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朝倉涼子のグサデレ ~夏休み・プール編~ 第1話 キョン「暑い……なんだってんだ今年の夏は」 朝倉「もう、せっかくあたしが時間を空けてまでこうしてキョン君なんかと会ってあげてるっていうのにそうやってグチばっかり……」 キョン「あぁ、すまん。しかし、毎年のことだがどうして夏というのはこうやる気を削ぐのだろうかな」 朝倉「また言ってる、あーあ、あたし帰っちゃおうかなぁ…」 キョン「ッ!?」 朝倉「話してるばっかりで移動しようともしないし、つまんないんだもの。それともどこかへ行く?」 キョン「わ、わかった。行くから帰るのだけは、、、」 朝倉「それじゃあどこへ連れてってくれるのかしら?期待して良いのよね?」 キョン「(とは言ったものの行くあてがないしな……しかしこの前の浴衣は格別だったな、ウヘヘ。おっと涎が…浴衣の次はやはり水着か?うん、そうだな夏だしな。夏と言ったら水着と言っても過言ではないな!!まぁ朝倉の水着が見たいだけなんだがな。 フヒヒww…)」 朝倉「キョン君、心の中で言ってるつもりでしょうけど全部口に出してるわよ?そういうのは口に出すものじゃないと思うの。つまりあたしは何が言いたいかと言うと…… キョン君キモいわ。じゃ死んで♪」 キョン「ちょww筒抜け俺キモスwww」 朝倉「キモいって認識してるなら自重しなさいね?」 キョン「(朝倉の水着、フヒヒw…はぁはぁ)グフッ」 第2話 キョン「で、どうだ?夏だしプールというのは?もちろん健全な考え方でだぞ?」 朝倉「そんな鼻血だしながら言われても説得力皆無よ?」 キョン「(やばい興奮しすぎたww)まぁそこは置いといて……」 朝倉「うーん(今年はまだ水着を着てないし、キョン君に見せるんなら気にする必要もないかな…?でも興奮したキョン君に襲われちゃうかも。キャッ♪)」 キョン「襲ったらどうせ反撃するんだろうよ(ボソ)」 朝倉「何か言った?」 キョン「いいえ!」 朝倉「ふーん…まぁ別に言ってあげてもいいかな?どうせ暇だしね。べ、別にあたしが行きたいわけではなくてしょうがなくてだからね?」 キョン「そうか行きたいのかぁ(ニヤニヤ)」 朝倉「何にやけてるの?そんなふぬけ顔でプールなんか行ってもどうせ足をつって溺れ死ぬだけね。それなら今死んでも同じね、じゃ死んで♪」 キョン「ちょwwいっそ溺死にしてくださいwww」 朝倉「大丈夫よ、人想いに一発で死ぬように努力するから」 キョン「(やっぱビキニだよな、フヒヒww…はぁはぁ)グフッ」 第3話 キョン「とりあえず二人は自宅に戻り道具を準備しもう一度集まろうということになったのだ……説明終了!いやぁ待ち遠しいことこの上ないなww」 朝倉「お待たせ♪」 キョン「朝倉……白いワンピが眩しいぜ」 朝倉「もう、大げさね♪」 キョン「早く行こうぜ!!」 朝倉「興奮しすぎよ?まったく……子供じゃないんだからね?もうっ!」 キョン「じゃあ着替え終わったらプールサイドで会おう」 朝倉「うん♪」 キョン「おぉ結構広いもんだな……しかしプールの大きさなんてものは目じゃない!俺が興味あるものは朝倉のみだからな!」 朝倉「人前で大声出して何やってるの?恥ずかしいじゃない」 キョン「朝kッ!?…うっ(クラッ)」 朝倉「キョン君!?ちょっと大丈夫!?いきなり倒れたりしてどうしたの?」 キョン「あ、朝倉……」 朝倉「何?」 キョン「GJ!」 朝倉「は?………もうっ!バカ…」 キョン「俺の期待通りビキニを着てきてくれたんだな?」 朝倉「た、たまたまよ?去年のしかなかったからしょうがなく……」 キョン「それ値札ついてるぞ」 朝倉「うそ!?ちゃんとさっき取ったはず、ハッ!?」 キョン「やっぱりちゃんと新調してたんだな(ニヤニヤ)」 朝倉「謀ったわね?キョン君の分際で許さないわ、プールサイドを血で染めてあげるわ、じゃ死んで♪」 キョン「ちょww他の人に迷惑のかかる行為はご遠慮くださいwww」 朝倉「そんな指示に従ってらんないわ」 キョン「(どこにナイフ仕込んでたんだ…はぁはぁ)グフッ」 第4話 キョン「じゃあ泳ぐか」 朝倉「普通に泳いでもつまらないし、まずあのウォータースライダーに行きましょ♪」 キョン「あ、あれか…?」 朝倉「そう、あれよ♪」 キョン「そこにはまるでバベルの塔の如くそびえ立つスライダーがあったのであった……」 朝倉「誰に説明してるの?早く行きましょ」 キョン「実を言うと俺は高速系のアトラクションは苦手だったのであった……」 朝倉「そんなナレーター風味の説明はいいから早くして?」 キョン「正直行きたくないのであった……なぁ普通に泳がないか?」 朝倉「あたしのこと嫌い?」 キョン「は?嫌いなわけないだろ、むしろすk」 朝倉「じゃああたしの言うことも聞けるはずよね?さぁ行きましょ♪」 キョン「やれやれ」 キョン「浮き輪に乗るタイプか、ご丁寧に二人用なんか準備しやがって」 朝倉「はい、乗って」 キョン「俺が前か!?」 朝倉「当然でしょ?あたしはか弱いのよ?」 キョン「そうかい」 朝倉「じゃあしゅっぱぁつ♪」 キョン「……」 朝倉「キャー♪」 キョン「ヒッ!?ギャ゛ー゛!!」 朝倉「キャー♪楽しいわねキョン君!!」 キョン「も、無…理(ガクッ)」 朝倉「キョン君!?」 ――――― キョン「……」 朝倉「―ン君!」 キョン「う……」 朝倉「―ョン君!!キョン君!!無事!?」 キョン「あれ…俺……」 朝倉「乗ってる途中で気絶しちゃったのよ…大丈夫?」 キョン「あぁ、心配かけたな。すまなかった……」 朝倉「べ、別に心配なんか、」 キョン「目に涙が溜まってるぞ?」 朝倉「これは、プールの水が、」 キョン「目も赤いしな」 朝倉「こ、これもプールのせいよ」 キョン「ふふ」 朝倉「そんな憎まれ口叩けるならもう平気ね、あたしに迷惑かけた罪は重いわよ?」 キョン「朝倉になら命だって捧げるよ」 朝倉「じゃあ遠慮なく……じゃ死んで♪」 キョン「ちょww冗談www」 朝倉「あたしに冗談は通じないわ」 キョン「(朝倉にかかればシリアスも一気に一転…はぁはぁ)グフッ」 第5話 朝倉「今度はあっちで泳ぎましょ」 キョン「流れるプールになってるみたいだな」 朝倉「人が多いわね…キャッ!?」 キョン「どうした!?」 朝倉「今、誰かにお尻触られた……」 キョン「何ッッ!!朝倉の尻を触るだと!?痴漢野郎め!なんて、なんて羨ましい!!俺でさえまだ触ってないというのに……ふざけおって、必ず捕まえて感触を聞き出してくれる!!いやしかし、俺は尻よりも朝倉の太股のほうが……畜生!悩ませやがるぜ」 朝倉「……」 キョン「朝倉待ってろよ、今変態を捕まえてきてやるからな」 朝倉「その必要はないわ。変態なら今目の前にいるから。ね、キョン君。じゃ死んで♪」 キョン「ちょww俺は太股派www」 朝倉「あの世でほざいてなさいね♪」 キョン「(あぁ朝倉の太股に頭をのせたいよぉ、そしてクンカクンカしたいよぉ。 ペロペロしたいよぉ…ハァハァハァハァ)グフッ」 第6話 朝倉「次は波のでるプールに行きましょ♪」 キョン「結構高い波もくるな、朝倉流されないように気をつけろよ?」 朝倉「バカにしないで欲しいわね、あたしはキョン君みたいに鈍くさくないのy(ザパーンッ)」 キョン「ぷはぁ…朝倉!?朝倉どこだ!どこにいるんだ!!」 朝倉「……ぷはっ!ふぅ、ちょっと油断しちゃったわね」 キョン「朝倉無事か!?」 朝倉「えぇ、でもあんなに大きな波が来るなんて思ってもなかったから少し驚いちゃった」 キョン「無事みたいだな、よかっt」 朝倉「キョン君?どうして顔が赤いの?どうしていきなり顔を背けるの?」 キョン「いや、朝倉の…水着が、その……」 朝倉「え…水着?……キャーーッッッ!!!どこ!?あたしの水着どこにいったの!!??波で流されちゃったのね!?それよりキョン君何見てるの?信じられないわ!もう最低!変態!!償ってもらうわ!!じゃ死んで♪」 キョン「ちょww手ブラはエロいwww」 朝倉「その記憶も消し去ってあげる」 キョン「(実際よく見えなかったが、貴重なものを拝めたぜ…はぁはぁ)グフッ」 第7話 朝倉「ねぇ、ちょっと深いところに行ってみない?」 キョン「大丈夫か?危ないぞ。何かあってからじゃ遅いしな」 朝倉「臆病ね、じゃあ一人で行っちゃうからね」 キョン「わかったわかった、ついていくよ」 キョン「かなり深いぞ。もう足なんかつかないな」 朝倉「平気よこんなの、もうちょっと行ってみましょ」 キョン「ふぅ…」 朝倉「キョン君早k、キャッッ!?ゴボッ…あ、足が……キョ、ゲホッ助け……ブクブク……」 キョン「朝倉ッ!!どうした!?沈むなッ!おいっ!!ちくしょう!!(ザプン!!)」 朝倉「(痛い…足つっちゃった、あぁどんどん沈んでいっちゃう、、、キョン君 に謝らなきゃ…ちゃんとさっきあたしに危ないって言ってくれたのに。あたしは そんな言葉も聞かずに……でもこれじゃもう謝れない。ごめんね、キョンく、ん ………)ゴボッ、ブクブクブク……」 朝倉「……」 キョン「朝倉、起きてくれよ…頼むよ、死なないでくれ、頼むから…」 朝倉「……ン君」 キョン「!?」 朝倉「――泣いて、るの?まるで…子供、みたいね…ふふ♪」 キョン「朝倉ぁ!!……、ひっぐ、大丈夫か?」 朝倉「バカね、あたしが勝手に死ぬわけ……ないでしょ?」 キョン「俺、えぐ、、俺おまえに死なれたら……ひっぐ」 朝倉「もう泣かないの。あたしはちゃんとここにいるでしょ?離れたりしないわ」 キョン「あざぐらぁ……」 ―――― キョン「一時はどうなるかと思ったぜ」 朝倉「だいたいキョン君は心配しすぎなのよ。プールで泣くなんてあたしまで恥ずかしくなっちゃったじゃない」 キョン「そ、そもそも朝倉が深いとこに行こうなんて言わなかったら何事もなく済んだろ?」 朝倉「あたしのせいだって言うの?」 キョン「そうとしか考えられないだろ」 朝倉「ふぅ~ん。そういうこと言うの……じゃ死んで♪」 キョン「ちょwwお決まりのオチwww」 朝倉「良い話で終わらせるわけないでしょ♪」 キョン「(次こそは朝倉と良い関係に…はぁはぁ)グフッ」 ~夏休み・プール編~完
