約 61,789 件
https://w.atwiki.jp/hamaosenmatome/pages/67.html
http //www.yomiuri.co.jp/e-japan/iwate/news/20111226-OYT8T01440.htm?from=popin 秋田県と来月協定へ 秋田県の佐竹敬久知事は26日の記者会見で、本県沿岸4市町村からの災害廃棄物の受け入れについて、「来年1月中には基本協定を結べるところまでいけるのではないか」と話した。 今後、廃棄物を燃やした後の灰の放射性物質濃度が基準値を超えた場合の対応や、処理費用の負担などを協議し、協定の原案作成に取りかかるという。 (2011年12月27日 読売新聞) 被災地の本当の話を知るべし! 陸前高田市長が見た「規制」という名のバカの壁とは? 陸前高田の災害廃棄物の放射能能動測定結果 (岩手県災害廃棄物処理詳細計画(平成23年8月30日)に基づき実施) 環境省発表のデータです。 http //kouikishori.env.go.jp/conditions/ → ここから陸前高田をクリック http //kouikishori.env.go.jp/faq/houshanou-noudo.pdf https //docs.google.com/document/d/1v9qQiK1Fd1R5kFnf-w8_dvv0XDUVGnFvLs-hU1z90BM/edit?pli=1 種類 Cs134 Cs137 合計 構成(%) 紙類 20 18 38 0.1 繊維類 700 780 1480 0.4 プラスチック 240 270 510 0.9 わら 80 97 177 0.2 木質① 58 45 103 合 木質② 30 24 54 計 木質③ 24 26 50 27 5mm未満細塵① 58 67 125 合 5mm未満細塵② 69 87 156 計 5mm未満細塵③ 57 64 121 43.3 その他 構成(%) 28 紙類~木質③ が災害廃棄物(可燃物)で、104 という記載もあります。 陸前高田市以外でも、気仙沼107、石巻101、石巻(牡鹿半島部)171、東松島103、多賀城123、名取170、岩沼240、女川133と 100 を超える瓦礫は沢山あります。
https://w.atwiki.jp/mitowiki/pages/29.html
ウラン鉱石 古代の瓦礫から抽出される放射性物質。かなり危険。 レア度 レジェンダリー レシピ 古代のがれき1個 大釜状態 空 できる物 ウラン鉱石1個 核廃棄物3個
https://w.atwiki.jp/goyo/pages/46.html
メニュー 国会版仕分け、もんじゅ見直し勧告へ 政権は尊重の方向(2011-11-26) 脱原発は可能か。「十分可能だと思う」西川善文三井住友銀行顧問が断言(日経)。 茨城県東海村村長「脱原発を真剣に考えるべきだ」 浜岡原発の永久停止を決議 10キロ圏内の牧之原市議会 原発予算賠償に転用も(2011年10月8日東京新聞) 福島県議会、県内の「全原発廃炉を」請願採択(2011/10/20) 憲法と原発 日本版緑の党 維持派の人までが 立地交付金 254 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(愛知県)[sage] 投稿日:2011/05/28(土) 22 05 59.37 ID 6FcqEpp/0 [19/29] この先不透明、あるいはネガティブな原発産業に投資するより、新しいマーケットの代替エネルギー関連に投資してその分野の技術で主導権を握った方が得策だろう。 あの東電ですら日本ガイシと組んでNAS電池の研究・開発を続けてきたわけで 272 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(catv?)[sage] 投稿日:2011/05/28(土) 22 45 17.49 ID muHHTTfC0 [6/7] 256 調べるだけじゃなくて自分で考えたらどうなんだい?御用と同レベルの頭しか持ってないなら致し方無いがw http //www.ngk.co.jp/product/insulator/nas/index.html このHPには「風力発電や太陽光発電のような不安定な再生エネルギー」云々の文字が躍っているが その程度の事は大容量な電池が無くても技術的にクリア出来る。自分の頭で考える事の出来ない お前には理解出来ないかもしれないが、その程度の知識しか無い奴に説明するのは長くなるので理由は割愛する。 そもそもそれは電力会社が発電事業を独占したが為の言い訳だからな。 そのHPにのってるグラフの負荷平準、ピークカットの為にNAS電池を使う事こそ一番の目的である。 つまり、太陽電池や風力発電の動かない深夜の余剰電力を昼間のピークにシフトする為。 だから原発マネーを東電が流してる。日本碍子は原発推進と思われたくないから中途半端で技術的に矛盾したHPを 公開してるだけだろ。 266 名前:御用聞き(catv?)[sage] 投稿日:2011/05/28(土) 22 36 34.90 ID t80nFdHe0 [1/8] 254 今日「宝島」を買って読んだ。こんな一節があった。 少壮現役エネルギー官僚のA氏が浜岡原発停止の日の昼下がり、語ってくれた。 「政権交代でも不変の案件であったのは原子力輸出です。 (略)アジアに輸出せねばならないほど、原子力政策は曲がり角に立っていたのです。 (略)儲けの点では次世代エネルギーの開発の方が将来性があるんですがね」 略したところには、輸出先の核のパワーバランスの話が入るのだが 過去の話と現在の話がごっちゃになっているのでここでは省略。 大事なのは、官僚ですら原子力より次世代エネルギーの方がもうかると認めた点。 273 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(catv?)[sage] 投稿日:2011/05/28(土) 22 45 26.55 ID t80nFdHe0 [3/8] 269 小泉は事故後、社会の空気を読んだだけ。 まったく同感だ。 だからこそこの動きは非常に重要。 脱原発の流れが皆にどんどん見えてくる。 