約 322,602 件
https://w.atwiki.jp/tsundereidayon/pages/332.html
騙されやすい彼女 俺の彼女は騙されやすい。 とある日のこと、家に帰ると、ラッセンの絵を壁に飾って得意げにしていた。 「べ、別にあなたの部屋が殺風景だな~って思ったわけじゃなくて、 あたしが買いたかったから買ったんだからねっ!」 「いやそれはかまわんが、いったいどこで買ったんだ?」 「今日ちょっとアキ●バラに行ってみたら、駅前に小さな画廊があって、そこで勧められたの♪」 「ちょっっっおまっっそれ有名な詐欺画廊だっての」 「えええええっ! だ、だってこれほら、シリアルナンバー入ってるし」 「んなものは誰でもかけるっての。大体よく見ればこれカラーコピーってわかるだろ?」 「そ、それに『今ならバーゲンセールでお買い得だ』って進められたし……」 「芸術品がそこらの家電みたいにバーゲンやるわけねーだろ? 無茶苦茶きな臭いじゃないか。 まったく、ちょっとは鼻利かせろよ」 「……ふぅんだ。どうせあたしには目も鼻も無いですよ~だ」 いぢける彼女が愛おしく、そっと抱き寄せ口のあたりにキスをする。 そう、俺の彼女はのっぺらぼう。きれいなものに目が無いくせに目が利かず、鼻がないから勘もない。 お陰でだまされやすくてすぐいぢけるけど、ホントは優しい女の子。 おまけ 「……でもさ、口も無いのにどうしてこんな話に食いつくんだろうな?」 「ううっ……」 「あっ、そうか♪ 上に無くても下に」 「ジェノッサァーイッ」
https://w.atwiki.jp/25438/pages/167.html
逆上がりができなかった。 小学校のクラスで、できないのはわたしくらいなものだった。 「逆上がりをするとさ。もうひとつのせかいがみえるんだよー」 クラスで一番上手な唯が言った。 くるんくるん。 わたしは公園に通うようになった。 仕事でくたくたの父親が毎日練習に付き合ってくれた。 家に帰ると必ず母親が温かいお風呂をつくっていて、「おつかれさま」と笑った。 そのお風呂には普段いいことがあった時にだけ使うはずの白い入浴剤が必ず入っていた。 結局、逆上がりはできなっかたのに。 あたたかい湯、よくわかんないけどいいにおい、できない逆上がり、公園の夕日。 わたしはいつも泣かずにはいられなかった。 あれからいろいろあってわたしは中学生になって高校生を卒業して、大学生活をけっとばして海外に留学した。 もしかしたら、わたしは世界の残り半分をずっとさがしていたのかもしれない。 新たな世界は楽しいけど、時々ひどく寂しくなる。 もう大人になった私は泣かない。 そんなときわたしはあの入浴剤を入れたお風呂に入る。 それで真っ白、リセットできる。 海外にいると、よく日本のすごいとこはどこかって聞かれる。 わたしは「入浴剤」と答える。 たいていは首を傾けられる。 こんどは逆にわたしが「ここのよいところはどこかしら?」と聞く。 彼らはこう答えた。 「家庭のつながりが強いんだ」 それは日本もね。 わたしは笑った。 おわり! 戻る
https://w.atwiki.jp/tamayo/pages/46.html
25 【貧乳妹と】暇だから安価で兄に構ってもらう【守護霊達】 今後このスレの行方を一番左右し、住人を鬱のどん底に追いやる炎が淡く点火した。 しばらく顔を見せていなかった兄スキーが帰還する。 タマヨは話した事もない人に告白されるが断り、家に帰るとロリータ&モンハン組がいた テレビ見ながら談笑している兄様とロリータを妨害するべく安価で兄様に抱き付くと ロリが「兄妹なのにそんなこと…」と疑問に思う。タマヨ「兄妹ならではというかw」兄「ちょっと仲いいだけだろw」 と仲の良さを見せ付けられて「…おかしい」と嫉妬?するロリータ。タマヨ曰く、ロリは完全に兄様に惚れているようだ… タマヨは安価でロリータを風呂に誘い「小さくてかわうぃいのうwwww」と剥ぎ「やめて下さいw」と風呂で遊ぶ ロリータを兄様とタマヨで送った後に就寝安価でロリに負けない宣言?をするタマヨ どうやらタマヨに告白してきた青少年は中々の好印象だったらしい。 兄スキーは三つ指で出迎え安価などをするがイマイチ良い成果が得られずにいた ~簡単あんぱんダイエット講座~ あんぱんは見た目とは裏腹に栄養素が高い 小豆には、タンパク質やビタミンB群の他、 食物繊維も豊富なので便秘にも効果的だ あんぱんの程よい甘味で疲れやストレス解消にもなる 朝食は牛乳とあんぱん 昼食はあんぱん+好きな物 夕食はあんぱん一個と多目の野菜・温かいスープを摂るのがベスト
