約 241,205 件
https://w.atwiki.jp/karubtei/pages/29.html
test1 - rcon 2010-11-21 17 42 58 test2 - rcon 2010-11-21 17 43 07 test4 - rcon 2010-11-21 17 43 15
https://w.atwiki.jp/rakirowa/pages/174.html
神は神と出会い、神の武器を持つ ◆KX.Hw4puWg 俺は海から上がった後、辺りを歩いていた時、遠くに参加者らしき奴が見えた。 目をこらして見ると、…多分ロワの常連、ハルヒとやる夫とかいうAAキャラなようだ。 ま、誰であろうとすぐに殺すけどな。それが所謂一人の「マーダー」要素だろ? ハルヒが仮に神(笑)、という考えもあるが、まずあいつは一人で行動する筈だ。確実にそれは無い。 …て、お。所謂「支給品確認」って奴か。タイミング良いな。 んじゃ、隙突いて行くかな。 ◇◇◇ 私がこの白饅頭、やる夫と行動してからもう結構経った。 二人で歩いていたらこいつは突然「支給品確認する」と言い出した。 …ああ、こいつといると本当に調子が狂う。 そしてその後、「調子乗んな」って一発殴ったら、 はいはい、どーも すみませんでした `/⌒ヽ⌒丶(⌒) 人 i\___丶 \ / ー ー\|\ \ / (●) (●)| \ | (_人_)|| | 厂\ `⌒′/| ) ) \___/| ||| ||(_人_つ と言ったのでもう一発殴ったら、また同じように謝ったので、仕方なくこいつに付き合ってやる事にした。 私の支給品はアレだったが、やる夫の支給品は中々だった。 コルト・ガバメントとと言う拳銃と、頭に入れたら「スタンド」と言うのが出るCD。そして――― 「…?なんだお、これ?」 龍をモチーフにして、かなり大きくて重い、所謂「薙刀」が丸々入っていた。 「…流石にこれは重たくて無理だお…」 「けひひ、あんたじゃ無理よね」 「そういうハルヒもだお」 「呼び捨てすんな」 「突っ込みどころ違うおwwwバカスwww」 …ダメだこいつ。何言っても聞きそうに無い。 私はやる夫を無視してやる夫の支給品を詳しく調べようとした瞬間、 「よう」 突然、私とやる夫の前にウェイディングドレスを着た男が現れた。 その手に銃剣を持って。 そしてその男は私達に銃を向ける。 「すまんがここで死んでくれ」 まずい―――― 「やる夫!逃げるわよ!!!」 本当だったら今すぐにでも戦いたいが、悔しいが今の私には奴に対抗出来る術は無い。 私はやる夫を無理やり引っ張り、急いでその道を走ろうとした。けれどやる夫は私の手を払うと、 「ハルヒ、お前だけ逃げるお!」 と調子ほざいた。神の命令をシカト?…神の私ならこいつを捻り潰すが、生憎、その能力は無い。 だからこそやる夫は必要なのだ。 ニコレンジャーに一泡吹かす為にも。あのヘタレに復讐する為にも。そして、神になる為にも。 「何言ってんのよ!神である私の言う事を―――」 「逃げろって言ってるんだお!」 だが頑としてやる夫は言う事を聞こうともしない。 …仕方ない。 「…分かったわ。でも、また会う時は正真正銘のHAL厨にしてやるわ…覚悟なさい」 「…それだけは勘弁だお。なんか知らんけど。あ、それとやる夫の支給品の薙刀持ってけお。この銃とCDみたいなのあればなんとかなるし」 「…流石に無理じゃないの?それ…んじゃ、頑張ってよ」 私は散らばったやる夫の支給品の中にあった薙刀をディパックを入れ、走りだした。 やる夫が作った神への道を。 (…けひひ、やっぱあいつ、HAL厨の素質あるわね) 未来の計画に思いはせながら。 ◇◇◇ 「…お前、自分から死亡フラグ立てんなよ…死ぬぞ?」 ハルヒが遠くに逃げた後、俺はやる夫に聞いた。するとやる夫は少し笑うと言った。 「フラグ?そんなもんは恋愛フラグだけで充分だお!この殺し合いを、また打破するんだお!だから、死亡フラグは絶対に立たせんお!」 …カオスの頃の俺と同じようだ、と不覚にも感じた。 ただひたすらに目標を目指す。 …ああ。本当、マーダーも悪くない。 「…んじゃ、立てたフラグは、自分で処理しろ!」 俺はやる夫に言い放つと銃剣を向け直した。 【G-6/教会/繁明】 【涼宮ハルヒ@ニコロワ】 【状態】健康、神(笑)、6/に対する怒り 【装備】無し 【持ち物】支給品一式、ナイフ@現実、マッチ@現実、ランプ@現実、青龍偃月刀@現実 【思考・方針】 [基本方針] 主催者と邪魔者を殺して神として君臨する。 経験を生かし、慎重に立ち回る 1、6/(神)をやる夫に任せる。 2、外撲を集めて、情報を集めて、首輪を分解する 3、6/(神)をいつか神の力が戻って来た時、潰す 【やる夫@やる夫ロワ】 【状態】健康 【装備】無し 【持物】基本支給品、コルト・ガバメント(7/7)@なのはロワ、マジシャンズレッド(魔術師の赤)のDISC@漫画ロワ 【思考・方針】 〔基本方針〕 殺し合いを今度こそ打破する 1、ハルヒを逃がす。 2、どうしてハルヒはこんな狂暴な性格になったんだお? 3、フラグなんてぶっこわすおwwwwww 【備考】 ※おでこの傷は直りました。 ※マジシャンズ・レッドの内容を知りました。 【6/(神)@オールロワ】 【状態】少し疲労、やる夫を殺す 【装備】バヨネット×2 【持物】無し 【思考・方針】 〔基本方針〕 何がなんでも元の世界に帰る。 1、現在位置の確認 2、誤解を上手く使ってもいいかもな 3、ま と も な(ry 4、手っ取り早くやる夫を殺す 【備考】 ※涼宮ハルヒの出展元を分かっていません。 ※ウェイディングドレスは乾きました。 ※精神のダメージも治まりました。 【青龍偃月刀@現実】 後に商売の神と崇められた関羽が愛用した武器。 関羽が必ず出場していた三国志ロワでは大抵の強武将に与えられた。 因みに三国志の時代には青龍偃月刀は存在しておらず、後に日本で作られた武器であり、彼の義弟張翼徳(正史では字は益徳)の武器も同じである。 【コルト・ガバメント@なのはロワ】 アメリカ軍の一部の特殊部隊で使用されている拳銃。 060:誰かが死ぬのが怖いのか? 投下順 062:憂鬱アンドロイド 051:今、会いに行き…ます? 時系列順 067:彼女のフラグ取捨選択 008:やる夫は神(笑)相手に一歩も引かないようです 涼宮ハルヒ 068:涼宮ハルヒの雌伏 やる夫 070:1984年 020:魔王アナゴに死ぬほど騒がれて眠れないCD 6/(神)
https://w.atwiki.jp/takamatome/pages/42.html
601 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/06/28(日) 21 46 50.79 ID +dXM2i5hO みんなが笑ってみてるから 笑見とか笑美などは 602 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/06/28(日) 21 46 57.90 ID ViOFOmko0 神谷も多いなw 603 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします sage 2009/06/28(日) 21 47 51.97 ID qSD/O3Zw0 釣田蛇子は? 604 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします sage 2009/06/28(日) 21 48 41.75 ID c4IqiSPU0 野田聖子 605 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/06/28(日) 21 48 54.41 ID VCuEZTKD0 10代2でしゃべってるのは関係ないよな? ただの馬鹿だよな? 606 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/06/28(日) 21 48 59.02 ID EvayYYVtO 田中恵理香 607 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/06/28(日) 21 49 34.53 ID Uu/iTzow0 方言対策で引っ越してきた設定だったよな? そしたら愛知に多い苗字じゃなくていいんじゃないか? 608 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/06/28(日) 21 50 10.34 ID ViOFOmko0 無難中の無難...鈴木! 609 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/06/28(日) 21 50 30.37 ID yiAR6N9MO 中村恵利香 610 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/06/28(日) 21 50 33.51 ID sjkkqJzo0 607 あっ、そうだったけwごめんお しかし関東の俺からすると珍しい苗字がいっぱいだ 611 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/06/28(日) 21 50 42.37 ID AIDIlw+t0 607 ああなるほど。 んじゃあ無難に鈴木さんとかそこらへんか? 612 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします sage 2009/06/28(日) 21 51 15.01 ID c4IqiSPU0 1人つれたwwwwwwwwww33のおっさんwwww 現在メッセ中 処女?とかきいてきまんこ 613 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/06/28(日) 21 51 16.32 ID 2ArtoItG0 10台3のmasaki うぜーな。。。 614 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします sage 2009/06/28(日) 21 51 21.61 ID ifQo+vcuO 加藤恵理 615 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします sage 2009/06/28(日) 21 51 22.04 ID W896/6uVO 鈴木恵里佳 616 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/06/28(日) 21 51 38.11 ID aHoVEPBI0 よし 鈴木 絵梨(すずきえり) 617 さくら ◆4bFLAmPcNg 2009/06/28(日) 21 52 11.12 ID v1EZHBEa0 じゃあもう安価で 630 618 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします sage 2009/06/28(日) 21 53 02.58 ID qSD/O3Zw0 ksk 619 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/06/28(日) 21 53 10.68 ID 7N5Az9qn0 lsl 620 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします sage 2009/06/28(日) 21 53 26.58 ID W896/6uVO kskst 621 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/06/28(日) 21 53 37.64 ID VCuEZTKD0 617 ちょw st 622 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします sage 2009/06/28(日) 21 53 43.22 ID +hrB6FIC0 ksk 623 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/06/28(日) 21 53 54.40 ID AIDIlw+t0 安価ですかいw ksk 624 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/06/28(日) 21 54 07.31 ID sh/eJPrf0 kskst 625 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/06/28(日) 21 54 15.86 ID e46i1UuwO 女で鈴木佐藤田中だとちょっとがっかりしないか? 