約 25,196 件
https://w.atwiki.jp/comic8/pages/2402.html
ぼくらの推理ノートシリーズをお気に入りに追加 情報1課 <ぼくらの推理ノートシリーズ> #bf 外部リンク課 <ぼくらの推理ノートシリーズ> ウィキペディア(Wikipedia) - ぼくらの推理ノートシリーズ Amazon.co.jp ウィジェット 保存課 <ぼくらの推理ノートシリーズ> 使い方 サイト名 URL 情報2課 <ぼくらの推理ノートシリーズ> #blogsearch2 成分解析課 <ぼくらの推理ノートシリーズ> ぼくらの推理ノートシリーズの60%は小麦粉で出来ています。ぼくらの推理ノートシリーズの29%は睡眠薬で出来ています。ぼくらの推理ノートシリーズの9%は着色料で出来ています。ぼくらの推理ノートシリーズの1%は濃硫酸で出来ています。ぼくらの推理ノートシリーズの1%は罠で出来ています。 報道課 <ぼくらの推理ノートシリーズ> 作家、編集者がホンネで語る「ミステリ新人賞」への第一歩――オンライン講座の一部を特別公開! - 文春オンライン 岩井圭也さんの読んできた本たち 完成度の高いものを求めたがる|好書好日 - 好書好日 城桧吏主演、豊嶋花ヒロインのドラマ「都会のトム&ソーヤ ぼくらの砦」第1話あらすじ解禁 - WEBザテレビジョン 情報3課 <ぼくらの推理ノートシリーズ> #technorati マンガとは マンガの33%は厳しさで出来ています。マンガの30%はカルシウムで出来ています。マンガの25%は元気玉で出来ています。マンガの9%は毒物で出来ています。マンガの1%は月の光で出来ています。マンガの1%は毒電波で出来ています。マンガの1%は魂の炎で出来ています。 28589.jpg?_ex=300x300 s=2 r=1 ヨスガノソラ 春日野 穹 -すくみず 楽天売れ筋ランキング レディースファッション・靴 メンズファッション・靴 バッグ・小物・ブランド雑貨 インナー・下着・ナイトウエア ジュエリー・腕時計 食品 スイーツ 水・ソフトドリンク ビール・洋酒 日本酒・焼酎 パソコン・周辺機器 家電・AV・カメラ インテリア・寝具・収納 キッチン・日用品雑貨・文具 ダイエット・健康 医薬品・コンタクト・介護 美容・コスメ・香水 スポーツ・アウトドア 花・ガーデン・DIY おもちゃ・ホビー・ゲーム CD・DVD・楽器 車用品・バイク用品 ペット・ペットグッズ キッズ・ベビー・マタニティ 本・雑誌・コミック ゴルフ総合 ページ先頭へ ぼくらの推理ノートシリーズ このサイトについて 当サイトは漫画のタイトル毎にインターネット上の情報を時系列に網羅したリンク集のようなものです。ページをブックマークしておけば、ほぼ毎日その漫画のタイトルに関連する最新情報にアクセスすることができます。 情報収集はプログラムで行っているため、名前が同じであるが異なるカテゴリーの情報が掲載される場合があります。ご了承ください。 リンク先の内容を保証するものではありません。ご自身の責任でクリックしてください。
https://w.atwiki.jp/kt108stars/pages/2123.html
24 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2007/02/27(火) 17 25 07 ID ??? 先日オンセで初GMやったんだけど 内容を丸々上げれば困ったちゃん報告に成りうるほどgdgdだった… 正直オンセGMをナメてた…PLの皆さんゴメンナサイ(´・ω・`) 71 名前:1/2[sage] 投稿日:2007/02/28(水) 00 41 28 ID ??? 先日やったオンセでの話。 最近入ってきた奴がGMをやるっていうんでPLとして参加。 そいつ曰く「オンセGMは初だけど、実プレイの経験はある」 「3時間くらいで終わる、オーバーしそうなら途中で切る」「PCの職は問わない」 まあ、最初のウチは信用してたんだけど、 NPCの自己紹介やらなんやらが延々と続いて プレイが始まってから1時間たっても話がろくに進展しない。 「まあ、初GMだしな・・・」と思って見守ってたんだが、 その後さらに1時間(開始から2時間)たっても話が読めなくて いい加減飽きた頃に「NPCが怪我をしました」とかいいだした。 一応回復系の職だったから治療してやったんだけど、 数人いたNPCは薄い反応しかしないまま。 「NPC達は解散しました」「さて、どうしますか?」 いや、どうしますかじゃねぇだろ、と内心思いつつも 思いつく行動を色々取ってみた。だけどやっぱり反応が薄くて 結局PC全員、何をやったらいいか判らないまま放置されっぱなし。 72 名前:2/2[sage] 投稿日:2007/02/28(水) 00 41 37 ID ??? 時計を見ると予定時間を遙かにオーバーしてるし、 他のPLもウンザリしてるのがアリアリと判る状況。 いい加減終わってくれねーかなーとか思ってると突然 「コイツが真犯人です。やっつけてください」 なんかよくワカランがやっと戦闘かと思ってたら 「近くにいたNPCのおかげで戦闘は回避されました」 (゚д゚)ハァ? 結局最後まで話が見えないまま終了。 初GMだって事を差し引いても余りある程の吟遊詩人っぷり 正直、ここまでヒドい奴は初めてだったよ。 まあ、俺( 24)の事なんだけどねorz 76 名前:24[sage] 投稿日:2007/02/28(水) 00 54 38 ID ??? 実プレイの時に好評だったシナリオをそのまんまやったんだよ・・・ でもオンセは実と違って 詳しい状況説明やPLの質問に即答ができないから 予想以上に時間を浪費しちゃったんだ・・・ 【オンセで推理モノは危険】 非常に身にしみて判りましたorz スレ127
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/36186.html
登録日:2017/02/05 Sun 00 45 18 更新日:2024/09/09 Mon 13 20 59NEW! 所要時間:約 8 分で読めます ▽タグ一覧 インフェルノイド ドグマブレード 元制限カード 墓地肥やし 天空の聖域 新たなる支配者 通常魔法 遊戯王 遊戯王OCG 魔法カード モンスターゲート 通常魔法 (1):自分フィールドのモンスター1体をリリースして発動できる。 通常召喚可能なモンスターが出るまで自分のデッキの上からカードをめくり、そのモンスターを特殊召喚する。 残りのめくったカードは全て墓地へ送る。 《モンスターゲート》とは、は遊戯王OCGの1枚。初収録は「天空の聖域」。 モンスター1体をリリースしてデッキから通常召喚可能なモンスターが出るまでカードをめくり、 最終的に引いたモンスターは特殊召喚し、残りをそのまま墓地へ送る効果を持つ。 名推理 通常魔法 (1):相手は1~12までの任意のレベルを宣言する。 通常召喚可能なモンスターが出るまで自分のデッキの上からカードをめくり、そのモンスターのレベルが宣言されたレベルと同じ場合、めくったカードを全て墓地へ送る。 違った場合、そのモンスターを特殊召喚し、残りのめくったカードは全て墓地へ送る。 《名推理》も同じく遊戯王OCGの1枚で、初登場は「新たなる支配者」。 こちらはリリースする必要がない代わりに、文字通り相手にレベルを推理させて引いたモンスターが推理したレベルなら特殊召喚は出来なくなってしまう。 発動するのは自分だが、実際に『推理』するのは相手。 コストがない関係で腐りにくさではこちらが勝っているが、 特殊召喚の確実性やデッキトップの操作がしやすい点では《モンスターゲート》に分がある為、実質相互互換のカードにあたる。 条件さえ満たせばレベルに関係なくモンスターをノーコストで召喚できる為、多少ギャンブル性は絡むが強力な効果と言える。 ただし《名推理》の方は、使うデッキや墓地の状況によってある程度特殊召喚されるであろうモンスターのレベルが予想されてしまう。 特にレベルの統一を元々のレベルの時点で行っていることが多いエクシーズ召喚主体のデッキだと当てずっぽうでも当てられやすい。 相手に謎は全て解けた!と言われてトリックを見抜かれても泣かないこと。 また、特定のモンスターを召喚したいのであればデッキトップをいじることも有効な手段。 特に相性がいいのはデッキトップを操作しつつ、自己再生が可能な《ゾンビキャリア》や《エッジインプ・シザー》など。 