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【名前】イギー 【出典】ジョジョの奇妙な冒険 【種族】犬(ボストンテリヤ) 【性別】雄 【年齢】? 【外見】小柄な犬。体毛の色は白と黒。 【性格】マイペースでやっかいごとを嫌う。しかし情に厚い面も。 【口調】やや乱暴な口調。 【備考】 スタンド:愚者(ザ・フール) 砂のスタンド。基本形は足が車輪になった四足歩行の獣だが、自由に姿を変えることが可能。 背中に翼を生やして滑空することもできる。 砂の塊なので、物理攻撃ではほとんどダメージを受けない。 以下、動物キャラ・バトルロワイアルにおけるネタバレを含む +開示する イギーの本ロワにおける動向 初登場話 006 始の忍法帖 死亡話 登場話数 8話 スタンス 対主催 現在状況 1日目正午の時点で生存 現データ 092 驟り雨 キャラとの関係(最新話時点) キャラ名 関係 呼び方 解説 初遭遇話 ペット・ショップ 敵対 元の世界での敵 タヌ太郎 友好 タヌタロー まん丸、ツネ次郎への伝言を預かる 006 始の忍法帖 クロコダイン 敵対 ワニ野郎 重傷を負わされる。二戦目にて右目を奪う 006 始の忍法帖 アライグマの父 中立 アホダヌキ 湯船から引き揚げる。 032 現場は木造平屋建て コロマル 友好 コロマル 湯船から引き揚げる。仇討?を助太刀される 032 現場は木造平屋建て シエラ 敵対 女 クロコダインの連れ 046 獣の卍(前篇) 夜叉猿 敵対 巨猿 クロコダインとの戦闘に乱入される 046 獣の卍(前篇) ボニー 中立 コロマルの様子を見に行ってもらう 046 獣の卍(前篇) オカリナ 友好 保護される 049:異境異聞 ピカチュウ 中立 保護される。 049:異境異聞 キラーパンサー 友好 保護される 049:異境異聞 ニャース 友好 電話で情報交換 059:距離を超えた遭遇 トニートニー・チョッパー 中立 言動に不快感 072 赦されざる者 ザフィーラ 中立 青いの 情報交換 092 驟り雨 クロ 中立 にゃんこ先生 護衛される? 092 驟り雨 ホロ 中立 情報交換 092 驟り雨 最終状態 【E-4/サッカー場/1日目/正午】 【イギー@ジョジョの奇妙な冒険】 【状態】:全身打撲(小・治療済)、疲労(中)、精神的疲労(中) 【装備】:腕時計 【道具】:支給品一式(食糧:ドライフード)、犬笛 【思考】 基本:面倒なので殺し合いには乗らない。 1:サッカー場でしばらく休んでいく。 2:雨が止んだら、まん丸に会いに行く? 3:ツネジローを探し、タヌタローのことを伝える……? 【備考】 ※イギーの参戦時期はペット・ショップとの戦闘で、下水道に逃げ込む前後です。 ※スタンドの制限に気づきました。 ※タヌ太郎に少し心を許しました。 ※コロマル、アライグマの父と情報交換をしました。 ※ピカチュウたちと情報交換しました。異世界という情報を得ています。 ※オーボウ、グレッグル、ミュウツーへの伝言を預かりました。 踏破地域 1 2 3 4 5 6 7 A■■■■■■■ B□□■■■■■ C□□■■■■■ D■□□■■■■ E■□□□■■■ F■■■■■■■ G■■■■■■■
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【アニソンセッション会(秋)9/20】 開催日時:9/20(日)14時~17時 会場:Studio246 NAGOYA 幹事:ちのp 連絡先(メッセ)→chinoppie@hotmail.co.jp いまんところまとめ。 参加者 Gt:ペロペロ、某 Ba:とり子、ちのp Dr:⑨ Key: Vo:ありす 参加者(予定次第) Gt:nkzn、らと(nkznさん次第) Ba: Key: Dr:ー姫ニ太郎 私の恋はホッチキス Gt:ペロペロ Ba:とり子 Radio d2b on Air Gt:ペロペロ、某 Ba:ちのp ギー太に首ったけ Gt:某 Ba:とり子 Dr:⑨ 君へとつなぐココロ Ba:ちのp Gt:⑨
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――わたしは二人の女の子を愛している その日、身をきるような寒さに眼が覚めた 前日まで暖かかったせいか、どうも体が急な変化に対応できなくなってしまっているらしい ふと、寒空の窓の外を見るとあわただしそうに彼女が駆けて行く 彼女にしては珍しい。遅刻寸前まで家を出ないことなんてなかったのに その理由は下の階に降りてからようやく判明することになる 「……ギリギリまで待っていてくれたんだ」 テーブルの上には彼女が用意してくれたのであろう、朝ごはんが並んでいた ラップ越しに触れてみる ……まだ温かい 起こしてくれてもよかったんだけどなぁ ポツリとそう呟いていた だが、それも彼女の優しさなのだろう 「駄目な姉だ……」 するとそれを必死に否定する可愛い妹の姿が浮かんだ きっと彼女はそんなことはないよと慌てた顔をしながら否定してくれるのだろう だけどそれでも 「駄目な姉だね……」 気まぐれに、いつも彼女が座っている椅子を引いた そこにストンと腰を落とせば、やはりその椅子もまだ熱を持っていた 酷い姉だと自ら酔うように罵る そうすれば、許されると思っていた だって私は彼女の気持ちを知っていたのだから ▼ 冷たい部屋に戻り、着替えていると 自分でも気付かぬうちに口からメロディがこぼれていた 文化祭で歌った歌のメロディラインを鼻歌でなぞる そんな気のまぎらわせかた 卒業してから、考えることが多くなった 先日我が軽音部の部長に、「考え事か、唯?」とまで尋ねられるほど 私は自分を隠せなくなっている そういえば、隠さなくいけなくなったのはいつからだったのだろうか 私の心には彼女達がいた 彼女と――そして彼女のことだ 共に年下の少女だ それなのに、私よりしっかりしていて 私のことをしょうがないなぁ と笑ってくれて そして可愛く照れたりもするもんだから 「私はそういうところが好きなんだろうね」 こんなこと一人の時にしか絶対に言えない それが私が自分に引いたボーダーラインだ 言わなければいいのに、と自分でも思うが たまに言葉にしておかないと、途方もない不安に襲われた 「あぁ、でもギー太にはいつも聞かれちゃうね」 部屋の隅で黙って私の話を聞くように立てかけられていたギー太に手を伸ばす 慣れたこともあり、彼を抱えても私はよろめくことはなくなった 重さはある。