約 732,628 件
https://w.atwiki.jp/gachmuch/pages/767.html
ポリ公どもが武器を持ったなら、ストリートにそびえ立つ岩のように立ち上がろうぜ そしてハード・ロックをガンガンに流すんだ 朝になったら角の所で仲間に会うのさ 縄張りを作って、武器を持ち、戦闘の準備 ペテン師だらけのこの世の中で、ホッとしてる暇なんかあるかよ オレたちを騙そうって連中がうようよしてるんだぜ それがストリートで暮らすってことなんだろうな、ahhhhh そうさ スミフ・ン・ウェッスンがやってきたら、どうするつもりだい オレたちと一緒に罪を犯そうか オレが姿を現す時はブートキャンプの仲間と一緒さ 金を稼ぐためだけにクロスオーヴァー・ヒットを放つような どうしようもないラップ・グループを打ちのめすために騒ぎを起こしてやるんだ 連中のマネをするつもりもなけりゃ、トップに立つつもりもない オレの心にあるのは、粗削りな曲でヒットを飛ばすことだけさ [Chorus] さぁ、始めようぜ、スミフ・ン・ウェッスン流のやり方でさ さぁ、始めようぜ、スミフ・ン・ウェッスン流のやり方でさ さぁ、始めようぜ、この瞬間を長い間待っていたのさ もう大人しくしてる必要はないんだ、胸と胸を合わせて、誰が一番強いか確かめようぜ オレの縄張りはオレのものさ、オマエは落ちこぼれたんだ 新しい法律と命令がスミフ・ン・ウェッスンによって生み出されたのさ 今じゃアンダーグラウンドな曲のほうが主流なんだぜ、オマエの曲は後で聴いてやるよ 仲間と一緒に大金を手に入れなけりゃ 寝てる暇なんてない、ストリートに繰り出そうぜ ミスター・ウォルトに会ったなら、オレたちには強烈なビートがあるってことを知らせてやるのさ オレたちでその場を仕切って、オレたちの曲を何度も何度もかけようぜ オレたちがノッてくれば、成功したのも同然さ、あとはどうやって渡りを付けるかだな オレたちみたいになりたがってるオマエらのために、アッと驚くようなものを用意してやるぜ なァ、本物のラッパーどもを連れてきてくれ Huhhhhhh 優秀なラッパー連中を崇めようぜ、オレたちはスミフ・ン・ウェッスン オレたちがどんな所でどんな暮らしをしてるか、ここで教えてやる オレたち流のやり方ってもんをさ [Chorus] ポリ公がオレの玄関のドアを叩いているぜ、またまたゾッとするような瞬間だな これを機会に恨みを晴らしてやるとするか ことが出来る連中もいないのさ 現実が厳しくなってきたら、狭い門でも通ってみせるぜ それでもオレたちは強い絆で結ばれているのさ 時代の警告を惑わすように、オレたちは罪を犯すんだ そんな時はオレを助けてくれ、そしてオレたちの心をひとつにまとめてくれ だからオレたちは敵に向かって降伏したりしない テックとオレは死ぬまで同じ罪を背負いなが生きてゆくのさ [Chorus]
https://w.atwiki.jp/booksring/pages/30.html
「……やれやれ。面倒なことになったもんだ」 溜め息と共に紫煙を吐き出して、青年は手元の名簿に記された二名の知り合いと、そして倒すべき宿敵の名前を交互に見つめる。 青年の名は空条承太郎。その外見たるや古風な不良といった様子だが、事実そういった認識は間違っていない。彼は素行不良児。ただ、世間一般のそれらよりもクールで物静かな荒々しさを持つ男だ。 やや使い込まれたお気に入りの学ランに嫌味なほどの凄みを醸させる筋肉質な長身もまた特徴か。 この成りで高校生とは末恐ろしいものがあったが、承太郎の真髄は腕っぷしの強さに留まらない。 彼の背後より具現する、人型のオーラ。 傍に立つ者――通称『スタンド』。言ってしまえば超能力の類に分類されよう。 承太郎は自らのスタンド『星の白金(スタープラチナ)』の指でもって首の後ろ側をそっとなぞる。すると、ほんの少しではあったが違和感を覚えた。 成る程、確かに己の身体にも魔女の口づけなる悪趣味な細工は施されているらしい。 「あのガキ……子供のイタズラにしてもやり過ぎたな。拳骨程度で済むとは思わない方がいいぜ」 今まで戦ってきたスタンド使い達の中にも、どうしようもない野郎は数ほどいた。 ラバーソール、スティーリー・ダン、J・ガイル。 皆この手で、或いは仲間の手できっちりぶちのめしてやったが……今回の敵、あの金髪の少女のやったことはその中でも間違いなく頭ひとつ抜けている。 群衆を静める為だけに何の罪もない女の首を穿ち、悲痛な叫びをあげる男をわざわざ見せ付けるようなやり方で処刑した――最早アレを邪悪と断ずるのにこれ以上の根拠は不要だろう。 幸い参加者の中にはポルナレフ、そして祖父ジョセフの名が確認できた。 彼らと合流出来れば万々歳だが、何しろこの島だって狭くはない。最低でも夜明け……第一回放送、遅ければ一日中歩き回っても出会えない可能性だってある。十分に考慮して行動する必要がありそうだ。 しかし、承太郎の最大の懸念はそこではない。 空条承太郎という男は『やる男』だ。 いざとなれば一人でだって戦う覚悟はあるし、それで自分が遅れを取るなど有り得ないとすら思っている。過信でなく、事実として自分の力量を把握している。――その彼をしても、危惧せねばならない事項があった。軽視すれば大変なことになる確信があった。 「DIO……!」 DIO。 ジョースターの血筋と深く忌まわしい因縁の糸で結ばれた、まだ見ぬ邪悪の化身。 実際に邂逅したことこそないが、それでも奴がどれほどの存在かは風聞で知っている。 