約 22,413 件
https://w.atwiki.jp/mahousyoujo/pages/158.html
(招き猫広場) フリ「猫ちゃん猫ちゃんよっといでぇですわぁv」 ギ「・・・・・そんな明らかに洗脳ですどうもありがとうございましたな魔法使わないでよお母さん」 猫を集める魔踏を止めようとするギズモ フリ「ふわふわもこもこの為なら私、手段は選びませんわ!」 どうやら死王に会って本物の猫への情熱が変な風に暴走しているようである フリ「猫ちゃん猫ちゃんにゃんにゃんにゃん♪ さあギズモちゃんもやるのよ!」 ギズモ(人間体)に猫耳ウィッグを着けて躍らせようとするフリージア ギ「四つ耳になるから嫌だよ」 ユリ「フリージアもう始めてるんだね!私もやるぞー! にゃんにゃんにゃんにゃんにいはおにゃん♪」 ユリもネコ踊りを踊り出してからしばらく、招き猫の周りに猫たちが集まり始めた。 ルス「ううっ女王様・・・・・私というものがありながら~」 ルズはよよよと泣きながらも、猫語で猫達に招集をかけ始めた。 フリ「猫ちゃんがいっぱいですわぁv」 猫に囲まれてヘブン状態なフリージア すごく幸せそうな顔をしている ユリ「あっ!来た来た!猫が集まってきたよ! よーし、このまま一気に行くぞーっ! キュッキュッキュッニャー!!」 ユリは調子に乗って別バージョンの踊りを始めた。 リリ「そう言えばこの招き猫って、特定の音楽に合わせて大勢で踊ると一緒に踊るんだよねー」 リリアーナは夏休みの思い出を語った。 ロウ「二等過程の生徒とお見受けしたが、夏期休暇に家へ帰らなかったのか?」 リリ「うんまあ・・・・・・・私もそのつもりだったんだけど、ちょっと色々あってね」 リリアーナはムウ大陸関連の説明をする事を口実に、さっとその場を離れた。 赤【そういやムウ大陸って、そんなすげーの?】 青「何せ伝説と呼ばれる大陸だ。色々な噂がまことしやかに流れてる」 リリ「・・・・・・・という訳で、今からムウ大陸の鏡で、合わせ鏡の実験をしてみまーす。 マリオさん、準備はいいですか?」 「準備は万全だデース!」 リリアーナはそう言って、二枚の鏡のうち1枚を手にとり、招き猫の正面に立った。 リリ「じゃあいきまーす。せーの!」 リリアーナは二枚の鏡を合わせてみた。 それを見ながらマオはヴァンエレンに耳元でささやく。 マオ「よかったな。もしかしたら今日でドラゴンの血が手に入るかもしれないぞ」 ヴ「うーんうーんうーん。 喜んだらいいのか困ったらいいのかよくわかりません」 不安半分期待半分といったところでじつに微妙表情をしているヴァンエレン。 すると招き猫の頭上に、何かの文字らしきものが浮かび上がった。 リリ「あれ?ムウ大陸の文字なのかな?何て書いてあるか読める人いる?」 マオ「フッ……エリートにも分からないことはあるんだ。」 青「……マァヤ文字じゃないか?俺も読めはしないが」 黒【マァヤ文字?】赤【なんじゃらそりゃ?】 青「ああ、確かムウとは違う大陸で使われた、極々初期の文字だ。……あれは多分、数字だと思う」 クロ(にしてもグレイ(仮)は誰に向かって話しているんだよ・・・ 知識があるのはいいがはたから見ると危ない奴に見えるぞ。 ) 「ムウ大陸の文字ではないようデース。マァヤ文字の事はわからないデースが… いまマァヤ文字について調べてもらっていマース。 それにしても、ムウ大陸への道になぜマァヤ文字が関係しているのデショウか?」 皆がそう言ってるうちに、文字の一箇所のみが変動していく。 リリ「何なのかな、あれ。まるでカウントダウンみたい。・・・・・・ま、まさか!やっぱり爆弾ですとか言わないよね?」 マオ「お、おい本当に大丈夫なんだろうな!僕はここで死ぬなんて嫌だぞ!」 ミル「あたしだって嫌だよ!なんとかしろ自称エリート! バリア張るとか爆弾処理するとか!」 ヴ「なんのヴァンパイアバリアー!」※マオの前に躍り出て手を広げてるだけです。 青「無いだろう、そんな危ないものをこんなところに置くか?」 そう反論した直後――光に包まれた。 ユリ「うおっ!まぶし! 」 青「―――っ、なんだ今の光……」 突然の発光に目が眩み、慣れるまで時間をおく。 リリ「・・・・・・・・・・・・・・・・あれ?」 そして視力が回復したときに見たものは。 鳴動する招き猫の像だった。 まぶしい光を放ち鳴動する招き猫の像を見て、マリオは興奮を隠しきれないようだ。 「オーウ!これは成功のようデース! 急いでムウ大陸に向かう準備をしなければいけまセーン!」 そう言って黒い粉を取り出すと、その粉を使って地面に魔法陣を描き始める。 ゴーグルの向こうからの指示に従って描いているため、完成までしばらく時間がかかるだろう。 ユリ「……うわおーっ!!動いてる!招き猫が動いてるよーっ!!」 クロ「・・・動いてるのは初めて見たな。」 。 招き猫が動いているのを初めて見た人間は、驚きを隠せないようだ。 リリ「うん。でも、夏に猫じゃ猫じゃやクックロビン音頭を踊ったときとはちょっと違うみたい」 青「確か、クックロビン音頭で踊りだすとは聞いたが……その類じゃなさそうだな」 クロ「そういえばあの模様はどうなったんだ?」 招き猫の頭上にあった模様が気になり探してみると、まだ一定の間隔で変化し続けていた。 リリ「まだ動いてるね。あ、下二桁目の数字が変わってるよ。あれ、2桁目の数字が減ったって事じゃない?」 クロ「これはまだ時間がかかりそうだな。 コンサートも始まりそうだし、そっちを先に見ないか?」 マオ「その方が建設的だな。長時間待ち続けるなんて嫌だ。」 たぶんコンサートが終わるころには結果が出るだろう。 もし途中だったら各自で準備を整えてくればいい。 ミル「そだね、いざとなったらユリに連絡してもらえるし、そうしよう。 よーしみんなー!ここは有志の皆さんに任せて、先にケオスのコンサートを楽しみにいこー!」 リリ「えっ、ユリさんコンサートの取材行かなくて大丈夫なの?本当にここ、お願いしちゃっていいのかな?」 ヴ「そ、そうだな。 ゆっくりとしていこう」 なにを思ったのか茶色の猫に化けてマオの足に寄りかかってゴロゴロしはじめた。 リリ「・・・・・・ちょっとヴァンエレン、さっきのバリアーはGJだったけど、何で今わざわざ猫なんかに化けるのよ。 コンサート聞きながら、ロマンティックな夜をマオマオにプレゼントとか思わないわけ?」 もっともこれは、リリアーナのやりたいことを口に出しただけだろう。 リリ「だいたいヴァンエレンは・・・・・・わー! 猫が増えて、どれが吸血鬼なのか見分けつかなくなってきたよ~!!」 フリージアが今どうしているかは、そっちを見なくても手に取るように分かった。 ヴ「にゃ~! 助けてご主人、猫にさらわれる!」 やれやれといった感じでヴァンエレンを抱きあげる。 見分けるのは簡単だ、猫の集団から逃れようとあたふたしているのもあるが、 何より一番のマヌケな顔を探せばいい。ともあれヴァンエレンを抱き上げ 猫のいないところに下ろし皆の後ろを歩きはじめる。 青「ケオスのコンサート?」 聞こえたクリスとユリの言葉に、頭からクエスチョンマークを出すグレイブ。 黒【あー、そういえばケオスさんがライブやるって聞いてなかったっけ?】 青「こっちでライブはあると聞いてたがな…」 赤【ライブとか面白そうジャン!行こーぜ行こーぜぇー!】 あまり関心は無い様子のグレイブに対し、グレイルは興味津々見る気満々。 黒【でもチケットないからなぁ。結構人が集まりそうだし、見れるかな?】 クロ「あ、その前にリリアーナ、いったん(カモフラージュ)装置を見せてくれないか。 少し不具合を起こしているようだ。」 ミル「うわっ!?本当だ!リリアーナがすごい格好に!」 言われてみればリリアーナの服が、一部はモザイク一部はスケスケみたいな怪しい事になっている。 触ってみれば、そう見える服なんだというのは分かるけど、ぱっと見じゃ分からない。 …ちょっと待て、あたしのも不具合起こすんじゃなかろうな!? リリ「へっ?!――――――――キャアアアアアアアアア!!」 服の惨状にリリアーナ一瞬で真っ赤になったかと思うと、服を手で抑えその場に蹲った。 ミル「あー!ありがとクリス!もう大丈夫みたいだから、この装置返すねー! あは。あはははははは」 ミルクは慌ててカモフラージュ装置をクリスに返すことにした。 リリ「こんな格好でずっと学園内を歩いてたなんて・・・・・・・うわーん!私もうお嫁にいけないよー」 リリアーナはわっと泣き出した。 ロウ「・・・・・・・・・・・・そうか、そういうファッションではなかったのか」 リリアーナの狼狽ぶりを眺めながら、ロウがぼそっと呟いた。 今は取り乱しているだけだが、装置を使っていないと血だらけの服で異様に目立つ。 クリ(・・・ミルクの使っていた装置に異常がなかったら交換することにするか。) ミル(血まみれシスターに見えるのは、最近の血糊はスゴいねーとかとか言ってごまかそう… ) 青「やれやれ……確か、魔道工学科のクリス……だったか。