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【妄想属性】妄想 【作品名】ドラコンボール 【名前】おせっかいな気持ち 【属性】世界中のおせっかいエナジーが集まって生まれた非常におせっかいな存在 【大きさ】無い。 【攻撃力】無い。 【攻撃力】無い。 【素早さ】無い。 【特殊能力】おせっかい:対戦相手のテンプレの【大きさ】、【攻撃力】、【防御力】、【素早さ】、【特殊能力】の どれかひとつの欄or複数の欄に意味不明なことしか記載されていない場合のみ、 この能力は考察が行われる時に自動的に一度だけ発動する。 はじめから上述の欄がなかったり、欄があっても何も記載されていない場合は 意味不明なことしか記載されていない場合、という定義から外れるのでこの能力は発動しない。 対戦相手のテンプレは以下のおせっかいな贈り物となり、 またおせっかいな気持ち自身のテンプレも以下のおせっかいなおばさんとなって そのテンプレのまま考察を行う。 【名前】おせっかいな贈り物 【属性】タイヤ人間 【大きさ】成人男性 【攻撃力】パンチ一発で惑星を壊せるパワー 【防御力】自分と同等のパワーの相手に殴られても戦闘続行可能 【素早さ】マッハ360の飛行速度。達人並みの反応速度 【特殊能力】宇宙戦闘可能 【名前】おせっかいなおばさん 【属性】おせっかいなおばさん 【大きさ】40代のおばさん 【攻撃力】40代のおばさん 【防御力】40代のおばさん 【素早さ】40代のおばさん 【特殊能力】宇宙生存可能 794 格無しさん sage 2007/09/30(日) 17 42 26 おせっかいな気持ち考察 基本的に無と同列だがどぅう゛ぇるげどばどぅぢゃはど、ぴには負ける。 どぅう゛ぇるげどばどぅぢゃはど=ぴ>おせっかいな気持ち=無他
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▲【引き分けの壁/旧存在の壁】 ◆94(Eランクの壁/自滅の壁) >無=なし=名無し=特になし=ナシ=真なる虚無 =夢の涯=「最強」のイデア=ラッセル=おせっかいな気持ち =0_=存在するモノ=一行=まだ夢見がちなお年頃の無 =むりやり様=永遠=欝=議論スレ終了>フォーニ>0次元の成人男性 ▼【月単位自滅の壁】 【妄想属性】妄想 【作品名】ドラコンボール 【名前】おせっかいな気持ち 【属性】世界中のおせっかいエナジーが集まって生まれた非常におせっかいな存在 【大きさ】無い。 【攻撃力】無い。 【攻撃力】無い。 【素早さ】無い。 【特殊能力】おせっかい:対戦相手のテンプレの【大きさ】、【攻撃力】、【防御力】、【素早さ】、【特殊能力】の どれかひとつの欄or複数の欄に意味不明なことしか記載されていない場合のみ、 この能力は考察が行われる時に自動的に一度だけ発動する。 はじめから上述の欄がなかったり、欄があっても何も記載されていない場合は 意味不明なことしか記載されていない場合、という定義から外れるのでこの能力は発動しない。 対戦相手のテンプレは以下のおせっかいな贈り物となり、 またおせっかいな気持ち自身のテンプレも以下のおせっかいなおばさんとなって そのテンプレのまま考察を行う。 【名前】おせっかいな贈り物 【属性】タイヤ人間 【大きさ】成人男性 【攻撃力】パンチ一発で惑星を壊せるパワー 【防御力】自分と同等のパワーの相手に殴られても戦闘続行可能 【素早さ】マッハ360の飛行速度。達人並みの反応速度 【特殊能力】宇宙戦闘可能 【名前】おせっかいなおばさん 【属性】おせっかいなおばさん 【大きさ】40代のおばさん 【攻撃力】40代のおばさん 【防御力】40代のおばさん 【素早さ】40代のおばさん 【特殊能力】宇宙生存可能 794 格無しさん sage 2007/09/30(日) 17 42 26 おせっかいな気持ち考察 基本的に無と同列だがどぅう゛ぇるげどばどぅぢゃはど、ぴには負ける。 どぅう゛ぇるげどばどぅぢゃはど=ぴ>おせっかいな気持ち=無他
