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どこか不穏な熱気を孕んだ人だかりの中で、俺は懐に隠した細身の短剣を緊張の面持ちで押さえていた。 もうすぐ、城の前でこの国の王が大勢の国民に向かって政略演説を始める。 そしてその時、子供っぽい利己的な理論によって積み重ねられた王の暴政に終止符が打たれるのだ。 俺は、本来暗殺者などではなかった。どこにでもいる一般市民・・・むしろ、農民といってもいいだろう。 心無い政治に苦しめられる人々が寄り添い合ってついに革命を企て始めたとき、俺は真っ先にその実行役を買って出た。あの王のせいで、俺には誰も親族がいなくなってしまったからだ。 何もかも毟り取られるような苛烈な税の徴収、人足として無償でこき使われる男達、時には戯れた王が市民の中から若い娘を城に連れてこさせ、そのまま一夜をともにすることさえあったという。 そんな中で父は過労に倒れ、母は俺が城の補修工事に駆り出されている間に幼い妹を連れて国を逃げ出した。 もう、失うものは何もない。それなら、俺があの傲慢な王に鉄槌を下してやる。 市民達の秘密の会合の場で俺がそう言うと、彼らからの希望の眼差しが一身に注がれた。 王を刺した後、きっと俺は処刑されることだろう。だが、それはもとより覚悟の上だった。 もしかしたら奮い立った市民達が一斉に雪崩れ込んで俺を助けてくれるというような奇跡があるかもしれないが、ここに集まった市民達はみな役人の顔色ばかり窺って暮らしているような者達なのだ。 王の最期を見届けようとする数人の仲間が混ざってはいるが、彼らにだってどうすることもできないだろう。 ギイイイィ 錆びた金属が軋むような嫌な音を立てて、城の扉が兵士によって左右に開かれた。 それに少し遅れて、無駄に厚く着飾った王がゆっくりと外に出てくる。 途端に注がれた数人の殺気に気付く様子もなく、王は用意された石の壇上へと上っていった。 2mほどの高さの壇上に立つと、王は聴衆が静まるのも待つことなくいきなり演説を始めた。 恐らく王本人も、誰1人としてまともに自分の話を聞いていないことを知っているのだろう。 ただこの場に大勢の市民達を集めたという事実だけが、彼の権力の象徴として語られるだけなのだ。 無遠慮に垂れ流される演説を聞き流しながら、俺は短剣を投げつける機会をじっと窺っていた。 周りにいる人達はざわついているとはいえ、役人に目をつけられるのを恐れて直立不動の姿勢を維持している。 こんな中で誰かが・・・つまり俺が何かを投げるような仕草をすれば、目立ち過ぎて失敗する可能性が高い。 くそ・・・緊張する・・・俺は死ぬことよりも、暗殺が失敗することの方が何倍も恐かった。 一応、短剣には毒が塗ってある。人間ならかすり傷1つで十分に殺せるほどの強力なものだ。 だが王が羽織っている分厚い赤マントも、厚手の布地で作られた衣服も、この短剣を投げつけただけではとても貫通できそうにない。 狙うなら頭か、最低でも顔をかばうであろう手に傷をつける必要がある。 なかなか訪れぬ投擲の機会に、俺を含めて計画を知る者達の間に焦燥が広がり始めた。 この示威演説は、俺達革命派にとって千載一遇のチャンスなんだ。 これを逃せば、また何年もの間市民達が悪政に苦しむ羽目になるかもしれない。 だがそんな不安と焦りをよそに、王は演説を終えてしまった。 結局、俺は最後まで短剣を投げることができなかったのだ。 もうだめだと思った次の瞬間、市民達が一斉に騒ぎ始めた。 上辺だけとはいえ王を称える真似事をしているのだろう。 ふと壇上を見上げると、王が市民達に向けて手を振っている。 今だ!殺るなら今しかない! 俺は素早く胸元に隠した鞘から短剣を抜き取ると、無防備に愛想笑いを振り撒く王に向かって正義の矛を投げつけた。 頼む・・・当たってくれ! ヒュンという風切り音とともに、市民達の怒りと祈りをこめた短剣が王の顔に向かって一直線に飛んでいった。 「ひっ!」 寸での所で己に向かって放たれた殺意の塊に気付いた王は、短い悲鳴とともに腕を振り上げて顔をかばった。 何層にも編み込まれた固い布の袖に弾き飛ばされた短剣が、ポーンと跳ねて壇上にへたり込んだ王のそばへと転がり落ちる。 カラーンという乾いた響きに、ざわついていた民衆が一瞬で静まり返った。 し、失敗だ・・・畜生・・・あと少しだったのに・・・ 俺が懐から凶器を取り出すところを目撃していた役人が、呆然と立ち尽くしていた人々に大声で命じる。 「その男を捕えよ!」 もう終わりだ・・・くそっ、これじゃ犬死にじゃないか・・・ 数人の市民達に取り押さえられて、俺はズルズルと石の壇上で立ち上がった王の前へと突き出された。 「この下民が・・・ワシの命を狙うとはいい度胸だ。この愚か者を地下牢に入れてやれ!」 さっきまでの慌てふためいた様子から一転し、王は俺を睨みつけたままそばにいた兵士達に命令を下した。 再びざわつき始めた民衆の中に、落胆に頭を抱える仲間達の姿がチラリと見える。 済まないみんな・・・何もかも俺のせいだ・・・ 胸の内で謝罪の言葉を繰り返しながら、俺は仲間達の見守る中強引に城へと引きずられていった。 地下牢・・・人工の壁で囲む代わりに厚い岩盤を刳り抜いて造られた堅固な牢は、大抵の場合1度入れられたら2度と出ることはできない。 それにしても、なぜ牢なのだろうか? てっきり、俺はあの場で自らが用意した毒の短剣で刺し貫かれるものだと覚悟していたというのに・・・ 一生俺をここに閉じ込めたまま苦しみを味わわせようというのだろうか?確かに、あの王ならやりかねない。 ギイイイイ・・・ 城の奥にある分厚い扉を開けた先に、地下牢へと続く階段が姿を現した。 壁に灯された燭台の炎がユラユラと揺れ、淡い光を闇の中に振り撒いている。 それはまるで、地獄への入口のように見えた。いや、実際この先には俺にとって地獄が待っているのだろう。 「さっさと歩け!」 ぽっかりと口を開けた闇の中へと踏み出すのを逡巡していると、武器を持った兵士が俺の背中をドンと小突いた。 「ぐっ・・・」 骨に直接響くような痛みに思わず呻き声を上げながら、俺は階段をゆっくりと下り始めた。 思いの外、階段はすぐに終わりを告げた。目の前に、暗い通路が真っ直ぐに続いている。 そしてその突き当たりに、大きな鉄格子が何重にもはまった地下牢が見えてきた。 へっ・・・厳重なこった・・・こりゃあ、本当に一生ここから出られないかもな・・・ 鉄格子の一角に設けられた小さな入り口の前までくると、俺の背後についていた2人の兵士達がいきなり俺の服を脱がせ始めた。 「な、ちょ・・・何しやがんだ!やめろっこの・・・」 だが武器を持った男達に2人がかりで押さえつけられ、俺はロクに抵抗もできないまま素っ裸にされてしまった。 「さあ、入れ!」 裸のまま地面に座り込んだ俺に剣先を突きつけながら、兵士の1人が命じる。 くそ・・・ふざけんな・・・裸で牢に入れられるなんて聞いてなかったぞ・・・ 半ば押し込められるように牢の中へと入れられると、もう2度と開くことのない扉がバタンと音を立てて閉じられる。 それを見届けた2人の兵士達は、俺の着ていた服をクルクルと振りながら階段の上へと消えていった。 ガン!ガン! 「くそっ・・・」 地下牢への扉が閉じられた重々しい音が聞こえ、俺は入口に思いきり体当たりしてみた。 まあ、当たり前だが壊れるわけがない。 まるで猛獣でも入れておくために作られたとしか思えないその堅牢さに、俺は無駄な足掻きを諦めた。 「それにしても暗いのは仕方ないとして、やけに広い牢だな・・・」 天井が妙に高い上に、牢の奥は真っ暗で全く何も見えない。 