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スマホのgpsアプリで夫の浮気調査をする違法性や注意点。スマホのアプリ利用した亭主の浮気リサーチをやるメソッドや危険性。 配偶者の生活があやしくなって、浮気に感づき始めたときはとてつもなく残念ですよね。 急に、スマホをロックして置いておくようになり、密かに人とコンタクトを取るようになったり、残業が不規則に多くなったとき。 乙女としてのセンスとしては、端的な不貞の赤信号だとわかるのに、客観的な裏付けではないから正直に言わない。 自分がもらった贈り物でない女性向け商品の受取証が発見されたり、二人で寝泊まりしたことがない高級ホテルの領収書を見つけたとき。 夫のワイシャツを洗浄するとき、私のではないパヒュームの匂いが付いているとき。 酷く苦しいので、絶対にエビデンスを取得して密会を終わりにさせたい、姦淫をしている女性に慰謝料を支払ってほしい、あるいは、離別の裁判なってしまったときに私自身が強くなるように構えておきたい。 そのような心の状態になることは、妻として当然のことです。 スマホのgpsアプリでの夫の浮気調査 スマートホンの通話記録チェック。 配偶者の携帯テレフォンへと、姦通リサーチを行うアプリをインストールしておいて、携帯の通信履歴検査やラインを使用したコンタクト点検をする手段もしますよね。 しかし、所有者の同意なしでこういうことを実行してしまったら、配偶者であってもプライバシーの権利侵害などの違法行為となり得るので要注意。 加えて、違法行為によって手に入れた証左は法的価値が無いものとなる、相手側の弁護士に言い立てられると、厄介な立ち位置になる。 gpsを購入・レンタルして夫の浮気調査 GPS端末を使用した、独力での浮気検査をするプロセスや注意すべき点。 gps機器を主人のかばんへ対して仕込んでおいたり、携帯に対してスマートフォンのアプリダウンロードしておいて行動パターンをリサーチする方法は、不貞リサーチを行うための支払いが低価格で、探偵業者へ要請するよりも前にこれを自分でやってみようかなって比較しますよね。 しかし、残念なことにgps機器を活用した自力での密会追求だけになると、リーガルな手段で慰謝料チャージできる犯跡だと査定されにくいです。 よくあるケースでは、ラブホがあるゾーンで90分よりも長く滞留していることがgps端末で確認できたとしても、「ひとりで映画を見ていただけ」などとはぐらかしをされてしまうと、裏付けだと宣告されにくいです。 詰まる所、姦淫をしたという決定的な証拠と見なされるには、亭主と情婦が「不貞行為」を行ったファクトが明確に知覚可能なものであることが肝心となる。 自分で尾行して夫の浮気調査をする注意点 セルフで尾行して亭主の不貞の場面や異性の家を調査をするための方法や注意すべき点。 夫の言動がが不審だと勘付いた時、自分で追跡を行って配偶者の浮気の現場や浮気相手の居所をチェックを行ってやりたくなりますよね。 示談で済ませるにしても裁判するにしても、慰謝料請求をしていくためには、情婦のマンションを知らなければならないので。 ただし、探偵社では無いにも関わらず「探偵行為」をしてしまうと、違法行為と見なされかねない。
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各国の浮気率 ウィキ・タキオンの木全君が興味深い話と資料を持ってきたのでここに書く。 このページはウィキリングらしからぬ、下(しも)の情報を含んでいます。 まずは北欧の浮気率。 北欧の国ではいわゆるフリーセックスな国が多く、特にスウェーデンなどでは性交した異性の数などを聞いて驚いてしまうが どうも、オープンな彼らにとっていわゆるセックスは浮気には入らないという寛容な人も多いらしく、日本の男性が羨ましく思いそうな話であるが だとするなら、何が浮気になるのかという話。