252 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(愛知県)[sage] 投稿日:2011/05/28(土) 21 54 31.03 ID 6FcqEpp/0 [18/29] 連合が推進の方針を変えたようだな ちゃんと内容を読まないといけないが、とりあえず連合は企業の犬の連合体だから、ご主人様たちの気分が変わりつつあるということだろう 303 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(愛知県)[sage] 投稿日:2011/05/28(土) 23 35 18.46 ID 6FcqEpp/0 [27/29] 299 たくさんあるけど、見出しが面白いこれ http //www.asahi.com/politics/update/0526/TKY201105260289.html 「凍結」という言葉はまだまだ油断ならん気もするが、事故以前にあった原発イケイケ感がしぼんでることは確かじゃないかな? 東芝がWH買収した時の、あの高揚感の再現とかもう不可能だとおもう。 301 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(茨城県)[] 投稿日:2011/05/28(土) 23 32 52.10 ID vQss1uxA0 [8/8] 通産省は省内抗争ばかりやってるところだから、 いろんな人がいて飯田さんのいうように結局推進派が勝ったということなのかもしれない。 飯田さんによると、民主党が官僚が驚くほどに原発推進にのめり込んだのも、 御用労組なんかの政策がそのまま適用され、政治主導の名の下に 官僚が排除されたから。 というのは、世界1月号に書いてあったね 308 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(静岡県)[sage] 投稿日:2011/05/28(土) 23 44 50.81 ID E8B49gJe0 [3/3] 301 次世代エネルギー推進派の経産省官僚というのは、 10年以上前に発送電分離を目指した一派なのかな。 この記事を読む限り、現在の主流派ではないように思える。 http //globe.asahi.com/movers_shakers/091005/01_01.html 発送電分離を進めていた当時の事務次官だった村田成二は 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の理事長になってる。 http //ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%B0%E3%82%A8%E3%83%8D%E3%83%AB%E3%82%AE%E3%83%BC%E3%83%BB%E7%94%A3%E6%A5%AD%E6%8A%80%E8%A1%93%E7%B7%8F%E5%90%88%E9%96%8B%E7%99%BA%E6%A9%9F%E6%A7%8B yukaritaka 2011.05.29 22 24 先週開催の某省の環境・エネルギー関係の委員会。印象的だったのは エネルギー工学の大御所先生をはじめ、これまでの原子力推進から エネルギー源の多様化、地域分散化への転換推進でほぼ意見が一致したこと。 科学技術とそのリスクに対する社会科学からの検証と研究が必要という意見も多かった 2011年6月3日 「原発維持派」も7割が「近くはイヤ」 不動産マーケティングのアトラクターズ・ラボ(東京都千代田区)が実施した 「原発と震災に関する意識調査」によると、東京電力・東北電力管内に居住する 人たちの「原発廃止派」は57%に上ることが分かった。 廃止派は57%に上った一方で、維持派は27%、推進派は16%。原発には前 向きだと考えられる推進派・維持派だが、自分が居住する都道府県での原発建 設に対しての態度については、「反対する」が推進派で3分の1、維持派で7割に 上り、近辺での建設には反対の意向が見て取れた。 同調査への回答数は1032件。期間は4月18~19日。回答者のうち、原発立地 県居住者が10%、その他エリアが90%。 [住宅新報社 2011年06月03日] 連合総研が「脱原発」提言 復興財源は所得・法人税 連合のシンクタンク「連合総研」は21日、東日本大震災からの復興や再生に向けて「脱原発の方向を目指す」などとする提言を枝野幸男官房長官に提出した。復興財源については所得税や法人税の増税を挙げた。 連合は福島第1原発事故を受けて、原子力エネルギー政策について「当面の間、凍結する」としているが、提言は一歩踏み込んだ内容となった。 提言は、専門家の研究プロジェクト委員会(神野直彦東大名誉教授ら7人)がまとめた。原発について「依存度を徐々に減らしていく意味での『脱原発』の方向にシフトしていかざるを得ない」とした。 2011/06/21 19 07 【共同通信】 民主県連:今年度活動方針に脱原発を盛り込む--県連大会 /福島 東日本大震災と東京電力福島第1原発事故の影響で2カ月間延期されていた今年度の民主党県連大会が16日、郡山市内のホテルで開かれ、「脱原発」を盛り込んだ今年度活動方針を了承した。一方、菅直人首相が既に退陣を表明したことを受けて、県選出国会議員からは次期政権に関する発言が相次いだ。 活動方針では、県連が県の原発政策を容認していたことが事故につながったことを認めて「脱原発を基本として真に安心安全な県を目指す」とした。その上で除染や経済対策に全力を挙げる意向を示した。 出席した国会議員からは、混迷する国会情勢についての発言が続出した。県連代表の吉田泉衆院議員(福島5区)は菅直人首相の退陣後について「衆参のねじれがあって、誰がやっても短期的に行き詰まる」と語った。 渡部恒三・元衆院副議長(福島4区)は「この国難に当たる政治が、今までにないほど情けない状態。県民に『これなら大丈夫だ』と言われる新しい内閣を一日も早く作るためにご奉公をしたい」と述べた。【種市房子】 毎日新聞 2011年7月17日 地方版 444 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[] 投稿日:2011/07/14(木) 04 32 50.35 ID KUpTnWWn0 これまでずっと反原発の活動をしてきた人々まで、昨日の菅の会見に「感動」した方々がいらっしゃるようね。 小沢支持者で、彼の人間性を信じられない故に、単なる延命のための方便、としか思えない 私が汚れているのかしら? 