約 135,414 件
https://w.atwiki.jp/etorarowa/pages/205.html
「また生き返ったのかよ……」 公園の芝生の上で、独特の髪型をした強面の男が呟く。 彼の名はオニジャ。 かつて仕えていた国に裏切られて仲間共々死に、なぜか蘇った現代日本でも戦いに敗れ死んだはずの男だ。 「まあ一回生き返ったんだから、また生き返ることもあるか……。 しかし、殺し合いの場で生き返らされるとは……。 ちょうどいいじゃねえか!」 オニジャは仲間の中でも、特に「人間を滅ぼす」ことに執着していた男だ。 その手段として怪獣を用いていたが、他に手段がなければ自らの手で殺戮を行うことも辞さない。 「殺し合いに放り込まれた連中皆殺しにしたところで、世界中の人間の中じゃ微々たるもんだろうが……。 それでも殺せるだけ殺してやるぜ!」 「相変わらず単純な野郎だな、てめえは」 「ああ!?」 独り言のはずの言葉に反応が返ってきたことに驚きつつ、オニジャは声が聞こえてきた方向に視線を向ける。 そこにいたのは、目の下に大きな隈を浮かべた赤髪の男。 その男は、オニジャがよく知る人物だった。 「ガウマ! てめえもいやがったか!」 叫ぶやいなや、オニジャはガウマと呼んだ男に殴りかかろうと走り出す。 それに対し、ガウマは冷静に銃を取り出しオニジャの足下を撃つ。 銃から放たれたのは弾丸ではなく、粘着性のある液体。 それはオニジャの足を地面に固定し、その動きを封じる。 「うおっ! こしゃくな真似を!」 「落ち着けよ、馬鹿野郎。まずは俺の話を聞け!」 「誰がてめえの話なんか聞くか! この裏切り者が!」 かつて国と対立したとき、仲間の中で唯一ガウマだけは国の側についた。 そのことが、オニジャは今もまだ許せなかった。 ゆえに彼は、ガウマを強く憎悪しているのだ。 「その調子じゃ、また裏切られるって言ってるんだよ」 「はあ!? どういうことだ!」 「仮におまえが他の人間を皆殺しにして、生き残ったとしよう。 その時、あの化物みてえな体の男が約束どおりご褒美渡して自由にしてくれると思うか? ガキをさらし者にして殺すようなクズだぞ? 悪ければ即座に処刑、よくて次の殺し合いにご招待だ」 「…………」 オニジャの顔から、急速に激情の色が失せていく。 ガウマの主張に、一定の説得力を感じているようだ。 「それがいやなら、俺に手を貸せ。 あの野郎をぶちのめして、殺し合いを破綻させる。 その後でまだ俺を殺したかったら、好きにしろ。 どうせたまたま繋がった命だ。くれてやるよ」 「死んでもいいってんなら、なんでわざわざ殺し合いを壊そうとする?」 「俺がこんな悪趣味なもん放置して自分の命を優先したんじゃ、あいつらに申し訳が立たねえだろうが」 ガウマの脳裏には、短い間ながらたしかに強い絆を結んだ仲間たちの姿が浮かんでいた。 彼らの信頼を裏切るような行為など、それこそ死んでもするわけにはいかない。 「裏切り者が、仲間を理由にするのかよ……。 本当にムカつく野郎だぜ、てめえは。 だが……たしかに、誰かの命令に従わされたあげくに裏切られるのは、もうごめんだ」 「じゃあ、俺の話に乗るんだな?」 「勘違いするなよ。てめえを許したわけじゃねえ。 あくまでこの場だけだ」 「ああ、俺だってそのつもりだ」 交渉の成立を確認し、ガウマはニヤリと笑った。 「ところで、もう足のこれ取れよ」 「効果が切れるまで30分かかるらしいから、それまで待て」 「そこそこ長ェな!?」 【ガウマ@SSSS.DYNAZENON】 [状態]健康 [装備]瞬間接着銃@ドラえもん [道具]基本支給品、ランダム支給品0~2 [思考・状況] 基本方針:主催者の打倒 [備考] 参戦時期は最終回後。ただし肉体の衰弱は、第1話時点まで回復しています。 【オニジャ@SSSS.DYNAZENON】 [状態]健康 [装備]なし [道具]基本支給品、ランダム支給品1~3 [思考・状況] 基本方針:死ぬほど気に入らないが、ガウマに協力する [備考] 参戦時期は死亡後。 『支給品紹介』 【瞬間接着銃@ドラえもん】 ゲル状の瞬間接着剤を発射する銃。 直接的な殺傷力はないが対象を行動不能に追い込めるため、バトル要素の強い大長編では常連のひみつ道具である。 このロワでは制限により、接着剤は30分で粘着力を失う。
https://w.atwiki.jp/homuhomu_tabetai/pages/1197.html
作者:OMz84ERn0 923 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga] 投稿日:2011/10/14(金) 21 13 41.62 ID OMz84ERn0 マミ「そうだ。ほむ狩りに行こう」 杏子「なんだよ急に」 マミ「急に思いついたのよ。食用ほむほむも減ってきたし」 ほむら「まだお昼過ぎだから行けなくはないけど……」 マミ「日が暮れるまでに帰ってくればいいわ」 杏子「さて、近所の裏山に来たぜ。おっ、ほむほむ発見」 マミ「幸先がいいわね。でも、あの子は見逃してあげましょう」ゴソゴソ ほむら「カバンから飼いほむほむに、釣り針、釣り糸……」 マミ「適当な木の棒に釣り針つけた糸を繋げて……」 飼いほむ「ホ…ホミャ……」ヤメテ ゴシュジンヤメテ マミ「怯えた表情で震えてる。ヤメテって言ってるのかな」 ほむら「ほむほむの言葉なんて分からないわ」ヒユデハナク マミ「可哀相だけど、釣り針をほむほむの胴体に刺します」 飼いほむ「ホビャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア」 杏子「あたしの記憶違いか。今日は魚釣りじゃなくてほむ狩りに来たはずなんだが」 マミ「ほむ狩りであってるわよ。ある意味釣りと言えなくもないけどね」 ホビャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア マミ「さて、元気に叫んでいるほむほむを殴ります」 ボカッ バキッ スイーツ メキャ 飼いほむ「ホ…ギャ………」ボロボロ マミ「瀕死になったら適当な場所に投げます」 マミ「後は動きがあるまで待ちます」 ほむら「釣りね」 杏子「釣りだな。陸上に魚は居ないけど」 飼いほむ「ホ…」コノママ…シヌ…ノカナ…… ほむほむ1「ホム?」ガサッ ほむほむ1「ホムッ ホムムッ」タイヘン ヒドイケガ ほむほむ1「ホムー ホムッ」イマタスケテアゲルカラネ 飼いほむ「ホム…」アリガ…ト…… ほむほむ1「ホー、ホムー」チカクノスマデハコブヨ マミ「よし、釣れた」 杏子「釣れたって、何がだよ」 マミ「ほむほむがよ」 杏子「訳が分からないよ」 ほむほむ1「ホミャー」スニツイタヨ イマチリョウスルネ ガサガサ ガサガサ 飼いほむ「ホムッ」ダレカクルヨ ビクビク ほむほむ1「ホムホムッ」アンシンシテ ほむほむs「ホムホムホムー」イリグチ ギソウシテアルカラ ミツカラナイヨ マミ「はい、ほむほむの巣発見」 ほむほむ1「ホビャーーーーーーーーー!!」ナンデミツカッタノーーーー!! ほむら「オトリのほむほむに糸を付けて巣を見つける。悪趣味だけど、有効な方法ね」 ほむほむ1「ホムー」オクニカクレレバツカマラナイヨ 杏子「奥に隠れやがった」 マミ「こういう時はネズミ花火を使うのよ。巣に放り込んであげると」ポイッ ほむほむs「ホビャアアアアアアアアアアアアアアアアアア」アツイ ヒガ、ヒガァーーーー マミ「ほら出てきた。確保確保ー」 ほむら「これは酷い」 杏子「大量大量。10匹以上いるぜ」 マミ「以上、マミさん式ほむほむの友釣りでした」 杏子「少し手間がかかるが、追い掛け回して捕まえるより安全で数も取れるかもな」 ほむら「天然の仔ほむが取れるのも魅力ね」 マミ「入口が複数あったら逃げられちゃうかもだけど、そういう巣は珍しいからね」 マミ「さて、さっきのオトリほむはまだ使えるわね。もう一回やりましょう」ポイッ 飼いほむ「ホビャ……」モウ コロシテ… あんあん「アン?」ホムホム? さやさや「サヤヤー」アタシッテホントラッキー あんあん「クウカイ」マァイイカ クオウゼ あんあん「アンギャーーーーーーーー」ナンカササッター マミ「あら、ハズレが釣れちゃった」グイッ パシッ あんあん「アンーーーーーーーーー」イタイ イタイーーー ほむら「釣り針がほっぺに刺さってる。ほむほむ食べてて刺さったのか」 杏子「なんかアタシのホッペまで痛くなってきた」 マミ「巣にもって帰ってくれたら、さっきと同じ方法でアンサヤ一家が取れたんだけど」 ほむら「まぁほむほむがあんあんになったと思えば、損はしてないわね」 さやさや「アタシッテホントバカ」アタシノヨメ……アタシッテホントフコウ。エグエグッ マミ「さてと。さっき捕まえたほむほむを使って、続きやりましょうか」 ベキッ バキッ ボコッ ほむほむ1「ホビャ……」ドウシテコンナコトニ…… ガサッ マミ「これはっ!!」 杏子「どうした。白まどでも釣れたのか!?」 ガサガサガサ クマ「釣られたクマー」 杏子「」 ほむら「」 マミ「」 オワタ ジャンル:あんあん さやさや ほむほむ ほむら マミ 杏子 活用 感想 すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/nitendo/pages/4469.html
