約 19,729 件
https://w.atwiki.jp/sfcall/pages/1260.html
前のゲーム | 次のゲーム クリア条件:EDを見る(シナリオ、勢力、難易度は問わない) 開始時間:2017/10/15(日) 14 13 42.42 終了時間:2017/10/15(日) 16 49 04.62 参加人数:1 光栄の名作SLG「提督の決断」の続編。 時間経過(ターン進行)が前作よりも速くなり、スピーディーになった。 シナリオが9個あり、3個がキャンペーンシナリオ、残り6個がショートシナリオとなっている 毎月、会議という名目のカードバトルが発生し うまく立ち回ることで軍事予算を多く獲得できる。 日本軍のくせに連合軍の兵力を上回ることも可能であるが 後半シナリオは性能の差でも負けているためやはり日本軍不利である。 また、金にばかり目がくらんで強引な政策ばかりしていると 同盟軍に嫌われたり援軍を渋られたりすることにもなるので注意。 1主 前作から引き続き。 真珠湾攻撃を選択して、3日で終了。 無事任務を果たしたところでEDを迎えました。
https://w.atwiki.jp/kancolle_ero/pages/138.html
「提督にお知らせがあるみたい・・・」 戦果報告書を提督に提出、先日の南方海域出撃の最終報告書が出来上がったみたい 「おう、ありがとな・・・まぁ、こんなもんだよな、うちは・・・最深部まで行った連中はどんだけ資源ため込んでやがるんだ」 私たちの鎮守府の戦果は通称第三海域を突破したところで終了・・・全体の半分ほどといったところかしら 資源にそれほど余裕のあるわけではない中にしてはなかなかの成績と言えなくもないわね 「しばらくはお休みかしら・・・?」 「そうだなぁ、ボーキサイト以外は見事に消し飛んでるな。(燃料5、弾薬10、鋼材20、ボーキ15000位)海上護衛なんかは欠かさずとして出撃は控える感じだなぁ」 「それに、皆繰り返し出撃してくれたからな。数日はゆっくり休んでもらおうと思ってるんだ」 「わかりました、休暇の旨は伝えておきますね」 「頼む・・・はぁ、しっかしなんだな、こう、書類とにらめっこしていろいろ指示飛ばすのも結構疲れるもんだなぁ・・・」 「珍しく険しい顔をされていましたものね・・・かなり疲れがたまっているのかも・・・?」 眉間をほぐしたり伸びをする提督に声をかける。じっと待っているというのも疲れがたまるものだものね 私たちは実際に動いて消耗は確かにするのだけれど、実は夜戦でも思いっきり砲撃をしたりして少し楽しかったりも・・・ 「提督・・・よかったらマッサージをいたしましょうか・・・?」 「お、マジで?いいの?頼むわー身体バッキバキでなー」 言うが早いか仮眠用のベッドに上着を脱いで寝ころがる提督に苦笑しつつも近寄り 「では失礼いたします・・・ん・・・確かに凝り固まっているわね・・・」 背中に跨りゆっくりと提督の身体に触っていく・・・広い背中・・・この背中が、私たちを背負ってくれているのね・・・ 「扶桑、どうした?」 「あ、いえ・・・少しぼうっとしていました・・・続けますね・・・?」 ・・・ずっと見ていては不審がられてしまうわね、今はねぎらってあげないと 「おぁ~・・・気持ちいい・・・」 「そうですか・・・?ふふ、よかった・・・次は前から失礼しますね・・・?」 よかった、喜んでくれているみたい。鳳翔さんに教わった甲斐があったというものね 「お、おう・・・よろしく頼む」 「はい・・・(ゆっさ)ん(ゆっさ)、どうですか(ぐいぐい)・・・?」 「お、おお・・・これは、すごいな・・・」 「・・・?提督・・・さっきからずっと私を見ていますけど、どうかしましたか・・・(ゆっさゆっさ)?」 「え、あ、あぁ、うん、いや、なんでもない、なんでもないぞ・・・?」 提督の視線を追ってみると、そこにあったのは私の胸で・・・つまり・・・その・・・ 「・・・ずっと見てたんですか?」 「いや、その・・・目の前でゆっさゆっさしてたら目がいっちゃうのは男として当たり前であるというかなんというかだな・・・」 た、確かに提督は立派な男性だものね・・・私の考えが少し足りなかっ─── 「あぁもう、扶桑!」 「は、はいっ!?」 急に腕をつかまれてしまったわ・・・ど、どうしたのかしら・・・? 「お前のおっぱいを吸わせてくれぇー!(エコー付き)」 「・・・は・・・はい・・・?えぇと、急に・・・でも、そんな」 「頼む、頼むよ!目の前であんなにバインバインしてたら我慢できないって!お願いちょっとだけ、ちょっとだけでいいから!」 私の下から抜け出して土下座をしながら頼まれてしまったわ・・・ 「て、提督・・・?その、提督としての矜持というか、そういうものは」 「お前のおっぱいが吸えるならそんなもん地面にたたきつけてやるっ!(クワッ」 「そ、そんなに吸いたいの?」 ぷ、プライドってそんなに簡単に捨てられてしまうものなのかしら・・・!? 「そんなに!吸いたいの!吸うったら吸いたいんじゃー!」(ごろごろ) 駄々までこねて・・・こんな提督初めてみたわ 「あぁ、そんなにしたらカーペットまで・・・吸ったら、おとなしくなってくれますか・・・?」 「うん、する!めっちゃする!」 「わ、わかりました・・・なら、すこしだけ・・・ですよ?」 「ありがとう!」 「きゃっ!?あ、あの、提督・・・?」 急に抱きしめられてびっくりしたわ・・・でも、提督がとても嬉しそう その、言ってることはとても変態さんなのだけれど、どうしてかしら怒れないというか、抱きしめられたらドキドキしてしまうわ・・・ 提督の腕の中は広くて、私がすっぽりと包まれてしまって・・・ぎゅうっと力強く引かれて、こんなにもこの人に触れて ゆっくり頭まで撫でられて・・・温かい提督の指が、私の髪を梳いて背中もなでて・・・ 「ん・・・てい、とく・・・」 さっきまで駄々をこねていたのに急に男の人然とふるまうのはなんだかずるいわ・・・ 「さっきはその、取り乱してごめん。でもほんとに、したいんだ。誰にでも言うわけじゃない、お前だから、頼む」 ずるい、本当にずるいわ・・・そんなふうに言われたらもう逃げられないわ・・・ 「わかり、ました・・・その、やさしく、して、くださいね・・・?」 「努力する」 私の目をしっかりと見て返事を返すと提督は私の服をはだけていって 「ん・・・ぁっ」 露わになった胸に吸い付いてきた 「ん・・・ちゅ、はむ、ちゅっちゅ」 「んゃ、は、ぁう・・・ん、んふっ」 何度も吸い付いてくる提督 力加減、吸い方を変えて、時にはなめたり、甘噛みしてきたり・・・ 「あ、やぁ・・・そんな、一緒に触って、ふぁあ・・・!」 「あ、あ、だめ、そんなに吸ってもおっぱいはでなくて、んぁ、ひゃ、あぁあっ」 「ん、んぅ・・・はぁ、あ、あっぁ・・・ん、ん・・・!」 あぁ、だめ・・・こんなに激しくなんて言ってないのに・・・でも、でも・・・ 「あ、はぁ、あふっ、ん・・・あ、や、あ、あああ・・・あ・・・!」 必死で吸い付く提督がなんだかかわいくみえて・・・なんだか、赤ちゃんみたい・・・ 「ん・・・あ、あ、んっ、はぁ・・・」 「提督・・・、そんなにあわてなくても私は逃げませんよ?落ち着いて、ゆっくり・・・ね?」 提督の頭を抱きしめて頭を撫でてみると、少しだけ動きを落として、まるで、甘えるように 「ん、ん・・・はぁ、あ、ん・・・ふふ」 片方を唾液でべとべとにされたかと思えばもう片方も、ちゅうちゅうと吸われて甘いしびれに満たされる 「はぁ、あ、あぁあ・・・、んく、ひあ、ぁ・・・!」 どれくらい経ったかしら・・・でも・・・かわいいし、もう少し続けてもいいかしら・・・ ぼんやりとそう思っていると急にぽすん、とベッドに倒されて 「はぁ、それ、は・・・あ、あぁ、あ・・・!」 私に覆いかぶさるように倒れてきた彼は、私の胸の谷間に顔を埋めるようにしながら舌を這わせ、両手で揉み始めた 「ん、あ、ぁ、あ・・・はぁあ・・・!」 最初はゆっくり、徐々に大きく、大胆に形が変わるくらい弄ばれ始めた 私はもう提督に求められるのがすっかり嬉しくなっていて、されるがままに快感を享受していた 「ん、はぁ、う・・・私のおっぱい、そんなに好きですか・・・?」 「うん、ずっと触っていたいな・・・」 「はぁ、ん・・・もう・・・ぁ、しかた、ないですね・・・んっ」 言いながら片手を胸から外し、身体中を撫でまわしていく提督 「あ、あぁ、そこ・・・は、ひゃあう!?」 いつしか下腹部・・・さらにその先の秘所にまで手を伸ばされていて 「扶桑、もっと、気持ちよくしてあげるよ」 「あ、あぁ、あ、あ、あぁーっ!あ、ひぁ、あ・・・あっ」 部屋のなかはくちゅくちゅと、私が愛撫されている音と、提督が私の胸をちゅぱちゅぱと吸う音だけが響いて・・・ 「あ、あぁ、あ、ていとく、わたし、も・・・う・・・あ、ああ、ああああああああああぁーーーっ!!」 あたまが、まっしろ、に・・・ 「はぁ、はぁ・・・あ・・・う・・・?」 私は、その・・・達してしまったのね・・・?身体がいうことを聞かなくて、ずっとぼんやり、ふるふると気持ち良くて 「ふぁ、ていとく・・・?あ、んぅ」 いつの間にか胸から顔を上げていた提督に抱きしめられて・・・ 「入れるよ」 ずちゅ 「ふあ・・・!?あ、あぁあっ!」 痛、熱・・・なにか、私の、中に・・・これってまさか、その・・・ 「あぁ、扶桑、扶桑・・・!」 「あっ、やぁっ!提督、これは、あ、やぁぁっ!?」 「とめられない、ほしい、扶桑が全部ほしい!だから、奥まで、全部!」 「うぅっ!?あ、はう、あ、あああぁっ!」 ぐりぐりと、提督の分身が私の奥まで入って、きて・・・ 「あぅ、ていとく、ふあ、あ、あああ!」 「扶桑、扶桑、ふそう・・・!」 ずっずっ、と何度も激しく私の中をかき混ぜる提督・・・そんな激しい行為にも私の身体は慣れていって 「あ、あぅっ、て、ていとく、は、はげし、やぁあ・・・!」 「あ、はぁ、そんな、そこばっかりぐりぐり、ひあ、だめ、あっ、あ、あ・・・!ふやぁ、あつ、あついの・・・!」 「はぁ、はぁ、もう、でる、だすよ!ふそう!」 「あ、あ、あっあぁっ!