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「オイラの勝ちだ!」 名前:朝倉鉄兵(あさくら てっぺい) 身長:162cm 体重:58kg 年齢:28歳 出身:福岡・博多 性別:男 趣味:絵を描く事、考え事 好きな物:白いご飯、白いご飯に合う食べ物、甘い物、爪切り、大型犬、良い馬鹿 嫌いな物:レンコン、苦い物、お金を賭けた博打(弱いから)、行儀の悪い人、悪い馬鹿 格闘スタイル:ロックンロール拳法(自己流) ニュッやリラックマ等の作者、kasu氏が製作したオリジナルキャラクターにして、『血達磨亭』キャラ第一弾。 2019年のYahoo!ジオシティーズ終了に伴い公開ページが消滅して以降は、hamer氏によって代理公開されている。 言うまでもないが、どこかの宇宙人やヤンデレである少々困った妹ではない。ダラズ!とも関係無い。 + 『血達磨亭』とは 作者曰く「なんだかよく分からない集団」。 特に明言はされていないがその姿を見る限り、恐らく同じ様な境遇の人々だと思われる。 鉄兵はそんな血達磨亭の顔役的な存在であるとの事。 鉄兵以外のメンバーでは不二重・ディストピア・メテオ・八重が製作されていたが、いずれも公開停止中。 ジルチェはメンバーではないが、クロスオーバーにより何かと血達磨亭の面々に絡んでいる。 ちなみに、鉄兵以外のキャラは作者の知人が考えたキャラらしく、 それぞれのプロフィールは(ネタ分多めではあるが)氏のブログに記載されているので、一度見てみるといいだろう。 鬼の血を引いた青年で、短い顎鬚と頭に巻いたタオルがトレードマーク。 常にしれっとしていてのんびり屋、明るくも暗くも無く、社交的とはちょっと遠いが 世話焼きでお節介焼き、それ故か頼まれると嫌と言えないタイプらしい。 MUGENキャラとして製作される前から存在している、氏のサイトの看板キャラクター的な存在であり、 以前は有志によって描かれた様々な彼が氏のサイトに掲載されていたりもした。 kasu氏がpixivに投稿した漫画では、表の職業として酒屋を営み、 裏の顔としてこの世ならぬ怪異に巻き込まれた一般人を保護する世話焼きとしての姿が描かれている。 性能 飛び道具こそ無いものの、「抱腹絶倒」等の打撃技や、 ガイの疾駆けに似た「速攻猿走」でのダッシュからの派生技を軸に、中~近距離でラッシュをかけるインファイタータイプ。 強力な超必当身技「鉄拳精彩」等も魅力。 また、3ゲージ消費する事で「戒崩・鬼迫」を発動し、鬼の姿に変身する超必殺技が使えるようになる。 根性値の高さも魅力であったが、更新により追加技「丹練」によって根性値を上昇させる仕様に変更された。 丹練は当身技の一種で、成功した際に根性値が上昇していき、 1ラウンドで3回成功させる事によって体力ゼロからの復活 リザレクション]]が可能になる。}(初期バージョンは1回で可能となっていた)。 2011年3月15日の更新により、丹練で相手の攻撃を受けた際にカットインが表示され、 復活フラグが立つと体がオレンジ色に発光するようになり、非常に分かりやすくなった。 また、成功時にそのダメージを数値としてストックしており、復活する際は、 それまでにストックした数値の内最大300までをライフに返還、残った数値は次回以降の復活に充てられる仕様となっている。 ただし、6回使用するか1度復活すると単なる当身技となり、ストック効果は無くなる (つまり小ダメージを6回取ると復活してもライフが僅かしない)。 後述する「鉄兵02」では若干仕様が違うため、注意が必要。 さらに「クソ度胸システム」という特殊システムが搭載されている。 これは中Pと中Kを押しっぱなしで移行する「回避モード」中に攻撃を回避する事でポイント(非表示)が溜まり、多く溜めるほど相手を気絶させやすくなる。 なお、当初は「ブロッキングの成功回数によりポイントが溜まり、超必殺技の威力が増加する」というものであったが、 回避モードの導入でブロッキングが削除された事に伴い、現在の仕様に変更された。 その他に『血達磨亭』キャラの共通システムとして、 「風を切る俺」「俺を押す風」という2種類の風を発生させる「俺の風システム」がある。 + 「俺の風システム」について 「風を切る俺」発動時は強力な向かい風が発生し、相手を吸い寄せる事が出来る他、 ジャンプ・ダッシュの軌道や速度、一部の必殺技性能が変化し、地上の立ち技がチェーン可能となる。 「俺を押す風」発動時は強力な追い風が発生し、相手を後方へ遠ざける事が出来る。 また、向かい風同様に一部の性能が変化し、エリアルレイブも使用できるようになる。 そして、相手も風を発生させてきた場合、追い風と追い風では打ち消し合い、追い風と向かい風であれば強風化、 向かい風と向かい風である場合は「竜巻」状態に突入する。 この状態になるとお互いのキャラが吸い寄せられ、向かい風を後発させた側から先に、自キャラにマーカーが発生。 マーカーは顔・腰・足元の三箇所にランダムで現れ、顔の場合は上、腰の場合は後方、足元の場合は下を入力すると、 成功した場合相手の攻撃をガードし、失敗するとダメージを食らい、持ち時間を消費する。 持ち時間が先にゼロになった側は強烈な一撃を食らう事になる。 『新・豪血寺一族 闘婚』の「手合わせ」に近いシステムと言える。 AIは8段階にレベル調整可能なものがデフォルトで搭載されている他、カサイ氏による外部AIも公開中。 付録として専用ステージ「鉄平殿」も付属している。 また、かつては無限ロダでAI&改変パッチが公開されていたが、現在は同所の閉鎖に伴い入手不可。最終更新日は11年10月14日。 一部の技の威力上昇、気絶値増加、ゲージ溜め速度上昇など多少のアッパー調整が施されている。 血達磨になっちまいそうなコンボムービー 別バージョンとして『血達磨亭』の面々をストライカーとして呼び出す「鉄兵02」も公開されていたが、現在は公開停止。 人間弾幕とまではいかないもののかなりの制圧力を持っており、ボス性能寄り。 竜子の様な感じと言ったら分かりやすいだろうか。番号は逆だけど。 また、更新により02版のニュートラルポーズが変更され、違いが分かりやすくなった。 (以上、製作者様HP・readmeより一部抜粋および改稿) + 大会ネタバレ注意 + 「またヘンテコなネタとかで男女タッグトーナメント」 またヘンテコなネタとかで男女タッグトーナメントでは伊吹萃香と「黒田節」というタッグを結成。 例によってうp主によるタッグ名の丁寧な解説があるので詳細は以下のおまけ参照。 連携にムラがあるため当初はあまり注目されていなかったが、持ち前の根性値の高さを生かした逆転劇を度々見せ、遂には優勝。 また例によって優勝後の会話がかなり楽しい事になってたり(主に萃香的な意味で)。 ……おっと、誰か来たy + 「51対51で友人と潰し合い」 大会専用特殊イントロ等演出に定評がある51対51で友人と潰し合いでは、 同じく国産のオリジナルキャラクターである独眼ちゃんと対戦。 本来ならディストピアとの対戦時に使用されていた特殊イントロが、独眼ちゃんの攻撃モーションと勇者王ボイス、 そしてBGMと合わさる事で、非常に暑苦しい熱いイントロとなってしまった。 4 00からスーパー明鏡止水~されどこの掌は烈火の如くタイム + 「オールスターゲージ増々トーナメント」 参加者全てにゲジマシ環境に搭載されたオールスターゲージ増々トーナメントでは、 ゲジマシによるシステム面での強化の恩恵を受け、「クソ度胸システム」と丹練が更に強力な武器となっていた。 だが、本大会の激戦の最中では最終戦までは残る事は出来ず、通常の鉄兵は2回戦で、鉄兵02も4回戦で敗退した。 + 本大会での彼について。動画での扱いにも関わるため閲覧注意 ゲジマシという特殊な環境下によってシステムが大会ルールに噛み合った結果、「クソ度胸システム」によって各種ゲージ技が強化され、 ぶっぱで6~7割はザラという、ある種恐怖の一発屋と化していた。 更に丹練の成功によって回復し、2度3度としぶとく復活する事と相まって、視聴者達からは狂キャラと誤解されてしまった。 当時は視聴者が製作者に苦情を寄せたとの声も。 現在では更新により仕様が変わったため、ゲジマシなどの特殊な環境でもおとなしくなったようだが、2012年現在でも未だに誤解が残っている。 kasu氏が当時の事件以降調整に気を使い、当時とは仕様も性能も最早別キャラと言っても過言ではないのにも拘らず叩かれる始末。 具体的には、大会動画のリクエスト枠で彼の名が挙がるだけでコメントが荒れかける程。 そもそも通常の鉄兵は2回戦敗退なので、問題となったのはボス仕様の鉄兵02であろう。 この問題がいかに根深いかは、2012年現在でも通常の鉄兵以外の血達磨メンバーの公開停止が続いている事からも、深刻さが推し量れるだろう。 当時は製作者が同じという理由で彼らにも飛び火していた模様。 大会ルールによる特殊な状況である事を理解した上で視聴していた視聴者はどれ程いたのだろうか。 大会うp主による動画説明文内での仕様の解説があるにも拘わらず、下記の動画の荒れ様である。 肝心のキャラではなく「何故キャラ叩きをしてはならないのか」とまで話をすり替えている始末。 所謂「視聴者様」が引き起こしてしまった事件であり、この様な悲しい事件が繰り返されない事を祈るばかりである。 通常の鉄兵。頃から相手のライフの減りに注目(3 20~) ボス仕様の鉄兵。コメント非表示推奨 「ブッ…飛べオラァ!!」 出場大会 + 一覧 シングル 会話付きミニトーナメント オールスターゲージ増々トーナメント ウホッ、漢だらけのガチムチトーナメント MUGEN祭 大盛りシングルトーナメント 男のオリジナルキャラクタートーナメント 男の中の男決定戦 ミニ盛りシングルトーナメント たまに見るならこんな並キャラ大会 タッグ オリキャラ&版権キャラでタッグトーナメント タタリフェスティバルッ!! コンボムービー杯 タッグトーナメント 本体はロバートナメ またヘンテコなネタとかで男女タッグトーナメント GACHI!祭 漢の大晦日タッグトーナメント 強肉弱食 味方殺しランダムタッグバトル 統劇!MUGEN オールスタータッグトーナメント2010 ゲージ増々タッグトーナメント 古参VS新鋭 新旧交代式TAG FIGHT やはりヘンテコなネタとかで男女タッグトーナメント(ストーリーパート) チーム 無茶?無謀?(第4弾) 作品別 成長 ランセレバトル 無茶?無謀?第5弾 『成長+大貧民』 てがきなチームリーグ 俺が大将だ!トーナメント 種族別3VS3チームバトル【ポンコツ杯】 作品別トーナメント2011 あまり(ry 大体作品別チーム大会 影慶主催愾慄流良調整大武会 その他 【新機軸】空気読めない奴は汚ねえ花火だぜリーグ【作品別】 男女タッグでチームバトルロワイアル Fighting Game Babies 人数変動型!_種族別サバイバルバトル 男女タッグでチーム対抗星取り合戦 ランセレパーティバトル デビルサマナー決定戦 版権キャラ VS オリジナル・アレンジ連合 勝ち抜き戦 版権VSオリジナル 交代制作品別トーナメント 打倒剣帝!無差別級大会 ポイント大強奪サバイバル! 版権VSオリジナル 交代制サバイバルトーナメント 新規襲名 交代式ランセレトーナメント 四神陣取り外伝【廻り双六】 更新停止中 他人任せ大会 第二回コンボムービー杯 チームトーナメント アレンジ・オリ東方中心男女タッグトーナメント1.5 無茶?無謀?MUGENオリジナルキャラで成長+タッグ大会 凍結 アレンジ・オリ東方中心男女タッグトーナメント 男女タッグでチームバトルロワイアル Zwei! 削除済み アレンジ・オリ東方中心男女タッグトーナメント 手描き&アレンジキャラオンリー男女タッグ 非表示 作品別 シャッフル・バトル・ロワイヤル! 出演ストーリー アイマスター あるくような速さで クロスハート さよなら かくれんぼ(主役) それいけ!暁さん(レギュラー登場人物) ふたごのぼうけん 女神異聞録アルカナ MSI B
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裏越前 難易度:★17 ※裏越前を全て評価Sでクリアすると… 般若野 兵糧 166 戦場の特徴 条件は【上杉家】武将3名! 出陣条件 上杉家武将3名 妨害 傷病、布陣失敗 獲得武将 報酬 銀240枚 財宝 茶杓・玉霞、名刀・大典太、名画・松林図屏風 評価S R仙桃院? 詳細を表示 慎重 駆足 電撃 武将名 兵種 LV 兵数 攻撃 備考 1~39日目 1~19日目 1~13日目 MOB 一向一揆衆 足軽 1 4850 21 戦闘中ときどき1人に現在兵数ダメージ MOB 本願寺僧兵衆 足軽 20 470 129 40日目 20日目 14日目 MOB 一向一揆衆 足軽 1 4850 21 1番陣地、戦闘中ときどき1人に現在兵数ダメージ 41~74日目 21~37日目 15~25日目 MOB 一向一揆衆 足軽 2 4950 23 戦闘中ときどき1人に現在兵数ダメージ 3 5050 29 MOB 甲斐の牢人 足軽 1 3650 21 戦闘中ときどき1人に現在兵数ダメージ MOB 雑賀鉄砲衆 鉄砲 18 1470 97 75日目 38日目 26日目 MOB 下間頼照 鉄砲 1 1650 43 2番陣地、戦闘中ときどき1人の兵数10%ダウン 76~117日目 39~59日目 27~40日目 MOB 一向一揆衆 足軽 1 4850 21 戦闘中ときどき1人に現在兵数ダメージ 2 4950 23 3 5050 29 118日目 60日目 41日目 MOB 神保慶宗 足軽 1 770 73 本陣、戦闘中ときどき1人に(攻撃力+150-防御力)ダメージ 吉崎御坊 兵糧 166 戦場の特徴 条件は【朝倉家】武将2名以上でござる! 