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とある幼馴染の星間旅行 3 後編 11 超電磁砲・幻想殺し 上条と美琴が公園に駆けつけたとき、朝凪は無意識の状態で、男達に弄られていた。「なんだぁ、こいつ、全然起きねぇじゃねえか!」「このまま簀巻きにしちまうかぁ!」 横では大神が、男2人に両腕をつかまれ、悲鳴を上げている。「いやぁ!やめてぇ!やめてぇ!星海が!星海が!お願い!お願いだから!!」 泣き叫び、飛び出そうとする大神を押さえつけ、男達が不遜な笑みを浮かべている。 こちらに背中を向けているリーダー格らしき男が、さらにその様子を残忍な目つきで眺めていた。 あたかも獲物の品定めをする野獣のように。 上条は、この状況を見た時、このまま突っ込むのはリスクが大きいと感じた。 姿を隠すように、手前の茂みに姿を隠すと、その先を窺う。 こちらは奇襲要素があるとはいえ、人質が二人いる。うち一人は全く動けない状態にある。 まして相手の方が人数も多い。 ――なら、方法は……。 目的は朝凪と大神を無事に取り戻すこと。隠れ場所から人質までの距離はおよそ20m。 傍にいる美琴に目をやると、隣の茂みに隠れ、上条の方を見ていた。 その目がいつでも行けると言っている。 上条は無言で自分を親指で指差し、次に大神を指差す。更に美琴を指差した。 美琴はうなづくと、表情を引き締め、視線を彼らに向けた。 上条も視線を戻すと、呼吸を整えた。美琴も同様だ。 2人の息が合ったとき、上条が茂みから飛び出した。 戦闘そのものはあっという間に終わった。 最初は大神の奪還だ。 上条が茂みから出ると同時に、美琴が立ち上がる。 男達からの至近距離で、かつ二人の人質に直接被害が及ばぬ場所に超電磁砲が着弾する。 閃光と爆発音は、さしずめスタングレネードのようだ。 男達の注意がそちらに向いた瞬間、背を向けた男に電撃を放ち、美琴は茂みから駆け出す。 何が起こっているのかわからず、男達が混乱する中、上条は大神の手をつかんでいる男の頬に拳を叩き込む。 怯んだ男が大神から手を離す。 すぐさまもう一人の男に蹴りを入れ、その手から大神を引き剥がす。 そのときすでに美琴が大神に駆け寄っており、手を引き男達から距離をとった。。 同時に大神を押さえていた男2人に電撃を食らわせ、失神させた。 こういった作戦に、格闘戦など、時間の無駄でしかない。 上条は既に朝凪の確保に向かっていた。 幸い、朝凪は地面に倒れており、美琴が男達の頭上めがけて電撃を打ち込んでいる。 上条は右手で、流れ弾を防ぎつつ、左手で朝凪を抱え込み、引きずり出した。 意識を持たない身体というのは、重いものだ。されどその場所から動かさないと、朝凪も電撃の影響を受けてしまう。 上条がなんとか距離をとったときには、全てが終わっていた。 男達は戦意喪失して逃亡するか、倒れていた。12 朝凪星海・大神睦月 上条はぐったりと動かない朝凪を、脇の芝生の上に横たえることができた。 相当やられたのか、服のあちこちに土や蹴られた痕が付いている。 ――服の下にも傷があるか……。「美琴!救急車!!」「あ、はい!『――もしもし……』」 救急車という言葉に、我に返った大神が、駆け寄ってきた。「星海!星海!大丈夫……?大丈夫……?」 動かない朝凪の身体にしがみついて泣き喚く。「死んじゃやだ……死んじゃやだよぉ……」「大神さん、大丈夫だから。気を失ってるだけだし、頭はやられてないようだから……」 上条の言葉にほっとしつつも、大神の気持ちは止まらない。「ねぇ…、返事してよぉ……、早く帰ってきてよぉ……、おいてっちゃやだよぉ……、お願いだからぁ……」 追いついてきた姫神が大神に駆け寄り、「大丈夫だから。朝凪君。大丈夫だから。大神さんのこと。大丈夫だから」 大神の背中を抱くように勇気付けている。