約 1,158,393 件
https://w.atwiki.jp/shinjitsuwiki/pages/42.html
消去します。 これらページは工作員による編集であり、 我々の意志ではありません。 ここにページの永久閉鎖を宣言します。
https://w.atwiki.jp/wakan-momomikan/pages/7037.html
袁双婦│漢│獣部│ http //wakanmomomikan.yu-nagi.com/momomi3/maki-6905.htm 袁双
https://w.atwiki.jp/wakan-momomikan/pages/4416.html
条草│漢│草部│ http //wakanmomomikan.yu-nagi.com/momomi3/maki-4260.htm
https://w.atwiki.jp/wakan-momomikan/pages/5445.html
惣身毛│和│天部│ http //wakanmomomikan.yu-nagi.com/momomi3/maki-5305.htm
https://w.atwiki.jp/fezgimel/pages/1095.html
人物テンプレート
https://w.atwiki.jp/ta0rukettow0mouitid0/pages/279.html
タオルケットをもう一度2(唐揚げタンポポ)で街や家の中の調度品などを調べているとよく出て来る言葉。 │タオルケットをもう一度2(唐揚げタンポポ)│
https://w.atwiki.jp/tonochuo/pages/17.html
U-代 画像 形式名 U-MK117J(三菱エアロミディ) 所属営業所 各営業所 備考 一般仕様 一言 狭隘路線用に導入した車両です。現在はRMやJPに交代し始めています。 KC-代 画像 形式名 KC-MP237K改 所属営業所 各営業所 備考 一般仕様 一言 畜圧式ハイブリッド機構MBECSを搭載しています。鶇野中央交通では純正車は希少です。 画像 形式名 KC-MP237K改 所属営業所 各営業所 備考 一般仕様 一言 同じく畜圧式ハイブリッド機構MBECSを搭載しています。 画像 形式名 KC-MP317K改 所属営業所 各営業所 備考 一般仕様 一言 画像 形式名 KC-MP717K 所属営業所 各営業所 備考 一般仕様 一言 KL-,KK-代 画像 形式名 KK-MK25HJ改 所属営業所 各営業所 備考 一般仕様 一言 PJ-,PK-,PP-代 PJ-代での導入はありません。 ADG-,PDG-,PKG-,BDG-,BKG-,ACG-,BJG-代 画像 形式名 BJG-MP37TM 所属営業所 桜坂営業所 備考 一般仕様 一言 エアロスターエコ
https://w.atwiki.jp/machikaneko/pages/63.html
そうせき ID TW050U Sex ? Location イ号館前 Notes ババ様 の子供説あり。 他の写真も見たい方はこちら
https://w.atwiki.jp/wdgame/pages/29.html
おもしろそうな本 http //urx.red/ndvo -- こども大百科 もっと大図解 http //urx.space/v95h -- ピクセル百景 タイトル URL
https://w.atwiki.jp/83452/pages/2457.html
憂(悪魔……? そんなわけない……和さんは……) 憂(和さんはいつも、そばにいてくれた……) 憂(お姉ちゃんの代わりになってくれた……いろんなことも教えてくれた……) 憂(甘えさせてもくれた……よくがんばったねって……) 憂(助けなきゃ……私が) 写真をポケットにしまい、照明に照らされた机の上に目をやる。 ノートが一冊と、その下にはかなり大きめの茶封筒。 憂(日記……?) 表紙には、そう書かれていた。その下に、おなじ筆跡でさらに小さい文字が並ぶ。 「中身を読め、憂。真実を知るときだ」 憂(真実……って……?) ノートからは、何枚か付箋がはみ出していた。しかし、まずは一ページをめくる。 「4月1日。