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あらすじ 俺「スコップ突撃!!」 マイルズ「銃剣突撃!!」 ケイ「誰が28よ!?」 以上!! ~~午後ティ~~ 俺「んで?次は何するんだ?」 さて、昼食をとり終えた三人は今度は射撃場へと向かっていた。俺はザッザッと歩きながら隣を歩くマイルズとケイに話しかける。 ケイ「そうねぇ・・・正直さっきの戦術指導の続きをしたいんだけど・・・あなたたちじゃ絶対に進まないし、他の人は忙しいだろうし」 ジトッと俺とマイルズに視線を向けるケイ・・・マイルズはうっと気まずそうに視線をそむけ、俺は空を見て口笛を吹く。 マイルズ「しょ、しょうがないじゃない。あれはこの馬鹿が実戦はスコップのみ見たいな発言するから・・・」 俺「んだと?お前だって実戦は銃剣突撃がサイコーみたいな発言してただろうが」 マイルズ「な、銃剣突撃はブリタニアの伝統にして最高の戦法なのよ?それを誇りに思ってるのよ私は!!」 俺「だァからスコップ突撃もそうだといってんだろうがこのぽんぽんたぬき!!」 マイルズ「ちょ、な、なによぽんぽんたぬきって!?なに?もしかして私の使い魔のこと言ってるわけ!?」 俺「いや、ごめん普通に見た目で」 マイルズ「きいいいい!!!失礼しちゃうわね!!」 だんだんとまた地団駄を踏むマイルズ・・・まあ見た目というのはもちろん嘘であるが、以外にもぽんぽんとこういうことに乗ってくれるのでからがう側からしたら 面白いことこの上ない。 俺「(ちょろいわ~ガチでちょろいわ~そして面白いわ~)」 以前いた世界ではここまでちょろく引っかかってくれる相手もいなかったため俺のいじりテンションもMAXに近いだろう。 ケイ「はいはいはい!!二人ともいい加減にしなさい!!それよりもさっさといくわよ!!」 さすがのケイもまたさっきみたいなことになったらたまらないと思ったのか、パンパンと手を叩いてまたもや仲裁に入る・・・ご苦労様です圭子お母さん(笑) マイルズ「・・・わかったわ」 俺「りょう~かい」 プンとよそを見るマイルズに、べべろべ~という挑発的な顔をする俺。ケイはその俺を見て苦笑いを浮べる。 ケイ「ほらもう止める・・・ええと俺君。この後何をするか?だったかしら?とりあえず、座学はまた明日から続きをしてもらうわ。それで、次なんだけど」 ケイはスタスタと歩きながら俺に説明する。 ケイ「次は射撃訓練をするわ。いくらあなたがスコップに自信があるからってそれだけで戦うのはちょっと無謀だと思うの。それにさっきもあなたが言ったみたいに 手榴弾とかの訓練もしたいし」 そうケイは説明する。確かに、スコップのみで戦うとなると色々と問題はある。近接戦のみでしか戦えないため不便といえば不便だ。一応俺自身がそれをしっかりと 理解してるようなので問題はないだろう・・・が、なぜか返事がない。 ケイ「?あれ?俺君?返事がっ・・・て・・・いない?」 先ほどまで後ろを歩いていた俺が忽然と姿を消したのだ。さすがの出来事にケイも驚いたのか、キョロキョロと辺りを見回す。マイルズも一緒に探していたところ、 マイルズ「あ、ケイ!!あそこ!!」 すると、マイルズが俺を見つけたのか、マイルズが指差しているところを向くと・・・ 俺「おおお!!!こいつは第二次大戦中イギリス軍が使っていた分離型スコップじゃいか!!こっちはソ連軍のストレートスコップだし・・・どっちも向こうだと現物は そうそう残っていないから実物を見るのは初めてだなァ!!」 ケイとマイルズが向いた先にいたのは、スコップを持って子供のように目を輝かせている俺がいた。その手にはイギリス・ソ連・・・こちらではブリタニア・オラーシャ の軍用スコップだ。ちなみに俺がこちらに来る際に持ってきたのはそのソ連軍が使っていたスコップをモデルにした強化版シャベルで、これが購入の一手に なったのも一つの理由であったりする。俺はおもちゃ売り場でおもちゃを見る子供のように次々とスコップを手に取る。 俺「おお、こっちはドイツ軍のストレートスコップに折りたたみ式スコップ・・・折りたたみはあれ高かったなァ・・・東ドイツのは比較的に安く手に入ったけど 第二次大戦中のは2,3万したっけな・・・懐かしい・・・」 しみじみとした顔になる俺・・・本当にスコップがすきなのだろう・・・が、 ケイ「お~れ~く~ん~?なに勝手に行動しているのかしら?」 少し、怒気を含めた声で俺に呼びかけるケイ・・・だが、今の俺にそれはなんの効果ももたらさない。 俺「ん?お、ケイ!!見てくれこの軍用スコップの山々!!もう俺ここに住んでいい?てか住む!!」 ケイ「はいはい馬鹿いってんじゃないの俺君。さっさと武器庫に行って武器弾薬もってってあなたの射撃訓練するんだから、さっさといくわよ」 ガシッと俺の後ろ襟を掴みながらケイは俺を引きずっていこうとする。が、残念ながらこれで連れて行かれるほど俺のスコップに対する愛は薄くはない。 俺「やだやだやだやだやだ!!俺はもっとここでこのスコップたちを眺めるんだい!!いきたきゃ二人でランデブーしてこいよ~!!」 俺はザシュッと持っていたスコップを地面へと突き刺しその場に倒れこみ、そこから動かないようにする。 ケイ「子供かあんたは!?そんな駄々こねないでさっさと来なさい!!」 俺「嫌なこったいも!!俺はここでこのスコップたちを愛でるんじゃいボケェ!!」 マイルズ「なに馬鹿なこと言ってんのよ!!さっさと来なさい俺!!」 俺「うるせェ!!ぽん太は山に帰りやがれこのすっとこどっこい!!」 マイルズ「相変わらず私だけ扱い酷いわね!?てか何よポン太って!?」 ギャースカギャースカピースカムリダナクリークエイメン!!ピーチクパーチク 駄々を捏ねる俺。それを連れて行こうとするケイとマイルズ・・・正直大の男が女性二人に引きづられて行く姿はシュールとしかいいようがない。 ?1「・・・」 ?2「・・・」 ?3「・・・」 そんな連れて行かれる俺を、テントの物陰から覗く三人の姿が見えた。その三人は連れて行かれる俺を見て、それぞれ何か考え付いたのか無言でその場から離れる・・・果たして この三人の招待は何者なのか・・・?それは神のみぞ知る。 兵士1「なああの三将軍何やってたんだろうな?」 兵士2「ああ?またウィッチのケツでも追いかけてたんだろ?」 兵士3「違いない!!ハハハ!!」 神のみぞ知る。 ~~武器庫~~ なんとか俺を武器庫に連れてきたケイとマイルズはふうと一息突く。 マイルズ「もう・・・本当にどんだけスコップ好きなのよあんた・・・」 俺「すくなくともお前の想像以上だよぽん太」 マイルズ「その名前止めなさい!!ぶっとばすわよ!!」 がーッ!!と今にも俺に噛み付きそうな怒るマイルズ。 ケイ「はあ・・・ほら喧嘩しないの。早く銃を選ぶわよ(なんかこの台詞いうのも慣れてきたなァ)」 ふうとため息を吐くケイにへ~いと答えた俺はキョロキョロと辺りを見回す。 俺「うへ~・・・マジもんの銃か・・・すげえな」 俺の目の前には木で作られた銃架けに立てかけられたり、箱の上や中に鎮座している大量の銃の山だ。 俺「ふ~ん・・・こっちはMG34でMG42もあるのか・・・こっちはブレンか・・・こっちのでかいのはなんだ?」 ガチャガチャと色々と触れる俺。軍用スコップが大好きとはいえ、やっぱりこういう銃関係が好きなのはやはり男なのだからしょうがない。ぺたぺたと初めて触る 銃の感触を感じながら、俺は次々と銃を見る。 ケイ「それは九八式機関銃甲ね。扶桑の機関銃で確かカールスラントのMG15っていう銃をモデルにしているものよ」 ふ~んと、ケイの説明を聞きながら銃をジイと見つめていると・・・ 俺「・・・ん?」 ふと何かを見つけたのか俺はそちらに視線を向ける。するとそこには・・・ 俺「・・・銃剣?」 長い、刃渡り30センチはあろう銃剣が何本か山積みにされていた。俺は近づきその一本を手に取る。 俺「(これって確かあれだよな?M1ガーランドの銃剣だったと思うが・・・)」 俺は記憶のかなたにある昔見た戦争記録で着剣したM1ガーランドを思い出す・・・ちなみにM1ガーランドはアメリカ陸海空軍と海兵隊に愛用された傑作ライフル である。