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指輪と少女より出演。 「ニラ味」の包み紙によって変身できる。 原作者をも困惑させた謎人選の欠片である。 原作においてはニラハッドの部下のモブ兵士Aであった。 そんな原作通りで能力自体に特筆すべき点はなく、クリティカル攻撃も出ない。 しかしこいつの特技自体は非常に燃費がいい。 特にうまい棒ニラ味に関しては、消費MP41でHPとMPを120前後回復できるという驚異の性能。 モブ兵士Aのくせに強いぞこいつ。 また、デフラグさんで強化を行うことでほぼ全てのキャラとの組み合わせで何らかの装備が増えたり特技が増えたりする。 こいつに変身した際は忘れず強化を行うようにしよう。 モブ兵士Aのくせに何だこの優遇は。 さりげなく炎と氷に強く水に弱い。 名前 コメント すべてのコメントを見る
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ムキムキボンバイエ大陸の酒屋。 アイロス種族ではあるが堕落している。 略歴 ドラゴンウォリアー外伝 俺が紡ぐ物語に登場。 酒の種類が分からなくなり鑑定士を募っていた。 そんな折、ソムリエに扮した俺が現れるが…… +... その正体 ソムリエ気取りや冒険者を酔わせて殺し、 身包みを剥ぎ取って闇市場に流していた悪漢。 種族ごとのアルコール耐久度を測る才能を持っている。 しかし肝心の戦闘能力はからっきしで、 アルコールの呪縛から抜け出した俺に瞬殺されてしまった。 人物関係 俺……最期に現れたソムリエ。 余談 アイロス種族 アイロスとは一眼の人馬種族で、当然地球外からの移住民だ。 力自慢のミノタウロス、技量に誇りを持つケンタウロスと並び、 知恵を誇るアイロスとして高い知名度を持つ。 種族の総数は人類ほど多くはないが、各惑星に分かれ、 それぞれの分野で高いポテンシャルを発揮している。
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忍者ハットリくん 78 NAME OVER@自治スレで荒らし対策ルール審議中 2008/09/05(金) 22 28 19 ID ??? 高山君、忍者ハットリくんになりたくて ファミコンロッキーでハットリくん巨大化のテクニックが載ったので それを真に受けて忍者ハットリくんを購入してきた高山君。 どう考えても無理だろう、、、と思っていたが高山君は純粋に裏技を試すべく練習していた。 成功しない事に業を煮やした高山君が取った行動は 「俺、忍者になる!」だった。 まずはおみやげ物の手裏剣を持ち歩くようになった。 2個しかないから投げない。 3つあったのだが、一個は学校の焼却炉に立てかけてあった木の板に投げつけて 跳ね返ってどこかへ行ってしまったから。 そして忍術である。 忍術「(自称)影走り」は高山君基準で会得したらしい。 忍術「影分身」は調子がいい日はイケるらしい。ずっと調子は悪かった。 忍術「ムササビの術」は1.5メートルほどの距離を飛んだ。 順調に忍術を会得していく高山君。 伊賀の里が憧れの場所だったらしい。 …しかし、悲劇は寒い冬の日にやってきた。 高山君は寒風吹く中、薄手の長ジャージ一枚でみんなを日曜日の学校に呼び寄せた。 小脇に抱えているのは風呂敷包み。 …まさか、、、学校の屋上からムササビの術、、、?などと考えていると 「今から新しい忍術を見せます!これは凄いです!」と高山君が得意そうに発表を始めた。 つい先日も昼休みに砂場に穴を掘って土とんの術をやろうとして生き埋めになりかけた事を 俺は知っていたので別の意味で期待が膨らんだ。 「今からプールへ移動しましょう!」 そういって友達を校舎の後ろにあるプールへと先導した。 入り口のドア(鉄柵)を乗り越え、緑色の水を湛えたプールサイドに集まる。 「それでは発表します!水ぐもの術です!じゃーん!」 そう言って風呂敷包みを解き、中からなにやら取りだして頭上に掲げた。 手には魚屋で貰える発泡スチロールの箱の上蓋に穴を空け、ビニル紐を通して作った かんじきの親分みたいなものが2個あるのみであった。 