約 25,267 件
https://w.atwiki.jp/wolfcourse/pages/10.html
纏めた村&纏めたい村メモ。随時追加。 ケル514村 牛村 「人狼反省会」 ケル528村 牛村 雑談(未纏):推理の仕方?推理っぽい発言の仕方? ケル530村 牛村 「人狼講座(雑談)」「手順講座」 ケル533村 牛村 「人狼講座(雑談)」 ケル540村 裏牛 「人狼講座」 雑談(未纏):狩人論(見分け方・COタイミング等?)/推理の仕方? ケル544村 裏牛 「狂人講座」 雑談(未纏):共有含他役職も色んな動きしてみたほうが戦術に多様性がでていいのでは? ケル547村 裏牛 「人狼講座」「狂人講座」 さらに細かいメモ ・ケル525村でちょっと潜伏能力者について喋ってる? ・514村メリルの人狼講座
https://w.atwiki.jp/lychutulhu/pages/22.html
シナリオ一覧 メンバーのプレイしたシナリオ一覧や、セッション候補のシナリオを載せてます。 *ネタバレ回避のために配布シナリオ様の正式名称は伏せさせて頂いています。ご了承ください* シナリオスタイルの種類について Classic クトゥルフTRPGの基本。ほどよいホラー要素。探索メインで戦闘非推奨 Noukin 脳筋。戦闘メインで探索はオマケの力押し。戦闘技能必須 Iaia みんな発狂とSAN値ガリガリ君のホラー探索重視。戦闘どころじゃない Hollywood ご都合主義のアドリブ重視。広い心で自由に、流れしだいでシナリオは変化 番号 シナリオ名 プレイ済み リプレイログ スタイル あらすじ @001 *白ワイン* りでぃきゃんこっぺん ・2014.09.13#001 [Ly,Ca,Co]・2014.09.14,28#002 [Ly,Ac,Ra] Classic 知らない部屋で目覚めた探索者の前には、3つの樽と3つの扉。【探索型】2時間~4時間 / 1~2人くらい難易度:★★☆☆☆ シンプルなクローズドサークル。 @002 奇妙な共闘[サンプルシナリオ] (未プレイ) Classic メジャーなサンプルシナリオの1つ。神話生物との共同作戦。【探索型】2時間~5時間 / 2人以上難易度:★★☆☆☆ 戦闘もありの基本シナリオ @003 *奇妙な共闘*秘境ver (未プレイ) Noukin 別バージョン。軍隊と神話生物の共同戦線。【探索/戦闘型】4時間~8時間 / 3人以上難易度:★★★★☆ 戦闘技能あり前提。ただし力押しだけで挑むと非常に辛い。火器多め。 @004 *見えない何か* (未プレイ) Classic ある日突然自分を襲う不可視の生物、その正体とは?【探索型】1時間~3時間 / ソロ限定難易度:★☆☆☆☆ 戦闘は無し。行動次第ではキャラロスト一直線 @005 *物の怪* (未プレイ) Classic 同級生のイジメとその後の事件。【探索型】1時間~2時間 / ソロ限定 / 学生探索者必須難易度:★☆☆☆☆ シンプル一本道のショートストーリー。 @006 *映画俳優* (未プレイ) Hollywood 寄り道した撮影所にて奇妙なアルバイトに付き合わされる。【推理型】2時間~5時間 / 2人以上難易度:★★★☆☆ RP重視のためPLの演技が重要。アドリブも利くため好きな技能振り。 @007 *白ウサギ* (未プレイ) Classic 白ウサギを追いかけて夢の町へ。切ない系。【探索/推理型】4時間~8時間 / 3人以上難易度:★★★★★ 前半は探索、後半は推理。考察力が試される。キャラロストに注意 @008 *自動人形* (未プレイ) Classic 喋る人形に託された1つのお願い。切ない系。【探索/推理型】3時間~6時間 / 2人以上難易度:★★★☆☆ 戦闘多め。本当は1stシナリオの予定がリアル事情で封印に @009 ハロウィーン・リトルホラーショウ (未プレイ) Classic オリジナル。田舎町のハロウィンイベントで起こる事件とは。【探索/推理型】4時間~8時間 / 2人以上難易度:★★☆☆☆ 戦闘必須。探索/推理要素はあるが、やらなくても問題なし。探索者ロストはなし。
https://w.atwiki.jp/translate_mystery/pages/13.html
書名 作者 訳者 版元 形態 刊行日 生ける死者に眠りを フィリップ・マクドナルド 鈴木景子 論創社 論創海外ミステリ 10月3日 アンジェリーナ・フルードの謎 R・オースティン・フリーマン 西川直子 論創社 論創海外ミステリ 10月3日 消えたボランド氏 ノーマン・ベロウ 福森典子 論創社 論創海外ミステリ 10月3日 氷の双子 S・K・トレメイン 国弘喜美代 小学館 小学館文庫 10月6日 その雪と血を ジョー・ネスボ 鈴木恵 早川書房 ハヤカワ・ミステリ 10月6日 誰がわたしを殺したか デビー・ハウエルズ 真崎義博 早川書房 ハヤカワ・ミステリ文庫 10月6日 傷だらけのカミーユ ピエール・ルメートル 橘明美 文藝春秋 文春文庫 10月7日 緑のカプセルの謎【新訳版】 ジョン・ディクスン・カー 三角和代 東京創元社 創元推理文庫 10月11日 満潮(上下) シッラ&ロルフ・ボリリンド 久山葉子 東京創元社 創元推理文庫 10月11日 狼の領域 C・J・ボックス 野口百合子 講談社 講談社文庫 10月14日 煽動者 ジェフリー・ディーヴァー 池田真紀子 文藝春秋 文藝春秋 10月14日 ヴェサリウスの秘密 ジョルディ・ヨブレギャット 宮崎真紀 集英社 集英社文庫 10月20日 浴室には誰もいない コリン・ワトスン 直良和美 東京創元社 創元推理文庫 10月20日 殺し屋を殺せ クリス・ホルム 田口俊樹 早川書房 ハヤカワ文庫NV 10月21日 死体は笑みを招く ネレ・ノイハウス 酒寄進一 東京創元社 創元推理文庫 10月31日 流砂 ヘニング・マンケル 柳沢由実子 東京創元社 東京創元社 10月31日
https://w.atwiki.jp/asianmystery/pages/220.html
2013年6月16日 姉妹ページ「南欧ミステリ邦訳一覧」も作成しました(2013年6月17日)。「ドイツ語圏ミステリ邦訳一覧」も作成しました(2013年7月22日)。 2014年8月追記:「ロシア・中東欧ミステリ邦訳一覧」、「中南米ミステリ邦訳一覧」も作成しました。 Index スウェーデン(1)戦前の邦訳 (2)1950年代の邦訳 (3)マルティン・ベック・シリーズの邦訳(1971年~1979年) (4)マルティン・ベック以後、ヴァランダー警部以前 (5)ヴァランダー警部シリーズの邦訳開始(2001年) (6)ヴァランダー警部以後、《ミレニアム》以前 (7)《ミレニアム》の邦訳(2008年・2009年) (8)《ミレニアム》以後の邦訳 デンマーク ノルウェー アイスランド フィンランド 北欧の少年少女向けミステリ スウェーデン 日本での邦訳紹介の順に並べている。「ヴァランダー警部以後、《ミレニアム》以前」などの区分を便宜的に使ったが、これも日本での邦訳紹介の時期を基準にしたものであり、作品発表時期を基準にしたものではないことにご注意ください。 (1)戦前の邦訳 S・A・ドゥーゼ(Samuel A. Duse、1873-1933)書誌は省略。小酒井不木によって日本に紹介され、私立探偵レオ・カリング・シリーズの長編『スミルノ博士の日記』『生ける宝冠』『夜の冒険』『スペードのキング』『四枚のクラブ一』などが訳されている。『スミルノ博士の日記』は1963年に宇野利泰による新訳も出ている(東都書房《世界推理小説大系》第5巻)。 邦訳状況については小酒井不木研究サイト「奈落の井戸」内「S・A・ドゥーゼ研究所」およびミステリのデータベースサイト「Aga-Search」の「S・A・ドゥーゼ」のページが詳しい。 フランク・ヘラー(Frank Heller、1886-1947)「コリン探偵」(『新青年』1924年7月号[5巻8号]、pp.198-221、浅野玄府訳、著者名表記「フランク・ヘラー」) 「エムプレス・オブ・オセアニア号」(『新青年』1931年9月号[12巻12号]、pp.264-277、浅野玄府訳、著者名表記「フランク・ヘルラア」)怪盗紳士フィリップ・コリン・シリーズの短編が2編邦訳されている。フィリップ・コリンおよび作者のフランク・ヘラーについての詳細は当サイト内の「シャーロック・ホームズの異郷のライヴァルたち(2) 北欧編」。 (2)1950年代の邦訳 マリカ・スチールンステット(Marika Stiernstedt、1875-1954)『巴里の女テロリスト』(伊東鍈太郎訳、クラルテ社、1951年) 『占領軍将校殺人事件』(道本清一郎訳、『探偵倶楽部』1953年10月号[4巻10号]、pp.234-270、著者名表記「M・スチールンステット」) 『占領軍将校殺人事件』は表紙では「特異な探偵長篇」とされている。目次では「パリの悲劇!民衆の反抗!北欧女流作家の大力作一挙に発表!!」。本文最初のページでは以下のように紹介されている。 スカンジナビヤ半島の産んだ偉大な閨秀作家として、女史の名は、既に日本にも紹介されているが、作の翻訳されたのは、これが最初である。これは、探偵小説ではないかも知れない。しかし、探偵小説以上のスリルと昂奮に充ちている深みのある心理小説として、充分に、これは、本誌読者を満足させるだろう。 (3)マルティン・ベック・シリーズの邦訳(1971年~1979年) マイ・シューヴァル(Maj Sjöwall、1935- )&ペール・ヴァールー(Per Wahlöö、1926-1975) マルティン・ベック・シリーズ(発表1965年~1975年、全10作、邦訳はすべて高見浩訳) 01 『ロゼアンナ』 角川文庫、1975年 / 【新訳】『ロセアンナ』角川文庫、2014年9月(柳沢由実子訳) 02 『蒸発した男』 角川文庫、1977年 / 【新訳】『煙に消えた男』角川文庫、2016年3月(柳沢由実子訳) 03 『バルコニーの男』 角川文庫、1971年 04 『笑う警官』 角川文庫、1972年 / 【新訳】角川文庫、2013年9月(柳沢由実子訳) 05 『消えた消防車』 角川文庫、1973年 06 『サボイ・ホテルの殺人』 角川書店、1975年 / 角川文庫、1982年5月 07 『唾棄すべき男』 角川書店、1976年 / 角川文庫、1982年11月 08 『密室』 角川書店、1976年 / 角川文庫、1983年1月 09 『警官殺し』 角川書店、1978年 / 角川文庫、1983年3月 10 『テロリスト』 角川書店、1979年 / 角川文庫、1983年4月 ※『笑う警官』は1971年、アメリカ探偵作家クラブのエドガー賞最優秀長編賞受賞 その他 ペール・ヴァールー『爆破予告』(高見浩訳、角川文庫、1982年10月) マイ・シューヴァル&トーマス・ロス『グレタ・ガルボに似た女』(木村由利子訳、角川文庫、1993年11月)トーマス・ロス(Tomas Ross、1944- )はオランダの推理作家。オランダ推理作家協会(1986年~)の創設の主導者で、会長も務めた。本名はウィレム・ホーヘンドールン(Willem Hogendoorn)。1980年ごろから政治小説やサスペンス小説を発表し始め、オランダ推理作家協会賞を1987年、1996年、2003年の3度受賞。 『グレタ・ガルボに似た女』は1990年にスウェーデンの出版社から刊行された。この作品はそれぞれが一章ずつ書き、その原稿を粗訳とともに相手に送り、送られた方がそれに自分なりに手を加えてまた翻訳をつけて送り返すという方式で執筆されたもので、完成までに3年かかったという。マイ・シューヴァルは夫のペール・ヴァールーが1975年に死去して以来創作から遠ざかっており、『グレタ・ガルボに似た女』は15年ぶりの新作となった。 (4)マルティン・ベック以後、ヴァランダー警部以前 オッレ・ヘーグストランド(Olle Högstrand、1933-1994)『マスクのかげに』(高見浩訳、TBS出版会 《北欧ミステリ・シリーズ》、1977年9月) - 1971年シャーロック賞 K・アルネ・ブルム(カール・アルネ・ブルム)(K. Arne Blom、1946- )『真実の瞬間』(吉野美恵子訳、角川書店、1979年9月) - 1974年シャーロック賞 ヤーン・エクストレム(Jan Ekström、1923-2013)『誕生パーティの17人』(後藤安彦訳、創元推理文庫、1987年1月) - 「スウェーデンのカー」と呼ばれる作家の1975年の作品 K=O・ボーネマルク(シェル=ウーロフ・ボーネマルク)(Kjell-Olof Bornemark、1924-2006)『さらば、ストックホルム』(平賀悦子、柳沢重也訳、中公文庫、1987年7月) - 1982年スウェーデン推理作家アカデミー最優秀新人賞、1982年シャーロック賞 ヤン・ギルー(Jan Guillou、1944- )『白夜の国から来たスパイ』(三木宮彦訳、ティビーエス・ブリタニカ、1995年12月) - 1986年発表開始の人気スパイ小説シリーズの第9作(1994年発表) シャスティン・エークマン(Kerstin Ekman、1933- )『白い沈黙』(澤村灌訳、講談社文庫、1998年8月) - 1993年スウェーデン推理作家アカデミー最優秀長編賞 シャーロック賞(Sherlock-priset)はスウェーデンの新聞『エクスプレッセン』が年間最優秀ミステリに授与していた賞。ちなみに『笑う警官』はこの賞の1968年の受賞作である。 K・アルネ・ブルムは国際推理作家協会の会長も務めた人物。2009年にスウェーデン推理作家アカデミーの巨匠賞を受賞している。