約 134,592 件
https://w.atwiki.jp/monosepia/pages/7775.html
国・地域 / 愛知 +ブログサーチ #blogsearch +ニュースサーチ “3回目接種”の大規模接種会場 愛知県が1/24から順次開設へ 名古屋空港ターミナルビル等計6カ所 - tokai-tv.com 愛知県刈谷市の保育園でクラスター、園児ら計11人感染(朝日新聞デジタル) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 【丸源ラーメン】全国174店舗目!『丸源ラーメン 南大分店』12月17日(金)にグランドオープン! (2021年12月10日) - エキサイトニュース “ティラノサウルス”も丁寧に…恐竜の骨格標本の大掃除 ハケ使ってホコリ落とす 愛知・豊橋市自然史博物館(東海テレビ) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース ミッツ・マングローブ「カリスマ・朝倉未来と『強い者いじめ』の構図」〈週刊朝日〉(AERA dot.) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 【速報】愛知の新規感染者11人…新型コロナ 1週前から6人増 名古屋は2人 自宅療養者21人 - tokai-tv.com 中部地方初のスタートアップ企業に特化した「次世代PR力を磨く実践型プログラム」 MUSASHi Innovation Lab CLUEとの共催決定:時事ドットコム - 時事通信 【豊橋市】年末ゴミの特別収集では、資源化センター以外にも持ち込み場所が開設されます! 持ち込み日と持ち込めるゴミをチェックしましょう! - 豊橋市・田原市 地域ブランドの魅力が生き生き “ご当地クラフトコーラ”誕生! - Dream News 第92回都市対抗野球:クイズ当選者 - 毎日新聞 関健一郎氏、立民離党へ 元秘書書類送検との関係否定 - 中日新聞 【三遠vs千葉】東地区首位に挑む三遠…かつての戦友のためにも勝利を!(バスケットボールキング) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 鈴木明子さんが解説 GPファイナル中止で五輪代表選考に影響は? 宇野昌磨、三浦・木原ペアは?(メ〜テレ(名古屋テレビ)) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 冬の風物詩“おでんしゃ” 10日からの運行前に試乗会 愛知・豊橋鉄道|NNNニュース - 日テレNEWS24 豊橋市が高校生向け“地元企業説明会”を開催 初めて高校2年生向けの“面接体験会”も実施 愛知:中京テレビNEWS - 中京テレビNEWS 「コロナ禍の町に元気を」 豊橋のスナックが飲食店応援歌を作曲 - 中日新聞 1日約100種類が“絶滅”…写真集『絶滅動物園』出版者が訴える動物たちの危機「変えられるのも人間だけ」 - tokai-tv.com 魚群探知より鮮明に 超音波技術医療分野でも - 読売新聞 3回目接種前倒し方針、自治体は困惑 「準備再考しないと」 - 中日新聞 【豊橋市】「フローレン」のランチメニューは、バラエティ豊富でボリューミー。炊きたてごはんが大人気です。 - 豊橋市・田原市 東京五輪・パラで活躍した愛知ゆかりの選手が一堂に…それぞれが選んだ『今年の漢字』ソフトで金の後藤選手は - tokai-tv.com 政治資金で4万円の“ホラ貝”購入 選挙用「良い音出ず」ムダに(フジテレビ系(FNN)) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 電子商品券TOYOPay(とよっペイ)でお得に買い物を - PR TIMES 様々な教科を“英語”で授業する「イマージョン教育」 導入から1年半以上の小学校では今 愛知・豊橋市(CBCテレビ) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 「この悲しみを表現する言葉はありません」…ステヴァン・イェロヴァツの訃報に接して三遠HCがコメント(バスケットボールキング) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 【開催報告】豊橋市教育委員会外国人児童生徒教育相談員 築樋博子先生 による講演が行われました - NEWS - 愛知大学 猿之助、中車が挑む朗読劇「天切り松 闇がたり」浅田次郎氏の人気シリーズ(日刊スポーツ) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 「挑発目的だった」警察署の前でバイクで“うず巻き走行”か 15~17歳の少年6人を逮捕 愛知県警(メ〜テレ(名古屋テレビ)) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 1億超支払いで弁護士報酬合意 豊橋市・ユニチカ訴訟 /愛知 - 毎日新聞 「ただいま」感謝のアート 豊橋、2年ぶり「sebone」開催 - 中日新聞 豊橋鉄道で「総会屋」か 利益供与受けた疑い、男を逮捕 - 中日新聞 富山に就労支援型チョコレート専門店「QUONチョコレート」 北陸初出店(みんなの経済新聞ネットワーク) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース ふるさと納税で「ご当地ヒーローになる権利」!? 体験型の返礼品(BCN) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 【豊橋市】はま寿司豊橋曙店が12月17日(金)についにオープンします! - 豊橋市・田原市 カピバラ入浴、気持ちいいな 豊橋・のんほいパーク - 47NEWS カピバラ入浴、気持ちいいな 豊橋・のんほいパーク - 中日新聞 U-9サッカー大会 ナカジツカップ(中京テレビNEWS) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 【豊橋市】emCAMPUSでは、12月4日(土)・5日(日)に「ほの国できたてマルシェ」が開催されます。 - 豊橋市・田原市 【豊橋市】バームクーヘンのアウトレットショップにカフェがオープン。