「これを使って今から水の上をスーイスイと歩きます!スーイスイと!」 そういうとビニル紐で出来た鼻緒に靴を引っかけた。 発泡スチロールを足に、緑のプールへと足を踏み出す高山君。 少しの間、水面を片足でチャパチャパとやっていたが、やがて意を決したように踏み込んだ。 「にんじゅt、、、」 何やら言おうとしたが、沈んだ。 俺たちは助けるのが面倒なのと濡れるのが嫌なので眺めていたらほどなくして上がってきた。 ハットリくん、一機死んだな。 「やっぱ忍者への道はほど遠いかぁ、、、」 そういって高山君は緑色に染まったジャージを絞りながらクシャミをした。 今思うと高山くん、ほど遠いも何も一歩すら近づいてなかったよ。 高山君はその後、まるで漫画のように風邪を引いて 肺炎も併発して、噂では死にかけたらしいけど それは些細な事ですよね。
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ハリー・ポッターはヴォルデモートの部下であるシリウス・ブラックと接触し無実でありピーターに濡れ衣を着せられたことを判明したのも、シリウスはホグワーツに監禁され死刑執行が迫る。 ハーマイオニーと共に逆転時計で時を遡り、途中でヒッポグリフ(*1)を逃しシリウスと共に脱走させた後、時間が遡った場所のホグワーツ学校の医療室に戻る。 変わって朝のホグワーツ。 ハリーはルーピンの元へ行く。 ルーピン「やあ、ハリー。くるのが見えたよ。私のことなら心配がいらない。」 ハリー「まさか…」 ルーピン「そう。でも辞任したんだ自分で」 ハリー「辞任!?、どうして!?」 ルーピン「私の正体を誰かがうっかり漏らしてしまってね。明日には親たちの梟便が届くんだろう。自分の子供の先生がこんな私のような者では好ましくなかろう」 ハリー「でも。ダンブルドアが…」 ルーピン「ダンブルドアにはこれ以上、迷惑はかけられない。それにね私のようなものは、こういったことには、もう慣れっこなんだよ」 ルーピンは呪文で片付けし出かける準備をする。 ルーピン「どうした、浮かない顔をして」 ハリー「何も変えられなかった。ペティグリューは逃げたし」 ルーピン「何も変わらなかった?。君は大きな変化をもたらしたよ。真実を明らかにし無実の者を恐ろしい運命から救った。ハハ…大きな変化じゃないか。私に誇れることであるとすれば、君が多く学んでくれたことだ。さて…もう私は先生ではないから。うしろめたく思わずに、君にこれを返せる。さぁ、お別れだハリー。きっと、またいつか会えるだろう。その日まで…悪戯完了」 ルーピンは魔導書に呪文をかけホグワーツの地図を折りたたみ隠蔽すると立ち去る。 変わって食堂内。 ハリーはハーマイオニーらの元へ行く。 ロン「しつこくすると、上にもってっちゃうぞ」 ネビル「ハリー、どこで手に入れたの?」 生徒ら「僕も載せてくれる?。勿論君の後で」「何の話?」 ロン「静かにしろよ。ハリーを通してやれ。開ける気はなかったんだけどに包みが開きかけてて…二人が開けろって…」 フレッド&ジョージ「言ってない」 ハリーが包み紙を開けると、そこには世界最速の箒・ファイヤーボルトがあった。 ジョージ「ファイヤーボルトだ」 フレッド「世界最速の箒だよ」 ハリー「僕に?」 ハリーは箒を手に取る。 ハリー「でも?誰から」 ロン「わからないんだ?」 ハーマイオニー「これがついてたわ」 ハーマイオニーは羽を見せるとバックピークだと判明したハリーは届け主がシリウスだと判断する。 変わってハリーが外に出てファイヤーボルトの性能を試そうとしていた。 しぇーます「ハリー、飛んでみて」 ネビル「杭でぃっちも優勝だ」 ハーマイオニー「どれくらい早いの?」 生徒「早く見せて、どんなに早いの?」 ロン「おい待ってよ、僕だって見たいんだ」 最後はハリーがファイヤーボルトに乗り大空を飛んでその速さに歓喜し叫ぶと、ハリーが呪文を言う。 ハリー「ルーモス。我よからぬことを企むものなり」 ハリーがそれを言ったに映画のタイトルが表示されたところで終わる。 (終)
