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▼和歌山の政治06Ⅵ より続く ▼和歌山の政治07Ⅰ へ続く 1228 和歌山の官製談合、前知事・木村被告を保釈 [読売] 1227 1千万贈収賄で前知事ら追起訴…和歌山談合の捜査終結 [読売] 1221 和歌山汚職、わいろ1000万授受に副知事も同席 [読売] 1220 仁坂知事県庁の内部監察のと倫理規定を重視 [和歌山放送] 1218 和歌山県知事選 仁坂吉伸氏が初当選 投票率最低、「談合」論戦は不発 1213 公職選挙法違反事件を受け、市長の減給率アップで再提案 [和歌山放送] 1213 和歌山談合汚職で建設業者捜索 [和歌山放送] 1213 市民オンブズマンわかやま公開質問状の回答 [朝日] 1212 知事選挙で合同演説会、候補者に政見を聞く [和歌山放送] 1212 ノロウイルスが猛威をふるう [和歌山放送] 1212 半数「関心ない」 世論調査 新県政に期待薄 [読売] 1211 人権行政確立要求和歌山県民集会 [テレビ和歌山] 1208 12月議会が開会、森づくり税条例改正案は否決 [和歌山放送] 1207 前知事への中傷、井山被告「金でつぶす」…和歌山談合 [読売] 1207 和歌山前知事を1千万円収賄容疑で再逮捕…大阪地検 [読売] 1206 12月定例県議会・一般質問 [テレビ和歌山] 1206 出生率は全国42位、死亡率は同6位 [朝日] 1205 短縮定例県議会 副知事が陳謝 知事・出納長空席 「未曽有の不祥事」 [読売] ▼和歌山の政治06Ⅵ より続く 1228 和歌山の官製談合、前知事・木村被告を保釈 [読売] 和歌山県発注工事の官製談合に絡む汚職事件で、大阪地裁は28日、前知事の木村良樹被告(54)を保釈した。 保釈保証金は1500万円。11月15日の逮捕以来、43日ぶりに保釈された。 (2006年12月28日19時10分 読売新聞) URL http //www.yomiuri.co.jp/national/news/20061228i311.htm?from=main3 1227 1千万贈収賄で前知事ら追起訴…和歌山談合の捜査終結 [読売] 和歌山県の官製談合に絡む汚職事件で、大阪地検特捜部は27日、前知事の木村良樹被告(54)を収賄と競売入札妨害(談合)の罪で、大阪府河内長野市の元ゴルフ場経営・井山義一被告(56)を贈賄と所得税法違反の罪でそれぞれ追起訴し、一連の捜査を終結した。両被告とも起訴事実を認めているという。 起訴状などによると、木村被告は初当選後の2000年9月、大阪市内の中華料理店で、井山被告に「選挙では金を使わせてしまった。今後は、県発注工事を仕切ってください」と打診し、最も口が堅いとして審議監に抜擢した元出納長の水谷聡明(さとあき)被告(60)(起訴済み)には知事室で「(工事のことは)井山さんに相談して下さい」と指示。04年6月ごろ、受注業者選定を仕切らせるなど便宜を図った見返りに、井山被告から1000万円を受領。同年11月10日入札の2件のトンネル工事で、井山、水谷両被告らと共謀、準大手ゼネコン「ハザマ」と「東急建設」が受注できるよう談合した。 井山被告は、両社から受け取った受注工作の謝礼計1億1700万円を申告せず、所得税約4200万円を脱税した。調べに対し、「謝礼は裏金なので発覚しないと思った」などと供述しているという。 木村被告は、1000万円以外にも井山被告から800万円や高級腕時計3個(270万円相当)を受け取っていたが、特捜部は、授受の時期を特定できないことから立件を見送った。 一方、特捜部は27日、トンネル工事と同じ日に入札された下水道工事を落札した準大手ゼネコン「熊谷組」関西支店支店次長・川山男也容疑者(53)を競売入札妨害(談合)罪で在宅起訴。木村被告の再選を支援し、この工事に参加した和歌山県海南市の建設会社「丸山組」の会長ら3人は起訴猶予処分とした。 (2006年12月27日21時29分 読売新聞) URL http //www.yomiuri.co.jp/national/news/20061227i211.htm 1221 和歌山汚職、わいろ1000万授受に副知事も同席 [読売] 和歌山県発注工事の官製談合に絡む汚職事件で、贈賄容疑で再逮捕された元ゴルフ場経営・井山義一被告(56)が2004年6月、前知事の木村良樹被告(54)(収賄容疑で再逮捕)へのわいろを元出納長に県庁で手渡した際、当時、知事公室長だった小佐田昌計(まさかず)副知事(62)が同席していたことが、大阪地検特捜部の調べでわかった。 井山被告はわいろを県庁に持参した際、木村被告が不在だったため、元出納長の水谷聡明(さとあき)被告(60)(競売入札妨害罪で起訴)を訪ね、「選挙で金もいるだろうから、知事のために使ってください」と手渡した。小佐田副知事も現金授受の場にいたという。 小佐田副知事は68年に県職員となり、知事公室長などを経て04年10月から現職。木村被告の逮捕を受け、11月16日~今月18日、知事職務代理者を務めた。 今月17日の出直し知事選で当選した仁坂吉伸新知事(56)が初登庁した20日、「けじめをつけたい」などとして辞表を提出し、受理された。小佐田副知事は読売新聞の取材に対し「捜査中でコメントできない」と話している。 (2006年12月21日11時59分 読売新聞) URL http //www.yomiuri.co.jp/national/news/20061221ic05.htm 1220 仁坂知事県庁の内部監察のと倫理規定を重視 [和歌山放送] 和歌山県知事選挙で、初当選した仁坂吉伸知事はきょう県庁に初登庁しました。 就任後の部長会で仁坂知事は、内部監査制度の充実や職員の倫理規定創設に着手することを明らかにしました。また官製談合の防止策を検討する委員会を設置するため、委員の選定や県庁内にプロジェクトチームを作ると説明しました。就任後はじめての記者会見で仁坂知事は、人事については、当面大きな異動は考えておらず、4月の定期異動にあわせて適材適所で人事異動すると述べました。 URL http //wbs.co.jp/news/index.html 1218 和歌山県知事選 仁坂吉伸氏が初当選 投票率最低、「談合」論戦は不発 和歌山県の官製談合事件による前知事、木村良樹容疑者(54)=収賄容疑で再逮捕=の辞職に伴う出直し知事選は17日、投開票され、元経済産業省製造産業局次長の仁坂吉伸氏(56)=自民、公明推薦=が、市民団体代表の泉敏孝氏(69)=共産推薦=を破り、初当選した。仁坂氏は厚い保守地盤に支えられ、選挙戦を優位に展開。争点の談合対策では「不正を許さないシステムを作る」と主張した。投票率は35・21%と、過去最低だった04年の前回(37・29%)を下回った。 事件を受け、談合防止など県政刷新のあり方が問われたが、具体策に踏み込んだ論戦に至らなかった。民主が告示直前、独自候補擁立を断念したこともあり、有権者の関心は高まらなかった。 仁坂氏は「古里を元気にしたい」と地元出身であることを強調。「清潔で透明な行政の実現」を掲げた。経産省の経験を生かし、低迷する県経済の立て直しや雇用創出などの方針も打ち出した。自民の国会議員、県議らがフル回転し、組織力で短期決戦を制した。 泉氏は「行政と業者が癒着した『談合県政』の一掃」を訴えたが、及ばなかった。【辻加奈子】 ============== ●和歌山知事選確定得票数● 当 195,719 仁坂吉伸=無新<1>[自][公] 90,680 泉敏孝 =無新[共] ============== 仁坂吉伸(にさか・よしのぶ) 56 無新(1) [元]経産省製造産業局次長[歴]駐ブルネイ大使▽日本貿易会専務理事▽東大 毎日新聞 2006年12月18日 東京朝刊 msn.co.jp/seiji/senkyo/archive/news/2006/12/20061218ddm001010023000c.html 1213 公職選挙法違反事件を受け、市長の減給率アップで再提案 [和歌山放送] 和歌山市長選挙の選挙違反事件に関連し、和歌山市はきょう、議会に提出していた市長の給与を減給する条例改正案を改めて提出しました。 市長の減給額と期間をアップしたものを改めて提出し、議会に諮ることにしました。当初大橋市長が、市の幹部職員による選挙違反事件の責任をとるため1月の給与を2分の1にする処分を決め、市長の給与条例改正案を開会中の議会に提案しました。しかし議会での市長の監督責任を問う声に応じ、改めて減給率をアップしたものを提案しました。大橋市長は1ヶ月55パーセントカットの給与を2ヶ月間とすることで責任の重さをさらに示しています。 URL http //wbs.co.jp/news/index.html 1213 和歌山談合汚職で建設業者捜索 [和歌山放送] 和歌山県発注工事をめぐる汚職事件で、大阪地検特捜部はきょう午前、関係先として、和歌山市の建設会社「東組」などを家宅捜索しました。 今日の捜索は前の知事の木村良樹容疑者54才の収賄容疑を裏付け、官製談合の詳しい解明するためとみられます。木村容疑者は、再選を果たした知事選前の2004年6月、談合仲介役の元ゴルフ場経営井山義一容疑者56才から、談合罪で起訴されている、前の出納長の水谷聡明被告を経由して、わいろ1000万円を受け取ったとして再逮捕されました。受け取った金は、選挙で不利になるような記事を書こうとしていた地元業界紙を抑え込む工作費などに充てていたといい、特捜部は業界紙側からも関連資料の任意提出を受け、事件の全容解明を進めることにしています。 URL http //wbs.co.jp/news/index.html 1213 市民オンブズマンわかやま公開質問状の回答 [朝日] 2006年12月13日 市民団体「市民オンブズマンわかやま」は12日、出直し知事選の泉敏孝、仁坂吉伸両候補からの談合再発防止の具体策に関する公開質問状の回答を発表した。 質問は、(1)外部調査委員会の設置(2)入札制度改革(3)県独自の倫理条例(4)不正・不当要求働きかけ防止条例(5)公益通報制度条例――の取り組みや具体策。 泉氏は全質問に回答。(1)は「県と利害関係のない県内の外部有識者で設置」、(2)は「ペナルティー強化で入札参加停止期間を最長24カ月とする」とした。また、「知事は県と工事契約のある企業、県の補助金を受けている団体から献金を受けない」との施策を示した。 仁坂氏は個別質問に答えず、一括で回答。「官製談合は二度と起こしてはならない。就任後は直ちに再発防止のシステム作りに取り組む」とした。「検証方法と内容は今後早急に考えるが、知見ある専門家の力も借りないといけない」と具体策は挙げなかった。 URL http //mytown.asahi.com/wakayama/news.php?k_id=31000000612130002 1212 知事選挙で合同演説会、候補者に政見を聞く [和歌山放送] 12月17日に投開票が行われる和歌山県の出直し知事選挙で立候補している2人の政見や政策を聞く合同演説会が11日、和歌山市で開かれ、県財政や談合の問題について議論しました。 これは、市民自治ネットワークわかやまが開いたもので、合同演説会には、知事選挙に立候補している共産党推薦の泉敏孝(いずみ・としたか)候補69才と、自民党と公明党推薦の仁坂吉伸(にさか・よしのぶ)候補56才のいずれも無所属新人の2人が出席し、和歌山大学経済学部の足立基浩(あだち・もとひろ)助教授が進行しました。この中で、談合問題について、泉候補は、「血税をピンハネする談合をなくすためには、長年、培われてきた体質にしっかりメスを入れ、行政と企業の癒着を絶たねばならない。そのためには、企業からの献金や官僚の天下りをなくさなければならない」と述べました。一方、仁坂候補は、「再発防止に取り組むのが最初の課題になる。私自身は、和歌山県に知り合いも多く愛着もあり、談合に手を染めることはないが、システムとして、誰もが談合に関われないようにすることが必要だ」と述べました。また、財政再建について、泉候補は、「談合や大型公共事業などのムダをなくして財源を確保し、福祉や医療の独自施策を進めたい」と述べた一方、仁坂候補は、「これまで行われてきた行政のスリム化を支持しているが、問題がないかを十分、検討し、選択と集中を進めていく」と述べました。会場となった和歌山市の城北小学校・体育館には、およそ150人の県民が集まり、2人の意見に耳を傾けていました。 URL http //wbs.co.jp/news/index.html 1212 ノロウイルスが猛威をふるう [和歌山放送] おなかの風邪ともよばれる感染性胃腸炎が県内で猛威をふるっていて、和歌山県は警報を出して注意を呼びかけています。 感染性胃腸炎の大半はノロウイルスが原因と見られ、下痢や嘔吐、腹痛、発熱などの症状が出るなど、抵抗力の弱い乳幼児や高齢者は特に注意を必要とします。先月(11月)29日には、岩出市内の病院で亡くなった92歳の女性からノロウイルスが検出されています。和歌山県健康対策課によりますと、県内31カ所の医療機関から報告のあった患者数は11月27日から12月3日までの一週間で668人で、定点1施設あたり21.6人と警報を出す基準の20人を上回っています。保健所別に見てみますと、海南の40.0人を始め、和歌山市36.9人、岩出の22.0人の他、湯浅、橋本など県北部に感染性胃腸炎の患者が多いということです。ノロウイルスは、生ガキなど加熱が不十分な二枚貝を食べるなどして感染するほか、患者の吐瀉物などから二次感染します。治療法は対症療法しかないため、県健康対策課では手洗いやうがいなどで予防するよう呼びかけています。 URL http //wbs.co.jp/news/index.html 1212 半数「関心ない」 世論調査 新県政に期待薄 [読売] 県政への信頼が低下し、選挙への関心や県政刷新への期待感は薄い――。談合事件に端を発した出直し知事選について読売新聞社が7~9日に行った世論調査で、有権者のこんな意識が浮かび上がった。選挙戦は、元経済産業省局次長・仁坂吉伸氏(56)(自民、公明推薦)を市民団体代表世話人・泉敏孝氏(69)(共産推薦)が追う展開。だが、有権者の約4割が態度を決めておらず、いかに関心を呼び起こすか、両陣営の終盤戦の戦いぶりに注目が集まりそうだ。 【情勢、支持層】 仁坂氏は、都市部、郡部を問わず浸透し、男女、年代別でも偏りなく支持を集めた。職業別でみると、農林水産業で6割を超えるなど高い期待を集めている。泉氏は、男女別では男性の支持が目立つ。一方、職業別では商工サービス業の割合が最も高く、以下、管理専門職、労務サービス職と続いた。 【県政への信頼と選挙への関心】 県政への信頼度は、談合事件によって「非常に下がった」が61%を占め、同じく出直し選となった11月の福島県知事選で行った世論調査の同じ問いに対する数字(51%)を上回った。一方、選挙への関心については「全くない」と「あまりない」を合わせると50%にのぼり、福島の25%を大きく上回る結果となった。 新知事による県政刷新については、福島では「できる」が「できるとは思わない」を4ポイント上回っていたが、和歌山では「できる」の23%に対し、「できると思わない」が47%にのぼり、両県の有権者の意識に大きな違いがあることが浮き彫りになった。 【争点、判断の基準】 選挙の争点(複数回答)としては、「福祉や高齢化対策」「景気や雇用対策」との回答が多かったが、これらに続いて「政官業の癒着解消」が挙がり、談合事件の影響の大きさをうかがわせている。また、投票の際に、最も重視したい点(同)については、「支援している政党や団体」以上に「政策や公約」を挙げる人が目立った。 (2006年12月12日 読売新聞) URL http //www.yomiuri.co.jp/e-japan/wakayama/news001.htm 1211 人権行政確立要求和歌山県民集会 [テレビ和歌山] 2006/12/11 18:50 人権に関わる様々な課題について県民が県と話し合い、県政に反映させていこうという集会が、今日、和歌山市で開かれました。 この集会は、部落解放同盟和歌山県連合会や労働団体などでつくる部落解放・人権行政確立要求和歌山県実行委員会と県が、毎年行っているものです。 集会での話し合いは、県の知事公室や教育委員会のほか、環境生活部や県土整備部など、各部の管轄する項目によって5つの会場に分かれて進められました。 実行委員会側の県に対する今年度の基本要求は、部落問題解決を基本とした人権行政を確立、推進することや、全ての市町村に具体的な指導を行うこと、続発する差別事件への取り組みと、教育啓発を積極的に進めることなどで、これに添った形で、様々な計画や施策を具体的に要求しました。 他府県で起きた行政と同和関係団体が関係する事件では、同和行政に問題があったのではと指摘する声もありますが、同和地区住民を中心とした県民の声が切実なのも事実で、今回の集会の関係者は、「交渉が密室で行われているものでなく、こうした形で交渉されることが、県の人権政策に活かされていることを広く知ってほしい」と話しています。 URL http //www.tv-wakayama.co.jp/news/news.cgi 1208 12月議会が開会、森づくり税条例改正案は否決 [和歌山放送] 和歌山県の12月定例県議会は8日、11の議案を可決して閉会しましたが、議員提案された、紀の国森づくり税条例の施行を1年延期する条例改正案は、否決されました。 12月の定例和歌山県議会は、ここ数年、毎年12月に17日間の日程で行われてきましたが、今年は、木村良樹前知事が逮捕され辞職したことなどに伴い、5日間に短縮して開かれることになりました。このため、県が提出したのは、緊急性を要する補正予算案など11の議案で、賛成多数などで、すべて可決されました。しかし、来年4月から予定されている紀の国森づくり税条例の施行を1年延期するための条例改正案については、議員提案した、新生わかやま県議団、公明党県議団、共産党県議団、民主党県議団、環境平和の会の5つの会派の16人全員と、県民クラブの長坂隆司(ながさか・たかし)議員のあわせて17人が賛成したものの、議長を除く自民党県議団全員と、県民クラブの他の2人のあわせて26人が反対したため、条例改正案は賛成少数で否決されました。この条例改正案に対し、反対討論を行った自民党県議団の吉井和視(よしい・かずみ)議員は、「紀の国森づくり税条例は、県議会議員が税の負担について県民に語りかけた画期的な条例で、新しい議会の姿を全国に発信することができたと自負している。県民に森林整備の重要性を認識してもらう上で大切な条例だが、条例の付帯決議では、税の徴収にかかる市町村の負担を軽減するよう配慮を求めており、来年4月に導入すべきだ」と訴えました。これに対し、5つの会派を代表して新生わかやま県議団の浦口高典(うらぐち・こうてん)議員が賛成討論を行い、「和歌山市と御坊市の議会が、条例の廃止を求めているなど、この条例に対する県民の理解はまったく得られていないし、官製談合事件で県民に多大な損害を与えたことが明らかになりつつある中、県民から新たな税を徴収する状況ではない。それに県議会が1つも定数を減らさないのに県民にだけ税負担を求めることにも理解が得られない」と述べました。「紀の国森づくり税」は、年間、県民1人あたり500円を徴収して森林整備などに活用しようと、自民党県議団が中心となって議案をとりまとめ、去年の12月定例県議会に提出しました。そして、賛成多数で可決されたものの、その後、和歌山市や御坊市の議会、経済団体などから反対の声が挙がり、県議会では、2度にわたって県民の署名に基づくこの条例の改正案が提案されましたが、いずれも賛成少数で否決されていました。 URL http //wbs.co.jp/news/index.html 1207 前知事への中傷、井山被告「金でつぶす」…和歌山談合 [読売] 和歌山汚職 和歌山県の官製談合に絡む汚職事件で、収賄容疑で再逮捕された前知事の木村良樹被告(54)が2004年8月の再選前、中傷記事の取材を進めていた業界紙などへの対策を元ゴルフ場経営・井山義一被告(56)(贈賄容疑で再逮捕)に相談した際、井山被告から「金で(記事を)握りつぶすしかない」と提案されていたことが大阪地検特捜部の調べでわかった。 調べや関係者によると、木村被告は、複数の業界紙や地元紙が自らに不都合な内容の記事を掲載しようとしていることを知り、「再選の障害になる」と考え、井山被告に相談。井山被告は、金で記事をもみ消す案を木村被告に持ちかけ、04年6月ごろ、県庁で元出納長・水谷聡明(さとあき)被告(60)(起訴)を通じて、紙袋に入れた1000万円を手渡した。 木村被告は、水谷被告ら複数の県職員に対し、業界紙の中傷記事を「何とかしろ」と指示。職員らは、1000万円の半分を業界紙関係者に配り、記事の掲載をやめさせたという。 特捜部は、井山被告が、木村被告を救うことで、再選後も県発注工事の仕切り役を任せてもらい、ゼネコンなどから謝礼を得ようとしたとみて追及する。 (2006年12月7日14時52分 読売新聞) URL http //www.yomiuri.co.jp/national/news/20061207i306.htm 1207 和歌山前知事を1千万円収賄容疑で再逮捕…大阪地検 [読売] 和歌山県発注工事を巡る談合事件で、大阪地検特捜部は6日、前知事の木村良樹被告(54)(競売入札妨害罪で起訴)が、業者間の受注調整を仕切らせるなど便宜を図った見返りに、元ゴルフ場経営・井山義一被告(56)(同)から1000万円を受け取ったとして、木村被告を収賄容疑で、井山被告を贈賄容疑で再逮捕した。 これとは別に、木村被告が初当選した2000年9月以降、毎年数百万円単位の金を井山被告から受け取っていたことも新たにわかった。