でるって、や、あ、あ、あああああああああっ!」 ドクン、と一際私の中で大きくなってから、びくびくと震える提督 私の一番奥にびゅっ、びゅっと流れ込んできて・・・ 「は、あ、やぅ・・・私の、なか、に・・・あ、はぁあああぁ・・・!」 「あ、あの・・・提督・・・いまのは、その」 「ごめん、我慢できなかった・・・よっ」 「んあ!?あ、やぁあ・・・!?あ、あ、ひぁあっ」 「ごめん、一回じゃ、終われ、ないから・・・っ」 私の中の提督は硬さを維持したまま私を攻め始めた 「ん、はぁ、あ、んっ!ん、んん、んむ、ぷは、あむ、ちゅ、ん、んんんっ!」 「はぁ、ふそう、ふそう・・・!」 「はぁ、あ、なんだか、さっきより、んく、う・・・!」 「この角度がいいのかな?」 「ふああ!?あ、ひ、あ、あああっ!あ、あぅ、ひああ・・・!」 「うぁ、あ、あ、なに、わたし、なにか、きて、あ、あ、あぁあ・・・!」 「う、やば、またもう、でるっ!」 「「あああああああっ!」」 「ふあ、あ、また、なにか、びくびくって・・・」 「はぁ、はぁ・・・ふう、う・・・」 「はぁ、はぁ、ていとく・・・ん・・・」 チュンチュン 「う・・・?あ・・・さ・・・?」 あら・・・?確かさっきまでお昼だったはずなのに・・・? 「扶桑、おはよう」すりすり 「提督・・・おはようございます」 私たちどうして裸で抱き合って・・・あぁ、そういえば、私たちは一線をこえて・・・ 「ごめんな、痛かったろ・・・?次はもっとやさしく気持ちよくしてあげるからなー」 「はい・・・あの」 「うん?」 「次はもうちょっとムードを出してお願いします・・・。あれではなし崩しに抱かれた感じがして・・・」 「わかった、善処する」 「姉様ー!?昨日はどこにいってらしたのですかー?朝見たら部屋の中にいなくぁwせdrftgyふじこぉ!?」
https://w.atwiki.jp/kancolle_ero/pages/185.html
「提督は真面目で重たい傾向の女の子は苦手と伺いました。事実ですか?」 「はい事実です。だから基本的にお前ら艦娘は全員キライです」 カッコつけて足を組み、長駆に金髪をツンツンと立てた若い男の容赦のない回答に、黒髪の美しい娘は両手で持った極上チーズバーガーを食べる手を止めて目を見開いた。 「だって『軍隊』『幽霊』『戦艦』三役揃ってんだもん。自分たちより重たい女の子いると思う?」 さほど大きくもないファーストフード店内。二人の間の安っぽいテーブルに載せられたトレイの片方には、紙包みがきちんと畳まれて重ねられている。その量、四枚。 「そ…それは嘘です!でなければ『陸に上がってみたい』という榛名の願いを即座に叶えてくれたりするはずがありません!」 「しかも結構いい服を買ってやったり、なぜか気にいったファーストフードを食わせてやったりな。ところで食いながら怒鳴るなよ行儀悪い」 オレもサボりたかったからだ、という本音は決して言わない。 さほどの高級店ではなかったとはいえ、サラシ着用が常態の彼女に下着から何から全て揃えたため『女性下着は意外と高い』ということを知った提督のサイフの中身はだいたい中破といったところだった。 「ま、それは冗談だけど。それにだいたい上からの報奨金も運営費もお前らの金であって、オレが受け取る筋合いのもんじゃねーし。だから機会があれば、遠慮無く甘えろよ」 貧乏時代が長かったにしては金銭には執着がない。『ケチなヤンキー格好悪い』という美学もあり、その点、無駄に大物であった。 それに道行く人の多くが振り返るほどに美しくなった女子を連れて歩くのは、男として当然悪い気はしない。 「はい、ありがとうございます!榛名は今、とても幸せですv」 笑顔でふたたびもくもくと食べ始める榛名。ハートマークの飛び出しそうなその表情は、提督の見立てで大人風にピシっとキメた服装とのギャップが激しい。 「しかしいきなり飛び出してきちまったが、今日の指揮は…」 「金剛姉さまが喜んで引き受けてくれました」 「あそ。…しかし、報告書も結構溜まってて…」 「霧島が全部片付けてくれるそうです」 「でもいきなりオレがいなくなったらさすがに他の奴らに不審に思われ」 「そこも大丈夫です。比叡姉さまが青葉と一緒に『司令はお腹が大破してトイレに入渠32時間コース!』と言いふらしてくれるそうですから」 「格好悪ッ!しかも無駄に長い!!」 カンペキです、とぴっと親指を立てる榛名。 「…ホント、金剛型のバックアップは完全だな。もうあれじゃん、お前ら四人揃ったことだし、明日オレが辞めても誰も困らないんじゃね?」 「そんな勝手は、榛名が許しません」 追加の補給物資にぱくりつきつつ、軽いジト目で榛名が答えた。提督は苦笑いしながら目を逸し、右手の新しい指輪をなんとなく眺める。 ――本物の戦艦、『榛名』の鉄で作られたという装身具。 先の大戦で轟沈していない艦娘は、国の奴らが大枚を叩いてこの平成の世から素材を探し出しこのようなカタチに『建造』して持ってくる。 国も艦娘たちも「何か」を期待して協力してくれるのだろうが、この提督には自分の何がどう必要とされているのか未だにピンと来ていない。 「あの――もうひとつだけ、頼んできても良いでしょうか?」 「…ハラ壊すんじゃねーぞ」 「ありがとうございます!提督はやさしいですね!」 ――その純真無垢100%の笑顔が、どうもキライなんだよな。 信用されたり期待されたり、そういうのがそもそも自分には向いていないのかもしれなかった。 「ごちそうさまでした~」 「うむ。さて、学生みたいなサボリはそろそろ終わりの時間だ。食い終わったら鎮守府に帰んぞ」 「え……あ、…はい……」 オレたちには立場があるからな。腕時計を見ながらそう言って立ち上がった提督を、榛名は名残惜しく座ったまま寂しげな表情で見上げる。 「で。こっからは大人のサボリタイムだ」 翻って確信犯的な笑みを浮かべた提督のその表情に、榛名は一瞬虚を付かれる。 「――当然、付き合ってくれんだろうな?榛名は」 「あ――」 目をぱちぱちと瞬かせて。 「は、はい!は、榛名でよろしければ、どこまでもお相手致します!」 言葉の意味をようやく理解し、店内中に響く声、期待に満ちた表情で、即座に榛名は立ち上がった。 ――まぁ、面白い奴らではあるのは間違いないんだけどな。 懸命に、置いていかれまいとするかのように彼の腕に両手で縋った榛名の勢いに、提督は苦笑しながらそう思った。 *** 「はい、おひとつどうぞ。提督」 「おっとっと。――ふふふ、たまんねーなコレは」 頭上には、快晴の平日午後三時過ぎの夏の空。 隣には白のタオル一枚で裸体を覆った美女――満面の笑顔で銘酒の徳利を構える榛名。 手元にはキラキラの光に満ちた盃。 しなった金髪の上には湯気の立つ手ぬぐい。ハダカのカラダは心地よいお湯のなか。 横須賀鎮守府は居住棟・執務棟のほか、なぜか純和風の『湯屋』が別棟で用意されている。 ケガした艦娘などはしばらくここで休むと治って帰ってくるという、提督にとって謎多き施設である。 「男湯」「女湯」が用意されてはいるが、男湯側の室内三槽と露天一据えは事実上完全に提督の専用であった(なおトイレも同様である)。 「『仕事中』、『昼風呂』、『美人秘書』、『高級酒』!これこそオトナの極上サボリって奴だな」 「ふふ、美人秘書だなんて榛名にはもったいないお言葉です。…はい、どうぞ」 一回やってみたかったと上機嫌の提督に加え、それよりもなお嬉しそうな笑顔を浮かべる榛名。 「楽しいですねぇ~」 「だねぇ、ちょっとオッサンぽいけど。…しかし、あれだけ食べて全く崩れないボディラインは凄いよな。やっぱ毎日腹筋とかしてんの?」 提督の手が、抱き寄せる形でタオル越しに榛名の腹部に触れる。 「ふふ。軍事機密です。金剛姉さまは私の三倍は食べますよ」 榛名は特に嫌がることもなく、提督の手に身を任せる。 胸元まで沈んだ榛名の喫水線の下は、バスタオルなどではない薄手の白手拭い一枚。 隠し切れない横乳を惜しげもなく晒しつつ、柔肌にぴったりと張り付いてそのボディラインは無論のこと、凝視すれば薄布越しに透けた胸先の色も形も確認できそうな大胆な艤装である。 当然、背中と下半身に至っては、ほぼ隠せていない。 「さすが。…榛名も一杯、付き合えよ」 「あ、ありがとうございます。いただきます」 猪口を提督から受け取り、きゅっと喉に流し込んだ榛名は、満足気にはふーと溜息をついた。 「美味しいです。こういう場所でいただくのは、特に」 「だろう。一人じゃ勿体ない」 飲める奴来て嬉しいわ―、他の奴ら弱すぎるしーとご満悦の提督の姿に、榛名はなぜか言いようのない安心感を覚えていた。 「…守るも攻むるも黒鉄の、浮かべる城ぞ頼みなる…」 「…浮かべるその城日の本の、ミクニのヨモを守るべし――か」 思わず口をついて出ていた歌を、提督の声が追った。榛名は驚き、提督を見る。 「ご存知で…」 「パチスロ良く行くからね。なんつって」 いつまでも無知なチンピラだと思うなよ、と何故かため息混じりに答える提督。 「ったく。お前らのおかげで余計な知識ばっかり増える。アホみてぇに大量の犠牲の上に成り立った時代、もう前みたいになにも考えず笑って生きられる気がしないぜ――ホント、重たい奴ら」 「提督は、根がとっても真面目で優しいのですね」 「それはないね」 提督の口から、再びのため息が思わず漏れた。 二人で肩を並べ、しばらく無言で空を流れる雲を眺める。 「天気良いな」 「…はい」 雲を眺める。 「…あの」 「ん?」 「…えぇっと…いえ、その…」 湯を見つめたまま、真っ赤な顔で榛名はもじもじと続ける。 「…て、提督は…あ、あちらの経験が大変豊富な方であると、伺っていますが…」 「…あ…そ。まぁね、結局お前らにも手ぇ出しちゃってるしね」 あんまこっちからは誘ってないつもりなんだけどなー、と呟く声が空に消える。 「…き…今日、この先その方面へ行かれても、榛名は構わないのですけどー……………………………さ、されないの……ですか…?」 後半が震え消え去りそうな小声になりつつも質問をなんとか言い切って、恥じらいつつもちらりと提督を伺い見る榛名。 「あー…いや、行きたいよ。うん。ていうか、行く」 視線を空に向けたまま、提督は甘やかな勇気に応えた。 