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戻る 先頭ページへ 「あははぁ」 チーグルで握るロケットハンマー、それを右から真横に薙ぐ。 右足を大きく踏み込ませ、腰を軸に、脇を絞めて小さく薙ぐ。 その過程にある空気を叩き壊しながら、それはヴォッフェバニーの頭部を捉えた。 ばこん、いう音と共にヴォッフェバニーの身体が軽々と吹き飛び、電子の泡へと帰した。 「ははん」 降りぬいたロケットハンマーの勢いと共に右へ向き直り、そのままで大きく跳ぶ。 その直後、無数の破裂音が響いた。今までカーネリアンがいた場所に無数の弾丸が突き刺さる音だ。 「ふふぅん」 それを横目で眺めながら、右手に持つギロチンブーメランの切っ先を真後ろに突き出す。 そこに飛び込んできたマオチャオは勢いを殺す事が出来ず、喉元を貫かれた。 右手を勢い良く振り上げる。マオチャオの喉からギロチンブーメランが外れると同時に着地。 すぐに身体を屈める。すると、頭の真上をサイフォスの槍の一突きが通り過ぎた。 「あはぁ」 起き上がる代わりに、身体を大きく反らせ、両足を蹴り上げる。 丁度、バク転の形でサバーカの爪先をサイフォスの顎に滑り込ませた。 消えるサイフォスを見もせず、空中で上下反転したままの体勢で両手に持つギロチンブーメランを連結。背中に備える4基のエクステンドブースターを吹かしながら、投擲する。 ひゅん、という音と共にギロチンブーメランはツガルに向かう。が、ツガルはそれをジャンプする事で回避する。しかし、 「はっはーん」 ツガルの目の前、そこには身体を大きく反らせてロケットハンマーを大上段に構えたカーネリアンがいた。 ブースト。 ロケットハンマー打突部後部にあるブースターと、背中のエクステンドブースターが火を噴いた。 大きく反らせた身体に、激烈な加速を乗せる。 全ての推進力を一点に集中させる。 重心をロケットハンマーに移し、全体重をそれにかける。 最早音はしない。 あるのは壮絶な破壊の爪痕。 ツガルの身体は、文字通り粉砕された。 「師匠、どうしたんだろ……」 アリカは誰に言うでもなく呟いた。 「……恵太郎さんにしか、それはわかりません」 トロンベはアリカの頭の上で、少し気まずそうに言った。 普段なら喧騒に満ちるこの研究室にいるのは裕也とアリカ、そして蒼蓮華とトロンベだけだ。 ただそれだけ、それだけな筈なのにまるで隙間風が吹き込む様な肌寒さを感じている。 研究室のメンバー、そのうち一人がいないだけ、たったそれだけの事で。 恵太郎。恵太郎は何時も研究室にいる訳じゃない。むしろ、どちらかといえばいないの時の方が多い。それなのに、研究室はこんなにも薄ら寒い。 「……それでは、優勝した倉内さんにお話を聞いてみましょう」 少々古い型の液晶テレビからにこやかに喋るアナウンサーの声が研究室に響いた。職業柄、半ば強要されているその笑顔は酷く薄っぺらい。 研究室の雰囲気にとてもそぐわないそれは、酷く滑稽で笑えもしない。 最も、一番滑稽なのはそこに映っている人物の事なのだが。 「……今回の結果は僕自身の力でなく、彼女の力によるものだと思っています。ですので、インタビューでしたら彼女の方が適任です」 そこに映る恵太郎は、マイクを向けられても眉ひとつ動かさず平然とインタビューを受けている。 彼を良く知る人物なら見慣れた猫被り。しかし、見慣れた人間程その光景に違和感を感じる。 第一、恵太郎は極力目立ちたがらない性格なのだ。大会で優勝した場合も表彰を辞退する事が多い。それなのに、この恵太郎は平然とカメラの前でインタビューを受けている。 そして、これは彼の古い友人にしか分らない違和感。恵太郎の肩に乗るストラーフ型の神姫、ナル。彼女は何時もと同じ白い髪に赤い瞳を輝かせている。その違和感の正体、それは。 「……では倉内さんの神姫であるカーネリアンに……」 カーネリアン。 過去に置いて来た筈の名前。 過去に封じている筈の名前。 何故それを、その名で呼ぶのか。恵太郎は一体何を考えているのか。 裕也は、あの時の出来事を反芻しながら、恵太郎の行動の原因を考えていた。 しかし裕也は元来、考え事が得意な方では無い。いくら考えた処で原因になりそうなもの、恵太郎が何を考えているのか、全く見当が付いていなかった。 それでも、一つだけはっきりしている事がある。 それは恵太郎を慕う少女が落ち込んでいるという事だ。 普段は元気良く、夏の太陽の様に明るい筈の少女を見ながら、裕也は少ない語彙から言葉を弾きだした。 「……恵太郎は、きっと何か考えてんだ」 結局、良く分からない事を言ってしまう。裕也は己の不甲斐無さを恨んだ。 しかし、恨んだだけでは何も出来はしない。それでも、何か言葉をかけずにはいられなかった。 「あいつとはもう5年も付き合ってんだ……だから、元気出せよ」 アリカはその言葉に、一瞬頭を上げた。しかし「……はい」とだけ言うと直ぐに項垂れてしまった。 裕也はこんな時、姉がいればと思った。思慮深い姉ならばアリカを優しく励まして癒す事が出来るだろう。 それが出来ない自分が、恨めしい。 その時、グリーンとオレンジ色をした物体が動いた。 「アリカにゃん、元気出すのだ」 蒼蓮華はぴょいん、とアリカの目の前に降り立つとアリカを見上げてそう言った。 「……蒼蓮華」 蒼蓮華はにこり、と笑うとアリカの肩の上に飛び乗った。 「笑うのだ」 「え?」 満面の笑みを浮かべながら蒼蓮華は言った。 「辛い時こそ笑うのだ。裕子が言ってたのだ。そうすれば、何とかなるのだ~」 アリカは数瞬、にぃ~と笑う蒼蓮華に見惚れていた。 「うん……ありがとう」 そう言うと、アリカは軽く笑った。心の底から笑える状態でないにしろ、それは多少なりとも効果はあるものだ。 「さ、トロンベにゃんも」 アリカの肩から頭の上に到達した蒼蓮華は、今度はトロンベに掴みかかった。 そしてトロンベの頬っぺたを摘むと、左右に引っ張った。 「にぃ~~~」 「しょ、しょうりぇんか!」 突然の事態にトロンベは混乱し、蒼蓮華から逃げるようにアリカの頭の上でごろごろ転げまわった。 「いた、いたたた!」 アリカは心から笑っていた。 頭の上でじゃれ合う神姫達を落ちないように手で支えながら、時々走る軽い痛みに顔を嬉しそうに歪めながら、笑った。 裕也はその光景を見ながら、蒼蓮華に心の中で礼を言った。 それと同時に一つの決意をした。 この恵太郎を慕う少女に、部外者である少女に。 あの出来事を話す。そう決めた。 暗い、どこまでも暗くて無機質で只広い場所。 光源は、遠くの壁にある小さな窓から差し込む夕日だけ。脚元は愚か一寸先まで夕闇に包まれている。 至る所から聞こえてくる低く、唸るような機械音。普段なら気に止まらないそれも、この時だけは不気味に感じてしまうのは視覚が殆ど利かないこの状況で、その他の感覚が鋭敏化しているからだろうか。 人は五感の内、一つを失うとそれの分を他の感覚が発達するという。 今のように、視覚が使えない状態だと聴覚や触覚・嗅覚・味覚が普段より鋭敏になる。 機械の音、油の匂い、もたれている身体の感覚、口の中に広がる自分の味。 そして、思考力。 人は感覚ではなく、生活に置いても失われた分を他のもので補おうとするのではないだろうか。 例えば、私生活に満足出来なくて仕事でそれを埋める人。 これは別に仕事でなくても良い。料理でも、運動でも、勉強でも、ゲームでも、遊びでも、神姫でも。 抑圧された能力は、他の能力を伸ばす。 恵太郎は、まさにそれだった。 「裕子先輩、探しましたよ」 音を立てずに、ゆったりと歩きながら恵太郎が口を開いた。 