「ふえぇぇん……姫神さぁん……」 その様子を心配そうに見ていた美琴が、上条に抱きついて来た。 上条は、美琴がつらそうな顔をし、涙を流していたことに気が付いた。「どうした?美琴……」「私、大神さんの気持ち、わかりすぎて本当につらいの。あの時の私と同じ……だから。当麻はいつも待たせる側だったから、分からないだろうけど……」 そう言って涙を拭き、大神に声をかけた。「大神さん、彼のこと、信じてあげて。絶対大丈夫だから。私も同じような経験あるからわかるの。こういうときこそ大神さんが信じてあげないとね……」 そんな美琴の言葉に、大神は泣きながらただうなづくだけだった。 その時朝凪の表情がピクリと動き、ぐったりとした身体に力が戻ってきた。「う……う……ん……!!痛てててぇぇぇ!!」 意識が戻った途端、身体中の激痛に襲われた朝凪が叫んだ。「うぎゃぁぁぁ、痛い痛い痛い……!!!」 その様子に4人とも、ほっとしたと同時に笑いがこみ上げてきた。「「「「ぷっ……くっ……ぷはははは」」」」「なんだよ……てめえら、人が苦しんでるのに」 朝凪が痛みに顔をしかめながら、むくれる。「い、痛くて、身体が動かねぇ。なんでこんな怪我してんだよ?それに睦月、お前なんでそんな顔してんだ?」 上条が笑いながら答えた。「こちらのお姫様が、王子様を助けたんだよ」「え?なんじゃそりゃ」 こいつも上条なみに鈍感体質のようだ。「朝凪君の。鈍感」 姫神があきれたように言い放つ。「大神さんは。朝凪君を。いつも守ってたの。いつも待ってたの」 朝凪が大神に改めて目を向けた。「睦月……お前……」 そう言うと震える手を大神に差し出した。 その手をぎゅっとつかみ、顔を赤くした大神が言った。「私、星海のことが…『睦月、言うな』」 朝凪が大神の言葉を遮った。「やっぱり……俺から言わないとダメなんだろうな。待たせてごめんな、睦月。こんな……しょうもない……オタクな王子様でよければ……ん…ん!?」――ん……ちゅっ…… 朝凪の口が、大神の唇でふさがれた。13 上条当麻・御坂美琴スキルアウトどもは警備員(アンチスキル)に引き渡した。朝凪と大神を乗せた救急車を見送り、姫神は1人で帰るとのことで、ここで別れた。上条と美琴は先程の公園のベンチに並んで座っていた。「――美琴、いろいろ助かったぜ」「何よ、いつものことじゃない」「いや今日は特にうまく連携がとれたなって」「当然じゃない。私と当麻の仲だもの。これからもよろしくね」「こちらこそだ。しかし……」「ん?」「あらためて……ごめんな、美琴」「何よ、いきなり……」「ん、朝凪と大神の姿がさ、俺とお前に重なって見えたんだ……」 そう言うと、上条は美琴の肩を抱き寄せた。「俺がいない間、お前はあんな顔で待ってたんだろうなと思うとな」「……もういいの。当麻はこうして私のところに帰ってきてくれてるから」 美琴は上条の肩に頭を乗せ、目を閉じた。「こうして、一緒に居られるだけで、私は充分幸せよ、当麻……」「美琴……」 傾きかけた柔らかな陽が、2人の影を長く引いている。――やがて影は1つになった。14 姫神秋沙 公園からの帰り道、姫神は高揚した気分でいた。 あの時のドキドキはまだ治まってはいない。――今日は。いろいろあったけど。よかったかも。 あの瞬間の朝凪の赤くなった顔と、大神の恥ずかしげな笑顔が脳裏に焼きついている。――2人とも。幸せそうだった。――ああ私も。上条君みたいに。人の笑顔を守るって。好きかも。 『魔法のステッキ』を取り出すと、ちょっと振り回してみた。――私も。なれるかな。――そうだ。帰りに病院へ寄って。2人に会っていこう。 ただ、朝凪のことを思い出したとき、胸の中にかすかな痛みを感じた。――そういえば。『スターマン・ジョーンズ』って小説。――主人公は。ヒロインと。結ばれないんだよね。――今度。朝凪君に。感想を聞いてみよう。 自分がそのヒロインになったような気分で、姫神は病院へ足を向けた。--------------------------------------- THE END
