約 2,765 件
https://w.atwiki.jp/ranoberowa/pages/158.html
第118話:なるようにならない最悪―If nothing is bad― 作:◆xSp2cIn2/A 「ところで凪ちゃん」 「初対面の奴をちゃん付けで呼ぶか? ふつう」 言われてしまった。はて? そんなにおかしなことだろうか。 「だって君は僕より年下だそうじゃないか。ぼくはこれまで年下の子には例外なくちゃん付けで呼んできたんだよ」 もちろん適当である。どんな風に呼んでいたかなんて覚えているわけ無いではないか。 だいたい対人記憶能力に重大な欠陥を持つ僕にしてみれば名前を覚えている人なんて あの島で、ともに壮大なるラブストーリーを繰り広げた千賀ひかりさんだけだ。(一部脚色あり) 嘘だけど。 「ふぅん、まぁいいや。それより今のうちに寝ておけよ、やっと落ち着いた状況になったんだ。 どうせこれまで一睡もしてないんだろ?」 そのとおりである。しかしぼくは寝顔を他人に見られるのが嫌いなのだ。 春日井さんがぼくのアパートに来た時も、そのせいでよく眠れなかった。 「やっぱり、ぼくには孤独が似合ってる……か」 戯言だ。 この状況、何人かでかたまっていた方がいいに決まっている。 それを考えると、ダナティアさんとはぐれたのは痛かったな、美人だったし。 凪ちゃんもかなり美人だが、ダナティアさんにはどこか、怪しい大人の魅力があった。 「その点で考えてもやっぱり痛いな」 「あ? どうした。なんか言ったか?」 「あぁ、零崎、参加者名簿を見せてくれないか? さっき言った通り、何も持ってないんでね」 零崎は あぁ、と言うと、デイパックの中から名簿を取り出し放ってよこした。 ぼくは参加者名簿を覗き込む。やはり知らない人ばかりだ、単純に忘れているだけかもしれないが。 って、ぼくの名前いーちゃんってなんだよ。普通愛称で書くか? 零崎に、あぁ、哀川さんも参加しているようだ。これはもう優勝者は決まったも同然だな。 そして、 「なっ!」 その下に、ありえない、名前を、みつけた―― 「子荻……ちゃん……」 そんな、ありえない。確かに子荻ちゃんは姫ちゃんに殺されて、ばらばらになって―― 死んだはずだ! ぼくは確かにこの眼で見ている。子荻ちゃんの頭部が胸部が腹部が肩が腕が手が指が腰が尻が脚が足が、輪切り状に、飛び散るのを。 ぞっとするほど冷たい視線でぼくを見据えながら名乗りを上げる子荻ちゃん。 クロスボウでぼくを狙う子荻ちゃん。 ぼくを無為式と呼んだ子荻ちゃん。 ぼくの言葉に顔を真っ赤にする子荻ちゃん。 さまざまな子荻ちゃんがぼくの中でフラッシュバックする……… そんな、そんな馬鹿な。それこそ、戯言だ、先月の助教授でもあるまい。 「そんな……」 ばか…な…奴らは……あの優男は…… 「死者……を…生き返らせることが……できる…?」 【残り98人】 【F-4/森の中/1日目・04 30】 【いーちゃん(082)】 [状態]:健康 子荻ちゃんの名前を見て錯乱中 [装備]:なし [道具]:なし [思考]:お互いに見張りあい体力を回復 【霧間凪】 [状態]:健康 [装備]:ワニの杖 サバイバルナイフ 制服 救急箱 [道具]:缶詰3個 鋏 針 糸 支給品一式 [思考]:とりあえず隠れて体力を回復、および状況の変化を待つ 【零崎人識】 [状態]:平常 [装備]:血の付いた出刃包丁 [道具]:デイバッグ(支給品一式)サバイバルナイフ [思考]:惚れた弱み(笑)で、凪に協力する。体力を回復 周囲には糸で作られたトラップが張られている。触れると3人が気付くが触れた人間は気付かないしくみ。 ←BACK 目次へ(詳細版) NEXT→ 第117話 第118話 第119話 第112話 時系列順 第130話 第096話 霧間凪 第125話 第096話 いーちゃん 第125話 第096話 零崎人識 第125話
https://w.atwiki.jp/bouncer/pages/14.html
コウ・レイフォー 全身にタゥーをした優男 戦闘スタイルは長い足を生かしたテコンドー 足技はリーチが長く、全体的に使いやすい技がそろっている 投げも持っているため、足技の間合いでの攻めは強力 弱パンチから安定してダメージを取れる上に、円月拳によるループコンボがあり、火力も高い ステータス 体力:200 攻撃力 185 防御力 210 通常技、連携一覧 上段攻撃 右手刀 左手刀 三連手刀 弱H 弱H 弱H 基本的な連携 この後にダウン追撃してお手軽にダメージが取れる 手刀アッパー 弱H 強H 上記連携の派生 相手を吹っ飛ばす 一段目がヒットしても二段目前にガードが間に合ってしまうので使うことはほとんどない 三連回し蹴り 強H 弱H 弱H 隙が大きく、ガードされたら反撃確定 姿勢が少しでも低いと当たらない上に、当たっても2段目がスカり易い 弱Hしようとしてよく漏れる 中段攻撃 蹴り上げ ネリチャギ 弱M 強M リーチがそれなりに長い蹴り 一段目が当たると二段目は確定 個人的に見た目が好きなのでよく使います 胴回転踵落とし 強M 体を回転させてのかかと落とし 上中下全段攻撃できる やや発生は遅いものの、攻撃前に少し前進し、攻撃後半歩下がるため、ガードさせるとコウの戦いやすい間合いになる 倒れた相手にも一応当たる ジャンプ攻撃 ローリングスタンプ 弱J 体ごと一回転して脚で踏みつける かなり前に進むので開幕の接近や奇襲に ダウン状態の敵にも当たるので、少し離れたところで倒れた敵にもう一発当てたいなんて時にも使える フライングスピンキック 強J リーチは短めなので少々使い辛いが貴重な全方位攻撃 