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ファシアナートテラーレ(府 FathianahtTerahle)とは、ファタ・モルガナ帝国で開発された主力戦車の総称である。 目次 開発経緯 特徴 ファシアナートテラーレ1型 ファシアナートテラーレ2型 顛末 バリエーション 開発経緯 ワーレリア独立戦争終結後のファタ・モルガナ帝国は陸戦における戦略構想を根底から練り直さなければならない状況に置かれていた。広大な大陸領土であるワーレリア女皇領の喪失や、軍事方面における政府の方針転換による海外派遣部隊の規模縮小などによりそれまで運用されてきた戦車の巨大な重量を存分に支えられるような地盤での戦闘が起こり得る確率が激減し、反対に本土の不安定な地盤での防衛戦の方が強く意識され始めたからである。想定された本土防衛戦においては大重量かつ大柄なCpT-78などでは戦術機動性に悪影響が出ることが懸念されたことから新規開発の戦車にはそれまでのものとは違った厳しい制限が課され、その条件は、 全長1660Ak(≒9.5m)以下、車幅600Ak(≒3.43m)以下 重量は戦闘重量で40fo(≒50.34t)以下 最大速度は整地で65km/h、後進50km/h以上 攻撃力、防御力はCpT-78と同等以上 乗員数は3名とし、その生残性を考慮する というものだった。 当初は同盟国のグランダや立地条件が近しい晋迅共和国などからの輸入も検討されたものの性能要件を満たした車両が見つからなかった為国内の企業から開発担当を探すこととなった。 独立戦争終結間もない1725年には入札公告が行われ、コーネリアス重工業とヴルニト重工業の二社が応じた。1726年5月13日にコーネリアスから提示された初期案であるt80-726案は自社製の48口径22Ak滑腔砲スィライン1を搭載した戦闘重量39.8fo(≒50.08t)のモデルで従来通りの有人砲塔に同じく自社製の自動装填装置を搭載した手堅い設計であった。 一方のヴルニトは同年11月8日にcpt4-4の名を持つコンセプトモデルを提示した。これは新興企業オルミクス工業がヤーリョンニキートとの共同製作での開発を発表した44口径22.5Ak滑腔砲ZBc-28を前代未聞の無人砲塔に搭載した前衛的な案であり、乗員を一か所に固めて集中的に防御することによる生残性の向上、取り外し可能な装甲モジュールによる輸送の容易化などのメリットがあることが説明されたものの軍部側は無人砲塔の実用性に疑問が残ることなどを理由にコーネリアス案の採用を決定した。 採用を見越してかねてより製作されていたコーネリアス案の試作車両であるOCpT-80は1727年3月には完成、直ぐに軍の陸上兵器統制部による試験に供されたものの要求性能の厳しさから無理にコンパクト化されていたパワーパックや砲塔旋回機構の欠陥が発覚し、更に2か月に及ぶ調査の末これら以外にも多数の不具合が潜んでいたことが発覚した。軍はこれらの欠陥の改善要求を出したものの、コーネリアス側は「要求性能の引き下げを行わない限りこれらの問題を完全に解決することは出来ない」と回答、逆に寸法と重量に関する要件の引き下げを軍側に要求した。陸上兵器統制部はこの要求を拒否し、一転してコーネリアス案を破棄しヴルニト案の採用を発表、OCpT-81の試作名称を与え開発契約を結んだ。 ヴルニトは不採用が決定した自社案の逆転勝利に驚きつつも試作車の製作を開始、1727年7月に完成した試作1号車を試験に提出した。走行試験においては特段の問題は見つからず、模擬戦闘試験においても自動装填装置の装填遅延が見つかった以外は無問題であった。この装填遅延問題も電装系の改良に解決し、同年8月に増加試作が命じられた。 完成した3両の増加試作車両はアンジャート近郊のエルネスク試験場で最終試験に供され、これに合格し、晴れて制式採用される運びとなった。 同車は通例通りCpT-81の名称が与えられるかと思われたが、兵器統制局局長のアレミエラ・フォールが直々に「かの戦争(=ワーレリア独立戦争)の終結後に新生した帝国を象徴するような名をこの戦車には命名したい」との意向を示し、「ファシアナートテラーレ(ファシアの団結を示す車両)」の名称を与えた。 特徴 ファシアナートテラーレ1型 無段階自動変速操向機、アクティブサスペンション、モジュール式装甲ブロック及びサイドスカートによる三段階の防護レベル選択(L0~L2)、4秒に1発の装填速度を持つ自動装填装置、無人砲塔、車体前部に搭乗する3名の乗員を保護する装甲カプセルなどの新機軸が多く盛り込まれた高性能を持ち、ファタ・モルガナ帝国の立地条件に完全に適応した独特の車両である。 限られた機甲部隊の人材を失わない為に乗員数は3名とされ、その生残性には細心の注意が払われている。 ファシアナートテラーレ2型 1型の特徴に加え、乗員生残性を更に底上げする為にフロントエンジン方式とされ、操縦手はエンジン直後、それ以外のクルーは車体後部に搭乗する方式となった。 主砲はより長砲身の54口径砲が搭載され、新型のZP-36装弾筒付翼安定徹甲弾はRHA換算800~900mmの貫通力を持つとされた。 顛末 1735年3月、フォール統制局長とオルミクス工業の癒着問題に端を発する汚職事件が露呈し、その煽りを受けたファシアナートテラーレ計画は頓挫した。最終的にフォールには懲役6年の実刑判決が下されオルミクス工業は事件発覚から3年後に倒産、そしてヴルニト重工は計画の無期限凍結と設計図の破棄を履行した為この車両の開発が再開される可能性は完全に潰えた。 バリエーション 名称 画像 試作車両完成年 調達数 主武装 重量 備考 ファシアナートテラーレm1 1727年 2両 44口径128.70mm滑腔砲 46.5t 試作名称OCpT-81 ファシアナートテラーレm2 1734年 4両 54口径125.84mm滑腔砲 49.3t 試作名称OCpT-811
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部隊配置 部隊配置部隊戦闘の特質 エレメント配置 部隊配置 エレメントからなる部隊同士の闘いにおいては、部隊編成や機動などの部隊戦術が重要となります。その部隊戦術を検討する前に、部隊同士の戦闘の特質を検討します。 部隊戦闘の特質 部隊同士の戦いは、エレメント同士の戦いの積み重ね、そして全体としての部隊同士の戦いにより勝敗が決します。したがって、1つのエレメントが勝利すれば、残りの全エレメントが敗北しても部隊としては防御に成功します。 例えば、 (審査官側) A’B’C’ --前 線-- A B C D (出願人側) においては、審査官側が出願人側のエレメントDに相当するエレメントを有する部隊を構築できない限り、出願人側の部隊を打ち破ることはかないません。 しかしながら、エレメントDがエレメントA、B、Cとの連携がとれない場合(他のエレメントとの協同した作用効果を奏さない場合)、エレメントDの攻撃力が微小な場合(周知なエレメントの場合)、などにおいては審査官側部隊のエレメントが各個撃破され、出願人側部隊が敗北することがあります。 繰り返しになりますが、いちエレメントにおける勝敗は全体の勝敗には直接影響しません。 例えば (審査官側) a b C --前 線-- A B c (出願人側) において、審査官側は攻撃力の高い下位概念のエレメントa、bを用意していますが、エレメントcを崩せないため、出願人としてはエレメントA、Bの敗北を気にする必要はありません。 以上のように、部隊におけるエレメントの前進(上位概念化)と後退(下位概念化)、エレメントの参加(限定の追加)と退却(限定の削除)は、エレメント単位で考えるのではなく、部隊全体を見渡して考える必要があります。 エレメント配置 次に、エレメント配置の一般的に性質ですが 横隊 A B C D E F エレメントを横に配列していく隊形です。個々のエレメントの攻撃力が相加相乗されますので、部隊としての攻撃力は高いですが、権利範囲は狭くなります。 縦隊 A a a1 a11 エレメントを縦にならべて縦深を取ります。幾重にも亘る後退ラインが確保されます。 以上の横隊、縦隊がエレメント配置を考える上での基本となります。 次にエレメント間の連携を考慮します。 部隊構成が A⇔B⇔C となっており、AとB、BとCとに連携が認められるもののAとCとの連携がない場合を考えます。 斜行陣 A B c 部隊全体の連携について重要性があまり高くないエレメントCをキーエレメントとする陣形。発明の前提部分で特徴づけを行う、という戦術といえる。技術トレンドが変わり、先行技術中にエレメントcが記述されている可能性が低く、一方で今後は常套となることが予想される場合に有効な陣形です。 楔形陣 A b C 部隊全体の連携について重要性が高いエレメントBをキーエレメントとする陣形。あくまで発明としての質を重要視する戦術で、攻撃力が期待される半面、権利範囲は狭くなる虞がある。 凹角陣 a B c 部隊全体の連携について重要性が高いエレメントBの限定を避ける陣形。発明原理にかかわる部分の限定を避ける戦術で、非本質部分の限定は均等論でカバーするか、特許数でカバーする。 また、縦隊、横隊を組合わせることにより、次のような配置を行う。 梯隊配置 A B c c1 エレメントCを主軸に突破を狙う。AとBはCをサポートする。cで突破できない場合に備えて、より下位概念のc1を用意しておく。 重畳配置 A B C a b c 特許取得目的の変更に備えて、各エレメントが突破されても阻止できるよう、第二陣を用意しておく。
