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137 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage] 投稿日:2009/04/07(火) 14 53 17.75 ID 6j2wkIAO 【青が怪我をした】 怪人「ぐふっ」 緑「……ふぅ…今日は手強かった」 青「くっ…! 不覚……」 赤「青さん!? 血が……!」 青「なに…少し右上腕を掠っただけだ……っ!」 黒「ちょwwwwww出血止まんねぇwwwwwwwwwwwwあわわ……」 桃「赤っ! 青を抱えて基地に戻りなさい!」 赤「ハイ…でも敵がまだ……」 黄「やぁっ!」グチャッ 雑魚2「ピャギャッ!?」 雑魚1「兄弟っ! ああ、酷い…顔がグチャグチャだ……」 雑魚2(……あれ? 殴られたの腹なのに………)ガクッ 緑「……残りは、雑魚ばっか」 桃「そういうことよ! 後はまかせなさい!」 赤「皆さん…わかりました!」ダッ 黄「さぁ…一気に片付けるよっ!」 女幹部(私も赤さんに抱えられたい) 男幹部(むしろ赤さんをだき抱えたい) 雑魚1(あ、ダメだこの人たち) 138 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage] 投稿日:2009/04/07(火) 14 53 41.41 ID 6j2wkIAO ――基地、資料室 赤「白っ! 負傷者が出た!」 白「分かっています…青さんをこちらに」 ――基地、保健室 白「それでは…治療をするので、男性は外で待っていて下さい」 赤「あ、ああ……」(青さん…大丈夫なのか……) 白「そんなに心配そうな顔をしないで下さい…私の腕が、信用できませんか?」赤「…そうだな。青さんは大丈夫だよな」(白なら…安心して任せられるよな) 白「ハイ! もちろんですよ!」 139 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage] 投稿日:2009/04/07(火) 14 53 56.93 ID 6j2wkIAO ――基地、キッチン 赤「青……」 赤「…………」 赤「……よし」 140 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage] 投稿日:2009/04/07(火) 14 55 07.26 ID 6j2wkIAO ――基地、保健室 白(骨や神経は無事みたいね…ただ……) 青「ぅ………ぐ…」 白(やっぱり動脈が…輸血が必要かな) 白「………ふぅ、縫合終了、と」 青「う…ここは……?」 白「あ、気がつきましたか。ここは基地の保健室ですよ」 青「白…そうか。迷惑をかけたな」 白「いえ、これが仕事ですから! …それより、赤さんが心配してましたよ」 青「な……そ、そうか////」(赤…ありがとう) 白「……輸血が終わったら、自由に動いて構いませんよ?」 白(私も怪我したら、赤さんに……) 白「なーんて、ね」 142 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage] 投稿日:2009/04/07(火) 14 56 53.77 ID 6j2wkIAO ――基地、キッチン 青「赤……」 赤「あ、青さん!? もう歩いて大丈夫なんですか!?」 青「心配には及ばないさ…すまなかったな」 赤「いえ、ご無事で何よりです!」 青「……//// そ、それよりこの香りは……」 赤「あっ、青さんが気がついた時の為に、と……」 青「コーヒー、か……」 赤「ええ、しかも取って置きの最上級品です!」 青「最上級…そんなものがこの基地にあったとはな……」ズズッ 赤「青さんの為に買っておいたんですが…どうですか?」 青「うむ、素晴らしいよ…ただ」 赤「ただ?」 青「これは豆の品質ではなく…赤が淹れてくれたから…だな////」 143 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage] 投稿日:2009/04/07(火) 14 59 14.15 ID 6j2wkIAO 黄「たっだいまー!」 青「ッ! み、みんな…お疲れ////」 黒「お疲れ様ッスwwwwwwwwwwww」 桃「あー疲れた―…あら、青」 緑「……もう大丈夫…なの?」 青「ああ、みんなすまなかったな。もう大丈夫だ」 桃「もう、心配させないでよねー」 黄「桃が心配してたのはシュークリームの賞味期限でしょ?」 桃「失礼ねっ! ちゃんと青の容態を気にしてたわよっ!」 緑「……帰還して、真っ先に冷蔵庫を開けていた」 桃「そ…それは………あー! もーうるさーい!」 黒「まぁまぁwwwwww青さんが無事でなによりッスwwwwwwwwwwwwwwwwww」 青(みんなには悪いが…たまには怪我も悪くない、な……////)ズズッ おわり
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▽タグ一覧 「旅の話をしていいか?」 【たくっちスノー「旅の話をしていいか?」】とは、メイドウィンwiki内で投稿されている小説の名前である。 更新ペースはほぼ不定期で唐突に更新される。 時系列は【満開!ロボット学園】以降、逃走中以前。 リニュ後たくっちスノーが新たに時空監理局を立ち上げで頑張っている頃、リニュ前はあちこちを1人で旅しており、その記録を残した小説となっている。 その性質上、キャラクターは基本的にオリジナルで構成されており版権キャラの出番は少なめの為小説カキコでは投稿出来なかった。 魔女の旅々に便乗した訳では無い。 【あらすじ】 たくっちスノーは1人で旅をしていた。 今彼が話すのは、その時の記録。 彼は世界を渡り、どんな経験をしてきたのか‥‥ 【登場人物】 たくっちスノー 今作の主人公にして物語の語り部。 興味本位で様々な世界に足を運び、興味深い事例に足を突っ込んで楽しむ姿が見られる。 時には面倒事に巻き込まれたり痛い目を見たりも。 名前 コメント
