約 1,297,075 件
https://w.atwiki.jp/oyatu1/pages/194.html
「あんたさあ、私達以外にリアルの友達って居たことあるの?」 「えっ」 それまでもきゅもきゅとコロネを貪っていたこなたが、びくっとその動きを止めた。 「? ちょ、ちょっとこなた……?」 「…………」 何気ない一言のつもりだった。 飄々としたこなたのこと、どうせ何かしらのネタで返してくるに違いない…… かがみはそう思っていた。 「………うっ」 こなたが嗚咽を漏らすまでは。 「!? こ、こなた!?」 予想外の展開に、かがみは動揺した。 「……えぐっ、うっ……」 こなたは泣いていた。 小さな肩を震わせ、ぽろぽろと涙を零していた。 「あ、あっと、えっと……」 困惑し、狼狽するかがみ。 どうすればいい? 否、頭ではわかっていた。 このいたいけな少女を泣かしたのは他でもない自分なのだ。 今すぐにでも、自分は心の底から謝罪をしなければならない。 しかし、それを伝える言葉が浮かんでこない。 ごめんなさい? 悪かったわ? 冗談だったのよ? 違う、違う、違う。 そんな言葉じゃないんだ。 今眼前ですすり泣いている親友に向けるべきものは、そんな言葉じゃなくて―― 気が付くと、かがみはこなたを抱きしめていた。 「……かがみ……?」 ふと顔を上げ、きょとんとするこなた。 「…………」 かがみは何も言わず、黙ってこなたを抱きしめる。 ぎゅっと、強く。 「……かがみ……」 こなたの表情が和らいでいく。 「……ごめんね」 「ううん」 「ごめん……」 「もういいよ、かがみ」 こなたは笑った。 すっかり、涙は枯れていた。 あの頃の自分。 泣いてばかりいた自分。 そんな自分も、今度こんな風に抱きしめてやろうと、こなたは思った。 コメントフォーム 名前 コメント oh...sogood -- 名無しさん (2024-03-07 23 41 50) GJ! -- 名無しさん (2022-12-18 11 35 21) 完全なギャグかと思ったら、意外と真面目な話だったな。 -- 名無しさん (2012-11-23 10 49 44) 口を尖らせて涙をこらえるこなたを想像すると 萌え死にそう -- 名無しさん (2011-10-23 18 25 41) えと・・んと・・ -- 名無しさん (2010-01-15 22 20 38) いやいや、俺の嫁。 -- 名無しさん (2010-01-15 07 12 35) こなたは俺の嫁 -- 名無しさん (2009-12-07 19 56 20) ★★★★★ -- マヨラ (2008-10-05 02 52 30)
https://w.atwiki.jp/tera0c_0/pages/13.html
ごろごろカミル入手までの流れ 風と雲を追ってレコード達成で獲得。 風と雲を追っては 大空を抱きしめて いにしえの碑石を探して(探検の魅力1/探検の魅力2) の2つのレコード達成で獲得。 大空を抱きしめて 各街に訪問で達成。 ・三日月村 ・伐採者の村 ・ポポリオン ・ポラ・エリーヌ ・サボテン村 ・砂境の休憩地 ・荒凪古港 ・キャスタニカ ・アカルム ・トリア ・トラリオン ・開拓民の村 ・ニュー・エレノン ・コールドロック ・アジス研究所 ・ドラゴンフォール ・希望の村 ・妖精の安息地 ・カンストリア ・ティルカイ補給所 ・連合軍指揮所 いにしえの碑石を探して 探検の魅力1 ↓の3箇所をまわり各レコードを獲得。 魔女が棲む城 ポラ・エリーヌから狩場移動魔法石で魔女の城まで。 城入り口右側にあります。 砂風の丘 砂境の休憩地から狩場移動魔法石で巨人の廃都の中央、調査基地まで。 そこからは自力で走り、中型がいっぱいいるところまで行く。 雪原の古城 アカルムから歩いてすぐの悪霊の古城入り口へ。 入り口の手前にあります。 これで探検の魅力1が達成。 探検の魅力2 ↓の3箇所をまわり各レコードを獲得。 蒼跡の錆谷へ・・・ アジス研究所から狩場移動魔法石で一番近場の蒼跡調査野営地へ。 そこから右の橋?の方へ。 シカンダリたちの神殿 ドラゴンフォールから狩場移動魔法石でアメナ・クアトラの崩落した橋の野営地へ。 神殿の方に行き、神殿に向かって左側の通路?の一番奥にあります。 悲痛の橋で・・・ 恐怖ID前へ。入り口手前にあります。 これで探検の魅力2が達成。 以上間違い等なければTERA内メールでごろごろカミルが届きます。
https://w.atwiki.jp/bemanilyrics/pages/2065.html
Anelis/猫叉Master feat.ATSUMI UEDA 曖昧な知識で きみを抱きしめていた それも心地いいと 優しくそばにいてくれた 薄く蒼い大きな瞳 ボクを虜にした どこにもいかないで 始まりは終わりを連れてくるけど 関係ないと思ってた 握っていた 手は 風に溶けていく ここに居たはずの きみは もう いない ねえ ボクらの世界 飛び越してみたら 涙が からり 枯れて弾けた きらり と 舞う笑顔がほら 美しい・・ さよならまたね 手を振るきみは 今までで一番優しかったよ 強くなるから また 逢いにきて Long Ver. 