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シナリオ 8月5日(日曜日)・その1 疑惑の二人 ※食堂 芽衣子「……というわけだ」 和「誰かが屋上に?」 寮長「………」 芽衣子「昨晩なにをしていたか、各自言ってもらおう!」 真緒「き、岸岡、何もそこまでしなくても」 朝、緊急会議が食堂へ開かれていた。 昨夜の屋上での件だ。 結局思い出せないし、財布も無事だったので、 ぼくとしてはまぁいいかって所なんだけど。 芽衣子「いえ、これは許される事ではありません」 芽衣子「必ず犯人を見つけ出し、この私が罰を与えます」 真緒「もういいってば」 和「しかし、いったい誰なんだろうな。 言っておくが俺じゃないぜ?」 真緒「ああ」 和「俺ならそんなチャンスにどこかへ行ったりはしないからな」 真緒「チャンス?」 和「ま、まぁ、無抵抗の相手に無理やりってのは好きじゃないが」 真緒「な、何の話だよ……」 寮長「先生、体の方は大丈夫ですか?」 真緒「ああ、大丈夫だよ。昨日はありがとう」 寮長「いえ、でもビックリしました。 最初は寺井さんと岸岡さんがしたのかと……」 芽衣子「寮長……私がすると思うのか?」 寮長「あ、いえ、思ってませんよ」 真緒「まぁ無事だったんだしさ」 和「だが怖いな。変な奴が入ってきてるのか?」 寮長「それはないと思いますけど」 芽衣子「………」 真緒「……ん、莉緒」 ※和、りょ。入れ替え 莉緒「あら、元気そうじゃない。残念だわ」 奏「センセ、大丈夫?」 真緒「ああ、大丈夫だよ」 芽衣子「……北上さん、昨晩は何をしていた?」 奏「アタシ? 部屋で詩を書いてたよ」 真緒「北上じゃないというか、皆じゃないと思うぞ岸岡」 芽衣子「ですか……」 莉緒「まったく……あんまり心配かけるんじゃないわよ」 奏「そだよ」 真緒「いや、すまない」 芽衣子「所で、八十記さんは?」 奏「部屋にいるよ」 莉緒「誘ったんだけど、部屋にいるって言ってたわ」 真緒「………」 ※ メイド長「要先生、ここにいましたか」 真緒「あ、メイド長」 メイド長「来てもらえますか? いいえ、来て下さい」 真緒「は、はい」 ※アウト 芽衣子「真緒様」 莉緒 「連れ去られたわね」 奏「むー」 ※和、りょ 和「近頃八十記さんと怪しいが、メイド長とも怪しいぜ」 和「夜二人でコソコソと話してるのを俺は知ってる」 寮長「そう言えば、近頃よく話されてますね」 ※三人 莉緒「な、なんですって!?」 芽衣子「………」 奏「えぇ……ダメだよ」 莉緒「め、メイド長と手を組んだっていうの? て、手ごわいわね」 奏「うん、メイド長ロックだし」 芽衣子「まさか……この私を見捨て……」 芽衣子「ま、魔王様に限ってそんなこと!」 ※二人 和「ふぅ、相変らずだぜ」 寮長「ええ」 Back ↑ Next
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【Meglio(最善の策)】 その左胸に手を当てて、深く息を吐く。 感じる温もり。きちんと鼓動しているのがはっきりと分かる。 「ごめん……」 「どうして謝るの? これが最善だって決めたんでしょう?」 沙鳥はいつもと同じ笑みを浮かべる。 「私はそれに従うよ」 迷い無く、真っ直ぐに。 直視出来なくて、思わず目を閉じる。 痛みを感じさせてはいけない。 苦しみを長引かせてはいけない。 一瞬で終わらせる。 いつもは容易く出来ていたはずなのに、どうしても手が震えてしまう。 これではいけない。 無駄な傷を付けてしまう。 綺麗なままでいて欲しいのに。 傷付けてはいけないのに。 