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さかなのめをしたひるあんどん【登録タグ v flower さ さくらゐ れすた 曲】 作詞:さくらゐ 作曲:さくらゐ 編曲:愛生佑城 唄:v flower 曲紹介 さくらゐ氏のVOCALOID3作目。 絵、動画もさくらゐ氏自身が手掛けている。 編曲を愛生佑城氏が手掛ける。 歌詞 全て夏のせいにして 色んな涙を流してきた 八月の意味がわかるまで 朝が来るまで 煙を纏う 的を得た会話 既によく枯れている花束に 語りかけても 君との写真だけ 片付けずに色褪せている 猛暑日に死んでいく 脆い記憶も捨て去って 笑っていた 全て恋のせいにして 心が深くへ滑り落ちていく 六月の雨に濡れてまで 君の元まで 駆け抜けて行く 食べ終えた食事 暮れに身を任せてしまったな 眠れないのに 水を得た魚 瞳を泳がせて歩み寄る 定まらないのに 君との時間だけ 飲み込めずに噛み解している 西陽が攫っていく 役に立たない愛情が 大切で どうすればいいのかわからずに 下らない関係ばかり増えていく ちゃんとした形がないから 伝えられずにいる 君との写真だけ 片付けずに色褪せていた 猛暑日に死んでいく 脆い記憶も捨て去っていこう 花束の数だけ 君を想う日々を持っている 陽炎に溶けていく 一番好きな君を見て 笑っていた コメント 名前 コメント
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名前~まったけ コード~0775-4791-5356(ぷよぷよ7) レート~4000前後 種類~なんでも 一言~とりあえず5連鎖が限界ですががんばります 時間帯~10:00~12:00くらい土日はいついるかわかりません すい♪です。30日は対戦ありがとうございました。速攻や大連鎖など色々試せて楽しかったです。 また機会がありましたらよろしくお願いします。
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【aitsuha-dame-dana】フレーズ m先生?御用達。お前はダメだぁ〜と同義だが、こちらは文中に挿入されて用いられることが多い。 [用法](半笑いで)[主にダメな理由]+アイツはダメだな [用例]「今頃清書しだすなんて、アイツはダメだな」 [同義語]お前はダメだぁ〜
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「……」 「……」 「……っぐ、……」 あまりの気まずさ、息苦しさに、ユメは思わず唾を飲み込んだ。 もうこうして五分にもなる。ちらりと横目にレンチを見ると、眉間にそれはそれは深いシワが走っていた。 前を見ると、そこには白のタンクトップに薄汚い作業用ジャケットを羽織った青年―― ガラクタ・ガッポと名乗った男が、レンチの方からあからさまに顔を背け、生のニンジンを齧っていた。 部屋に響く、シャクシャクというガラクタがニンジンを噛む音が、更に空気を淀ませていく。 「はあ……」 ユメのため息は、虚しいことに、何の発破にもならなかった。 あの直後、ガラクタの操る機体「ハイエンドジャンク」は、真っ直ぐにキル・デヴァイス達の真ん中に突っ込んでいった。 「だっしゃああああああああああ!!成敗だコラ覚悟しろやああああああ!!」 ユメとレンチの見守る先で、ハイエンドジャンクはライフルを乱射しながら間合いを詰め、 キル・デヴァイス達の槍による突きをブーストによって回避。そのまま空中へと飛び上がり―― 「ッ、しゃあああああああああああああああッ!!!」 あっという間に二体のキル・デヴァイスを膝蹴りで倒し―― ――次の瞬間、他の一体に背中を思い切り槍の腹でシバかれ、地面にめり込んだ。 「あ――」 ユメが思わず声を漏らし、レンチがぽかんと口を開ける。 二人の唖然とした視線の先で、地面にうつ伏せに倒れているハイエンドジャンクは、残り三体のキル・デヴァイス達から寄って集ってげしげしと踏み付けられていた。 その光景は、追い詰められているというより、単なる悪質なイジメに遭っているようにしか見えない。 オマケにどうやらスピーカーのスイッチを切るのを忘れたらしく、やたら大音量で響き渡る「ちょっ、痛い!痛いって!お前ら卑怯だって!いだぁッ!!ごめんごめん、ごめんって!!」というガラクタの声が更なる哀愁を誘った。 もはや先程ガラクタが言った「弱いものイジメ」の被害者は、どう見てもハイエンドジャンクである。キル・デヴァイス達は、手持ちの槍でハイエンドジャンクを小突いていた。 ……深々と突き刺してトドメを刺さないのは、果たして慈悲なのか悪意なのか判断がつかない。 「……クソ、素人が!」 ついに見かねたレンチが操縦桿を握り直し、ハイエンドジャンクをリンチするキル・デヴァイス達へと機体を迫らせる。 リンチに夢中になっていたのが幸を奏し、ギガスクラッパーのブレードは容易くキル・デヴァイス二体の背中を両断した。 「ちゃ……チャーンス!」 キル・デヴァイス達がギガスクラッパーに気をとられた瞬間、 高出力ブーストで腹ばい状態から舞い上がったハイエンドジャンクが滞空したまま横回転し――。 「っしゃあああああああああああ!!」 脚部シールドとブレードモードに切り替えたエネルギー照射機の光の刃で、最後ののキル・デヴァイスを薙ぎ払った。 「――よっしゃあ!」 ハイエンドジャンクが空中で姿勢制御を行い、一瞬の滞空のあと地表に着陸。 轟音と共に発生する衝撃を、低出力ブーストと機体の膝の屈伸で受け流して、前を向いた。 ――次の瞬間、ブレードを外したギガスクラッパーの腕が、ハイエンドジャンクの胴体を殴りつけた。 「うおおおおおおおあああ!?……テメエ、何しやがる!!」 吹き飛びこそしなかったものの、相当の衝撃でコクピットが大きく揺れるのを、ガラクタの操作が姿勢制御で打ち消す。 「――ド素人の癖に、戦場にでしゃばるな!」 回線を繋いだレンチの声が、スピーカーを通してガラクタのいるコクピットに届いた。 途端にガラクタの眉間にシワが入り、目の前にいるギガスクラッパーを睨みつけたまま、回線を繋いで叫んだ。 「な……なぁんだとテメエ!俺が入ってこなかったら、お前らどう見たってやられてたじゃねえか!