ヤーン・エクストレムは1997年にスウェーデン推理作家アカデミーの巨匠賞を受賞している。 ヤン・ギルーの邦訳はほかに『エリックの青春』(柳沢由実子訳、扶桑社、2006年6月、著者名表記「ヤン・ギィユー」)があるが、これは自伝的青春小説。 (5)ヴァランダー警部シリーズの邦訳開始(2001年) ヘニング・マンケル(Henning Mankell、1948- ) ヴァランダー警部シリーズ(すべて創元推理文庫、柳沢由実子訳) 01 『殺人者の顔』 2001年1月 Mördare utan ansikte (1991) 1991年スウェーデン推理作家アカデミー最優秀長編賞、1992年ガラスの鍵賞 02 『リガの犬たち』 2003年4月 Hundarna i Riga (1992) 03 『白い雌ライオン』 2004年9月 Den vita lejoninnan (1993) 04 『笑う男』 2005年9月 Mannen som log (1994) 05 『目くらましの道』【上下巻】 2007年2月 Villospår (1995) 1995年スウェーデン推理作家アカデミー最優秀長編賞、2001年英国推理作家協会ゴールド・ダガー賞 06 『五番目の女』【上下巻】 2010年8月 Den femte kvinnan (1996) 07 『背後の足音』【上下巻】 2011年7月 Steget efter (1997) 08 『ファイアーウォール』【上下巻】 2012年9月 Brandvägg (1998) 09 『霜の降りる前に』【上下巻】 2016年1月 Innan frosten (2002) シリーズ外作品(ミステリ) 『タンゴステップ』【上下巻】(柳沢由実子訳、創元推理文庫、2008年5月) Danslärarens återkomst (2000) 『北京から来た男』【上下巻】(柳沢由実子訳、東京創元社、2014年7月 / 創元推理文庫、2016年8月) ヘニング・マンケルはほかに児童文学『少年のはるかな海』(菱木晃子訳、偕成社、1996年6月)、『炎の秘密』(オスターグレン晴子訳、講談社、2001年11月)(2002年、産経児童出版文化賞・大賞受賞)、『炎の謎』(オスターグレン晴子訳、講談社、2005年2月)の邦訳がある。 (6)ヴァランダー警部以後、《ミレニアム》以前 リサ・マークルンド(リザ・マークルンド)(Liza Marklund、1962- )『爆殺魔(ザ・ボンバー)』(柳沢由実子訳、講談社文庫、2002年7月、著者名表記「リサ・マークルンド」) - 1998年スウェーデン推理作家アカデミー最優秀新人賞 『ノーベルの遺志』【上下巻】(久山葉子訳、創元推理文庫、2013年11月、著者名表記「リザ・マークルンド」) - 2013年第1回ペトローナ賞受賞(イギリスで英訳出版された北欧ミステリの年間最優秀作に与えられる賞) ホーカン・ネッセル(Håkan Nesser、1950- )『終止符(ピリオド)』(中村友子訳、講談社文庫、2003年5月) - 1994年スウェーデン推理作家アカデミー最優秀長編賞 カーリン・アルヴテーゲン(Karin Alvtegen、1965- )『喪失』(柳沢由実子訳、小学館文庫、2005年1月) - 2001年ガラスの鍵賞 『罪』(柳沢由実子訳、小学館文庫、2005年6月) ←これがデビュー作 『裏切り』(柳沢由実子訳、小学館文庫、2006年9月) 『恥辱』(柳沢由実子訳、小学館文庫、2007年11月) 『影』(柳沢由実子訳、小学館文庫、2009年11月) 『満開の栗の木』(柳沢由実子訳、小学館文庫、2013年1月) 『バタフライ・エフェクト』(ヘレンハルメ美穂訳、小学館文庫、2015年5月) アンデシュ・ルースルンド(Anders Roslund、1961- )&ベリエ・ヘルストレム(Börge Hellström、1957- )『制裁』(ヘレンハルメ美穂訳、ランダムハウス講談社、2007年7月) - 2005年ガラスの鍵賞『制裁』(ヘレンハルメ美穂訳、ハヤカワ・ミステリ文庫 、2017年2月) ※「著者本人による改稿を反映した決定版」 『ボックス21』(ヘレンハルメ美穂訳、ランダムハウス講談社、2009年4月) 『死刑囚』(ヘレンハルメ美穂訳、武田ランダムハウスジャパン、2011年1月) 『三秒間の死角』【上下巻】(ヘレンハルメ美穂訳、角川文庫、2013年10月) - 2009年スウェーデン推理作家アカデミー最優秀長編賞、2011年英国推理作家協会インターナショナル・ダガー賞 アンデシュ・ルースルンド(Anders Roslund、1961- )&ステファン・トゥンベリ『熊と踊れ』【上下巻】(ヘレンハルメ美穂、羽根由訳、ハヤカワ・ミステリ文庫 、2016年9月) オーサ・ラーソン(Åsa Larsson、1966- )『オーロラの向こう側』(松下祥子訳、ハヤカワ・ミステリ文庫、2008年8月) - 2003年スウェーデン推理作家アカデミー最優秀新人賞 『赤い夏の日』(松下祥子訳、ハヤカワ・ミステリ文庫、2008年10月) - 2004年スウェーデン推理作家アカデミー最優秀長編賞 『黒い氷』(松下祥子訳、ハヤカワ・ミステリ文庫、2009年5月) (7)《ミレニアム》の邦訳(2008年・2009年) スティーグ・ラーソン(Stieg Larsson、1954-2004) 01 『ミレニアム 1 ドラゴン・タトゥーの女』【上下巻】 ヘレンハルメ美穂、岩澤雅利訳 早川書房、2008年12月 / ハヤカワ・ミステリ文庫、2011年9月 2006年ガラスの鍵賞 02 『ミレニアム 2 火と戯れる女』【上下巻】 ヘレンハルメ美穂、山田美明訳 早川書房、2009年4月 / ハヤカワ・ミステリ文庫、2011年11月 2006年スウェーデン推理作家アカデミー最優秀長編賞 03 『ミレニアム 3 眠れる女と狂卓の騎士』【上下巻】 ヘレンハルメ美穂、岩澤雅利訳 早川書房、2009年7月 / ハヤカワ・ミステリ文庫、2011年12月 2008年ガラスの鍵賞 (8)《ミレニアム》以後の邦訳 カミラ・レックバリ(Camilla Läckberg、1974- )『氷姫(こおりひめ) エリカ パトリック事件簿』(原邦史朗訳、集英社文庫、2009年8月) 『説教師 エリカ パトリック事件簿』(原邦史朗訳、集英社文庫、2010年7月) 『悪童 エリカ パトリック事件簿』(富山クラーソン陽子訳、集英社文庫、2011年3月) 『死を哭(な)く鳥 エリカ パトリック事件簿』(富山クラーソン陽子訳、集英社文庫、2012年4月) 『踊る骸(むくろ) エリカ パトリック事件簿』(富山クラーソン陽子訳、集英社文庫、2013年4月) 『人魚姫 エリカ パトリック事件簿』(富山クラーソン陽子訳、集英社文庫、2014年1月) 『霊の棲む島 エリカ パトリック事件簿』(富山クラーソン陽子訳、集英社文庫、2014年10月) 『死神遊び エリカ パトリック事件簿』(富山クラーソン陽子訳、集英社文庫、2016年6月) ラーシュ・ケプレル(Lars Kepler 夫妻作家)(Alexander Ahndoril、1967 - / Alexandra Coelho Ahndoril、1966- )『催眠』【上下巻】(ヘレンハルメ美穂訳、ハヤカワ・ミステリ文庫、2010年7月) 『契約』【上下巻】(ヘレンハルメ美穂訳、ハヤカワ・ミステリ文庫、2011年7月) 『交霊』【上下巻】(岩澤雅利、羽根由訳、ハヤカワ・ミステリ文庫、2013年12月) ヨハン・テオリン(Johan Theorin、1963- )『黄昏に眠る秋』(三角和代訳、ハヤカワ・ミステリ、2011年4月 / ハヤカワ・ミステリ文庫、2013年3月) - 2007年スウェーデン推理作家アカデミー最優秀新人賞 『冬の灯台が語るとき』(三角和代訳、ハヤカワ・ミステリ、2012年2月) - 2008年スウェーデン推理作家アカデミー最優秀長編賞、2009年ガラスの鍵賞、2010年英国推理作家協会インターナショナル・ダガー賞 『赤く微笑む春』(三角和代訳、ハヤカワ・ミステリ、2013年4月) 『夏に凍える舟』(三角和代訳、ハヤカワ・ミステリ1905、2016年3月) インゲル・フリマンソン(Inger Frimansson、1944- )『グッドナイト マイ・ダーリン 悪女ジュスティーヌ 1』(佐宗鈴夫訳、集英社文庫、2011年7月) - 1998年スウェーデン推理作家アカデミー最優秀長編賞 『シャドー・イン・ザ・ウォーター 悪女ジュスティーヌ 2』(佐宗鈴夫訳、集英社文庫、2011年8月) - 2005年スウェーデン推理作家アカデミー最優秀長編賞 アルネ・ダール(Arne Dahl、本名Jan Arnald、1963- )『靄(もや)の旋律 国家刑事警察特別捜査班』(ヘレンハルメ美穂訳、集英社文庫、2012年9月) モンス・カッレントフト(Mons Kallentoft、1968- )『冬の生贄』【上下巻】(久山葉子訳、創元推理文庫、2013年3月) 『天使の死んだ夏』【上下巻】(久山葉子訳、創元推理文庫、2013年10月) 『秋の城に死す』【上下巻】(久山葉子訳、創元推理文庫、2015年12月) カーリン・イェルハルドセン(Carin Gerhardsen、1962- )『お菓子の家』(木村由利子訳、創元推理文庫、2013年6月) 『パパ、ママ、あたし』(木村由利子訳、創元推理文庫、2014年3月) 『子守唄』(木村由利子訳、創元推理文庫、2015年6月) ヴィヴェカ・ステン(Viveca Sten、1959- )『静かな水のなかで』(三谷武司訳、ハヤカワ・ミステリ文庫、2013年11月) 『夏の陽射しのなかで』(三谷武司訳、ハヤカワ・ミステリ文庫、2014年1月) 『煌めく氷のなかで』(三谷武司訳、ハヤカワ・ミステリ文庫、2014年3月) イェンス・ラピドゥス(Jens Lapidus、1974- )『イージーマネー』(土屋晃、小林さゆり訳、講談社文庫、2013年11月) アレクサンデル・セーデルベリ(Alexander Söderberg、1970- )『アンダルシアの友』(ヘレンハルメ美穂訳、ハヤカワ・ミステリ1879、2014年1月) M・ヨート(Michael Hjorth、1963- )&H・ローセンフェルト(Hans Rosenfeldt、1964- )『犯罪心理捜査官セバスチャン』【上下巻】(ヘレンハルメ美穂訳、創元推理文庫、2014年6月) 『模倣犯 犯罪心理捜査官セバスチャン』【上下巻】(ヘレンハルメ美穂訳、創元推理文庫、2015年1月) アンデシュ・デ・ラ・モッツ(Anders de la Motte、1971- )『監視ごっこ』(真崎義博訳、ハヤカワ・ミステリ文庫、2014年7月) 『炎上投稿』(真崎義博訳、ハヤカワ・ミステリ文庫、2015年6月) アンナ・ヤンソン『消えた少年』(久山葉子訳、創元推理文庫、2014年10月) 『死を歌う孤島』(久山葉子訳、創元推理文庫、2015年3月) ヨアキム・サンデル『スパイは泳ぎつづける』(ヘレンハルメ美穂、中村有以訳、ハヤカワ文庫NV、2014年12月) クリスティーナ・オルソン『シンデレラたちの罪』(ヘレンハルメ美穂訳、創元推理文庫、2015年8月) エメリー・シェップ『Ker(ケール) 死神の刻印』(ヘレンハルメ美穂訳、集英社文庫、2015年11月) ダヴィド・ラーゲルクランツ『ミレニアム 4 蜘蛛の巣を払う女』【上下巻】(ヘレンハルメ美穂、羽根由訳、早川書房、2015年12月) カミラ・グレーベ&オーサ・トレフ『心理療法士ベリマンの孤独』(茅律子訳、ハヤカワ・ミステリ文庫、2016年3月) カタリーナ・インゲルマン=スンドベリ『犯罪は老人のたしなみ』(木村由利子訳、創元推理文庫、2016年9月) シッラ・ボリリンド&ロルフ・ボリリンド『満潮』【上下巻】(久山葉子訳、創元推理文庫、2016年10月) ステファン・アーンヘム『顔のない男 刑事ファビアン・リスク』(堤朝子訳、ハーパーコリンズ・ジャパン ハーパーBOOKS、2016年10月) ◆短編の邦訳 ※見落とし多数と思われる アンナ・ヤンソン(Anna Jansson、1958- )「あなたの肌を感じる」(久山葉子訳、『ミステリーズ!』vol.53、2012年6月) - Jag känner din hud アンナ・ヤンソンは2007年のガラスの鍵賞候補者。 ◆スウェーデン・ミステリの日本語訳がアメリカで自費オンデマンド出版されている? ヘレナ・ブリンク(Helena Brink ※ペンネーム)『ある日、死体が浮上した』(藤尾D千恵子訳、CreateSpace Independent Publishing Platform、2011年2月[amazon.co.jpのデータでは2010年]) 米国amazonの子会社「CreateSpace」の自費オンデマンド出版サービスを通じて販売されているようだ。米国amazonの商品ページで中身の一部が見られる。日本のamazonにも商品情報が登録されているが、購入不可。あらすじは読める(日本amazonの商品ページ)。 原典はスウェーデンで1998年に出版されたヘレナ・ブリンク『I Stilla Lantlig Frid』(1999年版の表紙)。2004年にはドイツでドイツ語訳『Der leiseste Verdacht』が出版されている(2004年版、2005年版)。 ヘレナ・ブリンクは2000年に第2作『Ur dunkla djup』を発表しており、こちらも『Die Ruhe vor dem Sturm』のタイトルでドイツ語訳されている。 ◆おまけ:スウェーデンのSF・ホラー小説 サム・J・ルンドヴァル(Sam J. Lundwall、1941- )『2018年 キング・コング・ブルース』(汀一弘訳、サンリオSF文庫、1981年8月) - 近未来SF P・C・ヤシルド(P.C. Jersild、1935- )『洪水のあと』(山下泰文訳、岩波書店、1986年8月) - 近未来SF 『生きている脳』(菅原邦城訳、人文書院、1991年10月) - 近未来SF ヨン・アイヴィデ・リンドクヴィスト(John Ajvide Lindqvist、1968- )『MORSE モールス』【上下巻】(富永和子訳、ハヤカワ文庫NV、2009年12月) - 「スウェーデンのスティーヴン・キング」と呼ばれる作家のヴァンパイア・ホラー デンマーク カルロ・アンダーセン(Carlo Andersen)『遺書の誓い』(遺書の誓ひ)(吉良運平[渡辺芳夫]訳、オリエント書房 現代欧米探偵小説傑作選集1、1947年1月) アーナス・ボーデルセン(Anders Bodelsen、1937- )『轢き逃げ人生』(岩本隼訳、TBS出版会 《北欧ミステリ・シリーズ》、1979年9月、著者名表記「アネルス・ボーデルセン」) 『罪人(つみびと)は眠れない』(隅田たけ子訳、角川文庫、1981年1月) 『殺人にいたる病』(村田靖子訳、角川文庫、1981年12月) 『蒼い迷宮』(村田靖子訳、角川文庫、1988年1月) ポウル・ウロム(Poul Ørum、1919-1997)『沈黙の証言』(岡崎晋訳、講談社文庫、1981年3月) イサク・ディネセン(Isak Dinesen、本名Karen Blixen[カレン・ブリクセン]、1885-1962)『復讐には天使の優しさを』(横山貞子訳、晶文社 ディネーセン・コレクション4、1981年12月、著者名表記「アイザック・ディネーセン」) ペーター・ホゥ(Peter Høeg、1957- )『スミラの雪の感覚』(染田屋茂訳、新潮社、1996年2月) - 1993年デンマーク推理作家アカデミー パレ・ローゼンクランツ賞(国内外最優秀長編賞)、1993年ガラスの鍵賞 『ボーダーライナーズ』(今井幹晴訳、求龍堂、2002年8月) ユッシ・エーズラ・オールスン(Jussi Adler-Olsen、1950- )《特捜部Q》シリーズ『特捜部Q 檻の中の女』(吉田奈保子訳、ハヤカワ・ミステリ、2011年6月 / ハヤカワ・ミステリ文庫、2012年10月) 『特捜部Q キジ殺し』(吉田薫、福原美穂子訳、ハヤカワ・ミステリ、2011年11月 / ハヤカワ・ミステリ文庫、2013年4月) 『特捜部Q Pからのメッセージ』(吉田薫、福原美穂子訳、ハヤカワ・ミステリ、2012年6月 / ハヤカワ・ミステリ文庫【上下巻】、2013年12月) - 2010年デンマーク推理作家アカデミー ハラルド・モーゲンセン賞(最優秀長編賞)、2010年ガラスの鍵賞 『特捜部Q カルテ番号64』(吉田薫訳、ハヤカワ・ミステリ、2013年5月 / ハヤカワ・ミステリ文庫【上下巻】、2014年12月) 『特捜部Q 知りすぎたマルコ』(吉田薫訳、ハヤカワ・ミステリ、2014年7月 / ハヤカワ・ミステリ文庫【上下巻】、2016年6月) 『特捜部Q 吊された少女』(吉田奈保子訳、ハヤカワ・ミステリ1901、2015年11月) その他『アルファベット・ハウス』(鈴木恵訳、ハヤカワ・ミステリ1900、2015年10月) ロデ・ハマ(Lotte Hammer、1955- )&セーアン・ハマ(Søren Hammer、1952- )(兄妹作家)『死せる獣(けだもの) 殺人捜査課シモンスン』(松永りえ訳、ハヤカワ・ミステリ、2012年5月) A・J・カジンスキー(A. J. Kazinski)(Anders Rønnow Klarlund 1971- & Jacob Weinreich 1972- )『ラスト・グッドマン』【上下巻】(岩澤雅利訳、ハヤカワ文庫NV、2012年6月) サラ・ブレーデル(Sara Blædel、1964- )『見えない傷痕』(高山真由美訳、ハヤカワ・ミステリ文庫、2012年8月) レナ・コバブール(Lene Kaaberbøl、1960- )&アニタ・フリース(Agnete Friis)『スーツケースの中の少年』(土屋京子訳、講談社文庫、2013年7月) - 2009年デンマーク推理作家アカデミー ハラルド・モーゲンセン賞(最優秀長編賞) クリスチャン・モルク(Christian Mørk、1966- )『狼の王子』(堀川志野舞訳、ハヤカワ・ミステリ1876、2013年10月) ※英語版とデンマーク語版の両方を本人が執筆している エーリク・ヴァレア(Erik Valeur、1955- )『7人目の子』【上下巻】(長谷川圭訳、ハヤカワ・ミステリ文庫、2014年10月) - 2012年デンマーク推理作家アカデミー ハラルド・モーゲンセン賞(最優秀長編賞)、2012年ガラスの鍵賞 エルスベツ・イーホルム(Elsebeth Egholm、1960- )『赤ん坊は川を流れる』(木村由利子訳、創元推理文庫、2015年2月) 『過去を殺した女』(木村由利子訳、創元推理文庫、2016年6月) シュテフェン・ヤコブセン(Steffen Jacobsen、1956- )『氷雪のマンハント』(北野寿美枝訳、ハヤカワ文庫NV、2015年4月) トーマス・リュダール(Thomas Rydahl、1974- )『楽園の世捨て人』(木村由利子訳、ハヤカワ・ミステリ1915、2017年1月) - 2015年デンマーク推理作家アカデミー ハラルド・モーゲンセン賞(最優秀長編賞)、2015年ガラスの鍵賞 ミケール・カッツ・クレフェルト(Michael Katz Krefeld、1966- )『凍てつく街角』(長谷川圭訳、ハヤカワ・ミステリ1916、2017年2月) 関連書籍(原語は英語)デイヴィッド・ヒューソン『キリング』全4巻(山本やよい訳、ハヤカワ・ミステリ文庫、2013年1月~4月)デンマークの大ヒットミステリドラマをイギリスの作家が小説化したもの。 アーナル・ボーデルセンは2003年にデンマーク推理作家アカデミーよりパレ・ローゼンクランツ名誉賞を贈られている。(現在までに、受賞者はアーナス・ボーデルセンのみ) アイザック・ディネーセンは近年は「イサク・ディネセン」とカタカナ表記されることが多い(アイザック・ディネーセンは英語読み)。『復讐には天使の優しさを』は1944年にデンマークで出版された作品。当時は、「フランス人のピエール・アンドレゼル(Pierre Andrézel)の作品をデンマーク語訳したもの」として刊行された。なおイサク・ディネセンはそれまでは英語で創作活動をしており、『復讐には天使の優しさを』は初めてデンマーク語で書き下ろした作品だった。邦訳書巻末解説によれば原書の裏表紙には、この物語の持つ芸術的・知的雰囲気はエドガー・アラン・ポーやロバート・ルイス・スティーヴンスン、ステイン・リヴァートンらを思わせる、との紹介文が書かれていたそうだ。当時の北欧でのステイン・リヴァートン(=スヴェン・エルヴェスタ)の知名度と評価の高さが伺える。 サラ・ブレーデルはデビュー長編(未訳)で2005年のデンマーク推理作家アカデミー最優秀新人賞を受賞。 短編のみ邦訳 パレ・ローゼンクランツ(Palle Rosenkrantz、1867-1941)短編「嫉妬」(『新青年』1932年新春増刊号[13巻3号]、pp.347-355、訳者名記載なし) - ノンシリーズ作品 短編「理にかなった行動」(『ハヤカワミステリマガジン』2010年11月号、pp.24-33、服部理佳訳) - アイジル・ホルスト警部補シリーズ ターゲ・ラ・コーア(Tage la Cour、1915-1993)短編「サンタ殺し」(『エラリイ・クイーンズ・ミステリ・マガジン』1959年12月号、pp.11-16、稲葉由紀訳、著者名表記「ターゲ・ラ・クール」) パレ・ローゼンクランツはデンマーク最初のミステリ作家とされる人物。20世紀初頭から、コペンハーゲン警察のアイジル・ホルスト警部補が活躍するシリーズを発表した。詳細は「シャーロック・ホームズの異郷のライヴァルたち(2) 北欧編」。 ターゲ・ラ・コーアは『ミステリマガジン』1972年11月号~1973年12月号にハラルド・モーゲンセン(Harald Mogensen、1912-2002、ミステリ編集者)との共著の『殺人読本 絵で見るミステリ史』が翻訳連載されている。訳者は隅田たけ子。おそらく、英訳版『The Murder Book An Illustrated History of the Detective Story』(1971年)を翻訳したものだろう。原著は1969年にデンマークで出版された『Mordbogen kriminal- og detektivhistorien i billeder og tekst』である。 パレ・ローゼンクランツとハラルド・モーゲンセンはのちにデンマーク推理作家アカデミーが主催する賞の名前にもなった。 未刊に終わったデンマーク・ミステリ 《現代欧米探偵小説傑作選集》はカルロ・アンダーセン『遺書の誓い』(遺書の誓ひ)の1冊しか出なかった。全30巻が予定されており、カルロ・アンダーセンの作品はほかに『三つのジョーカー』(De tre jokere)、『荘園の秘密』(Politiet beder os efterlyse)、『決定的な証拠』(Det afgørende bevis)の刊行が予告されていた。またほかにデンマークからは、ニールス・メイン(Niels Meyn、1891-1957)の『海浜ホテルの殺人』(Mysteriet i Sandkroen)、『失われた急行列車』(Toget der forsvandt)、オットー・シュライヒ(Otto Schrayh)の『死の放送』(Midnats-Samtalerne)が刊行される予定だった。(全30巻の予定ラインナップ) ミステリ以外の作品が邦訳されているミステリ作家 早川書房から児童向けファンタジー小説2冊(『秘密が見える目の少女』『ディナの秘密の首かざり』)が刊行されているリーネ・コーバベル(Lene Kaaberbøl、1960- )は、Agnete Friisとの共著のミステリー小説『Drengen i kufferten』で2009年にデンマーク推理作家アカデミーのハラルド・モーゲンセン賞(最優秀長編賞)を受賞。この作品をリーネ・コーバベル自身が英訳した『The Boy in the Suitcase』はバリー賞最優秀新人賞、ストランド・マガジン批評家賞最優秀新人賞の候補になった。 また、児童文学『マリアからの手紙』が訳されているグレーテリース・ホルム(Gretelise Holm、1946- )は2000年にデンマーク推理作家アカデミーの最優秀新人賞を受賞しており、その後ガラスの鍵賞(北欧最優秀ミステリ賞)にも2度ノミネートされている。 関連事項 ターゲ・ラ・コーア&ハラルド・モーゲンセン『殺人読本 絵で見るミステリ史』によると、1944年のノーベル文学賞受賞者であるヨハネス・ヴィルヘルム・イェンセンが1904年に発表した『Madame d Ora』(『マダム・ドラ』、未訳)はミステリ小説だそうだ。この作家は邦訳が何作かあるが、その中に『科学小説 世界の始め』(光成信男訳、聚芳閣、1924年)という本があって少々気になる(未見)。 ノルウェー スヴェン・エルヴェスタ(Sven Elvestad、筆名Stein Riverton[ステイン・リヴァートン]、1884-1934)短編「グランド・ホテル怪事件」(『新青年』1936年夏季増刊号[17巻10号]、p.446-467、雨石矢兵訳、著者名表記「スヴェン・エルヴェシュタット」) 『怪盗』(荒井詩夢訳、新東京社、1946年12月20日発行、197ページ、著者名表記「S・エルヴェスタード」)探偵アスビョルン・クラーグ・シリーズの長短編。あらすじなどは「シャーロック・ホームズの異郷のライヴァルたち(2) 北欧編」。 ベルンハルト・ボルゲ(Bernhard Borge、本名André Bjerke、1918-1985)『夜の人』(片岡啓治訳、ハヤカワ・ミステリ、1960年) - ポケミスの最初の北欧作品。2015年2月にヨルン・リーエル・ホルスト『猟犬』が出るまで、「ポケミス唯一のノルウェー作品」であった。 