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新兵教育隊 その名の通り、新規社員の訓練を行う機関で、ZEROが教官を務める。 "地獄の鬼教官"の名は伊達ではなく、落伍者は第一段階から再訓練される。
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119 :やーのー ◆gnQKrmKMl.:2012/03/20(火) 00 13 13 ID F4RGPhX6 「俺卒業したらこの家出て行くよ。」 それは11月のある夕飯の時だった。 何を言っいるのか分からず、「何を言っているの?」と聞き返すほどだった。 「高校を卒業したらこの家を出て行こうかなって思ってるんだけど、どうかな?」 「ダメ!!」 自分でも驚く位大きな声が出たと思う。 恐らく今まで生きてきた中で一番だった。 「姉さん、聞きて。俺はもう姉さんの重荷にはなりたく無いんだ。」 「別に重荷なんて一度も思ったことなんて無いんだよ。」 間入れずに自分の意志表示をする。 この気持ちは本当だ。 一度もそんことを思ったことがない、思うはずもない。 たった一人の大切な家族だに重荷なんてそんなこと。 「でも俺のせいで大学を中退しただろ?働き初めてからだって毎日早く帰って来て家のことをする。恋人だって出来たことないじゃないか!!」と感情的に話す。すぐ感情的になるのがこの子の短所でもあり長所だ。 「恋人なんて要らないよ。君がちゃんとした大人になってくれたらお姉ちゃんはそれでいいんだよ。」冷静に悟す様に言葉を紡ぐ。 「そんなのは分かってる。姉さんはいつだって自分のこと蔑ろにして、俺のことを優先してくれた。それには感謝してる。だから俺なんかに構わず自分の幸せを掴んで欲しいんだ。」 「私は別に今の生活で充分満たされてるから大丈夫だよ。」 「それが間違えてるよ、姉さん」 そう言うと食べかけの御飯を残してリビングを出て行ってしまった。 ごちそうさまも言わないで。 俺は自分の部屋でベットに寝そべりながら姉さんとのさっきのやり取りを反芻していた。 俺たちには両親がいない。俺が中学三年生の時、姉さんが大学二年生の時に事故で死んでしまった。 本当に突然だった。急に死んでしまった両親の代わりに姉さんは大学を止めて働き始めた。 その時の俺は中学生で何も出来ずに姉さんに沢山苦労をかけた。 高校生になった今でもそうだ。 バイトや家事等はして姉さんの負担を減らそうとしても、俺がいるということは根本的な解決にはならない。 姉さんに幸せが訪れないのだ。 そんなことになって欲しくない。 今まで自分を抑えて生きてきたんだ。 これからは何にもとらはれずに生きて欲しい。 だから俺なんかにとらはれずに、自由に生きて欲しいんだ。 120 :やーのー ◆gnQKrmKMl.:2012/03/20(火) 00 14 47 ID F4RGPhX6 「家を出て行く。」あの子がそんなことを言うなんて。 どっかの雌豚にでもそそのかされのだろうか? そんなはずがない。 あの子はお姉ちゃん子だ。 私がここまで育てたのだ。 あの子は良くもまぁ、私好みに育ってくれたものだ。私の全てはあの子であり、あの子の全ては私だ。 そうでないと おかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしい おかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしい おかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしい おかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしい おかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしい おかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしい おかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしい おかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしい おかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしい おかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしい おかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしい おかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしい おかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしい おかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしい おかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしい おかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしい おかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしい おかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしい おかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしい おかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしい。 悪い害虫は付かない様に今まで見張ってきた。 姉である私から見ても弟はカッコいい。 あの子の笑顔だけで御飯三杯はいけちゃうぐらいだ。 一人暮らしなんかさせたらどんな害虫が付くかたまっもんじゃない。 どうせ一人暮らしがカッコいいとか夢をみているんだ。 一時の気の迷いに違いない。 だからちゃんと教育しないとね。 121 :やーのー ◆gnQKrmKMl.:2012/03/20(火) 00 15 21 ID F4RGPhX6 コンコンと控えめにドアがノックされた。 この家でノックするなんて一人しかいない。 「どうぞ」と俺が返事をすると姉さんがお茶を持ってきた。 さっきの話の続きをしにきたようだ。 「姉さんやっぱりなんと言われようと俺は出ていくよ。」 「ダメ。そんなの許さないんだよ。お姉ちゃんの言うことが聞けないの?」 そう言いながら小首をかしげる。 俺はいつもお姉ちゃんの言うことを聞いてきた。 だから誰もが訪れる反抗期もなかった。 でもこれが最初で最後の反抗期だ。 「何でそんなに俺が一人暮らしすることが嫌なんだよ!!」 姉さんはハァーっとため息をつきやれやれといった感じで説明を始めた。 「お外はね危険がいっぱいなんだよ。本当はね、家から一歩だって出したくはないんだよ。」 「俺は今まで姉さんに守られて生きてきた、だから今度は姉さんを守れる男になりたいんだ。」 