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アオイドスは古代ギリシャの「楽人」を指す。現代のホメロス研究では、イリアスやオデュッセイアを含む伝統的な叙事詩の吟遊詩人を指す専門用語としてアオイドスの語を使う者もある。 イリアスとオデュッセイアにおける詩と歌 古代ギリシャでは、アオイドス(楽人)の語は動詞aodein(歌う)や名詞aode(歌)と関係する動作主名詞であり、イリアスやオデュッセイアでは詩の関連で何度も出てくる。イリアス 18.490-496: hymenaiosの結婚歌 オデュッセイア 23.133-135: ペミオスによる結婚歌。オデュッセウスの誅殺を隠すための。 イリアス 18.567-572: 子供の歌。 イリアス 18.593-606: 若い男女の歌と踊り。 オデュッセイア 8.250-385: デモドコスがアレスとアフロディテの愛を歌った。 イリアス 22.391-393: イリアス 24.720-761: トロイアで、ヘクトルの死を悼む歌。 イリアス 19.301-338: ギリシャ陣営で、パトロクロスの死を悼んで。 オデュッセイア 24.58-62: ギリシャ陣営で、アキレウスの死を悼んで。 イリアス 9.186-191: アキレウスの歌。 オデュッセイア 1.150-340: ペミオスによるトロイアからの帰還の歌。 オデュッセイア 8.73-75: デモドコスによる、オデュッセウスとアキレウスの諍いの歌。 オデュッセイア 8.536-538: デモドコスによる、トロイの木馬の歌。
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ヘカトンベ(Hecatombe)は、古代ギリシャの儀式で捧げられた雄牛100頭の生贄、あるいはその儀式を指した言葉である。 これを行った月のことをヘカトンバイオン(Hecatombaion)と言った。 現在のグレゴリオ暦でいえば、7月中から8月中の1か月間に当たる。なお、古代ギリシャのヘカトンバイオン月は1年の最初の月に当たっていた。 ここから転じて現代英語 hecatomb(ヘカトウム [hékətòʊm]ないしヘカトゥーム [hékətùːm](*1))、現代フランス語 hécatombe(エカトンブ [ekatɔ̃b](*2)ないしエカトーンブ [ekatɔ̃ːb](*3)は、単なる「大虐殺」や「大殺戮」の意味で用いられることがある。 登場箇所 詩百篇第2巻16番(未作成) 詩百篇第5巻18番(未作成) 詩百篇第8巻34番(未作成)(Secatombeが誤植だとした場合) 詩百篇第9巻84番 詩百篇第10巻74番 ※記事へのお問い合わせ等がある場合、最上部のタブの「ツール」>「管理者に連絡」をご活用ください。
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ギリシャ神話といえば 昔からある壮大なお話ですよね こちらのお話は 詩人さん等色々な方が集まって作られたお話だそうで それ故こんなに大きい話にまでなっているんですよね 私ぶっちゃけて言うと ギリシャ神話が実際にあったお話を元に 作られている物だと思っていました(笑 まさか架空とは…って感じですw でもまぁよく考えれば作り物だと分かりますよね だって、出てくる神様結構自己中w アンドロメダのお話にしても この子自体何の責任もないのに 神様の怒りに触れたからと 生贄にされそうになるしw そもそも親から見れば子は可愛い物なんだし 神様より可愛いと言ってもいいじゃん!って 思っちゃいますが(笑 と突っ込みつつも 結構色々なお話があって 面白いので私は好きですw
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ギリシャ神話 ギリシャ神話原始神 ティタン神族 Titan13柱について オリンポス神族 Olympus12神の変動について その他神族The Graces -美・優雅を司る女神- The Muses -芸術の女神- The Erinyes -復讐の女神- The Moirai -運命の女神- 英雄 登場人物 クリーチャー 登場するアイテム出典元・参考サイト 一言コメントフォーム 原始神 [部分編集] 原初神とは、ギリシャ神話における神の系譜の中でも最も古い位置にいる神々である。 ギリシャ神話に登場する神々の原点とも言える存在で、世界の始まりから存在したと言われる。 神々の王権が成立する以前の原初の神、ゼウスの祖父母にあたる神である。 単語 英単語 メモ ⇨ カオス Chaos 原初の神。空隙または混沌の意味。 ★ エレボス Erebos 原初の神。幽冥を神格化したもの ★ エロス Eros 原初の愛神。もっとも美しい神。 ★ タルタロス Tartaros 原初の神。暗冥。冥府の最深部。奈落そのもの ★ ガイア Gaia 原初の大女神。大地の意味。 ★ ニュクス Nyx 原初の神。夜の意味。 ★ クロノス Chronos 原初の神との説がある。時を神格化したもの。また、ティタンのクロノスとは全く別の神である ★ ポントス Pontus 海を神格化した存在 ★ ヘメラ Hemera 昼の女神。ニュクスと表裏一体をなす存在。 ★ アイテール Aether 原初神。天空神。エレボスと表裏一体をなす存在。 ★ ウラノス Uranus 天空神。全世界を最初に統べた神々の王とされる。 ★ △ ティタン神族 Titan [部分編集] ティタン神族とは(Titan)は、ギリシア神話・ローマ神話に登場する神々である。 ウラノス(ゼウスの祖父)から王権を簒奪したクロノス(ゼウスの父)を初め、オリンポスの神々に先行する古の神々である。 巨大な体を持つとされる。日本ではしばしばティタン、ティターンと表記される。英語による発音はタイタン。 単語 英単語 メモ ⇨ ウラノス Uranus 天空神。全世界を最初に統べた神々の王とされる。(原始神) ★ ガイア Gaia 地母神としての女神。