だが、それが私にピッタリとくる重さになっていた ピックを持たずに、弦をゆっくりとはじく 低音の心地よい音が私の耳に安らぎをもたらした ――ピックに手を伸ばす 奏者は自分、観客は自分の小さな音楽界が始まった 気付けば私は音の世界に没頭していた だが、一人での演奏はどこか味気なく感じて やがて飽きに似た感覚を覚えていた ゆっくりと息を吐き出し、吸い込んだ 胃の中が冷たい空気で満たされていく そしてピックを弦と弦の間に挟むと、ゆっくりと足に力を入れた 「学校……行こうかな」 悩んだかのような言葉とは裏腹にもう私の心は決まっていた クローゼットへと向かい、もう役目を全うしているそれを取り出す それを身に着けている時だけは、彼女達と同じ高校生でいられる気がした ▼ ギー太を持ち、玄関へ降りると そこには手袋が落ちていた それは彼女の忘れ物であり、私にとっても大事なものだった 彼女はマフラーを風で飛ばされたと言った ――だから私のマフラーを彼女の首に巻いた 私は手袋の片方を失くしたと言った ――だから彼女は私の冷えた手を両の手で握りこんだ 玄関を出ると、部屋の中とはまた違った寒さが私の身を襲った 「ふっふっふ、なんか侵入者みたいで悪いことしてるみたいだね」 校門の前で私は楽しくなっていた 5時間目の始まった校舎は静かで、その中には彼女達もいて…… 別に気にする必要もないのに、忍び足になる 気分だけは、一流のスパイだ しかしそんな気分も校舎に入った瞬間、抜け去った 「唯ちゃん?」 侵入早々かつての担任に見つかっているようでは、スパイ失格だろう 「さわちゃん、こんにちわー」 「あらっ、唯ちゃん一人?珍しいわね」 ここへ来るときは、今まで必ず誰かと来ていた それはムギちゃんであったり、りっちゃんであったり、澪ちゃんであったり、 卒業してからも4人で来ることが多かった それが今私は一人だ そのことにさわちゃんは驚いているのだろう 「でも、今日はたぶん部活はお休みよ?」 だから、とさわちゃんが続けた さわちゃんがいいたいことは分かっている 今日は彼女も部室にはあらわれない――つまりはそういうことだろう だが、私は別にそれでも構わなかった 「でも、部室はあいてるんだよね?」 「えぇ、まぁ」 さわちゃんが意外そうな顔をする どうやらそれを聞けばそのまま私が帰ってしまうのではないかと考えていたらしい 「あっと、それじゃあ唯ちゃん。私見回りの途中だから、行かないとね」 「ご苦労様ですな」 「ふふ、唯ちゃんあんまり似合ってないわよ」 「そうだ、さわちゃん。憂にこれを渡してくれない?」 取り出したのは朝玄関で見つけた手袋だ ここにくるまで私がつけていたので、まだ温かい さわちゃんが、しょうがないわねぇとそれに手を伸ばし――とめた 「やっぱり、自分で渡しなさい。憂ちゃんには部室に行くように言っておいてあげる」 「えー、さわちゃんのいけず~」 そうしてさわちゃんは階段を登っていく だが、階段の踊り場でピタリと足を止めると振り向き 「唯ちゃん、あまり考えすぎはよくないわよ」 それだけを言うと、さわちゃんはウインクをしてまた階段へと足を伸ばした 私も遅れて続くように階段へと踏み出し ……さわちゃんにはお見通しかぁ あらためて教師という仕事の凄さを思い知らされた ▼ 部室はなにも変わっていなかった いや、変わっていないように見えるだけ、本当は変わっていたのかもしれない それでも私には変わっていないように思えた ギー太をいつもの場所に置き、私は4つの勉強机をつなげたテーブルへと向かう 「これは……」 彼女がいつも座っていた位置に、一本のカセットテープが置かれていた そこには丁寧な字で、【梓・憂・純・新生軽音部】と書かれたシールが貼り付けられてある 微笑ましい気持ちと同時に少し寂しく思う 4月、そこに私の姿はない 彼女達の演奏に私の音は混じることはないのだ もちろん、不満があるわけじゃない りっちゃん達と演奏できたことは、おそらく私の一生の思い出だ 彼女達に混ざりたいのならば、あの思い出を捨てろ と言われれば、 まちがいなく私はそんな話はお断りするだろう だけど……それでも少し寂しいと感じるのは―― 「私は欲張りだなぁ」 最初から分かっていたことだ 選べない。そもそも選ぶというのがおこがましいのだ ただ手放したくないものが多すぎた それでも彼女達は ――優しすぎる妹と素直になれずに困惑する後輩は 笑いながら許してくれるのだろうか 「考えすぎはよくないよね。……よーっし!!」 さわちゃんの言葉を思い出し、私は立ち上がりギー太に走り寄った 朝触ったばかりだというのに、どこか懐かしくその音が聞きたくなった 「ソロライブの始まりだね」 ▼ 「お姉ちゃん!!」 5限目のチャイム終了からほどなくして、彼女が部室に駆け込んできた ここまで来るだけなのに、息をきらせているということはそれだけ急いできた証だ まったく……普段は優等生なのに 思うだけで口にはださない。 嬉しかったから 「どうしたのお姉ちゃん? 今日は一人なの?」 「ほっほ、まぁここに座りなされ」 どこかで見た年配者の口調をまねる 「お姉ちゃん、あんまり似合ってないよ」 さわちゃんと同じ反応をした彼女はクスりと笑うと 私の正面に腰をかけた 「それでどうしたの?」 「いやぁ、寂しくなってねー。憂に会いたかったんだよ」 本音だけど、本音に聞こえないように茶化して言った すると彼女は困ったように笑った 「それは嬉しいけど……」 「憂、これ忘れていったでしょ?」 もう一度ポケットから手袋を取り出し、彼女の目の前へと差し出した 彼女は一瞬、キョトンとした後 「ありがとうお姉ちゃん。もしかしてこのためだけに……?」 彼女の気遣いが手に取るようにわかる おそらく私に対して申し訳ないと思っているのだろう ……そんなこと気にしないでいいのに だから 「ちょっと部室に忘れ物をしてね。それを取りに来るついでだよ」 彼女に気を使わせないように、そう言った すると彼女は一瞬、悲しそうな眼をみせた気がした が、その一瞬は間違いだったかのように彼女は笑みを重ねる 「ありがとうね。お姉ちゃん」 それは本当は毎日のように私が言わないといけない言葉なのに ただ、その言葉を受け入れるしかなくて 気の利いた事も言えずに、私の口は黙ってしまう 「あっと、ごめんねお姉ちゃん。次は移動だからもう行かなくちゃ」 そして彼女は立ち上がり、慌しく廊下へと向かっていく 彼女はおそらく私の迷いもすべて知っている 賢い子だから、私とは違うから。 