ユン・ミシェレット(Jon Michelet、1944- )『北海の狩人』(大森洋子訳、二見文庫、1991年6月) アンネ・ホルト(Anne Holt、1958- )『女神の沈黙』(柳沢由実子訳、集英社文庫、1997年7月) 『土曜日の殺人者』(柳沢由実子訳、集英社文庫、1997年11月) - 1994年リヴァートンクラブ(ノルウェー推理作家協会)ゴールデンリボルバー賞(=リヴァートン賞)(最優秀ミステリ賞) 『悪魔の死』(柳沢由実子訳、集英社文庫、1999年1月) 『凍える街』(枇谷玲子訳、創元推理文庫、2014年12月) 『ホテル1222』(枇谷玲子訳、創元推理文庫、2015年9月) トム・エーゲラン(Tom Egeland、1959- )『狼の夜 TV局ハイジャック』【上下巻】(アンデルセン由美訳、扶桑社ミステリー、2008年2月) ジョー・ネスボ(Jo Nesbø、1960- )刑事ハリー・ホーレ・シリーズ『コマドリの賭け』【上下巻】(井野上悦子訳、ランダムハウス講談社、2009年2月) シリーズ第3作 『スノーマン』【上下巻】(戸田裕之訳、集英社文庫、2013年10月) シリーズ第7作 『ザ・バット 神話の殺人』(戸田裕之訳、集英社文庫、2014年8月) シリーズ第1作 - 1997年リヴァートンクラブ ゴールデンリボルバー賞(=リヴァートン賞)、1998年ガラスの鍵賞 『ネメシス 復讐の女神』【上下巻】(戸田裕之訳、集英社文庫、2015年7月) シリーズ第4作 『悪魔の星』【上下巻】(戸田裕之訳、集英社文庫、2017年2月) シリーズ第5作 その他『ヘッドハンターズ』(北澤和彦訳、講談社文庫、2013年10月) 『ザ・サン 罪の息子』【上下巻】(戸田裕之訳、集英社文庫、2016年8月) 『その雪と血を』(鈴木恵訳、ハヤカワ・ミステリ1912、2016年10月) カーリン・フォッスム(Karin Fossum、1954- )『湖のほとりで』(成川裕子訳、PHP文芸文庫、2011年5月、著者名表記「カリン・フォッスム」) - 1996年リヴァートンクラブ ゴールデンリボルバー賞(=リヴァートン賞)、1997年ガラスの鍵賞 『晴れた日の森に死す』(成川裕子訳、創元推理文庫、2016年9月) トマス・エンゲル(Thomas Enger、1973- )『瘢痕』(公手成幸訳、ハヤカワ・ミステリ文庫、2014年9月) ヨルン・リーエル・ホルスト(Jørn Lier Horst、1970- )『猟犬』(猪股和夫訳、ハヤカワ・ミステリ1892、2015年2月) - 2012年リヴァートンクラブ ゴールデンリボルバー賞(=リヴァートン賞)、2013年ガラスの鍵賞 サムエル・ビョルク(Samuel Bjørk、1969- )『オスロ警察殺人捜査課特別班 アイム・トラベリング・アローン』(中谷友紀子訳、ディスカヴァー・トゥエンティワン、2016年12月) ノルウェーの推理作家協会の名称「リヴァートンクラブ」はスヴェン・エルヴェスタの筆名のステイン・リヴァートンに由来する。 ベルンハルト・ボルゲはリヴァートンクラブがミステリ界に貢献した作家らに不定期に授与するリヴァートンクラブ名誉賞の初回(1973年)の受賞者。森英俊編著『世界ミステリ作家事典 本格派篇』(国書刊行会編、1998年)でも扱われている。 関連書籍 ヨナス・リー(Jonas Lie、1833-1908)短編集『漁師とドラウグ』(中野善夫訳、国書刊行会、1996年8月)表題作は長野きよみの訳で『ミステリマガジン』1985年8月号にも掲載、その後アンソロジー『ロアルド・ダールの幽霊物語』(ハヤカワ・ミステリ文庫、1988年12月)に収録 ノルウェーの国民的作家による幻想・怪奇小説集。なお、カルロ・アンダーセンが『遺書の誓い』で1939年の北欧ミステリコンテストのデンマークの優勝者になった際、ノルウェーの優勝者はヨナス・リー(筆名 Max Mauser、1899-1945)だったが、生没年を見れば分かる通りこれは別人である。このときのスウェーデンの優勝者はWaldemar Hammenhög、フィンランドの優勝者はミカ・ワルタリ。 アイスランド イルサ・シグルザルドッティル(Yrsa Sigurðardóttir、1963- )『魔女遊戯』(戸田裕之訳、集英社文庫、2011年2月) アーナルデュル・インドリダソン(Arnaldur Indriðason、1961- )『湿地』(柳沢由実子訳、東京創元社、2012年6月 / 創元推理文庫、2015年5月) - 2002年ガラスの鍵賞 『緑衣の女』(柳沢由実子訳、東京創元社、2013年7月 / 創元推理文庫、2016年7月) - 2003年ガラスの鍵賞、2005年英国推理作家協会ゴールド・ダガー賞 『声』(柳沢由実子訳、東京創元社、2015年7月) ヴィクトル・アルナル・インゴウルフソン(Viktor Arnar Ingólfsson、1955- )『フラテイの暗号』(北川和代訳、創元推理文庫、2013年11月) フィンランド マウリ・サリオラ(Mauri Sariola、1924-1985)『ヘルシンキ事件』(牧原宏郎訳、TBS出版会 《北欧ミステリ・シリーズ》、1979年7月) - 1969年フランス冒険小説大賞 ペンッティ・キルスティラ(Pentti Kirstilä、1948- )『過去よさらば』(篠原敏武訳、新樹社、2000年12月) レーナ・レヘトライネン(Leena Lehtolainen、1964- )『雪の女』(古市真由美訳、創元推理文庫、2013年1月) - 1997年フィンランド・ミステリ協会 推理の糸口賞(最優秀ミステリ賞) 『氷の娘』(古市真由美訳、創元推理文庫、2013年9月) 『要塞島の死』(古市真由美訳、創元推理文庫、2014年5月) マッティ・ロンカ(Matti Rönkä、1959- )『殺人者の顔をした男』(古市真由美訳、集英社文庫、2014年6月) サラ・シムッカ(Salla Simukka、1981- )『ルミッキ 1 血のように赤く』(古市真由美訳、西村書店、2015年7月) 『ルミッキ 2 雪のように白く』(古市真由美訳、西村書店、2015年10月) 『ルミッキ 3 黒檀のように黒く』(古市真由美訳、西村書店、2015年12月) ティモ・サンドベリ(Timo Sandberg、1946- )『処刑の丘』(古市真由美訳、東京創元社、2017年2月) - 2014年フィンランド・ミステリ協会 推理の糸口賞(最優秀ミステリ賞) 関連書籍(原語はフィンランド語)ソフィ・オクサネン『粛清』(上野元美訳、早川書房、2012年2月)「翻訳ミステリー大賞シンジケート」の「書評七福神の二月度ベスト発表!」(2012年3月15日)で川出正樹氏が2月のベストに挙げている。 関連書籍(原語は英語)ハンヌ・ライアニエミ(Hannu Rajaniemi、1978- )『量子怪盗』(酒井昭伸訳、新☆ハヤカワ・SF・シリーズ、2012年10月 / ハヤカワ文庫SF、2014年3月)フィンランド出身で、フィンランド語と英語でSF小説を発表している作家のSF長編。この長編ではフランス探偵小説の影響をとりいれたと作者が語っており(26to50 ワールドSF特集 アンケート ハンヌ・ライアニエミ)、青年探偵のイジドールというキャラクターが登場するなど、随所でモーリス・ルブランのアルセーヌ・ルパン・シリーズが意識されている(イジドールはルパン・シリーズの長編『奇巌城』に登場する探偵)。 『複製王子』(酒井昭伸訳、新☆ハヤカワ・SF・シリーズ、2015年8月)『量子怪盗』の続編。 ジェイムズ・トンプソン(James Thompson、1964-2014)『極夜 カーモス』(高里ひろ訳、集英社文庫、2013年2月) 『凍氷』(高里ひろ訳、集英社文庫、2014年2月) 『白の迷路』(高里ひろ訳、集英社文庫、2014年12月) 『血の極点』(高里ひろ訳、集英社文庫、2016年1月)フィンランド在住のアメリカ人ミステリ作家がフィンランドを舞台にして英語で書いたミステリ・シリーズ。作者は1998年からフィンランドで暮らし、現地の女性と結婚し、フィンランド語を流暢に話すという。2014年、急逝。 未刊に終わったフィンランド・ミステリ フィンランド・ミステリの古典としては、ミカ・ワルタリ(Mika Waltari、1908-1979)のパルム警部シリーズがある(1939年、1940年、1962年発表の全3作)。1940年の作品『パルム警部の誤算』(Komisario Palmun erehdys)は、1947年に創刊された日本の翻訳ミステリ叢書《現代欧米探偵小説傑作選集》の第19巻で『死の戯れ』として刊行の予定だったが、前述の通りこの叢書は最初の1冊しか刊行されず、パルム警部シリーズはいまだに邦訳がない(全30巻の予定ラインナップ)。 なおミカ・ワルタリの作品の邦訳には、紀元前14世紀のエジプトを舞台にした歴史小説『ミイラ医師シヌヘ』(木原悦子訳、小学館、1994年7月、抄訳)がある。この作品は飯島淳秀の訳で『エジプト人』というタイトルでも訳されており、1950年に岡倉書房より上下巻で刊行、1958年に平凡社の世界名作全集第34巻に収録され、1960年には角川文庫より上中下巻で刊行されている。 フィンランドのスウェーデン語ミステリ フィンランドではフィンランド語とともにスウェーデン語も公用語になっている(スウェーデン語の使用者は人口の数%)。『ノキア 世界最大の携帯電話メーカー』(柳沢由実子訳、日経BP社、2001年10月)の著者の1人であるスウェーデン系フィンランド人ジャーナリストのスタファン・ブルーン(Staffan Bruun、1955- )はミステリ作家でもあり、スウェーデン語でミステリを発表している(邦訳なし)。 ムーミンの作者のトーベ・ヤンソン(Tove Jansson、1914-2001)もフィンランドのスウェーデン語作家。大人向け作品も書いており、『誠実な詐欺師』(冨原眞弓訳、筑摩書房、1995年12月 / ちくま文庫、2006年7月)は広義のミステリといえる作品だそうだ。 北欧の少年少女向けミステリ スウェーデン アストリッド・リンドグレーン(Astrid Lindgren、1907-2002)の《名探偵カッレくん》シリーズ(1946年~1953年、全3作、すべて邦訳あり ※最新の出版物のみ示す)新版『名探偵カッレくん』(尾崎義訳、岩波少年文庫、2005年2月) 新版『カッレくんの冒険』(尾崎義訳、岩波少年文庫、2007年2月) 新版『名探偵カッレとスパイ団』(尾崎義訳、岩波少年文庫、2007年5月) オーケ=ホルムベリイ(Åke Holmberg、1907-1991)の《私立探偵スベントン》シリーズ(1948年~1973年、全9作、うち邦訳5作)邦訳は5冊とも、眉村卓文、ビヤネール多美子訳、講談社、1973年私立探偵スベントン1 『ストックホルムのひまなし探偵』 - Ture Sventon, privatdetektivオーケ=ホルムベルイ『迷探偵スベントン登場』(眉村卓・ビヤネール多美子竹俣 共訳、講談社、1971年9月)と同一作品 私立探偵スベントン2 『北極怪盗とさばくの怪職人』 - Ture Sventon i öknen 私立探偵スベントン3 『ねことり怪人と地下室ギャング』 - Ture Sventon i London 私立探偵スベントン4 『デパート怪人はにおいなし』 - Ture Sventon i varuhuset 私立探偵スベントン5 『おばけ屋敷と四つの怪事件』 - Ture Sventon i spökhuset ※短編集 マッティン・ビードマルク(Martin Widmark、1961- )の《ラッセとマヤのたんていじむしょ》シリーズ(2002年~、25作以上、うち邦訳6作)ラッセとマヤのたんていじむしょ 『ダイヤモンドのなぞ』(枇谷玲子訳、主婦の友社、2009年1月) ラッセとマヤのたんていじむしょ 『ミステリーホテルの怪』(枇谷玲子訳、主婦の友社、2009年1月) ラッセとマヤのたんていじむしょ 『サーカスのどろぼう』(枇谷玲子訳、主婦の友社、2009年3月) ラッセとマヤのたんていじむしょ 『カフェ強盗団』(枇谷玲子訳、主婦の友社、2009年3月) ラッセとマヤのたんていじむしょ 『恐怖のミイラ』(枇谷玲子訳、主婦の友社、2009年7月) ラッセとマヤのたんていじむしょ 『なぞの映画館』(枇谷玲子訳、主婦の友社、2009年7月) スウェーデン推理作家アカデミーでは1976年から1980年にかけて児童向けミステリーを対象とする賞を設けており、1977年にはアストリッド・リンドグレーンの《名探偵カッレくん》シリーズ、1980年にはオーケ=ホルムベリイの《私立探偵スベントン》シリーズが受賞している。ちなみに、アストリッド・リンドグレーンはカーリン・アルヴテーゲンの母方の大おば(母方の祖父の妹)に当たる。 邦訳書『迷探偵スベントン登場』は「共訳」となっているが、巻末コメントによれば、ビヤネール多美子がスウェーデン語から翻訳し、それを眉村卓が英訳本を参考にしつつ読みやすいものにしたもの。 マッティン・ビードマルクはスウェーデンで「子供たちのアガサ・クリスティー」と呼ばれる人気作家。 デンマーク イエンス・K・ホルム(Jens K. Holm、本名Bengt Janus、1921-1988)の《探偵キムと仲間たち》シリーズ(1957年~1973年、全25作、うち邦訳10作)ちょうど今月(2013年6月)、40年ぶりのシリーズ新作『Kim vender tilbage』(探偵キムの帰還)が別の作家により発表されたらしい(参照)。探偵キムシリーズ1 『探偵キムと仲間たち』(石渡利康訳、評論社、1975年 / 評論社てのり文庫、1988年12月) 探偵キムシリーズ2 『探偵キムと盗まれた宝』(石渡利康訳、評論社、1976年1月 / 評論社てのり文庫、1989年2月) 探偵キムシリーズ3 『探偵キムと消えた警官』(石渡利康訳、評論社、1976年4月 / 評論社てのり文庫、1989年4月) 探偵キムシリーズ4 『探偵キムと作られた幽霊』(石渡利康訳、評論社、1976年5月 / 評論社てのり文庫、1989年10月) 探偵キムシリーズ5 『探偵キムと崖屋敷の秘密』(石渡利康訳、評論社、1976年7月 / 評論社てのり文庫、1989年11月) 探偵キムシリーズ6 『探偵キムと海べの足跡』(石渡利康訳、評論社、1976年9月) 探偵キムシリーズ7 『探偵キムと青いオウム』(石渡利康訳、評論社、1976年10月) 探偵キムシリーズ8 『探偵キムと港祭り事件』(石渡利康訳、評論社、1977年3月) 探偵キムシリーズ9 『探偵キムと二人のスパイ』(石渡利康訳、評論社、1977年4月) 探偵キムシリーズ10 『探偵キムと宝石のありか』(石渡利康訳、評論社、1977年8月) ノルウェー レイフ・ハムレ(Leif Hamre、1914-2007)「青二号-とびだせ」(矢崎源九郎訳、『少年少女新世界文学全集』第27巻[北欧現代編]に収録、講談社、1964年) - Blå 2 – hopp ut! (1958) 『オッター32号機SOS』(山室静訳、あかね書房 国際児童文学賞全集第8巻、1965年) - Otter tre to kaller (1957) フィンランド シニッカ・ノポラ(Sinikka Nopola、1953- )、ティーナ・ノポラ(Tiina Nopola、1955- )(姉妹作家)の《ヘイナとトッスの物語》(1989年~、既刊12巻、うち4作邦訳)ヘイナとトッスの物語1 『麦わら帽子のヘイナとフェルト靴のトッス なぞのいたずら犯人』(末延弘子訳、講談社青い鳥文庫、2005年10月) ヘイナとトッスの物語2 『トルスティは名探偵』(末延弘子訳、講談社青い鳥文庫、2006年8月) ヘイナとトッスの物語3 『大きいエルサと大事件』(末延弘子訳、講談社青い鳥文庫、2007年11月) ヘイナとトッスの物語4 『ヒラメ釣り漂流記』(末延弘子訳、講談社青い鳥文庫、2008年7月) 更新履歴 2013年6月17日:スウェーデン、ヘレナ・ブリンク『ある日、死体が浮上した』追加。