約 2,060,730 件
https://w.atwiki.jp/gamemusicbest100/pages/1962.html
君がいた季節 機種:PC 作曲者:渡来亜人 編曲者:渡来亜人(リメイク版) 開発元:アージュ 発売元:アージュ 発売年:1999, 2011 概要 夢と恋人、どちらを選びますか? 想いを通わせ、恋人同士になったばかりのふたり。 これから楽しく甘い時間が流れていこうという矢先、 長年の夢までもが叶うかもしれないチャンスが訪れる。 けれど、その夢が叶ってしまったら、ふたりは離れ離れになってしまう……。 自分はどちらを選ぶべきなのか―― âgeの処女作であるアダルトADV。 2010年にリメイク版の発売が予定されていたが、6回もの延期を行った上で2011年にようやく発売。 しかし、モザイクのかけ忘れとイベント絵にトレースが見つかり、回収騒ぎとなっている。 収録曲 曲名 作・編曲者 補足 順位 君がいた季節 作:渡来亜人編:小池雅也 オープニングテーマ歌:栗林みな実 君がいた季節 ~instrumental version~ 穏やかな日常 Studio M. ささやかな幸せ 夕暮れ 颯爽と歩く君 感性を磨く日々 誘惑の影 放課後の時間 Road to dream 沈黙 語らいのひととき 今日も元気に! Sweet moment Macho angel 6月のメモリー 静まらない心 全力サマー! 愛すべき仲間達 駆け出しちゃおう! 明日への勇気 傷心 Wonderful mind 想いを紡ぐ言葉 霧散 希望に満ちた大空 本当に大切なもののために Love you too 海を渡る夢 サウンドトラック 君がいた季節 オリジナルサウンドトラック 初回限定版(リメイク)に同梱。
https://w.atwiki.jp/akatonbowiki/pages/11272.html
このページはこちらに移転しました のどがいたい 作詞/439スレ85 のどがいたい のどがいたい もりもりもりもり のどがいたい しぬるよ
https://w.atwiki.jp/utauuuta/pages/3723.html
きみがいたきせつ【登録タグ き ぴぼ 曲 滲音かこい】 作詞:ぴぼ 作曲:ぴぼ 編曲:ぴぼ 唄:滲音かこい 曲紹介 11月は秋 #わかる ぴぼと申します。秋の曲を作ってみました。寒くなってきて人肌恋しくなりますよね。(動画コメントより引用) 絵:志筑のま 歌詞 (Piaproより転載) だいたい全部君のせいだ 最愛の秋はもう来ない 大概の思い出には 毎回君がいるから どれくらい経ったのかな いつから数えなくなった? 焦がれていた、見つめ合った、それだけ― 君がいた季節を 嫌う事が出来たら 君がいた記憶を 思い出さず生きていける気がした 紅葉した落ち葉溜まり 身体を埋めてももう 君の温度は無い 仰向けになって見えた 葉が落ち切りかけた木に 責を向けて、自棄になって、それから― 君がいた季節を 忘れたくてこう言う 「君がいた記憶をこの一葉が落ちた時に捨てよう」 涙が落ちないように堪えて 寂しくはないよ、と意地を張った 最後の葉が散るまで コメント 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/bokuchu777/pages/139.html
B 美優がいた 「お帰りなさい」 「あれ、美優だけか。美羽は?」 「ユリアさん達と一緒に買い物」 「ふーん。て、え? 買い物? ユリアとレンさんが?」 「うん」 ナンテコッタイ、嫌な予感しかしやしない。 片や生粋のお姫様。まして、この世界に来て日が浅い。 片や銃刀法を違反どころか無視を決め込む騎士メイドさん。 もし姫の身に何かあれば、天気予報のお姉さんは 『本日の天気は晴れのち血の雨になるでしょう』 と悲しいニュースを読む羽目になる。 しかも降水確率90%オーバーときた。 「な、なんてことを! 誰だそんなバカなこと許可したのは!!」 「美羽お姉ちゃんが、ユリアさんと一緒に買い物行こうって。 そしたらレンさんも着いていくって聞かなくて」 とんでもねぇ。仮にも、ユリアはお姫様だ。もし何かあったらどうすんだ。 この場合、何かあったらというのはユリアに対してじゃない。 