約 25,198 件
https://w.atwiki.jp/narumiayumu/pages/93.html
【ダミーの手榴弾@スパイラル~推理の絆~】 カノン・ヒルベルト戦で使用したダミーの手榴弾。 当然爆発はしない。 【S W Model 19 Combat Magnum@スパイラル~推理の絆~】 1955年に登場した、S Wの代表的な回転式拳銃。 原作ではミズシロ火澄がカノン・ヒルベルト殺害、テレビ塔でも鳴海歩との決戦で使用した。 【FN P90@スパイラル~推理の絆~】 左右臨機応変に構えなおすことを可能なすごい短機関銃。それを可能にさせるのは銃下面に排莢口があるからである。よく漫画にも出てくる。 弾薬は特製で高いらしい。原作では学校の戦いでカノン・ヒルベルトが使用した。
https://w.atwiki.jp/niko2/pages/429.html
括弧、推理、城にて(後編) ◆0RbUzIT0To (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル 第186話 確かに、閣下の言う通りではある。 しかし、後者はともかく前者に関してはどうにか解決したい。 萃香の力は主催者と相対する事になった場合役に立ってくれるはずだし、妹や博之はレナと共にずっと主催打倒を目指していた仲間だ。 閣下にしてみても感情は殺し冷静を取り繕っているが心の底では魅音達と合流したいと願っている。 『なら、やはり人を分けるしかないわね……』 ハッキングを行う部隊、結界と電波の解析をする部隊、そして仲間を捜索する部隊。 幸いにもというべきか、今この城にいるのは全部で十人――眠っているつかさを含めれば十一人となる大部隊だ。 人手には事を欠かない。 閣下はここに集った精鋭達の顔を見、考える。 この面々が持つ技能をどのようにして生かし、活用し、希望を見出すべきか。 瞳を閉じて思案していると、不意に声をかけられた。 「悪いが、話が終わったんなら俺は戻らせてもらうぜ?」 フライパンを片手に、気だるげにそれだけを告げると日吉は背を向けて歩き出す。 「はるるん、その、私も……」 「……いいわよ、行きなさい」 おずおずと申し出た亜美に許可を出すと、すぐさま亜美は日吉の後を追い、次いでカービィもその後についていく。 日吉や亜美の性格から考えて、一度言い出したら聞かないのは承知している。 ならば止めるだけ無駄というものだ。カービィに関しても、二人と共にいるのならば危険は少ないだろうと判断する。 「ただ、そこまでするのならば結果を見せて貰いたいわね……」 去っていった亜美たちの背を見やりながら、そう呟く。 自分達に残された時間は少ない……その限られた時間の中で日吉と亜美が習得しようとしている技をモノに出来るのか。 ……少なくとも、主催者達と対面するまでにはその技というものを完成させて欲しいものだ。 「さて……それじゃあ、残った私達がどうするか決める事にしましょうか?」 閣下はそう問いかけつつ、メモに問題点を書き皆に見せる。 その問題点とは、自分達のチームに機械技術に長けている者がカイバーマン一人しかいないという点だ。 これによりNiceboat.からのハッキングと電波の解析を平行に行う事が出来なくなる。 レナの提案した保険の案は、自ずと後回しにせざるを得なくなるのだ。 しかし、それで仮にハッキングが失敗したともなれば自分達は一巻の終わりだ。 ハッキングをしてきたとバレてしまえば、主催者がカイバーマン他、自分達を生かしてはおくまい。 だからこそ、二つの案は同時に進行しなければならないのだ。 『それに関しては、私に考えがあるわ』 そう書かれた紙を差し出したのはアリス。 更に詳しい事を書き記そうと、必死にその腕を動かし字を連ねる。 『私の操る朝倉人形――涼子の能力は"情報を書き換える程度の能力"……それを行使する前段階には情報を涼子が把握する必要がある。 だから、その力を首輪に向けて行使すれば或いはその"電波"というものを読み取る事が出来るかもしれない。 大丈夫よ、その"電波"とかいうものは要するに目には見えず空間を超えて伝播する性質を持つ物体の事でしょう? それが何なのか、理解さえしていれば聞きなれない単語だろうと把握する事は出来る』 先の首輪解体やレナの推理を聞いている中で、アリスは彼らの持つ情報を自分にわかり易いよう解釈をして理解している。 理解をしている状態ならば、確かに朝倉人形を使って電波を解析する事は可能になるかもしれない。 唯一の問題はアリスの魔力が完全には回復していないという所だが、それでもこれが今の彼らにとってベストの選択ではあるはずだ。 一同はアリスの意見に賛同し、次に結界の解析をする人物を探す事になる。 しかし、アリスが電波の解析をすると決めた以上結界を解析する者は自然と一人に絞られる。 勿論、この中でアリスを除き唯一魔法が扱える人物であり且つ結界に対しての専門家である霊夢だ。 その場の空気は自然と霊夢に一任するという流れになり――しかし、そこにそれを止める声が入る。 『結界に関しては、私に任せて欲しい』 黒い帽子を被り、半裸で立つ胡散臭い男――矢部野彦麿。 彼はそう書かれた紙を手に持ち、不敵な笑みを浮かべている。 『忘れてもらっては困る……私は陰陽師だ。 結界に関しては私も専門家だ』 そう、彼もまた結界のスペシャリストである。 あらゆる困難が科学で解決する平成の時代に人々の閉ざされた心の闇に蔓延る魑魅魍魎。 奇怪なそれらに立ち向かうのが彼の責務であり、仕事でもある。 そして、当然ながらそれらの神事を行う折には結界を用いて魑魅魍魎を退散させる事も多々あるのだ。 『レヴァンティンの力を借りれば、ここを包む邪悪な結界の正体を見極める事も出来よう。 だからこそ、ここは私に任せて欲しい』 そう必死に訴える彦麿の目には真剣さがありありと見て取れる。 半裸ではあったが。 『いいんじゃない? 出来るというのなら、無理に止める必要も無いもの』 『……なんだか胡散臭いけれどね』 苦笑しながら言葉を綴る霊夢に対して、閣下が溜息交じりに返す。 確かに胡散臭くはあるが、彦麿の力は先にやよいの除霊で実証済みだ。 その彼ならば結界の解析をする事も出来るかもしれない。 彦麿に了承の旨を伝えると、彼は早速レヴァンティンをアリスから受け取り結界を把握する術をメモに書き始めた。 『これで残るは離れている仲間の捜索とNiceboat.でのハッキングのチームの組み合わせ……だけど、これはもう決まったようなものね』 閣下はそう告げると、動き出したくてうずうずしていた男の肩を叩く。 彼は、言ってしまえばただの能天気で頭が春っぽいお目出度い人間だ。 だが、その身体能力と純粋で真っ直ぐなその気持ちだけは評価が出来る。 その身体能力の中でも、特に速さは随一である。 『あなたは止まる事が出来ない人間、いつも動いていないと気がすまない。 ならば動きなさい……あなたのその速さは誰よりも優れているわ。 だからこそ、あなたに託すの……私達の仲間の命をね』 『どういう事だぜ閣下ロット!!』 『あなた一人に任せると言ってるのよ、仲間の捜索を』 『マジか!?』 『マジよ』 その言葉を見た瞬間、KASは大きく回転しながら飛び上がり喜びを表現する。 仲間の捜索――それは即ち、外を縦横無尽に駆け回れるという事なのだ、これ程嬉しい事などない。 何よりも行動の早さが重要になるだろうこれからの過程で、仲間の捜索に費やす時間などそうありはしない。 だからこそ、この局面でKASのその速さが必要となる。 『あなたの任務は伊吹萃香、永井博之、キョンの妹、武藤遊戯、園崎魅音と接触し、これを保護する事。 わかるわね?』 『おう、任せテンケテキテキ!』 『そしてその道中、敵に会おうとそれと接触し戦闘しない事……これもわかるわね?』 唯一不安が残るとすれば、それはこの男が後先考えずに行動を取る事だ。 敵を発見すれば本能のみで動き、たった一人で戦いを挑むかもしれない。 しかし、それは閣下達にとって大きなマイナスだ。 ただでさえ戦力に乏しいというのに、戦う力を持つKASが負傷してしまう恐れがある。 いや、下手をすれば死に至るやもしれない。 『わかってるって、要するにそいつらを全員見つけて守ればいいんだろ? 鍵クリアするよか全然簡単だってう!!』 閣下達の心配を他所に、KASはひたすらテンションを上げて動き回っている。 深く溜息をつく閣下に、霊夢たちは同情するような目を向けた。 『とにかく、無茶はしない事。 それとある仲間を見つけたら城、またはNiceboat.に来るよう伝える事。 いいわね?』 『了解了解!!』 これ以上は言っても無駄だろうと諦め、一同は首を振る。 ともかく、これでようやくチーム分けは完了した。 城に残るのは特訓をする日吉、亜美、カービィに電波と結界を解析するアリス、彦麿。 仲間を捜索するのは速さに定評のあるKASたった一人。 そして、Niceboat.を探索しハッキングを仕掛けるのは残った四人。 閣下、霊夢、レナ、そしてカイバーマンである。 四人で行くのには勿論訳がある。 あの平野付近にはまだヴァンデモンがいるかもしれない為にその護衛。 及び、Niceboat.内にある未知の部分の捜索に頭数が必要な為である。 大広間に残った七人はそれぞれに新たな使命を持ち、主催者に抗う事を改めて誓う。 自分達がこれから進む道が、脱出への確固たるロードになると信じて。 その道を歩き出す。 ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ 「中々いいわね……気に入ったわ」 チャイナドレスを着こなし、妖しい魅力を秘めた瞳を輝かせてうっとりとしたように呟く閣下。 しかし、その姿に見惚れる者は……少なくとも、この場には誰一人としていなかった。 むしろそれは人々に畏怖を与える造形を成している。 もしもこの姿に見惚れる者がいるとするならば、それはとてもよく訓練のなされた名誉な愚民以外にはないだろう。 その腕にドリルを取り付け、口元にガスマスク――そう、今の彼女はある意味では完全なる装備をしていた。 引退した今も伝説と語り継がれるとある有名Pが考案した装備……ある意味では、閣下を象徴するその装備を。 「ふふふ……ふふふふ……」 「ごめん、普通に気持ち悪いからやめてもらえないそれ?」 不敵に笑う閣下の横でげんなりとした様子で霊夢が言う。 「あら……ごめんなさいね。 それよりあなた、山の神社には行かないの?」 「何を今更……私達は行かなきゃならない場所があるんだし、あなたの話じゃその入り口は潰されたんでしょ? だったら諦めるしかないじゃないの」 春香が山で見つけたという二つの神社の話は、霊夢の心を微かにだが突き動かした。 聞き及んだだけの話ではあるが、彼女の話すその外装らは自分のよく知るそれと酷似している。 何もなければその場にすぐにでも向かいたいのだが……今はまだその時ではないと、霊夢は半ば諦めていた。 方針を決定した後、七人はそれぞれの支給品を分配する事にした。 まずは閣下が霊夢の支給品の中からドリルアームを発見し、それを頂戴する。 その返礼として閣下は持っていた陰陽玉を霊夢へと渡し、更に首輪探知機と上海人形をそれぞれKASとアリスに譲渡した。 レナの持っていたロールバスターは、護身用としてカイバーマンに渡る。 途中、自身のデイパックを漁っていたKASが谷口が持っていたカードがいつの間にか違うカードに成り代わっていた事に慌てふためいたものの。 比較的特に問題もなく、上記以外にも様々な交換が行われ支給品の交換は全て完了した。 「ともかく、これで準備は万端だね」 そうして、かつて大広間にいた七人は今、城門の前に立っていた。 この城を経つ五人を、アリスと彦麿が見送りに来たのである。 「城の事は万事私に任せてくれ……必ずや成功させてみせよう」 久方ぶりに胴着を着た彦麿は、ほくほく顔で五人に告げる。 微妙に先ほどまで着ていた少女のかほりがするだとか、まだ生暖かいなどという事は言ったりしないが、 その表情が彼が今どのような事を思っているのかという事を体言している。 そう、彦麿は今胴着を着ていた。 レヴァンティンを使いバリアジャケットを纏った訳ではなく、先ほどまでアリスが着ていたその胴着を。 ならばアリスはどうしたのだろうか? 彼女の着れるような服が、城内から見つかったのだろうか? 彼女の方へと目を移してみれば、そこには――。 「…………」 欝のオーラを漂わせ、ただじっと立ち尽くす奇妙な姿のマスコットキャラが立っていた。 「…………」 「まだ怒っているのね……仕方ないでしょアリス? それくらいしか服が無かったんだから」 「……これは服じゃなくて、着ぐるみっていうの」 マスコットキャラの中から篭った声が聞こえる。 先の支給品の交換の中で、アリスはどうにか自分の肌を覆えるものはないものかと躍起になって探していた。 そうして、唯一見つかった肌を覆えるというものが――この、某有名球団のマスコットキャラの着ぐるみだったのだ。 「さっきとは別の意味で寒いわよ……」 「まぁ、機会があれば別の服でも探してくるからしばらくはそれで我慢しときなさい」 霊夢の言葉に、しかしそのマスコットキャラは動かない。 確かに、あまりといえばあまりな仕打ちである。 ある意味、先ほどの姿よりも色んな意味で危ない。 思いがけない面で欝な空気になってしまうが――しかし、その空気を吹き飛ばす声が再びその場に木霊する。 「ねるねるねぇ~ヘッヘッヘッヘ」 その声の主は辺り構わず跳ね回り、奇妙な声を出しながら両手をぐるぐると回転させている。 よく注意して見れば、その頭に黒い魔女の帽子が被られている事に気付く。 支給品を確認している最中、KASはどうにも魔理沙の帽子が気に入ったらしくそれを被って飛び出したのだ。 溜息を吐きつつも、霊夢はKASに近づくとその頭を小突いて動いて停止させる。 「いてっ!」 「あんたにはもうその赤い帽子があるでしょ。 帽子の上に帽子被ってどうすんのよ」 痛がりながらしゃがみ込み、涙目になっているKASを見下ろしながら霊夢は帽子を取り返す。 