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スペカ名 攻撃タイプ AP Hit PP SP 対象 備考 説明 ミルキーウェイ 特殊 30 75 30 2 敵全 星くずを撒き散らして敵全体を攻撃する。 マジックミサイル 特殊 40 100 30 2 敵単 魔法でミサイルを作って攻撃する。基本的な魔法。 NDレーザー 特殊 50 100 25 4 敵単 ノンディレクショナルレーザー。360度の方向に射出するレーザー。 エクステンド 特殊 -- 100 10 4 自分 精神上昇1 パワーアイテムを集めて自身の精神力を上昇させる。 サイレンス 特殊 -- 80 10 4 相手を静寂で包んで、非物理攻撃の命中率を下げる。 ヒーリング 特殊 -- 100 10 4 味方の体力を少しだけ回復させる。 ブライトネス 特殊 -- 80 10 4 敵単 暗闇 相手を暗闇で包んで物理攻撃の命中率をさげる。 リフレッシュ 特殊 -- 100 5 4 味方単体の状態異常を治療する。 霧の倫敦人形 特殊 60 90 15 6 相手を霧で包み攻撃する。相手を暗闇に包むことがある。 スターダストレヴァリエ 特殊 80 90 15 6 敵単 抵抗低下1 星くずを派手に撒き散らして攻撃する。相手の抵抗力を減少させる。 魔彩光の上海人形 特殊 80 100 10 6 シャンハーイ。相手を静寂で包むことがある。 夢幻爆弾 特殊 90 95 10 6 夢をもたらす爆弾を爆発させて攻撃する。相手を眠らせることがある。 コンフュージョン 特殊 -- 80 10 6 敵単 混乱 相手を混乱させる。混乱すると自分で自分を攻撃してしまうことがある。 サイケバリア 特殊 -- 100 10 6 味方ひとりの抵抗力を上昇させる。 フバーハ 特殊 -- 100 10 6 炎と氷の攻撃を弱める防御結界を張る。 プロテクション 特殊 -- 100 10 6 味方単体の防御力を上昇させる。 リトルレギオン 特殊 -- 100 10 6 人形達の防御陣営で味方全体の抵抗力が上昇する。 博愛の仏蘭西人形 特殊 -- 100 10 6 仏蘭西人形の力で味方の状態異常と能力値変化を治療する。 エメラルドメガリス 特殊 100 100 10 8 魔法の巨石をぶつけて激しく攻撃する。 ドラゴンメテオ 物理 100 100 10 8 龍のように燃える彗星をぶつけて攻撃する。相手を気絶させることがある。 ドールクルセイダー 特殊 -- 100 10 8 人形たちの防御陣営で使用者の防御力と抵抗力が上昇する。 ヒロイック 特殊 -- 100 5 8 味方全体の体力を少しだけ回復させる。 セントエルモピラー 特殊 120 85 5 10 かつてセントエルモを包んだ炎の塔を再現してみた。当たれば強い。 ティルトウェイト 物理 120 90 10 12 核爆発らしいよ? 首つり蓬莱人形 特殊 150 90 5 12 蓬莱人形の呪いで敵を攻撃する。代償に使用者の精神力がぐーんと減少する。 エリクサーライト 特殊 -- 100 5 12 優しい光で味方全体を包み、体力をかなり回復させる。 マディ 特殊 -- 100 5 12 味方単体の体力を完全に回復し、状態異常や能力値変化も治療してしまう。 リバイバル 特殊 -- 100 5 12 戦闘不能になった味方をよみがえらせる大技。
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http //yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1293190574/38-41 クリスマスの無聊ネタ一発目 麻奈実×京介 「いつも悪いな。てーかこんな立派そうなケースに入れなくったって、お店の紙箱で良かったのに」 「えへへ、今年はちょーっと自信作だから、けーき用のきゃりー買っちゃったんだ」 麻奈実がちょっと大き目のバッグを差し出してきた、ケーキの包装にしては豪華だなと思ってたら、そういうことか。 「……はは、洗って返すよ。