約 33,612 件
https://w.atwiki.jp/nukorappu/pages/27.html
お散歩軍団活動報告
https://w.atwiki.jp/simesaba/pages/89.html
探検機材(おさんぽかめら/OSANPO CAMERA) コンデジの愛称。 探検隊の中で使用者はほぼゼロに等しい。 そのコンパクトなサイズから行軍中のスナップ写真を撮る程度なら十分にその機能を発揮できるとは思うのだが、 何故か危険な場所でもデジタル一眼レフを何の躊躇来なく持ち込んでしまうのはどういうわけか。 関連項目 お散歩 あらー、お散歩ですか?
https://w.atwiki.jp/faren_ency/pages/1786.html
とんぼの散歩 決戦~それぞれの思い~に登場するBGM。音楽ファイルは「とんぼの散歩.mid」。 よしぶん氏の作曲。悪魔の行進と同じような、一見良い感じのメロディが無秩序に襲ってくる。 ジェルド南で聴ける。いい曲。 いい曲か…? -- 名無しさん (2024-01-20 10 03 02) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/mahjong_comic/pages/551.html
夜は散歩者 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (夜は散歩者マイ.JPG) #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (夜は散歩者paper.JPG) 作画 福山庸治? 話数 短編集 概要 短編集。読切「魔のススメ」(『近代麻雀オリジナル』85年7月号掲載)を収録。 単行本 レーベル名 出版社 判型 巻数 奥付 Amazon マイコミックス 東京三世社 A5 全1巻 1986年初版 夜は散歩者 (マイコミッス) ベルコミックス フロム出版 B6 全1巻 1992年7月31日初版 PAPER COMICS 日本エディターズ B6 全1巻 2001年初版 夜は散歩者 (ペーパーコミックス) 80年代 PAPER COMICS ベルコミックス 三世マイコミックス 短編集 福山庸治 近代麻雀オリジナル
https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/17170.html
なつさんぽ。【登録タグ chiroro* な クイナ 曲 鏡音レン】 作詞:chiroro* 作曲:クイナ 編曲:クイナ 唄:鏡音レン 曲紹介 夏です!レンです!リンちゃんまじ天使・・・(作者コメントより転載) 歌詞 僕はいつも彼女に言うんだ 「そのままでも十分可愛い」と だけど君は自由気ままで 聞く耳持たず足取り軽く 僕を置いていってしまうから 離れないように 手を繋ぐ 高く跳ねて 君と夏散歩 軽く宙返り 眺めた景色はいつだってキレイで 逆さまな 世界でも 君となら どこまでだって行ける 僕はいつも彼女に言うんだ 「どこかに行ってしまいそう」だと 不安な僕をよそに 聞く耳持たず足取り軽く でも転んでしまう泣きそうな 君に僕は 手を伸ばす 少しすねた 君とおしゃべり 迫る夕暮れ すばしっこい君を追いかけてた 足の速い僕は 君を 捕まえた 僕と一緒に居ると楽しいのかな? なんてバカなことを考えてる 近くなった 君と夏の夜 見上げた横顔 眺める夜空はいつだってキレイで 逆さまな 世界でも 君となら いつまでだって居れる この道を歩く度に 懐かしい日々溢れだして 少し大人になった僕だけど 変わらないものを見つけたんだ そういつだってここで君と 高く跳ねて 君と夏散歩 軽く宙返り 眺めた景色はいつだってキレイで 逆さまな 世界でも 君となら どこまでだって飛べる コメント 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/expertofstroll/pages/27.html