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KGL/S79-014 カード名:おせっかい 千花 カテゴリ:キャラクター 色:黄 レベル:1 コスト:0 トリガー:0 パワー:5000 ソウル:1 特徴:《秀知院》?・《書記》? 【自】このカードがアタックした時、あなたは他の自分の《秀知院》?のキャラを1枚選び、そのターン中、パワーを+X。Xは他のあなたの《秀知院》?のキャラの枚数×500に等しい。 次から気を付けてくださいよ、かぐやさんのうっかりやさん! レアリティ:C 「かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~」収録
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153 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2008/11/15(土) 20 19 10 ID ??? 明日セッションあるらしいんだが俺の所に連絡なかった それを知った俺がキレて問い詰めるた所 妹に俺を変な集まりに呼ぶなと相当きつめに説教されたらしい 俺に黙って余計な口を出す妹もなんだが ビビって連絡よこさないのは困だよな 154 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2008/11/15(土) 20 21 43 ID ??? 妹をTRPGに引きこんで無いおまえが困 まあ実際の所は困とかいうより話し合えw 157 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2008/11/15(土) 20 24 45 ID ??? 1.自慢の兄を、TRPGという部屋で何か怪しいことをしてる集団から助けようとした。 2.鳥取に好意を寄せる人物がいるのだが、兄がいると邪魔だから遠ざけた。 3.自分一人だけ楽しんでずるい。私を誘う口実を作ってあげた。 4.ただの嫌がらせ。 好きなのを選べ。 158 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2008/11/15(土) 20 26 16 ID ??? 2と3から果てしないDT臭がする・・・ スレ208
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《SPWのおせっかい》 《SPWのおせっかい》 1G ソーサリー デッキからクリーチャー・カードを一枚探し出し、公開する。その後デッキをシャッフルし、選んだカードをライブラリの一番上に置く。 このカードをプレイする場合に、2Gを追加して支払ってもよい。 そうした場合、公開したカードをライブラリの一番上に置く代わりに、それをあなたの手札に加える。
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871 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/11/02(月) 13 26 26 ID ??? キラ「そう言えば兄と妹のパターンが多いね」 ウッソ「世話をやいてくれる女性がいたら、それは『おせっかいな幼なじみ』や『お隣のお姉さん』ですし」 キラ「ま、その方が萌えるからね」 ウッソ「男の願望剥き出しですねえ」 シュバルツ「甘い、甘いぞドモンッ!!そんなことでは……!」 ドモン「ううっ…… い、いや、まだだあ!俺はまだ立ち上がれるッ!!」 キラ「あれはどうなるのかな」 ウッソ「あのへんはまた別次元の問題で」
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autolink SG/W19-T01 SG/W19-013 カード名:いつものおせっかい 響 カテゴリ:キャラクター 色:黄 レベル:0 コスト:0 トリガー:0 パワー:1000 ソウル:1 特徴:《音楽》? 【永】応援このカードの前のあなたのキャラすべてに、パワーを+500。 あの、通学途中の樹の上で、 この子が昇ったまま降りられなくなって…… レアリティ:TD C illust.
