約 187,750 件
https://w.atwiki.jp/zippo-mac/pages/46.html
145 名前:ジッポ ◆QK6Z8Ajjpc :2007/03/18(日) 02 36 04.82 ID GW/aEbA0細身の手がわずかに上がったと思ったらパンッ!と乾いた音を響かせて、えんぴつの頬に直撃してました…ほ、ほほほ、細身さーん…? 147 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2007/03/18(日) 02 38 04.91 ID uEkjZU2o なんだこの展開は… 148 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2007/03/18(日) 02 42 38.09 ID qoRqjKk0 殴った理由仮説 1.えんぴつが細身の男を取った 2.細身がジッポを狙ってた 3.実はMacがジッポを狙っていた 4.細身かMacがえんぴつを狙っていた 150 名前:ジッポ ◆QK6Z8Ajjpc :2007/03/18(日) 02 48 18.79 ID GW/aEbA0 もうパニック。 打たれたの俺じゃないけどパニック え、何これ?ドッキリ? 「ちょ…っえ?細身?」 「……」 「……」 2人共無言 『あははビックリした?』 『ジッポさん騙されましたねー?』 こんな展開が来るのをマジで願いましたとも でもえんぴつ俯いたまま 細身は押し黙ったまま睨んでるし 周りに人が居なくてよかったと思うべきか 助けを求める人が居なかったのを嘆くべきか 「な、何やってんだ。どうしたんだよ…」 「…ゴメンね」 走ってくえんぴつ ああ、なんかドラマでこんなシーン見た事あるぞ 色男が女の子2人に関係持って、二股がバレた感じのシーンだ だけど俺、エロ男の間違いだし もう頭の中真っ白 選択肢で『えんぴつを追う』『細身に訳を聞く』『立ち去る』 とかあったら俺でも大丈夫だったはずなんだけど 意味がわからなくて立ち尽くす俺 151 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2007/03/18(日) 02 49 26.53 ID ZS5Zga2o 5.実はえんぴつは彼氏もち 152 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2007/03/18(日) 02 50 01.90 ID uEkjZU2o 6.続きwwktk 153 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2007/03/18(日) 02 51 26.58 ID d0bdAg20 7.細身「むしゃくしゃしてやった、反省はしていない。」 154 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2007/03/18(日) 02 52 38.52 ID ZS5Zga2o 8.細身の彼氏はえんぴつ 155 名前:ジッポ ◆QK6Z8Ajjpc :2007/03/18(日) 02 59 12.76 ID GW/aEbA0 「ま、マジでどうしたんだ細身」 結局時間切れで選択肢は消えた きっとフラグも消えた事だろう wwっうぇえwwwwww俺ってwwwwっうぇwwww やれば出来る子と言われ続けた学生時代 素直に『やらないと出来ない』と言ってくれ 「…やっちゃった」 「いやいやいや、俺はさっぱりだ!」 まだ混乱してて出てくる言葉もおかしかった エロゲで修羅場が出てきて、主人公のへたれっぷりに嘆いていた俺はなんだったんだ 「事態が飲み込めん、ちょっと説明してくれ」 向かったのは数日前にMacと話した公園 座る位置も同じ、変な感覚 「……」 「……」 状況まで同じときてる 俺もちょっとずつ落ち着いてきて 細身が話し出すまで待つ事にする 普段の姿からは想像出来ない程、大人しい細身 なんでこんな事になってるのか、溜息交じりに嘆いた 神様、ドラマティックはもう要らないから普通に恋愛させてくれ 156 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2007/03/18(日) 03 04 35.19 ID Ntk48/U0 このクソ眠い時間に……気になって寝れねえじゃねえか。 