時空科で生徒会のクロウってやつの友達だろ? 俺はお前にもクロウにも面識は無いが……おっと、俺はグレイブ。クロウの同僚の知り合いってやつだ」 青「で、行き成りだがこの惨状はなんだ?リリアーナは泣いてるしこっちは血塗れだし。 少し気になるんだが……あ、それと久々に見るがミルク」 視線だけ移して、話を続ける。 青「まさかそれがメイクとか仕様の一種……ってわけじゃないよな。いやなに、臭いが違うから言ってみただけだ」 ミル「えっ!?臭い!?」 随分とお久しぶりな気がするグレイブから指摘を受けたので、慌てて服の臭いを嗅いでみる。 うわほんとだ、血の臭い。 ミル「ありゃりゃほんとだー。いやー、最近の血糊ってよくできてるね。 あは。あはは、はは…。」 クリ「・・・どうもこうも血まみれになっているところを偶然見つけて、そのままじゃ目立つから試作品を貸しただけだ。 なんで血が付いているのかはこいつらに聞いてくれ。」 青「……無関係、ってわけか。じゃ……」 ミル「…まあ、その。 こっちもいろいろあって、返り血を浴びたというか、なんというか… 今は詳しく言えない事情があるんだ。ごめん…」 笑ってごまかそうとしたけど、血の臭いなんて証拠を押さえられてる以上、上手く行くはずもなく。 かといって、無関係のグレイブ達を厄介事に巻き込むわけにも行かず。 あたしは、『今は言えない』なんて安直な逃げ道に逃げ込んだ。 その言い草に肩を竦めるグレイブ。 青「なーんでこいつらは隠し事をするような事態に巻き込まれるんだか……」 赤【そういう体質じゃねー?ひゃひゃひゃ!】 ユリ「うおっ!まぶし! ……うわおーっ!!動いてる!招き猫が動いてるよーっ!!」 ユリは鳴動する招き猫を見て大喜びだ。 いつもより多く踊っていると、巨大な招き猫の胸元から小型の招き猫(一抱えはあるが)が転がり落ちる。 小型招き猫はぬるぬる動いて大きく伸びをし、周りを見回すと聞き取れない言葉でなにかをしゃべった。 だが反応が薄かったので不機嫌そうになり、今度は誰もが分かる言葉でしゃべった。 ニャ「なんじゃお主等はマァヤ語もわからんのか。まったく最近の人間は… まあ良い。ワシに何か用か?」 ニャンコ先生キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!! ユリ「あー!伝説のニャンコ先生だ!」 ユリは誰かの叫びを聞いて、昔ご先祖様が猫から必殺技を学んだ伝承を思い出した。 ユリは招き猫の前に走っていって膝をつく。 ユリ「先生!私にもキャット空中5回転を教えてください!お願いします!」 そんなユリを見て小型招き猫はますます不機嫌そうになる。 ニャ「そんな理由でワシの安眠を妨害したのか…?」 どうやら猫違いだったようだ。 リリ「あ、いえ。ムウ大陸へ行きたいんで、その方法を調べてます。 何かご存知でしょうか?」 ニャ「ムウ大陸へ行く乗り物ならお主等が起動させておるではないか」 ニャンコ先生(仮)はそう言って鼻をフンと鳴らし、鳴動する巨大招き猫を顎で示した。 招き猫は乗り物だったのだ。 ニャ「魔力が空じゃが、そこの男が描いている魔法陣を使えば供給できるじゃろう。 ま、魔力が満タンでも夜明けにならねばムウ大陸への道は開かぬがな。 大人しく夜明けを待ってまた来るが良い」 フリ「猫ちゃんかわゆいゆいですわぁv」 あまりにも幸せすぎて幼児退行を始めたフリージア 駄目だ!使い物になりゃしねえ!! ギ「あ、喋る猫さんだ!!」 フリ「でも見た目通りの存在でも無いみたいですわね」 にやけた顔のままでにゃんこ先生を見るフリージア シリアスっぽい台詞と顔の表情がまったく一致していない フリ「ちょっと抱きしめてみて良いかしら?」 ニャ「抱きしめる…じゃと…?わしをか? …わ、わしは神と崇められる身ゆえ、本来はそのような事許すはずもないのじゃが… 特別に、その、す、少しくらいなら抱きしめたり、なでなでしてもよいぞ?」 ニャンコ先生(仮)はツンデレ風に言うと、期待を込めた目でフリージアを見上げた。 ニャ「まあ、わしはしばらくこの招き猫の側から離れられぬのでな お主がどうしてもどうしても触りたいのなら仕方がない、いつでも来るが良い」 あとでにゃんこ先生をふかふかできるということで 上機嫌になるフリージアさん フリ「イエス!イエス!イエス!ですわv」 ちなみに、ニャンコ先生の触り心地はつるふかだ。 猫の話では、マリオの描く魔方陣とこの『場』があればムウ大陸への道が開くらしい。 だがそのためには、やはり夜明けを待たなくてはならないとのことだ。 リリ「じゃあ、それまでの間に学園祭を楽しんだり、ムウ大陸へ行くための準備ができるね! じゃあ、皆でケオスさんの応援に行こうよ!」 フリ「そうですわねvそれが良いですわv」 いつの間にか頭やら肩やらに猫を乗せているフリージア その猫達には天使の羽が生えていたり尻尾が二本ぐらいあったりするのもいるが猫は猫である ユリ「よーし!行こう行こう応援に行こう! マリオさんも行くー!?」 はしゃぐユリの問いかけに、マリオさんは静かに首を振る。 リリ「――――あ。」 リリアーナははたと気づいた。 そう、グレイ達の分はチケットが無いのだ。 リリ「ねえマンダ、チケットの予備とかケオスさんから預かってないかな?」 マン「へ、?う、う~…と。」 リリアーナにチケットの余りは無いかと言われたマンダは困った顔をし、ポーチを漁る。 リリ「そうだよね、むしろこんなにたくさん席を取っておいてくれたこと自体大変だったでしょうし。 無理言っちゃってごめんね、マンダ」 マン「ごめ、んなさい。」 結局余りチケットは無く、マンダはションボリする。 「私は魔法陣を完成させないといけないので、行くことができまセーン。 このチケットは、ケオスさんのコンサートを、本当に聞きたがっている人に渡してくだサーイ」 ユリ「マリオさん…分かったよ!マリオさんの意志は絶対に無駄にしないからっ!!」 ユリはマリオさんからチケットを受け取ると、さっと高く掲げた。 ユリ「ケオスの出演するチョーレアなコンサートチケットが欲しい人! 厳正な審査の末一名様にプレゼントするよーっ!」 …もうちょっとフツーに聞けんのかフツーに。 厳正な審査言ってるけど、知り合いが来たらすぐ渡すくせに。 ま、これで1人でもコンサートに行きたい人が行けるなら、いいか。 赤【お、ちょーどよさそーだな!貰おうぜー!】 黒【えっと、ユリさんだっけ、でいりぃ・ふぃじるの記者の。嘘はつかなさそうだし貰えるかな?】 赤【よっしゃ!貰おうぜ!】 兎に角貰うことしか頭に無いグレイル。 グレイブは無関心な目つきでそれを眺めながら、息をつく。 青「興味ないな……替わるんだったら勝手にしろ」 そう言って頭を一掻き。 数秒後、高くチケットを掲げるユリの横からすばやくチケットを奪い去る赤い影一つ。 (´´ ∧∧ ) (´⌒(´ □⊂(゚∀゚⊂⌒`つ≡≡≡(´⌒;;;≡≡≡  ̄ ̄ (´⌒(´⌒;; ズザーーーーーッ 赤「ゆりちーからチケットいっただきぃぃぃぃぃぃいいいいいい!!」 青【普通に貰えって言ったろうがこの脳みそ運動神経野郎!】 黒【ってかなんでスライディング!?】 学園でもかなりのお馬鹿である、グレイルである。 グレイブと入れ替わり、体に入ったらしい。証拠にぼっさぼさになった赤い髪になっている。 上の文字絵で耳があるからと言って決して犬耳のグレイズではないので注意だ! ユリ「うわおっ!?取られたあーっ!!」 奪われたユリの悔しがること悔しがること。 赤「ひゃひゃひゃ!俺の勝ちぃー!」 ユリ「なんのまだまだ!ライブが始まるまでが勝負だよ! おいかけっこをするなら、デッキブラシをつかわざるをえない!」 ミル「趣旨が変わってるだろチケット渡したかったんじゃなかったのかよ!」 青【やかましいって言ってるだろうが!暫く体の支配権お預けにでもされたいか阿呆!】 黒【その前にチケット奪ってどうするんだよ!?】 グレイルはグレイブ、グレイズの二人から止められている デッキブラシに飛び乗ろうとしたユリをツッコミで張り倒しあたしはグレイルに向き直る。 ミル「そのチケット使って良いよグレイル!ゆっくり楽しんで行ってね!」 リリ「あらグレイル!お久しぶり。相変わらずね。派手に転んだみたいだけど、大丈夫?」 赤「俺はグレイルだってのー!んまぁいいや、ひっさー!」 どうやらグレイは名前を間違われることが多いらしい、既に耐性が出来ていた。 一方のクリスは、ミルクの返した装置を点検していた。 ちょっと内蔵魔力の消費が早いな・・・ この調子だとどの道魔力切れで装置が作動しなくなっていたな。 ほかの装置もライブ中に機能停止するだろうけど、血痕は自力で何とかしてもらおうか。 広場に放送がかかる。 『本日のご来駕、誠にありがとうごさいます。今から十分後、学園生徒有志によるライブが始まります。 チケットをお持ちで無い方も一般席でご覧になる事が出来ます。』 