626 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/06/28(日) 21 54 41.69 ID 0+W267yE0 山崎絵里華 627 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします sage 2009/06/28(日) 21 54 43.41 ID W896/6uVO 木之本恵里佳 628 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/06/28(日) 21 54 44.24 ID 7N5Az9qn0 kskst 629 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします sage 2009/06/28(日) 21 54 46.85 ID ViOFOmko0 614 630 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/06/28(日) 21 54 53.99 ID 5MfY3AkP0 ペンネーム 二階堂絵梨 631 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/06/28(日) 21 55 01.68 ID 24QneSgy0 佐藤 632 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします sage 2009/06/28(日) 21 55 05.44 ID qdwa+sR80 エリカ・クリステル星野 633 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします sage 2009/06/28(日) 21 55 25.60 ID Pn66l0fA0 614でいいよ 634 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/06/28(日) 21 55 28.91 ID 0+W267yE0 630 カッコイイww 635 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/06/28(日) 21 55 29.37 ID 0jd6GgJSO 二階堂wwwwww 636 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします sage 2009/06/28(日) 21 55 35.59 ID W896/6uVO 五十嵐恵梨香 637 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/06/28(日) 21 55 38.03 ID AIDIlw+t0 632 おいww 638 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします sage 2009/06/28(日) 21 55 38.29 ID Cxs5Jsxc0 625 お前・・・俺の妹に謝れよ 639 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします sage 2009/06/28(日) 21 56 06.20 ID lmhxsgzy0 澤田 絵梨奈 640 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします sage 2009/06/28(日) 21 56 08.62 ID +hrB6FIC0 630ええぇえ 641 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/06/28(日) 21 56 17.77 ID VCuEZTKD0 625 うちのカーチャンとネーチャンに謝れ 642 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/06/28(日) 21 56 19.19 ID Yn5Ri73UO 誰か、さくらが釣ってた「ほらぁぁぁ~おまんこぐりぐりぐり~」の奴がどうなったか教えてくれ 643 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします sage 2009/06/28(日) 21 56 19.49 ID X9nClmwtO もしもし、携帯で過去スレ、まとめってどうやって見るんですか? 644 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/06/28(日) 21 56 32.86 ID ViOFOmko0 二階堂はさすがにダメだろ... 645 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/06/28(日) 21 57 17.06 ID +dXM2i5hO 二階堂www強そう 646 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/06/28(日) 21 57 19.86 ID VCuEZTKD0 644 逆に珍しい名字の方が良かったり・・・ しないか 647 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします sage 2009/06/28(日) 21 57 31.82 ID ifQo+vcuO 630 失望した 648 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/06/28(日) 21 57 46.20 ID e46i1UuwO 二階堂でもいいんじゃ? 俺の名字高見澤だし 鈴木佐藤田中ごめん 649 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします sage 2009/06/28(日) 21 57 46.56 ID qSD/O3Zw0 642 オナネタとして利用してるだけなので放置 650 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします sage 2009/06/28(日) 21 57 53.09 ID Pn66l0fA0 ペンネームは二階堂設定でよろw 651 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/06/28(日) 21 57 55.04 ID PXkU+cHLO 642 お前はなに言ってんだ 652 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/06/28(日) 21 57 59.85 ID ViOFOmko0 646 インパクトは強いけど、聞いた時に一瞬違和感というか... 653 さくら ◆4bFLAmPcNg 2009/06/28(日) 21 58 34.69 ID v1EZHBEa0 630採用 二階堂ってwwwww 654 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/06/28(日) 21 58 50.94 ID 7N5Az9qn0 632とかだったら迷うことなく再安価だったのにwwwwwwwww 二階堂もいいんじゃない? 俺も押小路だし 655 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします sage 2009/06/28(日) 21 59 01.75 ID c4IqiSPU0 つれた男の名前がサトシwwwwwwww こっちがタゲゲットだぜwwwwwwwwwwww 656 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/06/28(日) 21 59 08.48 ID 0+W267yE0 もう加藤でいいんじゃね? 657 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/06/28(日) 21 59 18.79 ID SEkeZxtMO 宮下英里華ちゃん! 658 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/06/28(日) 21 59 31.94 ID Yn5Ri73UO 649 thanks あのフレーズを思い出してわらってしまうww 659 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/06/28(日) 21 59 32.38 ID VCuEZTKD0 654 公家www 660 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします sage 2009/06/28(日) 21 59 48.68 ID Cxs5Jsxc0 ヤフチャで愛知来いよとか書いたらばれる可能性あるだろ・・・ 661 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/06/28(日) 21 59 51.09 ID +dXM2i5hO まもなく22時 662 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします sage 2009/06/28(日) 22 00 17.95 ID SOd6fh7U0 篠山恵里香とかかわいいと思うけどなぁ 663 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/06/28(日) 22 00 44.24 ID VCuEZTKD0 おしゃれイズムに化け物が出てる 664 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/06/28(日) 22 01 34.14 ID e46i1UuwO 22時か… 665 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/06/28(日) 22 01 46.95 ID 5MfY3AkP0 朝からうんこ我慢させられて思考回路が狂ってた 麻雀の二階堂姉妹を想像してつい・・ 666 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/06/28(日) 22 02 14.46 ID ViOFOmko0 665 何プレーだよw 667 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします sage 2009/06/28(日) 22 03 02.90 ID qdwa+sR80 関東地方住み女いないのか・・ヤフチャ 668 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/06/28(日) 22 03 10.27 ID 0+W267yE0 うんこwww 我慢は体に悪いぞw 669 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/06/28(日) 22 04 01.27 ID qafMVFth0 665 なんかそんなスレが立ってたな 670 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/06/28(日) 22 04 02.90 ID 7N5Az9qn0 こっから2時間くらいが正念場だなwwwwwww wk 671 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/06/28(日) 22 04 09.76 ID VCuEZTKD0 665 大腸ガn(ry 672 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします sage 2009/06/28(日) 22 04 13.30 ID uJmiRJJl0 わろす 673 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします sage 2009/06/28(日) 22 04 30.04 ID W896/6uVO 614でいいんじゃね 文句あるやつはいないだろ 674 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/06/28(日) 22 05 23.34 ID 0jd6GgJSO 667 誰か釣れたの? 