約 322,559 件
https://w.atwiki.jp/kyoronosuke/pages/63.html
「あ、おはようございます、黒井先生。あの……すみませんが、ちょっと風邪をひいたみたいで。今日、学校を休みたいんですけど……」 「おう、おはよう、男。なんや~、風邪やって?」 「はい、ちょっと熱っぽくて、あと喉も痛くて……」 「……お前も泉みたいにネトゲのやり過ぎで寝てなくて、サボろうしてんちゃうやろな?」 ……つかさちゃんなら「一緒かよ~ッ!?」って言うところだな、ここ。 「いやいや、僕はまだその域には達していませんよ。本当に風邪なんです」 「あ~、いやいや、それならええんや。お大事にな!ただしネトゲやるなら、うちみたいに節度持ってやれよ!ほなな、ちゃんと寝えよ!」 いや、あの人、最後まで俺のこと疑ってなかったか……? ってか、先生もネトゲやってんのかよ!? 「……まあ、ぶっちゃけ、仮病なんだけど」 俺は学校に行ける状態ではなかった。 いや、学校には行ける。 でも、あの二人に会える状態ではなかった。 『それでも、私は……男が好きッ!』 『わたくし高良みゆきは、男さんのことが――好きです!』 かがみと高良さん。二人のセリフが蘇る。 リピート再生されている。 ヘビーローテーションってやつだ。 土曜日、かがみに告白されたのはもちろん驚いたが…… それ以上に高良さんからも告白されたことに驚いた。 まさかの大逆転。予想GUY…… で、結局、昨日高良さんへした回答は、「返事はちょっと待って」だった。 ニヤニヤ 高良さんと駅で別れて家に帰ってくるまでの間、俺はニヤニヤしっぱなしだった。 バスの窓に映る自分の顔を見て、初めて気づいたんだけど。 『うわ、きもっ!』って感じで。 でも、そりゃそうだろう。 二人の女の子から、ほぼ同時に告白されるなんて。 ニヤニヤが止まらないぜ! なんというギャルゲ展開。 こなたが聞いたら、テンションが上がりすぎて倒れるかもな。 ――余裕かまして、そんなことを考えていたのは家に帰るまでだった。 部屋で一人、生まれてこのかた最大のモテ期の幸福感に浸っていたわけだが…… 徐々に、複雑な気持ちになってきた。 そう…… やはり、ここはどちらか一方を選ぶべきなのだろう。 男として、人として。 こなたの好きなゲームの展開ならば「ハーレムエンド」なる選択肢もあるらしいが…… ここは現実。 そう、リアル。 二股なんかして、『誠』みたいになるのは嫌だしな。 あれはなんだったっけ? こなたに薦められたNice boat.ってゲームだったかな? 「かがみに高良さん……つまり、挟み撃ちの形になるな」 恋愛経験が皆無ではないと言え、サッカーばっかやってたから、正直こういうのは疎いしな~、俺…… 結局、昨日一晩考えても答えが出なかった。 そう言えば、高良さんにはかがみに告白されたことを言ってなかったな。 別に秘密にするつもりはないんだけど、昨日はなんとなく言い出せなかった。 ……… 容姿、スタイルともに完璧。こなた曰く『歩く萌え要素』。ちょっと影のあるところが逆に良い。そしてなにより、ほっとけない。自分をつい重ねてしまう高良さん―― 一緒にいると楽しいし、会話もテンポよく進む。普段のキツい所と、たまに見せるかわいらしくもしおらしい姿はまさにツンデレの王道、かがみ―― …… よし――、 「ひとまず、寝るか」 昨日徹夜で考えたんだ。 とりあえず少し寝よう―― 次へ
https://w.atwiki.jp/hutarikiri/pages/82.html
177 : ◆P5jZIheRaY:2009/08/23(日) 01 00 14 ID LpN7h1ol 「あ、あの…お嬢様?」 「…なによ」 「わ、ワタクシは一体全体、どこで寝ればよいのでしょうか?」 24時間つきっきりで、とは言われたけど…まさか寝る時まで一緒ってことはないよね? 紳士レベルの高さには定評のある自分も、一介の思春期の男子でありまして、決して聖人ではない訳で。 細かいシチュはともかく、可愛い女の子と同じ部屋で寝ろと?自分、精神的にも身体的にも持ちませんよ… 「…あんたは床で寝なさい」 はい、今ナント? 床で寝ろ、You must sleep on the floor …いや、命令形だから単純にYou sleep on the floorでいいのか?関係ないけど。 「…家に帰って寝てもよろしいでしょうかね?」 「駄目に決まってんでしょ、ばか」 何だ、召使は犬扱いなんですか。そうですか。 猫扱いならまだいいよ、寒い季節はベッドに入れてもらえるしね。まぁ、自分がそれをやったら犯罪ですし、 寿命が縮むどころか命日を迎えそうではありますが。そもそも、そんな図太い精神は持ち合わせていませんし。 とりあえず、ここで自分が選べる選択肢は三つ。 1. 無理矢理にでも家に帰る。 2. このわがままお嬢様を説得し、他の方法を提案する 3. 床で寝る。犬っころの世界へようこそ。 ところで、ここで無理矢理「帰る」を選択すると、他のヒロインとの初遭遇イベントでも起きるのでしょうかね? まぁそういうのは主人公だけの特権ですか。万年脇役以下、踏み台レベルの自分には縁のない話です… 「…なにブツブツ言ってんのよ」 「ちょっと世の中の不公平さを嘆いていただけです。お気になさらずに…」 「熱でもあるんじゃないの?」 お嬢様がなんとも微妙な眼差しを向けてくる。何を考えているのかよく分かりませんが、なんか惨めになるんで止めてください。本当に熱出ちゃいますよ? 「…ちょっと」 ちょっと、って何だ。何を指してるんだ。ちょっとしょっと? それより、その手を上げようがやめようか迷っているのは何ですか。高さ的にちょうど自分の口のあたりですし、ぺろんちょと舐めちゃいますよ?