451 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(静岡県)[] 投稿日:2011/07/14(木) 07 07 26.44 ID jLmMowZH0 風評被害はアレだが、 風向きは変わってきた。 首相が言った言葉は、それなりに重い。 腐っても鯛、だからね。 脱原発の嚆矢とならんことを! 478 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(不明なsoftbank)[] 投稿日:2011/07/14(木) 10 13 38.24 ID HpopR4sz0 管首相の苦し紛れの延命策と言われながらも、原発の再稼働をめぐるストレステストの導入で、 「脱原発」 vs.「原発維持」という対立軸ができつつある。再稼働をめぐり、 あえて海江田経産相と対立してみせたことで、敵は産官複合体の中にある 「原子力ムラ」であることを示すことができた。 しかも、九州電​力のやらせメール事件のせいで、 原子力ムラの住人が姑息で卑怯であるというイメージが次第に浸透している。 また、経団連の米倉会​長が管首相の術中にはまって守旧派丸出しの対応をするので、 経済​界の中でもソフトバンクの孫社長や楽天の三木谷社長など脱原発派​ との対立の構図が鮮明になってきた。 管首相は「郵政」を上回る政治鉱脈を掘​り当てたといえよう。 「脱原発」解散の可能性は急速に現実味を増​している。 http //d.hatena.ne.jp/bundocom/ News_Hyper_News【原発】広島や長崎の被曝者1000人アンケートで「67%」が原発を減らすべきと回答、核の平和利用についても「73%」が否定的な見解を示した7月30日(東京新聞) http //t.co/yQ4wxkp #genpatsu [#genpatsuとは] via web 2011.07.30 17 31 8/2の毎日.jp 社説特集 【社説】原発から再生エネルギーへ 論説委員長 冠木雅夫new 【社説】危険な原発から廃炉に 核燃サイクル幕引きをnew 【特集】原子力政策 発電費用「安さ」疑問も 国が多額経費投入写真付き記事new 【特集】原子力政策 回らぬ核燃サイクル 増える廃棄物、容量限界寸前写真付き記事new 【特集】原子力政策 対ソ戦略、米「平和利用」 正力・中曽根氏、旗振り写真付き記事new 411 名前:名無電力14001[] 投稿日:2011/08/02(火) 09 46 14.02 発送電分離:首相が意欲 経産相も「前向き」--復興特 菅直人首相は1日の参院東日本大震災復興特別委員会で、電力大手を発電部門と送電部門に分離する 「発送電分離」に関し、「私も必要性を唱える人の意見にかなり近い」と述べ、実現に意欲を示した。 首相は「再生可能エネルギーは(発電場所や規模などが)分散型なので、今までのように大規模な発 電所と送電施設を持っているところが独占しては、小さい発電事業者の権利がきちんと守られない」 などと指摘した。 海江田万里経済産業相も「電気料金を安くするためには競争原理を持ち込むことが大事で、そこから (発送電分離の)議論が出てくる。私は前向きだ」と答弁した。 毎日新聞 2011年8月2日 東京朝刊 707 返信:地震雷火事名無し(大阪府)[] 投稿日:2011/08/02(火) 10 35 38.32 ID flVbK2SG0 [2/2] 702 今朝読んだよ。 海江田が脱原発志向ってのはイマイチ信じられんが、 発送電分離をやってくれるんなら、世の中はずいぶんマシになるね。 電力業界の抵抗に負けそうな気もするけど。 というか今日の毎日朝刊はおもしろかった。 見開きで原発特集。核燃サイクルや発電コスト試算の批判が山盛り。 社説は「危険な原発から廃炉に 核燃サイクル幕引きを」。 すばらしいけど、こんなのカマして経営は大丈夫なのか?w 668 名前:163(チベット自治区)[sage] 投稿日:2011/08/09(火) 14 21 46.84 ID xWhVS6x/0 [9/17] 【産経】菅総理の「もんじゅ廃炉へ」報道 首相「一定のめどを一日も早く」 外交の継続性理由に地位に恋々 2011.8.8 21 22 http //sankei.jp.msn.com/politics/news/110808/plc11080821270016-n1.htm 菅直人首相は8日の衆院予算委員会で、自らの退陣時期に関し 「一定のめどを一日も早くつけて次の世代に移したいとの思いは変わっていない」と述べた。 衆院解散・総選挙については「震災復興や原発事故の収束がこれからも必要な中で、 ほとんどの国民は今(実施すべき)ではないと思っている」と否定した。 (略) 首相は、高速増殖炉もんじゅ(福井県敦賀市)について「原発に依存しない社会を目指す。 使用済み核燃料の再処理やもんじゅも含まれる。 この方向性を計画的、段階的に目指していくことが必要だ」と述べ、廃炉を含めて検討する考えを表明。 使用済み核燃料や高レベル放射性廃棄物の扱いに関しては「長期に安定的に管理し、 後世に悪影響を残さないで済むかが深刻な問題だ」とだけ述べた。 どういう報道になるか楽しみにしていましたが、「恋々」という単語をタイトルに織り込み、 本文の末尾でのみ触れる形にするとは予想していませんでした。 (スルーするかもと思っていたのですが、それはなかった) 他紙は、読売も含めてタイトルに 「もんじゅ」と「廃炉」が入っていました。 (Web 版で比較) 1 名前:名無しさん@涙目です。(dion軍)[] 投稿日:2011/08/10(水) 12 39 07.07 ID Z8NhqozG0 ?PLT(12500) ポイント特典 sssp //img.2ch.net/ico/buun.gif 猪瀬直樹:東京都、100万kWの天然ガス発電所建設めざす 産業界に安定供給するというメッセージを出すことが大事 僕が座長となって、東京都の「東京天然ガス発電所プロジェクトチーム」が8月2日に発足した。 「災後」の電力不足問題に迅速に対応し、産業空洞化を回避するための「東京モデル」を実現していく。 国の方針が定まらないなか、東京は電力政策に真正面から取り組んでいる。 小さな敷地に低コストで建設できる天然ガス発電所 3月11日以降、電力不足問題をいかに解決するかということで、 新エネルギー研究会を発足させ、川崎の天然ガス発電所や、群馬県の玉原揚水発電所、 八丈島の地熱発電所などを視察した。