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「作戦変更」 【名前】 バットバス特殊部隊 【読み方】 ばっとばすとくしゅぶたい 【登場作品】 星獣戦隊ギンガマン 【登場話】 第四十四章「地球の魔獣」~第四十六章「怒りの風」第四十八章「モークの最期」 【一覧】 こちらを参照 【詳細】 破王バットバスが指揮官として率いる魔人部隊の精鋭。 魔獣ダイタニクスの敗北後、その破片の汚染によって地球から生まれた地球魔獣の急成長と捕獲の為に結成された。 片腕には魔人部隊の紋章が記された赤い腕章を付けている。 他のバットバス魔人と同様に武器や兵器類をモチーフにし、中世ヨーロッパ風の衣装が採り入れられている。 バットバスも含む構成員の名前の最後が『ス』で統一され、最後の『ス』以外には濁音が入っている。 バルバエキスの容器は樽となっており、上記の台詞と共に飲んで巨大化するのがお約束となっている(ミザルスだけ発言しなかった)。
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基本説明 封印されし日本の首都 資源以外はトップクラスのスペックを持つ日本の首都(だった)東京を有する都。しかし把握するのも面倒なくらいの国民精神の大半は全力を出させないためのまさに封印ともいえるもの。そしてとんでもない数のNFを駆使し、真の力を発揮させよう。作者曰く「イメージはフランス・実際は強いエチオピア」 歴史の概要 人口1360万人、都市総生産額93兆円、かつては一国の首都であった大都市、 その名は"東京" その魅力は都市部だけではない。 西部には奥多摩の山々が連なり太平洋には様々な島が点在する大自然も東京を彩っている。 しかし、他県を圧倒する国力に対し、威厳は失われていた。 食料も電力も賄い切れず周辺地域に依存しているのだ。 隣接県の支援を失っただけで都市は崩壊する。 なんとしてでも最悪の事態は避けなければならない。 県同士の結束を確実なものとし、都市を存続させる、その唯一の目標に向け、 東京都の長い戦いが始まった。 基本説明 国力 基本方針NF 政治 経済 生産 軍事1:準備編(政治・工業) 2:準備編(軍事) 3:準備編(ドクトリン) 4:戦闘編(群馬方面) 5:戦闘編(千葉方面) 6:戦闘編(千葉降伏後) 7:おすすめNF取得順 余談-群馬降伏イベント発生条件 ディシジョン「武蔵国」 国力 石油 アルミ ゴム タングステン 鋼鉄 クロム 民需 軍需 造船所 固有NF 初期政体 人口 安定度 戦争協力度 21 38 0 0 0 0 85 37 3 あり 中道 14.72M 13% 5% 勢力 イデオロギー 支持率 政変後の国名()内は漢字化MODでの名称 党首名 元首特性 日本国国民議会 民主主義 20% トウキョウ(東京) 小池 百合子 都民ファースト 民主主義 NF「都民ファースト」 トウキョウ(東京) 小池 百合子 希望の塾(貿易取引による効果20% 義勇軍派遣のために要求される師団-25% イデオロギー動揺対処力+50%) 都議会自民党 民主主義 NF「われら」 トウキョウ(東京) Itirou Tanaka 追い詰められた狐(師団回復率+10% 師団防御+15%) 共産主義者同盟(統一委員会) 共産主義 5% トウキョウ社会主義連邦(東京社会主義連邦) 戸田 政康 維新政党・新風 ファシスト 15% 大帝都トウキョウ(大帝都東京) 鈴木 信行 急集都民議会 中道 60% トウキョウ(東京) 小池 百合子 国民精神名前 効果 説明 超先進的科学技術 研究速度+2.5% 東京の多くの研究機関と研究員の育成のための教育機関が整備され、その技術科学力は日本列島すべての県よりも優れています。 下町の町工場の職人 資源採掘効率+5%消費財工場-15%建設速度+10%生産効率上限+15% 下町の中小企業には多くのすぐれた職人が勤めています。彼らは東京の工業力を支えています。 食糧難 徴兵可能人口補正-90%安定度-15% 東京は今深刻な食糧難だ。早急に食料自給率を回復しなければならない 環境問題 消費財工場5%安定度-8% 水質汚染 安定度-5% 待機児童 毎月の人的資源-20%消費財工場5%安定度-5% 多摩諸島格差 徴兵可能人口-1%安定度-5% 快楽主義者は本当に去ったのだろうか? 安定度-5%イデオロギー動揺対処力-50% 複雑化した行政処理 政治力上昇値-15%安定度-2.5% 都庁の行政は長い時間をかけ複雑化し円滑に再生を行えなくなっている。 財政危機 消費財工場10%安定度-5% 東京都の財政は非常に危機的な状態だ。 市場移転問題 安定度-5%生産効率上限-10% 中央市場の移転問題の議論は長く続きいまだ決着がついていない。 災害に弱い都市 安定度-15%工場空襲脆弱度50%工場修理速度-50%無料の修理速度-10% 大規模再開発 消費財工場10%全州の最大工場立地数-10% 都内で行われている再開発は財政を圧迫している。 TOKYO消防団 訓練時間-10%歩兵対人攻撃力-10%民兵対人攻撃力+5% デバフまみれだが大多数は消せるので問題はない(はず) 基本方針 政治よりも制限の解消に重点を置くべし。 NF 政治 基本的に内向きの政策が多い。外向きの政策というと首都保護圏関連しかない。ファシストや共産化してもNFで正当化できるわけではないのが難点。民主ルートだと小池氏が希望の塾(貿易による評価+20%、義勇軍派遣のために要求される師団-25%、イデオロギー動揺対処力+50%)を獲得するが正直要らない。ファシ化すると徴兵人口が7%も上がり埼玉、神奈川を併合すれば武蔵国を復古できるので食糧難を西部農業の拡大まで取っていれば食糧難の改善のNFを取らなくても十分に徴兵できる。 また首都保護案のNFを取って埼玉、神奈川が加入すると東京の現在の政体に合わせて政体が変更される?(要検証) →中道のままでテストしたところ神奈川と埼玉が中道のままだったので多分そう。 なおファシ化や赤化した場合だと断られる可能性がある(検証中) 経済 食糧難のNFがあるので1938年後半らへんまでは民需建設に注力しないと食糧難の改善のNFは取れない。軍需は初期で十分な数があるのでその後でも十分。 生産 装備はほとんど充足しているため特に割くべきものはない。工業力は有り余っており、機甲部隊を新設するのにも困らないぐらいは軍需工場はある。反面、造船所は3つしかないので本格的に海軍を作りたいなら海岸線は全て造船所で埋めるべし。 軍事 陸軍 編成 呼称 内容(戦闘) 内容(支援) 展開数 警視庁警機動隊 歩兵3 3 陸上自衛隊特科師団 砲兵5 自動車化歩兵2 偵察中隊 2 陸上自衛隊施設団 歩兵8 偵察中隊 支援砲兵 15 陸上自衛隊普通科師団 歩兵10 偵察中隊 支援砲兵 5 民兵隊 民兵8 0 人材 スキル 階級 名前 攻撃 防御 計画立案速度,最大立案 物資消費 特性 7 元帥 柴田 昭市 4 4 4 5 防勢ドクトリン 4 元帥 橘見 晋一 5 5 4 3 4 元帥 町中 芳則 4 2 2 2 慎重機甲士官 3 元帥 矢野 哲也 2 2 3 1 3 将軍 杉山 利行 1 1 10 1 要塞の破壊者 3 将軍 池田 昇 3 2 1 2 装甲部隊の指揮官 3 将軍 大西 準一 2 2 2 2 無謀 2 将軍 森山 雄晴 1 1 2 1 歩兵士官 2 将軍 金丸 章彦 3 2 3 2 華麗なる戦略家 2 将軍 嶌末 真 2 3 2 2 海軍 無し 人材 スキル 名前 ダメージ 守備 退去中の艦隊速度,ポジション値 艦隊協調性 特性 2 久保 勝裕 1 1 1 1 航空管制官 空軍 戦間期型戦闘機 212 戦闘機1 72 近接航空支援機1 86 対艦攻撃機1 56 重戦闘機1 54 初期に20師団程度おり、師団テンプレートも十分だが、これ以上の軍拡をするための人的資源がすぐ足りなくなる。よって、限定的徴兵かNFで制限を克服する必要がある。しかし、制限を取るNFを後回しにして、とりあえず装備だけ整えるのも手である。将来的には群馬陣営と戦う必要があるため、機甲部隊をそろえたいところではあるが、あいにく、軽戦車はすでに研究済みのため無償で師団テンプレートをもらえない。そういう時は警察機動隊頑張って経験値を貯めて更新しよう。また、群馬は歩兵が主体なため、埼玉県境に要塞を建てまくって防衛線を構築するのもよい戦法である。「レベル5要塞」+最初からいる「防戦ドクトリン持ちレベル5元帥」を合わせればそう簡単に破れはしないだろう。とにかく群馬はAIでも強いので補充が切れるまで耐えていき、千葉は強襲上陸で分断させて降伏させた後に攻勢をかけるのがセオリーだろう。 海軍は指揮官が航空管制官スキルを持つため空母を彼のために生産してあげたいところだが、制海権は神奈川が確保するため、戦艦を増産するほうが良い。沿岸砲撃により、東京湾の戦線がより強固になる。 + おまけ:対群馬陣営(関東大戦)の戦略について 「群馬陣営に勝てない!」というそこのあなた!ここの内容を見れば恐らく苦労せずに勝てるようになるでしょう! 1:準備編(政治・工業) NFはとりあえず人的資源を増やす(というか正常に戻す)一番左のところを早めにとっておこう。 ↑最初の人的資源は0。0人しかいない。ここを取らないと補充さえできない。江戸前漁業は民需工場が76以上ないと取れないが、最初に民需工場を建てまくれば問題ない。工業系は元から工業力があるため取らなくてもいい。しかし注意点として、貿易を行うと前提条件の76を達成できないため、NF進行中は貿易をち切ること。 