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登録日:2020/08/22(日) 09 50 00 更新日:2024/04/01 Mon 18 26 39NEW! 所要時間:約13分で読めます ▽タグ一覧 アルゴノゥト エピソード0 ソーシャルゲーム ダンまち ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか ネタバレ項目 全ての始まり 前世 原点 受け継がれる意志 始まりの英雄 愚者 涙腺崩壊 童話 英雄の船 英雄譚 英雄願望 貴方は生まれ変わりで、同じ魂を持った私 輪廻転生 道化 『アルゴノゥト』 それは一つのお伽話。 英雄になりたいと夢を持つただの青年が、牛人によって迷宮へ連れ攫われた、とある国の王女を救いに向かう物語。 時には人に騙され。 時には王に利用され。 多くの者たちの思惑に振り回される、滑稽な男の物語。 友人の知恵を借り。 精霊から武器を授かって。 なし崩しに王女を助け出してしまう、滑稽な、英雄の名前。 ◆概要 『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』に出てくる童話の一つ。 ミノタウロスにさらわれた美しい王女様を、何の取りえもない青年が助けにいく物語。 歴代の英雄の中でも圧倒的に弱く、冴えない英雄の名前。 実在したかも定かでなく、『道化』とよばれることもある。 しかし、ある学者の論文によると、『アルゴノゥト』を端緒にして、『古代』の『英雄時代』は幕を開けたのだという説もあり、アルゴノゥトが『始まりの英雄』と呼ぶ声もある。 作中では、ティオナが片角のミノタウロスに戦いを挑むベルの姿にアルゴノゥトを重ね、ベルのスキルの一つとして名前が刻まれ、ベルとアステリオスの再戦を見ていたフィンがアルゴノゥトを思い浮かべるなど、ちょくちょく話に出てくる。 また、ベルの義祖父ゼウスは『アルゴノゥト』が一番のお気に入りの物語で、幼いベルに「まだまだコイツはこれからよ」と笑いながら教えている。 そしてダンまちメモリア・フレーゼ2周年イベント『英雄譚アルゴノゥト』で遂にアルゴノゥトの詳細が明かされることになる。 大昔の物語だがダンまちの原点とも言うべき話であり、本編と繋がる所もある為、ダンまちファンなら是非見ておくべき話。 作者によると当初から決まっていた裏設定で、本編の1巻が出るより前にアルゴノゥトのプロットが出来ていたとの事。 ダンメモ五周年イベント『ナイツ・オブ・フィアナ』は『アルゴノゥト』の10年後・20年後の物語となっており、 『アルゴノゥト』の登場人物の一部が再登場している。 本編の主人公ベルのルーツが明らかになる物語で、評価は高く書籍化やアニメ化を望む声も多かったが、2023年に前編・後編で書籍化が決まった。 ◆ストーリー 「アルゴノゥト」ー それは、小さき少年が手にした、理を吹き飛ばす切符(スキル)の名。 それは、戦いに明け暮れた少女が愛した、お伽噺の題目(タイトル)。 それは、少年が想い、少女が愛した英雄の名ーー 時は古代と呼ばれるほどの昔日。 地上に神々の姿はなく、その存在すら信じられていなかった時代。 迷宮(ダンジョン)は大穴と呼ばれ、 尽きることなく魔物が地上に這い出ていた時代。 強大な魔物に抗う事など、無意味とされた世界。 諦めと絶望が支配し、緩やかな滅びに向かわんとする世界。 かの物語は、歴史家が綴ることなき、小さな男の話。 かの物語は、吟遊詩人が謡い繋いだ、忘れがたき道化の話。 その物語は時を超え、 場所を超えて民草に愛され続けた『英雄譚』- 真の詩に触れた時、語り部は静かに告げるのだ。 『さあ、喜劇を始めましょう—』 (公式より引用) ◆登場人物 アルゴノゥト 「嘆きと絶望の時代は終わった! これより始まるは、英雄の時代!!神々よ、ご照覧あれ!!私が、アルゴノゥトだ!!」 CV.松岡禎丞 白い髪に赤い瞳と兎を思わせるような風貌をした青年。親しいものからはアルと呼ばれている。 アルゴノゥトと言う名前には『英雄の船』という意味を持つ(*1)。 口癖のように英雄になりたいと言いながらも逃げ足以外戦いの素質は皆無。後世に自伝を残すべく「英雄日誌」を常備し、滑稽な毎日を記録する。 歌劇のような口調で話すことが多く、道化のように振るうが、本当は絶望に染まった世界を嘆き、人々が絶望に立ち向かう『英雄時代』の到来を望んでいる。 バカな言動も周りの人たちが笑ってほしい気持ちからやっている事であり、本来は思慮深い性格で、本音を話す時だけ一人称が「私」から「僕」に変わる。 ミノタウロスとの決戦では、大精霊ジュピターが武器化した『雷霆の剣』とクロッゾ謹製の『炎の魔剣』を装備して戦いを挑み、視力は失うもアリアドネの協力もあり、ミノタウロスの討伐に成功する。 偉業を成し遂げた事で世界中の人々に希望を与え、『英雄時代』の到来を告げる『始まりの英雄』になる。 ダンまち本編の主人公ベルと瓜二つの容姿をしている事や言動、ゼウスの発言などから間違いなくベルの前世。 ちなみにベルのスキルは、アリアドネに瓜二つのアイズに一目ぼれして【憧憬一途(リアリス・フレーゼ)】、英雄になりたいという強い思いから自身の前世の名である【英雄願望(アルゴノゥト)】、ミノス将軍の生まれ変わりであるアステリオスとの死闘の中で【闘牛本能(オックス・スレイヤー)】が発現するなど、前世からの縁を強く感じるものになっている。 フィーナ 「兄さん アル兄さん」 CV.木村珠莉 アルゴノゥトの義妹で、強力な魔法を扱うハーフエルフの少女。 この時代は種族間のいざこざの多さからハーフは肩身が狭く、両親もフィーナを家から出さなかったが幸せな生活を送っていた。 しかし、魔物の襲来によって家族を殺され、誰にも助けてもらえず途方に暮れていた所をアルゴノゥトに救われ、それ以来兄妹として暮らしている。 バカをやらかすアルゴノゥトによく振り回され、強烈なツッコミとお仕置きをよくするもアルゴノゥトとは強い信頼関係で結ばれている。 【ロキ・ファミリア】のレフィーヤと種族こそ違うが瓜二つの容姿をしており、恐らくレフィーヤの前世と思われる。 現世でも前世と同じように、アルゴノゥトの生まれ変わりであるベルを追っかけまわしている。 ユーリ 「私の誇りに踏み入るなよ、『半端者』」 CV.岡本信彦 狼人の青年。北方の地、『狼』の部族長の息子。一族をラクリオスに避難させるため、英雄選定に挑む。冷酷な言葉をかけることもあるが、本心は相手を思いやる優しい人物。 過去に妹を失っている事や弱っていく一族の為に自分を押し殺し合理的な判断に徹していたが、理想の為に戦うアルゴノゥトに感化され、アルゴノゥトと共に世界そのものを変えるためにミノタウロス討伐戦に参加する。 迷宮の中の戦いではアルゴノゥトを妨害する為に出現したモンスターに獣化して戦いを挑み重傷を負うがクロッゾに助けられ事なきを得た。 後世では、人類反撃の礎を築いた亜人(デミ・ヒューマン)の誇りにして、『古代』の英雄の一人、「狼帝ユーリス」としてその名が歴史に刻まれる。 【ロキ・ファミリア】のベートによく似た容姿をしており、恐らくベートの前世と思われる。 過去に妹を失っているという共通点を持つ。 アリアドネ 「運命だというのなら 私はそれを受け入れる」 CV.大西沙織 金髪碧眼のラクリオスの第一王女。本作のメインヒロイン。 ずっと王宮から出られず、ほぼ軟禁状態だったが、ミノタウロスの生贄になるという王族の使命に絶望し、街へ逃げ出した所を偶然アルゴノゥトに出会い助けられる。歪んだ環境で育ったため感情を押し殺していたが、アルゴノゥトとの交流の中で、年ごろの少女に変わっていき、笑顔も見せるようになる。 アルゴノゥトに少しでも長く生きてほしい気持ちから自ら生贄になる決意をしてしまうが、ミノタウロスの食われる直前でアルゴノゥトに救われ、好意を伝える。 ミノタウロスとの戦いの中で視力を失ったアルゴノゥトの助太刀に入り、惨劇を生み出してしまった王族の一人としてアルゴノゥトと共に『雷霆の剣』でミノタウロスを討ち決着をつける。 アルゴノゥトをミノタウロスとの決戦の場に導いたこともあって、現代では、アリアドネという言葉は『道標』という意味で使われている。 ダンまち本編のメインヒロインの一人であるアイズに瞳の色以外瓜二つの容姿をしており、恐らくアイズの前世と思われる。 ベルがアイズに一目惚れしたのは前世の影響があるのかもしれない。 ガルムス 「俺はまだ十八だ」 CV.乃村健次 強靭なドワーフの戦士。モンスターに奪われた故郷と一族の仇を討つために、英雄選定に挑戦する。 十八歳なのだが老け顔のせいで老兵と思われることが多く、本人はそれを気にしており、年齢を勘違いされるたびに「俺はまだ十八だ」と叫ぶのがお約束。 最初は軟弱なアルゴノゥトを馬鹿にしていたが、心の内にある強い信念を認め、アルゴノゥトと共に戦うことを選ぶ。 迷宮での戦いでは、ユーリと共に襲い掛かるモンスターを退治し、リュールゥの協力のもと邪魔をするエルミナを倒すなどの活躍を見せる。 後世では、人類反撃の礎を築いた亜人(デミ・ヒューマン)の誇りにして、『古代』の英雄の一人、「大戦士ガルムーザ」としてその名が歴史に刻まれる。 【ロキ・ファミリア】のガレスと年齢こそ離れているが似た風貌をしており、恐らくガレスの前世と思われる。 リュールゥ 「私はエルフ さすらい人ならぬ さすらい妖精」 CV.早見沙織 世界を旅するエルフの吟遊詩人。希望のために歌を紡ぎ、英雄たちの栄光を遠い場所にも伝えることを神命としている。いつも飄々としているが、人類を立ち上がらせる希望の歌のため、アルゴノゥトたちへ協力していく。 性別不明で、そのことを尋ねてものらりくらりと逃げているがアルゴノゥトに胸が薄いと言われた際は静かに怒っていたので女性だと思われる。 