きっとこの気持ちの解決方法も知っているのだろう でも、それを聞くことは許されない 彼女自身もまた避けているような気がしたから 去り際に彼女が零した 「私はお姉ちゃんの妹だよね」 掠れそうな声だったが、かろうじて私の耳がそれを拾ったが、 その意味を私は知ることはない だけど、やはり彼女は知っていた ――私の答えがもう出ていることを 今度は私が決着をつける番だ だから、私はまだ帰らずに放課後まで残ることにした ――彼女が来てくれるのを祈りながら ▼ 「……い……んぱい……ください!!」 今日の目覚ましはやけに可愛い声だと、まどろんだ意識で思う ゆっくりと意識が現実に浸透していく 「唯先輩、起きてください!!」 瞼を開けると、そこにはツインテールを揺らしながら私を揺すっている彼女がいた 「うーん、あずにゃんだ~」 彼女の背中に手を回し、もっと側へと引き寄せた そしてそのまま、私は顔を彼女の胸に 「ちょっ、ちょっと唯先輩!! 本当に起きてくださいってば!!」 その彼女の焦った声を聞き、私は本当の目覚めを迎えた 「あれ、あずにゃんこんなところでなにをしてるの?」 「それはこっちのセリフです!! 唯先輩こそなにをしてるんですか」 「えへへ、実はあずにゃん成分が足りなくてここで倒れていたのだっ」 あながち嘘でもない冗談を言う 彼女に会いたかったのは本当だ 「それより離してくださいよー」 「う~ん、もうちょっと~」 彼女の体を少し強めに抱き寄せる すると彼女が恥ずかしがっていることがわかった そしてそのことに満足を覚えた私はようやく彼女を解放した 「あずにゃん、一緒に帰ろうっか」 窓の外はすでに日も沈みきり、薄暗い帳が下りてきていた 学園にもうほとんど人はいないのだろう 歩いている人影すらも、見当たらない 静かな空間の中、私の鼓動は壊れてしまっていた 3
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憂「お姉ちゃん。こたつで寝ちゃダメだよ」 憂「おーきーてー」 唯「ふぇ……」 って……ああ! 肩に涎が垂れています。ちょっぴり生暖かい感触。 後で拭いておきましょう。 唯「んん……!よく寝たー!!」 大きく背伸びをして 大きなあくびもしてお姉ちゃんは元気ハツラツ状態です。 元気いっぱいなのはいいことです。 元気なお姉ちゃんが一番です。 唯「さて、いつの間にかこんな時間」 憂「寝すぎだよ」 唯「中途半端な時間だからご飯食べるわけにもいかず、さてどうしたものか」 憂「お姉ちゃん……私お姉ちゃんがギター弾いてるところ見たい!」 唯「おお!ギー太の出番ですか。いいよ!まってて!!」 やった!と思いました。 お姉ちゃんのギターを弾く姿を見るのは学園祭のライブ以来です。 しかもあの時とは違って今回は間近で見れます。 ギターの弾くお姉ちゃんは可愛い――よりも格好いい!です。 可愛くもあるんですけどね。 こころときめいて、ぴょんぴょんと小躍りしたくなります。 そんな思いでお姉ちゃんが来るのを心待ちにしていました。 暫くするとどたどたと階段を駆け下り ギー太を抱えたお姉ちゃんが登場しました。 唯「じゃーん!」 憂「わっ、お姉ちゃん格好いい!!」 唯「いやあテレるねえ」 ちょっと頬を赤くして笑っています。 そんなお姉ちゃんを、お姉ちゃんがっばって!と応援しました。 唯「よーっし。憂のためにやっちゃうよー」 憂「わーい」 大きな拍手でお姉ちゃんを迎えます。 唯「どーもどーも」 唯「じゃあ最初はやっぱりふわふわ時間!」 聞きなれたイントロから始まり痛快なメロディが流れます。 私も拍手で合いの手を入れました。 そして澪さんが書いた歌詞を歌っていきます。 とてもメルヘンチックでちょっと恥ずかしいけど お姉ちゃんはとても楽しそうに歌います。 楽しそうに歌うお姉ちゃんの声はとても心地よいものでした。 歌っている本人が楽しそうだから聴く方も楽しくなって仕方ないのです。 歌ってる笑顔が、声が、もう全身から楽しさが伝わってくるようでした。 そんなお姉ちゃんを間近で見れるのが嬉しくて嬉しくて すこし、涙ぐんでしまいます。 でもお姉ちゃんに涙を見せるわけにはいきません。 心配かけるとギターを弾くどころじゃあありませんから。 それを誤魔化すように大きく拍手してお姉ちゃんを――この場を盛り上げました。 じゃーんと云う終わりの音が響きます。 お姉ちゃんは右手を大きく上に上げ、ポーズを決めていました。 顔もぎゅっと引き締まって俗に言う“ドヤ顔”ですね。 そんなお姉ちゃんも格好よく、可愛いです! 私は立ち上がってこれでもかと云うくらい拍手をしました。 憂「お姉ちゃん格好いい!!」 唯「ありがとうありがとう!」 テンションが高いのか先程のようなテレはありません。 そんなお姉ちゃんが大きく見えます。 とっても頼れるお姉ちゃんな気がしてなりません。 ついつい見惚れてしまいました。 唯「ふふん、惚れちゃいけないぜ!」 予想外の言葉にビックリと恥ずかしさを覚えました。 カーっと顔が熱くなってきます。 唯「あっ、うい顔あかーい」 憂「あ、赤くないよ!!」 両手で顔を覆い隠し、お姉ちゃんに言います。 自分の手が頬に触れると尋常じゃないくらい熱くなっていました。 自分の顔はどれくらい赤いのでしょう。 気になって仕方ありません。 トマトのように赤いのでしょうか。 そう思うと顔から火が出そうでした。 憂「お姉ちゃんが変なこと言うから……」 唯「えー。私別に変なこと言ってないのに」 憂「私のことはいいから、次のお願い。もっと聴きたいなあ」 唯「おっけーおっけー。まかせなさい」 憂「えへへ、ありがとう」 ふんすっと鼻息を荒げてお姉ちゃんは再び演奏をします。 そんなお姉ちゃんをずっと見続けました。 いっぱい歌っていっぱいギー太をしゃべらせ いっぱい笑顔になっています。 私はお姉ちゃんに負けずに笑顔で応えます。 笑顔を貰ってばかりじゃいけないもんね。 おかえしをしないと、そう思うばかりです。 ふわふわ時間から始まり、新曲のいちごパフェが止まらない ごはんはおかず、冬の日、天使にふれたよ! そしてもちろん――U Iも歌ってくれました。 お姉ちゃん自らが書いた歌詞です。 素敵な歌詞だと思います。キミ――と言うのは私のことだよね。 初めて目にした時は心があたたまりただ笑顔になるだけでした。 お姉ちゃんの声は私の心をあたためてくれる魔法の声です。 いつまでも聴いていたい。そんな声なのです。 そして再び終わりのポーズを決め、演奏は止まります。 ギターの音が響き、私は余韻に浸っていました。 唯「ういー?」 憂「あっ!