工業力が余り気味になったら要塞を建て始めよう。関東大戦は40年ごろに始まるのでそこら辺を目安に要塞を建てよう。優先順位は千葉>東京西部>東京東部となる。 レベルは迷ったら5にするとそれなりに抜かれないので安心。バージョンアップにより、AIが敵の要塞レベルが高すぎると、攻撃しないようになっているため、要塞レベル10は重要拠点のみにとどめたほうが良い。 工業はまず民需15を確保しつつ民需工場を建てていき、NF「ヒートアイランド現象」を解除して不良債権を取ると民需15以上を確保できる。その後は経済法を変更することで安定する。 生産ラインは小銃を38年までにフルに入れておく。そうすると歩兵師団を並列で5個ぐらい吐き出しても何とかなるぐらいの備蓄を確保できるはずだ。 政治系NFは政体を変更する時以外は取らなくてもいい。 2:準備編(軍事) 東京の師団は幅6と幅18と幅20の歩兵師団と自動車大隊が含まれる砲兵師団の計4つがある。まずはこれを全て「幅20の普通科師団」に全て更新しよう。幅20か40に揃えるのはhoi4では有用なテクニックなので戦闘で有利に進みやすくなる。でも歩兵だけでは物足りないそこのあなたには砲兵をつけるといいだろう。理由は群馬陣営は機甲師団をほとんど持たないからだ。しかし、東京には有り余る工業力があるため「自走砲」をつけるともっと効果的に人的資源を減らすことができる。ここで注意するのが、自走砲を含めた師団は歩兵と混在した部隊にすることだ。これは関東大戦は戦線が狭く、動きがゆっくりなため、速度の速い師団で塗り絵する機会が非常に少ないからだ。歩兵と混在させることで幅40の師団でも、防御力を上げつつ対人攻撃力300オーバーが可能になる。 例:重自走砲を含めた幅40師団の編成例 歩兵14+重自走砲4+支援中隊(これで対人攻撃力300超が可能。砲兵だと対人攻撃力が約半分になる。) ↑このNFを取ると戦闘が有利になる。特にドクトリン以外で物資消耗と戦闘正面幅が減るのは貴重だ。 3:準備編(ドクトリン) 優勢火力か大量突撃がおすすめ。どうしても人的資源に不安があるなら大量突撃の大量動員を進めるといい。空軍ドクトリンも忘れずに進めよう。 4:戦闘編(群馬方面) 埼玉西部はインフラが不足しており戦闘が不利になる。埼玉がAIだとインフラは整備されないので包囲されそうなら早々に味方を無視して撤退するといい。 群馬は強いので防戦一方になっても構わない。関東大戦の首都側は千葉を落とせるかがカギなので無理に突撃する必要はない。 5:戦闘編(千葉方面) 千葉方面はとにかく手早く備蓄と人的資源を減らし、突破し、分断させることが必要。セオリーとしては千葉と成田を落として首都が館山になったら攻勢を開始して房総半島を分断させるといい。東京湾沿いに海軍を配置しておくと沿岸砲撃で有利に戦闘が進むので重巡か巡洋戦艦の生産も視野に入れるといいだろう。 よく神奈川軍が銚子に強襲上陸を行う姿が確認される。ここで神奈川軍との合流を目指すとより簡単に分断できる。 館山が陥落すると次の首都は銚子になる。もし銚子が陥落していたなら館山を陥落させたあたりで千葉は降伏する。流れで茨城方面も占領すれば戦争の優勢はほぼ確保されるはずだ。 6:戦闘編(千葉降伏後) 千葉が降伏したら戦況は逆転し、こちらから攻める番となる。特に行って言うべきこともなく、平押ししていけばいい。群馬領をある程度占領し、下記の条件を達成すれば講和イベントが、達成されなければさらに進撃してVPを削ることで通常の講話が発生する。 7:おすすめNF取得順 民主ルート 東京都市整備局→持続可能な都市国家→近郊農業の拡大→水質調査→江戸前漁業→西部農業の拡大(注1)→城南三河川清流復活事業→ヒートアイランド現象→外交への注力→都民意識の向上→小学校での新たな設備導入→私立高校の無償化→待機児童への対応→多摩・諸島格差の解消→取って置きたい物(注2)→政治への注力→都議会選挙→首都の目覚め→首都保護案→その後(注3) 注1 民需86(システムの関係上86になる)が満たせてないは城南三河川清流復活事業を先にとるなり貿易で調整しましょう。 注2 市街地戦闘やTITのツリー、民需が121になったら食糧難のの改善のNF 注3 注2で取っていない物を優先してデバフ解除や再開発のNFを進めよう。 ファシズムルート(武蔵国復古ルート) 政治への注力(注4)→都庁への再集権化→黒の都→東京都市整備局→持続可能な都市国家→近郊農業の拡大→水質調査→江戸前漁業→西部農業の拡大→城南三河川清流復活事業→ヒートアイランド現象→軍国主義→都の防人→その後(注5) 注4 ファシズム煽動家を雇用。ファシ化後は埼玉、神奈川へ正当化し宣戦布告したら関東平野戦のNF取得を忘れずに。神奈川の講和会議は武蔵国復古に必要な横浜、川崎のみ併合して残りを傀儡にすると旧神奈川海軍も使えて良い。 注5 市街地戦闘やTITのツリー、デバフ解除や再開発のNFを進めよう。 余談-群馬降伏イベント発生条件 作者によると休戦イベントの条件は以下の通り。 群馬が盟主であり千葉が同盟に参加している。 栃木が存在しない。 東京と交戦中。 上記すべてを満たし千葉が降伏し、群馬が宇都宮の州を保持していない。 AIだと千葉が降伏すると埼玉からそのまま前橋まで押される場合が多い。タイムリミットはないので手動操作の場合は調整すべし。 ディシジョン「武蔵国」 埼玉全域と神奈川の川崎と横浜が東京領の場合、ディシジョンでムサシノ国(武蔵国)に変化し、それらの地域が中核州化する。ベッドタウンの埼玉や政令指定都市の横浜と川崎の人的資源をフルに使えるためとてつもない量の人的資源を確保できる。 解説わかりやすくて助かる -- 名無しさん (2018-03-05 21 17 22) おまけのとこはおりたたんでもいいんじゃない? -- 名無しさん (2018-03-07 08 21 12) イメージは弱いアメリカ、というかフランスだね。 -- 名無しさん (2018-03-08 23 34 34) なんかグンマーと戦ってるときに帝政千葉も参戦一瞬で首都が占領されて諸島部政府化したのは笑ったわ。 -- 名無しさん (2018-05-13 14 00 41) 関東の県って形が変。特に群馬とか...仕方がないけど -- えいゆうはる (2019-10-12 22 45 40) 千葉を問答無用で併合出来ればなぁ…。現実だと千葉は東京の植民地を自称しているんだからゲームでもそうしてほしい -- 名無しさん (2024-01-18 09 54 15) 名前 コメント
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例によって暫定のデータですので、修正その他が入る可能性があります。 歩兵 騎兵 弓兵 魔術兵 分類不明 部隊スキル 歩兵 特徴:色々なスキルが付けられる。 弓兵、魔術兵に対して1,5倍のダメージ。 騎兵から1,5倍被ダメージ。 マキリ兵(1:0:1:1) マキリ探検隊(1:1:1:3) マキリ兵(アゾット剣)(1:0:1:3) マキリ狩猟隊(1:0:1:3) ブリテン兵(1:0:1:1) ブリテン装甲歩兵(2:1:1:2) 遠坂兵(1:0:1:1) 遠坂兵(アゾット剣)(1:0:1:3) 柳洞寺僧兵 藤村組構成員(1:1:1:2) 文化部員(0:0:1:0) 生徒会役員(1:0:1:0) コペンハーゲンOB(1:1:1:0) 歩兵(1:0:1:1) 重装兵(1:2:1:2) 傭兵団“高貴なハイエナ”(歩兵)(1:0:1:3) 傭兵団“高貴なハイエナ”ルヴィア親衛隊(4:3:1:8) 騎兵 特徴:機動力が高く、戦闘重視のスキルが多い。 歩兵・弓兵・魔術兵に対して1,5倍のダメージ。 マキリ騎兵(1:1:3:3) ブリテン騎兵(2:1:4:3) ブリテン重装騎兵(3:2:2:5) 我様戦車兵(3:1:3:5) 騎兵(2:1:3:3) 傭兵団“高貴なハイエナ”(軽装騎兵)(1:1:4:8) 弓兵 特徴:間接攻撃を得意とし戦場の広さに関係なく攻撃できる。 歩兵・騎兵から1,5倍被ダメージ。 防衛戦以外は攻撃力が半分に落ちてしまう。 同種として投擲兵・射撃兵が存在する。 弓道部員・レギュラー(2:0:1:0) 弓道部員・新入(1:0:1:0) 弓兵(1:0:1:1) マキリ投擲兵(投石)(1:0:1:1) マキリ投擲兵(宝石)(3:0:1:6) 遠坂投擲兵(投石)(1:0:1:1) 遠坂投擲兵(宝石)(3:0:1:6) 魔術兵 特徴:様々な魔術を使い戦場外で活躍するサポートタイプ。 歩兵・騎兵から1,5倍被ダメージ。 魔術兵(0:0:1:1) 分類不明 猫(1:0:1:0) 猫っぽい虎縞の獣(1:1:2:0) 獰猛な猫 サーベルタイガー 野良(1:0:1:0) 冬木市民団体(1:0:1:1) 毒虫(1:-2:1:0) 軍隊蟻・二等兵(1:-1:1:0) 本の虫(1:-2:1:0) 図書館に生息する虫で本に噛り付く習性を持つ。 中には羽虫や毒虫、蜘蛛などの種類(スキル持ち)もいる。 腹の中に古びた紙片を蓄えている事が多い。 ある程度集めれば解読できるようになるのだが……。 浪人生(2:0:1:0) 仕官を目指して勉学に励むサムライ。 腰に刀を差して赤本を解く姿を各地の図書館で見られる。 昼は予備寺子屋。夜は傘張りをして生活費を稼ぐ。 非常に神経質になっており足音を立てるだけで斬りかかられる。 スキル:日本刀で武装しており、中には業物持ちもいる。 人食い本棚(3:3:0:0) 本棚の振りをして獲物を待ち受ける凶悪な捕食生物。 擬態の為に周囲にある本を用いる事もある。 本を抜き取ろうとすると本性を現して襲い掛かる。 