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《浄天眼》 No.1320 Command <第十四弾> NODE(2)/COST(1) 代替レース:天狗 効果範囲:プレイヤー、手札、デッキ、冥界に及ぶ効果 発動期間:持続 ターン終了時まで、相手プレイヤーがコマンドカードをプレイした場合、〔あなた〕は1ドローする。この効果は重複しない。 (自動β): 〔このカード〕がプレイされたターン、相手プレイヤーがコマンドカードを1枚もプレイしなかった場合、このターンの終了時、このカードは手札に戻る。 「不穏な気配がする…」 Illustration:CircleK コメント 相手がコマンドをプレイする度にドローが出来るようになるカード。 コマンドを撃たれなかった場合は使いまわす事もできる。 ドローするタイミングが「プレイした時」であるため、相手のコマンドに干渉してプレイした場合やこれ自身のプレイに干渉された場合はドローすることが出来ない。 従って、特別な意図が無い限りはアクティブフェイズにプレイしておき、相手の2枚以上のコマンドの使用を牽制するのが仕事になる。 カウンター合戦は勿論の事、霞網からの強引な取引や孤高の監視者等、コマンドカードが1ターンに複数プレイされることは意外とあるため、2枚以上ドロー出来る場合も少なくないだろう。そうして相手がコマンドの連発を渋っている間に、自分は展開を進めていくと良い。 相手がコマンドのプレイを渋った時はターン終了時に手札に戻って来るが、その場合は代替レースしないと不経済。 代替レースに指定されているのは天狗が1体のみと数の条件自体は楽だが、第十五弾時点では天狗キャラは全て3ノード以上の中型キャラであり、相手の最速展開パターンに間に合わない場合もある。 また、3~4ノードの天狗キャラは犬走 椛/7弾や犬走 椛/14弾の様に倒れやすいキャラだったり、姫海棠 はたて/PRの様に場持ちがさほど求められずに【連結】(ユニオン)の種にされてしまったりと、継続的に運用される機会が少ないキャラも多く、何度もこのカードをプレイし続ける事は意外と難しい。 これのプレイが無効になった場合、「このカードがプレイされた」と言う事実も無かった事になる。そのため(自動β)は適用されず、そのターン相手がコマンドをプレイしなかった場合でも手札に戻す事はできない。(IR-5.2.5も参照のこと) 関連 第十四弾
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6/24(カ行)受付分キャラ一覧(審議結果) キャラ名 作品名 まとめ氏 リスト屋 担当声優 備考 神山咲夜 Candy boy OK OK 加藤英美里 櫻井雪乃 Candy boy OK OK 柚木涼香 櫻井奏 Candy boy OK OK 生天目仁美 女の子 candy☆boy OK OK 声優不明 部屋に来た友達、に改名を推奨(ま) なっちゃん CLANNAD OK OK 声優不明 伊吹公子 CLANNAD OK OK 皆口裕子 伊吹風子 CLANNAD OK OK 野中藍 一ノ瀬ことみ CLANNAD OK OK 能登麻美子 一ノ瀬水恵 CLANNAD OK OK 杉原睦 岡崎汐 CLANNAD OK OK こおろぎさとみ 作品名は「劇場版CLANNAD」が適当(ま) 河南子 CLANNAD OK OK すずきけいこ 宮沢有紀寧 CLANNAD OK OK 榎本温子 原田 CLANNAD OK OK 安井絵里 古河渚 CLANNAD OK OK 中原麻衣 古河早苗 CLANNAD OK OK 井上喜久子 坂上智代 CLANNAD OK OK 桑島法子 三井 CLANNAD OK OK 斉木美帆 春原芽衣 CLANNAD OK OK 田村ゆかり 少女 CLANNAD OK OK 川上とも子 正式名称では分かり辛そうなので、「幻想世界の少女」に改名を推奨(ま) 仁科りえ CLANNAD OK OK 相沢舞 杉坂 CLANNAD OK OK 板東愛 藤林杏 CLANNAD OK OK 広橋涼 藤林椋 CLANNAD OK OK 神田朱未 ウンディーネ CLAYMORE OK OK 石塚理恵 オフィーリア CLAYMORE OK OK 篠原恵美 ガラテア CLAYMORE OK OK 折笠愛 クレア CLAYMORE OK OK 桑島法子 ジーン CLAYMORE OK OK 三石琴乃 シンシア CLAYMORE OK OK 宮川美保 デネヴ CLAYMORE OK OK 武田華 ヒルダ CLAYMORE 保留 OK 松下こみな 期間内に登場したというソースはありますか?(ま) フローラ CLAYMORE OK OK 松来未祐 ヘレン CLAYMORE OK OK 長沢美樹 ラファエラ CLAYMORE OK OK 雪野五月 リフル CLAYMORE OK OK 水樹奈々 西のリフルに改名推奨(ま) 西野リフル CLAYMORE 重複 重複 →リフルに統合 ミリス・ブリンベルケ CODE-E OK OK 豊口めぐみ 海老原千波美 CODE-E OK OK 橋本まい 九条園美 CODE-E OK OK 名塚佳織 君塚麻織 CODE-E OK OK 稲村優奈 斎橋由真 CODE-E OK OK 水野理紗 小松菜圭子 CODE-E OK OK 桃井はるこ アウローラ GUNSLINGER GIRL -IL TEATRINO- OK OK 酒井香奈子 アンジェリカ GUNSLINGER GIRL -IL TEATRINO- OK OK 花澤香菜 エンリカ GUNSLINGER GIRL -IL TEATRINO- OK OK 声優不明 クラエス GUNSLINGER GIRL -IL TEATRINO- OK OK 水野理紗 トリエラ GUNSLINGER GIRL -IL TEATRINO- OK OK 榎本温子 フェッロ GUNSLINGER GIRL -IL TEATRINO- OK OK 中川里江 フランカ GUNSLINGER GIRL -IL TEATRINO- OK OK 平田絵里子 プリシッラ GUNSLINGER GIRL -IL TEATRINO- OK OK 高橋まゆこ ヘンリエッタ GUNSLINGER GIRL -IL TEATRINO- OK OK 阿久津加菜 リコ GUNSLINGER GIRL -IL TEATRINO- OK OK 塩野アンリ アールヴ KIDDY GRADE -TRUTH DAWN- 黎明篇 OK OK 井上喜久子 ヴァイオラ KIDDY GRADE -TRUTH DAWN- 黎明篇 OK OK 徳永愛 エクレール KIDDY GRADE -TRUTH DAWN- 黎明篇 OK OK 永田亮子 相原琴子 イタズラなKiss × × 対象外(ア行) 深見 おおきく振りかぶって × × 対象外(ア行) クロニコ カイバ OK OK 斎藤千和 サテ カイバ OK OK 甲斐田裕子 チェキ カイバ OK OK 藤村歩 ネイロ カイバ OK OK 能登麻美子 稲森光香 がくえんゆーとぴあ まなびストレート! 重複 重複 →稲森光香(みかん)に統合 稲森光香(みかん) がくえんゆーとぴあ まなびストレート! OK OK 野中藍 稲森光香の母 がくえんゆーとぴあ まなびストレート! OK OK 森沢芙美 衛藤 芽生 がくえんゆーとぴあ まなびストレート! 重複 重複 →衛藤芽生(めぇ)に統合 衛藤芽生(めぇ) がくえんゆーとぴあ まなびストレート! OK OK 平野綾 角沢多佳子 がくえんゆーとぴあ まなびストレート! × × 未放送話に出演していない 小鳥桃葉 がくえんゆーとぴあ まなびストレート! 重複 重複 →小鳥桃葉(もも)に統合 小鳥家のメイド がくえんゆーとぴあ まなびストレート! OK OK 岡田幸子 小鳥桜華 がくえんゆーとぴあ まなびストレート! OK OK 声優無し 小鳥桃葉(もも) がくえんゆーとぴあ まなびストレート! OK OK 藤田咲 上原 むつき がくえんゆーとぴあ まなびストレート! 重複 重複 →上原むつき(むっちー)に統合 上原むつき(むっちー) がくえんゆーとぴあ まなびストレート! OK OK 井上麻里奈 天宮 学美 がくえんゆーとぴあ まなびストレート! 重複 重複 →天宮学美(まなび)に統合 天宮学美(まなび) がくえんゆーとぴあ まなびストレート! OK OK 堀江由衣 旅館松井の女将 がくえんゆーとぴあ まなびストレート! OK OK 天野由梨 クレジット:番頭 旅館松井の女将の娘 がくえんゆーとぴあ まなびストレート! OK OK 鹿野優以 クレジット:番頭の娘 源 ちずる かのこん OK OK 川澄綾子 七々尾藍 かのこん OK OK 仲西環 蓮との同一エントリーを提案(ま) 七々尾蓮 かのこん OK OK 門脇舞以 小山田耕太 かのこん × × 男です。 朝比奈あかね かのこん OK OK 斎藤千和 長ヶ部澪 かのこん OK OK 伊月ゆい 犹守 望 かのこん OK OK 竹内美優 鵺 かのこん OK OK 声優不明 ニャケ かみちゃまかりん OK OK 加藤奈々絵 花園花鈴 かみちゃまかりん OK OK 中原麻衣 九条姫香 かみちゃまかりん OK OK 下屋則子 イエラ巴門 キスダム -ENGAGE planet- OK OK 渡辺明乃 ヴァイレ キスダム -ENGAGE planet- OK OK 井口裕香 ヴァラール キスダム -ENGAGE planet- OK OK 渡辺明乃 ヴァリレイ キスダム -ENGAGE planet- OK OK 柚木涼香 ヴァルダ キスダム -ENGAGE planet- OK OK 明坂聡美 まゆら(鈴音) キスダム -ENGAGE planet- 保留 OK 戸松遥 期間内に登場したというソースはありますか?(ま) 沙々羅樹 キスダム -ENGAGE planet- OK OK 甲斐田裕子 流姫那乃亜 キスダム -ENGAGE planet- OK OK 遠藤綾 流姫那由乃 キスダム -ENGAGE planet- OK OK 水樹奈々 玲 キスダム -ENGAGE planet- OK OK 柚木涼香 燻京香 キスダム -ENGAGE planet- OK OK 弓場沙織 祇条深月 キミキス pure rouge OK OK 能登麻美子 栗生恵 キミキス pure rouge OK OK 中原麻衣 咲野明日夏 キミキス pure rouge OK OK 広橋涼 水澤摩央 キミキス pure rouge OK OK 池澤春菜 星乃結美 キミキス pure rouge OK OK 小清水亜美 川田知子 キミキス pure rouge OK OK 川澄綾子 相原菜々 キミキス pure rouge OK OK 野川さくら 二見瑛理子 キミキス pure rouge OK OK 田中理恵 飛羽愛美 キミキス pure rouge OK OK 原田ひとみ 夕月薫子 キミキス pure rouge OK OK 佐藤泉美 里仲なるみ キミキス pure rouge OK OK 水橋かおり スーパーノヴァ きらりん☆レボリューション 分割 要審議 美央(スーパーノヴァ)、麻央(スーパーノヴァ)で個別エントリー(ま) 綾 きらりん☆レボリューション OK OK 白鳥由里 82話に登場 円宗律子 きらりん☆レボリューション 保留 OK 根谷美智子 期間内に登場したというソースはありますか?(ま) 遠藤マキ きらりん☆レボリューション OK OK 声優不明 94話に登場 花咲こべに きらりん☆レボリューション OK OK 吉川友 月島きらり きらりん☆レボリューション OK OK 久住小春 財宝院美麗子 きらりん☆レボリューション OK OK 茶乃 春野つらら きらりん☆レボリューション 保留 OK 笹本優子 期間内に登場したというソースはありますか?(ま) 小倉エリナ きらりん☆レボリューション OK OK 城雅子 新聞子 きらりん☆レボリューション OK OK 笹本優子 雪野のえる きらりん☆レボリューション OK OK 北原沙弥香 白浜みさき きらりん☆レボリューション OK OK 白鳥由里 明美 きらりん☆レボリューション OK OK おかむらまゆこ 72話に登場 サラ クリスタル ブレイズ OK OK 小林ゆう まつざか梅 クレヨンしんちゃん OK OK 富沢美智恵 桜田ネネ クレヨンしんちゃん OK OK 林玉緒 小山むさえ クレヨンしんちゃん OK OK 根谷美智子 石坂みどり(よしながみどり) クレヨンしんちゃん OK OK 高田由美 野原ひまわり クレヨンしんちゃん OK OK こおろぎさとみ 野原みさえ クレヨンしんちゃん OK OK ならはしみき AYA ゲゲゲの鬼太郎 OK OK ゆかな 62話に登場 アマビエ ゲゲゲの鬼太郎 OK OK 池澤春菜 お歯黒べったり ゲゲゲの鬼太郎 OK OK 中友子 ザンビア ゲゲゲの鬼太郎 OK OK 野中藍 ぬりかべ女房 ゲゲゲの鬼太郎 OK OK 田中真弓 ねこ娘 ゲゲゲの鬼太郎 OK OK 今野宏美 ネコ娘に統合を推奨(ま) ミウ ゲゲゲの鬼太郎 OK OK 浅野真澄 51話に登場 ろくろ首 ゲゲゲの鬼太郎 OK OK 豊嶋真千子 井森真名 ゲゲゲの鬼太郎 OK OK 須藤祐実 羽原舞 ゲゲゲの鬼太郎 OK OK 小林由美子 加奈 ゲゲゲの鬼太郎 OK OK 釘宮理恵 砂かけババア ゲゲゲの鬼太郎 OK OK 山本圭子 座敷童子 ゲゲゲの鬼太郎 OK OK 広橋涼 猫娘 ゲゲゲの鬼太郎 重複 重複 →ねこ娘に統合 里見 ゲゲゲの鬼太郎 OK OK 野中藍 里奈 ゲゲゲの鬼太郎 OK OK 大本眞基子 蕾 ゲゲゲの鬼太郎 OK OK 中原麻衣 アンゴル=モア ケロロ軍曹 OK OK 能登麻美子 安千草 ケンコー全裸系水泳部 ウミショー OK OK 井口裕香 黄瀬早苗 ケンコー全裸系水泳部 ウミショー OK OK 新谷良子 吉澤やまな ケンコー全裸系水泳部 ウミショー OK OK 門田幸子 魚々戸 真綾 ケンコー全裸系水泳部 ウミショー OK OK 矢作紗友里 原みゆき ケンコー全裸系水泳部 ウミショー OK OK 平井花海 小山田麻美 ケンコー全裸系水泳部 ウミショー OK OK 高垣彩陽 小柴あきら ケンコー全裸系水泳部 ウミショー OK OK 花村怜美 織塚 桃子 ケンコー全裸系水泳部 ウミショー OK OK 生天目仁美 新堂アイ ケンコー全裸系水泳部 ウミショー OK OK 小林ゆう 新堂ナギ ケンコー全裸系水泳部 ウミショー OK OK 小林ゆう 新堂マヨ ケンコー全裸系水泳部 ウミショー OK OK 小林ゆう 新堂ミミ ケンコー全裸系水泳部 ウミショー OK OK 小林ゆう 新美らん ケンコー全裸系水泳部 ウミショー OK OK 花村怜美 生田 蒔輝 ケンコー全裸系水泳部 ウミショー OK OK 清水愛 静岡 みれい ケンコー全裸系水泳部 ウミショー OK OK 福井裕佳梨 中村恵子 ケンコー全裸系水泳部 ウミショー OK OK 大谷美貴 奈良保代 ケンコー全裸系水泳部 ウミショー OK OK 声優無し 凪良みく ケンコー全裸系水泳部 ウミショー OK OK 平井花海 南条可憐奈 ケンコー全裸系水泳部 ウミショー OK OK 高垣彩陽 姫川 佳織 ケンコー全裸系水泳部 ウミショー OK OK 村田あゆみ 鳴子朋子 ケンコー全裸系水泳部 ウミショー OK OK 伊藤実華 要の母 ケンコー全裸系水泳部 ウミショー OK OK 岡村明美 蜷川 あむろ ケンコー全裸系水泳部 ウミショー OK OK 豊崎愛生 スザンナ・ホプキンス げんしけん2 OK OK 後藤邑子 メンマ げんしけん2 OK OK 北原美和 加藤 げんしけん2 OK OK 中尾衣里 会場アナウンス(米澤英子) げんしけん2 OK OK よねざわひでこ (米澤英子)トル(ま) 大野加奈子 げんしけん2 OK OK 川澄綾子 北川 げんしけん2 OK OK 小林沙苗 薮崎 げんしけん2 OK OK 高木礼子 C.C. コードギアス 反逆のルルーシュ R2 OK OK ゆかな アーニャ・アールストレイム コードギアス 反逆のルルーシュ R2 OK OK 後藤邑子 アッシュフォード学園水泳部員の貧乳娘 コードギアス 反逆のルルーシュ R2 OK OK 声優不明 ガエコンウ(アッシュフォード学園水泳部員) コードギアス 反逆のルルーシュ R2 要審議 保留 存在確認できず コーネリア・リ・ブリタニア コードギアス 反逆のルルーシュ R2 OK OK コトイ(アッシュフォード学園水泳部員) コードギアス 反逆のルルーシュ R2 要審議 保留 存在確認できず シホ(アッシュフォード学園水泳部員) コードギアス 反逆のルルーシュ R2 要審議 保留 存在確認できず シャーリー・フェネット コードギアス 反逆のルルーシュ R2 OK OK 折笠富美子 セシル・クルーミー コードギアス 反逆のルルーシュ R2 OK OK 井上喜久子 ナダロ(アッシュフォード学園水泳部員) コードギアス 反逆のルルーシュ R2 要審議 保留 存在確認できず ナナリー・ヴィ・ブリタニア コードギアス 反逆のルルーシュ R2 OK OK 名塚佳織 ニーナ・アインシュタイン コードギアス 反逆のルルーシュ R2 OK OK 千葉紗子 ミーヤ・I・ヒルミック コードギアス 反逆のルルーシュ R2 OK OK 三宅ひとみ ミレイ・アッシュフォード コードギアス 反逆のルルーシュ R2 OK OK 大原さやか ユーフェミア・リ・ブリタニア コードギアス 反逆のルルーシュ R2 保留 保留 出演確認できず ローマイヤー コードギアス 反逆のルルーシュ R2 OK OK 渡辺明乃 ローマイヤ(ま) 公式ではローマイヤー(リ) 皇神楽耶 コードギアス 反逆のルルーシュ R2 OK OK かないみか 皇神樂耶 コードギアス 反逆のルルーシュ R2 重複 重複 →皇神楽耶に統合 紅月カレン コードギアス 反逆のルルーシュ R2 OK OK 小清水亜美 篠崎咲世子 コードギアス 反逆のルルーシュ R2 OK OK 新井里美 水無瀬むつき コードギアス 反逆のルルーシュ R2 OK OK 後藤邑子 千葉凪沙 コードギアス 反逆のルルーシュ R2 OK OK 千葉紗子 双葉綾芽 コードギアス 反逆のルルーシュ R2 OK OK 折笠富美子 天子 コードギアス 反逆のルルーシュ R2 OK OK 松元環季 日向いちじく コードギアス 反逆のルルーシュ R2 OK OK 大原さやか 黎星刻 コードギアス 反逆のルルーシュ R2 × × 男です。 