『ちょwwwなにをwww…』 『あかん、あかん、あんなんじゃ人あつまらへんよ。 えぇ~…おほん、よう聞きお前ら!!アタシは今の放送にあったライブでベースギターを担当しとるもんや。 今回のライブ、女子も男子も必聞やでぇ~ なんと今回!!ボーカルが…成績優秀、泰然自若、才色兼備の微笑みの貴公子、ケオス・キョンサンが担当してくれてんねん!!! 拍車~!!!』 放送と共に広場備え付けモニターにはケオスの写真が写し出される 『他のメンバーも紹介したい所やけど、時間が押しとんねん、すまんなぁ~~。 いつものケオスとは違うケオスが見れる良い機会や、ぜひライブ会場にきたってな。 見いひんと後の祭やで~!!ほなな~~、ライブ会場で待っとるからな~~!!』 徐々にフェードアウトしていく女子の声 『…失礼いたしました。とにかく…ライブは十分後です。以上放送部でした。』 放送が終ると広場のあちらこちらから 話声が聞こえる。 》「おい、あのケオスが歌うんだってよ。」 》「ケオスって、いつも笑ってるあいつだろ?」 》「いつもと違うケオスか~……なんか興味沸かねぇ?」 》「行こうぜ!どうせこの後暇だしさ。」 どうやらライブがそろそろ始まるようだ。 ユリ「かぶりつきというか砂かぶりというか最前列だね!」 ミル「人気あるみたいだから、結構人が集まってるよ。 ケオスも最前列を押さえてくれるなんて、随分大盤振る舞いだ」 コンサート会場でチケットが指定してるのは、最前列の特等席。 ここなら邪魔が入ることなくコンサートを楽しめるだろう。 残る心配は空模様だけ。 せめて、コンサートが終わるまでは雨が降りませんように。 リリ「ところでメイレン様、メイリンはまだ眠ったままなんでしょうか? そろそろ私、学園長の様子が気になって・・・あ、いや。 もちろんコンサートが終わった後で構わないんですけど」 皆で移動している時、リリアーナはいささか緊張気味の表情でメイレンに質問した。 レン「目が~目が~(悲)」 メイレンは、先ほどのフラッシュの影響をまだ引きずっていた。 ロウにフラッシュされた時のメイファと全く同じリアクションなのは親子ゆえである。 見かねたリリアーナは、メイレンの手を引いて席まで案内することにした。 リリ「メイレン様、大丈夫ですか?悪いけど誰か、メイレン様をご案内するのを手伝ってくれない?」 ミル「おっけー、人も多いしね。あたしも手伝うよ。 メイレンさんこちらにどうぞ」 レヘ「棒メイリンを見てみろよ。圏外ってなってたら、もうこの島にはいねーぜ。」 仕方が無いので、レベッカがメイレンのかわりに答えた。 実際、棒メイリンの紙を確認すれば、そうなっているのがわかるだろう。 レヘ「ただ、時差があるから今頃中つ国はとっくに真夜中だろーな。 学園長が帰ってくるとしても、ゲートの門限の関係で明日の早朝になるんじゃねーの?」 そう、国によっては法律によってゲートを使用する時間の制限があるのだ。 妖怪のゲート?そんなものは法律の適用範囲外である。 とはいっても、学園長も立場上、不正なゲートで移動するわけにはいかないのである。 リリ「え、そうなの?・・・・・・あら本当だ。 じゃあメイリンとメイファは、もう中つ国に帰っちゃったのね。 ギズモはメイリンとせっかく仲良くなったのに、残念だったね」 リリアーナは気の毒そうにギズモを振り返った。 ギ「うん・・・・また会えるかな?」 フリ「会えるでしょ?貴方達寿命長いんだから 100年後とか200年後とか余裕じゃないの」 ギ「いやそうだけどそんなに待てないよ」 10年後でも怪しいのにそんなに後では存在を忘れられている可能性のほうが高い リリ「学園長のお帰りだけど、それは明日でも構わないわ。ご無事でいらっしゃるのならね。」 ところで、リリアーナからブルースと付き合っていたか?と聞かれても何も喋らなかったレベッカが、 今さらになってペラペラと喋りだしたのには理由があった。 皆がフラッシュや鳴動する招き猫、ニャンコ先生らに気をとられている間に、 ブルースはさっとその場から立ち去ったからだ。 ブルースが居なくなったところを見た者は少ないだろう。 いたとしても、ブルースがどこに行ったかはわからないかもしれない。 ストーカーは、自分がストーキングされない方法も心得ているからである。 レベッカも、ブルースがリリアーナに足を踏まれた後ひどく怒った様子で立ち去ったのは見たが、 槍という不自由な身を差し引いても、ブルースがどこに行くかまでは検討がつかなかった。 レヘ「(願わくば、あのガチムキパンツの二人組と顔を合わせませんように…)」 レベッカは、がらにもなく天に祈った。 ガチムキパンツの二人組とは、アドンとサムソンの事であるのは言うまでもない。 リリ「それにしても、微笑みの貴公子とはよく言ったものね~。そりゃ確かに似合ってるけど。 今頃、ケオスさんの微笑が有料スマイルどころかクラウザー化してたり・・・あははは、まさかね」 マン「く、らうざ…?」 どうやらマンダはクラウザーを知らないらしい。 フリ「さあ行きますわよv」 と猫と一緒にライブ会場に行こうとするフリージア ギ「ライブに猫は連れて行けないよ」 フリ「な・・・んですって」 仕方が無く猫達と別れを告げるフリージア リリ「最前列だから、きっと音量も大きいと思うよ。猫にはちょっと辛いかもしれないね。 あ、そうだ。ギズモにマンダ、あなた達はこのままコンサート行っても大丈夫かな?」 マン「う、ん、だいじょ、ぶ、だよ。」 ギ「僕は平気だよvだって超音波は得意中の得意だものv」 何気にひどいことを言うギズモ ギ「それにデスメタルは魔界の音楽だしねv」 本当かどうかは謎である ライブ会場へ向かう一行の後に続くマンダ。 マオ「皆も移動するようだし、僕たちもさっさと行くぞ。せっかくくれたチケットだ、 一応見に行ってあげないとケオスが可哀想だからな」 ヴ「マオはそういうのが好きなのか?」 吸血鬼考え中。 チーンという謎の音とともになにかをひらめいたようだ。 マオ「ヴァン…だからさっきから早く行くって言ってる……」 ポンと煙を立てて変身したるは元の男性ヴァンエレン。 ヴ「いきましょうか。 お嬢さん」 マオ「……はっ?…え?……頭でも打った?」 いきなりお嬢さんとか言い始めたヴァンエレンを見てなんだか恥ずかしくなる。 ヴァンエレンは跪いてマオの手をとる。 ヴ「どうかこの吸血鬼めに盗まれてやってください」 その言葉に僕は顔が赤くなる。 マオ(いやいやいやいや、 別に意識しているとか嬉しいとかそういうんじゃないんだ。うん、違う。 ただいきなりこんなことを言い始めるヴァンエレンを見てて、 なんか異常に恥ずかしくなったんだ。そうだ、 いうなれば必至に似合わないキザなセリフを練習している弟の姿をこっそり見てしまった心境というか、 と、とりあえずここはヴァンエレンを傷つけないためにも優しく「似合わない」と言ってやるのが 主人である僕の務めだと思うわけでして、と、とにかく傷つけないように優しく優しく…「似合わない」と言ってあげなくては… マオ「ドロボーさん……」 ヴ「あぁ…ダメだ」 マオ「あわわわわわわッ!?いったいどうした!?」 ふしゅーとヴァンエレンの頭部から煙が抜けていく。 とともに男性ヴァンエレンの姿は女性の姿へと戻ってしまった。 ヴ「やはり元の姿はなんか疲れるんだよねー。 あれ、どうしたのマオ?」 なぜかさっきまでの恥ずかしさやよく分からない顔の火照りが一切合切消える。 ヴ「もうそろそろはじまるみたいだし、行こうかご主人」 その代わりなのか、腹が立ってきて気が収まらないマオは、ヴァンエレンのお腹に一発ひじ打ちを入れた。 マオ「……遊びが済んだならさっさと行くぞ。」 後ろで苦しそうに呻いているヴァンエレンを振り向きもせず僕はコンサート会場に行くのだった。 その後もマオは、鼻歌交じりで嬉しそうに歩いているヴァンエレンを見ていて なんか何度かイライラしたけど我慢して一緒に会場の最前列の指定席へと座る。 周りにクリスやらミルクやらが見える。まあケオス招待組だから当たり前なのだろうけど。 隣では興奮気味にヴァンエレンが大量の紙テープやらをこしらえている。 ヴ「私こういうのはじめてでして…。 非常に興奮しております」 途中で買ってきたと思われる飲み物や大量の紙テープ。 マオ「僕も初めてだな…。あと紙テープは片付けが面倒臭いから 生徒会の方で禁止されているぞ?」 大量に買い込んである飲み物の一つを開けながら僕がヴァンエレンに告げる。 すべてが無駄になったことを知って、ヴァンエレンは絶望を覚えた。 リリ「ところでレベッカさん、もう喋っても大丈夫なの?―――― あれ?そう言えばブルースさんは?」 リリアーナはキョロキョロと周囲を探したが、ブルースの影も形も無かった。 どうやらさっきの騒動の間に姿をくらましてしまったようだ。 リリ「せっかくチケット貰ったのに、コンサート、聞かないつもりなのかな」 原因の一端が自分にあるかもしれないとは思いもしないリリアーナだった。 