159 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2007/03/18(日) 03 10 32.80 ID eD6y.2Uo あのさー俺明日朝から用事あるんだよねだから・・・ だけど・・・寝ないでまってるんだからね!(/////) 160 名前:ジッポ ◆QK6Z8Ajjpc :2007/03/18(日) 03 13 47.57 ID GW/aEbA0 「…ゴメン、ジッポ」 「ん…?」 「お見舞いのお返し…だったんでしょ?」 「ああ…まあ」 正直口実と言うか、遊びたかっただけなんだけどね それでも何でこんな渦中に放り込まれてるんだ俺は 「それはいいけどさ、どうしたんだよ、いきなり…」 「うん…ちょっと歯止めが利かなかった」 「なんでまた…」 「…あはは…」 いや、一応俺もこれは可能性の一つとして考えてた事だった あくまでも推測だったから気にしないようにはしてたけど 細身は俯いて笑ってみせた、涙声で 我慢してたのか、一気に泣き声を上げ始めた細身 落ち着くまで、また沈黙 「…取られたのか」 「…ひっく…はっきり…言い過ぎ…っ」 「悪い、まあ…俺も可能性の一つで考えてはいたから」 「そこまでショックじゃないけど…昨日の…話だから」 そう言う意味での歯止めが利かない。だったわけか まとめると 細身が男と上手く行ってなかった 男の相談相手がえんぴつ 別れて、昨日メールでえんぴつとくっ付いたとか。 覚悟は出来てたけど、いざ目の前に見たら逆上した こんな感じ 162 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2007/03/18(日) 03 17 37.46 ID eD6y.2Uo これは細身フラグ・・・なのか? 163 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2007/03/18(日) 03 18 37.98 ID G9vgo6c0 162 確定しますたwwww まあ細身派なおれとしては喜ばしいことだwwwwww 166 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2007/03/18(日) 03 19 24.77 ID bDR1y2DO えんぴつは細身を心配してジッポに相談してたのにな。 167 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2007/03/18(日) 03 19 46.65 ID eD6y.2Uo Macルートはなしですかそーですか 168 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2007/03/18(日) 03 20 18.25 ID XiGfrLso 細身ルートを信じててよかった・・・ ジッポよ、もう腹は決まったよな? 169 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2007/03/18(日) 03 22 44.70 ID d0bdAg20 このエロゲ難しくないか? 170 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2007/03/18(日) 03 22 53.24 ID bDR1y2DO 今はだれ√とか言えなくなってね? ただ細身の元カレは普通じゃないな。 