まったく、この男は本当に状況がわかっているのだろうか。 この状況になってまでまだふざけているなど考えられない。 「ほら、いつまでも遊んでないで行くわよ」 「誰が遊んでなんか……!」 「はいはい……それじゃあ彦麿、アリス、後はよろしく頼むわ。 ……つかさちゃんの事もね」 「……うむ」 それだけを伝えると、閣下達は歩き出し、遅れて霊夢とKASもその一団に加わる。 そして、それらの影が小さくなってゆくのを見送ると、彦麿とアリスは実験の際に放り投げられた首輪を回収し。 静かに城の中へと帰っていった。 【D-1 城・大広間/二日目・早朝(放送直前)】 【矢部野彦麿@新・豪血寺一族-煩悩解放-レッツゴー!陰陽師】 [状態]:全身に打撲によるダメージ(痛みは引きました) [装備]:レヴァンティン@くらっとけ!スターライトブレイカー(魔法少女リリカルなのはシリーズ) [道具]:支給品一式、ネギ@ロイツマ、孔明ブロック(大)@スーパーマリオワールド(友人マリオ)、長門の首輪 コイン*2@スーパーマリオワールド [思考・状況] 基本.主催を含む悪霊退散 1.レヴァンティンを使って結界の術式を解析する 2.アリスを必ず守る。 3.つかさを心の闇から連れ戻す 4.琴姫の意思を継いで、悪霊を退散させる。 5.悪霊退散の為の修行を積む 6.猿の物の怪を改めて退散する 【アリス・マーガトロイド@東方Project】 [状態]:全身打撲に切り傷(包帯による治療済)、魔力消費(大) [装備]:ドアラの着ぐるみ@ドアラ動画シリーズ [道具]:支給品一式*2(水残り一本)、プラスパワー*5@ポケットモンスター、朝倉涼子、炎道イフリナのフィギュア@ふぃぎゅ@メイト、首輪の残骸、上海人形 [思考・状況] 基本.しょうがないので異変解決。魔理沙の意思を継ぐ 1.大至急まともな服がほしい。 2.魔力が回復したら、すぐにでも朝倉人形を復活させ、首輪に発せられる電波を解析する。 3.涼子のため……じゃない、生き残るために少しやる気を出す 4.涼子の力でブレインな弾幕を作る方法を考える 5.お気に入りの人形とグリモワールオブアリスを探す 6.レナの言っていた動く人形(水銀燈)が気になる。詳しい話が聞きたい 【朝倉涼子@涼宮ハルヒの憂鬱】 [状態]:動かない裸の朝倉人形(残り数時間で完全に死体化) [装備]:なし [道具]:なし [思考・状況] 1:テイシチュー ※朝倉涼子 死亡扱いです。首輪はついています。命令がなければアリスを自動で守ります。 アリスの魔力が尽きない限り、表情もあり、人間と区別がつきません。 魔力が尽きた状態で数時間放置すると死体になり、二度と操れません。 朝倉涼子の情報改変能力は、暗黒長門の半分以下まで落ちています。 ※バリアジャケットはアリスの魔力枯渇に伴って解除されました ※つかさの連れていた魔獣の名を知らないため、死亡済だと気付かず危険視しています ※アリスは、ここから脱出するにはこの世界の核となる何かの停止が必要だという仮説を立てました。 ※炎道イフリナのフィギュアもアリスの魔力枯渇に伴って機能を停止しました。 【D-1 城・外壁/二日目・早朝(放送直前)】 【日吉若@ミュージカル・テニスの王子様】 [状態]:全身に大量の打撲と切り傷(治療済み)、疲労大、体力僅か、肋骨損傷・左の腕と肩にごっすんくぎ(共に治療済み)、少し寝不足 [装備]:カワサキのフライパン@星のカービィ、テニスボール [道具]:支給品一式*4(水一本消費)、サテライト30@真赤な誓い、ねこ鍋@ねこ鍋、XBOX360、ピーピーマックス ヒラリマント@ドラえもん、ことのはの鋸 [思考・状況] 1.無我の境地に辿りつく 2.いつか天衣無縫の極みを会得し、主催に下克上する。 3.亜美にボブ術の基本を教える。 4.下克上の障害は駆除する 【双海亜美@THEIDOLM@STER】 [状態]:疲労大、全身に大量の打撲と切り傷(治療済み)、右足に大きな火傷・肩と左足に火傷(共に治療済み、徐々に回復中)、ルイージ(HI☆GE)、少し寝不足 [装備]:ホーリーリング@デジモンアドベンチャー、ルイージの帽子@スーパーマリオワールド [道具]:支給品一式(食料1消費)、弾幕の作り方@東方project [思考・状況] 1:日吉の特訓に付き合うが、無理はなるべくさせない。 2:ムガノキョウチ?テンイムホウノキワミ?なんだろー? 3:殺し合いには乗らない。みんなで脱出する方法を探したい 4:ヒゲドルとして生きていきまーす、んっふっふー 5:無事に帰れたら、オメガモン感謝祭を開く。 【カービィ@星のカービィ】 [状態]:左腕爆破、全身にダメージ、胸部から腹部にかけて切り傷(治療済み) [装備]:なし [道具]:支給品一式(食料全消費) [思考・状況] 1.日吉と亜美を守る。 2.いつか魔獣を倒したい。 3.魅音お姉さんの人探しを手伝う。スマブラ経由の知り合いには会いたくない 4.でも、ヨッシーとか、知らないヨッシーかも 5.マルクを倒して殺し合いを止める ※様々な記憶が内包しています。パッチをつけることで思い出しやすくなります。 ※ミックスコピーを思い出しました。 【D-1 城・寝室/二日目・早朝(放送直前)】 【柊つかさ@らき☆すた】 [状態]:全身に軽い打撲、手のひらを怪我、罪を認める、死にかねないほどの疲労、熱がある、気絶 [装備]:飛行石のペンダント@天空の城ラピュタ [道具]:なし [思考・状況] 第一行動方針:気絶中。 第二行動方針:春香を探して謝罪する。結果、殺されても構わない。 第三行動方針:こなたの死体をバケモノに食べさせたりしない。 第四行動方針:魅音を殺したことをレナに伝える。 ※琴姫の髪をかがみのものだと思っています。 ※ヤンマーニBGM+SIGP210によるヤンマーニモードは、肉体、精神に膨大な疲労を残します。 ※ヤンマーニBGM+SIGP210による覚醒中のみ、鬼狩柳桜が抜けました。 他の人にも抜けますが、本来の抜く方法ではないためか、BGM終了後、人知れず鞘に戻っています。 ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ 「なぁレムー、そんなに怒るなよー!」 「怒ってないわよ……それより、早く行ったらどうなの?」 カイバーマン達の歩いている場所から少し離れた場所に、KASと霊夢は二人揃って歩いていた。 会話内容はあまり和やかなものではないが、霊夢の顔には不思議と笑みが浮かんでいる。 「……なぁレムー」 「何よ?」 「俺は確かに言ったぞ、俺とレムーは括弧で括るって。 括弧で括るんだから、俺達は一緒にいなきゃ駄目なんだ」 「……どういう理屈よ」 霊夢の呆れた声は、しかしKASには通じない。 KASの持つ独特な理論を覆せるものなど、この世には存在しないのだ。 「だから、死んじゃ駄目だぞ。 俺達は一緒に帰るんだ。 カイバー達と一緒に、皆で帰るんだ。 だから死んじゃ駄目だ、死んだらプンスカプンプンするぞ!」 そう語るKASの顔は、いつもの如く何を考えているかわからない間抜け面だった。 しかし、その瞳だけは真剣なものに染まっている。 それがわかっているからこそ、霊夢は何も言わず……ただKASの言葉を聴いていた。 「だから、ほら、これ」 「え?」 そう言ってKASが霊夢の前に差し出したのは、真っ赤な帽子。 訳がわからずまごついていると、KASは何を思ったかその帽子を強引に霊夢の頭に被せる。 「ちょっ、何を……」 「こいつが俺とレムーを結ぶ括弧だ。 かっこいいオシャレ帽子なんだからな、無くすなよ!」 無理矢理帽子を被せた後、霊夢の姿を上から下まで見つめるKAS。 彼の被っていたMの文字が刻印されたその帽子は、彼女の纏う巫女装束とは微妙に不釣合いである。 しかし、それでも彼は納得したかのように頷きその姿に満足したかのようだった。 霊夢にしてみても、今更この帽子を脱いでKASに返す事は出来ないだろうと半ば諦めている。 彼の強引さの前にはどんな言葉も通じない。 だからこそ、霊夢は溜息を吐きつつも今の状況を肯定し――KASの寂しくなった頭に手を当てる。 「だからあんたは馬鹿だって言ってるのよ……私にだけ括弧をつけても、あんたの方にも括弧をつけなきゃ括った事にならないじゃない」 「ハッ!? こいつはうっかりだたぜ!!」 「ほら……だからあんたにも括弧をつけてあげる」 そう言いながら、霊夢は余った方の手で自らの髪を止めていたリボンを外し、それをKASの頭部へと括りつける。 「これでいいでしょ?」 「おおう! なんというオシャレリボン!! 気に入ったぜレムー!!」 取り付けられたリボンは、ハッキリ言ってKASに似合ってなどいない。当然だ、男がリボンをして似合う訳がない。 だが、それでも何故かKASはそれを気に入ったようで再びスピンジャンプをして喜びを表現する。 そして、それを突然ピタリと止めると東の方角を見つめながらデイパックから一枚の羽を取り出す。 「それじゃ、行ってくるぜ!」 「無茶はしないようにね。 それ気に入ってるんだから、ちゃんと返さないと承知しないわよ」 「おうよ!」 その羽を力一杯握ると同時にKASの背中にマントが生え、KASは助走をつけて思い切り飛び上がると大空を滑空する。 TASを超えると誓っていたKASにとって、その比べるべき相手はもう既に存在していない。 しかし、それでも自分にも何か大切な事が出来るはずだと――このTASすらも凌駕する速さを使い役に立つ事が出来るのだと信じて。 KASはそのマントを一杯に広げ、町へと続く天空を舞い急いだ。 ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ 霊夢達の前を歩いていたカイバーマン達は、KASの遠ざかる影を見送りながら更に歩みを進める。 周囲にはまだ敵の影は見て取れないが、閣下はその眼を凝らして辺りを警戒していた。 霊夢達の話によれば、ヴァンデモンは比較的城に近しい場所にいるらしい。 吸血鬼という事だし日光が昇り始めた今ではその力も弱まっているかもしれないが、油断は出来ないのだ。 その様子を見やりながら、レナは不意にメモを取り出すと一文を素早く書き、カイバーマンへとやる。 『実はまだカイバーマンさんにお話出来ていない事があります。 先ほど、私は話しました。 この場にはイレギュラーが蔓延っていると。 そして、そのイレギュラーを――私はこの手に持っているんです』 その一文を見たカイバーマンが驚き、疑問に満ちた目をレナに向ける。 もしレナの言う通り、彼女がそのイレギュラーを手にしているというのなら自分達にとってこれ以上とない僥倖だ。 或いはそれを使えば、主催者に気取られずに何かを為す事が出来るかもしれないのだから。 しかし、だとすればどうしてレナがその事を予め話さなかったのかという疑問が出てくる。 そのイレギュラーの存在を忘れていたという事は有り得ないだろう。 だとしたら、何故その存在を"隠す"必要があったのか……。 『日吉さんや亜美ちゃんの前では、ショックが強すぎると判断しました。 彦麿さんにしても、悪霊であると否定されてしまう可能性がある――だから、こうして彼らから離れるまでは話せませんでした』 カイバーマンの疑問を察知したように、レナは答える。 そして、その言葉を受けてカイバーマンもようやくレナの持つイレギュラーの正体に見当がついた。 日吉達に見せられない理由、そして今この時もカイバーマンの顔色を窺うようなレナの表情。 そこから導き出される答えはたった一つだ。 それを理解した瞬間、顔が引きつり怒りの感情が湧き起こる。 だが、それを必死に押し殺してカイバーマンはレナにそのイレギュラーの正体を見せるよう伝えた。 レナは何も言わず、デイパックのジッパーを開いていく。 そうして、中から姿を現したのは――カイバーマンの心境など全く理解していないかのように能天気な顔を浮かべている。 TASが操っていた、奇怪な化け物だった。 その姿を見て思わず出そうになる手を、しかし理性で推しとめてカイバーマンは考える。 レナが自分にこの事を教えたというのは、つまり彼女は自分にこの化け物の処遇を決めろと言っているのだ。 確かにこの化け物がいたとするならば、この先何かと役に立つ面も出てくるかもしれない。 だが、カイバーマン達の心情を考えるのならば、この化け物を生かしておく事など出来はしないのだ。 この化け物の仲間がやよいを殺めた事はわかっているのである。 どうして、その仇をのうのうと生かしておく事が出来ようか。 思考を練る事数秒――決心をしたかのようにカイバーマンは大きく息を吸い込むと、その腕を化け物へと伸ばし。 レナのデイパックに元通り押し込めると、己を渦巻いていた負の感情までも封印するかのようにそのジッパーを強引に閉じ込めた。 『……いいんですか?』 『それはこちらのセリフだ』 少しだけ悲しそうな瞳を浮かべながらそう問いかけるレナに、しかしカイバーマンは振り切ったかのような笑みを浮かべながら返す。 先の話し合いにおいて、レナ達を襲った蛹の化け物はこの化け物が変化した状態であるという推論が出ていた。 だとすればこの化け物がカイバーマン達にとってやよいを殺めた仇の仲間であると同時に。 それは、レナにとってもこなたとピッピ、コロネを殺めた仇でもあるのだ。 しかし、目の前の少女はその事実を知って尚、その仇を自らのデイパックに入れておいた。 即ち、それは少女がこの化け物を仇と思いながらも手中に入れておくべきものであると思っていたという事。 仇討ちをしたいという感情までも押し殺してその選択をしたというのならば、カイバーマンもそれに習うより他にない。 そう、今感情的になって全てを壊してしまうような事をしてはならないのだ。 仇討ちならば、全てが終わってから幾らでも出来る。 「ふぅん……行くぞ」 その言葉だけを残すと、カイバーマンはレナを置いて更に歩みを進める。 それを見ながら、レナもその顔に何かを吹っ切ったかのような真剣な表情を浮かべ、カイバーマンに続く。 彼らが目指すNiceboat.まで、あと少し。 