ユニークなメニューで驚きが隠せません。 - 豊橋市・田原市 テレビ小説「エール」で交流 福島市と愛知・豊橋市にポスト 物産展も | 福島民報 - 福島民報 【豊橋市】くら寿司では「鬼滅の刃」とのコラボレーションイベントが始まりました! - 豊橋市・田原市 NEWS - B.LEAGUE(Bリーグ)公式サイト - B.LEAGUE(Bリーグ) 小学校に「赤ちゃん先生」 ママたち主催の特別授業にご出勤 コロナ禍で“ふれあい”制限あるも子どもたちには新たな発見が- 愛知・豊橋市(中京テレビNEWS) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 入国停止に技能実習生の受け入れ企業はため息「致し方ない」 実習生数が全国トップの愛知(メ〜テレ(名古屋テレビ)) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース アパレル会社とコラボでマスク開発 豊橋市消防本部、「憧れプロジェクト」の一環 - 中日新聞 【豊橋市】三河酉の市が明日12月3日(金)・4日(土)に開催されます。見応えのある、高さ4mの巨大熊手を観てみませんか? - 豊橋市・田原市 豊橋鉄道,「シデンジャーのまちなか図書館 OPEN 記念きっぷ」を発売 - 鉄道ファン 【豊橋市】グルテンフリーで一つひとつ素材にこだわったスイーツのお店「米粉さんのほんわかおやつ Rito」が11月11日(木)11:00にオープンしました! - 豊橋市・田原市 松平健さん「気の緩み危険」 愛知、交通安全訴え(共同通信) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 株式会社ジーアイビーと愛知県豊橋市中野校区自主防災会大規模災害時における地域と事業所との支援協力を開始 - PR TIMES 牛乳を飲んで廃棄をストップ コロナの影響を受けた酪農家を支援 愛知県豊橋市(メ〜テレ(名古屋テレビ)) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 駅ビルをベースに地域拠点と連携し、ベンチャー企業を支援 - 事業構想オンライン 【豊橋市】今週末12月4日(土)は「キッチンカー村」が久しぶりに開催されますよ! - 豊橋市・田原市 小学生らが記者会見 ストリートダンスイベントをPR 愛知・豊橋市:中京テレビNEWS - 中京テレビNEWS 後継ぎ失った結婚式場、23年後の再出発 豊橋「白雲閣」日本料理店に - 中日新聞 職場で発生のクラスター26人に拡大…新型コロナ 愛知で新規感染者10人 名古屋で4人,豊橋等で1人ずつ - tokai-tv.com 医薬と工学の連携強化 名市大と豊橋技科大が共同研究で協定結ぶ - 中日新聞 「大切な家族に会うために」 南太平洋のソロモンから来日中の親子に試練 新型コロナで帰国できずに…(CBCテレビ) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 税相談、高校生が通訳サポート 愛知県豊橋市 - 時事通信 JVC「DLA-V5」が5ヶ月連続でプロジェクター1位を獲得 <ホームシアター売れ筋ランキング10月>(PHILE WEB) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 『007』で話題の前掛け 製造業者は「MAEKAKEという言葉を世界中に」(NEWSポストセブン) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 【焼肉きんぐ】北海道グルメが楽しめるフェアを開催! 11/24~(ファンファン福岡) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 浜松湖西豊橋道路 最短の西側ルートに - 中日新聞 <ドラゴンズ戦士 豊橋からの挑戦> ドラフト5位・星野選手、市長に抱負 - 中日新聞 個性きらり、障害者アート 豊橋で11月28日まで展示 - 中日新聞 「007の衣装部門」名乗る注文メール…映画に登場の仕事着「前掛け」 70年前の機械で作る愛知の工場(メ〜テレ(名古屋テレビ)) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 30万円で「象主」に“体験型”支援広がる(日本テレビ系(NNN)) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース <emCAMPUSの針路> (1)求められる役割 - 中日新聞 ニホンカモシカが引っ越し 東山動植物園で繁殖目指す 愛知・豊橋市「のんほいパーク」(中京テレビNEWS) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 2年ぶり定演は「シベリウス」 豊橋交響楽団、12月12日公演 - 中日新聞 トヨタカローラ愛知、豊橋市に220万円寄付 環境事業に貢献|中部圏|中部圏 - 日刊自動車新聞社 松平健さん母校で語る 豊橋・旭小70周年記念式典 - 中日新聞 <みかわのブランド食材> (16)うずらいも(豊橋市) - 中日新聞 グランドオープンを前に、複合ビルの内覧記念式典 愛知・豊橋市(中京テレビNEWS) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 古関裕而さん夫妻の実像は? 豊橋で12月に長男・正裕さんトーク - 47NEWS 株式会社ジーアイビーと愛知県豊橋市中野学区 【防災の日】に「大規模災害時における地域と事業所との支援協力」を締結 - PR TIMES 豊橋・普門寺に秋色じわり 27日から「もみじ祭り」 - 中日新聞 沼津で豊橋の中学生が修学旅行 プラごみ再生体験でSDGs学ぶ(みんなの経済新聞ネットワーク) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 独学でタイ料理店オープン「コロナで踏み切れた」 夫の居酒屋が売上激減…3人子育て中“パワフルママ”の奮闘(FNNプライムオンライン) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 豊橋足止めのソロモン親子、帰国にめど 航空便が12月再開、費用募る - 中日新聞 最大19メートルの津波襲来予想 表浜海岸で津波避難訓練 愛知・豊橋市(中京テレビNEWS) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 税相談、高校生が通訳サポート 愛知県豊橋市〔地域〕 - 時事通信ニュース 歴史400年の文楽、見に来て 豊橋で21日、保存会が公演 - 中日新聞 中南米などで書を普及 豊橋で浜野さんの活動紹介パネル展 - 中日新聞 [森の中のキミ] 愛知県豊橋市 香村俊昌(66) - 東京新聞 豊橋産食材が楽しめる!