約 25,223 件
https://w.atwiki.jp/battler/pages/10630.html
「はじめまして、こんにちは、探偵古戸ヱリカと申します。」 青色の長髪を持つ10代半ば程度の少女だが、博識で頭が良く、写真並の記憶力を持つ。 言葉遣いにほとんど敬語を用いている。謎解きやミステリーなどといったものに強い関心を示しており、これを楽しむことができるならば時に人情をも無視することもある。 また、これを解くことによって出題者を見下すことに何よりの悦楽を覚え、冷酷かつ狡猾な一面も持ち合わせている。 自身の推理には絶対の自信を持っており、それを汚されたり挑発されたりすると強い怒りを露にすることがある。 これらの性格を自覚しており、自らを「知的強姦者」と自称して憚らない。 口癖は、「グッド!」、「ただ○○がここに存在するだけで、古戸ヱリカはこの程度の推理が可能です。…如何でしょうか、皆様方?」など。 箸に対してこだわりがあり、西洋料理も箸で食べようとする。 正体は、魔女・ベルンカステルが送り込んだ人間としての駒であると同時に分身である。 尚、セフィロトのフルデリカとは違う世界線のベルンカステルの駒である。 鎌を武器として扱う。 バトロイではマシになっているが、伝説の超変態である。 ステータス 15/35/10/40 なりバトなどでの能力(クズ E D C B A S EX チート) HP:3700 攻撃力:B 防御力:D 素早さ:A 賢さ:S 気力:E 幸運:A 台詞 台詞は全て黄金夢想曲から 攻撃・ざっくりいきますよ! SP必殺技、さらなる提示より 回避・ノロマがぁ! ダッシュより 被弾・なんなんですか!? ガードクラッシュより 会心・チェックメイト!我が推理は揺るぎません!! メタ強制展開より 勝利・古戸ヱリカはこの程度の推理が可能です。いかがでしょうか皆様方? 汎用勝利台詞より 敗北・こんな推理あんまりですッ、我が主ぃいいぃ!! ヱリカ・ドラノールストーリーのEDより 逃走・お許しください、我が主ぃ~ スタンより 技 灰色の脳細胞 ワープ技。相手の攻撃を受ける事でワープする。 刹那の閃き ワープ技。こちらは攻撃を受けずともワープできる。 同時に3体まで幻影を作りだせる効果もあるが、使わない時もある。 仮説の提示 鎌を放り投げる技。 バトロイのヱリカは鎌を投げ捨てて使う。 核心に迫る推理 鎌を振り回しながら高速突進する技。 威力とスピードがあり、頼りになるらしい。 手合わせ錬金術 元ネタは鋼の錬金術師。 両腕を通行料にして真理の扉を通ってきた事により発現。 手を合わせるだけで錬金術が使えるため様々な応用が可能。 両腕はしどのこにより取り返された。 真実を暴く推理 錬金術により、尖った地面で攻撃するとともに核心に迫る推理を発動する。 性能は段違いに良い。 山羊ども、ぶっ放せ! バトロイヱリカの最終兵器。 山羊と大砲を大量に出現させ、火力に頼って焼き払う。 建物への被害がヤバい。 相性 ☆ベルンカステル(我が主ぃぃいいいぃいいい!!!) ◎フルデリカ(この世界での我が主…原作設定とかはいいとして、やはりお美しい…) ○クリス=シルバード?(短い時間ですが、楽しかったです。また戦いたいものですね。) ○ドラノール・A・ノックス(なり雑でゆっくりしていっててください。) ○ブロリー(Megamari)(そのカオス、実にグッドです。) ?パラガス(この場で捉えて、あんたを各種ブロリーに突き出してあげます。) ?クズ(ただサイヤ人がここに存在するだけで、古戸ヱリカはこの程度の準備が可能です。…如何でしょうか、皆様方?※岩盤の準備をしている) ?フライヤ?(あの白い龍と仲がいいようで…) ?ヨッシー(キャラ)?(アレは事故です、事故。) △名無しさん(な、存在そのものが薄すぎる…) △名無しさんその2(同上) ×ラムダデルタ(私とあなたは相容れない関係のようですね…) ×伝説の超クズ共(そういえばあんたらと私って戦う頻度地味に多いですよね?) 愛用したお箸 - 膳
https://w.atwiki.jp/renjodatabase/pages/323.html
分類:短編小説 初出:「小説すばる」1996年11月号 雑誌時挿絵:村上みどり 収録短編集:単行本未収録 あらすじ 雨が降っている。 音のない雨……。 部屋はただ暗いが、闇の不思議な湿りが窓の外に降っている雨の気配を伝えてくる。それは法律書で埋まったこの狭い部屋がかもしだす独特の雨の匂いだ。六法全書や判例集に閉じこめられた古い、埃くさい活字は、神経痛に悩む老人のように、雨の予感にあえぎだすのだ。法律の文字も年老い、病んでいる。 弁護士の有紀子の事務所に、矢田圭一と名乗る飛び込みの依頼人が現れた。有紀子の大学時代の同級生だという彼は、自分の部屋に妻の死体があると言い……。 登場人物 藤野有紀子弁護士。 矢田圭一依頼人。 渡辺一広有紀子の大学時代からの交際相手。 解題 (スタブ) 収録アンソロジー 日本推理作家協会編『推理小説代表作選集 1997年版』(1997年、講談社)日本推理作家協会編『殺ったのは誰だ?! ミステリー傑作選36』(1999年、講談社文庫、上の文庫版) 日本推理作家協会編『辻村深月選 スペシャル・ブレンド・ミステリー 謎008』(2013年、講談社文庫、上からの採録) 関連作品 〝弁護士と奇妙な依頼人〟もの「過剰防衛」(単行本未収録) 「未完の盛装」(『宵待草夜情』収録) 『青き犠牲』 『終章からの女』 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/i_jinrou/pages/38.html