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やよいメール「おせっかいですか?」 取得条件:Cランクの営業「TVリハーサル」でバッドを取る やよいです。 今回のお仕事は、大変でしたー```。 ああいう時は、やっぱり、手を出さない方がいいんでしょうか? 私には私の仕事があって、スタッフにはスタッフの仕事があるって、 わかってはいるんですけど```。( _ ) でも、どうしても、じっとしていられなくてーっ! ううー、私はどうすれば?また明日からガンバロー!でOKですかー? あ、そろそろ、オーディションとかも受けたいかも```、ですっ(☆) レッスンとか、他のお仕事とかでもいいですけど! とにかく、早く、何かしたいですーっ! 私、できるだけ朝から事務所に行って、 プロデューサーが来るの、待ってますねーっ! やよいメール一覧に戻る トップページに戻る
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かがみ「一人温泉旅行は思ったより楽しいわね。でも、宿の女将さんがちょくちょく部屋を見に来たり、妙に優しいのはなんでかしら」 新学期が始まったけど大学が面白くない私は、気晴らしにひとりで熱海までやってきた。 ひとりで温泉旅行に来る人ってそんなに珍しいのかな? そういえば、女一人だと泊めない旅館もあるらしいよ(昔の話?) 自殺されたらタマラン、ってことだろうな。 ドラマとかよくありそうなシュチエーションだけど、 なぜ女は旅館で死のうとするのだろうか? それは多分、 これから死ぬかわいそうな自分を沢山の人に見てもらいたいから あわよくば死ぬ前に誰かに構って貰えるから…って! かがみ「だから、私は死にに来たわけじゃないっての!ドアの前で聞き耳立てるな!」 コソコソ… 戸の前で人が逃げ出す音がした。全く、うざい旅館もあったもんだわ。でもちょっと嬉しい。 午後9時半。わざとこんな独り言をゆってみた。 かがみ「ふぅ…料理もお酒もおいしかったわ。さてと、そろそろ死ぬか」 女将「(ガラッ)お客様、お夜食はいかがでしょうか?」 かがみ:「いきなりあけんな!」 女将「失礼いたしました。ごゆっくり(ぺこり)」 女将「(チッ)」 かがみ「…つかさなんかいくら私が手首切っても、もう無視するだけなのに ここの人たちは凄く私に注目してくれる。これからはここで自殺未遂しよっと」 翌朝…、 かがみ「昨日はよく眠れたわね。朝食前に渓谷散策でも行こうかしら」 女将「だ、誰か110番通報して!42号室の柊様が飛び降りスポットの方向に!」 女将「え?そんなんじゃ警察は動かない?」 渓谷にて、 かがみ「ついてこないでっていってるでしょっ!!」 女将「いえいえ、道案内いたしますから」 女将「この辺は、800年前の火山の噴火のときに流れた溶岩が固まって出来た地形なんですよ。温泉もそのとき湧き出したもので…」 かがみ「へ~、結構歴史があるのね」 女将「(今のところ落ち着いてるみたいね。こんな若いのに、何があったのかしら。失恋?借金?) すると向こうから波平がやってきました。 波平「こんばんわ、お嬢さん」 かがみ「えぇ、こんばんは」 かがみ(地元の人かな。ついそのまま返しちゃったけど、朝なのにこんばんわって何だろう?) 女将「(突然 独り言…、誰と話してるのかしら…?)」 かがみ「この崖からの景色は本当に素晴らしいわ。ちょっと、感動しちゃったじゃない…」 女将「(飛ぼうとしたらいつでもつかめるように…。ロープ持ってきといてよかったわ)」 すると今度は穴子くんがやってきました。 穴子くん「・・・」 かがみ「・・・」 穴子くんは行ってしまった。 後で聞かされた話、この辺りは相当な心霊スポットらしい。この場所で某 宜保愛子さんが収録に来て、直前になって撮影を拒否したとかしないとか!? 亡霊らしきものを見たのはこれが初めて。実家で巫女やってるからこういうの見るのかな。 