そして、『肉の芽』。善良な人間だろうと奴の走狗へ瞬く間に変え、おまけに自分のスタープラチナ程の精密動作が出来なければ取り外すことさえままならないという非道な能力……目下最大の問題がこれだ。 花京院やポルナレフの例を見るに、あれはこの殺し合いでまず間違いなく猛威を振るうに違いない。 危険は伴うが、どっちらけだ。 いつか討たねばならない相手なら、此処でケリをつけてやる。 大分短くなってきた煙草をそれでも吸い続ける承太郎の瞳に恐怖や臆病風に吹かれた様子は皆無。 鋼のごとく重厚な『覚悟』の光が、夜空に瞬く星々さながらに爛々と照り輝いていた。 ――承太郎は、そこで不意に振り返る。 なんということもない。単に地を踏み締める足音が聞こえたから、確認のため身を翻しただけのこと。 如何にスタンド使いとはいえ、撃たれれば死ぬ。銃弾など容易くスタープラチナは掴み取るだろうが、こんなゲームを考え付くような奴のことだ。何かとんでもない兵器を持たせていたって不思議ではない。 話が通じそうならそれでいい。 もしも殺し合いに乗った奴なら――適度に打ちのめして、無力化させて貰おう。 そんな、やや物騒なことを考えつつ他の参加者との初めての顔合わせに臨んだ承太郎。しかしながら、彼は少しばかりの拍子抜けを余儀なくされた。 第一印象は、くたびれた男。 スーツに身を包んだ姿は如何にも糞真面目なそれなのに、顔色は窶れて今にも命が尽き果てそうだ。 最初は殺し合いの恐怖にあてられておかしくなってしまったのかと思ったが、どうも違うらしい。 中年男性は承太郎の存在を視認すると、どう声を掛けるか迷うような素振りを見せた後、覇気のない声色で口を開いた。どこか自虐的ですらある空の笑顔と共に、喪失した者の哀愁をありありと漂わせて。 「……未成年の喫煙は、褒められたものではないな」 「警察か。どうも苦手な人種だぜ」 菊の紋を見て、軽口を叩く承太郎。 札付きの不良として恐れられる彼へこうして指図してくる人間と会うのは久し振りだったが、よもやこんなところで『久し振り』を味わうことになるとは思ってもいなかった。 言っても眼前の男だって、そんな教科書通りのルールをこんな場所でまで押し付けてくるつもりはないらしく。ふう、と溜め息を吐き空を見上げ――なにか、とても遠いところにあるものを見ようとしているような。不可思議な視線を虚空へ送っていた。 どのくらいの時間が経ったろうか。承太郎が二本目の煙草を吸い終え、足で吸い殻を揉み消した。 一服は終い。大体これからどうするかについても頭の中で纏まったし、後はもう行動あるのみだ。 「……娘が、殺されたんだ」 独り言のように、唐突に男性が呟いた。 承太郎はいざ歩き出さんとしていた足を止める。 赤の他人の身の上話になど然程興味はなかったが、承太郎には彼の言う『娘』が誰で、そしてどのようにして殺されたのか――心当たりがあったのだ。 「あんた――あの女の父親か」 「……ああ。私は夜神総一郎。あいつ……夜神粧裕の、父だ」 夜神粧裕という名前は知らない。 ただ、承太郎は粧裕の死ぬ瞬間を確かに見ていた。 首の刻印が一瞬瞬き、次の瞬間にはその首筋に大穴が開いてスプリンクラーのように真っ赤な血潮を噴き出し、虚ろに目を見開いたまま血の海に沈んだ屍。見せしめにする意図もなかったのだろう。彼女は単に喧騒を静めるための道具として命を使い潰された。 犠牲者と縁のない承太郎ですら、あの蛮行には静かな怒りが沸いてくるのを禁じ得なかったのだ。 それが肉親であったなら……どれほどの悲しみとやるせなさかは、想像に難くない。 「ここには私の息子もいる。正義感の強い男だ、きっと今頃は妹の仇を討つと言って行動を起こしていることだろう……我ながら頼もしい息子だ。こんなところでしか自慢できないのが、皮肉だが……」 「……それで? あんたはどうするんだ」 が。 総一郎に対する承太郎の返応はあくまで冷たい。 元々沈着な質なことを踏まえても、少なくとも肉親を失ったばかりの人間相手には辛すぎる態度だ。 むろん、彼とて理由はある。それは至極単純に、失望を禁じ得なかったからだ。 「悪いが今のあんたからは、ちっとも『闘志』ってやつが感じられねえ……警察サマ相手となりゃ不謹慎だの何だのと説教されそうなもんだが、これから首を括ろうと考えてる自殺志願者ってのはきっと、今のあんたみてえな顔をしてるんだろうな……と思うぜ」 「…………」 「俺はあのガキをぶちのめし、ついでに倒さなきゃならねえ敵もぶっ倒して此処を出る。――が、どの道あんたは生き残れねえだろうな。なんとなく、俺には分かるぜ。じゃあな」 主催者は許せないと思う。 下らない理由で殺された奴は気の毒だとも思う。 だが、その『気の毒な出来事』をいつまでも引きずって、燻っている奴に用はない。 端的に言って足手纏いにしかならないからだ。爺の愚痴に付き合うくらいなら、件の優秀な息子とやらを探し頼った方がどれほど堅実か。 ざくざく草木を踏み締めて、一人で遠ざかっていく学ランの背中。 暫し無言でそれを見送っていた総一郎だったが、やがて悲痛な声をあげた。 「……なら! 君がもしも私と同じ境遇に置かれた時、どうする……!」 「――、―――」 総一郎は情けないと現在の自分の醜態を自覚し、自嘲していた。 だが頭で理解できるのと、実際に行動へ移してみるのとではてんで訳が違う。 あと一歩、踏ん切りがつかない。 期待する総一郎に対し、承太郎は深く嘆息した。 てめー、これじゃあ本当に落第点だぜ……とでも言いたげに半身を翻すと、彼は鋭い眼光により力を強く込める。 