「研究室に顔を出すのも気が引けるんで、骨でしたよ」 目を瞑ると変な事を考えてしまうのは昔からの癖だ。いつか直さなくてはいけない。 恵太郎はそんな心中を察する事無く、微笑みながら話を続ける。 「先輩が、まさかこんなとこにいるなんて夢にも思いませんでしたよ?」 裕子まで数メートル、というところで恵太郎は足を止めた。 その様子を見ながら、ようやく実感が湧いてくるのを裕子は感じていた。 「……一週間、何の連絡も無いなんて酷いのね」 自然と、言葉が出てきた。そして思ったよりも冷静な自分に裕子は内心驚いていた。 「ええ、やらなくちゃいけない事がありますから」 使命に燃える好青年。今の恵太郎の姿は、まさにそれだ。 しかし、ものを燃やすには燃料と火元がいる。その心の内で燃やすものは果たして何なのか。 「それは悪い事かしら?」 少し、悪戯ぽく言ってみた。何時もの恵太郎は、果たしてどんな反応で返していただろうか。 「さあ、どうでしょうね」 恵太郎もまた、悪戯ぽく笑って返した。 この子は、恵太郎は本当に変わった。 成長したといっても良いだろう。 初めて会った時は、まるで世の中全てを憎んでいるような、そんな嫌な空気を漂わせていたというのに。 人は、5年でこうも変わるものなのだろうか。 「ここ、明かりがついてないだけでこうも印象が変わるんですね」 そんな他愛無い会話をするなんて、あの頃からはとても想像できなかった。 何が彼を凶行に駆り立て、何が彼を変えたのか、そして、自分に何が出来るのか。 「要素一つで、物事は驚くくらい変わるモノよ。勿論、人間もね」 何故私は、この偶然出会った友人の事をここまで気にかけるのだろうか。 好きとは違う。母性本能でも無い。では何か? 「確かに、ここに裕子先輩がいるだけで、随分雰囲気が違いますしね」 もしかしたら、私はそれを見つける為にここに来たのかもしれない。 「先輩、ここに……バトルセンターに来るのは何回目ですか?」 闇を払う様な、鮮烈な光が其処を照らした。 リアルバトルセンター。 大きな体育館程ある面積の中に、6台の巨大なリアルバトルマシンが設置されているその場所。 恵太郎と裕子は、6台あるマシンの中、丁度中央に座すマシンを挟み、相対していた。 「確かに、両手の指で数えられるくらいね」 裕子はバトルが余り好きでは無い。 それは研究室のメンバーにも広く知れ渡っており、裕子自身もそれを深く自覚している。 ここは、その余り好きでないバトルをやるための施設。 「じゃあ、何でここに?」 急激に変化した明度に、戸惑う事も無く恵太郎は言った。 対する裕子は長い間、暗い空間にいたせいで軽く目を細めている。 そのせいではっきりと確認できない恵太郎の姿を見ながら、裕子は言った。 「可愛い後輩が、どれだけ成長したか確かめたくなった……じゃあダメかしら?」 裕子の言葉に、恵太郎は楽しげに笑った。 その笑顔は酷く歪んだ笑みだった。 「そうですね……それも、面白そうです」 先頭ページへ 進む
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ここを編集 ■ラブライブ!サンシャイン!! (第2期) 美術監督(神山瑶子と共同) ■色づく世界の明日から 美術監督 ■神様になった日 美術監督 ■白い砂のアクアトープ 美術監督 ■地獄楽 美術ボード(朝倉大智、石川真理と共同) ■スキップとローファー 美術ボード(妹尾想、神山瑤子、宇佐美哲也と共同) ■Leo/need ダイジェストアニメーション Journey to Bloom「STELLA」 美術監督 ■MORE MORE JUMP! ダイジェストアニメーション Journey to Bloom「HOPE」 美術監督 ■Vivid BAD SQUAD ダイジェストアニメーション Journey to Bloom「RESOLVE」 美術監督 ■ワンダーランズ×ショウタイム ダイジェストアニメーション Journey to Bloom「HAPPINESS」 美術監督 ■25時、ナイトコードで。ダイジェストアニメーション Journey to Bloom「SELF」 美術監督 ■ぶっちぎり?! 美術監督 ■関連タイトル ラブライブ! サンシャイン!! Blu-ray BOX 初回限定生産 Blu-ray 神様になった日 1 完全生産限定版 rakuten_design= slide ;rakuten_affiliateId= 053df7e0.7c451bd1.0c852203.190c5695 ;rakuten_items= ctsmatch ;rakuten_genreId=0;rakuten_size= 468x160 ;rakuten_target= _blank ;rakuten_theme= gray ;rakuten_border= on ;rakuten_auto_mode= on ;rakuten_genre_title= off ;rakuten_recommend= on ; 随時更新! pixivFANBOX アニメ@wiki ご支援お待ちしています! ムック本&画集新刊/個人画集新刊/新作Blu-ray単巻/新作Blu-ray DVD-BOX アニメ原画集全リスト スタッフインタビューwebリンク集 最新登録アイテム Switch ゼルダの伝説 Tears of the Kingdom Switch 世界樹の迷宮Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ HD REMASTER Switch ピクミン 4 大友克洋 Animation AKIRA Layouts Key Frames 2 小説 機動戦士ガンダム 水星の魔女 1 ONE PIECE FILM REDデラックス・リミテッド・エディション 4K ULTRA HD Blu-ray Blu-ray 劇場版 ソードアート・オンライン -プログレッシブ- 冥き夕闇のスケルツォ 完全生産限定版 Blu-ray 映画『ゆるキャン△』 Blu-ray 【コレクターズ版】 Blu-ray ウマ娘 プリティーダービー 4th EVENT SPECIAL DREAMERS!! Blu-ray 天地無用!GXP パラダイス始動編 Blu-ray第1巻 特装版 天地無用!魎皇鬼 第伍期 Blu-ray SET 「GS美神」全話いっき見ブルーレイ Blu-ray ソードアート・オンライン -フルダイブ- メーカー特典:「イベントビジュアル使用A3クリアポスター」付 ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 5th Live! 虹が咲く場所 Blu-ray Memorial BOX 宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち Blu-ray BOX 特装限定版 地球へ… Blu-ray Disc BOX 完全生産限定版 神風怪盗ジャンヌ Complete Blu-ray BOX HUNTER×HUNTER ハンター試験編・ゾルディック家編Blu-ray BOX BLEACH Blu-ray Disc BOX 破面篇セレクション1+過去篇 完全生産限定版 MAZINGER THE MOVIE 1973-1976 4Kリマスター版 アニメ・ゲームのロゴデザイン シン・仮面ライダー 音楽集 テレビマガジン特別編集 仮面ライダー 完全版 EPISODE No.1~No.98 MOVIE リスアニ!Vol.50.5 ぼっち・ざ・ろっく!