俺の言葉を聞いて姉さんはゆっくり首を横に振った。 「そんな必要ないよ。今まで通り私が守って上げるんだよ。だから心配しなくていいよ。それが私の使命であり宿命なんだよ。」 満面の笑みだった。 目は全然笑ってないのに、口元は三日月の様にくにゃりと曲がっていた。 俺は恐怖した。ここまで姉さんに恐怖したのは初めてだった。 いつもコロコロと笑っていて、優しい姉さんだった。 俺が姉さんをこんな異質な物に変えてしまったのか? 俺がそんなことを考えていると姉さんが急に口を開いた。 「私の教育がしっかりしてなかったからこんな不良みたいなこと言い出すんだね?分かったよ、今から教育すればいいんだよ。」 教育?何を言ってるんだか全然わからない。 教育が何のことを指しているのかわからないが、今の姉さんが異常なのは一目瞭然だ。 まずは逃げないと、俺の第六感が逃げろ、逃げろと警告している。 姉さんが懐からなんか怪しげな小瓶を取り出してきた。 瓶の蓋を取ってその中身を自分の口に含んだ。 そのまま立ち上がり、俺の前まで来る。 俺は逃げないといけないと思っているのに、目の前の姉さんが余りにも異質過ぎて体が動かない。 そして俺の頭を腕でホールドしてそのままキスをした。 122 :やーのー ◆gnQKrmKMl.:2012/03/20(火) 00 16 01 ID F4RGPhX6 私は今大事な人とキスをしてる。 大事な人とするキスがこんなにも気持ちいいなんて知らなかった。 私はこのまま唇を舌でこじ開けて自分の口のなかにある液体を流し込む。 そのまま舌でこの子の口の中を陵辱する。 クチュクチュとお互いの唾液が混ざり合って厭らしい音が鳴り響く。 「うぅ・・」と苦しそうに呻くが止めてやらない。 舌を引っ込めようとしたのを私の舌で追撃する。 強引に私のホールドを振りほどき、私を押し返す。 お互いの口に銀色の唾液の橋がキラリと光った。 混ざり合った唾液をコクりと飲む。 今まで飲んだ飲み物よりも極上で、魅力的で甘美だった。 「はぁはぁ・・・・。」 呼吸が乱れる。まるで体育のマラソンで走ったあとのようだ。 「姉さん、どーしてこんなことを・・・」 呆然とした顔でそんなことを聞いてくるのが可笑しくて、思わずクスリと笑ってしまった。 私が笑ったことが気に入らない様で 「何で笑っているんだ?教えろよ!!」と怒鳴った。 「これはね、教育なんだよ。間違った道に進もうとしている家族がいるならそれを正すのが家族の役目なんだよ。だから教育するんだよ。」 「姉さん、こんなの間違えてるよ。姉弟でこんな事したら・・・」 そこで言葉を濁し、目を逸らした。 なぜそのように言葉を濁し、目を逸らすのかが私にはわかる。 自分の吐いた言葉に自信を持てないからだ。 人間は都合が悪いと目をそらす生き物だからだ。 「姉弟でこんな事したら何?」 わざと唇に指を持っていき、なるべく妖艶さを醸し出す。 それを見ておあずけの食らった子犬の様な顔をする。 鏡の前で練習しておいてよかった。素直にそう思う。 今までおあずけを食らっていたのは私の方だ。 これからは好きにさせてもらう。 123 :やーのー ◆gnQKrmKMl.:2012/03/20(火) 00 16 26 ID F4RGPhX6 なんだろう?この感じ。 ドクドクと心臓が動いて止まらない。 ドキドキするし、乱れた呼吸が整わない。 それに下半身が今までに経験したことがないくらいに異常に熱い。 理由は何となく分かってる。 「姉さん、俺に一体何を飲ましたんだよ?」 整わない呼吸で、なんとか声を絞り出す。 「そんなの知らないんだよ。最近のインターネットは便利だよー。でも一つ言っておくと素直になるお薬かな?」 俺はそんな得たいのしれない物を飲まされたのか。 でも体がどんどん熱くなる。 やばい。姉さんの前なのに欲望をぶちまけたい、ぶちまけたい。 姉さんが俺にフラフラと近づいて来て俺を押し倒した。 足に踏ん張りがきかずにそのまま倒れ込んでしまう。 俺を見下ろしながら、シュルシュルとスーツを脱いでいく。 姉さんは下着だけの姿になった。 いつも身に付けているしま○らで買っている安物の下着じゃなくて黒色の大人の女性の下着だった。 「どう?興奮しちゃう?この前の週末に同僚と買いに行ったんだよ。」 普段休日でもあんまり外出しない姉さんが珍しく外出したと思ったらろくでもないことを。 その下着のせいでぷつりと数少ない理性の糸が一本切れた気がした。 姉さんは俺のズボンのチャックを下に降ろして、愚息を愛おしそうに取り出した。 「なっ何してんだよ。止めて。」 「そんなこと言う割にはこっちの子はこんなに元気なんだよ。本当は嬉しいんじゃないの?」 ペロリと俺の愚息を舐める。 ゾクゾクと背中に何か得体のしれないものが駆けずり回る。 「もう我慢できない!!いただきますなんだよ。」 パクリと俺の愚息を加え込んでジュルジュルと下品な音を立てながらストロークをし始めた。 「あっああダメ・・ダッダメだ、姉さん。お願いだから。」 力のない声しか出てこない。 いつもお淑やかな姉さんからは考えられない位に下品だった。 そしてそれは俺に暴力的な快感が与える。 「姉さんそれ以上やると・・・」 「ふぃふぃよ。ふぁして。」 くわえながら喋られると、口がモゴモゴして更に気持ちが良かった。 もう限界だった。 「姉さん!!」 俺は叫ぶと自分の欲望を姉さんにぶちまけてしまった。 124 :やーのー ◆gnQKrmKMl.:2012/03/20(火) 00 16 52 ID F4RGPhX6 私はわざとコクりと大きな音を立てて弟の精液を飲んだ。 彼はそれを熱を帯びた視線で見ている。 初めて飲んだ精液はヌルヌルとしていて喉越しは最悪だが好きな人のであると思うと不思議といくらでも飲めそうな気がした。 私にもどんどんと薬が効いてきたようだ。体が熱く、暑くなってくる。 口に含んだだけでもこんなになるのだから、実際に飲んだらどうなるのだろう?想像するのも恐ろしい。 それでも必死に耐えているこの子はとても可愛いと思う。 いつもは少しクールぶっていてるせいか今はしおらしくて5割増しくらいで可愛い。 まあ私から見ればいつも可愛くて最愛の弟なのだが。 私は立ち上がり愛液でグショグショになったショーツを脱ぎ捨てて、ブラジャーを取った。 そしてそのまま馬乗りになる。 いわゆ対面座位の体制だ。やっぱり初めては顔が見えてる方がいいと思うからだ。 それにお姉さんだからリードしてあげなきゃ。 「姉さん本当にするのか?」 さっきまでの拒絶とは違い、不安そうに聞いてきた。 「大丈夫、お姉ちゃんに任せておけばいいんだよ。」 ああ、欲しい。 この子が。この子が欲しくてたまらない。 笑った顔も、泣いた顔も、泣き叫ぶ顔も、すべて私のものにしたい。 声も、瞳も、全て、全て、全て、全て、全て、全て、全て、私のものに。 少しづつ腰を下ろしていく。 秘所と鈴口がふれあったと同時に、私は一気に腰を下ろした。 我慢できなかった、早くこの子を感じたかった。でも失敗だったのかもしれない。 痛いイタイいたい痛いイタイいたい痛いイタイいたい。 初めてが痛いのは聞いていたが、ここまで痛いとは。 でもでも大切な人とつながっていると思うと我慢できそうな痛みだと思う。 むしろ心が満たされていて幸せの様に感じているようにも思える。 「姉さんももしかして初めて?」 「大丈夫だよ。私に気にしないで、好きなように動いて。