スウェーデンの児童向けミステリ、《ラッセとマヤのたんていじむしょ》シリーズ追加。 2013年6月20日:デンマーク、A・J・カジンスキー『ラスト・グッドマン』追加。 2013年7月28日:スウェーデン、マリカ・スチールンステットの『巴里の女テロリスト』と『占領軍将校殺人事件』追加。 2013年8月1日:ノルウェー、レイフ・ハムレの児童向け冒険小説を追加(Twitterを通じての新保博久先生のご教示による) 2013年9月19日:見落としていた《ヘイナとトッスの物語》の第4巻(邦訳2008年)を追加。 ※更新履歴は見落としていた作品を追加した場合にのみ記録しています。新刊は随時追加していますが、ここでは示しません。 関連ページ 非英語圏ミステリ2014年の邦訳出版一覧 北欧のミステリ賞 南欧ミステリ邦訳一覧 ドイツ語圏ミステリ邦訳一覧 オランダ語圏ミステリ邦訳一覧 ロシア・中東欧ミステリ邦訳一覧 中南米ミステリ邦訳一覧 東アジアミステリ邦訳一覧 東南・南アジアミステリ邦訳一覧 中東ミステリ邦訳一覧 アフリカミステリ邦訳一覧 フランスのミステリ賞受賞作の邦訳一覧 フランス・ミステリ必読30冊(『ミステリマガジン』2003年7月号) フランスミステリベスト100 ポケミス非英語圏作品一覧 創元推理文庫海外ミステリ非英語圏作品一覧 年間ミステリランキング 非英語圏作品一覧 北欧シャーロック・ホームズの異郷のライヴァルたち(2) 北欧編 北欧・バルト三国で刊行された日本の推理小説/ミステリ 非英語圏ミステリ各種リスト
https://w.atwiki.jp/detective_conan/pages/89.html
サントラ・BGM まとめ(2015年放映分)②:第784話~803話 ※「★」マークの曲は初使用(コナン達に聞こえているものは除く) ※ 表記について (サウンドトラック別の色分けの他、’07バージョンや’09未発表曲について説明しています) 2023-08-07更新 第784話「織り姫クラブへようこそ」 第785話「太閤恋する名人戦(前編)」 第786話「太閤恋する名人戦(後編)」 第787話「真夏のプールに沈む謎(前編)」 第788話「真夏のプールに沈む謎(後編)」 第789話「女王様の天気予報」 第790話「米花ポン出血大サービス」 第791話「高木刑事、手錠で逃走」 第792話「三人の第一発見者(前編)」 第793話「三人の第一発見者(後編)」 第794話「ボディーガード 毛利小五郎」 第795話「若奥様が消えた秘密」 第796話「おしどり夫婦の策略」 第797話「夢みる乙女の迷推理」 第798話「動く標的」 第799話「探偵団の密室推理合戦」 第800話「1億円を追いかけろ」 第801話「鳥取砂丘ミステリーツアー(倉吉編)」 第802話「鳥取砂丘ミステリーツアー(鳥取編)」 第803話「火の用心の落とし穴」 第784話「織り姫クラブへようこそ」 のんびり気分(アナザー)’07 ケース ブレイク OP40:「WE GO」 (タイトルコール’07) 陰謀’07 犯人(スナイパー)の正体’07(前半部分) 小五郎の検証'07 悪のテーマ'07A ブリッジC 「何だこの痕跡は?」'07 CM ミニサス③ ハテナレンコン 殺意'07 ★船上サスペンスB ダウンネイル(A~Cパート) 次のターゲット!'07 コナン推理'07 緊迫'07 ドライ エレジー スポットライト ’09未発表曲17 ED49:「君への嘘」 蘭のテーマ'07 第785話「太閤恋する名人戦(前編)」 アット ミッドタウン 神のクイズ ★夜の海A~展開F(前半部分) OP40:「WE GO」 (タイトルコール’07) ロマンス ラプソディ アクセント タッチ~コンティニュー(イントロ部分) 悪巧み トレジャー チルドレンA ブリッジA 照準 CM 犯人のアジト(忍び)'07 ★次の標的 ザ ステージ ゲンタくん 氷点 滑りやすい道 不透明な果実1 ED49:「君への嘘」 第786話「太閤恋する名人戦(後編)」 コンシダレーション(前編のおさらい) OP40:「WE GO」 (タイトルコール’07) ワッツ ハプニング エントランス イン モルティス1 犯人のアジト(忍び)'07 廃棄船 船上サスペンスD(後半部分) CM Need not to know.'07 何かが起きる…'07 犯人(スナイパー)の正体'07 レガート エピローグ ★ワンペーン 西の名探偵'07 ザ ステージ ’09未発表曲4(後半部分) ED49:「君への嘘」 アラーマ 第787話「真夏のプールに沈む謎(前編)」 フォース(前半部分) キーパーチャージ 昼下がりの天使たち'07 OP40:「WE GO」 (タイトルコール’07) トレジャー チルドレンB のんびり気分(アナザー)'07 ベルモット 廃棄船 イエローカード(別バージョン) ブリッジD CM 謎解き(その1)'07 ’09未発表曲7 ワッツ ハプニング 犯人のアジト(忍び)'07 ’09未発表曲12 ’09未発表曲5 インターセプト ED49:「君への嘘」 第788話「真夏のプールに沈む謎(後編)」 シャーク テラー(前半部分)(前編のおさらい) コンシダレーション(前編のおさらい) OP40:「WE GO」 (タイトルコール’07) ミニサス③ 事件現場’07 不透明な果実4 融合 照準 CM ペナルティ モード(別バージョン) 未発表曲1(眠り続ける冬馬) 未発表曲4(コナンの自由研究) 次の標的 焦るコナン ’09未発表曲23 ★捜査状況 ★ビハインド・ザ・クライム ’09未発表曲17 ED49:「君への嘘」 ★蘭のハート エピローグ 第789話「女王様の天気予報」 昼下がりの天使たち’07 OP40:「WE GO」 (タイトルコール’07) ほのかな記憶 屈折する水晶(前半部分) ルックアラウンド 出動のテーマ(1)~予感’07 ’09未発表曲7 小五郎の検証’07 ハテナレンコン ブルーインファレンス 船上サスペンスG CM 船上サスペンスA サイレントスノー 迷いの海 エントランス ’09未発表曲26 アラベスク タッチ サスキーロ インターナショナル ケース(インシデント) 予知できない展開 ED49:「君への嘘」 ’09未発表曲24 第790話「米花ポン出血大サービス」 アクセント タッチ~コンティニュー(イントロ部分) ’09未発表曲24(落ち着きバージョン) アラーマ ブリッジD ★ OP41:「謎」(La PomPonバージョン) (タイトルコール’07) ワッツ ハプニング 屈折する水晶(前半部分) ’09未発表曲12 ミニサス③ クローズドスキル(前半部分) 廃棄船 融合 未発表曲1(眠り続ける冬馬) CM しなやかな刑事たち(前半部分) 事件のドア ’09未発表曲6 ダウンネイル(全パート) ’09未発表曲3 不透明な果実4 犯人からの電話’07 迷いの海 ED49:「君への嘘」 ケースクローズド 第791話「高木刑事、手錠で逃走」 OP41:「謎」(La PomPonバージョン) (タイトルコール’07) ベルモット 黒い影-挑戦―’07 古城の探索’07(後半全部分) 捜査開始’07 スズランの花+スズランの花2 波紋 CM 小五郎の推理’07 捜査開始’07 夜の探索’07 陰謀’07 出動のテーマ(1)~予感’07(前半部分) ★コナンドライブ④ ’09未発表曲19 なじむ想い ★★それいけコナン(超早)’07 ED49:「君への嘘」 蘭・愛のテーマ(Guitar)’07 第792話「三人の第一発見者(前編)」 不透明な果実1 不透明な果実5+ブラックロジック(締め部分) OP41:「謎」(La PomPonバージョン) (タイトルコール’07) のんびり気分’07 小五郎の推理’07 古城の探索'07(後半部分) 不透明な果実5 波紋 黒い影-挑戦-’07 緊迫’07 CM 夜の探索’07 謎解き(その1)’07(前半部分) ワッツ ハプニング 忍び寄る影’07 犯人のアジト(忍び)’07 ブルーな疑惑 コナン推理’07 ED49:「君への嘘」 第793話「三人の第一発見者(後編)」 犯人(スナイパー)の正体’07(前半部分)(前編のおさらい) OP41:「謎」(La PomPonバージョン) (タイトルコール’07) 推理’07 ’09未発表曲2 犯人のアジト(忍び)’07 ’09未発表曲12 (携帯着信音) スズランの花2 CM 夜の探索’07 「何だこの痕跡は?」’07 緊迫’07 小さな巨人’07 次の標的 ’09未発表曲23 対決のテーマ’07 ED49:「君への嘘」 蘭のテーマ’07 オセンチな歩美’07 不透明な果実5 第794話「ボディーガード 毛利小五郎」 謎解き(その1)’07(前半部分) ’09未発表曲22 OP41:「謎」(La PomPonバージョン) (タイトルコール’07) ロンリースカイ スズランの花2 小五郎の推理’07 ベルモット アンダーアイス CM ’09未発表曲26 ’09未発表曲23 トレジャー チルドレンB 悪巧み コナン推理’07 何かが起きる…’07 機上のサスペンス(1)’07 運命の瞬間’07+次のターゲット!’07 黄色い直感1 ピュアソウル(メイン部分) ’09未発表曲19 ★(完)未発表曲17(「フェルマータ」「マインド ピアノ」のアレンジ;陽菜のテーマの完成版?) ED49:「君への嘘」 蘭・愛のテーマ’07 第795話「若奥様が消えた秘密」 白いサスペンス② OP41:「謎」(La PomPonバージョン) (タイトルコール’07) 波紋 迷路’07A スズランの花2 普段タンテイダン(つなぎ部分) 古城の探索’07(後半全部分) 不透明な果実1 ’09未発表曲19 ディテクティブボーイズ(イントロ部分)+ディテクティブボーイズ2 事件の発生 (携帯着信音) 事件の発生(続き) CM 悪のテーマ’07A (携帯着信音) イン トゥ ピッチ ★プレホイッスル サスペンス-危機感-’07 船上サスペンスC 次のターゲット!’07(追加メロディあり) 出動のテーマ(1)~予感’07(前半部分) アレグレット ’09未発表曲22 未発表曲17(「フェルマータ」「マインド ピアノ」のアレンジ;陽菜のテーマの完成版?) なじむ想い ED49:「君への嘘」 ケースクローズド 第796話「おしどり夫婦の策略」 犯人(スナイパー)の正体’07(前半部分) OP41:「謎」(La PomPonバージョン) (タイトルコール’07) スズランの花2 波紋 ’09未発表曲19 犯人のアジト(忍び)’07 不透明な果実1 「何だこの痕跡は?」’07 ミニサス③ 廃棄船 陰謀’07 ’09未発表曲5 CM ★FBI情報 推理’07 緊迫’07 Need not to know.’07 展開B ’09未発表曲23 暗殺者のテーマ-忍び寄る魔手-’07 ED49:「君への嘘」 グラーヴェ サイド(別バージョン) 怪人包帯男(1)’07 第797話「夢みる乙女の迷推理」 ’09未発表曲22 ★(完)’09未発表曲40 OP41:「謎」(La PomPonバージョン) (タイトルコール’07) ルックアラウンド 名探偵コナン 新メイン・テーマ’07 アマリリス とっておきクイズ’07 波紋 スズランの花2 名探偵コナン 新メイン・テーマ’07 キラリ1 名探偵コナン 新メイン・テーマ’07 記憶のヒカリ 背後の圧迫 CM 対立1 不透明な果実1 「何だこの痕跡は?」’07 普段タンテイダン(つなぎ部分) 次の標的 アメジスト ビートルジュース 虹をつかんだ 蘭のテーマ’07 ED49:「君への嘘」 蘭・愛のテーマ’07 阿笠博士のテーマ’07 ’09未発表曲40 第798話「動く標的」 出動のテーマ(1)~予感’07 スズランの花+ダークな予感+スズランの花2(締め部分) OP41:「謎」(La PomPonバージョン) (タイトルコール’07) トレジャー チルドレンA 波紋 ワッツ ハプニング ミニサス③ 推理’07 ベルモット ブルーな疑惑 ファンタジック 不透明な果実1 CM 「何だこの痕跡は?」’07 ブリッジD 緊迫’07 何かが起きる…’07 犯人からの電話’07 ED49:「君への嘘」 サッカーゲーム 第799話「探偵団の密室推理合戦」 トレジャー チルドレンA OP41:「謎」(La PomPonバージョン) (タイトルコール’07) 波紋 犯人のアジト(忍び)’07 ルックアラウンド ディテクティブボーイズ4+ディテクティブボーイズ2 