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(MIX無し) 君に手紙を書きました 何もない平凡な便箋に何枚も… 青いインクを選んだ理由は 青空が好きだって 君が言ってたから でも 改まると何を書けばいいのか 何だか恥ずかしくなりますね だから ぼんやりと君を思い浮かべながら 話しかけてみたんです 好きと(好きと)書けずに(書けずに)破り捨て 何回も何回も 遠回りしました 君のどこに惹かれたんだろう 出逢いまで遡り 考えてみました 君の笑顔や気の抜けたような顔も 微笑ましくて好きですが そういうんじゃなく悲しそうな顔の時に 胸が締め付けられるんです 好きと(好きと)書けずに(書けずに)ペンを置いて 大勢で撮った写真 君を眺めました 「僕は、普段、手紙を書きません。 でも、急に君に手紙が書きたくなったんです。 読んで貰えますか?」 なぜ 今 僕は 君に手紙なんて 書こうとしていたのでしょう? おそらく それは 君のことを考えるのが 一番楽しい時間だから きっと(きっと)出さない(出さない)この手紙 何時間もまとまらない書き散らかしの恋 気持ちなんてどうやっても言い表せないよ 封筒に入れたのは 僕の独り言さ 名前 コメント
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+※商品数が10個以上あるので隠しています、情報を見る際は+をクリックして表示させて下さい。 俺の妹がこんなに可愛いわけがない 高坂 桐乃(こうさか きりの)私服 コスプレ衣装 アニメ 俺の妹がこんなに可愛いわけがない 高坂 桐乃(こうさか きりの) 私服 グッズ オーダメイド対応可能 発売日 :2013年5月2日 発売 商品情報 ・素材:高級ポリエステル 俺の妹がこんなに可愛いわけがない ★黒猫 聖天使ver 俺の妹がこんなに可愛いわけがない ★黒猫 聖天使ver コスチューム、コスプレ コスプレ衣装 新品 完全オーダメイドも対応可能 発売日 :2013年4月26日 発売 商品情報 ・素材:ポリエステル、高級厚手サテンなど 俺の妹がこんなに可愛いわけがない ★黒猫 コスチューム 俺の妹がこんなに可愛いわけがない ★黒猫 コスチューム、コスプレ コスプレ衣装 新品 完全オーダメイドも対応可能 発売日 :2013年4月26日 発売 商品情報 ・素材:ポリエステル、高級厚手サテンなど 俺の妹がこんなに可愛いわけがない 黒猫/高坂桐乃 メイド服 コスプレ衣装 アニメ 俺の妹がこんなに可愛いわけがない 黒猫/高坂桐乃 メイド服 グッズ オーダメイド対応可能 発売日 :2013年4月16日 発売 商品情報 ・素材:高級ポリエステル 俺の妹がこんなに可愛いわけがない 高坂 桐乃(こうさか きりの)衣装 グッズ コスプレ アニメ 俺の妹がこんなに可愛いわけがない 高坂 桐乃(こうさか きりの)衣装 グッズ オーダメイド対応可能 発売日 :2013年3月19日 発売 商品情報 ・素材:高級ポリエステル 俺の妹がこんなに可愛いわけがない 五更 瑠璃風/黒猫 衣装 コスプレ アニメ 俺の妹がこんなに可愛いわけがない 五更 瑠璃風/黒猫 衣装 オーダメイド対応可能 発売日 :2013年3月19日 発売 商品情報 ・素材:高級ポリエステル 俺の妹がこんなに可愛いわけがない 五更瑠璃 黒猫 衣装 コスプレ アニメ 俺の妹がこんなに可愛いわけがない 五更瑠璃 黒猫 衣装 オーダメイド対応可能 発売日 :2013年3月19日 発売 商品情報 ・素材:高級ポリエステル 俺の妹がこんなに可愛いわけがない 高坂京介 風 制服 コスプレ衣装 俺の妹がこんなに可愛いわけがない 高坂京介 風 制服 コスプレ衣装 cc0379 (サイズオーダー品) 【お取り寄せ品】 発売日 :2012年11月8日 発売 商品情報 ・素材:ポリエステル、合皮、綿 俺の妹がこんなに可愛いわけがない 高坂 桐乃(こうさか きりの) ウィッグ コスプレ 俺の妹がこんなに可愛いわけがない 高坂 桐乃(こうさか きりの) ウィッグ 発売日 :2013年1月28日 発売 商品情報 ・セット内容:ウィッグ+ウィッグネット ・サイズ:調整可能のアジャスター付き 俺の妹がこんなに可愛いわけがない 五更 瑠璃 (ごこう るり) / 黒猫 (くろねこ) ★ 黒紫 ロング コスプレ ウィッグ 【2種類ウィッグネット付】 俺の妹がこんなに可愛いわけがない 五更 瑠璃 (ごこう るり) / 黒猫 (くろねこ) ★ 黒紫 ロング コスプレ ウィッグ ◆耐熱高品質ウィッグ◆ 発売日 :2013年4月7日 発売 商品情報 ・セット内容:ウィッグ+ウィッグネット2種類セット ・長さ:約100cm 俺の妹がこんなに可愛いわけがない 黒猫 五更瑠璃 コスプレ 靴 ブーツ 俺の妹がこんなに可愛いわけがない 黒猫 五更瑠璃 コスプレ 靴 ブーツ xz1265【お取り寄せ品】 発売日 :2012年7月4日 発売 商品情報 ・素材:合成皮革 俺の妹がこんなに可愛いわけがない 黒猫 五更瑠璃 コスプレ 靴 ブーツ 俺の妹がこんなに可愛いわけがない 黒猫 五更瑠璃 コスプレ 靴 ブーツ xz948【お取り寄せ品】 発売日 :2012年7月4日 発売 商品情報 ・素材:合成皮革 俺の妹がこんなに可愛いわけがない メルル コスプレ 靴 ブーツ 俺の妹がこんなに可愛いわけがない メルル コスプレ 靴 ブーツ xz1066【お取り寄せ品】 発売日 :2012年7月4日 発売 商品情報 ・素材:合成皮革
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[2011/01/12 14 04] 俺の妹がこんなに可愛いわけがない 第01話 「俺が妹と恋をするわけがない」 第02話 「俺が妹とオフ会に行くわけがない」 第03話 「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」 第04話 「俺の妹が夏コミとか行くわけがない」 第05話 「俺の妹の親友がこんなに××なわけがない」 第06話 「俺の幼馴染がこんなに可愛いわけがない」 第07話 「俺の妹がこんなに小説家なわけがない」 第08話 「俺の妹がこんなにアニメ化なわけがない」 第09話 「俺の妹がこんなにエロゲー三昧なわけがない」 第10話 「俺の妹がこんなにコスプレなわけがない」 第11話 「俺の妹がこんなにメイドなわけがない」 第12話 「俺の妹の人生相談がこれで終わるわけがない GOOD END」 第01話 「俺が妹と恋をするわけがない」 動画番号 再生時間 再生数 コメント数 sm12317973 24 30 882 1459 sm12318164 24 30 1866 473 第02話 「俺が妹とオフ会に行くわけがない」 動画番号 再生時間 再生数 コメント数 sm12391660 24 30 1113 1406 第03話 「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」 動画番号 再生時間 再生数 コメント数 sm12466955 24 30 1357 1679 第04話 「俺の妹が夏コミとか行くわけがない」 動画番号 再生時間 再生数 コメント数 sm12540293 24 30 1716 1718 第05話 「俺の妹の親友がこんなに××なわけがない」 動画番号 再生時間 再生数 コメント数 sm12609001 24 30 1882 2522 第06話 「俺の幼馴染がこんなに可愛いわけがない」 動画番号 再生時間 再生数 コメント数 sm12683272 24 30 1116 1725 第07話 「俺の妹がこんなに小説家なわけがない」 動画番号 再生時間 再生数 コメント数 sm12753209 24 30 1553 2528 第08話 「俺の妹がこんなにアニメ化なわけがない」 動画番号 再生時間 再生数 コメント数 sm12819699 24 30 1987 1754 第09話 「俺の妹がこんなにエロゲー三昧なわけがない」 動画番号 再生時間 再生数 コメント数 sm12887573 24 30 1469 1912 第10話 「俺の妹がこんなにコスプレなわけがない」 動画番号 再生時間 再生数 コメント数 sm12951597 24 30 1522 2122 第11話 「俺の妹がこんなにメイドなわけがない」 動画番号 再生時間 再生数 コメント数 sm13012656 24 30 1313 1705 第12話 「俺の妹の人生相談がこれで終わるわけがない GOOD END」 動画番号 再生時間 再生数 コメント数 sm13073405 24 30 1655 1778 sm13073695 24 30 181 133
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746 名前: ◆5yGS6snSLSFg[saga] 投稿日:2011/07/08(金) 11 29 58.60 ID Xd9+PwXQo 夏休み二十五日目。 名前:兄貴[] 投稿日:2011/08/15(月) xx xx xx.xx ID xxxxxxxxx なんだかとんでもないフラグを立ててしまった気がするが、俺は敢えて無視する なんか夏らしい安価ない? 今の所海だけなんだけど。 ≫753 753 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/07/08(金) 11 40 05.83 ID A5qOaE7+o ブリジット・日向・珠希の幼女トリオと動物園へ 記念撮影をしたら、それを桐乃にメールで送る 758 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/07/08(金) 11 44 58.96 ID 581ykBsWo ふれあいパークで幼女とも触れ合うぜフヒヒヒヒとか京介氏許されざるよ 825 名前: ◆5yGS6snSLSFg[saga] 投稿日:2011/07/09(土) 19 47 41.85 ID GH5XnRp1o もう最後の一文には突っ込まないことにした。 もはや、お約束ってやつになりつつあるからな。 「休日っぽくはあるけど、夏っぽくはないな」 っていうか、リアル幼女3人組を連れて歩くのはちょっと危ない予感がする。 通報的な意味で。 せめて、他にもう一人女性と呼べる人がいればよかったんだが。 「昨今は、幼女を見ただけでも通報されるご時世だからなあ」 ニュー速で見たひとつの記事が頭をよぎる。 『フルフェイスのメットをかぶったライダーに見つめられる事案が発生』 「…………捕まったら、あいつらちゃんと誤解といてくれるかな?」 指定された面子に、駅前に集合するように電話をかけた。 約束の時間の10分前。俺が駅に到着すると、そこにはもう俺以外の全員が揃っていた。 「高坂くーん。こっちこっち」 「おにぃちゃーん」 「あっ、お兄ちゃん」 まわりの視線が一気に俺に注がれる。 どう見ても姉妹には見えない幼女と金髪幼女からの、これまたどう見ても兄妹には見えない男へのお兄ちゃん発言。 