(原始神) ★ 単語 英単語 メモ ⇨ クロノス Kronos 大地および農耕の神 ★ オケアノス Oceanus 海神 ★ コイオス Coeus 説話らしい説話は伝えられていない ★ クレイオス Crius 説話らしい説話は伝えられていない ★ ヒュペリオン Hyperion 太陽神・光明神 ★ イアペトス Iapetus ウラノスとガイアの息子 ★ テイア Thea ウラノスとガイアの娘 ★ レイア Rhea 大地の女神 ★ テミス Themis 法・掟の女神 ★ ムネモシュネ Mnemosyne 記憶を神格化した女神 ★ ポイベ Phoebe 光明神と考えられる。また、この名は月神としてのアルテミスの呼称としても用いられる ★ テーテュース Tethys 泉や地下水の女神の母 ★ ディオネ Dinoe 天空の女神であったと推測される ★ 単語 英単語 メモ ⇨ メティス Metis 叡智や思慮、及び助言を意味する知性の神 ★ プロメテウス Prometheus 先見の明を持つ者・熟慮する者 ★ エピメテウス Epimetheus 行動し失敗した後で、ああしていれば良かったと後悔する者。 ★ アトラス Atlas 支える者・耐える者・歯向かう者 ★ 13柱について #divstyle()プラグインを使うにはこのページの編集権を「管理者のみ」に設定してください。 狭義には、ウラノスとガイアの間に生まれた12柱の神々の兄弟姉妹を指す(ティタン十二神)。クロノスはその末弟。 これにディオネを加えて13柱とする場合もある。 また、ヘリオスやセレーネー、プロメテウスなど、狭義のティタンの子孫(特にゼウスに与しない神々)も、ティタンと呼ばれる事がある。 ゼウスが父クロノスに戦いを挑んだ時、ティタンたちの多くもクロノス側につき、10年に渡る大戦争となった。 この戦争をティタノマキア(古典ギリシア語 Τιτανομαχία(Tītānomakhiā))という。 恐らくは、バルカン半島の地においてインド・ヨーロッパ語族共通の天空神由来のゼウス信仰が確立する以前の、古い時代の自然神と思われる。地底に封じ込められており、彼らが時々暴れると地震がおきると信じられていた。 △ オリンポス神族 Olympus [部分編集] オリンポス12神(古典ギリシア語:Δωδεκάθεον)は、ギリシア神話において、オリンポス山の山頂に住まうと伝えられる12神の神々。 主神ゼウスをはじめとする男女6柱ずつの神々である。 単語 英単語 メモ ⇨ ゼウス Zeus 最高神・全知全能・宇宙天候を支配する神 ★ ヘラ Hera 結婚・女性を司る神(ゼウスの妻) ★ アテナ Athena 知恵・芸術などを司る神(ゼウスの娘) ★ アポロン Apollon 音楽・詩歌・予言などを司る神 ★ アフロディーテ Aphrodite 愛・美・性を司る神 ★ アレス Ares 戦争を司る神 ★ アルテミス Artemis 月・狩猟・貞淑を司る神 ★ デーメーテール Demeter 大地・豊穣を司る神 ★ ヘパイストス hephaestus 火・鍛冶を司る神 ★ ヘルメス hermes 商業・旅行を司る神 ★ ポセイドン poseidon 海を司る神 ★ ヘスティア Hestia 炉を司る女神、家庭生活の守護神 ★ デュオニソス Dionȳsos 酒と演劇の神 ★ 単語 英単語 メモ ⇨ ハデス hades 黄泉の国を司る神 ★ ペルセポネ Persephone ハデスの妻 ★ 12神の変動について 通常、12神の神々は ゼウス ヘラ(ゼウスの妻) アテナ(ゼウスの娘) アポロン アフロディーテ アレス アルテミス デーメーテール ヘパイストス ヘルメス ポセイドン ヘスティア 12神目はヘスティアを入れるのが通常であるが、ディオニュソスを入れることもある(この場合、6神ずつではなく、男神7神、女神5神となる)。 これは、十二神に入れないことを嘆く甥ディオニュソスを哀れんで、ヘスティアがその座を譲ったためとされる。 また、ごくまれにポセイドンやデーメーテールなどが外されることもある。 ほかに十二神と同格の神として、ハデスとその妃ペルセポネがいる。通常は十二神には含まれないが、ごくまれに含めることもある。 △ その他神族 [部分編集] 単語 英単語 説明文 リンク アスクレピオス Asklepios 医術の守護神 ★ ヘベ Hēbē 青春の女神 ★ ヘリオス Helios 太陽を司る神。象徴となる聖鳥は雄鶏。 ★ パーン pan 遊牧民の神。意訳して、牧羊神、半獣神、牧神とも呼ばれる。 ★ ネメシス nemesis 復讐の神 ★ 単語 英単語 説明文 リンク タナトス thanatos 死を意味する ★ オネイロス Oneiros 夢の神 ★ ヒュプノス Hypnos 眠りの神 ★ アケローオス Achelous 河の神 ★ オイジュス Oizys 苦悩の擬人化 ★ モモス Momus 非難や皮肉の擬人化 ★ モロス Moros 定業を司る神 ★ ケール Ker 死の運命。女神・悪霊。複数いる。常に悪いイメージで語られる ★ アパテ Apate 女神。欺瞞・不実・不正・失望の擬人化 ★ ヘスペリデス Hesperides ギリシア神話に登場するニュンペーたち ★ The Graces -美・優雅を司る女神- 単語 英単語 説明文 リンク アグライア aglaia 輝きを象徴するの女神 ★ エウプロシュネ euphrosyne 喜びの女神 ★ タレイア thalia 豊かさと開花を司る女神 ★ 単語 英単語 説明文 リンク パシテア pasithea 万物の女神。