一連の官製談合は県政トップの汚職に発展。特捜部は癒着の実態解明を進める。 調べによると、木村被告は初当選後、井山被告らと協議。井山被告に県発注工事を仕切らせ、元出納長・水谷聡明(さとあき)被告(60)(同)を地元業者の調整役とすることで合意。井山被告はこの談合システムを利用し、工事を落札したゼネコン側から多額の受注工作費を得ていた。木村被告は再選を目指した知事選を2か月後に控えた04年6月ごろ、こうした便宜を図った見返りに、水谷被告を通じて井山被告から1000万円を受け取った疑い。木村、井山両被告は容疑を認めているという。 木村被告はうち500万円を、自らの中傷記事を掲載しようとした複数の業界紙へのもみ消し工作費に使った。 残りは、県秘書課が、知事の親睦(しんぼく)団体「21(にいち)会」の資金と一緒に管理し、家族旅行の代金や海外出張時の小遣いなど、木村被告個人のために使われたという。 (2006年12月7日2時0分 読売新聞) URL http //www.yomiuri.co.jp/national/news/20061206it11.htm 1206 12月定例県議会・一般質問 [テレビ和歌山] 2006/12/06 18:26 会期が通常に比べ大幅に短縮された12月定例県議会は、今日1日だけの一般質問に6人が登壇し、知事逮捕に至った一連の官製談合事件について質問が集中しました。 12月定例県議会は一般質問の日程が今日1日だけ組まれ、午前と午後3人ずつのあわせて6人が質問に立ち、5人までが談合事件に関する質問を行いました。 このうち共産党県議団の村岡キミ子議員は、木村前知事が談合事件の全容解明のため、外部の有識者や専門家を含めた調査委員会を設置する考えを表明していたことについて、その進捗状況と、早急に委員会の作業を行う必要性などを質しました。 これに対し知事職務代理者の小佐田昌計副知事は「木村前知事が辞職表明し逮捕され、その立ち上げが困難になっているが、新しい知事が決まり次第、その意向を確認したうえで対応して行く」と答えました。 また村岡議員は、事件で明らかになった21会や翔樹会など木村前知事の親睦会的組織の活動内容や会費などについて当局を追及しました。 これに対し野添勝知事公室長が「知事公室で事務局的な役割を担い、会費を管理していた。 民間人12人からなる21会と11人からなる翔樹会では、それぞれ懇親会等を開催し、県政報告や親睦交流を行い、会費は一人当たり月3万だった」などと答えたものの、会費の使い道などについては捜査中を理由に明らかにしませんでした。 またこのような懇親会には小佐田副知事らも出席していて、共に食事などもしたということですが、取材に対し、小佐田副知事は、そのときの食事代などを払わなかったと答え、さらに「懇談の場に招かれたという認識だったが今となってはまずかったかもしれない」とコメントしています。 URL http //www.tv-wakayama.co.jp/news/news.cgi 1206 出生率は全国42位、死亡率は同6位 [朝日] 2006年12月06日 出生率は全国42位、死亡率は同6位――。県医務課が5日に発表した05年の人口動態統計(確定)で、人口の自然増(出生数)が少なく、自然減(死亡数)が多い和歌山県の現状が明らかになった。出生数から死亡数を引いた自然増加数はマイナス3416人。自然増加率(人口千人あたりの自然増加数)はマイナス3.3で、全国42位だった。近畿6府県では最下位。県内では、98年から人口の自然減少の傾向が続いている。 出生数は7835人で前年より318人減り、出生率(人口千人あたりの出生数)は前年比0.2ポイント減の7.6。婚姻件数も4956組(同マイナス49組)で、出生率、婚姻件数ともに戦後最低となった。死亡数は1万1251人で、前年より651人増えた。死因は高い順にがん(29%)、心疾患(17.7%)、脳血管疾患(10.5%)だった。 URL http //mytown.asahi.com/wakayama/news.php?k_id=31000000612060004 1205 短縮定例県議会 副知事が陳謝 知事・出納長空席 「未曽有の不祥事」 [読売] 知事、出納長席が空いたままの12月定例県議会。小佐田副知事(手前)が議案説明などを行った 県発注工事をめぐる談合事件で木村前知事が逮捕されて以降、初めての定例議会となる12月県議会が4日、開会した。三役のうち知事と出納長が辞職して不在という中での開催。例年なら17日間ほどの日程を5日間に短縮し、提案する議案数も最低限に絞るなど異例の議会で、冒頭では、小佐田昌計副知事が事件について陳謝した。 議会ではまず、会期を8日までと決定。その後、登壇した小佐田副知事は、「県政史上未曽有の不祥事に至ったことは県民、県議会の信頼を損なうもので、心よりおわび申し上げます」と述べたうえで、「信頼回復への道は険しく、事件の原因究明や入札制度を含めた県政全体の透明性確保に真正面から取り組みたい」と語った。 また、新生わかやま県議団などの議員16人が「紀の国森づくり税条例」の開始を2007年度から1年先送りする一部改正案を提案。同県議団の玉置公良代表は「知事の逮捕で県民に多大な損害を与えたのは明らか。今は、とても新税徴収できる状況ではない」と説明した。 同改正案のほかに提案されたのは、一般会計補正予算案など先送りできない11議案だけ。知事提案としては04年12月議会の36議案、05年の66議案から大幅減となった。 (2006年12月5日 読売新聞) URL http //www.yomiuri.co.jp/e-japan/wakayama/news001.htm ▼和歌山の政治06Ⅵ より続く
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▼和歌山の政治05Ⅰ より続く ▼和歌山の政治05Ⅲ へ続く ドン・キホーテ、来月1日オープン / 和歌山市 [テレビ和歌山] 陸海空自が初合同訓練 御坊や美浜「山古志」教訓に [読売] 県職員の不祥事厳罰化 セクハラも詳細基準 [読売] 9月定例市議会開会 / 和歌山市 [テレビ和歌山] 2005年衆院総選挙 自民独占揺るがず [朝日] 外国人誘致補助申請へ 世界遺産 [読売] 駅ビル託児所サービス廃止 和歌山市 [和歌山放送] 和歌山市 毎週木曜の窓口業務時間延長、来年3月末まで実施 [毎日] 県が3億3000万円補正予算案発表 [読売] 石泉閣若女将公判 判決は12月7日 [和歌山放送] 直川地区の未利用地 公共施設や企業誘致、利用計画まとまる--和歌山市 [毎日] 和歌山市貴志川線支援来年度から 10年で5億3300万円上限に [読売] 2005総選挙:小選挙区立候補者 1区 /和歌山 [毎日] 「竹中ブレーン」不使用求め文書 民主公認候補に担当相 [朝日] 元市職員に有罪判決/汚職公金詐取事件 [朝日] 県:“節約”でコスト削減 「もったいない」精神で財政改善--今年度予算 [毎日] 財源依存完全に脱却を 地方分権 [読売] 2005総選挙:政策論議で前哨戦 1区立候補予定3氏、公示前に討論会 [毎日] ドン・キホーテ、来月1日オープン / 和歌山市 [テレビ和歌山] 2005/09/13 18:36 東京都に本社のあるディスカウントショップ「ドン・キホーテ」が特区に指定されている和歌山市に進出することが決まり、来月1日から元大丸百貨店のビルで営業を始めます。 「ドン・キホーテ」は東京に本社のある全国展開しているディスカウントショップで、来月1日にオープンする和歌山市元寺町の元大丸百貨店の「ドン・キホーテぶらくり丁店」が県内では初めて、全国では111店舗目となります。 和歌山市では、中心市街地の活性化をめざし、ぶらくり丁を含むおよそ20㌶を「和歌山元気まちづくり特区」として大型店の誘致などを進めてきました。 特区に認定されことで、大規模小売店舗立地法の手続きが簡素化されるなど、短期間での出店が可能となったもので、特区を活用して和歌山市に進出する大規模小売店はドン・キホーテが初めてです。 ドン・キホーテぶらくり丁店は元大丸百貨店の1階から3階部分で、面積は1663平方㍍、家電製品や文具、雑貨、食品など様々な商品を販売します。 来月1日にオープンし、営業は、午前10時から翌午前3時までの予定です。 TITLE テレビ和歌山 ニュース DATE 2005/09/14 11 28 URL http //www.tv-wakayama.co.jp/news/news.cgi 陸海空自が初合同訓練 御坊や美浜「山古志」教訓に [読売] 近い将来の発生が予想される東南海・南海地震による津波で孤立した住民らの救出を想定し、陸海空3自衛隊が御坊市や美浜町などで合同訓練を行った。輸送用ヘリコプターや自衛艦など、実際の災害時さながらの態勢で、住民や地元消防団員らを含めて約370人が参加、空路や海路を利用した避難手順を確認した。 3自衛隊は、新潟県中越地震でライフライン(生活物資補給路)が絶たれ、山古志村などが〈陸の孤島〉化したのを教訓に、大人数の孤立した被災者らの迅速な救出を目指している。 2つの地震が同時発生し、県内で約5000人の死傷者が出た、との想定で11日に実施。自衛隊の車両30両、大型輸送ヘリ9機、輸送艦など4隻が出動した。 沿岸部住民らは、避難したものの孤立状態になり、救助を求めて煙樹ヶ浜へ。6、7人ずつ中型輸送ヘリに乗り込み、救援拠点の南紀白浜空港まで運ばれた。 煙樹ヶ浜では水陸両用の「水際地雷敷設車」に住民を乗せ、海上の救難拠点として沖合に停泊する輸送艦まで搬送する計画だったが、波が高く、同車の見学に変更。町立松原小学校では、校庭で炊き出しや簡易浴槽の組み立て、避難用テントの設営などが行われた。 地震や津波による災害については、3自衛隊が9日から3日間の日程で初の合同訓練を実施。初日は、陸上自衛隊中部方面総監部(兵庫県伊丹市)を中心にした情報収集訓練、10日には徳島、高知、三重3県で救助訓練を行った。 (2005年9月14日 読売新聞) TITLE 和歌山 地域 YOMIURI ONLINE(読売新聞) DATE 2005/09/14 11 26 URL http //www.yomiuri.co.jp/e-japan/wakayama/news001.htm 県職員の不祥事厳罰化 セクハラも詳細基準 [読売] 県は13日、人事院の指針より厳しい職員の懲戒処分の基準を策定した。公務員による不祥事が相次ぐなか、〈不良職員〉に厳しく対処する姿勢を明文化して予防を図る。県が処分基準を定めるのは初めてで、「日本で最も厳しいレベルに設定した」としている。 従来は、明確な基準がなく、人事院の指針や前例から処分を決めていた。 飲酒運転は「酒気帯び」が停職か減給で、泥酔状態の「酒酔い」や「飲酒事故」は免職か停職と、それぞれ人事院指針より一段階引き上げた。 また、公務に重大な支障が生じる秘密漏えいがあった場合は免職か停職。セクシュアル・ハラスメントについては、相手の意に反することを認識しながら、性的言動を行えば減給か戒告となり、セクハラが原因で精神疾患を発症させたら、停職か減給にするなど、詳細な基準を決めた。 一方、官製談合や公文書偽造を免職か停職とし、飲酒運転と知りながら車に同乗した場合は停職、減給または戒告にするなど、人事院指針に示されていない事項についても規定。県人事課は「県民の模範となるべき職員が、厳しく自らを律するのは当然」としている。 (2005年9月14日 読売新聞) TITLE 和歌山 地域 YOMIURI ONLINE(読売新聞) DATE 2005/09/14 11 26 URL http //www.yomiuri.co.jp/e-japan/wakayama/news002.htm 9月定例市議会開会 / 和歌山市 [テレビ和歌山] 2005/09/13 18:34 和歌山市の9月定例市議会が今日開会し、南海貴志川線の運営を引き継ぐ和歌山電気鐵道への10年間の補助を含む一般会計補正予算案など54の議案が提案されました。 和歌山市が9月定例市議会に提案した議案のうち、一般会計補正予算案は1億7300万円余りで、老人福祉施設の整備補助費などが盛り込まれている一方、街路の整備費が減額されています。 将来、経費を負担するものについてあらかじめその内容を定めておく債務負担行為として、来年春から南海貴志川線の運営を引き継ぐ和歌山電気鐵道への10年間の補助、5億3300万円も含まれていますが、来年度からの経費のため、実質の補正予算額には反映されません。 和歌山市はこのほか、指定管理者制度を導入するための条例改正案など、合わせて54議案を提案しました。 和歌山市の9月定例市議会は、今月15日から5日間、一般質問が行われ、来月4日に閉会の予定です。 TITLE テレビ和歌山 ニュース DATE 2005/09/14 11 28 URL http //www.tv-wakayama.co.jp/news/news.cgi 2005年衆院総選挙 自民独占揺るがず [朝日] 総選挙は11日に投開票され、県内の3小選挙区は、1区では自民前職の谷本龍哉さん(38)、2区では自民前職の石田真敏さん(53)がともに3選を果たした。3区でも自民前職の二階俊博さん(66)が8選を決め、自民3議席独占を守った。比例近畿ブロックに単独立候補していた公明前職の西博義さん(56)は、手堅く5選を果たした。 県内の3小選挙区には自民、民主、共産の各3人の計9人が立候補し、三つどもえの戦いを繰り広げてきた。特に民主は、今回初めて3選挙区すべてで立候補者を立て、1、2、区では接戦を演じた。しかし、小泉首相の唱える構造改革路線に有権者の支持が広がったうえ、厚い保守地盤にも阻まれた。比例区での復活当選もかなわず、解散前の1議席を失った。共産は今回も議席を獲得できなかった。県内3小選挙区の平均投票率は69.24%で、戦後最低だった前回の03年の60.33%を上回った。 激戦、谷本さん「王国」守る 1区 「みんなの力で改革続行」と大きく書かれた看板を掲げた自民の谷本龍哉さんの事務所(和歌山市畑屋敷兵庫ノ丁)。当選の知らせが入ると、選挙を支えてきた支持者らから大きな拍手と歓声がわき起こった。 谷本さんは「初めて民主党候補と激突する厳しい戦いだった。自公連立の元で郵政民営化を旗頭に、『これから構造改革を進めていく』というはっきりした主張が追い風になった。改革政党として自民党をさらに進化させるため、若手改革派の一人として頑張り抜きたい」とあいさつした。 今選挙では、民主が元財務官僚の岸本周平さんを立てた。1区では同党の候補者擁立は初めてだった。自民対共産の構図だった前回、谷本さんは10万票を獲得し、圧勝したが、今回は一転して激戦となった。 谷本さんは、農政連や医師会など約250団体の推薦を受け、企業・団体回りを強化。そのほか、自公連立を強調し、推薦を受けた公明支持層の取り込みを徹底させるなど、組織型選挙を展開した。 また、大橋建一・和歌山市長や県議らを招いたミニ集会や個人演説会を市内数十カ所で開催した。和歌山出身の竹中平蔵・郵政民営化担当相や安倍晋三・幹事長代理ら現職閣僚や党幹部らの来援も得て、無党派層の取り込みも図り、3期連続の当選を決めた。 前職対決、石田さん制す 2区 「改革続行」の大きな赤い看板がある自民の石田真敏さんの事務所(岩出町宮)では、当選の知らせが入ると、集まった支持者から「やったぞ」と歓声がわき起こった。 拍手で迎えられた石田さんは「改革に邁進する揺るぎない信念が大きな感動を呼んだ。新しい自民党に期待する力で勝ち抜くことができた。郵政改革も速やかに進める」とあいさつした。 02年補選、03年総選挙に続いて、元自民県連会長の故・岸本光造さんの長男で民主前職の岸本健さんとの激しい争いとなった。党副幹事長の石田さんは与党の強みを生かして、約140団体の推薦を受けて手堅い組織戦を展開した。また、昨年10月以降、選挙区内の各地で約40回の「ふれあい集会」を開き、着実に支持を広げてきた。 選挙戦では、かつて市長を務めていた海南市で圧倒的な支持を集めた。過去2回の選挙では苦戦した岸本さんの地盤である「紀の川筋」の地域もこまめに回った。公示日の前後には、党幹部や閣僚らが次々と応援に駆け付けた。 推薦を受けた公明との選挙協力も存分に威力を発揮した。出陣式で石田さんが「自民と公明の連立政権を維持するため、私と西先生に絶大な支援を」と呼び掛けるなど、比例区の公明前職の西博義さんへの配慮を欠かさず、3期連続の当選を果たした。 二階さん悠々8選 3区 自民の二階俊博さんの事務所(御坊市島)では、8回目の当選の知らせが届くと、集まった支持者たちから大きな歓声と拍手がわき起こった。党総務局長を務める二階さんは、東京都内の党本部で全国の開票状況を見守っていたため不在だったが、後援会幹部や地元の首長らが当選を喜んだ。 15年ぶりに自民公認候補として立候補した選挙戦では、これまで培ってきた実績と知名度を武器に、800にのぼる各種団体からの推薦を受け、選挙区内の大半の首長や市町村議からの支援も得た。 連立政権を組んできた公明とは、小選挙区と比例区で互いに候補者と党を支援し合う選挙協力を進め、着実に票を積み重ねた。さらに「改革の炎を消すなという小泉総理を全面的に支えてきた」と訴え、無党派層へもアピールした。 今選挙では、共産の候補者に加えて、民主から候補者が立候補した。これに対し、二階さんは、党本部で選挙対策の会議などに追われ、選挙期間中に4日間しか地元で活動できなかったが、後援会を中心に各地で県議や首長らが街頭活動を展開。二階さんへの支持を呼びかけて、他の候補者を引き離した。 地元で開いた数少ない個人演説会や街頭演説では、二階さんは、農林業の活性化や観光振興、防災対策の必要性などを訴えた。 TITLE asahi.com マイタウン和歌山 - 朝日新聞地域情報 DATE 2005/09/12 15 48 URL http //mytown.asahi.com/wakayama/news02.asp?c=17 kiji=49 和歌山1区 (選管確定) 得票数(得票率) 氏名 年齢 党派 新旧 現職肩書 当選回数 重複 100,868 (50.97%) 谷本 龍哉(たにもと たつや) 38 自民(森) 前 党青年部長 3 ○ 78,621 (39.73%) 岸本 周平(きしもと しゅうへい) 49 民主 新 (元)内閣府参与 ○ 18,418 (9.31%) 下角 力(しもかど つとむ) 52 共産 新 党県書記長 ○ 和歌山2区 (選管確定) 得票数(得票率) 氏名 年齢 党派 新旧 現職肩書 当選回数 重複 88,915 (54.07%) 石田 真敏(いしだ まさとし) 53 自民(山) 前 党副幹事長 3 ○ 62,499 (38.01%) 岸本 健(きしもと たけし) 35 民主 前 党県代表 ○ 13,027 (7.92%) 下村 雅洋(しもむら まさひろ) 50 共産 新 党県常任委員 和歌山3区 (選管確定) 得票数(得票率) 氏名 年齢 党派 新旧 現職肩書 当選回数 重複 145,735 (66.42%) 二階 俊博(にかい としひろ) 66 自民(二) 前 党総務局長 8 ○ 53,532 (24.40%) 真鍋 晃篤(まなべ てるしげ) 34 民主 新 (元)大東市議 ○ 20,140 (9.18%) 上田 稔(うえだ みのる) 58 共産 新 党地区副委員長 (2005/09/12 9 55 20) TITLE 小選挙区 和歌山 開票結果 総選挙2005 YOMIURI ONLINE(読売新聞) DATE 2005/09/12 15 40 URL http //www.yomiuri.co.jp/election2005/kaihyou/ya30.htm 外国人誘致補助申請へ 世界遺産 [読売] 世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」への外国人観光客誘致を推進しようと、県観光連盟は近く、国が公募する「観光ルネサンス補助制度」への申請を行う。観光地の活性化に取り組む民間組織に、最高で補助対象経費の4割を国が負担する新規補助事業。県も世界遺産観光推進費750万円を9月補正予算案に盛り込んでおり、同連盟を“側面支援”する構えだ。 県内に宿泊した外国人観光客は、昨年1年間で約11万人。高野・熊野地域の世界遺産登録を受けて前年比180%と急増しており、外国人向けのインフラ整備が急務となっている。 同連盟では▽高野山への観光客向けに5か国語の音声ガイド端末の整備▽南紀白浜空港と白良浜に4か国語表示の観光案内看板の設置▽熊野川沿いの川舟下り「川の古道」の植栽による景観づくり――などに計2500万円を見込んでおり、申請が通れば1000万円が交付され、残る1500万円は県と折半する。 県も補正予算案を15日開会の県議会に提案する。県観光振興課は「受理してもらえるよう、国にアピールしていきたい」と意気込んでいる。 同制度は、観光立国を目指す政府が2010年までに、外国人旅行者を倍増させて1000万人にする「ビジット・ジャパン・キャンペーン」の一環。今年度は全国十数か所の観光地を対象に、総額約1億5000万円を補助する。 (2005年9月11日 読売新聞) TITLE 和歌山 地域 YOMIURI ONLINE(読売新聞) DATE 2005/09/11 09 55 URL http //www.yomiuri.co.jp/e-japan/wakayama/news002.htm 駅ビル託児所サービス廃止 和歌山市 [和歌山放送] 和歌山市は平成12年から実施してきたJR和歌山駅ビル内の一時託児サービスを今年度で廃止することを決めました。年間およそ2000万の費用に対して利用者が少ないことから財政難の市にとって事業を継続することが困難だという判断をしたものです。