「秋の豊橋産食材フェア」が開催中です。 - PR TIMES 棟続きの木造住宅で火事 住人女性と連絡取れず 愛知・豊橋市:中京テレビNEWS - 中京テレビNEWS <出口なき現場 新型コロナ 豊橋市保健所ルポ> 番外編・感染症対策室長に聞く - 中日新聞 連続放火の可能性も 不審火相次ぐ 愛知・豊橋市(中京テレビNEWS) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 【愛知】豊橋で11人が感染 - 中日新聞 AIの活用で児童虐待に立ち向かう 豊橋市が「アーバン・イノベーション豊橋」採択企業2社を発表 9月中旬〜12月に実証実験 - ロボスタ “移住・定住者から見た豊橋” プロモーション動画「トヨハシサラダ」を配信します - PR TIMES <三河撮りある記>(86) 豊橋市の「天に続く道」:中日新聞Web - 中日新聞 物語コーポレーション/愛知県豊橋市に「焼きたてのかるび」1号店出店 - 流通ニュース 【愛知】豊橋で72人コロナ感染 - 中日新聞 リトアニア選手の応援動画公開(愛知県豊橋市):時事ドットコム - 時事通信 「emCAMPUS EAST」が豊橋駅前大通二丁目に2021年11月27日(土)いよいよGRAND OPEN - PR TIMES 【愛知】男女5人コロナ感染 豊橋市 - 中日新聞 <東三河 今昔写真館> 豊橋市の駅前商業ビル - 中日新聞 愛知県と豊橋市が323人コロナ感染、2人死亡と発表 4月28日 - 福井新聞 ● 豊橋市ホームページ ● 豊橋市〔Wikipedia〕 ■ 胸が悪くなるほどの韓国汚染市 愛知県豊橋市 「BBの覚醒記録(2015.6.17)」より / 以前、愛媛県宇和島市が市税を使って小学生を韓国へ送り出すことの 理不尽を記事にしたことがあります。 税金300万円を使って小学生を韓国に行かせる宇和島市、市民の変な理屈 痴呆都市の痴呆論理 宇和島市、市税での小学生、韓国への送り出し中止 これらの記事に対して、「市民」を名乗る人々から、程度の悪いコメントやら恫喝が 寄せられました。 「程度が悪い」というのは、何かを批判するときの必須要項「記事のどこが」「いかなる理由で」いけないのかが、書かれていず感情的に罵るか、恫喝するばかりだったからです。 挙句に、教育委員会他にかかって来る批判電話が非通知だから、卑怯だという 問題そらしの意見。宇和島市のなんとかいう理容師さんがブログに書かれて いたのですが、ということは宇和島市の教育委員会の人がそれを 外に漏らして愚痴ったということですよね。見下げ果てた話です。 公僕でありながら、「公益通報者保護法」も知らないのでしょうか。 公益通報者保護法について 宇和島市民の呆れた民度 (※mono.--中ほど略、詳細はブログ記事で) / 転載ここまで ブログ主が答えるべきことを皆さんが、分担して反論してくださって ありがとうございます。 とりわけ付け加えることもありませんが・・・・ 今年はとりあえず中止になったようだし。 ただ問題は、豊橋市役所や教育委員会の人々がなぜ小学生を韓国にやることがよくないのか、腹で解ったわけではなさそうなので、気をつけてないとまた来年やらかしそうです。 いけない理由は単純ですよ。 1 大人が自らの思想のために、まだ判断力のない小中高生を「道具」として 使うことは許されない。 2 竹島の領有権、強制慰安婦の有無、強制連行の有無、日韓併合の功罪、 これを等閑視した「友好」は、相手の間違った言い分を肯定することになる。 3 反日国韓国は食と性に関して危険国であることに加え、戦争中の国でありいつ 戦火の火蓋が切って落とされるか解らない。北は休戦協定を破棄したし、 南は北を照準にミサイル配備。戦争再開された時、誰が子供たちの 命に責任を持つのか。 以下は、全国から寄せられる抗議に対して、市が用意した定型文です。 教育員会教育政策課に対して、教育交流事業についてのご意見をいただきありがとうございました。 韓国晋州教育支援庁との教育交流は、20年間の歴史があり心と心の交流ができていると思います。これから大人になっていく子どもたちにとって、政治の問題を越えて「人と人とのつながり」をベースにした人間理解というものが大切にしてほしいと考え、そこに意義を見出しています。 ただ、現在、韓国国内ではMERSコロナウイルスの感染者が出ている状況を私どもも把握をしており、情報収集に努めている最中です。今後、子どもたちの安全を最優先に考えたうえで、適切な時期に適切な判断をしていく所存です。 豊橋市教育委員会 教育政策課 電話(0532)51-2819 (※mono.--以下略、詳細はブログ記事で) .
https://w.atwiki.jp/ws_wiki/pages/6347.html
autolink() AW/S18-098 カード名:強制変遷 カテゴリ:イベント 色:青 レベル:2 コスト:2 トリガー:0 このカードは、あなたの《アバター》?のキャラが2枚以下なら、手札からプレイできない。 あなたは相手のコスト1以下のキャラを1枚選び、山札の下に置く。このカードを思い出にする。 ドルフィン「大丈夫だよ、ネエネエ! だって、海やっさー!」 メロウ「水の中なら、あたしたちにお任せですぅ!」 レアリティ:U illust. 12/10/18 メールマガジン 凄惨なニュースの《アバター》?版。 凄惨なニュースと同じ運用である。凄惨なニュースと同じく《アバター》?が3枚以上必要だったり、 思い出に行くため再利用ができないが、圧縮には繋がる。
https://w.atwiki.jp/ivas/pages/284.html
