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ギリシア神話 オリュンポス(Όλυμπος;Mount Olympus) 古代ギリシャ語的に発音すれば「オリュンポス」。英語的に発音すれば「オリンポス」。 ギリシャで一番高い山であり、北部に位置している。標高は2917m。 ギリシャ神話では、ここにオリュンポス十二神らの住む宮殿があるとしている。
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古代ギリシャ、後期青銅器時代の都市。ミュケナイとも。 全周をキクロベス様式の城壁で囲まれた遺跡。城壁の厚さは6m以上あったという。 都市の北西側に、「ライオン門」と呼ばれる大規模な石製の門が作られている。 BC468年(W)、近隣の有力都市アルゴスによって滅ぼされている。 1876年(W)、ハインリッヒ・シュリーマンによって発掘が開始され、多くの出土品をもたらした。 シュリーマンによって発掘されたのは六基の竪穴墓のうちの五基で、そこからは黄金のマスク、 青銅の剣、ダチョウの卵、琥珀など多数の副葬品が見つかったとか。 →アガメムノンのマスク また、ミケーネを代表する大規模なトロス墓として、アトレウスの宝庫と通称される墓が知られている。 参考文献 『図説ギリシア』周藤芳幸 『古代ギリシア 11の都市が語る歴史』ポール・カートリッジ 図説 ギリシア―エーゲ海文明の歴史を訪ねて (ふくろうの本) 古代ギリシア 11の都市が語る歴史
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2013年08月09日 (金) 22時54分53秒 ギリシャ04 ギリシャ04情報スレ 画像 フォメ情報 獲得できる監督 総合力 4 ダビーサスドイルベルナールイ・ヨンス(2期)イエーガー(3期) 攻撃力 1 スピード 4 守備力 9 テクニック 2 中盤の構成力 3 パワー 8 1-3-3-3 難易度 3 スタミナ 5 肩書き オリンポスの奇跡 ポジ 能力 属性 活躍選手 GK プラニーチカ ヘラルト シュモク ブッチ ルイージ エルデラ ニコラティスブルテズ ゲアトルーヅ ミルズ イグレシアス アルベルト SW★ P+T 知 ◎リートフェルト エンゲルス ヴァザーリ カンパリ バロン キケ・エルナンデスヒメネス ノテウス ゴドフロア ペコ メルビン スピネッリ エルニーニョ ロスタヘラー △岡本徹 △モントーヤ △マルシーニョ ✕カーク RSB S ◎デュラン 〇カヌー 〇コルテス 〇リンコン グレイシー イヴァノフ バイアーノバイゼ ヌタップ シュレーダー △サンタクルス △ミケーレ CB T+P ◎カルデラ 〇バロン 〇ヒメネス ペコ ロスタ グレイシー ゴドフロアカンパリ エンゲルス レッジ マイナー △マルゲリータ △マンチーニ LSB S 〇イヴァノフ 〇カルロス マンチーニ リゼレス パイク ジャンニケッダ 吉田友樹ペドロサ ババヤロー マリア・ゴメス CDH T+P 知,組 ☆カルファン ◎リートフェルト 〇マテレレ 〇キケ・エルナンデス カスティージョヴィエロ マイナー ガルシア ジャミ・ナバーロ ノテウス ヒューズ△レオポール △ドレイク RWB★ P+スタ ◎ブルーノ・セガール ◎リートフェルト 〇ガリアーノ 〇ヨルセン 〇ヒューズマルコス ヴィエロ レオポール シュレーダー △ターヒュッツ △ランフォード△ブラガ △コリル △アンドロメダ △ロドリーゴ △モンティ LWB T+P ◎コジーニョ ◎デイモン ◎ディマス ルドルフ ヒューズ マイルズ バウアーランフォード カルデロン 秋月春彦 ヤンコビッチ △グレゴリオス RWG★ P+S ◎サバテル 〇ロハス ラミレス カクタ バナー バティス ピレリ ディアラアリストテレス ビーティー グレニテス エルボマ△フェロー △クロイツ △ホルセン △コントラ LWG S+T ◎ゾフ 〇アベル リベリーノ ジルベール