叙事詩に登場 ★ カレ kale 美女 ★ アウクソ Auxo 成長を象徴する女神 ★ ヘゲモネ Hegemone 女王 ★ クレタ Kleta ★ パエンナ Hegemone 輝く女を象徴する女神 ★ ☆グレイス(カリス)・美と優雅を司る女神たちについて The Muses -芸術の女神- 単語 英単語 説明文 リンク クレイオ clio 歴史の女神 ★ ウラニア urania 占星術と天文を司る女神 ★ メルポメネ melpomene 悲劇と挽歌を司る女神 ★ タレイア thalia 喜劇を司る女神 ★ テルプシコラ Terpsichora 合唱と舞踊を司る女神 ★ カリオペ calliope 雄弁・叙事詩の女神 ★ エラト erato 独唱歌(独吟叙事詩)を司る女神 ★ ポリュムニア Polymnia 讃歌と雄弁を司る女神 ★ エウテルペ Euterpe 快を与えるものとして性格付けられ、後には抒情詩のムーサとされた ★ ☆ムーサ・芸術の女神について The Erinyes -復讐の女神- 単語 英単語 説明文 リンク ティシフォネ tisiphone 殺人の復習神 メガイラ megaera 嫉妬深い復讐神 アレクト alecto 絶え間ない怒りの復讐神 ★ ☆エリニュス・復讐の女神について The Moirai -運命の女神- 単語 英単語 説明文 リンク クロト Clotho 運命の糸を紡ぐ女 ★ ラケシス Lachesis 運命を割り当てる女 ★ アトロポス Atropos 変えられない者、死の瞬間に運命の糸を断つ女 ★ ☆モイライ・運命の女神について △ 英雄 [部分編集] 単語 英単語 説明文 リンク ペルセウス perseus ゼウスの子でメドウサを退治し、アンドロメダを救った英雄 テセウス theseus アテネの王で怪物ミノタウロスを退治した英雄 ベレロフォン bellerophon 神馬ベガサスに乗り怪獣キマイラを倒す アタランテ atalanta アルゴー号に乗った勇姿の一人。女猟師で、とても足が早く 勇敢。 ヘラクレス heracles ゼウスの子で12の難行を遂げた大力の英雄 オデッセウス odysseus トロイ戦争に参加した知勇兼備のギリシャの将軍 メレアグロス meleager アルテミスが放したカリュドンの巨大猪を倒した英雄 △ 登場人物 [部分編集] 任意説明スペース 単語 英語読み 英単語 説明文 リンク 精霊 ニュンペー Nymph 精霊あるいは下級女神である。山や川、森や谷に宿り、これらを守っている。ニンフとも ★ 海精 ネーレーイス Nereis ニュンペー亜種 水精 ナーイアス Naias ニュンペー亜種 木精 ドリュアス Dryas ニュンペー亜種 山精 オレアード Oread ニュンペー亜種 森精 アルセイド Alseid ニュンペー亜種 谷精 ナパイア Napaea ニュンペー亜種 冥精 ランパード Lampad ニュンペー亜種 メンテー メンテー Menthē コキュートス川のニュムペーである。数少ないハデスの浮気相手。 ★ △ クリーチャー [部分編集] 任意説明スペース 単語 英語読み 英単語 説明文 リンク △ 登場するアイテム [部分編集] 任意説明スペース 単語 英語読み 英単語 説明文 リンク アルゴー船 Argo ギリシア神話に登場する巨大な船の名前である。アルゴ船、アルゴー号とも。 ★ 金羊毛(きんようもう) golden fleece ギリシア神話に出てくる秘宝のひとつ ★ △ 出典元・参考サイト [部分編集] ギリシャ神話について http //www.google.co.jp/ http //ja.wikipedia.org/wiki/ http //sakura.canvas.ne.jp/spr/kabada/hostname/greek.html http //www.vivonet.co.jp/rekisi/index.html 一言コメントフォーム △ ページ合計: - 今日: - 昨日: -
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登録日:2021/03/09 Tue 04 55 30 更新日:2024/06/01 Sat 17 12 57NEW! 所要時間:約 5 分で読めます ▽タグ一覧 Pegasus ギリシャ神話 テンマレンジャー←ではない ファンタジー ペガサス ペガサス幻想 ペガサス流星拳 ペガスス ポセイドン マイリトルポニー メデューサ ユニコーンは別物 何故かなかなか立たなかった項目 動物占い 双子 天空のペガサス 天馬 幻獣 神話 翼 聖闘士星矢 馬 ペガサスとは、ギリシャ神話に登場する幻獣。 ペガソス、ペガススともいい、また、漢字では「天馬」と表記する。 母親にメドゥーサ、父親に海神ポセイドンを持つ由緒正しい存在である。 姿と性格 姿は皆様よくご存知の通り、白馬に翼が生えているというもの。 しかしそんな優美な見た目とは裏腹に非常に気性が荒かったようで、認めた者でなければ絶対に背中に乗せなかった。 そのため、後述するベレロフォンもアテナより金の轡と手綱を授かって御していたほど。 誕生と活躍 元々美しい女性であったゴーゴン三姉妹の末妹であるメドゥーサは、夜な夜なポセイドンと愛し合っては交わっていた。 しかし、その場所があろうことか処女神アテナの神殿だったため彼女の逆鱗に触れ、メドゥーサは姉共々怪物に変えられたのは既知の通り。 そのメドゥーサも、化け鯨を討伐するのに必要な邪眼を得るためにやってきたペルセウスによって、寝ているところを討たれた。まさしく寝首を掻かれたわけだ。 実はこの時メドゥーサはすでに妊娠しており、その亡骸から噴き出す血と共に誕生した双子の片割れ、それこそがペガサスである。優美なナリして誕生の経緯が意外とグロいな……。 ちなみにこの時、クリュサオルも同時に誕生しているが伝承がほとんど残っておらず、ペガサスに比べると超が付くほどマイナーと言える。哀れ。名前は「黄金の剣を持つ者」という意味。槍じゃないぞ。 誕生後、暫く経ってから泉にいたところをベレロフォンによって捕獲され、前もってアテナから授かっていた金の轡と手綱によって手懐けられる。 かくして彼の愛馬(愛天馬?)となり、キマイラ退治などの様々な戦で活躍するのだった。 だが天馬にも調子にも乗ったベレロフォンは、武勇を重ねるうちにあろうことか神の一柱になろうと考え、愚かにも神々の座すオリュンポス山目掛けてペガサスを駆るという行為に出る。 これに怒ったゼウスはベレロフォンを落馬させて殺害。残されたペガサスはそのまま天へ昇っていき、ペガスス座になった。慢心ダメ絶対。 落馬させた方法については諸説あり、ケラウノスを投げつけて撃墜したとも、アブを差し向けてペガサスの鼻を刺すように命じ、その痛みで暴れさせ振り落とさせたとも言われている。 天へ昇ったペガサスは英雄を助けたことを評価され、ケラウノスを運ぶ役割を与えられたという。 星座 88星座の一つとしてペガスス座がある。 