「この手で、必ず仇をぶちのめして『裁く』。誰に何と言われようともな……そうやって、『納得』させて貰うぜ」 そうして返ってきた言葉は、真実夜神総一郎が最も欲していた『解答』に他ならなかった。 なくしたものは帰らない。どれだけ嘆き、哀しみに暮れ、錯乱したとしても、また愛娘があの愛らしい笑顔で微笑むことは絶対にないのだ。彼女は死んでしまったのだから。総一郎も、その死体を見た。 本来承太郎のような人間を取り締まるのが使命の身、故に決して褒められたものではなかったが、今の彼に必要なのはまさしくこういう教科書の規範を外れた『荒々しさ』であった。 バトル・ロワイアルは必ず破壊する。 それでもって、娘の仇たるあの少女を必ず捕らえ、しっかりと警察に突き出してやる……! 「ま……待ってくれ! 私も君に同行させてほしいッ」 「頼んでないぜ、引率なんてもんは」 「私は刑事だ。たとえ君が拒もうとも、私には君を守る義務がある」 「……チッ、やっぱり鬱陶しい野郎だぜ」 悪態をつきながら、しかしあくまで自分のペースは崩さずこの森を抜けるべく歩を進める。 後からついてくる夜神総一郎の顔を一度だけ見たが――完全ではないにしろ、ある程度迷いは振り切ったらしい。スタンド使いでもない一般人を、目の前で死なせてしまうのは寝覚めが悪い。 乗り掛かった船だ。第一あの餓鬼の望み通りに事が運ぶというのも癪である。 聊か鬱陶しいのは事実だが、当面の同行者として一応宜しくしなければならないようだ。 「……やれやれだぜ――」 学ランの青年とスーツの中年、なんともアンバランスな二人が夜の闇を往く。 【F-1/森/一日目-深夜】 【空条承太郎@ジョジョの奇妙な冒険】 [状態]:健康 [装備]:マイルドセブン(煙草)@現実 [道具]:基本支給品、不明支給品1~2 [思考-状況] 基本:主催者を倒し、このゲームを終わらせる 1:不本意だが夜神総一郎と行動。 2:ポルナレフ、ジョセフとの合流は出来たらでいい。但し、DIOに出会った場合は覚悟を決める [備考] ※参戦時期はDIOの館に突入する前です 【夜神総一郎@DEATH NOTE】 [状態]:健康 [装備]:なし [道具]:基本支給品、不明支給品1~3 [思考-状況] 基本:主催者の逮捕。殺し合いの解体。 1:承太郎と行動。 2:月、及びLと合流する [備考] ※参戦時期は少なくともL死亡よりも前です 時系列順に読む 前:ソードフェイク・オフライン 顔晒し編 次:[[]] 空条承太郎 次:[[]] 夜神総一郎 次:[[]]
https://w.atwiki.jp/index-index/pages/3443.html
【種別】 人名 【初出】 新約十五巻 【元ネタ】 Wikipedia『サロメ』 ビジュアルはクラゲやクリオネをモチーフとしている。 【CV】 本渡 楓(ゲーム『とあるIF』) 【解説】 「絶滅犯」の異名を持つ凶悪犯罪者。血縁は無いが上里翔流に妹として育てられた。 褐色の肌にツインテールの銀髪を円盤状に巻き束ねた髪型の少女。 全裸の上から半透明のレインコートを2重に着て裸足という「浴室で死体を解体する時」のような姿。 その体はバトル用ボディ(化学反応で伸縮するサイボーグのようなもの)であり、欠損しても日用雑貨等で容易に修復可能。 サイボーグといっても、上条によれば「女の子らしい柔らかさ」はある。 だが、はいむら氏によれば「子供を作るとか育てるといった器官は存在しない」らしい。 上里に甘える用ボディは別に用意してあり、むしろ本人にとってはそちらの方が重要。 首に提げたプラスチック製の懐中時計は幼少期に上里に買ってもらった物でとても大切にしている。 上里によれば「ピーマンが苦手」らしい。 上里勢力に属する魔術師だが、上里勢力が形を成す前から既に「絶滅犯」だったらしい。 上里勢力の間では、人格が激しく不安定なのを除けば最も強大な実戦能力を持つといわれている。 魔術師としては、ケルト神話由来の『贄の術式』を使用する。 上述のバトル用ボディは同系の魔術『内的御供』によって自身の肉体を「贄」として捧げる際に代替品として用意したもの。 『内的御供』そのものの効果は「身体能力を格段に向上させる」もので、人間の関節では有り得ないような、舞うような高速移動を行える。 人間離れしたパワーもこの術式によるもので、これにより『外的御供』のスタートラインをより高い位置に引き上げている。 上里に理想送りが与えられる前から彼女自身も「壊れている」と自負する狂人であるが、 そんな彼女に唯一「普通に妹として」接してくれていた上里に好意を示している。 しかし、上里に理想送りが宿り上里勢力が結成されていく中で、 元々壊れていたお陰なのか、上里に対して唯一否定意見を言える存在となった。 現在は、「少女たちが歪んだのは理想送りが宿ったせい、理想送りが宿ったのは魔神のせい」 という単純な解釈で魔神を憎む上里を元に戻す為に行動している。 また、上里勢力の少女達を「砂糖漬け」と称しており、彼女らを嫌悪している節がある。 上条とは利害一致の為の協力関係であり、自身は上里の味方という線引きはしてあるものの、 上条が慕う兄と同じ「平凡な高校生」ということもあり、仲の良い仕事仲間のように良好に行動していた。 ちなみに、去鳴は「私は基本的にはお兄ちゃんの味方、そこは履き違えないように」と自分の立ち位置を明確にしている。 