エルコラーニ キング 瑠威主 ドールマンキャンベル △ハシェック △ライムンド △ラミレス △ジャイロビーニョ△高松信一 △シャララ △ボレリ ✕グレゴリオス CFW STP 知,組 〇グレニテス C・バレーロ ランドフスキ ビーティー(4期~) シャオ・エンファ(7期)ロハス クロイツ 秦田丈 △セナ △ファン・ローイ 二宮和寿 △アドゥ ※…★はキーポジション 監督理解度 攻撃型 バランス型 守備型 △ カラヴァン 〇 アクエル △ イエーガー ✕ ケルクホフ △ イ・ヨンス △ コンティ ✕ アルメイダ △ ゴンザレス 〇 ザイド・ファタラ ✕ ガウルテリオ △ 佐伯 △ シモンズ 〇 ダビーサス △ シマク 〇 ドイル ✕ チャールズ ✕ ジャンヌ ✕ 敏林 〇 ベルナール 〇 ジョルジュ ✕ J・フィルマーニ ✕ ホッベル 〇 タウンゼント 〇 M・フィルマーニ △ 千波 〇 ドラゴビッチ 〇 フルニエ ✕ フィオーセ 〇 ラクテオノフ ✕ フェルナンデス ✕ ハッサン 〇 ブリッジス 〇 フィヨルトフト △ ルビーニョ 〇 リッター △ デューラー 合計: - 今日: - 昨日: -
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人の最も輝かしき季節 あなたは古代ギリシャを知っているだろうか 人々が喜びと輝きに満ち溢れていた季節を 彼らは共に天に住まう浮気な神々を信じ 己らはその子孫であると疑わず 地上に楽園を築き上げた 政を生業とし オリンピアで名誉を競い 数え切れない恋と戦争をする そして、男達はあらゆる芸術を磨き上げる 彼らは知っていたのかもしれない 過去が未来を凌駕するのは 魔法と芸術しかないことを あるものは数学の神秘に見せられ あるものは哲学の深遠に漂い あるものは詩作に生命を捧げ あるものは神話を紡いだ ああ、なんと素晴らしい光の季節 その光はひたすらに眩しく その代償のように暗い眩い影をはらむ 影の人に自由は無く 影の人に喜びは無く 影の人に言葉だけはあり 影の人に歴史は無い それは人の形をした異物 偉大なる哲学者もまたそれを家畜と呼んだ それは『人』が喜びと自由に満ち溢れていた時代 輝かしき夏の季節 名前 コメント 大丈夫です。その。真の芸術のために。NEETがいます。 -- ケイシ もしあなたが芸術や文学を求めているのならギリシャ人の書いたものを読めばいい。真の芸術が生み出されるためには奴隷制度が必要不可欠だからだ。古代ギリシャ人がそうであったように、奴隷が畑を耕し、食事を作り、船を漕ぎ、そしてその間に市民は地中海の太陽の下で試作に耽り、数学に取り組む。芸術とはそういったものだ。夜中の3時に寝静まった台所の冷蔵庫を漁るような人間には、それだけの文章しか書くことはできない。村上春樹『風の歌を聴け』より -- simo SIMO氏 いきなりぱわふるすぎますすごい -- kemicon
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ギリシャ産海綿2009年8月28日 (金) 画像情報無し 180×270 日記原文 紺碧のエーゲ海を母として育った海綿動物=Euspongia-Officinalisを厳選、精製したもの。 海綿の中でも最も品質が良いとされているギリシア産海綿。 大きさ比較でお花を置いてみましたが、この海綿は女性の手の平サイズ。 キメが細かく崩れにくいソフトな肌触りが特徴です。 バスタブの中でボディソープを泡立てて使うと贅沢な感触が味わえます。 コロンと愛らしい姿がお気に入りです。 ボディ洗いにはもちろんですが、私はバスルームに2つ用意して、浴槽のお掃除用にも使っています。 普通の日記 かなえキッチン : ごはん日記 2009年08月 上記の日記文について現段階の調査状況 他サイトからの引用と思われる部分について 他サイトからの引用部分を、a青とbオレンジで表示します。 