リリ「そうだ、レベッカさん。ブルースさんってどんな人なの? 変態さんみたいな格好で人前に出てきたり、裸上等だったり、喧嘩っ早かったり。 真面目な人かと思ったら、今度は罵倒した相手をいきなり口説き出したり。 悪い人じゃ無さそうだけど、なんかつかみ所の無い人ね。タイペーの人って皆ああなの?」 レヘ「そりゃおめぇ…」 レベッカはちょっと言葉に詰まった。 レヘ「ブルースから見ればよ。 変態さんみたいな格好で普通に歩いたり、 混乱している時にトレーを投げつけられたり、 自分の国の伝統的な価値観を否定したり、 愛する人の情報をわざと隠蔽したり、 悪魔や妖怪の善意を無邪気に信じたり、 勇気を出して傷つけてしまった女に謝りに来たのに足を踏みつける女、 ってのがおめぇなんじゃねーのか? ブルースから見れば、おめぇこそつかみ所が無い女なんじゃねーのか? そして、お前は西方の女を代表するような女なのか?」 もちろん、ブルースは知らなくても、レベッカはリリアーナの事情を知っていた。 またリリアーナが知らなくても、彼女は同じようにブルースの事情も推察していた。 レヘ「まぁ、そんな顔すんなよ。俺だって惚れた弱みがあるんだ。 おめぇも嫌いじゃねーけど、あんまりブルースの事も悪く言えねぇじゃねーか。 おめぇが喧嘩っ早いって言う気持ちもわかるが、結局義侠心の裏返しでしかねーんだよ。」 ケオスのコンサートが始まった。 夜:ライブ開始 夜:招き猫広場
https://w.atwiki.jp/chaos-blade/pages/706.html
にゃるかーど-ある意味で野心と言える- 基本情報 フレーバーテキスト 最終 セリフ集 参加イベント 参加ログインストーリー エキストラコンテンツ 基本情報 [望貴]招き猫 にゃるかーど imageプラグインエラー ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (画像ファイル名または画像URL) 能力値 能力値 能力値 能力値 スキル 地獄の炎(弱火) 関連家臣 [共に貴族を目指したい] 妖猫姫 りん フレーバーテキスト 最終 吸血種の貴族達に憧れ、とりあえず形から入ってみた招き猫。単なる招き猫なので、特別な力は持たずその翼も牙も出来の悪い作り物である。貴族の使い魔にしてもらい、ゆくゆくは貴族に取って代わるのが夢でるが、その夢が叶う時は未来永劫訪れないとされる「まずは使い魔として学ばせてもらうにゃ、そしていつかはにゃあも貴族にゃ!」 セリフ集 マイページ(最終進化) 血は美味しくにゃあ、舐めてみて後悔したにゃにゃあはにゃあ達の中でも最も貴族に近い一匹にゃ、間違いにゃあ早くにゃあも蝙蝠とか霧になってみたいにゃぁ、貴族のたしなみにゃにゃあの眷属にならんかにゃ?早めになっておくと後が楽ですにゃりよ鈴門の奴らの前では瞬時に招き猫に戻るにゃ、仕方ない事ですにゃあにゃあ達のお姫様も貴族を目指すといいにゃ、きっと似合うにゃ貴族は宝石を集める生き物にゃ、そうにゃるとこの小判が本領発揮にゃこのマントをばさり!とやる練習中にゃ、頑張るにゃあ!!筋肉がモリモリとした貴族もいるにゃりが、それはにゃあが目指す貴族ではにゃあ バトル開始 あの程度の相手にゃら、使い魔見習い予定のにゃあでも楽々にゃ 進軍時 貴族の前に頭を垂れるにゃ!にゃあはもうほとんど貴族にゃ!にゃふふふ、これが貴族の力にゃりよ 参加イベント 魔刀戦記-円環無響- 参加ログインストーリー [[]] エキストラコンテンツ +...
https://w.atwiki.jp/shakemid/pages/877.html
技名 NITT/招き猫ふりけん 演技者 NITT/招き猫ふりけん 説明 招き猫はねけんと同じようにして投げ上げ、けんを取りふりけんをする。 備考 招き猫はねけんのやり方はタグをたどって下さい。 タグ はねけん ふりけん コメント 名前
https://w.atwiki.jp/ryouhouji/pages/1042.html
壱 弐 参 極 名前 [福運]招き猫 (ふくうん まねきねこ) セリフ 壱 「何を招いて欲しいのかにゃ?」 弐 「欲張りすぎるとお手上げになっちゃうにゃ」 参 「にゃむーにゃむー福よこーいにゃ♪」 極 「満福かにゃ?☆」 解説 福を招くと言われる猫の置物に魂が宿った有難い猫。挙げている前脚によって幸運や良客を招くと言われる。 レアリティ 必要法力 攻 防 知 壱 SR 18 2690 2660 2490 弐 2960 2930 2740 参 3260 3230 3020 極 3590 3550 3320 術式名 属性 MAX Lv 効果 専:こいこい♪ 雷 6 自分自身の攻防アップ お邪魔戦術式 発動率 攻撃力アップ 中 備考:
https://w.atwiki.jp/mahousyoujo/pages/162.html
夕方:招き猫広場j 夜:ライブ開始 ライブが終わる頃、マリオの魔法陣も完成し、招き猫に魔力を注ぎ込み始めた。 「フウ。ようやく完成しマーシタ。これでムウ大陸に行くことができマース」 額の汗を拭っていたマリオは、後ろから近づく人に気づき振り向く。 「オーウ!あなたもこの島に来たのデースか!? 体の方は大丈夫デースか?」 ?「ええ、全てはあなたのおかげですよ、マリオさん あなたにお礼をしなければいけませんね」 白ローブの男はそう言って白い杖を振りかざした。 すると天から雷が落ちてきて、撃たれたマリオは鉄の塊になってしまった。 招き猫の像に近づいて最初に見えるのは、まだ鳴動し続けている像だろう。 魔力感知に優れているなら、完成した魔法陣から大量の魔力が、招き猫像に送られているのに気づくかもしれない。 視力が良いものなら鉄像と化したマリオと、側に立つ白ローブとフードに白い杖を持った人物が見えるはずだ。 ユリは魔力感知より視力に優れていた。 だから、マリオの異変にすぐに気づいた。 青【魔方陣は完成しているな……だが、さっきのマリオとやらは?】 黒【あれ、この鉄の像……マリオさんじゃないか!?】 ユリ「エエエェェェェェエエエ!?マ、マリオさんが学園の怖い像になってる!」 フリ「何ですの?」 ユリは叫んでマリオの所に飛んでいくと、鉄像を揺さぶりながら呼びかけた。 ユリ「マリオさーん!マリオさんってばぁー!! なんで!?どーしてこんな事になっちゃってるの!?」 ギ「メタルマリオ?」 ぼそっとつぶやくギズモ ロウ「身体を鉄に変えて敵の攻撃から身を守る呪文【アストロン】とは少々違う気がしますな。 しかし、マリオ殿ほどのお人が、こうも容易く攻撃を受けるとは・・・・・」 ター「心配ありません。これは彼の働きへの最高の報いなのです」 隣に立つ白ローブの男はユリに優しくそう呼びかけ、像の近くに来ている他の人に頭を下げた。 ロウ「おやおや。老齢がたたってフィジルには来られないという話だったのでは?」 フリ「ちょっと!一体全体どういう意味ですの!!」 わけがわからないといった風情のフリージア ター「すでにマリオさんのゴーグル越しに、顔を見たことのある方もいるようですね。 ムウ大陸を探すのに協力していただいた方には、厚くお礼を申し上げたい。 …そういえば、あいさつもまだ済ませていませんでしたね。 はじめまして皆様。私の名前はターロン。 魔法という素晴らしい学問を学ぶ、未来の賢者たちに会えたことを嬉しく思います」 雰囲気か、あるいは気配から察することは出来るだろうか? ターロンは人ではなく、妖怪なのだ。 ギ「この人、人間じゃないよ」 ロウ「そのようですなぁ」 そんなギズモもグレムリンであり人間ではない いやだからこそ気が付いたのかもしれない レン「あら!妖怪じゃない!西方にいるなんて珍しいわね~!」 思いがけずに同胞を見つけた喜びからか、メイレンはターロンの話しを一切無視して自己紹介した。 レン「私はファン・メイレン・スイションっていう中つ国の大妖怪よ~♪知ってる~?」 メイレンの話しぶりから、ロウはターロンとメイレンが結託しているのでは無さそうだと察する。 ター「もちろんですメイレン様。妖怪の中にメイレン様を知らない者がいようはずがない。 この島であなたにお会いできるのは望外の喜びです。 私は最初、あなたがこの島の魔法を消し去るつもりなのかと疑っておりました。お許しください」 ターロンはそう言って恭しくメイレンに一礼した。 招き猫広場にいるメイレンは、ターロンが自分の事を知っているようで嬉しかった。 フリ「私の名はフリージア・・・フリージア・ノクターン それよりあなたが人間だとかそうじゃないとかそんな細かいことはどうでもいいですわ!! 何でこの人は鉄になってますの?最高の報いってどういう事ですの?」 人間じゃない事って細かいことなんだという顔でフリージアを見るギズモ フリ「まさか不老不死になりたいって言ったとかですの?」 