彼らの浮気とはデートしたり、いい感じになったりするのはマズイらしい。 (この記事は北欧を日本人の価値観で勝手に擁護する人たちが近年多いので、「北欧はフリーセックスではない」とかムキになって反論している 人たちがいますが、そういう類の記事ではありません。現実を書くだけです。ただ、日本人はマネしないほうが良いでしょう(^^) ただし、価値観に個人差のある北欧諸国は必ずしも全員がそうとは言えないようだ。 それではまず、農業の国、デンマークの現状から。 デンマークのテレビ局「TV2」の報道によると、デンマークに新た進出した、ノルウェーの不倫専用の恋人紹介サイトvictoriamilanに、 サイト立上げ後のわずか3カ月で、6万人ものユーザーが登録し、国民の注目を集めているそうだ。 完全なる匿名性を保証する不倫サイトのスローガンは、「情熱を思い出せ、浮気相手を探せ」となっているそうだ。 だが、それ以前にこのニュースを報道したテレビ局によるとデンマーク人の約70%が、過去に浮気を経験しているという驚きの割合となっている。 参考・ロケットニュース24 次ぎにデュレックス社というコンドーム世界№1シェアを誇るメーカーが定期的に調査している情報。 global sex surveyより 2005年の調査結果。41カ国、計31万7000人に調査。調査対象は欧米、ロシア、オセアニア、日本を含むアジアなど。 不倫はノルウェー人がトップ。ノルウェー人(70%)、フィンランド人、ニュージーランド人、スウェーデン人(それぞれ64%)トルコ人(58%)とつづく。 資料元の記事が少しおかしかったので修正。 不倫はやはりノルウェー人。北欧は5ヶ国しかないのに3ヶ国も入っている(笑) 自分は納得なのだが、最近の若い人はマスコミに洗脳されてるから、「意外」とか言いそうですね。 白人は浮気しないとか、日本のマスコミは平気で言いますからね。 このページの主旨とは違うが、こんな調査も。 この調査、デュレックス社は避妊具のメーカーの調査なのでこういった調査も。 避妊具を使用しないセックス。 世界的には異性の性歴を知らずに避妊具を使わないセックスをした成人は(47%)。 リスク管理があまく避妊具を使用しないセックスが多いのはノルウェー人(73%)、ギリシャ人(70%)、スウェーデン人(66%)である。 避妊具を使用して最もリスクをおかさないのはインド(21%)、香港(24%)、スペイン(27%)の人たちである。 避妊具を使用しないセックスは日本は43%と47%が平均の世界と比べれば少ない。 北欧は性教育が~などと言っている人はなんなのだろうと言いたいですね。避妊具の使用率が低いノルウェー人、スウェーデン人。 また、イタリア人の10人中8人以上の82%が車の中でセックスをしたことがある。 公園でのセックスに関してはオーストラリア人がトップで54%。 バイブを使用したセックスはオーストラリア(46%)とアメリカ(45%)で最も多かった。 さすがアングロ国家ですね(笑) 初体験の年齢。 世界の人々が初体験をしたのは平均17.3歳。 アイスランド人は他のどの国の人よりもセックスを早く経験し(15.6歳)、ドイツ人(15.9歳)、スウェーデン人(16.1歳)、デンマーク人(16.1歳)がそれに続く。 初体験が最も遅いのはインド人(19.8歳)で、ベトナム人(19.6歳)、インドネシア人(19.1歳)、マレーシア人(19歳)が続く。 アジアは保守的ですね。 書き途中。