号デラックスエディション ヤマノススメ Next Summit アニメガイド おもいでビヨリ アニメ「魔入りました!入間くん」オフィシャルファンブック 『超時空要塞マクロス』パッケージアート集 CLAMP PREMIUM COLLECTION X 1 トーマの心臓 プレミアムエディション パズル ドラゴンズ 10th Anniversary Art Works はんざわかおり こみっくがーるず画集 ~あばばーさりー!~ あすぱら画集 すいみゃ Art Works trim polka-トリムポルカ- つぐもも裏 超!限界突破イラスト&激!すじ供養漫画集 開田裕治ウルトラマンシリーズ画集 井澤詩織1st写真集 mascotte 鬼頭明里写真集 my pace 内田真礼 1st photobook 「まあやドキ」 進藤あまね1st写真集 翠~Midori~ 声優 宮村優子 対談集 アスカライソジ 三石琴乃 ことのは 亀田祥倫アートワークス 100% 庵野秀明責任編集 仮面ライダー 資料写真集 1971-1973 金子雄司アニメーション背景美術画集 タローマン・クロニクル ラブライブ!サンシャイン!! Find Our 沼津~Aqoursのいる風景~ 機動戦士ガンダム 逆襲のシャア 友の会[復刻版] 梅津泰臣 KISS AND CRY 資料集 安彦良和 マイ・バック・ページズ 『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』編 氷川竜介 日本アニメの革新 歴史の転換点となった変化の構造分析 Blu-ray THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 10th Anniversary Celebration Animation ETERNITY MEMORIES Blu-ray おいら宇宙の探鉱夫 ブルーレイ版 Blu-ray 映画 バクテン!! 完全生産限定版 アイカツ! 10th STORY ~未来へのSTARWAY~ Blu-ray BOX 初回生産限定版 はたらく細胞 Blu-ray Disc BOX 完全生産限定版 Blu-ray 長靴をはいた猫 3作品収録 Blu-ray わんぱく王子の大蛇退治 Blu-ray 魔道祖師 完結編 完全生産限定版 魔道祖師Q Blu-ray Disc BOX 完全生産限定盤 にじよん あにめーしょん Blu-ray BOX 【特装限定版】 Blu-ray 鋼の錬金術師 完結編 プレミアム・エディション Blu-ray付き やはりゲームでも俺の青春ラブコメはまちがっている。完 限定版【同梱物】オリジナルアニメ Blu-ray「だから、思春期は終わらずに、青春は続いていく。」
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『それでも俺はほっちゃんが好きです』 歌詞:1-58 「なあテメエら!ほらほら何やってんだ!さあ行くぞ!1、2、3、はい!」 0.06 『ヘイ!ヘイ!ヘイ!ヘイ!ヘイ!ヘイ!好き好きほっちゃん!』 「おいおい元気ねえな!もうちょい気合いれろや!1、2、3、オラ!」 0.17 『(やけくそ気味で)ヘイ!ヘイ!ヘイ!ヘイ!ヘイ!ヘイ!好き好きほっちゃん!Love you ほっちゃん Love you ほっちゃん!』 枕営業の噂が立っても私はー 何にもしりまーせんからほっといてー みんなはー私のー言うことー信じる? なのに世間は社長と寝たって言うのー そーんな清純な私がヨゴレだって ヒロイン役いつもやっているのにな 裏表無い笑顔振りまいてるのに スキャンダル一つで転落人生 信じられない!
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前へ 先頭ページへ 人間が生きていく上で最低限必要な物が三つある。 一つは衣服。 一つは住居。 一つは食事。 最低限、これらがあれば人間は生きていけるという。 が、しかしだ。 それらはそこらかしこに転がっている訳ではない。 それらは何の労力を使わずに入手出来る訳ではない。 それらを揃えるのに必要なものが一つある。 金だ。 この世で最も大事な物の一つ。 そして、人間が生活していく上で必要不可欠な物。 それはそこらかしこに転がっているかもしれない。 しかし、それは雀の涙程でしかない。 それは何の労力も使わずに入手出来るかもしれない。 しかし、それも雀の涙程だ。 生活していく為に充分な量の金を稼ぐには、汗水垂らして働くしかない。 それが金という物だ。 今日は快晴、気温も寒すぎず暑すぎずにすごし易く、風もそよ風程度。 外出にはもってこいの一日だと言える。 そんな日には弁当の一つでも持ってピクニックにでも行きたくなるのものだ。 この俺、倉内 恵太郎もそんな素敵な気分に晒されながら今日という素晴らしい一日を満喫していた。 「マスター、ジェットスラスターのタービンはどれを使いましょうか?」 「レニオスの8型で頼む」 カーテンの隙間から差し込む僅かな日光が薄暗い部屋に充満するほこりを照らし出している。 狭い部屋にはところ狭しとぼろぼろのダンボールが詰まれ、破れた箇所から金属のようなものがはみ出している。 部屋の中央に鎮座するちゃぶ台の上には大量のパーツが詰まれている。 そのちゃぶ台を挟み、向かい合うように座る俺とナル。 俺はPCに向かい神姫との神経接続とパルスの強弱、信号の精度を設定している。 ナルはその手に神姫用多目的ツールを、背部にストラーフ本来の機械腕を装着し、神姫サイズの精密機械相手に格闘している。 「マスター、島田重工の箱を取って頂けますか?」 「あいよ」 俺はPCから視線を外し、重い腰を上げた。 狭い部屋を見回して島田重工と書かれたダンボールを探す。 何を隠そうこの周囲に詰まれるダンボールの山、その全てに神姫用パーツが満載されている。 EDEN-PLASTICS、島田重工、BLADEダイナミクス、カサハラ・インダストリアル。 神姫好きなら一度は聞いたことのあるであろう企業の純正品、それらが大量に死蔵されてるのだ。 元を正せば俺が店頭で見かける度にちょくちょく買い漁っていたのが原因なのだが、男という生き物はいつまで経ってもそういう事が好きなもので、幼少の頃はプラモを山のように買っては積んでいたのを今でも覚えている。 それはさておき、案の定買うだけ買って全く使わないパーツも多数ある。 否、その九割が未使用で新品同様だ。 一割はナルの内部機構、旧銃鋼、ブーストアーマー等多数に一応使ったのだ。 だが、それでもまだ大量に使い道の無いパーツが積まれているのだ。 以前は買うごとにナルのお小言を頂戴するハメになり、心身ともに疲れたものだ。 だが、今は違う。 俺の財政を圧迫していた大人買いも今は俺の財政源となっている。 武装神姫の由縁たる『武装』。 それは企業・個人問わず多種多様な武装が市場に溢れている。 大抵、そういうものは大企業か著名なデザイナーが販売するのが普通だ。 しかし、大々的では無いものの、個人による武装販売というのも確かに存在する。 個人はイベントやインターネットを介した自作武装の販売が一般的である。 そう、何を隠そうこの俺も神姫の自作武装を販売する人間だ。 俺の場合はインターネットを介し、客の要望を聞く。 そして、予算や期間などを見積もり俺とナルが武装を製作し、客に郵送する。 これがまたかなり儲かるのだ。 一般に広く普及した神姫の用途は基本、バトルだ。 