プロレスラー(1:1:1:8) 部隊スキル 毒物付与(与ダメージ時に追加ダメージ+1を与えられる)(歩兵用無償スキル) 大盾(部隊の防御力に+1) 行軍(部隊の機動力に+1) 長槍(騎乗部隊に対して攻撃力が1,5倍) 突貫(弓兵部隊に対して攻撃力が1,5倍) 包囲(単独部隊に対して攻撃力が1,5倍) 剣戟(歩兵部隊に対して攻撃力が1,5倍) 衛生兵Ⅰ(部隊一つにつき、指揮官のHPか部隊の戦力を1回復させる) 衛生兵Ⅱ(部隊一つにつき、戦闘ターンの最初に指揮官のHPか、部隊の戦力を2回復させる) 身代金(この部隊が倒した戦力を1回の戦闘終了ごとに回復させる代わりに同額の資源を得る) 突撃(防御力と機動力を-1する毎に攻撃力+1) 密集(攻撃力と機動力を-1する毎に防御力+1) 早足(攻撃力と防御力を-1する毎に機動力+1) 魔力解放(部隊の攻撃力に+3。以降は再編成まで攻撃力が0となる) 遭遇戦(ダンジョン内での戦闘時、全ての能力に+1) 遭遇戦Ⅱ(ダンジョン内での戦闘時、全ての能力に+1) 警戒(高確率でトラップを無効化します) 探索(高確率で隠された宝物を発見します) 危険察知(強力なモンスターがその階にいる場合、事前に察知できます) 捕獲(この部隊で倒した動物の数だけ本国に送れる) 追撃(部隊の戦闘回数に+1) 電撃戦(相手より先にダメージを与える) 速射(部隊の攻撃力に+1) 垣盾(射撃によるダメージを半分にする) 日本刀(部隊の攻撃力+1、部隊の維持費+1) 虎革の鎧(部隊の防御力に+1) 被害者気取り(受けたダメージ分、相手に不満度を与える) 抗議活動(この部隊がいる間、毎ターン国民の不満が+1される) 興行(この部隊が駐留している拠点で国民感情+1) 鋼の忠誠(ルヴィア以外の人材を指揮官に任命できず、ルヴィアを対象とするスキルをこの部隊を対象に変更させる) 概念武装・盾(防御+2。スキルや宝具によるダメージを半減させる) 臨機応変(習得可能なスキルの中から好きな物を選択して使用できる) 宝石魔術(強化)(2×戦力分の資源を消費して攻撃力、防御力、機動力のいずれかに+2) 虚数魔術(脱力)(1ターンの間、この部隊と同数以下の敵部隊の能力値-1。ただし、使用後は部隊の不満度+30。) Hearts of Lion
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ホルデイン王国 部隊評価2011/12/27現在 ※ANSIコード昇順、部隊の詳細は各個別ページへ トップページ ホルデイン王国 部隊評価・リスト / このページを編集 注意:ここでの評価・評判、某掲示板での話題、を鵜呑みにせず実際の個人個人のゲーム内のでの印象を参考にしましょう。 注意:編集者へ。備考のところをネタだけではなくちゃんとしたコメントをお願いします。 主要部隊部隊名 人数 歩兵 裏方 簡易備考 テンプレ A A A 比類なきテンプレ 評価基準 人数 (21 00~24 00に戦場一ヶ所で見かけるアクティブ数) A 20人前後動員できる B 15人前後動員できる C 10人前後動員できる D 5人前後動員できる E 団体行動をしない 歩兵 (個々の強さではなく、あくまで部隊としての強さ) A 自軍を勝利に導くことができる B 上手い人が多い C 歩兵戦の基礎を理解していて、平均的な実力 D 歩兵戦の基礎ができていない E 自軍を敗北に導くことができる 裏方 (個々の裏方ではなく、あくまで部隊として参戦した場合の裏方) A 建築/召喚を重要視し、臨機応変に対応することができる B 建築/召喚を重要視し、上手くこなすことができる C 建築/召喚の基礎を理解している D 建築/召喚が不得意、もしくは殆どやらない E 建築/召喚を一切しない 上へ戻る コメント 最新の20件を表示しています。 名前
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O2部隊 O2(Operation second)部隊、通称インフィニティ部隊は相次ぐ世界の危機と予期される脅威、「根源的破滅招来体」に対抗するため、各国の要望とアメリカ政府の強い希望により、世界各国から様々な分野のエキスパートが招集され、設立された極秘裏に全世界に展開可能な多国籍特殊部隊である。基本的に「2番」と云うのは不名誉な称号だが、O2部隊の2番に限っては全く意味が異なる。第1部隊とはアメリカの全部隊を指し、第1部隊のみで解決が不可能な超特殊事案のみに派遣される部隊。事実上、国の最終兵器に位置する。故に“O3部隊”は存在しない。訓練は主にガイア社とアグリオ社が提携して開発した次世代VRシミュレーションシステムを使用したVR空間で行われる。VR訓練では様々な状況を精密にシミュレーションする事が出来るため、この訓練方式を採用している事も隊員の練度の高さの一因である。 隊員名簿 ※隊員募集中 CODE NAME NAME ソル ミハイル ペナンブラ 黒岩 英二 マエストロ ジュリア・カエサル トリガー 穹 レイヴン 飛嶋 マリ アンロード 紅月 白雪 ピースメイカー ミオ ミラ フェリシア・カルウォーヴィチ バイヤー 虹 豳鳳 エッジ 黒崎 准 ユースレス ナル・ファーテル オウガ 桐 史乃 レイバーキッテル フランツィスクス・ヴィルト リーパー バラカ・アッシード・カルコシュカ 協力者リスト 二階堂 椎奈 アイリス・ニュートン 用語説明 コードネーム メンバー一人一人に与えられた暗号名。O2部隊関係者のみが知っており、O2部隊の情報の秘匿を目的として用いられている。 作戦行動中はコードネームで名前を呼ぶように義務付けられており、本名で呼ぶことが許されるのは作戦行動時以外のみである(逆に、個人的な行動をしている時にコードネームを名乗ることは禁じられている) コードネームの種類は様々だが、基本的にその人物の特徴を指すもの、もしくはあえてそれを外したものが付けられる。 根源的破滅招来体 根源的破滅招来体とは文字通り「地球と人類に破滅をもたらす存在」であり、そう定義されている。アイリス・ニュートンが開発した光量子コンピュータによって出現を予言されていた。O2部隊の仮想敵であり、最大の敵。現在はそのどれもが未確認であるため、訓練中は「エネミーX」と呼ばれる。その正体は、異次元人とも異星人とも。 ガイア社 元は小さな下請けのゲーム会社だったが、ある新人の実績を買われて大躍進を遂げた。少数精鋭であり、有能なプログラマーが揃っている。次世代VRシミュレーションシステムの開発に短期間で成功したのは彼らの存在が大きい。社訓は「楽しいゲームで世界を明るく」 次世代VRシミュレーションシステム ガイア社とアグリオ社が提携し、協力して開発をした「アリスコード」を用いて仮想現実に意識投影する事を可能とし、さらにはNPCにプロフィールを与えるだけでNPCが自立思考して行動するオーバーテクノロジーの塊。ちなみに、VR訓練に自主的なログアウトのコマンドは存在せず、ミッションが失敗にせよ成功にせよ、終わるまで目覚める事はできない。 会話記録 イストワールと再現英霊について 「A long day」~後日談~
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第262話 撒かれる種 1485年(1945年)11月30日 午後1時 ヒーレリ領クルコリスパ この日も、上空は厚く覆われた雪雲のせいで外は薄暗く、降りしきる雪によって大地は真っ白に覆われていた。 この一面銀世界の中を切断するようにして、濃い茶褐色をした一本の線が大地を貫いている。 その線の上を、多数の物体が一定の速度で南下していた。 視点をその線に注視すると、周囲を小高い木々に囲まれた一本の街道上を行く集団が南東へと向かいつつある。 その集団は今、戦場から後退しようとしていた。 北方の戦場から砲声と爆発音が絶え間なく響き、その合間に夥しい銃撃音が木霊してくる。 「……これは酷いもんだね。」 ヘルマン・ヴィルテルン大尉は、ここ数日で無精ひげの伸びた顎を右手でさすりながら部下に向けて呟く。 「シホット共の攻撃を受けて大敗走ですからね。ですが、こいつらはまだ運がいい方ですよ。」 ヴィルテルン大尉の部下であるチャイナ系アメリカ人のリャン・チェイリュー軍曹が、これまでの戦闘で疲労の濃い顔にしかめっ面を現しながら答えた。 街道には、前線から後退して来た第137歩兵師団に所属する将兵が、トラックに乗せられて彼らの前を通過している。 第137歩兵師団は、第42軍所属の第78軍団を構成する3個師団の内の1個師団として前線に配備されていた。 だが、トラックに乗せられた将兵が属していた第137歩兵師団本隊は、大半が“輪の中”に閉じ込められていた。 後退中のトラックに乗る将兵の中には、戦闘中に負傷して痛々しい姿を見せる物も多くおり、手足のどこかを無くした兵士も良く見かける。 また、傷を負っていない者達も、長く続いた激戦の影響で心身ともに疲労しており、その顔には生気が見られなかった。 「137師団で輪の中に閉じ込められずに済んだのは、この902大隊と砲兵大隊だけか……」 「残り3個師団は今朝方、シホット共に包囲されてしまいましたからね。」 「敵の追撃部隊は、うちの師団の部隊が対応しているようだが、長くは持たんらしいね。」 「消耗しすぎでいつも通り戦えんですよ。」 チェイリュー軍曹は忌々しげに答えてから唾を吐いた。 ヴィルテルン大尉は、アメリカ軍第37機甲師団第83工兵大隊第2中隊に属しており、彼は第2中隊の指揮官である。 