約 6,676 件
https://w.atwiki.jp/mtg2384/pages/1600.html
開催日:2012 / 04 / 21 参加人数:131名 フォーマット:レガシー(~DKA) Magiccardmarket 5th anniversary tournament (一次ソース不明) autolink 優勝:UWB Control‐Stoneforge 準優勝:Show and Tell‐Sneak Attack 第3位:URG Tempo‐Canadian 第4位:Show and Tell‐Hive Mind 第5位:Burn 第6位:Maverick 第7位:UB Tempo‐StifleNought 優勝:UWB Control‐Stoneforge 使用者:Christoph Ohlrogge Main Deck 1《氷河の城砦/Glacial Fortress》 1《Karakas》 1《平地/Plains》 1《Scrubland》 1《沼/Swamp》 1《不毛の大地/Wasteland》 2《島/Island》 2《湿地の干潟/Marsh Flats》 2《汚染された三角州/Polluted Delta》 3《Tundra》 3《Underground Sea》 4《溢れかえる岸辺/Flooded Strand》 1《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique》 3《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》 4《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》 1《暗黒破/Darkblast》 1《マナ漏出/Mana Leak》 2《呪文嵌め/Spell Snare》 3《Force of Will》 4《渦まく知識/Brainstorm》 4《剣を鍬に/Swords to Plowshares》 1《名誉回復/Vindicate》 2《コジレックの審問/Inquisition of Kozilek》 2《思案/Ponder》 4《未練ある魂/Lingering Souls》 3《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》 1《殴打頭蓋/Batterskull》 2《梅澤の十手/Umezawa s Jitte》 Sideboard 2《解呪/Disenchant》 2《非業の死/Perish》 2《呪文貫き/Spell Pierce》 3《外科的摘出/Surgical Extraction》 1《虚無の呪文爆弾/Nihil Spellbomb》 1《盲信的迫害/Zealous Persecution》 1《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives》 1《Force of Will》 1《コジレックの審問/Inquisition of Kozilek》 1《饗宴と飢餓の剣/Sword of Feast and Famine》 準優勝:Show and Tell‐Sneak Attack 使用者:Fabian Friedrich Main Deck 1《島/Island》 1《霧深い雨林/Misty Rainforest》 1《山/Mountain》 2《裏切り者の都/City of Traitors》 2《Tundra》 4《古えの墳墓/Ancient Tomb》 4《沸騰する小湖/Scalding Tarn》 4《Volcanic Island》 3《大祖始/Progenitus》 4《引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn》 1《拭い捨て/Wipe Away》 2《呪文貫き/Spell Pierce》 4《渦まく知識/Brainstorm》 4《目くらまし/Daze》 4《Force of Will》 4《直観/Intuition》 4《思案/Ponder》 4《実物提示教育/Show and Tell》 4《騙し討ち/Sneak Attack》 3《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》 Sideboard 2《拭い捨て/Wipe Away》 3《墓掘りの檻/Grafdigger s Cage》 3《精神壊しの罠/Mindbreak Trap》 3《赤霊破/Red Elemental Blast》 4《神聖の力線/Leyline of Sanctity》 第3位:URG Tempo‐Canadian 使用者:Paul Pritzsche Main Deck 1《島/Island》 2《溢れかえる岸辺/Flooded Strand》 3《Volcanic Island》 4《汚染された三角州/Polluted Delta》 4《Tropical Island》 4《不毛の大地/Wasteland》 3《敏捷なマングース/Nimble Mongoose》 4《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets》 4《タルモゴイフ/Tarmogoyf》 1《火+氷/Fire+Ice》 2《四肢切断/Dismember》 4《渦まく知識/Brainstorm》 4《目くらまし/Daze》 4《Force of Will》 4《稲妻/Lightning Bolt》 4《呪文嵌め/Spell Snare》 4《もみ消し/Stifle》 4《思案/Ponder》 Sideboard 3《水没/Submerge》 2《外科的摘出/Surgical Extraction》 2《トーモッドの墓所/Tormod s Crypt》 1《硫黄の精霊/Sulfur Elemental》 1《古えの遺恨/Ancient Grudge》 3《呪文貫き/Spell Pierce》 2《紅蓮破/Pyroblast》 1《赤霊破/Red Elemental Blast》 第4位:Show and Tell‐Hive Mind 使用者:Kornelius Heibach Main Deck 1《霧深い雨林/Misty Rainforest》 2《古えの墳墓/Ancient Tomb》 2《Underground Sea》 2《Volcanic Island》 3《裏切り者の都/City of Traitors》 3《溢れかえる岸辺/Flooded Strand》 3《島/Island》 3《沸騰する小湖/Scalding Tarn》 3《引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn》 1《呪文貫き/Spell Pierce》 2《召喚士の契約/Summoner s Pact》 4《渦まく知識/Brainstorm》 4《Force of Will》 4《直観/Intuition》 4《否定の契約/Pact of Negation》 4《タイタンの契約/Pact of the Titan》 4《思案/Ponder》 4《実物提示教育/Show and Tell》 4《集団意識/Hive Mind》 3《厳かなモノリス/Grim Monolith》 Sideboard 4《神聖の力線/Leyline of Sanctity》 3《思考囲い/Thoughtseize》 4《赤霊破/Red Elemental Blast》 2《トーモッドの墓所/Tormod s Crypt》 1《墓掘りの檻/Grafdigger s Cage》 1《炎渦竜巻/Firespout》 第5位:Burn 使用者:Robert Swiecki Main Deck 1《蛮族のリング/Barbarian Ring》 18《山/Mountain》 4《ゴブリンの先達/Goblin Guide》 4《地獄火花の精霊/Hellspark Elemental》 4《ケルドの匪賊/Keldon Marauders》 4《火炎破/Fireblast》 4《稲妻/Lightning Bolt》 4《発展の代価/Price of Progress》 4《Chain Lightning》 4《火炎の裂け目/Flame Rift》 4《溶岩の撃ち込み/Lava Spike》 4《裂け目の稲妻/Rift Bolt》 1《硫黄の渦/Sulfuric Vortex》 Sideboard 4《フェアリーの忌み者/Faerie Macabre》 3《火山の流弾/Volcanic Fallout》 2《赤霊破/Red Elemental Blast》 1《紅蓮破/Pyroblast》 1《硫黄の渦/Sulfuric Vortex》 1《トーモッドの墓所/Tormod s Crypt》 3《粉々/Smash to Smithereens》 第6位:Maverick 使用者:David Kaufmann Main Deck 1《Karakas》 2《森/Forest》 2《霧深い雨林/Misty Rainforest》 2《平地/Plains》 3《地平線の梢/Horizon Canopy》 3《Savannah》 4《不毛の大地/Wasteland》 4《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》 1《ドライアドの東屋/Dryad Arbor》 1《ガドック・ティーグ/Gaddock Teeg》 1《スクリブのレインジャー/Scryb Ranger》 1《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》 2《漁る軟泥/Scavenging Ooze》 3《エイヴンの思考検閲者/Aven Mindcensor》 3《クァーサルの群れ魔道士/Qasali Pridemage》 3《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》 4《聖遺の騎士/Knight of the Reliquary》 4《ルーンの母/Mother of Runes》 4《貴族の教主/Noble Hierarch》 4《剣を鍬に/Swords to Plowshares》 4《緑の太陽の頂点/Green Sun s Zenith》 1《森の知恵/Sylvan Library》 1《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant》 2《梅澤の十手/Umezawa s Jitte》 Sideboard 2《窒息/Choke》 1《悟りの教示者/Enlightened Tutor》 1《Maze of Ith》 1《ボジューカの沼/Bojuka Bog》 1《不屈の随員/Dauntless Escort》 1《エーテル宣誓会の法学者/Ethersworn Canonist》 2《精神壊しの罠/Mindbreak Trap》 1《トーモッドの墓所/Tormod s Crypt》 2《流刑への道/Path to Exile》 3《静寂の守り手、リンヴァーラ/Linvala, Keeper of Silence》 第7位:UB Tempo‐StifleNought 使用者:Christian Donner Main Deck 1《沼/Swamp》 3《島/Island》 3《沸騰する小湖/Scalding Tarn》 3《Underground Sea》 4《汚染された三角州/Polluted Delta》 4《不毛の大地/Wasteland》 4《闇の腹心/Dark Confidant》 4《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets》 4《ファイレクシアン・ドレッドノート/Phyrexian Dreadnought》 1《暗黒破/Darkblast》 2《恐ろしい死/Ghastly Demise》 2《呪文貫き/Spell Pierce》 4《渦まく知識/Brainstorm》 4《目くらまし/Daze》 4《Force of Will》 4《もみ消し/Stifle》 3《コジレックの審問/Inquisition of Kozilek》 4《思案/Ponder》 2《倦怠の宝珠/Torpor Orb》 Sideboard 2《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique》 4《虚空の力線/Leyline of the Void》 2《悪魔の布告/Diabolic Edict》 2《呪文貫き/Spell Pierce》 1《暗黒破/Darkblast》 2《非業の死/Perish》 2《再活性/Reanimate》
https://w.atwiki.jp/gionshantveed/pages/90.html
前期ゼラム神話とはクレデリア共和国の存在する虚体空間、天体ティクトで伝承される神話体系の一つである。 世界は人の住むティクト、神の住むゼラム、魔物の住むホルセの三つから構成されその神々の行いを記録した叙事詩になる。 前期と後期に分類され、前期は世界の誕生からティクト創造まで、後期は人類誕生より現代までの記述として分類し主にゼラム神話と呼ばれるのは前期と後期初期を指している。 ゼラム神話を記載した経典などは多くあるが最も確実性があるのは『ロル書記』である。 実体として神である上層生命体が居るために、ティクト初期に誕生した神話体系や宗教は実史であるゼラム神話を基盤として信仰が生まれ時代とともに幾多の解釈の違いや語り部、権力者によって加飾、整形されていき姿を変えていく。 特殊な新興宗教を除けばすべての神話は宗教にて語られる上位存在はゼラム神話に通じる。 この記事では『ロル書記』をより簡易に、現代的に訳した小説調、漫画調にて簡略し記載する。 原本といえる『ロル書記』完全版は生涯歓完成することはないと思われる。 クレデリア共和国の存在する天体ティクト虚体空間(きょたいくうかん)については虚体空間を参照。 目次 一章一節 創世前夜のまどろみ 二節 全能の神 三節 全知の神 四節 最終代の鍵 五節 世界空論図式 六節 大聖神 四章節 17神格座 一章 一節 創世前夜のまどろみ それはあるはずのない記憶。 生まれる前の、前世の残り香。 終わりの男ルシードは対の乙女ラシャを抱く。 声は細く、息は荒い。生まれたばかりの赤子に似た弱さと儚さを体現している。 彼らは内の鍵、封じるための錠であるのにそれを満たせない。 鍵は当代にて終わる。ならば鍵番として誰がソレを封じ防ぐだろうか。 生命ではない新たな鍵が必要となった。 それは生命を対価に作る鋼の牢、産まれてはならない卵の殻でなければならない。 内鍵はこうして朽ちた。 だとして神には関係なく、何より神はそれに反する者であった。 二節 全能の神 刻にして計上不能。 鋼の殻はついには割れる。それこそが世界の初動となった。 万能の神は体内に宇宙を持つ。 もしくは、単一宇宙が意思を持って、人の形をとったそれが万能の神である。 しかし不全。 万能でありながら感情の希薄な神は、力をもったとしてそれを行使しない動かぬ宇宙だった。 刻にして500の同じ季節が廻ってなお足りぬ時期にようやく感情と言える変動を形成する。 寂しさ、退屈、疑問である。 意識を持ってしまった以上、ただ一人でいることの苦痛を知った。 すべてを成せるからこそ、成すべきこと成さねばならぬことを認知できなかった。 なぜ神は現れたのか、何のために発生したのか、記憶の中に残るあの男女の欠片は何であるか。 故にこそ神は求めた。それらに答えを下す存在を、 感情と目標と満足と解答を持ちえる存在を。 それこそが人の始まりにあるプロトタイプ。 三節 全知の神 全知の神が誕生した、もしくは人と言えるだろう。 それは乙女ラシャの外見を持った人としての機能を備えた者だ。 全能の神の宇宙には、感情がない。 万物を統べ、変遷する力を持ちながら非物質を認知できない。 そのような中でなお感情を手に入れた万能の神は一つの妄執であると全知は知る。 生まれながらにして全知であるソレは思考することなくそれを知っている。 全知は全能の世界に感情を与えた。 物質界だけでなく、概念界として形持たぬものを場所として宇宙を重ねた。 そして全知は言う。全能に。 「お前が私の伴侶となって全時空にて付き従う覚悟があるのなら必要とするすべてを教えてやろう。できないのならこんな下らない場所に生きる理由もないから殺せ」 全能の神はこれを飲んだ。 あまり大した奴ではなかったなゼレおじさん。 そうして全知ともに始まりの地を作る。 まずは草原だ、殺風景な黒塗りの箱部屋とか精神が狂うぞ。次は家だ、城でもいいが持て余すのは無駄だしな、最後に食べ物かゼレおじさんは不眠不休に飲食なしによく生きていたな? 閑話休題。 全能は全知より多くを与えた。 知識という形のない存在を扱うのが全知が新たに作った宇宙の一側面としての機能である。 その最終に全知は教える、記憶の残滓。終わりを冠するルシードと乙女ラシャの過去語りを。 四節 最終代の鍵 終わりの男ルシードと対の乙女ラシャについて語ろう。 彼らを辿れば技術家の系譜となる、かつて星の海を彷徨う追われ人となった栄光の名を科した者どもが居た。 彼らは力を求めた、失われることない、劣ることない、比べられることない絶対にして盤石の法を。 虚ろなる、『空想と現実を渡り飛ぶ』竜を求めた。 時期に彼らはそれを事実として観測する。 実体として観た技術家はそれに恐れた。それが望みの力であるとともにそれ以上だと欠片より理解したために。 故にこそその力を秘匿し、自らの内に仕舞てそれらに関するすべての情報を消し去ろうと。 離反した、栄光を科す王の手指より抜け出して知る者だけでそれを歴史より抹殺するために。 その果てに竜と出会う。力の根源たる虚ろの異名たる竜と会い、竜の力のもとにここではない世界へと隔離した。 しかしそれでは足りない。 なぜならば虚ろの力とはそれらを超える力を持つ為に。 技術家は外より封じる者と内より封じる者に分けられて管理を始める。 代を繋ぐためにあらゆる延命と存続を行使した。 なんの資材もない宇宙の只中で無い物すら誤魔化しに自らを錠と成し続ける。 いずれ破綻する、それはどのようにしても起こり来る絶対の否定でありそれを背負うのが終わりの男である。 ルシードとして生きた男とは始まりから決定づけられていたと言える。 乙女が死に触られる時に男は自らを対価に最後の檻として形成した。それこそが全能の神の殻であり現在の外装となったヒト型。 聞け全能。全知が告げる真実の在り様を。 「私もお前も、誰からも望まれない生まれるべきではない忌み子だ。世界を思うのなら此処で死に、自らを愛すのなら此処で死に、正義を誓うのなら此処で死ね。もし伽藍に空いた孤独を埋める為に世界を食潰すのなら生きればいい。私は伴侶である。お前が死ぬのならばそれに伴って鬼籍を共に、。生きるのならばお前の喜怒哀楽を私が代行しよう。父にして夫にして我が神」 五節 世界空論図式 全能の神の持つルシードの残滓には記憶だけでなく知識も含まれる。 多くが損失した取り戻せもしない忘れ事だが幸いに星として世界としての形は概要として生存していた。 曰く世界とは星々の大海に白き宝石と、朝と夜が廻る円と線の構造物である。 星には海洋が広がり大気へと晒す地肌には緑の樹木が覆う。 万能の神はそれを創造しようと全知に問う。 必要なものとは何であり、何をせねば成らぬのかと。 「まずは時を定め、堅固として刻む標準時計を。次に系統たる6種属の根源となる属性結晶を、生命の坩堝にして揺り籠となる全ての還る壺を作り土壌となる基礎を作れ」 万能は時計を創り、属性を創り、壺を創りあげた。 世界の基盤となる大法則となる三法をこの始まり地に置きて完了となる。 しかしここは狭い。 広大たる世界を創造するには謙遜なしに狭すぎる。 だからこそ世界の創造の土壌、テストケースのテストケースとしての空間の創造を必要とした。 そこには上下左右の概念だけで成される夜のない天空の居城。 それこそ天郷、ゼラム。 六節 大聖神 しかし万能は知る。 世界とは、始まりの地だけですらこれほどに多くの情報と法則に満ち溢れている、全てを個人で対処すればいずれ膨大化した世界を対応しきれなくなるのでは? できたとしても人を求め人を観るという目的は果たされなくなる。 全知は言う。 「なら身を裂いて分霊たる手足の創造を、人格は私が詰め込もう」 全能は従った。 全能から二つの塊を左右の腕をもって引きちぎり全知に細工を願った。 出た存在は上層と下層、どちらの存在かを定める神。 生、機、魔、その状態を定める神。 四章 節 17神格座 完全な独立を成した人界は内部に17つの神格による自己の世界を展開することで万能の神に類する者たちの干渉を免れていた。 12大聖神の全構成要素から否定による虚無化が不可となりより一層のこと排除が難しくなった。 死者を転生させる、土穂乃廻津命結神(ツチホメグリツミコトムスビシカミ)。 寿命を定める、禍津憑黄泉大神(マガツツキヨミノオオカミ)。 極楽を創造する、櫻界姫乃神樂(オウカイヒメノカグラ)。 時を戻して繰り返す、戻理帰理言環天駆神(モドリカエリコトワアマカケシカミ)。 寒さと停止を作る、寒妃止々比辺神(サムヒトドクラベシカミ)。 世界の存在を肯定する、遍観所常世只在神(アマネミルトコロトコヨタダアリシカミ)。 熱さと駆動を作る、花弁旋風日陽神(カベンツムジヒヨウノカミ)。 夜の帳を張る、夜渡影乃尊乃神(ヨルワタリカゲノミコトノカミ) 日を照らす太陽の在り方、照輝須乃原満神(テラシカガヤキスノハラミチカミ) 速度を定め流れを定める、成颯駆巡天狗神(ナルハヤテカケメグリテングカミ) 国を創り国を守る境界線、天津奈羅大国美余土帝神(アマツナラオオクニミヨドミカドカミ) 他。 これら17神格によって布武された世界構造が神々の否定を上書き肯定へと差し替えるこれらは。 ある種宇宙の中に別法則宇宙を内包するかのようである。
https://w.atwiki.jp/azalea/pages/67.html
リード・シルフェルが思い出を振り返る時、真っ先に思い浮かぶのは、暗がりを照らすランタンの光と、灯りに照らし出される彼女の姿である。 その頃、魔術師ファールドの屋敷には、幾人もの生徒が住み込んでいた。 種族も年齢も千差万別。角を隠しもしない忌み子の姿が見られたのは、屋敷の主が広く知られたナイトメアであったからだろうか。 ファールド・シルフェルがこの街に居を定めてから、百年近くが経っている。守りの剣のないこの街で、幾度か蛮族の撃退に関わっているうちに、彼女がナイトメアであることも、操霊系統を始めとした妙な研究をしていることも、忌むべき事として受け止める者は少なくなっていた。 むしろ、その実力と知識の深さは、魔術と関わりのない一般市民からの尊敬すら集めている。 (……おかげで、理不尽な苦労はしないけどさ) ファールドの実の息子であるリードは、人間として生を受けた。父親は不明。ファールド自身も知っているかどうか。 (まぁ、別に、誰でもいいけど) リードにとって、ファールドは、自らの保護者であり、学問の師であった――親と言うには、あまりにも遠い存在だった。まして、誰かもわからない父親のことなど。 ただ、彼が、家族というものと縁の薄い子供時代を過ごすことを余儀なくされた事だけは、確かだった。 ファールドの屋敷の離れにある書庫には、多くの書物が収められている。魔術師ギルドの書庫にも存在しないような、貴重な本も、危険な書も。 リードが夜間に書庫の見回りをするようになったのは、母の指示があったからではない。 書斎には、夜間、多くの生徒たちがランタンを持ち込んで勉強をしている。 一応、書庫を使っていいのは昼間だけ、ランタンを使っていいのは自室だけということになっているので、リードが見周りに来ると、皆急いで灯りを消して姿を隠す。 「別に、勉強するなって言ってるわけじゃないけど」 リードは彼らに言う。 「でも、勉強するなら陽のあるうちに写本にして、後で読み返すとかにしてくれないかな。原本にススがつくの許せないんだよ」 リードは本を愛していた。書を残した誰かに思いを馳せることを楽しんでいた。本によって伝えられてきたあらゆる知識を愛していた。 (結局、僕は、魔術師というよりも) ――知識の管理者。 少し悩んだ末に、リードは自分の才能の方向性を、そう結論付けた。 (定命の存在である以上、知識は得るだけではなく、残して伝えなければならない) あるいは、母親への反抗心もあったのかもしれない。 その日、月が空を照らすころ。いつもと同じように書庫の見回りをして、残っていた生徒たちを追い払い、自室に戻ろうとした時。 リードは、中庭の隅、書庫のある離れの建物の影に、ひとつの人影を見つけた。 「……?」 持っていた灯りを掲げると、人影は眩しそうに目を細め、持っていた本で顔を覆った。 少女だ。どうやら、人間の。 (確か、母の弟子の一人。最近来た……) 「どうしたの? こんなところで」 リードは尋ねたが、少女は黙っている。 「灯りつけないと、目が悪くなるよ?」 少女は、持っていた本をリードにぐいと押しつけると、そのまま何も言わずに走り去っていった。 (……『操霊術の基礎』。それも、写本) 特に貴重な本ではない。なにも盗もうとしたわけではないだろう。だが、なぜ、こんな隅で、月明かりだけを頼りに読んでいたのだろう。 (……何て言ったかな、あの子の名前) 翌日の夜。いつものように見回りを終えたリードは、中庭を隅から隅まで歩きまわってみた。 庭に置かれた、ファールドを模った彫像の影に、人の気配。 「あ、今日もいた」 リードがそう声をかけると、少女は急いで立ち上がり、その場を去ろうとした。 「逃げなくてもいいじゃないか、ファーレンディア」 「!」 そう呼ばれて、少女はびくりとして振り返った。 「で、合ってるよね。母に似た名前だから、すぐ思い出した」 「……ファールド様に頂いた名前ですわ」 少女――ファーレンディアは、リードに向き直ると、そう、誇らしげに言った。 地味な麻のローブに、癖のある赤みがかった髪。垢抜けない雰囲気の、地味な容姿の少女だ。 「どうして、こんな時間に、こんなところで本を読んでるのさ。灯りもつけないで……。本にススがつくのも困るけど、暗い所で扱って破ったりされても困るんだけど」 リードがそう言うと、ファーレンディアは不機嫌そうに答えた。 「そんな迂闊な真似はしませんわ。それに、これは写本の方ですから」 「なら別に、ランタン使ってもいいよ?」 「…………」 ファーレンディアは、何故か答えない。 「自分のランタン、ない? 大部屋の生徒だと、一人に一つはないかな」 少し考えて、リードは、自分のランタンを地面に置いた。 「なんなら、これ、置いて行くよ。僕の分はいくらでも持ってこれるし。油は係に言えばもらえるから」 ファーレンディアは、逡巡した様子でランタンを見ている。 「目悪くすると、後が大変だよ。本を読むのも辛くなるし」 ――わずかな間のあと。ファーレンディアは、ふぅ、と溜め息をつき、置かれたランタンを持ち上げた。 「……仕方ありませんわね。受け取って差し上げますわ」 この子のこの高飛車な態度はどこから来るんだろう――リードは胸中で少し笑った。 「でも、大部屋にも、いくつか備え付けがあるはずだし、どうせ一晩中誰か使ってるだろ? 一緒に使わせてもらえばいいのに」 そう聞かれると、ファーレンディアは、ぶっきらぼうに答えた。 「……あんな狭いところで、落ち着いて書物など読めませんわ」 「それでも、灯りがないよりはいいと思うけど」 「…………」 しばらくの沈黙の後、ファーレンディアは、ぽつりと言った。 「……天才は努力なんてしないでしょう」 「は?」 リードが聞き直すと、ファーレンディアは、今度は胸を張って答える。 「私は、天才ですから」 一瞬、意味が取れずに、リードは少し考えた。 ……天才だから、努力はしない? 努力を見せては、いけない? 「……だから、こっそり?」 「…………」 ファーレンディアは、むすっとした顔で、リードの困惑顔を見ている。 ややあって、リードはファーレンディアの言葉を、その妙な意地の張り方を、理解した。 「君……」 リードは、ファーレンディアに笑いかけた。 「面白いな」 「馬鹿にしないで!」 叫んで、ファーレンディアは手にしていた本をリードに投げつけ、ランタンを持って去っていった。 (『やさしい魔法文明語』) 本の表題を見て、リードは吹き出した。"天才"が読む本としては、あまりに基礎的な。 (……でも、あの自称天才の子は) ファーレンディアの瞳に宿っていた、確かな熱意。 (きっと、本当はすごく、努力家なんだな) 彼女のことを思いながら、リードはどこか浮かれたような気持ちで、自室へ戻っていった。 それは、今はまだ小さな出会い。 ファーレンディアがファールドの下で修業を始めて、半年近くが経っていた。 春はあっという間に過ぎ去り、短くも暑い夏が終わり、風も涼しくなってきた秋の夜。 いつものように、物陰で一人、本を読んでいるファーレンディアを、呼ぶ声があった。 「やぁ、ファーレンディア」 声の主は、リード。ファーレンディアが一人で読書をしていることを知っている、ただ一人の人物である。 「ほら、こっちこっち」 そう言って、リードは、ファーレンディアを手招きする。 「……何?」 一応、仏頂面をして見せてから、ファーレンディアは本を閉じて立ち上がり、リードの後について行く。 リードは、中庭の倉庫や書庫の間を通り抜けて、隅にある小さな小屋にファーレンディアを導いた。 「この家さ、昔からずっと増改築を繰り返してて。でも、この辺りが一番古いところなんだ」 小屋の戸が開かれると、古い本の匂いが漂う。物置に使われていたようだが、やや整頓されて、小さな机と椅子が置かれている。 「ここは、母が、最初に使っていた部屋、らしいよ」 「ファールド様が……」 そう言われて、ファーレンディアは、改めて部屋を見回した。小さな小屋が、大聖堂のようにすら見える。 「もちろん、貴重なものなんかは持ち出しちゃったから、今残ってるのはその机と椅子だけだけど。でも、ここなら風も当たらないし、灯りも漏れないから、こっそり勉強するにはいいと思うよ」 どうやら、リードはわざわざ、この部屋を片付けて、ファーレンディアに使わせることにしたらしい。 「……どうして」 ファーレンディアが呟くと、リードは笑顔のまま首を傾げる。 「どうして、私に?」 「んー……」 少し考えるような仕草。どことなく芝居気が漂っている。やがてリードは、ファーレンディアに向き直ると、ばっちりとウィンクしてみせた。 「かわいいから」 「……ッ!」 「本を投げるのは駄目だよ」 持っていた本を振り上げようとしたファーレンディアの腕を、リードが掴む。掴まれた腕が、硬直する。 腕を掴んだまま、リードはファーレンディアの顔を覗き込んで、笑みを見せる。 ファーレンディアは、どうしようもなく火照る顔を、どう冷ましていいのかわからなかった。 「……ごめんね」 体勢を変えないまま、笑顔を和らげて、リードはそう言った。 「な……何が」 「かわいい、って言ったこと」 リードは、掴んだ腕を引き寄せながら、空いている左手をファーレンディアの頬に当てる。 「君は……きれいだ」 ファーレンディアは、なすすべもなく硬直したまま、リードの顔から目を離せずにいる。 「きれいだよ」 母親に良く似た整った顔に、再び満面の笑みが浮かんだ。
https://w.atwiki.jp/hitujimeme/pages/15.html