「でももう少し、榛名とこのどきどきする感じを味わっていたい気もしてる。…悪いことをしてっかな」 「…いいえ。安心しました。そうですね、榛名もすごくどきどきしています。会敵前のような…でも、気持ちの良いどきどきです」 「ふうん。…どれどれ」 提督の手が、鼓動を確かめるように腹部から胸元に到達した。思わず息をのむ榛名の鼓動が、更に高まる。 「本当だ。お前らでも緊張とかするんだな」 そのまま流れるように躊躇なく動いたその手により、身体に巻かれた布がゆっくりと解かれ、湯中に榛名の健康的な裸体が露わになる。 「さてと。それじゃ――」 「あの…お酒…もう一口、頂いてもよろしいですか…?」 「イケるクチだね」 そう言いながら裸の提督は自ら杯を空けると、ゆっくりと同じく全裸の秘書艦に唇を合わせた。 「…ん……ふ……」 受け入れた唇と、細い喉があえぐように蠕動する。 口元から溢れた一滴が、上気した榛名の顔を伝って湯に落ちた。 「そんじゃ次、行こうか」 「…はい。全力で、お相手させていただきます!」 コトの予感に火照って蕩けた女のそれではなく、例えるなら信頼し尊敬する師匠からの稽古を待つ弟子のような、栗色の大きく純粋な瞳が自分を見つめている。 ――手強いかもなー、という思いがちらりと提督の脳裏をかすめた。 *** 「気持ち良いぜ――上手いな、榛名」 「あ、ありがとうございます…」 全裸で胸を揺らしながら励む榛名の、正面には提督の背中。 ――まさか背を流すだけだったなんて。 想像と違ってはいたがとりあえず手に持った手拭いで丁寧にこなすあたり、姉と同じく根は生真面目である。 「嫁が欲しいと思ったことはないけど。毎日こんな感じなら全然悪くないな。――良かったらオレと結婚しないか?榛名」 「は……けっ……?」 驚いた顔のまま固まった彼女に、提督は背を向けたままにやにやと追い討ちをかける。 「んー?いつもの『ハイ、ハルナデイイナラ!』はどうしたんだ?」 「…も、もう!いきなり!重たいのはどっちですか!」 「ってぇ!」 許しがたいクオリティの自分の声真似に、やっとからかわれたと気付いた榛名の平手打ちが、提督の背にくっきりと紅葉を描いた。 「さてじゃあオレの番だ。おっと手がすべった」 石鹸の泡のついた手拭いが、石造りの床にぺたんと座らせた榛名の胸を背後からふにふにともみ滑る。 「あの、提督?前は……」 「遠慮すんなよ。オレが好きでやらせて貰うんだから。…結構デカイね。意外」 ふにふに。 「はぁ。……提督は、女性の胸が、お好きなんですか…?」 もみもみ。 「まぁ胸にもいろいろあるからな。サイズ・色・形のマッチした、好みのおっぱいに出会えたら男はみんな幸せだぜ」 ぬるぬる。 「は、榛名のは、如何でしょうか……?」 「ん、合格です。…この辺かな?」 マシュマロのような絶妙な柔らかさのなかに、こりこりと抵抗を始めた乳首の手触りを発見した提督は、そこを重点的に優しく摺り始める。 「……っ……~~~!」 さらさらと、胸の感じやすいところを中心に円を描くような手拭いの動き。それを通して感じる、提督の熱。 顔を赤くして息を荒げ始めた榛名に気を良くした提督は、直にぬるぬるの指でツンと色づいた榛名の両方のそれを摘んだ。 「んぁ、はぁん、そ、そんな、直接……ッ!?」 「綺麗にしてやるよ」 そのままこりこりと、榛名の胸先を摺りあげる提督。 「そこは、感じちゃいます……!ぴりぴりって、あ……ッ!」 びくんびくんと悶え始めた榛名の背を抑えこむように、身体を密着させて更に榛名の胸をいじる。 しかし無意識に提督の泡まみれの手に自分の手を載せつつも、榛名は抗おうとはしなかった。 「じゃあそろそろ、こっちも洗ってやろうかな」 背後からふとももの間へ伸ばした提督の右手がそこへ到達した瞬間、びくりと榛名の身体が大きく震えた。 「…そ、そこは…」 「ん…もう熱いな?榛名」 「…い…言わないで、ください…ッ!」 左指で胸を責めつつ、提督の右指が榛名の陰、肉芽と入り口を確かめるようにゆっくりなぞり始めると、榛名は高く鳴いて天を仰いだ。 *** 「人間と全く同じところで感じるのが、面白いよな…お前ら子供とか出来るの?」 「…はぁ…あん…し…りませっ……!!」 提督の指は榛名の秘肉の間を滑らせつつ、ぬるぬるに溢れた入り口に浅く挿し、引き抜いては肉芽に愛液を擦り付けた。 強すぎる快楽に榛名をびくびくと震わせたのち、やがて再び秘肉の谷間を撫でつつ、提督の指は入り口に戻る。 その動作を何度も繰り返すと、やがて榛名は大きく身体を震わせ、首を左右に振りつつぎゅっと提督の腕を掴んだ。 「……うぁ…っ、くうぁぁぁ…ていとくぅ……っ!そ、それ……だめ……あはぁぁぁ…っ…」 「…いいね。やっと、お前の本気の声が聞けたような気がする。…こっち向いてよ」 しびれるような腰からの快楽に全身を震わせながらも提督の声に従った榛名に、提督は上から唇を合わせた。 舌を侵入させ榛名の甘い口腔を味わいつつも、提督の二本の指が、榛名の膣中に本格的に進入する。 じゅぷ、じゅぷ、と卑猥な水音が、上と下の二箇所から露天の構内に響き渡った。 「~~~~!」 声にならない甘い悲鳴が、外へ漏れ出せず提督の口中に伝わる。しかし提督は容赦せず唇を捕らえたまま、内部、腹側のざらざらした部分を絶妙な力で掻き撫でる。 「んふぅ、あふ……ふ、ふぁふ、いふぅぅぅぅぅぅ…ッ!!!……ふあぁっ!くぅぅ、ふ……ぅッ!!」 二度、三度。あまりに感じやすい場所への集中攻撃に、口を塞がれたまま絶頂の快楽を数回ぶん迎えた榛名はようやくキスから開放されると、背後にくたりと仰け反り倒れた。 「はぁ――、は、ふぁぁぁ――……はぁ……はぁ……」 石床に背を預け、天に胸を晒し、眩しい空を見ながら呼吸を求めてただ、喘ぐ。 やがて提督に震える素脚を大きく開かされ、充血してひくひくとだらしなく熱いものを溢れさせるふしだらな自分の性器を晒されても、抵抗する余裕もなく―― むしろ自ら積極的に脚を開き、腰を持ち上げている素振りの自分の身体に、榛名は驚きを覚えてさえいた。 「悪い、ちょっとだけ虐めてみたくなって。でも――そんなになってもおまえは美人だな、榛名。太陽の下でここまで見れる女は、なかなか居ないぜ」 「んうぅ……」 抗議に眉を潜めて見せるも、反抗が言葉にならない。 「答えは要らない」 軽く笑った提督が、今度は優しく唇を合わせてくれた。 やがて震える自分の脚の間から、熱くて、硬くて、例えようもないほど心地よいものが、下腹の中へと侵入してくる。 「うあぁぁぁッ……!提督、て…いとく……ッ!!」 最奥にこつんと辿り着いた後、ゆっくりと引き抜かれる。繰り返されるたび、眼の奥がちかちかするような、甘すぎる刺激。 「んぅぅ…は、はぁん……」 浮かせた腰が、更に快楽を求めて勝手にくねりだす。提督のリズムとひとつになる、自分のリズム。 結びついている場所から伝わる熱が、精神を容赦なく突き上げる快楽が、提督の微かな呻きが、自分に悲鳴を上げさせて、『何か』が体の奥から迫ってきて、そして―― ――榛名は初めて、心の底から肉欲に溺れた。 *** 「…本当に。今日は綺麗な空ですね…」 激戦に荒れた息を整え、身体を清めた後。 湯に浸かったままおおらかに身体を伸ばした提督に、榛名は身を重ねるように裸身の背を預けていた。 岩造りの露天の湯殿、情熱の残る相手の体温が、眼に鮮やかな青空と白雲とが、心地よい。 「…こうしていると、やっぱり思い出してしまいます」 「へぇ…何を?昔の彼氏?」 憎まれ口も、この余裕も、もはや心から愛おしい。 一瞬でも、確かにすべてを忘れさせてくれた人。――しかし。 「――最後のお仕事を」 細身だが美しい脚を水中に伸ばし、蒼穹を見上げた彼女は、呟くようにそう言った。 「…あー。榛名は近海に係留されての、対空戦闘か」 「はい。将も兵も、皆が一丸となっての戦いでした」 遠い日を思い出すように、目を細める榛名。 「それはそうですよね。私たちのすぐ背後にあったのは、彼らの愛する人たちが住む故国。ここを越えられたら、もう後がない。勝利を信じて死ぬ贅沢は、与えられなかった」 「……」 「誰も彼もが、大切な者を守るためと必死でした。やがて被弾して浸水し、浅瀬に着底してまでも、動ける砲はなお攻撃を続けていたんですよ」 ――それでも結局、護れませんでしたけどね。 そう呟いた榛名を、提督の両腕が背後からぎゅっと抱きしめた。 「…それなのか。四姉妹で一人だけ、なんか表情が少ないと思ってた。――お前は他の奴より長く、ヤな思いをしてきたんだな」 「そんなにも気にかけていただけていたんですね。本当にお優しい…ですがどうぞお気遣いなく。――榛名は、大丈夫ですから」 そっと自分を包む腕に触れる。 不器用な優しさが、この上なく暖かく、嬉しくて――もう少しだけ、言葉が欲しくなる。 「すみません、艦娘の昔話は本当に真面目で重たくて。結局、不愉快な思いをさせていますね?」 「あーまぁな。そういうのホントにキライなんだわ。性格上」 背後の提督の軽い身じろぎに、ちゃぷん、と湯が響く。腕を頭に組んだらしい。 「――でも今日は意外と榛名のいろんなカオが見れて、結構仲良くやってけるかもと思えて嬉しかった。結局また戦わせてゴメンだけどな…これからも、よろしく」 期待以上の言葉に、思わず頬が緩む。 「全部終わったら、今度は皆でラーメンでも食いに行こうぜ。旨い所知ってんだ」 こんなにも自分に正直で素直で可愛い人が、私たちの、司令官。 戦争には、負けた。 完膚なきまでに。 目と鼻の先の本土に超大型爆弾が投下されたあの日、目の奥に焼き付けられた絶望は、決して忘れられるものではない。 しかし――それでも、この国は屈せず立ち上がった。 かつての人々の優しさと強さを備えた心根がまだ生きているということは、このひとを見ればそれだけでよく理解できる。 そしていまふたたび私は、大好きな姉妹艦や仲間たちと共に、またこの背に守るべき温かく大切なものを感じられている。――それはきっと、この上もなく――。 「…、とっても美味しかったですね」 「え?」 「いえ、なんでもないです。…提督」 榛名は湯を揺らしながら身を翻すと、至近距離、大好きな提督の眼前に自分の正面を晒した。 