出陣条件 朝倉家武将2名以上 妨害 奇襲、足止め罠 獲得武将 報酬 銀210枚 財宝 茶杓・玉霞、名刀・大典太、名画・松林図屏風 評価S C山崎吉家 詳細を表示 慎重 駆足 電撃 武将名 兵種 LV 兵数 攻撃 備考 1~29日目 1~14日目 1~13日目 MOB 一向一揆衆 足軽 1 4850 21 戦闘中ときどき1人に現在兵数ダメージ 2 4950 23 30日目 15日目 10日目 MOB 一向一揆衆 足軽 1 4850 21 1番陣地、戦闘中ときどき1人に現在兵数ダメージ 31~54日目 16~27日目 11~18日目 MOB 一向一揆衆 足軽 2 4950 23 戦闘中ときどき1人に現在兵数ダメージ 3 5050 29 MOB 甲斐の牢人 足軽 1 3650 21 戦闘中ときどき1人に現在兵数ダメージ 55日目 28日目 19日目 MOB 下間頼照 鉄砲 1 1650 43 2番陣地、戦闘中ときどき1人の兵数10%ダウン 56~82日目 29~41日目 20~28日目 R 如春尼 鉄砲 16 2960 232 戦闘中ときどき1人に現在兵数ダメージ MOB 一向一揆衆 足軽 2 4950 23 戦闘中ときどき1人に現在兵数ダメージ MOB 本願寺門徒衆 足軽 1 4850 21 戦闘中ときどき1人に現在兵数ダメージ MOB 本願寺僧兵衆 足軽 20 470 129 83日目 42日目 29日目 MOB 本願寺蓮如 足軽 1 5130 109 3番陣地 84~134日目 43~67日目 30~46日目 R 本願寺顕如 足軽 16 1640 124 戦闘中ときどき全員に現在兵数ダメージ C 本願寺教如 足軽 20 336 124 戦闘中ときどき1人に現在兵数ダメージ MOB 一向一揆衆 足軽 2 4950 23 戦闘中ときどき1人に現在兵数ダメージ MOB 本願寺門徒衆 足軽 1 4850 21 戦闘中ときどき1人に現在兵数ダメージ MOB 本願寺僧兵衆 足軽 20 470 129 135日目 68日目 47日目 MOB 本願寺実如 足軽 1 4650 85 本陣 平泉寺 兵糧 128 戦場の特徴 条件は【朝倉家】武将3名以上でござる! 出陣条件 朝倉家武将3名以上 妨害 布陣失敗、足止め罠 獲得武将 R下間頼廉 報酬 銀210枚 財宝 名刀・大典太、名画・松林図屏風 評価S R朝倉景鏡 詳細を表示 慎重 駆足 電撃 武将名 兵種 LV 兵数 攻撃 備考 1~39日目 1~19日目 1~13日目 MOB 一向一揆衆 足軽 1 4850 21 戦闘中ときどき1人に現在兵数ダメージ 2 4950 23 MOB 本願寺僧兵衆 足軽 20 470 129 40日目 20日目 14日目 MOB 一向一揆衆 足軽 1 4850 21 1番陣地、戦闘中ときどき1人に現在兵数ダメージ 41~84日目 21~42日目 15~28日目 R 下間頼廉 足軽 15 1990 175 MOB 一向一揆衆 足軽 1 4850 21 戦闘中ときどき1人に現在兵数ダメージ 2 4950 23 MOB 雑賀鉄砲衆 鉄砲 13 1390 18 1470 85日目 43日目 29日目 R 下間頼廉 足軽 20 2290 229 2番陣地 86~127日目 44~64日目 30~28日目 MOB 一向一揆衆 足軽 1 4850 21 戦闘中ときどき1人に現在兵数ダメージ 2 4950 23 MOB 雑賀鉄砲衆 鉄砲 15 1420 18 1470 128日目 65日目 44日目 MOB 七里頼周 弓兵 1 710 本陣 裏九頭竜川 兵糧 160 戦場の特徴 条件は【朝倉家】武将3名以上でござる! 出陣条件 朝倉家武将3名以上 妨害 布陣失敗、悪天候 獲得武将 報酬 銀240枚 財宝 茶杓・玉霞、名刀・大典太、名画・松林図屏風 評価S R朝倉宗滴 詳細を表示 慎重 駆足 電撃 武将名 兵種 LV 兵数 攻撃 備考 1~29日目 1~14日目 1~9日目 MOB 一向一揆衆 足軽 1 4850 21 戦闘中ときどき1人に現在兵数ダメージ 2 4950 23 MOB 本願寺僧兵衆 足軽 20 470 129 30日目 15日目 10日目 MOB 一向一揆衆 足軽 1 4850 21 1番陣地、戦闘中ときどき1人に現在兵数ダメージ 31~64日目 16~31日目 11~21日目 MOB 甲斐の牢人 足軽 1 3650 21 戦闘中ときどき1人に現在兵数ダメージ 3 3850 29 65日目 33日目 22日目 MOB 阿波賀三郎 足軽 1 2450 29 2番陣地、先制確率アップ 66~97日目 34~49日目 23~32日目 MOB 一向一揆衆 足軽 2 4950 23 戦闘中ときどき1人に現在兵数ダメージ 4 5150 33 MOB 甲斐の牢人 足軽 1 3650 21 戦闘中ときどき1人に現在兵数ダメージ 3 3850 29 98日目 50日目 33日目 MOB 阿波賀与三 鉄砲 1 3450 21 3番陣地、毎順1人に(攻撃力+70-防御力)のダメージ 99~159日目 51~80日目 34~53日目 MOB 一向一揆衆 足軽 2 4950 23 戦闘中ときどき1人に現在兵数ダメージ MOB 本願寺門徒衆 足軽 1 4850 21 戦闘中ときどき1人に現在兵数ダメージ MOB 本願寺僧兵衆 足軽 20 470 129 160日目 81日目 54日目 MOB 下間蓮崇 鉄砲 1 390 74 本陣 ☆ 兵糧 戦場の特徴 出陣条件 妨害 獲得武将 報酬 銀枚 財宝 評価S
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長門の妄失 朝倉の虚偽(1-4) 長門の妄失 朝倉の虚偽(5-8) 長門の妄失 朝倉の虚偽(9-12) 長門の妄失 朝倉の虚偽(13-16) 長門の妄失 朝倉の虚偽(17-20) 長門の妄失 朝倉の虚偽(21-24) 長門の妄失 朝倉の虚偽(25-28) 長門の妄失 朝倉の虚偽(29-32) 長門の妄失 朝倉の虚偽(33-36) 長門の妄失 朝倉の虚偽(37-40)
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デッキ名 流転の命運デッキ 解説 SRお市の方をキーカードに据えたデッキ。 流転の命運は計略効果発動中の武将に使用することで真価を発揮するため、 まずアタッカーとなる武将の計略で状況を打開した後、流転の命運で攻勢を継続する展開を狙う。 また、浄化効果により単純に高コスト低統率武将に対する妨害計略への保険&抑止とする使い方もできる。 キーカード 浅井朝倉011 浅井朝倉家(浅井家) SRお市の方 1 弓 2/5 魅 流転の命運 4 味方の計略効果を消し、武力と兵力が上がる。計略効果を消した場合、さらに効果が上がる。 1コスト弓としては平均的な武力を持ち、魅力も持っているため総合的なスペックとしては優秀。 計略の流転の命運は単体に回復と武力上昇を同時に行うもので、そのままでは武力+3に加え兵力回復が1.5割程度と効果が小さいが、 計略効果を消した場合は武力+6と同時に兵力を4割回復する、不屈の構えのほぼ上位互換と言える効果になる。効果時間は8.0c(基礎値5c+統率依存0.6c)(1.20A) ちなみに自身を含まない他の武将に掛ける計略であるため、流転の命運を流転の命運で消すことも可能。 1回目の効果時間中に使わなくてはならないが、効果時間を把握して使えば士気消費8で8割回復と武力+6が大方16c前後となる。 費用対効果は微妙なところだが、相手城際の攻撃時には有効打になることもあるので覚えておいて損は無いだろう。 構築方針 流転の命運の対象としてはUC磯野員昌が鉄板の一枚。 十一段崩しの効果時間の長さに加え、兵力回復も相まって長時間攻め続けることが出来る。 また2枚合わせて3コストと軽く、流転の命運は性質上他の単体強化とも相性が良いため、幅広い構築が可能。 城の前で回復しながらうろつく超絶騎馬は鬱陶しいことこの上ない。 同勢力であるUC磯野との相性が非常に良いため単色でのデッキ構築が安定するが、 SRお市の方は武将コストが低く、必要士気もそれなり、計略効果も勢力を問わないため、 浅井朝倉に乏しい強力なダメージ計略や超絶強化を組み込みたい場合などは混色デッキも十分視野に入る 相性の良いアタッカー 浄化+兵力回復+武力上昇という流転の命運の効果を余さず使え、かつ能動的に発動を狙えるデメリット付き強化計略持ちアタッカー候補カード。 また流転の命運の効果中に最大火力を発揮出来る兵種として騎馬が望ましい。 浅井朝倉009 浅井朝倉家(浅井家) UC磯野員昌 2 騎馬 8/4 十一段崩し 5 武力と統率が大幅に上がる。ただし、徐々に武力と統率が下がる。 無特技は少々寂しいが、武力8は2コストとしては十分であり、統率4もあまり乱戦をしない事と計略の性質から気にならない。 計略の十一段崩しは武力と統率が+11され、29c掛けて武力0になるまで武力と統率が徐々に(約1.5cに1ずつ)下がっていく。 単体超絶強化・長い効果時間・後半のデメリット等流転の命運との相性は抜群で、お市の方と合わせるなら筆頭に上がるカードである。 単色デッキはもちろん、混色デッキでもアタッカーとして採用に値する。 武田044 武田家 UC三枝守友 2 騎馬 8/3 - 血の渇き 5 武力と移動速度が上がるが、兵力が徐々に下がる。さらに突撃が成功するたびに兵力が回復する。 基本性能ではUC磯野に一歩劣るが、マイルドながらも速度上昇効果のある計略を持つ武田家の2コス騎馬。 デメリットは毒効果だが、突撃さえしっかり決めることができれば(あるいは自城に戻りながら戦えば)UC磯野よりも計略効果を長時間保つことができる。 混色での消費士気9は負担が大きいが、兵力さえ維持できる状況であれば計略効果時間の長さを生かして精鋭計略的な使い方も狙える他、流転のタイミングも融通が利く。 乱戦もできるUC磯野と突撃必須のUC三枝で好みが分かれるところだが、キャラクターではこちらが上か。 武田046 武田家 SR武田勝頼 3 騎馬 10/3 気 魅 猛進の陣 4 【陣形】味方の武力と移動速度が上がるが、部隊が向いている方向に強制的に移動してしまう。 上杉003 上杉家 UC荒川長実 2 騎馬 9/1 突貫の構え 4 武力と城攻撃力が上がるが、強制的に敵城方向へ前進してしまう。 デメリットとして強制移動を持つ騎馬二枚。上の2枚と異なり流転のタイミングが目で確認できないため、計略の効果時間はしっかり把握する必要がある。 どちらのカードも素武力の高さで貢献できる他、苦手の妨害計略を流転でフォロー可能。 SR武田勝頼は敵城付近での猛進の陣で兵力を削ってからマウント移行、UC荒川長実は突貫の構えで攻城を入れた後に生還させたい場合などに。 パーツ候補カード(浅井朝倉単デッキ) 高コスト帯 戦線を支えると同時にUC磯野が使えない場合のアタッカーともなる枠。1枚は採用しておきたい。 浅井朝倉010 浅井朝倉家(浅井家) R遠藤直経 2.5 槍 9/5 制 魅 縮地法 4 発動後、範囲内のいずれかの場所でカードを押さえると、その場所に影状態で移動できる。一定距離以上移動すると武力が上がる。 武力9統率5とバランスが良く、また魅力と制圧と言う有用な特技を併せ持つ。 計略の武力上昇もそれなりだが、一定距離の移動をしなければならないこともあり瞬発力・爆発力はやや控えめ。 安定性を取るならこちら。 浅井朝倉026 浅井朝倉家(朝倉家) R真柄直隆 2.5 槍 9/2 気 真柄の大太刀 5 敵の武力を上げ、その数に応じて自身の武力が上がる。一定以上でさらに槍が長くなる。 真柄兄弟の兄。統率に難があるが武力9気合持ちは壁として純粋に固い。 計略も敵の部隊数に依存するものの武力上昇値が高く(範囲内の敵武将数×3)、軽い采配なら1人で何とかしてしまう。 敵武将の武力も上がるため、他の武将に手伝わせると損害が大きくなることもあるので扱いには注意が必要。 爆発力を取るならこちら。 浅井朝倉008 浅井朝倉家(浅井家) UC雨森弥兵衛 2 槍 7/6 城 盟約の円陣 5 【陣形】味方の武力が上がる。戦場にいる朝倉家の味方の部隊数が多いほど、範囲が広がる。 海赤雨三将の槍担当で浅井朝倉家の2コスト槍筆頭。バランスの取れたスペックに全体武力+4という使いやすい計略を持ち、攻城の特技も持っている。 効果時間も約15cと長く、その長さから計略で城際までラインを上げた後、効果終了前のUC雨森に流転の命運を使うことも可能。 ただし計略の効果範囲は朝倉家の武将の数に依存する。お市の方、磯野員昌は共に浅井家なため、朝倉家の数には注意。 陣形の最大範囲を確保するには朝倉家の武将が2枚必要。 流転対象のアタッカーというより、流転の裏の手として。 浅井朝倉025 浅井朝倉家(朝倉家) R真柄直澄 2 槍 8/2 死なばもろとも 5 【陣形】自身の兵力が下がると、それに応じて敵と味方の兵力も下がる。 真柄兄弟の弟。無特技で統率2とスペックの寂しさが目立つが、武力は及第点。 特筆すべきはその計略であり、火遁の罠等と合わせると十分裏の手として使える。 罠と合わせなくとも、計略で敵の兵力を減らしつつ時間を稼ぎ、流転の命運で回復し逆襲することも可能。 浅井朝倉012 浅井朝倉家(浅井家) UC海北綱親 2 弓 7/6 気 勇猛果敢 4 敵の武力を上げ、その部隊数が多いほど、自身の武力が上がる 海赤雨三将の弓担当で2コスト唯一の弓。弓に気合は少々合わないが、計略使用時は率先して乱戦に行くので決して腐っている訳ではない。 計略はR真柄直隆の真柄の大太刀から追加効果を引いたもので、武力上昇は真柄の大太刀と同じ。 士気4でかなりの武力上昇が見込めるため、最後の防衛線としてはかなりの安定感を誇る。 R真柄直隆と同様に敵の武力を上げるうえ、自身が後衛なので気軽に使えるものではないが、ここぞというところで何とかしてくれる。 浅井朝倉001 浅井朝倉家(浅井家) UC赤尾清綱 2 騎馬 7/6 制 流転の采配 5 味方にかかっているすべての計略効果を消し、武力が上がる。計略効果を消した場合、さらに武力が上がる。 海赤雨三将の騎馬担当。スペックのバランスが良く、計略も優秀で使いやすい。 流転の命運と被ってしまうが、相手の妨害計略に対する抑止力としてはこちらが上で、罠や呪い計略との相性も良い。 単体に使うなら流転の命運、複数に対して使うならこちらと住み分けは出来るだろう。 8コストでの採用は厳しいが、9コストであれば問題なく採用できるであろう1枚。 1.5コスト以下 アタッカーに据えるのは厳しいが、総じて優秀なカードが揃う。 浅井朝倉003 浅井朝倉家(浅井家) UC浅井久政 1 弓 2/4 封印の罠 3 【罠】敵と味方の計略を使用できなくする。 浅井朝倉004 浅井朝倉家(朝倉家) UC朝倉景鏡 1.5 騎馬 5/5 伏 火遁の罠 3 【罠】敵と味方にダメージを与える。 浅井朝倉018 浅井朝倉家(朝倉家) C高橋景業 1 槍 2/2 柵 力萎えの罠 3 【罠】敵と味方の武力を下げる。 浅井朝倉024 浅井朝倉家(朝倉家) C前波吉継 1 槍 1/5 伏 火遁の罠 3 【罠】敵と味方にダメージを与える。 各種罠計略を持つ武将たち。 火遁の罠は流転の命運との相性が悪い反面士気対効果が高く上手く使えば強力な計略で、R真柄直澄とのコンボは裏の手として凶悪の一言に尽きる。 