心臓の位置を確かめたまま動けずにいる俺の手を、沙鳥の小さな手が覆う。 俺よりも一回りも二回りも小さい手。 何度も触れて、しっかりと覚えてしまった温もり。 「大丈夫だよ、大丈夫」 その一言で覚悟が決まる。 沙鳥の言葉は絶対だから。 初めて会った時にそう決めたから。 大きく深呼吸し、寸分の狂いなく心臓を刺す。 崩れ落ちる身体をしっかりと抱き止め、その口から流れ落ちる赤を拭う。 大丈夫。 沙鳥が大丈夫だと言ったのだから、大丈夫。 けれど、自らの頬を何かが伝う。 これは知っている。 沙鳥がよく流していたから。 でも、どうしてだろう。 これで間違いはないはずなのに。 こんな物を流す必要は無いはずなのに。 突き立てたナイフを一息で抜く。 噴き出す鮮血と共に失われるであろう熱。 先ほどと同じように左胸へと手を当てる。 まだ温かい。けれど、何れ……。 「血を流してはいけない。沙鳥に血を見せてはいけない」 なのに何故、血の臭いがするのだろう。 こんな事、あってはならないのに。 自然とナイフが自らの首筋に向かう。 「沙鳥を傷つけてはいけない。沙鳥を害す者を許してはいけない」 ナイフを持つ手に力が加わる。 今度は気を遣わなくて良い。一刺しじゃなくて良い。 傷付けて、苦しめて、深く深く、何度でも。 「ダメだよ」 かけられた声と共にナイフが手から滑り落ちる。 誰かに奪われた訳ではない。手に込められた力が抜けただけ。強制的に。 この感覚には覚えがある。何度も何度も感じたから。 「……やっぱり、俺がやるべきだったね」 いつもと同じ笑みを浮かべているはずなのに今にも泣きそうで。 あぁ、傷付いている。俺が傷付けた。 「けど、まだ俺らにはやるべき事があるんだから。逃げるのはもう少し後でだよ。……その後でなら、どんな手を使ってでもお前だけは自由にしてあげるから。だから、もう少しだけ、ごめん」 その顔を見ただけで、頭の悪い俺でも理解する。 俺の選択は間違っていなかった。 「俺で良かった」 強張った頬を無理やり働かし、笑みを作る。 こんな思いをするのが、俺で良かった。 こんな思いをさせずに済んで良かった。 途端、沙鳥ごと抱き締められる。 あぁ、これで沙鳥も温かくなる。 もう寒さを感じなくて済む。 「ごめん、丈」 もう良いのに。 シロが傷付く必要なんかないのに。
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#blognavi 私立の看護学校の一次試験に合格しました。 合格発表の日は夜勤明けで、発表は15時だったんだけど、やっぱり緊張で寝れなかった。ネットで合否見たんだけどね、本当に怖かった。見たくないって思ったけど、勇気を出して受験番号入力して「えい!」ってエンター押したら「この番号であってますか?」みたいなこと言われて。ドリフみたいにこけて。「合ってるっつうの!」ってエンター押したら「念の為生年月日入れてもらえますか?」みたいなこと言われて。またこけて。どんだけひっぱんだ!?っていう。 一次合格したらしたでプレッシャーでまた寝れなくなってしまった。 面接の対策なんてまったくしてこなかった。一次試験で精一杯で、二次試験のことなんて考える余裕なかった。先輩の看護師も「リラーックス」みたいなざっくりとしたアドバイスしかしてくれなかった(笑) 僕はこう見えて自己評価が極端に低い。 (まあどう見えてんのかわかんないけど)。 アピールすべき自己のストロングポイントがまったく見当たらなかったの。短所だったらいくらでも思いつくのにね。でも彼女や、友達や、職場の先輩が「大丈夫だよ」って言ってくれた。「その人柄なら大丈夫だよ」って。 自分がどういう人柄なのかわからなかったけど。人柄ってどうアピールしていいのかわからなかったけど。 面接は吐きそうなくらい緊張した。 でもなんだかんだで後半は和んで、ピースな面接になった。 看護学校を受験するということは、十代の女の子と「よーいドン!」で勝負するということだ。 僕は彼女たちに勝てるものは何ひとつ持ってないと思ってた。でもそれは間違いかもしれない。 僕はひとに優しくなれた。 偽悪ぶることなくいれるようになった。 歳をとることはマイナスじゃなくてアドバンテージになり得るのかもしれない。 僕は看護学校を受験して初めてそう思えた。 カテゴリ [2011年01月] - trackback- 2011年01月13日 20 09 35 #blognavi