引用元の可能性のあるサイト a青:参考:商品説明 ナチュラルピュアスポンジ ギリシャ産海綿 XL ttp //www.kenko.com/product/item/itm_8824059072.html bオレンジ ttp //www.raconte-moi-shop.jp/shopdetail/004001000007/order/ 紺碧のエーゲ海を母として育った海綿動物=Euspongia-Officinalisを厳選、精製したもの。 紺碧のエーゲ海を母として育った海面動物を厳選・精製した海綿です。 海綿の中でも最も品質が良いとされているギリシア産海綿。 海綿の中でも最も品質が良いとされるギリシャ産のさお高級海綿です。 大きさ比較でお花を置いてみましたが、この海綿は女性の手の平サイズ。 キメが細かく崩れにくいソフトな肌触りが特徴です。 キメが細かく崩れにくい、ソフトな肌触りが特徴です。 バスタブの中でボディソープを泡立てて使うと贅沢な感触が味わえます。 バスタブの中で石鹸を泡立ててお使いになれば、より贅沢な感触が味わえます。 コロンと愛らしい姿がお気に入りです。 ボディ洗いにはもちろんですが、私はバスルームに2つ用意して、浴槽のお掃除用にも使っています。
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古代ギリシャの都市。アルゴスから南南西に行った、海沿いに所在する。 ヘラクレスがその十二功業の一つとして、ヒュドラを退治した場所として著名。 参考文献 『ギリシア案内記(下)』パウサニアス ギリシア案内記 下 (岩波文庫)
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古代ギリシャで開催されていた競技会。言わずと知れた、オリンピックの前身。 ペロポネソス半島北西部の町オリュンピアで開催された。 伝説によれば、競技会の始まりはBC776年(W)。 同盟・敵対関係などで複雑に離合集散していたギリシャの諸ポリス間が互いに接触・交渉を行う上でも重要な、 いわゆる「国際聖域」の形成に大きく貢献していたと考えられている。 競技の優勝者にはオリーブの冠が与えられた。 直接の賞品自体は質素だが、それだけにオリュンピア競技優勝がもたらすポリスでの名声と栄誉が想像されると云々。 競技会の開催期間中およびその前後には、ポリス間で争いが起こっている場合でも休戦する慣行があったとか。 なお、同様の競技会はこの時代、デルポイ、イストモス、ネメアでも開催されていた。 BC393年(W)、テオドシウス帝によりオリュンピア競技会は廃止される。 参考文献 『図説ギリシア』周藤芳幸 『古代ギリシアの歴史』伊藤貞夫 図説 ギリシア―エーゲ海文明の歴史を訪ねて (ふくろうの本) 古代ギリシアの歴史 ポリスの興隆と衰退 (学術文庫)
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フライパン(キクラデス文化)(古代ギリシャ) 素焼きの三角ケーキ(インダス文明)
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アンノジジェ(Ennosigée, エンノジジェ)は詩百篇第1巻87番に登場する語。 ギリシア語エンノシガイオス(Ennosigaios)ないしラテン語エンノシガエウス(Ennosigaeus)のフランス語化。 17世紀のテオフィル・ド・ガランシエール以来、ほとんど異論のない読み方である。 エンノシガイオスもエンノシガエウスも「大地を震わせる者」の意味で、海神ポセイドン(ネプトゥヌス)に与えられていた異称の一つであった(*1)。 『イリアス』に見られるが、当時はまだポセイドンが海神か陸神かが不分明だったらしい(*2)。 補論 五島勉は『ノストラダムスの大予言・地獄編』において、「私の調べでは、古代ギリシャ語の『エンノシジェウス』から取られたもの」で「『ポセイドンが起こす最後の大地震の破滅』のことを、古代ギリシャ人は神話に託して『エンノシジェウス』と呼んでいたのだ」(*3)と説明していた。 