凄すぎて意識が飛んじゃいそうだった!」 唯「またまた大げさな」 くすくす笑うお姉ちゃん。 大げさじゃないよと私も笑って答えます。 本当に良い音楽をありがとうと言いたくなる演奏でした。 そう思うと初めてギターをさわっている時を思い出します。 高校一年生の時に買ってきたギターは ちょっとばかりお姉ちゃんには大きく見えました。 初めはコードも知らないみたいでただ弦を弾いてたり 服着せてたりしているだけでした。 でも、ちょっとずつちょっとずつさわる時間は増え いつの間にか難しいコードも弾けるようになり リビングで楽しそうにしているお姉ちゃんを私は見てきました。 お姉ちゃんはがんばれば出来るのです! そう思わせる出来事でした。 それからどんどん上手になり、校内ではファンの子もいっぱい居るそうです。 自分のことじゃないけど、何故か嬉しくなります。 唯「ういー。そろそろおなか空いたよー」 そう力なく言いました。 そうですね、もうお夕飯の時間です。 いっぱい演奏したお姉ちゃんにはいっぱいご飯を食べて力をつけてもらいましょう。 憂「あ、そうだね。直ぐ作るよ」 唯「ほーい。ちかれたー」 ギー太を部屋に置いて、戻ってきたお姉ちゃんはソファーに倒れこみます。 沢山演奏したからね、疲れているんだよね。 それなら今日のご飯はお姉ちゃんの好きなカレーかな。 かーれーちょっぴりらいすたぁっぷり!なんてね。 カレーのちライスを鼻歌で歌いながら調理していきました。 一時間ほどで完成し、テーブルへカレーを運びます。 ちょっぴり甘めのカレー。 ぱくぱく食べれてお姉ちゃんは大好物です。 私は辛いのもいけるけど、甘いのもそれなりに好きかな。 お姉ちゃんを呼ぶと、待ってましたと言わんばかりの勢いでテーブルに着きました。 子どものようにはしゃぐお姉ちゃんに笑いながら 二人で手を合わせていただきます。 お昼は食べてなかったのでいつも以上においしく感じました。 胃にカレーが沁み込んでる感じです。 お姉ちゃんもおいしいおいしいと言っています。 まあ、空腹に勝る調味料は無いといいますからこれはこれでよかったのでしょう。 おいしく食べれて良かったね。お姉ちゃん。 いつもの1.5倍は食べたお姉ちゃん。 おなかを苦しそうに抱えています。 憂「だから食べすぎって言ったのに~」 唯「だって……おいしかったもん」 ちょっと涙目で床に寝そべりながら言いました。 憂「はい、いっぱい食べてくれてありがとう」 憂「次は八分目にしとこうね~」 唯「わかったよー」 うーんうーんと唸りながら床を転がっています。 ちょっとかわいそうですけど、私にはどうすることもできません。 お皿の片付けも終わり、お姉ちゃんの方へ目をやると相変わらず寝転がっています。 ウシになるんじゃないかな――と思いながら声を掛けます。 憂「お風呂沸いてるけど入る?」 唯「ういが先入っていいよー」 憂「そう?じゃあ先入っちゃうよ」 唯「うんーどうぞー」 ――カポーン 湯船に浸かっていると色色と考えることができます。 学校のこと友達のこと嫌なこと楽しいこと。 今日は――お姉ちゃんのことだらけ。 おやすみだから、いつも以上に一緒に居られて楽しかったもんね。 頭の中で今日の出来事が廻ります。 朝起きてからご飯食べて、一緒にまた寝て ギター演奏してくれて、またご飯食べて いっぱい笑ったなあ。 残り少ない高校生活をお姉ちゃんと楽しもう。 そう思うばかりです。 卒業したら一緒に居られる時間はより減るのかもしれないですから。 お風呂を出て、リビングへ戻ると こたつに突っ伏しているお姉ちゃんが見えました。 こんな所で寝ちゃダメだよと言うもなかなか起きてくれません。 そうとうお疲れのようです。 仕方ありません。今日はここで寝かせましょう。 上に運ぶ力は私には残っていません。 というか流石に大変です。 けどお姉ちゃんをこんな広いリビングで一人で寝かせるのも忍びないので 私も一緒に寝ることにしました。 こたつの電源を切って、お姉ちゃんに毛布を掛けます。 今日最初に見たお姉ちゃんは寝顔のお姉ちゃん。 今日最後に見るお姉ちゃんも寝顔のお姉ちゃん。 ――いつみても可愛い! 今朝みたいに頭を撫でてほっぺたつっついたり 色色とイタズラします。 唯「ん……んん」 憂「あ……っと。あぶないあぶない」 今日はちょっぴり早いけど お姉ちゃんと一緒に寝ることにしましょう。 リビングの電気を消して お姉ちゃんにピッタリとコアラのようにくっつきます。 お姉ちゃんがあたたかいから離れることはできません。 憂「お姉ちゃんおやすみ」 真っ暗闇の中、お姉ちゃんを見ながらそうささやきました。 おしまい 戻る
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49-640 640 :1/2 [sage]:07/10/16(火) 10 45 ID 0XTdbBFC0 追放理由「直結で問題児」 A=姫では無いけど、人当たりが良くあまり効率に拘りが無い人80台プリB=狩り友 B=90台素WIZ ギルド結成時の一人 A=相方 俺=短剣ローグ 暫く動かしてないが80台後半のHWIZ持ち 半年ほど休止から復帰し、5スロになったのでローグを作ったが臨時が無い鯖なので 折角なのでGv無しのギルドに所属 特にGイベなどは無いけれどギルチャは賑やかだったので正式加入 1ヶ月過ぎた辺りでAがもう少しでLv上がるがGM、臨時に組めるのが無い と言ってたのでHWIZと時計4↑に行ったらAMPSGで梟やアラーム一発で 落ちるのが面白かったらしく、ギルチャで「AMPって面白いね」と話して いたらしく(HWIZは無所属のまま)清算が終わりローグに戻ったらBが 「俺の相方なのに・・・」みたいな事を言っていたがこっちは相方とかに興味が 無かったので「Aさんと組める人が居なかっただけ、考え過ぎ」とオブラートに包んで 言って放置 642 :2/2 [sage]:07/10/16(火) 11 01 ID 0XTdbBFC0 その後、ローグのLvが80台になりGMのモンクさんやケミさんと狩りをしたり している時にAさんが合流してみんなで狩りをしたり、火力が無い時にHWIZ を出したりとしていたら、溜まり場で雑談中にAさんと趣味が被ってる事が発覚 メジャーな趣味の割には友達でやってる人が居なかったのでその話題で盛り上がり、 Aさんとその話題で話すことが増えたんだが、Aさんは始めたばかりの初心者で 俺は何年もやっていて、大会に出たりする程度だったので色々とアドバイスとかを