ボンボーン とは、【伝説のスタフィー】のキャラクター。 プロフィール 作品別 元ネタ推測 関連キャラクター コメント プロフィール ボンボーン 他言語 Konk 種族 巻き貝(ホネガイ) 初登場 【伝説のスタフィー】 下半身に硬いトゲのついた巻貝のような物を装着しているキャラクター。 【キョロスケ】と同様、【ハデヒラリ】に惚れている。 跳ねる攻撃や回転攻撃を得意とする。 ボスキャラクターとしてはシリーズ唯一の皆勤賞である。 作品別 【伝説のスタフィー】 2ステージ目のサンゴショウのボス。最初のステージであるロブのどうくつではボスは存在しないため、初めて戦うボスとなる。ハデヒラリをさらう。 当時のボンボーンはシリーズ最弱で殻に篭ることもない。ダメージを与えた後、頭上で殻にぶつからないようにスピンアタックを繰り出していれば、連続でダメージを与えることも可能。 【伝説のスタフィー2】 最初のステージのロブのどうくつ1-4のボス。今回は【プチオーグラ1ごう】?と手を組む。 プチオーグラ1ごうと一緒に、キョロスケに対してハデヒラリのことをおちょくっただけで、それ以外や広い範囲での悪さは特に見られない。 更にボンボーンが登場するのはこの1-4のみ、前コースにて言及されることも一切ない。(1-1ではアクションの練習と【マーメイド】について、1-2は【ヤドカリタ】の登場とスピンアタック、1-3では軽い謎解きとラブリーのおみせについての内容となっている。) あたかも前回の登場だけで終わる気がないような登場の仕方であり、この頃からボンボーン本人は皆勤賞でいる気でいたのかもしれない。 今回はダメージを与えた後に殻に篭るようになったため、前回のように連続でダメージを与えることはできなくなった。 しかし強くなったことについてはそれくらいであり、一緒にいるはずのプチオーグラ1ごうも特に何かしてくるわけではない。 【伝説のスタフィー3】 またもロブのどうくつのボス。前作のプチオーグラ1ごうは倒されていなくなったのに対して、このボンボーンは未だ生存している。 ボスと戦う1-4でしか登場しなかった上に大したことをしなかった前回とは異なり、今回は1-3から登場してロブのどうくつにて暴れ回り【ガガンモ】を襲うという悪事をしている。 更に今回は今までのようにやられまいと、頭に『カブト』を被ることで弱点を克服した上、ボンボーンとハデヒラリが楽しそうに並ぶ ように改竄した 写真をキョロスケに見せて、彼に衝撃を与えた。 弱点を防いでいた『カブト』は、後に【スタピー】の活躍によって自身で捨てたところを回収される。 同時に写真も強奪し、写真の小細工をキョロスケに伝えて安心させたと同時に、「アンタと つきあうことも かんがえられへんけどな!」と余計な言葉も添えた。 前述の通り『カブト』は無いため、いつも通り弱点は頭となる。しかし今回は、負けないために新たに必殺技『チョーかいてんスピン』を習得。 『チョーかいてんスピン』は回転している最中は勿論、発動する直前に溜めている最中でもこちらのスピンアタックが通用しなくなる。 しかし攻撃範囲は狭い上に繰り出している最中は移動できないうえ、発動後はスタフィーのように目を回してしまい隙だらけになるので、全然驚異にならなかった。 【伝説のスタフィー4】 ロブのべっそうのボス。モナムールストーンのパワーでパワーアップしたらしく巻貝に色やハートマークが付いた悪趣味な外見になっている。 ヘルメットをかぶったり、分身を使うようになった。更に今回のボスバトルはゲージ制であり、1回攻撃しても怯まないどころか、倒すには過去最大級の攻撃回数が必要になる。 【伝説のスタフィー たいけつ!ダイール海賊団】 ステージ9テンカイのボス。ボスオンパレードには登場しない隠しボス扱いであり、ステージの都合上スタピーでしか戦えない。スタフィー達が留守の間にテンカイの宝物倉庫を攻めに来た。 倒し方はほぼ同じだが、網を使うようになって避けにくくなったりスタピーを操作することもあってかやや他のタイトルよりは強い。 元ネタ推測 ボーン(骨) 明確な名前の由来はなく、勢いが似合うネーミングにした可能性もある。 関連キャラクター 【ハデヒラリ】 【キョロスケ】 【プチオーグラ1ごう】? コメント 名前 全てのコメントを見る?
https://w.atwiki.jp/haruhioyaji/pages/245.html
親父が来る その2から ……この親父、家族愛に訴えてまで、娘を怖がらせようとしている。しかし怖がらせたところで、この親父に何の見返りがあるというのか。ある意味なけなしの父娘の絆をまた損なうだけじゃないのか。 それにしても、こいつもまたダブル・バインドだ。まともに受け取れば冗談にして茶化すことができるし、相手にしなければ親の死に冷淡な態度を非難できる。いずれを選んでも、向こうに負ける余地はない。 おれはハルヒの反応を見ようと後ろを振り返った。 「ふう。で、その不幸の手紙は何人に出せばいいの?」 おい、ハルヒ。いきなり《肝心なことは聞いてない》攻撃か? 「バカ娘、そうじゃない。死を回避する方法はないんだ」 そうだ、そういう設定だろ。 「人間いつかは死ぬわよ!」 一般論!! 「だからいつ死んでもいいように、今日の今この時を一生懸命生きるの! キョン、あたし何か間違ったこと言ってる?」 「いいや。間違ってなんかないぞ」 おれは首を振り、親父さんは天井を見上げ、ため息を付いた。 「おれが死んでも悲しくないか、バカ娘?」 「悲しいに決まってるでしょ、このバカ親父!あたしはまだいいわ。キョンがいるもの。でも、あんた、母さんをどうする気よ!? 俺と同じくらい長生きしろって言って結婚したんでしょうが!? あんたが死んで、母さんに、もしものことがあったら、生きてようが死んでようが、あんたをただじゃおかないからね! こんなとこで油売ってるんじゃない!! はやく母さんのところに行きなさい!!」 ハルヒのすがすがしいまでの正論が、親父の悪ふざけを打ち砕いた瞬間だった。 「お、おう。……キョン、邪魔したな」 「いや、大丈夫です。親父さんこそ、気を付けて帰って下さい」 「ふん、この先、50年は死ねそうにないぞ」 「100年よ」 「と、言ってやがる。あーあ、太く短く生きるはずだったんだがな」 「太く長くてもいいじゃないですか」 「人ごとじゃないぞ、キョン。おまえも、《死ねない》一人だ。しかも名簿の順位は一位だぞ。……ほんとに、そんな奴で良かったのか?」 「はい。こいつがいいんです。こいつ以外考えられない」 「バカップルが感染(う)つるから、帰る」 それから振りかえらず、親父さんは帰って行った。 その圧倒的勝利を祝福しようと向き直ると、ハルヒは涙目だった。 「キョン! ど、どうしよう、親父、死んじゃうかも」 やれやれ。このときおれが、思わず吹きだすのをどれだけ必死の思いで堪えたか、とても言葉じゃ伝えきれない。 「あの親父さんが死ぬわけないだろう。呪いだか何だかしらないが、たとえ超常的な何かが起こったとしても、おまえのタンカやまっすぐな思いに勝てる呪いなんてあるもんか」 このあと、泣きじゃくるハルヒをどうやってなだめ、なぐさめたとか、記録しておく値打ちもないだろうから割愛する。人と人が同じ気持ちになり、そのことを確かめるために長いことやってきたあの方法、二人で腕を回して、互いに相手を自分の中に感じる以上のことは何もないからだ。 後日、親父さんからおれのケータイに電話があった。 「あれから、昔のバカ同級生とまた集まったんだがな。おれが披露した話が、きわめつけに評判悪かった。まあ、しょうがないけどな」 やれやれ。まったく、世の中には、家族を脅かして喜び、それを手柄話のように語りあう、悪趣味なバカ親父たちがどれくらいいるんだろう? 「だが、ハルキョンの人気はうなぎ登りだ」 「ハルヒはともかく、おれはなにもしてませんよ」 「そんなわけがあるか。ハルヒはあの後、緊張が切れて泣いただろう? 舐めるなよ。バカ親父だって、親なんだからな」 それを時々思い出させるんじゃなくて、いつも親らしくあってほしいと願うのはおれだけだろうか。 〜おしまい〜 二人は暮らし始めました シリーズ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 8日目 9日目 10日目 二人は暮らし始めましたー外伝 ハルキョン温泉旅行 その1 その2 その3 その4(最終回) 二人はひきこもりました その1 その2 その3 二人は暮らし始めましたー場外 親父が来る その1 親父が来る その2 その3
