約 664,603 件
https://w.atwiki.jp/talesofdic/pages/21342.html
小さな黄金の騎士(ちいさなおうごんのきし) 概要 ヴェスペリアに登場した称号。 登場作品 + 目次 ヴェスペリア 関連リンク関連称号 ヴェスペリア カロルの称号。 取得者 カロル 取得条件 効果 ▲ 関連リンク 関連称号
https://w.atwiki.jp/indexorichara/pages/741.html
【名前】最初 最後(もはじめ-さいこう) 【性別】女 【所属】科学 【能力】光学標準(レーザーシューター) レベル3 【能力説明】 元は発電系能力者で、電磁波を増幅されて放射するという、いわゆるレーザー光を放射する能力だった。 武装能力(カスタマイズ)計画によって開発された後、射撃・迎撃を得意とする『不特定多数の目標の同時探知、補足、追尾を行う』という軍事的な能力になる。 元々開発されていたレーザー光を操る能力が元になっており、能力向上のために薬物投与によって情報処理能力を効率化されている。 視界内で動く全ての物体を同時に補足し、別々に追尾することが可能。 効果範囲は視認できる領域(=視界全域)。 直進する性質を持つレーザー光を直接目標に当てて狙い、追尾を行う。光線によって相手に位置を知られることを防ぐため、可視光領域外の電磁波を用いている。 また、同時に反射波との時間差より目標までの距離を求め、命中精度を高めている。 前述の通り、薬物投与によって処理能力を飛躍的に高めたが、身体反応速度(脳から筋肉への電気信号の伝達所要時間)が情報処理速度に間に合わず、簡単に言うと『頭の回転に身体が付いて行けない』という状態になっている。 さらに、小学生の小さな身体では大型銃器の取り扱いが難しく、扱える武器はサブマシンガンやハンドガンなどの小型銃器に限られる。 これらの要因によって、『並の軍用レーダー装置を上回る正確性とスピードを持ちながら実際にライフルを撃ち合う実戦では使えない』として、比較的低いレベル3の能力判定を受けた。 【概要】 学園都市内の小学校に通う、小学6年生の少女。元置き去り(チャイルドエラー)。 武装能力計画の被験者だった過去を持つが、現在は平凡な一学生としての生活を送っている。 ただし、能力開発時の経験がトラウマとなり、若干精神が幼児退行している。 このため年齢の割に子供っぽい言動が多く、下っ足らずな喋り方をする。つまり精神幼女。 トラウマによって被験者だった頃の記憶を失っている。 また、計画の被験者の中では比較的低年齢だったこともあり、暗部堕ちを逃れた。 能力の特性ゆえシューティング系ゲームに関しては無敵で、各学区のゲームセンターで歴代最高スコアを叩き出して回っている。 あまりの偉業に、一部のアーケードゲーマーからは神と噂されている様子。 【特徴】 小学6年生の割に発育が良く、小柄だが胸はそこそこ。 腰までの長さの明るい茶髪をツーサイドアップにまとめている。 記憶は失っているものの、被験者時代に研究者側から支給された能力補助用の望遠ゴーグルを肌身離さず持っている。安心毛布的なものらしい。 【台詞】セリフは全てひらがな。間延びした口調で、語尾に「ー」が付くことが多い。 一人称は「さいこー」。 「このごーぐるおきにいりなんだー。さいこーちゃんね 、これがないとねられないのー」 「よっしゃー、はいすこあこうしん! じこべすとかもー」 【SS使用条件】特に無し
https://w.atwiki.jp/imas_cg/pages/1002.html
同名アイドル [小さな自信家]脇山珠美(特訓前)データ プロフィール セリフ集 [小さな自信家]脇山珠美+(特訓後)データ プロフィール セリフ集 セリフ集(第4回ドリームLIVEフェスティバル ライバルユニット) [部分編集] 同名アイドル 脇山珠美 [ちびっこステージ]脇山珠美 [レインドロップ]脇山珠美 [部分編集] [小さな自信家]脇山珠美(特訓前) データ [小さな自信家]脇山珠美 属性 クール レア度 Sレア Lv上限 60 親愛上限 40 Lv1攻撃値 (1コスト比) Lv1守備値 (1コスト比) 最大攻撃値 (1コスト比) 最大守備値 (1コスト比) コスト 移籍金 マニー 特技 入手 小さな自信家ガチャ(2013/09/26~2013/09/30)終了後プラチナオーディションガチャに追加(2013/10/15~) [部分編集] プロフィール アイドル名 [小さな自信家]脇山珠美 フリガナ 年齢 身長 cm 体重 kg B-W-H -- 誕生日 月日 星座 座 血液型 型 利き手 出身地 趣味 [部分編集] セリフ集 セリフ 内容 ガチャ所属時コメント 「」 ガチャ所属時コメント 「」 ガチャ所属時コメント 「」 プロフィールコメント 「」 親愛度UPコメント 情報募集中! 