狼が大幅に強化される。この変更は現在のバランスと共に協議されるべきものだと考えられる。 -- (名無し) 2012-06-05 23 38 36 ②案だと狼側から合図を提示することにより、狂人との擬似会話が可能となるので非常に中途半端。採用するならば、まず③でバランスを様子見→①へ移行という形がいいと思う。 -- (名無し) 2012-06-08 14 59 49 ①、②共に双方向で会話が可能で狼との区別が無く、推理自体が消えてしまうため反対。③はまあ有りでも良いかも。 -- (名無しさん) 2012-06-08 19 33 14 狼側は「推理がメインのゲーム」ではなく、「村側を上手く騙すゲーム」だと思うので、狼の推理要素が消えるのは大きな問題ではないと思う。「村によって役職の数や有無の変更有り」なら、【狂信者】みたいな名前の赤会話可能な狂人を作っても面白いかも。というわけで、①に1票。 -- (名無し) 2012-06-09 00 12 53 占師ではないが、特定の一人を毎日選んで狼かどうかを(獣臭い)とか(人間かも?)と言う曖昧な表現で判定出来るようにすれば? -- (名無しさん) 2012-06-17 13 22 20 誰でも推理ゲームだと思うな。狼から推理を外して欲しくないです。狂人ですら推理を以ってして発言に繋げて欲しい。変なランダム要素は欲しくないかな。 -- (名無しさん) 2012-06-17 22 11 31 ③案なら、騙りタイミングは従来と同じく探り合い、人狼側からも狂人探しの要素が残るので、ありかな? -- (名無しさん) 2012-06-18 19 01 16 これは、どっちでも問題ないな。楽しみ方が変わるだけで、どちらが優れているわけではないと思う。 -- (名無し) 2012-06-19 22 32 50 まぁ狂人の特殊系で人狼の内容・赤ログが読めるのもあるんだけどね。 たまに -- (名無しさん) 2012-08-25 09 43 14 ↑ 途中送信してしまった。 たまにランダム発生とかなら面白そうだけど -- (名無しさん) 2012-08-25 09 44 21 特殊役職ありの村作ればいいじゃなーい。 -- (名無しさん) 2012-08-28 13 08 07 村毎にルール変わると、参加者も、後から読む人もわけわからなくなるよ。2012-06-17 13 22 20 の意見なら良いかも知れない。 -- (名無しさん) 2012-09-10 02 17 20 ↑いやいやルールくらい確認すべきだろ。特殊ルール村ならニッツも言及するだろうし。①や③もたまには面白そうだ。特殊ルール村も悪くない。 -- (名無しさん) 2012-09-11 16 24 48 3匹のうち、1匹だけ知ることが出来るとかどう?狂人に、ちょっとだけ有利なライン考察要素を与える感じ。 -- (名無しさん) 2013-03-14 01 40 24 狼にも推理要素があったほうがいいと思うので、反対 -- (名無しさん) 2013-05-16 13 24 59 赤閲覧のみだと、狼が狂人さんは第一声で【こんちにわ!!】を言ってくれ -- (Seven) 2013-07-21 04 07 09 とかで初日に簡単に狂人把握できるよ、甘い -- (seven) 2013-07-21 04 07 40 sevenさんのコレに尽きる。ゲームバランス崩壊するので絶対無理だな -- (俺オレ詐欺) 2013-08-07 15 04 46 実際狂信やC狂はある役職だけど今の内訳で狂人→C狂はバランス悪いんじゃないかなぁ… -- (通りすがり) 2013-08-25 17 35 16 狂人孤独すぎる意見多いように見える。せめて誰か分かれば嬉しいか。 -- (キャプテンだが名無し) 2013-09-14 23 29 36 特殊村としてなら是非やって欲しい -- (名無しさん) 2014-05-17 14 43 49 これは元々の狂人の概念に反するから反対。狂人もラインを推理して狼を勝たせる、狼も狂人を見抜いてどう味方につけるか企むのが醍醐味。この提案じゃ最後の数合わせ以外は狼と変わらなくなる。 -- (永遠の村人) 2015-11-24 15 08 59
https://w.atwiki.jp/loveslime/pages/120.html
51階・倉庫 調べる:マップ中央の大きな像(アリフ・レッド像) ナツミ登場 現時点では情報は聞き出せない マップ一番左端の棚(マネキンの隣)を調べると棚UP画面に切り替わる ロジック「値札」発生 棚UP画面 調べる:上段中央の片方角がついたぬいぐるみ 証拠品入手:ぬいぐるみ 調べる:上段左の布 推理コマンドが出現 推理 上段左の布にカーソルを合わせて「推理」 つきつける:凶器のしょく台 調べる:マップ右下のスーツケース内札束 ロジック「大金」発生 ロジックモード 「値札」「大金」をまとめる ナツミから「話す」で情報を聞き出すことができるようになる ナツミに「話す」 話す:「闇オークション」「取材」「マスター」 証拠品入手:仮面、マスターの特徴 ロジック「オークションの客の出入り」発生 つきつける:検死結果 検死結果をつきつけるとロジックチェス開始になる 【ロジックチェス 開始】/大沢木 ナツミ 《何を隠しているのか》聞き出せ! 選択肢 落ち着いて話し合いを‥‥ 選択肢 まだ様子を見る 選択肢 そう。あなたの弟子だろう (手がかり入手) 選択肢 情報を渡したまえ 選択肢 私はあなたの弟子と知り合いだが? 選択肢 スクープを持っているのだな? (ゲージ回復) 《スクープの内容》を聞き出せ! 選択肢 闇オークションと関係が‥‥? 選択肢 潜入中に何か聞いたのか? →(手がかり入手) 選択肢 それは何かの事件だろうか? 選択肢 不法侵入は問題だ! 選択肢 スクープとは殺人事件のことか? 選択肢 取材中に物音が聞こえたのだろう? (ゲージ回復) 《情報のしんぴょう性》を聞き出せ! 選択肢 遭遇したというのは本当? 選択肢 まだ様子を見る (手がかり入手) 選択肢 事件の内容を詳しく‥‥ 選択肢 正確な記事が目標なのにか? 選択肢 証明ができるのか? (手がかり入手) 選択肢 まだ隠していることはないか? 選択肢 まだ語っていないことがあるはず! 【ロジックチェス 成功】 証拠品入手:ナツミの写真 ロジック「被害者が消えた」発生 証拠品入手:ナツミの証言書 ロジックモード 「オークションの客の出入り」「被害者が消えた」をまとめる ロジック「死体を隠した?」