遠くない昨日に 寄りかかって目を閉じた 相変わらずな空想 ボクを楽しませる 引き裂く黒い蔭は 当たり前な未来を 連れ去っていくんだ 太陽はいつもと変わらないから 少し遠くをのぞきに行こう 信じた虹のむこう そこに居るはずの きみは もう いない ねえ ボクらの世界 追い越してみたら 涙が ゆらり 揺れて弾けた きらり と 舞う雫がほら 美しい... さよならまたね 手を振るきみは 今までで一番綺麗だったよ 忘れないでね また 逢えるよね 曖昧な知識で きみを抱きしめていた それも心地いいと 優しくそばにいてくれた 薄く蒼い大きな瞳 ボクを虜にした どこにもいかないで 始まりは終わりを連れてくるけど 関係ないと思ってた 握っていた 手は 風に溶けていく ここに居たはずの きみは もう いない ねえ ボクらの世界 飛び越してみたら 涙が からり 枯れて弾けた きらり と 舞う笑顔がほら 美しい・・ さよならまたね 手を振るきみは 今までで一番優しかったよ 強くなるから また 逢いにきて blue,,,white,,,green,,,yellow,,, ふわり昇って行く ゆっくりゆっくりと,,, その時何を思う? ねえ ボクらの世界 追い越してみたら 涙が ゆらり 揺れて弾けた きらり と 舞う雫がほら 美しい... さよならまたね 手を振るきみは 今までで一番綺麗だったよ 忘れないでね また 逢おうね
https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/61060.html
【検索用 わんうぇいちけっと 登録タグ 2011年 UTAU わ 右投左打 曲 曲わ 重音テト】 + 目次 目次 曲紹介 歌詞 コメント 作詞:右投左打 作曲:右投左打 編曲:右投左打 唄:重音テト 曲紹介 曲名:『ワンウェイチケット』 歌詞 君の声が聞きたかった 心の中知りたかった 僕は今も君の目に まだ君の言葉 囚われてる 過ぎ行く日々は淡い記憶 遠く遠くに押し流して 忘れさせる そう思ってた だけど色あせないあの夏の日 君を追いかけてさ すべて投げ捨ててさ 空にはばたく 片道チケットを 僕は握り締めて そのまま日々が過ぎて 君はどこかへ 旅立ってしまった 折り方も忘れていた 二人投げた紙飛行機 上手に飛ばした君は ただ遠い空を見つめていた 僕らいつのまにか大人になり いくつもの季節越えていた 交わした約束果たされず 何度も呼びかけるあの夏の日 君を抱きしめてさ ぎゅっと抱きしめてさ 縋ればよかった 「どこにもいかないで」 かりそめの別れと 僕は思い込んだ 僕は知っていた 君にもう逢えない 君を追いかけてさ すべて投げ捨ててさ 空にはばたく 「好き」という言葉が いまだに胸の中で 心を削り取ってく それでもいつかは 前に進まなくちゃ 大事に握り締めて くちゃくちゃになったままの どこにも行けない 片道チケットを 僕は破り捨てた 空に舞い散らした 僕は知っていた 手を伸ばしても届きはしない 君にもう逢えない コメント 名前 コメント コメントを書き込む際の注意 コメント欄は匿名で使用できる性質上、荒れやすいので、 以下の条件に該当するようなコメントは削除されることがあります。 コメントする際は、絶対に目を通してください。 暴力的、または卑猥な表現・差別用語(Wiki利用者に著しく不快感を与えるような表現) 特定の個人・団体の宣伝または批判 (曲紹介ページにおいて)歌詞の独自解釈を展開するコメント、いわゆる“解釈コメ” 長すぎるコメント 『歌ってみた』系動画や、歌い手に関する話題 「カラオケで歌えた」「学校で流れた」などの曲に直接関係しない、本来日記に書くようなコメント カラオケ化、カラオケ配信等の話題 同一人物によると判断される連続・大量コメント Wikiの保守管理は有志によって行われています。 Wikiを気持ちよく利用するためにも、上記の注意事項は守って頂くようにお願いします。
https://w.atwiki.jp/suiginto/pages/91.html
1 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。: :2007/11/19(月) 21 41 36.48 ID hc9sSSlP0 水銀燈「もう、今日はキスしてあげないんだからぁ」 ぶちゅううううううううう 俺「だって、ニンニク美味しいし」 水銀燈「それもそうね。でも、もう今日はキスしたげないからね」 ぶちゅうううう ちゅっちゅっちゅううううう 俺「リンゴ食ってくるわ」 水銀燈「ウサギさんにしてねぇ」 ちゅーちゅっちゅっちゅー 7 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。: :2007/11/19(月) 21 45 06.12 ID hc9sSSlP0 俺「エンピツでトーテムポール作ったよー」 水銀燈「あら、以外に器用なのね」 俺「ぐふふふ、夜の指使いにも器用を起用しちゃってるよ!」 チュッ! 水銀燈「ところで、リンゴはまだなのぉ?」 俺「ごめんごめん、忘れてたよ。もう、今日はニンニク臭いままチュッチュしようぜ」 ちゅーちゅっちゅっちゅー 水銀燈「やぁよ、おばかさん」 ぶちゅーちゅぱあ 14 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。: :2007/11/19(月) 21 49 37.46 ID hc9sSSlP0 水銀燈「それじゃあ、寝るわぁ。