テメエの言う"ド素人"に助けてもらっといて、そんな口の利き方ねえだろうが、ああ!?」 「……そんな機体を何処で手に入れたのかは知らないが、お前こそよく生き延びたもんだな。あそこまで大仰に口上垂れ流しといて、結局お前もあっという間に追い込まれてたじゃないか。――警告してやる。お前がヤツらを倒せたのは、単なる運と不意打ちだ。死にたくなかったら、これを機にその機体から降りろ」 声を荒げるガラクタに対して、あくまでレンチは声の抑揚を抑え、相手を押し潰すような口調で言い放った。 "単なる運と不意打ち"――図星でなくもない点を突かれたガラクタは、咄嗟に返す言葉がなかった。 それでも。 それでも、助けたはずの相手に横柄な態度をされている事実が、ガラクタの怒りを退かせなかった。 「テメエ……」 「…………」 先程とは違う意味で空気が張り詰める。 双方の機体は、互いを睨みつけたまま動かなかった。 「……や、やめなよレンチ!危なかったのは事実じゃない!それにこの人は敵じゃないっぽいし、これ以上睨んでても仕方ないでしょう!?」 思わず横から見ていたユメが、回線で止めに入る。 レンチは舌打ちを一度だけすると、ユメにもガラクタにも言葉を返さず回線を切り、 そして手元にあるパネルを操作してどこかに連絡を入れた。 ユメのいるコクピットに、ギガスクラッパーが回収要請をした事実が表示されると、ため息をついて、今度はガラクタに話しかけた。 「……ごめんね、せっかく助けてもらったのに。あいつ、結構面倒くさいヤツでさ。きっと貴方みたいな関係のない人に助けられたのが、変なプライドに障ったんだと思うの。私から礼を言うわ。――ありがと」 ユメの言葉に、シワを通り越して青筋が浮き出ていたガラクタの顔が緩んだ。 そして力なく、回線をユメの機体、ヘビーララバイに繋いだ。 「……別に、気にしなくてもいいさ。姉ちゃんみたいな、礼儀正しい良い子が助かっただけでもよかったぜ」 その内心自体に嘘はなく、口調こそ元通りにして話すガラクタだったが、回線はわざとギガスクラッパーにも繋いだままだった。 レンチからの反応はない。先程と変りなく、ハイエンドジャンクに背を向けて立っていた。 『あと10分で回収用のヘリが到着する』――そう報告を受けたユメは、『あともう一機ヘリをよこして』と追加要請を行うと、 あえてレンチにも聞こえるように回線を開き、ガラクタに言った。 「あと少しで私達の仲間が迎えに来るの。よかったら、一緒に来てくれない?……貴方の話を聞きたいし、お礼もするわ」 「……」 「……」 「……はあ」 そして、この状態である。 結局、何も報告しないレンチに代わってユメが一部始終を「仲間」に報告し、 ガラクタは礼の言葉と謝礼金を受け取ると、重要参考人として、この会議室に連れられたのだ。 しかしレンチはこの通り、一切言葉を発することもなく、 ガラクタはといえば、ユメやその「仲間」達にはフレンドリーな態度で自分が村で「敵」と戦ったことや知っていることを伝えたが、 頑としてレンチの方には顔を向けなかった。 「……ねえレンチ、いい加減にやめなよ。そういう変なところに拘って人の反感買うの、レンチのダメなところだよ」 少し口調を強めるユメの言葉に、レンチの眉根がピクリと動いた。 だがそれだけで、レンチはやはり一言も言葉を返すことなく、無造作に部屋を出て行った。。 ……扉をかなり強く閉める音だけが、レンチの感情を表していた。 「レンチったら……もう」 ユメのため息まじりの声に、ガラクタがニンジンを齧るのをやめ、しっかりと飲み込んでから言った。 「なあ、姉ちゃん。あの根性曲がりは知らねえけど、俺が知りたいのは、あのバケモン共が何だってことだ。俺だってアイツらに殺されかけた以上、何も知らないままでいるのはケツの座りが悪い」 ガラクタが、ユメの瞳をまっすぐ見据える。 「……教えてくれ。アイツらは何だ。何が目的なんだ」 「それは―― ――っ」 思わずガラクタの視線と眼があった瞬間。 ……ユメの思考が、完全に止まった。 ――どこかで会ったような、見覚えのある瞳。 ――ここではないどこか。根拠のないはずなのに、自分のどこかに確かにある記憶。 ――記憶を探って、掴みかける。 ――朧気に浮かんだのは、どこかの平凡な家屋と、暑い日差しと、そして――。 「――」 「――ど、どうした姉ちゃん。具合でも悪いのか?」 突然眼を合わせたまま固まったユメに、ガラクタが怪訝な顔をして問いかける。 「――っ、い、いや。なんでもない。大丈夫」 ガラクタの言葉にさえ間を置いたあと、ユメは我に返り、とっさに眼をそらした。 そして頭をぶんぶんと振ると、今度は自分からガラクタの眼をまっすぐに見つめて言った。 「――いいわ。話す。貴方が村で出会い、あそこで出会い、そして私達が戦い続けてる敵について。長くなるけど、いい?」 「勿論!言い出したのは俺だ、存分に聞かせてくれ!お礼は――俺んちの畑でとれたトウモロコシを分ける!甘くてうまいぞ!」 ユメの言葉に「待ってました!」と言わんばかりに破顔すると、ガラクタはまたしてもニンジンを齧りだした。 シャクシャクからボリボリと変わった咀嚼音とその光景に、力が抜けるような笑みがユメからこぼれた。 『気のせい』 ――さっきの感覚を、そう自分の中で結論づけて。 第四話 終