それとも、私はそんなにここで自殺した人々と波長がマッチするのだろうか? 女将「(柊さん、ついさっき 誰かと目を合わせたような感じした?嫌な予感がするわねぇ…)」 女将「ささ、そろそろ戻りましょう」 かがみ「あっ女将さん、記念に携帯の写真をとってもらえませんか?」 女将「ええどす」 柵に腰掛けるかがみ。 女将「では…、あれ、この携帯の壁紙に女の子、それも珍しい青髪の…」 かがみ「ああ、見ちゃらめえええ…」(ぐらっ) 女将・かがみ「あっ…」 かがみはバランスを崩し、背中から落ちそうに。 かがみ「きゃあああああああああ」 女将「お客様ァーーーーーーー」 女将「では…、あれ、この携帯の壁紙に女の子、それも珍しい青髪の…」 かがみ「ああ、見ちゃらめえええ…」(ぐらっ) 女将・かがみ「あっ…」 かがみはバランスを崩し、背中から落ちそうに。 かがみ「きゃあああああああああ」 女将「お客様ァーーーーーーー」 かがみ「大事なシーンだから二回言ったわ」 女将「ハッ!」 ロープが投げられる。 女将「これにつかまりなさい!」 かがみ「助かっ…ゲゴッ!」 ロープが首に巻きついて首吊り状態に。 かがみ「ぐぼぼ…(ああ、結局最後までぼっちだったな…こなた、最期に会いたかった) 女将「お客様ァー柊様ァーー、死んじゃ、ダメだーーーー!!」 女将さんの声が遠くなっていく。 薄れ行く意識の中で、かがみは先細りだった自分の人生を振り返った。 かがみ「ハッ」 女将「あ、気がついたかい?…ちょっとアンタ!お水汲んできてあげて!」 旦那「はいはい」 かがみ「あ、あの…」 よく見ると、私は大広間に寝かされている。 その周りを女将さんはじめ、旅館の方々が総出で囲んでいる。 旦那「はい、お水だよ。でも、元気そうでよかったよ」 仲居「うんうん。でも大丈夫?あ、もし悩みとかあったら、私聞くよっ」 話によれば、首吊り状態になった私を、女将さんが引き上げて、ここまで抱えてきてくれたそうだ。 女将「人生って長いんだから、ちょっとくらい道を外れたように思えたって、実は道幅はまだ続いてるんだよ。だからあんたも図太く生きなっ!何があったかは知らないけどさ」 結局私が自殺志願者だという誤解は解けていないようね。 べ、別に道を踏み外したりなんか… でも…。 私は自分の日常を振り返る。 楽しかった高校生活。その後の大学生活は、私の描いていたものとは程遠かった。 ひとりぼっちの毎日。孤独を愛するほど強くなくて、何の希望も持てない日々はむなしかった。近い将来本当に自殺を考えていてもおかしくなかっただろう。 板前「おっ、例の薄幸嬢ちゃん、目え覚ましたかい。じゃあ、とっておきの朝食作ってやるかいなっと」 仲居「柊かがみちゃんだっけ?私も失恋したときは本当に死にそうだった…それで、私もあの崖から飛び降りようと思ってこの宿に泊まったんだけど、ここの女将さんに助けてもらったんだ」 女将「あの時は大変だったわ…チェックインのときにピーンと来てね、この子の挙動を気にして見てたのよ。高精細・高画質のネットワークカメラから監視用センサーや、レコーダーまでつかったわね」 仲居「へへへ…」 かがみ「いや、やりすぎだろ!ってか、私も監視されてたのか!」 女将「かがみちゃん」 かがみ「は、はい」 女将の真剣なまなざしに、私は身じろぐ。 女将「15でここに嫁いで、商売を始めてからもう何十年も経つけどさ、色々な人がこの宿を訪れたわ」 かがみ「…」 女将「ここの温泉ってね、骨安めに来たり、家族旅行のために来るばっかりじゃないのよ。行き場をなくした人が、あっち行って、こっち行って、最後に行き着く場所でもあるの。何か引き寄せられるものがあるのかしらね。そして、みんな、あの崖から飛び降りて行ったわ」 誰もが黙って女将の言葉を聞いている。この宿の暗い歴史の一部を皆が知っているだろう。 女将「辛かったわよ…。あ、この人は死にに来たんだなーってわかっていても、止められない。止めようと目をかけててもね、彼ら、隙をついて確実に死にに行くの。