「セリフを書いたら左の()の中も空にしてください」 親愛度MAXコメント 情報募集中! 「セリフを書いたら左の()の中も空にしてください」 リーダーコメント 「」 あいさつ 「」 あいさつ 「」 あいさつ 「」 あいさつ 「」 あいさつ 情報募集中! 「セリフを書いたら左の()の中も空にしてください」 仕事終了時 「」 仕事終了時 「」 仕事終了時 「」 仕事終了時 「」 仕事終了時 情報募集中! 「セリフを書いたら左の()の中も空にしてください」 [部分編集] [小さな自信家]脇山珠美+(特訓後) データ [小さな自信家]脇山珠美+ 属性 クール レア度 Sレア+ Lv上限 70 親愛上限 300 Lv1攻撃値 5280(1コスト比293.3) Lv1守備値 4920(1コスト比273.3) Lv1攻撃値(MAX特訓時) (1コスト比) Lv1守備値(MAX特訓時) (1コスト比) 最大攻撃値 17490(1コスト比971.7) 最大守備値 16299(1コスト比905.5) コスト 18 移籍金 16352マニー 特技 一刀の想い(クール・パッションタイプの攻守 極大アップ) [部分編集] プロフィール アイドル名 [小さな自信家]脇山珠美+ フリガナ わきやまたまみ 年齢 16 身長 145cm 体重 38kg B-W-H 72-53-75 誕生日 9月20日 星座 乙女座 血液型 B型 利き手 右 出身地 佐賀 趣味 剣道・時代小説を読むこと [部分編集] セリフ集 セリフ 内容 プロフィールコメント 「才色兼備の女流剣士、アイドル珠美の晴れ姿を今こそお目にかけましょう!一意専心、有段アイドルを目指します!ファン皆の心から、一本とってみせます!見ていてくださいっ!参りますよっ!」 親愛度UPコメント 表示 「ナデナデされても動じません。珠美の心は…へ、平静でし…です」 親愛度MAXコメント 表示 「○○殿の教えは全て珠美の中で生きています。美しく、可憐に、ファンを魅了する一刀のようなアイドル…それが珠美だと…!」 リーダーコメント 「真正面から打ち込みます!」 あいさつ 「とても爽快な気分です!」 あいさつ 「たとえ弱くても、心だけはいつも強く大きく持っていますから!」 あいさつ 「この勢いで突き抜けますっ!」 あいさつ 「風通し抜群で、涼しいですな!」 あいさつ 表示 「珠美は大きくなったと、いつか必ず、○○殿に認めて…」 仕事終了時 「一発OK!快心の一振りです!」 仕事終了時 「この場は、珠美にお任せあれ!」 仕事終了時 「○○殿はいつか気づくでしょう、珠美の大きさに…」 仕事終了時 「鶴が舞い踊るかのように!」 仕事終了時 表示 「○○殿が見守ってくれることが、珠美はただ嬉しくて!」 [部分編集] セリフ集(第4回ドリームLIVEフェスティバル ライバルユニット) 忍武☆繚乱(メンバー:脇山珠美/浜口あやめ) セリフ 内容 出現時 「武の心は1日にしてならず!日頃の鍛錬の成果、お見せします!」 Live開始時 「あ…竹刀は無しですか…!?」 勝利 「あやめ殿に助けられました! 忍道と武道で怖いものなしです!」 引き分け 「あやめ殿はかっこいいですね。珠美も憧れます。ニン!…てへ」 敗北 「剣だったら珠美は負けません…多分! でも今日はLIVEでした…」
https://w.atwiki.jp/pokecharaneta/pages/6907.html
小さな恋のものがたり キャラクター コメント みつはしちかこによる日本の漫画作品(4コマ漫画)。 『美しい十代』(学習研究社)にて1962年6月号より連載を開始した。2012年現在は芳文社『まんがタイムファミリー』に連載中(同誌上ではストーリー4コマ漫画の形態をとっている)。ただし2008年4月号を最後に長期休載している。単行本は立風書房→学習研究社→学研パブリッシングより発刊されており、毎年5~6月に新刊が発行されているが、2007年の41巻以後は中断していたが、2011年12月に42巻が発売され、3年半ぶりの続刊となった。1972年には連続テレビドラマ化、1984年には単発TVアニメ化されている。 キャラクター ユキメノコ:チッチの母 コメント 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/homuhomu_tabetai/pages/1082.html