ちなみに若々しい容姿をしているが実年齢は87歳と仲間たちの中で断トツの年上。 アルゴノゥトがミノタウロスを倒した後は、アルゴノゥトの偉業を世界に伝えるために再び世界を巡る。 後世では、三大詩人の一人にして彼女の真名である「ウィーシェ」として多くの英雄を世界へ伝えたとされている。 ウィーシェはレフィーヤの故郷の名前と同じだが、これはリュールゥを慕ったエルフたちが彼女の故郷をモンスターから取り返し、里を開いた際にリュールゥの名前をもらった事が理由。 【豊穣の女主人】のリューに似た容姿をしており、恐らくリューの前世と思われる。 オルナ 「ほら… 私、笑っているわ」 CV.村川梨衣 世界に絶望している占い師の少女であり、王国の客人。アリアドネに並ぶもう一人のメインヒロインというべき存在。 厭世的で常に皮肉や意味深な発言が多く全く笑わない。絶望に満ちた世界に抗うアルゴノゥトに最初は苛立っていたものの、次第に放っておけない存在へと変わっていく。 ミノタウロスとの戦いの中で視力を失ったアルゴノゥトの代わりに「英雄日誌」を綴ることを約束し、涙を流しながら初めて笑顔を見せ、ミノタウロスとの決着を見届ける。 本名はオルナティア・ラクリオス。ラクリオス王の娘でありアリアドネの異母姉。王が愛した妻に瓜二つだったために生贄にされなかった。 全てが終わった後は王と完全に決別を告げ、けじめをつける。 その後は、英雄譚を書くことで世界に希望を伝えることにし、後世では、三大詩人の一人「語り部のオルナ」と呼ばれることになる。 【ロキ・ファミリア】のティオナと似た容姿をしており、恐らくティオナの前世と思われる。 ティオナ自身、童話の『アルゴノゥト』の大ファンで、アルゴノゥトを思わせるベルを「アルゴノゥト君」と呼び、応援者を自称している。 エルミナ 「殺しすぎた ただそれだけの事」 CV.高橋未奈美 オルナの姉を名乗るアマゾネス。その強さはユーリやガルムスをも凌ぐほど。感情を殺した暗殺者だが、正面からの『殺し合い』でも凄まじい力を発揮する。 王都を守ることこそがオルナの幸せと信じ、王命を着実にこなしていくが、そのやり方は完全に善意の押しつけであり、オルナからは嫌われている。 正体はアマゾネスの聖地『テルスキュラ』で最強と呼ばれた戦士。あまりにも強すぎたため故郷から追われ、刺客に襲われ続けていたところをオルナに救われ、彼女を自分の妹と思い込むことで心の均衡を保っていた(実の妹もいたが、他ならぬ彼女の手で殺している)。 最後まで王の命令に従いアルゴノゥトの邪魔をするが、上述の正体をリュールゥに看破され、心を乱したところをガルムスに倒される。 アルゴノゥトがミノタウロスを倒した後はオルナに今までの事を謝罪し、無事許され、姉さんと呼ばれるようになる。 後世では、人類反撃の礎を築いた亜人(デミ・ヒューマン)の誇りにして、『古代』の英雄の一人、「争姫エルシャナ」としてその名が歴史に刻まれる。 ティオナの姉であるティオネに似た風貌をしており、オルナがエルミナに言った「生まれ変わったら本当の姉妹になれたらいいね」という願いが叶ったと思われる。ちなみに『テルスキュラ』はティオナとティオネの生まれ故郷。 クロッゾ 「友のため」 CV.細谷佳正 精霊の力を宿したさすらいの鍛冶師。 王女を攫ったと言われるアルゴノゥトを見に来たが、兵士の方が明らかに悪党に見えたため助け、そのまま最後までミノタウロス退治に付き合う義理堅い男。 過去に精霊を守った際、瀕死の重傷を負うが、助けた精霊の血を取り込んだことで復活。 それ以降、エルフでもないのに魔法が使えるようになり、打った武器は魔剣になるといった人間離れした能力を発揮する。 ミノタウロスに戦いを挑むアルゴノゥトの為に『炎の魔剣』を造る。 ちなみに最初は、『ミノタウロスを倒すために誕生した剣』を縮めて『ミノタン』と名付けようとした。 この通り武器のネーミングセンスが最悪で、これが理由で造った武器はなかなか売れなかった。 ベルの専属鍛冶師であるヴェルフの先祖。その為、見た目も性格もヴェルフとそっくり。 武器のネーミングセンスの悪さも引き継がれており、武器が売れなかった理由も全く同じ。 ちなみにヴェルフも最初、ベルの『牛若丸』を『ミノたん』と名付けようとした。 ダンメモとストライク・ザ・ブラッドのコラボイベントで何とクロッゾの使っていた剣が登場する。 ダンジョンの未開拓領域で突き刺さっていた所を発見され、ヴェルフによって『暁の魔剣』へと打ち直される。 ミノス将軍 王都ラクリオスを守護する英雄。 重厚な鎧と雷の紋章が入った大兜を身に纏っている事から『雷公』の異名を持つ。 しかしその正体は、生贄と引き換えにラクリオス王に操られるミノタウロス。 数え切れない魔物と人間を食らい続けた結果、通常のミノタウロスを遥かに回る強さになり、生贄が途絶え制御を失ったとたんラクリオスを亡ぼしかねないほどの存在になってしまう。 アリアドネを助けに来たアルゴノゥトと戦うことになり、笑みを浮かべながら臆することなく自分に立ち向かうアルゴノゥトを初めての『敵』とみなし、戦いの中で意思を交わす。 死闘の末、アルゴノゥトは視力を失い、アリアドネの助けを借りることで決着をつける事になるが、「生まれ変わり、次にまた巡り合った時は、今度こそ一対一で決着をつけよう」というアルゴノゥトの約束に笑みを浮かべながら『雷霆の剣』で討たれる。 このミノタウロスが生まれ変わり、ベルの好敵手であるアステリオスになった事が後に確定。 『英雄譚アルゴノゥト』を見た後にベルとアステリオスの戦いを読み直した人は多いはず。 ラクリオス王 最後の楽園と謳われる『ラクリオス』の現王。巷では賢王と謳われるが実際は陰鬱で不気味な雰囲気を纏った老人。 国を守るためにミノタウロスを操り続けたが、親も兄弟も妻も子供たちも生贄に捧げ続けた事で人としての正気を完全に失い、娘たちからも『魔物』と呼ばれるほど狂気じみた人間になってしまう。 国の真実を知ったアルゴノゥトを始末するためにアリアドネ誘拐の逆賊に仕立て上げて追い詰めるが、アルゴノゥトに逆に状況を利用され、ミノタウロスも討伐されることになる。 全てが終わった後は、ミノタウロスがいなくても人の手で国は守られるという自分のしてきたことを否定されるという罰を与えられることになる。 主要キャラの中で唯一本編の誰にも似ていない。 ジュピター アルゴノゥトが契約した雷の大精霊。 見た目が筋肉質な爺だった上に女好きでいい加減な性格だった為、アルゴノゥトは契約を断ろうとしたが、話を聞かず勝手にアルゴノゥトと契約を交わす。 契約した後は『雷霆の剣』になり、アルゴノゥトに力を与える。 性格と雷の力を宿すことから恐らくゼウスに属する大精霊。ちなみにジュピターはローマ神話でのゼウスの呼び名である。 ゼウス 天界の主神であり、ベルの義祖父。 本編には出てこないがアルゴノゥトを天界から見守っていたらしく、ヘルメスによると当時はかなり興奮していたらしい。 表向きは冴えない童話の『アルゴノゥト』をかっこ悪いと言う幼いベルに「アルゴノゥトの冒険はまだこれからであり、出会った時から今度は何をするのか、何を起こすのか楽しみなんだ」と言った所で物語は終わる。 この時のベルとゼウスの会話は本編4巻でベルの回想の中にも少しだけ出ている。 多くの英雄達の偉業を天界から見届け、それらを絵本にして幼いベルに教えてきたゼウスだが、アルゴノゥトの真実だけはベルに教えていない。 これは、アルゴノゥトが英雄として称えられる事など望んでなかった事。そしてゼウスが言った通り、ベルの生き様こそがアルゴノゥトの冒険の続きだからだと思われる。 ◆用語集 ”神秘の鎖”『天授物(アーティファクト)』 天から落ちてきた魔物を操る能力を持つ鎖。 しかし、代償に鎖を使用した者の系譜から定期的に生贄を差し出さなければ操る効果が消える。 今回はラクリオス王家がミノタウロスに使用したが、ミノタウロスが強くなればなるほど鎖による制御の時間が短くなり、生贄となる王族が残り二人になるまで追い込まれてしまう。 犠牲を生み続ける仕組みになっている事から、オルナは意地の悪い神が戯れに落としたのではないかと推測している。 5周年イベント『ナイツ・オブ・フィアナ』の作者のtwitter解説で、悪辣な代償と引き換えに強力な能力を有するこれら天授物は、性根の歪んだ邪神達が戯れに下界にばら撒いたことが判明。オルナの予想は当たったことになる。 王都ラクリオス 雷公・ミノス将軍によって魔物からも他国からの侵略からも守られ最後の『楽園』と呼ばれる国。 しかし、ミノス将軍の正体は上述の通りミノタウロス。 しかも生贄が尽き、いつ制御不能になってもおかしくないので物語が始まった時点で滅びが約束された国になっていた。 ちなみに世界中が魔物に襲われている中で他国と戦争を続ける理由は、敵国の兵士をミノタウロスの餌にするため。 この行為をアルゴノゥトは、国を守るために人類そのものを犠牲にしていると憤慨した。 精霊 この時代には神々が降臨していないので【神の恩恵(ファルナ)】がなく、精霊と契約することで力を得ていた。 精霊の力も武器化や獣化など様々で、今作では大精霊ジュピターが自らを武器化して『雷霆の剣』になり、『雷霆の剣』を手にしたものに高い身体能力と雷を操る力を与えた。 古代三大詩人 多くの英雄たちの偉業を世界に伝えたとされる3人の詩人。 オルナとリュールゥがこれに該当する。 彼女たちの綴った詩が、絶滅しかけていた人類に希望を与え、種族の垣根を取り払い、一致団結に導いたとされている。 残る3人目の古代三大詩人は『アルゴノゥト』では明かされなかったが、ダンメモ4周年イベント『アエデス・ウェスタ』でアルゴノゥトと思わしき盲目の吟遊詩人が登場した為、彼こそが3人目の古代三大詩人だったのではないかと考察されていたが、後に作者のtwitterでこの盲目の詩人こそが古代三大詩人の最後の一人であることが確定した。 ◆余談 タイトル アニメのダンまちシリーズでは一番盛り上がる話のタイトルにアルゴノゥトが使われるようになっている。 特に1期8話の『英雄願望(アルゴノゥト)』と3期12話の『英雄回帰(アルゴノゥト)』はベルとミノタウロスの決闘であるため、アルゴノゥトの生き様と約束の話ともいえる。 『ソード・オラトリア』のコミカライズ版でも、ベルと片角のミノタウロスの戦いが描かれた35話と、ベルとアステリオスの再戦が描かれた95話のタイトルが『英雄(アルゴノゥト)』になっている。 ちなみに95話のベルとアステリオスの戦いでは、スキル【英雄願望(アルゴノゥト)】を発動させたベルの背後にアルゴノゥトが描かれるというファン必見の演出がされている。 愚者の物語 ベルの転機となった異端児編は、ベルが人間の悪意に振り回され、汚名をかぶり、真実を知らない者達から非難されながらも自分の信念を貫き、最後はミノス将軍の生まれ変わりであるアステリオスとの戦いで名声を取り戻し、戦いを眺めていた多くの者に影響を与え、世界の運命を大きく変える事になるなど、何処かアルゴノゥトの物語を彷彿させる内容となっている。 また、異端児編のベルの行動とアルゴノゥトの行動にはたびたび『愚者』という言葉がテーマとして出てくるが、『愚者』はタロットカードで「始まり」「冒険」「純粋」などを意味しており、ベルとアルゴノゥトの生き様にピッタリのカードと言える。 時が流れ、神々が降臨した神時代、アルゴノゥトの伝説は再び始まる。 追記・修正をお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 名の由来はイアソン率いるギリシャ神話の名だたる英雄たちが乗り込んだ調査船「アルゴノーツ」 立場、生まれ、思想もまちまちな曲者達がときに反発しときに協力し合いながら海原を進んだという -- 名無しさん (2020-08-22 10 59 08) ベルたちの前世に設定されてしまってえーってすこしなってしまったんだよな、この辺…。ベルの良さとか頑張りが全部前世由来かいって -- 名無しさん (2020-08-22 11 57 22) ダンまち世界の転生のシステムからして前世っつってもほとんど残ってないだろ。それこそ面影と多少の縁くらいじゃねえの? -- 名無しさん (2020-08-22 16 39 28) 元々努力じゃ才能を超えられない世界観で、ベルが強くなれたのもゼウスの縁者だからって明言されてるから今更だろう -- 名無しさん (2020-08-22 19 28 44) あーはいはいってなるのは致し方なかろう。 -- 名無しさん (2020-08-23 00 57 23) いやアルゴノゥトはむしろ才能が無いんだけど -- 名無しさん (2021-08-05 06 04 35) コラボイベントで大活躍するな -- 名無しさん (2022-04-21 23 26 25) 自分は書籍版で見たが、転生云々を抜きにしてベルとアルゴノゥトが遠縁では有るが同じ一族の出身である事を匂わせる描写があったな。 -- 名無しさん (2023-10-22 15 09 53) ↑3 本人の望んだ才能は…という注釈が付くけどね。 本人は欲していなかったが指揮官や交渉人や政治家と云った後方支援の才能は有る事は描写されていた…まぁ当の本人は時代の最前線で切った張ったを出来る才能を欲していたが。 -- 名無しさん (2023-11-03 14 53 14) 名前 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さくらちゃんのご両親・さくらちゃんを救う会に関する疑惑と問題点(一部) 募金の正当性に疑問がある:本当に心臓移植が必要なの? 再三にわたる診断書の開示請求に対しても拒否し続けているため、本当に心臓移植が必要なのか疑問が持たれる 募金の必要性に疑問がある 本当に募金に頼らないといけないの? 2006年10月24日号の週刊女性の取材に対し、ご両親が「平均年収の10倍の高収入である」、「募金目標額1億3600万円に近い資産価値のある自宅を所有している」ことを否定しなかったため、募金に頼る必要があるのか募金の必要性が疑われる。この点に関して、救う会の広報担当者の筧誠一郎氏(ハンドルネーム:寿ジャパン)が自身のWebサイトで2006年10月18日に「募金の必要は無かったかも」と発言している。 目標募金金額の内訳に疑問がある 返還される費用まで計上するの? 一部が返還されるはずの医療保障費(デポジット)についても、全額を目標募金額に計上している。 寄付金の使途が不透明である 寄付金だから勝手に使っていいの? 目標募金額を上回る寄付金が集まった場合に、その差額(余剰金)の使途が明確でなく、私的流用等が行われる可能性がある。 説明責任を果たしていない お金集めさえ出来れば他はどうでもいいの? 募金活動に関する質問に対して、返答をしないもしくは1週間以上経過してから返答するという対応をとる。 寄付を強要した疑いがある 上司やお得意様に頼まれたら断れないよ… さくらちゃんのご両親の勤務団体や勤務団体の関係企業では、給与天引きによる寄付が行われたという情報もあります。そもそも寄付とは善意の元に行われるものです。優位な立場を利用した寄付の強要があった場合、それを知ったさくらちゃんはどう思うでしょうか。 支援組織トリオジャパンに関する疑惑・問題点(一部) トリオ本部との関係が不透明 本当に「日本支部」なの? アメリカにあるトリオ本部との連絡を4年間も断ち、本部規約に無い行為(余剰金を用いた基金の設立に関与等)を行っている。 余剰金の目的外使用疑惑 数億のお金はどこへ消えたの? 過去にも数々の救う会の活動に関与し、その際に発生しているはずの数億に上る余剰金について詳細公開を拒否。上記の週刊女性の取材に対し「明細は公開できない。(金銭については)シビアに追求しないでほしい」とコメントしており、「難病患者を救う」という目的で運用されているのか疑問が持たれている。余剰金による基金が正常に機能していれば、今回支援しているさくらちゃんを救う会に対しても大口の寄付・貸付が可能なはずで、私的流用されているとの疑惑がかなり大きい。 5億円を越す余剰金の存在 その他の様々な疑問が持たれる募金団体の例 募金の正当性・会計報告をはじめ、様々な問題を抱える募金団体が数多く存在しますが、ここではごく一部のみ掲載します。 募金の正当性・会計報告に疑問が持たれる団体まなちゃんを救う会: 目標金額1億3600万に対して、8000万円以上オーバーする総額約2億1900万円を集めた。しかし 渡米後の検査で心臓移植が不要と判明。移植費用名目で集めた寄付金についてどうするかは不明。 会計報告に問題がある(収支が不明確もしくは会計報告すら行わない)団体山田修一さんを救う会: 寄付金の集計のみで、山田さんが亡くなられた後どのように使われたか不明。 中崎勲君を救う会: 会計報告自体が行われていない。 [PR] 為替
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「ムギちゃん、大丈夫?」 「え?」 平沢唯の心配そうな声に、ムギと呼ばれた少女は小さく驚きの声を上げて固まった。 「何だか調子悪そうだけど……」 お昼の教室、いつものように唯の机に集まり食事をしていた田井中律、秋山澪、真鍋和も、ムギと同じく驚いたような顔をする。 「おいおい、いきなりどうしたんだよ、唯」 「私にはそんな風には見えないけど……和はどう思う?」 「ムギ、どこか身体の具合でも悪いの?」 和の問いかけで我に返ったのか、ムギはやわらかく微笑んだ。 「ううん、平気。 大丈夫よ」 「ということらしいわよ、唯」 「だって、ムギちゃん今日あんまりご飯食べてないし、顔色もいつもより赤い気がして」 確かに、普段から量が多いと感心するほどのムギのお弁当箱の中身は、ほとんど箸が付けられていなかった。 「んー。 ……そう言われてみるとちょっと疲れてるっぽいかもなー」 「この前の日曜日は六科目模試だったから、そのせいとか?」 眉をひそめる律に同調するかのように、澪や和も心配げな表情を浮かべる。 「もしよかったら、私が保険室まで付き添うけど」 「えっと……」 自分に集まった視線がまぶしいかのように、ムギは下を向き、頬を染めてはにかんだ。 「……実は、今日二日目なの」 ムギのその一言で、場の空気が一気に弛緩する。 多少の差はあるものの、月に一度やってくるお客さんに対する感覚を共有しない女子高生はまずいない。 どうやらこの中でも重めな方らしい澪などは、自分の時のことを思い出したのか、お腹に手をあてて顔色をうっすらと青くしている。 そんな親友の様子を横目で見ながら、律が頭を掻きつつ謝る。 「あー、なんだ。 その……すまん」 「いいの、私の方こそ心配かけてごめんなさい」 律と同様、少しだけ気恥ずかしげにする和たちに笑顔を向けると、ムギはお弁当を包み直して立ち上がった。 「私、ちょっとお手洗いにいってくるね」 「ムギちゃん」 自分の席に行こうとしたムギに、唯が再び声をかけた。 振り返り見ると、唯の眉尻はまだ下がったままだった。 「ほんとのほんとに大丈夫?」 自分でも、しつこいかもしれない、と思っているのだろう。 気おくれしながらも、問題が無いことを確かめるかのように尋ねる。 そのことがムギにはとても嬉しく感じられた。 「うん、ありがとう、唯ちゃん。 ほら、このとおり元気だから」 ふんす、とばかりに小さくガッツポーズをしてみせると、ようやく安心したのか唯は笑顔になる。 それにつられるように、律たちも表情をやわらげた。 (――あぁ、やっぱりみんなといるのは楽しいな) 身体の痛みを軽くする胸の温かさを感じながら、ムギはもう一度笑った。 教室を出たムギが向かったのは、講堂だった。 