流用部品 もふもふ(技術) 北国人(後ほねっこ男爵領作成版) 以上を後ほねっこ男爵領さまからお借りしました 部品構造 大部品 メー・メーメー RD 98 評価値 11大部品 メーメーのこれまでの来歴 RD 5 評価値 3部品 来歴 大部品 農民になる RD 1 評価値 0部品 見よう見まねで農業を始める 大部品 侍女になる RD 2 評価値 1部品 憧れのメードに 部品 侍女の投票権なし 大部品 趣味の来歴 RD 1 評価値 0部品 剪定をはじめる 大部品 メーメーの人物像 RD 2 評価値 1部品 金魚の糞の性質 部品 人の役に立ちたいという想い 大部品 メーメーの外見的特徴 RD 2 評価値 1部品 腰まである白髪 部品 変転する表情 大部品 メーメーの対人関係能力 RD 2 評価値 1部品 わからなくなったら相談できる 部品 人の話を聴くことができる 大部品 メーメーの日常生活 RD 15 評価値 6大部品 観光してる感じの移動法 RD 5 評価値 3部品 きょろきょろしながら歩く 部品 ほどほどに走れる 部品 安全に移動する 部品 全身の感覚を利用する 部品 交通機関を利用する 大部品 素人っぽい料理の仕方 RD 5 評価値 3部品 それなりに料理を作れる 部品 事前にそろえる 部品 レシピを参照する 部品 持ち場を離れない 部品 ちゃんと味見をする 大部品 簡単お片付け RD 5 評価値 3部品 そうじ道具をつかう 部品 指定位置を作る 部品 いらないものは捨てる 部品 床にものを置かない 部品 たまに拭く 大部品 北国人(後ほねっこ男爵領作成版) RD 11 評価値 5部品 北国人の由来 部品 北国の自然 部品 豊かな小麦畑 部品 北国人の容姿 部品 豪雪対策がされた家 部品 暖かな服装 部品 食文化 部品 木製製品を愛用する 部品 パイロットが別格に扱われる 部品 科学と魔法のどちらにも忌避感がない 部品 北国人の参政意識 大部品 農民 RD 10 評価値 5部品 農業の道具 部品 農業の知識 部品 農家の知恵 部品 農作業をする 部品 果樹栽培 部品 農家のヒツジ 部品 牧羊犬との絆 部品 生産者になるための6年 大部品 生産者のこころ RD 2 評価値 1部品 代々受け継がれた知識 部品 美味しいの言葉 大部品 食料生産者 RD 10 評価値 5大部品 制限 RD 5 評価値 3部品 年齢 部品 経験 部品 法令遵守 部品 持続可能姓 部品 産地証明 大部品 技能 RD 5 評価値 3部品 体力 部品 動植物知識 部品 土木作業 部品 天候予測 部品 操縦 大部品 侍女(職業よんた版) RD 24 評価値 7部品 国営のメード養成所に入所 部品 メードガイもいる 部品 メード課程1年目 部品 メード課程2年目 部品 メード課程3年目 部品 3年のメード課程修了後 部品 侍女課程1年目 部品 侍女課程2年目 部品 宮廷メード課程 部品 侍女修了試験 部品 修了試験後の進路 部品 女官服 部品 吏族出仕 部品 書類作成 部品 データ管理 部品 掃除 部品 料理 部品 給仕 部品 接客 部品 部屋の整備 部品 行儀作法 部品 ファッションコーディネート 大部品 帝國慈愛教会投票権 RD 2 評価値 1部品 投票権 部品 支援金 大部品 剪定を極める(趣味) RD 13 評価値 6大部品 剪定を極めるとは RD 3 評価値 2部品 剪定がなぜ必要か 部品 剪定を極めるための条件 部品 剪定後の木を眺める 大部品 木の枝を剪定する RD 8 評価値 5大部品 枝を剪定する RD 4 評価値 3部品 剪定に必要な道具 部品 慎重に枝を切る 部品 枝の切り戻し 部品 強剪定 大部品 樹木の形を整える RD 1 評価値 0部品 刈り込み 大部品 剪定知識 RD 3 評価値 2部品 剪定の時期 部品 忌み枝 部品 枝をおとす位置 大部品 枝を片づける RD 2 評価値 1部品 おとした枝をまとめる 部品 枝の処理方法 大部品 もふもふ(技術) RD 4 評価値 3部品 犬や猫、その他の生き物のもふもふの感触を堪能する 部品 まずはご挨拶となでなでから 部品 愛情と感謝を込めて接する 部品 終わったら毛並みを整えてお礼を伝える 部品定義 部品 来歴 18歳の女性。 北国人特有の白い髪、白い肌を持つ。 他力本願で頼れる人にくっついていけばなんとかなると思っている。 農村生まれで動植物の世話が好き。田舎者ゆえに都会的・貴族的なものに憧れている。 部品 見よう見まねで農業を始める せっかくよんた藩国にいるので自分でも農業をやってみようと見よう見まねで畑づくりを始めた。 農作業のお手伝いから始めていろいろ教えてもらって野菜を作れるようになった 部品 憧れのメードに よんた藩国ではメードにもなれると聞き、メード養成所に通って訓練を受けて、憧れのメード系職業についた。 人見知りするたちの自分には向いてないと思っていたが憧れの方が強かったらしい。 メードの仕事が暇な時は農家に、畑が雪に覆われる時はメードとして出仕する兼業メードになった。 部品 侍女の投票権なし メーメーは帝國慈愛教会投票権を持っていない。宰相の許可を受けていないからである。 入国して日の浅い自分がそんなことできるとは夢にも思っていない。 部品 剪定をはじめる 暇つぶしに庭いじりを始めるとこれがなかなか楽しい。 手始めに庭木の剪定を一通りできるように剪定の勉強を始めた。 部品 金魚の糞の性質 自分がこれと思った相手にくっついていく。 行動・言動は常にその人の後を追い、その相手がいる間は自信満々だがいないと不安になる。 なのでいつも好きな香りのハーブで作ったポプリを持ち歩き、不安になるとその香りでリラックスするようにしている。 もちろん物理的な糞ではない。 部品 人の役に立ちたいという想い 人の役に立てたらいいなと思っている。 こんな自分にも何かできることはあるはずと、持っている力は少なくてもベストを尽くしてがんばる。 が、それが本当に人の役に立っているのかは不明。 部品 腰まである白髪 北国人特有の白髪を腰にまで届く程伸ばしている。よく手入れが行き届いており、艶があって手触りもいい。見る相手に好印象を与えるが毎日の手入れは大変。 部品 変転する表情 思っていることが意図せず表情に出てしまう。 うれしい時はうれしそうな顔に、悲しい時は悲しそうな顔になる。困った時、怒った時もそういう顔になっている。 思っていることが伝わりやすい反面、ポーカーフェイスは苦手。 部品 わからなくなったら相談できる 要領が悪いため少しのことでも理解するまでに時間がかかる。 しかし、「どうしたらいいかわからなくなったら人にきけ」ということを教わっているため、尋ねたり相談したり指示をあおいだりできる。 部品 人の話を聴くことができる 相手の話に集中してよく聴くことができる。 生い立ちやいい分は人によってそれぞれ違うのでそれを念頭に置いて聴く。 たまに相槌をうち、意見を求められたら自分の意見を伝える。 新しい知識が増えたりして割と楽しい。 部品 きょろきょろしながら歩く 周囲をきょろきょろしながら歩く。 障害物にぶつからないのはきょろきょろすることで危険を未然に察知しているからである。 人に見られると少し恥ずかしい。 部品 ほどほどに走れる 日々の生活を送るために多少の距離なら走って移動することができる。 待ち合わせに遅れそうな時なんかには特に役立つ。 しかし、休息もとらずに延々と走り続けることはできない。 部品 安全に移動する 歩く時も走る時も周囲に気を配ると安全に移動できる。 足元の石ころやでっぱり、水濡れ、ふらふらしている人、急な飛び出しなど危険なものは避ける。 急がずに待つ。お先にどうぞの心構えが安全の秘訣。 しかし危険が差し迫っている時は迅速に行動する。 部品 全身の感覚を利用する 目だけに頼るのではなく、耳から入る音、踏みしめた足元の感触、肌に触れる空気など全身の感覚を利用して周囲の状況を感じ取ることが、安全に移動する助けになるし、移動を楽しむことになる。 部品 交通機関を利用する バス・電車・タクシーなどの公共交通機関を利用する。 お金と料金の支払い方さえわかれば、遠距離もスムーズに移動できる。 部品 それなりに料理を作れる 親や職場で教えてもらって、「具材を切る」「火を通す(煮る・焼く・炒める)」「味付けする」程度のことはできる。 野菜の皮むきなどの下ごしらえ、包丁の使い方、調理器具の使い方、調味料の使用法もわかっている。 部品 事前にそろえる 作りたい料理に合わせて道具と材料をそろえる。 事前に用意しておかないと、途中まで作って完成直前に肝心のものがない!なんてことになりかねない。 部品 レシピを参照する 料理の作り方をまとめた書物や、作り方を教えてくれた人の話、その時のメモなどを活用する。 自己流はある程度料理ができるようになってからでないと悲劇を生む。 部品 持ち場を離れない 料理の間は持ち場を離れてはいけない。火を使う時は特に。 時間のかかる料理(煮込み料理など)の間はヒマを持て余して別のことをしたくなるものだが、焦がしたくなければその場にとどまった方がいい。 部品 ちゃんと味見をする 料理が完成する一歩手前で、一回ちゃんと味見をしよう。 中まで火が通っているかどうか、味はどうか。 火が通っていなければもう少し加熱する。味が物足りなければ塩加減、味の濃さの調整をする。 部品 そうじ道具をつかう あたりまえだがそうじ道具を活用すると掃除が楽になる。 古典的なものでは、ほうき、ちりとり、雑巾、はたきなど。それらの道具の使い方を知っている。 また、それぞれの場所に掃除するのに必要なそうじ道具を置いて、道具を取り出す手間を減らす。 流し台に洗い物道具、居間にほうきとちりとりなど。 部品 指定位置を作る ものの指定位置を作っておいて、使ったらそこに戻す。 しまうところを作っておいて、同じカテゴリのものはとりあえずそこにしまう。 一時保留の置き場も作る。 最終手段として、よくわからないものは一か所にまとめて何かで覆いをして隠す、という手もある。 部品 いらないものは捨てる 何かメモした紙や枯れた花や壊れてしまったものは思い入れのあるもの以外、捨てる。 なんとなくもったいないなと、とっておくとたまる一方である。 人の持ち物の場合はその人に許可を取ってから捨てること。 部品 床にものを置かない 床にものを置いていくと、なにもしなくても散らかっているように見えるものである。 床には一時置き程度にして、必要な家具や敷物以外できるだけものを置かないようにする。 絶対そうしないといけない訳でもなく、気にかける程度でそんなに神経質にならなくてもいい。 部品 たまに拭く テーブルや窓などはたまにでもいいので拭く。 埃がとれるとスッキリしてきれいにみえる。 例外として食卓は毎日拭いたほうがいい。 部品 北国人の由来 北国人はわんわん帝國の初代皇帝である先代のシオネについてきた蛮族の末裔であり、“汚染”を受けていない辺境の民を祖としている。そのため遺伝的な変異・欠損もなく人の形質をよく保っている。 部品 北国の自然 高くそびえる雪山と、麓に広がる針葉樹林が、空の色と相まって、青・白・深緑のコントラストを描き出している。冬には国土の多くが雪に覆われ、厳しい寒さに見舞われるが、その中でたくましく生きる活力を北国人は持っている。 部品 豊かな小麦畑 北国の夏の風物詩といえば、一面に広がる麦の穂である。実った金色の穂が風に揺られる様子は、多くの北国人の原風景であろう。当然ながら北国人の主食は小麦の加工品であり、パンやパスタが一般的である。 部品 北国人の容姿 北国人の外見的特徴は、白い髪と白い肌である。北国に降り積もる純白の雪を宿したかのようなその姿は他国の民をしてさながら雪の精と評されることもある。北国人が全般として美しく整った容貌であることも一因であろう。 部品 豪雪対策がされた家 藩国によって程度の差はあるものの、冬になれば辺り一面が雪景色となる北国において、生活の拠点となる住居は豪雪に耐えるものでなければならない。屋根の形状や窓、扉の付け方、暖房設備など様々なところでその国毎の工夫が加えられている。 部品 暖かな服装 寒さ厳しい北国で生活する上で暖かな服装は必須である。体温を逃がさない保温性と、冷たい風を通さない遮断性を備えた衣服が重宝される。デザインは各国ごとの文化、伝統や流行によって様々である。 部品 食文化 北国人は家庭での食事を大事にしており、客人に対しては家に招いて家庭料理を振る舞うことがもてなしとされている。そのため、家庭料理のための食材・調味料や、食卓を彩る食器にお金をかける文化がある。また食卓に並ぶ料理の量は多い。これには北国ゆえに食材の保管がしやすいことも関係している。 部品 木製製品を愛用する 北国人は一般に木製製品を愛用しており、その愛用度合いは供給が途絶えると戦争に発展しかねないと言われるほどである。実際に戦争が起こるかはさておき、家屋そのものから家具、食器、その他の雑貨にと木製製品の需要が高いことは確かだろう。 部品 パイロットが別格に扱われる 北国ではパイロットは騎士であり、自動的に貴族の仲間入りをする。これは帝國のI=Dが総じて装甲が弱く、パイロットの生存性が低いことから生前に特進するという処置による。この制度を貴族が積極的に利用していることで一般的に北国には貴族が多い。 部品 科学と魔法のどちらにも忌避感がない 北国人はその歴史的経緯から、科学技術に対しても魔法に対しても忌避感を抱いておらず、どちらの方向へもその可能性を伸ばすことができる。もっとも実際に発達させるのはどちらか一方に限定する傾向が非常に強く、また仮に両者が併存したとしてもそれぞれの分野の独立に強くこだわるため、あえて科学技術と魔法を合体させようと思うことはない。 部品 北国人の参政意識 北国人は歴史的にも君主制国家に馴染んだ民であり、北国に民主国家はなく、多くの国民が投票行為の意味をほとんど理解していないとされる。北国人の国民にとっては優良な君主による永い善政こそが望みなのである。 部品 農業の道具 畑を耕すための鍬・鋤、刈り取るための鎌、土を起こすためのシャベルとフォークや、麻ひも、支柱、ハサミ、寒冷紗、黒マルチなどあると便利なものが一通りそろっている。耕耘機、草刈り機なども使用する。 道具は丁寧にあつかい、手入れも欠かせない。それでも使い減りしたものは新しいものに変える。 部品 農業の知識 畑の管理方法、作物に合わせたそれぞれの季節に行うべき基本的なことを一通り知っている。農具の扱い方、土づくり、肥料の種類、種の蒔き時、苗の植え時、育成方法、草引き、害虫駆除、病気への対処、収穫、加工、保存方法、市場への出荷など多岐にわたる。 また、既存の知識にうぬぼれることなく、近隣農家との交流や国の広報、本からの知識を学んでより良い方法を学ぶことも忘れない。 部品 農家の知恵 輪作、混作、混植をすることで、土地がやせることを防ぎ病虫害の発生をおさえられる。こうすることで農薬を使う機会を減らせ、収穫量も安定する。安心安全でおいしい野菜が食べたいよね。 部品 農作業をする 朝早く起きて日が沈むまで太陽と共に仕事をする。時期や作っている作物に合わせて、土づくり~出荷までいろんな作業がある。 部品 果樹栽培 野菜だけではなく果物も栽培している。リンゴやナシ、柿、葡萄などバラエティー豊か。それぞれ果樹園がある。常設のビニールハウスでのイチゴ栽培もおこなっている。 部品 農家のヒツジ 農家の各家庭に羊がおり、毛糸の材料として大切に飼育されている。素材は余すことなく肉、皮も利用する。主に国内で消費される。毛を刈る春に向けて、冬は毛の品質管理に集中する。 部品 牧羊犬との絆 農家のヒツジの総数はさほど多くはないが、忙しい時期は犬がヒツジの見張り番をしてくれる。 牧草地で草をはむヒツジを迷子にならないように見守り、時に誘導してくれる犬はたいへん頼もしくかっこいい。 この犬の働きに報いるため、その日のおやつは2割増しになる。 部品 生産者になるための6年 これらの道具の使い方、技術の習得には6年間かかり、学校や師の元で学ぶことによって生産者としての真価を発揮する。 部品 代々受け継がれた知識 農家、漁師の家系で先祖代々受け継がれてきた職業上重要な知識。 各家に様々な形で伝え残されており、これを知っているとその地域での農業、漁業がやりやすくなる。 内容はまちまちで、季節によって変わる風の吹き方や性質、土地の性質、海流の向き、良い漁場、天気についての豆知識など。信用のおける者にしか伝えられない。 部品 美味しいの言葉 丹精込めて作った農作物や、漁で獲った海産物を誰かに食べて貰った時に、美味しいねと自然と溢れる笑顔を見ると生産者として次も美味しいものを作ろうとより頑張れるのである。 部品 年齢 食料生産者は、青年以上が就労する。 これは藩国の法令により、未成年者の就労が禁止されているからである。 また、すでに就労している者も、老年以上になって体力が衰えると自主的に引退する。 この制限によって、食料生産者は食料生産に必要な体力を習得する。 この制限を維持するために藩国は、経済的に困窮した未成年者や引退者に対して公的な生活保障を制度化している。 部品 経験 食料生産者は、他の食料生産者から食料生産の実地訓練を2年間受けてから就労する。 この2年間の師事によって、食料生産者は食料生産に必要な技能を習得する。 食料生産者の子弟が自分の家族や親戚に師事することが一般的だが、藩国は食料生産者学校も公営している。 この学校では食料生産者の子弟以外でも、実地訓練を受けられる。 また食料生産者の子弟も、より体系化された発展的な食料生産技能を習得できる。 藩国は国民に対して広く門戸を開くために、学費の補助や返済不要の奨学金を制度化している。 部品 法令遵守 食料生産者は、藩国の法令を遵守する。 その代わりに法令を遵守する食料生産者は、制度化された公的な援助を藩国から受けられる。 部品 持続可能姓 過度な食料生産は環境破壊や資源枯渇をもたらして、食料生産力はかえって低下してしまう。 このため、環境破壊や資源枯渇をもたらす過度な食料生産は、藩国の法令で禁止されている。 この制限によって、食料生産力の成長性を習得する。 部品 産地証明 産地の偽装は食の安全性や消費者の信頼を低下させて、食料供給の安定性が失われてしまう。 このため、産地の偽装は藩国の法令で禁止されている。 この制限によって、食料生産力の安定性を習得する。 部品 体力 土壌の掘り起こし・種苗の播植・雑草の防除・収穫、家畜の餌やり・糞尿の処理、漁船の操業・漁網の巻き取りなど、食料生産に必要な筋力や耐久力を習得する。 この技能は、重装備の運搬や人命救助など軍事や防災などにも応用できる。 部品 動植物知識 栽培作物の性質や加工方法、家畜の習性や騎乗方法、魚介類の生態など、動植物に関する知識やそれを取り扱う技術を習得する。 この技能は、生薬の製造や労働力としての動物利用などにも応用できる。 部品 土木作業 農地の開墾や灌漑、畜舎や牧柵の建設、漁港の整備など、土木作業に関する知識や技術を習得する。 この技能は、掩体構築や護岸工事など軍事や防災にも応用できる。 部品 天候予測 作物栽培は言うに及ばず、牧草や飼料の生育、漁船の操業など、食料生産には天候が重要である。 食料生産者は食料生産のリスク回避のために、気象に関する知識やその予測技術を習得する。 この技能は、作戦の立案や災害の警戒など軍事や防災などにも応用できる。 部品 操縦 農業用トラクターやコンバイン、漁船など、操縦に関する知識や技術を習得する。 この技能は、機械操作や修理にも応用できる。 部品 国営のメード養成所に入所 国民であれば身分を問わず門戸は開かれているが入所には年齢制限はあり10歳~18歳までとする。また予算とスペースには限りがあるため年一度抽選制で人数を制限している。またこの抽選にて不正を行ったものは養成所側であれば失職のうえ処罰。入所希望者であれば入所資格剥奪とする。 部品 メードガイもいる 侍女と名がついているがこの国はよんた藩国であった。男でもメードにはなれる。養成所の門戸は開かれていた。 部品 メード課程1年目 侍女であるまえにメードであることから、まず基本的なメードとしてこの年度で読み書き、計算と掃除、洗濯、料理などの業務や行儀作法を学ぶ。 部品 メード課程2年目 寝室や客室の整備、給仕、接客や来客の取次ぎ、子守などを学ぶ。他者と関わる部分でもあるので他者を労わる心配りについても教える。 部品 メード課程3年目 1、2年目の復習と応用。またこの年度の最後に筆記と実務で試験を行い3年間の内容把握が出来ているかを考査する。 部品 3年のメード課程修了後 試験に合格し修了すれば二つの道が用意される。1、通常のメードとして世に出て市井で業務する。2、出仕のための侍女課程へ進む。の2択である。市井に出てもメードとしてひとおりの仕事は出来るように教育されている。 部品 侍女課程1年目 肉筆で書類を書く場合のためのペン習字、書類作成(尚書省準拠の物とする)、機密保持などの職務倫理について教える。 部品 侍女課程2年目 収支記録をつけるための簿記をみっちり学ぶ。どの部署でも仕事ができるように複式、単式の両方を教えている。 部品 宮廷メード課程 宮廷での行儀作法、貴族との付き合い方、女主人のための化粧、髪結い、服、靴などの選択の仕方、衣装管理を学ぶ。 部品 侍女修了試験 6年間のまとめを見るための筆記、実技試験と人格面をみるための面接(面接官は固定化しないよう年度ごとに交代している、政庁勤めに向いているかを確認するためのもの)を行い、合格すると侍女として採用される。 部品 修了試験後の進路 合格すれば政庁勤務となる。不合格でも再試はあり3年度先まで年一度で計3回挑戦できる。また試験に落ちてもあくまで政庁勤め(吏族)に向かないというだけで通常の侍女メードとしての仕事はできるスキルは身につけられる。国で紹介状を書くなど先々の相談には乗るようにはしている。 部品 女官服 清楚さと有能さをイメージした白と紺を基調とし、 立て襟にフリルでエレガントさを加え、スカートは控えめなパニエで広がりすぎないようになっている。 なお宮廷向けに生地は通常よりよい物を使ってはいるが普通の布地である。メードガイでもこれを着用する。スカートはロングなのですね毛は見えない。 部品 吏族出仕 政庁勤めの侍女はその書類作成技能から尚書省より許可があれば吏族として尚書省に出仕することが出来る。出仕中は尚書省の吏族として扱う。 部品 書類作成 収支記録、議事録、報告書、見積書・請求書など政庁や尚書省で必要な書類を作成し管理する。国にとっての重要な仕事である。 部品 データ管理 財務、運輸などデータ管理が必要な部門にて記録し管理する。この記録がなければ国は成り立たない仕事である。 部品 掃除 普段は出仕が主な仕事であるが、仕事場の衛生管理、整理整頓のために日々の業務に支障のない範囲で行われている。 部品 料理 出仕中、家に帰れればいいがそうもいかずに泊りがけの仕事になることもないとはいえない。そんなときに同僚に夜食を作ったりしている。 部品 給仕 政庁にて来賓にお茶を出したりする。出すものはどの国からの来客か考えた上であった物を出す。ただし相手の指定があった場合はその限りではない。 部品 接客 相手を不快にさせずかつたわいもない話題を選んで来客の雑談相手になる。とはいえコミニュケーションに完璧はない。あくまでも出来うる範囲でである。 部品 部屋の整備 来賓用の部屋や宮廷であれば寝室も整備をする。掃除もその一環ではあるが、ここでは調度品の管理やコーディネートも含まれる。 部品 行儀作法 相手を不快にさせないようにマナーを守ることは侍女の業務を行うにあたり円滑にこなすのに必要なことである。また他国の来賓に合わせた習慣を出来る範囲であわせるのも重要である。 部品 ファッションコーディネート 主人を立てるため場面場面に合わせた衣装、装飾品、靴などを提案する。提案は主人の手持ちのものの範囲で行うように心がけている。 部品 投票権 宰相より投票権の許可を得た侍女のみがその権利を得る。また不正などを行った場合その剥奪権も宰相にあるものとする。 部品 支援金 15億わんわんを4国分、その配分は侍女の投票結果を宰相に報告し決定される。余剰金が出た場合は別途相談の上で支援を行う。 部品 剪定がなぜ必要か 樹木の手入れをする場合、枝の整理をすることで見栄えを良くし、樹木も健やかに育てることができる。 具体的には、枝をすくことで風通しを良く、虫がつきにくくなる。また、枝が充実し、花、実がつきやすくなる。 しかし、植物にとって回復に時間と労力を費やすことなので、むやみに剪定することは控えよう。 部品 剪定を極めるための条件 剪定を極めるためには、植物の世話をするのが好きな者・植物を好きな者・庭作りが好きな者のいずれかが、6年ほど剪定の修行を積まなくてはならない。 部品 剪定後の木を眺める 木を見て、その枝ぶり、全体の姿形、幹の樹皮の質感、日をすかす葉、一時の花、枝についた実などの美しさを目で堪能する。 うまく剪定ができた後、これをすると充実感が味わえる。 部品 剪定に必要な道具 枝の太さに合わせて木バサミ、剪定バサミ、剪定ノコギリを使い分け、手が届かない高い所の枝には、三脚脚立、梯子を利用する。 刈り込みバサミは広い範囲の細い枝を一度に処理できる。 小刀は切り口の整形に使われる。 部品 慎重に枝を切る 剪定は晴れた日に行ない、雨が降っている日はしない。 雨の日の作業は危険であるし、そうしないと樹木の切り口が乾かずそこから腐ってしまう恐れもある。 剪定を行う時は周囲に人がいないか確認してから、見極めた枝を知識を駆使して切る。 太い枝の場合は、まず切りたい枝の下(地面側)に鋸で浅く切り込みを入れる。 次に、切り込みを入れた反対側の、幹から少し遠い位置から切り落とす。(こうすることで樹皮がめくれることを防ぐ) 最後に切り口がなめらかに平らになるように整える。 刃先が別の枝や幹に当たって傷つけないか、切った後の枝のしなり、倒れる方向で怪我をしないかをしっかり確認して事前に予防する。 部品 枝の切り戻し 伸びた枝を途中まで短く詰めること。大きさを留めたり、花付き、枝を増やしたりできる。下手すると枝が枯れこんだり、新しい枝や徒長枝が大量に出てきて手が付けられなくなる。 部品 強剪定 木の骨格となる太い枝を落とすことを強剪定という。下手すると樹勢を低下させ最悪枯らしてしまうのであまり行わないほうがよい。 また、木によっても耐えるものと耐えられないものがあるので、しっかり調べてからにすること。 部品 刈り込み 生垣などに使われる葉が密に生える常緑樹の姿を整えるために全体的に刈り込む。 時間をかけて毎年繰り返すと、動物やアーチなどいろんな形を作り出すことができる。 部品 剪定の時期 樹木によって異なる。 大まかに、冬になると葉を落とす落葉樹は冬に、冬にも葉がついたままの常緑樹は芽出しの時期に剪定を行う。 また、花を愛でるための植物は、時期を間違うと花がつかないので、花芽を落とさないように花後に刈りこむものもある。 部品 忌み枝 樹形を乱す枝を忌み枝といい、その枝を選んで剪定する。 主な忌み枝は、枯れ枝、病気枝、下垂枝、勢いよく伸び上がる徒長枝、枝が交差してしまう交差枝、幹の方に伸びる逆行枝、上下に位置し同じ方向に平行に伸びる平行枝、伸びると木が大きくなりすぎてしまう枝、胴ばえ、ひこばえ。 部品 枝をおとす位置 全体の樹形をみて、どんな形にするか、そのためにはどの枝を切るかを考える。 枝の枝分かれする部分の付け根か、芽のついている部分の少し先。 注意することとして、幹から生えている枝を剪定する際に幹に傷をつけないことがあげられる。 というのも幹から出る枝の根元は幹におおわれた形になっており、この部分まで落とすと幹が傷つき、最悪枯れてしまうからである。 また、残す芽は幹から見て枝の外側についているか内側についているかで成長後の枝の広がり方が変わってくる。 それも考えて切る位置を決める。 部品 おとした枝をまとめる 作業が終わったら枝をまとめて処分する。 作業を始める前に樹木付近の地面にシートをしいておいたり、ほうきを使うと細かな枝を集めるのが楽になる。 部品 枝の処理方法 集めた枝を処理する。 細かな枝は乾かした後に焼却するか、足で踏み砕いて腐葉土にして肥料として活用する。 太い枝は乾かして薪にして利用する。 部品 犬や猫、その他の生き物のもふもふの感触を堪能する ふわふわだったり、もこもこだったり、さらさらだったり、ちょっとごわごわしていたり、そんないろんな生き物の毛の感触を存分に堪能するための技術である。 部品 まずはご挨拶となでなでから もふもふをいきなり行うのは御法度である。まずは声を掛けたり、手を差し出して匂いをかがせたりと相手に合った挨拶をしたのち、身体をなでなでさせてもらうところから始めるべし。その後、相手が許してくれるようであればもふもふへと移ろう。 部品 愛情と感謝を込めて接する もふもふは独りよがりにするものではない。もふもふさせてもらう相手への愛情と感謝の気持ちを忘れずに行うべし。 部品 終わったら毛並みを整えてお礼を伝える 存分にもふもふをさせてもらったら、もふもふで乱れた毛並みがあれば整えて、もふもふのお礼を言おう。もふもふに礼儀あり。きちんと接することでまた今度もふもふさせてもらえるかもしれないのだから。 提出書式 大部品 メー・メーメー RD 98 評価値 11 -大部品 メーメーのこれまでの来歴 RD 5 評価値 3 --部品 来歴 --大部品 農民になる RD 1 評価値 0 ---部品 見よう見まねで農業を始める --大部品 侍女になる RD 2 評価値 1 ---部品 憧れのメードに ---部品 侍女の投票権なし --大部品 趣味の来歴 RD 1 評価値 0 ---部品 剪定をはじめる -大部品 メーメーの人物像 RD 2 評価値 1 --部品 金魚の糞の性質 --部品 人の役に立ちたいという想い -大部品 メーメーの外見的特徴 RD 2 評価値 1 --部品 腰まである白髪 --部品 変転する表情 -大部品 メーメーの対人関係能力 RD 2 評価値 1 --部品 わからなくなったら相談できる --部品 人の話を聴くことができる -大部品 メーメーの日常生活 RD 15 評価値 6 --大部品 観光してる感じの移動法 RD 5 評価値 3 ---部品 きょろきょろしながら歩く ---部品 ほどほどに走れる ---部品 安全に移動する ---部品 全身の感覚を利用する ---部品 交通機関を利用する --大部品 素人っぽい料理の仕方 RD 5 評価値 3 ---部品 それなりに料理を作れる ---部品 事前にそろえる ---部品 レシピを参照する ---部品 持ち場を離れない ---部品 ちゃんと味見をする --大部品 簡単お片付け RD 5 評価値 3 ---部品 そうじ道具をつかう ---部品 指定位置を作る ---部品 いらないものは捨てる ---部品 床にものを置かない ---部品 たまに拭く -大部品 北国人(後ほねっこ男爵領作成版) RD 11 評価値 5 --部品 北国人の由来 --部品 北国の自然 --部品 豊かな小麦畑 --部品 北国人の容姿 --部品 豪雪対策がされた家 --部品 暖かな服装 --部品 食文化 --部品 木製製品を愛用する --部品 パイロットが別格に扱われる --部品 科学と魔法のどちらにも忌避感がない --部品 北国人の参政意識 -大部品 農民 RD 10 評価値 5 --部品 農業の道具 --部品 農業の知識 --部品 農家の知恵 --部品 農作業をする --部品 果樹栽培 --部品 農家のヒツジ --部品 牧羊犬との絆 --部品 生産者になるための6年 --大部品 生産者のこころ RD 2 評価値 1 ---部品 代々受け継がれた知識 ---部品 美味しいの言葉 -大部品 食料生産者 RD 10 評価値 5 --大部品 制限 RD 5 評価値 3 ---部品 年齢 ---部品 経験 ---部品 法令遵守 ---部品 持続可能姓 ---部品 産地証明 --大部品 技能 RD 5 評価値 3 ---部品 体力 ---部品 動植物知識 ---部品 土木作業 ---部品 天候予測 ---部品 操縦 -大部品 侍女(職業よんた版) RD 24 評価値 7 --部品 国営のメード養成所に入所 --部品 メードガイもいる --部品 メード課程1年目 --部品 メード課程2年目 --部品 メード課程3年目 --部品 3年のメード課程修了後 --部品 侍女課程1年目 --部品 侍女課程2年目 --部品 宮廷メード課程 --部品 侍女修了試験 --部品 修了試験後の進路 --部品 女官服 --部品 吏族出仕 --部品 書類作成 --部品 データ管理 --部品 掃除 --部品 料理 --部品 給仕 --部品 接客 --部品 部屋の整備 --部品 行儀作法 --部品 ファッションコーディネート --大部品 帝國慈愛教会投票権 RD 2 評価値 1 ---部品 投票権 ---部品 支援金 -大部品 剪定を極める(趣味) RD 13 評価値 6 --大部品 剪定を極めるとは RD 3 評価値 2 ---部品 剪定がなぜ必要か ---部品 剪定を極めるための条件 ---部品 剪定後の木を眺める --大部品 木の枝を剪定する RD 8 評価値 5 ---大部品 枝を剪定する RD 4 評価値 3 ----部品 剪定に必要な道具 ----部品 慎重に枝を切る ----部品 枝の切り戻し ----部品 強剪定 ---大部品 樹木の形を整える RD 1 評価値 0 ----部品 刈り込み ---大部品 剪定知識 RD 3 評価値 2 ----部品 剪定の時期 ----部品 忌み枝 ----部品 枝をおとす位置 --大部品 枝を片づける RD 2 評価値 1 ---部品 おとした枝をまとめる ---部品 枝の処理方法 -大部品 もふもふ(技術) RD 4 評価値 3 --部品 犬や猫、その他の生き物のもふもふの感触を堪能する --部品 まずはご挨拶となでなでから --部品 愛情と感謝を込めて接する --部品 終わったら毛並みを整えてお礼を伝える 部品 来歴 18歳の女性。 北国人特有の白い髪、白い肌を持つ。 他力本願で頼れる人にくっついていけばなんとかなると思っている。 農村生まれで動植物の世話が好き。田舎者ゆえに都会的・貴族的なものに憧れている。 部品 見よう見まねで農業を始める せっかくよんた藩国にいるので自分でも農業をやってみようと見よう見まねで畑づくりを始めた。 農作業のお手伝いから始めていろいろ教えてもらって野菜を作れるようになった 部品 憧れのメードに よんた藩国ではメードにもなれると聞き、メード養成所に通って訓練を受けて、憧れのメード系職業についた。 人見知りするたちの自分には向いてないと思っていたが憧れの方が強かったらしい。 メードの仕事が暇な時は農家に、畑が雪に覆われる時はメードとして出仕する兼業メードになった。 部品 侍女の投票権なし メーメーは帝國慈愛教会投票権を持っていない。宰相の許可を受けていないからである。 入国して日の浅い自分がそんなことできるとは夢にも思っていない。 部品 剪定をはじめる 暇つぶしに庭いじりを始めるとこれがなかなか楽しい。 手始めに庭木の剪定を一通りできるように剪定の勉強を始めた。 部品 金魚の糞の性質 自分がこれと思った相手にくっついていく。 行動・言動は常にその人の後を追い、その相手がいる間は自信満々だがいないと不安になる。 なのでいつも好きな香りのハーブで作ったポプリを持ち歩き、不安になるとその香りでリラックスするようにしている。 もちろん物理的な糞ではない。 部品 人の役に立ちたいという想い 人の役に立てたらいいなと思っている。 こんな自分にも何かできることはあるはずと、持っている力は少なくてもベストを尽くしてがんばる。 が、それが本当に人の役に立っているのかは不明。 部品 腰まである白髪 北国人特有の白髪を腰にまで届く程伸ばしている。よく手入れが行き届いており、艶があって手触りもいい。見る相手に好印象を与えるが毎日の手入れは大変。 部品 変転する表情 思っていることが意図せず表情に出てしまう。 うれしい時はうれしそうな顔に、悲しい時は悲しそうな顔になる。困った時、怒った時もそういう顔になっている。 思っていることが伝わりやすい反面、ポーカーフェイスは苦手。 部品 わからなくなったら相談できる 要領が悪いため少しのことでも理解するまでに時間がかかる。 しかし、「どうしたらいいかわからなくなったら人にきけ」ということを教わっているため、尋ねたり相談したり指示をあおいだりできる。 部品 人の話を聴くことができる 相手の話に集中してよく聴くことができる。 生い立ちやいい分は人によってそれぞれ違うのでそれを念頭に置いて聴く。 たまに相槌をうち、意見を求められたら自分の意見を伝える。 新しい知識が増えたりして割と楽しい。 部品 きょろきょろしながら歩く 周囲をきょろきょろしながら歩く。 障害物にぶつからないのはきょろきょろすることで危険を未然に察知しているからである。 人に見られると少し恥ずかしい。 部品 ほどほどに走れる 日々の生活を送るために多少の距離なら走って移動することができる。 待ち合わせに遅れそうな時なんかには特に役立つ。 しかし、休息もとらずに延々と走り続けることはできない。 部品 安全に移動する 歩く時も走る時も周囲に気を配ると安全に移動できる。 足元の石ころやでっぱり、水濡れ、ふらふらしている人、急な飛び出しなど危険なものは避ける。 急がずに待つ。お先にどうぞの心構えが安全の秘訣。 しかし危険が差し迫っている時は迅速に行動する。 部品 全身の感覚を利用する 目だけに頼るのではなく、耳から入る音、踏みしめた足元の感触、肌に触れる空気など全身の感覚を利用して周囲の状況を感じ取ることが、安全に移動する助けになるし、移動を楽しむことになる。 部品 交通機関を利用する バス・電車・タクシーなどの公共交通機関を利用する。 お金と料金の支払い方さえわかれば、遠距離もスムーズに移動できる。 部品 それなりに料理を作れる 親や職場で教えてもらって、「具材を切る」「火を通す(煮る・焼く・炒める)」「味付けする」程度のことはできる。 野菜の皮むきなどの下ごしらえ、包丁の使い方、調理器具の使い方、調味料の使用法もわかっている。 部品 事前にそろえる 作りたい料理に合わせて道具と材料をそろえる。 