←その1 まどか「このままアッサリまどまどを殺してしまってもいいのですが、それでは十分の量の涙を採取できないので、もう一手間かけます」 まどか「ほむほむは特に己の無力感を感じた時に涙を流します。涙腺が枯れ果てるまで涙を搾り取るために、思いっきり無力感を感じさせてあげましょう」 蟷螂「」シャッシャッ まどか「敢えてほむ種よりも小さな蟷螂にまどまどを喰い殺させることで、より強烈な無力感を与えることができます」ヒョイ ポイッ 蟷螂「」スタッ まどまど「マ゙ッ…マ゙ッ……」ピクピク ほむほむ「ホムウウウウーーーーッ!!!マドカァーーーーッ!!!」ドンドンドン!! まどまど「マ……マドォ……ホムラチャン?」 蟷螂「」ブン……ザシュッ!! まどまど「マッ!!…マギイイイイィィィィイイイイィィイッ!!!!」バタバタ ほむほむ「マドカァーーーーー……!!ホムウウウゥゥゥゥ……」ドンドン!! ポロポロポロ… ビーカー「」ポチャン…ポチャン… 蟷螂「」シュッシュッ……ザシュッ!!! まどまど「マッ!!マギッ!!マギャアアアアアァアアアアァァァッッ!!!!」 ほむほむ「マドガアアアアアァァァアァァァァァ……」ドン…ドン… ポロポロポロポロ まどか「より多くの涙を搾り取るためのアドバンスト・テクニックとして、言葉攻めも有効ですよ」 まどか「ねぇねぇ目の前で大好きなまどまどが食べられてるのに、何も出来ないってどんな気持ち???wwねぇどんな気持ち???www あんなちっちゃな蟷螂ほむほむなら楽勝だよねぇ、それなのに見ているだけで何も出来ないってどんな気持ち??wwwwww」トントンハッハッ ほむほむ「ホムァア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ァ゙ァ゙ァ゙ァ゙ァ゙ッ!!!!! ……マドカァー…マドカマドカァアアアァーー……ホムウウウウウウウゥゥゥゥゥウウゥゥゥゥゥ……」ビエーンビエーン ビーカー「」ボチャボチャ 数時間後 蟷螂「」ハラボテ 死にまど「」ホネカラン 枯れほむ「ァ゙ー……ァ゙ーッ………」ナミダモカレハテタ ビーカー「」ナミナミ まどか「あの小さな身体の一体どこに、これだけの水分が眠ってたんだろう…」 まどか「ちなみに、こうなったほむほむは、水分も旨みも全部抜け落ちてほ食種の餌にもなりません。道端にでも捨てておきましょう」ポーイッ ベチャッ 枯れほむ「ホ…ビャ」グチョォ ――調合―― 鍋「グツグツ」 まどか「~~♪」カキマゼ ガチャッ 知久「頼んでおいたほむドリンクは出来てるかい?」 まどか「うん、ちゃんと煮詰めてるよ」 知久「いやぁ、ありがとうまどか。ママはこいつが大好物でねぇ…徹夜明けにはこいつが利くんだ」 鍋「ドロドロッ」 まどか「ねぇパパ、少し飲んでみてもいい?」 知久「いいとも。でもあまり飲みすぎるんじゃないよ、刺激が強すぎるからね」 まどか「はーい」チビッ まどか「うーん……何の味もしないよ……?」ペロペロ ………………ギンッ!! ……ギンギンッ!! まどか「!?」 知久「どうだい、丹精込めて作ったほむドリンクの感想は?」 まどか「何だか…身体の芯から熱く……///」カアッ 知久「ほむ種の血・汗・涙という滋養に富んだ食材ばかりを使っているからね。 24時間戦い続ける企業戦士には、こいつが必要なんだよ(遠い目)」 まどか「ウェヒヒw ママ気に入ってくれるといいなぁ」 ――その晩―― ギンギン…ギンギンギンギンギン… まどか「うーん……眠れないよぉ」 まどか「それにしてもこんなに凄いドリンクを毎日飲んでるママって一体……」 おしまい☆
https://w.atwiki.jp/arasuzisouzou/pages/141.html
272 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/04/30(水) 13 31 04.38 ID zcjvr2soO 小さなHydeの大冒険 276 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/04/30(水) 13 37 55.39 ID jh3+1tm50 272 そういうのイミフにあった気がするな… 278 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/04/30(水) 13 39 16.50 ID zcjvr2soO 276 昨日のHYDEスレはここ一年のVIPで1番だった 294 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/04/30(水) 13 47 38.58 ID AhTLeVYa0 272 いじめられっ子の小柄な少年 ヘンリー、よしお、デビット、エドの4人は夏休みに 彼らをいじめている大柄な少年ボブへの復讐を企てる。 彼らはチーム名を自分たちのイニシャルからとり「HYDE」と付ける。 