えた その昔、俺も足蹴無くゲーセンに通って多少は名を馳せたマスターではある だが俺はとある事情から神姫バトルの世界から身を引いた…いや、逃げたと表現されるのだろうか その時の傷はだいぶ癒えたとはいえ、未だに神姫バトルをやる気にはなれずにいた 「うーっ…でもマスターも興味はありますよね。最近いきつけの掲示板でも話題になってますし」 「―――まぁ神姫と一体になるってのは興味がないわけでもないが…」 むしろ全国の神姫のマスターにとって何より興味を惹かれる内容ではないだろうか かく言う俺もその一人ではある 「バトルして下さいとは言いません。せめてライドシステムだけでも体感しに行きましょう!」 「……………」 「マスター!」 俺は歩きながらしばし考えた後、気づけば市営の自転車置き場に着いていることに気づく いつもの場所に止めてある自転車に近づき、鍵を外す と、器用にも胸ポケットから飛び降りた相棒がサドルの上に降り立った アーンヴァル型特有の長い髪、色はデフォルトカラーでもあるブロンド 彼女の動きにあわせて揺れるそれは、ほのかに紅くなりつつある日の光を受けて、 よりいっそう輝きを振りまいている すとんと軽い音をたてて着地したその身体は、人形故の計算された美しさの中に、 どこか温かみを覚える風韻気を纏っていた 「マスターがゲームセンターに行ってくれると言うまで、私はここから動きません!」 もっとも、その流麗な髪も見事な脚線美も、安物のママチャリのサドルの上であぐらをかいていては台無しなのだが 「…………よっと」 「わわっ、マスター横暴っ わひゃあっ!」 俺はフィーアをひょいとつまみ上げ、胸ポケットに落とす 体制を崩して胸ポケットにはまり込む形になった彼女が体制を立て直す前に自転車に乗り込み、駅前の道へと風を切って漕ぎ出した 少し走って、胸元でごそごそやってたフィーアがようやく顔を出す 「酷いですマスター!暴力反対ですよ!」 俺は胸元からの平和主義を訴える声を無視して、自転車をこぎ続ける だがしばらくもしないうちに俺は自転車を漕ぐ足を止めた 「なぁフィーア」 「何ですかマスター?」 不機嫌な声が返ってくる 「ゲーセンってどっちだっけ…?」 「………はぁ、次の信号を左折して、その二つ先の交差点を右折、少し行くと右手に見えますよ」 「了解」 言われたとおり、次の信号で自転車を左に向ける。 「道順くらい覚えられないんですか…?」 胸元から呆れたような声が聞こえてきた 「暫くぶりなんでな、流石に忘れた」 「とか言いながら、通ってたころもしょっちゅう私に道、聞いてましたよね」 「………そんな昔のことも忘れた、記憶に無い」 「はぁ…」 胸元から心底呆れたようなため息が聞こえたきた 第一話の2へ トップへ戻る