濡れ髪と乳房を伝い落ちる水滴が、水面を揺らし、自分よりも先に愛しいその身体に到達してゆく。 「……」 慈しむような、酔いしれるような瞳をした彼女はゆっくりと提督にその柔らかな唇を合わせ、その耳元にこの上なく熱い囁きを届けた。 「もうなにも言わずに、もう一度――榛名を、抱いて下さい」 ――そう。今のわたし以上に幸福な奇跡が、他にあるはずがない。 「うーし、じゃあ今日は西方海域の4-1地点。国境越えるけど、上がまた上手いことやってくれるってよ」 「了解デース!…テートク、本日の旗艦は?」 横須賀鎮守府前の岸壁。器用に海上側に立ってラジオ体操しながらの金剛の問いに、ペンキも剥げかけた自慢の型落ちクルーザー上の提督が答える。 「今日は榛名がやりたいらしいので、やらせてみたい。良いか?」 「トーゼン!テートクにこのワタシが逆らうハズがありまセン!」 「異存なーし!」 「榛名なら、間違いはありません。私も賛成です」 「金剛姉さま。比叡姉さま。霧島。皆を差し置いてすみません、榛名は今日はその、特別な…」 「ノー・プロブレムよ!今日は提督の誕生日、知らない人は鎮守府に居ないネー!旗艦は譲ってあげるけど、MVPはワタシがいただきデース」 もじもじと述べる妹艦の肩を、金剛が力いっぱいバシバシと叩く。やがて榛名の耳元に近づけ―― 「良いカオになったネ、榛名。――たっぷり可愛がって貰った?」 「……えぇと、その………はぃ……」 顔を真っ赤にした妹に「タマンナイネー!」と抱きつく金剛を見て、比叡と霧島もにやにやと笑う。 「さてそろそろ良いかねー。行くぜー」 つられてちょっと恥ずかしくなってきた提督の声に、榛名がぴっと敬礼をして答える。 「はい!第一艦隊、出撃します!………勝利を、提督に!!!」 やがて彼らの姿は、今日も水平線の彼方へと消えた。 そして。 ――その日の戦闘は、横須賀鎮守府にとってひとつの区切りとなった。 (end)
https://w.atwiki.jp/teitoku_bbs/pages/1260.html
102 :4:2012/07/27(金) 07 37 22 本編時系列 提督たちの憂鬱 第2話 1/2 1919~1921年の間 午後8時伏見軍令部長が嶋田さんを料亭に招待。夢幻会と初接触。 夢幻会:逆行者達の利害を調整する為の組織。日清戦争前後に結成。 夢幻会海軍派閥:さらに細かく航空機派閥、戦艦派閥、水雷戦隊派閥等々色々な派閥がある。 しかもサブカル系派閥にも掛け持ちで所属しているので非常に複雑。 夢幻会海軍派閥:伏見宮博恭王、加藤寛治、大角岑生、南雲忠一、近藤信竹、福留繁 南雲忠一:中の人は海上保安庁の職員で新型巡視艇の副長になる予定だった。 海軍目標:現実的な路線として、西太平洋における日本の自主性の確保。 30年から半世紀は非戦方針。最終的にはアメリカと雌雄を決する。 夢幻会協力者:伊藤博文、大久保利通、坂本竜馬、東郷平八郎 新興企業倉崎重工:社長 倉崎重蔵 夢幻会転生者 三菱財閥:三菱の元を作った坂本家と夢幻会は深く繋がっている。 103 :4:2012/07/27(金) 07 38 03 2 /2 3日後:前回と同じ料亭で、夢幻会陸軍・財界派閥と接触。 夢幻会陸軍派閥:さらに細かく航空機派閥、戦車派閥、砲兵派閥等々色々な派閥がある。 しかもサブカル系派閥にも掛け持ちで所属しているので非常に複雑。 陸軍目標:基本的に自国勢力圏防衛に重点を置く。海軍と協力して日本の繁栄を目指す。 リムランドの資源地帯を抑え中ソを警戒。 特務機関を用いた周辺国(特に中国)の徹底的な弱体化と分断を目論む。 夢幻会陸軍派閥:東条英機、杉山元、牟田口廉也、寺内寿一 夢幻会協力者:山県有朋 辻正信:大蔵省に所属 MMJ幹部 転生者 阿部信行:内務省の中堅幹部 転生者 近衛文麿:転生者 特撮推進派閥筆頭 陸軍高官:日露戦争、第一次世界大戦で消耗し兵力のやり繰りに苦労している。 女性職員の採用を検討中。
https://w.atwiki.jp/kancolle_ero/pages/677.html
提督×ビスマルクの和姦です。 「~♪」 入渠中のビスマルクは鼻歌交じりにシャワーを浴びていた。 戦場の汚れを洗い流し、金色の産毛が熱い湯を弾き返す。 ビスマルクは女性の身だしなみとして無駄毛の処理には気をつけており 今日もそれをするつもりであった。 顔の産毛を処理し、腋に石鹸をつけ泡立てる、剃刀を使って綺麗にそり上げて行く 両脇を処理し、浴槽に足をかけて脛を処理しようと少し前屈みになった瞬間、 後ろから誰かが浴室にの戸が開いた音がした。 「入るぞ」 そう言いながら堂々と裸で入ってきた提督はビスマルクのうなじに優しくキスをした。 「あん、ちょっと危ないじゃない」 「今日も大戦果か、褒美に俺が綺麗にしよう」 「恥ずかしいから…いいわよ…」 「そこに座れよ」 「もう…仕方ないわね」 提督はそう言いながら器用に、浴槽に腰掛けたビスマルクの足を処理して行った… 提督の目の前には優しげなビスマルクの金色の陰毛が見え隠れする。 そこにキスをして提督が太腿を押し広げる。 「ここも綺麗にするぞ」 「え、ちょ、ちょっと!」 と、ビスマルクの返事を待たず、石鹸を塗り広げショリショリと剃り上げて行く 陰唇を抓み、一本の剃り残しも無い様入念に剃って行く。 我に返ったビスマルクは抗議の言葉を提督に投げるが、その頃には少女のような丘に成った ビスマルクのヴァギナが出来あがっていた。 「中途半端は嫌いだろ、後ろを向くんだ」 自分のヴァギナが毛一本も無いつるっとした状況となったのを見たビスマルクは、諦めた顔をして 「ええ…お願い」 と呟き、魅力的に引き締まったヒップを提督に向けた。 その秘所の後方からアナルに掛けて、ビスマルクの肉体を傷つけない様丁寧に剃り上げた提督は 仕上げにザーッと湯を掛けて、石鹸の残りを洗い流すとそのつるつるになった秘所に口付をした。 「あぅ」 いつもビスマルクをクンニする時は少し毛が邪魔であったが今日はその邪魔者が一切無い為に アナルの皺一本一本を丁寧に舐め上げ、次いでヴァギナを丁寧に舐め上げた。 「はぁっ、はぁっ、はぁっ…Gut、いいっ…いいわぁ、素敵ぃ、はぁん♪」 ビスマルクは提督にその尻を押し付け貪欲に快楽を得ようとする。 舌を硬くし、ビスマルクのヴァギナにねじ込む、、両手はビスマルクの持ち重りのする乳房を掴んでいる。 提督は、いきなり体をすっと離し、訝る視線を向けるビスマルクに向かって リンスを体中に振り掛ける、浴室内が華やかなリンスの香りで満たされる。 「何、何するの?」提督の意図が理解できないビスマルクは目を白黒させて驚く。 提督は改めてビスマルクに抱きつき、立位のまま、ぎんぎんに怒張した巨砲を ビスマルクのヴァギナに埋めて行く、ビスマルクは提督にしがみ付くが、リンスが塗りたくられた ビスマルクの体はぬるぬると滑って提督のピストン運動を助けている。 どう抱き着いてもぬるぬると滑る為、ビスマルクは、提督の首筋にしがみ付き 提督の耳たぶを舐めまわしている。 感極まった提督はビスマルクの両足を抱え上げ、抱え上げたスタイルで突きに突き抜いた。 「ひあっ!あっ、あっ、か、感じちゃう、感じちゃうのぉ…貴方を、あ、あぁっ…!」 仁王立ちになった提督にしがみ付き、己の甘い夢を貪るビスマルク。 シャワーが滝の様に流れ続ける浴室の中で、2つの絡まり有った体は 同時に絶頂を迎えお互いに震える体を硬く抱きしめ合った。 お互いに見詰め合ったまま体を離すと、ビスマルクのヴァギナからは提督の愛の証である白い液体が とろとろと太腿まで流れ落ちてきた。 提督とビスマルクの体のそこかしこからリンスの香りが漂った、それをシャワーでよく洗い流し。 お互いの体を洗い合って浴室を出た二人。 「腹減ったな、間宮の所に晩飯でも食べに行こうか?」 「いいわね、もちろん提督の驕りよね?」 「任せとけ」 終 これが気に入ったら……\(`・ω・´)ゞビシッ!! と/
https://w.atwiki.jp/kancolle_ero/pages/200.html
加古「ふぁ~眠い」 加古「え?」 古鷹「加古。どうしたの?」 加古「ちょ・・・痛い痛い」 古鷹「加古!かこぉぉぉぉ」 加古(昔から調子こいては、古鷹に怒られていたっけなぁ・・・・) ------鎮守府にて------ 古鷹「・・・・。作戦完了です・・・・」 提督「・・・・・・。」 古鷹「この作戦で、加古は、加古は」 提督「作戦完了後の帰投中背後から突然深海棲艦にか」 古鷹「はい。申し訳ありませんでした。私が、旗艦の私が気を抜いたばっかりに」 提督「もういい」 古鷹「私が、私が加古を、私が加古を・・・・」 提督「違う、古鷹のせいじゃない。」 古鷹「でも、戦闘海域での指揮は私が」 提督「だから、元はと言えば連戦で疲れてる君たちに無理やり出撃命令を出した俺が」 提督「緊急補修の妖精さんを付けていなかった俺が悪い。古鷹は悪くない。」 古鷹「で・・・・でも」 提督「無理しないで、泣きたいときは泣けばいい。ここには俺と古鷹しかいない」 古鷹「うん・・・。いや、嫌だよ。寂しいよ。なんで、なんで・・・・。」 ----その日の夜------ 古鷹「提督・・・。失礼します」 提督「どうした?やっぱり眠れない?」 古鷹「はい。なんか急に一人ぼっちになって、その何ていうか」 古鷹「あ、あの提督。今日は一緒に寝てもらえませんか?」 提督「ああ、俺でよければ」 古鷹「じゃぁ、お言葉に甘えて・・・・」 その後俺と古鷹はあまり大きいとは言い難いベットの上で一緒に寝た 時折震える古鷹を抱きしめてあげる。今の俺にはそれしかできないのであろう そして、日付がかわり1時間ほど経ったぐらいだろうか 古鷹「あの、提督。」 提督「ん?どうした?」 古鷹「こんなに甘えてしまってすみません。」 提督「仕方ないよ。誰だって、寂しいときは・・・」 古鷹「こめんなさい。」 提督「古鷹?今何を」 古鷹「こんな形ですけど、ファーストキス。提督にあげちゃいました」 提督「古鷹。もっと自分をだな」 古鷹「不謹慎かもしれないですけど、こうやって提督に包まれて、幸せ。」 