周りの人間に、主に俺に対してだ。 レンさんが何かしらの理由で御用となったら連帯責任でユリアの経歴にも泥がつく。 地位の高い人物の経歴に傷をつけたとなっちゃ、ましてや姫だ、王家が黙っていまい。 人生オワタ、と頭の中の誰かが騒ぎ出す。 頭の中のその人は、何とか必死に樹海に行こうとする。 だってのに、周りは罠がいっぱいで、上から下から針に潰されティウンティウンするのだ。 何が言いたいかというと、つまりそれだけ今俺はパニック状態になっている。 「おい美優! 美羽はどこに買い物行くって言ってた、何時何分 何秒に出てった!? そもそもなんで止めなかったんだ!? 誰がどう考えたって死亡 フラグ立ちまくりだろそれ!」 「お兄ちゃん、落ち着いて。出てったのはお兄ちゃんが家を出て から10分後ぐらい。止めなかった理由はあれ」 「あれ?」 その指差された先には、一着のメイド服と一本の剣。 「……置いてったの?」 「うん。お姉ちゃん、ユリアさんとレンさんが普段着る服を買い に行くって」 「先にいえよなぁ」 一気に肩の力が抜けた。 ったく、同居人が増えると気苦労が増えていけない。 いくら事情があるとはいえ、こういうのは姉妹の分だけで充分である。 今後もこういうことが増えるようなら、対策を考えなきゃいけないかもしれない。 「ま、それなら安心だろ。美優、腹減ってないか? 久しぶりに 俺が飯作ってやるよ」 「えっ……い、いいよ。私が作る」 「なんだよ。久しぶりに漢の飯を作ってやろうってんだぞ? 遠慮すんなって」 「べ、別に遠慮じゃなくて」 「あ、でもなんか俺餃子食べたい餃子。今日は中華料理だ!」 後ろで美優が騒いでいるようだが聞いちゃおれん。思い立ったが吉日と言うし。 確か餃子の皮は余っていたはずだよな。それから薄力粉はどこにあったっけ。 最後に餃子を水で蒸す時に軽く薄力粉を混ぜると、いい感じに羽がつくのだ。 よっしゃ、俄然やる気出てきた。ちょっと本気出して作ろう、うん。 「ただいまー」 「ただ今戻りました」 「お、おかえりー。随分遅くなったんだな」 「そうなの、レンさんがごねちゃってさ」 「し、しかし、やはりこのような服は騎士としては……」 「ハイハイ、話は後で聞いてやるから、まずは飯食おうぜ。俺が 作っといたから」 テーブルの上には既に所狭しと料理が並んでいる。 チャーハンにホイコーロー、豚肉が少し余っていたから雲白肉もセットで。 そしてメインディッシュの餃子等々。中華料理独特の香ばしい匂いが、部屋中に充満している。 「げ、兄貴が今日飯作ったの!?」 「あら、いい匂い。ヒロトさんは料理の腕もおありでしたのね」 「だから、問題なのよ……」 「なんだよ、旨けりゃ問題ないだろうに」 何がいけないのか、昔から美優と美羽は俺の料理を嫌う。 昔、悪友の家で徹マーした後腕を奮ってやった時は、悪友に 『頼むから料理人になってくれ。あるいは俺の為だけに飯を作ってくれ』 と頼まれたほどの腕の持ち主なのに。告白っぽくて凄く気持ち悪かったからぶん殴ったけど。 逆にインスタントやトーストといった単純な料理は、自分でも驚くほど下手だったりするが。 「飯だ飯だ。今日は疲れたからな、俺もうハラペコだっつの」 「ええ、では夕飯にしましょう。レン、貴方も隠れてないで席に 着きなさい」 「し、しかし」 「しかし、ではありません。夕飯時には王家が一同に会して食を 取りました。ならば、ここでも皆が一同に会して食事するのが 礼儀というものでしょう」 「う……わかりました、それが姫様の命であれば」 渋々と恥ずかしそうにレンさんが、その後ろからユリアが顔を出す。 ユリアはあの豪華なドレスとは一転して、割と控えめな純白のワンピースを着ている。 それでもオーラとでも言うのだろうか、高貴な印象が抜けない辺り流石だ。 避暑地のお嬢様ってこんな感じなんだろうか? 対して、レンさんはGパンにTシャツのみというボーイッシュなカジュアル系。 これはこれで、キャラのイメージにあってよく似合っている。 美羽は服のセンスいいからな。俺達兄弟の中で一番おしゃれが好きだし。 「な、なんだその目は。やはり似合わないと思っているのか?」 「んなまさか。むしろ似合いすぎて驚いたぐらいだ。ユリアも よく似合ってるぞ」 「ありがとうございます。