一階へ降りて下駄箱の横を通り、渡り廊下の方へゆっくりとムギは進む。 昼休みも半ばを過ぎていることから、わざわざ用もなしに校舎と講堂を結ぶこの場所を訪れる者などいなかった。そもそも講堂は施錠されており、基本的に生徒の立ち入りは出来ないのだ。 入口に着くと、ムギは下腹部をかばうように押さえつつ、目を閉じて耳をすまし、周りに何の気配がないことを確認する。そして、ポーチから取り出した合鍵で中に入った。 扉を閉め、内側から鍵をかける。 カチリという音が、やけにムギの耳には大きく響いた。 当然のことながら、無人の講堂は静寂によって満たされている。 ムギの記憶の中にある学園祭や新入生歓迎会のライブ、入学式、始業式、終業式などの様々な行事が本当にここで行われたとはとても思えない。 ――当たり前だ。 そのどれもムギは直接体験していないのだから。 (まるで教会かお墓みたい) 頭の中にそんな連想が浮かぶ。 しかし、ムギは実際にはどちらも行ったことはない。 この静けさと脳内にある知識が、なんとなく結びついただけだ。 ともかく、施錠され外部から切り離されていたそこは、ムギがさっきまでいた日常からはとてもとても遠い場所だった。 ムギは左の壁伝いに進み、ピアノの横を抜け、舞台の下手袖へと続くドアを開けた。 さらにその奥、下手と上手を繋ぐ通路まで進むと、階段の一番上の段に腰をおろす。 瞬間、まるで腹部を殴られたかのように、身体がくの字に折れ曲がった。 ――耐えきれなくなったのだ。 「く……ぅ……」 苦痛を絞り出すように息を漏らす。膝を抱え、なんとか抑えつけようとするが、身体の内側からあふれ出る激痛は、今にも爆発し、自分という存在すら破壊してしまいそうなほどに大きかった。 「はぁっ……はぁ……んっ……」 耐えきれず声が出る。 ぽろぽろと零れる涙を拭くこともできず、ただただムギは汗を流しながら痛みと戦う。 「大丈夫、じゃないみたいね」 いつの間にか、ムギの後ろに人が立っていた。 普通ならば驚いたり、緊張して身体が強張ったりするはずなのだが、声をかけられてムギは逆に弛緩する。 (――来てくれた) 誰なのかは確かめるまでもない。 講堂の入口の鍵はかけてきたし、いくら弱っているとはいえ、一般人が近づいてくればムギには分かる。 第一、その人の音――足音や呼吸音、それに心臓の音をムギが聞き間違える訳がなかった。 ハンカチを取り出すと、痛みでぎこちない動きながらも涙と汗で濡れた顔を拭き、後ろを振り向く。 見上げる視線の先、山中さわ子が綺麗な眉をしかめ、腕を組んで立っていた。 「いつからそんな状態なの?」 「昨日の……帰り、からです」 「薬は?」 「……昨日までに、全部飲んでしまって」 「そう」 (――あぁ、この子はもうダメなんだ) さわ子は心の中で呟いた。 彼女の身体はガタが来ている。 おそらくいくつか、あるいはほとんどの臓器が機能不全に陥っているのだろう。 もしくは細胞の寿命が尽きようとしているのかもしれない。 『時間切れ』だ。 さわ子にはそれが分かった。 学校におけるこの二年以上の間、それは何度となく繰り返されてきたのだから。 そうならないために薬を飲むのだが、一定以上摩耗した身体には余り効果がない。 きちんとした施設でしかるべき処置をすればいくらかは改善するとは思うが、それにはコストがかかる。 ――彼女をまた『造る』のと同じか、それ以上のコストが。 だから、最初に渡された薬を飲み終わってしまえば終わりなのだ。 「これ、予備の薬だから量は少ないけど飲むといいわ。気休めにはなるはずよ」 「ありがとうございます……えっと」 「いいのよ、無理してそっちの名前を使わなくても。 あなたが今いる場所は学校なんだから、さわちゃんでもさわ子先生でも好きなように呼んでちょうだい」 「……はい、ありがとうございます。さわ子先生」 「いいから、早く飲んじゃいなさい」 さわ子がそう言うと、なぜか彼女は嬉しそうに笑った。 薬とともにペットボトルの水を渡そうとするものの、彼女の手は痛みで震え、赤子のように頼りない。 「ちょっとごめんね」 さわ子は階段に腰かけた彼女の横にしゃがみこみ、ペットボトルの蓋を開け、彼女の口許に近づけた。 自分一人で姿勢を維持するのも難しいのか、ムギはさわ子にもたれかかってくる。 ムギの身体は灼けるように熱かった。 「甘えん坊ね」 彼女の身体が触れている部分から感じる火傷に似た痛みを隠して、さわ子は優しく言った。 最初にムギの口内を軽く湿らせ、薬を含ませてから、もう一度水を飲ませる。 「吐き出さないようにゆっくりとよ」 熱のせいで喉が渇いていたのだろう、彼女はコクリコクリと喉を鳴らしながら、ペットボトルの中身を減らしていく。 (――これではまるで母親ね) むせたりしないよう、送る水の量を調節しながらそんなことを思う。 というより、この子が赤ん坊のようだと言った方がいいかもしれない。 可愛らしく、純真で、そして愚かだ。 (――本物《オリジナル》のこの子もこんな風なのかしら) さわ子は会ったことのない『琴吹紬』のことを考えた。 孵る時を忘れた卵のように眠り続けているという少女のことを。 琴吹紬は幸せだった。 彼女の家は国内でも有数の名家、資産家だったし、両親は紬のことを心から愛してくれた。 少なくとも中学校に進級するまで、紬はこの国で指折り数えるほどに幸福だったのではないだろうか。 13歳になってすぐ、原因不明の奇病にかかるまでは。 紬を襲った病魔は、発作的に全身に激痛が走り、内臓機能がパニック症状を起こすというものだった。原因すらも分からず、唯一分かっているのはその痛みが『成長痛』のようであるというものくらいで、当然治療法も確立していなかった。 紬の両親はその財力や名声をもって方々に手を尽くし、最後に娘をある『病院』に入れることが出来た。都心から少し離れた郊外の山の中腹に建つというそこで紬は治療を受け、奇跡的に快復し、学校にも復帰した。 ――と世間的にはそういうことになっている。 実際には、病気自体は発症が前触れもなく突然だったように、やはり唐突に消え去った。 しかし、紬の身体にはその爪痕が深く刻まれていた。 多数の臓器は機能を失いはしなかったものの衰弱し、意識は最も酷い発作に襲われた際に失ったまま戻らず、今も生命維持装置をつけたまま、眠り続けている。 琴吹紬が今現在、幸せかどうかは誰にも分からない。 それでも、いつかは目覚めるかもしれないという希望が残されており、来るかどうかも分からない『いつか』を待つことが出来ることは幸せなのだろう。 ただ、紬の家が富と名声を有しすぎていたこと、そして彼女の両親が娘を愛しすぎていたことは――『ムギ』にとって不幸だった。 どうやら、彼女の両親はこう考えたらしい。 「意識を取り戻さないのが傷ついた臓器のせいだとするならば、それを交換すれば良い」 「他人の臓器が拒否反応を起こす危険性があるというなら、同じ人間から移植をすれば良い」 「もしも、これらが上手くいかないのであれば、娘と同じカタチをした健康な人間に娘の魂を移し換えれば良い」と。 琴吹家はその妄想染みた考えを実行出来るほどの力があった。 いや、そういった需要を満たす供給者――人間を造り出す技術の研鑽、記憶の移項、大量に造られた生命のコピーがオリジナルと同じ価値を持つかどうか、ということに興味を持つ者たちと協力関係を結べるだけの影響力があったというべきだろうか。 ともかく、様々な目的が合致したことにより、琴吹紬《オリジナル》からムギ《コピー》が造られた。 ――と、さわ子は聞いている。 事実かどうかは分からないし、知りようもない。 間違いなく言えるのは、その供給者から学校におけるムギの監視と管理を命じられたさわ子が、既に30人以上のムギを見てきたということだ。 (――ただ) 果たして両親は知っているのだろうか。 コピーとは言え、娘と同じ顔かたちをしたムギの身体を用いて、様々な実験が行われていることを。 例えば、存在する筋肉量でどれだけ効率良くその性能《パフォーマンス》を発揮できるか、その性能の限界は、限界を超えた場合の時間制限は、などと言ったものだが、中にはただでさえ短いコピーの寿命を削り取り、実験中に死亡してしまうこともあったらしい。 事実、さわ子は前日別れた時とは明らかに違うムギを何人も見ている。 それを両親たちはどう考えているのだろうか。 まさか、無断で行われているとは考えにくい。 ならば「我が子にはより健康な身体を与えてやりたい」とでも考えているのだろうか。 「何度も作りなおす試作品なのだから有意義に活用しなければならない」 「ひょっとすると、その器に娘の魂を入れることがあるのかもしれない。 ならば、完璧なものであるべきなのだ」 「どうせコピーがどうなろうと、所詮はコピーなのだから」と。 (――最小費用による最大効用? 本当に糞《マジでファック》ね) 怒りをこめてそう吐き捨てたくなる。 けれど、自分もその一端を担っていることをさわ子は自覚していた。 お涙ちょうだいのドラマのお約束のような、切実で、現実的な理由から、さわ子には今の状況から得る利益が必要だった。 彼女を酷い目にあわせている連中に利用され、彼女が流す血や汗や涙を利用することで得る利益が。 (本当に……糞だわ) 「はぁ……」 水を飲み終わったムギの息で、さわ子は我に返った。 穏やかな呼吸と表情からも、少しは痛みが治まったことがうかがえる。 まだ普段以上に高いとはいえ、あの灼けつくほどの熱も治まっている。 それでも、先ほどの痛み――物理的な痛みに対して耐性のあるこの子が表面化することを抑えられないレベルの痛みに襲われるということから、限界を超えているのは間違いない。 まもなく、先ほどよりも、さらに大きな痛みに襲われて気絶するか、体温が上昇して、意識を失うだろう。 そして、この子は死ぬ。 さわ子はムギに気付かれないよう、ポケットの中の通信機を操作した。 