別れてすぐに誰かと付き合うなんて… しかも、元カノの親友だし 172 名前:ジッポ ◆QK6Z8Ajjpc :2007/03/18(日) 03 25 59.05 ID GW/aEbA0 正直、俺は勝手にむかついてた 会った事もない想像するしかない、その男に対して 何かしら理由があっての事だとは思うけどさ 男なら萌えた女には一直線で行けよ エロゲの帝王(自称)からすれば考えられんぜ えんぴつルートが消えた事にショックもあるし 細身がフリーになっても、この憤りの無い感覚はどうにもなんねーよ 「…どうすんだ、えんぴつ」 「ぐすっ…突発的に出ちゃっただけだから、謝ろうと思う…」 「…叩いた事は確かにな…」 「うん…」 どちらに非があるわけでもない 本来なら男に問題があるわけで。 立鳥後を濁さずと言うだろうに、と。20年童貞が言ってみる 「…お前損な役回りだよな」 「…お姉さんだからね」 「まあ…溜め込みすぎるタイプだからな、グチくらいなら聞く」 「ありがと…」 「吐き出せ、このThe・いい人に」 「お言葉に甘えるよww」 容赦なくグチを聞かされたのだが。 たまにはこう言う事も大事でしょうに、お姉さん 175 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2007/03/18(日) 03 28 26.35 ID eD6y.2Uo ジッポっていい人だったんすね エロエロ星人だと思っていた時期が僕にもありました 176 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2007/03/18(日) 03 28 26.85 ID YVPD/5go まぁ振られた記念とし称して大酒にでも付き合ってやれ 177 名前:ジッポ ◆QK6Z8Ajjpc :2007/03/18(日) 03 34 48.35 ID GW/aEbA0 19:00 一人で帰ると言う細身を駅まで見送って 俺は再び公園に戻ってきてた カッコつけてないでドコかの茶店でも入ればよかったんだろうけど ちょっとだけエロゲ主人公気分を味わいたくてwwwwww 寒いよチクショー 色々考えてみた 細身の今日の行動はあくまで、突発的な物だった えんぴつは何だかんだ言いながら、俺に相談まで持ちかけてきたんだ お互い思い合ってるなら、きっと大丈夫だと思う 第三者が入り込んでどうこう出来る話でも無いだろうし 細身の性格上、きっと自分から折れるだろう 俺はそれの捌け口でいいや 19:30 もう3月も半ばだと言うのに異常な程寒い せめてコーヒーくらい買えばよかったんだろうけど どうせ買って来るだろうしな 冷たいのを 「……」 「…よ。」 178 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2007/03/18(日) 03 36 19.79 ID eD6y.2Uo Macくるか・・・細身くるか・・・えんぴくるか・・・ 180 名前:ジッポ ◆QK6Z8Ajjpc :2007/03/18(日) 03 43 47.01 ID GW/aEbA0 「今日えんぴつと遊んだよ」 「うん」 「それで、途中細身に会った」 「…うん」 「まあ、細身が引っ叩いちゃったけど」 「うん…」 「多分大丈夫だよな」 「…大丈夫」 もういい加減慣れてきた気がする 一応言葉のイントネーションに若干の違いがある さすがに本意はわからんけど 「Mac」 「…うん」 「あの時のゴメンって。えんぴつの事知ってたからか?」 「なんとなく」 「親友だもんな」 「うん」 Macが紙袋から取り出したのはシェイク …俺に凍えろといいたいのか 「…サンキュ」 「ジッポ」 「ん?」 うん、ギンギンに冷えてる メチャクチャ冷たい これは確実に凍るぜヒャッハー! 181 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2007/03/18(日) 03 44 52.85 ID eD6y.2Uo MacってドSなんじゃね? 184 名前:ジッポ ◆QK6Z8Ajjpc :2007/03/18(日) 03 51 14.20 ID GW/aEbA0 「ショック?」 「…いや、そんなには」 「本当?」 「一応忠告貰ってたしな 俺からすれば友達同士のいざこざを見た方がショックかねー…」 「きっと大丈夫」 「ん?」 