実は衣服のことはよくわからないので、 全て美羽さんに選んでいただいたのですが」 「ふっふーん、どうよ兄貴、このチョイス。ぴったりでしょ?」 「ああ、GJだ。よかったマークをやろう」 「よかったマーク? 何それ」 最近読んだ小説の中に出てきたシールのことだが、お前は知らなくてよろしい。 「その、何だ。ミウには感謝している。某は自分の服のことなど 無頓着だった故、彼女が居なければどれを選べばいいかわから なかった」 「お、もう呼び捨てするほどの仲になったのか」 美優とは仲がよくなったと思ったが、美羽とももうそんなに仲良くなっていたのか。 意外と、レンさんも人の心を掴むのが上手いのかもしれない。 「ああ。だから、その何だ。お前も某のことをさん付けで呼ぶの はやめてくれ」 「へ? 何で、いいじゃんか別に減るもんじゃなし」 「減る、減らないの問題ではない。お前が姫様を呼び捨てにする のならば、私も呼び捨てにしろと言うだけの話だ」 「えと、何か関係あるのかそれ?」 「大有りだ。某は姫様のメイド。姫様より下賎の身だ。だという のに、某だけそのような敬称で呼ばれるのはおかしいだろう。 それに、その、どうにもむず痒いのだ、そのようにさん、など と呼ばれるのは」 「あー、なるほどな。了承、じゃこれからレンって呼ぶからな」 そっちのほうが俺も楽でいい。昨日、ユリアに向かって家族に敬称は変だと言ったのは俺だ。 なら、俺だってそれに習うべきだろう。 「ま、二人とも腹減ったろ。今日は腕によりをかけたからな。 思う存分食ってくれ」 「う、腕によりをかけちゃったわけね……よりにもよって」 「アッハッハー、上手いこと言うなあ美羽は」 「そんなつもりないわよ、バカ兄貴!!」 「あの、何故ヒロトさんが料理をしてはいけないのですが? 匂いも見た目も申し分ないほどなのですが」 「ふ、フフフ、ユリアさんもきっと今日の夜にでもわかるわよ、 理由が……」 何だかんだと文句を言いながらも、全員が食卓に着く。 いただきます、の合図が終われば、この場は今朝よりも険しい戦場と化す。 飛び交う箸と怒号。鋭い牽制とフェイント。そして、絡み合う箸と箸。 マナー? 礼儀? 何それ、おいしいの? ほら、ユリアももっと前に出ろ、じゃないと……ってえぇ!? 何そのすばやい箸捌き!? コレも淑女のたしなみです、って違う、それ嗜み違う。 「うぅ……」 「おいおい、どうした美優? 箸が進んでないじゃ、あ、それは 俺の!!」 「だって……これ、全部ほうれん草入ってる」 「あったりまえだ。お前はそうでなくとも超低血圧なんだから、 ちゃんと鉄分採らないと。ほら、レバニラとってやったから、 ってぬわ、追撃!?」 「でも、ほうれん草もレバーも嫌い」 「だーめ。兄貴命令だ。ちゃんと食べなさい」 美優は低血圧な癖に鉄分豊富なものをどうしてか嫌う。 俺の料理の腕が上がったのも、実はそのせいだ。 ピーマン嫌いな子供よろしく、どんなに巧妙に隠しても美優は上手いことそれを取り除く。 そうして俺と美優の戦いは激化し、ついに俺はこの料理の腕を手に入れてしまった。 しかもその戦いは未だ続いていたりする。こいつの好き嫌いはどうにかならんものか? 「そんなんじゃ、お兄ちゃんみたく強くなれないぞー?」 「お兄ちゃんみたいになりたくないから食べない」 「な、なんという反抗期。あははー、兄さん結構ショックでかい ですよ?」 「いいのよ。美優、それが正解。アンタは、食べちゃダメ」 「どういう意味でしょうか?」 「フッフッフ……ユリアさん、レンさん。地獄へようこそ……」 そんなこんなで夕食も無事終了。久々に家族の団欒という奴を味わった気がする。 やっぱり食事は大勢でとるもんだよな。こういう賑やかなのは嫌いじゃない。 ところで、風呂場の方から『イヤーッ!?』だの、『あぁ、これでまた三ヶ月あの地獄を味わうのね』だの、『明日から走りこみましょう、ええ是非に!』だの聞こえたけどなんだったんだろう。
https://w.atwiki.jp/bokuchu777/pages/34.html
