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628 :以前電磁抜刀犬で行くと言ったな、ありゃ嘘だ:2011/02/01(火) 19 08 14.75 ID favwLoFo0 第2章「居場所とは(キャラ選択)」 空に3つの姿がある。その内2つは両脚に航空機の前半分を切ったようなフォルムの機械を装着している少女である。 ウィッチだ。 だが、残りの1つはウィッチにしては異形の姿、――犬顔の鎧武者という出で立ちである。 異形の鎧武者は発声機を通して2人のウィッチに話しかける。 『あれが第501統合戦闘航空団、ストライクウィッチーズの――』 男の声である。鎧武者の――男の言葉の続きを、赤いジャケットを着たウィッチが引き継ぐ。 「そう、アレが私達の基地さ」 彼等の目線の先には長大な滑走路を備えた基地があった。基地の頂上には大きな像がそびえ立ち、軍事基地というよりも 神殿を連想させる。 3人はそのまま着陸態勢に入る。最初に赤いジャケットのウィッチ、次いでツインテールの小柄なウィッチ、 最後に鎧武者の男、という順番である。 「お、中佐達自らお出迎えか」 赤いジャケットのウィッチの声を男は聞く。視覚素子を滑走路終端、格納庫へ至るのだろう扉の前に向けると、 2人のウィッチの姿を確認できた。 629 :電磁抜刀俺:2011/02/01(火) 19 14 00.46 ID favwLoFo0 「お帰りなさい。それとお疲れ様。シャーリーさん、ルッキーニさん」 新たな2人のウィッチの内、赤毛の少女が2人を労う。 「いやー、正直言うと私たち何にもしてないからなー」 「そーそー、あたし達がもうちょっとで着くって時に俺が撃墜しちゃったし」 「大型を単騎で?それは本当なのか?」 扶桑皇国海軍の軍服を着た眼帯の少女は、驚きを含んだ疑問を赤いジャケットのウィッチ――先程シャーリーと呼ばれた 少女に発する。 「本当さ。ネウロイがビームを撃とうとした所を刀でズバーっと一刀両断」 シャーリーの言葉を受けた赤毛と眼帯の少女は、彼女の言葉に嘘が含まれていないことを確認し、指示を出す。 「分かりました。シャーリーさんとルッキーニさんは他の人達をブリーフィングルームに集合するように伝えてください」 「中佐達は?」 「この方に少し聞きたいことがあります。すぐに終わりますので先に行って下さい」 「ん、分かったよ」 シャーリーはルッキーニを連れ、格納庫内部へとストライカーユニットを降着させに行く。彼女らを見送ると赤毛の少女は 鎧武者の方へと向き直る。 630 :電磁抜刀俺:2011/02/01(火) 19 20 39.86 ID favwLoFo0 「貴方が俺大尉、で宜しいかしら」 『はい。自分が俺大尉です』 「まずは自己紹介から、だな。私は坂本美緒。階級は少佐だ」 眼帯の少女に次いで赤毛の少女が続く。 「私はミーナ・ディートリンデ・ヴィルケ中佐です」 「お前には幾つか質問したいことがある。先に到着したお前の部下たちは何を聞いても「俺大尉に聞いてくれ」の一点張り でな。皆に紹介する前にある程度の事前知識を得ておきたい」 『成程。了解しました』 眼帯の少女が男の姿――その異形をしげしげと眺め、問う。 「まず1つ。――お前はウィッチなのか?」 男が答える。 『いいえ。自分に魔法力は欠片たりとも存在しません』 少女が問う。 「ならばどうやって?」 『この一刀にて』 631 :電磁抜刀俺:2011/02/01(火) 19 26 26.88 ID favwLoFo0 男が腰の太刀を引き抜く。赤毛の少女が身じろぎするが、眼帯の少女は眼前に掲げられたそれを見て、 「業物だったようだな……。だが、欠けが酷い。これではもう使い物にならんし、何よりこちらの質問に答えていない」 『それは――』 「私は「どうやって」とは聞いたが、「何で」とは聞いていない」 眼帯の少女の目付きが鋭くなる。 『軍事機密。……というのはどうでしょうか』 「却下だ」 にべもなく言い放つ。武者姿の男は太刀を鞘に戻すと軽く頷き、 『分かりました。説明します、その前に――』 男の眼前、2人の少女は首を傾げる。 「その前に……何だ?」 男は申し訳なさそうな仕草で頭を掻きつつ言った。 『コイツから降りてもいいでしょうか?――流石に長時間は息苦しくって』 632 :電磁抜刀俺:2011/02/01(火) 19 31 15.99 ID favwLoFo0 ―◇― 格納庫に機体を移動させる。格納庫の隅には伏丸用の降着台があり、その周囲には部下の姿も見えた。 「大尉!ご無事でしたか!?」 『よう、1時間ぶり?だな』 伏丸を降着台に固定させながら答える。 『あー、それとな。また太刀駄目にしちまった』 部下の一部はやれやれという顔で、一部は―― 「またですか!?今回のは扶桑でも有名な刀匠に打たせた業物ですよ!?これで何本目ですか!?そもそも機体の部品代 よりも太刀代の方が掛かるって兵器としてくぁwせdrftgyふじこふじこ」 ―俺・剣術技能・発動・峰打ち・成功! 鞘ぐるみの太刀、それをまだ固定していなかった右腕を使ってふじこっている部下の首筋に打ち下ろす。ひぃ、と悲鳴を 上げて離れる他の部下の前、峰打ちを受けた部下は突っ伏したまま動かなくなった。 ……何だか嫌な手応えだったが、結果として静かになったので良し。 さて、 『まだ文句がある奴はいるか?』 慌てて首を振るその他の部下たち。装着したままだった頭部装甲を外す。……髪が汗で顔に張り付いて気持ち悪い。 633 :電磁抜刀俺:2011/02/01(火) 19 36 15.80 ID favwLoFo0 「良し。お前達は伏丸のメンテナンスを頼む」 「大尉は?」 「まずは着任の挨拶をせにゃならん。――降りるぞ」 伏丸の前面装甲がスライド。機体脇に寄せられたタラップを降りつつ、後ろで結んでいた髪を解く。 「タオルと上着くれ。体が冷えちまう、それと眼鏡もな」 部下に指示を出しつつ、此方の様子を窺っていた中佐達へと向かう。 「お待たせしました」 中佐はやや動揺したような風で 「ええと、あそこで倒れている部下の方は良いのかしら?」 「ああ、――いつものことですから」 上着を着用、タオルで汗をぬぐいつつ答える。そういうものかしら、と中佐はつぶやくが軽く流す。最後に眼鏡を 掛けて準備完了。 「――それでは、軽く説明と行きましょうか」 634 :電磁抜刀俺:2011/02/01(火) 19 38 24.27 ID favwLoFo0 以上。第2章序盤でした。 923 :保守代わり投下、電磁抜刀俺:2011/02/05(土) 03 35 13.12 ID QD8RtaVT0 俺「ストライクウィッチーズは世界を魅了する」 633から ―◇― 私とルッキーニは中佐の指示を一通り済ませ、ブリーフィングルームへと戻った。部屋には既に幾つかの姿が見え、 配属される新人について会話をしていた。 「今度の新人さんってどんな人なんだろうね、リーネちゃん」 「男の人だっていう噂を聞いたんだけど……本当なんでしょうか?」 「殿方ですの?殿方でもこの基地に配属されるとなると……」 「男性のウィッチなんでしょうか?」 「へー、男の人でもウィッチっているんですねー」 「数は少なくても存在はするみたいですわよ?――実物を見るのはこれが初めてになりますが」 宮藤、リーネ、ペリーヌの中では新人=男のウィッチ、ということになっているようだ。 他にブリーフィングルームに来ているのは…… 「よっ」 エイラと、それに寄りかかるサーニャが入ってきた。……相変わらず眠そうにしてるなぁ、サーニャ。 「あっ、エイラさん!聞きました?今度の新人って男のウィッチだそうですよ!?」 924 :電磁抜刀俺:2011/02/05(土) 03 45 28.89 ID QD8RtaVT0 「男ー?あんま興味ないナァ」 「エイラさん、宜しければいつもみたいに占って頂けませんか?」 「むー、面倒ダナー」 「……エイラ、占ってあげて」 「うー、サーニャがそう言うなら……」 エイラも相変わらずサーニャに甘いなぁ。……私とルッキーニも同じようなものか。 一人納得しているとエイラが占い終わったようだ。どれどれ…… 「えーと、魔術師の正位置、意味は物事の始まり、可能性。新人にはお似合いダナ」 「そういえばシャーリーさん達は新人さんに会ったんですよね?どんな人でした?」 宮藤に話をふられる。 「あたし達も詳しい事はちょっとなぁ。……単騎で大型ネウロイをぶった切ったって事ぐらいしか……」 「大型を?単騎ですか!?」 「すごいです……」 925 :電磁抜刀俺:2011/02/05(土) 03 55 37.63 ID QD8RtaVT0 「ネウロイを切るなんて、まるで坂本少佐ですわね……固有魔法でも使ったんですの?」 