いや、そんな度胸ありませんが。 178 : ◆P5jZIheRaY:2009/08/23(日) 01 03 57 ID LpN7h1ol ぴとり。 なんのおと?額にお嬢様の雪のように白くて綺麗な、すべすべしていて撫で回したくなるような手が当てられた音ー! …いや、実際音はしていないはずですが、自分には聞こえた。間違いない。 これはアレですかね、熱がないか見てくれているんですか。お嬢様のひんやりした手の感触に、ちょっと感動。 「ちょっと熱い」 「いや、大丈夫です、のーぷろぶれむです。想定内で…」 想定内です。と言おうと思った。言う予定だった。だが中断せざるを得なかった。それは何故か。 お嬢様の額が当てられていました。自分の額に。 これはアレですね、48の検温法のひとつ、「額と額を当てて熱があるか見極める」。 顔が非情に近いのはもちろん、ちらちらと覗く胸元。これ最強。 ついつい見てしまう己の視線を逸らそうにも、体が言うことを聞かない。さらにシャンプーなのかトリートメントなのか、なんかいい匂いまで漂ってきてパニックに陥る。 最悪の場合(精神的に)死亡する危険もあるので、素人にはとてもオススメできない。ま、普段そういうシチュに縁のない俺みたいなのは、保守でもやってなさいってこった。 「…ほしゅ?」
https://w.atwiki.jp/suttkkz/pages/23.html
交渉男 名前 服装 会話1 会話2 マイケル 28 公園 キス ホワイティ博士 4 クリトリス 睨む クルピラ 23 おっぱい 恥ずかしそうに~ 島田専務 23 人妻 おっぱいを~ ルーキー 10 おっぱい おっぱいを揺らす ファーズ 9 妖怪ねこまた~ 後背位 ノスフェラトゥ 4 Hなこと好き? 男の股間~ アブドゥール 30 故郷の話 キスする コロンゾン 12 私ねこまたです 抱きしめる ポップ 22 約100人 しこって~ Mrアダルト 12 股間を触る キスをする 健太 26 みせて 拍手する パッチマンワーク 23 おっぱいをゆらす おっぱいを触らせる シラヌイ 29 ねぇおじさん 投げキッス 鬼王子 14 エロい男が好き おっぱいを触らせる 暗黒司祭 14 ねぇおじさん 股間に触れる 闇の神父 11 魔女服はタダの~ 裸になる バッツカッチ 19 ねぇおじさん 正常位 馬場主任 18 いない 私娼婦~ ガンジス 8 衣装チェンジはできる 裸になる やし落とし 1 ありえない~ 裸になる エージェント 16 あそこ あんあんと 破壊王 5 キチガイのおっさん 息を吹きかける テスカポリカ 13 日本最大の~ 戦争が悪い モノノフ 5 私ヘンタイです ゴーゴー 16 そのとおり 股間に触れる ファラオムーン 23 セクシーなダンス ファックしたい ジョン・ディー 15 裸になる 微笑む 福島隊長 4 タダの風俗だ 裸になる ティタン 23 裸踊りをする おっぱいを触らせる ジャックン 4 教えない びっくりしてみる 凶器のピエロ 30 私ダンサーです セクシーなダンス 武者剣豪 2 逆ナンパ キスする Mrペニス 25 ムラムラしますか おっぱいを揺らす 考える男 25 何もしない 私はエッチな~ 妖怪チンポ 19 クリトリス おじさんの頼みはいや ジェイスン 29 たいしたことない 投げキッス トゥーラ 2 怖い 股間に触れる 竜太 0 娼婦です オナニー ロキ 6 ねぇ君! 抱き付く ジョセフ 23 1000万 セックスが好きだから ハンオウ 28 Hな人妻です あそこ スラッシャー・コウ 8 ただのコスプレ キスをする ノルトン爺 4 まだ勃起しますか 股間を触る モイ 23 裸踊り ファックする? 修羅男爵 18 奇形か? すごい 黒魔術師 9 私は妖怪ねこまたです 微笑む シャーマンキング 2 ねぇあなた! 裸になる 野村部長 22 私が妖怪ねこまたです 抱きしめる デーヴァダッタ 16 Hな娼婦です 誤解です 雅 0 いるよ ファックy 交渉女 名前 服装 会話1 会話2 フレイヤ 00 裸は生まれた~ 環境が~ ラミア 18 誘惑する キスを迫る イビルキッス 3 巨乳のグラドル はぐらかす サキュバス 10 私は肉便器です 淫乱そう リンラオ 22 妖怪ねこまた 家に帰るため フーリン 29 たくさんの男と~ 3人 ヴィヴィアン 0 そよ風に~ 最強の男 アテナ 0 ひどい事件 今のままでいい フィーネ 25 学校は暴力に~ 殺したい サイベル 6 私は肉便器です 男でも女でも~ イシュター 23 激しいダンス 人間は悲しい 夢草姫 23 裸踊り 適度な運動 イビツレイム 28 故郷に帰りたい 初恋の人がいたから ゴモリー 2 私は肉便器です 肉便器ですから アリアンロッド 30 いる 普通に好き ヴィシュヌ 2 秋元康~ 作詞家 カーリー 8 Hな人妻です 恥ずかしくて~ ボス 名前 服装 会話1 会話2 Mrペニス 07 ムラムラ~ おっぱいを~
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutau9/pages/1852.html