タイガーサイドキック ダブルサイドキック 方向キー+J J リーチがそこそこ長く、ヒット時は相手を吹っ飛ばすので混戦時に有効 下段攻撃 下段後ろ蹴り 後ろ蹴り足払い 弱L 強L 1段目はダウン状態の相手に当たらない 姿勢もそこまで低くないので使いどころは微妙 回転足払い 強L ダウン状態の敵への追撃用だが、もっと優秀な技があるので空気 一応打点の高い技はスカせる ちなみにうまく当てると2ヒットさせることができる 草刈蹴り 方向キー+L 姿勢が低くなるので割と使える リーチも長いのでガードされても反撃を受けない距離がある エクストラスキル 落鳳脚(ラクホウキャク) ES+L 高高度から一気に蹴り降ろすカカト落とし 安定のダウン追撃技 他にも混戦状態のところにチェインヒットを狙って吹き飛ばすためにも使える 円月拳(エンゲツケン) ES+M 後方にまで達するアッパーカット 相手が高く跳ぶためコンボをしやすい 打ち上げた相手を更にこの技で打ち上げることも可能 風雷旋(フウライセン) ES+J 上下段連続の回し蹴り 初段は下段技を、二段目は上段の攻撃をそれぞれ避けることが出来るが、発生があまり早くないので使う機会は少ない 山嵐(ヤマアラシ) ES+H 我流の背負い投げ 重要な投げ技 全身しながら掴み掛るため、若干リーチは長め 天雷脚(テンライキャク) ES+L+J 蹴り上げとカカト落としの強力な連携 カカト落としのダメージはこのキャラ屈指のダメージを誇る タイミングはシビアだが円月拳から繋がる 虎連旋(コレンセン) ES+M+L 下・中・中段の回し蹴りコンビネーション 発生は余り早くない上に、ガードされると反撃確定 リーチは長いが、前進してしまうため距離を置いて出しても反撃を受けてしまう ガード削りに使えないこともないが・・・ 騰空虎襲脚(トウクウコシュウキャク) ES+H+J 跳び蹴りの三連 前述の技よりも使い勝手が良い とりあえず攻撃を当てたい時などに ガードされても反撃を受けない 猛虎連舞脚(モウコレンブキャク) ES+H+M 息もつかせぬ蹴りの7連打 ―と説明にはあるが当たっても3段目、6段目の後にガードが出来てしまう隙まみれの技 ただ、ガードされても反撃を受けないので安定のガード値削りに使える
https://w.atwiki.jp/phlogiston/pages/670.html
高涼荊(コウ リョウケイ) 種族:妖魔 性別:男性(異論はあるかもしれないが) 年齢:不明(外見年齢・妖魔と化した時は20代半ば~後半 実年齢千数百歳) 身長:180cm クラス:元宦官・中常侍、現ヘルツォーク公爵執政補佐・秘書 属性:? 属性均衡:? 「私に地位と力をお与えください。あなた様はお望みのまま、享楽に身をゆだねられましょうぞ」 設定 概略 ヘルツォーク公バージルの執政を補佐する宦官であり妖魔。 かつて康翠蓮とともに公爵家に取り入り、佞臣として転覆を目論んだが失敗。以降、忠実な部下として仕えている。 墨色の髪、切れ長の目、白い肌に朱の化粧を施し、長身でありながら女性的な肉付きのほっそりした体を持つ中性的な美男子。 優美な外見に加え、宦官であるため声が高く、初対面の人は説明されないと性別の区別をつけられない。(女装したら女性にしか見えない) その外見のためになよなよした優男ととらえられがちだが、心の根っこはどんな一般男子にも負けないほど熱い心を秘めた漢である。 優秀な事務処理能力を持つのみならず、有能な戦略家・政治家であり、冷静な、時折狡猾さを交えた判断でバージルの執政を助けている。 過去 千数百年もの昔、貧しい一家の末っ子として生まれた。 貧民に似つかわしくない端麗な容貌をしていたため、宮廷に入れて一家の生活を楽にしようとした叔父に騙され、去勢手術を受けさせられて幼くして宦官として宮廷に入れられた。 家族を怨むでもなく宮廷に仕えていたが、その時後宮に入った康翠蓮の世話をするうち親しみ、皇帝以上の主人として慕う。 やがて国が乱れ、反乱がおき、宮殿は火の海になった。 翠蓮は国が乱れたのは皇帝にうつつを抜かさせた自分に一因があるとし、自害しようとしたが、涼荊はそれを止め、将軍に変装して翠蓮を宮殿から連れ出す。 しかし、山奥へと逃げる途中、追手のために深手を負ってしまう。 おりしも翠蓮が流産し、二人ともに衰弱して死を待つばかりとなったが、己らの情況に怒りと悲しみを覚えた涼荊は翠蓮を誘惑し、外法を執り行ってともに妖魔へと変じる。 それから千数百年の間、国を変えては皇帝の寵臣と寵姫として取り入って国を乱し、また国を変えるという気の長いながら破壊力抜群のコンボ技を繰り返していた。 ヘルツォーク公家に取り入って潰そうとしていたが、翠蓮がフレイオニールに恋をしたこと、また、涼荊がバージルに思慕の情を抱いてしまったため、計画は頓挫する。 現在は下心なく、真心をもって仕えている次第。 性格 宦官であることもあり、多分に女性的な面を持つ。 小さいもの・弱いものに母性本能に似た愛情を抱き、気の弱い柔弱なところ、涙もろいところがある。 また、それとは裏腹に相手をいたぶって楽しむ残忍さ、冷酷さ、狡猾さを併せ持ち、ヒステリーを起こしやすく、悪意を持った時これらの性格はより顕著になる。 しかし、これらのねじけたところは様々のおぞましい経験やコンプレックスによるものであり、本来は柔らかな物腰で丁寧、ユーモアを解し、一本気で愛情の多い気質でもあり、生まれ持っての性質は善良な方。 関係 翠蓮とは恋愛・友情・主従、あらゆるつながりを超えた人間の最高の絆を持って結ばれている。 バージルには恋に近い思慕の情と忠誠心、感謝の念を抱き、寵愛を受けている。 ヘルツォーク公家の他の人間とも関係は良好。 備考 手籠めにされた経験もあって、ダジを恐れていたが、今では特に怯えることなく接している模様。 頭脳派で体力もないが、土壇場になると火事場の馬鹿力で凄まじい武芸の腕前を披露することもある(青竜刀、方天戟を振り回すなど)。 普段の武器は自身の妖術と、それを120%発揮するのに使う羽扇である。この羽扇はデータファイルとして使うこともある。