第37機甲師団は、第42軍の中では唯一の機甲師団であり、シホールアンル軍の攻勢開始当初から敵石甲部隊相手に激戦を繰り広げて来た。 中でも、M26パーシングを装備するA戦闘団は奮戦に奮戦を重ね、幾度となく敵石甲部隊の攻撃を食い止めて来たものの、敵もまた第37機甲師団を 集中攻撃し、各戦闘団共に損害が累積していった。 現在、前線では包囲網の外に居るB戦闘団とR戦闘団が進撃中の敵に対して、遅滞戦闘を行いながら後退中である。 「おい、手配していた地雷はまだ届かんのか?」 ヴィルテルン大尉は、ジープの後部座席に置いた無線機を操作している部下に話しかけた。 「もう1度確認してみます。」 「中隊長、メシもまだですかね?」 チェイリュー軍曹が手をさすりながら大尉に聞く。 「昨日の夜に冷えたレーションを食って以来、何も口に入れていません。」 「お前、ガムがあっただろうが。それでも食って気を紛らわせておけ。」 「んなもんありませんよ。」 チェイリュー軍曹が不機嫌そうに答える。 「何?いつもはその胸ポケットに入っているだろう。」 「……後退中に落としちまいました。ですので、今口に入れられる物は何もありません。」 「あるのはタバコぐらいですねぇ。」 後退中のトラック隊を見ていた兵士が体を振り向き、胸ポケットからタバコの箱を取り出していた。 「馬鹿野郎。タバコは口にくわえて煙を吸うだけだろうが。腹の足しにならんよ。」 「護衛の戦車中隊の連中に聞いてきますか?何か食いものは無いかと。」 「無駄だ、やめとけ。」 チェイリュー軍曹の提案を、ヴィルテルンはあっさりと取り下げる。 「連中もやっとの事で、前線の大釜から帰還して来た身だ。あっちの中隊長とも話し合ったが、食料はあまり持っていないらしい。」 「そうですか……補給が来るまで待つしかありませんな。」 「缶詰の空き缶ならいくらでもあるんですがね……」 無線機を弄っていた部下が、ジープの後部座席に積まれているゴミ袋を指さした。 袋の中には、空き缶が70個ほど入っていた。 昨日の夕食が終わった直後、即座に後退命令が発せられたため、部下は捨てるに捨てられないまま、このゴミをここまで持ってきてしまったのであろう。 「お前、その邪魔物をここまで持ってきたのか。」 「捨てるの忘れてしまいまして……あ、中隊長、大隊司令部と連絡がつきました。」 「補給の事でなんか言っていたか?」 「はぁ……なんでも、補給トラックが途中で事故を起こしてしまったようで、到着が遅れるとの事です。」 「事故だと!?」 ヴィルテルンは思わず、声を張り上げてしまった。 「はい。一応、地雷と食料は送っているとは聞きましたが、どの量が来るかは教えて貰えませんでした。」 「くそ!シホット共の攻勢が始まって以来、いい事なしだぜ……」 彼は忌々し気な口調でそう吐き捨てた。 「地雷はともかく、腹が減っては戦闘は出来んとも言うのに……おい!すまんがタバコを貰うぞ。」 「了解です。1本抜き取って下さい。」 タバコを要求された兵士は、振り返ってタバコのケースを差し出した。 ヴィルテルンはそれを手に取り、1本だけ抜き取ってから箱を返し、貰ったタバコを口にくわえる。 ふと、彼はトラックの荷台に座る兵士と目が合った。 戦闘で疲れたその兵士は、頭の部分に包帯を巻かれていた。 顔の半分を流れ出た血で赤く染めていたその兵士の目は生気がなく、ただただ、息をしている事しかできないように思われた。 (散々に打ちのめされてやる気もなくしたか……こうやって、のんびりとタバコを吸える俺は、あいつよりもマシなんだろうね…) ヴィルテルンは心中で呟いた後、持っていたライターでタバコに火を付けた。 第137師団の残余部隊が後退していったその1時間後、遅滞戦闘を行っていたR戦闘団とB戦闘団がヴィルテルンらが陣取る街道を横切っていった。 午後2時には、最後尾部隊であるB戦闘団所属の戦車大隊が通過している所に、ようやく補給物資を積んだトラック隊が彼らの下にやって来た。 「よう!遅れてすまない!」 「たく…待ちくたびれたぜ。」 ヴィルテルンは、先頭のトラックから降りた大尉の階級章を付けた将校に、疲れた様子を隠そうともせず、半ばよろけた足取りで近寄った。 「トラックは1台だけか?予定では3台来ることになってたが。」 「事故で2台潰れちまってね。後退中のハーフトラックにぶつかったんだ。」 「なんてこったい……じゃあ、肝心の地雷は……」 「残念な事に、非常に少ないね。」 将校はトラックの荷台に向けて顎をしゃくりながら、荷台の後ろにヴィルテルンを案内した。 彼がトラックの幌を開けると、中には食料の入った箱と地雷の入った箱が置かれていた。 「……対人地雷はどうした?」 「ああ。別のトラックに入っていたよ。」 「何だって……じゃあ、こっちに持ってきたのは……」 「そう、対戦車地雷だけさ。」 将校の言い放った言葉を聞くや、ヴィルテルンは思わず、舌打ちをしてしまった。 「石の化け物だけじゃなく、随伴している歩兵の足も止めたかったんだがね……」 「あと、持ってきた地雷だが、量は60個ほどだ。どこもかしこも対戦車地雷を欲しがるもんだから、大隊司令部が均等に分けたらこうなっちまった。」 「60個じゃ足らんぞ!道の上に10個、500メートル間隔で置くにしても、たった3キロしか距離は稼げん!」 「本当は180個あったんだがね……」 将校はため息交じりにそう言いながら、街道に視線を移す。 その途端、彼は更に表情を暗くした。 「そもそも、180個の対戦車地雷を敷設し終えるかどうかも怪しいぞ。」 「ん?どういう事だ?」 「道路上を見てみろ。」 将校は街道上を親指で指した。 ヴィルテルンは言われるがままに道路を見、そして理解した。 「……なるほどね。相当派手にやりあったらしいな。」 街道上には、依然として遅滞戦闘を戦い抜いたB戦闘団のハーフトラックやM4戦車が後退を続けているが、どれもこれも損傷を受けるか、 傷の少ない車両も車体のあちこちが派手に汚れている。 それ以前に、後退中の部隊は想像以上に消耗しており、どの中隊も装備車両が少なくなっていた。 「おい!ちょっといいか!?」 唐突にヴィルテルンは声を掛けられた。 振り返ると、そこにはヴィルテルンの工兵中隊を護衛している戦車中隊の指揮官が居た。 彼の表情はいつになく険しい。 「B戦闘団はほぼ戦場からの離脱に成功したようだが、敵はすぐにでも再編成を終えて前進を再開しようとしているらしい。早い所地雷を仕掛けんと、 まずい事になるぞ。」 「本当か?敵の進撃部隊は潰せなかったのか?」 「いや、R戦闘団とB戦闘団は敵を手酷く叩いて、前進をストップさせたと言っている。一応、時間は稼げた事にはなるが、1時間稼げたのか、 10分だけ稼げたのかわからん。今の内に地雷を敷設して、ここからトンズラした方がいいぞ。」 「……あまり早めには出来んぞ。俺らはメシもロクに食っていない上に、この冷たい空気にガチガチ震えながらの作業だ、どうしても時間は かかってしまうな。」 「どれぐらいかかる?」 「……少なくとも2時間……いや、1時間半は欲しいね。」 それを聞いた戦車中隊の指揮官は眉をひそめた。 「無茶言うな……敵に連隊規模……いや、大隊規模で来られても即死だぞ!」 「あんたのパーシングでも即死なのかねぇ。」 ヴィルテルンは値踏みするかのような口ぶりで言う。 「弾薬が足りんのだ。俺の戦車は、あと18発しか弾が残っていない。一番多い奴でも21発だ。補給が必要だが、それ以前に戦力も足りん。」 彼は顔をしかめながら説明する。 「戦闘前は16両あった戦車が、今じゃ9両だ。損耗度が酷すぎる。地雷なんか適当に敷設してトンズラでいいだろう。」 「でも、うちの中隊はあんたの戦車が頼りなんだ。持ってきた地雷を敷設し終えるまでは、何が何でも援護が必要になる。」 「こういっちゃ何だが……今回は60個の地雷を敷設するだけでいいんだ。もしかしたら、比較的短時間で終わるかもしれんぞ。」 補給将校が戦車中隊指揮官に語り掛ける。 「軍司令部は、ここから40キロ南を通るウェリントン街道を、あと1日死守しろと言っている。でなきゃ、敵本土侵攻部隊が必要としている カイトロスク補給所に守備兵力を置くことが出来なくなる。そうなれば、補給所は敵に吹き飛ばされ、本土侵攻部隊は補給不足で死んじまう。」 「俺達のやる事はあまり大きな事ではないかもしれんが、シホット共の足を鈍らせる為には、この60個の地雷を、敵に有効になるような形で なんとしてでも敷設しなければならねえ。」 ヴィルテルンも畳みかけるように言う。 「壊滅したA戦闘団に報いるためにも、ここは踏ん張ってくれねえか?」 「……」 戦車中隊指揮官の指揮するB中隊は、第97戦車大隊に属しており、これらは第121機甲歩兵大隊、第110野戦砲兵大隊と共にA戦闘団を 編成してシホールアンル軍と激戦を展開したが、第97戦車大隊がパーシングを装備していた事もあってか、シホールアンル軍は特にA戦闘団に 攻撃を集中した。 その結果、第97戦車大隊は3個中隊中2個中隊がほぼ全滅し、第121機甲歩兵大隊と第110野戦砲兵大隊も兵力の半数近くを失った。 このため、A戦闘団は壊滅判定を受けて後方に下がり、残るB戦闘団とR戦闘団が戦場の火消し役として投入されたが、この2個戦闘団も たちまち消耗し、今しがた前線から引き返してきたばかりだ。 彼の戦車中隊は後退中に命令を受け、ヴィルテルンの工兵中隊とすれ違い様に合流を果たしていた。 前線で大隊長戦死という悲劇も目にしている戦車中隊指揮官は、内心では早めに後退したいと言う気持ちで一杯であった。 しかし、ヴィルテルンと補給将校の言葉を聞くや、その気持ちもどこかに吹き飛んでしまった。 「まっ、当然だろうな。どこまで出来るかわからんが、やるだけやってみるさ。」 「OK。頼んだぜ。」 