秋を象徴する星座の一つで、四角に足が生えたような形をしていることから比較的見つけやすい星座である。その形はペガサスの上半身を表しているという。 同名の別の幻獣について ペガサスを漢字で表記すると「天馬」と書くのは前述の通りだが、中国神話には天帝の乗る馬として天馬という幻獣が存在する。こちらはペガサスと違って翼は生えていないという違いがある。 よく勘違いされやすいが『五星戦隊ダイレンジャー』のテンマレンジャーのモチーフはペガサスではなくこちら。 ユニコーンとペガサスの関係 翼の生えた白馬という、他に類を見ない姿であることから馬の姿をした幻獣としてはユニコーンと並んで有名。 ただ、ユニコーンは角が生えた馬であるのに対して、ペガサスは翼の生えた馬なので、そもそも姿が異なる。 ……だがどちらも馬をベースにした幻獣であることや、優美な姿でありながら気性が激しいという共通点が少なくないからなのか、混同されていることもしばしば。 実際に「頭に角、胴体に翼」というユニコーンとペガサスの特徴を併せ持つアリコーンという馬の幻獣も存在している。 動物占いにおけるペガサス 12キャラの中では、唯一架空の生き物。太陽グループで、自分軸。状況対応型。ペガサスの人には以下の主な特徴がある。 精神サイクルは「死後、魂になった段階」なので、魂なので常識に囚われず、強制されたりルールに縛られるのが大嫌い。 気まぐれで、面倒臭がり。ピンと来るひらめきは天才的。 気まぐれなので(?)、浮気癖がある。 お互いに自由な立場の結婚を望む。 束縛嫌い。 堅実派の虎、常識派のひつじ、子守熊とはあまり相性が良くない。 ペガサスをモチーフとした、或いはペガサスの名を冠するキャラクターなど 上で述べた通り、ユニコーンと並んで有名な馬の幻獣であるためかキャラクターのモチーフとしてもよく使われる。 中でも有名なのは『聖闘士星矢』の主人公・星矢並びに派生シリーズの天馬星座の聖闘士か。 空を飛ぶ馬という連想からか、航空兵器や航空母艦及びそれに類するものの名前として使われることも多い。 天馬星座の星矢(『聖闘士星矢』) 天馬星座のテンマ(『聖闘士星矢 THE LOST CANVAS 冥王神話』) 天馬星座の光牙(『聖闘士星矢Ω』) 松風天馬、魔神ペガサス(『イナズマイレブンGO』) チェンジペガサス(『電撃戦隊チェンジマン』) ペガさん、ペガサスシシレッド(『宇宙戦隊キュウレンジャー』) ペガサスフォーム、ライジングペガサス(『仮面ライダークウガ』) ペガサス・ゾディアーツ(『仮面ライダーフォーゼ』) 天空のペガサスワンダーライドブック(『仮面ライダーセイバー』)仮面ライダーブレイズ ファンタスティックライオン(〃)※上記に加えて「ライオン戦記ワンダーライドブック」と「ピーターファンタジスタワンダーライドブック」の計3冊を使用 エリオス(『美少女戦士セーラームーンSuperS』、『美少女戦士セーラームーンEternal』) キュアパルフェ(『キラキラ☆プリキュアアラモード』) フレイムペガサス、サンダーペガサス(爆転シュート ベイブレード) 鋼銀河、ペガシス系統のベイブレード(*1)(『メタルファイト ベイブレード』) ヘブンペガサス(ベイブレードバースト) ペガサス・J・クロフォード(『遊戯王』) ペガサス級強襲揚陸艦/改ペガサス級強襲揚陸艦(『宇宙世紀ガンダムシリーズ』) ピエール(『ONE PIECE』) ファルシオン(『ドラゴンクエストⅥ 幻の大地』) スパイラル・ペガシオン(『ロックマンX5』) オルディオス(『ゾイド』) ペガサスエンジン(イギリス製VTOL戦闘機ハリアーのエンジン) X-47(米軍の試作無人機。2016年に開発中止) ペガサスナイト、ファルコンナイト(『ファイアーエムブレム』シリーズ) ペガサスセイバー(伝説の勇者ダ・ガーン) ペガシオン(電脳冒険記ウェブダイバー) パルキア(オリジンフォルム)(ポケットモンスターシリーズ) 魔ガサス、ウ魔(妖怪ウォッチシリーズ) ビコーペガサス(競走馬) ビコーペガサス(ウマ娘 プリティーダービー) ★余談 ポセイドンの子なのに何故馬?と思われるかもしれないが、ポセイドンは馬に関する逸話も多く、実際に馬の守護神としての側面もあったので何ら不思議ではない。 ギリシャ神話に登場する数ある幻獣の中でもメジャーなペガサスだが、兄弟であるクリュサオルの方は逸話がほとんど無く、伝わる姿もバラバラ。 ペガサスと同じ馬の姿とも、母であるメドゥーサを男にしたような姿(つまり蛇男)とも、武装した巨人の姿とも言われており、どのような活躍をしたのかも判っていないドマイナーな存在。 だが実はテュポーンの妻である蛇女エキドナの父親という説がある。その説に則れば、ペガサスはあの怪物たちの母の叔父にしてケルベロスやヒュドラなどの親戚に当たるという側面を持つことになるのだ。 ポセイドンと同じように、元々は古代ギリシャの先住民ベラスゴイ人の伝承に登場する存在で、後から入ってきた後のギリシャ人となる民族に征服され、伝承もギリシャ神話に組み込まれたと言われている。 また、分子生物学の分野では馬とコウモリ、そして犬など野獣類をまとめた分類群はペガサス野獣類という名で呼ばれている。 追記・修正は空を翔けてからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] ペガサスは本当にビューティフォーデース。 -- 名無しさん (2021-03-09 05 22 46) 意外にもペガサスをモチーフにしたポケモンが未だに登場していないのにびっくり -- 名無しさん (2021-03-09 08 28 05) クリュサオルって海闘士のクリシュナの鱗衣になってるくらいしかわからない… -- 名無しさん (2021-03-09 08 56 56) リアルではコウモリが馬に近いことが判明してペガサス獣類と呼ばれている。ちなみにペガサスフォームのクウガは古代においてゴオマさんを倒している。 -- 名無しさん (2021-03-09 09 13 57) ↑2一説にはいろんな怪物を生んだエキドナのパパ。クリュサオルの意味が「黄金の剣を持つ者」だとかで、そこから名前が変形して「クリセイオー」って剣を持つ騎士のお話が後世で書かれたり。 -- 名無しさん (2021-03-09 09 14 49) 気性の話は置いといて、背中に翼があるもんだからクッソ乗りにくそうって言われることも多いよね。 -- 名無しさん (2021-03-09 10 19 27) 幻獣の中でも高い知名度なのに今までなかったのか -- 名無しさん (2021-03-09 11 37 56) 乗り物やモチーフとしての登場は多いけど、単独のキャラクターとしてはほぼ居ないと言っていいレベルだからね。居たとしても喋らないから、絵面としては目立つけどキャラとしては弱いというか。 -- 名無しさん (2021-03-09 11 49 56) 毒を浄化する力を目当てにストーリーに絡んだり元と真逆の性格付けされたりしてるユニコーンと比べると「飛べる馬」っていう要素が便利なアイテム扱いされやすいのがね。あと翼の位置にもよるけど鞍着けづらい -- 名無しさん (2021-03-09 14 33 59) 「姿と性格」の「後述するベレロフォンもアテナ神の金の轡と手綱なしを授からざるを得なかった。」のくだり、ちょっと意味が通りづらいので「ベレロフォンも手懐けるためにはアテナ神の金の轡と手綱を授からざるを得なかった。」とするか「ベレロフォンもアテナ神の金の轡と手綱なしでは手懐けようがなかった」としてはいかがでしょう?」 -- 名無しさん (2021-03-09 19 08 54) ロックマンシリーズではX・ゼロ・流星の3作品でボスモチーフとして採用されているんだよな。相方のユニコーンは一度もないのに -- 名無しさん (2021-03-09 22 05 08) ドラえもん のび太の日本誕生のペガは? -- 名無しさん (2021-03-09 22 39 22) 現実的にはマッチョ馬 -- 名無しさん (2021-03-09 22 49 41) スーパースターマンこと目立くんの愛馬も ハリボテの翼が哀愁を誘うぜ -- 名無しさん (2021-03-10 18 01 47) 神話の一つ、ヘリコンという山が突然グングン伸び始めてゼウス達の住むオリュンポス山に並び立つのも目前に迫った時、ペガサスが現れて山頂をガンガン踏みつけて元の高さにまで縮めた。ペガサスが踏み続けた場所は蹄の形なって割れて水が湧き、ヒッポクレネという泉になり、その水には芸術性を高める力があって、ムーサやニンフ、芸術家や予言者が泉の周りに憩ったという -- 名無しさん (2021-03-10 20 21 17) ↑3無理やり飛ばそうとしたら、翼やその根元だけ超マッチョでほかは貧相になるだろうな。足なんてヒョロヒョロで走ることもできなさそう -- 名無しさん (2021-03-10 22 10 24) ヘラクレスの栄光シリーズでは空の乗り物としてお馴染み。特にIIIでは移動手段として以外でも輝いていた -- 名無しさん (2021-03-21 17 05 15) イメージが固まってるせいか大体白馬でサラブレッド体型よね。ばんえい馬みたいなクソデカペガサスとか、ポニーみたいなちっちゃくて可愛いのがいてもいいと思うの。 -- 名無しさん (2021-03-21 17 37 25) タイタンの戦いでは黒馬だったよ -- 名無しさん (2021-03-21 18 11 59) 知らなかった、ペガサスに兄弟がいたなんて。 -- 名無しさん (2022-04-30 20 05 24) 天馬もペガサスもほぼ同じものってことでいいと思うけどな。東洋龍と西洋ドラゴンが一緒くたにされているのと同じような物だろう。 -- 名無しさん (2023-03-03 22 19 34) ペガサスのことはファンタジー系のRPGなどで知ってたけど乗ってた英雄のことは初めて知った。神は人に試練を与えるが人が神に成り代わろうとするのはダメ。絶対 -- 名無しさん (2024-06-01 17 12 57) 名前 コメント
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ギリシャ代表 チーム編成 右の編集でデータを入力したあと、下の「新しい行として追加」にチェックを入れることで行が増えます 名前 コスト ポジ 所属チーム 備考 編集 アレクサンドロス・ツォルバス GK - 編集 コンスタンティノス・ハルキアス GK - 編集 ミハイル・シファキス GK - 編集 アブラアム・パパドプーロス - 編集 ヴァンゲリス・モラス - 編集 ゲオルギオス・ガリツィオス - 編集 ゲオルギオス・セイタリディス - 編集 ゲオルギオス・ツァベラス - 編集 コスタス・マノラス - 編集 ステリオス・マレザス - 編集 ステルゴス・マリノス - 編集 ソクラティス・パパスタソプーロス - 編集 ソティリス・キルギアコス - 編集 ニコス・スピロプーロス - 編集 バシリス・トロシディス - 編集 ルーカス・ヴィントラ - 編集 アレクサンドロス・ツィオリス - 編集 グリゴリス・マコス - 編集 ゲオルギオス・カラグーニス - 編集 コンスタンティノス・カツラニス - 編集 ソティリス・ニニス - 編集 タナシス・プリタス - 編集 フリストス・パツァツォグル - 編集 ラザロス・クリストドゥロプーロス - 編集 アンゲロス・ハリステアス - 編集 ゲオルギオス・サマラス - 編集 ディミトリス・サルピンギディス - 編集 テオファニス・ゲカス - 編集 パンテリス・カペタノス - 編集 抽出テーブル:テーブル-ギリシャ代表