「ううん、普通の刀でこうズバーって」 「何いってんだ、少佐の刀なら兎も角、ネウロイは魔法力無しの武器ではマトモに傷つけられないだろー?」 「普通はそうなんだよなぁ。いや、あたしも遠くから見ただけだから何とも……」 その時、ブリーフィングルームにミーナ中佐と坂本少佐が姿を表した。 「皆さん集まって……いませんね」 「バルクホルン大尉、ハルトマン中尉がまだか。誰か知っている者は?」 「今頃大尉が中尉を必死で起こそうとしてる辺りじゃないでしょうか?」 「またか。……仕方ない。先に進めるとしよう」 「そうね、俺大尉。どうぞ」 926 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/05(土) 04 03 16.04 ID 7VTxRyAx0 眠れない支援 928 :電磁抜刀俺:2011/02/05(土) 04 06 06.74 ID QD8RtaVT0 (お……) 扉を開けて男が入室する。黒髪黒瞳、長髪を後ろで無造作に縛った眼鏡の男。身長は……170cmちょっとか? (へぇ、あんな顔してたんだ……) ジャーマングレーのボトムスにブーツ、黒いシャツの上から、同じくジャーマングレーのフライトジャケット を着た男はこっちに気づくと軽く目礼し、皆に向かって挨拶を始める。 「本日第501統合戦闘航空団に着任致します、扶桑皇国陸軍技術科、俺大尉であります。軍属前は出雲航空技研 に所属しておりました。至らぬ点も多々あると思いますが、宜しくお願い致します。」 「俺大尉はこの基地で、陸軍の試作兵装を用いたウィッチとの連携試験を行う。皆、突然だが協力してやってくれ」 と、俺が少佐の方に向き直る。 「連携試験……ですか?」 手元の書類を見なおした少佐が俺に問う。 「なんだ、聞いていないのか?」 「性能試験って事は聞いていたんですが、内容まではちょっと……」 「それについて、俺大尉に手紙が」 929 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/05(土) 04 08 09.14 ID oj9P/GuE0 しえん 930 :電磁抜刀俺:2011/02/05(土) 04 16 20.05 ID QD8RtaVT0 と、ミーナ中佐は封筒を俺に渡す。 「手紙?一体誰から――。……まさか」 手紙を読み進める俺の表情が暗くなっていく。 「あの不良中年め……!」 という声が伴い、 「……中佐、無線室は何処でしょうか?――扶桑に少々連絡事項が出来たもので」 俺のただならぬ雰囲気を察したのか、中佐が俺に無線室の場所を教える。 「すみません。少々席を外します。……すぐに済みますから」 言うやいなや、俺は部屋を飛び出し、――部屋には事態を飲み込め無いあたし達が残された。すると、 「トゥルーデー、ねーむーいー」 「ええい、いい加減自分で歩けハルトマン!!ブリーフィングに遅れてしまっただろう!!……ん?ミーナ、 新人とやらは何処だ?」 遅れた2人がやって来た。 931 :電磁抜刀俺:2011/02/05(土) 04 27 38.64 ID QD8RtaVT0 ―◇― 中佐から聞いた無線室へと急ぐ。不良中年を呼び出している合間も鬱憤は溜まってゆく。 『やあ俺君。調子はどうだね?何、頭(の具合)が悪い?――はは、手遅れだね。諦めたまえ』 「相変わらずイイ空気吸ってるなアンタ。――何故試験内容を連携試験にした?」 伏丸の存在目的。アレは、 「アレはウィッチの代替兵器だ。ウィッチを戦わせぬ為、戦いから守る為の兵器を――ウィッチと共に戦う為に 使うだと?……一体どういうつもりだ?」 『聞きたいかね?――教えてやらん』 『だが私は寛大だ、1つヒントをやろう。――どのウィッチが守って欲しいと頼んだのかね?』 「何?」 『2度は言わん、覚えておきたまえ。――以上だ』 通信が切られる。後には、一人立ち尽くす俺が残される。 932 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/05(土) 04 30 11.72 ID m5TMrXdE0 ふとこの流れを読んでたらキ84を思い出した 作者また失踪したのか? 933 :電磁抜刀俺:2011/02/05(土) 04 36 30.46 ID QD8RtaVT0 ――― ブリーフィングルームに戻ると中佐が声をかけてきた。 「……連絡は取れましたか?」 「お見苦しい所をお見せしました。試験内容の確認をして参りました。……ええ、大丈夫ですとも」 それならば構いませんが、と言う中佐に軽く一礼、再びウィッチ達へと向き直る。 「改めて自己紹介を。本日付けで当基地に配属になりました俺大尉です。宜しくお願い致します」 「俺大尉は先ほどネウロイの迎撃を終えたばかりでな。大尉の体調も考え、装備の詳しい説明は明日に行う。 何か質問のある者は?」 「は、はい!」 「宮藤か、どうした?」 セーラー服を着た宮藤と呼ばれた少女がこちらに向く。 「あの、俺さんはウィッチ……なんですか?」 少女の質問に同意見の為か、こちらに視線が集中する。 「……残念ですが、自分はウィッチではありません」 934 :電磁抜刀俺:2011/02/05(土) 04 46 38.90 ID QD8RtaVT0 「え?違うんですか?それじゃどうやってネウロイを?」 「それにつきましては明日、装備の説明と共に行います。……今はこれで納得して頂けないでしょうか」 「――納得出来んな」 俺が最初に入った時にはいなかった――カールスラント軍の制服を着た生真面目そうな少女がこちらを見ている。 「ええと、貴方は……」 「バルクホルン。ゲルトルート・バルクホルン大尉だ」 「では大尉。――どういう事でしょうか?」 彼女がこちらを見定めるように睥睨する。――嫌な予感。 「聞く所によると、お前はネウロイを魔法力に依らずに断ち切ったそうじゃないか。――だがそれは新型のお陰 ではないのか?」 「……」 「スペックに頼る素人との連携などハッキリ言って迷惑だ。貴様自身の純粋な技量を見せてみろ。……結果次第では 納得しないでもない」 「トゥルーデ、幾ら何でもその言い方はないんじゃないのー?」 「黙っていろハルトマン。……ミーナ達はコイツの装備を見ているんだろう。気にならないか? コイツが新型の 能力に依存した腑抜けか、それとも本当に試作兵器を駆る程の者なのか」 935 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/05(土) 04 55 16.54 ID QD8RtaVT0 キ84見てたら後半の方の展開が被ってる…書き直したほうがいいのかな… 936 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/05(土) 04 56 10.64 ID m5TMrXdE0 935 気にしたら負けだず 937 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/05(土) 04 56 20.98 ID bHXk0W5T0 多少の被りは仕方ねーべ。 テレポーターの俺なんて3人いるんだし。 938 :了解です。このまま投下します。電磁抜刀俺:2011/02/05(土) 04 59 56.15 ID QD8RtaVT0 (……ハルトマン?でもアイツは――) 「――バルクホルン大尉。基地内での私闘は禁じられています」 (そんな事より一筋の光明来た!) 「私闘ではない。ただのスパーリングだ」 (光明が一瞬で曇って消えたで御座る) 大尉は既に耳と尻尾を出してやる気満々。……うわぁ。 「バルクホルン大尉。――あまり大きな怪我はさせるなよ?」 最後の希望だった少佐もこの有様である。 (どうしてこうなった……。やはり手間が掛かっても実物見せるべきだったか?) 「どうした俺大尉。怖じ気付いたか?」 939 :電磁抜刀俺:2011/02/05(土) 05 12 51.28 ID QD8RtaVT0 「こうなったらもう止められない……か。誰か上着と眼鏡を持って頂けませんか?」 「私が持とう。――バルクホルン大尉の固有魔法は怪力。女だと思って手を抜くと痛い目を見るぞ」 少佐に上着と眼鏡を渡す。 「助言有難うございます。……出来れば止めて欲しかったんですが」 「聞こえんなぁ。――ほら、グローブだ。素手は拳を痛めるからな」 (どっから出したんだよ、そのグローブ) 聞いたところで「細かいことは(ry」で返されるんだろう。……大人しくグローブを嵌める。バルクホルン大尉は 既にグローブの感触を確かめたようで、 「ええと、お手柔らか――」 に、という俺の言葉は続くこと無く、突如眼前に迫った暴風によって掻き消された。 ――俺・体術/回避技能・重複発動・跳躍回避・成功!
