約 25,223 件
https://w.atwiki.jp/zelk/pages/62.html
#blognavi ひぐらしのなく頃に 4編までに解答を出すには、を考察 実際の解答とは「『まず、この世界では並列世界というのがあり、その上で』惨劇の犯人とは、X,Y,Zの3つの要素があり、それが各編で出てくる狂気のいずれか複数が絡み合ったもの。Xとは入江機関という秘密組織の暗躍。Yとは雛見沢症候群が起こす精神異常による暴走。Zとは雛見沢の歴史や園崎家の秘密の家訓などの環境。そして、1000thサマーを体験していらっしゃるオヤシロさまと100年間悲劇を繰り返している古手梨花と、自衛隊すらを動く政治の裏社会が5年目に出てきて惨劇のフィナーレを飾る。以上が事件の真相。」 ※原作確認したらXとYが逆でした んで、4編までに出されている内容で推理しろってんなら、私がずっと引っ掛かったパラレルワールドとか古手梨花の超常現象を「抜き」にしなければ、ほぼ不可能である。それを抜きにして良いという推察に至るには4編目を選ぶときの作者のコメント「あなたはこの物語を拒否する権利があります」の意味を都合よく解釈する必要がある。この拒否する物語を古手梨花の予言の部分だけに当てた上で「超常現象は無視する権利がある」と解釈するわけだ。超常現象とするとパラレルワールドも無視しないといけなくなり、そもそも何で同じ場所で同じ時間で違う事件を4つも見せられるんだってつっ込みになるから、この解釈に至るのは相当至難だ。というか製作者側は推理させる気があるのか?と言いたくなってしまうが…。 その辺を見事無視できたならば実際の解答の3つの要素さえ見抜ければ推理できた、と言え推理ゲームとしてユーザーに解答可能な範囲な問いとなる。そして各章をはじめから選ぶ時のコメントがかなり重要であり難易度が1>2>3>>…>>4くらいの位置づけにあることで、事件の真相を解く鍵がその優劣の関係のまま偏っていることが言える。 最初に4であるが、これで解ることは3と話が繋がっている部分の雛見沢大災害というのは3だけの嘘みたいな事象ではなく公然と起こる事態であるということ。それと園崎が裏で暗躍してるようにものすごく嫌らしく扇動していること。(4つの物語をやっただけじゃあ園崎家の秘密の家訓は知りようがないため相当推理の邪魔となる、もうここら辺からも製作者側は解かせる気はなく、解けるものなら解いてみろ、と投げやり気味に問いを出しているように感じてしまう。それだけはどうしても残念である、そもそも何で物語が複数あったり、予言が出たりするのか位は説明があっても良いと思うのだが…。) 次に、3で解ることは、(パラレルワールドにも気づいたが結局これはガッカリするはめに)鷹野が不審な行動を取っていたこと、圭一がまたしても精神的におかしくなること、北条家の詳しい状況、入江が自殺すること、あとはパラレルワールドへの転送とか否定するなら(当然否定するべきなのだが)部活のメンバーや村人全体が祭以降から暗躍していること、山狗という単語が出てきていることが挙げれるが、山狗の単語は私が初め読んだ時は人の名前くらいにしか思わなかったし、これは推理不可能に近い(妄想してたまたま当てるしかない)ので抜かして良いと思われる。(村人全体の暗躍とは圭一のアリバイ工作は間違いないが、遺体の掘り起こしは山狗達がやった可能性もあるが、部活メンバーのアリバイ工作がパラレルワールドと酷似していることから梨花が相当首をつっ込んで画策している可能性もあるため、遺体の場所も知っていた可能性もある…つまりこれも妄想で当てるしかないと思うが…) 更に2で解ることだが、ほとんど推理の妨害となる要素ばかりをぶつけて来ているということだろうか、それを読むには2編目という早すぎる段階で魅音が自供したという不自然なことに目をつけることである。つまり、2で解ること、製作者側が園崎家を事件のスケープゴートにしているということ、魅音も精神的におかしくなっていること、古手梨花が注射を持っていること、あとはどの編でも言えるが、強いて言えば2で環境Zの存在に気付きうること、そしてそれに気付けば圭一、レナ、魅音が暴走するというのは事件の裏にイトがあるのではないかという勘ぐりも可能となりYの存在の区別も出てくる。詩音と魅音の入れ替わりは最後の圭一を刺す場面だけなら充分に推理できるので、ゾンビ説も否定するに至れば、鷹野の不審度も上がりうる。 最後に1で解ることは、残るXのことが大きい。1では明確に見知らぬ集団が出てきているし、それが医者を装っていることや、わざわざ注射を出してきたり(これは推理妨害だが、妨害かつヒントであると気付けということなのだろう)圭一が喉を掻いて死ぬことも、大きなヒントとなる。(ちなみにこれが、そのまま未知の病気であることが正解となるのだから相当悔しかったし、製作者側の最初にして最大の罠であると個人的に思う。それが有りなら何でも有りだろ、と最初に笑い捨ててしまう事柄だったし、その後のパラレルワールドネタで空想妄想ありの推理にガッカリしてしまったり…結局解のパッケージでぶっちゃけているが、作者は犯人とか舞台裏『なんかより』書きたいこと伝えたいことがあり私としてそっちの熱意が伝わっているからここまで、この作品が1人のライターが良く書いたなと感動しているわけで、飽くまで辛口になるのは推理ネタに関してである。) 1から4をまとめていくと、2では雛見沢大災害が3の時刻を明らかに過ぎても起きていないことにも気付き、これが人為的に行われいて、かつ圭一が呪ったからではないと否定して、尚説明がつく推理をしなければならないときに、真の黒幕Xを妄想することが可能となる。1で実際に見知らぬ男たちが襲い掛かってくることと、注射と未知の麻薬のことが書かれた遺書が破られていることが重大な真相であると気付ければあとは妄想で推理するしかないので及第点と思える。それに至る過程でZが読者や主人公たちを騙すスケープゴートであること、主人公たちが騙されて疑心暗鬼になり、それらが注射や異常な自殺の仕方に関係があることまで読めば、その裏に黒幕がいることに気付きYとZも推察していることになる。 妄想しなければいけないことは、鷹野の不審な行動、入江の自殺、注射、未知の自殺、複数人が精神的に追い詰められる→精神病と至ること、謎の暗躍部隊、そして雛見沢大災害と園崎家の発言の裏の裏は妄想じゃないことで無視してはいけないこと、梨花とオヤシロさまとパラレルワールドは無視しないといけないこと、となる。この妄想しなければいけないものに、実際の正解を導くのに必要な仮定も含まれているから回答率が著しく低くなるのである…まぁ以上が自分の独自の考察でっす。 カテゴリ [パソゲー] - trackback- 2007年03月02日 15 29 35 名前 コメント #blognavi
https://w.atwiki.jp/wanisita/pages/473.html
問題 解答 補足 1958年に中田雅久が創刊した日本初のハードボイルド専門誌 マンハント 2008年に大藪春彦賞を受賞した近藤史恵の小説です サクリファイス 2011年に刊行された彩坂美月の青春ミステリー ひぐらしふる 2011年にはTVアニメ化もされた桜庭一樹のライトノベル GOSICK 2014年刊行の6編からなる加納朋子のミステリー短編集 トオリヌケキンシ 2019年刊行のミステリー小説『ゆりかごに聞く』の作者 まさきとしか 2019年に『時空旅行者の砂時計』で鮎川哲也賞を受賞した作家 ほうじょうきえ 方丈貴恵 『弟切草』『かまいたちの夜』でおなじみのゲームメーカー チュンソフト 『天使のナイフ』で第51回江戸川乱歩賞を受賞した作家 やくまるがく 薬丸岳 P・D・ジェイムズの小説で活躍するのは○○○○○○○警視? ダルグリッシュ アガサ・クリスティのデビュー作『○○○○○荘の怪事件』? スタイルズ 天乃原周を主人公とする久住四季のライトノベル トリックスターズ 安楽椅子探偵、隅の老人を生み出したハンガリーの作家 オルツィ 伊坂幸太郎の吉川英治文学新人賞受賞作は『アヒルと鴨の?』 コインロッカー ウィリアム・アイリッシュの別名でも知られる推理作家 ウールリッチ 映画化された小説『堕ちる天使』の作者 ヒョーツバーグ 小野不由美が著した児童向けのミステリー小説です くらのかみ 女探偵ハニー・ウェストを生んだアメリカの作家です フィックリング かつてのビルマを舞台にした古処誠二の戦争ミステリー ニンジアンエ 歌舞伎界を舞台とした、近藤史恵の「今泉文吾シリーズ」第1作 ねむりねずみ 金田一耕助のモデルといわれる作家A・A・ミルンが生んだ探偵 ギリンガム 刑事の安西京香を主人公とした2020年4月刊行の平沼正樹の小説 いきるりすく ゲーム『かまいたちの夜』で殺人の舞台となったペンション シュプール 検屍官ケイ・スカーペッタを生んだアメリカの女流推理作家 コーンウェル 建築士を主人公とした2019年2月刊行の横山秀夫の小説 ノースライト 講談社が刊行する、児童向けミステリのレーベルです ミステリーランド 講談社が刊行しているミステリを中心とした文芸誌です メフィスト コックリル警部が活躍するクリスチアナ・ブランドの代表作 はなれわざ コミカライズもされた階知彦の小説『○○○○○○・ゲーム』? シャーベット サスペンス映画の巨匠として知られるイギリスの監督 ヒッチコック 作家・愛川晶の鮎川哲也賞受賞作は『化身-○○○○○○』? アヴァターラ 作家・相沢沙呼のデビュー作は『午前零時の○○○○○○』? サンドリヨン 作家・麻見和史の鮎川哲也賞受賞作は『○○○○○○の棺』? ヴェサリウス 作家・伊坂幸太郎のデビュー作は『○○○○○○の祈り』? オーデュボン 作家・海野碧のデビュー作は『水上の○○○○○○』? パッサカリア 作家・北山猛邦の「少年検閲官」シリーズ第2作です オルゴーリェンヌ 作家・京極夏彦のデビュー作のタイトルは? うぶめのなつ 姑獲鳥の夏 作家・坂口安吾が生み出した名探偵です こせはかせ 巨勢博士 作家・櫻田智也のデビュー作は『○○○○○○と誘蛾灯』? サーチライト 作家・高林さわのばらのまち福山ミステリー文学新人賞受賞作です バイリンガル 作家シリル・ヘアーが生んだ名探偵は○○○○○○弁護士? ペティグルー 作家マイクル・イネスの作品に登場するのは○○○○○警部? アプルビイ シティホテルを舞台とした東野圭吾の小説『?・ホテル』 マスカレード 島田荘司の推理小説『ネジ式○○○○○』? ザゼツキー シャーロック・ホームズが活躍する短編小説です まだらのひも まだらの紐 シャーロック・ホームズシリーズの1つ『○○○○○○荘』? ウィスタリア シャーロック・ホームズシリーズの1つ『○○○○○の吸血鬼』? サセックス シャーロック・ホームズのライバルである教授です モリアーティ 小説『アイガー・サンクション』で知られるミステリー作家です トレヴェニアン 小説『パコを憶えているか?』で有名なフランスの推理作家 エクスブライヤ 小説『ホッグ連続殺人』で有名なアメリカのミステリー作家です デアンドリア 小説『シンデレラの罠』で有名なフランスの推理作家 ジャプリゾ 推理小説で、被害者が死ぬ間際に残すのは「?メッセージ」 ダイイング 推理小説の傑作『吉祥寺探偵局』を書いた漫画家です いしかわじゅん スティーヴ・マルティニの小説で活躍する弁護士です マドリアニ スパイ「イモジェーヌ」シリーズで知られるフランスの推理作家 エクスブライヤ タイタニック号の事故で死亡したアメリカの推理作家 フットレル 第13回大藪春彦賞を受賞した平山夢明の小説です ダイナー 第14界大藪春彦賞を受賞した沼田まほかるの小説です ユリゴコロ 第17回吉川英治文学新人賞を受賞した真保裕一の代表作です ホワイトアウト 第3回鮎川哲也賞を受賞した作家・加納朋子のデビュー作です ななつのこ 代表作『熊と踊れ』があるスウェーデンのミステリー作家 ルースルンド 第4回山本周五郎賞を受賞した稲見一良の連作短編集です ダックコール 高里椎奈の小説「薬屋探偵怪奇譚」シリーズ第1作 ソラチルサクハナ 高畑京一郎のSFミステリの傑作『タイム・リープ ?』 あしたはきのう 推理作家・泡坂妻夫が生み出した名探偵です ああいいちろう 亜愛一郎 中学生の越野ハルカを主人公とした米澤穂信の青春ミステリー リカーシブル 月原渉の小説で活躍する「使用人探偵」です ツユリシズカ 津原泰水の推理小説『○○○○探偵団』シリーズ ルピナス デビッド・フィンチャー監督によるサスペンス映画です ゾディアック 東京創元社が隔月で刊行する推理小説の雑誌は「○○○○○○!」 ミステリーズ 東北の寒村に芸術家達が作った村が舞台の、桐野夏生の小説 ポリティコン ドロシー・ギルマンが生んだ女性スパイです ポリファックス 虹北恭助シリーズなど、少年向けのミステリで有名な作家です はやみねかおる 東野圭吾の『探偵ガリレオ』に登場する、名探偵でもある科学者 ゆかわまなぶ 湯川学 人質立てこもり事件を描いた2020年刊行の伊坂幸太郎の小説 ホワイトラビット 批評家・東浩紀を夫にもつミステリー作家です ほしおさなえ 船越英一郎が主演した、2011年に放送された刑事ドラマです ホンボシ ブルーノ・タウトゆかりの椅子をめぐる謎を描いた横山秀夫の小説 ノースライト ホリプロ創業50周年記念作品として映画化された米澤穂信の小説 インシテミル 前川裕の小説を原作とする黒沢清監督、西島秀俊主演の映画 クリーピー 漫画雑誌「週刊モーニング」に連載された伊坂幸太郎の小説です モダンタイムス モーリス・ルブランの小説『奇巌城』に登場する少年探偵 ボートルレ 役所広司の主演で映画にもなった東野圭吾のミステリー小説です レイクサイド 米澤穂信の小説『Iの悲劇』でIが表す事柄 アイターン ルース・レンデルの小説に登場するのは○○○○○○○○警部? ウェクスフォード ルースルンドとの共著で活躍したスウェーデンのミステリー作家 ヘルストレム ルブラン作の怪盗ルパンのファーストネーム アルセーヌ 老嬢探偵ミス・シルヴァーを生んだイギリスの作家です ウェントワース ローリー・R・キングが生んだ女性刑事はケイト・”?” マーティネリ ロス・マクドナルドの小説『○○○○○○家の女』? ウィチャリー
https://w.atwiki.jp/mokuzaiserver/pages/32.html
※お題:F1 ゲーム概要 参加者が指定された時間内で建築を行い、メンバー内に一人だけ存在するエセ建築家を推理するゲームです。 本物の建築家は、エセ建築家にお題を気付かれないようにかつ、自分がエセ建築家と疑われない程度の建物を建築します。 エセ建築家は、他の建築家が作る建物からお題を推理しつつ建築を行います。 本物の建築家の勝利条件は 最後にエセ建築家が誰かを当てる事 エセ建築家にお題を当てさせない事 エセ建築家の勝利条件は エセ建築家とバレない事 エセ建築家とバレた場合はお題を当てる事 になります。 ゲームの流れ ①GMおよびプレイヤーの建築順決め ゲーム会場にある「エセ建築やるぞおお」と看板に書かれたコマブロのボタンを押します。 これによりGMと建築順が決定します。 ②お題設定 GMは①のボタンにより、GM専用のスペースに自動的に移動しています。 看板の指示に従いお題コマブロを開き、お題を入力し、[完了]ボタンを押して閉じます。 ③お題確認 GMはお題を入力したコマブロの上部にあるボタンを押します。 これにより、プレイヤーにお題が通知されます。 ただしエセ建築家には自分がエセであることが通知されます。 ⑤建築開始 GMがGM専用スペース内にある[手番を開始する]ボタンを押すと、 最初の建築順のプレイヤーの手番が開始されます。 一分の持ち時間を使って枠内で建築を行います。 エセ建築家は前の人の建築内容からお題を推理して建築を行ってください。 一分のカウントが終了後、再度GMは同じボタンを押して下さい。 次のプレイヤーに手番が移ります。 ⑤については、二周分実施します。 ⑥エセ建築家推理 GMは[投票時間計測開始]ボタンを押します。 これにより30秒のカウントが始まります。 プレイヤーはこの30秒のあいだに誰がエセ建築家なのか推理を行って下さい。 ⑦推理結果発表 GMのカウントダウンが0になると同時に全員でエセ建築家と思う人の名前をチャットで発言し、投票します。 得票数の多い人がエセ建築家でなければエセ建築家の勝利です。 また、エセ建築家であった場合でも、お題を当てることができればエセ建築家の勝利となります。 投票の結果同票のエセ建築家候補が出た場合は再投票です。 禁止事項 ブロックで文字(数字、記号含む)を書くこと。 GMがゲーム中にチャットで反応すること。 その他。 なんか分かりにくい…分かりにくくない? 分からなければ鯖民に聞いてクレメンス
https://w.atwiki.jp/ygo000/pages/894.html
スピリット・効果モンスター 星4/風属性/鳥獣族/攻1500/守1500 このカードは特殊召喚できない。 (1):1ターンに1度、このカードがモンスターゾーンに存在し、 このカード以外のスピリットモンスターが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。 自分はデッキから1枚ドローする。 (2):このカードが召喚・リバースしたターンのエンドフェイズに発動する。 このカードを持ち主の手札に戻す。 9期の三馬鹿ラスこと下級霊魂鳥の1体。遊戯王wikiでも「手間に見合うかは微妙」との厳しい評価を受けているこのカード。 果たしてこのカードは彦孔雀と姫孔雀の活躍をストレージから見守ることしか出来ないのだろうか? 9/12に発売される「デッキビルドパック ジェネシス・インパクターズ」に収録されるテーマ【ドライトロン】 待望の機械族の儀式モンスターにして、攻撃力を参照するという一風変わった儀式魔法により数多の儀式テーマに革命をもたらしたカード群。 下級モンスターは手札、墓地で効果を発動する特殊召喚モンスターである。これだけならば推理ゲートと好相性に思えるが、共通の制約により効果を使うターン特殊召喚モンスター以外を特殊召喚出来ない。 そこで活躍するのがスピリットモンスターである。彼らならば名推理でめくられても特殊召喚されずそのまま墓地へ行くためドライトロンを阻害しない スピリットモンスターならば単体で機能する《夜叉》や《月読命》、彦孔雀姫孔雀をサーチできる《荒魂》がいる。優秀な彼らを押しのけて採用する価値が《霊魂鳥-巫鶴》にあるのだろうか? 《雷遁封印式》 永続罠 1ターンに1度、自分フィールド上に表側表示で存在する 風属性モンスター1体をデッキの一番下に戻す事で、 相手の墓地のカードを2枚まで選択してゲームから除外する このカードでデッキボトムを固定することで名推理で全てのデッキを墓地へ送ることが出来る。 ところで風属性のスピリットモンスターは霊魂鳥と八咫烏の4種類しかいない。つまり【名推理採用ドライトロン】において下級霊魂鳥は無二の活躍が出来るのである! 下級霊魂鳥を比べた場合最も攻撃力が高く、アドバンテージが取れなくもない《霊魂鳥-巫鶴》がもっとも適していると言えるだろう 儀式の可能性を広げる【ドライトロン】等3テーマが収録されるデッキビルドパック ジェネシス・インパクターズは9月12日発売だ! 18スレ目 685名も無き決闘者 (ワッチョイW 8bb8-B29B)2020/07/24(金) 16 59 44.28ID YQT8aIYz0 儀式は儀式でもこの三羽烏はドライトロンサポートだったのか 乙と言いたい所だけど名推理を発動するためには特殊召喚できるモンスターがデッキにいなければいけない宣言したレベルを外せば特殊召喚されてドライトロンを阻害し当てられるとそこで墓地送りがストップするつまりデッキボトムをスピリットで固定しても100%そこまでめくられないという事になる通常召喚できるけど特殊召喚できないモンスター がめくれたら当たっても外れても墓地に送られる Q:デッキに通常召喚はできるが特殊召喚できないモンスターしか存在しない場合、発動できますか?A:発動できます。(15/03/06)モンスターゲートだとダメで名推理だと発動できるんだよな俺もドライトロンの情報出た時調べたわえ、その2枚で違う裁定あんのか....ジャッジキル誘発アドまで内包した良評価 Tag:【スピリット】 【ドライトロン】 【名推理採用ドライトロン】 正当評価
https://w.atwiki.jp/zzzseiji/pages/102.html
『魔人探偵脳噛ネウロ』(まじんたんてい のうがみねうろ)は、「週刊少年ジャンプ」2005年12号より連載中の少年漫画作品。作者曰く「推理物の皮を被った単純娯楽漫画」。作者はこれがデビュー作となる松井優征。 本作のプロトタイプとして「赤マルジャンプ」2004年夏号と「週刊少年ジャンプ」2004年41号に掲載された二つの同タイトルの読切がある。 主人公はタイトルにもなっている魔人(異世界の生物)の脳噛ネウロと食欲以外はごく普通の女子高生、桂木弥子(かつらぎ やこ)の二人。 毒の効いたギャグや荒唐無稽なトリック、犯人の異常な心理や奇怪なリアクションがこの作品の醍醐味。 作者は推理小説ファンではないため「推理小説の犯人は勘で当てる」と言い切っており、「推理物の皮を被った単純娯楽漫画」として受け止めて欲しいと1巻表紙コメントに書き残している。 作者は、挿絵画家の石原豪人の毒気と色気を手本にし、また師匠である澤井啓夫のざっくばらんで豪快な画風を色濃く受け継いでいるため、本作は非常に奇妙で滑稽な独特の作風となっている。
https://w.atwiki.jp/asianmystery/pages/145.html