大人数を1度に押し込められるようにできているのだろうから広いのは理解できるが、天井が高いのはなぜだ? 罪人には低い天井で圧迫感を与えるのが普通だと思っていたが、この地下牢は天井まで5m近くもある。 ズシ・・・ズシ・・・ 「?」 その時、暗闇の奥から何か音が聞こえてきた。 大きな何かが地面を踏みしめるような・・・そうだ、これはまるで足音だ。 「だ、誰かいる・・・の・・・」 闇の中に目を凝らした瞬間、黄色い2つの瞳が輝いたのが目に入った。その正体に気がつき、思わず言葉が切れる。 妖しく眼を光らせた大きなドラゴンが、俺を睨みつけていたのだ。 「う・・・あ・・・ド、ドラゴン・・・か?」 「クククク・・・よりによってこの牢に入れられるとは・・・貴様、余程の大罪を犯したのであろうな・・・」 冷たい地下牢の空気を震わせるように、ドラゴンの野太い声が辺りに響いた。 「あ・・・ああ・・・」 こ、これが処刑なのか・・・ドラゴンに食われることが・・・ 腰を抜かして地面にへたり込んだ俺に向かって、ドラゴンはゆっくりと近づいてきた。 通路の明かりがドラゴンまで届き、その全貌が露わになる。 赤黒く分厚い鱗、数本の大木もなぎ倒せそうな太い尻尾、高いはずの天井が狭く見えるほどの深紅の翼・・・ 「ひ・・・ひぃ・・・た、助けて・・・くれ・・・」 つい先程まで、俺は死を覚悟していたはずだった。 だが巨大なドラゴンの恐ろしげな双眸に魂を射抜かれ、その覚悟が粉々に打ち砕かれる。 「ククク・・・そう心配するな小僧。簡単には殺さぬ・・・貴様を食うのはもう少し後の話だ・・・」 そう言うと、ドラゴンは巨体に似合わぬ素早さで俺の上にのしかかってきた。 「わ、わああああっ!」 恐怖とパニックで両手をバタバタと暴れさせたが、ドラゴンの堅い鱗には全く歯が立たない。 「クフフフ・・・いいぞ・・・元気のない獲物はつまらぬからな・・・では、楽しませてもらうぞ・・・」 含み笑いを漏らしながら、ドラゴンが俺を地面に組み敷いたまま体を浮かせる。 そのドラゴンの股間で、さっきまで闇に紛れて見えなかった割れ目がグワッと大きく口を開けたのが見えた。 「はああっ・・・まさか・・・よ、よせっ、よせえええぇぇ!」 俺はドラゴンの意図を察して必死でもがいたが、ドラゴンは恐怖に歪んだ俺の顔を楽しむように見つめながら容赦なく一気に腰を落とした。 小さく縮み上がっていた俺のペニスが、熱く蕩けたドラゴンの膣に丸呑みにされる。 クチュクチュッヌリュッ・・・ 「うわああああ!嫌だあああっ助けてくれええぇぇ!」 プルプルと揺れる厚い肉襞に萎えたペニスをグチュグチュと揉みしごかれ、俺は背筋を突き上げてくる強烈な快感に悲鳴を上げていた。 「クフフフフ・・・どうだ、心地よかろう?苦しいほどにな・・・」 グシッズシュッ 「うぐあああ~・・・」 休みなく与えられる甘過ぎる刺激に、俺は次第に何も考えられなくなっていった。 確かに快感であるはずなのに、恐怖に混乱した頭がそれを次々と苦痛に変えていく。 「それにしても、相も変わらず人間のモノは貧弱だな・・・」 「あ、あああ・・・」 絶望に沈む俺の表情を眺めながら、ドラゴンがいたずらっぽく呟く。 「あまりにヤワ過ぎて私がほんの少し力を入れただけで潰れてしまいそうだ・・・ククク・・・試してみるか?」 ギュウ・・・ 「や、やめ・・・やめて・・・うわああああ・・・」 背筋が凍りつくような脅迫の言葉と共にペニスを締めつけられ、俺はドラゴンに泣いて懇願した。 ギュギュウ・・・・・・ 「いやああぁぁぁ・・・」 容赦なく俺を弄ぶドラゴンの肉襞にペニスを握り潰すくらいの力があることは、すでに思い知らされていた。 だがドラゴンにはその拷問を止めるつもりはないようで、なおもギリギリとペニスを締めつけてくる。 「クフフ・・・果たしてどこまでもつか見物だな・・・それ・・・」 グリッと膣全体が捩れ、押し潰されんばかりに締めつけられたペニスがさらに捻り上げられる。 そしてそのまま、ペニスに食い込んだ肉襞がブルブルと振動を始めた。 「ぐあぁ~!た、頼む・・・許してくれえぇ・・・!」 極限まで追い詰められたペニスに細かな刺激を加えられ、俺はドラゴンの下で一杯に仰け反りながら喘いだ。 見る見るうちに激しい射精感が込み上げてくる。 こんな状態でとどめを刺されたら、一瞬たりとも耐えることなどできないだろう。 なにしろ俺が股間にちょっと力を入れただけで、ドラゴンの膣が張り詰めた俺のペニスをきつく握り締めるのだ。 「うあ、うあああ~!」 「ククク・・・絶対に耐えられはせぬ・・・人間などにはな・・・クフフフ・・・」 首を左右に振って思いきり暴れても、ドラゴンが嗜虐的な笑みを浮かべたまま更にペニスを嬲り尽くす。 チロチロチロチロチロ・・・ 「く・・・・・・はぁ・・・」 もう限界だ・・・あと一撃・・・どんなに軽い刺激だろうとペニスに加えられたら、それがとどめになるだろう。 「フフフフ・・・そろそろ、貴様の精を頂くぞ・・・ついでに命もな・・・」 グシャッグリャグリャッ ドラゴンがそう言った瞬間、とどめには十分過ぎるほどの快感が微塵の躊躇いもなくペニスに叩き込まれた。 「ぐあああああ~~~~~~!」 ブシュッビュルッビュルビュルビュルッドシュッ 頭の中で、爆竹が弾けたようだった。快感という名の地獄の炎が全身を焼き尽くしていく。 「クフ・・・クフフ・・・クハハハハハハハハ・・・!」 快楽に感電してバタバタと悶え狂う俺をギュッと地面に押しつけながら、ドラゴンは大声で笑い続けていた。 「う・・・・・・はあ・・・」 強烈過ぎる快楽の荒波に揉まれ、俺は巨大なドラゴンの下で息も絶え絶えに痙攣していた。 「クククク・・・もう楽になりたいか・・・?」 精を残らず搾り取られた俺のペニスを断続的にしごきながら、ドラゴンが眼を細めて聞いてくる。 「はぅ・・・く、くそ・・・早く殺せ・・・うっ・・・」 「では、望み通り丸呑みにしてやろう。半日くらいは私の腹の中で苦しむかも知れぬがな・・・ククク・・・」 そう言うと、ドラゴンは蛇のように顎を外して大きく口を広げた。 人間など簡単に丸呑みにできそうな暗い肉洞が、俺の頭に向けられる。 呆然とその口が降りてくるのを待っていると、ドラゴンは突然思い留まって不思議なことを聞いてきた。 「そういえば、まだお前の罪を聞いていなかったな。私に食われる羽目になるとは、一体貴様は何をしたのだ?」 「・・・え・・・?いや俺は・・・王を殺そうとしただけだよ・・・」 「何・・・?」 その返事に、ドラゴンが反応する。 「あの王を殺そうとしただと?お前がか?・・・ク、クハハハハハハ・・・」 「な、何がおかしいんだよ?あの野郎は大勢の人間に恨まれてるんだぞ!だから俺が・・・」 「そんなことは知っている」 俺の言葉を遮るように、ドラゴンがピシャリといった。 「私もあの人間には恨みがある。私をこんな牢の中に閉じ込めて罪人の処刑をさせているのは、奴なのだからな」 「え・・・閉じ込めて・・・?」 「この牢は元々私が棲んでいた洞窟に頑丈な鉄格子をはめて作られたものだ。城は、その後に造られたのだ」 ドラゴンの言葉に、俺は思わずぞっとした。この城が作られたのは30年も昔の話だと聞いている。 つまり、このドラゴンはそれからずっとこの闇の中で時折与えられる重罪人を糧に生きてきたのだ。 だとしたら、王に対する恨みも並々ならぬものがあるのだろう。 「どうだ、もしここから無事に逃げ出せるとしたら、貴様はまたあの王の命を狙うのか?」 