今の主人に仕え始めてはや10年がたっただろうか。 広大な敷地を持つこの屋敷にもすっかりなれた。 私の主人にはすこし変わった趣味がある。 それはゆっくりと呼ばれる饅頭状の物体を屋敷へと招いて豪勢に持て成すのだ。 屋敷に招くのは野生で暮らすゆっくりだ。 豪華な食事や高級なワイン、有名な演奏者による音楽で持て成す。 ゆっくりは元より人間でも早々味わったことの無い贅沢だ。 それでも必ずしも喜んで貰えないと主人は言う。 ゆっくりの価値観は人間とはかなり異なっているそうだ。 屋敷に招待するゆっくりを探すのは私の仕事だ。 今日もこうして近くの林にゆっくりを探しに来ている。 開けた林道から木々の間を抜けて林の奥に入っていくと、 背の低い草むらの中で寄り添う2匹のゆっくりの姿を発見した。 2匹に近づきながら様子を伺うと、二人で空を見上げながら 風にそよぐ様にゆらゆらと揺れている。 なにをしているのだろうか?そんな事は考えるだけで無駄である。 2匹に直接聞いたとしても、ゆっくりしていると言う意味不明な答えが帰ってくるだけだろう。 私はなにも考えずに2匹の前に行き、適当な言葉で屋敷へと招待した。 屋敷に戻った私は、 招待したゆっくりの底部を、新品のタオルで拭き土汚れを落とし主人の元へと運んだ。 野生のゆっくりにとって屋敷にある物は見る物全て珍しい物なのだろう。 運んでいる間、2匹は廊下から見える家具や調度品を物珍しそうに見つめていた。 主人の居る部屋に2匹を運び、椅子に座っている主人の前に降ろす。 私は部屋の扉の脇まで下がり主人からの申しつけを待つ。 主人が2匹に向けて手招きをすると、 それを理解したのか2匹は主人の方へと近づいていった。 主人が二人の名前を聞くと、 黒い髪に赤いリボンをした方が「れいむ」 金髪に黒い帽子をかぶった方が「まりさ」と名乗った。 今までに何度と無く聞いてきた名前だが、主人はその返事に嬉しそうに2匹の頭を撫でていた。 しばらく主人と2匹のゆっくりの雑談が続く。 時折、主人の楽しそうな笑い声が聞こえる。 家族を先立たれてから、あの様な楽しそうな顔をする事は滅多にない。 主人から私に声が掛かる。 「れいむ」と「まりさ」の為の食事の用意をしろとの事だ。 私は主人の居る部屋を後にし屋敷の厨房へと向かった。 厨房では既に食事の準備が進んでいる。 私が来たことで料理が一斉に盛り付けられていく。 私は出来立ての食事を持ち主人の居る部屋へと戻った。 2匹の前に運んできた食事を置く。匂いに釣られて2匹のゆっくりが近づいてくる。 私は主人が進めた料理を順に2匹の口に運ぶ。 新しい料理を口にする度、2匹は料理の美味しさを声に出して褒め称えていた。 主人は、食事を平らげ、満足そうにしているゆっくり達を膝元へと招いた。 2匹を同時に乗せるには主人の膝は聊か狭い、主人が選んだのは「れいむ」の方だった。 主人の可愛がりが始まる。 ゆっくりにとっての最上級の愛情表現はお互いの頬と頬をこすり合わせることだという。 主人はこの愛情表現を大層気に入っていた。 膝に招かれた「れいむ」は、頬擦りを始める前に頬の感触を確かめるように主人の手で撫でられていた。 スリスリという肌がこすれる音とゆっくりの気持ちよさそうな鳴き声がもれてくる。 これから主人の長い長い頬擦りが始まる。 スリスリという音の代わりにジョリジョリという音が聞こえてくる。 主人の頬から顎にかけて生えた短い髭が「れいむ」の頬を引っかいている。 主人の髭はかなりの剛毛だ。表面上綺麗に剃られている様に見えても触ると鮫肌のような感触を覚える。 短い髭が針のようにゆっくりの頬に刺さり削り取っていた。 すこしずつすこしずつ削られていく「れいむ」の頬。 削り取られた頬だったものが辺りに撒き散らされていく。 悲痛な叫び声を上げる「れいむ」の後ろで「まりさ」は声も出せずに震えていた。 突然の光景に何が起こっているのかわからない、先ほどまであんなにゆっくりしていたのに、 今はこれまで聞いたことのない様な声を「れいむ」があげている。 理解できない恐怖に耐えかねたのか「まりさ」は部屋の出入り口に立っている私の元へと跳ねて来た。 不安げな表情で喋るその口元をかすかに震えていた。 「まりさ」は家に帰る、家に帰ると何度も繰り返した。 あまりに取り乱した様子に連れの方はどうするのかと問い掛けると、 何かを勘違いしたのか早く外に連れて行って欲しいと答えた。 主人からは帰りたいと言った場合、無理に引き留めず、屋敷の外まで案内するよう言われている。 私は「まりさ」を抱きかかえると部屋から出て屋敷の外へと歩いていった。 屋敷の門の外まで運び「まりさ」を見送った後で、主人のいる部屋へと戻った。 主人の頬擦りはまだ続いていた。 既に「れいむ」の頬の皮は擦り切れている。 主人の頬は「れいむ」の中身で黒く汚れていた。 これほど長い時間頬擦りをしているという事は「れいむ」の事を余程お気に召したのだろう。 ようやく満足した主人は、私に「れいむ」を渡し、何時もの様にとそれだけ仰った。 私は主人の部屋からすこし離れた薬品臭い部屋へと「れいむ」を運び部屋にある台の上に置いた。 何時ものように準備を済ませ、ナイフで「れいむ」の残っている方の頬を切り取った。 既に虫の息だった「れいむ」はナイフを刺しても軽く身震いする程度で抵抗する事はない。 切り取った頬をホルマリンで満たされた容器へと移し蓋をする。 私はそれを主人のコレクションが置いてある部屋へと運び一番奥の空いている場所に置いた。 その部屋には今日運ばれてきた「れいむ」と同じ様に何匹ものゆっくりが容器に入れられ並んでいた。 主人がこの様な趣味に目覚めたのは3年ほど前、今では100匹以上のゆっくりがそこに並んでいる。 部屋を出ようとする私の目に入るものはというと無数に並んだ生首の数々。 その中でも古くからある容器の中では頬の皮一枚だったものが体の一部と言えるまでに復元している。 体の断面を晒しながら容器の中で浮かぶ表情の断片は何とも不気味なものだ。 先ほどの部屋へと戻った私は台の上にいる「れいむ」を持ち、屋敷の外へと運ぶ。 屋敷の外に出た私の目に入ったのは、先ほど家に帰っていったはずの「まりさ」の姿だった。 あの時、確かに森に帰っていくのを見送ったはずだが、「れいむ」が心配になって戻ってきたのだろうか。 それでも屋敷の中に入るのが怖かったのか門から中には入ってこない。 「れいむ」を持って外に出てきた私の姿を見つけてもそれは変わらない。 ゆっくりと近づいてくる私をオロオロとした様子で待っていた。 私が「れいむ」を地面へとおろすと、 すっかり変わってしまった「れいむ」に驚きながらも 「まりさ」は心配そうに声を掛けていた。 「れいむ」の意識はまだ戻らない。 すっかり暗くなってしまった空のもとで「まりさ」の声だけが響いていた。 翌朝、朝焼けと共に目覚めた渡しは、身だしなみを整え箒を手に屋敷の外へと出た。 私の朝は屋敷の周りの掃除から始まる。 主人が起きる前に素早く済ませなくてはいけない。 昨日の場所に「れいむ」と「まりさ」の姿は無い。 そこに残されいたのは、昨日の「れいむ」の餡子のかけら。 尾を引く様に毀れた先に誰かの食べ残しがポツンと落ちていた。