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99. 1 ◆Zxk1AsrDG6 2008/12/15(月) 09 43 44 ID dRDsTljJ おはようございます 今から投下します。今回は3発です いろいろな意見を頂きましたが、一応これが私のプランだとお考え下さい 100. 1 ◆Zxk1AsrDG6 2008/12/15(月) 09 45 12 ID dRDsTljJ アムロとセイラ、そしてラル隊の面々はWBのブリッジに集まった WBクルーを乗せたと思われる輸送機が今、飛び立って行く それをブリッジの窓から見ながらアムロは あれはどこに向かうのだろうとぼんやり考えていた しかし、ラルが語るセイラの素性は、アムロの思考を現実に引き戻していった 「何ですって!?この方は、あの『ジオン・ダイクン』の娘さんなんですかい!?」 クランプの驚きはラルとセイラを除く、その場全員の驚きだった 「アルテイシア様とその兄上のキャスバル様はわしの父、ジンバ・ラルと共に地球に逃れて暫く過ごした事があるのだ 最も、キャスバル様はすぐに家を出て行かれ行方不明となってしまわれたが…」 「それにしても姫様、良くぞご無事で…」 ラルの言を継いだハモンの言葉にセイラは顔をほんのり赤らめた 「姫様なんてやめて下さい。私は今は『セイラ・マス』なのですから」 「いいや!あんたは俺達の『姫様』だ!大尉!そう呼んで構いませんよね!?」 コズンの嬌声にラルが重々しく、しかし、まんざらでも無さそうに答える 「…許可する」 拍手と歓声がWBのブリッジに響き渡った 事情が良く飲み込めていないアムロだったが、一同の放つ歓喜のエネルギーに圧倒されると同時に 輪の中心ではにかむ金髪の女性にこれまでには見られなかった「輝き」と言える様な物…が顕現している様に感じられてならなかった 101. 1 ◆Zxk1AsrDG6 2008/12/15(月) 09 48 47 ID dRDsTljJ ラル「何ですと!キャスバル様が生きていると言われるのですか!」 セイラ「兄は今、ジオンで…『赤い彗星』と呼ばれています」 オォッというどよめきとそれを上回る衝撃がブリッジを席巻した ラル「何という事だ…ジンバ様のご子息が2人とも御健在だったとは…!」 浮き立つラルの横でハモンが冷静に言葉を継いだ ハモン「あなた、『若様』は、ゆくゆくはジオンを内部から突き崩すのが目的なのでは? そしてお父上の無念を晴らそうとお考えなのでは無いでしょうか?」 ラル「何と…!」 雷に打たれた様にラルは感慨する。その胸にはこれまでの自身の苦境がありありと蘇っていた 暫くうつむいていたラルは顔を上げると決然とした表情で言い放った 「諸君、暗闇で蠢いているしかなかった我々の前に、光が見えたぞ!道標は示された! まず我等は態勢を固め、キャスバル様を迎える準備を整えるのだ!」 102. 1 ◆Zxk1AsrDG6 2008/12/15(月) 09 53 00 ID dRDsTljJ ハモン「それと、この子の立場にはひと工夫必要でしょう、あなた?」 ハモンはアムロを示す ラル「…そうだな。ザビ家の寵愛を受けるガルマ様を討ち取った憎き木馬の しかもガンダムのパイロットだからな…」 ハモン「ザビ家は殆ど独裁国家…このままではこの子の命は風前の灯です」 苛烈なザビ家のやり方は身に染みているラルだった。ハモンの言はその通りだと思える 傍らのアムロはごくりと唾を飲み込んだ ハモン「ここは先の制圧時に犠牲となった唯1人のあの軍人に身代わりとなって貰いましょう」 アムロ「リュウさんに?」 ラル「身代わりだと?」 ハモン「ガンダムの正規パイロットだったのは『彼』だったと上には報告するのです どう考えても状況的にもその方が自然でしょう? まさか正規軍人を差し置いて… 戦闘訓練をした事が無い民間人の、しかも少年がガンダムを乗りこなしていたなどと… ふふ、そちらの方が非現実的な報告ですわ」 ラル「な、成る程!」 ハモン「アムロあなた、メカニックの真似事はできる?」 アムロ「は、はい、得意です!」 ハモン「結構。あなたは手が足りない木馬の軍人にメカニック助手として不当に拘束されていた事にします その扱いに不満を持っていたこの子は、軍人のスキを見てガンダムを奪い命懸けでジオンに亡命した… これはジオン国民にとって賞賛に値する行為でしょう。何せこの子は 『WBに拘束させられていただけでこれまでの戦闘には一切参加していない』のですから」 アムロは目を見張った。自分の過去が書き換えられて行く ハモン「もちろん木馬を手に入れたのは我々ラル隊の功績とします WBのクルー達は尋問でガンダムのパイロットはこの子だったと証言するでしょうが…」 ラルがニヤリと笑う ラル「それは、全員で示し合わせた『アムロ憎し』の証言だと判断されるだろうな」 ハモン「この子はこれからラル隊に入り、パイロット見習いとして働いて貰う事になりましたと上に報告すれば 特にお咎めは無いでしょう。真正面からで無ければ抜け道はいろいろ見つかるものです」 ハモンは妖艶に微笑しながら一同を見渡して見せた 103. 1 ◆Zxk1AsrDG6 2008/12/15(月) 10 24 46 ID pMk5w3ri 101 しまった ハモンのセリフ間違いました 内側から突き崩すのは「今のジオン」又は「ザビ家」ですね すみませんが脳内修正をお願いします… 104. 通常の名無しさんの3倍 2008/12/15(月) 10 34 13 ID ??? 103 ジンバのご子息もミスだろw 105. 1 ◆Zxk1AsrDG6 2008/12/15(月) 10 38 39 ID pMk5w3ri うわあああああああ 脳内修正をお願いしますうぅ 107. 1 ◆Zxk1AsrDG6 2008/12/15(月) 11 29 58 ID pMk5w3ri ちなみに ×ジンバ様 ○御屋形様 で、お願いします…うぅ… 109. 通常の名無しさんの3倍 2008/12/15(月) 12 30 40 ID ??? さぁ続きを 112. 通常の名無しさんの3倍 2008/12/15(月) 13 42 30 ID ??? セイラ総統シナリオ? 125. 通常の名無しさんの3倍 2008/12/15(月) 20 00 57 ID ??? コズンがカイを殴る場面の描写ええわ 哀戦士付近の映像が浮かんだもの 128. 1 ◆Zxk1AsrDG6 2008/12/15(月) 20 33 02 ID dRDsTljJ うわあ全レスしてえ… 一人一人に是非ともお礼を… でも今後は我慢して自重します。皆さん有難うございました では、どうしてもという1人にだけ 126 自演は無いです それと、この質問ももう一度↓ 詳しい方にちょっと教えて頂きたいんですが、ストーリーのこの時点で連邦のMSって何がありますかね? 陸戦型ガンダムやら陸戦ジムなんかはもう登場可能なんでしょうか 次の展開に関わる重要なファクターです どうか宜しくお願いします 131. 通常の名無しさんの3倍 2008/12/15(月) 21 15 36 ID ??? 