B 美優がいた 「お帰りなさい」 「あれ、美優だけか。美羽は?」 「ユリアさん達と一緒に買い物」 「ふーん。て、え? 買い物? ユリアとレンさんが?」 「うん」 ナンテコッタイ、嫌な予感しかしやしない。 片や生粋のお姫様。まして、この世界に来て日が浅い。 片や銃刀法を違反どころか無視を決め込む騎士メイドさん。 もし姫の身に何かあれば、天気予報のお姉さんは 『本日の天気は晴れのち血の雨になるでしょう』 と悲しいニュースを読む羽目になる。しかも降水確率90%オーバーときた。 「な、なんてことを! 誰だそんなバカなこと許可したのは!!」 「美羽お姉ちゃんが、ユリアさんと一緒に買い物行こうって。 そしたらレンさんも着いていくって聞かなくて」 とんでもねぇ。仮にも、ユリアはお姫様だ。もし何かあったらどうすんだ。 この場合、何かあったらというのはユリアに対してじゃない。 周りの人間に、主に俺に対してだ。 レンさんが何かしらの理由で御用となったら、連帯責任でユリアの経歴にも泥がつく。 仮にも地位の高い人物の経歴に傷をつけたとなっちゃ、ましてや姫だ、王家が黙っていまい。 人生オワタ、と頭の中の誰かが騒ぎ出す。 頭の中のその人は、何とか必死に樹海に行こうとする。 だってのに、周りは罠がいっぱいで、上から下から針に潰されティウンティウンするのだ。 何が言いたいかというと、つまりそれだけ今俺はパニクっている。 「おい美優! 美羽はどこに買い物行くって言ってた、何時何分何秒に出てった!? そもそも、なんで止めなかったんだ!? どう考えたって死亡フラグ立ちまくりだろそれ!」 「お兄ちゃん、落ち着いて。出てったのはお兄ちゃんが家を出てから10分後ぐらい。 止めなかった理由はあれ」 「あれ?」 その指差された先には、一着のメイド服と一本の剣。 「……置いてったの?」 「うん。お姉ちゃん、ユリアさんとレンさんが普段着る服を買いに行くって」 「先にいえよなぁ」 一気に肩の力が抜けた。 ったく、同居人が増えると気苦労が増えていけない。 いくら事情があるとはいえ、こういうのは姉妹の分だけで充分である。 今後もこういうのが増えるようなら、対策を考えなきゃ行けないかもしれない。 「ま、それなら安心だろ。美優、腹減ってないか? 久しぶりに俺が飯作ってやるよ」 「えっ……い、いいよ。私が作る」 「なんだよ。久しぶりに漢の飯を作ってやろうってんだぞ? 遠慮すんなって」 「べ、別に遠慮じゃなくて」 「あ、でもなんか俺餃子食べたい餃子。よし、今日は中華料理だ!」 後ろで美優が騒いでいるようだが聞いちゃいられん。思い立ったが吉日と言うし。 確か餃子の皮は余っていたはずだよな。それから薄力粉はどこにあったか。 最後に餃子を水で蒸す時に軽く薄力粉を混ぜると、いい感じに羽がつくのだ。 よっしゃ、俄然やる気出てきた。ちょっと本気出して作ろう、うん。 「ただいまー」 「ただ今戻りました」 「お、おかえりー。随分遅くなったんだな」 「そうなの、レンさんがごねちゃってさ」 「し、しかし、やはりこのような服は騎士としては……」 「ハイハイ、話は後で聞いてやるから、まずは飯食おうぜ。作っといたから」 テーブルの上には既に所狭しと料理が並んでいる。 チャーハンにホイコーロー、豚肉が余っていたから雲白肉もセットで。 そしてメインディッシュの餃子等々。中華チックな香ばしい匂いが、部屋中に充満している。 「げ、兄貴が今日飯作ったの!?」 「あら、いい匂い。ヒロトさんは料理の腕もおありでしたのね」 「だから、問題なのよ……」 「なんだよ、旨けりゃ問題ないだろうに」 何が問題なのか、昔から美優と美羽は俺の料理を嫌う。 昔、悪友の家で徹マーした後腕を奮ってやった時は、悪友に 『頼むから料理人になってくれ。あるいは俺の為だけに飯を作ってくれ』 と頼まれたほどの腕の持ち主なのに。告白っぽくて気持ち悪かったからぶん殴ったけど。 逆に、インスタントやトースト等といった単純な料理は糞がつくほど下手だったりするが。 「さ、飯だ飯だ。今日は疲れたからな、俺もうハラペコだっつの」 「ええ、では夕飯にしましょう。レン、貴方も隠れてないで席に着きなさい」 「し、しかし」 「しかし、ではありません。夕飯時には王家が一同に会して食を取りました。 なら、ここでも皆が一同に会して食事するのが礼儀というものでしょう」 「う……わかりました、それが姫様の命であれば」 渋々と恥ずかしそうにレンさんが、その後ろからユリアが顔を出す。 ユリアはあの豪華なドレスとは一転して、質素な純白のワンピースを着ている。 