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空母は基本的には空軍基地を浮遊させ、輸送、整備、戦闘への飛行機の発射およびそれらの回収を行い、担当する海軍艦隊にすぐに利用できる空軍支援を提供します。 彼らは戦場のどこにいても力を発射することができますが、プレイヤーが制御する銃はなく、AIが制御するセカンダリだけで敵があなたのチームの防御を貫通または周回すると、キャリアは非常に脆弱になります。 +詳細 20世紀初頭に最初の船による離陸、およびその後の空挺攻撃が行われましたが、当時の航空機よりも重い航空機の開発により、第一次世界大戦での大きな影響はありませんでした。進行中の研究の結果、航空機を発射できるだけでなく、最終的には航空機を回収できる改造された専用船がいくつか開発されました。さらに、空母発射機(または、一般的には空力)は、あらゆるサイズやメーカーの海軍砲よりも、射程が長く、柔軟性が高く、精度が高くなり始めました。 「ビッグガン」戦艦提督からの激しい抵抗は、当初は空母の資産と開発を制限していましたが、ターラント、パールハーバー、コーラルシー、ミッドウェイ、オペレーションテンゴーの戦闘で十分に示されましたが、空母は明らかに海軍の力を投影するその圧倒的に優れた能力を示し、戦艦から海軍の旗艦として手綱を引き継いだ、この傾向は今日も続いている。 空母をプレイすることは、通常のガンシップをプレイすることとはかなり異なります。空母キャプテンは、ほとんどの場合、戦闘のメインアクションから遠ざけて、代わりにストライククラフトの個々の飛行隊との戦闘に参加できます。あなたは直接戦闘に参加しませんが、他の誰もできないような安全な距離から戦闘の流れに影響を与え、偵察し、崩壊しつつある側面を強化し、チームがより少ない船をコミットしたセクターにさらなるプレゼンスを提供します、または戦艦隊全体を解体して、チームに有利にスケールを傾けることもできます。あなたを破壊しようとしている卑劣な駆逐艦や敵機を探していることを忘れないでください。戦闘に影響を与える能力は、敵の優先目標になります。すべての航空母艦はデッキにさまざまなタイプの限られた数の航空機を保持するため、敵チームのストライキの迅速かつ一貫したターンオーバーを確実にするには、慎重な使用と適切なターゲットの選択が不可欠です。空母の総航空機予約数に制限はありませんが、航空機のリアーム時間が長く、上位Tierの飛行隊サイズが大きい場合、航空機の飛行隊全体を失うことは、チームにとって大きなハンディとなります。 航空母艦は、戦闘機、ダイビング爆撃機、魚雷機の限定された補完物を備えたTier IVから始まります。魚雷機、潜水爆撃機、攻撃機(ロケットを搭載)を使用して、対戦相手のチームの水上艦を取り出します。戦闘機の消耗品の数を制限すると、味方を一時的に保護したり、エリアを受動的に偵察したりできます。魚雷爆撃機は、船を側面から攻撃する場合に最もよく使用されます。これにより、より大きなターゲットと狭い範囲での操縦が可能になります。ダイブボンバーとロケット航空機は、攻撃範囲が楕円形であるため、移動方向と平行にターゲットを攻撃するときに最高のパフォーマンスを発揮します。魚雷爆撃機は、船から発射された魚雷のように、洪水を引き起こす可能性があり、大型で低速で装甲艦に対してより効果的である傾向があります。より速く、より正確な(ほとんどの場合、少なくとも)ダイブ爆撃機は、駆逐艦などの小型で装甲のないターゲットにうまく対応し、敵の船に火をつけることができます。ロケットは狙うのが最も簡単な武器タイプであり、軽装甲で動きの速い船に対しては優れた選択です。彼らはまた、火災を起こすことができます。攻撃ランを実行するとき、ドロップの照準レチクルは、攻撃機が機動せずにターゲット上に留まる時間が長いほど、精度が徐々に増加します。方向の小さな変更は「照準」時間を短縮しますが、大きな操作は精度の向上を完全に損なう可能性があります。そのため、キャプテンは攻撃の実行を計画し、各攻撃の実行を開始する前に必要な操作を実行する必要があります。 空母は適切な隠蔽、速度、そしてより高いTierでは自己防衛型の二次武装を持っていますが、戦闘からの距離のバランスを保つために細心の注意を払う必要があります。遠すぎると、空母は時宜を得た一定の空中プレゼンスを提供できなくなります。敵船の砲の下ではほとんど無防備であるため、接近しすぎて空母は撃墜される優先目標となります。すべての空母は、火や洪水が発生したとき、および空母が航空機によって検出されたときにそれぞれアクティブになるダメージコントロールパーティーおよびカタパルトファイターの消耗品の自動バージョンにアクセスできます。米国と日本のTier X空母はどちらも「装甲」デッキを備えており、長距離でAPとHEの両方のダメージを軽減するのに非常に一貫しています。 アメリカ合衆国 日本 ドイツ Tier 艦艇 4 Rhein? 6 Weser? Erich Loewenhardt? 8 August von Parseval? Graf Zeppelin? Graf Zeppelin B? 10 Manfred von Richthofen? イギリス Tier 艦艇 4 Hermes? 6 Furious? Ark Royal? 8 Implacable? Indomitable? 10 Audacious?
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アイテム作成に使う特殊鉱物 MVPボスのドロップ、作成により入手可能 名前 入手方法 用途 デモニックオブシダン 黒水晶のかけら×10000 悪魔の角×10000 黒曜の剣マカナ×10000 黒曜の短剣イツトリ×10000 黒曜の矢アトラアトラ×10000 水晶髑髏 水晶のかけら×10000 暗黒の意志×10000 暗闇の意志×10000 死を招く指輪×10000 煌めく水晶×10000 フェニックスルビー ルビー×10000 グリフォンの爪×10000 死と再生のロザリオ×10000 ヴァルハラの花×10000 超越者の魂×10000 アイシクルマリン アクアマリン×10000 氷の鱗×10000 魅惑の歌声×10000 青の宝玉×10000 フリーズコア×10000 ドラゴンオパール オパール×10000 火竜の鱗×10000 カクテル・竜の吐息×10000 光ってる石×10000 灼熱の鱗×10000 ガイアトパーズ トパーズ×10000 丸薬×10000 聖牛の角×10000 幻想の花×10000 石の根×10000 ニュートラルサファイア サファイア×10000 魂の息吹×10000 魔封玉×10000 血塗れの魔道書×10000 宝石の原石×10000 ルーンエメラルド エメラルド×10000 魔力石×10000 闇のルーン×10000 ルーンを打ち込まれた心臓×10000 ロゼッタストーンの欠片×10000 ソウルアメジスト アメジスト×10000 闇に沈んだ刃×10000 壊れた錫杖×10000 執行人の名簿×10000 魔女の帽子×10000 ブラッディガーネット ガーネット×10000 断罪の鎌×10000 聖痕×10000 天使の聖血×10000 呪いのロザリオ×10000 ペリドットオブサン かんらん石×10000 古い柄×10000 弔いの鈴×10000 守護結界×10000 ツタンカーメンマスク×10000 ブレイジングサンストーン 輝石×10000 太陽神の象徴×10000 壊れた錫杖×10000 死者の石版×10000 トートの書×10000 シャイニングムーンストーン トルコ石×10000 ハティーの牙×10000 魅惑の歌声×10000 賢者の石×10000 幻馬の手綱×10000 スターオブシェラレオーネ 宝石の原石×10000 フレイヤの宝石×10000 ヴァルキリーの怒り×10000 オーク勇者の証×10000 シャイニングムーンストーン×10 レツェング・レガシー 宝石の原石×10000 雪の結晶×10000 組織の団結力×10000 流れる空気×10000 ガイアトパーズ×10 コ・イ・ヌール 宝石の原石×10000 銀の装飾×10000 ミストレスカード×10 虎の革×10000 ソウルアメジスト×10 カースドホープ 母さんの悪夢×10000 暗闇の意志×10000 壊れた金属の欠片×10000 骨の鎧の欠片×10000 水晶髑髏×10 リージェント ザ・ロードクラウン 三頭竜の首×10000 壊れた王冠×10000 壊れた金属の欠片×10000 ツタンカーメンマスク×10000 ペリドットオブサン×10 アイス・セカンド ハティカード×100 水晶×10000 大海の誓約×10 アイシクルマリン×20 神の鉱石×10000 アダマンチウム フリオニカード×100 アンバー×10000 大地の誓約×10 ガイアトパーズ×20 神の鉱石×10000 アブソリュートメタル RSXカード×100 真実の眼×10000 竜牙の誓約×10 ニュートラルサファイア×20 神の鉱石×10000 エスクード タナトスカード×100 魂の剣×10000 刀心の誓約×10 ルーンエメラルド×20 神の鉱石×10000 エレメンタルジェレイド ベクソジンカード×100 パンドラの箱×10000 荒らぶる獣の誓約×10 ソウルアメジスト×20 神の鉱石×10000 オリハルコニウム LODカード×100 破壊の鎚×10000 剣舞の誓約×10 スターオブシェラレオーネ×20 神の鉱石×10000 輝くトラペゾヘドロン ミストレスカード×100 真実の羽×10000 覇道の誓約×10 ブレイジングサンストーン×20 神の鉱石×10000 ゲルトニウム ヴェルゼブブカード×100 改竄されし過去×10000 黒き風の誓約×10 水晶髑髏×20 神の鉱石×10000 サクラダイト 怨霊武士カード×100 魔道回路×10000 紅蓮の誓約×10 フェニックスルビー×20 神の鉱石×10000 セラミカルチタン合金 ヴェスパカード×100 反魂の石版×10000 暴君の誓約×10 ドラゴンオパール×20 神の鉱石×10000 ゾアクリスタル キエルカード×100 封じられた石×10000 忘却の誓約×10 ペリドットオブサン×20 神の鉱石×10000 チューリップクリスタル バフォメットカード×100 跳躍の禁呪×10000 英霊の誓約×10 ブラッディガーネット×20 神の鉱石×10000 デミゴールド 月夜花カード×100 魅了の瞳×10000 月下の誓約×10 シャイニングムーンストーン×20 神の鉱石×10000 バキュラ クトルラナックスカード×100 ハードアーマー×10000 救世の誓約×10 レツェング・レガシー×20 神の鉱石×10000 フォトンブラッド ドラキュラカード×100 血濡れのサーベル×10000 紅き血の誓約×10 ブラッディガーネット×20 神の鉱石×10000 イシルディン ランドグリスカード×100 ミスリル×10000 雷帝の誓約×10 デモニックオブシダン×20 神の鉱石×10000 メタトロン グルームアンダーナイトカード ×100 王墓の宝×10000 常世の誓約×10 カースドホープ×20 神の鉱石×10000 ライザーストーン データルザウルスカード×100 古代戦士の腕輪×10000 炎の誓約×10 ニュートラルサファイア×20 神の鉱石×10000 リンカーコア イフリートカード×100 動力炉×10000 虚無の誓約×10 コ・イ・ヌール×20 神の鉱石×10000 ヱルトリウム リンカーコア×10 メタトロン×10 エスクード×10 エレメンタルジェレイド×10 リージェント ザ・ロードクラウン×1 ヒヒイロカネ デミゴールド×10 ゲルトニウム×10 オリハルコニウム×10 輝くトラペゾヘドロン×10 リージェント ザ・ロードクラウン×1