どうすることも出来ない。みんな死んでいく」 女将「あるとき思ったの。借金?失恋?左遷?リストラ?それが何だ、生きてりゃ取り返しのつくことじゃないか、ってね。だから、無理やりにでも生きてもらうことにしたの」 女将「死にに来たお客さんは、私がずっと監視するのよ。部屋の前で張り込んでね。気がついたと思うけど、部屋には首を吊れるものが一切なかったでしょ?紐とか、引っ掛ける場所とか」 かがみ「(いや、知らんがな)」 女将「それで夜通し監視して、朝になるでしょ?朝食はスペシャルメニューなのよ。もちろん赤字だけどね。おいしいご飯をたべてもらいながら、それとなく話しを聞いてあげるの。大抵、その手の人は、相談する人もいなくて、抱え込んでるから、それを吐き出してもらうのよ」 女将「そして、うまく、うま~く励ましてあげて、這ってでも生きようって気持ちにさせてあげるの」 女将「なのに、かがみちゃん、朝食前に旅立とうとするから、ほんと取り乱しちゃったわ」 かがみ「(だから私は旅立とうとしてないから…)」 女将「かがみちゃん、あなたが今一番大切に思ってる人の顔を思い浮かべてちょうだい」 かがみ「え…、えーと、…」 もちろん、浮かぶのはあいつの顔だ。ハアハア 女将「あなたが死んだら、その人はどうなるかしら…」 私がこな×かが避難所で書いたSSでは、私の遺志を継いで弁護士になったわね。 女将「人は、どんな人でも、一人で生きているわけじゃないのよ」 女将「たとえ、自分が一人ぼっちだって思えても、ほんとは一人じゃないのよ」 かがみ「…」 女将「あなたのことを見ている人がいる、思っている人がいる、気にかけてくれている人が必ずいるの」 女将「もし、それでも、一人ぼっちだと思うなら…私がいるわ」 かがみ「女将さん…」 仲居「私だっているよっ」 旦那「では、私も…」 板前「そら、俺の朝食食って元気だしなぁ!」 かがみ「みなさん…」 その日の朝食は、まさしくスペシャルメニューで、とても美味しくて、でも、なんだか塩味がきいてしょっぱかった。 女将「また遊びに来なよ、あ、悩みごとがあったら電話してくれてもいいからね」 わざわざ熱海駅まで送ってくれた旅館のみなさんと、最後の別れを惜しむ。 仲居「またね!あ、ケータイ教えてよ!」 この子、そういや結構かわいいわね。写メ撮っとこうかしら。ハアハア 旦那「今度はお友達も連れておいでよ」 板前「俺の朝食が食いたくなったらいつでも来いよ!」 アンタは朝食しか作れんのか。 通販サイトで貯まったポイントを消化しようと、何気なく企画した今回の温泉旅行。 一人で温泉なんて、私もぼっちが板についてきたわね、なんて自分を嘲笑していた。 このままずっと一人。誰にも認知されない、透明な存在、 そう思ってた。 でも、気づいたんだ。 私の存在は、初めて会ったこの人たちにすら、思ってもらえたこと。 私が誰かを思っているように、私を思っている誰かもいること。 女将「ほらほら、自由席のこだまは結構込んでるから、早く行って並んどきな!」 かがみ「はいはい…あ、女将さん」 女将「なんだい?」 かがみ「あ、あの、別に私、ホントは死にたかったわけじゃないし、女将さんのおせっかいで救われたなんて思ってないし、監視テープはちゃんと抹消してくれないと困りますけど、ですけど……ありがとう、本当に、本当にありがとうございました」 返答を聞く時間はなかったけど、みんなの笑顔を目に焼き付けて、一礼すると、私は改札をくぐった。もう振り返らずに。 かがみ「…明日の講義では、誰かに話しかけてみようかなあ」 遠ざかる熱海の街を眺めながら、私は、自分の中に希望が芽生えたのを感じていた。 後日…、 かがみ「連休の温泉旅行が楽しすぎたせいで、今週はいつもよりメンタルがきついわ…」 かがみはじゅもんをとなえた。 かがみ「さて、そろそろ死ぬか」 しーん… しかしなにもおこらなかった。 女将「かがみちゃん、まだ元気なさそうね」 仲居「女将さん、そのモニターは一体…」 Fin.