https://w.atwiki.jp/terachaosrowa/pages/4522.html
「バトルロワイアルだあ? ずいぶんとふざけた真似をしてくれるじゃねーか」 廃墟と化した、小さな民家。 ゴーカイレッドこと、キャプテン・マーベラスは一人怒りをあらわにしていた。 宇宙海賊の長として、大宇宙を股にかけてきた彼だが、ここまで悪趣味な催しは見たことがない。 必ず、俺が叩き潰す――そう決意して、マーベラスは支給されたデイバッグの中身を確認する。 「よし、モバイレーツはあるな」 馴染みの変身アイテム・モバイレーツを確認し、とりあえず安心する。 最悪生身での戦いも覚悟していたが、これさえあれば百人力だ。 何せ、かつて地球を侵略者の魔の手から守ってきたスーパー戦隊の力が、このモバイレーツで扱えるようになるのだから。 「あんたらの力、貸してもらうぜ」 モバイレーツを片手に、マーベラスは民家を出る。 と、それを待っていたかのように、一人の若い男がマーベラスの前に立ちふさがった。 「……何か用か?」 「君の手にある変身アイテム、それは大したお宝だ。悪いけど、それを譲ってくれないかな?」 気に入らないタイプだ、とマーベラスは思う。 どことなく、かつて彼が所属していた海賊団を裏切った『あの男』を思わせる、とぼけた態度。 こんな男に、モバイレーツを渡すわけにはいかない。 「断ったら、どうする?」 「その時は……実力行使さ!」 「っ!」 男はデイバッグから銃のようなものを取り出し、マーベラスに向けて乱射する。 予想通りの対応だな、とマーベラスは横っ飛びで攻撃を避けると、モバイレーツを構え――叫ぶ。 「豪快チェンジッ!」 「変身っ!」 『KAMEN RIDE DIEND』 電子音声が鳴り響き、シアンの鎧が男の身を包む。 仮面ライダーディエンド。それが男――海東大樹の、もう一つの姿だ。 仮面ライダーとゴーカイジャー。本来は出会うはずもない両者の戦いが、今始まろうと―― 「……ってあれ、変身しないの?」 していなかった。 海東がディエンドに変身した一方で、マーベラスの姿は一切変化していない。 戦闘そっちのけで、ディエンドには目もくれずデイバッグの中を漁るマーベラスに、海東も困惑する。 「いや……ゴーカイレッドのレンジャーキーが、見つからねえんだ」 「ええ? 困るなあ、ちゃんと管理しておいてくれないと」 「うるせえ、ちょっと待ってろ」 歴代スーパー戦隊の力が込められたレンジャーキー。 モバイレーツでその力をスキャンすることで、初めてマーベラスらはゴーカイジャーに変身できる。 要するに、レンジャーキー無しではモバイレーツがあっても宝の持ち腐れなのだ。 「多分主催者に没収されちゃったんじゃないかな? やれやれ、せっかくお宝を見つけたと思ったのに」 「チッ……とことんふざけた真似しやがって……お?」 「どうかしたのかい?」 デイバッグの奥から、マーベラスは三本のレンジャーキーを発見した。 これでなんとか変身できる、と思いかけたところで――彼は気付いた。 ゴーカイレッドのレンジャーキーじゃない。 というか、三本が三本とも見覚えがない。 「俺の知らないレンジャーキーだと……?」 「……とりあえず、変身してみたらどうだい」 「お、おう」 海東の勧めで、再びモバイレーツを構えるマーベラス。 なお、海東は既にディエンドへの変身を解いていた。なんというか、もう戦闘に入る空気じゃない。 「というか、正直欲しくなくなってきたしね」 「おい、何か言ったか?」 「言ってないよ。さ、変身したまえ」 「……豪快チェンジ」 豪快さの欠片もない呟きとともに、謎のレンジャーキーがモバイレーツに差し込まれる。 次の瞬間、モバイレーツの電子音声が、レンジャーキーに込められた戦隊の名を叫んだ。 「タコヤキ! マーントマンッ!」 【一日目・00時30分/日本・東京都】 【キャプテン・マーベラス@海賊戦隊ゴーカイジャー】 【状態】変身中(たこやきマントマン・レッド) 【装備】モバイレーツ@海賊戦隊ゴーカイジャー 【道具】支給品一式、レンジャーキー(たこやきマントマン・レッド、ウェザーレッド、アイ・カミカゼ) 【思考】 1:…………。 【海東大樹@仮面ライダーディケイド】 【状態】健康 【装備】ディエンドライバー@仮面ライダーディケイド 【道具】支給品一式 【思考】 1:このお宝はいらないなあ
https://w.atwiki.jp/hengokurowa/pages/521.html
注意、このお話は一部の描写に対魔忍があります。 対魔忍への耐性がない方は読むのはお控えください。 「帰ろう、姫和」 斬る。 「おい、無理を承知で言うぞ。制御しろ」 斬る。 「諦めて受け入れるなんて、ひよよんらしくありまセンよ!」 斬る。 「姫和ちゃん、これがあなたの戦う理由なの?」 斬る。 「日和ちゃん」 …… ……斬「御前試合の決勝の続き、今、お願いしてもいいかな?」 ☆彡 ☆彡 ☆彡 「---ッ!?」 意識が戻る。 先ほどのは……夢? 辺りを見渡すが、人気を感じない。 「……本当に悪趣味だな」 左目を抑えつつ自傷気味に笑う。 修羅の道を進むと確かに決めた。 だが、夢とはいえ、わざわざ鮮明に友人達を切り捨てる姿を見せつけられるのは、気分が悪い。 先ほどの原因は、おそらく龍眼の暴走にそれに加えた八神将ゆえの悪意の賜物。 八神将とされた身ではあるが、食欲があるのは、先の携帯食料を食べたことで証明されている。 なら、全身が重く圧し掛かる疲労感。 身体が休みを求めていた。 そこで、休息の手段。強制的に意識がとんだのだろう。 人間には三大欲求がある。 その一つが睡眠欲。 もっとも、内容が内容なため、回復にまったく繋がっていないのがこれまた悪趣味。 「だが、修羅の道とはこういうことなのだろう」 夢は夢。 しかし、八神将の役割から解放されない限りは、いつか起こり得る出来事。 先ほどの夢が直ぐに実現してもおかしくない。 「……それでも、私は決めた。後戻りはするつもりはない」 あのときも。 折紙紫を母の仇として討つと決めたあのときも。 私はブレない。 死ぬまで、まだまだまだまだ止まらない。 ……いや、止まれない。 豹尾神として役割を努める。 ☆彡 ☆彡 ☆彡 「それにしても……くっ」 (身体が火照る……ん゛ん゛ん゛!!) ビリィィィィィィ!!!!! 豹尾神。 万事不浄を忌み嫌う。 そんな豹尾神と化した自分の身体に変化が起きていた。 不浄の穴に女性として大切な性器に強い違和感。 違和感の正体―――電撃蟲。 姫和が知る由もないが、ミスティが利用して、益子薫の精神を破壊した刀使にとって因縁が深い蟲。 この蟲はミスティだけでなく伊藤大祐にも支給されていた。 (くっ!……夢だけで終われば良かったのだがっ!?) 先ほどの悪夢を見ていた隙に潜り込んでいたようだ。 電撃蟲は生きている。つまり意思がある。 八神将だろうが関係ない。 蟲は……女性の存在を確認し、私に寄生したのだ。 「何とかしなけれッ!?あっ、がぁっ!!!!!?????」 電撃と快楽が押し寄せる。 癒着した神経系に強い電流が流れる。 三大欲求最後の欲。 それは性欲。 人間と言う種である以上は食欲・睡眠欲・性欲を捨て去ることはできないのだ。 負けてたまるものか 注意 ここから対魔忍です 脳裏に浮かぶ。 「八神将になるだけでなく、乙女も散らすことになるとは、笑いが止まらぬ喜劇じゃな」 「うふふ、かわいそう~姫和ちゃん。初めての相手は蟲さんだなんて。壊れちゃうのは寂しいよう……しくしく」 メフィスとフェレスの顔が。 「い゛っ!?あ゛あ゛あ゛!!??」 ブチブチブチィィィ!!!!! ズンッと貫かれて処女膜が破られた。 破瓜の激痛で乳房がブルブルと震える。 女性としてもっとも大切な秘所から血が流れ落ちる。 