古鷹「提督に包まれてると私、やっぱり提督が大好きだって。それで・・・・」 提督「俺だって、古鷹の事は好きだよ。本当は前線になんか出したくない」 古鷹「提督。私の、この寂しい気持ち、提督で上書きできるかな?」 提督「俺には、寂しさを紛らわせる事ができるかわからないけど、けど古鷹が望むなら」 古鷹「・・・・。提督、お願い・・・・。抱いてください」 古鷹の突然の“お願い”に戸惑いながら、古鷹の服を脱がしていく 薄ら明かりの中で露わになった彼女の肌は想像以上に美しく、今にも理性が吹き飛びそうだった 俺は、古鷹の敏感なところを探すように、まず乳首を優しく抓る 古鷹「あっ、提督・・。はっ」 少しずつ息遣いが荒くなる古鷹をみつつ、片手を下半身に伸ばす まだ誰も触れたことのないであろう彼女の性器に少しずつ指を入れる 甘い声を上げ、そこからは大量の蜜があふれてくる。 古鷹「提督・・・。切ないよ」 もう、限界だった。 俺は古鷹の上になると、自分自身を古鷹に入れて行った。 古鷹「ッ・・・・・・」 古鷹が苦しそうな表情を見せる、我に返り古鷹と結合している部分をみると そこには古鷹が今まで純潔であった証があった 提督「古鷹・・。ごめん、大丈夫か?」 古鷹の痛みに耐える姿をみて、自分自身を一旦引き抜こうと少しずつ腰を上げて行った 古鷹「提督、慌てないで・・・・。大丈夫、だから」 古鷹「痛くても、今が幸せだから」 弱弱しい笑顔を見せる彼女に優しくキスをした 傍から見れば異常な関係かもしれない つい数時間前に妹を失ったばかりだというのに、 これじゃ、まるで傷をなめあうみたいじゃないか とどこかで冷静な自分がささやく しかし、そんなことはどうでも良かった。 自分との行為で古鷹の傷が少しでも癒えるのであれば 俺は、後ろ指をさされても気にしない。むしろ古鷹を守りきる自信さえある 古鷹が落ち着いたところで、再び腰を動かす 少しづつではあるが、古鷹の声にも変化が出てきた 古鷹「あっ、あ、提督、提督っ!」 古鷹の甘い声が大きくなっていくたび、腰の動きも大きく、そして早くなっていく ギシギシというリズミカルな音とそれに伴う性器と性器の結合する水の音 そして古鷹の甘い声 もう限界だった 古鷹「提督・・・。下さい。中に、中に下さい!」 その声を合図に、古鷹の中に精を放った それから、俺と古鷹は鎮守府一のバカップルになった。 -----数か月後------ 古鷹「あなた。今動いた」 提督「ん、そうか」 古鷹「この子の名前どうしようか」 提督「古鷹に任せるよ」 古鷹「じゃぁ・・・・・」 そして、つけた名前は・・・・・。 古鷹「もう、絶対に気を抜かない」 提督「あぁ、俺もだ。何があってもこの子と古鷹を守り抜くから」 古鷹(ごめんね、加古。私だけ幸せになって。だけど、この子は守るから。) 娘「うえぇぇぇぇん」 古鷹「お腹すいたの?じゃぁミルクを飲みましょうね」 古鷹「加古。私の大事な娘。」
https://w.atwiki.jp/kancolle_ero/pages/182.html
この関係をなんと例えようか。 只の傷の舐め合いか、気持ちの伴わない行きずりの性交か、はたまた気が狂った者同士の気の狂った行動か。 いずれにしろ、コンクリート打ちっぱなしの壁にベッドのみが置かれた殺風景な部屋で叢雲と提督は事に及んでいた。 そそり立ったイチモツに舌を這わせて、時折反応を見るように上目使いで提督の顔を窺い、愛撫する場所を変えていく。 裏筋へ啄むように口付け、舌を這わせれば、提督の口からくぐもった声が漏れ出す。その様に満足げに口を歪ませて、トロトロと体液が溢れ出るそこを舌で舐める。 軽く歯を立てると流石に痛いのか、提督の口から非難の声が上がる。謝罪の言葉を述べながらくすくすと笑えば、呆れたような言葉と吐息が返ってくる。 気をつけるわ、と返しながら、亀頭をくわえ込み、右手で竿をしごきあげる。わざとらしく水音を立てながら、時折奥までくわえて、全体を舐めあげていく。 何度も及んだ仲だ、相手のどこをどうすればたまらないかは既に知り尽くしている。 いよいよ射精に至る、というところで不意に叢雲がフェラチオを止める。 どうしたのかと提督が訝しげな視線を送っていると、上に跨がりこっちの方が好きでしょ?と自身の割れ目に自身の割れ目に亀頭をあてがう。 まだ毛の生えていないそこは既にしとどに濡れており、幼さが残る身体と酷くアンバランスだった。 くちゅりと亀頭を叢雲の中へと入れてやれば、彼女の口から短い喘ぎと息が吐き出される。 その口に食らいつくように口づけながら、腰を一気に進める。 腕の中で跳ね上がり、上へと逃げようとする叢雲の身体を逃がさないように抱え込んで、対面座位の体勢を取りながら、少し乱暴に揺さぶる。 舌を絡めて、軋むベッドと接合部から聞こえる淫らな音を聞きながら、貪る様に動きを速めていく。 絶頂の寸前、背中に爪を立て名を呼ぶ叢雲に抱き締める力を強めながら、提督は彼女の中へ精を吐き出した。 いつまで続くのかしらね。 性交のけだるさに包まれながら、叢雲がぽつりと呟く。 お互いが飽きるか、あるいは死んだ時だろうな。 サラサラと叢雲の髪を梳いていた提督が興味なさげに応える。 ふぅん、とどことなく不満げにする叢雲に提督は事も無げに続ける。 どんなに愛し合って体重ねようと、別れる時は一瞬なんだ。特に俺達みたいのはな。 戦場に出て、傷付いて、それでも帰ってこれてはいるが、それがいつまでも続くと保証はない。 お前が死んだら、すぐに忘れてやるさ。と嘯く男にでしょうねと返しながら、身体を寄せて瞼を閉じる。提督もそれに倣って、目を閉じる。 この関係を何と例えようか。微睡みながら思う。 恋人と呼ぶには疎遠で、行きずりにしては情が深くなりすぎて前にも後にも進めやしない。 (ああでも、もうどうでもいいか) 考えた所で何かが変わるわけでもなく、身近に自分以外の体温を感じながら、どちらからともなく眠りに落ちていった。
https://w.atwiki.jp/kancolle_ero/pages/130.html
前回の話 窓から差す朝日がまぶしい。 「……何時だ……0600時か。案外早かったな」 俺はベッドから身を起こし時計を確認する。 すぐ隣には、昨晩愛し合った熊野が幸せそうな寝顔で眠っている。 「無理に起してやる必要はないか……」 熊野の頭をそっとなでたあと、ベッドから出た俺は今日の予定を確認した。 「遠征に出た艦隊が戻るのは早くて正午過ぎで他は特に予定なし。艦娘は全員自主訓練か」 普段なら先に起きた熊野がその日のスケジュールを読み上げるのだが、今日ぐらいはゆっくり寝させてやろう。 (それにしても……) 俺は改めてベッドの「被害状況」を見て苦笑する。 ベッドの上は昨晩、自分と熊野が愛し合った際に彼女の漏らしたおしっこでシーツが黄色く染まっており、更に精液や愛液で生じたシミも出来ている。 シーツとベッドのマットが液体を吸収した為かフローリングの床にまで垂れてはいないものの、それらの発するにおいが混ざりあった空気が室内に漂っている。 自分や熊野はすでに慣れているが、このままでは執務室にまでにおいが流れると思った。 熊野が起きないようにそっと窓を開けて換気する。 これで多少はましになるだろう。 「今のうちに風呂でも入るか」 そして、そのまま居室にあるユニットバスへ向かった。 執務室に風呂やシングルベッドを置く提督もいるが、俺の場合は鎮守府基地内の風呂か居室にあるものを用いている。 バスタブへ湯を張っている間にシャワーを浴びる。 昨晩、熊野との行為で生じた性臭が洗い流され同時にボディシャンプーの香りが鼻をくすぐる。 「いい加減、シーツとマットを新しくしないとなぁ……」 熊野と今のような関係になってから彼女を何度も絶頂と同時にお漏らしさせた事とその時の後始末が大変だったのを思い出す。 これまでシーツはシミ抜き等を入念にやって、マットも天日干しにしてきたが正直もう限界だろう。 居室のベッドは執務室の家具みたく家具コインで購入できるものではなく着任の際に自宅から持ち込んだ私物だ。 給料日前だが財布には余裕があることだしさっそく新たに購入しよう。 そんなことを考えていると扉の開く音がする。 「提督、おはようございます」 「おはよう、熊野」 振り返ると、そこには当然の様に一糸まとわぬ姿の熊野がいた。 髪を下ろしている所から、彼女も入浴するつもりなのだろう。 水音から俺が入っているのを分かっていて、一緒に入浴するのが当たり前であるかのように入ってくる彼女を見て俺は嬉しくなった。 「おいで、体洗ってやるよ」 「ええ、そのつもりですわ」 俺は熊野の手をとって、彼女をシャワーブースに連れ込んだ。 ********************************************************** 「提督、くすぐったいですわ」 「ほら勝手に動くなって。きれいに洗ってやるんだから」 シャワーブースの中で俺は熊野の後ろに立ち彼女の体を洗ってやっていた。 手に取ったボディシャンプーを熊野の全身に塗りこみ、珠のような肌を優しく撫で回しながら彼女の体を洗ってやる。 熊野もまんざらでは無い様で、振り返って嬉しそうに微笑んでくれる。 初めて出会った頃は「この熊野に気安く触るなんて、提督も何か勘違いされているのではなくって?」なんて言ってたが今では俺に体を任せてくれている。 女は化けるとか変わるとか言うけど、こういう方向に変わってくれるなら大歓迎だ。 「さて、いよいよ仕上げだな。ここは丁寧に、時間をかけて洗ってやるよ」 「あっ……提督……」 そう言って俺は、熊野の秘所に手を伸ばす。 指で触れてみると、そこは既にしっとりと濡れているのが分かった。 「もう濡れているな……俺の手が触れるのを期待していたのか?」 「はい……いつもの様にしていただけると思ったら濡れてしまいますの」 「なら、ご期待に応えてやるよ」 俺は熊野の秘所を優しく愛撫していく。 ぴったりと閉じられたスジを指で撫でてやると愛液があふれ出し、同時に俺の指を受け入れようと開かれていく。 それに応じて、指を挿し込みかき回していく。 