これらを使えば自身を蘇生させ、なおかつリリース素材を揃えられる。 もっとも前者はチューナーであり、かつ効果を使ってしまえば除外されてしまうため安易に使うのも考え物だが。 この2枚の使い分けについてを触れると、 まず《モンスターゲート》は状況で言えば、モンスターのリリースでモンスターを新たに出す為、カード・アドバンテージでは1枚損をしている。 そのため、ただ使うだけでは出されるモンスターが不明確なのもあって損をしてしまう。 この点は「リリース」が効果発動のトリガーになる【聖刻】のモンスターや、 《クリフォート・アーカイブ》だとこのディスアドバンテージを帳消し、あるいはメリットに転化できる。 一方《名推理》の方はコストこそ必要ないが、結果として何も得られずに終わる可能性も出てしまっている。 そして上記の通り、狙ったモンスターを出すためのデッキトップ操作がしづらいのが難点として挙がってくる。 こちらは「彼岸」モンスターなどの墓地へ送られた時に効果を発動するモンスターや墓地で効果を発動するモンスターを使えば、どちらに転んでも自身にはプラスに働く。 上記の通り、この2枚は相互互換で、片方にしかできないこともあるにはあるのだが、 基本的に「《モンスターゲート》と《名推理》でどちらが優先されるか」という内容が議論になることは基本はなく、 2枚まとめて1つのデッキに収まることが多い。 その為、この2枚は「ライバル」というよりかは「戦友」の関係になる。 この2枚を使って高レベルモンスターをコストを軽減したうえで特殊召喚し、場を制圧する【推理ゲート】と言われるデッキも存在するほどである。 ちなみに効果解決時の処理についてを詳細に書くと、効果で出せるモンスターは「通常召喚可能なモンスター」とあるが、 この効果による特殊召喚は「デッキからの特殊召喚」として扱われるので、実際には「通常召喚可能であり、かつデッキからの特殊召喚が可能なモンスター」である。 では「通常召喚は可能だが(デッキから)特殊召喚が出来ない」《時械神メタイオン》や《フェニキシアン・クラスター・アマリリス》の様な、 デッキをめくる処理は終了できるが、特殊召喚をするという処理が実行できないモンスターを引いた場合はどうするか? その場合は、引いたカード共々そのモンスターを墓地へ送るという裁定が出ている。 一方で「引いたカードを墓地に送る」処理は手札からではなくデッキから墓地へ送った扱いになる為、 《ライトロード・ビースト ウォルフ》のようなカードも効果を使用できる。 ただし、墓地へ送るのはめくった直後ではなくモンスターの特殊召喚が行われた後になる。 またリリース素材についても《虚無魔人》などの「特殊召喚を不能にする」効果を持つモンスターがいる場合にはもちろん効果は使えないが、 こういったカードをリリースして効果を消してから発動する事もまたできない。 ちなみに一見誰が登場するか分からない、運が絡むギャンブルカードに見えるのだが…… 実はこれらのカードを使って確実に欲しいモンスターを特殊召喚する方法がある。 その方法はいたって単純。 デッキに残った通常召喚可能なモンスターを出したいカードだけにしてしまえばいい。 具体的には【サイエンカタパ】で《魔導サイエンティスト》や《カタパルト・タートル》を、 【デビル・フランケン】で《デビル・フランケン》を呼び出すなど、1ターンキルのキーカードを呼び出す際に使用されていた。 特に【サイエンカタパ】は《名推理》《モンスターゲート》等でこれらのカードを容易に揃えられたため、成功率が非常に高い1ターンキルとして恐れられた。 また《創造の代行者 ヴィーナス》の効果を空撃ちできた時には、 確定で呼び出してライフを一気に500まで減らし《大逆転クイズ》を使うことで、高確率の1ターンキルを行うこともできた。 このコンボにより、エキスパート2006を使用した世界大会では決勝戦が一瞬で終わる事態になってしまった。 これらのギャンブルとは程遠い1ターンキルに多用されてしまったため、呼び出されるカードのルール整備や禁止化で対応される事となった。 一応現在でも《ファントム・オブ・カオス》によって墓地の好きなモンスターの効果を発動したりできるが。 こういった点を活かしつつ、モンスターの特殊召喚に使えていけるといいだろう。 追記・修正はリリースするモンスターとこの効果で実際に特殊召喚したモンスターでアドが取れているかを確認しつつお願いします。 △メニュー 項目変更 -アニヲタWiki- さて、ここまでは特殊召喚の方にメインの話を当てつつ書いてきたが、このカードを見て思った人もいるだろう。 「ん? これデッキ圧縮に使えるんじゃね?」 その通り。 この2枚、出せるモンスターを引くまでの過程に多くのカードを引き、結果として引いたモンスターを出し、残ったカードを墓地へ落としていく。 つまり結果としてデッキ圧縮と墓地肥やしに成功しているのである。 特殊召喚という「結果」よりもデッキを圧縮する「過程」の方がデッキによっては非常に魅力的であり、 上述の《名推理》共々、かの有名な【ドグマブレード】や【エクスプロージョン1キル】と言った鬼畜1キルにおいても採用されていた。 他にも、【カオスゲート】といったカオスモンスターを呼ぶためにこのカードを使って墓地を肥やしまくるという方法もあった。 しかし、現在では上記の1キルデッキはこのカードなどを含む他のカードの規制により姿を消し、【カオスゲート】は運要素が強く、使いにくいのが現状である。 そういったデッキ以外だと通常召喚可能なモンスターは基本的に多く投入されているので墓地肥やしとして使う場合は旨味が薄い。 このカードで墓地をなるべく肥やしたい場合はなるべくモンスターそのものを減らすという手があるが、 その手のカードが増えて言っているとはいえ、モンスターに比べて魔法・罠カードは墓地で利用するのは難しい。 そのため通常召喚できるモンスターは減らす方が有効になるのだが、 通常召喚できないモンスター、つまり特殊召喚モンスターは基本的に墓地からだと利用がしにくい。 当然デッキから墓地に送られているので蘇生制限も満たしていないので蘇生させるといった使用法は出来ない。 通常召喚が出来ないカードが多く、墓地をうまく利用するデッキなんてあるわけが…… このカードは通常召喚できない。 自分フィールドの全ての効果モンスターのレベル・ランクの合計が8以下の時、 自分の手札・墓地から「インフェルノイド」モンスター○体を 除外した場合のみ手札(墓地)から特殊召喚できる。 ……あった。 そう、【インフェルノイド】は属するモンスターのほとんどがこの効果を持っており、 このカード1枚で大量の墓地肥やしが可能で、それを元にモンスターの展開が可能になっているのだ。 コストのモンスターの召喚に関しても召喚コストを手札から払えばいいので、確保しやすい。 それを踏まえた上で《モンスターゲート》《名推理》の歴史についてを見ていくと、 やはりこのカードの規制状況が今の状態に収まっているのは「墓地肥やし」の方が理由になっている。 まず、2枚が出たのは遊戯王第3期にあたる2002~2003年である。 その頃は特に墓地肥やしよりも特殊召喚に利用され、始めの方に書いた【推理ゲート】などが作られていたが、 上記の【ドグマブレード】が構築された第5期においてこのカードが採用された際には、 抑制のために2008年9月の制限改訂にて2枚共々制限カードになってしまう。 特殊召喚を純粋に利用していた【推理ゲート】にしてみれば、 変な使い方していたデッキのせいでとばっちりを食らう形になってしまったのでたまったものではないだろう。 その後、特殊召喚できるかどうかが安定しない点が《モンスターゲート》より劣っていると判断されたのか、 《名推理》の方は第8期にあたる2012年9月に準制限に、そこから1年たった2013年9月には無制限となっていたが、 《モンスターゲート》は少し遅れて、現在にあたる第9期に2015年にまず1月に準制限、続く4月に無制限カードとなって戻ってきたのだった。 ……が、その少し前から出てきていた【インフェルノイド】において、 このカードと《名推理》が相性抜群である事から、悪用を危惧されたのか、2016年4月の制限改訂で再びどちらも制限カードに戻ってしまう。 実は同時期に暴れていた【ドグマブレード】の残党、【マジエク帝】で悪用されたせいでとばっちりを喰らったという説が濃厚だったりする。 