2011年6月19日 1935年、早稲田大学留学中に日本の探偵雑誌『ぷろふいる』でデビューし、韓国(朝鮮)に戻ってからは探偵作家/大衆文学作家として活躍した金来成(キム・ネソン)の韓国でのミステリ作家としての評価の高まり及び、江戸川乱歩との交流などについて。 Index 第二章 近年の韓国でのミステリ作家としての再評価 第三章 日本での評価と、日本の探偵作家との親交第一節 日本での評価 第二節 江戸川乱歩との親交 第三節 『ぷろふいる』作家たちとの親交 第四節 金来成の消息、その後の日韓推理小説界の交流 第四章 読書案内小説 その他 第五章 金来成の名を冠した2つの文学賞 参考文献 【ここは金来成(キム・ネソン)を紹介するページの2ページ目(最終ページ)です。先に「第一章 韓国ミステリの始祖・金来成(キム・ネソン)の生涯」をご覧ください】 第二章 近年の韓国でのミステリ作家としての再評価 金来成(キム・ネソン)の大衆文学作品は没後も映画化、ドラマ化が続き、『青春劇場』を中心に書籍も何度か再刊されたが、金来成のミステリ作品に関しては、必ずしも手に入りやすくはない時期が続いた。しかし、生誕100周年を機に(そしておそらく、死去から50年が経って著作権が切れたのを機に)、2008年末から2009年にかけて『魔人』が三社から刊行されると、ミステリ作家としての再評価が進んだ(『魔人』ペーパーハウス版、チョンサンメディア版、チマンジ古典選集版)。 2009年春には、ジャンル小説誌『ファンタスティーク』20号が金来成を特集【注1】。やや遅れて、韓国唯一のミステリ専門誌『季刊ミステリ』25号(2009年秋号)も金来成の特集を組んだ。『ファンタスティーク』の特集では、金来成が日本で発表した短編3作(「楕円形の鏡」と「探偵小説家の殺人」の日本語からの翻訳と、「恋文綺譚」(韓国語版))や、金来成の三男のキム・セホン(김세헌)氏【注2】のエッセイ、李建志氏のエッセイ、パク・チニョン氏による年譜などが掲載されている。 これらの動きは大手の新聞や週刊誌にも取り上げられ、金来成の推理作家としての側面はにわかに脚光を浴びることになった。ほかに2009年には、金来成がラジオドラマ用に翻案した『真珠塔』が約50年ぶりに再刊されたほか、金来成をテーマとする学術大会も開かれている。 2010年には、新規に編まれた短編集『金来成傑作シリーズ 推理編 恋文綺譚』(こいぶみ きたん、연문기담)、『金来成傑作シリーズ 怪奇・翻案編 白蛇図』(はくじゃ ず、백사도)も刊行され、児童文学『二重の虹のかかる丘』(쌍무지개 뜨는 언덕)も復刊された。 『恋文綺譚』(ペーパーハウス、2010年6月)「恋文綺譚(こいぶみきたん)」(1938)、「楕円形の鏡」(1935)、「仮想犯人」(1937)(=「探偵小説家の殺人」)、「罰妻記(ばっさいき)」(1949)、「秘密の扉」(????年) 『白蛇図』(ペーパーハウス、2010年7月)怪奇編: 「狂想詩人」(1937)、「霧魔」(1939)、「白蛇図(はくじゃず)」(1939)、「悪魔派」(1939)(=「屍琉璃(しかばねるり)」の改題)、「異端者の愛」(1939) 翻案編: 「白髪連盟」(=「赤毛連盟」の翻案)、「ヒトラーの秘密」(=「六つのナポレオン」の翻案)、「深夜の恐怖」(1939)(=「まだらの紐」の翻案) なお、『魔人』については、『ハヤカワミステリマガジン』2010年1月号の「洋書案内〈世界篇〉」(p.147)にあらすじ紹介がある。 注1:『ファンタスティーク』は韓国のジャンル小説誌。2007年5月創刊。SFやミステリの特集を毎回組んでおり、たとえば18号は横溝正史特集、17号は「日本のジャンル文学の代名詞 早川書房」特集である。『ハヤカワミステリマガジン』2008年10月号に、『ファンタスティーク』編集部インタビューが掲載されている。2010年3月の24号をもって休刊。現在は『Webマガジン ファンタスティーク』として存続。 注2:金来成の探偵小説論「探偵小説の本質的要件」が収録された『幻の探偵雑誌9 「探偵」傑作選』(光文社文庫、2002年)では、金来成の著作権継承者と連絡が取れなかった旨が書かれている。2011年現在ではすでに死去後50年が経過し著作権は切れているが念のため記しておくと、2009年の時点で少なくとも三男のキム・セホン氏がご存命だったようである(金来成の妻の金泳順(キム・ヨンスン)は1997年に死去)。キム・セホン氏は1950年生まれ。2009年の時点で、KAIST(旧・韓国科学技術院)産業システム工学科教授。 第三章 日本での評価と、日本の探偵作家との親交 第一節 日本での評価 ◆現代の日本での知名度 金来成(キム・ネソン)が日本で発表した2編の探偵小説は、戦後には『幻影城』1975年6月号(『ぷろふいる』特集)に「探偵小説家の殺人」(初出:『ぷろふいる』1935年12月号)が再録されたぐらいで、現在の日本のミステリ界では忘れられた作品となっている。もっとも、金来成という探偵作家の存在がまったく忘れ去られているわけでもなく、2002年に刊行された『幻の探偵雑誌9 「探偵」傑作選』(ミステリー文学資料館編、光文社文庫)に金来成の評論「探偵小説の本質的要件」(初出:『月刊探偵』1936年3号)が再録されているので、戦前の探偵小説に詳しい人であれば名前ぐらいは知っている、という程度の知名度だと考えていいだろう。 ◆金来成が『ぷろふいる』で発表した作品の評価 金来成の作品が掲載された『ぷろふいる』は新人発掘に力を入れた雑誌で、4年間の刊行期間に約40人の新人を登場させている。しかし、推理小説研究家の中島河太郎によれば、その成果はとぼしく、『ぷろふいる』から育ったのは西尾正(にしお ただし)と蒼井雄(あおい ゆう)ぐらいだという。中島は新人の中で、「キザな文章だが特異な視角をもっている学生服姿の西嶋亮と、これも当時早稲田大学法科在学中の朝鮮生まれの金来成に惹かれた」(日本推理小説史 第九章)というが、西嶋亮はその後目立った活躍をせず、金来成はデビューの1年後には朝鮮に戻ってしまっている。金来成は、「楕円形の鏡」と「探偵小説家の殺人」に続けて、長編探偵小説『血柘榴』を日本語で執筆し完成させていたが、これは日本では発表されず、約20年後の1955年に韓国で『思想の薔薇』(사상의 장미)として発表された。もしこの作品が日本で発表されていれば、日本でも名を残す探偵作家になっていたかもしれない。 第二節 江戸川乱歩との親交 ※2013年3月21日~、改訂作業中 ◆江戸川乱歩との親交 第一章でも触れたが、金来成(キム・ネソン)は留学中に乱歩邸を訪れたこともあった。また、戦後の1952年7月以降、金来成は江戸川乱歩と何度か手紙のやり取りをしている。 江戸川乱歩「欧亜二題」(『読切小説集』1952年11月号(未確認)/引用は江戸川乱歩『子不語随筆』(講談社、1988年)より) 南鮮の金来成という作家は、昭和十年頃日本の早稲田大学を卒業し、帰鮮後数年間京城(けいじょう)の新聞記者をやったあとで、探偵小説専門の作家となり現在に及んでいるが、これが南北鮮を通じての唯一の探偵作家である。その著書は創作飜訳を合せて十六冊(いずれも諺文)にのぼり、京城ラジオでも度々放送されたことがある。そのほかに、最近は普通文学にも筆を染め、「青春劇場」(諺文)という五冊つづき通計二千数百頁の大作を著し、これが今、南鮮のベストセラーになっている。 金来成君は早大在学中に、当時の探偵雑誌「ぷろふいる」に二つの短篇を寄せているが、その関係から、私の家へも二三度遊びに来たことがあり、帰鮮の後にも手紙をよこしていたが、そのうちに日支事変となり、十年以上お互の消息を知らないで過した。今度講和になったので、久しぶりに手紙をよこし、文通をはじめている。 金来成からの手紙を受け取った乱歩が、そのことを最初に書いたのが以下の『宝石』の随筆である。 江戸川乱歩「内外近事一束」(『宝石』1952年9・10月号) 韓国の探偵作家 七月はじめ、大韓民国釜山市在住の作家金来成君から、飛行便の手紙が着いた。金君はその前に、岩谷書店気附で九鬼澹【=九鬼紫郎】君に手紙をよこし、私の住所を訊ね、もとの池袋に居ることがわかったので、今度は直接私の所へ手紙をくれたのである。 今、朝鮮へは、正しいルートでは、日本の本や雑誌は入らないが、闇で入る事があり、「宝石」なども読んでいて、私の随筆や写真を見て、随分お年をおとりになったなどと書いて来た。金君と東京で会っていた頃から十八年もたった事を、同君の手紙で気ずいたわけである。 昭和十年頃に、「ぷろふいる」の寄稿家が、東京で探偵小説新人会というものを作り、その内の数人が同人誌「探偵文学」を発行したが、それらの青年諸君がよく私の家にやって来た。蘭郁二郎、中島親、大慈宗一郎など、今の読者にも少しは知られている人々の外に、光石介太郎、左頭弦馬、平塚白銀などという人々がいた。多い時には十数人の青年諸君が集まったが、その中に早稲田の角帽をかぶった金来成という朝鮮青年がまじっていた。金君は「ぷろふいる」に探偵小説を投じて、「楕円形の鏡」が入選し、つづいて「探偵小説家の殺人」という作を同誌に発表した関係で、これらの青年諸君のグループに加わっていたのである。九鬼君は当時の「ぷろふいる」編集長で、金君を大いに激励し、屡々会ってもいたので、先ず九鬼君に手紙を出したのであろう。 私は当時同君と二三度しか会っていない。朝鮮に帰るといって、暇乞いにやって来たのは、はじめて会ってから一年もたっていなかったのではないかと思う。非常な感激屋で、情熱家で、文学青年であった。今度来た手紙にも、その性格が充分残っている。しかし、同君も随分おもかげが変った。四十三四才だが、著書の巻頭に入っている写真を見ても、ちょっと昔の姿は浮かんで来ない。金君の方でも、「宝石」の私の写真を見て、説明文がなければ分らなかっただろうと書いている。 「探偵小説新人会」というのは、探偵作家新人倶楽部のことだろう。これは『ぷろふいる』の愛読者の集まりで、1934年10月に『新探偵』を創刊している。その後、方針の違いから探偵作家新人倶楽部を離れた一団が1935年3月に『探偵文学』を創刊。この『探偵文学』の同人に乱歩が挙げている蘭郁二郎、中島親、大慈宗一郎らがいた。一方、乱歩が挙げている光石介太郎、左頭弦馬、平塚白銀は、それとはまた別のYDN(ヤンガー・ディテクティブ・ノーベリスト)ペンサークルを結成していた。こちらは、『ぷろふいる』1935年2月号に「綺譚六三四一」が掲載された光石介太郎が、同誌デビューの新人に声を掛けて結成したものである。金来成はこのYDNペンサークルに参加していた。YDNペンサークルについては後に述べる。 乱歩は引用した文の中で、金来成と九鬼紫郎がしばしば会っていたと書いているが、九鬼自身は『幻影城』1975年6月号に掲載された回想で、金来成とは酒を一回飲んだだけだと書いている。九鬼紫郎の証言についてもあとで見る。 乱歩の元には、手紙に続いて金来成の著作が届く。同じ記事から引用する。 江戸川乱歩「内外近事一束」(『宝石』1952年9・10月号) 飛行便の手紙から数日後に、船便で送ってくれた同君の著書が着いた。それは「秘密の門」という短篇探偵小説一冊と、「青春劇場」という五部作の大著五冊であった。金君は昭和十年頃朝鮮に帰ってから、「朝鮮日報で三年間記者生活をやり、その後はずっと探偵小説を書いています。丁度日本に於ける江戸川師のような立場で創作探偵小説の開拓者として云々」(九鬼君への手紙)と書いている。今度の戦争で、京城【=ソウル】の家を焼かれ、身を以て釜山にのがれ、今はそこに定住して、作家生活をつづけている。送って来た五部作の「青春劇場」は普通小説だが、これが最近の南鮮に於けるベストセラーとなり、同君は流行作家になっているらしい。 この時に送られてきた6冊は、乱歩の蔵書目録『幻影の蔵』を見ると、確かに所蔵が確認できる。 