C.C. コードギアス反逆のルルーシュ 重複 重複 →C.C.@コードギアス 反逆のルルーシュ R2に統合 天子 コードギアス反逆のルルーシュ 重複 重複 →天子@コードギアス 反逆のルルーシュ R2に統合 秋本・カトリーヌ・麗子 こちら葛飾区亀有公園前派出所 スペシャル OK OK 800 こどものじかん × × 判別できず 7764663 こどものじかん × × 判別できず akazukinchacha こどものじかん × × 判別できず anshi0942 こどものじかん × × 判別できず flaresky こどものじかん × × 判別できず 宇佐 美々 こどものじかん OK OK 門脇舞以 鏡黒 こどものじかん OK OK 真堂圭 九重りん こどものじかん OK OK 喜多村英梨 九重秋 こどものじかん OK OK 天野由梨 えつこ こはるびより OK OK 声優不明 さくや こはるびより OK OK 清水愛 ゆい こはるびより OK OK 喜多村英梨 久遠 こはるびより OK OK 小清水亜美 御堂蘭 こはるびより OK OK 矢作紗友里 御堂菫 こはるびより OK OK 早見沙織 住友みのり こはるびより OK OK 明坂聡美 店長 こはるびより OK OK 三宅華也 萩原香苗 こはるびより OK OK 柚木涼香 萩原歩美 こはるびより OK OK 井口裕香 リンダ ゴルゴ13 OK OK 岡本麻弥 綾川日奈子 ご愁傷さま二ノ宮くん OK OK 明坂聡美 奥城いろり ご愁傷さま二ノ宮くん OK OK 綱掛裕美 月村真由 ご愁傷さま二ノ宮くん OK OK 門脇舞以 仲丸ゆきえ ご愁傷さま二ノ宮くん OK OK 庄司宇芽香 二ノ宮涼子 ご愁傷さま二ノ宮くん OK OK 根谷美智子 北条麗華 ご愁傷さま二ノ宮くん OK OK 沢城みゆき 霧島しのぶ ご愁傷さま二ノ宮くん OK OK 千葉紗子 月村真由 ご愁傷さま二宮くん 重複 重複 →月村真由@ご愁傷さま二ノ宮くんに統合 北条麗華 ご愁傷さま二宮くん 重複 重複 →北条麗華@ご愁傷さま二ノ宮くんに統合 内田ユカ みなみけ × × 対象外 南冬馬 みなみけ × × 対象外 綾波レイ ヱヴァンゲリヲン 新劇場版:序 × × 対象外 エリザベス・K・ストロベリーフィールド 仮面のメイドガイ OK OK 藤田咲 シズク 仮面のメイドガイ OK OK 神田朱未 ツララ 仮面のメイドガイ OK OK 岡寛恵 フブキ 仮面のメイドガイ OK OK 豊口めぐみ マダムJ 仮面のメイドガイ OK OK 皆口裕子 荒屋敷吉江 仮面のメイドガイ OK OK 山口眞弓 田原坂沙希) 仮面のメイドガイ OK OK 甲斐田裕子 )トル 内藤昌 仮面のメイドガイ 重複 OK 高橋まゆこ 誤字(ま) 内藤晶(部長) 仮面のメイドガイ OK 重複 内藤昌に統合(リ) 氷注花 仮面のメイドガイ OK OK 田中敦子 正しくは氷柱花 富士原なえか 仮面のメイドガイ OK OK 井口裕香 平野美和 仮面のメイドガイ OK OK 小林ゆう 和泉英子 仮面のメイドガイ OK OK 加藤英美里 クローム髑髏 家庭教師ヒットマンREBORN! OK OK 明坂聡美 三浦ハル 家庭教師ヒットマンREBORN! OK OK 吉田仁美 菊地紗代子 河童のクゥと夏休み OK OK 植松夏希 正しくは菊池紗代子(ま) 上原瞳 河童のクゥと夏休み OK OK 松元環季 シャーウッド姫 怪物王女 OK OK 清水愛 ヒロ子 怪物王女 × OK 吉田真弓 期間外(ま) フランシスカ 怪物王女 OK OK 森永理科 フランドル 怪物王女 OK OK 河原木志穂 ミカサ 怪物王女 OK OK 大原さやか リザ・ワイルドマン 怪物王女 OK OK 甲斐田裕子 嘉村令裡 怪物王女 OK OK 能登麻美子 人魚 怪物王女 OK OK 声優不明 日和見紗和々 怪物王女 OK OK 皆口裕子 姫 怪物王女 OK OK 川澄綾子 花子さん 学校の怪談 アニメDVD2007 OK OK 松来未祐 口裂け女 学校の怪談 アニメDVD2007 OK OK 雪野五月 イシュタル12 機神大戦 ギガンティック・フォーミュラ OK 保留 人格判定必要 エレナ 機神大戦 ギガンティック・フォーミュラ OK OK 釘宮理恵 レイ 機神大戦 ギガンティック・フォーミュラ OK OK 岡本麻弥 神代真名 機神大戦 ギガンティック・フォーミュラ OK OK 佐藤利奈 大海華都美 機神大戦 ギガンティック・フォーミュラ OK OK 佐々木優子 天野卯兎美 機神大戦 ギガンティック・フォーミュラ OK OK 矢作紗友里 カティ・マネキン 機動戦士ガンダム00 OK OK 高山みなみ クリスティナ・シエラ 機動戦士ガンダム00 OK OK 佐藤有世 シーリン・バフティヤール 機動戦士ガンダム00 OK OK 根谷美智子 スメラギ・李・ノリエガ 機動戦士ガンダム00 OK OK 本名陽子 ソーマ・ピーリス 機動戦士ガンダム00 OK OK 小笠原亜里沙 ネーナ・トリニティ 機動戦士ガンダム00 OK OK 釘宮理恵 フェルト・グレイス 機動戦士ガンダム00 OK OK 高垣彩陽 マリナ・イスマイール 機動戦士ガンダム00 OK OK 恒松あゆみ ルイス・ハレヴィ 機動戦士ガンダム00 OK OK 斎藤千和 王留美 機動戦士ガンダム00 OK OK 真堂圭 絹江・クロスロード 機動戦士ガンダム00 OK OK 遠藤綾 西尾 逆境無頼カイジ OK OK 阪本麻美 Dr.ヘル 狂乱家族日記 OK OK 川澄綾子 オデッサ・エイ 狂乱家族日記 OK OK 斎藤桃子 正しくはオデッサ=エイ(ま) マダラ 狂乱家族日記 OK OK 井上麻里奈 ムジャッキー・サーペント 狂乱家族日記 OK OK 釘宮理恵 灰谷羊子 狂乱家族日記 OK OK 小野涼子 桜井ちえり 狂乱家族日記 OK OK 中原麻衣 死神三番(霧岬知紅) 狂乱家族日記 OK OK 森永理科 鷹縁切子 狂乱家族日記 OK OK 西野陽子 平塚雷蝶 狂乱家族日記 OK OK 後藤邑子 乱崎凶華 狂乱家族日記 OK 重複 →乱崎凶華(キョウキァ=エアエリアエア)に統合 乱崎凶華(キョウキァ=エアエリアエア) 狂乱家族日記 重複 OK 藤村歩 本名を併記する必要もない気がします(ま) 乱崎月香 狂乱家族日記 OK OK 佐藤利奈 乱崎千花 狂乱家族日記 OK OK 戸松遥 乱崎優歌 狂乱家族日記 OK OK 花澤香菜 竜骨寺春風 狂乱家族日記 OK OK 高森奈緒 竜骨寺椿姫 狂乱家族日記 OK OK 清水愛 高階礼乃 金色のコルダ ~primo passo~ × 保留 出演していないとの情報有り(リ) 出てるよというソースがあればお願いします(ま) 崎本水枝 金色のコルダ ~primo passo~ × 保留 出演していないとの情報有り(リ) 出てるよというソースがあればお願いします(ま) 森真奈美 金色のコルダ ~primo passo~ × 保留 出演していないとの情報有り(リ) 出てるよというソースがあればお願いします(ま) 杉谷亜矢子 金色のコルダ ~primo passo~ × 保留 出演していないとの情報有り(リ) 出てるよというソースがあればお願いします(ま) 天羽菜美 金色のコルダ ~primo passo~ OK OK 増田ゆき 冬海笙子 金色のコルダ ~primo passo~ OK OK 佐藤朱 日野香穂子 金色のコルダ ~primo passo~ OK OK 高木礼子 柚木の祖母 金色のコルダ ~primo passo~ × 保留 出演していないとの情報有り(リ) 出てるよというソースがあればお願いします(ま) 柚木雅 金色のコルダ ~primo passo~ × 保留 出演していないとの情報有り(リ) 出てるよというソースがあればお願いします(ま) 七瀬美雪 金田一少年の事件簿スペシャル OK OK 中川亜紀子 たま(芙蓉零號機) 銀魂 OK OK 南央美 猿飛あやめ 銀魂 OK OK 小林ゆう 沖田ミツバ 銀魂 OK OK 島本須美 志村妙 銀魂 OK OK 雪野五月 神楽 銀魂 OK OK 釘宮理恵 天眼通の阿国 銀魂 OK OK 清水愛 柳生九兵衛 銀魂 OK OK 折笠富美子 陸奥 銀魂 保留 保留 渡辺明乃 出演確認できず アナスタシア・ミスティーナ 君が主で執事が俺で OK OK 千晶まひろ 稲村圭子 君が主で執事が俺で OK OK 田内夏子 久遠寺 夢 君が主で執事が俺で OK OK 水森志寿香 久遠寺森羅 君が主で執事が俺で OK OK 伊藤静 久遠寺未有 君が主で執事が俺で OK OK 後藤邑子 九鬼揚羽 君が主で執事が俺で OK OK 田中理恵 南の島の少女 君が主で執事が俺で OK OK 声優不明 南斗星 君が主で執事が俺で OK OK 浅川悠 速瀬水月 君が望む永遠~Next Season~ OK OK たかはし智秋 辻村晶代 君が望む永遠~Next Season~ OK OK 安田未央 涼宮茜 君が望む永遠~Next Season~ OK OK 水橋かおり 涼宮遙 君が望む永遠~Next Season~ OK OK 栗林みな実 岡崎敦子 劇場版 CLANNAD -クラナド- OK OK 声優無し 黒桐鮮花 劇場版 空の境界 the Garden of sinners OK OK 藤村歩 蒼崎橙子 劇場版 空の境界 the Garden of sinners OK OK 本田貴子 両儀式 劇場版 空の境界 the Garden of sinners OK OK 坂本真綾 巫条霧絵 劇場版 空の境界 the Garden of sinners 第一章「俯瞰風景」 OK OK 田中理恵 浅上藤乃 劇場版 空の境界 the Garden of sinners 第三章「痛覚残留」 OK OK 能登麻美子 エクリプス 劇場版第三部:KIDDY GRADE -TRUTH DAWN- 黎明篇 OK OK 土井美加 作品名が冗長なので短く(ま) エクレール 劇場版第三部:KIDDY GRADE -TRUTH DAWN- 黎明篇 重複 重複 →エクレール@KIDDY GRADE -TRUTH DAWN- 黎明篇 トゥイードゥルディ 劇場版第三部:KIDDY GRADE -TRUTH DAWN- 黎明篇 OK OK 桑谷夏子 作品名が冗長なので短く(ま) メルクルディ 劇場版第三部:KIDDY GRADE -TRUTH DAWN- 黎明篇 OK OK 水橋かおり 作品名が冗長なので短く(ま) リュミエール 劇場版第三部:KIDDY GRADE -TRUTH DAWN- 黎明篇 OK OK 平野綾 作品名が冗長なので短く(ま) 加賀見 結界師 OK OK 百々麻子 花島亜十羅 結界師 OK OK 高乃麗 篠原真桜 結界師 OK OK 弓場沙織 春日夜未 結界師 OK OK 桑島法子 神田百合奈 結界師 OK OK 和希沙也 雪村時音 結界師 OK OK 斉藤梨絵 川上きらら 結界師 OK OK ゆりん 姫(黒芒の化狐) 結界師 OK OK 松井菜桜子 藍緋 結界師 OK OK 小島幸子 甲州翠怜 月面ウサギ兵器ミーナ OK OK 伊藤静 作品誤字(ま) 灰原水面/秋山ミーナ 月面兎兵器ミーナ OK OK 能登麻美子 西羽すみれ/師走ミーナ 月面兎兵器ミーナ OK OK 川澄綾子 佃美奈 月面兎兵器ミーナ 重複 重複 →佃美奈(月城ミーナ)に統合 佃美奈(月城ミーナ) 月面兎兵器ミーナ OK OK 井上麻里奈 弥生ミーナ 月面兎兵器ミーナ OK OK 南央美 六棟エスカルティン 月面兎兵器ミーナ OK OK 中尾衣里 ウサラパ 古代王者 恐竜キング Dキッズ・アドベンチャー OK OK 渡辺美佐 古代亜紀 古代王者 恐竜キング Dキッズ・アドベンチャー OK OK 加納千秋 竜野マルム 古代王者 恐竜キング Dキッズ・アドベンチャー OK OK 小橋知子 竜野リアス 古代王者 恐竜キング Dキッズ・アドベンチャー OK OK 小宮山絵理 ミハサ 古代王者 恐竜キング Dキッズ・アドベンチャー 翼竜伝説 OK OK 弓場沙織 リン・チェンシン 紅 OK OK 植田佳奈 闇絵 紅 OK OK 木村はるか 九鳳院紫 紅 OK OK 悠木碧 九鳳院蒼樹 紅 OK OK 鶴ひろみ 九鳳院和子 紅 OK OK 小山裕香 犬塚弥生 紅 OK OK 大久保藍子 紫 紅 重複 重複 →九鳳院紫に統合 柔沢紅香 紅 OK OK 石毛佐和 女中さん 紅 OK OK 倉田雅世 正しくは女中頭(ま) 村上銀子 紅 OK OK 升望 武藤環 紅 OK OK 真田アサミ 崩月散鶴 紅 OK OK 今川怜奈 崩月夕乃 紅 OK OK 新谷良子 珠城つばき 鋼鉄神ジーグ × × 対象外(12~13話で初登場ではない) 珠城美和 鋼鉄神ジーグ × × 対象外(12~13話で初登場ではない) 身堂竜子 鋼鉄神ジーグ × × 対象外(12~13話で初登場ではない) 早乙女門子 鋼鉄神ジーグ × × 対象外(12~13話で初登場ではない) 柳生充子 鋼鉄神ジーグ × × 対象外(12~13話で初登場ではない) エーフェ 今日からマ王! 第3シリーズ OK OK 新野美知 小泉チカ 今日の5の2 OK OK 門脇舞以 浅野ユウキ 今日の5の2 OK OK 高橋美佳子 相原カズミ 今日の5の2 OK OK 能登麻美子 日高メグミ 今日の5の2 OK OK 植田佳奈 平川ナツミ 今日の5の2 OK OK 山本麻里安 笠原郁 図書館戦争 OK × 対象外(タ行) 柴崎麻子 図書館戦争 OK × 対象外(タ行) アイドル 風のスティグマ OK OK 落合祐里香 エンライハ 風のスティグマ 重複 × 剣…? 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【20才になったぼくへ 四年2組 榛名 颯】 文責:榛名 颯 20才になったぼくへ 四年2組 榛名 颯 おとなのぼくへ。 どうして学校で同じ作文を書いたのに家でこれを書いているかというと、先生に見られる作文ではくわしい家のことが書けないからです。 20才になったぼくへの手紙なのに、10才のぼくをちゃんと書けないのはもったいないと思ったので、本番の長い手紙を書くことにしました。 嵐兄からは、情報を記録にしてのこすのは危ないと教わったので、ぜったい見つからないところにかくしておくことにします。 10才のぼくの夢は、お兄ちゃん2人と同じ仕事をして、2人のことを一番近くで守る人になることです。 どうしてそう思うのかというと、小さい頃のぼくはとても泣き虫でした。 ものすごく人見知りで、家族以外の人を見ればお兄ちゃん達の背中にかくれて出てこなくなるので、けんさの時はぼくだけすごく時間がかかりました。 注射になれた後でも、それが男のお医者さんだとぼくがにげるから、しんさつの時は女のお医者さんにしてもらわないといけませんでした。 5歳ごろに一度だけ担当のお医者さんに強く言い返したときは、それだけで周りをびっくりさせたぐらいでした。 神足通についてしらべる時も、壁とか足場のない空気の上を歩くのがすごく怖くて、天井にはりついて泣きながらだだをこねて、ずっと降りてきませんでした。 色々なことをやらされる訓練そのものは大丈夫になっても、こわいことにチャレンジするような、高いところを移動する訓練になった時はとたんにダメになりました。 ぼくらみたいに変なことができる人は、おとなになったら悪い妖怪ともたたかうことがあるから、強くなっておかなくちゃいけないんだと何度も教わったけど、ぼくは一日でも長く、そんな日が来なかったらいいと思ってました。 テレビに出ている正義のヒーローはかっこよかったけど、自分がそんな風にするのは、殴られたりけられたりすると考えただけでぞっとしました。 それに昔のぼくは、力を使うのもすごく下手でした。 