今は街中に留まらず学校の中にまでバトルスペースを導入している。 供給があるのは需要があるからだ。 そして、神姫の広いカスタイマイズ性。 人は基本的に人と同じ、というのを嫌うものだ。 その結果、市場には細かな神姫用のパーツが氾濫し、自分だけの神姫を作ることが出来る。 それでもまだ、人と被る事を嫌がる人間もいる。 俺の客はそういう種類の人間だ。 完全オリジナル。 オーダーメイド。 フルスクラッチモデル。 そういう言葉をちらつかせれば如何に無名の俺と言えど、それなりに客は引っかかるのだ。 が、だからと言って手抜きは一切しない。 ネジ一本からCPUに至るまで、品質には気を配る。 武装の試運転は念入りに行い、誤作動など無いようにする。 武装の品質がそのまま俺への信用に繋がるのだ。 「…これだな」 ベッドの上に山済みにされたダンボールの海の中、目的のダンボール箱があった。 俺は足元に注意しながらそこに近づき、周囲のダンボールを掻き分けてそれを持ち上げた。 顔の直ぐ下にあるダンボールから立ち上るホコリと機械油の臭いに顔をしかめながらナルの元へとそれを運ぶ。 「お待ちぃ」 中のパーツが傷つかないように心なしゆっくりとダンボールを床に下ろす。 「ありがとうございます、マスター」 そういうと、ナルはストラーフの機械腕を稼動させてダンボールを開け、ビニール袋に包まれたパーツ類をちゃぶ台の上に乗っけていく。 俺も再びPCに向かい、自分の作業に戻ることにした。 『ピンポーン』 来客を告げる呼び鈴が久しぶりに鳴り響いた。 扉の前には「新聞勧誘お断り」と「キャッチセールスお断り」のシールが張ってあるのでその線は無いだろう。 だとすれば大家の家賃収集か宅配便だが、どちらも心当たりが無い。 考えられるとすれば―――考えたくはないが―――警察というのも有り得る。 多少緊張を孕みつつ、俺は音を立てないようゆっくりと立ち上がった。 足元を覆いつくすダンボールを蹴らない様に注意しつつ、そう遠くない玄関へ向かう。 『ピンポーン』 台所が隣にある玄関へと辿り着いた俺はまず、覗き窓から外の様子を伺うことにした。 が、その時。 「しーしょー!お見舞いに来ましたー!」 玄関の扉をドンドン叩きながら大きな声で俺の事を呼ぶ声がした。 「アリカ、近所迷惑よ~」 覗き窓を見るまでも無く、そこにいるのがアリカと茜の二人であることは容易に想像できた。 (空けたくねぇ…) 今この扉を開ければ作業は中断を余儀なくされるだろう。 しかし、開けない場合はアリカはしつこく扉を叩き続け周囲に騒音を撒き散らすだろう。 そうなった結果、お隣さんとの付き合いが悪くなる可能性も充分にある。 近所付き合いの悪化によってかつては殺人事件さえ引き起こしたと聞く。 作業の締め切り自体はあと数日残っている。 「…いるから静かにしてくれ」 俺は観念して扉を開けた。 「お邪魔します、師匠!」 「出来れば邪魔はして欲しくないがな…」 扉を開けた瞬間、アリカはずけずけと部屋に上がりこんだ。 俺はそれに軽い眩暈を覚えた。 「どうしてもアリカが気になるからって来ちゃいました」 止めようと思えば止められた筈の茜も茜だと思ったが、それは口にしないで置いた。 「師匠…どうしたんですか?」 扉を閉め、振り返った俺に浴びせられた言葉は実に酷いものだ。 「すんごい散かってる…」 アリカは部屋を見回しながら言った。 「ダンボールには触るなよ」 俺はそういうと、足元のダンボールを数個持ち上げて隅に積んだ。 そうして出来たスペースに座布団を投げ置くとアリカと茜に言った。 「とりあえず座れ、話はそれからだ」 「それじゃあ失礼しま~す」 「今日は本当に散かってますねぇ、どうしたんですか~」 それぞれ違うことを言いながら座る二人を尻目に、俺は茶を淹れる為に台所へと向かう。 小さな食器棚の扉を開け、茶葉筒を取り出し蓋を開ける。 (…腐ってはいないか) 最後に開けたのが何時かは思い出せないそれだが、臭いから判断するに腐ってはいなさそうだ。 それを確認した後、ヤカンに水をいれてコンロにかけた。 水が沸騰するまでの間に急須の用意をする。 茶葉を適当に入れて湯のみを取り出す。 後は水が沸くのを待つだけだ。 「そうだ師匠、どうしたんですか学校に休学届けなんか出して!」 居間にいるアリカが声を張り上げて言った。 俺がアリカに背を向けていると言え、そんなに大きな声で言う事もなかろうに。 「…茜に聞け」 俺が説明してもいいのだが、それはそれで面倒くさい。 第一、アリカに俺の個人的な事情を話す義理もない。 しかし、今の俺がすることばアリカを早急に立ち去らせることだ。 茜に任せておけば、多分上手く説明してくれるだろう。 「何で?」 アリカは首だけをくるりと茜の方に向けた。 「先輩はねぇ…大学に入学した直後、新手の詐欺にかかって多額の借金を負ってしまったの…それを返済するために暇を見ては内職を…」 前言撤回。 ハンカチを片手に目じりを拭うようにしながら平然と嘘を付く茜。 しかし、その口元は確かに笑っている。 「師匠…本当なんですか!?」 ばっ、と振り返り涙目で俺を見つめるアリカ。 「んな訳ねーだろ」 それから視線を外して沸いたお湯を急須に注ぐ。 「先輩ノリが悪いですね~」 急須を軽く回しながら悪びれようともしない茜をどうしようかと頭を痛める。 「なんでウソ言うのよッ!」 「人生を面白くするのは一つの真実、百の嘘なのよ~」 女が三人寄れば姦しいとは良く言ったものだが、この場合二人寄ったら喧しいだ。 「とりあえず騒ぐな」 湯気の立つ湯呑みを二人の前に置き、俺も適当に場所を開けて腰を落とした。 とりあえず俺も茶を飲む事にした。 我ながら丁度良い濃さで淹れられており、大変おいしい。 「…で、師匠。なんで学校休んでるんですか?」 同じく茶を飲んで一段落着いたアリカが口を開いた。 どう説明したものか、俺は湯呑みを睨みつつ数瞬逡巡した。 「マスターが大学に休学届けを出したのは学費と生活費を稼ぐためです」 俺の前方、ちゃぶ台の上を台拭きで拭きながらナルが言った。 「そうなの?」 「はい。マスターと私で神姫用の武装を製作し、それを販売することで学費と生活費を稼いでいるのです」 俺が言わんとすることを手短に説明してくれた相棒に俺は視線だけで礼を言った。 「…でも、なんで学校休む必要あるんですか? 施設とかなら学校の方が整ってると思うんですけど…」 アリカが部屋を見渡しながら言った。 なるほど、確かにこの部屋は神姫の武装を作るには適さない。 アリカにしてはなかなか的確なツッコミだ。 「あのだいが」 「あの大学は研究以外での施設利用は禁じられてるのよ」 俺が説明しようと口を開きかけたその瞬間、茜が先に言ってしまった。 俺は半開きの口を渋々閉じて、その後に続く説明を考える。 「へ、どうゆこと?」 アリカは小首を傾げている。 「あそこはな」 「あの大学は研究以外では一切の機材・施設を使わせないのよ」 コイツ、絶対にワザとやってやがる。 その証拠に楽しそうな眼で俺のことを見てやがる。 「…だから、俺はココで内職してるんだよ」 他に言うことが無いので何とか締め括ろうと言葉を紡ぐ。 これまでの情報を統括すれば普通の人間ならとっとと出て行くだろう。 「そっか…師匠って大変なんですね… アタシに何かお手伝いできること無いですか!」 そんなささやかな願いは無残にも打ち砕かれた。 「いや、それよりとっととかえ」 「そうよね、先輩も一人じゃ大変よね」 更に踏み砕かれた。 結局、あれから無理やりアリカと茜は俺の仕事を手伝った。 茜はまだ良いが、アリカは本当に邪魔というしかなかった。 