事実これは【インフェルノイド】にはかなり痛手であり、勢いを大きく失ってしまうことになった。 この状況は流石にやりすぎだと判断されたのか、同年10月の制限改訂で《モンスターゲート》の方が準制限に緩和された。 そしてほぼ同じ頃に登場したデッキ圧縮カード、《隣の芝刈り》や新カテゴリーとして登場した「十二獣」の登場もあって、 【インフェルノイド】はこの2枚を合計3枚投入出来る様になった上で新たな形で勢いを作り出していくことになった。 この様に「特殊召喚」としても強みはあるのだが、「デッキ圧縮+墓地肥やし」という点で、このカードが非常に強力で、制限改訂でもそれが如実に表れている。 時は流れ手札誘発が流行するようになると、《灰流うらら》や《増殖するG》は普通に召喚・特殊召喚もできるので《モンスターゲート》《名推理》でこれらがめくれるとあまり墓地が肥やせなかったり、望まぬタイミングでそれらのモンスターが出てしまうことがあるので採用率が低くなったり、【インフェルノイド】が環境で活躍しにくくなると、《モンスターゲート》が2018年4月に、《名推理》は2020年1月に制限解除された。 しかし、運任せではあるが一度に通常召喚できないモンスターや魔法罠を大量に墓地に送れる可能性があるので相性のいいカテゴリもどんどん増加。(【ウィッチクラフト】【エルドリッチ】【ドライトロン】など) それらのデッキには採用されることもある。 他の弱点としては大量の墓地肥やしを行うという性質上、墓地メタの前には無力と化す。 特に発動にチェーンして《マクロコスモス》を開かれるとデッキリソースが大量に消し飛んでしまう ちなみにこれらのカード、《名推理》はアニメだと未登場だが《モンスターゲート》の方はアニメ『遊戯王デュエルモンスターズGX』にて登場している。 なんとこのカードがかつて使われていた【ドグマブレード】のパーツの1枚であった《D-HERO ドグマガイ》の使い手であるエド・フェニックスが所持している。 もっともそれが出ていたデュエルは8パックで組んだ手抜きデュエルで手札にあっただけで発動はしておらず、《光の招集》で墓地に捨てられてしまったが……。 追記・修正はデッキ圧縮 墓地肥やしが暴走するのを防ぐために立てられる制限改訂で右往左往しながらお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] これもモンスターゲートの選択か…… -- 名無しさん (2017-02-05 10 24 26) デュエマでいう転生プログラム -- 名無しさん (2017-02-05 10 44 22) 名推理のことも解説してるし、項目名に「/名推理」って付け足した方が良くない? -- 名無しさん (2017-02-05 14 40 17) 名前修正されてるね、編集者さんありがとう -- 名無しさん (2017-02-05 18 10 41) 名推理を相手に出されたらとりあえず12で宣告してデッキシャッフルさせるだけが一番安全かな?花札衛なら別かもしれないが。 -- 名無しさん (2017-02-05 18 23 41) ↑勘違いしてるぞ。 名推理は当てたらめくったカード全部墓地送り、外したら特殊召喚+残りは墓地送りだぞ? -- 名無しさん (2017-02-05 18 32 05) とりあえず4って言っとけば安全だぞ -- 名無しさん (2017-02-05 20 02 18) 今の環境で推理ゲート入るのノイド位しか無いんだよなぁ…取り敢えず1って言っとけばデカトロン潰せるからそれが良さげ -- 名無しさん (2017-02-05 20 39 22) ↑3 すまない、説明良く見たらその通りでしたご指摘ありがとう。↑も補足説明ありがとうございます。 -- 名無しさん (2017-02-05 20 43 32) 名推理はコスト必要ないし、レベルを当てられても肥やされる墓地の量が1枚増えたと考えれば、デメリットもそんなに気にならないよね。モンスターゲートが特殊召喚よりならこっちは墓地肥やしよりかな?まぁその差は微々たるもんだけど。 -- 名無しさん (2017-02-05 22 51 03) 推理ゲートはマジエクの前のエアブレードから使用されていたんだよね。あとエラッタ前の混黒との相性が殊の外よくて「8」と推理するのが一般的だった。 -- 名無しさん (2017-02-06 00 51 41) ライロに名推理いれてケルビムの生贄を確保していたな。レベルばらけているからそこそこ成功してた -- 名無しさん (2017-02-06 02 46 56) 最近のノイドはデカトロンは出せればラッキー感しかしてない -- 名無しさん (2017-02-06 11 21 46) TFの4あたりの雑魚がこれで混黒出そうとしててすげー焦った思い出がある -- 名無しさん (2017-02-15 23 06 02) 1、2、4は鉄板ね。1ならデカトロン、2ならデビフラが怖いし、4は言わずもがな -- 名無しさん (2017-05-03 13 05 39) 名推理は今後も規制が緩くなったりしないかな……まあ、ほぼコスト無しだから難しいだろうけど…… -- 名無しさん (2017-05-03 13 11 44) 仕様上手札誘発ほとんど入れられなくなるのがキツい -- 名無しさん (2021-02-22 01 13 07) ノーモンスターなら全引きして自爆するんじゃないかと一瞬思った。デッキにモンスターいない状況だとデッキ空になって負けかな? -- 名無しさん (2022-04-12 16 48 52) ↑その場合、そもそも「名推理orモンゲで特殊召喚できるカードがデッキ内に存在しない」ので基本ルールの「空打ち不可」により、カードの発動自体が出来ない。なんらかのチェーンで効果処理時にモンスターが存在しなくなったら効果不発でデッキを戻してゲーム続行 -- 名無しさん (2023-05-18 09 35 15) 同じくコナミが出した作品でまんま「モンスターゲート」ってメダルゲームがあるけど意識したのか偶然の一致なのかは謎 -- 名無しさん (2023-08-02 12 44 33) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/anirowakojinn/pages/1286.html
【闇】 1.暗い状態。光のささない状態。また、その所。「―に紛れる」 3.心が乱れて、正しい判断ができなくなること。「恩愛の―」 4.人に知られないところ。「―に葬る」 5.前途に希望のないこと。見通しのきかないこと。「一寸先は―」 6.秩序の失われた状態。道義が行われないこと。「義理が廃ればこの世は―だ」 ――三省堂『大辞林 第二版』より一部抜粋 推理キャラロワ 第0話 「闇」 闇。 その空間は一言で言ってしまえばそんなところだった。 時間差はあれど、徐々に目を覚ました者たちのざわめきが次第に大きくなっていく。 ここが何処なのか、それすら分からず集められた人間、実に65名。 不安。怒り。動揺。そこには様々な負の感情が渦巻いていた。 ……と。 その時、まるでスポットライトが当たったかのようにある一点が照らし出された。 途端に全員の視線がその一点に集中し、先程までざわめいていた空間は水を打ったように静かになった。 まるで65人を見下ろすかのように一段高いところに照らし出されたのは一人の男だった。 「これはこれは皆さん、今日はお集まりいただき感謝する」 両手を開き歓待の意を示す男だったが、その顔には歪な笑みが貼り付けられていた。 悪意に満ちたその表情に危険性を感じた者は多かったようで、再びざわめきが起きる。 中にはその声色、その容姿に心当たりがある者が複数いたようで、それぞれに意外な表情を見せていた。 男は見知った者たちの動揺を感じ取り、しばし悦に浸ったところで言葉を続ける。 「先に自己紹介をしておこう。私はシックス、『選ばれし血族』の頂点に君臨するものだ。 今ここに集まってもらったのは他でもない、君たちもまた『選ばれし血族』の候補であるからだ」 シックスなる男の言う『選ばれし血族』なる謎の単語。 何が何だか分からない者たちが一様に怪訝そうな表情を浮かべる。 よりいっそうざわめきが多くなる空間で、シックスとはまた別の方向にスポットライトが当たる。 照らし出されたのは先程の男とは印象の異なる、一見すると細身の優男。 だが、その顔に貼り付けられていた笑みはシックスと同種のものであった。 