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutai/pages/2907.html
今の主人に仕え始めてはや10年がたっただろうか。 広大な敷地を持つこの屋敷にもすっかりなれた。 私の主人にはすこし変わった趣味がある。 それはゆっくりと呼ばれる饅頭状の物体を屋敷へと招いて豪勢に持て成すのだ。 屋敷に招くのは野生で暮らすゆっくりだ。 豪華な食事や高級なワイン、有名な演奏者による音楽で持て成す。 ゆっくりは元より人間でも早々味わったことの無い贅沢だ。 それでも必ずしも喜んで貰えないと主人は言う。 ゆっくりの価値観は人間とはかなり異なっているそうだ。 屋敷に招待するゆっくりを探すのは私の仕事だ。 今日もこうして近くの林にゆっくりを探しに来ている。 開けた林道から木々の間を抜けて林の奥に入っていくと、 背の低い草むらの中で寄り添う2匹のゆっくりの姿を発見した。 2匹に近づきながら様子を伺うと、二人で空を見上げながら 風にそよぐ様にゆらゆらと揺れている。 なにをしているのだろうか?そんな事は考えるだけで無駄である。 2匹に直接聞いたとしても、ゆっくりしていると言う意味不明な答えが帰ってくるだけだろう。 私はなにも考えずに2匹の前に行き、適当な言葉で屋敷へと招待した。 屋敷に戻った私は、 招待したゆっくりの底部を、新品のタオルで拭き土汚れを落とし主人の元へと運んだ。 野生のゆっくりにとって屋敷にある物は見る物全て珍しい物なのだろう。 運んでいる間、2匹は廊下から見える家具や調度品を物珍しそうに見つめていた。 主人の居る部屋に2匹を運び、椅子に座っている主人の前に降ろす。 私は部屋の扉の脇まで下がり主人からの申しつけを待つ。 主人が2匹に向けて手招きをすると、 それを理解したのか2匹は主人の方へと近づいていった。 主人が二人の名前を聞くと、 黒い髪に赤いリボンをした方が「れいむ」 金髪に黒い帽子をかぶった方が「まりさ」と名乗った。 今までに何度と無く聞いてきた名前だが、主人はその返事に嬉しそうに2匹の頭を撫でていた。 しばらく主人と2匹のゆっくりの雑談が続く。 時折、主人の楽しそうな笑い声が聞こえる。 家族を先立たれてから、あの様な楽しそうな顔をする事は滅多にない。 主人から私に声が掛かる。 「れいむ」と「まりさ」の為の食事の用意をしろとの事だ。 私は主人の居る部屋を後にし屋敷の厨房へと向かった。 厨房では既に食事の準備が進んでいる。 私が来たことで料理が一斉に盛り付けられていく。 私は出来立ての食事を持ち主人の居る部屋へと戻った。 2匹の前に運んできた食事を置く。匂いに釣られて2匹のゆっくりが近づいてくる。 私は主人が進めた料理を順に2匹の口に運ぶ。 新しい料理を口にする度、2匹は料理の美味しさを声に出して褒め称えていた。 主人は、食事を平らげ、満足そうにしているゆっくり達を膝元へと招いた。 2匹を同時に乗せるには主人の膝は聊か狭い、主人が選んだのは「れいむ」の方だった。 主人の可愛がりが始まる。 ゆっくりにとっての最上級の愛情表現はお互いの頬と頬をこすり合わせることだという。 主人はこの愛情表現を大層気に入っていた。 膝に招かれた「れいむ」は、頬擦りを始める前に頬の感触を確かめるように主人の手で撫でられていた。 スリスリという肌がこすれる音とゆっくりの気持ちよさそうな鳴き声がもれてくる。 これから主人の長い長い頬擦りが始まる。 スリスリという音の代わりにジョリジョリという音が聞こえてくる。 主人の頬から顎にかけて生えた短い髭が「れいむ」の頬を引っかいている。 主人の髭はかなりの剛毛だ。表面上綺麗に剃られている様に見えても触ると鮫肌のような感触を覚える。 短い髭が針のようにゆっくりの頬に刺さり削り取っていた。 すこしずつすこしずつ削られていく「れいむ」の頬。 削り取られた頬だったものが辺りに撒き散らされていく。 悲痛な叫び声を上げる「れいむ」の後ろで「まりさ」は声も出せずに震えていた。 突然の光景に何が起こっているのかわからない、先ほどまであんなにゆっくりしていたのに、 今はこれまで聞いたことのない様な声を「れいむ」があげている。 理解できない恐怖に耐えかねたのか「まりさ」は部屋の出入り口に立っている私の元へと跳ねて来た。 不安げな表情で喋るその口元をかすかに震えていた。 「まりさ」は家に帰る、家に帰ると何度も繰り返した。 あまりに取り乱した様子に連れの方はどうするのかと問い掛けると、 何かを勘違いしたのか早く外に連れて行って欲しいと答えた。 主人からは帰りたいと言った場合、無理に引き留めず、屋敷の外まで案内するよう言われている。 私は「まりさ」を抱きかかえると部屋から出て屋敷の外へと歩いていった。 屋敷の門の外まで運び「まりさ」を見送った後で、主人のいる部屋へと戻った。 主人の頬擦りはまだ続いていた。 既に「れいむ」の頬の皮は擦り切れている。 