「ああ、チャンスがあるのなら何度でも狙うさ」 「クフフ・・・こいつは面白い・・・」 ドラゴンはそういうと、俺を放して牢屋の入口に思いきり体当たりした。 バキッという音と共に鍵が壊れ、軋んだ音を立てて生への扉がゆっくりと開く。 「行くがいい。私は出られぬが、お前なら通り抜けられるであろう?」 「・・・いいのか?」 「無論だ・・・だがもし失敗してまたここに入れられるようなことがあれば・・・今度は容赦せぬからな」 ドラゴンに促されるままに、俺は小さな牢の入口を潜り抜けた。 「フフ・・・よい知らせを待っておるぞ・・・」 ドラゴンの呟きを背に浴びながら、俺は固い決意を胸に暗い階段を駆け上り始めた。 地下牢から続く大きな扉をゆっくりと押し開けると、俺はその隙間からそっと辺りを窺った。 部屋の向こうから兵士が1人こちらへ向かってくるのが見える。恐らく城の中の見回りだろう。 どうせ何も異常はないだろうと高を括っているのか、兵士は大きな欠伸をしながら気だるそうに歩いていた。 とりあえず、裸の俺は誰かから服を奪う必要がある。それも、兵士の服装を奪えれば最高だ。 どうせあの王は兵士達の顔などいちいち覚えてはいないだろう。 あの服を着れば、少なくとも城の中を自由に歩けるくらいにはなるはずだ。 そうこうしている内に、兵士が目の前の部屋へと入ってくる。 本当なら殺してでも服を奪い取りたい所だが、狙いは王ただ1人だ。 この兵士だって、内心は暴政に反旗を翻したがっている1人の善良な人間かもしれない。 「・・・ん?」 地下牢への扉が少しだけ開いているのに気付き、兵士がふとこちらに視線を向けた。 ぼーっとしているようでも、一応は辺りに注意を払っているらしい。 だがさすがに牢から誰かが抜け出してきたなどとは考えなかったらしく、その兵士は持っていた槍も構えず無防備に扉を閉めに近づいてきた。 今だ! 兵士が扉に手を伸ばした瞬間、俺はバッと扉を引き開けて兵士に踊りかかった。 ガッ 「ぐあっ!」 油断していたその顔面に思いきりパンチを入れると、兵士は鼻血を吹き出しながらその場に倒れて気を失った。 床に横たわった兵士をずるずると地下牢の通路へと引きずっていき、急いで服を着替え始める。 「悪く思わないでくれよ」 すっかり兵士の服に着替え終わると、俺は兵士をその場に残したまま扉から外に出ていった。 しばらくの間は目覚めないはずだ。そう、少なくとも王が生きている間は。 菱形の穂先がついた槍を真っ直ぐに構えたまま、ゆっくりと玉座へと続く階段に足を踏み出す。 さて、どうやってあの憎たらしい王に近づけばいいだろうか。さすがに正面からでは無理があるだろう。 階段を上りきると、反対側に更に階段があった。その両脇には兵士が立っていて、とても通してくれそうにない。 手摺の陰で思案していると、突然階下の外へ通じる扉が大きく開いた。そして・・・ 「まさか・・・?」 なんと、王が誰も供を連れずに1人で城の中へと入ってきた。 どうやら、俺が牢に入れられてから今までずっと外で愚にもつかない演説を続けていたらしい。 きっと、ワシに逆らったものは云々と無駄なことを吹聴して市民達を困らせていたのだろう。 だが、これはまたとないチャンスだ。きっと奴はこのまま玉座に向かうはず。 そしたら、後は隙を見計らって奴の背中にこの槍を突き立ててやればいい。 たったそれだけで、俺の目的は達せられるのだ。 だが俺が息を殺して階段の手摺の陰に隠れていると、王は何を思ったのか地下牢の方へと足を向けた。 俺がドラゴンに食われたかどうか確認でもしに行くつもりなのだろうか? くそっ、このままじゃ俺が殴り倒した兵士が見つかってしまう。 俺は他の兵士に気取られぬように祈りながら階段を静かに駆け下りると、無防備な王の背中を見守った。 やはり、地下牢に行く気だ。騒ぎになる前に殺るなら今しかない! 俺は誰かに見つかる危険も省みず通路へ飛び出すと、扉を半分開けかけた王に向かって駆けていった。 ギイイイ・・・ 錆びた蝶番の軋む音とともに、王が地下牢への扉を開け放った。 きっと、さぞやわくわくしながら俺の最期を見届けに行くのだろう。 だが、残念ながら俺はもう牢の中にはいない。 王が床に横たわった裸の兵士を見つけて大声を出すまでは、もう間がないだろう。 それでも、奴と一緒に扉の中に入ってしまえば後はどうにでもなるはずだ。 扉を開けたまま王が階段を下り始めたのを確認すると、俺は躊躇うことなくその後を追った。 だが、間の悪いことに見回りに来ていた他の兵士に見つかってしまう。 「お、おい、どうした?そんなに急いで?」 「え・・・?あ、いや・・・ちょっとな・・・」 まずい、俺の正体がバレる可能性は低いが、今はこいつの相手をしている場合じゃない。早くしないと・・・ 「お、おい!誰か!誰かおらんか!」 予想通りというべきか、薄暗い地下牢への通路の奥から王の驚きに満ちた声が聞こえてくる。 俺は目の前にいた兵士と思わず顔を合わせると、競うようにして開け放たれたままの扉の中へと飛び込んだ。 タッタッタッという軽快な足音とともに階段を駆け下りて行くと、王が倒れていた兵士を起こそうとしている。 今すぐにでも王の背中に槍を突き立ててやりたかったが、傍らの兵士が槍を構えて慎重に辺りを窺っていた。 これでは、王に向かって槍を振り上げたとたんに俺が刺されてしまうだろう。 その時、鉄格子越しにドラゴンが薄っすらと顔を覗かせた。それに気付いて、王と兵士がそちらに視線を向ける。 ガンという音とともに、俺は兵士の注意が逸れた隙をついて後頭部に槍の柄を激しく叩きつけた。 固い金属の棒で強打され、意識を失った兵士が前のめりに倒れてドサリと音を立てる。 「む?なんじゃ?」 その音に気がつき、王がクルリとこちらを振り向いた。 王を突き刺そうと槍を振り上げた体勢を目撃され、思わず体が固まってしまう。 「き、貴様、先程の演説の場でワシの命を狙った輩だな!?」 そう言いながら、王は腰に携えた剣をスラリと引き抜いた。 「くそっ・・・結局こうなっちまったか・・・」 「むう・・・一体どうやってあの牢を抜け出してきたというのだ?」 「うるさい!お前は黙って俺に殺されてりゃいいんだよ!」 剣先と穂先を突き合わせたまま、俺達はお互いに狭い通路で睨み合った。 本来細い道で一対一なら槍の方が遥かに有利なはずだが、生憎俺はただの農民だ。 鋤や鍬を振ったことはあっても、槍を突く訓練なんてしたことがない。 だからこそ奇襲をかけたというのに、これでは本末転倒というものだ。 「どうした?ワシを殺すのではないのか?」 いつまで経っても初撃が打ち込めずにいた俺に向かって、王が挑発の言葉を投げかける。 「くそっ、食らえっ!」 俺は勢いをつけると、思いきり王に向かって槍の穂先を突き出した。だが、あっさりと剣で弾かれてしまう。 ギィン! やはり腐っても王は王、さすがに自分の身を守る術くらいは身につけているらしかった。 「それなら、こうしてやる!」 ブンという音とともに、俺は王に向かって槍を投げつけた。案の定、再び槍が剣で叩き落とされる。 だが俺はその隙に王の懐へと潜り込むと、強欲な仮面を被ったその面にきつい拳骨をくれてやった。 ガキッ 「ぐわっ!」 鼻の骨が折れたような音とともに、気絶した王が地面に倒れ込む。 後はとどめを・・・だが王にとどめを刺すべく槍を振り上げた時、俺はふとあることを思いついた。 そうだ、こいつにはもっと相応しい末路がある。 無様に崩れ落ちた王の姿を見ながら、俺はニヤリとほくそえんだ。 「う・・・うぐぐ・・・」 突如鼻に走った激痛に、ワシは暗闇の中で目を覚ました。 