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三回戦開始 東、黒服A (+28pt) 南、傀 (▲12pt) 西、エイスリン (▲84pt) 北、黒服B (+68pt) 東一局、ドラは白。 黒服A「……」タンッ 傀「……」タンッ エイスリン「……」タンッ 黒服B「……」タンッ トシ(まだ巻き返せる点差だ。心が負けたら手も悪くなるよ……!) 八巡目。 黒服B「……」タンッ 黒服A「チー!」タンッ 黒服B「ポンです」タンッ 黒服A「それもチーです」タンッ 黒服B「ポン!」タンッ 胡桃(や、やっぱりこの人たち列組んでるんじゃないの!?) 白望(ダルい……) 黒服B「ツモ。1000,2000です」 黒服A・・・23000(-2000) 傀・・・24000(-1000) エイスリン・・・24000(-1000) 黒服B・・・29000(+4000) 東ニ局、ドラは8索。 傀「……」 ■■■■■■■■■■■■■■ ――打、2p。 エイスリン(……イイテ。コレハアガラナイト……!) 三三四赤五3p3p4p4689東發 6p ――打、發。 豊音(あの手ならイケるよー!) 塞(頑張れエイスリン!) 六巡目。 黒服A「中ポン!」 ■■■■■■■■■■ (←中中中) ――打、九萬。 黒服B「ポンです!」 ■■■■■■■■■■■ (九九九→) エイスリン(マ、マタナガサレチャウ……!)ジワッ 黒服B(あとは黒服Aにドラを鳴かせれば聴牌ですね……) ――打、8索。 黒服A(よし、チーだ―――)スッ 傀「……8索、ポン」 エイスリン(エ……?) 黒服B(!?) 黒服A(邪魔ポン……!?) 傀「……」スッ… ■■■■■■■■■■■ (8↑88) ――打、東。 黒服A(くっ、嵌8索が三枚殺された!) 黒服B(これで彼はドラ3親満確定……まずいですね) エイスリン(ア、コノヒトノ8索ポンガキイタ!)チャッ ニ三三四赤五3p3p4p6p4689 赤5 エイスリン(8索キルノハNG……コッチカナ?) ――打、6p。 黒服B(お嬢様の手が進んだようですね。早く流しましょうか) 黒服B(黒服Aが鳴けるとしたら……このあたりか) ――打、一萬。 黒服A「チ…」 傀「一萬もポンです」 黒服B(え!?) 黒服A(ま、また……!!) 傀「……」ニヤリ ■■■■■■■■ (一↑一一)(8↑88) ――打、東。 トシ(二連続邪魔ポンの挙げ句にW東対子落とし……? 彼は何をやってるんだい?) 塞(そういえばうちらと打ったときもあったような…) 胡桃(相変わらずだねあの人) エイスリン(ヤッタ。ヤットテンパイ……!)チャッ ニ三三四赤五3p3p4p4赤5689 7 エイスリン(一萬ポンサレテル。リーチハヤメヨウ……) ――打、4p。 傀「……」 黒服B(対面の彼のお陰で時間が掛かりますね)チャッ 西西57一八八1p2p3p 3 (九九九→) 黒服B(とりあえず黒服Aに鳴かせておきましょう。一枚目は邪魔ポンされましたが――) ――打、一萬。 エイスリン「……ロ、ロンデスッ!」 ニ三三四赤五3p3p4赤56789 黒服B(!!) 塞「よしっ!平和・赤2ドラ1で満貫!」 豊音「やったぁー!」 胡桃「いけるね!」 エイスリン(ヤットアガレタ……ヨカッタ……)グスッ 黒服A・・・23000 傀・・・24000 エイスリン・・・32000(+8000) 黒服B・・・21000(-8000) 傀「……」ニヤリ… 三五7p9p9南南 (一↑一一)(8↑88) パタン… トシ(この男、自分の手が悪いと見て有効牌をエイスリンに回したのかい?) 傀「……」 エイスリン(……モシカシテコノヒト、タスケテクレタ……?) 東三局、ドラは南。 八巡目。 エイスリン「……」トンッ 黒服B「……」タンッ 黒服A「……」タンッ 傀「……」タンッ 塞(傀さんのニ連続邪魔ポンから静かな場況になりましたね) トシ(そうだね。狙ってやったのかは分からないけど) 豊音(傀さんちょー優しいよー) 次巡。 黒服A(お嬢様に早くも聴牌気配。やはり和了率は伊達ではないですか) 黒服B(いつの間にか門前の場況になってますね) 黒服A(満貫をアガったとは言え今のお嬢様にツモれる流れが完璧にあるとは思えない。ここは見で構いません) 傀「……リーチ」 北3p1p西白8 2一南(リーチ) 黒服A(――やはりこちらが来ましたか!本命は彼ですね!) 黒服B(ドラをツモ切りリーチ……? 捨て牌的にはタンピン系ですが) 黒服B(となると……)チャッ 4688三四四六七3p赤5p6p6p ニ 北3p1p西白8 2一南(リーチ) 黒服B(やはり一発は避けなければ。素直に8索を―――) トンッ… 黒服B(―――!!)ハッ 黒服B(そ、そういえば彼はツモ切りリーチだった!?) 黒服B(何故このタイミングで!? ま、まさか―――) エイスリン「8索ロン!」 パタッ! 六七八九九6p7p8p67東東東 エイスリン「12000点デス!」 黒服A(ド高目……!!) 黒服B(しまった……またミスを!!) 豊音(やったー!ニ連続和了だよー!)タカイタカーイ 胡桃(お、下ろして豊音ー!) 黒服B(お嬢様から聴牌気配を感じたと同時にツモ切りリーチ……) 黒服B(そうする事で自分に意識を向けさせ、自分の現物――つまりお嬢様の当たり牌を誘発させた!?) 黒服B(という事は、彼のあのリーチは……まさか……!) 傀「……」フッ ニ三四赤五六6p8p2356中中 パタ…ン。 黒服A・・・23000 傀・・・24000 エイスリン・・・44000(+12000) 黒服B・・・9000(-12000) 東三局一本場、ドラは4索。 傀「……」チボッ… トシ(この男―――傀って言ったか。相当やるね) 塞(傀さんからしたら『自分の流れが悪いからエイスリンを使ってサシウマ相手を削った』ってだけなんだろうけど……) 胡桃(結果オーライだったね!) 豊音(エイスリンさんが一位だよー!ちょーうれしいよー!) 白望(みんな油断しすぎ……ダルい……) エイスリン「……イッポンバ、デス」 十巡目。 傀「リーチ」 ツッ… 四78發東6p 7pニ白5(リーチ) 黒服B(またツモ切りリーチ……?) 黒服A(彼もツイてきたようですね。お嬢様も含めて二人の勢いを殺さなければ) 次巡。 黒服B(……)チャッ 南南六七八九2p3p7p7p8p67 9p 黒服B(普段なら文句なく現物+一向聴維持できる7p切りですが……) 傀の捨て牌 四78發東6p 7pニ白5(リーチ)9 黒服B(今回もツモ切りリーチだった。つまり前局と同じくお嬢様の当たり牌を誘発させる為のリーチ…?) 黒服B(ノーテンリーチか少なくとも愚形でしょう。なら恐るるに足らず!) 南南六七八九2p3p7p7p8p67 9p 黒服B(お嬢様の安牌かつ一向聴を維持できる牌と言ったら……むしろこれですね!) ――打、九萬。 傀「 御無礼 」 ばたり… 11一ニ三七七八八九1p2p3p 傀「……ハネ満の一本付けでトビ終了です」 黒服B「え!? 純チャン!? 本手!?」 黒服A「しかも高目……!」 エイスリン(ヨカッタ……ヤットイチイトレタ……)グスッ 黒服A・・・23000 傀・・・36300(+12300) エイスリン・・・44000 黒服B・・・-3300(-12300) 三回戦終了。 黒服A・・・23000→▲17pt(計+11pt) 傀・・・36300→+16pt(計+4pt) エイスリン・・・44000→+64pt(計▲20pt) 黒服B・・・-3300→▲63pt(計+5pt) 塞(よし!よしよし!いける!) 胡桃(だいぶ平たくなったね!) 豊音(あと二回戦もあるしこのままならいけるよー!) 白望(ダル……くない。頑張れエイスリン) エイスリン(オチツイテ……シンコキューシテ……コノママガンバル……) 黒服A(ニ連続邪魔ポンといいノーテンリーチでの他家への振り込み誘発といい……さっきから絶妙な横槍を入れてきますね) 黒服B(今更ですが随分と厄介な打ち手を入れてしまったようだ……) 傀「……」ニヤリ… 四回戦開始 東、黒服A 南、エイスリン 西、黒服B 北、傀