私はお姉さんだから全部受け止めてあげるんだよ。」 そう言うとコクりと頷いて、腰を動かし始めた。 「・・・ああ・・・、・・・私の中で・・・。んっ、んっ・・・」 理性と倫理観の壁が崩壊した瞬間だった。 125 :やーのー ◆gnQKrmKMl.:2012/03/20(火) 00 17 25 ID F4RGPhX6 「あっ・・・きゃうっ・・・いっ・・・つうっ・・・ああっ・・・はあっ・・・やんっ・・・あああっ・・・んっ・・・あんっ・・・うあっ・・・ああああっ」 姉さんの声に艶が増した。 俺はいったん腰を止める。 「あっ何で・・・止めるの?」 まだまだ物足りないといった様な顔を俺に向ける。 「私は平気だよ。・・・もっと・・・はげしくても平気だよ。だからその・・・めちゃくちゃに・・・して。」 あまり痛くはなさそうだ。 俺は腰の動きを速めた。 「ひうっ、ああっ、んんっ、あんっ、いいっ、ひゃふっ、あっ、ああっ、んっ、もっとっ、ああっ、ひうっ、あうっ」 俺の愚息と姉さんの膣がこすれるのがすごい快感になる。 姉さんも俺の前で喘ぐ。 俺は腰の振るスピードを早めた。。 こすれあう性器がクチュクチュと卑猥な音を立てる。 腰を止めずに姉さんの胸、首筋、唇、頬などありとあらゆるところにキスすし、しゃぶりつく。 胸を強く揉みほぐす。そのたびに膣が愚息をキュッキュと締め付けが強くなる。 組み伏せられ快感に身をよじり喘ぐ姉さんは何よりも色っぽかった。 「ひいっ、んんっ、ちゅっ、ぷはっ、んあっ、あんっ、はっ、うっ、ああっ」 クチュクチュと卑猥な音が部屋に響く。 「ひいっ、ああっ、あんっ、うっ、ひゃうっ、あっ、ああっ、あああああーーーー!!」 ひときわ大きく喘ぐ姉さん。 膣の締め付けが一気に強くなった。 どうやら言った様だ。 俺は腰を止めた。 姉さんはとろんとした目で荒く息をつく。 ゆっくりと膣から硬いままの愚息を引き抜く。 愛液に微かに血が混じっていた。 姉さんは身をよじった。 ほんのり染まった肌には汗が玉のように浮かんでいて、呼吸が整っていなかった。 「姉さん、俺まだ・・・」 姉さんは硬いままの俺のを見ると、焦点の定まらない目でぼんやりと頷いた。 「まだまだ出来るんだよ。」 姉さんはそう言いうと四つん這いになってお尻を向けた。 自らの白い指で性器の入り口を開く。 愛液でぐしょぐしょの膣の入り口が目に入る。 「私のアソコを君のおチンチンでたくさん突いてだよ。」 あられもない姉さんの痴態。 頭がおかしくなりそうな興奮。俺は姉さんの腰をつかみ、一気に挿入した。 126 :やーのー ◆gnQKrmKMl.:2012/03/20(火) 00 17 56 ID F4RGPhX6 頭がおかしくなりそうな位突かれる。 子宮まで届いた時また逝きそうになる。自分で一人でしてる時とは違う快感。 「あん!!もっともっと・・・あぁ・・お姉ちゃんを、・・・突いて。壊して」 「姉さん・・・姉さん。」 この体制じゃ顔を見れないのが残念だ。 パンパンとお互いの性器が当たる音と私の喘ぎ声が近所迷惑になるんじゃないかと思う位に部屋に響きわたる。 私のアソコを突く速度がさらに上がった。 「姉さん。お、俺もう我慢できない・・・」 ぱんっ、ぱんっ、と柏手を打つような音が響く。お互いの結合している場所からはクチュクチュと卑猥な音がする。 「ああっ、んあっ、ひうっ、ひぐっ、あんっ、あああ!」 膣をえぐる快感に私は熱い息を吐いた。 責められる体は勝手に喘ぐ。 体中がもう汗だくだ。 「あうっ、らめっ、ひいっ、らめ、あんっ、ああ、ひぎぃっ、ひゃうっ、らめっ、ひあっ、しゅごい、ああっ」 頭の中が真っ白になる。 「姉さん。お、俺もう我慢できない・・・」 「ひっ、ひいよ。中に、なかにひょーだい。お姉ひゃんの中に・・・」 そう言うと膣の中に何か熱い感覚が広がった。 「らめっ、もうらめ、あん、へあっ、ああっ、んんっ、あっ、あっ、あっ、ああっ、ああああああああああっー!!!」 精液で私の膣内が満たされる。 私の感覚では何分、何時間も射精されていく感じだった。 膣からおチンチンの感覚が消える。抜いたのだろう。 そのまま心地よい熱さと気だるさに包まれながら私は意識を手放した。 127 :やーのー ◆gnQKrmKMl.:2012/03/20(火) 00 18 28 ID F4RGPhX6 目を覚ますと弟が可愛い寝息と立てていた。 いつ見てもキュートな寝顔だ。 私はこの子のことを愛している。 それは家族愛だけじゃなくて、男と女の関係でもだ。 物心が付くよりも前のお母さんがこの子を生んだ時から運命を感じていた。 そしてこの子には知らない秘密が私にはある。 両親は事故で死んだと思っていることだ。 確かに両親は事故で死んだが、その事故の原因は私が作ったものだ。 それは私が殺したも同然だと言うことだ。 何故かって?答えは簡単だ。 邪魔だった。私たちが愛しあうには両親という存在は邪魔だった。 だから事故に見せかけて殺した。 現実世界には薬で小さくなった名探偵なんかは居ないわけで、私が犯人だとバレることもなかった。 一種の掛けだったがこれが成功した瞬間、神様は私たちを祝福してくれたんだと思った。 そして今日また一歩私は幸せになった。これからはどんどん幸せになっていくだろう。 そのように思うと顔が自然とニヤけてしまう。 「これからもよろしくだよー。」 そう言うと私の最愛の伴侶に出来るだけ優しくキスをした。
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教育的指導 年長者が年少者に対して行う愛の(?)鞭 その内容や度合いは状況によって異なるが、概ね「雉も鳴かずば撃たれまいに」と言える 状況下で発生する事が多い 関連項目 諏訪景 サティ・マハール アイアンクロー
https://w.atwiki.jp/death-march/pages/225.html
14歳。初登場時レベル3(*1)。 白髪の美少年。顔立ちは白人種系。 「自覚がないが勇者の称号を持つ人間なのに、魔王珠によって魔王になった元魔王で、最終的に人間に戻り迷宮都市でバンやヨロイなどに預けられ鍛えられる」という、かなり盛りだくさんに色々あった少年。 後述の通り、(2023年現在で)書籍版とWEB版では(別人と思われるほど)一番性格も境遇も変わった人物。 というか、本当に同名の別人では…愛七先生ならやりかねん 王都にて 初登場はWEB版13-3 王立学院。イヤミな貴族に「汚ならしい孤児」呼ばわりされ殴られたところを、メネアに庇われるシーン。 それを見たアリサからは「それにしても「少女マンガか!」って突っ込みを入れたくなる様なシチュエーションよね」とツッコまれている。 明記されていないが、「雑用」と呼ばれたりその後の描写から、生徒としてではなく仕事として学院内にいた模様。 また、メネア王女がシンを気にかけていた理由も不明。 この時、アリサの鑑定ではスキルは「片手剣」のみ。 そのままだと学院編のサブキャラだと思われていたが、WEB版13-10.捕り物にて再登場。 緑魔族の痕跡を追っていたサトゥーが、3つで1組の認識阻害の装備、「盗神の装具」を追っていたところ最後の1つを持っているのがシンだった。 シンから盗神の装具を外し鑑定すると、「片手剣」スキルが消えて「苦痛耐性」スキルが発現、詳細欄が空欄になり、最後に「勇者」の称号が発現した。 (現地の人間に勇者の称号が出るのは作中で初めて) その場では何も言わず、盗神の装具の代わりのバンダナ(認識阻害機能付き)を渡して去り、後にヒカルやエチゴ屋に監視を頼む形でその場は終わる。 (そのため、結局事件が終わるまでシンはサトゥーと面識はないまま) ただのモブと思われていたがまさかの二人目の勇者?と読者に思わせたところで、物語は急展開を迎える。 魔王 13-29.宝珠の陰でにて、仕事として盗品を配達するところに魔神信奉者からの襲撃を受ける。 盗品と思われた女神像が崩れ、その中から紫色の宝珠が出てきたところで彼の運命は回り出す。 その後場面転換となり、具体的に何があってどうなったのか詳細は不明。本人の独白のような回想(*2)でしか語られていないが、魔王としての騒動を起こすまでの人生をまとめると以下のようになる。(一部不鮮明なところあり) ルモォーク王国のユリコにより召喚されたうちの一人(行方不明とされた8人目) 本人の言によると「召喚された世界の人間として生きて、それでもなお、同じ事を考えるか知りたかった」為に自ら記憶を封印する 記憶のない状態で王都の孤児院で暮らしていた。(その生活の中で、年少の子供を助けるため魔物に立ち向かい、結果として勇者の称号を得るが誰もそれに気づかない) 魔王珠を使って自らの意思で魔王となる 魔王になった理由を端的に述べると「――あのクソオヤジをぶん殴れるくらい強くなりたかっタ」(*3)から。 魔王になったのは自分の意思とのこと。だが魔王になった直接のきっかけは不明。 魔王としての能力 魔王になった時のLvは50。「魔を司る者にして、全能なる王」と自ら名乗るだけあり魔法が主体。 同じ魔法主体の勇者であるヒカルが相手にならないほど、大口を叩くに相応しい実力の持ち主。 ユニークスキル、「魔術の司(マスター・ウィザード)」を持ち、あらゆる魔法を無効化できる。 魔法攻撃だけでなく、防御魔法や補助魔法、果ては魔刃砲などの魔力を使った攻撃までもが、相手とのレベル差がどれほどあろうと無効化できる。 そのため、対峙したヒカルはLv89と、シンより大きく上回ったLvだったが相性が悪く有効打を与えられず、一時はアリサたちを逃すために決死の覚悟を決めたほど。 魔法攻撃の他にも召喚魔法で上級魔族を召喚できる。 戦闘の最中に16体同時に召喚して特に消耗した様子などもないので、まだ余裕があったと思われる。(その後登場したチート主人公に手も足も出ず負けたけど) 他にも、事象からどの魔法を使ったのか看破できる特殊能力もある。 「あのクソオヤジに恵んでもらった力」(*4)と本人が言っている通り、他人から渡された力。 魔王が解除されて人間に戻った際には失ったが、のちに違う敵が使ってきた。 父親について 「俺と母さんに散々迷惑を掛けたあげく、死んだ後でまで異世界で魔王をやっているようなヤツの事はどうでもイイ」(*5)と述べている。これを素直に解釈すると、父親も同じ地球から来た転生者ということになるが・・・ 「死んだ後で」とあるが、死亡時の詳細は不明。シンは異世界転移(ユリコに呼ばれた)なので、二人一緒に死亡して二人とも転生したわけではないのは確か。一応、父親は転生者とは断言されていない。 シンは上記の通り、ルモォーク王国で召喚された転移者。父が転生であってもどこでこれらの情報を知ったのだろうか。 サトゥーは、「「偽王」という称号や狗頭と話したときの情報から推測して、彼の父親は自分の持つ「神の欠片」を魔王珠という形でシン君に与えたのだろう。」と推測している 魔王となったシンの元に赴いた緑の上級魔族?が、シンを「殿下」と呼び「鬼人王陛下も喜ぶ」と伝えている。 この時点では、鬼人王とシンを親子とは確定していないが、緑の上級魔族はシンと過去にも出会っている。 「鬼人王」の称号は、のちにゴブリンの魔王の持つ称号の1つと判明(*6)する。 ゴブリンの魔王は転生者。 これらが事実ならシンの父親はゴブリンの魔王ということになるが、作中では明言されていない。 (そもそもゴブリンの魔王が活動していたのは1000年以上前で、初代勇者の時代とかなり離れている) また、クボォーク王国の迷宮にて大鬼王?と対峙した時に、サトゥーは大鬼王がシンにユニークスキルを与えたのだろうと考えているが、こちらもまたシンの父親とは明言されていない。(*7) 書籍版の父親 書籍版では、26巻にて明確に父親?が登場。 こちらは人間として異世界に来ていたが、陰謀に巻き込まれ人造魔王にされてしまう。 詳細は個別ページ参照 勇者 王都に魔物が大量出現した時に、孤児院の子供たちを庇って魔物と戦い、「勇者」の称号を得ている (*8) 。但し本人に自覚は無かった。 「魔王珠」と呼ばれるアーティファクトを使用し、一度は魔王になるが、サトゥーのチートで「神の欠片」を体から取り出し(*9)、更にバンが持っていたエリクサーを使用することで(*10)、現在は人に戻っている。 その後もセリビーラの迷宮下層で、ガキを鍛えるのは大の得意と言うヨロイの元で再教育を受けている(*11)。人間に戻ってからはレベル20である (*12) 。 書籍版では 書籍版25巻のエピローグに登場。なんと書籍版では、日本の学生として生活しているところに急に異世界転移させられるという巻き込まれ型の主人公のような形で登場する。 しかも、セイギ、ユウキ、メイコ、フウの4名と同級生で、シンはメイコに一方的に思いを寄せているのばバレバレと、非常に情報過多な書かれ方をされた。 上記4名の他に、(学校の?)先輩のリク?、カイ?、さらにその同級生のそら?の3名を合わせ、合計8名という大所帯で勇者召喚によりサガ帝国に移転。 さらに、移転先で判明するが一人だけ勇者としてではなく一般人として転移。文字通り巻き込まれ型の主人公のような立ち位置となり、今まででも一番WEB版と変わったような形で登場。 しかし、次の26巻では悪い意味で目立つような立ち位置となる。 見栄を貼る、礼儀がなっていないガキ、暴言を吐く、現代日本で言うなら学生の年齢であるアオイ?やユイ?が働いていると知れば「基本的人権の侵害だ!」と大声で喚くなど、WEB版とは違う精神の成熟していない子供(ぶっちゃけていうと小物)として書かれていた。 WEB版から書籍版になるに当たり、外見の変わった者、運命の変わったものなどがいる中、敵役でもないのにここまで落とされたキャラも珍しい。 なお、その26巻で日本から転移していた父親?と出会う。 シン自ら「毒親」というだけあり、別世界で何年かぶりに出会った息子に対して「酒代の金を寄越せ」と言い募るクズであった。 書籍版ではその(クズな性格を買われて)魔王珠を使って人工的に魔王にされてしまう。 最終的にヨウォーク王国の魔王出現に巻き込まれてしまい、26巻はいいとこなしの状態で終わってしまう。 魔王を倒しても日本に帰らなかったリク、カイと一緒にサガ帝国に残ったので、今後も出番はあるはず。 ここまでクズな性格から、孤児院の子供を思ったり大人な対応をするWEB版のようなキャラに成長する日が来るのだろうか・・・ 書籍26巻で設定の大幅変更 (2023-02-17 01 21 27) ルモォーク王国 人物 勇者 日本人 魔王