この一時託児サービス「和歌山市なかよしステーション」事業は平成12年12月から実施してきたもので、JR和歌山駅ビルの5階を借りて運営を民間に委託してきました。買い物客や習い事のためにJR和歌山駅ビル周辺を訪れる人の利便性を高めることを目的にしており、市の単独事業として委託料とテナント料で年間およそ2000万円を負担しています。事業開始から1年のべ2500人程度、一日平均8人前後の利用していますが、和歌山市では、今回事業を廃止する理由として現在の利用状況が続く中で事業を継続していくことは苦しい市の財政状況から困難だと判断したと説明しています。和歌山市では今月13日から始まる9月定例議会に事業廃止の条例案を提案し、認められた場合、来年3月末で事業は廃止されることになります。 (2005/09/09 18 43) TITLE WBS和歌山放送 DATE 2005/09/10 09 15 URL http //wbs.co.jp/main/news.cgi?z=1 a=1 和歌山市 毎週木曜の窓口業務時間延長、来年3月末まで実施 [毎日] 和歌山市は、毎週木曜日に実施している窓口業務の時間延長(通常午後5時15分までを同7時まで)の試行期間を、来年3月末まで延長する。 窓口の時間延長は、市役所の15部署や各支所・連絡所で、5月から始めた。市民課やこども家庭課、市民税課などで利用が多く、市民へのアンケート結果もおおむね好評という。 市は市役所の各部署と、17支所での試行期間を当初、9月までとしていたが、来年3月まで半年延長。延長時間中の利用がほとんどなかった雑賀崎、田野の2支所と17連絡所は9月末で打ち切る。 午後7時まで時間延長している部署は次の通り。市民課▽国民年金課▽国民健康保険管理課▽国民健康保険業務課▽主税課▽市民税課▽資産税課▽納税課▽障害福祉課▽医療福祉課▽介護保険課▽介護認定課▽高齢者福祉課▽保育所管理課▽こども家庭課 毎日新聞 2005年9月8日 TITLE MSN-Mainichi INTERACTIVE 地域ニュース DATE 2005/09/09 12 37 URL http //www.mainichi-msn.co.jp/chihou/wakayama/news/20050908ddlk30010391000c.html 県が3億3000万円補正予算案発表 [読売] 県は8日、総額3億3000万円の一般会計補正予算案を発表した。厳しい財政状況を背景に、9月の補正額としては昨年度に次いで2番目に小さい規模となった。15日開会の定例議会に提案する。 防災関連では、広川町と共同で同町内に建設する、立体映像で地震や津波の恐怖を実体験できる「津波防災教育センター」(仮称、06年度完成予定)の整備費4200万円や、来年6月施行の改正道交法に伴う放置違反金制度の新設に向けたシステム整備費3700万円などを盛り込んだ。 また、阪和道印南サービスエリアでの物産販売施設整備補助費1000万円、納税推進員9人を配置するための人件費950万円、和歌山大観光学部(仮称)の設置推進費100万円なども計上した。 このほか、来年4月から県立橋本、田辺両高で併設型中高一貫教育を実施するため、それぞれ県立古佐田丘、田辺両中学を新設する条例改正案など28議案も上程。南海貴志川線について、南海電鉄から来年度、用地取得するための費用2億3000万円など債務負担行為の議案も含めた。 県議会は定例議会の日程を10月4日までの20日間と決めた。一般質問は22日と26~28日の計4日。 (2005年9月9日 読売新聞) TITLE 和歌山 地域 YOMIURI ONLINE(読売新聞) DATE 2005/09/09 12 37 URL http //www.yomiuri.co.jp/e-japan/wakayama/news003.htm 石泉閣若女将公判 判決は12月7日 [和歌山放送] 和歌山市の元料理旅館「石泉閣」の借り上げ事業をめぐって前の和歌山市長の旅田卓宗被告60才と共謀したとして、背任の罪に問われている石泉閣の元若女将の川野ひろこ被告44才に対する公判がきょう(15日)和歌山地方裁判所で開かれ、弁護側の最終弁論が行われて公判は結審し今年12月7日に判決が言い渡されることが決まりました。起訴状などによりますと川野被告は愛人関係にあった旅田被告と共謀して旅田被告が市長在任中の2000年9月市に月140万円と高額な賃料で「石泉閣」を借り上げる契約を結ばせ、およそ4900万円を支払わせて市に損害を与えた罪に問われています。弁護側は最終弁論で「被告は旅田被告に石泉閣を借り上げを要求したことはなく、愛人関係にあったから疑わしいという憶測に基づいて無理やり事実を捻じ曲げて解釈している」として改めて無罪を主張しました。検察側は川野被告に懲役2年を求刑しています。公判はきょう結審し、判決は今年12月7日に言い渡されます。 (2005/09/07 17 28) TITLE WBS和歌山放送 DATE 2005/09/09 12 39 URL http //wbs.co.jp/main/news.cgi?z=1 a=0 直川地区の未利用地 公共施設や企業誘致、利用計画まとまる--和歌山市 [毎日] 和歌山市は、市北東部の直川地区にある市土地開発公社所有の未利用地に、公共施設の建設や企業を誘致する利用計画素案をまとめた。 直川用地は、阪和自動車道に隣接する紀の川北側にあり、未利用地で最大の11・8ヘクタール。82年度から企業誘致用地として用地買収に着手したが、買収できなかった土地もあり、散在していた用地を集約して現在の形になった。 素案によると、市北東部に公共施設が少ないため、未利用地のうち約2・1ヘクタールを市が9億円で取得。コミュニティーセンターや保健センター、保育所を設置する。また、約9・2ヘクタールを企業誘致用地として利用し、市が誘致企業と借地契約を結んだり、売却などを検討する。 また、市は県と協力し、直川用地付近の紀の川北側に、阪和道の新インターチェンジの建設を、国土交通省や道路公団に要望していく方針。【青木勝彦】 毎日新聞 2005年9月7日 TITLE MSN-Mainichi INTERACTIVE 地域ニュース DATE 2005/09/07 16 23 URL http //www.mainichi-msn.co.jp/chihou/wakayama/news/20050907ddlk30010387000c.html 参考 http //www.hall.city.wakayama.wakayama.jp/machiokoshi/nougawa/pdf/soan.pdf 和歌山市貴志川線支援来年度から 10年で5億3300万円上限に [読売] 和歌山市は6日、総額約1億7300万円の一般会計補正予算案や、公共施設を民間団体などが運営する「指定管理者制度」を導入する条例改正案など、9月定例議会で上程する計54議案を発表。南海貴志川線の運営支援費について、来年度から10年間の債務負担行為とする議案も含めた。 貴志川線関連は、来年4月から事業を引き継ぐ和歌山電鉄(和歌山市)への運営支援費として、今年2月に和歌山市が65%、貴志川町が35%の割合で負担することで合意。これを受け、和歌山市は来年度から10年間、計5億3300万円を上限に同社に補助する。 同補正予算案に計上されたのは、養護老人ホーム「白菊寮」の民設民営に伴う建て替え費2億9300万円▽木造住宅耐震診断委託料520万円▽市立野崎小の給食室増改築工事のための調査委託料550万円――など。 また、同市議会は同日、議会運営委員会を開き、定例議会の日程を13日から10月4日までの22日間と決めた。 (2005年9月7日 読売新聞) TITLE 和歌山 地域 YOMIURI ONLINE(読売新聞) DATE 2005/09/07 16 23 URL http //www.yomiuri.co.jp/e-japan/wakayama/news004.htm 2005総選挙:小選挙区立候補者 1区 /和歌山 [毎日] ■1区立候補者(届け出順) ◇下角力候補--弱者切り捨て許さぬ 高齢者や障害者に大きな負担を強いる法案が国会に出されようとしている。そういう弱者切り捨ての政治を、私は絶対に許せない。庶民への増税計画が進むが、財政再建するなら、利益を膨らませている大企業などから税を取るべきではないか。それを痛めつけられた国民から搾り取ろうというのは非道なやり方だ。「政治を国民の手に」と私の好きな政治家がよく言っていた。今こそ、国民いじめの政治から庶民に温かい政治に切り替えるべきだ。自民も民主も同じレールにいる。両党が一緒に進めようとする憲法改悪や庶民大増税に真正面から反対し、明るい日本を作るために全力で頑張る。(和歌山市小松原通1の県庁前で) ◆下角力(しもかど・つとむ) 52 共 新 党県書記長[歴]野間友一衆院議員秘書▽党県議団事務局長・自治体部長・政策委員会責任者▽和歌山大 W ◇谷本龍哉候補--地域再生目指す分岐点 大きく見ると、自民がいいのか、民主がいいのか、地域で判断してもらう選挙。郵政民営化を含め、たくさんの改革が待ち受けている。どの改革も簡単ではなく、必ず反対はあるが、傷ついても改革を前に進められるのは自民だ。和歌山の景気はまだ悪いが、日本全体はようやく良くなってきた。これから地方出身の議員が地域再生を目指し、良い流れを地方に持ってくる分岐点に来ている。今回の選挙でこの流れを止めることなく、私たちに続けさせてほしい。どんなに苦しいことがあっても、正しい道であれば、険しい道を選ぶ覚悟。和歌山で一番勇気があり、必要な政治家は誰かを判断してほしい。(和歌山市畑屋敷兵庫ノ丁の事務所前で) ◆谷本龍哉(たにもと・たつや) 38 自[森]前(2) 党青年部長・e-japan重点計画特命委員・行革推進本部幹事・県副会長[歴]二階俊博衆院議員秘書▽県議1期▽東大=[公]W ◇岸本周平候補--外からの改革を決意 今度の選挙は2大政党制における政権交代の選挙。官僚や政府の政策スタッフとして政策を提案してきたが、自民党の族議員に、骨抜きにされた。安全な官僚の立場ではなく、泥をかぶってでも、やりたい政策を自分の手で実現する政治家になりたいと思った。しがらみのない民主党を選び、外からの改革を決意した。即戦力としてこれまでの経験を生かす。年金制度は今すぐ変えなければならない。消費税を1%上げ、将来的には3%上げれば、安心して基礎年金をもらうことが可能になる。和歌山は必ず変わる。しがらみとなれ合いの和歌山の政治を変える最初で最後のチャンス。和歌山を変えましょう。(和歌山市狐島の事務所前で) ◆岸本周平(きしもと・しゅうへい) 49 民 新 中大院客員教授▽党県1区総支部長[歴]大蔵省主計局主査▽プリンストン大東洋学部客員講師▽経産省文化情報関連産業課長▽財務省国庫課長▽トヨタ自動車渉外部担当部長▽内閣府政策参与▽東大 W ◇名鑑の見方 名前▽年齢▽党派▽四角囲みは派閥([反]は郵政民営化法案に反対し自民が非公認とした前職=国民新党、新党日本参加者は除く)▽前職、元職、新人の別▽カッコ内数字は当選回数▽職業・肩書▽[歴]以下は主な経歴と最終学歴▽=以下の囲み文字は推薦・支持▽Wは比例代表との重複立候補 毎日新聞 2005年8月31日 TITLE MSN-Mainichi INTERACTIVE 地域ニュース DATE 2005/09/01 10 44 URL http //www.mainichi-msn.co.jp/chihou/wakayama/news/20050831ddlk30010356000c.html 「竹中ブレーン」不使用求め文書 民主公認候補に担当相 [朝日] 2005年08月30日23時16分 竹中郵政民営化担当相は30日までに、衆院和歌山1区に民主党公認で立候補した元内閣府参与の岸本周平氏に対し、「竹中氏のブレーン」などと称しているのは事実に反するとして、こうした表現を控えるよう求める通知書を内容証明郵便で送付した。 岸本氏は、財務省からトヨタ自動車に転身。04年に非常勤の内閣府参与に就任し、竹中氏の「側近」と見られていた。岸本氏は後援会の入会申込書の経歴紹介の中で「内閣府参与就任」とともに「竹中郵政民営化担当相のブレーンに」と記している。 竹中氏側は「岸本氏は竹中の相談相手として専門的助言を与えるブレーンだった事実はない」と主張している。一方、岸本氏の事務所は「通知書が届いていないのでコメントできない」としている。 TITLE asahi.com: 「竹中ブレーン」不使用求め文書 民主公認候補に担当相 - 政治 DATE 2005/08/31 10 36 URL http //www.asahi.com/politics/update/0830/018.html 元市職員に有罪判決/汚職公金詐取事件 [朝日] 和歌山市営住宅の維持管理業務をめぐる汚職と公金詐取事件で、受託収賄や詐欺などの罪に問われた元市住宅補修課職員Y被告(46)に対する判決が25日、和歌山地裁であった。樋口裕晃裁判官は「職責を忘れ私欲を満たす目的で犯行を続け、悪質だ」と述べ、懲役2年6カ月、追徴金66万円(求刑懲役5年、追徴金66万円)を言い渡した。 判決によると、Y被告は01年と04年、市営住宅の随意契約の業者選定などで便宜を図った見返りに、2業者から計66万円分の現金と商品券を受け取った。04~05年には、市の随意契約を架空会社に発注するなどの手口で市から計約350万円を詐取した。 URL http //mytown.asahi.com/wakayama/news02.asp?kiji=2724 県:“節約”でコスト削減 「もったいない」精神で財政改善--今年度予算 [毎日] ◇経費、契約など見直し--新制度導入で1億3800万円 県が今年度から各部局に予算枠を設け、事業の改廃を部局ごとに判断して予算執行する「包括予算制度」を導入した結果、計1億3859万円のコスト削減効果があったことが分かった。 県は、ノーベル平和賞受賞者のケニア副環境相、ワンガリ・マータイさんが提唱した「もったいない」の視点で財政改善に取り組んでいる。財政課は「各部局がさまざまな工夫を始めているが、あらゆる経費を『もったいない』精神で見直し、コスト削減策を実施したい」としている。 同課によると、委託している複数の県有施設の保守点検業務を各振興局単位で一本化することで約300万円を削減。また、県立医科大が事業者と5カ年契約を結んで2322万円のガス料金を節減するなどの複数年契約の実施や、随意契約から競争入札への変更(計903万円を節減)などで大幅な経費削減につながった。 県は各部局の節減意識を高めるため、節減分の一定割合を翌年度の予算に加算する新しい制度を導入する方針。【久保聡】 msn.co.jp/chihou/wakayama/news/20050827ddlk30010343000c.html 財源依存完全に脱却を 地方分権 [読売] 日常生活圏拡大や、地方の厳しい財政事情などを背景にした〈平成の大合併〉が県内でも進む。合併特例法に盛り込まれた財政などの優遇措置期限が来年3月に切れ、再編後の大枠はほぼ固まった。だが、地方分権の受け皿となる自治体の将来像は、不透明なままだ。 ◇ 旧田辺市など5市町村の合併で誕生した田辺市は近畿最大の面積で、広域合併の成否を占う典型例。合併から4か月が過ぎたが、旧龍神村議の松本和弘さん(54)は、旧田辺市を中心にした都市集中型の合併効果に懐疑的だ。「小規模自治体にとっては『吸収』だった」。旧村役場の人員半減など効率優先の実態を嘆く。 県中南部は、全国的にも高齢化や過疎が進んでいる地域。福祉や防災など市民生活全般で、行政の責任と負担が重くなる。松本さんは「旧村のやり方は、確かに甘い面もあった。だが、政府が自治体の財政や規模のことばかり言い続ければ、全国の大部分を占める地方は見捨てられ、自治や自立の意欲も失ってしまう」と危機感を募らせる。 ◇ 県は2001年、県内の50市町村(当時)を6分割した「広域市町村圏」を想定。さらに、広域行政の実績などを考慮した計26の合併の組み合わせ例を盛り込んだ「市町村合併推進要綱」を策定した。 昨年10月に発足したみなべ町に始まり、串本町、海南市などが合併。これまでに41市町村に再編され、来年3月末までに7つの合併が成立、30市町村になる。しかし、県が示した組み合わせに沿ったのは2つだけで、市町村数も県が想定した自治体数を大きく上回った。県市町村課は「財政力の差や庁舎選び、漠然とした不安感まで、様々な要素が障壁となり、合併の目的や理念が見えにくかったのでは」と分析する。 測量会社経営中本誠さん(41)は、田辺市の法定協議会で旧本宮町の民間委員を務めた。「合併を話し合う動機は、突き詰めれば交付税の削減を起点にしたカネの問題」と指摘する。 企業経営者の視点から、県の振興局ほどの規模なら、広域行政の利点と民間主体の地域の多様性が両立できると映った。だが、協議の大半は特例債の起債や予算規模、役場の温存などの既得権に関心が集まった。 「目先のことばかり考えるのは、財源と権限の移譲が中途半端だから。ひも付きの補助金や公共工事などに依存した体質から脱却させるためにも、自立の条件を満たす大胆な分権を実行すべき」と注文する。 ◇ 合併を主導後に勇退した元首長は、合併は未来志向の自治であるべき、と言う。「国は、今後も市町村数を減らすことを優先し、さらに圧力をかけるかもしれない。生き残るには戦略を持った自治体運営が第一で、合併はあくまで選択肢。国は地方を追い込むより、共存の可能性を探るべき」と力説する。 財源や権限を握る中央省庁の集権体制のもと、地方自治体は長らく横並び運営に甘んじてきた。地域経済の停滞が長引くなか、各地の実情に合った政策立案能力と自主性を高めるため、実効性のある地方分権の推進が求められる。 URL http //www.yomiuri.co.jp/e-japan/wakayama/news001.htm 2005総選挙:政策論議で前哨戦 1区立候補予定3氏、公示前に討論会 [毎日] 30日に公示される衆院選(9月11日投開票)で、和歌山1区の立候補予定者3人による公開討論会(わかやま市民自治ネットワーク主催)が23日夜、和歌山市伝法橋南ノ丁の市民会館市民ホールであり、会場を埋めた約330人を前に、候補者が政策論議で前哨戦を繰り広げた。自民前職の谷本龍哉氏(38)▽民主新人の岸本周平氏(49)▽共産新人の下角力氏(52)の主な発言を紹介する。【青木勝彦、近藤修史、岸川弘明】 ◇谷本氏、郵政民営化が一番正しい/岸本氏、安心できる基礎年金制度を/下角氏、景気回復は市中心部から ◇自己紹介を交えた所信表明 下角 選挙は2回目の立候補で、生まれは梅で有名な南部川村(現みなべ町)。今度の選挙は郵政民営化、一般庶民に痛みを与えてきた小泉構造改革、憲法9条などの問題が大きな争点になる。 岸本 私は和歌山市三番丁で生まれ、国のためにと大蔵省に入って主に予算を担当した。談合と天下りの政治にNOを突きつけ、ほんまもんの構造改革をしたくて政治家になる決意をした。 谷本 和歌山市福島の生まれ。この5年間、若い人が主張し、目先のことばかり考える政治を変えていかなければならないという初心でやってきた。日本のために今やるべきことはやるべきだ。 ◇三位一体改革と地方分権について 岸本 地方に税源移譲すべきだが、前提として、市民にお金がどのように使われたかを示す情報公開が必要。地方への税源移譲で和歌山はきっとよみがえる。 谷本 自民党は地方が特色を生かし、創意工夫できるよう進めてきた。今後もその方向だが、移譲先の人材育成や受け皿をどうするかが問題になる。情報公開も必要だ。 下角 国の地方への支出減らしに三位一体改革が使われている。国の号令で市町村合併をどんどん進め、地方分権を押し付けるのはいかがなものかと思う。 ◇景気回復に向けての具体策 谷本 和歌山の景気はまだまだ厳しい。地方再生のための政策をしっかりやることが重要。地域独自の取り組みを国が支援し、民間主導の景気回復をこのまま継続することが必要だ。 下角 企業はもうかり、各家庭の所得は減っている。中小企業や家計などの国民の所得を増やさなければ本当の景気回復は望めない。郊外の大型店舗に苦しむ市中心部が回復しなければ。 岸本 市内の中央市場に出向いたが、和歌山の経済は停滞していると感じた。若者の起業を支えるような政策が必要。建設業の仕事は減っており、介護など新分野への事業転換も必要。 ◇憲法9条についての立場とその理由 下角 9条は守っていかなければいけない。自民党の改正案の行き着くところは、アメリカと世界中で戦争ができるようになること。日本がどこに行こうとしているのか危惧(きぐ)している。 岸本 改憲の立場。憲法には集団的自衛権が書かれていない。自分の国を守り、同盟国を守らないような国は尊敬されない。集団的自衛権を認めるようにしなければならない。 谷本 改憲の立場。当然、戦争はしないが、自衛のための軍隊は持つべきだと考える。任務は自衛戦争と国際貢献、災害時の救助活動。その際、要件を明確に決めておくことが大事だ。 ◇所得税、消費税の引き上げについて 岸本 子どもや孫の世代に借金の付けを回している状態ではいけない。増税の前に、道路公団など、国の無駄遣いを減らすことが必要だ。その上でどうしても足りないのなら、財政再建のため増税をお願いする必要があると思う。 谷本 無駄遣いと見られる部分はカットしていかなくてはならないが、それだけで借金は返せない。景気をよくして税収を上げるのと同時に、最終的に消費税も上げていかざるを得ないと思う。直接税である所得税を上げるのは反対。 下角 年収500万円の4人家族の場合なら、手取りが2カ月分くらい吹っ飛んでしまうような増税案を政府税制調査会は出してきた。これでは、暮らしが大変なのに、それがさらに悪化していく。そのような増税には絶対に反対だ。 ◇少子高齢化社会に向けて具体的対策は? 