もう一人の女の子はなぜか名字呼び。 なんという異色のとりあわせか。 これで違和感――もっと言うと“犯罪の匂い”を感じない方がおかしい。 まるで俺が幼い子たちをたぶらかしてどこかへ連れ去る計画のようにしか見えない。 というのは冗談だが、目立つのは確かだ。 周りの視線がすごい痛い。 ……あれ? まさか、ほんとにそう思われてるわけじゃないよね? 「さ、早速でかけようか!」 通報されないうちにな! 道中でブリジットと妹猫たちも互いに自己紹介をすませ、たわいない世間話ができるくらいには打ち解けていた。 特にブリジットと珠希ちゃんはメルルの話題で盛り上がっていた。 やっぱり共通の趣味があると仲良くなるのも早いんだな。 さすがに動物園まで来ると、子供連れも多く、俺たち一行が目立つようなことはなくなった。 「おにいちゃん、こあらですよ!」 「あぁ、コアラだな」 コアラではしゃげる純真さがまぶしい。 俺の妹ときたら、エロゲではしゃいじゃってるもんな。 珠希ちゃん、どうかそのまま健やかに大きくなってくれ。 「ブリジット、あんまり離れちゃだめだぞ?」 「はい、お兄ちゃん」 ブリジットは相変わらず素直だし、桐乃にブリジットの爪の垢を煎じて飲ませてやりたくらいだ。 「……高坂くんってロリコンなの?」 「おまえはいきなりなんてことを聞くんだ!?」 今のどこにロリコン要素があった!? 「だって、高坂くんさっきから顔にやけっぱなしだよ?」 「それは違う意味でにやけていたんだ」 826 名前: ◆5yGS6snSLSFg[saga] 投稿日:2011/07/09(土) 19 48 09.23 ID GH5XnRp1o 俺はあくまでも珠希ちゃん、ブリジットの微笑ましさににやけていただけで、決して性的な興奮を覚えていたわけではない。 それにしても、日向ちゃん、小学5年生のくせにどこでロリコンなんて言葉を覚えたのか。 「日向ちゃんって、なんだかおばちゃん臭いよな」 年相応じゃないというか、もっと端的に言うと耳年増っつーか。 「乙女になんてことを!? これでもあたしぴちぴちの小5ですけど!?」 「どこの小学生が“ぴちぴち”とか言うんだよ」 もう完全に死語だろ、それ。 「ぐっ……って、あれ? 珠希とブリジットさんは?」 「俺はごまかされ――あれ?」 さっきまでそこにいたはずの二人の姿がない。 「あいつらどこいった!?」 あんだけ離れちゃ駄目だって言っといたのに! 「と、とにかく探そうよ!」 「……いや、その必要はない」 「なんで!? 高坂くんは心配じゃないの!?」 「落ち着いてあれを見てみろ」 俺はそう言って一つのショップを指さした。 「……ほんとだ」 そこには、仲良く並んでソフトクリーム屋の前に立ち、期待を込めた表情で俺を見つめるブリジットと珠希ちゃんの姿があった。 「ははっ……おまえも食うか? アイスくらいなら奢るぞ?」 「えっ? いいの?」 「乙女に奢るのは紳士のたしなみだからな」 「さっすがお兄ちゃん! 話がわかるぅ!」 「で? これは何?」 「動物園で撮った記念写メ」 桐乃が俺につきつけている携帯の画面には、うまそうにソフトクリームを食べる幼女3人組+俺が写し出されていた。 自分で持って撮ったため、撮影できる範囲が狭く、4人がひしめきあうようにして映っている。 「そんなことを聞いてるんじゃない!」 「おいおい、それじゃあ何を聞きたいんだ?」 「なんであんたがロリコン全開でブリジットちゃんと映ってんのって聞いてんの! っつーか他の2人誰!?」 「黒猫の妹たち。大きい方が日向ちゃんで、小さい方が珠希ちゃんな。どう? かわいくね?」 「やっば……超かわいい。……じゃなくて! なんであんたがその子たちと出掛けてんの!?」 ちっ。話題転換失敗。 「いや、黒猫が、夏休みなのに妹たちをどこにも連れて行ってやれなくて可哀想だって言ってたからさ。それじゃあ俺がと、保護者がわりに連れてったわけだ。ブリジットは俺が誘った」 「なんで勝手にブリジットちゃんと着実に仲良くなってんのよ!」 「いやいや! 何で仲良くなるのにおまえの許可がいるんだよ!」 どっちかっつーと許可が必要なのは向こうのご両親のだろ! 夏休み、二十五日目。朝パート 安価成功 名前:兄貴[] 投稿日:2011/08/16(火) xx xx xx.xx ID xxxxxxxxx いやあ、いい休日だった やっぱ幼女の癒しパワーはぱねえな 昼の安価を決めようか ≫834 834 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/07/09(土) 19 54 37.88 ID nNd29YgGo 桐乃と二人で出かけて昼飯奢らせる ついでにプリクラ撮って麻奈実、沙織、加奈子、フェイトに送りつける 848 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/07/09(土) 20 03 40.94 ID i05PBOSDO これは修羅場くるでwwwwww 849 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/07/09(土) 20 05 05.20 ID Z/3Zbyh2P 昼を奢らせるのが難度高そうだw プリクラは口ではごねてもムッチャ乗り気でしそうww 857 名前: ◆5yGS6snSLSFg[saga] 投稿日:2011/07/09(土) 21 42 04.47 ID GH5XnRp1o 「奢らせる……だと……?」 奢るなよ、京介。最初から誰も、下僕であったわけではない。 俺も、赤城も、麻奈実でさえも。 だがその耐えがたい忍従の時も終わる。 「これからは私が上に立つ」 「無理でした」 「ちょっと、何のろのろしてんの! 早くしてってば!」 「ちょ、ちょっと待てって!」 せかされ、桐乃の後を追いかける。 俺たちは駅前のショッピングモールに遊びにきているのだが、終始桐乃にイニシアチブを握られっぱなしだ。 『ショッピングモールって……もっと他になかったのか』という意見もあるだろうが、仕方なかったんだ。 昼飯+プリクラという安価を達成するにはここがちょうどよかったんだよ。 フードコーナーもあるし、ゲーセンもあるしな。 さて、桐乃に飯を奢らせるにあたって、まずは主導権をにぎることから始めようと思ったのだが、それすら上手くいかない。 奢らせるとか無理ゲーだろ……“驕らせる”なら何もしなくても安価達成できるんだけどな。 「桐乃ー、昼飯どうする?」 半ば投げやりで桐乃に尋ねる。 「ソフトクリーム食べたい」 「えらくピンポイントだな」 っていうか、それが昼飯でいいのか? まあ、ソフトクリームくらい、フードコーナーへ行けばあるだろうけどさ。 それでなくてもショッピングモールには飲食店も多数入ってるし、ソフトクリームでなくても桐乃が気に入る店もあるだろう。 「じゃあ、うろうろしながら気に入った店探すか。さすがにソフトクリームじゃ腹は膨れん」 「うん、そうする」 「あんた、今なんて言った?」 「お、奢ってくれたらうれしいなー……なんて」 実際、この夏休み、出費が半端ねえんだよ。 一介の高校生には無茶が過ぎる。 ディ○ニーランド1泊2日旅行(2人分)プレゼントとかいうのもあったしな。散財とか言うレベルじゃねえぞ。 「この夏休み遊びすぎちゃってさ、お財布が悲鳴をあげてるんだよ」 「あー。あんた、あっちこっちに貢いでたもんね」 「その表現はやめてくれ」 なんだか俺が駄目男みたいじゃないか。 俺だって貢ぎたくて貢いだわけじゃないんだぞ。 「はあ……仕方ない。ここはだしといてあげる」 「まじで!? ごちになります!」 「そのうざいテンションやめてってば。……仕方なくだかんね。あやせとの旅行代出してくれたのあんたなんでしょ?」 「なぜそれを知っている!?」 まさかスレの存在が―― 「あやせが言ってた。……遅くなったけど、ありがと」 「……おう」 どうやらスレバレではなかったようだ。 そして、不覚にも感動しそうだ。 俺のお財布は安価に踊らされただけではなかった。目には見えないが、散財した分の成果はこうしてはっきりと残っている。 「よーし! またプリクラでも撮るか!」 「なんでそんなノリノリなのよ。……でも、あんたが撮りたいって言うなら、しかた――」 「桐乃! これにしようぜ!」 「人の話は最後まで聞きなさいよ!」 <フレームヲエランデネ! 858 名前: ◆5yGS6snSLSFg[saga] 投稿日:2011/07/09(土) 21 42 37.35 ID GH5XnRp1o 俺はアナウンスに従い、ハートのフレームを選択。 そして、さらさらと画面に文字を書き込んでいく。 「これでよし!」 「だから、なんでそんなに――」 「はっはっは! 大好きな妹とプリクラ撮るのにハイテンションになって何が悪い!」 続いて、筐体から撮影の準備に入ったことが告げられる。 <3.2.1 ハイ、チー ちゅー。 <ズ! 「き、桐乃!? おまえ、今何した!?」 「ほっぺなんだからうだうだ言わない!」 「言うに決まってるだろ!」 印刷されたプリクラをしげしげと眺める。 どこからどうみても、日常的にちゅーしているバカップルにしか見えない。 前回の“日常的にちゅーしてそうなバカップル”から、晴れて“日常的にちゅーしているバカップル”へと昇華した俺たち。 「……これはあんたのテンションが変に高かったせいで。あ、あたしはそれに乗せられただけだからね」 「この際だ。そんなことは置いておこう。…………いいか?これは絶対に誰にも見つからないようにするんだぞ」 特にあやせとか、親父とかにはな。 「うんっ、わかってる」 俺たちは絶対に見つからない保管場所について相談しながら、帰路についた。 夏休み、二十五日目。昼パート 安価成功 名前:兄貴[] 投稿日:2011/08/16(火) xx xx xx.xx ID xxxxxxxxx 安価達成してきたぜ。なんだかすんなり行きすぎてて怖い プリクラ送った時の各々の反応は以下に記す なお、名前は全て仮名だから本気にしないように 幼馴染 『ちょ、ちょっと仲良くなりすぎじゃない? 確かに前に、桐乃ちゃんとはもっと仲良くなれるよって言ったけど、こういう意味じゃ――』 ぐるぐる眼鏡 『うひょおおお! 禁断の妹√解禁でござるか、京介氏!? いや、いつかはと思っておりましたが……まさかこんなに早いとは! もげろ!』 ちんちくりん 『最近のプリクラって合成機能ついてたっけ? ふざけてっと桐乃にちくるぞ? 桐乃にばらされたくなかったら加奈子の言うことなんでも聞くこと』 行き遅れのお姉さん 『通報しました。…………という冗談はおいといて、なんなのこの異常事態』 956 名前: ◆5yGS6snSLSFg[saga] 投稿日:2011/07/12(火) 04 20 26.10 ID m/6GUyE6o 「おし、夕方は沙織んとこにブリジットとお泊りだったな」 お邪魔することは昨日のうちに伝えておいたし、ブリジットも一緒であることも伝えてある。 さらには、ブリジットをだしにして「できれば眼鏡は外した状態でいて欲しい」ともお願いしておいた。 『ござる』だとブリジットが怯えてしまいそうだとか言ってな。実際の所、全くの嘘ってわけでもないし。 万事抜かりはない。 