内容は、コピーの活動限界がほんの僅かなことの報告とその死体の回収の要請だ。 「……先生、私死んじゃうの?」 自覚していたのか、それとも今の動きを気付かれたのか、小さな声でムギが呟く。 「大丈夫よ。痛みを感じさせないようにする薬があるから」 答えにならない答えを返すさわ子の声は、思った以上にはかすれていなかった。 「あの……もう少し、もう少しだけでいいんです。 なんとか放課後までもちませんか? 私……今日、手作りのマドレーヌを持ってきたんです」 「みんなと食べるつもりで、その、ずっと家で練習していて。 唯ちゃんや梓ちゃんたち、みんな……! みんなが好きって、言ってたから…… 昨日、初めて上手にできて…… だから、今朝、ひとっ……ひとりで……焼いて……」 嗚咽で徐々に聞き取りにくくなるムギの呟きをさわ子は黙って聞き続ける。 「私……お友達と手作りのお菓子でお茶するのが夢だったの……」 「さわこせんせいとも」 それ以上は言葉にならなかった。 さわ子はそっとムギの頭に手をおいて抱き寄せると、彼女の瞳から零れる涙が止まるまで、その髪を撫で続けた。 やがてムギは泣き終わり、さわ子の顔を見て、少しだけ恥ずかしそうに笑った。 さわ子はポケットからハンカチを取り出し、ムギの顔を拭いてあげた。 拭き終わった後、もう一度ムギは恥ずかしそうに笑った。 さわ子もようやく微笑み返すことができた。 その後、二人はぽつりぽつりと話をした。 話と言っても、ムギが話し、さわ子はもっぱら聞き役だった。 ムギは色々なことを教えてくれた。 学校の授業のこと、部活のこと、家で過ごしているときのこと。 唯のこと、律のこと、澪のこと、梓のこと、和のこと。 さわ子のこと。 さわ子の授業が面白かったこと、ティータイムの時に律がさわ子の分のケーキを食べて澪に怒られた時のこと、一度だけ夜中にさわ子から私的な通信を貰えて驚いたこと、その返事を考えるのにいっぱいいっぱい頭を使ったこと、さわ子の車に乗ってみたかったこと、さわ子の部屋に遊びにいってみたかったこと、もっとさわ子の好きなケーキを知りたかったこと、変なコードネームではなく名前で呼ばせてもらえてうれしかったこと、「ムギちゃん」って呼んでもらえてうれしかったこと…… ムギは、何度も何度も「ありがとう」と言った。 どれだけそうしていただろうか。 一時間ほどにも思えたし、十分も経っていないようにも思えた。 心地よさそうに目を閉じ、さわ子の肩に頭を預けていたムギの身体は再び熱を帯び始めていた。 それでも、ムギはしゃべり続け、さわ子はムギの身体を受け止めていた。 ほんの少しだけ後に、ムギが声にならない声で「おねがいします」と言うまでは。 最後にムギは、小さなワガママを言った。 さわ子は少しだけ躊躇ったあと、それに応えてあげた。 「おやすみなさい」と一言だけつぶやいて。 「おいおい! 聞いたかみんな!」 翌日のお昼の教室、いつものように唯の机に集まったメンバーに向かって、購買から戻って来た律が興奮した声で話しかけた。 「ほうほう! なんですかな、りっちゃん!」 「こら、唯。 いきなり立ち上がったら机が揺れるわよ」 「律も帰ってきて早々騒がしいぞ。 食事時なんだから静かにしろよ」 「ほらほら、りっちゃん、座って座って」 三者、もとい四者四様の反応に迎えられた律は、とりあえず席に着いた後、仕切りなおすかのように、明るく声を上げた。 「ふっふっふ、今日はなんと! さわちゃんが、あのさわちゃんがお菓子を持ってきてくれるんだってさ!!」 「へぇ、さわ子先生がお菓子持ってくるなんて珍しいな」 「りっちゃん隊員、して、そのお菓子とは?」 「な、な、な、な、なんと!! マドレーヌだってさ!!」 「……マドレーヌ?」 「どうかしたの? ムギちゃん」 その声に何かを感じ取ったのか、唯が不思議そうに尋ねた。 「ううん、別に。 なんでもないわ」 本当になんでもない、はずだ。 ムギはその言葉を聞いた時に、自分の中に生まれたものを理解することができなかった。 特に自分はマドレーヌが好きな訳でもないし、特別な思い入れがある訳でもない。 当たり前だ。 何しろ、ムギは昨日目覚めたばかりなのだから。 ひょっとして、と脳内のデータを探してみるが、ムギに最初から焼きつけられているこれまでの個体たちの主な経験の記憶が蓄積されたデータベースにも、管理担当者から貰った報告書等にも、マドレーヌに関係するものはなかった。 ならば、この感覚はなんなのだろう。 現在、製造されるムギたちの記憶は、死亡した後に一度全てをデータとしてコピーされる。 そして、実験等の苦痛の記憶などはふるいにかけられ、『オリジナルの人生』となるべき部分のみを記録し、それ以外は破棄される。 新しいムギに移されるのは、データベースに記録されたものだけだ。 しかし、オリジナルの人生に関わる部分であっても、まだ完璧にコピー出来る訳ではなく、まれにムギの記憶の断片が混じり込むことがある。 ああ、そうだ。 そういえば、ムギが所属する軽音楽部の部員たちが好きだと言っていたっけ。 そんな情報が記憶の海の中から浮かび上がる。 ……これは誰の記憶なのだろうか。 これまでのムギたちのことを、今のムギは考える。 もしかしたら、この誰のものか分からない記憶が、『ムギ』という自分の存在に刻まれた、『ムギの人生』としての記憶なのかもしれない。 ――「おはよう。ムギちゃん」 昨日、目が覚めたときに初めて見た女の人――変なコードネームでなく、『山中さわ子』と呼んでほしいと言ってくれた人に対して抱いた感覚と同じように。 そうであったら、とてもうれしい。 「あ……」 その時、別の記憶も浮かび上がって来た。 「ん?どうかしたの、ムギ」 「私ね、みんなとマドレーヌでお茶するのが夢だったの」 「大袈裟だなぁ、ムギは」 律の言葉に、唯も澪も和も笑った。 そしてまた、ムギも笑った。 終わりです。 戻る
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批判サイド 創造論者の主張 Claim CA040 In fairness, creation and evolution deserve equal time in science classes. 公平を期すなら、創造論と進化論は理科の授業で同じ時間、教えられてしかるべきだ。 Source Morris, Henry M. 1985. Scientific Creationism. Green Forest, AR Master Books, 197-198. Response 創造論は教えるべき科学がないので、理科の授業で創造論を教えることはない。創造論は個人的宗教信仰に基づいており、証拠に基づいていない。創造論の大半の部分は、それ自体を非科学とするものだ。創造論モデルが、証拠に照らし合わせることが可能な科学的予測を作った場合、それはすべて検証に耐えられない。同一時間を要求することは、非科学を理科の授業で教えることを要求するに等しい。1999年の米国の世論調査では、進化論を科学として教えることが最も支持され、創造論を教えるのは、理科以外の授業あるいは宗教信仰として教えることが支持された[DYG 2000]。 同一時間を与えるなら、創造論は、そして広くはキリスト教全般が、笑いものにされ、攻撃の対象となる道を開くことになる。聖アウグスティヌスは5世紀にこのことを認識していた。地のことについて、天空のことについて、星辰の運動や回転あるいはさらにその大きさや距離についてさえも、また太陽や月の蝕について、年月や季節の周期について、動物や植物や石やその類の他のものの本性について、キリスト者でない人が、きわめて確実な理性と経験によって支持された知識を持っていることがしばしばである。キリスト者がこうした事柄について、いわば聖書に基づいて語ると言いながら戯言を語るのを他の人が聞き、天地の相違とよく言われるような誤りを犯しているのを見て取り、笑いを禁じえなくなるなどというのは、きわめて見苦しいことであり、有害であり、つとめて避けるべきことである。[創世記注解(片柳栄一訳) 第1巻第19章39 p.35] 同一時間は、以下を教えることを意味する。創造論者は理科教育者以上に、これらを理科の授業で教えられることを望まない。明らかに、創造論を学校で教えることは、これらに対して一方的に大きな時間を傾けることを意味する。これは公平ではない。キリスト教の他の宗派の別バージョンの創造論(若い地球、古い地球、日・時代、ギャップ、地球中心説、地球平板説を含む)。これらは同じ聖書に基づいているので、教えるべきだという根拠は同じだ。これらは互いに相反している[DYG 2000; Watchtower 1985, 186; Morris 1984, 215-247]。 他の宗教の科学的創造論。イスラム教やヒンズー教やネイティブアメリカンバージョンの創造論がある。過去50年で米国で唯一創造論が合法性を持っていたのは、現在のネイティブアメリカンの祖先とされる9400年前のKennewick Manに関する創造と洪水伝説のみである。 他の宗教や文化の創造伝説。