【D-2 上空/二日目・早朝(放送直前)】 【KAS@KAS動画】 [状態]:甲羅マントマリオ(甲羅にヒビ・残り1時間50分)、右拳骨にヒビ、お尻に火傷、全身に切り傷、強い決意と熱い闘志(?)、TASの死について少しだけ動揺…でもそんなの関係ねぇ! [装備]:スパイダーブレスレット@東映版スパイダーマン、レムーのリボン [道具]:支給品一式*9(食事三食分消費、水五食分消費)、ケンジのカメラ@ポケットモンスター、 うまい棒、津田英治ブロマイド(音声付き)@大変な途中下車シリーズ、ビー玉(30個ほど)@ピタゴラスイッチ、 秘密の鍵@スーパーマリオワールド、黄色甲羅@スーパーマリオシリーズ、首輪探知機(残り電池80%)@バトルロワイヤル [思考・状況] 1.急いで町に行き萃香達対主催思考の仲間を探す。無茶はしない 2.でっでいうを殺した大馬鹿野朗を倒す! 3.ロルーちゃんと萃香が心配 4.あいつ(谷口)の死の責任を取る!! 5.あのカード無くしちゃったぜ、WAWAWA悪かった!! 6.このクソゲーをぶち壊してボスのスットコドッコイを倒して土下座させて悪い奴以外全員生き返らせるぜ!!!! 7.笛が気になる。 ※青甲羅を着ました。体型はスーパーマリオに戻っています。 ※ニコニコ動画に関する記憶が完全に戻りました。 ※つかさの支給品は全てカイバーマンに渡しました。 【D-2 道路/二日目・早朝(放送直前)】 【博麗霊夢@東方project】 [状態]:疲労中、迷い、全身を打って痛い、バリアジャケットの腋部分破損、魔力消費大、すこし眠い、血霧の巫女、つかさを背負っている [装備]:レイジングハート@魔法少女リリカルなのはシリーズ、巫女風バリアジャケット@巫女みこナース、ワルサーカンプピストル@現実(1/1)(26.6mm信号弾残り6発)、KASの帽子 [道具]:支給品一式(パンは一個だけ)、YOKODUNAの支給品一式*4(水食料全消費)、フリップフラップ@ニコニコキッチン、 首輪、ドリル@ミスタードリラー、博麗アミュレット(130/200)、メモ用紙(10/10)、魔理沙の帽子、気合の鉢巻き@ポケットモンスター、クマ吉の手錠@ギャグマンガ日和、陰陽玉*2@東方project、 全自動卵割機@サザエさん、億千万の思い出@現実、キーボードクラッシャーの音声(の入ったiPod)@キーボードクラッシャー、萃香の角*2 [思考・状況] 1.Niceboat.の探索、及びカイバーマンの護衛。ヴァンデモンは見つけたら殺す。 2.とりあえず萃香を信用。 3.怪しい人には無理のない程度に接触、無害なら適当に交渉 4.今回の事件の解決(主催者の打倒) 5.クロスミラージュを調べたい。 6.つかさが自分にとって敵か知りたい。洩矢諏訪子の帽子が気になる。 ※ジープ@ヤンマーニは大破しました。民家に突っ込んでいます。 ※クロミラの事を変態だと認識しました。 ※船橋前の通路には霊夢の張った結界があります。 物理的な効果はありませんが、船内でのみ、霊夢はそこを何かが通ったことを知ることができます。 ※霊夢はカイバーマンたちと情報交換をしました。霊夢は大方把握しています。 ※Niceboat.後方甲板にはまだ何かがあるみたいです。 ※萃香側の情報を大まかに把握しました。 【海馬瀬人@遊☆戯☆王デュエルモンスターズ】 [状態]:断固たる対主催の決意、ゴッドカイバーマンハーレム、全身に重度の打撲(治療済み)、腹部に傷(治療済み) [装備]:ゴッドクラッシュ@ゴッドマン、正義の味方カイバーマンのコスプレ@遊戯王DM 盗賊の棺桶@勇者の代わりにバラモス倒しに行くことになった、DMカード(青眼の白龍、マジックシリンダー)@遊戯王DM(残り1時間程度で再使用化)、 DMカード(六芒星の呪縛、攻撃誘導アーマー)@遊戯王DM(現在使用不可)、 ロールバスター@ロックマンシリーズ(損傷有)、メタルブレードのチップ [道具]: 支給品一式×4(水1食料2消費)、十得ナイフ@現実、毒針@ドラゴンクエストシリーズ、ナイフとフォーク×2 包丁、首輪の機械部品、包帯、ことのは(妖精の剣)@ヤンデレブラック、オクタン@ポケットモンスター MASTERARTIST01~10@THEIDOLM@STER、壊れたオセロ@現実、ノートパソコン(バッテリーほぼ満タン)@現実 RPG-7(残弾4)@GTASA富竹のカメラ@ひぐらしのなく頃に、AK74(17/30)@現実、スタンガン@ひぐらしのなく頃にピッキング用針金、 フィルム、ジェバンニ@デスノート?、ピーピーマックス*2@ポケットモンスター、Fooさんの笛@ニコニコ動画(γ)、 宝石みたいな物@呪いの館、光の護封剣@遊☆戯☆王デュエルモンスターズ(使用可) ウィンチェスターM1895/WinchesterM1895(狙撃銃、残弾1)@現実、クレイモア地雷@おじいちゃんの地球防衛軍(残り3)、 無限刃@るろうに剣心(フタエノキワミアッー!)、きしめん@NurseryRhyme、 たいやき(残りHP50%)@ポケモン金コイキングだけでクリアに挑戦、SIGP210(残弾1)@MADLAX鬼狩柳桜@ひぐらしのなく頃に、 10円玉@現実?、札束(1円札百枚)、琴姫の髪、iPod@現実(【残り16時間】) [思考・状況] 1:船に積んであったコンピュータを利用し、首輪のハッキングを行う。ついでに船内捜索もしたい。 2:自分と同じ境遇、そうなりそうな人を救いたい(ただし仲間の安全が優先) 3:キョンの妹が持つ二枚の青眼の白龍のカードが欲しい。 4:殺しあいには絶対に乗らない ※ブルーアイズが使えないのは、自分が主として認められていないためだと思っています ※やよいのディパックを回収しました、エキプロパッチと世界中の葉は消滅しました ※ノートパソコンの動力源はウルトラスーパー電池です。 今のところ暴走はしていません。 【竜宮レナ@ひぐらしのなく頃に】 [状態]:悲しみ、健康 [装備]:リアルメガバスター(240/300)@デッドライジング、サイレンサー付き拳銃(1/6)@サイレンサーを付けた時とry、鉈@ひぐらしのなく頃に [道具]:支給品一式*9(食料一食分・水一食分消費)、雛見沢症候群治療セット1日分(C-120、注射器、注射針)@ひぐらしのなく頃に、日本酒(残り半分) テニスボール*2、オミトロン@現実?モモンの実@ポケットモンスター、鉄パイプ、本『弾幕講座』、アイテム2号のチップ@ロックマン2 暗視ゴーグル@現実、デジヴァイス@デジモンアドベンチャー、、初音ミク@現実、オボンの実*3@ポケットモンスター、ポケモンフーズニ日分(四食分消費)@ポケットモンスター、 ほんやくコンニャク(1/4)(半分で八時間)@ドラえもん、テレパしい@ドラえもん(残り3粒)、五寸釘@現実、モモンの実*4@ポケットモンスター、オボンの実@ポケットモンスター、 桃太郎印のきびだんご(24/25)、ウルトラスーパー電池(残り30%)@ドラえもん、くうき砲@ドラえもん、フタエノ極意書@ニコニコRPG、 ゼットソーハードインパルス@現実、クラモンD、ハイポーション×2、北米版パッチ、不明支給品0~1 [思考・状況] 1.少数派による運命の打開 2.Niceboat.の探索、及びカイバーマンの護衛。クラモンは一応信用するが警戒は怠らない。 3.博之、妹に関してはKASに一任……大丈夫かな? 3.圭一、ティアナの思いを継いで、対主催思考の仲間を探す。 4.ハルヒはしばらく泳がしておき、計略を為ったと見せかけておく。 5.罪滅しをする ※八意永琳が何か知っているのだと思っています。 ※時期は大体罪滅し編後半、学校占領直前です。 ※雛見沢症候群は完治しました。 ※身体能力が向上しています。それによってレナパンが使えるようになりました。 ※158話で感じた違和感の正体が、ハルヒに自分達の情報を教えたと推理しました。 また、ハルヒ達の計画を大まかながら把握しています。 ※橋が少し損傷しています。またその付近に爆発跡があります。 ※D-2の草原にこなたとピッピ(コロネ)の墓とTASの墓があります。 【天海春香@THEIDOLM@STER】 [状態]:チャイナヴィクターありすえ春閣下、全身に切り傷(核鉄で回復中)、軽度の疲労(核鉄で回復中)、胸部に軽度のダメージ(核鉄で回復中) [装備]:シルバースキン@真赤な誓い、洞爺湖の木刀@銀魂、マウンテンバイク@GTASA、花粉防止用マスク、ドリルアーム [道具]:支給品一式*3(食料・水一食分消費)、DIGIZO HYPER PSR(残り二十分程度)@現実、 テニスボール*2、雛見沢症候群治療セット1.5日分(C-120、注射器、注射針)@ひぐらしのなく頃に [思考・状況] 基本行動方針:ゲームに乗らない人たちを自分の下で一つに纏めたい。 1.とりあえず英雄達の背中を守れるブラボーな司令塔になりたい。 2.ヴィクター化を躊躇わないが、エネルギードレインに仲間を巻き込みたくない。 3.Niceboat.の探索、及びカイバーマンの護衛。 4.魅音はKASに一任……あまり任せたくないけれど。 5.Niceboat.での探索が終わったら城に戻りつかさと話したい。 6.怪しい人でも、確実な証拠が無い限り、ゲームに乗っているかどうか自分で確かめたい。 7.敵を殺すことは躊躇わない。誤解が無いか、説得できないかは確かめたい。 ※ヴィクター化しました。 第一形態であるため、自由に戻れます。制限により、エネルギードレインの範囲は周囲2メートル。 吸収効率、再生力、身体能力にも制限がかかっています。 シルバースキン・リバースでエネルギードレインを抑えることが出来ますが、まともに動けません。 ※閣下になりました。 覚醒し「閣下で三国統一を目指してみる」の春香に近い口調と性格になりました。 目が半目で怖くもあり、何か人を(特に男性)魅了します。 ドジっ子属性は消滅しましたが、キャプテン・ブラボーに憧れている節があり少し変です。 激しく動揺したりすると、たまに素に戻る場合があります。 ※武装錬金の内容を漠然と把握しました。 ※アイスソードを呪われた魔剣だと認識しています。 ※夢や空想でしかないはずのものが、現実に存在していることを知りました。 針入りのおはぎを見て確信しましたが、他人を信用させられる証拠だとは思っていません。 ※エアーマンの一撃で黒い核鉄に傷が入ったかもしれません。 ※それぞれの自己紹介、支給品、出会った参加者について大まかには情報交換を済ませました。 ※首輪について 首輪の内側には魔法の刻印が刻まれています。外側は高度で強固な金属によって覆われています。 アリスの解析によって首輪の刻印には能力制限機能、機械部分とのリンク機能、ディパックに参加者を入れさせない機能、魔法によるハッキングを防ぐ機能があると考察しました。 首輪の中には超高度な技術で構成された電気回路や機械部品があり、盗聴や参加者の体調管理を行っていると考えられるが、詳細は不明。 首輪を動かすCPUコアはPentium4ですが、現在は未稼働です 首輪の中に超小型爆弾がありました。首輪が解体されたため、不用意に取り扱うと爆発します。 Niceboat.のコンピューターで解析すれば、首輪の機能が判明し、ハッキングによる解除も可能だと考えました。 ※レナが齎した新たな情報(日吉、亜美、彦麿、アリス、霊夢、レナ、海馬、春香は理解しています) 首輪が爆破されるのは、機械側の位置情報把握と魔法側の生存判定が主催者側のコンピューターにて管理されているものと推測。 どちらかを改竄出来れば、そのコンピューターからは爆破出来ないと推理しました。事実か否かは不明。 首輪は一つの魔法信号しか受け取らないものだと推測。その魔法を封じる術を見つければ主催者に見つかろうと爆破はされないものと推理しました。事実か否かは不明。 フィールド全体に首輪をつけている者の生存判定と能力を制限するものの二重の結界が張られていると推測。事実か否かは不明。 ※日吉、亜美、彦麿、アリス、霊夢、海馬、春香は『141話 SECRETAMBITION』で行われた塔組の推理の全てを把握しました。 KASはあまりよく理解していません。 ※カイバーマン達が確認した動画は以下のものです。 マリオワールド TASより俺の方が速いってことを教えてやる 陰陽師は大変なものを盗んでいきました レナ達は大変なものを盗んであははははは アイドルマスター春閣下 洗脳・搾取・虎の巻 ※こなたの遺体は城の中庭に埋葬されました sm186:括弧、推理、城にて(中編) 時系列順 sm187:ねこなべとともに sm186:括弧、推理、城にて(中編) 投下順 sm187:ねこなべとともに sm186:括弧、推理、城にて(中編) 海馬瀬人 sm193:コンペイトウ・アタック sm186:括弧、推理、城にて(中編) 日吉若 sm187:ねこなべとともに sm186:括弧、推理、城にて(中編) 双海亜美 sm187:ねこなべとともに sm186:括弧、推理、城にて(中編) 矢部野彦麿 sm199:つかさですが、城の皆の服装が異様です sm186:括弧、推理、城にて(中編) アリス・マーガトロイド sm199:つかさですが、城の皆の服装が異様です sm186:括弧、推理、城にて(中編) カービィ sm187:ねこなべとともに sm186:括弧、推理、城にて(中編) 天海春香 sm193:コンペイトウ・アタック sm186:括弧、推理、城にて(中編) 竜宮レナ sm193:コンペイトウ・アタック sm186:括弧、推理、城にて(中編) クラモンD sm193:コンペイトウ・アタック sm186:括弧、推理、城にて(中編) 博麗霊夢 sm193:コンペイトウ・アタック sm186:括弧、推理、城にて(中編) KAS sm192:俺にフラグは通用しねえぜ! sm186:括弧、推理、城にて(中編) 柊つかさ sm198:組曲『ニコニコ動画』を歌ってみた
https://w.atwiki.jp/niko2/pages/427.html