確かに鉄の塊なら死ぬこともないし老いることもない ギ「そんなとんちじゃあるまいし・・・・・」 ター「当たらずと言えども遠からず…ですね。鋭い洞察力をお持ちだ」 フリ「まあ本人が満足してるならそれで良いですわ・・・・そんなことよりにゃんこ先生を抱かなければ!」 フリージアは自分の欲望に色々と忠実だった 早速にゃんこ先生を抱き締めるフリージア フリ「にゃんこ先生かわゆすですわぁv」 ニャ「む…しょうがないの……」 ギ「これがいわゆるにゃんでれ?」 と生暖かい目でフリージアを見るギズモ ロウ「まずはマリオ殿を元に戻してもらいましょうか。 マリオ殿のお顔から察するに、とても同意の上で鉄の像になったとは思えませんからなあ。 それと招かれざる客人ターロン殿、何が目的なのかお話願えますかな?」 ロウは上着を脱ぎ、ターロンへと一方的な質問をしている。 ター「マリオさんは魔法が使えないので、元に戻す事はできません。 目的については私も皆様の助力を必要とする身です、お望みとあれば喜んで… 私の目的は、ムウ大陸の魔力を用いて世界を魔法使いの支配する世に変えることです。 残念ながらこちらの学園長殿にはご理解いただけず、私がフィジル島に入ることを拒否されました。 そこで心苦しい事でしたが、老齢で動けないと言ってマリオさんにムウ大陸探索をお願いすることにしたのです」 ターロンが自分の顔を手で撫でると、その顔は皺だらけの老人のものに変化した。 もう一度撫でると、顔は元の若い顔に戻る。 ター「不本意とはいえ、マリオさんを騙した償いはしなければなりません。 この鉄化の魔法をかけられた者はどんな攻撃も受け付けなくなります。それも永遠に。 マリオさんのムウ大陸発見に関する偉大な業績は、新たな魔法帝国で彼の体と共に永遠に語り継がれるでしょう。 魔法使いではないマリオさんにとっては最高の報い、最高の栄誉のはずです」 青【……魔法使い絶対主義者か】 周囲を見回したターレンを睨みつけながら、グレイブがぽつりと零す。 どうやら彼は妖怪でありなおかつ魔法使いでもあるようである 妖怪は種族で魔法使いは職業なので特に問題は無い ギ「魔法使いが支配する世界・・・・・」 それがどんな世界か想像するギズモ 魔法使いが貴族となり魔法の使えない平民を虐げるような世界 そして調子に乗って悪いことをした魔法使いが 平民に依頼された必殺仕事人のような人たちに暗殺されるような世界 何故かその暗殺者はSM女王の格好だ ちなみにモデルはフリージアである ターロンは周囲を見回した。 ター「メイレン様、あなたも妖怪でありながら魔法を学ぶ身です。 表立っては分かりませんが、裏では魔法の素晴らしさを理解しない、愚か者共の迫害を受けたことでしょう。 魔法帝国を復活させ、魔法を見下す愚かな妖怪どもに共に復讐しようではありませんか」 ター「魔法を愛し、魔法を学ぶ学園の生徒の皆様。そしてロウさん。 いまこそ新たな歴史の始まり、魔法使いが支配する世界の始まる時です。 是非とも皆様の力を私にお貸し下さい」 レン「???」 メイレンは魔法を学んだ事が無い。そのためターロンの言葉が最初理解できなかった。 レン「ああ!テンちゃんの事を言ってるのね!」 ター「…?メイレン様はこの学園に魔法を学びにこられたのではないのですか…?」 メイレンの反応を、今度はターロンが理解できなかった。 メイレンがメイファを連れ帰るために呼び出されたとは、知らなかったからだ。 ターロンが演説している間、ユリはひたすらマリオの像をあちこち押している。 ユリ「えーと、確かこの辺りを押せば石化解除で… あっ違った!これは食欲不振のツボだ! そうするとこっちが…」 赤「なーんか腹立つなー、こいつ!」 青【……カスだな……。R、何も言わずによく聞け】 グレイブはそう呟いてグレイルに指示を飛ばした。 リリ「えっと・・・・・・・ねえ、何がいったいどうなってるのかな?」 招き猫広場に到着したリリアーナは、とりあえず周囲の人間に話しかけてみた。 メイレンはきょろきょろとあたりを見回し、目ざとく今来たばかりのリリアーナを見つけた。 レン「リーちゃん、ちょうど良かったわ!あの人テンちゃんに何か用事があるみたい! …あやや?どうしたのリーちゃん?テンちゃんをどこに置いてきたの?」 リリアーナが槍レベッカを持っていないので、ちょっと慌てた。 ちなみにターロンの話を、メイレンはあまり理解していなかった。 美しいバカにはトゲがあるのだ。 リリ「あ、実はレベッカさんはですね、ヘレン先生の魔法で一時的に元の姿に戻れたんです。 でも魔法は今夜0時でとけるので、それまでの間はせめてブr・・・友達と一緒に過ごしたいって。 私はレベッカさんが無事友達と逢えるよう、ユリさんに頼んで放送で呼び出してもらうつもりだったんですが・・・・・・」 リリアーナはぐるりと招き猫広場を見渡した。 リリ「あそこにいる白い人はいったい? あっユリさん!実は呼び出しを・・・・・・」 リリアーナは途中で口を噤んだ。ユリの様子がただ事ではかったからだ。 周りの険悪な雰囲気で、リリアーナも何か良くないことが起きたことだけは理解しているようだ。 リリ「ねえ、そのマリオさんそっくりの鉄の像、いったいどうしたんですか?」 ユリ「うえーん、リリアーナー! マリオさんが学園の怖い鉄像になっちゃったー!! 将来はムウ帝国のロビーに飾られて布で毎日磨かれちゃうんだよどーしよー!!」 取り乱してはいても話しだけは聞いていたユリは、リリアーナーに抱きついてわんわん泣き出した。 メイレンがリリアーナと話しているそのとき、突然グレイルの背後に炎が上がる! 赤「やいやいやいターちゃんとかゆーの!てめー魔法が全てとか思ってんじゃねーのかー!」 ターレンに啖呵を切るは赤髪グレイル! 赤「お前の言い草聞いてっとなー、魔法使いが一番偉いとか思ってるみてーだなー!だけどな! はっきり言わせてもらうとそりゃー 全 く の 間 違 い ってやつだあー! 魔法を使えると便利にはちげーねーし、色々役に立つし、学べば用途だっていくらでもあんだろー! そんな夢のよーなもんだけど、それを使える奴が支配なんつー夢の無いことに使うのはお門違いだー! いい魔法使いもいるけど悪い奴だって大勢いるのを知らねーのか? そいつらすら偉いってわけになんだろーがこんにゃろー! 俺の家族ぁ人狼っつー妖怪に近いもんだ!魔法を使えねー奴の方が多いし、嫌悪する奴も少なからずいるぜー! だけど、だからと言って支配されるような愚かさはねー! むしろお前みたいな、知り合いを罠に嵌めるよーな根性の捻じ曲がったヤローはレオセンセーに矯正されてくればいいんだよー!」 先ほどの演説内容に反論を繰り返す! 炎をバックにグレイルが反論し始めると、ぴたりと泣き止んで同調する。 ユリ「そーだそーだ!もっと言っちゃえグレイル! お前なんかレオ先生に矯正されちゃえーっ!」 松岡修造のように熱く燃え上がっていくさまをみて「おー」と感動を覚えるヴァンエレン。 「もっと熱くなれよ… 熱い血燃やしてけよ… 人間熱くなったときがホントの自分に出会えるんだ! だからこそ、もっと!熱くなれよおおおおおおおおおおお!!! 」 以上、ヴァンエレンビジョンでした。 ちなみに言っていること全部違う。 いつに無く饒舌で理路整然としたグレイルの口調に、リリアーナは驚いていた。 リリ「えーと、赤い髪だから、今はグレイブじゃなくてグレイルになってるんだよね?」 赤「あ、そうだぜー!あんま間違えんなよー!」 元気良く言葉を返す。 ちなみに黒い髪=ベースで人格を複数持っている人=複数形=グレイズ(S) 赤い髪=RED=グレイル(R)、青い髪=BLUE=グレイブ(B) と覚えたはずなのだが、それでも時々ナチュラルに呼び間違えるリリアーナだった。 それはさておき、リリアーナが感じた通り、グレイルには珍しく嫌に饒舌である。 なぜなら、 青【そもそも、もともとは魔法と言うのは……】 赤「そもそもなー、魔法っつーのはなー!」 グレイブの言葉をそのまんまグレイルが言っているだけだからだ。 炎?演出ですよ演出。 ロウ「では、どうあってもマリオ殿を元に戻す気はないのですな?」 一方、ターロンの説得を黙って聞いていたロウは、静かに【気】を高め始めた。 ロウ「魔法を見下す愚かな妖怪どもと言いながら、あなたもまた、魔法を使えないものを見下している。 そもそも、他人を容易く裏切る者が他者の信頼を得られると本気でお思いですかな? 後ろから撃たれるのはごめんですな。同行は謹んで辞退いたしますぞ」 ロウは構えた。 どうやら口で言って判らないのなら、力づくで言うことを聞かせるつもりのようだ。 ロウ「マリオ殿を元に戻した後、我らに同行を願った真の目的をお教えいただきましょうか」 リリ「メイレン様、後でマリオさんを元の姿に戻すことは可能なんでしょうか?」 リリアーナは期待を込めた目で、メイレンにひっそりお伺いを立てている。 しばらく黙っていたターロンは、賛同意見が出ないのを見てため息をついた。 ちなみにメイレンの言動は、自分を軽く見て無視しているのだと思いこんでいる。 