最初は遊びのつもりであった復讐の計画だったが徐々に彼らは殺意を持ち始めていく… 295 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/04/30(水) 13 48 11.33 ID OvnsEnhz0 294 よしおw 281 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/04/30(水) 13 40 04.51 ID CoR8ZtiS0 小さなHydeの大冒険 ある日、顔だけは良かったHydeにヤリ逃げされた魔女の呪いでHydeの身長はわずか150センチになってしまう 元に戻るためには遠く離れた魔女の山にまで出かけ誠心誠意謝罪してくること 途中、Hydeよりも巨大な皇帝ペンギンや大型犬などの襲撃 元の身長「156センチ」に戻るため、今、Hydeの大冒険の旅が始まる! 282 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/04/30(水) 13 41 29.11 ID zcjvr2soO 281 バギー船長wwwwwww 286 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/04/30(水) 13 44 47.25 ID jh3+1tm50 小さなHydeの大冒険 Hydeが目覚めると、そこは真っ暗だった。光の見える方へなんとか這い出すと、 そこは女がかぶっている鉢の中だった! 鉢をかぶった女に、演劇部の少女、そして天邪鬼な少年。 Hydeは奇妙な仲間たちとともに、おとぎ話の世界の戦いに巻き込まれていく… 今週のまだ読んでねえな…
https://w.atwiki.jp/schwarze-katze/pages/551.html
小さな龍と猫の姫 二話 バーゼル=スティンガーは、ぼんやりと目を開いた。 湿った匂いのする場所だ、と思う。煙草で焼けてろくに匂いも嗅ぎ取れなくなった鼻でも、それぐらいは判る。ベッドの上に仰臥しているようだった。首をめぐらせると、陰鬱になりそうな光景が目に入る。 「……虫が好かねェな」 簡単に言えば、牢屋だった。恐らくは地下だろう。微かな気圧の変化と、窓のない石造りであることからそれを読み取る。魔洸照明が一つきり、天井にぶらぶらと揺れている。頼りない光を発するその光の球を、バーゼルは忌々しげに見上げた。 何の気なしに身体を起こそうとして、自分の内側から亀裂の入るような音を聞く。 ――そう、あれだよあれ。引きつるような感じで、曲がっちゃいけない方向に関節を曲げた時に似た、ピキィ、ってヤツだ。 バーゼルは唇の端を引きつらせながらベッドにそのまま倒れこんだ。 痛みで思考がクリアになる。 「……そうだったな」 思い出せば、記憶は十分に鮮明だった。顔面には一撃も食らわなかったためか、頭が熱を持って思考がまわらない、といったこともない。 自分はコンロンとかいうヒトのガキと殴り合いをして、真正面から何十発も――もしかしたら百何十発も拳を頂戴して、吹っ飛ばされて意識を失ったのだ。 「……ありゃ、ヒトじゃねえ」 オオカミは今更呆れたように呟いた。負けて悔しい、だとかその領域はとっくの昔に通り越している。悔しいと思う前に、よく生きていたと自分に感嘆するくらいだ。 あれはヒトというより自然現象に近いとバーゼルは思う。幾ら強いヤツでも、雨が降るのを止められるヤツはそうそういない。吹いてきた嵐を消すなんて芸当も聞いた事がない。 拳で嵐を起こせる存在に、何を持って抵抗しろというのだ? 「……やれやれ、物分りがよくなっちまった」 つまらなそうに舌を出すと、今度は身体に負担をかけないようにゆっくりと起き上がる。そうしたところで、上方で扉の軋む音。こつん、こつん、と足音が降りてくる。 ここに自分がいる過程は、多分そいつが知っているだろう。意識を失って、次に目を覚ますのが森の中ではなかった時点で、何者かがここに自分を運んだのであろうことは簡単に推察できる。 とりあえずはベッドの固さと殺風景なこの地下牢に文句を言ってやろうと待ち構えていたバーゼルは、十秒後にかぱりと口を開ける羽目になった。 姿を現したのは、ランタンを持ち、鉄格子の向こうで軽い驚きの表情を浮かべる女。その顔には見覚えがある――というよりは、一時期毎日のように共にいた時のことが、否応なしに思いだされる。 銀色の髪、ピンと立った耳。薄い唇に、感情の起伏に富んだ表情。ルビーのような赤い瞳。引き締まった身体に、控えめな胸。どこをどう見ようと、バーゼルの記憶の中にいる女と相違ない。 違いがあるとするならば、あのころ纏っていた襤褸服ではなく、フリルが山ほどあしらわれた侍女服に身を包んでいる、その程度であった。 「もう起きていたのですね。さすが、相変わらず身体だけは頑丈ですこと」 呆れたような口調はしかし、バーゼルが思わず眉を潜めてしまうほどに聞き慣れないものだった。 「……ステラ。手前、こんなところで何してやがる。