「あとはブリジットと合流して、沙織ん家に行くだけだ」 「お二人とも、遠いところよくいらっしゃいました」 「悪いな、世話になる」 「お世話になります」 ぺこりとお辞儀をするブリジット。 本当に行儀のよい、できた子供だ。 桐乃を筆頭にその周辺の連中は少しは見習ってほしい。 ここへ来る道中、沙織について軽く説明しておいた。 俺や桐乃の友人であること。気のきく優しい奴だってこととかな。 「あなたがブリジットちゃんですわね? お噂はかねがね」 「うわさですか?」 ブリジットは頭上に?マークを浮かべ、困惑顔だ。 その噂とやらが気になるのだろうか。それとも、単純に初対面の相手に戸惑っているだけなのだろうか。 あるいはそのどちらもか。 「ええ。メルルのコスプレ大会で優勝した経験をお持ちで、さらには京介氏のロリコン開眼に一役買ったとか」 「ろりこん?」 「おい、幼い子になんてことを吹き込もうとしているんだ!」 着いて早々ヒートアップする俺。だけど、それもしょうがないだろ。 ブリジットが他の人の前でロリコンなんて言葉を発して見ろ。真っ先に疑われるのは俺なんだぞ? あやせあたりに問い詰められたら、上手く切り抜けられる自信なんてかけらもない。 ほんとのこと言ってもどうせ信じてくれそうにないしな。 「お兄ちゃん、ろりこんってなに?」 「もうお兄ちゃんと呼ばせている!? きっ、きりりんさんというものがありながら!?」 今度は沙織がヒートアップする番だった。 っていうか、少しバジーナの気が出ちゃってるぞ。落ち着け。 「これについては追々説明してやるから、まずは落ち着け。俺は別に開眼も何もしてねえから」 「あら、そうなのですか? まあ、立ち話もなんですからお部屋へどうぞ。お茶の用意もできておりますから。ブリジットちゃんにはケーキもありますよ?」 室内に通されると、沙織がお茶の用意をしてくれた。 出されたケーキと俺との間で視線を行ったり来たりさせている。 「……」 「ん? どうした?」 「えっ……あ、あの」 「ふふ。どうか、遠慮なさらず食べてください」 沙織はそう言って、ブリジットに優しく語りかけた。 「はいっ。いただきます」 どうやらブリジットは沙織の好意に素直に甘えていいものかと戸惑っていたようだ。 いきなり泊めてもらうだけでも悪いのに、さらにはケーキまでご馳走になるのは気が引けたのだろう。 その辺をいとも簡単に察する辺り、さすが沙織というべきか。 「…………あれ? どうした?」 「え? あ……なんでもないです」 気が付くと、ブリジットが再び俺の方を無言で見つめていた。 ははっ、さすがに今度のは俺もわかるぞ。 その目には、“覚え”があったからな。 「こっちも食べるか?」 「えっ!?」 957 名前: ◆5yGS6snSLSFg[saga] 投稿日:2011/07/12(火) 04 21 52.39 ID m/6GUyE6o うっかり口に出してしまったとでも思ったのか、口をおさえ、「しまった」というような表情になるブリジット。 大丈夫だぞ。出てない出てない。 俺はケーキをさくっと真っ二つにし、その片割れをブリジットへと差し出す。 「ほら、これで半ぶんこだ」 「はいっ!」 ブリジットは元気に返事をし、自分のケーキをいそいそと半分に切り始めたのだった。 「ふふ。こんなこと言ったらきりりんさんに怒られてしまいそうですが、まるでほんとの兄妹みたいですわね」 「ほ、本田・ムルコ……?」 「本田・ムルコス・パイドゥシャーコヴァー彗星」 えらく長ったらしい名前だが、これが正式名称なのだと言う。 沙織も案の定、途中でつまってしまう。俺も空で言えるようになるまで時間かかったもんな。 「友人から今日が最接近する日だって聞いてな」 「それで、いきなり『明日、おまえんちで天体観測させてくれ』なんて言い出したのですね」 「そうなんだよ。悪いな、毎度毎度いきなりで」 よくよく考えたら、これまでいきなりでなく沙織の家を訪れたことがない気がする。 初めて来たときでさえ、アポなしで突撃したくらいだからな。 前日に連絡した今回が一番計画的ってどういうことなの。 「それで? 見える方角はどちらなのですか?」 「えっ?」 「えっ?」 沙織ともども呆気に取られる。 「に、肉眼で視認可能なのかどうかとか……」 「えっ?」 「えっ?」 「えっ?」 今度はブリジットもついてきた。 ……ブリジットは一人にこにこ顔なので、意味はわかってないと思うけどな。 「ま、まさかとは思いますが、見える時間は夜で間違いなんですよね?」 「…………すまん。名前しか知らん」 それから俺たちは、大慌てで本田・ムルコス・パイドゥシャーコヴァー彗星について調べた。 「だあああ! どこもかしこも8月15日に最接近としか書いてねええええええ!」 何時ごろとか、どの方角に見えるとか知りたい情報はいっさい書かれてねえ! 特に時間がわからないのは致命的だ。下手したら朝方に終了してる恐れすらある。 「……すまん」 「京介さんがあやまることではありませんわ」 沙織はそう言ってくれるが、俺があのとき 685に詳しい情報を聞いていればこんなことには……。 「とりあえず、屋上に行ってみませんか? ひょっとしたら見えるかもしれませんし」 「……そうだな」 大した情報もなし星空を見上げて彗星が見える確率なんてたかが知れてるけど、部屋で項垂れているよりかはずっといいもんな。 「あ、その前に」 沙織はタンスの傍から何かを取り出した。 「なんだ?」 「虫よけです。ほら、ブリジットちゃん。こっち来て?」 「あの妙に明るい星はアルタイルって言うんだ」 「へえー」 「で、それから少しそれたところにある明るい星がベガ。……ブリジットは七夕の織姫と彦星って知ってるか?」 「しってます。いちねんにいちどだけ、会うことができるんですよね?」 「ああ。その彦星と織姫があの、アルタイルとベガなんだよ。で、二つの星の間にあるのが天の川」 「ミルキーウェイですね?」 ああ、そういえば外国では天の川のことをミルキーウェイって言うんだったな。 958 名前: ◆5yGS6snSLSFg[saga] 投稿日:2011/07/12(火) 04 22 36.41 ID m/6GUyE6o 「そうそう、天の川と言えば」 なんでも、俺たちの住む地球は銀河の端っこよりの所にあるらしい。 天の川のある方向は銀河の中心方向であり、そのため、その方向ではより多くの恒星が観測でき、その結果としてあのような明るい帯状の模様が夜空に浮かび上がるのだと言う。 「ふわぁ……お兄ちゃんって、ものしりなんですね」 「そうでもないさ」 実際、小学生で習う程度のことしか言ってないしな。 多分、ブリジットの言には多少のおべっかも入ってると思う。本人がそれと自覚しているかは別にして。 「謙遜なさらなくてもいんですよ? 銀河の中心云々の話は小学生では習いませんし」 「沙織もからかうなよ。大したこと言ってないのに褒められるとくすぐったくなる」 「ふふ、いいではありませんか。ブリジットちゃんも尊敬してくれてるみたいですし。ね、ブリジットちゃん?」 「はいっ、さすがお兄ちゃんです」 若干“さすが”の意味をはき違えている気がするが、ここは敢えてスルーしよう。 俺も“どこがどうおかしい”としっかり指摘できる気がしないからな。 「さて、会話に一区切りがついたろころでお知らせがあるのですが」 と沙織が切り出した。 「どうした?」 「ひょっとして、あれが本田・ムルコス・パイドゥシャーコヴァー彗星ではありませんか?」 「なにい!?」 念のために言っておくが、沙織が本田・ムルコス・パイドゥシャーコヴァー彗星をすらすらと言えたことに驚いたわけじゃないぞ。 沙織の指差す方向。さっきまで俺たちが向いていた方向とは逆の夜空を見上げる。 そこには青く輝く彗星があった。 「多分あれだ」 まさか本当に見つかるとは。 ……っていうか、案外ゆっくり移動するのな彗星って。俺、もっと流星みたいなの想像してたよ。 「きれいですわね」 「そうだな」 なんというか、不思議な光だな。 世の男性諸君。女性を口説くには絶好の機会かもしれないぞ。 ……ロマンチックなことを言うような柄ではないので俺は遠慮しておくが。 そして、俺の隣では完全に流星と勘違いしている奴がいた。 「お兄ちゃんがマネージャーになりますように。お兄ちゃんがマネージャーになりますように。お兄ちゃんがマネージャーになりますように」 なんだ? その願い事は。 「というわけで、無事、沙織たちと彗星を観測することに成功したのだよ」 「死ね」 「一言だけ!? というか、あまりにも辛辣すぎねえ!?」 もっと他になかったの!? ……こうなったら、意地でも他のリアクションを引っ張り出してやる。 「なんと昨日は川の字で寝たんだぜ! あ、真ん中は当然ブリジットな」 「この馬鹿兄貴! いっっっつも口酸っぱくしてあたしも誘えって言ってんでしょうが!」 ようやくいつものリアクションをしてくれた桐乃。 やっぱり、こっちのが落ち着くな。淡々と「死ね」は心に来る。 『死んでください』 「あやせもかよ!」 上は俺があやせに送った報告メールの返事である。 ……俺、今回そんなに死ななきゃならないようなことしでかしたか? 落ち込んでいると、あやせから続いてこんなメールが届いた。 『ブリジットちゃんは無事なんでしょうね?』 ……あやせの俺への信用度が低すぎる。泣きたい。 959 名前: ◆5yGS6snSLSFg[saga] 投稿日:2011/07/12(火) 04 23 47.88 ID m/6GUyE6o 『たしかにブリジットの世話頼んだけど、そこまでやれとは言ってなくね? っつーか全部おめーにまかせるのもあれだから、そろそろブリジットの世話加奈子が変わってやるよ』 一体どういう風の吹き回しだろうか。 あの加奈子がブリジットの世話を申し出るだなんて。 ともあれ、別に俺はブリジットと遊ぶことは苦とも思っていないので、断る旨を返信した。 ただでさえ貴重な癒しタイムを奪われちゃかなわんからな。ビバ、幼女の癒しパワー。 『いやいや、大丈夫だから。加奈子がやっから』 ……何を焦ってるんだ? こいつは。 夏休み、二十五日目。夕方パート 安価成功 夏休み二十五日目終了 本日の好感度変動 桐乃 朝 ±0 (もう嫉妬補正ぐらいではあがりません) 昼 +0.5 夕 ±0 (もう嫉妬補正ぐらいではあがりません) ―――――――――――――――――――――― 計 +0.5 麻奈実 ±0 沙織 朝 ±0 夕 +1 ――――― 計 +1 あやせ -1 加奈子 昼 -1 夕 -1 ─―――─ 計 -2 ブリジット 朝 +1 夕 +1 ――――─ 計 +2 日向 +1 珠希 +1 フェイト -1 夏休み二十五日目終了時の好感度 桐乃 +12 ※嫉妬無双 麻奈実 +8 黒猫 +3 ※覚醒済み 沙織 +7 あやせ +1 ※女王様気質 加奈子 +6 ブリジット +7 日向 +5 ※眼鏡をかけるようになっている 珠希 +4 瀬菜 +6 フェイト +2 ※年下の良さを認識 佳乃 ±0 赤城 +2 大介 ※殺意の波動の気配がする「仏の顔も3度まで」残り…1回