あんたも早く寝なさいよ」 俺「うん、おやすみ」 シコシコシコシコシコ ガチャ! 俺「うおぉあああ!??!」 どびゅるうぅううううおおぁあああ 水銀燈「鞄の中がニンニク臭いわぁ……」 俺「ニンニクならしょうがないなー。今日は俺と一緒に寝ようぜ」 水銀燈「やぁよ、なんか生臭いもの……」 ちゅーちゅっちゅっちゅー 水銀燈「もう、寝れないじゃない……」 俺「まあ、公害と思って諦めなよ」 チュッ! 18 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。: :2007/11/19(月) 21 54 50.68 ID hc9sSSlP0 俺「なるほど、俺にキスを迫られたらこんな風に見えるのか。鏡便利すぎだな……」 俺「……もっと、ぎりぎりまで……あと、少し……」 チュッ 水銀燈「もぉ、お出迎えのキスのつもりぃ?」 俺「ふふ、本番はこれからさ」 ちゅーちゅぱちゅぱ 水銀燈「それより、ガスの元栓しめたかしらぁ」 俺「僕の愛の元栓は開きっぱなしだけどね」 水銀燈「いいから、見てきなさいよ」 俺「……閉まってたよ」 水銀燈「そう」 俺「……」 水銀燈「……」 ちゅっ! 水銀燈「あっ、窓の鍵あけて──ちょ、だか…窓ッ」 ちゅぱちゅぱちゅうううぺろぺろぺろ 20 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。: :2007/11/19(月) 22 00 45.69 ID hc9sSSlP0 俺「ぐうぅう!!」 水銀燈「あら、どうしたのぉ? 苦しそうねぇ」 俺「がっ、か、かこきゅ、う」 水銀燈「加呼吸ぅ? 死にゃしないわよ。ところで、エンピツの削りカスってカツオブシだったら、素敵だと思わない?」 俺「か、かつ、げっ」 水銀燈「エンピツ齧る癖がある人は一度で二度美味しいわぁ」 俺「がっ、ぜ、ぜ」 水銀燈「もう、ちゃんと聞いてるの?……しょうがないわねぇ、私のパンツで呼吸整えなさぁい」 俺「これだから水銀燈の事好きだよ」 水銀燈「私はあんたの事嫌いよ」 俺「え……」 水銀燈「なーんてね、うっそっよ」 チュッ ちゅっ、ちゅっちゅー 24 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。: :2007/11/19(月) 22 03 59.30 ID hc9sSSlP0 水銀燈「ちょっとぉ、あんた納豆食べたでしょ?」 ちゅっ 俺「お昼ごはんは二人とも納豆じゃないか」 ちゅぱ、てろーん 水銀燈「それもそうね……」 ちゅっちゅっちゅー 水銀燈「もうっ! ねばねばして気持ち悪いじゃない! 歯磨いてきなさいよっ!」 俺「それもそうだな」 ちゅっ! バチーン☆ 俺「いてて」 チュッ! 水銀燈「もう、しらないんだから」 ちゅっちゅっちゅーちゅぱぱぱぱぱぱぱ 26 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。: :2007/11/19(月) 22 13 10.08 ID hc9sSSlP0 俺「なんだって!? 水銀燈に飴を口移さないと世界が崩壊してしまうだと?!!」 水銀燈「……」 俺「なにぃ!? 移してる最中にわざと飴玉を胸の谷間に落として追撃ミッションも追加だと!? ジーザス!」 水銀燈「……」 俺「はっ! こんな所に偶然マルタマで買っておいたチェルシー(ヨーグルト味)があるじゃないか!」 水銀燈「……」 俺「水銀燈──世界、いや、二人の将来の為だ……いくよ」 水銀燈「……お母さん、泣いてるわよぉ?」 俺「……」 水銀燈「……」 俺「もう、寝るわ……」 水銀燈「あっ、あれ?」 27 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。: :2007/11/19(月) 22 15 23.55 ID hc9sSSlP0 …… 水銀燈「な、なんですってぇー胸元に偶然落ちた飴玉を口で拾ってもらわないとーお父様に会えないですってぇー」 水銀燈「ど、どうしましょぉー困ったわぁー」 …… 水銀燈「……私も、寝るわぁ」 チュッ! 俺「なんつってね! 水銀燈は可愛いなー」 水銀燈「も、もぉー! なによなによなによぉー知らないんだからぁ」 俺「ふふふ、それじゃあ飴を追撃しちゃうぞ」 ちゅっちゅっちゅー 水銀燈「そんなに慌てなくてもぉ、飴は逃げていかないわよぉ」 俺「むむ! 飴が深度を下げていくだと!? ミクロの決死でミクロは決死!」 ちゅっちゅっちゅーちゅぱーてろてろてろ 水銀燈「もう、甘えん坊さんねぇ」 チュッ 29 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。: :2007/11/19(月) 22 21 06.01 ID hc9sSSlP0 俺「水銀燈! 凄い事を思いついたよ!」 水銀燈「なぁにぃ?」 俺「俺が水銀燈のおしっこを飲んで、水銀燈が俺のおしっこを飲めば、水道局からマークされるプロ市民になれるんだぜ!?」 水銀燈「ふぅーん? 何のメリットがあるのぉ?」 俺「浮いたお金でヤクルトとか色々買えるよ」 水銀燈「あら、素敵じゃない」 俺「だろー? あっ、ちょとオシッコしてくるわ」 水銀燈「待ちなさいよ」 俺「え?」 