675 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/06/28(日) 22 06 02.67 ID VCuEZTKD0 加藤 恵理 http //www.geocities.jp/akisyoyoshi/sensyusyokai-kato.html http //www.seino.co.jp/seino/recruit/newgraduate/voice/kato.htm 676 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/06/28(日) 22 08 42.46 ID ViOFOmko0 今日はお絵かきチャットないのか? 677 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/06/28(日) 22 08 52.66 ID xsdVDletO 675 ちょw1枚目対戦したことあるわwwww 678 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/06/28(日) 22 10 11.46 ID Ngq8Y/zP0 677 マジかwww 679 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/06/28(日) 22 11 14.32 ID VCuEZTKD0 677 マジかよw 680 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/06/28(日) 22 12 17.20 ID AIDIlw+t0 677 なんという偶然ww 681 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/06/28(日) 22 14 50.33 ID MB+JIQtvO 今北 誰か流れを簡単に教えてえろいひと 682 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/06/28(日) 22 15 31.23 ID /SJ7ZCYkO 一宮在住高校生だが、♂は需要ある? 683 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします sage 2009/06/28(日) 22 15 57.38 ID SOd6fh7U0 675 どうしようメンバー一覧に同じ中学だった子がいるんだけど 684 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします sage 2009/06/28(日) 22 16 11.12 ID R5jGGnpLP 682 ない 帰れ 685 さくら ◆4bFLAmPcNg 2009/06/28(日) 22 16 14.59 ID v1EZHBEa0 さて、エリカ様がいよいよ接触を始めました 686 自給300円台 ◆nRW96g/xQ. sage 2009/06/28(日) 22 16 12.52 ID 7xtUNGEo0 BE ?-DIA(200000) 株主優待 682 ヤリ高乙 687 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/06/28(日) 22 16 55.88 ID VCuEZTKD0 682 さっさと抜いて寝ろ 688 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします sage 2009/06/28(日) 22 17 16.48 ID W896/6uVO 682 出会い厨はお帰り下さい 689 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/06/28(日) 22 17 37.25 ID /SJ7ZCYkO 684 スネーク程度なら出来るが・・・テスト真っ最中だが 690 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/06/28(日) 22 17 58.21 ID 0+W267yE0 wktkしてきたww 691 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします sage 2009/06/28(日) 22 18 01.42 ID Cxs5Jsxc0 女アカウント作ったら連れまくりwww 変態のすくつかwww 692 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします sage 2009/06/28(日) 22 18 51.82 ID +hrB6FIC0 エリカ様頑張れw 693 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/06/28(日) 22 19 13.58 ID Ngq8Y/zP0 689 テスト勉強頑張っとけ 694 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/06/28(日) 22 19 17.58 ID VCuEZTKD0 689 はいはい^^ 695 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします sage 2009/06/28(日) 22 19 35.51 ID Ogo7L/ZQO 682 キメ顔で全裸正常位ポーズ写メうp 696 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします sage 2009/06/28(日) 22 19 48.97 ID ifQo+vcuO 釣れええええええええええ 697 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします sage 2009/06/28(日) 22 20 03.58 ID +hrB6FIC0 689 学生は勉強してなさい 698 すーぱーとむきゃっと ◆hARUHI7uks 2009/06/28(日) 22 20 05.95 ID wvaOK2CTO ( ´ω`)big東大だけど需要ある? 699 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/06/28(日) 22 20 42.57 ID 0jd6GgJSO ヤフチャ入れ食い過ぎるだろ 700 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/06/28(日) 22 21 30.35 ID /SJ7ZCYkO 童貞で虹炉が好物なキモオタが出会いなんか求めるわけがない
https://w.atwiki.jp/gazoures/pages/420.html
第七話 未来との出会い、過去からの再会 超太郎「ににに虹裏喫茶が封鎖取り壊し!? 俺聞いてない!」 たから「私もよ。一体何がどうなってるというのかしら」 小鳥「あんな事になれば当然ですよね…」 エヴァ「小鳥? どういう意味だ?」 小鳥「覚えていないんですか? 一か月前のあの事件…」 超太郎「事件?」 剣八「…虹裏喫茶の制服を着た連中が大暴れした事件があったんだよ。人を傷つけ、街を壊してやりたい放題だ…止めに入った人達も全員病院送り。犯人は捕まらなかったけど、まっさきにここが疑われたわけだ」 たから「そんな事件…あったかしら」 八重「ありましたよぅ! あの時は本当に大変でしたから…」 久城「そうそう。店長さんが今でもその誤解を解きに回ってるんだよ。梶尾さんと一緒に」 たから「…初耳ね」 メロン「ふむ。これは明らかにエルドラドの影響だね!」 小鳥「最近の玩具は喋るんですね。すごい」 メロン「容赦ない、この人容赦ないよ!?」 トシアキ議長「流石はプロトコル・ファントム2.0、アインだ。ツヴァイとはわけが違う」 アイン「ありがとうございます♪」 メロン「さてリトルバードさん達に説明をしたところで!」 真紅「まずいことになったな」 斗貴子さん「過去がどうとかこうとか…ふむ、頭がこんがらがってきたな」 カロメ「つまり、虹裏喫茶封鎖は過去を変えたから起きた現象という事ですねっ」 メロン「うむ。流石はカロメさんじゃのう」 大阪「お~カロメちゃん頭なでなで」 カロメ「えへへへ…」 夕映「ぐぬぬ」 エヴァ「良し良し。しかし私と冴木殿とあとついでに超の助の記憶が、皆と異なっているはなぜなのだ?」 ???「それは時間修正の外に居たか、中に居たかの違いだよ」 真紅「ウラノ博士!?」 虹裏喫茶の入り口に、スーツに身を包んだ青年が立っていた。 眼鏡をかけた優男で、青いメッシュの入ったロングヘアのきざな風貌である。 彼は優雅な足取りでたから達の前へと歩いてくる。 メロン「どうしてここに?」 ウラ「なぁに、エルドラドが僕を狙ってきてね。ちょいと逃げてきたという訳さ」 真紅「大丈夫なのかよそれ」 ウラ「僕の罠は完璧さ。君も、僕に釣られてみる?」 真紅「断固拒否する」 ウラ「あらら、つれない。さて…初めまして、冴木たからさん。噂以上の美人でとても吃驚しているよ」 たから「…誰?」 ネロ「さぁ?」 メロン「紹介しよう! この人こそデンライナーの開発者にして、多重時間理論の提案者のウラノ良太郎博士!」 ウラ「気軽にウラって呼んでくれるとうれしいなぁ。さて、本題に入ろうか」 ウラ「まぁかいつまんで言うと、エルドラドの歴史修正の際、別の時間軸にいた真紅ちゃんやたからさん達はその修正の影響は受けず、本来の記憶のままでいられたってことだね」 趙太郎「なるほど、わからん」 たから「成程。つまり私達は過去にいたから、今の現代の歴史改変の影響は受けず、戻ってきてもそのまま改変前の記憶が残っているという訳ね」 ウラ「そう、その通り!」 八重「このまま放っておくとどうなるんですか?」 ウラ「虹裏喫茶の従業員が悪行を働いたと言う時間軸が、本来の時間軸になってしまうね」 ヴィクトリカ「ふむ…それは大変だね。久城、何とかしたまえ」 久城「ええっ、そんなどうやって!」 ウラ「なぁに、簡単だよ久城君。一か月前、エルドラドが歴史に介入する前にタイムジャンプして、それを阻止してしまえば良いのさ」 カズキ「なんだかよく分からないけど、とりあえずそのエルドラドを倒せば良いんだな!」 斗貴子さん「君は単純で良いね」 ゴリ「俺達もタイムジャンプするのか…」 イエロー「なんだかすごい事になってきましたね」 たから「行きましょう。私達の未来を奪わせたりはしないわ」 小夜「私達の未来、お守りします!」 夕映「私も行きますです。マスターや皆さんと会えなくなってしまうのは寂しいのです」 エヴァ「この、可愛い奴め。そうだ、自分達の未来は自分で掴みとるぞ」 麦野「…あれ、ウラノ博士は?」 超太郎「い、居ねぇ…いつの間に…まさかスタンド攻撃!?」 クロ「彼なら用事があるとかで出て行ったよ」 カズキ「へー……んん!?」 たから「クロさん!?」 クロ「やぁこんにちわ。虹裏を旅する黒い旅人だよ」 エヴァ「おや、旅人殿。お久しゅう」 セン「俺も居るぜー」 ゴリ「蝙蝠が喋ってる!?」」 セン「ゴリラに言われたくねぇ!」 小鳥「今日はまた、急ですねぇ」 クロ「一か月前の事件を聞いてね。ちょっと様子を見に来ただけだよ」 たから「…」 大阪「どうしんたんや、おかーさん。折角の旅人さんやのに…」 たから「いえ、何でもないわ。元気そうで何より、クロさん」 クロ「冴木さんもお変わりなく」 たから(…良かった) 真紅「……へへっ」 それからクロにこれまでのあらましをざっくりと説明した。 クロ「それは、大変だったね…」 セン「俺達の呪いもインタラプトとやらで修正できねーかな」 クロ「…セン、それは無茶だよ」 セン「ですよねー」 真紅「まぁそういう訳でさっさと過去に行ってツヴァイの野郎ぶん殴りに行くんだけど、どうするよ?」 クロ「そうだね、同行しよう。私では力になれないかも知れないけれど、どうなるか見届けたいからね」 たから「そんな事ないわ。あなたが背中に居てくれるだけで、こんなに心強い事は無いわ」 メロン「そうと決まれば! 一か月前の虹裏喫茶にクライマックスジャーンプ!」 小鳥「お土産お願いしますね~」 (続く)
https://w.atwiki.jp/ranoberowa/pages/472.html