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あの島嶼実働能力確認試験以来、エレオノール・ベネックス竜騎兵中尉。 彼女は些か私生活でも軍務でも、精彩を欠く日々が続いていた。 当面は空を飛ぶ感覚を忘れないため、高野皐月飛曹長の使用していた零式艦上戦闘脚二二型を用いているが、 飛行時間が足りないことを差し引いても、「難あり」と言わざるを得ない飛び方であった。 無理もない、航空用ストライカーは「墜落」という危険性を防止するため、過剰な魔法力投入を制御するリミッターが実装されている。 最初「火星」二六型を起動させるのと同等の魔法力をエリーがぶち込んだ際、 「栄(マ)」二一型のリミッターが即時に起動し、うんともすんとも言わなかったほどなのだ。 その後に魔法力流入量を制御することで、幸いにして零戦二二型は無事に飛ばすことは出来た。 本来は操縦性が「雷電」より素直なユニットであり、魔法力量さえ気を付ければ、飛ばしやすいはずなのだが・・・ 「400ノット程度のダイヴでガタつくって、こいつは障子紙か何かか!?」 「速度200ノット程度で小回りが利いても、逃げられちゃうよ・・・」 「大人しすぎて、これじゃあ実戦で使うのが怖い。MK108どころかMG42を2挺が精一杯だし」 「・・・皐月はよくこれで、生き残り続けて戦果を挙げてきたんだね」 と、それはもう散々な言いようであった。つまるところ「雷電」という重戦に惚れ込んだ彼女ならではの、欲求不満の蓄積が爆発したのであった。 「機材に頼りきりじゃ航空ウィッチ失格ですよ」と、よりにもよって出雲中佐ではなく、前の装備者。 高野飛曹長に冷たい表情で言われた挙げ句、余所の航空隊から借り受けた予備の零戦二二型同士の模擬空戦で惨敗するなど、 追い打ちをかけるような事態さえ発生していた(どうやら前の愛機を散々に言われ、皐月も珍しいことに、相当頭に来ていたらしい)。 そんな次第で、夕食時の「日向」航空科員食堂でエリーは思い切りブスくれていた。 こう言うときの彼女に迂闊に話しかけると、触発信管が爆発して、大惨事になることは全員が重々承知していたので、程々に距離を取っている。 それに、彼女が「雷電」三三型を「ヘヴィー・ジャック」と愛称を与えて、大切にしていたことも、皆が熟知していた。 皐月でさえ、零戦を莫迦にされたことに腹は立てても、今のエリーについては不安そうな視線を送っている。 金曜日と言うこともあり、今日のメニューは「日向」主計分隊が腕を振るったカレーライスであった。 色々と、調味料や香辛料に隠し味があるらしく、この航空戦艦のカレーは非常に評判のいい味だった。 「エリーさん、大丈夫ですかね。私もカッとなってやりすぎたかなあ・・・」 「あれじゃ、どうにも手が付けられないね・・・あー胃が痛い。勇音。『こんなこともあろうかと』とか、何か奥の手はないの?」 「胃が痛いならウォトカは止めろっての、あんた私のこと万能工具箱と勘違いしてない?」 とはいえ、正直この空気ではその味も、些か減じてしまう。皐月は愛機を莫迦にされたことで、余りに大人げない態度をとったことを少し後悔し始めていた。 バラノフはバラノフで、廃品同様の愛機でここへやってきただけに、あちゃあという顔をしながら、ウォトカをちびちびやっている。 工具箱呼ばわりされて渋い顔をした勇音とて、案を脳内で幾つも検討はしていた。 しかし幾ら何でもJ2M7に匹敵するほどの高性能機。 それも「紫電」「烈風」「疾風」系列に追いやられ、製造数が少なかった機体の代替となると、国内ではなかなかうまくいかない。 これら3機種で代替というのも普通ならば可能だが、エリーは天性の才能で「雷電」を乗りこなしていたとはいえ、元は陸戦ウィッチである。 端的にいえば、今から全く別の機材で教育を行う猶予は、今後の戦況を考えると不可能に近い困難といえた。 「皐月さん、ちょっとハーケ少尉と話したんですけど」 「ソフィア、どうしたの?」 皐月の隣へ食膳を持って座り込んできた、ソーニャが皐月へ話を振ってきた。 彼女もブロークンなブリタニア語程度は、年の近い皐月や、 こういう事への配慮は怠らない出雲中佐から教えられ、十分会話できるようになっている。 年齢や戦闘スタイルが近いこと、英語関係の話で、自然と皐月の同年代の友人のようになってきていた。 「確か隊長のフィアンセって、技術大尉でしたよね?そっちの伝手から何とかならないかなって」 「野上技術大尉かあ・・・」 野上孝海軍技術大尉。今は横須賀空技廠で、ジェット動力エンジンを用いた航空機、将来誘導武器の研究を行っている若い俊才。 数度、「日向」へ来艦したこともあったが、年下のウィッチにも礼儀を欠かさず、気配りや目端も効く。 そして樫城中尉や榊整備班長でさえ、一目置くどころか、分野によっては完全に凌駕するほどの経験、知識、技能を持つ好青年であった。 なかなかの美男子と言うこともあり「あのオーガにどうしてあんな婚約者が!?」と、全員が天を仰いだものだが、 偶然幽霊話で怖がっている出雲少佐(当時)の背中を叩き、魔眼発動で吹っ飛ばされた姿を見てからは、寧ろ気の毒な目で見られている御仁でもあった。 もっとも、小型ネウロイ程度なら撃破できる眼光を浴びて、擦過傷数カ所で済む当たり「あの人、一体何で出来ているんだろう」とも、言われていたが。 「あの人なら伝手はありそうだけど、さて、どう話を付けるかなあ」 「間に何人か人を立てた方が良いでしょ」 勇音とクラーラは二言、三言交えて、何らかのメモを取ると、さっさと食事と酒をかき込み始めた。 最初にエアコブラの修理を受けて以来、割とこの2人は機材改修や修理(と言ってもクララはアシスタントだが)でつるむことが多く、そのあたりの手はずは心得ていた。 この2人だけでなく、部隊の機材改修や部品取り寄せに、頻繁に関わってくるメンバーは固定されてくる。 2人の航空将校は、ソフィアと皐月に礼を言い、バラノフはラッキーストライクのパッケージを、勇音は間宮羊羹を置いていくと、足早に立ち去ってしまった。 「何か、ヒントになれたんでしょうか?」 「うん・・・多分。それと、余り吸いすぎないようにね?」 「でもって俺らを呼び出したってわけね」 「まあ、わてくしも今のままで良いとは思っていませんでしたが・・・」 「元テスパイだから、協力するのはやぶさかじゃないけど、具体案を練ってから持ちかけないとまずいだろうしね」 2人が整備区画の休憩室へ、足を運んで貰うことを艦内電話や足を使って拝んだのは、斯波茂雄整備中尉、夜戦隊指揮官のヘレーナ=ヴィルヘルミーネ・シュニッツラー少佐。 そしてロマーニャ海軍で「紫電」のテスパイを行っていた、リョーコ=アラシロ=バッシス中尉であった。 斯波整備中尉は、特に新機材への理解と造詣が深く、日頃のいい加減そうな態度に反して、非常に腕の立つメカニックにして樫城中尉の良き理解者でもあった。 この部隊が多種多様なストライカーユニットや武装を有しながらも、有機的に運用を継続できているのは、 若手の整備兵へ分かりやすい教育を行い、同時に責任者として頼り甲斐があるが、少々頑固な榊班長の間に立つ彼の存在が大きかった。 シュニッツラー少佐は、彼女は元々が昼間戦闘隊のエースでありながら、自国の夜間防空体制の進捗の遅延。それに危機感を覚え、 最新のTa-152Hを夜戦仕様へ改造し、ふとっちょの空軍元帥の不興を買って、この部隊へやってきた不運な人物であった。 しかしそれだけに、必要な方面での機材改修へ理解は大きく、何くれと便宜も図ってくれる苦労人でもある。 