封印・力萎えの罠は流転の命運との相性が良いが、あまり味方を入れすぎると被害が大きくなるので注意しよう。特に封印の罠は注意。 浅井朝倉014 浅井朝倉家(朝倉家) C河合吉統 1.5 槍 4/7 制 気 金縛の呪い 4 敵と味方の移動速度を下げる。 浅井朝倉023 浅井朝倉家(浅井家) R初 1 槍 2/4 魅 撹乱の呪い 3 敵と味方の統率力を下げる。 浅井朝倉028 浅井朝倉家(朝倉家) C山崎吉家 1.5 弓 5/5 伏 力萎えの呪い 4 敵と味方の武力が下がる。 SS031 浅井朝倉家(浅井家) SS江 1 槍 2/4 魅 撹乱の呪い 3 敵と味方の統率力を下げる。 各種呪い計略を持つ武将たち。 味方を巻き込んでしまう都合上乱戦で使うには不向きだが、自分の高コスト武将を巻き込むことで流転の命運へとつなげられる。 C河合の金縛の呪いは周りの速度を落とすことで相対的にUC磯野の速度を上げることができ、また十一段崩しでは対応できない強化・采配の足止めなど様々な活躍が期待できる。 R初とSS江の持つ撹乱の呪いは統率-10と非常に効果が高い。ちなみに統率0の状態で発動した十一段崩しは武力が8になった時点で切れる。使うなら覚えておこう。 C山崎の力萎えの呪いは味方を巻き込みやすくUC赤尾を入れずに前線で使うのは難しいが、守城時は味方を城内へ避難させられるので案外使い勝手が良い。 浅井朝倉020 浅井朝倉家(浅井家) R藤堂高虎 1.5 槍 6/4 城 流転の構え 3 すべての計略効果を消し、武力が上がる。計略効果を消した場合、さらに武力が上がる。 浅井朝倉027 浅井朝倉家(浅井家) C宮部継潤 1.5 槍 5/6 盟約の援軍 5 味方の兵力が回復する。その効果は戦場に朝倉家の味方がいると大きい 浅井朝倉017 浅井朝倉家(朝倉家) UC斎藤龍興 1.5 弓 4/6 柵 魅 堕落の陣 4 【陣形】敵の武力を下げる。戦場にいる「魅力」を持つ味方が多いほど範囲が広がる。 浅井朝倉022 浅井朝倉家(朝倉家) UC鳥居景近 1.5 騎馬 5/6 盟約の攻陣 5 【陣形】味方の武力が上がる。その効果は範囲内の浅井家の味方の部隊数が多いほど大きい。 罠・呪い以外の計略を持つ1.5コストたち。 槍足軽は能力のバランスが良く計略も強化、回復とどれも優秀。 藤堂は単体流転で、流転の命運と効果が被るため攻城持ち武力6のスペック枠で。 UC斉藤はある程度の戦力を維持しつつ柵と魅力を揃えられ、R遠藤などの魅力持ちを採用すれば裏の手としても十分使える。 UC鳥居の持つ盟約の攻陣は範囲こそ狭いものの浅井家が一体でもいれば最大の効果を得られるため、効果が安定しやすい。 浅井朝倉006 浅井朝倉家(朝倉家) C朝倉景紀 1 槍 3/2 盟約の構え 3 戦場にいる浅井家の味方の部隊数が多いほど、武力が上がる。 浅井朝倉007 浅井朝倉家(朝倉家) SR朝倉義景 1 槍 2/2 伏 柵 一乗谷の栄華 3 【陣形】敵の城攻撃力を下げる。 浅井朝倉013 浅井朝倉家(朝倉家) C印牧能信 1 槍 2/5 残兵譲渡 4 自身の兵力に応じて、味方の兵力が最大値を越えて回復する。発動後自身は撤退する。 浅井朝倉015 浅井朝倉家(浅井家) SR江 1 弓 1/5 柵 魅 岩石落とし 6 敵に岩石によるダメージを与える。 浅井朝倉016 浅井朝倉家(朝倉家) R小少将 1 弓 1/5 柵 魅 鳥篭の陣 5 【陣形】敵が範囲内から出られなくなる。ただし自身は移動できなくなる。 浅井朝倉019 浅井朝倉家(浅井家) SR茶々 1 弓 2/4 魅 激励舞踊 4 【舞踊】敵と味方の士気の上昇速度が上がる。 SS032 浅井朝倉家(浅井家) SS茶々 1 弓 1/5 柵 魅 岩石落とし 6 敵に土砂によるダメージを与える。ダメージはお互いの統率力で上下する。 SS033 浅井朝倉家(浅井家) SS初 1 弓 2/4 魅 激励舞踊 4 【舞踊】敵と味方の士気の上昇速度が上がる。 層の厚い浅井朝倉家の1コストたち。 お市の方が1コストなため、あまりこの枠を採用しすぎると戦闘面に不安が出る可能性も。採用枚数には注意。 とは言えダメージ計略・妨害といった貴重な計略が揃う。明確な目的を持って採用したい。 面白いのはSR茶々とSS初の持つ激励舞踊。流転の命運の効果時間中に士気4溜まるようになるので、実質永続的に武力+8と回復効果が得られる。 パーツ候補カード(混色デッキ) 流転の命運の対象として採用する場合は、計略の効果時間を熟知しておく必要がある。 織田家 SS001 織田家 SS織田信長 3.5 槍 9/2 肉 火事場のクソ力 5 兵力が少ないほど武力が上がる。 低兵力での火事場のクソ力発動から超武力で押し込んだ後、流転の効果で更に粘ることができる。妨害計略対策にも。 参照:火事場のクソ力デッキ 武田家 武田031 武田家 SR馬場信春 3 槍 9/7 城 気 不死身の鬼美濃 5 統率力と兵力が上がる。 不死身の鬼美濃で城門まで辿り着いた後、武力&兵力上昇でダメ押しを狙う。 参照:不死身の鬼美濃デッキ 武田035 武田家 SR望月千代女 1.5 足軽 5/1 忍 魅 忍法お色気 3 【陣形】敵の移動速度と武力を下げるが、自身の武力と移動速度も下がる。 混色でも使いやすい低士気で強力な妨害陣形持ち。デメリット付き計略ではあるが、流転の命運の対象としては兵種的に厳しい。 主に超絶ワントップ型デッキに対して、先出しでのキーカード潰しか後出しでの時間稼ぎといった役割が期待できる。 あともちろんリアル士気要員として。 上杉家 上杉014 上杉家 R柿崎景家 2.5 騎馬隊 9/3 気 漆黒の暴威 5 武力が徐々に上がる。 効果時間の長い漆黒の暴威でラインを上げた後にマウントに移行する。計略効果を生かすためには効果時間の把握が特に重要。 参照:漆黒の暴威デッキ 上杉044 上杉家 SR華姫 1 弓 2/2 魅 一心同体 4 範囲内の最も武力の高い上杉家の味方の武力が大幅に上がり、移動速度が上がる。ただし自身は移動できなくなり、自身か効果中の部隊どちらかが撤退すると、両者ともに撤退する。 自発的に狙うことではないが、計略使用中の華姫に流転の命運を使用することで 一心同体による他部隊への超絶強化はそのままに華姫が移動可能となり、同時撤退もしなくなる。 今川家 今川032 今川家 UC松井宗信 1.5 槍 6/4 制 死闘の構え 4 武力が大幅に上がる。ただし、効果終了時に兵力が下がる。 コスト相当のスペックに超絶強化を備える真の武士。 兵種・コスト的にも、メインアタッカーが撤退してしまった時のサブアタッカーとしての用法が良いか。 他家 他021 他家 UC三好義賢 1.5 弓 5/7 - 最期の構え 4 武力が上がるが、効果終了時に撤退する。 槍足軽対策に、即効性のある超絶弓。サブアタッカーとして。 他家ということで六角の陣デッキとのコラボレーションもあり得る。 本願寺家 足軽、鉄砲共に流転の命運とは相性が良くないためアタッカーとしての採用は難しいが、コスト比武力と兵力に優れる足軽によるワラデッキ構成は UC磯野を使う上での壁役として、あるいは前出しによる操作の手間の軽減や、機動力の低いデッキに対しての両端攻めによる撹乱といった用法で一考の価値はある。 ほぼ永続回復計略である一向一揆を持つUC下間頼旦、C七里頼周が混色での壁&攻城役として優秀な他、C下間頼成の速度低下陣形で超絶対策や、 C本願寺教如の山津波を裏の手として組み込んでの山津波ワラ的な運用も狙える。相手の構成によっては単純に開幕乙も視野に入るか。 候補家宝 超絶騎馬がメインで、更に相性の良い十一段崩しに速度上昇が無い為基本的には速度上昇家法がお勧め。 ただし、流転の命運の対象になるのはUC磯野だけでは無い。相手のデッキによってはメインの武将を変え、その武将にあった家宝を選ぶことも重要。 また、計略の性質上アタッカーが死にづらくなるため、茶入よりも兜や刀の様な攻めを維持したり、火力を上げる家宝の方が相性が良い。 デッキサンプル デッキサンプル1(9コスト) 浅井朝倉009 浅井朝倉家(浅井家) UC磯野員昌 2 騎馬 8/4 十一段崩し 5 武力と統率が大幅に上がる。ただし、徐々に武力と統率が下がる。 浅井朝倉011 浅井朝倉家(浅井家) SRお市の方 1 弓 2/5 魅 流転の命運 4 味方の計略効果を消し、武力と兵力が上がる。計略効果を消した場合、さらに効果が上がる。 浅井朝倉008 浅井朝倉家(浅井家) UC雨森弥兵衛 2 槍 7/6 城 盟約の円陣 5 【陣形】味方の武力が上がる。戦場にいる朝倉家の味方の部隊数が多いほど、範囲が広がる。 浅井朝倉026 浅井朝倉家(朝倉家) R真柄直隆 2.5 槍 9/2 気 真柄の大太刀 5 敵の武力を上げ、その数に応じて自身の武力が上がる。一定以上でさらに槍が長くなる。 浅井朝倉028 浅井朝倉家(朝倉家) C山崎吉家 1.5 弓 5/5 伏 力萎えの呪い 4 敵と味方の武力が下がる。 総武力31 総統率力22 槍2騎1弓2 城1伏1気1魅1 UC磯野員昌とR真柄直隆の2つの超絶強化を軸に、お市の方でサポートしていく型。 UC雨森の盟約の円陣によって散開しての戦闘も可能で、防衛時の城際ではC山崎の力萎えの呪いが光る。 ただ、前衛の武力が高い分統率は低い。ある程度の妨害なら流転の命運でどうにかなるが、ダメージ計略には注意。 デッキサンプル2(9コスト) 浅井朝倉009 UC磯野員昌 2 騎馬 8/4 十一段崩し 5 武力と統率が大幅に上がる。ただし、徐々に武力と統率が下がる。 他001 R足利義輝 2 足軽 8/4 気 魅 秘剣一之太刀 4 【チャージ発動】斬撃を行い、敵に武力によるダメージを与える。ダメージはチャージ時間が長いほど上がる。この計略は1回使用すると効果が終了する。 他023 R六角義賢 1.5 足軽 6/6 六角の陣 6 【陣形】味方の武力が上がる(+2)。さらに範囲内に味方が6部隊いる時は効果が上がる(+8に)。 他026 UC和田惟政 1.5 槍 5/1 忍 まきびしの罠 3 【罠】敵と味方の移動速度を下げる。 浅井朝倉018 C高橋景業 1 槍 2/2 柵 力萎えの罠 3 【罠】敵と味方の武力を下げる。 浅井朝倉011 SRお市の方 1 弓 2/5 魅 流転の命運 4 味方の計略効果を消し、武力と兵力が上がる。計略効果を消した場合、さらに効果が上がる。 総武力31 総統率22 馬1槍2歩2弓1 魅2気1忍1柵1 磯野流転と六角将軍を合わせた形。ラインコントロールに罠二種が光る。 高い素武力を生かし開幕押し込み、罠二種と十一段で守る。六角も状況によっては強力であるので、敵城に張り付いた時などで打てるならば打っていきたい。 1.5コストをUC三好義賢にして最後の構え→流転のコンボを入れてもよい。 デッキサンプル3(8コスト) 浅井朝倉009 浅井朝倉家(浅井家) UC磯野員昌 2 騎馬 8/4 十一段崩し 5 武力と統率が大幅に上がる。ただし、徐々に武力と統率が下がる。 浅井朝倉011 浅井朝倉家(浅井家) SRお市の方 1 弓 2/5 魅 流転の命運 4 味方の計略効果を消し、武力と兵力が上がる。計略効果を消した場合、さらに効果が上がる。 浅井朝倉012 浅井朝倉家(浅井家) UC海北綱親 2 弓 7/6 気 勇猛果敢 4 敵の武力を上げ、その部隊数が多いほど、自身の武力が上がる 浅井朝倉024 浅井朝倉家(朝倉家) C前波吉継 1 槍 1/5 伏 火遁の罠 3 【罠】敵と味方にダメージを与える。 浅井朝倉025 浅井朝倉家(朝倉家) R真柄直澄 2 槍 8/2 死なばもろとも 5 【陣形】自身の兵力が下がると、それに応じて敵と味方の兵力も下がる。 総武力26 総統率力22 槍2騎1弓2 伏1気1魅1 裏の手として死なばもろともと火遁の罠を採用した型。 必殺の一手としての運用だけでなく、死なばもろともで相手の兵力を削ってから流転の命運での反撃など、出来ることは案外多い。 勇猛果敢や十一段崩しで相手の攻勢をかわし、カウンターからの流転の命運が主な戦術になるか。 このデッキの基本運用 十一段崩しは武力が8に落ちるまでが17cと長く、統率も大幅に上がるうえ、後で流転の命運による回復も出来るので、ある程度は乱戦要員として使っても問題ない。 基本的には十一段崩しからの突撃・乱戦でラインを上げ、武力が下がって来た所を流転の命運で回復しつつ武力を維持する方向になる 城に貼り付けたなら十一段崩しで武力が8になる頃には士気が4は溜まっている。流転の命運と十一段崩しを使って延々と高武力騎馬を居座らせてやろう。 ただし足並みを揃えた采配・陣形などに正面からぶつかって勝てるほど武力上昇が高いわけではなく、また速度上昇騎馬に対しては無力になりがち。 各個撃破が可能な状況を作る、もしくは魅力で稼いだ士気差を利用して相手が采配を使えるようになる前に押し切るなど、攻めるタイミングを見極めるのも重要になる。 また、十一段崩しは武力と共に統率も上がるので、発動した直後の統率を生かして陣形を張っている武将に突貫することも不可能ではない。 その場合は相手の騎馬を端攻めで釣るなど、こちらが突貫しやすい環境を作ってあげよう。並み居る敵を吹き飛ばし敵陣中枢まで進撃する様はまさに「姉川十一段崩し」の二つ名に相応しい。 対象が十一段崩しで無い場合も基本は変わらない。 アタッカーで強引にラインを上げて、流転の命運でそのまま居座る。 どちらにしても足並み崩し、断続的な攻めが重要なことは変わりない。 このデッキへの対抗策 流転の命運はあくまで浄化計略であるため、ダメージ計略・妨害陣形はもとより、 相手のアタッカーを上回る超絶強化が入っているデッキであれば 普段通りの立ち回りでアタッカー武将を率先して落としていけば良い。 武力19の騎馬と言ったところで速度強化が無い上に時間経過で武力はどんどん落ちていく。 運用のほうでも書いたが基本的に武力+5以上の号令で集中攻撃すれば磨り潰せるし、速度上昇の付いた騎馬でも一方的に倒すことが出来る。 ただし、何度も書くがアタッカーはUC磯野だけでは無く、采配を蹴散らせるレベルの超絶強化が入っていることも多い。 そのため相手の構成はしっかりと確認しておくこと。 また、十一段崩しに関してはお市の方を落とされるとそれだけで攻めの維持が立ち行かなくなるため、 縮地計略などによる強襲でお市の方をすぐさま撤退させるのも有効。 コメント *編集が苦手な方はこちらへ訂正指摘などをお願いします 名前 サンプル2(9コスト)のとこ打って生きたい。 ←☓打って行きたい←〇 - さるいも 2013-01-22 17 27 36 お市のデッキ説明では武力+8ですがカード説明だと+6になってます - 名無しさん 2012-04-02 16 40 24 修正しました - 名無しさん 2012-04-12 01 20 27 候補の千代メは、あんまりかんけいないよね?時間稼ぎなら河合さんいるし - 名無しさん 2011-10-03 18 48 12 磯野、お市、河合、森可成、梁田、武井。診断お願いします。基本的に十一命運で戦い、相手によっては森可成とお市で戦います。 - 名無しさん 2011-10-03 12 36 54 森とお市の相性はそんなに悪くないと思うけど、士気が大きくて(特に森)9士気だとなかなか綺麗に決め辛いと思うんだけど、城なら雨森。超絶系対策の真柄とかもいるからなぁ〜 - 名無しさん 2011-10-03 18 43 16 磯野、お市、遠藤、初、宮部、小少将で組んでいます。若干武力が低めでワラワラ感が漂っていますが、ぶっちゃけあまり気にならないです(磯野と遠藤で立ち回ればですけど。後地味に2弓が活躍する)。ただ、やはり宮部は計略が腐りやすいから、超絶騎馬や強化騎馬対策に河合さんを入れた方がいいかもしれません。 - 名無しさん 2011-09-29 12 06 14 自分はサンプル1の山崎を河合さんでやってます。金縛して周りから崩したり、金縛後に河合さん流転とか - 名無しさん 2011-08-17 19 04 09 デッキサンプルに弓2が多い気がするヨ!気合い消しならお市だけでもいいし。自分はデッキサンプル1の山崎をUC朝倉景鏡に変えてやってます。流転以外の裏の手になるので。 - 名無しさん 2011-08-17 08 38 46 必要51:不必要3で条件を満たしたので投票欄削除&正規デッキ枠へ移行しました - 名無しさん 2011-08-15 13 37 52 EX上杉謙信もデメリット計略持ちらしいからワンチャンあるね - 名無しさん 2011-08-13 22 10 58 流転の命運デッキとして書くなら、 - 名無しさん 2011-08-07 02 02 34 ↑ミス、続き。パーツの高コストを絞ってもいいんじゃないか?現実問題としてSR・ST長政とかSR朝倉景健とかは、完全に流転の命運デッキには合ってないだろ。ほぼ朝倉単の流転崩しならともかく、混色もある流転の命運デッキにするなら載せる武将がは厳選して無理に相性悪いカードは載せなくていいと思う - 名無しさん 2011-08-07 02 08 00
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第二章 「どういうことだ、長門?」 机とカーテン以外何も見当たらない殺風景な部屋に無口な読書好き文芸部員、谷口曰くトリプルAランクを公式認定された美少女、そしてSOS団という狂った異臭を放つ空間の中で唯一正常かつ常識的な肩書きを持っている、とも断定できないが。 クラスでは唯一涼宮ハルヒと会話を成立させる変人ということになっている男がそれぞれ机の辺の部分に座っていた。 机の構造上こういう座り方だとあと一人欲しくなってくるのは俺だけではないと思っておこう。 「情報統合思念体によって修正プログラムがアップロードされて二ヶ月が経過した。 その中で修正プログラムによるものと思われる任務外行動の量が増え、任務である涼宮ハルヒの観察結果報告が通常連絡時刻から二時間三十七分三十二秒遅れるという異常事態が発生した。」 今回の長門のしゃべりはいつものような淡々とした文字の羅列ではなく少し怯えがかった細く震えがちな声で言った。 文字の羅列もしゃべり方ひとつでこんなに理解度が変わるもんなんだな。 珍しく長門が何を言っているかこぼれた単語を拾い集めながらでありつつも理解している俺である。 授業ももうちょっと先生のしゃべり方を変えたらわかりやすくなるだろうに。 大体わかりづらい言い方で小難しいことを言われたって耳が拒絶反応を起こすに決まっている。 そうだ。俺の成績は俺の授業態度にあるわけでは断じてないぞ。授業内容としゃべり方が悪いんだ。 限りなく言いがかり&八つ当たりだと自分でも思うが。 「観察結果報告は私たち対有機生命体コンタクト用ヒューマノイドインターフェースにとっては最重要な事柄のひとつなの。 その最重要任務に支障が出るようなら修正プログラムを長門さんの情報の中から抹消してしまおうということが統合思念体、まあ穏健派の中だけど、で決定したのよ。 だけど長門さんはそれを拒絶した。統合思念体は修正プログラムを抹消するついでに観察に支障をきたすようなものも全て抹消すると決められたの。 その邪魔なものと判断されたのが今までで芽生えた感情ってわけ。」 朝倉が追加説明を入れた。 そもそもなぜこんな真剣な雰囲気の話になっているかというとその理由は順を追って説明する必要がありそうだ。 というわけであのパトロールの次の日のことだ。 いつもと同じく妹のボディダイビングを受けたことと昨日のハルヒによる暴行で鈍い痛みを腹に抱えながら俺は朝の支度をする羽目だ。 適当に朝飯をかっこんだにも関わらずその分のエネルギーを毎朝学校前の坂で消費してしまうのはどうも燃費の悪いことだと思うんだが。 いつもの席でいつものように座っているハルヒに朝の挨拶を交わし自席に着いた。 最近の俺は特に考えることもなく授業を受けるという非常に平和的な態度をとっているためか授業内容の理解度もちょっとぐらい上がったような気がする。 些細なことだが次のテストを受けるのが楽しみだ。 そのおかげか昼食までの時間を腹の痛みの治癒に使うことが出来たのは幸いというやつだろう。 四限終了とともになんとか治癒が終了し痛みが消え去った腹に弁当を流し込んだ俺は何をするでもなく斜め前を眺めている。 最近ハルヒは弁当持参で登校というハルヒにしては珍しいスタイルをとっており毎日弁当のたびに首を捻りながら味の研究でもするかのようなロースピードで箸を口に運んでいる。 そんなハルヒを見ているのは目の肥やしに、まあ誤解されるから今のは言わなかったことにしておこう。 そんなハルヒを見ているのはいつもの迷惑散布機と化しているハルヒの同行者として近くにいるよりはよっぽど平和的で俺が望む日常だ。 その後の午後の俺の予定表には何も記入がなく、こんなに平和でいいのだろうかと逆に不安になってしまいそうなほどである。 部室に足を運ばせてみた。 そこにはいつもの光景として最近修正プログラムで感情を持ち始めており珍しく読書をせず俺と古泉を見つめている長門、 もう恥ずかしいという感情を失われてしまったんではないかと思われるメイド服に身を包んだSOS団専属メイドのマイエンジェル朝比奈さん、 長門と同じく俺と古泉のゲームの進行模様を楽しげに見つめている朝倉が寄生虫のように文芸部室に住みついている。 特に変わったことといえば古泉が挑んでくるゲームの種類と長門の行動もとい仕草ぐらいだ。 おっとここで追加説明。今回古泉が持ち込んだゲームというのは将棋なんだがこいつはなかなかのやり手だ。古泉が強いゲームを見つけることが出来る確立はすでに天文学的数字だろうと思っていたんだが。 俺もじいさんに教えてもらっていたことがあり、すでに二段ほどの実力は兼ね備えている。 だがそんな俺と同等以上の戦いを繰り広げている天然記念物並みに珍しい古泉の姿である。 今から少し専門的な説明に入るが、俺は四列目に飛車を振って戦う四間飛車という振り飛車戦法が得意なんだがこれが極端に古泉と相性が悪い。 古泉はどうやら振り飛車崩しの戦法を使っているらしいことが俺が大苦戦していることから推測できる。 じいさんに一通り振り飛車崩しの対処法は教えてもらった覚えがあるがどうも俺の知らないやつのようだ。最新のやつだろう。 やれやれ、時の流れに逆らうことは出来ないね。 何せ俺は一般人ですから。というわけで実に困った。 勝てる気がしないというのはこの場面のために昔の誰かさんが作ったとしか思えない。 結果俺の抵抗むなしく頭金という将棋中最も綺麗でやられた方は最も屈辱的な負け方をしてしまった。 こいつほんとはプロ棋士じゃないのか?いくら俺と相性がいいとはいえ序盤の駒組みから中盤の展開、終盤の詰めろまで鮮やかに決まりすぎだ。 俺がリベンジをしようかと思い始めたころ安っぽいドアが大きく開かれ団長様のご登場だ。 珍しく無言だったが・・・。 ハルヒは団長机に座りはしたが上の空で少し色づき始めた夕空を眺めている。 まったく、口さえ開かなきゃ長門や朝倉や朝比奈さんを凌駕するほどの逸材なのにな。もったいないような気もする。 三十分ほどの時が流れたか。不意にハルヒが「今日はもう終わりにするわ。」と明らかにメランコリーな声で宣言した。 おいおい。いつもの勢いを見せてくれよ。一体何があったんだ? 「別に。」明らかに普通ではない憂鬱を振りまくような声でハルヒは呟いた。 六人での集団下校が日課になろうとしているここ最近だが今日はSOS団の誇る美女軍団四人全員が無口キャラになっちまっている。 ハルヒが何やら叫んでいないとどうも調子が狂う俺の体はもう末期だということを告げようとしているのだろうか。 この集団で何とか沈黙の空気を破って俺に話しかけてくるのは古泉だけだ。 普段はこのニヤケ面が話しかけてくるとその場で耳が拒絶を始めるのだが今日ばかりはこの沈黙だ。ありがたく話の種を頂戴するとしよう。 「あなた涼宮さんに何かしましたか?」 ハルヒ関係の話か。まあいい。俺には胸を張って言えることが一つあるぞ。俺はハルヒに何にもしちゃいない。 「そうですか。そうだと思いましたけど。今日の涼宮さんはやけに不機嫌そうな感じに見えますのでね。 最も閉鎖空間は発生していませんから我々『機関』にとってさほど重要視するほどのことではないんですけどね。 まあ仮にも僕もSOS団副団長ですから団長の元気でない姿はあまり好ましくないわけですよ。」 お前はハルヒの精神的分野専門じゃなかったのか? 「それは光栄です。僕自身にそんな自覚はありませんが。」 なら今日のハルヒが不機嫌じゃなくて憂鬱じみた感じの何かを考えてるような状態だということぐらいはわかれ。俺でも分かるぞ。 「うらやましい限りです。」何がだ? 「あなたと涼宮さんの以心伝心が、です。あなたの気持ちは涼宮さんが一番よく知っています。涼宮さんの気持ちを一番知っているのは僕達『機関』でも長門さんでも朝比奈さんでもなくあなたですからね。」 お前の話なんかをありがたく頂戴しようと思った俺がおかしかったよ。 やっと話に区切りをつけたところで家の方向の関係で古泉、朝比奈さん、ハルヒはここいらで別れることになった。 朝比奈さんに別れを告げるのは名残惜しいがまた明日会えるじゃないかと自分に言い聞かせて別れを告げた。また明日会いましょう朝比奈さん。 「うん。またねキョン君。」 俺も帰途につこうとした瞬間つんつんと朝倉が完璧なまでの間のよさで肩をつついた。 「ちょっとこの後長門さんの部屋に来れる?」疑うわけじゃないがお前が俺に変なことをしなければな。 「そんなこと・・・するわけないじゃない。」顔を赤くするな。そっちの変なことじゃない。 「じゃあどっちの変なこと?」その、あれだ。うむ。言うと怒るだろうから言わないでおこう。 「そう。なら来てくれるのね。」じゃあ行きましょと俺と長門の手を掴み走り出した。歩いていっても長門のマンションは逃げんだろうに。 そんなに急ぎのようなのか?走ったせいもありハルヒたちと別れを告げてから十分もしないうちに長門の住むマンションに到着した。 暗証番号を入力している長門。この先便利になるだろうと横から暗証番号を覚えようとしていると朝倉の手が俺の両目を覆った。 まあ俺のことだから普通に見ても覚えられはしないだろうが。 三人が向かう先はもちろん俺としてももう行きなれている七階長門宅である。 何もない殺風景な部屋に入るや否や朝倉は何やら料理に取り掛かり始めた。 その間長門はだらだらと湯飲みに三人分のお茶を注いだ。十分ほど経っただろうか、朝倉がキッチンから大量の野菜炒めを持ってきた。 どう考えても事前に野菜を切っていたとしか思えんスピードだ。現在時刻六時十二分。 俺としては少し早いのだが一般の家庭ではもう夕食をとっている家も少なくはないだろう。ちょうど俺の胃袋も何か食いもんを求めていた頃合いだ。 全員の前にご飯、野菜炒め、お茶と、とりあえずの夕食が並び全員が座ったところで「食べながらでいいから長門さんの話を聞いてあげて。」と朝倉が俺に野菜炒めをすすめた。 すすめられたもんは頂くのが礼儀というものだろう。 何でもこなすあの朝倉だ。きっとこの野菜炒めもハルヒ特性料理や朝比奈印のサンドイッチと肩を並べるほどの代物のはずだ。 ネットオークションで売ったら五千円ぐらいはどっかのあほが支払うだろう。 早速一口頂くとしよう・・・・・・。うまい。これ以外のほめ言葉が見つからん。 よくグルメレポートとかで料理を褒めてるやつがいるが褒められる料理は普通の料理だ。 本当にうまい料理は感想も言えなくなるぞ。今の俺みたいに。 言えることは俺のオフクロが作ったものよりはうまいだろう事は確かだ。 長門も朝倉も一口食べたところでどうやら本題のようだ。 「私は今日の零時に消滅する。」 ここまで来てようやく冒頭の俺のセリフまで戻ることになる。 俺が今までいわれたことを脳内で音もなく整理しているとひとつの意見が浮かび上がった。 「バグだけを消してもらえるようにって頼むことは出来ないのか?」「できない。何度も統合思念体に連絡を取り意見を伝えているが聞き入れられない。」 ってことはどの道バグとともに長門の感情も消えちまうってことか。 長門は去年の一年間で相当変わったと思う。 自称長門の感情を読み取るエキスパートが言うのだから間違いない。 もし仮に長門の感情が消えちまったら去年のように俺は長門に感情をもたせることが出来るだろうか。おそらく難しいだろう。 俺はそんなに去年やったことを事細かく覚えているわけではなく一体俺の行動の何が長門に感情を芽生えさせたのか、 そもそも俺の行動によって長門に感情が芽生えたのかすらわからない。 「おそらく私に感情というプログラムが知らぬうちにアップロードされていたのはあなたが原因。」俺が原因か。 一体俺の行動の何が原因だというのだろう。図書館に連れて行ったことか、夏の合宿のときか、文化祭か、冬の合宿か、それともあのコンピ研との壮絶ゲームバトルか、あるいはあの世界が改変されたときか、文芸部廃部の危機に陥ったときか。 そのほかにもやったことが多々ありすぎて何が原因の種なのかさっぱりわからん。 もうちょいしぼることとかできねえのか?っていうか長門が消滅する理由ってのは結果報告が二時間三・・・ああもうめんどくせえ。二時間半でいいや。 二時間半遅れたから長門は消滅?どんなスパルタな教育母でもここまでしないだろう。んなもん俺が長門の親玉に抗議してやる。 