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拝啓、お父さん、カレーママへ 一応これは日記的な物なんだが、始まりはこれで行くと決めました まぁ、そんな些細な事はさておき 今回は俺、高坂京介の日常について書きましょう 最近は、外を出歩いてもクソバ……、もとい婆さん達に襲われる事は滅多に無くなりました それだけでも十分俺にとっては嬉しいのだが、俺の生活はあれからまだまだ変化し続け、今では殆ど跡形も無くなりました 学校には俺の手紙専用なるロッカーや、弁当保存用の冷蔵庫が先生陣によって作られていたし、麻奈実と一緒に帰っても、多少周り視線が鋭くなっている気がするが問題無くなった 麻奈実は何やら「私、死んじゃうのかなぁ」何て事を呟いていたが、心配のし過ぎだろう。 とにかく、何が書きたいかというと、俺も今の生活に馴れ。日々青春を謳歌しているという事だ 「ふぅ」 俺はここまで書くとペンを多少乱暴に放ってベッドへとダイブした 現在時刻は午前十時半、土曜日だ。ついでに言うと非常に久しぶりの休みだ。 本来なら清清しい気分な筈なのだが、俺はひとっつも清清しい気分になどなれない。 改めて振り返ってみるとどんだけ自分が異常な環境に居たのかが分かるのだが、今はそんな事はどうでもいい よく考えてみろよ?、俺は今までモテた事があったか? ……いや、無い!、無いんだよ畜生!!!! でも今は自分で言っちゃなんだが多分モテていると思う そりゃぁモデルなんて今でも辞めてやりたいけど、それのおかげで俺は今モテ期という奴が来ているんでは無いだろうか? ラブレター?、貰っている。 告白?、されている。 お弁当?、貰っている。 だがこれらのイベントが起きたのは全部俺がモデルを始めてからだ。 非常に認めたく無いのだが、こうなった以上認めるしかあるまい 俺が今モテているのは俺がモデルをしているおかげだと。 どうする?、モデルは是非とも辞めさせていただきたい。でもこのままモテてもいたい ここまで考えて俺は一つの結論に辿り着いた 「……今の内に彼女作っちまえばいんじゃね?」 この作戦じゃ俺の理想のハーレムエンドは迎えられんが仕方あるまい。 非常に残念だがな。 とにかく明日から行動だ。 久しぶりに部活に顔を出してみよう、何かしらのイベントが起きるかもしれん。 俺はそこまで考えると明日の英気を養うためにもう一度寝ようとベッドにダイブしたのだった。 ・・・・ 「あ……兄貴が彼女を!?」 だ、駄目!!、兄貴は私を彼女……じゃなくてそんな事になったらモデルの仕事に支障をきたしちゃうじゃん!! 私は壁から体を離して何とかしなければ!、と頭を悩ませた。 ………な、何も思いかばないんですけど……。 どうしたらいい!?、早くしないと手遅れになる!! 時間が過ぎ去っていく中、私は最初に思いついた確実なんだがやりたくない、そんな作戦の事を考えていた これは一人では出来ない、最低でも助けが二人は必要なのだ。 だけどこの情報を出来る限り他の人には言いたくない 兄貴が彼女を欲しがっているなんて知ったら皆絶対に積極的になるに決まってる。 でもこのままだと絶対に兄貴に彼女が出来てしまう、だって最近の兄貴は私から見てもかなりモテる 多分次学校に兄貴が行っても靴箱の中は手紙で一杯だろう(桐乃は京介の手紙専用ロッカーがある事を知らない) なら私に残される道はどうにかして兄貴に一番遠いっぽそうな奴を選んで兄貴の邪魔をするしかない。 まず兄貴の学校に先回りして靴箱の中の手紙を一掃する 直接行動する奴は変装して兄貴の学校に潜り込んで、偽の兄貴に彼女がいる情報作戦で仕留める。 お弁当はまぁ許してやっても良いだろう、兄貴はチキン&鈍感だから殆ど好意に気付かない、気づいたとしても勘違いが怖くて「俺の事が好きなの?」とは聞けない。渡したりする側も同じく怖くて遠回りな好意表現をしているので自分から告白は無い。 だから遠回りな好意表現をする奴はこの際無視でいいだろう。 まぁ作戦はこんな所だろうか、そして次はメンバー決めだ。 一人はもう決まっている、加奈子だ。 加奈子は一番兄貴の好みから遠いし感情を表すのが下手だ。よって兄貴は加奈子の好意には気付いていないし、多分それはこれからも変わらないだろう。 問題は二人目だ、あやせはどうだろうかと思ったが結果的に却下だ 多分この中で一番兄貴の好みに近いのはあやせだろう、よって却下決定。 ブリジットはどうだろうか、いや、これも却下だ、兄貴の性格的好みが一致し過ぎている。 黒猫?、却下決定、多分この中で好意表現が一番上手いのは黒猫だからだ よって……、沙織に決定。 沙織も外見がかなり良いが普段はあのメガネのせいで隠れているためセーフ、性格も兄貴は良い奴とは思っているけど友人的好意なのでオーケー かなりきわどいけれども何とか全てクリア。 という事で今回のメンバーは加奈子と沙織に決定。 この三人で朝から手紙を処分したり、告白する側には偽情報で処分。 これで決定だ。 さて、そうと決まれば早速連絡だ、兄貴の事だ、どうせ「有言実行!、早速明日部活で何かしらのイベント確保だぜ!!」とか言って明日から行動するに決まってる。 うん、我が兄貴ながらアホだな。 そんな事を考えながらまずは加奈子に電話をする prrrrrrrrr prrrrrrrrr prrrrrrrrr 何回かコールするが出る気配がない ただでさえ時間が無いのに出る気配がないので私はイライラが募っていくばかりだ。 チッ、何してんのよ加奈子の奴!! 私がそんな風に愚痴っていると加奈子が合計15回目のコールでやっと出た 『あーい、もしもしぃ?どったの?。プッ、アハハハ』 出たと思えばこれだ、どうせ昼ドラでも見ているんだろう。そうに違いない。 「もうちょっと早く出ろっつの!」 『えぇ?、だって今加奈子ってばドラマ見てたしさぁ』 まだ笑っていた余韻が残っているのか、息が荒い。どんだけ笑ってたんだ。 向こうはドラマが気になるのか、雰囲気的に早く切りたいのが分かった だけどこれを聞けばドラマなんて一瞬で頭の中から消え去るだろう。 「折角兄貴に関する情報持ってきてやったのに教えてやんないよ?」 私がそう言うと電話の向こうで何かぶつかる音がした、焦って机に足でもぶつけたんだろう 『いってぇえ!!、きゅ、急にそんな事言うから足ぶつけちまったじゃん!!』 やっぱりね。 ってそんな事より用件を伝えないと 「で?、聞くの?聞かないの?」 『……ど、どうしてもって言うならき、聞いてやっても良いけど?』 はいはい、ツンデレ乙。 まぁこのまま加奈子をいじって楽しむのもいいがそろそろ本題を言うとしよう。 「実は兄貴が彼女を作りたがっているみたいなんだ…」 『え!?、マジで!?、だったら早く行動しないと駄目じゃん!!』 「まだ続きがあんだっつの。兄貴の奴が彼女を作りたがってるのは良いんだけど、どうせ兄貴の事だから明日には行動し始めると思うんだ。言っちゃなんだけど兄貴って今結構モテるでしょ?、だから今積極的になられたら多分ヤバいと思うんだ、だからちょっと協力して兄貴の計画を潰そうって言いたかったの」 私がここまでまくし立てると加奈子は情報を処理仕切れなかったのか、返事まで結構の間が空いた 最初は『あ……う……』とうめき声を上げていたが、やっと頭の中を整理できたのか話し始めた。自信が無いのか小さな声だったが。 『つ………つまり京介…』 「京介?」 『あ………』 加奈子のこの発言から暫く間が空く へ~、ほ~。 「加奈子ってば家では兄貴の事京介って呼んでんだぁ」 私がニヤけているのが電話越しでも分かったのか慌てて加奈子が言い訳をし始めた 『ち、違くて!、ただ桐乃の前でクソマネって言ったら桐乃はブラコンだから怒ると思ったからだよ!?』 だがそんなに慌ててたら何の説得力も無いのは明らかで、そんな状態でブラコンと言われてもはっきり言って全く気にならなかった っていうか逆に加奈子をからかえる話題が出来たので愉快なくらいだ。 でも残念ながら今の私にそれだけの時間の余裕は無い このまま加奈子をからかいたいのは山々なんだが、それはまた今度の機会にした方が良いだろう 私はそう決めると話題を元に戻すために再び話し始めた 「はいはい、分かったから、で? どうなのよ、行くの?行かないの?、兄貴の彼女作りを邪魔しに」 『しょ、しょうがないから行ってやっても良いかな、ふふん、感謝しろよ』 何故威張っているのかは分からないが一人目確保、多分沙織は簡単にOKを出してくれるのでもう決まったも同然だ。 「まぁとにかく、来るんだったら明日の6時に私の家に来てよね」 『お~う』 私はここで電話を切るとすぐさま手馴れた動作で沙織の電話をコールした prrrr… 『はいもしもしこちら沙織バジーナこと沙織でござる』 …………早っっ!!、僅かワンコール目で出るなんて流石ね 『それで、どうしたのでござるか?、まぁ桐乃氏の事ですから京介氏に関わるのでござろう?』 何でそんな事を知ってんのよ、あんたは。 『ぬふふん、勘でござる』 あ、そう。 「まぁいいわ、それで、用件なんだけど…………」 私が呆れながらも全部話し終えるとまるで話が終わるのを待ってましたと言わんばかりに二つ返事でOKをくれた。 やっぱり沙織も兄貴の事を好きなんだろうか。 『ぬふふふ、当たり前でござろう?。拙者も京介氏の事が大好きでござるよ』 ふっ、ミスったな…………、私とした事が用件が終わって安心して電話を切り忘れるなんて……。 まぁでもこの口調なら好きと言っても友人的な意味だろう、うん。 私がそう思って一人で頷いていると、またもや私が何を思っているのか読んだみたいに沙織が話す 『いいえ、わたくしも京介さんとは恋仲になりたいと思っていますわよ?』 い、何時の間にかメガネを取ってお嬢様口調になっている? ってそんな事より 「ちょっ、あんた何言っ……」 この先に「てんのよ」と続けようとしたが、それを私が言う事は無かった、何故かって言うと沙織が割り込んできたからだ 『だから………わたくし達は 『ライバル』 です』 一方的に沙織はそう言うと『ではまた明日』と言って電話を切ったのだった ――――ふむ、何故か沙織を誘ったのが失敗に思えてきた そんな事を考えるが時既に遅し、最早取り返しはつかない。今から沙織に「やっぱ勘違いだったぁ」なんて言ったとしても明日の朝にはちゃっかり居るだろう。 ていうかもしかしたら今回の事も私が連絡する前から知っていたんではないだろうか。そんな気がする。 「うがぁああああ!」 私は何かとやりきれない思いを奇声に変えてベッドへとダイブした はぁ、兄貴がモデルになってから生活が一層大変になった気がする。……はぁ。 そこで私は寝ようと無理矢理、意識を手放したのだった。 ・・・・ ふむ、良い朝だなぁ 昨日何時もよりかなり早く寝たおかげか俺は日曜だというのに6時半には起きていた、久しぶりに早く起きて何か得した気分だ。 でもいくら6時半とは言えそんなに悠長にはしていられない、7時半には部活が始まっているからな。別に遅刻しても何のお咎めも無いだろうが俺はそんな無駄は許さない。 ちょっと早めに出て黒猫との早朝出会いイベントを確保だ。だがこのイベント発生にはたまたま出会わなくてはならないという結構難易度の高いミッションをこなさなければならない。俺はそんなに運がよくないので早めに出てわざわざ待ち伏せしようというのだ。 そんな訳で只今時刻は6時45分、俺はくだらない事を考えながらもちゃんと用意していた訳で、もう制服にも着替えたし、食パンもくわえた 準備万端だ。 何で食パンをくわえてるかって?、そんなのは簡単だ、黒猫イベントの前にあわよくば見知らぬ女子高生との衝突イベントをするためだ。転んだ時に「きゃぁっ!。あ、私の朝ご飯がぁ~!!」何て事を言ってくれたら尚良い。 「とにかく!、俺は今日から彼女作りに励む!!」 そんな事を言いながら俺は玄関の扉を勢い良く開いて走り……………出した途端にぶつかった 最早唖然とするしか俺に選択肢は残されていない、これが黒猫とか桐乃なら分かる、黒猫は俺を部活に誘いに来たりするし、桐乃に至っちゃあここは桐乃の家だ、だから納得できる だが俺が唖然としている原因はここにそのどちらでもない奴が居たからだ、ていうか俺はこいつとそんなに接点が無い、ていうかこいつが何でこんな所に居るかが分からない。こいつはアメリカで走っている筈だろう? はあぁ、分かってるって、うん。もう黒猫イベントor謎の女子高生と衝突イベントは無しなんだろう?。分かってるって。 俺は今日行われる筈だった数々の恋愛イベントを思って涙目になった。 まぁとにかく、挨拶でもしておこうか。気絶してるけど。 俺は脳内で今日のプログラムを大幅修正しながら倒れている人物に向かって挨拶をしたのだった。 「よぉ、久しぶりだな『リア』」