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『ぱちゅりーの居場所』 10KB 観察 不運 差別・格差 失礼します チートあきです とある街外れに大きな家が立っていた。 周囲を森に囲まれた一軒家である。いわゆる旧家であり、この地方でそれなりの社会 的地位を持つ家である。この一軒家を含め、周囲の森はこの家の土地であった。 「けほっ……」 小さな咳。 家のすぐ東にある小山の森から、一匹のぱちゅりーが家を眺めていた。顔や頭に枝や 葉っぱを貼り付け、茂みに隠れている。人間でもすぐには分からない偽装だった。 顔にしわが見える老いたぱちゅりー。七年という年月を生きた老賢者である。そう遠くな いうちに寿命を迎える事を察し、山に隠遁したのだ。 この周囲にはぱちゅりー以外の野生ゆっくりはいない。 「……むきゅ」 ぱちゅりーがじっと見つめているのは、森の家だった。そのリビング。斜めから見ている ので奥までは見えないが、中の様子は十分に分かる。 「うーっ、うあうあー☆」 「おねえさま、しね! しねっ!」 じゃれあうれみりゃとふらん。体当たりしたり噛み付いたりと、かなり過激に見えるが、お 互いにしっかり加減しているのでケガをすることもない。 「なかのいいおじょうさまといっしょにくらせて、さくやはしあわせです……」 それを恍惚とした表情で見つめるさくや。 「じゃおー……?」 「こぁ、こぁっ」 めーりんにこぁまでいる。ちょっと呆れたように、姉妹とさくやを眺めていた。 実に幸せそうな光景である。 ぱちゅりーのいる場所まで声は届かないが、不思議と何を言っているかは分かる。 五匹はこの森の中の家で飼われているゆっくりだった。きちっと躾けもなされ、真面目な 飼い主の元で何の不自由もなく幸せに暮らしている。直接的な餡の繋がりはないが、こ の五匹は立派な家族だった。 「むきゅ……。みんなとってもしあわせそうね」 茂みの影から五匹のゆっくりを眺め、ぱちゅりーは呟いた。 長生きしたおかげだろう。ぱちゅりーは今まで色々な事を経験していた。街に住み森に 住み、番を作り子供を育て、番の死も子供の巣立ちと死別も経験した。小さな群れの長に なったこともある。台風による群れの壊滅に、泣いたこともあった。人間と交流を持ったこと もあるし、逆に追われて殺されかけたこともあった。 なんにしろ波瀾万丈なゆん生。ぱちゅりーはそのゆん生に満足し、静かに土に還ろうと していた。この家の飼いゆっくりたちを見るまでは。 「どうしてぱちぇは……あそこにいないのかしら……?」 一筋の涙をこぼし、ぱちゅりーは五匹の飼いゆっくりを見る。 れみりゃ、ふらん、さくや、めーりん、こぁ。こうま組とも呼ばれるゆっくりたち。そこに欠け ているものがぱちゅりーだと、ぱちゅりーは本能以上の何かで理解していた。 だが、どうすることもできない。 「じゃお、じゃおおん」 庭の花壇の草取りをしているめーりん。時折昼寝をしてしまうが、このめーりんは働き者 だ。庭の花壇の世話と正門周囲の掃除を任されている。 「うー、うーっ」 「おねえさまー、まてー」 ぱたぱたと羽を動かし、れみりゃとふらんが屋根を掃除していた。 その飛行能力を生かし、この姉妹は庭木の剪定や屋根の掃除を行っている。 「おじょうさま……。いもうとさま……。すてきですわ……」 「こあー」 リビングの窓硝子にくっつき、顔を緩めているさくや。後ろから半眼でその背を見つめる こぁ。この二匹は室内掃除担当らしい。 「けほっ……」 小さな咳。 ぱちゅりーは茂みの影から、じっと五匹を観察していた。 この山に隠遁してから一ヶ月ほど。 夜明けから日没まで、ほとんどの時間をこの茂みで過ごしている。この山に来る前のぱ ちゅりーは全てに満足していた。しかし今、ぱちゅりーの心には大きな穴が開いていた。 日ごとにその穴は大きくなっていく。 真面目に働く五匹を見つめながら、自問した。 「もし……もしものはなしよ。もしも、ぱちぇをなかまにいれてほしいとたのんだら、あのおう ちのひとは……ぱちぇもなかまにいれてくれるかしら?」 この家の主人を思い浮かべる。立派なヒゲを生やした老紳士だ。 ぱちゅりー自身、並の飼いゆっくりよりも優秀という自負はある。七年という年月を生き 延びた力と知恵と運は本物だ。 しかし、それは些細な事。 「わかってるわ……。そんなわけない……」 首を左右に振るぱちゅりー。 人間は野良ゆっくりに対しては冷たい。ぱちゅりーを仲間に入れて欲しいと人間に頼ん でも、追い返されるか殺されるか、ろくな結果にならないだろう。ぱちゅりーが若ければも しかしたら一抹のチャンスはあったかもしれない。だが、ぱちゅりーは一目で老い先短いと 分かる老ゆっくりだ。 「そもそも、ぱちぇのせきがないのよ……」 強い絆で結ばれた家族に、余所者ゆっくりが入れるわけがない。 つまり、ぱちゅりーがあの家族に加わることは不可能なのだ。 「ぱちぇはね、もうじゅうぶんゆっくりしたわ……。あとはしずかにゆっくりくちはてるだけで いい……。なかまもかぞくも、もういらない……。そう、きめたのに……!」 紫色の目から涙が溢れ、頬を伝って地面に落ちる。 今まで生きてきたゆん生全てを色褪せさせる幸せが、目の前にあった。そして、絶対に その幸せを手に入れられない事を、ぱちゅりーは理解していた。 日は沈み、ぱちゅりーは山の頂上付近の巣に戻っていた。狸か何かが掘ったらしい横 穴がぱちゅりーのお家だった。漆黒の闇の中だが、家の中の事ははっきりと分かる。 奥に貯蔵していた干し草を食べるぱちゅりー。 「むーしゃむーしゃ……ごっくん。それなりー」 その声に元気はない。 この干し草はいつもの茂みからお家に戻る時に取ってきたものだ。ただの雑草である。 もっとも食事はそれで十分とぱちゅりーは考えていた。ゆっくりは基本的に何でも食べら れるので、その気になればまず食料に困ることはない。 ぱちゅりーはため息をついた。 「ひとりでたべるごはんは、あじけないわ……」 暗い穴の中で味気ない草や木の実を食べる。それ自体に苦痛はない。野良や野生の ゆっくりにとっては普通の事だった。むしろ、食事ができる事は幸せだ。 ぱちゅりーは後ろを振り向く。入り口は塞いであるので、外は見えないが。 