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第2-1章.第2-2章.第2-3章. 第2-2章. 「ヴァイサンパヤーナは言った、「ジャナルダナは皆の崇拝を受け、しばらくカンダヴァプラスタで幸せに暮らし、その間プリータの息子たちから尊敬の愛と愛情を持って扱われていたが、ある日、カンダヴァプラスタを出て父に会いに行きたいと思うようになった。大きな目の持ち主であるその者は、宇宙からの恭順の念を受け、ユディシュティラとプリータの二人に敬礼し、父の妹であるクンティの足元に頭を下げて恭順した。こうしてケーサーヴァに敬われたプリータは、彼の頭の匂いを嗅ぎ、彼を抱擁した。輝かしいフリシケーサは、涙で目を潤ませながら実の妹スバドラに愛情を込めて近づき、優れた重要性と真実、簡潔で適切な、答えることのできない、善に満ちた言葉を彼女に語った。スバドラもまた、お返しに敬礼し、頭を曲げて何度も拝みながら、父方の親族に伝えてほしいことをすべて話した。そして、彼女に別れを告げ、彼のハンサムな妹に祝福を述べ、Vrishniレースの彼は、次のDraupadiとDhaumyaを見た。男性のその最高の正式にDhaumyaに服従をした、と慰めDraupadiは彼女から休暇を得た。その後、学識と強大なクリシュナは、パルタを伴って、彼のいとこに行った。そして5人の兄弟に囲まれ、クリシュナは天人の中でサクラのように輝いた。ガルーダの姿を旗印とする彼は、旅立ちの準備儀式を行うことを望み、沐浴によって身を清め、装飾品で身を飾った。その後、ヤドゥ族の雄牛は、花輪、マントラ、頭を下げる礼、素晴らしい香水で神々とブラフマナを礼拝した。これらの儀式をすべて終えると、その最も堅実で高潔な人物は出発しようと考えた。そして、ヤドゥ族の族長は内側から外側の居室に出てきて、そこから礼拝に値するバラモンたちに、容器一杯の豆腐や果物、寄木細工の穀物を供え、彼らに祝福の言葉を告げさせた。そして、彼らに富の贈り物をし、彼らの周りを回った。そして、速さに優れ、タルキヤ(ガルーダ)の姿が描かれた旗で飾られた金の優れた車に乗り、メイス、円盤、剣、弓シャルンガなどの武器も備え、馬サイヴヤとスグリヴァに馬をつないで、蓮のような目をした彼は、殊勝な星が重なる太陰の日の素晴らしい瞬間に出発した。そして、クルスの王ユディシュティラは、親愛の情からクリシュナの後に戦車に乗り、その最高の戦車手ダルカを脇に立たせて、自ら手綱を取った。アルジュナもまた、長い腕でその車に乗り、クリシュナの周りを歩き回り、金の柄のついた白いチャマラでクリシュナをあおった。そして、強大なビマセーナが双子の兄弟ナクラとサハデーヴァを従え、司祭や市民たちも皆、クリシュナの後ろからついて行った。そして、敵対する英雄を退治したケーサヴァは、すべての兄弟に付き従い、お気に入りの弟子に付き従う戒師のように輝いていた。そしてゴビンダはアルジュナに語りかけ、彼をしっかりと抱きしめ、ユディスティラとビーマを拝み、双子を抱擁した。そして、3人の長老パンダヴァにお返しに抱かれ、双子に恭しく敬礼された。半ヨジャナ(2マイル)ほど行った後、敵対する町を征服したクリシュナは、ユディシュティラに丁重に挨拶し、バラタよ、これ以上後を追うのをやめるよう求めた。そして、あらゆる義務に通じているゴビンダは、恭しくユディシュティラに敬礼し、彼の足をつかんだ。しかし、ユディシュティラはすぐにケーサヴァを起こし、その頭を嗅いだ。パンデュの息子である正義の王ユディシュティラは、蓮の花びらのような目を持つクリシュナ、そしてヤーダヴァ族の最たる者であるクリシュナを引き上げ、彼に「さようなら!」と言って立ち去らせた。そして、マドゥの殺害者は、適切な言葉で彼らと(帰還の)約束を交わし、パンダヴァたちがそれ以上徒歩で彼の後を追うのを難なく防ぎ、インドラがアムラヴァティーに向かうように、喜んで自分の都に向かって進んだ。パンダヴァたちは、クリシュナへの愛情から、クリシュナが視界の中にいる限りクリシュナを見つめ、クリシュナが視界から外れてもクリシュナを追いかけた。そして、好感の持てるケーサヴァはすぐに彼らの前から姿を消した。人の中の雄牛であるプリータの息子たちは、ゴーヴィンダに心を奪われたまま、(それ以上彼の後を追うのを)やめ、不本意ながら急いで自分たちの町に戻った。そして、クリシュナは車に乗って、あの英雄サティヤキに続いてすぐにドワラカに到着した。そして、デーヴァキの息子であるサウリは、戦車乗りダルカを従え、ガルーダの速さでドワラカに到着した。 ヴァイサンパヤーナは続けた、「一方、栄光の衰えないユディシュティラ王は、兄弟を伴い、友人たちに囲まれながら、その素晴らしい都に入りました。そして、男性の間でその虎は、彼のすべての親戚、兄弟、息子を解雇し、Draupadiの会社で自分自身を幸せにすることを求めた。そしてケーサヴァもまた、Ugrasenaを含む主要なYadavasによって崇拝され、幸せな心で彼自身の優れた都市に入った。そして、彼の古い父と彼の輝かしい母を崇拝し、(彼の弟)Valadevaに敬意を表し、蓮の花びらのような目の彼は彼の席に着いた。プラデュムナ、シャムヴァ、ニシャータ、シャルデーシュナ、ガダ、アニルッダ、バヌを抱き、すべての老人たちの許しを得て、ジャナルダナはルクミニーの居室に入った。 第2-1章.第2-2章.第2-3章.
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第4-64章.第4-65章.第4-66章. 第4-65章. ヴァイサンパヤナは言った、『こうして、輝かしい英雄によって戦いに召集されたドリタラーシュトラの息子は、それらの非難に刺されて引き返した。そして、そのような非難に刺され、それに耐えることができず、その強大で勇敢な車の戦士は、足で踏みつけられる蛇のように、大きな速さに耐え、自分の車に乗って引き返した。そして、ドゥルヨーダナが傷を負って引き返すのを見て、金の首飾りをつけた人の中の英雄カルナは、途中で王を止め、彼をなだめながら、自らドゥルヨーダナの車の北に沿って進み、パルタと戦いに臨んだ。シャンタヌの息子ビーシュマは、ドゥルヨーダナをパルタの手から守るために、金で飾られた、巨大で褐色の馬を引き返し、弓を手に駆け寄った。ドローナ、クリパ、ヴィヴィングサティ、ドゥッササナらも素早く引き返し、ドゥルヨーダナを守るため、弓を引き、矢を弓弦に固定し、素早く突進した。プリター(クンティー)の子ダナンジャヤは、まるで鶴が雲に突進するように、素早く彼らに突進した。天空の武器を手にした彼らは、プリター(クンティー)の息子を完全に取り囲み、雲が山の乳房に大雨を降らせるように、四方から完璧な矢の雨を降らせた。そして、美しい羽毛で飾られた鋭利な矢で枢機卿とその他の方角を完全に覆い尽くし、その強大な英雄はガンディヴァの轟音で彼らの感覚を麻痺させた。また、敵の殺し屋であるパルタは、両手で大きな法螺貝を取り上げ、力強く吹き鳴らし、枢機卿とその他の地点、全地、全空をその音で満たした。そして、クル族の英雄の最たる者たちは皆、パルタが吹いたその法螺貝の音によって感覚を奪われた。そして、彼らは皆立ちすくみ、決して離すことのなかった弓を手から下ろした。パルタはウッタラーの言葉を思い起こしながら、マツヤ王の息子に言った。「最高の男たちよ、クルスの間に行き、彼らが意識を失っている限り、ドローナとクリパの白い衣服とカルナの黄色くて美しい衣服、そして王とドローナの息子の青い衣服を持って行きなさい。ビーシュマは私の武器に対抗する術を知っているからだ。分別のある者はこのように避けるべきだ」この言葉を聞いたマツヤの息子は、馬の手綱を手放して車から飛び降り、戦士たちの衣服を脱いで自分の場所に戻った。そしてヴィラタの息子は、黄金の鎧で脇腹を飾った四頭のハンサムな駿馬を駆り立てた。そして、その白い駿馬はアルジュナを戦場の真ん中から遠ざけ、手に旗を持った歩兵の隊列の向こうへと連れて行った。そして、ビーシュマは、その最高の男たちがこのように去って行くのを見て、矢で彼を打った。パルタもまた、ビーシュマの馬を殺し、10本の矢で彼を貫いた。そして、戦場でビーシュマを見捨てて、まず彼の車の運転手を殺したアルジュナは、見栄えの良い弓を手に、雲から現れた太陽のように、その車の群れから出てきた。そして、ドリタラーシュトラの息子、クルスの中で最も優れた英雄は、正気を取り戻し、プリター(クンティー)の息子が天界の主のように、戦場に一人で立っているのを見た。ビーシュマは慌てて言った。逃げられないように苦しめてください」。するとシャンタヌの息子は微笑みながら彼に言った、『あなたのこの感覚はどこにあったのですか、そしてあなたの腕前もどこにあったのですか。ビバツは残虐な行為に走ることはない。彼は三界のためにさえ、自分の原則を放棄しない。この戦いで我々全員が殺されなかったのは、ただこのためである。汝、クル族の英雄の第一人者よ、クル族の都に帰り、パルタもまた去れ。汝は決して愚かにも己の利益を捨ててはならない。本当に、自分の幸福につながることは成し遂げなければならない」。 ヴァイサンパヤナは続けた、「自分の幸福につながる孫悟空の言葉を聞いて、怒り狂ったドゥルヨーダナ王は、もはや戦いに熱中することもなく、深いため息をついて黙った。ビーシュマの忠告が有益であることを考え、パーンダヴァが力を増しているのを見て、他の戦士たちもドゥルヨーダナを守りたいと思い、戻ることを決意した。そして、プリター(クンティー)の息子ダナンジャヤは、プリター(クンティー)の勇士たちが自分たちの町へ向かって出発するのを見て、陽気な心でしばらく彼らの後を追い、彼らに挨拶し、礼拝したいと思った。そして、年老いた大祖父シャンタヌの息子と戒律を受けたドローナを拝み、美しい矢でドローナの息子とクリパとクルス族の他の尊い者たちに敬意を表した後、プリター(クン)の息子は別の矢で宝石で飾られたドゥルヨーダナの冠を粉々に砕いた。そして、すべての尊く勇敢な戦士たちにこのように挨拶すると、彼は3つの世界をガンディーヴァの音で満たした。そして突然、デーヴァダッタと呼ばれる法螺貝を吹き鳴らし、英雄は全ての敵の心臓を貫いた。そして、敵対する者を屈服させ、彼は美しい旗で飾られた車の上で燦然と輝いて見えた。クルス族が去って行くのを見て、キリチンはマツヤの息子に陽気に言った。そして、天人たちもまた、ファルグナとクルスのその最も素晴らしい出会いを目の当たりにし、大いに喜び、パルタの偉業を思い返しながら、それぞれの住処へと向かった」。 第4-64章.第4-65章.第4-66章.