くちゅり……くちゅり…… 水音と同時に淫靡な香りが漂う。 俺の肉棒もまた熊野の中に入りたいとばかりに勃起している。 「あっ……ああ……提督のゆびぃ……気持ちいいですわ……」 「いつもはお嬢様然としているのに、こんな時は嬉しそうに腰を振るなんて熊野はいやらしいなぁ」 「もう、提督がいっぱいエッチな事をされるから……んんっ……ですわ。でも……提督だってこういうのお好きでしょう?」 熊野は俺の肉棒に手をのばすと、指で亀頭を撫でまわしはじめた。 指先でカリ首、鈴口を触られ、時には掌で優しく包まれてしごかれる。 その度に快感でゾクゾクするのがはっきりわかった。 「うあ……こいつは凄い……前に比べて格段に上手くなっているな」 「提督のオチンポで毎日感じていますから、どうされたら感じるか把握済みですのよ。ほら、もう先端からガマン汁が出ているではありませんこと」 「く、熊野……そこでタンマ。そのままされたらマジで出しちまいそうだ……」 射精まで導かれてはそのまま熊野に主導権を握られかねない。 そんな風に思った俺はなんとか自制して彼女の手を取って肉棒から手放させる。 「ふふ、どうでした提督?」 「すごかったぞ、力の加減もわからなかった以前と比べたら完全に別物だな」 「ご満足いただけてよかったですわ……なら、ご褒美に一番大事な所を洗っていただけないかしら?」 「一番大事……?ああ、なるほどね。もちろんだ」 シャワーブースを出た熊野がバスマットに寝転がり、大きく股を開くと既に濡れそぼった秘所から流れ落ちる愛液が尻を伝ってアヌスにまで届いているのが見えた。 毎晩体を重ねているとはいえ、こうやっておねだりする姿を見ると男としては嬉しくなる。 「提督、わたくしのここを提督のオチンポで洗って欲しいですわ……おねがい……」 「わかった、すぐ俺のこいつで熊野の膣内(なか)をきれいにしてやるからな」 正直俺も我慢の限界だった。 すぐさま、熊野の体に覆いかぶさると怒張した肉棒を彼女の膣内に挿入する。 ずっと焦らされていた膣内は、俺の肉棒を受け入れるや待ってましたとばかりに絡みつく。 「ふああっ、提督……提督のオチンポ気持ちいい……すごく……よくってよ……」 「熊野のオマンコも……ものすごく締め付けてきて最高だ……」 「だって……だって、早く入れてもらいたかったんですもの……ああっ……提督がまだ動いてないのにわたくしもう……っ!」 次の瞬間、熊野が蕩けた様な表情を浮かべる。 どうやら挿入しただけで、あっさり達したようだ。 そんな熊野を前に俺は動きたいという気持ちを抑えて彼女と唇を重ねる。 「ちゅう……んん……提督……」 「ちゅ……ふはっ……大丈夫か?」 「はい……提督、おねがい……提督のお好きな様に動いてくださって……」 「わかった、もっと気持ちよくしてやるからな」 最初はゆっくりと、そして徐々に腰の動きを速めていく。 俺が動く度に、結合部からヌチュヌチュという卑猥な音と愛液があふれてくる。 同時に熊野の膣内で肉ヒダを何度もまくリ返すと、強烈な快感が全身を駆け巡る。 「あっあっ……て、提督っ!凄いです……気持ち良すぎて……ホント……すごい……」 「お、俺もむちゃくちゃ気持ちいい……熊野のオマンコの中で動く度に刺激されて……」 熊野が俺の下で甘い声をあげて喘ぎ、もっと快楽を求めるように腰をゆすってくる。 それに合わせて俺も腰の動きを速め熊野の子宮口を何度も刺激してやる。 「提督……わたくし、またいきそう……ですっ!」 また俺より先に達してしまうことを申し訳なさそうに、しかし嬉しそうに熊野が言う。 今の彼女は挿入されただけで達してしまうほど敏感になっているのだから当然かもしれない。 「いいぞ、我慢せずイキたい時はそのままイってしまえよ」 「うれしい……提督はまだ出されていませんのにわたくしだけ何度も……っ!ふあっ!またあっ!」 「えっ?またって……もしかしてイキっぱなしなのか!?」 「提督……すごいの……いつもよりも何度も波が来るみたいで……もう、もうだめぇっ!」 さすがの俺も、連続でイキっぱなしの熊野を前にしてただ驚くしかなかった。 昨晩も途中で軽く達する事はあったが、今日は朝から明らかに様子が違う。 全身が感じやすくなっているかの様だ。 「わ、わかった。それなら俺ももっと動くからな!」 このままだと、熊野ばかりが達してしまいこっちが射精する前に終わってしまうかもしれない。 そう思った俺は、一気に腰の動きを速めようとした。 だが、その動きすら今の熊野には刺激がきつかったみたいだ。 「て、提督っ!その動き……そうされたら本当に……も、もう飛んじゃうっ!」 「ちょっ……熊野、ダメだ。せめて一緒に、頼む」 「ダメ……ダメですわ……今、一番すごいの……あっ、ふあぁぁぁぁぁっ!」 「え、一番すごいって……あ……あーあ……」 次の瞬間、一際大きな声をあげた熊野はそのままくたっと脱力する。 とうとう絶頂の連続で失神してしまったみたいだ。 「はぁ……まさか、ここまで敏感だったなんてなぁ……」 俺は元気にいきり立つ自分の肉棒を見つめながらため息をつく。 女の子は絶頂すると体力の消耗が半端ないと聞いていたが、これほどとは思わなかった。 「まぁ、まだ夜があるわけだし……こういうこともあるか……」 気を失ったままの熊野をお姫様抱っこした俺は、そのままバスタブに入るのだった。 それにしても、あれだけ締まりがよかったのに最後まで出さないまま終わるって俺も間違った意味でタフになったなぁ…………。
https://w.atwiki.jp/kancolle_ero/pages/97.html
前回の話 南洋の夜空は無数の星の瞬きと青白いほど美しい三日月が暑さを忘れさせるほ ど美しい。 海を渡る風は昼の熱波とは反対に爽やかに涼気を運んでくる。 火照った顔に海風が心地よい。 古いホテルを改修したこの鎮守府にはバルコニーや立派な厨房、果てはプール までついている。 提督執務室はかつてのスイートルームを改装したものらしく、バルコニーが併 設されていた。 古いテーブルの上には本土から遥々やってきた純米酒”那智の滝”。 クリスタルのグラスに注がれた酒が満点の星を映して煌く。 満天下の酒宴。 男と女、二人きり…。 テーブルに肩肘をついて那智はグラスを乾した。 サイドポニーに纏めた黒髪から除く怜悧な顔に朱が射している。 ほぅ、と酒気を帯びた息を吐き出しテーブルの向こうに座る提督に熱っぽい視 線を向ける。 「うむ、やはり及び腰の射撃は駄目だな」 「20.3サンチ砲の散布界、遠距離では厳しいか…」 「そうだ。やはり肉薄攻撃が一番敵に打撃を与えられる」 「いや、それは損害が大きい。航空先制で敵の行足を止めるのが先決だ」 幻想的な夜景には全くそぐわない生臭いというか現実というか、そんな会話が テーブルの上を行きかっていた。 生真面目に返答をする提督の顔はさして酔いは見られない。 夕刻から飲み始めて既に数時間。 一升瓶は既にカラに近い。そのほとんどは那智の体内に消えていったのだが。 しばらく給仕を兼ねて妙高も同席していたのだが、『今日は布団で寝たい』と 一言残してフラフラと自室へと帰って行った。 その後もミリタリー知識爆発で那智は戦術論を提督に吹っかけ続けている。 「93式酸素魚雷の過早爆発も改善しなければ-」 「…那智、そろそろ世もふけた。お開きにしないか?」 珍しく酔いのまわっている那智に提督はやんわりとストップをかけた。 「らりを言う。まだまだ艦隊について話さねばならん」 「それは作戦会議でもできるだろ?今日はもう休みなさい」 席を立った提督は優しく諭して那智の肩に手を置いた。 「……や」 那智は俯いたまま呟いた。 解けばかなりの長髪であるサイドポニーに隠れて表情は見えない。 「ん?どうした那智」 提督は腰を折って顔を覗き込む。 視界の中で那智の顔が急速に近づく。 「んっ、ちゅっ……」 唇に柔らかな感触が触れた。 「ん?んんっ!……那智どうした」 不意打ちのキス。 重なり合うだけの稚拙な接吻。 だが、奇襲を成功させた重巡娘は、とても勝者とは思えない顔をしていた。 伏せた目、下がった眉、今にも泣きだしそうな口元。 寂しげに俯く顔は主人を見送る子犬のように弱弱しげだった。 酒気と羞恥で頬を限界まで赤くしながら那智はか細い声で哭いた。 「…行っちゃやだ。ここにいて」 ワイシャツの裾を掴み涙目で見上げる那智にいつもの怜悧な戦術家の面影はな い。 「どうした?」 片膝をついて那智の目線に自分の目線を合わせる。 しかし、端正な美貌は視線を逃げるように横を向く。 そっと那智の頭に手をやりことさら優しく問う。 「何かあったのか?」 「………」 しばらくの沈黙の後、那智は提督の胸におずおずと縋り付いた。 突然の、というよりも普段の那智からは想像もできない行動に提督は驚きつつ もそっと抱きしめる。 抱きとめながらゆっくりと頭を撫で続ける。 しばらくして那智は口を開いた。 「わ、私には戦の話しか、ない。その……貴様と対等に話せることが」 相変わらず顔は胸につけたまま那智は続ける。 「青葉のように豊富な話題も無く、第六駆逐隊のように無邪気に話すことも出 来ない」 那智の声は照れるように、拗ねるように、甘えるように聞こえた。 「……一緒に居たい。戦場で指揮される艦船としてではなく、私個人として」 那智は顔を上げた。 涼しげな瞳は普段の冷静な輝きとは違う輝きを湛えている。 彼女の奥にあった感情を直線的に語っている。 「貴様が、司令が……あなたが好き」 -言ってしまった。 那智の頭の中は空っぽでいて尚且つ混乱していた。 -好きだ、 -ダメだ私たちは軍人だ軍艦だ、 -でも……… 顔を限界まで赤面させて那智は言葉を続けた。 「だ、だから、その、足柄のマネをして、その、みようかと」 「不器用だな」 「な、何だ、んっ、んんん」 苦笑した顔で提督は言って、那智の抗議を唇で塞いだ。 「ん、ふぅ、はあ……貴様も不器用ではないか」 「そうだな……那智、いいのか」 紅潮した頬の朱は戦闘の時の朱ではない。 熱病に浮かされたように震える唇も潤んで全てを差し出すような瞳も彼女らし くは無かった。 だが、本当の彼女の姿がそこにあった。 「ああ。