「うぬぬ・・・おのれあの下民め・・・絶対に許さんぞ」 だが真っ暗な地面に手と膝をついたとき、ワシは自分が服を着ていないのに気がついた。 それに・・・ここは一体どこなのだ? 辺りを見回しても、見えるのは漆黒の空間ばかり。恐らく城の地下なのに間違いはなさそうだったが、通路に燈っているはずの燭台の炎は全て吹き消されてしまっていた。 「クク・・・ククククク・・・貴様が目覚めるのを首を長くして待っておったぞ・・・」 その時、背後から空気を震わすような野太い声が聞こえた。ああ・・・ま、まさか・・・ ワシは咄嗟に後ろを振り向いたが、見えるのは吸い込まれるような闇ばかり。 「それにしてもあの小僧・・・なかなか粋なことをしてくれるわ・・・獲物をこの私に譲ってくれるとはな」 ズシ・・・ズシ・・・ 姿は見えないが、ドラゴンが確かにこちらに向かって近づいてきている。 こ、ここは・・・地下牢の中なのか・・・ 「だ、誰か!誰かおらぬのかっ!?」 ワシは必死で助けを呼んでみたが、その声に反応する者はだれもいなかった。 「いいぞ・・・貴様の恐怖に歪んだその顔・・・ククク・・・30年以上もこの時を待ち詫びていた・・・」 「う・・・うう・・・ひ、卑怯者!姿を見せんか!」 ただただ闇の中から聞こえてくるドラゴンの声に耐え切れなくなり、ワシは精一杯虚勢を張って叫んだ。 「フフフ・・・私ならここにいるぞ」 その瞬間ワシのすぐ目の前でドラゴンが閉じていた眼を開き、2つの黄色い大きな瞳がワシを睨みつける。 と同時に、耳を劈くようなドラゴンの咆哮が迸った。 「グゴアアアアアアアアアッ!」 「ひ、ひいいぃっ!」 予想以上に近づいていたドラゴンに驚き、ワシは腰を抜かして地面にへたり込んだ。 「ククク・・・貴様は今までの誰よりも、たっぷりと念を入れて可愛がってやるからな・・・クフフフフ・・・」 「や、やめろ!助けてくれ!誰か助けてくれぇぇ・・・!」 この上もなく愉快そうに笑いながら獲物を睨みつけるドラゴンに、ワシは悲痛な叫び声を上げていた。 革命が成功した10日後、俺のたっての希望で城の地下牢からドラゴンが救い出された。 「おおお・・・」 30年振りに見る太陽の光に、ドラゴンが眼を閉じて天を仰ぐ。 赤黒く見えたドラゴンの鱗は陽光を受けて真紅に燃え上がり、大きく翼を広げたその威容は市民達の目に王を討ち取った英雄の姿に映ったことだろう。 「礼を言うぞ、小僧・・・この私でよければ、これからはいつでも貴様の力になってやる」 ドラゴンはそう言って満足そうに微笑むと、巨大な翼をはためかせて雲一つない大空へと舞い上がった。 あのドラゴンがいる限り、きっとこの国は世界で1番平和な国になることだろう。 大地を埋め尽くした市民達は、みな逆光に目を細めながら空を舞うドラゴンの勇姿を称えて喜び合っていた。 完 感想 名前 コメント
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モノリス? 石碑とそれを守るStone Elemental、Earth Elementalが屯する場所。 1体に見つかると全員が襲ってくるので不用意に近づくと危険。 精霊をすべて撃破するとボーナス経験値と光(light)が手に入る。 また、撃破後に石碑を調べるとアイテムが手に入る。 資材だけだったりとハズレも多いが、レシピ本が手に入る場合もある。 搭の遺跡 (Tower Ruins) ボロボロに朽ち果てた塔。 建築モードで登っていくと光(light)を取得できる台座が発見できる。 洞窟 (Cave) 銅鉱石と宝石類と光るキノコあり 雑魚にObsidian GolemとStone Golem 最奥にボスのEarth Golem 水の洞窟 (Water Cave) 銅の鉱脈や光るキノコが見つかる。 高低差が激しく、落ちると戻れなくなる場所が多い。 建築モードで梯子などを作れば脱出できるので、すこし木材を持っていくとよい。 溶岩洞窟 (Rava Cave) 塔(Tower) 各階層にインプが2体と最上階に幽霊と宝箱 クリア後、解体可能 (Vertical Dungeonn) ガタガタのマンションのような建物 一部屋に一体ずつダークエルフか幽霊が居る 幽霊の部屋の場合は宝箱有り 塔と同じように全部屋の敵を倒せば解体できる ベランダの木箱も回収できるようになる (Goblin Dungeon) ゴブリンの棲むダンジョン。 城か地下牢のような内装で、最下層では巨大なゴブリンが待ち構える。 (Undead Dungeon) 骸骨とミイラが彷徨うダンジョン 最奥に大型ボスと宝箱
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ラーラ トラキアに登場する人物で、初期クラスはシーフ。~ 幼い頃親に売られ、旅芸人の一座で踊り子をさせられていたが、~ 盗賊パーンに拾われ自身も盗賊になる。~ その後マギ団に参加し地下牢の解錠等を任されていた。~ リフィスに次いで二人目の盗賊ユニットなのだが、~ 見るからに華奢な少女ゆえ肝心の体格が初期値,成長率ともに低く、~ ボディリングやネールの書なしでは傷薬ぐらいしか盗めない。~ シーフとしての働きはあまり期待できないが、~ パーン説得イベントでダンサーに転職(復帰?)することが可能。~ 説得はリフィスやセイラムでもできるが~ ダンサーGETのためにも必ずラーラで説得したい。~ なお、ダンサーになった後も盗賊時代の技術は忘れておらず、盗みや鍵開けもできる。~ 最初からダンサーで出てきてくれたらよかったのにとか言うのはやめよう~ ちなみにシーフファイターにクラスチェンジしてから~ ダンサーに転職すれば最大で56回もレベルアップすることができる。~ 体格成長補正のあるネールの書を持たせて50回もレベルアップを重ねれば、 シーフにとってももっとも重要な体格もかなり高く育てられるだろう。 ダンサーからシーフファイターに再転職することもでき、~ その場合はなんと最大75回もレベルアップ可能になるが、~ せっかくの踊りスキルが消えてしまうのでこちらは絶対におすすめしない~
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宮廷内の空気が一変したのは、更にあくる日の夕刻頃であった。 普段は気品に包まれた宮廷内が、戦場に漂う殺伐とした空気に包まれる。地下牢にまで聞こえてくる行軍の地響きと高らかな勝ち鬨に、カタリナは自らが動く時が来たことを確信した。 すぐさま隠していた鍵を用いて地下牢の扉を開け放ち、牢屋の外へと出る。地響きから察するに、軍隊自体はまだ城下町にたどり着いたかついていないかといったところであろう。宮廷内から切り崩すには、これ以上ない最高のタイミングだ。 去り際に、カタリナは自分の入っていた牢のすぐ隣の牢の中をみる。そこには、昨夜知り合ったポールと名乗る男がのん気に座敷に寝転がって眠っていた。結局明け方までしゃべり続けてしまったとはいえ、この喧騒でも起きないとは、意外にもこの男、大物かもしれない。 特に声をかけるつもりはなかったので、代わりにカタリナは懐から取り出したタロットカードをポールの入っている牢屋の中においた。昨日の話の中で彼は故郷に恋人がいること、その恋人も占いに興味があったことなどを話していたので、特に自分ではこだわりがあるわけでもないものだから譲ってやるのも悪くないと思ったのだ。 すぐに地下牢の入り口まで戻ってきたカタリナは、姿の見えぬ牢番を気にせず、すぐ脇の壺の奥から愛用の小剣を取り出した。 