谷本 今まで政治の世界では、子育てへの対策が遅れてきたことは事実。育児をいかに楽にしていくかが大事。教育、医療にかかる金をいかに軽減していくか。実際に子育てをしている現場の声を政治の舞台に上げていくことが必要だ。 下角 20、30歳代の若い人たちの中で、正社員でない働き方をする人たちが非常に多い。結婚できる収入がない人が増えているということだ。それと働く女性の賃金が安いという問題もある。男女の賃金格差を縮めるのも必要だ。 岸本 働くお母さんが安心して子どもを預けられる場所が少ない。また、父親が育児に協力できる体制を会社がとっているのか。社会が価値観を変えないと少子化は止まらない。政府としてやるべきことは保育所を整備することだ。 ◇新しい公共の担い手となりうるNPOの自立促進に向けての具体的施策は? 下角 NPOで働く人の収入は非常に少なく、生計を立てるのは難しい。行政が安上がりな下請けとして、仕事を委託する場合もある。行政は共に働く機関としてNPOにきちんとした委託料を保証しないと、低賃金労働者が増えていく。 岸本 官と民という分け方がある。民間会社はもちろんNPOも民の方に入る。委託ではなく、役所の仕事をまるっきり任せることも必要。アメリカでは調査や統計、あるいは教育、町づくりをNPOにやってもらう。日本も見習うべきだ。 谷本 NPOは大きな可能性を秘めている。行政の手が届かないようなところもカバーできる。また、人同士の接点を作る、個人の能力を発揮できるという点で意義がある。NPOが独自に発展していく下地を作ることが大事。 ◇郵政民営化について 谷本 自分の信念に従い、国会で賛成を投じた。赤字を税金で埋めるなら、やがてまた批判がある。公社のまま事業をすれば、それぞれの分野の民間企業を圧迫する。一番いい形で郵便、郵政を残すなら、民営化が一番正しい道と考える。 下角 税収は、公社だと4兆7000億円で、民営化されると4兆3000億円。2016年で、公社だと1300億円の黒字だが、民営化すると600億円の赤字になる。なぜ赤字になるようなことをして、民営化するのか。絶対反対だ。 岸本 民間で出来るものは民間で、との精神で見直すべきだ。経営を取り巻く環境の大きな変化があり、郵政改革には賛成。郵貯や簡保の資金340兆円を、役人が無駄遣いしている。これをさせない。郵便局の全国一律サービスは維持する。 ◇年金対策について 下角 年金の負担額は年々上がり、逆にもらう額は減っていく。未加入など滞納者が1000万人を超えており、その人たちが年金を受給できないような状況になる。GDP(国内総生産)で見れば、もっと社会保障にお金を使える。 岸本 私の最大の公約は年金。子どもの世代に付けを送っている。年金をもらっている人にちょっと我慢してもらい、これからもらう人もちょっと我慢する。足りない分は基礎年金の部分に消費税を充てる。安心してもらえる基礎年金にする。 谷本 年金を埋めるお金は、保険料か税金しかなく、どちらも国民負担。負担が増える、減るという問題でなく、どの形で埋めるかの問題。少子高齢化が進む中で、どの形でお金を集めるのが納得できるかという議論になる。 ◇財政再建について 岸本 やり方が大事で、景気を殺したら何にもならない。まず、無駄な事業など、徹底的に無駄な予算をカットする。それで足りなければ、合意を得ながら、税金を上げていかなければいけない。しかし、サラリーマン増税には反対だ。 谷本 借金をすぐには減らせないが、増やさない努力を始めなければ。徹底的に無駄を見直し、それでも税金で補わなければいけない部分は税金を上げる。景気回復を横目で見ながら、無駄をそぎ落とし、増税も避けられないとの考え方だ。 下角 法人税率が下がっており、景気がよくなってもなかなか税収が増えない。かつてに比べ、法人税収は10兆円くらい減っている。消費税などで国民から税金を取るのか、もうかっているところから取るのかの分かれ道だと思う。 msn.co.jp/chihou/wakayama/news/20050825ddlk30010507000c.html
https://w.atwiki.jp/yurupedia/pages/306.html
メガテンちゃん 都道府県 その他全国 肩書き ゆるキャラ界のレディ・ガガ/ミステリーハンター/宇宙海賊etc 攻略難易度 -(着ぐるみ存在せず) イベント情報
https://w.atwiki.jp/yurupedia/pages/289.html
いがまんちゃん 都道府県 埼玉県 肩書き 羽生市マスコットキャラクター 公式サイト http //www.city.hanyu.lg.jp/kurashi/madoguchi/syoukou/02_culture/01_bunka/mujinamon/toppage.htm 攻略難易度 ★★★中。羽生市のイベントに登場。 名刺の有無 無。 狙い目イベント ゆるキャラ(R)さみっとin羽生(11月) イベント情報
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▼和歌山の政治05Ⅱ より続く ▼和歌山の政治05Ⅳ へ続く ▼和歌山の政治(05-Ⅱ) へ続く 特別展:「和歌浦-その景とうつりかわり」--来月23日まで、市立博物館 [毎日] 県福祉のまちづくり条例:県民から意見を募集--規則改正骨子まとまり [毎日] 石綿建材除去費を融資 県、中小企業など対象 [読売] アスベスト 民間建築物、除去していないのは97棟--2回目の中間報告/県都市政策課 [毎日] 「強い警察目指す」辻県警本部長が抱負 [読売] 49市町村の普通会計決算 / 県内 [テレビ和歌山] 森づくり体験 和歌山市民ら、奈良「和歌山市民の森」 [毎日] 和歌山商議所:地域産業に支援を 市に12項目の要望書 [毎日] 9府県が合同訓練 田辺に150機関 [読売] アスベスト担当職員研修会、県が開く [テレビ和歌山] 未合併市町村の意向発表/合併推進審議会 [朝日] 知事潜る ラムサール条約登録控え視察 [読売] 職員給与0・39%引き下げ 和市人事委勧告 [和歌山放送] 来年度の予算編成方針 / 和歌山市 [テレビ和歌山] 中心市街地活性化対策の強化などを要望 /商工会議所[テレビ和歌山] 県職員給与人事委員会勧告 / 和歌山県 [テレビ和歌山] 和歌山県警察本部の新本部長に辻義之氏47才 [和歌山放送]県警本部長というのはお飾りなのか 平成18年度県予算編成 経営効率化でコンペ実施 [和歌山放送] 国民保護フォーラム / 和歌山市 [テレビ和歌山] 訓練:テロリスト上陸阻止へ 県警など7機関共同で--和歌山港 [毎日] ▼和歌山の政治(05-Ⅱ) へ続く 特別展:「和歌浦-その景とうつりかわり」--来月23日まで、市立博物館 [毎日] 万葉の景勝地、和歌浦に関係する資料を一堂に集めた特別展「和歌浦-その景(けい)とうつりかわり-」が、和歌山市湊本町3の市立博物館で開かれている。11月23日まで。和歌浦の資料だけを集めた展示は初めて。同館は「観光地として陰りが見える和歌浦だが、にぎやかだった往時を資料で振り返り、魅力を再発見してほしい」と来館を呼びかけている。 和歌浦は奈良時代から、その美しさが行幸する天皇や貴族に絶賛され、山部赤人ら多くの歌人に詠まれてきた。同博物館学芸員の額田雅裕さん(48)は「昔の和歌浦は全国有数の観光地だった。江戸時代には日本三景の一つに数えられるほどで、多くの画人が題材にした」と話す。 展示内容は、和歌浦のなりたち▽和歌浦の景観変遷▽和歌浦の景観構成の3部構成。陶器や障壁画、江戸時代の観光案内「名所図会」などに描かれた、さまざまな和歌浦を紹介している。期間中、和歌浦の歴史を振り返る特別講演会も開催。29日「描かれた和歌浦」(高松良幸・静岡大情報学部教授)▽11月5日「和歌浦の景観変遷」(額田学芸員)▽同12日「万葉の名勝 和歌浦」(寺西貞弘館長)--の3回。いずれも同館2階講義室で午後1時半から。 開館は午前9時~午後5時(入館は午後4時半まで)。一般600円、高校・大学生400円、小・中学生200円。月曜日と11月4日は休館。問い合わせは同博物館(073・423・0003)。【岸川弘明】 毎日新聞 2005年10月28日 URL http //www.mainichi-msn.co.jp/chihou/wakayama/news/20051028ddlk30040518000c.html 県福祉のまちづくり条例:県民から意見を募集--規則改正骨子まとまり [毎日] 県は、多くの人が利用する病院、商業施設などのバリアフリー化を進めようと、「県福祉のまちづくり条例」の規則改正骨子をまとめ、県民の意見を募集している。意見交換会も催し、条例の規則改正や今後のまちづくりに生かす。 同条例は、誰もが地域社会で快適に暮らせるまちづくりを推進しようと、96年10月に制定された。県は制定後9年が経過し、少子高齢化が進むなど福祉を取り巻く環境が大きく変化したことや、国の関連法令の整備が進んでいることを受け、条例に示された対象施設や整備基準などを見直す。 改正骨子では、病院や図書館、官公庁舎、スーパーなどの施設に授乳場所(延べ床面積5000平方メートル以上の施設が対象)、トイレにベビーベッド(同1000平方メートルの施設が対象)の設置を新たに義務付ける。現在は1台以上となっている車椅子使用者用駐車区画を、駐車台数に応じて総台数の2%確保することなども盛り込んだ。 また、延べ床面積に関係なく、薬局、コンビニエンスストア、入院可能な病院、冠婚葬祭施設、映画館などにスロープ設置などのバリアフリー化を義務付けるよう、対象施設を拡大した。 県はホームページや障害福祉課などで骨子(冊子、点字、カセットテープ)を公開中。郵便(〒640-8585、県庁障害福祉課)、ファックス(073・432・5567)、電子メール(tanaka_y0043@pref.wakayama.lg.jp)で意見を受け付けている。問い合わせは同課(073・441・2531)。【久保聡】 毎日新聞 2005年10月28日 URL http //www.mainichi-msn.co.jp/chihou/wakayama/news/20051028ddlk30010517000c.html 石綿建材除去費を融資 県、中小企業など対象 [読売] 県は27日、中小企業などを対象に、アスベスト(石綿)建材の除去費用の融資制度を新設する、と発表した。11月1日から受け付けを始める。 石綿や石綿を含有する吹き付け建材が使用されている事業用施設で、石綿の除去や飛散防止措置工事にかかる調査費や、除去後の廃棄物処理費用などが対象。 融資を受けられるのは、▽製造業 資本金3億円以下・従業員300人以下▽小売業 5000万円以下・50人以下▽サービス業 5000万円以下・100人以下――など。事業を1年以上継続し、県税の滞納がないことが条件。 融資限度額は1社5000万円。年利1・0%(2006年3月31日までに申し込んだ場合)で、融資期間は最高10年以内。融資の際、信用保証料として、保証額の1・05%が必要。 対象施設の認定に関する問い合わせは環境生活総務課(073・441・2674)、融資関係は産業支援課(073・435・2568)まで。 (2005年10月28日 読売新聞) URL http //www.yomiuri.co.jp/e-japan/wakayama/news002.htm アスベスト 民間建築物、除去していないのは97棟--2回目の中間報告/県都市政策課 [毎日] 県都市政策課は26日、県内の延べ床面積1000平方メートル以上の民間建築物(1956~89年に建築)を対象に実施している吹き付けアスベスト(石綿)の使用状況調査について、2回目の中間集計を発表した。14日現在、計113棟でアスベスト露出の可能性があるが、16棟で除去などの処置をしたという。 調査は当初、80年までの建築物が対象だったが89年までに広げ、4412棟が対象。県、和歌山市が所有者らに調査票を発送し、回答した1039棟の状況をまとめた。アスベスト露出の可能性がある建築物のうち97棟が除去などの処置をしておらず、県と市が現地で指導する。最終結果は今年中にもまとめる。 処置していない97棟の内訳は、工場28棟▽事務所25棟▽旅館、ホテル、民宿、保養所(14棟)▽共同住宅9棟▽その他21棟--となっているが、同課は「公表を前提にした調査ではない」として、施設名、場所のほか、不特定多数が使用する施設かどうかも明らかにしていない。【久保聡】 毎日新聞 2005年10月27日 URL http //www.mainichi-msn.co.jp/chihou/wakayama/news/20051027ddlk30010448000c.html 「強い警察目指す」辻県警本部長が抱負 [読売] 13日付で着任した辻義之・県警本部長(47)が記者会見し、「県民の期待に応えられる強い警察を目指す」と抱負を語った。 辻本部長は「犯罪は一瞬にして、人を不幸に陥れてしまう。被害者を1人でも少なくしたい。警察に最も求められるのは、捜査力と執行力。力強い警察でありたい」などと強調。和歌山市内の繁華街で起きた発砲事件にも触れ、「歓楽街に拳銃を持ち込むこと自体が言語道断。同種の事件を減らしたい」などと語った。 また、和歌山の印象について、「熊野古道など、和歌山市以南にも足を運びたい」と話し、趣味のマラソンを例示しながら、「ペース配分を考えないと、最後まで走れない。自分の力を認識する大切さは、仕事でも同じです」と話した。 (2005年10月28日 読売新聞) URL http //www.yomiuri.co.jp/e-japan/wakayama/news003.htm 49市町村の普通会計決算 / 県内 [テレビ和歌山] 2005/10/27 19:16 県内49市町村の平成16年度の普通会計決算は、一部の企業に景気の回復傾向が見られ法人税は前の年度を5・4%上回ったものの、地方税、地方交付税などの減少により歳入、歳出ともに5年連続で前の年度を下回ったことが県のまとめでわかりました。 平成16年度の県内49市町村の歳入総額は4409億391万円、歳出総額は4337億5366万円で、前の年度と比べて歳入が1・6%、歳出も0・7%減少、5年連続で前の年度を下回りました。 歳入の大きなウェイトを占める地方税は1224億8010万円で前の年度を14億円余り、率にして1・2%下回りました。 景気の低迷による地価の下落で固定資産税が0・4%、市町村民税が2・2%減少していますが一部の企業には景気の回復傾向も見られ、法人市町村民税は前の年度を5・4%上回りました。 また、地方交付税は1130億3469万円で前の年度を3・7%下回り、4年連続で大幅な減少となりました。 さらに、臨時財政対策債も前の年度を28・6%下回る180億7710万円で、実質的な地方交付税は8・1%減少したことになります。 一方、歳出は人件費や投資的経費を抑制、人件費は1・2%、普通建設事業費は11・7%前の年度を下回りました。 それでも財政の硬直化は進んでいる現状で市町村の財政構造の弾力性を示す経常収支比率の平均は94・3%と前の年度を4・3ポイント上回っていて、最も高い御坊市が105・9%、西牟婁郡日置川町が103・7%など7つの市や町が100%を超え、31の市町村で90%を超えています。 歳入から歳出を引いた形式収支は71億5025万円、単年度収支も43億8520万円の黒字となりましたが、市町村の合併による特殊要因を除くと和歌山市だけが実質収支で16億円余りの赤字となりました。 URL http //www.tv-wakayama.co.jp/news/news.cgi 森づくり体験 和歌山市民ら、奈良「和歌山市民の森」 [毎日] 紀の川の源流、奈良県川上村三之公の「和歌山市民の森」で23日、同市民ら20人が植林と不要な木の伐採をする森づくり体験をした。 同村と河口の和歌山市は一昨年8月、「吉野川・紀の川水源地保護に関する協定」を結び、村が借りた伐採跡約35ヘクタールのうち1ヘクタールを「市民の森」としている。森づくり体験、天然林の保水力などを知る絶好の場所で今年は2回、計40人の募集に80人が応募、抽選で参加者を決めた。 この日は、森と水の源流館の辻谷達雄館長(72)の指導で、斜面にヤマザクラなどの広葉樹を1人2本ずつ植樹。保水力に必要な下草が生えるよう不要な木を伐採した。市婦連環境生活部長の山路留子さん(72)は「源流に来て水の大切さがつくづくと分かった」と話していた。【栗栖健】 毎日新聞 2005年10月25日 URL http //www.mainichi-msn.co.jp/chihou/wakayama/news/20051025ddlk30040577000c.html 和歌山商議所:地域産業に支援を 市に12項目の要望書 [毎日] 和歌山商工会議所(和歌山市西汀丁)の島正博会頭(島精機製作所社長)ら役員12人が24日、和歌山市役所を訪れ、大橋建一市長に来年度予算編成に向け、地域産業振興や中心市街地活性化などへの支援を求める要望書を提出した。 要望内容は、販路開拓強化や企業誘致促進などによる地域産業の活性化▽和歌山大観光学部設置に向けた支援▽観光客誘致のための積極的なPR活動--など12項目。大橋市長は「皆さんの要望が切実なのは理解している。これからも力を合わせて魅力ある和歌山市づくりに励んでいきたい」と話した。【岸川弘明】 毎日新聞 2005年10月25日 URL http //www.mainichi-msn.co.jp/chihou/wakayama/news/20051025ddlk30020574000c.html 9府県が合同訓練 田辺に150機関 [読売] 東南海・南海地震に備え、近畿2府4県と福井、三重、徳島3県が合同で津波避難訓練などに取り組む「近畿府県合同防災訓練」が28、29日、和歌山市手平の和歌山ビッグホエールをメーン会場に、同市内と田辺市内で開かれる。2日間で計約150機関、2000人が参加する予定。 「紀伊半島沖でマグニチュード8・6の地震が発生した」との想定で、28日午前9時、ビッグホエールに災害対策本部を設置し、図上訓練を開始。 対策本部では、各府県の防災担当者らが被害状況を把握、指揮する「コントローラー」役に。ライフラインを担うガス会社や消防局などが「プレーヤー」役になり、各機関の連携がスムーズに行われているかをチェックする。一般市民を対象にした防災パネル展示や啓発イベントも開かれる。 29日は午前9時から、和歌山市会場(せせらぎ公園、和歌山本港)と田辺市会場(扇ヶ浜)で、自衛隊や警察、海保などが合同実働訓練。一般向けの観覧席などは設けないが、ビッグホエールの大型スクリーンで実況する。 県総合防災課は「同地震を想定した訓練の中でも最大規模。多くの人に防災意識を高めてもらう機会になれば」と話している。問い合わせは、同課(073・441・2262)まで。 (2005年10月26日 読売新聞) URL http //www.yomiuri.co.jp/e-japan/wakayama/news003.htm アスベスト担当職員研修会、県が開く [テレビ和歌山] 2005/10/25 18:38 アスベストに関する県民の不安に適切に対応できるよう、保健所や市町村の担当者を対象に、アスベスト対策や改正した県の条例に対する知識を深めてもらおうという研修会が和歌山市で開かれました。 県が開いたこの研修会には、県内の各保健所や市町村の担当職員、およそ100人が参加しました。 研修会では、まず、県環境管理課の石山久志大気環境班長が、県の公害防止条例を一部改正したことについて話しました。 アスベストを含んだ建物を解体する場合、大気汚染防止法では一定の面積以上で届け出を義務付けていますが、来月から施行される県の改正公害防止条例では、面積の要件をなくし、作業基準や罰則規定を設けています。 今日の研修会では、このほか、アスベストが原因と見られる患者の診断や治療について医師が説明し、主催した県の担当者は、県民からの問い合わせに対応する際の参考にしてほしいと話していました。 URL http //www.tv-wakayama.co.jp/news/news.cgi 未合併市町村の意向発表/合併推進審議会 [朝日] 新たな市町村合併を進める新合併特例法が4月に施行されたのを受けて、県内の合併推進構想案について検討する県市町村合併推進審議会の第2回の会議が24日、和歌山市茶屋ノ丁の県自治会館で開かれた。合併の予定がない18市町村の意向調査の結果が示されたほか、合併推進で県の指導を求める意見が出された。 新合併特例法では、都道府県が作成した構想に基づいて、知事が市町村に対し、合併協議会の設置を勧告できると定められている。同審議会は自治体関係者や識者など10人の委員で構成され、05年度中に構想案を作成する。 合併の予定がない18市町村を対象とした意向調査では、合併が必要とした自治体は13あった。そのうち、九度山町は「橋本市と伊都郡」の枠組みを、有田市と広川町は「有田市と有田郡」の枠組みをそれぞれあげた。一方、和歌山市や印南町は早期の合併は困難とした。 合併の必要がないとしたのは市制移行を目指す岩出町のみ。高野町、太地町、古座川町、北山村は状況によっては検討が必要とした。 このほか、人口1万人未満の小規模自治体の今後のあり方などが話し合われた。委員からは「県の指導がなくては合併に向けて動かない」「合併してもメリットがないとの声もある」などの意見が出された。 URL http //mytown.asahi.com/wakayama/news01.asp?kiji=2818 知事潜る ラムサール条約登録控え視察 [読売] 木村知事は24日、世界最北限のテーブルサンゴ群落が広がり、ラムサール条約に登録される見込みの串本町沿岸を視察、初めてのダイビングを体験した。 