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上原梢のおせっかい おいしっ!おいしい! 缶詰みかんがおいしい!ジューシーさと控え目な酸味がお口の中で見事に溶け合う奇跡だよ! 部活の後の疲れた体にあんまいフルーツは格別だよね! あっ!わたし、上原梢だよ!仁科学園高等部一年生!薄茶のツインテールがきれいだねってよく言われるよ! あっ。自慢しちゃった!恋の相談があったらなんでも乗るよ!お金以外だったらね! だーけーど、このみかん、まじ美味だし、これ教えてくれた閑花ちゃんぐっじょぶだし! 学校に来る途中に寄ったコンビニで偶然見つけて、迷ってる暇ないし、思わず買っちゃたんだよね。 でも、後先考えずに買っちゃたから、缶切りないのに気付いてとほほってたら、先輩さんが貸してくれたんだ! 真面目で公務員ちっくで、眼鏡がきっと似合いそうな男子だよ!そんな先輩さん……白馬の王子様が手を差し延べてくれたんだよ! 閑花ちゃんがほの字なのも頷けるな! あっ。閑花ちゃんってのはわたしの親友だね。心友っても言うのかな、いつも恋に一生懸命な子なんだよ。 だーかーら、わたしも一生懸命応援してるんだけど……なかなか意中の王子様は振り向いてくれないんだなー。 王子様とは先輩さんのことだ!わたしが先輩さんにときめいてどうするー! すやすや横で寝ているんだけど、やっぱり閑花ちゃんを見つめてると黒髪きれいだしー、こんないい子、他にはいないよー。 尽くしてくれるから早く振り向けー、先輩ー! 「せん……ぱい、太いです」 あれー。閑花ちゃん、寝言かなー。子猫みたいに大人しく夢心地の閑花ちゃん、夢の中でも先輩とちちくりあってるのかな。 「先輩……は、ふてえ野郎です。おぬし叩き斬ってやるです」 親友が幸せそうな顔をしている中、わたしもほんのちょっと幸せを摘んだり。 閑花ちゃん、にくいヤツですなー。わたし、嫉妬しちゃおうかな。 そうだ。 わたしは缶詰みかんを摘んでそっと閑花ちゃんの頬に近付けてみた。寝息がわたしの指にふわりとかかる。 平和な時間に甘んじた無防備な閑花ちゃんをだまくらかすのは赤子の腕を捻るぐらい簡単なんだよ。 こっちもすこしどきどきだ。触るか触らないかのびみょーな距離を行き来して、そして、ぷにぷにと柔らかいみかんを 閑花ちゃんの頬に当ててみた。そう。この裏技、知ってる人は知っている。知らない人はどきどきだ。答えを明かす前に うずうずしちゃうから、口より先に手が動く!缶切りのときのこと?そんなことよりどきどきが止まらない! ちゅっ! 「ふわ……うわ?夢、じゃないよね?」 「あれー。閑花ちゃんおはよう」 「わたし、今、先輩の夢見てたんだよ。先輩がわたしのほっぺに……ふわあ!言えません!閑花ちゃんの口からは『 閑花の隙を見せていいのはおれだけだからな』って言う先輩の台詞なんか!」 あらー。 顔を真っ赤にした閑花ちゃん、ほんのちょっとだけ幸せな時間を過ごせたよね。 みかんの感触って、ちゅう!にそっくりらしーよ。 わたしはまだわかんないけど! はかない泡沫の夢だけど、閑花ちゃんが喜ぶ顔が見れて嬉しいし。 あれー。 喜ぶどころか、まじ覚醒? まじめざめ?まじめざめっす?合体したいってまじめざめっす? 「よし、梢ちゃん。このまま先輩に甘えてちゃダメです。攻撃こそ最大の防御、先輩に閑花ちゃんからのお返しです!」 「あの……閑花ちゃん、違うの」 「先輩!先輩の甘くて酸味の効いたフルーティーな〇〇を下さい!」 あれー……閑花ちゃんって、考えるより行動派だからなー。 後先考えろー、わけわかんないよー。 おしまい。 前:]] 次:[[