本来なら愛する人と出会い、愛の結晶を宿す行為の果てに失うはずが、蟲に奪われる現実。精神が崩壊してもおかしくない。 それでも私は壊れない。 負けてたまるものか! 脳裏に浮かぶ。 「どうした?そのまま快楽に身を委ねれば楽になるぞ?小烏の刀使」 タギツヒメの顔が。 「で……でるなぁぁぁ!!!」 (くっ……だめ……だ、も……漏れるっ!) ジョロロロォッ…… ジョバジョバとおしっ……黒タイツの繊維を潜り抜け、尿が滝のように流れ出て水溜りができる。 地面から湯気が立ち昇る。 膀胱が緩くなり、女性としての尊厳を傷つけられた。 それでも私は壊れない。 負けてたまるものか!! ドバドバ押し寄せてくる快楽。 不浄の穴が動き出す 「まっ、まさかっ……!?」 嫌な予感というのは当たるもの。 既に処女にお漏らしと存分に辱められた。 顔面が蒼白になる。 「お、おい……んっぐぅうううううぅぅっ!?」 (理解できない……そこは排泄する場所だぞ!?) メリメリメリィィと不浄の穴が必要に穿られる。 未成熟な腸壁を穿り殺してくる。 「あ゛ぎぎっ……お゛ォお゛ォォ!!??」 目がカッと見開き、苦悶に満ちた悲鳴と嬌声が混じる。 「いっっっくぅぅぅううううう!!!!!?????」 (き……気持ちいい!!!!!) 尻穴でイク。それは、彼女の不浄の穴が後戻りできない領域に達した証。 それでも私は壊れない。 脳裏に浮かぶ。 「ごめんね。姫和」 ―――母の顔が。 私は……負けないッ!!!!! カッ――― 「これは……!?」 驚愕を隠しきれない。 なんと、身体に流れてきた電流が放出されず帯電しだした。 (なるほど……そういうこともできるのか) 余談であるが、本来の物語の半年後には電撃を自在に操れるようになる。 電撃蟲の存在が半年分前借するかのように姫和に天啓を授けた。 もっとも天ではなく獄だが。 ちなみに胸の先が反応で固くなってるのは目を背ける。 「可奈美の守る剣と違い、私は斬る剣。……何も変わりはしない。■すことに」 性と同時に戦術の幅が広がった。 「心を新たにして事に當れ……か」 望まぬ展開で性の花が咲いた。 だが、それは強い花。 性欲の刃を鋼色の花束とする。 改めて決意をしたと同時に、放送が流れた。 ☆彡 ☆彡 ☆彡 「では放送はこれまで、次の放送も楽しみにしていてね、ボン・ボヤージュッ!」 「……」 放送が終わった。 ―――ああ。 もう二度と流した涙を笑って話す日はこないのだな 全てを薙ぎ払える力が私にあれば 全てを守り抜ける力が私にあれば 【C-4とD-4の境界線/朝/一日目】 【十条姫和(豹尾神)@刀使ノ巫女】 [状態]:禍神、疲労(極大・再生中)、混濁した意識、狂気度低下、龍眼の暴走、精神疲労(絶大)、自殺願望 強い三大欲求 強い自己嫌悪 アナル・子宮に電撃蟲寄生(豹尾神の影響により肉体に刻みみはりついた)、攻撃するたびに身体に快楽と電流が纏います 性の花が咲きました [装備]:小烏丸@刀使ノ巫女、召喚石バアル@グランブルーファンタジー(現在使用不可能)、タブレット(スペクトラムファインダー@刀使ノ巫女のアプリ起動) 電撃蟲@対魔忍アサギシリーズ [道具]:基本支給品×4(大祐、千、トッペイ、自分)、麻痺の杖(残り1)@少年ヤンガスと不思議なダンジョン、疾風のレイピア@ドラゴンクエスト8、ピオリムの杖(残り3)@トルネコの大冒険、 ブルーマリーのスタンガン@ RB餓狼伝説SP DOMINATED MIND、 火炎放射器@北斗の拳 じゅもんのしょ@大貝獣物語2 [思考・状況] 基本方針:殺■/■したくない。 1:■す。■す。■す。■す。■したくない。 2:■でもいい、■を■してくれ─── 3:私は……禍神だ。 4:可奈美……私は…… 5:く……体が疼く……お゛ォお゛お゛ォォ……い……■くぅぅぅぅ!? [備考] ※参戦時期はアニメ版二十一話。タギツヒメと融合直後です。 ※魂の状況により意思の疎通については普段と変わりませんが、 身体は八将神としての役割を全うする立場にあります。 ただ、自意識を保つ為で本来の時ほどまともな会話は望めません。 ※タギツヒメと融合した影響により周囲に雷光が勝手に放出されます。 龍眼も使えるようになってますが暴走状態で、本人の意思とは関係なく行います。 死亡時、或いは彼女の抑えが限界を迎えた際にタギツヒメが肉体を乗っ取るかは不明です。 (同時にタギツヒメがそのまま八将神を引き継ぐかも不明です。) ※迅移(主に三、四段階)の負担が大幅に減ってます。 ある程度の時間を置けば動けるレベルに回復できますが、 デメリットが完全緩和ではないので無暗には使いません。 ※名簿は見ていませんが、刀使ノ巫女の参加者は把握しました。 ※スペクトラムファインダーの表示に参加者が含まれていることに気付いていません。 ※短時間ですが夢を見ました。 ※禍神でありますが、食欲・睡眠欲・性欲が存在します。 ※電撃蟲により身体に電流を纏うようになりました。(電撃蟲は排除できません) 【電撃蟲@対魔忍アサギシリーズ】 伊藤大祐に支給された朧が井河アサギの調教のために用意したイモムシ型の淫蟲。攻撃の意思を示すと強烈な電撃を放つ。姫和のアナルと子宮に深く潜り込んだ上に豹尾神とされた肉体との寄生により、即時再生機能が付与されました。アサギが行ったように仕留めることはできず、排除することは不可能。ただし、タギツヒメと融合した影響が早まり、電撃の扱いの幅が増えた。ミスティが薫に対して行ったことを考えると、この結果は皮肉。もし、大祐が生きていたら碌なことに使われていただろうと推測できる。 【ブルーマリーのスタンガン@RB餓狼伝説SP DOMINATED MIND】 恵羽千に支給されたブルーマリー愛用のスタンガン。↓↙←+C 。ちなみにレディーはみんな持っているらしい。マジか。 「もう、スタンガン使ったっていいじゃない!レディーはみんな持ってるわよ」byブルーマリー 【じゅもんのしょ@大貝獣物語2】 トッペイに支給されたドラゴバードを成長させる呪文の書。ドラゴラビグーラ 074:戦火の残滓 投下順 076:クレーターの中心で愛を求む 051:SAMURAIGIRLS,SUN KILL!KILL!KILL! 十条姫和
https://w.atwiki.jp/touhou/pages/387.html
ウミガメのスープ 過去問集 148スレ目 一部の問題は家出少女と家無し少女を参照 アンケート番号148-U1 基本的な発想の転換 148スレ目134~212 【問題】 その日、彼女はいつになく高揚していた。 そのためか、私は彼女が理解できなくなってしまった。 しかし、居合わせた面々の反応を見るに、理解できない私は少数派であるらしい。 さて、何がわからない? 解説を表示 【解説】 みすちー「-----------」 リグル「いい歌。」 ルーミア「そーなのかー。」 魔理沙「え?歌ってるのか?ちっとも聞こえないぜ。」 チルノ「最強のあたいにはちゃんと聞こえるんだから。」 大妖精「テンションが上がりすぎて、かなり高音ですけど。」 魔理沙「何Hz出てるんだ?見えにくい上に、「#もう歌すらきこえない」じゃないか。」 いつになくテンションが上がった彼女の歌は人間の可聴域を遥かに超えた高音となっていた。 しかし、そこは人外だらけの幻想郷。超音波が聞こえないのは少数派であったとさ。 アンケート番号148-U2 一閃 148スレ目225~302 【問題】 彼女達にはその侵入者を歓迎する気は無かった。 しかし、その侵入者がある約束を果たして帰る時、 彼女は泣きながらその侵入者に感謝した。 ある約束とはどういう約束なのか、を特定してください。 解説を表示 【解説】 「もしね。もし、私がお婆さんになって…そして死に怯えお嬢様に縋る様になったら…」 「もう。咲夜なら大丈夫よ。そんな事は無いって」 「…私も人間だもの。年を取ったら分からない。 今の私がその時の私であるかどうか分からない。 寺の魔法使いのように、違う選択をしてしまうかもしれない。 だから、ね、妖夢。その時は 「絶対に許さない」 そう宣言し、妖夢の首を締め上げると、彼女の体から短刀が落ちて床を跳ねて転がった。 彼女の小さな体のどこにそんな力が有ったのか……いや、有るのが当然だ。 なぜなら彼女は真紅の夜の王、レミリア・スカーレットなのだから。 「許さない。そんなずっと昔の約束の為に、咲夜を殺すなんて私が許さない。 最近になって、ようやく咲夜も永遠を望んでくれるようになったのだから… その想いを無にする事など、万死に値するわ」 更に締め上げる。