mc1争奪戦概要 mc1争奪戦概要 内容項目 得点表 内容項目 【日程】殺る日 【時間】狩り時間 【組み合わせ】 プラン1:バランス良くPTを分ける プラン2:各自サイコロを1個用意してく振る。 奇数組・偶数組を分けます。 分かれた組内でPT構成を組む。 途中から来た人はサイコロ振って出た目のPTに入ってください。 プラン3:未定 【勝負】分かれた組内でPT構成を組んでください。 合図と同時にスタート、モンスを狩りまくります。 狩り終了後、ドロップアイテムのポイント(以下得点表を参照) の多いほうのチームが勝利です。 当然、負け犬チームのドロップアイテムは勝利チームに献上されます。 落ちてる物も拾ってOK。 メンテでアイテム内容の変更がある時があります。 追記修正がはいるかもしれません。 上へ 得点表 ~~~ 0点 ~~~ 各種薬品(ヘルリロなど)、ライトグローブ、ノカン肉、各種媒体(サラセンダンジョン石彫刻(聖)など)、速度ポーション、E可服 ~~~ 1点 ~~~ 各種エンチャ可リング、フックナックル、ファイターソード、カチダガー、クマアックス、ネフナックル、ビカスタッフ、マジシャンオーブ、ネムア(船長産未鑑定武器全般)、高級マネーバック、帽子類、各種魔法スペル(フレアシールドなど) ~~~ 2点 ~~~ グレートアックス、ゴールデンアックス、マジックネムア、アイアンウォール、ネクロスタッフ+2、スカーフェイスオーブ、カポエラネイル、カポエラクラ、ヒーロロングソード、マチェティ、ドペロハープ、ボンゴドラム、ロタハープ(低Lv50以下武器全般) ~~~ 3点 ~~~ 古びた力の巻物、古びた技量の巻物、古びた強靱の巻物、古びた知識の巻物、古びた知恵の巻物(古びた巻物全般)、真鍮、[99ボスゾーン]ミッション1チケット、リバーサルショット、パンプキンボム、ゴールドスピア、アーマーウィストレット、ウェポンウィストレット(Lv50以上武器全般) ~~~ 6点 ~~~ 力の巻物-人、強靱の巻物-人、知識の巻物-人、知恵の巻物-人、技量の巻物-人、金塊、守護動物の卵、孵化した豪華な卵 ~~~ 8点 ~~~ 力の巻物-地、強靱の巻物-地、知識の巻物-地、知恵の巻物-地、技量の巻物-地、討伐の証(銅) ~~~ 10点 ~~~ 力の巻物-天、技量の巻物-天、強靱の巻物-天、知識の巻物-天、 知恵の巻物-天、 ~~~ 12点 ~~~ ウォーリアイヤリング ~~~ 15点 ~~~ クリティカルハート、フォレスターダガー、プリティーポリー、アングリーフィスト、エンシェントセプト、フレイムカーマ、エルヴンジャベリン、スクルドハープ、アジャカティ、アスタシャ、フランベルク、サイコキラー、マスカルハンマー、ポーカーフェイス、水陸両用ドリル、クローアーム、指揮官専用クローアーム、スリーピーヒーラー、スクエアプッシャー、フレイムカーマ、ディバインジャベリン、ヴァールギター、シアヴニウード、ヴェルザンディハープ、ウォーエクスキュート、エンシェントセプト、ガーランズオーブ、フレイムカーマ、エルヴンカーマ、ファントムジャベリン、スラーインドラム (91以上武器全般) 上へ
https://w.atwiki.jp/homuhomu_tabetai/pages/474.html