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544:635:2022/10/29(土) 16 22 27 HOST 119-171-248-234.rev.home.ne.jp 銀河連合日本×神崎島ネタSS ネタ ゲートの向こうには(ry・超大陸日本クロス 神崎島おウマさんVS日本ウマ娘 第三話「ウマと馬は出走準備するようです」 超大陸となった日本の総理官邸危機管理センターは混乱に包まれていた。 「何が起きた!!」 「正体不明飛翔体が大気圏外から落下!西ノ島付近に落下した模様!」 「落下!?ヤルバーンや軌道上の艦隊は探知出来なかったのか!?」 「突如として軌道上に出現、重力子魚雷による破壊を試みましたが失敗した模様!」 「どっかの文明がワープでもさせた隕石か…?兎に角Jアラート流せ!兎に角太平洋沿岸部に津波警報発令!」 気象庁や防衛省の職員が慌ただしく動き出す。 「特危の偵察機が落下地点の西ノ島付近へ到着!映像流します!」 「センサーに感!これは落下じゃない降着だ!!何かが動いてる。」 その言葉に全員がモニターに目をやる。 立ち昇る土煙の中蠢く影、ソレは立ち上がる。 なんだアレは…モニターを通して感じる威圧感、怒気。 背筋がゾワゾワする。 Ah―――!(ヒメちゃああああああん!?どこぉぉぉぉぉぉ!?) 実際はシリアルである。 馬とウマ娘のレースが開催される様になって以降トレセン学園に配備された馬とウマ娘両方が入ることの出来るゲート、通称発馬バ機。 それがコース上にウマ娘達の手で設置される。 なお馬が先かウマ娘が先かで野党が政府糾弾したとか良く分からんことがあったり。 その間、武勇と竹内は騎乗し併せ馬を行い馬の癖を見ていた。 「しかしこの子こっちの指示をちゃんと聞きますね。安定感もある」 「…ああ。」 竹内は名も知らぬ馬(ライスシャワー)の操縦性と安定性に驚いていたが武勇はそれどころでなかった。 自身の騎乗する栗毛の馬の癖も走り方も武勇は知っていた。 容姿含め似通り過ぎというレベルではない武勇の知るあの【彼】そのもの、いや【彼】がその後順当に歩み続けた頂点こそがこの馬なのではないかと錯覚する。 そんなことは騎乗する馬にも【彼】にも失礼であったが武勇の脳と情緒はグチャグチャにされていた。 なおそのおウマさんの正体…。 「武勇さん。」 そしてそんな武勇の目に入るのは自身があの日纏っていたものに似た勝負服を纏う少女、サイレンススズカ。 これ程の皮肉もあるまい。 【彼】の魂と名を継いだ少女の前で全く関係のない馬に【彼】を感じるなんて。 「貴方もお互いに頑張りましょうね。」 サイレンススズカは目の前の彼女にとっての大切な人の一人の乗る【自身にそっくりな】栗毛の馬を撫でる。 気持ちよさそうに撫でられながらその馬はとても深い優しい、安心した様な瞳でスズカを見ていた。 何に安心しているのかは分からない、だがスズカは目の前の馬が他人の様な気がしない。 ウマソウルが同じ血筋、腹違いの兄弟であり無念を晴らしたスペシャルウィーク、 ウマソウルがライバルであったエアグルーヴやマチカネフクキタルとは違う。 もっと深い関係だと自分の心…いやウマソウルが訴え叫ぶ。 眼前の馬の前で走れと大欅を乗り越えたサイレンススズカの走りを見せるのだとどうしようもない程に。 そしてスズカは思う、この馬と、騎手のあの人の乗るこの子と共に走った先頭の景色は違うものが見えるのではないかと。 545:635:2022/10/29(土) 16 23 28 HOST 119-171-248-234.rev.home.ne.jp 「着いていく…着いていく…。」 並走する片方の黒鹿毛の馬の後ろを黒いドレス(勝負服)を纏うライスシャワーはただひたすらに追っていた。 何故か着いていかなければ、ここに馬が居ること確認しなければという使命感にライスシャワーは襲われたいた。 すると馬が突然こちらを向く。 「ひゅい!?」 それに驚き変な声が出て尻餅をつく。 「あーあんまり走ってる馬の後ろに着いてきちゃ駄目だよ。馬が驚いて蹴られる恐れがあるからね。」 「ご、ごめんなさい。ライスはやっぱり悪い子だ。」 ライスシャワーのその声に気づいた鞍上の竹内がライスシャワーを諫める。 するとライスシャワーの大きな耳はへにょへにょと萎れ自身を責める。 幾分緩和されたとはいえあのミホノブルボンの三冠阻止での大ブーイングで負ったトラウマというのは容易く克服出来るものではない。 彼女の走る理由がみんなに幸せを届けたいというだったのだからなおさらだ。 そんなライスに馬が近づくと。 「あ、くすぐったい…!」 頬寄せ慰める様にライスの顔に頬ずりをする。 擽ったさに笑顔になるライスの姿を確認するとその顔を戻した。 ライスはその黒い馬の瞳を見つめる。 自身に似た黒い鹿毛に黒い瞳は無言の問いを放つのがライスには分かった。 もう大丈夫?淀の坂も超えて走る理由は見つけの?ライスシャワー? 「うん、もうライスは大丈夫だよ。ブルボンさんや応援してくれる人達の為に走るって決めたから…! 全国のお兄様やお姉様とかっていう人達は良く分からないけど…。」 お兄様、お姉様いるの…。 「うん居るんだよ。」 どけ!俺が(私が)お兄様(お姉様)だぞ? 「うん、良くなんか叫んでる。」 「会話成り立ってる…!?」 アドマイヤベガは目の前の馬から目を離せなかった。 銀の髪の艦娘が軽快に走らせる馬、自身のウマソウルの大本"アドマイヤベガ号に良く似た"馬の姿。 心配さが心を支配する、怪我などしないか病気ではないかとまるで家族の心配でもするように。 「どうして…?」 目の前の馬を見るのは初めてだ。間違いない。 だけど目の前の元気な馬の軽快な足取りを、銀の艦娘に撫でられ嘶く姿を見るとひどく泣きそうになる。 無くしたものが戻ってきた様な不思議な感覚。 そして艦娘に撫でられ嬉しそうな馬を見てギリッ!と奥歯を強く噛む。 馬に嬉しそうに嘶かれる銀の艦娘に嫉妬を覚える。 (何故お前がそこにいる。そこは私の場所だ。どけ!私はお姉様だぞ!!) そこでハットする。あれが妹な訳ないじゃないかと自身に言い聞かせる様に。 「何を思ってるのアドマイヤベガ…。あれは名も知らぬ馬、あの子な訳ないじゃない…馬のあの子もウマ娘のあの子はもう…。」 そうきっと思い違いだ。あの馬がアドマイヤベガ号に似すぎているのが原因だ。 後、あのモフモフ。そうあのモフモフが原因なのだ。手触りの良さそうなあの毛並みが自分を狂わせたのだ。 「そう気の迷い。あのモフモフが私を迷わせているのよ…。」 546:635:2022/10/29(土) 16 24 37 HOST 119-171-248-234.rev.home.ne.jp 「スペチャン!!ドウシタノサ!?」 「スペ先輩!?」 「スペ大丈夫か!!」 心配するスピカの面々の言葉も耳に入らない。 紫色の勝負服を纏うスペシャルウィークはただその瞳よりだくだくと涙を流し続けていた。 スペシャルウィークの視線の先にはじっとこちらを見つめ続ける背に鹿毛の艦娘乗せた馬の姿。 既視感を感じ一目見た時から視線を離せなかった。 係留場のその馬の隣にいた自身の髪同じ黒鹿毛と流星持つ馬に嫉妬すら覚えた。 分からない、全てが分からない。何でそんな感情を抱いたのか、何故既視感を抱いたのか。 その馬は今、ただ静かに自分を見つめる。ただそれだけで感情が爆発しそうだ。 心の中はグチャグチャだ。 悲しくて切なくて嬉しくて楽しくて目の前の馬に抱きつきたい。 自分の成長を見て欲しい、目一杯甘えたいという感情が生まれる。 その様子を見て鞍上の艦娘はフゥと溜息を吐く。 「スペシャルウィークさん。」 「……。」 「スペシャルウィークさん?」 鞍上の艦娘の声に反応しないスペシャルウィークにトレーナーの沖野は肩を揺さぶった。 「おいスペ!」 「ふぇ…は、はい!」 そこで漸く正気に戻る。 「心ここに非ずといった様子なのです…スペシャルウィークさんは出走取りやめるべきなのかもです…。」 「そうかもなあ。これじゃレースにならんかもしれん。こんな状態じゃ怪我の元にもなっちまうだろうし。」 出走取りやめ、その艦娘の言葉にひどく動揺する。 走れない。何よりも眼前の馬と走れないという事実に何よりも感情が動き膝と手をつき号泣する。 「い"や"て"す"!は"し"ら"せ"て"く"だ"さ"い"!!」 スペシャルウィークは泣きべそをかきならが訴える。 ただただ走らせて欲しいと涙を流すスペシャルウィークにどうしたもんかと頭を掻く沖野やスピカの面々。 その時鞍上の艦娘はふわりと地面に降りるとスペシャルウィークに近づくと…そのまま抱き上げた。 「ふえ?」 「はい!?」 「まあ…!」 ウマ娘でない、ヒト娘にしか見えずスペシャルウィークより一回り小さい、にも関わらずスペシャルウィーク一人を軽々と持ち上げた。 沖野は呟く。 「そういや艦娘ってのは見た目ニシノフラワーくらいのカイボウカンって艦娘でも2500バ力(りき)出せるって話だったな…。」 「「「2500バ力(りき)!!?」」」 「あー、私だと駆逐艦という艦種に分類されて5万馬力なのです。」 「「「ご、ごまん…。」」」」 そして艦娘はスペシャルウィークを抱えたまま馬に乗るとそのまま鞍に座らせ手綱を握らせると自身は馬のから離れる。 547:635:2022/10/29(土) 16 25 18 HOST 119-171-248-234.rev.home.ne.jp 「そのまま少し走ってくるといいのです。」 「ふえ…?」 「おい!スペは馬に乗ったことなんて!」 「大丈夫なのです。さ、行ってくるのです。」 艦娘が促すと馬は嘶きスペシャルウィークを乗せたまま駆け出す。 「あのおウマさんなら大丈夫なのです。ボソッ(お母さんですし)。」 艦娘の呟きに眉を動かす沖野。 「(オカアサン…おかあさん…お母さん!?)」 走る馬と鞍上のスペシャルウィーク、その姿を見たスピカの面々は呆然とする。 「なあスペ先輩って…。」 「馬に乗ったことはないはずよ…。」 「何故初めてでああも乗れますの…?」 おっかなびっくりで手綱を握り固まっていたスペシャルウィークであったが数分もしない内に馬の走りになれ速歩で走っていた。 そんなスペシャルウィークを見ながら艦娘は呟く。 「それに多分ウマ娘としては知らなくても覚えているのですよ。」 「何を…。」 「ウマソウルが…人を乗せターフを駆け抜けた記憶と経験を。」 私達艦娘の様に…意図せず溢れた言葉を沖野は聞いた。 そしていつの間にかスペシャルウィークは泣き止みその顔には満面の笑顔を浮かべる。 「あれなら大丈夫なのです。」 「…だな。」 沖野は自分の髪をワシャワシャと掻いた。 548:635:2022/10/29(土) 16 25 54 HOST 119-171-248-234.rev.home.ne.jp 以上になります。転載はご自由にどうぞ。 残弾はこれにて打ち止めです。