東京に大規模発電所を造り、電力需要に応える可能性を探ってきた。 以前も書いたように、総合的に見て天然ガスがもっとも代替エネルギーとして優れている。 ガスタービンと蒸気タービンを組み合わせたガスタービンコンバインドサイクル(GTCC)方式なら、 従来の火力発電にくらべて発電効率が1.5倍と性能がよい。 比較的小さな敷地で建設できるので、都市部でも天然ガス発電所の建設コストは2基で 500億円(5年前の価格、現在はもう少し高い)と、原発よりもはるかに安い。 CO2(二酸化炭素)の排出が比較的少なく、硫黄酸化物などの排出も極めて少ないという点でも、天然ガスはクリーンなエネルギーだ。 天然ガスは、近年、ガス田ではなく頁岩(シェール)層から得るシェールガスの採掘技術などが開発されて、 利用可能な埋蔵量が飛躍的に伸びている。 また、石油は政情が不安定な中東に偏っているが、天然ガスは北米大陸などにも多く存在している。 エネルギー安全保障の観点からも、天然ガスは非常に優れている。 以下長いのでソースを読んでください http //www.nikkeibp.co.jp/article/column/20110808/280319/ 110 名前:地震雷火事名無し(静岡県)[] 投稿日:2011/08/13(土) 01 04 00.33 ID 1QRly5iz0 日本原子力学会長、推進の立場から離れる方針 http //www.yomiuri.co.jp/science/news/20110812-OYT1T01059.htm 今年6月に日本原子力学会の会長に就任した田中知(さとる)・東京大学教授(61)(原子力工学)が12日、 東京都内で記者会見し、「原子力推進という立場から離れ、国民が判断できる情報を提示していく」との方針を明らかにした。 今後、学会として、国民に向けて、原子力の長所と短所を改めて整理、公表するとしている。 同学会の会員は現在約7000人。原子力研究者だけでなく、電力会社や原子炉メーカーの社員も多い。 こうした「原子力ムラ」については、「自らが作った壁の中で考えるのではなく、社会や他分野の専門家の声にも耳を傾けなければならない」と語った。 牧之原市は17日、市民を対象にした実施した意識調査アンケートの結果(速報値)を発表した。現在、全面停止している中部電力浜岡原発(御前崎市佐倉)の再稼働の是非について、約6割の市民が停止か廃炉を求めるなど再稼働に反対していることが分かった。市は調査結果を踏まえて、今後の対応を協議する。 アンケートでは浜岡原発の今後について、「停止した方が良い」が53・6%と、「廃炉(廃止、完全停止、撤去など含む)」が6・3%で、全体の6割を占めた。「安全が確認できれば稼働した方が良い」が19・8%、「どちらとも言えない」が10・7%だった。 同日開かれた市議会全員協議会で、西原茂樹市長が明らかにした。協議会後、西原市長は「市民や議会、市内の企業の意向なども踏まえて、協議を重ねて再稼働についての判断を示したい」と述べた。 アンケートは6月下旬から7月下旬にかけて、20歳以上の市民約1300人を無作為に抽出して調査票を発送して、605人から回答を得た。2007年度から意識調査は市民の意向や意識を市政に反映させるために実施。今年は浜岡原発の停止に伴い、初めて稼働についての是非を問う質問項目を盛り込んだ。静岡新聞SBS Web版 2011-08-17 http //bio21.blog96.fc2.com/blog-entry-1449.html 原発推進、54年ぶり外れる=福島事故を反省-電力総連の運動方針 電力総連の第31回定期大会が6日、名古屋市内で始まった。同日示された運動方針案からは、東京電力福島第1原発事故を受け、原発を推進する内容が54年ぶりに外された。種岡成一会長は「原子力の安全確保に真摯(しんし)に取り組んできたが、今般のような事態となり極めて残念だ」と述べ、事故の反省を今後の活動に反映していく考えを強調した。(2011/09/06-17 00) 再稼働に慎重・反対85% 東海第2原発で村民らアンケート 2011年9月7日 10時04分 写真 東海村の東海第二原発をめぐり、村民や近隣市民の大半が「安全対策を徹底するまで運転すべきではない」 「このまま廃炉へ準備を」などと再稼働に慎重であることが茨城大学地域総合研究所のアンケートで分かった。 (井上靖史) アンケートは研究所が「東海村の防災システムと地域再生の総合的研究」として昨年から実施。二回目と なる今回は東海村、日立市南部、那珂市、ひたちなか市の二十~六十四歳の無作為に選んだ男女に調査票を送り、 六月二十五日から二カ月間で千三百二十通(有効回収率33%)の回答を得た。 福島第一原発事故を受け、今年初めて東海第二原発のあり方について聞いたところ「耐震防潮対策の徹底まで 再開すべきでない」が40%、「廃炉へ準備を」が32%、「再稼働せず白紙から議論を」が13%、 「新型炉建設」が6%、「早く再開を」が5%だった。 「安全面で原発には不安が多い」との問いには、「そう思う」が昨年の19%から53%と大幅に増加した。 運転開始から三十二年がすぎた東海第二原発について「慎重に運転すれば危険はない」との答えは昨年の 50%から24%に減り、「慎重に運転しても危険」との答えは37%から60%に増えた。 「原発の新たな発電事業などは住民投票で決めるべきだ」との問いに、「そう思う」が昨年の23%から 40%に増加した。一方、「原子力関連施設は雇用や新たな産業創出を期待できる」との問いは昨年と同じ 13%が「そう思う」と答え、地域振興への期待も残る。 調査に中心的に携わった茨城大人文学部の渋谷敦司教授は「福島第一原発の事故が住民の意識を変えたと 言える」と分析する。 調査結果は研究所のホームページで公開している。十八日に東海村で開催される「東海村と原子力の未来 を考えるフォーラム」でも報告されるという。 東海村の村上達也村長は福島原発事故後、東海第二原発の再稼働について「住民投票を行う必要があるぐ らい重要な話」との見解を示している。 (東京新聞) hamemen昨日投票の福島県郡山市議選の結果、「脱原発」を前面に掲げた新人の滝田はるなさんがトップ当選。 5・23の文部省交渉、6・11の新宿、6・28の東電株主総会にも駆けつけてらっしゃいました。 選挙に出馬していたことをさっき知りました。 