陸ガン陸ジムはモルモット部隊とかに数機いたっぽい あとイグルのフェデリコさんみたいに鹵獲したザクぐらいは出せるかな 133. 1 ◆Zxk1AsrDG6 2008/12/15(月) 23 46 16 ID dRDsTljJ 支援と応援感謝します それでは一発だけですが投下します 134. 1 ◆Zxk1AsrDG6 2008/12/15(月) 23 49 03 ID dRDsTljJ 「アムロ、こいつらをじっくりと読み込んでおけ」 クランプからドサリと渡されたのはやたらと分厚いファイルが一冊と、記録ディスクの束だった 両腕に余るほどのその量と重さにアムロは戸惑い、クランプを見上げた 「これは?」 「ジオン製MSのマニュアルだ。お前には今後これが必要になる だが、まあ、見ての通りこれがちょっとばかり厄介でな…」 後ろ頭を掻きながら苦い顔になるクランプ 「何せコクピット内の規格や操縦法がMSごとにテンデンバラバラなんだ。 メーカーや製造時期によってある程度の傾向はあるが、それでも納入時には勝手に仕様が変更されてる場合が多い とりあえず、現在確認できるMSの資料をかき集めたら、まあ、そうなっちまった訳だ」 アムロはもう一度手にした資料に目を落とした。ジオンの抱えた生の問題点を垣間見た気がする 何という不合理なシステムなのだろう。これではジオンのMSパイロットやメカマンの負担は相当なはずだ 「まあ現場の俺達はもう諦めちまってるがな。新型が配備されるたびにああ、また徹夜か…ってな」 横から自嘲気味にコズンが口を挟んだ。しかしその表情はやはり苦々しい 「これから俺達には多分新型が回されて来るとは思うが、正直どうなるか判らん 念の為にどんな状況でも対応できる様にしておかんとな。まあ、大変だろうが自分の為だ。大尉の期待を裏切るなよ」 アムロの肩に手を置きクランプは踵を返したが、ふいに振り返り思い出したように付け加えた 「ああ、その資料の最後の方は実験機やMAの物だったな。実戦とは関係の無い機体だ。取り敢えずそれらは目を通す必要は無いぞ」 軽く手を挙げて去ろうとしたクランプだったが 「ラル大尉!友軍偵察機からの連絡です!どうやら連邦軍の部隊がこちらへ向かって来るそうですぜ!」というヘッドホンを付けたアコースの大声を聞いて キャプテンシートに座るラルの元に駆け戻った 140. 通常の名無しさんの3倍 2008/12/16(火) 00 28 25 ID ??? ところで テンデンバラバラ って、ジオン訛りなのかー! なぁキャリオカ。 142. 通常の名無しさんの3倍 2008/12/16(火) 00 53 46 ID ??? そんなの知らないでジオン。 146. 通常の名無しさんの3倍 2008/12/16(火) 07 33 12 ID ??? 140 バーニィと一緒でオーストラリア訛りでつ 149. 1 ◆Zxk1AsrDG6 2008/12/16(火) 17 31 09 ID I57RCGon 自演ネタは本当勘弁して下さい。やってませんので 応援感謝しております それでは投下します。2発です 150. 1 ◆Zxk1AsrDG6 2008/12/16(火) 17 38 38 ID I57RCGon 「敵は真っ直ぐこちらを目指しているそうです。目的はこの木馬とガンダムの奪還だと思われます!」 アコースの報告に冷静にラルが付け加える 「奪還もしくは破壊、だろうな。連邦もなりふり構ってはいられんだろう」 WBとガンダムは共に連邦の最高機密 奪還できなければ破壊せよ、それは当然の作戦だろう 「木馬」ブリッジの空気が張り詰めて行くのが判る。だがそこにピリピリした危うさは無い アムロは明らかに「WB」の空気とは違う、余裕の入り混じった緊張感に浸り そこに一種の心地良さを感じている自分を発見していた 「敵部隊には少なくとも大型機と地上戦力が確認できません。爆撃機と輸送機で構成された中規模の航空部隊だと思われます」 アコースは刻々と判明する敵情報を顕にしてゆく 「ふむ。緊急発進で逃げ切れそうか?」 「いえ、恐らく今の自分の操縦では無理です だいぶエンジンがヘタってるのに加えて、えらく出力調整がデリケートなんですよ この艦を操縦してた奴はよっぽど上手く取り回してたんでしょう。 自分にはクセがまだ掴めていません。もう少し時間があれば、コイツを手足の様に飛ばして見せるんですが・・・」 ラルの問いに操舵輪を握るクランプが悔しそうに答える アムロはふと、いつも背筋を伸ばした姿勢でWBを操縦していたミライの後姿を思い浮かべた 「泣き言を言っても始まらん。諸君、迎撃の準備だ!全ての友軍機にもそう伝えろ!むざむざ木馬をやらせる訳にはいかんぞ!」 激を飛ばしながら自らもキャプテンシートを降りたラルだったが 「大尉!友軍のガウ3番機から通信入りました!大尉に代われと言ってます」というアコースの報告に 「回せ」と答えながら手近なヘッドホンを片耳に当てた 151. 1 ◆Zxk1AsrDG6 2008/12/16(火) 17 41 08 ID I57RCGon スピーカーから聞こえてきたのは豪快な銅鑼声だった 「久しぶりだなラル大尉!今回貴様らの直属護衛をしてやる事になった! 光栄に思えよ!」 不遜とも取られかねない挨拶にアムロとセイラは思わず顔を見合わせた だが、相手を察したラルは嬉しそうに相手に負けない大声で返す 「恩に着る!貴様の愚連隊も一緒か!?」 「愚連隊とは失敬な!突撃機動軍第7師団第1MS大隊司令部付特務小隊御一行様と呼んで貰おうか!」 ガハハと笑うその声には、粗野の中に何とも言えない温かみが感じられた それには確かに、こういう緊迫した状況の中、聞く者の心を鼓舞する効果があるのだろうとアムロには思えた 「そんな舌を噛みそうな名前で呼ぶのは御免こうむる!通り名の方で許せ!」 「応!他でも無い貴様の頼みだ特別に許そう!」 再度豪快に笑い飛ばした後、一拍おいた銅鑼声の主は誇らしげに言い放つ 「ガイア大尉、マッシュ中尉、オルテガ中尉だ!『黒い三連星』推参! 俺達が来たからには、何人たりとも御前達には指一本触れさせん!」 154. 