ヴィルテルンは戦車中隊指揮官に礼を言った後、補給将校に顔を向けた。 「さて、早速作業を開始したいが、あいにくと俺達は腹ペコだ。そこでだが、俺の部下達を幾つかの班に分け、メシを食うチームと地雷を埋めるチームに分ける。」 「それが効率的だな。では、トラックの中身をさっさと引っ張り出そう。」 「了解。お前ら!地雷とメシが来たぞ!降ろすのを手伝え!!」 彼の声を聞いた部下達がトラックの周りに集まって来た。 兵士達はトラックの荷台から地雷と食料……Kレーションの入った箱を下ろしていく。 ヴィルテルンはその間、各小隊の指揮官を集め、食事を行う班と地雷敷設を担当する班を決めて指示を飛ばしていた。 「くそ!Kレーションかよ、俺こいつ嫌いなんだよな。」 「上手いと感じたのは最初だけだぜ。今はこいつについているマッチとタバコだけで充分と思うね。」 「おい、オレンジジュースの粉末を譲ってくれんか?あれ、飯盒を洗うときに便利なんだよ。」 初めに食事を言い渡された小隊が、冷たい雪の上に座り、降雪を気にする事無く食料を口にしていく。 「さっきも言ったが、5分でメシを食い終われよ!下らん雑談はそこそこにしておけ!おいルイス、そのビスケットいらないなら俺が食おうか?」 「いえ、最後に食おうと思って残しておいただけです。」 「畜生、覚め切ったコンビーフが、悪い意味で仕事してやがるぜ。」 「ああ、くそ、4日前に食ったカレーと比べると、こいつなんか家畜の餌だぞ。」 「アホ!贅沢な事言わずにさっさと食え。あと数分もしたら、シホット共へのプレゼントをえんやこらと埋めんといかんのだからな。」 兵士達は雑談をかわしつつ、空腹感も手伝ってなかなか速いペースで食事を進めていく。 その間、スコップを手に取った兵達は、街道に地雷を埋められる広さの穴を掘っていく。 最初の班が食事を終えた時、ヴィルテルンの脳裏にある考えが浮かんだ。 「……おい、ビルト。」 「はい。なんですか?」 ビルトと呼ばれた通信兵が顔を振り向けた。 「最近、シホット共もよく地雷処理をしていると言っていたな。どのような感じでやっているとかは聞いているか?」 「はぁ……ちょいとした噂ですが、何でも、金属反応を捉える魔法を使って地雷を探しているそうですね。」 「……そいつは確かか?」 「情報部の知り合いは、未確認情報だと言っとります。ですので、シホット共が流した欺瞞情報という事も考えられますね。」 「ふむ……じゃあ、欺瞞じゃねえ方に賭けてみるか。」 ヴィルテルンはジープに近寄り、袋を人差し指でつつく。 「ちょいと、このゴミを片付けようか。」 「はぁ……どこにです?」 「ここにさ。」 彼はどこか楽しげな口調で部下に言った。 1485年(1945年)11月30日 午後4時30分 シホールアンル帝国首都ウェルバンル 「これにより、帝国軍反撃部隊はアメリカ軍部隊を排除しつつ、遂に敵野戦軍の一部を包囲するに至ったのである!」 ウェルバンルの東部市街地にある建国記念広場では、演説台に立った広報官と思しき軍人が周囲に群がる市民に向けて声高に叫んでいた。 市民らは降りしきる雪を気にする事無く、軍人の戦果発表に聞き入っている。 「凄い人だかりだな……」 馬車の中から物珍しそうに見ていた黒髪の男が、御者台の座る同僚に向けて言う。 「陸軍総司令部の宣伝屋さんが戦果発表をしとるんですよ。」 御者台に座っている短髪の男が眠たそうな口調で返してきた。 「へぇ、なかなか盛況のようだね。」 「このフトヴィが聞いた限りじゃ、何というか……悲壮な感じがして切ないように聞こえますね。特に、あんたからの情報を聞いた身としては。」 「おいおい、ここはウェルバンルだぜ?あまり意味不明な事は言わん方がいい。」 「確かに、ヘルヴィンの言う通りだ。」 馬を操るフトヴィ・ヴァキンシュは苦笑しながら、荷台に座る黒髪の男にそう言った。 黒髪をポニーテール状に結った男は、やれやれとばかりに首を振りつつ、そばに置いてあった積荷に手を伸ばした。 「次の売り場まであと何分で着く?」 「5分ぐらいだね。そろそろ準備しておくか。」 フトヴィの言葉を聞いたヘルヴィン・グリースクルは頷きながら、積荷の中に紛れ込ませてあった何かをそっと、懐の中に入れた。 程無くして、2人を乗せた馬車は、首都東部にある東部第一市場に到着した。 「着いた。ヘルヴィン、準備を。」 「了解!」 予め取って置いた空地に馬車を止め、荷台からヘルヴィンが飛び降りる。 彼は手慣れた手つきで幌を開け、荷台から木製の板や箱を降ろし、次に果物や野菜等が入った木箱を降ろしていく。 フトヴィは先に降ろされた板と箱を使って陳列台を形作り、その上に白布を敷いていく。 手早く陳列台を作り終えると、今度は2人掛かりで品物を陳列していった。 10分程で品物を置き終えると、2人は声を張り上げて商売に勤しんだ。 「おう、あんちゃん!今日もいい品が入っているようだね。」 「やあやあ、これはクリシーさん。ささ、今日もあちこち回って揃えてきましたよ。」 フトヴィは、声をかけて来たいかついひげ面の紳士に対して、にこやかな笑顔を浮かべながら、陳列棚に並んだ品物を1つ1つ紹介していく。 「ふむふむ。おう、今日は新人さんも一緒だね。仕事は慣れたかね?」 「ええ。お蔭さまですっかり慣れました。」 「その様子だと、ヘルヴィン君も空襲の後遺症から立ち直ったようだね。この調子で、フトヴィのあんちゃんを支えてやらんとね。」 「へぇ、努力していきます。」 ヘルヴィンは軽く頷いた後、手前にあった緑色の果物を勧める。 「おやっさん。そう言えば、今日、やっとフィヴィンのいい奴が取れたんですよ。1個どうですかね?」 「ほほう、よく考えたら久しぶりに見るなぁ……今じゃ、フィヴィンの産地だった南部も、アメリカ人共の爆撃で目茶目茶にされて、 いいフィヴィンがすっかり手に入らなくなったからねぇ……」 「この季節になると、ここにズラリと並べてますからね。でも、今年は本当、寂しくなったもんですわ。」 フトヴィがため息交じりに言う。 「同感だよ……帝国軍が負ける事は無いと思うが、今回ばかりは相手もかなり手の込んだ事をやるからね。正直、不安になっちまうが…… まっ!変な事は考えずに買い物でもするかね!」 「おお!その意気ですぜ、おやっさん!」 フトヴィがその客に向けて、快活のある声音で言った。 「ど~もど~も。さて、こいつとこいつと、あとこれ……おう、これも頂こうか。」 「毎度ありがとうございます!さて、袋詰めの方よろしく。」 ヘルヴィンは指示を受けて頷き、右手にあった紙袋に品物を入れていく。 最後に、フィヴィン(緑色の皮だが、中身はオレンジ色で味もそれに似ている)を入れた。 「お代を払うよ。」 「毎度あり!また来てくださいね!」 フトヴィは代金を払い、片手を振りながら去っていく客に声を投げかけた後、再び客寄せに入る。 東部第一市場は、冬であるにも関わらず、多くの買い物客で賑わっていた。 フトヴィとヘルヴィンは、その後3時間にわたって商売を続けた。 「すまないが、少し外してもいいか?」 ヘルヴィンは、客足が引いた事を見計らって、フトヴィに聞く。 「いいよ。」 「すぐ戻る。」 ヘルヴィンはフトヴィの返事を受けた後、足早に露店を離れた。 2分後……彼は東部第一市場の内部にある路地裏に来ていた。 「……」 彼は無言のまま路地裏を歩いていく。 この時、彼の目は前方を振り返り、次いで後方にも振り向けられる。 そして、懐に手を伸ばし、いびつな形をした小さな石のような物を取り出した後、路地裏のさらに奥にある、人気のない通路に向かって歩き出す。 「………」 ヘルヴィン……もとい、レイリー・グリンゲルは、小声で何かを呟いた後、右手に持っていたいびつな形の石を左手で包み込む。 5秒ほど間を置いた後、レイリーはそれを通路の側に放り投げた。 「……これで7個目。」 ぼそりと呟いたレイリーは、そのままゆっくりとした足取りで、露店に戻って行った。 露店に戻ったレイリーは、フトヴィにぼそりと呟いた。 「撒いて来た。」 フトヴィは小さく頷いた後、平然とした表情で声掛けを始めた。 「どうもー。」 「やや、これはゼルヘンスさん。相変わらずお綺麗な事で。」 フトヴィは顔見知りの女性客に品物を勧め始める。 ヘルヴィンも何度か顔を合わせているため、彼女はレイリーにも挨拶をする。 ふと、ヘルヴィンは彼女が少年を連れている事に気が付いた。 年は12、3歳ぐらいであろうか。 「うーん、やっぱりこの時間だと品物が少なくなってますねぇ。」 「すいませんね。最近は仕入れも悪くなっちまって……おや、そう言えば、その子は見ない顔だね。」 フトヴィはその少年に気が付き、彼女に聞く。 「この子はですね、2か月前から私達が預かっている親類の息子でして……」 「へえ、そうなのかい……どこの出身なんですかね?」 「ランフックです。今日、“やっと”家を出れるまでになったので、こうして連れ歩いているのですけど。」 「そうか……じゃあ、何にしますかね?」 フトヴィは相変わらぬ口調で女性客に尋ねた。 「ええ、それじゃあ、これとこれを……ウィルシー。あなたも何か欲しい物はある?」 「……これがいい。」 少年は、どこか絞り出すような声音で女性客に言った。 その品物は果物ではなく、銀星の紋章が入った首飾りであった。 今日の露店で出した品物は食品だけではなく、こうした装飾品も幾つか売っていた。 だが、少年の指さした物は、他の物と比べて一番値が張る物であった。 (こいつは確か、ランフック産の物だったか……確か、あっちの守り神の紋章が入っていたな) ヘルヴィンが進駐で呟く。 「ウィルシー、悪いけど、手持ちのお金じゃ買えないわ。何か他の物を……」 「……これ以外に欲しい物は無い。」 「無茶言わないの……」 女性客は少年に本意を促そうとする。 