快晴で、午前10時の水温が24度と絶好の条件。ウエットスーツに身を包んだ木村知事は、インストラクター2人と串本ダイビングパーク前の海岸からエントリー。クシハダミドリイシなどのサンゴが群生する水深2~3メートルで、約40分間の海中散歩を楽しんだ。 沖縄でシュノーケリング経験があるという木村知事は「ダイビングがこんなに面白いとは。南洋の魚が入り交じり、サンゴも素晴らしかった。登録を機に観光客が増えると思われるが、自然を守るという意識の啓発にも努めていきたい」と満足そうに話していた。 同条約は、国際的に重要な湿地と水鳥などの保全を目的に、世界で1401か所、国内では13か所が登録されている。「串本沿岸海域」は、多種のサンゴ群落が世界的にも貴重な点が評価され、11月にウガンダで開かれる締約国会議で登録が決まる見込み。 (2005年10月25日 読売新聞) URL http //www.yomiuri.co.jp/e-japan/wakayama/news001.htm 職員給与0・39%引き下げ 和市人事委勧告 [和歌山放送] 2005/10/17 17 56 和歌山市人事委員会はきょう(17日)職員の給与に関して月額0・39%を引き下げるよう求める勧告を大橋市長と市議会議長に対して行いました。和歌山市人事委員会はきょう(17日)職員の給与に関して月額0・39%を引き下げるよう求める勧告を大橋市長と市議会議長に対して行いました。人事委員会の今年4月の調査によりますと市の職員の月給は平均年齢44・5才で41万7千円となっており、和歌山市内の民間給与に比べて0・39%、およそ1600円上回っていることが分りました。こうしたことから人事院勧告も考慮に入れて、民間給与にあわせるよう給与を引き下げるよう勧告したものです。これにあわせて扶養手当も月額500円引き下げるようもとめていて、これをあわせると年間に換算して平均で一人当たり2万1千円余りの引き下げになります。一方、ボーナスについては民間にあわせるために年間で0・05か月分平均で1万7千円引き上げるようもとめています。和歌山市人事委員会の試算では今回の勧告通りに運用されると年間で1300万円の削減効果があるとしています。和歌山市人事委員会が基本給の引き下げ勧告を行うのは2年ぶりです。 URL http //wbs.co.jp/main/news_line.cgi?p=1 n=5 来年度の予算編成方針 / 和歌山市 [テレビ和歌山] 2005/10/17 19:03 和歌山市は今日、来年度の予算編成方針を示しました。 多額の財源不足が見込まれ、単年度収支の均衡を図ることが難しい財政状況を踏まえ、各部局に一定財源を配分する予算編成を引き続き行うなどして、予算の効率的な編成、執行を一層厳格化するとしています。 和歌山市では、市税の大幅な減収や地方交付税の削減で厳しい財政状況が続き、平成16年度は16年ぶりに赤字決算となりました。 今年度の取り組みでおよそ8億円の赤字は解消の見込みとなりましたが、来年度は、少子高齢化の進展でおよそ10億円の扶助費の増加、団塊世代の職員の退職手当としておよそ13億円の増加が見込まれるなど、およそ35億円の財源が不足するとしています。 この他、特別会計でおよそ215億円の累積赤字を抱えていて、直ちに財政再建団体に陥らないものの、引き続き厳しい状況にあるため、和歌山市では、来年度の予算編成も今年度と同じく、予算の効率的な編成、執行を一層厳格化する方針を示しました。 具体的には、各部局に一定の財源を配分してそれぞれが自己責任で取り組む「財源配分型の予算編成」を引き続き行う他、予算編成時の事務事業や執行方法の見直しで節減された経費の一部を翌年度に上乗せする「成果上乗せ方式」で無駄を省くとしています。 およそ35億円の財源不足については、市営住宅駐車場料の徴収や未利用地の売り払い、また、歳出カットや起債の発行で対応する方針で、収支均衡への足掛かりをつくるため、年内にも、これまでの財政健全化計画の見直しや、独自で赤字が解消できない下水道など3つの特別会計の健全化計画の策定を行うとしています。 URL http //www.tv-wakayama.co.jp/news/news.cgi 中心市街地活性化対策の強化などを要望 /商工会議所[テレビ和歌山] 2005/10/14 18:59 県内7つの商工会議所でつくる県商工会議所連合会は、今日、小規模企業の経営支援や中心市街地活性化対策の強化などを、来年度の県の施策として取り組むよう木村知事に求めました。 今日は、県商工会議所連合会の島正博会長ら関係者が、県庁知事室を訪れました。 島会長は、経営基盤の弱い小規模企業への支援体制の強化のため、経営指導員の配置に必要な財政措置を求めたほか、中心市街地活性化のため、建ぺい率や容積率などの土地利用規制を緩和する投資促進策の策定、雇用を創出するための小規模ビジネス事業者への支援など、11項目について要望しました URL http //www.tv-wakayama.co.jp/news/news.cgi 県職員給与人事委員会勧告 / 和歌山県 [テレビ和歌山] 2005/10/14 18:52 県人事委員会は県職員の月額給与を1・09%引き下げる一方、ボーナスについては0・05ヶ月分引き上げるよう県に勧告しました。 県人事委員会では県職員と民間企業との給与格差を是正するとともに国の人事院勧告の内容を考慮し、毎年、県職員の給与に関する勧告を行っていて、今日、来年度の職員の給与について県人事委員会の西浦昭人委員長が木村知事に勧告しました。 県人事委員会によりますと今年4月分の民間企業の平均給与は39万5588円で、県の行政職の平均給与は、39万9961円と平均1・09%、県が民間を上回ることから給料表の改訂や扶養手当の削減などで月額給与を1・09%引き下げるよう勧告しました。 一方、ボーナスについては民間を0・07ヶ月分下回っていることから0・05ヶ月分引き上げ年間4・45ヶ月分とするよう勧告しています。 県人事委員会の勧告通り、給与がカットされれば、行政職の平均給与は、平均年齢42・7歳で39万5588円、年間でおよそ5万2000円と、0・8%の減少となり、県全体で、およそ11億9000万円の人件費が削減されるとしています。 さらに、県人事委員会は来年4月以降の給料表構造の見直しや勤務実績を給与に反映させる制度の確立なども勧告していて木村知事は「勤務実績に応じた給与などは画期的」と、給与面でも能力主義を徹底する考えを示しました。 URL http //www.tv-wakayama.co.jp/news/news.cgi 和歌山県警察本部の新本部長に辻義之氏47才 [和歌山放送] 2005/10/13 09 28 和歌山県警察本部の新しい本部長に辻義之(つじ・よしゆき)警視長47才が13日付けで着任します。辻・新本部長は、大阪府出身で、京都大学法学部を卒業後、昭和56年、警察庁に採用され、宮崎県警警務課長や警視長生活安全総務課長などを経て平成14年から、内閣情報調査室の内閣衛星情報センター管理部運用情報管理課長を務め、大規模災害時の画像情報の分析・収集などを担当してきました。辻・新本部長は、13日夕方、和歌山県警察本部に着任する予定です。 URL http //wbs.co.jp/main/news_line.cgi?p=1 n=5 県警本部長というのはお飾りなのか 前から不審に思っていたことなのだが、県警本部長という、県警のトップは、必ず中央からの派遣の国家公務員が就く。これはどういう理由があるのだろう。中央と地方の連絡を密にする、地方にしがらみのない人物が警察トップにふさわしい、地方の警察のレベルを引き上げる、等の理由が考えられるが、反面、弊害もないだろうか。任期が2年程度で、地方の事情がわかったと思ったらもう異動だ。本庁ではぺえぺえの若造で、大組織を統率するリーダーとしての訓練を受けていない。何代か前の本部長は警察官僚でさえなくてたしか外務省かどこかの出向で、外務省に帰っていったように記憶している。つまり犯罪捜査の経験さえないのだ。一定期間務めれば、任期中の功績も失敗もほとんど問われることなく本省に帰ったり別の地方に飛ばされたり。地方が人選について意見を言うこともできないのではなかろうか。本部長が完全なお飾りで、実質的なトップは生え抜きの警察官、というのなら別にそれでいいとも言えようが・・・。今はどうか知らないが、和歌山県警の犯人検挙率は全国的にみて低い方だと聞いたことがある。未解決の重大犯罪は多い。それなのに、なんの見直しもなく、天下りトップを有り難く奉戴していていいのだろうか? 平成18年度県予算編成 経営効率化でコンペ実施 [和歌山放送] 2005/10/13 09 26 和歌山県は12日、来年度の予算編成方針として、全国で初めて、県庁内で県職員による経営効率化のコンペを実施し、事業や組織の民間委託などをさらに推進していく方針を明らかにしました。和歌山県は12日、来年度の予算編成方針として、全国で初めて、県庁内で県職員による経営効率化のコンペを実施し、事業や組織の民間委託などをさらに推進していく方針を明らかにしました。これまで県は、予算案について、各部局で一律に削減目標額を設定し、削った予算を新規事業に充てるなどしていましたが、今回、全国初となる県庁内での経営効率化コンペを実施し、広く職員からアイデアを募ることにしたものです。コンペで競うのは、県庁が行う仕事の範囲の見直しやNPOや民間への業務委託、県庁と民間のどちらが安く効率的に業務を実施できるかを検討する市場化テストの導入などに関するアイデアです。コンペでは、部局ごとの検討結果を募るとともに、他の部局に対する個人的なアイデアも募集していて、最優秀の提案者には、特別に勤勉手当を加算するということです。またコストカットした事業については、その部局に対し、削減額の一部を最大1千万円まで還元するシステムも導入します。11月中旬に個人的なアイデア募集を締め切った後、このアイデアについて各部局に検討を指示し、さら11月末に各部局ごとのアイデア募集を締め切り、12月初めに知事ら三役を含むメンバーでコンペを実施します。12日の定例記者会見で、木村良樹知事は、「地域間競争の時代に、公務部門の見直しに遅れるか、ついていけるのか、重要な課題で、民間型の競争原理を取り入れるためにもコンペの実施は必要だ」と述べました。また県財政課は、「民間から直接、アイデアを募る方法もあるが、今回は、全国で初めて導入することでもあり、県庁内でどれだけ経営効率化に意欲があるのか、確かめてみたい」と話しています。ところで、12日の定例記者会見から会見場にテレビカメラが設置され、記者会見の模様が各部屋のテレビで生中継されました。画面を見ていた職員は、「勤務中なので、ずっと集中して聞くのは難しいが、知事の考えがリアルタイムで聞けるのは非常に良かった。これまでは後日、ホームページで確認していたが、そのときの空気もわかるので、ありがたい」と話していました。 URL http //wbs.co.jp/main/news_line.cgi?p=1 n=5 国民保護フォーラム / 和歌山市 [テレビ和歌山] 2005/10/12 19:48 去年6月に制定された国民保護法や危機管理についての理解を深めてもらおうというフォーラムが今日、和歌山市で開かれました。 このフォーラムは、去年6月に制定された「武力攻撃事態等における国民の保護のための措置に関する法律」、いわゆる国民保護法に基づき、和歌山県国民保護計画の策定作業を進めている県が、法律や安全保障、危機管理についての理解を深めてもらおうと開きました。 フォーラムには、行政や警察、消防などの関係機関からおよそ200人が出席、初めに、小佐田昌計副知事が、「世界情勢をみて、自然災害のほか、テロ攻撃などにも備えなければならない。 関係機関と連携し、どう県民を避難させ、援助するかを考えねばならず、保護計画を今年度中に策定したい」と挨拶しました。 フォーラムでは先ず、独立総合研究所代表の青山繁晴氏が、国民保護法や国内でのテロに対する危機管理などについて講演しました。 この中で青山氏は、「脅威がないかのように振舞っていたものを、あると認めた政府の勇気を評価する」とした上で、「ミサイル攻撃よりも生物兵器などによるテロ攻撃の脅威がある。 その場合、政府は国民に警告を発せられない。 全国に被害を受けた人が現れ、恐らく警告は地方が行うことになる」などと述べて、地方でも、それぞれの人が関係することとして、安全保障を自ら担う必要性を訴えました。 続いて、青山氏や小佐田副知事、和歌山市の植松浩二助役らによるパネルディスカッションが行われました。 ディスカッションでは、自治体が、有事を前提とする被害想定をしにくく、実際に動くことの難しさが話された一方、完全でなくても想定すること、また、例えば避難場所について、発想の転換をして調査する姿勢が重要だなど、国民保護における自治体の役割について意見が交わされました。 URL http //www.tv-wakayama.co.jp/news/news.cgi 訓練:テロリスト上陸阻止へ 県警など7機関共同で--和歌山港 [毎日] 海上からのテロリスト侵入に備え、県警や和歌山海上保安部、大阪入国管理局など計7機関でつくる「水際危機管理コアメンバー」などによるテロ対策合同訓練が6日、和歌山市の和歌山港であった。インドネシア・バリ島で1日、同時爆弾テロが発生したこともあり、参加した約110人は、テロリストの上陸を阻止する訓練に真剣な表情で取り組んだ。 同港で各機関が合同で訓練をするのは初めて。爆発物を持ったテロリストが乗った外国船が入港し、同時に不審な小型船も入港したとの想定。 訓練では、県警機動隊員が港に上陸して逃走したテロリストを捕まえ、アームが付いた機械で爆発物を処理。和歌山海上保安部の巡視艇が小型不審船を追いかけて乗組員の身柄を確保した。 県警の塚洋一公安課長は「バリ島でテロが発生、国内も狙われて情勢は緊迫している。関係機関が情報交換し、一致団結してテロ防止に努めたい」と話した。【近藤修史】 毎日新聞 2005年10月8日 URL http //www.mainichi-msn.co.jp/chihou/wakayama/news/20051008ddlk30040569000c.html
https://w.atwiki.jp/yurupedia/pages/124.html
しずくちゃん 都道府県 岩手県 肩書き 雫石町マスコットキャラクター 公式サイト http //www.town.shizukuishi.iwate.jp/shizukutyanHP/index/index.html.htm 攻略難易度 ★★やや易。岩手県を代表するキャラの1体でイベントでの登場は多い。 イベント情報
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▼和歌山の民力06Ⅱ より続く ▼和歌山の民力06Ⅳ へ続く 0329 県内の景況感向上 大企業が大幅改善 1~3月期 [読売] 0329 平成17年の県全体の輸出額、過去最高 [テレビ和歌山] 0328 熊野大峯奥駈 静かなブーム 7日がかりで那智~吉野 [読売] 0324 下落、15年連続に/公示地価 [朝日] 0319 和歌山電鉄 貴志川線利用促進など検討へ、地域参加の運営委設立 [毎日] 0314 爆発的人気の「金芽米」生産拡大し、全国展開へ [和歌山放送] 0303 県内の有効求人倍率 [テレビ和歌山] 0227 9条を守ろう平和の集い 金子・慶応大教授、聴衆600人に講演--和歌山 [毎日] 和歌の浦景観保全の意義を討論 [朝日] 紀陽HD設立 「地域サービスに力」 [読売] 紀陽HD:国が認可 来月1日にスタート--共同株式移転方式 [毎日] 古里PRの映画 原作小説公募 [読売] 0329 県内の景況感向上 大企業が大幅改善 1~3月期 [読売] 和歌山財務事務所は、今年1~3月期の法人企業景気予測調査の結果をまとめた。県内企業の景況感を示す景況判断指数(景況が「上昇」と回答した企業の割合から「下降」とした割合を差し引いた差)は、全産業でマイナス7・3と、昨年10~12月期のマイナス12・5より5・2ポイント改善。同事務所では、「全体的には上昇傾向だが、公共事業減少や原油高騰などで、建設、化学、運輸関連などの中小企業は悪化している」と分析している。 県内所在の資本金1000万円以上の企業(電気、ガス、水道、金融・保険業は1億円以上)計98社が対象で、うち82社が回答。 産業別では、鉄鋼が好調で、製造業がマイナス6・5と、前回より6・8ポイント改善。非製造業は、サービス、小売りが伸びてマイナス7・8で、4・2ポイント改善した。 規模別では、大企業(資本金10億円以上)がマイナス15・4で、23・1ポイントの大幅改善。中堅企業(同1億円以上10億円未満)が6・3ポイント、中小企業(同1000万円以上1億円未満)が0・4ポイント改善した。 4~6月期の見通しは「全産業で4・9と、プラスに転じる」と、引き続き上昇傾向を予想している。 (2006年3月29日 読売新聞) URL http //www.yomiuri.co.jp/e-japan/wakayama/news002.htm 0329 平成17年の県全体の輸出額、過去最高 [テレビ和歌山] 2006/03/28 19:00 平成17年の県内の輸出額は台湾や中国向けの鉄鋼の伸びが大きく、およそ3911億円で過去最高となりました。 和歌山税関支署のまとめによりますと平成17年中の県全体の輸出額は3910億5100万円で前の年を52・8%上回りました。 6年連続で前の年を上回り、輸出額、伸び率とも過去最高となりました。 品目別では、鉄鋼が前の年の1・7倍となる2403億1400万円で全体の61・5%を占め、次いで繊維機械の338億1000万円、科学光学機器の291億8600万円などとなっています。 地域別では、去年2位だった台湾が前の年のおよそ2・7倍となる806億円で1位となり、中国が494億円、アメリカが336億円でした。 輸出が好調なのは中国、台湾向けの鉄鋼の伸びが大きいのが原因です。 一方、輸入も前の年を47・5%上回る4564億3400万円と3年連続の増加となりました。 中東からの原油などの高騰が原因で、原油・粗油が前の年を42・9%上回る3029億8100万円、石油製品が405億5400万円、石炭が341億円などとなっています。 地域別でも、アラブ首長国連邦が1221億円、サウジアラビアが631億円、カタールの525億円など中東が中心です。 輸出が大きく増えているものの調査を開始した昭和54年以降、輸入額が輸出額を上回っています。 URL http //www.tv-wakayama.co.jp/news/news.cgi 0328 熊野大峯奥駈 静かなブーム 7日がかりで那智~吉野 [読売] 那智から奈良・吉野までを7日間かけて歩く、修験者の修行「熊野大峯奥駈(おくがけ)」が人気を呼んでいる。熊野でも屈指の難コースだが、今月11日には、初日としては過去最高の約170人が参加。世界遺産効果に加え、都会の雑踏を離れ、自然に身を投じたいというニーズの高まりなどが考えられる。その一方で、関係者は「ハイキング気分の人が増えると、事故などが心配」と気をもんでおり、今後の課題となりそうだ。 熊野大峯奥駈は、修験者らが毎年春と秋、大峯奥駈道など計200キロ余りを歩き通す。1872年の修験道廃止令で廃れていたが、18年前に青岸渡寺の高木亮英副住職らが復興した。 1日10時間以上歩くが、だれでも参加できることから口コミで年々急増。1999年の南紀熊野体験博、一昨年の世界遺産登録などが追い風になった。今年は参加者らの要望で、初めて高木副住職が事前に修験道の歴史などを教える講習会を開いている。 人気の秘密について、高木副住職は「厳しい自然の中を歩くことで、悩みや迷いを解き放てるのでは。集団行動なので、人に対する思いやりの気持ちも呼び戻せる」と推測。最近では団塊の世代の男性や、子育てを終えた女性らの参加が目立つ。2人の息子と参加した地元の男性(36)は「ここには山岳信仰に根ざした独特の宗教観がある。それを子どもに伝えたかった」と話していた。 一方、関係者らの心配は、「修行の場」であることを忘れた人が増えないかという点。以前にも山歩きには適さない軽装の人がいたといい、高木副住職は「修行の聖地だけに、熊野の奥深さや霊気を感じてもらってこそ意味がある。長丁場の行程でもあるので、心していただければ」と話す。 次回は4月15日で、本宮・備崎から玉置神社までの約20キロ。参加費3300円。希望者は、4月12日までに高木副住職(夜間0735・55・0618)まで。 (2006年3月28日 読売新聞) URL http //www.yomiuri.co.jp/e-japan/wakayama/news001.htm 0324 下落、15年連続に/公示地価 [朝日] 2006年03月24日 県は23日、県内の公示地価(1月1日時点)を発表した。平均価格は、1平方メートル当たり7万8千円で、前年比6.2%下がった。下落は15年連続で、下落幅は1.4ポイント縮小した。用途別では、住宅地や商業地など全6用途すべてで下落。景気低迷や供給過剰などで、歯止めがかかっていないことを示した。 公示地価は、土地取引価格の指標や、公共事業用地の取得価格の算定基準などにされる。今回は8市17町の住宅地や商業地など計217地点を調査した。 ●住宅地 調査した全住宅地138地点の平均価格は6万3200円。下落率は前年より1.2ポイント縮小し、5.5%となった。それでも全国平均2.7%を大きく上回っており、前年に引き続き近畿2府4県で最大となった。 市町村別の下落率をみると、高野口町が9.1%と最も高く、次いで九度山町8.5%、紀の川市7.8%、岩出町7.5%などとなった。 