作者:1uaWMrmt0 868 名前:お散歩[] 投稿日:2011/07/31(日) 21 34 33.55 ID 1uaWMrmt0 どこかの草原 まどまど「マドー?」マダナノ ほむほむ「ホムゥ、ホムー」モウスグダヨ ガサゴソ ほむほむ「ホムー」ツイタヨ まどまど「マドー、マドマド」ウワー、キレイナトコロダネ ほむほむ「ホムッ、ホーム」ココガアンナイシタカッタバショダヨ まどまど「マードー、マドマド?」タシカオイシイクサヤタベモノガイッパイアルンダヨネ? ほむほむ「ホム、ホムー」ウン、コノアイダミツケタンダ まどまど「マドー、ホムラチャン、マドー」アリガトウ、ホムラチャン、アッキュウベェ パクパク キュッピャー ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ オイシカッタネ マタコヨウネ マドカー// ホムラチャン// 飼い犬「ハッハッハ・・・」タッタッタ ほむほむ「ホビャッ」ビクッ まどまど「マドッ」ビクッ 飼い犬「ハッ・・ハッ・・・ハッ?」ナニ、コイツラ? まどまど「マドー、ホムラチャン」コワイヨ、ホムラチャン ブルブル ダキツキギュッ ほむほむ「ホムー、ホムホムッ」ダイジョウブ、ワタシガマモルカラ ブルブル ダキシメギュッ 飼い犬「バウッ・・・ハッハッ、バウッ」ソッカ・・・オモチャダ、ワーイ ドビカカリ ほむほむ「ホムー」ヤメテー 飼い犬「バウッ」ジャマッ マエアシパンチ ほむほむ「ホビャッ」ナグリトバサレコロガリ まどまど「ホッ、ホムラチャーン」ホッ、ホムラチャーン 飼い犬「ハッハッ」マエバキラーン まどまど「マッマドッ、マド」イッイヤッ、タスケ 飼い犬「ハムッ・・・ンーーーーー」ガブリ・・・テデオサエミギテヒッパリ まどまど「マギャァァーーーーーー」ミギテブチャァ 飼い犬「ハウッ、ンーーーーーーー」チギレタ、コンドハリョウアシヒッパリ まどまど「マドォォォォッ、マギャァァーーーーーーーー」リョウアシブチブチィ 飼い犬「バウッ・・・・・・」マタチギレタ・・・コンドハドウタイガブリ まどまど「ホムラチャーーーン、マドマドォォォーーーーーー」ホムラチャーーーン、タスケテーーーーーー イヌクビフリマワシ ブンブン ほむほむ「マッマドカァァァーーーーーーー」マッマドカァァァーーーーーーーーーーーポロポロ まどまど「ホッホムラチャー・・・・・・・・・・」ホッホムラチャー ブチャ クビチギレ 飼い犬「バウーッ、ハッハッ・・・ハッ」オモチャコワレチャッタ、ドウシヨウ・・・チラッ ほむほむ「ホムゥ・・・」ソンナ・・・ 飼い犬「ハッハッハッハッ」シカタナイカラコッチデアソボウ ニジリヨリ ほむほむ「ホッ、ホッ」コッコナイデ 飼い犬「バウッ」トビカカリタイセイ ほみほむ「ホビャァァーーーーーーーー」イヤーーーーーーーーーー 飼い主「あっ、いたいた。チャッピー、時間だからもう帰るわよー」 飼い犬「ハッハッ・・・バウッ」エッ・・・ハーイ タッタッタ もうどこに行ってたのー バウー 楽しかった? バウッ// ほむほむ「ホム…ホッ、マドカー」タスカッタノ・・・ソウダ、マドカー チラッ まどまど「」グチャグチャバラバラ ほむほむ「ホムッ、ホッマドカァー、マドカァーーーーーーーーー」ポロポロ、マッマドカァー、マドカァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー おしまい 一応、ここはドッグランという設定で。 ジャンル:ほむほむ まどまど 生物 自然 感想 すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/59392.html
【検索用 みなそこさんほ 登録タグ 2009年 UTAU み セキエキ 曲 曲ま 霞歌リーズ 霞歌ルブ】 + 目次 目次 曲紹介 歌詞 コメント 作詞:セキエキ 作曲:セキエキ 編曲:セキエキ 唄:霞歌ルブ・リーズ 曲紹介 今の私には湿度が足りない。というわけで、てきとーに季節を無視して。 曲名:『水底散歩』(みなぞこさんぽ) 動画には+αとして着信音(リーズの歌)が含まれている。 