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ザジ×ちう美術館 ザジちう美術館(マロン) 朝倉 和美 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (nolink)
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朝倉涼子のグサデレ ~夏休み・プール編~ 第1話 キョン「暑い……なんだってんだ今年の夏は」 朝倉「もう、せっかくあたしが時間を空けてまでこうしてキョン君なんかと会ってあげてるっていうのにそうやってグチばっかり……」 キョン「あぁ、すまん。しかし、毎年のことだがどうして夏というのはこうやる気を削ぐのだろうかな」 朝倉「また言ってる、あーあ、あたし帰っちゃおうかなぁ…」 キョン「ッ!?」 朝倉「話してるばっかりで移動しようともしないし、つまんないんだもの。それともどこかへ行く?」 キョン「わ、わかった。行くから帰るのだけは、、、」 朝倉「それじゃあどこへ連れてってくれるのかしら?期待して良いのよね?」 キョン「(とは言ったものの行くあてがないしな……しかしこの前の浴衣は格別だったな、ウヘヘ。おっと涎が…浴衣の次はやはり水着か?うん、そうだな夏だしな。夏と言ったら水着と言っても過言ではないな!!まぁ朝倉の水着が見たいだけなんだがな。 フヒヒww…)」 朝倉「キョン君、心の中で言ってるつもりでしょうけど全部口に出してるわよ?そういうのは口に出すものじゃないと思うの。つまりあたしは何が言いたいかと言うと…… キョン君キモいわ。じゃ死んで♪」 キョン「ちょww筒抜け俺キモスwww」 朝倉「キモいって認識してるなら自重しなさいね?」 キョン「(朝倉の水着、フヒヒw…はぁはぁ)グフッ」 第2話 キョン「で、どうだ?夏だしプールというのは?もちろん健全な考え方でだぞ?」 朝倉「そんな鼻血だしながら言われても説得力皆無よ?」 キョン「(やばい興奮しすぎたww)まぁそこは置いといて……」 朝倉「うーん(今年はまだ水着を着てないし、キョン君に見せるんなら気にする必要もないかな…?でも興奮したキョン君に襲われちゃうかも。キャッ♪)」 キョン「襲ったらどうせ反撃するんだろうよ(ボソ)」 朝倉「何か言った?」 キョン「いいえ!」 朝倉「ふーん…まぁ別に言ってあげてもいいかな?どうせ暇だしね。べ、別にあたしが行きたいわけではなくてしょうがなくてだからね?」 キョン「そうか行きたいのかぁ(ニヤニヤ)」 朝倉「何にやけてるの?そんなふぬけ顔でプールなんか行ってもどうせ足をつって溺れ死ぬだけね。それなら今死んでも同じね、じゃ死んで♪」 キョン「ちょwwいっそ溺死にしてくださいwww」 朝倉「大丈夫よ、人想いに一発で死ぬように努力するから」 キョン「(やっぱビキニだよな、フヒヒww…はぁはぁ)グフッ」 第3話 キョン「とりあえず二人は自宅に戻り道具を準備しもう一度集まろうということになったのだ……説明終了!いやぁ待ち遠しいことこの上ないなww」 朝倉「お待たせ♪」 キョン「朝倉……白いワンピが眩しいぜ」 朝倉「もう、大げさね♪」 キョン「早く行こうぜ!!」 朝倉「興奮しすぎよ?まったく……子供じゃないんだからね?もうっ!」 キョン「じゃあ着替え終わったらプールサイドで会おう」 朝倉「うん♪」 キョン「おぉ結構広いもんだな……しかしプールの大きさなんてものは目じゃない!俺が興味あるものは朝倉のみだからな!」 朝倉「人前で大声出して何やってるの?恥ずかしいじゃない」 キョン「朝kッ!?…うっ(クラッ)」 朝倉「キョン君!?ちょっと大丈夫!?いきなり倒れたりしてどうしたの?」 キョン「あ、朝倉……」 朝倉「何?」 キョン「GJ!」 朝倉「は?………もうっ!バカ…」 キョン「俺の期待通りビキニを着てきてくれたんだな?」 朝倉「た、たまたまよ?去年のしかなかったからしょうがなく……」 キョン「それ値札ついてるぞ」 朝倉「うそ!?ちゃんとさっき取ったはず、ハッ!?」 キョン「やっぱりちゃんと新調してたんだな(ニヤニヤ)」 朝倉「謀ったわね?キョン君の分際で許さないわ、プールサイドを血で染めてあげるわ、じゃ死んで♪」 キョン「ちょww他の人に迷惑のかかる行為はご遠慮くださいwww」 朝倉「そんな指示に従ってらんないわ」 キョン「(どこにナイフ仕込んでたんだ…はぁはぁ)グフッ」 第4話 キョン「じゃあ泳ぐか」 朝倉「普通に泳いでもつまらないし、まずあのウォータースライダーに行きましょ♪」 キョン「あ、あれか…?」 朝倉「そう、あれよ♪」 キョン「そこにはまるでバベルの塔の如くそびえ立つスライダーがあったのであった……」 朝倉「誰に説明してるの?早く行きましょ」 キョン「実を言うと俺は高速系のアトラクションは苦手だったのであった……」 朝倉「そんなナレーター風味の説明はいいから早くして?」 キョン「正直行きたくないのであった……なぁ普通に泳がないか?」 朝倉「あたしのこと嫌い?」 キョン「は?嫌いなわけないだろ、むしろすk」 朝倉「じゃああたしの言うことも聞けるはずよね?さぁ行きましょ♪」 キョン「やれやれ」 キョン「浮き輪に乗るタイプか、ご丁寧に二人用なんか準備しやがって」 朝倉「はい、乗って」 キョン「俺が前か!?」 朝倉「当然でしょ?あたしはか弱いのよ?」 キョン「そうかい」 朝倉「じゃあしゅっぱぁつ♪」 キョン「……」 朝倉「キャー♪」 キョン「ヒッ!?ギャ゛ー゛!!」 朝倉「キャー♪楽しいわねキョン君!!」 キョン「も、無…理(ガクッ)」 朝倉「キョン君!?」 ――――― キョン「……」 朝倉「―ン君!」 キョン「う……」 朝倉「―ョン君!!キョン君!!無事!?」 キョン「あれ…俺……」 朝倉「乗ってる途中で気絶しちゃったのよ…大丈夫?」 キョン「あぁ、心配かけたな。すまなかった……」 朝倉「べ、別に心配なんか、」 キョン「目に涙が溜まってるぞ?」 朝倉「これは、プールの水が、」 キョン「目も赤いしな」 朝倉「こ、これもプールのせいよ」 キョン「ふふ」 朝倉「そんな憎まれ口叩けるならもう平気ね、あたしに迷惑かけた罪は重いわよ?」 キョン「朝倉になら命だって捧げるよ」 朝倉「じゃあ遠慮なく……じゃ死んで♪」 キョン「ちょww冗談www」 朝倉「あたしに冗談は通じないわ」 キョン「(朝倉にかかればシリアスも一気に一転…はぁはぁ)グフッ」 第5話 朝倉「今度はあっちで泳ぎましょ」 キョン「流れるプールになってるみたいだな」 朝倉「人が多いわね…キャッ!?」 キョン「どうした!?」 朝倉「今、誰かにお尻触られた……」 キョン「何ッッ!!朝倉の尻を触るだと!?痴漢野郎め!なんて、なんて羨ましい!!俺でさえまだ触ってないというのに……ふざけおって、必ず捕まえて感触を聞き出してくれる!!いやしかし、俺は尻よりも朝倉の太股のほうが……畜生!悩ませやがるぜ」 朝倉「……」 キョン「朝倉待ってろよ、今変態を捕まえてきてやるからな」 朝倉「その必要はないわ。変態なら今目の前にいるから。ね、キョン君。じゃ死んで♪」 キョン「ちょww俺は太股派www」 朝倉「あの世でほざいてなさいね♪」 キョン「(あぁ朝倉の太股に頭をのせたいよぉ、そしてクンカクンカしたいよぉ。 ペロペロしたいよぉ…ハァハァハァハァ)グフッ」 第6話 朝倉「次は波のでるプールに行きましょ♪」 キョン「結構高い波もくるな、朝倉流されないように気をつけろよ?」 朝倉「バカにしないで欲しいわね、あたしはキョン君みたいに鈍くさくないのy(ザパーンッ)」 キョン「ぷはぁ…朝倉!?朝倉どこだ!どこにいるんだ!!」 朝倉「……ぷはっ!ふぅ、ちょっと油断しちゃったわね」 キョン「朝倉無事か!?」 朝倉「えぇ、でもあんなに大きな波が来るなんて思ってもなかったから少し驚いちゃった」 キョン「無事みたいだな、よかっt」 朝倉「キョン君?どうして顔が赤いの?どうしていきなり顔を背けるの?」 キョン「いや、朝倉の…水着が、その……」 朝倉「え…水着?……キャーーッッッ!!!どこ!?あたしの水着どこにいったの!!??波で流されちゃったのね!?それよりキョン君何見てるの?信じられないわ!もう最低!変態!!償ってもらうわ!!じゃ死んで♪」 キョン「ちょww手ブラはエロいwww」 朝倉「その記憶も消し去ってあげる」 キョン「(実際よく見えなかったが、貴重なものを拝めたぜ…はぁはぁ)グフッ」 第7話 朝倉「ねぇ、ちょっと深いところに行ってみない?」 キョン「大丈夫か?危ないぞ。何かあってからじゃ遅いしな」 朝倉「臆病ね、じゃあ一人で行っちゃうからね」 キョン「わかったわかった、ついていくよ」 キョン「かなり深いぞ。もう足なんかつかないな」 朝倉「平気よこんなの、もうちょっと行ってみましょ」 キョン「ふぅ…」 朝倉「キョン君早k、キャッッ!?ゴボッ…あ、足が……キョ、ゲホッ助け……ブクブク……」 キョン「朝倉ッ!!