「……ですが、少々これでは『選ばれし』と称するには人数が多いようですね…… ……そこで、ご足労いただいたところ申し訳ないのですが、ここは一つ選別をさせてもらいましょう」 落ち着き払った声で優男が言葉を並べていく。 眼下にひしめく一団の中から優男の知り合いなのか、「高遠っっ!!」と怒声が聞こえてくる。 だが、高遠と呼ばれた男はそんな声にも顔色一つ変えることはなく、一瞥さえしなかった。 次いで、またスポットライトが一人の男を照らす。 高遠とはまた違った雰囲気の細身の男の姿に、また各所からどよめきが起こる。 「ルールは簡単です。あなた達の中で誰か1人だけを『選ばれし血族』として末席に加えましょう。 その為に、これからあなた達には血で血を洗う抗争に身を投じていただきましょう。 そう、所謂『バトルロワイアル』というやつです」 暗に殺しあえ、ということを意味する言葉に辺りは今までで一番大きいざわめきに包まれた。 群衆の中からは3人目の男の名を示すらしい"ケルベロス"なる単語もポツリポツリと発せられていた。 ふざけるな、何様のつもりだ、そんな怒声も響き渡ったその直後。 ……ドン! 大きな音が響き渡り、一瞬にしてどよめきが鎮められた。 65人の視線が音のする方へ向いたと同時に、4つ目のスポットライトが照らしていたのは長身で金髪の男。 その服装は黒一色に統一されており、その鋭い眼力と相まって不気味さを下にひしめく者たちに与えた。 左手はポケットに突っ込まれたまま、右手は銃を握って天高く上げられている。 上に向けての威嚇発砲だったわけだが、銃という凶器があるという事実が65人に与えた影響は大きかった。 男達が冗談や悪ふざけでなく、本気で殺し合いをさせようという意思を感じ取るには十分であった。 「ダメですねぇ……きちんと人の話は聞いておかないと後悔しますよ?」 呆れかえったような声で高遠が吐き捨てた。 銃声に気圧された者が大半だったようで、そうでなかった者も4人の動きを一瞬たりとも見逃すまいと厳しい視線を送る。 結果として、先程までのざわめきとは打って変わって場には静寂が訪れた。 「では、ルール説明を続けましょう。 これから皆さんにはとある島に向かっていただき、そこでバトルロワイアルを行ってもらいます。 あぁ、もちろん丸腰というのもなんでしょうから、皆さんには適当に武器を与えるとしましょうか。 何が当たるかは向こうへ言ってのお楽しみにしましょう、『選ばれし血族』になるには運もまた必要ですしね」 ケルベロスと一部に呼ばれた男が冷静にルール説明を続ける。 続いて、高遠が自分の首の辺りをチョンチョンと指差しながら話し始めた。 「島、と言いましたが逃げようとしても無駄ですよ? あなた達の首には勝手ながら首輪をつけさせていただきました。 これがある限り、皆さんは常に我々の監視下にあることをお忘れなく……」 「やかましいわ! さっきからゴチャゴチャと訳の分からんことを……!」 高遠の言葉を遮るようにして、関西弁を話すリーゼントヘアの男が群集をかき分けて前に出てきた。 「何が『選ばれし血族』や? 何が『バトルロワイアル』や? お前ら頭おかしいんと違うか?」 怒りが収まらないらしく、男は一気にまくし立てる。 黒服の男がそんな男に銃口を向けようとするが、シックスがそれを手で制するように合図を送る。 「それでは何だ? お前は『選ばれし血族』になれるかもしれない栄誉を自ら放棄するというのだな?」 「当たり前やろ!? どこの馬の骨とも分からんキ○ガイに選ばれたって嬉しくも何ともないわ! ええからさっさとこの胸糞悪い首輪を外せや! 俺は犬と違うんやぞ!」 「ふむ……そこまで言うなら仕方ない」 やれやれ、といった表情をシックスが見せながら指をパチンと鳴らした、次の瞬間だった。 ……ボン! 炸裂音が響き渡り、辺りを閃光が照らした。 一瞬目を閉じた近くの者たちが次に見たのは、首から上を失った関西弁の男の胴体がゆっくりと崩れ去る様子だった。 少し遅れて爆発で飛ばされた首が落ちて床を転がり、同時に鮮血が辺りを紅に染めた。 衝撃的な光景に息を飲む者、悲鳴を上げる者、目を背ける者……残った64人がそれぞれに反応を示した。 それぞれの反応を愉しみながら、シックスが口を開く。 「今のを見れば分かったかとは思うが……お前達に反抗の余地など無い。 不穏な動きがあれば……今の男のような末路を辿ることになることをゆめゆめ忘れるな」 シックスの口元が邪な笑みで吊りあがった。 少し溜めを作った後、もっとも、とシックスが前置きをして話を続ける。 「私は叡智を求めているものでな、その首輪を外してのける者がいるのなら1人とは言わない。 2人でも3人でも……なんだったら全員でも構わん、我が配下としてやることもやぶさかでないぞ。 その為のチャンスも舞台には十二分に用意しておこう。 なにせ、今は慢性的な人材不足なものでな、猫の手でも借りたいのだよ」 ひとしきり言葉を並べ、シックスは高笑いをしてみせた。 高笑いするシックスを尻目に、高遠とケルベロスが続ける。 「そうそう、大事なことを忘れていました…… 会場の島の地図は皆さんにお渡ししますが、その島を6×6の36のエリアに分けました」 「2時間に1つずつ、どこかのエリアが禁止エリアに指定され、そこに踏み込んだ方は……ドカン!です。 ……つまり、エリアは36個ですから、72時間経っても生き残りが複数いた場合は全員の首輪が爆破されることになりますね。 また、12時間に渡って脱落者が出なかった場合も同様に全員の首輪を爆破させていただきますので悪しからず」 2人の説明が終わるのを待って、シックスが高圧的な態度で説明を付け加える。 「では、最初の禁止エリアの発表といこう、聞き逃しても次は無いからな? 2時からF-1、4時からA-3、6時からE-6だ。 私からは6時間に一度、追加の禁止エリアと脱落者を放送で案内しよう。 それでは……精々頑張りたまえ」 その言葉と同時に、黒服の男が無言でまた一発発砲した。 まるでマラソンの号砲のようなその音とともに、また辺りが一面闇に包まれ…… 闇が晴れた時に残されたのは関西弁の男の遺体に、舞台上の4人の男と……異形の存在が1つ。 異形の者がキシシ、と薄ら笑いを浮かべながらシックスに近づく。 「それにしてもえげつないことするんだな、ノートをこんなことに使った奴はお前が初めてだ」 「私からすればそのようなノートを市井の者に預けて反応を見ようとするリュークの方がえげつなく思えるがな」 意に介さないような表情でシックスが返すと、それに高遠が言葉を継ぐ。 「まぁ、そもそも人間誰しも心のどこかに悪意を秘めているものですからね」 「性悪説というやつですか、実に興味深いですね、貴方もそう思うでしょう、ジンさん?」 「フン……」 ケルベロスに水を向けられた黒服の男――ジンだったが、他の者たちとは距離を置く姿勢をとった。 安易に与することはないような、そんな思惑はジンのみならず、高遠も、ケルベロスも、シックスも同じだった。 そんな四者四様の思惑を感じ取ったリュークは笑いをこらえきれない。 (やっぱり……人間って面白! 月に負けず劣らず面白そうな奴らがいるものだな!) 一転の曇りも無く闇に染め上げられた者たち。 そうした者たちの思惑が闇に蠢く饗宴が、その幕を静かに開けようとしていた。 【島田 紳助@さんまの名探偵 死亡】 【残り 64人】 【推理キャラロワ 開幕】 時系列順で読む Next 復讐鬼、再始動 投下順で読む Next 復讐鬼、再始動 シックス Next [[]] 高遠 遙一 Next [[]] ケルベロス Next [[]] ジン Next [[]] リューク Next [[]] 島田 紳助 死亡
https://w.atwiki.jp/anirowakojinn/pages/1287.html
推理キャラロワ No.000~No.050
https://w.atwiki.jp/svsm_wiki/pages/467.html
No.0497 カード名:工藤 優作/世界的推理小説家/男 パートナー:工藤 有希子/日本きっての美人女優/女 レベル:3/攻撃力:3500/防御力:7000 【父】【闇】「闇の男爵」 レアリティ:C 作品名:週刊少年サンデー「名探偵コナン」
https://w.atwiki.jp/allrowa/pages/396.html