水銀燈「ほら、出しなさいよ」 俺「え、ちょ、いや、あの……」 ちゅうううううううううううううううう 俺「……あたい、汚されちゃった……」 水銀燈「あら、今度は私が催しちゃったわぁ」 俺「! 俺の口に、さあ!」 水銀燈「はぁ? あんた馬鹿じゃないのぉ?」 俺「馬鹿で結構こけこっこう!」 ちゅうううううううううううちゅぱちゅぱぱぱちゅぱあ 31 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。: :2007/11/19(月) 22 26 36.75 ID hc9sSSlP0 水銀燈「あら、バスローブじゃなぁい」 俺「誕生日プレゼントで貰ったんだ」 水銀燈「ふーん」 俺「……」 水銀燈「……」 俺「……着てみる?」 水銀燈「着ないわよ」 俺「だよね」 水銀燈「あら、スクール水着じゃなぁい」 チュッチュッチュ! 水銀燈「分ったわよ……」 俺「やったぁ!」 水銀燈「そのかわり、アンタはこのブルマを穿きなさいよぉ?」 俺「望むところだ!」 チュッ! チュッチュッチュ! 33 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。: :2007/11/19(月) 22 29 21.37 ID hc9sSSlP0 俺「なんか、口が唾液臭いわ……」 水銀燈「私は薔薇乙女だから、そういう臭いはブロックされるのよ」 俺「ふーん?」 水銀燈「本当なんだからぁ」 カチャカチャ ジージジ ポロン☆ 水銀燈「くさっ」 俺「ほらな、ほらな!?」 35 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。: :2007/11/19(月) 22 33 56.56 ID hc9sSSlP0 俺「ファック! 箱○のゴールドメンバシップカード注文間違えて、ヘッドセットなし買っちまったじゃないか!」 水銀燈「あら、それがないと、何か問題があるのぉ?」 俺「オンラインで声を使った会話が出来ないんだ」 水銀燈「なら、オフで私と会話すればいいじゃなぁい」 俺「天才だな! よし、さっそくオンの荒波に揉まれてこようぜ!」 ヴィイイイインン チュッ キュキュキュ チュチュチュチュチュパー! 俺「援護してくれ!」 水銀燈「やぁよ」 俺「……」 水銀燈「……なによ」 ちゅっ 36 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。: :2007/11/19(月) 22 43 07.76 ID hc9sSSlP0 水銀燈「なあ」 俺「なぁに?」 水銀燈「ヤクルトないの?」 俺「なかったと思うけどぉ……」 水銀燈「使えないな」 俺「あなたがガブガブ飲むからじゃなぁい」 水銀燈「……」 俺「……なんだよ、そこで『チュッ』だろ」 水銀燈「……だってぇ」 ちゅっ 水銀燈「もぉー!」 ちゅっちゅっちゅー 宅配便「こんどうさーん宅配便でーす」 俺「あらぁ、なにかしらぁ」 宅配便「うほっ!」 俺「あ、ここにハンコですね」 宅配便「あ、はい……ありがとうございました」 俺「水銀燈、口臭消しの薬が届いたぜ! な、なんで捨てるんだよ! シンジ君よりサルベージ不可能だぞこれ!」 水銀燈「……ろーぜんめいでんわぁ……そういうの、ないからぁ……」 俺「良く聞こえないよ」 チュッ! ガチ! 俺「いてて……」 ちゅっちゅっちゅ! ちゅー!ちゅっちゅっちゅうう! 38 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。: :2007/11/19(月) 22 49 16.80 ID hc9sSSlP0 俺「水銀燈。俺の息子にちゅっちゅしてくれ!」 水銀燈「なら私の娘にも、ちゅっちゅしなさいよぉ」 俺「つまり、俺たちの息子と娘をちゅっちゅさせたら……?」 水銀燈「……」 俺「どう思う? 水銀燈」 水銀燈「不潔」 俺「え?」 水銀燈「そんな下ネタ言う人だとは、思わなかったわぁ……」 俺「……」 水銀燈「冗談よ」 ちゅっ 俺「もー! じゃあ、息子と娘の感動のご対面といきますか!」 水銀燈「……」 俺「……」 ち バチーン☆ミミ 37 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。: :2007/11/19(月) 22 46 02.89 ID dsNvtZcV0 箱○で忙しかったんじゃないのか 39 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。: :2007/11/19(月) 22 49 46.63 ID hc9sSSlP0 ACEまでクリアしたよ! 40 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。: :2007/11/19(月) 22 51 03.35 ID 2Cq6TlIDO まーくん……ではないようだな 41 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。: :2007/11/19(月) 22 55 52.07 ID hc9sSSlP0 / ̄ ̄ ヽ, r、r.rヽ / ', r |_,|_,|_,| {0} /¨`ヽ {-} ふむふむ・・・なゅほどなゅほど・・・ |_,|_,|_,|_,|l ヽ._.