どうした!?沈むなッ!おいっ!!ちくしょう!!(ザプン!!)」 朝倉「(痛い…足つっちゃった、あぁどんどん沈んでいっちゃう、、、キョン君 に謝らなきゃ…ちゃんとさっきあたしに危ないって言ってくれたのに。あたしは そんな言葉も聞かずに……でもこれじゃもう謝れない。ごめんね、キョンく、ん ………)ゴボッ、ブクブクブク……」 朝倉「……」 キョン「朝倉、起きてくれよ…頼むよ、死なないでくれ、頼むから…」 朝倉「……ン君」 キョン「!?」 朝倉「――泣いて、るの?まるで…子供、みたいね…ふふ♪」 キョン「朝倉ぁ!!……、ひっぐ、大丈夫か?」 朝倉「バカね、あたしが勝手に死ぬわけ……ないでしょ?」 キョン「俺、えぐ、、俺おまえに死なれたら……ひっぐ」 朝倉「もう泣かないの。あたしはちゃんとここにいるでしょ?離れたりしないわ」 キョン「あざぐらぁ……」 ―――― キョン「一時はどうなるかと思ったぜ」 朝倉「だいたいキョン君は心配しすぎなのよ。プールで泣くなんてあたしまで恥ずかしくなっちゃったじゃない」 キョン「そ、そもそも朝倉が深いとこに行こうなんて言わなかったら何事もなく済んだろ?」 朝倉「あたしのせいだって言うの?」 キョン「そうとしか考えられないだろ」 朝倉「ふぅ~ん。そういうこと言うの……じゃ死んで♪」 キョン「ちょwwお決まりのオチwww」 朝倉「良い話で終わらせるわけないでしょ♪」 キョン「(次こそは朝倉と良い関係に…はぁはぁ)グフッ」 ~夏休み・プール編~完
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ここではだが氏の言う「浅井は信長が家臣扱いしてきた事に怒って離反した」という説について考察する。 322 : ななしのよっしん:2012/11/05(月) 09 02 50 ID 96muxpUGdz 321 織田信行に関しては上記のとおりですし 織田信友に関しては殺した下手人がそのまま信長に仕え続けてる状態ですし 本願寺顕如に関しては「織田が難題言ってきてもう我慢の限界」といって 挙兵に踏み切ってますし、 浅井長政に関しては同盟結んでから信長上洛までずっと信長を援護してきたのに、信長上洛後にいきなり家臣扱いされた事で離反してます 朝倉義景に関しては信長からいきなり上洛と服従を要求されて 「どうせ信長の事だから散々こき使われて使い捨てにされる、それどころか今回の義景様が上洛したら謀殺する気かもしれない。それよりは 戦った方がいい。」という意見が主流を占めた関係で戦いになってますし 武田信玄に関しては信玄が進めていた勝頼への官位叙任と 将軍からの一字拝領運動を信長に潰されたのと東美濃の帰属問題で敵対に つながってます 上杉謙信に関しても途中までは丁重にしてましたが、長篠勝利の後から 謙信を無視して関東の豪族たちと連絡を取り合うようになり、 関係がこじれていってます。 以上のように、信長と敵対した大名は大抵の場合、 信長の行動を原因として離反に至ってます。 これは単なる史実ですが、これがどうかしましたか? 345 : ななしのよっしん:2012/11/15(木) 06 09 20 ID 96muxpUGdz 337 北陸一向宗と謙信は昔からの敵同士で積極的に戦ってますよ そんで、謙信のおかげで長篠では武田は兵力一万以上を本国に残して 織田徳川は兵力で大きく優位にたてたのに何をいってんですか もともと長篠終了後は謙信無視して関東衆と直接交渉初めて ないがしろにしたの信長ですし それは貴方でしょ 遠山直廉はおろか、 岩村遠山はれっきとした武田に属して長い歴史もってますよ 飯狭間の遠山は勝頼に攻略されちゃいましたね 唯一どころか、信長の名分なんて真っ黒だらけですよ 浅井家臣化に関しては、信長が上洛後に出した触れ状ですね この中では、徳川は織田と対等の大名と扱われてますが {浅井は「浅井備前」と呼び捨てで、しかも織田に従う豪族と同格位置です 信長書状でも家臣にしてやったのに、といってますしね この考えは「織田と浅井の同盟関係は対等だった」という考えに基づいていることは言うまでもないだろう。 しかし、それは事実なのだろうか? 志賀の陣における和睦交渉から両者の関係を考えてみよう。 10月20日 朝倉義景→織田信長 朝倉が「無事」を提案。信長は「御一戦の上にて~」と拒絶 (信長公記) 10月21日 浅井長政→織田信長 長政が「詫言」。信長は「同心なし」 (尋憲記) 11月28日 織田信長→ ? 「勅宣により和談」。五ヵ条 (奥野高広「血は水より濃し」、日本歴史524号所収) 12月2日 二条晴良→朝倉・延暦寺 北近江の所領分割と人質交換に合意。延暦寺は不同意。 (尋憲記) 12月9日 天皇→延暦寺 山門領を安堵 (伏見宮記録) 12月10日頃 足利義昭→延暦寺 義昭の御内書・天皇の綸旨・信長の起請文に延暦寺が同意 (尋憲記) 12月12日 織田信長→足利義昭 延暦寺との「無事」を約束 (伏見宮記録) 12月13日? 織田信長→朝倉義景 ※ 12月13日 朝倉義景→織田信長 「上位」により「別心疎略」なし (尋憲記) 同上 織田信長→朝倉義景 お互いの重臣の子弟を人質にして、15日に退陣のこと(尋憲記) 12月15日 朝倉義景→延暦寺 勅命・上意と信長誓約に対し、疎略なし (伏見宮記録) (歴史読本2011年7月号 桐野作人氏の研究をもとに作成) 問題は※の、12月13日のものと推定される信長の起請文の内容である。 元亀元年十二月、於坂本、義景・織田入魂之聨盟 零社起請文前書之事 一、山門之儀、同寺務など可為如佐々木定頼之時事、 一、対浅井備前守非分之儀一際不可有之候、就其卒尓之事相定上者、聊不可有相違候様、横山 肥田十日内可有破城、 并佐和山表陣取同前可引払之事、 一、江州中、義景 長政 味方軍、身上 領地不可有相違事、 一、対小坂不可有遺恨事、 一、対義景自今已後、深重可申談事、 右、為 上意申談上者、条々表裡 抜公事毛頭不可有之候、万一於相違者、零社起請文 御罰深厚可蒙罷者也、仍前書如件、 元亀元年午庚十二月 信長 朝倉左衛門督殿 大事な点だけ解説しよう。 まず2条目、浅井との和睦はここに書いてあるのみで、署名しているのは朝倉だけである。 浅井と朝倉が対等だというなら、両者が連署で署名していなければならないはずだ。 次に3条目。近江には義景の領地もあったというのである。 朝倉の本拠地・越前との位置関係、信長がこの戦いで領地を失っていないことを考えれば、この朝倉領は北近江にあったと考えるしかない。 「尋憲記」の12月22日条では、交渉中に浅井の領地が北近江のうち3分の1ほど、信長が3分の2ほどに決まったとある。 北近江は伊香・浅井・坂田の3つの郡で成り立っており、長政はこのうち約3分の1、さらにそこに朝倉領もあったとなると浅井氏の力は非常に弱いものだったと推定される。 さらに、志賀の陣で長政が出した禁制には「仍執達如件(よってしったつくだんのごとし)」という普通、家臣が書く文言があり、長政は義景の奉行的立場だったのではないかと推測されている。(小泉義博「朝倉義景と景鏡の感状」、『武生市史編さんだより』26号) 少なくとも朝倉に比べて浅井の立場がかなり低いものだったことは間違いないだろう。 こうなると自然、織田との関係も対等だったのかという疑問が出てくる。 実はそうでなかったという史料は存在する。 浅井三代記には「信長卿の御妹おいち殿を娘分(養女)になされ~」とあり、 織田系図では信長のいとこの娘としている。 つまり信長が長政を家臣扱いしているのは実際そういう関係だったからで、浅井は朝倉・織田の両属的状態にあったと考えられるのである。 最後に、なぜ浅井が朝倉についたかについてだが、「安土創業録」には長政の嫡子・万福丸が越前に人質として送られた、とある。 信長としては格下の相手に一門の娘を嫁がせてやったのに、生まれた息子を朝倉に送られてしまったわけである。 その上、姻戚関係を破って浅井が敵対したものだから、信長は周囲にしめしをつけるためにも浅井家を滅ぼさざるをえず、(平清盛の先例からして)万福丸も殺さざるを得なかった。 2度も謀反を起こした信行(信勝)の息子・津田信澄を重用した信長である。 長政の行為がいかに信長を怒らせたか、想像に難くない。 髑髏をはくだみにする事にどういった意味があるのかはともかく、信長が彼らに怒りを持っていたことは間違いないだろう。