https://w.atwiki.jp/comic_wikki/pages/79.html
世の中にまだ賞金首がうろうろしていて賞金稼ぎが虎視眈々と狙っているなんともオーソドックスなウエスタンの時代。ここに記す男は後に「ワイルド・ガン」の異名を貰う男である。 間話 Idiot Meets Sadistic Lady ウエストサイド・ミガラ地方、フィナルタ荒野 「お~い。起きろ~。」ぼんやり声が聞こえる。 (誰だろう?女の人みたいだけど・・・)ゆっくり回復する意識。 (早くどんな人か見てみたいな)そして目の前に居たのは―――――― 「し・・・・師匠っ!!!!?」 「?あんた大丈夫?」よく見るとフォラーレ(面倒なんで以後フォール)より年下の少女だ。 「・・・・・・・・・誰?」本当に困った。フォールはそう思う。 「こっちのセリフよ。」少女は迅速なツッコミを入れる。 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」しばしの静寂が続き、 「そうだ!ラッツは・・・・」フォールが辺りを見渡すとラッツは倒れていた。 「その男なら殺しておいたから安心していいよ。」 あまりにもサラッと。 「殺す必要はあったんですか?」 「あんた死にかけたのよ?いつまでも《良い人》じゃいつか死ぬわよ。」 確かにそうだった。フォールは何らかの形で彼女に助けてもらっている。 (俺は甘すぎるのでしょうか・・・・)フォールは自分の生き方に疑問を投げかける。 「で、あんたフォラーレ・バックスタッバーでしょ?」 唐突な質問だった。 「・・・・・何者ですか。」 「あたしはエリン・マクナガル。バウンティーキラーよ。」 バウンティキラー。賞金首と賞金稼ぎを中心に殺している国家承認暗殺部隊。 「わかった?あんた、フォラーレ・バックスタッバーはあたしのリストの一番上にいるの。」 「なして?」拍子の抜けた声が漏れた。 「あんたは女性の敵なのよ!!」訳が分からん。 ドドドドドド!!!!ライフルが火を噴く。 「うわわわ!!!」フォールは身近な岩に姿を隠すが、長く持ちそうに無い。何故ならエリンのライフルの威力は相当らしくどんどん削れているからだ。 「あんまり女性とは争いたくないんですがねぇ!!!」フォールは銃に弾を込めつつ叫ぶ。 「この後及んで優男のまんまか!!!!この色ボケ男!!!!」エリンはお構い無しに撃ち続ける。 ガシャ。リロードの音だ。 (アタックチャーンス!!!)この一言しかフォールの頭に浮かばなかった。 (頼みますよ地ノ銃(テラ)!!!!) ドガァァ!!!! 「きゃあ!?」エリンは地面ごとひっくり返った。 「ちょっと手荒でしたねぇ・・・・」フォールは少し呆れた声を出した。 恐るべきは彼の放った一撃は大地をえぐり、地殻を変形させるほどの威力。 「あんた化け物!?」ひっくり返ったままエリンは叫ぶ。 「あらら。大丈夫ですか?」眩しい笑顔とともにフォールは手を差し伸べる。 「・・・・・・・」エリンは已むを得ずフォールの手を掴み、立ち上がる。 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」長~い沈黙が二人を包む。 「え~・・・・あ~・・・これからどうするんですか?」フォールが切り出す。 「あたしは町に帰るわ。お姉様も待ってるはずだし。」エリンは地図を取り出す。「なんでお姉様があんたを殺るのをやめとけって言ったか分かったわ。」 (俺のことを知っている女の人・・・・しかも一際詳しい・・・)フォールが考え事をしていると、 「報酬はあたしが貰うわよ。」Here comes 爆弾発言 「構いませんよ。」にっこりと微笑みながらフォールは即答で返す。「あなたのような人なら喜んで手柄を渡しましょう」 「だ~か~ら~!!!」ドパァン!!!ライフルが炸裂し、夜の荒野に青年の断末魔が響き渡る・・・・・。 タグのついたもの Fallere Wild Gunz 《ワイルド・ガンズ》 登録タグ Fallere Wild Gunz 《ワイルド・ガンズ》 小説 コメント 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/kimootasns/pages/83.html
犬夜叉の異母兄であり、純血の妖怪。犬夜叉同様の銀髪は膝裏ほどもあり、一見したところ人間にしか見えない美青年で、神楽には「優男」と評されている。しかし、大妖怪である両親の血を色濃く受け継いでいるため、他の妖怪と比べものにならないほど全ての能力が秀でており、妖怪の妖力を高める四魂の玉を必要としないほど妖力が強い。嗅覚も優れており、風の匂いだけで遠くで起きた出来事が分かる。半妖である犬夜叉の事を蔑んでおり当初は、鉄砕牙を奪うため犬夜叉に何度も襲い掛かってきてかごめまでも殺そうとした。人間換算年齢は19歳。 犬夜叉との鉄砕牙を巡る戦いで左腕を失ったが、片腕でもハンデを感じさせない。一時期、左腕は他の妖怪から奪い取ったものを代用として付け替えていたが、りんと旅をするようになってからは、それをすることはなくなった。