歌詞 湿度90% 水に沈む町並み 歩く 歩く 歩く 歩く 金色の魚の 光る背中 追いかけて 太陽の行く先 雨雲の呟き いなくなった あの子の 空色の自転車 湿度90% 水に揺らぐ風景 歩く 歩く 歩く 歩く 銀色の鯨の 小さな ため息 星屑の涙 半月の笑い声 いなくなった あの子へ 届け物青い傘 明けない梅雨 終わらない満ち潮の時刻 コメント 名前 コメント コメントを書き込む際の注意 コメント欄は匿名で使用できる性質上、荒れやすいので、 以下の条件に該当するようなコメントは削除されることがあります。 コメントする際は、絶対に目を通してください。 暴力的、または卑猥な表現・差別用語(Wiki利用者に著しく不快感を与えるような表現) 特定の個人・団体の宣伝または批判 (曲紹介ページにおいて)歌詞の独自解釈を展開するコメント、いわゆる“解釈コメ” 長すぎるコメント 『歌ってみた』系動画や、歌い手に関する話題 「カラオケで歌えた」「学校で流れた」などの曲に直接関係しない、本来日記に書くようなコメント カラオケ化、カラオケ配信等の話題 同一人物によると判断される連続・大量コメント Wikiの保守管理は有志によって行われています。 Wikiを気持ちよく利用するためにも、上記の注意事項は守って頂くようにお願いします。
https://w.atwiki.jp/nohohondame/pages/66.html
幹事は主にしいたけさん 関東近郊をお散歩するオフである(深夜歩き、紅葉ハイキングオフなど) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/yuimio/pages/616.html
散歩 「もう大分涼しくなってきたな」 「いよいよ秋って感じだよね」 そんなことを話しながら唯の家の外へ出る。まだ昼間はそれなり暑いのだが、それでも 夏全盛の頃からすると大分涼しくなったある休日、私は唯に頼まれて勉強を教えに来てい た。それが何故外に出ることになったのかというと、唯の気分転換も必要だという言によ るのだが、私自身朝から座りっぱなしで少々辛さを感じ始めていたのでこれを素直に受け ることにしたのである。それに時刻は昼過ぎ、朝の10時ごろから今までずっと教科書や問 題集とにらめっこというのは唯からすると快挙と言っていいことだと思う。私から見ても 今日の唯は頑張っていたしちょっと外の空気を吸うぐらい咎めることもないだろう。唯が 大量に部屋に持ち込んだお菓子とお茶でなんとなく昼食を食べた気にもなったし、少し体 を動かすのも悪くない。 戸締りを終えた唯が踊るようなステップで門から飛び出る。私はそんな彼女に「危ない ぞ」と声をかけながらその背を追った。 肩を揺らしながらとてとてと子供のように歩いて行く唯。時折立ち止まってはしゃがみ 込んだり、空を見上げたりしている。その姿は見ていてハラハラする反面、退屈しないも のでもあって。眺めていると、ふと、私の頭に浮かぶものがあった。 「歌詞思いついた」 呟こうとしたことを先に言われて、呆けたような顔で前に焦点を合わせると、いつの間 にか振り向いた唯が、はにかむような笑顔をこちらに向けていた。 「当たり? そんな顔してたから」 そう微笑む唯に「どんな顔だよ」と返しながら、追いつくように歩調を速める。 「こんな顔?」 指まで使って顔を変形させる唯。私がそんな顔をしていたとでもいいたいのだろうか。 律ならゲンコツの一つでも見舞いたいところだが、ここはひとまず、くしゃりと唯の頭を なでるに止めた。 ※ その後も唯は落ち着く気配なく、周りの家にどんな人が住んでるかとか、あそこの木が どうだとか、そういうことを私に説明してくれた。そんな風に他愛もない話をしながら、 二人並んで歩いていると、小さな公園に差し掛かる。唯はそこで足を止めると、「ちょっ と休んでいかない?」と奥のベンチを指差した。 祝日なのにと言うべきか祝日だからと言うべきかはちょっと分からないけど、公園には あまり人がいないようだった。