https://w.atwiki.jp/jojoson/pages/1352.html
ドアを開けたら父が倒れてる 背中に突き刺さる包丁 床は血まみれ 知らない人が見たら敵が来たかと思うぜ? 俺が落ち着いて 甥が来る前にスタンドで部屋を片すと 父はうつ伏せのまま不満そうに ほほを膨らませた 会いに行くと父が必ず 何かを仕掛けてきます 明日はどんなこと仕掛けてくるのか 予想すらできない ある日は頭に矢が刺さってたり 軍服で叫んでいたり テキーラ持って女装していたときは ドア閉めようかと思った ゲームをすればイカサマばっかりで 全然見破れもしねぇし 矢が刺さったまま赤ん坊あやすのは 勘弁してほしい 会いに行くと父が必ず 何かを仕掛けてきます ちょっと褒めると調子に乗るから できるだけスルーで あの時までは父の素性とか 全然何も知らなかった 真剣に恋をして幸せだと母は笑っていたけど 対面直後初めて会う父にどうしていいか分からなかった さん付けで呼ばれる父の気持ちを考えられなかった 会いに行くと父が必ず 何か仕掛けてくるのは 十六年分の愛情なのかは 正直わからない 会いに行った俺を待ってる 父と笑いあうのが おれら二人の親子の形なら それはそれでありだろう 会いに行くと父が必ず 何かを仕掛けてきます 今日はどんなこと企んでるのか 期待して開けるドア 原曲【家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています】 元動画URL【http //www.nicovideo.jp/watch/sm19555110】
https://w.atwiki.jp/ankoss/pages/4275.html
『市のロングウォーク』 5KB ギャグ 変態 現代 うわぁ・・・あんこちゃんの中・・すごくあったかいナリ・・・ 朝の校庭。黄色い帽子を被った少年・少女たちが整列して体育座りをしている。全員リュックサックを背負っている。 その中の一人の少年、そわそわと体を揺らしつつ、目を輝かせている。 「あー、楽しみだなー。(せわしなく左右に向かって)お前、昨日眠れた? おやつとか何にした?」 そこへマイクにより『静かにしてください』の声が出され、少年は「あっ 」と弾かれたように前へ向き直り、背筋を伸ばす。 アナウンス、『校長先生のお話』と続く。 きめぇ丸が前方の壇上に登ってくる。本格的な登山服の格好。 「あー、校長先生も遠足の格好だー」 アナウンス、『姿勢を正して。礼』と言う。少年、指示に従う。きめぇ丸は大きな頭を横に振る。 「うーん、校長、相変わらずウザいなー」 「(少年を指さして)はい、そこ、しゃべらない」 「あ、しまった(舌を出して自分をこづくポーズ)」 「ナメた真似するとブチ殺しますよ」 「そこまで言うの?! ヤクザかよ」 「まあ、しゃべるのはダメでも、しゃぶるのはOKですが」 「何を勧めてんだ!」 「そういう意味ではナメた真似、大変結構です」 「結構じゃねーよ! 大問題だ!」 きめぇ丸、コホンと咳払い。 「では、まず始めに──皆さん、家に帰るまでが遠足ですよ」 「早いよ! それ〆の台詞だろうが」 「あー、さて、本日は天気にも恵まれ、午後からハリケーンですが、」 「最悪だな! どんな恵みだ」 「大して面白味のない遠足に良いスパイスが加わりましたね」 「誰も望んでないだろ、そのサプライズ。ってか、面白味がないって学校側が言っていいのか」 「とにかく、一つ言っておきます。