劇中では、何度か鉄砕牙を手に取って風の傷を放っているが、その描写は犬夜叉のそれとは桁違いの威力を誇っていた。鉄砕牙とは別に、もう一つの父親の形見の刀「天生牙(てんせいが)」を持つが、天生牙は“何者も斬る事が出来ない”癒しの刀であった為、殺生丸は“斬る刀”である鉄砕牙に強い執着を向け、犬夜叉と幾度か戦闘を行った。 鉄砕牙を超える強い刀を手に入れるため、奈落の分身の一人、鉄砕牙を噛み砕いて折った悟心鬼の牙から打ち出した妖剣「闘鬼神(とうきじん)」を手に入れると、以後はそれを得物として振るうようになる。闘鬼神は、並み大抵の力量の持ち主では使いこなせず、逆に刀に乗っ取られてしまう程の強烈な邪気を纏う妖剣で、膨大な妖気の持ち主である殺生丸だからこそ制御できるという危険物である。それ以外にはこれといって特色の無い刀だが、その破壊力に関しては超一級品で、剣圧だけで相手を切り刻み吹き飛ばすその威力は、鉄砕牙の「風の傷」をも凌駕する。また、鉄砕牙については、半妖の犬夜叉が己の心を保つために必要な“父の与えた守り刀”であることを知って以降、鉄砕牙自身を自分のものにしようという行動はとらなくなる。 その後、奈落の心臓たる化身の妖怪、魍魎丸との二度目の対戦にて闘鬼神は折れてしまった。魍魎丸との戦いの最中に、魍魎丸に神楽の死を侮辱されたことをきっかけに、殺生丸に「死を悼む心」が芽生え、心の変化を感じた天生牙が、刀々斎を呼び寄せ、新たに武器として鍛え直された天生牙を持ち、冥道残月破(めいどうざんげつは)を放つことが可能になる。しかし、敬愛する父親の敵だった死神鬼から「冥道残月破は元々自分の技だった」と知らされただけでなく、天生牙が鉄砕牙から切り離されたものだと言われ激しく動揺する。更に、父親がいずれは殺生丸の会得した「冥道残月破」も鉄砕牙に譲らせるつもりであった由を刀々斎から聞き、犬夜叉と比較してあまりに不公平な、父の自分に対する措置に激しい憤りを抱えるが、その中で父の真意について彼なりに熟慮する等、当初と比べて大きく精神面で成長した面が見られた。 そして犬夜叉が真の鉄砕牙の真の継承者である意味を理解するため、周囲の反対を押し切って犬夜叉に一対一の戦いを挑む。そして激しい戦いの末、犬夜叉の継承者の証を見届けると、自らの意思で「冥道残月破」を犬夜叉に譲り、父の形見に対する執着を捨て、自分自身の力のみで戦うようになる。曲霊と戦った際、父親を越えて大妖怪として立派に独り立ちし、鉄砕牙への執心から解放されたということから、失ったはずの左腕とともに新たな武器として「爆砕牙(ばくさいが)」を手に入れた。爆砕牙は再生効果を無効に出来る一撃必殺の武器だが、四魂の玉を斬ることは出来なかった。 最終回でかごめに「お義兄さん」と呼ばれて嫌な顔をしていた。 死ねロリコン
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/24232.html
登録日:2012/05/21 Mon 17 08 07 更新日:2024/08/25 Sun 23 20 08 所要時間:約 3 分で読めます ▽タグ一覧 スマイルプリキュア! フリーダム プリキュア プリキュア家族項目 一家 古風 吉開清人 家族 篠原恵美 西村ちなみ 西村知道 道 青木れいか 青木一家とは、アニメ『スマイルプリキュア!』に登場する、青木れいかとその家族。 初登場は16話(母の静子は15話ラストにちょっとだけ登場した)。 家は池付きの広い庭がある等、かなり広い様子。部屋はサザエさんの磯野家に結構似ている。 また、家族皆が何かしらの一芸に長けている。男性は芸術の志向が強いようだ。 家族仲は非常に良好であり、れいかが道に迷った時には支える事も。 45話では家族そろって三幹部の手で他のプリキュアの家族や人々ともどもバッドエナジーを吸い取られしまい、46話で地球全体が更地の世界になった後は不明となる。 しかし、48話(最終回)でピエーロ打倒後、いつも通りに戻っていった。 ◇家族 青木れいか(あおき―) cv西村ちなみ 礼儀正しい才女。 母親が朝食を作る際にお手伝いもする。 だが若干天然な所も。 詳しくは個別項目参照。 青木静子(あおき しずこ) cv篠原恵美 れいかの母。着物がよく似合う和服美人。合気道経験者。 母の日回の15話ラストにちょっとだけ登場。 れいかから『母』『感謝』と書かれた手作り湯飲みを貰い笑顔を浮かべていた。 その後16話に再登場。今度は割烹着姿。やはり似合う。 どことなくいつかの青い人に似てる気がするが、多分気のせい。 さらに中の人は3年後のプリキュアでも青い人の母を演じている。 れいかの父 cvなし 26話と45話の1カットシーンのみ登場。 名前は不明。 職業は日本画家らしい。 青木曾太郎(あおき そうたろう) cv西村知道 れいかの祖父。『青木家の生き字引』と言われている。書道家。れいかの名付け親でもある。 いかにも厳格そうだが、孫の自由を尊重する優しい御祖父様。 「何がやりたいのかわからなくなってしまった」というれいかの相談に、 「ならば全部やめてみれば見えてくるものがあるだろう」 と、結構フリーダムなアドバイスをした。 青木淳之介(あおき じゅんのすけ) cv吉開清人 れいかの兄。細身長身眼鏡の優男。 れいかからは『お兄様』と呼ばれている。 細身ながら柔道家という一面を持つ。 れいかとは仲が良く、兄妹揃って早朝ランニングする事も。 ちなみに、れいかがランニングするようになったキッカケは「お兄様に誘われたから」。 れいかと同じく中学時代に海外留学の申し込みをしていたが、こちらは落選。 ◇余談 祖父の曾太郎の中の人とれいかの中の人とは、同じ『西村』姓つながりになっている。 