『立ちたいと思った場所には空気の上でも立てる』ということは、逆に言えば、『立ちたいという集中がとぎれたら、力も切れてしまう』ということになります。 家でも、壁をとことこ歩いている時にテレビ番組が目に入ったら、そっちを気にしただけですぐに床に落ちてしまったり、少し気が散っただけで天井から落ちてしまいます。 打ちどころによってはすごく危ないので、訓練のとき以外は力を使うことを禁止にされました。 外で遊ぶ時も、木のぼりや公園の遊具で遊ぶとどうしても力を使いたくなるけど、それもダメでした。 ぼくは人見知りで弱虫のくせに、すぐに色んなものにきょうみを持ってしまうので、木にのぼったネコをおいかけて引っかかれて落ちてケガをしたり、あずまやの上にとまっている小鳥をさわりたくて屋根にのぼったら、鳥がとびたったのにびっくりして受け止めてもらったこともありました。 だからぼくは、家の人がいっしょでないと外に行くこともできませんでした。 ぼくの力は、ぼくの事しか操れないけど、その代わりぼくの事だけはいつでも殺せてしまうからです。 父さん母さんは、力のことがバレる以外ではきびしく怒らなかったし、できないと言えば訓練もゆるいものにするように頼んでくれました。 ただ、世の中のほかの子はこんな訓練なんか通わないと聞いて、ぼくもそうしたいと言うと、『ふつうの子みたいなことを言うんじゃないよ』って笑いながら言われました。 ふつうの子って何なのかを聞いたら、『危ない目にあわないように、守らなきゃいけない人たち』だそうです。 その理くつだと、ぼくらは危ない目にあっていい人になると思ったけど、小さかったぼくはそれを言葉にできませんでした。 その頃のぼくは、お父さんとお母さんの研究が何のためのものか、よく知りませんでした。 『あやかしや異能の私設情報機関』という言葉はよく聞いていたけど、6歳ぐらいまでのぼくには、とてもむずかしい言葉だったからです。 でも、ぼくに説明する時の父さんと母さんは、ほこらしげでした。 『あやかし』という言葉がくっついているのは、『あやかしの血が混ざった人が参加している』ことと、『あやかしが関わる仕事をする』ことの、ふたつがあること。 もともとは、サムライがたくさん戦争をしていた何百年も前の時代に、戦ったり情報を持ってくることに役立てるからと、あやかしの血を入れていた忍者の一族から始まったこと。 あやかしが人間の中でくらすことが当たり前になった今では、『悪い会社から大事な情報をたのまれて盗んでくる』とか『異能がなければ解決できない事件をそうさする』とかでかつやくしていること。 そのためにも、不思議な力を研究して人間もあつかえるような力にすることを大事だと思っていること。 でも、だれにでもあつかえるような力ではないから、各国で『ちょうほう』とか『こくえき』とかに関わるごく一部の人に定着させることがだいじで、あやかしの力が人に知られることはさけたいこと。 (人体実験をやっている組織と国がつながるのはおかしいと今なら聞き返せるけど、どうやら間に色んな人を通してそうと分からないよう情報を流しているようです) ほかの国でも『いのうのスパイ』を飼っている人たちがいて競い合っているから、実は影で国の危機からたくさんの人の命を守っていること。 お父さんお母さんの話を聞いていると、人知れず歴史の影でかつやくしてきた正義の味方!みたいな言い方でしたが、しょうじき話を盛っているんじゃないかとぼくは思っていました。 たぶん2人は、うそをついているつもりはなかったと思います。 でも、サンタさんのことを話すときと同じ顔をしていたから、きっと子どもが夢を見やすいようにイイ所だけ話しているんだってことはなんとなく分かりました。 でも、嵐兄と楓兄は、本当に大かつやくしていました。 2人とも、ぼくがおぼえているころには、もう優秀な天狗の力の継ぎ手として、仕事場からおむかえが来ては出かけていました。 2人ともまだ未成年で、まだ楓兄は小学生だったけど、情報機関である以上は、『未来が読めれば解決できること』や『心が分かって操れたら何とかなること』はたくさんあって、2人の力はその分野でだれよりも飛びぬけていたので、休みの日にはどこか遠い地方へ出張に連れ出されることもありました。 父さん母さんも、2人をじまんの息子と言っていました。 楓兄の心を操る力のおかげで『いなくならないで済ませられる人やあやかしがすごく増えた』と言われてたのを聞いたことがあります。 ぼくは、ちがいました。 みんな、おとなの優しさでぼくを『落ちこぼれ』とは言わなかったけれど、家族以外からそう思われているのはすぐに分かりました。 『この子はしょうらい苦労しそうだなぁ』みたいな同情は、ダメな子だとバカにするより分かりやすく伝わるからです。 マンガみたいとか忍者みたいだと言われるのが、本当は好きじゃないです。 見た目だけで、役にたたなくて、他にほめるところがないから、みんな気をつかってそう言うからです。 お兄ちゃん達は、ぼくを一度もそんな風に見ませんでした。 ぼくがちゃんとできなくて泣いているときも、頭をなでて『大丈夫だよ』ってなぐさめてくれる2人が、とても好きでした。 だから、ひそかに怒っていました。 最初は、周りからていねいに扱われて、『スパイ』とか『ぼうちょう』だとか何でもないように仕事に行く2人をかっこいいと思いました。 でも、だんだん皆がおとなのくせにお兄ちゃんを頼りきりにしているようで、2人の力ありきでモノを考えているようで、見ているのがいやな感じになりました。 そんなに、ありがたがるなら、おそれるような目で見なければいいのに。 楓兄は、ぼくの知られたくない心を読んでしまうと、『ごめん』と謝ります。 謝らなくていいって、ぼくはいつも言います。 なんで楓兄が謝らないといけないのか、ぼくには分かりません。 知りたくもないことを知らされてしまう楓兄のほうが、しんどいに決まっています。 嵐兄は、ときどき楓兄をつれてこっそり夜中に家を出ていました。 楓兄が、父さんと母さんのイヤな心の声を聞きすぎないように連れ出していたのもあったようだけど、それだけでも無いようでした。 たぶん、上司の人にも言えないような未来を知ってしまって、それをこっそり変えるために、自分にできることをしていたんじゃないかと思います。 未来を1人だけ知ってしまったからには、自分が何とかしないといけない。 嵐兄の心を読める楓兄は、それに付いて行く。 そんな人生を、2人はずっと続けています。 たくさんの人の役に立つ仕事をしている2人が、『秘密を知られる怖い子たち』という目で見られる。 何もできなくて同情されるぼくが、ゆるい訓練をするだけで、その訓練でも失敗すれば2人からかばってもらって、外に遊びに行くだけでも一緒にいて守ってもらう。 世の中はぜんぜん不公平だと思いました。 2人のためにできることは何でもしたい、何でもできると思っていたけど、それでもだめな子のまま、ぼくは小学生になりました。 入学してすぐに、ぼくの人生ぜんぶを変えるようなことが起こりました。 △▼△ 子どもの話をしよう。 自分のことがこの世で一番嫌いだった子どもの話だ。 自分の異能を、『このそうびは呪われていてはずせない』だと思っている子どもの話だ。 子どもの両親は、普通の親だった。 少なくとも、家での親としての働きぶりを見ていれば、世間的には優等生の親に見えるだろう。 共働きであるにも関わらず子どもの三食はきちんと用意し、子どもの生活ぶりや学校でのこと、体調などはきちんと気に掛ける。 父兄参観や運動会などの学校行事には、手作りのお弁当を携えて駆けつけ、気立てのよい人たちだと他の保護者からの評判もいい。 普通に家事をこなし、普通にだんらんの席を囲み、普通にクリスマスのプレゼントにあれがいいこれがいいと必死に悩む。 そして、普通に息子たちを愛していて、普通に息子たちの幸せを願う。 ただ、その幸せの形が『選ばれた力を宿した息子たちが、世界のための優秀な歯車になる』という一択しか頭になかっただけだ。 いつも兄2人を見送る側だった子どもは、やがて不安に襲われるようになった。 いつか、兄2人が危険な目に遭って帰ってこられなくなる日が来るのではないか。 そんなことが無いとは、いくら考えても否定できなかった。 たくさんの人を助けているということは、その分だけたくさんの悪い人を邪魔して恨まれていることになる。 それに兄達を送迎役に任せる時の両親は、『くれぐれもよろしくお願いします』と神妙な顔をしている。 『力を持った者に、役目を果たすための教育ができる家は幸せだ』とか『痛い目に遭ったとしても修行だ』という持論の両親でも、息子にやらせていることが危ないとは分かるらしい。 だから2人が帰ってくる時は、いつも不安がどっと安心にとって替わり、嬉しいのに切ない気持ちになる。 ある夜。 例によってこっそり抜け出した兄達を、追いかけることにした。 自分の力があれば壁を歩いて隠れることも近道することもできるから、兄達が何をしているのか、危ないことが無いのか確かめられると思った。 結果は、たちまちにはぐれた。 次兄の心読みに引っ掛からないように距離をおけば、どうしたって走る速さで引き離された。愚かだった子どもは、はぐれて初めてそのことに気付いた。 わんわん泣いていたところを、顔を真っ青にした兄達に保護されて、自分がいかに迷惑で、足手まといに過ぎないかを思い知っただけだった。 仮に兄達が危なかったとしても、自分はその場に駆け付けられない。 自分はどこまでも弱いという現実が、心に悔しいという爪痕を残した。 後で分かったのは、兄達はまちがいなく、その夜に未来を変える行動をしたことだ。 なぜなら、翌日に起こったことが、誰にとっても『イレギュラー』の事件だったからだ。 変わったきっかけは、些細な事でしかなかった。 その日は中等部が短縮授業で早く終わる日だったので、次兄が末っ子を初等部まで迎えにきて一緒に帰る約束をしていた。 だが、初等部の授業が終わっても、兄は迎えに来なかった。 中等部まで出向くのも一つの手ではあったが、体格の大きい中学生がゴロゴロいる校舎に出向くのは怖かったので、次兄にメールを送ってから図書室でヒマを潰すことにした。 後で分かったことだが、イレギュラーで迷子の弟を夜中に探し回った緊張の糸が切れて、次兄は珍しく帰りの学活で寝落ちしたらしい。 たったそれだけの事を、次兄がずっと悔やんでいることを子どもは知っている。 普段はあまり行かない図書室は、スクールバスが出た直後であり、たまたま司書も留守にしていた。 それが不幸中の幸いだった。 不幸中の不幸だったのは、たまたま手に取った子ども向け科学の本に、『万有引力の法則』というモノが何なのか、書かれていたことだ。 一年生にしては早熟ながら、子どもは初めて『地面に足がついているのは、地面に引っ張られているからだ』と理解した。 そこで、発想の転換が訪れた。 それまで、『神足通』とは足を置いた場所に貼りつける力だと思っていた。 だが、それなら靴下や靴を履いていれば、能力が使えなくなるはずだ。 ひょっとして、自分の力は、『足場にしたい地点に、引力を発生させる力』なんじゃないのか? その仮定にたどり着いた子どもは、ひょいっと片足を持ち上げて、天井の方へ向けた。 たとえ足を置いていなくても、天井に着地したいという風に意識して力を使ったらどうなるか興味がわいてきて『学校や屋外で使うな』というルールをその時は忘れた。 それが暴走の引き金になった。 重たいものが壁に激突するような大きな音が聞こえて、それが自分の身体が天井まで打ち上げられた衝撃音だと遅れて気付いた。 背中がつぶれたように肺が絞められて、息ができない。 遅れて、激痛がやってきた。 痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い 痛覚がそれまで感じたことも無いほどのシグナルを発した次の瞬間、体を取り巻いていた重力がかき消えて、逆方向への落下が始まる。 直後、また床にたたきつけられたところで子どもの記憶は途切れている。 事の発端は、子どもが生まれてしばらくして、地面を這うことができるようになり、能力が発現したての頃にさかのぼる。 子どもが7歳の時にたどり着いた仮説を、大人たちはその時点で既に考え尽くしていた。 そして、疑問が呈された。 本来の『神足通』という異能ではあり得ない形で発現している。 六神通とは決して烏天狗だけに限った異能ではなく、様々な文献に書かれている。 思いどおりのところに至り、思いどおりに姿を変え、思いどおりに外界のものを変えることのできる超人的能力。身如意通。 そのような過去に観測された神足通と比べて、あまりにも使い勝手が悪すぎる。 少なくとも、生来の烏天狗が集中力を切らして落下したり、『足を置いた場所でしか力を操れない』という例は一度もない。 それは遺伝子が移植されるにあたって完全に想定外の結果であり、移植そのものには何ら不備もないことだったが、力が発現してみれば、原因を推測するのに時間もかからなかった。 単純に、遺伝子を植えただけでは同じにならないあやかしと人間の体の違いであり、より単純に言えば、翼を持った生き物かそうでないかの差だった。 たとえあやかしでも、生き物の身体である以上は使い勝手がいいように進化したり退化したりをする。 自前で飛ぶための翼を持っているし、重力や風力を操れる団扇も使える生き物が、ことさら『移動するための神通力』をメインエンジンとして用いる必要はない。 烏天狗の移動手段は、あくまで翼と団扇を主に使ったものにすぎず、『神足通』は、いざという時に接地して身を守ったり、急な方向転換を果たすための補助機能にまで退化しているのではないか。 榛名颯に発現した異能は、すなわち本来は単体で操る力ではない。 翼と併用しなければ、いつ落下死してもおかしくない力である。 のみならず、自身の重力のみ操るという根幹の部分を制御できなかった場合、天井の無いところであれば生身のまま大気圏外まで放り出されるリスクがある。 常に機体に穴のあいた飛行機。 もしくはフットブレーキもサイドブレーキも取り付けられていないエンジンブレーキだけの自動車を運転するような危険に近い。 可能性の上では、いつ能力に殺されてもおかしくない。 両親は嘆いたし悔いた。 それは『最後の最後まで可能性を調べ上げ、違う条件で移植を行うべきだった』という後悔であり『子どもの体に手をつけなければよかった』という後悔ではないところが、両親が両親たるゆえんだったが。 そして、子どもにはそれを伏せていた。 もし自覚すれば、それを契機として悪い想像を現実に再現しないとは限らないからだ。 目覚めたのは両親の職場の入院室のベッドの上で、周囲はかなりの大騒ぎになっていた。 治療を尽くされて包帯やガーゼで覆われた体で、事情のすべてを悲しい顔の母親から聞かされた。 人間でも妖怪でもないとはこういうことかと、理解が身体の底にすとんと落ちた。 人間であり妖怪『でもある』ではなく、どっち『でもない』と表現されたことがある理由。 あやかしならば、力が暴走することはあっても、最初から使うことが体を危険にさらすような体の機能はない。 自分の身体には、生物として半端で、最初から危険な異物がくっついている。 いつ訪れるか分からない余命宣告と、知らなかったのが自分だけだったと聞かされた時にどんな気持ちだったのか、彼は思い出せないでいる。 ただ、血相を変えて駆け付けてきた次兄が、末っ子と眼を合わせたとたんに卒倒してまた大騒ぎになったので、愛する弟の心を把握した次兄が許容値を超えるほどには酷い状態だったことは確かだ。 しかし、本当の絶望は、その後に待っていた。 △▼△ 次兄が介抱されて一息ついてから、母親は子どもを安心させるように告げた。 それでもあなたは空に落ちたりしないから、心配することはない、と。 なぜなら、あなたのことは嵐お兄ちゃんが守ってくれるから。 『事の発端』の話には、続きがあった。 当然、事が分かれば子どもの命をどう守るのかという話になる。 たとえ実用には向かない力だったとしても、結果的に『自然交配では決して発現しない能力者』という世界で一人きりのモデルケースが生まれてしまったことには違いない。 人命としても症例としても失われてしまうにはあまりに惜しく、成長経過は要観察の扱いとなった。 母親は直接的な言い方をしなかったけれど、要は窓も何もない密室で、監禁して育てるつもりだったらしいことは想像がつく話だった。 幼いうちは何かの拍子に壁から転落死するかもしれず、日常生活を送ることにさえ危険が伴う。 大人ができるだけ見守るとしても、理論上いきなり空に落下して死ぬかもしれない子どもを外で遊ばせることは、容認できないという意見が多数を占めた。 両親だって子どもにそのような人生を送ってほしくはなかったので、家庭でもきちんと安全に育てると反論したけれど、『明日がどうなるのか』という証明が誰にもできない以上、自由にさせることはできないという主張が優勢だった。 何もなければ、そうなっていた。 「――だったら、『明日の保証』があればいい」 どうやってか割り込んできた、まだ小学生の少年と、もう一回り幼い少年の2人が、子どもの一生を救った。 そう言い放ったのが榛名家の長男だったことで、大人たちは驚いた。 彼に、そこまではできないはずだと、誰もがそう思っていた。 まさか、『弟がその日やけどをするかどうかまで分かる』ほどの力を持っているとは誰もが思わなかった。 