括弧、推理、城にて(前編) ◆0RbUzIT0To (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル 第186話 海馬達が案じた策――脱出への第一歩、首輪の解析に関しては目処がついた。 Niceboat.のコンピューターから主催側のメインコンピューターへ向けてのハッキングによる首輪機能の停止。 それさえ成功すれば、この忌々しい枷は外す事が出来る。 しかし、それだけではまだ脱出へのロードは切り開かれた事にはならない。 「……どうしたものかしらね」 黒く淀んだ瞳を鈍く輝かせながら、春香は呟く。 絶対安静の亜美を探しに行った彼女は、その目的の人物を中庭で発見をした。 有無を言わせず寝室へと戻そうとしたが、亜美は日吉と共に何やら特訓をするつもりらしくそれを頑なに拒んだのだ。 力づくで連れ帰ろうにも、そんな事をして余計に亜美の容態を悪くしたら本末転倒だと春香は呆れ半分、二人に無理をしないように告げて戻ってきたのだった。 「脱出経路……ね」 脱出経路……即ち、この場から逃げ出す算段を彼女達は持っていない。 首輪を外した所で、それはただ枷を外しただけに過ぎず彼女達は未だ檻に閉じ込められたまま。 その檻を破る手段を見つけなければ真の脱出へのロードは未然防がれたままである。 「あの山を越えるというのも無理がある……あれだけの険しい山、怪我人を引き連れている我々ではそう易々と登れはしまい」 「それに、あの山を越えた所で何があるとも知れないしね」 今、彼らがいるのは大広間。 休息をするのならば寝室でもいいものかと思ったのだが、不測の事態にもすぐさま対応出来るようにと戻っていたのである。 そのお世辞にも座り心地がいいとは言えないソファーで体を休めながらもそれぞれの頭を捻らせて脱出案を練る。 だが、その四人がどれだけ苦心しても一向にいい案は思い浮かばない。 主催者の根城に攻め込むにしろ、それぞれのいた場所に戻るにしろ、その手段が無いのである。 何も考えが浮かばぬままそれぞれが沈黙し――その場を静寂が包み込んだ瞬間。 「方法ならあるわ」 凛とした声が大広間に響く。 四人は一斉に声のした方向へと振り向き、その声の正体を見る。 「もっとも、私が見つけたものじゃないけどね」 四人の視線の先には、少しだけ自嘲気味にそう呟く血塗れの巫女が立っていた。 「霊夢ッ――!」 「久しぶり……というべきかしら?それにしても、なんて格好してるのよ」 「うっ、こ、これはその……」 ようやく見つけた知人との再会に、思わず駆け寄ろうとしたアリスの足がその言葉を受けて止まる。 彼女が今羽織っているものは男性用の胴着が一枚だけ。 しかも、アリスの体型に大してそれが大きすぎる為に色々と目に毒な事になっているのだ、霊夢の言葉も当然といえば当然。 しかし、よくよく見回してみると、他の三人も大なり小なり格好がおかしい。 コスプレをした正義の味方、チャイナドレスを着こなす黒い瞳を湛えた閣下、半裸の胡散臭い男。 断言していいだろう、知らない人物が見たら間違いなく裸足で逃げ出すに違いない。 溜息を吐きながら、まだまごついているアリスの横を通り抜け霊夢は寝室へと通じる廊下へと足を向ける。 「海馬、ベッドは空いてるわよね?」 「空いてはいるが……まさか、寝たいなどと言うつもりではないだろうな?」 「そうしたいのは山々だけど、許してくれないでしょう?……この子を寝かせてあげるだけよ」 そう言いながら、霊夢は背を向きその負っていた少女を場にいる者に見えるようにする。 その瞬間、アリスと彦麿が息を呑み、春香の瞳が鈍く光り輝いた。 空気が変わった事に気付いた霊夢が、三者を見つめ返し問いかける。 「……何?この子を知っているの?」 「よく知っているわ……どこで拾ったのかしら?」 「ここからそう離れてはいないわ、それで……私はこの子を拾ってよかったのかしら?」 「ええ、礼を言わせて貰うわ。その子とはまた会って話さなきゃいけない理由があったから」 言いながら霊夢に近づき、その背負った少女を春香が引き受けつかさの様子を見る。 つかさが危険な状態である事は素人目にもすぐわかった。 話を聞くのは彼女の体調が戻ってからだろうと、春香はその焦がれる思いを押し込めて寝室へと向かう。 その様子を見送った後、霊夢は近場にあったソファーに座り込み大きく息を吐く。 ここまでの疲れやストレスが一気に押し寄せてきた為、思わずその眉間に手をやりそれを押し込める。 ようやく一息をつき、安堵した瞬間に鼻腔を通っていったものは血の匂い。 ちらりと立ち尽くすカイバーマンに目をやれば、その隣にいつもいた元気な少女の姿が確認出来ない。 それだけで、ここで起きたのか大まかに予想が出来た。 「そっちも大変だったようね……」 「様子を見た限りでは、そちらも……だな」 そう言うカイバーマンの口元には、いつもの嘲笑うかのような笑みは浮かんでいない。 恐らくは、彼もまた霊夢の身に起こった事柄について見当をつけたのだろう。 いつも霊夢の隣にいた食いしん坊恐竜がいない理由に。 ……再び脳裏を掠めた彼の姿に意識を飛ばしていると、カイバーマンが向かいのソファーへと座りメモとペンを霊夢へと差し出す。 その横にはアリスと彦麿が座り、カイバーマンと同じように瞳を霊夢へと向けている。 「お前も疲れているのだろうが、そうも言ってられん状況だ。 先ほどの言葉の続き……詳しく聞かせてくれ」 「……感傷に浸る暇は無い、か。でも、私がそれを教える必要は無いわ」 「どういう事だ?」 「私よりも、もっと上手く説明出来る人間がいるのよ。 だから、私よりも彼女に聞いた方が話は早いと思う」 「……そいつは今どこにいる?」 「中庭。KASと日吉と亜美と、あとピンクの丸いのと一緒にいる。もうしばらくしたら入ってくるでしょ」 それきり、もう何も話したくは無いとばかりに霊夢は口を噤み視線を宙へと投げかけた。 戻ってきた春香が隣に座ろうとも、特に何も反応せずそのままの姿勢を保つ。 そのまま数分、再び大広間は静寂に包まれていた。 しかし、その沈黙に耐えかねたかのように一人の少女が口を開く。 「ねぇ霊夢、その……」 「……何?」 「魔理沙の、事なんだけど……」 「……ああ、そうね」 少女の言葉に、霊夢はすぐさま思い当たる。 目の前にいる正義の味方は、霊夢が何故この城から出て行ったのかを知っていたのだ。 二人の間で情報交換をされていたのだとしたら、少女の言葉の意図がすぐ読める。 「話すわ、私が城を離れてから何がしてきたのか」 順を追うようにして、自分が城を離れてからの行動を話していく。 離れてすぐに見つけた血に染まった白黒の衣服、Niceboat.でレイジングハートが解析をした首輪の情報。 親友を殺めた外道の最期、町での変態とのカーチェイス、そして……。 「ヨッシーは死んだ……私のせいでね」 町で富竹に無理やり従っていたヨッシーは、更なる混沌を齎した吸血鬼に向かって自爆を敢行してその命を散らした。 自分の力が至らないばかりに、彼を亡くしてしまった。 今でもその情景を思い出すと何かが込み上げてくる。 しかし、奥歯を激しく噛んでその感情を押し殺す。 「それで、その吸血鬼は……?」 「……合流したKASと萃香と一緒に、戦ったわ。でも、殺す事は出来なかった……」 その後、萃香は町へロールの説得に向かい、自分とKASは城へと急いでその道中でつかさを発見し保護。 更にこの城へつく寸前に、先に述べた自分よりも脱出算段について上手く説明が出来る人間と合流をした。 それが、城を出てから帰ってくるまでの彼女の行動の全て。 全てを語り終えて、深く息をつくと霊夢はデイバックから一つの黒い帽子を取り出した。 「……!」 それが何なのかを悟った瞬間アリスは口に手を当て悲壮に顔を歪ませる。 見間違うはずがない、あの普通の黒白魔法使いがいつも愛用していた物を見間違うはずがない。 それがここにあるという事は、矢張り、彼女は死んでしまったのだ。 改めてその事実を突きつけられ、思わず隣の胡散臭い男の胸に顔を埋める。 少女の啜り泣きが大広間に響く中、霊夢はそれを一瞥して立ち上がった。 「霊夢?」 少女と同じく悲痛の顔を浮かべていたカイバーマンの疑問の声に答えようとはせず、霊夢はテラスへと足を進める。 「話は終わったし、休憩も十二分に取れたわ……あの吸血鬼を退治してくる」 「なっ!?」 それだけを告げ、霊夢はレイジングハートを起動しその足に桃色の羽を生やす。 レイジングハートは、それを咎めようとするものの霊夢は聞かない。 慌て、カイバーマンが立ち上がり霊夢の肩を掴む。 「待て、貴様の話ではその吸血鬼はKASと萃香という鬼の力を合わせても太刀打ち出来るものではなかったのだろう!? 貴様一人で戦いを挑んでなんとかなるものではあるまい!」 「大丈夫よ、あの子との戦いでその吸血鬼も弱っているはずだもの」 KASは確かに頭に問題はあるがその実力は折り紙つきだ。 萃香にしても制限がなされているとはいえ、彼女の持つ鬼の力は強大である。 その二人と協力をして尚、倒せなかった吸血鬼にたった一人で敵うはずがない。 それがわかっているからこそカイバーマンは霊夢を止めるが、霊夢はそれを冷たくあしらい更に歩みを進める。 「あいつはヨッシーを殺したわ、私にはその責任を取る必要がある。仇を取る必要がある。 心配はいらない……私はあのYOKODUNAも一人で倒したもの、魔理沙の仇を取ったもの。 今度もなんとかなるわよ」 そう、今から大体半日前にこの城を出た時は、共に異変を解決してきた黒白魔法使いの仇を取る為だった。 そして、その仇討ちは見事上手くいった。 だからこそ、今度もきっと大丈夫だと。 この殺し合いの場に連れてこられてずっと一緒にいたあの恐竜の仇を必ず取れるのだと霊夢は信じていた。 「そうよ、これくらい訳ないの……今まで解決してきた事件に比べれば、これくらい……」 言い聞かせるようにそう呟くと足元へと魔力を込める。 肩を掴んでいたカイバーマンの手を強引に引き剥がし、やや白みがかってきた空へと飛び出そうとしたその時。 「クスクスクス……」 黒い笑い声が聞こえた。 振り返り、声の元を見る。 全てを見下し、嘲笑うかのような微笑みを湛えた黒き瞳を持つ者がいた。 「……何?」 「別に……ただ、滑稽に見えただけよ。あなたがね」 問いかけた霊夢に返ってきたものは嘲笑交じりの言葉。 その言葉に、カッと全身が熱くなり顔が紅潮する。 可笑しい?滑稽?一体、今の自分の何が滑稽だというのだろうか。 憤怒と疑問の表情を浮かべていた霊夢に、春香は言葉を続ける。 「柳の下の泥鰌……一度上手くいった仇討ちが今度も上手く行くと誰が保証出来るのかしら? その相手が、強大な敵というのなら尚更。それを人は勇猛でも蛮勇でもなく、無謀と呼ぶのよ」 「……無謀だろうがなんだろうが構わないわよ、私はあいつと戦えれば――」 「あら?仇討ちをするのではなかったかしら?」 「ッ……!」 不意に立ち上がり、立ち尽くす霊夢へと春香は近づいていく。 「そう、あなたは勝とうが負けようが構わないと考えてる……駄目ね、それでは。 そんな気の持ちようで戦ったら勝てる相手にも勝てるはずがないもの」 「違う……私は勝つわ、必ず。いつものようにね」 「……まるで英雄気取りね」 「ッ!」 理性が働く前に、体が動いていた。 レイジングハートを握り締めていた方とは逆の手を大きく開き、思い切り春香目掛けて叩きかける。 カイバーマンが止めに入る暇もなくそれは春香の頬へと近づき。 受け止められる。 「なっ!?」 「ほら、ね?すぐ挑発に乗って体が動く……。図星を刺されたかしら?それとも、単に短気なだけ? どちらにしろ、矢張り無謀ね」 「ッ!あんたに……そんな事を言われる謂れは!」 「霊夢……?」 いつになく感情的な霊夢の口調に、ようやく感情が落ち着いたアリスが声をかける。 しかし、それすらも聞こえないかのように霊夢は怒りを募らせてゆく。 目の前の少女は黒かった、とてつもなく黒かった。 闇を操る程度の能力を持つ妖怪なんかに比べて、圧倒的に黒かった。 だからこそ、腹が立つ。腸が煮え繰り返る。 何故そんな者にここまで言われなければならないのか、闇を具体化したような者に自分の行いを咎められなければならないのか。 「あんたにはわかんないでしょうけどね、私には責任があるのよ! ヨッシーを死なせてしまった、その責任が! だから私は――」 「死ぬ?責任を取る為に、態々死にに行く?また英雄気取りね」 「ッ!?いっ……!が……」 叫ぶ霊夢の腕を捻り上げ、春香は嘆息する。 「責任、責任……馬鹿の一つ覚えみたいにそればかり。 大体、私にわからないってどういう意味よ、そっちの方がむかつくわね」 「もうよせ、春香!それ以上は……」 「嫌よ、むかつくもの。それと私は閣下と呼びなさい」 見かねて仲裁に入った彦麿を睨みを利かせて止め、春香――否、閣下は言葉を紡ぐ。 「責任感、義務感、大いに結構。やれる事をやる者がやるのは道理だものね。 でも、今のあなたはそれを言い訳にしているだけに過ぎない……違うかしら?」 「違っ……!」 「違わないわね、その反応は図星を刺されたもののそれよ」 じわじわと言葉で責めながら更に腕を捻り上げていく。 霊夢の顔は苦痛に歪み始めるが、閣下は手加減をする様子をまるで見せない。 まるで罪人に罰を与えるかの如く、責めを強めてゆく。 「あなたは逃げているのよ、ヨッシーと霧雨魔理沙の亡霊からね。 救えなかった、助けられなかった、力を持つ自分がいたのに守れなかった、だから自分には責任がある、責任を取らなきゃいけない。 茶番ね……力があろうが無かろうが、死ぬものは死ぬし、生きるものは生きるわ」 「だまれ……!」 「真理よ……っと、これ以上やると本当に折れちゃうかもね」 そう言い放つと共に、閣下は霊夢を床に叩き伏せる。 小さな呻き声を呟きながら霊夢は倒れこみ、すぐさまアリスが駆け寄る。 しかし、それを無事な方の腕で振り払って霊夢は自身を見下ろす閣下に目を向ける。 「誰が逃げてるっていうのよ……!私は二人の死をちゃんと受け止めているわ。 だから――!」 「責任を取る……でしょう?聞き飽きたわよ」 「ッ!だったら、聞くな!」 