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春香メール「未来のことなのに~」 取得条件:Dランクの営業「ライブ鑑賞(勉強)」でバッドを出す 春香です。 なんだか、プロデューサーさんに言われたこと、気にかかっちゃって```。 まだ決まってないことなのに、ダメだって決めつけられると、悲しいです。 もちろん、私だって、自分じゃ、あんなオトナっぽい人とは全然違うって、 わかってはいますよ。でも、将来は、もしかしたら、 すごーくオトナなカンジの大人になるかもしれないじゃないですか? たとえ無理でも、素質ゼロ```、みたいな言い方は```。はぁ```。 なんだか、ほんと落ち込んじゃいます```。 気持ちきりかえるためにも、早目に次のレッスンお願いします。それじゃ```。 春香メール一覧に戻る トップページに戻る
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685 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/30(木) 04 38 12.80 ID /IXLP/5g0 [1/24] 黒猫「貴方にしてはやけにはっきり言うわね」 京介「あぁ。俺とデートして欲しい」 黒猫「そう。……でも、今までだって何度かしてきたじゃない」 京介「え?……いや、前のは別の用事がイロイロあっただろ。そう言うんじゃなくてさ、お前と……、ふたりで……」 黒猫「貴方、もうすぐ三年でしょう?こんな事してていいのかしら」 京介「う……、確かにその通りなんだが 黒猫「良いわよ」」 京介「え?」 黒猫「良いと言ったのよ。それで?何時にするの」 京介「あぁ、…じゃあ、今度の日曜二時に駅の改札で待ち合わせな」 黒猫「わかったわ」 687 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/30(木) 04 50 04.38 ID /IXLP/5g0 [2/24] ~デート当日~ 京介「すまん。……遅れた」 黒猫「あと二十秒したら帰るところだったわ」 京介「す、……すまん」 黒猫「うふふ。冗談よ」 京介「おう、……実はさ、コレを買いに行ってたんだ」 黒猫「紅帯十字架(リボンクロス)?ハッ、………まさか、それで私の力を封じようと?ウフフフフ、甘いわね。私ほどにもなればその程度で呪具に抑えられる魔力量ではないのよ」 京介「いや、…単純にお前に似合うかと思って買ってきたんだが」 黒猫「一一ッ!? ///」 黒猫「そ、そ、そう。解らずに買ってきたと言うの………。この男、危険ね…。早いウチに芽を摘んでおかないと」 688 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/30(木) 04 57 23.78 ID /IXLP/5g0 [3/24] 京介「取り合えず、秋葉原でいいのか?」 黒猫「それであの女は満足するかもしれないけれど、皆がそうと思ってもらっては困るわね」 京介「あの女?って桐乃のことか…?いや、違うぞ #8252;俺はそういう意味で言ったんじゃなく………」 黒猫「貴方は一つ大きな前提を忘れているわね…………。今日は、…デートなのよ///」 京介「…………。そ、そうだったな///」 京介「よし、それじゃ御台場に行くか」 黒猫「ええ、期待しているわ」 691 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/30(木) 05 30 34.34 ID /IXLP/5g0 [5/24] それから俺達はたまたまイベントのあったネットラジオの公開録音を一緒に見て、バカでかいホットドッグを食べたあと、腹ごなしに海浜公園をブラブラすることにした。 京介「もう、日が沈むな……」 黒猫「冬ですもの。フフフ、冬は良いわね。凍てつく空気、夜永く、私達のような闇の眷属に最良の季節だわ」 京介「……そうだな」 黒猫「あら、貴方はしおらしいのね。いけないわ。私の溢れでる魔力に当てられたのかしら」 京介「あぁ、俺はお前に参っちまってるよ」 黒猫「え?」 京介「海をバックにしてお前を見てると、街中で見てたよりもずっと可愛いと思ってさ」 黒猫「な、なにを…」 京介「朝、買ってきたクロス…、着けてくれよ。店員に着け方教わってきたんだ」 黒猫「そ、そうね。貴方が私の邪気に当てられて苦しいようだから、仕方なく付けてあげるのよ。感謝なさい」 京介「あぁ、そうだな」 694 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/30(木) 05 54 28.96 ID /IXLP/5g0 [6/24] ……………… ………… …… … 京介「えっと、一周ぐるっと首を回して、十字架の中心を見せるように菱形に結んで、と………。よし、出来たぞ」 黒猫「そう、……ありがとう。しかし、何か褒美をあげなくてはならないわね」 京介「いや良いって、別に……。やりたくてやってんだし」 黒猫「そうもいかないわ。そうね、キス………、しても良いわよ///」 スッ 京介「え? うわっと、…(目を閉じて、顔ちけー)///」 黒猫「どうしたの?はやくなさい///」 京介「あ、…あぁ、い、…いくぞ?」ギュッ 695 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/30(木) 05 55 57.44 ID /IXLP/5g0 [7/24] 黒猫「ん…、ちゅ、……はぁ、はぁ……はむ、んちゅ。れろ…」 …………… ……… … 黒猫「イ、イキナリ舌を入れるなんて…、何をッ」 京介「え~~~!?キスってそういう事じゃなかったのか!!」 黒猫「あ、貴方ごときが…、舌を、舌を入れるなんて百年はやいわ。取り合えず、この事はあの女にもきつく抗議しておかなくてはならないわね」 京介「バッ、頼むからやめてくれ!殺されちまう」 黒猫「あら、もうすっかり暗くなってしまったわね。そろそろ帰りましょう」 京介「不自然に話を反らすな!」 696 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/30(木) 06 11 52.64 ID /IXLP/5g0 [8/24] 黒猫「わんわんキャンキャンと落ち着きがないわね」 京介「それ…、俺の所為かよ」 黒猫「違うのかしら?」 京介「違うわ!!」 黒猫「強い言葉を使うと弱く見えるわよ」 京介「何所かで聞いたような言葉を……」 黒猫「それに……」 京介「…?」 黒猫「私はまだ貴方から大事な言葉を聞いてないわ」 697 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/30(木) 06 23 41.04 ID /IXLP/5g0 [9/24] 京介「あぁ、……悪い」ダキッ 京介「大好きだ」 黒猫「遅いのよ/// 莫迦///」 … …… 黒猫「私も貴方に知ってもらいたいことがあるわ。これから時間あるかしら?」 京介「まだ六時だしな。時間なんていくらでもあるが……」 黒猫「そう、……なら、これからウチに来て頂戴」 京介「いいぜ。でもその前に……」 京介「手、繋いで帰ろうぜ」ギュッ 黒猫「か、勝手になさい!」 703 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/30(木) 08 42 20.46 ID /IXLP/5g0 [11/24] 黒猫「ここが私の家よ」 京介「ずいぶんとレトロ調だな……」 黒猫「クスッ、そうね。ものは言いようだわ。さ、入って」 京介「お邪魔しまーーっ!?」 黒猫「あら、貴方達……。ただいま。この人はね、お姉さんの高校のお友達で高坂京介さんっていうの。ほら、挨拶なさい」 妹1,2「「こんばんわー」」 京介「あ、あぁ、こんばんわ」スッ 妹1,2「一一一一ッ!?」ビクッ 京介「よろしくな」ナデナデ 黒猫「貴方のおウチみたいにキレイではないけれど、どうぞ上がって頂戴」 京介「あぁ……(二人きりってんでもないんだな)」 黒猫「フフ、どうしたの?残念そうな顔して……」 706 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/30(木) 08 58 28.86 ID /IXLP/5g0 [12/24] 京介「いやぁ、そんなことないぞ!!」 黒猫「そう、なら夕飯までその子達をあやしてて頂戴」 京介「いいけど、一一夕飯ってお前が作るのか?」 黒猫「そうよ。………安心なさい。毒なんて入れないわ」 京介「いや、疑ってねェけど……」 黒猫「あら、彼女の初手料理がこんなに早く出て来る幸運に泣いて感謝する所よ」 京介「お、……おう」 黒猫「貴方達も……。お姉さんお料理してくるから良い子にしてるのよ」ナデナデ 妹1,2「「ハーイ」」 711 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/30(木) 09 20 55.84 ID /IXLP/5g0 [13/24] 妹1,2 壁|ω・)・) ジーーー 京介「(すげー見られてんな)」 京介「だ、大丈夫…。怖くない、怖くないぞー」ソー 妹1,2 ビクッ 京介「(な、なんだか厚い壁を感じるな……)」 京介「ほ、ほら。親指が……外れるんだぞーー(流石に子供騙し過ぎるか…?)」 妹1,2 ビクッ ピャーーー 京介「逆効果だったか…」 715 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/30(木) 10 00 28.67 ID /IXLP/5g0 [14/24] 京介「(アイツがこのくらいの時はどうしてたかなんて覚えてねーな。まぁ、その時は俺もこんなにいかつくなかったろーけど……)」 黒猫「惨敗したの?」 京介「観てたのか?」 