この銃剣はそれ専用の銃剣で長いのだが・・・ 俺「(銃剣・・・銃剣・・・銃剣・・・!!)」 ピコーンとあることを思いついた。俺は早速といわんばかりにもう一本の銃剣を手に持つ。 俺「おいケイ、ぽん太少佐見てみて~」 ケイ「ん・なに?」 マイルズ「だからぽん太やめなさいっていってるでしょうが!!」 俺の問いかけにそちらを向く二人・・・すると俺は 俺「我らは神の代理人。神罰の地上代行者。我らが使命は我が神に逆らう愚者を、その肉の最後の一片までも絶滅させることーーーーAmen」 ジャリン!!と銃剣を十字架のように交差させてそんな台詞を真顔で吐く俺・・・まあわかる人もいると思うが某吸血鬼漫画の某神父の名言である。 ケイ「・・・え?」 マイルズ「・・・え?」 まあもちろんそんな名台詞を知らない二人にとっては俺がいきなり変な発言をし始めたとしか認識できないのだが・・・ 俺「うん、よし完璧だ!!」 二人「「いやなにが!?」」 満足げにコクリと頷き銃剣を元の鞘に戻し山へと戻す。その何事もなかったかのようにまた銃を選び始めた俺に対してツッコミを入れる二人。 俺「え?いやだって・・・ねえ?長い銃剣二本となればそりゃあれやるしかないっしょ?」 ケイ「え?そうなの?あなたの世界だとあんなことばっかしているの?」 俺「いやいや、他にもたくさんあるよ?でも今回は銃剣があったから」 マイルズ「どんなカオスな世界よ。あなたの世界は・・・」 俺「いやこっちも十分にカオスだと思うよポン太ズ少佐」 マイルズ「名前と混合するの止めてくれる!?」 少し無理やり感のある組み合わせだが、俺としては案外できのいい名前だと思ったんだが・・・残念である。 ケイ「はいどうどう・・・それで俺君?どれか銃選んでくれる?適当に選んでいいから」 とケイは促す。一応俺は陸上ウィッチという扱いになるのだが、大砲はまだ早いと思いまずは銃そのものに慣れてもらおうと思ったケイは俺に適当に銃を選ばすことにした。俺はう~んと唸りながら 目の前に鎮座する銃器類を眺め・・・ 俺「んじゃこれにする」 ひょいと一丁の銃を手に取る。俺が手に取ったは世界的に使われているカールスラントの汎用機関銃MG42だ。 ケイ「(あら、意外とまともなチョイス・・・もっと変なのをチョイスするかと思ったけど・・・そうでもないわね)」 俺「(最後の大隊~♪セラスの二挺持ち~♪)」 ケイは意外とまともな選択をしたなァと思っているのだが・・・肝心な俺はそんなことは思っていなかったりする。 マイルズ「なに決まったの?・・・あら、意外なチョイスね。あなたのことだからあの扶桑や他の国から来た新兵器の山から何か持ってくると思ったんだけど・・・」 俺「ふふん、私はあんたみたいな脳筋と違ってちゃんと考えているのだよマイ太少佐」 マイルズ「誰が脳筋ですって!?あんたに脳筋呼ばわりされたくないわよ!!あとマイルズよ!!」 まったく失礼しちゃうわ!!といいながらマイルズは肩を怒らせながら歩いてゆく。ケイはその後姿を見て思わず苦笑し、俺は面白そうに笑っている。 ケイ「あなたも飽きないわねぇ・・・楽しいの?」 俺「おう、楽しいともさ」 あっけらかんと答える俺にケイはまたもや苦笑して武器庫から出る。 ケイ「それじゃあ次は弾丸取に行くわよ。あ、あとMG42用の銃身を何本か持って行ってね。すぐ加熱しちゃうから」 俺「ヤー(了解)であります大尉殿」 スチャと敬礼をする俺。ケイはそれを見てクスリと笑い、弾薬庫へと向かう。俺はその後をMG42と銃身三本を持ってケイの後についていった。 ~~射撃場~~ さて、弾薬庫で弾丸をかっぱらってきた三人は現在射撃場へとやってきていた。 ケイ「まあ、今回はあくまで銃の反動とかに慣れてもらうから、的には数発当たる程度でいいから当ててね」 俺「あいよ~」 俺はそう答えて持ってきた銃を台の上に乗せ、ドラムマガジンを手にもつ 俺「これってどう弾こめるん?」 マイルズ「これはここをこうやるのよ」 実銃を持ったことの無い俺にとってこういうマガジンのこめ方もよくわからない・・・そこを優しくマイルズが教えてくれた。 俺「お、なるほどね~サンクス、マンマル少佐」 マイルズ「マ・イ・ル・ズ・よ!!」 ガチャンと初弾を荒々しく込めて俺へと差し出す。俺はへいへ~いと気の無い返事をしてそれを受け取る。 ケイ「MG42なら構えるより腰だめのほうが撃ちやすいからそうしたほうがいいわよ」 俺「ん、了解」 俺はケイの指示通りにMG42を腰だめに構える。 マイルズ「ちょっと、そのまま持っていたら手が焼けるわよ。そこの二脚を持って撃つのよ」 俺「え?なにこれ動くの?」 マイルズ「当たり前でしょ?ほらこうやって・・・」 俺「ああ、なるほどね~」 マイルズは構える俺のいけない箇所をところどころ指摘する。俺はたまにボケをかますが、すぐに言われたとおりに直す・・・ケイはそれを見てう~むと見る。 ケイ「(なんだかんだで俺君も真面目なのね。マイルズ少佐もなんだかんだで面倒見がいいし)」 これはこれで貴重ね、と思ったケイはすばやくライカを取り出しカシャッとその一枚を撮る。 マイルズ「はい、これでいいわ。しっかりと腰に構えて撃つのよ?いいわね」 俺「あいよ」 ガチャっと改めてマイルズに教えられたとおりに銃を構える俺。俺は銃口をおそらくここだろうと思える場所に向け、 俺「んっ」 引き金を引く。 ブオオオオオッ!!!! MG42は毎分1200発を撃つことができる連射性の高い機関銃だ。その速い連謝音から連合国軍からは『ヒトラーの電動ノコギリ』というあだ名をつけられるほどである。 俺「うおっ!?」 だがもちろん連射性が高ければその分反動も弾丸のバラケ具合も多くなる。その上弾丸の消費量もかなり増える。 ケイ「あ~・・・まあ予想していた通り一発も当たらなかったわね」 マイルズ「というよりもう撃ちつくしたのね・・・そういえば短連射教えるの忘れてたわ」 二人は100m離れた場所にある的に一発も当たっていないのを見て苦笑を浮べる。 俺「・・・すっげこれが実銃の反動かよ」 対する俺は的に当たらなかった悔しさよりも、実銃の反動を受けることができた喜びのほうが大きいようだ。 マイルズ「俺、さっき教え忘れたけどMG42に限らず大隊の銃は短連射したほうがいいわ。じゃないとすぐに弾丸がなくなるわよ」 ケイ「それに銃身も焼けちゃうからジャムる原因にもなるわ。次から気をつけてね」 俺「ん、おうわかった」 そういえばなんかの資料でそんなこと書いてあったなと思い出しながら、俺は新しいドラムマガジンに変えて先ほどと同じように銃を腰だめに構える。 俺「(短連射でっと)フッ!!」 ブオオ、ブオオ、ブオオッ!! 俺は引き金を引いたり離したりを繰り返す。多少なれど弾丸が的の近くに当たるようになってきた。 ケイ「あら、さっきよりもいいじゃない」 マイルズ「ええ、的自体にはあたってないけど、的の周辺に弾丸が集まるようになってきたわね」 さっきよりもまともになってきたのを見て頷く二人・・・だが、もちろん俺としてはいまいち納得いかない。 俺「(むう・・・どうせだから的に当てたいなァ)」 まだ撃ち始めて二回目なので外してもしょうがないのだが・・・そこで俺はぴこんと思いつく。 俺「・・うん、そうだこいつを最初っから使えばいいじゃなイカ」 俺はうんうんと頷くと、銃を台の上に置き、腰にぶら下げているスコップを手に取る。 マイルズ「?ちょっと俺急になにスコップを持ち出して・・・ってまさか」 急にスコップを手に持った俺に怪訝な顔をしながら聞くマイルズ・・・だが、すぐに俺が何をしようとしているのか気付いたのかハッとする。 俺「いやなに・・・いつもねこいつのことを言ってるからな、こんな風に・・・」 ブンと俺はスコップを後ろに振りかぶり、ざっと左足で踏み込み 俺「おらァ!!」 ブオンッ!!と投げ飛ばす。スコップは綺麗に回転して的へと凄まじい速さで飛んで行き、 ズガンッ!! スコップの足掛けのところまで綺麗に深く突き刺さった。 俺「・・・おお~やっぱスコップ便利だな」 二人「「いやいやいや!!そういう問題じゃないわよ!!」」 俺が凄い満足そうな顔で言うなか二人はそれにツッコミを入れる。 俺「え、なんで?ど真ん中ドストライクじゃん。これはもう行ったしょ色々と」 ケイ「いや、確かに俺君の能力を考えるとあれもありえるかもしれないけど・・・ねぇ?」 