パーツを探すと言ってはダンボールを引っくり返し。 パーツを組み立てるといっては盛大に失敗し。 それに懲りて差し入れを作るといっては台所を爆発させ。 そんなこんなで日も暮れて、本気でアリカと茜を帰そうと言う事に相成った。 「うぅ…師匠、スイマセンお邪魔してしまって…」 アリカは全身ホコリとススと得体の知れない汚れだらけになりながらヘコヘコ頭を下げている。 帰るときに説教の一つでも垂れてやろうかと思ったが、そういう態度を取られるとどうも辛い。 「分かったからとっとと帰れ」 俺の態度はどっからどう見ても不機嫌そうに見えたことだろう。 本当の所、ありがとうの一言でも言ってやりたいところだがどうも喉辺りでつっかえてしまう。 「それじゃあ、先輩。お仕事頑張って下さいね~」 茜は茜でいつも飄々としているが、今この時だけはかなり楽しそうに見える。 「ああ、先輩達によろしくな」 「孝也先輩にもよろしく言っときますね~」 明らかに顔を顰める俺に、茜はさも面白そうに微笑んだ。 全く持って食えない奴だと思う。 「…それじゃ師匠、失礼します」 アリカはペコリと頭を下げるとトボトボと歩き出した。 それに一歩遅れて茜が歩き出す。 が、一瞬俺の顔を見やがった。 何故か凄まじい罪悪感を感じる。 「……試作品出来たらバトル付き合え!」 自分でも何でこんな事を言ったのか解らない。 だけど、喉から勝手に出てきてしまったのだから仕方が無い。 アリカはびくりと身体を強張らせ、一瞬の後勢い良く振り返った。 「はい! 喜んでッ!」 満面の、こちらまで嬉しくなる様な屈託の無い笑み。 釣られて笑いそうになるのを必死で堪える。 「それじゃっ!」 そう言うとさっきとは打って変わって早足で帰路に向かった。 茜も軽く頭を下げ、アリカを追った。 その表情も、アリカ程ではないが良い顔だった。 俺は一瞬二人の姿を見送ると、直ぐに玄関の戸を閉めた。 「ふぅ…」 何故か溜息が出た。 確かに疲れた。 けど、嫌な溜息ではない。 「マスター、楽しそうですね」 俺の胸ポケットからナルが声をかけてきた。 「そうか?」 「ええ、凄く楽しそうです」 俺にはその自覚は一切無いのだが、ナルが言うのだからそうなのだろう。 「楽しい、ね…」 思い返せば楽しい、と実感した事など余り無かった気がする。 幼少の時分には一度だけ遊園地に連れて行かれた事もあるが、両親共にジェットコースター初めあらゆる乗り物がダメで、俺が介抱してた嫌な思い出しかない。 小学校の頃も無愛想なガキだったと思う。 友達も人並みにいたが、深夜の学校に潜り込むとか下水道探検するとかそんな事も無かったので対して思い出に無い。 中学・高校と勉強積けだったので楽しい、と思う暇も無かった。 いや、ナルと出会ってからは変わった用に思う。 勉強一辺倒の高校生の時分に初めて神姫を手にして以来、神姫にどっぷりと嵌ってしまった。 学校が終われば直ぐにセンターに赴きバトル三昧。 「マスター、どうしました?」 ぼーとしてたのだろう、ナルが気遣わしげに声をかけてきた。 「いや、ちょっと考え事をね」 あの時の楽しいは違う。 今のナルの顔を見ると心底そう思う。 やがて大学に入り、入学式で裕也先輩と裕子先輩と出会った。 あれから一年と少ししか経っていないけど本当に、色々あった。 思い返せば泡の様に記憶が浮かび上がってくる。 裕也先輩に引っ張りまわされた事。 裕子先輩に叱られた事。 孝也に付き纏われた事。 茜に弄られた事。 そして、アリカに出会った事。 驚くほどに密度のある毎日だった。 「…今日の仕事はこれくらいにしとくか」 「マスター?」 その毎日のきっかけは、武装神姫だった。 「締め切りまでまだ時間はある。たまには骨抜きでもしないとな?」 「マスターがそう言うのでしたら…」 武装神姫を通じて知り合った皆。 「今日は鳳凰杯の特番があったな、それでも見よう」 「そういえばもうそんな時期ですね」 その毎日を齎してくれたナルに、最大限の感謝を。 先頭ページへ 次へ
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戻る 先頭ページへ 「……それ、本当なんですよね」 それを聞いたアリカの口から洩れたのは、それを受け入れた事を表す言葉だった。 拒絶でも、否定でも、理解でも無い。ただ、受け入れただけ。 「驚かないのね、アリカちゃん」 それを話して聞かせた裕子は微笑みながら軽く目を見張った。 それを話すのは憚られただろうに、その表情に陰りは無い。 代わりに裕也が横で気まずそうにしているが。 「驚きすぎて……もう何が何だか分からなくって」 アリカはそう言って力無く笑った。 それは乾いた笑いで、感情の枯渇した笑みだった。 Red Legion。 武装神姫が発売された2031年に結成された武装神姫のチーム。 名を連ねる神姫は「赤」に類する名で呼び合い、赤い武装を身に纏っていた。 彼女達は唯只管に破壊を要求された。 勝利でなく、破壊をだ。 そんな事は、現代では許されない。闇バトルを別として。 それでも、社会に浸透する以前だった武装神姫。 戦術が確立しておらず、戦いのレベルが低かった事。 そして、リアルバトルが主流だった事。 それらの要因が絡み合い、Red Legionは生まれ、そして育ってしまった。 「そして、倉内先輩もまた、Red Legionの一員だった」 「……茜」 研究室の扉をくぐりながら茜が口を開いた。 「先輩は赤いストラーフを伴い何十体もの神姫を殺した」 ゆっくりと歩きながら、茜はアリカへと近づいていく。 「カーネリアン。紅玉露の意味。ナルちゃんの昔の名前」 アリカの目前まで辿り着いた茜は、その目を覗き込んだ。眼鏡の奥の瞳が光った。 「ロンも、カーネリアンに殺されかけた」 「……!」 その言葉に、アリカは初めて感情を表に出した。 あくまで話としての恵太郎の過去。 しかし、ここにその被害者がいる。 「……ロンは、ナルさんと恵太郎さんの事を恨んでいるのですか?」 アリカの頭の上では無く、研究室のテーブルの上でトロンベが口を開いた。 「カーネリアンの事は、恨んでないと言えば嘘になります」 天使型の蒼い瞳を伏せて、ロンは言った。 その身体は小刻みに震え、両手は強く握り締められている。 「……」 トロンベは感じた。 破壊される寸前の恐怖を。 ロンの雰囲気はそれを理解させるに十分なものだった。 「手足を捥がれ、首筋にギロチンを突き付けられ、頭上にハンマーを掲げられた……忘れも、しません」 光景が、アリカには想像できなかった。 「アル・ヴェルと蒼蓮華が止めに入ってくれなければ、私は間違いなく……死んでいました」 アリカとトロンベは絶句した。 普段の恵太郎とナルは、何処にでもいそうな神姫好きだったのだ。少なくとも、二人にとっては。 「でも、今は……違います」 ロンの青い瞳が、トロンベの瞳を捉えた。 「あの二人は変わりました。貴女達なら、それが分る筈です」 「……」 アリカとトロンベは何も言わない。 「アリカ殿を正しき道へと導いた……それこそが」 「けーくん達が変わった証拠だと僕は思ってるよ」 「孝也、お前も久しぶりだな」 扉の脇で裕也の言葉を受けた孝也は続けた。 「けーくんは、アリカちゃんの事を自分と重ねて見ていたのかもしれない」 「過去を悔いるからこそ、同じ道を歩みかけていたアリカ殿を戒めた……」 フラッシュバックする光景。 トロンベを道具と見なし、只管に勝利だけを追い求めた自分の姿。 「……何で、あたしに」 アリカは、低く呟いた。 「恵太郎君を、止めるためよ」 裕子が高々と宣言した。 「恵太郎は自身の過去を清算しようとしている」 アル・ヴェルが淡々と続けた。 