ノ ' |_,|_,|_人 (^ i`ー'′ ', | ) ヽノ | ', | `".`´ ノ 入_ノ \_/ / / / ̄ ̄ ヽ, r、r.rヽ / ', r |_,|_,|_,| {0} /¨`ヽ {0} で?っていゅ |_,|_,|_,|_,|l ヽ._.ノ ' |_,|_,|_人 (^ i `ー'´ ', | ) ヽノ | ', | `".`´ ノ 入_ノ \_/ 44 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。: :2007/11/19(月) 23 10 10.20 ID hc9sSSlP0 水銀燈「どうしたの?」 俺「誰も悲しむ事が無い世界にしたい」 水銀燈「なんでそう思うの?」 俺「皆が幸せなら、僕達も幸せで居られるから」 水銀燈「私達だけ、幸せじゃ駄目なの?」 俺「分らない」 水銀燈「なら、世界の前に私を悲しませない男になってねぇ?」 俺「うん」 水銀燈「ほら、いつもみたいにしなさいよ……」 俺「何を?」 水銀燈「だからぁ」 ちゅっ 俺「冗談だよ」 水銀燈「もう、知らない」 俺「僕は、ずっと君の事を知っておくね」 水銀燈「なにそれ? 日本語喋りなさいよ」 ちゅっちゅっちゅー 45 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。: :2007/11/19(月) 23 26 52.95 ID hc9sSSlP0 水銀燈「もういや、耐えられない。こんなお先真っ暗引篭もりニートと一緒に居ても、アリスにはなれないわぁ」 俺「ま、まってくれよん水銀燈!」 水銀燈「そういう喋り方も、全部、全部いらつくのよ! さよなら」 俺「でも、でもでも、家から出て行ったら、泊る所とか……」 水銀燈「病院パトロンンがいるのよ、じゃあね」 俺「水銀とおぉおおおおおおおおおお!!!!!」 47 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。: :2007/11/19(月) 23 34 09.19 ID hc9sSSlP0 20年後 秘書「2時から首相と会談が……」 俺「かまわん、待たせておけ」 秘書「は、はい……失礼します」 俺「ふぅ……あれから色々あったな…… もう、手に入れられないものは、何もない。ヤクルト400のパックが買えなかった時代が懐かしいよ。 だけど、ここには水銀燈が居ない……」 コンコン 俺「待たせておけと言ったはずだ!」 副社長「おやおや、怖い怖い」 俺「何の用だね」 副社長「先ほどの役員会で、あなたの退任が決定しました」 俺「ば、馬鹿な! この会社をここまで成長させたのは、この私なんだぞ!?」 副社長「それには、感謝していますよ。おい、連れて行け」 警備員「はい、喜んで! おい、こっちへ来い!」 副社長「それと、あなたの財産も没収します」 俺「そんな事が……ッ!」 首相「ねえ、これ噛む? これ噛む? アイボ? アイボ?」 秘書「いいえ負け犬だからって噛みませんよ」 俺「うわあああああああああああああああああ」 / / 49 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。: :2007/11/19(月) 23 XX XX.XX ID hc9sSSlP0 蛍光灯に錆を浮かび上がらせている、階段を私は上っていた。 またこのアパートに逆戻りか……。 20年前と同じアパート、同じ部屋が偶然空いていた。 ボロアパートは、ビンテージアパートへとクラスアップし、濡れた灰色のラブホテルの壁が、 手を伸ばしたら届く距離に建てられていた。 シリンダー錠を鍵穴に差込回すが手ごたえが無い。開けっ放しなのか? 白錆が滑り止め代わりのドアノブを捻り、扉を開くと、水銀燈が窓辺に座り、本を読んでいた。 水銀燈はこちらに気づいていないのか、薄暗い部屋の中、メイメイをスタンド代わりにページを捲る。 「水銀燈……」 思わず声が漏れる 声の方向に視線を持ち上げ、 「あら、遅かったのね。お帰りなさぁい」と水銀燈が言った。 「なんで、この部屋に?」 「あら、ここは私とあなたの部屋じゃない。それともなぁに? 私に出て行けっていうの?」 「いや、そうじゃない……そうじゃ、ないんだ……」 「ちょ、ちょっとぉ何泣いてんのよ」 涙が零れていた 「俺は、俺は……なんで、なんで僕は……」 「ほら、涙を拭きなさいよぉ。それに、泣いてたらキスしてあげないわよぉ?」 水銀燈が僕の頭を撫でながら言う。 「泣いてなくても、こんな加齢臭が漂うオッサンとなんか、キスしたくないだろ?」 「何言ってるのよ、泣いてるかと思えば、寝ぼけてるのぉ? 顔でも洗ってきなさいよ」 僕は洗面所の鏡に映った自分の姿に目を丸くした。 20年前と、同じ……? 僕は、入った時よりも部屋が明るくなっている事に気がついた。 窓を覆い隠していたラブホテルの壁がない。 何がどうなっているんだ? 50 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。: :2007/11/19(月) XX XX XX.XX ID hc9sSSlP0 「どうしたのよ、そんな所に突っ立って。暇ならリンゴでも切りなさいよ」 「ん、ああ……うさぎさん、だっけ?」 「なっ、別に、うさぎになんかしなくて、いいわよ……あなたが、どうしても兎にしたいってのなら、それでもいいけれどぉ……」 と水銀燈が左の壁を横目で見やりながら言う。 「ねえ、水銀燈」 「なによ」 「キス、しようよ」 「は、はぁ? 泣いたりリンゴだったり、あんた今日おかしいわよ? 熱でもあるんじゃないの?」 水銀燈が僕の額に小さな手の平を当てながら言った。 「分らない。愛してるよ水銀燈……ありがとう」 僕は額に置かれた水銀燈の手を掴み、体を引き寄せキスをした。 銀の橋がかかる。 「……なにが、ありがとうなのよ」 唾液に濡れた唇が言葉を紡ぐたびにぬらりと光る。 「愛してるとは何度も言ったけれど、ありがとうと言うのは、初めてだったから」 水銀燈は呆れたように浅く息を吐き、「くっさい男ねぇ」と言った。