発生 会話、ルミノール反応での調査になる ルミノール反応を調べる ハシゴ上部を3回程度タッチ 鎖の巻かれた木箱を調べると木箱UP画面に切り替わる ルミノール反応 箱内部を3回程度タッチ ロジック「衣装箱の血痕」発生 リフトを調べるとリフトUP画面に切り替わる ルミノール反応 リフト下付近を3回程度タッチ 証拠品入手:隠しリフトの血痕 ルミノール反応の調査終了 ロジックモード 「死体を隠した?」「衣装箱の血痕」をまとめる 証拠品入手:衣装箱 仮面の並んだ棚を調べると、仮面の並んだ棚UP画面に切り替わる 仮面の並んだ棚UP画面 推理 仮面が飾られていない場所にカーソルを合わせて「推理」 つきつける:忍者ナンジャのお面 【捜査終了】 検事審査会・審議室 対決~メイの推理~ 【証言者:狩魔冥(カルマ)】 証言内容 つきつける:「証拠は審議室で見つかった血痕!~」に「隠しリフトの血痕」 (審議室と倉庫で、血液の量が違ったのは‥‥) 選択:審議室で凶器が抜かれた 証拠品入手:審議室の血痕 対決~メイの推理2~ 【証言者:狩魔冥(カルマ)】 証言内容 ゆさぶる:「犯人は商品の受け渡し場所である~」 証言追加 つきつける:「犯行が起きたのは、~」に「ナツミの証言書」 証拠品入手:赤いレインコート
https://w.atwiki.jp/eigagiron/pages/22.html
勝手にメモ 33分探偵流れ コント 警部現る ピタゴラによるコーヒー 事件に向かう なんやかんや事件発生→即効解決 「それじゃあ、終わっちゃいますよ?」 「俺が33分持たせてやる」 普通にやればたった5分で終わる超簡単な事件を 正味33分の放送時間いっぱいまで何とか持たせる名探偵 その名も33分探偵鞍馬六郎 次々と繰り出される推理にがんがん増える一方の容疑者 その果てに真犯人は見つかるのか見つからないのか ただいま○分です。 話を聞く 推理→「それはないです」→警部「アリバイ成立だな」 「なんやかんやは」「なんやかんやです!」 ミステリー小説からの引用 解散 それぞれの聞き込み調査場面 面白い証言(事件の背景を知る) →それを使って新推理 →でもやっぱりそんなことない。 合成での乗り物移動 鑑識の二人 女の子からプレゼント 凶器の鑑識 そして、情報屋からの情報 →結構真剣に推理。 警部「決まりだ、お前が犯人だったのか!」→鞍馬「しかし、その人は犯人じゃない!」→警部「ですよねー」 そして…始めの解決していた犯人を言い当てる。 鞍馬「それだけじゃありませんよ。」 「~~が~~だったなんて~~じゃないですか。」 後日談 映像メモ 犯人じゃない人も犯人っぽい怪しいシーンを入れるべき
https://w.atwiki.jp/asianmystery/pages/169.html
2011年11月13日作成 (自著13、共著1) 2011年11月18日 「日本文学翻訳60年書誌目録」を参照し、自著1点、収録書3点追加 (自著14、共著1、収録書3) 2014年7月9日 2012年以降に出た書籍3冊を追加 (自著17、共著1、収録書3) 2003年に『江戸川乱歩リファレンスブック3 江戸川乱歩著書目録』(監修:平井隆太郎、編集:中相作、発行:名張市立図書館)という書籍が刊行されている。2001年までに刊行された江戸川乱歩の著書の目録であり、翻訳されて海外で出版された書籍まで扱っているが、韓国語書籍は1点も扱われていない。 このページは、いつの日か行われるであろうその改訂の際の一助となるべく作成した。もっとも、このページの乱歩の著書のデータは基本的に韓国国立中央図書館の蔵書データをオンライン検索して得たものであり、私自身は以下の書籍の実物を所持していない。とはいえ、実際に調査を進めていく際の道標ぐらいにはなるのではないかと思っている。 なお、「江戸川乱歩著書目録」は編者の中相作氏がインターネット上で公開している。 名張人外境 > 江戸川乱歩著書目録 目次 1945年以前(1)乱歩の探偵小説が受け入れられる下地 (2)1930年代の乱歩人気 (3)金来成(キム・ネソン)の活躍 1945年~1960年代 (自著1、収録書2)(1)当時の日本文学翻訳事情 (2)乱歩作品の最初の韓国語訳 (3)乱歩作品の最初の単行本 1970年代 (自著5、共著1) 1980年代~20世紀末 (自著3、収録書1) 21世紀(『江戸川乱歩著書目録』刊行以降) (自著5) 2012年以降 (自著3) 乱歩による韓国ミステリ関連文献 参考にしたデータについて韓国国立中央図書館の蔵書データ 「日本文学翻訳60年書誌目録」(2008年) 1945年以前 (1)乱歩の探偵小説が受け入れられる下地 19世紀末から20世紀初頭にかけて、黒岩涙香の翻案小説は日本で人気を博していただけではなく、中国語や韓国語に翻訳されて東アジア各地で読まれていた。 韓国(朝鮮)では、1916年に黒岩涙香の『巌窟王』を再翻案したイ・サンヒョプ(李相協)『海王星』(韓国語作品)、1922年に黒岩涙香の『鉄仮面』を再翻案したミン・テウォン(閔泰瑗)『鉄仮面』(韓国語作品)が発表されている。 1920年代半ばからは、韓国の作家が韓国語で書いた創作探偵小説も次第に増え始めた。(韓国の(韓国語の)最初の創作探偵小説は1908年~1909年に書かれている) 詳細:韓国ミステリ史 第一章 第三節 (1)黒岩涙香の翻案小説を再翻案した韓国の翻案小説 (2)1930年代の乱歩人気 朝鮮では1930年代ごろから、『キング』や『少年倶楽部』が日本語のままで広く若者の間で読まれていた(日本語教育が徹底され、若者の日本語能力が格段に上がってきたのがこの時期)。つまり、乱歩の通俗長編や少年探偵団シリーズも当然読まれていたことになる。 1952年に金来成(キム・ネソン)が江戸川乱歩に送った手紙で、韓国の当時の推理小説事情を知ることができる。おそらく、金来成が韓国(朝鮮)に帰った1930年代後半~1940年代初頭のころの状況を説明したものだと思われる。 江戸川乱歩(1952)「欧亜二題」 次に現代の朝鮮探偵小説については、金君は左のように書いている。 「結局一般読者が探偵小説を認識しはじめたのは、欧米からではなく、日本から輸入されたものにあったと思います。それには欧米のものの翻訳と創作とを含みますが、ポー、ルブラン、ドイル、ガボリオなどをはじめ、江戸川乱歩、森下雨村、水谷準、大下宇陀児、横溝正史、小酒井不木等の諸氏の作品が入って来ました。