妖夢がいかに半人半霊で肉体が強靭とはいえ、 このまま締め上げ続ければ、直ぐに頚を捻じ切れてしまうだろう。 そう、強く締め続けるレミリアの腕を、彼女の皺だらけの手が優しく抑えた。 「お止め下さいな。お嬢様」 急にレミリアの手から力が抜け、どさり、と、妖夢の体が床に落ちた。 激しく息をする妖夢の横に座り、咲夜はその小さい背中をゆっくりと撫でた。 「ごめんね、妖夢。あなたにも迷惑を掛けて」 「……いや、うん。大丈夫。大丈夫よ…」 そう、ピントの外れた返答を返すと、 焦点の合っていない視線のままで、咲夜のはだけた胸元を見やる。 血の一切出ていない一筋の小さな刀傷。 しかし、その僅かな刀傷は、咲夜にとって致命傷だった。 「約束を守ってくれてありがとう。 あなたのお陰で迷いが晴れたわ。私は私として死ぬことが出来る。 ありがとう、妖夢。私をその刀で貫いてくれて」 「……」 咲夜のその穏やかな顔を直視できなくて、妖夢はついと顔を逸らすと、 床に落ちていた白楼剣を手に取った。 咲夜の迷いを断ち、彼女を殺すことになったその脇差は、鈍く光ってそこに居る。 「お嬢様。ありがとう御座います。咲夜の我侭を聞いてくださって」 「……」 妖夢の見上げる視線の中で、その吸血鬼の背は僅かに震えていた。 咲夜はゆっくりと立ち上がる。 その背中は年老いたとはいえ真っ直ぐで、 つい先刻まで死に怯え、永遠を望んだ醜き人間の物とは思えぬ堂々とした姿で。 「妖夢。ありがとう。お嬢様。ありがとう御座います。今までありがとう御座います…」 そう言って咲夜はレミリアの肩を抱いた。 彼女達の体が一瞬小さくなったようで。 真紅の絨毯の上に涙が落ちた。後から後から落ちて、そして暗い染みを作った。 #迷う女 アンケート番号148-U3 またそういうタイプか! 148スレ目363~381 【問題】 彼女らは元は同じだからと自らの行為の正当性を訴えたが、 その行為を黙認しては色々と問題になりそうなのでやめさせる事にした。 さて、彼女らは何をやった? 解説を表示 【解説】 レミリア「母乳って血液から作られるそうね。」 フラン「へえ。どんな味なんだろう?」 レミリア「というわけで、そういうわけよ。」 美鈴「何がそういうわけなんです?」 フラン「「#授乳」よ。」 美鈴「はい?」 レミリア「いいから飲ませなさい。」 美鈴「いや、出ませんからってちょっと。」 レミリア&フラン「さあ、出しなさい。」 パチュリー「そこまでよ!」 アンケート番号148-U4 悪趣味の極み 148スレ目513~658 【問題】 A「た、た、大変だ!異変が!!」 霊夢「五月蝿いのが来たわね。」 A「仕舞った。他の所に行くべきだった・・・。」 霊夢「まあ、いいわ。どんな異変か話してみなさい。」 ―――Aさん説明中――― A「という訳で・・・。」 霊夢「異変でも何でもないわね。馬鹿らしい。」 Aは誰? Aは何を見て異変だと思ったのか? 霊夢が異変ではないと気が付いたのは何故? 解説を表示 【解説】 橙「う、うう・・・。藍しゃまが紫様に殺されてしまいました・・・。」 霊夢「やれやれ・・・紫ー!いるんでしょ?出て来なさい。悪趣味よ!!」 くぱぁ・・・ 紫「もう終わり?面白くないわね。」 藍「だから私は止めましょうと言ったのです。」 橙「藍しゃま!?・・・紫様に殺されたのでは?」 霊夢「『#紫のいたずら』よ。あんたを驚かすために紫が企てたんでしょ。 そもそも藍が死んだら橙が猫にな」 橙「藍しゃまー!!」 藍「ちぇえええん!!」 霊夢「人の話を聞きなさい!」 紫「これにて一件落着。」 霊夢「あ、あんたら・・・・!!(ブチッ)」 アンケート番号148-U5 豆知識 148スレ目679~760 【問題】 妖精①「AとBはそこでなにかしてたよ~、私たちは偶然通りかかったの~」 妖精②「AはBから何かを受け取ったけど、しばらくしてAが走り出してたね」 妖精③「遠くて詳細はわからなかったから、受け取った後に何かしたのかもね」 妖精⑨「あたいったら最強ね!」 妖精④「妖精⑨さん、あなたいなかったよね?」 D妖精「妖精⑨ちゃん、普段行かないもんね」 証言を参考に以下を求めてください AとBは誰か 受け取ったものはなにか(広い意味で可能、当たれば最高) Aは何をするために走って行ったのか 解説を表示 【解説】 A:てゐ B:メディスン 受け取ったもの:ベラドンナドリンク(毒の飲料) 走って行った理由:急いで永遠亭で解毒してもらうため 無名の丘にて てゐ「鈴蘭の一角をもらいにきたよ~」 メディ「ほんとに来たの」 てゐ「こんばとらーが少ないから鈴蘭取ってきて、てさ」 メディ「こんばとらー?」 てゐ「成分の名前だって」 メディ「あ、はは…(コンバロシドかコンバラトキシンよね?)」 少女摘取注... メディ「コンパロコンパロ~♪」 てゐ「ちょっと疲れたわ、なにか飲み物ない?」 メディ「図々しいわね。いいわ、今用意するから」 てゐ「ありがとー」 てゐ「おいしー、これなに?」 メディ「『#ベラドンナドリンク』よ♪」 てゐ「んぐっ!?」 メディ「使ってるのはベラドンナエキスと…」 ※きれいな水で浸出しました てゐ「…!!!!!!」 メディ「ちょっとどうしたのって、行っちゃった…」 てゐは永遠亭に走った、解毒をしてもらうために。 だが永琳とうどんげに笑われ恥をかいた。 てゐは知らなかった。 たしかにベラドンナに含まれるアトロピンは猛毒であるが、ウサギには効かないのである。 メディスンはそのことを知っていたし、てゐが毒に詳しいと思ったから毒の物を出したのだ。 効かないとは言え、毒の味を味わってもらいたかったから。 アンケート番号148-U6 突破者 148スレ目778~868 【問題】 彼女は皆がやっている事に着目した。 それを自分もやった所、彼女は怪我をあまりしなくなった。 さて、何故怪我をあまりしなくなった? 解説を表示 【解説】 ルーミア「また、木にぶつかった。痛い…… あれ?あんな所で弾幕ごっこやってる。 皆真後ろまで見えるみたいに動くよね。 あれを真似すればぶつからないのかな?」 その後、「#プレイヤー視点」のような視点変更を始めた所、木にぶつからなくなったそうな。 紫「役者と観客の境界、この操作は私でなくとも皆たまにやってるのよね。 異変解決をする者の特権だったのは昔のこと。」 ルーミア「そーなのかー?」 紫「指示を演じきるって大事よ?それで私達は強くも弱くもなれるの。 そう思うでしょ?今、第四の壁の向こうからこっちを見ているあなた。」 アンケート番号148-U7 実に危険 148スレ目966~978 【問題】 彼女はある空間にいた。 そこで地獄の苦しみを体験する事となった。 彼女はこれ程自分の能力が恨めしいと思ったことはなかった。 彼女は誰? ある空間とは? 解説を表示 【解説】 妹紅は真空空間にいた。 理由は紫が『#不老不死』は真空空間でどうなるか知りたかったからだ。 紫「やっぱり死なないのね。面白くない。」 妹紅は戻ったら紫を殺してやろうと思った。
https://w.atwiki.jp/83452/pages/9172.html
車内 紬「・・・使用人のお仕事は大変だけど、みんな優しくてこれからもがんばれそうです・・・ぷぷぷ! なにこれ!これが貧乏民の手紙なのね!!つまんないのー!!」 紬「はー、もっと面白いと思って見てみたけど、ヒマつぶしにもならなかったわ」 紬「あ、これ捨てといて」 運転手「はい」 律「うー寒い!」 運転手「そうでございますか?今日は温かい気がしますが」 律「そうかー!?あ、おい、なんか紙ない?」 運転手「紙、でございますか?」 律「そうそう、鼻水が・・・」 運転手「え!?あ、そうださっき紬様から貰った紙が」 律「おっ!ってこれほんとに紙だな!ま、今はそんなこと言ってられないか!」ちーん! 律「・・・あーすっきりした。・・・ってこれ手紙じゃね!?」 運転手「ええ、紬様がいらないとおっしゃたので後で処分する予定でしたが」 律「あいつが手紙・・・?」 律「って、これ!!!差出人が唯じゃねぇか!!」 律「紬のやつまたこういうこと・・・」 律「んにしても・・・鼻水まみれにしちまったぜ。どうすっかな・・・」 律「へーっくしゅん!」 唯「あ、律様!おかえりなさいませ!」 律「あ、ああ」 唯「どうしました?顔が赤いですが・・・」 律「そうかー?」 唯「ちょっと失礼しますね。・・・あ!あつ!律様熱がありますよ!!」 