事前に用意しておかないと、途中まで作って完成直前に肝心のものがない!なんてことになりかねない。 部品 レシピを参照する 料理の作り方をまとめた書物や、作り方を教えてくれた人の話、その時のメモなどを活用する。 自己流はある程度料理ができるようになってからでないと悲劇を生む。 部品 持ち場を離れない 料理の間は持ち場を離れてはいけない。火を使う時は特に。 時間のかかる料理(煮込み料理など)の間はヒマを持て余して別のことをしたくなるものだが、焦がしたくなければその場にとどまった方がいい。 部品 ちゃんと味見をする 料理が完成する一歩手前で、一回ちゃんと味見をしよう。 中まで火が通っているかどうか、味はどうか。 火が通っていなければもう少し加熱する。味が物足りなければ塩加減、味の濃さの調整をする。 部品 そうじ道具をつかう あたりまえだがそうじ道具を活用すると掃除が楽になる。 古典的なものでは、ほうき、ちりとり、雑巾、はたきなど。それらの道具の使い方を知っている。 また、それぞれの場所に掃除するのに必要なそうじ道具を置いて、道具を取り出す手間を減らす。 流し台に洗い物道具、居間にほうきとちりとりなど。 部品 指定位置を作る ものの指定位置を作っておいて、使ったらそこに戻す。 しまうところを作っておいて、同じカテゴリのものはとりあえずそこにしまう。 一時保留の置き場も作る。 最終手段として、よくわからないものは一か所にまとめて何かで覆いをして隠す、という手もある。 部品 いらないものは捨てる 何かメモした紙や枯れた花や壊れてしまったものは思い入れのあるもの以外、捨てる。 なんとなくもったいないなと、とっておくとたまる一方である。 人の持ち物の場合はその人に許可を取ってから捨てること。 部品 床にものを置かない 床にものを置いていくと、なにもしなくても散らかっているように見えるものである。 床には一時置き程度にして、必要な家具や敷物以外できるだけものを置かないようにする。 絶対そうしないといけない訳でもなく、気にかける程度でそんなに神経質にならなくてもいい。 部品 たまに拭く テーブルや窓などはたまにでもいいので拭く。 埃がとれるとスッキリしてきれいにみえる。 例外として食卓は毎日拭いたほうがいい。 部品 北国人の由来 北国人はわんわん帝國の初代皇帝である先代のシオネについてきた蛮族の末裔であり、“汚染”を受けていない辺境の民を祖としている。そのため遺伝的な変異・欠損もなく人の形質をよく保っている。 部品 北国の自然 高くそびえる雪山と、麓に広がる針葉樹林が、空の色と相まって、青・白・深緑のコントラストを描き出している。冬には国土の多くが雪に覆われ、厳しい寒さに見舞われるが、その中でたくましく生きる活力を北国人は持っている。 部品 豊かな小麦畑 北国の夏の風物詩といえば、一面に広がる麦の穂である。実った金色の穂が風に揺られる様子は、多くの北国人の原風景であろう。当然ながら北国人の主食は小麦の加工品であり、パンやパスタが一般的である。 部品 北国人の容姿 北国人の外見的特徴は、白い髪と白い肌である。北国に降り積もる純白の雪を宿したかのようなその姿は他国の民をしてさながら雪の精と評されることもある。北国人が全般として美しく整った容貌であることも一因であろう。 部品 豪雪対策がされた家 藩国によって程度の差はあるものの、冬になれば辺り一面が雪景色となる北国において、生活の拠点となる住居は豪雪に耐えるものでなければならない。屋根の形状や窓、扉の付け方、暖房設備など様々なところでその国毎の工夫が加えられている。 部品 暖かな服装 寒さ厳しい北国で生活する上で暖かな服装は必須である。体温を逃がさない保温性と、冷たい風を通さない遮断性を備えた衣服が重宝される。デザインは各国ごとの文化、伝統や流行によって様々である。 部品 食文化 北国人は家庭での食事を大事にしており、客人に対しては家に招いて家庭料理を振る舞うことがもてなしとされている。そのため、家庭料理のための食材・調味料や、食卓を彩る食器にお金をかける文化がある。また食卓に並ぶ料理の量は多い。これには北国ゆえに食材の保管がしやすいことも関係している。 部品 木製製品を愛用する 北国人は一般に木製製品を愛用しており、その愛用度合いは供給が途絶えると戦争に発展しかねないと言われるほどである。実際に戦争が起こるかはさておき、家屋そのものから家具、食器、その他の雑貨にと木製製品の需要が高いことは確かだろう。 部品 パイロットが別格に扱われる 北国ではパイロットは騎士であり、自動的に貴族の仲間入りをする。これは帝國のI=Dが総じて装甲が弱く、パイロットの生存性が低いことから生前に特進するという処置による。この制度を貴族が積極的に利用していることで一般的に北国には貴族が多い。 部品 科学と魔法のどちらにも忌避感がない 北国人はその歴史的経緯から、科学技術に対しても魔法に対しても忌避感を抱いておらず、どちらの方向へもその可能性を伸ばすことができる。もっとも実際に発達させるのはどちらか一方に限定する傾向が非常に強く、また仮に両者が併存したとしてもそれぞれの分野の独立に強くこだわるため、あえて科学技術と魔法を合体させようと思うことはない。 部品 北国人の参政意識 北国人は歴史的にも君主制国家に馴染んだ民であり、北国に民主国家はなく、多くの国民が投票行為の意味をほとんど理解していないとされる。北国人の国民にとっては優良な君主による永い善政こそが望みなのである。 部品 農業の道具 畑を耕すための鍬・鋤、刈り取るための鎌、土を起こすためのシャベルとフォークや、麻ひも、支柱、ハサミ、寒冷紗、黒マルチなどあると便利なものが一通りそろっている。耕耘機、草刈り機なども使用する。 道具は丁寧にあつかい、手入れも欠かせない。それでも使い減りしたものは新しいものに変える。 部品 農業の知識 畑の管理方法、作物に合わせたそれぞれの季節に行うべき基本的なことを一通り知っている。農具の扱い方、土づくり、肥料の種類、種の蒔き時、苗の植え時、育成方法、草引き、害虫駆除、病気への対処、収穫、加工、保存方法、市場への出荷など多岐にわたる。 また、既存の知識にうぬぼれることなく、近隣農家との交流や国の広報、本からの知識を学んでより良い方法を学ぶことも忘れない。 部品 農家の知恵 輪作、混作、混植をすることで、土地がやせることを防ぎ病虫害の発生をおさえられる。こうすることで農薬を使う機会を減らせ、収穫量も安定する。安心安全でおいしい野菜が食べたいよね。 部品 農作業をする 朝早く起きて日が沈むまで太陽と共に仕事をする。時期や作っている作物に合わせて、土づくり~出荷までいろんな作業がある。 部品 果樹栽培 野菜だけではなく果物も栽培している。リンゴやナシ、柿、葡萄などバラエティー豊か。それぞれ果樹園がある。常設のビニールハウスでのイチゴ栽培もおこなっている。 部品 農家のヒツジ 農家の各家庭に羊がおり、毛糸の材料として大切に飼育されている。素材は余すことなく肉、皮も利用する。主に国内で消費される。毛を刈る春に向けて、冬は毛の品質管理に集中する。 部品 牧羊犬との絆 農家のヒツジの総数はさほど多くはないが、忙しい時期は犬がヒツジの見張り番をしてくれる。 牧草地で草をはむヒツジを迷子にならないように見守り、時に誘導してくれる犬はたいへん頼もしくかっこいい。 この犬の働きに報いるため、その日のおやつは2割増しになる。 部品 生産者になるための6年 これらの道具の使い方、技術の習得には6年間かかり、学校や師の元で学ぶことによって生産者としての真価を発揮する。 部品 代々受け継がれた知識 農家、漁師の家系で先祖代々受け継がれてきた職業上重要な知識。 各家に様々な形で伝え残されており、これを知っているとその地域での農業、漁業がやりやすくなる。 内容はまちまちで、季節によって変わる風の吹き方や性質、土地の性質、海流の向き、良い漁場、天気についての豆知識など。信用のおける者にしか伝えられない。 部品 美味しいの言葉 丹精込めて作った農作物や、漁で獲った海産物を誰かに食べて貰った時に、美味しいねと自然と溢れる笑顔を見ると生産者として次も美味しいものを作ろうとより頑張れるのである。 部品 年齢 食料生産者は、青年以上が就労する。 これは藩国の法令により、未成年者の就労が禁止されているからである。 また、すでに就労している者も、老年以上になって体力が衰えると自主的に引退する。 この制限によって、食料生産者は食料生産に必要な体力を習得する。 この制限を維持するために藩国は、経済的に困窮した未成年者や引退者に対して公的な生活保障を制度化している。 部品 経験 食料生産者は、他の食料生産者から食料生産の実地訓練を2年間受けてから就労する。 この2年間の師事によって、食料生産者は食料生産に必要な技能を習得する。 食料生産者の子弟が自分の家族や親戚に師事することが一般的だが、藩国は食料生産者学校も公営している。 この学校では食料生産者の子弟以外でも、実地訓練を受けられる。 また食料生産者の子弟も、より体系化された発展的な食料生産技能を習得できる。 藩国は国民に対して広く門戸を開くために、学費の補助や返済不要の奨学金を制度化している。 部品 法令遵守 食料生産者は、藩国の法令を遵守する。 その代わりに法令を遵守する食料生産者は、制度化された公的な援助を藩国から受けられる。 部品 持続可能姓 過度な食料生産は環境破壊や資源枯渇をもたらして、食料生産力はかえって低下してしまう。 このため、環境破壊や資源枯渇をもたらす過度な食料生産は、藩国の法令で禁止されている。 この制限によって、食料生産力の成長性を習得する。 部品 産地証明 産地の偽装は食の安全性や消費者の信頼を低下させて、食料供給の安定性が失われてしまう。 このため、産地の偽装は藩国の法令で禁止されている。 この制限によって、食料生産力の安定性を習得する。 部品 体力 土壌の掘り起こし・種苗の播植・雑草の防除・収穫、家畜の餌やり・糞尿の処理、漁船の操業・漁網の巻き取りなど、食料生産に必要な筋力や耐久力を習得する。 この技能は、重装備の運搬や人命救助など軍事や防災などにも応用できる。 部品 動植物知識 栽培作物の性質や加工方法、家畜の習性や騎乗方法、魚介類の生態など、動植物に関する知識やそれを取り扱う技術を習得する。 この技能は、生薬の製造や労働力としての動物利用などにも応用できる。 部品 土木作業 農地の開墾や灌漑、畜舎や牧柵の建設、漁港の整備など、土木作業に関する知識や技術を習得する。 この技能は、掩体構築や護岸工事など軍事や防災にも応用できる。 部品 天候予測 作物栽培は言うに及ばず、牧草や飼料の生育、漁船の操業など、食料生産には天候が重要である。 食料生産者は食料生産のリスク回避のために、気象に関する知識やその予測技術を習得する。 この技能は、作戦の立案や災害の警戒など軍事や防災などにも応用できる。 部品 操縦 農業用トラクターやコンバイン、漁船など、操縦に関する知識や技術を習得する。 この技能は、機械操作や修理にも応用できる。 部品 国営のメード養成所に入所 国民であれば身分を問わず門戸は開かれているが入所には年齢制限はあり10歳~18歳までとする。また予算とスペースには限りがあるため年一度抽選制で人数を制限している。またこの抽選にて不正を行ったものは養成所側であれば失職のうえ処罰。入所希望者であれば入所資格剥奪とする。 部品 メードガイもいる 侍女と名がついているがこの国はよんた藩国であった。男でもメードにはなれる。養成所の門戸は開かれていた。 部品 メード課程1年目 侍女であるまえにメードであることから、まず基本的なメードとしてこの年度で読み書き、計算と掃除、洗濯、料理などの業務や行儀作法を学ぶ。 部品 メード課程2年目 寝室や客室の整備、給仕、接客や来客の取次ぎ、子守などを学ぶ。他者と関わる部分でもあるので他者を労わる心配りについても教える。 部品 メード課程3年目 1、2年目の復習と応用。またこの年度の最後に筆記と実務で試験を行い3年間の内容把握が出来ているかを考査する。 部品 3年のメード課程修了後 試験に合格し修了すれば二つの道が用意される。1、通常のメードとして世に出て市井で業務する。2、出仕のための侍女課程へ進む。の2択である。市井に出てもメードとしてひとおりの仕事は出来るように教育されている。 部品 侍女課程1年目 肉筆で書類を書く場合のためのペン習字、書類作成(尚書省準拠の物とする)、機密保持などの職務倫理について教える。 部品 侍女課程2年目 収支記録をつけるための簿記をみっちり学ぶ。どの部署でも仕事ができるように複式、単式の両方を教えている。 部品 宮廷メード課程 宮廷での行儀作法、貴族との付き合い方、女主人のための化粧、髪結い、服、靴などの選択の仕方、衣装管理を学ぶ。 部品 侍女修了試験 6年間のまとめを見るための筆記、実技試験と人格面をみるための面接(面接官は固定化しないよう年度ごとに交代している、政庁勤めに向いているかを確認するためのもの)を行い、合格すると侍女として採用される。 部品 修了試験後の進路 合格すれば政庁勤務となる。不合格でも再試はあり3年度先まで年一度で計3回挑戦できる。また試験に落ちてもあくまで政庁勤め(吏族)に向かないというだけで通常の侍女メードとしての仕事はできるスキルは身につけられる。国で紹介状を書くなど先々の相談には乗るようにはしている。 部品 女官服 清楚さと有能さをイメージした白と紺を基調とし、 立て襟にフリルでエレガントさを加え、スカートは控えめなパニエで広がりすぎないようになっている。 なお宮廷向けに生地は通常よりよい物を使ってはいるが普通の布地である。メードガイでもこれを着用する。スカートはロングなのですね毛は見えない。 部品 吏族出仕 政庁勤めの侍女はその書類作成技能から尚書省より許可があれば吏族として尚書省に出仕することが出来る。出仕中は尚書省の吏族として扱う。 部品 書類作成 収支記録、議事録、報告書、見積書・請求書など政庁や尚書省で必要な書類を作成し管理する。国にとっての重要な仕事である。 部品 データ管理 財務、運輸などデータ管理が必要な部門にて記録し管理する。この記録がなければ国は成り立たない仕事である。 部品 掃除 普段は出仕が主な仕事であるが、仕事場の衛生管理、整理整頓のために日々の業務に支障のない範囲で行われている。 部品 料理 出仕中、家に帰れればいいがそうもいかずに泊りがけの仕事になることもないとはいえない。そんなときに同僚に夜食を作ったりしている。 部品 給仕 政庁にて来賓にお茶を出したりする。出すものはどの国からの来客か考えた上であった物を出す。ただし相手の指定があった場合はその限りではない。 部品 接客 相手を不快にさせずかつたわいもない話題を選んで来客の雑談相手になる。とはいえコミニュケーションに完璧はない。あくまでも出来うる範囲でである。 部品 部屋の整備 来賓用の部屋や宮廷であれば寝室も整備をする。掃除もその一環ではあるが、ここでは調度品の管理やコーディネートも含まれる。 部品 行儀作法 相手を不快にさせないようにマナーを守ることは侍女の業務を行うにあたり円滑にこなすのに必要なことである。また他国の来賓に合わせた習慣を出来る範囲であわせるのも重要である。 部品 ファッションコーディネート 主人を立てるため場面場面に合わせた衣装、装飾品、靴などを提案する。提案は主人の手持ちのものの範囲で行うように心がけている。 部品 投票権 宰相より投票権の許可を得た侍女のみがその権利を得る。また不正などを行った場合その剥奪権も宰相にあるものとする。 部品 支援金 15億わんわんを4国分、その配分は侍女の投票結果を宰相に報告し決定される。余剰金が出た場合は別途相談の上で支援を行う。 部品 剪定がなぜ必要か 樹木の手入れをする場合、枝の整理をすることで見栄えを良くし、樹木も健やかに育てることができる。 具体的には、枝をすくことで風通しを良く、虫がつきにくくなる。また、枝が充実し、花、実がつきやすくなる。 しかし、植物にとって回復に時間と労力を費やすことなので、むやみに剪定することは控えよう。 部品 剪定を極めるための条件 剪定を極めるためには、植物の世話をするのが好きな者・植物を好きな者・庭作りが好きな者のいずれかが、6年ほど剪定の修行を積まなくてはならない。 部品 剪定後の木を眺める 木を見て、その枝ぶり、全体の姿形、幹の樹皮の質感、日をすかす葉、一時の花、枝についた実などの美しさを目で堪能する。 うまく剪定ができた後、これをすると充実感が味わえる。 部品 剪定に必要な道具 枝の太さに合わせて木バサミ、剪定バサミ、剪定ノコギリを使い分け、手が届かない高い所の枝には、三脚脚立、梯子を利用する。 刈り込みバサミは広い範囲の細い枝を一度に処理できる。 小刀は切り口の整形に使われる。 部品 慎重に枝を切る 剪定は晴れた日に行ない、雨が降っている日はしない。 雨の日の作業は危険であるし、そうしないと樹木の切り口が乾かずそこから腐ってしまう恐れもある。 剪定を行う時は周囲に人がいないか確認してから、見極めた枝を知識を駆使して切る。 太い枝の場合は、まず切りたい枝の下(地面側)に鋸で浅く切り込みを入れる。 次に、切り込みを入れた反対側の、幹から少し遠い位置から切り落とす。(こうすることで樹皮がめくれることを防ぐ) 最後に切り口がなめらかに平らになるように整える。 刃先が別の枝や幹に当たって傷つけないか、切った後の枝のしなり、倒れる方向で怪我をしないかをしっかり確認して事前に予防する。 部品 枝の切り戻し 伸びた枝を途中まで短く詰めること。大きさを留めたり、花付き、枝を増やしたりできる。下手すると枝が枯れこんだり、新しい枝や徒長枝が大量に出てきて手が付けられなくなる。 部品 強剪定 木の骨格となる太い枝を落とすことを強剪定という。下手すると樹勢を低下させ最悪枯らしてしまうのであまり行わないほうがよい。 また、木によっても耐えるものと耐えられないものがあるので、しっかり調べてからにすること。 部品 刈り込み 生垣などに使われる葉が密に生える常緑樹の姿を整えるために全体的に刈り込む。 時間をかけて毎年繰り返すと、動物やアーチなどいろんな形を作り出すことができる。 部品 剪定の時期 樹木によって異なる。 大まかに、冬になると葉を落とす落葉樹は冬に、冬にも葉がついたままの常緑樹は芽出しの時期に剪定を行う。 また、花を愛でるための植物は、時期を間違うと花がつかないので、花芽を落とさないように花後に刈りこむものもある。 部品 忌み枝 樹形を乱す枝を忌み枝といい、その枝を選んで剪定する。 主な忌み枝は、枯れ枝、病気枝、下垂枝、勢いよく伸び上がる徒長枝、枝が交差してしまう交差枝、幹の方に伸びる逆行枝、上下に位置し同じ方向に平行に伸びる平行枝、伸びると木が大きくなりすぎてしまう枝、胴ばえ、ひこばえ。 部品 枝をおとす位置 全体の樹形をみて、どんな形にするか、そのためにはどの枝を切るかを考える。 枝の枝分かれする部分の付け根か、芽のついている部分の少し先。 注意することとして、幹から生えている枝を剪定する際に幹に傷をつけないことがあげられる。 というのも幹から出る枝の根元は幹におおわれた形になっており、この部分まで落とすと幹が傷つき、最悪枯れてしまうからである。 また、残す芽は幹から見て枝の外側についているか内側についているかで成長後の枝の広がり方が変わってくる。 それも考えて切る位置を決める。 部品 おとした枝をまとめる 作業が終わったら枝をまとめて処分する。 作業を始める前に樹木付近の地面にシートをしいておいたり、ほうきを使うと細かな枝を集めるのが楽になる。 部品 枝の処理方法 集めた枝を処理する。 細かな枝は乾かした後に焼却するか、足で踏み砕いて腐葉土にして肥料として活用する。 太い枝は乾かして薪にして利用する。 部品 犬や猫、その他の生き物のもふもふの感触を堪能する ふわふわだったり、もこもこだったり、さらさらだったり、ちょっとごわごわしていたり、そんないろんな生き物の毛の感触を存分に堪能するための技術である。 部品 まずはご挨拶となでなでから もふもふをいきなり行うのは御法度である。まずは声を掛けたり、手を差し出して匂いをかがせたりと相手に合った挨拶をしたのち、身体をなでなでさせてもらうところから始めるべし。その後、相手が許してくれるようであればもふもふへと移ろう。 部品 愛情と感謝を込めて接する もふもふは独りよがりにするものではない。もふもふさせてもらう相手への愛情と感謝の気持ちを忘れずに行うべし。 部品 終わったら毛並みを整えてお礼を伝える 存分にもふもふをさせてもらったら、もふもふで乱れた毛並みがあれば整えて、もふもふのお礼を言おう。もふもふに礼儀あり。きちんと接することでまた今度もふもふさせてもらえるかもしれないのだから。 インポート用定義データ [ { "title" "メー・メーメー", "part_type" "group", "children" [ { "title" "メーメーのこれまでの来歴", "part_type" "group", "children" [ { "title" "来歴", "description" "18歳の女性。 \n北国人特有の白い髪、白い肌を持つ。 \n他力本願で頼れる人にくっついていけばなんとかなると思っている。 \n農村生まれで動植物の世話が好き。田舎者ゆえに都会的・貴族的なものに憧れている。", "part_type" "part", "expanded" true }, { "title" "農民になる", "part_type" "group", "children" [ { "title" "見よう見まねで農業を始める ", "description" "せっかくよんた藩国にいるので自分でも農業をやってみようと見よう見まねで畑づくりを始めた。 \n農作業のお手伝いから始めていろいろ教えてもらって野菜を作れるようになった", "part_type" "part" } ], "expanded" true }, { "title" "侍女になる", "part_type" "group", "children" [ { "title" "憧れのメードに", "description" "よんた藩国ではメードにもなれると聞き、メード養成所に通って訓練を受けて、憧れのメード系職業についた。 \n人見知りするたちの自分には向いてないと思っていたが憧れの方が強かったらしい。 \nメードの仕事が暇な時は農家に、畑が雪に覆われる時はメードとして出仕する兼業メードになった。\n", "part_type" "part", "expanded" true }, { "title" "侍女の投票権なし ", "description" "メーメーは帝國慈愛教会投票権を持っていない。宰相の許可を受けていないからである。 \n入国して日の浅い自分がそんなことできるとは夢にも思っていない。", "part_type" "part" } ], "expanded" true }, { "title" "趣味の来歴", "part_type" "group", "children" [ { "title" "剪定をはじめる", "description" "暇つぶしに庭いじりを始めるとこれがなかなか楽しい。 \n手始めに庭木の剪定を一通りできるように剪定の勉強を始めた。", "part_type" "part" } ], "expanded" true } ], "expanded" false }, { "title" "メーメーの人物像", "part_type" "group", "children" [ { "title" "金魚の糞の性質", "description" "自分がこれと思った相手にくっついていく。\n行動・言動は常にその人の後を追い、その相手がいる間は自信満々だがいないと不安になる。\nなのでいつも好きな香りのハーブで作ったポプリを持ち歩き、不安になるとその香りでリラックスするようにしている。\nもちろん物理的な糞ではない。", "part_type" "part", "expanded" true }, { "title" "人の役に立ちたいという想い", "description" "人の役に立てたらいいなと思っている。 \nこんな自分にも何かできることはあるはずと、持っている力は少なくてもベストを尽くしてがんばる。 \nが、それが本当に人の役に立っているのかは不明。", "part_type" "part" } ], "expanded" false }, { "title" "メーメーの外見的特徴", "part_type" "group", "children" [ { "title" "腰まである白髪 ", "description" "北国人特有の白髪を腰にまで届く程伸ばしている。よく手入れが行き届いており、艶があって手触りもいい。見る相手に好印象を与えるが毎日の手入れは大変。", "part_type" "part" }, { "title" "変転する表情", "description" "思っていることが意図せず表情に出てしまう。 \nうれしい時はうれしそうな顔に、悲しい時は悲しそうな顔になる。困った時、怒った時もそういう顔になっている。 \n思っていることが伝わりやすい反面、ポーカーフェイスは苦手。", "part_type" "part", "expanded" true } ], "expanded" false }, { "title" "メーメーの対人関係能力", "part_type" "group", "children" [ { "title" "わからなくなったら相談できる", "description" "要領が悪いため少しのことでも理解するまでに時間がかかる。\nしかし、「どうしたらいいかわからなくなったら人にきけ」ということを教わっているため、尋ねたり相談したり指示をあおいだりできる。", "part_type" "part", "expanded" true }, { "title" "人の話を聴くことができる", "description" "相手の話に集中してよく聴くことができる。\n生い立ちやいい分は人によってそれぞれ違うのでそれを念頭に置いて聴く。\nたまに相槌をうち、意見を求められたら自分の意見を伝える。\n新しい知識が増えたりして割と楽しい。", "part_type" "part" } ], "expanded" false }, { "title" "メーメーの日常生活", "part_type" "group", "children" [ { "title" "観光してる感じの移動法", "part_type" "group", "children" [ { "title" "きょろきょろしながら歩く", "description" "周囲をきょろきょろしながら歩く。\n障害物にぶつからないのはきょろきょろすることで危険を未然に察知しているからである。\n人に見られると少し恥ずかしい。", "part_type" "part", "expanded" true }, { "title" "ほどほどに走れる", "description" "日々の生活を送るために多少の距離なら走って移動することができる。\n待ち合わせに遅れそうな時なんかには特に役立つ。\nしかし、休息もとらずに延々と走り続けることはできない。", "part_type" "part", "expanded" true }, { "title" "安全に移動する", "description" "歩く時も走る時も周囲に気を配ると安全に移動できる。\n足元の石ころやでっぱり、水濡れ、ふらふらしている人、急な飛び出しなど危険なものは避ける。\n急がずに待つ。お先にどうぞの心構えが安全の秘訣。\nしかし危険が差し迫っている時は迅速に行動する。", "part_type" "part", "expanded" true }, { "title" "全身の感覚を利用する", "description" "目だけに頼るのではなく、耳から入る音、踏みしめた足元の感触、肌に触れる空気など全身の感覚を利用して周囲の状況を感じ取ることが、安全に移動する助けになるし、移動を楽しむことになる。", "part_type" "part" }, { "title" "交通機関を利用する", "description" "バス・電車・タクシーなどの公共交通機関を利用する。\nお金と料金の支払い方さえわかれば、遠距離もスムーズに移動できる。", "part_type" "part" } ], "expanded" false }, { "title" "素人っぽい料理の仕方", "part_type" "group", "children" [ { "title" "それなりに料理を作れる", "description" "親や職場で教えてもらって、「具材を切る」「火を通す(煮る・焼く・炒める)」「味付けする」程度のことはできる。\n野菜の皮むきなどの下ごしらえ、包丁の使い方、調理器具の使い方、調味料の使用法もわかっている。", "part_type" "part", "expanded" true }, { "title" "事前にそろえる", "description" "作りたい料理に合わせて道具と材料をそろえる。\n事前に用意しておかないと、途中まで作って完成直前に肝心のものがない!なんてことになりかねない。", "part_type" "part", "expanded" true }, { "title" "レシピを参照する", "description" "料理の作り方をまとめた書物や、作り方を教えてくれた人の話、その時のメモなどを活用する。\n自己流はある程度料理ができるようになってからでないと悲劇を生む。", "part_type" "part" }, { "title" "持ち場を離れない", "description" "料理の間は持ち場を離れてはいけない。火を使う時は特に。\n時間のかかる料理(煮込み料理など)の間はヒマを持て余して別のことをしたくなるものだが、焦がしたくなければその場にとどまった方がいい。", "part_type" "part" }, { "title" "ちゃんと味見をする", "description" "料理が完成する一歩手前で、一回ちゃんと味見をしよう。\n中まで火が通っているかどうか、味はどうか。\n火が通っていなければもう少し加熱する。味が物足りなければ塩加減、味の濃さの調整をする。", "part_type" "part", "expanded" true } ], "expanded" false }, { "title" "簡単お片付け", "part_type" "group", "children" [ { "title" "そうじ道具をつかう", "description" "あたりまえだがそうじ道具を活用すると掃除が楽になる。\n古典的なものでは、ほうき、ちりとり、雑巾、はたきなど。それらの道具の使い方を知っている。\nまた、それぞれの場所に掃除するのに必要なそうじ道具を置いて、道具を取り出す手間を減らす。\n流し台に洗い物道具、居間にほうきとちりとりなど。", "part_type" "part", "expanded" true }, { "title" "指定位置を作る", "description" "ものの指定位置を作っておいて、使ったらそこに戻す。\nしまうところを作っておいて、同じカテゴリのものはとりあえずそこにしまう。\n一時保留の置き場も作る。\n最終手段として、よくわからないものは一か所にまとめて何かで覆いをして隠す、という手もある。", "part_type" "part", "expanded" true }, { "title" "いらないものは捨てる", "description" "何かメモした紙や枯れた花や壊れてしまったものは思い入れのあるもの以外、捨てる。\nなんとなくもったいないなと、とっておくとたまる一方である。\n人の持ち物の場合はその人に許可を取ってから捨てること。", "part_type" "part", "expanded" true }, { "title" "床にものを置かない", "description" "床にものを置いていくと、なにもしなくても散らかっているように見えるものである。\n床には一時置き程度にして、必要な家具や敷物以外できるだけものを置かないようにする。\n絶対そうしないといけない訳でもなく、気にかける程度でそんなに神経質にならなくてもいい。", "part_type" "part", "expanded" true }, { "title" "たまに拭く", "description" "テーブルや窓などはたまにでもいいので拭く。\n埃がとれるとスッキリしてきれいにみえる。\n例外として食卓は毎日拭いたほうがいい。", "part_type" "part" } ], "expanded" false } ], "expanded" false }, { "title" "北国人(後ほねっこ男爵領作成版)", "part_type" "group", "children" [ { "title" "北国人の由来", "description" "北国人はわんわん帝國の初代皇帝である先代のシオネについてきた蛮族の末裔であり、“汚染”を受けていない辺境の民を祖としている。そのため遺伝的な変異・欠損もなく人の形質をよく保っている。", "part_type" "part" }, { "title" "北国の自然", "description" "高くそびえる雪山と、麓に広がる針葉樹林が、空の色と相まって、青・白・深緑のコントラストを描き出している。冬には国土の多くが雪に覆われ、厳しい寒さに見舞われるが、その中でたくましく生きる活力を北国人は持っている。", "part_type" "part" }, { "title" "豊かな小麦畑", "description" "北国の夏の風物詩といえば、一面に広がる麦の穂である。実った金色の穂が風に揺られる様子は、多くの北国人の原風景であろう。当然ながら北国人の主食は小麦の加工品であり、パンやパスタが一般的である。", "part_type" "part" }, { "title" "北国人の容姿", "description" "北国人の外見的特徴は、白い髪と白い肌である。北国に降り積もる純白の雪を宿したかのようなその姿は他国の民をしてさながら雪の精と評されることもある。北国人が全般として美しく整った容貌であることも一因であろう。", "part_type" "part" }, { "title" "豪雪対策がされた家", "description" "藩国によって程度の差はあるものの、冬になれば辺り一面が雪景色となる北国において、生活の拠点となる住居は豪雪に耐えるものでなければならない。