黒猫「あの子達が『お兄ちゃん親指が取れた』って私を呼びにきたのよ」 京介「あぁ、それな…。古い手品だよ。ほら」 黒猫「だそうよ。ほら、大丈夫みたいだからちゃんと遊んでもらいなさい」 妹1,2 黒猫|ω・)・)チラッ 京介「ありがとな」ワシワシ 妹1,2「「………///」」 黒猫「もうちょっと掛かるからしっかり面倒みるのよ」 京介「りょーかい……」 716 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/30(木) 10 05 22.96 ID /IXLP/5g0 [15/24] 妹2「コレ………」 京介「………?」 妹1「ご本読んで…」 京介「あぁ、いいぞ。ほら、だっこしてやるからここ座って」 妹1,2 トテトテ スク 京介「一一一一昔、むかしあるところに…」 ……………… ………… 京介 ガオーーーーー 妹1,2 キャーーーーー 黒猫「フフフ」 …… … 724 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/30(木) 10 45 41.97 ID /IXLP/5g0 [16/24] 黒猫「出来たわ、机を出して頂戴」 京介「お、早いな。よし、片付けするぞー」 妹1,2 ハーーイ 黒猫「少し時間が掛かってしまったわ」 京介「帰ってきて休みなしなんだから、よくやってる方だろ」 黒猫「ふふ、そうね。普段のご飯はどれくらい食べるのかしら」 京介「並程度だと思うぞ…。って、うお!かなり作ったな、大変だったろ」 黒猫「たいしたことないわ…。さ、ご飯にしましょ。お箸もった?」 妹1,2「「ハーイ」」 黒猫「そう、それじゃ」 一同「「「「いただきます」」」」 732 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/30(木) 14 15 33.02 ID /IXLP/5g0 [17/24] 一同「「「「ご馳走様でした」」」」 黒猫「さて、片付けだけど…、あなた、手伝って頂戴」 京介「あぁ、いいけど。放っておいていいのか?」 黒猫「今からはメルルの放映があるからその子達は忙しいのよ」 京介「ふーん」 黒猫「『アイツも今頃、テレビに噛り付いているのかな』という顔ね」 京介「な、何を言って……」 黒猫「図星のようね。私の前で他の女の事を考えないで…、不愉快だわ」 京介「他の女って妹だぞ!?」 黒猫「なら尚更ね。解った?」グイッ 京介「わ……、わかった」 734 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/30(木) 14 39 19.67 ID /IXLP/5g0 [18/24] 黒猫「そう。じゃあ、食器を運びなさい」 京介「おぉ」 黒猫「返事は『おぉ』じゃなくて『はい』でしょう?」 京介「はい」 黒猫「よく出来ました」ナデナデ 京介「(なんでこんなドキドキしてんだ、俺は?)」 ………… ……… … ジャー ジャバジャバ パシャパシャ 735 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/30(木) 14 46 45.73 ID /IXLP/5g0 [19/24] 黒猫「で、どうかしら?」 京介「あぁ、お前達、姉妹って仲良いんだな」 黒猫「じゃなくて!」 京介「ん?」 黒猫「『ん?』じゃないわ…。まさか、本当に分からないのかしら?」 京介「え?あ、いや………。美味かった!あんだけ作れるなんてすげーよ。ホントにびっくりした」 黒猫「まったく、ここまで言わないと分からないなんて……。次からはもっと早く言いなさい」 京介「おぉ…….、じゃなくて!はい!」 黒猫「それと、明日からお昼は一緒に食べることにしましょう」 京介「それはちょっと、あからさますぎるんじゃ?」 黒猫「嫌なの?何か私と食べることで不都合があるのかしら?」 京介「ないです。むしろ、嬉しいです」 黒猫「ふふふ」 736 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/30(木) 15 10 58.81 ID /IXLP/5g0 [20/24] 黒猫「あら、眠ってしまったのね」 京介「遅くなっちまったな……。迷惑になるだろうしそろそろおいとまするか」 黒猫「その前に、この子達をお布団に運ぶのを手伝って貰えるかしら」 京介「そのぐらいお安い御用だ」 ギュッ ダキッ 黒猫「二人一緒に運べるなんてね」 京介「どこ持ってけば良いんだ?」 黒猫「こっちよ」 一一一一一一一一一一一一一一 黒猫「お布団を敷くからすこし待って頂戴」 京介「しかし、このくらいが可愛い盛りだよな」 黒猫「ふふふ、そうかしらね。そうかも知れないわね」 741 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/30(木) 16 11 24.50 ID /IXLP/5g0 [21/24] 京介「お前も立派にお姉さんやってるんだな」 黒猫「そうね、あなたと同じ。………さ、敷けたわ」 京介「この者達の身柄は預かった。我が元で育ちいずれ、お前に牙を剥くことになろう」ギュッ 妹1,2 クークーー スースーー 黒猫「なんてこと!油断したわ……。まさか、こんな所にまで天界の手が伸びていたというの!?後悔なさい!私の眷属に手を出した事を!!」 黒猫「しかし、こうなったら私一人の力で立ち向かわなくてはならないという事ね。でも、私の魔力では例え低級魔術を行使してもあの子達を巻き込んでしまう……。先ずはアイツから引き離さないと……」 黒猫「あけびの花は地に堕ち、紅く爛れた酸鼻な血に酔わん。右にみずちを、左に雷を、かの者に死霊の叫びと鉾槌を!」 シーーーーーーン 京介「………………」 黒猫「………………」 妹1,2 スーーースーーー クーークーー 黒猫 トテトテトテ ボフッ 京介「………………や、やられたーー」 黒猫「莫迦……///」 748 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/30(木) 17 00 45.41 ID /IXLP/5g0 [23/24] 京介「じゃあ、今度こそ本当に帰るよ。メシ、美味かったぞ。ありがとうな」 黒猫「いずれまた作ってあげるわよ」ギュウ 京介「ん、……また明日も会えるってのに、やっぱり、お姉ちゃんでも甘えたい時はあるもんか?」ナデナデ 黒猫「違うわ。ただ、今宵の星の巡りが人間には危険だから、加護があるようにと祈ってあげてるのよ。分からないのなら黙っていなさい///」ギューー 京介「そりゃ、ありがとうな///」ギューー ……………… ………… …… … こうして俺たちの初デートは終わり、帰宅した俺は連絡忘れで親父に絞られ、初デートという事でいくらかの恩赦は得られたものの 行きがけには上機嫌だったはずの桐乃の八つ当たりとも思しき理不尽な暴力を受けることとなったのだった。
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46 名前: ◆5yGS6snSLSFg[sage saga] 投稿日:2011/06/05(日) 15 05 04.08 ID rzU0xYe0o 夏休み二日目 名前:兄貴[] 投稿日:2011/07/24(日) xx xx xx.xx ID xxxxxxxxx ただいま。今日も安価を実行しようと思う。 ≫49 49 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/06/05(日) 15 09 05.53 ID SygvV/hso ぐるぐる眼鏡の娘をくどいて 眼鏡をはずしてもらい胸を揉ませてもらう 51 名前: ◆5yGS6snSLSFg[sage saga] 投稿日:2011/06/05(日) 15 30 49.95 ID rzU0xYe0o 「おっぱいきたああああああああ!」 しかも揉んだとしても最も後にしこりが残らなさそうな人物ときたもんだ! だが……一つ、大きな問題が。 『眼鏡をはずして』 この一言でハードルがぐーんと上がってやがる……。 これって例のお嬢様状態の沙織にってことだろ? ただでさえ、恥ずかしがり屋の沙織なのに、口説いたりおっぱい揉んだ日にやぁ一体どうなるのかわかったもんじゃないぜ? 「だが、やるしかねえ」 大事なのは結果じゃなく、安価に向かって全力で突き進むことだと思うんだ。 会う約束をとりつけるため、ひとまずは沙織に電話しておくか。 「もしもし、沙織? 今から会えるか?」 『ええ、問題ありませんが……いきなりどうされたのです? 京介氏の方から会いたいだなんて』 「ん? まぁ、ちょっとな」 『はは~ん。さては拙者の魅力にようやく気付いたのでござるな?』 「おう! よくわかったな、その通りなんだ!」 安価には、“口説いて”という一言も添えられていたし、ここで沙織のご機嫌をうかがっておくのは悪くない選択のはずだ。 『きょ、京介氏!? 本気ですか!?』 「俺はいつだって大真面目だぜ?」 『まあ、京介氏が本気かどうかは会ってから確かめることとしまして、待ち合わせはどちらで?』 「それじゃあ秋葉でいいか?」 『承知でござる!』 54 名前: ◆5yGS6snSLSFg[sage saga] 投稿日:2011/06/05(日) 15 57 35.69 ID rzU0xYe0o 所変わって秋葉。俺は待ち合わせ先に例のレンタルルームを選んだ。 かつて桐乃達がメイドのコスプレで出迎えてくれたあのレンタルルームだ。 沙織には先に入っておくと伝えておいたので、あとは沙織が到着すればすんなり合流できるはずだ。 「お待たせしました、京介氏!」 レンタルルームに到着してから20分ほどした頃だろうか、沙織が遅れてやってきた。 「よう」 「して、今日は一体何用で?」 「実はな、おまえを口説きに来たんだ」 「……して、今日は一体何用で?」 「俺の発言をスルーするんじゃない!」 「い、いやいや! 電話でのあれは冗談だったのでは!?」 「冗談じゃねえって! 俺は大まじめだ!」 ひどい……電話でのあの台詞だって俺としてはかなり勇気を出して言った台詞だったのに。 まさか、完全に冗談だと思われていたなんて。 「いいか? 今日、俺はおまえを口説きにきたんだ。だから、真面目に聞いてくれ」 「了解で…………いえ、わかりましたわ。京介さん」 「えっ?」 驚く俺を尻目に沙織は自ら眼鏡をはずし、続いて髪をほどいていく。 「さ、沙織? なにして――」 「真面目なお話ならば、それ相応の態度で聞かないといけませんから。それとも、やはり冗談だったとでも?」 や、やばい。何だか一転して怪しい流れになってきたぞ? そこまで畏まられると逆にやりづらいっていうか……。 「で、でもさ。おまえ、恥ずかしくないの?」 いつぞやは、眼鏡をはずしただけで真っ赤になっていたというのに。 「……正直、すごく恥ずかしいです。でも京介さんの気持ちと向き合うには沙織・バジーナは相応しくないと思いましたから」 なんてこった。この子、純粋すぎる。心が痛いよ……。 今さら「実は安価だったんだよ。HAHAHA」なんてとても言えん。 