主人の頬は「れいむ」の中身で黒く汚れていた。 これほど長い時間頬擦りをしているという事は「れいむ」の事を余程お気に召したのだろう。 ようやく満足した主人は、私に「れいむ」を渡し、何時もの様にとそれだけ仰った。 私は主人の部屋からすこし離れた薬品臭い部屋へと「れいむ」を運び部屋にある台の上に置いた。 何時ものように準備を済ませ、ナイフで「れいむ」の残っている方の頬を切り取った。 既に虫の息だった「れいむ」はナイフを刺しても軽く身震いする程度で抵抗する事はない。 切り取った頬をホルマリンで満たされた容器へと移し蓋をする。 私はそれを主人のコレクションが置いてある部屋へと運び一番奥の空いている場所に置いた。 その部屋には今日運ばれてきた「れいむ」と同じ様に何匹ものゆっくりが容器に入れられ並んでいた。 主人がこの様な趣味に目覚めたのは3年ほど前、今では100匹以上のゆっくりがそこに並んでいる。 部屋を出ようとする私の目に入るものはというと無数に並んだ生首の数々。 その中でも古くからある容器の中では頬の皮一枚だったものが体の一部と言えるまでに復元している。 体の断面を晒しながら容器の中で浮かぶ表情の断片は何とも不気味なものだ。 先ほどの部屋へと戻った私は台の上にいる「れいむ」を持ち、屋敷の外へと運ぶ。 屋敷の外に出た私の目に入ったのは、先ほど家に帰っていったはずの「まりさ」の姿だった。 あの時、確かに森に帰っていくのを見送ったはずだが、「れいむ」が心配になって戻ってきたのだろうか。 それでも屋敷の中に入るのが怖かったのか門から中には入ってこない。 「れいむ」を持って外に出てきた私の姿を見つけてもそれは変わらない。 ゆっくりと近づいてくる私をオロオロとした様子で待っていた。 私が「れいむ」を地面へとおろすと、 すっかり変わってしまった「れいむ」に驚きながらも 「まりさ」は心配そうに声を掛けていた。 「れいむ」の意識はまだ戻らない。 すっかり暗くなってしまった空のもとで「まりさ」の声だけが響いていた。 翌朝、朝焼けと共に目覚めた渡しは、身だしなみを整え箒を手に屋敷の外へと出た。 私の朝は屋敷の周りの掃除から始まる。 主人が起きる前に素早く済ませなくてはいけない。 昨日の場所に「れいむ」と「まりさ」の姿は無い。 そこに残されいたのは、昨日の「れいむ」の餡子のかけら。 尾を引く様に毀れた先に誰かの食べ残しがポツンと落ちていた。
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutau2/pages/2172.html
今の主人に仕え始めてはや10年がたっただろうか。 広大な敷地を持つこの屋敷にもすっかりなれた。 私の主人にはすこし変わった趣味がある。 それはゆっくりと呼ばれる饅頭状の物体を屋敷へと招いて豪勢に持て成すのだ。 屋敷に招くのは野生で暮らすゆっくりだ。 豪華な食事や高級なワイン、有名な演奏者による音楽で持て成す。 ゆっくりは元より人間でも早々味わったことの無い贅沢だ。 それでも必ずしも喜んで貰えないと主人は言う。 ゆっくりの価値観は人間とはかなり異なっているそうだ。 屋敷に招待するゆっくりを探すのは私の仕事だ。 今日もこうして近くの林にゆっくりを探しに来ている。 開けた林道から木々の間を抜けて林の奥に入っていくと、 背の低い草むらの中で寄り添う2匹のゆっくりの姿を発見した。 2匹に近づきながら様子を伺うと、二人で空を見上げながら 風にそよぐ様にゆらゆらと揺れている。 なにをしているのだろうか?そんな事は考えるだけで無駄である。 2匹に直接聞いたとしても、ゆっくりしていると言う意味不明な答えが帰ってくるだけだろう。 私はなにも考えずに2匹の前に行き、適当な言葉で屋敷へと招待した。 屋敷に戻った私は、 招待したゆっくりの底部を、新品のタオルで拭き土汚れを落とし主人の元へと運んだ。 野生のゆっくりにとって屋敷にある物は見る物全て珍しい物なのだろう。 運んでいる間、2匹は廊下から見える家具や調度品を物珍しそうに見つめていた。 主人の居る部屋に2匹を運び、椅子に座っている主人の前に降ろす。 私は部屋の扉の脇まで下がり主人からの申しつけを待つ。 主人が2匹に向けて手招きをすると、 それを理解したのか2匹は主人の方へと近づいていった。 主人が二人の名前を聞くと、 黒い髪に赤いリボンをした方が「れいむ」 金髪に黒い帽子をかぶった方が「まりさ」と名乗った。 今までに何度と無く聞いてきた名前だが、主人はその返事に嬉しそうに2匹の頭を撫でていた。 しばらく主人と2匹のゆっくりの雑談が続く。 時折、主人の楽しそうな笑い声が聞こえる。 家族を先立たれてから、あの様な楽しそうな顔をする事は滅多にない。 主人から私に声が掛かる。 「れいむ」と「まりさ」の為の食事の用意をしろとの事だ。 私は主人の居る部屋を後にし屋敷の厨房へと向かった。 厨房では既に食事の準備が進んでいる。 私が来たことで料理が一斉に盛り付けられていく。 私は出来立ての食事を持ち主人の居る部屋へと戻った。 2匹の前に運んできた食事を置く。匂いに釣られて2匹のゆっくりが近づいてくる。 私は主人が進めた料理を順に2匹の口に運ぶ。 新しい料理を口にする度、2匹は料理の美味しさを声に出して褒め称えていた。 主人は、食事を平らげ、満足そうにしているゆっくり達を膝元へと招いた。 2匹を同時に乗せるには主人の膝は聊か狭い、主人が選んだのは「れいむ」の方だった。 主人の可愛がりが始まる。 ゆっくりにとっての最上級の愛情表現はお互いの頬と頬をこすり合わせることだという。 主人はこの愛情表現を大層気に入っていた。 膝に招かれた「れいむ」は、頬擦りを始める前に頬の感触を確かめるように主人の手で撫でられていた。 