「三年前は俺と姉貴で何とか出来た」 「けど、今回はそうもいきそうにないのだ」 裕也と蒼蓮華も続く。 「鍵は、貴女なのよ。アリカ」 茜の眼にアリカが映る。 儚く、今にも消えてしまいそうな少女のその姿が。 「……あたしに、何が出来るって言うのよ」 敬愛する人の過去、それを知らずに過ごしてきた自分。 「あたしは師匠の事を何も知らない!」 ただ、ついて行っただけ。 何も知らず、何も理解せず、勝手に師と仰いだ。 「皆みたいに、師匠と長い付き合いでも無い!」 裕子や裕也や孝也や、茜。誰よりも浅い時間。 感じた孤独感、疎外感。それは自分勝手な感情。 「あたしは皆みたいに役に立った事なんて無い!」 特別な技術も無く、特別な感情も持たれず、ただ勝手に付き纏った。 何も、出来ない。 「そんなあたしに……何が出来るって言うのよ!」 「違うわ、アリカちゃん」 叫び、泣いていたアリカを裕子が優しく包み込んだ。 「あなたにしか、出来ない事があるのよ」 優しく語りかける様に、裕子は言った。 「今度の恵太郎君は、3年前とは違うわ。心に芯がある」 アリカは、ただ黙って聞いていた。 「力で人を捩じ伏せるのは簡単だわ。あの時のように、力しか知らない人相手ならね」 裕子の胸に顔を埋め、アリカは黙って聞いている。 「でも、心に芯がある人は、力で捩じ伏せられても立ち上がるわ。心の芯を砕かない限り」 「……だから、なんだって言うのよ」 「アリカちゃん、貴女は恵太郎君の事好き?」 いきなりベクトルの変わった質問に、思わずアリカは顔を上げた。 「……好き」 顔を赤くしながら、しかしはっきりと答えた。 「その気持ちで、恵太郎君の心を折るの。それが、貴女にしか出来ない事」 アリカを抱いていた手を解き、腰をかがめてアリカと目線を合わせながら裕子は言った。 「それなら、孝也でも出来るんじゃないの?」 裕子の目を見つめ返しながら、アリカは言った。 「僕じゃダメなんだよ。けーくんの気持ちが分るアリカちゃんじゃなきゃね」 孝也は寂しそうに笑った。 「師匠の……気持ち」 完全に理解出来る訳では無い。 だが、トロンベを道具と扱い、それが過ちだった事に気付いた気持ちは、もしかしたら同じなのかもしれない。 「……で、具体的にはあたしは、何をすればいいの?」 「その気持ちをぶつければ良いのよ」 茜が言った。その瞳はメガネによって窺い知る事は出来ない。 「つまり……こ、こくはく?」 余りに素っ頓狂な話に、アリカの頬が上気する。 「そ、告白」 「告白ですよ、告白」 茜とロンが言った。眼が、笑っていた。 「そんなんで何とかなるの……?」 「勿論、アリカちゃんだけには任せたりはしないよ」 「拙者とクリスの出番で御座るよ」 訝しげなアリカに、孝也とトリスがこれまた楽しそうに言った。 「……先輩達は?」 頼みの綱を見るような視線で、アリカは佐伯姉弟を見やった。 「俺はそう言うの向いてないんだ」 裕也は心底済まなそうに言った。 「私は無理ねぇ。アル・ヴェルも負けちゃったもの」 「つまり……あたしと茜と孝也の三人で師匠を止めるの?」 アリカはようやく状況を理解し始めた。 「そう、僕たちと」 「拙者達、神姫でで御座る」 孝也とトリスが珍しく凛々しい表情で言った。 「んー……たかや、なんのおはなししてたの?」 「……どうも、倉内です。お久しぶりです、荒川教授」 「今はどの辺りに?……ベトナム、ですか」 「こちらにはいつ頃帰ってくるんです?」 「実は、お願いしたい事があって……」 「書類は全部揃ってます。後は教授だけです」 「……いえ、俺一人、だけです」 「はい、有難う御座います」 「では、また」 先頭ページへ 進む
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52 名前:NEPさん[] 投稿日:2012/01/05(木) 18 07 24.49 ID CzEtkTJH うちのクローズサークルに放逐したいけど、放逐したら被害が広がりそうで 放逐できない困の報告。 PL専で毎回PC、NPCに恋愛ロールを求める(中の人が男性でも) 恋愛ロールを求めるのはいいが、段階や手順を全て吹っ飛ばしていきなり告白する。 困「好きです、付き合ってください」 NPC「面識も何もない知らない人からいきなり言われても困ります」 困「大丈夫です。僕はあなたのことを知っていますし、これから付き合って僕のことを知っていけばいいんです」 とストーカーとしかいえないロールを毎回する。毎回撃沈しては告白がうまくいかない理由はGMやPLが僕の格好良いロールを妬んでいるからだと本気で思っている。 一度「私は仕事が出来る人間に弱い」と自らデレフラグを知らせているのに「僕の気持ちなぜわからないのですか」と必死に告白アピールを続けられた時は恐怖を感じた。 キャラ作成もちぐはぐなものが多い。本人は回避特化系と言っていたのにスキルは回避力上昇形を一切取らず防御上昇系で固めていたり(本人曰く、万が一命中した時の保険) 司令官タイプのキャラをやると言っていたのに終始「何をすればいいんでしょう?」と周りに意見を聞いて、出た意見をさも自分が思いついたようにどや顔でロールしたり。 人の話を聞かないと言うか建保症の気でもあるのか、メモにはであったNPCの名前を書いてあるのにそんなキャラ登場していないと言い張る。 これ放逐しても大丈夫でしょうか? 53 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2012/01/05(木) 18 10 55.71 ID ??? やめておねがい 54 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2012/01/05(木) 18 12 37.16 ID ??? 52 クローズドサークルならそりゃー放逐しようが矯正しようが指導しようが好きにしろとしか言えんが…… とりあえず良い病院でも勧めてやろうか?というかクローズサークルならだれかのツテで入ったんだろ? そいつに教育役させればいいじゃねえか。それが無理ならサークルメンバーで絶海の孤島にでもいってだな…… 55 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2012/01/05(木) 18 16 27.16 ID ??? 困っていうか何らかの障害を抱えているようにしか見えない。病院連れていけよ。 61 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2012/01/05(木) 18 28 26.64 ID ??? 54がクローズドサークルをかけたネタだと気づくのに10数分を要した 68 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2012/01/05(木) 18 41 38.90 ID ??? 52 クローズサークル「に」放逐するならまだいいけれど、クローズサークル「から」放逐するのは止めて欲しい。 途中をすっ飛ばし過ぎた恋愛ロールは困PLのPCと同性のPCとNPCで固めれば良いと思う(多分)。 下の記述は単に致命的に下手くそなだけで失敗で学んでいけば何とかなるかも知れない。 成長するまで周囲が耐えられないと思うが。 スレ305