Lの名推理/死なない者達 ◆.pKwLKR4oQ 「……ん、あれ……? おかしいアル……?」 人ならざる異形の参加者。 その中でも一際異質な存在。 L字にしか見えない青い身体を持った参加者。 名簿には「L字ブロック」を表記された彼は今違和感を覚えていた。 そう『2時間も前に行われた放送』について。 「…………確かめるアル」 そう言ってL字ブロックはデイパックの中から名簿を取り出して違和感の正体を確かめるべく、ある人物の名前を探し始めた。 ちなみに名簿にはきちんとペンで死者の名前に横棒が引いてある。 え、どうやってペンを持ったかだって?――たぶんドラえもんと一緒みたいな感じ……。 「……や、やっぱり……生きているアル!?」 目的の名前をすぐに見つかった。 その名前とは『秋山深一』、教会でL字ブロックと六条御息所が共謀して殺した参加者……のはずだった。 教会でチェス、桜子、秋山の3人を殺したのは放送があった6時よりも前の出来事だ。 だからチェスと桜子は放送で名前が呼ばれたので名前の欄には横棒が引いてある。 しかし『秋山深一』の名前には横棒が引かれていない。 いやそれよりも放送で『秋山深一』の名前が呼ばれた記憶がない。 つまり秋山は死んでいなかったのだ。 「……どういうことアル?」 あの時は確かに教会の鐘に押し潰されて、原形を留めないほどの酷い死体になっている様子を六条御息所と一緒に確認している。 絶対に見間違えなどではありえない。 つまり秋山は鐘に押し潰されたぐらいでは死なないという事になる。 そのような芸当普通の人間にできるはずがない。 人ならざるL字ブロックの常人とは一線を画する頭脳がフルに回転する。 ありとあらゆる可能性を吟味して、ついに導き出されたその答えとは――。 「……なるほど……つまり秋山も不死者だったアル!!!」 ――斜め上の答えだった。 「……謎は…………全て解けたアル」 一般人とは思えないほどの冷静さ。 何を考えているか分からない視線。 それも全て悠久の時を生き抜いて培われてきた老獪さという事であれば納得がいく。 ……と、見当違いだが本人的には鮮やかすぎる自分の推理に酔い痴れるL字ブロック。 知らぬが仏とはまさにこの事である。 「……この殺し合いから生還できたら…………探偵になるのも悪くないアルね……世界一の探偵L字ブロック誕生アル!」 しかし真実を知らない探偵の暴走は止まらない。 彼の新たな目的地は人が集まる場所。 そこで『不死者・秋山深一』の情報を集めるのだ。 そして上手くいけば秋山の悪評をでっち上げて追い詰めたいと思っていた。 しかしその前に森の中で絶賛迷子中の現状をどうにかしないといけないのだが。 【1日目 午前/D-7 森の中】 【L字ブロック@テトリス(ゲーム)】 【服装】全裸 【状態】健康、人間への怒り、迷子(本人にあまり自覚なし) 【装備】なし 【持ち物】基本支給品一式、不明支給品1~3 【思考】 1 主催者を含めて人間は許さない、アル! 2.秋山を見つけて喰うアル! 2 六条御息所と付き合いたい……アル。 【備考】 ※テトリスのゲームがクリアor破壊されない限り死にません。 ※チェスワフ・メイエルの知識を人差指の分以外全て手に入れました。 ※秋山深一は不死者だと思っています。 時系列順で読む Back 気遣い Next 颯爽登場! 日の出美少年ズ 投下順で読む Back 小さな星が導く時 Next 颯爽登場! 日の出美少年ズ オムニバス L字ブロック Lの名推理/幽玄なる巨人
https://w.atwiki.jp/jikkyoushugi/pages/153.html
勝手にTHE推理シリーズ応援中 THE推理とは、近未来を舞台にしたアドベンチャーゲームです。 主人公のボスになって、事件を解決していきます。擬人と呼ばれる人工知能と共物語は進みます。 シリーズ一作目はPSで発売され、カルトな人気を呼びました。 その後、シリーズ化し、また世界設定を共有した派生作が発売されています。THE裁判、THE鑑識官とTHE爆弾処理班。さらにはTHE密室からの脱出でも一部キャラクターが登場します(開発はトムキャットシステムではありません)。 THE推理シリーズTHE 推理~IT探偵:18の事件簿~ THE推理~新たなる20の事件簿~ THE推理~そして誰もいなくなった~ THE推理~新章2009~ THE推理モバイル~IT探偵:知られざる5つの事件簿~ THE裁判 THE鑑識官シリーズTHE鑑識官 THE 鑑識官 ~緊急出動!事件現場をタッチせよ!~ THE 鑑識官2 ~新たなる8つの事件をタッチせよ~ THE 鑑識官 モバイル旅情編 ~甲斐の国 彷徨える蝶~ その他の派生作 リンク THE推理シリーズ 1作目 THE 推理~IT探偵:18の事件簿~ シリーズの原点。主人公のボス、美人秘書のジニー、ペットの賢作という基本のフォーマットはこの時点で既に作られた。 おそらくコスト削減のためでしょうか、主人公をIT探偵という設定にして、部屋から移動せずに物語りが進んでいきます。 ゲーム自体は簡単で、証拠となる写真などから、重要そうな箇所をポインタで選びます。全ての箇所をチェックし終えたら、推理パートに移ります。推理、といっても選択肢を選ぶだけ。基本的には気軽にプレイできるシステムです。 このゲームの魅力は練り込まれたシナリオとキャラクターのほのぼのとした掛け合いでしょうか。全18話の本作ですが、シナリオ1つ1つが良くできています。テンポ良く進むため、シナリオ1本ごとのプレイ時間は短めですので、気軽にプレイするのに最適です。 そしてキャラクター。主人公のボスは酒に競馬と、ダメ親父てきポジションですが推理力は抜群。秘書ソフトのジニーはてきぱきと物事を勧める理知的な女性。そしてペットソフトであり、検索ソフトでもある賢作は事件解決の鍵となる雑学を提供してくれます。 依頼されてくる事件は、殺人事件は少なく、ちょっとした小話みたいのが多いです。事件の重大さの割りに、殺伐とした雰囲気にならないのがシリーズ全体の魅力でしょうか。 2作目 THE推理~新たなる20の事件簿~ シリーズ2作目。プラットフォームをPSからPS2にうつし、色々パワーアップ。キャラクターは(主人公以外)フルボイスになっています。また、新システムの町内掲示板や町内ニュースが物語に大きく関わっており、良く作り込まれています。全20話。 個人的にはこれがシリーズ最高傑作だと思います。ミステリとしての完成度は1の方が高いかもしれませんが、キャラゲー的な魅力に溢れています。メインキャラの掛け合いが楽しく、さらには新キャラのお嬢が話をかき回してくれます。 お嬢は中田中外務大臣の娘という設定の元気っ娘。ひょんなことから主人公ボスと知り合っては探偵事務所にちょくちょく遊びに来ます。 3作目 THE推理~そして誰もいなくなった~ PS2で発売されたシリーズ3作目。システム的には特に新要素はないですね。トリック解説モードがありましたが……まあ、おまけみたいなものでした。PSで発売された1作目も遊べるのですが、2作目の話が関わってくることが多かったので、1作目→本作の順でプレイしても話が繋がらない気がするのですが。ちょっとこの仕様はワケ分からなかったです。中身はいつも通り。 全20話を収録していますが、2作目と比べるとやや尻つぼみといった印象。事件もミステリというよりはちょっとした小咄、ちょっといい話、ちょっとしたうんちく話、みたいなものが多いです。 発売当時は完結編と謳っていました。(あ、全然信じてませんでしたけど)。案の定新作が発売されましたが。 これら三作品をプレイするならばPSP版のTHEどこでも推理を強くオススメします。1~3作目のストーリーを全て収録した上に、新たに10話の新エピソードが追加されています。さらに1作目はボイスが無かったのですが、新しくボイスが追加されています。 最近PSのゲームアーカイブスで1作目の配信が始まりましたが、300円という低価格とはいえ、余り意味ないです。 SIMPLE2500シリーズ ポータブル Vol.3 THE どこでも推理~IT探偵 全68の事件簿~/D3PUBLISHER 4作目 THE推理~新章2009~ シリーズ4作目。ハードをDSに写したためかボイスはパートボイスでした。前作で実は事務所が移転するのですが、IT探偵という設定のためか、時間も距離もほとんど関係なく進みます。新たなシリーズの出発といった気負いはあまりみられず、何時も通り淡々と進みます。まあ批判しているわけではなくその当たりがこのシリーズが好きな理由なんですが。 とはいえ、あまりにも淡泊すぎる内容。荒唐無稽なトリック。シリーズのなかではあまり評価されていないと思います。 