スリスリという肌がこすれる音とゆっくりの気持ちよさそうな鳴き声がもれてくる。 これから主人の長い長い頬擦りが始まる。 スリスリという音の代わりにジョリジョリという音が聞こえてくる。 主人の頬から顎にかけて生えた短い髭が「れいむ」の頬を引っかいている。 主人の髭はかなりの剛毛だ。表面上綺麗に剃られている様に見えても触ると鮫肌のような感触を覚える。 短い髭が針のようにゆっくりの頬に刺さり削り取っていた。 すこしずつすこしずつ削られていく「れいむ」の頬。 削り取られた頬だったものが辺りに撒き散らされていく。 悲痛な叫び声を上げる「れいむ」の後ろで「まりさ」は声も出せずに震えていた。 突然の光景に何が起こっているのかわからない、先ほどまであんなにゆっくりしていたのに、 今はこれまで聞いたことのない様な声を「れいむ」があげている。 理解できない恐怖に耐えかねたのか「まりさ」は部屋の出入り口に立っている私の元へと跳ねて来た。 不安げな表情で喋るその口元をかすかに震えていた。 「まりさ」は家に帰る、家に帰ると何度も繰り返した。 あまりに取り乱した様子に連れの方はどうするのかと問い掛けると、 何かを勘違いしたのか早く外に連れて行って欲しいと答えた。 主人からは帰りたいと言った場合、無理に引き留めず、屋敷の外まで案内するよう言われている。 私は「まりさ」を抱きかかえると部屋から出て屋敷の外へと歩いていった。 屋敷の門の外まで運び「まりさ」を見送った後で、主人のいる部屋へと戻った。 主人の頬擦りはまだ続いていた。 既に「れいむ」の頬の皮は擦り切れている。 主人の頬は「れいむ」の中身で黒く汚れていた。 これほど長い時間頬擦りをしているという事は「れいむ」の事を余程お気に召したのだろう。 ようやく満足した主人は、私に「れいむ」を渡し、何時もの様にとそれだけ仰った。 私は主人の部屋からすこし離れた薬品臭い部屋へと「れいむ」を運び部屋にある台の上に置いた。 何時ものように準備を済ませ、ナイフで「れいむ」の残っている方の頬を切り取った。 既に虫の息だった「れいむ」はナイフを刺しても軽く身震いする程度で抵抗する事はない。 切り取った頬をホルマリンで満たされた容器へと移し蓋をする。 私はそれを主人のコレクションが置いてある部屋へと運び一番奥の空いている場所に置いた。 その部屋には今日運ばれてきた「れいむ」と同じ様に何匹ものゆっくりが容器に入れられ並んでいた。 主人がこの様な趣味に目覚めたのは3年ほど前、今では100匹以上のゆっくりがそこに並んでいる。 部屋を出ようとする私の目に入るものはというと無数に並んだ生首の数々。 その中でも古くからある容器の中では頬の皮一枚だったものが体の一部と言えるまでに復元している。 体の断面を晒しながら容器の中で浮かぶ表情の断片は何とも不気味なものだ。 先ほどの部屋へと戻った私は台の上にいる「れいむ」を持ち、屋敷の外へと運ぶ。 屋敷の外に出た私の目に入ったのは、先ほど家に帰っていったはずの「まりさ」の姿だった。 あの時、確かに森に帰っていくのを見送ったはずだが、「れいむ」が心配になって戻ってきたのだろうか。 それでも屋敷の中に入るのが怖かったのか門から中には入ってこない。 「れいむ」を持って外に出てきた私の姿を見つけてもそれは変わらない。 ゆっくりと近づいてくる私をオロオロとした様子で待っていた。 私が「れいむ」を地面へとおろすと、 すっかり変わってしまった「れいむ」に驚きながらも 「まりさ」は心配そうに声を掛けていた。 「れいむ」の意識はまだ戻らない。 すっかり暗くなってしまった空のもとで「まりさ」の声だけが響いていた。 翌朝、朝焼けと共に目覚めた渡しは、身だしなみを整え箒を手に屋敷の外へと出た。 私の朝は屋敷の周りの掃除から始まる。 主人が起きる前に素早く済ませなくてはいけない。 昨日の場所に「れいむ」と「まりさ」の姿は無い。 そこに残されいたのは、昨日の「れいむ」の餡子のかけら。 尾を引く様に毀れた先に誰かの食べ残しがポツンと落ちていた。
https://w.atwiki.jp/utauuuta/pages/1605.html
ひゃっぽんぴくみん【登録タグ ひ 曲 替え歌 殿堂入り 重音テト 238】 作詞:238(ふみや) 作曲:黒うさP 編曲:黒うさP 調声:ゼモ 唄:重音テト 曲紹介 千本桜の替え歌(パロディソング)。 「ピクミン2」プレイ画面の「塩と胡椒」による実況中継動画がベース。 千本桜とピクミンを知ってると泣けて笑える(w 替え歌歌詞入りPV(曲は元のまま)が先行し後から替え歌に入れ替えたPVが出た珍しいケース。 歌詞 (ニコニコ大百科より転載) 大胆不敵にピクミン投げつけ 社長は楽々お宝探し ホコタテ印のドルフィン飛ばして 化け物退散 PKMN 不思議な惑星走り抜けて 東奔西走なんのその 塩とピクミン戦国無双 浮世の随に 百本ピクミン 敵ニ喰ワレ 塩ノ声モ 届カナイヨ 此処は宴 敵にとって そのぎょろりとした目で見下ろして 奴ラノ口ハ 常世之闇 癒シノ唄モ 歌エナイヨ 青藍の空 遥か彼方 そのゲキカラスプレー振り撒いて 百戦錬磨の中身は地獄さ 潰され喰われのボスキャラ退治 アイツもコイツも皆で集まれ 百匹行進 ボク タチ ピク ミン 絶体絶命潜り抜けて 安心全ての借金払い きっと終幕は大団円 拍手の合間に 百本ピクミン 敵ニ喰ワレ 塩ノ声モ届カナイヨ 此処は宴 敵にとって そのぎょろりとした目で見下ろして 奴ラノ口ハ 常世之闇 癒シノ唄モ歌エナイヨ のぞみの大地 遥か彼方 そのゲキニガスプレー撃ちまくれ 不思議な惑星走り抜けて 東奔西走なんのその 塩とピクミン戦国無双 浮世の随に 百本ピクミン 敵ヲ倒シ 塩ノ後ニ続イテユク 此処はコイツ 紫を そのぎょろりとした目に投げ付けて 