長門を消さしてたまるものか。情報統合思念体ってのがどんだけすごい存在なのかは知らんが長門を消す権利なんて誰にもない。 長門は頼りになるSOS団員であり俺のかけがえのない仲間だからな。 くっくっくと朝倉が笑いをこらえるようにして笑っている。この緊急事態に何笑ってんだ。何かおかしいこといったか? 「いやね、もう。こんなに真剣に考えてくれるとは思わなかった。」ん?今聞きづてならない言葉が聞こえたぞ。 その言動からするとこれはドッキリってことか?おいおい。ってことは長門も共犯か。 「違うわ。零時に長門さんが消滅することは本当よ。」それじゃあ何も解決・・・ 「でも理由が違うの。報告が一回遅れたくらいで自分の大切なインターフェースを消滅させるほど統合思念体は感情的じゃないわ。」 じゃあ何で長門まで一緒になって・・・さえぎるなよ朝倉。 朝倉が口を開きかけていたからほぼ反射的といっていいだろう。思わず俺の口から声が漏れ出すように出ていた。 じゃあ何で長門まで一緒になって嘘の理由を言ってたんだ?まさかこんなオチの地味なドッキリではあるまい。 「消滅理由が長門さんには言いづらい理由だったからよ。でもそろそろ言わなきゃね。」 長門のほうへパチリとウインクした朝倉。 長門は最初口ごもって言うのを拒絶している風だったがやがて意を決したのか目にわずかな決意の色を一滴程度だが混ぜつつ口を開いた。 「私はこのままではまた世界改変程ではなくても何らかの形でエラーの爆発を起こす。 それをどうにか元の空間座標に戻すことが出来ても少しづつエラーの爆発の間隔が狭くなっていくと思われそのうちどんな方法をとっても修正不可能なエラーの爆発を起こしてしまう。」 世界改変を起こしちまうってのは長門の中に何らかの形で蓄積したバグが溜まってるってことだよな。 「そう。私の能力内では処理し切れなかった情報が蓄積したものや人類のストレスというものと言語化するのが一番妥当だと思われる方法をとって私の中に蓄積したものもある。」 じゃあ何で朝倉は大丈夫なんだ?おっと、大丈夫だったんだ? 「今は情報処理をして無いからだけど情報処理量がまるで違うからだと思うわ。私ならあと六百年生きても今の長門さんほどバグが溜まったりはしないわ。」 長門の情報処理量はお前の何倍だ? えーと、今日は四月十八日、長門が世界改変を起こしてからちょうど四ヶ月だな。 ということはえーと、一年は十二ヶ月だから長門の情報処理量は千八百倍だな。 朝倉の情報処理量もわかって無いから具体的には長門はすごいやつだってことぐらいしかわからん。俺の努力の意味が今にも消えそうだ。 人間がストレスを発散させるみたくエラーの爆発を起こして長門の中のエラーをなくしたらいいんじゃないのか? 前のことも踏まえりゃ今回は余裕で元の長門に戻せるはずだ。そうすればとりあえず約四ヶ月の対抗策考案期間は作れる。 そんときばかりはハルヒの命令は一切無視して考えれば何とかなるはずだ。 いくらハルヒといえども長門の危機に邪魔させたりはしねえ。 「脱出コードを毎回作れることも脱出方法が毎回同じだということも絶対の保証はない。結局脱出する方法が無くなってしまって元に戻せなくなることに変わりはない。」 脳細胞をさっきの野菜炒めと気合で限界まで活性化させて出した俺の結論とも言うべき提案は瞬く間に却下された。 まあ今まで長門の言ってることが間違っていたなんてことはなかった。今回も長門は正論を言っていると見て間違いないだろう。 だが何でバグがそんなに蓄積するんだ?それのそもそもの理由がわからんと今回を乗り切ってもその後の対処のしようがないじゃないか。 「あなたよ。」答えたのは長門ではなかった。 「ね?長門さん。」朝倉からの問いに少しの間の後長門は首を縦に数センチ動かして肯定の仕草をした。 「この一年間で私の中に一つの心というプログラムが生まれた。」何だ? 「それはあなたを愛おしく思う心。」長門の頬が赤いのはこの際俺の気のせいということにしておいてだな。 それは、えーと、何だ。俺のことが好きってことなのか? おいおいよせよ。冗談なんて長門らしくないじゃないか。こう思うのも仕方のないことだと思うね。 人間心の底から理解しがたいことに直面したときは無反応になるか冗談か夢落ちか何かだと思うのが正常心理ってもんだと俺は思っている。 北高の生徒のほとんどは記憶から抹消されているであろう事実だが一応俺も一般人に当たる類の人間なんでな。 SOS団の面子にそんな一般人の正常心理が通用するとは到底思えないことだが。 「冗談なんかじゃないわ。長門さんが消えるかどうかって時に冗談が言えるほど私たちに時間の余裕はないと思うけど?」 現在時刻は八時十分。こりゃあ確かにグズグズしてると何の打開策も浮かばんままに長門が消えちまうっていう最悪の事態になりかねん。 それだけは何があっても阻止する必要がある。 長門が俺のことを好きだと? いつから? 俺のどんなところを? というかそれは今言うべきことなのか? いやそれよりも長門の親玉である情報統合思念体がそんなことを許すのか? 迷惑極まりなさそうな質問ラッシュに俺の幻覚ということにしている赤くなった長門は全く使い物にならない壊れた玩具のようにオーバーヒートしている。 これは回答を期待できそうにないな。 「いつからっていうのは」朝倉が長門の代弁役を買って出た。まあ朝倉しかいないわけだが。 「決定的にはわからないんだけどSOS団が涼宮ハルヒによって作られてあなたと出会ってから毎日を過ごしているうちにいつの間にか好きという感情が生まれてたそうよ。」 ね?と長門に付加疑問文を投げかけている朝倉。 何でそこまでお前と長門は以心伝心なんだ?もう同期とかいう能力は使えないだろうに。 数ミクロン単位の肯定を示しようやく普段の調子を取り戻しつつある長門が口を開いた。 「私はあなたの全てを愛おしいと思う。だが情報統合思念体は目的に支障が出るような感情の存在を許さない。 私は目的に支障が出るほど常にあなたのことを考えている。これらのことから私を消滅させることが決定している。 このことは今あなたに言わなければいけなかった。気付いているだろうが私には肉体の成長というものが無い。 このままあなただけが老いて死んでいくのを私は耐えられない。」 見事なまでの手際で俺の質問ラッシュに回答をよこしてくれた。 見ると朝比奈さんが窮地を迎えるたびにする半べそ状態と同じ状態に長門もなっていた。 そんな長門を見ていると朝比奈さんと肩を並べるかそれを凌駕するかぐらいの守ってやりたいという衝動に俺の理性が揺り動かされる。 せめてこの事件が終わるまでは耐えるんだ、俺の理性。 長門を守ってやりたいという衝動とともに消滅なんてさせるものかという意気込みなんかも入れつつさっきの質問の深部の答えを要求した。 何でバグがそんなに蓄積するんだ? 「私はあなたが私以外の女性という有機生命体区分に分類される人と近づくと原因不明のバグが大量に蓄積される。」 どういう意味だ?つくづく俺は鈍感だと自分自身でもよくわかっているが急に直せるもんじゃないんだ。 「嫉妬してるのね。じゃあこうしたら面白いことになるかも。」 悪戯っぽい表情を演出している朝倉が抱きついて目を閉じながら顔を近づけてきた。そんなに顔を近づけないでくれ。 俺は今ただでさえ・・・ 一瞬の出来事だった。 さっきまで目の前にいた長門が消えたかと思うと俺に抱きついて何かを要求していた朝倉が二メートルほど後方に吹っ飛び俺の体にはまだ朝倉の重みが残っていたにも関わらずさっきまで朝倉がいたはずの場所には長門の雪の様な白い肌があった。 超高速移動したせいか制服のスカートがめくれて・・・今の俺にこれは相当きつい。 修正プログラムによるものだろうと思われる女の子らしい感情や仕草を持った長門、好きだと生まれて初めて告白された動揺、さっきの朝倉の行動、そして今俺の目の前にある光景。 これで長門がポニーテールだったら俺の理性の限界許容範囲を余裕で突破するだろう。 特にこのことに関しては触れていなかったが長門がショートカットでよかった。 「まあどうするかは二人で考えて、ね?」起き上がった朝倉が俺と長門に対してだろうことを言った。 じゃあねと朝倉は出て行った、そんな音がした。 さっきの野菜炒めをエネルギーに自分の脳細胞の限界に挑戦しつついい案はないかと脳内会議を繰り広げているそのときの時刻は九時十五分。 あと二時間四十五分だ。 考えるんだ。長門が消えなくてすむ方法を。 長門の中のバグを取り除く方法を。 カチャカチャと皿を洗うような音が遥か彼方のような所から聞こえんでもないが今はそんなことは関係ない。 そういうくだらない類の懸案事項はこの事件を解決してからゆっくりと考えさせていただくことにしよう。 考えるんだ・・・ ふと気付くと見覚えのある灰色の世界の中に俺は立っていた。 いつぞやのハルヒ特製閉鎖空間の類か?だとするとあいつが、いた。 視界にはっきりと映し出されているのは幻影か何かじゃない限り北高のセーラー服を着たハルヒ、じゃない? 小柄な体にちょうど首が隠れるくらいのショートカットのその姿は見間違えることは俺が死なない限りないだろうと思われるSOS団の頼りになる事件解決なんでも情報屋と俺が今決めた長門だ。 ・・・・・・。 声が出せない。どんなに声帯を絞っても奇声の一つも漏れやしねえ。 こうなれば心の中で必死に長門の名前を呼ぶほか手段がなくなるのは当然の結果だといえるね。 それが届いたのか長門は振り向いてなにやら呪文のように呟いている。なかなか聞き取れなかったがかろうじて「一年前」「閉鎖空間」「Sleeping beauty」という単語が聞き取れた。 よくやった俺の鼓膜とそれを取り巻く周辺器官の皆様。 ・・・ふと気付くと俺は長門の部屋にいた。 肩にはカーディガンがかけてある。今のは夢・・・か? 一年前見た閉鎖空間並のリアリティがあったぜ。夢?俺は重大なことに気付いた。 長門の姿が見えない。 気配すら感じられない、のはいつもだが。 What time is it now?というやつが俺の今一番聞きたいことだ。 起き上がって時計を見ると午後十一時五十九分。幸いというべきか不幸というべきか良い言い方をすれば後一分残っている。 寝過ごすなんてのよりは長門と朝倉の情報処理能力の対比並みの差がある。 だが悪い言い方をすれば後一分しか残っていない。 さっきの言葉の意味を深く考えている暇はなさそうだ。 「一年前」 「閉鎖空間」 「Sleeping beauty」 これらの単語から思い出されるのは一つしかない。 「白雪姫」もこれに当てはまるキーワードとして十分使えるだろう。 本当にこの方法しかないのか?それにはいやな思い出が凝縮凝固されているんだが。 部屋を見回すと長門は部室と同じく隅っこで本を読んでいるいつも通りの姿があった。 あと二十秒。 寝起きのせいか体が重く長門のいる場所までの距離を二十秒で進み決められていることをするほどの自信はないが長門の命にはかえられない。 明日俺の足がちょっとばかりおかしくなっていてもそのへんは大目に見てもらうことにしよう。 あと十秒。 間に合ってくれ!なんとか長門の場所までたどりつき小柄な長門の肩を掴んだ。 三、二、一、ピピピ。 俺の携帯がセットしておいたアラーム機能で午前零時を伝える。 「っ!」 驚きのあまり声が出ないのはこういうことを言うのだと思うね。 何せ長門の肩があるはずの俺の手には何もなくただ空気を掴もうと無駄なことをしているだけだったんだからな。 さっき掴んだはずだ。長門のあの小柄な肩を。 さっきやったはずだ。夢の中で見た俺のやるべきこと、長門を救う唯一の方法を。 失敗だと?・・・ははは。 「ざけんじゃねえ!!!」 俺はとてつもない喪失感と莫大な罪悪感に駆られていた。 長門が消滅した? んなわけ・・・今まで幾度となく俺やSOS団の窮地を救い続け勉強だろうが運動だろうがなんでも卒なくこなす頼れる存在のあの長門が? んなわけ。 そうだ。まだ俺は夢を見ているはずだ。 そうに違いない。 その証拠に掌に爪を食い込ませても・・・痛ぇ。 くっ・・・そぉ。 俺は長門を消滅させちまった。 誰がなんと言おうと俺が消滅させちまったんだ。 あああああああああああ! 俺の目からは涙が無限の泉のように溢れ出ていた。 くそっ!くそっ!くそっ!何で俺はこんなに無力なんだ。ハルヒなら何とかしていただろう。 前の朝倉でもなんとかできたはずだ。 ひょっとすると朝比奈さんや古泉や鶴屋さん、下手したら谷口や国木田でも何とかしていたかもしれない。 俺だったから。 長門が頼ってきたのが俺だったから長門は消滅する道になっちまったんだ。 ぐぃっ。 俺の袖が引っ張られるような感じがした。 誰だ?こんなときに。 そうだ。俺が死ぬのを手伝ってくれるなら是非ともそうしてくれ。 俺は長門を殺しちまった。なら俺には死ぬ義務がある。 「私の中の大量のバグ情報が消滅した。何も問題はない。」 声を認識することは出来ないがこのしゃべり方。俺も今頃になって長門の幻聴が聞こえるようになったか。 俺もそろそろ末期かもしれない。いろんな意味でだが。 「大丈夫。私は長門有希。この銀河を統括する情報統合思念体に造られた対有機生命体コンタクト用ヒューマノイドインターフェース。」 まだ聞こえる。 こりゃあ明日を迎える前にも死んでしまうかもな。 俺の死亡時刻と死亡原因はこの場合どうなるのだろうなどと考えていると俺の目の前に見覚えのあるセーラー服姿の小柄な少女が現れた。 長門有希だ。 本物か?幻影とかそんなんじゃないのか? 「私は私という個体。この世に私という個体は一つしか存在しない。」 俺はさっき長門を救うことに失敗したはずだ。そんで長門を掴んだ俺の手から長門は消えたはずだ。 「それは私が零時になる瞬間に強制空間軸転送を施しあなたの後ろに自らを転送した。」 う・・・む。何を言ってるかはよく分からんが要するに長門は消えてないってことか? 「そう。」じゃあ何で俺の後ろにその強制空間なんとかってやつをしたんだ? 「わからない。・・・ごめんなさい。」 あっけにとられた。長門からの謝罪を受けたのは初めてだ。 お礼を言われたことなら数えるほどだがあった。だが長門の口からごめんなさいと言う言葉が出ようとは一年前思っただろうか。 俺は長門を抱きしめていた。 「何?」 ・・・・・・何もいうことが出来ない。ただ長門が消滅していない。この世界に長門有希が存在している。それだけで十分だ。俺にはお腹一杯すぎるくらいだ。 長門は理解したのか驚きのあまりか何も言わずに抵抗もしなかった。 数秒その体勢を保った後長門から離れるとそろそろ零時だし帰ろうかと復活しつつある思考回路で考えを巡らせていたところ珍しいことに長門からの提案だ。 「泊まる?」 そうだな。長門からの疑問詞は珍しいしそれを断る理由なんてのは・・・まあこれを知ったハルヒの俺に課す罰ゲームの恐怖ぐらいだ。 自分でも何でこんなにハルヒを恐れているような気にしているようななのかはわからないがそんなことはどうだっていいと胸を張って言えるね。 なぜって? 長門は消滅せずにここにいる。ハルヒだって自分の団員をなくすのは嫌だろう。そんなSOS団の頼れる団員を俺は救ったんだ。 しばらくはハルヒにとやかく言われる筋合いはないだろう。 まあ今日のことをハルヒに伝えるということが叶えばの話である限り俺は明日もいつもと同じSOS団雑用係として働くわけだ。 やれやれ。 今は布団に入って明日に備えるとしよう。 それが今俺に出来る最善のことだと信じつつ。 朝倉とその他の陰謀 第三章 へ