しかも、沙織の顔は次第に赤みを帯びてきていて、恥ずかしさを必死に我慢して俺と向き合ってくれているのがありありと分かる。 一番後にしこりが残らなさそう? 俺は一体何を思い違いしていたんだ。 こいつ以上に恥ずかしがり屋な奴はそうそういないってのに。 ぐんぐん気力が萎えていくのがわかる。いかん、このままでは俺の中のスイッチがOFFになってしまう……。 55 名前: ◆5yGS6snSLSFg[sage saga] 投稿日:2011/06/05(日) 16 35 03.37 ID rzU0xYe0o ええい! こうなったらさっさと安価を実行してしまおう! 「沙織!」 「ひゃっ、ひゃい!」 沙織が俺の声にびくっと反応する。 俺の声が思ったより大きくなっちまったってのもあるんだろうけど、沙織も沙織でがちがちに緊張しているのだろう。 「俺は会った時からおまえの乳に夢中なんだ! だから是非揉ませてくれ!」 「…………はい?」 「もう一度言おう。おまえの乳を揉ませてほしい!」 これ以上ないくらい真っ直ぐな言葉だった。 ちなみにこの場合の“真っ直ぐ”は、素直だとか純粋だとかいう意味ではない。 変態一直線。これ以上ないくらいの変態という意味だ。 「きょ、京介さん」 沙織の頬はさらに赤みを帯び、その瞳は潤んでいく。 わ、悪くない反応な気がするが……。どうだ!? 「京介さん。物事には順序というものがあると思いますわ」 「あ、ああ。そうだ……な?」 「京介さんも男性ですから……そ、そういうことに興味があるのはわかります。ですが、それはいくらなんでも気が早いです」 「……」 「京介さんのお気持ちはわかりました。ですが、そういうのはもっと……なんと言うかもっと親しくなってからがいいと思うんです……」 「そ、そりゃあ」 正に正論だ。俺だって安価じゃなかったらそんな無茶なこと言わないよ? 「あっ! も、もちろん。京介さんと親しくないというわけではないですよ!? 男性と女性として親しくというか……あの……その」 こんなときまで相手へのフォローを忘れない沙織。 こんな変態にも優しさを忘れない辺りが実に沙織らしい。 それに比べて自分は……と考えると今にも泣き出してしまいそうだ。 「……うっ…………ぐすっ」 「きょ、京介さん!?」 堪え切れず、嗚咽を漏らす。 そこまで本格的に泣き出したわけではないが、それでも沙織を慌てさせるには十分だったらしい。 「な、泣かないで下さい」 おろおろと慌てふためく沙織。 沙織の方も慌てすぎて何がなんだかわからなくなったのか、この後とんでもないことを言い出した。 「す、少しだけですよ!?」 「え……?」 そう叫ぶやいなや、沙織は俺の手を取り、自分の胸へと押し当てた。 沙織はきつく目をつぶり、顔を真っ赤にしている。沙織の手は俺の手をぎゅうっと強く握りしめており、少し痛いくらいだ。 5秒……10秒とそのまま時が過ぎていく。 「こ、これで泣き止んでもらえますか?」 結局30秒近くたってようやく手を離し、俺の表情を窺う沙織。 どうやら、胸を揉ませてもらえないことが原因で俺が泣き出したと思われたらしい。 俺、どんだけ変態なの? いや結果オーライだけどさ。 それにしても心が痛い。両親の呵責で死ねるなら俺はもう2、3回は死んでるね。 「京介さんにどんな悩みがあるのかはわかりませんが、私でよければ相談に乗ります。ですから一人で抱え込まないで下さいね」 そして、俺の奇行は何か悩みを抱えているせいだと思ったらしい。 そんな沙織を見て俺は―― 「沙織すまなかったあああああああああ!」 全力で土下座をした。 56 名前: ◆5yGS6snSLSFg[sage saga] 投稿日:2011/06/05(日) 16 42 25.35 ID rzU0xYe0o 夏休み、二日目。朝パート 安価成功 名前:兄貴[] 投稿日:2011/07/24(日) xx xx xx.xx ID xxxxxxxxx ただいま。成功した。柔らかった ……色々あって今にも泣いてしまいそう 次はできるだけ悪戯で済む程度のものにしてくれると、俺の良心が喜びます ≫59 59 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2011/06/05(日) 16 49 56.79 ID kub9ZEyao 黒猫に月何回くらいオナニー(もちろん性的な意味の)してるか直接会って聞く。もちろん覆面とか変装禁止で 60 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/06/05(日) 16 50 53.03 ID wUos1TzO0 妹と本気のディープキスして堕とす 61 名前: ◆5yGS6snSLSFg[sage saga] 投稿日:2011/06/05(日) 17 32 38.70 ID rzU0xYe0o 「おっ、これはなんか簡単そう」 …………いや、待て。これ普通にセクハラだな。 俺の中の価値観が急激に変化していくのを感じるがここはあえて無視することにしよう。 今回は予め電話で黒猫にアポを取るった 昨日の今日だし、とりあってもらえないということも考えられたからな。 「よう」 「よく私の前に顔を出せたものね」 うっ……なんだか黒猫が冷たい。昨日のことをまだ根に持っているんだろうか。 「き、昨日のことは済まないと思ってる。ゴミを取ってやろうとしたんだが、勢い余って――」 「言い訳はいいわ。私に用があるのでしょう? さっさと済ませましょう。私だって暇ではないのよ」 暇ではないと言いつつも、しっかり呼び出しに応えてくれるあたりこいつもいいやつなんだよなあ。 「じゃあ早速。おまえってさ、月に何回くらいオナニーするの? あ、もちろん性的な意味の方のだぞ」 と、実に爽やかな笑顔を浮かべながら下劣な質問をする俺。 黒猫は一瞬目を見開いたものの、すぐに平静を取り戻しいつもの表情に戻った。 「……あなた、まさかそんなことを聞くためにわざわざ呼び出したの?」 「おう! その通りだ!」 「…………何かおかしいものでも食べたの?」 まあ、連日に渡って奇行に走れば普通はそうなるよね。 「待て待て、俺は正気だ。これにはやむにやまれぬ事情があるんだよ」 「事情?」 「あー、その…………ええと……実はな――」 そうだ! こんな時こそ安価の出番だ! 上手い言い訳を考えてくれよ! 俺が黒猫にオナニーの回数を聞かざるを得ない事情とは? ≫63 63 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/06/05(日) 17 38 24.17 ID SygvV/hso 麻奈実が自分がやりすぎじゃないかほかの人と比べたがってたから 65 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/06/05(日) 17 44 45.40 ID 2QeLPzASo ≫63 麻奈実とばっちりwwww 66 名前: ◆5yGS6snSLSFg[sage saga] 投稿日:2011/06/05(日) 18 17 04.29 ID rzU0xYe0o 「麻奈実が自分がやりすぎじゃないかほかの人と比べたがってたんだ」 「えっ?」 「聞こえなかったか? 麻奈実が――」 「い、いえ。聞こえたわ。……本当に田村先輩が?」 「ああ。自分で聞くのは恥ずかしすぎると俺に相談してきたんだ」 安価だから仕方ないとはいえ、我ながらひどい言い訳だ。 すまん、麻奈実。今度何か奢ってやるから許してくれ。 「で、俺がこんなこと聞けるのは黒猫、おまえだけなんだよ」 「じ、事情はわかったわ」 どうやらこの言い訳は正解だったようだ。 黒猫の反応と表情を鑑みるに、どの言葉かは分からないが、俺の言葉が黒猫の琴線に触れたらしい。 さっきと比べて黒猫の表情が柔和になった気がする。もちろん、そこまで大幅に改善されたわけじゃないが。 「おお! わかってくれたか!」 「ええ」 「……で、実の所何回なんだ? 麻奈実のためにも包み隠さず教えてくれると助かる」 「基本的にゼロよ」 「ええ、マジで!?」 「何を驚いているの。私がそんな不浄なことをするわけないでしょう。」 「まじかぁ…………ん? 基本的?」 「あ……じゃ、じゃあ私は忙しいからこれで」 「待て待て、露骨に慌てて帰ろうとするんじゃない。基本的にってどういうことだ?」 「うっ……」 じり……と黒猫が半歩後ずさる。『やってしまった』と黒猫の表情が雄弁に語っていた。 「基本的にってことはどういうことなんだ? ん? さあさあ、言ってみ?」 ここぞとばかりに黒猫を追い詰めていく。 これだよ! 俺がやりたかったのはこういうことなんだよ! 普段こいつらには振り回されてばっかりなもんだから、たまにはこんな復讐じみたことがしてみたかったんだよ! まあ、その内容が下ネタってのはちょっといただけないが今はこのえも言われぬ優越感に身を委ねることとしよう。 じりじりと後ずさる黒猫を壁際に追い詰める。 退路を断たれたことで黒猫もようやく覚悟を決めたのか、ようやく重い口を開いた。 「………………わ、私も経験がないわけではないという意味よ」 「……」 ここで茶化すようなことはせず、黙って黒猫の次の言葉を待つ。 「しょ、小説や漫画を描くにあたってそういうシーンを入れたくなって……で、何事もやってみないとわからないから……その、あくまでも資料の一つとして……」 可愛そうに。黒猫は半分涙目になっている。 ちょっとちくりときたが、今までの俺の心労や肉体的疲労を鑑みればこれぐらいは許されていいと思う。 そして、黒猫の台詞は、最後の方こそ日本語として怪しくなっていたが、「なるほど、そういうことか」と理解に足るものだった。 要は桐乃が携帯小説を書く際に行った取材と同じようなものだったのだ。 黒猫のことだ。自分の知らないものを知らないまま作品に登場させるのは我慢ならなかったのだろう。 さて、安価を達成した今、黒猫が我に帰る前にこの場を離れないとな。 どんな罵倒をされるかわかったもんじゃないし。 「そうか、よくわかったよ。ありがとな!」 「え、ええ?」 混乱する黒猫を置き去りにし、奇妙な達成感と少しの罪悪感を持って俺は帰路についた。 夏休み、二日目。昼パート 安価成功 67 名前: ◆5yGS6snSLSFg[sage saga] 投稿日:2011/06/05(日) 18 19 34.03 ID rzU0xYe0o 名前:兄貴[] 投稿日:2011/07/24(日) xx xx xx.xx ID xxxxxxxxx 安価実行完了だ! 