マイルズ「というか、なんであんな弾丸ばら撒いて一発もあたらないのにスコップは綺麗にド真ん中に当たるのよ?」 俺「それは俺とスコップとの相性がいいからさぽんぽん少佐」 マイルズ「何よポンポン少佐って!?人をお腹みたいに言うの止めてくれる!?」 俺「だが断る!!ポンポン少佐!!」 マイルズ「キイイイッ!!!!」 先ほどの真面目な一面はどこにいったことか・・・俺は今までどおりのスコップ好きのボケキャラへと戻っていた。そしてマイルズも今までどおりのいじられ キャラへと戻っていた。 俺「楽しい♪少佐ぁと♪ポポポ~ン♪」 マイルズ「なんか腹立つ!!よくわからないけどとてつもなく腹が立つわ!!」 某CMのような歌を歌いながらくるくると回る俺。マイルズはそんな俺の歌にイラついてワナワナと震える。 俺「怒るぅと♪小皺ぁが♪増えるぅよ~♪」 マイルズ「怒らせてるのはあんたでしょうがぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ!!!!!!」 小皺の部分にカチンときたのか、マイルズは俺のことを追いかける。 俺「うわ~怒った~逃げろ~♪」 ブーンと両手を飛行機のように広げ、あろうことか射撃場の的のほうへと逃げる俺・・・しかもマイルズもその後を凄い形相で追いかけ始める。 マイルズ「待ちなさい!!顔面に拳骨百発ぶち込むから止まりなさい!!」 俺「きゃー!!誰か助けて~!!マイルズ少佐が○斗百列拳かまそうとしているよ~!!」 マイルズ「あんたの自業自得よこの馬鹿!!てか何よ北○百列拳って!?」 ドドドドッと凄い砂煙を上げつつ、しっかりとスコップを回収した俺はそのまま凄い勢いでその場から逃げる。マイルズはその後を拳を握り締めつつ凄い形相の まま追いかけていった。 ケイ「・・・ふふ」 ケイはその後ろ姿を見て、少し薄い笑みを浮べる。 ケイ「なんだかんだで・・・あの二人とても相性がいいかもしれなわね」 今日も、アフリカの空は青く眩しく輝いている。 マイルズ「まぁぁぁぁちぃぃぃぃなぁぁぁぁさぁぁぁぁいぃぃぃぃッ!!!!!」 俺「待てといわれて誰が待つか!!ばーかばーかwww」 今日も平和な一日である。
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ビル・ゲイツ / 人体肥料 【まじかよ】遺体を溶解し、下水に廃棄したり肥料にする法案が米で承認される!死体を飲み食いすることに!? ビル・ゲイツの死体農場🤮 https //t.co/ZUtdDFSUaw — 世界銀行300人委員会(コロナ詐欺をぶっ潰せ👊) (@someone5963) July 21, 2021 ■ 【まじかよ】遺体を溶解し、下水に廃棄したり肥料にする法案が米で承認される!死体を飲み食いすることに!? 「TOCANA」より / 米ウィスコンシン州で「水火葬」が認められたことに対し、宗教関係者が怒りの声をあげている。 米「Life Site」(5月13日付)によると、今年5月初旬、ウィスコンシン州上院が、遺体を溶解し、下水に廃棄する法案を承認した。この法案は、アルカリ加水分解、または「水火葬」と呼ばれる行為を許可するもので、水、熱、化学薬品の混合物を使って人体を液化し、骨だけを残す。液体は下水に流すか蒸発され、骨は砕いて骨壷に納めるという。 (※mono....中略、詳細はサイト記事で) 遺体の取り扱いは文化や宗教によって大きく異なるが、肥料として利用されるということは、死体水で野菜を作るということだろうか……。無菌であるし、理屈では健康になんら問題はないことだとわかるが、イメージは良くない。また、下水も巡り巡ってわれわれの飲料水になる。直接的な関係はないとはわかっていても、目の前のコップに死体水の影がちらつきそうである。 参考:「Life Site」、ほか Wisconsin Senate approves bill to dissolve dead bodies, dump them in sewer .
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5.エメラルドライツの洞穴 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (top.png) 詳細 No ステージ名 階層 出現モンスターパターン EXP ドロップアイテム 5-1 5-2 5-3 5-4 5-5 5-6 5-7 5-8 必要レベル ?~? 必要カルティア BOSS攻略
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「…アーロン殿」 「ああ…見られて…いるな」 アーロンの言葉に、メルビンは無言で頷いた。 南の方から現れた何者かは、じっと息を潜めてこちらを伺っている。 気配はほとんど感じられない。 もちろんこんな芸当のできる奴など、まともな人間ではない。 「どうする? どんな人間かわからんが…」 相手に聞こえない様に、アーロンは小さい声で問いかけた。 「十中八九、味方ではないでござるな。 こんな気味の悪い視線はまともな人間が出せる代物ではないでござる」 「こちらから仕掛けるか。相手にやる気があるのかはわからないが、 先手を取られるのは面白くない」 「うむ。わしが隙をつくるでござる。飛び道具があるやもしれぬでござるから、 正面からは避け、左右から挟みこむ形で行くでござる」 「わかった。中にいるモニカが心配だ。すぐにケリを…!!!」 その時、思ってもみない事が起きた。 三人が行動に移す前に、森の中にいる何者かが足早にこちらから遠ざかっていくのだ。 「話が聞こえていたのでござるか!?」 「たぶんな。おそらく、時間を置いたらまた来るだろう」 「うむ。追いかけたい所でござるが…」 「やめておこう。先にやらなくてはならない事がある」 建物の中にいる連中には、未だに動きが無い。 モニカが叫んでからは静寂を保ったままだ。 さっきの奴がまたいつくるのかわからない。 しかし人質をとられている以上、こっちの相手には先手を取る事が出来ないのだ。 どうしたものか…。と三人が考えを巡らせていたその時、 南の森の方からの女性の叫び声が、保たれていた静寂を切り裂いた。 「アーロン殿!!」 「ああ。俺達より向こうを優先したんだな」 「うむ。見過ごすわけにはいかないでござるな。 わしとガウ殿で行く。アーロン殿はここで待機していて欲しいでござる」 「…わかった。気をつけろよ」 この状況で半怪我人の自分がどれだけ足手纏いになるのか アーロンもよくわかっているのだろう。 メルビンとガウを見送り剣を鞘に収めると、建物の中の様子に意識を集中させた。 今、自分が果たさなくてはならない仕事に専念しなくてはならないのだ。 「とんぬらさん、今の悲鳴は!」 「ああ。助けに行かないと…。 アニー、ここで待っていて。すぐに戻るから」 「イヤ、行かないで!」 アニーはとんぬらの服の裾をつかんで離さない。 「アニー…」 「なにがあるかわからないのよ。もしなにかあったら…私……」 「………」 アニーは目に涙を溜め、服の裾をより強く握りなおした。 「イヤ…イヤなの……」 とんぬらはすすり泣く娘を抱きしめた。 お互いに程度の違いはあれ、離れたくないのは同じだろう。 それに、おそらくこの舞台には安全地帯など存在しないのだ。 「…これじゃあ行けないね」 「………」 「えっと、僕が見てくるよ。とんぬらさんはアニーについていてあげて」 「ルーキー。…ごめん」 「気にしなくていいよ。でも、なにかあったら助けにきてよ」 「ああ。約束する」 ルーキーはスナイパーアイを装備すると、まっすぐ悲鳴のした方へ走り出した。 「足跡は残っているでござるな。ガウ殿、臭いを追えるでござるか?」 「ガウ!!」 ガウは地面に残った足跡を嗅ぐと、南西の方角へと走り出した。 メルビンも後ろからついて行く。 途中足跡が増え、おそらく襲われた女性も同じ方向へ逃げているらしい事がわかった。 木々の隙間を縫う様に走る事数分、森が開け、 切り立った崖と、対岸の島へ渡る吊り橋が見えた。 「ガウ!」 