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スキル追加合成 S1合わせ一覧 【弓】 2017.7 スキル名 候補 スキル所持武将 スキル名 候補 スキル所持武将 弓隊堅守 弓隊堅守 A 宮部長房 田尻鑑種 鈴木重則 由良成繁 弓隊襲撃 弓隊襲撃 A 椿姫 絶姫 花 騎馬隊堅守 C 上杉景信 酒井家次 弓隊進撃 S1 水野信元 鉄砲隊備え C 谷衛友 土橋平次 五島玄雅 弓隊堅守 S1 宮部長房 田尻鑑種 鈴木重則 由良成繁 弓隊襲撃 S1 椿姫 絶姫 花 スキル名 候補 スキル所持武将 弓隊備え S1 毛利秀包 石田正継 弓隊備え 弓隊備え A 毛利秀包 石田正継 弓隊進撃 B 水野信元 弓隊堅守 B 宮部長房 田尻鑑種 鈴木重則 由良成繁 防壁破り B 小田氏治 終末の美玉 B 高徳院 騎馬隊備え C 古田重勝 太田一吉 スキル名 候補 スキル所持武将 スキル名 候補 スキル所持武将 弓隊襲撃 弓隊襲撃 A 椿姫 絶姫 花 弓隊進撃 弓隊進撃 A 水野信元 弓隊進撃 S1 水野信元 弓隊襲撃 B 椿姫 絶姫 花 弓隊堅守 S1 弓隊備え B 毛利秀包 石田正継 御曹司の意地 B 伊達政道 四風賢鳳 B 鳥屋尾満栄 騎馬隊進撃 C 朝倉景紀 蠣崎季広 神余光弘 スキル名 候補 スキル所持武将 弓隊堅守 弓隊堅守 A 宮部長房 田尻鑑種 鈴木重則 由良成繁 騎馬隊堅守 C 上杉景信 酒井家次 鉄砲隊備え C 谷衛友 土橋平次 五島玄雅 弓隊襲撃 S1 椿姫 絶姫 花 弓隊備え S1 毛利秀包 石田正継 スキル名 候補 スキル所持武将 スキル名 候補 スキル所持武将 弓隊奇襲 弓撃の真髄 A 弓隊突撃 弓隊突撃 A 富永直勝 宇喜多忠家 乃美宗勝 弓隊奇襲 A 弓削家澄 ※京極高知 御曹司の意地 A 伊達政道 鬼作左 B 本多重次 弓隊奇襲 B 弓削家澄 ※京極高知 若江魂 C 舞兵庫 弓隊布陣 B 木下家定 御曹司の意地 C 伊達政道 騎馬隊突撃 C 豪姫 騎馬隊奇襲 C 羽柴秀勝 佐伯惟教 山岡景友 三好宗三 迅速行軍 S1 平岡頼勝 西園寺実充 京極マリア 武田義信 ※松平忠直 青柳 弓隊突撃 S1 富永直勝 宇喜多忠家 乃美宗勝 スキル名 候補 スキル所持武将 弓隊堅陣 S1 長谷川守知 駒姫 弓隊堅陣 弓隊堅陣 A 長谷川守知 駒姫 忍耐の遠矢 A 尼子義久 弓隊奇襲 S1 弓削家澄 ※京極高知 弓隊布陣 S1 木下家定 スキル名 候補 スキル所持武将 スキル名 候補 スキル所持武将 弓隊堅陣 弓隊堅陣 A 長谷川守知 駒姫 弓隊奇襲 弓撃の真髄 A 忍耐の遠矢 A 尼子義久 弓隊奇襲 A 弓削家澄 ※京極高知 弓隊奇襲 S1 弓削家澄 ※京極高知 鬼作左 B 本多重次 弓隊布陣 S1 木下家定 若江魂 C 舞兵庫 御曹司の意地 C 伊達政道 騎馬隊奇襲 C 羽柴秀勝 佐伯惟教 山岡景友 三好宗三 ※松平忠直 弓隊突撃 S1 富永直勝 宇喜多忠家 乃美宗勝 弓隊堅陣 S1 長谷川守知 駒姫 スキル名 候補 スキル所持武将 弓隊布陣 弓隊布陣 A 木下家定 弓隊突撃 B 富永直勝 宇喜多忠家 乃美宗勝 退き佐久間 B 佐久間信盛 弓隊堅陣 C 長谷川守知 駒姫 騎馬隊布陣 C 奥平貞治 スキル名 候補 スキル所持武将 スキル名 候補 スキル所持武将 弓隊挟撃 弓隊挟撃 A 松平広忠 山崎片家 大野治房 松田憲秀 弓隊守護 弓隊守護 A 北条氏照 吉田政重 禰々 浜路姫 騎馬隊挟撃 B 御宿勘兵衛 吉良親実 長寿院盛淳 近江の方 北条氏直 亀甲車 B 飯田覚兵衛 森本儀太夫 徳永寿昌 弓撃の真髄 C 夜叉の構え A 黒田利高 槍隊挟撃 C 土井利勝 騎馬隊守護 B 千代 日根野弘就 江戸忠通 槍半蔵 C 渡辺守綱 若江魂 B 舞兵庫 弓隊守護 S1 北条氏照 吉田政重 禰々 浜路姫 伏僧嘗胆 B 尼子勝久 吉良親実 長寿院盛淳 近江の方 北条氏直 弓撃の真髄 B 徳永寿昌 槍隊守護 C 淡輪重政 伏僧嘗胆 S1 尼子勝久 弓隊挟撃 S1 松平広忠 山崎片家 大野治房 松田憲秀 スキル名 候補 スキル所持武将 伏僧嘗胆 鬼美濃 B 原虎胤 船穿応射 C 太田左近 龍哭の酒 S1 斎藤龍興 槍半蔵 S1 渡辺守綱 追加スキル名 スキル候補名 スキル所持武将 スキル所持武将 スキル所持武将 スキル所持武将 追加S1スキル スキル候補名 スキル所持武将 スキル所持武将 スキル所持武将 スキル所持武将 ※新規ワールド開始時以外入手不可能 スキル追加合成【槍】 スキル追加合成【馬】 スキル追加合成【砲】 スキル追加合成【速】
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前回のあらすじ 涼宮ハルヒの情報観測の邪魔をする存在、下衆谷口。 そんな谷口の下衆加減に業を煮やした情報統合思念体の急進派がついにキレた。 再度、有機生命体として現れた朝倉涼子が、長門、喜緑とのアットホームドラマを繰り広げてついに動き出した! 谷口「ふほほ。インターネッツは便利なものでございますな」 谷口「18歳未満でも 『はい』 とか 『I agree』 とか 『承認する』 とか勝手にHOIHOIクリッコしていけば、お宝映像がフォルダー内にざっくざく」 谷口「徳川埋蔵金なんて目じゃないね!」 谷口「谷口です」 朝倉「ぁどっこいしょお!」 どかん! 谷口「ふふん!? インターネッツに夢中になっている俺のマイルームドアを蹴り破って誰かが侵入してきただと!?」 谷口「敵襲! 敵襲! 身の程知らずの不埒者が現れおったぞよ! 者ども、出あえ出あえ!」 谷口「あ、今ひらめいた! 『出あえ出あえ』って、『出会え出会え』 と言うとなんかAVのタイトルっぽくて卑猥! なんという発見www」 谷口「ゲスゲスゲスwwww」 朝倉「問題発言! 猥褻罪の現行犯よ! 刑執行! ネット上での年齢詐称も合わせ技で即死刑、刺殺決定!」 谷口「ぎゃひん! ワイルド7が現れた! 猥褻罪ってなんだ!? 年齢詐称ですいません! 馬鹿田大学卒業生の24歳って言う設定でインターネッツやってました!」 朝倉「謝っても赦してあげないわよ! 謝って済んだら法治国家はいらないんだから!」 朝倉「よって即排除決行! この99人の有機生命体の生き血をすった刃渡り80cmナイフ、朝倉丸で下腹部を思くそこねくりまわして あ げ る !」 谷口「いやん、めっさ日本刀! こんなモラリストにはついていけないから実家へ帰らせていただきます!」 がしゃん 朝倉「ちっ。窓ガラスを割って外へ逃げたか。けど、朝倉丸の刃から逃れらると思わないことね!」 ~~~~~ 谷口「はあはあはあ!」 谷口「いったい、いったい何なんだこの状況は!?」 谷口「俺が自室でハイパーセルフネットサーフィンしてたら、日本刀を持った帰国子女が俺に斬りかかってきた!?」 谷口「これじゃあ三流スプラタホラーのワンシーンじゃないかよ!」 谷口「え、嘘!? これってホラー映画の撮影中なの!? いやん、今日お化粧してきてないよ!」 谷口「映ってる? ねえ、映ってる? おーい、北高のみんな見てるか!?」 朝倉「逃がさないわよ! イッツショータイッ!」 谷口「イッツショートタイツ!? 確かにタイツは好きだけど! できれば黒でお願いします!」 朝倉「悪いけど、私はスパッツ派なのよね」 朝倉「この空間内では私が圧倒的有利! 私の意に背くことは叶わないのよ!」 谷口「バカな、どこまで走っても逃げ切れない! 夜とは言え、通りに人がまったくいない!?」 谷口「しまった、もう逃げ道が……!」 朝倉「さあ、もう満足いくまで足掻けたかしら?」 谷口「お前、何の目的でこんなことを……金ならないぞ!」 朝倉「金? あはは。そんな物には興味ないって。用があるのは、あなたの身体だけ」 谷口「はあはあはあ。身体ですとな!? まさかのエロゲ展開!」 朝倉「そうよ。あなたの身体」 谷口「ま、まさか、俺の股間の 【禁則事項です】 とか、さらにその下についている 【禁則事項です】 とか、あまつさえ裏側にある 【禁則事項です】 までも狙っているのでは……はあはあはあ! これはこれで興奮を隠し切れないSMプレー!」 朝倉「そうねえ。あなたの股間の 【禁則事項です】 を朝倉丸でそぎ落としてみるのも面白そうだわ。さらにその下についている 【禁則事項です】 を卵をつぶすようにすり潰して、さらにさらにその裏側にある 【禁則事項です】 に朝倉丸の柄をつきたててあげるのも楽しそうね」 谷口「うふん、SM超上級者!」 朝倉「私ね、赤い液体とかひねり出すような悲鳴とか、そういうものが大好きなの」 朝倉「あ、もちろん性的な意味で」 朝倉「有機生命体のすべすべした肌がぱっくり破れて、中からぶくぶくって泡をあげながら血があふれてくるのって、とてもファンタスティックだと思わない?」 朝倉「痛みに耐え切れずに悲鳴をあげているのを聞いていると自分が確かにここに存在していて、他の存在に対して影響を及ぼしているっていう実感と達成感がえられて心が満たされるじゃない」 朝倉「じわじわ汗をにじませながら目尻や額にしわを寄せて苦しむ人を見ていたら、とてもカタルシス的な色気を感じるじゃない?」 朝倉「意思を持つものが意思を持ち続ける上で絶対に必要なことは、征服感なのよ。他者よりも自己こそが勝っていると言う証明を求める。それこそが意識を持つ存在特有の本質であり、それを満たしてこそエクスタシーを感じ資格があると言っても過言ではないでしょう」 朝倉「私には有機生命体の死というものがよく理解できないのだけれど、あなたの死を実感できれば、もしかしたら私も逆説的な意味で生というものを感じることができるかもしれないわ」 朝倉「だから。ね。私のために血だるまになってよ」 谷口「このシリーズ始まって以来、様々なタイプの変態さんたちに出会ってきたけれど。サディスティックウーマンは始めてのタイプだわ」 朝倉「最終回直前にふさわしい展開でしょ?」 谷口「なにをもってふさわしいと言えるのか謎だが、これじゃおちおち下衆イズムを発揮してらんないぜ!」 谷口「とにかく、そんな理解不能なお遊びにニャンニャン付き合ってる暇はないんだ! 俺は逃げるぜ! あーばよ、とっつぁん!」 朝倉「うふふ。逃がさないわよ」 谷口「ふぐお!? な、なんだこれは。まるで金縛りに遭ったかのように身体が動かない!」 朝倉「これで逃げられないわね。手こずらせてくれちゃって」 谷口「ちくしょう……どうせ身体の自由を奪うんなら、超能力じゃなくて亀甲縛りの緊縛プレーだろ常識的に考えて」 朝倉「さあ、うふふ。身動きできないあなたの全身の皮を剥ぎ落として、余すところなく皮下組織をなめまわしてあげるわ」 谷口「ちょwwwさすがの俺もこれは引くわwwwww」 朝倉「どうぞ。抵抗してくれてけっこう。その方が楽しいものね」 谷口「くそ、このままじゃ谷口さんがスライスチーズにされてしまう! 【禁則事項です】 が 【禁則事項だYO】 になっちまう!」 谷口「くそ、くそくそ! 動け、俺の身体! 動いてあの刃を避けてくれ!」 朝倉「それじゃ、そろそろ死んで」 谷口「頼む! 俺に、俺に力をわけてくれ、藤原!」 ~~~~~ 藤原「むふふ。今日も大漁大漁」 藤原「これだから電車でGOはやめられない!」 藤原「ん? なんだ?」 藤原「どこからともなく、谷口氏の声が聞こえるぞ」 藤原「しかも俺に助けを求めているようだ」 藤原「谷口氏、谷口氏、どこにいる!? うむむ、まさか彼の身に何らかのアクシデントが!」 藤原「谷口氏、俺が今からパワーを送る! 我が痴漢電車パワーを受け取るがいい!」 藤原「いくぞ!」 藤原「ほわあぁぁぁぁぁぁい!!」 藤原「マッガーレ」 ~~~~~ 谷口「でりゃあああ! 真剣白羽取り!!」 朝倉「なっ!? そんな、谷口は私の情報干渉によって動けない身体のはずなのに!」 谷口「ふふふ。お前が何者なのかは知らないが、変な力で俺の動きをとめたって、そんなの関係ねえ!」 谷口「我が友、藤原が痴漢パワーを送信してくれたおかげで俺の腕と上半身が動くようになったのさ!」 朝倉「そんなバカな……。し、しかし。まだ私の優位は変わらない! 今度はその足から斬りとってあげるわ!」 谷口「や、やばい。上半身はなんとか動くようになったが、下半身までは……!」 谷口「中河、中河! 俺を助けてくれ!」 ~~~~~ 中河「大漁大漁。大漁にござる」 中河「アメフト冥利につきるというものですな。ハットハットハット!」 中河「ぬふ。つるつるシルクの手触りパンティwwwww」 中河「ん、ん~?」 中河「今、どこからもともなく谷口殿の叫びが聞こえたような」 中河「はっ! まさか、今まさに谷口殿は敵と交戦中なのでは!?」 中河「こうしてはいられない。今すぐ我がアメフトパンティ力を送信してあげざるをえない!」 中河「いくぞ谷口殿! 受け取ってたもれ! むむむむむ……」 中河「フタエノキワミ! アッー!」 ~~~~~ 谷口「カモシカの足ジャンピング!」 朝倉「そんな! 上半身だけでなく、下半身までも情報干渉下において自由に動かせるなんて!」 谷口「みたか朝倉涼子! これが我々、刎頚の友の力だ!」 朝倉「たまたま、そう、たまたまよ! 私の情報空間がやぶられるわけなんてない!」 朝倉「直接攻撃がダメなら、こういう手はどう!?」 谷口「なに!? 周りに落ちていた石ころが槍に姿を変えて襲い掛かってくる!?」 谷口「四方八方から襲い掛かられては逃げ場がない!」 朝倉「今度こそ、とった!」 谷口「老師、老師! 我が師、老師よ!」 ~~~~~ 鶴屋(老)「ほっほっほ。わしが産婦人科の鶴屋医師じゃ」 鶴屋(老)「さあさあこっちに来てごらんマタニティ」 ぴきーん 鶴屋(老)「むっ! こ、この声は……我が弟子のひとり谷口の魂の叫び声!」 鶴屋(老)「こうしちゃおれん。マタニティへのセクハラは後と回しじゃ」 鶴屋(老)「わしの至上因業念動力を受け取るのじゃ!」 鶴屋(老)「みょあああああああああああああああ!!」 