通常の名無しさんの3倍 2008/12/16(火) 17 45 51 ID ??? ジオン始まりました 155. 通常の名無しさんの3倍 2008/12/16(火) 18 06 41 ID ??? はやくも三連星合流かw アムロの成長止まりまくりじゃんw 156. 通常の名無しさんの3倍 2008/12/16(火) 18 07 12 ID ??? ラル隊と三連星のコラボとは!これだけでお腹いっぱいになれるな! 159. 1 ◆Zxk1AsrDG6 2008/12/16(火) 20 03 59 ID I57RCGon 続けて投下します。一発です たぶん本日はこれにて打ち止めです 160. 1 ◆Zxk1AsrDG6 2008/12/16(火) 20 06 34 ID I57RCGon ガウ3番機から滑り出して来たのは三機の黒いモビルスーツだった ずんぐりした外観に似合わない俊敏な拳動で砂上を『滑って』ゆく 全くフォーメーションを崩さないその機動にアムロは眼を見張った 「待って下さい!敵の動きが止まりました!輸送機が次々着陸してます!どうやら地上部隊を降ろすつもりのようです!」 緊迫のあるアコースの報告にもコズンはあくまで落ち着いていた 「どうせナントカ式とかいう戦車の類だろう、三連星に任せとけば問題無いんじゃないのか?」 その時― アムロは、脳裏に何か閃くものを感じた そして、それは例えるなら強烈な圧力とでもいうものを 肉眼では見えていない筈の「敵」のいる場所を アムロは正確に察知し、睨み付けていた 「・・・危険な感じがする・・・」 思わず呟いたアムロの囁きは、隣のセイラに微かに届き 彼女を振り向かせた 「違います!戦車じゃありません!」 なら何だという周囲の視線にアコースは驚愕の叫びで答えた 「電送写真、送られてきました! 不鮮明ですが・・・これは・・・ガンダムの群れにしか見えませんぜ!」 161. 通常の名無しさんの3倍 2008/12/16(火) 20 13 26 ID ??? おっ、いよいよ添い遂げる型の登場か! 162. 通常の名無しさんの3倍 2008/12/16(火) 20 50 35 ID ??? シロートアマチャンで大丈夫なのか? せめてフランシス・バックマイヤーやらギャリー・ロジャースやらユウ・カジマあたりのクラスじゃなきゃ三連星の相手にもならないだろ 1stのジオンエースなめすぎ 163. 通常の名無しさんの3倍 2008/12/16(火) 20 54 25 ID ??? 普通にヤザンとライラでおk 165. 通常の名無しさんの3倍 2008/12/16(火) 21 22 43 ID ??? 陸戦型か! しかし群れって言うほど生産されてたのか? 166. 通常の名無しさんの3倍 2008/12/16(火) 21 36 44 ID ??? 陸戦型ガンダムでなくとも陸戦型ジムならハイスペックの高級機だからな それなりのやつが乗ったのが9機もいたら三連星のドムでも苦戦しておかしくないだろうね 176. 1 ◆Zxk1AsrDG6 2008/12/17(水) 02 00 45 ID sD8NltNq こんな時間ですが投下します。一発です 書きたいネタは山ほどあるんですが 本日はあんまり執筆時間が取れないかも知れません 年末に近付くにつれて、リアル忙しくなって参りました・・・ 178. 1 ◆Zxk1AsrDG6 2008/12/17(水) 02 04 35 ID sD8NltNq 「何ですって!?」 「ガンダムの群れだと!?」 アムロとラルは同時にアコースに駆け寄る アコースから写真を渡されたアムロは目を細めてそれを凝視する ラルも体を寄せて覗き込んだ 「嘘だろ…連邦はもう既にガンダムの量産態勢を整えていたってのか…?」 クランプの呟きは全員の代弁でもあった 暫く前にアムロの駆るガンダムの威力をまざまざと見せ付けられているラル隊は あの「白い悪魔」とでも形容すべきMSが群れを成して襲い来る姿を想像して 薄ら寒いものを感じざるを得なかったのである 「待って下さい、断定はできませんが、これは少なくとも2種類以上のMSが混在した部隊のようです」 アムロの指摘にラルが頷く 「アムロの言う通りだ。この先頭の三機は確かにガンダムに似ていなくも無い が、後方のMSは頭部の形状が捕獲した木馬の赤いMSの方に似ているように思える」 「もう一枚届きました!」 アコースが更に写真を渡して来る。今度はやや俯瞰の写真だ。敵MS部隊のおおよその全体像が確認できる 「敵MSは全部で9機…か?こちらの方が判り易いな。ガンダムもどきが3機、その他が6機だ」 ラルは正確に敵の陣容を分析したが軽いショックは免れなかった 「少なくとも連邦はMSの量産を始めているという事だ。これからの戦闘は、今までの様にはいかんという事か…」 ラルの横で口には出さなかったがアムロには確信があった 『特に危険なのは、このガンダムもどきの中でも左端に写っているコイツだ』という事を… オール回線になっていたスピーカーからガイアの声が響く 「驚きだな!まさか連邦のMS部隊とは!だが心配はいらんぞ!俺達が先行して蹴散らしてやる!」 ブツッと回線を切ったと同時に『黒い三連星』はフォーメーションを組み疾走を始め 回り込みながら敵を襲撃する動線に乗った様だった。 6機のザクが3機づつの隊列を組んでそれに続くがスピードが違い過ぎる為、『三連星』が突出した格好になっている アムロは焦りにも似た何かを感じた 「ラル大尉!あの人達を援護しましょう!油断すると危険です!」 「おいアムロ、そりゃガイア大尉達に失礼だ。連邦のヘナチョコ共にやられるもんかよ」 「コズンさん!僕だってヘナチョコだったんです!でもガンダムのお陰でWBを制圧できたじゃないですか!」 アムロは自分の能力よりも敢えてガンダムの性能の高さを主張した。その方がこの場合効果的だと思えたからである ぐ…と言葉に詰まるコズン ラルは必死の顔で訴えるアムロの進言を軽く見たりはしなかった。傍らのハモンを見る 「ハモン、後を頼む。我々はこれより『黒い三連星』を援護し、敵を殲滅する!総員出撃だ!!」 181. 通常の名無しさんの3倍 2008/12/17(水) 02 57 32 ID ??? いや普通に陸ガンと陸ジムだろ 187. 