中にもルパン(ルブランではないのです)と、江戸川乱歩(明智小五郎ではないのです)と、ホームズ(ドイルではないのです)が大いに受けました。昔の黒岩涙香を知っていたのは私一人であったかも知れません」。 この時期は、韓国の作家も小説は日本語で書くのが望ましいとされた時期であり、江戸川乱歩作品の韓国語への翻訳はなかったと思われる。(1920年代にはもしかしたらあったかもしれない) 詳細:韓国ミステリ史 第二章 第一節 戦前~戦後の読書事情 (3)金来成(キム・ネソン)の活躍 金来成(キム・ネソン)(1909-1957)は韓国推理小説の始祖とされる人物。21歳から26歳まで日本に留学。早稲田大学法学部独法科在学中の1935年、探偵雑誌『ぷろふいる』に掲載された「楕円形の鏡」でデビューした。乱歩に私淑しており、乱歩邸を訪れたことも二、三度あった。乱歩によれば、金来成は「非常な感激屋で、情熱家で、文学青年であった」(「内外近事一束」『宝石』1952年9・10月号)という。 その後朝鮮に戻った金来成は、日本で発表した「探偵小説家の殺人」(1935)を翻訳改題した「仮想犯人」(1937)を皮切りに、ベストセラーとなった長編通俗探偵小説『魔人』(1939)や乱歩風の変格短編などを発表(朝鮮に戻って以降は、すべて作品は朝鮮語(韓国語)で発表している)。こうした作風の作品がすんなり受け入れられたのは、当時すでに乱歩が人気を博していたという下地があったからかもしれない。金来成が乱歩風の作品を韓国語で執筆し人気を得ていたというのは、韓国における乱歩の受容・波及の一種だと捉えることもできるだろう。 金来成は、乱歩が『少年倶楽部』に少年探偵団シリーズを連載していたのと同時期に、少年向けの探偵小説『白仮面』(1937-1938)、『黄金窟』(1937)などを発表している。また同時期に、『赤毛のレドメイン家』の翻訳や、ホームズ物、ルパン物の翻案を行った。朝鮮半島に探偵小説を広めるため、まさに韓国の乱歩と言っていいほどの八面六臂の活躍をしたのである。翻訳作品として『赤毛のレドメイン家』を選んだというのも、乱歩の影響を伺わせるものである。 詳細:金来成の生涯 詳細:金来成と江戸川乱歩の親交 金来成「霧魔」(1939)(拙訳) 1945年~1960年代 (自著1、収録書2) (1)当時の日本文学翻訳事情 終戦直後は、ほとんどの知識人が日本語を読めたためそもそも翻訳の必要がなかったということと、また反日感情もあり、日本の小説が翻訳されることはなかった。ただし、日本の探偵小説が翻案されることはあったそうで、もしかしたら乱歩作品が翻案されて読まれるということもあったかもしれない。ただ、これは調査はかなり困難だろう。 1952年、金来成(キム・ネソン)から乱歩の元に久々に手紙が届き、何度か書簡のやり取りをする。この時期、日本の本や雑誌は正規なルートでは入手できなかったが闇で入ってくることがあったそうで、金来成は戦後に創刊された推理雑誌『宝石』を韓国で読んでいたそうである。一部の人はやはりそのような手段で日本語のまま乱歩作品を読んでいたかもしれない。 1950年代にも日本の小説の翻訳が数点あったことが確認されているが、本格的に日本の小説が韓国語に翻訳されるようになったのは1960年からである。たとえば、夏目漱石や芥川龍之介、谷崎潤一郎、三島由紀夫の作品が戦後初めて韓国語に翻訳されたのは1960年のことである。推理作家では、同年に山田風太郎、多岐川恭、新章文子、下村明の短編が『日本傑作短篇選集』(朴喜水訳、文興社、1960年)の1巻と2巻に収録されている(※収録された作品が推理小説かどうかは分からない)。 1961年には松本清張の『点と線』と『ゼロの焦点』、仁木悦子の『猫は知っていた』が翻訳刊行されている。これらが韓国で出た最初の日本の推理小説の翻訳単行本である。 (「日本文学翻訳60年書誌目録」参照、ただし多岐川恭、新章文子、下村明の1960年の短編はリストから漏れている)。 詳細:韓国ミステリ史 第二章 第一節 戦前~戦後の読書事情 詳細:韓国ミステリ史 第二章 第二節 日本や欧米の作品の翻訳・翻案 (2)乱歩作品の最初の韓国語訳 「日本文学翻訳60年書誌目録」によれば、(戦前に翻訳があったかは分からないが)戦後最初に韓国語になった乱歩作品は短編「堀越捜査一課長殿」(1956)だった。1966年に韓国で出版された『日本代表作家 百人集』(全5巻)の第2巻に収録されている。 韓国語タイトル:「捜査第一課長 貴下」(権純萬 訳) 【2011年11月18日追加】『日本代表作家 百人集(일본대표작가 백인집)』第2巻、希望出版社(ソウル)、1966年 『日本代表作家百人集』(全5巻)はそのタイトル通り、日本を代表する100人の作家の短編を収録したものである。韓国国立中央図書館(サイト)の蔵書検索で目次を見ることができるが、それによると、乱歩作品が収録されている第2巻にはほかに谷崎潤一郎「お艶殺し」や佐藤春夫「女人焚死」、宇野浩二「屋根裏の法学士」などが収録されている。また全5巻のラインナップを見てみると、松本清張「一年半待て」、土屋隆夫「情事の背景」や、南條範夫、水上勉、多岐川恭、黒岩重吾、梶山季之、佐野洋らの作品が収録されている。 なお『日本代表作家百人集』(全5巻)とまったく同じ100短編を収録した『日本短篇文学全集』(全6巻)が1969年にソウルの新太陽社から出版されている。 韓国語タイトル:「捜査第一課長 貴下」(権純萬 訳) 【2011年11月18日追加】『日本短篇文學全集(일본단편문학전집)』第2巻、新太陽出版社(ソウル)、1969年 (3)乱歩作品の最初の単行本 「日本文学翻訳60年書誌目録」によれば、(戦前については分からないが)戦後最初に韓国で出版された乱歩の単行本は1968年の『괴도 스물이』である。直訳すると『怪盗 二十』となるので、おそらく『怪人二十面相』の翻訳だろう。少年探偵シリーズ(소년탐정시리이즈)1とされているが、2巻以降が刊行されたかについては分からない。 