「あっちじゃ、きっとみんなでたのしそうにごはんをたべてるのよね……」 じゃれあいながら食事をするれみりゃとふらん。姉妹に見惚れつつ、丁寧に食事をするさ くや。マイペースに食べるめーりんとこぁ。幸せな家族の食事。 簡単に想像が付いてしまう。 だが、そこにぱちゅりーの居場所はない。 「うう……」 ぱちゅりーは泣いた。 「むきゅ」 ぱちゅりーは座布団に座って本を読んでいた。その顔に老いの影はない。若々しい姿だ った。紙を汚さず唇だけで器用にページをめくっている。 窓から差し込む暖かな日の光。 「じゃおー……じゃお――」 「こぁー……」 めーりんとこぁが寄り添って昼寝をしていた。部屋は暖かく、昼寝をするには最適な環境 である。この心地よさで寝るなと言う方が無理があった。 「めーりん……。まったくこのこは、またおしごとさぼって……」 眠っているめーりんを眺め、さくやが小さなナイフを取り出す。 ぱちゅりーがそれを制した。 「むきゅ。まちなさい、さくや」 「ぱちゅりーさま」 振り返ってくるさくや。 しおりを本に挟んでから、ぱちゅりーは視線でめーりんを示す。 「しあわせそうにねているのだから、おこしてはだめよ。あなたもまいにちあくせくしないで、 ためにはめーりんたちといっしょにゆっくりしてみたらどうかしら?」 「そうですねー」 ナイフを治め、さくやは視線を持ち上げた。 ふと入り口を見る。 「うーっ」 「しねー!」 二匹でじゃれあいながらリビングに入ってくるれみりゃとふらん。一見すると本気で殺し 合っているように見えるが、これがれみりゃとふらんの遊びである。 今日は少し勢いが強すぎたらしい。 れみりゃとふらんが、一回転して床に落ちた。 「おじょうさま、いもうとさま」 さくやが声を掛ける。 「じゃおー?」 「こぁ?」 目を覚ましためーりんとこぁが、目を回しているれみりゃとふらんを眺める。 一度ため息を付いてから、ぱちゅりーは姉妹に声を掛けた。 「れみぃ、ふらん。あんまりさわいじゃだめじゃない。あそぶときは、ひとのめいわくになら ないようにこころがけるのが、しゅくじょのまなーなのよ?」 「うー」 「ごめん」 素直に謝るれみりゃとふらん。 「むっきゅー」 ぱちゅりーは窓の外を眺めた。暖かな午後の日差しが部屋に差し込んでいる。昼寝をす るには最適な陽気だった。一度頷いてから残りの五匹に向き直り、 「とってもいいおてんきだし、みんなでおひるねでもしない?」 明るい声で提案する。 「じゃお」 「こあー」 「そうですね。たまにはおひるねもいいかもしれません」 「うー」 「おひるねー」 ぱちゅりー、めーりん、こぁ、さくや、れみりゃ、ふらん。 六匹は窓辺に集まり、身を寄せ合い、静かに目を閉じた。 「!」 ぱちゅりーは目を覚ます。 巣の入り口から、朝日が差し込んでいた。 「また、あのゆめ……」 震え声で呟く。 甘い夢だった。あの家族の一員として過ごす、甘く幸せな夢だった。ここに暮らすように なってから時々見る夢だ。しかし、どんなに幸せな夢も目覚めれば消えてしまう。そして甘 い夢は辛い現実を際立たせる。 両目から溢れた涙が、寝床の干し草を濡らす。 「なんで……なんで、ぱちぇは、ぱちぇなの……っ!」 ぱちゅりーがぱちゅりーでなければ、ここまで苦しむことはなかった。あの家族を見ても、 家族の一員になりたいと考えることはなかっただろう。せいぜい幸せそうな飼いゆっくりを 羨む程度で済んだのだ。 しかし、ぱちゅりーはぱちゅりーだった。 自分のあるべき場所を見せつけられ、その場所に絶対に座れない事を理解してしまう。 「むきゅ……ぅぅ……!」 ぱちゅりーは声を押し殺して泣いた。 「うー」 「おねえさまー」 「おいしいですわー」 「じゃお、じゃお」 「こあー」 幸せそうに昼食を取っている一家。リビングに集まり、皿に盛られたゆっくりフードを美味 しそうに食べている。もしかしたら高級なフードなのかもしれない。だが、味はさほど重要 ではない。 信頼できる家族と一緒に食べるご飯は、どんな高級フードよりもゆっくりできる。 「………」 辛い事も幸せな事もあったぱちゅりーのゆん生。 それは全て無意味だった。 ぱちゅりーの居場所はあの家族の中にあるのだ。しかし、ぱちゅりーは絶対にあの家族 の中には入れない。そこにぱちゅりーの席は無いのだから。 「すーりすーり」 「じゃーおじゃーお」 「こぁー」 食事が終わり、みんなですーりすーりしている。その顔は皆非常にゆっくりしていた。幸 せとは、まさにこういう事を言うのだろう。 「けほ、けほっ……」 ぱちゅりーは小さく咳をする。七年という年月は長かった。元々弱い身体もさらに弱って きている。そう遠くないうちにぱちゅりーは動けなくなり、死ぬだろう。 最高の幸せを手に入れられなかった事に絶望しながら。 しかし、どうすることもできない。 この家族を見たときに、ぱちゅりーは全部失ってしまったのだ。 「むきゅ……」 茂みに身を隠したぱちゅりーは、無力に涙を流すことしかできない。 過去SS anko4104 続・どMとどS anko4090 BGM 天国と地獄 anko4086 HENTAI ありす anko4077 幽霊の正体見たり? 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5/28 こっちもおろおろ書いております。 赤い魔法使いたちの話 http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1336861997/ どっちもしっかり書いていきます。 4/13 少しずつこのサイトでも何かを書いていこうと思っております。 欲望に従うお話書き始めました 現行スレッド:殺害記録 http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1324632130/ 2/5 相関図はご自由にどうぞです! 寒くなってきたので体調には気をつけて 前スレッド http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1302513431/ 前前スレッド http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1250513128/ はじめまして。 時の流れ むかしがたり。 13月の住人 13月って何です? まーた失敗作か。 0月の住人 0月って何さ? 青空迷彩 魔王「まおー」 全部壊そう委員会 魔法銀行と観測者 野良の私とネジ屋の彼。 空白の絵本とは如何に? 空白の絵本の住人 明日のおもちゃ箱とは何ぞや 明日のおもちゃ箱の住人 現実の住人 軍人さん ☆殺害記録 ☆殺害記録に出てくる人 ☆赤い魔法使いたち ここだけの言葉 呼び出されたもの 道具とか また別の世界のお話について こっけゐごと 『頭は撃つな、哲学が漏れる』 お暇な方はどうぞ。 ご質問とかありましたら no_future77777あっとまーくyahoo.co.jp メールアドレス復活しました つぶやき http //twitter.com/No_Future77777