通常の名無しさんの3倍 2008/12/17(水) 08 02 06 ID ??? さてさて左端はヤザンかカジマか 188. 通常の名無しさんの3倍 2008/12/17(水) 12 27 57 ID ??? スレッガーだったりしてw 189. 通常の名無しさんの3倍 2008/12/17(水) 13 19 44 ID ??? 死神のサンダースならどうせ生き残るな 190. 通常の名無しさんの3倍 2008/12/17(水) 15 00 45 ID ??? 189 サンダースだけな? 194. 通常の名無しさんの3倍 2008/12/17(水) 17 36 38 ID ??? 左はEXAM 195. 通常の名無しさんの3倍 2008/12/17(水) 17 45 57 ID ??? その他はEXILE 197. 通常の名無しさんの3倍 2008/12/17(水) 18 47 36 ID ??? さあ続きを 198. 1 ◆Zxk1AsrDG6 2008/12/17(水) 20 18 38 ID CUSkKwOy 投下します。とりあえず2発です 199. 1 ◆Zxk1AsrDG6 2008/12/17(水) 20 20 57 ID CUSkKwOy 「ラル大尉!僕もガンダムで出ます!」 「駄目だ、それを許可する訳にはいかん!」 飛び出しかけていたアムロは 意外なラルの言葉に踏鞴を踏んだ 「敵の狙いはガンダムだからな。お前に敵の狙いが集中するのは明白だ」 ふと優しい眼でアムロを見たラルだったが 周囲の視線に気が付くと咳払いをして言い直した 「ガンダムが落とされたら我がジオン軍は折角手に入れた最重要軍事機密を失う事になるからな! それだけは何としても避けねばならんのだ!」 やれやれと一同は首を竦めながら苦笑する ハモンも口を押さえてクスクスと笑っていたが、表情を正し、アムロに向き直った 「それにアムロ、あなたは目立ってはいけません。『ガンダムの正式パイロットは死んだ』のですから・・・」 心遣いは有り難いと思えたものの、アムロはラルが敵の戦力をまだ甘く見ている気がして心配になった。 しかしそれは己等の実力に裏打ちされた物であるだろう事も理解していた。 それに、この巌のような武人は一度口にした言葉は決して曲げないだろうとも思え、これ以上口を差し挟む事はとりあえず控えた 「とりあえず今回お前はここで大人しくしてろ ラル隊と黒い三連星の共同作戦だ! 姫様と一緒に大船に乗ったつもりでいればいいぜ!」 アムロにそう言うなりコズンは親指を立ててブリッジを出てゆく ラル隊のメンバーもクランプを残しそれに続く 急いでアコースが抜けたオペレーター席に滑り込みインカムを装着したセイラは決然と呟いた 「私も、できる事をやらなくちゃ・・・」 ラルはハモンとキスを交わしてからアムロを見、きびきびした動作でブリッジを後にしていった 残されたアムロは― 無言で手近な席に座ると、おもむろにクランプに渡されたディスクをセットし、内容を閲覧しながら分厚いファイルを開いた 時間は、あまり残されていない様に感じられてならなかった。 200. 1 ◆Zxk1AsrDG6 2008/12/17(水) 20 22 47 ID CUSkKwOy 「クランプさん、ここに運ばれて来ているMSで予備扱いの物はありませんか?」 資料から眼を離さずアムロは聞いた。 「さっき到着した部隊の中で輸送機が何機かあっただろう? あれはラル隊用の補充物資だ。MSも何体かあった筈だ。リストは・・・ ほれ、これだ」 投げよこされたリストを空中で受け取り急いで内容を確認するアムロ 「補充MS・・・あったぞ。MS-06J・・・これはザクか・・・追加装備・・・・・駄目だ、これじゃない・・・ MS-06Dも駄目だ・・・これじゃ『あの人達』に追いつけない・・・」 ぶつぶつ呟きながら急いでリストを捲るアムロに興味深そうにハモンが近付く 「アムロあなた、まさか出撃するつもりなの?」 「はい。ガンダムは大尉に言われたとおり使いませんけどね」 眼を上げずに答えるアムロにクランプが面白そうに笑う 「おい!いきなり実戦はムチャだぞ!まあ、マニュアルをコックピットに持ち込んでカンニングしながら操縦するなら話は別だけどな!」 がははと笑う 「冗談だ冗談!取り合えず現物を見て来い!まずは慣れる事からだ!」 「これだ!・・・これなら・・・!はい!クランプさん!行って来ます!」 パッと顔を輝かせマニュアルを片手にブリッジを飛び出して行くアムロ 「なんだあ?そんなにジオン製MSに触れるのが嬉しいのかね?」 不思議そうに苦笑するクランプにセイラがぽつりと語りかける。 「私、聞いた事があります。 アムロは・・・サイド7で初めて乗ったガンダムにマニュアルを持ち込み、それを見ながらの操縦でザク2機を撃破した事があると」 火の点いていない煙草がクランプの口からポロリとこぼれ落ちた。 まとめ その3へ
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722 名前:通常の名無しさんの3倍 :2010/12/07(火) 08 11 36 ID ??? 703のX日後… アムロ「ガロードが倒れたって!?」バン! ロラン「あ、アムロ兄さん、お帰りなさい」 アムロ「…その様子じゃ、たいした事は無かったみたいだな(安堵」 シロー「症状そのものはいつもの貧血ですよ。 なんでも、ティファちゃんがキュロットスカート履いてたらしい」 セレーネ「う~~む、ティファちゃんの生足か…」 アムロ「む…ガロードには、確かに刺激が強すぎるか…」 カミーユ「まったく、これだから…」 ジュドー「けどさぁ、鍛えるにしたって…」 シーブック「あいつ、最近ティファ以外には本気で無反応だからなぁ」 アムロ「無反応って…」 ウッソ「苦労して手に入れた無修正モノに、見向きもしなかったんですよ? おかしいですよ!」 シロー「ほう、どうやって、何を入手したのか、詳しくお兄ちゃんに教えて欲しいなぁ」ゴキベキパキ ウッソ「しまったーーーー!」 マイ「ちなみに、ティファさんの写真(※全年齢対象)なら100m先からでも飛びつきます」 アムロ「…実験したのか?」 マイ「嫌ですね、兄さん。 