江戸川乱歩『怪人二十面相』(少年探偵シリーズ1、翻訳:ソン・ミン(손민)、出版:チャンウサ(장우사)、1968年) 【2011年11月18日追加】この書籍は韓国国立中央図書館のデータにない。 ところで、『괴도 스물이』(怪盗 二十)でネット上を検索してみると、1970年代初頭に刊行されていた韓国の漫画雑誌『漫画王国』に同題の漫画が掲載されていることが分かった。「こちらの写真」の12枚目の右ページから14枚目の左ページである。画像だとよく見えないが、冒頭の説明によると名義(原作者と作画者?)はイ・ホン(이헌)とチョ・ハンニ(조항리)となっているようだ。 1970年代 (自著5、共著1) まず、1974年に以下の2冊が刊行されている。 モーリス・ルブラン / 江戸川乱歩『世界推理文学全集 5 「怪盗紳士ルパン」 / 「陰獣」ほか』(河西出版社、1974年)1974年に刊行された《世界推理文学全集》全10巻(ラインナップ紹介)のうちの1冊。乱歩作品は「陰獣」のほか、「心理試験」、「屋根裏の散歩者」、「二銭銅貨」を収録 江戸川乱歩『心理試験』(李英朝訳、豊林出版社、1974年)「心理試験」 「D坂の殺人事件」 「二銭銅貨」 「屋根裏の散歩者」 「恐ろしき錯誤」 「人間椅子」 (完全犯罪の名手)=「赤い部屋」か? 「鏡地獄」 河西出版社の《世界推理文学全集》は最初の刊行から3年後の1977年に全20巻の新版(ラインナップ紹介)が出版されている。その際には、乱歩は単独で1冊を占めるようになっている。 江戸川乱歩『世界推理文学全集 7 「陰獣」 / 「孤島の鬼」』(河西出版社、1977年?)この本は韓国国立中央図書館のデータになく、収録作品の詳細は分からない。書影こちらで見られる → リンク (写真はクリックで拡大可能) 1977年から1978年にかけて、河西出版社からは軽装版のミステリ叢書《河西推理選書》(全36巻)(ラインナップ紹介)も刊行されている。こちらでは、全集に収録された『陰獣』と『孤島の鬼』がそれぞれ刊行されている。 江戸川乱歩『孤島の鬼』(河西推理選書9、河西出版社、1977年) 江戸川乱歩『陰獣』(河西推理選書18、河西出版社、1977年) 1970年代末の韓国では翻訳ミステリ叢書の創刊ブームが訪れ、《河西推理選書》以外にも以下のような叢書が出版されている。 《豊林名作推理小説シリーズ》 豊林出版社、1976年~1979年?、巻数不明(少なくとも23巻までは刊行されている) 《東西推理文庫》 東西文化社、1977年~1980年頃?、全128巻 《三中堂ミステリ名作》 三中堂、1978年~1981年、全40巻(ラインナップ紹介) このうち、《豊林名作推理小説シリーズ》で江戸川乱歩『屋根裏の散歩者』が刊行されているが、おそらく前述の短編集『心理試験』のタイトルを変えて叢書に組み込んだものだろう。収録作品は同じだが収録順が変更になり、表題作の「屋根裏の散歩者」が巻頭に来ている。 江戸川乱歩『屋根裏の散歩者』(豊林名作推理小説シリーズ14、李英朝訳、豊林出版社、1978年)「屋根裏の散歩者」 「心理試験」 「D坂の殺人事件」 「二銭銅貨」 「恐ろしき錯誤」 「人間椅子」 (完全犯罪の名手)=「赤い部屋」か? 「鏡地獄」 韓国国立中央図書館のデータで確認できる限りで、1970年代に刊行された乱歩の韓国語訳本は以上の6冊である(正確に言えば、6冊のうち『世界推理文学全集 7 「陰獣」 / 「孤島の鬼」』は蔵書データにはないが、これはネット上の写真などで存在を確認した)。 作者 タイトル(の日本語訳) 訳者 出版社 出版年 モーリス・ルブラン / 江戸川乱歩 『世界推理文学全集 5 「怪盗紳士ルパン」 / 「陰獣」ほか』 (乱歩作品の訳者はカン・ヨンジュン(姜龍俊)) 河西出版社 1974年 江戸川乱歩 『心理試験』 イ・ヨンジョ(李英朝) 豊林出版社 1974年 江戸川乱歩 『世界推理文学全集 7 「陰獣」 / 「孤島の鬼」』 ペク・キルソン(白吉善) 河西出版社 1977年 江戸川乱歩 『孤島の鬼』(河西推理選書9) ペク・キルソン(白吉善) 河西出版社 1977年 江戸川乱歩 『陰獣』(河西推理選書18) ペク・キルソン(白吉善) 河西出版社 1977年 江戸川乱歩 『屋根裏の散歩者』(豊林名作推理小説シリーズ14) イ・ヨンジョ(李英朝) 豊林出版社 1978年 1970年代末から1980年代にかけて、韓国で人気を博したのは日本の社会派推理小説だった。松本清張や森村誠一の作品は大量に翻訳されているが、乱歩のような作風は受けなかったのか、翻訳は1970年代に出た数冊だけで止まってしまう。乱歩の次の一般向け小説の翻訳本は2003年の『陰獣』であり、実に四半世紀もの間があくことになる。 (南富鎭(なん ぶじん)氏の調査によれば、松本清張の翻訳本は(単行本だけでなく短編が収録された本も1点と数えて)1960年代に11点、1970年代に23点、1980年代に33点、1990年代に11点、2000年以降で7点刊行されている) 詳細:韓国ミステリ史 第三章 第二節 (2)1970年代末の翻訳ミステリブーム 1980年代~20世紀末 (自著3、収録書1) 1980年代、韓国では少年少女向け推理小説叢書がいくつか出版されている。ここでは以下の2つに注目する。 ヘムン出版社《パンダ推理傑作シリーズ》(1983年に全25巻刊行、1986年~1988年にさらに25冊が追加され全50巻) クマ出版《世界推理・探偵傑作シリーズ》(1985年~1987年、全25巻) ※「クマ」は「熊」という意味ではない 実はこれは両方とも、1973年~1976年に日本で刊行されたあかね書房の《推理・探偵傑作シリーズ》(全25巻)の重訳であり、ラインナップが一致しているばかりかカバーデザインやイラストなども流用されていた。 あかね書房の《推理・探偵傑作シリーズ》(全25巻)のラインナップは「古書あやかしや」のサイトで確認できる → リンク先の真ん中あたり もう少し正確に言うと、《パンダ推理傑作シリーズ》の方は最初に刊行された25冊があかね書房の叢書とラインナップが一致している(刊行順は異なる)。そしてクマ出版《世界推理・探偵傑作シリーズ》は、3冊だけあかね書房版とラインナップが異なる。