スキル発動条件に付与されている追加条件。 これが書かれているスキルは、必ず発揮させなければならない。 ただし最優先で発揮されるわけではないので、 同タイミングで発揮されるスキルと発揮順番を入れ替えることができる。 強制発揮というより「発揮しなければ先へ進めない」と言った方がわかりやすい。
https://w.atwiki.jp/haruhi_vip/pages/3597.html
第二十六章 大団円 色々あった翌週、俺は地元国立大学の2次試験を受けた。 「どうせ地方大学の2次募集だから」と高を括っていたのだが、試験直前にその志望倍率を見て驚いた。 20倍の競争率って、何? 理工系の学部で二次募集をするのは、国公立大学ではあまり無いこと。 さまざまな大学に落ちた、全国の理工系受験生が集中すること。 実は100年以上の歴史を持つ学部で、卒業後の就職率がかなり高いこと……などがこの異常な倍率になったらしいが、これは毎年恒例のことなんだそうだ。これも後で聞いた話だがな。 受験勉強などというものに既に粗縄をかけて記憶の奥底に仕舞い込んでいた俺が、試験当日どれほど苦労したかは言わなくても分かるだろうというものだ。ましてや、その直前にあった古泉と長門による俺の強制連行とそれに関連する頭の痛い出来事が、さらに俺の記憶領域を圧迫していたのは言うまでもない。 それでも、月が変わる前には、俺の元には合格通知が届いた。 佐々木の、例のおまじないのおかげかもしれん。その辺までも去年のハルヒと共通なのは、何の因果かね。 まあ、去年一年間の種明かしがあった後では、複雑な思いではあるがな。 入学式も滞りなく終わり、俺は晴れて大学生となった。志望していた大学とは違うが、まあその辺は言っても始まらないので止めておく。 各学部各学科別のセミナーを受け、一般教養や選択した学科に沿った選択科目の時間割の作成など、など……また、空いた時間を利用しての様々な活動。バイトを始めたりするヤツもいれば、サークル活動に入会するヤツなど様々だ。中には自分でサークルを立ち上げるヤツもいる。大学生は時間に余裕があると言われるが、ホントその通りだね。 車の免許も取った。親父が以前「車がないと生活できない」と言っていたことが、去年一年間の経験で身に染みて分かったからだ。エンジン付きの乗り物に憧れていたというのもある……車の免許と一緒に自動二輪の免許も取ったのは、金を出してくれた親には内緒だ。 それでもいきなり車なんか買えないわけで、俺は今、親父の会社の人から譲り受けた中古のスクーターで通学している。とはいうものの、流石に雪が降ったらスクーターでは何ともならんし、今でも雨が降ったら大変なことになる。パンツの中まで水浸し、とかな。 中古の軽自動車でも買うか。バイトでも探さないと、などと考えながらコンビニで中古車雑誌を立ち読みしていた4月中旬。俺は大教室で全学部共通の一般教養の授業が始まるのを待っていた。 「隣、いい?」 え……ああ、良いですよなどと当たり障りのない返事をしながら、結構座席は空いているのになんでわざわざ他人の隣に席を取るのかね?という疑問を抱いて、俺は何気なく声のした方を向いた。 物凄く見慣れたものが目にはいる。黄色い、リボン付きのカチューシャ。ちょっと短めのポニーテール。 「えっ……」 ハルヒだった。 ガタ、と思わず立ち上がりかけたが、ハルヒはいつものように人差し指を突きつけ、静かな声で注意した。 「静かに」 まるで酸素の足りない水の中にいる金魚のように俺が口をぱくぱくさせていると、ハルヒは何事もなかったように俺の隣に着席した。俺は、まじまじとハルヒを見つめながら、頭の中の混乱を何とか押さえ込もうと努力していた。 え~~と、待て待て。ここはどこだ?俺が通っている地元大学の大教室だ。OK。 今は何時だ?各学部各学科合同の一般教養の授業だ。今日が初日で、必修科目だ。これもOK。 では、何故ハルヒがここにいる?WHY? わからん。どう考えても分からん。誰か俺にどうしてこんな状況になったのかを教えてくれ! 「こちらの席、空いてますか?」 のぅあ?!図らずも、情けない声が出た……どこのギャグマンガの主人公だ、俺は? ハルヒの座っている反対側から掛けられたその声に、恐る恐る振り向く。こここ、古泉?? 「ええ。お久しぶりです」 「ななななな、なんでお前らがここにいる?」 あまりにも驚愕したせいか、まともに声が出ない。 「そうですね……どこから説明しましょうか?」 「どうしてハルヒがここにいるのか、イヤ待て。なんでお前までここにいるのかを、かみ砕いて分かり易く短時間で説明しろ!」 「それはそれは、難しいことを貴方はさらりと仰る。わかりました。ではこの授業が終わったらお教えしましょう。1年生は、今日はこのコマで終わりのはずですから。……そうですね、彼女も含めて学食ででもというのは如何ですか?」 古泉が目を向けた先……俺の目の前には、アッシュブロンドの小柄な女性の後ろ姿があった。 長門も居るのかよ。いや、それ以前にそこにはさっきまで別の人間が座っていたような気がするのだが。 「……問題ない」 ギギ、と音がしそうなほどの速度でこちらを振り向いた長門は、そう一言呟くと、また同じようにして前に向き直った。あの、長門さん?せめて挨拶くらいはして欲しいのですが。 そんな長門と古泉を交互に見交わしていた俺の後ろ襟が強烈な力で引き倒された。ベンチの背もたれが俺の後頭部を直撃する……くそ、油断してた。目から火が散ったぜ。 「何しやがる!」 懐かしい感覚を伴った痛みを覚える後頭部を押さえながら、俺を引き倒したヤツに抗議した 「授業始まるわよ。何やってんの!?」 俺の後頭部にたんこぶを作った犯人は俺とは目を合わさず、かわいいアヒル口のまま答えた。 高校の授業とは違い、あちこちざわざわと声がする授業。時折、カラカラと後ろのドアが開く音もする。 出席を取ってさえしまえば、あとは授業を真面目に受けるも受けないも自分次第というわけだ。流石大学だね。まあ、後で地獄を見るのも自分次第なわけだが。 俺の両隣のハルヒと古泉はと見れば、真面目にノートを取っている。北高時代のハルヒの睡眠学習姿を見慣れていた俺にとっては、何だか新鮮な感覚だ。 講師の授業が雑談モードに入ったところで、俺はハルヒに話しかけた。 「なあ、ハルヒ」 「……何よ?」 アヒル口のままこちらを見るハルヒ……お前いつまでその口なんだよ。引きつるぞ。 「なんでお前がここにいるんだ?」 