【作中での行動】 同じ上里勢力の少女らにとっても危険極まりない性質を持つ彼女は、 頭の電極で神経伝達信号を遮断して脳波レベルを活動領域以下に抑えることで行動を制限されていたが、 その後制御不能となり学園都市へ侵入した事が府蘭からの連絡で伝えられた。 そして12月4日、第二三学区にて旅客機のカーゴスペースに隠れて学園都市に潜入。 上条勢力の面々を攪乱して結束力を低下させて上里勢力の勝利を促す事を目的とし、御坂美琴や一方通行を襲撃。 超能力者(レベル5)を相手取り、相性の悪い一方通行に対しても余裕の態度を崩さず、御坂に対しては超電磁砲さえ打ち破るほどの力を見せつけた。 美琴と遭遇した際は『外的御供』を用いることで超電磁砲を目の前で吸収することで彼女を煽り立て、「あんたはそのままこっちへ進んできたら私以上になる」と評価を下す。 しかし一方通行との戦闘の最中、手当たり次第に被害を撒き散らす去鳴の暴走を止めるため、 去鳴の暴走のそもそもの要因である上条を上里が殺害しようとしていることを知る。 去鳴は上里の下へ突撃、「一番正しい解決策」として「テメェの取り巻き全員ぶっ殺す」と宣言する。 また上里翔流の『魔神』への復讐と『魔神』を庇う上条当麻を殺す事については、 「お門違いの八つ当たり」「魔神を全滅させて理想送りが消滅しても周りの取り巻きバカが元に戻る保証はどこにもない」と一笑に付している。 そうして、たった一人の「お兄ちゃん」が『魔神』の存在によって狂っていくのをどうにかしてやりたいと考えた去鳴は、 それに必要なのは上里勢力の少女達ではなく、上里翔流を一度完膚なきまでに叩きのめすような存在であると考え、 それを行える人間として上条当麻を救出。 その後、弱毒性サンジェルマンウィルス、サンプル=ショゴス、ファイブオーバーOS・モデルケースメンタルアウトなどを用いて理想送りを強奪した木原唯一と戦闘する。 「理想送り」や「木原」としての実力を振るう唯一に対しても、上里勢力の少女達の犠牲によって補充した、数々の武具を『外的御供』で上乗せ・合成することで善戦した。 元より上里翔流のためならば殺人も厭わない『上里勢力』故のブレない芯を持っていた事で、 理想送りの発動条件である『願望の重複』を満たすこともなかったため、圧倒してみせた。 しかし、現実世界と新天地との中継点となりうる理想送りの右手から、 唯一が『魔神』を呼び出した後は状況が一転(後に単なるブラフであったことが判明)。 バトル用ボディは不意の一撃によってほとんど全壊、上里勢力の少女たちの自己犠牲も無駄になってしまった…と思われたが、 ここで木原唯一は師の遺品である対魔術式駆動鎧のスペア保管庫に近づく美琴に気が付いてしまう。 激昂し、美琴を猛追する木原唯一を見て狙いが逸れた事を好機とした去鳴は、 上条に後を託して空から地上へ向けて滑空する唯一へ攻撃を加える。 この時の彼女は上条が着ているパーカーのフードに、バラバラにされた彼女のボディという形の 『武器』をひそかに隠し置いて、 増幅した『連鎖』を途切れさせないために取り込んでいた。 上条の躊躇によって生まれた隙を突かれて両腕を粉砕されるも、美琴が対魔術式駆動鎧を装着し、唯一を退けた事で事態は終息。 しかし去鳴は、脅威を乗り越えた事に安堵していた上条に対して、「御坂美琴はいずれ大きく踏み外す」と伝えるのだった。 【口調】 語尾に「~っしょ」「~じゃね?」を多用する、ギャルのようなフランクな話し方。一人称は「私」で、上里のことは「お兄ちゃん」、上里をライトに罵倒するときは「クソ馬鹿お兄ちゃん」と呼ぶ。 例)「今まで私がやってきた事については、お兄ちゃんと一緒に走り回ってたアンタなら分かるっしょ」 「やだなあ、こういうの。ひょっとして抜群に狂っているんじゃね?」 【余談】 対魔術式駆動鎧を使用した御坂美琴に対して「御坂美琴はいずれ大きく踏み外す」「壊れると言ってもいい」と上条当麻へ伝えているが、創約突入後も周りのサポートもあり、対魔術式駆動鎧を乗り物として使っていたりと、立て直しが出来たことで去鳴が上条に予言した展開には至っていない。 ただ、美琴自身は対魔術式駆動鎧への依存が高く、能力も敵には全く通用してない状態は変わっていないため、このまま憂いで終わるか、はたまた去鳴の予言通りになるのかは予断を許さない状況である。
https://w.atwiki.jp/undeerl/pages/126.html
皇居院(有 Sukarmreisen)とはハタ王国最高の行政機関を名乗るコスプレ集団である。 概要 ピスティルンターリブがxelken.valtoalとともに王国と連邦のぶちのめされてから王国の政治が連邦仕様となり一応の形で立法機関が成立する。民主主義をうたっているが行政をする議員の中にはスカルムレイ家も含まれているためどっちなのか分からずにぴすてぃるに走るウィトイターが続出している。 職員によると「一応の形で三権分立しているからおk」らしい。またクン・シーナリアの残党を名乗るクントイタクテイ派は「連邦が介入しても王国の専制政治の伝統は守られるべき」とほざいている。 そんな感じで成立した皇居院だがスカルムレイを生で拝見できる変態議員たちが暴走しほとんどの人たちがスカルタンを着たりするコスプレ集団となっている。 コスプレ スカルタン この行政機関は行政とか蚊帳の外でコスプレ文化祭を開催しており毎年アルパで行っている。一応客は来るがほとんどはウィトイター。スカルタンを着た女性議員が花形となっているがたまにいい年をしたおっさん(ハゲ)がスカルタンで女装をするとその場でWPを食らう。