「ジッポいい人」 「そりゃどうも」 「彼女も出来る」 「今はあんまり考えたくないなww」 「ゴメン」 なんで俺はこんな寒い中 寒い公園の中で、女の子とシェイクすすってるんだ 紙袋からまた出てきたなんかの包み いや、わかってるけどね。これはハンバーガーだ 「レタス」 「スメル」 「るーびっくきゅーぶ」 なんかこんな会話を誰かとしたような気がwwwwww 「まあ、俺は大丈夫だから」 「うん」 「後はあの2人の事、頼むわ」 「お任せ」 「頼りにならない『お任せ』だなww」 「大丈夫」 189 名前:ジッポ ◆QK6Z8Ajjpc :2007/03/18(日) 03 58 22.18 ID GW/aEbA0 (※俺の解釈) 「今日はシチュー(シチュー作ったけど、今日も食べてく?)」 「そか、美味そうだけど今日は疲れたな」 「うん(そっか、無理しないでね)」 「悪いな、わざわざ来て貰って」 「大丈夫(私も2人の事は心配だったから…)」 「それじゃ、駅まで送るわ」 「…うん(ありがと…ごめんね)」 「行くべ行くべ」 明日が休みじゃないととてもじゃないけど やってられない所だったwwww 俺は普通に恋愛したかったはずなんだけど エロゲのやりすぎで、現実にまでドラマティックを持ってきてしまったか さすが俺。 190 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2007/03/18(日) 04 02 21.83 ID bDR1y2DO 細身には元気になって欲しいな。 ところで、細身の元カレはどこのやつなんだ? 大学の知り合い?高校時代の仲間か? 191 名前:ジッポ ◆QK6Z8Ajjpc :2007/03/18(日) 04 03 03.89 ID GW/aEbA0 こうやって見てると そろそろ2週間目に突入しようとしているのか… 誰か過去のdatを!wwwwww どんな会話したのか覚えて無い!!wwwwww 192 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2007/03/18(日) 04 03 15.84 ID G9vgo6c0 189 エロゲマスター今誰ルート? 193 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2007/03/18(日) 04 03 35.20 ID 7wGwXC2o 今日はシチュー 今日はシチュー 今日はシチュー 今日はシチュー 今日はチューシ 今日はチューシ 今日はチューシよう ああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ 195 名前:ジッポ ◆QK6Z8Ajjpc :2007/03/18(日) 04 05 36.56 ID GW/aEbA0 192 この複雑なまでに張り巡らされた伏線の数々…!! どうやら俺エロゲと勘違いしてひぐ○しやってたみたい 攻略所か、どのBADENDへ突き進むかを選ぶしか無いぜウェーハハハ!! 193 お前は何を言ってるんだ 196 名前:ジッポ ◆QK6Z8Ajjpc :2007/03/18(日) 04 07 55.80 ID GW/aEbA0 メチャクチャ眠いぜウェーハハハ! 長々と報告スマネ ひとまずここで終了だ おまいら、安らかな眠りを。 197 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2007/03/18(日) 04 08 52.60 ID eD6y.2Uo 乙 おやすみノシ 198 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2007/03/18(日) 04 09 38.25 ID hk5UuC20 バイト九時からだった・・・ もう寝なきゃ おやすみー ジッポもお疲れ様! 【第27話←←←】 / 【→→→第29話】
https://w.atwiki.jp/suimen/pages/27.html