SIMPLE DSシリーズ Vol.47 THE推理~新章2009~ D3PUBLISHER THE推理モバイル~IT探偵:知られざる5つの事件簿~ アプリ版の新作。全五話。 THE裁判 THE 裁判~新米司法官 桃田司の10の裁判ファイル~ 発表当初から逆転裁判のパクリと言われていましたねえ。まあ逆転裁判のヒットを受けて製作したのだと思いますが、中身は全然違います。近未来の東京を舞台にしているシリーズのためか、裁判は陪審員制になっていて、作中で主人公が正しい選択肢を選ぶと陪審員が主人公寄りに動き、間違えると検事よりに動きます。 冒頭からギャルゲー風味の内輪向けツッコミがあったり敵方の検事も萌えキャラ風味。選択肢を選ぶシーンでは制限時間があったり、ストーリーが尻つぼみだったり、難易度が高かったり、どこかちぐはぐな作品でした。 とはいえ、特許争いを扱ったエピソードなんかもあり、目の付け所はよかったと思いますが、もうすこし作り込んで欲しかったですね。評判の悪い本作ですが、続編がでるなら買います。 個人的には逆転裁判の「待った!」をイメージしたと思われる「ちょい待ち」が、キライじゃない。むしろ好きだ。 THE鑑識官シリーズ THE鑑識官 シリーズ1作目。THE推理から派生したシリーズです。主人公は鑑識官となって事件を解決に導きます。THE推理との一番の違いは話が長いことでしょうか。シリーズ通して8話(9話)のエピソードで構成されていて、一話はTHE推理の倍ぐらいのボリュームがあります。こちらのシリーズのほうが他の推理アドベンチャーに近い体裁になっています。 また、集めてきた証拠を専門課のスタッフに鑑定してもらい、その証拠品を軸に話が進むため、THE推理よりも謎を解いてる気分が高まります。 THE 鑑識官 ~緊急出動!事件現場をタッチせよ!~ シリーズ2作目。DSソフトとして発売されます。DSになったのは、やはりタッチパネルと鑑識の相性がいいからでしょうか。下画面をタッチしたりこすったりして、捜査を進めていきます。 THE 鑑識官2 ~新たなる8つの事件をタッチせよ~ シリーズ3作目。3作目なのに2と入っているのが紛らわしい。この表記のせいでPS2版とDS1作目が同じ内容だと誤解されそうです。3作とも別の内容ですよ~。 THE 鑑識官 モバイル旅情編 ~甲斐の国 彷徨える蝶~ アプリ版。ケータイでゲームやるのが苦手なのでまだプレイしていませんが、いずれやる予定です。でもどうせならDS版を出して欲しいなあ。 その他の派生作 未プレイなので紹介だけ。 THE ALL★STAR格闘祭 シンプルシリーズのオールスター格闘。ジニーと賢作が登場しています。 THE爆弾処理班 トムキャットシステムの新作。 THE密室からの脱出~THE推理番外編~ いわゆる脱出ゲーム。製作はトムキャットシステムではないのですが、THE推理のボスが登場します。 リンク シリーズの開発元 トムキャットシステム シリーズの販売元 D3パブリッシャー ゲーム実況まとめ THE 推理シリーズPart1集 攻略サイト THE 推理~IT探偵:18の事件簿~/ゲームの洞穴 THE 推理~新たなる20の事件簿~/ゲームの洞穴 THE 推理~そして誰もいなくなった~/ゲームの洞穴 THE どこでも推理~IT探偵:全68の事件簿~/ゲームの洞穴 THE どこでも推理~IT探偵:全68の事件簿~/プッカルンバ THE 推理~新章2009~/ゲームの洞穴 THE 推理~新章2009~/攻略大作戦 THE 推理~新章2009~/プッカルンバ THE 鑑識官 モバイル旅情編 ~甲斐の国 彷徨える蝶~/終わりない夢キタ THE 裁判~新米司法官 桃田司の10の裁判ファイル~/ゲームの洞穴 THE 鑑識官/プッカルンバ THE 鑑識官 ~緊急出動!事件現場をタッチせよ!~/攻略大作戦 THE 鑑識官 ~緊急出動!事件現場をタッチせよ!~/プッカルンバ THE 鑑識官2 ~新たなる8つの事件をタッチせよ~/攻略大作戦 THE 鑑識官2 ~新たなる8つの事件をタッチせよ~/プッカルンバ THE 爆弾処理班/プッカルンバ THE密室からの脱出~THE推理番外編~/攻略大作戦 ※このページは昔開設してすぐ挫折したブログあいすいません、南ちゃんもえ~の内容を再構築したモノです。なんかブログが性に合わないのでこっちに移転しました。
https://w.atwiki.jp/tomcatthesimple/pages/13.html
ストーリー登場人物 攻略
https://w.atwiki.jp/asianmystery/pages/135.html
2011年5月9日-23日 ※未完成 Index 北京偵探推理文芸協会賞を受賞したソ連の推理作家 ニコライ・トマン(1911-1974) アルカージイ・アダモフ(1920-1991) 1956年 日本でのソ連推理小説紹介の動向 1956年 解説1956年の『探偵倶楽部』 1957年 日本でのソ連推理小説紹介の動向 1957年 解説 北京偵探推理文芸協会賞を受賞したソ連の推理作家 中国に北京偵探推理文芸協会という推理作家や評論家の団体があり、1998年から3年に一度ほどのペースで、優秀な作品に対して北京偵探推理文芸協会賞を授与している。中国語で書かれたオリジナル作品を対象とする賞と翻訳作品を対象とする賞があり、翻訳作品賞は通常は毎回1作品が選ばれるが、1998年の第1回は1950年以降の約50年間に中国で出版された翻訳ミステリが対象になり、16作品が受賞している。以前にまとめた「中国ミステリ史 後編」では、この第1回の受賞作の中に、日本の松本清張、森村誠一、夏樹静子の作品があることを紹介した。 その時には、公式サイトの受賞者一覧にあるソ連の推理作家「尼古拉·托曼」や「阿达莫夫」が誰だか分からなかったのだが、ソ連/ロシアの推理作家について調べていて2人の正体(というほどのことでもないが)が分かったので、ここに第1回の翻訳作品賞の受賞者・受賞作一覧をまとめておく。 第1回(1998年)北京偵探推理文芸協会賞 翻訳作品賞 受賞作一覧 《在前线附近的车站》 [苏]尼古拉·托曼 中国青年出版社、1955 ソ連 ニコライ・トマン 『戦線付近の駅で』 (邦訳なし) 《福尔摩斯探案选》 [英]柯南道尔 群众出版社、1957 英 コナン・ドイル 〈ホームズ・シリーズ〉 《形形色色的案件》 [苏]阿达莫夫 群众出版社、1957 ソ連 アルカージイ・アダモフ 『雑色事件』 (邦訳なし) 《月亮宝石》 [英]柯林斯 上海新文艺出版社、1957 英 ウィルキー・コリンズ 『月長石』 《希腊棺材之谜》 [美]奎恩 群众出版社、1979 米 エラリー・クイーン 『ギリシャ棺の謎』 《点与线》 [日]松本清张 群众出版社、1979 日本 松本清張 『点と線』 《东方快车谋杀案》 [英]阿加莎·克里斯蒂 中国电影出版社、1979 英 アガサ・クリスティ 『オリエント急行の殺人』 《人性的证明》 [日]森村诚一 中国电影出版社、1979 日本 森村誠一 『人間の証明』 《诺言》 [瑞士]迪伦马特 中国社会科学出版社、1980 スイス フリードリッヒ・デュレンマット 『約束』 《梅格雷探案》 [比利时]西默农 上海译文出版社、1987 ベルギー ジョルジュ・シムノン 〈メグレ・シリーズ〉 《亚森·罗平探案》 [法]勒白朗 华夏出版社、1987 フランス モーリス・ルブラン 〈ルパン・シリーズ〉 《罪恶之角》 [美]罗斯·托马斯 群众出版社、1991 米 ロス・トーマス 『女刑事の死』 《红与魔》 [美]爱伦·坡 群众出版社、1994 米 エドガー・アラン・ポー 『赤死病の仮面』か?? 《蒸发》 [日]夏树静子 群众出版社、1996 日本 夏樹静子 『蒸発』 《梅森探案集》 [美]厄·斯·加德纳 文化艺术出版社、1997 米 E・S・ガードナー 〈メイスン・シリーズ〉 《他不在现场》 [美]格拉夫顿 作家出版社、1997 米 スー・グラフトン 『アリバイのA』 出版社と出版年が示されているが、これはこれらの作品の初訳を示すものではない。たとえば、ホームズシリーズは中国では1896年に翻訳が始まっており、1916年には早くもホームズ全集が刊行されている。1925年にはルパン全集も刊行されているし、『ギリシャ棺の謎』は、1946年に中国ミステリの始祖・程小青(てい しょうせい)の訳で刊行されたのがおそらく最初だと思う。