ちなみに衣装は自前らしいが実は裏ルートで仕入れている。 スカルムレイのスカルタン もはやトイター教の偶像崇拝禁止に抵触するんじゃないかとささやかれているがJATOは全く取り締まろうとしない禁断のコスプレ。やはり女性議員がやるがさすがにビビったのか、禿のおっさんは参加しようとは思わないらしい。3年に一度本人もそのままの格好で出てくるらしいが大量の変態ウィトイターが寄ってくるため常に王国警察がボディガードを行っている。ボディガードはもちろん女性。 FFの制服 こちらは主に男性の議員が着ている。多くの人が命はない人にあこがれて崩して着ようとするがそもそも奴らはボタンを留められるかどうかも怪しいのでよく舞台の上でスボンが落ちる。 ユエスレオネ政府との関係 一応スカルムレイ率いる皇居院はハタ王国の表の顔なのでユエスレオネからの使者に応じるがスカルムレイが現れる前に連邦の外交官は議員の鼻息で窒息してしまうらしい。
https://w.atwiki.jp/dangan_eroparo2/pages/153.html
苗木達が体育館に集まるが、特に何も起こらない 30分経っても何も起こらず、焦れた15名は探索に乗り出した 色々と調べまわったが、脱出口は見つからない とりあえず食事を皆でとることにした 一時間後、異変が起きた 全身が熱くなり、男達は勃起がおさまらず、女達も愛液が太股を伝う 顔を赤くしながらも、霧切が全ての食事や水に媚薬が盛られていたことを突き止める 男達のうち何人かが獣となって女を襲うが、大神によってぶちのめされる 皆、部屋に戻ってトイレなどで自己処理した 探索しても脱出方法はみつからない 飢えや乾きには勝てず、食事をとる 十分に火であぶったり、水をろ過したり工夫を凝らすが、媚薬は抜けきらない 何度も責めてくる性欲に、それぞれ頑張って耐えていた 数日が過ぎたある日 トイレで自慰していた苗木 、あとちょっとで達するといったところで、誰かが訪ねてくる 玄関を開けると、そこにいたのはオカズにしていた舞園 気まずいながらとりあえず部屋に上げる苗木。何の用なのか聞いてみると、一言謝罪される 舞園はそのまま苗木を押し倒した 一人、手を出す者が現れると、後はドミノ倒しだった 次々と性交する生徒たち、そんな時間が何日も続く 抵抗した石丸も隠媚な笑みを見せる女性を、力で排除できない 男だとばれた不二崎は、童貞と処女を同時に奪われた 大神も、穴があれば関係ないと強姦される なぜか盾子がもう一人増えていた。先にここにきて食事を摂って、一人個室に閉じ込められてヤバかったらしい 説明がむちゃくちゃだったが、もはや性行為の相手が一人増えたぐらいにしか考えられなかった 避妊も考えず、相手も誰でもよく、時間も場所も関係なく、カメラの事も気にしない 人間には防衛機能があり、どんな薬も常用すれば解毒作用が働く 苗木は霧切を犯しながら、そんな話を教わった その時が来れば媚薬も慣れて、冷静になるだろう。今はその時を待つしかなかった 何度も中出しされた女性陣は、確実に妊娠している。そして誰の子かはわからない 自分の子だといいなと思いつつ、苗木は霧切の体内に射精した 学園内の様子は世界に放映された 終わることのない乱交パーティーは世界の性意識を低下させる テロなどの行為は減ったが、反比例して強姦・売春が劇的に増加 世界は最低なままだが、人類の滅亡は免れた 絶望も希望も、欲望の前に敗北したのであった
https://w.atwiki.jp/alternativemind/pages/182.html
RANK 》S シナノAC // ライメイ・カイ Shinano // RAIMEI KAI ”お前らは俺と同じ消耗品扱いで戦場に送られる。だが機体は替えが利いてもパイロットは一度失えば戻ってこない。英雄になろうとして無様に死ぬぐらいなら生き恥と罵られてでも生きて帰ってこい。これは命令だ。” 所属 ベイラム 強化世代 未強化 ベイラムの主力AC部隊『レッドガン』に在籍しているACパイロット。レッドガンなので本来は番号持ちとしてナンバーを与えられるが彼は諸事情あってコールサインで呼ばれ続けている。 レッドガンに入る前の経歴は不明な点が多く、ナイルに拾われ、訓練生期間を経てレッドガンに入隊したことは判明している。しかしながら寡黙でありながら人を選ばず気さくに話に応じる姿はベイラムの隊員にも好評の模様。 一方で軍人としての厳しさも群を抜いており、軍服を着ただけの青年と侮ってかかると顔面が変形するほどの鉄拳を喰らうことになる。そのことからミシガンと並んで『歩く地獄、語らぬ鬼』と呼ばれている。 G7ハークラーとは訓練生時代からの友人。戦場ではコンビを組むことも多々ある。 使用するAC『ライメイ・カイ』はG1ミシガンの搭乗するAC『ライガーテイル』と同じく強力な火力と蹴りを含めた近接の殴り合いで圧倒する機体。大柄な機体に合わず機敏にミサイルを避け、相手の回避方向を読んでの蹴りはミシガン譲りのものである。 通信記録:レッドガン隊員の会話 + ... レッドガンの作戦を偵察していたアーキバスのドローンから回収した記録。G1ミシガンとG2ナイルが会話しているようだ。 ーーー 一体どうしただと?どうしたも何も、イグアスとシナノの馬鹿者二人がまた騒ぎを起こしやがった。ああそうだナイル。作戦を共同で実行していた二人が少し目を離した隙に喧嘩になり、そこからはACでの殴り合いだ。 ああわかっているとも。あの二人には鉄拳を入れて宿舎で謹慎にしておいた。 結果?二人のじゃれあいのか?お前も薄々わかっているだろう。シナノがイグアスを立ち上がれないほどまでにぶちのめして終わりさ。だがイグアスもいいのか悪いのか諦めが悪いもんだからヴォルタが止めに入らなければまだ続いたところだった。 投稿者 d2seaevo