それでもオーラ、とでも言うのだろうか、高貴なイメージが抜けない辺り流石だ。 避暑地のお嬢様ってこんな感じなんだろうか? 対して、レンさんはGパンにTシャツとボーイッシュなカジュアル系。 これはこれで、キャラのイメージにあってよく似合っている。 美羽は服のセンスいいからな。俺達兄弟の中で一番おしゃれさんだし。 「な、なんだその目は。やはり似合わないと思っているのか?」 「んなまさか。むしろ似合いすぎて驚いたぐらいだ。ユリアも、よく似合ってるぞ」 「ありがとうございます。 衣服のことはよくわからないので、全て美羽さんに選んでいただいたのですが」 「ふっふーん、どうよ兄貴、私のこのチョイス。ぴったりでしょ?」 「ああ、GJだ。よかったマークをやろう」 「よかったマーク? 何それ」 最近読んだ小説の中に出てきたシールのことだが、お前は知らなくてよろしい。 「その、何だ。ミウには感謝している。 自分の服のことなど無頓着だった故、彼女が居なければどれを選べばいいかわからなかった」 「お、もう呼び捨てするほどの仲になったのか」 美優とは仲がよくなったと思ったが、美羽とももうそんなに仲良くなっていたのか。 意外と、レンさんも人の心を掴むのが上手いのかもしれない。 「ああ。だから、その何だ。お前も私のことをさん付けで呼ぶのはやめてくれ」 「へ? 何で、いいじゃんか別に減るもんじゃなし」 「減る、減らないの問題ではない。 お前が姫様を呼び捨てにするのならば、私も呼び捨てにしろと言うだけの話だ」 「えと、何か関係あるのかそれ?」 「大有りだ。某は姫様のメイド。だというのに、某だけ敬称で呼ばれるのはおかしいだろう。 それに、その、どうにもむず痒いのだ、そのようにさん、等と呼ばれるのは」 「あー、なるほどな。了承、んじゃこれからレンって呼ぶからな」 そっちのほうが俺も楽でいい。昨日、ユリアに向かって家族に敬称は変だと言ったのは俺だ。 なら、俺だってそれに習うべきだろう。 「ま、二人とも腹減ったろ。今日は腕によりをかけたからな。思う存分食ってくれ」 「う、腕によりをかけちゃったわけね……よりにもよって」 「アッハッハー、上手いこと言うなあ美羽は」 「そんなつもりないわよ、バカ兄貴!!」 「あの、何故ヒロトさんが料理をしてはいけないのですが? 匂いも見た目も申し分ないほどなのですが」 「ふ、フフフフフ、ユリアさんも今日の夜辺りにわかるわよ、理由が……」 何だかんだと文句を言いながらも、全員が食卓に着く。 いただきます、の合図が終われば、この場は今朝よりも険しい戦場と化す。 飛び交う箸と怒号。鋭い牽制とフェイント。そして、絡み合う箸と箸。 マナー? 礼儀? 何それ、おいしいの? ほら、ユリアももっと前に出ろ、じゃないと……ってえぇ!? 何そのすばやい箸捌き!? コレも淑女のたしなみです、って違う、それ嗜み違う。 「うぅ……」 「おいおい、どうした美優? 箸が進んでないじゃ、あ、それは俺の!!」 「だって……これ、全部ほうれん草入ってる」 「あったりまえだ。お前低血圧なんだから、ちゃんと鉄分採らないと ほら、レバニラとってやったから、ってぬわ、追撃!?」 「でも、ほうれん草もレバーも嫌い」 「だーめ。兄貴命令だ。ちゃんと食べなさい」 美優は低血圧な癖に鉄分豊富なものをどうしてか嫌う。 俺の料理の腕が上がったのも、実はそのせいだ。 ピーマン嫌いな子供よろしく、どんなに巧妙に隠しても美優は上手いことそれを取り除く。 そうして俺と美優の戦いは激化し、ついに俺はこの料理の腕を手に入れてしまった。 しかもその戦いは未だ続いている。こいつの好き嫌いはどうにかならんものか? 「そんなんじゃ、お兄ちゃんみたく強くなれないぞー?」 「お兄ちゃんみたいになりたくないから食べない」 「な、なんという反抗期。あっはっはー、割とショックでかいですよ?」 「いいのよ。美優、それが正解。アンタは、食べちゃダメ」 「どういう意味でしょうか?」 「フッフッフ、ユリアさんも今日風呂に入った後その意味がわかるわ……」 そんなこんなで夕食も無事終了。久々に家族の団欒という奴を味わった気がする。 やっぱり、食事は大勢でとるもんだよな。賑やかなのは嫌いじゃない。 ところで、風呂場で『イヤーッ!?』だの『あぁ、これでまた三ヶ月あの地獄を味わうのね』だの『明日から走りこみましょう、ええ是非に!』だの聞こえたけどなんだったんだろう。