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登録日:2016/10/28 Fri 08 03 46 更新日:2023/06/11 Sun 14 30 22NEW! 所要時間:約 6 分で読めます ▽タグ一覧 ギリシャ神話 コレー ハデス ハデスの嫁 プロセルピナ ペルセポネ ヨモツヘグイ 三相女神 乙女 冥っ子 冥府 冥府の女王 冥界 四季 地母神 娘 柘榴 死と再生 水仙 ■ペルセポネ 「ペルセポネ」は、ギリシャ神話に登場する女神。 冥府の女王として知られている。 象徴は水仙、柘榴、蝙蝠。 一般的には主神ゼウスと大地母神デメテルの娘だが、ギリシャ神話が確立する以前の神話ではポセイドンとデメテルの娘ともされていた。 「コレー(乙女)」という名前で呼ばれることもあり、冥府の女王として冥府にいる時の彼女を「ペルセポネ」、地上に戻っている時の彼女を「コレー」とそれぞれ呼ぶという説明も残る。 なおローマ神話では「プロセルピナ」と呼ばれ、春をもたらす農耕の女神として扱われている。 「ゼウスの娘の中で最も高貴」とまでゼウス自身に評される程に強大で有力な神性ではあるが、夫のハデスと同様に、死を忌避する古代宗教の観点からかオリュンポス十二神には数えられていない。 反面、母のデメテルと共に女神の死と再生に纏わる「エリウシス密儀」の主神としても知られており、 古代オリエントから伝播したと考えられる大地の女神の暗黒面を示す神性の一側面であると分析されている。 ※「エリウシス密儀」等の詳細に関しては“デメテル”の項目を参照。 【出自】 前述の様に父神はゼウス、母神はデメテル。 ギリシャ神話では色々と神話を纏めたり、面白おかしく信仰上の縁起が脚色されたりした結果、 デメテルがゼウスの姉とされているために姉弟相姦で生まれた娘となってしまっている。 ……一応解説すると、これはギリシャ神話が統一の後に大神ゼウスを中心に神系譜が再構築されていった事実を示しており、 ギリシャの支配に伴い迎え入れられた新たなる秩序(ゼウス)の下にアッティカの有力な氏神であったデメテルが組み入れられた事を意味している。 現在知られているギリシャの信仰の基本となっている「神統記」あたりだと“伏床に入り”と、女神との聖婚を伝える慎ましい描写となっているが、 後の下世話な脚色をされたギリシャ神話だと、姉(妹)の豊満な肢体に欲情したゼウスにレ○プされた事にされた。 ゼ「なんでや!?」 なお、ペルセポネはデメテルの娘とされているが、神話研究の場では“同じ女神の別の名前”とも考えられている。 これは、ギリシャではデメテルに至る古代オリエントから続く大地母神の神話の系譜がペルセポネにも見られるためで、この事からデメテル信仰から零れ落ちた属性が娘神のペルセポネとして分けられたと推察できるからである。 「神統記」以後のギリシャ神話成立以前の古代ギリシャの神話では、ポセイドンとデメテルの娘であるデスポイナとも同一視されていたが、これも上記と同じ理由で以前にはポセイドンが同地の主神の地位にある神だったから。 つまり、ギリシャ神話に於けるポセイドンはゼウスの支配の確立に伴い多くの属性を奪われた“閑な神”(*1)だったと言える。 天界のNo.2とされつつも妙に海皇様がdisられている印象があるのも、そんなところから来ているのかもしれない。 因みに、ポセイドンにもデメテルを○イプしたとされる神話がある。しかもお互いに馬に化けた状態で。 その辺の神話についても当人達の項目にどうぞ。 【ペルセポネ神話】 ペルセポネに纏わる神話として特に有名なのが、ギリシャに於ける四季の誕生と絡めて伝えられる、冥府の王ハデスとの婚姻の神話である。 例のごとく、神話によって面白おかしく脚色されてしまっているが大筋は以下の通り。 ある日の事、ゼウスは弟である冥府の王ハデスからコレー(ペルセポネ)を見初めたので花嫁として戴きたい、との相談を受ける。(*2) 建前上は三界の統治を分けあったとはいえ、特に貧乏クジを引かされてしまったといえる兄弟神の相談を受け、 ゼウスは母親であるデメテルに婚姻を赦して貰えるかどうか伺いを立てにいく……が、娘絶対溺愛するウーマンたる彼女には素気無く断られてしまう。 血肉を分けあった肉親同士の子供を叔父が欲しがっている異常を止めようとした訳ではなく、 単に娘と別れるのを嫌がったからとか、ハデスが暗い冥府の神だったから……と語られる場合が多い。 デメテルに断られて困ったゼウスは、コレーが母親から離れたところをハデスに拐わせるという一計を案じる。 なお、誘拐はゼウスの提案という説もあれば、痺れを切らしたハデスが独断で行ったとする説もあるが、 後述のように天の理であるゼウスが略奪を認めてしまっているので、どちらにせよ同罪である。 そして、決行の日。 ニンフ達と共に花摘に出掛けていたコレーは、一際美しい水仙の花を見つけて近寄ったが、これこそが冥府の王の罠だった。 突如として黒い馬(黄金の戦車とも)に乗り大地を割って出現したハデスは、そのままコレーを拐って冥府へと連れ去ってしまったのだ。 さて、一瞬のうちに姿が見えなくなったコレーの行方をデメテルは聞いて回るが、余りに一瞬すぎて誰も目撃していなかった。 彼女は次に月と暗闇の女神ヘカテーを頼り、その松明を手に暗闇の片隅まで探すが、娘の行方は杳として掴めなかった。 このまま完全犯罪成立か……と思われていた所に、ヘカテーは「かくなる上は太陽神ヘリオスに訊ねましょう」と助言する。 はたせるかな本物の太陽神ヘリオスは白昼堂々行われた誘拐劇を目の当たりにしており、デメテルの詰問に応じて見たままのことを伝えた。 ハデスが娘を拐った事を知ったデメテルは、日(ヘリオス)と月(ヘカテー)を伴いゼウスに抗議に行く。 これに関しては、誘拐がゼウスの差し金だと看破していた説の他にも、ヘリオスに告げ口された説、当のハデス以外には冥府に力が届く神が最高神くらいしかいないため、直々に罰を与えてもらおうとした説などなどがある。 しかし、前述の様にゼウスはこれを却下したばかりか、「冥府の王たるハデスなら夫として不足はあるまい?」として開き直り懐柔にかかる。 これにショックを受けたデメテルはゼウスの決定を覆せないならと、腹いせに大地の女神としての仕事を放棄してオリュンポスから去ってしまう。 彼女が消えた事により、光は届かなくなり、水が弱まり、生気が枯れた大地からは実りも消えてしまう。 流石に焦ったゼウスは、いつもの様に伝令にヘルメスを立てると、地の果てで老婆に姿を変えて隠遁していたデメテルの説得にかかるが、 彼女は「娘を戻さなければ人間なんかどうなってもいい」とまで言うではないか。 人間からの貢ぎ物が無ければ神も困る、と云うことで、ゼウスは今度はヘルメスを冥府に送り、ハデスに事情を話してコレーを戻すように命じる。 そもそもゼウスの提案でコレーを誘拐したのに今更地上に戻せ、とは矛盾もここに極まれりというほかない。 だが、さしものハデスも最高神の決定は覆せないため、渋々その命令に従うしかなかった。 