一方で、最も地価が高かったのは、18年連続で、和歌山市小松原通3丁目の15万6千円(下落率5.5%)だった。 下落の要因について、県地域振興課は「和歌山市や橋本市など紀の川沿いの住宅地を中心に供給過剰が続く一方で、和歌山市中心部の住宅地では需要が安定してきている」と分析している。 ●商業地 調査した全商業地61地点の平均価格は11万6500円。下落率は、前年より1.9ポイント縮小し、7.1%だった。全国平均の下落率は2.7%で、近畿2府4県の中でも、最も高かった。 市町村別の下落率をみると、最も高かったのは高野口町の13.8%。次いで串本町が12.1%、田辺市とかつらぎ町の10.1%などとなった。 一方で、最も地価が高かったのは、7年連続で、和歌山市友田町5丁目の50万7千円(下落率4.5%)だった。 同課は「和歌山市では、ぶらくり丁など中心部の衰退が続いているほか、他市町村でも地域経済の低迷から抜け出られていない」としている。 ●そのほか 住宅地と商業地以外の用途別平均価格は、宅地見込み地1地点2万1800円(下落率13.5%)▽準工業地7地点9万3400円(同6.5%)▽工業地3地点4万1千円(同9.1%)▽調整区域内宅地7地点4万1500円(同7.6%)だった。 URL http //mytown.asahi.com/wakayama/news.php?k_id=31000000603240001 0319 和歌山電鉄 貴志川線利用促進など検討へ、地域参加の運営委設立 [毎日] 和歌山電鉄(本社・和歌山市)は18日、4月1日に運営を開始する貴志川線の利用促進などについて検討する貴志川線運営委員会を設立。「いちご電車」と名付けた新車両やシンボルマークを発表した。 同会は住民や学校、行政などの代表15人で構成。利用促進や沿線のまちづくりについて、月1回集まって意見を出し合う。 小嶋光信社長は「皆さんの声を反映し、愛される貴志川線にしていきたい」とあいさつ。九州新幹線「つばめ」のデザイナーとして知られる、水戸岡鋭治さんがデザインしたシンボルマークや車両を発表した。 新車両は白をベースに、ドアなど一部を赤く塗った外観。内装もイチゴが描かれた布を使ったシートなどを検討している。同社の設立1周年を記念し、1編成(2両)を7月に導入する予定。 小嶋社長は「名前の通り、皆さんとの一期一会で走る電車。日本一心豊かなローカル線を目指したい」と述べ、水戸岡さんは「大人も子どもも楽しめる電車にしたい」と語った。 委員会では、和歌山東高の藤井智也生徒会長(2年)が「駅舎の掃除やペンキ塗りなどをしたい」と申し出た。和歌山大の辻本勝久助教授は「車内に幼稚園児の絵を張ることはできないか」と提案。貴志川線の未来をつくる会の浜口晃夫代表は「県など行政がノーマイカーデーの取り組みを、もっと浸透させて」と要望するなど、早速熱心な議論が行われた。┃水津聡子】 毎日新聞 2006年3月19日 URL http //www.mainichi-msn.co.jp/chihou/wakayama/news/20060319ddlk30020311000c.html 0314 爆発的人気の「金芽米」生産拡大し、全国展開へ [和歌山放送] オリンピックゴールドメダリストの荒川静香選手のテレビコマーシャルで爆発的人気となり、「金芽米」の生産が追いつかなくなっていたトーヨーライスは、生産体制を拡大・強化し、年末に予定していた全国販売を、今月中旬からに早めることになりました。 これは、トーヨーライスの雑賀慶二社長が、今日午後東京で記者会見し、明らかにしたものです。 トーヨーライスでは、健康とおいしさを両立させた新しい無洗米として「金芽米」を今年1月から和歌山県と首都圏それに長野県で先行発売を開始しました。 ところが、トリノオリンピックで金メダルを獲得した荒川静香選手を起用したテレビコマーシャルで「金芽米」を宣伝していたことから、荒川選手が金メダルを獲得した先月24日以降爆発的な人気となり、需要に生産が追いつかない状態が続いています。 トーヨーライスによりますと、オリンピックが始まった当初一日30万ページビューだったホームページへのアクセスが荒川選手が金メダルをとった翌日の25日には400万ページビューになるなど爆発的な人気となりました。 しかし、生産体制が和歌山・埼玉・福島・沖縄の4県だけに限られていたことから全国各地から寄せられる需要に対応できませんでした。 今日の記者会見で雑賀社長は、今月中旬から生産体制を大阪・島根・鹿児島・北海道の4箇所増やすと共に、年末に予定していた全国販売を今月中旬からに早めることを明らかにしました。 URL http //wbs.co.jp/news/index.html 0303 県内の有効求人倍率 [テレビ和歌山] 今年1月の県内の有効求人倍率は0.77倍で依然として低い倍率で推移していることがわかりました。 和歌山労働局のまとめによりますと今年1月の県内の有効求人数は医療福祉関係などで増えたものの建設業関係で減少し、合わせて1万3137人で対前年同月比で1.1パーセント減少し3ヶ月連続の減少となりました。 一方、有効求職者数は1万5971人で対前年同月比で4.2パーセント減少し42ヶ月連続の減少となりました。 季節調整した有効求人数を有効求職数で割った有効求人倍率は0.77倍と前の月と同じ低い水準で推移し、近畿6府県中6番目と最も悪い数字になっていることがわかりました。 URL http //www.tv-wakayama.co.jp/news/news.cgi 0227 9条を守ろう平和の集い 金子・慶応大教授、聴衆600人に講演--和歌山 [毎日] 「9条を守ろう平和の集いinわかやま」(9条ネットわかやま主催)が25日、和歌山市伝法橋南ノ丁の市民会館であった。慶応大経済学部の金子勝教授が「9条を変えて日本はどこへ行く」と題して講演し、約600人が聴き入った。 金子教授は「戦争を繰り返すな、という主張は残念ながら古い。既に全く新しいタイプの世界戦争に突入しており、権力にとってメディアコントロールが重要になってきている」と話した。 米国がイラク戦争の口実にした大量破壊兵器が存在しなかったことや、昨年の日本の総選挙を例に、重要な情報を隠す▽善悪の2分法を流す▽あらゆる重要な論点をそらす▽単純なフレーズを垂れ流す--ことで、メディアコントロールが行われていると指摘した。 また、年金制度や財政赤字が危機的な状況にあることを挙げ、社会の持続可能性を取り戻すことが重要と話した。金子教授は「このままでは社会が持たない。持続可能な社会を取り戻すためには、将来起きることを想像し、どう社会を変えていくのか、考えていかなければいけない」と述べた。【青木勝彦】 毎日新聞 2006年2月27日 URL http //www.mainichi-msn.co.jp/chihou/wakayama/news/20060227ddlk30040240000c.html 和歌の浦景観保全の意義を討論 [朝日] 2006年02月13日 和歌山市の和歌浦地区について景観保全のあり方を話し合う景観シンポジウム「南方熊楠と和歌の浦」が11日、同市和歌浦南3丁目の和歌の浦アート・キューブで開かれた。同地区の景観保全に取り組む市民団体「和歌の浦フォーラム」の主催で、パネリスト3人の文化から経済にわたる議論に約80人の聴衆が耳を傾けた。 同フォーラム代表の多田道夫・和歌山大名誉教授は「熊楠の景観論について」の題で講演。「無用のことのようで、風景ほど実に人世に有用なるものは少なしと知るべし」という熊楠の言葉を引きつつ、景観保全の意義について話した。 長野県飯田市で街づくりにかかわってきた高野町の高橋寛治助役は「景観保全は20~30年先を読み、産業や人口構成を考えながらやらないとうまくいかない」と指摘。各地の例に触れながら「農業などで地域が経済的に自立してやっていけることが重要だ」と述べた。 また、和歌山大システム工学部の日下正基教授は経済活性化のためにも、歴史的景観を保全し、地域の魅力を高めて人材を呼び集めることが大事だと話した。 同フォーラムでは今後、2カ月に1回、シンポジウムを開き、景観保全について住民の意識を高めていきたいとしている。 URL http //mytown.asahi.com/wakayama/news.php?k_id=31000000602130003 紀陽HD設立 「地域サービスに力」 [読売] 紀陽、和歌山両銀行の共同持ち株会社「紀陽ホールディングス(紀陽HD)」が設立された1日、片山博臣社長(紀陽銀行頭取)らは会見で、「地域に盤石な基盤をもつ銀行として、サービス強化に力を入れたい」などと抱負を語った。 会見では、和歌山銀行の全31店舗のうち25店舗を廃止、紀陽銀行の店舗に統合することについて、10月の合併と同時に行うことを明らかにした。統廃合される和歌山銀行の県内店舗は、山東、松江(いずれも和歌山市)、貴志川(紀の川市)、岩出、橋本、海南、箕島(有田市)、御坊、田辺、新宮など17支店・出張所。片山社長は「取引店舗や口座番号の変更など、お客様にかける迷惑を1回で済ませるため」と説明した。 また、両行がこれまで取り組んできた人員削減については、「これ以上進めることはない」とし、営業担当者を200人増員して720人にするなど、サービス面の充実を図るといい、鈴木剛夫・和歌山銀行社長は「和歌山銀行のお客様にとって、拠点が4倍近く増える」など、合併のメリットを強調した。 両行の合併は2004年11月、業績が伸び悩んでいた和歌山銀行が紀陽銀行に経営統合を申し入れて協議が開始。両行は05年3月、持ち株会社設立の合意に達し、同年12月には和歌山銀行が受けた公的資金を紀陽銀行が全額返済した。 和歌山社会経済研究所の山下慎昭主任研究員は「収益基盤の強化は重要だが、店舗の統廃合を不安に思う事業主らへの配慮も必要。地域経済との共存共栄が地方銀行の使命であり、和歌山の発展に寄与してほしい」としている。 (2006年2月2日 読売新聞) URL http //www.yomiuri.co.jp/e-japan/wakayama/news001.htm 紀陽HD:国が認可 来月1日にスタート--共同株式移転方式 [毎日] 経営統合で基本合意している紀陽銀行(本店=和歌山市)と和歌山銀行(同)の持ち株会社、紀陽ホールディングス(HD)の設立について25日、国から認可された。 紀陽HDは共同株式移転方式で2月1日に設立。東証と大証の1部に上場する。社長には片山博臣・紀陽銀頭取、代表権のない会長に鈴木剛夫・和歌山銀社長が就任する予定。 25日は近畿財務局和歌山財務事務所(和歌山市今福1)で、片山頭取と鈴木社長が、木浪勇太郎所長から認可書を受け取った。 両行は「グループの総力を結集させ、より経営基盤を強化し、地域経済の発展に一層貢献していく」とコメントした。【青木勝彦】 毎日新聞 2006年1月26日 URL http //www.mainichi-msn.co.jp/chihou/wakayama/news/20060126ddlk30020630000c.html 古里PRの映画 原作小説公募 [読売] 「自然と環境織り込んで」 和歌山青年会議所(和歌山JC、山本進三理事長)が、来年9月の創立50周年に合わせ、和歌山市が舞台の映画制作を企画し、2月1日から原作にするオリジナル小説を全国公募する。「恵まれた自然、快適な環境で元気になる」をテーマに、制作費として最大2000万円を準備。スポンサーや出演者も地元で探す意向で、「『和歌山はいいところ』と全国発信できる作品を」と呼びかけている。 日本JCが制作、愛・地球博(愛知万博)で上演したアニメ映画「学の夏休み」をきっかけに、和歌山市のPR映画作りを検討。山本進三・和歌山JC理事長は「市民の皆さんと一緒に汗を流したい」と話す。 公募作は、400字詰め原稿用紙50枚以上の未発表でジャンルは問わず、▽市の恵まれた自然や環境を織り込む▽人を元気づける作品――などが条件。同JC会員や映画製作会社関係者、学識経験者らで審査のうえ、最優秀作を映画化。来年夏までにクランクアップ、同9月にも県内各地で上映を始めたいとしている。 地方のJCの映画制作は異例で、山本理事長は「見れば、誰もが元気になる映画にしたい。全国のJCネットワークを生かしながら、和歌山市の素晴らしさと市民が持つパワーをアピールしたい」と話している。 公募締め切りは5月末。応募方法などの問い合わせは、ファクス(073・431・1693)か電子メール(office@wakayama‐jc.net)で受け付ける。 (2006年1月27日 読売新聞) URL http //www.yomiuri.co.jp/e-japan/wakayama/news002.htm
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2007年 麗音ちゃんの作品一覧 6月期 5日:黒ロリータ・麗音
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和歌山すれちがい予告ニュース スレの移行などは気が付いた人がここを修正してください 告知は以下の2ちゃんのスレで行ってください 【DQ9】ドラゴンクエスト9 すれちがい通信51 http //schiphol.2ch.net/test/read.cgi/ff/1259759462/ 和歌山県専用スレpart3 http //jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/game/48854/1399823042/ 和歌山で突発的なすれちがい需要を逃さない為に 必ず2ちゃんねる専用ブラウザを導入しておこう。 初期の導入は面倒だが、一度導入すれば、下記のレス抽出などが便利であり、 情報の集まりやすい2ちゃんねるでの情報収集効率が愕然と上がる。 2ちゃんねるのFF・ドラクエ板のすれちがい通信スレをマメにチェックしよう。 チェックの際は、必ず「和歌山」でレス抽出をしよう 多少面倒でも告知はスレに必ずしておく FF・ドラクエ板のすれちがい通信スレなど、2ちゃんねるは意外と見ているだけの人も多く、募集しないのとするのとでは大違いです。 簡単な告知で良いので、何処かにお出かけするなら該当スレに告知をやっておこう。 ここで告知してもあまり意味は無いよ!! 和歌山市の定番スポット 和歌山で告知をしないですれちがう場合は、地方都市の集合場所の鉄板である、 主要駅前の通勤通学時間帯か、ショッピングモールのフードコート近辺が事前と集まりやすいです。 他の地方都市のように、大人数が自然に集まり、すれちがいやすい場所を選ぶ事がポイント。 会社員や、パパ&ママのような、ステルスでDSを所持してる人もいるのです。 ガーデンパーク和歌山の1F本エリア 以前の和歌山市のすれちがいナンバーワンスポット。告知を行ってすれちがう場合でも中心となっていた場所。 1Fのスターバックス近辺〜2Fエスカレーター周辺は、座る場所がありましたが、2014年夏前に撤去されていて、ここでの待ち合わせが多かった。映画館前は注意されるので1Fで。 パームシティ和歌山 旧トイザラス前のケンタッキー周辺のフードコートまたは2Fナムコランド。 ナムコランドではWiFi通信が行え、店内では唯一喫煙可能です。 イオンモール和歌山 2014.3にオープン。 南海和歌山大学駅前にあり、今後はこちらがメインになりそうですが、土日祝は幹線道路が渋滞する。 来年にはバイパスが開通予定。 すれちがい場所は主に3Fフードコート。 JR和歌山駅周辺 改札付近が狙い目だが、最近はすれちがえない。 駅西口の南側ロータリー前にあるロッカー配布の報告あり。 告知が多いのは主に駅西口にあるロッテリア。 マックでDSのあるマクドナルド 止まっている自転車の量で判断すると良いが、最寄り駅からは遠い。 報告があるのは、26号島橋、四ヶ郷(ピタゴラスMQ横)、エディオン(次郎丸)内あたり。 ゲーマーの集まりやすいゲームセンター ピタゴラスMQ、ROUND1、ワンスクとか。 ゲーマーのDS所持率にかけてみると案外すれちがえたり。 人がいそうでいない場所 南海和歌山市駅 周辺に立ち寄る場所は高島屋(2014春閉店)かロッテリア程度しかなく、閉店時間が20時。大阪からの通勤者の帰宅ピークは18時30分以降(難波発の電車が17時30分の為)である上、かつて存在した本屋など人の滞在時間を促進する物件が無く、滞在時間が短いので電車内での報告がある程度。 イズミヤ かつては和歌山の人の娯楽の中心といえた場所ではあるが、市内北部のオークワ系複合施設型ショッピングモールの方が、若年層の集客力が高い。 各種家電店(ジョーシンやヤマダ電機) 土日以外はあまり人がいない。 その中でも、エディオン(次郎丸店)は、マックDSのスポットでもあり、近所にユニクロ、コメリ、ブックオフなどお店がある影響もあってか、そこそこすれちがえている。 和歌山市以外の定番すれちがいスポット 田舎だからって、諦めたらそこで試合終了ですよ? − 安西先生 和歌山市も人口が多い都市ではないが、それよりも少ないのだから工夫は必要。 上にあるように、人目に付きやすい2ちゃんなどで事前に告知をし、出来る限り多くの人間にすれちがえるようにしよう。 ミレニアシティー(岩出市) オー・ストリート橋本彩の台(橋本市) ロマンシティ御坊店(御坊市) オーシティ田辺店、パビリオンシティ田辺(田辺市) 集まりやすさでは、WAYがあり、店内が広いパビリオンシティの方に軍配があがりそう イオン新宮ショッピングセンター(新宮市) 新宮ジャスコ。マクドナルドなどフードコート近辺が狙い目 和歌山のすれちがい 「人が来ないなら、人のいるヨドバシ梅田や大阪日本橋に行けばいいじゃない」 − マリー・アントワネット Q 和歌山活気が無いんですけど A それは何処の地方都市でも同じです。 基本的に、関西圏ですが、大阪まで電車でも1時間以上掛かる上、 大阪に向かう為の交通費が奈良などに比べて高く大阪都市圏から離れすぎています。 京阪神の中心であり、京都・兵庫・奈良・和歌山から、 通勤通学の人が溢れ、昼間人口が300万を超える大阪と、 40万前後の和歌山を比べるなんて愚の骨頂です。 でも、事前にきちんと告知さえ行えば、すれちがいの需要は2009年8月上旬次点でかなりある為、 凄まじい量の人が集まる例が報告されている。 【DQ9】ドラゴンクエスト9 関西すれちがい通信3 http //schiphol.2ch.net/test/read.cgi/ff/1249111033/ 上記、和歌山マクドナルド四箇郷店での、 まさゆき、川崎ロッカー、ゴルスラ配布の際は、 店内はDSを持つ人で溢れかえり、眼前の道路はプチ渋滞 ただし、該当の関西スレなどに告知をしても、 人口やスレ内の需要の影響から、和歌山のような地方都市はレスがつきにくいので、 レスが流れる事も多く、告知をしても人がこないことも多い。 以下にあるように、人の多く集まる場所と曜日を見定めて告知を行おう。 これは、他の和歌山のような地方都市にもいえることだが、 何もしなくても人の集まる大都市圏と違い、潜在的な需要が多い反面、 意識や工夫をしなければ人は集まりにくい。とにかく行動に移そう。 告知をしても集まらない事も多いが、挫けずに頑張ろう。 夜18時以降、南海和歌山市駅やJR和歌山駅周辺をぶらつくと、 大阪へ通勤・通学している人間が所持するDSから、 まさゆきなどの地図をゲットできたという報告もある。 (この場合はサラリーマンさんなどが相手の為、確実ではない) 他にも、近所のスーパーなど常時持ち歩いていたら、3人とすれちがったなどの報告がある。 外出の際はまめに持ち歩くのが良い。 主婦や会社員など、意外な層が意外に持ち歩いている。 コメント欄 (編集できない方や何かあるならどうぞ) DQ9すれちがい通信募集板の和歌山県スレの方が今は確実です(2010.02現在) 日曜日、ジョーシン(国体道路)とブックオフ(国体道路)をうろついてみたが、すれちがえず。みんなどこですれ違ってるんだ??? すれ違いのために遠出するのもなぁ・・・紀北でだれかおらんのか?7/24 紀北は和歌山駅駅前で集合かけりゃいいんじゃないか? 和歌山駅なら紀中から来れる人もいると思うぜ ガーデンパークとパームシティで2時間で15人すれ違いました ガーデンパークでやりませんか? -- 名無しさん (2009-08-05 13 56 23) 8/9 メッサですれ違いさせて下さい。イズミヤは全滅でした。 -- 名無しさん (2009-08-08 19 09 27) ジストチケ売り場前でたくさんすれ違えました、ありがと〜 -- 名無しさん (2009-08-08 19 51 00) パームシティのゲーセンで3枚もまさゆき地図もらったわ -- 名無しさん (2009-08-08 21 57 58) 8/11 15時 パビリオン ボウリング場前 まさゆき 10分待つ -- 名無しさん (2009-08-10 23 24 20) まさゆきやっとGETしてクリアした。仕事帰りに和歌山市ぶらくり丁のわんぱくの前を通るので、明日からセットしておこうと思います。17時前後かな。 -- 名無しさん (2009-08-11 08 31 26) まさゆき、すれちがいさせてください! -- シェリー (2009-08-11 12 22 06) 川崎ロッカーと思われる地図ゲットしました -- 名無しさん (2009-08-11 14 33 57) 川崎ロッカーと思われる地図とまさゆき地図ゲットしました クリアはまだですが -- 名無しさん (2009-08-11 14 36 00) 8/14 10 00〜 海南、マリーナシティで「まさゆき地図」持参で行きます -- じゅんぺい (2009-08-13 13 06 22) まさゆき持ってロマンシティうろついてみようかな -- とりけら (2009-08-13 20 05 16) 和歌山南部はやっぱり過疎地でした。2時間待って1桁・・・。時間が悪かったのか地図に魅力がなかったのか?うーん・・・ -- パビリオンシティ主催者 (2009-08-15 16 59 50) 8/8もやるの? -- 0 (2009-08-16 00 24 50) すいません 8/16日もでした -- 0 (2009-08-16 00 26 04) ロッカー地図持ってる人できればブックオフ国体道路店でやってください -- 0 (2009-08-16 00 33 39) 8/21日におねがいします -- 0 (2009-08-16 00 37 11) 今ガデパロッカー手に入らない?笑 -- しょうた (2009-08-16 16 55 57) ブックオフでロッカーくばってますか?? -- パラディン (2009-08-16 18 00 18) ガデパ、まさゆき&ロッカー、魔王地図も複数ゲト ありがとう!! 宿も一気に50人超えました^^ -- 名無しさん (2009-08-16 18 30 16) 次回の告知はありますか? -- 忙しい人 (2009-08-18 22 13 31) 中断やったら100パーでました^^面白いですね^^橋本〜岩出(オートバックス)間ならレア地図系・魔王系を配布出来ますよ^^ -- ヨシヒロ (2009-08-19 01 12 54) 海南・マリーナシティで まさゆき いただきました。 -- 名無しさん (2009-08-19 10 17 57) 海南駅前、まさゆきGet! ジャックさん、サンクス!! -- 名無しさん (2009-08-19 10 21 37) マリーナシティ 連れもて行こらよ