「よしよし、これで準備は万端・・・っと」 埃を払うように軽く叩いて腰の定位置に小剣を差したところで、カタリナの耳に階段を急ぎ気味に駆け下りてくる足音が聞こえてきた。 カタリナが其方を振り向くと、なんと先日自分を捕まえた兵士の一人がえらい形相で地下牢の入り口に飛び込んできたところであった。 「カ、カタリナ・・・!?なぜ牢から出ている!?・・・いいや、そんなことはどうだっていい!貴様、モニカ姫をどこにやった!!?」 掴みかからんばかりの勢いで迫る兵士。若干後退してそれをかわしたカタリナは、どうやら冷静さを失っているらしいその兵士に向かって不敵に笑いかけた。 「あら・・・今更気がついたのね?本当に近づかないでいたことは褒めてあげましょう。約束を違えぬロアーヌの民らしくて、素敵よ・・・でも、もう手遅れね。モニカ様は既にミカエル様の陣営に合流しているわ」 「な・・・!」 愕然とする兵士。心底おかしそうにそれを見つめたカタリナは、今度は逆に兵士に詰め寄りながら口を開いた。 「この戦、貴方達の負けよ。君主を違えた罪は、その身の破滅を以て贖うがいいわ」 「貴、貴様ぁぁぁぁぁっ!!」 逆上した兵士が腰の剣を抜き放ってカタリナに切りかかる。しかし大上段の一振りは難なくカタリナにかわされ、空を切った。そこにすかさず回りこんだカタリナが、兵士の首筋へと手刀を放つ。 「がっ!?」 あっけなく崩れ落ちる兵士を一瞥したカタリナは、それにかまうことなくすぐに階段を駆け上って行った。 (まずはモニカ様の部屋に戻って、身代わりの安否を確かめてあげないと・・・) 流石にそのままにしておくのは拙かろうと思い、とりあえずカタリナは一階にでたらそのまま二階へと向かう階段に行こうとした。 しかし、一階へと続く階段を上りきったところで、カタリナの足は止まってしまった。 「・・・・・・な、何が起こっているの・・・?」 先ほどまでは感じなかった過剰なまでの違和感が、突如として宮廷内を包み込んでいた。 確かに宮廷内の空気が普段と違うことは、地下牢にいる時点で察していた。だがいま感じているこれは、戦場の殺伐とした空気ではない。どちらかといえば、暗闇の中の陰鬱とした重苦しいような息苦しいような、そんな空気に似ている。 周辺を見渡しても、風景自体はいつもの宮廷となんら変わりはない。しかし、決定的に肌に感じる空気そのものが違うのだ。 いやな予感が頭をよぎったカタリナは、弾かれたようにその場から走り出した。 (この空気・・・あの時に似ている・・・。私が幼い頃に見た・・・そう・・・死蝕の時に感じた、あの空気に似ているんだ・・・) 宮廷の中央部に近づくほどに、その違和感は体を突き刺すほどに強く感じられてきた。 駄目だ、これ以上は進んではならない。体がそう訴えているにもかかわらず、カタリナは止まることをせずに走り続けた。 そして、謁見の間へとたどり着いた。 「・・・・・・」 無言でその扉を見上げる。 重厚な創りのその扉の中から、確かに感じる。体全体が拒否反応を起こすほどの醜悪な空気の元凶の存在を。死蝕のときに感じた絶望感ほどではないにせよ、その時に感じた様々な良からぬ空気の中に、この感覚は確かにあったのだ。 数瞬のためらいの後、カタリナは意を決して扉を押し開いた。重苦しくゆっくりと開く扉の中は、荘厳であり、威厳に満ちた空間だ。 「・・・・・・っ」 そしてその空間の中に、在ってはならないものが在った。 「・・・ほう、てっきりミカエルが来たものかと思っておったが・・・。何をしに来たのだ、女よ。わざわざ喰われに来たのか?」 カタリナが見つめる先、ロアーヌ侯爵専用に設えられたその玉座には、見るに耐えないほどのおぞましい姿をした悪鬼が鎮座していた。 「・・・何故・・・このような場所にいるの?ここはお前達の生活圏ではないはずよ。アビスの淵へと帰りなさい」 カタリナは表情を強張らせ、正面から悪鬼を睨みつけた。 いまや違和感は嫌悪感へと変わり、漂う空気は呼吸をすることさえ躊躇われるほどに瘴気に満ちているようだ。 「・・・くくく、生活圏だと?そんなものはお前たち人間が勝手に喚いているだけの話であろう。劣等種がぬけぬけと。わざわざこの我がお前たちに代わりここを支配してやろうというのだ。歓迎してみせよ」 「何を馬鹿なっ!・・・そもそも何故このタイミング・・・」 そこまで言って、カタリナはようやく合点がついた。そもそも才気も無く、毛ほどの度胸も持ち合わせぬゴドウィン如きが突如の謀反ということ事態、頭から疑問に思うべきではなかったのか、と。 「・・・そうか、お前が今回の本当の黒幕というわけなのね。・・・それで、アビスに染められたおろかな男は、何処に?」 その場から微動だにせず、カタリナは悪鬼に問いただした。悪鬼はそんなカタリナの態度がおかしかったのか、不快な笑い声を上げながら答える。 「くっくっく、胆の据わった女よ。・・・あの男ならば、とうに逃げ出したわ。今頃は我の同胞にでも食いちぎられていよう」 事も無げに悪鬼が告げる。カタリナはそれを聞いてさも不快そうに眉をひそめたが、すぐに険しい表情に戻って一歩前に出た。 「・・・そう。では、そこをどきなさい」 言葉と共に、腰の小剣を抜き放つ。同時に、悪鬼はその目を細めた。 「女よ。我に命令など」 「そこをどきなさい!」 悪鬼の言葉を遮り、再び口を開いた。今度は謁見の間全体に響き渡るほどの声でだ。 「それこそは、聖王三傑のお一人にして初代ロアーヌ侯であらせられるフェルディナント様が設えた、由緒ある玉座。お前如き醜悪な悪鬼が触れていい代物ではないわ」 カタリナの言葉を聴いた悪鬼の目の色が変わった。その形も見開かれ、口元は憎悪に歪んで瘴気を吐き出す。 「いい度胸だ、女よ。悶え死ぬが良い」 言葉と同時に悪鬼は飛び立ち、たちまちのうちに数メートルもの距離を飛び上がった。そしてそのまま上空から急降下し、一直線にカタリナ目掛けて右の腕を振り下ろす。その先に光る凶悪な爪が一分の狂いも無く、カタリナの首筋に吸い寄せられるように近づいてきた。 対するカタリナは、腰から抜き放った小振りの小剣のみ。この一撃で勝負が決することを、悪鬼は確信していた。 だがその直後、悪鬼は一瞬だけ、赤い閃光が目の前を走った気がした。そして次の瞬間には激しい金属音と共に、本来ならば必殺のはずのその爪は弾かれてしまっていた。 「・・・なんだと?」 一瞬にして何が起こったのかわからなかったのか、悪鬼は数歩後退して再びカタリナをにらみ返した。 しかしカタリナは先ほどまで立っていた場所からほとんど動いていない。その手に持っているのは、先ほどと同じ小剣だ。あのような女の二の腕とか細い小剣では、この悪鬼の渾身の一撃を防ぐことなど不可能なはずであった。 「・・・貴様・・・なにを・・・。・・・!?」 そこまで言ったところで、悪鬼は自らの右腕、カタリナ目掛けて振り下ろした己の手の異変に気がついた。岩をも砕く悪鬼の爪に、あろう事か、一筋の皹が入っていたのだ。 「我らがロアーヌの栄光ある玉座を一時でも汚したその行為、万死に値するわ。このカタリナの手にかかって消えなさい」 そういってカタリナが小剣を再び構える。その様に悪鬼は逆上した。 「調子に乗るなよ人間がっ!!」 しかし先に動いたのはカタリナだった。目にも止まらぬほどのスピードでドレスをはためかせながら悪鬼の懐まで詰め寄ったカタリナは、そのスピードに乗ったままの小剣を思うがままに突き出す。 「ギッ!!?」 すかさず振り払いに掛かる悪鬼。一撃目こそ脇を若干深く抉られたが、その後は二、三箇所切りつけられたものの、その傷は致命傷には程遠く、カタリナを後退させることに成功した。 