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キョン「……朝倉、これ…」 朝倉「えっ…?」 キョン「メリークリスマス(ニコッ)」 朝倉「あ……」 キョン「開けてみろよ」 朝倉「……うん」(パカッ) キョン「サイズは多分合ってると思う」 朝倉「これは、指輪?」 キョン「あぁ、これを左手の薬指にはめてくれるか?」 朝倉「それって……プロポーズ?」 キョン「そういう意味で送ったんだがな、はは……………朝倉、結婚しよう」 朝倉「キョン君……」 ・ ・ ・ ・ ・ チュンチュン…… 朝倉「(ガバッ!!)……ゆ、め……?……キョンくん」 朝倉涼子のグサデレ ~クリスマス編~ 第1話 第2話 朝倉「ふぅ……」 キョン「朝から浮かない顔だな、どうした?」 朝倉「ちょっとね…(あなたが夢なんかに出てきたからよ……)」 キョン「そうか…あっ、そうだ朝倉」 朝倉「ん、なぁに?」 キョン「クリスマス」 朝倉「(ドキッ!?)」 キョン「ケーキってホールを一人で食えると思うか?あれを一人で食べるのには 憧れるよな」 朝倉「…そ、それはちょっと多いんじゃない?」 キョン「やっぱり多いか…それでクリスマス」 朝倉「(ドキッ!?)」 キョン「ツリーって松の木じゃ代用できないか?」 朝倉「………それはちょっと無理があるんじゃない?」 キョン「そうか……で、クリスマs」 朝倉「もうっ!!しつこいわね!!なんなのさっきからクリスマスクリスマスって!勝手に一人でパーティでもしてればいいじゃない!!」 キョン「な、なに怒ってるんだよ」 朝倉「うるさいわね、あたしは今日虫の居所が悪いの!だから…じゃ死んで♪」 キョン「ちょww怒ってるからって殺すなwww」 朝倉「あなたがあまりにしつこいからよ」 キョン「(やっぱり刺されないと始まらない…はぁはぁ)グフッ」 第3話 キョン「朝倉はクリスマスどうやって過ごすんだ?」 朝倉「そうねぇ、うちで一人寂しくすごしてみようかしら」 キョン「そんな悲しいこというなよ」 朝倉「ふふ、ちなみにキョン君は?」 キョン「俺は、そうだな…このままだと家族団欒のクリスマスが待っているな」 朝倉「あら、素敵じゃない」 キョン「しかし、高校生になってまで家族と過ごすのもなぁ」 朝倉「仲が良いのは素敵なことよ♪……でもまぁ、誰か他の人と過ごしたいなら…あたs」 ハルヒ「キョン!!今年のクリスマスは部室で鍋よ!!ちゃんと予定を空けておきなさいよ!?」 キョン「今年もか?」 ハルヒ「文句は言わせないわ!じゃああたしは部室に先に行ってるわ」 キョン「やれやれ」 朝倉「……よかったわね、予定ができて」 キョン「何一つうれしくないがな。朝倉、さっき何を言いかけたんだ?」 朝倉「え?……あぁ、なんでもないの……」 キョン「よかったら朝倉も参加するか?」 朝倉「あ、あたしは遠慮しておくわ。あたしなんか団員でもなんでもないんだもの……」 キョン「気にすることないと思うぞ。あいつらも喜ぶだろうしな」 朝倉「ほんと大丈夫だから。キョン君だけで楽しんできたらいいわよ。ね?」 キョン「そうか………あ、じゃあ俺はあと部室に行くよ。もたもたしてたらまた ハルヒにどやされちまう。じゃあな朝倉」 朝倉「うん……ばいばい」 朝倉「くすん……」 第4話 朝倉「くすん……ひっく…」 ?「あらあら、そんなに泣いてしまってはせっかくのかわいい顔も台無しですよ?」 朝倉「え…?」 喜緑「ね?これで涙をふいてください」 朝倉「う、うん…ひっく…ありがとう」 喜緑「何かあったんですか?」 朝倉「……」 喜緑「ふぅ…彼に何か言われたんですか?」 朝倉「別にそんなんじゃないわ…(ぷいっ)」 喜緑「強がっていては何も進展しませんよ?あなたはいつも強がってばかりなんだから…」 朝倉「…」 喜緑「…」 朝倉「ぅ……ひっく、だって、だってキョン君が…キョン君がぁっ……ひっぐ、ひぐ…」 喜緑「よしよし…」 朝倉「い、今までずっと…ひぐ、一緒にいたのに……春も、夏も…秋も…えっぐ……」 喜緑「うんうん……」 朝倉「だから、キョン君と…ぐすっ、一緒に…ク、クリスマス…過ごしたかったのにぃ……うっ…」 喜緑「……」 朝倉「っく、あたし、どうしたらいいのかな……?」 喜緑「今からでも遅くはありませんよ」 朝倉「ほんと?」 喜緑「彼の気持ちがまだあなたのほうに残っているなら、もしかしたら…」 朝倉「でも」 喜緑「『でも』なんて言ってたらあなたは絶対後悔しますよ」 朝倉「……うん、そうね。あたしがんばってみるわ」 喜緑「涙も止まったようですし、もう彼を追いかけられますね?」 朝倉「えぇ。ありがとう」ダッ 喜緑「ふふ……」 第5話 ガチャ 朝倉「キョン君はいる!?」 ハルヒ「な、なによ!あんたいきなり人の部室に入ってきて!!」 朝倉「キョン君は!?」 みくる「キョンくんは1人でおでかけしましゅたよ?」 朝倉「え!?」 ハルヒ「さっき、クリスマス用の買い物に行かせたのよ。買い物が済んだら帰宅しても良いって言ってあるから今日はもう部室に来ないと思うわよ」 朝倉「そんな……どこに買い物へ行ったの?」 ハルヒ「そんなの部員じゃないやつに言うはずないじゃない」 朝倉「ッ!……そ、そうよね…ごめんなさい。じゃ、あたし帰るわね、勝手に入ってきて本当ごめんなさい」 ハルヒ「わかればいーのよ。」 朝倉「…」ガチャ 朝倉「ふぅ、どうしよう…」 ガチャ みくる「(キョンくんなら商店街に行きましゅたよ)」 朝倉「え?」 みくる「(しぃー…ふふふ、しゅじゅみやしゃんには内緒でしゅよ?がんばってくだしゃいね)」 朝倉「ありがとう。え、えーっと……空気の人!!」ダッ みくる「ふふ、わざわざ教えてあげたのに空気の人でしゅか。ふふふ…」 第6話 商店街 朝倉「キョン君、どこにいるの?」 朝倉「キョン君…」 キョン「朝倉じゃないか、こんなところでなにやってるんだ?」 朝倉「ひっ!」 キョン「なんつう驚き方だ、らしくないな。どうしたんだ?」 朝倉「え、その…」 キョン「お前の家はこっちじゃないだろ?」 朝倉「えーっと、なんて言うか……そう!涼宮さんに言われたのよ。キョン君の手伝いをして、ってね♪」 キョン「手伝い?あのハルヒがお前に頼んだのか?」 朝倉「そ、そうよ?だから手伝ってあげるわね。まったく…どうしてあたしがこんなことしなくちゃならないのかしら」 キョン「それはうちの団長がすまないことをしたな。俺のほうは1人でも大丈夫だから朝倉は帰ってもいいぞ?」 朝倉「そんなことできるわけないじゃない!」 キョン「ッ!?」 朝倉「あっ!…だ、だから。ほら、頼まれたことを投げるなんてあたしにはできないってことよ♪」 キョン「あぁ、そういうことか。なら手伝ってもらわないといけないな」 朝倉「そういうこと♪」 キョン「だが、もう買い物は終わっちまったからな。あとはうちまで荷物を運ぶだけなんだが、それでも良いのか?」 朝倉「ふふ、あたしが手伝うって言ってるでしょ?」 キョン「そうか。じゃあお言葉に甘えて…お願いしますよ、っと」 朝倉「はいはい♪」 キョン宅 キョン「ふぅ!すまなかったなこんな遅くまで」 朝倉「そんなの気にしないで(結局話せなかったまま着いちゃった…)」 キョン「じゃあうちまで送るから待ってろよ、家の中に荷物を置いてくるから」 朝倉「あ…いいのよそんな、1人でも帰れるわよ」 キョン「何か話したいこともあるんだろ?」 朝倉「!?」 キョン「表情に出てたぞ。だからちょっと待ってろ」 朝倉「うん……」 ・ ・ ・ ・ ・ 朝倉「……」 キョン「……」 朝倉「何か話したら?」 キョン「話があるのはお前だろ?だから俺からは何も話さないよ」 朝倉「……あの、その、クリスマスの話なんだけど…」 キョン「ん?やっぱり俺らのパーティに参加することにしたのか?」 朝倉「そ、そうじゃなくて……クリスマスを…その、」 キョン「?」 朝倉「あたしt」 谷口「よぉっ!キョン!!何やってんだこんなところで?」 キョン「なんだ谷口か」 谷口「なんだとはなんだ、失礼な。あれ?なんで朝倉と歩いてるんだ? まさかお前らwww」 キョン「そ、そんなんじゃねぇよ!なぁ朝倉?」 朝倉「(ズキッ)……」 キョン「朝倉?」 朝倉「……」 キョン「どうしt」 朝倉「触らないで!!!!」 キョン「!?」 朝倉「キョン君の、バカ!!!!!あんたなんかあんたなんか死んじゃったらいいのよ!!」グサッ キョン「グフッ」 朝倉「あなたも変なとこに現れないで!!!!」グサッグサッ… 谷口「ぐぼぁ」 朝倉「うわぁぁぁん……」 キョン「はぁはぁ、朝倉…今日はいつもに増して鋭さが違うな……谷口大丈夫か?」 谷口だったもの「……」 朝倉「ひっぐ…うっぐ……キョン君の、バカ!!キョン君の……ばかぁ!!!!!」 第7話 朝倉宅 朝倉「えぐ、うっ……もう知らないッ!キョン君なんか…キョン君なんかぁ……ふぇぇぇん」 長門「……」 朝倉「うっ…うっ……」 長門「カレー食べる?」 朝倉「うわぁぁぁぁん!!!」 長門「……そう」 キョン宅 キョン「なんだって朝倉のやつあんなに怒ってたんだ…?」 キョン「あいつ、そういえば泣いてたな……」 キョン「腹でも痛かったのか?」 第8話 12月24日 SOS団部室 ハルヒ「さぁて鍋も煮えてきたことだし、早速始めるわよ!!!」 古泉「盛り上がってきましたね」 みくる「おいしそうでしゅねぇ」 長門「……(ウズウズ)」 キョン「……」 ハルヒ「どうしたのよキョン、有希みたいに黙っちゃって。あんたなんか変よ?」 キョン「ん、あぁ。なんでもないんだ、さぁ始めようぜ」 朝倉宅 朝倉「結局、一人でクリスマスを迎えることになっちゃったなぁ…あはは……」 朝倉「さみしくなんか、ないもの……」 部室 ハルヒ「キョン!なんかやりなさい!!」 キョン「無茶振りすぎるだろ!」 「「あははは……」」 朝倉宅 朝倉「……」 朝倉「もうこんな時間…買い物に行こうかしら……」 部室 みくる「うーん、もう食べられないでしゅ……」 長門「…(ガツガツ)」 ハルヒ「有希もやるわね(ガツガツ)」 古泉「二人でババ抜きもいいですね」 キョン「楽しさが見出せんがな」 朝倉宅 朝倉「……」ガチャ キィー……バタン―――― 第9話 朝倉「綺麗な空……クリスマスにはいい夜ね…ふふ、あたしには関係ないか……」 部室 「「zzz……」」 キョン「みんな寝ちまったのか」 古泉「それでは二人しかいないことですし…」 キョン「な、なんだよ?」 古泉「ふふふ…」 キョン「気持ち悪いぞ」 古泉「高校生らしく、いわゆるぶっちゃけトークをしましょうか」 キョン「はぁ?」 古泉「ずばりあなたは誰が好きなんですか?」 キョン「お前は中学生か?」 古泉「僕も男子高校生ですからね。