お店、場所 起きた事件 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/hellosweetkouryaku/pages/38.html
秋香る午後の公園シリーズでパーティ参加or開催で入手できるぬいぐるみの一覧です。 XL 該当なし L イチョウの葉を集めるハローキティぬいぐるみL 入手方法:パーティ参加or開催 M 読書大好きマロンクリームぬいぐるみM 入手方法:パーティ参加or開催 S イチョウの葉を抱くシナモロールぬいぐるみS 入手方法:パーティ参加or開催 参考
https://w.atwiki.jp/tamaki_king/pages/330.html
平成22年6月1日(火曜・曇り) もう6月だね・・・時がたつのって本当に早いや 今日は曇りだからいいけど6月だから梅雨の時期 梅雨の時期になれば雨の日が続くから部屋の中の湿度が高くなっちゃうや でもよく喋ったり叫んだりするレン君とリー君には湿気が高いことは のどに優しいからのどを壊すことが無くていいんだけど・・・ でも洗濯物が乾かないからな・・・ さっきも雲雀さんが学校に着ていこうと思っていたカッターシャツを触ってみたら 案の定乾いてなかったよ だから仕方なく雲雀さんは他のを着ていたよ この時期はしっかりお風呂に入らなきゃね 熱いから汗をかくしね 二人なんかいつでも汗かいてるけどww 戻る -
https://w.atwiki.jp/presenile/pages/139.html
まだ寒い港の公園の夜を彷徨うあなたを なぜか見つけてしまいました どうして忘れてくれないのでしょうか 過ぎ去った時を抱きしめるためとはいえ あまりにそれは執着が過ぎると僕は思います たとえば 港 客船 遠くの観覧車 霧笛 ようするに 影踏みの夜 投射される位置 赤い靴の女 だから 忘れ去るべきでしたね ふたりのあの暮らしを どうにか かろうじて かすかに 赤い糸で? 有り得ないですね それ なぜなら ボクもアナタも これほどまでに老いたのですから 顔を合わせる時刻はとっくに過ぎたじゃないですか めぐりめぐって 昔のわたしが 今のわたしであるように 昔のあなたが 今のあなたであるように すべてが変わってしまったのです 公園を這う反射光を踏み続けるのは もうよしませんか あなたを今でも大切に思ってはいても 決して口になどしませんから もうよしにしませんか あの日の光は今日の光ではないのです
https://w.atwiki.jp/ankoss/pages/1964.html
「そろーり! そろーり!! こっそりこうえんにしのびこむよ!! ゆっくりふんっすいさんのおみずをのむよ!」 真夏の昼下がり、誰も居ない公園に一匹のゆっくりれいむの声が響く。 このれいむは、近所の路地裏に住んでいる野良ゆっくりである。 普段は、人間に出会う確率の高いこの公園には近付かないようにしていたが、ここ数日の暑さの為に水たまりが枯れ果ててしまった為、危険を冒してここまでやって来たと言うわけだ。 「ゆふぅ、あとすこしでおみずさんがごーくごーくできるよ!」 幸い、人間に見つからず公園中央の噴水までやって来たれいむだったが、そこに見慣れぬ姿を見て立ち止まる。 「プクー! レイムハツヨンダヨ!!」 れいむと噴水の間に立ち塞がって居たのは、まるで風船のようにまん丸く膨らんだゆっくりれいむであった。 「ゆゆ! おみずさんをひとりじめするつもりだね! れいむをゆっくりさせないなんてとんだげすだよ! ゆっくりせいっさいするよ!!」 相手を「水場を独占する悪いれいむ」と判断したれいむは、ぽむっぽむっと跳ねて近付き、膨らんだれいむを必殺の体当たりで跳ね飛ばした。 跳ね飛ばされたれいむはれいむの勢いに押されて、ぽちゃんと噴水の足元の人工池に突っ込んでしまう。 「ゆっふっふ! いいざまだよ! げすなれいむはゆっくりしないでとけてしね!!」 しかし、水の上に落ちた筈のれいむは一向に溺れる様子もなく、「プクー! レイムハツヨインダヨ!」などと威嚇しながら水面を漂っている。 「ゆゆ!? どういうことなの?」 体当たりをした方のれいむはすっかり混乱した。 ゆっくりは水に弱く、大量の水に触れれば溶けてしまう。 