「この橋を渡っていったのでござるな。行くでござるよ!!」 そう言って二人は吊り橋の上を駆け出した。 ちょうど半分まで来た所であろうか、前を走っていたガウが急に立ち止まった。 「どうしたんでござるか?」 「ガウゥ…。(臭いが…消えてる…?)」 メルビンの顔がこわばり、弾かれたように後ろを振り返った。 対岸にいたのは、紫の髪をした女性の姿。 「しまった! 罠か!!」 女性は醜く顔をゆがめると、掌に生み出した火球を吊り橋に叩きつけた。 「ガウ殿! 逃げるでござる!!」 「ガウ!!」 間一髪、二人は橋が落ちる前に対岸にたどり着くことが出来た。 後ろを振り返ると、さっきの女性の姿はどこにも見当たらない。 火に包まれた吊り橋があげている、黒い煙しか見えなかった。 (どうしよう。すごいものをみてしまった。 キレイな女の人が変な杖をふると、メルビンさんそっくりに変身したんだ。 それだけじゃない。変身する直前、一瞬だけど気配を隠すのをやめた時、 …アイツの体からものすごい瘴気が漏れたんだ。あんなの、高位の魔族じゃなきゃ…。 アイツの向ってる方向は、地図で祠が書いてあった方みたいだ。 橋の方が気になるけど、先にとんぬらさん達と合流しないと) 「…どうなっているんだ」 つい数分前から立ち上った黒い煙を、アーロンは歯がゆそうに見上げていた。 煙とメルビン達が向かっていった方角は一致していた。 「…あの二人に何かあったのか?」 建物の中は未だに沈黙を保っている。 今すぐ向こうの様子を見に行きたいが、モニカを放っておく訳には行かない。 体を二つに裂いてしまいたい衝動に襲われる。 どちらも自分の命の恩人であり、大切な仲間なのだ。 その時、森から誰かが姿を現した。 「アー…ロン…殿……」 現れたのは傷だらけになったメルビンだった。脇腹から血を流している。 「どうした! なにがあったんだ!!」 アーロンは今にも倒れそうになっているメルビンを支えた。 「罠…だったんで…ござる…。ガウ殿は…」 「わかった。もう喋るな」 「モニカ殿は…どうなったで…ござるか?」 「まだ中にいる。さっきから何も動きがない」 そういってアーロンは見えない祠の方を向いた。 「なるほど。そこに祠があったんだな」 耳慣れない言葉。アーロンがその言葉の意味を理解する前に、 メルビンの右手に発生した雷撃が、アーロンの体を絡め取った。 「ぐ…がぁ…」 「ほう、確かにここに何かがあるな」 メルビンは地面に倒れこんだアーロンを一瞥すると、 アーロンの向いた方向を調べ始めた。 「貴様…何者だ……」 アーロンは剣を構え、フラフラと立ち上がった。 「…そうか。そんな奴が……」 とんぬらは帰ってきたルーキーの話を聞くと、アゴに手をやって思案し始めた。 「…行こう。祠の中にだれかいるかもしれない」 とんぬらはそう言って立ち上がった。 「………」 アニーは心配そうにとんぬらを見上げる。 「アニー。さっき話しただろう。 ぼくは死なない。おまえやクーパーを残して死ねるわけはないだろ?」 とんぬらはアニーの肩に手を置いて、ゆっくりと話し掛ける。 「大丈夫。ぼくがどれだけ強いかわかってるだろ?」 アニーは黙って首を縦に振る。 「ここで隠れていなさい。でも危なくなったすぐににげるんだよ」 「…私も行く。もう離れたくない!」 少女の決意は固く、曲げる事はできないようだ。 「…わかった。急ごう。もう祠についているかもしれない」 「ぐうっっ」 見えない衝撃波にアーロンの体は吹き飛ばされ、近くの木に叩きつけられた。 「わしか?…そうだな。次の姿は貴様にしようか」 「一体…何を……!!!」 メルビンは袋のなかから奇妙な杖を取り出し、呪文を唱えた。 奇妙な煙がメルビンの体を覆い、次の瞬間、メルビンの姿はアーロンそっくりになった。 「こういう事だ。まあ、貴様は見事にだまされてくれたわけだな」 アーロンもどきはそう言うと、印を組み呪文を唱え始めた。 「同じ人間が二人もいるのはおかしいからな。貴様はしばらく眠っておれ」 少しずつアーロンの体から自由が奪われていく。指先が痺れて動かない。 舌が全く動かない。モニカに危険を知らせる事も、もはや出来ないようだ。 (くっ…意識が……気を…失っ…て……たまるか…) 「安心しろ。殺しはしない。もっとも、誰も貴様を助けに来る者などいないのだがな。 ヒョーッヒョッヒョッヒョッヒョッヒョぶっ!!!」 えらそうに高笑いをしているアーロンもどきの後頭部を、 彼方から飛来したブーメランが直撃した。 【アーロン(怪我・半冷凍) 所持品:折れた鋼の剣 第一行動方針:気を確かに持つ 第二行動方針:モニカを助ける 第三行動方針:仲間を探す】 【現在位置:祠の離れのそば】 【メルビン 所持品:虎殺しの槍 第一行動方針:アーロンとモニカを助けに行く 第二行動方針:仲間を探す 第三行動方針:ホフマンの仇をうつ】 【ガウ 所持品:なし 第一行動方針:アーロンとモニカを助けに行く 第二行動方針:仲間を探す 第三行動方針:ホフマンの仇をうつ】 【現在位置:祠から南の島】 【エビルプリースト(現在の姿はアーロン) 所持品:危ない水着 変化の杖 ファリスのペンダント 第一行動方針:この場にいる全員の始末 第二行動方針:天空の勇者(ソロ・クーパー)の始末】 【現在位置:祠の離れのそば】 【とんぬら 所持品:さざなみの剣 第一行動方針:アーロンもどきを倒す 第二行動方針:クーパー、パパスとの合流 第三行動方針:アイラの呪いを解ける人を探す】 【ルーキー 所持品:スナイパーアイ、ブーメラン 第一行動方針:アーロンもどきを倒す 第二行動方針:ライアンとの合流】 【アニー 所持品:マインゴーシュ 第一行動方針:アーロンもどきを倒す 第二行動方針:クーパーをみつける】 【現在位置:祠の離れのそば】 ※祠から南にある橋は焼け落ちました。 ←PREV INDEX NEXT→ ←PREV ガウ NEXT→ ←PREV アーロン NEXT→ ←PREV エビルプリースト NEXT→ ←PREV とんぬら NEXT→ ←PREV アニー NEXT→ ←PREV ルーキー NEXT→ ←PREV メルビン NEXT→
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時計の針は、止まることなく回り続ける。時に、その巡りの遅さに焦れったく感じることもあれば。時に、すぐに過ぎ去ってしまった時の速さに目まぐるしさを覚えることもある。 時間ってのはそういうもんらしい。楽しい時ほど早く過ぎるように見えるし、そうじゃない時は、まるで止まったように動かない。 『――時計の針を回したら、早く時間が過ぎたりしねえかなぁ。』 俺は、早く大人になりたかった。俺が子供だってだけで、大人たちにはいつも舐められる。本当はアイツらだって同類なのに。行き着くべくして行き着いた、社会の底辺。光の当たらないカクレミノ。誰からも見下され、蔑まれ――そんな奴らにとっちゃ、見下せる存在が欲しいんだろう。だから裏社会では、俺のような子供は、大人より力が弱いってだけでどこまでも弱者だ。 ヒトってのは、ヤなもんだよな。自分より下のやつを必死こいて探して、蹴落とすのに精を尽くして。足元を見ないと、立っていられないんだ。 ……そして俺も、その例に漏れずヒトだから、誰かを下に見ていないと、生きていけない。なのに俺は、その中でも最底辺。授業はいっつもサボってるから、先生はもちろんクラスメイトにも基本、嫌われている。もちろん成績なんてどん底で、オフクロだって俺のこと、馬鹿にしてる。 誰も彼もが俺よりは上にいて、俺の事を見下していて――足場を無くした俺は、落ちるべくして落ちるしかなかった。 だけど、アイツは。アイツだけは、何ていうか、変なヤツだった。 成績は良くはないものの授業にはちゃんと出てたし。周りと仲良くはしていなくても、目立たないってだけで疎まれているわけではない。その地点で少なくとも俺よりは上にいるはずなのに。それでもアイツは――ラッセルは、決して俺を見下そうとはしなかったんだ。 向こうも独りでいるのは寂しいところもあったのか、俺たちは出会って間もなくして親友になった。暴力こそが力である麻薬取引の温床、社会のカクレミノ。つまらない勉強でしか価値を見出されない学校。