https://w.atwiki.jp/girls-library/pages/58.html
特定地域(国内) 長編 213 名前:花と名無しさん :2008/02/23(土) 23 52 59 ID vgTajnT00 【読みたいジャンル・テーマ・作風など(A)】 北の果て・北海道はまだまだ厳しい寒さが続いていますが、 その「北海道」が舞台だとはっきりわかる作品をお願いします。 【Aの既読作品で好きなもの】 いくえみ綾作品全般 動物のお医者さん〔札幌〕:佐々木倫子 先生!:河原和音 麒麟館グラフィティー:吉村明美 最終兵器彼女〔札幌〕:高橋しん じゃじゃ馬グルーミン★UP!〔日高〕:ゆうきまさみ 僕等がいた〔釧路〕:小畑友紀 【Aの既読作品でその他のもの】 東京大学物語〔函館〕:江川達也 【長編or短編の希望】 2巻以上の長編希望です。 必ずしも学園ものである必要はありません。 214 名前:花と名無しさん :2008/02/24(日) 00 04 51 ID ???0 213 小畑友紀の「スミレはブルー」も確か北海道が舞台 アイスホッケーとか出てたはず 215 名前:花と名無しさん :2008/02/24(日) 00 08 51 ID ???0 213 「ポポ先生がんばる!!」太刀掛秀子 北海道の架空の村に派遣されることになった新米獣医の奮闘記 コミックスで2巻(別短編収録)、文庫で1巻でご希望よりは ちょっと短いけどすんごくいいお話なのでぜひ 216 名前:花と名無しさん :2008/02/24(日) 00 11 19 ID ???0 213 山岸凉子 「妖精王」 ファンタジーですが、北海道を舞台に 北海道に伝わる民話などもからめて展開していきます。 佐々木倫子 綾辻行人原作 「月館の殺人」 既読かもしれませんが、北海道を舞台にした鉄道ミステリー。 吉村明美 「薔薇のために」 これも既読の可能性が高いですが、舞台は札幌。 217 名前:花と名無しさん :2008/02/24(日) 00 44 36 ID ???0 213 板本こうこ「銀の魚銀の波」(講談社) 明治から昭和にかけての小樽を舞台にしたニシン漁に絡む三代の女性の物語。 作者の身内がモデルらしいです。絶版みたいですが。 北野生「函館恋愛物語」(秋田書店) まあ、タイトル通り…かな? 218 名前:花と名無しさん :2008/02/24(日) 00 46 30 ID ???0 あ、すみません、217はどっちも1巻だからNGですね。 「銀の魚銀の波」は新書版コミックスだと2巻程度のボリュームですが。 220 名前:花と名無しさん :2008/02/24(日) 13 46 02 ID ???0 213 大和和紀「N.Y.小町」 明治の北海道開拓地→N.Y 山内直実(氷室冴子原作)「雑居時代」「蕨ヶ丘物語」
https://w.atwiki.jp/agew/pages/15.html
君がいた季節 ゲーム 1999/07/23 Primary(初回版)発売 駿河屋 1999/11/26 通常版発売 駿河屋amazon 2001/08/03 フルボイス版発売 駿河屋 2011/10/28 リメイク版発売 駿河屋amazon ゲーム予約特典 Primary(初回版) とらのあな テレホンカード 駿河屋 テレホンカード 駿河屋 フルボイス版 テレホンカード 駿河屋 リメイク版 FC通販 テレホンカード 駿河屋 グッドウィル 図書券 駿河屋 メッセサンオー テレホンカード 駿河屋 図書カード まんだらけ ソフマップ テレホンカード 駿河屋 ソフマップ 下敷き 駿河屋 げっちゅ屋 テレホンカード 駿河屋 テレホンカード 駿河屋 テレホンカード 駿河屋
https://w.atwiki.jp/enshutsu/pages/244.html