第368話:金棒を持つ鬼と地獄の仏との出会い 作:◆eUaeu3dols サラとせつらが地下連絡通路から出ると、そこは城の地下室だった。 争いの様子が無い――そもそも人が居ない――事を確認し、慎重に調査を始めると、 しばらくして彼らは、僅かに漂う血の臭いに気づいた。 そして、その臭いの元となっている部屋を見つけ、踏み込んだ。 「――またも死体か」 開け放たれた扉からは鼻をつく濃厚な血の臭いが漂っている。 これが僅かにしか感じられなかったのは、単に距離が遠かったからにすぎない。 この部屋の中でなら、例え嗅覚が塞がっていても舌で血の味を感じるだろう。 「これは酷いな、殆ど抵抗できずに撃ち殺されている。 最初に足を撃たれ、その後に蜂の巣にされたようだ」 サラは、金髪の男の死体を見下ろしながら言う。 「死後硬直は殆ど完了している。8時間近く経っているな」 「ドッグタグが付いています。軍人さんかな? クルツ・ウェーバー、だそうです」 「その名前なら6時の放送の時に名前が有った」 淡々と会話をかわしながら検屍を終え、遺留品を纏める。 まずは廊下に落ちていた粉々になった謎のアンプル。 サラは匂いを嗅ぎ……心当たりを感じて一舐めすると、呑み込まずに吐いて、言った。 「揮発性の強い興奮剤だ。アンプルが割られた時に、対処無しにそれを吸い込めば、 動揺して冷静な判断がしづらくなるだろう。戦闘か交渉に使われたのかもしれない」 次に、クルツ・ウェーバーの物と思われるデイパック。 水はこれ以上要らないとしても、パンはもらっておくに越した事は無い。 そして、最後に…… 「さて。……なんだろうな、これは?」 おそらくはクルツの支給品と思われる奇妙な筒を手に取る。 「なんでしょうね。実験してみたらどうですか?」 「そうだな、そうしよう」 即決実行。サラは筒を壁に向けると、迷わずスイッチを押した。そして―― 「これは良い物ですね。僕にピッタリだ」 ――せつらの声に思わず喜色が混じった。 今、この超人は、この島で得うる支給品の中でも最高の物に出会ったのだ。 すなわちそれは、秋せつらにブギーポップのワイヤーである。 「やたらと物に恵まれてきたな、わたし達は。とんとん拍子が過ぎる」 「生きている人間にはとんと会えませんけどね」 一つ目の死体でのリサイクル。二つ目の死体の遺留品。 この二つの死体との出会いにより、彼らの装備は万全となった。 だが、裏を返せば、彼らはまだ死者にしか出会えていなかった。 「さっきの放送の人達も死んでいる公算が高いですし。物騒な事です」 11時になる少し前の、おそらくは何らかの支給品か、あるいは放送施設で行われた、 非戦の呼びかけ。それを遮った銃声。そして、悲鳴と断末魔。 それにより得られた情報も有ったが、同時にまた、(確定ではないが)人が死んだのだ。 「この調子で生者に会えなければ、人を捜そうにもどうしようもないな」 上級魔術師と魔界都市一の捜し屋が揃っても、人に会わずして捜し人を見つけるのは困難だ。 「この城、他にも人が居そうなんですけどねぇ」 「時間があれば念入りに調べるのだが」 時刻は11時を回った。 幾ら地下通路により安全且つ一直線の移動が出来るとはいえ、 そろそろ帰還を考えなければいけない時刻だ。 「この部屋を見たら最後にしよう」 扉を開いた。 その部屋は、またも血の臭いが漂っていた。 だが、そこには生者が居た。 彼は傷を負い、その上に意識を失っていた。 それは危機的状況だった。 もちろん、その状況自体が極めて危険な事は言うまでもないが、 それに加え、彼の倒れていたエリアは半日足らずでゆうに5回もの殺し合いが発生した、 いわばこの殺人ゲームの過密地と言えるとんでもないエリアだったからである。 その割に死者が2人に納まっている事はむしろ幸運だろう。 他に歩く死者が出入りしたり、普通なら死ぬ瀕死人が転がっているが、それはさておき。 そんな、とんでもなく危険で不幸中の僅かに幸運な場所で、 半日足らずで二度目の気絶に陥った不幸な青年は、今回も生きたまま目覚める事が出来た。 正しく地獄に仏と言うべき事であった。 ただ、その目覚めは強烈な刺激臭を伴っていたが。 「~~~~っ!?」 ツーンと鼻に来る強烈な刺激臭に無理やり夢から引きずり起こされ、 思わず飛び起き―― その時、彼は確かに「カーン」という澄んだ音と共にキラキラ星を目撃した ――もう一度石床に逆戻りし、頭を打ち付け呻き声を上げた。 (な、何ですか一体!?) 必死に状況を把握しようと試みる。 今、どこで、自分は、どうなっている? 何が起きた? しばらく目を瞬かせていると、徐々に目が慣れてきた。 ……そこには、一組の美しい男女が立っていた。 一人は息を呑む程に美しい青年。 彼自身、整った美形と甘いマスクで同性には疎まれる人間だったが、 目の前の青年はそれとは別、同性でさえ文句の付けようがない美形だった。 しかし、その表情は茫洋と緩んでおり、そのおかげでバランスが取れていた。 もう一人はそれよりは劣るが、整った容姿の女性。 綺麗な白い肌。黒い髪には艶があり、瞳は深く神秘的な色合いの藍色をしている。 その表情はまるで感情の見えない鉄面皮であり、 左手には刺激臭の根源らしき薬品の浸みた脱脂綿を。そして、右手には―― そして、右手には――フライパンが握られていた。 おそらくこれが真っ昼間に星を見た原因だろう。 (……な、なぜ?) その視線を受けて、彼女は「ああ、これか」とフライパンに目を落とした。 よく見ると彼女の足下にはおたまも転がっていた。 「いや、地球という世界ではフライパンをおたまで叩いて起こすのだと読んで」 「それで、やってみようと?」 隣の青年が少し呆れた調子で尋ねると、彼女は重々しく頷いた。 「この殺伐とした世界で円滑にコミュニケーションを取るには、場を和ませる必要が有る。 まず気付け薬で起こした後にフライパンをおたまで叩くつもりだったのだが…… 急に起きあがってきて頭がぶつかりそうだったので咄嗟にガードしてしまった。いや、すまない」 この場にツッコミ人種が居れば全力で色々とツッコミを入れただろうが、生憎とこの場には居らず、 無表情無感動鉄面皮な確信犯的ボケ役を止める者は居なかった。 「僕は古泉一樹と言います。誰かは知りませんが、初めまして」 「僕は秋せつらです。それにしても災難でしたね」 更に他2名、鮮やかなスルーに成功。 「わたしはサラ・バーリンだ。よろしく頼む」 冗談が滑る事に慣れているサラも、流れるように話に付いていった。 話は流れた。 「ところで、あなたはアシュラムという人に会った事は有りませんか?」 「アシュラムさん、ですか? 少なくとも名前を聞いた事は有りませんね」 「そうですか。外見は黒い髪で……」 せつらはピロテースから聞いたアシュラムの外見を伝えたが、古泉はやはり首を振った。 「ではアメリアやリナ、オーフェン……あと、ダナティア殿下に会った事も無いだろうか?」 サラの言葉にも、古泉は首を振った。これもまた、どれも知らない人だった。 「お役に立てず、残念です。ところで僕の方からもお訊きしたいのですが……」 そして、古泉の捜し人もやはり、せつらもサラも知らなかった。 「出会ったら、あなたが捜していると伝えておきましょうか? 僕達は集団で人を捜している」 目の前の青年が危険人物でないという保証は無い。だから、言付けだけを提案した。 それに対し、古泉は少し考えて言った。 「……そうですね、お願いします。それと『去年の雪山合宿のあの人の話』と伝えて下さい」 古泉の奇妙な言付けを預かると、サラはデイパック一つ分のパンを取りだした。 「どうか受け取って欲しい」 「はあ、これはどうも」 首を傾げながら受け取る。 少し血の臭いが付いているが、薬品を染み込ませたような様子は無い。 「だけど、何故です?」 「荷物が思ったより多くなったので、やはり少し減らそうと思ったのだ」 判らないでもない理由だ。パンは重さこそ無いが、体積が有る。 「さて、わたし達はそろそろ戻らないといけないな」 「そうですね。それでは僕達は行くとします。 そうそう、捜し人もまた僕達の仲間と言えます。貴方が敵対する事にならないと良いですね」 裏を返せば、捜し人と敵対すれば、彼らとも敵対する事になると釘を刺したわけだ。 「だけど、生きた捜し人の発見に繋がる情報を提供して頂けたなら、相応の謝礼はしますよ。 僕の支給品の銃をあげてもいい」 「飴と鞭ですか。判りました、次に会った時に僕が何か情報を得ていたら差し上げますよ」 (この島で銃器を頂けるとは豪気な話ですね。僕の持っていた銃は取られてしまいましたし。 もっとも、鉛玉だけくれてやる、という事になる事も考えられます。警戒はしなければ) 敵でないからといって利用して捨てられる危険性は有るのだ。 古泉はまだ少しだけ警戒していた。 「ではごきげんよう。あと、自力で銃弾を摘出したのはあっぱれだが、包帯はキチンと巻くべきだ」 「はい、さようなら。あの時は、余裕が有りませんでしたから」 苦笑しつつサラに返事を返す。我ながらよくやったものだ。 肩を見てみると、そこには……キチンと巻いてある新しい包帯が見えた。 もしも彼が物を透視する事が出来たなら、その下の銃創まで縫合してあるのが見えただろう。 「これは……」 あなたがしてくれたのですか? そう言おうと振り返った時、二人は既に居なくなっていた。 (長門さんのように、何らかの手段で高速で移動する事が出来る人達なのか?) 少なくとも、ただ者ではない。 「敵に回したくはありませんね。さて、僕も行かないと……」 また気絶したせいでかなり時間が経ってしまったが、今度こそ長門有希を捜さなければならない。 怪我をした肩を庇いながら立ち上がると、古泉は歩き出した。 「今の時間は……11時40分か。この通路が無ければ帰りが間に合っていないな」 「だからこそ縫合までしたんでしょう? あの治療は10分以上も掛かりましたよ」 「すまない。医術は専門でない事が祟ったか」 サラの治療は特別遅かったわけではなく、むしろ開業医になれる程の手早さだったのだが、 世界最高――いや、ここに連れてこられた者達の元居た世界全ての歴史を全て掘り返しても、 一人とて居ないほどの超人的医者を親友に持つせつらから見れば、稚拙に映った事は否めない。 だから、流石に『そうでもない』等という言葉は掛けず、ただ走り続けた。 持久力の無いサラをせつらが抱き抱え、高い足音を響かせてひた走る。 所々に付けられた光量の低い照明に照らされ、薄暗い通路は延々と続いている。 僅か十数分で出られるというのに、永遠に続いているような錯覚すら感じる。 「ところで、あのワイヤーの具合はどうだろう?」 唐突にサラが訊いた。 「ああ、良い物でしたよ。僕の本来の妖糸ほどでは無いにしても、かなり質の良い物です。 ただ……少々頑張って洗わないといけないでしょうが」 ワイヤーが有った場所が場所だ。 ワイヤーは入れ物である筒ごと、べっとりとクルツ・ウェーバーの血に沈んでいた。 他の武器ならいざ知らず、細く軽く鋭くしなやかなのが売りの金属ワイヤーはそうは行かない。 「帰ったら、化学室から金属を腐食させずに凝固した血液を溶かせる薬品を出してこよう。 水で薄めてバケツに入れて、部屋の隅において2~3時間。それで使えるようになる」 「それじゃ、そうする事にします。助かります」 「いやいや、わたしの方が助かっている。荷物が多いのに見事な体力だ」 せつらは、色々と物が入ったデイパック付きのサラを抱き抱えて走り続ける。 息を切らしもせず、まるで散歩道を歩くかの如く話しながら。 せつらは地下通路を走り続けた。 彼らの仲間の一人は、遂に帰還できなかった事を露知らず。 【G-4/城の地下・隠し連絡通路(学校へと移動中)/1日目・11 40】 【サラ・バーリン】 [状態]:健康 [装備]:理科室製の爆弾と煙幕、メス、鉗子、断罪者ヨルガ(柄のみ) [道具]:支給品二式、断罪者ヨルガの砕けた刀身、『AM3 00にG-8』と書かれた紙と鍵 [思考]:刻印の解除方法を捜す/まとまった勢力をつくり、ダナティアと合流したい [備考]:刻印の盗聴その他の機能に気づいている。刻印はサラ一人では解除不能。 刻印が発動する瞬間とその結果を観測し、データに纏めた。 【秋せつら】 [状態]:健康 [装備]:強臓式拳銃“魔弾の射手”(フライシュッツェ)/鋼線(20メートル)/ブギーポップのワイヤー(備考に注意) [道具]:支給品一式 [思考]:ピロテースをアシュラムに会わせる/刻印解除に関係する人物をサラに会わせる 依頼達成後は脱出方法を探す [備考]:せんべい詰め合わせは皆のお腹の中に消えました。刻印の機能を知りました。 ブギーポップのワイヤーは帰ったら洗浄液入りバケツに漬け込み、部屋の隅に置きます。 ※:この二人はこの後、真実と事実に続きます。 【G-4/城の中/1日目・11 40】 【古泉一樹】 [状態]:左肩、右足に銃創(縫合し包帯が巻いてある) [装備]:なし [道具]:デイパック(支給品一式) ペットボトルの水は満タン。パンは2人分。 [思考]:長門有希を探す 2005/07/16 修正スレ127 ←BACK 目次へ(詳細版) NEXT→ 第367話 第368話 第369話 第391話 時系列順 第362話 第327話 古泉一樹 第472話 第341話 秋せつら 第364話 第341話 サラ 第364話
https://w.atwiki.jp/hourai2020s/pages/454.html