楽しい遠足ですが、くれぐれも怪我がないようにしてください」 「ああ、それ大事だよね」 「皆さんの股間には毛がないですけどね」 「要らねー下ネタだな! しかもつまんねーし!」 「かく言う私もパイパンでして」 「どんなカミングアウト?!」 「無駄毛の処理などの手間は省けますけど、冬場などは股間が冷え込んで冷え込んで」 「そんなにモサッとしたもんじゃねーだろ、下の毛」 「この辺りは百年に一度の不況にも影響を与えているようですね」 「関連づけるな。お前の股間と景気の冷え込みを」 「やはり明治政府の行ったパイパン置県は失敗だったと」 「歴史をねつ造すんな! 何の政策だよ!」 「──おお、失礼失礼。不毛な論議はここまでにしましょう」 「本当だよ」 「不毛なのは股間だけで十分です」 「まだ言うか!」 「では、私からの言葉はこれくらいで。校長の話と女子のスカートは短ければ短いほど喜ばれると言います」 「お前が使っていい喩えじゃねーだろ、色んな意味で」 アナウンス、『姿勢を正して。礼』と言う。少年、従う。 きめぇ丸、降壇する。 アナウンス、『それでは何か質問のある人はいますか』と言う。 少年、いたずらっぽい顔つきになって、勢いよく手を挙げる。 『では、どうぞ』のアナウンスに、「はい!」と立ち上がる。 「バナナはおやつに入るんですかっ?」 周囲から笑い声が上がる。 少年、してやったりの笑みで、周囲にアピール。 「へへ、お約束お約束」 きめぇ丸、手を挙げる。 『では、今の質問に対して校長先生』とのアナウンスに、きめぇ丸、マイクを取る。 「黙れ、汚物」 「?!」 「火炎放射器で消毒しますよ」 「北斗の拳かよ! そんなヒャッハーされたら熱くて死ぬぜ」 「おお、怖い怖い」 「お前だよ。まったく……生徒に対する愛を取り戻せ」 「さて、先ほどの質問ですが──バナナはおやつじゃありません」 「あ、そうなんだ」 「バナナは主食です」 「お猿さん?!」 「夜のオカズ的な意味で」 「そっちのバナナ?! サカってんの?!」 「ということで皆さん、私に皮付きバナナを献上してください。ジュルル(涎を拭く仕草)」 少年、思わず股間を押さえる。 「ちょっ、俺たち標的かよ!」 「私が思いっきりナメた真似してあげましょう」 「やべぇ! 食われる! この校長、児ポ法上等!」 「あ、でもちゃんとキレイにしといてくださいね。エチケットです」 「余計なお世話だ!」 「ヒャッハー! オカズは消毒だー!!」 「うっせぇよッ!」 アナウンス、『校長先生、ありがとうございました』と言う。 きめぇ丸、片手でアナウンスを制して、再びマイクを構える。 「では、最後に一言」 「あ、また出んのか、定番の台詞」 「皆さん──家に帰るまでが、運動会ですよ」 「遠足は?!」 **********暗転*************** 夕方の校庭。リュックサックを背負った生徒たちが整列して体育座りをしている。 少年、その中で決まり悪そうに頭をかいて笑っている。 「(左右に向かって)あ、大丈夫。うん、もう平気。保健室で休んでたら楽になった。いやぁ、俺もまさかねー、出発直前に腹痛起こすとは思ってなかったよ。ごめんごめん、心配かけちゃって。遠足楽しかった?」 アナウンス、『校長先生のお話』と言う。少年、慌てて姿勢を正す。 きめぇ丸、登壇してマイクの前に立つ。 「皆さん、お疲れ様でした」 「お疲れー」 「大変でしたね。まさか開始2分後にバスで吐いた人が現れるとは」 「早っ! どんだけ乗り物に弱いんだよ」 「さらに、そこから始まったもらいゲロにより、全生徒の75%が吐くことになりました」 「マジで?! 災難だったな、お前ら」 「今後、私ものっけから吐くことは控えます」 「発端はお前かよ!」 「いやぁ、昨晩飲み過ぎましてね」 「乗り物酔いですらねーのか! 同情の余地がねぇ!」 「まあ、こんな感じで、幸先のいいスタートを切った遠足ですが、」 「何も良くねーだろ。最悪の幕開けだろ」 「行き先がゲリラ豪雨で立ち入り禁止になってしまいました」 「災難続きだな!」 「ですので、急きょ、海外旅行に切り替えました」 「日帰りで?!」 