西村知道さんは過去にもプリキュアシリーズに出演しており、 ふたりはプリキュアではベルゼイ・ガートルード/結城玄武を、フレッシュプリキュア!では黒幕の総統メビウスを演じていた。 ちなみに母・静子さんの中の人こと篠原恵美さんは、過去にまこちゃんことセーラージュピターを演じていた。 また三年後のGo!プリンセスプリキュアでも海藤みなみの母・ますみを演じている。 セーラー戦士の娘がプリキュア…… 偶然なのか意図的なのか、時代を感じる興味深い設定である。 世のお母さん方、娘さんとの話のタネに知っといて損はないですよ。 「どう追記・修正したいのかわからなくなってしまいました……」 「ならば、全部消してみれば見えてくるものがあるだろう」 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] メビウス様!! -- 名無しさん (2015-11-11 12 28 51) 作中は特に描写ないけど、お爺さんは絶対強い -- 名無しさん (2015-11-11 12 34 36) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/letsrebirth/pages/158.html
【クラス】 アサシン 【真名】 緋村剣心@るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- 【パラメーター】 筋力D 耐久E 敏捷A+ 魔力E 幸運E 宝具E 【属性】 混沌・中立 【クラススキル】 気配遮断:A+ サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に適している。 完全に気配を断てば発見する事は難しい。 『日本史上最大の暗殺者・人斬り抜刀斎』と畏怖された剣心は、無辜の怪物スキルの影響で高い気配遮断スキルを誇る。 【保有スキル】 無辜の怪物:B 生前の行いから生まれたイメージによって、過去や在り方を捻じ曲げられた怪物の名。 能力・姿が変貌してしまう。 このスキルは外すことが出来ない。 宝具・『人斬り抜刀斎』と同一されているため、姿に大きな変貌はない。 飛天御剣流:C+ 一対多を主戦場とする、弱者を助ける救世のための剣術。 大きな力に与することもなく、ただ孤高で在り続けた天秤の剣。 緋村剣心は正統継承者であるが、本来、肉体的に優れたものが扱うべき剣術であるため、スキルランクは高くない。 スキル・無辜の怪物、及び、宝具『人斬り抜刀斎』の影響で奥義の使用が出来ない。 宗和の心得:B 同じ相手に同じ技を何度使用しても命中精度が下がらない特殊な技能。 攻撃が見切られなくなる。 心眼(偽):B いわゆる「第六感」「虫の知らせ」と呼ばれる、天性の才能による危険予知。 視覚妨害による補正への耐性も併せ持つ。 【宝具】 『人斬り抜刀斎』 ランク:E 種別:対史宝具 レンジ:- 最大捕捉:- 『不殺の剣士』を『人斬り抜刀斎』へと変える、緋村剣心の魂に刻まれた誓いの宝具。 『人斬り抜刀斎』とは、すなわち旧時代に捨てられた火村剣心の有り様。 剣心は世間から称えることはなく、人斬りの鬼として旧時代とともに消えていった。 本来の剣心は心優しき青年だが、人々と時代に形作った『人斬り抜刀斎』という鬼に精神を侵食されている。 どのような触媒を用いようとも、『人々が笑う新時代』を作ろうとする者しか緋村剣心を召喚することが出来なくする。 また、緋村剣心が望めば一方的に契約を破棄することが出来る。 【weapon】 血に染まった無銘の業物 【人物背景】 短身痩躯で赤髪の優男、左頬にある大きな十字傷が特徴である。 かつては長州派維新志士で、幕末最強とまで謳われた伝説の剣客・人斬り抜刀斎その人である。 修羅さながらに殺人剣を振るい数多くの佐幕派の要人を殺害してきた。 間違いなく、明治政府樹立の大きな要因であった。 しかし、ある不幸な事件から明治維新後は一転して不殺を誓い、流浪人として旅し、弱き人たちのために剣を振るっていた。 流浪人としての剣心は一見朗らかで間の抜けた人物であり、虫も殺せぬような人柄であった。 以降どのような残虐非道な悪人に対峙しても、どのような困難な状況に陥ろうとも不殺の信念を決して曲げることはなかった。 神谷薫との出会いや、同じ激動の時代を生き抜いた宿敵たちとの戦いを通じて、贖罪の答えと新たな時代での生き方を模索していく。 しかし、英霊としては多くの人間によって付与された『人斬り抜刀斎伝説』の影響を大きく受けている。 そのため、自らの意志で続けた人斬りではあるが、無辜の怪物として扱われている。 サーヴァントとして召喚される際には、『緋村剣心』ではなく『人斬り抜刀斎』となるのだ。 よって、『人斬り抜刀斎』時には習得していなかった飛天御剣流の技は使用することが出来ない。 【サーヴァントとしての願い】 誰もが笑って過ごせる平和な新時代を作る。 【基本戦術、方針、運用法】 優れた剣技を持っているが、敵サーヴァントとの直接対決では分が悪い。 単純な技術だけを持って人を斬るため、魔力供給自体もほとんど必要としない燃費の軽さ。 マスター暗殺が主戦術となる。
https://w.atwiki.jp/yaruoperformer/pages/2427.html