下田 久人(しもだ ひさと) 陸演隊、サンライズなどで活躍。 アニメーション演出のほか、舞台演出や自主制作映画などにも経験している。 フィルモグラフィー 魔法陣グルグル(1994) 制作進行 空想科学世界ガリバーボーイ(1995) 製作進行 コスモウォーリアー零(2001) 制作進行 HUNTER×HUNTER(OVA/2001) 絵コンテ・演出 3話 演出 6話 ジャングルはいつもハレのちグゥ(2001) 演出 23話 25話 爆闘宣言ダンガイダー(2002) 絵コンテ・演出 13話 演出 6話 ガンフロンティア(2002) 絵コンテ・演出 5話 天使な小生意気(2003) 演出 5話 10話 15話 20話 26話 SUBMARINE SUPER 99(2003) 演出 10話 日常恐怖劇場 オモヒノタマ 念珠 八ノ珠 「猫の手」(実写/2003) アニメーションパート演出 W~ウィッシュ~(2004) 絵コンテ・演出 5話 11話 演出 6話 8話 SDガンダムフォース(2004) 絵コンテ・演出 10話 演出 6話 14話 20話 29話 35話 44話 48話 メモリーズ・オフ(OVA/2004) 絵コンテ・演出 夏色の砂時計(OVA/2004) 演出 エンディングアニメーション 冒険王ビィト(2004-2005) 絵コンテ 20話 機動新撰組 萌えよ剣(2005) 演出 1話 4話 6話 12話 好きなものは好きだからしょうがない!(2005) 演出 5話 お茶犬~「ほっ」とものがたり~(2006) 総合演出 BLACKLAGOON(2006) 演出 13話 18話 はぴねす!(2006) 演出 12話 僕等がいた(2006) 演出 4話 鍵姫物語 永久アリス輪舞曲(2006) 演出 4話 爆球HIT! クラッシュビーダマン(2006) 演出協力 12話 17話 35話 ケロロ軍曹(2007−2010) 絵コンテ・演出 209話 228話 240話 255話 265話 277話 289話 303話 309話 319話 演出 170話 178話 191話 198話 218話 ソーセージ Mari&Mari(舞台演劇/2007) 製作総指揮 ながされて藍蘭島(2007) 絵コンテ・演出 7話 16話 演出 3話 DEATH NOTE(2007) 演出 24話 31話 Master of Epic The Animation Age(2007) 演出 5話 超劇場版ケロロ軍曹3 ケロロ対ケロロ天空大決戦であります!(劇場/2008) 演出(共同) はじめの一歩 New Challenger(2009) 演出 4話 9話 いちばんうしろの大魔王(2010) 演出 10話(共同) STEINS;GATE(2011) 演出 7話 13話 電波女と青春男(2011) 演出 7話 はじめてのギャル(2017) 絵コンテ 9話(共同) 将国のアルタイル(2017) 絵コンテ 21話 アンゴルモア元寇合戦記(2018) 絵コンテ 2話(共同) からくりサーカス(2018-2019) 絵コンテ 3話(共同) 27話
https://w.atwiki.jp/mimatsu/pages/18.html
とりあえず1980年以降にデビューの声優について記載。公式プロフィールやウィキペディア等を参考にしています。性質上、正確なものとはいえず、特にタイトルのないデビューはおおよそこのあたり、程度のものです。2,3年かそれ以上のブレがありうることはあらかじめご了承ください。 2006 浅沼晋太郎(ゼーガペイン) 坂本梓馬(ラブゲッCHU ~ミラクル声優白書~) ささきのぞみ(僕等がいた) 2005 阿澄佳奈 井上奈々子 江里夏(アニマル横町) 下田麻美 矢作紗友里(かりん) 菊池美香(ツバサ・クロニクル) 儀武ゆう子 工藤晴香 斎藤桃子(IZUMO) 酒井香奈子(REC) 庄子裕衣(IZUMO) 2004 明坂聡美 井上麻里奈(コゼットの肖像) 片岡あづさ(愛してるぜベイベ★★) 鹿野優以 川瀬晶子(アストロボーイ・鉄腕アトム) 木村はるか 樹元オリエ 2003 伊月ゆい(D.C.~ダ・カーポ~) 稲村優奈 井ノ上ナオミ(魔法先生ネギま!) 井ノ上奈々(PEACE MAKER鐵) 狩野茉莉(魔法先生ネギま!) 喜多村英梨 小清水亜美(明日のナージャ) 後藤沙緒里(ギャラクシーエンジェル) 笹川亜矢奈(魔法先生ネギま!) 佐藤利奈 志村由美(魔法先生ネギま!) 出口茉美(魔法先生ネギま!) 2002 門脇舞以 木村まどか 清水愛 白石涼子 2001 神田朱未 栗林みな実 下屋則子(エイリアン9) 2000 金田朋子 小林由美子 三瓶由布子(だぁ!