鶴屋(老)「エッチスケッチワンタッチ」 ~~~~~ 朝倉「今度こそもらった! 谷口の串刺しのいっちょうあがりだわ! zkzk!」 谷口「甘いぞAAランク+少女!」 谷口「これが、これが老師より受け継いだ奥義だ! ふああああぁぁぁぁ!!」 谷口「秘奥義、爆肉性欲壁!」 朝倉「なっ!? そんな! 谷口の身体が異様なほど筋肉で膨れ上がり、鉄をも貫く朝倉アローを跳ね返したですって!?」 谷口「むふー。むふふー」 谷口「見たか朝倉涼子よ。これこそが下衆流格闘術奥義、爆肉性欲体よ」 谷口「下衆流格闘術の真髄は人間の三大欲求のうち、食欲、睡眠欲の二つを全て消し去り、性欲だけを特化させることにある」 朝倉「な、なんですって!? 有機生命体の三大欲求といえば、自己の存在を支えるもっとも根幹となる部分。その二つまでを性欲に組み替えるなんて……その強大さは、まさにビックバン!」 谷口「その性欲をそっくりそのまま筋肉組織に置換することにより、機関銃をも跳ね返す強靭な肉体が完成するのだ」 谷口「ああ。聞こえるぞ。世界が、宇宙が、森羅万象が、この俺を讃える声……」 たっにぐち! たっにぐち! たっにぐち! 谷口「我が下衆流性欲制御術は、いわば生の術。自らを守り、人を守り、子孫を残す。そこには生物としてあるがままの姿がそのまま投影されているのだ」 谷口「その在り様は、まさに偉大なる自然そのもの。我が強さと健康の秘訣は、ナチュラルパワーにこそある」 朝倉「しかし、しょせんはそんなものは愚かな有機生命体の足掻きにすぎないのよ。死を司る私の朝倉丸が、下衆流格闘術など児戯にも劣る子供だましだということを証明してあげる!!」 谷口「面白い。そう思うのなら、かかってきなさい。今こそこの、生と死、表と裏、光と闇の戦いに終止符を打つ時なのだ」 朝倉「小細工は弄さないわ。行くわよ、朝倉丸!」 谷口「この反りかえる雄々しき肉体を恐れぬのなら、かかってきなさい!」 朝倉「てああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!」 谷口「ぬおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」 カッ!! ~~~~~ 朝倉「ぐふっ!」 朝倉「そ、そんな……無敵のはずの、私の朝倉丸が……砕けるなんて……」 谷口「ふん。この美しき逆三角形の肉体美に、そのような怪しげな刃物など通用しないのだ」 朝倉「……負けたわ。しょせん有機生命体の浅知恵よと侮った私の完敗」 谷口「ようやく分かったようだね朝倉ガール」 谷口「人間は自然の一部。それを忘れ、いかに文明科学を発達させようとも、大自然の手の上から逃れることは不可能。自然を味方につけ、生物の理を真に理解した我が下衆流格闘術にまやかしの刃など通じないのだよ」 朝倉「生物のもつ命の力がこんなにも強いものだったなんて。私は勘違いをしていたみたいね。それに気づかなかった私は、やっぱりただの愚かなバックアップだったのね……」 朝倉「迷惑をかけたわね、谷口くん。敗者はただ、戦場を去るのみ。私はこれで消えることにするわ……」 谷口「待ちたまえ、朝倉くん」 朝倉「え?」 谷口「素直に全てを、あるがままを受け入れたキミには、下衆流格闘術の真髄がきっと理解できているはず」 谷口「下衆流格闘術の真理が理解できたのなら、是非もない。早速始めようではないか」 朝倉「始めるって、なにを?」 谷口「何って。いやだなあ。ははははは」 谷口「子作りだよ」 朝倉「………え?」 朝倉「ええええええええええええええええ!!??」 朝倉「ちょwwwばwwwwwおまwwwwww離せカスwwwwwwww」 谷口「下衆流格闘術は性欲に「のみ」支えられた生命の神秘。その根源は性の営みに他ならない」 朝倉「死ねwwwwwwwwwwwww」 谷口「な? ええやろ姉ちゃん? 一発だけ、一発だけやし。な?」 朝倉「いきなり口調変えるなwwwwリアルすぎるwwwwwwwww」 谷口「ああもうたまらんわ。ノンスリーブ状態やわ。誰も見てないし。な? 先っぽだけならええやろ?」 朝倉「きめえwwwwwwマジで死ね下衆野郎wwwwwwwwwwww」 谷口「はあはあはあ!」 谷口「はふーはふー!」 谷口「辛抱たまらんわ! ふっじこちゅわああぁぁぁぁん!」 朝倉「ぎゃああああああああああああああああああああああ!!」 ~~~~~ ハルヒ「昨日部屋の掃除してたらね。こんなものが出てきたのよ」 キョン「何だこれ。中学校の卒業アルバムか」 ハルヒ「中学の時は学校生活が楽しいなんて思ってなかったし、アルバムなんて興味なかったから押入れの中にずっと放り込んでたのよね」 ハルヒ「偶然見つけたから、ちょっと見てみようかななんて思って、掃除の休憩がてら開けてみたのよ」 キョン「へえ。このクラスにいる奴も何人か写ってるな」 ハルヒ「おかしいと思わない?」 キョン「おかしい? なにがだ?」 ハルヒ「谷口よ。あいつの写ってる写真、どれを見ても不思議なくらい普通の中学生男子なのよ。あいつ」 キョン「なんだそりゃ」 キョン「……本当だ。どれを見ても、あいつがまともな男子生徒として写ってるな。お調子者っぽい雰囲気はあるが、それもいたって普通のレベルの話だ」 ハルヒ「ね。おかしいでしょ。あいつがあの変質者オーラを発散せずに全ページにわたって普通に写ってるなんて」 キョン「やつの特異性を恐れた中学校の教師たちが、意図的に普通の写真を選んで載せてるんじゃないのか?」 ハルヒ「私も最初はそう思ったのよ。卒業写真なんだし、クラスの汚点を形に残したくなかった担任教師がそうしたんじゃないかってね」 ハルヒ「でもね。おかしいのよ。意識して思い出そうとしなければ思い出せなかったんだけど、私の記憶の中の谷口はそのアルバムに載っている普通の谷口のようにどこにでもいるごくごく一般的な中学生だったのよ」 キョン「どういうことだ?」 ハルヒ「つまり。私の記憶が正しければ、中学の頃の谷口は普通人だったってこと。それが何故か、高校に進級すると同時にまるで人が変わったように異常な変態下衆人間に変貌してしまったの」 キョン「いまいち要領をえないが、お前は今の谷口が、中学の頃のあいつとは別人だと言いたいのか?」 ハルヒ「違うの。中学の頃の谷口と今の谷口は同一人物よ。でも、それは外見的な話。中身はキョンの言うとおり、全くの別人といっても差し障りないわ」 ハルヒ「どうしてこんなこと、今まで気づかなかったのかしら! 何故、谷口は高校に入学すると同時にあそこまで変態になってしまったの!?」 キョン「……まさかハルヒ……お前がそうあってほしいと望んだからって言うんじゃ……」 キョン「でも、進級や転校を機にいきなり変身しちまうやつっているだろ。高校デビューとかさ、そんな感じの」 ハルヒ「高校に入って不良になるとか言う話なら、まああるけど。いきなり何の前触れもなく性格が一変するなんて常識的に考えてありえないでしょう。事故で頭を打って前世の記憶にでも目覚めたっていうの?」 キョン「いや、そこまで言うつもりはないけどさ……。でも、目の前で起こっている事実だけが全てであってだな。いろいろ推測したってそれをひっくり返せるわけでもなし。無駄なことだと思うがなあ。この話は、そういうことでケリをつけておこうぜ。深く考えるだけ無駄だ」 ハルヒ「いえ。こういうことはね、キョン。過程が大事なのよ。ひょっとしたら、あいつは高校入学の直前にUFOに攫われて頭に怪しげなチップを埋め込まれて性格豹変したという可能性だってあるのよ!」 キョン「頼むから、そんなことを真面目に望んだりしないでくれよ」 ハルヒ「ともかく! 谷口は中学の時はおっちょこちょいの三枚目お調子者だったけど、普通の男子生徒だった! これは動かぬ事実よ! 中学卒業後、あいつに何かがあった! それは間違いない!」 キョン「おいハルヒ。一言、言っておくぞ」 ハルヒ「なによ」 キョン「この世にはUFOも存在しないし、前世の記憶に目覚めるようなムー大陸の戦士もいないんだ。そういうのは、一部の人間が面白おかしくそう囃し立てていて、お前みたいなのが騙されているだけなんだ」 キョン「不思議なことなんていうのはな、そうそう身の回りに転がっているもんじゃないってお前自身が言ってたじゃないか」 ハルヒ「………」 ハルヒ「うるさいわね、バカキョンのくせに!」 キョン「いてっ! たたくなよ!」 ハルヒ「ふんっ!」 キョン「おい、逃げるな!」 ハルヒ「……そうよね」 ハルヒ「キョンの言うとおりだわ」 ハルヒ「この世に不思議なことなんて、そうそうあるわけない」 ハルヒ「でも、私ははっきり覚えている。中学の頃の谷口はまともな一般人だった」 ハルヒ「それじゃあ、今の谷口は?」 ハルヒ「………」 ハルヒ「今の谷口は、普通なのよ」 ハルヒ「そうよ。それなら説明がつくわ」 ハルヒ「不思議なことなんて何もなかった。中学の頃の谷口は普通だった。そして今も谷口は普通の高校生」 ハルヒ「それなら何の問題もないわ」 ハルヒ「きっと、そうなのよ」 ~~~~~ 朝倉「ぎゃああああああああああああああああああああああ!!」 谷口「えっへっへwwwwwwいただきマンモスwwwwwwwww」 谷口「え? えへぇ?」 谷口「ふひっ!? なんだこの光は!?」 谷口「ふわ、ふわわ!? うひぃ! 光が、光が俺の身体をつつみこむ!」 谷口「あわわわわわ……! 俺の、俺の頭の中が真っ白けになってく……!」 朝倉「こ、これは……! 涼宮ハルヒの情報改変! な、なんていう膨大な情報フレア……」 谷口「はひ~~~~~! 俺の、俺の存在がきえていくぅ!」 谷口「だ、だだ……」 谷口「だっふんだ!」 朝倉「………」 朝倉「……きえた……」 朝倉「谷口が、情報空間内から消失した……」 朝倉「何が……起こったの?」 朝倉「何はともあれ………貞操の危機はまぬがれたようね」 最終回へつづく
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前回のあらすじ 涼宮ハルヒの情報観測の邪魔をする存在、下衆谷口。 そんな谷口の下衆加減に業を煮やした情報統合思念体の急進派がついにキレた。 再度、有機生命体として現れた朝倉涼子が、長門、喜緑とのアットホームドラマを繰り広げてついに動き出した! 谷口「ふほほ。インターネッツは便利なものでございますな」 谷口「18歳未満でも 『はい』 とか 『I agree』 とか 『承認する』 とか勝手にHOIHOIクリッコしていけば、お宝映像がフォルダー内にざっくざく」 谷口「徳川埋蔵金なんて目じゃないね!」 谷口「谷口です」 朝倉「ぁどっこいしょお!」 どかん! 谷口「ふふん!? インターネッツに夢中になっている俺のマイルームドアを蹴り破って誰かが侵入してきただと!?」 谷口「敵襲! 敵襲! 身の程知らずの不埒者が現れおったぞよ! 者ども、出あえ出あえ!」 谷口「あ、今ひらめいた! 『出あえ出あえ』って、『出会え出会え』 と言うとなんかAVのタイトルっぽくて卑猥! なんという発見www」 谷口「ゲスゲスゲスwwww」 朝倉「問題発言! 猥褻罪の現行犯よ! 刑執行! ネット上での年齢詐称も合わせ技で即死刑、刺殺決定!」 谷口「ぎゃひん! ワイルド7が現れた! 猥褻罪ってなんだ!? 年齢詐称ですいません! 馬鹿田大学卒業生の24歳って言う設定でインターネッツやってました!」 朝倉「謝っても赦してあげないわよ! 謝って済んだら法治国家はいらないんだから!」 朝倉「よって即排除決行! この99人の有機生命体の生き血をすった刃渡り80cmナイフ、朝倉丸で下腹部を思くそこねくりまわして あ げ る !」 谷口「いやん、めっさ日本刀! こんなモラリストにはついていけないから実家へ帰らせていただきます!」 がしゃん 朝倉「ちっ。窓ガラスを割って外へ逃げたか。けど、朝倉丸の刃から逃れらると思わないことね!」 ~~~~~ 谷口「はあはあはあ!」 谷口「いったい、いったい何なんだこの状況は!?」 谷口「俺が自室でハイパーセルフネットサーフィンしてたら、日本刀を持った帰国子女が俺に斬りかかってきた!?」 谷口「これじゃあ三流スプラタホラーのワンシーンじゃないかよ!」 谷口「え、嘘!? これってホラー映画の撮影中なの!? いやん、今日お化粧してきてないよ!」 谷口「映ってる? ねえ、映ってる? おーい、北高のみんな見てるか!?」 朝倉「逃がさないわよ! イッツショータイッ!」 谷口「イッツショートタイツ!? 確かにタイツは好きだけど! できれば黒でお願いします!」 朝倉「悪いけど、私はスパッツ派なのよね」 朝倉「この空間内では私が圧倒的有利! 私の意に背くことは叶わないのよ!」 谷口「バカな、どこまで走っても逃げ切れない! 夜とは言え、通りに人がまったくいない!?」 谷口「しまった、もう逃げ道が……!」 朝倉「さあ、もう満足いくまで足掻けたかしら?」 谷口「お前、何の目的でこんなことを……金ならないぞ!」 朝倉「金? あはは。そんな物には興味ないって。用があるのは、あなたの身体だけ」 谷口「はあはあはあ。身体ですとな!? まさかのエロゲ展開!」 朝倉「そうよ。あなたの身体」 谷口「ま、まさか、俺の股間の 【禁則事項です】 とか、さらにその下についている 【禁則事項です】 とか、あまつさえ裏側にある 【禁則事項です】 までも狙っているのでは……はあはあはあ! これはこれで興奮を隠し切れないSMプレー!」 朝倉「そうねえ。あなたの股間の 【禁則事項です】 を朝倉丸でそぎ落としてみるのも面白そうだわ。さらにその下についている 【禁則事項です】 を卵をつぶすようにすり潰して、さらにさらにその裏側にある 【禁則事項です】 に朝倉丸の柄をつきたててあげるのも楽しそうね」 谷口「うふん、SM超上級者!」 朝倉「私ね、赤い液体とかひねり出すような悲鳴とか、そういうものが大好きなの」 朝倉「あ、もちろん性的な意味で」 朝倉「有機生命体のすべすべした肌がぱっくり破れて、中からぶくぶくって泡をあげながら血があふれてくるのって、とてもファンタスティックだと思わない?」 朝倉「痛みに耐え切れずに悲鳴をあげているのを聞いていると自分が確かにここに存在していて、他の存在に対して影響を及ぼしているっていう実感と達成感がえられて心が満たされるじゃない」 朝倉「じわじわ汗をにじませながら目尻や額にしわを寄せて苦しむ人を見ていたら、とてもカタルシス的な色気を感じるじゃない?」 朝倉「意思を持つものが意思を持ち続ける上で絶対に必要なことは、征服感なのよ。他者よりも自己こそが勝っていると言う証明を求める。