2人ともが、その時まで、自らの能力を過少申告していた。 『実用化するには難しい』と思われる程度にまで力を小さく偽り、普通の子どもと大きくは変わらない毎日を送っていた。 兄達は、弟が生まれる前から賢かった。 自分の能力を正確に申告していれば、自分にどのような未来が待っているのか悟っていた。 彼らの異能は当人にしか見えないものだから、見えた結果を偽って報告したところで嘘だという証明はできない。 何より烏天狗の遺伝子を受けた子どもは兄が初めてだったのだから、他の症例とも比べようがない。 嘘発見機の類を使われたり、次兄ではなくとも心を読む異能を使われてしまえばすぐに見破られる嘘ではあったが、そのような手段を使われように長男は細心の注意を払っていた。 まだ受け答えを覚えたばかりの幼児が自分の将来を見越した上で嘘をつくわけがないという先入観も利用して、決して証拠をつかまれないように立ち回っていた。 次男も能力を使って長男の思惑を読み取り、それに右にならえをした。 こと意思疎通という点において、長男と次男はたいそう相性が良かった。 当然、長男が過少申告を露呈するとなれば、次男のそれも露呈するのは時間の問題となる。 たとえ絶対の未来予測でなくとも、『普通の生活ができる』という仮の保証さえあれば、優勢だった意見を覆すことはできるようになる。 2人の兄がどういうことだと問いただされる代わりに、末っ子の明日は保障された。 そして、母親には愛情と善意があった。 兄のおかげで今日も明日も守られているとなれば、末っ子が負い目を感じるだろうと、心から心配した。 末っ子のおかげで、怠け者だったお兄ちゃん2人が、良い子になったことを教えてあげれば、この子も安心するだろうと考えた。 兄達は絶対に隠しておきたかったはずなのに、2人がかわいそうだと子どもは思う。 全てを伝えられたことで、末っ子は絶望を知った。 兄達が危険にさらされるのも。 兄達が力を目当てにされるのも。 兄達が親の言うままに仕事をしているのも。 兄達が、もしかしたら人に言えないやましい仕事に従事するのも。 兄達が予知した未来を座視して、見て見ぬふりをする生き方ができなくなったのも。 周りが兄達を見る視線に、能力を使われる恐怖だけでなく『なにをやらかすか分からない』という警戒が含まれていたことも。 もしかしたら兄達に有り得たのかもしれない、大人たちを上手くやり過ごしつつ長じては然るべき機関に保護してもらい普通に生活する未来がなくなったのも。 兄達から、楽な人生を奪ったのは。 原因を作ったのは榛名颯だった。 呪いのような力を植え付けたことについて、親を恨んだことは無かった。 自分が死にかけるような異能になったことは不本意だが、少なくとも自分で決められる機会をもらえたとして『兄達を守るための力が欲しいか』と聞かれたら、やはり移植手術を希望しただろう。 異能がなければ兄達を追いかけるスタートラインにさえ立てないのだから、異能者にされたこと自体に恨みごとはない。 だが、兄達に一生外せない『天眼通』と『他心通』という呪いを植え付けたことは恨んだ。 にもかかわらず、日常においては情を抱かざるをえない程度には『いい親』であり、息子たちのことを職場でベラベラと報告するせいで意図せず息子たちの監視役を果たしていることになり、正面からの親子喧嘩もできない、そんな関係も恨めしかった。 何より、兄達のお荷物になるべくしてなった自分のようなものを産み落としたことを、心から恨んだ。 どうして大好きな兄2人は、自分のことなんかを好いてくれていたのか、本当に分からなかった。 兄達は己の背負っているものについて、弱音を吐いたことなど一度も無い。 それどころか、大丈夫じゃない場所にいるのは自分たちなのに、いつも弟が大丈夫かどうか気に掛ける。 どれだけの愛情があれば、そんなに優しくなれるか、分からなかった。 子どもでごめんなさい。 弱くて怖がりでごめんなさい。 普通の子みたいでごめんなさい。 迷惑で足手まといな奴が、2人の弟でごめんなさい。 いっそ本当に落ちて消えてしまいたくなったけど、兄達のやったことが無駄になるから消えることもできない。 母を追い出した病室でそこまで思いつめたところで、長男が病室に駆け込むように入ってきた。 高等部の制服のまま、どうやらイレギュラーが発生した件についての質問責めを振り切ってきたらしく大きく肩を上下させ、その動悸がはっきり伝わるほど強く抱きしめられる。 その時に交わした言葉は、当人同士だけしか知らない。 だが、一番上の兄は、二度目も弟を救うのにどうにか間に合った。 泣くだけ泣いて、立ち直るために決意と脅迫観念が生まれた。 早く大人になる。 自分のことでは泣かない。 兄達から心配されない自分になる。 お前のせいじゃないと何回も言い聞かされて、それでも弱い自分を好きになれないなら、『好きになれるような自分』になる。 守られるだけではなく守れる自分になれたら、きっと『自分が嫌いだ』と考えることで兄達を悲ませることもなくなるだろう。 △▼△ ほんとは、もっと強い力がほしかったなぁ。 もしお兄ちゃんと同じ力をもらっていたら、それはそれで2人を心配させたかもしれないけど。 でも、もっとべんりで、みんなの役に立てるような、そんな力がほしかった。 だけど、無いものをほしがっても仕方ないって何回も考え直して、みんなの前では怖いものなしの末っ子でいることにします。 自分にできることを伸ばすしかないから、あれからずっと、人間の部分を鍛えてきました。 暴走してからしばらくは、普通に歩くことも上手くいかなかったから小児ぜんそくということにして半年間、ふつうに生活できるように練習しました。 床とてんじょうぜんぶに広げたマットとサポーターを用意してもらったけど、三ケタは転んだし、軽く四ケタはかべやマット付きのてんじょうや床や、色んな所にたたきつけられたり落ちたり着地に失敗して苦労したけど、そのかいあって暴走はなおりました。 どこかで外出するたびに行き先をメールしなくてよくなったのは最近のことです。 じゅんちょうに中学にあがれば、外で自由に能力を使えるようにして、夜とか見えないところでなら外で訓練してもいいそうです。 今では飛んでいる時に刃物でさされても集中を切らさない自信があるし、ただ移動に使えるだけの力だけでは任務のときに活かせないから、歩法とか、びこう術とか、かくれ方とか、逃走術とか、とうちょう器の見つけ方とか、聞きこみの仕方とか、人間かんさつを活かすやり方とか、いろいろなことを勉強しています。 本当は武術もおぼえたかったけど、それは『自分を大切にできるまでダメ』と言われたので、おそわれた時のとっさのごしん術をおぼえるだけにしています。 もちろん、学校生活を楽しまないと、閉じこめられずにすんだかいがないから、友達と遊んだりする勉強するのは、できるだけ両立しています。 兄ちゃん達の前では、『お兄ちゃんにすぐたよる弟』のほうが安心させられるから、わざと2人にたよれるときはそうして、べたべたと甘えたりもしています。 わざとだってバレてるかもしれないけど、それでもたよる習慣がつくなら、きっとたよらないよりは安心してくれると思うし、大好きなのは本当だからうそではないです。 色々暗いことも書いたけど、今のぼくは幸せです。 お兄ちゃん達はすごく甘やかしてくれて、何か一つ新しく覚えるたびに家族みんなが喜んでくれます。 たまに『家族』の中から父さん母さんを外して考えるときはあるけれど、それでもぼくの兄2人は、世界一の家族だと思います。 20才のぼくへ。 ちゃんと一人前になって、2人の見ている未来を、教えてもらえるようになりましたか? ちゃんと家族を守れて、神足通のことも好きになれましたか? 10才のぼくは飛ぶことが好きになってきたけど、飛ぶしかできない力のことはまだ好きじゃないです。 でも、父さん母さんが言うように天狗様がぼくの中にいるのなら、ずっといっしょにいる相手からきらわれたらかわいそうだから、好きになりたいです。 お兄ちゃん達が本当に危ないことになる前に一人前になれるのか、ときどき不安だけど、もっとがんばって、2人を助けるのにまにあわないといけません。 一人前になって、『もう力を使ってもぜったいに死んだりしない』ことが証明できないと、嵐兄がどんな未来を見ているのか教えてもらえません。 2人が何の仕事をしているのかちゃんと知るためにも、もっともっとがんばります。 もし一人前になれるなら、ぼくは相手があやかしでも、正義の味方でも、誰とでもたたかうと思います。 もしも、大事な人を守れるんだという自信ができたら。 その時は、普通じゃないぼくにも、自分が不幸にした人達に守られているだけのぼくにも、すごく弱くて失敗したら死んでしまうかもしれないぼくにも。 ただの友達よりも仲がいい親友とか、恋人とか。 家族以外で、だれかを好きになってもいいと、思えるようになるかもしれません。 おとなのぼくに、そういう人でもいたらぼくはうれしいです。
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天眼の超越者 SR ゼロ文明 (15) クリーチャー:イノヴェイター 15000 ■進化GV―自分のイノヴェイター3体を重ねた上に置く。 ■メテオバーン―このクリーチャーが攻撃する時、このクリーチャーの下にあるカードを3枚選び墓地に置いてもよい。そうした場合、相手の山札の上から3枚を墓地に置き、このようにして墓地に置いた無色以外のカード1枚につき、カードを1枚、相手のマナゾーンから墓地に送る。 ■すべてのプレイヤーは無色以外の呪文を唱えることはできず、無色以外のクリーチャーの召喚コストが2倍になる。 作者:6000/1の助 フレーバーテキスト その天眼は、『心』を、「世界」を超越する。全ては世界の平和のために。 評価 名前 コメント
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カード名 ヴィシュヌの天眼 ログコスト 4 SP C++ クラスタ 【黄】 構築条件 【黄】 コード効果1 「Re」 敵軍がプレイ中のコード1つをキャンセルする。 Sub Effect 増強[1] 対象 FREE Cost奔流[①軽減] コスト③以上のコード TYPE 下級コードチャクラの秘術 レアリティ C 収録 Chapter1 神をも恐れぬ者たち フレーバー 「神様は、すべてを見透かしてるの」 Chapter3 ネザーワールド,スターターデッキ 雷鳴ノ帝 「あなたがそう動くのは……読んでいました」 ディスペルの【黄】版下級コード。 ログコストが1点だけ軽くなって④となっている以外は、SPもコード効果もサブエフェクトも全く同じ。 戦闘補助コードをキャンセルしてアタックを巡る攻防を制する、コストの大きいコードをキャンセルして相手のプランを狂わせる、自分の弱点を突くコードをキャンセルして不利な状況を回避するなど、用途は幅広い。 コードを一切使用しないデッキはほぼ存在しないので、どんな相手にも腐ることはないと考えていい。 ログコストが④になったことで、1ターン目にも撃てるようになったのは大きな違い。 1ターン目から神通力 水鏡やアポロンの降り注ぐ矢などをキャンセルできれば、相手の出鼻を挫くことができる。 【黄】ではカルティケーヤ系統や覚醒型トリシューラ バイラヴァ系統、支援型トリシューラ サティ系統を使えば、ログコストを使わなくても十分な打点を叩き出せる。 また、【黄】は先攻を取ることでボーナスを得るカードが多く、それらのために先攻を取り続けると手札が尽きやすい。 相手が反撃に移るきっかけを潰すことができれば、手札がなくなる前に相手のHPが0になるまで押し切ることもできるだろう。 Chapter3 ネザーワールドから奔流のサブエフェクト版も登場。他の第3弾コードも奔流なので、③コストで天眼を打てるようになった。 関連カード 【全】版 ディスペル
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解説と評価 自分が忍法でダメージを与えた際に、秘密か居所を抜くことができる。 戦闘中にも情報を手に入れることができるほか、社会戦や不意打ちのようにメインフェイズにダメージを与える忍法と相性が良い。 また、情報判定をせずに秘密を手に入れることのできる忍法なので無面目のように情報判定に対して秘密を守る忍法を無視して秘密を手に入れることができる。 関連項目 比良坂機関
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トップページ 教授も書いているというブログというものを私も書いてみようと思う。これも 何かの縁かしらん。教授と知り合ったが運のつき。一歩でも空飛ぶ教授に近づこうと、青空を見上げる眼はルビー色のカメの眼。私は、あのカメたちのように地べたを這って歩いてゆくのだ。というわけでこの日記を「カメの眼通信」と呼ぶことにする。
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銀牙天眼狼王(シルバー・アイズ・ランペイジ・ブレイバー) LEC 火/自然 (11) クリーチャー:ビースト・フォーク/アース・ドラゴン/バトラー/エコラ研究所 19000+ ■自分のクリーチャーはすべて「パワーアタッカー+3000」と「マッハファイター」を得る。 ■このターン中に自分のクリーチャーが相手クリーチャーとのバトルに3回以上勝った時、このターンの後にもう一度自分のターンを行う。 ■Q・ブレイカー ■ギャンブル・ラッシュ[10]-このクリーチャーが攻撃する時、自分の山札の上から5枚を見る。その中からコスト10以下のクリーチャーを1体バトルゾーンに出す。残りのカードを好きな順序で山札の一番下に置く。 作者:翠猫 DMAE-10「ソウル&ライフ」収録のビースト・フォークでアース・ドラゴンでバトラーのエコラ研究所。レジェンドカード。 自分のクリーチャーすべてにパワーアタッカー+3000とマッハファイターを与え、1ターン中に3回以上相手クリーチャーとのバトルに勝てれば追加ターンを得られる。 その上「ギャンブル・ラッシュ」でコスト10以下のクリーチャーを呼び出せる。そのクリーチャーが更に「ギャンブル・ラッシュ」を持っていれば更に相手クリーチャーとバトルして、またそのクリーチャーの「ギャンブル・ラッシュ」で更に「ギャンブル・ラッシュ」持ちを呼び出し...これを繰り返せば相手のバトルゾーンは壊滅状態になり、追加ターンも得られてクリーチャーがいない状況からでも一気に逆転可能。 収録エキスパンション DMAE-10「ソウル&ライフ」 評価 名前 コメント
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目次 1.美を司る神々の働き 2.すべての作品は霊的バイブレーションとそのレベルを持つ 3.色にはその 色 の生命がある 4.私は霊的な眼で絵画を追究した 5.キュービズムとは一念三千の世界 6.創造の源泉はすでに霊天上界に在る 7.絵画は感性を通して思想を伝えてきた 8.絵は神の御心、真・善・美を描き残すもの 9.新たな宗教絵画の時代は二十一世紀に訪れる 10.絵画のキュービズムは、神理における多次元概念の表現 11.伝道には大胆な色彩とタッチが必要 12.魂の懐古 13.私は指導霊からインスピレーションを受けていた 14.光沢ある芸術的人生こそ神の慈悲 15.ゆとりのある多彩な人生を 16.今後の「芸術編」編集について (1986年5月3日の霊示) 1.美を司る神々の働き ―― ピカソ先生ですか。 ピカソ ピカソです。 ―― ご高名はもうかねがね伺(うかが)っているんですけれども、実は、私どもの仕事につきまして、多少ご理解していただけるようなところがございましょうか。ご説明申し上げましょうか。 ピカソ やっておられることは、わかっています。 ―― はい、それではそういうことで、私どもは新しい、要するに、二十一世紀に向けての日本を初めとして、新しい精神文化を築いていこうという気持で今、いろんな聖賢方のお話を受け賜って、そして、新時代の、新文明建設の序曲というものを、奏(かな)でる仕事にとりかかっているわけでございます。 そういう意味で、実は、今回は近年におきます偉大な芸術家であり、画家でもあられるピカソ先生に、特にこの芸術、美術の問題につきまして、今後の指針といいますか、あなたが探究せられた道を通して、美術、それに芸術というものが今後、どういう方向へ進んでいくべきであるか、ということについて、お説を受け賜ることができましたら、今日(こんにち)および将来の人類の上に大きな示唆(しさ)となるのではなかろうかと、このように考えるのでありますが、お話いただけましょうか。 ピカソ 私は、まだ、こちらの世界に来て、月日が浅いために、まだまだ十分には理解していないことも多いので、あなたのご質問に答えられるかはどうかはわかりませんが、ただ、私(わたくし)は、あなた方も私の仲間だと聞いております。あなた方のやっていることは、私とは違うかも知れないけれども、神の一つの光の現れだと存じております。 私にあなたは、美術、芸術について語れと申されましたが、なかなかそのような壮大な主題の下には語れるものではありません。 ―― それでは、私の浅い知識でございますけども、先生を理解するためのことを、拙(つたな)い尋ねではございますけれども、お教え願いましょうか。 