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▼和歌山の政治06Ⅴ より続く ▼和歌山の政治06Ⅶ へ続く 1205 和歌山談合 「現金授受は複数回」 木村容疑者ら供述 [毎日] 1202 木村良樹知事が退職、辞職表明から1か月 [和歌山放送] 1201 和歌山県知事選挙が30日告示、2人の争い始まる [和歌山放送] 1201 第三者加え入札検証 県監視委確認 JVのあり方議論へ [読売] 1125 和歌山談合 井山元社長、下水道工事でも逮捕 [毎日] 1125 和歌山市談合・公金詐取:元課長補佐ら2950万円支払いで和解 [毎日] 1125 和歌山市:意思決定迅速へ次長職を廃止 総務局など新設も--組織改正 [毎日] 1125 県議会 初のトップ不在 4日開会、会期わずか5日間 [毎日] 1124 和歌山県知事が対立候補下ろし依頼?逮捕の会長が現金 [読売] 1123 教育改革 和歌山タウンミーティング 4人が依頼で発言 [読売] 1119 和歌山知事、県幹部に選挙活動指示…業界に推薦求める [読売] 1118 料亭石泉閣借り上げ裁判、旅田前和歌山市長に大阪高裁も全額返還命令 [和歌山放送] 1116 木村・和歌山県知事を逮捕 [読売] 1115 知事裏金、4000万円超す 和歌山談合 [朝日] 1115 和歌山知事、就任直後から談合主導 立件へ最終調整 [朝日] 1115 患者に規定外報酬を指定の口座に振り込みさせた和医大医師が懲戒免職 [和歌山放送] 1114 連合和歌山臨時大会 [テレビ和歌山] 1112 和歌山出直し知事選:元経産省官僚が出馬表明 30日告示 [毎日] 1112 和歌山談合 知事公舎捜索で大量の高級時計、絵画見つかる [毎日] 1110 和歌山談合、知事の後援会幹部ら3人逮捕 [読売] 1109 和歌山談合 知事公舎など捜索 大阪地検特捜部 [毎日] 1108 和歌山県の元出納長が踏切で自殺 談合事件で任意聴取 [朝日] 1108 知事選 投開票は12月17日 [紀伊民報] 1103 和歌山談合:木村知事が辞職表明 「混乱の責任をとる」 [毎日] ▼和歌山の政治06Ⅴ より続く 1205 和歌山談合 「現金授受は複数回」 木村容疑者ら供述 [毎日] 和歌山県発注の下水道工事を巡って競売入札妨害(談合)容疑で逮捕された前知事の木村良樹(54)と談合の口利き役だったゴルフ場経営会社元社長の井山義一(56)の両容疑者が大阪地検特捜部の調べに対し、複数回にわたり現金授受があったと供述していることが分かった。特捜部は、ゼネコンから井山容疑者に多額の謝礼が入る談合システムや特定工事で県側に便宜を図ってもらった見返りの可能性が高いとみて、収賄容疑で再逮捕する方針を固め詰めの捜査を進めている模様だ。 関係者などによると、井山容疑者は00年9月の知事選で、木村前知事の擁立を業界関係者に働きかけ、選挙戦では大阪府内の企業グループに用立ててもらった資金を法定の選挙資金とは別の形で前知事側に提供した疑いが持たれている。このほか複数回にわたり少なくとも計数百万円が前知事に渡っていたとみられ、特捜部は前回知事選や逮捕容疑の土木工事があった04年ごろにも授受がなかったか調べているとみられる。 木村前知事は初当選直後ごろ、井山容疑者が実質経営する大阪・ミナミの中国鍋料理店で「社長(井山容疑者)にはお金の面でも選挙で大変お世話になった。県の工事を社長が仕切るのはどうでしょう」と提案。井山容疑者がゼネコンから多額の謝礼をもらって受注希望を業界の談合組織に取り次ぐ一方、県側の窓口だった元出納長の水谷聡明被告(60)から“お墨付き”(天の声)をもらうシステムが完成したとされる。 このシステムはその後も継続し、井山容疑者は04年11月10日に入札があった10億円超の工事5件のうち、トンネル2件と下水道1件を受注したハザマ▽東急建設▽熊谷組から謝礼として計約1億6800万円を受領。県側が天の声を出していたことが判明している。【日野行介、田中龍士】 毎日新聞 2006年12月5日 15時11分 (最終更新時間 12月5日 15時13分) URL http //www.mainichi-msn.co.jp/seiji/feature/news/20061205k0000e040091000c.html 1202 木村良樹知事が退職、辞職表明から1か月 [和歌山放送] 和歌山県発注の公共工事を巡る官製談合事件で、逮捕された知事の木村良樹(きむら・よしき)容疑者54才が2日午前0時退職しました。 木村容疑者は、11月2日に辞職を表明し、1か月後の12月2日が退職の日となっていました。県は、木村容疑者が逮捕された翌日の11月16日、条例に基づき、木村容疑者の二期目途中までの退職金と賞与のあわせておよそ3200万円の支給の差し止めを決定しました。禁固以上の刑が確定した場合、これらの支給は取りやめになります。木村容疑者の辞職に伴う出直し知事選挙には、無所属の新人2人が立候補していて、12月17日に投開票が行われます。 URL http //wbs.co.jp/news/index.html 1201 和歌山県知事選挙が30日告示、2人の争い始まる [和歌山放送] 和歌山県発注の公共工事を巡る官製談合事件で逮捕された知事の木村良樹容疑者の辞職に伴う知事選挙が30日、告示され、無所属新人の2人が立候補しました。 立候補したのは、届け出順に、いずれも無所属の新人で、共産党推薦の市民団体代表委員、泉敏孝(いずみ・としたか)候補69才と、自民党と公明党が推薦する元経済産業省局次長の仁坂吉伸(にさか・よしのぶ)候補56才の2人です。泉候補は、和歌山市小松原通りの県庁前で県議会議員や市民団体の代表らとともに、選挙戦の第一声を上げました。この中で、泉候補は、「現職知事が主導した官製談合など県民を二重三重に裏切った行為に腹の底から怒りを覚える。こうした、よごれてゆがんだ県政をまともな県政にしたい」と訴えました。仁坂候補は、和歌山市雑賀屋町の選挙事務所前で地元選出の国会議員や県議会議員、市長らとともに第一声をあげました。この中で、仁坂候補は、「和歌山県は、もう後がない。これで県政を建て直して新しい元気を回復しなければ和歌山は二度と立ち直れない」と述べ、談合の再発防止や働く場所の確保を訴えました。今回の出直し選挙は、官製談合事件を受けた県政の刷新と県民の信頼回復が最大の争点となります。和歌山県の出直し知事選挙は、12月17日に投票が行われ、即日開票されます。29日現在の和歌山県の有権者数は、86万3432人です。 に向かっています。県ではノロウイルスの感染予防のため石けんを使った十分な手洗いなど対策を呼びかけています。 URL http //wbs.co.jp/news/index.html 1201 第三者加え入札検証 県監視委確認 JVのあり方議論へ [読売] 県入札監視委員会が30日、和歌山市内で開かれ、談合事件の再発防止に向けて入札制度の検証を行っていくことなどを確認した。県によると、第三者を加えて入札制度の分析、検証を行うのは初めてという。 委員会は、入札や契約の透明性を確保して公正な競争を促すため、3か月ごとに開き、入札が適正に行われたかなどを審査しており、この日は、新委員となった4人が出席。弁護士の田中昭彦氏を委員長に選んだ後、入札制度について県側から基本的な説明を受けた。 この後、入札制度について過去までさかのぼって検証し、共同企業体(JV)のあり方も議論してもらうことを県側から提案した。具体的な検証内容は未定だが、今後は1か月に1回のペースで委員会を開き、その内容を定期的に知事に報告、制度改正などに役立てたいとしている。 (2006年12月1日 読売新聞) URL http //www.yomiuri.co.jp/e-japan/wakayama/news003.htm 1125 和歌山談合 井山元社長、下水道工事でも逮捕 [毎日] 和歌山県発注の下水道工事を巡り、準大手ゼネコン「熊谷組」(東京)の共同企業体(JV)が落札できるよう談合したとして、大阪地検特捜部は25日、ゴルフ場経営会社元社長の井山義一被告(56)=別の競売入札妨害罪で起訴=を同容疑で逮捕した。井山容疑者の逮捕は3度目。熊谷組は同容疑者に5000万円を支払ったとされ、特捜部は資金の流れを解明する一方、同JVに土木建設会社「丸山組」(海南市)を組み入れたとして同容疑で逮捕した知事の木村良樹容疑者(54)の関与も調べる。 調べでは、井山容疑者は04年11月10日に公募型指名競争方式で実施された「紀の川中流流域下水道那賀幹線シールド工事」(岩出市)の入札で、熊谷組を中心とするJVが落札できるよう談合し、公正な入札を妨害した疑い。【日野行介】 毎日新聞 2006年11月25日 21時26分 (最終更新時間 11月25日 22時17分) URL http //www.mainichi-msn.co.jp/keizai/wadai/news/20061126k0000m040093000c.html 1125 和歌山市談合・公金詐取:元課長補佐ら2950万円支払いで和解 [毎日] 和歌山市発注の公共工事を巡る談合、公金詐取事件で、有罪判決を受けた元市同和対策室改善課課長補佐(58)や同市内の建設会社などに、市が計約7200万円の損害賠償を求めた4件の訴訟が24日、和歌山地裁(村岡寛裁判長)で和解した。和解条項などによると、元課長補佐が350万円、同社などが2600万円の和解金を支払う。 訴状によると、93~99年に実施された市発注工事6件の入札で、元課長補佐は同社側に設計金額を事前に知らせ、談合で同社が高値で落札した。また、93~00年、元課長補佐と同社側らが共謀し、7件の道路工事について、建物移転などの補償金名目で計約6100万円の公金を詐取した。 元課長補佐は競売入札妨害や収賄などの罪に問われ、懲役2年6月の実刑判決が確定。贈賄罪などに問われた同社元社長らも有罪判決を受けている。【岸川弘明】 URL http //www.mainichi-msn.co.jp/chihou/wakayama/news/20061125ddlk30040594000c.html 1125 和歌山市:意思決定迅速へ次長職を廃止 総務局など新設も--組織改正 [毎日] 和歌山市は24日、07年度の組織改正を発表した。政策や施策に柔軟に対応するため、関連する部を統括する局を新設し、意思決定を迅速化するため次長職を廃止することなどが柱。市は「人的資源の有効活用が図れ、12年4月の職員3000人体制への基礎づくりができる」としている。 総務部と企画部を統括する総務局など、新たに6局を新設。市長公室の名称は残るが、公室長を局長級とし、新設する秘書広報部と危機管理部を下に置く。まちづくり推進室はまちおこし部に昇格し、産業部など4部をまちづくり局が統括することで、一体的にまちづくりに取り組む。 この改正で、次長級以上の職員数は55人から41人に減り、管理職ポストの削減にもつなげる。課と班の改正は、来年1月中旬ごろに決定する予定。【久保聡】 毎日新聞 2006年11月25日 URL http //www.mainichi-msn.co.jp/chihou/wakayama/news/20061125ddlk30010639000c.html 1125 県議会 初のトップ不在 4日開会、会期わずか5日間 [毎日] ◇提案議案の工事契約 落札率、大幅に低下 県議会は24日、議会運営委員会を開き、12月議会の会期を12月4日から同8日までと決めた。会期は5日間。県発注工事を巡る談合事件で知事の木村良樹容疑者(54)が競売入札妨害容疑で逮捕され、職務代理者の小佐田昌計副知事が招集する、県政史上初のトップ不在の定例議会となる。知事不在の影響で、会期も例年の17~20日間と比べて極端に短くなった。【辻加奈子】 提案されるのは、議案11件、専決処分3件など。議案には10月27日に入札された4件の工事契約が含まれ、専決処分は出直し知事選経費の補正予算6億6192万円など。知事不在で、12月中に議決が必要なものだけに絞ったため、05年12月議会の66議案、04年12月議会の36議案に比べて大幅に少なくなった。一般質問も6日だけで、各会派1人に限定した。 補正予算案はいずれも債務負担行為の設定で、来年4月からの郵便物収受・発送の外部委託に1138万円、総務事務の派遣職員増加に4516万円。派遣職員増で正職員は10人減となり、約5200万円の経費削減になるという。 また、工事契約の内容は、紀の川中流流域下水道(那賀処理区)貴志川幹線シールド工事8億6731万円(落札率76・3%)=竹中土木・尾花組共同企業体(JV)▽同那賀幹線シールド工事5億5125万円(同71・6%)=真柄建設・浅川組JV▽同那賀浄化センター汚泥処理棟等築造工事4億7985万円(同69・4%)=浅川組・三友工業JV▽同那賀浄化センター運転操作等電機設備工事4億1475万円(53・3%)=明電舎。 談合問題に取り組む市民オンブズマン連絡会議は、落札率90%以上だと談合の疑いが濃いとしているが、いずれも大きく下回った。 毎日新聞 2006年11月25日 URL http //www.mainichi-msn.co.jp/chihou/wakayama/news/20061125ddlk30010553000c.html 1124 和歌山県知事が対立候補下ろし依頼?逮捕の会長が現金 [読売] 和歌山県発注工事を巡る談合事件で逮捕された同県海南市の建設会社「丸山組」会長・田渕利都(としくに)容疑者(80)が、2004年8月の知事選に出馬意欲を見せた自民党県議を抑えるため、同年春ごろ、県議と親しい県議OB(故人)に数百万円を渡していたことが大阪地検特捜部の調べでわかった。 知事の木村良樹容疑者(54)(逮捕)から「県議を抑えてほしい」と依頼を受けていたといい、現金を渡した日時などが、押収された田渕容疑者の日記に記されていた。知事選を巡り、具体的な金銭のやりとりが表面化したのは初めて。 調べや関係者によると、04年3月、当時、自民党県連幹事長だった県議が知事選への出馬意欲を見せたため、再選に危機感を抱いた木村容疑者は田渕容疑者に「この県議に影響力を持つ県議OBに働きかけてほしい」と依頼。田渕容疑者は、和歌山市内の県議OBの自宅に出向き、現金を手渡したという。 県議は同年5月、安倍首相(当時、自民党幹事長)ら党本部幹部の仲介を受け入れる形で立候補断念を表明。自民党は木村容疑者を推薦。知事選は共産党推薦候補に約20万票の大差を付けて再選された。 田渕容疑者の日記には、推薦が決まった同時期に、木村容疑者と3回面会したことも記載されていた。 (2006年11月24日3時2分 読売新聞) URL http //www.yomiuri.co.jp/national/news/20061124i401.htm 1123 教育改革 和歌山タウンミーティング 4人が依頼で発言 [読売] 2004年10月に和歌山市内で開かれた内閣府主催の「教育改革タウンミーティング」で教育関係者に対する事前の質問依頼があった問題について、県教委は22日、調査結果を発表した。依頼を受けて発言したのは4人で、謝礼は支払われていないとする一方、「率直な意見交換という趣旨からすれば、慎重に対応すべきだった」としている。 県教委によると、タウンミーティングの開催前、担当窓口だった小中学校課に内閣府から、「議論を活発にするため」と、発言候補者4人を推薦するよう依頼があった。同課の職員は、和歌山市教委と県教育研修センターに、参加予定者から各2人を選んで紹介してもらい、内閣府に氏名などを伝えた。 その後、内閣府から、発言の参考資料として教員の資質向上の方策など4項目の質問が送られてきたため、同課が発言の参考にするよう4人に伝達。当日、4人は受け付けで座席を指定され、全員が4項目の中から一つずつ発言したという。県教委は「依頼は、発言内容を強制するものではなかった」としている。 また、県教委はこの日、日教組和歌山と「教育基本法をまもる和歌山県連絡会」の2団体からそれぞれ出されていた公開質問状などに対し、同様の内容を回答した。 (2006年11月23日 読売新聞) URL http //www.yomiuri.co.jp/e-japan/wakayama/news002.htm 1119 和歌山知事、県幹部に選挙活動指示…業界に推薦求める [読売] 和歌山県発注工事を巡る談合事件で、知事の木村良樹容疑者(54)(逮捕)が再選された知事選を控えた2004年4月、元出納長の水谷聡明(さとあき)被告(60)(再逮捕)が当時の県幹部職員に、所管する業界団体に木村容疑者の推薦を要請するよう指示していたことが、大阪地検特捜部の調べでわかった。 特捜部は、木村容疑者が水谷被告らに各団体の推薦取り付けを命じていた疑いがあるとみて、公職選挙法違反(公務員の地位利用)容疑で調べている。 調べなどによると、知事選を約4か月後に控えた04年4月ごろ、当時の幹部職員は、水谷被告(当時は審議監)から「知事が選挙のことを気にしている」などと、農協への推薦取り付けを要請されたという。 これを受け、幹部職員は農協関係者に「知事と仲良くしてやってよ」と要請。この幹部職員は特捜部の参考人聴取に対し、「選挙が近づいており、はっきり言わなくても知事選への支援依頼と受け取ったと思う」と話したという。 04年8月の知事選では、自民党県連が木村容疑者の推薦に難色を示すなど迷走した経緯があり、特捜部は、危機感を抱いた木村容疑者が水谷被告らを通じ、県ぐるみで支持団体の組織固めを狙ったとみている。 公職選挙法は、国や地方公共団体の公務員が地位を利用して選挙運動することを禁じ、違反すると、2年以下の禁固または30万円以下の罰金が科せられる。 (2006年11月19日3時2分 読売新聞) URL http //www.yomiuri.co.jp/national/news/20061119i301.htm 1118 料亭石泉閣借り上げ裁判、旅田前和歌山市長に大阪高裁も全額返還命令 [和歌山放送] 和歌山市が前の市長と親密な関係にあった女将の料亭を借り上げ市に損害を与えた石泉閣をめぐる裁判で大阪高裁は16日、旅田卓宗前市長に対し一審判決を支持し前市長の控訴を退ける判決を言い渡しました。 全文 ≫ 判決を受けたのは、旅田卓宗前市長61才です。裁判は和歌山市の市民団体が前市長を相手取って提訴していました。原告は、旅田前市長に対し、親密な関係にあった女将らに払った料亭の賃借料など2億5千万円を市に返還するよう求めています。きょうの判決で大阪高裁の大和陽一郎(やまとよういちろう)裁判長は「元の女将の利益を図るため不当に高い賃借料で契約が結ばれていることが明らかで、市長の権限を逸脱し、違法で無効だ」と指摘しまし、一審と同様旅田前市長に対し全額市に返還するよう命じました。 URL http //wbs.co.jp/news/index.html 1116 木村・和歌山県知事を逮捕 [読売] 和歌山県発注工事を巡る談合事件で、大阪地検特捜部は15日夜、2004年11月の下水道工事の入札で受注調整に関与したとして、木村良樹知事(54)(辞職表明)を競売入札妨害(談合)容疑の共犯で逮捕した。 工事を落札した共同企業体(JV)に参加した同県海南市の建設会社「丸山組」役員が木村容疑者に直接、工事を受注できるよう働きかけていたことも新たに判明。丸山組は同年8月の知事再選に貢献したとされ、特捜部は、県政トップ自らが主導した「官製談合」とみて追及する。 調べに対し、木村容疑者は「和歌山県で談合があったのは知っていたが、今回の件はよく思い出してから話したい」と供述している。 調べでは、木村容疑者は元県出納長・水谷聡明(さとあき)(60)(再逮捕)、大手ゼネコン「大林組」元顧問・日沖九功(ちかのり)(64)(起訴)両被告らと共謀。04年11月10日の「紀の川中流流域下水道那賀幹線シールド工事」の入札で、準大手ゼネコン「熊谷組」のJVが受注できるよう談合。知事選で選挙事務所の用地を提供するなど木村容疑者を積極的に支援した丸山組をJVに参加させるなど公正な入札を妨害した疑い。 