「そういう訳にもいかないのよ、ここであなたを死地に向かわせたら……私もその『責任』を背負わなきゃいけないからね」 霊夢に振り払われたアリスは、それでも尚閣下に食いかかろうとする霊夢を止めようと体を押さえつけていた。 霊夢が暴れる度に胴着が捲れ上がり、その肌が露になるが気にする素振りは見せない。 必死に霊夢に縋り、止める。 「そもそも責任を取るって何かしら?仇を取る事?自分も死ぬ事?守ってもらった命を大事にして生き抜く事?」 「仇を取る事よ」 「そう、ならそれをヨッシーや霧雨魔理沙は望んでいて?」 「それは――」 魔理沙はあんな性格だ、仇を取ったならきっと喜んでくれている、と思う。 もしかしたら自分に倒せなかった相手を――と悔しがっているかもしれないが、それでも怒る事はないだろう。 だが……ヨッシーはどうだろうか?彼は少し頭が弱くて何よりも食事に対して貪欲で間が抜けていたが、心優しい恐竜だった。 そんな彼が、危険を冒してまで仇を討つ事を望むだろうか? 彼は最期の言葉に、彼の仲間の事を話していた。 大食漢ではあるものの、気のいい仲間だと……遊びに行ったなら、その彼らと仲良くして欲しいと。 だとしたら、彼が望むものはその仲間に彼の最後を伝える事? いや、そんな事は一言も言っていなかった……彼は、彼の仲間に会えとは一言も言っていない。 「わからない……」 「そうよね、死人は言葉を話さないから何を望んでいるか何をすればいいのかなんてわからない。 だからこそ、責任なんてものは取れないのよ」 「責任が……取れない……?」 放心したように呟く霊夢に、閣下は先ほどまでとは打って変わって諭すような口調で言葉を投げかける。 「結局の所、死人相手に責任を取るなんてのは自己満足にしかならないのよ。 生きてる者がその死人に対して出来るのは、悲しむ事と想いを継ぐ事くらいね。 だから、割り切りなさい。その者の死は死であると、受け止める」 「……そう簡単に、割り切れる訳ないじゃない!」 簡単に割り切れたとするなら、どれだけ楽だろう。 この心に降りかかる重く苦しい重圧感が取れるというのなら、どれだけ楽だろう。 そうする事が、今の霊夢にとって最良の手段であるという事くらい自分でもわかっている。 閣下の言葉の全てが自分の図星を突き、正論であるという事もわかっている。 しかし、そう簡単に人の心というものは移ろうものではない。 ヨッシーは霊夢の目の前で死んだ、自分がもう少し上手くやっていればと思えば思うほど、その自責の念は一層強まる。 尚も体を押さえつけていたアリスを振りほどき、霊夢は立ち上がり宙に浮く。 そして、足に生えた桃色の翼をはためかせてテラスの方へと全速で駆け抜ける。 止める者は何もいない、いや、余りの行動の速さに誰もが反応出来ていなかった。 唯一肉体的にその速度に追いつけるはずの閣下は、冷ややかな瞳を霊夢へと向けている。 どう思われようと構わない、仇を討てれば、責任が取れれば――それで構わない。 そのまま、テラスを抜けて大空へと飛び上がろうとしたその時。 「シリアルは禁止だって言ったろレムー!!」 その空気をぶち壊す声と共に、霊夢の腕は掴まれた。 「ッ……!離して、KAS!!」 「さっきから『……』が多いぞ、レムー!シリアルな証拠だ!俺は言ったはずだぞシリアルは駄目だって! とりあえず、落ち着けって。ほら、ここ寒いから中入るぞっていう」 そう言うと強引に霊夢の腕を引っ張って再び大広間へと戻る。 少女は必死に引き剥がそうとするものの、KASが強く握っているそれはそう簡単に剥がせない。 「割り切る割り切らない、難しい事ばっか話すんじゃないっていう。 そんなに割り算が好きかレムーは!レムーが割り算なら俺は加減乗除の加になる!!」 「また訳のわからない事を……!」 先ほどまでの切迫していた空気とはまた違う意味で、大広間には緊張感が漂っていた。 違う点は、霊夢と論争をしているのが理知的な閣下ではなく感情的であり且つ言語能力にかなり不備があるKASであるという点である。 KASは霊夢の腕を掴んだまま、顔を思い切り近づけて力説する。 「でっていうが死んでからレムーはおかしい!シリアルになる回数が多い、その上なんか変!よくわかんねーけど!」 「常時変なあんたに言われたくは無いわ!」 「俺のどこが変だっていう!?俺はいつだってTASの上を行く男!!変なはずがないっていう!!」 「もうよせ、KAS。貴様が話していてはラチが明かん……」 「うるせーカイバー、俺はレムーと話してんだ!スッコンドビッチ!」 カイバーマンを一喝し、KASは再び霊夢に向き直る。 表情はいつもと同じく、何を考えているのかわからない。 そして、態度もまたいつもと同じく――真剣なもの。 「でっていうの死が割り切れない?だったら、何だって俺に言わない?」 「あんたに言った所で……」 「だからレムーは馬鹿だってう!割り切れない、割り切れないって割り算も出来ない馬鹿だ!」 唾を飛ばしながらKASは叫び、そこで一拍置いて霊夢の瞳を覗き込んだ。 少女の瞳に死地に向かう事への恐怖は無い、そこにあるのはただ一人で恐竜の死を背負ってしまった事に対する責任感と罪悪感。 それを見つけたからこそ、KASは大声で叫ぶ。 「割り切れないなら、括弧で括って俺を足せ!!」 それは、いつもの如くKAS独特の言い回しで理解が不能な言葉だった。 だからこそ、霊夢も……そして、そこにいた全員がその言葉の意図をすぐに理解出来なかった。 それがわかっているのかいないのか、KASは更に言葉を続ける。 「割り切れないってのは、数字が足りてないんだ。 だから、ずっとずっと割っていっても小数点が延々と続いて割り切れない!なら、俺を足せってう!」 その言葉を足されて……霊夢達は、ようやくKASの言っている言葉の意味を理解した。 彼はいつだって真剣でいて、それでいて純粋で真っ直ぐである。 つまり彼が言いたいのは、こういう事だ。 『ヨッシーの死を背負うのは、霊夢一人だけでは無い』と。 「っ……!」 「俺だって、でっていうが死んで悔しくて悲しくてでもそんなの俺じゃねぇ!からここまで来たんだ! それなのにレムーは一人でシリアルして割り切れない割り切れない!! なんで一人でやろうとすんだ!俺がいるってう!カイバー達もいるってう!!」 ヨッシーが死んで、悲しんでいるものは霊夢一人だけではない。 ヨッシーをよく知り、そして少しの間だけでも過ごしたKASやカイバーマン達。 そして、それは霊夢とヨッシーとずっと行動を共にしてきたパートナーも同じである。 『レイム……』 霊夢が握るその魔法の杖は、言ってしまえばただの道具に過ぎない。 だが、それでもその魔法の杖には感情がある。 共に過ごした仲間を大切に思う慈しみの心と、その死を悲しむ感情が。 『KASは確かに理解不能な言語を用います、その言葉全てを解析するのは不可能でしょう。 ですが、彼の言っている言葉の真意と彼の持つ心は……きっと、今の私の持つそれと同じでしょう』 「……レイジングハート」 「レムーが割り算なら俺は加減乗除の加になる!!」 大事な事なので二度言う。 少女にとってヨッシーの死が余りにも重いものなのだとしたら、それを半分でも引き受ける。 そうすれば、目の前の少女はまたいつもの調子を取り戻してくれるだろうと。 自分の苦手な重苦しい空気を生み出す事も無くなるだろうと、信じて。 純粋なまでの自身の思いの丈を、目の前の少女へとぶつける。 「KAS……」 霊夢は俯き、先ほどとは変わって蚊の無くかのような小さな声で呟く。 彼女は幻想郷で誰にも縛られず、重さも受けずに過ごしていた。 唯一苦楽を共にした仲間であるヨッシーの死を受け、その重荷を背負ってもそのスタンスは変わらないはずだった。 事実、閣下の並べた言葉の前でも彼女は頑としてそれを受けなかったのだから。 しかし、それでも……目の前にいるこの男は霊夢の心の中にまで無理やり入り込み、抉じ開け、救ってみせた。 その重荷を共に背負ってくれると言ってみせた。 KASの持つ能力にはどれだけ難攻不落のステージだろうと攻略してみせる、その奇抜な発想の他にもう一つ。 どれだけ厚い壁があろうとそれををすり抜け、例えダメージを受けても前にひたすら進むその強引さがある。 その強引さが、霊夢の心の壁をぶち破り通り抜け、思いの丈を彼女へと伝えるに至ったのだ。 霊夢の様子に気付いたKASが、その腕を放す。 もう、少女は迷わないはずだ。 少女は理解した……自分のせいで死んだ恐竜は、無謀な仇討ちは望んでいないと。 そして、その死を悲しみ背負ってくれるのは自分ひとりではないと。 だからこそ、少女はその俯いていた顔を上げて目の前の男を見つめて、口を開く。 「ありがとう」 素直に出てきたのは、感謝の言葉。 それを述べる少女の顔には、彼が死んでから久しく見せていなかったその極上の笑みが浮かんでいた。 「さて……こちらは一件落着したとして……」 先ほどとは打って変わって、和やかな雰囲気が立ち込める大広間の中。 閣下はその視線を、一人の少女へと向けた。 少女は閣下から浴びせられる、その人を試すかのような瞳には決して物怖じせずににこりと微笑み返す。 「あなたが、私達に教えてくれるのかしら?その、経路を」 「そうなるかな?かな?」 その言葉を受けて、閣下は満足気に頷くと少女にソファーにかけるよう勧める。 少女が座ると、その対面側に閣下……そして、霊夢の様子を見守っていたアリス、彦麿、海馬とが連なって座る。 横を見れば、中庭から戻ったらしい日吉と亜美、カービィが立ってその様を見つめていた。 「日吉、お主は中庭で特訓とやらをするのではなかったのか?」 「したかったさ……だが、そこの鉈女が埋葬し終わった後、俺達にまで付いて来いって言いやがってな。 俺達は頭働かすのが苦手だっつっても、それでも必要だからって聞かねぇ……。 さっさと話つけてくれた方がありがたいんだがな」 ちっ、と軽く舌打ちをして日吉は半ば自暴気味に言う。 それを受けて少女は少しだけ困ったかのような顔をして日吉に謝罪をするも、それでも尚必要だからとこの場に留まるように説明する。 渋々といった様子で日吉は了承し、その場に座り込む。 そして、ようやく落ち着きを取り戻した霊夢とKASが少女の横に座ると同時に閣下がその口を開いた。 「まずは、名前を聞かせてもらおうかしら?」 にこりと微笑みながら、少女はその瞳に青い炎を灯して答える。 「私の名前は竜宮レナ――。 殺戮の運命をスクラップ&スクラップして打開してみせる、その意思を継いだ者です」 話はまず、レナがこの場に連れてこられてから今までに起きた全てのものを話す事から始まった。 外山浩一、友人キバとの出会い。月の頭脳・八意永琳との対峙。塔で起こった惨劇と、それを超えた意思を継ぐという大きな誓い。 富竹ジロウの強襲。自分達に魔法の知識を与えてくれ、守ってくれていたティアナ・ランスターの死。そのティアナから機動六課の意地を受け継いだ萃香との契り。 水銀燈、キバ、こなた、ピッピ……四人もの犠牲を払ってようやく勝ったTASとの戦い。 そして、ここに来るまでの道程で出会った博麗の巫女とTASを超える男との出会い。 「初めは霊夢ちゃん達の事を疑っちゃったんだけどね……だって、こなちゃんを背負ってるんだもん。 だから、二人には悪いと思ってるけど……」 「いきなり鉈を向けられた本人としては、悪いと思ってる程度ですまして欲しくないけどね」 「うぅ、ごめんなさい……」 「……あの時のあんたとは別人ね。どっちが本性なのかしら」 すっかりいつもの調子を取り戻した霊夢が悪態をつくと、レナが涙目を浮かべて謝罪の言葉を述べる。 レナと霊夢達との出会いは、一言で言えば最悪だった。 それも当然といえば当然、KASと霊夢はその背中につかさとこなたを背負っていたのである。 レナが鉈を二人に向け、冷たい瞳を浮かべて二人を背負っている訳と素性を質問したのであった。 慌て、弁明をした二人の言葉はレナから見て嘘を吐いているようには見えなかった。そうして三人は和解し、この城まで来た。 城につくなり霊夢は城内へ事情を説明に行き、レナとKASは日吉達と共にこなたを改めて埋葬する事にしたのである。 ――因みに、その道中レナの口からTASの死を聞かされたKASは喜びとも悲しみともつかぬ曖昧な表情を浮かべ、ただ一言、「そっか……」と呟いただけだった。 しかし、それも一瞬の事……次の瞬間にはまたいつものテンションに戻っていたのだが……。 「あなたの来歴はわかったわ……何だか少し、親近感が沸くわね。同類として」 「どういう意味かな?かな?」 「わかってるくせに……まぁ、いいわ。それよりも……」 と、閣下が呟くと同時にカイバーマンが二枚の紙と白紙のメモをレナへと差し出す。 「あなたが言っていた、博之とキョンの妹……だったかしら? 彼らはこの城には来ていないみたいね……私はここから南の川からこの城へ向かっていたけど、それらしい人影は見なかったもの」 「そう……他の人は、どうかな?どんな事でもいいんだ、手がかりなら……」 会話をしながら、レナは渡された紙に目を走らせる。 そこに書かれていたのは、首輪の解析結果についての詳細。そして、自身が持っている脱出経路の説明を求めるという旨だ。 見上げれば、この場にいる全ての人間がその瞳をレナに集中させている。 ふぅ、と一息をつくとレナは渡されたメモにたった一文だけを記し、それに合わせて九枚の白紙のメモをカイバーマンに渡す。 『全てを話す前に、皆の持つ情報が欲しい』 レナが渡した紙には、たったそれだけしか書かれていなかった。 一瞬、カイバーマンは文句を言おうかと目の前の少女を見つめ返す。 今はそんな悠長な事を言っている暇ではないと。 情報交換の以前に、脱出経路を知る事の方が先決であると。 「ふぅん……手がかりを知って、どうするつもりだ?貴様には如何様も出来まい。 それよりも先に、貴様がすべき事があるだろう」 自然と、閣下とレナの会話に割り込むようにしてレナに対して皮肉を言う。 それは彦麿やアリス、閣下も同意見だったようでカイバーマンの横で静かに頷く。 すると、少女は首を傾げその顔には微笑みを湛えながらも……その瞳に、青い炎を燃え盛らせながら呟いた。 