ピカソ わかっております。 ―― それでは、先生は、まあこれも万人が認めているところでございますけれども、天才であられて、とにかく、お亡くなりになったのが確か九十歳位であられたと思います。そして、その間、非常なご活躍をされて、世界の美術家はもとより、文化人なり、芸術家が右往左往する程、先生は、素晴らしい軌跡を残していかれたということであります、そこでお尋ね致したいことがあるのです。 先生の当初のお作はすべて、写実から入られたわけですが、それから一転二転三転とされまして、《青の時代》という時代を通られまして、それから《キュービズム》の世界に入られたわけです。そのキュービズムというのは、そのそもそもの出発点というのが、「アビィニョンの娘たち」というこういう主題で描かれた有名な絵でございますが、ここに現れたこの五人の女性の像、群像、ここにおいて、大いなる転換がなされたというふうなお話でございましたが、これは主としてどういうモチーフで、先生はお描(か)きになられたのでしょうか。 ピカソ あなた方は、たとえばこのようなかたちで、霊言を受けるものだけが霊能者だと思っておられるかも知れませんが、芸術家や美術家は、あるいは天才と言われる方々は、ほとんどが霊能者なのです。彼らが自覚しているかどうかは知りません。 このようなかたちで降霊するわけではありませんが、ほとんどの方々、美術家、芸術家たちの優れた方たちは、程度の差こそあれ、やはり霊能力者たちなのです。 霊能力者というのは、天上界に在(あ)るアイディアをインスピレーションとして、受けることができるということ。また、もちろんインスピレーションというのは、天上界から、頭、あるいはハートに直接にキャッチするものですけれども、それ以外にも、この眼がありますが、あなた方が観ているものと私たちが観ているものとは、同じものかどうかはわからない。むしろ、私たち芸術家の眼は、「美」という一つの概念のもとにおける霊眼(れいがん)、霊的な眼であるということです。あなた方が何気なく観過ごしてしまうもののなかに、「躍動する美」を見ることができるということなのです。 あなた方は、たとえば旅行をする時、あるいは散歩をする時、そうした時に、ハッと息をのむような風景というものに、気づかれることが多いと思うのです。そこに、何とも言えない美というものを感じます。 けれども、美とは何かと言われても、それを説明することは非常に困難です。なぜそれを美しく感じるのか。木立(こだち)がある。緑がある。小川がある。単に小川があり、木立があり、緑があるだけであるならば、美を感ずる場合とそうでない場合がある。けれども、ある瞬間、ある場面において、そのかたちと生命の躍動と、息づかいとを感じて、「これは美しい」と息をのむ光景というのに出会います。あなた方には、それは単なる物体の上手な配合、配置にしか過ぎないと映るかも知れない。けれども、霊的な眼で見た場合は、そうではないということなのです。 この世において、地上において、素晴らしい景観なり、景色なり、あるいは美を醸(かも)し出しているものには、何らかの精神的なるものが、背後に存在していない場合というのはないと言ってよいのです。偶然ということはあり得ないのです。偶然のものの集まりのなかに美が見出(みいだ)されるという確率は、何万分、何十万分、あるいは何億分の一でしかないのです。たまたま、こういう石があり、岩があり、山があり、木があって、それが美しく見えるという偶然の確率というものは、そのようなものなのです。何百万分の一なのです。 ところが、この地上には至る所に美しいと思われる情景があるのです。それは、もっと有(あ)り体(てい)に言うとするならば、美を醸し出している何かがあるということなのです。それをあなた方は、何と捉(とら)えるでしょうか。 それをたとえば、昔話でいうような妖精たちの力と言ってもいいかも知れません。昔、伝説や民話のなかでは、川には川の妖精たち、ニンフとか言いますね、妖精がいる。そういう西洋の絵を観たことがあるでしょう。あるいはこの日本の地においては、日本の妖精、妖精でなくてもいいです、精霊でもいい、他のものでもいい、さまざまな霊たちがいて、木には木の精があり、水には水の精があり、川には川の、池には池の精がある。あるいは大きな岩山には、岩山に祀(まつ)られている神が住んでおられる。こういうふうに、さまざまな精というものがあるということ、これが言われてきております。まさしくその通りなのです。景観というもの、情景というものは、そこに集まっているさまざまな精霊たちの力によって、生み出されているものなのです。 なぜ五月の、なぜ三月の、そこの景色が美しく感じられるか。それは、そこにいる精霊たちが、ひとつのハーモニーを奏(かな)でているからなのです。美を創り出そうと努力している方々が、いるのです。それは、あなた方の眼に見えないだけです。あなた方は、結果として感じるのです。 けれども、田園風景なら田園風景のそこを見て、なぜ美しく感じるかは、説明がつかないのです。ただ、それを美しく感じるのは、あなただけではないのです。他の方々も美しいと感じる。理由なき美しさを感じる。 その美なら美ということに対して、先天的に、つまり、ア・プリオリに、人間は美というものを知っているのか。あるいは後天的に、生まれ落ちて後(のち)に、美とは何かということを教わって、それを美、美しいものと感じるのか、ということを追究した哲学者たちもいます。カントもその一人です。認識論のなかにおいて、そうしたことを追究いたしました。 たとえば、子供は親たちから、「花が美しい」「花は美しいのですよ」と教わったから、美しく感じるのか。あるいはそうしたことを教わる以前に、美しいということ、美とは何かということを知っているから、美しいと感じるのか。教わったということは、単なる契機に過ぎないのかどうかということです。 幼稚園では、先生たちは幼稚園児に、チューリップの花は美しいと教えています。きれいな花だと教えています。赤いチューリップも、黄色いチューリップも、美しいと教えています。子供たちには美しいという言葉はわからないかも知れません。けれども、言わんとしている趣旨は、間違いなく伝わっています。 はっきりと私から結論を申し上げるなら、美しさを感じるということは、これは知的な理解ではないのです。知的な理解ではないということは、後天的なものではないということです。後天的に美を感じるのではないのです。人間は、先天的に、生まれ落ちる前より、美とは何かということを知っているのです。 では、その「美とは何か」という問いに答えるとするならば、それは、神の光のなかにやはり美を司る一つの流れがあるということなのです。つまり、その美というものを司る方々がいらっしゃるのです。美のための精霊たちがいらっしゃる。美のための神がいらっしゃるのです。 そうしたものは、あらゆる人間の心のなかに流れているのです。あなた方は、人間は神の子だと教わりました。神は全知全能です。神は万物のすべてを支配されている、万能の神であります。そうであるならば、神のお心のなかには、すべてのものがある。すべての性質、一切合切が入っています。その子供である人間であるならば、人間の心のなかにも神の姿のすべてが入っているのです。その心のなかに、美というものを感ずる魂の面があるのです。魂の切り口があるのです。その魂の切り口が、美を司る神霊たち、精霊たちの呼吸を感じとるのです。これが、美しいと感じることの、本当の意味なのです。 ですから本当は、物の配置を見て、色合いを見て美しいと感じているのではないのです。美を醸(かも)し出そうとしている方々の、その心の動きを、人間は感じとっているのです。だから、誰が見ても美しいと思うのです。それは、知的に理解できるものではないのです。 2.すべての作品は霊的バイブレーションとそのレベルを持つ ピカソ これは今、風景ということで私は話をしましたが、絵画においても同じなのです。なぜ、ある絵が名画と言われるのでしょうか。それは、偶然の色の配合でしょうか。それとも、単なるデザインでしょうか。単なる着想でしょうか。 絵というものは、真似をして、いくらでも描けるものです。似たような絵を、描くことはできる。しかし、名画と、そうでないものには、一線を画するものがあるのです。それは何かというと、霊的なバイブレーションなのです。 一つの絵を、この地上に実現せんとするためには、やはり、人間の力だけではなくて、さまざまな霊たちの力を借りているのです。美の創造者たちがいるのです。彼らの力が加わっているのです。 ですから、彼らの霊的な力が一つのキャンバスの上に一つのかたち、絵というかたちをとって、現れているのです。これは、ある場合には天上界の景色かも知れません。ある場合は天上界の思想のひらめきかも知れません。そうしたものが描かれているのです。 ですから、観る人は、何となく名画というものを感じてしまう。なぜか知らないけれども、時代を経るうちに、これはとてつもない傑作だということになるのです。単に美しいというだけで観れば、美しい絵はいくらでもある。ただ、人の心を揺り動かすものはそう多くはないのです。それは、その絵を創るために、どれだけの霊的な作用が働いているかという側面があるからです。客観的には、物の上に描かれた絵の具でしかありません。けれどもそのなかに、霊的なバイブレーションというものが、やはり存在しているのです。 あなた方は今、神霊の言葉を書物に編集しています。それを活字に起こしています。活字となって、人びとに読まれています。しかし、それは、活字であって、単なる活字ではないのです。 日本の国にも、昔から言霊(ことだま)ということが言われていたように、言葉には力があります。たとえば、あなた方が作った高級霊の書物の活字を読む時と、そうでない、悪霊の感わしを受けている方々の活字を書物で読む場合と、活字としては同じように見えても、その活字の間にあるバイブレーションが違うのです。まったく違うのです。ですから、あなた方もある迷わしを受けている方々の書物を読むと、吐き気がするようなことがあると思います。 しかし、実際上は、活字というものは、鉛か何か私は知りませんが、そうしたもので造られたものであり、それにインクがついたものであり、それが紙の上に印刷されたものであり、本来何もないもののはずです。有害でも無害でもありません。何でもありません。無色そのものです。 ところがそれが、ある配合をとって、一つの思想を創り上げると、それがある時には人間に吐き気を起こさせ、ある時には素晴らしい陶酔感を起こさせる、心を揺り動かす場合があるのです。ですから、活字の組み合わせによっても、そこに移された文字によっても、そのような違いが出てくるのです。 およそ、人間の精神力が感応して創り出した、この世的なもののなかに、霊的なバイブレーションを持たないものというのはないのです。ラジオにしても、テレビにしても、あるいは襖(ふすま)にしても、机にしても、建物にしても、ありとあらゆるものには、それをこの世に生み出さんとした方々の霊的なバイブレーション、それが加わっているのです。 人間の眼には、同じく見えるでしょう。同じ机を作っているように見えても、その作った人の人生観なり哲学なりの霊的波動は、一つ一つの机のなかにこもっているのです。神の目から見ると違うのです。 これがたとえば、芸術家の創った彫刻なり、そうしたものでも同じなのです。あるいは、芸術家のデザインした建物などでも同じです。何かはわからない霊的なものが、そこにあるということです。そして、その水準、高きから低きに流れるというその水準は、確乎(かっこ)としてあるのです。 ですから、まずあなた方に、あるいはあなたに、美とは何か、芸術とは何か、なぜ私がそのようなものを創ったか、ということを説明する前提として、そこにはやはり霊的な世界の顕現があるという事実を私は述べておきたかったのです。よろしいですか。ですから、芸術作品というのはある意味において、精霊たちの合作なのです。 3.色にはその"色"の生命がある ピカソ あなたは、まず私が、《青の時代》というのを経験したとおっしゃいました。その通りです。それは、まだあなた方の知識にはないけれども美の天使たちのなかにも、いくつかの役割の分担があるのです。 たとえば色があるでしょう。十二色というのがあります。あるいは二十四色と言ってもいいかも知れない。赤、青、黄、緑、さまざまな色がありますね。実は、こういった色を司る天使たちがいるのです。これは、あなた方が言っている天上界の、霊界の光線という意味ではなくて、たとえば、色彩、あるいは美ということを司る天使群のなかで、それぞれの色を司る方々がいらっしゃるということなのです。黄色い色を司ったり、白い色、青い色、だいだい色、緑色、若葉緑色、そうしたいろんな色をですよ、司る天使がいるのです。芸術的な意味においてです。「色の天使」がいるのです。 あるいは、「音の天使」というのがいるのです。私は、音楽については詳しくは知りませんが、さまざまな和音があったり、ハーモニーがあったり、いろんな音階があったりするわけです。あるいは、陽性の音楽があったり、陰性の音楽があったり、テンポの速い音楽があったり、テンポの遅い音楽があったりします。こうした音楽というものも、やはり音楽に関する天使というのがいて、役割分担をしているのです。他のものでも同じです。ですから、色には色の役割分担をしている天使たちが、確かにいるのです。 あなたは、《青の時代》ということを言われましたが、青の時代というものは、その色の天使のなかの青という名の色の天使が、私に非常に強く働きかけた時期なのです。青色というものを、世の中に放射しようとしているのです。 たとえば、あなた方の世界には、ファッションの流行ということがあると思います。女性の服装でも、今年は黄色が流行るとか、今年はだいだい色が流行るとか、今年はピンクが流行り、今年は紫が流行り、黒が流行り、こうしたことがありますね。なぜそういうものが流行るかは、あなた方にはわからない。なぜ白が流行ったり、黒が流行ったりするのかはわからないと思います。 けれども、その背後には、私たちの世界での動きがあるのです。さまざまな色彩の天使たちがいて、「今年は私の年です」ということで、働きかけているのです。そうすると、その色が流行っていくのです。 色彩の天使だけではありません。やはり、模様とかですね、そうしたものを担当している天使もいるのです。こうした模様を、今年は流行らせる。そういう役割分担があるのです。そして、いろんなことを考えて、この世にさまざまな色彩感覚、あるいは美の感覚というものを、投影しているのです。それが、私たちの世界です。ですから、青の時代には、青の天使の光を受けて、私はやっていたということなのです。 4.私は霊的な眼で絵画を追究した ピカソ その後に、《キュービズム》ということを、あなたはおっしゃいました。まあ立体主義と言いますか、そういったことですね。それがあなたには、非常に不思議に見えるということです。一般の方々にも不思議に見えます。ちょっと見た目には子供の絵のようです。それに、ちょっと見た目には美しさは感じません。けれども、人びとはなぜか、そこから心魅かれるものを感じるのです。 それはなぜか、ということです。当然のことですが、あなた方には眼が二つしかありません。この二つの眼では、一方向からしか物体が見えません。たとえば、ここに瓶(ビン)なら瓶というものがあると、これをあなた方は、一方向からしか観ることができません。しかし、私たちの本当の霊的な眼で観ると、これは一方向だけではなくて、さまざまな角度から観ることができるのです。ですから、私のなかにおいて、物を観る眼がもし分裂していれば、それがキュービズムになってくるのです。 いいですか、すなわち私は、肉体的な眼と、霊的な眼という両方の眼を持っていたということなのです。 ですから、肉体としての私は、この瓶をこちらから観ていたとしても、霊的な私としては、こちらから観ることも、そちらから観ることもできるのです。 芸術家も極端にまで走れば、己(おの)れの魂を飛ばすところまでいってしまうのです。霊的な眼というものは、物体の裏側まで観てしまうのです。斜めからでも、上からでも、下からでも観てしまうのです。見えるのです。こういう眼、いわゆる複眼ですね、複眼のような眼になってしまうのです。 ある意味においては、天眼通(てんがんつう)といいますか、そういうものでもありましょうし、ある意味においては、何と申しますか、テレポーテーションのようなものでもあります。別な世界から、観ることができるのです。 ですから、今はたとえば、観る角度が違うということで、私は申し上げましたが、もう一つ別な眼から観ると、この表面の姿、たとえば善川三朗としてのあなたのシルエットがあるわけですけれども、この表面の姿のあなたと、あなたの内面を観る、内面ですね、心の内側を観る眼、別な眼があるのです。これで観ると、あなたというのは、ダブって見えるのです。通常の人が観て、見えるあなたの姿と、あなたの霊的な姿とが、ダブって見えるのです。さらに霊眼(れいがん)の進んだ人であるならば、あなたの過去世の姿までが、ダブって見えてくるのです。 