「・・・人間と思い油断したか・・・」 目を細めてカタリナを正面から睨みつけた悪鬼は、構えを低くとり、息を荒げながら足腰に力を入れた。 一方のカタリナは振り払われる際にかすり傷を負った程度で、再び悪鬼に対峙していた。 「・・・本気になるのかしら?そうね、いくら魔物とはいえ、お前如きに油断されたまま勝っても空しいわ。全力で来なさいな・・・そして、消えなさい」 挑発めいた台詞と共にかすかに笑ったカタリナは、悪鬼と同じく姿勢を低くとり、何を思ったか小剣の柄を両手で後方に構え、眼光鋭く悪鬼を待ち構えた。 「ガァァァァァァァアアアアッ!!」 ドン、という衝撃音を伴いながら悪鬼はカタリナに向かって突進した。それは何の芸も無い純粋な突進だったが、その巨体とスピードから繰り出されるであろう打撃は、人間であれば即死するには十分すぎるほどのものだ。 だが、カタリナは動こうとせずにその場で待ち構えた。見る見るうちに視界は悪鬼の凶悪な体で埋まっていく。そして、その巨体がカタリナを捉えようとした刹那、全身全霊の力を両手にこめたカタリナは、小さくつぶやいた。 「起きなさい・・・マスカレイド」 そして、両者の間に再び、赤い閃光がほとばしった。 前へ 次へ 序章・目次
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基本情報 名前 アルティナ・ネスティ 生没 ルーイガルド (15410~15429) 出身 シャクティアナ帝国 種族 人間 性別 女 略歴 シャクティアナ帝国領、辺境のエルニアの村に住む村娘。 実は七巫女の一人であったが、そのことを嗅ぎつかれ、デュアーによって拉致される。 一度はトルティアナ領の将軍たちに救出されるもすぐに再び囚われ、長く孤独な地下牢の生活が続くが、幼なじみであるバルニアがきっと助けに来ると信じて耐え続ける。 そして、夢は現実となりバルニアによって助け出され、彼女の幸福は一瞬だけ絶頂に達するが、この時既にゲルガインの力に目が眩み、七巫女を奪う側となっていたバルニアは、アルティナを封印を解除するための道具としか見なさず、自分以外の者にその力を利用されたことを散々罵倒した挙句、今度は自分の牢獄に閉じ込めた。 やがて、システィとの戦いにより、船を本拠地としていたバルニアは、そこにアルティナを閉じ込めて決戦へと向かった。 船からの脱出は不可能であったが、アルティナは、倉庫に不用意に置かれた「魔女の口づけ」と呼ばれる猛毒があるのを見つける。 システィを倒し、戻ってきたバルニアを出迎えたアルティナは、ゲルガインの力を手に入れたバルニアに全面的に降伏すると偽り、誓いの接吻に見せかけてその毒を飲ませる。 同時に自身の喉にも毒は通過し、バルニアと寄り添う様に倒れこむと、そのまま「幼なじみ」と一緒に息絶えた。 関連項目 Seven Prison
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第一話「SOS地球!!甦れ宇宙戦艦ヤマト」 第二話「号砲一発!!宇宙戦艦ヤマト始動!!」 第三話「ヤマト発進!!29万6千光年への挑戦!!」 第四話「驚異の世界!!光を飛び越えたヤマト」 第五話「氷原に眠る宇宙駆逐艦ゆきかぜ!」 第六話「氷原に眠る宇宙駆逐艦ゆきかぜ!」 第七話「ヤマト沈没!!運命の要塞攻略戦!!」 第八話「決死のヤマト!!反射衛星砲撃破せよ!!」 第九話「回転防禦!!アステロイド・ベルト!!」 第十話「さらば太陽圏!銀河より愛をこめて!!」 第十一話「決断!!ガミラス絶対防衛線突入!!」 第十二話「絶体絶命!!オリオンの願い星、地獄星」 第十三話「急げヤマト!!地球は病んでいる!!」 第十四話「銀河の試練!!西暦2200年の発進!!」 第十五話「必死の逃亡!!異次元のヤマト」 第十六話「ビーメラ星、地下牢の死刑囚!!」 第十七話「突撃!!バラノドン特攻隊」 第十八話「浮かぶ要塞島!!たった二人の決死隊!!」 第十九話「宇宙の望郷!!母の涙は我が涙」 第二十話「バラン星に太陽が落下する日!!」 第二十一話「ドメル艦隊!!決死の挑戦状」 第二十二話「決戦!!七色星団の攻防戦!!」 第二十三話「遂に来た!!マゼラン星雲波高し!!」 第二十四話「死闘!!神よガミラスのために泣け!!」 第二十五話「イスカンダル!!滅びゆくか愛の星よ!!」 第二十六話「地球よ!!ヤマトは帰ってきた!!」
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攻略チャート1 (クロスエディション) 攻略チャート1 (クロスエディション)プロローグ トーティス村 ワールドマップ 南の森 トーティス村 ユークリッド山道 ユークリッドの都 地下牢~地下水路 モリスンの家 地下墓地攻略チャート2 (クロスエディション)へ プロローグ いつものご先祖4人。 ダオスの時空転移イベント中にロンドリーネのキャスト紹介が追加された。 トーティス村 チェスターが仲間になり自由行動可能に 母のお見舞いクレスの家の2階にいるクレスの母・マリアのそばに行くと発生。 クレスとチェスターが家族について話す。 アミィのプレゼントチェスターの家の2階にいるアミィに話しかけると発生。 貴重品「マスコット」と「アップルグミ」を入手。 家の1Fでマーボーカレーを食べるとHP/TP全回復 宿屋のおばあちゃんから頼まれごとブッシュベイビーの置物を動かし、廊下の突き当りまで押すと10ガルド入手。 おばあちゃんに話しかける前にブッシュベイビーの置物を移動させるとアップルグミが入手できる。 道具屋で「りんご」を貰う「りんご」をアミィに渡すと、チェスターの称号「やさしいあにき」入手。 基本的にこれら全て時限イベントなのでこなしておくと良い、サブイベントをこなしたらトーティス村の南にある森へ ワールドマップ 散策して経験値 お金稼ぎができるPS版と違って街の北(ユークリッド山道)方向へは進めない。 よってこの時点でユークリッドの街まで行くことができなくなった。(チェスターに止められる) やることが済んだら村の南へ 南の森 イノシシを追いかける。枯れた木のそばまで行くとイベント後に「ボア1体、ボアチャイルド3体」と戦闘になる。 ボア(大きい方)を倒すと戦闘終了。 森の中にあるアイテムは片方取ってから画面が切り替わると、もう片方が消える。必ず2つとってから画面を切り替えること。宝箱アップルグミ ライフボトル ボア戦後、鐘の音が鳴るので、トーティス村へ戻る。 トーティス村 剣術道場前でイベント道場2Fの暖炉にナイツサーベルが落ちいてる。 PS仕様と同様、イベントで没収されることはない(地下水路攻略後に返ってくる)。 ここでチェスターが一時離脱、北のユークリッドの都へ ユークリッド山道 分かれ道を北に進むとアイテムがある。北への道はエンカウント率が高くなっている銅像は○を押しながら方向キーで押したり引いたりできる アイテムが必要ない場合は、分かれ道を西へ進むと早く着く。 宝箱オレンジグミ ライフボトル ユークリッドの都 料理『ロールキャベツ』を教えてくれるシェフがいる。ここでしか入手できないので忘れずに教わろう。 北西にある伯父の家に入るとイベント伯父に話しかけ、休むとイベントが進む。 地下牢~地下水路 地下牢の脱出牢屋の壁の穴を調べ、10秒ほど待つ。 女性の声に従い、牢屋から脱出する。 「ロングソード」を回収して装備する。 右の牢屋に行くとミントが加入。 地下水路への入り口をバトルアクスでこじ開ける。 