「私の今すべき事は、手がかりを得る事だよ……」 静かに、だが力強く、言葉を続ける。 「私には運命を打ち砕くなんて勇気も、仲間の為に腕を失って血を噴出しながら説得する強い意志も、何も持たないのに人々を魅了するカリスマも無い。 だから、私が自慢出来るのはこれだけ」 頭を指差し、呟く。 「小賢しいまでによく働く、この頭脳を行使する事だけだよ」 そう言うやいなや、すぐさま再びメモに一文を足しつつ話を続ける。 「私は誰も守れなかった。外山さんを、圭一君を、ティアナちゃんを、銀ちゃんを、キバさんを、こなちゃんを、ピッピちゃんを。 皆々、守れず、救えず、助けられず……あまつさえ、殺してしまった。 だからこそ、私が今やらなきゃいけない事は誰よりも私がわかっている……私がすべき事は、博之さんと妹ちゃんを早く見つけて守る事……」 『そして……全ての情報を揃え、整理し、分析し、推察し、推理し――活路を見出す事』 「博之さんと妹ちゃんを見つける為にも、皆には協力して欲しいかな?かな?」 そのメモに記されていた言葉に、大広間にいる一同は一瞬だが息を呑んだ。 レナとて、自身が口にしている通りにその仲間が危険な状態にあるかもしれないと思っているはずだ。 だというのに、彼女は即座に脱出への情報を教える前にカイバーマン達が持っている情報を渡せと要求している。 しかも、そこに絶対の自信を持って。 「……そうね、それで仲間が見つかるというのならレナに協力してもいいかもしれないわ」 一番最初に反応したのは、霊夢だった。 会話の上でレナの言葉に肯定すると同時に、ペンを取りメモに自身の持つ情報の全てを箇条書きにしてゆく。 それは決して、レナの真摯な言葉に突き動かされたという訳ではない。 ただ、レナの言葉に勘が働いたのだ。 この少女の言う言葉は本物であると……この少女ならば、全ての情報を得て活路を見出す事が出来るかもしれないと霊夢の勘がそう告げた。 それに習ったかのように、KASもペンを取り周りの人間も同じようにメモへと自身の情報を書いていく。 「……ふぅん」 唯一、カイバーマンだけは挑戦的な目をしたまま腕を組み動かない。 目の前の少女は確かに、只者ではないだろう。歴戦の戦士であるカイバーマンにはそれくらいの判断がついた。 しかし、かといって自身の持つ全ての情報を会ってまだ間もない少女に明け渡していいのだろうか。 加えて言えば、情報を箇条書きにしてレナに渡し、それを把握させ推理させるだけでも時間はかなり浪費してしまう。 だからこそ、カイバーマンはレナに向けて苦言を施す。 「本当に貴様は、情報を得れば貴様の仲間を見つけ出せるというのか?」 それを受けて、レナは迷う暇も無く真っ直ぐな瞳を持って答える。 「見つけ出します、それが私がここまで生き残った……その意味だと思いますから」 「ふぅん……面白い。ならば、見せてもらおうか」 ペンを取り、カイバーマンは呟く。 「貴様の生き残った意味とやらを、この目でしっかりとな」 sm185:フルボッコを追跡しながらやってみた 時系列順 sm186:括弧、推理、城にて(中編) sm185:フルボッコを追跡しながらやってみた 投下順 sm186:括弧、推理、城にて(中編) sm183:リィンカーネーション(後編) 海馬瀬人 sm186:括弧、推理、城にて(中編) sm183:リィンカーネーション(後編) 日吉若 sm186:括弧、推理、城にて(中編) sm183:リィンカーネーション(後編) 双海亜美 sm186:括弧、推理、城にて(中編) sm183:リィンカーネーション(後編) 矢部野彦麿 sm186:括弧、推理、城にて(中編) sm183:リィンカーネーション(後編) アリス・マーガトロイド sm186:括弧、推理、城にて(中編) sm183:リィンカーネーション(後編) カービィ sm186:括弧、推理、城にて(中編) sm183:リィンカーネーション(後編) 天海春香 sm186:括弧、推理、城にて(中編) sm176:両手には飛び立つ希望 竜宮レナ sm186:括弧、推理、城にて(中編) sm176:両手には飛び立つ希望 クラモンD sm186:括弧、推理、城にて(中編) sm181:全並行世界ナイトメア(後編) 博麗霊夢 sm186:括弧、推理、城にて(中編) sm181:全並行世界ナイトメア(後編) KAS sm186:括弧、推理、城にて(中編) sm181:全並行世界ナイトメア(後編) 柊つかさ sm186:括弧、推理、城にて(中編)
https://w.atwiki.jp/japan_dorama/pages/4342.html
amazonで探す @楽天で #臨床犯罪学者+火村英生の推理 を探す! 日22日テレ 2016.01.17~2016.03.20 8.8% 公式HP wikipedia 前 エンジェル・ハート 次 ゆとりですがなにか Hulu NETFLIX dTV PrimeVide U-NEXT TVer Paravi GYAO youtube検索 / Pandora検索 / dailymotion検索 / bilibili検索 1 絶叫城殺人事件 2016/01/17 11.1% 2 異形の客 2016/01/24 9.9% 3 准教授の身代金 2016/01/31 9.5% 4 ダリの繭 2016/02/07 9.7% 5 ショーウィンドウを砕く 2016/02/14 8.8% 6 朱色の研究(前編) 2016/02/21 7.5% 7 朱色の研究(後編) 2016/02/28 9.1% 8 アポロンのナイフ 2016/03/06 8.8% 9 地下室の処刑 2016/03/13 6.6% 10 ロジカル・デスゲーム 2016/03/20 6.9%
https://w.atwiki.jp/oiko2009/pages/133.html
二階堂黎人編「新・本格推理 特別編」(2009) 新・本格推理 特別編―不可能犯罪の饗宴 (光文社文庫) 評価 ★★☆☆ ひとこと 「新・本格推理」入選後、プロで活躍している作家の書き下ろしを集めたもの。 短編なのでいわゆる「本格モノ」とは異なりますが、さまざまな工夫が観て取れます。 とはいえ、やはり先人と同じことを書けなくなってくると【設定】を工夫しないといけないのかなぁ・・・という気もしました。 この中では「ハンギング・ゲーム」が良かった。(★★★★) 分類 ミステリー(日本人作家) 短編 収録作品 三津田信三「死霊の如き歩くもの」 光原百合「花散る夜に」 東川篤哉「時速四十キロの密室」 石持浅海「ハンギング・ゲーム」 加賀美雅之「聖アレキサンドラ寺院の惨劇」 鏑木蓮「かれ草の雪とけたれば」 園田修一郎「だから誰もいなくなった」 ネタバラシ作品(この本より先に読め!作品) ネタバラサレ作品(この本より先に読むな!作品) 気になる表現 メモ 横溝正史のような雰囲気を漂わせる?余韻が上手い。 雰囲気がとても良い。ロジックをロジックと感じさせないところがうまい。 密室ものですが・・・。 サスペンスものだが、推理としても楽しめた。他の作品も読んでみたい。 ロシア革命の歴史好きだとなお楽しめる一作。 宮沢賢治は名探偵だった? 閉ざされた山荘。完全なパズルですが、やはりパズルのためのミステリと言う感じ。 参考 アイザック・アシモフ「ロボット工学三原則」 主人公(or探偵役) 幻想小説家 刀城言那 マノミの木守り 初音 私立探偵 鵜飼杜夫 治安警察 番匠少佐 ロシア人娘 ソーニャ 農学校教諭 宮澤賢治&音楽教師 藤原嘉藤治 刑事 吉崎
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/10754.html
登録日:2010/10/23(土) 11 26 22 更新日:2024/08/29 Thu 17 40 41NEW! 所要時間:約 7 分で読めます ▽タグ一覧 あゆみの劣化が酷すぎる件について また夜明さんだまされてる サスペンス タクシー タクシードライバー タクシードライバーの推理日誌 ツッコミどころてんこ盛り テレビ朝日 ドラマ 二時間ドラマ 俺のタクシーのお客さんがこんなに犯人のわけがない 名警部神谷の事件簿 学習しない渡瀬恒彦 様式美 渡瀬恒彦 異常に有能な警察 真の主人公は神谷警部 タクシードライバーの推理日誌とは、『土曜ワイド劇場』内で1992年から2016年まで放映されていた笹沢左保原作の2時間ドラマシリーズである。全39作。 渡瀬恒彦主演の2時間ドラマでは『十津川警部シリーズ』と並ぶ代表作で、渡瀬没後の2017年3月19日に追悼として第32作が再放送され、翌週同じ時間帯に彼の遺作『そして誰もいなくなった』後編が放送された。 ◆概要 元刑事のタクシードライバーである主人公の夜明日出夫が事件に巻き込まれるという、 二時間サスペンスでは腐るほどある巻き込まれ型のサスペンスドラマであるが、 そのベタを越えたワンパターン、及び話の根幹に関わりかねないメタなツッコミをする登場人物の存在などゆえに妙な愛情を注がれている人気シリーズ。 最初はシリアスな話だったはずなのにどうしてこうなった。 毎回大体以下のフォーマットで展開される。 冒頭、夜明さんのタクシーで暴行、乗り逃げなど警察沙汰が起きる。 元刑事と言うこともあり、乗り逃げ犯(大概大島蓉子)や暴行犯などを捕まえ警察官(*1)に突き出すと、「あれ、夜明刑事ではありませんか」と夜明さんが伝説の刑事であることが明かされる。 <アイキャッチ> 直後に女性客を乗せる。ちなみに大体彼女が犯人。 女性客と凄い勢いでフラグを立て、仲良くキャッハウフフしているところを別れた妻のところにいる娘(ニート)に見られて金をせびられる。 事件発生、異常なほどの速さで夜明さんの乗せた女性客が犯人として浮上しかばう夜明さん。夜明ェ…タクシーの売り上げが悪い場合、捜査に来た刑事二人を無理矢理拉致って遠距離を乗せることが多い。ちなみに最高記録は東京~宮崎。また、犯人を乗せていった先で捜査中のしんごと稔侍の息子にばったり出会い、無理やり捜査にタクシーを使わせることも多い。 何故か早朝に民間人の夜明さんちに上がり込み、普通に捜査会議をやる愉快な捜査一課の皆さん。そして夜明さんの「彼女が犯人のわけないじゃないか」という上から目線の説教が炸裂する。この時点で彼女は犯人となることが確定する。この時点で彼女は犯人となることが確定する。大切な事なので二回言いました。ちなみに稀に彼女が直接手を下しておらず、悪い男の共犯というパターンもあるが、この夜明断言の直後に主犯格の男と揉めて殺したことが数回あった夜明ェ…そして夜明さんのめざしが刑事に食われる。 ほぼ間違いなく夜明さんと神谷警部が犯人が夜明さんのタクシーの乗客か否かで対立するが、いつも神谷警部が言った通りになる。さすが名警部神谷 女性客のお気に入りとしてあちこちタクシーで行くことになる夜明さん。そして満面の笑みの佐藤二朗がきめぇ 大概ここら辺で犯行トリックに気がつく夜明さん。 最後の最後で刑事を無理矢理タクシーに乗せ、東京~山形間などを無理矢理移動した後彼女に自首を勧めに行く。夜明ェ… ちなみに何故か夜明さんが説得した直後、パトカーがやってくる。連絡もしてないのに。 最後にニートの娘にもてあそばれて終わり。 基本的に上記のフォーマットに則るが、最近は大島蓉子がただのおばさん客で捕まらない(ただしオープニングには毎回出てくる)など多少の違いはある。 ◆登場人物紹介 ◇夜明日出夫(渡瀬恒彦) 「彼女に犯行ができるわけないだろ、だって俺のタクシーに乗っていたんだから」 元警視庁捜査一課の刑事。通称夜明さん。またの名をロングの夜明。好物はめざしだが、いつも自宅に押し掛けた刑事に食べられてしまい食べたためしがない。 ある事件で関わった女性との関係について週刊誌で濡れ衣を着せられ、警視庁を追われてタクシードライバーになる。ドライバー転身後ロケ協力の都合で1回転籍している。 ちなみにこの時に嫁には逃げられた。娘にはたかられてるがな。 タクシードライバーになってからの行動を見るだにその経験は全く生かされてない模様。 伝説の刑事として警視庁内では知らない人間はいないような存在らしいが、 どういう意味で伝説なのかは疑問符が付く。 伝説(笑) ミストさんと同じ臭いがするが気にするな。 死ぬほど女に弱く、娘にも弱い。ちなみに昼間割り増し料金にしたり、営業区域外で普通に営業しているが気にしてはいけない。自動日報を導入していない会社のせいもある。 髪型が安定しないのは仕様です。 勤務先のタクシー会社においても、 「乗り逃げされたり変な客掴まされたりで日常的には碌な仕事をしないが、時々舞い込んでくる専属長距離走行でそれを巻き返す奇跡の男。 通称"長距離(ロング)の夜明"」 として良くも悪くも名の知れた存在である。最長記録は東京から長崎で、流石に1日で戻れる距離ではないので休みをもらった。 なお、作中で神谷警部より先に犯人の目星をつけたことは全39回中一回しかない。元刑事の割には少なすぎるかもしれないが、失踪した認知症のお年寄りを探すのにタクシーに搭載されている無線機で仲間に呼びかけるなど、決して無能ではない。 本業は二級恋愛フラグ建築士と一級犯人フラグ建築士かもしれない。 もう少しで個人タクシー開業の資格を得られるってタイミングで駐車違反をやらかし、個人タクシーへの道は一旦潰える。 担当車の番号は138→1644→1646。もしシリーズが今も続いていたら番号同じでセダンからミニバンに変わっていたかもしれない。 余談だが演者は本作と並行してTBSの2時間ドラマ枠で、土曜ワイド劇場版では三橋達也と高橋英樹が担当していた「十津川警部」役を演じていた。 ◇神谷警部(平田満) 「しかし夜明さん。彼女のアリバイはタクシーに乗っていたことだけなんだ。夜明さんの」 夜明さんの元部下。無駄な東大卒一号。 ただ、東大卒らしく必ず犯人をあて、夜明さんの説得先にパトカーを手配するなど超優秀な男。むしろチート。 多分、二時間ドラマの助手役としては一番有能。 とあるところでは「神谷は夜明さんの使い方が分かってる」とも。 