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戻る 先頭ページへ 「けーくん!」 薄暗いそこに、初めてまともな光が射し込んだ。 半壊して片方が開かないドアをくぐりぬけ、孝也は切羽詰った様子でバトルマシンに駆け寄った。 「……何しに来たんだよ」 恵太郎の声を無視した孝也は、それを見て絶句した。 「間に合わなかった……!」 孝也がそう呟いたのとほぼ同時。ずるり、とアンクルブレードがアリスの手から抜け堕ちた。 武装神姫の心臓たるCSCを白刃によって貫かれたナルは、眠っているように目を閉じている。 それでいて、その表情は何とも幸せそうだった。 「けーくん、何でこんな事をっ!」 孝也は普段の様子からは考えられない剣幕で恵太郎を捲し立てた。 しかし、それが応えた様子も無い。 「お前には、関係無いだろ」 そう冷たく言い放った恵太郎に、孝也が思わず掴みかかった。 「関係無くないだろ!……君島さんも、何でこんな事を! こんな事したって何も……」 「孝也」 初めて、恵太郎が感情を表した。 「お前が口を出す筋合いは無いんだよ」 寒気がするような、虚ろな威嚇。 それは恐怖では無く、哀しさを植え付けるような威嚇だった。 「……何も、知らない人が、口を出さないで、下さい」 君島の言葉もまた、虚ろな感情が籠っていた。 「……アリス」 「……うん」 会話とも言えない一瞬の会話。 アリスはカーネリアンの亡骸を一瞥すると、君島の肩に飛び乗った。 「君島さん……!」 孝也の声を無視し、君島は壊れたバトルセンターを後にした。 残されたのは恵太郎と孝也と、ナル。 「……孝也、先帰れ」 恵太郎は孝也の腕を振りほどくと、ナルから目を逸らすように背を向けた。 「分ったよ」 そう言った後、孝也はナルの頭を軽く撫でた。 その後は、恵太郎に何も言う事無く真直ぐに出て行った。 ただ一人、ナルを前に恵太郎は立ち尽くした。 「……ただいま」 おかえりなさい、マスター。 普段は聞こえる筈の声が、もう聞こえない。 マスター、今日は少し暑かったですね。 普段は見える筈の姿が、もう見えない。 マスター、またコンビニ弁当ですか。 俺の食生活を案じる声が。 マスター、洗濯物はこまめに洗わないと後が大変ですよ。 俺の生活態度を戒める姿が。 マスター、明日は自分で起きてくださいね。 俺の早起きを促す声が。 マスター、もう朝ですよ。 俺の目覚めを促す姿が。 マスター、今日もがんばりましょう。 もう、無い。 マスター、今日の講義はフルですよ。 大学に行っても。 マスター、たまには野菜も食べましょう。 食堂に行っても。 マスター、講義は真面目に聞かないと。 講義に出ても。 マスター、立ち読みは駄目ですよ。 本屋に入っても。 マスター、次の駅で降りますよ。 電車に乗っても。 マスター、今日は何処に行くんですか。 もう何処にも、いない。 「……何の用?」 大学校舎の屋上は今が昼の休みだというのに人影は無く。 いるのは恵太郎と君島と、そしてアリスだけだった。 「……聞き、ました。大学を、辞める、そうで」 あれから―――ナルが死んでからもう一週間も経っていた。 「ああ、うん。そうだよ」 手すりに靠れかかりながら恵太郎は座っている。 「何で、ですか」 恵太郎から少し離れた所に、君島も座った。 「……神姫を持ってない人間は、ここには必要無いだろ」 空を、見上げた。 どこまでも青い空。そこに浮かぶ白い……まっ白い雲 「新しい、神姫を、買わない、んですか」 君島のとなり、恵太郎のとなり、二人の真ん中にアリスは立っていた。 「新しい神姫、か」 ふと、恵太郎がアリスを見た。 ナルと同じ、悪魔型。 「……」 恵太郎の指が、アリスへと伸びた。 君島は、それを横目で眺めている。 指が、アリスの頬に触れかけた瞬間。 アリスは一歩後ずさった。 「……一応の予定は、ね」 恵太郎は、暫く自身の指を眺めた後、手を頭の後ろで組んだ。 「……辞めたあと、どうする、んですか」 君島は、アリスから恵太郎へと視線を移した。 「どこか、遠くに行きたい」 恵太郎は、目を細めた。 「遠く、ですか」 君島は、ただ恵太郎を見ていた。 「……部屋が、広いんだ」 唐突に、恵太郎は言った。 「……ええ」 しかし、君島は特に反応しない。 「ナルが、いない。たったそれだけなのに、部屋が広く感じるんだ」 恵太郎は、空を仰いだ。 涙が溢れない様に、空を見ながら続けた。 「それだけなのに、世界が冷たいんだ……君島、お前もそうだったのか?」 空を見ながら、恵太郎は問いかけた。 「……ネリネが、いない、世界は、地獄」 一瞬の間を置いて、君島は答えた。 「その地獄は、まだ、続いて、ます」 アリスを優しく撫でながら、君島は続けた。 「カーネリアンを、殺せば、それが終わる、と、思ってました」 恵太郎は、空を仰ぎながら耳を傾けている。 「やっぱり、地獄は、終わら、ない。あなたも、それを、味わえば、良い」 深い憎悪の籠った声。 そして、底なしの虚しさが混じった声。 「……可笑しな、話です」 ふいに、君島が空を見上げた。 「ネリネを……神姫を、ただの、道具、扱いしていた、人が、それを、失った、ことで、泣く、なんて」 薄く、君島は哂った。 「……質問は、次で、最後、です」 前置きを置いて、君島は続けた。 「あなたが、殺した、のは、ネリネ、だけ、じゃない。他にも、神姫を、殺して、いる……どうする、つもり?」 一瞬、恵太郎の表情に影が刺した。 「それも、もちろん分ってる。というか、そのつもりで慣れないテレビにも出たりしたんだけどね。君島以外、誰も来なかった」 「……次に、復讐しに、来た、人にも、同じ事を、するんです、か?」 「その、予定」 日が、翳った。 「……あなたが、それを、罪滅ぼしだと、思ってる、なら、大きな、間違い」 君島の表情から、感情が消えた。 「復讐に、来る人、は、神姫を、本当に、愛する、人。そんな、人が、神姫を、殺す事で、満足は、しない」 その言葉に、恵太郎は固まった。 「それは、あなたの、自己満足」 恵太郎は、力無く呟いた。 「他に……」 だが、君島は構わず続ける。 「何も。あなたは、なにも出来ない。しては、いけない。ただ、苦しみながら、生きていく、だけ。懺悔も、贖罪も、あなたには、許されない」 そして、最後に言った。 「あなたは、私に、神姫を、殺させた。あなたは、一体、どれだけ、馬鹿なの」 恵太郎は、暫く俯いたままだった。 「他に……考え付かなかった」 虚ろな声で、言葉を吐き出す。 「俺は、どうすれば良かったんだ……」 しかし、その言葉に君島は答えなかった。 その沈黙が、答えだった。 「……あの時点でマスターが神姫から足を洗えば良かったんじゃないですかね」 「それだと、君島達に対してどうすれば……」 「さっきも、言った、筈です。あなたは、何も、出来ない、と」 「では、額を地面に擦り付ける程の土下座は?」 「その程度で済む問題じゃ……」 「謝る、方は、それで、気が済む、でしょうが、私は、そんな、事では、許しません、よ」 「では、残った人生で全ての神姫とそのオーナーを幸せにするというのは」 「……無茶苦茶な」 「それくらい、の、覚悟、ということ、です」 「やはり、こういう事はマスター自身が見つけなければダメですね」 「……見つけられるかな。もう、ナルだっていな、い……?」 「……!?」 その瞬間、ようやく恵太郎と君島とアリスは固まった。 そこに居る筈の無い存在。 そこに居てはいけない存在。 そこに居るのは。 「……ナ、ル?」 「なんですか、マスター。まるで幽霊を見たような顔をして」 アリスの横にちょこんと座った白髪赤目のストラーフ。 彼女に視線を釘付けにしながら、そこにいる誰もが驚愕の表情を顔に張り付けていた。 「……な、なんで。確かに、アリスが、殺した、筈、です」 「……CSCを、刺した、のに?」 