律「どうりでダルいと思ったぜ・・・」 唯「部屋までご案内しますね」 律「頼むよ」 律「(手紙を鼻水まみれにしちまたってこと・・・どうすっかな)」 律部屋 唯「ではおかゆを作ってきますね」 律「ああ・・・」 唯「では失礼します」 律「あ、待って」 唯「はい?」 律「最近ここいらで郵便事故が多発してるんだよ」 唯「郵便事故・・・でございますか?」 律「そうそう。よく配達人が襲われ、郵便物が奪われるんだ」 唯「物騒ですね・・・けどなんのために」 律「さ、さあそれは私にはわかんねぇけど!と、とにかく手紙は今は出さない方がいいぜ!」 唯「は、はあ・・・けど今日出しちゃいました!!」 律「おー本当か。・・・そ、そういやあ今日も郵便事故があったらしいぜ」 唯「そうなのですか!?」 律「あ、ああ」 唯「私の手紙が混ざってなければいいけど・・・、けどそれなら届かないと思っておいた方がいいですね」 律「そ、そうだな」 唯「私、学校もろくに行けなかったので文字書きが苦手で・・・。そっか、書き直しかー」 律「・・・」 律「(悪いことしちまったな・・・)」 純「郵便事故ー?」 唯「うん。律様が言ってた」 純「そんな事件聞いたことないけど・・・。まぁ律様が言うんだからそうなんでしょうね」 唯「うーん・・・」 紬「りっちゃんー、風邪平気ー?」 律「ああムギか・・・」 紬「これ、お薬よ。すぐ効くわ」 律「ああ、ありがとな」 紬「どういたしまして」 律「・・・ムギ」 紬「なぁに?」 律「人の手紙を見るなんて悪趣味だぞ」 紬「あら、知ってたの?」 律「やっぱお前なんだな・・・」 紬「やだー怒んないでよぉ。ちょっと興味があっただけ」 律「それが悪趣味っていうんだ」 紬「反省してまーす」 律「はぁ・・・」 唯「律様、おかゆをお持ちしました」 律「入れ」 唯「失礼します・・・、あ、紬様!」 紬「こんばんはー」 唯「こんばんは!あ、あのさっきは手紙ありがとうございました!」 紬「ふふふ、いいのよー!届くといいわね」 唯「はい!・・・あ、けど最近郵便事故が多発してるらしくて・・・」 律「わーーーーー!!!!!ゆ、唯!早くおかゆをくれ!!飢え死にそうだ!!」 唯「え!?あ、はい!!」 律「(・・・たく)」 数日後 街にて 唯「ふー、お使いも終わったことだし、手紙出しに行こう!」 紬「あら、唯じゃない」 唯「あ、紬様!お買い物ですか?」 紬「そんなところね。唯はお使いかしら?」 唯「はい!」 紬「そう・・・あ、手紙?」 唯「そうなんです!あれから結構経ちましたけど返事もないので、やっぱ届いてなかったんだな、と」 紬「それは残念ね」 唯「はい。けど律様から綺麗な便箋を頂きました」 紬「律ちゃんから?」 唯「はい、これです」 紬「・・・・・」 唯「つ、紬様?」 紬「あ、ごめんなさい。用を思い出したわ。行くわね」 唯「え?あ、はい!お気をつけて!」 紬「(なんであんな子にあの便箋が・・・!!!)」 屋敷内 紬「ちょっと、律ちゃんいる!?」 使用人「律様ならお部屋に・・・」 紬「・・・」 使用人「どうしたのかしら、あんなにあわてて・・・」 バタン 紬「りっちゃん!!あれはどういうことよ!!!」 律「うわ、び、びっくりしたあ!急に開けるなよ!」 紬「どうして私があげた便箋をあの子にあげるの!?」 律「便箋・・・?ああ、あれか」 紬「酷いじゃない・・・!」 律「だって私、手紙書かないし・・・それに書いてもあんな綺麗な便箋使うキャラじゃねぇだろ・・・」 紬「それでも私はりっちゃんに持っていてほしかった・・・!!」 律「便箋だって使ってもらった方が幸せだろ」 紬「便箋に幸せもないわよ!!それになんであんな子にあげるの!?」 律「あんな子って・・・唯のことか」 紬「そうよ!!!使用人のくせに、あんな代物似合わないわよ!!」 律「んなことねぇだろ、それにお前が手紙捨てるから・・・」 紬「もう知らない!!」 律「あ、おい!!」 バタン 使用人宿舎 唯「ふーいいお風呂だったー」 ガチャ 唯「・・・・え、なにこれ・・・」 梓「あ、唯さん!どうしたんですか、部屋の前で立ち止まって?」 唯「・・・」 梓「?」 唯「部屋が・・・」 梓「部屋?・・・え」 梓「なにこれ、部屋が荒らされてる・・・」 唯「・・・」 梓「どういうことですかこれ!?ま、まさか泥棒!?」 使用人1「クスクス」 使用人2「やーね、廊下で大声出しちゃって。みっともなーい」 梓「!?」 使用人1「ってなにこの部屋?きたなー」 使用人2「唯さんってだらしない方だと思ってたけどここまでとはね・・・呆れた」 唯「わ、私じゃないよ・・・」 使用人1「ふふふ」 梓「・・・何か知ってますね?」 使用人2「知らないわよ。あ、もしかして疑ってるの?」 梓「・・・」 使用人1「梓さん、最初で最後の忠告よ。唯さんから離れなさい」 梓「はぁ?」 使用人2「忠告はしたわ。・・・いきましょ」 使用人1「ええ。それでは失礼」 唯「・・・どういうこと」 梓「と、とにかく部屋片付けましょう!」 唯「う、うん・・・」 梓「(何が起きてるの・・・)」 朝・食堂 唯「(昨日はなんだったんだろ・・。って今は旦那さま達の食事の準備!)」 使用人1「えい」 唯「え、うわあああ!!!」 ばしゃあああああん 紬「きゃっ!!」 唯「いたた・・・ってあああ!!」 紬「・・・冷たい」 唯「ご、ご、ごめんなさい!!すみません!!!あああどうしよう」 梓「な、なにやってるですか!?紬様タオルを・・・!」 紬「ありがとう・・・」 唯「あう・・・」 使用人1「クスクス」 澪「お前は人に水をかけるのが好きなのか」 唯「み、澪様・・・」 澪「ふん」 唯「・・・すみません」 律「おはよー!って紬!?どうしたんだよ、その有様は・・・」 紬「水、かけられちゃった・・・・」 律「かけられた?」 唯「も、申し訳ございません・・・!わ、私が躓いて、それで・・・!」 律「あはは!朝からやってくれたなー!カレーじゃなくてよかったな!」 紬「そういう問題じゃないでしょう!」 律「ほら、ついていってやるから着替えようぜ」 紬「うん・・・」 唯「わ、私も・・・!」 紬「着いてこないで!!!」 唯「ひっ」 律「おいおい、そんな怒鳴んなくても・・・ごめんな唯」 唯「い、いえ・・・」 使用人1「クスクス、嫌われちゃったわね~」 使用人2「解雇ね、あんなことやっちゃえば解雇よ」 唯「・・・」 澪「・・・」 紬部屋 紬「最悪!!!もう最悪よおお!!」 律「お、落ちけって」 紬「落ち付けるわけないじゃない!ああ、貴重な朝の時間が!」 律「はぁ・・・」 紬「あの子、全然使えないわね!!」 律「ちょっと失敗しただけじゃねぇか・・・」 紬「ちょっとお!?この私に水をかけたのよ!解雇よ、解雇!!」 律「・・・昨日、唯の部屋が荒らされたそうだ」 紬「それが何・・・!」 律「私はお前が絡んでるとみてる」 紬「はぁ!?」 紬「なんで私が!?」 律「違うのか?」 紬「違うわよ、なんで私が!!!」 律「なら信じるぞ」 紬「え、ええ、いいわよ」 律「・・・わかった」 紬「・・・」 澪部屋 梓「今日のご帰宅時間は?」 澪「5時ごろかな。・・・そうだ」 梓「はい?」 澪「唯に言っておいてくれ」 梓「ゆ、唯にですか?(澪様が唯の名前覚えた・・・)」 澪「紬には気をつけろ、って」 梓「・・・紬様にですか?」 澪「ああ」 梓「もしかして・・・」 澪「理由はわからないが、・・・とにかく気をつけろ」 梓「はい・・・」 使用人1「あのさーそこにいたら邪魔なんだけど」 唯「邪魔って・・、私ここの掃除担当だし・・」 使用人1「なに、口答えするの?」 唯「別にそんなつもりじゃ・・・」 梓「何してるですか」 使用人1「あ、梓・・・」 梓「唯さん、ここは充分綺麗になりました。他のところの掃除頼みます」 唯「え?あ、うん」 梓「行きましょう」 唯「う、うん」 使用人1「・・・・ちっ」 梓「唯さん・・・」 唯「ん?」 梓「私は唯さんの味方です」 唯「え?あ、ありがとう」 梓「辞めないでください」 唯「え?ど、どうしたの急に」 梓「私と約束してください。使用人を辞めないと」 唯「う、うん?いいけど・・・ほんとどうしたの?」 梓「約束ですよ!?」 唯「うん!?」 梓「・・・」 8
https://w.atwiki.jp/syumitowatch/pages/31.html