そういうことには一応興味はありますよ。で、誰なんですか?もちろん僕と言う選択肢もありますよ?ふふ」 キョン「黙れ。しかし…あまり考えたこともなかったな」 古泉「おや、彼女ではなかったのですか?」 キョン「誰のことだ?」 古泉「あなたといつも一緒にいる人ですよ」 キョン「朝倉のことか?」 古泉「あなた方はいつだって一緒にいたではないですか、ちょっぴり嫉妬してしまうくらいにね、ふふ。そのような感情があるからだと思っていましたけどね」 キョン「それは……」 朝倉『キョン君♪』 キョン「朝倉は……」 朝倉『じゃ死んで♪』 キョン「あいつは…」 朝倉『キョン君の、バカ!!』 朝倉『ひっぐ…うっぐ……キョン君の……ばかぁ……』 キョン「朝倉っ!?……」 古泉「?」 キョン「すまん古泉、急用を思い出した。ちょっと出てくる」 古泉「ふふふ、そうですか。こっちのことは任せてください」 キョン「すまん!」ダッ 古泉「クリスマスには何があるかわかりませんね……」 第10話 キョン「畜生!俺はバカか!?あんなにも朝倉は俺の側にいてくれたのに…朝倉はあんなにも俺とのクリスマスを望んでくれたのに……朝倉、どこにいるんだ!?」 朝倉「……」 キョン「朝倉!いるか!?」ドンドンッ キョン「家にいない?……どこへ、行ったんだ?」 キョン「くそっ…考えても仕方がない……その辺を探すか」 朝倉「……」 キョン「朝倉…どこだ!!」 朝倉「……」 キョン「朝倉ぁぁッ!!」 朝倉「…?今、誰かの声が……」 キョン「朝倉ぁぁぁぁぁ!!!!」 朝倉「やっぱり聞こえる。誰かしら?」 キョン「朝倉どこにいるんだよ……」 朝倉「誰…?」 キョン「朝倉ぁぁぁぁあぁあぁぁぁ!!!!!」 朝倉「え?キョン君!?」 キョン「朝倉ぁ…」 第11話 朝倉「キョン君!!」 キョン「ッ!?」 朝倉「……」 キョン「はは…公園にいたのか…はぁはぁ」 朝倉「……どうして?」 キョン「随分探したぞ?」 朝倉「ねぇ……どうして?」 キョン「どこに行っちまったかと思っt」 朝倉「どうして!!??今更何しに来たの!?」 キョン「朝倉…」 朝倉「涼宮さんたちと一緒にパーティしてればいいじゃない!こんなところに来る理由なんかないじゃない!!」 キョン「朝倉…」 朝倉「さっさと戻ればいいじゃない!!」 キョン「朝倉……」 朝倉「なによなによ!!あたしのことは放っておけばいいじゃない!!!!」 キョン「朝倉ッ………涙が、出てるぞ?」 朝倉「え……?こ、これは……」 キョン「随分待たせたな。すまなかった」 朝倉「別にあたしはここであなたを待ってたわけじゃないわよ……」 キョン「そうじゃないんだ………おまえの気持ちに気づくまでに随分と待たせてしまったな」 朝倉「……」 キョン「俺は極度の鈍感のようだな、はは…」 朝倉「…いわよ(ぼそっ)」 キョン「え?」 朝倉「遅いわよって……言ったのよ、ばかぁ……ふぇぇぇぇん……」 キョン「……」 朝倉「ばかばかばかばか……あたしを、ひっぐ、い、いつまで待たせる気なのよぉ……」 キョン「すまなかった…」 朝倉「ずっと、ずっと待ってたのに、っく、キョン君のこと…こんなにも好きなのに……キョン君のことが大好きなのに!!!」 キョン「俺もだよ…」 朝倉「……今、なんて……?」 キョン「俺も朝倉が好きだ…笑ってるおまえが、ナイフ振り回してるおまえが……いつも俺の横にいてくれるおまえが、俺は好きだよ」 朝倉「キョン君……うわぁぁぁぁぁあぁあぁぁん……ふわぁぁぁぁあん」 キョン「おいおい……泣き虫だな」 朝倉「えっぐ、うっぐ、本当に、本当にあたしのこと好き?」 キョン「あぁ大好きだ」 朝倉「よかった…あたしのこと、そんな風に考えてくれてるなんて思わなかったから」 キョン「そんなことないさ、その証拠にほら、これ」 朝倉「なぁにこれ?」 キョン「クリスマスプレゼントってやつだよ」 朝倉「え?」 キョン「ちゃんとおまえのために買っておいたんだ。受け取ってくれるか?」 朝倉「うん…」 キョン「じゃあ開けてみてくれ」 朝倉「……」パカッ キョン「サイズは多分合ってると思うんだが…」 朝倉「これって、指輪……」 キョン「はめてみないのか?」 朝倉「そうね。ふふ」 キョン「その指は…」 朝倉「この指にはめる意味がわかるでしょ?」 キョン「あぁ。どうやら俺は告白と同時にプロポーズまでしてしまったようだな」 朝倉「そうよ、あなたはこれからいつまでもあたしといることになったんだからね?ふふ」 キョン「一生俺はお前に刺され続けるって事か?」 朝倉「そのとおり♪」 キョン「やれやれ」 朝倉「キョン君、」 キョン「ん?」 朝倉「……メリークリスマス」チュ キョン「!?」 朝倉「あたしからのプレゼント♪」 キョン「もうくれないのか?」 朝倉「考えておいてあげる♪さぁうちに行きましょ、今日はクリスマスなんだからね♪」 キョン「ふふ、やれやれ」 朝倉「(サンタさん、最高のプレゼントありがとう♪)」 朝倉涼子のグサデレ ~クリスマス編~完
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こなた「やい!キョンとやら!」 キョン「なんだ泉、ポケモンの交換なら放課後な」 ハルヒ「ちょ・・・ちょっとキョン!何よその雰囲気! 予め用意してあった椅子の隣に自然に座るような感じ?」 キョン「そんな演出じみた事はしてないが。まぁ、最近よく遊ぶようになってな。」スマーイル かがみ「うぃーっす・・・っと、プチ修羅場ね」 こなた「なんでもプチを付ければ可愛いっていう事でもないと思うよ、かがみ」 谷口「うぃーっす、うぉあ!涼宮が斥力場を!?」 阪中「挨拶が・・・そっくりなのね!お似合いなのね!!」 朝倉「一体全体こいつはどんな騒ぎだ、軍曹」 岡部「産業するなら涼宮 こなたに 嫉妬・・・ってとこか」 ななこ「岡部センセ、放課後なんやけど、あそこら辺の狩場はもう・・・」 岡部「む、黒井先生。そうですか。新しいパーティーを組んで下見・・・」 朝倉「ちょっと待ったぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」 岡部「落ち着け朝倉!!ネットゲームの話だ!!!!」 谷口「類は友を呼ぶっていうよなぁ、泉?」 こなた「八頭身セバスチャンは状況をややこしくしたいの・・・?」 白石「呼びました?」 かがみ「あきらちゃんが、ね」 ハルヒ「~~~~ッッッ!!話がまとまらなぁい!!こなたちゃん、キョンを賭けて勝負よ!」 朝倉「私も参加~♪」 谷口「面白そうだな。阪中、参加しようぜ。柊も。」 こなた(このクラスは旗折りの宝庫・・・!) みゆき「お茶、美味しいですね~」 みくる「ありがとうございます。それ、忍者の里特製緑茶なんですよ。」 みゆき「へぇ~、最近はこういったお茶もあるんですねぇ~」 つかさ(どうしよう、ボケもツッコミも出来ない) 岡部「さて始まりましたキョンのアナ・・・いえ、キョン君争奪杯~夏の陣in2007~」 ななこ「このタイトル考えたん誰や」 キョン「・・・やっぱり、駄目でしたかね?」 ななこ「お前かぁぁぁ!!!よくのんびり出来るなぁ・・・」 キョン「伊達でSOS団の団員その1を張ってる訳ではありませんから。」 岡部「解説は9組の古泉君です」 古泉「(なんでわざわざ痴話喧嘩を解説するのかと小一時間問い詰めたいが)夜露死苦」 朝倉「頑張って!涼宮さんと泉さん!それと私!!!特に私!!!」 ハルヒ「さぁこなたちゃん!どちらがキョンのハートに弓を穿てるか勝負よ!まずはポケモン!」 こなた一位、朝倉二位、ハルヒ三位、谷口は二人に大岡裁きをかけられている! みくる「なんという激闘・・・涙が出てきましたぁ」 古泉「絵的には教室でピコピコやってるだけですけどね」 岡部「学校にゲームを持ってきたのではなく、全員一旦帰宅したあたりがポイントだな」 ななこ「面倒な事ですなぁ、岡部センセ」 朝倉「甘い声でSE☆N☆SEとか言うなぁぁぁぁぁ!!」 岡部「そこ、鉛みたいな殺気を込めない!!」 朝倉「アンタの股間のドリルを、ドリルから糸鋸に変えてやるんだから!!」 キョン「もう帰っていいかな、俺」 みゆき「まぁまぁ、焦らずに見ていましょうよ」 みくる「そうですよ~、ね?キョン君」 こなた(あそこも何となく女の戦いが・・・) 谷口「おっと、ルソーの散歩の時間だから俺ァ帰るぜ。じゃあな古泉、キョン、柊」 古泉「はいさようなら~(谷口君が1番まともに見えるのは、僕が遠視性乱視にでもなったんだろうか)」 ハルヒ「面倒なのでこれが最後よ!」 朝倉「参考までに。何が面倒なの?」 ハルヒ「中指が痛いのよ、ポケモンって結構ハードね」 岡部「黒井先生、そろそろ会議の時間ですが・・・」 ななこ「そうですか、じゃああとは任せたで、柊と古泉」 かがみ「えーっと、頑張れキョン君!」 古泉「柊さんもどうやr・・・ぐふんもっ」 かがみ「あら、蚊が止まってたわよ」 古泉「たかが蚊にシャイニングウィザードはないでしょ・・・あ、本当に蚊が」 朝倉「ムキー!会議って何よ!大人の会議!?スナック!?カラオケスナック!?」 ハルヒ「職員会議よ」 朝倉「なーるほど、東芝」 ハルヒ「最後は・・・格闘で勝負よ!」 キョン「殴り合いかよ」 古泉「本当に・・・やるんですか・・・?」 みくる「飛び交う拳・・・滴る汗・・・いつしか二人の間に友情が!」 みゆき「雨降って地固まる、という事ならいいんですが・・・」 朝倉「やっべこれ。私に勝機ありまくり? 爆肉鋼たーい!!」 ハルヒ「朝倉、古いわよ。まぁ気分は大事よね」 古泉「今の涼宮さんのボディは効きましたねぇ。さらっとネタを流された朝倉さんは大ダメージでしょう」 かがみ「もう何が何やら。とりあえずキョン君頑張れ」 キョン「まぁ散々引っ張ってしまった責任は俺にもある。二人ともよく聞け。 俺の好きな人はな――――――――」 ハルヒ・こなた・かがみ「・・・・・・ッ!」 キョン「古泉だ」 ハルヒ「は?」 こなた「さらばキョン、フォーエバー・・・」 かがみ(それでもいい・・・私が1番でなくても・・・) 朝倉「待てッ!!という事は!!?」 ●くうれしいですよキョン君・・・ハイパーテドドン!!! キョン「アッー!!王道の!アナル!!」 朝倉「で、先生?黒井教諭となかなかな仲なようで?」 岡部「ただの同僚だ!!お前にとっての谷口のようなものだ!!だからその備前刀亜名流をしまえ!」 朝倉「問答無用、悪?即・斬」 岡部「アッー!ドッリールだけは!ドッリールだけは!」 谷口「じゃ、また明日な、阪中。散歩っていうのもいいもんだな」 阪中「また明日ー・・・ふふっ」 以上、原作アナルファックですた