「別にいいじゃない」 「いやでも、なんでわざわざこんな所に」 「……」 「あ、いや。言いたくなければ良いんだが」 「それよりもアンタ、久しぶりだってのに何よその顔は。もっと嬉しそうにしなさいよ」 「嬉しいことは確かだが、今は何でお前がここにいるのかの方が重要だ」 はあ、とため息をついてハルヒは視線を前に戻した。 「待つのはあたしのキャラじゃないってことに気付いただけ」 「何のこった。キャラって何のことだよ」 「去年一年、アンタが居ない生活をして判った。あたしは、アンタが居ないとダメ」 「……は?」 「だから、あたしはここにいる」 「……」 「何?迷惑だった?」 「いや、そんなことはないが……」 「決めたの。あたしの進む道はあたし自身が決めるのは当然だけど、ついでにアンタの道もあたしが決めてあげるわ。アンタはあたしに付いて来なさい。絶対に幸せにしてあげるから」 「ちょ……おまえ、それは」 「シッ!雑談終わったわよ」 強制的に会話を終了させられた俺は、そのまま授業終了のチャイムが鳴るまでハルヒに話しかけることは 出来なかった。 予想だにしなかった状況に授業の内容などまるで頭に入らなかった俺は、授業終了後にハルヒ以下の連中と学食に向かった。ハルヒと長門に両手を引かれ、古泉が俺の背後にぴったりついて来る光景を、入学早々俺は見知らぬ学生達にも披露してしまっていた。入学早々、あんまり派手なことはして欲しくないのだが。 「何このラーメン!具が少ない上に妙にしょっぱいだけじゃない!」 「……このカレーはレトルト、もしくは業務用のもの。これでこの値段というのは納得できない」 「カツ丼のトンカツは薄いし、タマネギも少ないわ!安いだけが取り柄ね!」 「……ハンバーグカレーのハンバーグも業務用。付け合わせのサラダが萎びている。もう少し考えるべき」 「ソバはもっとゆで具合に気を遣わなきゃね。コシが全然無いわ!これじゃ延びてるのと同じよ!」 「……カレーうどんのカレーもカレーライスと同じものを使用している。これではつゆとの相性は最悪」 ……おい、食堂の人が引きつってるぞ。あんまり大声で感想をわめき散らすんじゃありません。それに女の子二人でメニューを片端から制覇していくのは流石にどうかと思うんだが。他の学生が別の意味で引いてるし。 「どうぞ」 コーヒーが入った紙コップを二人分持ってきた古泉は、俺の向かいに腰を下ろした。流石にハルヒと長門の大食い合戦を間近で見物したくなかった俺達は、学食からパーティションで区切られたカフェテリアにいた。 「……で?どういう事なんだこれは?」 「簡潔に言えば、涼宮さんが望んだからですよ」 「答えになってないぞ」 「そうですか?これほど簡潔な答えはないと思いますが」 「殴るぞ、お前」 「冗談です。では、まず……」 結局、古泉の話を要約するとこういう事だ。 ハルヒは受験の前に古泉と長門に相談した。俺が合格したなら良いが、失敗した場合どうするか。結局…… もし、俺が浪人するなら、ハルヒは大学を休学して俺の元で1年間家庭教師をする。 もし、どこか他の大学の2次募集に応募するのなら、ハルヒもそこを受ける。 もし、何らかの事情で俺がどこかに就職するなら、ハルヒもそこに就職する。 もし、上の3つ以外の選択肢が出た場合は、3人で改めて相談する。 ……そして俺は落ちてしまったわけだ。厳密には違うが、今それを言っても始まらないからな。 あの日、病院で俺が大学を落ちてしまったことを知ったハルヒは、計画通りそれを実行したと言うわけだ。 「だが、待てよ。幾つか疑問がある。この大学の2次募集締切時には、まだハルヒは昏睡状態だったはずだ。どうやって応募した?百歩譲っても試験日にはまだ入院してたはずだ。どうやって試験を受けたんだ?」 「ああ、そんなことですか。2次試験応募の件は、長門さんに頼んで情報操作してもらいました」 ……なんて事しやがる。 「受験生が一人増えただけです。別に合否判定を弄ったわけではありませんよ」 そりゃそうかもしれないが、何だかなー。 古泉がコーヒーの入った紙コップを持つのに釣られるように、俺も温くなった紙コップに口をつける。砂糖の入っていないブラックコーヒー。受験勉強の時の、俺の眠気覚ましの定番だ。 「試験については、病室で受けていただきました。本来は、予測不能な天変地異などで試験を受けることが出来なかった場合、別枠で試験を受けることが出来る、という特例です。それの延長上で、何らかの事情で当日現地で受けることが出来ない場合は別に指定された場所で試験を受けることが出来るんです」 なるほどね。で、それにはもちろん『機関』が介在したわけだな? 「ご明察です。そうでなければ涼宮さんはここには居ないわけですしね。もちろん、僕や長門さんもですが」 お前らも受けたのかよ。道理で募集倍率が上がったわけだぜ。 「いえ、我々は受けてませんよ。僕と長門さんは向こうの大学からの推薦特待生という扱いになってます。もっとも、工学部ではなく医学部ですが」 何じゃそりゃ?聞いたこともないが、そんな制度は。 「ええ、今年から発足した制度……厳密に言えば、先月末に急に決まった制度ですから、ご存じないのも無理有りません。ああ、多分今年限りで消えてしまう制度と聞いておりますが」 ……そこまでするか。古泉を始めとする『機関』のハルヒへの忠誠ぶりには、感嘆の念を禁じ得ないね。まったく。 温くなったコーヒーを一気に飲み干し、俺は紙コップをテーブルに置いた。 ところで、ハルヒのご両親はそれで納得したのか?その……この大学で。 「ええ、実はそれが一番の難関でした。結局、卒業後に『機関』関連の優良企業に、優先的に就職させると言うことで御納得頂きました。ああ、もちろん『機関』の話はしてませんが」 ……それまで『機関』頼みかよ。 「何でしたら、あなたの就職先もお世話しましょうか?」 結構だ。俺は俺の行きたいところに行くさ。まあ、いける所が有ればだがな。 「でも、多分心配は要りませんよ。涼宮さんは、あなたが将来どんな仕事を選ぼうとも、おそらくはずっとあなたの側にいると思います」 ……なんでそんなことが断言できる? 古泉は持っていた紙コップを置き、例の3割り増しスマイルでこちらに顔を向けた。 「それが、涼宮さんの望んだことだからですよ」 「ちょっとキョン!財布出しなさい!」 いきなりの暴言が俺の後ろから聞こえた。それが誰かなんてのは、振り向かなくてもわかる。 しかも何だ、俺の財布を出せだと?お前はカツアゲをする不良学生か? 