ター「なんとも物分かりの悪い人ばかりが集まったものです。 …いいでしょう。あなた達のその身に、魔法の偉大さを教えてさしあげましょう!」 ヴ「げっ。 いやな予感」 ヴァンエレンに電流走る。 赤「ハン!てめーなんぞに教わる偉大さなんて3歳の頃に習ったぜー!来いッー!」 「ちょっと、あなた達そこでなにをしてるの?」 「大変!来賓の方が鉄の像になってる!」 「誰か!早く先生呼んできて、先生!」 そう言って杖を構えるターロンだが、騒ぎを聞きつけて、生徒や生徒会役員達が集まってきたようだ。 騒ぎになってきたのを見て、ターロンは攻撃魔法を使うのをやめた。 ター「これ以上邪魔が入って目的を逸しては本末転倒ですね… 仕方がありません、変わりにムウ大陸への道を探していただいたお礼に、行き方をお教えしましょう」 ターロンが呪文を唱えると、魔法陣からの魔力が招き猫像の前後に巨大な鏡を作り出した。 ただし前の鏡には、招き猫像の後ろ姿と一緒に存在しないはずの扉が写っている。 扉が開くと行進曲のような音楽が流れだし、招き猫像は扉に向かって前進し始めた。 だが、首輪につけられた鎖で地面に固定されているため、扉に近づくことは出来ない。 ゴゴゴゴと前進しようとする招き猫像の頭上を飛び、ターロンは開いた扉に近づいていく。 ギ「そんなに魔法使いを悪者にしたいの? そして古代化学文明みたいに滅ぶの?馬鹿なの?死ぬの?」 リリ「そうよそうよ!そもそも妖怪の不思議な力だって、魔法だって万能ってわけ無いでしょう!」 もし万能なら、あっさりレベッカは蘇った筈だ。メイレンだって嘆く必要など無かった。 リリ「魔法使いや妖怪が出来なくても、普通の人には出来る事だって世の中にはいっぱいあるのに!」 ムウ大陸への扉が開き、その奥へ消え行くターロン。 赤「って待てこらー!"我が頭上に現れし炎球よ、叩きつk――"」 ター「もう1つ、意見を聞かせていただいたお礼をしましょう。遠慮なくお受け取り下さい」 ヴ「予感的中! 助けてたもー!」 再び空から鉄化の雷が、その場にいた全員を狙って降り注いだ。 (A) ヴァンエレンは雷の前に目を逸らし頭をたれてガタガタ震える。 マオは両腕を帯電させヴァンエレンと僕に向かってくる雷との間に 適当にプラズマを発生させ雷を反らさせる。 マオ(まあ最も、 僕だったら当たってもある程度の耐性があるから酷いことにはならなかったとは思うがな。 ) ヴ「あわわわわわわわ。 黒焦げになってしまってみんな死んでしまう!」 その体制のせいでマオのおかげで助かったことに気がついていない。 ヴ「ふおおぉぉ…こんなとこで死にたくないよぉー! 豚インフルこわいよー! …あれ?助かった??」 生きているってすばらしいよね。 (B) 夢中でにゃんこ先生をふかふかするフリージア ギ「お母さん危ない!」 フリ「わかってますわよ!」 直径2mの雪の結晶を頭上に展開するフリージア その雪の結晶に雷が命中すると 雪の結晶は鉄に変化した 雪の結晶では無くなってしまったため空を飛ばせなくなり上から降ってくる六角形の鉄の板 ゴン♪という音を立てフリージアの頭上にぶつかる六角形の鉄の板 まるでドリフの金タライコントである フリ「・・・・・・痛いですわ」 とりあえず鉄になることは回避したフリージアさん 後で何かに使えるかも知れないと六角形の鉄の板を回収するギズモ ギ「大きくて重い・・・・」 (C) ケオ「やれやれ、飛ぶ鳥ですら後は濁さないのに、ね……?」 マン「、ん、わるい、ひと…」 ターロンが杖を振り雷を落とすと共にどこから見ていたかケオスが跳びだす ケオ「無影月歩、MAX」 その場から消えると 回避が間に合わないであろうリリアーナ、近くにいたユリ、メイレンさんを抱えて消え、雷を回避した後、再び現れる (D) リリ「きゃ――――!!」 素早さを上げる魔法が使えた昔ならともかく、今のリリアーナに回避できるはずも無い。 ロウは驚きながらも、リリアーナを助けようとした。 だがケオスが素早い動きで、メイレン、ユリ、リリアーナを抱えて回避している。 ロウ(・・・・・・・・やっぱり付き合ってるのではないのか?) すっかり出遅れたロウは、空いた両手をわきわきさせた。 (E) グレイルへの雷は当然、その上の火の玉に当たるわけで。 赤「うおっ!」 鉄の塊と化した火の玉をそのまま受け取る形となった。 黒【結構重そうだなぁ】 赤「まーまー重いかなー、よっと」 ひょいと招き猫の方へ投げる。 像には当たらないものの、数m飛んでドズン!という音とともに落ちる。 否、落ちるではなくめり込むの方が正しいかもしれない。 青【……R】赤「何?」黒【あれ、何キロぐらいあるかわかる?】 赤「んー……90くらいじゃね?」 まずこの中で持ち上げられる人は居ないだろう。 ターロンがその間に扉に入ると、魔法陣も鏡も扉も音楽も消えて、招き猫像は動かなくなった。 ケオ「リリアーナ、毎度毎度僕でごめんね。本当は助けるのは別の男子がいいと思うけど」 ケオスが言う別の男子と言うのは言わずもがな、彼、である ケオ「ユリ、いくら頭に来たからと言っても相手の戦意を煽るような事を言っちゃダメだよ。 まだ彼の手札は見えて無いし手痛い反撃を貰うかも知れないんだから。」 ユリ「あんな奴にはがつんと言ってやらなきゃダメだってば! ケオスもどんどん言って…あー!逃げられちゃったー!」 ユリはしばらく悔しそうにターロンが消えた方に向けて地団駄を踏んだ後、ケオスにお礼を言った。 ユリ「でもさっきは助けてくれてありがとう! すっごい速くて動きが見えなかったよ! また機会があったらあの技教えてね!?」 ケオ「え?うん、構わないよ。そんなに難しくないし、いずれね。」 もちろんユリは、教わっても使えない技もある事は考えていない。 ケオ「大丈夫ですか、メイレンさん。申し訳ありません、折角お祭りが騒がしくなってしまって……」 爽やかに笑いながらメイレンに微笑みかける レン「!???」 メイレンは一瞬何が起こったのかわからなかった。 しかし、自分がケオスにしたことだけはしっかりとわかっていた。 リリ「な、な、何いきなり言い出すのよケオス。そんな事無いよ。助けてくれてありがとね」 ケオスにおろしてもらいながら、赤くなったリリアーナはそう答えた。 ケオ「ふふ、ならよかった。……っ。」 この時点でようやく鈍痛に気付き顔を歪める。 リリ「わー!メイレン様、何していらっしゃるんですか!!」 彼の左手には、生々しい歯形が残っていた。 レン「あら~ごめんなさい。びっくりしてうっかり噛んじゃったわ~。」 そう、メイレンは意図せず(いや、もしかしたらわざとかもしれないが)、 ケオスに抱えられた瞬間、彼の手に噛み付いたのだ。 レン「痛かったでしょ~、許してね~(愛好)」 メイレンは血を流しているケオスの手を取ると、その血を舌で舐めとり始めた。 ケオ「いえ、こちらこそ驚かせてしまったみたいで… 傷は深くありませんし―――」 メイレンは血を流しているケオスの手を取ると、その血を舌で舐めとり始めた。 患部を見ながら話していたケオスだがメイレンさんのとった行動により思考と挙動がフリーズする メイレンは恍惚の表情…というより実に妖怪らしい顔つきになっている。 リリ(そう言えば、若い男が好物だって言ってたっけ) メイレン達が自分達と違う存在だということを、改めて痛感したリリアーナだった。 リリ「メイレン様どうかおやめください。こんなえっちなところマンダに見られたら、ケオス取られたって絶対大泣きしますから。」 その頃のマンダは、マリオさんの像を布で拭いていた マン「きたない、の、やだ、もんね。」 リリ「マンダー、ちょっとこっち来てー。ちょっとした事故でケオスさんがけがをしちゃったの。 来ないと私が治療しちゃうよー・・・・・って、うわっ!!ロウさんが鉄の像に!!」 どうやら回避の途中で、雷の有効範囲に取り残されていた猫を庇って雷に打たれたようだ。 マン「ん?…わか、た。ま、てて…」 リリアーナの声に反応してちょこちょこと歩いて来るマンダ。 フリーズしていたケオスは正気に戻り、手を引っ込める ケオ「はは、メイレンさん、マンダが治してくれるのでそこまでしなくても大丈夫ですよ。」 苦笑と若干火照った頬を見せる。 マン「は、がた?だれ?」 ケオ「メイレンさん。驚いて噛み付いちゃったみたいだよ。」 マン「……いい、けど」 ケオ「それよりマンダ。だいぶ治療魔法、上手になったね。」 マン「ほん、と?えらい、え、らい?」 ケオ「うん、えらい、えらい。」 空いている左手でマンダの頭を撫でるケオス。マンダは「ち~♪」と嬉しそうにケオスに抱き付いている。 リリ「そんな・・・・・・ロウさんまで」 ユリ「えええーっ!!リチャードさん、避けられなかったの!? ……ゆるすまじ悪党!とっ捕まえて絶対オトシマエつけさせてやるーっ!!」 仮想ターロンに向かってシャドーボクシングを始めるユリだが、今はそんな事をしている場合ではない。 