とっておきクイズ’07 小さな巨人’07 カギを探せ!’07 記憶のヒカリ CM 不透明な果実1 「何だこの痕跡は?」’07 夜の探索’07 ブリッジA 廃棄船 展開B 推理’07 ダル セーニョ ED49:「君への嘘」 名探偵コナン メイン・テーマ(天空組曲ヴァージョン)(ラジオ体操パート) 第800話「1億円を追いかけろ」 夜の探索’07 OP41:「謎」(La PomPonバージョン) (タイトルコール’07) サスペンス-危機感-’07 不透明な果実1 時計じかけの摩天楼’07 ダークな予感 未発表曲21(羽田秀吉の推理) 忍び寄る危機’07 小五郎の推理’07 ターゲット サスペンスD’07 CM 悪のテーマ’07A 運命の瞬間’07 廃棄船 ブリッジC FBI情報 推理’07 緊迫’07 Need not to know.’07 対決のテーマ’07 ED49:「君への嘘」 蘭のテーマ’07 第801話「鳥取砂丘ミステリーツアー(倉吉編)」 ’09未発表曲24 阿笠博士のテーマ’07 ほのぼの’07 OP41:「謎」(La PomPonバージョン) (タイトルコール’07) 蘭のお姉さんぶり’07 アンダーアイス(前半部分・後半部分を分割使用) FBI情報 推理’07 ダークな予感 ワッツ ハプニング CM ’09未発表曲4(イントロ部分) ’09未発表曲12 犯人(スナイパー)の正体’07(前半部分) 古城の探索’07(後半部分) 犯人のアジト(忍び)’07 汐留’07 未発表曲21(羽田秀吉の推理) 暗殺者のテーマ-忍び寄る魔手-’07 ED49:「君への嘘」 第802話「鳥取砂丘ミステリーツアー(鳥取編)」 謎解き(その2)’07(倉吉編のおさらい) OP41:「謎」(La PomPonバージョン) (タイトルコール’07) ’09未発表曲5 アンダーアイス ミニサス③ 波紋 ワッツ ハプニング ベルモット 犯人(スナイパー)の正体’07(前半部分) Need not to know.’07 ’09未発表曲16 船上サスペンスE CM 古城の探索’07(後半部分) FBI情報 チェーンウェイブ 包み込む湯気の中から(前半部分) ★ウールのおくりもの 未発表曲21(羽田秀吉の推理) 暗殺者のテーマ-忍び寄る魔手-’07 ブルーインファレンス ひし形の感情 マインド ピアノ ED49:「君への嘘」 蘭のハート ★水面 第803話「火の用心の落とし穴」 黒い影-挑戦-’07 OP41:「謎」(La PomPonバージョン) (タイトルコール’07) ブルーな疑惑 スズランの花2 アンダーアイス(前半部分) 陰謀’07 記憶のヒカリ サスペンス-危機感-’07 アンダーアイス(後半部分) サッカーゲーム ブルーな疑惑 ディテクティブボーイズ+ディテクティブボーイズ2 小五郎の推理’07 CM 記憶喪失(影)’07 ’09未発表曲5 ’09未発表曲16 出動のテーマ(1)~予感’07 ’09未発表曲26 ワッツ ハプニング コナンの直感’07 事件解明’07B ’09未発表曲34 ED49:「君への嘘」 ダイビング
https://w.atwiki.jp/side_flip/pages/160.html
#freeze 同人系ゲーム contents #contentsx ゲーム情報 #ref error :ご指定のページがありません。ページ名を確認して再度指定してください。 サークル : 焼肉万歳 -Yakiniku Oh! Yeah!- 発売日 : 2005/08/14 ジャンル : 引き籠もり推理AVG 説明 引き篭もりの名探偵「日置小茂朗」とメイドロボ「ほーちゃん」戦闘のプロ「デルフィ」たちが活躍する本格引き篭もり推理AVG「引籠世界の探偵事件簿」の第1作。 焼肉万歳-Yakiniku Oh! Yeah!- 公式サイト 引籠世界の探偵事件簿シリーズをリリースされている同人サークルです。 STORY 以下焼肉万歳さまHPより引用 引籠探偵の元に、お嬢様学校からの依頼が届く。 『あなたのマリアをいただきます』 ――この脅迫状の差出人を捜して下さい。 お嬢様学校だ! ごきげんようだ! 小茂朗は早速、部下の「ほーちゃん」「デルフィ」を向かわせる。 そこでは血塗られた惨劇が2人が待っていた……! 引用終わり 評価 グラフィック A- 音楽 B+ システム B キャラ A ハマリ度 B+ おすすめ度 B+ 備考 シリーズ1作目ならではの作り込みの浅さはあるものの良作 レビュー 管理人は、あとで発売された引籠世界の探偵事件簿ZERO -Fight for the Past-を先にプレイしています。シリーズに対するファーストインプレッションという意味では、ZEROのレビューもご参考にしてください。 {特にわたしイチ押しの「ほーちゃん」への思いはZEROのレビューに詳しく書いておりますのでぜひご覧ください。 }; #ref error :ご指定のページがありません。ページ名を確認して再度指定してください。 {今作におけるほーちゃん!↑ }; というわけで、わたしお気に入りの「引籠世界の探偵事件簿」シリーズの第1作です。 史上初?の引き篭もり探偵が難事件を解決する推理ADVです。「推理」AVGを名乗るだけあって、いろんな場所を回って手がかりを探す「捜査フェイズ」や真相を看破するための「推理フェイズ」などがあって、ミステリ好きにはたまらない造りとなっています。 #ref error :ご指定のページがありません。ページ名を確認して再度指定してください。 ↑推理フェイズの画面 感想としては、コンパクトにまとまった佳作といった感じでしょうか。 ただ、上記の通り、わたし自身はのちに発売された「ZERO」(時系列的にはZEROの方が先)を先にプレイしているので1作目であるこの作品については多少アラが目に付いてしまいますので、そのあたりは差し引いてこの先ご覧ください。 まず、主要キャラについてはグラフィック、設定共にキャラが立っていて魅力的です。引き篭もり探偵、放置型メイドロボに実体がアメーバの少女傭兵とまさに何でもあり。そしてわたしはその中でもメイドロボ「ほーちゃん」が大好きですが、まだ今作ではその魅力は65%くらいしか発揮されていないと思います。もちろんそれでも充分お気に入りであることは言うまでもありませんがっ!! また、傭兵デルフィについては、この作品をプレイしてからZEROをプレイした場合にはZEROプレイ時の感動は増すはず(当然そのように作られているでしょうし)ですが、わたしのようにZEROを先にプレイしてしまっていても、かえって今作におけるデルフィに強い思い入れを持つことができて悪くないと思いますよ。でもその場合、デルフィが少し弱いような気がしてしまうのは仕方のないところでしょうか? そして今作ではメインの事件の舞台はいわゆるお嬢様学校!! タイトルを見れば想像付くでしょうがw そこの生徒たちのグラも良い雰囲気です。もう少し彼女たちの倒錯的な学園生活の風景もあればうれしかったのですよ。うむ。 さて、このシリーズの肝である「推理」部分なのですが、ちょっと弱い気がしましたねぇ。推理ものにしては少し分かり易すぎるかも知れません。ゲームなのであんまり極端に難しくする必要はないと思いますが、ちょっと直球過ぎ(手がかりが親切すぎ?)かなと感じました。この点については、シリーズものの第1作だから、ということはあまり理由にならない部分だと思いますので、少し残念です。ただ、それでもそのシステムと相まって、充分推理ゲームとして成り立っているレベルですので、購入をためらう必要はありません。 それにしても小茂朗は、おいしいとこ取りだねぃ。 カコエエよ。 全体的にはやはりZEROをプレイした身にはどうしても小粒に見えてしまいます。ストーリーもギャグの切れも盛り上がりも。ただ、逆に言えば実際の制作順序で考えるとそのリリースの間隔は一年足らずであり、その短期間ですべてにおいてのスケールアップを果たされたということに他なりませんので、これはすごい底力だと言わざるを得ません。 最後に、今作品で一番のコワかったお気に入りの場面 #ref error :ご指定のページがありません。ページ名を確認して再度指定してください。 ごきげんよう! #attach
https://w.atwiki.jp/cozmixdatebase/pages/165.html
三枝 依菜 読み/さえぐさ えな 年齢/17歳 職業/高校生(国立帝都高等学校) 初登場/美少女探偵エナ&メル「第一話/新年早々事件遭遇」 国立帝都高等学校二年生。幼い頃から推理小説を愛読しており、自らも推理の才能があったのか、学校に「探偵倶楽部」を設立してしまう。倶楽部の初代部長である。 古今東西・国内外問わず作品を読んでいる。好きな作家はクイーンとカー。 姉が人気ブランド「DiAMOND ANGEL」の広報を担当しているので、新作のブーツなどが一般より早く手に入るのが毎月の楽しみ。 竜樹にある種の愛情を抱いており、いつもベタベタしている。 行動力はあるが、体力が無いのが玉に瑕。しかしその行動力と持ち前の推理力は探偵業界と警察にも知れ渡っており、一部では戦力として獲得しようと考えているようだ。
https://w.atwiki.jp/jinrou_ship4/
「フネヨン人狼 Wiki」へようこそ ここは推理型チャットパーティーゲーム「汝は人狼なりや?」を、オンラインゲーム「PSO2」SHIP4内でプレイする上の ルールやセオリーをまとめるWikiです。 人狼とは 正式名は「汝は人狼なりや?」 略して人狼と呼ばれる9人~20人程度で遊ぶ議論や推理、騙しあいのゲームです。 始めにプレイヤーは人狼チームと村人チームに分かれます。 村人チームは村人に扮した人狼を見つけ出し処刑する事を目的とし、 人狼チームは村人を一人づつ始末し最終的に全滅させることを目的としてゲームが進められます。 各プレイヤーには推理力・洞察力・説得力の3つが求められます。 PSO2とは PHANTASY STAR ONLINE 2の事 SEGAが開発、運営しているオンラインゲーム 終わりなき冒険を、今ふたたび。 PSO2公式ページ
https://w.atwiki.jp/realizecosmicyarn/pages/113.html
ここでは新イベント候補として上がった物を一覧にし、投票所を設置する事により投票を行い、一番投票の多いイベントを決めます。 尚、決まったイベントでも協議の結果次第では実行するイベントが異なる場合があります。 1.ヒーローショー ・メンバーを決めて遊園地などでよく見るヒーローショーらしき物を行う。 例 課金戦士ATMクロトマン(全員アドリブ)などなど 2.サバイバル ・メンバー全員装備なしでクエストに挑み拾った物のみでクリアを目指す。 例 難易度ベリーハード 装備、防具なし マグあり などなど 3.推理 ・ホストは犯人役、被害者役、目撃者など舞台装置の一つとなり、参加者を探偵に見立てて推理させて犯人を当てる。 例 部屋の中にあった物がなくなってる!そこから犯人を導け?良い例が思い浮かばない・・・ 選択肢 投票 ヒーローショー (150) サバイバル (18) 推理 (20)
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/8799.html
探偵撲滅 【たんていぼくめつ】 ジャンル 探偵シミュレーションアドベンチャー 対応機種 Nintendo Switchプレイステーション4 発売元 日本一ソフトウェア 発売日 2021年5月27日 定価 7,678円 プレイ人数 1人 レーティング CERO D(17才以上対象) 判定 良作 ストーリー 概要 特徴 物語の進行について 探偵同盟について 捜査シミュレーションパート 真相解明パート 評価点 賛否両論点 問題点 総評 余談 ストーリー 『八ツ裂き公』を名乗る謎の人物が起こした連続殺人事件により、100人以上もの命が失われた。社会全体に混乱が広がりつつある中、政府は八ツ裂き公の対策として、例外的な措置を発表する。それは優れた探偵を集めた組織『探偵同盟』への、捜査依頼。『探偵ネーム』と呼ばれるコードネームで呼び合うというその組織の探偵たちは、年々犯罪率が高まる社会の中で、英雄視されていた。平凡な高校生、北條和都も探偵同盟に憧れる一人。そんな彼の元に、ある日『老師探偵』を名乗る謎の男が現れ、「お前は探偵同盟のメンバーに選ばれた」と宣言する。更に、有無を言わさず眠らされ、名前も知らない島へと連行されてしまうのであった。(公式サイトから引用) 概要 日本一ソフトウェアによる、「推理ADV+推理SRPG」という斬新な形式のアドベンチャーゲーム。 14人の個性豊かな探偵「探偵同盟」が殺人鬼「八ツ裂き公」の思惑によりクローズドサークルに閉じ込められ、一人また一人と犠牲を払いながらも犯人を追い詰めていく推理ミステリー。 特徴的な点として「捜査パートが戦略シミュレーションゲーム形式」であることが挙げられる。 プレイヤーは探偵同盟の司令塔となって探偵達を事件現場に適切に配置し、制限ターン以内に証拠や情報を収集完了させることでステージ(章)をクリアしていく。 なお同社は「ディスガイア」などのSRPGや、「ホタルノニッキ」などの残酷なADVを多数輩出してきたベテランメーカーである。 特徴 物語の進行について 多くの推理ゲームと同様、1つの事件を1章とする章立て形式で話が進む。 基本的には以下の3パートで構成されている。 ①アドベンチャーパート:事件発生前~直後。一般的な選択肢型のテキストADV形式。 ②捜査シミュレーションパート:調査と推理。本作のメインイベント。戦略シミュレーションRPG形式。 ③真相解明パート:事件解決。