それこそが意識を持つ存在特有の本質であり、それを満たしてこそエクスタシーを感じ資格があると言っても過言ではないでしょう」 朝倉「私には有機生命体の死というものがよく理解できないのだけれど、あなたの死を実感できれば、もしかしたら私も逆説的な意味で生というものを感じることができるかもしれないわ」 朝倉「だから。ね。私のために血だるまになってよ」 谷口「このシリーズ始まって以来、様々なタイプの変態さんたちに出会ってきたけれど。サディスティックウーマンは始めてのタイプだわ」 朝倉「最終回直前にふさわしい展開でしょ?」 谷口「なにをもってふさわしいと言えるのか謎だが、これじゃおちおち下衆イズムを発揮してらんないぜ!」 谷口「とにかく、そんな理解不能なお遊びにニャンニャン付き合ってる暇はないんだ! 俺は逃げるぜ! あーばよ、とっつぁん!」 朝倉「うふふ。逃がさないわよ」 谷口「ふぐお!? な、なんだこれは。まるで金縛りに遭ったかのように身体が動かない!」 朝倉「これで逃げられないわね。手こずらせてくれちゃって」 谷口「ちくしょう……どうせ身体の自由を奪うんなら、超能力じゃなくて亀甲縛りの緊縛プレーだろ常識的に考えて」 朝倉「さあ、うふふ。身動きできないあなたの全身の皮を剥ぎ落として、余すところなく皮下組織をなめまわしてあげるわ」 谷口「ちょwwwさすがの俺もこれは引くわwwwww」 朝倉「どうぞ。抵抗してくれてけっこう。その方が楽しいものね」 谷口「くそ、このままじゃ谷口さんがスライスチーズにされてしまう! 【禁則事項です】 が 【禁則事項だYO】 になっちまう!」 谷口「くそ、くそくそ! 動け、俺の身体! 動いてあの刃を避けてくれ!」 朝倉「それじゃ、そろそろ死んで」 谷口「頼む! 俺に、俺に力をわけてくれ、藤原!」 ~~~~~ 藤原「むふふ。今日も大漁大漁」 藤原「これだから電車でGOはやめられない!」 藤原「ん? なんだ?」 藤原「どこからともなく、谷口氏の声が聞こえるぞ」 藤原「しかも俺に助けを求めているようだ」 藤原「谷口氏、谷口氏、どこにいる!? うむむ、まさか彼の身に何らかのアクシデントが!」 藤原「谷口氏、俺が今からパワーを送る! 我が痴漢電車パワーを受け取るがいい!」 藤原「いくぞ!」 藤原「ほわあぁぁぁぁぁぁい!!」 藤原「マッガーレ」 ~~~~~ 谷口「でりゃあああ! 真剣白羽取り!!」 朝倉「なっ!? そんな、谷口は私の情報干渉によって動けない身体のはずなのに!」 谷口「ふふふ。お前が何者なのかは知らないが、変な力で俺の動きをとめたって、そんなの関係ねえ!」 谷口「我が友、藤原が痴漢パワーを送信してくれたおかげで俺の腕と上半身が動くようになったのさ!」 朝倉「そんなバカな……。し、しかし。まだ私の優位は変わらない! 今度はその足から斬りとってあげるわ!」 谷口「や、やばい。上半身はなんとか動くようになったが、下半身までは……!」 谷口「中河、中河! 俺を助けてくれ!」 ~~~~~ 中河「大漁大漁。大漁にござる」 中河「アメフト冥利につきるというものですな。ハットハットハット!」 中河「ぬふ。つるつるシルクの手触りパンティwwwww」 中河「ん、ん~?」 中河「今、どこからもともなく谷口殿の叫びが聞こえたような」 中河「はっ! まさか、今まさに谷口殿は敵と交戦中なのでは!?」 中河「こうしてはいられない。今すぐ我がアメフトパンティ力を送信してあげざるをえない!」 中河「いくぞ谷口殿! 受け取ってたもれ! むむむむむ……」 中河「フタエノキワミ! アッー!」 ~~~~~ 谷口「カモシカの足ジャンピング!」 朝倉「そんな! 上半身だけでなく、下半身までも情報干渉下において自由に動かせるなんて!」 谷口「みたか朝倉涼子! これが我々、刎頚の友の力だ!」 朝倉「たまたま、そう、たまたまよ! 私の情報空間がやぶられるわけなんてない!」 朝倉「直接攻撃がダメなら、こういう手はどう!?」 谷口「なに!? 周りに落ちていた石ころが槍に姿を変えて襲い掛かってくる!?」 谷口「四方八方から襲い掛かられては逃げ場がない!」 朝倉「今度こそ、とった!」 谷口「老師、老師! 我が師、老師よ!」 ~~~~~ 鶴屋(老)「ほっほっほ。わしが産婦人科の鶴屋医師じゃ」 鶴屋(老)「さあさあこっちに来てごらんマタニティ」 ぴきーん 鶴屋(老)「むっ! こ、この声は……我が弟子のひとり谷口の魂の叫び声!」 鶴屋(老)「こうしちゃおれん。マタニティへのセクハラは後と回しじゃ」 鶴屋(老)「わしの至上因業念動力を受け取るのじゃ!」 鶴屋(老)「みょあああああああああああああああ!!」 鶴屋(老)「エッチスケッチワンタッチ」 ~~~~~ 朝倉「今度こそもらった! 谷口の串刺しのいっちょうあがりだわ! zkzk!」 谷口「甘いぞAAランク+少女!」 谷口「これが、これが老師より受け継いだ奥義だ! ふああああぁぁぁぁ!!」 谷口「秘奥義、爆肉性欲壁!」 朝倉「なっ!? そんな! 谷口の身体が異様なほど筋肉で膨れ上がり、鉄をも貫く朝倉アローを跳ね返したですって!?」 谷口「むふー。むふふー」 谷口「見たか朝倉涼子よ。これこそが下衆流格闘術奥義、爆肉性欲体よ」 谷口「下衆流格闘術の真髄は人間の三大欲求のうち、食欲、睡眠欲の二つを全て消し去り、性欲だけを特化させることにある」 朝倉「な、なんですって!? 有機生命体の三大欲求といえば、自己の存在を支えるもっとも根幹となる部分。その二つまでを性欲に組み替えるなんて……その強大さは、まさにビックバン!」 谷口「その性欲をそっくりそのまま筋肉組織に置換することにより、機関銃をも跳ね返す強靭な肉体が完成するのだ」 谷口「ああ。聞こえるぞ。世界が、宇宙が、森羅万象が、この俺を讃える声……」 たっにぐち! たっにぐち! たっにぐち! 谷口「我が下衆流性欲制御術は、いわば生の術。自らを守り、人を守り、子孫を残す。そこには生物としてあるがままの姿がそのまま投影されているのだ」 谷口「その在り様は、まさに偉大なる自然そのもの。我が強さと健康の秘訣は、ナチュラルパワーにこそある」 朝倉「しかし、しょせんはそんなものは愚かな有機生命体の足掻きにすぎないのよ。死を司る私の朝倉丸が、下衆流格闘術など児戯にも劣る子供だましだということを証明してあげる!!」 谷口「面白い。そう思うのなら、かかってきなさい。今こそこの、生と死、表と裏、光と闇の戦いに終止符を打つ時なのだ」 朝倉「小細工は弄さないわ。行くわよ、朝倉丸!」 谷口「この反りかえる雄々しき肉体を恐れぬのなら、かかってきなさい!」 朝倉「てああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!」 谷口「ぬおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」 カッ!! ~~~~~ 朝倉「ぐふっ!」 朝倉「そ、そんな……無敵のはずの、私の朝倉丸が……砕けるなんて……」 谷口「ふん。この美しき逆三角形の肉体美に、そのような怪しげな刃物など通用しないのだ」 朝倉「……負けたわ。しょせん有機生命体の浅知恵よと侮った私の完敗」 谷口「ようやく分かったようだね朝倉ガール」 谷口「人間は自然の一部。それを忘れ、いかに文明科学を発達させようとも、大自然の手の上から逃れることは不可能。自然を味方につけ、生物の理を真に理解した我が下衆流格闘術にまやかしの刃など通じないのだよ」 朝倉「生物のもつ命の力がこんなにも強いものだったなんて。私は勘違いをしていたみたいね。それに気づかなかった私は、やっぱりただの愚かなバックアップだったのね……」 朝倉「迷惑をかけたわね、谷口くん。敗者はただ、戦場を去るのみ。私はこれで消えることにするわ……」 谷口「待ちたまえ、朝倉くん」 朝倉「え?」 谷口「素直に全てを、あるがままを受け入れたキミには、下衆流格闘術の真髄がきっと理解できているはず」 谷口「下衆流格闘術の真理が理解できたのなら、是非もない。早速始めようではないか」 朝倉「始めるって、なにを?」 谷口「何って。いやだなあ。ははははは」 谷口「子作りだよ」 朝倉「………え?」 朝倉「ええええええええええええええええ!!??」 朝倉「ちょwwwばwwwwwおまwwwwww離せカスwwwwwwww」 谷口「下衆流格闘術は性欲に「のみ」支えられた生命の神秘。その根源は性の営みに他ならない」 朝倉「死ねwwwwwwwwwwwww」 谷口「な? ええやろ姉ちゃん? 一発だけ、一発だけやし。な?」 朝倉「いきなり口調変えるなwwwwリアルすぎるwwwwwwwww」 谷口「ああもうたまらんわ。ノンスリーブ状態やわ。誰も見てないし。な? 先っぽだけならええやろ?」 朝倉「きめえwwwwwwマジで死ね下衆野郎wwwwwwwwwwww」 谷口「はあはあはあ!」 谷口「はふーはふー!」 谷口「辛抱たまらんわ! ふっじこちゅわああぁぁぁぁん!」 朝倉「ぎゃああああああああああああああああああああああ!!」 ~~~~~ ハルヒ「昨日部屋の掃除してたらね。こんなものが出てきたのよ」 キョン「何だこれ。中学校の卒業アルバムか」 ハルヒ「中学の時は学校生活が楽しいなんて思ってなかったし、アルバムなんて興味なかったから押入れの中にずっと放り込んでたのよね」 ハルヒ「偶然見つけたから、ちょっと見てみようかななんて思って、掃除の休憩がてら開けてみたのよ」 キョン「へえ。このクラスにいる奴も何人か写ってるな」 ハルヒ「おかしいと思わない?」 キョン「おかしい? なにがだ?」 ハルヒ「谷口よ。あいつの写ってる写真、どれを見ても不思議なくらい普通の中学生男子なのよ。あいつ」 キョン「なんだそりゃ」 キョン「……本当だ。どれを見ても、あいつがまともな男子生徒として写ってるな。お調子者っぽい雰囲気はあるが、それもいたって普通のレベルの話だ」 ハルヒ「ね。おかしいでしょ。あいつがあの変質者オーラを発散せずに全ページにわたって普通に写ってるなんて」 キョン「やつの特異性を恐れた中学校の教師たちが、意図的に普通の写真を選んで載せてるんじゃないのか?」 ハルヒ「私も最初はそう思ったのよ。卒業写真なんだし、クラスの汚点を形に残したくなかった担任教師がそうしたんじゃないかってね」 ハルヒ「でもね。おかしいのよ。意識して思い出そうとしなければ思い出せなかったんだけど、私の記憶の中の谷口はそのアルバムに載っている普通の谷口のようにどこにでもいるごくごく一般的な中学生だったのよ」 キョン「どういうことだ?」 ハルヒ「つまり。私の記憶が正しければ、中学の頃の谷口は普通人だったってこと。それが何故か、高校に進級すると同時にまるで人が変わったように異常な変態下衆人間に変貌してしまったの」 キョン「いまいち要領をえないが、お前は今の谷口が、中学の頃のあいつとは別人だと言いたいのか?」 ハルヒ「違うの。中学の頃の谷口と今の谷口は同一人物よ。でも、それは外見的な話。中身はキョンの言うとおり、全くの別人といっても差し障りないわ」 ハルヒ「どうしてこんなこと、今まで気づかなかったのかしら! 何故、谷口は高校に入学すると同時にあそこまで変態になってしまったの!?」 キョン「……まさかハルヒ……お前がそうあってほしいと望んだからって言うんじゃ……」 キョン「でも、進級や転校を機にいきなり変身しちまうやつっているだろ。高校デビューとかさ、そんな感じの」 ハルヒ「高校に入って不良になるとか言う話なら、まああるけど。いきなり何の前触れもなく性格が一変するなんて常識的に考えてありえないでしょう。事故で頭を打って前世の記憶にでも目覚めたっていうの?」 キョン「いや、そこまで言うつもりはないけどさ……。でも、目の前で起こっている事実だけが全てであってだな。いろいろ推測したってそれをひっくり返せるわけでもなし。無駄なことだと思うがなあ。この話は、そういうことでケリをつけておこうぜ。深く考えるだけ無駄だ」 ハルヒ「いえ。こういうことはね、キョン。過程が大事なのよ。ひょっとしたら、あいつは高校入学の直前にUFOに攫われて頭に怪しげなチップを埋め込まれて性格豹変したという可能性だってあるのよ!」 キョン「頼むから、そんなことを真面目に望んだりしないでくれよ」 ハルヒ「ともかく! 谷口は中学の時はおっちょこちょいの三枚目お調子者だったけど、普通の男子生徒だった! これは動かぬ事実よ! 中学卒業後、あいつに何かがあった! それは間違いない!」 キョン「おいハルヒ。一言、言っておくぞ」 ハルヒ「なによ」 キョン「この世にはUFOも存在しないし、前世の記憶に目覚めるようなムー大陸の戦士もいないんだ。そういうのは、一部の人間が面白おかしくそう囃し立てていて、お前みたいなのが騙されているだけなんだ」 キョン「不思議なことなんていうのはな、そうそう身の回りに転がっているもんじゃないってお前自身が言ってたじゃないか」 ハルヒ「………」 ハルヒ「うるさいわね、バカキョンのくせに!」 キョン「いてっ! たたくなよ!」 ハルヒ「ふんっ!」 キョン「おい、逃げるな!」 ハルヒ「……そうよね」 ハルヒ「キョンの言うとおりだわ」 ハルヒ「この世に不思議なことなんて、そうそうあるわけない」 ハルヒ「でも、私ははっきり覚えている。中学の頃の谷口はまともな一般人だった」 ハルヒ「それじゃあ、今の谷口は?」 ハルヒ「………」 ハルヒ「今の谷口は、普通なのよ」 ハルヒ「そうよ。それなら説明がつくわ」 ハルヒ「不思議なことなんて何もなかった。中学の頃の谷口は普通だった。そして今も谷口は普通の高校生」 ハルヒ「それなら何の問題もないわ」 ハルヒ「きっと、そうなのよ」 ~~~~~ 朝倉「ぎゃああああああああああああああああああああああ!!」 谷口「えっへっへwwwwwwいただきマンモスwwwwwwwww」 谷口「え? えへぇ?」 谷口「ふひっ!? なんだこの光は!?」 谷口「ふわ、ふわわ!? うひぃ! 光が、光が俺の身体をつつみこむ!」 谷口「あわわわわわ……! 俺の、俺の頭の中が真っ白けになってく……!」 朝倉「こ、これは……! 涼宮ハルヒの情報改変! な、なんていう膨大な情報フレア……」 谷口「はひ~~~~~! 俺の、俺の存在がきえていくぅ!」 谷口「だ、だだ……」 谷口「だっふんだ!」 朝倉「………」 朝倉「……きえた……」 朝倉「谷口が、情報空間内から消失した……」 朝倉「何が……起こったの?」 朝倉「何はともあれ………貞操の危機はまぬがれたようね」 最終回へつづく
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D.C.の主人公的立場の男性 手から和菓子を出せたり他人の夢を見せられるという能力を持っている。 これらの能力は物語の核心に大きく迫る設定である。
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