ですから、たとえば今、柱というものを取り上げてみますと、その柱なら柱といっても、単に柱だけではなくて、柱を在(あ)らしめている他の力もあり得るということなのです。 人間の顔は、一つではないのです。人間の顔は、幾通りものものが現れてきているのです。 一つには、物理的に、物質的に顔を作っているものがあります。けれども、この顔をこのような顔として現しめる力というものが、その顔のなかには入っているのです。心の豊かな人はいやはり豊かな顔になっていきます。慈愛に満ちた人は、そのような顔になっていきます。陰険な人は、やはり陰険な顔つきになっていきます。そういうふうに、魂の輝きがあり、それに対して、外面というのがあります。それ以外に、過去世を親る眼があります。ですから、霊的な眼で観ると、そのなかにいろんなことが入っているのがわかるわけです。 私の絵の中では、さまざまな人物が描かれています。その人物が、真っ二つに割れているようなところもあるはずです。その真っ二つに割れているところは、片方は表から見た人物です。残り片方は、霊的にその人を観たら、こうなるということでもあるのです。魂の断面を、私は描いているのです。大方の人は、そこまでは気がつきません。 ただ、私が言いたかったことは、《キュービズム》を通して言いたかったことは、この世のものは、この世的に見えるだけのものではないということです。物の観方(みかた)というものは、さまざまな観方ができるということです。ここに在(あ)りて在り得ないものまでもが、見えてくるということです。 また、形体の美だけが美ではないということです。外面に美しく見えるものだけが、美ではないということです。それを在らしめているものは何かということも、追究する必要があるということです。 5.キュービズムとは一念三千の世界 ピカソ あなた方は、私も知っておりますけれども、宗教家たちから教えを受けておられるでしょう。「一念三千(いちねんさんぜん)」ということも教わったと、聞いております。それは、相手の心の世界に応じて相手が変わるように、あなた方の心の世界において、あなた方が観る世界も、また変わるということです。あなた方の心が輝いていれば、世界は素晴らしいものに見えるでしょう。あなた方の心が曇っていれば、世界も曇ったものに見えるでしょう。あなた方が今日、釣りをしたいと思っているならば、雨が降ったら悪い天気でありましょう。ところが、自然を愛し、山を愛し、草木(そうもく)を愛する人であるならば、この雨は慈雨(じう)だなと、慈(いつく)しみの雨だなと、感じる方もいらっしゃいます。 この世の中の景色、この世の中の情景はすべて、その人の心の展開でもあります。これを「一念三千」という言葉で、言われた方がいます。同じです。 絵画というものも同じです。写実主義といって、写真と同じように事物を写すということに、美を感ずる人もいるでしょう。けれども、そうではないのです。向こうの、相手の内面もさることながら、それは自分自身の心を投影している世界でもあるのです。 ですから、私の「キュービズムの世界」は、別な意味でいうと、「一念三千の世界」なんです。私の心の眼で観た世界を描いているんです。私が地獄の心で観れば、地獄の絵が出てくるでしょう。私が天国の心で観れば、天国の絵が出てくるでしょう。そのような、さまざまな一念三千の心を、絵というものを通して表せばどうなるかというのが、私の試みであったわけです。 ですから、私が描いているのは、写実ではないのです。あれは、心の世界を描いているのです。観る人によって、どのようにでも見える絵なのです。まったくつまらない絵に見えることもあります。素晴らしい絵に見えることもあります。「あなたはどう見えますか」と、私は問うているのです。その絵の中に、心の秘密をときほぐしてあるのです。観る人の心に応じて、見えるようになっているのです。私の絵が、まったく取るに足らないように見える人もいるでしょう。素晴らしく見える人もいるでしょう。感動する人もあれば、駄作だと思う人もいるでしょう。 あなた方、絵を観る人びとの心を試しているのです。私だけの心境になれば、私と同じところまでこの美がわかる。しかし、それが同じ心境に達していない人にはわからない。さて、これをどう見るか、あなた方を試験しましょう。これが、私の絵です。 写実的な絵というのは、誰が観ても美しいものは美しい。美しくないものは美しくないのです。しかし、それだけでは、おもしろくないでしょう。絵というもののなかに、立体的な広がりが欲しい。絵というものは、二次元です。いいですか。絵というものは、この世的なものをすべて二次元に表す。これだけでは、もの足りない。 霊的な世界というのは、四次元以降の世界をこの三次元に投影しているのですね。そしてこの三次元を投影するのに、二次元を使っているわけです。いいですか、一つの次元を変化、変転させて、一次元下げて、表現しているのです。 三次元は、三次元のままでもいいのではないか。三次元の絵を描(か)いてみようではないか。こうした心構えがあっても、おかしくはないと思うのです。つまり、二次元を脱皮しようという試みですね。 ある意味においては、私の絵は、(注1 ピカソが観て指している絵は「泣く女」1937年作「ゲルニカ」の完成後一連のシリーズとして描かれたもののひとつ)よく観てごらんなさい、三次元の絵でもなくなっています。もう、これは四次元、五次元の絵を描いているはずです。よく観てごらんなさい。三次元ではない世界です。それが出てきているはずです。それは、四次元、五次元の世界なのです。四次元、五次元霊体としての私の眼が観て、描いている世界なのです。その世界でもそうです。その、あなたが観ている絵でもそうです。(注2 「画家とモデル」1963年作、六〇年代にもっとも多く描かれたテーマで、もはや外部に、描く対象や関心を失ったピカソが、描く自分自身を直接テーマにしはじめ、しかも、モデルはかつての肉塊ともぃうべきどぎつさを失って抽象的なパターンとなり、画家だけが色濃くあらわれてぃる作品)それは、三次元の絵では決してありません。霊的な世界なのです。そこにあるのは――。 いいですか、この三次元に、たとえば今、善川三朗という人間がいます。で、人間としての眼で観ると、あなたという人がそこに座っており、この部屋というのがありますが、これを多次元を観る人の眼から観れば、この同じ三次元にですよ、同時にさまざまなものが同居しているのです。 それを表せば、どうなるかです。霊界と現象界との同居です。人間が普通に住んでいると思うところが、とんでもない世界であることがあるのです。鏡のなかの部屋のようであったり、異次元への迷路であったり、そういうことがあるのです。 ですから、私は絵を通じて、三次元から四次元、五次元、そういった世界をも表そうとしているのです。 6.創造の源泉はすでに霊天上界に在る ピカソ それと、もう一つは、あなたが今絵を観ていますけれども、色の持つ意味というものは何か、ということについて、考えてみたいのです。 これはね、やはり学問と同じなんです。一つの学問、数学なら数学で、それを勉強した方には、やさしい算数というのは取るに足らないものになります。けれども、算数をやり始めたばかりの人にとっては、算数はやはり難しいでしょう。 絵も同じなのです。色彩というものを、とことん一生かかって突き詰めた人にとっては、赤という色、たとえば、黄色という色は、我が子のようにかわいいのです。もう自由自在ですし、その色の特徴、個性を、もうつかまえているんです。 黄色という色は、こういうところに使えば、こういうふうに働いてくれるけど、こういうところに使ったら、失敗してしまう――適材適所と一緒なのです。もう人格を持っているのです。黄色という色、あるいは、赤という色、青という色が、人格を持っているのです。私から見るならば、子供みたいなものです。「ここに黄色を使ってやりたいな」と思うのです。まるで、子供をかわいがっているのと一緒です。色彩というものも、最後にはそこまでいくのです。 なぜ、あなたはその「泣く女」の顔を観ていて、顔の左半分が黄色いのか、わかりかねると思います。ただ、黄色という色の個性を知りつくすと、どうしても使ってやりたくなるのです。むしろ、私が使っているのではないのです。黄色の方が使って欲しいと、私に語りかけてくるのです。 絵というものは、そうした図面を描(か)いて、人間はここに何色を塗ろう、赤を塗ろう、黄色を塗ろう、緑を塗ろうと思うのではないのです。本当に突き詰めていくと、黄色の色が動き出して、絵の具が動き出すのです。そして、ここに黄色を塗りたくなるのです。ここに青を塗りたくなるのです。赤を塗りたくなるのです。 それは、色というものは、単にあなた方が科学的に見れば、何ミクロンかの波長の光の反射かも知れないけれども、その光の反射を司(つかさど)っている色を持つ、個性ある天使がいるのです。 ですから、この絵筆を持っている時にですよ、黄色の天使が、黄色を司る天使が働きかけてくるのです。絵の具がまるで動き出すように、私には見えます。顔の色を黄色に塗りたいと言うのです。そういうふうに、働いてくるのです。 昔、ある彫刻家が言ったことがあります。これは、日本の彫刻家です。「木の中に、仏像の姿が見える」という、そういうことを言った方がいらっしゃいます。偉大な彫刻家です。運慶(うんけい)とか、快慶(かいけい)とか、さまざまな像を彫った方です。この方は、柱のなかに仁王様が見えたり、木のなかに仁王さまの顔が見えるのですね。ですから、鑿(のみ)を使っていても、その姿を、単に木のなかにあるのをですね、掬(すく)い出しているだけなんだと。木の中に眠っている仁王様を出しているだけなんだと。自分が彫り出しているのではないのだと。その木のなかに仁王様が眠っている、それを出してあげているだけだと、そういうものの観方をしました。 同じなのです。生きているのです。素材は生きているのです。黄色い色が動いていくのです。瞼(まぶた)をつぶれば、赤い色が動いていくのです。そうして、絵というのは出来ていくのです。 というのは、一つの画面に映った絵ですけれども、本当はこの絵の理念といいますか、インスピレーションといいますか、構想というものが、また、別の世界にあるということなんです。それが、この地上に出たいというふうに強く希(ねが)っているのです。出たくて出たくてしょうがないのです。それが、私たちというような、いわゆる通路ですね、パイプを通じて生まれてくるのです。ちょうど、あなた方という通路を通じて、霊界の思想が伝わっているように、私たち芸術家を通じて、霊界にある色彩なり、模様なり、構想なり、そうしたものがこの地上に生まれてくるのです。 すべてそうなんです。詩だって、そうです。詩を書く人はたくさんいます。この詩も、結局は霊界にある詩なのです。それを、詩人という通路を通じて、この世に送り出しているのです。ただ、その通路といいますか、パイプの出来具合によって、本当にいい着想の詩が、駄作に終わってしまうこともあります。その出方はいろいろです。けれどもやはり、天上界に在るのです。 小説などでも同じです。その素晴らしい小説の構想というのは、霊界において、本当にあった事件であることが多いのです。そうしたものは、作者の守護・指導霊たちを通じて、小説家の頭に閃(ひらめ)いていくのです。 小説家は、よく言います。あたかも何者かが書いているように、ペンが運ぶ、動いていくと。何も考えていなかったのに、どんどん出来ていくと。そういうことがあります。「筆が乗ってくる」ということです。これは、彼らが書いているのではないのです。霊界に在る物語が、その作者を縁として動き出しているのです。物語の方が、もう出て来ているのです。あるのです。さまざまな悲劇や喜劇、さまざまな人生模様についての物語が、もう過去何千年、何万年の人類の歴史のなかにあるのです。さまざまな物語のかたちがあるのです。それがこの地上に出たがっているのです。 ですから、そういうパイプ役としての優れた人を通すと、たとえば夏目漱石のような人を通すと、次々と物語が出てくるのです。それは、あの人が考えて創っていることではないのです。 7.絵画は感性を通して思想を伝えてきた ―― それから、いま一つお尋ねしたいのは、先生が描かれたあの「ゲルニカ」という作品がございますが、あのお作は、非常に何と言いますか、現代を風刺したものが表現されているように思います。ちょうどあの時は、ナチの最も激しい、その過酷な時代であったように聞いておりますが、あれをやはり、人道的に表現したいというような意識がございましたんでしょうか。 ピカソ 私は先ほど、四次元以降の世界をも、キャンバスの上に表すということを言いました。突き詰めていくならば、絵のなかに思想があってもいいのです。よいですか、たいていの画家というものは、とにかく、器用に写すことばかりを考えています。けれども、本当にですよ、行きつくところまで行ったなら、小説家が原稿用紙のなかに、思想を織り込もうとするのと同じように、キャンバスのなかに、思想を織り込もうとするものです。 もちろん、私の全人格的な思想も入ってきています。小説は、読めば読む人によって、わかってしまうものでしょう。しかし、絵は必ずしもその思想性がわかるとは限りません。どちらかというと、絵は感性に訴えかけることが多いからです。けれども、わかる人にはわかります。思想的な絵も、もちろんあります。 ―― それから、あの、平和を象徴された鳩がございますね。あれなどもやはり、そういう先生のお考えが、出られたものでしょうか。 ピカソ 私の絵というものは、宗教画とは違っていますけれども、かつての宗教画を描いた方々にお話を例えば、もっとはっきりしています。 なぜ彼らが宗教画を描いたか。ダ・ビンチにしてもそうですし、ミケランジェロにしてもそうです。ラファエルロにしてもそうです。彼らは宗教画を描いています。 その時は、あなた方のように、言葉でもって神の世界を説いても、わからない人たちが多かったということなのです。書物をつくってそれを広めるには、少し時代がまだ無理だったということです。そういう時代にはね、絵を観て感じとる方が早いのです。絵はいろんな方が観ることができます。観ても減らないのです、絵はね。印刷するとなると大変なことになりますが、絵は観ても減らないのです。大きな広場に掛けたら、いろんな人が観ることができます。 ですから、あなた方にしてもですよ、時代が違えば、もしかしたら絵描きさんになっていたかも知れないのです。宗教画などによって、キリストの奇跡を表したり、マリヤの優しさを表したり、神の栄光を表したり、そういうことができるわけです。やはり、絵のなかには、本当は、思想も何もかもあるのです。 8.絵は神の御心、真・善・美を描き残すもの ―― 先生は、ご生前の頃には、もちろん絵をたくさん描(えが)かれたのですが、一時(いっとき)、平和運動とか、そういう方面にも関係されたように聞きましたのですが。 ピカソ ま、人間、九十年以上生きるとね、いろんなことをやってみるものです。それは、あなただってそうでしょう。退屈してしまって、一つのことばかりやっているわけにはいかないはずです。 ただね、私は思いますに、ピカソとして絵に関しては一代を画(かく)したけれども、ただ私のね、人格、人間として到達し得たものを、必ずしもすべての人に残すことができたわけではないと思うのです。ただ絵はね、普遍的な構築物、永遠への道の一つであることは確かなのです。 生きた人間がですよ、いろんなことを語ったとしても、たいていは残らないのです。けれども、絵はね、名画と呼ばれるものであるならば、少なくとも数百年は残っていきます。そういう意味において、あなた方の神理も何千年も残すということですけれども、絵というかたちで残すということも、あり得るのです。 神にはいろんな光がありますけれども、それを一つの言葉で言って、「真・善・美」と言った方もいらっしゃいます。あなた方は「真・善・美」のうちの、どちらかというなら、「真」について、今、語ろうとしているのでありましょう。また、「美」というものも、あるということです。それもまた、永遠に残していかねばならないものです。 しかし、「真」のなかには、もちろん「真」だけではなくて、「善」もあれば「美」もあるのです。「善」のなかには、「真」も「美」もあるのです。同じように、「美」の中にもね、「真」も「善」もあるのです。 ですから、社会風刺は、「美」の中にある「善」の部分であろうし、また、宗教家たちはね、宗教家たちが描いた、宗教画家たちが描いた宗教的な絵というのは、「美」のなかにある「真」でありましょう。神の姿、神の御(み)心、神の配慮というものを描いたのです。 また、古代の、預言者たちの絵を描いた方々も多かったですけれども、彼らのうちの少なからぬ人たちは、古代の事件を霊視して描いている人たちもいるのです、霊的にね。そのインスピレーションというものを、本人は知ってか知らずか、構図を作って、その人物像を描いていますが、その時の本当のその人の姿にそっくりなのです。それは、ある意味での霊的能力です。 あるいは、過去世に自分が宗教家として出た時に、イエス様の顔を観ていた方が、またイエス様の絵を描いている場合もあるのです。過去世の経験というものを使っている場合もあるのです。