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1493年できごと スタメン 控え 1495年できごと スタメン 控え 1497年できごと スタメン 控え 1498年できごと スタメン 控え 1493年 できごと 明応の政変が勃発。 北条早雲の伊豆国侵攻。 スタメン 打 守 武将名 寸評 1 遊 山本勘助 武田信玄の軍師として著名。川中島の戦いでは啄木鳥の戦法を画策し、後壮絶な戦死を遂げる 2 二 北条幻庵 北条早雲の子で、自身の目で北条氏5代100年を見続けた教養ある人物 3 左 色部勝長 長尾氏(上杉氏)屈指の勇将。上杉謙信による関東侵攻や川中島の戦いなどで活躍 4 一 朝倉孝景 越前朝倉氏第10代当主。本拠の一乗谷に京風文化を花開かせ朝倉氏の繁栄を築いた 5 捕 水野忠政 尾張国の武将。徳川家康の母方の祖父でもあり、三河侵攻では織田信秀と協力関係にあった 6 三 阿蘇惟豊 肥後阿蘇氏18代当主。30年に及ぶ阿蘇氏の分裂に終止符を打った 7 中 南部安信 陸奥南部氏32代当主。南部氏の発展の基盤を残す 8 右 簗田高助 古河公方家の有力家臣 9 投 赤穴光清 出雲尼子氏の家臣。毛利軍との戦いで奮戦の活躍を見せるも最期は戦死 控え 守 武将名 寸評 投 木曾義在 信濃木曾谷の国人領主 亘理宗隆 陸奥国亘理氏16代当主。伊達稙宗、次いで晴宗に仕える 1495年 できごと 北条早雲が大森藤頼を討って小田原城を奪取。 スタメン 打 守 武将名 寸評 1 遊 千葉昌胤 下総千葉氏24代当主。古河公方氏、のち北条氏と連携して東関東一帯に勢力を誇った 2 二 大道寺盛昌 後北条氏の家臣で、内政に優れた武将。北条氏康の代まで活躍をつづけた 3 投 石川高信 南部安信の弟で、知勇に優れ南部氏の津軽支配に大きく貢献 4 捕 六角定頼 南近江の戦国大名で、中央政権にも大きな影響力を持っていた。楽市楽座、一国一城令の原型の創始者 5 三 内藤興盛 守護大名大内氏の重臣。文化人・教養人として大内家中からの信望が厚かった 6 一 宮城政業 武蔵国の武将で太田氏の家臣。95歳まで生きながらえ、太田氏6代に仕え続けた 7 左 成田長泰 武蔵の名門・成田氏の当主。関東管領上杉氏、北条氏に仕えたが家督争いで居城・忍城を追放される 8 右 朝倉景高 朝倉孝景の弟。よく兄を補佐し朝倉氏の繁栄に尽力したが、最後は不和になった末謀反を起こし敗走。西国へ没落した 9 中 佐伯惟治 豊後佐伯氏10代当主。知勇に優れた将ではあったが、讒言によって居城を攻められ自害 控え 守 武将名 寸評 投 禰津元直 信濃国の領主で甲斐武田氏の家臣。娘が武田晴信(信玄)に嫁いでいる。長篠の戦で戦死 1497年 できごと スタメン 打 守 武将名 寸評 1 中 葛西晴胤 葛西氏15代当主。天文の乱で伊達晴宗に協力、伊達氏と同盟関係を築く 2 二 原虎胤 もとは下総小弓城にいたが、小弓城合戦に敗れ甲斐に落ちのび、そこで武田信虎に仕える。以降、一時期を除き武田氏に仕え活躍した 3 捕 朝比奈泰能 今川氏の重臣で、氏親・氏綱・義元3代に仕える。太原雪斎とともに今川義元をよく補佐した 4 投 毛利元就 戦国時代屈指の知将。安芸の一国人でしかなかった毛利氏の版図を山陰山陽11か国にまで広げ、後の長州藩毛利氏の基礎を作り上げた 5 三 遠藤貞治 南近江の六角氏の家臣。六角高頼・定頼の重臣としてさまざまな功績を挙げた 6 左 柳生家厳 大和国の国人。木沢氏、筒井氏、松永久秀の元を渡り歩いて家名を存続。柳生宗厳の父 7 右 陶隆満 大内氏、次いで毛利氏の家臣。源氏物語の収集に努めた教養人 8 遊 三木直頼 飛騨三木氏の当主。守護京極氏や国司姉小路氏の衰退に乗じて南飛騨を支配、戦国大名として躍進する礎を築いた 9 一 十市遠忠 大和国龍王山城主。武勇に優れ、十市氏の最盛期を築く 控え 守 武将名 寸評 投 宇都宮忠綱 下野宇都宮氏18代当主。度重なる宇都宮家中の内訌に巻き込まれ、不本意な生涯を送った 塩冶興久 尼子経久の三男として生まれ、塩冶氏の養子となる。後、父経久を相手に反乱を起こすが、失敗し自害 多胡辰敬 尼子氏の家臣。石見国刺鹿城主となり、毛利軍と戦って城を枕に自刃 丹羽氏識 尾張国岩崎城主。徳川家康、後織田信長の家臣となる 細川持隆 阿波国守護の細川氏の出。はじめ細川晴元を補佐し畿内を中心に活躍したが、晴元が三好長慶に敗れたのち三好義賢に殺された 捕 島津忠隆 島津氏13代当主。島津氏の琉球権益を守るも、23歳で夭折 明智光綱 美濃国の武将。明智光秀の父とされる 内 大浦政信 陸奥国の武将。大浦為則・守信の父 瀬名氏貞 今川氏の分家・瀬名氏の当主 外 芳賀高経 下野宇都宮氏の家臣。宇都宮錯乱で宇都宮興綱を自害に追い込むも、逆に興綱の子・宇都宮尚綱に殺される 1498年 できごと 明応地震発生。 スタメン 打 守 武将名 寸評 1 遊 甘利虎泰 武田二十四勝、武田四天王のひとり。武田信虎・信玄に仕え勢力拡大に貢献 2 中 松平重吉 能見松平家第3代当主。徳川家康に従い、82歳まで生き永らえる 3 二 吉田重俊 長曾我部氏の家臣で国親、元親の2代に仕える。知優に優れ長曾我部氏を支えた 4 一 宍戸隆家 安芸国の武将。元国人領主だったが、のち毛利氏の家臣となり一門衆となる 5 捕 相良武任 大内氏の家臣。大内義隆の下で権勢を振るったが、のち陶隆房に殺害される 6 投 朽木稙綱 近江国の武将。室町幕府12時代将軍足利義晴の時代に幕政に参画 7 三 太田資高 武蔵国の武将。はじめ扇谷上杉氏に仕えていたが、のち北条氏に寝返り江戸城を奪取 8 左 細川稙国 細川高国の子で、高国の後のついで幕府管領を務めたが早くして病死 9 右 一条房冬 土佐国の武将。土佐一条氏第3代当主 控え 守 武将名 寸評 投 杉重矩 大内氏の家臣。陶隆房とは犬猿の仲だったものの大寧寺の変で陶に協力、しかしその後殺害される
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長門有希の暴走 朝倉編: わたしは自分の部屋にいた。わたしがなぜここにいるのか、理解するのにしばらく時間が必要だった。 わたしは任務を終えて情報統合思念体に戻ったはず。 確かわたしがキョン君を襲って、それを守ったのが長門さん。 そしてわたしの物理的な体は消滅した。あの時間から記憶が途絶えている。 さらに不可解なことに気が付いた。情報統合思念体とコンタクトできない。つまり、存在しない。 わたしのメモリエラーか通信機能の障害か、あるいは情報統合思念体に何かが起こったのか。 わたしは自分の機能をチェックした。エラーはひとつもない。 部屋を見回すと、ちゃんとその風景を覚えている。本棚にミニカーコレクションもある。 喜緑さんによってスクラップにされたミニカーの鉄の塊もそこにあった。 だが何かが違う。わたしは説明し難い違和感を感じて部屋のドアを出た。 長門さんの部屋は覚えている。ドアをノックした。 こちらの様子をうかがうように、ゆっくりとドアが開いた。 そこにはわたしの知らない長門さんがいた。今にも泣き出しそうな彼女がそこにいた。 「朝倉さん・・・」 長門さんはいきなりわたしの首に抱きついた。 「ちょっと・・・どうしたの」突然のことでわたしは戸惑った。 「なぜだか分からないの・・・ずっと会ってなかった気がする」 言葉遣いも違う。わたしの知っている長門さんは言いたいことを一文で短くまとめるクセがある。 感情に任せた曖昧な表現はしない。 「そう・・・わたしも妙な感じがするのよね」 わたしは長門さんの髪をなでた。前にも何度かそうしていた気がする。 わたしは長門さんと情報生命体プロトコルで話そうとした。 ところが彼女はヒューマノイドインターフェイスではない。アミノ酸のタンパク質から構成される、純粋な人間だった。 いったい何が起こったの? わたしは人間にするように、彼女の記憶を読んだ。 そこにあった彼女の人生は、本だけが友達の内気な女子高生だった。 でもなにかひっかかる。まずSOS団が出てこない。涼宮ハルヒを知らない。それからキョン君に関する記憶がおかしい。 彼のことを好きなのは分かっていたけど、彼と話したことすらないという。 人間にしては周辺の繋がりがない。 わたしは気が付いた。この人生は作り物だわ。 彼女の深層心理の奥深く、本人が気が付いてない領域に、隠された手紙を見つけた。 ── 朝倉涼子へ: ── この手紙を読んだ時点で、あなたの知る長門有希はもう存在していない。 