勝手な期待を押し付けてくる家族。どこにいても見い出せなかった居場所ってものを、俺はようやく見付けられたような気がした。 ……なのに、俺は。 『――ラッセル。明日の授業、一緒にサボろうぜ?』 それでも、見下す相手が欲しかったのか? 『――補導されたってヘーキだって! ほら、もうちょっとだけ遊んでいこうぜ!』 いや、見下すことはできないとわかっていても、せめてアイツにも同じステージには立っていてほしかったのか? 『――皆やってるんだって!ㅤ一回だけで辞めたらカラダにもそんな悪い影響はないしさ。騙されたと思って一回だけ、やってみろよ!』 最初、何を思っていたかはもう分からない。だけど俺は――アイツを、俺のいる場所まで引きずり下ろしていった。 その果てに何が待っているか、なんて。その時の俺は考えもしていなかったんだ。 ある日の夜中、家に帰った俺に、オフクロが青ざめた顔で詰め寄ってきた。詳しくは覚えてないけど、『お前も関係していないだろうな』とか、そんなことを言われた気がする。 なんの事か分からず、だけど俺が何か重大な出来事において信用されていないってことだけは何となく分かって。それが気に入らなくて、俺はオフクロの手を振り払って逃げるように家を出た。夜中に行くところなんか無く、行き先はいつものカクレミノ。そこにはいつもつるんでた大人たちがいて、だけどいつもと少しだけ様子が違うような気がして。尋ねてみると、どこか困惑したように教えてくれた。 ――ラッセルが、連続殺人の罪で捕まったらしい。 詳しく聞いて、はじめに湧いた感情は、怒りだったと思う。俺が好きだった女の子、ガーデニアの死が、本当は事故じゃなくラッセルによるものだと分かったから。 だけど今は、色んな感情がぐちゃぐちゃになって分からなくなっている。ラッセルが殺した人の中には、俺のオフクロにもその悪名が伝わってるくらいに酷いやつらしい、ラッセルの両親も含まれていたから。 そして、それならば――アイツに最後の踏ん切りを与えてしまったのは、俺かもしれないから。 あれはラッセルが最初に人を殺してしまうよりも前の話。ラッセルと一緒に深夜の遊びをしていると、マフィアのボスを下っ端たちが下克上で殺してしまった場面に遭遇したことがあった。しかもそのボスってのが相当悪どい奴で、皆に無茶な上納金を請求し続けていたためかなり嫌われていたらしく、誰もそれを責めることはしなかった。むしろ皆、実行した奴に感謝し、隠蔽工作に協力までする始末だった。 その顛末を見ながら、ラッセルは俺に言ったんだ。 『……本当に、苦しい時だったら。それか相手が本当に死んでもいいような奴だったら。そんな時は、殺してもいいってことなのかな。』 何かと無気力なラッセルが積極的に興味を持ったことに驚きながらも、俺は答えた。 『むっずかしいこと考えてんなー? ま、よく分かんねーけど。それでもアイツは死んでよかったんじゃねえの?』 哲学地味たことは苦手だ。だから、考えることを放棄したテキトーな答えだった。 だけど……今にして思えば。 あの時、ラッセルの価値観は、時に殺しをも是とするものに書き換えられてしまったのだろうか。 あの時、仮に違うと言えていれば。この結末は変わったのだろうか。 あの時、俺がアイツを裏社会なんかに関わらせなければ。そんな疑問を持つことすらなかったのだろうか。 あの時、もっと俺がアイツの居場所になれていれば。アイツが抱えていた潜在的な孤独を、理解してやれていれば。 あの時。 あの時。 あの時―― ――数多のifの中には、アイツが殺した全員とは言わずとも、せめて何人かは殺させずに済んだ道だって、きっとあったんじゃないだろうか。 いつの間にか14歳の誕生日を迎えていたことでこの国の少年法の保護範囲をギリギリ超えていたアイツは、裁判を経て、当たり前のように死刑判決が下された。開発中の薬、ハッピードリームとやらで更生を試みる実験台になって、その経過次第では実刑を免れることができるらしいが……その実験の成功例はなく、ニュースを見てもラッセルの更生は成功しないだろうって見立てがほとんどだ。 ラッセルは今、夢の中にいる。しかし、死刑台への歩みを、一歩ずつ着実に進めていっている。 その一方で、何かできたかもしれないのに何もしなかった俺は――殺し合い、というものに巻き込まれていた。 ■ 「……はは、俺も誰かを、殺せ……ってか? ったく、ジョーダンきついぜ……。」 人を殺した末路は、ラッセルがこの上なく示してくれていたというのに。俺にも同じことをしろ、ということらしい。これは、何もしなかった俺へのバツなのかも、しれない。 「なあ、主催者さんよ。何でも願い、叶えてくれるってんなら……だったら夢の中のラッセルに、罪悪感ってヤツを与えてやってくれよ。それが無いとアイツ、死んじまうんだろ。」 だけど、あの男は確かに言った。俺が一生マジメに働いても得られないほどのおカネだけでなく、どんな願いも叶えるという子供騙しのような謳い文句を。 「……んなこと、できるワケねーよな。」 ああ、どんな楽観的な奴でも眉唾ものだと吐き捨てるべき、有り得ないことだ。ラッセルみたいな心を壊した奴の更生があの主催者の手にかかれば叶うと言うのなら、ハッピードリームなんて薬はいらない。 「……でも。」 理屈の上では、理解している。あれがただの甘言に過ぎないと。だけど、その上で。 「もう、イヤなんだ。後悔するのは。」 最善を尽くし、それでもダメだったのなら、諦めもつくかもしれない。だけど今の俺を苦しめている罪悪感は、それをしなかったことだ。もしここで日和って、何とか平和的に解決する方法を見つけ出したとして、その上でラッセルの死刑を見届けたその時。俺はきっとまた、今の俺の選択を後悔するだろう。 「だから……待ってろよ、ラッセル。」 時計の針は、回り続ける。時に、その巡りの遅さに焦れったく感じることもあれば。時に、すぐに過ぎ去ってしまった時の速さに目まぐるしさを覚えることもある。 だけど決して。時計の針は、戻らない。いつまでも絶えず、流れていくだけ。 【クリス@END ROLL】 [状態]:健康 [装備]:特別なバット@アイドルマスター シャイニーカラーズ [道具]:基本支給品一式、不明支給品0〜2 [思考] 基本:殺し合いに優勝し、ラッセルの死刑を止める。 1:もう、後悔したくないんだ。 [備考] ※ハッピードリーム内のクリスではなく、現実のクリスです。 ※ラッセルのHD式更生プログラム終了前からの参戦です。 【支給品紹介】 【特別なバット@アイドルマスター シャイニーカラーズ】 『空と青とアイツ』のコミュで芹沢あさひが購入するも、そのまま飽きられ放置されたバット。店員曰く特別なバットとのことであったが、特に変哲のない普通のバットである。
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今の装備やステータス STR 5 2 DEX 35 20 VIT 5 2 AGI 105 45 INT 5 0 LUC 100 27