フリ「で・・・・これからどうしますの?」 ヴ「どうしようねー?」 ムーへと続く扉は消えてしまったのだ マオ「ムーへの行き方のことならさっきターロンがしたと同じようにすればいい。 まず魔法陣による魔力が必要なのは間違いない。 あとはターロンの唱えた呪文だな。その招き猫のどこかに何か呪文みたいなの書いてないのか?」 リリ「書いてあるみたいだけど読めないと思うわ。大昔の招き猫だもん。ニャンコ先生なら教えてくれるかな?」 残念。ニャンコ先生はふかふかされた余韻にひたっている真っ最中だ。 リリ「ねえユリさん、ターロンの今の話、録音とかしてなかった?それとも誰か、さっきの呪文を覚えてない?」 ユリ「録音?録音と言えば記録石持ってたはずだよ!」 ユリは10センチ程度の石棒を取り出した。 貯められた魔力を消費して録音するマジックアイテムで、ユリでも使える簡単さから報道班でも人気の一品だ。 ちなみに記録石には、録音に加えて録画や写真もできる強化版も存在する。 赤「B、お前覚えてる?」 青【大体は覚えているがな……聞き取りづらかったし、細かい部分の記憶が欠損している。 簡単な再現はできるだろうが唱えるとなると無理だな】 赤「無理か~うむむー」 レン「リーちゃん、さっきあの人を元に戻せるか私に聞いたわね~?」 あの人とは、鉄像になったマリオのことである。 リリ「はい。犠牲者は二人になってしまいましたが」 レン「戻せないこともないと思うけど…言葉が難しいわね~。 うっかり変なことを口走ったら、この世のあらゆる鉄にその影響が出てしまうわ~。」 メイレンの能力はかなり万能であると同時に、その言葉の意味に当てはまるもの全てに影響が出る。 例えば、『鉄とはマリオという生きた人間という意味』などとうっかり言えば、 メイレンの能力の範囲内に入る全ての鉄がマリオに変わってしまうのである。 そうなってしまえば、まさにマリオの無限増殖だ。(実際は128人くらいで止まりそうな気もするが) だが、そっちよりもマリオの方が問題だ。この鉄化、どうやって解こうか。 大妖怪メイレンならば治すこと自体は簡単のようだが、どう言ったらいいものか悩んでいる。 レン「何かうまい言い方はないものかしら~?」 マオ「じゃあ逆に考えて、マリオとは鉄像ではなく生きている一個の人間という意味であるとかじゃダメなのか?」 リリ「さっすがエリート!でも今は犠牲者が二人になっちゃったから、これだとロウさんまでマリオさんになっちゃうわね。 うーんうーん・・・・・・じゃあ、こんなのはどうかな? メイレン様が今見ている鉄の像は、本当は鉄の像ではなく○○という名の、一個の生きた人間という意味とか。 これだと鉄の像は別々に視界に入れないとダメだけど。皆は何か思いついた?」 そのときにヴァンエレンのお花畑の頭にはなにも浮かんでこないので頭を横に振った。 フリ「そういう難しいこと私には分かりかねますわ」 頭を使う職業であるはずの魔法使いの癖にこの子ったら・・・・ ギ「う~ん僕も思いつかないや」 青【ふむ、ファン・メイレン・スイション……中つ国の妖怪……。 どこかで聞いたような……聞いたような……聞いたような……】 考え込むBは放っておき、手を挙げるグレイル。 赤「はいはいはーい!俺じゃねーけどSが思いついたってさ! 黒【副次的な効果によって治してみたらどう? ○○は鉄化を解く魔法を使うことの出来る人という意味ってしてから、その人に解いてもらうとか】 だってさー!これならいけるんじゃねー!?」 レン「それはあなた達の思い通りになるという“意味”だわ。」 メイレンはあっさりそう言った。というのも、実は先ほどの質問は 『鉄化した者達を元に戻したい』という意識を引き出すための誘導でしかないのだ。 だからメイレンは、各々がマリオとロウを元に戻すために意見を口にすれば、 あとはその通りになると言えば良いのである。 ただし、グレイズの意見は予想外であった。 グレイズが想定していた誰かが、鉄化を解く魔法を使えるようになっただろう。 今ちょうど、マリオとロウの鉄化が解けたのと同様に、である。 マオはメイレンにしてやられた気分になった。こういう奴は苦手だ。 マオ「やれやれ……こうするために聞いたのか」 いろいろあって元に戻るマリオとロウ・・・・一安心である フリ「一時はどうなるかと思いましたわ」 ギ「これで次に誰かが鉄になってもすぐに戻せるねv」 不吉なことを言うギズモ ロウ「メイレン殿にはお礼を言わねばなりませんなあ。有難うございました」 ロウは苦笑いを浮かべたまま、メイレンに頭を下げた。 どうやら鉄像になっていた間も、目や耳は通常どおり機能していたようだ。 「本当に感謝デース。ありがとうございマース」 ロウの横で、マリオもメイレンに深く頭を下げる。 ロウ「マリオ殿、動けますかな?やれやれ、お互いとんだ災難でしたな。 そのゴーグル、貴重なものでしょうが、しばらくの間外しておいた方が良いかもしれませんなあ」 ロウもマリオも無事もとの姿に戻れたようだが、体調まで元通りというわけには行かなかったようだ。 「はい。そうしておきマース。 今回はとてもすみませんデーシタ。皆様に迷惑をおかけしてお詫びの言葉もありまセーン。 何か私に出きる事あれば言ってくだサーイ、何でも協力しマース」 マリオはそう言うと、しょんぼりした顔をした。 ケオ「お疲れ様です、メイレンさん。ありがとうごさいます、リチャードさんとマリオさんを治していただいて。」 鉄化から解除した二人を見てメイレンさんにお礼を述べる。 ユリ「えーと、これはケオスのライブの時の音だから…あ! わかったわかった!ちゃんと録音してたよ!」 メイレンが石化の解き方を考えている間にユリが記録石を操作して、問題の呪文の部分を呼び出した。 ユリ「うーん、でも離れてたからちょっと聞き取りにくいかなー。 それに難しそうな呪文だから私は詠唱できないよ。 と、いうわけで!成績優秀な皆様よろしく!」 ユリは頭を使うことは他力本願だった。 ケオ「それなら心配しないで。よく聞いていたからちゃんと覚えてるよ。」 ムー大陸への呪文はケオスが覚えているので心配ないようだ。 その後の招き猫周辺は、教師と生徒会の現場検証のため、一同は強制的に排除されることになった。 リリ「暫くは招き猫広場に近づけないけど、夜明け頃にはきっとほとぼりも冷めてるはずよ。 フリージアに大きな鏡を作ってもらって、招き猫の鎖を外して、呪文を再現出来たら移動は問題なさそうね!」 フリ「任せなさいなv」 とフリージアさん すでに頭の中で鏡の設計図は描けているようである この様子ならすぐにでも作れそうだ 赤「ムウにホントに行けんのかなー?」 青【大丈夫だろう、今は気にしても仕方が無いしな……】 黒【……ん?ライブか何か、まだ続いてるのかな?】 リリ「そうだユリさん、ミルクに連絡して、ブルースさんと連絡取ってくれないかな? ジルさんが今学園に来てるけど、12時までしかいられないんだって。 だから、もしジルさんとまだ逢えてないなら、急いで彼女を探して欲しいって。 もしもうミルクと同行してないのなら、放送で彼を呼び出して欲しいの。内容はこうよ。 『タイペー島よりお越しのブルース様、お友達のジル様がお待ちでございます。 至急自室までお越しくださいませ』って。」 ユリ「オッケー!良いよ良いよ!早速連絡するね!」 言われるままに遠話の水晶玉に魔力を注ぎ始めるユリにも、ステージの騒ぎは届く。 リリ「・・・・・・ん?何だかステージの方が騒がしいわね。まだ何かプログラム残ってたっけ?」 一同が耳を澄ましてみれば、音楽ではなく演説が聞こえてくる。 「性戦!性戦!性戦!」 レヘ「よろしい、ならば性戦だ!!」 「うおぉおぉおおおおお!!!」 黒【うわぁ、異様な盛り上がりようだね】 青【所謂ヒンヌー教とキョニュリスト教じゃないか?あいつらはしょうもないことで盛り上がるからな……】 ユリ「せーせん?ゲリラライブかな? レベッカの声みたいだけど、留学してきていきなり馴染んじゃうなんてすごいね!」 リリアーナの顔色がさーっと変わった。 リリ(レベッカさんの声じゃない。ブルースさんに逢いに行ったんじゃなかったの? セイセンって誰かと戦うわけ?いやそれ以前に、こんなところでいったい何をやってるのよ~!!) リリ「ユリさん、予定変更。ブルースさんに、大至急ライブがあったステージまで来るよう伝えて。 じゃあ皆、そんな訳で、来れる人は明日の夜明けに招き猫広場でね!おおおおやすみなさーい!」 激しく動揺した様子のリリアーナはそそくさとそれだけ言い残し、猛ダッシュでステージ方面へと走っていった。 赤「おぁーおやすみなー!」 ユリ「お休みリリアーナ!また後でねー!!」 駆けていくリリアーナに向かって勢いよく手を振るグレイルとユリ。 レン「おやすみなさ~い。」 フリ「お休みなさいリリアーナさんまた明日」 ケオ「うん、お休み。マンダ、僕達も部屋へ帰ろう。明日の支度もあるし、何より疲れたよ。」 