なんか悪いな……ケンタッキーじゃ釣合わないな」 「ううん、私……けんたっきーの鳥さん美味しいから好きだよ……それに……きょうちゃんと……その、一緒なら……」 「ん? 何か言ったか」 後半ボソボソと何か言ってたけど、聞き取れなかったぞ。おまえって昔から、時々独り言じみた話し方するよな…… そういうところもおばあちゃんぽいっつーの。 「ぷー……なんでもないー……」 「何急に膨れてるんだよ……おっと」 「あ、大丈夫? ……ごめんね、おじーちゃんが……」 例年通りに今年も麻奈実の家のクリスマスパーティだったんだが、じーさんに無理やり飲まされてしまったシャンパンが 少し回ってしまったらしく、少し足元がおぼつかない。シャンパン程度で情け無いが、飲みなれないもんは仕方ないだろ。 それを心配した麻奈実が家まで送ってくれるというので、ちょっと甘えてしまったが……よくよく考えたら、俺の家からの帰りどうするんだよ。 ……酒が抜けるまでうちで休んで、また送っていくしかないか……。ひょっとして、これもジジイの企みじゃねえだろうな? 「気にすんな、今頃はじーさんも反省してるだろ」 「……た、多分」 俺に酒を飲ませてしまったことがバレて、ばーさんやおじさんおばさんにこってり絞られている姿を見てしまっていると怒るに怒れない。 おばさんなんて、うちに電話までして謝って……こっちが逆に恐縮してしまうってもんだ。つうか受話器からおふくろの爆笑する声が聞こえてたし…… 思春期の少年の心はちょっと傷ついたぞおふくろっ! 「まぁ、毎年ご馳走になってるんだし、酒の肴にされるくらい気にしねーって。それに……うちの家族もおまえんちのケーキのおかげで毎年助かってるからな」 うちじゃ、物心付いたときからこいつのケーキをもらって食べてるんだけど、年々上手になってくるんだよな。最初にもらったときは…… うちのお袋が作ったケーキと変わらんレベルだったのに、今じゃそこらの市販ケーキよりずっと美味いんだから、その上達といったらたいしたものだ。 「そか、良かった……えと……それと……これ、ね」 そう言ってもじもじしながら背中に隠していた紙包みを差し出してくる。 「……くりすますぷれぜんとだよ~。……びっくりした?」 びっくりするも何も、バレバレだったぞ……隠せてなかったし。顔真っ赤にしてるけど、毎年なんだから今さら照れるような事じゃ無いだろ。 「おう……貰ってばっかで、なんか悪いな」 そのへんを突っ込んだりからかうとまた膨れてしまうので、素直に受け取ってやる。や、こいつの膨れっ面も嫌いじゃないけど……あんまりやり過ぎると アレだし、今日はクリスマスイブだしな。 「あ、開けてみて……?」 「ん……」 軽いな……なんだろ? ガサガサと包みを開くと、中から手袋が出てきた。どうも、手編みっぽいな……去年の柄と同じだし。 ……しまった……失敗したぜっ……だが、今更後悔しても仕方ない。 「えと、ね、そのきょうちゃんの手袋さんが、ちょっとほつれてたから……と思って、その、手芸の練習だからあんまり上手くないけど」 「そんなこことねーよ、手袋なんて難しいだろ……ありがとな」 やべー……どうしよう……プレゼントは用意したけど……したけどっ! 「あ、あの……その、麻奈実」 「ん? なにー?」 「こっこれなん……いや、ナシでっ!」 「あっ」 しまったっ! テンパって思わず出しちまったっ……。 「……いや、それはちょっとアレだ、やっぱなんかダサイプレゼントだから、いや、実は間違えた。うん、だから明日また渡す」 「……じ~」 ……うっ……これは、我ながら苦しい……。ひっこめた包みを、麻奈実がじ~っと見ていやがる……。 「だからな」 「あ、桐乃ちゃん」 「何っ!?」 思わず振り向いてしまったその刹那、俺の手から包みが奪われ……うそっ! その体でなんでそんな俊敏なのおまえ! 「うそだよーん……んしょ……あ……わわ、……えへへ……」 あちゃあ……い、今更言い訳できないよなぁ……間違ったとか言いつつ、こいつ宛のカードとか(言っとくけど特別なことは何も書いて無いからな!)入れてるのに、 実は他人のだとか言っても無理だ……。というか、全部見透かされてるんだと思うと、言い繕うだけ無駄ってもんだ。 