ポオ『モルグ街の怪事件』、ダシール・ハメット『マルタの鷹』、レスリー・チャータリス『怪紳士暗黒街を行く』が除かれ、代わりに乱歩の少年探偵団シリーズが3冊入っているのである。 江戸川乱歩『少年探偵団』(世界推理・探偵傑作シリーズ13、クマ出版、1986年) 江戸川乱歩『透明怪人』(世界推理・探偵傑作シリーズ14、クマ出版、1986年) 江戸川乱歩『妖怪博士』(世界推理・探偵傑作シリーズ17、クマ出版、1986年) 韓国語タイトルを直訳すると順に『少年探偵団』『透明人間』『妖怪博士』になる。『透明人間』はおそらく『透明怪人』だろう。『少年探偵団』は同題の作品『少年探偵団』である可能性が高いと思うが、必ずしも断言はできない。乱歩の少年少女向け小説の韓国語への翻訳はこの3冊だけだと思われる。 なお、韓国は1987年に万国著作権条約に加盟した。 1999年、テドン出版社から日本の推理小説のアンソロジー『Jミステリ傑作選』(日本推理作家協会・韓国推理作家協会共編、チョン・テウォン訳、全3巻)が刊行されており、その第2巻に乱歩の「防空壕」が収録されている。 「防空壕」(チョン・テウォン(鄭泰原)訳) 【2011年11月18日追加】『Jミステリ傑作選(J미스터리 걸작선)』第2巻、テドン出版社(ソウル)、1999年 21世紀(『江戸川乱歩著書目録』刊行以降) (自著5) 21世紀に刊行された分については、以前に「韓国語に翻訳された日本の探偵作家の作品一覧 」でまとめたが、以下に転載しておく。 タイトル 漢字ハングル混じり表記 原題 訳者 出版社 出版日 음울한 짐승(短編集) 陰鬱한 짐승 陰獣 キム・ムヌン(김문운) 東西文化社(동서문화사) 2003-06-01 외딴섬 악마 외딴섬 悪魔 孤島の鬼 キム・ムヌン(김문운) 東西文化社(동서문화사) 2004-08-01 에도가와 란포 전단편집 1(短編集) 에도가와 란포 全短篇集 1 江戸川乱歩全短篇 1(ちくま文庫) キム・ソヨン(김소영) 図書出版 Do Dream(도서출판두드림) 2008-05-14 에도가와 란포 전단편집 2(短編集) 에도가와 란포 全短篇集 2 江戸川乱歩全短篇 2(ちくま文庫) キム・ウニ(김은희) 図書出版 Do Dream(도서출판두드림) 2009-07-17 에도가와 란포 전단편집 3(短編集) 에도가와 란포 全短篇集 3 江戸川乱歩全短篇 3(ちくま文庫) キム・ウニ(김은희) 図書出版 Do Dream(도서출판두드림) 2008-09-22 2003年の短編集『陰獣』の収録作は、「陰獣」+新潮文庫『江戸川乱歩傑作選』に収録の9短編(bk1)。 2008年~2009年に出た短編集の収録作は、ちくま文庫『江戸川乱歩全短篇』(全3巻)と同じ(bk1:第1巻、第2巻、第3巻)。 『江戸川乱歩全短篇 2』の翻訳本は、日本ミステリの愛好者が集う韓国のWebサイトで2010年に行われたランキングで第15位になった。(2009年に韓国で刊行された日本の広義のミステリ約100冊が対象、以前にまとめたTogetter参照) 一応、乱歩作品を原作とする漫画の翻訳も挙げておく。山田貴敏『少年探偵団』(全3巻)の翻訳が2005年に刊行されている。 日本版:1巻、2巻、3巻 (再刊版) 韓国版:1巻、2巻、3巻 2012年以降 (自著3) 【この節、2014年7月9日に追加】 タイトル 漢字ハングル混じり表記 原題 訳者 出版社 出版日 에도가와 란포 1 스무 개의 얼굴을 가진 괴인 에도가와 란포 1 스무 個의 얼굴을 가진 怪人 怪人二十面相 クォン・ナミ(권남희) ピリョンソ(비룡소) 2012-10-05 괴도 20가면 2 괴도 20가면과 소년 탐정단 怪盗 20仮面 2 怪盗 20仮面과 少年 探偵団 少年探偵団 クォン・ナミ(권남희) ピリョンソ(비룡소) 2012-12-30 괴도 20가면 3 소년 탐정단과 히루타 박사 怪盗 20仮面 3 少年 探偵団과 히루타 博士 妖怪博士 クォン・ナミ(권남희) ピリョンソ(비룡소) 2013-06-10 ※タイトルからのリンク先は韓国のネット書店「アラジン」。出版日はアラジンに記載されているものであり、奥付表示ではない。 《オランウータンクラブ》(오랑우탄 클럽)(2008年9月~、2014年7月現在既刊24巻)という児童向けミステリ叢書の第21巻~第23巻として刊行。ちなみに1~6および11~18は、はやみねかおるの「名探偵夢水清志郎事件ノート」シリーズ、7~10はトレイシー・マック&マイケル・シトリンの「シャーロック・ホームズ&イレギュラーズ」シリーズ、19、20、24は米国の作家Gitty Daneshvariの「School of Fear」シリーズ(邦訳なし)。 第1巻では「怪人二十面相」はそれをそのままハングル表記にして「괴인 20면상」となっているが、「怪人(괴인)」や「面相(면상)」が分かりづらいという指摘があったのだろう、第2巻以降では「怪盗二十仮面」(괴도 20가면)となっている。(手近な韓日辞書で調べたところ、「怪人(괴인)」と「面相(면상)」は載っていなかった。「怪盗(괴도)」と「仮面(가면)」は載っている) それぞれのタイトルは直訳すると、『江戸川乱歩 1 二十の顔を持つ怪人』、『怪盗二十仮面 2 怪盗二十仮面と少年探偵団』、『怪盗二十仮面 3 少年探偵団と蛭田博士』。第1巻では少なくとも表紙を見る限り、なぜか「江戸川乱歩」というのがタイトル扱いになっている(ネット書店でも「江戸川乱歩」がタイトルとして登録されている)。第2巻以降は「怪盗二十仮面」というのがタイトルになり、それに副題がつく形式になっている。 それぞれ、ネット書店で一部が読めるようになっている。第3巻の裏表紙見返しでは、第4巻『秘密暗号』、第5巻『青銅仮面』、第6巻『怪盗二十仮面対地獄の魔術王』が近刊とされている。それぞれ、『大金塊』、『青銅の魔人』、『地底の魔術王』(虎の牙)に対応するものと思われる。 乱歩による韓国ミステリ関連文献 江戸川乱歩が韓国(朝鮮)の探偵小説について言及したエッセイ等には以下ものがある。 ※ほかにあったら是非教えてください 「内外近事一束」 (『宝石』1952年9・10月号、pp.304-309)金来成から久々に手紙が来たことに触れ、手紙の内容や、若き日の金来成についての思い出などを記している。 「欧亜二題」 (『読切小説集』1952年11月号(未確認)/江戸川乱歩『子不語随筆』(講談社、1988年)に収録)金来成の近況などを伝える。また、金来成からの伝聞情報で朝鮮の古い裁判物語について紹介している。 『探偵作家クラブ会報』第65号(1952年10月号)・第66号(1952年11月号)乱歩が「海外消息」「海外近事」で金来成の話題を出している。(第67号の無署名記事にも金来成の名前が出てくる) 参考にしたデータについて 韓国国立中央図書館の蔵書データ 韓国国立中央図書館 公式サイト 韓国での江戸川乱歩作品の刊行状況を知るために最初に利用したのは韓国国立中央図書館の蔵書データである。 「江戸川乱歩」のハングル表記は現代では 에도가와 란포 (エドガワ ランポ)が普通だが、かつては 에도가와 란보 (エドガワ ランボ)が使われたこともあったようだ。また、韓国では以前は日本の人物名は漢字表記をしたうえで韓国語読みしていたので、「江戸川乱歩」に関してはその韓国語読みである 강호천란보 (カンホチョルランボ)、강호천난보 (カンホチョン ナンボ)などで検索する必要もある(漢字のままでは検索できない)。もしかしたらほかにも表記のバリエーションがあるかも知れず、見落としがあるかもしれない。 当然ながら、あらゆる書籍が所蔵されているわけではない。上で示したもののうち、以下の2点は韓国国立中央図書館に所蔵されていない。 江戸川乱歩『怪人二十面相』(少年探偵シリーズ1、翻訳:ソン・ミン(손민)、出版:チャンウサ(장우사)、1968年) 江戸川乱歩『世界推理文学全集 7 「陰獣」 / 「孤島の鬼」』(河西出版社、1977年?) 「日本文学翻訳60年書誌目録」(2008年) 윤상인 ほか『일본문학 번역 60년 현황과 분석 1945-2005』(소명출판、2008年、ISBN 9788956263076) - 尹相仁ほか『日本文学翻訳60年 現況と分析』(召命出版、2008年)巻末に、韓国で翻訳出版された日本文学作品の一覧「일본문학 번역 60년 서지 목록(日本文学翻訳60年書誌目録)」が付されている。日本の国立国会図書館で利用できる。 1945年から2005年までに韓国で出版された日本の小説の作者別の目録。ただし、雑誌に訳載されたものについては扱われていない。 いわゆる純文学から推理小説、さらにはライトノベルまであらゆる小説作品を網羅した労作であり、日本文学の韓国での受容を研究する際にはその最初の手掛かりとすべき重要なものだと思うが、各作家に注目してよく見てみると遺漏もかなりある。乱歩に関しては、少なくとも以下の1冊が漏れている。 江戸川乱歩『透明怪人』(世界推理・探偵傑作シリーズ14、クマ出版、1986年) ほかにもざっと見た限りで、《三中堂ミステリ名作》(1978-1981年、全40巻)の横溝正史『蝶々殺人事件』、坂口安吾『不連続殺人事件』、佐野洋『金色の喪章』などが漏れている(以上の3冊は韓国国立中央図書館にも所蔵されている)。もっとも、あらゆる作家に関して万全を期すことなどできないし、いずれにしろこの目録は素晴らしい研究成果だと重ねて記しておく。 乱歩とは直接関係がないが、松本清張に関しては南富鎭(なん ぶじん)氏が「松本清張韓国語翻訳・翻案作品目録」を作成している。南富鎭氏が「日本文学翻訳60年書誌目録」を参考にし、それに多くを補って作成したものである。南富鎭『翻訳の文学 東アジアにおける文化の領域』(世界思想社、2011年6月)に収録されている。 (南富鎭氏作成のリストにも漏れがある。たとえば《三中堂ミステリ名作》の第37巻『世界推理傑作選』(三中堂、1980年)に松本清張の短編「顔」が収録されているが、これはリストから漏れている) 姉妹ページ江戸川乱歩の中国での受容(未公開) 江戸川乱歩の台湾での受容
https://w.atwiki.jp/sigmaharmonics/pages/25.html
第死楽章 仮面の恐怖 第死楽章 仮面の恐怖 [#b8f95c46] チャート [#xe9f2364] 刻音 [#yc9cf685] 真実への欠片 [#x59dfe98] 考え方/注意点など 超推理 [#uc64b0b3] コメント [#tcb5ede7] チャート 刻音 15の刻 【ねねの遺体】【麟の疑問】惨劇幕開け終了後 【芙蓉と麟の会話】 【佳子の拾い物】消閑の娯楽室 14の刻 【ねねと執事の会話】【麟の忘れ物】寛ぎの居間 【執事の影】消閑の娯楽室 16の刻 【佳子のつぶやき】館の回廊/西 【佳子の死】綺羅の間 17の刻 【芙蓉の死】稀人の部屋 【静馬の行動】【執事のボタン】綺羅の間 13の刻 【梅の遺体】【竹の行動】【執事の行動】香散草の間 【芙蓉とユリ子の会話】稀人の部屋 18の刻 【壊れたキー】【鍵のかかった扉】 【ゆうの秘密】清浄の庭 19の刻 【執事に怯えるゆう】寛ぎの居間 【ゆうの遺体】清浄の庭 【竹の遺体】七賢の間 20の刻 【ユリ子の発見】 【ユリ子の死】繕いの間 21の刻 【】 真実への欠片 その1(14の刻 七賢の間) その2(16の刻 館の回廊 東) その3(17の刻 館の回廊 南) その4(17の刻 絡繰りの間) その5(18の刻 雪白の間) その6(19の刻 八紘の間) その7(20の刻 黒上の館ホーム) その8(13の刻 命脈の厨) その9(21の刻 大時計の間) 考え方/注意点など ※この章に限って時間帯による神降の向き不向きがある。相性によっては瞬札されるので注意。 相性のいい例⇒ 14,15,21 術 16,17 銃 13,18,19,20 剣 超推理 + ※ネタバレ注意※ 左の"+"をクリックで表示 ページ1: ・⇒《》 ・⇒《》 コメント 編集の仕方が分からない人はこちらに書くと誰かが反映してくれるかも。 15の刻、14の刻を調べた後に超推理(左にねねと執事の会話、上に執事の影) - 名無し 2008-11-01 12 50 33 佳子の死に関する超推理(左右上下何処でも良いので「執事のボタン」を置く。) - 名無しさん 2008-11-01 17 51 12 芙蓉の死についての超推理(麟の疑問、芙蓉と麟の会話)←多分どこでも良いはず - 名無しさん 2008-11-01 18 04 05 麟の死についての超推理(佳子の拾い物、佳子のつぶやき)どこに置いても可能なハズ - 名無しさん 2008-11-01 22 25 34 名前