via TweetDeck 2011.09.05 23 18 原発新増設、66%が反対 全自治体アンケート 都道府県知事と市区町村長の66%が原発の新設や増設に反対していることが10日、共同通信社のアンケートで明らかになった。新増設や再稼働の際、原発から離れた周辺自治体からも同意を得るべきだとの意見は54%に上り、電力会社と結ぶ「原子力安全協定」の対象拡大を求める声が強いことが分かった。東京電力福島第1原発事故で放出された放射性物質への政府対応は88%が評価できないと回答。東日本大震災の発生から11日で半年を迎え、不信感の広がりが浮き彫りになった。 アンケートに回答したのは、1793自治体のうち1697自治体(95%)。最も多かったのは、原発の新増設を「認めない」の38%。 2011/09/11 04 02 【共同通信】 486 自分:御用聞き ◆f1qmsMDFdM (東京都)[] 投稿日:2011/09/13(火) 10 31 17.41 ID IuIyM/9A0 [2/2] 受け狙いかも知れんが、それでもこういう発言を閣僚がふつうにするようになった。 「(原発を)ゼロにしても大丈夫な状況を一刻も早く作る。原発がなくても日本の国民生活や 産業が十分成り立つ状況を一刻も早く作る責任がある」(枝野幸男 新経産相) 枝野経済産業大臣はこのように述べた上で、原発を実際にゼロにするかどうかは国民的な 議論をすべきだという考えを示しました。 http //news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4825224.html 919の5万人集会に連合が大動員をかけている 独シーメンス、原子力事業から撤退 2011年09月18日 18 37 【9月18日 AFP】ドイツの電機・金融大手シーメンス(Siemens)のペーター・レッシャー(Peter Loescher)最高経営責任者(CEO)は、18日に出版された独ニュース週刊誌シュピーゲル(Der Spiegel)で、原子力エネルギー事業から撤退する考えを示した。 「われわれは今後、原子力発電所の建設や投資の全体的な運営に関与しない。われわれにとって、この章は閉じられた」とレッシャーCEOは述べ、シーメンス社の活動が今後兼用技術にのみ制限されると説明した。 「今後はスチームタービンなど非核の設備のみを供給する。つまり、原子力目的だけでなくガス発電や石炭発電などでも利用できる技術にだけ制限するということだ」(ペーター・レッシャーCEO) ドイツ政府は、福島原発事故を受けて、2022年までに同国の原発を全廃することを決めている。福島原発での事故以降、原発全廃で合意に達した国は、主要先進工業国の中ではドイツが初めて。(c)AFP hatatomoko野田総理はWSJ/DJインタビューで原発再稼働について、電力不足になると日本経済の足を引っ張るので「『来年の春以降』、夏に向けて、再稼働出来るものは再稼働していく/脱原発依存は国民のコンセンサスができている」と発言。即ち、電力不足がなければ再稼働しないということだ。続 via web 2011.09.21 09 36 hatatomoko続)玄葉大臣は全原発停止でも来夏電力不足も料金値上げも起させないことは政府の大方針と繰り返し言明。来夏関西・四国電力以外は電力不足は起こらない。まず再稼働しないと決定して、LNG・MACCベースロード計画に着手すべき。関電・四電も融通・節電・自家発等活用計画を即座に立てるべき。 via web 2011.09.21 09 36 静岡県牧之原市議会は21日の全員協議会で、中部電力浜岡原子力発電所(御前崎市)について、「確実な安全・安心が将来にわたって担保されない限り、永久停止にすべきだ」とする決議を提案することを決めた。 26日の本会議で賛成多数で可決される見通し。同原発を巡り、こうした決議が出るのは初めて。 同原発の10キロ圏内に市域がかかる牧之原市は原発の運転再開に大きな影響力を持つ地元4市の一つ。 決議案は「『原子力発電は安全』という神話が根底から崩れ去り、大きな衝撃を与えた。市においても、基幹産業である茶葉から放射性物質が検出され、風評被害を含め甚大な被害を受けた」とし、東海地震の震源域とされる地域に立地する浜岡原発の危険性を指摘している。 (2011年9月21日19時03分 読売新聞) 高速増殖炉の実用化研究、凍結へ もんじゅ管理費は維持 2011年9月26日 11時46分 国の核燃料サイクル政策の中核となる高速増殖炉について、文部科学省が来年度予算の概算要求で、実用化に向けた研究費を本年度当初予算の100億円から7~8割削減する方針であることが26日、分かった。一方、原型炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)は維持管理費として本年度並みの約200億円を維持する。 東京電力福島第1原発事故を受け、菅直人前首相、野田佳彦首相は、原発に頼らない社会を目指す方針を示した。将来のエネルギー政策が決まらないため、文科省は原型炉の次の段階の実証炉の研究予算を大幅削減し、事実上、開発を凍結する。 (共同) 「脱原発」が98% 原子力安全委への国民意見 2011.9.27 11 42 国の原子力委員会(近藤駿介委員長)は27日、東京電力福島第1原発事故で中断していた「原子力政策大綱」の見直しを議論する策定会議を半年ぶりに開き、東京電力福島第1原発事故後、同委に国民から寄せられた意見のうち98%が「脱原発」に賛成する意見だったことを明らかにした。 寄せられた原発に関する意見は、約4500件。うち「直ちに廃止すべきだ」が67%、「段階的に廃止すべきだ」が31%で、計98%に達した。理由としては、「環境への影響が大きい」「放射性廃棄物の問題が解決していない」などがあった。 近藤委員長は会議の冒頭で、「原子力政策を決めることが使命。悩んだが、再開を決意した」と述べたその後、東電や政府が事故の概要や住民避難の状況などについて説明した。 現行の大綱は、2005年に策定され、同委では昨年12月に改定に着手。事故前までに5回の会議を開いた。今後1年をめどに、新大綱をとりまとめる。 「原発を止めても13・5%の余裕はある見込みで、安定供給の目安とされる8%以上を確保する。関西電力など他社への融通分55万キロワットも予定している」|1/20朝日島根版:島根原発 27日全停止 mytown.asahi.com/shimane/news.p… shanghai_ii 4 28pm via Web 若狭の各原発については、個々の安全性の他に考慮せんとアカンのは、原発群として捉えないとアカン点。 サイトが近すぎるんで、例えば、大飯の安全性が高くとも、高浜非常時に大飯に予想外のことが起きる可能性がある。 個々の原発の評価の他に、原発群としての評価が目下欠如してる。 そう考えると、もんじゅ廃炉までは是非、敦賀と美浜は停止しておきたい。大飯を残すとすれば高浜は閉鎖しておきたい。