「バトルアクス」を回収して装備する。バトルアクスはどうあがいても壊れてしまう。 地下水路を進む。地下水路奥で「クレイデーモン」と戦闘。奪われていた装備品が戻ってくる。 外に出てしまうと二度とこのダンジョンに入れないので、アイテムをとり逃さないように。 宝箱 地下牢チーズ ロングソード 地下水路1000ガルド アップルグミ×2 ウッドシールド セボリー レイピア レモングミ モリスンの家 チェスターと合流し、地下墓地へ向かう。 入口に行商人がいる。 料理を教わる『ちゃわんむし』 地下墓地 入ってすぐ右でイベント、クレスが奥義『魔神飛燕脚』を習得。 棺を調べるとマミーが出てくる。倒すと各種アイテムを入手できるので、倒しておくとお得。 ロンドリーネとの顔合わせイベント。ロンドリーネは、クレス達と会うのはこれで2度目らしい。 石像がいっぱいあるところの右から二番目の裏を調べるとアイテム出現。 スイッチの上にゴーレムを倒して押していって置くと"レイスルビー"が手に入る。 レイスルビーで扉を開き進んでいく。 最後のセーブポイント後、ゴーレム×2に挟まれた状態で戦闘。挟まれた状態では不利なので、クレスだけバックステップで逃げてから集合をかけると左端に味方・右側に敵の構図を作れる。 奥に行くとイベント、過去編へ。 宝箱 宝箱洞窟ミックスグミ 地下墓地 B3棺桶アワーグラス スペクタクルズ チェインメイル プロテクトリング ルーンボトル 地下墓地B4~アップルグミ オレンジグミ サーベル セージ チーズ ×2 チェインメイル パナシーアボトル ミックスグミ ミルク レイスルビー 溶岩地帯ミルク ラビットシンボル ラベンダー リバースドール エリクシール 攻略チャート2 (クロスエディション)へ
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すべてバルハイム地下道脱出後に店で買える。 最速入手にこだわる方向け。 ★自分を狙う敵 トレ@ガラムサイズ水路・第10主水路 ★リーダーを狙う敵 トレ@ナルビナ城塞地下牢・地下独居房入口 ★味方を狙う敵 トレ@ナルビナ城塞地下牢・厳重警戒区域 ★HP 60%の味方 トレ@ナルビナ城塞地下牢・厳重警戒区域 ★HP 50%の味方、HP 30%の味方 店@バルハイム地下道・ブロッホ ★HP 40%の味方 トレ@バルハイム地下道・大坑道東部 ★リーダー トレ@バルハイム地下道・第37作業区画 ★HP≧50%の敵 トレ@バルハイム地下道・大坑道中央交差区 ★自分自身 トレ@バルハイム地下道・ゼバオア大空洞
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アイテム 消費・換金アイテム等の最大所持数は99。 名称 基本効果 入手方法 価格 備考 討伐手帳 魔物の撃破数を確認できる 戦士ギルドに加入 - 手に入れる前に討伐した数も反映・記録されている 淫呪の封石 淫呪を付けたり外したりできる ドミニア:解呪屋 - 淫呪を付与されてから精液を100錬金屋に渡し、エーテル結晶を用意すること 鎮静魂 使うとEST(発情)が減少する 魔物などの陵辱やベットでの自慰、住民への誘惑等 - Ver1.02までは全消費で減少量は肉欲度に依存で一つにつき減少量の上限は100、下限は30減少200減少させるにに最低7個必要だったVer1.03以降は一つずつ使用可能かつ一つにつき上限100、下限50減少減少量は肉欲度に依存(反比例)する・Ver1.20で新たにヤリ部屋が追加され射精ボタンを押すたびにいくらでも入手可能になった(詳細は「特殊な施設」参照) ビスケット 食事:AP回復+1:10h 各町の道具屋等(購入場所は「場所・施設」参照) 10G VIT50未満なら1つにつきVIT5回復(この回復による最大値は50まで)食事効果時間が残っている時に使用すると後からの効果に上書きされる リンゴ 食事:MP回復+5:10h 10G パン 食事:AP回復+1:20h 20G ミックスサンド 食事:AP、MP、HP回復+1:20h 30G 干し肉 食事:武攻+5:20h ドミニア、ゴルドリアで購入ゴブリン、ならずものからのドロップ 10G パワージャーキー 食事:武攻+10:20h ドミニア、ゴルドリアで購入野盗等からのドロップ 20G メイジチョコ 食事:MP回復+7:10h 各町の道具屋等(購入場所は「場所・施設」参照) 20G マジックタルト 食事:MP回復+7、魔攻+6 20h ドミニア、ゴルドリアで購入 30G マジックトリュフ 食事:MP回復+10、魔攻+10:10h 30G スタミナドリンク 使うとVITが30回復する ゴルドリア:商業区の東側の道具屋で購入ドミニア:錬金屋で購入(Ver1.10) 100G 食事系とは違ってVITを100まで回復できる 脱力ドリンク 使うとVITが30減少する 10G VITが0以下になると即気絶する 媚薬 使うと一定時間、媚薬状態になる 50G 使用時に媚薬経験+1 ESTが50増加効果中はESTの最低値が50になる 悟りの薬 使うと肉欲度が50減少する ドミニア:錬金屋で購入(Ver1.10) 100G 使用時に媚薬経験+1 ESTが50増加効果中はESTの最低値が50になるVer1.10追加品 敏感薬 使うと一定時間、敏感状態になる 10G 効果中はORGが上昇しやすくなるVer1.10追加品 不感薬 使うと一定時間、不感状態になる 100G 効果中はORGが上昇しにくくなるVer1.10追加品 メモリースフィア 入手したメモリースフィアを見ることが出来る ドミニア:道具屋に初めて入った時に貰える - ・未開放のシーンが何処で入手できるかも確認できる・ワールドマップやダンジョン内では使えない・開放状況は各SaveDataごとに加えscene.savでも管理されているようで、回収してないデータでも回想できる・主人公の回想中の性経験はデータには反映されず精液も増えない(ただし消費アイテムは使うと減る)・主人公の回想中の性経験ステや処女結界の有無、処女か否か、尿意、時間等は使用中のデータに依存する ポータル ダンジョンから帰還出来る 各町の道具屋等 10G ギルド登録後、ダンジョンなどで倒れた冒険者を救出する為に必要(報酬:100G・消費) 魔法瓶 ポーションを入れることができる ドミニア:宿 または ゴルドリア:酒場で購入 300G~2400G 最初から1本所持 最大9本所持可能(8本購入できる)一本購入ごとに300G値段が上昇する 精液 白濁とした液体 魔物等の陵辱、町の住民に誘惑するゴルドリアの東側酒場で舞踏するドミニア:居住区東のベンチで寝る - ドミニア:錬金屋で一つ50Gで売れる(100渡した後も売れる)・Ver1.07時点で誘惑の数字も上げたくない場合はドミニア居住区のベンチで集めるしかない・誘惑回数を許容するなら誘惑からの「手でする」を行えばいい・Ver1.06からは舞踏からでも入手が可能になった・闘技場で敗北し放置すると70程度一気に貯まる(詳細は「特殊な施設」参照)・Ver1.20で新たにヤリ部屋が追加され射精ボタンを押すたびにいくらでも入手可能になった(詳細は「特殊な施設」参照) ハリガネ 開錠に使用する失敗すると無くなる 各町の道具屋等ならずもの等のドロップ 5G 青宝箱や監禁された時の牢屋の扉に対して使用する 触手の粘液 売るとお金になる ローパー類のドロップ - 売ると5G 触手 売ると10G マプラントの根 