https://w.atwiki.jp/asianmystery/pages/31.html
1.言語・地域別リスト 英訳 フランス語訳 ドイツ語訳 オランダ語訳 イタリア語訳 スペイン語訳・ポルトガル語訳 北欧・バルト三国 2012年に欧米で翻訳出版された日本の推理小説 タイ語訳 東・東南アジア (インドネシア・ベトナム) 西アジア・中東 (トルコ・グルジア・アルメニア) 未作成ロシア語訳 (未作成) 東欧・バルカン諸国 (ポーランド・ルーマニア・ハンガリー・チェコ・ギリシャ・ブルガリア・クロアチア) (未作成) 南・中央アジア (未作成) 2.年度別リスト 日本の推理小説が多く翻訳刊行されている韓国・台湾・中国の年度別リスト。 2009年 韓国 / 台湾 / 中国 2010年 韓国 (途中まで) / 台湾 (未作成) / 中国 (未作成) 2012年に欧米で翻訳出版された日本の推理小説 3.作家別リスト ごく一部の作家のみ。 作家別 海外刊行リスト 4.その他リスト 受賞作の翻訳 Honkaku Mystery Grand Prize (Honkaku Mystery Writers Club of Japan) (2011年4月2日) - 本格ミステリ大賞受賞作の海外刊行 メフィスト賞受賞作品 海外での刊行 (2010年6月16日調べ) 本屋大賞受賞作品 海外での刊行 (2010年6月23日) 日本推理作家協会賞受賞作の英訳 (Amazon内のリスト) 本格ミステリ大賞受賞作の英訳 (Amazon内のリスト) その他 ファウスト系作家 海外での刊行 (2010年9月4日) - 文芸誌『ファウスト』およびファウスト系作家の海外出版リスト 関連記事 Wikipediaで2言語以上で記事が作られている日本の推理作家一覧 (2010年6月6日調べ) 『ミステリマガジン』2007年6月号 特集:面白さは国境を越える (2010年6月19日) - 日本のミステリの海外での出版(主に英訳)について特集した『ミステリマガジン』の記事の内容紹介。 キャサリン・サンプソンが選ぶアジアミステリーベスト10 (2010年11月15日記事作成) ニコニコ動画 ニコニコ生放送に『幻影城』編集長・島崎博さん登場!(2010年4月21日)
https://w.atwiki.jp/soit/pages/101.html
#blognavi 個人的に気になったので、いろいろ調べて見ました。 Wikipedia参照。 芥川賞 純文学の新人に与えられる文藝春秋が呈する文学賞。 菊池寛が1935年(昭和10年)に直木賞とともに創設し、 以降年二回発表される。 受賞者には正賞として懐中時計、副賞として100万円が授与され、 受賞作は「文藝春秋」に掲載される。 直木賞 直木三十五の業績を記念し、 大衆文学の新人に与えられる文学賞。 年二回発表され、受賞作は「オール讀物」に掲載される。 対象は新人による大衆文学作品であり、 芥川賞とは兄弟の関係にあるといっていいが、 新人賞としては最高の権威を持ち、 また特に大衆文学の場合には直木賞受賞後 文筆によって生計を立てるに 充分な筆力が勘案されがちなこともあって、 現在では実質的に中堅作家に対する賞 となっているといってもいい。 乱歩賞 1954年、江戸川乱歩の寄付を基金として、 日本探偵作家クラブ(現在は日本推理作家協会)により、 探偵小説を奨励するために制定された文学の賞。 正賞として江戸川乱歩像が、 副賞として1,000万円が贈呈される。 また、受賞作は講談社から出版される。 日本推理作家協会賞 毎年日本推理作家協会が授与する文学賞。 その年発表された推理小説の中で 優れていたものに与えられる。 一度受賞した作家の再受賞は禁じられている。 メフィスト賞 未発表の作品に与えられる賞(新人賞)の一種。 受賞賞金等は与えられないが、 受賞=出版であるため、 規定の印税が賞金代わりとなる。 「究極のエンターテインメント」 つまり面白ければ何でもありという キャッチフレーズで作品を募集しており、 従来の推理小説やサイエンス・フィクションには おさまりきらない個性的な作品が集まる。 カテゴリ [日記] - trackback- 2006年03月26日 02 12 16 名前 コメント #blognavi
https://w.atwiki.jp/h-yamato3/pages/15.html
「仮題・中学殺人事件」でデビューした、辻ミステリワールドの名探偵第1号。 名前は、辻真先(つじまさき)のアナグラム。 初登場時は推理作家志望の海東中学二年生。 西郊高校を経て、東西大学まで進学し、卒業後はそのまま推理作家を生業としている。 ジャガイモのようにデコボコした容貌から、ポテトと呼ばれている。 おとなしくはったりが効かない性格であるが、推理力は抜群で、小説だけではなく現実の事件にも何度も関わってきた。 その一方、心優しいヒューマニストで、逮捕された犯罪者に対して思いやりを見せたり、本当の悪に対しては強い憤りを示したりしている。 また、彼の書く劇中小説がドラマとからんで、読者や編集者など小説外の人物をも巻き込むメタトリックを作り出すこともある。 中学以来の相棒である可能キリコとは高校時代からはっきりと恋人同士に発展し、その愛情は深く強固になっていった。しかし、推理作家として決定打と言える作品がなかなか出せなかったため、長い間結婚に踏み切れずキリコや周囲をやきもきさせていた。1997年の「本格・結婚殺人事件(未)」でようやくキリコとゴールインする。 2008年には「完全恋愛(未)」が牧薩次名義で現実に出版され、ファンを驚かせた。 2013年「戯作・誕生殺人事件(未)」で、キリコとの間に愛娘が誕生し、これを機に長年の活躍にピリオドを打った。