屋根の形状や窓、扉の付け方、暖房設備など様々なところでその国毎の工夫が加えられている。", "part_type" "part" }, { "title" "暖かな服装", "description" "寒さ厳しい北国で生活する上で暖かな服装は必須である。体温を逃がさない保温性と、冷たい風を通さない遮断性を備えた衣服が重宝される。デザインは各国ごとの文化、伝統や流行によって様々である。", "part_type" "part" }, { "title" "食文化", "description" "北国人は家庭での食事を大事にしており、客人に対しては家に招いて家庭料理を振る舞うことがもてなしとされている。そのため、家庭料理のための食材・調味料や、食卓を彩る食器にお金をかける文化がある。また食卓に並ぶ料理の量は多い。これには北国ゆえに食材の保管がしやすいことも関係している。", "part_type" "part" }, { "title" "木製製品を愛用する", "description" "北国人は一般に木製製品を愛用しており、その愛用度合いは供給が途絶えると戦争に発展しかねないと言われるほどである。実際に戦争が起こるかはさておき、家屋そのものから家具、食器、その他の雑貨にと木製製品の需要が高いことは確かだろう。", "part_type" "part" }, { "title" "パイロットが別格に扱われる", "description" "北国ではパイロットは騎士であり、自動的に貴族の仲間入りをする。これは帝國のI=Dが総じて装甲が弱く、パイロットの生存性が低いことから生前に特進するという処置による。この制度を貴族が積極的に利用していることで一般的に北国には貴族が多い。", "part_type" "part" }, { "title" "科学と魔法のどちらにも忌避感がない", "description" "北国人はその歴史的経緯から、科学技術に対しても魔法に対しても忌避感を抱いておらず、どちらの方向へもその可能性を伸ばすことができる。もっとも実際に発達させるのはどちらか一方に限定する傾向が非常に強く、また仮に両者が併存したとしてもそれぞれの分野の独立に強くこだわるため、あえて科学技術と魔法を合体させようと思うことはない。", "part_type" "part", "expanded" true }, { "title" "北国人の参政意識", "description" "北国人は歴史的にも君主制国家に馴染んだ民であり、北国に民主国家はなく、多くの国民が投票行為の意味をほとんど理解していないとされる。北国人の国民にとっては優良な君主による永い善政こそが望みなのである。", "part_type" "part" } ], "expanded" false }, { "title" "農民", "description" "Default Root", "children" [ { "title" "農業の道具", "description" "畑を耕すための鍬・鋤、刈り取るための鎌、土を起こすためのシャベルとフォークや、麻ひも、支柱、ハサミ、寒冷紗、黒マルチなどあると便利なものが一通りそろっている。耕耘機、草刈り機なども使用する。\n道具は丁寧にあつかい、手入れも欠かせない。それでも使い減りしたものは新しいものに変える。", "expanded" true, "part_type" "part" }, { "title" "農業の知識", "description" "畑の管理方法、作物に合わせたそれぞれの季節に行うべき基本的なことを一通り知っている。農具の扱い方、土づくり、肥料の種類、種の蒔き時、苗の植え時、育成方法、草引き、害虫駆除、病気への対処、収穫、加工、保存方法、市場への出荷など多岐にわたる。\nまた、既存の知識にうぬぼれることなく、近隣農家との交流や国の広報、本からの知識を学んでより良い方法を学ぶことも忘れない。", "expanded" true, "part_type" "part" }, { "title" "農家の知恵", "description" "輪作、混作、混植をすることで、土地がやせることを防ぎ病虫害の発生をおさえられる。こうすることで農薬を使う機会を減らせ、収穫量も安定する。安心安全でおいしい野菜が食べたいよね。", "part_type" "part" }, { "title" "農作業をする", "description" "朝早く起きて日が沈むまで太陽と共に仕事をする。時期や作っている作物に合わせて、土づくり~出荷までいろんな作業がある。", "expanded" true, "part_type" "part" }, { "title" "果樹栽培", "description" "野菜だけではなく果物も栽培している。リンゴやナシ、柿、葡萄などバラエティー豊か。それぞれ果樹園がある。常設のビニールハウスでのイチゴ栽培もおこなっている。", "expanded" true, "part_type" "part" }, { "title" "農家のヒツジ", "description" "農家の各家庭に羊がおり、毛糸の材料として大切に飼育されている。素材は余すことなく肉、皮も利用する。主に国内で消費される。毛を刈る春に向けて、冬は毛の品質管理に集中する。", "expanded" true, "part_type" "part" }, { "title" "牧羊犬との絆", "description" "農家のヒツジの総数はさほど多くはないが、忙しい時期は犬がヒツジの見張り番をしてくれる。\n牧草地で草をはむヒツジを迷子にならないように見守り、時に誘導してくれる犬はたいへん頼もしくかっこいい。\nこの犬の働きに報いるため、その日のおやつは2割増しになる。", "expanded" true, "part_type" "part" }, { "title" "生産者になるための6年", "description" "これらの道具の使い方、技術の習得には6年間かかり、学校や師の元で学ぶことによって生産者としての真価を発揮する。", "part_type" "part" }, { "title" "生産者のこころ", "description" "Default Root", "children" [ { "title" "代々受け継がれた知識", "description" "農家、漁師の家系で先祖代々受け継がれてきた職業上重要な知識。\n各家に様々な形で伝え残されており、これを知っているとその地域での農業、漁業がやりやすくなる。\n内容はまちまちで、季節によって変わる風の吹き方や性質、土地の性質、海流の向き、良い漁場、天気についての豆知識など。信用のおける者にしか伝えられない。", "expanded" true, "part_type" "part" }, { "title" "美味しいの言葉", "description" "丹精込めて作った農作物や、漁で獲った海産物を誰かに食べて貰った時に、美味しいねと自然と溢れる笑顔を見ると生産者として次も美味しいものを作ろうとより頑張れるのである。", "expanded" true, "part_type" "part" } ], "expanded" true, "part_type" "group" } ], "expanded" false, "part_type" "group" }, { "title" "食料生産者", "description" "Default Root", "children" [ { "title" "制限", "children" [ { "title" "年齢", "description" "食料生産者は、青年以上が就労する。\nこれは藩国の法令により、未成年者の就労が禁止されているからである。\nまた、すでに就労している者も、老年以上になって体力が衰えると自主的に引退する。\nこの制限によって、食料生産者は食料生産に必要な体力を習得する。\nこの制限を維持するために藩国は、経済的に困窮した未成年者や引退者に対して公的な生活保障を制度化している。", "expanded" true, "part_type" "part" }, { "title" "経験", "description" "食料生産者は、他の食料生産者から食料生産の実地訓練を2年間受けてから就労する。\nこの2年間の師事によって、食料生産者は食料生産に必要な技能を習得する。\n食料生産者の子弟が自分の家族や親戚に師事することが一般的だが、藩国は食料生産者学校も公営している。\nこの学校では食料生産者の子弟以外でも、実地訓練を受けられる。\nまた食料生産者の子弟も、より体系化された発展的な食料生産技能を習得できる。\n藩国は国民に対して広く門戸を開くために、学費の補助や返済不要の奨学金を制度化している。", "expanded" true, "part_type" "part" }, { "title" "法令遵守", "description" "食料生産者は、藩国の法令を遵守する。\nその代わりに法令を遵守する食料生産者は、制度化された公的な援助を藩国から受けられる。", "expanded" true, "part_type" "part" }, { "title" "持続可能姓", "description" "過度な食料生産は環境破壊や資源枯渇をもたらして、食料生産力はかえって低下してしまう。\nこのため、環境破壊や資源枯渇をもたらす過度な食料生産は、藩国の法令で禁止されている。\nこの制限によって、食料生産力の成長性を習得する。", "expanded" true, "part_type" "part" }, { "title" "産地証明", "description" "産地の偽装は食の安全性や消費者の信頼を低下させて、食料供給の安定性が失われてしまう。\nこのため、産地の偽装は藩国の法令で禁止されている。\nこの制限によって、食料生産力の安定性を習得する。", "expanded" true, "part_type" "part" } ], "expanded" true, "part_type" "group" }, { "title" "技能", "children" [ { "title" "体力", "description" "土壌の掘り起こし・種苗の播植・雑草の防除・収穫、家畜の餌やり・糞尿の処理、漁船の操業・漁網の巻き取りなど、食料生産に必要な筋力や耐久力を習得する。\nこの技能は、重装備の運搬や人命救助など軍事や防災などにも応用できる。", "expanded" true, "part_type" "part" }, { "title" "動植物知識", "description" "栽培作物の性質や加工方法、家畜の習性や騎乗方法、魚介類の生態など、動植物に関する知識やそれを取り扱う技術を習得する。\nこの技能は、生薬の製造や労働力としての動物利用などにも応用できる。", "expanded" true, "part_type" "part" }, { "title" "土木作業", "description" "農地の開墾や灌漑、畜舎や牧柵の建設、漁港の整備など、土木作業に関する知識や技術を習得する。\nこの技能は、掩体構築や護岸工事など軍事や防災にも応用できる。", "expanded" true, "part_type" "part" }, { "title" "天候予測", "description" "作物栽培は言うに及ばず、牧草や飼料の生育、漁船の操業など、食料生産には天候が重要である。\n食料生産者は食料生産のリスク回避のために、気象に関する知識やその予測技術を習得する。\nこの技能は、作戦の立案や災害の警戒など軍事や防災などにも応用できる。", "expanded" true, "part_type" "part" }, { "title" "操縦", "description" "農業用トラクターやコンバイン、漁船など、操縦に関する知識や技術を習得する。\nこの技能は、機械操作や修理にも応用できる。", "expanded" true, "part_type" "part" } ], "expanded" true, "part_type" "group" } ], "expanded" false, "part_type" "group" }, { "title" "侍女(職業よんた版)", "children" [ { "title" "国営のメード養成所に入所", "description" "国民であれば身分を問わず門戸は開かれているが入所には年齢制限はあり10歳~18歳までとする。また予算とスペースには限りがあるため年一度抽選制で人数を制限している。またこの抽選にて不正を行ったものは養成所側であれば失職のうえ処罰。入所希望者であれば入所資格剥奪とする。", "expanded" true, "part_type" "part" }, { "title" "メードガイもいる", "description" "侍女と名がついているがこの国はよんた藩国であった。男でもメードにはなれる。養成所の門戸は開かれていた。", "expanded" true, "part_type" "part" }, { "title" "メード課程1年目", "description" "侍女であるまえにメードであることから、まず基本的なメードとしてこの年度で読み書き、計算と掃除、洗濯、料理などの業務や行儀作法を学ぶ。", "expanded" true, "part_type" "part" }, { "title" "メード課程2年目", "description" "寝室や客室の整備、給仕、接客や来客の取次ぎ、子守などを学ぶ。他者と関わる部分でもあるので他者を労わる心配りについても教える。", "expanded" true, "part_type" "part" }, { "title" "メード課程3年目", "description" "1、2年目の復習と応用。またこの年度の最後に筆記と実務で試験を行い3年間の内容把握が出来ているかを考査する。", "part_type" "part" }, { "title" "3年のメード課程修了後", "description" "試験に合格し修了すれば二つの道が用意される。1、通常のメードとして世に出て市井で業務する。2、出仕のための侍女課程へ進む。の2択である。市井に出てもメードとしてひとおりの仕事は出来るように教育されている。", "expanded" true, "part_type" "part" }, { "title" "侍女課程1年目", "description" "肉筆で書類を書く場合のためのペン習字、書類作成(尚書省準拠の物とする)、機密保持などの職務倫理について教える。", "expanded" true, "part_type" "part" }, { "title" "侍女課程2年目", "description" "収支記録をつけるための簿記をみっちり学ぶ。どの部署でも仕事ができるように複式、単式の両方を教えている。", "expanded" true, "part_type" "part" }, { "title" "宮廷メード課程", "description" "宮廷での行儀作法、貴族との付き合い方、女主人のための化粧、髪結い、服、靴などの選択の仕方、衣装管理を学ぶ。", "expanded" true, "part_type" "part" }, { "title" "侍女修了試験", "description" "6年間のまとめを見るための筆記、実技試験と人格面をみるための面接(面接官は固定化しないよう年度ごとに交代している、政庁勤めに向いているかを確認するためのもの)を行い、合格すると侍女として採用される。", "expanded" true, "part_type" "part" }, { "title" "修了試験後の進路", "description" "合格すれば政庁勤務となる。不合格でも再試はあり3年度先まで年一度で計3回挑戦できる。また試験に落ちてもあくまで政庁勤め(吏族)に向かないというだけで通常の侍女メードとしての仕事はできるスキルは身につけられる。国で紹介状を書くなど先々の相談には乗るようにはしている。", "part_type" "part" }, { "title" "女官服", "description" "清楚さと有能さをイメージした白と紺を基調とし、 立て襟にフリルでエレガントさを加え、スカートは控えめなパニエで広がりすぎないようになっている。 なお宮廷向けに生地は通常よりよい物を使ってはいるが普通の布地である。メードガイでもこれを着用する。スカートはロングなのですね毛は見えない。", "expanded" true, "part_type" "part" }, { "title" "吏族出仕", "description" "政庁勤めの侍女はその書類作成技能から尚書省より許可があれば吏族として尚書省に出仕することが出来る。出仕中は尚書省の吏族として扱う。", "expanded" true, "part_type" "part" }, { "title" "書類作成", "description" "収支記録、議事録、報告書、見積書・請求書など政庁や尚書省で必要な書類を作成し管理する。国にとっての重要な仕事である。", "expanded" true, "part_type" "part" }, { "title" "データ管理", "description" "財務、運輸などデータ管理が必要な部門にて記録し管理する。この記録がなければ国は成り立たない仕事である。", "expanded" true, "part_type" "part" }, { "title" "掃除", "description" "普段は出仕が主な仕事であるが、仕事場の衛生管理、整理整頓のために日々の業務に支障のない範囲で行われている。", "expanded" true, "part_type" "part" }, { "title" "料理", "description" "出仕中、家に帰れればいいがそうもいかずに泊りがけの仕事になることもないとはいえない。そんなときに同僚に夜食を作ったりしている。", "expanded" true, "part_type" "part" }, { "title" "給仕", "description" "政庁にて来賓にお茶を出したりする。出すものはどの国からの来客か考えた上であった物を出す。ただし相手の指定があった場合はその限りではない。", "expanded" true, "part_type" "part" }, { "title" "接客", "description" "相手を不快にさせずかつたわいもない話題を選んで来客の雑談相手になる。とはいえコミニュケーションに完璧はない。あくまでも出来うる範囲でである。", "part_type" "part" }, { "title" "部屋の整備", "description" "来賓用の部屋や宮廷であれば寝室も整備をする。掃除もその一環ではあるが、ここでは調度品の管理やコーディネートも含まれる。", "part_type" "part" }, { "title" "行儀作法", "description" "相手を不快にさせないようにマナーを守ることは侍女の業務を行うにあたり円滑にこなすのに必要なことである。また他国の来賓に合わせた習慣を出来る範囲であわせるのも重要である。", "part_type" "part" }, { "title" "ファッションコーディネート", "description" "主人を立てるため場面場面に合わせた衣装、装飾品、靴などを提案する。提案は主人の手持ちのものの範囲で行うように心がけている。", "part_type" "part" }, { "title" "帝國慈愛教会投票権", "children" [ { "title" "投票権", "description" "宰相より投票権の許可を得た侍女のみがその権利を得る。また不正などを行った場合その剥奪権も宰相にあるものとする。", "part_type" "part" }, { "title" "支援金", "description" "15億わんわんを4国分、その配分は侍女の投票結果を宰相に報告し決定される。余剰金が出た場合は別途相談の上で支援を行う。", "part_type" "part" } ], "expanded" true, "part_type" "group" } ], "expanded" false, "part_type" "group" }, { "title" "剪定を極める(趣味)", "part_type" "group", "children" [ { "title" "剪定を極めるとは", "part_type" "group", "children" [ { "title" "剪定がなぜ必要か", "description" "樹木の手入れをする場合、枝の整理をすることで見栄えを良くし、樹木も健やかに育てることができる。 \n具体的には、枝をすくことで風通しを良く、虫がつきにくくなる。また、枝が充実し、花、実がつきやすくなる。 \nしかし、植物にとって回復に時間と労力を費やすことなので、むやみに剪定することは控えよう。", "part_type" "part" }, { "title" "剪定を極めるための条件 ", "description" "剪定を極めるためには、植物の世話をするのが好きな者・植物を好きな者・庭作りが好きな者のいずれかが、6年ほど剪定の修行を積まなくてはならない。", "part_type" "part" }, { "title" "剪定後の木を眺める ", "description" "木を見て、その枝ぶり、全体の姿形、幹の樹皮の質感、日をすかす葉、一時の花、枝についた実などの美しさを目で堪能する。 \nうまく剪定ができた後、これをすると充実感が味わえる。", "part_type" "part" } ], "expanded" true }, { "title" "木の枝を剪定する", "part_type" "group", "children" [ { "title" "枝を剪定する", "part_type" "group", "children" [ { "title" "剪定に必要な道具", "description" " 枝の太さに合わせて木バサミ、剪定バサミ、剪定ノコギリを使い分け、手が届かない高い所の枝には、三脚脚立、梯子を利用する。 \n刈り込みバサミは広い範囲の細い枝を一度に処理できる。 \n小刀は切り口の整形に使われる。 ", "part_type" "part", "expanded" true }, { "title" "慎重に枝を切る", "description" "剪定は晴れた日に行ない、雨が降っている日はしない。 \n雨の日の作業は危険であるし、そうしないと樹木の切り口が乾かずそこから腐ってしまう恐れもある。 \n剪定を行う時は周囲に人がいないか確認してから、見極めた枝を知識を駆使して切る。 \n太い枝の場合は、まず切りたい枝の下(地面側)に鋸で浅く切り込みを入れる。 \n次に、切り込みを入れた反対側の、幹から少し遠い位置から切り落とす。(こうすることで樹皮がめくれることを防ぐ) \n最後に切り口がなめらかに平らになるように整える。 \n刃先が別の枝や幹に当たって傷つけないか、切った後の枝のしなり、倒れる方向で怪我をしないかをしっかり確認して事前に予防する。", "part_type" "part" }, { "title" "枝の切り戻し", "description" "伸びた枝を途中まで短く詰めること。大きさを留めたり、花付き、枝を増やしたりできる。下手すると枝が枯れこんだり、新しい枝や徒長枝が大量に出てきて手が付けられなくなる。", "part_type" "part" }, { "title" "強剪定", "description" "木の骨格となる太い枝を落とすことを強剪定という。下手すると樹勢を低下させ最悪枯らしてしまうのであまり行わないほうがよい。 \nまた、木によっても耐えるものと耐えられないものがあるので、しっかり調べてからにすること。", "part_type" "part" } ], "expanded" true }, { "title" "樹木の形を整える", "part_type" "group", "children" [ { "title" "刈り込み", "description" "生垣などに使われる葉が密に生える常緑樹の姿を整えるために全体的に刈り込む。 \n時間をかけて毎年繰り返すと、動物やアーチなどいろんな形を作り出すことができる。", "part_type" "part" } ], "expanded" true }, { "title" "剪定知識", "part_type" "group", "children" [ { "title" "剪定の時期", "description" "樹木によって異なる。 \n大まかに、冬になると葉を落とす落葉樹は冬に、冬にも葉がついたままの常緑樹は芽出しの時期に剪定を行う。 \nまた、花を愛でるための植物は、時期を間違うと花がつかないので、花芽を落とさないように花後に刈りこむものもある。", "part_type" "part" }, { "title" "忌み枝", "description" "樹形を乱す枝を忌み枝といい、その枝を選んで剪定する。 \n主な忌み枝は、枯れ枝、病気枝、下垂枝、勢いよく伸び上がる徒長枝、枝が交差してしまう交差枝、幹の方に伸びる逆行枝、上下に位置し同じ方向に平行に伸びる平行枝、伸びると木が大きくなりすぎてしまう枝、胴ばえ、ひこばえ。", "part_type" "part" }, { "title" "枝をおとす位置", "description" "全体の樹形をみて、どんな形にするか、そのためにはどの枝を切るかを考える。 \n枝の枝分かれする部分の付け根か、芽のついている部分の少し先。 \n注意することとして、幹から生えている枝を剪定する際に幹に傷をつけないことがあげられる。 \nというのも幹から出る枝の根元は幹におおわれた形になっており、この部分まで落とすと幹が傷つき、最悪枯れてしまうからである。 \nまた、残す芽は幹から見て枝の外側についているか内側についているかで成長後の枝の広がり方が変わってくる。 \nそれも考えて切る位置を決める。", "part_type" "part" } ], "expanded" true } ], "expanded" true }, { "title" "枝を片づける", "part_type" "group", "children" [ { "title" "おとした枝をまとめる", "description" "作業が終わったら枝をまとめて処分する。 \n作業を始める前に樹木付近の地面にシートをしいておいたり、ほうきを使うと細かな枝を集めるのが楽になる。", "part_type" "part" }, { "title" "枝の処理方法", "description" "集めた枝を処理する。 \n細かな枝は乾かした後に焼却するか、足で踏み砕いて腐葉土にして肥料として活用する。 \n太い枝は乾かして薪にして利用する。", "part_type" "part" } ], "expanded" true } ], "expanded" false }, { "title" "もふもふ(技術)", "part_type" "group", "children" [ { "title" "犬や猫、その他の生き物のもふもふの感触を堪能する", "description" "ふわふわだったり、もこもこだったり、さらさらだったり、ちょっとごわごわしていたり、そんないろんな生き物の毛の感触を存分に堪能するための技術である。", "part_type" "part", "expanded" true }, { "title" "まずはご挨拶となでなでから", "description" "もふもふをいきなり行うのは御法度である。まずは声を掛けたり、手を差し出して匂いをかがせたりと相手に合った挨拶をしたのち、身体をなでなでさせてもらうところから始めるべし。その後、相手が許してくれるようであればもふもふへと移ろう。", "part_type" "part" }, { "title" "愛情と感謝を込めて接する", "description" "もふもふは独りよがりにするものではない。もふもふさせてもらう相手への愛情と感謝の気持ちを忘れずに行うべし。", "part_type" "part", "expanded" true }, { "title" "終わったら毛並みを整えてお礼を伝える", "description" "存分にもふもふをさせてもらったら、もふもふで乱れた毛並みがあれば整えて、もふもふのお礼を言おう。もふもふに礼儀あり。きちんと接することでまた今度もふもふさせてもらえるかもしれないのだから。", "part_type" "part", "expanded" true } ], "expanded" false } ], "expanded" true } ]
https://w.atwiki.jp/fate_495112834sandy/pages/150.html