麻奈実が解いた包みの中から出てきたのは……その、去年買ってやったのと同じ柄の手袋で……つまるところ、去年図らずもペアルックもどきに なってしまった、俺の首に今も巻かれているマフラーと同じ柄で……。 「ちっ……なんか文句あるのかよ」 「ううん? なーんにも~?」 ニヤケ面がむかつくじゃねえか……地味子の分際で……! 「……こうしてやる」 「むにぇっ!?」 にやけっ面がむかついたので、寒さで赤くなってるほっぺたを引っ張ってやる。 「ははー、ざまー……ね……」 ……ええと……何目をつぶってらっしゃるんですか……背伸びとかしてるんですか…… 「……」 「……」 「む」 「……んっ」 ……なっ流された……流されたんだっ! 気の迷いだ! かかかかかか勘違いすんなっ! 今のはキスじゃなくて、ただの口付けだからなっ! 接吻とも言うけど、キスじゃないんだぞ! 「きょ……きょうちゃ……」 「何でもないぞ? 何もしてないし、何もしないぞ、だから行くぞホラっ!」 「う……うん……わたしはいいよ……」 「そ、そうか、それは良かった。じゃあ行くぞ……」 ガコッ! 「イテっ」 「きゃ」 麻奈実の手を握って、踵を返す。慌てていたせいか、麻奈実が途惑ったせいか、道端の看板に足をぶつけてしまった。 痛え……なんでこんなとこに、つか何の看板……何、この「空室あり」……って……。く、クリスマスなんだから、場末とは言えもうちょっと営業頑張れよ! というか俺ら、ホテルの前でこんなバカな真似してたのかっ! ラブホならそれらしく、入り口を分かりやすくしろ! 不倫カップルなんかに配慮してんじゃねぇ! 「……」 「……」 な、何を立ち止まって、その、何、その顔……お、おまえ……ええと、そのだなっ何か、何か言わなきゃ! 最適な言い訳があるはずだ! 選択肢カモーン!!! ……だりゃっ! 「ケ……ケーキが痛んじゃうからな?」 「……ほ、保冷剤、入れててるから……」 ……しっ……しまったぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁああああああああああああああ! 選択肢ミスったああああああああああああ! なら仕方ない! 仕方ないんだ! これはあくまでミスだ! だからしょうがないなっ! 「お、おう。じゃ、じやあ……」 「ん……」 う、頷くなよ……その、か、可愛いじゃないか……気の迷いだ! 駄目だ俺! でも今更泊れるかぁぁぁぁ! いやっ……止まれるかっ! もう誰も俺を止められねえ! 「……」 「……ほ、ほら」 いっ……いくぞ ……っ! ちゃっちゃっちゃらっちゃっちゃー♪ 「ぬおえっ!?」 「ひょわっ!?」 なんてタイミングで鳴り出すんだこのクソ携帯! 叩っ切ってやるからそこに直れ! ……しかもロックかよっ! ……切ったら麻奈実の方にかけてきやがる気だな! ……くっ…… 「……なんだよ」 「あ、あんちゃん……声がマジ怖い……」 「用が無いなら切るぞ」 「いや、待って! 待ってってば! 凄くいい知らせ! 褒めて褒めて!」 おまえへの褒美なんかキャメルクラッチ以外にねーよ。 「言うだけ言え……40秒を超えたら切るぞ」 「つ、冷たい……せっかく頑張ったのに俺」 「何をだ」 もう切るか。 「こっちのアリバイはばっちり! 俺がねーちゃんの振りして2回風呂入って、もう寝たことにしてるから大丈夫だぜ! ねーちゃんはもう帰ってきたことにしてあるから心配せ……」 ブチ 切った。うん、切った。電源も切ったぞ。はあ……なんでこうなるんだろうな……。 た、助かったなんて思ってないよ? 残念だなんて思ってないぞ!? 「ま、麻奈実?」 「き、聞こえた……ごめんね、きょうちゃん……」 はあ……まぁ、しょーがねえ……その……色々仕切りなおしだな。 「お、おう……その……とりあえず、ウチまで来いよ……ウチの親はいるけど……おまえの顔見たら、お袋も喜ぶし」 「うん……はぁ~……き、緊張した……」 俺もだ……携帯が鳴ったときは死ぬかと思ったぜ。けど、ま、焦らなくて良いよな。ゆっくりで……その方が、俺たちらしいし。 「なあ、麻奈実、その、来年またさ……」 「『また』じゃいやかも……」 「……」 「でも、ちょっとだけ……待ってあげるね?」 なんか、おまえに……勝てる気がしないよ……だけど……負け続けても良いかもしれないな。 「あ、ああ……」 「じゃ、……はい」 さし出された手を、しっかりと握る。十年ぶりに握った幼馴染の手は……冷たいはずなのにとても温かくて照れくさくて…… つーか恥ずかしーから、この日のことは俺だけ……いや、ここだけの秘密にして墓まで持ってって……おまえも、誰にも言うんじゃねーぞ。 (おわり)