趣味人俱楽部の利用方法 ▼ 基本情報 (1) 加入するには ・ http //smcb.jp/ より、入会可能(20歳以下の加入はできない。) (2) 特徴 ① 高齢者が多い ・ 高齢者と接触が可能であるのが一番の特徴 ・ かなり制約されたSNSであるので、一般的SNSと比較すると独特な世界が構成されている。 ※ 30代以下の人間が行くと別世界を体験できる。 ② 基本操作が容易 ・ ネットに不慣れな高齢者用であるため基本操作が容易である。 ③ 外部からの制約 ・ 入会したものだけしか閲覧できない。 (3) 機能 ① プロプィール ・ プロプィールが表示され、誰でも閲覧できる。 ・ ここの作り次第で趣味人内での人気、不人気が左右される。 ② マイフレンド ・ マイフレンド申請して相手方が承認するとプロプィールに表示される。 ・ マイフレンドになると「ミニメール」が利用できる。 ・ マイフレンドに人数制限はない ※ 誰でも承認するタイプと仲良くなった人だけ承認するタイプがいる。 ③ 日記 ・ スレッドのことを日記としている。返信のことをコメントとしている ・ 写真を3枚までアップできる ・ 閲覧者 → 日記の閲覧者数が表示される。平均50程度。 人気のあるハンドルの日記は閲覧数が500を超えることがあるがごくまれである。 ・ 拍手 → 日記に拍手できる。 ・ コメント → 日記にコメントとしてレスできる。 ④ 伝言板 ・ プロフに伝言板があり自由に書き込みできる ⑤ フォト広場 ・ 写真をアップできる。枚数制限、容量制限はない
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/47929.html
登録日:2021/04/28 Wed 14 10 00 更新日:2024/05/25 Sat 13 19 33 所要時間:約 9 分で読めます ▽タグ一覧 TOX TOX2 だいたいこいつのせい まさに外道 もっとも人間らしい精霊 クロノス ダオス テイルズ テイルズオブボスキャラ ヴィラン 哀しき悪役 哀しき悪役←外道過ぎる 外道 悪役 時間 精霊 諏訪部順一 鬱展開の原因 我はカナンの地の番人…大精霊クロノス クロノスとはテイルズ オブ エクシリア2の登場人物にして同作の悪役。 CV 諏訪部順一 概要 時を司る大精霊にして、原初の三霊の一人。 同じ三霊である無の大精霊オリジンとは友人。 それ以外の精霊とはあまり交流を持たない所謂偏屈なタイプだったらしい。 性格は高慢で人間を我欲にまみれたものとして極端に見下している。 『オリジンの審判』の到達目標である『カナンの地』の番人でもある。 一方で魂のエネルギーの循環を滞らせ全世界を滅亡させる分史世界を増やし、それを消せるクルスニクの一族を排除しているのも彼であり、その目的は謎に包まれている。 そのほかにも精霊のくせに人間に与していたという理由でミラを時空の狭間に飛ばしたのもコイツ。 戦闘能力は極めて高く、高位の精霊術を使いこなし、生半可な攻撃は時間を逆行させることで回復されてしまう。 作中何度も現れ主人公ルドガー達と激戦を繰り広げた。 以下テイルズ オブ エクシリア2のネタバレあり 未プレイの方閲覧注意 実は元々精霊の恩恵を顧みない人間に対しては否定的な見解だった。 そんな人間の魂の循環をオリジンが苦痛を伴いながら行っていることに我慢できなかったクロノスは、魂の循環をあえて破綻させ人間をマナを生み出すだけの物体に変えることを目論む。 全ては親友であるオリジンを守るためである。 彼もまたシリーズ恒例の哀しき悪役だったのだ。 徹底的にルドガー達の邪魔をするものの、ユリウスに阻まれ思うように活動できず、最終的にはカナンの地に乗り込んできたルドガー達に敗れる。 そこをエルから生み出されたクルスニクの鍵を使ったビズリーの攻撃に貫かれ完全に敗北する。 最終的には、オリジンに同調し彼とともに魂の循環の際に発生した瘴気を封印してくれるようになる。 戦闘 チャプター7で初登場し戦闘となる。 これまでの敵とは一線を駕した強さを誇るため驚いたプレイヤーも多い。 特に厄介なのはテトラスペルで4大属性の下級術を同時に放ち大ダメージを与えつつ状態異常を付与してくる。 クロノスコレダーなどそのほかの技も厄介。 また、ビットを展開すると対応した属性の物理攻撃を半減させてしまう。 2戦目はカナンの地が現れたチャプター13。 最初はほぼ前回と同じ戦い方だが、ある程度削ると本気を出してきてバニッシュゲージやテトラアサルトやクロノスレーザーなどさらに強力な技が追加される。 秘奥義スリフィティービットも解禁される。 特筆すべきはタイム・エセンティア。なんと時間を巻き戻し戦闘開始時の状態に戻してしまう。 これに対抗するためにはクロノスと同等の力…骸殻の力が必要となる。 最終戦はカナンの地 第二の秘奥義タイムクレーメルも解禁され全力のクロノス。 かなり強くノーモーションで発動する時止めや時間巻き戻しも行うが、ビズリーの前座なので本気を出しすぎないよう注意。 技や時間を司ることからわかるようにテイルズ オブ ファンタジアのダオスのオマージュキャラ。3回戦うことや大切なもののために悪行を行った点も一緒。 エクリシア2には光の大精霊アスカやトールなどファンタジアのオマージュ要素が多い。 追記・修正は友のためにパラレルワールドをたくさん作ってからお願いします △メニュー 項目変更 -アニヲタWiki- 実際のところ、悲しい悪役として語られることは少ないキャラである。 むしろテイルズシリーズ屈指の外道といわれることが多い。 上記のようにオリジンへの友情や人間のせいで精霊が苦しんでいたことが事実であるにもかかわらずである。 なぜならクロノスたちの仕掛けたオリジンの審判自体が悪辣そのもののためである。 オリジンの審判とは 始まりはエクリシアの物語が始まる2000年前に遡る。 元々マナによって支えらえてきたエクリシア世界だったが、この時期にマナを過剰に消費し精霊を殺す機関『黒匣(ジン)』が登場した。 また人間の魂を循環させるたびに負の感情…瘴気が溜まることも危惧され、大精霊の間で「人間は存続に値するかどうか」という問題が発生。 当時のクルスニク一族の長「ミラ=クルスニク」のように精霊に歩み寄ろうとする人間もいたことから「人間の善悪を試す」ための試練が必要と判断された。 これがオリジンの審判である。 これはある種の精霊術であり、クロノス達であっても途中で変えられない。 審判のルール クルスニクの一族の誰か一人でもカナンの地にたどり着いた場合、精霊は人間の存在価値を認める。 成功条件。ここだけ見ると単純明快。 これが極悪といえるほど理不尽なものになっているのは以下の取り決めによるものである。 カナンの地にたどり着いた人間の願いをなんでも 一つだけ 叶える 一見素晴らしいものに見えるが実際はそうではない。 これは欲にかられた人間がカナンの地を争奪することを見越した仕込みである。 しかもあまり融通が利かず、仮に複数がたどり着いても本当に一つしかかなえてくれない。 というか増え続ける分史世界のことを考えると実質、分史世界を消す以外の願いはかなえられない。(*1) ただ、契約のため高い強制力を持ち精霊に不利益な願いもかなえられるため、「オリジンを傀儡にする」などの願いも可能。 クルスニクの一族にはクロノスから「骸殻」の能力が与えられる 邪悪な仕込みその2。 クルスニク一族には時計を携えて生まれてくる者がおり、その者は時計を通じて異形の姿に変身できる。これが「骸殻」である。 骸殻は使用者の身体能力を向上させ、分史世界に侵入しその核となる時歪の因子(タイムファクター)を破壊できるなど非常に便利な能力に見える。 実はこれ自体がクロノスの罠であり、使いすぎると使用者は時歪の因子になり新たな分史世界を作り出してしまう。 本来は欲望のバロメータとして作ったものだったのだが、下記のようにこれがないとそもそも試練のスタートラインに立てないため理不尽な要素が強い。 極めつけには骸殻能力を強化するためには、他の骸殻能力者の時計を奪わなければならない。 下記のように強力な能力者が必須となるためここでも犠牲を強いることとなる。 試練は分史世界の数が100万に到達する前まで成功させなければならない これを防ぐためには定期的に分史世界を破壊しないといけないのだが、それには骸殻が必要。 しかも深度の高い分史世界にはそれだけ強力な骸殻能力者が必要となる。 つまり分史世界を破壊するために力を使った結果、分史世界を増やすことになりかねないのである。 世界の破壊はそこに住む人間を皆殺しにするも同然であり、精神的な負担は言わずもがな。 カナンの地を出現させるためには5つの道標が必要 次元を切り裂く「マクスウェルの次元刀」や超文明トールのオーディンのもつ「箱舟守護者の心臓」など貴重なものばかり。 