男はネットニュースを片っ端から漁り情報を集めていた。 この東京都を現在進行形で騒がせている連続焼殺事件。 積み重なる犠牲者の数と、それと並行して報告される青い炎の目撃談。 まだ。 まだ――そうと決まったわけではない。 だが単なる偶然にしては符号し過ぎている。 轟炎司はその符号を見逃せなかった。 他でもない自分自身が産み落としそして歪ませてしまった胤。 轟燈矢…かつて己が切り捨てた過去を。 見ないふりをしていた息子の存在を。 この事件は否応なしに想起させた。 「ふあぁ。ねぇ、まだ眠らないの? 昨晩からずっとじゃない。わたし、そろそろ眠くなってきたのだけど」 「…サーヴァントである貴様に睡眠など不要だろう。 それに――」 …それに。 万一にでもその可能性がある以上は見過ごせない。 ヒーローとしてそして父親として。 あの荼毘に――燈矢に。 これ以上の罪を重ねさせるわけにはいかない。 その程度の意識と使命感は炎司にもあった。 「まぁいいわ。仮に件の事件の下手人が燈矢くんだとするなら、わたしも父親であるあなたには逃げずに向き合ってほしいし」 「俺の前で気安くその名前を口にするな。貴様のつまらん同情意識のために俺の息子を――アイツを利用するんじゃない」 「同情してあげてるだけまだ救いがあるんじゃないかしら。 彼の父親なら覚えておいて、炎司? 子供が親にされて一番傷つくことは面と向かって罵倒されることでも命を奪われることでもないわ。 なかったことにされること。自分をつくってくれた親に無視されることよ」 「…もういい。貴様は……お前はもう黙っていろ」 「ふふ。はいはい」 轟炎司はこの少女のことが嫌いなわけではない。 嫌いというよりは苦手というのが正しかった。 戦力としては優れている。やや極端な手に走りがちなことを除けば優れたサーヴァントであると評価も下せる。 だが彼女は…ヒノカグツチは。 轟炎司の"父親"としての部分を。 そこにある古傷を。 痛むと分かった上でなぞり、炎司の冒した罪を思い知らせてくる。 その痛みに耐えられるだけの覚悟をまだ炎司は抱けずにいた。 何しろ此処に居る彼は。 東京二十三区を舞台とした聖杯戦争に招かれたフレイムヒーローは…己がずっと目を背けてきた過去について家族と共有することすらしていない。 轟燈矢の真実を知った直後の最も精神的に不安定な時期から招かれているのだから。 「それにしても炎司はつまらない男なのね。 わたしとしては流行りの…なんだったかしら。たぴおか? とか飲んでみたかったのだけど」 「お前の体温では口に含んだ瞬間蒸発するだろう。金の無駄だ」 「…言われてみればそうね。はぁ、まったく不便な体に生まれてしまったものだわ」 カグツチのその全身は神代の炎で構成されている。 彼女が物理攻撃に対し非常に強力な耐性を有するのはこの為だったが、あくまでカグツチにとっては"不便な体質"止まりの認識らしい。 因みに実体化しても炎司の拠点が燃えていないのは彼女が床の表面から微かに浮かんだ状態で自身の体を実体化させているからだ。 神代の炎は触れた全てを焼き焦がすが、カグツチが自ら望みでもしない限りはその熱を伝播まではさせない。 何処ぞの漫画に出てくる猫型ロボットめいた理屈を駆使して日常生活に溶け込む火の神は。 しばらく退屈そうに足をバタバタさせていたが――…ふと。 足を動かすのを止め、その端正な顔を真剣な表情に変えた。 「少し外に出てくるわ」 「…どうした。敵か?」 「誰かが誘ってる。相当の手練ね。魔力の波長からしてわたしと同じ神代の英霊だと思うわ」 口の前に指を一本立てて少女らしい仕草を一つ。 しかしその口から次に出た言葉は、とてもではないが可愛げとは無縁の言葉。 「もしかしたら私より強いかも」 「こんな朝ぼらけから、そんな怪物が血気盛んに息巻いているという訳か…」 炎司の眉間に巌のような皺が寄る。 だがそれも致し方のないことだろう。 彼は自分のサーヴァントと絆を育んでいるとは到底言い難い身であったが、それでもその実力については一定の信用を置いている。 その彼女が自分より強いかもしれないと言うサーヴァントが。 社会がまだ起き始める前のこんな時間から戦う相手を欲して誘いをかけているというのだ。 「あなたは此処で待っていて。勝ち切るにしろ逃げるにしろ、そう長く時間はかけないわ」 「貴様らサーヴァントの戦いの余波が、市民に被害を出さないと断言できるのか?」 「勘違いしてはいけないわ」 カグツチはにたりと笑った。 揶揄うような笑顔だった。 炎司の眉がピクリと動く。 そのリアクションを見てまたくすくすと笑い、火産霊神はかつてヒーローと呼ばれた男に言う。 「今のあなたは轟炎司であってエンデヴァーじゃない。 人命救助と息巻いて出て行ったとしたらあなたを見た社会はこう判断するわ。 火事場に突然現れた謎の火吹き人間。もしかしたら連続焼死事件の真犯人、なんて思われてしまうかも」 「……」 「この世界にヒーローはいないのよ。 またヒーローを名乗って喝采を浴びたかったら元の世界に帰らないと。 それともあなたに憧れてくれる鳥さんがいないと冷静な判断ひとつできないの?」 「――アヴェンジャー!」 ボッ、と炎司の目元に火の粉が散った。 憤怒の形相を浮かべる炎司にしかしカグツチは笑みを崩さない。 はいはい、とあやすように返事するばかりだった。 「なるべくご期待に添うよう頑張るわ。 火力は絞るし可能な範囲で人里への被害も抑えてあげる。 それでもどうしようもなさそうだったら退くし、いち早くあなたに伝えるわ。これでもまだ不安?」 一瞬の沈黙が流れる。 炎司は赫怒の色を消した。 顔に手を当て、小さく息づく。 熱くなったことを恥じているように見えた。 何度同じことを繰り返すのだと自分に言い聞かせている風でもあった。 「…分かった。餅は餅屋だ、怪物退治はお前に任せる」 「ありがとう。信じてくれて嬉しいわ」 「くれぐれも深追いはするな。いざとなれば令呪を使うことも視野に入れる」 「大丈夫よ。強いことは間違いないだろうけど、この匂いは多分…」 後ろ手を組んで腰を曲げる。 まるで娘が父親に対しいたずらを打ち明けるように。 あるいは自分の特技を自慢気に語るように。 ヒノカグツチは――日本最古の"神殺し"は告げた。 「わたしの得意分野。だから安心して待っていて? うまくできたら抱き締めてほしいな」 ◆ ◆ ◆ 炎が像を結ぶ。 そこに胡座を掻いて座り込んでいた大蛇(オロチ)はハッと八重歯を見せて笑った。 それは一見すると童子のような背格好をしていた。 烏の濡羽か摺りたての墨を思わす黒髪は艶やかながらも深く。 それを一本に結って朝風にそよがせる様は男児とも女児とも取れる。 目付きは悪いが元の顔立ちの良さがそれを帳消しにしていて。 そのフォローをも、明らかな人外の証である蛇尾が台無しにする。 そんな出で立ちの英霊はしかし、対面したなら誰もが背筋を粟立たせるだろう凶悪な気配を四方に惜しみなく放っていた。 「おう、釣れた釣れた。オレは探知だの感知だの細々したことは性に合わなくてなぁ。 そない女の腐ったみてぇな真似するくらいなら、いっそ餌チラつかして誘い出せばええやろがと思ったんけど…大正解だったみたいやな。 あーあ、最初からこうしてれば良かったわ」 これはヒトではない。 間違ってもそんな矮小な生物ではない。 ならば化物か。 否々違う。 そんな月並みで陳腐な言葉ではこれを語れない。 これは蛇だ。 これは竜だ。 これは――竜(カミ)だ。 「話し合いとかそんなクソおもんない事期待すんなよ。 まぁその殺気(ナリ)見てりゃ、そっちもその気で来たってのは分かるけどよ」 その真名、八岐大蛇。 日ノ本に。 日本国に暮らす者ならば知らぬ者のない大化生。 悠久の時を越えて令和時代の都に再臨したそれの前に立つは、奇しくも此方も童子の姿をした炎(カミ)であった。 「品がないわね。折角可愛いのに、そんな言葉遣いじゃお嫁さんに行けないわよ」 背丈は八岐大蛇(オロチ)よりも頭一つ程上になる。 灰の長髪を靡かせ火の粉を散らす少女。 オロチは即座にその正しい像を見破った。 これはヒトの形をしているだけだ。 実体などない。 ヒトの形を模した炎の化身。 炎の神。 そこまで看破してオロチはその戯言を鼻で笑う。 「なら勝手に茶でも淹れてろや。あぁいや、その炎(カラダ)で淹れた茶なんぞ呑めたもんじゃないか」 そして同時に内心ではこう思う。 大物が釣れたと。 心の牙をさらけ出して戦意を高めていた。 八岐大蛇はその名に違わぬ強力、そして凶悪なサーヴァントだ。 その全力に耐えられる存在などそうは居らず。 だからこそオロチは愉快愉快と目前に現れた命知らずを歓迎していた。 最後に勝つのは。 生き残るのは己であるという自負こそ変わらないものの。 此奴が相手ならば、多少のスリルは味わえそうであると。 そう思いながら挑発にどう反応してくれるものか期待していたオロチに。 炎の神…ヒノカグツチはむっと頬を膨らませて言った。 「こら、駄目でしょう。お姉ちゃんに向かってそんなことを言ったら」 「は?」 本気の困惑にオロチは眉を顰める。 「…何言うとんねんお前。頭に虫でも湧いてんのか?」 「? だってあなたも日ノ本生まれの神でしょう? 神って呼び名は厳密には違うのかもしれないけれど。 でもあなたの体からはそういう匂いがするわ」 その指摘は正鵠を射ている。 かと言ってそれを馬鹿正直に認めるサーヴァントなど居る筈もない。 オロチは沈黙しながらも内心でこう思っていた。 “チッ。此奴同郷の輩か…” 日ノ本は八百万に連なる神。 それが目前の娘の正体であると悟りオロチは辟易に近い念を覚えた。 わざわざ聖杯戦争などという舞台に出てきて。 そうしてまで同郷の神と行き当たるとはどういう偶然か。 「…あれ、もしかして違う? そんな筈はないと思うのだけど。ちょっと待ってね、すんすん……」 「近くで嗅ぎに来んなや、気色悪いわ殺すぞ!」 警戒の一つもせず鼻をすんすん言わせながら近寄ってきたカグツチから反射的に飛び退きながらオロチは叫んだ。 とはいえその反応は、真実がカグツチの見立て通りだと自白しているようなものである。 カグツチはふふふと何処か自慢気な笑みを浮かべ。 それが癪に障ったオロチはもはや勿体つけることもなくカグツチの横顔へ回し蹴りを放った。 「わっと」 端正な顔面が弾ける。 ぴょんと跳んで距離にして数歩分後退。 再生した顔には青痣一つない。 しかし痛みはあるのか頬を擦りながら、今度はカグツチが眉を顰めた。 「乱暴ね。いきなり蹴っ飛ばしたら痛いじゃない」 「初対面の相手に姉ヅラしてくる奴のことはな、この時代じゃ不審者って言うんよ」 堂々悪態をつきながらもオロチの内心は至って沈着としていた。 己が本気の殺意を込めて繰り出した蹴りだ。 それに直撃しておいて大した損害もなく再生された事実は無視できない。 総身が炎で編まれていると気付いた時点で自動再生(リジェネ)持ちである可能性には行き当たっていたが。 それでもこの次元の再生が可能となれば、話は大分変わってくる。 “面倒臭ぇな。殺し切る方法を考えなあかんのか” 黒蟻のようにただ踏み潰して終わりというのは確かに詰まらない。 だが、こと"不滅"という性質はそんな驕りが吹き飛ぶ程面倒だ。 何しろ殴っても蹴っても死なないのだから必然頭を使う必要が出てくる。 マスターがマスターだ。 魔力リソースの方面はまず心配ないだろうが…創意工夫を凝らして殺し方を模索するというのはどうにもオロチの性分には合わなかった。 だから面倒臭いという思いを隠そうともせず顔を歪める。 神剣をくるりと弄びカグツチへ向き直るオロチ。 そんなオロチの得物を見たカグツチは「あら」と驚いたような顔をした。 「草薙剣じゃない。するとあなた、あれ?」 「なんや」 「スサノオ君の縁者か何か?」 「おいおい節穴か? 挑発もええ加減にしとき。でないと…」 小首を傾げて放たれたその言葉。 カグツチがそれを言い終えるよりも前に、オロチは動いていた。 神剣、草薙剣…透き通る水晶を思わす刀身は紛うことなき真作の証だ。 そう、真作なのだ。 水底へ消えた幼君の献身と共に完成した完全なる神剣。 それを指してカグツチは今なんと言った。 この木っ端は今なんと侮辱したのか。 オロチが放つ殺意は先刻彼女の戯れに対し見せたそれとは明らかに一線を画していた。 「――殺すぞボケ」 スサノオ。 カグツチが口にしたその名がオロチにとって特大の地雷であることは言わずもがなとして。 だがそれ以上にオロチを激怒させたのは、カグツチが草薙剣(これ)の正しき担い手として彼の者の名前を挙げたことだった。 時に無知はどんな悪意よりも強い怒りを呼ぶ。 まさに今がその局面であった。 「あら、怒らせちゃった? ごめんなさいね。そんなつもりはなかったの」 悪意を以って嬲ったならオロチも笑って殺意を返しただろう。 必ず殺すと決めはしたろうが表情から色を消すことはなかった筈。 にも関わらず今オロチの顔に色はなかった。 それはひとえに、目前の神が己の逆鱗に触れたのは何の悪意も伴わない天然の無知故の行動だったと分かっていたからだ。 草薙剣の大上段からの振り下ろしを受け止めるのは炎の剣であった。 刀身も柄も炎で構成された美醜も糞もない無形の剣。 しかしその刀身(なり)を見たオロチの眉は小さく動いた。 「…お前、誰や?」 不恰好もいい所のその剣を見た時。 オロチが覚えたのは既視感だった。 己を騙し討ちにして滅ぼした憎き素戔嗚命。 彼が振るっていた天羽々斬剣に、何故か似ていると感じてしまう。 その理由はすぐに分かった。 刀の大きさと幅だ。 長さは十束、幅は拳一つ分。 この規格に収まる刀を指して、日本神話ではこう称する。 十拳剣(とつかのつるぎ)と。 伊達や酔狂でこの形は真似られない。 故にこそオロチは漲る殺意の海に身を浸しながらも、こうして問わずにはいられなかった。 スサノオか? 有り得ない。 アヂスキタカヒコネ。 彦火火出見命。 ヤマトタケル。 まさかイザナギだなんて冗談はあるまいし、ならば目前で燃え盛る十拳を担うこれは何処の誰なのだとオロチは訝る。 そんなオロチにカグツチはやはり微笑って言った。 「あなたのお姉ちゃんよ」 「そうかよ。なら疾く死ねや気違い女」 神剣一閃。 炎剣応閃。 両剣――相克。 剣が互いに触れ合う前に激突が開始するという不条理を前にして驚く者は此処には居ない。 剛力で以って競り勝ったオロチがその足でカグツチの腹を蹴り抜きたたらを踏ませた。 「唐竹割りなら死ぬか? 試してみよか」 そのまま頭頂部より一閃。 カグツチの矮躯が真っ二つに割れる。 しかし肉は地面へ落ちることなくその場で渦を巻いた。 炎神、つつがなく再生。 だがオロチの一閃は決して無意味ではない。 「…成程なぁ。神が炎に化けてるんなら兎も角、その逆ってのはなかなかどうして面倒臭いわ」 これは真実、炎こそが本体なのだ。 始まりからそうだったのかは知らないし興味もない。 だが今のカグツチは霊核から髪先に至るまで全てが炎。 英霊というよりも自立活動する炎と呼んだ方が相応しいような在り方で此処に立っているのだと改めてそう理解する。 形なき故の不滅。 しかしそれは皮肉にも。 八岐大蛇というサーヴァントにとって鴨と呼べる性質であった。 「どうや? 痛いやろ、オレの草薙は」 「…ええ、思ったよりずっと痛かったわ。 先刻は失礼なことを言っちゃったわね、改めて謝らせて? やっぱり何事も実際に経験してみるのが一番ね。おかげでよく分かったもの。あなたのそれはスサノオ君の剣じゃない」 草薙剣こと天叢雲剣。 オロチが担うはその真作であり完成形。 そこに宿る性質は衰退。 平家の恩讐と彼らが逆らえなかったこの世の理を封じ込めた衰滅剣。 不死不滅の存在に対しては言わずもがな効果覿面であり、事実カグツチは真名解放を行わない状態での一太刀からでさえそれを悟った。 スサノオという英傑が持つにしては不吉すぎる性質だ。 よってカグツチは此処で改めて、目前のサーヴァントが彼の者とは全く異なる神剣使いであるのだと理解した。 「お詫びにちょっと本気でいくわ。あまり暴れないって言って来ちゃった身だけど」 ほざいとけやクソ女。 その台詞を吐くよりもオロチの行動は速かった。 と言ってもそれをオロチが起こした"行動"の結果だと認識できる者はきっと限られよう。 突如カグツチの足元から間欠泉のように噴き上がった、非常に高いアルコール度数の液体。 その超常現象を誰か個人の仕業と判断できる者となれば必然、そこには思考の柔軟さとスケールの広さが求められるのだから。 『八塩折之酒』。 サーヴァントにはしばしば己の死因を逸話として昇華させ、転じて自らの得物に変える者が居る。 これもその一例だ。 八岐大蛇を昏倒させた伝説の銘酒…または神代の霊薬。 いわばオロチが憎きスサノオに不覚を取った原因そのもの。 しかしサーヴァントとして現界するに辺り"死の要因"はオロチの新たな手札と化した。 今ややしおりの酒はオロチの手足の一部と化し、故にこうして魔力を手繰るように自在に操り――攻撃の手段としてすら用いることができる。 「手前が死ぬまでぶった斬り続けたるわ。膾切りにされたら流石に死ぬやろ?」 とはいえ酒は液体。 全身が炎で構成されているカグツチに対しては通用する筈もない。 この行動の意味は初見限定の目眩まし。 これで面食らった所を再び斬り、盛者必衰の理で刻一刻と目前の炎神を弱らせる。 それがオロチの狙いであったが… 「それは困るわ。わたし、痛いのは好きじゃないのよ」 逆に吹き飛ばされたのはオロチの側であった。 酒の目眩ましを突き破る形で発生した水蒸気爆発。 魔力を含んだ水という性質が、励起した炎神の肉体に触れたことで科学反応を引き起こしたのだ。 想定外の衝撃に舌打ちしながら粉塵を払い除けたオロチに殺到するのはカグツチ。 燃え盛り猛る十拳剣を振り上げ迫る彼女と刃を交わし、文字通りの火花を散らす。 剣としての格ならば草薙剣が一段上を行く。 得物が熱に充てられ溶解する心配こそないが、しかしオロチの表情は芳しくない。 カグツチはオロチの剛力を上回る出力で剣を振るっていたからだ。 “此奴…剣を振るう動作そのものを、手前の炎で強化(ぶぅすと)してんのか” 魔力放出。 正しくは彼女自身の肉体を構成する炎でのブースト。 種を明かせば単純なものだがしかし厄介さの程度は変わらない。 一撃一撃がジェットエンジンを遥かに凌駕したブーストを背負って繰り出されるのだ、普通なら打ち合うだけでも至難の筈。 にも関わらずオロチがそれを可能としているのは、ひとえにオロチが神話の大化生。 構造からしてヒトとも神とも異なる獣…生ける災害の類であるから。 「洒落臭いわ。神風情が化生(オレ)らの真似事か」 オロチは鼻で笑う。 次の瞬間、攻守の趨勢が逆転した。 オロチの一挙一投足がカグツチを圧す。 速度においてもそこに乗せられた力においてもだ。 宝具の限定解放。 いわば"つまみ食い"の賜物だ。 八岐大蛇の権能を自我の損耗及び霊基の変化に繋がらない程度に引き出し、猛り狂う神を一瞬にして下座へ追いやった。 「うぅん」 何十度目かの激突で吹き飛ばされたカグツチ。 尻餅をついてから唇を尖らせ立ち上がると、刀は片手に握ったままで腕組みをした。 「スサノオ君って、あなたがお酒を呑まなかったらどうやって殺すつもりだったのかしら」 「…ま、流石に気付くわな。せやで? 如何にもそうや。オレはオマエの思ってる通りの竜(モン)よ」 「これだけめちゃくちゃされたら流石に気付くわよ。よく見たら尻尾も蛇だし」 「そこは流石に最初から気付いとけよ」 真名を声高に明かす程オロチは阿呆ではないが。 しかし最初から日ノ本由来の存在、それも神性を宿す何某かであるという所まで割れてしまっているのだ。 得物然り常軌を逸した身体能力然り、真名を絞る材料は幾らでもある。 遅かれ早かれこうなるだろうなとオロチは既に悟っていた。 「あなたは強いわね、オロチ。わたしもお姉ちゃんとして鼻が高いわ」 微笑みながらカグツチは己が剣を消した。 比喩ではなく本当に、消したのだ。 真夏の陽炎のように大気へ溶けて消える炎剣。 撤退の予兆かとオロチは眉を顰めたが。 しかしそうではない。 そしてその事を、オロチは次の瞬間有無を言わさず理解させられる。 「だから。わたしも此処からは形振り構わず行かせて貰うわね」 炎剣の代わりに手へ渦巻かせたのは劫火。 何を象る事もない火が、カグツチの腕を薙ぎ払う動作に追随して放射されオロチへ迫る。 これをオロチは舌打ちしながら神剣の連閃で迎撃。 たかだか三振り分の動きで十重二十重の軌跡を描きながら、寄せ来る炎の波を切り刻んだ。 切り刻んだ、が―― 「…あ?」 確かに切り裂いた筈の炎が。 まるで水飴のように粘性を持ってその場に残留。 それどころか主に与えられた指向性を維持したままオロチの矮躯へ降り掛かった。 「ちッ……!」 カグツチの炎が只の火であるなら到底起こり得ない現象だ。 しかしながらオロチは既に自分が見誤ったのだと悟っている。 目前の彼女は火産霊命(ほむすび)、神代の炎で編まれた肉体を持つサーヴァント。 であれば当然。 自らの体の延長線として繰り出す放出炎の性質を改変し、随意に操ることも可能なのだろう。 理解するなりオロチは地を蹴り跳躍して後退。 カグツチは球体状にした炎を自らの肉体から予備動作無しで目算百数十程創生。 それを放ちながらオロチへ猛追する。 追われる側となったオロチの眉間には厳しく皺が刻まれていた。 “浴びた言うても掠った程度の筈。なのにこのオレが腹立てさせられる程痛いってのはどういう訳や” それもその筈。 オロチの総身は今尋常ならざる激痛に苛まれていた。 細胞の一つ一つが鋭利な棘を生やして筋肉や血管を内側から破壊しているような痛み。 日ノ本に名高き大化生、八岐大蛇が明確に"痛い"と感じているのだ。 たったあの程度掠めただけでこんな様を晒すなど普通ならばまず有り得ない。 “このイカれ女、まさか――” 考えられる可能性は一つだった。 腸を煮えくり返らせる前にやるべきことがある。 この推測が正しいのならば次は絶対に喰らえない。 何しろどうなるか分からないのだ、オロチをしても。 掠めただけでこの次元の消耗を押し付けられるなら、直撃すれば果たしてどうなる? 水の魔力操作による迎撃と誘爆。 性質変化を予期し軌道を目測から計算しての多重斬撃。 オロチはそれを以って見事全弾の迎撃に成功するが… 「そりゃそう来るやろな」 「当たり前でしょう? 下の子にやられっぱなしじゃお姉ちゃんとして立つ瀬がないもの」 爆裂と四散を繰り返す炎に紛れカグツチは上へ跳躍。 その片腕は既にヒトの形から離れ、炎そのものへ回帰している。 化けの皮を剥がしたということは即ち。 そうせねば放てぬだけの火力が来ることの証左。 「来いや気違い女ァ! 血も通っとらんカタワが思い上がんなや!」 受けて立ちその上で殺すとオロチの凶笑は告げていた。 その眼窩に収まる眼球…直視の魔眼はカグツチの体に死の線が存在しないことをオロチへ証言している。 だがオロチには勝算があった。 衰亡の理を宿す神剣にとっては不滅の炎など葱を背負った鴨。 霊核に直接草薙剣を突き刺しでもすれば確実に殺せるとオロチは確信している。 危ない橋を渡る事など百も承知、しかしてそれに臆する八岐大蛇ではない。 カグツチの放つ一撃を捌き切り……否それごと貫き殺してやると。 獰猛な殺意を滾らせ地に立ったまま炎神の放つ熱を迎え撃つ構えを取ったそこで。 「なるほどね。スサノオ君はやっぱりお利口さんだわ。 ちゃんと自分が挑む相手の性格を弁えていたのね」 カグツチが吐いた言葉にオロチの思考が一瞬止まる。 平時ならば安い挑発だと笑ってから殺す所だが。 それは果たしてこの局面で仕掛ける手なのか? そう考え至った所でオロチは気付いた。 空で右腕を炎に変え、今にも振り下ろさんとしているカグツチ。 彼女の左腕の指が欠けている。 左腕の小指。 全身単位で見れば軽微な欠損だが、それでも確かに欠けていて。 そしてオロチには彼女のそんな部位を刻んだ覚えがない。 この不可解な齟齬がオロチに不吉な予感を抱かせる。 カッと目を見開いたオロチは己の足元へ視線を落とした。 そこにあるのは。 オロチが切り落とした覚えのない、ヒノカグツチの小指だった。 何故これが此処にある。 いや、そもそも――何のために? 思考が仮説を導き出すよりも遥かに早く。 カグツチは地で待つ弟(妹)を見下ろしながら王手を宣言した。 「燔(ぼん)」 …英霊ヒノカグツチの体は炎で構成されている。 神代、まだ地上が神秘で満ちていた時代の劫火。 彼女はそれを手足以上の自在さで操る事ができるのは既にオロチも知る所の事実。 しかし彼女の肉体には、ひいては彼女が操る炎にはもう一つ絡繰りがある。 カグツチは常日頃。 脆い現代の地上で生活するのに合わせて自身が放つ熱量をセーブしているのだ。 多少体を浮かせれば家屋を燃やさぬよう。 周りの人間を焼かぬよう。 本来の何百分の一かの規模にまで熱の規模を抑えている。 だがそれは逆に言えば。 その枷を取っ払いさえすれば、カグツチは肉体そのものを神代水準の超灼熱源へと変えるもとい"戻す"事ができるという事であり。 たとえ肉体の一部…指の一本分程度であろうとも。 現代の神秘薄き脆い大地で解き放てばどうなるか? その答えをオロチは、己の窮地という形で実感させられる事になった。 「このッ――糞女がアアアアア!」 カグツチが切り落とした自身の小指。 その周囲の地面凡そ十数メートルの地面が融けた。 アスファルトを通り越しその下の地面までもを融解させ地獄の門に変え。 足場が種明かしからコンマ一秒未満の速度でそう変わったオロチは対応し切れず、融け落ちる地の奥へと身を投げ出される。 とはいえオロチ程の怪物ならば地上へ復帰することは容易だろう。 復帰するだけならば、だが。 満悦の笑みを浮かべ拳を振り上げたカグツチ。 その炎拳は今、地に落ちていく弟妹(きょうだい)へと振り下ろされ―― 「赫灼熱拳」 超局地的な戦術核の炸裂が起こったのかと見紛うような大爆発を引き起こした。 ◆ ◆ ◆ サーヴァントとマスターは時に夢で繋がる。 そこで垣間見た轟炎司…エンデヴァーの勇姿。 そこから拝借した技、それこそが赫灼熱拳。 体内温度の上昇という欠点を考えなくていいカグツチが放つこの技は彼の夢見た完成形そのものだ。 それを神代基準の火力で撃ち込むのだから威力の程は推して知るべし。 だが彼女の炎拳が炸裂し生じた大爆発の内側から飛び出したのは、オロチの草薙剣による天地神明すら斬り裂く鋭撃だった。 カグツチの右腕を半ばで寸断し雲間を抉じ開けた一閃。 それが轟いた後にオロチの声が響く。 「おう、ようやってくれたな糞女」 「…びっくり。てっきり勝ったと思っていたのに」 往生際悪く地面に纏わりつく爆炎を切り裂いて立ち上がるオロチ。 地の底から這い上がったその半身は見るも無残に焦げ炭化していた。 とはいえ見た目程致命的な損壊ではない。 オロチもまたカグツチとは別な意味で丈夫なのだ。 命さえ残っていれば素の回復力で大概の損傷はねじ伏せられる。 それが物理的な手傷の範疇で収まる内は。 「散々灼いてくれたお陰でよう分かったわ。 なんやオマエ、とんだ生まれぞこないやないか」 くつくつと嘲笑うオロチ。 しかしその嘲笑には牙を剥いた獣のように獰猛な殺意が同居していた。 オロチの傷はこうしている今も回復しつつある。 炭に変わった肌は刻一刻と活力を取り戻し、焼け焦げた皮膚や肉は邪魔だとばかりに削げていく。 まるで蛇の脱皮のように回復していくオロチだったが。 さりとてその肉体の内側では今もカグツチに浴びせられた"熱"が色濃く蝕んでいた。 「神殺しの炎…ああいやちゃうな。 神を殺すしか能のない炎って言うべきか? 日ノ本広し八百万広しっつっても、こんだけ救いようのない生まれぞこないは一人しか居らんわな」 危なかった。 オロチをしてそう思わされた。 あと少し反応が遅れていれば。 もしもあの時使われていたのが肉体由来の炎ではなく、燃え盛る十拳剣によるものだったならば。 最悪八岐大蛇(おのれ)はあの場で聖杯へ焚べる最初の薪木として退場していたかもしれない。 それに足る熱があった。 オロチの予感は当たっていた。 この炎は、目前の神が遣う炎は只の火ではない。 これは――神殺しの火だ。 古今東西、古いも新しいも関係なく。 神とそれに連なるものを見境なく焼き焦がし滅ぼす炎。 日ノ本は八百万。 そこに数えられる神がどれ程多くとも、この類稀な特徴に合致する名は一つしか存在すまい。 「いやぁ同情するわヒノカグツチの姉貴。オレは何のかんの言って色々あれこれ愉しんでから死んだからよ。 生まれてこの方実のオヤジにぶった斬られて死ぬとか悲惨すぎてよ、お悔やみ申し上げますってしか言い様ないわ」 ヒノカグツチ。 国産みの母を殺し。 国産みの父に過ちを犯させた忌み子。 神を滅ぼす以外の逸話を何一つ持たない彼女は毒だ。 父恋しと願い祈りながら同族(カミ)を殺す矛盾の猛毒。 「初めてまともに生きれて調子乗っとんのやね。ならオレが水子の姉貴に"身の程"教えたるわ」 まさしくオロチの言う通り。 彼女は不具の蛭子とはまた別の"生まれぞこない"だった。 神を殺す以外の物語を何一つ持たない忌み子。 それに、そんなものに不覚を取らされ身を焼かれた事実がオロチのこめかみに青筋を浮かばせる。 立て板に水を流すように淀みなく紡がれる嘲笑の言葉にカグツチは怒るでも哀しむでもなく。 何処か納得を含ませた表情で笑って。 「そうよ。だから羨ましいの、あなたが」 その手に彼女の、彼女だけの十拳剣を顕現させる。 それは真作に非ず。 しかし真作すら滅ぼす熱を秘める。 日ノ本最古の神殺し。 千死の呪いと千五百生の加護が生まれるに至った要因の熱は。 怒りとも哀しみとも異なるもっと純粋な気持ちで煌々と燃え上がった。 「もっとおはなししましょうオロチ。 あなたはわたしを嫌いかもしれないけれど。わたしはあなたが好きよ、お姉ちゃんだもの」 「ほざいてろや、精々な――!」 神魔激突。 十拳剣と草薙剣が奏でる戦慄の雅楽。 余波で地面は融け落ち雲は割れる。 観戦者が居たならそれごと両断ないし焼殺するだろう乱舞の交錯。 それは誰も介在することの能わない極限の戦闘であり。 同時に時代も起源も遥か離れた両者が行うある種の対話でもあった。 特にカグツチにとっては。 たとえ己に向ける感情が激しい敵意であろうとも、オロチの一挙一投足並びにその口から出る言葉の一つ一つが得難い祝福だった。 心胆からの楽しさに口元は自然弧を描く。 「楽しいわ――もっとあなたのおはなしを聞かせて、オロチ!」 十拳剣が熱を増す。 歴史に刻まれない十拳剣。 神殺しのためだけに瞬く炎が竜神死すべしと猛りをあげ。 対面しているだけで肌が焦げ落ちる熱を醸しながらも、しかしそれでいて対話の意思は決して捨てない。 そんな矛盾を地で行きながらカグツチは一切不変。 爆熱の中でそれを受け止め時に返しの斬り込みを行いながらヒトの形を保つオロチは、しかしカグツチよりも早く千日手の訪れを感じていた。 “あかんな。キリないわ、此奴とやり合ってたら” 殴る蹴る、切った張ったの勝負では日が暮れるまで終わらないだろう。 実力の拮抗以前に相手の真髄が異質すぎる。 霊核を特効の衰滅剣で貫けば終わると語るのは容易い。 だが実際にそれを可能にできるかどうかは別問題だ。 無理を押して実行すれば逆に此方が焼き切れる羽目になる。 その次元の火力を有しているのだ、カグツチは。 であればどうするか。 オロチの答えは最早決まっていた。 「あ~あ。こんな序盤で使いたくなんてなかったんやけどな…」 即ち己が神剣。 スサノオですら辿り着き得なかった、真作の天叢雲剣。 その全権能解放。 万象衰滅の理を解き放ち、目前の炎神を斬殺するという決定だった。 不死? 不滅? 笑わせる。 あの時代で隆盛を誇った奴らは皆そう思っていた。 だからこそオロチはこれがカグツチを滅ぼす必滅になると確信した上で封を解かんとし。 その予兆を嗅ぎ付けたカグツチは―― 「――や~めた。もう帰るわ」 「は? おい手前、この状況で逃がすと思っとんのか?」 「だってずるいじゃないそれ。わたしは双六で勝負してるのに、いきなり煮えた油を引っ掛けられる気分よ」 呆気なく戦闘を放り捨てた。 逃げることを公言し炎剣を消す。 その身勝手な決定に思わず青筋を立てるオロチだが。 そんなオロチをよそに、ひらひらと手を振りながらカグツチは続けた。 「まだ聖杯戦争は始まったばかりでしょう。 こんな序盤(ところ)で本気を出してたら、わたしもマスターに怒られてしまうもの」 「なぁ」 その言葉にオロチはふうと溜息を一つ吐いて。 それから絶対零度の殺気を放ちつつ、顔はそれとは正反対の美麗な笑みを浮かべてみせる。 「オマエ、オレの事誰だと思っとるん?」 語るまでもない。 これは八岐大蛇。 日ノ本に知らぬ者のない大化生。 高天原すら恐れぬ素戔嗚命が騙し討ちに打って出ざるを得なかった怪物の中の怪物。 一度殺すと決めた竜(カミ)を前に吐くにはその言葉はあまりに傲岸不遜すぎて。 それを己でも理解しているからこそ、カグツチは煽るでも怯えるでもなくただ笑ってみせた。 「わたしのかけがえのない弟であり妹よ。それ以外の言葉が必要かしら」 聖杯戦争に列席した全ての英霊は。 英霊の座を通じ与えられた、人類史に関する一通りの知識を持つ。 なればこそカグツチはオロチの表の逸話は知り尽くしていた。 スサノオに嵌められ神剣を遺し斬首された恐るべき怪物。 だが目前のオロチはどうだ? その姿は八岐の大蛇には非ず。 己よりも頭一つ程背丈の低い童女の姿を象っている。 「オロチ。わたしね、あなたが好きよ。 あなたのことをもっと知りたいの。 あなたの言う通りわたしは何も知らないから。 だからあなたともおはなしがしたいの、わたし」 「オマエと話す事なんざ何も無いわ」 カグツチはそこに物語を見出した。 それは彼女の持っていないものだった。 だから羨ましいと思う。 知りたいと願う。 オロチは目前の神の、救いようのない生涯を辿った忌み神を一蹴する。 誰が貴様になぞオレの物語を話してやるものかと。 「次は殺すぞ糞女。無知は無知のまま斬り殺してやるよ」 「こっちの台詞よオロチ。あなたのすべてを知ってから…わたしがこの火で、あなたを滅ぼしてあげる」 わたしはそれしか出来ないモノだから。 そう微笑うカグツチにオロチも好戦的な嘲笑いを返した。 カグツチが踵を返す。 超高熱のその体が陽炎のように大気へ溶ける瀬戸際。 ふと忌み神は怪物の方を振り返って。 「それはそうと。お姉ちゃんに対する言葉遣いはもうちょっと改めた方がいいと思うわよオロチ。 普通にちょっと泣きそうになったし、もうちょっと礼節と思いやりというものを…」 「そんなんええから早よ帰れや気違い女!」 ◆ ◆ ◆ 「危なかったわ。あと少しで死ぬ所よ」 帰ってくるなりそう言った己がサーヴァントに轟炎司は言葉もなかった。 彼女の戦った場所がどの地域であったかは既にネットニュースの速報を経て把握している。 突如溶岩宛らに融解した地盤。 撒き散らされた破壊の痕跡。 サーヴァント同士の交戦でしか有り得ない惨状である上、そこにはカグツチという炎の化身が関与していなければ不可解と断ぜられるだけの証拠が山のように残されていた。 「次は宝具の真名解放が無いと駄目ね。出し惜しんでいたら勝てないわ、あの子には。 かわいそうなオロチ。真面目に戦っていたなら、きっとスサノオ君なんか目じゃないでしょうに」 「…貴様が何と戦い何を見てきたのかは後で聞く」 民間人の死傷者は零。 だが現場に残された痕跡は、カグツチが結局後先考える事なく暴れ散らしてきたことを如実に物語っていた。 恐らく最初の内はそれも頭の中にあったのだろうが。 同郷の後輩(きょうだい)と事を構えている内に色々吹き飛んでしまったのだろう。 現に今も声は熱を帯び興奮の色合いを隠そうともしていない。 炎司は深く…心底深く溜息を吐き出してからカグツチを睥睨して言った。 「だがそれよりも、貴様には改めて市街戦の何たるかを懇々と説いておく必要があるようだな」 「こんこん? あまり馬鹿にしないで、炎司。いくらわたしが世間知らずと言っても、狐の鳴き声くらいは知っているのよ」 「…いい度胸だ……」 聖杯戦争、その初戦。 八岐大蛇というこの戦でも間違いなく上位に食い込むだろうサーヴァントと事を構え帰還した事実。 それは間違いなくカグツチというサーヴァントの有望さを物語っていた。 十拳剣の真の出力を解禁すればオロチが振るう衰退の神剣とすら張り合えよう神殺しの火産霊命。 だがしかし忘れるなかれ。 彼女が如何に熱くとも。 その火が並び立つ神々の全てを焼き尽くそうとも…。 ――過去は消えない。 そしてその過去だけは。 カグツチの火を振るえば済むというものではない。 轟炎司という男が…父親が。 それを自覚し覚悟するまで。 彼らの…否。 彼の物語は一歩たりとも前には進まないのだ。 【足立区/轟炎司の自宅/一日目・早朝】 【轟炎司(エンデヴァー)@僕のヒーローアカデミア】 [状態]:健康、胃痛 [令呪]:残り三画 [装備]:無し [道具]:無し [所持金]:とりあえず裕福には暮らせる程度の金額 [思考・状況] 基本行動方針:元の世界へ帰還する。 1:ヒーローとしてのあり方に背く気はない。 2:連続焼死事件の犯人が荼毘…燈矢であったなら――。 [備考] ※カグツチから交戦したサーヴァント(八岐大蛇)の概要について聞きました。 【アヴェンジャー(ヒノカグツチ)@日本神話】 [状態]:疲労(小)、体内にダメージ(中) [装備]:無し [道具]:無し [所持金]:無し [思考・状況] 基本方針:お父さまとおはなしがしたい 1:炎司といいオロチといい、皆なんでそんなに怒るのかしら? 2:オロチとはまた会いたい。次は本気で。 ◆ ◆ ◆ 「やられたわ。想像以上に面倒い輩釣り上げてもうた」 己の主たる女神の元へ帰還したオロチ。 その体は表面上は火傷の一つも残らない綺麗なものだ。 だがカグツチに浴びせられた神殺しの炎は今も尚オロチの内側を蝕み続けていた。 これが神よりも怪物に近しい存在であるオロチでなければ。 優れた再生力を秘める竜でなければ、恐らくこの程度では済まなかったろう。 アレは毒だ。 神の因子を持つ者が触れれば放射能のように体内へ滲み込み蝕む死の凶熱を秘めている。 神祖滅殺の火産霊命。 神殺しの十拳剣を担う者。 そして彼女の持つ力はオロチのみならず、その主にとっても他人事ではなかった。 「…炎か。不吉だな」 スカサハ=スカディ。 彼女は零落れた神霊である。 終わり逝く世界から溢れた女神。 もしも彼女がカグツチの炎に触れればその影響はオロチと同等ではまず済むまい。 しかしスカディが口にした言葉は。 神殺しの性質そのものを憂いた故のものではなかった。 「熱いのは、好かぬ」 歯車を違えた神話体系。 大狼を喰らい道化を引き裂き。 神々も同族も等しく焼き尽くした炎。 三千年に渡り愛する世界を蝕み続けた呪い。 女神にとって決して拭い去れぬ傷(トラウマ)がじぐりと疼く。 「オレにしても同じや。 よりによって十拳剣なんて、悪い冗談やと思いたいわ」 からからと笑うオロチだったが。 その眼までは笑っていなかった。 全く不吉にも程がある。 本番の開幕戦でこれとは、まるで未来の暗澹を暗示されたようではないか。 「けどまぁ…だからどうしたって話よ。姫さんもそうやろ?」 「ああ」 だが。 それでも進む道も、辿り着く未来も。 何も変わりはしない。 世界の終わりでは死にきれなかった女神はオロチの問いに確と頷いた。 「わが道に再び炎が立ち塞がるというのなら」 彼女は単に死を待つのみの弱者ではない。 闇雲に生を希求するばかりの獣でもない。 スカサハ=スカディは"歩む者"だ。 あるべき未来に背を向けて。 願いの残骸と無数の屍で橋を架け、あるべきでない未来に歩むのだととうにそう決めている。 「――此度も乗り越えるまでだ。私は既に、炎(ほろび)の敗亡(おわり)を識っている」 神は言葉を違えない。 母であるなら尚のことだ。 何かを失う度に心を痛め。 それでも何かを守ろうと時を重ね。 そして全てを失った孤独の女王は玉座を追われても、這い蹲ってでも明日を探す。 全ては愛する、我が子らのために。 【板橋区・郊外/廃教会/一日目・早朝】 【スカサハ=スカディ@Fate/Grand Order】 [状態]:健康 [令呪]:残り三画 [装備]:無し [道具]:無し [所持金]:無し [思考・状況] 基本行動方針:勝ち残り聖杯を手にする。 1:…炎か。 [備考] ※オロチから交戦したサーヴァント(ヒノカグツチ)の概要について聞きました。 【バーサーカー(八岐大蛇)@日本神話】 [状態]:体内に神殺しの熱が残留(中程度。時間経過により改善されます) [装備]:天叢雲剣 [道具]:無し [所持金]:無し [思考・状況] 基本方針:聖杯を獲る。 1:当分は遭遇戦で敵を削っていく 2:アヴェンジャー(ヒノカグツチ)は次は必ず殺す 3:殺せないのなら二度と会いたくはない。心がふたつある