https://w.atwiki.jp/komomo/pages/149.html
2.廃棄物埋立処分に起因する有害物質暴露量の評価手法に関する研究(最終年度) (前略) 埋立処分地からの浸出液等の水系経由,並びに揮発性成分による大気経由の有害物質の環境に対する負荷量及びその環境影響を評価する手法を構築することを目指している。前年度までに,浸出水に含まれる有機成分の特徴を調査してきた。平成9年度は,これまでの調査が十分でなかったダイオキシン類,大気経由の環境負荷及び毒性物質の検索を中心に下記の研究が行われた。 平成8年度までの研究から,ビスフェノールA(4,4’-(1-メチルエチリデン)ビスフェノール)が廃棄物埋立地浸出水から高頻度・高濃度で検出されることが明らかとなってきた。1994年度の調査では8試料中5試料,95年度の調査では12試料中8試料の浸出水でビスフェノールAが検出された。また,一部の試料では,ビスフェノールAの濃度はppmオーダーに達している。最近この物質に内分泌攪乱作用があることが確認されたことから,各種プラスチックからの溶出や環境中濃度に対して大きな関心が払われるようになった。廃棄物埋立地浸出水中のビスフェノールAの原因としては,埋め立てられた廃プラスチックが考えられる。ビスフェノールAはポリカーボネートやエポキシ樹脂の原料として使用されており,年間の生産量は約28万トンである(1995年)。ビスフェノールAの溶出量の大きなプラスチックとしては,塩化ビニル製電源コード,合成皮革などであった。塩化ビニル製品には,ビスフェノールAやその誘導体が安定剤として使用されており,これが溶出したものと考えられる。一方,ポリカーボネート製品からの溶出量はかなり少なかった。ポリカーボネート樹脂はビスフェノールAとホスゲンのコポリマーであるが,常温・中性条件では容易に分解せず,溶出量が少なかったものと推測された。 都市ごみ焼却炉から排出されているダイオキシン類は,排ガスのほかに,飛灰,主灰に含まれている。飛灰や主灰は,排ガスのようにそのまま環境中に排出されることはなく,一般的には管理型処分場において処分されていることや,ダイオキシン類は水への溶解度が低く吸着性も高いことから,環境へ拡散していく可能性は低いと考えられる。このことは,PCBや塩化ナフタレンなど水に難溶性物質の浸出水中の濃度が極めて低いことからも推測されていた。しかし,処分場浸出水中のダイオキシン類濃度の実測例が少ないため,ダイオキシン類に大きな社会的な関心の高まりを配慮して,処分場での浸出水,処理水および発生ガス中のダイオキシン類濃度の調査を行った。浸出水の試料には,「埋立地浸出水共同分析プログラム」で過去に採取保存しておいた浸出水を用いた。ダイオキシン類の異性体の分布は焼却灰と類似している。現在までに測定終了した浸出水中のダイオキシン類の濃度範囲は,14pg/l~1800pg/l(0.3pgTEQ/l~14.9pgTEQ/l:n=18)であった。埋立中の処分場は相対的に濃度が高く,1pgTEQ/l以上を示した浸出水の多くは埋立中の一般廃棄物処分場由来(n=3)であったことが特徴的であった。これらの処分場でも埋立終了後は,ダイオキシン類の濃度は速やかに減少する傾向が見えた。また,適正な管理がなされなかったと思われる安定型処分場(n=1,埋立終了)でダイオキシン濃度の高い事例(260pg/l,3.0pgTEQ/l)があった。 発生ガス中のダイオキシン類は,一般廃棄物処分場(埋立終了)及び管理型の産業廃棄物処分場(埋立中)を選び,ガス抜き坑よりハイボリュームサンプラーによりウレタンフォーム上に捕集した。ダイオキシン類の濃度は,一般廃棄物処分場および産業廃棄物処分場で,それぞれ1.4pg/m3(0.018pgTEQ/m3)および13.1pg/m3(0.1pgTEQ/m3)であった。この濃度は,周辺大気中の濃度より低いレベルであり,埋立地から大気中に発生するダイオキシン類は極めて少ない量である思われる。管理型処分場の水処理によるダイオキシン類の除去率は,浸出水と処理水中の濃度から計算すると,60%程度であると推定された。 前年度に引き続き,埋立処分場から発生するガス中の揮発性有機化合物の分析を行った。トリクレン等の32成分の定量をキャニスター法によって行った。ガス抜き坑より採取した発生ガス中の濃度は様々であるが,発生ガスの温度が高い場合に高濃度で検出されることが多く,埋立終了後で,ガスの発生の少ない地点では,一般環境大気レベルの濃度であった。大気環境基準のあるトリクロロエチレン,テトラクロロエチレン及びベンゼンで観測された最高濃度は,それぞれ,220μg/m3(大気環境基準値:200μg/m3),73μg/m3(200μg/m3),および,12000μg/m3(3μg/m3)であり,ベンゼンの濃度が高い場合があった。しかし,発生ガス量が少ないため,ガス抜き坑からの大気中への放出量の見積もりは,トリクロロエチレン(1.3kg/年・処分場),テトラクロロエチレン(0.4kg/年・処分場),ベンゼン(20kg/年・処分場)程度にしかならないことがわかった。 固相抽出法により濃縮した浸出水を用い,ニトロ芳香族化合物や芳香族アミンに高感受性を示す菌株を含む6種類の菌株を使用して行ったエイムズ試験などにより,平成8年度の夏にA処分場(安定型)より採取した浸出水は,一般毒性に比較してかなり強い変異原性が認められた。このA処分場より,継続して試料を採取し原因物質の同定を試みた。簡便かつ高感度に変異原性を追跡するために,発光細菌の無発光変異株を用いる復帰変異試験をマイクロプレート法に改良した結果,浸出水15ml程度で復帰変異試験が可能になった。分画した試料は,このアッセイ系を用いて,変異原性試験を行った。酸-アルカリ分画及びそれに続くシリカゲルカラムによる分画では,アルカリ性の極性分画(メタノール)に強い変異原性が認められた。 http //www.nies.go.jp/kanko/nenpo/h9/2-6-2.htmlより