百本ピクミン 敵ヲ倒シ 君が歌い僕も歌う 後は宴 家に帰る さあホコタテ星に帰りましょう コメント ピクミンェ・・・・ごめん・・ -- 想明るか (2012-07-16 09 47 15) あらためて歌詞見たらすごいなぁ・・・ -- 僕たちピクミン (2012-09-07 17 10 52) 友達が歌ってたー 歌詞覚えたーありがとうございますー -- ☆Ruri☆ (2013-07-13 16 53 06) すごーい(^^) -- 名無しさん (2014-02-28 17 49 14) 借金払いw -- 名無しさん (2014-07-03 13 41 48) 上の子と同じナウ -- サタン (2014-07-07 18 41 42) あ -- 名無しさん (2014-11-09 16 35 07) ここはこいつ紫をそのぎょろりとした目に投げつけてWW -- 名無しさん (2014-11-09 16 36 48) 紫ピクミンはミネちゃん -- 紫ピクミンはミネちゃん (2014-11-09 16 39 54) この曲のおかげでピクミン2が好きになった。作詞者、ピクミンを生んだ任天堂さん、ありがとう。 -- 不明P (2015-09-03 20 05 24) オリマー野口 -- やマリオ (2015-11-22 15 56 29) 歌詞に一度も○リマーの名前出てないw -- まゆたん。 (2017-04-20 18 23 11) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/onjyakyujoshi3/pages/28.html
私はお酒に囚われてしまった、 そしてそれで、人を傷つけてしまった、 チームメイトの鳥本さんが、うじうじしてて、それがかんに障ってしまって。 「あなたなんかに!プロでやっていく資格はないわ!」って 周りのみんなが驚いていた、 柏木さんなんて怯えてた、 でも一番記憶に残るのは、泣きそうに、死にそうな顔をしている鳥本さん。 私が言い過ぎたのよ、いくらボールが収まらなくても、宥めてあげるべきだった。 でもそのとき、私にはお酒の力がなくって、感情は抑えられなかった。 ロッカーでは成宮さんにキツく睨まれた、それもかんに障って仕方なくて、 また怒鳴ってしまう寸前までいったけと、すぐにポケットのお酒を飲んで気持ちを抑える、これが私のお守り。 それからしばらくして、鳥本さんが球団に退団を申し入れたときいて、関係者として私は呼ばれることとなる、当然よね。 部屋には鳥本さんがいた、私を見るなり怯えて成宮さんの後ろに隠れてしまったけどしょうがない。 他には工藤監督もいて、 「もっと優しい指導をするように」 と指示された。 そして「アルコール中毒を治療すること」との球団命令、 このまま続くようなら放出もあり得ると、直接言われてしまった。 なにより鳥本さんが私を怖がっているのが問題視され… でも、私にはお酒の力が必要で… 荒川「……どうしたら…いいのかな」 家に帰って妹に相談してみる、そうすると妹にはシンプルな回答をされた。 妹「お酒しばらくやめるしかないわよ、だってバカ姉それじゃお父さんと一緒だもん、それにお酒は酔うものだよ?バカ姉最近酔ってる?赤く顔なってる?違うよねえ」 お酒は楽しむもの、いつからその感覚を忘れていたのだろう。 でもお酒がないと… 荒川「うおおおおお!!」 物を振りかざして投げて、こうでもしないと気がすまなくなる。 最低だ… 治療編1 翌日、まだ寒い中荒川は父親の行きつけた病院へと来院した、周りは見知った顔ばかりで、まるで自分が前から治療を受けていたかのような錯覚を得る。 医者「おやおや?沖じゃねえか、どうした?もう親父さんは治っただろう?」 診察室へと入るとこれまた父親の担当医 無精髭を生やしてボサボサヘアー 名札には「光」とだけ書いてある。 荒川「実は…」 経緯を聞くなり光はずばっと荒川へ「それはアル中だよ」 わかってはいたが、辛い宣告であった。 光「まあ気長に付き合っていくもんだよこれは」 荒川「でも私は…」光「焦り、ストレス、欲求不満 これらがもたらすのは良い結果ではない、それとも…妹も同じ目に遭わせたいのか?」 光の言うことは至極当然なのだ、 だがそれゆえに、切ない 光「投薬治療は~危ねえかな…お前にピッタリな治療法、次の診察までに探しておくぜ、逃げんじゃねえぞ」 こういわれて、今日の荒川の診察は終わる 家に帰ると由梨花がご飯の準備をしていた。 由梨花「やあバカ姉、治療はどう?」荒川「……」 由梨花「まだ、みたいね」荒川「うん」 由梨花「しっかりしてよね!そんなんじゃひなたにまた怒られるわよ?」荒川「わかってる」 由梨花「頑張りなさいよ」荒川「……もちろん」 続く
https://w.atwiki.jp/pipopipo555jp/pages/403.html
永井荷風が見た異国「ニッポン」昭和13年前半 一月十九日 一月十九日。晴。咳嚇甚しければ終日蓐中に在り。ヴァン、メールシの小説千九百十四年の入冠を繙く。〔此間二行弱抹消。以下行間補〕独逸軍を日本兵に取替へ北仏の野を支那に取替へて読み行けば惨憺の情一層身に迫るを覚ゆ〔以上補〕。此日朝より暖なりしが夜に入りて微雨あり。正月二日以来初めての雨なり。 一月三十日 一月三十日 日曜日 終日雨霏(もや)燈刻築洲子の電話に促されて銀座不二あいす至り共に晩餐を喫す。折から雨は雪となりて行来の人の傘忽ち白し。遊意勃然として動き車にて共に北里の引手茶屋浪花家に至る。楼上大一座の客あり。絃声〓〓(金へんに爭)たり。会社或は商店の新年宴会なるが如し。裏二階に置火燵を運ばしめて妓おいろ小槌半玉二人を招ぐ。又電話にて待乳山人を招ぐ。半玉信子能く舞ふ。