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ひと「あいたっ、ひざすり剥いちゃったよ…」 おが「何やってんの?て、血が出てるじゃない」 ひと「ああ、大丈夫だよ。ほっとけば…」 おが「もう、ほら足出して。絆創膏あるから」 ひと「あ、ありがとう…」 ひと(緒方さんって優しいんだな…) おがた(いつも遠巻きに見てるから分からなかったけど… 結構可愛い顔してるじゃない)
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78 :名無しさん:2009/11/15(日) 02 15 26 ID SUgi4.cU 部長「ようこそ、死者たちのたまり場へ」 透華「ちょっと!それは私が前に言いましたわよ!」 池田「あの時は酷い目にあったし…」 部長「あの時は控室だったじゃない。…それはともかく、変な言い方だけど…もう大丈夫だからね」 あずにゃん「……はぃ……」
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このページはこちらに移転しました クライ 作詞/タマムシ 波間に呑み込まれる 嘆き… cry 暗い 位 気分沈みきってるCOLOR パレットの色じゃ 明るくなんてできない 筆にとった色は いつも同じ 空色のような黒 責任重大 NO 責任感 ぐらい が丁度E earthに明日はあるのか 嘆く 大地 また 大丈夫だよって強がっているつもり 死に絶えた 命たちを糧にして 泣くくらいはしてもいいじゃない
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己の担当契約者である三面鏡の少女、逢瀬佳奈美からの連絡に、黒服Hは急いで彼女の自宅に向かった 鍵は、あいている 両親は出かけているのだろうか 家の中の気配は、佳奈美のものしか感じない 「大丈夫か!?」 「あ……H、さん」 ガチガチガチ 暖房機の前で毛布に包まり、佳奈美は震えていた かなり、温められている部屋の中 しかし、その唇は青紫になってきていて、寒さに震えているのがはっきりとわかる 「な、なんだか、寒くて…もしかして、何か都市伝説のせいかな、って…」 「外歩いてる時か何か、誰かに抱きしめられたような感覚はなかったか?」 「…そう、言えば…家に入る直前、に…」 原因は、それだ ファーザー・フロストによる被害 それが、佳奈美にも及んでいたとは そっと、佳奈美の頬に触れる黒服H かなり、体温が下がってきてしまっている 意識を保てているのが、奇跡のような状態だ 「…ちょっと、じっとしてろよ」 「……にゃ??」 しゅるり 黒服Hの髪が、伸びる しゅるしゅると、目にも止まらぬ速さで伸びていく髪 それは、H自身と…佳奈美の体を、包み込んだ するり、Hの腕が佳奈美の背中に回されて…ぴったりと、抱きしめられる 「ひゃ!?」 ぺとり 顔を胸板に押し付けられ、その感覚に佳奈美は目をぱちくりとさせる 伸びた髪は、二人をまるで繭のように包み込んだ 視界が、一気に真っ暗になる 「いいか、絶対に寝るなよ。俺が温めておいてやるから」 「え、ええええ、Hさん!?」 「体温をこれ以上さげると不味いからな。