しかし、これは Ennosigaeus をギリシア語とした上で earth-shaking と不適切に英訳していたエリカ・チータムの語注(*4)をそのまま転用したことによる誤りであろう。 チータムの参照元と推測されるエドガー・レオニは Ennosigaeus をラテン語とした上で、 the earthshaker と正しく英訳していた(*5)。 この語はあくまでも地震そのものではなく、それを起こす者を指していること、地震そのものとする勘違いは信奉者側の著作でも余り見られないこと、そしてその勘違いに立脚して「最後の大地震の破滅」の意味だとした論者は五島以外に誰もいないことを確認しておきたい。 ※記事へのお問い合わせ等がある場合、最上部のタブの「ツール」>「管理者に連絡」をご活用ください。
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登録日:2015/12/12 Sat 18 27 40 更新日:2023/10/11 Wed 10 27 07NEW! 所要時間:約 11 分で読めます ▽タグ一覧 アイギス アテナ アニヲタ神様シリーズ オリュンポス十二神 オリーブ ギリシャ神話 ニケ ミネルヴァ メデューサ絶対殺すウーマン 処女神 勝利 勝利の女神 女神 戦争 戦女神 智勇兼備 梟 槍 機織り 沙織さん 知恵 短気疑惑 聖戦 聖闘士星矢 ■アテナ 「アテナ」はギリシャ神話に登場する女神。 パラス・アテナと云う呼び名でも知られる。 ローマ神話ではミネルヴァと習合した。 オリュンポス十二神の一柱で、戦争と知恵、工芸と芸術を司り、特に勝利と機織り物の女神として語られる。 また、異母姉妹のアルテミスと共に自ら永遠に純潔である事を誓った処女神でもある。 何しろ、大きな前立て付きの兜に黄金の胸当てに長い槍に丸い盾……と完全武装で生まれて来たと云うのだから“お堅さ”では他に類を見ない。 古代ギリシャの文化の中心都市であったアテナイ(アテネ)の守護女神としても知られており、彼女を祀るパルテノン(処女宮)神殿は侵略者であるローマ人をも感服させたギリシャ文明の象徴として今日でも威容を誇る。 聖木はオリーブ。 聖鳥は梟。 これらは平和と知恵を象徴し、梟は添え名(輝く眼)とも繋がっている。 勝利を意味する有翼の女神ニケ(ヴィクトリア)も彼女の化身とされている。 父は至高神ゼウス、母はティターンの思慮の女神メティスとされている。 嘗てウラヌスを打倒したクロノスがウラヌス(天)とガイア(地)より受けた「子らに主権を奪われる」と云う予言を畏れて子供達を呑み込みまくった様に、ゼウスもまたウラヌスとガイアより妊娠中のメティスから「父親にも劣らぬ気性と賢い思慮を備えた娘御」と「傲慢な心を持つが神々と人間どもの王になる息子」が生まれて自分の主権を脅かされるとの予言を受けていた。 そこで、ゼウスは身重のメティスを今度は“性的な意味でない方のパックンチョ”をして腹の中に呑み込んでしまった。 メティス「なあに、ダーリン?妊婦プレイをしてみたいとか本当に貴方ってHに対してアグレッ……いやあああああああああ!」 こうして、メティスの知恵を得れるわ、新妻(テミス)も迎えられるわで一石三鳥!と安心していたゼウスだったが、十月十日が満ちて凄まじい頭痛に苛まれる事になる。 余りの痛さに鍛冶神ヘパイストスに斧で頭をカチ割って貰うと、額から完全武装した戦女神アテナが誕生したのである。 アテナは予言通りに優秀な女神であったが、ゼウス自身より生まれた為かパパっ娘で、ゼウスの主権を脅かす様な危険分子では無かった。 ゼウスは、この美人で強くて賢い愛娘を讃えると共に自らの胸当てを贈り、これをアテナは神盾(アイギス)とした(※普通にゼウスの神盾を下賜されたとの説もある)。 一方、後には傲慢な息子の方も予言通りに生まれているが、此方もテミスより更に後添いのヘラから生まれた為か、神としては微妙な程の残念キャラだった。 ……ともかくも、この若干のズレによってゼウスの統治は永遠の物と確約され、オリュンポスの神々が世界を統治していく事になったのである。 ※生まれたのが男神ではなく女神だったので予言は外れだったとの説もある。 ゼウスへの忠告はガイア、またはクロノスによる忠告の名を借りた呪いだったとされる場合もあるが、何れにせよこれで無効となった。 メティスさんだけが可哀想な気もするし、ヘパイストスがもう登場してたりとか時系列もガバガバだけど、まあほら(ギリシャ)神話だし。 【由来】 元来から同地(アッティカ)で信仰されていた城塞都市の守護女神(ポリウーコス)であり、謂わば地元の人気アイドルであった。 こうした事情からギリシャに支配された後のオリュンポス神族では血統は傍流とされながらも、ゼウスの正妻であるヘラや嫡男であるアレスよりも遥かに神話内での扱いが良い。 これは、元々のアテナ信仰の根深さと、統合されても尚、同地の大女神として小規模な神々をも従えていたとされるエリアボスの人気と強さが窺える。 また、アテナは勝利の女神として英雄達の冒険をバックアップした事でも知られている。 特にペルセウス神話や聖闘士星矢では勝利の女神としてのアテナの加護が重要な働きをしている。 トロイア戦争では発端の一人とされてしまっているものの、後の戦争ではギリシャの勝利を後押ししており、これは出身地域により振り分けられたとされる隠喩的な構図が見て取れる。 【ポセイドンとの対立】 海皇ポセイドンとは妙に仲が悪く……と云うか、基本的にポセイドンが優秀な姪につっかかっては噛ませになるパターンが多い。 ポセイドンが野心に富んだニューリーダー病のNo.2とされつつも微妙に影が薄く、余りいい神話が語られなかった事もあってか人気の差が如実に反映されてしまったのかもしれない(ギリシャ神話に組み込まれた時点で零落していた神であった)。 ポセイドンとアテナ関連の神話として特に有名なのがアテナイ(を中心としたアッティカ地方)の支配権を巡り対立したエピソードである。 この争いは「どちらがアテナイの民に有益な贈り物をするか」で競われ、ポセイドンがアクロポリスの山上を三叉の鉾で突いて塩水の湧き出る泉を生じさせたのに対し、アテナは地上にオリーブの木を生み出してみせた。 オリーブの実は食用にも灯油にも医薬にもなり、幹は家具の材料に、枝は勝利者の冠になった。 これを見た審判の神々(或いは初代アテナイ王ケクロプス)はアテナを勝者とし、彼女の為にパルテノン神殿が建立される事になった。 しかし、これを不服としたポセイドンはアテナイを洪水(※津波や地震説もある)で攻撃。 最終的にはゼウスが仲裁に乗り出し、アテナイの第二の守護神としてエーゲ海に突き出すスニオン岬にポセイドンの神殿が築かれたと云う。 ……ゴネ得は害悪。 ハッキリわかんだね。 この他にも、愛人であったゴルゴン3姉妹の末妹メドゥーサがアテナの祟りに触れて蛇身邪眼の怪物に変えられたりと直接、間接を問わずに敵対する神話が多い。 ちなみにこの後メドゥーサの姉であるステンノーとエウリュアレー(同名のポセイドンの妻がいるが別の神である)がメドゥーサの事で抗議に来たが同様に化け物の姿に変えてしまっている。 一説によれば欲情したヘパイストスがアテナに襲いかかったのは、ヘパイストスが「(鬼母を解放した)褒美に嫁をとらせる」と言われた時に、ポセイドンが敵対するアテナを犯せと薦めた時の話だともされる(当然の様に拒絶されたが)。 現在ではヘパイストスが自らアフロディテを妻に選んだとされる事が多い為、かなり珍しいエピソードである。 ただし、ポセイドンが「これからは俺がニューリーダーだ!」とばかりにゼウスを縛り上げた際には浮気の罰だったのかヘラと共に協力しているらしい。 実はハッキリした事は解っていないのだが、アテナの異名として知られるパラス・アテナのパラスとはアテナと双子の様に育ったポセイドンの孫(トリトンの娘)であったとされている。 アテナは幼少時の諍い、或いは模擬戦の中でパラスを誤って殺害してしまい、その罪を背負う意味でパラスの名を冠したと云う。 しかし、この神話はアテナの誕生譚を初めとした他の神話とは矛盾しており、パラスをアテナの元々の神性から切り離された分身の様な存在だったと考える説もある。 