唯はとてとてとベンチの方へ走っていき、「ちょっときゅ うけーい」と腰を下ろす。私も彼女に倣って、一つきりのベンチの空いてるほうに腰を下 ろした。 「疲れたー」 「何か飲み物買ってこようか?」 尋ねると、唯は首を振り、「それよりお願いがあるんだけど」と切り出した。 「お願い?」 「一つやって欲しいことがあるんですが」 「なに?」 改まった口調で指を突っつかせる唯。私を下から窺い見るようにしながら彼女が言った お願いは――。 「膝枕」 「やだ」 即答だった。いくら人が少ないからって公共の場でそんな限度を知らないカップルみた いなこと出来るか。 「そんな即答しなくても……」 大げさに肩を落とす唯。そんなことしてもやらないからな。 「なんで私が唯に膝枕しなきゃいけないんだよ」 「だって疲れちゃったんだもん」 唯はわざとらしくぐったりとしたポーズをとった。だからそんなことしても無駄だって。 「私は立ってるからベンチに横になれば良いだろ」 「それじゃダメなの! 澪ちゃんの柔らかいふとももじゃないと回復しないよお」 熱っぽく語る唯だが、私の方は冷めていくばかりだ。 「余計したくなくなったよ」 「そんなあ」 俯いてしょげる唯。なんだか私がいじめてるみたいで居心地が悪い。大体、私は唯がこ ういう風にしてるのが苦手だった。 そしてしばしの沈黙 「……仕方ないな。ちょっとだけだぞ」 「わーい! さすが澪ちゃん」 我ながら意思が弱いと思った。唯は両手を上げて喜びを表現している。私は周囲に人が いないのを確認して、「誰か来たらやめるからな」と条件を付けくわえた。 「了解です」 唯は芝居がかった敬礼をすると少しおどけて「澪ちゃんのひざまくら~」とか言いなが らその頭を私の膝に乗せる。ふわふわで少し癖のある髪がジーンズ越しでもちょっとくす ぐったい。唯は寝やすい体勢を探るように何度か身動ぎし、それがまたこそばゆくて変な 感じだ。 「唯、ちょっとくすぐったい」 「え? ごめん、ちょうどいい体勢を探してて」 そう言って唯はまた何度かもぞもぞと頭を動かす。それでようやく落ち着いたのか、 「んー」と伸びをするときのような言葉にならない声を上げた。ほっと胸をなで下ろす私。 これ以上くすぐられたらどうにかなりそうだ。 「澪ちゃんの太もも気持ちいい~」 「そ、そうか?」 膝枕なんてしたことないし、自分の足自体、周りと比べて太くないかなとか気にしちゃ って、最近は怖くてまじまじと見たことがないからよく分からない。けれどそういう風に 唯に褒めてもらえるのは悪い気がしなかった。 「柔らかすぎず、固すぎず、適度にお肉がついてて引き締まっててすごくいいよ。さすが 澪ちゃん、ナイスバディだね! それになんか良い匂いも……うおっ」 前言撤回。今すぐ立ってこの場を後にしたくなった。 「ちょ、急に立とうとしないでよ。冗談だって。気持ちいいのはほんとだけど」 「まったく……」 ※ それからしばらく、私は唯の顔を見下ろすように、唯は私の顔を見上げるように、角度 を90度違えながら目を合わせたり、はたまた周りの景色に各々目をやったりしながらおし ゃべりに興じた。唯が昔この公園で和とよく遊んだこととか、私も子供の頃、律とこの近 くを通ったことがあるとか。場所のせいか話題は自然、お互いの昔話が多かったように思 う。 「あ……」 どれくらい喋っていたのだろうか。薄着では少し肌寒くなってきた頃、一つ風が吹いて、 流されてきた小さな葉っぱがちょうど唯の鼻の辺りに乗った。紅葉には早い、まだまだ緑 色の小さな葉っぱ。面白いこともあるものだ。当の唯は具合が悪いようだけど。 「とるよ」 「おねがーい」 鼻の頭に乗った葉っぱを取りのぞくと、ふと、唯と目が合った。柔らかい肌、小さな鼻、 くりくりとした目に薄い唇。まじまじとその顔を見つめる。 「どうしたの?」 「ン……いや」 なんだかばつが悪くて目を逸らす。別にやましいことはないんだけど。 「なにー? 