少年も我が儘は無理だと判断したのか、じっと見据えていた首飾りから目をそらした。 だが、そこにフトヴィが声をかけた。 「坊主!よかったら、こいつをあげようか?」 「えっ……」 一瞬、少年はフトヴィが何を言っているのか理解できなかった。 「どうした。要るのか要らんのか返事しろよ。」 「え……ええと。」 戸惑う少年を見て、フトヴィは苦笑を浮かべた。 「おう!男ならしっかり返事するこった!んで、どうなんですかね、お客さん?」 フトヴィの言葉に心を動かされた少年は、大きく頷いた。 「要ります。」 「ようし!なら、持って行け!代は要らんぜ。」 「そんな、フトヴィさん。」 「まあまあお客さん。」 困った顔を浮かべて詰め寄る女性客に対して、フトヴィは両手をあげて制止した。 「お客さん。坊主……ランフックでえらい目に遭ったんだろう?それも……」 「……」 「図星のようだね。まぁいい。」 フトヴィは両手を組んでから2度頷いた。 「そいつは、俺達から坊主に送る快気祝いの品だ。いつもはお客さんに儲けさせてもらっているからね。その恩返しがてらに取ってくれ!」 「でも……」 「いいからいいから。まぁこんなご時世だ。今は、“残った”坊主のために出来る事をやってやりな。いいね?」 「……ありがとうございます。このご恩は一生忘れません。さぁ、ウィルシーもお礼を言いなさい。」 そう言われた少年は、ヘルヴィンとフトヴィにそれぞれ頭を下げた。 「あ、ありがとうございます。」 「近い内にまたこっちに出すから、そん時もよろしくお願いしますね!」 立ち去る2人に対して、フトヴィは威勢の良い声で送ったのであった。 それから30分後には店仕舞いとなり、2人は道端に置いた少ない品物と陳列台を片付けていた。 片付けは程無くして終わり、2人は馬車に乗ってその場を離れた。 馬車は市場に続く街道を正反対にゆっくりと抜けていく。 その際、レイリーは御者台に上がり、街道を行く人達と……街道沿いに並ぶ質素な小屋を交互に見やった。 「……南部の空襲が激化した頃から、首都の人口が増え始めてね。」 唐突にフトヴィが口を開く。 「8月ごろには、家を焼け出されて行き場を失った人が、こうして街道沿いや空き地に簡素な小屋を建てて住み始めた。ランフック大空襲があった後は、 ああいった小屋が増えまくった。最近は、首都に流れて来た罹災者があちこちで騒ぎを起こして、首都警備隊の世話になる奴がかなり増えた……」 「……」 「俺達は任務を続けている。でもね、時々心が揺らぐ事がある……さっきのお客さんと、坊主を見た時もそうだ。」 「……フトヴィ。」 レイリーはぼそりと、同僚の名前を呼ぶが、彼はずっと前を見据えたまま、視線を動かさない。 「さっきの坊主にあの銀色の首飾りを挙げたのは、連合軍がしでかした事の罪滅ぼしにと思ってね……でも、あまり意味は無いかな。」 それからしばらくの間、2人は押し黙った。 冬の寒気が体に染み渡る。 耳元には、街道を行く住民達の声と、馬の蹄の音、車輪が回る音が聞こえてくるが、レイリーには、まるで遠い世界から聞こえる異音のように思えた。 「……俺達のまいた種……そして、味方の爆撃機から撒かれようとしてる爆弾は、これからどれほどの犠牲者を生むんだろうか。」 「……分からないね。」 レイリーの言葉に対し、フトヴィは何気ない口調でそう返した。 「俺達が撒いた種や、爆撃機から撒かれる爆弾が、この国の人間たちにどのような感情を植え付けるのか……そして、どのような結果を招くか…… ここから先の言葉は、あんたに言わせるとしようかね。」 「……神のみぞか知る…って奴か。」 レイリーがそういうと、フトヴィは彼に振り返り、苦笑を浮かべた。 同日 午後8時 ヒーレリ領クルコリスパ 「進撃が止まってから、かれこれ1時間半になりますね……」 フィルス・バンダル軍曹は、登場するキリラルブスの指揮官であるウィーニ・エペライド少尉に向けて言う。 彼の声音には、やや疲れが滲んでいた。 「先頭の連中が地雷を踏んで以来、ずっとこの有様だからね。」 エペライド少尉は、苛立った口調でバンダル軍曹に返す。 「む……台長、小隊の各台より前進はまだかと言ってきています。」 「まだだから黙って置けと返しておいて。」 エペライド少尉はぶっきらぼうな口調で、通信手にそう言った。 「ああ。腹減ったなぁ。今の内に弾薬や食料の補給が来れば言う事なしなんですが。」 「輸送用キリラルブスが少ない上に、馬車が大半を占める軍の兵站力に期待しない方がいいね。」 「はぁ……しかし、台長。どうも苛立っていますね。」 「戦闘続きの上に休みが少ないんじゃ、誰でもそうなるから。」 バンダル軍曹の問いに、エペライド少尉は答える。 ウィーニらは第5親衛石甲師団第509石甲連隊、第1大隊第2中隊に所属している。 ウィーニとバンダルは、先のレスタン戦での功績を認められ、それぞれ少尉と軍曹に昇進し、今年の8月からは、長砲身キリラルブスを拡大、 改良した新型キリラルブスを与えられた上に第3小隊を指揮する事となった。 キリラルブス小隊の指揮官となったウィーニは、今回の戦闘では4台のキリラルブスを率いて戦い、28日から続く戦闘では小隊だけで、 シャーマン戦車3台、パーシング戦車2台、スチュアート軽戦車7台を破壊するとういう戦果を挙げていた。 ウィーニらの所属する第5親衛石甲師団は、今回の作戦では第34軍集団第1親衛石甲軍に属する第3親衛軍団を構成する部隊である。 シホールアンル軍は、28日から続くこの反撃作戦に第34軍集団を投入し、東進中の連合軍侵攻部隊を包囲する形で進撃を続けていた。 第34軍集団は第1親衛石甲軍、第20石甲軍、第29石甲軍、第76軍の4個軍で編成されている。 指揮官は歴戦の石甲部隊指揮官であるムラウク・ライバスツ大将に任ぜられ、自ら軍集団司令部を率いて前線部隊に同行している。 また、第1親衛石甲軍の指揮官は、これまで魔法騎士師団時代から指揮官を務めて来たルイクス・エルファルフ中将が任命されている。 第34軍集団は、シホールアンル帝国の中でも最良とも言える装備を有し、その攻撃力は米第42軍を粉砕した事からも見て明らかであった。 だが、米軍もただでやられている訳ではなく、侵攻部隊も少なからぬ損害を受けている。 ウィーニの属する第509石甲連隊は、昨日から続く米機甲師団との戦闘で第2大隊が全滅に近い損害を受けた。 第2大隊は、師団の先鋒部隊として敵機甲部隊と激戦を演じたものの、パーシング戦車を主力とする米軍の防御力は桁外れであり、 これまでよりも分厚く、攻撃力の高い新型キリラルブスでさえもが次々に爆砕されるか、行動不能に陥った。 第2大隊の苦境を見て、第1大隊が応援に駆け付けた結果、アメリカ軍を後退させる事に成功している。 その後、第2大隊が追撃を仕掛けたが、これまた応援に駆け付けた、別の米機甲部隊との間で戦闘となり、第2大隊は装備していたキリラルブスの 大半を失って壊滅している。 第5親衛石甲師団は、先鋒部隊の再編のために一旦部隊を停止させた後、午後3時30分に損害の少ない第1大隊を先鋒に据えて、進撃を再開した。 しかし、第1大隊は第1大隊で思わぬハプニングに見舞われていた。 午後6時20分、街道を走行していた第1中隊の先頭が立て看板を発見。 先頭キリラルブスの台長が降りて、看板を見た所、英語でシホールアンル軍を馬鹿にするような言葉と共に、地雷を埋めてあるとの記述も含まれていた。 この台長は米軍のはったりかと思ったが、本当に地雷が埋められている可能性もあるため、急遽地雷除去班を呼んで、地雷を探させる事にした。 程無くして、地雷除去班が到着し、魔導士が金属探知の魔法を発動しながら慎重に捜索した所、早速反応があった。 除去班が魔導士の教えた場所を恐る恐る掘り返した。 だが、地面の下から出て来たのは、地雷ではなく、米軍の食料の入っていた空き缶であった。 誰もが首を捻り、更に探知を続けつつ、除去を続けた所、道幅に横一列に埋められた7つの空き缶が出て来た。 そして、10メートルほど後にも金属反応があり、そこを掘ってみると、そこにも空き缶が埋められていた。 「敵の工兵隊は地雷が無いから、立て看板を作り、ゴミを埋めてここに地雷があるように見せかけたのかもしれない。」 第1大隊の指揮官はそう判断しながらも、貴重な時間を失った事に腹を立てていた。 時刻は午後7時を過ぎており、“空き缶捜索だけの為”に、第1大隊は実に40分も費やしていた。 地雷は無いと判断し、第1大隊は再び前進を始めた。 キリラルブスが力強く歩き始め、走りに弾みがつき始めるかと思われた時……唐突に爆発が起きた。 先頭のキリラルブスは対戦車地雷によって右の前足を吹き飛ばされた後、石の体を地面に叩き付けながら道の脇に滑って行き、道の側に立っていた木を 4本なぎ倒した所で止まった。 「本物の地雷が埋まってるぞ!!」 それからという物の、第1大隊は慎重に慎重を重ねながら、地雷除去に乗り出した。 だが、地雷が見つかったのは、先頭台が踏んだ付近と、そこから5メートル離れた場所のみで、あとは5メートルおきに空き缶が埋められているだけであった。 それが午後6時30分頃の状況で、部隊は再び前進し始めたが、500メートルほど進んだ直後に、先頭を譲られたキリラルブスがまたもや地雷を踏んでしまった。 擱座したキリラルブスが2台に増えた後、第1大隊は再び停止して地雷の捜索を行った。 あれから1時間半後、地雷除去班は第2の爆発地点から700メートルほど離れた場所まで捜索に当たったが、もはや空き缶すらも出て来ないようだ。 「あ、台長。中隊長より進撃再開の命令が下りました。」 「ああくそ、せめてメシぐらい食わせろと。」 通信手の口から発せられた言葉に、バンダル軍曹が苛立ちまぎれに言う。 