「メニュー全制覇するのにお金が足りないのよ!しょうがないからアンタに出して貰うことにしたわ!」 何言ってるんだお前は?あれだけ食って、まだ足りないのかよ? 「良いからさっさと出しなさい!」 ハルヒはそう言うと俺の尻ポケットに入っていた財布を、まるその技を職人芸とまで練り上げたスリのように 掠め取った。おい、待て!こりゃどう見ても犯罪だぞ?! 「へっへ~~ん、大学生のキョンの財布には幾ら入って……」 俺の財布の中をまさぐっていたハルヒは、そこまで言って固まった。ちらちらと俺の方を見ながら俺の財布の中から何かを取り出す。 「……ちょ、ちょ、ちょっとキョン!なんでアンタこんなもの中に入れてるのよ!」 引っ越しの時に貰った、ハルヒからの手紙だった。 あー、あのな。あんまり深い意味は無いんだ。何となく、お守りになるかと思ってな。 みるみる真っ赤になるハルヒ。短めのポニーテールと相まって、絶品だねこりゃ。 「ばばば、バカなことしてるんじゃないわよ!それに結局アンタ落ちちゃったじゃない!お守りも何もあったもんじゃないわ!」 ああ、今となってはな。でも、去年一年はそれが心の支えになっていたことも否めん。だからそれは、今でも俺のお守りなんだ。 「……今はアタシが居るから……」 は?何だって? 「うっさい!何でもない!有希行くわよ!このマズイ学食のメニューを全制覇して、学内ニュースで糾弾してやるんだから!」 顔が真っ赤なままのハルヒは手紙と俺の財布を持ったまま、長門を引き連れて再び学食の自動券売機の前に戻っていった。 ああ。こりゃあ俺たちの名前と顔が一般生徒と教授連に知れ渡るのも、時間の問題だな。 やれやれ。 第二十七章 エピローグへ
https://w.atwiki.jp/haruhi_vip2/pages/3423.html
第二十六章 大団円 色々あった翌週、俺は地元国立大学の2次試験を受けた。 「どうせ地方大学の2次募集だから」と高を括っていたのだが、試験直前にその志望倍率を見て驚いた。 20倍の競争率って、何? 理工系の学部で二次募集をするのは、国公立大学ではあまり無いこと。 さまざまな大学に落ちた、全国の理工系受験生が集中すること。 実は100年以上の歴史を持つ学部で、卒業後の就職率がかなり高いこと……などがこの異常な倍率になったらしいが、これは毎年恒例のことなんだそうだ。これも後で聞いた話だがな。 受験勉強などというものに既に粗縄をかけて記憶の奥底に仕舞い込んでいた俺が、試験当日どれほど苦労したかは言わなくても分かるだろうというものだ。ましてや、その直前にあった古泉と長門による俺の強制連行とそれに関連する頭の痛い出来事が、さらに俺の記憶領域を圧迫していたのは言うまでもない。 それでも、月が変わる前には、俺の元には合格通知が届いた。 佐々木の、例のおまじないのおかげかもしれん。その辺までも去年のハルヒと共通なのは、何の因果かね。 まあ、去年一年間の種明かしがあった後では、複雑な思いではあるがな。 入学式も滞りなく終わり、俺は晴れて大学生となった。志望していた大学とは違うが、まあその辺は言っても始まらないので止めておく。 各学部各学科別のセミナーを受け、一般教養や選択した学科に沿った選択科目の時間割の作成など、など……また、空いた時間を利用しての様々な活動。バイトを始めたりするヤツもいれば、サークル活動に入会するヤツなど様々だ。中には自分でサークルを立ち上げるヤツもいる。大学生は時間に余裕があると言われるが、ホントその通りだね。 車の免許も取った。親父が以前「車がないと生活できない」と言っていたことが、去年一年間の経験で身に染みて分かったからだ。エンジン付きの乗り物に憧れていたというのもある……車の免許と一緒に自動二輪の免許も取ったのは、金を出してくれた親には内緒だ。 それでもいきなり車なんか買えないわけで、俺は今、親父の会社の人から譲り受けた中古のスクーターで通学している。とはいうものの、流石に雪が降ったらスクーターでは何ともならんし、今でも雨が降ったら大変なことになる。パンツの中まで水浸し、とかな。 中古の軽自動車でも買うか。バイトでも探さないと、などと考えながらコンビニで中古車雑誌を立ち読みしていた4月中旬。俺は大教室で全学部共通の一般教養の授業が始まるのを待っていた。 「隣、いい?」 え……ああ、良いですよなどと当たり障りのない返事をしながら、結構座席は空いているのになんでわざわざ他人の隣に席を取るのかね?という疑問を抱いて、俺は何気なく声のした方を向いた。 物凄く見慣れたものが目にはいる。黄色い、リボン付きのカチューシャ。ちょっと短めのポニーテール。 「えっ……」 ハルヒだった。 ガタ、と思わず立ち上がりかけたが、ハルヒはいつものように人差し指を突きつけ、静かな声で注意した。 「静かに」 まるで酸素の足りない水の中にいる金魚のように俺が口をぱくぱくさせていると、ハルヒは何事もなかったように俺の隣に着席した。俺は、まじまじとハルヒを見つめながら、頭の中の混乱を何とか押さえ込もうと努力していた。 え~~と、待て待て。ここはどこだ?俺が通っている地元大学の大教室だ。OK。 今は何時だ?各学部各学科合同の一般教養の授業だ。今日が初日で、必修科目だ。これもOK。 では、何故ハルヒがここにいる?WHY? わからん。どう考えても分からん。誰か俺にどうしてこんな状況になったのかを教えてくれ! 「こちらの席、空いてますか?」 のぅあ?!図らずも、情けない声が出た……どこのギャグマンガの主人公だ、俺は? ハルヒの座っている反対側から掛けられたその声に、恐る恐る振り向く。こここ、古泉?? 「ええ。お久しぶりです」 「ななななな、なんでお前らがここにいる?」 あまりにも驚愕したせいか、まともに声が出ない。 「そうですね……どこから説明しましょうか?」 「どうしてハルヒがここにいるのか、イヤ待て。なんでお前までここにいるのかを、かみ砕いて分かり易く短時間で説明しろ!」 「それはそれは、難しいことを貴方はさらりと仰る。わかりました。ではこの授業が終わったらお教えしましょう。1年生は、今日はこのコマで終わりのはずですから。……そうですね、彼女も含めて学食ででもというのは如何ですか?」 古泉が目を向けた先……俺の目の前には、アッシュブロンドの小柄な女性の後ろ姿があった。 長門も居るのかよ。いや、それ以前にそこにはさっきまで別の人間が座っていたような気がするのだが。 