ここにいるのは、わたしが作った人間のわたし。 わたしの知る長門さんからの手紙だった。 それからコンピ研部長氏と別れたこと、膨大なエラーの蓄積がはじまったこと、 世界を改変する願望が生まれたこと、そして、わたしに会いたいという願いが切々と綴られていた。 ── こんな大規模な宇宙改変を起こして、何の責めも負わずに済むとは思っていない。 改変による結果を10年先まで計算し、わたしは良心が咎めた。 ひとつだけ、元の世界に戻る道を作っておいた。彼の記憶は消していない。 それが暴走する自分への最後の抵抗だった。 もし彼が鍵を集め、トリガを引いたなら、この世界は元に戻る。 そしてわたしは情報統合思念体から厳罰を受けるだろう。 それでもかまわない。わたしは彼の未来まで奪いたくはなかった。 12月18日未明 長門有希記す ここまで読んで、わたしの目は潤んでいた。 そうなのね。あなたのそばにいてあげたかったわ。 つまり、ここにいるわたしは長門さんに作られた。 自分が完全な人間として生きていけるかどうか分からない不安から、長門さんは保険をかけた。 その保険がわたし。 「いいわ。気が済むまであなたのそばにいてあげる。わたしがあなたを守るわ」 「・・・」 それを知ってか知らずか、人間になった長門さんはコクリとうなずいた。 翌朝。 「長門さん!おはよう!起きてる!?」わたしは長門さんの部屋のドアをドンドンと叩いた。 「・・・おはよう」 「学校行くわよ」 「うん・・・」 まだ眠そうな顔が出てきた。この長門さんはどうも低血圧らしい。 駅前まで来て、わたしは長門さんを見てニヤリと笑った。 「長門さん、今日、学校休みなさい」 「ええっ・・・どうして」 「これからカラオケ行くわよ!着いてきなさい!」 「そんな・・・困る」 「あなたはまじめすぎるのよ。たまにははっちゃけなさい」 「・・・でも先生に怒られる」 「しょうがないわね・・・」 わたしは携帯で学校にかけた。咳をひとつしてかすれ声を作った。 「あの・・・岡部先生いますか。ええ朝倉です・・・ケホ」 「岡部先生・・・すいませんゲホッ。風邪、うつっちゃったみたいなんです。ええ・・・病院寄ってそれから行きます」 「はい・・・あ、それから隣のクラスの長門さんも風邪具合ひどいみたいで。はいお願いしま・・・ゲホゲホ・・・オエ」 「せ、先生っ、ありがとうございます・・・グスッ」 電話を切るなり、わたしたちは噴き出して笑った。 「キャハハハハ、岡部ったらマジで心配してんのアハハハハ」 「・・・クスッ」 長門さん、あなたは笑っていたほうがずっといいわ。 「さあっ今日は遊ぶわよ!」 「あの・・・朝倉さん、制服着てちゃまずいんじゃ」 「じゃあ服も買いに行きましょう」 「ええ・・・そんな」 「お金だったら心配しないの。今日はすべてわたしのおごりよ」 「そういうことじゃなくて・・・」 「四の五の言わず今を楽しみなさい」 まだ戸惑っている長門さんの手を引いて、わたしは改札をくぐった。とりあえずは朝飯よね。 それから北口駅前のデパートで派手な服でも見繕って、それからカラオケかな。 わたしが言うのもなんだけど、長門さん、あたなは人間になったんだからもっと楽しむべきよ。 っとその前に、情報操作して風邪を流行らせておかないとね。 クラスの半分くらいには風邪をひいてもらわないと。 長門さんが、この制服ままじゃ補導されるかもしれない、というので洋服を買うことにした。 二人でハイティーンの洋服売り場に行った。 あれこれ見て回ったが、いまいち子供っぽい気がしたのでワンランク上のコーナーに移る。 長門さんは地味な緑のワンピースを手にしていた。 「あなたには、もっと派手な色のほうがいいわ」だいいち、若いんだからね。 長門さんは似たような色のブラウスを手に試着室に入った。 わたしは椅子に腰掛けて長門さんが選ぶ服をあれこれ指摘した。 「青はやめなさいって。不健康そうに見えるから」ただでさえ色白なのに。 「もうちょっと胸元が開いたほうがいいわね」胸がないのは知ってるわ・・・胸パッドしてみたら?。 「なんとなく腰のあたりが頼りないわ。細いベルト締めてウエスト見せてみたら?」 何度かとっかえひっかえした挙句、まあ見れるスタイルになってきた。 「どう・・・?」 「GOOD JOB!」わたしは親指を突き立てた。 「じゃ、次は化粧品よ。メイクにいくわ」 「ええっ」あなた、少なくとも女なんだから化粧くらい知ってなさい。 わたしは長門さんに服を着せたままレジを済ませ、化粧品売り場に連れて行った。 お姉さんに耳打ちして、この子はじめてなんだけど、5歳くらい年上に見えるようにしてくれと頼んだ。 「がってん、任せなさい!」このお姉さん、好きだわ。 長門さんははにかみながらメガネを外した。 ガラス越しには分からなかったけど、この子、いい目をしてるのね。 化粧水で肌を整え、ベースを軽く塗る。薄めにファンデーション。 眉毛をやや強く出して・・・長門さんの顔がみるみる変わっていく。 「こんな感じでどうかしら。肌がきめ細かいからノリがいいわ」 そうして出来上がった長門さんはとても元の長門さんとは思えなかった。 「長門さん・・・あなた、輝いてるわ」女のわたしでもホレボレした。 「そ・・そう。ありがとう」頬にさらに赤みがさしてなかなかいい。口紅が映えている。 わたしも軽くメイクしてもらった。まあ、わたしは下地がいいから2歳くらい上でいいわ。 「眉毛どうします?」眉毛がなんですってええ?わたしはお姉さんを睨んだ。彼女は黙った。 「・・・朝倉さん、きれい」 「み、見つめないで・・・はずかしいわ」わたしは口元をおさえてシナを作ってみせた。似合わない。 長門さんと並んで鏡の前に立った。二人とも、とても高校生とは思えない仕上がりだ。 長門さんのために口紅とマニキュアを買って、それから店を出た。 「気分変わっていいでしょう?」 「・・・うん」 外見からでもいいの、もっと自分を変えるのよ。そう言いたかった。 「じゃあ、次はカラオケよ。腹に溜まってるモヤモヤをありったけの声で出すの」 「わたし・・・行ったことない」 「じゃ、今日が記念すべき日ね!」 「長門さん!もっとおなかから声を出しなさい。ほら、こう!」わたしは長門さんのおなかを押さえた。 「は、はいっ」 ナゾナゾ~みたいに~地球儀を解き明かしたら~♪ 実はいい声をしているのね。 細く通る声で歌う長門さんを見て、わたしはこの世界に来てよかったと思った。 今、わたしは本当に自由よ。情報生命体はわたしひとり。誰にも支配されない。誰にも干渉されない。 あなたがせっかく作ってくれたんだもの、この世界を楽しみましょう。 二人でデパートの上階で昼ご飯を食べているとき、長門さんがぼそりと言った。 「・・・ちょっと疲れた」 「そうね。ふだんし慣れないことをいきなりやっちゃったからね」 「でも、楽しい」 あなたの口から楽しいなんて言葉が出てくるなんて。 「じゃあ、今日はこの辺で学校に出ようかしら?。重役出勤だけど」 「・・・そうする」 「その前に化粧を落とさないとね」 こんな顔で教室に入ったら頭にウィルスが回ったのかと岡部がひっくり返るわ。 わたしたちは化粧室で顔を洗った。 化粧水も洗顔石鹸もなかったけど、なに、情報操作でお安い御用よ。一瞬で口紅まできれいに落とせるわ。 メガネをかけ、セーラー服に身を包んだ長門さんは、今朝会った元の長門さんだった。 この変わりようときたら。 「そのうちメイク教えてあげるわね」 「・・・うん」嬉しそうな長門さんを見て、わたしは作戦成功を確信した。 わたしたちはそのまま学校へ行った。わたしの操作どおり、風邪を引いてる生徒が多かった。 「長門さん、風邪引きが多いみたいだから気をつけてね」 「・・・うん」 「じゃ、またね。部活が終わったら落ち合いましょう」 わたしは教室の前で手を振った。 「あの・・・朝倉さん」 「なにかしら?」 「・・・今日はありがとう。楽しかった」 「またいつか行こうね」 この子がもう少し笑えるようになったら、また連れて行こう。 わたしは1年5組の教室に入った。 皆が歓声で迎えてくれた。わたし、こんなに人気者だったかしら。ああ、ここは向こうとは違うのね。 この世界ではわたしはクラスメイトに頼られる存在。 「朝倉さん、具合どう?」 「うん、もう大丈夫よ。午前中に病院で点滴打ってもらったらすぐによくなったわ」 実は心配してもらえるのはすごく嬉しいこと。 「朝倉、なんかお前香水臭いな」男子生徒が言った。ギクリとした。 わたしは制服の匂いをかいだ。かすかに残っている。風邪ひいてるわりには鼻が利くのねこいつ。 「きっと病院に行ったせいだわ。患者に化粧の濃いおばちゃんが多かったから」 わたしは自分の席につこうとした。国木田君が弁当を広げている。 「あ、どかないと」 国木田クン、前から思ってたけど、あなたかわいいわよ。素直だし、その気なら付き合ってあげたのに。 わたしの机の前の席にいる男子生徒、そこには笑っていない顔があった。 「待て、どうしてお前がここにいる」この人も風邪かしら。声が枯れてるわ。 「どういうこと?わたしがいたらおかしいかしら」 こいつには、わたしの正体を絶対に知られてはいけない。 キョン君は涼宮ハルヒのことを聞いて回っている。バカね、こんなところにいるわけないじゃないの。 プッ、国木田君にほっぺたをつねってもらってるわ。そうよ、あなたはずっと夢を見ていたの。 ここが現実なのよ。 わたしはこいつの記憶を読んだ。 そう・・・向こうの世界ではそんなことがあったんだ。 