第20弾では高校時代の旧友と、初恋の人が事件に絡み主人公ばりの大活躍を見せる。 ていうかもう主人公神谷でよくね?という声もチラホラ。 てかもはや主人公。 ◇東山警部補(風見しんご) 「ほらほら、オレンジ色のが迎えに来ましたよ」 夜明さんの元部下その2。ロングの夜明による強制拉致被害者一号。 「なんでいつも夜明さんのタクシーが事件に絡むんだ」とか「なんでタクシーで長距離移動しないといけないんだ」とか物語の根幹に関わるツッコミをよくする。 ツンデレ。 ◇国代刑事(小林健) 「大学は東大です」 無駄な東大卒二号。夜明強制拉致被害者二号。 悲しいまでに無能。 演者はねんじの息子で、父親とは第30作で共演している。 ◇馬場幸男(正名僕蔵) 「警察は階級ですよー」 世田谷西署の刑事。夜明強制拉致被害者三号。やたらと階級を気にし、階級が上の神谷や東山相手にはペコペコしているが、階級が同じで歳下の国代相手には横柄な態度で接するが、彼の階級は巡査部長。下から二番目である。 朝食を作る人でもある。 ◇西村あゆみ(林美穂) 「おとーさーん、おこづかい欲しい」 夜明さんの娘で、母親に引き取られた。 文系大学院修了スイーツビッチニートとありとあらゆるダメ要素をコンプリートしている上に、演者は三十路。でも夜明さんベタ甘い。 ダメだ…この親子… 昔の写真と比べると泣ける。 何故かバイト先の上司が父親のタクシーに乗るとほぼ捕まる。 また、間接的に犯人を父親のタクシーに誘導することも多い魔性の女でもある。 シリーズ最終回の犯人説アリ。 ◇配車係長(秋山武史→小倉一郎→増田由紀夫→佐藤二朗→徳井優) 「夜明さんに迎車のご指名です」 夜明さんの上司。夜明さんがロングを決めるとテンションを無駄に上げる。正直うざい。 今まで五人役者が移り変わっているがどんどん気持ち悪くなっている。 ◇野村忠(鶴田忍) 夜明さんの同僚ドライバー。ロングで稼ぐ夜明さんとは対照的に、ショートで稼ぐスタイル。 娘も大同交通に勤務している。 ◇大島蓉子(大島蓉子) 毎回オープニングに登場するおばさん客。ケータイのワンセグで見た通販番組で興奮したり、タクシーを呼びつけて引っ越しの荷物を運ぼうとしたり、メーターが最低1回は上がる距離乗ったのに文句を言ったり、東京から横浜までお客を送り届けた後回送で東京に戻る夜明さんのタクシーに強引に乗り込んで江ノ島まで行こうとしたり…。 西村京太郎・山村美紗サスペンスにおける山村紅葉と同じ。 ◇島田誠吉(長門裕之) 第18弾に登場。夜明さんが大同交通に入ったばかりの頃、夜明さんにタクシーのイロハを教えた指導員。 個人タクシーを営んでいたが殺害されてしまう。 夜明「神谷ぁ、wikiこもりさんがこんな項目に追記・修正なんかするわけないじゃないか」 神谷「けどね夜明さん。追記・修正をしないという確証は項目を見に来てない人だけなんだよ、夜明さんの」 東山「なんでいつも真面目な文とネタを含めた文との編集に四苦八苦しなけりゃならないんだ!」 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] タクシーに乗った女性が犯人だ! -- 名無しさん (2013-12-15 21 01 31) 少し前にやったやつはここで描かれてる要素がより露骨になってたわww -- 名無しさん (2013-12-16 17 51 45) ひょっとすると桂言葉も夜明さんのタクシーに乗ってたかもしれませんねぇ… -- 名無しさん (2014-04-05 13 45 59) このワンパターンというかマンネリをいつまで・・・・。^^; -- 名無しさん (2014-04-05 13 51 10) 中の人が十津川警部やおみやさんと同じとは思えんw -- 名無しさん (2014-04-05 14 10 04) 思うんだけどこういうシリーズもののサスペンスドラマってツッコミどころあるやつがやたら多い気がする。気のせいかな・・・ -- 名無しさん (2014-04-20 17 40 18) 毎日そのドラマ見たいな。 -- 名無しさん (2014-04-29 16 31 25) 今回も、期待を裏切らない作品でした。 -- 名無しさん (2014-10-11 23 12 39) 身体が大人で心が子供のバカな私でも犯人がすぐわかる! -- 名無しさん (2014-10-15 09 55 22) 伝説の刑事 だいたい組織内で伝聞される誰々の逸話って、好例は組織のシステムに反映されて埋没しちゃうから悪い例か反面教師的なモノだけだよなあ -- 名無しさん (2014-12-27 23 14 50) なぜ記事があるしw -- 名無しさん (2015-01-23 18 25 08) 今日もやってやがった!最早夜明さんは土曜ワイド劇場の顔と化してる気がする・・・ -- 名無しさん (2016-03-26 21 06 46) 東山さんと国代さん(と偶に馬場さん)が鍵とかフライパンを使って起こすやつ。アレを私は「パワフル介護」と呼んでる。 -- 名無しさん (2016-04-26 10 54 13) 2000年から再放送でアホみたいに見ていた。 途中から見なくなった -- 名無しさん (2016-10-19 02 45 48) 夜明さん… -- 名無しさん (2017-03-16 07 11 49) 毎週木曜日8時枠で放送する事になる→神谷「何で最近週一で夜明さんがらみの事件が起きるんだ!?前は半年一回のペースだったのに!」というセリフを期待していたんだけどなぁ・・・ -- 名無しさん (2017-03-16 09 37 03) もう見られないんだな・・。 -- 名無しさん (2017-03-16 10 10 31) 日曜で騙されることはなくなったな……向こうでゆっくりメザシ食べてください -- 名無しさん (2017-03-16 15 22 04) ホントに伝説になっちゃったな…十津川警部と並んで好きな渡瀬さんのドラマでした -- 名無しさん (2017-03-16 15 41 29) 逝っちまったな夜明けさん・・・ -- 名無しさん (2017-03-22 15 04 34) およそ1年ぶりにBSで最終作が放送。なかなかやらなくなっちゃったから録画 -- 名無しさん (2018-03-10 21 16 55) 一度だけ作中で乗せる2人目の客が犯人ではなかったことがあるんだよな。誰なのか確証がある人は追記して欲しい -- 名無しさん (2021-03-08 19 25 37) ↑ うろ覚えだが、24弾「同時殺人の乗客!!」の床嶋佳子さんが主犯ではなく共犯だったかと。 -- 名無しさん (2022-03-06 21 55 07) まさかの特捜9で東山が大出世して登場。 -- 名無しさん (2022-06-24 11 32 17) ↑ ワイは「公安の風見裕也じゃなくて風見しんごかいなwww」と一人で舞い上がっちまったわ。ついでに言うと同じこと考えてた人一人しか見当たらなかった…… -- 名無しさん (2022-06-25 11 32 27) 捜査情報を元刑事とは言えペラペラ部外者に喋る無能しかいない警察 -- 名無しさん (2022-09-06 15 04 38) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/sucool/pages/29.html
108 :お題:推理小説にハマっている素直クール :2006/09/11(月) 17 43 51.54 ID vfr2h6RJ0 「おはよう―――ってどうした、何だか酷い顔をしているぞ」 「待て待て、ここは私が名探偵ばりの推理を見せてやろう」 「まず赤く腫れた目、おそらく昨夜はかなり遅くまで起きていたな」 「いつもよりもわずかに着衣の乱れが見られる」 「恐らく寝起きの姿もかなり乱れていたのではないだろうか」 「そして首元に散見される赤いアザ」 「一間虫刺されに見えるがよく見ると内出血を起こしている、キスマークというやつだな」 「そして何よりもそのやつれ具合だ」 「単に体の調子が悪いだけじゃない。 そうだな―――例えば精気を吸い取られたような」 「これらにより導き出される犯人は―――」 『 ぜ ん ぶ お 前 だ 』
https://w.atwiki.jp/telespo2016/pages/199.html
日テレ 金日1900~2300 冬期 日曜ドラマ「火村英生の推理」 スポンサーリスト 1/17 30秒 - プロミス、ユニリーバ、大成建設、LIXIL、オリックス生命、Galaxy 1/24 30秒 - LIXIL、Galaxy、大成建設、プロミス、ユニリーバ、(PT)セブン アイHLDGS.(セブン-イレブン) 1/31 30秒 - 大成建設、ユニリーバ、プロミス、Galaxy、LIXIL、(PT)セブン アイHLDGS.(セブン-イレブン) 2/7,3/6 30秒 - Galaxy、日本財団、LIXIL、ユニリーバ、プロミス、大成建設 2/14,3/13 30秒 - プロミス、ユニリーバ、大成建設、LIXIL、日本財団、Galaxy 2/21 30秒 - LIXIL、Galaxy、日本財団、大成建設、プロミス、ユニリーバ 2/28 30秒 - 大成建設、ユニリーバ、プロミス、日本財団、Galaxy、LIXIL
https://w.atwiki.jp/asianmystery/pages/64.html
2010年5月24日 韓国のと台湾のに続いて、2009年に中国の大陸地区で刊行された日本の推理小説のリストを作りました。自分の好きな作家さんが翻訳されているか、また、どんな表紙絵で刊行されているのか、興味がありましたらどうぞ見ていってください。 以下のリストは、中国版amazon(amazon.cn)で「図書 › 小説 › 偵探/推理小説 › 日本」を表示し(http //www.amazon.cn/gp/search/ref=sr_nr_p_n_feature_three_br_6?rh=n%3A658390051%2Cn%3A%21658391051%2Cn%3A658393051%2Cn%3A658495051%2Cp_n_feature_three_browse-bin%3A2127921051 bbn=658495051 sort=-pubdate ie=UTF8 qid=1274707891 rnid=2127914051)、その中から該当年度のものを抜き出すという単純作業によって作られています。 (一部、日本の作品でも「日本」でヒットしないものがあった。漏れがないように、国別のフィルターをはずしたもので、もう一度確認している) ただし、中国で刊行されているすべての書籍がamazon.cnに登録されている訳ではないようなので、完全なリストではありません。あくまでも、amazon.cnに登録されている本だけを、見やすいように日本語50音順に並べただけのリストだということです。 ■最近2年間の中国大陸地区でのミステリ刊行状況 2008年 295(関連書も含む)、うち日本の作品21 2009年(10月31日まで) 358(関連書も含む)、うち日本の作品65 (刊行数のデータは、天蠍小豬(天蝎小猪)氏による『本格ミステリー・ワールド』掲載の中国ミステリ記事によります) (未完成: まだ日本語のタイトルを付けていません…) ■あ行■ 内田康夫『意大利幻想曲』(5月) http //www.amazon.cn/mn/detailApp/ref=sr_1_351?_encoding=UTF8 asin=B002B3Y0LO 海野十三<2作品> 『地狱使者(日本推理名作选)』(12月) http //www.amazon.cn/mn/detailApp/ref=sr_1_31?_encoding=UTF8 asin=B00368BX5E 『三个人的双胞胎(日本推理名作选)』(12月) http //www.amazon.cn/mn/detailApp/ref=sr_1_30?_encoding=UTF8 asin=B00358JTWE 大阪圭吉『银座幽灵』(2月) http //www.amazon.cn/mn/detailApp/ref=sr_1_443?_encoding=UTF8 asin=B0024L1264 小栗虫太郎<2作品> 『黑死馆杀人事件』(1月) http //www.amazon.cn/mn/detailApp/ref=sr_1_1?_encoding=UTF8 asin=B001Q9EN98 『日本推理名作选(小栗虫太郎卷)(日本推理名人堂)』(4月) http //www.amazon.cn/mn/detailApp/ref=sr_1_380?_encoding=UTF8 asin=B0028N6BS2 乙一<2作品> 『夏天•烟火•我的尸体(青马文库•乙一系列)』(7月) http //www.amazon.cn/mn/detailApp/ref=sr_1_53?_encoding=UTF8 asin=B002IJ959S 『暗黑童话(青马文库•乙一系列)』(11月) http //www.amazon.cn/mn/detailApp/ref=sr_1_36?_encoding=UTF8 asin=B002Y5X30I ■か行■ 甲賀三郎<2作品> 『日本推理名作选(甲贺三郎 卷1)(日本推理名人堂)』(4月) http //www.amazon.cn/mn/detailApp/ref=sr_1_381?_encoding=UTF8 asin=B0028N6BR8 『日本推理名作选(甲贺三郎 卷2)(日本推理名人堂)』(7月) http //www.amazon.cn/mn/detailApp/ref=sr_1_47?_encoding=UTF8 asin=B002NGNRD6 倉知淳『放学后的侦探队(《神秘大陆》)』(9月) http //www.amazon.cn/mn/detailApp/ref=sr_1_43?