していたらB突然上記の理由で俺を追放(Bは権限有り) Aさんに対して恋愛感情とか特に無かったのでギルマスに相談したが 「Bの気持ちも考えてやれ、Aと親しくするのが悪い」などと言われたので 戻りたいとも思わなくなったが、Aさん含めGMも抗議したがBとギルマスは 意見を変えなかったのでみなで脱退し、Aさんが作ったGにみんなで入りました 724 :640 [sage]:07/10/17(水) 12 31 ID O21nOjvc0 爆破されてるけど、Aさんとは単に趣味が同じだから共通の話題が多い ってだけでただの友人だよ AさんとBの認識の違いは最初にHWIZで狩りした時にウダウダ言われた んで、その後Aさんに誘われた時に「Bさんがまた拗ねるから」と断ろうと した時に「単にLv近いから組む機会が多いだけだから気にしないでいいよ」 と言われた辺りで「あぁ、目が合ったら相手が好きだって思う人か」って感じで知った ギルマスは若干B同様イタイ考え方してたけど、事なかれ主義って感じだった 「俺がAさんと話さなければBも大人しくなるし丸く収まる」→「なら遠慮しなよ」 ただBは過去にも似たような問題を起こしたらしくて、今回の件を知って残ってたメンバの 半分位は抜けてこっちへ移動してきた 前ページ次ページスレ49
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19. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/01/01(土) 12 10 26.67 ID AuXrAThH0 唯「よーし、とっろかかとっろこんゃにんゃにずあ!」 紬「あ、にんじんのお腹がもとに戻っていくわ」 和「これで普通のにんじんに戻ったわけね」 唯「じゃあもう一回、とっろかかとっろこんゃにんゃにずあ!」 律「にんじんが、光った!」 紬「まって、そのにんじんには斉藤の力も掛かっているの」 斉藤「今力の排除を行っておりますお嬢様」パァァ 梓「やっと元に戻れたにゃん!」 唯「あずにゃん?」 紬「後遺症みたい」 20. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/01/01(土) 12 14 22.91 ID AuXrAThH0 梓「先輩、ちゃんと練習しなきゃ駄目じゃないかにゃんにゃん!」 律「どうにかならないのかこれ」 紬「琴吹家の力を集結しても駄目だったの」 和「私にはどうすることもできないわ」 コロ「きゃいんきゃいん(無理ぴょん)」 姫子「このままほっとくしかないんじゃない?」 憂「にゃんにゃん言う梓ちゃん可愛い!」 22. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/01/01(土) 12 18 36.27 ID AuXrAThH0 律「もとはと言えば唯のせいなんだから唯がどうにかするべきだ」 唯「そんな〜」 紬「私とコロと斉藤にも責任はあるわ」 澪「馬鹿! 軽音部員の責任は、皆の責任だろ? 何でも自分だけで抱え込むな」 唯「澪ちゃん……」 律「澪、私間違ってたよ」 澪「ああ、全員で解決しよう!」 梓「そうだにゃん! 皆で頑張るにゃん!」 23. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/01/01(土) 12 22 47.22 ID AuXrAThH0 澪「ガムテープで口をふさいでみよう。これでにゃんにゃん言えないはずだ」 梓「もがごご」 唯「でもちょっと苦しそうだよ」 梓「苦しいにゃん!」 律「腹話術……だと」 唯「凄いあずにゃん! 次のライブで披露しようね」 紬「私腹話術用に猫の人形作るわ!」 マキ「それよりテープはがすよ」バリッ 律「ラブ・クライシスのドラムのマキちゃん!」 アヤ「ベースのアヤでーす!」ピース 梓「苦しかったにゃん!」 澪「どうしたものか」 24. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/01/01(土) 12 26 18.78 ID AuXrAThH0 さわ子「私こと桜高教師山中さわ子は神様でした」 唯「さわちゃん先生!」 澪「いつの間に」 さわ子「お困りのようだから助けてあげるわ」 紬「梓ちゃんを元に戻してくれるんですか」 さわ子「いいえ、梓ちゃんを元に戻す方法を探ってあげるのよ」 律「中途半端な神様だな」 和「神も万能ではないのよ」 25. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/01/01(土) 12 31 23.03 ID AuXrAThH0 さわ子「といやはぁ!」 律「あれは、求愛するセイウチのポーズ!」 和「あの伝説のポーズを使いこなすとは」 さわ子「出たわ。梓ちゃんを元に戻す方法はずばり、次のライブで梓ちゃんを感激させることよ!」 律「……へっ、どうやら軽音部の力を集結させる時が来たようだな!」 唯「私、もうお茶もお菓子も我慢する!」 澪「最高に痺れる演奏を梓に届けてやろう!」 紬「新歓ライブでしたことを、もう一度やるだけよ!」 梓「にゃんにゃん!」 律「よーし、ホップコーン・ハネムーン、ファイトー!」 全員「ファイトー!」 マキ「バンド名はあれに決まったんだ」 和「あれになるまで振り直させたらしいわよ」 27. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/01/01(土) 12 37 44.46 ID AuXrAThH0 唯「どうしよう、風邪ひいちゃった」ゴホゴホ 律「このお馬鹿!」 さわ子「大丈夫よ、これがあるじゃない」 ロ唯「ついに私の出番ですね」 澪「駄目だ。ポップコーン・ハネムーンの力を集結させるには、こんな作り物のロボットではいけない」 紬「唯ちゃんの代わりはいません!」 律「一体どうすれば……」 憂「……ここは私にまかせて下さい! チェーンジ!」 唯「きゃああ!」 和「あれは、平沢家に伝わる奥義、ボディチェンジ!」 28. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/01/01(土) 12 39 40.29 ID AuXrAThH0 憂「ゼェッゼェッ」 唯「あれ、風邪が治ってる……」 憂「お姉ちゃんの風邪は、私が引き受けました」ゴホッゴホ 澪「憂ちゃん……」 律「憂ちゃん、君の勇姿、この目に刻んだぞ!」 