乱歩の蔵書目録にある金来成の著書蔵書ID 18955 『秘密の門』(青雲社、1949年)(비밀의 문) 蔵書ID 18956 『青春劇場 第一部 青春の伝説』(青雲社、1949年初版、1952年第4版)(2008年版) 蔵書ID 18957 『青春劇場 第二部 愛情の原理』(青雲社、1949年初版、1952年第4版)(2008年版) 蔵書ID 18958 『青春劇場 第三部 民族の悲劇』(青雲社、1950年初版、1952年第3版)(2008年版) 蔵書ID 18959 『青春劇場 第四部 暴風の歴史』(青雲社、1951年初版)(2008年版) 蔵書ID 18960 『青春劇場 第五部 大地の審判』(青雲社、1952年初版)(2008年版) (『幻影の蔵』では『青春劇場』の出版年が「檀紀」(Wikipedia)で記されているが、西暦に直した。なお『幻影の蔵』では、著者名の「金來成」に対して「きむ くるす」という日本読みでも韓国読みでもないよく分からない読み方が付けられている。) 当時、乱歩の身近にはハングルが読める人はいたのだろうか。これらの書籍の内容を乱歩が知ることができたのかは分からない。手元に届いた以上の6冊以外に、長編探偵小説『魔人』、短編探偵小説集『怪奇の画帖』があることが分かっていると乱歩は紹介している。 また、乱歩の手元に届いた『秘密の門』(原表記は『祕密의門』だが、日本語にするのなら『秘密の扉』とした方がいい)には、短編小説「秘密の門(扉)」、「異端者の愛」、「悪魔派」(屍琉璃)、「白蛇図」、「罰妻記」とともに「探偵小説小論」が収録されていたが、乱歩はこの「探偵小説小論」を読んで、内容をかいつまんで説明している。日本語が漢字ひらがな交じりで書かれるのと同じように、当時の韓国語は漢字ハングル交じりで書かれており、乱歩は漢字のみを拾っておおよその内容が理解できたようである。乱歩は、「彼は本格はむろん認めるけれども、どちらかと云えば文学派的性格が強いように思われる」と書いているが、その理解は間違っていないと思われる。 ◆探偵作家クラブ、韓国政府に手紙を送る また同じ記事から引用する。同記事の末尾の部分である。 江戸川乱歩「内外近事一束」(『宝石』1952年9・10月号) 同君は自作を日本訳にして、こちらの雑誌にのせたい希望のようだし、又久しぶりで東京に来て、旧知に会いたい、東京の作家クラブの様子も見たい意向なのだが、渡航がむずかしいので、探偵作家クラブの名で招待状を送って下されば、渡航出来るかも知れないと、九鬼君への手紙に書いている。クラブの幹部に相談して、その便宜をはかりたいと思っている。 金来成作品の日本語への翻訳は、おそらく実現していない。やはり、乱歩の身近にハングルが読める人がいなかったのだろうか。来日の件に関しては、『探偵作家クラブ会報』に続報が載っている。 江戸川乱歩「海外近事」(会報66号(1952年11月)) 金来成君に招請状 「宝石」九・十月合併号に紹介した南鮮の探偵作家、金来成(キンライセイ)君が一度東京に来て旧知に会いたいし、MWJ【=探偵作家クラブ、現・日本推理作家協会】の様子も見たいが、渡航が制限されているので、MWJからの招請状を韓国政府に送ってくれれば、行けるかも知れないと云って来たので、大下会長【=大下宇陀児】その他幹部の諸君に相談して、招請状を飛行便で送っておいた。十一月の記念会【=探偵作家クラブ五周年記念祭】に間に合い、金君が会場に姿を見せてくれるといいと思っている。 韓国政府に探偵作家クラブから正式に文書を送っているが、結局、金来成の来日は実現しなかったようだ。会報67号(1952年12月)を見ると、1952年11月28日に行われた探偵作家クラブ五周年記念祭には、金来成の祝辞が届いている。ちなみに、この五周年記念祭には、金来成のほか、アメリカ探偵作家クラブ(MWA)、フランスの「冒険小説クラブ」、フランス版EQMMからも祝辞が届いている。また、イギリス探偵作家クラブ(MWB, Mystery Writers of Britain)からも祝辞が届いているが、結局このMWBは企画はあったものの実現されなかった(その後、1953年に英国推理作家協会(CWA)が結成された)。 ◆金来成の幻の日本語訳? 『探偵作家クラブ会報』には、もう1つ、金来成についての記事がある。 江戸川乱歩「海外消息」(探偵作家クラブ会報65号(1952年10月)) 金来成君より依頼 「宝石」に紹介した南鮮作家、金来成(キンライセイ)君から同君の大著「青春劇場」(普通文学の大長篇)が無断日本訳され発売されているということを伝え聞いたが、どこの本屋から出ているか、若しその本が手に入れば見たいと思うから、探してもらえまいかという手紙が来た。 私は気づいていないが、若し会員諸君でお気づきの方があったら、私まで知らせてほしいと思います。 『青春劇場』が日本語に訳されているという話については、真偽は不明である。この作品は、第二次世界大戦末期を背景に、朝鮮半島の植民地体制や独立運動をテーマとして扱っているので、当時の日本で受けるとはあまり思えない。ただ、在日韓国・朝鮮人の間で日本語に翻訳されたということが、ひょっとしたらあったのかもしれない。 さて、どういう事情があったものか分からないが、この後、日本のミステリ界と金来成との交流は途絶えてしまったようだ。 第三節 『ぷろふいる』作家たちとの親交 ※2013年3月21日~、改訂作業中 ◆九鬼紫郎の証言 乱歩が「海外近事一束」で書いていた通り、金来成は乱歩より先に『ぷろふいる』の編集長だった九鬼紫郎に手紙を送っている。その九鬼紫郎は、金来成について以下のように回想している。 九鬼紫郎「「ぷろふいる」編集長時代」(『幻影城』1975年6月号) 二十三号の発行された十年三月号は、新人紹介として、朝鮮人金来成君の『楕円形の鏡』を載せている。彼は早稲田大学生で、私は上京後に同君と会ったが、激情家らしい気質を持っていた。作品も激情にあふれた文章でつづられ、中村美與子に似た印象がある。金君は乱歩さんの弟子の、光石介太郎と親しかったように思うが、私は酒席をいっしょにした一回だけの知己、ということになる。だが、金君は第二次「ぷろふいる」が出ると、航空便の手紙を私に三通送ってくれた。私もまた金君に返書を出したが、彼は朝鮮(南)の唯一の探偵作家であること、本も沢山出していることなどを、教えてくれやがて探偵小説本一冊、青春小説本四冊を私に寄贈してくれたが、探偵小説本はアルセーヌ・リュパンものみたいであった。金君の航空便三通は、乱歩先生が貸せというので貸し、そのままであり、本は青春小説の一冊が、私の手許にあるだけとなった。同君は来日を希望し、乱歩さんも助力したようだが微妙な国際時期なので、どうもうまくゆかずじまいである。金君のその後のことはわからない。 40年を経ての回想なので完全に信頼していいのかは分からないが、金来成は日本では光石介太郎と親しかったようである。第二次『ぷろふいる』は、1946年7月から1948年8月にかけて全12冊刊行されている(途中で誌名を『仮面』に変更)。乱歩のもとには1952年に金来成からの第一信が届いているので、手紙の届いた時期については、九鬼の記憶違いだろう。 ここで金来成が送ってよこした「アルセーヌ・リュパンものみたい」と言われている本は、金来成がルパン物の長編『奇巌城』を翻案した『宝窟王』(1941年に連載開始したが中断、加筆して1948年刊行)ではないかと思う。また「青春小説本四冊」は、乱歩も受け取った『青春劇場』のことだろう。『青春劇場』は全5巻だが、その第5巻は1952年に刊行されているので、九鬼紫郎に著作を送ったときにはまだ第5巻は刊行されていなかったのかもしれない(その後の乱歩への船便では、全5巻が届いている)。また、4冊送られてきたというのが正しければ、『青春劇場』の刊行年から、金来成が書籍を送って来たのは第4巻が刊行された1951年以降だと分かる。 ◆光石介太郎の証言 九鬼紫郎は金来成と光石介太郎が「親しかったように思う」とエッセイで書いていた。特別親しかったのかは分からないが、光石介太郎のエッセイには金来成への言及があり、交流があったのは確かである。光石介太郎の回想エッセイによれば、金来成は光石介太郎が結成したYDN(ヤンガー・ディテクティブ・ノーベリスト)ペンサークルに参加していた。 光石介太郎「YDN(ヤンガー・ディテクティブ・ノーベリスト)ペンサークルの頃」(『幻影城』1975年7月増刊号) 「ぷろふいる」の新人紹介欄に「綺譚六三四一」が掲載されてから、私はこの欄の登場者に檄をとばしてYDNペンサークルというのを結成していた。集まる者は、平塚白銀、石沢十郎、前田郁美、中山狂太郎、中村美与、中島親などで、毎月新宿ウェルテルの三階で例会を開いたばかりか、この連中は殆ど毎日私のアパートに屯(たむ)ろして探偵小説文(・)学(・)を論じ合っていたものだ。のちに金来成、左頭絃(ママ)馬、舞木一郎などが参加し、高橋鐡もその黒服のグロテスクな服装でしばしば現われた。「ぷろふいる」二周年記念の懸賞小説に、平塚白銀、石沢十郎、金来成、そして斯くいう私などが枕を並べて当選した頃が、YDNペンサークルの最も華やかだった頃だ。探偵劇の企画などを樹て、大層げな挨拶状を諸方へ出したのもこの頃である。 光石介太郎「靴の裏――若き日の交友懺悔――」(『幻影城』1976年2月号) それから後、私は相変らずの貧乏をしながら、『ぷろふいる』に「綺譚六三四一」を書いて、金五円を貰い、やがて同じ『ぷろふいる』の懸賞に「空間心中の顚末」が当選するという時間的経過の中で、暫次、西嶋亮、平塚白銀、石塚(ママ)十郎、中島親などと知合い、舞木一郎、中山狂太郎などと語らってYDNペンサークルを結成ということになってゆくのだが、然し何をいうにも、これら同人たちの中で当時良くも悪くも『新青年』に足がかりを持っているのは私一人だった。いうなればこの私の曲りなりのキャリアは、それ自体が彼らにとって一つの作家的ライセンスみたいなものだったらしく、あらゆる意味で一目置かれたし、ペンサークルの運営も、衆議を原則としながら、自然私がイニシャティブをとる形になった。 【中略】 ともあれこのペンサークルも結局は何もかも計画だおれの有名無実に終ってしまったが、結成当時は決してそう評判の悪いものではなかった。毎月一回、新宿の今は懐かしのウェルテルという高級喫茶店の三階で会合を開き、噂を聞いて集まってくる同人も次第に増えていっただけでなく、殆ど毎日私の大塚在のアパートには四五人誰かしらがと(・)ぐ(・)ろ(・)を巻きにきた。その頃私は宮仲アパートを出て、すぐ近くの豊島アパートという所に塒(ねぐら)を変えていたが、そこに集まる常連メンバーは、中島親、西嶋亮、平塚白銀、舞木一郎、中村美与といった所だった。中村美与は、『ぷろふいる』に「火祭」で登場して以来の新メンバーで、私はこの「火祭」を、まるで借金抱えて映画でも観ているような作品、つまり読者の感情移入などまるきり無視した文章でっかちの作文的作品、などと冗談まじりに酷評していたが、あるとき私は彼女のなにかの言節に大変肚を立てて、メンバーが居並ぶ中でさんざんやっつけ、とうとう泣かしてしまった思い出がある。彼女が泣きながら帰って行ったあと、横浜高工の制服姿の西嶋亮が、ニヤリとして「光石さんて人、言うときにはトコトン言う人だなあ」と感慨深げに言ったことも、いま思い出すのだ。それきり彼女は来なくなったが、今でもこの出来事は深い悔恨になって私の心に遺っている。 ウェルテルで開く会合には、やがて例の高橋鉄が黒服、白皙の、才人らしい癖に何となくグロテスクな雰囲気を漂わせながら現われ始めたり、早大生でありながらちゃんとした背広姿の金来成が、物凄いバイタリティを秘めた風貌で、参加を求めてやってきたりするが、何といってもこのサークル会合の最大のヤマ場は、あるときこの会合に、『ぷろふいる』の東京支社長格だった堀場慶三郎老を先頭に、同じ『ぷろふいる』系の、左頭弦馬、九鬼澹などが、大挙して押しかけてきた時だろう。 