人工池の水はそれなりに深く、もしゆっくりが落ちれば溺れるのは必至だろう。 なのに、あの膨らんだれいむはゆうゆうと浮いている……一体何故? そしてれいむは喉の渇きも忘れてしばし悩み、あの水上れいむと自分の違いを検証する。 「ゆぐぐぐぐぐ……ゆっ! そうだよ! 『ぷくー!』だよ!!」 お水さんはゆっくりできない。 だからゆっくり達は雨さんが降ってくれば物陰に隠れ、「あめさんゆっくりやんでね!」とお願いして雨さんに止んで貰う。 だが、雨さんに対して威嚇を試したゆっくりは未だ聞いた事が無い。 そうか、れいむはお水さんに対して下手に出過ぎていたのだ! ゆっくりできないわるい雨さんに対してすべきは、お願いではなく怒りの「ぷくー!」だったのだ! そう考えてみれば、あの膨らんだれいむがひたすらに威嚇していたのも理解出来る。 あのれいむは、水さんを飲みに来たれいむではなく、噴水のお水さんに対して威嚇していたのだ。 「ゆゆ! れいむ、おこったりしてごめんね! れいむもそっちにいくよ! いっしょにごーくごーくしようね!!」 相変わらず水面を行ったり来たりしている膨らんだれいむにそう呼び掛けると、れいむは「ゆうううううううう」と空気を吸い込み、思いっきり「ぷくー!」と膨らむ。 そして、ポイーンポイーンと大きく跳躍すると、噴水の中央に飛び込んだ。 上がる水飛沫の中、満面の笑みのれいむが……浮かび上がる筈もないですね、はい。 「どぼぢででいぶだげじずんじゃうのぼぼぼぼぼ!?」 もみあげを必死に振り回して足掻くれいむだが、皮は水を含んでどんどん重くなって行く。 そして、ほぼ前後して作業服姿のお兄さんが現れた。 「やあ! 僕は公園管理お兄さんだよ! ゆっくりしていってね!」 呑気に噴水を覗きこむお兄さんに、必死で助けを求めるれいむ。 「ゆぶがば! おにいざん、ゆっぐりじでないででいぶをだずげでね!」 「はいはい、ゆっくりゆっくり」 ところが溺れるれいむの言葉に応じてお兄さんが拾い上げたのは、膨らんだ方のれいむであった。 「どぼぢでぞっぢをだずげるのおおお!? ぞっぢはだいじょうぶでじょおおお! でいぶぼ、がわいいでいぶをだずげでねえええ!!」 「どうしてって…こっちは公園の備品の『ぷくうぅ! れいむちゃん(成体バージョン)』だからねぇ」 そう言ってお兄さんは膨らんだれいむのあにゃる辺りの栓を抜く。 するとれいむは一気に萎れ、お兄さんの手の内に収まってしまう。 「これは公園の入り口に設置して、野良ゆっくりが近付いてきたら威嚇して追い返すボイスレコーダー付きの風船なんだけど、風で飛ばされてここまで飛んで来ちゃったみたいだね。今度は紐でも付けておこうかなぁ……」 「ごぢゃごぢゃうるざいよ! ざっざとでいぶをだずげろじじいいいぃぃ!」 水の中のれいむは、最早形振り構わず助けを求めている。 激しく動かしたもみあげは早くも根元から崩れ出し、あんよはぐずぐずとなってしまった。 「うるさいって……どうしてって聞いたのはれいむだよ。まぁいいや、そろそろ我が公園自慢の噴水さんが始まるから、れいむもゆっくりそこで見ててよ」 「ゆぶっ、でいぶのぎでいながみのげが、がわいいあんよがあぁぁぁ!? ゆっ、おにいざん、じじいなんでいっでごべんなざい! がわぞうなでいぶをだずげでぐだざい! おでがいじばず! ゆっぐり! ゆっぐり!」 噴水のれいむは失われたもみあげの代わりに体をくねらせ、必死で浮きあがろうとするが、遂に噴水の水が降り注ぎ始め、「もっど…ゆっぐりじだがっだ」と言う最後の言葉を残して着底した。 そして数日後。 れいむの溺れる様をゆっくり見物していた管理人のお兄さんは、れいむの餡子で詰まってしまった噴水のフィルターの清掃に追われる羽目になってしまったのだが、それはまた別のお話。 「暑い、疲れた、しんどい~……ゆっくりした結果がこれだよ!」
https://w.atwiki.jp/haruhi_vip2/pages/1968.html