和「憂、ゆっくり休みなさい。私が家まで運ぶわ」シュシュ 憂「和ちゃん、ありがとう」 唯「ありがとう憂、私頑張るよ!」 憂「うん、お姉ちゃん」ガクッ 29. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/01/01(土) 12 47 45.63 ID AuXrAThH0 ライブ当日 律「憂ちゃんの様子は?」 和「まだ風邪で寝込んでるわ。相当タチの悪い風邪だったみたい」 紬「和ちゃんはタチなの!?」 唯「憂がああしてくれなかったら、私……」 澪「憂ちゃんのためにも、きちんと演奏して、梓を助けるんだ」 梓「にゃんにゃん!」 唯「うん、私頑張るよって、あ!」 澪「どうした唯!?」 30. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/01/01(土) 12 53 53.68 ID AuXrAThH0 唯「どうしよう、ギー太を忘れてきちゃった!」 澪「何やってるんだよ! 今から取りに帰ったんじゃあ間に合わないぞ!」 さわ子「仕方ないわね。このギターを使いなさい」スッ 唯「……うん、仕方ないよね」 ぽんぽこ「待ちな、俺達はそんなぽっと出のギターとメロディを奏でる気はないぜ」 律「ぽんぽこ、お前何をっ」 エリザベス「あたしも同意見よ」 フェアリーズ「私も同じ考えです。長年練習を共にしたギー太と一緒でなければ、梓さんを感動させる演奏はできないと思います」 澪「エリザベス……」 紬「私も、フェアリーズの言う通りだと思う」 むったん「にゃんにゃん!」 律「……よし唯、走れ! 私達がなんとかしてやる!」 唯「うん! ありがとう。皆、お願い!」ダッ 31. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/01/01(土) 13 01 28.75 ID AuXrAThH0 梓「にゃんにゃん!」 律「よし、皆、恐らく唯はライブ開始には間に合わない。だけど、私達軽音部の始まりの曲『ふわふわ時間』までには帰ってくるはずだ」 紬「それまで何とか、持ち応えればいいのね」 和「そろそろ時間よ」 律「……よし、皆、気を引き締めていくぞ!」 澪「ああ……。ライブ終了後、キレイ……とか言いながらキャンプファイヤーを見つめてないことを祈ろう」 ――これより、桜高軽音部、ポップコーン・ハネムーンのライブを行います 純「あれ!? 憂のお姉さんがいない!」 律「……1、2、3!!」 32. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/01/01(土) 13 08 47.57 ID AuXrAThH0 ゆいたくっ! 唯「はぁはぁ、あった、ギー太!」 憂「お姉ちゃん!? どうしたの?」 唯「憂……ギー太を、家に忘れてきちゃったんだ」 憂「お姉ちゃん、家出るぎりぎりまで私の看病してたから……」 唯「ううん、憂のせいじゃないよ。私が、ドジだから。……私行くね。憂、しっかり休むんだよ」 憂「お姉ちゃん……、間に合うの?」 唯「間に合うよ。……間に合わせる!」ダッ 33. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/01/01(土) 13 13 20.15 ID AuXrAThH0 ―― 本はと言えば、今回の事件は、私が引き起こしたものだ。私が、平沢家に伝わる魔道書を勝手に読んで、あずにゃんに試しちゃった所為。 だけど澪ちゃんが、軽音部皆の問題だって言ってくれた。皆、あずにゃんを元に戻すために必死になって練習してくれた。 さわちゃん先生も、和ちゃんも……憂も、皆私達を助けてくれた。 それなのに、こんなに皆頑張ってくれてるのに、発端になった私が、こんなドジをしちゃってどうするんだ! もっと速く動け、私の足! 絶対に、『ふわふわ時間』の演奏までに、会場に辿り着くんだ! 私の、大切な、大切な――大切な場所を、守るんだ! 34. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/01/01(土) 13 20 27.13 ID AuXrAThH0 がっこう! ダッ 純「あ、唯のお姉さん!」 唯「はぁ、はぁ」 澪「唯……」 唯「さわちゃん先生、ありがとう」 さわ子「……私にできるのは、ここまでよ。後は、あなた達軽音部で何とかしなさい」 唯「……皆、本当にごめんなさい。本はといえば私のせいなのに、皆頑張ってくれたのに、私がっ、こんなっ、こんな大事な時にっ」ジワッ 澪「……タイくらいちゃんと結べ」 律「すまないと思うなら、演奏で返せばいいさ!」 唯「……うん! 皆さん、改めまして、ポップコーン・ハネムーンです! ――聴いてください、『ふわふわ時間』!」 今助けてあげるからね、あずにゃん! 36. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/01/01(土) 13 27 31.60 ID AuXrAThH0 ―― ジャカジャン!! 観客「わーわー!!」パチパチパチパチ 終わった……。あずにゃん、私、精一杯演奏したよ。私の、私達の演奏は、あずにゃんの心に届いたかな? 唯「あずにゃん……」 梓「」 梓「……やっぱり、やっぱり軽音部は、最高です! 素晴らしい演奏でした!」 唯「あ、あずにゃん!」ジワッ 律「梓っ!」 澪「梓……」 紬「梓ちゃん、良かったぁ」グスッ 観客「わーわーわー」パチパチパチパチ 唯「皆、ありがとう!!」 律「よーし、それじゃあもう一曲、行っくぜー!」 唯「うん。けいおん、大好きー!!」 終わり 37. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/01/01(土) 13 30 03.34 ID AuXrAThH0 というわけで終わります 昨日同じタイトルのスレを建ててdat落ちしちゃったんですが、 どうしても完結させたくてもう一度建てさせていただきました。 読んでくださった方、本当にありがとうございました 戻る