https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/11702.html
【登録タグ N お菓子P なごみP 初音ミク 曲 鏡音リン】 作詞:たると 作曲:なごみP 編曲:なごみP 唄:初音ミク・鏡音リン 歌詞 (作者ブログより転載) 傷付いた心 折れた翼と 震えてるこの体を抱きしめてくれた君と 生きているって 感じたならば 限られた時の中で私は真実を知る どうしてここにいるのかなんて わからないけど 明日がある保証はないから 君が傍にいること 指先で感じる奇跡 もしも砕け散っても そのカケラ抱きしめて いつでも“人間=終わりへ向かうモノ”で 諦めないで立ち上がる Nightfall 例えば君が 泣いていたなら 今度は私が君の翼になって羽ばたく 闇から光 光から闇 限られた時の中で私は何を掴むの? さよならなんて言いたくないよ だけどその瞬間だけは笑顔でいたい 小さくなった鼓動 すぐ先で交わる視線 もしもいなくなっても 目を凝らし追いかけて 誰でもいつかは終わりを迎えるけど 諦めたらそこで終わる Nightfall 君が傍にいること 指先で感じる奇跡 もしも砕け散っても 最後まで輝いて いつでも“終わり=始まりへの道”だから 次もきっと出逢えるんだ Nightfall コメント 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/anime_wiki/pages/7180.html
■魔法のプリンセスミンキーモモ 新 脚本 52 ■関連タイトル 廉価版 EMOTION the Best 魔法のプリンセス ミンキーモモ -夢を抱きしめて- DVD-BOX 1
https://w.atwiki.jp/yuiazu/pages/1484.html
2年生の春。 期待に胸を膨らませて、私はあるものを待っていた。 「あの……」 「はい?」 「入部希望なんですけど……」 みんなの息をのむ音を聞きながら、体がぱっと熱くなっていくのを感じた。 「か、確保おおおぉ!」 「きゃあああぁ!」 それが、彼女との出会いだった。 中野梓ちゃん。 私の初めての部活で、初めての後輩。 先輩っていうちょっと照れ臭い地位になった私は、よくわからない嬉しさに浮かれていた。 漫画とかでよく先輩後輩の話があるけど、こんな感じなのかな? 何もかも初めてだけど、梓ちゃんの為にも先輩らしくしなくちゃ! ……とはいっても、急に変わることはできなかった。 いつものようにお茶していたら、梓ちゃんが怒っちゃった。 こんなの、軽音部の活動じゃない。やる気が感じられないって……。 確かにそうだ。こんな部活しているところなんて聞いたこともない。 でも、私達はこんな感じでやってきたからなぁ。 私達の軽音部のことを説明するけど、余計梓ちゃんを怒らせるだけだった。何とかなだめようとするけど、梓ちゃんの怒りは治まらない。 どうしよう……。このままじゃ、梓ちゃんもみんなも……。 ……よし! 「……ぎゅっ」 「……っ!?」 私は、とにかく先輩らしいことをしようと考えた結果、梓ちゃんを抱きしめてなだめることにした。 「いい子いい子~」 やっぱり小さい子をなだめるのはこれだよね。 ……あれ? 高校生って小さい子? まぁいいや。梓ちゃんの体気持ちいいしね。 「はぁ……」 しばらく撫でていると、梓ちゃんの力がふっと抜けて腕を優しく抱いてくれた。 それにちょっとびっくりしたけど、何だかそれも嬉しくって余計に抱きしめたくなった。 「……」 「……」 何だろう。とってもいい匂いがする……。 「……あの、唯さ~ん?」 「……何?」 遠くからりっちゃんの声がする。 「そろそろ放してもいいんじゃないかな~」 「……!?」 その声にハッとして、梓ちゃんが震えた。 「あ、ごめんね? 急に抱きしめちゃって」 「い、いえ……」 慌てて放すと、梓ちゃんが顔を赤くして許してくれた。 その顔に何故かどきっとしてしまった。 か、かわいい……。 次の日。 さわちゃんが何故かネコ耳を梓ちゃんにプレゼントした。 さわちゃんなりに後輩が早く馴染むようにと考えたらしいけど、真面目そうな梓ちゃんはお気に召さなかった様子。 でも、先輩ばかりで緊張していると思うし、こういうことから交流を深めていかないとね。 私達でネコ耳をつけて遊んでいると、梓ちゃんもしぶしぶ付けてくれた。 「おおおぉ……!」 黒猫の耳だったんだけど、黒髪の梓ちゃんには似合いすぎていた。 付けているのが当たり前なぐらいに頭に馴染んでいて、それでいてかわいい。 