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あらすじ 俺「スコップ突撃!!」 マイルズ「銃剣突撃!!」 ケイ「誰が28よ!?」 以上!! ~~午後ティ~~ 俺「んで?次は何するんだ?」 さて、昼食をとり終えた三人は今度は射撃場へと向かっていた。俺はザッザッと歩きながら隣を歩くマイルズとケイに話しかける。 ケイ「そうねぇ・・・正直さっきの戦術指導の続きをしたいんだけど・・・あなたたちじゃ絶対に進まないし、他の人は忙しいだろうし」 ジトッと俺とマイルズに視線を向けるケイ・・・マイルズはうっと気まずそうに視線をそむけ、俺は空を見て口笛を吹く。 マイルズ「しょ、しょうがないじゃない。あれはこの馬鹿が実戦はスコップのみ見たいな発言するから・・・」 俺「んだと?お前だって実戦は銃剣突撃がサイコーみたいな発言してただろうが」 マイルズ「な、銃剣突撃はブリタニアの伝統にして最高の戦法なのよ?それを誇りに思ってるのよ私は!!」 俺「だァからスコップ突撃もそうだといってんだろうがこのぽんぽんたぬき!!」 マイルズ「ちょ、な、なによぽんぽんたぬきって!?なに?もしかして私の使い魔のこと言ってるわけ!?」 俺「いや、ごめん普通に見た目で」 マイルズ「きいいいい!!!失礼しちゃうわね!!」 だんだんとまた地団駄を踏むマイルズ・・・まあ見た目というのはもちろん嘘であるが、以外にもぽんぽんとこういうことに乗ってくれるのでからがう側からしたら 面白いことこの上ない。 俺「(ちょろいわ~ガチでちょろいわ~そして面白いわ~)」 以前いた世界ではここまでちょろく引っかかってくれる相手もいなかったため俺のいじりテンションもMAXに近いだろう。 ケイ「はいはいはい!!二人ともいい加減にしなさい!!それよりもさっさといくわよ!!」 さすがのケイもまたさっきみたいなことになったらたまらないと思ったのか、パンパンと手を叩いてまたもや仲裁に入る・・・ご苦労様です圭子お母さん(笑) マイルズ「・・・わかったわ」 俺「りょう~かい」 プンとよそを見るマイルズに、べべろべ~という挑発的な顔をする俺。ケイはその俺を見て苦笑いを浮べる。 ケイ「ほらもう止める・・・ええと俺君。この後何をするか?だったかしら?とりあえず、座学はまた明日から続きをしてもらうわ。それで、次なんだけど」 ケイはスタスタと歩きながら俺に説明する。 ケイ「次は射撃訓練をするわ。いくらあなたがスコップに自信があるからってそれだけで戦うのはちょっと無謀だと思うの。それにさっきもあなたが言ったみたいに 手榴弾とかの訓練もしたいし」 そうケイは説明する。確かに、スコップのみで戦うとなると色々と問題はある。近接戦のみでしか戦えないため不便といえば不便だ。一応俺自身がそれをしっかりと 理解してるようなので問題はないだろう・・・が、なぜか返事がない。 ケイ「?あれ?俺君?返事がっ・・・て・・・いない?」 先ほどまで後ろを歩いていた俺が忽然と姿を消したのだ。さすがの出来事にケイも驚いたのか、キョロキョロと辺りを見回す。マイルズも一緒に探していたところ、 マイルズ「あ、ケイ!!あそこ!!」 すると、マイルズが俺を見つけたのか、マイルズが指差しているところを向くと・・・ 俺「おおお!!!こいつは第二次大戦中イギリス軍が使っていた分離型スコップじゃいか!!こっちはソ連軍のストレートスコップだし・・・どっちも向こうだと現物は そうそう残っていないから実物を見るのは初めてだなァ!!」 ケイとマイルズが向いた先にいたのは、スコップを持って子供のように目を輝かせている俺がいた。その手にはイギリス・ソ連・・・こちらではブリタニア・オラーシャ の軍用スコップだ。ちなみに俺がこちらに来る際に持ってきたのはそのソ連軍が使っていたスコップをモデルにした強化版シャベルで、これが購入の一手に なったのも一つの理由であったりする。俺はおもちゃ売り場でおもちゃを見る子供のように次々とスコップを手に取る。 俺「おお、こっちはドイツ軍のストレートスコップに折りたたみ式スコップ・・・折りたたみはあれ高かったなァ・・・東ドイツのは比較的に安く手に入ったけど 第二次大戦中のは2,3万したっけな・・・懐かしい・・・」 しみじみとした顔になる俺・・・本当にスコップがすきなのだろう・・・が、 ケイ「お~れ~く~ん~?なに勝手に行動しているのかしら?」 少し、怒気を含めた声で俺に呼びかけるケイ・・・だが、今の俺にそれはなんの効果ももたらさない。 俺「ん?お、ケイ!!見てくれこの軍用スコップの山々!!もう俺ここに住んでいい?てか住む!!」 ケイ「はいはい馬鹿いってんじゃないの俺君。さっさと武器庫に行って武器弾薬もってってあなたの射撃訓練するんだから、さっさといくわよ」 ガシッと俺の後ろ襟を掴みながらケイは俺を引きずっていこうとする。が、残念ながらこれで連れて行かれるほど俺のスコップに対する愛は薄くはない。 俺「やだやだやだやだやだ!!俺はもっとここでこのスコップたちを眺めるんだい!!いきたきゃ二人でランデブーしてこいよ~!!」 俺はザシュッと持っていたスコップを地面へと突き刺しその場に倒れこみ、そこから動かないようにする。 ケイ「子供かあんたは!?そんな駄々こねないでさっさと来なさい!!」 俺「嫌なこったいも!!俺はここでこのスコップたちを愛でるんじゃいボケェ!!」 マイルズ「なに馬鹿なこと言ってんのよ!!さっさと来なさい俺!!」 俺「うるせェ!!ぽん太は山に帰りやがれこのすっとこどっこい!!」 マイルズ「相変わらず私だけ扱い酷いわね!?てか何よポン太って!?」 ギャースカギャースカピースカムリダナクリークエイメン!!ピーチクパーチク 駄々を捏ねる俺。それを連れて行こうとするケイとマイルズ・・・正直大の男が女性二人に引きづられて行く姿はシュールとしかいいようがない。 ?1「・・・」 ?2「・・・」 ?3「・・・」 そんな連れて行かれる俺を、テントの物陰から覗く三人の姿が見えた。その三人は連れて行かれる俺を見て、それぞれ何か考え付いたのか無言でその場から離れる・・・果たして この三人の招待は何者なのか・・・?それは神のみぞ知る。 兵士1「なああの三将軍何やってたんだろうな?」 兵士2「ああ?またウィッチのケツでも追いかけてたんだろ?」 兵士3「違いない!!ハハハ!!」 神のみぞ知る。 ~~武器庫~~ なんとか俺を武器庫に連れてきたケイとマイルズはふうと一息突く。 マイルズ「もう・・・本当にどんだけスコップ好きなのよあんた・・・」 俺「すくなくともお前の想像以上だよぽん太」 マイルズ「その名前止めなさい!!ぶっとばすわよ!!」 がーッ!!と今にも俺に噛み付きそうな怒るマイルズ。 ケイ「はあ・・・ほら喧嘩しないの。早く銃を選ぶわよ(なんかこの台詞いうのも慣れてきたなァ)」 ふうとため息を吐くケイにへ~いと答えた俺はキョロキョロと辺りを見回す。 俺「うへ~・・・マジもんの銃か・・・すげえな」 俺の目の前には木で作られた銃架けに立てかけられたり、箱の上や中に鎮座している大量の銃の山だ。 俺「ふ~ん・・・こっちはMG34でMG42もあるのか・・・こっちはブレンか・・・こっちのでかいのはなんだ?」 ガチャガチャと色々と触れる俺。軍用スコップが大好きとはいえ、やっぱりこういう銃関係が好きなのはやはり男なのだからしょうがない。ぺたぺたと初めて触る 銃の感触を感じながら、俺は次々と銃を見る。 ケイ「それは九八式機関銃甲ね。扶桑の機関銃で確かカールスラントのMG15っていう銃をモデルにしているものよ」 ふ~んと、ケイの説明を聞きながら銃をジイと見つめていると・・・ 俺「・・・ん?」 ふと何かを見つけたのか俺はそちらに視線を向ける。するとそこには・・・ 俺「・・・銃剣?」 長い、刃渡り30センチはあろう銃剣が何本か山積みにされていた。俺は近づきその一本を手に取る。 俺「(これって確かあれだよな?M1ガーランドの銃剣だったと思うが・・・)」 俺は記憶のかなたにある昔見た戦争記録で着剣したM1ガーランドを思い出す・・・ちなみにM1ガーランドはアメリカ陸海空軍と海兵隊に愛用された傑作ライフル である。この銃剣はそれ専用の銃剣で長いのだが・・・ 俺「(銃剣・・・銃剣・・・銃剣・・・!!)」 ピコーンとあることを思いついた。俺は早速といわんばかりにもう一本の銃剣を手に持つ。 俺「おいケイ、ぽん太少佐見てみて~」 ケイ「ん・なに?」 マイルズ「だからぽん太やめなさいっていってるでしょうが!!」 俺の問いかけにそちらを向く二人・・・すると俺は 俺「我らは神の代理人。神罰の地上代行者。我らが使命は我が神に逆らう愚者を、その肉の最後の一片までも絶滅させることーーーーAmen」 ジャリン!!と銃剣を十字架のように交差させてそんな台詞を真顔で吐く俺・・・まあわかる人もいると思うが某吸血鬼漫画の某神父の名言である。 ケイ「・・・え?」 マイルズ「・・・え?」 まあもちろんそんな名台詞を知らない二人にとっては俺がいきなり変な発言をし始めたとしか認識できないのだが・・・ 俺「うん、よし完璧だ!!」 二人「「いやなにが!?」」 満足げにコクリと頷き銃剣を元の鞘に戻し山へと戻す。その何事もなかったかのようにまた銃を選び始めた俺に対してツッコミを入れる二人。 俺「え?いやだって・・・ねえ?長い銃剣二本となればそりゃあれやるしかないっしょ?」 ケイ「え?