高校生にもなることだし、今日から日記をつけてみようと思う」 憂(誰の……? お姉ちゃんじゃないみたいだけど……) 「4月9日。高校生活二日目が終わった。少し身構えてたけど、特に何事もなく過ごせそう。それより、登校時間がずれて、憂ちゃんとあえなくなるのが気がかり」 憂(え……?) 「5月11日。生徒会の仕事は中学校のときより忙しい。全然、憂ちゃんとあえていない。もう、我慢できない」 日記は、和の物だった。 毎日途切れることなくつづられた日々の文章には、必ずと言っていいほど憂の名前が登場していた。 一瞬鳥肌が立つのを感じながら、付箋のついた最初のページ開いてみる。 「6月15日。とんでもないことになった。もう唯に合わせる顔がない。憂ちゃんにもあいにくくなると思う」 憂(……!?) そしてその次の文章は、目を疑うものだった。 「でも、本当に最高だった。憂ちゃんの下着」 憂(えっ……!!) なにがあったのかを想像して、一気に総毛立った。 和がわからなくなる。近所のやさしくてカッコいいお姉ちゃんだったのに。 憂(……嘘だよね……和さん) 心ではそう思ったけど、一気に二枚目の付箋までページをめくってしまった。 そのほかに目を通すのが、怖かった。 「9月27日。唯がいじめられてる現場を抑えることができた。でも、唯に口止めされた。このまま黙っておこう。憂ちゃんを悲しませたくない気持ちは私も一緒だから」 そして、三枚目の付箋。日付は、唯の命日だった。 「12月8日。唯が、死んだ。私が死なせたようなものだ。でも、不思議と後悔してない。悲しいのと、嬉しいのがごっちゃになってる気がする。だって、これで憂ちゃんに近づける」 衝撃的な内容だった。 憂「嘘……」 思わず、声が漏れていた。 四枚目の付箋をめくる。 「1月9日。昨日は唯の家にお泊まりだった。一晩中憂の頭をなでて、膝枕をして、ホントに、言葉にできないくらい気持ちよかった」 最後、五枚目の付箋。 「2月14日。憂からチョコレートをもらった。人生で一番嬉しいプレゼントだ。それにもうひとつ、嬉しいことがあった。憂が、お姉ちゃんって呼んでくれた。いまでもこそばゆい感じ」 「やっぱり、あのときの判断は間違ってなかった」 憂(和さん……) 写真の裏の二文字がよみがえる。悪魔。 開いたときとはまったく違う、氷のように冷たい気持ちでノートを閉じ、その下の封筒を手に取った。 憂(……!) なかからは、レントゲン写真とB5の紙が出てきた。 「君は真実を知った。君の気持ちは想像に難くない」 「解毒剤は音楽準備室の金庫のなかにある。その金庫を開けるための鍵は、レントゲン写真の通りだ」 「君が望むなら、机のなかの物を持っていくといい」 「行きたまえ、憂。扉を開くための鍵を、君はすでに持っている」 「一年間の想いに、決着をつけるときだ」 机のなかには、イナダを捌くような大きめの出刃包丁が入っていた。 まったく似つかわしくない凶器の登場にも、不思議と心は揺らがない。 レントゲン写真を眺め、鍵の位置を確かめる。ちょうど、胃のあたりだ。 出刃包丁は、ずいぶんと心強い味方になりそうだ。 扉へと、足を進める。 扉の横には、電気コードにつながれた三個の鍵穴が設置されていた。 迷うこともなく、これまでのテストで手に入れてきた鍵を順に挿し込んでいく。 一番上には格技場の鍵、二番目には美術室の鍵、最後の三番目には、多目的室を出たときに置いてあった鍵がそれぞれ挿し込まれた。 憂(真鍋……和……!) 最後の鍵が回されると、まるで城砦の門のように、扉はゆっくりと開いた。 ※140 澪の母親の誕生日。 和「わかるわけない……わかるわけないわそんなの」 闇雲に、誕生日らしい4桁を打ち込んでみた。0821。確率は1/365。当然はずれ。 和(でも、そういうことならいっそ――) 死ぬまでのわずかな時間に、一月から順に、いけるところまで打ってみればいい。 そう考えて0101をプッシュしようとした瞬間、キーの横の注意書きに目が止まり、ついでに指も止まった。 和(三回間違えると、暗証番号がシャッフルされる……) 確率は一気に1/10000に跳ね上がる。そうなったらもう、助かる見込みはない。 