「梓ちゃんかわいい~!」 我慢できなくなった私は照れ気味な梓ちゃんを抱きしめて、頬ずりする。 照れる梓ちゃんは、小さな子猫のようで私の腕にすっぽりと収まる。 「に、にゃぁ……」 そして、この鳴き真似……。 かわいい。かわいすぎる。 「あだ名はあずにゃんで決定だね!」 あの姿を見てこの名前が思いつかないほうがおかしい。 天から下りてきたと思えるほど、彼女に完璧なあだ名。 私は、彼女をあずにゃんと呼ぼうと決めた。 それからというもの、私の日常は激変した。 彼女のことをあずにゃんと呼び、抱きつくのが日課のようになってしまった。 あずにゃんは最初は迷惑がっていたけど、なんだかんだいって私のことを受け止めてくれる。 それが嬉しくて仕方がなかった。 もう誰にも渡したくないぐらいかわいくて、愛しい。 あきらかに変なのはわかっているけど、どうにも止まらない。 あずにゃんの姿を見る度に、体を駆け巡る衝動は激しいのだ。 いつの間にか、あずにゃん分なんてよくわからないエネルギー源なんかも考えてしまった。 抱きつくことによって私の中に溜まっていく元気のもとのようなものだ。 そんなものあるわけないじゃん。そんなことはわかっています。 でも、あずにゃんを抱きしめると、確実に私の中に元気が溜まるのだ。 これをあずにゃん分と言わずして、何と言うのか。 これが無いと1日が始まった気がしないし、頑張っていこう! って気持ちになる。 こんなに私の生活を変えたあずにゃんはすごい。すごすぎる。 そんなある日。 移動教室の時だった。 たまたま2年生の教室前を通った時、クラスからこんな声が聞こえてきた。 「……梓ちゃんって可愛いよね」 「そうだよね。ファンクラブとか何でないんだろう」 誰かがあずにゃんの事を話している。 それを聞いて、自分のことのように嬉しくなる。やっぱり誰が見てもあずにゃんはかわいいよね。 「あんなにかわいかったら、彼氏とかいるのかもね」 「そりゃいるでしょう。絶対ほっとかないよ。あんなかわいい子」 それを聞いた時、すとんと何かが落ちていく気がした。 彼氏……? その単語に異常に反応してしまって、胸がドキドキと高鳴る。 あずにゃんに彼氏ができる……? 今まで考えたこともなかったけど、あずにゃんだって女の子だ。それでいて、かわいい。告白のひとつもあったかもしれない。 背筋が寒くなった。 何でこんなに嫌な気持ちになるんだろう。何でこんなに焦っているんだろう。 あずにゃんに彼氏ができる。 あずにゃんに彼氏ができる。 あずにゃんに彼氏ができる。 考えれば考えるほど嫌な気持ちに流れて、胸を締め付けていく。 私は、逃げる様にして授業に向かった。 あの話を聞いてからあずにゃんの姿を見ると何だか怖くなった。 私の知らないあずにゃんがあるかもしれないのだ。 それは当然のことだけど、何故か我慢できなかった。 彼氏がいて、キスの1つでもしたのだろうか。もしかしたらそれ以上だって……。 「そんなの、嫌だよ……!」 私にそんなことを言う権利は全く無い。 単なる我儘だ。 でも、この気持ちは嘘なんかじゃなくて、私の胸に居座り続けてちくちくと攻撃をしてくる。 こんな状態の私に、さらに追い打ちをかける出来事があった。 「やっほー」 いつものように部室に入ると、あずにゃんだけがいない。 「あれ? あずにゃんは?」 「あぁ、今日は用事があるから帰るってさ」 澪ちゃんがお茶を飲みながら言った。 「そうなんだ……」 あずにゃんが用事でいない……。大したことないはずなんだけど、それも何か嫌な予感がする。 「唯、梓がいなくて寂しいのかぁ?」 うりうり~とりっちゃんがお菓子を勧めながらからかう。 いつもなら笑って答えられるけど、今日はそうもいかなかった。 「しかし、梓ちゃんが来ないなんて珍しいわね」 「確かに今まで休んだことってなかった気がするな」 必死に落ち着こうとしているのに、澪ちゃん達が話していることにさらにドキドキする。 「もしかして、彼氏とか?」 「そんなことないもん!」 ……しまった。 そう思った時はもう遅くて、感情に任せて思い切り大きな声を出しちゃって、びくっとみんなが驚いた顔で固まっていた。 「あ……、ご、ごめんな。唯」 りっちゃんがとても戸惑った顔で私に謝った。 「……ごめん。今日は帰る」 「ゆ、唯……!」 私は、居た堪れない気分になってみんなが止めるのも聞かずに部室から出て行ってしまった。 「はぁ……」 昨日はあんなに叫んじゃって、何だか部活に行きづらいなぁ……。 どうしよう、帰っちゃおうかな……。 「……あれ?」 気がつくと、そこは部室のドアの前だった。 無意識のうちに来てしまったようだ。 「……」 ここまで来たら仕方ない。昨日のことを謝って許してもらえばいい。 勢いよくドアを開けると、すでに先客がいた。 「唯先輩、こんにちは」 「あずにゃん……」 他には誰もいない。 どうしよう。とっても気まずい。 「……どうしたんですか?」 「え? あぁ、いや……」 入口で固まっていると、あずにゃんが不思議がってきたので慌てて部室に入る。 「いや、昨日はすいませんでした」 「う、ううん。そんなことないよ」 本当はそんなことあります。何で昨日いなかったのか死ぬほど聞きたいです。 でも、聞けない。 聞くのが怖くて怖くて、怯えている。 「まだみなさん来てないですけど、練習しましょうか」 「うん……」 あずにゃんに言われるまま練習を始める。 