ついでにあなたの記憶も消して二度と向こうに戻れなくしてあげたいんだけど、 それは長門さんの頼みだからやめとくわね。 「朝倉涼子は転校したはずだ」 こいつはまだ訳のわからないことを言っている。だいぶ混乱してるみたいね。 「保健室に行ったほうがいいみたい。具合のよくないときって、そういうこともあるわ」 わたしの手を振り払って、とうとう教室から出て行った。 でもね、おあいにくさま。この学校には涼宮ハルヒはいないし、SOS団も存在しないの。 古泉一樹を探しに行ったのかしら。今ごろ1年8組の教室の前で唖然としてるでしょうね。 これは長門さんのジョークなのかしら。クラスを丸ごと消してしまうなんて、いいセンスしてるわ。 わたしはしばらく彼の監視を続けた。 まかり間違って元の世界を再構築などされてはたまらない。 翌朝、キョン君が話し掛けてきた。 「朝倉。本当に覚えがないのか、お前は俺を殺そうと思ったことはないか?」 「・・・まだ目が覚めてないみたいね」 あるわよ、何度もね。それというのも、あなたが涼宮ハルヒしか見ていないから。 言っておくけど、あなたがここにいるのは長門さんの希望だからね。 ヘンな真似したら容赦しないんだから。 夕方、わたしは晩御飯を作って長門さんの部屋に持っていった。 部屋に長門さん以外にも誰かがいる。いつもならドアをどんどん叩くところだけど、インターホンを押す。 「長門さん、いる?」 「・・・朝倉さん?」 「夕飯持ってきたんだけど、一緒に食べない?」 「でも・・・」 「鍋が熱いの。開けてもらえないかしら」 「今は来客中で・・・」 「その人も一緒に食べればいいじゃない」 「・・・そう、待ってて」 部屋に入ると、案の定、キョン君がいた。 「なぜ、あなたがここにいるの?不思議ね」 分かってはいたけれど、まさか部屋にまで押しかけてくるとはね。 「朝倉が作ったのか?」 「そうよ。こうして時々長門さんにも差し入れるの」 だって長門さん、コンビニの弁当しか食べないんだものね。体壊すわ。 「それで?あなたがここにいる理由を教えてくれない?気になるものね」 「あー、ええとだ。そう、俺はいま文芸部に入ろうかどうか悩んでいる」 またまた出任せを。あなたはひとりぼっちで長門さんしか頼れない。だからここにいる。 どう?ひとりになった気分は。少しはわたしたちの孤独感が分かったかしら。 「あなたが文芸部?悪いけど、全然ガラじゃないわね」つい、鼻で笑ってしまった。 キョン君はカバンを持って帰ろうとした。ちょっといじめすぎちゃったかしら。 「あら、食べていかないの?」 「帰るよ。やっぱ邪魔だろうしな」 長門さん、ごめん、ちょっと言い方きつかったみたい。彼を引き止めて。 玄関でボソボソと話し声が聞こえ、キョン君は再び戻ってきた。 ごめんね、ついいじめたくなっちゃうの。わたし、嫉妬してるのね。 キョン君とご飯を食べるのは、はじめてだった。 この人、谷口と違って女の子の前ではあまりしゃべらないのね。 教室では愛想悪い男子生徒ナンバーワンだし。 「ねえねえキョン君、今度3人でどこか行かない?」 「どこかって・・・どこにだ」 「どこでもいいわ。賑やかなところ」 「そうだな・・・考えとく」 まったく愛想悪いわね。ネタ振りしてるのに全然乗ってこない。 それもそうよね。わたしに一度殺されかけたものね。あなたほんとに長門さんに感謝してるのかしら。 二人とも黙々とおでんを食べた。キョン君って存外人見知りするのね。 素朴で純粋で、これといった自己主張もない。 あんたたち、付き合えばお似合いなのに。 素直に気持ちを表現できない二人を見て、わたしはちょっと寂しくなった。 「あ・・・グスッ」 「ど、どうしたの長門さん」 「・・・カラシが鼻に効いたの」 「大丈夫か長門」 部屋に小さく笑い声が起こった。 「じゃあ、そろそろ帰るわね。鍋は明日取りに来るから」 キョン君も安心したのか、ほっとした表情をした。 「明日も部室に行っていいか?」玄関でコソコソ話しているようだけど、わたしには聞こえている。 長門さんが小さく微笑んだ。キョン君も驚いていた。 そりゃそうよ。この長門さんはあなたの知ってる長門さんじゃないもの。 「あなた、長門さんが好きなの?」 エレベータで彼と二人きりになったとき、わたしはカマをかけてみた。 彼の反応を見ていると、まんざらでもないらしい。 そうよね、この世界にたったひとりで放り込まれたあなたなら、長門さんを慕うわ。 わたしが誰かは気が付いてないみたいだけど。 「また明日ね」 わたしは5階でエレベータを降りた。 お望みなら、長門さんと一緒にしてあげるわよ。あなたの中の、涼宮ハルヒの記憶を抹消してね。 懸念していたことが起こったようだわ。谷口の口から涼宮ハルヒの名前が漏れた。 あいつ、言わなくてもいいことをペラペラと。今度会ったらおしおきだから。 キョン君が駅前の高校に通う涼宮ハルヒと接触したらしい。そこには古泉一樹もいるはず。 これだけ物理的に近いんだもの、そりゃ簡単に遭遇するわよ長門さん。 彼と一緒になりたいのか、涼宮ハルヒに取られてもいいのか、あなたの本望が分からないわ。 朝比奈みくるも含めた元SOS団のメンバーが文芸部部室に集まっている。 わたしは気が付いた。これが長門さんの言っていた鍵ね。 彼はこの世界を消そうとしている。 そうなれば長門さんの希望で作られたこの世界が潰えてしまう。 長門さんがまたつらい日々に戻ってしまう。そんなことはさせない。 わたしは2日前の自分に同期した。彼をいますぐ殺せ、と。 午前4時19分。わたしは突然そこにいた。今は12月18日、か。 わたしは自分の部屋にいた。わたしがなぜここにいるのかしばらく考えた。 わたしは情報統合思念体に戻ったはずだった。 長門さんと一芝居打って、キョン君を襲い、それを守ったのが長門さんだった。 そしてヒューマノイドインターフェイスとしてのわたしは消滅した。あの時間から記憶がない。 情報統合思念体を検知できない。わたしは自分の機能をチェックしたが、エラーではなかった。 いったい何が起こったの。 未来のわたしから同期要請があった。答えはたぶんそこにある。 「何があったの?」 ── わたしはあなたから数えて2日後のわたし。時間がないの。今すぐ彼を殺して。 わたしはすべてを理解した。長門さんがこの世界を作った。それを今、壊そうとしているやつがいる。 じゃあどこに行けば? 彼が長門さんを襲うとしたら、世界を改変した直後のはず。 それより前でも、後でもない。そうでなくては鍵が存在する時空が発生しない。 そしてそれは、今この時間。 わたしはアーミーナイフを持って立ち上がった。北高正門前に走る。 正門前には長門さん、キョン君、朝比奈みくるがいた。 躊躇はしなかった。わたしは腰にナイフを溜めて彼に体当たりした。 「長門さんを傷つけることは許さない」わたしは冷静だった。 わたしは彼のわき腹に刺さったナイフをグリグリと回転させて引き抜いた。 ごめんね。あなたは嫌いじゃないの。でも、心から頼ってくれる長門さんのほうが大事なの。 街灯の下で長門さんが小さく浮かび上がっていた。恐怖におびえている。あなた、人間なのね。 「朝倉・・・さん」 「そうよ長門さん。あなたを脅かす物はわたしが排除する」 彼は地面に倒れこみ、すでに動けなかった。有機物ベースの生命体なんて、もろいものね。 「トドメをさすわ。あんたは長門さんを苦しめる」わたしは思いきりドスを効かせて喋った。 彼は震え上がったようだ。 次の瞬間、背後に別の気配を感じた。 「な、長門さん」 わたしのナイフの刃を握り締める、そこにはもうひとりの長門さんがいた。 まさかそんな・・・これはまるであのときと同じじゃない。 ナイフの情報結合が解除されていく。わたしは逃げようとした。でも足が張り付いて動けない。 「そんな、なぜ?あなたが望んだんじゃないの・・・今も・・・どうして・・・」 予想はしていなかった。長門さん自身が望んだことなのに。なぜ邪魔をするの。 二度もあなたに消滅させられようとは。これもなにかの因果かもしれないわね。 長門さんが詠唱をはじめた。わたしの体が足元から少しずつ消えてゆく。 そのときわたしは見た。長門さんの目にうっすらと光る透明な、冷たい水の淀みを。 コンマ2秒、わたしと長門さんは見つめあった。一瞬よりは長い永遠。 ── 朝倉涼子・・・ごめんね。ほんとにごめんね。 「いいのよ。あなたのエラー因子はわたしだったのね」 ── つらいとき、あなたにそばにいて欲しかった。それが止まらなかった・・・ 「今度はキョン君を手放しちゃだめよ」 その言葉が彼女に届いたかどうかは分からない。 これから起こる時空震のあと、今のわたしは向こうの世界には戻らない。 つまり、わたしは今ここで死ぬ。 さようなら、長門さん。楽しかった。ずっと、妹みたいに思っていたわ。 向こうのわたしによろしくね。 最後に見たのは、長門さんの頬にきらりと光るなにか。
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Tamotsu Asakura Birth Date Birth Place Death Date Height Weight Position Midfielder National Team 1927 Japan National Team Statistics Season Team Game Goal 1927 Japan 2 0 Total 2 0
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■音響生命体ノイズマン 録音(伊藤恭介と共同) ■関連タイトル