https://w.atwiki.jp/dq_dictionary_2han/pages/1827.html
DQM1、2 【ぶちスライム】の王様。犬っぽい耳が付いている。 当然ながら、+値の高いぶちスライムを配合すれば生まれるが、結構早い段階で野生にも出てくるので、捕まえるほうが楽である。 メタルキングやワイトキングなど、上位モンスターの配合には欠かせない存在。 習得する特技はだいせつだん、ねむりこうげき、くちをふさぐ。 ただ、はぐれ狩りスポットとしてよく活用されるしばいのとびらでは、【はぐれメタル】と一緒に出る上、 攻撃力999のばくれつけんでも一撃では倒せず、眠り攻撃で邪魔をしてくるため、かなり嫌われている。 単純に攻撃力も高いので、三匹出たときはかなりげんなりする。
https://w.atwiki.jp/rozenrock/pages/598.html
OASIS 「LIVE FOREVER」 真紅「マンチェスターが誇る現役最強のロックバンド、OASISが1994年に発表した3rdシングルね」 蒼星石「覚えやすいメロディだけどどこか高揚感を覚える・・・スタジアムライブでシングアロングするには最高のナンバーだよね。流石現代有数のソングライター、ノエル・ギャラガーだよ」 雛苺「めいべーどんりりうぉらなーう」 真紅「・・・・・・」 蒼星石「・・・突っ込まないの?真紅」 真紅「・・・流石にもう疲れたわ」 水銀燈「なんかしょぼい演奏だわぁ。メロディはいいけどねぇ、ギターソロも退屈よぉ」 蒼星石「確かにこの頃は彼らもデビュー直後だしね。この曲のPVでは、墓に埋められるという悲しい役回りだったドラムのトニー君はすぐに解雇されちゃうくらいだし、演奏テクニックについてはしょうがないんじゃないかな」 水銀燈「それにボーカルの声も耳障りだしぃ~」 雛苺「ボーンヘッドはガチ」 真紅「・・・・・・」 翠星石「水銀燈!何言ってるですか!?リアム・ギャラガーは現代のジョン・レノンなのですよ!?」 水銀燈「わたしにはただのフーリガン崩れにしか見えないわぁ」 翠星石「!!!」 紅・蒼「「(ああ、また始まる・・・)」」 翠星石「やる気だって言うですか!?NMEの前ですよ?」 紅・蒼「「(NME・・・?)」」 水銀燈「あらぁ、わたしはいつでもかまわないわよぉ?」 翠星石「何が気に入らないって水銀燈のデーモン・アルバーンじみた薄ら笑いほど気に障るものはこの世にないですぅ!足腰立たなくなるほどぶちのめしてやるですぅ!!」 水銀燈「翠星石なんかエ○ズにかかって死んでしまえばいいのだわぁ」 (以下――大乱闘につき割愛) 蒼星石「ギャラガー兄弟がしょっちゅうケンカするのは有名だけど・・・さ。 僕達まで姉妹ケンカまでする必要ないじゃないか・・・」 真紅「それでもOASISは10年以上続いているのだし、大丈夫でしょう」 雛苺「ファッキン!ファッキン!」 蒼星石「さっきから雛苺は何を言ってるんだろう・・・?」 真紅「ギャラガー兄弟の口調でも真似してるんでしょう。関わらない方がが身のためよ」 雛苺「(真紅も蒼星石も相手にしてくれない・・・。腐れマ○コ野郎ですー)」 終わり 短編連作SS保管庫へ
https://w.atwiki.jp/indexorichara/pages/378.html
【名前】蜘蛛井 糸寂(くもい しじゃく) 【性別】男 【所属】科学/スキルアウト 【能力】なし 【概要】 スキルアウト『ブラックウィザード』幹部。10代前半……らしい。 『ブラックウィザード』特殊部隊・手駒達(ドールズ)を取り仕切る。 コンピューター操作やジャミング、ハッキングに長ける。 もとは『ブラックウィザード』との勢力争いに敗れた、小規模能力者狩りチームの情報担当。 そのチームが規模を縮小し『ブラックウィザード』に取り込まれたのは彼が「守護神」に喧嘩を売って 返り討ちにされたからなのだが、それにより「守護神」を逆恨みしている。 網枷双真とはウマがあっていたが、網枷がなぜか頑なに風路鏡子を「手駒達」入りさせるのを拒否し続けるため 関係に亀裂が生じている。(約束では風路を中毒にしたら「手駒達」入りさせる手はずだった) 構成員の薬物中毒者たちが、なぜか神のように崇める仰羽智暁を毛嫌いし危険視しており、何とか『ブラックウィザード』から 追い出そうとしている。そのために陰湿ないじめを行うが、そのたびに伊利乃希杏にお仕置きされている。 最近では「伊利乃さんにお仕置きされたいがために、仰羽をいじめている」とか 「蜘蛛井そこかわれ」とか「蜘蛛井さんマジドM」とか「変態紳士」とかさんざんな言われようである。 上記の理由抜きでも構成員からの評判は良くなく「いつか謀反を起こすんじゃないか」とさえ言われている。 彼自身「守護神」を完膚なきまでに叩きのめすこと以外興味がないらしく『ブラックウィザード』入りもそのための手段でしかない。 しかし仲が悪かったはずの永観策夜と密会を行っている様子もあり、あながち間違っていないのかもしれない。 常に手駒達の中の屈強なボディーガードを引き連れている。 【特徴】 身長160cm 胸のあたりまで伸ばした手入れしていないボサボサの茶髪。全く鍛えてなさそうな体で小太り。 視力はかなり悪く、暗視機能付きの遠距離でもよく見える加工を施したゴーグルのような眼鏡をかけている。 三白眼で目の下にクマができている。『ブラックウィザード』の象徴はメンバー内では最もポピュラーな黒いジャケット 【台詞】 一言でいえば残虐な子供(ガキ) 「ボクは守護神を叩きのめすこと以外に興味はないよ」 「また中毒者(オモチャ)が壊れちゃった。次、補充しといてよね」 「くそおおおおおおおおおおおおおおおおお!ボクの計画が狂うはずないないないないないないないぃぃぃぃ」 【SS使用条件】 一言でいえばクソ野郎です。ぶち殺してもいいのよ