マン「う、ん。」 「夜明けまでには現場検証も終わると思いマース。 また明日の朝お会いしマショウ」 ロウ「では、わしもこれで失礼させてもらいますぞ」 ロウが慌ててリリアーナの後を追おうとしたが、次のメイレンの言葉に思わず足を止めた。 レン「あらら?そういえば、私はどうすればいいのかしら?寝床なんて用意されてないわ~。」 ロウ「そちらの彼女は生徒会役員ですぞ。事情はご存知のようですし、悪いようにはなさらないでしょう。 最悪わしのゲストルームか、吸血鬼の部屋という選択肢もございますな。 なに、わしと同室でも、ちゃんとメイレン様にベッドをお譲りしますからな心配はご無用ですぞ」 メイレンと同室になりたいというよりは、学生とメイレンを同室にしたくないようだ。 ロウ「それでは皆様、これにて失礼しますぞ。ほっほっほ」 マン「???………ケオス、ちょ、と、ま、て」 ケオスを待たせるとマンダはちょこちょことメイレンさんに向かっていきメイレンさんの袖を掴む マン「ねるとこ、ないなら、い、しょに、ねよ?」 つまり、マンダと一緒に寝る=ケオスの部屋に泊まると言う事である メイレンさんが顔を上げればケオスは苦笑していた。 ケオ「マンダに気に入られてしまったみたいですね。 僕は構いませんが、どうでしょう、メイレンさん?」 ……女性が男性、しかも思春期の青年の部屋に泊まる、と言う事の異常さになぜ気付かないケオス。 レン「あら…どうしましょうか~?」 メイレンは悩むふりをした。さきほどロウからも同室のお誘いがあったのだ。 といっても、メイレンには最初から答えが決まっていた。 ロウと吸血鬼とケオス。これら三人の男性陣の内、だれが最もメイレンにとって魅力的かを考えたら、 それは当然、一番年齢の若い人間のケオスということになる。 レン「それじゃあ、あなたの部屋にお邪魔するわね(愛好)」 メイレンはケオスにそう言った。 レン「言っとくけど、私には夫がいるからね。変な気をおこしちゃ駄目よ~?」 ケオスはメイレンを食べてはいけないということだ。 ただし、メイレンはケオスを食べる気まんまんであることに注意する必要があるだろう。 マン「や、た…!」 マンダは飛び上がって喜んでいる ケオ「では、僕は先に部屋に行って片付けをしていますので…」 「言っとくけど、私には夫がいるからね。変な気をおこしちゃ駄目よ~?」 ケオ「ハハ、肝に命じておきます。」 微笑を見せ、姿を消すケオス。 赤「でさ、さっきリリアーナが言ってたブルースとジルって誰よ?俺らあんまわからねーんだよなー」 ミル「ブルースっていうのはタイペー島から来た留学生の人だよ! ジルって名前の恋人がいるみたいだね! ちなみに、今ステージの方から聞こえて来てるのは、同じ留学生のレベッカの声だよ! もしかしたらブルースやジルと知り合いかも!」 アホの子ユリはジルとレベッカの関係に気づいていなかった。 ミル「それじゃ私はでいりぃ・ふぃじる本部に戻って、もう少し呪文がクリアに聞けないか試してみるね! それじゃあ夜明けの晩にまたあおー諸君!おっやすみー!」 ユリはそう言ってモップに飛び乗ると、でいりぃ・ふぃじる本部に戻りながらミルクに連絡を取り始めた。 赤「ふーん!留学生かー。面白そー!あ、おやすみなー!」 モップに乗って飛んで行くユリに向かって手を振るグレイル。 青【成る程。自室から変更してレベッカの居るところに来い、ってことは……如何考えても同じだな。 ま、俺には関係無いな。明日も早いし寝ておくか?】 黒【うーん、留学生ってのも気になるなぁ】 赤「ん?何が同じなんだよBー?」 と、今更ながらグレイルが呟いた。 それにBはあからさまに見下した口調で言う。 青【少しぐらい考えろ阿呆。それだから理論の小テスト一問たりと解けないんだろうが】 赤「うるっせーっつーの!てめーはがり勉すぎんだよー!がーりがーりめーがねー!」 黒【だから二人とも、人前なんだってば!ほらあっちもこっちも見てる!】 青【あぁ、やかましい!変われ阿呆!】 ぎゃーすかぎゃーすか言い合いながらグレイは赤色から青色へと姿を変えた。 黒【それでさ、どうしよう?僕は明日に備えたいな】 赤【俺はもーちっとどっか見てみてーな!】 青「『アレ』が明日までに完成させるように言っておきたいが……」 黒【『アレ』かぁ……そうだね、そうしてみよっか】 3人で言い合い、雨に濡れながら校舎に向かう。 それぞれ心を躍らせながら、駆け足気味に。 アレとは何か、それはムウ大陸出発目前にわかるだろう。 と、ここで使い魔よりヴァンエレンにも入電。 ヴ「屋台は無事終わってノルマ達成。 いまは片付けをしている最中…か」 用事が伝え終わるとまた来た道を戻っていく一匹の蝙蝠。 片付けも終盤らしいのでこのまま使い魔に任せてしまっても大丈夫だろう。 その後なにやらさっきのライブ会場で変な盛り上がりが見える。 ヴァンエレンはその賑わいが気になって仕方ない様子だ。 マオ「……見に行ってきたらどうだ?僕はもう自分の部屋に戻る」 その言葉など聞いてないかのように言ったときにはすでにヴァンエレンはライブ会場に向かっていった。 その後姿を見送った後、僕は一人歩きだす。 夜とは言えまだ人はそれなりに多い、むしろカップルにとってはこれからの時間が大事なのかもしれない。 通り過ぎる団体を見るたびに何となく寂しいような切ないような感覚に襲われるのが嫌で自然と 女子寮に向かう足取りが速くなる。いつも一人の時は全く感じないのに…… フリ「・・・・・なんだか向こうが騒がしいですわねぇ」 どうやらステージの方向は今大騒ぎになっているようだ フリ「まあ特には問題ありませんわ」 いやちょ・・・ちょっとは気にしてほしいがフリージアは気にしないことにしたようだ ギ「さあ今日は寝ましょうか」 やがて現場検証が始まると、マリオはその場に残って協力し始める。 犯人であるターロンの事を良く知っているのは、今はマリオしかいないからだ。 生徒会「誰だ小さい招き猫をこんな所に持ち込んだのは」 生徒会「どうも眠ってるみたいです。寝息が聞こえますが、引っ張っても突っついても起きません」 一方ニャンコ先生の方は狸(猫?)寝入りを決め込んで、捜査に協力する気はないようだ。 夜:ライブ会場 魔道科打ち上げ会場 氷魔法科 ケオスの部屋 マオの部屋 (220で〆)
https://w.atwiki.jp/shakemid/pages/834.html
技名 EMPEROR/招き猫月面着陸 演技者 EMPEROR/招き猫月面着陸 説明 招き猫はねけんの要領で月面着陸をする。 備考 招き猫はねけん,月面着陸のやり方はタグをたどってください。 タグ はねけん 月面着陸 空中技 コメント 名前
https://w.atwiki.jp/sengoku-hanafuda/pages/280.html
[素]招き猫 ★ (1) No:250編集 属性 調略 兵力(50) 50 兵力(200) 200 コスト 3 攻撃(50) 3 攻撃(200) 12 シリーズ 素 防御(50) 50 防御(200) 200 兵法効果 計略 勝鬨:一定確率で攻撃値が増加。
https://w.atwiki.jp/vs-wiki/pages/536.html
MO/P02 PR 招き猫 希/万能天才少女 女性 パートナー 招き猫 希/万能天才少女 女性 レベル 2 攻撃力 3000 防御力 5500 【にゃぁ…何か見つめられると困る……】《動物》 【永】〔リング〕あなたのベンチに名前に"巧"を含むカードがいるなら、このカードを+500/+0。 作品 『迷い猫オーバーラン!』
https://w.atwiki.jp/ccskype/pages/53.html
(0.49) 現在のカードプールで L6以下→204(7種) L5以下→197(16種) L4以下→181(26種) L3以下→155(56種) L2以下→99(51種) L1以下→48(44種) L3以下が3/4を占め、頑張って高レベルを用意する旨みはあまりない。 こいつ自体はアタッカーでも補助でもないので、完成デッキには大体何か(主にアタッカー)が足りなくなる。 事故ったらコイツから出そう。 ぶっちゃけクマとナーガに使うためのカード。 L2以下には使うべきじゃない。 青の精霊に限っては、首長・シーサー・青竜と接続が多いので許容できる。 .
https://w.atwiki.jp/shakemid/pages/818.html
技名 TKKOCHAN/招き猫はねけん 演技者 TKKOCHAN/招き猫はねけん 出典 ポプラ社 けん玉の技百選 p.88 説明 玉にけんを挿し、手の甲の上に置いた状態で構える。 けん玉を投げ上げつつ、はねけんの回転をかける。 玉をキャッチし、玉でけんを受ける。 備考 特になし タグ はねけん まわし コメント SIHMATCHページのまるまるパクリですみません。 - tkkochan 2010-03-05 23 31 26 名前