この状態で、温める」 …確かに 髪で包み込まれている事と、Hに抱きしめられていることにより…温かみを、感じる 体温が下がり続けている状況ではあるが、ほっと一息つけたような、そんな感覚 どくん どくんっ、と 感じる、Hの心臓の鼓動 その鼓動よりも、速い速い、佳奈美の鼓動 青白くなってきていた頬を真っ赤にそめて、佳奈美は半ばパニック状態だった 「…大丈夫だ」 ぼそり Hが、佳奈美の耳元で、低く囁く 「大丈夫だ……必ず、護ってやるから」 「H、さん…?」 「原因が払拭されるまで、こうしていてやる。絶対に眠るなよ………絶対に、放さない。護ってやるから」 いつになく真剣な、Hの言葉に 佳奈美は、ぎゅう、とHにすがりつく どくん どくんっ、と しばし、二人の鼓動だけが、この場を支配し続けた 三面鏡の少女 37 吹雪の中で その裏で その後でへ続く 前ページ次ページ連載 - 黒服Hと呪われた歌の契約者
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ぺペンが好きで入りたいです -- (ダブルウォー) 2009-01-03 22 02 58 わかりました。とりあえず会える日を教えていただけますか? -- (アギト) 2009-01-04 00 39 07 明日だと急と思うので1月6日あたりなら会えます。後、階級は中尉です。 -- (ダブルウォー) 2009-01-04 23 14 48 了解です。時間、場所、ディメンション模してくださると光栄です -- (アギト) 2009-01-05 12 21 24 ↑誤字です ディンションも指定してくださると合いやすくなります -- (アギト) 2009-01-05 12 22 16 えっと1月6日の昼の12時で、ディメション2でポルドシティ・ペイントストアの上はどうでしょうか? -- (ダブルウォー) 2009-01-05 16 06 07 ↑でたぶん大丈夫だとおもいます。 -- (ダブルウォー) 2009-01-05 16 06 28 すいません。明日予定が入ってしまったので、明日の3時あたりは大丈夫ですか?ディメ・場所予定通りで -- (ダブルウォー) 2009-01-05 21 51 49 ↑午後の3時で -- (ダブルウォー) 2009-01-05 21 52 19 了解です ではお待ちしてます -- (アギト) 2009-01-06 12 25 20 /// -- (アギト) 2009-01-06 13 08 02 謝罪文です 今日、行けない可能性が出てきました。 今週の木曜日、午後の5時くらいからならINできます -- (アギト) 2009-01-06 13 09 16 いいですよ、たぶんいけます -- (ダブルウォー) 2009-01-06 16 09 28 すいません。今日いけたんですが、机にすわってたらつい居眠りしてしまって・・・・・ほんとすいません。いまからでも一応大丈夫なんですが、8時半あたりも大丈夫です。それもだめなら土日大丈夫ですか?ほんとすいません -- (ダブルウォー) 2009-01-08 18 21 53 ↑明日も大丈夫だと思います。本当にすいません -- (ダブルウォー) 2009-01-08 20 08 47 では土日で・・・w 実は僕も頭からすっぽり抜けていました・・・orz -- (アギト) 2009-01-09 07 56 47 土日といってもどちらにします? 時間帯など・・・ -- (アギト) 2009-01-10 11 25 52 すいません、返事遅れました。今日なら大丈夫ですけど、平日はきついので今日無理そうなら来週の土日いいですか?