私を愛してくれ……」 「んっんんんん、お、大きぃ、うあっ」 嬌声が提督の寝室に響いた。 自分が思ったより大きな声をあげてしまって那智は顔を真っ赤にした。 -思ってたよりきつい、 とても結合部は見られないが、自分の秘所が限界近く広がって男を迎えていることはわかる。 真っ白いシーツに広がった黒髪が乱れる。 細く長い手足、柳のような細腰、丸みを帯びたてはいるが引き締まった臀部。 仰向けになっても崩れない双球が腰の律動と同時に跳ねる。 提督の眼下にある裸身は月明かりに照らされて、神秘的でさえある。 戦場で冷静に果断に判断を下す怜悧な姿とはまた違う情熱的な那智の痴態に興奮が高まる。 「あっあっあっあっ、あぅんっ、そこ、いいっ」 限界まで硬度を増した肉槍が那智の奥を突く。 熱いぬかるみが硬い肉にかき回されるたび那智の口から嬌声が漏れる。 「んんんっ、くぅっ、ふあぁぁぁぁぁぁっ」 カリ首が膣の上側を奥から入り口の裏側に引っ搔くと那智はひときわ大きな快感を吐息とともに吐き出した。 「そこっ、すご、いっ!!」 「はあはあはあ、ここか?……どうだっ」 提督は那智の足首を掴みV字に足を股を開く。 同時に自身の腰と那智の腰を密着させ奥を抉るように腰を細かに打ち付ける。 クチュクチュと捏ねる様な水音が結合部から漏れる。 互いの陰毛が擦れあい陰嚢が那智の蟻の門渡りを叩く。 快楽のツボを細かくペニスで擦られて那智はよがり哭く。 「それっ、だ。あふあぁぁぁ、提督ぅっ、ダメだ、イって、しまうっ」 「イッていいよ……んっ、んっ、んっ」 殊更にグリグリと快感のスポットを擦る。 「ひあっ、ダメ、だ、イクぅ、イクイクっ、んんんン~」 那智が右手の人差し指を噛み絶頂に伴う嬌声を押し殺す。 背が弓なりになり体がガクガクと震える。 狭い肉洞の襞一枚一枚が絡むように陰茎を食い締める。 強烈な刺激に耐え、提督は那智の足を下した。 繋がったまま那智の背に手を回して抱きしめる。 そっとキスをすると穏やかに那智が反応を返す。 そのまま緩やかにバードキスを暫く続ける。 「ちゅっ、ちゅ、んちゅっ……司令」 「ん?どうした」 「中で、まだ硬い……」 蕩けた瞳で那智は甘えるように言った。 「イッて、出して欲しい……あなたが欲しい」 「わかった……いくぞ」 那智の体ごと持ち上げ対面座位の姿勢になる。 「うあっ、あはぁぁぁんぅぅ、ふ、深ぃっ」 より深く肉棒が那智の中に刺さる。 抱きしめた那智の体温を全身で感じながら提督は那智を突き上げる。 「那智……熱っ、くっ」 「んあぁぁぁぁぁっ、すごいっ、いいっ」 普段はサイドポニーで纏めている豊かな黒髪を振り乱して那智は悶える。 冷静で物事に動じない那智が、自身の腰の動きに為すがまま翻弄されている。 快感に溺れ、素直に感情を吐露している。 「んっ、那智は、可愛いな」思わずニヤリとしながら耳元で呟いてしまう。 耳朶まで真っ赤に染めた那智が赤子がいやいやとするように首を揺する。 「か、かわいく、なんか、ないっ、だめ、だめだってぇ」 「そんなこと、ないさ……ホラ」 そう意地悪く笑って目の前で揺れる美乳にキスの雨を降らせる。 「んあっ、ちょっ、ダメェっ、んふぅぅぅっ」 不意打ちに那智の顎が上がる。 吸い付くような滑らかな柔肌の唇に心地よい。 いつの間にか那智の上半身は梅が咲いたかのようにキスマークで彩られる。 「キ、キスマーク、残っちゃうからぁ」 「じゃあ、ここならいいのかな」 「ひゃぁっ、あふぅんっ、ふあぁっ、ダメ、びりびりするぅ」 興奮で硬くしこった桜色の先端に吸い付かれて那智はむせび泣く。 舌先で敏感な突飛を舐り乳房に押し込む。 押し返される感触を舌で楽しみ、唇で桜色の突起のコリコリとした弾力をまた楽しむ。 「や、やあっ、乳首、吸っちゃ、ダメぇ」 チュウチュウと乳首を吸い上げると那智は提督の頭を抱えてよがる。 「はぁぁんぅ、もうらめぇ、気持ちいぃぃ」 ガクガクと体を揺らして那智が脱力する。 そのまま重力に任せて那智を横たえる。 「やっやだぁ、司令、しれぃ、ぎゅって、ぎゅってぇ」 暫く荒い息をついていた那智だが、胸にあった温もりが無くなって急に不安になったのか両手を出して抱擁をねだる。 「司令、きす、きっすして、ん、んちゅ、ちゅぷ、んう」 愛欲全開で己を求める姿に提督の肉棒が硬さを増し、衝動が律動を要求する。 「んっ、はぁはぁ…那智、いくぞ」 辛抱たまらなくなった提督はラストスパートに向けて抽送を始める。 がっちりと腰を抱え、腰を激しく打ち付ける。 「すごっ、すごいっ、つよっ、いぃぃっ、待っ、て」 「くっ、すまん、止められないっ」 那智が眉間に皺を寄せて弱弱しげに乱れる姿が提督の加虐心に火をつける。 -この娘を俺のものにしたい、 -畜生、結局は地位を利用して艦娘達をいいようにしてるだけじゃないか。 相反する感情が心の奥底で渦巻くがそれを上回る原初の欲求が体を支配する。 「あっあっぁっあっあっぁっ、あはぁぁぁんっ」 抽挿と同時に美乳が上下に揺れる。 じゅぶじゅぶと結合部から淫靡な音が漏れる。 未だ硬さを残した膣口が丸く目いっぱいに広がりペニスを食い締める。 充血した陰核が首をもたげ、性器がメスの本能にざわめいている事を示す。 「くっ、那智、出る、よ」 「んんぅっ、だしてぇ、そのままきてぇ」 両足を提督の腰に絡め、那智は息も絶え絶えながら言った。 「あなたを、ちょうだいっ、あなたを刻んでぇっ」 一際強烈にペニスが那智の奥に打ち込まれる。 直後、提督の背筋を電流が走る。 「ぐっ、出るっ!」 「熱っ、熱いっ、出てるぅ、あはぁぁぁん」 那智の最奥に熱い迸りが叩き付けられる。 「いくっイクぅっ、うぅぅっ、あぁぁぁぁぁっ」 剛直の胴震い、膣内を満たしていく熱い生命の元を感じて那智も二度目の絶頂を迎える。 膣壁が陰茎に残った精液を絞り出すように収縮する。 トロリと結合部から白濁が滲み出す。 「はあはあはあ、那智……」 脱力が全身を襲い、提督は倒れこみ那智の胸に顔を埋める。 鼻孔を那智の匂いが満たす。 そっと那智の手が提督の頭を抱く。 暫くして那智が口を開いた。 「……これで、私もあなたのものだ」 そっと顔を上げるとすっかり険の取れた顔の那智がいた。 「心置きなく戦地に行ける……」 すっかり悟りを開いたような那智の物言いに提督は体を起こして那智の顔を覗き込む。 「おい、変な物言いは止せ。まるで-」 「安心しろ」 まるで遺言を残すかのような那智の言葉に抗議の声をあげる提督を那智は微笑みながら遮った。 「沈むつもりは無い。帰ってくる意味がここにできたから」 そう言って提督に甘えるように抱きつく。 「七生報国、何度でも私は死地から帰ってくる。だが、今度報いるのは大八州ではない」 頬を赤らめた那智の顔が提督に近づく。 ちゅっ、と触れる様なキスをすると那智はもじもじと視線を外す。 「だ、大好きなあなたの為に……」 「那智……」 いつも怜悧な艦娘の”娘”の部分を感じて提督は胸がいっぱいになった。 -そうだ。この娘達をこの港に必ず帰って来させるのが俺の仕事なんだ、 世界の海を蹂躙する深海棲艦。 迎え撃つは連合艦隊の魂を受け継ぐ戦乙女、艦娘。 いつ果てるとも無い戦い。 それは戦船として生まれてしまった彼女達の宿命。 ならば、俺が港になろう。 彼女達が喜んで帰ってくる港に。 殊更、にっこりと優しく笑い那智の体を抱きしめる。 暖かな提督の胸に体を預けた娘はやがて安堵の寝息を立て始める。 いつしか男も甘美な眠りに落ちていった。 …… ……… ………… 「ひっ、いやぁぁぁぁぁっ!!!!!」 翌朝、鎮守府を貫く大きな悲鳴で那智は目を覚ました。 寝室の入り口にセミロングボブの艦娘が顔を手で覆って腰を抜かしている。 もっとも指の間から、大きな目を更に大きく見開いて事が見えているのだが。 「んん?羽黒か。ああ、すまん。もう起床時か………うわぁぁぁぁぁ!!!」 今度は那智の声が鎮守府に響いた。 裸の自分。しかも体には乳房を中心に無数のキスマーク。 横には裸の提督。しかも男の生理現象で股間は絶賛自己主張中。 常識的に考えて、他人に、まして姉妹に見せていい姿ではない。 あたふたと布団をかき集め、自分と未だ夢の中の幸せな男のおっ立ったナニを隠しながら那智は声の限り叫んだ。 「見ないで。見ないで!!」
https://w.atwiki.jp/kancolle_ero/pages/161.html
「そんな、こんなことって?!」 「や、ヤバっ! まずいでコレは!」 軽空母2名が悲鳴を上げる。実戦経験がほとんど無い新人たちの実地訓練を兼ね、北方海域の 巡視任務についているこの戦隊。その引率役として提督から指名された二人はそこそこ以上の経 験の持ち主であり、それゆえにこの状況の危険さを理解していた。 彼女たちが放った艦載機による先制第一波。本来ならこの一撃で敵艦隊は半壊だ。個艦として も傷つき、隊列も乱した状態の敵艦隊は経験不足の艦娘たちにとっては絶好の訓練目標。そうし て新人たちの実力の底上げを、という意図で送り込まれたこの戦隊だったのだが……。 送り込んだ艦載機たちは、いったいどうしたことか、ほとんど何の戦果も上げることができな かったのだ。体力の衰えもなく、戦列も乱さず、急速に距離を詰めてくる深海棲艦たち。本来は この海域はかなり精強な敵が潜むエリア。経験不足の駆逐艦娘・軽巡娘たちにどうにか出来るよ うな相手ではない。 「こうなったら……ウチらのせなあかんこと、解っとるな!」 「は、……はい! 私達で少しでも奴らを食い止めましょう」 脆い武装、乙女の柔肌。それでも己の武装の使い方もよく解っていない彼女たちよりはまだマ シ。自分たち二人が蹂躙されるのは覚悟の上、せめて彼女たちを少しでも逃してやらねば。まだ 幼なさを残す軽空母2名の横顔に悲壮な決意が浮かぶ。 敵の先頭艦の、そしてそれに伴って後続艦から放たれる発砲の閃光。次の瞬間、この周囲は硝 煙まみれの水しぶきと爆熱に埋め尽くされる……はずだった。 が。 「どうやら、私の出番のようだな」 着弾の衝撃に耐えようと身を縮めていた二人の視界に飛び込んできたのは、先程まで背後に控 えていた大柄な艦娘。薄い金髪に鋭い視線、大胆に晒した褐色肌が描く優美な曲線美。