「船旅は楽しいものでしたね」 「どんだけ高速の船だよ! マッハ超えてんのか」 「到着してからは、一丸となってボランティア活動しましたね」 「へー、みんな偉いなー」 「カンボジアでの地雷撤去」 「危ねーッ!!」 「その後、ソマリアで海賊退治に勤しみました」 「ヤバ過ぎる!! ボランティアってレベルじゃねーぞ!!」」 「ワンピース気分を味わえましたね」 「そんなお楽しみイベントじゃないだろ。海賊王どころか海の藻屑になるだろ、普通」 「そんな経験を積んで皆さんは、確実に一皮剥けたと思います」 「生きて帰れただけで歴戦の兵士並だな」 「みなさんのバナナはまだ剥けてませんけどね」 「お前は成長してねーな!」 「では、最後に一言」 「またか、〆の台詞」 「皆さん──家に帰るまでもなく、遠足ですよ」 「意味わかんねぇよ!」 どうもありがとうございました。
https://w.atwiki.jp/suka-dqgaesi/pages/994.html
392 名無しさん@HOME 2008/01/01(火) 20 30 41 0 新年、きっと私が一発目と思ってたけど皆苦労してる… トメは超良トメ、娘も嫁も分け隔てなく、いつもかわいがって おしゃべりしてると時間を忘れちゃう、娘以上に仲が良い親子。 ……ってのがセルフイメージ。 本当は間逆で口癖は 「嫁子ちゃんとは本当の親子だって思ってるの」、 だけど実際は言わずもがな、事ある事に呼び出してはくだらない用事を押し付け、 正月は正月でかわいいコトメちゃんとコトメ子ちゃんのためと、 家族でのんびり過ごす為の家政婦扱い。 育児をしながら働くかわいそうなコトメちゃんは実家でのんびり、 私は自分の実家にも行かせてもらえずにおさんどん、 夜は夜でコトメが子供置いて遊びに行くのでお守り。 皆で私の掃除した家で、私の作った料理を食べ、 私に後片付けと子供を任せて初詣です。 トメは論外としても、コトメは元々ちゃんとした子だったし、 この状況を最初は恐縮して断られてた。 それをやってあげてたのはエネmeで、トメも夫も私がつけあがらせたと気がつく。 今年は何だかんだと掃除もおせちも拒否、 トメ発狂して「一体何のつもりなの!!」と言われ、夫にも何やら言われ聞き流して迎えた正月。 超不機嫌の夫とトメ、 「こんなものしか用意できなかったわよ、ったく! 新年だってのに空気悪くて、はぁー気持ち悪い!」 「うわ、何コレ。スーパーとか?あーあ年越しだっつーのに」。 コトメ夫婦到着、早速コトメに嫌味ぶちまけるトメ、困ったような顔するコトメ。 夕方、夜は夫婦でカウントダウンに行ってくるわ、と楽しそうに語るコトメ、 そして「私は実家に行ってまいりますので」と立ち上がると、 夫もトメも信じられない様な顔で発狂!! 393 名無しさん@HOME 2008/01/01(火) 20 31 48 0 「あんた嫁の癖に何考えてるの!実家ってどういう事!」 しらっとした顔で「あらいけません?」 「悪いに決まってるでしょう!!」 掃除もしない料理もしない正月に勝手に実家に帰る、コレは一体何事ですか!って。 コトメは「え…子供預かってもらおうと思ってたのに…楽しみにしてて…」 夫「おい、お前無責任だぞ!」 ぶちきれましたw 「はあ?私がいつ子供預かる約束してたあ? 大体あんたもばあちゃんも居るのに、どうして私なの?」 トメもうビックリした顔で「嫁なのに」を連呼、 「コトメさんも嫁なのに毎年毎年ここに入り浸ってますよね?」 「それとコレと話が違うわよ!」 「どう違うのか私が説明しましょうか? コトメちゃんはあてくしの大事なかわいいムチュメ、 私は生かすも殺すも、こき使うのも苛めるのも自由な息子の嫁の他人の子だから」 ポカーーンとしてました。 無意識だったからはっきり言われないと分からなかったのかな? 「もう私この家の奴隷はうんざりですよ。 そのくせ外面よくって何が「嫁はうちの娘」ですか。鼻で笑うわw 本音で「あんなクソ女使うだけ使ってやるよ」って言ってくれたらむしろ納得できたし、 裏表ない人なんだな、って思うんだけどなw」 395 名無しさん@HOME 2008/01/01(火) 20 33 08 0 「待ってちょうだい、私そんな事本当に思ったこともないわ!