そして、バッシス中尉は「雷電」とコンセプトが近い重戦「紫電」を、初期型から最新の五三型まで、テストパイロットとして熟知している貴重な人材であった。 事実、彼女の指摘を受けたことで性能改善を果たした部分も、「紫電」系列にはかなり存在する。 酒豪で豪快な姉御肌と見られがちであるが、その実、テストパイロットとしては非常に繊細な側面を持ち、 同時に自らが試験した機材を用いるウィッチ達の心理状態にも、注意を欠かさないベテランであった。 「出雲中佐経由で野上大尉へ依頼すること自体は、もう半ば決めてはいるんですが・・・」 「正直、私たち2人じゃちょっと貫目不足です。それに『エリーの代替機材として具体的に何が妥当か』。 具体案をバッシス中尉の言うとおり、固める知恵も拝借したかったんです」 「三三型の代わりになりそうな奴ねえ・・・あれ自体が希少品だからなあ」 早くも書庫から持ち出した航空資料をひもとき、ざっと目を通し始めた斯波が、難しそうな顔をした。 実際、「雷電」三三型を空技廠以外で使っている実戦部隊は、赤松貞子大尉を初めとする、雷電の癖を知り尽くした第三〇二航空隊の雷電飛行隊程度だ。 他は概ね癖の少ない「烈風」や、より世代の新しい「紫電」系列。 陸軍に至っては「疾風」が主力。後方部隊や教育部隊は、零戦や「隼」が主流である。 そして一番痛いのが宮菱自体が、既に保守部品以外は製造していないことであった。メーカーの方にさえ在庫があるかも怪しいのは致命的である。 「フラックウルフ系列でも良いですが、あれは本国からの供与に時間がかかりますし、エリーさんの再教育の時間が必要でしょうしねえ」 Fw190、Ta152とフラックウルフ社のストライカーユニットを熟知しているシュニッツラーも、人の良さそうな穏やかな顔立ちに、懸念を浮かべた。 そう、雷電に比較的特性の近い、空冷フラックウルフは悪い機材ではない。 しかし、ノイエ・カールスラントから手配するのでは、航空輸送でも10日はかかる。 そしてエリーは確かに天賦の航空技能も有しているが、元陸戦ウィッチということで異なる機材に完熟できるほど、飛行時間が足りていない。 今更違う機材で教育を施す時間はない。何しろ、遣欧艦隊としての出師は間近だ。六六六空第二の母艦となる「伊勢」も改装を終えて、公試に入っている。 「とはいえ、今のまま零式で飛ばしてたら、あっという間に実戦では落とされる。 零式の性能と言うより、相性が悪すぎるからね。紫電なら教えられない事もないけど、山西の話じゃもう在庫がない」 「ええ、海軍の要撃航空隊や機動部隊に引っ張りだこです。 五三型で一通りの癖が全部取れて、好評ですからね。山西は欧州への輸出も請け負ってますし」 ならば国内の機材となると「紫電」五三型は艦上機ユニット。雷電を一部を除いて全般的に上回る上に、離着艦も容易ではある。 しかし、それだけに零式からの脱却を図る海軍航空隊で、「烈風」共々最優先で製造指定を受けている。 しかも、ロマーニャ海軍での採用を皮切りに、比較的航続距離の長い重戦ストライカーユニットとして着目され、欧州方面でも好評なのだ。つまり、こちらはこちらで、在庫が怪しい。 「そろそろ巡検が来ますよ、暗い顔をして何を話し込んでいるんです?」 「ああ、南坂大尉」 「いやその・・・ちょいとエリーの雷電、あれの代わりをどうしたものだろう、と」 一通りの話を聞いた喜美佳は、ふむと人差し指を顎に当てて、軽く考える素振りをすると、優しげな微笑を浮かべた。 「つまり『雷電なら』良いのですよね?」 (やっぱり、どう考えても僕の態度、悪いよなあ・・・皐月を怒らせるくらいだし) 寝台でエリーは寝付けぬまま、寝返りを打った。分かっている。零式とて使いようによっては、まだ十分戦えるストライカーユニットというのは。 実際、その運動性は軽いし、操縦性は素直だ。散々悪態を付いたが、結局は「雷電」に慣れきってしまった自分が、適応し切れていないのが最大の理由なのだ。 (E-75、それにヘヴィー・ジャック。どうして僕は、自分が命を託した愛機と別れるか、壊すかしか出来ないんだろう) 悔しかった。E-75はある意味で仕方がないのかもしれない。 元々が試験機材であり、要素技術情報収集はとうの昔に終わっていたのを、自分が無理を言って運用させて貰っていた。 しかし、ヘヴィージャックは違う。慎重さと任務遂行の見極めを間違えた、自分のミスで叩き壊したのだ。 その上で、最後は不甲斐ない主の命を救ってもくれた。そして、救われた主は今、慣れない機材に悪戦苦闘し、悪態をつきつづける有様であった。 (これからどうなるんだろう。原隊へ送還・・・だとしたら、嫌だな) 自分の思考の変化に彼女は若干驚いた。 最初は長靴(航空ストライカーユニット)を履いたお嬢様の集団なんぞと思っていたが、いつの間にか、この六六六空にも愛着を抱くようになっていた。 そして何より。 (機材をぶち壊して、それだけで任務に適合できなくなって、おめおめ原隊へ戻るなんて、ガリア竜騎兵の名前が廃るんだよ。それだけは) 「・・・我慢、出来るか!」 夜間で早めに就寝している者も多く、押し殺したものであったが、そのつぶやきには強い憤りと恥辱が籠もっていた。 それを二段寝台の下で、クラリーチェ・アルベティーニ少尉。リーチェは、真剣な眼差しで、じっと寝台の天蓋を見つめていた。 「要するに中古で良いから雷電を調達し、それを可能な限り三三型に近づけると言うことだな?」 航空隊指揮官公室へやってきた一団を相手に、出雲涼中佐は面白そうな表情を浮かべた。 既に彼女の執務机の上には、一例として「雷電」二一型へ「火星」二六型相当の魔導エンジン。 「BMW801」や「マ43-11」を組み込む図面が、簡単ではあるが数値計算がびっしり書き込まれた図面が、数枚広げられていた。 「ええ、中佐。もう彼女を他のストライカーユニットで再教育する時間はありません。 そして三三型は貴重品です。ならば嘗て何度かやったように、機材改修を宮菱や佐世保工廠の助力を得て、何とかするしかないでしょう」 些か隈の浮いた目元に、怜悧な光を浮かべた樫城中尉が淡々と呟いた。 彼女は技術畑でリスキーな話に関しては、イメージと異なり非常に慎重な態度をとる。 機材の改修とは原設計からの離脱であり、それは使用者に対して大きなリスクを強いる。 だけに、彼女は一度作業を始めるまでには、綿密な計算を何度も繰り返す。それが自らに強い負担を与えると知っていても。 「わてくしも幾らか計算に関わりました。幸いにしてBMW801なら・・・ ハンマーシュミット大尉やリトマネン曹長用の予備があります。本当ならば、扶桑の魔導エンジンがベストですがね」 「但し、部品が共通化されているとは言え、この場合はリスクが相当に大きいです。 飛行特性そのものが変わるので、最後の手段としたいところです」 そう。宮藤博士の巨大な技術的遺産により、各国の魔導エンジンは可能な限り、主要部品は共通化され、部品公差さえ共通の単位を用いている(基本はリベリオン式単位)。 しかし部品が共通化されているからと言って、よりアンダーパワーなエンジンを据えた場合、飛行性能の変化だけでは済まない可能性もある。 この点の懸念は、シュニッツラー少佐とバッシス中尉という、改修機材運用者やテスパイならではの危惧であった。 「それで?私はどうすればいいのかな?」 口の片端をつり上げ、軽く頷き続けていた出雲隊長は、結論を尋ねてきた。 