そうなの?あなたの世界だとあんなことばっかしているの?」 俺「いやいや、他にもたくさんあるよ?でも今回は銃剣があったから」 マイルズ「どんなカオスな世界よ。あなたの世界は・・・」 俺「いやこっちも十分にカオスだと思うよポン太ズ少佐」 マイルズ「名前と混合するの止めてくれる!?」 少し無理やり感のある組み合わせだが、俺としては案外できのいい名前だと思ったんだが・・・残念である。 ケイ「はいどうどう・・・それで俺君?どれか銃選んでくれる?適当に選んでいいから」 とケイは促す。一応俺は陸上ウィッチという扱いになるのだが、大砲はまだ早いと思いまずは銃そのものに慣れてもらおうと思ったケイは俺に適当に銃を選ばすことにした。俺はう~んと唸りながら 目の前に鎮座する銃器類を眺め・・・ 俺「んじゃこれにする」 ひょいと一丁の銃を手に取る。俺が手に取ったは世界的に使われているカールスラントの汎用機関銃MG42だ。 ケイ「(あら、意外とまともなチョイス・・・もっと変なのをチョイスするかと思ったけど・・・そうでもないわね)」 俺「(最後の大隊~♪セラスの二挺持ち~♪)」 ケイは意外とまともな選択をしたなァと思っているのだが・・・肝心な俺はそんなことは思っていなかったりする。 マイルズ「なに決まったの?・・・あら、意外なチョイスね。あなたのことだからあの扶桑や他の国から来た新兵器の山から何か持ってくると思ったんだけど・・・」 俺「ふふん、私はあんたみたいな脳筋と違ってちゃんと考えているのだよマイ太少佐」 マイルズ「誰が脳筋ですって!?あんたに脳筋呼ばわりされたくないわよ!!あとマイルズよ!!」 まったく失礼しちゃうわ!!といいながらマイルズは肩を怒らせながら歩いてゆく。ケイはその後姿を見て思わず苦笑し、俺は面白そうに笑っている。 ケイ「あなたも飽きないわねぇ・・・楽しいの?」 俺「おう、楽しいともさ」 あっけらかんと答える俺にケイはまたもや苦笑して武器庫から出る。 ケイ「それじゃあ次は弾丸取に行くわよ。あ、あとMG42用の銃身を何本か持って行ってね。すぐ加熱しちゃうから」 俺「ヤー(了解)であります大尉殿」 スチャと敬礼をする俺。ケイはそれを見てクスリと笑い、弾薬庫へと向かう。俺はその後をMG42と銃身三本を持ってケイの後についていった。 ~~射撃場~~ さて、弾薬庫で弾丸をかっぱらってきた三人は現在射撃場へとやってきていた。 ケイ「まあ、今回はあくまで銃の反動とかに慣れてもらうから、的には数発当たる程度でいいから当ててね」 俺「あいよ~」 俺はそう答えて持ってきた銃を台の上に乗せ、ドラムマガジンを手にもつ 俺「これってどう弾こめるん?」 マイルズ「これはここをこうやるのよ」 実銃を持ったことの無い俺にとってこういうマガジンのこめ方もよくわからない・・・そこを優しくマイルズが教えてくれた。 俺「お、なるほどね~サンクス、マンマル少佐」 マイルズ「マ・イ・ル・ズ・よ!!」 ガチャンと初弾を荒々しく込めて俺へと差し出す。俺はへいへ~いと気の無い返事をしてそれを受け取る。 ケイ「MG42なら構えるより腰だめのほうが撃ちやすいからそうしたほうがいいわよ」 俺「ん、了解」 俺はケイの指示通りにMG42を腰だめに構える。 マイルズ「ちょっと、そのまま持っていたら手が焼けるわよ。そこの二脚を持って撃つのよ」 俺「え?なにこれ動くの?」 マイルズ「当たり前でしょ?ほらこうやって・・・」 俺「ああ、なるほどね~」 マイルズは構える俺のいけない箇所をところどころ指摘する。俺はたまにボケをかますが、すぐに言われたとおりに直す・・・ケイはそれを見てう~むと見る。 ケイ「(なんだかんだで俺君も真面目なのね。マイルズ少佐もなんだかんだで面倒見がいいし)」 これはこれで貴重ね、と思ったケイはすばやくライカを取り出しカシャッとその一枚を撮る。 マイルズ「はい、これでいいわ。しっかりと腰に構えて撃つのよ?いいわね」 俺「あいよ」 ガチャっと改めてマイルズに教えられたとおりに銃を構える俺。俺は銃口をおそらくここだろうと思える場所に向け、 俺「んっ」 引き金を引く。 ブオオオオオッ!!!! MG42は毎分1200発を撃つことができる連射性の高い機関銃だ。その速い連謝音から連合国軍からは『ヒトラーの電動ノコギリ』というあだ名をつけられるほどである。 俺「うおっ!?」 だがもちろん連射性が高ければその分反動も弾丸のバラケ具合も多くなる。その上弾丸の消費量もかなり増える。 ケイ「あ~・・・まあ予想していた通り一発も当たらなかったわね」 マイルズ「というよりもう撃ちつくしたのね・・・そういえば短連射教えるの忘れてたわ」 二人は100m離れた場所にある的に一発も当たっていないのを見て苦笑を浮べる。 俺「・・・すっげこれが実銃の反動かよ」 対する俺は的に当たらなかった悔しさよりも、実銃の反動を受けることができた喜びのほうが大きいようだ。 マイルズ「俺、さっき教え忘れたけどMG42に限らず大隊の銃は短連射したほうがいいわ。じゃないとすぐに弾丸がなくなるわよ」 ケイ「それに銃身も焼けちゃうからジャムる原因にもなるわ。次から気をつけてね」 俺「ん、おうわかった」 そういえばなんかの資料でそんなこと書いてあったなと思い出しながら、俺は新しいドラムマガジンに変えて先ほどと同じように銃を腰だめに構える。 俺「(短連射でっと)フッ!!」 ブオオ、ブオオ、ブオオッ!! 俺は引き金を引いたり離したりを繰り返す。多少なれど弾丸が的の近くに当たるようになってきた。 ケイ「あら、さっきよりもいいじゃない」 マイルズ「ええ、的自体にはあたってないけど、的の周辺に弾丸が集まるようになってきたわね」 さっきよりもまともになってきたのを見て頷く二人・・・だが、もちろん俺としてはいまいち納得いかない。 俺「(むう・・・どうせだから的に当てたいなァ)」 まだ撃ち始めて二回目なので外してもしょうがないのだが・・・そこで俺はぴこんと思いつく。 俺「・・うん、そうだこいつを最初っから使えばいいじゃなイカ」 俺はうんうんと頷くと、銃を台の上に置き、腰にぶら下げているスコップを手に取る。 マイルズ「?ちょっと俺急になにスコップを持ち出して・・・ってまさか」 急にスコップを手に持った俺に怪訝な顔をしながら聞くマイルズ・・・だが、すぐに俺が何をしようとしているのか気付いたのかハッとする。 俺「いやなに・・・いつもねこいつのことを言ってるからな、こんな風に・・・」 ブンと俺はスコップを後ろに振りかぶり、ざっと左足で踏み込み 俺「おらァ!!」 ブオンッ!!と投げ飛ばす。スコップは綺麗に回転して的へと凄まじい速さで飛んで行き、 ズガンッ!! スコップの足掛けのところまで綺麗に深く突き刺さった。 俺「・・・おお~やっぱスコップ便利だな」 二人「「いやいやいや!!そういう問題じゃないわよ!!」」 俺が凄い満足そうな顔で言うなか二人はそれにツッコミを入れる。 俺「え、なんで?ど真ん中ドストライクじゃん。これはもう行ったしょ色々と」 ケイ「いや、確かに俺君の能力を考えるとあれもありえるかもしれないけど・・・ねぇ?」 マイルズ「というか、なんであんな弾丸ばら撒いて一発もあたらないのにスコップは綺麗にド真ん中に当たるのよ?」 俺「それは俺とスコップとの相性がいいからさぽんぽん少佐」 マイルズ「何よポンポン少佐って!?人をお腹みたいに言うの止めてくれる!?」 俺「だが断る!!ポンポン少佐!!」 マイルズ「キイイイッ!!!!」 先ほどの真面目な一面はどこにいったことか・・・俺は今までどおりのスコップ好きのボケキャラへと戻っていた。そしてマイルズも今までどおりのいじられ キャラへと戻っていた。 俺「楽しい♪少佐ぁと♪ポポポ~ン♪」 マイルズ「なんか腹立つ!!よくわからないけどとてつもなく腹が立つわ!!」 某CMのような歌を歌いながらくるくると回る俺。マイルズはそんな俺の歌にイラついてワナワナと震える。 俺「怒るぅと♪小皺ぁが♪増えるぅよ~♪」 マイルズ「怒らせてるのはあんたでしょうがぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ!!!!!!」 小皺の部分にカチンときたのか、マイルズは俺のことを追いかける。 俺「うわ~怒った~逃げろ~♪」 ブーンと両手を飛行機のように広げ、あろうことか射撃場の的のほうへと逃げる俺・・・しかもマイルズもその後を凄い形相で追いかけ始める。 マイルズ「待ちなさい!!顔面に拳骨百発ぶち込むから止まりなさい!!」 俺「きゃー!!誰か助けて~!!マイルズ少佐が○斗百列拳かまそうとしているよ~!!」 マイルズ「あんたの自業自得よこの馬鹿!!てか何よ北○百列拳って!?」 ドドドドッと凄い砂煙を上げつつ、しっかりとスコップを回収した俺はそのまま凄い勢いでその場から逃げる。マイルズはその後を拳を握り締めつつ凄い形相の まま追いかけていった。 ケイ「・・・ふふ」 ケイはその後ろ姿を見て、少し薄い笑みを浮べる。 ケイ「なんだかんだで・・・あの二人とても相性がいいかもしれなわね」 今日も、アフリカの空は青く眩しく輝いている。 マイルズ「まぁぁぁぁちぃぃぃぃなぁぁぁぁさぁぁぁぁいぃぃぃぃッ!!!!!」 俺「待てといわれて誰が待つか!!ばーかばーかwww」 今日も平和な一日である。