「……問題ない」 ギギ、と音がしそうなほどの速度でこちらを振り向いた長門は、そう一言呟くと、また同じようにして前に向き直った。あの、長門さん?せめて挨拶くらいはして欲しいのですが。 そんな長門と古泉を交互に見交わしていた俺の後ろ襟が強烈な力で引き倒された。ベンチの背もたれが俺の後頭部を直撃する……くそ、油断してた。目から火が散ったぜ。 「何しやがる!」 懐かしい感覚を伴った痛みを覚える後頭部を押さえながら、俺を引き倒したヤツに抗議した 「授業始まるわよ。何やってんの!?」 俺の後頭部にたんこぶを作った犯人は俺とは目を合わさず、かわいいアヒル口のまま答えた。 高校の授業とは違い、あちこちざわざわと声がする授業。時折、カラカラと後ろのドアが開く音もする。 出席を取ってさえしまえば、あとは授業を真面目に受けるも受けないも自分次第というわけだ。流石大学だね。まあ、後で地獄を見るのも自分次第なわけだが。 俺の両隣のハルヒと古泉はと見れば、真面目にノートを取っている。北高時代のハルヒの睡眠学習姿を見慣れていた俺にとっては、何だか新鮮な感覚だ。 講師の授業が雑談モードに入ったところで、俺はハルヒに話しかけた。 「なあ、ハルヒ」 「……何よ?」 アヒル口のままこちらを見るハルヒ……お前いつまでその口なんだよ。引きつるぞ。 「なんでお前がここにいるんだ?」 「別にいいじゃない」 「いやでも、なんでわざわざこんな所に」 「……」 「あ、いや。言いたくなければ良いんだが」 「それよりもアンタ、久しぶりだってのに何よその顔は。もっと嬉しそうにしなさいよ」 「嬉しいことは確かだが、今は何でお前がここにいるのかの方が重要だ」 はあ、とため息をついてハルヒは視線を前に戻した。 「待つのはあたしのキャラじゃないってことに気付いただけ」 「何のこった。キャラって何のことだよ」 「去年一年、アンタが居ない生活をして判った。あたしは、アンタが居ないとダメ」 「……は?」 「だから、あたしはここにいる」 「……」 「何?迷惑だった?」 「いや、そんなことはないが……」 「決めたの。あたしの進む道はあたし自身が決めるのは当然だけど、ついでにアンタの道もあたしが決めてあげるわ。アンタはあたしに付いて来なさい。絶対に幸せにしてあげるから」 「ちょ……おまえ、それは」 「シッ!雑談終わったわよ」 強制的に会話を終了させられた俺は、そのまま授業終了のチャイムが鳴るまでハルヒに話しかけることは 出来なかった。 予想だにしなかった状況に授業の内容などまるで頭に入らなかった俺は、授業終了後にハルヒ以下の連中と学食に向かった。ハルヒと長門に両手を引かれ、古泉が俺の背後にぴったりついて来る光景を、入学早々俺は見知らぬ学生達にも披露してしまっていた。入学早々、あんまり派手なことはして欲しくないのだが。 「何このラーメン!具が少ない上に妙にしょっぱいだけじゃない!」 「……このカレーはレトルト、もしくは業務用のもの。これでこの値段というのは納得できない」 「カツ丼のトンカツは薄いし、タマネギも少ないわ!安いだけが取り柄ね!」 「……ハンバーグカレーのハンバーグも業務用。付け合わせのサラダが萎びている。もう少し考えるべき」 「ソバはもっとゆで具合に気を遣わなきゃね。コシが全然無いわ!これじゃ延びてるのと同じよ!」 「……カレーうどんのカレーもカレーライスと同じものを使用している。これではつゆとの相性は最悪」 ……おい、食堂の人が引きつってるぞ。あんまり大声で感想をわめき散らすんじゃありません。それに女の子二人でメニューを片端から制覇していくのは流石にどうかと思うんだが。他の学生が別の意味で引いてるし。 「どうぞ」 コーヒーが入った紙コップを二人分持ってきた古泉は、俺の向かいに腰を下ろした。流石にハルヒと長門の大食い合戦を間近で見物したくなかった俺達は、学食からパーティションで区切られたカフェテリアにいた。 「……で?どういう事なんだこれは?」 「簡潔に言えば、涼宮さんが望んだからですよ」 「答えになってないぞ」 「そうですか?これほど簡潔な答えはないと思いますが」 「殴るぞ、お前」 「冗談です。では、まず……」 結局、古泉の話を要約するとこういう事だ。 ハルヒは受験の前に古泉と長門に相談した。俺が合格したなら良いが、失敗した場合どうするか。結局…… もし、俺が浪人するなら、ハルヒは大学を休学して俺の元で1年間家庭教師をする。 もし、どこか他の大学の2次募集に応募するのなら、ハルヒもそこを受ける。 もし、何らかの事情で俺がどこかに就職するなら、ハルヒもそこに就職する。 もし、上の3つ以外の選択肢が出た場合は、3人で改めて相談する。 ……そして俺は落ちてしまったわけだ。厳密には違うが、今それを言っても始まらないからな。 あの日、病院で俺が大学を落ちてしまったことを知ったハルヒは、計画通りそれを実行したと言うわけだ。 「だが、待てよ。幾つか疑問がある。この大学の2次募集締切時には、まだハルヒは昏睡状態だったはずだ。どうやって応募した?百歩譲っても試験日にはまだ入院してたはずだ。どうやって試験を受けたんだ?」 「ああ、そんなことですか。2次試験応募の件は、長門さんに頼んで情報操作してもらいました」 ……なんて事しやがる。 「受験生が一人増えただけです。別に合否判定を弄ったわけではありませんよ」 そりゃそうかもしれないが、何だかなー。 古泉がコーヒーの入った紙コップを持つのに釣られるように、俺も温くなった紙コップに口をつける。砂糖の入っていないブラックコーヒー。受験勉強の時の、俺の眠気覚ましの定番だ。 「試験については、病室で受けていただきました。本来は、予測不能な天変地異などで試験を受けることが出来なかった場合、別枠で試験を受けることが出来る、という特例です。それの延長上で、何らかの事情で当日現地で受けることが出来ない場合は別に指定された場所で試験を受けることが出来るんです」 なるほどね。で、それにはもちろん『機関』が介在したわけだな? 「ご明察です。そうでなければ涼宮さんはここには居ないわけですしね。もちろん、僕や長門さんもですが」 お前らも受けたのかよ。道理で募集倍率が上がったわけだぜ。 「いえ、我々は受けてませんよ。僕と長門さんは向こうの大学からの推薦特待生という扱いになってます。もっとも、工学部ではなく医学部ですが」 何じゃそりゃ?聞いたこともないが、そんな制度は。 「ええ、今年から発足した制度……厳密に言えば、先月末に急に決まった制度ですから、ご存じないのも無理有りません。