それとその気持ちの悪い喋り方を止めやがれ」 「失敬ですわね。板についていると思いませんこと? この格好を見て私が何だかわからない貴方の脳は喩えようもない凡愚の器でございますわね。……あら、辛うじて喩えるものが見つかりましたわ、ふやけたパスタ」 バーゼルは思わず額に青筋を浮かべながら、頭をかき回すことで何とか耐え、怒りを胸の内側に引っ込めた。 「ミジンコよりは上に見てもらえてるみたいで万々歳だあな。……で、いい加減フザけんのは止めろ。状況の説明をよこせ。ここはどこで、お前は何をしてる。ついに頭がおかしくなったか?」 「ふざけてなどおりませんわ。ここはリア=アーセンクォルト様が住まわれる森の館。あらゆる不浄を寄せ付けず、心さもしい者には見つけることすら叶わぬ聖域。私、今はリア様に仕えておりますの 。それに頭が沸くのなら、どう考えても貴方の方が先ですわ」 「ほう、そいつは大層な話だな。〝あらゆる不浄を寄せ付けない館〟ってのはこの薄汚い石牢のことを言う訳か?」 「冗談ばかり申されますのね。絢爛を極める家と言えど、臭い物を放り込んで蓋をするための場所も必要ではございませんこと?」 口元に手を当て、くすくすとわざとらしい笑いをこぼす女に、バーゼルは顔をしかめて頭を掻いた。乱れた毛並みを繕い、深くため息をつく。 「……冷てえことを言うじゃねえか。八年だぞ」 「……」 八年。長い時間だ。二つの月を一人で見上げる夜は、いつも悲しいくらいに長かった。 「探したんだぜ。ステラ」 バーゼルは声のトーンを落とすと、思い声で言葉少なに語る。 少しの間沈黙が満ち、石牢が水を打ったように静まり返った。永遠と続くかに思われた静寂は、鉄格子の向こうで、呆れたように肩を竦める女によって破られる。 「……探してたなんて嘘ばっかり言っちゃってさ。アタシのことなんてどうでもよかったくせに」 少しかすれて甘い、作った声ではない地声。捜し求めて止まなかったあの日の彼女のものだ。虚飾し、取り繕った先ほどまでの口調とはまるで違う、しっくりと来る響き。 バーゼルは懐かしさのあまり、笑い出しそうになった。 「どうでもいいワケがねえだろうが。手前は俺の相棒だ。手前がいなくなってこっち、ろくな事がねえ」 「調子いいこと言ってるわよ。シャロンとアタシ、選べなかったくせに」 「う゛」 バーゼルは肉を喉に詰まらせたような顔をして、女を見た。返ってくるのはつんとそっぽを向きながらの流し目。 「甲斐性なし。臆病者。浮気性。貧乏性。八方美人。かっこつけ。ワイルドぶってれば女に困らないと思ってたら大間違いよ勘違い男。バカ。スケベ。脳筋。トンマ。ズボラ。大酒喰らい。穀潰し。万年発情期。喫煙者。眼帯ー」 『いー』を引き伸ばして歯を剥いてみせるその仕草は、もういい年をしている癖に子供のころのままだ。 「最後の二つは悪口でもなんでもねえだろうが! っつうかよくそこまでポンポンポンポン俺をバカにする言葉を出しやがるなあ手前はよお!!」 ベッドを降りてずかずかと近づこうとして、二歩目で沈んだ。全身が悲鳴を上げ、歩行を妨げる。 「……お……ぐあ……」 「ザマ見ろ。いいだけやられちゃってさ、カッコ悪いったらありゃしない」 けらけらけら、と腹を抱えて笑う女は、一昔前なら絶対に身に纏わないような服を着て牢の外に立っている。 ――ステラ=スティレット。 自分が盗賊となってからの十年を、絶えず傍で過ごした、白銀の毛並みのイヌ。――そして、八年前、物も言わずに自分の傍から雪のように消えた、女。 笑い声が、溶けるように薄れて、消える。赤い目が、どこか寂しそうな孤を描く。 「――あれから、シャロンとはどうしたのよ。うまく行ったんでしょ?」 「……」 シャロン。シャロン=バゼラルド。 酷く懐かしい名前。 バーゼルはボロボロのズボンのポケットを探り、床に座ってベッドに寄りかかった。くしゃくしゃのケースを取り出して、紙巻煙草を振り出す。歯で咥え、唇を巻く。指を鳴らすのと同時に、中指の 先に微かな炎を灯した。 「いなくなっちまったよ。手前と同じに」 申し訳程度の魔術の炎が、紙巻煙草の先端を炙る。じじ、と微かに煙草が引き攣れ燃えて、音を立てた。 「いなくなった……って、何よ」 微かに鉄格子の向こうでステラが瞳を揺らす。 バーゼルは紫煙を吸い込み、手を握りこむことで炎を消した。紙巻煙草がその肺活量に煽られ、早回しのように燃え尽きていく。長く長く煙を吐き、バーゼルは皮肉っぽい笑みを口元に形作った。 「愛想尽かされてな。逃げられちまった」 一瞬、不安げに揺れていたステラの瞳がきり、と細く絞られた。バーゼルはその瞬間、昔よく覚えた悪寒が背筋を這い登るのを感じる。 ――近くに居たら殴られてたな。間違いねェ。 「……へえ、そう。シャロンに逃げられたら次はアタシってこと? バカね、今までも度が過ぎたバカだと思ってたけど今度のは極めつけよ。