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56話 己の居場所は己で作るものなり E-6、南部集落東端部、変電所付近、二階建ての古い民家。 寝室として使っていると思われる二階の洋間に、バーテンダーの青年七塚史雄は身を潜めていた。 その表情は疲労の色が滲み、着ている制服は皺だらけ、土汚れだらけになっている。 (仕事の服だってのに……しょうがねぇか。自分の命掛かってんだから、服なんて気にしてられねぇよ) 自分の服の状態を見て、史雄は思う。 ここまで汚れてしまうと最早代わりの服を買わなければならないだろうが、 今は数秒先の自分の命すら危うい殺し合いの場、命と服、天秤にかけるまでも無い。 (もうここから動かないようにしよう……) 今居る民家に可能な限り隠れている事を決心する史雄。 当たり前かもしれないが一箇所に留まって動かない方が安全なのである。 動かなければ殺し合いに乗っている者と遭遇する可能性もぐんと低くなる。 向こうが自分の隠れる家に侵入でもしない限りは。だがこの近辺、民家など幾らでも有る為、その中から、 自身が隠れる家に相手が巡り合う確率はかなり低い筈――――史雄はそう考える。 「今は何時だ?」 ふと、壁に掛けられた時計に目をやる史雄。 現在の時刻は午前11時を回った所だ。 殺し合いゲームが始まって丁度11時間が経過したと言う事になる。 後一時間もすれば二回目の放送が始まる。 現在自分を含めて何人が生き残っているのだろうかと史雄は思った。 「ああ、帰りてぇ」 日常に戻りたいと、史雄は切に願う。 先輩に注意されながらも何気無く働いていたあの日常が、今となってはとても懐かしく、恋しい物に思えた。 【昼/E-6/南部集落変電所付近・寺内家】 【七塚史雄】 [状態]疲労(中)、衣服が土で汚れている [装備]S W M1(5/7) [持物]基本支給品一式、.22ショート弾(14) [思考]1:死にたくない。 2:今居る民家に出来る限り隠れている。 3:殺し合いに乗っている奴とは会いたくない。 [備考]※劉恵晶を危険人物だと判断しました。 ※第一回放送の情報を劉恵晶の地図と名簿より得ました。 前:行き着く果てまで色の無い枯れた未来に水をあげよう 目次順 次:燻る思いは憂い募らせる 前:world LOST world 七塚史雄 次:ひろかずの言うとおり~はっぴょう~
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岩手県、宮守女子。 エイスリン「……」 塞「―――えぇっ!?」 胡桃「エイちゃんニュージーランドに帰っちゃうの!?」 豊音「い、いきなり過ぎるよー!」 白望「……」 塞「そ、そうだよ!なんで―――」 トシ「――落ち着きなさい。まだ決まった訳じゃないんだから」 白望「まだ…って、それはどういう……?」 トシ「エイスリン、説明してあげてくれるかい?」 エイスリン「……」フルフル トシ「……分かった。私から話すよ?」 エイスリン「ゴメンナサイ……」 トシ「……先日この子の親御さんから電話があってね。娘を連れ戻す旨を伝えられた」 豊音「!」 胡桃「り、理由は!? なんでですか!?」 トシ「インターハイも終わった今、あんた達ももう卒業だろう? だからこれを期にまた娘と暮らしたいらしいんだ」 豊音「で、でも……そんなの……!」 胡桃「酷いです!私達の気持ちは無視して区切りが付いたからって連れ戻すんですか!?」 豊音「エイスリンさんは大事な友達なのに……」 塞「二人とも落ち着いて。私達の気持ちより大事なものがあるでしょ?」 トシ「そう」 白望「エイスリン自身の気持ち……」 エイスリン「……」 白望「エイスリン」 エイスリン「シロ……」 白望「……エイスリンはどうしたいの」 エイスリン「……」 豊音「私はもっと一緒にいたいよー……お別れなんて嫌だよー……」グスッ 胡桃「私も!」 塞「私も」 トシ「私も大事な教え子を簡単に手放したくないね」 白望「……エイスリンの気持ちは?」 エイスリン「……」 エイスリン「ワタシハ……ワタシモ、ミンナトイッショガイイ」 エイスリン「モットミンナトイッショニイタイ……マージャンシタイ……」 エイスリン「ハナレタクナイ……」グスッ 豊音「う"わ"ーん!エ"イスリ"ンさーん"!!」バッ 胡桃「お、落ち着いて豊音!」ガシッ 塞「どうどう!その勢いで抱きついたらシャレにならないって!」ガシッ トシ「―――よし、決まりだね。じゃあ行くよ皆」 豊音「へ……?」グスッ 塞「ど、どこに行くんですか?」 白望「……」 トシ「あぁ、ちょっと勝負をしに―――ね」 ―――――――――――――――――――――――― とある雀荘。 トシ「ここだ」 胡桃「せ、先生、ここって……」 塞「この雀荘に用があるんですか?」 トシ「その通り」 豊音「雀荘なんて初めて入るよー……」 エイスリン「……」 トシ「それじゃ、開けるよ」 カランカラーン 店主「いらっしゃーい」 トシ「……どうやら『あれ』のようだ。時間通りだね」 豊音「『あれ』?」 塞「あれって―――」チラッ 黒服A「……」 黒服B「……」 黒服C「……」 胡桃「外国の人……だよね?」 塞「察するに、エイスリンの知り合い―――あるいは迎えに来た人達ですか?」 トシ「あぁ」 エイスリン「パパノカイシャノヒトダトオモウ」 白望「……会社??」 胡桃「エイちゃんのお父さんの代打ちの人達って事?」 白望「……ねぇ」 塞「もしかして麻雀でエイスリンの処遇を決めるつもりなのかな?」 白望「ねぇ……」 豊音「それなら私達も協力できるね!」 白望「……ねぇってば」 胡桃「どーしたの?」 白望「……エイスリンのお父さんの会社の人達って何?」 塞「えっ」 白望「会社って何の会社? エイスリンがどう関係してるの?」 胡桃「シロ、もしかして知らないの?」 塞「エイスリンのお父さん、ニュージーランドで会社経営してるじゃん」 豊音「お嬢様なんだよー」 白望「えっ」 エイスリン「エッ」 白望「そうだったの?」 エイスリン「ウン」 胡桃「同じクラスなのに知らなかったとか……」 白望「……いや、その……えっと…………ダルいから……」 コツ…コツ…コツ… 黒服A「―――お待ちしておりました。宮守女子の皆さん」 塞(日本語うまっ) トシ「あなた達がこの子の父親の?」 黒服B「お察しの通りです。我々はWishart様からのご命令によりお嬢様を引き取りに参りました」 エイスリン「……」 黒服C「しかし、お嬢様は帰りたくないという事ですが?」 エイスリン「……ミンナトハナレルノ、イヤ」 黒服A「そう言うだろうと予想して、Wishart様から条件が出ております」 エイスリン「ジョーケン……?」 黒服B「麻雀勝負です。我々と打って勝てたら、努力と成長を認めあなたの意思を尊重する……との事です」 エイスリン「……」 トシ「ルールは?」 黒服A「半荘五回戦、25000点持ち30000返し。ウマはワンスリー」 黒服C「五回戦の合計点で我々三人より上回ればそちら側の勝ち……単純なルールですよ」 豊音「単純って……」 胡桃「で、でもそれって結局は一位を取らないと駄目って事ですよね?」 黒服B「……えぇ。そうなりますね」 トシ「三対一の状況でそれが簡単だとは思えないけれど?」 