ああ、多分今年限りで消えてしまう制度と聞いておりますが」 ……そこまでするか。古泉を始めとする『機関』のハルヒへの忠誠ぶりには、感嘆の念を禁じ得ないね。まったく。 温くなったコーヒーを一気に飲み干し、俺は紙コップをテーブルに置いた。 ところで、ハルヒのご両親はそれで納得したのか?その……この大学で。 「ええ、実はそれが一番の難関でした。結局、卒業後に『機関』関連の優良企業に、優先的に就職させると言うことで御納得頂きました。ああ、もちろん『機関』の話はしてませんが」 ……それまで『機関』頼みかよ。 「何でしたら、あなたの就職先もお世話しましょうか?」 結構だ。俺は俺の行きたいところに行くさ。まあ、いける所が有ればだがな。 「でも、多分心配は要りませんよ。涼宮さんは、あなたが将来どんな仕事を選ぼうとも、おそらくはずっとあなたの側にいると思います」 ……なんでそんなことが断言できる? 古泉は持っていた紙コップを置き、例の3割り増しスマイルでこちらに顔を向けた。 「それが、涼宮さんの望んだことだからですよ」 「ちょっとキョン!財布出しなさい!」 いきなりの暴言が俺の後ろから聞こえた。それが誰かなんてのは、振り向かなくてもわかる。 しかも何だ、俺の財布を出せだと?お前はカツアゲをする不良学生か? 「メニュー全制覇するのにお金が足りないのよ!しょうがないからアンタに出して貰うことにしたわ!」 何言ってるんだお前は?あれだけ食って、まだ足りないのかよ? 「良いからさっさと出しなさい!」 ハルヒはそう言うと俺の尻ポケットに入っていた財布を、まるその技を職人芸とまで練り上げたスリのように 掠め取った。おい、待て!こりゃどう見ても犯罪だぞ?! 「へっへ~~ん、大学生のキョンの財布には幾ら入って……」 俺の財布の中をまさぐっていたハルヒは、そこまで言って固まった。ちらちらと俺の方を見ながら俺の財布の中から何かを取り出す。 「……ちょ、ちょ、ちょっとキョン!なんでアンタこんなもの中に入れてるのよ!」 引っ越しの時に貰った、ハルヒからの手紙だった。 あー、あのな。あんまり深い意味は無いんだ。何となく、お守りになるかと思ってな。 みるみる真っ赤になるハルヒ。短めのポニーテールと相まって、絶品だねこりゃ。 「ばばば、バカなことしてるんじゃないわよ!それに結局アンタ落ちちゃったじゃない!お守りも何もあったもんじゃないわ!」 ああ、今となってはな。でも、去年一年はそれが心の支えになっていたことも否めん。だからそれは、今でも俺のお守りなんだ。 「……今はアタシが居るから……」 は?何だって? 「うっさい!何でもない!有希行くわよ!このマズイ学食のメニューを全制覇して、学内ニュースで糾弾してやるんだから!」 顔が真っ赤なままのハルヒは手紙と俺の財布を持ったまま、長門を引き連れて再び学食の自動券売機の前に戻っていった。 ああ。こりゃあ俺たちの名前と顔が一般生徒と教授連に知れ渡るのも、時間の問題だな。 やれやれ。 第二十七章 エピローグへ
https://w.atwiki.jp/abcdmousou/pages/984.html
強制捜査 Battlespell 7(-) / 0f 戦闘に参加しているクリーチャー全てをノンアクティブにし、 ブロック側プレイヤーの手札全てとライブラリのカードをランダムで5枚を公開する。 その後、公開されたカード1枚をランダムで自分の手札に加える。 -- http //jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/game/27456/1135510382/177 コメント欄 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/gendai4koma/pages/50.html
強制4分割とは、現代4コマにおける表現手法。いとととが定義した。 概要 4つに分割できる要素のない対象をあえて4つの部分に分ける手法。 通常、分割可能な要素が存在しない対象は、単一のまとまったものとして捉えられる。しかし、強制的4分割はそうした対象に対して、無理やり分割線を引き4つの部分に区切ることで新たな視点や理解を生み出すことができる。 主な強制4分割作品 強制4分割(いととと) 標識のある風景を大胆に4分割。これにより「自分がロボットじゃないことを証明する時の『次のうち標識はどれですか?』のやつみたい」という新たな視点を引き出した。 キャベツの千切りの4切り(いととと) 千切りされたキャベツを大胆にも4分割。これにより千切りの4切りという不可解な状況が生まれた。 ピザ(C6E9D3FC)
https://w.atwiki.jp/magamorg/pages/2206.html
強制奪取 コモン 闇 3 呪文 ■S・トリガー ■次の相手のターン、相手は最初に引いたカード1枚を捨てる。 (F)「渡してたまるかよ!」―――吸血騎クラン・ブラック 作者:まじまん 相手の最初のドローカードを捨てさせる呪文。 基本的に、ターンのはじめの1枚とは通常ドローが対象です。つまりトップデックです。 評価 6/8.コスト改訂しました。 まじまん
https://w.atwiki.jp/sengoku-taisen/pages/1360.html
強制帰城とは 計略の効果等によって吹き飛ばされ自城の壁に衝突した時に発生。 そのまま城内に入ってしまう。 この仕様はver1.1より追加されたもの。それ以前は自城の壁にあたってスライドしていた。 この現象が発生する事案は 火牛の計、蹴鞠シュートなど弾き効果のある計略 乱戦によるはじき 鉄砲命中によるノックバック 突撃成功によるはじき などが該当する。 自城からの発進には時間がかかるため、実質として敵の枚数を削る効果がある。
https://w.atwiki.jp/ws_wiki/pages/2972.html
autolink() FT/S09-050 カード名:強制閉門 カテゴリ:クライマックス 色:緑 トリガー:2 【自】このカードが手札からクライマックス置場に置かれた時、あなたは1枚引き、自分のキャラを1枚選び、そのターン中、パワーを+2000し、ソウルを+1。 で・・・・できた レアリティ:CC illust.- ・対応キャラ カード名 レベル/コスト パワー/ソウル 色 星霊魔導士 ルーシィ 3/2 10000/2 緑