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※クリックでダウンロード Lyrics ID vT9DEKwy0 氏(25th take) Music でりゅ 氏 Lyrics Music RozenMaiden 誰もいない部屋に ゆっくりと流れる旋律に 心寄せて 瞳を閉じて 記憶を辿ってゆく 果てしない闇……在るのは孤独… 全ての安息……恐怖……絶望…… 幾度も形を変えながら 泣いているの?……声は出ない… 差しのベられた手……あなたは、ダレ? 何度も争いを繰り返した 心の扉を開けて…… その瞳が 私を包みこんでゆく… ソレが終わり ソレが始まり 鼓動…… 静寂…… 吐息…… 夢と夢…… あなた…… 誰もいない部屋に 永遠に流れる旋律に 身体朽ちて 瞳を開けず 記憶を辿ってゆく その旋律はまるで夢見るように… コラボ作品保管庫へ
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〈屠蘇〉は、銚子などに入れ、三つ組の杯で飲むのが正式で、松の葉をたばねて半紙で包み、これを銚子に結びつける地方もあります。 三つ組の杯を使うときはめいめいが、上の杯から一杯ずつ、次の人へまわすのが正式です。 家族がそろって飲む場合は、息災を祝う意味で、年少者を先にし、順次年長に及ぶしきたりがあり、子どものいる家庭では、酒よりもみりんを使う家が多くなってきました。 なお、屠蘇には肴がつかないのが正式で、膳に料理などが出ている場合でも、全員が屠蘇を飲み終わるまでは、なにも食べないようにします。 もっとも、三つ組の杯のない家庭では、めったに使わないものをわざわざ買いそろえる必要はなく、屠蘇をやめて、ぶどう酒などで代用してもよいわけです。 高橋ナツコ
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名称:緑小鬼の罠戦士(ゴブリン・トラッパー) ◆解説 〈緑小鬼〉の例に漏れず不潔な革鎧に身を包み、長い鎖のついた巨大なトラバサミを用いて戦う風変わりなゴブリン戦士である。この巨大なトラバサミは地面に仕掛けて敵を捕らえるために使うほかにも、敵に直接投げつける武器として使うこともあり、その大きさに見合った高い威力を発揮する。また、ワナに捕らえた相手を自分の手元に引き寄せ仲間に攻撃させたり、そのまま戦場に仕掛けられた別の罠やダメージ地形に引きずり込むなど、卑怯な戦法もためらいなく使ってくる手ごわい相手。 アイテム モンスター 用語 冒険者 システム サブ職業 召喚術師 地名 口伝 組織 クエスト 典災 職業 大地人 ゾーン 種族 妖術師 武士 守護戦士 神祇官 施療神官 暗殺者 古来種 盗剣士 武闘家 事件 吟遊詩人 特技 付与術師 森呪遣い 航界種 ダンジョン
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シャコのお嫁さん 第五話 トビウオの青年ハルの待機中の生活範囲は、青龍殿の敷地内にある道場と、そこに併設された寮 の周辺におおむね限定される。 「…はよーございまー…」 「はいおはよう」 まだ半分夢の中のような状態でふらふらと洗顔に向かう後輩に挨拶を返し、ハルは朝の寮内廊下 を巡回していた。並んでいる部屋の扉をひとつひとつ叩き、はっきりした返事があれば素通りし、 返事がなかったり不明瞭だったときは扉を薄く開いて中をあらためていく。 返答のない部屋の一つを覗くと、部屋の主はまだ布団を被っていた。