https://w.atwiki.jp/ls2014/pages/134.html
情報交換(大嘘)◆lip1g.SKtc 「うーん」 夢の中だとはいえ、やはり歩き続けるのはとても辛い。 てゐからは情報はあらかた聞いたので広げるネタはないし、かといって自分の情報といえば僕自身のことだけなのでこれも話のネタにはならない。 世間話はどうだろうか。夢の中とはいえ、摩訶不思議な設定を持つ彼女だ。きっと面白い話が聞けるに違いない。 と考えたのだが、夢が考えた設定を延々と聞かされるのはげんなりとするので、これはパス。 そうなると手立てはない。はてどうしたものやら。 「ねえ」 「何?」 考えていると、てゐから助け舟を出してくれた。 「あそこに人、いるわよ」 てゐが指を指した方向を見ると、妙な髪形の少年とこれまた宙に浮いた黒髪の少女だった。 夢の中では女の子は空を飛ぶ能力でも持っているのだろうか。 やはり漫画の読みすぎかもしれない。しばらく漫画を読むのは、止めにしたほうがいいだろう。 「話しかけてくるね」 「分かったわ」 とりあえず自分が申し出て、話しかけることに。 てゐは自分の少し後ろをついてくる。 「あのー……」 二人の近くに寄って、一声をかける。 男の人は声に気がついたらしく、自分がいる場所に顔を向けた。 近くで見ると、やはり髪型は姉さんと引けをとらないぐらいに変だった。 髪色も毒々しい紫色で、目つきも悪いし不良の類かな、とカツオは判断した。 「なんだ?」 「僕、磯野カツオっていいます。殺し合いには乗っていません」 ホールドアップをしてアピール。 半分は嘘で半分は本当のことだ。今は、殺し合いには乗っていない。 不良(仮)は僕をチラリと見ると、後ろの方へと視線をまわした。 「そこのウサギは、どうなんだ?」 てゐは僕が相手にして見せたように、ホールドアップをして首を左右に振った。 再び視線は、僕の方へと向く。 「それで、何の用だ?」 「はい、情報交換をしたいな……って思って」 「……俺は情報をあまり持っていない。誰かに会ったのはお前等が始めてだからな」 「はあ、そうですか……」 いや、それも立派な情報の一つだ。 つまりこの不良が通った場所には人っ子一人もいないということで、行く意味が無いと知らせてくれたのだ。 「先にコチラから聞いいていいか?」 「いいですよ。なんでしょう?」 「木之本桜を知っているか?」 □□□ 心の中でカツオに不良呼ばわりされた男――神代凌牙は、頭を抱えため息を吐いていた。 隣には、先ほど情報交換をしたいと申し出た少年。 空中には、ナッシングとてゐが浮遊していた。 (後少しの辛抱だな……) 情報交換の後に、カツオが切り出したのは「街に行くんですか?」という問いだった。 これに対して俺の返事は肯定。それを聞いたカツオは「途中まで一緒して良いですか?」と返した。 寄りたい場所があるのか、と場所を聞くと磯野家と答えた。 カツオの名字は磯野、つまり彼が住んでいた場所だろう。 行きたい場所の直線状に磯野家は存在していたので、凌牙は受け入れたのであった。 (まあ俺も、行きたい場所があったしな) マップを見ていると、気になる場所――というか知っている場所が一つあったのだ。 ハートランド、自分達が暮らすハートランドシティの中心部に存在する遊園地。 マップを見て遊馬や璃緒がここに来るかもしれないと踏んだのだ。 (いなかったら……どこにいるのかはお手上げだな) ここから遠い場所に飛ばされたのかもしれないし、或いはここに来るつもりは無いのかもしれない。 とりあえずは行ってみる。街だし、誰かしらは見つかるであろう。 (――ベクターがいなけりゃいいが) ベクターではなくとも、殺し合いに乗っている奴がいれば戦わなくてはならない。 自分の武器はどうやらこのデッキらしく、モンスターを現実に召喚して攻撃を行うというもの。 つまりデュエルで殺しあえということだ。 (いざとなりゃ、やるしかないか) 妹や遊馬と再開していないのに、むざむざと死ぬわけにはいかない。 ベクターをぶちのめしていないのに、まだ死ぬわけにはいかない。 (それに、ナッシングのこともあるからな) ナッシングの友達探しもそうだし、もし俺が死んでコイツが自由の身になれば何をしでかすか分かったものではない。 友達を探すことを邪魔をする者は容赦なく攻撃するだろう。現に自分が――そういうつもりではなかったが――そうだった。 黒い球体を生み出し、威力はそこにあった地面を抉る程だから、人間が受けたらひとたまりもない。 回避に失敗すれば、死にはしなくとも身体の欠損は免れない。 「……あ、僕たちはここまでですね」 考え事をしている内に、どうやらカツオ達のほうは目的地に到着したらしい。 指をさした方向には、自分達が住んでいる世界では見ることのない、おそろしく古めかしい建物だった。 「それじゃあ、僕たちはここで」 「ああ、死ぬんじゃねえぞ」 カツオ達が家へ入っていくのを見届けると、凌牙もハートランドを目指して歩き出す。 