しかも道標は普遍ではなく、ただの物なので普通に壊れてなくなるため、正史世界ではすべて失われてしまった。 そのため道標の失われてない分史世界に行き来できる骸殻能力並びにそれを持って帰るための能力が必須となる。 分史世界を増やさないようにしないといけないのに、自分たちに都合のいい分枝世界を探さなければならないのである。 最悪なのは道標の一つに「最強の骸殻能力者」があるため、一族の人間を必ず切り捨てなければならないこと。 出現したカナンの地に渡るためには、一定以上の能力を持つ骸殻能力者を犠牲にして魂の橋を架けなければならない 邪悪な仕込みその3。 説明するまでもなく極めて悪趣味な仕掛け。 これは最初に魂の橋を架けた人物が「証を示せ」という条件に対し生け贄を捧げたことに由来。 一応当時の人間にも責任はあるが、カナンの地が存在しない分史世界でこの条件を突きつけたクロノスは悪趣味にも程がある。 カナンの地でクロノスを倒さなければならない 正確にはルールではないが、玉座であるカナンの地に人間がたどり着いた場合クロノスが必ず妨害するため記載。 ここにたどり着いた者たちは大半が骸殻能力者であろう。だが骸殻はクロノスが与えたものであるため、骸殻だけでは決してクロノスに勝てない。 作中での描写・発言からしてオリジンの扉さえ開けば試練達成となるので、誰かがクロノスを足止めしている間に扉を開けるという手も考えられるが、上述の条件がそんな協力をほぼ不可能にしている。 ここまでくるとムリゲー染みてくるが下記の救済要素がある。 クルスニクの一族にはオリジンからまれに「クルスニクの鍵」の能力が与えられることがある。 クロノスの妨害を予期したオリジンから与えられた能力で、ごくまれにクルスニクの一族に生まれることがある。 骸殻と同じことができる他、分史世界の物を正史世界に持ち帰ることができるうえ、クロノスの時間操作を封じて倒すことができるようになる。 救済要素と見せかけて、なまじ攻略法があったばかりにこの能力をめぐり人間をますます争わせることとなった。 しかもクロノスは鍵が自身を倒せることを知っているため積極的に殺しに来る。 加えて言うと時歪の因子化の副作用も残っている。 以上をまとめると『クルスニクの一族の中でも自身の欲望を抑えられる真人間でないといけないが、達成のためには犠牲が必須のためまともな人間ほど心を病んでいく』という無茶ぶりにもほどがある試練である。 しかも『参加するにも先延ばしにするにも骸殻という特殊な才能が必要だが、強化しすぎたり使いすぎると逆に状況を悪くし、完全攻略にはさらにまれな特殊な才能がいる』というオマケつき。 これでやってこれるのはビズリーのような大義のために犠牲を強いる鉄の男か良心の呵責のない狂人だけであり、本当にオリジンが望んだ人間たちが来るかどうかは疑問が残る始末。 しかもこれだけのことをやらせておきながら、クロノス本人はいけしゃあしゃあと「他人を犠牲にする人間は愚か」と言い放つのだからたまったもんじゃない。 というかオリジンにも指摘されているが「愛する者のためにすべてを犠牲にするその姿は自身が忌み嫌った醜い人間そのもの」でありこいつだけには言われたくない。 あまりに悪辣な仕掛けにビズリーは「ピースを隠したパズルを仕掛けてきた」と称しており、「分史世界の数だけ殴ってやりたかった」と言わしめている。 まあ、試練が始まったころに争わず協力して道標をそろえいれば確定した犠牲は道標と魂の橋の分だけだったので、向こうからすればそこまで悪いことをしたつもりはなかったのかもしれないがそれにしたって悪趣味すぎる。 そうなるためには人類が一丸となって協力し合わなければならないが、エクリシア世界では精霊でさえ主義主張が異なり争うことがあるのだから、途轍もなく無茶なことを言っているのは誰にでもわかったはずである。 最終的にはオリジンに同調するもの間違いないのだが、やったことがやったことだけに「改心なんてさせずちゃんと倒したかった」「ビズリーと一緒にこいつらを殴りたかった」という意見も。 極めつけはオリジンの審判を乗り越えても骸殻がある限り分史世界は発生し続けるし、人間が進化しないと魂の循環の際に発生する瘴気もなくならない。 ルドガー達がやったことはあくまでオリジンに存在を認めさせ、現行存在した分史世界を消しただけである。 エンディングでオリジンが話したように人間が負を持ったままでも魂を昇華できると証明し続けるしかないのだ。 追記・修正は一族で殺しあった人にお願いします △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] お前が死なないとクリアできないよ?をここまで強要してきた敵を他に知らない。正直串刺しにされたときちょっとスカッとした。 -- 名無しさん (2021-04-28 15 40 07) オリジン自体にはそこまで不快感はないけどクロノスは死ねばよかったのにと思うくらい嫌い。オリジンの審判の難易度高いのはだいたいこいつのせい。 -- 名無しさん (2021-04-28 17 43 15) はっきり言ってこいつが骸殻能力者を殺してまわってなかったらもう少し難易度低かったんじゃないかと思ってる。 -- 名無しさん (2021-04-28 17 46 22) 負けバトルかな?と思ったらガチバトルでござった -- 名無しさん (2021-04-28 17 48 00) 一戦目は強すぎて難易度セカンドに下げて倒した。二戦目はガイアスとミュゼが固定メンバーだったからクロノスが小さく見えた。三戦目もまた然り。 -- 名無しさん (2021-04-28 20 09 57) 正直社長戦の後開放されたクロノスとやりあうんだと思ってたから拍子抜けした、決着着けれないなら始末しては欲しかったなぁ -- 名無しさん (2021-04-28 21 38 06) こいつのせいでオリジンの株下がった -- 名無しさん (2021-04-28 22 54 52) 追記修正する人の条件が厳しすぎやしませんかね…? -- 名無しさん (2021-04-28 23 12 02) 言われてるけどオリジンはともかくこいつは本気で「おまいう」だからな…いや、確実に悪役として書いてるからそういう意味では問題がないんだけどさ。 -- 名無しさん (2021-04-29 00 49 16) 人間も精霊も中身は大して変わらないことを人間大嫌いな自分自身で証明する皮肉 -- 名無しさん (2021-04-29 06 51 19) できればビズリーに999999発ぶん殴られてるところを見たかった -- 名無しさん (2021-04-29 16 53 34) 自分でゴールポスト動かすダブスタ野郎という印象しか無い。 -- 名無しさん (2021-04-30 10 13 53) ED後にクルスニク一族にこいつへの復讐を誓ってほしくもある。できればベルベットのような頭復讐な人が現れて「人も精霊も源霊匣も全て破壊し尽くす!!」みたいにクロノスぶっとばしてほしいとも思うが、彼女のように手段を選ばない復讐で世界を荒らしまわるとなると、ルドガー達が託した想いが裏切られそうで……でもそういった人物はいつか絶対現れると思う -- 名無しさん (2021-04-30 20 51 11) カナンの地への橋をかける条件を「クルスニク一族の命」にしたのはクロノスじゃないよ。とある分史世界で道標をすべて集めた後のクロノスとのやり取りで、証を求められたミラ・クルスニクの孫(の許嫁?)が勝手に誤解してミラを殺して証にしちゃったから、それ以降「カナンの地へ繋がる橋をかけるにはクルスニク一族の命が必要」っていう契約が成立してしまった。証は枯れ葉の髪飾りでも何でも良かったんだってさ。 -- 名無しさん (2021-09-20 13 51 18) 追記・修正はうちは一族ぐらいしか出来無さそう -- 名無しさん (2021-12-24 10 52 02) 自分も同胞(精霊)を犠牲にするくせに...よくも人間のことを言っている…マジで吐き気を催す邪悪! -- 名無しさん (2022-07-25 04 26 06) 説明の「人間を我欲にまみれたもの」って実際こいつの行動自体が我欲に塗れてる。親友の為って言えば聞こえは良いけど、その親友が人間と交わした契約に横やり入れるし、オリジンとのやり取りもイラっとする。 -- 名無しさん (2022-09-27 17 44 44) こんだけ悪辣な試練仕掛けてくるんだからビズリーの願いも文句も当然だわなあ。 -- 名無しさん (2022-12-20 02 22 39) 名前 コメント