元来のアテナは水に関連した大地の女神であったと考えられており、元々は“大地の女神の夫”と呼ばれたポセイドンと妙に縁が深いのもそれが理由とも考えられる。 メドゥーサも矢張り古の地母神で、パラス同様にアテナとの関連を主張される事もある。 ポセイドンは同じく古の地母神で配偶者であったとされるデメテルともどちらかと言えば敵対する神話が多いが、よっぽど酷い旦那だったのかもしれない。 この他のパラスの由来としてはアテナ(パラス)を殺そうとした同名の巨人が居り、アテナは逆にこれを殺して胸当てや盾の材料にしたと云う。 ……この様に、よく知られた名前の割にはパラスの呼び名の由来は明確では無いのだが、現在ではパルテノンと同じく処女性を示した定冠詞とも考えられている。 単にパラスと記した場合でもアテナを顕し、後にオデュッセウスがトロイアから盗み出したとされるパラディオン像はアテナがパラスの死を悼んで作られたとするエピソードが付けられている(元来はアテナともパラスとも無関係の女神像である)。 ※他にパラティヌス丘の名の由来とされたりするパラースなる複数人の男性名もあるが此方は関係ない。 【主な神話】 人気の英雄達を助けたエピソードでも知られ、ペルセウスのメドゥーサ退治に鏡の盾(自分の神盾だったともされる)を貸し出したり、怪鳥を誘き出すガラガラを用意したり、ベレロポンにペガサスを手懐けられる黄金の手綱を渡している他、オデュッセウスの姿を元に戻したのはアテナだったとされる。 ……仲の悪いポセイドンやアレスの血縁や眷属ばっかりが相手な気もするが気のせいである。 ペルセウスからはメドゥーサの首を献上されており、これによりアテナの神盾は最強の武器にもなった。 処女神として従者の乙女達にも純潔を守らせたアテナだが、一人だけ息子と呼べる存在が居る。 アテナイ王にしてギリシャ式戦車を生み出したとされるエリクトニオスの事で、仕事の依頼に工房を訪れたアテナにヘパイストスが欲情して迫り、拒絶はされたものの美脚にぶっかけられてしまい、それを忌々しげに拭ったアテナが地面に男汁(苦)を叩きつけるとエリクトニオスが生まれたのだと云う。 ここまでの経緯については諸説あり、ヘパイストスがアテナに日頃から懸想していたとか、妻(アフロディテ)に相手にされない寂しさが我慢の限界に達したとかの説がある(一週間程度だが)。 生まれた子供に罪はないと引き取りはしたアテナだが、何故だかエリクトニオスを箱に入れて、何故だかアテナイ王ケクロプスの3人娘に預けたとする神話もある。 結局3人娘は好奇心に勝てずに箱を開けてしまい、アテナが自らの神殿で育てる事になったのだと云う。 純潔の女神が子供を生むと云う奇妙な神話だが、アテナイの守護女神と血縁を結びたいと云う純粋な信仰心から生まれた微笑ましいエピソードであろう……欺瞞! このエピソードからアテナを「鍛治神の伴侶」と呼ぶ場合もある。 ヘパイストス「照れるぜ」 アテナ「……死んだら?」 ギガントマキナでは、アテナは巨人たちの中でも最も強力で不死身のエンケラドスと戦うも圧倒。 まあ、軍神(笑)も一撃で倒せる娘だし。 巨人が逃げ出した所にシチリア島を投げつけて押し潰したとされる。 これがエトナ山だともされるが、この神話は後にテュポンのエピソードとして吸収されてしまったと思われる。 ※これ以前のテュポンはゼウスに灼き払われて殺されたとされていた。 【機織り対決】 アテナの神話と云えば天才機織り娘アラクネとの機織り対決も忘れてはならない。 天才だが傲慢で神々に唾するアラクネを老婆に化けて諭すも聞き入れられず、正体を明かしたアテナは機織り勝負を挑んだ。 「おーっと王者の雷光三段織りだーーー!これで決着かー!?」 「い、いや、見てください挑戦者を!?」 「な、なんとアラクネ選手!桃源無尽乱交織りだーーーー!!処女神への精神的ダメージも兼ねた圧倒的官能美!!これには王者も届かない!!!」 ※実況 解説同僚のおばちゃん達。 ……アラクネの機織りの技はアテナにも匹敵、或いは勝る程のものであったが、彼女がタペストリーに織り込んだのは父のゼウス(や他の神々)の酒池肉林と青姦獣姦乱交の下半神ぶりを精緻に描いた淫らな画であった。 