第1回翻訳作品賞は、1950年以降の翻訳を対象としているため、それ以前の訳は対象になっていないのである。ここで挙げたもの以外にも、1950年以前にすでに訳されていたものがあるかもしれない。 中国では、1949年の新中国(=中華人民共和国)の成立によって、それまでのように西欧の探偵小説を翻訳することは出来なくなり、替わってソ連の探偵小説が翻訳されるようになったと以前書いた。しかしこの受賞作一覧を見ると、新中国成立後も、ホームズシリーズやコリンズの『月長石』など、西欧の探偵小説が訳されていることが分かる。西欧の探偵小説が完全に禁止されてしまったわけではなかったようである。 また、受賞作の刊行年を見ると、1957年から1979年まで空白期があるのが目につく。これは、文化大革命(1960年代半ばから1970年代末)により、ソ連の探偵小説を含め、翻訳作品の刊行がまったく許されなくなったからである。 ちなみに、以降の翻訳作品賞受賞作は、第2回は夏樹静子『 Wの悲劇 』(2000年6月、中国国際広播出版社)、第3回は『ジョセフィン・テイ推理全集』、第4回は米国の推理作家ケヴィン・ギルフォイルの『我らが影歩みし所』。 ニコライ・トマン(1911-1974) Николай Владимирович Томан, ロシア語版Wikipedia(1言語) 言及:袋1957、飯田1965、飯田1972 ニコライ・トマン(ニコライ・トーマン)の『戦線付近の駅で』(原題: На прифронтовой станции)は邦訳なし。仮の邦題を付けたが、『戦線付近の駐屯地で』とした方がいいかもしれない。ニコライ・トマンは小説の邦訳はないが、ソ連・東欧SFアンソロジーの『遥かな世界果しなき海』(早川書房、1979年)にエッセイ「SF論争 ――モスクワ・1965年」が訳されているようだ。 ニコライ・トマンは、飯田1965では、レフ・シェイニンと並んで「スパイ小説的な推理・冒険小説」の代表的な作家だと紹介されている。中国では1949年の新中国(=中華人民共和国)成立以降、ソ連の探偵小説=反スパイ小説が大量に流入し、それにならった「反特小説」(はんとくしょうせつ)が書かれるようになったと「中国ミステリ史 前編」で紹介した。どうやら、このニコライ・トマンの作品が、中国におけるソ連反スパイ小説の代表格的作品のようだ。 アルカージイ・アダモフ(1920-1991) Аркадий Григорьевич Адамов, ロシア語版Wikipedia(3言語) 言及:キム第一信1956、キム第二信1957、キム第三信1957、袋1957 ソ連ミステリ界の当時の近況と、アルカージイ・アダモフ『複雑な事件』『さまざまな人の事件』『ぐれん隊事件』『雑色事件』『まだら事件』 乱歩とロマン・キム氏の文通については乱歩が『宝石』誌上で逐一報告している。『宝石』1956年10月号に転載されたキム氏からの第一信は、「ロシヤでは探偵文学のジャンルは十九及び二十世紀(革命前)には発達しておりませんでした」、「革命後のわが国には探偵文学が発達しはじめました」――と、探偵の冒険ものやスパイ小説から始まって、次第に本格的な探偵小説が書かれるようになっていたソ連のミステリ史を伝えている。当時の最新の状況に触れているところを引用する。 ここ数年間というもの、ソヴェートの探偵文学は量的にも質的にも飛躍を続けております。主要な位置を占めておるのは云うまでもなくスパイ小説です。――外国の密使がいかにしてソ同盟に潜入し、秘密の工作を行うか、またソヴェートの偵察兵がいかにして彼らの正体を見破るか、といったたぐいのものです。しかし、最近のわが国には、犯罪とか、或いはソヴェートの探偵の活躍などに関する純然たる探偵小説も現われはじめました。例えばアダーモフの「複雑な事件」など。この秋にはモスクワで探偵小説を含む冒険小説の諸問題に関する第一回全同盟会議が開かれます。数百名の作家が参集し、当面の諸問題を審議するはずです。わが国の新聞雑誌には、もう一連の論文が現われておりますが、その中で、探偵小説というものは主題の興味や独特の構成のほかに、登場人物の性格とか全体の背景とかの巧みな描出によっても優れたものでなければならないという希望を、批評家や読者が表明しております。 当時のソ連では、SF小説と探検小説と推理小説を合わせて「冒険小説」と言っていたそうで(飯田規和「ソ連の推理小説」参照)、これは戦前の日本の「探偵小説」という語が推理小説のほかにSF小説などを含んでいたのと同じことだろう。ソ連では「冒険小説」に関する積極的な議論が行われているようで、一般的なイメージにある「ソ連では推理小説は流行らなかった」という気配は微塵も感じさせない。そして、ソ連でついに現れた「純然たる探偵小説」とはどんな作品なのだろう。この作品は、『宝石』1957年1月号に転載されたキム氏からの第二信にも登場する。 ごく近いうちに、ソ同盟で本格的探偵小説が発表されます。民警と犯罪者との闘いを描いたヴァレンチン・イワノフの「黄色いメタル」と、モスクワ捜査局の活動を扱ったアダモフの「さまざまな人の事件」がそれです。後者は一九五六年の雑誌「青春(ユーノスチ)」に載ったものでその雑誌は既に一月前木村浩さんに送りました。しかしこの長篇は単行本としてはまだ出ておりません。その後直ぐスパイ小説が出ます――エヌ・アターロフの「変名の死」と、ヴォエヴォディンのものと、タルンチスの「固い合金」がそれです。ポーランド語からの翻訳中篇「静かなる戦線」(東独に於ける西独スパイ組織の活動を扱ったもの)や、中国語からの翻訳で、中国作家の驚険中短篇小説集「謎の数字」も出ます。 また、同じ第二信にはこうも書いてある。 小生は木村浩さんに、「さまざまな人の事件」を読んだら、その作品の筋を先生に伝えるよう手紙を出しておきました。多分この作品は日本語に訳されるのでしょう。 第三信でもアダモフの作品タイトルが挙げられているが、おそらく同じ作品を指していると思われる。 最近は、犯罪摘発をめぐるソヴェト捜査局及び民警の活躍に関する探偵小説が人気をよんでいます。(改段落)アダーモフの「ぐれん隊事件」につづいて、ブレスト及びランスキイの「見えない前線」、レフ・シェイニンの「探偵の手記」、ロイズマンの「狼」その他が出版されました。(改段落)わが国の文学において、かつてこれほど沢山の探偵小説があらわれたことはありません。もちろん、英米のそれと比較しますれば、わが国での探偵物の出版はそれほど多いとは申せませんが、しかし、過去と比較すれば、現在はかつて今まで見なかったほど多量の本が出たというわけです。 アダモフ/アダーモフの「複雑な事件」/「さまざまな人の事件」/「ぐれん隊事件」は、その後ソ連では1956年に単行本が刊行されている(→ロシアのネット書店)。その翌年にはすぐに中国語版『形形色色的案件』が出ており、ほかに少なくともドイツ語版『Die Bunte Bande von Moskau』(1962年)が刊行されているが、日本で刊行された形跡は、残念ながらない。ソ連では映画化されたほか、ソ連時代に少なくとも2度、ソ連崩壊後に少なくとも3度再刊されており、人気作のようである(最新の2002年版→リンク)。また、ソ連時代の推理小説を集めた全集や選集がソ連崩壊後に何度か刊行されているが、確認できた限り、この作品はすべてに収録されており、どうやらソ連/ロシアの推理小説史においては記念碑的な作品であるようだ。そのような作品が、結局邦訳されることがなかったのは残念なことである。 さて、幸いなことに、袋一平氏が『日本探偵作家クラブ会報』第120号(1957年7月)でこの作品のあらすじをごく簡単にだが紹介している。袋氏は作品タイトルを「雑色事件」としている。 「雑色事件」 アルカージイ・アダモフ 四〇〇字、一千枚位の長篇 主人公はセルゲイ・コルシュノフという復員士官で、モスクワ刑事捜査局に勤務する。強盗、殺人団が横行しているが、正体がつかめない。というのはスタッフがあらゆる種類の人間の集まりだからで、題名の「雑色」はその意味。そしてこの一味は「犯罪のロマンス」を信奉し、手口が非常に凝っている。主な犯罪者は「パパーシャ」、ソフロン・ロジキン・クプツエウィチなど。このロマンチック犯罪をコルシュノフとその助手たちが解決して行く物語。 また、桜井厚二氏の論文「ロシア刑事探偵のフォークロア ―ワイネル兄弟『恩恵の時代』を中心に―」でも、アダモフのこの作品のあらすじがまとめられている。