誤解よ!」 「そうだぞ、お前は何だ、俺のお袋をそんな目で見てたのか!」 「分かりました。私とコトメさんは同等の扱いを受けてるんですね。 じゃあなおさら帰ります。コトメさんと同じ様に実家で上げ膳据え膳、 朝寝坊して布団の上げ下ろしもせず、夜は毎晩友達と遊びに行きます。 コトメさんが良くて私がダメじゃ不公平よねwwwww」 夫、ここでは強いけど家に帰ると弱いんです。 実家で亭主関白をすると、気分がいいようでトメもご機嫌になるからw 格下の嫁が大事なムチュコタンにたてつくなんてとんでもない事ですからねw そして夫オロオロ、「待ってよ、ちょっと、そんな困らせないでよー」と泣き付き、 コトメは「私甘えすぎててごめんなさい!」と涙目。 コトメ夫が「だから言っただろう!いくらお母さんが言ってるからってお前調子に乗りすぎだ!」 トメ「まっ!あなたまで!」 コトメの実家帰省はトメがコトメ夫にねじ込んで実現してるもの。 「うちの大事なムチュメタンを実家に帰さないなんて! 夫実家にばっかり行ってたらムチュメタンが休めないわ!」 もうグチャグチャになったので、とりあえず 「私は帰るから、とにかく私の為に3が日位は休ませてね。 私のためを思うなら絶対に迎えに来ないで。 もし来たら、それは自己満足であって私に迷惑をかけることだってわかってね」 と言って今実家。 やっちまったのはいいし満足してるんだけど、 今後の事考えると頭痛いのよね… 結論、エネmeは普通の人間も狂わせる… とはいえ二人ともあのトメの子供だから油断出来ないけどw 次のお話→484
https://w.atwiki.jp/seizade801/pages/286.html
「とにかく中で電気つけちゃだめだからね。勝手にやったら僕、怒るからね」 となりで水瓶が肩をすくめているのがわかる。最終的にはいつも山羊の側が許されるのだ。 大人なんてたまにどうしようもなく馬鹿なのに、自分ばかりが許されている気がして、山羊は 自分の子供っぽさも時々いやだった。 川田での生活もだんだん慣れてきて、山羊は乙女の待つ家に帰ると夕食も風呂も早めに 済ませて布団に入った。明日のことを考えるとわくわくしてしばらく寝付けなかったものの、 派手に寝返りをうっているうちにうまく体が冷えたのかたくさんの夢にみまわれる。 夢の中ではバッタやキリギリスや蝶やクモが人間みたいに喋っていた。山羊自身も何かの 虫になって空を飛んだりする。いつのまにかあの暗い通路の中に迷い込んで、一生懸命出口 を探したまま夢が暗転していった。 * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * 先日のねのと参りのネタですが、 180氏のおっしゃるとおり 実際に体験できる場所が全国に何箇所かあります(神道ではなく仏教ですが……)。 シリーズの最後にでも追記しようかと思っていましたがここで。 体験された方のレスをいただけて嬉しいです! 川田地方も実際にはそば名物の某所がモチーフになっております。 ご存知のかたはこっそりニヤニヤしていただければ幸いです。 続き・ことり池攻略 やぎの夏休みメニューへ
https://w.atwiki.jp/tanpoko/pages/44.html
掲載単行本:リトルコンサート 初出:書き下ろし ページ数:16 シリーズ:リトル・コンサート 粗筋:近未来のアメリカ。木星艦隊に勤務するロケット・マンのマーティンを待つギリアンと3人の子どもたちに、マーティンが事故で重傷を負い、サイボーグになったという連絡が入る。人の姿とはあまりに異質なサイボーグの家族には無条件で別れるという選択肢が与えられていた。しかしギリアンは変わらずに彼を受け入れ、3人の子どもたちにも言い聞かせる。3人は別々の条件でマーティンとギリアンの養子になった孤児たちだったのだ。