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風が一陣過ぎる。 全てを撫でて通り抜ける。 後には何もない。 吹き抜けたその余韻だけが残る。 風が一陣、過ぎていく。 夜明け方。紫のにじむ天空高く、小さな飛行影が巡っている。 真下に広がる、朝靄に包まれた深緑の森と、大河から分かれ浅く穏やかに水音を湛える川と、空そのものと。 そこにある全ての息遣いを眼下に見張るように、大きな円を描いて、流れる彩雲よりも高く飛んでいる。 その足元の森で、別の影が身じろいだ。 ゴブリンや小鬼(コボルト)の類かと見紛いそうな場所から、しかし樹々の合間に隠れるよう張った天幕から這い出てきたのは―――よくも収まっていたと思える体躯を、のそりと持ち上げる長身の男だ。 下草の露を踏んで濡れた革長靴の底で、川べりのくすぶる焚き火の跡を崩し、火種を確認するとあくびを一つ。頭を掻いて、そのまま水流の淵へと入ってゆく。清水は夜露を集めてきたように冷たく、手にした布を浸して絞りもそこそこに顔をぬぐうと、鞘を外した剃刀を顎にあてがい洗う。 一通り身奇麗になった心地良さに、大きく伸びをしたその緩慢な動きで、額に落ちる長さのある黒髪。それを後ろに流して、白み始めの空を見上げ、自然と出る溜息と共に眼を細めた。 遠く十字点のようなシルエットを睨んで笑う。 「もう、飛んでいたか。」 呟き、薄ら照らされた表情は精悍で穏やかだ。 青年と呼ぶにはやや過ぎた逞しさのある顔つきに、残る若さを湛えた瞳が、背後の深緑に似た優しい色で静かに瞬いている。その間近で、左の耳に留められた銀環が鈍い光で閃いた。 そうして朝の空気の中、雲の向こうで影が大きく頭上を一周するのを眺めて一時。 ふいに指笛を形作ると、口元へと運んで大きく息を吸った。 キ ィ ――――― … 吹き出された音は、無骨な手指に反して、細く、細く。鳥の声よりも高く小さい。 何処にも届かぬまま、森や水に吸い込まれ消えてしまうのではないかと思えるほどか細い金属音にも似たその「呼び声」に、遥か向こうで応えるよう影が翻った。 “風”が一筋、地上に吹く。 そして緩やかに。音もなく。しかし大気を切るような速さで。 昇り始めた朝日を背負って、それは降りてくる。 鳥ではない。 陽光を反射して、翠(みどり)と真鍮の鈍金に煌く、全身の鱗。 宙で広げた体長の倍はある翼膜は、蒼い血管が見えるほど薄く磨硝子のように透けていながら、そこにある空気を全て受け止めるように力強く重厚な身を減速させる。 そのまま滑るように川下から川上へ、水流を一閃して削りながら着水する、両脚の白く鋭い爪。 水飛沫が、中空に届くほど、真っ直ぐ、長く尾を引いて。 朝の光に飛散して輝いた。 舞い降りたのは一匹の、竜。 ただしそう呼べるのか定かでない程に小柄だ。 馬と同程度の体躯をしている。 身を震わせ、長い首を上げると角の生えた細面の頭をすぐさま水に落として、足元を突付いているその生き物に男が歩み寄っていく。 「あまり大きく飛びすぎるなよ。ペルシェ。 いくら街から離れていても、見つかれば近場で蜥蜴(とかげ)の魔獣が出たと騒ぎになるぞ。」 彼がからかうように[木漏れ日(ペルシェ)]と呼んだその「蜥蜴」は、捕らえたばかりの川魚をくわえたまま、瞳孔の細い眼を見開いてきょとりと振り返った。 そして爪よりも更に鋭い牙に、びちびちと跳ねる白腹を引っ掛けて丸呑みすると一声。 『 ケェッ ! 』 馬鹿にするな、とでも答えたような。あるいは男の方を馬鹿にしたのか。 そんな響きの返事を受けて、しかし彼はからからと笑った。 「さぁ、魔物と間違われる前にさっさと鞍を着けよう。今日は久々にお前も連れて行くぞ。 手綱さえ掛けていれば、獅子でも闊歩できるのがあの街だ。」 言うが早いか、天幕から乗用具一式を担ぎ出す。銀の留め金のついた鞍を載せ、銜(はみ)を牙の奥まで銜えさせ肩首に結べば、立派な乗用竜の様相になった。 引き手当人はというと、寝床を整え畳めば荷を全て竜に担がせ、後は髪だけ紐で纏めると着たままの簡素な街着に手ぶらの軽装で、手綱を掴んで歩き始める。 再度、頭上を振り仰いだ。 行き先の空は、消え行く明けの彩雲よりも鮮やかな虹色を浮かべている。 迷う余地のない目標を確認して、一人と一匹は街を目指した。 ―――― 七虹都市、アルコ・イリスの朝は早い。 そも日没の間中ずっと、七色の“虹蛇の導き(ユルング・ライン)”に照らされているこの街が、眠りというものを知っているかすら怪しいという点はさて置いて。 どんな不夜の城にも朝は訪れ、煌々とした街の灯はさんざめく日の光に取って代わられる。 そして朝一番を告げる鐘は、どこの街でも鶏の声より高らかに鳴り響くのだ。 特にここ、柘榴石(ガーネット)通りの下町に長らくそびえる、“時謳う教会”にある赤銅鐘(あかがね)の塔は別格である。 食事もそぞろにせわしく働く職人達、家族のため掃除洗濯に駆けずり回る主婦、時間厳守の宿の下働き。日常を全力で生きるそんな人々を愛した神の宿は、彼らに休まず時の移り変わりを伝えるべく、日が昇ってから沈むまで半時に一度、実に一日二十四回もけたたましく巨大な鐘を鳴らす。半時間と一時間とを告げる音にはそれぞれ緩急と規則があり、市場も問屋も音に合わせて店が開かれるため、この通りの毎日の生活を測るには欠かせないものだ。 ただし前日に酔い潰れた二日酔いの日雇い人や、朝寝坊がしたい夜働きの女などには大不評らしいが、それも神の御心の範疇らしいので問題無いのだという。 見目にも白い素朴な漆喰肌に、通りのシンボルである赤煉瓦を階段状に飾ったその塔は、街の中央塔"虹星の叡知"(アルマゲスト)と比べてしまえば工場の煙突のようなものだ。 しかし通りの人々からは文字通り、虹の女神の“赤子”だとまるで親子のように扱われ親しまれている。 そんな塔の鐘が今日もまた、青く抜ける空に朝を謳う頃。 響く鐘の低音に震える老朽化した塔の壁面で、縄一本で宙ぶらりんに下がった、幾人かの男達の姿が見える。 「―――悪ぃなぁウィド。お前さんはもうこの仕事にゃ携わる義理もねーのによぉ。」 渋い顔で肩を怒らせる壮年の職人に、ウィドと呼ばれて笑い返すのは、黒髪を無造作に結んだあの男だ。 「義理ならありすぎる位だよ。親父さんには随分と世話になった、臨時雇いでも何でも、声をかけて貰えるなら何時でもすっ飛んで来るさ。」 出立時と変わらぬ軽装も、逞しい体躯も、さばけた職人達に混じってしまえば何の違和感もない。あるとすれば左耳のカフスの銀だけが、飾り気のないその空気の中でやや浮いていた。 会話を交える男達の手には、まだ柔らかい漆喰を載せた板と、塗りナイフが握られている。壁の煤けた灰白を、目新しい貝白に塗り替えながら、親父と呼ばれた男の愚痴は続いた。 「左官の職人に、手が足りない訳じゃ無ぇんだぜ…若ぇのがどいつもこいつも、此処だけはビビッちまって誰も手がつけらんねぇのさ。不甲斐ないねぇ全く…」 舌打ちと共に見下ろした、その目線の先では「不甲斐ない若手」とやらが別働で働いているらしいが。この高さから見た地上の人々はまるでケシ粒で、誰が誰だか判別できているとは断言し難かった。 工場の煙突のようなもの、とは言われようが曲がりなりにも鐘突き塔である。 周囲の家々の二~三倍は余裕で超える背の高さ、振り返れば赤煉瓦の町並みはミニチュアのように広がっている。遮るもののない風が吹き抜け、白い鳩の群れが羽ばたく。 その景色は色んな意味で実に壮観である。 男達を支えているのは命綱一本。 否。それすらも飾り煉瓦に鍵爪で引っ掛けているだけの、保障もへったくれもない代物だ。 「俺らの頃は、この街の職人はまず年に一度、赤銅の鐘突き塔を世話できて一人前だ!なんつったのによ。時代かねぇ…いっそ中央塔みたく箒のガキどもを手伝いに寄越せと、どっかのお上に言ってみるべきか?」 この道の玄人は愚痴の合間に、突風に煽られながら器用にナイフを動かして、壁面に薄く白を伸ばしていく。 「魔術の学徒に学び舎は磨けても、職人の真似事までは出来んでしょう。むしろ親父さんなら、自分が中央塔の壁面をまっさらに塗り替えてみたいんじゃないか?」 「かっか、とんでもねぇな!我らが偉大な“虹星の叡知”様を塗り替えるなんざ、それこそ雨風どころか槍が飛んできてもおかしくねぇわ!しがない下町の左官職人に手なんて出せるもんかよ、おーっかねぇ!」 けたけたと笑う親父につられて談笑しながら、やがて手の届く範囲を綺麗に塗り終えた男達は、紐でまとめた漆喰道具を腰に下げ命綱を付け替え、横に移動していく。使える五体は全て使わなければ、一瞬の気の緩みイコール真っ逆さまなのがこの仕事であり、こんな一時だけは皆の口数も減る。間近で鐘が鳴り響いて、その音量の凄まじさに塔ごと震える瞬間など尚更だ。 そんな中でも一際軽々と、ウィドは他の職人の分まで器用に鍵爪の位置を入れ替えて、大きな猿のように身体をスライドさせて動く。綱を離した瞬間はいわゆる宙吊り懸垂の状態だ、腕にも足腰にもよほど自信がなければ本来そう易々とは動けない。 作業は手際よく進み、昼前には眩いほどの白でほぼ塗り替えられた塔が、十一回目の時を高らかに謳った。 「頼りになるねぇ。力仕事も度胸も元から申し分無い、塗りの腕前だけどうしても、短期間じゃあ真似事までしかお前さんに教え込めなかった。それが惜しいんだよ、俺ぁ。」 「はは、褒めるフリで皮肉ですか?不甲斐ない事に真似事までしか出来ないモンで、得意でカバーさせて貰えるなら御の字だ。何度も言うが俺は高いのに慣れてるだけで…腕前なら若い奴らの方がよっぽど上だろう?」 「へっぴり腰とプラマイゼロすりゃあいい勝負だぜ。お前さんさえその気なら、いつでも本職になれるだけ鍛えてやるのによ。大体この高さに慣れてるってのも不思議なモンだぁ…お前さんこそ実は、中央塔の壁磨きでもやった事があるんじゃないのか?」 「冗談を、俺に魔術の心得なんて、――― …! 」 苦笑いでからかいを一蹴しようとした、その表情が一転。 険しい形相で、眼下の街並みを振り返った。 まるで何かを聞きとがめたように耳元の銀に触れながら辺りを見回すが、当然ながら周囲に男達の声と風の嘶き以外はない。黙り込んで眉根を潜めるウィドの様子に、親父が首を傾げて声をかける。 「どうしたぁ?ぁー、そろそろ終わりだぜ、上がる準備しな。」 「…悪い親父さん、急用ができた。」 言うが早いか、男は頭上の煉瓦を掴むと命綱をあっさりと外し、腕だけで塔をさっさと登りつめた。鐘突き場の柵を跨ぎながら、首だけ振り返って叫ぶ。 「先に上がらせて貰います、後始末の分は給金から引いといてくれ!」 「お、おぉ?ちょっと待てよ、一体何だってぇ…」 尋ねるより先にその姿は視界から消えて、後には青空と赤銅鐘だけが残る。 「…相変わらず鐘よりも忙しない奴だな、あのお人好しは。」 呆れた職人の呟きに、盛大な正午の鐘だけが答えるよう謳って響いた。