「命令が下った以上は仕方ない。前の奴が進み始めたら動くよ。」 ウィーニは感情のこもらぬ口調でバンダルに返した。 2分後、前方のキリラルブスが前進を開始する。ウィーニはそれに習って、自ら指揮するキリラルブスにも前進を命じた。 だが、5分と経たぬ内に、前のキリラルブスが急停止した。 「停止!!」 ウィーニの声が発せられると同時に、操縦手がキリラルブスを停止させる。 石と鉄でできた重い体が一瞬前のめりになる。 直後、前方から爆発音が響いて来た。 「……またか。」 バンダルは、ウィーニの呆れとも、諦めともつかぬ声を聞いたが、それも当然だと心中で思った。 敵反撃部隊主力の戦力表 第1親衛石甲軍 第1親衛軍団 第1親衛石甲師団 第2親衛石甲師団 第17親衛石甲機動旅団 第213親衛石甲化機動砲兵旅団 第2親衛軍団 第3親衛石甲師団 第4親衛石甲師団 第6親衛石甲機動旅団 第12親衛石甲機動砲兵旅団 第3親衛軍団 第5親衛石甲師団 第6親衛石甲師団 第20石甲軍 第32軍団 第173石甲師団 第123石甲師団 第82石甲歩兵師団 第56軍団 第72石甲師団 第202石甲師団 第68石甲機動砲兵旅団 第29石甲軍 第49軍団 第120石甲師団 第204石甲師団 第108石甲機動砲兵旅団 第63軍団 第21石甲師団 第63石甲師団 第170石甲師団 第76軍 第83軍団 第515歩兵師団 第516歩兵師団 第517歩兵師団 第84軍団 第414歩兵師団 第418歩兵師団 第419歩兵師団
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about us -SIKON- Tank Unit とは、オンラインゲーム World of Tank アジアサーバーにて活動するクランチームである。 what s SIKON ? 「士魂」とは、武士の魂という意味であり、史実上の大日本帝国陸軍、それを継承する陸上自衛隊の戦車部隊の愛称である。 活動指針 ポジティブで戦略的なゲームを行うことを前提とし、戦術の考察、車両や乗員の開発を、クランメンバー連携にて行う。 メンバー 構成メンバーはこちらを参照 -SIKON- メンバーリスト クランメンバー専用 掲示板 入隊条件 一般常識を持ち合わせた、大人のクランであり、オンラインネットワークに於いても、マナーや常識、節度を持ち合わせることが要求される。 中隊戦で主力となるベース車両の所持、十分な乗員スキル。 (Tier10 戦車所持が望ましい) スカイプやボイスチャットを使用できるPC環境、及びヘッドセット。(個々の事情による 聞き専 は可) *初心者の場合、プラトーン等での育成支援アリ。 リクルート 入隊勧誘活動は個々が積極的に行い、責任を持つこと。 勝率やWNレート、戦績、スカイプ等での意思疎通に重点を置くこと。 クラン方針を提示し、理解が得られた場合のみ入隊して貰うこと。 中隊戦・クランウォーズ 中隊戦、クランウォーズには積極的に参加すること。 中隊戦ルームの作成、クランウォーズ作戦立案は、特別な場合を除き、中隊指揮官以上の役職で行うこと。 ルーム名等は クランのイメージを損なわないようにすること。 禁止事項 非常識なコミュニケーション、他人を不愉快にさせる言動及び行動。 ネガティブな姿勢でクラン内の統制混乱を招く行為、発言。 戦闘中の不必要な発言や、コマンダー以外の自己中心的な作戦指示の強要。 クラン活動中に知り得た、個人情報等の内容を他言する行為。 クランの方針に従わず、クラン運営の足並みを乱す場合は、クランマスター判断で除隊となります。
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第四分隊の危機 依頼主 :イルベルド(ウルダハ:ナル回廊 X8-Y9) 受注条件:レベル50~ 概要 :不滅隊:作戦本部のイルベルドは、冒険者に依頼があるようだ。 イルベルド 「ふむ、何事もなく報告ができたな。 安心したぞ。 しかし、不滅隊に帝国の密偵が紛れているとなれば、 僅かな油断が命取りになる可能性もある。 お互い、警戒だけは怠らないようにな。 ・・・・・・さて、ウルダハでの要件は済んだ。 レヴナンツトールの「石の家」に戻り、 「アルフィノ」総帥に報告しようじゃないか。」 石の家のアルフィノと話す イルベルド 「アルフィノ総帥・・・・・・ 只今、ウルダハより帰還しました。」 アルフィノ 「ご苦労、いいところに帰ってきてくれた。」 イルベルド 「・・・・・・何かあったので?」 アルフィノ 「つい先ほど、こちらに連絡が入った。 逮捕された密偵から得た「帝国軍との密会場所」について、 裏付け調査に向かった部隊が、帝国軍の急襲を受けたようだ。」 イルベルド 「チッ・・・・・・第四分隊の連中ですな。」 アルフィノ 「どうやら、捕虜を取られたらしい・・・・・・。 設立間もない「クリスタルブレイブ」の隊員が、 帝国軍に捕縛されたとなれば、その影響は計り知れない。 至急、部隊を編成して救助に・・・・・・」 イルベルド 「いや、それでは間に合いませんな。 ・・・・・・英雄殿、ひとつ力を貸してもらえないか? 半端な戦力を送り込み、事態を悪化させたくはない。 確実な力を持つ者に、救助を任せたいのだ。 ・・・・・・事は、急を要するのでな。」 アルフィノ 「私からも頼む。 モードゥナの「タングル湿林」で待機している、 第四分隊の「アリアヌ」と合流し、捕虜救出にあたってくれ。」 アルフィノ 「モードゥナの「タングル湿林」で待機している、 第四分隊の「アリアヌ」と合流し、捕虜救出にあたってくれ。 ・・・・・・頼んだぞ。」 イルベルド 「ラウバーンとの会談の件は、俺から報告しておこう。 今は第四分隊の救助が優先・・・・・・。 すまないが、英雄殿の力を貸してほしい。」 タングル湿林のアリアヌと話す 第四分隊の隊員 「必ず助けてやるからな・・・・・・。」 アリアヌ 「・・・・・・イルベルド隊長からの援軍ですって? あなたが来てくれるなんて、心強いわ! わたしたちを奇襲した帝国軍部隊は、 負傷した仲間を捕らえ、拠点に連れ去ってしまったの。 このままじゃ、厳しい「尋問」を受けることになるはずよ。 仲間意識の強い彼女のこと・・・・・・ 情報が漏れることを嫌って、自害しかねないわ! まだ、隊が結成されて日も浅いけれど、 「エオルゼアのために」って使命に燃えるいい人なの・・・・・・。 だから、何としても助け出したい・・・・・・お願い、力を貸して! わたしは残存部隊を率いて、仲間を探し出すわ。 あなたも「カストルム・セントリ」に潜入して、 囚われた隊員「レシュ・ポラリ」を探してちょうだい!」 カストルム・セントリのレシュ・ポラリを救助する (VIコホルス・エクエス 「侵入者か!?」) レシュ・ポラリ 「うぅ・・・・・・救援・・・・・・なのか?」 アリアヌ 「レシュ・ポラリ! よかった、無事だったのね! ありがとう、よく仲間を見つけ出してくれたわ! でも、まだ危機を脱したわけじゃないわね・・・・・・。 わたしたちが、負傷した仲間をかついで脱出するまで、 このまま、時間稼ぎの陽動をお願いできるかしら。 「カストルム・セントリ」内の3ヶ所ほどで派手に暴れて、 帝国兵の目を引きつけてちょうだい。 その後、外で合流しましょう!」 アリアヌ 「「カストルム・セントリ」内の3ヶ所ほどで派手に暴れて、 帝国兵の目を引きつけてちょうだい。 その後、外で合流しましょう!」 レシュ・ポラリ 「うぅ・・・・・・救援が・・・・・・来てくれた・・・・・・。」 第四分隊の隊員 「後は脱出するだけだ!」 カストルム・セントリの3ヶ所で、現れた帝国兵を討伐 (VIコホルス・セクトール 「敵発見、排除せよ!」) (VIコホルス・ホプロマクス 「おい貴様、何者だ!?」) (VIコホルス・ラクエリウス 「本部に通信、侵入者だ!」 VIコホルス・ホプロマクス 「総員、攻撃開始!」) タングル湿林のアリアヌと話す アリアヌ 「待っていたわよ! 負傷した仲間を、無事に帰還させることができたわ。 あなたには、どれほど感謝しても足りないくらい・・・・・・。 さぁ、わたしたちも帰還しましょう。 「石の家」に戻って、「アルフィノ」総帥に報告しないとね!」 石の家のアルフィノと話す アルフィノ 「Nikuq、戻ったか! 君の腕は信じていたが、帝国軍の拠点への潜入となると、 待っている側も、いささか緊張するな。 よくぞ、隊員を助け出してくれた。 ありがとう。 救出された隊員は、運び込まれた時こそ気を失っていたが、 ホウザン氏ら、ドマの民も治療を手伝ってくれてね。 今では、意識を取り戻している。」 イルベルド 「英雄殿、俺からも礼を言わせてくれ。 部下の命を救ってくれたこと、感謝する。」 アルフィノ 「今回は被害を最小限に抑えられたが、 やはり帝国軍がらみとなると、一筋縄ではいかないな・・・・・・。」 イルベルド 「より気を引き締めてかかるよう、 部下には徹底させましょう。 しかし、我々とて、やられっぱなしではいませんよ。 特定までには時間がかかるでしょうが、 必ずや、密偵の首謀者「写本師」の正体を曝いてみせます。」 アルフィノ 「あぁ、その件は任せたよ、イルベルド隊長。 アリアヌたち、第四分隊のフォローも頼む。 ・・・・・・さて、Nikuq。 救出作戦を終えたばかりですまないが、 もうしばらく、私に付き合ってもらいたい。 クルザスの地まで、同行してほしいのだ。 宗教都市「イシュガルド」の特使と会談予定なのだが、 先方に、君の同席を求められていてね。 こればかりは、代役を立てるわけにもいくまい。 準備ができたら、声をかけてくれ。」