ギリアンのために家に帰るマーティン、年長のジェニファとジェミーは母との約束どおり父に変わらぬ態度で接するがいちばん下のジョッシュはマーティンの姿に戸惑い、けれどその腕の中に飛び込んでいくのだった。 キャラクター:マーティン、ギリアン、ジェニファ、ジェミー、ジョッシュ、マーティンの上司、カメラ屋の女主人 関連作品:たんぽぽクレーター、火星に捧げるデュエット、火星地図のシーズン、ものまね鳥シンフォニー、小さき花や小さき花びら、空の上のアレン 備考:「メモリー」登場の電子人形ではなくサイボーグが登場しているので一連のサイボーグの登場した作品を全部関連作品に挙げてみたのは無理矢理というものか? 登場人物間のつながりはなし。「空の上のアレン」にアラバマスペースロケットセンターが登場。「たんぽぽクレーター」に木星開発事業団が出るのでそのあいだの話と見なせるかも。
https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/3274.html
ときのおわり【登録タグ NexTone管理曲 kous と 初音ミク 曲】 作詞:kous 作曲:kous 編曲:kous 唄:初音ミク 曲紹介 印象的な音色が選択されている。 歌詞 (PIAPROより転載) あの日君と僕は 此処で何を誓ったの? 空みたらいつもよりも晴れた夜空 いつものとこ また 会おうね さよならして家に帰る でもほんとは言わなきゃいけない 『さよなら』 きみのこと 嫌いな訳じゃない 少しだけ君から離れてみたかっただけ いつもと違う僕の仕草に気がついていれば さよならしなくても良かった 君の事は忘れないよ いつまでたってもココロの中に 嘘で塗り固めた僕の気持ちを打ち明けるよ でもほんとはまだ躊躇ってる 『バイバイ』 別れ際 君が泣くから あと少しだけそばに居てあげるから 籠の中の鳥みたい そんなに縛り付けたい? 分かってくれないから 終わりにしよう 忘れないから いつまでたっても ココロの中に… コメント これ、あまり有名じゃないみたいだけど好きなんだよな・・・ -- 名無しさん (2009-11-15 10 34 52) 私も。時々すごく聴きたくなって、定期的に聴いてる。森とか湖の底にいるような…。そんな心地になる。kousさんの曲は音がきもちよくてどの曲大好き。 -- 名無しさん (2010-03-08 17 05 29) 僕の気持ちを打ち明けるよの部分、僕のこの気持ちを打ち明けるよじゃないですか? -- 名無しさん (2012-02-27 20 51 32) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/mioritsu/pages/503.html
澪視点 「んっ・・律・・」 ほんとは、こんなことしちゃいけないの、分かってる。 でも、思いを伝えないで側に居るには、こうするしかないんだ。 「はっ・・・あ・・」 何時も言い訳。でも、そう考えていないと、壊れてしまう。 止まらない欲望と、それを押さえつける理性で、ぐちゃぐちゃになる。 自分で自分を慰めることで、なんとか保っているなんて。 ・・・我ながら、どうしようもない。 「り・・・つ・・・りつっ・・・!」 ぼーっとした頭で天井を見上げる。 「ほんとに、どうしようもないな」 律視点 見てはいけないものを、見てしまった。 澪は、私に隠し事なんて、しないと思ってた。 なんつー、子ども染みた考えだろ。 私が見ていたなんて、澪にバレたら大変な事になる。 そっとドアから離れて、家に帰る。 着替えもせず、そのままベッドに倒れこみ、さっき見たものを思いだす。 「わたしの名前を、呼んで『して』いたってことは、つまり、そういうこと、だよな」 顔が熱くなるのがわかる、きっと真っ赤だ。 澪は、私のことが、好き?・・そういう、意味で。 私は澪のこと、そういうふうに見たこと、ないし。 でも。さっきの行為を見て、恐怖や、嫌悪感なんて、なかった。 ・・・それどころか、胸の奥が疼く気すら、した。 この思いがなんなのか、わかんない。なんなんだよ、これ。 こんなの、どうしたらいいんだよ。 おわる。 名前 コメント