/ ___―-、___ \r- 、__ ///〃ニヽ r‐-、、 \\ 、rY _ \ \ー―┴〃/ イ / T T>ヽヽ\ ヽ ヽ.ィ^ヽノソ/ ヽ > _ /!|」/_Ⅵ ̄ ̄r==l/=、 ⅥTくrヽ、jフイ, ', ∠ニ ̄// リ l' ムl ̄ ̄| l | l トリニへィ '⌒ └ 、 __ /´ ̄>// | | | | ` | 、l |!| ヽlヽlヽ77 , ― 〃´\ //V | Ⅵ |―‐=へ l |リ r=―へ // ̄ \、 \. |ィ / || | lヘ l ィTう ト、ヽl イう Tk i`ー‐--xへ// ≧z. l | /l /||A | l 、_辷ソ 辷之 N // |川. // // ̄ l' { l Ⅵ { ヘ| l/イl / リ{/ , , `l Ⅵ\,ム /レi川 | / / `i ヽ .ゝ ` ´ イ / \ l ,. _ム从ト、 ´_ヽ /|从ム、_ \l | ┌‐く | 丶、 ´ { /rlヽ l | | r、 V ,ry| ` ー ´ ├┐// | || ` 、 | |∧ V /l V∨⌒ヽ〃⌒Y⌒Y^ヽム| | | |ヽ ヽ r‐'| | ヘ vト V / /{ V V V| | | |⌒vー―――ヽ / ̄/ // | | V / l | V v v| | ヽヽ \____\ 名前:沖田総悟(おきた そうご) 性別:男 原作:銀魂 一人称: 二人称: 口調: AA:銀魂/真撰組.mlt 真選組の一番隊隊長。18→20歳(劇場版第2作では23歳) 優男風の外見に見合わぬドSな毒舌家であり、副長の座を密かに狙っている。 非常に大人げない性格であり子供相手にもすぐにムキになるので 万事屋の神楽とはライバル関係にあり、低レベルな喧嘩を繰り返している他、 積年の恨みを晴らそうと用意周到な暗殺を試みた事すらある(未遂に終わったが)。 また、ある一件(*1)から、新八から「顔が良いだけ」「警察になってなきゃ殺人鬼」などと陰口を叩かれている。 坂田銀時は「万事屋の旦那」と呼びドSコンビである。 一方で、いざ暴力で解決できない事態に陥ると急激にヘタれ出すこともあり、落差が激しいキャラでもある。 本人曰く「Sだけに打たれ弱いのォ」。 剣技は車をも一刀両断し、アサルトライフルの連射すら切り払うレベル。 同じ釜の飯を食った同僚であろうが、慕う近藤を窮地に曝した裏切者ならば躊躇なく斬殺する。 また剣士のくせにバズーカを愛用しており、町中どころか室内でも平気でぶっ放す。 寝るときは不気味な目玉の描かれたアイマスクを愛用。 土方が愛煙家なのに対し、風船ガムを嗜好している。 基本一人称は「俺」だが姉のミツバの前では「僕」になる。 主要キャラの中で一番江戸言葉(~でさァ、~ですぜ)が強いが、幼少期は普通に喋っている。 ちなみに原作では自分の事を「あっし」という江戸訛りで称したことは一度もない。 キャラ紹介 やる夫Wiki Wikipedia アニヲタWiki ニコ百 ピクペ 登場作品リスト タイトル 原作 役柄 頻度 リンク 備考 貧乳のリナ・インバースは家庭教師になるようです サモンナイト3 イスラ・レヴィノス枠。レヴィノス家のダイスで… 常 スレ やる夫Wiki あんこ 完結 くれない夫達は新たなる月を止めるようです ファイナルファンタジーIVTHE AFTER 月の帰還 ヴィッジ役。バロン王国の赤い翼の隊員 準 まとめ やる夫Wiki 完結 モンハン自衛隊 戦国自衛隊モンスタハンターP2G 自衛隊二等陸尉 準 登場回 rssやる夫Wiki 完結 新・やる夫の関が原戦線異常アリ 歴史(小早川秀秋) 徳永寿昌役 脇 まとめ 完結 やる夫達は鳥人戦隊のようです 鳥人戦隊ジェットマン ネオジェットマンJ3役 脇 まとめ やる夫Wiki 完結 短編 タイトル 原作 役柄 リンク 備考
https://w.atwiki.jp/etorarowa/pages/168.html
策略、謀略、そして性欲。 あらゆるものが至る所で混在する浮遊大陸の一角に、一人の男が立っていた。 金髪に赤い瞳、そして一見温和で見るものを男女問わず魅了しそうな彼の名は、ウィリアム・ジェームズ・モリアーティ。 19世紀のイギリスにて、大学で数学教授をしている男だ。 しかし彼には裏の顔がある。 それは犯罪相談役(クライムコンサルタント) 権力で守られた、法で裁けない悪に罰を与えるべく仲間たちと暗躍する犯罪卿。 そんなウィリアムにとって、この殺し合いは醜悪であると同時に、酷く不可解だ。 主に、物理的な部分が。5W1Hでいう所の、Howである。 Whyの部分に興味はない。 彼の元の世界であるイギリスには、自身の苛立ちを晴らすためだけに平民を殺したり、狩りの獲物に孤児達を追い回す貴族がいた。 それらはウィリアム達によって罰を与えられたが、この殺し合いの主催者も同じ類だと考えている。 だが会場となっている浮遊大陸や、NPCと称された謎の生物をどうやって用意したのかという部分については、まるで想像がつかなかった。 裏を返せば、そんな想像を超える技術の持ち主がこんな行いをするという事実に、ウィリアムは怒りを覚える。 しかし恐怖はない。 なぜならそんな輩に罰を与えるのが、己の役目だからだ。 そして今、ウィリアムの眼前には、十匹ほどのゴブリンの群れがいた。 ゴブリン達はどう見ても優男、武器もないウィリアムを見下している。 しかし彼は逃げることも怯むこともせず、デイバッグから支給品を取り出す。 それの名前はディケイドライバーとライドブッカー。 ウィリアムの世界でも、ゴブリン達のいる世界でもない別の世界にて、ある悪の組織が作り上げた武具。 人類の自由と平和を守る仮面ライダーの力を持つ、世界の破壊者ディケイドに変身するための力。 ウィリアムがこれら二つの説明書きを見たとき、最初に覚えたのは躊躇と共感だ。 彼は自分を市民の自由の為に戦っている存在と信じているが、自分を高尚な人間だと思っているわけでは無い。 