ウェルテルの三階といっても、たかだか六畳部屋ぐらいの広さしかなかった狭い会場だったから、この夜は椅子を並べる余地もなくなって、壁ぎわに立ったままでいた人が随分あったことを思い出す。 YDN、すなわちヤンガー・ディテクティブ・ノーベリストという名称を私たちのサークルにつけたのも、当然ディテクティブ・ストーリー・ライターというべきだという意見に抗して、探偵小説作家も文学者(ノーベリスト)でなくてはならないという私の主張を通した結果に他ならない。 その頃の私たちのグループで乱歩さんに直接会ったことがあるのは、私のほかにこの平塚白銀ただ一人ぐらいなものだったのは奇妙なことだ。どうもみんな乱歩さんには一目も二目も置きすぎて、会うのを煙たがるような所があったのではないかと思うが、最初鬼面人を驚かすような印象を私にもたらした左頭弦馬にしても、どうやら御多分に洩れなかったようだ。 第四節 金来成の消息、その後の日韓推理小説界の交流 ※2013年3月21日~、改訂作業中 乱歩と金来成(キム・ネソン)の文通が途絶えて以降、日本には金来成についての情報は入ってこなかったようだ。1975年に雑誌『幻影城』が『ぷろふいる』の特集を組み、金来成の「探偵小説家の殺人」や光石介太郎の「空間心中の顚末」を再録したが、このとき編集長の島崎博は金来成について「戦後は韓国で探偵作家として活躍しているとのことである」と書いている。また同号に掲載の中島河太郎「「ぷろふいる」五年史」には金来成について以下のようにある。 金はたしか戦後に現代小説の著書があると聞いた。今も健在のはずである。 実際には金来成は1957年に没している。この訃報は1975年の時点でまだ日本のミステリ界には伝わっていなかったわけだ。ところが、中島河太郎はこの約20年後の1996年には、右に引用した箇所を次のように訂正している(『日本推理小説史』第3巻、東京創元社)。 金は大学卒業後朝鮮に戻り、韓国推理文壇の創始者といわれる地位を築いた。現在、その名を冠した「金来成推理文学賞」が設けられている。1957年2月19日に48歳で亡くなったという。 中島河太郎はいつ、金来成の没年などの情報を知ったのだろうか。あまり知られていないことだが、実は中島河太郎は1970年代半ばから1990年代にかけて韓国のミステリ関係者と交流している。韓国では1972年に推理小説ファンの英文学者を中心として韓国ミステリクラブが結成されており、そこに所属する英文学者のファン・ジョンホ(黄鐘灝)から1974年(または1973年?)に中島河太郎のもとに手紙が来て、交流が始まったようだ。韓国のミステリ事情を知らせるファン・ジョンホの手紙に対して中島河太郎は、1973年の小説サンデー毎日新人賞推理小説部門の受賞者が在日韓国人の麗羅だったことなどを知らせる返信をしている(中島河太郎の随筆「台湾の偵探・武俠小説」『推理文学』16号[1974年5月]参照)。 つまり、中島河太郎は『幻影城』に「「ぷろふいる」五年史」を寄稿した時点で、すでに韓国のミステリ関係者とやり取りをしていたわけだが、このときにはまだ金来成の話題は出ていなかったのだろう。 その後、正確な年は分からないが、1980年代初頭には中島河太郎とファン・ジョンホは面会もしている。また、韓国では1983年に韓国ミステリクラブを母体として韓国推理作家協会が創立されているが、中島河太郎はその初代会長のイ・ガヒョン(李佳炯)とも1984年に東京で面会し、『日本推理作家協会会報』1984年6月号掲載の随筆「李会長訪問」でそのことを報告している。そして同号にはファン・ジョンホが「韓国推理小説の現状」を寄稿しており、金来成についても紹介している。日本推理作家協会の会報という限られた読者向けの媒体とはいえ、日本のミステリ界に対して金来成の死去の時期などについて最初に伝えたのはおそらくこの記事ということになるだろう。 黄鐘灝(ファン・ジョンホ)「韓国推理小説の現状」(『日本推理作家協会会報』1984年6月号) わが国の推理小説は金来成から始まったと言っても過言ではないでしょう。勿論古典小説や特に李朝時代のいわゆる「公案類」小説にも推理的要素の濃い作品がありますが、近代的意味において氏はいわば韓国の江戸川乱歩でした。 早稲田在学中「プロフィル」、「モダン日本」に短篇推理を発表し、帰国後本格的推理作家としての彼の活躍は独歩的存在に価いするものでした。彼には飜案物も多くありますが、創作品としては長篇「魔人」と「思想のばら」が一番有名です。 一九五七年、四八才でなくなったのちには追縱(ママ)者達のエログロ時代があり、良心的な一部の作家がありましたが、大体において一応低質視された推理小説の復興など絶望的な状態でした。 この後、交流は一時的に途切れてしまったようだ。中島河太郎は『日本推理作家協会会報』1987年10月号の随筆「台湾の推理小説」で、「李会長【イ・ガヒョン会長】に会って話を伺い、韓国の現状を本会報にも載せたが、私が連絡を怠ったため、交流の機会を失ってしまった」と書いている。その後、韓国推理作家協会の鄭泰原(チョン・テウォン)が『ミステリマガジン』2000年10月号に寄稿した「韓国ミステリ事情」によれば、1990年代には中島河太郎とチョン・テウォン(鄭泰原)【注3】との間で書簡のやり取りがあったようである。これが正確にいつごろのことなのかは分からない。 1990年代初頭には日韓の推理作家協会間にも密な交流があった、ということもここに記しておこう。1990年8月には韓国推理作家協会の代表団が来日し、日本推理作家協会が歓迎夕食会を開いている。日本側は生島治郎理事長、 阿刀田高国際委員長、韓国語が話せる麗羅と豊田有恒のほか、井沢元彦、大沢在昌、新津きよみらが参加(役職は当時)。韓国側の参加者にはイ・ガヒョンのほか、『最後の証人』の邦訳がある金聖鍾(キム・ソンジョン)らがいた。 1992年6月には、金聖鍾が私財を投じて開設した韓国・釜山(プサン)の推理文学館(1992年3月開館)で交流会が行われ、日本推理作家協会からは生島治郎、山村正夫、豊田有恒、麗羅、大沢在昌、西木正明が参加した。1993年5月には韓国推理作家協会の代表団が再度来日し、今度は一緒に京都の名所や東京の出版社、テレビ局の見学などをしている。これらの交流をきっかけに、1993年には韓国で日本推理作家協会推薦・韓国推理作家協会編訳『日本サスペンス傑作選』が刊行されている。しかし、この後両協会の交流は途絶えてしまったようだ。 1994年7月、『創元推理』5号(1994年夏号)に李建志氏の「韓国「探偵小説」事始め ――韓国ミステリーの創始者・金來成と『ぷろふいる』誌」が掲載される。日本のミステリ界・ミステリ読者に対して最初に金来成の生涯、その業績を詳細に紹介したのはこの論文だろう。李建志氏は続いて翌年には、『現代思想』1995年2月号に「金來成という歪んだ鏡」を寄稿している。 中島河太郎『日本推理小説史』第3巻(東京創元社、1996年)では、先ほど引用した箇所が以下のように訂正されている。 金は大学卒業後朝鮮に戻り、韓国推理文壇の創始者といわれる地位を築いた。現在、その名を冠した「金来成推理文学賞」が設けられている。1957年2月19日に48歳で亡くなったという。 なお、引用中にある金来成推理文学賞は、推理作家の金聖鍾(キム・ソンジョン)【注4】が『季刊推理文学』誌上で立ち上げた推理小説の公募新人賞だが、1990年から1992年の3年間、全3回で終了している。 注3:数日前、韓国のミステリ評論家・翻訳家であるチョン・テウォン氏が亡くなったというニュースが入った。2011年6月10日、癌のため逝去。享年56歳。韓国推理作家協会に所属し、東野圭吾『白夜行』や赤川次郎の三毛猫ホームズシリーズなどを韓国語訳した。日本ではその名前を知っている人はほぼいないだろうが、『ミステリマガジン』2000年10月号に「韓国ミステリ事情」を寄稿したほか、『ジャーロ』4号(2001年夏号)に掲載された金且愛(キム・チャエ)の短編「わな」の韓国語から日本語への翻訳を担当している。こちら(Togetter)で、氏の訳業を簡単にまとめた。謹んで、哀悼の意を表する。 注4:金聖鍾(キム・ソンジョン)は、金来成の次の世代を担う韓国ミステリ界の中興の祖。邦訳に『最後の証人』(論創社、2009年)、『ソウル 逃亡の果てに』(新風舎文庫、2005年)、「帰ってきた死者」(『ジャーロ』4号(2001年夏号))、「失踪」(『コリアン・ミステリ 韓国推理小説傑作選』バベル・プレス、2002年)がある。 第四章 読書案内 金来成(キム・ネソン)が日本語で執筆した小説・評論等は、いくつかの方法で読むことができる。小説に関しては、図書館で『近代朝鮮文学日本語作品集 1901~1938 創作篇』(緑蔭書房、2004年6月)を探すのが一番手軽な方法だと思われる。大きめの図書館であれば、復刻版『ぷろふいる』(ゆまに書房、2010年)も置いてあるかもしれない。金来成が韓国語で執筆した作品で、日本語に翻訳されたものは今のところない。 金来成の作品集、論創社の《論創ミステリ叢書》あたりで出していただけないものだろうか。日本語の探偵小説2作品+日本語の探偵小説論1編+前述の『金来成傑作シリーズ 推理編 恋文綺譚』(こいぶみきたん)、『金来成傑作シリーズ 怪奇・翻案編 白蛇図』(はくじゃず)に収録されている「恋文綺譚」、「罰妻記」、「秘密の扉」、「狂想詩人」、「霧魔」、「白蛇図」、「悪魔派」(「屍琉璃」)、「異端者の愛」などで。著作権もすでに切れていますし……。 小説 楕円形の鏡(初出:『ぷろふいる』1935年3月号)『新作探偵小説選集』(1936年10月、ぷろふいる社) 『近代朝鮮文学日本語作品集 1901~1938 創作篇』(緑蔭書房、2004年6月、全5巻)の第3巻 探偵小説家の殺人(初出:『ぷろふいる』1935年12月号)『幻影城』第5号(1975年6月号) 『近代朝鮮文学日本語作品集 1901~1938 創作篇』(緑蔭書房、2004年6月、全5巻)の第3巻 綺譚・恋文往来(初出:『モダン日本』1935年9月号(第6巻第9号))【2011年9月16日追記:この作品は当サイトで全文公開している。→金来成「綺譚・恋文往来」】 (この作品を原型とする短編小説「恋文綺譚」(1938年、韓国語)はこちらで全文が公開されている→「연문기담 戀文綺譚」) その他 【評論】探偵小説の本質的要件(初出:『月刊探偵』1936年3号)『幻の探偵雑誌9 「探偵」傑作選』ミステリー文学資料館編、光文社文庫、2002年1月 【コメント】書けるか!(初出:『ぷろふいる』1936年1月号)『近代朝鮮文学日本語作品集 1901~1938 評論・随筆篇』(緑蔭書房、2004年10月、全3巻)の第2巻 ※「第一章 第二節」で初出から全文引用した 【随筆】鐘路の吊鐘(初出:『モダン日本 朝鮮版』1939年11月)『近代朝鮮文学日本語作品集 1939~1945 評論・随筆篇』(緑蔭書房、2002年3月、全3巻)の第3巻 上に挙げたもののうち、随筆「鐘路の吊鐘(しょうろのつりがね)」については、ここまでで言及しなかった。