https://w.atwiki.jp/mitowiki/pages/30.html
ウラン ウラン鉱石から抽出される放射性物質。かなり危険。 レア度:レジェンダリー レシピ ウラン鉱石3個 大釜状態 空 できる物 ウラン 1個 核廃棄物 15個
https://w.atwiki.jp/mitowiki/pages/31.html
プルトニウム ウランから生成できる人口放射性物質。かなり危険。 レア度 レジェンダリー レシピ ウラン3個 できる物 プルトニウム 1個 核廃棄物 15個
https://w.atwiki.jp/kankyoanzen/pages/32.html
https://w.atwiki.jp/kankyoanzen/pages/7.html
https://w.atwiki.jp/kankyoanzen/pages/5.html
https://w.atwiki.jp/radio_tan/pages/54.html
α壊変 α粒子を放出する壊変様式 質量数は4、原子番号は2減少する。 五十鈴「例外はあるけど、一般に質量数200以上の大きい原子核で起こるわ。例えば…」 七海「ラジウム226がα崩壊してラドン222になる例だね。α粒子は陽子2個、中性子2個からできているから、1回のα壊変では質量数は4、原子番号は2の減少になるね。」 五十鈴「α粒子の放出は『トンネル効果』によって起こるわ。」 七海「聞いたことあるけど…どんなやつだっけ?」 五十鈴「話すと長くなるし、多分試験にも詳しい話は出ないからいずれ解説するわ。」 五十鈴「放出されるα線のエネルギーは、いつも一緒。こういうのを『線スペクトル』というわ。」 β壊変 β-壊変、β+壊変、軌道電子捕獲(EC)の三種類がある。 β-壊変 五十鈴「β-壊変は中性子が陽子に比べてかなり多い核で起こる壊変よ。まあ、中性子のほうが多いと言っても、陽子が増えていくと反発力が大きくなって、それを核力によってつなぎとめようとするから、必然的に中性子は多くなるものなんだけどね。」 七海「中性子が多いと不安定なら、中性子を陽子にしちゃえば少しバランスが取れるね。この時、β線つまり電子と、反電子ニュートリノが出る…っと(カキカキ」 七海「中性子が陽子になるから、壊変の前後で質量数は変わらないけど、生成核は陽子が1個増えた分原子番号が1つ大きくなるね。」 五十鈴「もう1つ大事なのは、壊変のエネルギーはβ線とニュートリノの両方に分配されるけど、その割合はバラバラだってこと。均等に分けようね~ってせずにすーぐ争いで取り分を決めたがる奴らなのよ。」 七海「つまりβ線のエネルギーはいつも決まった値じゃないんだね。」 五十鈴「こういう場合は線スペクトルに対して『連続スペクトル』と呼ばれるわ。β線のスペクトルはおおよそこんな形よ。」 五十鈴「β線は、圧勝して壊変エネルギーの全てを持っていく時もあれば、運動エネルギーが0という瀕死の状態になる時もあるわ。『大☆勝☆利』って時、つまり壊変エネルギーと等しい時のβ線のエネルギーが『最大エネルギー』よ。これも核種によって違うわ。」 七海「最大エネルギーも覚えなきゃだめ…?」 五十鈴「試験では結構出題されるからね。特に主要なβ-核種の最大エネルギーは覚えておかなきゃダメよ。ちなみに、β線の"平均"エネルギーは、最大エネルギーの約3分の1よ。」 β+壊変 五十鈴「じゃあ七海、β+壊変は?」 七海「β+壊変は陽子が過剰な核で起こる壊変形式だよ。今度は陽子を中性子に変えてバランスを取ろうとするんだよね。」 七海「この壊変では原子番号が1つ減って、質量数は変わらなくて、陽電子と電子ニュートリノが出るね。」 五十鈴「陽電子っていうのは、電子と質量とかは同じなんだけど、マイナスじゃなくてプラスの電荷を持った電子のことよ。電子のドッペルゲンガーみたいなやつね。」 五十鈴「ちなみに、β-壊変で出る反電子ニュートリノと、β+壊変で出る電子ニュートリノも同じ関係にあって、特に"反なんちゃら"を『反粒子』っていうわ。陽電子は電子の反粒子よ。」 七海「電子と陽電子の二人が出会ったら…」 五十鈴「正反対の"自分"と接触することは禁忌であって、残念だけど二人とも消されてしまうのよ。」 七海「ねえ変な言い方しないでよ…なんか怖くなっちゃうじゃん…」ゾワワ 五十鈴「ごめんごめん、こういうのを『対消滅』って言うんだけど、そうすると511 keVのエネルギーの光子が正反対の方向に2本放射されるわ。この光子は『γ線』とみなされることが多いわね。」 七海「あれ?511 keVって…電子の静止エネルギーだったよね?」 五十鈴「そうね。電子が消滅したことで、電子の質量として存在していたエネルギーがそのまま光子のエネルギーになるのよ。陽電子についても然りね。」 軌道電子捕獲(EC)壊変 五十鈴「これは原子核、というか陽子が軌道電子をぱくっと食べちゃうのよ。"electron capture"の頭文字を取って、『EC壊変』とかって呼ぶことも多いわ。」 七海「プラスとマイナスで打ち消しあって中性子ができるんだね。」 五十鈴「陽子が中性子になる点ではβ+壊変と同じだから、電子捕獲でも質量数は変わらず原子番号は1減少するわ。」 五十鈴「あとこれも大事。電子捕獲は内側の軌道電子を捕獲するんだけど、そうすると内側の空席を埋めるために外側から電子が移動してくるの。」 五十鈴「外側の軌道ほどエネルギーが高いから、内側の軌道に来るとその分エネルギーが余るわね。余った分はX線として外に捨てちゃうのよ。これが『特性X線』よ。」 七海「ふーん… これのエネルギーはいつも違うの?」 五十鈴「物質の原子番号によっても違うし、同じ物質でも遷移前と後の軌道の違いによっても値は違ってくるわ。」 五十鈴「逆に言えば、各軌道のエネルギーは物質に固有だから、物質の種類と遷移前と後2つの軌道が決まればX線のエネルギーはいつも一緒、つまり『線スペクトル』よ。」 七海「じゃあその、特性X線のエネルギーは、遷移前の軌道のエネルギーと、遷移後の軌道のエネルギーの差だね。」 EX:特性X線のエネルギー E1:遷移後の軌道のエネルギー E2:遷移前の軌道のエネルギー 五十鈴「でね、特性X線が出るような場合で、たまにX線じゃなくて別の軌道電子が出てくることがあるのよ。これを『オージェ効果』と言って、出てくる電子は『オージェ電子』と呼ばれるわ。」 七海「何それー!どっちか片方にしてよ…」 五十鈴「どっちが放出されるかは確率的な話だけど、無論同じ原子から両方同時に出ることはないわ。こういうのは『競合過程』と言うのよ。」 