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生徒名簿 > 鳴海雅人 >[乗馬]鳴海雅人(HR) [乗馬]鳴海雅人(HR) 攻魅力 2411 守魅力 2138 攻M 7661 守M 6794 コスト 13 卒業祝い 10000メン [乗馬]鳴海雅人+(HR) 攻魅力 2893 守魅力 2566 攻2M 11231 守2M 9959 コスト 13 卒業祝い 15000メン [お褒めの言葉]鳴海雅人(SR) 攻魅力 3617 守魅力 3207 攻4M 16878 守4M 14969 攻3M 16500 守3M 14632 コスト 13 卒業祝い 30000メン アピール 君の笑顔が見たいから、勝ってみせるよ。 └King Princeタイプの攻魅力大UP ストーリー 白馬に乗った王子様! 入手方法 乗馬フォーチュンキューピッド(2014/10/01 00 00〜2014/10/10 13 59) 台詞 ボイス +... [部分編集] ステップ1 おしゃべりタイム ここはとても景色がいいね。 おしゃべりタイム 君はどの馬に乗りたいんだい? おしゃべりタイム やあ、今日は晴れて良かったね。 デート電話コメント デートか……素敵なお誘いだね! 君と一緒に過ごすなんてとても楽しそうだ。是非付き合うよ。 カレ自慢アピール 君の笑顔が見たいから、勝ってみせるよ。 ステップ2 おしゃべりタイム 乗馬教室、楽しんでいるかな? おしゃべりタイム 疲れたかい? 少し休憩しよう。 おしゃべりタイム 気をつけて降りるんだよ。 デート電話コメント 相手は僕でいいのかい? 間違っていないならいいんだ。君とのデート、楽しみにしているよ。 カレ自慢アピール 君の笑顔が見たいから、勝ってみせるよ。 ステップ3〜8 好感度レベルMAX 君を捜していたとき痛感したよ。君がいなくなったら、僕はどうにかなってしまいそうだ。だから……ずっと傍にいてくれないかい? おしゃべりタイム(ステップ3〜4) 乗馬教室、楽しんでいるかな? おしゃべりタイム(ステップ3〜4) 疲れたかい? 少し休憩しよう。 おしゃべりタイム(ステップ3〜4) 気をつけて降りるんだよ。 おしゃべりタイム(ステップ5〜7) 慣れるまでは無理しないでね。 おしゃべりタイム(ステップ5〜7) えっ、僕に教えてほしいのかい? おしゃべりタイム(ステップ5〜7) 馬の気持ちになってごらん。 おしゃべりタイム(ステップ8) 成功したらご褒美をあげよう! おしゃべりタイム(ステップ8) ふふ、君は飲み込みが早いね。 おしゃべりタイム(ステップ8) 君と一緒にいられてうれしいよ。 デート電話コメント(ステップ2〜4) 相手は僕でいいのかい? 間違っていないならいいんだ。君とのデート、楽しみにしているよ。 デート電話コメント(ステップ5〜7) ふふ、誘ってくれてとてもうれしいよ! 大げさに聞こえるかい? でもこの喜びは本当さ! デート電話コメント(ステップ8) 喜んでお付き合いするよ。君とのデートはどれも素敵な想い出だからね。次も待ち遠しいな。 デート電話コメント(ステップ8) ああっ、バンビーナとのデートだなんて僕は夢を見ているのかな? とてもうれしいよ……! デート電話コメント(ステップ8) ほ、本当かい? もちろんOKさ! 大切な君からのお誘いだからね。僕が断るわけないよ……! カレ自慢アピール 君の笑顔が見たいから、勝ってみせるよ。 マイページ +... ステップ1 馬のたてがみって結構固いんだね。 あんな遠くのほうにまで、馬たちがいるよ。 今度は違うコースに行ってみないかい? ステップ2〜3 一緒にコースを回ってみないかい? このクラブに、バンビはいないのかな? 馬を自由自在に操れたら、楽しいだろうね。 ステップ4〜5 馬から落ちないように気を付けるんだよ。 僕たちの言葉、馬に伝わってるかな? バンビーナは動物と仲良くなれるほうかな? ステップ6〜7 はい、こうやって……手綱は短く持ってね。 バンビーナ、乗馬を楽しんでるかい? あの馬、僕たちの方を見てるんじゃない? ステップ8 おいで。こっちで一緒にひと休みしよう。 君とここに来られて、本当に良かったよ。 少し揺れるけど……大丈夫。怖くないよ。 もちろん、馬よりも君の方がかわいいよ。 乗馬を趣味にしたら、きっと素敵だろうね。 登校 +... 朝 ステップ1 気持ちのいい朝だね。馬もうれしそうな顔をしているよ。 早起きだなぁ。この馬はもう目覚めてるみたいだね。 今朝はもやがかかっていて、視界が良くないみたいだね。 ステップ2〜4 朝の散歩にでも行くかい? もちろん、馬に乗って……。 あっ、そろそろ僕たちの出発する時間じゃないかな? お昼ご飯をどこで食べるか、考えておいておくれ。 ステップ5〜7 [あだ名]のために、とっておきの馬を見つけてきたよ。 僕は少しだけコツがわかったよ。あとで教えてあげるね。 コースをひと回りしてから、朝ご飯にしようか。 ステップ8 大自然を見ると駆け回りたくなるね。僕も馬と一緒かな? ははっ、待っておくれ。バンビーナは朝から元気だね。 ははっ、[あだ名]はとても眠そうな顔をしているね。 今日は1日、ふたりきりの乗馬教室だね……。 おはよう、バンビーナ。今日も笑顔が素敵だね。 放課後 ステップ1 見てごらん。馬たちが楽しそうに遊んでるよ。 日差しが強いから、しばらくは木陰を進んでいこうか。 コースが分かれてるよ。どっちにするか迷っちゃうね。 ステップ2〜4 [あだ名]も慣れてきたみたいだね。競争でもするかい? 乗馬っておもしろいね。用具を一式揃えちゃおうかな。 乗馬教室での体験が、演技に活かせるかもしれないな。 ステップ5〜7 ああ、素敵な景色だね。[あだ名]もそう思わないかい? もっと前のほうに座ってごらん。ほら、こんな風に……。 ちょっとスピードの出しすぎじゃないかな? 大丈夫? ステップ8 大丈夫かい? ゆっくりと慣れていけばいいからね。 一緒に乗ってみようか? さあ、僕の前にどうぞ。 ロデオガールみたいなバンビーナも素敵だよ。 君と一緒なら難しいコースも越えられそうだよ。 さあ、[あだ名]。馬に乗って。僕が誘導してあげるよ。 夜 ステップ1 もう暗いね。こんな時間にコースに出るのは危ないよ。 馬は夜目が利くらしいんだ。僕らのことも見えてるかな? 乗馬って意外と体力がいるんだね。僕はクタクタだよ。 ステップ2〜4 君と話しながら馬に乗れて、今日はとても楽しかったよ。 今日は楽しかったかい? 僕はまた君とここに来たいな。 どうしたの? コース内で落し物でもしちゃった? ステップ5〜7 [あだ名]、空を見上げてごらん。星がとても綺麗だ……。 暗くて君の顔がよく見えないよ。もっと近づいておくれ。 あっちの明かりに向かってゆっくりと歩いていこうか。 ステップ8 君はふわふわしてるから、きちんと手綱を握らないとね。 今日は1日お疲れ様。夜はゆっくり休むといいよ。 明日、筋肉痛にならないようにマッサージしてあげるね。 君と過ごしていたら、時間はあっという間に過ぎるね。 次に来るときは君に教えられるくらいになっておくね。 デートの約束 +... [部分編集] ステップ1 バンビーナ、僕に電話してくるなんてどうしたんだい。相談事かな? なんだって聞くよ。 デートか……素敵なお誘いだね! 君と一緒に過ごすなんてとても楽しそうだ。是非付き合うよ。 ええっと、その日は……ああ、良かった。ちょうど空いてるみたいだね。大丈夫だよ。 ステップ2〜4 大丈夫だよ。せっかく君から電話してきてくれたんだからね、切るなんてもったいない。 相手は僕でいいのかい? 間違っていないならいいんだ。君とのデート、楽しみにしているよ。 実はほかに用事があったんだけど……バンビーナ、君のためなら特別に空けちゃうよ。 ステップ5〜7 [あだ名]からは連絡してこないかもって思っていたから……。この電話、すごくうれしいよ。 ふふ、誘ってくれてとてもうれしいよ! 大げさに聞こえるかい? でもこの喜びは本当さ! いい日を選んだね。僕たちがデートするのに、それ以上にピッタリな日はないと思うよ。 ステップ8(1) [あだ名]から電話が来るのを、ずっと待っていたよ……。今日はどんな話をしようか。 喜んでお付き合いするよ。君とのデートはどれも素敵な想い出だからね。次も待ち遠しいな。 その日は空いているよ。[あだ名]に会えたらいいなと思って、空けていた日だからね……。 ステップ8(2) ああ、僕から連絡しようと思ってたのに。わざわざ君からかけてくれるなんて……ありがとう。 ああっ、バンビーナとのデートだなんて僕は夢を見ているのかな? とてもうれしいよ……! うん、大丈夫だよ。それにしても具体的に日にちが決まると、待ち遠しくなっちゃうね。 ステップ8(3) ちょうど良かった。僕も今、[あだ名]と話したくてたまらない気持ちだったんだよ……。 ほ、本当かい? もちろんOKさ! 大切な君からのお誘いだからね。僕が断るわけないよ……! 手帳を確認するまでもないかな。だって僕にとって、君との予定は最優先事項だからね。 デートコメント +... やあ、[あだ名]。今日は乗馬教室の日だよね。僕はずっと楽しみにしていたんだ。 馬に乗れるだけじゃなくて、君と一緒に過ごせるこの日がとても待ち遠しかったんだ。 