これは、金来成が早稲田大学を卒業して韓国(朝鮮)に戻ってからのもので、日本の月刊誌『モダン日本』の朝鮮版(2度刊行された)に日本語で寄せた随筆である。ちなみにこの『モダン日本』朝鮮版(1939年11月)では、野口赫宙(のぐち かくちゅう)の随筆が金来成の随筆のすぐ横に掲載されている。野口赫宙(1905-1998)は、1952年に日本に帰化した朝鮮人作家で、1959年ごろから『宝石』や『探偵実話』などで探偵小説を発表した。探偵小説の単行本もいくつか刊行している。また、『モダン日本』の編集長は、朝鮮人のマ・ヘソン(馬海松)だったが、マ・ヘソンおよび『モダン日本』については、『幻影城の時代 完全版』(講談社、2008年)に掲載の末國善己「「獲得言語」編集者の果たした役割 ――馬海松と島崎博」」に簡潔な紹介がある。 第五章 金来成の名を冠した2つの文学賞 金来成(キム・ネソン)の名を冠した文学賞に、来成文学賞(ネソン文学賞)(1958-1960)と金来成推理文学賞(キム・ネソン推理文学賞)(1990-1993)がある。金来成の死去の直後に開始された来成文学賞は推理小説の賞ではない。金聖鍾(キム・ソンジョン)が『季刊推理文学』誌上で始めた金来成推理文学賞は公募の推理小説新人賞で、受賞作は推理文学社から刊行された。両賞とも短期間で終わってしまっている。 来成文学賞(非公募、京郷新聞主催) 受賞者 タイトル 第1回(1958年) チョン・ハンスク(鄭漢淑、정한숙、1922-1997) 『暗黒の季節』(암흑의 계절) 第2回(1959年) ユホ(兪湖、유호、1921- ) 第3回(1960年) パク・キョンニ(朴景利、박경리、1926-2008) 『漂流島』(표류도) ユホは小説家、劇作家、大衆歌謡作詞者。 金来成推理文学賞(公募、雑誌『季刊推理文学』主催) 受賞者 タイトル 第1回(1990年) クォン・ギョンヒ(権敬姫、권경희) 『痺れた指先』(저린 손끝) 第2回(1991年) イ・スンヨン(李勝寧、이승영)(1963 - ) 『ミス・コリア殺人事件』(미스코리아 살인사건) 第3回(1992年) イム・サラ(林紗羅、임사라)(1963 - ) 『愛するとき、そして死ぬとき』(사랑할 때, 그리고 죽을 때) 受賞作のうち、日本語に翻訳されているものはない。 来成文学賞受賞者では、パク・キョンニ(朴景利)の『土地』(講談社、全6巻予定)の刊行が2011年3月に始まっている。2011年5月には、パク・キョンニの名を冠したパク・キョンニ文学賞(朴景利文学賞)の創設が発表されている。 金来成推理文学賞受賞者の三人は、2011年現在でも現役の推理作家である。第2回受賞者のイ・スンヨンと第3回受賞者のイム・サラは、『コリアン・ミステリ 韓国推理小説傑作選』(バベル・プレス、2002年5月)に短編が収録されている。 参考文献 主要参考文献 チョ・ヨンアム(趙霊巌/조영암)(1953)「아인 김내성 약전(雅人 金来成 略伝)」(パク・チニョン氏のブログに掲載されたもの) 李建志(り けんじ)(1994)「韓国「探偵小説」事始め ――韓国ミステリーの創始者・金來成と『ぷろふいる』誌」(『創元推理5(1994年夏号)』1994年7月、pp.104-122) 李建志(1995)「金來成という歪んだ鏡」(『現代思想』1995年2月号、pp.75-102) パク・チニョン(박진영)(2009)「金来成略年譜(간추린 김내성 연보)」および「金来成著書目録(김내성 작품집 목록)」 韓国ミステリ全般についての文献 鄭泰原(チョン・テウォン)(2000)「韓国ミステリ事情」(『ミステリマガジン』2000年10月号、pp.64-67) 金容権(2001)「現代の韓国ミステリー事情」(『ジャーロ』4号(2001年夏号)、pp.308-311) 米津篤八(2009)「韓国ミステリー百年の現在」(李垠『アジア本格リーグ3 美術館の鼠』講談社、2009年11月、pp.231-237) 金来成に言及があるその他の文献 江戸川乱歩(1952a)「内外近事一束」(『宝石』1952年9・10月号、pp.304-309) 江戸川乱歩(1952b)「欧亜二題」(『読切小説集』1952年11月号(未確認)/江戸川乱歩『子不語随筆』(講談社、1988年)に収録) 『探偵作家クラブ会報』第65号(1952年10月号)~第67号(1952年12月) 『幻影城』1975年6月号(ぷろふいる特集)九鬼紫郎「「ぷろふいる」編集長時代」(pp.69-79) 中島河太郎「「ぷろふいる」五年史」(『日本推理小説史』第三巻[東京創元社、1996年]、pp.48-60に加筆訂正して収録) 光石介太郎(1975)「YDN(ヤンガー・ディテクティブ・ノーベリスト)ペンサークルの頃」(『幻影城』1975年7月増刊号、pp.176-177) 光石介太郎(1976)「靴の裏――若き日の交友懺悔――」(『幻影城』1976年2月号、pp.147-155) 黄鐘灝(ファン・ジョンホ)(1984)「韓国推理小説の現狀」(『日本推理作家協会会報』1984年6月号、No.426、p.4) 李建志(2000)「現代韓国ミステリの思想と行動(上) ――金聖鍾(キム・ソンジョン)『最後の証人』とイ・インファ『永遠の帝国』を手がかりに」(『創元推理 20号 人形の夢』2000年10月、pp.238-255) 李建志(2001)「現代韓国ミステリの思想と行動(下) ――金聖鍾(キム・ソンジョン)『最後の証人』とイ・インファ『永遠の帝国』を手がかりに」(『創元推理21(2001年夏号)』2001年5月、pp.295-315) 李建志(2000)「ハングル・ノワール 金来成からイ・インファへ」(『ユリイカ』2000年12月臨時増刊号(総特集:ジェイムズ・エルロイ ノワールの世界)、pp.86-87) 中島河太郎と韓国ミステリ界の交流について 中島河太郎(1974)「台湾の偵探・武俠小説」(『推理文学』第16号、1974年5月、pp.30-31) - 韓国に言及あり 中島河太郎(1984)「李会長訪問」(『日本推理作家協会会報』1984年6月号、No.426、pp.3-4) - 韓国推理作家協会会長(当時)との面会の記録 中島河太郎(1987)「台湾の推理小説」(『日本推理作家協会会報』1987年10月号、466号、pp.3-4) - 韓国に言及あり その他 長谷部史親『欧米推理小説翻訳史』「ジョンストン・マッカレー」 「フランス推理小説の怪人たち」 ※引用の際、基本的に旧字旧かな遣いは新字新かな遣いに改めている。
https://w.atwiki.jp/doyoubido/pages/28.html
※お題:発光 ゲーム概要 参加者が指定された時間内で建築を行い、メンバー内に一人だけ存在するエセ建築家を推理するゲームです。 本物の建築家は、エセ建築家にお題を気付かれないようにかつ、自分がエセ建築家と疑われない程度の建物を建築します。 エセ建築家は、他の建築家が作る建物からお題を推理しつつ建築を行います。 本物の建築家の勝利条件は 最後にエセ建築家が誰かを当てる事 エセ建築家にお題を当てさせない事 エセ建築家の勝利条件は エセ建築家とバレない事 エセ建築家とバレた場合はお題を当てる事 になります。 ゲームの流れ ①GMおよびプレイヤーの建築順決め ゲーム会場にある「エセ建築やるぞおお」と看板に書かれたコマブロのボタンを押します。 これによりGMと建築順が決定します。 ②お題設定 GMは①のボタンにより、GM専用のスペースに自動的に移動しています。 看板の指示に従いお題コマブロを開き、お題を入力し、[完了]ボタンを押して閉じます。 ③お題確認 GMはお題を入力したコマブロの上部にあるボタンを押します。 これにより、プレイヤーにお題が通知されます。 ただしエセ建築家には自分がエセであることが通知されます。 ⑤建築開始 GMがGM専用スペース内にある[手番を開始する]ボタンを押すと、 最初の建築順のプレイヤーの手番が開始されます。 一分の持ち時間を使って枠内で建築を行います。 エセ建築家は前の人の建築内容からお題を推理して建築を行ってください。 一分のカウントが終了後、再度GMは同じボタンを押して下さい。 次のプレイヤーに手番が移ります。 ⑤については、二周分実施します。 ⑥エセ建築家推理 GMは[投票時間計測開始]ボタンを押します。 これにより30秒のカウントが始まります。 プレイヤーはこの30秒のあいだに誰がエセ建築家なのか推理を行って下さい。 ⑦推理結果発表 GMのカウントダウンが0になると同時に全員でエセ建築家と思う人の名前をチャットで発言し、投票します。 得票数の多い人がエセ建築家でなければエセ建築家の勝利です。 また、エセ建築家であった場合でも、お題を当てることができればエセ建築家の勝利となります。 投票の結果同票のエセ建築家候補が出た場合は再投票です。 禁止事項 ブロックで文字(数字、記号含む)を書くこと。 GMがゲーム中にチャットで反応すること。 その他。 なんか分かりにくい…分かりにくくない? 分からなければ鯖民に聞いてクレメンス
https://w.atwiki.jp/side_flip/pages/146.html
#freeze 清涼院流水 contents #contentsx 書籍情報 plugin_html is not found. please feed back @wiki. 著者 : 清涼院流水 発行元 : 講談社 新書版発行 : 1996.9 文庫版発行 : コズミック ・ 流(上) 2000.4 : コズミック ・ 水(下) 2000.5 あらすじ 以下Amazonより引用 『今年、1200個の密室で、1200人が殺される。誰にも止めることはできない』―1994年が始まったまさにその瞬間、前代未聞の犯罪予告状が、「密室卿」を名のる正体不明の人物によって送りつけられる。1年間―365日で1200人を殺そうと思えば、一日に最低3人は殺さねばならない。だが、1200年もの間、誰にも解かれることのなかった密室の秘密を知ると豪語する「密室卿」は、それをいともたやすく敢行し、全国で不可解な密室殺人が続発する。現場はきまって密室。被害者はそこで首を斬られて殺され、その背中には、被害者自身の血で『密室』の文字が記されている…。 引用終わり 書評 * 筆者が読んだのは「流」「水」に分かれる文庫版である すでに21世紀となって数年が経過しているが、まさに20世紀末の大問題作といえるのが本書である。なんと言っても私が本書を読むきっかけになったのも、mixi内のミステリ好きが集まる某コミュ内での「最低のミステリ」を挙げてゆく掲示板で、本作が圧倒的な勢いで支持(?)されているのを目にしたことにあるのである。 その掲示板では、「読了後、実際に本を投げつけたのはこの作品が初めてだ」 といった趣旨の発言が数多く見受けられた。またそれ以外のサイトでも、罵倒しているものあり、冷静に非難しているものあり、非難・批判のオンパレードなのである。ひどいものでは新書版の異様な分厚さを揶揄して、「レンガみたいで持ち歩きにくい」「これで人を殴ったら殺せる」といったコメントもあった。 しかし、その半面「史上最高のミステリ」といった感想もちらほら見られ、どういう作品がこれほど両極端な感想を引き出すのか覗いてみたいと、私は思ってしまったのである。 とはいえ、この本は妙に分厚い。 