入札は、熊谷組JVが予定価格の96・8%にあたる10億6500万円で落札した。 一方、丸山組会長・田渕利都(としくに)容疑者(80)(逮捕)は、調べに対し、知事選前に県庁を訪ね、木村容疑者に「下水道工事の仕事を取りたい」と直接、要請したと供述している。 水谷被告は「入札前に木村容疑者から『選挙で世話になったのでよろしく頼む』と言われた」としており、特捜部は、丸山組のJV参加は、知事選支援の見返りだったと判断した。 (2006年11月16日3時0分 読売新聞) URL http //www.yomiuri.co.jp/national/news/20061116it01.htm 1115 知事裏金、4000万円超す 和歌山談合 [朝日] 2006年11月15日15時27分 和歌山県発注工事をめぐる談合事件で、県庁秘書課に保管されていたことが発覚した木村良樹知事(54)=辞職表明=の裏金が、03年からの3年間で総額4000万円を超えることが、大阪地検特捜部の調べでわかった。知事を支援する地元建設会社でつくる親睦(しんぼく)団体が集めた分が計約2000万円にのぼり、これとは別に、地元の金融機関やメーカーなどが加盟する親睦団体が同期間に計約2千万円を集めていたという。 こうした裏金づくりは、遅くとも木村知事が初当選した00年から続けられていた。特捜部は、加盟各社が県発注工事を受注したり、県と取引があったりすることから、悪質な裏献金と判断。政治資金規正法に抵触する恐れがあるとみており、工事受注などとの関連について解明していくとみられる。 木村知事は、04年11月に入札が実施された「紀の川中流流域下水道(那賀処理区)那賀幹線シールド工事」で、前県出納長の水谷聡明(さとあき)容疑者(60)=競売入札妨害(談合)容疑で再逮捕=に対し、同年の知事選で支援を受けた同県海南市の建設会社「丸山組」=会長らが談合容疑で逮捕=を受注先の共同企業体(JV)に参入させるよう指示したとされる。大阪地検は、談合の共犯容疑での立件に向け、最高検との最終協議に入っており、15日午後にも結論を出すとみられる。 調べによると、地元建設会社でつくる親睦団体には、丸山組など、談合の舞台となった県発注工事を受注した県内業者を含む約20社が加盟していたという。 この親睦団体は、加盟社から会費として毎月3万円ずつ集金。現金は秘書課内にプールされ、木村知事が「裏交際費」として懇親会の会費などに使っていたという。 また、この団体とは別に、県内の金融機関や機械製造会社、食品会社など約20社が加盟している親睦団体があることも判明。県と取引のある企業も含まれており、各社は毎月3万円ずつ拠出していたという。 2団体への寄付は、少なくとも木村知事が初当選した00年から続けられているとみられる。いずれも総務省や県に資金管理団体や政治団体として届け出ていなかった。 URL http //www.asahi.com/national/update/1115/OSK200611150038.html 1115 和歌山知事、就任直後から談合主導 立件へ最終調整 [朝日] 2006年11月15日03時09分 和歌山県発注工事をめぐる談合事件で、木村良樹知事(54)=辞職表明=が00年9月の初当選直後から、ゴルフ場経営会社元代表の井山義一容疑者(56)=所得税法違反容疑で再逮捕=が大型公共工事の受注業者選定に介入し、ゼネコン側から「口利き料」を受け取ることを了承していたことが14日、わかった。大阪地検特捜部は、木村知事が就任直後から談合を主導していたことを裏付ける事実と判断。04年の下水道工事入札に絡む競売入札妨害(談合)の共犯容疑での立件に向け、最高検と協議しており、15日にも結論を出すとみられる。 調べなどによると、木村知事は00年9月に初当選した直後、井山容疑者が実質的に経営する大阪市内の飲食店で同容疑者らと会談した。井山容疑者は木村知事に対し、「県の大型工事を受注する業者については、私に任せてほしい」と要望。受注業者選定への介入で業者側から「口利き料」を受領することをほのめかし、木村知事は「わかった」と了承したという。 井山容疑者は、大阪府河内長野市のゴルフ場経営を通じて和歌山県内に幅広い人脈を持ち、同年の選挙で業界側に木村知事を支援するよう強く求めるなど、初当選に尽力していた。 木村知事は04年8月に再選。その直後、井山容疑者から「海外旅行の土産」として高級ブランドの腕時計を受領した。一方で、井山容疑者は同年11月に入札が実施された4件のトンネル道路改良工事で、うち2件を受注した2共同企業体(JV)の中核ゼネコンから「受注謝礼金」として計約1億2000万円を受け取るなどしていたとされる。 URL http //www.asahi.com/national/update/1114/OSK200611140097.html 1115 患者に規定外報酬を指定の口座に振り込みさせた和医大医師が懲戒免職 [和歌山放送] 和歌山県立医科大学の医師が、規定外の治療をした患者に対し治療費を指定の口座に振り込ませていたことがわかり、この医師がきょう付けで懲戒免職処分になりました。 この医師は、県立医大歯科口腔外科に所属する39才の助手です。県立医大によりますとこの医師は3年前から先月まで医大の規定以外の材料を使って人工の歯根を埋め込むインプラントや歯に金属をかぶせる治療をした患者のうち34人に対し自分が指定する口座に治療費を振り込ませていました。先月患者の知人が指摘して医大が調べた結果事実がわかり、振り込ませた金額は2004年から先月までの間に1500万円あまりにのぼっています。この医師は、損害金として医大に958万円を返還しましたが残りは、材料費だったと説明しているということです。県立医大はこの医師をきょう付けで懲戒免職処分にするとともに、監督する立場にあった担当の教授や付属病院長を減給や口頭での厳重注意の処分にしました。県立医大の板倉徹院長は問題の顛末を発表するとともに陳謝しました。今後問題の医師について刑事告発する方針です。 URL http //wbs.co.jp/news/index.html 1114 連合和歌山臨時大会 [テレビ和歌山] 県内最大の労働団体連合和歌山の臨時大会が今日和歌山市で開かれ、新しい会長に村上正次事務局長が就任しました。 連合和歌山の臨時大会には森本穂積会長をはじめ110人が出席、森本会長の挨拶などに続いて議事が行われました。 議事では優先課題である組織強化と拡大の取り組みなど、当面の諸活動についての審議が行われました。 このほか来年4月に予定されている統一地方選挙について、県議会議員では5人市議会議員では和歌山市と新宮市で合わせて5人、それに来年1月に予定されている御坊市議会議員選挙で1人の推薦を決定しました。 また、役員の選出・補充が行われ、森本会長の退任に伴い、新しい会長に村上正次事務局長が就任しました。 村上会長は昭和27年生まれの54歳、住友金属和歌山労働組合の執行委員や組織部長、副組合長を歴任し、平成13年から連合和歌山の事務局長を務めています。 村上会長は挨拶の中で「勤労者・生活者の立場で政策を掲げ、その実現のため意見を聞いて反映してくれる政党や候補を応援してきた。 年明け以後、統一選や参院選が行われるが、重要な位置づけで取り組みたい」と述べました。 なお後任の事務局長には電力総連の古谷紀男氏が就任するほか、来る知事選の対応については支持政党である民主党県連の動向を見ながら対応したいとしています。 URL http //www.tv-wakayama.co.jp/news/news.cgi 1112 和歌山出直し知事選:元経産省官僚が出馬表明 30日告示 [毎日] 和歌山県発注土木工事の談合事件をめぐって、木村良樹知事(54)が辞職表明したことに伴う出直し知事選(30日告示、12月17日投開票)に、元経済産業省製造産業局次長の仁坂吉伸(にさか・よしのぶ)氏(56)=東京都=が12日、立候補を表明した。和歌山市内で記者会見し、「美しい和歌山と県民が楽しく暮らせる和歌山をつくりたい」と述べた。同知事選への出馬表明は仁坂氏が初めて。 仁坂氏は同市出身。無所属で立候補する。自民党県連と公明党県本部に推薦を要請した。 仁坂氏は74年、旧通産省に入り、03年7月から駐ブルネイ大使を務め、先月4日付で経産省を退職。現在は社団法人・日本貿易会の専務理事。【久保聡、栗原伸夫】 毎日新聞 2006年11月12日 14時09分 URL http //www.mainichi-msn.co.jp/seiji/senkyo/news/20061112k0000e010014000c.html 1112 和歌山談合 知事公舎捜索で大量の高級時計、絵画見つかる [毎日] 和歌山県発注の土木工事を巡る談合事件で、大阪地検特捜部が和歌山市内にある木村良樹知事(54)の公舎や大阪府池田市の実家などを捜索した際、大量の高級腕時計や絵画が見つかっていたことが分かった。中には100万円以上する有名ブランド品や入手元が特定できないものもあったという。業者などからの贈答品とすれば社会通念上の許容範囲を超えているものが含まれている可能性もあり、特捜部は入手の経緯などを詳しく捜査している模様だ。 また、官製談合で同県への口利き役だったとされるゴルフ場経営会社元社長の井山義一容疑者(56)=所得税法違反容疑で再逮捕=が、海外旅行の土産として高級腕時計を木村知事にプレゼントしていたとみられることが関係者の証言で浮上。特捜部は製品の特定とともに渡した時期などについて、井山容疑者から事情を聴いているとみられる。【日野行介】 毎日新聞 2006年11月12日 3時00分 URL http //www.mainichi-msn.co.jp/keizai/wadai/news/20061112k0000m040141000c.html 1110 和歌山談合、知事の後援会幹部ら3人逮捕 [読売] 和歌山県発注の公共工事を巡る談合事件で、大阪地検特捜部は9日、2004年11月の下水道工事入札で受注調整したとして、工事を受注した共同企業体(JV)に参加した同県海南市の建設会社「丸山組」会長・田渕利都(としくに)容疑者(79)ら3人を競売入札妨害(談合)容疑で逮捕した。 木村良樹知事(54)(辞職表明)の後援会副会長を務める利都容疑者が、同年8月の知事選前に、木村知事の自民党推薦の取り付けに尽力していたことも判明。特捜部は、知事選を巡る支援状況の全容解明と、事件への知事の関与について詰めの捜査を急ぐ。 ほかに逮捕されたのは、利都容疑者の息子で同社社長の利幸(50)、同社専務・久保利夫(59)の両容疑者。 調べでは、3人は、元県出納長・水谷聡明(さとあき)被告(60)(再逮捕)、大手ゼネコン「大林組」元顧問・日沖九功(ちかのり)被告(64)(起訴)らと共謀。04年11月10日の「紀の川中流流域下水道那賀幹線シールド工事」の入札で、準大手ゼネコン「熊谷組」のJVが受注できるよう談合し、公正な入札を妨害した疑い。 利都、利幸両容疑者は談合の容疑を認め、久保容疑者は否認しているという。 利都容疑者は、木村知事の後援会役員を務め、今年4月に副会長に就任。木村知事再選前の04年2月ごろ、知人で政界に影響力を持つ県議OB(故人)に対し、当時木村知事の推薦を決めていなかった自民党に働きかけて推薦を取り付けるよう要請するなど、積極的な支援活動を繰り広げた。特捜部は、知事が水谷被告に、丸山組をJVに参加させるよう直接指示していた可能性があるとみて立件に向け、知事本人の聴取を行う方針だ。 (2006年11月10日3時11分 読売新聞) URL http //www.yomiuri.co.jp/national/news/20061110ic01.htm 1109 和歌山談合 知事公舎など捜索 大阪地検特捜部 [毎日] 和歌山県発注の大型土木工事を巡る談合事件に木村良樹知事自身が関与していた疑いが強まったとして、大阪地検特捜部は9日午前、競売入札妨害の共犯の疑いで和歌山市の知事公舎や大阪府池田市の知事の自宅、同県海南市の土建会社「丸山組」役員宅などの家宅捜索に着手した。元県出納長の水谷聡明容疑者(60)=同容疑で再逮捕=が、木村知事から選挙応援の見返りに同社に落札させるよう指示されたと供述。特捜部は近く、木村知事の本格聴取に乗り出すとみられ、官製談合事件の捜査は木村知事の立件に向けて大詰めを迎えた。 調べなどによると、木村知事は04年11月10日に入札が実施された「紀の川中流流域下水道那賀幹線シールド工事」(同県岩出市)を丸山組が受注できるよう、水谷容疑者に指示。同容疑者は、関西の土木工事の談合を差配していた大林組顧問の日沖九功被告(64)=競売入札妨害罪で在宅起訴=に働きかけて、談合で落札が内定していた共同企業体(JV)に組み込ませ、公正な入札を妨害した疑いが持たれている。 丸山組は同年8月の知事選で、海南事務所やその用地を提供したり、社員が団体回りをするなど木村知事を積極的に支援。水谷容疑者は特捜部の調べに、木村知事から当選後「選挙で助けられた。よろしく頼みたい」などと指示されたことを認めている模様だ。 この入札は当初、同年8月の予定だったが、新潟市発注工事の官製談合事件で公正取引委員会から排除勧告を受けたゼネコンが指名されていたため延期。この時点では指名されていなかった丸山組が11月に仕切り直した入札では一転して指名され、熊谷組(東京都)と日本国土開発(同)とJVを組み、予定価格に対して約97%の10億6500万円という高値で落札した。 8JV24業者が指名された11月の入札で、8月時点と入れ替わっていたのは丸山組ただ1社しかなく、不自然な経緯が注目を集めていた。 特捜部は9月20日、県発注のトンネル工事2件の入札で談合があったとして県庁などを捜索。10月12日に水谷容疑者と、ゴルフ場経営会社元社長の井山義一容疑者(56)を競売入札妨害容疑で逮捕し、さらに今月2日には今回の下水道工事を巡り水谷容疑者を再逮捕していた。木村知事は同日、「道義的責任」をとって辞職を表明している。【日野行介、田中龍士、久保聡】 毎日新聞 2006年11月9日 11時50分 (最終更新時間 11月9日 15時34分) URL http //www.mainichi-msn.co.jp/keizai/wadai/news/20061109k0000e040053000c.html 1108 和歌山県の元出納長が踏切で自殺 談合事件で任意聴取 [朝日] 2006年11月08日21時24分 8日午後0時20分ごろ、和歌山市栄谷の南海本線の孝子7号踏切内で、和歌山県の元出納長(71)が和歌山市発難波行きの普通電車(4両編成)にはねられ、約1時間後に病院で死亡が確認された。出血性ショック死だった。和歌山北署は自殺とみている。元出納長は、県発注工事をめぐる談合事件で大阪地検特捜部から、任意の事情聴取を受けていた。 同署の調べに電車の運転士は、元出納長が線路に1人で立っていて、直前に電車の方を向いたと話しているという。 元出納長は1953年に県庁に入り、土木部次長、東京事務所長、商工労働部長、知事公室長を歴任。94年12月~96年3月に出納長を務めた。退職後、県信用保証協会理事長を経て、01年に地元最大手の建設会社に入社。間もなく同社の副社長になり、今年10月末に退任していた。 談合事件で、大阪地検特捜部は先月19日に同社を競売入札妨害容疑で家宅捜索、元出納長を任意で事情聴取した。元出納長は、競売入札妨害(談合)容疑で再逮捕された前出納長水谷聡明(さとあき)容疑者(60)の4代前の出納長。建設業界と県の仲介役で、所得税法違反容疑で再逮捕された井山義一容疑者(56)が代表をしていたゴルフ場経営会社の役員にもなっていた。 木村良樹知事(54)=辞職表明=が初当選した00年知事選では、元出納長は木村知事支援に動いたという。木村知事は会見で元出納長との関係について「知事選で支援してくれ非常に懇意にしていた。徐々に疎遠になり、ここ2年ぐらいは会っていない」と述べていた。 元出納長は朝日新聞記者の取材に対し、談合事件について「私は全然知らなかった」と関与を否定していた。 URL http //www.asahi.com/national/update/1108/OSK200611080046.html 1108 知事選 投開票は12月17日 [紀伊民報] 木村良樹知事の辞職に伴う出直し知事選の日程が30日告示、12月17日投開票と決まった。県選挙管理委員会(山本恒男委員長、4人)が6日の会議で決定した。木村知事は12月2日付で辞職する。 選挙期日は、県議会議長から辞職願受理の通知が選管にあった翌日から50日以内と決まっている。投開票日は、慣例で日曜となっているため、会議では17日と24日を候補に挙げて協議した。 選挙の準備期間を十分に確保したいとする意見がある一方で「クリスマスイブや年末を避けた方が県民が投票しやすい」という意見もあり、結局、17日でまとまった。 各政党とも、この日程に向けて、候補者擁立を急いでいる。 自民党は6日、県庁で県議団の会合を開き「(有力な候補になりうる)国会議員に、立候補の意思があるかどうかを確認することが先決」と、幹部が上京して各議員に意向を確認することを決めた。 民主党も独自候補を擁立する方向で検討中。岸本周平県連代表は「官製談合の問題をきちんと処理できる能力と清潔さを持った人で、県への深い愛情を持った人」を念頭に、人選を急いでいる。 公明党県本部は「連立与党の枠組みの中で取り組むことになる」としており、候補者の資質については「より厳しく見なくては」と、県政刷新への姿勢を重視する方向を明らかにしている。 社民党県連は6日の三役会議で「独自候補は擁立せず、候補者が出そろった段階で推薦を検討する」(野見山海代表)と決めた。 共産党県委員会は関係団体と協議して候補者の擁立を準備している。竹内良平委員長は「暮らしや福祉など県民生活を大事にする知事を望みたい。県にゆかりのある人がよい」と話している。 まず国会議員の出馬意思確認へ 自民党県議団 自民党県議団(尾崎要二会長、25人)は6日、知事選の候補者擁立を協議する会合を開いた。具体的な人選に入る前にまず、県内選出の国会議員が出馬するかどうかの意向を確認する必要があるとして、下川俊樹党県連幹事長らが上京して国会議員に出馬の意思を聞くことを決めた。 会合では、5日の県連代表役員会で早急に人選を行う必要があるとの認識でまとまったことが報告された。 しかし、候補者の個人名は出ず、「国会議員の出馬が不明確な状態では県議団として具体的な人選に動けない」という意見で一致した。会合後、尾崎会長は「県議団としてもいろんな声が出てきた。県民の意見をいかに実現するかの選挙という議論は随分出ている」と述べた。 県議団の一人は「国会議員は行政に熟知しているので候補者として検討するのは良いが、国会議員に候補者を選んでもらうのは避けたい」。別の県議は「今回の談合事件を受けた後なので、より候補者の条件が厳しくなる」と候補者擁立の難しさを語った。 ( 06/11/08) URL http //www.agara.co.jp/modules/dailynews/article.php?storyid=114541 1103 和歌山談合:木村知事が辞職表明 「混乱の責任をとる」 [毎日] 和歌山県発注の工事を巡る談合事件で、同県の木村良樹知事(54)は2日、県庁で記者会見し「県政を混乱させた責任を取る」と述べ、辞職を表明した。談合への関与は強く否定した。競売入札妨害容疑で再逮捕された元県出納長、水谷聡明容疑者(60)=競売入札妨害罪で起訴=の任命・監督責任を問う声や、県側への談合の口利き役とされ、所得税法違反容疑で再逮捕された大阪府河内長野市のゴルフ場経営会社元社長、井山義一容疑者(56)=同=を水谷容疑者に引き合わせたことへの批判が高まっていた。今後は木村知事の事件への関与の有無の解明が焦点になる。 大阪地検特捜部は9月20日、競売入札妨害容疑で県庁の知事室や出納長室などを捜索。水谷容疑者が井山容疑者の口利きを受け、04年11月実施の2件の入札に際し、準大手ゼネコン2社の共同企業体が談合で落札することを了承したとされる。 木村知事は「県としては談合にかかわっていない。公共事業絡みで、僕を含めた県が、元社長(井山容疑者)と関係していることは絶対ない」などと関与を否定。県議会最大会派の自民党が辞職要求の方針を固めると、「(水谷容疑者が)起訴された段階で、(進退を)謙虚に考える」としたが、水谷、井山両容疑者が起訴された今月1日には会見で「先頭に立って県政の再生を図りたい」と辞職を否定していた。 しかし、県議会最大会派の自民党が2日午前、会派の会合で辞職勧告決議案に加え、不信任案も視野に辞職を強く求める方針を確認。午後の会派代表者会議で、県議会の方針を取りまとめた。このため、木村知事は辞職が不可避と判断したとみられる。 記者会見で木村知事は「このようなことで辞めるのは非常に残念だが、いろいろな波紋を起こしたことの責任を取る」と説明。「県民の代表の県議会が(知事を続けるのは)適切ではないと判断しているようなので」と述べた。談合との関与については、改めて「まったく関係ない」とした。 木村知事は会見後、辞職願を県議会議長に提出した。議長が5日以内に県選管に通知。その後50日以内に出直し知事選が行われる。 木村知事は大阪府出身。旧自治省入りし、和歌山県総務部長、大阪府副知事などを経て、00年9月に初当選。現在2期目で、任期は08年9月2日までだった。【辻加奈子、久保聡、栗原伸夫】 毎日新聞 2006年11月2日 16時37分 (最終更新時間 11月2日 22時40分) URL http //www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20061102k0000e040100000c.html ▼和歌山の政治06Ⅴ より続く