カレ自慢 +... [部分編集] 対決画面 ステップ1 僕がリーダーだね。がんばるよ。 ステップ2〜4 僕の力を見せてあげるね。 ステップ5〜7 見ていておくれ、バンビーナ。 ステップ8 ああ、すべては君のために……。 勝利 ステップ1 今日のデートはとても良い雰囲気だね。いつもこんな感じだったら素敵だと思わない? ステップ2〜3 ほら、僕たちの勝利だよ。ふたりで力を合わせれば、なんだってできるよね。 ステップ4〜5 やった! こんなに素敵な結果を勝ち取ることができたよ。みんな君のお陰だね。 ステップ6〜7 バンビーナ、本当にありがとう! 君ががんばってくれたから勝つことができたんだ! ステップ8 君が傍にいてくれたから、勝利を手にすることができたんだ。[あだ名]、ありがとう! ステップ8 この勝利は君が手に入れたものだよ。僕はただ、サポートしただけに過ぎないからね。 敗北 ステップ1 すまない、今日はちょっと調子が出ないみたいだ。僕がもっとがんばらないと……。 ステップ2〜3 あっ……僕たちの負け――? これは僕の責任だ。[あだ名]、君は悪くないよ。 ステップ4〜5 そんな……バンビーナがあんなにがんばってくれたのに、負けちゃうなんて……。 ステップ6〜7 [あだ名]のがんばりを無駄にしてしまうなんて……僕はなんて情けない男なんだ! ステップ8 ああっ! 僕が不甲斐ないばかりに、君にまで悲しい思いをさせてしまうなんて……。 ステップ8 [あだ名]はがんばってくれたのに……僕のせいですべてが台無しになってしまったね。 告白タイム +... [部分編集] 戦闘中台詞 ステップ1 ステップ2〜7 ステップ8 勝利 ステップ1 ステップ2〜7 ステップ8 敗北 ステップ1 ステップ2〜7 ステップ8 アルバイト +... ステップ1 おや、バンビーナもここでバイトをしていたんだね。一緒に働けてうれしいよ。 ステップ2〜7 こんなお店で働くなんて、お互いにいいセンスをしているって思わないかい? ステップ8 君と一緒に働けるなんて、僕はすごく幸せだよ……。バンビーナ、ありがとう。 好感度MAX +... あっ、[あだ名]……馬を下りたら、そのままそこで待っていてもらえるかな……。 何か用かって? う、うん……そうだね。どうしても君に伝えたいことがあるんだ。 押し留めていたけれど、もう我慢できないから……この胸に秘めた想いを聞いておくれ。 君を捜していたとき痛感したよ。君がいなくなったら、僕はどうにかなってしまいそうだ。だから……ずっと傍にいてくれないかい?
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変態ではない!変身だ! ◆45MxoM2216 平和島静雄は、暴力が嫌いである 「臨也じゃ…ない!?」 平和島静雄が学生の割には老け顔の大男、蒲郡苛と合流してしばらく 互いに情報交換をするうち、静雄にとっては寝耳に水な事実が判明した 「ああ、あの折原という男、越谷小鞠が殺された時間帯はずっとラビットハウスという喫茶店にいた。この俺自身も一緒にいたのだから間違いない。 さらに言えばこの殺しあいが始まった直後、折原は先ほど話した空条承太郎と一条蛍の二人と合流している。 普通の少女である一条はともかく、空条は中々の使い手のようであった。 折原も中々小賢しいようだが、空条に隠れて誰かを殺せるとは思えんぞ」 言われてみれば不自然な点は多くあった 詳しく思い出そうとすると暴れたくなってしまうので朧気だが、あの妙な館内放送では臨也の声はしなかった あの耳障りな声がしなかったおかげ…いや、せいでキレる寸前でありながら小鞠を巻き添えにしないために隠して行く程度の判断力は残ったのだ 考えてみれば、臨也にはわざわざ自分の声を誤魔化す必要はない あの声で「シズちゃん」なんて呼ばれたら、それだけで静雄がキレると知っているのだから、それをしない理由もない さらに、臨也はああ見えて直接凶器を持って静雄以外の誰かを殺そうとしたことはなかった 女の子を殴る趣味はないと言って笑いながら女の子の携帯電話を踏みつけるような人間だが… 普段からナイフを隠し持っていて初めて会った時も(静雄の方から殴りかかったとはいえ)斬りかかってくるような人間だが… 折原臨也は、人間を直接殺すような人間ではない 「じゃあ…誰なんだよ…!クソが…!」 蟇郡苛は、平和島静雄を評価していた 誰かを失った悲しみを背負う者同士、一種のシンパシーがあったのかもしれない 先ほどの一瞬の衝突の際、生身でありながら極制服着用者を凌駕するような一撃を放ってきたこともあり、これから共に戦う者として頼りになるとも思っていた 短気で熱くなりやすいようだが、直情型なのは自分も同じだ だからだろうか… 彼は余計なことを言ってしまった 「うむ、あのキャスターという外道を討伐した後、衛宮殿に話を聞こう」 「衛宮?」 「うむ、ゲームセンターの様子を確認しに行ったのは彼だからな。 俺が平和島を越谷小鞠殺しの下手人だと思ったのも――」 そして、蟇郡は説明してしまった ラビットハウスで香風智乃が腕輪探知機を使ったこと その結果、ラビットハウスのあるG―7エリアに蟇郡苛と香風智乃含め八人もの参加者がいたこと その後折原臨也を含む四人組と合流したこと その四人組の中の衛宮切嗣が残る二人――平和島静雄と、越谷小鞠を探しに行ったこと 衛宮切嗣が越谷小鞠の死体を発見し、平和島静雄が犯人の可能性が高いと話したこと バキ、と何かが折れる音がした 蟇郡が驚いて横を見ると、なんと平和島静雄が車の縁を手で砕いていた 「何をする!」 車を止めて蟇郡は思わず叫ぶ 「衛宮…衛宮切嗣…」 「おい、平和島?」 ただならぬ雰囲気で呟く平和島静雄に、蟇郡は困惑する 平和島静雄は、決して頭の良い人間ではない 小学生の頃、同級生である岸谷新羅が言っていた「一世代での進化」という推察も、未だによく理解できていない(これに関しては静雄が馬鹿というよりは新羅が天才すぎただけなのだが) だが、物を一切考えられないような能無しでもない あの時G―7エリアにいた八人 空条承太郎 一条蛍 折原臨也 香風智乃 蒲郡苛 衛宮切嗣 越谷小鞠 そして自分―――平和島静雄 そのうち、自分と小鞠を除いたら六人 その六人のうち、折原臨也を含む五人がラビットハウスにて待機 越谷小鞠を殺せるのは…唯一単独行動をとっていた、衛宮切嗣だけだということが分からないような能無しではない 「ええええぇぇぇぇぇぇえ゛みいいいいいいぃぃぃぃい゛や゛あああああああああああああ゛あ゛あ゛あ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛あ゛あ゛あ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛あ゛あ゛!!!!」 喉も裂けよと言わんばかりの絶叫をあげる平和島静雄 車から素早く降りたと思ったら、なんと車を持ち上げだしたではないか! 平和島静雄は、暴力が嫌いである 「落ち着けぇ!!!確かに状況証拠的には衛宮殿が怪しいかもしれんが、彼はこの便利な乗り物を快く俺に譲ってくれた!とても悪人には見えん!」 持ち上げられた車から飛び降りて着地した蒲郡は、持ち前の大声で一喝した後に静雄に説得を試みる 蟇郡にとって衛宮切嗣という男は、物欲しげな視線を送ってきた自分に対して快くコシュタ=バワーを譲ってくれた上に、気遣う言葉さえかけてくれた恩人だ さらに言えば蟇郡はこの殺し合いに巻き込まれてから、パラレルワールドといった「なんだかよく分からない」現象に遭遇した そんな「なんだかよく分からない」中で、状況証拠だけで恩人を殺人者だと決めつけるほど短気ではなかった だが… 「あああああああ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!」 平和島静雄の暴力には、理屈も理論も通用しない 激情を抑えきれない静雄は、とうとう車を空高く放り投げてしまった 数瞬の後、大きな音を立てて落下した車は、いつかの壊惨総戦挙でサバイバル自動車部に襲撃された時のようにボロボロになってしまった そしてなんと、静雄は南東…ラビットハウスの方面へ行こうとしているではないか! (平和島静雄という男…見誤ったか!) 短気なところもあるが、信用できる男だと思っていた しかし、あまりにも短気すぎてすぐに我を忘れるほどの怒りを見せる男だったようだ 完全に回りが見えなくなっているようで、あれではもしラビットハウスに行ったら衛宮だけでなく周りの人間も巻き込んで暴れるだろうことは容易に想像できた これでは、折原臨也の言った『誰であろうと喜び勇んで暴力を振るう悪いやつ』というのも、ある意味的を射ている 本人に悪気はなくても、結果的にそうなってしまうのだ 「行かせんぞ!!」 蟇郡は静雄の前に立ちふさがる 「三ツ星極制服、最終形態…!」 (だが!!そんな人間だからこそ、風紀部委員長として手綱を握らなければならん!) 蟇郡の身体を光が包む なんか全裸になってるようにも見えるが、光で局部は隠れているのでよしとしよう 「縛の装・我心開放!!極戦装束!!!」 そして、蟇郡は『変身』した そこに先ほどまでの制服の面影はない 顔には防具のような戒めがあり、腹部は大きく開いている さらに両腕が金属質の布で覆われており、右腕には炎を纏っている これが縛りの装・我心開放 伊織糸郎が四天王に繕った最後の極制服―――戦極装束の一つである 「さぁ、気が済むまで俺を殴れ!」 蟇郡は静雄の激情を受け止めることにした 言葉での説得が通じないなら、肉体言語で臨むまでだ 「邪魔だああああああ!!」 完全に我を失っている静雄は、全力で腕を振りかぶる (我心開放に変身した以上、多少殴られようがかまわん!俺の胸を貸してやる!) 自らの防御能力に絶対の自信を持つ蟇郡は、静雄が落ち着くまで彼の攻撃を受けきることにした 「こい!平和島静雄!」 平和島静雄の拳が縛りの装の腕に当たり… 「ああ~いいぞぉ、もっとだ、もっと責めろ、俺を責めてみろ~!」 蟇郡の甘い声が周囲に響き渡った… 「お前、変態だったのか…」 余りにも予想外の出来事に怒りが霧散した静雄は、複雑そうに呟く 平和島静雄は、暴力が嫌いである 折原臨也以外には好んで暴力を振るわない彼は、一度激情が収まると、とりあえず話を聞く気にはなった 「変態ではない、変身だ!」 