結局、誰が言い出すか軽く躊躇があったが、視線に押される形で2人の中尉が前に出た。 「横空の野上技術大尉へ繋ぎを付けてください。ジェットが専門とは伺ってますが、私の目から見ても、 レシプロ関連の先端技術への造詣も相当なもんです。この際、海軍全航空機材を扱ってる技術の総本山の支援が欲しいのです」 「今はそれが最善の手段と、私も考えています。隊長の公私関係を混同してしまうのは承知の上です。 しかし私も改造ユニットで命長らえ、戦ってきた人間です。恐縮ですが、ここは何とか-」 「私からもお願いします、出雲中佐」 「え?」 斯波整備中尉とバラノフ中尉の言葉を継いだのは、意外な人物であった。 そこにいたのは、クラリーチェ・アルベティーニ少尉であった。日頃の悪戯っぽい笑みや、瓢けたような色合いは顔から一切消えている。 今の彼女は、その本職である空軍少尉そのものに立ち返っていた。 彼女は、一瞬唖然とした一同の間をすり抜けると、一枚の書類を執務机の上に置いた。 それは、ここにいない六六六空のウィッチ達。ハンマーシュミット大尉からレオノア軍曹に至るまで、全員の署名が為された嘆願書であった。 ご丁寧なことに、榊整備班長や最終的な需品調達、運搬を行う内務長湖山中佐や、清水主計少佐の名前さえそこには並んでいる。 このあたりは、警察官と事務員の娘の面目躍如と言うべきか、実に如才ないものであった。 「私も満足に戦えないストライカーで悔しい思いをしたのは、よく知っています。 エリーが不慣れなのに、必死に雷電を愛して使いこなそうとしていたのも」 (あんな悲しそうな叫び聞いたら、黙っているわけにいかないじゃない) クラリーチェという少女は、趣味に関して歯止めが利かない。悪のりが過ぎるという部分は確かにある。 しかし、根底の精神性はそれだけではない。堅実な努力を怠らない側面もきちんと有していた。 そして自分以上に、ある意味では苦労と努力を繰り返し、それを一度の事故で台無しにされてしまったエリーの現状を、偶然垣間見た彼女は、見るに耐えなかったのだ。 「私とエッカート少尉のタイガーキャット、あれも横須賀から来ましたよね?あれのR2800なら雷電も十分飛ばせるはずです」 「全員が隈を作るか、目を血張らせて・・・このツケは高いぞ?」 「まあ、その取り立ての半分はエリーに寄越してやってください」 やれやれと軽く肩をすくめると、出雲中佐はすと立ち上がり、任せろとでも言うように、嘆願書と技術書類を持った上で、軽く後ろ手に手を振って指揮官公室を去った。 恐らく、行き先は松田艦長か後藤副長の所だろう。 「はぁー・・・怖かったぁ」 「ちょっと見直したよ、クラリーチェ」 「只の腐った駄目な子じゃなかったんですね」 「泥酔しないソーニャと同じくらい、珍しいものを見たよ」 「リーチェが真剣になるなんて、明日はもう一度『日向』の主砲が吹っ飛ぶんじゃないのか?」 ぷちん。 「折角の功労者にその言いぐさは何なのよーーーーーーーーー!!」 まあ、だからといってただ一度の善行で、人間の評価がそうそう変わるというものでもないのが、厳しいところではあるのだが。 「それで、どうだ野上。何とかなりそうか?横空の横河大尉に話を通さなければならないなら、私が直に飛ぶが」 『何とかなるでしょう。R2800自体は技術サンプルとして多めに輸入されてますから。 雷電も旧い二一型なら、予備機材に心当たりが。図面を見ましたが、そっちの若い子は、随分と腕が立つんですね』 「うちの整備班と樫城は、空技廠にも負けないさ。不出来な部下のために一つ頼む」 『了解。そして、実は部下が可愛くて仕方がない、本当は心優しいお嬢様のために、一肌脱ぐとしますか』 「・・・な、殴るぞ」 そして海底ケーブルで接続された、佐世保鎮守府経由の長距離電話を見守っていた、松田艦長と後藤副長。 二人の幹部将校は趣味の悪い中年親父そのものの笑みを浮かべていた。 何ともまあ、昔の忍さんそっくりだなあ。ええ、まあ。今でも根っこの所は変わっていないんですが。 しかし野上君も隅に置けない色男だ、流石は- 「艦長、副長・・・聞こえてるんですよ?」 「それでどうしたってんだい、リョウ。今日もゼロファイターで慣熟訓練だと思っていたんだけど、急に飛行中止だなんて」 「まあ良いから付いてこい」 最近はゼロファイターにも大分慣れてきたのに、急に飛行中止で降りてこいなんて、一体どういう風の吹き回しだろう。 他の皆は、既に各種訓練で上がっているというのに。妙に楽しそうな笑みを浮かべてるし。 でも嫌な予感はしない、何か・・・懐かしいものに出会えそうな気がする。どうしてだろう。 「慣れない零式で、最近は随分気合いを入れて訓練するようになったな」 「ガリア竜騎兵は、機材が変わっただけで不満を撒き散らす。そう思われ続けるのは御免だったからね」 「その性根に答えてくれた連中がいる。全く・・・お前は救助に戦艦武蔵が駆けつけてくれるわ、今度の一件といい、本当に果報者だぞ?」 「日向」のエレベーターを降りて、今は閑散としている格納庫。そこには信じがたい、 もう二度と相まみえることはないと思っていたものが、ストライカーユニット発進装置に固定され、鎮座していた。 紡錘形の砲弾のようなエアフレーム、幾らか前に見たときより太くなった魔導エンジン周辺。 ユニットと一体化した背面パックに据えられた4門のMK108型30ミリ機関砲。 そして、扶桑皇国海軍航空隊のダークグリーン、ライトグレーの塗装ではなく、 僕が整備班長に頼み込んで塗って貰った、濃淡二種グレーの空中迷彩に、鮮やかに描かれた雷のマーク。 「ヘヴィー・ジャック・・・そんな、あの機体は」 「ああ、正確には『あの』三三型ではない。横空に眠っていた旧い二一型を、宮菱と空技廠が再生したものだ。 エンジンはリベリオンのR2800、それに合わせてフレーム強度も高めてある。後はな」 リョウが魔導エンジン部分の整備ハッチを開けると、そこには二度と邂逅することはないと思っていたものが眠っていた。 今度ばかりは声が上ずった、一瞬・・・絶句しかけた。一体どんな手品をリョウは使ったんだ!? 「これ・・・もしかして」 「ああ。蓬莱島に派遣された基地設定隊が回収してきたんだが、強制冷却ファンや一部の部品は、無事だった。そいつらも組み込んである」 信じられない。確かにこれは「あの」ヘヴィージャックそのものではない。だけど、その魂の一部は確実に引き継いでいる。 それに幾らこのバロネスが顔が広いとはいえ、復興が急務の資源産出地帯へそんな依頼を通すのは、相当に無理をしてくれた筈だ。 「どうして、そこまで?」 「私はお前から一度、愛機を奪っている。それを繰り返したくはなかった。 そして、同じように思った連中が、このフネや空を飛んでる連中に、随分いた。そういうことだ」 僅かに顔を背け、多少恥ずかしそうに言ったリョウの言葉に、一瞬泣きそうになってしまった。 しかし必死にそれだけはこらえた。涙を流すのは、戦友が命を落としたときと、祖国ガリアが完全に復興したときだけ。 そう決めている。今は、無事に帰ってきた戦友との再開を、心から喜ぶときだ。 「お帰り、ヘヴィー・ジャック・・・それに有り難う、リョウ」 「それを復活させたのは私だけではないぞ? とりあえずはそいつを使って、空に飛び出すことが皆への最大の礼だ。紫電でエスコートしてやる、行くぞ」 「了解!」 新型魔導エンジン、最新素材で強化された流用エアフレーム、そして先代三三型からの命を授かった新生「ヘヴィー・ジャック」が、 2100馬力の轟音を轟かせ、大空へ矢のように放たれたのは、それから5分としない内であった。 竜騎兵の愛馬は再びその命を取り戻したのだ。乗りこなす騎兵は更に大きなものを得た上で。 彼女が新生雷電で、最初の撃墜スコアを記録するのは、それから僅か3日後のことであった。 (Fin)