以下を含むが、以下に限らず: the Aaragon, Abenaki, Acoma, Ainu, Aleut, Amunge, Angevin, Anishinabek, Anvik-Shageluk, Apache, Arapaho, Ararapivka, Arikara, Armenian, Arrernte, Ashkenazim, Assiniboine, Athabascan, Athena, Aztec, Babylonian, Balinese, Bannock, Bantu, Basque, Blackfoot, Blood, Bosnian, Breton, Brul, Bundjalung, Burns Paiute, Caddo, Cahuilla, Catalan, Cayuga, Cayuse, Celt, Chehalis, Chelan, Cherokee, Chewella, Cheyenne, Chickasaw, Chinook, Chippewa, Chirachaua, Choctaw, Chukchi, Coeur d Alene, Columbia River, Colville, Comanche, Congolese, Concow, Coquille, Cow Creek, Cowlitz, Cree, Creek, Croat, Crow, Crow Creek, Cumbres, Curonian, Cushite, Cut Head, Da an, Devon, Dihai-Kutchin, Diyari, Dogon, Duwamish, Egyptian, Elwha, Eritrean, Eskimo, Esrolvuli, Eta, Even, Evenk, Flathead, Fijian, Fox, Fuegan, Gaul, Gooniyandi, Gond, Govi Basin Mongolian, Grand Ronde, Gros Ventre, Haida, Han, Haranding, Havasupai, Hendriki, Heortling, Hidatsa, Hindi, Hmong, HoChunk, Hoh, Hoopa, Hopi, Hunkpapa, Hutu, Ik-kil-lin, Inca, Innu, Intsi Dindjich, Inuit, Iroquois, Isleta, Itchali, Itelemen, It-ka-lya-ruin, Itkpe lit, Itku dlin, Jicarilla Apache, Jotvingian, Kaiyuhkhotana, Kalapuya, Kalispel, Kamchandal, Kansa, Karuk, Katshikotin, Kaurna, Kaw, Kazahk, Ketschetnaer, Khanti, Khoi-San, Khymer, Kickapoo, Kiowa, Kirghiz, Kitchin-Kutchin, Klamath, Knaiakhotana, K nyaw, Koch-Rajbongshi, Kolshina, Kono, Kootenai, Koyukukhotana, !Kung, Kurd, La Jolla, Lac Courte D Oreille, Lac Du Flambeau, Laguna, Lake, Lakota, Lao, Latgalian, Leech Lake Chippewa, Lemmi, Lower Brul, Lower Yanktonai, Lowland Lummi, Lummi, Malawi, Makah, Mandan, Maori, Maricopan, Martinez, Mayan, Mazatec, Mednofski, Menominee, Meryam Mir, Mesa Grande, Mescalero Apache, Metlakatla, Miniconjou, Mission, Moallalla, Modoc, Mohawk, Mojave, Morongo, Muckleshoot, Murrinh-Patha, Nadruvian, Nagorno-Karabakh, Na-Kotchpo-tschig-Kouttchin, Nambe, Namib, Natche -Kutehin, Navajo, Nes Pelem, Neyetse-kutchi, Nez Perce, Ngiyampaa, Nisqualli, Nnatsit-Kutchin, Nomelackie, Nooksack, Norman, Norse, Northern Cheyenne, Nyungar, Oglala, Ogorvalte, Ojibway, Okanagon, Okinawan, Olmec, Omaha, Oneida, Onondaga, Ordovices, Orlanthi, Osage, Osetto, O-til -tin, Otoe, Paakantyi, Paiute, Pala Mission, Papago, Pawnee, Pazyryk, Pechango, Penan, Piegan, Pima, Pitt River, Ponca, Potowatomie, Prussian, Pueblo, Puyallup, Qiang, Quileute, Quinault, Red Cliff Chippewa, Red Lake Chippewa, Redwood, Rincon, Sac, Saisiyat, Sakuddeis, Salish, Salt River, Samish, Samoan, Samogitian, San Carlos Apache, San Idlefonso, San Juan, San Poil, Santa Clara, Sartar, Sauk-Suiattle, Selonian, Semigolian, Seminole, Senecan, Sephardim, Serano, Serb, Shasta, Shawnee, Shiite, Shinnecock, Shoalwater Bay, Shoshone, Sikh, Siletz, Silures, Sinhalese, Sioux, Siskiyou, Sisseton, Siuslaw, Skalvian, S Klallam, Skokomish, Skyomish, Slovene, Snohomish, Snoqualmie, Soboba, Southern Cheyenne, Spokane, Squaxin Island, Steilacoom, Stillaquamish, Stockbridge, Sunni, Suquamish, Swinomish, Tadjik, Takhayuna, Tala, Talastari, Tamil, Tanaina, Taos, Tarim, Tasman, Tatar, Tesuque, Tlingit, Toltec, Tpe-ttckie-dhidie-Kouttchin, Tranjik-Kutchin, Truk, Tukkutih-Kutchin, Tulalip, Tungus, Turtle Mountain, Tuscarora, Turk, Turkmen, Tutsi, Ugalakmiut, Uintah, Umatilla, Umpqua, Uncompagre, U-nung un, Upper Skagit, Ute, Uzbek, Vietnamese, Viking, Vunta-Kutchin, Wahpeton, Walla Walla, Wasco, Wembawemba, White Mountain Apache, Wichita, Wik-ungkan, Winnebago, Wiradjuri, Wylackie, Xhosa, Yahi, Yakama, Yakima, Yakut, Yanamamo, Yankton Sioux, Yellowknife, Yindjibarnd, Youkon Louchioux, Yukaghir, Yukonikhotana, Yullit, Yuma, Zjen-ta-Kouttchin, and Zulu. (from Leipzig, n.d.) 生命や宇宙の起源についての他の考え方哲学唯我論 先週木曜教。宇宙やすべては先週木曜日に歴史を持っているかのように創造されたという反証不可能な見方 複数デザイナー理論[ Hoppe 2004 ] ラエリアンやその他の地球外生命の関与 タイムトラベラーによる創造 創造論者は教会で進化論を同一時間を教えることを求めない。何故だ? Links Isaak, Mark, 2000. What is creationism? References Augustine, St. 1982. The Literal Meaning of Genesis vol. 1, Ancient Christian Writers., vol. 41. Transl. J. H. Taylor. New York Newman Press. Chatters, James C. 2001. Ancient Encounters Kennewick Man and the first Americans. New York Simon Schuster. DYG, Inc. 2000. Evolution and creationism in public education An in-depth reading of public opinion. Hoppe, Richard B. 2004. Introduction to Multiple Designers Theory. Leipzig, M. R. 1998. The evolution fact FAQ. ( Page no longer active but accessible thru ) Morris, Henry M. 1985. Scientific Creationism. Green Forest, AR Master Books. Watchtower Bible and Tract Society. 1985. Life--How Did It Get Here? Brooklyn, NY. Further Readings [Edwords, Frederick. 1981. Why creationism should not be taught as science; part 2 the educational issues. Creation/Evolution 3 6-36. http //www.ncseweb.org/resources/articles/3955_issue_03_volume_2_number_1__2_21_2003.asp#Why%20Creationism%20Should%20Not%20Be%20Taught%20As%20Science]] Leeming, David and Margaret Leeming. 1994. A Dictionary of Creation Myths. New York Oxford. Sproul, Barbara. 1991. Primal Myths. New York HarperCollin オリジナルページ これは Index to Creationist Claims, edited by Mark Isaak の和訳です。