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夫の浮気調査で証拠を掴み慰謝料請求を合法的に行う方法。結婚相手に対する姦通探査を依頼し、慰謝料接収できる裏付けを確保する探偵業者のおすすめ。 ワイフの直観だと、疑惑行為をしているに違いないと気になるようなシチュエーションが持ち上がっても、このことをハズバンドに対してぶつけてみても、でたらめな反論を延々と続けるばかりで、てんで自白しない。 それだけでなく、「旦那を信用できないお前がおかしい」というような、さも疑いをかけるわたくしが悪いかのような話しぶりで、メンタルが崩壊する。 夫の浮気調査をして証拠を掴む ハズバンドへの不品行検査を委任し、正当に慰謝料徴発できるプルーフを持つための探偵業者のチョイスの仕方。 加えて、スマートホンの操作記録確認や、snsでのトーク検査、或いはスマホアプリやGPSを運用した、自力での密会調査をやる戦略や違反行為などもガイダンス。 携帯やスマホでの夫の浮気調査 スマートホンの通話記録点検やsnsを使用したトーク確認で実行するダンナのための不貞リサーチをするハウツーや危険性。 配偶者の挙動が怪しいと勘付いたら、お風呂中でなければ就寝後になってから主人の携帯電話の通話記録確認やLINEを使った通話検査をして、不可解なウーマンがいるかチェックをやることが多いですよね。 他の女に対して、I love youとか、一緒にまたご飯に行こうとかメッセージを送っていると、妻としての気持ちなら確かな密会と考えますよね?。 でも、裁判になった時には「不貞行為」が事実でなければ、密会だと裁決されにくいです。 賠償面では、「不貞行為」をやった事実が明確に知覚可能なものがプルーフと評定されます。 ラインなどSNSでの夫の浮気調査 LINEを使用したメッセージだけだと、客観的ではありませんからご留意が必要です。 スマホのアプリでの旦那のための不貞探査の戦略や注意すべき点。 sns等の操作記録点検。 配偶者のアイフォンやアンドロイドへ、不品行追求のスマートフォンのアプリを入れておいて、携帯の履歴チェックやLINEを使用したコンタクト調査の方法もしますよね。 気をつけなければいけないことは、当人の許諾なしにそんなことを実行すると、パートナーであってもプライバシー権の侵害とかの違法行為とされかねない。 それだけでなく、違反行為によって入手した裏書きは効力が無いものだと、加害者側の弁護人に主張されると、厄介な状況になってしまいかねない。 gpsを利用した自力での夫の浮気調査 gps端末を活用した、自力での不貞検査を行う進め方や注意点。 gps装置を結婚相手のカーへ対して仕込んでおいたり、アイフォンやアンドロイドにスマホアプリダウンロードしておいて行動パターンを調査することは、浮気チェックを行う支払いがお得で、探偵さんに対して要請するよりも前にこれを自分がやってみようかなというように感じますよね。 ところが、悔しいことにgpsツールを役立てた自力での不品行追求だけでは、公的な方法で慰謝料徴発を実行するための決定的な証拠だと評決されにくいです。 よくあるケースでは、高級ホテルが存在する土地で1時間以上止まっていることがgpsでデータを取ることが可能となったとしても、「一人でドラマを見ていただけ」などと抗弁をされると、動かぬ証拠であると見なされにくいです。 要は、不倫の客観的資料と判定されるためには、亭主と異性が「不貞行為」をした事実が公正に認知できるものであることが必須となる。 探偵や興信所での夫の浮気調査 不貞探査にお勧めの探偵事務所。 弁護士事務所がマネージメントしている、慰謝料請求や法律で手腕を発揮してくれる探偵さん。 浮気チェックの値段が割安で、腕前も豊かだから口コミで人気の探偵会社。 配偶者の様子が不可解になって、姦淫に察知しはじめた瞬間はたいへん残念ですよね。 突然、スマホをロックするようになり、密かに人とコンタクトを取るようになったり、出張が並みはずれて多くなったとき。 乙女としての気持ちとしては、間違いなく不貞の知らせだと感じるのに、決定的な証明ではないために誤魔化される。 私へのプレゼントとは異なる婦人向け商品の受取証が落ちていたり、家族で宿泊したことがない都内の旅館の受取証を見つけ出したとき。 主人が着ていたワイシャツを洗浄するとき、女性ブランドの香料のニオイが付いているとき。 