だぁ!だぁ!) 1999 浅野真澄 大前茜(ちびまる子ちゃん) 釘宮理恵 斎藤千和 真田アサミ(デ・ジ・キャラット) 沢城みゆき(デ・ジ・キャラット) 進藤尚美 1998 榎本温子(彼氏彼女の事情) 川澄綾子(星方武侠アウトロースター) 河原木志穂 木村亜希子 桑谷夏子 斎賀みつき 島涼香 清水香里(serial experiments lain) 1997 岡田純子(センチメンタル・グラフティ) 岡本麻見(センチメンタル・グラフティ) こやまきみこ 仙台エリ 園崎未恵 1996 かかずゆみ(機動新世紀ガンダムX) 桑島法子 小林晃子(パラッパラッパー) 齋藤彩夏(トイレの花子さん) 樋口智恵子(水色時代) 1995 入野自由 池澤春菜 倉田雅世 椎名へきる 1994 岩男潤子(モンタナ・ジョーンズ) 川上とも子 鈴木真仁(赤ずきんチャチャ) 1993 植田佳奈 櫻井智 1992 岡村明美(紅の豚) 宍戸留美 1991 飯塚雅弓(おもひでぽろぽろ) 緒方恵美 1990 愛河里花子(三丁目の夕日) 1989 かないみか 白鳥由里 1988 井上喜久子 折笠愛(小公女セディ) 1987 坂本真綾 1986 荒木香恵 川田妙子 篠原恵美(プロジェクトA子) 1985 天野由梨 伊藤美紀 岡本麻弥 佐久間レイ 1984 荘真由美 1983 笠原弘子(銀河漂流バイファム) 1982 勝生真沙子 1981 伊倉一恵 松岡洋子 1980 島津冴子
https://w.atwiki.jp/sarakisaragi/pages/31.html
夕日を見ると、ときどき僕は君を思い出す。 ビルから出たとたんに、冷たい風が思いっきり僕を直撃した。寒すぎる。雪が降ってもおかしくないくらいだ。マフラーを巻きなおし、ポケットに手を突っ込んで歩き出す。時計を見るといつのまにか五時を過ぎていた。 なんだか妙に疲れている。何かを忘れたまま日々をすごしているような気がしてならない。今日はもうそのまま帰ろう。重たい足取りで、僕は駅へと向かった。 電車の中は比較的空いていた。それでも、座席はみないっぱいで、僕はつり革につかまって流れゆく風景をぼんやりと見つめていた。 突然に大きな夕日が目に飛び込んできた。 窓越しに朱の光が差し込んできて、僕の頬を照らす。もう何年も前のことなのに、鮮やかに記憶がよみがえってくる。 彼女は長い綺麗な髪の毛をしていた。くるくるとよく表情を変えた。柔らかなアルトで僕の名前を呼んだ。 「俊樹くん、ごめんね。待った?」 「いや、大丈夫だよ。行こうか」 僕の学校の近くにある本屋がいつも僕らの待ち合わせ場所だった。学校が違う彼女とは、それでもなるべく一緒に帰るようにしていた。 帰り道はいつも夕日に照らされて朱かかった。その中を、僕らは手をつないで歩いた。初めのうちはとてもぎこちなくて、照れくさくて、でもなんだかそれがすごくよかった。僕らはお互いに赤くなった頬を、夕日でごまかしていた。 憧れの風景はまさにそんなイメージだったから、僕はそれだけで本当に本当に幸せだった。みつめあって、話をするだけで満たされた。 いつの間にか年月は流れて、僕らは別れた。いつのまにか、ただそばにいるだけではだめになっていた。彼女とちゃんと向き合うことから逃げているうちに、彼女はどこかへ行ってしまった。 今年の冬はとても寒いらしい。元気でやっているだろうか、風邪などひいてないといいけどな…夕日を見ながら、僕はそんなことを思った。 ************************* bian co nero の「君がいた風景」からイメージして 書いた話です。雰囲気が出ているといいんですけどねー。 ~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~* よろしければ下にコメントをどうぞ。感想や励ましなどお待ちしております。 切ない・・・ -- 輪 (2007-01-10 21 57 30) 輪さん、コメントありがとうございます。切なくなっていただけて嬉しいです。 -- 如月沙羅 (2007-04-29 18 54 34) 名前 コメント トップページには、上の「沙羅@かふぇ」でお戻りいただけます。 -