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登録日:2016/09/10 (土) 20 12 29 更新日:2024/02/21 Wed 23 38 54NEW! 所要時間:約 20 分で読めます ▽タグ一覧 ゆらぎ荘の幽奈さん ヒロイン 刀 単純接触効果←自分にのみ効果が出る 小松未可子 従者 手段を選ばない系ヒロイン 朧 眼帯 神刀 神速 美乳 褌 護り刀 む、起こしてしまったか? 朧(おぼろ)とは週刊少年ジャンプで連載されていた漫画『ゆらぎ荘の幽奈さん』で第13話から登場していた人物である。 ◇プロフィール 誕生日:9月7日 血液型:不明 身長:151cm 体重:44.3kg 3サイズ:B81(C)-W54-80 CV:小松未可子 ◇キャラ解説 ◆容姿・性格 信濃の龍雅湖を統べる神霊「黒龍神」である龍雅玄士郎に仕えている。 容姿は美少年にも見える中性的な姿の美女で、左目には眼帯を身に着けている。 髪の毛の色は登場時は判明していなかったが、第22話のカラー絵によると藍白という感じの美しい色。 普段の服装は浴衣姿であることが多いが、作中では様々な服装を見せる。 下着はパンツの代わりに褌を着用しておりブラは着用していないか、または代わりにさらしを巻いている。 ただし、制服を着ていた時には一般的なパンツは着用していた。 コガラシや狭霧は初対面で朧が女性であることを見抜けず、最初から気が付いていたのは幽奈だけだった。 朧自身もこの点について多少は気にしているようであり、作中のリアクションや夜這いの際の台詞からそれがうかがえる。 学校来訪時の朧に対するクラスメイトの反応を見る限り、もしかしてコガラシや狭霧が鈍感すぎるだけなのか、あるいは服装の問題なのか? 胸のサイズはこの漫画の女性キャラとしてはやや控えめの普乳…というか美乳。 本人は『これはこれで趣がある』と自称しているが、やはり出来るなら大きくなりたいとも述べている。 というか他の女性キャラの大半が巨乳なので、対照的に小さく見えがち。 スクールオブジャンプではバストサイズはCカップと明かされており、同じCカップは夜々と雲雀がいる(ただし、雲雀はギリギリCと自己申告であり、後にダイエットでBカップにサイズダウンしてしまった)。 性格は冷静であまり物事に動じたりもせず、感情表現も控えめ。 敵対する相手には容赦なく命を落としかねない致命傷を与えようとするなど冷酷な面や、決意したことは何としてでも実行しようとする強気な面もある。 一方でゆらぎ荘に入居以降は直ぐに馴染んている他、他者へも好意的な評価をしたり付き合いも良かったりするので性格の割には人間関係は悪くない。 玄士郎を初めとした、龍雅家に対する自身の忠誠心はかなり強い。 人間とは異なる社会や身分で生きていたためか、基本的に一般人とは常識がずれている。 人目のある場所で性的アピールを仕掛ける大胆さや、側室という存在や側室に子供を産ませる行為にも肯定的。 しかし、コガラシに性的アピールをしている最中は僅かに顔を赤らめたりしているので、彼女なりに恥ずかしいなどの概念はあるのかもしれない。 サンオイルなどの存在も認知していなかったようだ。 また、後述する理由で強い存在(主人公のコガラシだけど)との間に自身の子供を作ることに強い執着心を持つ。 子供を成す相手予定のコガラシに対して最初は恋愛感情は持っていないと思われたが次第に彼への想いが強くなり、コガラシへの恋心を自覚した後は単純接触する前に彼に確認するなど心境の変化も現れていた。 調理経験もなく、包丁で上手く野菜が切れないなど不器用な面も持つ。 最終的には厨房を破壊してしまい、調理台を工具を用いて修理する始末。 基本的に主人である玄士郎以外の他人に対しては、下の名前で呼ぶよりも名字で呼びかけるという傾向がある。 ◆正体 この漫画は純粋な人間が少ないため朧もまた純粋な人間ではない。 朧の真の正体は、玄士郎の父親となる先代黒龍神の尻尾から生まれた神刀。 つまり、普段は主人として従者という上司と部下の立場で接しているが玄士郎の腹違いの姉でもある。 フルネームは『神刀・朧』という名前となっている。 朧自身は自分の事実上の母親となる先代黒龍神への忠誠心は強く、ゆらぎ荘入居以降も朝拝を行っている。 また、立場の都合から龍雅家に仕える妖怪達を従えており作中では部下に相談したりもしている。 玄士郎の母親には我が子当然に愛されていたが、外の神々にも敵う強い龍雅家の繁栄と玄士郎を一人にしない事を告げられている。 朧が作中で玄士郎の嫁探しに力を注いでいた事や、自身が強い子供を身籠ることを望んでいるのはこれが理由。 龍族は異種婚で家系を成してした(逆を言えば同種で子供を作れないor恋愛対象ではない)という面倒な事情も絡んでいるのだ。 この事情が描かれた時の描写から、見た目に反して年齢は重ねている物だと思われる。 第30話では飲酒しており(よく供えられるので飲む機会があるようだ)、人間態の肉体年齢は20を超えている可能性がある。 神刀という正体や玄士郎に仕えているだけあってか、戦闘力はかなり高い。 神刀という正体から、体の一部を鋭利で巨大な刃として変化して用いる。 作中では右腕を変化させているが、(腕意外必要なさそうだが)他の部分を変化させられるのかは不明。 他にも、移動手段として黒いホールを作り出して瞬間移動するような芸も可能。 まだ朧の性別を認知していないコガラシの攻撃を避けたり、斬撃の素早さなど速さに関しては作中でも非常に高い実力を持つ。 霊装結界の存在を認知していたり、コガラシや狭霧の強さを見抜くなど観察眼や知識量もある。 主人公の戦闘力がインフレしすぎているこの漫画では流石にコガラシには叶わない事は朧も自覚しており、疲労してたとはいえ同じく戦闘力がインフレしている呑子にも素手で刃を抑えられて彼女が只者ではない事を即座に見抜いていた。 ゆらぎ荘入居後はコガラシ争奪ラブコメレースからは一歩引いた立場におり、コガラシの愛人ポジションを虎視眈々と狙っていたが紆余曲折を経て朧も加わる事になった。 早い話が敢えて二番手に収まることで不動の地位を築きたいらしい。 また、日頃の様子を見て幽奈の能力の特異性に気付くなど、ゆらぎ荘入居後もその観察眼と知識量は存分に発揮されている。 神速に関しては日常でも活用されており、高速で服を脱いでたたみ、同じく高速でコガラシを脱がせて抱きつくというしょーもない芸当を見せている。 ◇人間関係 ◇龍雅玄士郎 CV:細谷佳正 自身が仕える君主であり、異母弟でもある。 基本的に調子に乗りがちで幼い玄士郎を、朧が手刀で咎めるのが主な役目となっていた。 何十と結界を重ねる玄士郎が涙目で痛がるほど強い手刀を加えられていたようだ。 これらの行為は主人に仕える従者としての行為だが、見方によっては弟を叱る姉という構図にも見える。 玄士郎は基本的に朧を部下として扱うが、自分にとって自慢すべき姉であるという認識自体はある様子。 言動こそどこか子供っぽいが主君としての自覚や部下を思いやる気持ちは持ち合わせている。 玄士郎の母親とは血の繋がりはないが、玄士郎の母は朧を自分の子供のように扱っている。 この玄士郎を一人にさせないために、朧は当初玄士郎の花嫁探しに力を入れていた。 誘拐騒動終結後は、修行を欠かせば嫁探しは禁止として龍雅城に篭らせてしまった。 厳しい鍛錬を重ねて嫁探しを禁じられた自分をよそに、子供を孕むのに挑戦している従者…。 それからしばらく出番がない状態が続き、コガラシにワンパンKOされて懲りたのかどうかは長らく不明だったが第96話で再登場。 再登場時にはコガラシとの実力差を理解しつつ自分を慕う部下の気持ちも考慮し、一芝居打ってコガラシに本気の勝負を挑もうとしたがまたもや彼の渾身の一撃でKOされた…と思いきや玄士郎は子供のような体格になってしまったが生きていた。 実はコガラシに勝てば部下からの評価が上がり、もし負ければコガラシの強さと朧がコガラシを狙う理由を部下が理解してくれると彼なりに考えての行動だった。 その後は再び修行に籠りまたまた出番がない状態が続くが第166話で再登場する。 ゆらぎ荘が天狐雪崩によって幽奈以外が若返りの水で子供になる中で朧は元が神刀のため姿はそのままだが記憶はコガラシ達と出会う以前まで遡ってしまい状況把握のために朧は龍雅湖に行ってしまい、そこでこれまでの経緯を玄士郎に伝えられてコガラシと雪崩の戦いに決着が付く頃に若返りも解かれて朧の記憶も元に戻った。ちなみに玄士郎はまだ子供のような体格が続いていた。 その後、第192話でも登場。 子供のような体格が続いていたがようやく元の姿に戻り、文化祭中の湯煙高校を訪れるがそこで呑子の弟でもある宵ノ坂酌人と朧の若返りのきっかけを作った雪崩と遭遇する。 自分だけコガラシを吐血するまで追い込んだ事を自慢して酌人と雪崩を煽った事で3人は勝負する事になり、さらに揃って女体化までした。 ちなみに女体化した玄士郎はこの漫画でトップクラスのバストサイズを誇る呑子にも匹敵する爆乳でもある。 物語終盤、御三家に復讐を目論む酌人の父でもある宵ノ坂醸之介がコガラシの肉体を奪うも彼の捨て身の一撃を食らった事で暴走してしまい、第200話ではゆらぎ荘の住人との総力戦の最中で玄士郎は助っ人に来た雪崩によって酌人と共に援軍として転送されるが、醸之介は禁術を多用しすぎて逢牙以上に強くなっていたため誰得の触手プレイであっさり瞬殺されてしまった。 ◇冬空コガラシ 本作の主人公で、朧の攻略目標の男性。 玄士郎を容易く撃破したその力に注目し、彼の力を龍雅家に取り込もうと企む。 そのためにゆらぎ荘に入居し、コガラシの霊力を受け継くであろう子供を身籠るために策を練る。 当初は夜這いを積極的に仕掛けていたが「惚れあった女としかそういうことはしない」と要求を拒否されたため、 以降はコガラシを惚れさせるために様々な手段を試している。 最初は朧自身、コガラシに対して恋愛感情はなく側室のような立場でも良いと述べていたが単純接触など様々な手段を試すうちに恋愛感情を抱くようになった。 ◇湯ノ花幽奈 この漫画のタイトルにもなっている幽霊の少女且つメインヒロイン。 ポルターガイストを使えることもあって、悪くないと判断して玄士郎と共に彼女を誘拐する。 嫁入りを拒否する彼女に対して、それを認めない発言や精神的な揺さぶりをかけていた。 ゆらぎ荘の入居以降は、一緒に入浴をしていたりもする。 朧自身は幽奈の様子から、彼女がコガラシに異性として好意を持っていることを見抜いているのか「妾でも構わないから」と語りかけていた。 朧は幽奈のポルターガイストを初めとする力を見て、彼女が生前は何者だったのか気になっていたようで生前は『コガラシほどではないが相当強力な霊能力者』と推測していたが、後に幽奈の正体がコガラシや呑子と同じ御三家の一人だった事が判明したため朧の推測は当たっていたといえる。 誘拐時は幽奈を「幽奈様」と呼んでいたが、ゆらぎ荘に入居してからは名字で呼ぶようになった。 ◇雨野狭霧 誅魔忍の少女。 第15話では霊装結界を装備した彼女と交戦するが、実力は朧が上で狭霧は敗北して危うく命も奪われかけた。 ゆらぎ荘の入居以降も、上記の件もあって当初は朧の事を心地よく思っていなかった。 朧は「命を奪おうとしたから」と納得していたが、狭霧自身は「それは自分も同じ」と気にしてはいなかった。 本当の理由は、朧が節度なくコガラシに仕掛けていたことが原因で、それに気まずさを感じていたためである。 しかし、朧が狭霧を「器量が良い」と評価していたことで評価を一変。 硬い態度を見せていたと思いきや、瞬時に朧をゆらぎ荘の住民としてあっさり受け入れてしまった。 第27話では、コガラシに仕込もうとした惚れ薬入りのかき氷を間違って狭霧に食べさせる結果となる。 発情した彼女の姿を幽奈と眺めながらも冷静だったが、惚れ薬の効果から何か考える様子だった。 最初は名字で呼んでいたが狭霧と名字が同じ雲雀がゆらぎ荘に住んでしばらくしてから第107話以降は名前で呼ぶようになった。 ◇伏黒夜々 猫神に憑依されているゆらぎ荘の少女。 第22話で会話を交わし、彼女の助言から料理に手を出すこととなる。 ちなみに作中で夜々の名字を初めて明かしたのは朧だったりする。 ◇荒覇吐呑子 御三家の一角でもある宵ノ坂出身の漫画家。 ゆらぎ荘入居以降は、彼女が執筆している恋愛物の少女漫画を参考文献として提供されている。 朧はこれらの恋愛漫画を『恋愛絵巻』と呼んでいる。 ただし、「他者の寝ている隣でというのも燃える」など些か間違った情報ばかりがインプットされている。 漫画を描く際のネタとして恋愛漫画の提供の交換条件として、コスプレを着せられてその姿をスケッチさせられている事が多いが朧自身はあまり気にしておらず、むしろ「こんなことでいいのか」とも語っている。 ◇仲居ちとせ ゆらぎ荘の管理人。 作中では描かれていないが、朧がゆらぎ荘に入居できたのはちとせの了承を得たからと思われる。 入居後は普通に会話を交わす仲のようで、先代黒龍神への朝拝ができる滝の場所を教えられている。 朧が夜々の助言で料理に挑む際には調理場を貸したが、最終的に破壊されてしまい修理させていた。 ◇宮崎千紗希 幽奈と並ぶヒロインの一人で、この漫画では数少ない純粋な人間。 ゆらぎ荘に千紗希が遊びに来訪した際には、玄関先でコガラシを(性的に)襲っていた朧を目撃してしまう。 後に温泉への入浴時にその事を朧に注意するが、彼女からはコガラシへの恋愛感情はなく妾でよいと返答される。 愛人希望と捉えた朧の考えを「家庭を壊す」と半ば混乱気味で咎めていたが、朧は何がいけないのか理解していなかった。 その後、夜中にコガラシの隣で(ラッキースケベ的な)一人相撲をしていた所に朧が登場。 千紗希が起きているとも知らずに、むしろ他人のいる隣でと性交渉しに来た朧とコガラシの様子をドキドキしながら見守っていた。 その際のコガラシと朧のやり取りは、千紗希がコガラシへの好感をさらに高めるキッカケとなる。 ゆらぎ荘から千紗希が帰宅する際は、朧も普通に送り迎えの場で手を軽く振っていた。 第36話では幽奈・千紗希・朧・こゆずの四人でアイドル衣装で踊りの練習をする。 自分たちが相性が良いのではと思い始めていた千紗希だったが、その姿を帰宅したコガラシに察した表情で見られてしまう。 この時のエピソードがきっかけで、朧は千紗希を「師匠」と呼んでいるが、当の本人からは「止めてくれ」と言われている。 ◇信楽こゆず おっぱいが好きな狸の少女。 第13話では幽奈を攫おうとする朧達に対して葉を投げるが、それを切断された上で『子狸』呼ばわりされて襲われそうになるがその後は和解。 第27話では様々な術が使用できるとしてこずゆの元に相談に訪ねており、彼女も頼られるのは悪くないとご機嫌だった。 そして惚れ薬を朧の為に製作するが、肝心の朧が惚れ薬投与のかき氷を間違えてしまった。 それ以降も変化の術で胸を大きくしてもらったりこゆずが見つけた女将コレクションで様々なハプニングに巻き込まれる事も多い。 ◇雨野雲雀 狭霧の従妹の誅魔忍の少女。 夏休みのバイトで誅魔の里を訪れていたコガラシに紆余曲折を経て恋した雲雀はそのままゆらぎ荘に入居するが水着で過ごす呑子や裸でコガラシに迫る朧を見て当然のように困惑していた。 第96話では朧の弟でもある玄士郎と初めて対面するが相変わらず女好きな反応をする彼を見て幽奈と共にドン引きしていた。 第182話ではなぜか朧とデートする事になり、彼女の気合いが入った男装とエスコートに終始ドキドキしていた。 ◇緋扇かるら 京都の妖怪を統べる大天狗の少女。 コガラシに対して朧は裸になって迫り、かるらはコガラシのグッズを作るなど互いに行き過ぎた愛情を向ける事が共通している。 さらに愛人志望なのにかるらがコガラシと接触する時だけは西軍という理由で露骨に彼女の邪魔をして張り合っている。 さらに共に転送術が使用できるためコガラシを奪い合ったり喧嘩中にコガラシと千紗希を知らずに無人島へ転送した事も。 ◇作中の主な活躍 第13話 幽奈を玄士郎の花嫁として迎えるために、龍雅家の本拠地である龍雅城へと拉致する。 連れ去った後には、嫁ぐことを拒否する幽奈に対して揺さぶりをかけていた。 後にコガラシ達と幽奈の救出に城へと侵入した霊装結界を装束する狭霧と交戦。 強力な身代わり防御術を用いた狭霧の実力を認めながらも、一方的に圧倒して彼女を捕縛する。 捕えた狭霧に関しては、玄士郎の側室として迎え入れさせようとしていた。 しかし、主人の玄士郎がコガラシに瞬殺されて一瞬は彼の実力に呆然とするがすぐさま交戦。 第16話で狭霧との戦闘で切れ目の入った服装からおっぱいを晒しだし、女性であることを明かす。 女性であることをカミングアウトした事でコガラシの攻撃を封じ込み一方的な攻撃態勢に持ち込む。 だが次第に目に見えない疲労と駆けつけた呑子などの救援によって劣勢になるが、それでもゆらぎ荘の住民を全て龍雅家に嫁がせようと試みる。 だが、コガラシの提案によって戦いは中止になり、コガラシの攻撃による気絶状態から回復した玄士郎をこゆずの術と一緒に言い包めて誘拐騒ぎは終結した。 ところが龍雅家の悲願自体は諦めていない朧は、ターゲットを強力な玄士郎を倒したコガラシに変更。 ラストシーンではコガラシが就寝していた隣で全裸の姿で登場。 自身の胸を触らせると同時に僅かに感じている様子を見せながら以降はコガラシの子種を狙ってゆらぎ荘の住民となる。 第17話 早速、ゆらぎ荘に自然に馴染んでいる様子も描かれた。 物語冒頭から上半身を晒してコガラシにのしかかっていた。 