https://w.atwiki.jp/mtg2384/pages/73.html
開催日:2010 / 08 / 16 参加人数:???名 フォーマット:レガシー(~M11) Only at Gen Con autolink 優勝:Goblin‐Rb 準優勝:Charbelcher 第3位:Show and Tell‐Stiflenaught 第4位:Bant‐New Horizons 第5位:UW Control‐Landstill +R 第6位:CTG‐UGWR 第7位:Merfolk‐Uw 第8位:Burn 優勝:Goblin‐Rb 使用者:Ryan Messick Main Deck 1《乾燥台地/Arid Mesa》 4《婆のあばら家/Auntie s Hovel》 4《Badlands》 2《蛮族のリング/Barbarian Ring》 1《血染めのぬかるみ/Bloodstained Mire》 4《山/Mountain》 1《沸騰する小湖/Scalding Tarn》 4《不毛の大地/Wasteland》 2《宝石の手の焼却者/Gempalm Incinerator》 3《ゴブリンの酋長/Goblin Chieftain》 4《ゴブリンの従僕/Goblin Lackey》 4《ゴブリンの女看守/Goblin Matron》 4《ゴブリンの群衆追い/Goblin Piledriver》 4《ゴブリンの首謀者/Goblin Ringleader》 4《ゴブリンの戦長/Goblin Warchief》 1《鏡割りのキキジキ/Kiki-Jiki, Mirror Breaker》 2《包囲攻撃の司令官/Siege-Gang Commander》 1《棘鞭使い/Stingscourger》 2《巣穴の煽動者/Warren Instigator》 1《ボガートの汁婆/Wort, Boggart Auntie》 4《霊気の薬瓶/AEther Vial》 3《巣穴の運命支配/Warren Weirding》 Sideboard 1《ゴブリンの王/Goblin King》 1《ゴブリンの名手/Goblin Sharpshooter》 1《稲妻/Lightning Bolt》 4《精神壊しの罠/Mindbreak Trap》 3《Pyrokinesis》 1《大祖始の遺産/Relic of Progenitus》 3《トーモッドの墓所/Tormod s Crypt》 1《巣穴の運命支配/Warren Weirding》 準優勝:Charbelcher 使用者:Matthew Hazard Main Deck 1《Taiga》 4《Elvish Spirit Guide》 4《猿人の指導霊/Simian Spirit Guide》 3《通りの悪霊/Street Wraith》 4《ほくちの壁/Tinder Wall》 4《金属モックス/Chrome Mox》 4《捨て身の儀式/Desperate Ritual》 4《巣穴からの総出/Empty the Warrens》 4《ゴブリンの放火砲/Goblin Charbelcher》 4《土地譲渡/Land Grant》 4《ライオンの瞳のダイアモンド/Lion s Eye Diamond》 4《水蓮の花びら/Lotus Petal》 4《魔力変/Manamorphose》 4《発熱の儀式/Pyretic Ritual》 4《炎の儀式/Rite of Flame》 4《煮えたぎる歌/Seething Song》 Sideboard 3《災難の大神/Deus of Calamity》 4《耳障りな反応/Guttural Response》 4《発展の代価/Price of Progress》 4《ザンティッドの大群/Xantid Swarm》 第3位:Show and Tell‐Stiflenaught 使用者:Stephen Schoppe Main Deck 1《Bayou》 1《森/Forest》 2《島/Island》 2《霧深い雨林/Misty Rainforest》 4《苔汁の橋/Mosswort Bridge》 3《汚染された三角州/Polluted Delta》 1《沼/Swamp》 2《Tropical Island》 3《Underground Sea》 1《新緑の地下墓地/Verdant Catacombs》 3《引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn》 4《ファイレクシアン・ドレッドノート/Phyrexian Dreadnought》 1《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique》 4《渦まく知識/Brainstorm》 3《目くらまし/Daze》 1《強迫/Duress》 4《Force of Will》 1《ドラゴン変化/Form of the Dragon》 4《Lim-Dul s Vault》 3《定業/Preordain》 3《実物提示教育/Show and Tell》 4《もみ消し/Stifle》 4《思考囲い/Thoughtseize》 1《拭い捨て/Wipe Away》 Sideboard 3《強迫/Duress》 2《フェアリーの忌み者/Faerie Macabre》 2《ドラゴン変化/Form of the Dragon》 2《クローサの掌握/Krosan Grip》 3《破滅的な行為/Pernicious Deed》 2《真髄の針/Pithing Needle》 1《トーモッドの墓所/Tormod s Crypt》 第4位:Bant‐New Horizons 使用者:Tyler Edwards Main Deck 1《森/Forest》 4《地平線の梢/Horizon Canopy》 4《霧深い雨林/Misty Rainforest》 3《Tropical Island》 3《Tundra》 4《不毛の大地/Wasteland》 4《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》 4《聖遺の騎士/Knight of the Reliquary》 4《タルモゴイフ/Tarmogoyf》 3《土を食うもの/Terravore》 4《渦まく知識/Brainstorm》 4《目くらまし/Daze》 2《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives》 4《Force of Will》 4《思案/Ponder》 4《もみ消し/Stifle》 4《剣を鍬に/Swords to Plowshares》 Sideboard 2《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives》 3《クローサの掌握/Krosan Grip》 2《ロウクスの戦修道士/Rhox War Monk》 3《呪文貫き/Spell Pierce》 4《トーモッドの墓所/Tormod s Crypt》 1《蟲の収穫/Worm Harvest》 第5位:UW Control‐Landstill +R 使用者:John Knapp Main Deck 1《アカデミーの廃墟/Academy Ruins》 2《フェアリーの集会場/Faerie Conclave》 4《溢れかえる岸辺/Flooded Strand》 1《島/Island》 4《ミシュラの工廠/Mishra s Factory》 1《平地/Plains》 2《汚染された三角州/Polluted Delta》 1《トレイリア西部/Tolaria West》 3《Tundra》 2《Volcanic Island》 3《不毛の大地/Wasteland》 4《渦まく知識/Brainstorm》 4《対抗呪文/Counterspell》 2《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》 2《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant》 3《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives》 2《火+氷/Fire+Ice》 4《Force of Will》 2《等時の王笏/Isochron Scepter》 2《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》 2《オアリムの詠唱/Orim s Chant》 1《流刑への道/Path to Exile》 4《行き詰まり/Standstill》 4《剣を鍬に/Swords to Plowshares》 Sideboard 2《青霊破/Blue Elemental Blast》 3《清麻呂の末裔/Descendant of Kiyomaro》 4《翻弄する魔道士/Meddling Mage》 3《赤霊破/Red Elemental Blast》 3《トーモッドの墓所/Tormod s Crypt》 第6位:CTG‐UGWR 使用者:Adam Yurchik Main Deck 4《溢れかえる岸辺/Flooded Strand》 1《森/Forest》 2《島/Island》 1《Karakas》 1《山/Mountain》 1《平地/Plains》 4《沸騰する小湖/Scalding Tarn》 4《Tropical Island》 2《Tundra》 1《Volcanic Island》 4《タルモゴイフ/Tarmogoyf》 2《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique》 4《渦まく知識/Brainstorm》 4《相殺/Counterbalance》 3《対抗呪文/Counterspell》 1《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant》 3《炎渦竜巻/Firespout》 4《Force of Will》 3《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》 1《忘却の輪/Oblivion Ring》 4《師範の占い独楽/Sensei s Divining Top》 2《呪文嵌め/Spell Snare》 4《剣を鍬に/Swords to Plowshares》 Sideboard 1《渋面の溶岩使い/Grim Lavamancer》 2《クローサの掌握/Krosan Grip》 1《セファリッドの女帝ラワン/Llawan, Cephalid Empress》 2《真髄の針/Pithing Needle》 2《紅蓮破/Pyroblast》 2《赤霊破/Red Elemental Blast》 2《大祖始の遺産/Relic of Progenitus》 2《呪文貫き/Spell Pierce》 1《造物の学者、ヴェンセール/Venser, Shaper Savant》 第7位:Merfolk‐Uw 使用者:Tim Hunt Main Deck 4《溢れかえる岸辺/Flooded Strand》 3《島/Island》 4《変わり谷/Mutavault》 2《沸騰する小湖/Scalding Tarn》 4《Tundra》 4《不毛の大地/Wasteland》 2《珊瑚兜の司令官/Coralhelm Commander》 4《アトランティスの王/Lord of Atlantis》 4《メロウの騎兵/Merrow Reejerey》 4《銀エラの達人/Silvergill Adept》 2《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》 2《川の案内者、シグ/Sygg, River Guide》 4《霊気の薬瓶/AEther Vial》 4《目くらまし/Daze》 4《Force of Will》 4《行き詰まり/Standstill》 1《火と氷の剣/Sword of Fire and Ice》 3《剣を鍬に/Swords to Plowshares》 1《梅澤の十手/Umezawa s Jitte》 Sideboard 3《翻弄する魔道士/Meddling Mage》 1《大祖始の遺産/Relic of Progenitus》 3《呪文貫き/Spell Pierce》 3《水没/Submerge》 1《剣を鍬に/Swords to Plowshares》 2《トーモッドの墓所/Tormod s Crypt》 2《拭い捨て/Wipe Away》 第8位:Burn 使用者:Peter Franke Main Deck 19《山/Mountain》 4《ゴブリンの先達/Goblin Guide》 4《地獄火花の精霊/Hellspark Elemental》 4《ケルドの匪賊/Keldon Marauders》 4《Chain Lightning》 4《火炎破/Fireblast》 3《火炎崩れ/Flamebreak》 4《稲妻/Lightning Bolt》 4《マグマの噴流/Magma Jet》 4《発展の代価/Price of Progress》 4《裂け目の稲妻/Rift Bolt》 2《硫黄の渦/Sulfuric Vortex》 Sideboard 4《無のロッド/Null Rod》 3《真髄の針/Pithing Needle》 2《紅蓮破/Pyroblast》 2《赤霊破/Red Elemental Blast》 4《大祖始の遺産/Relic of Progenitus》
https://w.atwiki.jp/ryougisiki/pages/57.html
必殺技 コマンドは右向きの時です。 ※技データはPC版MBAACC1.1.0以降での検証を元にしたものです +目次 双ね鐘楼 236+攻撃A双ね 236+A B双ね 236+B EX双ね(双ね鐘楼・数珠連ね) 236+C 派生波動 236+攻撃 派生中段 214+攻撃 派生下段 214+D 派生A 236+A 派生B 236+B 派生C 236+C 派生下段 214+攻撃orD 虎落笛 623+攻撃A虎 623+A BEA虎 623+A押しっぱ B虎 623+B BEB虎 623+B押しっぱ EX虎(忌み斬り虎落) 623+C BEEX虎 623+C押しっぱ 無明の月 214+攻撃A無明 214+A B無明 214+B EX無明 214+C 隠しナイフ 22+攻撃(空中可能)Aナイフ 22+A Bナイフ 22+B EXナイフ 22+C 空Aナイフ 空中で22+A 空Bナイフ 空中で22+B 空EXナイフ 空中で22+C ナイフ回収回収 22+攻撃 しゃがみ回収 キャッチ 転猫 (空中受身時に)22or44or66+攻撃 玻璃の月 (空中で)236+攻撃A玻璃 空中で236+A B玻璃 空中で236+B EX玻璃 空中で236+C 陰陽螺鈿 421+攻撃A当身 421+A B当身 421+B C当身 421+C 玻璃の月鳶 63214+攻撃A鳶 63214+A B鳶 63214+B EX鳶(月鳶・稲荷返し) 63214+C 直死の魔眼 五景崩落 41236+C 双ね鐘楼 236+攻撃 突進技。 追加入力によって派生技に移行可能。 最大攻撃回数は始動を含めて3回 1段目 A双ね 236+A ダメージ 補正 ゲージ上昇 発生 持続 全体 ガード硬直差 キャンセル リアクト属性 自分 相手 jc sc 750 80% - - ?F ?F ?F - × × × 備考 。 「壱っ」 前進して切りつける上段技。 投げ後のいれっぱ狩り。ただし重なってない。さつきや志貴の2Cとかに負けそう。 B双ね 236+B ダメージ 補正 ゲージ上昇 発生 持続 全体 ガード硬直差 キャンセル リアクト属性 自分 相手 jc sc 750 80% - - ?F ?F ?F - × × × 備考 。 「壱っ」 前進が伸びて発生が遅くなった。 固めの〆の暴れ潰しにたまにつかう。C攻撃から最速で暴れやいれっぱを潰せるため便利。 EX双ね(双ね鐘楼・数珠連ね) 236+C ダメージ 補正 ゲージ上昇 発生 持続 全体 ガード硬直差 キャンセル リアクト属性 自分 相手 jc sc ? ?% ? ? ?F ?F ?F ? ? ? ? 備考 。 ナイフで何十にも切り刻むExエッジ。 ダウン追い討ちにしても地上喰らいになるのですべてヒット。ただし浮いた後受身可能。CC1,05よりjc可能。 2段目 派生波動 236+攻撃 ダメージ 補正 ゲージ上昇 発生 持続 全体 ガード硬直差 キャンセル リアクト属性 自分 相手 jc sc ? ?% ? ? ?F ?F ?F ? ? ? ? 備考 。 「弐のっ」 一段止めより隙が少ない。 ここでヒット確認しよう。 派生中段 214+攻撃 ダメージ 補正 ゲージ上昇 発生 持続 全体 ガード硬直差 キャンセル リアクト属性 自分 相手 jc sc ? ?% ? ? ?F ?F ?F ? ? ? ? 備考 。 ぴょんと軽く飛び「立てっ」で袈裟に斬る中段技。 2段目の236よりも入力猶予Fが気持ち多い。 これ読みで立ちガードする相手に遅らせて出すとヒットすることがたまにあるが、見てから5Aで余裕で狩られてしまうので多様は禁物。 214+Dを警戒し始めた相手に混ぜ込んで当てるのが良さ気。 ここからは三段目の214A、214B が連続ヒットする。 派生下段 214+D ダメージ 補正 ゲージ上昇 発生 持続 全体 ガード硬直差 キャンセル リアクト属性 自分 相手 jc sc ? ?% ? ? ?F ?F ?F ? ? ? ? 備考 。 「こっち」で下段蹴り。ここから3段目には繋がらずここで打ち止めとなる。 あまりに目立たない技なので、対人で使えば「え?」っと思わせることが出来そうな隠れ技。 2段目中段の214+Bを警戒して立った相手に当てることが主な使い道と言える。A波動からの蹴りほうが入力猶予が長い?気がする。ぬるっと出て暴れた相手にカウンターヒットする。 当てても空振りしてもExエッジをキャンセル可能なのが強みで、蹴り後の隙に動こうとする相手に合わせて有利な技を出すなどしていれば、固めを蹴りで中断した時でもゲージを持っているだけで相手の動きを抑制出来る。 蹴りを出すタイミングを散らして『逆択の中段』や『暴れ狩り』『scExエッジ』が脅威なことを意識づけてあげることが大切。 ちなみにDはシールドボタン。 3段目 派生A 236+A ダメージ 補正 ゲージ上昇 発生 持続 全体 ガード硬直差 キャンセル リアクト属性 自分 相手 jc sc ? ?% ? ? ?F ?F ?F ? ? ? ? 備考 。 「参っ」 斬り伏せる、ダウン確定技。 派生B 236+B ダメージ 補正 ゲージ上昇 発生 持続 全体 ガード硬直差 キャンセル リアクト属性 自分 相手 jc sc ? ?% ? ? ?F ?F ?F ? ? ? ? 備考 。 「飛べっ」で逆袈裟に斬り上げる。 地上ヒットでダウンする。Exエッジで追撃可能。 ヒット数が少ないときや214Bの中段技で崩した時には5Bで拾えるのでコンボに持ち込むことも出来る。 ガードされた場合は214A〆より1キャラぶんほど遠く距離が開く。 派生C 236+C ダメージ 補正 ゲージ上昇 発生 持続 全体 ガード硬直差 キャンセル リアクト属性 自分 相手 jc sc ? ?% ? ? ?F ?F ?F ? ? ? ? 備考 。 「参っ」 2段目236が地上ヒット時のみつながる突進突き抜け技。遠目で出してしまうと三段目だけ連続ヒットしない。 当てても空振りでも214+C、や、22+CなどExエッジにキャンセルで繋げることが可能。 キャンセルする技の入力が早過ぎるとヒットするより早く出てしまう場合もあるのでヒット確認はしっかりしたい。 ちなみにBE版はない。ガードされると反確。 派生下段 214+攻撃orD ダメージ 補正 ゲージ上昇 発生 持続 全体 ガード硬直差 キャンセル リアクト属性 自分 相手 jc sc ? ?% ? ? ?F ?F ?F ? ? ? ? 備考 。 「こっち」で下段に蹴りを繰り出す。 ABCどれで出しても出るものはコレ。2段目の214+Dで出るのもコレ。 蹴りがガードされると微妙に距離が開く。 こちらもExエッジでキャンセル可能。 虎落笛 623+攻撃 読みは「もがりぶえ」。 突進して攻撃するのはCと同じだが、BE版がガード可能で性能もほとんど変化しないのでそちらは死に技かもしれない。 前に詰め寄る速さと切り始めに数F無敵判定があるため、青子等の設置技を使い後ろで引きこもっている相手への切り込み易さに定評がある。 空振りやガードされると非常に不利なので単独で出す場合は設置中の相手を狙うくらいに留めたいところ。 A虎 623+A ダメージ 補正 ゲージ上昇 発生 持続 全体 ガード硬直差 キャンセル リアクト属性 自分 相手 jc sc ? ?% ? ? ?F ?F ?F ? ? ? ? 備考 。 ダウン確定。 コンボの締めに使うかどうか。 困っときには対空としても一応機能する時がある。 BEA虎 623+A押しっぱ ダメージ 補正 ゲージ上昇 発生 持続 全体 ガード硬直差 キャンセル リアクト属性 自分 相手 jc sc ? ?% ? ? ?F ?F ?F ? ? ? ? 備考 。 下段技。 相手が立ちガード中であればガードを突破できる。 当たれば623+Bのように空中へ打ち上げコンボ可能。1Fくらいだけ無敵がある。 限界まで離れた所から出すと、端まで届く斬り込み移動ができるが相手が下がれるだけの隙間があれば当たらない。 威力はBEじゃないものと同じらしい。 B虎 623+B ダメージ 補正 ゲージ上昇 発生 持続 全体 ガード硬直差 キャンセル リアクト属性 自分 相手 jc sc ? ?% ? ? ?F ?F ?F ? ? ? ? 備考 。 Aより発生が遅い。 先端で当てれば拾える。ループコンも一応ある。 BEB虎 623+B押しっぱ ダメージ 補正 ゲージ上昇 発生 持続 全体 ガード硬直差 キャンセル リアクト属性 自分 相手 jc sc ? ?% ? ? ?F ?F ?F ? ? ? ? 備考 。 中段技。 Aより発生が遅い。ダウン確定。 こちらは相手がしゃがみガード中であればガードを突破することが可能。当たれば打ち上げコンボ可能。 Aとほぼ同様の切り込み移動距離。 EX虎(忌み斬り虎落) 623+C ダメージ 補正 ゲージ上昇 発生 持続 全体 ガード硬直差 キャンセル リアクト属性 自分 相手 jc sc ? ?% ? ? ?F ?F ?F ? ? ? ? 備考 。 ダウン確定。 相手は打ち上げ花火。コンボに移行可能。 BEEX虎 623+C押しっぱ ダメージ 補正 ゲージ上昇 発生 持続 全体 ガード硬直差 キャンセル リアクト属性 自分 相手 jc sc ? ?% ? ? ?F ?F ?F ? ? ? ? 備考 。 下段技。ただしカットインでバレるので意味が無い。 発生を遅らせて出せる。 相手は上に飛ぶ。 無明の月 214+攻撃 飛び込んで斬りつける中段技。 ただし中段として機能する場面はめったに見ない。 ガード、ヒット、空振り時にSC可能、ただし受付時間が短い。 A無明 214+A ダメージ 補正 ゲージ上昇 発生 持続 全体 ガード硬直差 キャンセル リアクト属性 自分 相手 jc sc ? ?% ? ? ?F ?F ?F ? ? ? ? 備考 。 前方に逆さに飛び相手の髪を削ぐように斬りつける。 相手が立ち食らい状態であればロックした状態でこの技が入る。 浮いた相手を5B 5Bや6A×3で追撃した時につながるコンボパーツ。壁バウンドするので表裏択にも持ち込める。 独特な動きと攻撃範囲から飛び込みや差し込みに向いていそうに見えるかもしれないが、実際は隙だらけ。 4Cに使うとダウンしきった後にも何故かヒットする。ただコンボには移行できない。 B無明 214+B ダメージ 補正 ゲージ上昇 発生 持続 全体 ガード硬直差 キャンセル リアクト属性 自分 相手 jc sc ? ?% ? ? ?F ?F ?F ? ? ? ? 備考 。 こちらは斬り付ける軌跡が変わり、中距離からぶっぱなすとしゃがみにもあたる中段技。 しかしガードで乙なのでしゃがみガードに徹して油断している相手以外にはあまり振れない。sc可能。 EX無明 214+C ダメージ 補正 ゲージ上昇 発生 持続 全体 ガード硬直差 キャンセル リアクト属性 自分 相手 jc sc ? ?% ? ? ?F ?F ?F ? ? ? ? 備考 。 端から脱出するときにぶっぱなす猛者もいるとか。 モーションは214Aと同じだが、ガードされても様々な技やジャンプにキャンセル可能。 空振り時はキャンセルできず着地まで硬直する。 暗転前の1Fのみ無敵。飛び出すタイプの設置技には余裕で当たってしまうので注意。 隠しナイフ 22+攻撃(空中可能) ナイフを投げつける。 投げつけたナイフは壁に当たると跳ね返り、地面に刺さる(直接地面に当たった場合はそのまま刺さる)。 一度投げたらナイフを拾わない限りもう一度投げることはできない。 H式は跳ね返ってきたナイフに空中で接触すると回収することができる。 Aナイフ 22+A ダメージ 補正 ゲージ上昇 発生 持続 全体 ガード硬直差 キャンセル リアクト属性 自分 相手 jc sc ? ?% ? ? ?F ?F ?F ? ? ? ? 備考 。 真横に投げつけ壁に当たると投げた位置に戻ってくる必殺技。 ガードされても跳ね返る。 有利Fがっつり。コンボパーツとしても優秀。 Bナイフ 22+B ダメージ 補正 ゲージ上昇 発生 持続 全体 ガード硬直差 キャンセル リアクト属性 自分 相手 jc sc ? ?% ? ? ?F ?F ?F ? ? ? ? 備考 。 斜め下に投げる。 こちらも壁に当たれば跳ね返る。 有利Fもないのでほとんど使われない。最速空中ナイフキャッチで相手の意表を突けるかも? EXナイフ 22+C ダメージ 補正 ゲージ上昇 発生 持続 全体 ガード硬直差 キャンセル リアクト属性 自分 相手 jc sc ? ?% ? ? ?F ?F ?F ? ? ? ? 備考 。 軌道は22Aと同じ。 最大5ヒットするナイフを投げる。有利Fをもりもり取れるため、波動下段派生からscで出すとコンボにも行けて面白い。 発動から投げるまで相手が硬直するため起き攻め抜けにも使える。(22+Aにも言えることだが姿勢の低いキャラのシエルや、F式等が前ダッシュ等していると当たらないので注意) 空Aナイフ 空中で22+A ダメージ 補正 ゲージ上昇 発生 持続 全体 ガード硬直差 キャンセル リアクト属性 自分 相手 jc sc ? ?% ? ? ?F ?F ?F ? ? ? ? 備考 。 前方に空中跳躍後、斜め下にナイフを投げる。 空中ナイフ投げは着地まで完全に無防備になる。Aだと着地まで最遅。 使われることはあまりないと思われる技。 空Bナイフ 空中で22+B ダメージ 補正 ゲージ上昇 発生 持続 全体 ガード硬直差 キャンセル リアクト属性 自分 相手 jc sc ? ?% ? ? ?F ?F ?F ? ? ? ? 備考 。 後方に空中跳躍後、斜め下にナイフを投げる。A版とは違い跳躍距離は短いが割りと早めに着地する事が出来る。 ちなみに8hj 空hj 22Bで画面外へ到達できる、式ロケット。 空EXナイフ 空中で22+C ダメージ 補正 ゲージ上昇 発生 持続 全体 ガード硬直差 キャンセル リアクト属性 自分 相手 jc sc ? ?% ? ? ?F ?F ?F ? ? ? ? 備考 。 B版同様に後方に跳躍後、ナイフを真横に投げ付ける。発生は1Fと音速の域。 当てれば着地まで受け身不可なのでエリアルからのコンボパーツにはよく使われている。 ナイフ回収 ナイフ投げの後に跳ね返ったナイフや地面に刺さったナイフを回収する。 H式のとても重要な技。 回収 22+攻撃 近くにあるナイフを回収する。 これを使ってコンボ中にナイフ回収して隙を消し攻撃を繋げるのがH式に求められる技量かもしれない。 しゃがみ回収 H式のみナイフの近くでしゃがむだけでナイフを回収できるという強みがある。 ただし、飛び道具を跳ね返すタイプの技に当たったナイフは上記のコマンド入力でしか回収出来ないため注意。 キャッチ 空中でナイフに接触すると自動で発動。文字通りナイフを空中で回収することが出来る。 空中ダッシュ中に回収すればダッシュをキャンセル出来るため素早く攻撃を繰り出すことができるのが便利。 上手く使えば固めや崩しにも使えるかもしれない。 バックダッシュ中にナイフを回収すると、びっくりする程後ろにすっ飛んでいく式の姿が見られる。 29入力等2を入力した空中ハイジャンプ中のみナイフに接触しても回収はせず素通りする。 転猫 (空中受身時に)22or44or66+攻撃 空中受身時に入力することで出る反撃技。 Current Codeではハーフムーンスタイルでもできるようになった。 技自体はクレセント・フルムーンスタイルと変わりない。 玻璃の月 (空中で)236+攻撃 少し滞空した後に自身中心に三日月を描く技。 一応裏にも判定がある。どの技も壁バウンド誘発。 ダッシュジャンプ中に出すと慣性に乗って飛距離や攻撃範囲が広がる。 A玻璃 空中で236+A ダメージ 補正 ゲージ上昇 発生 持続 全体 ガード硬直差 キャンセル リアクト属性 自分 相手 jc sc ? ?% ? ? ?F ?F ?F ? ? ? ? 備考 。 中段技。でも発生が遅すぎて使われない上に当ててもその後が繋がらない。着地硬直もかなりのものなのでコンボの〆にも微妙…。 相手を殺しきれるときに低ダJC ディレイ236Aなどで使うべきか。 B玻璃 空中で236+B ダメージ 補正 ゲージ上昇 発生 持続 全体 ガード硬直差 キャンセル リアクト属性 自分 相手 jc sc ? ?% ? ? ?F ?F ?F ? ? ? ? 備考 。 上段技。コンボに起き攻めにとなかなか優秀。着地ずらしとしてはどうだろうか。 EX玻璃 空中で236+C ダメージ 補正 ゲージ上昇 発生 持続 全体 ガード硬直差 キャンセル リアクト属性 自分 相手 jc sc ? ?% ? ? ?F ?F ?F ? ? ? ? 備考 。 Exエッジ。B版の威力と受身不能時間を強化したもの。コンボパーツ。 陰陽螺鈿 421+攻撃 相手の技を受け止め流す当身技。 発生と持続がよくわからない。 全体Fは30F弱。 A当身 421+A ダメージ 補正 ゲージ上昇 発生 持続 全体 ガード硬直差 キャンセル リアクト属性 自分 相手 jc sc ? ?% ? ? ?F ?F ?F ? ? ? ? 備考 。 上半身に対する攻撃に当身を取る。しかし、当身後の攻撃(投げる)判定がちっこいため相手の攻撃によってはつかめない。空中攻撃だとなおさら…。 飛ぶ相手に見せれば攻めづらくさせるくらいは出来るかもしれない。 空中に放り投げ、コンボにいける。 B当身 421+B ダメージ 補正 ゲージ上昇 発生 持続 全体 ガード硬直差 キャンセル リアクト属性 自分 相手 jc sc ? ?% ? ? ?F ?F ?F ? ? ? ? 備考 。 下半身に対する攻撃に当身を取る。相手の攻撃によってはやっぱりつかめない。 空中に放り投げ、コンボにいける。 C当身 421+C ダメージ 補正 ゲージ上昇 発生 持続 全体 ガード硬直差 キャンセル リアクト属性 自分 相手 jc sc ? ?% ? ? ?F ?F ?F ? ? ? ? 備考 。 下半身に対する攻撃に当身を取り後ろに投げつける。隙が一番少ない。 こちらはダウン確定攻撃をする。1000ダメージほど。 玻璃の月鳶 63214+攻撃 ジャンプした後にナイフを投げる必殺技。 『隠しナイフ』と同じく投げた後空中でキャッチすることができる。 A鳶 63214+A ダメージ 補正 ゲージ上昇 発生 持続 全体 ガード硬直差 キャンセル リアクト属性 自分 相手 jc sc ? ?% ? ? ?F ?F ?F ? ? ? ? 備考 。 前方に跳躍しナイフを斜め前方に投げる。 相手にガードさせていれば着地後2Aが連続ガードで入るようだ。 ナイフを投げた後すぐにジャンプ入力することで着地まで硬直するところをキャンセルできる。ナイフが跳ね返って来ていればジャンプ後の行動で回収できる。 またヒットしていれば空ダ後JCなどで追撃も可能。 最近ではコンボパーツとしても活躍中。 前方への飛び込みならjcがあるだけ214Aの無名の月よりも少しくらいの安全性はあるかもしれない。 固め中のガード崩しにも重宝されて実用性が見出された。だが隙は大きいので多様は禁物。 B鳶 63214+B ダメージ 補正 ゲージ上昇 発生 持続 全体 ガード硬直差 キャンセル リアクト属性 自分 相手 jc sc ? ?% ? ? ?F ?F ?F ? ? ? ? 備考 。 相手に接近し飛んですり抜けた後、後方にナイフを投げる。本来の意味のめくり技として機能するため逆ガードしなければガードできない。 距離がありすぎるとしゃがむ相手には当たらない。 こちらはジャンプキャンセルできない。 EX鳶(月鳶・稲荷返し) 63214+C ダメージ 補正 ゲージ上昇 発生 持続 全体 ガード硬直差 キャンセル リアクト属性 自分 相手 jc sc ? ?% ? ? ?F ?F ?F ? ? ? ? 備考 。 Exエッジ。立ち位置から後方に少し飛んで「元凶ッ!!」とナイフを放ち善良な人間も悪だと断罪する無慈悲技。某ムックいわく「コンボパーツ」。はて……。 こちらもジャンプキャンセル不可。 アークドライブ(AD) マジックサーキットがHEAT状態の時にゲージを全て消費して使用できる強力な必殺技。 直死の魔眼 五景崩落 41236+C ダメージ 補正 ゲージ上昇 発生 持続 全体 ガード硬直差 リアクト属性 自分 相手 - - - - ?F ?F ?F - ○ 備考 。 コマンド成立から構えを取り暗転、近距離ならガー不ロックから確定。遠距離ではガード可能な上段技。 しかし0距離でも即ロックでは無いので暗転してからでも余裕で抜けられる。 発生は16Fらしく暗転中以外無敵は無し。構えを取り始めた瞬間にゲージを消費するため潰されればロックする間もなく即ゲージ0。 赤ダメがでかい。 ロックできなかった場合はガード可能の突進に変化し、コンボから発動ならダウン中の相手でも入る。 ガードされて反確なためぶっぱは要注意の微妙な締め技と言える。 追記求む!