気になるなあ」 「その、笑わないでよ?」 「笑わないよー」 「なんて言うか……唯ってかわいいんだなって」 「えっ」 唯に追及されて、つい思ったままに口に出してしまう。自分でもらしくないと思うし、 さすがに笑われると思ったのだが、意外にも唯は顔を真っ赤にして目を泳がせており、つ まり、なんと言うか……照れているようだった。唯が照れてるのを見るのは貴重なような そうでもないような、とにかく、予想外の反応ではある。 「な、なんだよ」 私の方までなんだか気恥しくなって、つい口調がきつくなった 「そゆこと言われるのあんまりないから」 目を逸らしながら言う唯。そうだろうか。私は約一名、よくあなたのことをかわいいと 言ってる子を知ってるんですが、との旨を伝えると、「憂は家族だもん」とケロッと返さ れる。まあ至極当たり前のことだが憂ちゃんは家族で私は他人。当たり前のことなのに何 故か悔しいような変な気持ちが湧いた。 「それにかわいいっていうなら澪ちゃんの方がかわいいよ」 まるでお返しだと言わんばかりに唯が言った。わりと誰かれ構わずかわいいかわいい言 ってる気がする唯だが、たしかにこう顔を突き合わせて言われるとちょっと恥ずかしい。 会話が途切れて、無言でそれぞれ明後日方向を見る。何か話題がないものか。頭をフル 回転するが元々口が達者な方ではないので、なかなか気の利いた言葉は出てこない。なん だろうこの感じ。さっきまで普通に出来てたのに、急に居心地が悪くなってきた。いや、 だいたい私のせいなんだけど。 「ね、澪ちゃん」 唯が少し頭を引いてこっちを向く。 ……そういう目で見るなよ。 私もそこまで鈍感じゃないし、なんとなく唯の言わんとしてることは分かった。いきな り何段か階段をすっ飛ばしすぎじゃないか、とか、そもそも私達ってどういう仲なんだ、 とか思うことは色々あったけど。でもそれはたぶんずっと前から、出会って程ない時から どこかで思っていたことでもあって。だから、私も少し腰を引いて身をかがめることにし た。 もっとお互いの顔を近づけられるように。 「あれ、澪さん? お姉ちゃんも」 まさにその時、ある種二人だけの世界となりかけていたところに、第3者の介入が行わ れた。私も唯もいたずらをしてる途中で見つかった子供みたいに驚いて、唯に至ってはそ の弾みで私の膝から地面に転げ落ちてしまう。 「お、お姉ちゃん大丈夫!?」 声の主、唯の妹である憂ちゃんがびっくりして駆け寄ってくる。その間に私はバクバク 言ってる心臓を落ちつけながら立ち上がると、地面に寝てる唯を引っ張り上げて立たせて やった。 「憂、今帰り?」 「うん。ついでにお買いものしてきたの。お姉ちゃん、怪我してない?」 「だいじょーぶだよー」 「ならいいけど……。あ、澪さんもこれからまたうちに戻るんですよね? よかったら晩 ご飯一緒にどうですか?」 「え? あ、その……」 「あ、いいね。食べて行きなよ」 「じゃ、じゃあお言葉に甘えて」 あっという間に私が今晩平沢家にお世話になることに決まり、唯は憂ちゃんからひとつ 買い物袋を受け取るとなんでもなかったかのように歩き出した。 私だけがこの気持ちをどこへやればいいのか分からず、呆然としている。ずっと唯を乗 せていたからか少し足が痛い。なんだかうやむやになっちゃったな……ってなに残念がっ てるんだろ、私。 「澪ちゃーん、早くしないと置いてくよー」 「あ、ちょっと待ってよ」 私もあわてて唯達の後を追う。ママに夕飯は唯の家で食べるって電話しなきゃ。それか ら、ご飯を食べたらもう一度唯と二人で話そう。前を行く姉妹の後姿を追いながらそんな ことを思う。 秋の夕暮れの風が、火照った体に心地よかった。 (了) 初出:7- 586- 591 惜しい・・・だがそれもいい -- (名無しさん) 2012-12-10 18 45 59 名前 コメント すべてのコメントを見る 戻る TOP