むしろここに書いてある仮面ライダーから見れば、自分は裁かれる存在だとすら思っている。 一方、世界の破壊者には少々共感を覚えた。 ウィリアムが破壊したいものは階級社会。 それは支配者側からすれば不変であってほしいもの。 あるいは、永劫変わらないと信じ切っているもの。 それを壊そうとする存在は、世界の破壊者と言っても差し支えはないに違いない。 最も、元のイギリスに帰った後に仮面ライダーの力を借りるつもりは毛頭ないが。 だがその前に、まずはこの殺し合いを破壊する。 ウィリアムは腰に装着したディケイドライバーのサイドハンドを引いて、バックルを回転させ 「変身」 ライドブッカーに収納されていたディケイドライダーカードを挿入し 『KAMEN RIDE』 最後に、サイドハンドを戻せば 『DECADE』 マゼンダを基調とし、そこに黒の縦縞を入れた鎧を纏った姿に変身する。 これぞ仮面ライダーディケイド。世界の破壊者の姿。 そしてウィリアムはゴブリンの群れに立ち向かっていく。 結果など、最早語る必要も無し。 【ウィリアム・ジェームズ・モリアーティ@憂国のモリアーティ】 [状態]:健康、仮面ライダーディケイドに変身中 [装備]:ディケイドライバー@仮面ライダーディケイド、ライドブッカー@仮面ライダーディケイド [道具]:基本支給品、ランダム支給品0~2(確認済み) [思考・状況]基本方針:この世界(殺し合い)を破壊し、主催者を裁く 1:いるのならば犯罪卿としての仲間や、ホームズと合流する 2:仮面ライダー……僕には過ぎた代物だ 【ディケイドライバー@仮面ライダーディケイド】 ウィリアム・ジェームズ・モリアーティに支給。 仮面ライダーディケイドに変身するためのベルト。 あらゆる世界を征服しようと企む組織、大ショッカーが作り上げたもの。 【ライドブッカー@仮面ライダーディケイド】 ディケイドのメインウエポン。 普段は箱型に折りたたまれているが、戦闘時には剣や銃になる。 また、ディケイドや他のライダーに変身するためのライダーカードがしまわれている。 ただし、本ロワではディケイド以外のライダーカードは収納されていない。 他の参加者に支給されているのか、主催者の手にあるのかは不明。 前述のディケイドライバーと合わせて、一つの支給品として扱われている。
https://w.atwiki.jp/anirowakojinn/pages/525.html
15話「錆付いた歯車」 推理小説作家である壮年の紳士、アルソンズ・ベイルは憤慨していた。 やっと原稿を口うるさい担当編集者に渡し、久方振りの休息の時を迎えようとしていたと言うのに、 気がついたらセイファートと名乗る狼獣人の女性が主催する殺し合いの参加者になっていた。 「ふざけおって! こっちはせっかくの休日を楽しもうと思っていたと言うのに、 何が殺し合いだ! 何様のつもりなんだ、あのセイファートとか言う女は!」 H-5の森林地帯を怒り心頭の様子で愚痴をこぼしながら歩くアルソンズ。 右手には自分のランダム支給品であるリボルバー拳銃、左手には明るく周囲を照らし出すランタンが握られている。 「しかもスタート地点はこんな森の中か! 暗くてこのランタン無しではほとんど視界が利かんわ! その上食糧はペットボトル入りの水二本とコッペパンだと、ふざけておる! 大の大人が十分足りる量などでは無いぞ! いや、子供でも足りないだろう! さすがこんな狂ったゲームを開く主催者、悪意に満ち満ちてるな! まあワシのランダム支給品がリボルバー拳銃だったのは良かったが……」 静かな森の中に禿頭の壮年の男の怒りの愚痴が響く。 その怒りの余りアルソンズは失念していたようだ。 明かりを点けていると、自分の位置を明確に知らしめる事になると。 大きな声を出すなどもっての他だと言う事に。 そして、アルソンズの背後から、ゆっくりと忍び寄る人影があった。 当然、アルソンズはまだ気がつかない。 「それにしてもどうするか。殺し合いなどする気は全く無いが、死ぬのは御免だしな」 「あの……」 「やはりどこかで身を潜めるべきか。しかしまずはこの森を抜けないとな」 「あの~……すいません」 「しかしキツイな、流石に50を超えると長距離の歩きは……」 「あの~~」 「ええいうるさいな! 誰だ!?」 「ひっ、あ、えーと」 鬼の形相でアルソンズが振り向くと、そこにはスーツ姿の若い青年がいた。 見るからに優男と言った風貌である。 「ああ? いつからいたんだお前は」 「結構前からあなたの後ろをついて来ていたんですけど」 「何? 気が付かなかったな」 「あの~、あんな大声出して、しかもそんな明かり点けてたら、凄く目立つと思うんですが、 ここ、殺し合いの場ですよね? 俺は殺し合いする気は無いですけど、 もし俺じゃなくて殺し合いに乗っている人だったら危なかったですよ」 「む……」 青年に言われ、アルソンズはやっと自分が危険な行動を取っていた事に気付く。 すぐにランタンのスイッチを切り、デイパックの中へ押し込む。 当然辺りは闇に包まれ、光源は木々の葉の間から僅かに覗ける星空のみ。 「……お前、殺し合いに乗っていない、というのは本当か?」 「本当ですよ。乗っていたら声なんて掛けずそのまま殺してます」 「だろうな。いいだろう、信じよう」 「ありがとうございます」 暗くて青年の表情は分からなかったが、どうやら安心した、と言う事だけは分かる。 「ワシはアルソンズ・ベイル。本名はジェームズ・ベイルだが、一応作家でな。 名前だけでも聞いた事は無いか?」 「えーと、俺本は余り読まないもんで……」 「そうか……まあいい。