当然じゃないですか」 アムロ「どっちの意味での当然なんだそれは!」 キラ「コラ写真も一発で見破るね。 けっこう自信作だったんだけど…」 ドモン「よく出来てるとは思うが、こういうのは感心できんなぁ…」 シン「あんたって人はーーーー!!」 キラ「やめてよね、本気になった僕にシンなんかが(ry」 アムロ「…ロラン、俺は、弟たちの教育を間違えたんだろうか―――」 ロラン「えーーっと、その…」 なお、翌日からティファ・アディールの服装はワンピース主体のロングスカートに戻りけり。 ただし、それまでの物より目測で5乃至10cmほど丈が短くなっていることを確認す。 目標は段階的に進行することで、標的の警戒心抑制、および過剰な興奮を回避する方向へ 戦術の転換を図ったと予想される。 当戦術は一定の効果を期待されるものの、次段への進行は 長期的な時間を要し、十分なデータを得るには引き続き観測の要有りと判断するものである。 ――――― ○月■日 オリヴァー・マイ・G 記す
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【2ch】 722 名前:本当にあった怖い名無し[] 投稿日:2005/11/20(日) 19 10 20 名古屋在住の写真撮影が趣味の男性です。去年の春の体験を書きます。 伊勢志摩の○崎方面へ写真撮影へ行く為、朝、名古屋を出発し伊勢自動車道で鳥羽方面へ。 名古屋は曇っていたのですが、亀山あたりから天気が回復し鳥羽から石鏡、可児方面に海岸線を撮影をしながら○崎へ向かいました。天候が良いので夕暮れの灯台を撮影しようと思っていました。 午後3時頃に○崎へ向かう途中の岩場に、小学校低学年ぐらいの男の子2人と女の子1人が磯遊びをしているので、被写体になってくれと頼み写真を写しながら一緒に遊びました。 かなり暗くなって灯台にも灯が入っているので子供達にそろそろ帰るように言うと、男の子の一人が、家への帰り道に 灯台がよくえる場所があるので連れて行ってくれるというのです。ついていくとなるほど、絶好のアングルの場所です。 子供達も一緒に岩場までついて来てくれました。 子供達は珍しそうにカメラの機材を見ています。波打ち際の岩場に三脚を立て固定し、シャッタースピードを長くしないととても写せないほど暗くなってしまいました。 そうこうしてシャッターチャンスを待っていると、上の道路から呼ぶ声が聞こえます。 見上げるとおじさん2人が懐中電灯で照らしながら私を呼んでいます。 おじさん達が言うには、そこは大変危険な場所だから直ぐに上がってこいというのです。気がつくと波がかなり荒くなって満ちています。 その時慌ててしまい三脚ごとカメラが倒れ、カメラと三脚が海に落ちてしまったのです。 ショックでうろうろしていると、おじさん2人が降りて来てくれ機材を海から引き上げてくれました。 彼らが言うには、この場所はよく人が波にさらわれて水死するというのです。 話しながら機材を道まで運んでもらい、気がつくと子供達がいません。 あせっておじさん達にそのことを話し探しに行こうとすると、 おじさん達が言うには上の道から見た時、私一人だったと言うのです。 確かに子供3人といたはずだと話しもう一度岩場に3人で戻って探したのですが、まったく見当たりません。 おじさん達は私に「あんた、早く家に帰った方がいいよ」と真剣な顔で言うのでカメラが水浸しになったショックもあって直ぐに帰途に着きました。 岩場で子供達を写したフィルムは海水で全部パーでした。 子供達は知らないうちに帰宅したのだと思いますが、おじさん達の真剣な顔が今でもとても不思議に感じます。 あの子達が幽霊だとしたら、幽霊って生きている人間とまったく同じですね。
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死んだ攻めAを想うあまり攻めAとの夢の世界に閉じ籠ってしまった受けと、攻めB 夕食の準備をしていたら、ベッドで寝ていたはずのアイツが、笑う声が聞こえた。 いつものことだ、と、頭のすみで思いながら、俺はコンロの火を消し、アイツの部屋に行く。 ドアの向こうでは、ベッドの上で、ギターを横にして、幸せそうに笑うアイツがいる。 「ねえ、おかしいよね。でさ…」 俺にはギターにしか見えないが、アイツの目には、ギターを抱えるAの姿が見えているのか。 楽しそうに、俺には向けない笑顔を見せて、しゃべり続ける。 会話がひとしきり済むまで、俺は戸口で待つ。 しばらくして、アイツがだまりこんだので、俺は歩み寄って、アイツの腕をつかんだ。 「…あれ、B…いたんだ…」 「ずっといたよ。さ、夕飯できたから、台所いこうか」 「でも…A君が…」 指は、ギターにかけたまま、アイツが言う。 「Aは死んだだろ?」 俺が冷たく言うと、アイツの目から、光が消えた。しばらくどんよりと濁った目で、 ギターを見る。そして、何も無い空間を、信じられない目で見る。 「A君? うそだろ? さっきまで、そこにいたのに… ねぇ、 A君が…」 俺は、暴れようとするアイツを、いつものように抱きしめた。 「Aは死んだんだ」 叫ぶ。暴れる。Aの名前を呼ぶアイツ。 俺は抱きしめたまま、Aが死んだことを諭し続ける。 Aの幻を見たままの世界で、生かしておいてあげたいけれど、アイツは、幻影と一緒に、また 死のうとするから。俺は、アイツを幻影の世界から現実の世界に引き戻さないといけない。 アイツにとっては、俺は死神に等しいんだろう。俺は、それしかできないから、抱きしめる。 ひとしきり暴れたら、今度は何も見なくなるから、俺はその隣でアイツに優しくする。 一度、アイツが寝てしまったら、アイツはAの幻を追いかけるから。 俺がアイツに優しくできるのは、その時間だけだから。 毎日毎日、くりかえす日常。 いっそ、アイツを殺して、Aの元に送った方がいいかもしれない。 でも、俺はアイツと離れたくない。毎日続く、俺のエゴ。 「A君…」 アイツの呟きを聞きながら、俺はアイツの髪をなでた。 なぁ、A。いつになったら、アイツは前みたいに戻るか、それだけでも教えてくれないかな。 死んだ攻めAを想うあまり攻めAとの夢の世界に閉じ籠ってしまった受けと、攻めB