硬直しながら、君島とアリスは顔を見合わせた。 そして、次に恵太郎の方へと視線を移した。 「待て、待ってくれって。俺も何がなんだかわかんねぇって!」 思わず素が出た恵太郎の言葉に、嘘は無い。 そんな三者三様の対応を受けながら、ナルは平然と口を開いた。 「まぁ、私もあの時は死ぬかと思いました」 「確かに、殺した」 ナルの能天気とも取れる言葉に、アリスがすかさず反応した。 「ええ、そうです。確かに、貴女は私のCSCを貫きました……タネ明かしは張本人に説明して頂きましょう」 まるで、示し合わせたように屋上に表れたのは高野孝也その人であった。 「……こ、こんにちは~」 空気が、凍った。 「孝也……お前、何をした」 その直後、ゆらりと立ち上がった恵太郎は静かに言い放った。 そして、ゆっくりと孝也に向って近寄った。 「せ、説明するから落ち着いてよ、ね?」 その言葉に素直に従ったのかは不明だが、恵太郎は手すりに身体を預けた。話を聞く体勢だ。 それを確認した孝也は、とりあえず胸を撫で下ろすと、咳を一つ。 「結論から言うと、クリスの力なんだ。君島さんは知らないだろうから簡単に説明するね。僕の神姫、トリスには専用装備としてナ・アシブっていう外部装甲がある。それに搭載されているシステム・ニトクリスはナノマシンによって神姫をハッキングして、感覚をかく乱するシステムがある」 そこまで聞いて、恵太郎は事の顛末を半分ほど理解した。 「……アリスをハックして、ナルを殺したように錯覚させた?」 「そんな、事が、可能、なのです、か?」 君島はアリスを見ながら呟いた。 当のアリスも信じられない、と言った様子で目を白黒させている。 「ジュピシーやジルダリアの武装を原理は似た様なものだよ。やっぱりトリスとクリスの力だけじゃそこまで完璧なハッキングは出来ないからね。ロンとトロンベにも手伝って貰ったよ」 神姫三体の演算装置を用いて行われた神姫に対するシステムハッキング。 それが、ナルが生きているタネ明かしだと言った。 「……待て、俺も君島もナルが刺される所を見ていたぞ。システム・ニトクリスは人間もハッキング出来るってのか?」 「システム・ニトクリスで出来るのはハッキングだけじゃないよ。ナノマシンを使った光学迷彩だって出来る」 つまりは、システム・ニトクリスによってアリスをハックしつつ、バトルマシン周囲を光学迷彩で覆い、さもナルが刺されたかのように見せかけた。 そういう、事だ。 「……じゃあ、これは何なんだ」 恵太郎は懐から掌大のケースを取りだした。 そこには胸が破損したストラーフが入っていた。 「ダミーだよ。先輩達に作って貰ったんだ。現場でね」 そこまで聞いた恵太郎は、脱力して地面にへたり込んだ。 「アリス。ハッキング、されて、いたの、に、気付き、ました?」 「全然」 アリスは、自らの掌を見つめた。 カーネリアンのCSCを貫いた感触がこびり付く、その掌を。 「何でだよ」 強く、強がろうとする声が恵太郎から洩れた。 「何で、こんな事したんだよ……」 「……けーくん。けーくんがアリカちゃんを止めたのと、同じ理由だよ」 その言葉は、暗に恵太郎を否定していた。 「けーくんの考えてる事は贖罪じゃない。君島さんの言う通り、ただの自己満足だよ」 「お前に……何が分るんだよ」 「分るよ。あら方、神姫を好きになって、神姫を好きな人の気持ちを理解して、それで神姫を殺される人の気もちを理解しようとしたんでしょ? 伊達に生まれた時から一緒にいないよ」 「……じゃあ、何で俺を止める」 「何度でも言う。けーくんは間違ってる。けーくんがやった事は、神姫が好きな人に神姫を殺させる、そう言う事だ」 「それ、は、私が、言い、ました」 「……とにかく、けーくんがした事は間違ってる。それだけは言える」 そこまで聞いた恵太郎は、空を眩しそうに見つめた。 「他に……考え付かなかった」 「けーくん。けーくんはどうかは分らないけど、僕はけーくんの事友達だと思ってる。僕だけじゃない。裕子先輩も、裕也先輩も、茜ちゃんも……それに、アリカちゃんも」 そこで、一旦孝也は言葉を区切った。 「だから、もっと僕たちを頼ってよ。一人で考え付かないなら、皆で考えようよ」 孝也は笑って言った。 でも、その笑顔は恵太郎には眩しすぎた。 「……アリス」 君島の一声で、アリスは彼女の肩に飛び乗った。 「聞きたい、事も、聞け、ました、から、私は、失礼、します」 その後ろ姿を見つめがら、恵太郎は暫く逡巡していたが、結局、何も言えなかった。 「孝也、さん?」 校舎へ続く扉の前で、ふと君島は立ち止った。 「私も、アリスも、神姫を殺さずに、済みまし、た。ありがとうございます」 「……うん」 「倉内……さん。私は、もう、疲れました。だから、もう、私の目の前の、現れないで」 それだけ言うと、君島は答えを聞かずに立ち去った。 恵太郎と孝也と、ナルの間に沈黙が漂った。 「……孝也、話はもう終わりか」 「まだだよ」 そう言うと、孝也は校舎へ続く扉の中に首だけを突っ込み、何かを招く動作をした。 それから間もなく、屋上にアリカが表れた。 「じゃあ、僕は下で待ってるよ」 「マスター、私も」 孝也とナルはアリカと二三言葉を交わすと屋上から立ち去った。 「……師匠、隣いいですか?」 少し戸惑いがちな、それでいて強い意志の込められた言葉に、恵太郎はただ頷く事しか出来なかった。 恵太郎の隣に腰を下したアリカは、間髪入れずに口を開いた。 「師匠、私は……」 「アリカ」 しかし、それは恵太郎の一言で止められた。 気まずそうにするアリカを余所に、恵太郎は言う。 「お前、聞いてんだろ。俺の事」 「……はい」 その問いに、アリカは素直に答えた。 「……俺には、師匠なんて呼ばれる資格、無いよ」 空を見つめ、雲を見つめ、何処かを見つめる恵太郎の言葉が、虚しく響いた。 「俺には、人に好かれる資格なんて、無いよ」 その言葉は、アリカだけに言ったのでは無く、恵太郎の知人全員に当てた言葉だった。 「だから、さ」 次の言葉は、アリカにとって最も聞きたくない言葉で、恵太郎にとって最も言いたくない言葉だった。 「俺を……」 「師匠!」 今度は、アリカが止める番だった。 「人が人を好きになるのに、資格なんているんですか!? 私が師匠を師匠と呼ぶ事に、何の資格がいるんですか!? 師匠は、私とトロンベを救ってくれたじゃないですか!? それで、私には十分です!」 半分、悲鳴にも似たその叫びは、人のいない屋上に響き渡った。 「だから……師匠を好きな事は、許してください……」 消え入りそうなか細い声、それでいて耳に残る不思議な声。 しかし、恵太郎は空を眺めたまま、口を開いた。 「……アリカ、一人にしてくれないか」 「嫌です」 「こんな顔してんの、見られたくないんだよ……!」 「じゃあ、下向いてます」 それから数分、恵太郎は静かに泣いた。 「……アリカ」 「はい」 「お前の気持ちは、嬉しい。今まで、誰かにそういう風に言われた事無かったから」 「はい」 「でも、今はまだ、答えられない」 「……はい」 「だけど、絶対に答える。だから、少しだけ待っててくれるか?」 「はい……師匠」 それが、アリカの聞いた恵太郎の最後の言葉だった。 「ナル、久しぶり……かな」 「そうなりますね、マスター」 「俺、お前を二度も殺しちゃったんだな」 「三度目は無いですよ」 「ナル、俺はどうすればいいんだろうな」 「それをこれから探しに行くんでしょう、マスター」 「……ナル、一緒に来てくれるか?」 「イェス、マスター。何処までも、何時までも」 そして、恵太郎は姿を消した。 戦う神姫は好きですか 終