ずいぶんと不本意なので、確かな裏付けを取得して密会を認めさせたい、姦淫をしている相手に慰謝料を要求したい、または、離婚で裁判なってしまったときに私自身が優勢になるように用意しておきたい。 こんな心境になることは、ワイフとして自然なことです。 夫の不倫相手の自宅を知るため合法的に浮気調査 けっして不倫分析の料金は安くないですが、弁護士先生が経営している探偵会社ですから法律で強い。 姦通分析にかかる価格やロイヤーに依頼するお金が、淫女からの慰謝料で全額支払えるとなれば、悔しい思いを少しでも解消できる。 手始めに無料での相談をWeb申し込み下さい。 不品行リサーチにかかる金額を減らしたい時に推奨である探偵会社。 お金が低価格で、浮気調査の腕前が人気の探偵業者はHAL(ハル)探偵社であります。 支払いでいざこざになることが頻繁にあった探偵業界で初の、成功報酬を導入した探偵さん。 以前のボッタクリ会社の中には、価格を前金で払っても正当なチェックをしてくれなかったり、浮気相手の顔が認知不可能な証拠写真であるなど、劣等な探偵さんも頻繁にあったようです。 姦通リサーチお金が最も安価な探偵会社に頼みたい場合はお見積り照査がおすすめ。 万が一、何社かの探偵さんに自分でお見積りをしてもらう場合には、ほとんどのケースで興信所へわざわざ赴いて面談をすることなしに見積もりを提出してもらえません。 それに対して、ウェブサイトでのお見積り一括参照なら、一回の作業で複数の探偵会社の見積もりが確保できます。 さらに、公安委員会へ探偵業者の届け出を出していて、昔年に行政処分を受けていない、確かな探偵会社のみが登録されている。
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一重の桜がもう散り始めている。 「あと五十回、てところか?」 ぽつりと政宗が呟いた。 桜を一体何回見られるのだろう、と、らしくもなく感傷に浸って背後に問いかける。 「にいちゃん、生姜は同じところに植えたら駄目だべ。だから今年はここには別のものを植えるといいだ」 「じゃあ紫蘇を植えるか。生姜は離した方がいいのか?」 「んだ。違う畑に植えるのが一番いいだよ」 「それは無理だ。俺はひとつしか畑を持ってない」 生真面目な返答は得られず、かわりに背後では和やかに「今年の畑」の議論が繰り広げられている。 小十郎といつきが帳面を持ち出して書き付けている様子を眺めた。今年は生姜と南京の量を増やすらしい。 どうして同じところに同じものを植えたら駄目なのかよく分からない。田んぼは毎年同じ稲を植えるだろうに。 政宗はぱちんと白扇を閉じた。小十郎の顔がようやく上がる。 「政宗様、何か御用ですか」 「……別に」 大儀そうに立ち上がり、庭に出る。ひらひらと散る桜を見上げ、目を細めた。 「川の堤防のことで徳川に協力を仰ごうと思ってるんだが、どう思う」 「徳川に、ですか。三河の技術者でも呼ぶのですか?」 「いや、本多が一人いたら、人手が足りるんじゃねぇかって思ってな」 小十郎は少し思案してから「よろしいかと」と答えた。そしてすぐにいつきと畑談義に戻る。 政宗は不機嫌さを隠そうともせずに二人の前から立ち去る。 しかし二人は畑の広げ方を論じることに熱中していたため、政宗の様子に気づかなかった。 三年目の浮気2
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ジョセフ:バカいってんじゃねぇぜ おまえとおれは ケンカもしたけど 一つ屋根の下暮らしてきたんだぜ~ッ? バカいってんじゃあねえぜッ おまえのことだけは 一日たりとも忘れたことなどなかったオレだぜッ! スージーQ:よく言うわ~ッ いつもだましてばかりで わたしがなんにも知らないとでも思っているのねッ! J:よく言うぜ~ッ 惚れたおまえの負けだろォ? モテない男が好きなら オレも考え直すぜ~ッ! S:バカ言ってんじゃないわッ J:バカ言ってんじゃあねぇぜッ S:遊ばれてるのわからないなんて かわいそうだわッ J:47年目の浮気ぐらい大目にみろよッ S:開き直る その態度が気に入らないのよッ! J:47年目の浮気ぐらい大目にみてよォ~ッ! S:両手を着いて謝ったって 許してあげないッ!! J:バカやってんじゃあねぇぜ 本気でそんな 荷物をまとめて涙も見せずに 旅立てるのかよォ~ッ? バカやってんじゃあねぇぜ 男はそれなりに 浮気もするけど本気になれない 可愛いもんだぜッ! S:よく言うわ~ッ そんな勝手な言葉が あなたの口から出て来るなんて 心うたがうわ J:よく言うぜ~ッ いつも甘えてばかりで やきもちやいても可愛くねぇぜ 大人になりなよォ~ッ! S:バカやってんじゃないわッ J:バカやってんじゃあねぇぜッ シーザー:スージー泣かすな 波紋を喰らって イナカへ帰りなッ! J:47年目の浮気ぐらい大目にみろよッ C:開き直る その態度が気に入らないッ ジョジョッ!! J:47年目の浮気ぐらい大目にみてよォ~ッ! C:おちおち向こうで 休んでられない このスカタンがッ!! J:47年目の浮気ぐらい大目にみてよォ~ッ! C:開き直る その態度が気に入らないッ ジョジョッ!! J:47年目の浮気ぐらい大目にみてよォ~ッ! C:両手をついて謝ったって 許すなスージー 原曲【三年目の浮気/ヒロシ&キーボー】 元動画URL【http //www.nicovideo.jp/watch/sm24529783】
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政宗に剣術を教えたのは小十郎である。隻眼となった姫君を励ますために始めたこと だった。体を動かせば嫌なことを考えずにすむと思い、わざときつい鍛錬を積ませた。 ――小十郎、今日こそそなたに勝つぞえ! 脳裏に蘇るのは、幼い頃の政宗の声。一生懸命たすきをかけて鉢巻を締める姿が 微笑ましくて、小十郎は隻眼といえど愛らしい姫君を誇らしく思ったものだ。 いつしか自分と変わらぬ腕前になり、南蛮に興味を持って言葉を次々と覚え、格好も どんどん男らしくなっていった。 男の名を名乗るようになり、ついに家督を継いだときは眩暈を覚えたものである。 小十郎が仕えているのは、奥州の名門伊達家の息女、で、あったはずなのだが。 (もしかして、俺のせいか?) そんなことはないと首を振る。 時は戦国乱世。混迷を極めたこの国では、女が戦場に出ることも、家督を継ぐことも 珍しいことではなくなりつつある。 けして、自分のせいではない。時代が彼女を駆り立てているのだ。 多分。 素足のまま庭に出ると木刀を構え、呼吸を整える。 剣の師から教わったことと政宗に教えたことを思い出しながら木刀を振るう。 力の込め方、足の運び方、呼吸の方法。すべてを忠実に再現する。 一心に剣を振るい、雑念を振り払う。しかしじゃれ合う二人の姿は、いつまでたっても 小十郎の頭から離れることはなかった。 冷やした酒とつまみを持って家康にあてた部屋に入る。忠勝と地図を見ていた家康は 地図をたたんで忠勝を下げた。 「いいぜ、別に。俺の大事な土地の話してたんだろ?」 「何、確認してただけだ。忠勝ならどんな岩や崖も崩せるが、崩しすぎると山が壊れるからのう」 「違いねぇ」 家康が持った杯に冷やした酒を注ぎ、家康は政宗の杯に酒を注いだ。とろんと白く濁った 酒を一口飲むと、家康の目が開かれた。 「うまいな」 「だろ? 奥州一の蔵秘蔵の酒だ。俺くらいしか飲めねぇ、specialな酒だぜ」 「さすがだな。三河にゃこんなにいい酒はねぇぞ」 「そうか? 色々あるだろ。例えば……ウナギとか」 「あれかぁ。あれはな、夏に食うとうまいぞ。白焼きにしてもいいしたれにつけてもいいし。 たれをつけて焼いたやつを飯にまぶしてな、茶漬けにしてみろ。精もつくしうまいし、 たまらねぇなぁ」 政宗は腹を抑えた。