『変態』などという言いがかりをつけられた蟇郡は『変身』を解いて断固抗議するが、とにかく今は平和島が冷静なうちに話をするべきだと判断した 「先ほどの情報交換でも話したように、この島にはなんだかよく分からないものが溢れている 状況証拠だけでは犯人と断定はできん!なにより今は、あのキャスターという外道を成敗するべきであろう!!」 キャスター討伐が本来の目的だった以上、静雄もこれには反論できなかった 「しかし!お前が彼を疑うのもまた道理! キャスター討伐を終えた後、改めてもう一度彼に話を聞く! それで構わんな!!?」 「…ああ」 渋々といったように返事をする静雄 完全に納得したわけではないようだが、ひとまず落ち着かせることができたようである 一息付いた蟇郡は、コシュタ・バワーに元の形に戻るように念じる 元通りになったオープンカーを見て、こんな便利な物を快く渡してくれた人物が殺人者だと疑いたくはないという思いを強くする蟇郡 だが、今はそれよりも優先すべきことがある 「さぁ、時間を浪費してしまった 乗れ!!放送局へ急ぐぞ!!」 示される通りに助手席へ乗り込めば、蟇郡の運転でオープンカーは走り始める かくして、今度こそ衝突は必至であった筈の二人は一人の男の甘い嬌声によって再び道を同じくした 静雄は、老け顔の変態の大男と二人きりたぁうすら寒いな、と内心で愚痴をこぼした それから、本当ならばこの車の後部座席に、小さくて怖がりなメイド服の少女が一人乗るかもしれなかったと考えて 犠牲者は俺だけで充分かもな、と遠くの空を見た 【E-4 T字路/朝】 【蟇郡苛@キルラキル】 [状態]:健康、顔に傷(処置済み、軽度)、左顔面に少しの腫れ [服装]:三ツ星極制服 縛の装・我心開放 [装備]:コシュタ・バワー@デュラララ!!(蟇郡苛の車の形) [道具]:腕輪と白カード、赤カード(10/10)、青カード(10/10) 黒カード:三ツ星極制服 縛の装・我心開放@キルラキル [思考・行動] 基本方針:主催打倒。 0:放送局に行き、外道を討ち、満艦飾を弔う。 1:平和島静雄の手綱を握る 2:キャスター討伐後、衛宮切嗣から話を聞く 3:皐月様、纏との合流を目指す。優先順位は皐月様>纏。 4:針目縫には最大限警戒。 [備考] ※参戦時期は23話終了後からです ※主催者(繭)は異世界を移動する力があると考えています。 ※折原臨也、風見雄二、天々座理世から知り合いについて聞きました。 【平和島静雄@デュラララ!!】 [状態]:折原臨也およびテレビの男キャスターへの強い怒り 衛宮切嗣への不信感 [服装]:バーテン服、グラサン [装備]:なし [道具]:腕輪と白カード、赤カード(10/10)、青カード(10/10) 黒カード:ボゼの仮面@咲-Saki- 全国編 不明支給品0~1(本人確認済み) [思考・行動] 基本方針:あの女(繭)を殺す 0:テレビの男キャスターをブチのめす。そして臨也を殺す 1:蟇郡と放送局を目指す 2:犯人と確認できたら衛宮も殺す 3:こいつ(蟇郡)、変態だったのか… [周辺への影響]: E-4エリアのT字路にて、平和島静雄がコシュタ・バワー@デュラララ!!を空高く放り投げました 近隣エリアにいれば、コシュタ・バワーを目撃できたかもしれません 時系列順で読む Back 進化する狂信 Next 女はそれを我慢できない 投下順で読む Back 進化する狂信 Next Trouble Busters 095 あげたかったのは、未来で 蟇郡苛 132 One after another endlessly 095 あげたかったのは、未来で 平和島静雄 132 One after another endlessly
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登録日:2018/09/02 (Sun) 02 10 51 更新日:2024/06/06 Thu 16 27 49NEW! 所要時間:約 8 分で読めます ▽タグ一覧 16年クラシック世代 G1馬 サラブレッド ステイゴールド産駒 トッキュウジャー←は関係ない レインボーライン 天皇賞馬 岩田康誠 水かきのついた馬 種牡馬 競走馬 競馬 虹 馬 鹿毛 サトノダイヤモンドの光に圧され、キタサンブラックの影に隠れたレインボーライン 七色の光を解き放つ 岩田康誠 ──2018年 第157回天皇賞・春(GⅠ) 本馬場入場 実況 吉原功兼アナ(関西テレビ) ■誕生~初重賞制覇 2013年4月1日、名門ノーザンファームの生まれ。 父は黄金旅程ことステイゴールド、母レーゲンボーゲン、その父はフレンチデピュティという血統。半姉(異父姉)にローズステークス(秋華賞トライアル、GⅡ)を勝ったアニメイトバイオがいる。 2歳になった2015年8月、四位洋文騎手を鞍上に2番人気でデビューしたが、1番人気に推された後の重賞馬プロフェットに2馬身差をつけられ2着。続く未勝利戦も2番人気で2着に敗れたが、単勝1.9倍の1番人気に推された3戦目で2馬身半差をつけ勝利。なお、彼が1番人気に支持されたのはこの1度きりであった。 続けて岩田康誠騎手とのコンビで臨んだ荻ステークス(OP特別)を5頭立て4番人気で3着とし、蛯名正義騎手とのコンビで重賞初挑戦となった東京スポーツ杯2歳ステークス(GⅢ)では11頭中9着と大敗したものの、500万条件に戻った次戦は幸英明騎手の手綱でアタマ差の勝ち星を得て、6戦2勝で2歳シーズンを終えた。 3歳シーズンの2016年は、年明けのシンザン記念(GⅢ)から始動し6着。騎手がミルコ・デムーロ騎手に変わった次戦、2月末のアーリントンカップ(GⅢ)では4番人気に支持され、5着までタイム差なしの接戦となったが、父譲りの勝負根性が発動したかハナ差で辛勝した。 しかし、ここから彼は長いトンネルに入ることになる……。 ■長い長い曇り空 アーリントンカップの次戦、ニュージーランドトロフィー(GⅢ)では、内田博幸騎手が騎乗したが前に届かず掲示板がやっとの5着。鞍上が福永祐一騎手に変わってGⅠ初挑戦となったNHKマイルカップでは、12番人気の低評価に反発するかのように中団からよく追ってメジャーエンブレムの3着となったが、続けて挑戦した東京優駿(日本ダービー)ではマカヒキの8着に敗退した。 しばらく休養して挑戦した8月の札幌記念(GⅡ)では、前々年のオークス馬ヌーヴォレコルトこそ交わしたが、ネオリアリズムと前年年度代表馬モーリスの壁に阻まれ3着。初古馬対戦で、しかも上位は香港でも実績を残す名馬であることから悲観する内容ではないと思われたが、9番人気で挑戦した次走の菊花賞(GⅠ)は先に抜け出たサトノダイヤモンドに届かず2着、続けて鞍上をクリストフ・ルメール騎手に変更して挑戦したジャパンカップ(GⅠ)でも逃げ切ったキタサンブラックの6着に敗れた。 4歳になった2017年は、デムーロ騎手が久しぶりに手綱をとった始動戦の日経賞(GⅡ)でシャケトラの4着、天皇賞・春(GⅠ)では名手・武豊騎手をもってしても「破られないと思っていた」と語るディープインパクトのレコードを一気に0.9秒更新した現役最強馬キタサンブラックの常識外れの走りに完敗の12着に終わった。6月の宝塚記念(GⅠ)は1年8ヶ月ぶりに岩田康誠騎手とのコンビで出走したが5着に終わり、秋へ向けて英気を養うことになった。 ■水かきのついた馬 ここから先を綴る前に、少し彼の血統について触れておきたい。 1993年の天皇賞・秋(GⅠ)ではハナ差2着に敗れたセキテイリュウオーを兄に持つ彼の祖母・レインボーファストの父に、レインボーアンバーという馬がいる。 1986年生まれで、生涯成績は9戦3勝、芝で勝ったのは皐月賞トライアルの弥生賞(GⅡ)のみ。 しかし、この馬が勝った弥生賞は一言で言えば「とんでもねえレース」だったのである。 この日、前夜から降り続いた雨で、馬場は不良。まさしく「最悪」としか言いようがない状態であった。 そんな中で行われたレースは、単勝1.4倍の断然一番人気サクラホクトオーがノメり倒して沈没するわ、逸走する馬は出るわでメチャメチャな状態になってしまったのであるが、そんな中でレインボーアンバーは後続を1.7秒も突き放し、まるで水かきがついているかのような走りを見せて圧勝したのである。 レインボーアンバーはその後、菊花賞2着を最後に故障で引退。7年間で残した産駒はわずか25頭であり、繁殖入りした産駒はなんとレインボーファストを含めて2頭しかいなかった。 しかし、その「水かき」のような走りが、28年の時を越えてその片鱗を見せることになるのだから競馬は面白い。 ■兆し 話をレインボーラインに戻そう。6月の宝塚記念で敗れた彼は、10月29日の天皇賞・秋で復帰することとなった。騎手は変わらず岩田騎手である。 しかしこの時期、折しも日本には台風22号が接近していた。その猛威は、前週の菊花賞で既にその片鱗を見せ始めており、同レースではレコードから17.9秒遅れとなる3分18秒9という凄まじいタイムが記録されていた。このため中止すら懸念される事態となったが、結局レースは予定通り開催されることとなった。 余談ながら菊花賞のタイムは近10年で最も遅いタイムより12秒7遅い、これより遅いタイムは1946年まで遡ると言うとんでもない物である。 台風による降雨による馬場の悪化のみが原因でこうなっているのだから、その翌週でさらに雨が続いていた天皇賞・秋が中止の懸念が浮かんだのも無理もない。 迎えたレースは26年ぶりの不良馬場となり、レインボーラインは父ステイゴールド・母父フレンチデピュティ・母母父レインボーアンバーということで不良馬場適性が一部から期待されてはいたものの、それでも単勝59.6倍の13番人気。 スタートでいきなり隣の1番人気キタサンブラックが出遅れ波乱を思わせる中、スッと出たレインボーラインは後方を追走。最後の直線でただ一頭内側を抜けてきたキタサンブラックと宝塚記念優勝馬サトノクラウンが前方で叩き合いを繰り広げる中、レインボーアンバーから受け継いだ水かきが目覚めたか、両雄を2馬身半差まで追い込んで3着に入る健闘を見せた。4着以下を5馬身ちぎっていたことを考えれば、異次元の戦いを見せた上位2頭を2馬身半差まで追いつめた彼の道悪適性がよく分かるというものである。 