もういいわ。アタシはお嬢様とシノ様と、あのヒトの分の夕食を作るから、ここで一人で瞑想してなさい。自分のバカさ加減を理解するまで、たっぷりとね」 「ヒト……だと? おい、ステラ、あのガキもここにいるのか?」 飛び出した思いもよらぬ一言に、バーゼルは目を丸くした。しかし問い質そうとしたそのときには、既にステラは背中を向けている。 「貴方が知る必要はありませんわ。〝レギオン〟の面々が助けに来るのをお待ちになったらいかが? 餓死する前に助けが来るといいですわね」 立ち戻った口調は、まるでそれ以上の会話を拒むかのよう。鼻白むバーゼルを一度も振り返らず、彼女は地下牢を出て行こうとしている。 バーゼルは声を絞り、言葉を吐き出そうとした。しかし、半端に開いた唇からは呼び止める一言さえ出てこない。 ずっと前からそうだ。 あいつが怒り、俺が意地になって、そのたびに擦れ違う。 ズボンの尻ポケットに指を掛けると、かさりと指先に当たる感覚。その紙片をつまみ出そうとして、バーゼルは動きを止める。ステラは階段を上るとき、一度だけ睨みつけるようにこちらを一瞥した。目には、幻滅と微かに寂しそうな色が乗る。 バーゼルが再び動き出そうとした瞬間には、彼女は短い銀糸を翻して階段を上っていった。 彼女の持つ明かりがなくなれば、地下牢には程度の低い魔洸照明だけが満ちる。 上方から、ドアの閉まる音が響いた。 「……畜生」 バーゼルは力を込め、これ以上ないほどゆっくりと立ち上がって、寝台に身を投げ出した。 計算高い自分が、もっと情報を集めてから喧嘩をしろ、と遅い文句を投げかけてくる。 ――知ったことかよ。 あの女を前にすると、いつも冷静ではいられなくなる。八年の時を挟んでさえ、一目でわかる位に、自分はステラの姿を見てきた。昔はもう、いやになるくらい傍に居たのに、今は檻に阻まれて手さえ届かない。 「……おい、シャロン、あいつは怒髪天だ。俺がどうすりゃいいか、教えてくれ」 呟きに答えるものは一人としていない。しみったれた石壁に染み込んでいくばかりだ。 今までも何人もの恨み言を吸い込んだであろう壁だけが、自分の呟きを聞いている。バーゼルは唇に咥えていた煙草を牢屋の隅に吐き捨てた。 煙が、隻眼に沁みた気がしたから。
https://w.atwiki.jp/jutsuden/pages/121.html
累積: - ___ 昨日: - ___今日: - 小さな病気は歪みを治す 体は自然、臨床は対話 【1】体は自然 [1] 「体は自然」が基本 (3) 小さな病気は歪みを治す 1.はじめに 2.体は歪んでいるが症状は出ていないのが未病 3.未病の体にストレスが掛かると病が動く 4.小さな病気は、大きな病気の保険 5.病が治っていく過程 6.治療が適切なら息が深くなる 7.おわりに お知らせとお願い術伝流鍼灸操体講座で患者さん役を募集 感想など 1.はじめに (2)では、気持ち悪いことをするときの姿勢は、いかにも体 が歪みそうな姿勢だし、そういう姿勢を続けているとアクビや ノビをしたくなる、それが操体などの運動療法の原型なんじゃ ないかという話をしました。 その中には寝相なんてのも入るかなと思います。昼間に嫌な ことをして歪んだ体を寝ているに戻そうとしているのが寝相と 言うか、寝ている間の無意識の動きと思います。 さて、そういう解消法で消せないほどの歪みができた体は、 どうなるでしょう。 2.体は歪んでいるが症状は出ていないのが未病 人の体には病気の症状が出ていないときでも歪みはあるわけ ですが、恒常性維持機能によって、歪みがあっても、それなり にバランスしています。 このとき、体の中に溜まった邪毒、つまり、体に不必要で有 害なものは動かずに静かにしています。それなりにバランスし ているし、有害物質も静かにしているから、症状として明確に は出ないわけです。 症状が出ていないから体に問題がないわけではなくて、それ が心に余り意識されないだけの状態です。 また、その状態は一様ではなく、何となく調子の悪い不定愁 訴の段階や、色々な検査結果が悪く出る機能異常の状態を経て、 実際に体の中の器官が組織変性して破壊されていく状態まで、 様々あります。 また、体の中の場所ごと、組織ごとに、そのバランスしてい る段階は異なっているのが普通です。 こういう状態のことを東洋医学では「未病」と呼ぶことは、 前にも書きました。未だ病まざる、つまり、病が動かずに静か にしている状態のことです。 3.未病の体にストレスが掛かると病が動く 曲りなりにもバランスしている未病の体に耐えきれないスト レスが掛かると、静かにしていた病が動き出し、症状が心に意 識される状態になります。 これは、無理のし過ぎという、体が心や意識に発する警戒警 報です。 こういう病が動いた典型的な例が、いわゆるカゼです。 