冬のある日の公園で 駅前公園。 私はベンチに座って、本を読んでいた。 冬の寒空のもとで、そんなことをしている存在は、私だけ。周囲には誰もいない。 いつもなら、観測対象の現住所の近くにある図書館で司書として働いているか、あるいは、観測対象といっしょにお茶でも飲みながら取り留めのない話を聞き流している時間であった。 しかし、今日だけは、特別な日だから。 任務上の問題は特にない。 観測対象を常に直接観測する必要性はないし、間接観測する手段はいくらでもある。 観測対象に不測の危険が襲った場合には、空間移動で現場に駆けつければよい。申請などしなくてもそれぐらいは自由にできるだけの権限は与えられている。 この日をこうして一人だけで静かに過ごす習慣になったのは、いつごろからだったろうか? 記憶をたどれば、正確な年月を特定することは容易だが、そうしようとも思わない。意味がないから。 今、私が読んでいるのは、恋愛小説というカテゴリーに属するもの。 毎年、この日に読むものは、このカテゴリーに属するものと決めている。 理由は特にない。強いて理由をあげろといわれれば、そういう気分だからとでもいうべきなのだろうか。 私は、4時間14分23秒の間、ゆっくりと本を読んでいたのだが、近づいてくる生命体の存在を感知して顔を上げた。 その生命体を視覚でとらえ、分析を完了する。 「彼」だった。 いわゆるサラリーマンである「彼」は、通常であれば、勤め先で勤務中の時間のはず。今日は休暇だろうか。 いや、その前に疑問に思うべきことがある。 なぜここに? 「彼」は私に近づいて来ると、極めて自然に話しかけてきた。あのころと同じように。 (キョン)「よう、長門。久しぶりだな」 私は、黙ってうなずいた。 (キョン)「なんかこう、懐かしい場所だな。ここにはよく来るのか?」 (長門有希)「特段の事情がない限りは、毎年この日にはここで過ごすことにしている。本当なら、北高周辺にしたいが、座る場所がない」 (キョン)「この日に北高周辺か……。いや、まあ、なんとなく意味は分かるが……」 「彼」に理解してもらえるのは素直に嬉しい。 しばらく、沈黙が続いた。 「彼」の感情を分析する。分析結果は、「言いたいことがあるのだが言い出せない」というもの。 ならば、こちらから促すべきだろうかと思ったところで、「彼」は口を開いた。 (キョン)「よりによってこの日にこの場所で長門にこんなことをいうのも気が引けるんだが……俺とハルヒは結婚することになった」 (長門有希)「知っている。四日前に涼宮ハルヒから聞いた」 (キョン)「なんだ。ハルヒが先に話してたか……」 再び、沈黙……。 「彼」は、質問したいけど言い出せない。そんな様子。 それを分析できてしまう自分の能力が少し疎ましく思えてしまう。 そう。「彼」が私に質問したいことは、四日前に涼宮ハルヒが私に質問したことと同じ。夫婦は似てくるものだという人類の一般的格言は、精度が高い経験則なのかもしれない。 だから、私は「彼」が質問するであろうことに先回りして答えた。 (長門有希)「私のあなたに対する好意は消えてはいない」 (キョン)「……そうか。でもなぁ、長門。おまえは結構モテるんだぞ。いつまでも俺なんかに……」 私は、「彼」の言葉をさえぎった。それ以上「彼」に言わせるのはつらいから。 (長門有希)「その可能性は考慮してみたことはある。そして、あなた以外に可能性があるとすれば、唯一、古泉一樹であるとの結論に達した。しかし、私は古泉一樹に好意をもつことはなかったし、古泉一樹もまた同様」 (キョン)「そういえば、古泉の奴も独身だったな。あいつも、もしかして、まだハルヒのことが……」 (長門有希)「それはない。古泉一樹の涼宮ハルヒに対する感情については既に整理がつけられている。古泉一樹が現在好意をよせている相手は、同じ組織に属する身近な女性」 (キョン)「森さんか。なるほど。まあ、順当なところだよな」 (長門有希)「ただし、現在は、古泉一樹の一方的な感情でしかない。森園生は『機関』に属する時点で恋愛については諦める覚悟を決めている。それを変化させるには、長い時間が必要」 (キョン)「あいつなら、何とかするだろうさ。それよりもおまえのことだ」 話が振り出しに戻る。 あのときとは違って、今は感情という情報構造をコントロールできる自信はある。あのときのような暴走は二度としない。 