出会いの章 トップ > SS置き場 ご注意 この物語は 作中第87話 で登場した月光洞内で発行されている雑誌に掲載されている作品であり、ゲーム世界内におけるフィクションです。 登場する人物・団体・国名などは架空のものであり、キャンペーン内に存在するものとは関係ありません。 主な登場人物 ■遥:大南帝国の皇子。皇子らしく世間を知らない。 ■空:皇宮の近くに住む少年。詳細はまだわからない。 それが花だと、彼には信じられなかった。 彼にとって花とは切り揃えられ、花瓶に生けられているものだった。 このように地面から生えて、まちまちな方向・まちまちな長さに伸びている花など、彼は見たことがなかった。 「これが、ほんとの花‥‥」 顔を近づけると、強い香りがする。切り花からは決して感じられない、生きた香り。 「殿下!皇子殿下!どこにおられるのです!」 「まずい!」 彼は生垣の下に潜り込んだ。服が泥だらけになり、顔や手にひっかき傷ができるが、彼は気にしなかった。 「殿下!」 侍従の声が遠ざかっていく。どうやら気づかれなかったようだ。 彼はそっと生垣から這い出した。 そのとき。 ぐいっと腕を引っ張られ、彼はよろめいた。 見つかったか! 一瞬体が冷えたが、侍従ならばこんなに乱暴に彼の腕を引っ張るはずがない。 振り返ると、そこには黒ずくめの服を着た7~8歳ぐらい‥‥彼と同じくらいの年頃の少年が立っていた。 「なんだお前は!?」 「お前こそなんだ!」 黒ずくめの少年は彼を睨みつける。負けじと彼も睨み返した。 「ここは私の庭だ。お前などが勝手に立ち入っていい場所ではない!」 「お前の庭だと?ここはずっと前から俺が目をつけていた場所だ!」 2人の少年の間で、視線が火花を散らす。 彼は負けてはならじと眉間にぐっと力を入れた。 「この庭は私が産まれたときから私のものだ。父上がそう決めたのだ」 「はぁ?お前、何者なんだ?」 初めて黒ずくめの少年の視線が揺れた。彼の頭から足まで、じろじろと眺め回す。 「名乗るならお前が先に名乗るがいい」 「まあ、道理だな」 黒ずくめの少年はうなずいた。 「俺は空だ。この近くに住んでいる。お前は?」 「私は大南帝国正統皇位継承者、遥だ」 「けっ、皇子サマかよ」 黒ずくめの少年、空は吐き捨てるように言った。 「男のくせに私は!だとさ」 「それの何が悪い。私には立場と責任があるのだ。それに伴った話し方をするのは当然だろう」 遥は思い出したようにつかまれたままの腕を振り払った。 と、ぴしゃりと顔に跳ねかかるものがあった。 「何だ?」 懐から白い手巾を取り出し、顔を拭う。と、その手巾が赤く染まった。 「血!?」 改めて空という少年を見つめなおす。よく見ると空の黒い服はあちこち破れ、肩から流れた血を吸って重く湿っていた。 「空といったな。こちらへ来い!」 遥は空の負傷していないほうの腕をつかむと、庭の中を走り出した。 「声を出すな。いいな」 空を自分の部屋に連れ込むと、遥は侍従の部屋へと向かった。 「殿下!その傷はいったいどうなさったのです!」 ひっかき傷だらけの遥を見て、侍従は驚いた声を出す。遥は面倒そうに手を振って黙らせた。 「生垣でひっかいただけだ。大したことではない。それよりも傷薬と包帯を出せ」 「包帯を使うほどのお怪我をなさったのですか?では私がお手当てを」 「いらぬ。私が自分でやる」 「ですが、殿下」 言い募ろうとする侍従に、遥は少しむっとして見せた。侍従がついてきては、空のことが知られてしまう。 「私の命令が聞けぬのか?」 「‥‥かしこまりました。傷薬と包帯にございます」 侍従が差し出す薬箱を手に、遥は部屋に戻った。 「薬と包帯を持ってきた。その破れた服を脱げ」 「あ、ああ」 肩の傷を洗って薬を塗り、包帯を巻く。たったそれだけのことだが、遥は非常に手間取った。 「下手だな、お前」 「仕方がないだろう。私はこのようなことをしたことがないのだ」 「貸せよ」 空は遥の手から包帯を取り上げた。しかし自分の肩に包帯を巻くのは難しい。 「お前も下手ではないか」 「仕方ないだろ。片手しか使えないんだから」 「では私が手伝ってやる。どこをどうすればよいのだ?」 2人で協力してやっと巻いた包帯は不格好ではあったが、空の傷を保護するには十分だった。 「傷の手当てとは意外に難しいものだな」 「まったくだ。俺も初めてやった」 ふと顔を見合わせると、2人はどちらからともなく笑い合った。 「そこまで破れては、その服はもう着られないだろう。私の服を出してやるから、着替えて行け」 「いや、この程度なら繕えばまだ着られる。気にするな」 「繕う?それはどういうことだ?」 「お前、繕い物も知らないのか‥‥って、皇子さまが繕い物なんか知るわけがないか。つまり破れたところを縫い合わせてまた着られるようにするってことだ」 「そうなのか、初めて知った」 遥がうなずいたとき、空の腹がぐーっと鳴った。 「何だ、今の音は?」 「うるさいな、腹が減ってるだけだ」 「空腹だとあのような音が鳴るのだな。知らなかった」 「そりゃ皇子さまは腹減らしたことなんかないんだろうからな」 「ふむ」 遥は少し考えると、戸棚を開いた。空が脱ぎ捨てた服を拾って押しつける。 「少しそこに隠れているがいい」 「何をする気だ?」 「いいから隠れておれ」 空を戸棚に押し込み扉を閉めると、遥は机の上に置かれた大ぶりの鈴を鳴らした。 「御用でございますか、殿下」 「菓子と茶を」 「かしこまりました」 「本当にいいのか?これを全部?」 「構わぬ。私はいつでも食べられるからな」 「ありがとよ」 運ばれてきた菓子と茶は当然のことながら1人分だったが、遥はそれをすべて空に譲った。 「皇子さまなんてお高くとまってるだけだと思ってたが、お前意外といい奴みたいだな」 「そうか?そのようなことを言われたのは初めてだが」 「いや、お前はいい奴だ。俺がそう決めた」 そう言うと空は一つ手を叩いた。 「あそこ、お前の庭だって言ったな。俺がときどき遊びに来てやるよ」 「遊びに?」 「ああ。友達になろうぜ」 「友達‥‥か」 それは皇子である遥にとって初めての響きだった。 親の決めた「ご学友」は存在する。しかしそれは常に権力のついて回る、打算を前提とした関係だった。純粋な「友達」など、皇子である遥には望むべくもないものだったのである。 「いいだろう。では私のことは遥と呼ぶがよい」 「え、皇子さまを呼び捨てにしていいのか?」 「友達なのだろう?ならば名を呼ぶのは当然ではないか。私もお前を空と呼ぶ」 「わかった。じゃ、これからよろしくな、遥」 こうして2人の少年は出会った。この先彼らを何が待ち受けているのか、彼らはまだ知らない。
https://w.atwiki.jp/yqowacc15fkl0/pages/11.html
コメントプラグイン @wikiのwikiモードでは #comment() と入力することでコメントフォームを簡単に作成することができます。 詳しくはこちらをご覧ください。 =>http //atwiki.jp/guide/17_60_ja.html たとえば、#comment() と入力すると以下のように表示されます。 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/yqowacc15fkl0/pages/10.html
関連ブログ @wikiのwikiモードでは #bf(興味のある単語) と入力することで、あるキーワードに関連するブログ一覧を表示することができます 詳しくはこちらをご覧ください。 =>http //atwiki.jp/guide/17_161_ja.html たとえば、#bf(ゲーム)と入力すると以下のように表示されます。 #bf
https://w.atwiki.jp/galgerowa2/pages/213.html
何気ない遊園地に、数々の出会い ◆eQMGd/VdJY 一人岬で風に包まれていたエレンは、リゾートを抜け遊園地の傍まで来ていた。 ここまで一直線に来た理由は駅。交通手段として用意された駅ならば、おそらく人の出入りも多いはず。 仮に誰かいなくても、ここを軸にある程度は一気に移動できると踏んだのだ。 かれこれ数時間、疲労が残らない程度の速度で走ってきたエレンは、ここでふと足を止める。 進行方向左にある、夜空に燦々と光を放つ遊園地から、人の声が聞こえた気がしたのだ。 耳に意識を注ぎ、流れていく雑音から必要な音を抜き出していく。 音楽。駆動音。叫び声。音楽。機械音声。駆動音。 微かなものだが、三つ目に紛れ込んだ音は間違いなく肉声。 エレンは注意深く遊園地の全景を視野に閉じ込めると、そこから一点だけ抜き取る。 (あれは……) 空には明るさが戻りつつあったが、いかんせん距離が遠い。 だがそれでも、二人の人物がとある場所で退治しているのは判別できた。 躊躇う事無く地を蹴り目的地を変更するエレン。 ドライや玲二である可能性は低いが、絶対にありえないとも言い切れない。 それに二人でなかったとしても、何かしらの情報を入手できる可能性もあるのだ。 だが、もし二人でなかったと仮定した場合、一つだけ注意しなければならない事がある。 これから行く先のどちらかが、完全に殺し合いに乗っている可能性。 そしてあるいはまた、双方ともに殺し合いに乗っている可能性。 こうなった場合は、戦わずに早々に離脱する必要があるだろう。 気付かれないよう相手の死界を狙いつつ距離を縮めていく。 やがて肉眼でも顔が判別できるところまで来て、エレンは足を止める。 視線の先にいる二人。厳密に言えば三人は、探し人ではなかった。 それどころか、予期した通りトラブルの最中らしい。相当に危険な香りが漂う。 向って右側。スーツ姿の男からは溢れんばかりの怒気が。 向って左側。面妖な仮面に和服。そしてもっさもっさの髭。その腕の中には女性の姿。 迷う事無く判断する。左側の仮面の方が危険人物だ。あれはきっと人攫いだろう。 するとここは、右側のスーツ男に加勢すべきなのだろうか。 だがしかし、真実はエレンの想像とは逆なのかもしれない。 スーツの男が執拗に女性を追いまわし、それを仮面の男が助けたのか。 (せめて、あの女性が目を覚ませばいいんだけれど) あの極太の腕の中で眠る女性が、どちらに助けを求めるかすれば、判断材料が増える。 注意深く気配を影に沈め、女性の表情を徹底的に洗う。 抱かれた直前の表情が安堵ならば、仮面の男は白。恐怖なら黒。 しっかりと見定めたいのだが、間の悪いことに相手は常に動いている。 と、ここでようやく二人の間の空気が二つに切断され縮む。 同時に、双方ともに拳を腰に据えると、それを一気に前に撃ち出した。 見事に決まったクロスカウンターを無視し、エレンは女性の顔に意識の手を延ばす。 (……怯えているわね) 眉と眉の間には皺が刻まれ、口元は若干苦しそうに喘いでいる。 強張った表情もかなり青ざめていが、もともとなのだろうか。 とは言え決まりだ。あの仮面の男こそ、劣悪な人攫いなのだろう。 さて、ここで放置していた問題に直面する。果たしてこれを捨て置くべきか。 自ら戦いの種を撒かず、降りかかる火の粉のみ払おうと決めてはいたが、 自身を優先し、目の前の女性を置いて逃げることを、玲二はどう思うだろう。 ここでもし、誰かを助けることが叶うのなら、自分は玲二に近づけるだろうか。 瞼の奥の玲二に問い掛ける。 (そうね) 償ってみよう。吾妻エレンとして、可能な限りの子羊へ。 進んでみよう。この一歩が、この島で吾妻エレンを見つけられるように。 気持ちが固まると同時に、エレンは三人の前に踊り出た。 一番近いスーツの男から一番警戒心を向けられたが、エレンは男の間合いより前で足を止める。 今不必要に近付いても警戒心を煽るだけだ。 だから、相手がエレンの行動に対して準備できる距離を置く。 それが伝わったようで、スーツの男からの警戒心が若干低くなるのを感じた。 だが視線を交わす事はせず、そっとしまっておいた武器を両手に持つ。 「加勢するわ」 「他所の女子高生がそんなもの振り回すのは感心せんが、ま、今は感謝しよう」 両手に干将・莫耶を構え、エレンはスーツ姿の男の隣へと添う。 一方エレンが現れたことで、仮面の男はこちらにも警戒心を向け始めた。 当然だろう。いきなり現れた制服姿の少女が、切っ先を自身に向ければ、普通は警戒する。 まずは援護に回ろうと爪先に力を込めた所で、隣の男が唐突に声を掛けてきた。 「そうだ……済まんが、火を持ってたりしないか?」 「持ってないわ」 あっさり返すエレンに、男は寂しそうにタバコの箱をしまい直す。 戦闘前に一服などと考えていたのだろうか。どちらにせよ、エレンが気にする事ではない。 と、緩んでいたネクタイをさらに緩めながら、男は拳を腰骨に当て呟く。 「なかなか一服にありつけんな。ああ、見た感じ戦い慣れているようだが、聞かせてくれ」 軽く吐き出した言葉にピクリとするエレン。 見た目以上に、スーツの男は人を見る目があるらしい。 とは言え、何を聞かれても答えるつもりの無いエレンは、ただジッと前を見据える。 「なに、そう身構えるな。俺が聞きたいのはお嬢さんの名前さ」 「?」 「少なくとも、加勢してくれる生徒に対して「お前」と呼ぶのは、教師としてあれなんでな」 名を尋ねる理由は不明瞭だが、これは別に答えてもいいだろう。 そう思い口を開いたエレンだったが、問いに答える前に、男は仮面の男に向って拳を叩きつけていた。 だが人の首よりも太い豪腕に阻まれたのか、攻撃が効いた様子が無い。 渋い顔をしながら、スーツの男は相手からの反撃を受け流しつつエレンの元へと舞い戻る。 もっとも、受け流したように見えたが、どうやら軽く貰ったようだ。 