https://w.atwiki.jp/tyuu2story/pages/133.html
五ページ目-後小橋川司 非常事態にも関わらず、環凪島は落ち着きを保っている。二度目だし。当然といえば当然。前回は史上初の島内全域へ非常事態を知らせるサイレンに叩き起こされた島民達が、即座に情報戦を繰り広げ、事の真相を!その対処法を!と、1%でも生存率を上げる為、あれでもないこれでもない、ここは安全ここは危険と、嘘も真実も背びれも尾ひれも全て飲み込み、限界まで膨れ上がった情報が爆発してパニックが起こる寸前までいったなぁ、と思い出に耽る余裕すらある。 なんだか眠くなってきた。このままシエスタと洒落込みたい気分だ。 そんなまどろみ始めた私とは対照的に、テキパキと環凪島も環凪島で準備に忙しない。何の準備かと言えば、戦争の準備。戦い、争うための準備。今回において、それは、戦うと言うよりは守るための準備に近い。これからこの環凪島に襲い掛かってくる苛烈な攻撃から島を守るための準備。なんせ相手は日本国の軍隊。日本を守る為の設備が日本国民を攻撃しようというのだ。全くもって笑えない。国籍を盾にしても、銃弾は防げないのだから。 現在の日本の軍隊の経緯は複雑で、その存在は極めて厳しい規律の下にある。第二次世界大戦後、一度は放棄した戦力を特殊能力者による国家転覆、そして能力者の存在を理由に復活させたのだ。当然、あんなことがあったにもかかわらず未だに平和ボケし続けているパシフィストからの反発も強く、地球連合(旧国際連合)からもいい顔はされていない。しかし「(*´・ω・)能力者って怖いし、仕方ないよねー(・ω・`*)ネー」といった感じで黙認されている状態である。勿論、専守防衛。血迷っても侵略などという行為には及ばないと誓っている、らしい。何に誓ったのだろうか。神か天皇か太陽か。言を折る、と書いて、誓い。本当は、何を誓ったのだろうか。 力とは麻薬のようなものだ。持ってしまったら、使わずにはいられない。有意義に無駄に。世の為人の為、私利私欲の為に、使わずにはいられない。 「そろそろ道具が届きます」 「苦手なんだよね。あの子たち」 「七五三野先輩にも苦手な人っているんですね」 「どういう意味だ」 午後5時15分00秒。生徒会本部のドアが開く。1秒の狂いもなく、指定された時間ピッタリに到着したのは、七人の男女。七つの道具。 第空道具(零番)、有卦者 食(うけもの みけ) 第惨道具(参番)、九尾借 小鶏(くびかり ことり) 第屍道具(肆番)、刺殺 禊(さしそぎ みそぎ) 第護道具(伍番)、礫圧 王柩(れきあつ おうごく) 第切道具(質番)、霧咲 孔雀(きりさき くじゃく) 第苦道具(玖番)、捻錐 真弓(ねじきり まゆみ) 第銃道具(拾番)、宝華木 遊奈(ほうげき ゆうな) この七人こそ、生徒会の荒事専門。生徒会、防衛部、第壱行動部隊所属『七つ道具』 戦闘能力だけで言えば、学園トップクラス。だが、必要以上に恐れることはない。彼らは「道具」だ。どんなに道具として優れていたとしても、使い手がいなければ、ただの「物」でしかない。 そう、使われることで真価を発揮する優秀な道具たち。 七人は我々に軽く挨拶し、同じ円卓に着くと思い思いに紅茶を淹れ始めた。何だか、どこぞの暗躍専門機関に所属している殺人専門腕利き特殊部隊のような肩書きの彼らだが、まぁ、素顔はぶっちゃけただの学生である。今日も、普通に授業を受けてきているはずだ。因みに部隊や道具の名付け親は、蓬世円とかなんとか。何だよ。仕方なくやっているみたいな雰囲気だったのに、旧大文字なんて使っちゃってノリノリじゃないか。「七番目の刀」で「切(る)」道具、か。割と上手いな。上手いのか? そこら辺のセンスは私にはよく分からないけど。元々「七」という字は小刀で骨を切る様子を表す象形字であるし。 ということは、霧咲孔雀の能力は「切断」なのだろうか。 霧咲孔雀。霧咲、孔雀。 きりさきくじゃく。きりさきくじゃっく。きりさきじゃっく。きりさき、じゃっく。切り裂きジャック。 ハハっ、まさかね。 我先にと円卓に置かれていたクッキーに飛びつき、同じく『七つ道具』である、切れ長の目の美人さん、確か、宝華木優奈に行儀が悪い、と怒られている栗色のセミロングの、まだあどけなさの残る可愛らしい少女の名前に、何やら伝説の殺人鬼的な不穏なものを感じてしまった。なんてことだ。人の名前に対して失礼極まりない。反省。…ナイフとか持ってないよね? 反省。 そして、歓談。歓談である。猥談ではない。この楽しい時間を歓談の一言で片付けてしまうのは、時間の無駄使いにおいて右に出るものはいないと称されたらいいなぁ、と思っている私にとって心苦しいものではあるが、ただでさえ長いこの話しを、さらに意味の無い会話で何ページも消費していくのは、流石に自重しておくことにする。 決して、いきなり7人も新キャラが登場して描写が面倒だから省いた訳ではないし、全員の名前以外のプロフィールが完成していないわけでもない。昔から、なんで「四天王」とか必ず一人ずつ登場するんだろう? 一気に4人出れば主人公倒せるんじゃね? とか、思っていたが、制作側に回ってみると、その謎が解けた。 七五三野先輩は先ほど言っていた通り、普段の無駄に洗練された無駄のない無駄話は何処へやら、といった感じだったが。基本的に八方美人な私は『七つ道具』と貴重な歓談を楽しんでいた。やはり人間、実際にこうして触れ合うことでお互いを理解できるというものだ。どうやら『七つ道具』は、九尾刈さん、刺殺さん、霧咲さん、捻錐さんがボケで、礫圧さんと宝華木さんがツッコミのようだ。有卦者さん(というか有卦者ちゃん、と言った方がいいのだろうか)という名前の、遺伝子の色素情報が狂っているかのような金髪赤眼の幼女は終始、アンパンについている胡麻を一つ一つ丁寧に剥しては紅茶に浮かべるという作業に没頭していたので良く分からない。 行動からみてもボケの部類だ。多分。っていうか電波だ。まぁ、七人もいれば一人くらい電波がいても対処できるだろう。いや、礫圧さんと宝華木さんが完全にスルーしているところから見ても対処できていないのかもしれない。恐るべし、電波。いや、電波というより幼さゆえに暇を持て余しているのだろうか。っていうか年はいくつだよ。七五三野先輩曰く、見てくれに関係なくレディに年齢と体重を聞くと二度と太陽の下で生きていけなくなるらしいので自重しておくことにする。 その七五三野先輩もついに耐え切れなくなったのか、テーブルの上に散らばっていたクッキーの欠片を黙々と掃除しだした。『七つ道具』から見ればこの人も電波だろう。人の印象ってこういう勘違いから固まっていくんだなぁ。 正直なところ『七つ道具』には良い話しが無い。戦闘専門だし、最強の懐刀だし、その実体は謎に包まれている、くらいの勢いだ。本当は学生ではなく、七人の構成操作系能力者が創りだした七つの戦闘兵器の総称だ、なんて噂もある。まぁ、実際は、これなんだけどね。何だろう。安心したような、残念なような、未来の可能性を一つ潰した気分だ。 それにしても『七つ道具』という割に、存在しているのは、0番、3番、4番、5番、7番、9番、10番(分かりやすいようにアラビア数字にしてみた)だけ。残りの1、2、6、8はどうしたのだろう。まぁ、七つ揃っているので数的に問題は無いのだろうが。だったら1~7みたいにすればいいのに。そんな疑問が頭に浮かんだような気もしたが『七つ道具』自身に聞く前に現れた面々のインパクトで、一瞬で、意識の外側へと流されてしまった。 生徒会本部のドアを蹴破るようにして、風紀委員と自警団。それも、委員長と団長という組織のトップがそれぞれの組織の実力を誇示するが如く、自慢の配下を引き連れてぞろぞろと、この生徒会本部へとやってきたのだ。 正直、カチコミかと思った。ついに生徒会に対し総攻撃が始まるのかと思った。そして、蹴破るように入ってきたのは自警団団長だけである、と風紀委員と団長以外の自警団メンバーの面子のために書き記しておこう。 尊大不遜。高慢無礼。倣岸不屈。 自警団団長、玄清十郎の生徒会に対する態度は概ねこんな感じだ。これは彼の性格ではない。自警団と生徒会という関係のせいで、彼は憎まれ役を演じているに過ぎない。本来は、竹を割ったようなサッパリとした性格とのこと。頭は切れるが馬鹿正直で楽観主義。嘘がなによりも嫌いで、嘘がつけない。つかないのではなく、つけない。嘘をつくという脳が無い。良い言い方をすれば正直者。唯一、嘘と言うものを理解できる我々人類の中でも素晴らしく奇特な種類の人間だろう。 「・・・なんだか今、すごく馬鹿にされたような」 モノローグを読まれた!? 脈絡も無く、突然、玄清十郎がティーカップを傾けながら、ぼそりとそんなことを呟いた。大して気にしていない様子で、すぐに暇そうに足を組み、自分の髪を弄り始めたが。人間の直感って怖い。 円卓に着いているのは、自警団団長、玄清十郎。自警団は十王が一人、御神本紫鶴。風紀委員長、夕雁紅葉。風紀委員の期待の新星「両面切札(ダブルジョーカー)」こと小林優。何故、生徒会員の私が風紀委員である彼女の通り名を知っているのかと言うと、風紀委員長の夕雁紅葉があちこちで言いふらしているからだ。 結局、夕雁紅葉と玄清十郎が席に着くなり、2組織合わせて50名近くいた人は、その全てが「お騒がせしました」と一礼して(特に自警団の方々は深々と腰を折ってから)帰ってしまった。本当に力を誇示するためだけに連れてきたらしい。大名行列かよ。権力者の思考回路は良く分からない。 円卓に着いているのは、我々が2名、七つ道具が7名、風紀委員が2名、自警団が2名、計13名。言い忘れていたが、この円卓は13人掛けであり、普段は十二席の会議の為に使用されているものである。 冒頭の生徒会の説明で既に理解されているものとは思うが、改めて紹介しておこう。 環凪学園生徒会『十二席』。 その実体は、代表部代表、諜報部代表、広報部代表、総務部代表、防衛部代表、特別監査会代表、初等部代表、中等部代表、高等部代表、大学部代表、そして生徒会副会長と生徒会長という12名の生徒会の最高幹部とも言える各部代表達によって構成される学生最高の権力を持つ組織の通り名である。 では何故、12名用なのに13の席が用意されているのか。それは、申し訳ないが、正直なところ分からない。 いくつかある話しには、教師や顧問や理事の方々や学園長や、所謂、大人の為の席とか。十二席に直接意見できるレベルのお客様の為の席だとか。昔は13の部署があったとか。数十年前の大戦のパラディンをイメージしているとか。謎の欠番、13番目の幽霊生徒会員の為の席だとか。十二席が発足したのが13日だったからとか。言われれば、あぁ、そうか。と納得できそうなものから、都市伝説や怪談、冗談レベルのものまである。 真相は闇の中に。 まぁ、別に13席あったからと言って困る事はない訳だし。別にいいんじゃないかなぁ。伝統や仕来り、みたいなものだろうか。というか、風紀委員と自警団が来てから、場の空気が若干ピリピリしている。緊張感とでもいうのだろうか。不快さは無く、いい感じに場の空気が引き締まっている感じ。 『ようこそ生徒会へ』 突然、そう響いた声に円卓の面々が反応する。声はするが姿が無い。そして唐突に切り替わるは、壁に埋め込まれているモニターの、その一部。前、生徒会『十二席』の4人。 生徒会代表部代表、唐柿 傘悟(からがき さんご) 生徒会大学部代表、霜鳥 伊里弥(しもとり いりや) 生徒会諜報部代表、国鎌江 冷女(くにがまえ れいこ) 生徒会総務部代表、庵々 歴船(あんどう れきふね) 生徒会の役職は生徒会長と同じく、2年周期で部署ごとに小さな選挙をして変わる。選挙時期は会長選挙から1週間以内。違う点があるとすれば、引継ぎがある、ということ。生徒会長と副会長は連続して執る事が出来ないが、その他の役職は引き続けて執ることが可能なのだ。モニターに移っているのは1週間以内に引退が決定している4人。まぁ、大体こういうのは選挙をするまでもなく、決まっているものだ。おぉ、代表部代表様がおられる。生徒会長と副会長が選挙中で不在となっている今、生徒会の最高指揮権は代表部代表が持っている。相変わらず汚ねぇな。風呂入れや。 『ごめんね。歓待したいところなんだけど、非常事態で全員出払っているからさ。モニターから失礼するよ』 そう言ったのはボッサボサに伸び放題の髪の、一見、浮浪者にも見える汚らしい男。環凪学園生徒会、十二席筆頭にして代表部代表、唐柿傘悟。 全員というのは十二席のことだろう。 「聞きたいことが、山ほどあるんだが。十二席」 食って掛かったのは自警団団長、玄清十郎。 『どうぞ』 と唐柿傘悟。 「生徒会長選挙はどうなった?」 『一旦、休止中よ』 と、霜鳥伊里弥。 「この非常事態の原因は?」 『会長候補の2人が殺し合いをして、その余波が島外にまで及んだので』 と、国鎌江禮子。 「大講堂辺りが立入禁止になっているのは?」 『危険と判断した』 と、庵々歴船。 「そこにいた連中は?」 『非難済みだよ。一戸遥さんの能力はいいねぇ。彼女のおかげで避難がスムーズだったのなんの。素行も問題ない、というか素晴らしいし。是非、ガハラ君と一緒に時期生徒会を担ってもらいたいくらいだよ。僕が副会長辺りに推薦しちゃおっかな? いや、ホント』 代表部代表である唐柿傘悟が推薦するという事は、ぶっちゃけもう決定みたいなものである。 生徒会だ。十二席だ。風紀委員だ何だと言っても、まぁ、所詮、学生の組織ごっこに変わりはない。功績云々関係なく雰囲気でも決まるものは決まるのだ。今の言葉から察するに、十二席としても生徒会長は極ヶ原強也にするつもりだったようだ。待て。現十二席には極ヶ原強也と蓬世円もいる。副会長と防衛部代表として。あぁ、なんか、この2人の名前書くの久しぶりな気がする。 「時期生徒会は、極ヶ原と、その一戸遥ってことか?」 『それは今は関係無いよね』 お前が今、振った話しだろうが。玄清十郎が呆れたように呟く。 「ところで問題児2人はどうした?」 『あぁ、そうだね。そこら辺も含めて、非常事態発令後から今までの説明をお願いしたいんだけどいいかな? 六道くん』 「あ、えっと・・・」 突然、話しを振られて面食らったのは私。 全員の視線が集中する。風紀委員と自警団の視線が痛い。玄さんと御神本さん、それは睨みを効かせるってやつですよ。六道太平はチキンなのでそんなに睨まれると萎縮してしまいます。 やっぱ自警団って怖えー。コホン、と咳払いを一つ。さて、どこから説明したものか。 『あぁ、そうだ。その前にやっときゃなきゃいけないことがあるね』 モニター越しに唐柿傘悟が話しの腰を折る。そうだ。ここからの会話は絶対に誰にも聞かれてはいけない。玄清十郎はフン、と鼻を鳴らすと、御神本紫鶴に視線だけで合図を送る。御神本紫鶴は周囲を見回しながら何度か瞬きを繰り返すと。 「半径30km圏内の電磁波に乱れは無い。不可解な電波も視られない。盗聴器の類は無いとみていい。監視・遮断を継続する」 続いて、居心地が悪そうに目を伏せている暗藍色の髪の少女、小林優に全員が目を向ける。小林優は見られていることに萎縮しているのか益々、縮こまってしまう。何だか親近感。夕雁紅葉が横から声をかけた。 「優。お願い」 「あ、はい・・・。で、では・・・、この場において、全ての特殊能力の発動としょの効果を‘無効’とします」 噛んだ。 しばしの沈黙。 「え、・・・あの」 暗藍色の髪の少女だけがおろおろと戸惑う。そして「マジか」「まさかこのようなことが・・・」「本当に何も使えねぇ」と、口々に自らの能力が一切の効果を発揮しない事に驚く。私もいつもと同じ様に目を瞑ってみるが、瞼の裏が見えただけだった。噂に違わぬ実力だ。 「フッフーン。ウチの優を舐めてもらっちゃ困るねぇ」 上機嫌で風紀委員長、夕雁紅葉が啖呵を切る。 「でも、この状態で普通に盗聴されたら抵抗できないですよね?」 六道太平から素朴な疑問。 「あ、じゃあ・・・、こ、この場に対しての、外部からの特殊能力の発動とその効果を‘無効’としまひゅ!」 自由だなぁ。いいなぁ。その能力。勢い余ってまたしても噛みかけていたが、誰も指摘しない。こういう娘はそこに突っ込んでしまうと、多分、死んでしまうからだ。恥ずかしくて、恥死してしまう。優しさである。 「っていうか、盗聴行為そのものを何とかすればいいんじゃねぇの?」 玄清十郎から素朴なアイデア。 「え、にゃ、なら!こ、この場に対しての、外部からの特殊能力の発動とその効果を含む全ての干渉を‘無効’としましゅ!」 何でもアリか。すげぇ。さすがSランク。また噛んでたけど誰も何も言わない。優しさこそ世界を救うのだ。慈しみの心である。そして、もう誰も意見しない。なぜなら同じボケは3度までだからだ。 始めよう。準備は整った。さぁ、唐柿代表、音頭を取ってくれ、と見上げたモニターには何も移っていなかった。「通信機器に異常発生!」と生徒会員が慌てふためいている。 Sランクってやっぱすげぇ。 『急に繋がらなくなったから、ビックリしたよ。いや、ホント』 あっはっは。と唐柿傘悟が快活に笑う。「ごめんなしゃい・・・」と小林優。 なんだろう、この娘。同じボケは3度までと言ったというのに。喋ると必ず噛んじゃう呪いにでも罹っているのか? ならば病院だ。いや教会だ。彼女に必要なのは、優しさでも投薬でもなく聖水と神への祈りだ。そんなに繰り返すとキャラ的に定着してしまうぞ。可愛らしくサ行を噛みやがって。萌えるだろうが。舌っ足らずキャラが生きるのは幼女って相場は決まってるんだよ。大体、お前キャラ設定に噛み癖なんて無かっただろうが。それ以上続けると一生、喋るたびに噛み続ける事になるぞ。他のSS書きが書くときも噛むんだぞ。時空を越えて噛み続けるんだぞ。どれだけ面倒だと思ってるんだ。 そういえば、私のキャラも少しずつ崩壊している気がする。割と知的な雰囲気を最初は纏っていたはずなのに。地文でこんなにフランクに喋るほうだったっけ。小粋な雑学なんかを織り交ぜつつ状況説明をしていたはずだったのだが。少しずつ脳内の色々なものが漏れ始めている気がする。まぁ、アレだ。漫画の1巻と最新刊で絵柄が変わってしまった感じ。人は常に進化しているのだ、具体的には過去1万文字くらいで。急激な進化である。これが私の真価ということか。退化かもしれない。支払った対価は知的な雰囲気というイメージか。 『じゃ、仕切り直しってことで、始めよう』 パン、と拍手を打ち、唐柿代表が音頭を取る。 『って、アレ? なんで紅茶にアンパン? 紅茶にはドラ焼きでしょう。ちょっと庵々くーん!どういうことー!?』 無視。 「それでは、皆さん。環凪大戦の事は記憶に新しいと思いますが――」 七五三野先輩と自警団の2人以外の以外の面子は意味が分からないという顔。 そうか。居なかったもんね。新キャラ含め登場していなかったから経験していないのか。うーん。どうしようかな。そこを詳細に説明をすると非情に長くなってしまう。2年かかってしまう。そもそもあの災厄は極めて特殊な部類の事例なのだ。経験したものは経験しているし、経験していないものは経験していない。うん。そうだね。意味が分からないね。うーん。なんて言うかな。同じ世界同じ次系同じ空間で存在している者でも、関わっていない者に対しては何も無かったとされてしまっている。あの、忌み疎み称えるべき魔法使いの非常識なまでに非常識すぎる能力のせいだ。しかし忌み疎み称えるべき魔法使いがいなければ今、こうして普通に生活を送ることも出来ていなかったのも事実。元気かなぁ、あのパツキンのねーちゃん。 「略します」 宣言した。 「この生徒会選挙は、とある能力者によって仕組まれていたものであり、その能力者とは、数十年前に世界に対し攻撃を仕掛けた13人組(パラディン)の生き残り「死唱の魔法使い」です。で、その目的とは蓬世円代表がこの環凪島に住まう全ての能力者に対し創ったルールを覆すこと。手口は刑務島より同じく13人組(パラディン)の生き残りである「直死の魔眼」を脱獄させ、その両眼を研究所所長である月居龍彦氏の手によって、秘密裏に製造していた生物兵器に移植し、環凪島に対し攻撃を仕掛けるというものでした。その計画が座礁に乗り上げていた「死唱の魔法使い」は手っ取り早く計画を遂行しようと生徒会長選挙に目を付けました。本来は生物兵器を蓬世円にぶつける予定でしたが、同じく対抗できそうな極ヶ原強也をぶつけることにしました。特級保持者の機密をばら撒き、蓬世円を極ヶ原強也の対立候補として擁立させ、極ヶ原強也には蓬世円と直接対決するよう仕向けました。結果は、この非常事態です。しかし、その程度で蓬世円がルールを書き換えるとは「死唱の魔法使い」も思ってはいません。最終的には全能力者と日本国軍隊をぶつける予定でした。しかし、そこで問題が発生します。私がこの世界に存在したことです。私の能力を持ってすれば、その計画はどんなに隠しても筒抜けてしまう。そこで、世界の未来から私を抹消し、私の視点を動かすことで未来視を狂わせました。しかし「死唱の魔法使い」は七五三野先輩の事を知らなかった。高ランクでもなければ、特級保持者でもない能力者になど目を止めなかった。私は七五三野先輩の助言で本来の未来を、私が存在するこの世界の未来を視ることに成功しました。そして、その事実を極ヶ原強也、蓬世円の両名に伝えました。2人は現在、研究所に殴りこみに向かっています。我々がやらなければいけないことは、2人が主犯をぶっ飛ばすまで、この環凪島を守ることです。という訳で、この生徒会総会、そして生徒会長選挙というのは、主犯にとってかっこうの的だった。という訳です」 一息に喋り、私はティーカップを傾ける。13名の前で、私は事のあらすじを説明し終えた。現時点では、忌み疎み称えるべき魔法使いは我々の敵でしかない。だから主犯。いや、違うな。主犯は、月居龍彦。その黒幕こそが魔法使い。うん。これならしっくりくる。 ふん。ネタバレなど構うものか。人生がネタバレの嵐である私にとって、この程度のネタバレはネタバレのうちに入らない。環凪大戦に反応した3人は「そういうことか」と頷いている。 「え――っと、つまり・・・、どういうことだってばよ?」 風紀委員長、夕雁紅葉がどこぞの金髪の忍者ばりの意味不明な質問をしてきた。その内、「六道ェ・・・」とか言い出しかねない。どうやって発音してるんだそれ。早くこっちに戻さないと。 「つまり、原因は蓬世円の創った一つのルール。今、やらなければいけないことは軍の攻撃から環凪島を守ることです」 「一つのルールってのは、何?」 おおっと、それを聞いちゃいますか。まぁ、それも話さないといけないのだけれど。 「環凪島で死者ってあんまりいないですよね」 「・・・なんの話?」 「いえいえ。不思議じゃないですか? これだけの能力者が集まって、いざこざなんて日常茶飯事で。行事となれば、こんな殺し合いのまがいものみたいなことまでしてるのに」 「そう言われると・・・、」 「所詮、この学園そして環凪島でいくら殺し合いと叫んでも、規律の保護が有る限り死に至る事は難しいのですよ。学生や島民は気づいていないでしょうが、あるルールに縛られている。指一本で人を殺せるような能力者が集まるこの環凪島で、その儚い命を常に守ってくれている、とあるルール」 「・・・」 「学園は全ての能力者を受け入れます。例えそれがどんな能力者であっても。なのに何故、学園は破綻しないのでしょうか? 方舟部隊という強大な力を持った組織が睨んでいるから? 「Ancient Ability」という他を圧倒する混沌が存在するから? 学園自体が混沌であり破綻すら飲み込むから? 否、学園には秩序が存在します。全ての混沌を支配する秩序が」 「・・・」 「何故、平和を守るのが風紀委員と自警団で、生徒会は秩序を守ると規程されているのか。ルールを創るという至高の能力を持った能力者がたった一つ。たった一つだけ創ったルール。それが事の発端です」 ウザイくらいにもったいつけて話す私の語りを夕雁紅葉は真剣な面持ちで聞いている。調子に乗りすぎて、一つとんでもないネタバレまでしてしまったが、この雰囲気に飲まれている彼女は気付いていないだろう。危ない。危ない。 「・・・じゃあ、その、主犯は環凪島で殺し合いをしたいってこと?」 「いえ、それもあるでしょうが、正確には蓬世円を葬ってしまいたかったんでしょう。事実、それだけの能力を有していますから「死唱の魔法使い」は。そこに「直死の魔眼」と最強の生物兵器2体に加え、研究所と所長の月居龍彦氏、さらに環凪島の能力者に日本軍まで加われれば、流石の彼女も寝起きならちょっとキツイかもしれません」 「それでちょっとなんだ・・・」 「彼女は「最強」ですから。彼女と真面目に戦うなら地球を賭ける必要があります」 「星間戦争クラス!?」 「スターウォーズですね。勝っても負けても地球が壊れるので、結局みんな死にます」 「それでも彼女は生き残りそうだね」 「事実、可能ですね。しないだけで蓬世さんは生身で宇宙遊泳どころかブラックホールに突撃できますから」 「帰ってこれないじゃん!」 「事象の法則を無視してしまえば可能です。蓬世円という存在を中心に事象の地平線を否定しますので。元々、時空間を日常的に弄繰り回している彼女なら呼吸するレベルの行動です。もっと簡単にするなら『絶対規律』で蓬世円という存在そのものを絶対的に反則的に永久的に不可侵的に固定してしまえば、いいだけです。もうそうなったら、その能力を覆さない限りビッグバンですら彼女を傷つけられません。まぁ、可能だとしても彼女はやらないでしょうけど」 「生徒会の行動部代表はバケモノか・・・!」 「どこにでもいる女の子の一人ですよ。彼女は」 「なんという紳士!」 なんだろう。すごく話しやすい。安心する。 「んで、環凪島を守るって具体的にはどうするんだ?」 こちらもこちらで絶妙なタイミングで入ってきたのは自警団団長、玄清十郎。 「軍の攻撃ですが、ミサイルと最新の機巧兵器だけです。この攻撃には能力者相手に軍の新兵器を思う存分ぶっ放したい、という策略もあるので、全力で潰しにくる、という感じではないです。建前上、攻撃しなくちゃいけなくて、どうせなら色々やりたかったことやっとこう、って感じですね」 「なにそれ酷い。私達で人体実験ってこと?」 「当たらずとも近からず、ってとこでしょうか」 「全然、違うってことだよね!?」 「ミサイルと最新の機巧兵器だけ、っつっても結構なもんだぜ?」 「その辺は心配入りません。島内のSランクを有する生徒全員に出動要請が出ていますから。さらには非常事態に関する取り決めの第16条により、生徒会からは『七つ道具』の出動が決定していますので、負けることは無いと思います」 「そいつは楽しいケンカになりそうだな。風紀委員も出るのか?」 玄清十郎が不敵に笑う。 「当たり前じゃない!今回は特例だわ。この件に関しては私も面倒とは言ってられないし…」 「ハッ・・・『門前払い』のセリフとは思えんな」 「な――私だって常識は持ってるわよ・・・!」 「どうだか。2ヶ月前の事件を俺達に丸投げしたのは誰だ?」 「あ、アレは、諸事情により、その、なんていうか、仕方なかったのよ!」 「仕方ない、ねぇ?」 「何よ?」 「ところで理事会は?」 風紀委員と自警団の小競り合いを横目に七五三野先輩。 「今回も関わらない方針のようです」 環凪学園は割と放任主義なのだ。大戦の時は大いに関わったが。生徒が起こした問題は生徒が片付けるのが環凪島流である。例えそれが何であろうと、だ。裏設定を知らない学園にとって、この事態は学生がはっちゃけ過ぎた結果、政府が怒った、くらいにしか認知されていないだろう。教わる側が能力者なら教える側もまた能力者なのである。 「まぁ、Sランクに召集をかけたところで何人集まるかは分かりませんが、4~5人いれば十分でしょう。区分は・・・、どうしましょう」 『あぁ、それについては用意してあるよ』 再び登場、浮浪者風代表部代表、唐柿傘悟。 『こんな感じ』 その言葉と同時に、モニターが切り替わる。 そこには、分かりやすく環凪島のマップに3組織がそれぞれ何処を担当するのかが描かれていた。 『ま、別にこんなの気にしなくていいし、好き勝手やってもらって構わないよ。いや、ホント』 「そうか」 胡散臭くにっこりと宣言した唐柿傘悟を一瞥し、玄清十郎が席を立つ。 「丁度いい機会だ。好き勝手、やらせてもらうぜ。・・・行くぞ紫鶴」 「ガッテン」 「ハルモン」 自警団語だろうか。そのまま2人は、あっさりと生徒会本部を出ていってしまう。 「じゃ、私達もこれで」 次に席を立ったのは風紀委員組み。その背中を見送りつつ、私は何だか物語が動き出しそうな気配を感じていた。なんだろう。ティータイムは終わりなのだろうか。まぁ、流石に「生徒会本部で打ち合わせをしました」という16文字で説明できる事柄だけで、普通原稿用紙35枚分以上も楽しめば十分といえば、十分だけど。 「冷めたな」 「淹れなおしますか」 時刻は午後6時半前。にしても2組織が来てから『七つ道具』は静かだ。一言も発していない。ただ置物のようにそこに佇んでいる。まぁ、それも道具たる故。道具は意見しない。意思を見せてはいけない。それが道具としての正しい姿。ただ、持ち主の望むように動き、望む結果を手繰り寄せるだけ。ここに道具を取り寄せたのは、事前に立場と現状を把握しておいてほしいからである。 彼らの使い方を知っているのは、ただ一人。彼らを使いこなせるのは、ただ一人。彼らが持ち主として認めているのは、ただ一人。 最強の持ち主が使う七つの道具たち。七人の能力者を使いこなすは最強の能力者。 だからこそ彼らは強く、無敵なのだ。