上記②で獲得した情報を元に結論を導き出す。選択肢多めのテキストADV形式。 ①⇒②⇒③⇒①⇒...の展開を繰り返し、物語が進展していく。 物語が進むに従い、死亡等によってキャラクターはシナリオから脱落していく。 本作は黒幕「八ツ裂き公」の話題を軸にストーリーが展開され、殺人も主にその影響で発生する。しかしあくまで「探偵たちが協力して一人の犯人を追い詰め、逃げる犯人の計略により犠牲者が出る」という展開に終始しており、『ダンガンロンパ』等のデスゲーム系作品のように味方同士の殺人を強要するような要素や、犯人が処罰されるような仕組みは存在しない。 全編にわたって選択肢が設けられているが、シナリオが大きく分岐するようなものは無く、1本道である。 探偵同盟について 主人公を含む全てのキャラクターは国際組織「探偵同盟」に所属する探偵であり、「科学探偵」「武装探偵」といった「○○探偵」という探偵ネーム(コードネーム)を持つ。 本名の秘匿が探偵同盟の規則で定められており、各探偵は作中では基本的に「○○探偵」「○○さん」など、この探偵ネームで呼び合っている。 各探偵の本名は後述の「残留思念」イベントにて知ることができ、作中の「探偵一覧」で見られる情報にも本名が追加される。 + 登場キャラクター一覧 無能探偵 (男) 探偵序列100位 能力:???本作の主人公であり、本名は「北條和都(ほうじょう わと)」。プレイヤーは彼を操作して事件を解決することになる。 他の探偵と違って特別な才能が見当たらないため、無能探偵と呼ばれることになる。 理想探偵 (女) 探偵序列2位 能力:行動予測 本作のヒロインに当たる女性。常に穏やかな口調と笑みを崩さず、まるで未来を覗いているかのようにあらゆる事件を冷静かつ迅速に解決してのける探偵同盟の実質的なトップ。(*1) 外道探偵 (男) 探偵序列4位 能力:犯罪者の思考把握 既に何人も殺しているシリアルキラーの超危険人物。しかし、犯人側の思考からなる推理は皮肉にも探偵としても一流であったため、いつでも爆破出来る首輪を付けて探偵同盟に協力させられている、本作のトリックスター的キャラ。 華族探偵 (女) 探偵序列5位 能力:審美眼 世界的に有名な探偵を幾人も排出しているピンカートン家の子孫。 作中では事ある毎にポンコツっぷりを披露してしまうコメディ役兼清涼剤を担当しているが、物の真贋を見抜く眼や、人を上手く遣うという才能は紛れもなく本物。 社畜探偵 (男) 探偵序列10位 能力:堅実な捜査 昼はサラリーマン、夜は探偵という二足の草鞋を履く生活を送っている妻帯者。 飛び抜けた才能はないが、コツコツと推理を積み重ねる堅実さで序列10位に登り詰めた。 渋谷探偵 (女) 探偵序列22位 能力:コミュニケーション推理 他人と会話を重ねて、そこから解決の糸口を見つけるという推理法を用いる。 持ち前の明るさで基本的に誰とでもすぐ仲良くなれる。 魔界探偵 (男) 探偵序列7位 能力:オカルト調査 オカルトじみた事件を専門に扱う。 一見すると中二病を患ったアレな人に思えるが、実際はどんな荒唐無稽な可能性だろうと一蹴せず、様々な角度から推理することで解決に導くまともな人。 美食探偵 (女) 探偵序列9位 能力:超味覚 人の感情すら言い当ててしまうほどの味覚の持ち主。 食に対するこだわりは強く、食する自由を奪うという殺人行為を嫌う。 幼い頃から様々な物を食べてきたため、大抵の物なら毒物でも平気で食べられる耐性が付いている。 被虐探偵 (男) 探偵序列14位 能力:名探偵体質 超が付くほどの不幸体質であり、命を落としかねない事故や事件を何でも引き寄せてしまうおかげでネガティブな性格。 同時に危険を察知する能力も高いため何とか致命傷は避けられるものの、全身が常に傷だらけになっている。 文学探偵 (女) 探偵序列15位 能力:視覚記憶 無類の本好きであり、一度読んだ本なら全て記憶できる。 言葉を話す際はまるで小説のセリフのように「」を付けて話す。 科学探偵 (男) 探偵序列20位 能力:探偵友具の開発 先天性の病による車椅子で生活する少年だが、海外の大学で博士号も取っている俊英。 友具(フレンズ)と呼ぶ探偵サポートツールを開発し、事件の解明に協力する。 大和探偵 (女) 探偵序列25位 能力:超身体能力 幼い頃から野山で狩りをしながら生きてきたおかげで、人並み外れた身体能力と野生の勘を身に着けている。 しかし何かと腕力で解決しようとするほど単純な反面、人情には脆く、自分が一度信じると決めたら曲げない一本気で熱い性格。 武装探偵 (男) 探偵序列32位 能力:守護 様々な機能を搭載した特殊な甲冑に身を包む荒事担当。 推理力は探偵として乏しいものの、決して諦めない粘り強さで事件を解決してきた好漢。 しかし単細胞なうえに暑苦しいので周囲からの評価は低くなりがち。 老師探偵 (男) 探偵序列番外 能力:建築デザイン 探偵同盟の設立にも関わったベテラン探偵。 現役を引退しているため序列はないが未だその能力は健在。 他人の言動に点数を付ける癖があり、和都が事件に巻き込まれたのは彼が強引に連れてきたのがきっかけ。 八つ裂き公 正体不明の連続殺人鬼として世界中を恐怖に陥れている謎の人物。 今回集められた探偵同盟のメンバーの中に紛れ込んでいるとされている。 アドベンチャーパートと真相解明パートは完全フルボイス。捜査シミュレーションパートでの一部台詞のみパートボイス。 捜査シミュレーションパート 各章で、主に殺人事件が発生したタイミングで行われる捜査パート。 シミュレーションRPGのようなルールで各探偵を操作し、規定ターン内に協力して全ての証拠品を見つけ、捜査を完了させることを目指す。 各探偵は「推理力」「調査力」「検証力」「連携力」「移動力」の各パラメータを持っており、それぞれ得意分野が異なる。パラメータはゲーム内で増減はしない。 規定ターン経過しても証拠の取り残し、推理や検証のやり残しがあるか、後述のデッド・へリングにより本パート内でキャラが死亡してしまうとゲームオーバー、セーブデータまたはこのパートの最初からやり直しとなる。 各ターンでは、マスに区切られた捜査現場マップにおいて、各キャラに以下の6つの行動を指定して行動させる。これを本作では「介入」と呼ぶ。シミュレーションRPGのように「移動(任意)→それ以外の行動」がワンセットとなっており、移動した後かまたはその場で、移動以外の何らかの行動を取るとそのキャラのそのターンの行動は終了する。先に移動以外の行動を取った後に移動をさせることもできるが、移動→行動→移動とすることはできない。 移動:指定した探偵の位置を移動させる。移動できる最大マス数は各探偵が持つ「移動力」に等しい。 全体移動:移動力に関係なく、マップ内の任意の位置に移動させられる。ただし、これを使うとそのターンの移動後の行動はとれなくなる。 推理:隣接するミステリーポイントやデッド・ヘリングの数字を減らせる。減らせる数字は各探偵に設定された「推理力」に等しい。 調査:探偵の周囲にあるものを調べる事が出来る。調べられる距離マス数は各探偵が持つ「調査力」に等しい。 検証:「調査」コマンドで入手したエビデンス(証拠品)を詳しく検証して検証済状態にする。各エビデンスには検証難易度が存在し、各探偵が持つ「検証力」を超える難易度のエビデンスは検証できない。 連携:「推理」コマンドを使用している探偵に隣接させてこのコマンドを使うと、推理する探偵の「推理力」に連携する探偵の「連携力」を足して計算することができる。 各探偵の行動を「介入」で指示した後、「捜査開始」コマンドを実行することで、マップ上の探偵が全員指示した行動を行い、そのターンが終了する。 行動を指示していない探偵は勝手に自己判断して行動する。 また、一部状況では主人公である無能探偵を信頼していない探偵が数名おり、それらにはこちらの介入で指示を出すことができない。捜査が進行することで指示が出せるようになる場合がある。 「捜査開始」のほかに「先行捜査」というコマンドがある。このコマンドでは既に行動を指示した探偵を先に行動させることができ、完了してもターンは終了しない(再度そのターン中に未介入の探偵に指示を出して「捜査開始」ができる)。 上手く活用すると「証拠品Aを調査する→検証できる証拠品が出てくる→それを検証した結果、ロックが解除される→他の探偵が近くにいたおかげですぐ調査が出来る→更なる検証が可能になる」という具合に、1ターンの間に一気に捜査を進めることが出来る。 マップ上にはさまざまな手がかりがあり、それらを調べていかなくてはいけない。 ミステリーポイント:現場に残された謎。HPのような数字が表示されており、探偵の「推理」コマンドで減らしていき、0にすれば解明されて消滅する。 ただし、一部のポイントは登場した時点では「ロック」されていて推理できない。捜査がある程度進展すればロックが解除される。 エビデンス・スクエア:現場に残った証拠品。「調査」することで手持ちのエビデンスに加えられるが、一部のエビデンスは見つけた後に「検証」コマンドで全容を解明しないと完了扱いにならない。 デッド・ヘリング:犯人の仕掛けた罠などが潜む危険地帯。ターン終了時に探偵がこのエリア内にいると、その探偵が死亡し即座にゲームオーバーとなる。ミステリーポイントと同様に数字が設定されており、「推理」コマンドで0にすれば消す事が可能。 ワードポイント:「調査」コマンドで調べることで、辞書要素にあたる「語録」が入手できる。事件とは無関係で調べなくてもクリアは可能だが、調べればより世界観を理解できる、ある種の収集要素。 残留思念:メインキャラである探偵たちのうち、特定の探偵に関連するアイテム。ワードポイントと同様にクリアには関係なく、普通に「調査」しても事件に関係ないエビデンスが入手できるだけで何も起きないが、主人公である無能探偵が「調査」すると、その探偵の想い出となっているスキット(固有イベント)が見られる。このイベント内でその探偵の本名が明かされる。 残留思念は通常マップに表示されておらず、マップをくまなく「調査」しないと見つからないが、前章の真相解明パートで高評価を取っていれば目視できるようになる。 真相解明パート 捜査シミュレーションパートを無事にクリアすることで、事件の全容を解明する「真相解明パート」へと移行する。 主人公である無能探偵が、捜査の中で得た情報や証拠から事件を解明していく。 途中でいくつか3択の選択肢が存在しており、それぞれ正答できるまで答え直しになる。間違えると「信頼度」が減っていき、無くなるとゲームオーバー。一発で正答できれば回復する。信頼度は5目盛りで開始され、最大10目盛り。 パート完了時の信頼度によって、Sランクが最大のランク評価が行われる。高ランクでクリアすれば前述の通り、次章で発見できる「残留思念」が可視化される。 このパート中はセーブ不可となっている。 評価点 個性豊かな多くの探偵達。 強烈な思想・能力の登場人物が多く、誰一人没個性にならずキャラ立ちしている。 「探偵」をテーマに「推理」「護衛」「捜索」など各業務へ細分化し、キャラ被り無く魅力的に描いている。 例:「武装探偵:自他ともに認める脳筋だが、頑強な仕込み鎧と折れない精神で依頼人を護衛しながら事件を解決」 基本的に全員クセはあるものの友好的で、会話の密度が高いためキャラクター像を掴みやすい。 代表的同型ゲーム『ダンガンロンパ』の「超高校級の〇〇」同様、「○○探偵」という特徴を示す探偵ネームを最初から開示することによって多数のキャラが把握しやすくなっている。また「親しくないうちは本名を明かさない」という設定もプレイヤーの記憶力への負担を軽減している。 アドベンチャーパートでは探偵ネームに見合った特殊能力でいずれのキャラも活躍し、捜査パートにおいても得意不得意が数値化された各パラメータによって彼らの特徴が表現されている。 収集要素である「語録辞典」「探偵一覧」「残留思念」にてキャラの本名や意外な過去、探偵同士の繋がりが判明する。ボリュームのある情報量で、各キャラクターの人物像をより一層肉付けしている。 単なる孤島ミステリーだけに収まらず、先が読めないストーリー。 序盤である1章から味方の死や脅威の出現など急展開の連続で、常に油断のならない緊張感のある展開が繰り広げられる。 中盤以降は探索やサバイバル要素の趣も現れ、閉鎖空間での謎解きに留まらないシナリオへ発展していく。 本作はほぼ全編が舞台となるモルグ島の中で進むが、サバイバル要素や複数の殺人事件が起こっても舞台の狭さは感じられない。 捜査過程に焦点を当てた斬新な推理パート。 本作は「探偵全員で証拠を揃える」ことをゲームのメインイベントに据えており、「謎や犯行の痕跡=敵モンスター」「推理力=攻撃力」と置き換えることで「敵(=痕跡)を攻撃(=推理)して倒し、宝(=証拠)をゲット」という日本一ソフトウェアお得意のSRPGへと転化している。 「攻撃(=推理)向きではない探偵は移動力・調査力を活かしてマップ上の証拠を収集・検証」「援護攻撃(=連携)で味方の攻撃力(=推理力)を底上げ」「強敵(=必要数値の大きい謎)を味方で囲んで総攻撃(=推理)」など、推理ゲームの各要素を丁寧にSRPGへと落とし込んでいる。 既存の推理ゲームの多くはポイントクリック形式やコマンド総当たり式が採用されているため、捜査パートは凡庸になりがち。本作では各キャラが独自のパラメータを持っており、得意分野を活かして他の探偵の弱みをフォローするという仕組みであるため従来の推理ゲームよりも一層「味方全員が能動的に捜査している」実感が湧くようになっている。同じくプレイヤー自身も「自分の意志で解いている」という実感が湧きやすい。 同じ証拠品であっても発見した探偵ごとにリアクションが用意されているため、プレイヤー次第で捜査風景が異なる。 