正直なところ、最後まで読んで本当につまらなかったらどうしよう、という思いも強く、そこにこの分厚さがプラスされるものだから、読もうと決心するのに約1ヶ月かかってしまった。 前置きが非常に長くなってしまった。 この作品の内容は上のあらすじで書いたとおり、密室卿と名乗る犯人の 「一年間で1200人が1200個の密室で殺される」という史上類を見ない大風呂敷ではじまる。元旦、初詣客でごった返す平安神宮での首切り殺人を皮切りに事件が延々と続いてゆく。上巻は延々と(広義の)密室殺人が続き、その殺人の数、実に19。 結構きつい。 事件と事件の間のつながりもまったく見えず、探偵役すら出てこないから当然推理が展開されることもない。ようやく事件に動きが出てきたのが18番目の密室殺人。ここで「密室卿の使者」と見られる人物が殺害され、次の19番目の事件でようやくこのJDC(日本探偵倶楽部)シリーズにおける探偵役たるJDCのメンバーが表舞台に出てきてほっとしたのだが……。まあここは読んでください。 ここまでの事件の羅列は、普通に小説として考えれば無駄の多い、退屈な描写に見えてもしかたない。しかし、この単なる羅列に見える表現こそ、この非常識で、しかし機械的に続く事件の全体的に奇妙なイメージを読者に正確に植えつけるものであるような気もする。 そして下巻。 今度は打って変わって、JDCの個性的な探偵たちがどんどん登場して、様々な推理を展開する。もちろんその間にもどんどん事件は進行する。ほとんどは物語の合間に事件の概略だけが示されるといった感じだが、前半とは打って変わったこの事件の描写が、非常識だった事件が次第に日常的に、より一層淡々と続いているという雰囲気を良く表していると思う。 計算されたものかどうかは微妙だが。 個人的にはこのJDCの探偵達の描写を見ているだけでも楽しめる。が、一般的に良く見られる批判に、「個性的な探偵たちが数多く登場しているのにそれを活かしきれていない、というものがある。 果たしてそうだろうか。 もちろん一人の名探偵が最初から最後まで事件を解決する類の小説と比べると、一人ひとりの探偵の人物は、まあ、描けていないことになるのだろうが、これは当然である。しかし、私には ― 本作の上下巻の間に「ジョーカー」上下巻をはさんで読むという作者推奨の順序で読んだのだが ― それぞれの探偵の印象が強く残った。それぞれの探偵が単に独特の推理方法を持つ推理マシーンとしてではなく、その内に秘められた葛藤などを通して、なかなか人間的に描かれていたと思うのである。確かにそれぞれの探偵の独特の推理方法までは特徴的に描かれていたとは思わないが、これは今回の事件がほとんどの探偵の能力を凌駕するレベルのものであったので、その特性を発揮できなかったのだ、と無理やり解釈すれば、まあ許せる。個人的には、このJDCの様々な探偵を主役に据えたもうちょっと普通の推理小説などを外伝的な形ででも発表していただければとってもうれしい。 また、探偵の中で「神通理気」 ― 手がかりさえそろえばたちどころに真相に到達するというとんでもない推理方法 ― を駆使する「九十九十九」という圧倒的な能力を持つ探偵が登場し、結局彼が一応事件を解決するということになるのだが、これについてもあまりに論理的思考の積み重ねという、推理小説に欠かせない、ある意味(読者にとって)おいしい部分を抜きに真相に到達してしまうことから、ミステリファンの批判が目立つ部分となっている。しかしこの探偵についても私は肯定的だ。なぜなら、探偵がこの九十九十九一人しか登場しないのならちょっと問題があると思うが、この本には数多くの探偵たちが登場し、九十九の代わりに様々な仮説をたてて思い悩む過程が描かれているからである。すなわち物語全体とすればそれなりに推理の試行錯誤を繰り返す過程が描かれつつも、あくまでも九十九の能力の超人生を微塵も失わせない構成となっているのである。もちろんここは好みの分かれるところであろうが、私は「スゴイやつはとことんスゴイ!」といったわかりやすい展開が好きなので問題なし、なのである。 もちろん九十九の「美しすぎるため警察からサングラスをかけて視線を遮蔽することを要請されている」なんて大げさにすごいところも大好きだ。 さて、そうこうするうちにこの事件の前に死んだはずの作家「濁暑院溜水」が書いたと見られる、この密室殺人の詳細を描いた原稿が出てきたり、自称千歳の怪しげな老人が出てきたりして、事件はよりいっそうわけのわからない展開へと。そして、問題の謎解きであるが……。 それは以下の注意書き以降に書いておりますが、未読の方は読まないで、としてしまっているので、未読の方にはいきなり最後の一言を。 読む価値はありまっせ。 はまっても知りませんよ。 あ! そうそう。この本はできれば(文庫本で読むなら)推奨されている順序コズミック(上)−ジョーカー(上)(下)−コズミック(下)の順序で読んだほうが面白いですよ。 {以下、ネタバレありです。未読の方はご注意を }; うん。 なかなかまともではないか。 いや、まともではないのだが、完全に超常現象などのレベルでしか説明できないのでは?と危惧していたために、以外にまともに人間が行った犯罪であると説明されてしまったので、私などは素直に感心してしまったのである。 無論現実的に細かく見ると、無理でしょ? と思ってしまうのだが、それは実は数多くの推理小説にも同じことが言えてしまうと思うので、物語としての意外性として受け入れてしまえばよいのではないかと思う。 しかし、このラストにいたるまでいわゆる本格推理小説としてこの本を読み進め、一つ一つの事件に対してきっちり推理を試みてきた人にとってはあまりに大局的な推理・解決であり、本を壁に投げつけたくなる気持ちもわからないでもない。 思うに、この作者の作品はまさに自身がおっしゃるように「小説」ではなく「流水大説」なのであり、いかに大きな流れの物語を楽しむかがポイントなのではないだろうか。細かい部分の推理やトリックなどは、重要ではあるものの、本来の推理小説とは逆にこれが料理で言うところの素材そのものなのではなく、あくまでも素材=話の大局的な流れの味を引き立てるスパイス的な役割を担っているのではないだろうか。 そんなわけで、私は好きです。 読むのは結構疲れましたけどね。 この本の前に二階堂黎人先生の「人狼城の恐怖」を読んでいて、長編に対する免疫が付いていたのも良かったかも。 感想・書評投稿 ぜひ、この書評に対するあなたのコメントをお願いいたします! こちらからどうぞ あなたもこの本についての書評を書いてみませんか? 短いものでもけっこうです。 こちらからどうぞ
https://w.atwiki.jp/yoshua/pages/92.html
2010/01/10 FC 殺意の階層 安価条件 セーブ無しでクリアor5回ゲームオーバー 真END見て条件達成 実況時間10時間13分 安価人さん生存 多分、推理物をやるのは今回がはじめてかも。 普段も推理物は殆どやったこと無いのでドキドキでしたね。 しかも殺人事件物だったので怖くないといいなぁと思いながらのプレイでした。 安価人さんにメモ取ったほうが良いよと言われたので、メモ取った結果できたのが下のメモ&表です。 ちょっとメモ多すぎたかな^^; 2回ゲームオーバーになったんですが、セーブできないので同じところをするのがちょっと面倒くさかった。 最後のほうの謎解きはかなり頭使って考えました。 今までのキャラの言葉とか色々思い出したりメモ見たり、実際に自分で再現したりと色々推理していって何とか謎が解けたんですが、自分の推理がピッタリ合ってた時はすごく嬉しかったですね♪ メモが無かったら間違いなく5回ゲームオーバーで終わってたので安価人さんに感謝感謝。 実況中に作成したメモ&表 メモ http //www19.atwiki.jp/yoshua/pub/satui.txt 表 http //www19.atwiki.jp/yoshua/pub/satui_data.xls 名前 コメント すべてのコメントを見る test -- (yoshua) 2010-01-10 21 31 46
https://w.atwiki.jp/detective_conan/pages/101.html
サントラ・BGM まとめ(2021年放映分)②:第1011~第1032話 ※「★」マークの曲は初使用(コナン達に聞こえているものは除く) 2022-11-26更新 第1011話「山菜狩りとクローバー(前編)」 第1012話「山菜狩りとクローバー(後編)」 第1013話「愛しすぎた男」 第1014話「魔王と呼ばれた小説家」 第1015話「張り込み」 第1016話「モノレール狙撃事件(前編)」 第1017話「モノレール狙撃事件(後編)」 第1018話「骨董盆は隠せない(前編)」 第1019話「骨董盆は隠せない(中編)」 第1020話「骨董盆は隠せない(後編)」 第1021話「悪友たちの輪舞」 第1022話「呪いのミュージアム」 第1023話「汽笛の聞こえる古書店3」 第1024話「大岡紅葉の挑戦状(前編)」 第1025話「大岡紅葉の挑戦状(後編)」 第1026話「言えない目撃者」 第1027話「カーテンの向こう側」 第1028話「ケーキを愛する女のバラード」 第1029話「警察学校編 Wild Police Story CASE.松田陣平」 第1030話「空白の一年(前編)」 第1031話「空白の一年(後編)」 第1032話「モデル、毛利蘭」 第1011話「山菜狩りとクローバー(前編)」 白いサスペンス② OP53:「ZEROからハジメテ」 (タイトルコール’07) ほのぼの気分'07 ’09未発表曲31 友情’07 アジト 小五郎の推理’07 CM 夜の探索’07 イースターエッグの謎’07(つなぎ部分) 波紋 スズランの花2 不審船 さらなる疑惑 屈折する水晶(前半部分) コ ン フ ュ ージ ョ ン クリスタル ミッドナイト・ステップ’07 ED63:「Reboot」 第1012話「山菜狩りとクローバー(後編)」 ヴァイラス レベル(前編のおさらい) 「何だこの痕跡は?」’07(前編のおさらい) さらなる疑惑(前編のおさらい) OP53:「ZEROからハジメテ」 (タイトルコール’07) 夜の探索’07 不透明な果実1 海上推理(後半部分) 犯人(スナイパー)の正体’07 ’09未発表曲6 焦るコナン CM ’09未発表曲28(CM前とシーン重複) アマリリス ’09未発表曲26 尋問’07 緊迫’07 ブルーインファレンス2+ブルーインファレンス Need not to know.’07 沈む夕陽(Acoustic)’07 ED63:「Reboot」 蘭のテーマ’07 蘭のハート ひまわり畑 第1013話「愛しすぎた男」 コナンの夢’07 アクセント2 OP53:「ZEROからハジメテ」 (タイトルコール’07) 迷路’07A 屈折する水晶 ワッツ ハプニング 機上のサスペンス(1)’07 CM 記憶の色 ’09未発表曲35 コンシダレーション 不透明な果実1 不穏な気配 ★集中 ’09未発表曲6 尋問’07 ’09未発表曲5 背後の圧迫 フォルテ サスペンス インターナショナル ケース(インシデント) ’09未発表曲23 ED63:「Reboot」 事件解決(意気揚々)’07 第1014話「魔王と呼ばれた小説家」 ダークな予感 OP53:「ZEROからハジメテ」 (タイトルコール’07) 忍び寄る影’07(別バージョンA) ミニサス③ 犯人のアジト(忍び)’07 ワッツ ハプニング 不透明な果実1 夜の探索’07 遺留品 夜のティータイム CM 陰謀’07 ★金庫室 ’09未発表曲6 使徒 殺意’07 インターナショナル ケース(インシデント) 犯人からの電話’07 ’09未発表曲23 ED63:「Reboot」 蘭・愛のテーマ’07 第1015話「張り込み」 犯人のアジト(いよいよ)’07 ピュアソウル(締め部分) OP53:「ZEROからハジメテ」 (タイトルコール’07) ’09未発表曲22 さらなる疑惑 「何だこの痕跡は?」’07 事件現場’07 インサイドキック ダークな予感 未発表曲1(センサーに引っかかる小五郎) CM 少年探偵団のテーマ(摩天楼ヴァージョン)’07 キリキリ舞い 夜の海A~展開F(中盤部分) アンダーアイス 船上サスペンスD(後半部分) ’09未発表曲39 守るべきもの やすらぎの時 小五郎の推理’07 シャーク フィアー コナンドライブ③ 対決のテーマ’07 ED63:「Reboot」 それいけコナン(超早)’07 第1016話「モノレール狙撃事件(前編)」 昼下がりの天使たち’07 小五郎の推理’07 OP53:「ZEROからハジメテ」 (タイトルコール’07) 事態発生+全員退避! 