布団の端からぴょんと覗く 『提灯』だけがひらひら踊っている姿はなんともユーモラスだったが、ハルは心を鬼にして室内に 踏み込んだ。 「起床っ!」 枕元で一喝すると、アンコウの少年はびくりと布団の中から飛び起きた。驚きのあまり頭の提灯 がぴしっと真上を向いて硬直していたので、ハルは笑いを噛み殺すのに苦労した。それは落ち物の 書物に時折登場する『アホ毛』なる器官の挙動にとてもよく似ていた。 「あ、お、おはようございます!」 「はいおはよう、顔洗ってこい」 「は、はいっ!」 慌しく部屋を飛び出す少年を見送ると、ハルは気を取り直して次の部屋をあらために向かった。 これは当番制のモーニングサービスのようなもので、この寮の朝の風物詩だ。 当然ハル以外が当番の時にはハルが一喝されて起こされたこともあるし、当番によっては板切れ を持参して叩き起こすなど乱暴な手段を使う者もいるが、これも規則正しい朝の為である。 どうせなら野郎を叩き起こすより、寝ぼけ眼の女の子を襲…もとい、やさしく起こしてあげたい もんだなぁ…というのが、健康優良児ハルの偽らざる本心だった。 「断る」 「え、いまの口に出してた?」 「うむ、言い直した分際で厚顔にも『偽らざる本心』と抜かしているあたりまでばっちりな」 「そ、そっかぁ…いやあ参っ た わ ば」 朝食の席で早速アルマの鉄拳制裁が下るのも、わりと日常茶飯事の光景なので皆やさしくスルー していたという。 基礎鍛錬が一段落した後、ハルはぶすっとした顔で中庭の石に腰を下ろしていた。 「お疲れ様です先輩。あ、これどうぞ」 今朝起こしたアンコウの少年が小走りに駆けてきて、水を汲んだ柄杓を差し出してきた。おう、 とだけ返事をして受け取ると、ハルはぐいっと水を飲み干して残った雫を柄杓から払った。 「ありがとな、えっと……お前なんてったっけ?」 「はいっ、マトーと言います」 はきはきと答えるマトーの頭頂部で、相変わらず自己主張の激しいアホ毛提灯がぴょこぴょこと 踊っていた。気になる。 「マトーね…あー、俺は」 「ハル先輩ですよね、『虹の翼』の」 「うわ、勘弁してくれ! 自分でつけといてなんだけど、ないわーその二つ名」 「よ、よく似合ってますけど…」 「いやだって、この羽根の色目立つばっかで俺の仕事には向かねぇんだもん…目立つのはエルとか アルマみたいな前衛役がやればいいの」 エルの名前を口に出したことで不機嫌のモトを思い出してしまい、ハルはふかぶかと嘆息した。 「? どうかされたんですか?」 「あーいや…同僚が最近付き合い悪くてなぁ。察するにオンナが原因だと考えると、どうにも憂鬱 になるのだよ」 「はあ…」 そう、先日脱皮で休んだ直後からナキエルが以前にも増して挙動不審になってきたのだ。 以前はなんとなく浮かれた感じだったのが、最近は帰宅前になるとどことなく緊張した雰囲気を 漂わせるようになり、こちらの言う事にも上の空になりだしている。 これは、例のヒト召使となんらかの進展があったとみるべきだろう羨ましい。 ただ悪いことには、ハル同様にその変化を感じ取ったらしいアルマが、ここ数日急速に不機嫌に なっているのである。当然、そのとばっちりはすべてハルにいくのだった。具体的には鉄拳制裁の 頻度が増えた。八つ当たりというか、沸点が下がってるというか。 今朝の一件だって、以前なら鼻で笑って軽くスルーするくらいの小ネタにすぎなかったのである。 いや、スルーはスルーで時には傷つくけど。 「…このままでは身が持たん」 「は?」 「いやこっちの話。すまんね、後輩に愚痴ってもしょうがないことだった」 「いえ、お力になれなくてすみません」 「いーのいーの気にしなくて、マトーは素直ないい後輩だねぇ」 「いえ、そんな…」 赤くなってもじもじしているマトーを見て、ああ、これでこいつが女の子ならなぁ…と思わずに いられないハルだった。たとえマダラでも男はあいにくハルの守備範囲外である。 「…俺もカノジョ欲しいなぁ…」 切実な独白だった。 「ふむ、それで私にたかりにきたと」 「いや、たかるだなんて人聞きの悪い…ともかく、もう一人くらい暇を出す予定とかないんスか?」 