これに激怒したアテナは反省(物理)でアラクネを打ち据え、アラクネも己を恥じて自ら命を絶ったともされる。 でもゼウスのヤリ夫っぷりを考えると文句言えた義理でも無いよね。 アラクネはこの後、トリカブトの汁で蜘蛛の姿に変えられるが、永遠に糸を紡ぎ続ける蜘蛛への転生をアテナの呪いとするか、慈悲とするかで解釈が分かれる。 後代では呪いとされる事が多かったらしく、ダンテが『神曲』で蜘蛛の下半身の亡者として描いたのを皮切りに現在まで創作世界で人気のモンスターとして扱われてしまっている。 アラクネの名は蜘蛛を呼ぶ名詞とされた他、彼女と道ならぬ恋に落ちた弟のバランクスは罰として蛾に変えられたとの神話まで付け足された……やめたげてよぉ! この他、どっかで聞いた話でもあるが沐浴中に裸を見られたテイレシアスを祟りで盲目にしてしまったとのエピソードもある。 まあ、テイレシアスは替わりに予言の力を授かるのだが、極端な祝いと呪いがアテナの神話には付いて回る様である。 追記修正は完全武装してお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 好きな女神 -- 名無しさん (2015-12-12 18 32 42) オリンポスのみなさんの中ではまだマシな部類かな…知名度も高いし美人のイメージもあるし -- 名無しさん (2015-12-12 18 57 11) いやだいぶ碌でもないだろ・・・wアテナ寄りの伝承が多いのも単にアテナ人気に贔屓したものが多いってだけで -- 名無しさん (2015-12-12 22 03 47) 誰とでも寝るBITCH女神、一途だが旦那の浮気相手には冷血非情な貞淑女神、ガードが硬いを通り越して痴漢冤罪並みの過敏さで行き掛けの異性を断罪する処女神…手頃なのが見つからんね~ -- 名無しさん (2015-12-13 05 24 20) テティスとヘスティアは良心。あとは主に最高神の被害者か、鬼畜な女神しかいない… -- 名無しさん (2015-12-13 05 37 13) 嫁or恋人にしてまともに生きていけそうなのがヘスティアくらいしかいねぇ・・・。超絶浮気性なのさえ我慢できる大海よりも広い心があれば実害は少ないアフロディーテも何とかいけるか? -- 名無しさん (2015-12-13 05 57 57) アフロディーテは浮気相手の方からの実害が甚大 -- 名無しさん (2015-12-13 09 25 29) 青春の女神ヘベとかどうかいな?義母がヘラさんになるけどな!後はプシュケとかアリアドネは性格よさそう。 -- 名無しさん (2015-12-13 18 03 38) トロイア戦争中はトロイア側の人間に化けて直接干渉したり神の中でも特に悪辣なイメージ -- 名無しさん (2015-12-13 21 05 39) 地母神としての原型のアナテは地母神らしい流血の女神なんだよなぁ -- 名無しさん (2015-12-17 14 25 52) ペルセポネーも(この神話の中では)かなりまともな性格だろ -- 名無しさん (2015-12-17 15 13 08) ↑ペルセポネは「てめえ雑草女の分際で何うちの旦那に色目使ってんだよ!」と某ニンフを踏みつけているからな…… -- 名無しさん (2015-12-27 19 12 50) 誰かペルセポネさんの記事も書いてくれんもんか...... -- 名無しさん (2016-03-17 19 38 08) そういえば、沙織さんって映画だと星矢(ペガサス聖衣着用)をお姫様抱っこしてたな。シチリア島をぶん投げれるなら納得だ… -- 名無しさん (2016-06-05 00 10 10) ペルセポネの御付の女神ヘカテの記事も -- 名無しさん (2016-08-28 20 48 17) ぶっかけられただけで子供ができるんだから、アフロディテ並(比喩)のぶっかけ祭りなんてやったら、とんでもないことになるんじゃ......。 -- 名無しさん (2016-11-22 21 51 35) アラクネの話見て失望しましたプロメテウスのファンになります -- 名無しさん (2017-01-02 21 22 32) 確か祀っていた神殿の柱には生贄として若い男性を生きたまま塗り固めて作ったんだっけか -- 名無しさん (2017-01-02 21 51 14) ↑11 穏やかで慎ましくおおらかなで楽天的なヘベさんが、これまで散々苦労してきたヘラクレスの嫁になったのは(ヘラとの和解も含めて)ものすごい救いだと思うんだ。 -- 名無しさん (2017-01-10 10 47 18) どっちにしろギリシア女神陣の中では上から数えたほうが早いレベルでマトモなのは間違いない -- 名無しさん (2019-05-21 16 24 04) アテナの人気があるのはアテナイの勢力が強くて影響力があったから。ギリシャ神話の神の立ち位置はご当地守護神争いの結果でもある。 -- 名無しさん (2019-05-21 16 55 30) 『世界の神がみ超図鑑(ポプラ社)』によると、彼女のサイズは「人間大~超巨大」と書いてあったけど、巨大化した時の身長と体重は何mと何tあるのかな。 -- 名無しさん (2020-07-23 20 11 37) 地球人とウルトラマン、くらいかな? -- 名無しさん (2020-07-23 21 12 44) 強くてニューゲームかつ最強装備をフル装備な感じ -- 名無しさん (2020-07-23 21 16 30) 聖闘士星矢的に解釈すると、初代天馬星座の聖闘士のベレロポン、聖戦終結後に次代の希望として聖闘少女に預けられた戦災孤児のエリクトニオス、デスクィーン島に追放された聖衣職人のアラクネってところか -- 名無しさん (2020-11-08 16 56 25) アレスと司るものが被ってるように思うけどアレスが戦いの神であるに対してアテナは軍略の神ってイメージでいいかね -- 名無しさん (2021-04-09 14 37 55) ↑アテナは戦争の正の面、アレスは負の面って感じなのかな? -- 名無しさん (2021-04-09 15 11 59) ↑アレスの生まれた子供が不和とか報復的な面を司る神が多いから アレスは戦争の残酷さをメインで司るっぽい アテナは勇者に助言するから知略を司る神っぽい -- 名無しさん (2021-08-27 20 07 44) ↑そんな感じだね。アテナが戦争に於ける知略とか誇りある勝利を司ってるのに対し、アレスは戦争を続けさせるために両陣営に働きかけるとかしてたとされてる。 -- 名無しさん (2021-08-27 21 30 20) アテナからポセイドンに寝返った戦士がいてね。 -- 名無しさん (2021-09-26 04 47 13) メデューサの髪の美しさに嫉妬して怪物に変えたり、黄金の林檎の件で争ったりしてるし、この女神自分の美貌に滅茶苦茶自身持ってるんだろうな。特に褒められたりとかしてないみたいだけど -- 名無しさん (2022-02-05 09 20 10) 戦女神だけあって苛烈なエピソード満載ですな。 -- 名無しさん (2022-02-05 11 58 16) ↑↑メデューサの件は侮辱してきたっつー自業自得説が有るとか…何故にギリシャ神話の人間は神を侮辱というか挑発するんだか…(ヘラは相手に有責皆無の逆恨みばっかだけど) -- 名無しさん (2022-02-14 19 26 26) 英雄たちには惜しみ無く加護を与えるが敵対するもの侮蔑するものには一切容赦しないオリュンポスの風紀委員みたいな女神さま。 -- 名無しさん (2022-06-13 18 36 48) 誰でもいいから、彼女の容姿を教えてくれ。俺が調べた所によると、焦げ茶色の髪と灰色の瞳。そしてオリーブ肌。らしいのだが、他にも定説があるのだろうか? あとスカマンドロスで水浴したってのが、何処を調べても出てこないのだけど、本当なのだろうか? -- 名無しさん (2022-08-21 19 05 22) アラクネーの件は情け付きの罰なんじゃないかな? -- 名無しさん (2022-11-18 03 17 39) 名前 コメント