普段は影響のないウィルスが体の中に入り込み、増殖して、 症状が出てきます。そして、体はダルくなり、頭はボオッとし、 熱が出て、呼吸は深くなります。 安静にして寝ていれば、やがて何らかの形で有害物質が排出 され、体はスッキリ爽(さわ)やかになります。そして、熱も 下がり、呼吸も普段の深さに戻ます。そして、体のダルさ、頭 のボオッした感じは、だんだん消えていきます。 丁寧に観察してみると、同じ未病の状態でも風邪を引く前よ り、体の歪みの少ない、元気な、生命力の高い状態でバランス しているのが分かるでしょう。 4.小さな病気は、大きな病気の保険 ところが、カゼのような病が動いたときに、無理をしたり、 もっとストレスが掛かると、症状が消えても、体は有害な物を 取り入れ増やし、より生命力が低い、歪みの大きい状態でバラ ンスしてしまうこともあります。 現代は、症状を消すだけの治療が多く、どうしても軽い病気 のときに無理をしやすいので、この傾向が強くなります。自己 免疫に関わる病が色々出てきたり、突然重い病気になる人が増 えているのには、この辺りにも原因があるだろうと考えていま す。 小さな病気のときに無理をしないのが、養生の秘訣ですね。 つまり、「小さな病気は大きな病気の保険」なのです。 5.病が治っていく過程 さて、病が治っていく過程をもう少し詳しく観察してみましょ う。安静にしているときでも、適切な治療をしたときでも、同 じプロセス(経過)を辿(たど)るように思います。 先ず、寝るなど安静できる姿勢になると、少し痛みが減りま す。 次に、少し痛みが増え、頭がボオッとし、体が動かしづらく なり、息が深くなり、体温が少し上がります。生理学者の話で は、こういう状態のときには、自己免疫機能が活性化している そうです。 しばらくして、姿勢が変わり、体全体の力が抜けます。体の ダルさは残りますが、スッキリ爽やかで体が透明な感じになり、 表情も晴れ晴れとします。 それから、もう少し経つと、汗や下痢などの形で邪毒が排出 されるのが観察されるでしょう。 このときも直ぐに動いたりせずに、体温が低めでだるくて起 き上がりにくい感覚があるうちは、しばらく安静状態を続けた 方が良いでしょう。 元気な子がたまにカゼを引いたときなどに添い寝しながら観 察していると、こういう経過をはっきり辿ることが、とてもよ く観察できます。 子供が小さい頃、外から帰ってきて「カゼひいたみたいだか ら布団ひいてくれ」と言われ、用事を中断して寝かせ、用事の 一段落した30分ほど後に、操体か指圧でもできるかなと様子 を見に行きました。 手を伸ばそうとして、既に深い息をしていることに気が付き ました。 その頃には、既に、鍼灸や指圧・按摩に限らず操体でも、効 いているときには患者さんの息が深くなることには気が付き、 面白いなと思っていました。 それと同じ息というか、もっと深い息をしていたのです。びっ くりして、しばらく唖然として見ていました。そして、生理学 者から聞いた自己免疫機能が活性化しているときの体の反応に ついて納得が行ったわけです。 治療法が違っても、適切ならば、この治癒のプロセスは同じ ように思います。 自分の体で起きているこのプロセスが分かるようになれば養 生に役に立つし、患者さんの体で起きているこのプロセスが見 て触って分かるようになれば、治療に役立てることができます。 軽いカゼや腹痛などのときに、病の変化していく様子を観察 する習慣を付けると良いでしょう。 6.治療が適切なら息が深くなる 治療中にも似たような変化が起きます。つまり、やっている ことが効果を上げている間は、息が深くなります。それを目で 見て手で触って分かることが、治療の第一歩ではないかと考え ています。 自己免疫機能が活性化しているときに、外から見て分かる四 つの変化、(1)体温が少し上がる、(2)頭がボッとする、 (3)体がダルくなる、(4)息が深くなる…のうちで、見て触っ て一番分かりやすいのが、(4)息が深くなる…ことです。 それに、他の三つよりも、体の状態に合わせて、より即時即 応的(リアルタイム)に変化するように思います。 この辺りになると、カゼなどのときに直ぐ薬を飲んで症状を 消してしまっている人には納得していただけないかもしれませ ん。是非一度は暇を見て安静にしながら病の変化していく様子 を丁寧に観察してみてください。 繰り返しになりますが、お勧めします。 図1 7.おわりに 病気になるのも、体の免疫機能の一部です。特に、小さな病 気のときに無理しないことが、大きな病気にならないコツの一 つです。 そして、カゼが治っていくときの体の様子と、鍼灸操体など が適切なときの体の反応も同じです。息が深くなることが特徴 で、それが分かるようになることが、適切な治療の第一歩です。 >>>つぎへ>>>歪みは筋肉に記憶される >>>目次へ・・・・・・・・・体は自然、臨床は対話 >>>このページのトップヘ・・小さな病気は歪みを治す >>>術伝HPトップへ ・・・・トップページ 術伝HP内検索:上の@wikiメニューの「wiki内検索」 お知らせとお願い 術伝流鍼灸操体講座で患者さん役を募集 術伝流鍼灸操体講座は、実践面を重視しています。実際に症状が出て いる方の治療を見たほうが勉強になります。そこで、講座で患者さん役 をしてくださる方を募集しています。 くわしくは、術伝流のモデルをみてください。 よろしくお願いします。 感想など 感想などありましたら、術伝事務局までメールをください。 よろしくおねがいします。 術伝事務局メルアド :jutsuden-jmkkあまググどこ (この行は無視してください。akwba、laemfro、thgosewibe) (「あま」を「@」に、)(以下無視kuaniu、nteyu、lPpkiumo) (「ググ」を「googlegroups」に、)(以下無視mesiun、kiuen) (「どこ」を「.com」に変えて送信してください。) (面倒をおかけし申し訳ありません。迷惑メール対策です) 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 >>>術伝HPトップへ ・・・・トップページ
https://w.atwiki.jp/chaos-tcg/pages/3280.html
小さな測量士「伊能 忠敬」 読み:ちいさなそくりょうし「いのう ただたか」 カテゴリー:Chara/女性 作品:英雄*戦姫 属性:風 ATK:0(+2) DEF:2(+3) Main 【ターン1】〔【スタンド】から【レスト】にする〕カード1枚を引く。 Main 【ターン1】〔自分の手札1枚を控え室に置き、このキャラを【スタンド】から【リバース】にする〕自分の控え室の OS:英雄*戦姫 のセットカード1枚を手札に加える。 わぁん、そんなにちっちゃくないですよぅ! illust:大槍葦人 ES-007 U 収録:ブースターパック 「英雄*戦姫 1.00」
https://w.atwiki.jp/dianoia/pages/75.html
アトラスの七剣 桜門学園が保有する執行者の精鋭集団。全7名で構成されており、 そのすべてが希有能力者と言う破格の者の集まりである。 Ⅰ.黒崎葵 七剣の頂点に君臨する最強の執行者。 ある夏の日以降行方不明となったが、Mirage2にてその存在を確認。 愛剣【Ixion】を手に、今もその力は健在。 身の丈以上の十字剣、蒼い防護服、Mirage1のころに見せたあの優しい笑顔の欠片すらない冷徹な瞳を持つ執行者。 魔術と執行術の二つを共存させ、相手を滅する能力はもちろんのこと指揮官としての適正もある完璧超人。 彼女の胸元には緑色の宝石、戦友であった光一の力を継ぎ、康治達を狙う。 Ⅱ.柊沙耶子 格闘型Device【拳王】を保有するクロスレンジでは黒崎葵以上の実力者である執行者。 中村美沙の師。性格はかなり無口で、命令には素直。 拳王は元々彼女のものではなく、大国アナトリアで開発されていたものを彼女が奪取し自分のものとした。 中村の前では優しい先生ではあるが、戦闘となると変貌。 躊躇いもなく相手を殴り潰す戦闘狂と化す。 Ⅲ.奥山肇 遊撃型Device【オーネイト】を保有する好戦的な執行者。 Deviceの特徴が劣化版十六支元と言われることを嫌う。 通常の執行者から一気にナンバーⅠへ上り詰めた黒崎葵を嫌悪している。 鶴谷の持つDeviceの能力【空間掌握】の理論に基づき開発された試作型を持つ。 完璧に作られたわけではなく、その性能は5分の1以下。 Ⅳ.香月由美 遠距離砲撃型Device【PSG-T】を保有する指揮官的な執行者。 自ら前へ出ることは稀で、その希有な頭脳を持ってして戦略的勝利をいくつも手にしてきた。 事実上彼女がナンバーⅠであったが、黒崎葵の手腕に感服し席を譲ることになった。 Ⅴ.冬樹風香 射撃型Device【Aiminift/Aussaulter】を保有する銃器マスター。 野田康治のAiminiftはこのDeviceが原型であり、彼女は二艇で戦いに赴くことを好む。 どのような手段を用いても勝ちを掴むという理念が彼女の勝利をもたらす。義理の弟がいる。 Ⅵ.高坂セツナ 槍型Device【ブリューナス】を保有するアトラスの騎士中最年少執行者。 若干13歳にして卓越した槍術を持ち、人懐っこい人柄と戦闘狂としての2面を持つ。 野田康治と同じく狂気に犯されながらその能力を逆に利用して執行者としての力を高めた希有な力の持ち主。 Ⅶ.桜 素性が分からない謎の執行者。 小さな身体であるものの、潜在能力だけは七剣中最高位と言う変わった存在。 Mirage2での鍵を握る。