「……エレン。吾妻エレンよ先生。援護ぐらいなら出来るわ」 痙攣する腕を抑えながら、男は一度だけネクタイを首元まで締めなおす。 「そいつは重畳。俺は加藤虎太郎。さっきも言ったが学校の先生だ」 自己紹介が終わると同時に、虎太郎は再びネクタイを緩めた。 それをきっかけとして、二人は仮面の男を軸に、左右へと同時に飛ぶ。 お互い意見こそ交わさなかったが、意思の疎通は出来ているらしい。 そんな二人を見て、仮面の男は奇妙な雄叫びをあげる。 腕に女性を抱きかかえたまま、仮面の男は仁王立ちで二人を迎え撃つ。 左右から突撃する二人と仮面の男は、ゆっくりと闇に溶けていく。 ◇◇◇ かめんの おとこ か゛ いったい あらわれた! こたろう ニアこうけ゛き ひっさつ まもる と゛うく゛ にげる えれん ニアこうけ゛き ひっさつ まもる と゛うく゛ にげる かめんの おとこ か゛ おたけひ゛ を あけ゛る こたろう は へいき た゛ えれん は へいきた゛ こたろう の こうけ゛き! かめんの おとこ に きいて いるようた゛ えれん のこうけ゛き! かめんの おとこ に きいて いるようた゛ かめんの おとこ の はんけ゛き! 「うぅまうぅー!」 こたろう は また゛ け゛んき た゛ こたろう こうけ゛き ニアひっさつ まもる と゛うく゛ にげる えれん こうけ゛き ニアひっさつ まもる と゛うく゛ にげる こたろう の ひっさつわさ゛! 「くた゛き!」 こうか は は゛つく゛んた゛! かめんの おとこ は くるしんて゛ いる えれん の ひっさつわさ゛! えれん は けん を とうてき した かめんの おとこ は ひらりと みを かわした かめんの おとこ の はんけ゛き! 「うぅまうぅー」 こたろう は くるしそう た゛ えれん は ひらりと みを かわした ゆめい か゛ めを さました かめんの おとこ か゛ ふ゛きみ なえみ を うかへ゛ている ゆめい は おののき すくみ あか゛って いる ゆめい は きせ゛つ した かめんの おとこ は おたけひ゛ を あけ゛た こたろう と えれん は みか゛まえた かめんの おとこ は にけ゛た゛した! せんとう しゅうりょう 0 のけいけんち 0 のおかね を てにいれた 奇妙な感覚から現実に戻った二人は、即座に気を取り直す。 虎太郎の視線の先には、こちらを向きながらバック走で逃げる仮面の男の姿。 少し強めに髪を掻き毟ると、エレンに言葉を投げかけた。 「……ええい! 追うぞ」 「え?」 虎太郎の呼び掛けに、エレンは答えに窮する。 確かに手を出したのは自分だが、果たして最後まで付き合うべきだろうか。 自分が合流する前の戦いを思い出す。そう、二人の力は拮抗していた。 おそらく虎太郎一人では女性の奪還は難しいが、エレンが手を貸せば可能性は飛躍する。 だが、エレンの最終的な目的はそこではない。 誰かに振り回されていては、玲二とドライに会うことが難しくなる。 決断したらすぐに行動に移さなねばなるまい。 二つの道の岐路に立たされたエレンは、自身の答えを虎太郎に向けた。 「私は――」 ◇◇◇ 九鬼と別れた佐倉霧は、歓楽街を抜け遊園地へと来ていた。 美希ならばあるいは、こんな時でも明るく振舞っているかもしれない。 そんな事を思っていた折、目にとまった一連の奇妙なショー。 遊園地を縦横無尽に駆ける三人のアクターに、霧は一気に心奪われた。 だがそれは決していい意味で心奪われたのではない。 目の前の異常なやりとりが、ここではあの時と同じく許されるのだ。 自分が出会った二人が例外なだけで、殺し合いはすでに行われていると。 そう。少なくとも、あの三人は殺し合いに乗っている。 幸いな事に、誰もまだ霧には気付いていない。逃げるなら今だ。 そう思い足を動かそうとするが、筋肉は硬直し思うように動かない。 懸命に足を摩り、緊張を解こうとする。が、筋の硬さは相変わらずだ。 そうこうしている内に、ショーは急展開を迎える。 一人戦っていた仮面の男が、突然雄叫びを上げ走り出したのだ。しかも、背を向けたまま。 (こっちに来るッ!) このままでは、自分もショーの一員にされてしまう。 強く拒絶した心が通じたのか、途端に身体の筋肉が霧に従い始める。 だが時間が無い。背中を向けながら近付いてくる巨漢に、霧の出した答えは―― 【チーム『ぱっと見た感じ誘拐犯』】 【F-7 遊園地/1日目 早朝】 【橘平蔵@つよきす -Mighty Heart-】 【装備】:マスク・ザ・斉藤の仮面@リトルバスターズ! 【所持品】:支給品一式、地方妖怪マグロのシーツ@つよきす -Mighty Heart- 不明支給品0~1】 【状態】:肉体的疲労(小) 【思考・行動】 基本方針:ゲームの転覆、主催者の打倒 0:……うぅまうぅー 1:女性(ユメイ)を男(虎太郎)から守るため戦略的撤退 2:女性(ユメイ)が目を覚ましたら、次の協力者を増やす 3:生徒会メンバーたちを保護する 4:どうでもいいことだが、斉藤の仮面は個人的に気に入った ※自身に掛けられた制限に気づきました。 ※遊園地は無人ですが、アトラクションは問題なく動いています。 ※スーツの男(加藤虎太郎)と制服の少女(エレン)を危険人物と判断。 【ユメイ@アカイイト】 【装備】:メガバズーカランチャー@リトルバスターズ! 【所持品】:支給品一式、不明支給品0~2 【状態】:健康、精神的疲労中、気絶 【思考・行動】 基本方針:桂を保護する 0:…………ひうっ…… 1:桂を捜索する 2:烏月、サクヤ、葛とも合流したい 3:桂が悲しむので殺し合いには乗りたくないが、もしもそれ以外の手がなくなれば…… ※霊体化はできません、普通の人間の体です。 ※月光蝶については問題なく行使できると思っています。 ※メガバズーカランチャーを行使できたことから、少なからずNYPに覚醒していると予想されます。 【チーム『ぱっと見先生と生徒』】 【F-7 遊園地/1日目 早朝】 【加藤虎太郎@あやかしびと -幻妖異聞録-】 【装備】:なし 【所持品】:支給品一式、凛の宝石10個@Fate/stay night[Realta Nua] 包丁@School Days L×H、タバコ 【状態】:肉体疲労(小)。 【思考・行動】 基本方針:一人でも多くの生徒たちを保護する 0:くそ!馬鹿にしているのか!? 1:去っていく男から何とかして少女(ユメイ)を保護したい 2:子供たちを保護、そして殺し合いに乗った人間を打倒す:誰か、火を貸してくれんか? ※制限の人妖能力についての制限にはまだ気づいていません。 ※ライターは破損、タバコのみです。 ※仮面の男(橘平蔵)を危険人物と判断。 【エレン@Phantom -PHANTOM OF INFERNO】 【装備】:干将・莫耶 【所持品】:支給品一式 【状態】:健康 【思考・行動】 0:どうしようかしら…… 1:対主催、専守防衛 2:玲二に会いたい 3:人間らしい吾妻エレンになりたい (キャルED後の設定です) ※仮面の男(橘平蔵)を危険人物と判断。 【佐倉霧@CROSS†CHANNEL ~to all people~】 【装備】:ダーク@Fate/stay night[Realta Nua] 【所持品】:支給品一式、ダーク@Fate/stay night[Realta Nua]、ドラゴン花火×1@リトルバスターズ! 【状態】:健康、若干の恐怖 【思考・行動】 基本:山辺美希との合流 0:どうしようッ……! 1:山辺美希と合流するため、リゾートエリアを捜索 2:他の参加者に黒須太一と支倉曜子の危険性を伝える 3:美希との合流後、H-4に若杉葛を迎えに行く 4:気が向いたら、出会った相手に「死んだことがあるか」という質問をしてみる ※登場時期は少なくとも支倉曜子に殺されそうになったイベント以降です ※若杉葛の知り合いはこの場にいないと聞かされています。 ※人妖関連の話を聞いていますが、理解できていないので、断片的にしか覚えていません。 ※エレン、加藤虎太郎、橘平蔵の三人(名前は知らない)は、殺し合いにのっていると判断。 049 胸には強さを、気高き強さを、頬には涙を、一滴の涙を。 投下順 051 私の救世主さま 048 クモノイト 時系列順 052 鬼神楽 022 Battle Without Honor Or Humanity アイン 062 楽園からの追放 032 月光カプリッチオ 加藤虎太郎 062 楽園からの追放 032 月光カプリッチオ ユメイ 062 楽園からの追放 032 月光カプリッチオ 橘平蔵 062 楽園からの追放 039 死を超えた鬼と少女 佐倉霧 062 楽園からの追放
https://w.atwiki.jp/bmrog/pages/1029.html
《GM》 [][][] ランドリューフ戦記「目覚めと出会い」 《GM》 ほいでは自己紹介は省略して本編いきまーす 《GM》 《GM》 《GM》 小さな、平穏な村。村の名はあるが、村人たちにとってはただ「村」と言えば済む。そんな辺境の村に、メルティは住んでいる。 《GM》 今日は月に一回の買い出しの日。世話になっている村の夫婦に伴われ、メルティは近くの街にやってきていた。▽ 《メルティ》 【メル】「はぁ。ちょっと荷物重いからって、荷物持ちとかさ……無ぇよなー」男言葉で愚痴りながらも、街の賑やかな空気に早くも楽しみな気持ちが抑えきれない。心なしか、足取りは軽いし、顔もニヤけている。 《メルティ》 ▽ 《GM》 【夫】「メルちゃん、僕たちは商店街の方に行くから、君はこのあたりの露天を見ているといい」 《GM》 【奥さん】「はい。おこづかい。大切に使いなさいよ」二人はメルの不平にも慣れているようで、笑いながらそう言って広場を出て行った。▽ 《メルティ》 【メル】「え、マジか?」ちょっと吃驚して、目を丸くする。屋台の匂いにつられて、黄色と黒の縞模様がある耳も、こういう時はとはかされたスカートの下の尻尾も、嬉しそうにぴこぴこしていた。食い意地の貼る年頃なのである。 《GM》 広場には食べ物の露天も多い。メルの鋭敏な嗅覚に様々な香辛料のにおいが感じられる。 《メルティ》 【メル】「わかった! じゃ、いつものトコで待ち合わせ、だよな? いってくる!」お小遣いを受け取った後、大きな声で返事をして、そのまま屋台に顔を出しにいく。 《メルティ》 【メル】「おおー……今日は、どこにすっかな」すんすんと鼻を鳴らし、あっちへこっちへとふらふら、ふらふら。年頃の娘、にしてもちょっとはしたない様子で、貰ったお小遣いを大事に、お財布にしまってからポケットにいれ、更に握り締め。 《メルティ》 ▽ 《GM》 【???】「そこの娘」鼻を鳴らして露天を右往左往するメルに、鋭い声が掛けられた。喧噪の中でも妙に通りの良い声に振り向いてみれば、露天の隙間に小さな占いの屋台がある。そこにはフードを目深にかぶった小柄な人物が座っていた。 《GM》 ▽ 《メルティ》 【メル】「ん、んー?」はた、と気づいてそちらのほうを見る。とても、妖しい。怪しいのだが……抑えても抑えきれない好奇心が、足をそちらに向かせた。「なんか、用か?」無意味に無い胸を張りながら聞き返す。▽ 《GM》 【???】「どこの村から来た? 田舎者丸出しじゃ」フードの奥から覗く瞳は大きく鋭い。「危なっかしいのう」 《GM》 ▽ 《メルティ》 【メル】「ムっ……! 怪しい奴になんて、言いたくないね」つっけんどんな態度を取りながらも、眼光の鋭さに警戒……よりも軽度の恐怖を感じてしまう。「と、とにかく、ご心配どーも。で、アタシになんか用、あんの? こう見えても、喧嘩の腕は悪くないんだからね」まだ未覚醒無自覚とはいえ、一部能力が発現しているのか。実際、少なくとも村の同世代では、適う相手はあまりいなかった。 《メルティ》 ▽ 《GM》 【???】「いや、……」水晶玉に手をかざす。そして、「凶運じゃな。娘、親は?」鋭い目でそう訪ねてくる。 《GM》 ▽ 《メルティ》 【メル】「も、元親は、死んだ、けど……」そう、聞かされている。実際、顔もほとんど覚えていない。さみしいかと言われれば、今の養い親がいるし、村の皆も親切だ。だから、何も問題はない。 《メルティ》 ▽ 《GM》 【???】「なるほど。……まあ良い。魔物に気をつけることだな。娘、名前は?」まともなメイデンなら瘴気を感じたかもしれない。しかし、メルはせいぜい嫌な予感を感じるにとどまっている。 《GM》 ▽ 《メルティ》 【メル】「まも、の?」村の辺りに、そんな噂は……自分は聞いた覚えが、ない。大人なら知っているかも、と考えて思考を放棄した。「メルティ、だけど……って、なんでアタシがあんたみたいのに名乗らなきゃいけないんだよ!」途中で気づいて、真っ赤になって威嚇した。尻尾がピンと立つのだが……スカートを履いているのを忘れている。後ろからは、うっかり見えそうだ。 《メルティ》 ▽ 《GM》 【???】「メルティか。妾はホナだ。人との信頼関係はまず名乗りからだぞ?」小さく笑う声が聞こえてくる。「お代は負けてやる。ちなみに食い物なら二軒隣の串焼きの屋台がお勧めじゃぞ」 《GM》 ▽ 《メルティ》 【メル】「んな……」言われている事がもっともらしく、口ごもってしまう。