例:同じ「水」という証拠品を調べる場合でも「この部屋に水気があるのは不自然だ」とヒントを喋るロジカルな探偵もいれば、「ペロッ……これは水!毒じゃなくて良かった!」と場を和ませるフィジカルな探偵もいる。(※真相解明パートでの効果は変わらない) 戦略性などのゲーム的な観点で見れば、ターン制限も移動制限も緩く、同メーカーのSRPGに比べて難易度は高くは無い。 SRPGに不慣れなプレイヤーでも数回のトライ&エラーで「どの場所に、どのタイミングで、どんなパラメータを持った探偵を配置すべきか」が把握できる程度には余裕が用意されている。 SRPGの難易度が高すぎると推理ゲームとして楽しめなくなり、本末転倒であるため適切な難易度調整であると考えられる。 フルボイス。 フルボリュームの推理ゲームでは珍しく、全シナリオがフルボイスで展開される。 メジャー声優は少ないものの、各声優の演技力に申し分は無く、それぞれのキャラクターに合った演技を見せてくれる。 キャラクターの一人「渋谷探偵」はバーチャルYouTuber(VTuber)である鈴木あんずが担当している。人懐っこいあけすけなキャラをうまく演じており、ゲスト声優といっても本職声優と遜色無い演技。 スチル・立ち絵・アイコンを用いた演出 重要なイベントはスチル(一枚絵)で表現されることはもちろん、事件ギミックの説明では簡略化された棒人間絵が複数用意されて各探偵の推論が表示され、プレイヤーが「その推論は図で見るとおかしくないか?」と気づきを得られるようになっている。 口パク・まばたきなど一通りの立ち絵ギミックが実装されている上、立ち絵を場面に合わせて左右に動かしたり傾けたり透過することで「考えながら歩いていて転倒」やいわゆる「志村後ろー!」のようなシチュエーションを表現したりと、左右固定の紙芝居にならないよう意欲的な工夫が見られる。 捜査シミュレーションパートでもかわいいアイコン状の探偵達がピョコピョコ動く姿は、視認性を確保しつつ舞台となる殺人現場の二次元の嘘による違和感を緩和している。 人物背景・世界観が作りこまれている。 各探偵には、パーソナリティ以外に探偵同盟での序列や、主に解決した事件といった情報が設定されている。 収集要素の一つである「語録辞典」では、探偵一人一人がこれまでに解決した事件の概要や探偵になった経緯を見ることができ、そこから各探偵が個人で事件解決する際の傾向などを窺い知ることができる。ボリュームも全62個と数も多く読み応えがある。 主人公だけが回収できる収集要素「残留思念」は、「その探偵がなぜ、そんな行動をとったのか?」といった動機につながるサブエピソードを見ることができる。クリア後の2周目から解放される残留思念も存在し、事件の裏側を垣間見ることができる。 公式ホームページで公開されている外伝小説(前日譚小説(各探偵14名分)や広報小説)など、多くの補完エピソードが用意されており人物像のさらなる肉付けが為されている。 セーブスロット数は48と多く、各章の最初/捜査パートから始めることもできるので、収集要素コンプリート目的のリトライや好きなシーンの保存が容易。全編フルボイスかつ捜査シミュレーションパートが存在する本作においては非常に有用。 賛否両論点 SF要素、オカルト要素が存在する 第1章から現代では存在しないような殺人ロボットやハイテク機器のオンパレードであり、SFの域に足を踏み込んでいる。 + そしてオカルト要素(序盤のネタバレ有) 「第1章で惨殺されたヒロインが、第2章からは主人公とだけ会話できる背後霊として常時同行する」という、人によってはご都合主義と受け取れる展開が発生する。 主人公以外の人物に干渉できない背後霊というポジションに「ヒロイン 兼 漫才相手 兼 師匠役 兼 ゲーム上のナビゲーション役 兼 主人公の知らない舞台設定を説明する役」…という便利な役割を無駄無く詰め込んでおり、収まりが良い。 「逆転裁判」「ダンガンロンパ」という先例通り、推理ゲームとSF要素・オカルト要素との相性は決して悪くはない。本作においてもSF要素・オカルト要素ともに賛否の賛の声が多く、隙あらば鬱展開を挟む日本一ソフトウェアにしては珍しい救済要素でもあることから肯定的に受け取られている。 個性豊かな探偵達であるが、一方で、キャラ設定が良く言えば王道的、悪く言えばマンネリ気味。 全体的に大体のキャラが「○○キャラ」のような括りで分けられる設定である。それ自体はよくあることであり、「文学探偵」「武装探偵」といった肩書きに見合った活躍をいずれのキャラもこなしている。 一方で「こういうシチュエーションにはこのキャラ」といった当て嵌めが強すぎる感もあり、意外性のある活躍を見せるシーンはやや少ない。この辺りでインパクトの弱さ、キャラのテンプレート感を指摘する声は見られる。 + 終盤の展開で若干のネタバレ有 ラストの黒幕との対決シーンに尺がかなり長く取られている。 黒幕が判明してからは、死生観に関する黒幕の動機を打ち負かす展開になる。しかし、これに関してはイデオロギーのぶつかり合いであり、どちらが正しいという話ではない。全体的には主人公サイドの意見に同調するプレイヤーが多いだろうが、必ずしもそうかというと恐らくNOであり、同調できたとしても、本作内で黒幕側の意見を完全にやり込めていると感じられるかは議論の性質上微妙なところ。 おまけにこの丁々発止のやり取りが、ボイススキップ無しだと50分を超えるかなり長い時間に渡って繰り広げられる。主人公が一旦挫けて立ち上がるシーンなども含まれており、ただの舌戦が延々と続く訳ではないが、答えの無いやり取りであることもあって、ここでちゃんと没入できるかはかなり人を選ぶ。 問題点 ボイス音量の調整があまり良くできていない。 普通、もしくは少し抑え目に話しているシーンだと、台詞がBGMに埋もれてしまいよく聞こえないような場面が少なくない。手動での音量調整がなされていない印象を受ける。 特に、主人公である無能探偵は普段はやや気弱な性格であることや、内心の声にもボイスが入ること、主人公ゆえ終始中心となって話すことからこの調整不足が目立ちがちである。 ゲーム上における推理要素の流れがややちぐはぐ。 本作の中心となる捜査シミュレーションパートはあくまで捜査であり、解決編である真相解明パートは主人公が1人で事件の真相を話すパートとなる。そのため、普通にやっていると 「捜査パートの方が解決パートよりも長い」 ということになりがち。 捜査が終わった時点で主人公が真相を掴んでいるため、真相解明パート自体がさほど長くもなくあっさりしている。事件について議論が紛糾するようなシーンもほぼ無く、難事件に立ち向かっているような感覚はやや薄め。 事件が起きた時点では主人公もかなり悩むものの、ひとたび捜査を終えてしまえば主人公は一人で全ての謎を解いてしまう。推理を披露する際に他の探偵の協力を得たりはあるものの、捜査パートで協力して捜査している感を出しておきながら、肝心の解決パートでは周囲の優秀な探偵を尻目に主人公の独壇場となるため協力感は薄い。 主人公は新米探偵かつ特に秀でた能力もないことから「無能探偵」と序盤で名付けられるが、この推理力で無能とは到底言い難い。一度決めた探偵名は変更できないため、呼び名として「無能探偵」「無能くん」などと呼ばれ続けるのはおかしくないが、この辺りの活躍とのギャップをほとんどの探偵が突っ込まないところに違和感は残る。 強いて言えば、第3章の捜査シミュレーションパートにおいて、とある箇所のミステリーポイントを主人公に推理させ、ある探偵を主人公と連携させて解明すると、「『無能探偵』なんて呼び名がおかしく感じるくらい見事な推理よ」(要約)と言われる。 これだけ推理力があるはずの主人公が、捜査シミュレーションパートにおける推理力のパラメータは2とかなり低めで、ゲーム中特に成長もしないというのも割とツッコミ所である。 一部の捜査シミュレーションパートが高難易度。 デッド・へリングなどのゲームオーバー要素の配置が一部の章でシビアになっている。 例1:「介入」できない探偵は勝手に行動するが、その探偵のすぐそばにデッド・へリングが存在する章が序盤にある。このリスクに初見では気づきづらいためトライ&エラーで解法を探す必要がある。 例2:不可視の敵から身を守る章があり、立ち回りのミスが即ゲームオーバーとなる。攻略法はトライ&エラーで挑戦を繰り返すほかない。 捜査シミュレーションパートにおける「全体移動」の忘れられやすさと強力さ。 2章以降はこの機能を使わないとクリアが難しく、収集要素を含めた完全クリアもほぼ不可能である。だが、1章では全体移動のチュートリアルがなく口頭で説明されるだけであり、全体移動がなくてもクリア可能であることから、本格的に使うようになる頃には全体移動の存在を忘れており、詰まってしまった人がそこそこ多かった模様。 また、逆に使うとなるとキャラクターの移動力に関わらず何処へでもワープ出来てしまう。普通に移動しても1ターンで届かない場所ならどのみち行動は出来ないので、全体移動を使用したターンは行動不能になるというデメリットが意味を成しておらず、使わないという選択肢がほぼない。(*2) 推理・検証能力は低いが元気の有り余っている武装探偵などが使える特殊コマンドとして活用出来たのならば、キャラの設定にも合ったシステムになっただろう。 最後に黒幕「八ツ裂き公」の正体を当てるシーンは真相解明パートがない。主題が「黒幕の持論を論破する」へとシフトしている。 つまりプレイヤーはただストーリーを見ているだけで、黒幕が誰か当てるための選択もできない。大詰めと言えるシーンでこれは拍子抜けである。 クリア後に開放される章選択名でもそのシナリオは「エンディング」としてクレジットされているため、ゲームとしては既にクリアされており、RPGで言うところの勝利が約束されたイベントバトルというのがスタッフの想定だと思われる。 一部の戦闘シーンの迫力不足。 本作は戦闘シーンも多く、特に中盤に多発する。重点的に固有イラストを設ける努力は感じられるのだが、全てをカバーできている訳ではなく、濃い緊迫感を演出できているとは言い難い箇所もある。 特にそれを感じるのは主人公が戦闘に参加する場面。満身創痍になり死を覚悟するほどのかなり緊迫した戦闘が繰り広げられるのだが、最後のクライマックスしか固有イラストがなく、そこまでに剣撃エフェクトとボイスだけのやりとりで行われる戦闘がかなり長い間続くのはやや気になるところ。 人数の減ってくる後半のシミュレーションパートでは介入できないキャラがいなくなる。そのため、難易度的には後半の方が簡単というゲームバランスになっている。 見方を変えれば、それだけ主人公が仲間から信頼されたという証でもあるのだが。 人数が減ることでデッド・へリング等を対処する難易度が上がっているため、その点への調整と考えられる。 探偵同盟の設定を持て余している感が否めない。 探偵同盟のルールの一つに「 探偵の間で意見がぶつかった場合、明確な証拠がない限りは序列が上の探偵には従う必要がある 」という設定があり、これが序列の低い主人公が他の探偵に捜査介入を行う根拠として機能しそうなのだが、作中ではそういった状況はほぼ皆無。序列関係なく捜査介入が出来る協力的、非協力的なキャラが分かれているため、結局は主人公に好意を抱いているか否かというふわふわした影響しか機能していない。 かなり気に掛かる程度には誤字脱字が多い。 前半はさほどでもないのだが、3章辺りから目に見えて誤字脱字の量が増加する。 軽い誤変換や1文字2文字抜けているぐらいのものが多いものの、特定のフレーズが誤って重複しているような、かなり目立つものも複数回出て来る。 評価点「フルボイス」の通り全セリフが音読されているため、正しい読みは声を聴けば判別できる。 総評 クローズドサークルの舞台に異常な才能を持った人物が集められ事件が発生するなど、身も蓋もないわかりやすい言い方をしてしまえば『ダンガンロンパ』系の作品である。 しかし、システムなどの差別化を図ることで単なる後追いの二番煎じには収まらないように創意工夫されており、細かい難点こそあるものの、全体的には程よくまとまったアドベンチャーゲームである。 日本一ソフトウェアの得意分野である戦略SRPG要素を推理ゲームに持ち込んだことで、地味になりがちな捜査パートを華の有るものへ昇華している。 「値段以外は良作」と評されがちな日本一ソフトウェアであるが、本作は「値段相応の良作」と太鼓判を押せる出来になっている。 余談 本編の第一章を丸々遊ぶことができる体験版が配信中。システムやプレイ感はこの体験版でしっかり確認できる。 公式HPでは各探偵が主役の外伝小説(各探偵に1話で合計14話)が掲載されている。中にはゲーム本編と関わりがあるものも含まれるので、プレイ前に一通り読んでおくとゲームのストーリーがより深く理解できる。 さらに小説投稿サイト「カクヨム」では上記のストーリーに加え、本編の前日譚と後日談が公式によって掲載されている。 内容の都合上本編のネタバレも含まれるので、読むならば本編をクリアしてからが推奨される。 元ネタと考えられる作品に、作家の清涼院流水氏が1990~2000年代にかけて発表した『JDC(*3)シリーズ』がある。異能の探偵集団が途方もない怪事件に荒唐無稽な探偵術で挑むという内容で、超能力じみた探偵の能力、成績による序列付けといった本作に採用されている要素が見られる。 本作には動画配信ガイドラインが制定されており、発売後一定期間ごとに1章ずつ配信可能なチャプターが解禁されて行った。 発売1ヶ月半で5章までが動画配信を許可され、発売約1年後の2022年6月にゲーム全編が配信可能となった。 渋谷探偵役のVTuberである鈴木あんずも、非公式的に実況を行っている(*4)。