だからこそ、この感情を捨てることは出来なかった。 (長門有希)「私の気持ちは変わらない。あなたがたに迷惑はかけないと約束する。あのときの暴走を二度と再現することはしない。だから……」 (キョン)「分かった。長門は頑固だからな。おまえがそこまでいうのなら、俺はもう何もいわん。すまなかったな」 なぜ、「彼」は謝るのだろう? 謝らなくてはならないのは、むしろ、私の方なのに。 「彼」も涼宮ハルヒも、私がこの想いを抱き続けることを許してくれる。 二人とも、あまりにも優しすぎる。 (長門有希)「ありがとう」 私から漏れた言葉は、謝罪ではなく感謝の言葉。 私は幸福なのだろう。 古泉一樹のようにその感情に整理をつけて、森園生のように恋愛を諦める覚悟を固めてしまった、朝比奈みくるよりは……。 禁則で縛り付けられた彼女は、その想いを口に出すことすら許されなかった。 彼女は、「彼」に何一つ告げることはなく、この時代を去った。今でもときどき遭遇することはあるが、練達の時間工作員として振る舞う彼女は、どこか寂しげだ。 それに比べれば、私ははるかにマシなのだと思う。 (キョン)「まあ、それはともかくとして、今日一日ぐらいは付き合ってやるよ」 「彼」は、そういうと私の隣に座ろうとした。 (長門有希)「駄目」 私は、それをさえぎる。 私は、今は感情という情報構造をコントロールできる自信があるのだから。 「彼」の優しさに甘えるのもほどほどにしなければならない。 (長門有希)「あなたのその行為は、一般的にいうところの浮気というもの」 (キョン)「ハルヒだって理解はしてくれるさ」 (長門有希)「駄目。あなたはすぐに帰るべき。あなたは、涼宮ハルヒに対して嘘の口実を告げて、ここに来た。違う?」 (キョン)「その通りだ」 (長門有希)「ならば、すぐに帰って謝罪すべき」 私は、じっと「彼」を見つめる。 「彼」を説得するには、これが最も効果的であることを私は知っている。 (キョン)「……分かったよ。じゃあな」 「彼」は、私から離れるように歩き始めた。 (長門有希)「待って」 「彼」が振り向く。 まだ言っていない、言うべき言葉を口に出す。 (長門有希)「おめでとう」 彼は照れたような笑顔になった。 (キョン)「ありがとうな。結婚式、楽しみにしててくれよ。ハルヒの奴も妙に張り切ってやがるし」 私は黙ってうなずいた。 それは、ある年の12月18日のことだった。
https://w.atwiki.jp/tkkoen/pages/2.html
メニュー トップページ 都心南 都心北 千葉 武蔵野 多摩 埼玉 神奈川 リンク @wiki @wikiご利用ガイド ここを編集
https://w.atwiki.jp/homuhomu_tabetai/pages/1761.html
作者:E1nHrZYno 222 名前:春の公園[sage] 投稿日:2012/02/21(火) 00 36 16.19 ID E1nHrZYno さやか「ほら、前に言ったとおりでしょ。この桜が一番きれいになるってさ」 まどか「あっ、本当だね。でも、どうして知ってたの?」 さやか「うふふっ、秘密があるのよ」 まどか「えっ、秘密?」 さやか「……うん。実はね、この桜の木の下には、死体が埋まってるのよ……」 まどか「えっと、梶井基次郎かな(桜の木の下には死体が……)?」 さやか「えっ、ガジロー? 誰それ?」 まどか「……小説家さんだけど?」 さやか「なんで小説の話が出てくるの?」 まどか「……違うの?」 さやか「何が?」 まどか「……さやかちゃん?」 この桜の木の下には約5000匹ほどの、ほむほむの死体が埋まっていたそうです。 終 ジャンル:さやか まどか 感想 すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/tankengogo/pages/2.html
メニュー 公園へ行ってみた♪ この公園へ行ってみたい♪ おすすめ リンク @wiki @wikiご利用ガイド 公園一覧 他のサービス 無料ホームページ作成 無料ブログ作成 2ch型掲示板レンタル 無料掲示板レンタル お絵かきレンタル 無料ソーシャルプロフ ここを編集