しかし、ここで彼は一計を案じ、コレーに地上に帰る前に冥府の果物である柘榴を一口でも食べていくように薦める。 これまで丁重にもてなされつつも、そもそも望んで冥府に来たわけではないこともあって頑なにハデスの誘いを断っていたコレーだが、地上に戻して貰えるという気の緩みや空腹もあってか、柘榴を一かじりしてしまった(*3)。 だが、冥府の食べ物を口にしてしまった者は、その分だけ冥府の住人になってしまう。(*4) 地上に戻った娘を喜んで迎えにいったデメテルだが、そこで娘が柘榴を4粒(*5)食べていた事を知る。 こうして、コレーは地上に戻ることはできたものの、柘榴の実を食べた分の期間だけは冥府に入り、その間はハデスの妃である「ペルセポネ」として過ごす事になってしまった。 そして、コレーが「ペルセポネ」となっている間は、デメテルは隠遁していた時のように豊穣の女神の仕事を投げ出して嘆き悲しむため、作物などは実らなくなり、これが“冬”の始まりとなった……という。(*6) ちなみに、拐われてからしばらくの間はハデスを拒絶していたペルセポネだが、婚姻を受け入れてからは仲の良い夫婦となり、 彼女の冥府の女王としての威厳を伝える神話や、後述のように夫に独占欲を見せる逸話も伝わっている。……神って。 ※余談だが、この時のデメテルが嘆き悲しむ様子を星座にしたのが乙女座。 なんでコレー(乙女)が居るのに母親の方、と思わないでもないが、母娘が元は一人の女神であると言われている事も関係しているのかもしれない。 【その他の神話】 ペルセポネに纏わる他の神話として有名なのが、ニンフのメントーに纏わる神話と悲劇の美少年アドニスに纏わる神話である。 メントーの悲劇に関してよく知られているのは、ハデスが地上に棲むニンフであるメントーに懸想して、 これに嫉妬したペルセポネがメントーを打ちのめした上に香草であるミントに変えてしまったという神話である。 ……一方、神話の順番が入れ替わっている場合もあり、元々は冥府を流れるコキュートスのニンフであるメントーこそがハデスの愛人で、そこに妻としてやって来たペルセポネをメントーが罵った事でペルセポネ、またはその母親であるデメテルの怒りを買い、ミントに変えられてしまったというパターンも伝えられる。 此方のパターンはデメテル母娘の悲劇性が薄れるためか、あまり採用されていない印象である。 ハ「そんなに僕を悪役にしたいのか……」 また、前述のように婚姻してからは夫となったハデスを慕っているペルセポネだが、珍しく浮気心を出した事もあり、 その相手がアフロディテと取り合った、アッシリア王女スミュルナが父王との不貞の末に生んだ美少年アドニスである。 アドニスに関してはアフロディテの項目に詳しい。 この神話では、二人の女神の美少年の所有を巡る争いを見かねたゼウスが仲裁に入り、一年の1/3ずつをペルセポネとアフロディテが分け、残りの1/3をアドニスの自由にさせる事を決定しているが、 嫉妬したハデス、またはアレスが大猪に化身してアドニスを襲い殺してしまったと云う。 この時にアドニスが流した血がアネモネの花になり、 嘆き悲しむアフロディテが溢した涙が薔薇を紅く染めて、薔薇は赤い花も咲かせるようになった……とも語られている。 何となくペルセポネ神話に似ているのも当然で、デメテル母娘の四季の神話と同様に、この神話も古代メソポタミアで誕生してギリシャにも伝わった“冥府下り”神話のパターンの一つと分析されているからである。 ちなみに、実はアフロディテもまたデメテル母娘と同じ起源を持つ女神と考えられている。 こうしたルーツが上記のアドニスに纏わる神話やセイレーンの異聞(*7)へと繋がったとも考えられる。 この他、冥府の女王としての仕事ぶりを伝える神話として、プシュケーやシーシュポスを冥府で助けた話や、ディオニュソスの母であるセメレを救い出した神話に於いて名前が登場する場合がある。 【余談】 項目の通り、ペルセポネとはこの女神の冥府による呼び名であるが名の意味には諸説がある。 冥府の女王らしく「光を破壊する者」や「破壊する者」。 それとは逆に「目も眩む光」とする記述もある。 追記・修正はヨモツヘグイしてからお願いします、 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 所詮ギリシアの女神か -- 名無しさん (2016-10-28 09 19 53) ハデスを尻に敷く話はないのか? -- 名無しさん (2016-10-28 10 44 43) ギリシャ女神の中では、ヘスティアさんに続き、常識神な印象......。アフロディテとかヘラさんがアレなせいなのもあって、相対的に見えるだけかもしれないけど。 -- 名無しさん (2016-10-28 10 59 55) 聖闘士星矢に出てきたら夫であるハーデスを盲信するだけの悪役女キャラとして出てきそうだ(パンドラがそれっぽいけど)。 -- 名無しさん (2016-10-28 17 20 26) pixivなどでは、箱入り乙女的な外見に書かれていることが多い。パズドラでは、巨乳で黒髪のお姉さんだったけど。 -- 名無しさん (2016-10-28 17 25 54) なんだかんだ冥府のナンバー2というポジション -- 名無しさん (2016-10-28 17 52 49) 結婚までのプロセスはギリシャ神話だけど、夫婦仲の良さを見る限り、幸せな結婚だったのかなと思う、ほかと比べて浮気しないし、真面目だし、愛妻家だし......。デメテル母ちゃんが拗ねてそうだけどさ。ヘラさんは無言になってそうだけどさ。 -- 名無しさん (2016-10-28 18 04 06) とりあえず、ハデスさん本当につくづく貧乏くじだよなぁ… -- 名無しさん (2016-10-28 20 06 33) ↑ペルセポネがハデスちゃん大好きになっても冬のせいで死者の数増えるっぽいから、折角会えたのに仕事増えるからなあ…まあ長兄の運命とも言えるかもしれない。ゼウスとポセイドンだと冥府収まらんし -- 名無しさん (2016-10-28 20 12 30) ↑ハデス夫妻は冥府が賑わうと嬉しいらしいからいいじゃない。 -- 名無しさん (2016-10-28 20 57 35) カンピオーネって作品だと春と冬を司り回復能力と猛吹雪、冥府落としが使えたりする -- 名無しさん (2016-10-28 22 30 04) ↑3 むしろ、アスクレピオスの医療の腕が高すぎてハデス「冥界に人が来なさすぎてヤバい」ってゼウスに相談してたレベルだし、仕事が増えるのはむしろ割と歓迎するんじゃないかな -- 名無しさん (2016-10-28 23 00 17) ↑実際生き物が一定のバランスで生まれて死なないとバランスが悪くなるよね、食糧事情とか高齢化社会とか。トロイア戦争も実は増えすぎた人間を減らすためにゼウスが計画した説もあるし -- 名無しさん (2016-10-29 00 03 41) メガテンだと美人だが真ん中からバックリ割れてる -- 名無しさん (2016-10-29 00 27 47) 近代の創作においては大抵は物憂げだったり物静かな少女~女性の姿で描かれる(ある意味悲劇のヒロインなので) ただし、場所によっては鉄拳女番長になったりする場合も -- 名無しさん (2016-10-30 23 01 40) 冬の間は冥界にいるって制度は傍から見ればひどいかもしれないけど、ペルセポネ自身からすれば大好きなお母さんと愛する夫といるだけだから何のデメリットもない制度なんだよな。ちなみにペルセポネという名前はハデスから贈られたもの -- (2016-11-12 21 41 55) ギリシャ神話解説漫画ではハデスに対してツンデレになってた -- 名無しさん (2016-11-12 22 08 46) アドニスのエピソード、ハデス主犯説採用すると死ぬと冥府来ちゃうからむしろ嫁のために殺したことになってしまうしなあ。そしてハデスは死を早める方にルールを捻じ曲げた事例はないと。やっぱ考えにくいわな。 -- 名無しさん (2020-05-30 22 18 04) 夫婦仲はいいが、冥界は死後の世界なのでどんなに夫婦仲がよくてもお盛んでも絶対に子どもは作れないという呪われた定めにある -- 名無しさん (2021-06-11 19 47 38) 冥府はヘルメス様以外はなかなか会いに行けないからデメテル様もあせったのだろう。 -- 名無しさん (2021-12-10 11 53 12) ゴッド・オブ・ウォーやアサシンクリードオデッセイなどの洋ゲーでは大人の事情に振り回され続けた憎しみと鬱憤から大暴走する英国王室みたいなキャラとして描かれている。 というか、「勝手に結婚させられたけど、旦那は良い人だしいっか」みたいな物分かりの良すぎる女性キャラとしての解釈はむしろ日本的で浮いてる。 -- 名無しさん (2022-10-28 06 43 52) ↑日本だと昔なら親が全部決めました結婚式で初めて相手の顔見ましたは珍しくなかったからね。でもギリシャ神話の女神と考えると気性が激しくてもおかしくないのか… -- 名無しさん (2022-10-28 07 05 51) 配偶者運はトップクラスにいい女神 -- 名無しさん (2022-11-18 03 44 06) ハデス様が見初められた女神なのでとても「イイ女」なんだろう。 -- 名無しさん (2022-12-07 21 12 40) 名前 コメント
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■シャドウアスピス Ⅰ 堅石と鋼を重ね合わせた楕円形で黒塗りの盾。 アスピスとは、古代ギリシャなどで使用されていた青銅製の丸盾。時代が下り、やや大型化したものはソマテマス、またはクリペスと呼ばれる。 アスピスさんが謂れのない中傷を受け闇落ちしてしまった姿 ↑闇堕ちしたせいか聖なる騎士でなくても装備できる(初代のアスピスは何故かパラディン専用)。 コメント
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ストライクウィッチーズ世界のウィッチ一覧を作ろう! 修正、追記、変更などの編集はお気軽に。 記述の体裁など細かいことは気が向いた人がやってくれるでしょう。 2010年9月19日にページの分割について提案されました。編集人の方はご意見をお願いします。 注意:各ウィッチの英字表記・ギリシャ文字表記・誕生日はイメージモデル等からの推測も含まれます。 +ギリシャ ギリシャギリシャ空軍ヴァシリーサ・M・ヴァシリアデス ギリシャ イメージモデル ギリシャ王国 ギリシャ空軍 イメージモデル ギリシャ空軍 ヴァシリーサ・M・ヴァシリアデス VASILISSA M VASSILIADES ギリシャ文字 Βασίλισσα Μ Βασιλειάδης フルネームはヴァシリーサ・ミカエラ・ヴァシリアデス(Vasilissa Michaela Vassiliades)であると推測される。 所属 ギリシャ空軍 階級 准尉 使用機材ホーク・エアクラフト ハリケーン その他ギリシャのキオス島で裕福な船主の子供として生まれる。 家の伝統に従い海軍に入ろうと考えており海洋学校に入学したが、近隣を飛行するブリタニア空軍のストライカーユニットを見て空へ憧れるようになる。 空軍アカデミーへの転属を希望するが、魔法力不足と判断され入校する事は出来なかった。 海洋学校で教官を務める元ギリシャ海軍航空隊の退役ウィッチと知り合い、密かに旧式ユニットでの訓練を受ける。 その後ネウロイの襲撃を知ると退役ウィッチの推薦を受け直ちに空軍へと志願。著名な退役ウィッチからの推薦もあり受諾され、学生身分のままオストマルク方面防衛派遣軍の一員として送り出された。 ギリシャ空軍には過剰ユニットがなかった為、オストマルク方面に駐留していたブリタニア空軍で旧式のハリケーンを使用して実戦訓練を受けた後に少尉任官、モエシアに駐留していたギリシャ空軍部隊に配属された。 ダキア陥落後は、部隊が南方のギリシャへ撤退を開始した際に連絡のため滞在していたアルトラントに取り残され、そのままゴロプ少佐の指揮下に入った。 ウィッチとしては新米に数えられる。 イメージモデル バシリオス・ヴァシリアデス (1920-1945)フルネーム バシリオス・ミハエル・ヴァシリアデス 愛称 「ヴァス(Vass)」 撃墜数 11.5 その他 出典 第五〇一統合戦闘航空団全記録弐 第四集