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日本の教育 ● 東京高校受験主義@tokyokojuken ▲ blanklink プラグインエラー URLかページ名を入力してください。{https //coconala.com/users/3335326/services] 「coconala」より 現在の東京の中学受験擁護派の方々、入試の先鋭化に伴う受験戦線長期化で子どもが病んだりだとか、心療内科通いの増加が報じられてなお「私立中学は悪くない、追い込んでしまう親や指導者が悪い」という発想になるはなぜか。普通の保護者はシステムに隷属するし、営利企業の塾も儲かれば乗じます。… — 東京高校受験主義 (@tokyokojuken) January 24, 2024 現在の東京の中学受験擁護派の方々、入試の先鋭化に伴う受験戦線長期化で子どもが病んだりだとか、心療内科通いの増加が報じられてなお「私立中学は悪くない、追い込んでしまう親や指導者が悪い」という発想になるはなぜか。普通の保護者はシステムに隷属するし、営利企業の塾も儲かれば乗じます。 「公立中学」と「公立高校」という公的な側面が強い高校受験とは違い、中学受験は「私塾」と「私学」の民間同士が結託し市場を盛り上げます。公教育や高校受験と共存共栄関係などという綺麗事で片づけられる関係ではありません。 私は90~00年代の日能研の大がかりな公教育へのネガティブキャンペーンも見てきています。古株の人間は、あの頃の異様なバッシングをよく知っているはずです。 私立中学を退学する生徒の増加に、都内公立中の校長会が実態調査に乗り出したら、私学協会会に潰されたこともありました。公教育に寄り添う立場で高校受験に携わってきた立場からすると、明かせない汚い事実がいろいろとあります。 高校受験が理想郷だとは思いませんよ。でも、高校受験は公的なので歯止めがきくんですよ。塾業界や私立校はそれが気に入らないで文句を言うわけですが。それに対して、市場原理に身を任せ過ぎた中学受験は暴走が止まらなくってきています。 「私は中学受験で良い思いをした」「好きで勉強している子ばかりだ」 現役の筑駒生、渋幕生、難関私立中保護者からそのようなリプが飛んできました。 「嫌なら、受験勉強なんてやめればいいのに。」 こんな言葉が返ってきます。自分の意志を持つようになり、嫌なことには明確に「No」を言えるようになる15歳の高校受験とは全然違います。 親主導か、「周りがするから」という軽い気持ちで入り込んでしまい、引き返せなくなってしまった子がたくさんいます。 「すべては親の責任」という言葉があちこちで聞こえてきます。親が悪いのでしょうか。すべて親が悪いのでしょうか。 一番悪いのは、そういう実態を生み出すシステムを放置してきた私立中学です。もちろん問題を見過ごしてきた東京都政にも責任の所在があるでしょう。 ここで語る「中学受験」は、小6からの受検勉強で間に合う牧歌的な中学受験や、昔の日曜日にテストを受けて対策すればよかった頃の中学受験とは別物です。 せめて中学受験の内側から「入試問題の準備負担が重すぎないか」「小学生に過剰な競争を強いてないか」「公立小学校の授業に支障をきたすのではないか」といった懸念の声が出てほしいものです。 本来なら中学受験指導者側が声を上げるべきなのに、私の周りで聞こえてくるのは、より一層、保護者の課金を促したり、子どもの拘束時間を増やすものばかり。 それから「中学受験で恩恵を受けた」と思っている学力強者も、中学受験勉強の超長期化の実害を受けています。 もしも中学受験がなかったら、その分の時間を数学だとか英語だとか、自分の得意を生かした専門性を高める習い事に費やせていたでしょう。 私は社会的に許容されるレベルを超えた準備期間を強いる東京の私立中学受験のシステムには一貫して「反対」です。その私立中学受験を結果として煽り、子どもをより一層疲弊させる東京都の政策も「反対」です。 中学受験勉強の開始期間、せめて小5冬スタートぐらいで良くないですか?反対の人はいますか? 午前2 26 · 2024年1月25日 .
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メンバーの柴田が医学教育学会の学生ポスター部門にて3つの発表してきました! ご意見&ご感想&もっと詳細を知りたい!!という方がみえましたら右側にある連絡先へぜひお願いいたします! plugin_slideshare エラー ( 正しいHTMLタグを入力してください. ) plugin_slideshare エラー ( 正しいHTMLタグを入力してください. ) plugin_slideshare エラー ( 正しいHTMLタグを入力してください. )
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**ゆとり教育** *member 上竹麻美 玉井希(B.M.) 瀧澤ひかり 永井優多 秋葉卓也 清水尚美 *song 北風小僧の寒太郎 大きな古時計 ビューティフルネーム にんげんっていいな みんなのうたをゆるーい感じで歌っていきます♬ よろしくお願いします(^^)
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序 現代学校教育論のはしがき 教育を受ける権利とは何か 教育を受ける権利の概要 永山則夫の場合 オウムの子ども 障害児の教育を受ける権利 教育をする権利はあるか 教育権の構造的理解 教師に教育の自由はあるのか 親の教育意思 学校評価 教育内容は誰が決めるか 伊那小学校実践の意味するもの 教育内容の自主的編成は不可能なのか 教育内容とは何か 教育内容を決めているのは何か、誰か 国家基準の実効性及びその確保手段 教育内容を巡るトラブル 部活動 教育費は誰が負担するのか 教育は無償か 教育費支払いの形態 公費と私費の関係 義務教育費国庫負担制度の改編問題 私立学校への財政補助 教育産業と教育費 教師の資質・資格は何か 教職は専門職か 教師の採用 教師の研修 教師の評価 教職免許更新制度をめぐって? 学校事故 学校の安全対策と学校事故 授業中の学校事故 部活での事故 休み時間等の事故 教師の生徒指導等による学校事故 教師に対する暴力 通学路 学校施設論 社会選抜と人生選択 日本の入試の競争的性格 多様な高校教育を保障するアメリカ 高度な学力を要求されるドイツ・フランス 日本の大学入試 特に私立大学を規定する要因 入試改革の諸側面 入試制度に代わるもの 教育的価値をどう扱うか 教育の中の政治 日の丸・君が代問題 忠誠の誓 所沢問題 日の丸・君が代 国民住民の意思をどのように形成するか 教育意思形成についての概略 文部科学省・国会 地方教育行政と教育委員会 学校運営協議会と学校評議会 学校選択の問題