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わたしのあいしたちょこれいと【登録タグ VOCALOID わ ミントブルー 初音ミク 曲】 作詞:ミントブルー 作曲:ミントブルー 編曲:ミントブルー 唄:初音ミク 歌詞 (ピアプロより転載) ※ 私の愛したチョコレイト 私の愛したチョコレイト 私の愛したチョコレイト 私の愛したチョコレイト ちょっと抱いてあげたら みんなとろけてしまう ちょっと甘い香りの 私の恋人 ビター ミルク クーベルチュール ジャンドゥーヤ ピュアチョコレイト ホロー エクレア チョコレイトタルト ※繰り返し コポーにスプレー 私だけのトッピング オリジナル ミラクルな 愛を届けてあげる ガナッシュ ドラジェ ザッハトルテ トリュフ フィレナワール ガトーショコラ チョコレイトマカロン ※繰り返し ※繰り返し ※繰り返し×2 コメント 名前 コメント
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マギー ミグモラッハの別名。
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よくじつのほうかご! 唯「あーずにゃーん」ダキッ 梓「だから、唯先輩暑いですっ!」 唯「…」チラッ 澪「!」 唯「…あずにゃんお日様のにおいがするねー」ギュー 梓「も、もうっ、離れてくださいっ」テレテレ 紬「あらあら!」 律「ムギー、お茶ちょーだいお茶ー」 紬「はーい、ちょっとまってねー」 澪「…それ飲んだら練習するぞ」 唯「えーそんなぁ」パッ 梓「あっ…じゃなかった、練習、そうですよ、練習しないと!」 唯「うーん…まぁ昨日頑張るって約束したもんねえ」 梓「そうです!」フンス 律「なんだ、二人で何かあったのか?」 梓「昨日私のシールドと唯先輩の弦を買いに行ってですね」 律「ほー。じゃあ私と澪とニアミスしてたかもなぁ」 梓「そうなんですか?」 律「あぁ、私らもちょっと買い物でな」 唯「…」 澪「…」 梓「それで唯先輩ったら弦の種類に全然無頓着で…」キャイキャイ 律「こっちも澪が熱中症なりかかってて…」キャッキャ 紬「わたしも誘ってほしかったわぁ」 澪「…なぁ、唯」 唯「なぁに? 澪ちゃん」クルッ 澪(くるっと回って小首をかしげて…無意識でやってるんだよな…?)ドキドキ 唯「?」 澪「あ、あの、…またどっか遊びに行こっか…って思ったんだけど…」 唯「……うーん、そうだねえ」 澪「い、…嫌か?」 唯「うん」 澪「えっ」ガーン 唯「でもね、」 スッ 唯「デートならいいよ」ポソッ 澪「?!」カアァッ 唯「えへへー、楽しみだなあ、楽しみだねっ!」ニッコリ 澪「あ、あ、あぁ、そ、そうだ、な…」ドキドキドキドキ 律梓「…?」 紬(なんだか今急にこの部屋の空気が輝き始めた気がするわ!) きゅうじつ! 澪「と言うわけで…どう言うわけだ? 唯と、改めてデっ、デっ、デっ、デートすることに…なったわけだけど…」チラッ 9 30 澪「待ち合わせは11時…」ポツン 澪「今日はどこに行くのかな…お昼なにがいいかな… 服、変じゃないかな…寝癖ちゃんとなおってるかな… ちゃんと今日って約束だったよな…? 時間も11時であってるよな…?」 澪「…」ソワソワドキドキ 澪「…律も言ってたけど、待つのも楽しいのかもな…」 澪「それにしても、さすがに暑い… もうそろそろ集合時間なんだけど…」 唯「澪ちゃん、お待たせ」トントン 澪「あ、唯…え、あれ?」 唯「はい、暑かったでしょ? 好きな方選んでね」スッ 澪「じゃ、じゃあレモンティーで…」 唯「はい、どーぞ! 澪ちゃんはそっち選ぶと思ってたよー」プシュッ 澪「ファンタはカロリーとかが…って唯、あの、その、なんて言うか…」 唯「なぁに?」 澪「…ヘアピンは?」 唯「今日はこれで行こっかなーって。…やっぱり変かなぁ…」シュン 澪「い、いや! 変じゃなくて…えと、かっこいい、よ?」 唯「…えへへ、ありがと、澪ちゃん」 澪(なんだなんだなんなんだ?! なんかいきなり唯が大人っぽいぞ?! なんだこれなんだこれ!)ドキドキドキドキ 唯「澪ちゃんって、背も高いし落ち着いてる雰囲気があるから、 並んであるくとますます私が子供っぽく見えると思うんだよねー」 澪「いや、私もそんなに大人っぽくは…」 唯「澪ちゃんはかわいいしかっこいいよー。 だから私もちょっとだけ背伸びしてみよっかなーって、ね?」 澪「う、うん…なんかいきなり唯が大人っぽくなってびっくりしたよ」 唯「ほんと? やったぁ」 澪「なんとなく仕草まで大人びてるような…」 唯「ほめすぎだよぉー」 澪「いや、ほんとに…」ドキドキ 澪「…ん?」 唯「?」ギュッ 澪(あれええええいつの間に手を?!) 唯「あ、ごめんね、嫌だった?」パッ 澪「や、いや、嫌じゃない…よ」 唯「そう…?」 澪「うん…」 唯「…」 澪「…///」ギュッ 唯「えへへー」 唯「そう言えばさ、」 澪「ん?」 唯「澪ちゃん、前買ったストラップ、つけてないよね」 澪「あ…あれは…」 唯「なんか無理やり買わせちゃったみたいでごめんね? あはは、なんか謝ってばっかりだ」 澪「ち、違うの! あれは小物入れの方につけてて…」 唯「…そっかー。優しいね、澪ちゃん 澪ちゃんのそう言うところ、私好きだよ」 澪「すっ…?!」カアァッ 唯「うれしいなー」ニコニコ 澪「そ、そう言う唯もあのストラップ、携帯には付けてないよな?」ドキドキ 唯「私はね、ギー太のカバーに付けてあるんだよ」 澪「へ、へぇー…」 唯「1番大事なものだからねー」 澪(大事ってのはストラップじゃなくてギー太が、だよな?! でもそのギー太のカバーにつけるぐらい大事ってことなのか?! なんで今日の唯は次から次からこんなドキドキすること言うんだ……っ)ドキドキドキドキ 澪(ヘアピンかっ? ヘアピンを外したから急に唯がかっこよく見えるのかっ? なんか化粧もいつもとちょっと違うみたいだし…ヘアピン…ヘアピン恐るべし…!) 唯「あ、そうそう澪ちゃん、お昼何か食べたいものある?」 澪「えっ? えーと…特には考えてなかったけど…」 唯「そっか。じゃあね、私ちょっと行ってみたいお店があるんだけど、いい?」 澪「う、うん、そこでいいんじゃないかな」 澪(しかも、今日は唯がリードしてくれるのか… どんなお店だろ…?) 唯「あ、ここかな」 澪「…この狭い階段を降りるのか?」 唯「そうだよー」 澪(よ、予想外にアングラな雰囲気の場所に来てしまったぞ……!)ビクビク 唯「あはは、澪ちゃん相変わらず怖がり屋さんだねー」 澪「だって…!」 唯「だーいじょぶだってー。ほら、行こ? 足元、気を付けてね」ギュッ 澪「う、うん…(そんな自然に手を引いて…っ)」 カランカラーン 澪(うわ…っ カウンターにお酒の瓶がいっぱい…ってここ何のお店なんだよっ!) 唯「んー、涼しいねー。