その様子を千紗希に目撃されると、「興がそがれた」と行為を止めた。 その後、全ゆらぎ荘住民と+千紗希と入浴シーンを披露。 直後の第18話では、千紗希の寝ている隣でコガラシに夜這いを仕掛けるも失敗。 自身との性交渉を受け入れない理由を聞いた朧は、彼に受け入れさせるための宣言をして部屋を後にする。 第22話 初めてメインエピソードが与えられた。ちなみにコミック第12巻同梱版としてOVAにも収録されている。 センターカラーで、浴衣をはだけて胸と褌を晒す朧が描かれており馬乗りで朝を迎える構図となっている。 ゆらぎ荘の住民達との交流や朧なりにコガラシに受け入れられるための努力が描かれた。 この話では最終的に「単純接触効果」の結論に辿り着き、コガラシとなるべく多く(身体の距離を)触れ合うことにする。 後の第27話では単純接触効果は日課と化していることが語られている。 第24話 臨海学校編なので出番はないが、登場していない他のゆらぎ荘メンバーと扉絵で登場。 ゆらぎ荘メンバーと共に水着姿を披露したが、しっかりとした水着を持っていないからかさらしに褌という姿だった。 また、ちとせの手にしている浮き輪に強い興味を示している様子。 第27話 狭霧や夜々と一緒に勉強するコガラシに対して、単純接触の名で上半身を晒して胸を背中に押し付ける。 気にしないで勉強する様にと指示したが、案の定ツッコまれた。 第28話 呑子・コガラシ・幽奈の三人と南国旅行に出かける。 呑子の勧めで、かなり露出範囲の広いスリングショット水着を披露するがあまりに際どかったので幽奈によって普通の水着に変更された。 サンオイルの使い方を見て単純接触できると睨み、コガラシに背中にサンオイルを塗らせる。 初めて使用したサンオイルに関しては「心地よい」と感じて 前の方も塗らせようとしたが、さすがにそれは拒否されたので自分で塗っていた。 第36話 千紗希達との会話の流れから自身の胸を揉む。 その後、千紗希は女性らしい服装を着せることを提案から裸エプロン姿を披露した。 さらに呑子の仕業により、千紗希達一緒にアイドルの服装へと変化した。 第37話 制服姿でコガラシのいる学校に潜入。 コガラシがバイトで長期不在だったことによる単純接触の不足や、千紗希の影響で潜入した模様。 コガラシの不安は的中し、案の定学校の生徒を巻き込んで騒動を起こし始める。 その流れでコガラシを女子更衣室のロッカーへと引き込んで、身動きを取れなくした状態で抱き着いて単純接触を図る。 抱き合って鼓動や触れた部分の熱さを感じるが、「何かが物足りない」と尻に手を誘導させたり密着度を増そうとする。 すると不注意で後ろに倒れそうになった所を、コガラシに体を引き寄せられる。 その結果、女子更衣室にいたことをバレるが、今までに見せたことのない表情でしばらく放心状態となっていた。 呼びかける声に気が付いた直後は逃亡を図るが狭霧に捕まり、学校中をコガラシと一緒に謝罪に回ることとなる。 柱コメントによると、単純接触効果が朧自身に出てきた様子。 第58話 では、ゆらぎ荘に突然現れた緋扇かるらと己虎神マトラによってコガラシがさらわれてしまい、その際に彼を救出しようとするが自身より更に速いマトラによって一蹴されてしまう。 その後は騒動終結まで寝込んでいたらしくもっと精進する事を誓う。 第65話 洋服を探してる時に買い物中の千紗希とこゆずに会い成り行きでデートの練習をする事に。 コガラシに変身したこゆずと一緒にカラオケで予行練習するが、普段通り体で攻める姿勢に千紗希からたびたびツッコまれる。 帰り道に朧はかるらのようにまたコガラシが狙われるかもしれないと言うが、千紗希は彼女の心境に何か引っかかるところがあった模様。 第69話 本編での季節は冬だが冒頭は第1回人気投票の結果発表で夏に海で遊んでいる時にコガラシのハプニングで幽奈がポルターガイストを発動させてゆらぎ荘メンバーは吹っ飛ばされた。 本編ではバレンタインの続きであり朧はコガラシとポッキーゲームをしていた。 第73話 ホワイトデーを迎え、コガラシはゆらぎ荘メンバーにそれぞれバレンタインのお返しをする。朧にはマナーの本を渡すが当の朧は寝取られを妄想してコガラシにツッコまれた。 第78話 轟紫音がゆらぎ荘を訪れて個性的なメンバーを見て紫音は驚きっぱなしだが案の定、朧のいつも通りの行動に紫音は当然ツッコんでいた。 さらにかるらも現れてコガラシを奪い合うが最後は呑子に仲裁された。 第83話 コガラシとのバイトに楽しそうにするかるらの元に朧が現れて店員になったり裸で迫るなどいつも通りに振る舞ってかるらを翻弄するが実は朧も過去に見合いをした事が判明する。見合い相手はコガラシに及ばずとも実力はあったが結局は人格面で朧が拒絶した事で破談した事を明かし、コガラシなら人格面でも受け入れると朧は伝え、バイト後はコガラシは朧とかるらと一緒に両手に花になっていた。 第87~89話 ちとせの頼みによってゆらぎ荘メンバーは湯煙温泉郷フェスに参加する事になり、朧は龍笛を吹いたり観客席でペンライトを振っていた。 第96~98話 寝ているコガラシに暗示をかけようと今日も平常運転の朧だが日課で龍雅湖に行こうとした矢先に弟の玄士郎が久しぶりに姿を現す。 以前と雰囲気が変わった彼は部下からコガラシが御三家の一角と知った事でリベンジしにきたのである。 玄士郎は一年の修業で龍雅家の秘術「極龍如水」を会得した事でコガラシにダメージを与え、囚われた幽奈達の解放も兼ねて朧に龍雅湖への帰還を命じようとする。 だが朧はゆらぎ荘で生活するうちに次第に心境が変わった事で彼の命令に従おうとすると知らずに涙をこぼしている事を指摘される。 その後、コガラシは拳圧を溜める戦法で玄士郎に再び勝利するが当初こそリベンジだけのつもりだったが部下達から朧の近況を聞いて彼女の気持ちを確かめるため一芝居を打っていただけだった。 そしてゆらぎ荘に帰った朧はお約束のように神速で裸になってコガラシに迫ろうとするがその最中でこっそりガチで惚れてしまった事を宣言、さらに基本クールな朧が笑顔を見せた事で彼女はこれからコガラシと愛人ではなく恋人になる事を目指す事になった。 第99話 コガラシが女子のパンツを見ないと死ぬ呪いにかかってしまいゆらぎ荘メンバーはパンツを見せる事になり、朧は呑子と夜々という自身も含めて羞恥心はあまりない2人と一緒にパンツを見せていた。 第100話 連載100話を迎えた記念に最近読み始めた読書用に幽奈の日常を追う構成になっている。 今朝もポルターガイストでコガラシを吹っ飛ばした幽奈は修業をしてる途中で朧が現れて、先日の玄士郎の件のその後を語るが彼の修業の目的を聞かされて幽奈は呆れていた。 第101話 朧はいつものようにコガラシに単純接触していると思いきや、なぜか裸じゃなかったり抱きつく前にコガラシに確認するなど雲雀にそんなの朧さんじゃないとさらにいつでもどこでも裸になってドン引きされるのが朧さんでしょと突っ込まれていた。 第104話 こゆずが変化の術で胸の大きさを変えられる話をして朧はこゆずに頼んで胸を幽奈と同じサイズにしてもらい重量に戸惑いつつもコガラシに迫りに行く。 それから朧から話を聞いた雲雀が現れて同じく胸を幽奈と同じFカップのサイズにして裸でコガラシに迫る朧を止めようとした。 その後、こゆずはゆらぎ荘の住人に感謝されつつ胸を元に戻そうとするが失敗してしまい朧は前より小さくなってしまうが動揺する雲雀をよそに朧はリバウンドと冷静に分析していた。 第193話以降 クリックすると物語終盤のネタバレがあります。 第193話 文化祭で狭霧がコガラシをクリスマスデートに誘い、さらに千紗希が彼に告白した事で動揺する雲雀とかるらをよそに朧はどさくさに狭霧とコガラシのデートに同行を企むが雲雀に突っ込まれてしまった。 第194話 幽奈は成仏が近い事を悟り前話でコガラシに告白して彼に想いを寄せる女性陣を集めてその事を伝える。 その後、コガラシが醸之介に襲撃されて肉体を奪われてしまい幽奈達も交戦するが逆に捕らわれてしまい朧は神速で思考を巡らせて打開策を見出そうとする。 絶体絶命の状況でコガラシは自分に想いを寄せる女性陣を守るため自身の肉体ごと醸之介を攻撃した事で幽体状態の彼は消滅してしまう。 第195話 数年後、狭霧はコガラシと恋人になっており朧は千紗希と雲雀は踏ん切りがつくのに時間がかかった事を語った後に朧自身はまだ諦めてないようでコガラシに単純接触を試みていたが彼は既に狭霧にガチで惚れていたため制止された事で朧は落ち込み夜々は彼女を慰めていた。 第196話 ある日、朧は重装備していたコガラシと再会する。 コガラシはゆらぎ荘の蔵を掃除していた時にこれまで様々なハプニングを巻き起こした女将コレクションの腕輪が落ちて彼の腕にはまってしまい、かるらの天眼通でも見つからない異界を四年以上も彷徨っていたのだ。 ゆらぎ荘の面々はコガラシとの久しぶりの再会が嬉しくて酔い潰れてしまい、後片付け中に朧が神速でコガラシの手伝いをする。 四年以上の歳月を経て朧は神速を他者と共有できるようになってコガラシは神速の状況に驚くが、朧の酔いのせいか神速が暴走してしまい解除ができなくなりコガラシの膨大な霊力が底を突くまで何年かかるかわからないと告げられ、2人は静止した世界に取り残されてしまった。 第200話 冒頭でゆらぎ荘が連載200回記念にリクエスト企画を開催する事になり、企画主旨の説明後に朧は「ゆらぎ荘が冬空の大奥になる話」と彼女らしいリクエストをしていた。 この時、Twitterをやってた事をミリアに突っ込まれるが本編でも実際にやってるかは不明(ちなみにリクエスト1位は彼女がゆらぎ荘を訪問した話だった)。 第201話 第195~196話の出来事はかつてコガラシと幽奈の制服デートや修学旅行で登場して実は天狐家のひとりでもある流禅の術によるものであり、第194話のラストでコガラシの幽体が消滅する前に幽奈が結界に封じ込めた後に流禅が現れてコガラシを救うには彼に想いを寄せる女性陣が未来の夢で絆を深める事が必要だという。 朧は流禅の術を夢と錯覚しつつ目が覚めるも神速は解除されていなかった。 霊力が底を突けばすぐ解除できるという事でコガラシは霊撃を撃とうとするが女将コレクションで異界を彷徨っていた時に霊力が封印された影響が残っていたため霊撃が撃てなくなり、今度は眠れば解除されると試すがそれが上記の状況で結局失敗に終わる。 2人は神速の仕組みを話してる時、ふとコガラシが解決の糸口を見出し2人は龍雅城を目指す事になった。 神速中は転送術も使えないため途方もない旅の途中、静止している魚を鮮やかに捌くなどかつて厨房を真っ二つにしていた朧はコガラシのために調理が上達した事を伝えた後に自身の肉体に刺身を盛り、四年以上も異界にいたコガラシは朧の行動に懐かしくなっていた。 龍雅湖は常に場所が変わるため見つけるだけでひと月以上もかかった上、その途中で霊能力が封印されているコガラシは怪我をしてしまい神速中ゆえ普段の速さを発揮できない朧は悔しさを滲ませるがコガラシは異界でずっと一人きりだった事を引き合いに出して彼女を励まし、2人は遂に龍雅城を探し当てた。 静止した玄士郎の姿を見た朧は改めて使命を思い出しつつ神速解除の方法を探る中、朧は何気なく今すぐ神速を解除する方法を呟くが冗談とはぐらかしてコガラシは彼女が冗談を言う事に驚いていた。 霊力が底を突けば神速は解除されるが逆に霊力を一気に回復する手段はなく、コガラシの充霊石は彼が異界を彷徨っていた時に消滅してしまい自然回復で元の霊力に戻すには神刀でもある朧は三年だがコガラシは三千年と人間の彼では死ぬまで元の霊力が戻る事はない。 龍雅家のためにコガラシとの子孫を残すという当初の目的を果たせなくなる可能性に朧は焦り始めていた。 龍雅城で神速解除の方法を探して一年が過ぎたが結局、方法が見つからず途方に暮れてしまうが朧は思いついても敢えてしなかった最後の手段を実行しようとする。 その方法は朧が自らを斬って命を絶てば解除されるが当然、コガラシは彼女を止めようとするが龍雅家のために彼の霊力を失ってほしくない朧は抗うが2人は取っ組み合いで転んだ拍子に口づけを交わしてしまった。 直後に朧は謝るが、コガラシはこれまで彼女の神速でその気になればいつでも好きにできたはずだが決して一線を越える事はしなかったため既に龍雅家のための強い力は手に入れている事を諭した。 朧自身も薄々は気づいていたようで基本クールな彼女が今までにないくらい感情を表わに涙を流し、もはや強さは関係なくただ純粋にコガラシとの子が欲しい事を打ち明けた。 コガラシもさっきのキスによって朧にガチで惚れるようになった…ところで現在に戻り、流禅の術で朧は未来のコガラシとの絆を深めて彼女の体は光を発した。 ◇余談 人気投票は第1回は5位、第2回は7位。 コミックでは第6巻で表紙を飾っている。 柱コメントでは「手段を選ばない系ヒロイン」と呼ばれていた。 アニメ版でのイントネーションは「お↑ぼろ」ではなく「おぼろ→」。そぼろご飯と同じ。 また、中の人はこの漫画が始まる前に連載されていた同じジャンプのラブコメ作品のアニメにも出演しており、声の担当をしたヒロインの一人と偶然なのか朧と同じく男装の麗人であり名前も弟の玄士郎と似ている。 お前たち全員 Wiki篭りに追記・修正されるがいい…! △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 龍神様がソウルイーターみたいに彼女をぶん回して戦うこともあるんだろうか…。 -- 名無しさん (2016-09-10 20 26 18) 千紗希に次いで今度は朧の項目か。タイトルになってるメインヒロインが未だないとは…。 -- 名無しさん (2016-09-10 20 54 36) メインヒロインどころか主役に初期メンバーが誰も来ねぇ!いや確かに追加の子たちみんな魅力あるけどさ… -- 名無しさん (2016-09-10 21 19 13) 初期メンバーで最初に項目が立ちそうなのは狭霧かね。 -- 名無しさん (2016-09-10 21 24 16) というか作品の項目がまだないという。。。 -- 名無しさん (2016-09-10 21 27 32) せめてこいつより先に幽奈さんか作品項目建ててやってください… -- 名無しさん (2016-09-10 23 55 18) きっと今後もキャラの項目が立て続けに作られて作品項目が後回しにされて最終的にその件を美味しくイジってる記事が建てられるんだ(振り) -- 名無しさん (2016-09-11 02 22 53) クール系なのに積極的とかたまんない -- 名無しさん (2016-09-11 09 40 56) 銀魂の九ちゃんと当初は被ったが(天然気味だったり眼帯とか)よく考えりゃ別物だったww井上麻里奈にCVを頼みたいくらいかわいいw -- 名無しさん (2016-09-13 06 53 41) 現状は一族の為に主人公との子が欲しいだけであって惚れているわけでは無いんだよな、これ何かあって本気で惚れたらクーデレでやばいキャラになりそうな気配! -- 名無しさん (2016-09-29 09 04 57) コガラシじゃないと理性が決壊してると思う。リトさんといい、オリハルコンメンタル多いな、ジャンプのラブコメ主人公。 -- 名無しさん (2016-10-04 21 22 36) 幽奈さんの心情を察して妾でもいい発言はポイント高い -- 名無しさん (2016-11-10 20 24 09) 最初から最後まで愛人狙いでいってほしかったからガッカリ -- 名無しさん (2017-02-08 18 35 39) 声を付けるとしたら誰になの? -- 名無しさん (2017-05-06 12 40 47) お母さんが弟のお父さん…… -- 名無しさん (2017-09-05 15 47 52) 玄士郎の拉致と強姦未遂に加担していたような女をよく受け入れたよなって…。あの世界の法律やルールってどうなってんの。 -- 名無しさん (2017-09-24 23 40 38) ↑4 君にとっては残念だが朧は完全にコガラシに恋した模様 -- 名無しさん (2018-04-30 10 15 54) 未可子さん、また俺女を演じている…… -- 名無しさん (2018-07-20 08 37 15) 中の人はせいしろうか。 -- 名無しさん (2018-08-07 17 13 56) 銀髪眼帯の見た目といい、浮世離れしてるゆえの非常識さや逆夜這いといい、戦いに生きてばかりゆえに女らしくないというのを気にしてたり、インフィニット・ストラトスのラウラ・ボーデヴィッヒがモデルなんじゃなかろうか。 -- 名無しさん (2018-10-15 14 22 55) 速度自体はコガラシの師匠より速い。 -- 名無しさん (2019-03-07 22 22 42) 元々が男装キャラ故かオッサン化してもあまり違和感なかった。 -- 名無しさん (2019-09-01 17 44 19) 最終話のその後でまさかの百合ルートに。 -- 名無しさん (2020-12-05 18 55 12) 異母弟・玄士郎を裏切った女 -- 名無しさん (2021-07-22 19 07 50) その後を見た感じだとヒロインの中で唯一コガラシを吹っ切れたみたいだね -- 名無しさん (2024-01-08 04 15 31) 名前 コメント