歩き出すついでに、中断した思考を再開させる。 (そのためにもさっさと、木之本桜を探さないといけないんだが……) ナッシングの目的はお友達――クロウカードを返してもらうこと。 問題なのは所有者である木之本桜、彼女のスタンスがどちらかによる。 名前と性別しか情報が無い為に、凌牙は彼女に関する情報が欲しかった。 809 名前: 情報交換(大嘘) ◆lip1g.SKtc [sage] 投稿日: 2014/03/09(日) 20 05 15 1/0TJsnU0 (まさか一発で手に入るとはな……) 初めて出会った人間、磯野カツオ。 彼は木之本桜についてこんなことを言っていた。 『てゐが彼女に襲われたらしいんです。仲間も引き連れていたとか』 てゐ曰く、最初は良い人かと思ったら突然襲い掛かってきたのだそうだ。 どんな服装をしていたかと聞いてみたが、あまり思い出したくないらしい。体が震えているのを見ては聞く気にもなれない。 まとめると木之本桜は危険人物で、しかも同じ方針の奴と同盟を組んでいるらしい。 (チッ……面倒なことになりやがった……) 凌牙は気を引き締め、思考を打ち切った。 【D-4 市街地 /黎明】 【神代凌牙@遊戯王ZEXAL】 [状態]:健康 [装備]:デッキ(神代凌牙)@遊戯王ZEXAL、デュエルディスク@遊戯王ZEXAL [道具]:基本支給品一式 [思考・行動] 基本方針:殺し合いをぶっ潰す 1:遊馬、璃緒、木之本桜を探す 2:ベクターを見かけたら、ぶちのめす 3:木之本桜は悪人の可能性が高い……? 4:ナッシングの力を警戒 ※参戦時期は、真月零がベクターだと判明してからナッシュの記憶を思い出すまでです。 【『無』@カードキャプターさくら(アニメ)】 [状態]:魔力消費(小) [装備]:無し [道具]:無し [思考・行動] 基本方針:お友達(さくらカード)を返してもらう 1:木之本桜を探す 2:お友達を探すのを邪魔するものは消す ※制限については、後の書き手の方にお任せします。 □□□ ピシャリと戸を閉めた後にカツオは、居間へと向かった。 ランドセルを自分の近くに置き、いつもの定位置に座る。 てゐもランドセルを置いて、カツオの隣に座る。そこはワカメが座る位置だった。 「私の演技はどうだったかしら?」 「バッチリ。服装に関しては一切情報が無かったから、有難かったよ」 「そう、それなら良かったわ」 ランドセルから取り出したのは、パッケージに『間宮羊羹』と表示された棒状の物。 中身は勿論羊羹であった。 爪楊枝が無いので、仕方なく手で掴んで一口。 程よい甘みが口の中に広がっていく。 「てゐも一口どう?」 「人の手づかみで、人の食った後なんて食いたくないわ」 「それもそうだね」 少々配慮が足りなかった。これは反省すべき点だろう。 羊羹を口に放り、租借して飲み込む。 「さて、次の手を考えたいなあ。ここら辺人多そうだし」 「その分危険な奴がいる確立が上がったけどね」 「うん。フランドールと、凌牙さんが言うに真月零も危険らしいし」 「それで、どうするの?」 「確か僕の支給品はあと一つあるから、それを確認したらここを出よう」 カツオは自分のランドセルを膝元まで持っていき、中身を漁る。 出てきたのは、棒だった。 「何これ……ただの棒じゃない」 「――いや、これ普通の棒とは段違いだ」 傍から見ればただの棒に見えるが、触ってみれば全く違うのが分かる。 材質、手触り、ただのぼうっきれの基準を遥かに超えたこの棒は、『とてもいいぼう』と呼ばれる棒であった。 「ただの棒にしか見えないけど……」 「まあ、無いよりはマシってね」 棒を片手に、カツオはむくりと立ち上がる。 「それじゃあ、行こうか」 【D-4 磯野家 /黎明】 【磯野カツオ@サザエさん】 [状態]:健康 [装備]:ゴキブリ帽子@ドラえもん、とてもいいぼう@MOTHER3 [道具]:基本支給品一式 [思考・行動] 基本方針:あらゆる手段で生き延びる 1:殺しに乗ったフリをする。ただし、いざとなったら本当に殺す 2:偽りの情報で他の参加者をかく乱する ※これを夢だと思い込んでいる、もしくは自己暗示をかけています ※てゐを非力な年下で力のない妖怪と思い込んでいます ※神代凌牙から真月零の情報を聞きました 【因幡てゐ@東方Project】 [状態]:健康 [装備]:なし [道具]:基本支給品一式、毒殺ティーセット@名探偵コナン、カツオと交換した支給品 [思考・行動] 基本方針:あらゆる手段で生き延びる 1:殺しに乗ったフリをする。ただし、いざとなったら本当に殺す 2:偽りの情報で他の参加者をかく乱する ※ゴキブリ帽子とカツオの何かの支給品と交換しました ※『人間を幸運にする程度の能力』の制限を一部確認しました。自分には使えないようです。 そのほかの制限は他の書き手にお任せします。 【間宮羊羹@艦隊これくしょん】 補給艦間宮が持つ籠の中にある羊羹 【とてもいいぼう@MOTHER3】 ざいしつがよくてになじむぼう。オフェンスが34上昇する効果がある ≪044 卑怯なお人形 時系列順に読む 046 ブラコンと面倒臭さは感染する≫ ≪044 卑怯なお人形 投下順に読む 046 ブラコンと面倒臭さは感染する≫ ≪039 カードキャプターしゃーく 神代凌牙の登場SSを読む ≪037 夢のENDはいつも目覚し! 磯野カツオの登場SSを読む ≪037 夢のENDはいつも目覚し! 因幡てゐの登場SSを読む