その小さな背中を見つめていると、不安が胸を押しつぶそうとする。 ぎゅっ……。 「……あ、あの」 「……」 気がついたら、あずにゃんを後ろから抱きしめていた。 「ちょ、ちょっと、放してください。苦しいです……」 「……いや」 少し強く抱きしめ過ぎたかもしれないけど、私は力を緩めなかった。 「子どもですか……」 呆れたため息をつくあずにゃんだけど、そんなのお構いなしです。 ちょっとでいい。ちょっとでいいから、私のことを見ていて欲しい。 「もう、唯先輩、変ですよ?」 「……うん。そうだね」 「……どうかしたんですか?」 優しく私のことを放すと、あずにゃんが問いかける。 こんなこと言っていいのかわからないけど、言わずにはいられなかった。 「……私ね、最近苦しいの」 「苦しい?」 「……何だか、あずにゃんが遠くにいるようで不安なの」 こんなに近くにいるのに、手を伸ばせばすぐ捕まえられるのに……。 「私だって、おかしいってわかってはいるんだけどね。でも、どうしようもないの」 「どこにも行って欲しくない。ずっと私と一緒にいて欲しくなるの」 私は思いの丈を全て吐き出してしまった。それを、あずにゃんは時々相槌を打ちながら私の話を聞いてくれていた。 「……ごめんね。こんな自分勝手なこと言って」 こんなこと話して、絶対変だと思われた。嫌われたかもしれない。 もう、今までのようにはいかないんだろうなぁと考えてしまうと、悲しくなって涙がこぼれ出してきた。 「……私だって、自分勝手なこと前に言いましたよ」 「えっ……?」 そっと涙を拭うように頬を撫でると、あずにゃんは私を見つめて囁いた。 「……私の目の届く範囲にいてくださいって言いませんでした?」 「でも、あれは私が危なっかしいから……」 「それもそうなんですけど、何だか先輩が遠くに行っちゃうような気がして……嫌だったんです」 そ、それってどういうこと? よくわからずぽかーんとしていると、それに焦れたのか、あずにゃんがそっと私を抱きしめた。 「あっ……」 「唯先輩こそ、誰でも構わず抱きついたりして不安になるんですよ」 いつもは抱きついてばかりだけど、こうやって抱きしめられるのって初めてだ。 それでいて……、暖かい。 「ねぇ、あずにゃん」 「何ですか?」 「……しばらく、このままでいてくれる?」 「……いいですよ」 それからしばらく、あずにゃんは私のことを抱きしめてくれた。 「……ごめんね。あずにゃん」 「謝ることなんてないですよ」 落ち着いてきた私は、あずにゃんと一緒に座って話していた。 「私ね、わかったんだ」 「何がですか?」 今までずっと感じていたこと。言葉にしてみたらこんなにも簡単だったなんてね。 「私、あずにゃんのこと好きなんだ」 いつも言っている好きとは違う、もっともっと大切な”好き”。 ちょっとはあずにゃんに伝わったかな……。 「だから、あずにゃんとずっと一緒にいたいって思うの」 それを聞いて、あずにゃんは驚いていた。 無理もないよね。同性に好きだなんて言われたら誰だって驚く。 「こんな我儘なこと聞いてくれてありがとう。もう帰るね」 「ま、待ってください!」 帰ろうと……、いや、逃げ出そうとした私をあずにゃんが捕まえた。 「まだ、返事してないですよ……?」 肩を掴まれて向きを変えられると、あずにゃんと目が合った。 「私も、唯先輩のことが好きです」 一生懸命私を見つめて、あずにゃんが言ってくれた。 「本当……?」 「……本当ですよ」 夢のようだった。 あのあずにゃんが、私のことを好きだと言った。 たったこの二文字だけで私の心は暖かくなって、元気が湧いてくる。 「じゃあ、ずっとそばにいていいの?」 「だから……」 ふっと笑うと、あずにゃんが私を抱きしめた。 「私の目の届く範囲にいてください」 こんなことを言われたら、私にだってわかる。 「……いさせてもらいます」 愛しい気持ちに溢れながら、私はあずにゃんを抱きしめた。 END この空気好き -- (名無しさん) 2013-07-31 22 26 09 名前 感想/コメント: すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/wrtb/pages/10878.html
宮田哲朗 出演作品 Disney+映画:実写 レッサーパンダを抱きしめて:「私ときどきレッサーパンダ」メイキング映像
https://w.atwiki.jp/vocaloid_utattemita/pages/83.html
桜の季節 元曲動画URL 07/11/02投稿 歌ってみた動画 初音ミクの「桜の季節」を普通に歌ってみた もぐたん 07/11/13 『桜の季節』うたってみました。 りょう 07/11/15 桜の季節 歌ってみた【再録】 ぴより 07/11/25 桜の季節に歌ってみた 茶畑∴ 07/11/30 【野郎】桜の季節を歌ってみた【二人】 07/12/01 「桜の季節」を歌わせていただきました sonata 07/12/16 春を先取りして桜の季節を歌ってしまった。Ver.ASK ASK 07/12/24 桜の季節 を歌ってみた★ Milia Milia 08/01/01 桜の季節を歌い直してみた(リト) リト 08/01/08 【台湾】桜の季節を歌ってみた(のんびりで) 08/01/10 「桜の季節」を歌ってみた(ヒサ) ヒサ 08/01/10 名前 コメント