黒服A「そう仰いましても……」 塞「そ、それなら私も入ります!ニ対ニならフェアでしょう!?」 黒服B「……それは出来ません。組まないという保障がありませんので」 胡桃「それはそっちにも言える事じゃないですか!」 豊音「三対一なんてズルいよー!エイスリンさんが可哀想だよー!」 白望「……ダルい」 トシ「落ち着きなさい。……でも確かにこの子らの言う通りだ。こっち側が不利過ぎるね」 黒服A「―――分かりました。ではこうしましょう」 黒服B「我々とは何の関係もない第三者を一人加えて打つ……というのはいかがですか?」 トシ「つまりニ対一対一の状況にするって訳だね?」 黒服C「えぇ。これがこちらが出来る最大限の譲歩です」 塞「その第三者はどうするんですか?」 黒服A「ここは雀荘ですからね。フリー待ち席の方に頼むのが妥当でしょう。宜しいですか?」 トシ「そうだね。あんたが決めな、エイスリン」 エイスリン「…………ヤリ、マス」 黒服B「決まりですね。では少々お待ち下さい」 コツ…コツ…コツ… 黒服B「……そこの待ち席のあなた。少々よろしいですか?」チラッ トシ(中途半端な腕の打ち手に入られると困るけれど……) 白望(一体どんな人が―――) 傀「……」 塞「!!」 胡桃「!?」 豊音(か、傀さん!? 気づかなかったよー!) 白望(久し振りだなぁ。ていうかなんであの人がここに……) エイスリン「??」 黒服C「半荘五回戦の25000点持ち30000返し、ウマはワンスリーです。入っていただけますか?」 黒服B「我々三人だけのレートありで構いませんので」 黒服A「そうですね……1000点一万円でいかがでしょうか?」 傀「……1000点一万円ですね? それで宜しければ」ニヤリ 胡桃(まさかあの人が同卓する事になるなんて……) 塞(ど、どうなっちゃうのこれ?) 一回戦開始。 東、傀 南、黒服A 西、黒服B 北、エイスリン 塞(頑張ってエイスリン……!) 胡桃(こんなに早くお別れなんて嫌だよ!) 豊音(負けないでー!) 白望(……大丈夫。エイスリンならきっと勝てるから……) トシ(……) 東一局、ドラは7p。 エイスリン(―――マケラレナイ!)キッ 三八八22338赤5p赤5p白發中 傀「……」 トシ(……エイスリンならちょっとやそっとじゃ負けないのは分かってる) トシ(問題はこの若い男。この子らは面識があるようだ。それもあまり良くないイメージがあるみたいだし……) トシ(……どんなイレギュラーがあるか分からない。油断しちゃ駄目だよ、エイスリン) 六巡目。 黒服A「……」タンッ 黒服B「ポン」 ■■■■■■■■■■■ (←中中中) ――打、發。 エイスリン(イチナキ……ハヤソウ)タンッ 傀「……」タンッ 黒服A「……」タンッ 黒服B「チー!」 ■■■■■■■■ (8p7p9p)(←中中中) ――打、1p。 白望(ん……) 胡桃(ドラ傍の8p打ち……) 塞(あの人達もしかして……!) 豊音(コンビ打ちなんてひきょーだよ!) トシ(落ち着きなさい。むしろ相手方としたら当然の事だよ) 胡桃(で、でも―――) トシ(それに何より証拠が無い。私らにはあの子を信じるしかないさ) 黒服B「ツモ。1000,2000!」 2p2p89七八九 7 (8p7p9p)(←中中中) 黒服B「まずは先制ですね」 エイスリン(ッ……) トシ(……頑張るんだよ。エイスリン……!) 傀・・・23000(-2000) 黒服A・・・24000(-1000) 黒服B・・・29000(+4000) エイスリン・・・24000(-1000) 傀「……」カチリ…
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演習をすれば撃ち負けて、 遠征に出れば失敗し、 戦闘でも活躍できない。 私は、なんで艦娘に生まれてきたんだろう……。 こんな役に立たない私なんて、解体して資源にでもなってしまえばいいのに。 私にできる事、あるのかなぁ…… 艦これRPG 私の 活動報告 私の居場所貴女の居場所 ~私のステージ、新しい戦場~ さぁ、那珂ちゃん、一番(はじめて)の魅せ場です! 以下解説 何もできないと落ち込む那珂ちゃんをアイドルにするのが目的です。 最初のサイクルで彼女と仲を深めることを目的とします。 最終的には彼女とともに出撃してボスを倒し 彼女に自信をもたせて彼女に新しい道を示したらシナリオクリアです。
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傀・・・23000 黒服A・・・24000 黒服B・・・29000 エイスリン・・・24000 東ニ局、ドラは3p。 ガラガラガラ… エイスリン(……ガンバラナイト……) 南西西北白1赤57一一三六九 胡桃(うわっ……バラバラ……) 豊音(ど、どうしよーこのままじゃ負けちゃうよ!) 塞(気が早いよ。まだ一回戦の東ニ局なんだから) 白望(……それに、エイスリンならすぐ聴牌できる) 五巡目。 黒服A「……」タンッ 黒服B「チー!」 ■■■■■■■■■■■ (赤5p4p6p) ――打、2p。 エイスリン(ウッ……マタハヤイシカケ……) 南西西白11赤55一一三六九 三 エイスリン(エット、九萬ガニマイキレテルカラ……) ――打、九萬。 傀「……」タンッ 八巡目。 黒服A「……」タンッ 黒服B「ポン」 ■■■■■■■■ (←八八八)(赤5p4p6p) ――打、六萬。 エイスリン(……コッチモテンパイ) 南西西白11赤55一一三三六 六 塞(あの配牌を聴牌までこぎつけた!流石!) 豊音(リーチだよエイスリンさん!) 胡桃(ダマだよエイちゃん!) 白望(南か白切りかぁ。ダルいなぁ……) 黒服Bの捨て牌 西北9pニ2p8 九六 エイスリン(……アノヒト、タンヤオカナ?) 南西西白11赤55一一三三六 六 エイスリン「リーチ、デス」 ――打、白。 黒服B「ロンですね」 エイスリン「エッ……」 パタリ… 678南南白白 (←八八八)(赤5p4p6p) 黒服B「2000点です」 エイスリン「ハ、ハイ……」チャラ… 傀・・・23000 黒服A・・・24000 黒服B・・・31000(+2000) エイスリン・・・22000(-2000) トシ「……まずい」 塞「え?」 胡桃「たった2000点の放銃がですか?」 豊音「そ、それにまだ東三局じゃないですか!エイスリンさんなら簡単に取り戻せますよー!」 トシ「私もそう思う。でもだからこそ危ういのさ」 白望「……?」 東三局、ドラは5p。 エイスリン(……) 1p2p2p8p4689三赤五東南中 3 ――打、南。 トシ「……エイスリンは自分の理想を卓上に描く。皆も知っての通り、あの子の地区大会での和了率は全国一位だ」 塞「十三巡目までの門前聴牌率が高い……ですよね?」 豊音「あんな配牌でもエイスリンさんなら簡単に聴牌できますよー!」 トシ「そう。でもそれが枷になる事もある」 白望「……」 胡桃「そ、それってどういう――」 黒服A「ポン」 ■■■■■■■■■■■ (北北北→) ――打、四萬。 黒服B「チー」 ■■■■■■■■■■■ (四ニ三) ――打、九萬。 