続くジャパンカップはキタサンブラックに借りを返したキタサンの同期シュヴァルグランの後ろで6着、有馬記念(GⅠ)もキタサンブラックの有終の美の前に8着に終わった。 しかし、彼を取り巻いていた雲は、確実に晴れようとしていたのである。 ■七色の虹がかかった日 2018年、5歳になった彼の始動戦は3月の阪神大賞典(GⅡ)。 前年の台風の菊花賞で2着に入り、京都記念(GⅡ)を勝ったクリンチャーと、ステイヤーズステークス(GⅡ)を3連覇した長距離の強者アルバートに続く3番人気に支持されたこのレースで、レインボーラインは後方から運ぶと直線入り口で先頭に立ち、そのまま真っ先にゴールに飛び込んだ。 2年にわたる長い長いトンネルを、ようやく脱した瞬間だった。 その勢いに乗って、前年12着と涙を呑んだ天皇賞・春に挑戦。NHKマイルカップから数えて、10度目のGⅠ挑戦だった。 1番人気は、前年ジャパンカップ勝者シュヴァルグラン。レインボーラインはそれに続く2番人気だった。 スタートが切られ、レインボーラインはいつもどおり後方からの競馬。向こう正面で一気に流れが変わると、息もつかせぬ戦いが始まった。 レインボーラインの4コーナー通過順位は11番手。このレースでは追い込み馬は全くと言っていいほど勝てておらず、10度目もダメかと思われた。しかし──。 内からレインボーライン!内からレインボーライン! レインボーライン!岩田か、岩田だ! 七色の虹がかかった京都競馬場です!! ──実況 吉原功兼アナ(関西テレビ) 岩田騎手の信頼に応え、彼は内からものすごい勢いで並み居るライバルを交わすと、ゴール前でシュヴァルグランを捉え、わずかの差で先にゴール板を通過した。 10度目にしてGⅠの悲願がかなった瞬間だった。 そしてこの勝利は、岩田騎手にとってもレッツゴードンキで勝利した2015年の桜花賞以来、実に3年・54戦ぶりのGⅠタイトルだった。 もう勝てないのでは、という思いに襲われ続け、眠れない日々を送った岩田騎手と、諦めずに走り続けたレインボーラインのコンビがようやく掴んだ栄光に、スタンドからは歓声が起こった。 しかし、大歓声に包まれたスタンドは、数十秒後、静寂に変わった。 岩田騎手がウイニングランを行わず、1コーナーで下馬したのだ。 JRAのルール上、下馬するということは何らかの異常があったことに他ならない。 そこにあったのは、右脚を気にするレインボーラインとそれを心配そうに見つめる岩田騎手の姿だった。 しばらくして、レインボーラインは馬運車に乗り込んでターフを後にした。 低迷から久しぶりの勝利の美酒を味わった岩田騎手だったが、勝利インタビューに応じる彼の表情に笑顔はなかった。 ■虹のあとに 診断結果が出るまでにはしばらく時間を要した。 余談ではあるが、その結果を待つ間、同じ地で散ったライスシャワーにイメージを重ねた人が多かったのか、京都競馬場のライスシャワー碑は参拝者で溢れかえっていたという。 サラブレッドは脚の筋肉が血液を送る「第二の心臓」のような役割を果たしている。 また、500kg前後ある馬体は、4本の脚がしっかり機能していなければ支えることができない。 これらのことから、脚の怪我の程度があまりに酷い馬は、まず助からないのだ。 ライスシャワーもその例に漏れなかった。 やがて、レインボーラインに下された診断は「右前脚跛行(はこう)」。 精密検査の結果、腱・靭帯の損傷が疑われたが、命に別状はないこともわかり、ファンや関係者は胸を撫で下ろしたことだろう。 その後、1ヶ月にわたる懸命な治療が続けられたが、良化が見られず、6月6日に競走馬を引退。 レースへの復帰を目指した陣営の願いは叶わなかったが、種牡馬として遺伝子を次世代につなぐ仕事へ移ることとなった。 7月、種牡馬としての繋養地となる優駿スタリオンステーションに到着。 彼の「水かき馬の血」と「不屈の闘志」を受け継いだ産駒の登場に、期待が持たれる。 が、初年度産駒デビュー直後の2022年9月に種牡馬も引退。2022年12月現在は去勢され、2008年天皇賞・春馬アドマイヤジュピタ等名馬達が住むノーザンホースパークに移り余生を過ごしている。 それでも、私達は忘れることはないだろう。 「天皇賞・春で追い込み馬は勝てない」という常識を覆した、あの乾坤一擲の3ハロンを……。 追記・修正は虹を見た方にお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] トッキュウジャー関係なかった -- 名無しさん (2018-09-02 08 47 06) ステゴの後継は上手くいくのかな -- 名無しさん (2018-09-02 09 31 37) 水かき馬の血族が永遠に続かんことを -- 名無しさん (2021-12-05 19 13 31) ステゴ産駒だけど大人しくて賢いって言われてたね -- 名無しさん (2023-02-16 22 17 47) イエデゴロゴロがレインボーライン産駒初の勝ち星をあげたとか -- 名無しさん (2024-06-06 16 27 49) 名前 コメント
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【クラス】 セイバー 【真名】 アーサー・ペンドラゴン@Fate/Prototype 【パラメータ】 筋力:B 耐久:A 敏捷:B 魔力:D 幸運:A 宝具:C(EX) 【属性】 秩序・善 【クラススキル】 対魔力:A A以下の魔術は全てキャンセル。 事実上、現代の魔術師ではセイバーに傷をつけられない。 騎乗:B 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、 魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。 【固有スキル】 直感:A 戦闘時に常に自身にとって最適な展開を“感じ取る”能力。 研ぎ澄まされた第六感はもはや未来予知に近い。視覚・聴覚に干渉する妨害を半減させる。 魔力放出:A 武器ないし自身の肉体に魔力を帯びさせ、瞬間的に放出することによって能力を向上させる。 いわば魔力によるジェット噴射。 強力な加護のない通常の武器では一撃の下に破壊されるだろう。 カリスマ:B 軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。 カリスマは稀有な才能で、一国の王としてはBランクで十分と言える。 【宝具】 『約束された勝利の剣(エクスカリバー)』 ランク:A++ 種別:対城宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:1000人 生前のアーサー王が、一時的に妖精「湖の乙女」から授かった聖剣。アーサー王の死に際に、ベディヴィエールの手によって湖の乙女へ返還された。 人ではなく星に鍛えられた神造兵装であり、人々の「こうあって欲しい」という願いが地上に蓄えられ、星の内部で結晶・精製された「最強の幻想(ラスト・ファンタズム)」。聖剣というカテゴリーの中で頂点に位置し、「空想の身でありながら最強」とも称される。 あまりに有名であるため、普段は「風王結界」で覆って隠している。剣としての威力だけでも、風王結界をまとった状態を80~90だとしたら、こちらの黄金バージョンのほうは1000ぐらい。 神霊レベルの魔術行使を可能とし、所有者の魔力を光に変換、集束・加速させることで運動量を増大させ、光の断層による「究極の斬撃」として放つ。攻撃判定があるのは光の斬撃の先端のみだが、その莫大な魔力の斬撃が通り過ぎた後には高熱が発生するため、結果的に光の帯のように見える。その様は『騎英の手綱』が白い彗星ならばこちらは黄金のフレア、と称される。 彼の「約束された勝利の剣」は二重の封印が掛けられていて、剣自体に二重構造のギミックがあり、「風王結界」が解除されても、まだ鞘が付いている。 「強力な武器はここぞという時でしか使用を許さない」という円卓の騎士の決議があり、「この戦いが誉れ高き戦いであること」、「敵が自分より強大である事」など13の条件が半分以上クリアされると円卓の騎士たちの間で使用が可決され、拘束が解けていく。 鞘がついた出力半分程度の状態でもアルトリアの物を遥かに上回る威力があり、アーチャーの「終末剣エンキ」によって発生した都市を飲み込むほどの大波濤を一撃で蒸発・粉砕している。最大出力は最早想像できない領域にある。 『とびたて! 超時空トラぶる花札大作戦』ではアルトリアの物と区別するため便宜上、「エクスカリバー・プロト」と名づけられている。 『風王結界(インビジブル・エア)』 ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1~2 最大捕捉:1個 剣を覆う、風で出来た第二の鞘。厳密には宝具というより魔術に該当する。 幾重にも重なる空気の層が屈折率を変えることで覆った物を透明化させ、不可視の剣へと変える。敵は間合いを把握できないため、白兵戦では非常に有効。 ただし、あくまで視覚にうったえる効果であるため、幻覚耐性や「心眼(偽)」などのスキルを持つ相手には効果が薄い。 彼の剣を包む鞘の一つでもある。 【Weapon】 前述。 【人物背景】 円卓の騎士たちを率いて戦乱の時代を駆け抜けたブリテンの伝説的な君主であり、騎士道の体現として知られる騎士王。 善良なるものを良しとし、悪しきものを倒す、気持ちのいい正統派ヒーロー。綾香を守る理想の王子様だが、同時に大人びた価値観とニヒルな物言いで綾香を導く保護者的な存在でもある。一人称は綾香には僕で、敵には私。 前回の聖杯戦争で、聖杯入手直前にマスターから強制的に契約を破棄され、その後遺症から前回の戦いの記憶が曖昧である、と誤魔化している。 実はかなりの天然で、番外編に登場する度に拍車がかかっている。また途轍もない大食漢だが、アルトリアと違い、腹ペコキャラではない。 「騎士王」の名に相応しい英霊最高峰の剣技と、卓越した戦況把握能力、マスターの身を必ず守る優れた防衛能力を兼ね備える。 【サーヴァントとしての願い】 キーアを元の世界へ帰還させる。 【基本戦術、方針、運用法】 セイバーは非常に強力なサーヴァントだが、マスターであるキーアの都合も有り魔力の残量に気を配る必要がある。 たとえ条件が解除されていようと、宝具の解放には熟慮せねばならないだろう。