すいません -- (ダブルウォー) 2009-01-12 17 52 27 じゃあ来週の土日で・・・w -- (アギト) 2009-01-14 12 46 58 日曜日の7時はどうでしょうか? -- (ダブルウォー) 2009-01-17 13 18 34 午後の7時ですよね 問題ないと思います -- (アギト) 2009-01-18 16 49 28 現在お待ちしております・・・。 -- (アギト) 2009-01-18 19 09 17 ディメ2 ポルドシティ ペイントストア上にて -- (アギト) 2009-01-18 19 10 18 すいません、ほんとすいません。パソコン、緊急メンテ後不具合でなぜか動かなくて、なんとか動かせたのですがまにあいませんでした・・・・ -- (ダブルウォー) 2009-01-18 19 45 05 でも、そちらのギルメンの人とフレ登録するので今度会えるとき会えればいいですか? -- (ダブルウォー) 2009-01-18 19 46 08 ですね 今の時間なら合えるかも・・・w -- (アギト) 2009-01-19 18 26 58
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Eプレ「とりあえずワープポイントを教えてくれないか?妄師?」 妄師「あ、わかったぜ!実はこの先の洞窟にあるんだぜ!」 妄師の案内で先に進んでいくなりちゃ住民達であった。 妄師「もう少しで着くはずだぜ。」 ルミ「なんか光が見えてきたぞ・・・・・?」 Eプレ「あれがこの世界のワープポイントか、リーチが抜け出さないうちに早くいこうか。」 ?「待ぅて!」 リヴァ「えっ?君はだれ?」 メタ「今私たちは忙しいの、待ってなんかいられないよ。」 ?「嫌でも待ってもらうよ・・・。それっ!」 誰かは何かを振るとワープポイントに結界が張られた。 ヘブン「死にたくないならすぐにこの結界を解くことだな・・・・!」 ?「まぁまぁ、そんなに怒らないで。落ち着いて。」 妄師「いい加減姿を現すんだぜ!」 ?「だが断る。」 ?「だいたいね~。君たちのせいで僕はここに来るはめになったんだよ?」 エース「・・・・?」 リーチ「(状況がわかっていない)」 リヴァ「僕達は君のことを呼んだ覚えはないけど・・・・。」 ?「わかってないね。君たちがここに来る前、なにがおこった?」 エデン「私はヘブンと歩いていたらいきなり次元の裂け目に落ちたんだ。」 ヘブン「同じく。」 ルミ「俺たちはそれを見て飛び込んだ・・・・んだよな?」 メタ「そうだね。次元が開いた理由は・・・・リモコンのせいだったよね。」 ?「もうわかったみたいだね。ボタンにはなんて書いてあったか覚えてる?」 リヴァ「確か・・・・。」 リヴァ「異次元」 ルミ「への旅行」 Eプレ「~不思議な」 エース「旅~」 異次元への旅行~不思議な旅 ~」 ?「よく覚えてるじゃん。」 ヘブン「・・・・・で?っていう。」 ?「鈍いね。僕は次元からの使者、君たちを異次元に導く者だよ。」 ΩΩ Ω<な、なんだってー メタ「残念だけど旅行するつもりはないんだよね。早く結界を解いてくれないかな?」 ?「残念だけどそれはできない。どうしても君たちを異次元にいかせなくちゃならないんだ。 そうしないと僕も帰れないし。」 ルミ「でも俺は帰れるなら旅行に行ってもいいぜ?」 ?「大丈夫、ちゃんと帰れますよ。(帰れる状態ならね・・・・。)」 エース「我も帰れるなら大丈夫だぞっ;」 Eプレ「たまにはいいかな?」 ?「決まりだね。じゃあ早くいこうか。」 誰かは呪文を唱え始め、結界を解いた。しかし、そこにはワープポイントが青く輝いていた。 ルミ「これ大丈夫なのか?」 リヴァ「多分大丈夫だよ・・・;」 メタ「じゃあいくよ~!」 全員でワープポイントに行き、暗闇に飲まれていった。 ?「・・・・・。これでよし!と。」 メタ「・・・・・金は?」 ルミ「・・・・・あ。」 ここできります。