お前の名前は?」 「あ、はい、章高と言います。章が名字で高が名前です」 「面倒だ、章高で良いか?」 「いいですよ」 互いに自己紹介を終えた所で、アルソンズが本題を切り出す。 「さてと、章高とやら。互いに殺し合いをする気は無いのは分かった。 どうだ、一緒に行動しないか?」 「僕も、同行を願おうと思って声を掛けたので、喜んで。宜しくお願いします」 握手を交わすアルソンズと章高。 そして、先程までのアルソンズの声と光で誰か来るかもしれないと言う事で、 二人はデバイスを頼りに北の方向へ歩きながら情報交換をする事にした。 幸いデバイスの画面は仄かに光り、確認出来るレベルで、周囲に気付かれる程では無い。 そしてしばらく歩いた所で、少しばかり開け、夜空の満月の明かりで十分視界が利く場所を見つけた。 中央付近に岩があるので、その陰に腰掛ける。 「章高、お前の支給品は何なんだ?」 「えーと、これ、何ですけど……」 そう言って章高は自分のデイパックから、何やら書類のような物と、 小さなスプレー缶を三本取り出し、アルソンズの前に置いた。 スプレー缶は催涙スプレーのようだが、もう一つの書類は、内容を読んでみないと良く判断出来ない。 「多少明るいとは言え読みにくいな……しかし明かりを点けるのはまずい」 「ですね」 「これはもっと別の、明かりが漏れないような場所か、夜明けが近付いて明るくなってからでも、 良いと思うが、どうだ」 「じゃあそれで」 「じゃあそれで行こう」 書類は後回しにし、次にアルソンズが自分の支給品であるリボルバー拳銃を見せる。 「いいですね」 「やらん」 「ですよね」 そして支給品の確認が一先ず終わった所で、アルソンズが章高に尋ねる。 「章高、お前はこの殺し合いで誰か知り合いは呼ばれているか?」 その質問を聞いた途端、章高の身体がビクンッと震えた。 何事かと目を丸くするアルソンズに向かって、震えた口調で章高が問いに答える。 「い、一応、いますけど、費覧って言う、妖狐の女性が」 「そうか……それは残念だな。ワシは一人もおらん」 「そうですか……」 「……どうした? 何を怖がっている?」 「……」 章高は、この殺し合いに呼ばれている妖狐の女性、費覧について、 大まかにアルソンズに説明した。 そして数分後、説明を聞き終えたアルソンズは、 章高に対する憐れみと、費覧に対する恐怖心で一杯になっていた。 「……お前、費覧という女性と再会したいと思っているか?」 「正直、思いません」 「……気持ちは分かる」 妙な空気が、二人の周囲に漂っていた。 【一日目/深夜/H-5森】 【アルソンズ・ベイル@オリキャラ】 [状態]:健康、費覧に対する恐怖 [装備]:マニューリンMR73(6/6) [所持品]:基本支給品一式、357マグナム弾(30) [思考・行動]: 0:殺し合いはしない。何とかして脱出したい。 1:殺しはしたく無いが、正当防衛ならば止むを得まい。 2:とにかく北へ。森を抜ける。 3:章高と行動を共にする。 4:章高……気の毒にな……。 [備考]: ※費覧という人物の特徴をおおよそ把握しました。 【章高@オリキャラ】 [状態]:健康、費覧に対する恐怖 [装備]:小型催涙スプレー [所持品]:基本支給品一式、小型催涙スプレー(2)、 自主製作映画企画書@自作キャラでバトルロワイアル [思考・行動]: 0:殺し合いはしない。とにかく生き残る。 1:もっとマシな武器が欲しい。 2:アルソンズさんと行動を共にする。 3:森を抜ける。 4:費覧には出来れば会いたくない。会いたくない。 ≪オリキャラ紹介≫ 【名前】アルソンズ・ベイル 【年齢】55 【性別】男 【職業】推理小説作家 【性格】気難しいが、根は誠実 【身体的特徴】黒髪で禿頭。髭を生やし小太り 【服装】オーバーコートを羽織っている 【趣味】釣り 【特技】多少推理力はある 【経歴】多くのヒット作を生み出している作家で、幾度か賞にも輝いている。 結婚し子供もいたが家庭を顧みなかったため10年前に離婚している 【備考】本名はジェームズ・ベイル 【名前】章高(しょう・こう) 【年齢】22 【性別】男 【職業】食品会社事務員 【性格】温厚で柔和 【身体的特徴】黒髪の中肉中背、優男 【服装】黒っぽいスーツに赤いネクタイ 【趣味】TVゲーム、食べ歩き 【特技】これと言って無し 【経歴】15歳の時に近所の森の中にある社に住み付く妖狐・費覧と出会い、 現在に至るまで親友として付き合っている、が、頻繁に性交を求められ、 その度に搾り尽くされるため、費覧は恐怖対象でもある。 【備考】一般人 ≪支給品紹介≫ 【マニューリンMR73】 1973年にフランスのマニューリン社が開発したリボルバー拳銃。 各部品は手間が掛かる削り出し加工で製造され、仕上げと精度の高さには定評がある。 強力な357マグナム弾を使用し、登場から30年以上経過しても、 会社のカタログに載っている現役と言う事から、フランス版コルト パイソンとも言える。 【小型催涙スプレー】 使い捨て方式の、相手の視力を数分間奪う事の出来るガスを発射する小型スプレー。 護身用具として広く普及している。 【自主製作映画企画書@自作キャラでバトルロワイアル】 「自作キャラでバトルロワイアル」の真の黒幕達が記した、 自主製作映画=バトルロワイアルの企画書。 結局の所、この自主製作映画の結末は監督・脚本を手掛けた者にとっては、 全く予想外の結末を迎える事となった。 BACK:月下幽鬼 時系列順 NEXT: BACK:月下幽鬼 投下順 NEXT: GAME START アルソンズ・ベイル NEXT:赤い水 GAME START 章高 NEXT:赤い水