和「なんで……? なんでなんで……」 和「澪の胃のなかに鍵があるって話だった……」 和「澪を殺さなきゃ――」 和「ひどい……こんなの、できるわけない……!」 <<君は自分とおなじ罪を持つ彼女を裁けるか?>> <<君を救う重要な物は、彼女のなかに収められている>> ふらつく足取りで、レントゲン写真を拾い上げた。 和(だって……確かに胃の位置に……) 和(……そうだ) 実際、鍵があった位置を思い出す。 和(背中の、真ん中らへんにあった) <<君を救う重要な物は、彼女のなかに収められている>> 和「彼女のなか……彼女のなか……」 <<彼女はいま毒に冒され、その解毒剤を手に入れる『鍵』が君のなかにあることを知っている>> 和「彼女の……なか……」 ソファに、倒れこむ。タイマーは66分を示している。 和「澪、ごめん……私……」 和「唯……憂……ごめん……なさい……」 ※ 140 和「……!」 もう絶対に開かないようにさえ思えたあの扉が、開いた。夢でも見ているのかと思った。 和「誰か……助け……」 かすれて声が出ない。ソファーに横たわる体を、起こすこともできない。 和「……」 誰かが入ってくるような音が聞こえた。。 そして、その誰かが憂だとわかったとき、ついに死んだんだと思った。 ここは天国で……天使が道案内してくれている……。 和(ありがとう……最期に憂に会えて……) 和(……?) ソファのまん前に、憂が立った。憂の姿は、天使とは似ても似つかない。 髪は乱れ、顔は青ざめていて、血のように赤黒く汚れて袖の破れたブラウスを着ていた。 そして、手には出刃包丁。 それでも、助けに来てくれたんだと思った。 和「憂……」 かすれた声で手を伸ばす。憂は、射すくめるような冷たい視線でこちらを見つめたまま、口を開いた。 憂「和さん……お姉ちゃんを、殺したんですね」 和「な……」 和(なんで……それを……) 憂「私信じてたのに……和さんのこと。もう一人のお姉ちゃんだって……思ってたのに……」 どういうわけか、知られてしまった。でも、どうせ生き残ってたら伝えようとしたこと、変わりはしない。 憂「こんな人たちから……お姉ちゃんを守れなかった……私が一番……」 憂は泣いていた。この半年ほど、一番辛い思いをしてきたのが憂だ。 憂「でも、お姉ちゃんのために、私は生きなきゃ……一人で辛くても……守れなかった、罰だから……」 和(私は……私は……) 憂「だから和さん、私……和さんを殺さなくちゃいけない……」 和(え……!?) 憂は出刃包丁を両手で持ち、振り下ろすような構えを見せた。 憂「和さんのお腹のなかの鍵を……取らなくちゃいけないから……」 和「!」 その言葉を聞いた瞬間、瀕死の体には不釣合いなほどの強い警報が頭のなかで鳴り響いた。 自らの防衛本能ではない、憂の命の危機を知らせる警報だ。 そして、包丁が振り下ろされた。 よけるとは、思ってもみなかった。 和「くあぁぁ……」 腹部ど真ん中をめがけて振り下ろした包丁は、瞬間的に体をひねった和のわき腹をかすめるにとどまった。 それでも相当の傷を負ったらしく、和はうめき声を上げてソファから転がり落ちた。 気持ちが変わらないうちに殺したかった。 助ける立場から一転して殺す立場になって、いざ相手の目の前に立ってみるとやっぱり感情がざわついた。 さっきだって、相当の決意で臨んだ一撃だった。 いま、和は足元でうずくまっている。傷ついた子ウサギのように無力な存在。 憂「やらなきゃ……やらなきゃやらなきゃ……!」 視界が歪みはじめていた。もう、ほとんど時間がないのがわかる。 もう、和は動けそうにもない。包丁を振りかぶる。そのとき。 和「待って!」 さっきまで声も満足に出せなかったはずの和の、思いもよらぬ大声。思わず腕が止まってしまった。 大声は、ほとんど最後の力だった。でもこれで、憂の攻撃を少しでも抑えられればそれでいい。 和(ホントは、最後に一言謝りたかった……憂……) 和(でも、私なんかが、したいことさせてもらえるわけない……バカだな……) 和(でも、やらなきゃいけないことは……それだけは絶対……) 痛みをこらえながら、さっき切られた傷口に指を持っていく。あふれる血を、指ですくった。 憂が腹のなかに鍵があると言ったとき、憂も自分とおなじ目に遭っていたんだと瞬間的に悟った。 