_encoding=UTF8 asin=B002OB3W8U 黒岩涙香・小酒井不木 『日本推理名作选 黑岩泪香、小酒井不木卷(日本推理名作选)』(7月) http //www.amazon.cn/mn/detailApp/ref=sr_1_52?_encoding=UTF8 asin=B002H9WPOG ■さ行■ 坂口安吾<2作品> 『不连续杀人事件(坂口安吾作品集)』(4月) http //www.amazon.cn/mn/detailApp/ref=sr_1_390?_encoding=UTF8 asin=B002AO94WO 『明治开化安吾捕物帖(上)(坂口安吾作品集)』(4月) http //www.amazon.cn/mn/detailApp/ref=sr_1_383?_encoding=UTF8 asin=B0028N6BSC 島田荘司<9作品> 『展望塔上的杀人』(1月) http //www.amazon.cn/mn/detailApp/ref=sr_1_485?_encoding=UTF8 asin=B002OPN2T0 『御手洗洁的问候(岛田庄司推理小说)』(3月) http //www.amazon.cn/mn/detailApp/ref=sr_1_413?_encoding=UTF8 asin=B002AO8LL4 『出云传说7/8杀人事件』(6月) http //www.amazon.cn/mn/detailApp/ref=sr_1_57?_encoding=UTF8 asin=B002CU9VTM 『北方夕鹤2/3杀人事件』(6月) http //www.amazon.cn/mn/detailApp/ref=sr_1_54?_encoding=UTF8 asin=B002DINVCQ 『黑暗坡食人树』(7月) http //www.amazon.cn/mn/detailApp/ref=sr_1_51?_encoding=UTF8 s=books qid=1274704924 asin=B002GPPHHS sr=1-51 『死亡概论2/2』(7月) http //www.amazon.cn/mn/detailApp/ref=sr_1_50?_encoding=UTF8 s=books qid=1274704924 asin=B002K6EGTS sr=1-50 『Y之构造(岛田庄司推理小说)(岛田庄司推理小说)』(8月) http //www.amazon.cn/mn/detailApp/ref=sr_1_45?_encoding=UTF8 s=books qid=1274705507 asin=B002LHXTFS sr=1-45 『被诅咒的木乃伊(青马文库•岛田庄司系列)』(9月) http //www.amazon.cn/mn/detailApp/ref=sr_1_42?_encoding=UTF8 s=books qid=1274705507 asin=B002OL1DP4 sr=1-42 『开膛手杰克的百年孤寂(青马文库•岛田庄司系列)』(11月) http //www.amazon.cn/mn/detailApp/ref=sr_1_38?_encoding=UTF8 s=books qid=1274705507 asin=B00303F8FQ sr=1-38 ■な行■ 夏樹静子<3作品> 『逝去的影子』(2月) http //www.amazon.cn/mn/detailApp/ref=sr_1_75?_encoding=UTF8 s=books qid=1274695391 asin=B0021J3XJI sr=1-75 『量刑』(2月) http //www.amazon.cn/mn/detailApp/ref=sr_1_431?_encoding=UTF8 s=books qid=1274694164 asin=B0021J3XH0 sr=1-431 『看不见的脸』(2月) http //www.amazon.cn/mn/detailApp/ref=sr_1_429?_encoding=UTF8 s=books qid=1274694164 asin=B0021J3XGQ sr=1-429 ■は行■ 浜尾四郎<2作品> 『日本推理名作选(卷1)(日本推理名人堂)』(6月) http //www.amazon.cn/mn/detailApp/ref=sr_1_55?_encoding=UTF8 s=books qid=1274704924 asin=B002F9MB74 sr=1-55 『日本推理名作选(卷2) 浜尾四郎(日本推理名作选)』(7月) http //www.amazon.cn/mn/detailApp/ref=sr_1_49?_encoding=UTF8 s=books qid=1274704924 asin=B002H9WPOQ sr=1-49 東野圭吾<2作品> 『圣女的救济(青马文库•伽利略系列)』(5月) http //www.amazon.cn/mn/detailApp/ref=sr_1_352?_encoding=UTF8 s=books qid=1274695049 asin=B0028N6ELQ sr=1-352 『伽利略的苦恼(青马文库•伽利略系列)』(9月) http //www.amazon.cn/mn/detailApp/ref=sr_1_44?_encoding=UTF8 s=books qid=1274705507 asin=B002OL1DOU sr=1-44 ■ま行■ 松本清張『砂器』(11月) http //www.amazon.cn/mn/detailApp/ref=sr_1_35?_encoding=UTF8 s=books qid=1274705956 asin=B0030BO3CM sr=1-35 道尾秀介『向日葵不开的夏天』(4月) http //www.amazon.cn/mn/detailApp/ref=sr_1_396?_encoding=UTF8 s=books qid=1274694887 asin=B0029OGHGQ sr=1-396 森博嗣『我和侦探伯爵(《神秘大陆》)』(9月) http //www.amazon.cn/mn/detailApp/ref=sr_1_41?_encoding=UTF8 s=books qid=1274705507 asin=B002OB3WA8 sr=1-41 森村誠一<7作品> 『黑色十字架』(2月) http //www.amazon.cn/mn/detailApp/ref=sr_1_451?_encoding=UTF8 s=books qid=1274693810 asin=B0021J3XQ6 sr=1-451 『恐怖之谷』(2月) http //www.amazon.cn/mn/detailApp/ref=sr_1_448?_encoding=UTF8 s=books qid=1274693810 asin=B0021J3XK2 sr=1-448 『致命相似』(2月) http //www.amazon.cn/mn/detailApp/ref=sr_1_444?_encoding=UTF8 s=books qid=1274693847 asin=B0021J3XJ8 sr=1-444 『终点站』(2月) http //www.amazon.cn/mn/detailApp/ref=sr_1_436?_encoding=UTF8 s=books qid=1274693847 asin=B0021J3XNE sr=1-436 『死亡接力』(2月) http //www.amazon.cn/mn/detailApp/ref=sr_1_434?_encoding=UTF8 s=books qid=1274693847 asin=B0021J3XJS sr=1-434 『死亡座席』(2月) http //www.amazon.cn/mn/detailApp/ref=sr_1_432?_encoding=UTF8 s=books qid=1274694164 asin=B0021J3XIY sr=1-432 『生命的交叉』(2月) http //www.amazon.cn/mn/detailApp/ref=sr_1_428?_encoding=UTF8 s=books qid=1274694164 asin=B002AO8N0I sr=1-428 ■や行■ 夢野久作<4作品> 『脑髓地狱(日本四大推理奇书)』(1月) http //www.amazon.cn/mn/detailApp/ref=sr_1_509?_encoding=UTF8 s=books qid=1274693295 asin=B001NXYGW6 sr=1-509 『日本推理名作选(梦野久作 卷1)(日本推理名人堂)』(2月) http //www.amazon.cn/mn/detailApp/ref=sr_1_442?_encoding=UTF8 s=books qid=1274693847 asin=B0021YKV5W sr=1-442 『日本推理名作选(梦野久作 卷2)(日本推理名人堂)』(6月) http //www.amazon.cn/mn/detailApp/ref=sr_1_343?_encoding=UTF8 s=books qid=1274695224 asin=B002F9MB7O sr=1-343 『日本推理名作选(梦野久作 卷3)(日本推理名人堂)』(8月) http //www.amazon.cn/mn/detailApp/ref=sr_1_46?_encoding=UTF8 s=books qid=1274705507 asin=B002NGNRDG sr=1-46 ■アンソロジー■ 『日本推理女作家佳作选』(10月) http //www.amazon.cn/mn/detailApp/ref=sr_1_40?_encoding=UTF8 s=books qid=1274705507 asin=B002XISAG8 sr=1-40 『日本精彩推理小说选』(11月) http //www.amazon.cn/mn/detailApp/ref=sr_1_33?_encoding=UTF8 s=books qid=1274705956 asin=B002V91KOS sr=1-33 関連記事 2009年に韓国で刊行された日本の推理小説 2009年に台湾で刊行された日本の推理小説 中国ミステリ紹介 目次へ
https://w.atwiki.jp/holyland4/pages/421.html
第3推理・迷ド探偵とガチなレズと再考察 (前回のあらすじ) 怪盗マタンキが化けている人物を十人に絞ったたまきは とりあえずケモミミ(火鼠の衣)を装備してパワーアップし、 相性のいいレズ・ナイトとの戦いに赴いた。めがみ戦同様に公園の屋根の上で テーマ曲『紅蓮の推理』を流そうとするたまきだったが、既に音楽CDは 『邦子のテーマ』に差し替えられていた。このショックで足を滑らせたまきは 屋根から落下、脳震盪をおこし戦いにも敗北してしまう。 そして、レズ・ナイトが性別以前に人間じゃないと知ったたまきは彼女を 犯人候補から除外しユウジョウの握手を交わす。一方その頃、TV局前では 謎の転校生の工作スキルによってマッチングがグチャグチャにされていた。 彼女自身がマタンキである可能性は低いものの、マタンキ探しの障害となる事は 間違いないと考えたたまきは参加者同士の情報交換掲示板に転校生討伐依頼を 書き込んだのだった。 「完全にムダ足だったですぅ~、レズ・ナイトは事件と無関係でしたぁ~」 たまきは自分の選択の失敗に項垂れた。 貴重なアイテムを使って敗北という戦術面での失敗。 人がほとんどいない場所に来てしまうという捜査面での失敗。 なにより事件と縁の無い、女子力高めて里親ゲットという意味不明の理由で来た相手 を犯人として疑っていた自分の推理力にショックを受けていた。 「たまきはぁ、自分の推理力が低いんじゃないかと疑問に思ってきたですぅ~」 その通りである。この『たまきに変装しているマタンキ』の、目的は 女装者が混じっているという思い込みから相手を追い詰めたり逆に追い詰められたりする シチュエーションを味わう為にこんな回りくどい事をしているのだ。 その為、自身の記憶を消す際にある程度の推理力と行動力を与えつつも肝心な部分で 間違え続ける様に調整がされている。故に自分がその女装者であるという答えには 推理ではまず辿り着かない。 『このたまき』がマタンキが誰かを知る手段は、自分の股間のテープが剥がされた時、 推理しようとする心が戦闘で完全に砕かれた時、連敗に心折れた時、あるいは 無事に8日の戦いを終えた時のいずれか。たまきの戦闘及び推理は全て、マタンキの オナネタの糧にしかならないのである。そのはずだった。 だが、ここに来て変化が訪れつつあった。 「転校生〈忘却の影〉討伐クエスト書き込みっと、ですぅ」 新たな転校生達の行動、それはマタンキが自身の記憶を消す前の予定には完全になかった シチュエーションである。マッチング操作能力や転校生増殖誘発能力、そういった存在 の出現はたまきの意識を改革しつつあった。 「たまき一人の頭脳ではこの状況を理解できないですぅ~、まずは遠回りになっても 推理の邪魔になるこの転校生を倒し、そのついでに一緒に討伐参加した人達とも交流を 深めてみるですぅ~」 本来独りよがりの推理でどんどん真相から遠のいていくはずだった偽りの探偵。 だが、その推理が他者との協調の意思によって本当に怪盗を追い詰める可能性が 現れつつあった。 果たしてたまきは迷探偵脱却できるのか?その全ては、光璃先輩事件を追うラクティ・パルプに 掛かっているのかもしれない! (補足:これは無茶振りではありません。パルプさんは今まで通り襲撃犯を探してくれればOKです) (続く)