妓おいろ清元を善くす。声にさびあり凄艶限なし。一同雑炊を食す。おいろ再び絃を撫し、其筋よりの御達にて曲輸の芸者も愛国進行曲をひくべき筈なれど、三絃にてひけば何の面白味もなし。調子は三下りの一を上げるなり。又勝つてくるぞの歌は二上りにてひくなりと語れり。大引の鉄棒をきき車を命じてかへる。雪は既にやみしが霊南坂を登れば深更人の行来なければ雪は白く道につもりたり。わが門前の小径も門内の庭も共に雪白し。 あけ近く帰る庵や門の雪 窓あけてまた見る雪の厠かな 一月三十一日 一月三十一日。晴れて暖なり。正午に起き晡下土州橋に至り日用の薬を求む。銀座にて理髪食事をなして一更家に帰る。写真現像。 〔欄外朱書〕煙草またまた値上げとなる 銀座二丁目カフヱーグランド閉店 二月初一 二月初一旧正月二日。晴。午後土州橋に往き浅草に〓(食へんに卞)して後銀座不二地下室に憩ふ。白柳高橋菅原の諸氏に逢ふ。クロードフワレール来遊の事を高橋君より聞く。 〔欄外朱書〕国内諸処ノ帝国大学教授多数捕縛セラル 二月十七日 二月十七日。朝来雨滂沱。風亦烈し。正午に覚む。午後中央公論社佐藤氏来り支那戦地視察の事を勧む。夜に入りて雨舞れ月出づ。銀座不二あいす店に晩餐を喫す。偶々秀湖君在り。時事を論ず。 三月十七日 三月十七日。今日も空はれず。風亦冷なり。鄰家の梅花満開なり。道源寺阪下西光寺の庭にも梅花星の如し。夜銀座に〓(食へんに卞)す。不二地下室に至るに電報通信社々員宮崎氏北支戦場より帰来るに逢ふ。其談話をきく。中央公論社原稿料四百八円を送り来る。女中のはなし稿料なり 四月初三 四月初三 日曜日。今春丸善書店に注文したる洋書悉く輸入不許可の趣丸善より通知あり。戦禍憂ふべきなり。夜浅草オペラ館に至り声楽家増田晃久永井智子等と中西喫茶店に会合して拙作歌劇の事について胥議す。此日西北の風強し。
https://w.atwiki.jp/kimo-sisters/pages/1583.html
396 名前:愛し方が分からない[sage] 投稿日:2012/09/20(木) 19 31 52.07 ID GdTiWiUO [2/4] 昨日の続きが今日、今日の続きが明日、 どれだけ願おうとも、何をしようとも変わらない事実。 それが分かっていても、願わずにはいられない、 今日の続きの明日でない事を、 劇的に変わる明日が来る事を。 緒方祐樹はクラスで友達と呼べる存在がいない。 青白く骸骨のような見た目に、頭部には隠しきれない円形脱毛症があり、その口元を見れば歯が何本もないのがすぐに分かる。 殆ど肉の付いていない体に季節関係なく長袖を着ており、その下から時折見えるのは、皮が抉れている細すぎる腕や足。 ある程度の経験を積んだものならば、緒方祐樹のそれに気づけるかもしれない。 が、祐樹の周りにいるのは、当たり前だが彼と同い年の10歳になっているさどうかという子供達、 ただ思うのは、祐樹が気味の悪い存在であると言う事、 それだけ。 だから、クラスメートの誰も祐樹に近寄ろうとしない。 イジメはないが、誰も一切の関わりを持とうとしない。 それでも祐樹にとって学校は唯一、安息出来る場所だ。 誰からも無視されていようとも、 クラスメート全員が自分を見ないようにしていると分かっていても。 ここだけが誰も自分を苦しめない、 ゆっくりと休める唯一の場所だから、だ。 家にそんな場所はない。 あるのは、ただ怯えるだけ、苦しむだけの空間・・・。 そこにしか帰る場所はない、だが、そこは最も存在していたくない場所。 下校のチャイムが鳴ると祐樹は帰らなければいけない事は理解している。 帰りたくはない、 帰らなかった事もある、が、その時は強制的に家に帰らされた。 そういう時ほど、家に戻された後の恐怖が辛い。 もし、祐樹を虐待しているのが両親のどちらかであるならば、担任も行動がとれたのかもしれない。 だが、そうではない。 祐樹を虐待し、苦しめているのは、実姉の理香なのだ。 397 名前:愛し方が分からない[sage] 投稿日:2012/09/20(木) 19 33 16.87 ID GdTiWiUO [3/4] 緒方理香は文武両道を体現しているような女の子だ。 公立の中学生だが、IHに出れば様々な記録を塗り替え、学業でも全国模試では常にトップに位置している。 その見た目も、幾度かTVに出ただけなのに既に全国規模のFCが出来ているので分かるように、飛び抜けている。 その上で、老若男女分け隔てのないその優しさは誰もが知る所であり、少なくても理香の住んでいる地区では、理香を愛さない人はいない。 理想の女性、それを体現しているような理香だが、一つだけ欠点がある。 それが実の弟、祐樹に対してだ。 最初は無視から始まった。 それは、ずっと一人っ子だった子供によくある行動に思えた。 だが、理香はそれをエスカレートされていく。 平手打ちや蹴り飛ばすような直接的な打撃、熱湯をかけたり逆さ吊りにしてみたり、窓のない物置で炎天下に放置したこともある。 それをする事で、理香には理香にしか分からない、何とも言えない快楽を味わっていた。 他人、では駄目なのだ。 祐樹に対してだけ、祐樹を対象とした時だけ、理香はその快楽を得る事が出来る。 だから、理香の祐樹に対する虐待は終わりがない。 そんな理香に対して二人の両親は、 母親は自分の分身たる娘が、完璧な女性に育っているのだし、その些細な傷を咎め立てして、苦しめる気はない。 父親にしても息子より娘が可愛いのは当たり前の気持ちであり、更に言えば男は耐えるべきだと言う思想もある為、特に口出しする事はない。 近所の人間は、理香の日頃の行いを知っているので、理香が祐樹を虐待していると聞いても誰も信じないだろう。 家に帰る、 祐樹にとってそれは死刑宣告にも、それ以上にも思える事だ。