先ほど夕餉を取ったはずなのに空腹を訴えるように腹が動いたせいだ。 空腹をごまかすために酒を飲む。家康は楽しそうに笑うと、箸をとってつまみの おひたしに手を伸ばした。 「これはなんだ」 「わさびだ。酒に合うって聞いて試してみた」 「うん、うまい。さすがだな!」 政宗は家康を見つめながら杯を取り、再び酒を飲み干す。 米やこうじの甘みに惑わされがちだが、濁り酒はかなり強い酒精を取ることになる。 飲み過ぎないようにしないとな、と思いながら政宗は目を伏せた。 思うように酒を飲んだことはあまりない。過ぎるようなことがあれば、小十郎がいつも それとなく酒を水に変えてしまう。 今日は、どう出るだろうか。家康から酒を受けながらぼんやり考える。 (いや……) 片倉の屋敷に帰ったと聞いている。だとすれば、酒をすり替えるようなまねはできない。 いつも以上に気をつける必要がある。 三年目の浮気6
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春になってから、小十郎は忙しくなった。 北の一揆衆との折衝に、三河と甲斐に対する縁談破棄。奥州内の豪族とささやかながらも 揉め事が発生したため、合戦で慌しい時期もあった。 一連の騒動が片付いたと思ったら、今度は田植えの時期である。兵たちは家に返し農作業に 従事させる。そのため、城の警備や兵の調練はどうしても甘くなる。 政宗に何かあらぬよう、本来なら勤めではない城の警備役も、小十郎は勤めていた。 それらの仕事に加えて、畑の管理も怠ってはならない。あれはすべて伊達家の、政宗の 口にはいる大切な食材だ。水や肥料の与え方、苗の管理まで何もかもが目を離せない。 夜中に畑に出るわけにもいかないので書類の確認を夜中に行っていると、夜着に着替えた政宗が部屋に入ってきた。 「何かご用ですか」 筆を置き、頭を下げる。政宗は小十郎の目の前にどかっと座った。あぐらをかいて座ったため、 裾が割れて白い脚が見えた。 あばたの跡こそ広がっているものの、筋肉のついた脚は男と違いしなやかで艶かしく、小十郎は一瞬目を奪われる。 「また徹夜か。戦の最中じゃねぇんだから、無茶するんじゃねぇよ」 「仕事を溜めてしまっただけです。政宗様にご心配いただくほどのことではありません」 「昨日も、明かりが灯ってた。その前も明け方までついてたし、その前もそうだったじゃねぇか」 「……よくご存知で」 政宗の閨と小十郎の居室は近い。政宗の守り役になったときから部屋を変えていないため、 明かりがついていたら互いに分かる場所になっている。 「政宗様も、あまりお休みになられておられないのではないですか」 「……別に。昼過ぎにちょっと寝てるからいいんだよ」 政宗はちょいちょいと指を動かした。小十郎は膝を近づける。政宗は無造作に小十郎の頬を挟む。 「お前が倒れたら他の連中が困るんだよ。さっさと寝ろ。これは命令だ」 小十郎は頬から政宗の手を外し、頭を下げた。 明日までに政宗に渡さねばならぬ案件が二つ。一揆衆から届いた書状の返書。 懲りずに四国から送られてくる書状に対する政宗の返書の添削。様々な書類が小十郎の机の上に散らばっている。 これらを今夜中に仕上げねば、政宗の機嫌を損ねてしまう。 「大丈夫です。ですから、その命を聞くことはできません」 顔を上げてはっきりと命を拒む。 「!」 ぱん、といい音がした。逆の頬に平手を食らう。口の中に苦味が広がった。 「政宗様」 「Do as you like(勝手にしろ)! 人が折角心配してやってんのに!」 「ご心配には及びません。この小十郎のことでお心を痛められぬな」 「知るか! もうお前なんか心配しねぇよ! 勝手に徳川呼ぶぞ!」 「どうぞ」 三河の徳川家康は、政宗のよき理解者であり同盟国の国主である。また、政宗に婚姻を申し出てきている。政宗に害を与えるような男ではない。 「……! もういい!」 ものすごい勢いで障子戸が閉まる。書斎と寝室を区切っている几帳の飾り紐がひらひらと揺れた。空気が電気を帯びたような気配を感じる。 小十郎は頬に手を当てた。 政宗は感情の起伏が激しい上に気難しいところがある。今の政宗は不機嫌そのものだったが、ただ単に機嫌が悪いだけではなかったような気がする。 どうしてあんなにイライラしていたのだろう。今更ながら心配になる。 (……まさか) ふとした答えが浮かび上がるが、まさか、と一笑して答えを心の中に留める。 そして机に向き直り、長曾我部元親に宛てた政宗直筆の手紙に朱墨を加える作業を再開した。 三年目の浮気3