それなら、青白い顔もぼさぼさの髪も合点がいく。 そして同時に、憂が自分とおなじ過ちを犯そうとしていることもわかった。 和(きっと、私の胃のなかにはあのカードがあって、鍵は背中にある……) でも、それを伝えようにも声が出ない。それに、憂は自分を積極的に殺すだけの動機もある。すぐに、もう一撃加えに来るだろう。 そのための、最後の声。 すくった血で、母親の誕生日を床に書く。 和(9……/……1……) きっともう、どこを刺されても死ぬ。いま鍵の本当の位置に憂が気づいたって、金庫を開けるときにはもう死んでいるかもしれない。 だから、書かなきゃいけなかった。もう一度、傷口から血をすくう。 今度は父親の誕生日。力尽きるまで、知ってる限りの誕生日を書くつもりだった。 和(憂……もう少し……まって……11……/……) 和「!!!」 日にちを書こうとした所で、体中に電流が走った。一瞬、意識が遠のく。 憂「はあっ、はあっ!」 憂の荒い息遣い。胸のあたりを刺された。口から、血があふれてくる。 和(わかったよ……わかったよ憂……これで、最後にするね) 和(2……8……) 数字の8を書ききれたことが、こんなに嬉しいなんて――。 胸を刺すと、和は動かなくなった。 和が倒れながらなにか腕を動かしていたのは見えていたが、それよりも自分の呼吸を整えるので精一杯だった。 立っているのも辛くなってきた。しゃがみこみ、歯を食いしばりながらうつぶせの和をひっくり返す。 上着とブラウスを脱がすと、腹に赤いマーキングが施されていた。ちょうど胃の位置だ。 憂(うっ……) 一瞬気持ち悪くなるが、もはやどういう意味でも迷っている余裕はない。 包丁を突き刺した。マーキングを頼りに、包丁を動かす。 連なるような吐き気をこらえながら、ついに胃を開いた。すぐになかを探る。 見つかったのは、黒いビニールフィルム。 憂(見つけた……) すぐに開いた。鍵があると思って。しかし、出てきたのは小さなカードだった。 「鍵は背中だ、憂」 憂(背中……!?) 和の背中には、異様な縫合痕があった。そこを開くと、確かに鍵がフィルムに入って出てきた。 憂(ついに、やった……。私まだ生きてる) 鍵を持ち、大きな金庫の南京錠を解く。しかしなかに薬はなく、一まわり小さな金庫が入っているだけだった。 ボタンの並ぶ、ナンバー式の金庫。そして、封筒。 「おめでとう、憂。解毒剤はすぐそこだ」 「金庫の4桁の暗証番号は、真鍋和の父親の誕生日だ」 憂「……!!」 終わったと、そのときは思った。信じられなかった。 あの事件の日から、今日でちょうど十年経った。 事件のすぐあと、私は両親の勧めもあって遠い土地へ引っ越し、いまは東京で小学校の教師をやっている。 あの一連の出来事は、決して忘れることができなくて、私の人生と言うアルバムに大きな爪あとを残している。 でも、私はあれから学んだこともある。 命の大切さ、尊さ。人はいつでも誰かに支えられ、助けられているということ。 私はあのとき、自分の人生を、姉を守れなかった罰として生きていく、辛い物だと決めつけようとしていた。 でも、そんな暗くて、うしろめたい人生にはならなかった。胸を張って、精一杯生きてこれた。 自分が殺されるという瞬間に、私のために命の鍵を残してくれた、和さんのおかげだ。 紬「あ、憂ちゃん」 憂「紬さん」 あれから毎年、この日にはどこかの墓地で紬さんを顔を合わせる。 ここは、和さんのお墓の前。私の命の恩人の。 紬「やっぱり、今年も会えたわね」 紬さんは、そう言って墓前に花を供えた。 紬さんは大学で福祉の道に入り、いまは介護福祉士をしているらしい。 事件の数年後、はじめて会ったときに誓い合ったのだ。命の大切さ、尊さを伝え、感じられるような仕事に就こうと。 それが、紬さんにとってはお姉ちゃんへの、私にとっては和さん、そして助けられなかった律さんとさわ子先生への禊にもなるからと。 仕事で辛いことはいつでもある。でも、やめたいなんて思わない。あの日のことを思えば、屁でもない。 紬「生きてることに感謝しなくちゃね」 憂「はい」 空には、初夏の青空が気持ちよく広がっている。 私はきっと、明日も子供たちにこう伝えるだろう。 「 命 を 大 切 に」 END 戻る 舞台裏へ