何の用だかカールのお大尽がまた青龍殿に顔を出していたので、ハルはそれとなく…というより かなり直截にそんなことを尋ねてみた。 「リストラというのはかなり苦肉の策ですから、そう何度もできるものではありません。今回暇を 出した者の行き先はもう皆決まってしまいましたし、何より貴方にはもうお近づきのしるしとして 差し上げた物があると聞きましたが?」 カールの訪問を知るなり稽古そっちのけで側仕えに戻ってしまったシアが、じとーっとした目を 向けつつ冷たく言い放った。言葉の裏に「このケダモノ」というちくちくとした悪意が篭っている。 「いやあ、そこを突かれると痛いなぁ……あ、あの菓子折は美味しく戴きました、はい」 「では、カール様のお手を煩わせる理由はないですね」 話を打ち切る方向に持っていこうとする従者を、主人がふと引き止めた。 「まあ待ちなさいシア、これで彼には結構世話になっているのだよ」 「? そうなのですか?」 「勿論だとも……時にハル君、今日が何の日かご存知かな?」 勿論知っていた。なぜなら、それもまたハルの憂鬱の原因のひとつだからである。 「ええ知ってますとも……ていうかそのこれ見よがしなチョコの山はなにかの嫌がらせですか?」 なるべく視界におさめまいとしていたのだが、カールの側に付き従うシアの手に、チョコレート とおぼしき包みがぎっしり詰まった袋が提げられていた。 聖バレンタインデー…ヒト世界の聖人が、男女の仲を取り持ったがために処刑されたとされる日。 そんな日がなんだって男女のキャッキャウフフの種にされなくてはならないのか。全国の非モテ 男と、血だるまになって死んでいった聖人に申し訳無いとは思わないのか! 早くあやまっテ! (筆者注:余談ながら、件の聖人ウァレンティヌスとその殉教に関しては史実かどうかがあやふや である為、教会の定める正式な聖人暦からバレンタインデーは除外されているんだそうな) 「嫌がらせ? 何を言うんだい、これは君たちにあげる分だよ」 「…へ?」 唖然とするハルの手に、ぽんとチョコレートの入った包みが手渡された。 「私の家ではね、世話になった男性には健康と童心を忘れぬようチョコレートを、そして女性には 美しくあれと花を一輪贈るならわしになっているのだよ」 なるほど、たしかにシアの胸元を見ればカールに贈られたらしい薔薇が一輪。 「そんなローカルルールあるなんて、金持ちはやっぱり違うなあ…(ズレてる的な意味で)」 「はっはっは、そう誉めないでくれ。例の件ではまたよろしく頼むよ」 「は、万事抜かりなく」 「…カール様、例の件とは?」 「さあさあ、先は長いぞシア。遅れずついてきなさい」 「は、はいっ。……??」 この二人の悪巧みについては、また語ることもあろうが今回は触れないでおく。 「しかし、今日一個目のチョコレートが野郎からとは……これが最初で最後だったら哀しすぎるな」 持てる者と持たざる者にくっきりと明暗分かれつつある休憩時間の情景を眺めてひとりごちる。 一個も貰えないのも苦痛だが、唯一のチョコが(ローカルルールによるものとはいえ)男からの 一個というのも、これはこれで高度な嫌がらせではあるまいか。 「あ、先輩!」 なんとなく手の中でチョコの包みをくるくると玩んでいると、マトーがまた小走りにやってきた。 「おーマトーくん。今度はどうした?」 「あ、あのですね…これ、使ってくださいっ」 意を決したようになにかの包みが差し出される。 「え、何これ。開けていい?」 「は、はいっ」 がさがさと包みを開くと、それなりに質の良さそうなタオルが出て来た。 「お、男の方から贈るバレンタインもあると聞いたので、その……ご、ご迷惑でしたら、捨てても 構いませんからっ!」 それだけ言うと、マトーは真っ赤な顔で脱兎のごとく駆け去っていった。 ハルはしばらく茫然としていたが、かろうじて一言呟いた。 「……いや、男から贈るってそういう意味じゃないだろ」 男はハルの守備範囲外であった。 …一方その頃…。 「ナキエル様、美味しいですか?」 「あ、うん……でも、よくチョコが手に入ったね」 「カール様が事前に送ってきて下さいまして。はい、あーん♪」 「いや、それはちょっと勘弁…」 主役二人は、こんなことやってたという。