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「この酒になら、酔ってしまってもよさそうだな」 「明日に残すなよ。結構きついぜ?」 「なぁに、わしなら大丈夫だ。酒に負けたことはねぇ」 「へぇ」 く、と一息に酒を飲み干す。 ふ、と体の中から何かがせり上がってくるような感覚に襲われた。 落ち着くために深く息を吐き出す。じっとりと湿った息は家康を驚かせた。 じわじわと体が侵食されていく。まずい、と思うが、このまま「それ」に身を任せると 気持ちいいだろう、という予感があった。 体が熱い。むずむずする。 「おい」 「ん……」 杯を置いて家康に寄りかかる。着物越しでも人の温もりが気持ちいい。 腕を背中に回した。ぎゅうっと抱きしめる。あわわわ、と家康が手足をじたばたさせる。 「お前、酔うの早すぎるぞ!」 「……ちょっと、速すぎたか……」 立て続けに飲みすぎた。大して酒に強いわけでもないくせにかぱかぱ明ければ、 酔うのは当たり前だ。 「大丈夫か。水貰ってこようか?」 「だいじょーぶだって」 舌が回りにくい。とろんと酒精に潤んだ目で家康を見上げる。家康の顔が赤い。酔いが 回った訳ではなさそうだ。 「ま、政宗。わしは……だな」 「んー?」 にんまり笑うと、腕を回す場所を背中から首に変えて体をより密着させる。 ――このまま、家康のものになるのもいいかもしれない。 家康はいい奴だ。頭もいいし腕も悪くない。機械が好きすぎる辺りが少々難だが、 国を傾ける程ではないので我慢できる範囲だろう。 背は低いが、顔は悪くない。意外と女好きなところがあるが、政宗を泣かせることはないだろう。 何より、傍にいて落ち着ける。苛々することがない。 苛々するのは、誰だっただろう。 考えるのが面倒だ。 見つめあって、唇を寄せる。酒の匂いごと飲み込み、舌を探り当てて絡めとる。 生温く粘ついた感覚に頭が痺れる。 家康の手が頭に回った。機械を潤滑に動かすための油の臭いがする指先。唇を離し、 家康の指を手に取った。 そっと、齧ってみる。油で黒ずんでいるせいだろう、油の嫌な臭いがした。 土臭くて泥臭い、実り豊かな匂いとは違う。 大きくて無骨で、指も節くれ立っていて、齧るとごぼうのような匂いと味がする指を知っている。 政宗を撫でたり叱ったりと忙しい手。 最近は叱られない。家督を継いで主君となってからは特に減った。 それが寂しい。わざと怒られるような真似をしても、小十郎は渋い顔をするだけだ。 ――また、あの顔をさせるな。 急に体が冷えた。 家康の手が、政宗の肩に回った。 視界が揺らぐ。丁寧に押し倒されているせいだけではない。 「……阿呆」 家康が困ったように笑ってる。政宗は呆然とした表情を家康に向けた。 目の辺りを手の甲で擦る。いつの間にか泣いていた。 起き上がって着物を直す。家康に背を向け、顔を擦った。 「恥ずかしい真似するんじゃねぇ。俺はおめぇとは、そういう風になりたくねぇ」 「……ごめん」 「謝るくらいなら最初から誘うな、阿呆」 「悪い。ちょっと、どうかしてた」 「一晩付き合ってもらうぞ」 「OK」 家康に顔を向けた。杯を持ち上げた家康は笑っている。笑顔の裏には様々な感情が 渦巻いているはずなのに、それを見せようとしない。 多大な罪悪感とほんの少しの優越感を覚えながら、政宗は家康の杯に酒を注いだ。 三年目の浮気7