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祝福の宝箱を求めて 2015/07/06(月)19 00~2015/07/13(月)18 59 期間限定のクエストとして初登場 公式サイトのクエストに関する記事 初級・中級は★4以下の武将(援軍・共演者を含む)、上級は★5以下の武将(援軍・共演者を含む)の編成でのみ進軍可能 クエストに登場する武将を倒すと覚醒用アイテム「祝福の宝箱」を獲得できる 【開催履歴】 2015/08/17(月)19 00~2015/09/02(水)18 59 2015/08/22(土)00 00~2015/08/23(日)23 59 獲得率が2倍 主なドロップ武将 なし 「祝福の宝箱」対象武将 対象武将一覧 初級 巷語湧く宝 【体力:10、合戦:4】【優劣:魏→呉→蜀→漢→群→魏】 【獲得目安】資金:、EXP: 【ミッション】 コンティニューなしで攻略!(報酬:『祝福の宝箱』×1個) 全勢力を入れた部隊で攻略!(報酬:友情pt500) 【神速攻略報酬】 +【序文】 +【後記】 戦 勢 武将 ターン 攻撃 HP 防御 使用技能 ドロップ B1 魏 曹軍剣兵×2 魏 【重厚なる将】曹仁 『祝福の宝箱』 B2 呉 孫軍弓兵×2 B2 呉 【周瑜推挙】魯粛 『祝福の宝箱』 B3 群 【袁家対立】袁術 『祝福の宝箱』 B4どちらか 蜀 【おどおど盗賊】王悦 「◯◯◯◯」先制・魏ユニット封じ3ターン「◯◯◯◯」ユニット変換(魏?→桃) ????「◯◯◯◯」ユニット変換(群?→桃) ????「へぇ、あなた見所あるかも」攻撃力UP999回 『祝福の宝箱』 漢 【反董卓の盟主】袁紹 『祝福の宝箱』 中級 巷語湧く宝 【体力:16、合戦:4】【優劣:魏→呉→蜀→漢→群→魏】 【獲得目安】資金:、EXP: 【ミッション】 コンティニューなしで攻略!(報酬:『祝福の宝箱』×2個) 全勢力を入れた部隊で攻略!(報酬:友情pt1000) 【神速攻略報酬】 +【序文】 +【後記】 戦 勢 武将 ターン 攻撃 HP 防御 使用技能 ドロップ B1 魏 曹軍剣兵×2 魏 【重厚なる将】曹仁 『祝福の宝箱』 B2 呉 孫軍弓兵×2 B2 呉 【周瑜推挙】魯粛 『祝福の宝箱』 B3 群 【袁家対立】袁術 『祝福の宝箱』 B4どちらか 蜀 【おどおど盗賊】王悦 「◯◯◯◯」先制・魏ユニット封じ3ターン「◯◯◯◯」ユニット変換(魏?→桃) ????「◯◯◯◯」ユニット変換(群?→桃) ????「へぇ、あなた見所あるかも」攻撃力UP999回 『祝福の宝箱』 漢 【反董卓の盟主】袁紹 『祝福の宝箱』 上級 巷語湧く宝 【体力:25、合戦:4】【優劣:魏→呉→蜀→漢→群→魏】 【獲得目安】資金:、EXP: 【ミッション】 コンティニューなしで攻略!(報酬:『祝福の宝箱』×3個) 全勢力を入れた部隊で攻略!(報酬:友情pt2500) 【神速攻略報酬】 +【序文】 +【後記】 戦 勢 武将 ターン 攻撃 HP 防御 使用技能 ドロップ B1 魏 曹軍剣兵×2 魏 【重厚なる将】曹仁 『祝福の宝箱』 B2 呉 孫軍弓兵×2 B2 呉 【周瑜推挙】魯粛 『祝福の宝箱』 B3 群 【袁家対立】袁術 『祝福の宝箱』 B4どちらか 蜀 【おどおど盗賊】王悦 2 2845 「◯◯◯◯」先制・魏ユニット封じ3ターン「◯◯◯◯」ユニット変換(魏?→桃) 1635「◯◯◯◯」ユニット変換(群?→桃) 2845「へぇ、あなた見所あるかも」攻撃力UP999回 『祝福の宝箱』 漢 【反董卓の盟主】袁紹 2 2746 『祝福の宝箱』 コメント コメント すべてのコメントを見る
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小町会より問題提起のお知らせです。 どこぞのページで「今後全ての展開を対象、小町以外も問題視」と述べた通り、問題視すべき対象が明確になったので手を広げます。 現時点での論点 この項目は暫定的・雑多・簡単な箇条書きの執筆中な項目です。 今後、追加・洗練が行なわれ、はっきりした問題については個別にページを取って解説します。 2を箱で発売した意味 単に移植するならまだしも、グラビアフォーユー、新曲の追加、カタログ3号までのDLCを収録(金銭相当額2万円オーバー)など追加要素が存在。…ならば、アイマスを箱で展開してきた意味と箱ユーザー・アイマスのためにハード購入した人・本体同時購入キャンペーンに乗った人・諭吉さんらを生贄に高価なDLCを買った人の存在、更にマイクロソフトの立場は果たして ? 9.18から引き続きの、ユーザー裏切り行為と言っても過言ではないでしょう(MSについてはMS側が手を引いた可能性も無くは無いので一概には言えませんが)。 商法の問題性 ある意味では完全版商法より悪どいとも言える、ユーザーの事をまるで無視・儲ける事だけを考えたかのような販売戦略の倫理・動議的問題・企業の信頼問題、及び今後の展開への期待値。しかも360版アイマス2と同様の、「特典の魅力で釣る」商法の疑いアリ。尚、『儲ける事だけ』と書きましたがこれは決して大袈裟ではなく、ほら、例えばリアル765プロ企画の手法はまさにそう(ユーザー無視・企業サイドでの企画進行の典型)。 商法の有効性と影響 既存ユーザーを大切にしなければ、いくら新規を増やしても無意味なのではないか(量的のみならず質的にも)。また、曲がりなりにも新規獲得を主軸とし(結局ゲームもアニメも在来ファン向きですけれども)、それに合わせた本体同時購入などの戦略を取ったにも関わらずまた、今後もこのように獲得したユーザーを裏切るかのような行為を続けた場合、アイマスはどうなるか ? 時期の失敗 9.18事件でも似たようなものがありましたが……。移植作品の発表が2発売5ヶ月弱、発売時期が10月と僅か8ヶ月後、配信中DLCの収録、この時点でのPS3オリジナルソフトの付属など、何もかもにおいて時期的な問題を招いてしまうと言えるでしょう。仮に「3」(むしろ真アイマス2)を360とPS3で同時展開する計画でいるとしても、余計な批判や興味の減少を招いてイメージダウンを招く今である必要があったのだろうか ? 発表するとしたら「救済措置」の明言が必要ではないのか ? …この部分は小町のP不可問題によく性質が似ていますね。反省していない模様…。 示唆される開発陣の認識 「完全版」ならともかく、「移植」では『アイマス2が失敗だったのはハードがXbox360だったせいだ』と責任転嫁しているに等しい。ここから更に考えられるのは、開発陣が「ゲーム内容に非はない」との認識でいる可能性。だからこその小町P可の完全版ではなく単なる移植なのではないか ? 本会に限らず各所で重大な問題とされたのは、「竜宮小町P不可が最大の問題点」であった事。今回も改善なし。なぜ改善がないのか。時間的余裕か ? ではなぜ完全版としての発売でなく、批難された内容そのままでの移植なのか。つまり「内容に問題はない」と考えているからではないのか、とも推測出来るという訳。 「はじめてのアイマス」を2にしてしまう意味 あずささん達4人P不可。シナリオと内容があの体たらく。何をもたらすか → あずささん達の印象が薄れる。ひいてはファン層の形成妨害。「2」を標準に今後を展開してしまうと、あずささん達4人の需要と今後形成されるファン層に歪みを与える…すなわち「みんなまとめて」というアイマスの魅力部分を損失してしまう恐れなども考えられる。そもそもアイマス2自体、ゲームの根幹部分や独自性が……など、この理由は既に多くを語った後なので各種問題まとめの方を参照。 「PS3展開」を前提に置いていた360版2発売の可能性 アイドルマスター2に散見される作り込みの浅さや、グラフィックの使い回し。こう考えると辻褄が合います。これでPS3版の作り込みがしっかりしていれば、もう確定。 矛盾と誠意と意味合いと 石原氏は昨年のゲーマガ8月増刊号で「2が360発売なのは箱版ユーザーへの恩返し」という趣旨の発言をしていましたね。はて、アイマス2発売から5ヶ月も経っていない中、PS3へ移植の決定をしたら恩返しも何も意味がまるで無くなるが ? 『2路線』の方針・方向性の判断材料として 本会では『2路線』と呼んで批判しているイシハラマスターな展開ですが、……いい加減ここまで来ると路線内容を確定事項として断言出来るレベルまで判断材料が出てくるわけで。