マプラントのドロップ 売ると40G 太い触手 高ランクダンジョンの触手モンスター系のドロップ 売ると25G 金のかけら 低ランクダンジョンの青宝箱等 売ると50G 黄金 エウラウの遺跡の青宝箱等 売ると500G 宝石 高ランクダンジョンの赤宝箱等 売ると250G 鉄鉱石 低ダンジョンの赤宝箱等 売ると20G 銀鉱石 テレグ廃坑の赤宝箱 売ると50G 魔晶卵 アビリティ「魔晶卵体質」時に膣射精で一定確率で受精その後寝る等でお腹が大きくなった後にベッドで産卵を選択する 売ると100G効率は悪いのでお腹が大きい状態の解除のオマケ程度 誰でもイケるマスターベーション 所持しているとベッドで自慰が出来る ドミニア:居住区の南西 - ベッドで行うと自慰回数と鎮静魂が増えるVIT減少5+10と高い為鎮静魂集めにはやや不向き 盗賊入門書 所持していると通行人から盗むことが出来る ドミニア:商業区の南西イベント - 盗みの判定は盗賊スキルLV+4+3d6(六面ダイスを三つ転がす)で判定する不器用な指輪を装備していると-99の判定になり確実に失敗する 誘惑指南書 所持していると通行人を誘惑することが出来る ドミニア:錬金屋で募集を見てきた人と答える - 町の屋外に居る人に誘惑が出来るようになる「その辺で」からの「手でする」の場合は誘惑系の数字しか上がらないどの選択肢も共通して鎮静魂と精液とGを入手、Gは宿屋に行く場合減少する事がある 虹水晶 虹のように輝く水晶 鏡壁洞窟 - 武器改造の最終段階に必要になる ペンダント 「イリーザ」と刻まれている ドミニア:ヘリオルの小屋 - ED1に必要 詳細なチャートや条件は「エンディング」参照 館の鍵1 館で見つけた鍵 デニスの館 - 館の鍵2 館で見つけた鍵 デニスの館 - 血塗られた指輪 館で見つけた指輪 デニスの館 - ED1に必要 館の鍵2と共に入手 古びた本 知らない文字で書かれた古そうな本 デニスの館 - 館の鍵2を使った先血塗られた指輪をメイドに渡す前にこちらも忘れずに手に入れておくこと(ED1に必須) アルグスの宝玉 古代人が重用したという宝玉 メズレアの遺跡 - ED5に必要 銀のプレート どこかに入りそうなプレート ラステラの祭壇? - ED4へ向かうイベント中 盗賊砦の鍵 盗賊砦で見つけた鍵 ノーブル城兵舎の盗賊の大拠点襲撃イベント - メモ、メモリースフィア「ゼルフィナ:地下牢1」も共に入手 メモ 謎のメモ ノーブル城兵舎の盗賊の大拠点襲撃イベント - ヴォズの迷宮下層の謎のヒントが書かれている 境界の鍵石 境界を開くとされる石 ヴォズの迷宮下層 - 虹水晶入手イベント(ED6)に必要 エーテル結晶 非常に純度の高いエーテルの結晶体 カルロの遺跡 - 淫紋解除イベントに必要 ローメニア牢の鍵 ローメニア牢の鍵 ローメニア解放(ED3)時 - メモリースフィア「ゼルフィナ:地下牢2」も共に入手 ダルメア邸の鍵 ダルメア邸で見つけた鍵 レーン救出イベント - メモリースフィア「レーン:調教室」も共に入手 ニューゲーム スキルや経験を引き継いで再スタートできる いずれかのEDを見る - Ver1.07現在は不具合が起きる可能性があると注意文が出る(今後のアップデートで正式対応予定)・「装備」「スキル」「性経験」「所持金」の四つの引き継ぎオンオフを選択できる・集めた衣装は自動で引き継がれる・消費/換金用含めてアイテムの引き継ぎはできない 例外としてこの「ニューゲーム」は引き継がれる・エネミーの討伐数などもリセットされる
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概要 Ⅱ、Ⅶ(3DS版)などに登場するモンスター。 【あくましんかん】の下位種であり、邪教の神官としては【ようじゅつし】の上位にあたる。 本編DQⅡ知られざる伝説 DQⅦ(3DS版) 不思議のダンジョンシリーズトルネコ2 トルネコ3 本編 DQⅡ 下位の神官3種に比べると幹部然とした出で立ちをしており、【海底の洞窟】では重要アイテムである【じゃしんのぞう】を守るなど、教団内での地位と信頼の高さが伺える。 後述するローレシア城の地下牢の個体、そして海底の洞窟でじゃしんのぞうを守っている2人組と、イベント戦闘の相手を2度も務める栄誉にあずかった。 雑魚としては【満月の塔】、海底の洞窟、【ロンダルキアへの洞窟】の1階に出現。 ベギラマ、スクルト、ルカナン、ベホマを使う。 戦闘能力は下位の妖術師に毛が生えたぐらいだが、素早さは高く、同時期に出現するモンスターで匹敵する者は少ない。 また、FC版ではマホトーンの効きが悪いため、そこで差別化が図られている部分もある。リメイクでは効きやすくなったが。 実はたまに逃げるヘタレな一面も持っている。 1/16と結構な確率で、高価な【まどうしのつえ】を落とすので金策にも役立つ。 海底の洞窟では【じゃしんのぞう】入手直前にコイツ2匹が現れ戦闘となる。 一応ボス戦(みたいなもの)だが、能力は雑魚の時と一緒なので、ここまで無数の地獄の使いを斬り倒してきた3人なら負ける要素はない。 また、何故かローレシア城の地下牢で捕まっている者がいる。 コイツをシバくと【いかずちのつえ】が手に入るので、金の鍵を手に入れたらまっさきに倒しておくといい。 FC版ではこのじごくのつかいを使って無限にお金を稼げるので、ここまで来れば金策に困ることはなくなる。 彼が捕まっている理由であるが、FC版公式ガイドではハーゴンの密偵とあるので、潜伏中に正体がバレて捕まったのかもしれない。 SFC版以降では、捕まっているのが彼よりも更に上位のあくましんかんになっているので注意。 知られざる伝説 【サマルトリア王女】が冒険中に立ち寄った教会で酒に酔って正体をばらしてしまう。 そして御用となってしまったという話が掲載されている。 DQⅦ(3DS版) 姿はⅡとは異なる姿となった【あくましんかん】などの色違いで、青のマントを持ち、あのトゲ付き棍棒を携えている。 これは恐らくⅩで再登場したもののモーションを使用しているからだと思われる。 トクベツなモンスターで「大悪魔の住む塔」に登場する。 Ⅱと同様にベギラマ、スクルト、ルカナン、ベホマを使う。 推奨レベルの20程度だとベギラマはそこそこ脅威だが、HPや防御は高くないので簡単に倒せる。 周りにはイオナズンを使う【アークデーモン】がいるので、そっちに隠れて影は薄くなりがち。 不思議のダンジョンシリーズ トルネコ2 【不思議のダンジョン】や【もっと不思議のダンジョン】61~79Fの魔法軍団の一角として出現。 下位種のあくましんかんと同じく【催眠攻撃】でトルネコを操ってくる。 また、【剣のダンジョン】や【魔のダンジョン】の最終ゾーンにも登場。 こちらでは場違いな戦闘力で苦しめてくる。 トルネコ3 前作から一転、催眠攻撃を没収され【遺跡の大空洞 南】でしか出現しなくなった。 【だいまどう】、【キラースター】、【げんじゅつし】といった凶悪な顔ぶれが揃う中、力を溜めて殴ってくるだけの微妙な敵に。 こいつの力溜めは普通の力溜めとは違い溜めている間は防御力も上がるのだが…。 元の防御力が低いため大してダメージは軽減されない。 仲間にできるのはエンディング後だが、こいつより使えるモンスターはいくらでもいるため、すべてのモンスターを仲間にする目的以外で仲間にする価値は無い。 コロ系・プチ系を除くザコ敵の中では【ストーンマン】、【トロルボンバー】とともに4つの99Fダンジョンに一切登場しないモンスターである。