なんだか、やりづらい。「うー……っ! ぐ、う。ありがとう!」すごく突っぱねたお礼だが、一応、親の躾の成果らしい。礼くらいは、言えるようだった。言われたことを鵜呑みにするのもしゃくだが、まあ、その。試してみる価値はある、と思ったのだ。「ほ、他に何もなきゃ、行くぜ?」▽ 《GM》 【ホナ】「それと、これをやろう。話につきあってくれた例じゃ」放り投げて来たのは小さな赤い石。 《GM》 ▽ 《メルティ》 【メル】「? わっと」受け取った石をしげしげと眺めた後、ホナの顔を見て。「……んー……な、なら、あれだ。今度来た時も、話し相手くらいなら、してやるよ」この、ちょっとだけ義理堅い辺りが、彼女の優しさ、かもしれない。 《メルティ》 【メル】「さんきゅ」そう言って、大事そうに、持ってきたポシェットに石をしまい込んだ。▽ 《GM》 《GM》 《GM》 そしてしばらく後。ようやく家に戻ったメルが荷物をほどいていると、 《GM》 【奥さん】「お疲れさま。お茶を入れましょうね」 《GM》 そう言って台所の方へと消えていく。 《GM》 ▽ 《メルティ》 【メル】「ん、じゃあ荷解きしとくぜ」今日から、ご飯が楽しみだ。脂身たっぷりのベーコンとか、ちょっと奮発してブラッドソーセージも入っていた。自然、下手な歌すら口ずさんでしまう。▽ 《GM》 【奥さん】「――ヒッ!? や、何これ……!!」突然、台所で悲鳴が上がった。そして駆けだしてくる彼女を追うように……見たこともない、蛇がいくつも絡みついたような触手の塊が飛び出してくる! 《GM》 ▽ 《メルティ》 【メル】「え……母さ、な、なんだよそれっ!?」驚き、ひるみ……それでも、必死になって母を庇おうと、攻撃の意思を持って……何か、長い棒とかが置いていないか周囲を探す。▽ 《GM》 そのとき……メルのポシェットが不気味な赤い光を放ち始めた! 触手の塊は、その光にまるで恐れをなしたように、一瞬、勢いを止めた。▽ 《メルティ》 【メル】「!? なん、だ、これ……」一瞬、自分の動きも止まってしまうが……ハっと気づいて、母さんの手を取って後ろに庇おうとする。そのまま、出来る事なら外に出ていきたい!▽ 《GM》 メルが母を連れて外に飛び出すと……村のそこここから悲鳴が上がっている。魔物の大群が押し寄せてきているらしい。思わず足がすくんだところに……背後から触手が襲いかかってくる! 《GM》 ▽ 《メルティ》 【メル】「う、わ……なんだよ、これっ……!」驚いた隙に、もう既に、敵は近づいていた。「こな、くそっ!」扉の脇に立てかけてあった農具をとっさに掴み、震える手と体を叱りつけながら応戦の意思を示す! 「母さんは逃げて! ちゃんと父さんも、一緒に……!!」もう、失いたくはない。そんな意思が、強くあった▽ topic [テンタクルズ(IV9)][メルティ] 《GM》 では開幕。奇襲判定いくよー 《メルティ》 こ、こーい! 《GM》 2d6+5 抵抗は知力 【ダイス】 2D6+5 = [3,3]+5 = 11 《メルティ》 2d6+2+1 けもみみは偉大。 【ダイス】 2D6+2+1 = [5,2]+2+1 = 10 《メルティ》 惜しい(>< 《GM》 あっぶな 《GM》 では奇襲攻撃! 《GM》 1d6+5 乱舞 【ダイス】 1D6+5 = [5]+5 = 10 《GM》 1d6+5 乱舞 【ダイス】 1D6+5 = [3]+5 = 8 《メルティ》 Σ 《メルティ》 え、えーとえーと 《GM》 振り分けとアクトどうぞ! 《メルティ》 1発目をその他で。2発目を胸に。 《メルティ》 そして、濡れ透けだけ使う!>アクト 《GM》 おっけー! 《GM》 では触手がメルティの上半身に絡みつく! すぐふりほどくが……どろどろの粘液で服はべっとりと濡れてしまう。生臭い匂いとおぞましい感触。 《メルティ》 【メル】「うわ、こ、のっ……ぺ、ぺっ」口にも、ちょっと入った。しかも、服がべったべた。泣きたくなる。ブラもつけてない胸が、透けた服の向に露になって。今は視線なんて気にしていない(というかそんなことを気にしている余裕すらない)が、強烈な匂いが敏感な鼻を刺激し、注意を散漫にさせる。ブーツの中にも粘液が入り込み、ニチャ、グチャ、と気持ち悪い音と感触を伝えた。▽ 《GM》 では通常ターン開始します。 《GM》 触手の攻撃! 《GM》 1d6+5 乱舞 【ダイス】 1D6+5 = [3]+5 = 8 《GM》 1d6+5 乱舞 【ダイス】 1D6+5 = [5]+5 = 10 《メルティ》 ひいいいん!? 《メルティ》 えーと、APが全部はげたー!! アクトはなし(>< 《GM》 びりびりだー! 《GM》 ではメルティの行動! 《メルティ》 ガッツを入れて攻撃だ! 《GM》 こーい! 《メルティ》 3d6 この固定値零攻撃を受けてミロー! 【ダイス】 3D6 = [4,4,4] = 12 《メルティ》 4ねー! 《GM》 残念……こいつのHPは13なんだ 《メルティ》 Σ 《メルティ》 …… 《メルティ》 くそう!orz 《GM》 攻撃ー! 《GM》 1d6+5 乱舞 【ダイス】 1D6+5 = [1]+5 = 6 《GM》 1d6+5 乱舞 【ダイス】 1D6+5 = [3]+5 = 8 《GM》 ち、低い 《メルティ》 く、その出目がさっき出てたら……(TT 《メルティ》 うーん 《メルティ》 アクトは無し、でいいかな。 《メルティ》 うん、今は無し! 《GM》 おっけー 《GM》 では攻撃どうぞ! 《メルティ》 ふらふらのヌチャヌチャのドロドロになりながら、とどめのクワの一撃を。 《メルティ》 2d6 ガッツが足りない!(通常攻撃で) 【ダイス】 2D6 = [1,5] = 6 《GM》 倒した! topic [][メルティ] 《GM》 魔物のミアスマに呼応して……メルティの身体から魔力が吹き上がる。それは、まごうことなきメイデンの輝きだった。 《GM》 ▽ 《メルティ》 【メル】「ふぐ、えぐっ……」必死に涙をこらえてはいるが、初めて見る化け物の姿に、今すぐにでも精神が崩壊しそう。でも、内から溢れ出る力のせいで、不思議とまだ、負ける気はしない。けれどやっぱり……力も、化け物に対しても、怯えてしまう。だが、今は逃げているわけにもいかなかった。「そ、そうだ、母さんと父さん、それに、皆も……助けなきゃ」手の甲で目の辺りを擦って、周囲を見回す。 《メルティ》 ▽ 《GM》 村の大通りには、魔物に襲われている村人の悲鳴が溢れていた。そこに……メルは不思議な人影を見る。長い金髪を靡かせ、ゴシックロリータのドレスを着込んだ小柄な少女が、まるで皆の悲鳴など無い物のように大通りをこちらに向かって歩いてくるのだ。 《GM》 【ホナ】「ご機嫌よう、メルティ。渡した赤石は役に立ったようじゃな。だが……これはひどいな」くるりと村の惨状を見渡す顔は、心なしか緊張している様子。 《GM》 ▽ 《メルティ》 【メル】「あ、ああ、あ……」あんな数、相手のしようがない。1匹や2匹ならともかく、今の自分にはどうしようも……力なく膝をつきそうになった時に、何処か、見覚えのある雰囲気を纏った少女を見つけて。「え、あ……ホナ? あれは、役にたったけど……って、そうじゃない、皆が、このままじゃ食べられちゃうっ!」ただの子供に戻ったように、虚勢の皮が剥がれた声音になる。なんとなく、すがれる相手かもしれないと思ったせいかも、しれない。そ 《メルティ》 れに、母も乳も、まだ見つけられていないのだ。▽ 《GM》 【ホナ】「妾は人間の味方ではない。魔物の味方でもないがな。ここに来たのはただの気まぐれじゃ」ニィ、と笑うと八重歯が覗いた。「じゃが、助けてやっても良い。何でもするか? メルティ」 《GM》 ▽ 《メルティ》 【メル】「なんでもする」即断した。自分がどうなっても……両親以外、いない。それも、生きていてこそ、悲しんでくれるのだから。だから……「アタシはどうなってもいい、だから、みんなを、村のみんなを助けてっ!」それが、脆くも弱い自分が出来る、精一杯だった。▽ 《GM》 【母】「……メルティ! これはあなたのせいじゃない……いいから逃げなさい! 何でもするというなら私がします!」 《GM》 【ホナ】「残念だがお主では駄目じゃ。メルティ、まずはお主の魔力を押さえ込まねばならん」メルには分からないことを呟き、ドレスの裾を割った。 《GM》 【ホナ】「見ろ。お主には妾のチンポをしゃぶってもらう」そこには、垂れ下がった男性器が付いていた。見た目は完全な美少女なのに、股間は男性そのものだ。 《GM》 ▽ 《メルティ》 【メル】「おさ、え……へ?」きょとん、としながら『それ』を見た。一瞬思考が停止し……ボムっと音がしそうな勢いで顔を真っ赤にする。「ななななななななにをっっっっ!?!?」それが男のものである、というのは、父のものを見た事があるからわかる。それよりも、大きい……しかも、酷くグロテスクに見えた。で、でもこれを……舐めないと、皆が助からない、わけである。「母、さん、ごめん……」そう言いながら、そこに跪き、ホナを見上げた。少 《メルティ》 し、悔しそうである。 《メルティ》 【メル】「う、うわ、うわ……」こんな状況だというのに、好奇心と嫌悪感から、見入ってしまう。「な、舐めるって……これ、おしっこ、とか、する所、だよな……?」悩みながら、そこを指でつついてしまう。母さんに見られている前ではしたない、そう思っても…… 《メルティ》 ▽ 《GM》 【ホナ】「うむ。妾のチンポは汚れが早いのでな。少々匂うぞ?」指でつつかれると僅かに反応する。竿の下には大きな睾丸が二つ垂れていた。「ほれ、あまり悠長に見物している暇はないのじゃろ。指で根元から握ってみよ」 《GM》 ▽ 《メルティ》 【メル】「にお……ふぎゅっ!?」すんすん、と鼻を鳴らし、顔をしかめた。頭が痛くなりそうなほど、ニオう。常人であればそれほど苦でもないのだろうが、なまじっか鼻が敏感な分、メルティにとっては拷問にも思えた。でも、これも村の人たちを助けるため……そう思えば、ホナの言葉に涙ながらに頷く他なかった。「こ、こう、か?」他人の体、ということもあって、比較的優しく両手の指をそえ、少し強めに握った。ブヨブヨして、なんだか気持ち悪いが 《メルティ》 ……いや、それよりも。 《メルティ》 【メル】「(鼻、にぃ、染みる、染みるぅ……)」ボロボロ涙が止まらない。悔しいといえば悔しい。誰かに完全に頼らざるを得ないのだから。それに、母さんの見ている前で……その。セックスに近い事を、やらされるのだから。村の友人達に聞いて、行為自体は知っていた。でも、それを村の真ん中で堂々と、それも、皆が危ない時にしなければならないなんて! 《メルティ》 ▽ 《GM》 【ホナ】メルの手の中で、ホナの肉棒が堅く、太く、長くなっていく。やや皮余りの肉棒が屹立していくと、先端が剥けて強烈な雄の臭いが放散する。「手を上下に動かせ、メルティ。顔を近づけてこの臭いを覚えるのじゃ。もう少し強く握っても良いぞ」 《GM》 ▽ 《メルティ》 【メル】「うわ、すご……ふぁあ、ひぁ!?」反応がいちいち初々しく、驚き、戸惑いながら……ジロっとホナを睨みつけながら、先端と皮の辺りに鼻を近づける。涙がボロボロこぼれ落ち、今までかいだことの無い腐臭とも思える匂いが脳髄を激しく揺らした。吐き気こそ無いものの、相当に辛い。「わ、かひっ、ひぇ、んぎぃい……」手に力を入れていく。この先、もっと大変な目に合う事には、まだ気づいていない。 《メルティ》 ▽ topic [強制肉棒奉仕(TP40任意)][メルティ] 《GM》 ではまず、突破判定をどうぞっ! 《メルティ》 突破判定か……! 《GM》 ちなみにCPはできれば残しておくとイイヨ 《メルティ》 ほほーう。 《メルティ》 では、普通に突破を。けもみみ尻尾は加算されないのだ…… 《GM》 ああ 《GM》 ガッツ使えるぜ 《メルティ》 もち。ガッツは使う! 《GM》 では来い! 《メルティ》 3d6+7 魔力が循環していくせいで、性行為にも順応していくとかいかないとか。 【ダイス】 3D6+7 = [2,2,1]+7 = 12 《メルティ》 ……いや、ないわ。ないわ。 《メルティ》 せーびんぐ ぐれいす ノ・・)ノ topic [強制肉棒奉仕(TP28任意)][メルティ] 《GM》 おけ! 《メルティ》 3d6+7 【ダイス】 3D6+7 = [1,1,1]+7 = 10 《メルティ》 (ぶっ 《GM》 全あきはるさんが泣いた 《メルティ》 え、なに、その……出会った瞬間貴方のオチンポが大好きでした状態ってか?(しくしく topic [強制肉棒奉仕(TP30任意)][メルティ] 《GM》 なんと空気読むくだいすだぜ…… 《GM》 では攻撃! 《メルティ》 こいー!(TT 《GM》 2d6+10 つぇい 【ダイス】 2D6+10 = [2,4]+10 = 16 《メルティ》 ひぃいいい 《メルティ》 HPが削れる! 《GM》 アクトを使うとよい……! 《メルティ》 特殊な性感帯:舌 はじめてのキス 無垢なる純情 突き刺さる視線 ぎこちない仕草 《メルティ》 というわけで五個ほど使う。 