七海「それはどっちの方が起きやすいの?」 五十鈴「原子番号が小さい原子ならオージェ電子、原子番号が大きければ特性X線が出やすいわ。電子の遷移のうちで特性X線が放出される割合は、『蛍光収率』とも言われるわね。」 七海「言い方を変えれば、原子番号が大きいほうが蛍光収率は大きいってことだね。で、オージェ電子のエネルギーも線スペクトル?」 五十鈴「そうだけど、電子ってのはあるエネルギーでもって軌道に束縛されていて、特性X線のエネルギーよりその束縛エネルギー分だけ小さくなるわ。」 γ線放出 原子核が励起状態から基底状態に戻る時に光子を放出する。 これがγ線である。 五十鈴「昔は『γ崩壊(壊変)』って言ってたみたいだけど、エネルギーの状態が変わるだけで別の原子に変わるわけじゃないから、『崩壊(壊変)』にはならないわね。」 七海「『励起状態』は余分なエネルギーを持った状態、『基底状態』は落ち着いた状態のことだね。」 五十鈴「これはアレね。ストレスが溜まった時にカラオケでも行って、発散するようなものよ。『ストレスが溜まった状態』=『励起状態』、『歌声』=『γ線』と思ってね。」 五十鈴「放出されるγ線のエネルギーは、原子核の励起状態のエネルギーと、基底状態のエネルギーの差よ。励起状態が持つエネルギーを表したものを『エネルギー準位』というのだけど、これは核種に固有だから、出てくるγ線エネルギーも同様に核種に固有よ。」 七海「人間で言う指紋みたいなものだね!」 五十鈴「ちなみに1回のカラオケじゃ物足りずまた何軒かカラオケ屋をハシゴすることもあるわ。」 七海「何回もγ線を出すってことね…」 五十鈴「ついでだから、『壊変図式』について説明しようかしら。」 五十鈴「これが壊変図式よ。」 五十鈴「これを見れば、その核種の壊変に関する情報が一目で分かるわ。」 五十鈴「さあ七海、ここから読み取れることは?」 七海「まず、半減期12.7時間の銅64は、39 %がβ-壊変して安定な亜鉛64に、残りの61 %はβ+壊変かEC壊変をして安定なニッケル64になるってこと。」 七海「その61 %のうち、約60.5 %は基底状態に壊変するけど、残りの0.47 %は励起状態に壊変して…」 七海「1346 keVのγ線を放出して、安定なニッケル64になるってことだね。」 五十鈴「うん、バッチリね!ちなみに銅64のようなβ-、β+、ECすべてのβ壊変をする核種は結構レアよ。SSRはあるわね。」 五十鈴「あと言い忘れたけど、壊変図式では原子番号が増加する壊変は右向き、減少する壊変では左向きの矢印で書くわ。α壊変でもβ+、EC壊変と同様親核種の左に書くことになるわね。」 五十鈴「さて、もう1つ壊変図式を見てみましょうか。」 七海「コバルト60だー、これも重要な核種だね。」 五十鈴「半減期とγ線エネルギーぐらいは覚えておきなさいね。で、これがさっき言ったカラオケ屋をハシゴするパターンよ。」 七海「ほとんどは一旦2506 keVのエネルギー準位にβ-壊変したあと、1度は1173 keVのγ線を出すけど、まだ1333 keVの励起状態だから、残りをまたγ線として出すんだね。」 五十鈴「コバルト60のγ線とは言うけど、厳密にはニッケル60の励起状態から出るγ線ね。」 五十鈴「励起状態からのγ線放出は10-13~10-16秒なんていう一瞬で起こるから、複数本のγ線が出る場合でもほぼ同時に放出されると考えていいわ。」 五十鈴「だけど例外はあってね…これを見て頂戴。」 七海「セシウム137だね。」 五十鈴「2011年の原発事故以降有名になってしまったコイツだけど、励起準位の右側を見て欲しいわ。」 七海「"2.552 m"… これって半減期?」 五十鈴「そうよ。こいつはγ線放出に普通と比べえらく時間がかかるの。こういう励起状態の寿命が長い核を『核異性体』と言うわ。」 五十鈴「こいつら核異性体はγ線を出して基底状態に行くわけなんだけど、これは特別に『核異性体転移(isomeric transition, IT)』と呼ばれるわ。」 七海「でもお姉ちゃん、壊変図式には『IT 100 %』って書いてあるけど、γ線の放出割合は『85.1%』しかないよ?」 五十鈴「それは『内部転換』のせいね。γ線が放出される場合では、たまにγ線じゃなくて軌道電子が出てくることがあるのよ。」 七海「また特性X線とオージェ電子みたいな話出てきた…」 五十鈴「それと同じで、γ線放出と内部転換は競合過程よ。」 五十鈴「それから内部転換電子も、γ線として出るはずだったエネルギーを受け取って出てくるからエネルギーは線スペクトルだけど、γ線エネルギーと等しくはならないわ。」 七海「オージェ電子のときみたく、電子の束縛エネルギー分だけ小さくなる?」 五十鈴「ご名答。」 Ee:内部転換電子のエネルギー Eγ:(放出されるはずだった)ガンマ線のエネルギー Eb:軌道電子の束縛エネルギー 五十鈴「あと、内部転換電子の放出数neとγ線の放出数nγの比を『内部転換係数』と言って、"α"で表すわ。」 五十鈴「内部転換も、競合過程よ。つまり1回の壊変ではγ線放出か内部転換どちらかしか起こらないわ。」 五十鈴「あと、核種の原子番号が大きいほど起こりやすいことと、外側より内側の軌道電子ほど放出されやすいことも覚えておいてね。」 七海「内側の軌道電子が放出されるってことは、その後に特性X線が放出されるよね?オージェ電子かもしれないけど…」 五十鈴「よく気付いたわね。競合に次ぐ競合でややこしいけど、その辺の話も試験では頻出よ。」 自発核分裂 七海「核分裂っていうのは原子力発電で使うやつだね。」 五十鈴「そうね。アレはウラン235に中性子を当てることで分裂させるんだけど、何も当てなくても勝手に核分裂する奴がたまにいるのよ。カリホルニウム252(252Cf)がその代表よ。」 七海「その人は原子核が大きくなりすぎて、もういっそのこと割れちゃったほうが安定になるってことだね?」 五十鈴「そんな感じ。まあ実際、α壊変のほうが主要ではあるんだけどね。252Cfの自発核分裂の割合は大体3 %。ちょうどクラスに1人いるぐらいの確率よ。小学校の時そういう男子いなかった?」 七海「いないよ!どこの世界に勝手に割れる人がいるの!」 五十鈴「やあねえ、割れる人なんて言うつもりはないわよ。やたら騒ぐ奴のことを例えて言っただけよ。ちなみに238Uや240Puなんかも確率は小さいけど自発核分裂するわ。」 五十鈴「自発核分裂でも中性子が出るから、カリホルニウム252は中性子源として使われるわ。」