二人の推理 洞窟内の逃走’07 迷路’07B 船上サスペンスD 共同捜査 不審船 ブルーな疑惑 不透明な果実1 ’09未発表曲5 ターゲット サスペンスD’07 CM 危機迫る~コナン出動’07 ワッツ ハプニング サスシルバー(後半部分) ’09未発表曲28 ★ ED64:「ベロニカ」 第1017話「モノレール狙撃事件(後編)」 悪のテーマ’07A(前編のおさらい) ’09未発表曲16(前編のおさらい) OP53:「ZEROからハジメテ」 (タイトルコール’07) FBI情報 ラルゴ サスペンス アンダーアイス 忍び寄る影’07(別バージョンA) コンシダレーション イン モルティス1 ニキアス ブリッジD 黒い影-挑戦-’07 記憶のヒカリ CM ★不穏サスペンス ’09未発表曲6 漆黒の殺意’07 融合 コナン推理’07 ブロークン 対決のテーマ’07 ED64:「ベロニカ」 蘭・愛のテーマ’07 第1018話「骨董盆は隠せない(前編)」 OP53:「ZEROからハジメテ」 (タイトルコール’07) のんびり気分’07 コナンの夢’07 屈折する水晶 とっておきクイズ’07 フォロー ウィンド 波紋 カギを探せ!’07 名探偵小五郎 リボーン 小五郎の推理’07 ’09未発表曲16 CM 推理’07 夜の探索’07 不審な行動 ’09未発表曲12 犯人のアジト(忍び)’07 ’09未発表曲2 コナン推理’07 ED64:「ベロニカ」 第1019話「骨董盆は隠せない(中編)」 謎解き(その2)’07(前編のおさらい) 古城の探索’07(後半全部分)(前編のおさらい) あぶない予感(前編のおさらい) OP53:「ZEROからハジメテ」 (タイトルコール’07) 推理’07 夜の海A~展開F(前半~中盤部分) 廃棄船 ワッツ ハプニング コナン推理’07 CM ブリッジD セーフティ・ナウ ハンターの獲物(イントロ部分)+スナイパーのテーマ+ハンターの獲物(後半部分) ’09未発表曲12 事件解明’07A エントランス ★宣戦布告 スナイパーのテーマ Type2 推理(不気味)’07 ED64:「ベロニカ」 第1020話「骨董盆は隠せない(後編)」 謎解き(その2)’07(前編・中編のおさらい) 謎解き(その1)’07(前編・中編のおさらい) ライク セレナード(前編・中編のおさらい) OP53:「ZEROからハジメテ」 (タイトルコール’07) 夜の探索’07 キープアウト ’09未発表曲12 ’09未発表曲5 ’09未発表曲16 CM あきらめるな 現金輸送車(回想)(別バージョン2) ゆっくり潜行 ブロークン ’09未発表曲7 安堵 ’09未発表曲19 小五郎の推理’07 ED64:「ベロニカ」 セーフティ・ナウ 事件の匂い 大炎上 名探偵小五郎 第1021話「悪友たちの輪舞」 アクセント2 ヘビー・ムーブメント キリキリ舞い ★ OP54:「YURA YURA」 (タイトルコール’07) 推理’07 機上のサスペンス(1)’07 小五郎の検証’07 緊迫’07 情報収集 キラリ2 ワッツ ハプニング イースターエッグの謎’07(つなぎ部分) コナン推理’07 CM ’09未発表曲5 ’09未発表曲12 世良のひらめき 黄色い直感1 夜の海A~展開F(前半~中盤部分) 尋問’07 怪人包帯男(1)’07 諜 報 の メ ロデ ィ(別バージョン) ED64:「ベロニカ」 蘭のテーマ’07 第1022話「呪いのミュージアム」 ’09未発表曲27 ★タッチ OP54:「YURA YURA」 (タイトルコール’07) ’09未発表曲24 セーフティ・ナウ 謎解き(その1)’07 FBI情報 真相究明’07 廃棄船 小五郎の検証’07 犯人のアジト(忍び)’07 ’09未発表曲2 ’09未発表曲12 記憶のヒカリ CM 不透明な果実1 顛末(TENMATSU)’07 コナン推理’07 焦るコナン 事件の匂い ’09未発表曲6 緊迫’07 ’09未発表曲23 ED64:「ベロニカ」 コナンの勝利’07 第1023話「汽笛の聞こえる古書店3」 事件現場’07 犯人からの電話’07 哀のテーマ(TVヴァージョン)’07 OP54:「YURA YURA」 (タイトルコール’07) 行き先はひとつ① バカンス気分’07 ’09未発表曲19 元太のテーマ’07 ロンリースカイ アット ミッドタウン 雪解けシーン 不審船 CM FBI情報 不透明な果実1 胡散臭い男 波紋 屈折する水晶 小五郎の検証’07 緊迫’07 ダーク・ムーブメント ED64:「ベロニカ」 恋歌 THE END(あれまぁ~)’07 第1024話「大岡紅葉の挑戦状(前編)」 OP54:「YURA YURA」 (タイトルコール’07) ’09未発表曲24 二人の推理 リトミック ノイズ ’09未発表曲39 ブルーな疑惑 阿笠博士のテーマ’07 カギを探せ!’07 ひらめき’07 ★静華の調べ CM 狙われたひまわり 洞窟内の逃走’07 夜の探索’07 当たってないよ サスキーロ 捜査資料 ミッドナイト・ステップ’07 ED64:「ベロニカ」 第1025話「大岡紅葉の挑戦状(後編)」 推理’07(別バージョン)(前編のおさらい) OP54:「YURA YURA」 (タイトルコール’07) 夜の探索’07 波紋 犯人のアジト(忍び)’07 屈折する水晶 カギを探せ!’07 事件解明’07A マッドネス CM ツーショット1 サスキーロ 緊迫’07 怪人包帯男(1)’07 阿知波の回想 和葉の気持ち’07 ED64:「ベロニカ」 ウールのおくりもの ’07完全新曲1 シ ークレ ット・ミ ッ ション 第1026話「言えない目撃者」 テーブルの下に爆弾’07 OP54:「YURA YURA」 (タイトルコール’07) FBI情報 屈折する水晶 波紋 サスブロンズ スズランの花2 カギを探せ!’07 (沖野ヨーコドームツアー) 狙撃 CM 夜の海A~展開F(前半部分) チェーンウェイブ やばい!!サスペンス ケース ブレイク テロリスト せめぎ合い 時計じかけの摩天楼’07 テンポ ルバート 『名探偵コナン』メイン・テーマ’07 ED64:「ベロニカ」 未発表曲33(毛利小五郎大講演会前スタッフ紹介) 第1027話「カーテンの向こう側」 事件解決(意気揚々)’07 クリスタル OP54:「YURA YURA」 (タイトルコール’07) フォロー ウィンド 黒い影-挑戦-’07 波紋 (ドラマのBGM) 「何だこの痕跡は?」’07 犯人のアジト(いよいよ)’07 夜のティータイム CM ブルーな疑惑 アンダーアイス 焦るコナン コナンステルス(後半部分) ★蛍の光-Auld Lang Syne- 展開B 洞窟内の逃走’07 ジンのテーマF’07 漆黒の殺意’07 怪人包帯男(2)’07 秘 密 1 コナン推理’07 逆探知’07 対決のテーマ’07 ED64:「ベロニカ」 蘭のテーマ’07 第1028話「ケーキを愛する女のバラード」 白いサスペンス② OP54:「YURA YURA」 (タイトルコール’07) スズランの花2 廃棄船 ★二人の探偵 エグザミネ テロリスト 夜の探索’07 事件現場’07 クリスタル CM 洞窟内の逃走’07 対立1 ’09未発表曲6 緊迫’07 コナン推理’07 犯人からの電話’07 ’09未発表曲7 アピアランス ED64:「ベロニカ」 蘭のテーマ(優しさ)’07 第1029話「警察学校編 Wild Police Story CASE.松田陣平」 おもひではふたたび ディベロプメント 氷点 OP54:「YURA YURA」 (タイトルコール’07) 名探偵小五郎 ゆけゆけイージス艦2 ★ゼロのアクセス 展開D(後半部分) 灰原のクイズ 雪解けシーン CM ザ推理ショー 展開E 洞窟内の逃走’07 秘 密 1 ★避難誘導 カーチェイス アンズな気持ち ★ ED65:「SWEET MOONLIGHT」 ’09未発表曲35 第1030話「空白の一年(前編)」 謎解き(その1)’07 OP54:「YURA YURA」 (タイトルコール’07) スズランの花2 キーパーチャージ 波紋 犯人のアジト(いよいよ)’07 つづく雪道 黄色い直感1 ’09未発表曲19 不審な行動 CM ’09未発表曲35 未発表曲17(「フェルマータ」「マインド ピアノ」のアレンジ;陽菜のテーマの完成版?) ベルモット やすらぎの時 蘭と若葉 黒い影-挑戦-’07 ED65:「SWEET MOONLIGHT」 第1031話「空白の一年(後編)」 推理’07(前編のおさらい) OP54:「YURA YURA」 (タイトルコール’07) 夜の探索’07 不審船 ミニサス③ 秘 密 1 記 憶 の 迷 路 しなやかな刑事たち 廃棄船 波紋 包み込む湯気の中から(後半部分) CM 陰謀’07 ’09未発表曲6 緊迫’07 Need not to know’07 インターナショナル ケース(インシデント) ディスソナンス+デクレシェンド 記憶喪失(影)’07 ED65:「SWEET MOONLIGHT」 未発表曲17(「フェルマータ」「マインド ピアノ」のアレンジ;陽菜のテーマの完成版?) 第1032話「モデル、毛利蘭」 ザ ステージ OP54:「YURA YURA」 (タイトルコール’07) 行き先はひとつ③ アレグレット クリスタル 波紋 スズランの花2 狙われたひまわり 小五郎の検証’07 顛末(TENMATSU)’07 ’09未発表曲28 CM サスペンス-危機感-’07 コナン推理’07+危機迫る~コナン出動’07 ’09未発表曲6 ’09未発表曲5 ブルーインファレンス+ブルーインファレンス2+ブルーインファレンス ’09未発表曲7 スポットライト ★行き先はひとつ⑧ ED65:「SWEET MOONLIGHT」 コナンのRock Roll’07