彼女自身 の大柄さに負けず劣らずの巨大な武装は、彼女が並大抵の艦娘ではないことを視覚的にも否応も なく示している。 「む、武蔵はん?!」 「あなただってまだ、鎮守府に着任したばかりじゃ」 軽空母二人の声を、武蔵は軽く手で制した。 「確かに私はまだこの武装を使いこなせてはいない。しかし、皆が退避するまでの時間稼ぎくら いは出来るつもりだ。なに、私は大和型改良二番艦。こんな巡洋艦クラスの攻撃ですぐにどうに かなるほどヤワには出来ていない」 視線をわずかに緩めて微笑む武蔵。たしかに敵の先ほどの一斉射撃も、彼女はその掌で受け止 めている。 「判ったで、……武蔵はん、ちょっとだけ頼むわ」 「みんなの撤退の準備が整うまで、少しだけお願いします」 「任された」 後方海上で恐慌に怯え竦む艦娘たちをまとめに走り去る軽空母2名。次射の態勢へ移行しよう と綺麗な弧を海面に描く敵艦隊を一瞥し、武蔵は軽く笑った。 あの日に比べればこの程度の攻撃など蚊の一刺しと大差ない。誰一人ここを通しはしない、と。 鎮守府、艦隊司令室。 軽く蝶番を鳴らして扉が開き、出撃から戻ってきた艦娘一同が提督の前に並ぶ。 定数6名。出撃したときの顔ぶれが全員無事に揃っている。 「事情は聞いている。……お疲れさま。みんな、今晩はゆっくり休んでくれ」 そう提督に言われ、ぞろぞろと司令室を出ていく艦娘たち。いや、ちらちらと何か言いたげに 部屋に残る者に目線を送ってはいるのだが。その残った者、すなわち艦娘・武蔵は出ていく彼女 たちに軽く笑顔で手を振った。ぺこりと頭を下げて出ていくのは駆逐艦娘か。 「……で、だ。この武蔵、提督には言いたいことがある」 自分と提督以外の全員が部屋を出ていき、扉が閉められた後で武蔵は切り出した。 「先に聞いておきたいが、今回の作戦、立案したのは誰だ?」 「俺だ」 「こういう編成にしたのは誰だ?」 「……俺だ」 「ふむ。昨日の出撃時は正規空母1、軽空母3の編成に育成艦をつけての出撃だったそうだな。 そのときならば何の問題もなくあの子たちに経験を積ませてやれた、そうだな?」 「……ああ」 「それならそのまま今日の編成も組めばいいものを、入渠許可を出すのを忘れていて怪我した飛 龍をそのまま放置していた。そうだな? 可哀想に、あいつ今朝も痛めた肘を庇っていたぞ」 「……うむ」 「その上に、育成艦枠を一隻ぶん増やすために隼鷹を外した。理由はなんだ? 思いつきか? 『自分が行かなくて大丈夫なのか』と隼鷹の奴が相当心配していたぞ。それでその穴埋めにつぎ こんだのが自分か。戦艦と正規空母の違いくらい知ってる筈だろう、貴様くらいの経験があるの なら。どうだ?」 「……面目ない」 「その戦力不足が招いた危機を、我が身を盾にしてカバーしてやったのは誰だ?」 「……君だ」 「聞こえないな」 「君だ」 「君、じゃない。きちんと名前で呼んでもらおうか、今回の殊勲者の名前だ」 「……武蔵、おかげで助かった」 その言葉に、にんまりと武蔵は笑みを浮かべる。 はじめからそう素直に出ていれば、苛めてやろうなんて思わないのに。内心そう思いつつ。 司令のデスクの端に武蔵はその豊かな腰を降ろす。おしりのラインがデスクの角を包むように 歪むのも、おそらく提督の目からはよく見えることだろう。 す、と、優美な曲線を描くそのしなやかな腕を伸ばす。提督の目の前に手の甲を近づけて。 「治せ」 「え?」 「見えないのか。今日の戦いで、私の手の甲に傷がついた」 確かにそうだ。手の甲に、筋状にわずかに皮が剥けているのが判る。 「しかし、治せと言われても。入渠許可を出せと」 いうなら出すぞ、と言いかけて提督は次の言葉を飲み込んだ。武蔵の目が笑っていない。まだ 付き合いは短いが、こうなったときの彼女は本当に危険だ。 「……提督は知らないのか?」 「何を、だ」 「童話だ」 「どういう、ことだ?」 「お姫さまのバッドステータス解除には王子様のキスと、相場は決まっているだろう」 誰が王子で誰が姫だ、とくに姫が……などという言葉は、むろん口に出せるわけもない。そん なことを口にしたなら入渠するのは自分のほうだ。それくらいは判る。 身をかがめ、武蔵の手の甲に唇を寄せる。 ……触れた。かすかな産毛の感触。なめらかな女の肌。触れた感触に「ぴくり」と彼女が反応 したのも、肌を通して伝わる腱の動きで判る。 「ゆっくり、丁寧にな」 その肌の表面にわずかに刻まれた傷にそって、提督は舌先を這わせる。わずかに視線をあげて 武蔵の表情を伺うと、……目を閉じ、かすかに眉を歪めて。 「次はこちらだ」 武蔵が身を捩る。腕を組み、その豊満な乳房を組んだ腕で持ち上げる。 「こちら……というと?」 「ここだ」 脇腹か。弾片がかすめていった跡か、さらしの合間から覗く褐色の肌に走る浅い傷。 「ここを?」 「そうだ」 その声にかすかに艶がのっていたのを、提督も、武蔵本人も気づいているや否や。 脇腹の肌に、提督は舌を這わせる。 「んっ……、うん、そうだ……っ」 さすがにずっと敏感な部位だ。そこで異性の存在を……そう、艦娘・武蔵にとって既に提督は ひとりの異性になっていた……感じる。敏感な柔肌で、敏感な唇を、舌を感じる。 浅い傷口に提督の舌先が触れるたび、武蔵の身体に走る甘い痺れ。抑えているつもりなのだが それでもかすかに吐息に声が乗ってしまうことまでは止められない。その声音がまるで、女の淫 らな呻き声に聞こえてしまうようで、そんな声をこの刺激で漏らしてしまう自分自身がそもそも 淫らな生き物のようで……。 机についた手、その手がいつの間にか机の天板の端を強く握っていることに武蔵は気づいてい ない。本当はその動作自体、自分の「おんな」を呼び覚まそうとする雄の背中を掻い抱く行為の 代償でしかないことにもまだ気づいてはいない。 いつの間にかずいぶん荒くなった吐息の合間から、武蔵は提督に「もういい」と呼びかける。 「そうか」 そういって立ち上がる提督に、武蔵はデスクから滑り下りて近寄る。提督と合わせた目線は離 さぬままに。猫科動物のようなしなやかさを、その視線から、その肢体から、提督は一瞬感じた のだが、その意識は次の瞬間別の刺激に揺さぶられることになる。 「?!」 第二種軍装の白ズボン。その「前」の上に武蔵の手がある。優美にしなやかににじり寄ってき た動きそのままに男の急所を抑えられ、回避も防御もできなかった。 リンネル地を通して伝わってくる怒張の熱、存在感に、武蔵は満足気に笑みを浮かべていた。 自分だけが色めいているのだとしたら悔しい、提督もその気になっていたのが嬉しかった、そう 後になって気づくのだが、この時点では玩具を見つけた子供のような感覚で笑みがこぼれたにす ぎないと、彼女はそう思っていた。 「あ、おい、こら、やめ」 提督の制止の言葉がろくに育たないうちに、するすると武蔵は提督の「それ」を外気に晒す。 「それ」はズボンから取り出される勢いに乗って激しく屹立していた。艦娘……いや、女の身に はない器官。砲弾のように固く、ボイラーのように熱い。そしてどくどくと脈打つその存在感は、 巨大な艦船をぐいぐいと進ませるタービンよりもはるかに上だ。提督の、否、この男という存在 のいちばん重要な部分が、いま自分の前にさらされている。そう感覚が告げている。 熱に浮かされたような意識の合間合間に、言葉を繋ぐ。 「提督、……厳しいことは言ったが、それでも私も貴様を認めないわけでは、ない」 上目遣いに提督の顔を見上げながら。 「この、『これ』を見れば判る。余計なこともせず、我々が戻るのを心配して待っていたのだろ う? 疲れると尚更激しくなると言うしな」 そう言いつつ、肉柱をゆるゆるとその手で撫でる。 うっ、と上から漏らされた声が、武蔵のなかをくすぐってくる。 「不注意と慢心で我々を危険に晒したのは罰に値する、そして……心配して待っていてくれたの は、立派に褒美に値する」 唇を、肉柱の頂点に寄せる。普段ならあまり嗅ぎたいとは思わない匂いなのに、不思議と武蔵 の胸中には嫌悪感は涌いてこない。 わずかに湿ったその肉柱に、すっと舌を這わせる。「ううっ」と、さっきよりもはっきりと漏 らされる提督の声。 判るぞ、……心地よいのだろう? ビクビクするほどに心地よいのだろう? こうして、貴様のナニの先を私が舐めてやることが。熱い肉の柱を私が撫ぜてやることが。私 の口の中でその先端を含んでやることが。私が提督にしてやることが。心地よいのだろう? 気 持ち良いのだろう? ほら、先を少し強めに吸うと、貴様の腰がびくんと跳ねる。 ほら、柱をせわしくしごいてやると、貴様のこの柱がますます熱くなる。 触れたいのか? 私に触れたいのか? 駄目だぞ、今日はまだ駄目だ。 今日ここで全てを委 ねるほど私は安くはないぞ、でも……貴様が男としての悦びにふるえているのは、それを私が操 っているのは、それはとてもうれしいことで。 そう。貴様を悦ばせるのは、貴様に悦ばされるのは、私だけでいい。 一気に雁首の周りを撫ぜる速度を早める。這い回る舌の動きを高める。 びくん、ビクン、びくん……間欠的に肉柱から伝わってくる痙攣が一気に激しくなって。 その肉柱の先端を、武蔵は綺麗に口中に含む。おとこが果てる、その瞬間を。 「う、ううっ、くっ、う、……出る、いくぞ、うっ」 その提督の言葉と同時に、武蔵の口中に撒き散らされる熱い迸り。 びくん、びくん、と痙攣をつづけながら、そのたびにどくんどくんと肉柱の先端から吐き出さ れる「それ」。匂いも口中の感覚も日頃見慣れるようなモノではないとはいえ。 こくん。 自然に、武蔵は「それ」を喉の奥に押しやった。 愛する男のとまではゆかずとも、自分が吐き出させた精の当然の受け止め方だと彼女は思った。 半分魂が抜けたような顔で呆然と提督は突っ立っている。 「前、いい加減仕舞え。仕置も褒美も終わりだぞ」 「……あ、ぁ、ああ」 「しゃきっとしろ。この後もまだ仕事は残っているのだろう? 私は入渠してくる、後のことは 任せたからな」 軽く提督の肩をたたいて、武蔵は司令官室の扉を出ていった。 その数時間後、船渠からの資材伝票に書き込まれた数字に目を覚まされるまで提督が夢見心地 だったことまでは、詳しくは触れないでおくことにする。