この論文は、「21COE研究教育拠点形成 スラブ・ユーラシア学の構築 中域圏の形成と地球化」の研究報告集No.23「文化研究と越境:19世紀ロシアを中心に」(2008年2月)に掲載されたもので、桜井氏はタイトルを「まだら事件」としている。 アルカージー・アダモフの『まだら事件 Дело пёстрых(1956)』は、ワイネル兄弟より以前に、戦後モスクワのギャングに挑むソヴィエト刑事探偵の肯定的イメージを提示してみせた先駆的作品であった。この作品は、以下のような梗概の連作短編集である。(改段落)第二次世界大戦から復員した青年セルゲイ・コルシュノフは、その軍功によりモスクワ警察犯罪捜査部の刑事に採用される。折しも首都で頻発する様々な凶悪事件から、その背後で犯罪者たちを仕切る「親爺」と呼ばれる黒幕の存在が浮上していた。当局は「親爺」に操られた雑多な者たちによる多種多様な一群の事件を「まだら事件」と名付け、特捜班を設置する……。 1956年 日本でのソ連推理小説紹介の動向 『宝石』1956年2月号に、アナトーリ・ベズーグロフ「にせのサイン ――弁護士の日記より――」(訳:袋一平)/ Анатолий Алексеевич Безуглов "(原題未調査)"編集後記「鉄のカーテンの向うのソビエートではどんなふうに探偵小説が変化してきているかと、袋一平氏に訳していただいたのが、アナトーリ・ベズーグロフの、「にせのサイン」です。探偵小説愛好の人間性は本質的なもので、政治力以上のものだとまた教えられました。(ながせ)」 『講談倶楽部』1956年6月号に、ゾルチコフ「新水爆殺人事件」(訳:伊東鍈太郎) ゾルチコフという小説家が何者なのかはよく分からない。ロシア的な名前であるので一応メモしておく。翻訳者の伊東鍈太郎(伊東鋭太郎)氏はドイツ文学の翻訳者なので、ゾルチコフがロシアの作家だとしても、翻訳はドイツ語からの重訳だろう。あるいは、ゾルチコフはロシア系のドイツ人なのかもしれない。 【2011年5月11日追記:ゾルチコフはドイツの作家でした】 『小説読本』1956年8月号に、ヴィリン「雷雨」(訳:住田伸二郎)(未見)会報111号(1956年8月)掲載の中島河太郎氏のリストに載っている作品。袋一平氏が1955年に訳したL・サモイロフ=ヴィリン「夜の雷雨」と同じ作品か? 『宝石』1956年10月号に、江戸川乱歩「探偵小説の世界的交歓」(小題「ソ聯の探偵作家キム氏」、「ロマン・キム氏からの手紙」) 1956年 解説 1956年の『探偵倶楽部』 前年に「夜の雷雨」を掲載した『探偵倶楽部』は、この年には以下のようなものを掲載している。 『探偵倶楽部』1956年4月号と5月号に、エフゲニー・リャプチコフ「追跡」(訳:袋一平) 『探偵倶楽部』1956年5月号に、ア・エザノフ「マンヂン・バルタザールの妖術」(訳:アライ・キミ) 『探偵倶楽部』1956年11月号に、ア・エザノフ「ピユリシユケヰチ大公のトランク ――ロシア革命から逃れ出たたった一人の大公殿下――」(訳:荒井浩) どれも冒険実話や東洋奇談的なもので、推理小説ではない。ソ連の推理小説紹介の先陣を切った『探偵倶楽部』だったが、その後が続かなかったのが残念である。(中島河太郎氏のリスト(会報114号、1956年11月)では「ピユリシユケツチ太公のトランク」となっているが、「ツ」は誤植である。また、『探偵倶楽部』1956年11月号では作品冒頭ではタイトルが「太公」となっているが、副題では「大公」、目次でも「大公」となっており、意味的にも「大公」が正しいので、ここでは作品タイトルは「ピユリシユケヰチ大公のトランク」とした。) 1957年 日本でのソ連推理小説紹介の動向 探偵作家クラブの11月例会(土曜会)で、第一回訪ソ文化使節団長としてソ連および中華人民共和国に滞在した原久一郎に話を聞く。 『宝石』1957年1月号に、江戸川乱歩「ソ連と中共の近況」 『探偵倶楽部』1957年1月号に、アレフィエフ「赤い小箱」(訳:袋一平) / С. Арефьев "Красная шкатулка" http //www.ozon.ru/context/detail/id/5469616/目次に書かれたあおり文句は、「テレビを使った新犯罪・ソヴェト現代探偵小説の傑作!」 『毎日新聞』1957年1月20日朝刊に「ソ連はスリラーがお好き」との記事が出る。乱歩が探偵作家クラブ会報への転載を会報編集者に勧めるが、その後、転載なし。 『日本探偵作家クラブ会報』第119号()に、江戸川乱歩「海外近事」(「ソ連のキム氏からの第三信」) 『日本探偵作家クラブ会報』第120号(1957年7月)に、袋一平「ソ連の探偵小説界近況」引用:「ソ連に於ける芸文【「芸術文学」のことか? あるいは「文芸」の誤植か?】界を展望するに、ここ数年来、冒険小説、探偵小説論議がさかんとなり、芸術文学の魅惑的なひとつのジヤンルとして、これを待望する声が強くなつた。それにつれて、従来のスパイものから、しだいに本格的なものが現われはじめたというのが、今日の段階である。」 『宝石』1957年8月号に、江戸川乱歩「海外近事──アメリカ、ソ連、オランダ」(「ソ連探偵小説界の近況」) 『探偵倶楽部』1957年11月号に、レフ・シェイニン「婦人探偵の推理眼 =うっとうしい事件=」(訳:袋一平)「これは「シエイニン選集」ソヴエト作家社、モスクワ、一九五五年版より紹介したもので、シエイニンはもと予審判事、一九二〇年代未期(ママ)から、その手記を新聞雑誌に発表、作家としての経験を積んで、後に探偵小説専門作家となった。長篇には「軍事秘密」「お礼参り」短篇には「カリルの経歴」「狼群」などが有名である。」 『探偵作家クラブ会報』第124号(1957年12月)に、「戦后ソヴエトで出版された日本の翻訳図書リスト」(1957年10月、日ソ翻訳出版懇話会が作成したもの)掲載。推理小説はなし。 1957年 解説 袋一平氏が『日本探偵作家クラブ会報』に登場。以下の作品を詳しく紹介している。 アルカージイ・アダモフ(Аркадий Григорьевич Адамов, 1920-1991, ロシア語版Wikipedia)「雑色事件」(400字詰原稿用紙で1000枚ぐらいの長編) Wikipediaに単独で記事が立っている"Дело «пёстрых»" (1956)。映画化もされているようだ。 レフ・シェイニン(Лев Романович Шейнин, 1906-1967, ロシア語版Wikipedia)短編集「古なじみ」(「うっとうしい朝」、「ナデジダの死」、「お礼参り」、「狼の群」など収録) "Старый знакомый" (1957) D・フラブロヴイツキー(Даниил Яковлевич Храбровицкий, 1923-1980, ロシア語版Wikipedia)、V・ウエデーエフ(В. Ведеев) ※会報では「D」ではなく「O・フラブロヴイツキー」となっているが、誤植「追跡」(『アガニョーク』1956年40号から44号まで連載) 原題 "ПО СЛЕДУ"、Googleブックスで読めるようになっている(40号、41号、42号、43号、44号) N・シパーノフ(Николай Николаевич Шпанов, 1896-1961, ロシア語版Wikipedia)「魔法使の弟子」(袋一平氏曰く、「ソ連のシャーロック・ホームズを創造するという意気で探偵小説を書いている人」) ほかに内容紹介はないが、最近の作品として以下のものが挙げられている。 G・マトウエーエフ(Герман Иванович Матвеев, 1904-1961, ロシア語版Wikipedia)「タランテラ」 / "Тарантул"(1957) 何度も再刊される人気作のようである。2011年版。 ベズーグロフ「弁護士の日記」 N・シャグーリン「見知らぬ旗」 M・ボジャートキン「駅の出会い」 V・ミハイロフ(Виктор Семенович Михайлов)「犯人の名前で」 N・トマン(Николай Владимирович Томан, 1911-1974, ロシア語版Wikipedia)「グーロフ技師の図面の謎」/ "Загадка чертежей инженера Гурова" (1955) その後、袋一平氏は早川書房の最初のソビエトSF短編集『宇宙翔けるもの』(1963年6月、ハヤカワ・SF・シリーズ)の翻訳などに携わる。1971年、逝去。 ソ連/ロシア推理小説翻訳史 目次に戻る