黒服A「それもポンです」 ■■■■■■■■ (九九九→)(北北北→) ――打、3p。 胡桃「―――ま、また鳴き麻雀……!」 白望(軽くて早い場になってる……ダルいなぁ) トシ「門前聴牌率が図抜けてるエイスリンだけど、セオリー外の打ち筋とかこういう早い展開には弱い」 トシ「それを理解してるのかは知らないけど、あちらさんは連荘を狙ってない。ただ早く場を回してる」 トシ「……このままじゃ一回戦目は落とすよ」 次巡。 エイスリン(ヤットイーシャンテン……) 1p2p2p3p8p3468三赤五中中 2 ――打、8p。 エイスリン(ハヤク……ハヤクシナイト……!) 黒服A「ツモ。1300,2600です」 赤5p6p六七八中中 7p (九九九→)(北北北→) エイスリン(ウウッ……マタハヤイ……) 1p2p2p3p23468三赤五中中 傀・・・21700(-1300) 黒服A・・・29200(+5200) 黒服B・・・28400(-2600) エイスリン・・・20700(-1300) 黒服A「では東ラスですね」 黒服B「お嬢様の親番です」 エイスリン「……」 ―――――――――――――――――――――――― 南四局オーラス。 黒服B「……ロン。1300」 エイスリン(!) 傀・・・20700 黒服A・・・29900(-1300) 黒服B・・・29700(+1300) エイスリン・・・19700 黒服A「これで一回戦が終了しましたね」 傀・・・20700→▲19pt 黒服A・・・29900→+49pt 黒服B・・・29700→+10pt エイスリン・・・19700→▲40pt エイスリン(……サ、サイカイ……ドウシヨウ……)グスッ 豊音「エ、エイスリンさんが最下位だよー!?」アタフタ 塞「まだ一回戦目だから大丈夫だってば豊音っ」 胡桃「それにしてもエイちゃんが殆ど何も出来ないなんて……」 白望「……」 豊音「エイスリンさーん!頑張ってー!」 エイスリン(……) 豊音「あ、あれ……?」 塞「聞こえてないのかな?」 トシ(これは本格的にまずくなってきたね……) 二回戦 東一局、ドラは三萬 エイスリン(トリカエサナイト……イチイトラナイト……)グスッ 傀「……」タンッ 黒服A「……」タンッ 黒服B「……」タンッ 豊音(応援しかできないよー……歯痒いよー……) 胡桃(頑張ってエイちゃん!) 塞(傀さんが大人しすぎるのは不気味だけど……今は気にしてられないよね) 白望(二回戦は落とせない。少なくとも二位にはならないと) ―――――――――――――――――――――――― 東ニ局。 黒服A「ツモ。1000,2000です!」 東四局。 黒服A「……」タンッ 黒服B「ロン。6400」 南ニ局。 エイスリン「リーチ……デス」タンッ 黒服B「―――ツモ。400,700ですね」 エイスリン(!) 二回戦、南三局終了時点 傀・・・24000 黒服A・・・22000 黒服B・・・37500 エイスリン・・・16500 塞(くっ……こんな速かったら確かに門前派じゃ到底追い付けない!) 胡桃(このままじゃ二回戦も落としちゃう!) 豊音(か、傀さん!エイスリンさんを助けてあげてよー!) 白望(……) エイスリン(ヤダ……マケタクナイ……ミンナトハナレタクナイ……)ポロポロ 南四局オーラス、ドラは八萬。 チャッ… エイスリン(……カタナイト……)ブルブル 三1p6p發 白白9p8p チャッチャッ… エイスリン(ゼッタイカタナイト……!)ブルブル 三1p6p發 白白9p8p 北 6三四 ガシャッ! エイスリン「ア……!ゴ、ゴメンナサイ……ゴメンナサイ……!」ポロポロ 胡桃(も、もう見てられないよ!) 豊音(う"わ"ーん!エ"イ"スリン"さーん"!!) 塞(せめて私らが一人でも同卓できてれば……!!) 七巡目。 傀「……リーチ」 カツ…ン 西9p中4ニ一 8p(リーチ) 白望(!) 塞(傀さんが……) 胡桃(動いた!) トシ(このタイミングで動いた以上、ハネツモまたはトップ目から満直の条件をクリアしてるのかい?) 黒服A(二回戦のオーラスで初めて彼も動きましたか) 黒服B(流局しても手は開かずだったので特徴などは全く掴めませんでしたが……) 黒服A(こちらも出来れば二着に戻りたいところ。安牌はありますがここは筋を―――) ――打、7索。 傀「……ロン」 ぱたり… 1p2p3p3p4p5p四五六89南南 傀「一発の裏無しで2600……です」 黒服A「あ、はい」 トシ(二着確定リーチか。出来ればエイスリンのラス親を蹴らないで欲しかったがね……) 傀・・・26600(+2600) 黒服A・・・19400(-2600) 黒服B・・・37500 エイスリン・・・16500 胡桃(そ、そんなリーチでエイちゃんのラス親蹴らないでよ!) 豊音(前はあんなに強かったのにー……) 二回戦終了 傀・・・26600→+7pt (計▲12pt) 黒服A・・・19400→▲21pt (計+28pt) 黒服B・・・37500→+58pt (計+68pt) エイスリン・・・16500→▲44pt (計▲84pt) 塞(こ、これヤバいかも) 白望(……ダルい) トシ(緊張と恐怖で本来の実力が出せてないね。三戦も残ってるし点数的にはまだまだ捲れるけど……) 傀「……では三回戦を始めましょうか」ニヤリ 黒服A(!) 黒服B(……嫌な笑い方をしますね) 三回戦開始。 東、黒服A 南、傀 西、エイスリン 北、黒服B エイスリン(……ミンナ、タスケテ……)グスッ
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君の居場所(Have a Good Time Here) 君の居場所(Have a Good Time Here) アーティスト 竹内まりや 発売日 2023年12月20日 レーベル ワーナー CDデイリー最高順位 2位(2023年12月20日) 週間最高順位 5位(2023年12月26日) 月間最高順位 22位(2023年12月) 初動総合売上 6552 累計総合売上 9708 収録内容 曲名 タイアップ 視聴 1 君の居場所(Have a Good Time Here) ポケモンコンシェルジュ 主題歌 2 Brighten up your day! 3 すてきなホリデイ 4 The Christmas Son CD/総合ランキング 週 月日 CDシングル 総合シングル 順位 週/月間枚数 累計枚数 順位 週/月間枚数 累計枚数 1 12/26 2 6552 6552 5 6552 6552 2 24/1/2 9 1069 7621 27 1156 8289 2023年12月 7 7621 7621 22 8289 8289 3 1/9 6 418 8039 418 8707 4 1/16 10 244 8283 244 8951 5 1/23 11 231 8514 231 9182 6 1/30 131 8645 131 9313 2024年1月 21 1024 8645 67 1024 9313 7 2/6 107 8752 107 9420 8 2/13 111 8863 111 9531 9 2/20 177 9040 177 9708 関連CD ハロ