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とまったまんま【登録タグ と 初音ミク 曲 瀬名航】 作詞:瀬名航 作曲:瀬名航 編曲:瀬名航 唄:初音ミク 曲紹介 半分フィクション。 瀬名航氏の21作目。 明るい曲調だが、切ない歌詞が魅力的な曲。 週刊VOCALOIDランキング#344のピックアップ曲。 歌詞 (動画より転載) 初めて君に会ったとき 忘れもしないあの水曜日 簡単に壊れちゃうような おもちゃではないもんな ぽろぽろ泣いてしまう僕も ろくにしゃべれない御前さんも 表情だけで話せたんだ 笑っていられたんだ もうちょっとだけ遊びたいな 35分ともう3分 感情のまま歌っていた サヨナラの歌を 失って塞ぎ込んで 思い出はしまい込んで スクラップになったって ここにいるよ 君は今どこ?なんて 訊くだけ空しくなって 赤茶けた匂いなんて どこにもない 6,7年は経ったかな 忘れてしまってた水曜日 僕に刻まれた十八年 君はまだ十何年? せっかく仲良くなったのに 時々修理もしてあげたのに これじゃ君が報われないよ お話もできないよ もうちょっとだけ遊びたいよ 止まったまんまでもう何年? 二度と帰ってこないなんて 思いたくないよ 君だけが鬱になって 思い出を救えなくて スクラップになるなんて どうしてなの 君は今どこ?なんて 大変おこがましくて 消えてしまいそうだって 気付けたなら… 夢中でゲームをやったこと たったそれだけの繋がりを 日が沈むまで共有していた あの時なら… 制服が着られなくて 悲しいんじゃないの?って 質問すらできなくて 袖を濡らす 失って思い出して 何もしてあげられなくて 時々それを悔やんで 空を見てる lalalalala… コメント もっとのびろ(´ ・ω・`) -- とかげ (2015-09-30 22 10 52) 素敵な曲ですね -- たおる (2016-04-09 11 54 22) もっと伸びてほしいいい歌すぎる)Oo。.(´-`) -- らて (2016-04-09 19 24 40) この歌好きすぎる -- 粉ふきいも (2016-04-28 20 34 00) 好きだこれ… -- 雪 (2017-02-26 03 48 51) いい曲ですね。 -- かふぃ (2017-06-23 23 11 48) 綺麗な歌 -- チョコキャラ (2018-04-10 15 27 03) 名前 コメント
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【恋をしたら】 恋をしたら、世界が変わるという。 それは、本当だと思う。 白黒だった世界に色が付くように。 今まで気付かなかったことに気付けるように。 君が僕の世界を変えたんだ。 離れていても、想いは変わらない。 問題なのは、距離ではなくて。 ただ…僕が君を想うということ。 君は君の道を。僕は僕の道を。 その先にあるものを手に入れるものでなくて 同じ道を歩こうと約束することでもなく。 向かう場所が似ていればいいと思う。 君もあのオリオン星をきっと見ているだろう。 二人並んで眺めたあの日から、また同じ季節を迎える。 この空に消えることのないオリオンが現れる。 僕は君に嘘をついた。 それを知ったら君は怒るかもしれないけど。 覚えているかな…最後に会ったときのことを。 言いかけてやめたことばは、今も僕の胸の中にある。 君が好き。 あう~…上手くいかなかったorz スランプでしょうか… あれだね、会話がないと長く書けない(ぇ) まあ、そんなこんなで。 悲恋…かな。 主人公は満足?してる恋だけど。 一方通行ってやつですな。 「僕たちが恋をする理由」/坂本真綾 より 何かありましたら、以下からどうぞ。 名前 コメント
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子どもの森への想い 私達は『子どもの森』の土地返還にあたり、お借りした元の状態になるよう解体作業をすすめました。 しかし、その後の森の残念な様子をしばらくして聞くことになりました。 里山整備はとても手間がかかります。しかし、一度、破壊してしまった森林をもとに戻すことは簡単でありません。それ以上に手間や時間がかかります。 「今ある自然を活かしつつ過ごす」ということがどんなに素敵なことか。本当に残念でなりません。 以下は TBS 「噂の東京マガジン」 http //www.tbs.co.jp/uwasa/genba/20160228.html の引用です。筑波山での太陽光発電設置について放送されました。 2016年2月28日放送 〜これでいいのか!?太陽光発電の思わぬ落とし穴!〜 福島の原発事故をきっかけに国が普及を推進する再生可能エネルギー。 自然を生かして作る電力は環境に良い…と世間は原発に代わる電力源として期待した。つまり、我々にとって手放しで喜ぶべきものだったはず。 ところが、これまで何度も取材してきた産廃処分場や名義貸しの墓地と同じく、 太陽光発電がいつの間にか、いわゆる『迷惑施設』になっていた…というのが、取材した率直な感想だ。 そして、深沢さんが取材中に語っていたように、自然を生かした電力なのに、 地域住民が大事にしてきた自然、森林を伐採してしまうことに違和感を覚える。 これは推進を唱ってきたあまり、規制を考えなかった国の罪だ。 太陽光発電を『迷惑施設』にしてしまった国の責任は極めて重い。開発事業者も原発に代わる電力として、その使命感のもと開発を行っているはず。そんな開発業者ですら、地域住民からは敬遠されてしまうようなことを起こしている。 この現実に目を背けず、早く法整備をすべきだ。 国会議員、経済産業省の役人…問題が起きているのは、筑波山だけでない。 山梨県北杜市では、すでに訴訟も起きている。 法整備が遅れている現実と、その罪を認め、早急な対応をして欲しいと痛感した。 (ディレクター 奥田幸紀) facebook 筑波山の自然、生活を守り隊さん でもその後の様子を伺い知ることができます。 すでに工事が開始されている『子どもの森』の土地を含め、筑波山中腹の国定公園内で計画されていた太陽光発電施設は4カ所ありました。 建設に反対する地元の声などを考慮してか、建設を計画していた民間の業者のうち、1社が計画の許可の申請を取り下げました。 残り2カ所についても、茨城県が不許可とした旨の通知をつくば市環境保全課が2016年2月25日付けで発表しています。 つくば市で筑波山及び宝篋山における再生可能エネルギー発電設備の設置を規制する条例(案)についての パブリックコメントの募集がありました。結果は コチラ から。 2016年5月25日 市原市長が,電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法(再エネ特措法)を所管する経済産業省に対して,太陽光発電設備などの再生可能エネルギー発電設備の適正な設置に関する基準等を定めるよう星野経済産業大臣政務官に要望書を手渡しました。 このページトップへ