《GM》 おういえ! 《GM》 【ホナ】「慣れぬようじゃな。ではこうしてやろう。メルティ、舌を出せ」半勃起状態の肉棒に細い手を添えた。メルが言われたとおりに舌を突き出すと、そこに先端からこそぎとったチンカスをなすりつけた。「舐めろ。唾液とくちゅくちゅ混ぜながら口の中で味わえ。飲んではならんぞ?」 《GM》 ▽ 《メルティ》 【メル】「ふぇ……こぅ、うっ……ん、ぐっ!?」しょっぱくてにがくてニチャニチャしてくさくてくさくてくさくて……思考が滅茶苦茶になるくらい、口の中が蹂躙される。舌の上にのった『何か』は、メルティの頭の中をぐわんぐわんと揺さぶる。その勢いで前に頭が倒れ、カリ首の辺りまで全部、口の中くわえこんでしまうのだ。「ん、うぶっ、むーっ!?」口いっぱいにほおばって、頬いっぱいにチンポとカスの味を染み込ませてしまう。 《メルティ》 ▽ 《GM》 【ホナ】「こら、勝手にむしゃぶりつきよって。もう発情したか?」呆れた様子でメルの頭を掴み、数度、喉の奥を乱暴に突き上げる。強引なイマラチオで、ホナの勃起は堅く、メルの口蓋をごりごりと削った。「噛まぬのは感心じゃが、舌を絡めよ。お主の口は妾のチンポをぬぐう雑巾じゃ。頬をすぼめて、汚れをすべてこそぎ取れ!」▽ 《メルティ》 【メル】「おごっ、ん、ごっ、ほごぉおっ!?」吐き気までこみ上げてくる。喉の奥まで突き上げる熱い塊に、自分の全てを否定され、ただ道具、汚い掃除用具として扱われる事に涙がこぼれ落ちる。「(この、母さん達がどうもしてなければ、こんな奴に……)」噛んだら駄目なのか、とぼんやり思いながらも、憎しみの心が増え。涙目になりながらホナの顔を上目遣いで見上げていく。だが、機嫌をそこねては駄目だと、必死に舌を動かすが、単調で味気なく、 《メルティ》 逆に言えば素人臭さ丸出しで、うぶな未通女である点は美点にも思えるかもしれないが。▽ 《GM》 【ホナ】「ふう」そして始まった時と同じように、突然イマラチオは終わった。「物覚えは良いようじゃな。ほれ、褒美をくれてやる」メルの口からゆっくりと肉棒を引き抜いて、メルが突き出した舌の上に先端を乗せた。「そのまま、犬のように口を大きく開けておれ」 《GM》 ▽ 《メルティ》 【メル】「ほ、ん、ぬりゅぅ……」抜ける寸前、呼吸と同時に行なったのは、こそげとるように竿とカリ裏を舐めまわす事、だった。何故かはわからないが、舌が、自然とそう動いてしまったのだ。当人は、何もする気はなく、何かした気もしていないのだが。「ほりゃ、ろう、も……」舌を押さえられてまともに言葉を言う事も出来ず。涙目になりながら、唾液もまざって更に凄まじい臭いを放つそれの香りの直撃を貰い。体を、モジつかせてしまう。手はさっき 《メルティ》 から肉竿にそえたまま、褒美という言葉に、何か嫌な予感がした。けれど、どうしようもできず、顎が痛くなるくらい口を開けていたのだ。▽ 《GM》 【ホナ】「いいと言うまで飲むなよ」八重歯を閃かせて笑い……肉棒の先端から、メルの舌の上に何かが垂れた。それはすぐに吹き出すようにメルの口内に注ぎ込まれる。射精――知識はあったが、精液の味と臭いは一瞬でメルの思考を消し飛ばす。ゼリーのように濃厚で、また、瘴気に満ちた精液が、メルの口内を埋め尽くす。 《GM》 ▽ 《メルティ》 【メル】「ほるぁ、ん、んぶぅっ!?」背筋を痙攣させ、冷や汗を流しながら口で受け止める。最初に、味わった事もない奇妙な味に、舌がしびれた。そして、喉奥を奔流で叩かれ、むせかけながら必死で受け止める。周りに視線を感じる気がして、気が気ではない。なのに、口の中が不快な感触と味に包まれ、出す事も飲む事も叶わない。「ん、ふぅ、ふぅーっ!?」鼻で呼吸するだけでも、栗の花に似た香りと、それに重なる汚臭が鼻腔を犯す。目が、頭が、体 《メルティ》 中が、真っ赤に火照っていく。「(な、んだ、これ、マズい、し、喉にも、ひっかかりそう、ブルブル、して、うわぁ、うわぁああ……)」混乱した思考のまま、頬いっぱいになるまで、プルプルザーメンを溜め込んでいくのだった。 《メルティ》 ▽ 《GM》 【ホナ】「良い子じゃ」射精を終えて、なお衰えぬ肉棒をメルの口から離す。大きく口を開かせ、一杯にたまったザーメンをたっぷりと眺めてから、命じた。「飲め。一滴も零すなよ?」 《GM》 ▽ 《メルティ》 【メル】「ん、ぐ……」目に涙をいっぱいにたたえる。死にたい。そう思った。 ……褒められて、尻尾まで振りそうになった自分が、無性に憎たらしくて。皆がこんな状態なのに、何故か体が熱くて、風邪を引いたみたいに頭が動きにくくなってきた自分が、心底嫌で。でも……命令には、従った。「ん、ぐ、ぐっ、んっ……」飲み込め、と言われても容易には飲み込めず。口の端を片手で押さえながら、頭を上に上げて、必死に飲み下していく。胃が、喉が、熱 《メルティ》 く感じている。しかも、口を開けたまま飲み込むとなれば、困難は必死。なのに、皆のために、早く終わらせないとと焦る気持ちが重なって……きっとホナが考えているより長い間、涙目でザーメンを飲み干すショーは、続けられた。 《メルティ》 ▽ 《GM》 では突破判定をどうぞ! 《メルティ》 い、いくぞー! 《メルティ》 い、一応、CP2点くらい突っ込んで突破orz 《メルティ》 あ、いや、このラウンドはいいや。そのままいく! 《メルティ》 ま、まだガッツは残っている! 《メルティ》 3d6+7 て、てい! 【ダイス】 3D6+7 = [5,4,5]+7 = 21 《メルティ》 今度は高い!(わーい topic [強制肉棒奉仕(TP9任意)][メルティ] 《GM》 では攻撃! 《GM》 2d6+10 【ダイス】 2D6+10 = [6,6]+10 = 22 《GM》 ・・)b 《メルティ》 ふ。 《メルティ》 せーびんぐ ぐれいす と言うのぜ(・・☆ 《GM》 なん……だと!? 《GM》 2d6+10 【ダイス】 2D6+10 = [5,5]+10 = 20 《メルティ》 ギャア!? 《GM》 ハハハくだいすハハハ 《メルティ》 ぎゃああああいにしえの輝石いいいいいい(TT 《メルティ》 3d6 【ダイス】 3D6 = [4,6,4] = 14 《メルティ》 ここで、出目が、よくてもっ 《メルティ》 17+14-20なので 《メルティ》 残りHP11、かな(濁った目で 《メルティ》 一応、戦闘終了後描写でもいいので、罵倒、って、言うヨ…… 《メルティ》 >アクト 《メルティ》 以上。 《GM》 【ホナ】「妾のザーメンの味はどうじゃ? 堪能したか?」笑いながらメルティの頭を撫でる。精液が胃に落ちていくと、不思議と、身体に感じていた熱が収まってくる。「効いてきたか。お主の魔力を多少は押さえ込めるじゃろう」 《GM》 ▽ 《GM》 ほい! 罵倒はここで描写しちゃいましょう 《メルティ》 【メル】「ん、っぷぁ……まりょ、ふ?」撫でられると、酷く心が昂る。正体不明の感情にモヤモヤしながら、ギっと睨みつけ。「じゃーめん、って、のまひゃれた、こりぇのこひょ、か? ふじゃけるにゃ! 変なもにょ、飲まひぇやがっひぇ!!」白濁の残りが舌に絡まり、まともに口がきけない。にもかかわらず、必死になって罵倒するのだ。まあ、これも体の熱が引いたせいだが、そんな事は当人が気づくはずもなく。▽ 《GM》 【ホナ】「ほれ、もう少し啜っておけ」先端から零れた残滓をメルの唇で拭き取って、小さく笑った。「それと、これはおまけじゃ」不意にかがみ込むと、ホナはメルと一瞬視線を合わせて……その首筋に顔を埋めた。抵抗する間もなく、その八重歯――牙が、メルの首筋に浅く埋まった。「……うむ、良い味だな」血を啜られた。そう思った瞬間、メルの身体から何か毒気のようなものが抜けていく。▽ 《GM》 アクト追加していいよ! 《メルティ》 (わーい 《メルティ》 あ、これで締め? 《メルティ》 何にしても、特殊な性感帯:首筋 は追加したい! 《GM》 エロシーンは締めよう! 綺麗だし 《GM》 追加はOK! 《メルティ》 らじゃー。 《メルティ》 では以上で! 《GM》 んじゃロールお願い! 《メルティ》 【メル】「ん、ぐぅ……」忌々しいものを見るようにホナを見上げると、舌をにゅるりと絡め、吸い付いてはチュウチュウと音を立てながら、残滓を全て吸い出していく。 《メルティ》 【メル】「ん、ぐじゅ、ん、ぐぅ……」もう二度と味わいたくない、濁った味が淡い肉色の舌も、真っ白な歯も、汚していく。なのに、口の隅っこまで残った粘液まで、唾液で洗い落として飲み込もうとしている自分がいた。「(話にくい、から、それに、ニオイ残るのが、ヤだから)」そんな風に思いながら、純血の人間よりも少し長い、ざらりとした舌で口腔内をこそげていく。満足するまで。 《GM》 では突破判定をどうぞー! 《メルティ》 らじゃー 《メルティ》 2d6+7 なんだか毒気も抜かれて、ガッツが足りない。 【ダイス】 2D6+7 = [6,1]+7 = 14 《メルティ》 とっぱ! ノ・・)ノ topic 《GM》 【ホナ】そしてホナは魔物に襲われている村を見回して。「さっきも言ったが、妾は人間の味方ではない。あとはお主が何とかせいよ?」そう、薄く笑って結界を解いた。 《GM》 ▽ 《GM》 メルの落ち着いた魔力……それが、整理され、そして行き場を求めて全身を駆け巡っている! 《メルティ》 【メル】「ん、ふぁ……」最初、うまく頭が働かない。だから……結界を解かれて、現実に戻った瞬間。慌てて口元を拭い、真っ赤になりながら、転がっていた農具を拾い上げた。「な、なんとかしてくれるんじゃ……あ、れ」自分で、なんとか出来そう。そんな気分になる。頭がおかしくなりそうな、さっきまでの気分とは違って、何処か澄み渡った泉のように、静かな力が湧いてきていた。 《メルティ》 【メル】「……ほ、他に方法無かったのかよ!」照れ隠しか、本音かはともかく、そんな言葉を吐きながら、逃げようとするように、魔物へと向かっていくのだ。 《メルティ》 ▽ 《GM》 ではメルちゃんに一時的にクライシスアビリティ【ファイナルストライク】をプレゼントだ! 《メルティ》 (やほーい 《メルティ》 で、でも即死しそうで怖っ! でもてきはたおす! 《GM》 そして……その魔力に惹かれて、村中の魔物がメルの前に飛びかかってくる……! topic [魔物の群れ(HP35)][メルティ] 《GM》 では戦闘開始ー 《メルティ》 が、頑張るぞー! 《GM》 ぶっちゃけ一撃で倒さないとしにます 《メルティ》 うん。大丈夫。雑魚でも即死圏内だもの。←残りHP11 《GM》 ではそちら先攻で、どうぞー! 《メルティ》 一撃で、もっていく……! 《メルティ》 ガッツ+ファイナルストライク+ポテに3点! 《メルティ》 〆て11d6! 《メルティ》 11d6 農具の端から、燃える炎のようなエフェクトが飛び出して当人もびびる! 【ダイス】 11D6 = [4,5,4,6,2,1,1,4,6,3,3] = 39 《GM》 おおおお 《メルティ》 ……防御力イクツー?(・・ 《GM》 ・・) 3ですよ 《メルティ》 (やったー! 《メルティ》 あとダイス目が2点足りないと、御陀仏だった…… 《GM》 振り抜いた赤い炎が……魔物の群れを薙ぎ払った! 《GM》 そして……瘴気をまき散らしながら、メラメラと燃えながら霧散していく……▽ 《メルティ》 【メル】「……お、おー……?」自分がやった事とは思えずに、目をぱちくりして。きょとんとしながら、その場に立ち尽くす。「え、これ、アタシが、やったのか……?」 《メルティ》 ▽ 《GM》 【ホナ】「ため込んでいた魔力が放散したのじゃ。ふむ」立ち尽くしているメルの腰に手を回し、不意にキスをした。舌先がメルの口内を愛撫し、唾液をこそげとっていく。「……魔力は正常に循環しておる。これでお主もメイデンじゃな。村を守るも良し、街のギルドに登録して、新しい生活を営むも良い」 《GM》 ▽ 《メルティ》 【メル】「そ、そんなも、ひょぉっ!?」舌がジィンと甘くしびれて、びくびくっと背筋が震えた。このとき自分が性の絶頂を迎えた、と気づくのは、ずいぶん後になる。「めい、でん、ぎる、ど……せ、っかく、だから、色々、教えろ、よ……は、話聞く、って、言った、ろ?」腕の中でもじもじしながら、ちょっと泣きはらした赤い目で、ホナの顔をのぞき込む。▽ 《GM》 【ホナ】「しばらくは妾のザーメンが必要じゃろうしな。基本的な魔力の扱いも教えてやろう。その代わり」にやりと笑って。「美味いものを食わせるのじゃぞ?」 《GM》 ▽ 《メルティ》 【メル】「そっ……!? い、いる、のか? も、もうあんなもん、飲みたくねぇけど……」本当にそうなのかわからない、何もかも唐突すぎて、つい、鵜呑みにしそうになる。「ま、まあ、飯は期待しとけ! 母さんの手伝いで、アタシの腕もなかなかのもんだからな」話を必死に切り替えて、無い胸を張る。その後、どれだけ口での奉仕を教えこまされるか……この時のメルティは、全く気づいていないのだった。▽ 《GM》 《GM》 《GM》 [][][] ランドリューフ戦記「目覚めと出会い」 終幕です。 《GM》 おつかれさまー 《メルティ》 さまー!