https://w.atwiki.jp/trpgmerulys/pages/97.html
カスケ:さて、シャノンよ。 旅を続ける決意をしたならば、儂は、そなたにちょいと問いかけをしよう。 なに、おぬしに損はない。どちらかというとおぬしが一方的に得をする。 儂は、ひとつだけ問いを投げかける。 おぬしは、それに何度答えてもかまわん。期間も無期限じゃ。 違っていたら違っていたと告げる。 正解なら正解と告げる。 他者に知恵を借りても良い。相談しても良い。 ただし、回答するときは儂以外の人間がいない場ですること。(※ メタ的に言うと、チャットではなくメールやメッセージでのやりとりをするということです) 正しい答えを儂に返すことができれば、儂はおぬしに、「メルリースについての真実」をすべて語ってやろう。 虚実はいっさい交えん。なにもかもすべて教えようぞ。 もちろん、他者とも情報共有するがいい。なんなら皆の前で話してやる。 儂が語って足りぬ部分は、質問すれば、余すこと無く答えよう。普段のように茶化したりはせぬぞ? さて、問いかけをするかのう。 『 メルリースとは 何ぞや? 』 この問いには、数多くの「正解」が存在するじゃろう。 しかし、そこは「シンパシー」というゲームのルールを採用でいく。 儂が「これが正しい」と思う答えと、まったく同じ答えができたら、それが正解じゃ。 それ以外は、『儂にとっては』正解ではない。 儂は、今思っておる答えを変えることはないし、これまでもこれからも、未来永劫変わらん。 絶対の、ひとつの答えだ。 さあ、シャノン。 何ヶ月かかってもよいぞ? 儂の問いに、答えられるかのう? シャノン:メルりんについて、ですか…。 いっそ魔術師の名前だとかだったら気が楽なのですかそうでもなさそうですし、正直に言えば、答えにたどり着けるかも怪しいですが努力してみます。 私は、こう言うと被害者の方には申し訳ないのですが、メルリースが完全な悪には思えないのです。 パンドラの箱のようにも見えるというか、神のような存在かまたは作られた存在なのか…。 時間は掛かると思いますが、自分なりの答えを探して、何度も挑戦しようと考えています。 今はまだこれだけしかお答えできなくて申し訳ございません。 カスケ:『メルりん』!?Σ これはこれはまた、面白い呼び名をつけたものよ。新鮮じゃわい! なんとも可愛らしいのう(笑) 『魔術師の名前』なら、なぜ気が楽なのか。 まあ、どうやら儂に「回答」したのではなさそうだから、意見だけ言おう。 儂なら、『魔術師の名前』なら恐ろしいぞ。 そんなものが、ここまで大きくなるには何かの要因が隠れているに違いないじゃろうからな。 被害者に申し訳ない、か。 ほっほっほ、何がメルリースかもわからないのに、被害者が誰かもわからぬのう。 おぬしが何を被害と見なしているのかわからぬが、その被害は、メルリースが起こしたという、なにか確証があるのじゃな? 違っていたら冤罪じゃなあ。 おぬしが被害者としたモノに対しても、失礼なことじゃて。 『パンドラの箱のようにも見えるというか、神のような存在かまたは作られた存在なのか』 ぼそぼそ呟いておらず、それをそのまま儂に「回答」としてぶつけてみい。 正解ではなくとも、儂の返事が新たなヒントとなるやもしれぬ。 正解ならもうけものじゃしな! 儂は、何度答えても良いと言った。 この問答に、失敗はあり得ぬのじゃよ。 おぬしは何にも囚われんでよい。 おぬしという存在が、倫理も情も絡めぬおぬしというモノとして。 ただ、脳細胞を巡る英知のしずくに従い、なんとでも答えるがよい。 答えが出なくてもかまわぬのだ。 ま、肩の力をすーっと抜けい。 ああ、ひとつだけ先に言っておく。 儂は『メルリース』じゃ。カスケという存在は間違いなく『メルリース』。 しかしそれは、儂の求める答えと『違っている』。 …何かヒントになったかのう? シャノン:名前というものは使い方次第でかもしれませんが、気にしないで下さい。 まあ、確かに冤罪という事もありますが、サニーチップでの出来事は『メルリースのしずく(仮)』だと言われたので、そこのかたがたからすれば、ということです。 しかしそう言われると更に悩みますね。 ここからは質問です。 あなたはご自分もメルリースだと言いました。 エティックさんも同じことを言っていました。 ならば、他の短剣に宿っていた方々も『メルリース』なのでしょうか。 カスケ:ほう? サニーチップで何かあったか? ……ふむ。『しずく』が降ったか。しかも広範囲で各地に…。 あまり時間がないということか…。(一人考えている) 質問、確かに受け取った。 儂は自分をメルリースと言った。それは確かじゃ。 エティックも同じことを言っていたか。そうか…。 で。 『他の短剣に宿っていた方々』と言われると、儂は、 「まず、短剣に宿るという部分の真意、あるいはメカニズムを教えよ」 と、問いたくなるなあ。 儂はその短剣に宿っているかと聞かれれば、否。 他の者に関しては、他の者に直接聞いた方が手っ取り早いような気がするぞい? そして。 『これはメルリースかどうか』という質問は、『これは正解ですか』と聞いている様なものだと思うのじゃが、それはずるっこではないのかのう?(失笑) シャノン:……Σ あ、そうですね。 すみません。 では、質問を変えます。 あなた方を作った(?)方はエティックさんと知り合いですか? その魔術師の方が短剣を作られたのでしょうか? カスケ:ほっほっほっほ。 いくらでも質問するがいい。 儂らを作った方、とな? ふうむ。 『悪意とエゴと権力欲と選民思想と小心者の考え』ではないかのう? エティックはまあ、まったく知らんとは言えんと思うが、現在においてはその記憶はないじゃろうな。 永遠に思い出さなくていいと儂は思う。 短剣はのう。 『自然発生』したのじゃ。 半ば偶然の産物か? まあとにかく、誰一人として、作ろうとして作った訳ではないじゃろう。 しかし、出来てしまった。 要因はいくつもある。ひとつには絞れんな。 で、魔術師とは誰のことを言っておるのか、はてさて? シャノン:ありがとうございます。 質問ばかりですみませんが…。 あなたの言う、(エティックさんがその記憶を)永遠に思い出さなくていいと思うという理由はなんですか? エティックさんの胸にいるものは、意思を持った…なにか呪いというか生き物かなにかなのですか? 短剣が出来た要因の中で、1番大きな要因はなんですか? 魔術師とは…(短剣の中の人の名前がわからない事に気づきました) シルバーブルーさんたちを名づけられた方と、エティックさんの魔術の師匠は同じ方でしょうか。 それかその二人は知り合いだったりしますか? カスケ:ほうほう。 問いかけ方が、ポイントを絞り込んだものになってきたな。 それでよい、それでよい。 人間同士の会話で誤解を生む一番の原因は、目的が相手に伝わらず、誤解されたり、内容が改変されて受け止められることじゃ。 儂はそれをわざとやっておるが、それは人生の練習として決して無駄にはならんぞ。 『エティックがそれを永遠に思い出さなくていい』という理由。 メリットがないからじゃ。 そうじゃな。 事故に遭ってひどく痛い思いをしたとしよう。 事故に遭ったという認識は必要じゃが、事故当時のことをつぶさに詳細に、何もかも思い出す必要はあるかいのう? むしろ、永遠に思い出さない方が楽に生きられはしまいか? 『エティックの胸にいるもの』……。 むう。これは、答えにくい問いかけをされたな。 意思を持っているかといえば、そうだとも言える。そうでないとも言える。 呪いかといえば、そうだとも言える。そうでないとも言える。 生き物かかといえば、そうだとも言える。そうでないとも言える。 YESかNOでは答えられぬ問いじゃ。 『短剣が出来た要因の中で、1番大きな要因は』 「無知から生まれた恐怖」じゃよ。 ブルー達の名付け親と、エティックの師匠は別人じゃ。 当時は、魔術師という存在は、自然と伴にある魔術を行使する者、ドルイドに近い存在であった。 生まれつきの素養なくしては絶対になることはできぬし、修行の最中に大半は命を落とす。 「魔術師」を名乗ることができたのは、ごくわずか。 魔術師同士が互いを知らぬはずはない。 だいたい、あの御人が、エティックを託したのじゃからなあ。 厳しくも善なる魔術師だったのじゃろう。エティックの師匠はな。 同じ魔術師であっても、ブルー達の名付け親では、エティックに術を教えることはできなんだのじゃよ。 それはもう、絶対の理由でな。 シャノン:…楽に生きられるかもしれません。 でも、私だったら、思い出す方を取りたいです。 其れも含めて自分ですから。 でも、カスケさんの言われた事を否定するわけではありません。 エティックさんのことを思いやっての考えに感じたので。 質問の続きですが… エティックの胸にいるものはマユラさんの痣と同じものですか? その2つは同じ人か、ものか、どちらにしろかけた方は同じなのですか。 同じ魔術師であっても、シルバーブルーさんたちを名づけられた方では、エティックさんに術を教えることができない絶対の理由とはなんですか。 エティックさんの師匠である方が、シルバーブルーさんたちを名づけられた方へ彼を託したのは何故ですか。 それはエティックさんのことを『忌み子』だといわれた事に関係しますか。 古代王国があった、まだ平和な時にカスケさんや…あの、ライオン(名前が出ない)のかたがもっと小さい頃に一緒に過ごした人たちは、現在の王家の元になったとか、そういう方ですか。 もし、メルリースを倒したとして、そうしたら、エティックさん、ヘリオスさんは死んでしまうのでしょうか。 1度死んでいるのだから、この表現はおかしいかもしれませんが、本当の死を迎えてしまうのですか。 それから、回答とは言えないかもしれませんが、とりあえず。 エティックさんのした事から始まって、世界を、人間を憎んでいる存在に理由はともかくそれに深く関わっている方々の事を、メルリースと呼ぶ、または名乗っていられるのではないでしょうか。 世界を、人間を憎んでいる存在がメルリースで、でも初めからそうであったとは思えないのです。 出来ればまたあの温かい日々を、とエティックさんがメルリースへ望むのなら(エティックさんだと仮定して話しています)、かつてそんな日が存在したと思います。 メルリースはエティックさんにとって、とても大切な存在で…。 メルリースは神に近い力を持っていると思います。 けれど、何故か、小さな子供にも思えて…。 他の方が言う『メルリースを倒す』に現状では賛成することが出来ないのです。 憎む事になった理由も分からずに、こうなった原因はと言うのはちょっと、納得できないです。 結局、メルリースは何かといえば、神といわれる存在と同じような力を持った、かつて愛された分憎しみを抱いてる、子供みたいに純粋な存在かなと思います。 だから、関わった人によって、見方が変わるというか、人の行動を心を映す鏡のようにも感じます。 カスケ:シャノンは、思い出す方をとるか。 それは、やはり人それぞれの答えなのじゃろうな。 儂はエティックではない。エティックが望むものこそが真。 儂のお節介も過ぎたるものよ…。 『エティックの胸にいるものはマユラの痣と同じものか』 シャノン、おぬし、本当に儂の問いに答える気があるのか? 単に、儂しか答えられなさそうな、気になっておることを尋ねておるだけではあるまいな? まあよい。さて、質問への答えじゃ。 同じではある。しかし、違ってもいる。 同一とは言えぬ。しかし、別物とはできぬ。 そうじゃな。簡単な言葉を使おうか。 それは『メルリース』じゃよ。 ほっほっほっほっほ。 『同じ魔術師であっても、エティックに術を教えることができない絶対の理由とは』 あの御人は、厳しさが足りなかったのじゃ。 魔術師になるには、死を覚悟せねばならん。 鍛える側も、殺すかも知れぬという覚悟がいる。 優しすぎる魔術師は、自らの苦痛には耐えられても、それを他者に与えるのは耐えられなんだのじゃ。 エティックが『忌み子』とされるのは現在であり、過去の事象ではないと儂は思っておるぞ? 「古代王国があった、平和な時」? 古代王国時代が、なぜ平和じゃと? 真に平和なら、古代王国は永遠であり、滅びなどしなかったのではないか? ああ、ライオンの名はフレイムソニアじゃ。炎の獅子…トウガラシとでも覚えてやれ(笑) 『メルリースを倒す』か…。 さあのう。どうなるやら。 儂は、そっち側の考えにまったく興味が無い。 倒すという意味すら解らん。 シャノン、馬にでも聞いてこい。 ん?やっと回答する気になったか?(嬉しそう) 随分と長いのう…(^_^;) それだけ長々と言えば、正解の部分も存在するであろうよ。 しかし、間違った部分も同程度に存在しておるなあ。 そこをもっと絞り込まねば、儂は正解も不正解も、何も言えんぞい? 『神といわれる存在と同じような力を持った、かつて愛された分憎しみを抱いてる、子供みたいに純粋な存在』 だから、それはいったいなんじゃと問うておるというに(大笑) それは回答ではない。おぬしの推測じゃよ。 シャノン:そうですね。 それはその人自身が決める事だと思います。 簡単な言葉だと、そうですか。 エティックさんの短剣の模様とメルリースのしずく、と呼ばれたものが似ていたので、なにか関係があるのかと思っただけです。 気になったことをどうせ聞くなら、私なら真っ先に『リーリア様の年齢はいくつか』と聞きますよ。 ギルドで話題になっていたので…非常に気になります。 いえ、一部の方と短剣をあわせたときに見えたものが、平和そうに見えただけです。 永遠に平和というのは、其れこそ難しい事ではないでしょうか。 どんなに高度な技術や魔術を持ってもいても。 変わり続けるものを、止めてその日々を繰り返させない限りは…そんな気がします。 ああ、フレイムソニアさんですね。 あまり変なあだ名をつけるのはどうかと。 いっそ自分にも何かあだ名でもつけてあげると良いと思いますよ。 それに、シルバーブルーさんは、〆て食べますといっても口を割らないような気がするので難しそうですね。 …回答は、自分でも長い、微妙と思ったので、反対に言葉少なに返事をされると凹みますね。 分からない事を具体的に回答するというのはとても難しいですね。 回答…。 この世界そのものとか? この世界と同時生まれて世界を作ったものとか…曖昧かもorz カスケ:エティックの短剣の模様と、メルリースの『しずく』と呼ばれるモノか。 深い関係がある。というより…。 まさに『それ』が紋様化したのじゃろうなあ。 リーリア…小娘の年齢か? 300は超えておるはずじゃが。 しかし、肉体の年齢は11歳で止まっておるはずじゃ、初潮すらあやし(見えない何かに殴られてゴムマリのように転がっていった) 「平和そうに見えた」…か…。 それは平和と言うより、幸福と言うのかもしれん。 人は、たとえ平和でなくとも、幸福を感じることが出来る希有な生き物じゃ。 『永遠に平和』というのは、確かに矛盾しておるかもなあ。 人間が統治するという上にて、継続するという意味で儂は言ったが、それは確かに『永遠に平和』とはちと違うか。 そうじゃなあ。 存在するとすれば、『過去の思い出』。 それは永遠に変わることない平和じゃろう。 かっかっか! 変なあだ名と言いつつ、一発で覚えたじゃろう! おぬしの記憶の手伝いをしておるのじゃ、礼を言わんか、礼を(笑) 先に言うたと思うが、儂はブルー、ソニア、フォルトの名前を、キラネームとは言ったが、悪い名だとは言っておらんよ。 愛が籠もり、意味が籠もり、呼ばれるだけであの御人を思い出す、深き深き、いつくしみの名じゃ。 儂の名も、もしかしたらそういう類いであったのかもしれんな。 まあ、自分の名のことは、よく知らんのじゃが。 シルバーブルーは、馬肉にすると言っても口を割らんだろうが、メルリースを貶めるぞとか脅せば何か言うかもな? まあ、上記は例えだ。やめてやってくれ。 つまり、何事も駆け引きじゃよ。 『この世界そのもの』 『この世界と同時生まれて世界を作ったもの』 うむうむ。皆、そこを通ってそしてまた悩む。 おぬしは一人ではない。 王子も同じことを儂に問うた。皆、行き着く思考は同じというわけじゃ! 実はな、間違ってはおらぬ。 それもまたメルリースなのじゃろう。 しかし、『儂の答えとは違う』。 シンプルに答えよ。シンプルにじゃ。 真実は、得てしてあっけないものなのだぞ?」 シャノン:部分的にお返事しがたいのですが…(リーリア様の話のときの様子などを思いつつ) でも、他者を利用するために自分が知らないもの(ましてや相手にとって特別そうなもの)を貶めるのは無理かなと思います。 みなさん同じところをというのは面白いですね。 回答です。 メルリースとは何か。 母親とか肉親、兄弟(姉妹)みたいな存在。 またはただの人間、でもあの絵は少女だったから、ただの少女。 カスケ:ほほう。 今回はそこそこ絞り込んできたな? 『母親とか肉親、兄弟(姉妹)みたいな存在』 この答えは、つまりは『家族』ととらえていいのかのう? それとも、もっと概念的なものかのう? それとも、『誰かにとっての』という言葉が頭につくのかのう? 『ただの人間』 これはまた、シンプルすぎてぐうの音も出んわ(笑) 今までこねくり回したのはなんじゃ、と言いたい。 ただの人間はただの人間じゃな、儂がひねた解釈すらできん! 『あの絵は少女だったから、ただの少女』 これは、上の答えと繋がっているのか、それとも分離されているのか。 儂は分離ととらえた。かまわぬか? 『ただの人間』は、数多におるものの総称でもある。 しかし、『あの絵は少女だったから、ただの少女』というのは個人特定じゃ。 さて。 どれが正解だと思う?英知の者、運命に選ばれし薔薇の使徒。 この3つの中に、正解はある。 シャノン:1番最初のは、『誰かにとっての』のほうです。 …自分で言った言葉をそのまま質問として返されるのはなんだか複雑な気持ちですね。 でも、私は無知ですし、英知の者と言われるに値しないと思います。 あと最後のも…もしかして、そういう風に呼ばれることに違和感とか微妙な気持ちになるのを分っていてわざとなのでしょうかorz 回答です。 ただの少女、で。 カスケ:ほっほっほ、こう返されるとは思わんかったか? なら儂は楽しいのう。 意外性というのは、いつ何時でも最高の娯楽じゃわい! おぬしが儂に枕詞で呼ばれ、おぬしがどういう気持ちになるかは知らんが、それが真実じゃから仕方ないじゃろうて。 おぬしは事実、こうして英知の部位を背負っておるのだし、かの民の血も影響しておるのは違いない。 かの民は、メルリースと無縁ゆえに、中立でいられる。 おぬしは様々な意味で、剣と共鳴するに値する存在だったのじゃろうな。 さて。 返事をしよう。 シャノン。正解じゃ。 『ただの少女』 これがメルリースの真実。真にメルリースを示す言葉。 だがな。 今までに儂に問いかけた言葉、それらもすべて、メルリースで間違っておらんのじゃよ。 最初に言ったじゃろう。「シンパシーのルールを採用する」と。 儂が答えと思うものがそれであったというだけじゃ。 メルリースは… 風の中にも、塵の中にも、あるのじゃろうよ。 さあ。 長い昔語りをしようか。 ゆっくり流し聞きするがよい。 内容の質問は、あとでゆっくり受け付けるぞい?
https://w.atwiki.jp/synced/pages/15.html
\ ヽ ! | / \ ヽ ヽ / / / クソゲーだああああああああああああ!! \ | / / ,イ ̄ -- = _ / | --''''''' ,,, ,r‐、λノ ゙i、_,、ノゝ -  ̄ ゙l ゙、_ .j´ . .ハ_, ,_ハ (. ─ _ ─ { (゚ω゚ ) /─ _ ─ ). c/ ,つ ,l~ ´y { ,、 { ゝ lノ ヽ,) , なぜか1-1などのメインっぽいステージ以外は、野良マッチ機能がない。そのため基本的にソロで攻略する想定 ノーマル01~03.ティア いままでのデッド・セクターと同じようにやればクリアできる。 この辺で躓く場合は戦力が足りていないか、使用武器の選択を誤っている可能性がある。使用武器はポケットロケットやデッドリィトータスにしよう。 凸れてればレジェンダリーやエピック武器も使おう。レジェンダリーは完凸してるならクレッシェンドがお勧め、次点でスプリットエンダー。3凸程度ならスーパーノヴァなどを使おう。ヴィシャスはマニフェストを作成して産廃業者に処分を頼もう。エピックはラウンドトリップやグレナディアがお勧め。 MODは以下のものがおすすめ。ランダム特性についてはランナーダメージや使用武器ダメージ、クリダメクリ率を狙おう。1個でもつきゃ多分大丈夫。(なくてもいいけど) おすすめMOD(汎用) MOD名 アイコン スロット 効果 理由 クリティカルリロード 1 リロード後、クリティカルダメージが数秒間上昇する。 数値が大きく、火力に直結する。 フォールンバースト 2 ナノを銃弾で倒すとグレネードを落とす。 範囲ダメージが雑魚殲滅にかなり良い。 ウィークハンター 3 ランナースキルを使用する度に、与える弱点ダメージが上昇する。 数値が大きく、火力に直結する。 アームドシーフ 3 弱点キルに成功すると医療キットがドロップする。 これ付けとけば医療キットまみれになって回復には困らない。 スキルスリル 4 ランナースキルを使用した直後、メイン武器のダメージが上昇する。 数値が大きく、火力に直結する。 アーマートランスファー 4 ナノのアーマーを破壊すると自身のアーマーを全回復する。 能動的にアーマーを回復出来てかなり硬くなる。 ブラッドタックス 4 ナノを倒す度に体力を少量回復する。 医療キットを使わなくても削れたHPが回復していくため硬くなる。アーマートランスファーとは好みで使い分けよう。 3-1から制限時間が5分になるため、気を付けよう。制限時間が表示されない場合があるため、唐突に失敗したときは制限時間切れである。修正されたらしい。 ノーマル04.ティア なんと10/12のアプデにより、4-1等のサブステージをクリアしなくてもよくなった。 最初からそうしろ。 クリア必須ではなくなったため、以下の情報はあんま必要なくなったが、一応攻略法として残しておく。(2023/10/12) 04.ティア 01~03.ティアとなんも変わらん。 4-1 ◇目標:状態異常を2つ駆使してナノを倒せ ◇制限時間10分 ◇チャレンジ:状態異常・リミテッドⅣ・【状態異常】ファイアと【状態異常】ポイズンが付与されていないナノの体力が毎秒5%回復・【状態異常】ファイアと【状態異常】ポイズンが付与されているナノの被ダメージ+100% 唐突に全ランナーを混乱の渦に叩き落し、引退者を続出させまくった忌み子ステージの始まり。それまで状態異常なんざついでに付く程度の認識で、ふざけんなと思ったランナーも多いだろう。 基本的に状態異常を付与するための方法は以下が全て状態異常を付与できる武器を使う。 デッドカットorグローリーorパクのランナースキルを使う。 MODの条件付き状態異常を使う。 エクスチェンジャーで条件付き状態異常MODを取る。 一番お手軽と思われるのは、自分が最大の火力を出せる武器を背負い、デッドカットでスロ1のMODであるシックネスストライクを使う。雑魚の湧きでナノ・パック(一番の雑魚ナノ)ではなく、主にレギオン(ちょっと硬いやつ)に向けてランナースキルを使って【状態異常】ファイアを付与、近接武器を振り回して【状態異常】ポイズンを付与してから武器で敵を倒す。 制限時間が10分のため、ある程度余裕はあるが武器火力次第では余裕がなくなるため、出来るだけ急ごう。 あと戦力次第では普通に近接ブンブンで死ぬ。スロ4のアーマートランスファーなどを活用しよう。 シックネスストライクは装備する近接武器によって付与できる状態異常が違うらしい。ポイズンは二刀系の武器。 他にもスロ3のウィークネススタンとランナースキルを使うのもアリ。武器次第では【状態異常】スタンが発動する前にレギオンを殺してしまうかもしれない。火力が上がりそうなMODを適当に付ける環境から一気に変わるため、ストレスも多いだろうが頑張ろう。 チャレンジの効果により、【状態異常】ファイアと【状態異常】ポイズンを同時に付与しないと、2ステのタイラントが武器火力と戦力次第で倒せなくて詰む。そのため、この二つを付与できる方がやりやすい。 4-2 ◇目標 ノックバックによる衝突でナノを倒せ ◇制限時間10分 ◇チャレンジ:ノックアウトアラウンドⅣ・ナノがノックバックを受けない攻撃の被ダメージ-50%・ノックバック中の衝突ダメージ+80% オイオイオイオイ初耳だわコレノックバックによる衝突などという新出単語をぶちこまれ、何となくではクリアできない目標に走ることをやめてしまったランナーも多いのではないだろうか。 ノックバックによる衝突とは、ナノがノックバックした際、ナノや壁にぶつかる事象のことで、その際に発生するダメージで倒すのが今回の目標。 スロ3のノックバックバレットが必須となっている。ノックバックバレットを使って、リロードしたハンドガンで雑魚が沸いた直後に6発打ち込みリロードを繰り返す。 プライム(硬いやつ)のみになったらメイン武器で殲滅を繰り返す。 これで数は稼げる。どうにも数が増えない場合はレギオン1体1体にハンドガンを打ち込み、数を稼ごう。 ノックバック効果がある武器もあるが、クレッシェンド以外はやめておいた方がいい。ファンハウスとか火力無さすぎて下手したら時間切れになる。 4-3 ◇目標 スタン状態のナノを撃破しろ ◇制限時間10分 ◇チャレンジ:スタンランⅣ・サージ濃度が+100%から始まり、サージが+50%のダメージを与える・スタン状態のナノに攻撃すると+3%の体力を吸収する 何か他と比べて楽そう...と思わせておいてチャレンジの効果により全ステージの中で1番難しいまである。基本的にランナーはDr.ストーン以外あり得ない、ソロだとラーニャもありらしいが使ったことないから分からん。 とにかく取り回しのいい火力が出るフルオート武器で、スロ3のウィークポイントスタンを使い、相手の弱点を攻撃して倒す。スロ1のスタンアンドガンがあると早めに倒せてより目標を達成しやすい。 おすすめの武器はスプリットエンダー。 2ステのタイラントはスタンせず、チェレンジの効果で体力を回復できないため、優先的に倒さないと死にかねない。 4-4 ◇目標 爆破ダメージを与えろ(250000ダメージ) ◇制限時間10分 ◇チャレンジ:ブラスト・ラディウスⅣ・爆破以外のダメージ-50%・爆破ダメージ+50% チャレンジの効果と目標を見れば明らかではあるが、爆破系の武器優遇ステージスーパーノヴァかグレナディアがないときつい。 一応スロ1のノックバックエクスプロードや、スロ2のフォールンバーストなどでも爆破ダメージを稼げるが、結構きつい。 爆破系の良い武器がない場合は、MOD構成でなんとかするしか無い。なんかいい方法ないすかね? ノーマル05.ティア 05.ティア 戦力足りてりゃ余裕。 5-1 ◇目標 爆破ダメージを与えろ(250000ダメージ) ◇制限時間8分 ◇チャレンジ:ブラスト・ラディウスⅤ・爆破以外のダメージ-80%・爆破ダメージ+80% 4-4と攻略方法自体は変わらないが、チャレンジの効果がより厳しくなり、脅威の爆破ダメージ以外-80%。爆発以外のダメージはほぼ入らないため爆破武器必須スーパーノヴァもグレナディアも引けなかった人は諦めて課金するか手伝ってもらうしかねえ…。 5-2 ◇目標:状態異常を2つ駆使してナノを倒せ ◇制限時間8分 ◇チャレンジ:状態異常・リミテッドⅤ・【状態異常】ファイアと【状態異常】ポイズンが付与されていないナノの体力が毎秒10%回復・【状態異常】ファイアと【状態異常】ポイズンが付与されているナノの被ダメージ+100% 基本的に4-1と同じ。4-1をクリアできたのであれば、同じようにやればさほど苦戦しないはず。 5-3 ◇目標 ノックバックによる衝突でナノを倒せ ◇制限時間8分 ◇チャレンジ:ノックアウトアラウンドⅤ・ナノがノックバックを受けない攻撃の被ダメージ-70%・ノックバック中の衝突ダメージ+80% これまた4-2と攻略方法自体は変わらない。が、制限時間8分が結構きつい。 ノックバックに集中しすぎると時間が足りなくなるので、メイン武器とハンドガンをバランスよく使う必要がある。 5-4 ◇目標 スタン状態のナノを撃破しろ ◇制限時間8分 ◇チャレンジ:スタンランⅤ・初期サージ濃度+100%、ランナーの被ダメージ+100%・スタン状態のナノに攻撃すると+3%の体力を吸収する これも攻略方法自体は4-3と変わらない。しれっとランナー被ダメージが倍になってるので、コーデックスで体力を強化していないとまーきつい。 スロ3のアームドシーフを使いたいところだがソロだとスタン付与のため付けれない。 スロ4のブラッドタックスなどを活用しよう。 2ステの上空に沸くスナイパー共に殺意を覚えるかもしれない。 どのみちソロだと回復量が足りない場面が多く、かなりの鬼門。お友達を作ろう!