奥行こっか」グイッ 澪「ゆ、唯ぃ……!」 唯「何がいいかなぁ。澪ちゃん、どうする?」 澪「ちょっ、唯…いいのか? こんなお店入って…!」 唯「え? いいんじゃない? たまにはこう言うところも…あ、気に入らなかったかな…?」 澪「いや、気に入るとか入らないとかじゃなくて、ここ、あれ、お酒…!」 唯「ここ昼間は喫茶店で夜はバーになるんだって。 だからほら、メニュー見て? 軽食とコーヒーでしょ?」 澪「…ほ、ほんとだ… な、なんだ、喫茶店か…」ホッ 唯「1回来てみたかったんだ、ここ」フンス 澪(……落ち着いてみたら、すごくおしゃれなお店っぽいし… まさか唯がこんなところを知ってるなんて…) 唯「…ね、澪ちゃん?」 澪「え?」 唯「聞いてなかったの?」 澪「ご、ごめんっ もう1回言って!」 唯「もー、仕方ないなぁ」 澪「ごめんってば…」 唯「『1回澪ちゃんと来てみたかったお店』って言ったんだよ」ニコッ 澪「なっ…えっ?」 唯「あ、私はもう決めたけど、澪ちゃんどれにする? コーヒーも違うの頼んで飲み比べてみようよー」 澪(ど、どうしよう… 完全に唯のペースだっ…!)ドキドキドキドキ 唯「…」コクン 澪(お酒の瓶がキラキラしてる薄暗いお店で、 コーヒーを飲んでるヘアピンのない唯…ほとんどいつもと別人だ…) 唯「…あー、私全然コーヒーとかわからないけど、これ多分すごくおいしいよ。 お砂糖とかなくても全然平気」 澪「そ、そうか? ん…」コクッ 唯「澪ちゃん、おいしい?」 澪「…うん、おいしいよこれ」 唯「よかったぁ」 澪(ちょっと下から覗きこまれてむせそうになった…) 唯「じゃあ、飲み比べてみようよ。 ひとくちもらっていい?」 澪「あ、あぁ、いいぞ。唯のももらっていい?」 唯「もちろん」カチャリ 澪「どれどれ…」カチャ 澪(…唯が飲んだ跡が…これって…) 唯「…間接キス?」ポソッ 澪「?!」ドキッ 唯「あ、これもおいしいねー ちゃんと味が違うのわかるよ」 澪(しれっと言われた…! かかかっ間接キス…って別にそんな女の子同士だし…って言うかいつも律とだって…) 澪(律となら…こんなにドキドキしないのに…) カランカラーン 唯「はー、いいお店だったね。 ドーナツもおいしかったし」 澪「うん、そうだな」 唯「また来たいなー…」 澪「…また来よう」 唯「ん」 澪「…」ギュッ 唯「えへへー」ギュッ 澪「足元、こけないようにな」 唯「うん!」 唯「さてー」 澪「ん?」 唯「午後は澪ちゃんに任せた!」 澪「ええっ! なにそれっ!」 唯「澪ちゃんの行きたいところに連れてってほしいなーって」 澪(またしれっと…!)カァッ 唯「ね、どこ行こっか? どこ連れてってくれるの?」ニコニコ 澪「う、うーん…まぁ、じゃあ適当に行くか。 中古レコード屋とかみたいんだけど、それでいい?」 唯「やったぁ」 唯「うわー、すっごい! こんなところにお店あるんだー」 澪「さっきの喫茶店も大概だっただろ?」 唯「足の踏み場もないくらいのCDが…あ、レコードか」 澪「奥にCDもあるぞ。 この店はレコードの方が多いけど」 唯「すごーい! 澪ちゃん、音楽通だね!」キラキラ 澪「ま、まぁちょっと調べたら店の場所ぐらいはわかるしな」 唯「みたことないバンドがいっぱいあるよー。 これ全部聴くのにどのくらい掛かるのかな?」ゴソゴソ 澪「多分、何日とか何週間とかだろうなー」ゴソゴソ 唯「ね、澪ちゃん」トントン 澪「なんだってうわああああああっ!」 唯「あははっこれすごいねー」 澪「レコードのジャケットで遊ぶなっ!」 唯「きんぐくりむぞん、って人?」 澪「それはすごく有名なやつだよ。どこに行ってもあるし」 唯「へー。どんな音楽?」 澪「…口ではうまく説明できない」 唯「聴いてみたいなー」 澪「だからお面じゃないからそれ!」 唯「うわああああって感じだね。 さっきのびっくりした時の澪ちゃんの顔そっくり…」 澪「ばっ、ばかっ!」 唯「えへへー」 唯「澪ちゃんはこう言うレコード聴くの?」 澪「いや、うちはプレイヤーはないから。 けどそのうち買おうと思ってるよ。 レコードでしかなくてCDで聴けないのもあるし」 唯「そうなんだ! なんかかっこいいね」 澪「そ、そうか?」 唯「うん!」コクリッ 澪「ま、まぁでも多分、梓のほうが詳しいよ」 唯「あー、そうかもねー」 澪「今度、梓と一緒に…」 唯「ん」ピッ 澪「…な、なんだ?」 唯「デート中にほかの女の子話しちゃだめだめだよ?」 澪「あ、…ごめん…」 唯「…あはは、冗談冗談。今のぐらいべつに平気だよー」ニコッ 澪(唯の人差し指がちょっと唇に当たった…) 澪「三軒も付き合ってもらって、なんか悪いな…」 唯「ううん! すごく楽しかったよー」 澪「唯は行く先々でレコードのジャケットで私を脅かしてばっかりだったからな…」ゲッソリ 唯「だって澪ちゃんが何回脅かしてもびっくりするんだもん。 おもしろくって…ぷふっ」 澪「笑うなっ!」 唯「き、きんぐくりむぞ…ぷふふっ」 澪「もーっ!」カアァッ 唯「はぁー…でも、ほんとにいろいろ勉強になったよー」 澪「そ、そうか。それならよかったよ」 唯「きんにくしょうじょたいって今度探してみるね!」 澪「名前が面白いからってだけの理由で…まぁいいか…」 唯「じゃあ……そろそろ帰るね」 澪「あ、…うん」 唯「今日は楽しかったよ。ありがとう、澪ちゃん」 澪「私も楽しかった。唯のいろんな新しいところが見れてよかったよ」 唯「…」パッ 澪「…手、汗かいちゃったかな」 唯「…ねえ、澪ちゃ…」 澪「あ、唯、あれ見て。夕焼けがすごく綺麗だぞ」 唯「…ほんとだー。写メで撮れるかな…」ピッ 澪「えいっ」ギューッ 唯「うあっ」ビクッ 澪「…こないだのお返し」 唯「後ろからとは卑怯なりよ?」 澪「油断した方が悪いんだ」パッ 唯「…」 澪「…」 唯「…次は負けないよ」 澪「別に勝負じゃないけどな」 唯「ふーん。じゃあ澪ちゃん、ちょっと目、閉じて?」 澪「え…」 唯「いいから、早く」 澪「う、うん…」パチ… 唯「…」 澪「…」 唯「…澪ちゃん」ポソッ 澪「っな、なに…?」 唯「目、開けて?」 澪「…?」スッ 唯「うわああああっ!!」バァーン 澪「うわああああっ?!」ビクゥーン 唯「あはははっ! きんぐくりむぞんの写メ撮っといてよかったあ… ふふっ…ぷふっ、ぷぷぷ…あははははっ!」 澪「こ、う、うっ、…こらあーっ!」 唯「あははははっ!」キャッキャッ 4
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マギー 脚本:ブスの瞳に恋してる