そろそろページを取って指摘・明言してしまおうと思っています。 今後の眼点 箱版ユーザーへの救済措置(READY無料配信、G4Uの360展開など)の有無 移植決定に当たっての開発陣の言い訳……もとい弁明と今後の対応 ゲーム内容と追加要素などにおける新規向けか否かや改善・改悪要素など諸問題を内包する箇所の注視 ついでによく議論されているグラフィックの劣化とかも要検証 尚、あくまで移植なので小町P不可は確定しています。 この時点で、ゲーム内容を改善する気は全く無い事が用意に予想出来るでしょう。 やや堅めの表現でずらずら並べましたが、要約すると問題点は 『ユーザー軽視』 『開発陣とバンナムの姿勢・対応・思考・道義』 の2点、あとはそこから導き出される仮説・可能性と今後の懸念・不安材料を絡めて論議します。 今後の展開には要厳重警戒です。 尚、これは現時点までの会長個人の見立てですが、今回のケースは一見些細な問題点に見えて、実は根の深い問題や全てを象徴する重要性の高い部分をはらんでいると推測されます。 暫定的総括 結局、2の反省点何も生きて無いじゃん。 いや、そもそも、反省すらしていないのではなかろうか ? …今回の事件、なんて名前付けようかしらね ? あ、今回の事象に対する個人的な感想等も(常識の範囲内で)歓迎致します。 何人もに積極的にご利用頂ければ、単なる問題点の把握・整理・まとめページ以外の役割も持たせられるから、ね。 また、文章を整備するのは会長1人であり、どうしても見落としやいつもながらわかりにくーい表現が出てくるかもですので、もしよろしければ、皆様から情報提供や不明な点などのご指摘・ご質問も頂ければと思います。 投稿用コメントフォーム 何か特記すべき事項がありましたらこちらも併せてご利用下さい。 ライトユーザー向けのPS3版とコアユーザー向けな「内容」のアニメの矛盾についてとかは? -- 名無しさん (2011-07-22 03 00 54) 錦織監督然り石原氏然りPS3版ではないが、はじめてのアイマスを揶揄しておきながら、新規置いてけぼりな内容なのは展開に矛盾があるんですけどね -- 名無しさん (2011-07-22 03 03 10) アニメはソニー系のアニプレックスな時点でつながりの可能性は否定できません。マイクロソフトを本格的にきるか、PS3版に改善点がないかが注目点かと。 -- 名無しさん (2011-07-22 03 06 01) 石原氏が1年前2発売決定時からPS3移植をわかっていながらそれを隠して箱に関するコメントをしたのなら愉快犯だし、急遽PS3・ソニーに鞍替えしたのなら手のひら返したと石原がウソツキになります。石原氏がどうコメントをしても名誉返上汚名回復にしかなりません -- 名無しさん (2011-07-22 03 12 05) さっそくのコメントありがとうございます。まったくもっておっしゃる通りです~。後で項目を追加しておきますね。 -- あずさ専属P (2011-07-22 09 40 23) 名前 コメント
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http //www.cnn.co.jp/world/CNN200902230018.html 2009.02.23 Web posted at 19 30 JST Updated - CNN ワールド アムネスティ、イスラエルとハマスに武器禁輸求める (CNN) 国際人権保護団体アムネスティ・インターナショナルは22日、昨年12月末からのパレスチナ自治区ガザ紛争で、イスラエル軍とイスラム原理主義組織ハマスに武器の不正使用がみられたとする報告書を発表し、双方に対する武器禁輸を求めた。 報告書は「戦争犯罪および重大な国際法違反の証拠」と題し、イスラエル軍、ハマス双方による武器使用の問題点などを、38ページにわたって指摘している。 それによると、イスラエル軍はガザで、国際法で使用が制限されている「白リン弾」を使い、民間人数百人を殺害したとされる。専門家による現地調査で、学校の校庭や病院、民家などから破片が見つかったという。イスラエル側は当初、白リン弾の使用を否定していたが、その後、ガザで使った砲弾はすべて「国際法に準拠している」との説明を繰り返している。 アムネスティはまた、同軍の武器は「大半が米国製だ」と指摘。米国に対し、同国への軍事支援をただちに中止するよう求めた。米国は07年からの10年間で、同国に総額300億ドル(約2兆8300億円)の軍事支援実施を約束している。 報告書は一方で、ハマスが民間人の居住地域などに、カッサム・ロケット弾や、さらに射程の長いグラッド・ミサイルなどを撃ち込んだと批判。「砲弾や部品が外部から秘密裏に供給されている」と述べた。 これに対し、イスラエル外務省は「報告内容が偏っている」と強く反発。ハマスが民間人を「人間の盾」として使ったことなどに言及せず、「イスラエル側だけを非難している」としたうえで、「イスラエルは国際法を守っており、民間人を標的にはしていない」「こちらは主権国家であり、国民を守るために武力を行使することが認められているが、ハマスはテロ組織だ」と主張した。 ガザでは1月に双方が一方的に停戦入りしたが、その後もロケット弾攻撃と空爆の報酬が散発的に続いている。 国内報道
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天空のシンフォニア~光を求めて~ ART中の打ち方 押し順ナビ発生時 →ナビに従いリールを停止させる。 押し順ナビ非発生時 →通常時と同様に消化する 天空のシンフォニア~光を求めて~TOPに戻る
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TIME HOLLOW -奪われた過去を求めて- part37-365 365 :タイムホロウ◆l1l6Ur354A:2008/03/22(土) 19 19 53 ID 2Y4l+yfm0 十数年前犯人が十二林 かのんをストーカー。断られたので屋上から突き落とす。 3日後かのんの恋人だった時尾 保(主人公の叔父)が自殺。これが本来の歴史。 父亘は時尾家に伝わるホロウペンの力でかのんを救うが彼女は時の流れから外れる(不老) 表向きかのんは行方不明になり、保は喫茶店を開くが失敗。現在はフリーライターをしている。 ストーカーの母親(別のホロウペンを持つ)は何度歴史を改変しても息子がかのんを殺すので過去の自分を事故で殺す。 ストーカーは何度時間を改変しても母が死ぬ歴史になるので時尾家の仕業だと思い込む。ここがゲーム開始の状況 歩郎が17になりホロウペンを受け継いだ日。父と母が12年前に失踪した歴史に改変されている。 周囲の事件をホロウペンを解決していくうちに自分以外に改変前の事実を口にしたストーカーを怪しむことに 計画失敗したストーカーは歩郎の目の前でゲートを開き母親を救うといって消える。 ゲートをくぐったせいでストーカーの歴史が改変され真ストーカーが誕生。より悪辣な手段で歩郎を苦しめる。 歴史からはずれたかのんはストーカーに騙されて歩郎の監視をしていたが恋人だった保が歴史改変で殺されたことに怒り歩郎に協力 保を助けた後12年前の事故から父と母を救出(このせいで行方不明になっていた) ストーカーの母親を説得に失敗した為、根本のストーカー行為自体を止めることになる。 かのんが突き落とされた時間に保を送り込むことでストーカーが犯人と分かり退学。 元の時間と保とかのんは結婚し喫茶店を成功させる。過去に取り残された保はそれを影で見守り続ける。 歩郎は過去の自分に手紙とホロウペンを送り事件は解決。 最後にかのんそっくりの少女が後輩として声をかけてきて終り(多分従妹)
https://w.atwiki.jp/storyteller/pages/1063.html
TIME HOLLOW -奪われた過去を求めて- part37-365 365 :タイムホロウ◆l1l6Ur354A:2008/03/22(土) 19 19 53 ID 2Y4l+yfm0 十数年前犯人が十二林 かのんをストーカー。断られたので屋上から突き落とす。 3日後かのんの恋人だった時尾 保(主人公の叔父)が自殺。これが本来の歴史。 父亘は時尾家に伝わるホロウペンの力でかのんを救うが彼女は時の流れから外れる(不老) 表向きかのんは行方不明になり、保は喫茶店を開くが失敗。現在はフリーライターをしている。 ストーカーの母親(別のホロウペンを持つ)は何度歴史を改変しても息子がかのんを殺すので過去の自分を事故で殺す。 ストーカーは何度時間を改変しても母が死ぬ歴史になるので時尾家の仕業だと思い込む。ここがゲーム開始の状況 歩郎が17になりホロウペンを受け継いだ日。父と母が12年前に失踪した歴史に改変されている。 周囲の事件をホロウペンを解決していくうちに自分以外に改変前の事実を口にしたストーカーを怪しむことに 計画失敗したストーカーは歩郎の目の前でゲートを開き母親を救うといって消える。 ゲートをくぐったせいでストーカーの歴史が改変され真ストーカーが誕生。より悪辣な手段で歩郎を苦しめる。 歴史からはずれたかのんはストーカーに騙されて歩郎の監視をしていたが恋人だった保が歴史改変で殺されたことに怒り歩郎に協力 保を助けた後12年前の事故から父と母を救出(このせいで行方不明になっていた) ストーカーの母親を説得に失敗した為、根本のストーカー行為自体を止めることになる。 かのんが突き落とされた時間に保を送り込むことでストーカーが犯人と分かり退学。 元の時間と保とかのんは結婚し喫茶店を成功させる。過去に取り残された保はそれを影で見守り続ける。 歩郎は過去の自分に手紙とホロウペンを送り事件は解決。 最後にかのんそっくりの少女が後輩として声をかけてきて終り(多分従妹)