何でも基本的にしないそうだが、経験は0じゃないそうだぜ! このままの勢いで次だあああ! ≫70 70 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/06/05(日) 18 24 27.19 ID kub9ZEyao 今日一日全裸ですごす 71 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/06/05(日) 18 24 28.68 ID RwuHnm7LP 今日は昨日の鬼畜と違ってわりとまともだなww 妹をハグして耳たぶを甘噛み 72 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/06/05(日) 18 25 21.22 ID IZ/6nnKa0 妹に全裸の写メを送るよう要求する 73 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/06/05(日) 18 30 42.10 ID MwAIFWEAO この中に妹が紛れていることは確定的に明らか 74 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/06/05(日) 19 19 43.25 ID PUtyiVYJo きりりん回避の精度が神掛かってるなwwwwww 75 名前: ◆5yGS6snSLSFg[sage] 投稿日:2011/06/05(日) 20 19 52.68 ID rzU0xYe0o 「いつのまにやら安価の対象が俺になってる!」 誰得? 誰得なのこれ? ……今日はもう部屋に引きこもっていよう。これが朝一発目の安価じゃなくて本当によかったぜ。 いそいそ服を脱ぎだす俺。 「……なんだろう。このえもわいれぬ開放感は」 このままだとなんだかいけない趣味に目覚めてしまいそうだ。 「念のため布団に入っておくか」 これでもし急にドアを開けられても問題ないぜ。 もぞもぞと布団にもぐりこみ、仰向けに寝転がる。 「……なんか違う」 さっき感じた開放感がまるでない。 布団に包まれているからだろうか、さきほどの気恥ずかしさから来る高翌揚や、誰かがドアを開けたら……というスリルから来るドキドキが全くない。 「駄目だ! 俺は布団から出るぞ!」 ガバ! と勢いよく布団から飛び出た所―― 「京介~、悪いけど買い物に――」 「あっ」 案の定、開かれるドア。 固まる俺とお袋。 「……京介…………あんた何してんの?」 「……あ、あははは。なんか今日暑くね?」 「……なんかごめんね。今日は買い物はいいわ」 そう言ってお袋は去っていった。 「…………桐乃じゃなくてよかった」 もちろん、本音じゃない。せめてそう思わないと涙を堪えられないだけだ。 当然、夕食は食べなかった。 夏休み二日目終了。 本日の好感度変動 沙織 +1 黒猫 +1 佳乃 -1
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579 名前: ◆5yGS6snSLSFg[saga] 投稿日:2011/06/25(土) 20 03 25.60 ID 1uHZnrypo 夏休み、十九日目 名前:兄貴[] 投稿日:2011/08/09(火) xx xx xx.xx ID xxxxxxxxx いけないフラグが立ちそうだからって、決して自暴自棄にならないように くれぐれも頼んだぞ! 次行こうか ≫588 588 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/06/25(土) 20 11 25.04 ID j/E9pfVXo 自分以外4人以上の人を誘って海に旅行に行く 627 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/06/26(日) 04 45 03.71 ID OvUZcQnAO 以上って事は4人固定である必要はないんだよね、10人くらいの大所帯とか 誰か1人だけハブってみるのも楽しそうだが 628 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/06/26(日) 05 44 08.78 ID rIaHQooao ≫627 俺がやられた時は楽しくなかった… 629 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/06/26(日) 06 56 43.85 ID j5zL/qGDo ≫628 涙拭けよ・・・ 760 名前: ◆5yGS6snSLSFg[saga] 投稿日:2011/06/27(月) 19 30 40.82 ID myeui4sRo 4人以上で海へ――か。 実に夏らしい安価じゃないか。これで、俺もようやく夏休みらしい思い出が作れそうだぜ。 「問題は誰を連れて行くかということと、その組み合わせだな」 ここをしくじるとせっかくの海の思い出が黒歴史化してしまう恐れもある。 「……困ったときの安価頼みだ」 名前:兄貴[] 投稿日:2011/08/09(火) xx xx xx.xx ID xxxxxxxxx 俺なりに海組み合わせを考えてみた 番号で選んでくれ ①めぐりあいオタ 桐乃、黒猫、沙織、+α ②駆け抜ける嵐 桐乃、あやせ、加奈子、瀬菜 ③震える山 桐乃、麻奈実、沙織、瀬菜 ④震えない山 黒猫、加奈子、ブリジット、フェイト ⑤ロリの鼓動は愛 加奈子、ブリジット、日向、珠希 ⑥忌まわしき記憶と共に 赤城、部長、真壁、御鏡 ⑦その他 自由に選んでくれ 頼んだぞ、≫769! 769 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/06/27(月) 19 35 15.20 ID ocP24WvDO モデル四人 779 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/06/27(月) 19 37 50.10 ID MQOqv5nE0 桐乃、あやせ、加奈子、ブリジットか 780 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/06/27(月) 19 38 33.34 ID ocP24WvDO ≫779です 781 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/06/27(月) 19 44 54.69 ID o/HTgV/mo ガンダムネタかwwwwwwww 『震える山』 巨乳!! 『震えない山』 貧乳!! 782 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/06/27(月) 19 45 58.14 ID 7/I8+WU3o 京介も順調に汚染されて行ってるなw 784 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/06/27(月) 20 11 53.84 ID pwDF/I3Yo gj 787 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/06/27(月) 20 30 54.37 ID PbqDepCE0 ≫769 gjとしか言いようがない 788 名前: ◆5yGS6snSLSFg[saga] 投稿日:2011/06/27(月) 20 40 05.70 ID myeui4sRo 「俺が考えたどの組み合わせよりもベターに見えるから困る」 というか、ベストな組み合わせの一つだろこれ。 ……なんかうまく行きすぎてて後が怖いぜ。 「夏、海とくればもちろん……水着!」 「ビーチボール!」 「ナンパ!」 「す、すいか?」 「おい、3番目」 いや、確かに間違ってないと言えば間違っていないが……中学生でその発想はいかがなものか。 そして、さりげなく2番目・あやせも微妙だ。ビーチボールってそこまでの夏の海の定番だろうか? 桐乃のは定番というか必然であって、大喜利の答えとしてはおかしい気がする。 ……日本に来て間もないはずのブリジットが、一番それっぽい答えを出すってどういうことなの。 それから、俺たちは各々持参した水着に着替えた。 桐乃は、黄色の、上下に分かれたビキニタイプ。 あやせは、俗にAラインと呼ばれる水着だ。青いスカートが特徴的だ。 加奈子は……こういうの、セパレーツって言うんだっけ? 上下で分かれてはいるがビキニよりは布地が多い。胸元にフリフリがやたらとついてる。 そしてブリジットはというと―― 「おい、これは誰の趣味だ」 どこからどうみてもスクール水着だった。しかも、ご丁寧に名前欄には『ぶりじっと』と書かれている。 まさか、ブリジットの自前ではあるまい。 「くあああああ! ブリジットちゃんくぁいいいいいい!! スクール水着こそ至高!」 やはりか。やはりおまえの趣味なのか、桐乃。 そうだよな。他にこんな変態じみた趣味してるやつ(今日は)いないもんな。 「……しかし、異様に目立つなこの取り合わせ」 面子を見た瞬間から思ってはいたのだが、実際にこの光景を前にして改めて思う。 読モやってる美少女2人に、これまたイベントに引っ張りだこの美幼女2人。 しかも、美幼女の片割れはブロンドヘアーにスクール水着という出で立ちだ。 これで目立たない方がおかしい。 「おめー、今失礼なこと考えてたろ?」 「えっ!? さ、さあ……なんのことっすかね」 「さて、俺は今、何事もなく平和な夏の海を満喫しているわけだが」 このままでは面白くない。 このままだと“PCの向こうのあいつら”に色よい報告ができる気がしない。 「ここは一つ、こっちからアクションを起こす必要があるな」 別に、“男一人はぶられて寂しいのでその腹いせに安価で復讐してやろう”ということではないので勘違いしないように。 名前:兄貴[] 投稿日:2011/08/09(火) xx xx xx.xx ID xxxxxxxxx 例の4人を海に連れ出すことに成功した 今の所、4人とも実に普通に夏の海を楽しんでいる このまま何事もなく過ぎてしまうのも癪なので、ここらでちょっと悪戯をしかけてみようと思う どんな悪戯を仕掛けようか ≫798 798 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/06/27(月) 20 46 21.62 ID seY7zFijo 定番のおぼれたふりで誰かの唇をゲットだ 804 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/06/27(月) 20 49 48.37 ID WM14LjILP てかこの組み合わせ、 京介=桐乃の兄貴=マネージャー ってバレね? 807 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/06/27(月) 20 52 00.73 ID MQOqv5nEo ≫804 どっちにしろ加奈子の好感度は上がるのでは。 マネ京介慕ってたし。 809 名前: ◆5yGS6snSLSFg[saga] 投稿日:2011/06/27(月) 21 38 08.23 ID myeui4sRo 「ついに来たか」 俺とあやせたんが結ばれるこの瞬間が。 「待っててくれあやせたん! 今溺れるからね!」 きょろきょろと辺りを見回し、“ライフセーバー”の位置を確認する。 「ふ……どうせ、がちむちライフセーバーのお兄さんに助けられて瀬菜歓喜――の流れだと思ったろ?」 だが、今の俺は昔とは違う。 考えうる障害には予め対策を練っておくことを覚えたのだ。 まあ、ライフセーバーを監禁やら拘束するわけにもいかないので、できることと言ったら、ライフセーバーからはなるべく遠い位置かつ桐乃たちに近い位置で溺れることぐらいなんだけどね。 「……いくぞ」 少し沖に出た所まで泳いできた俺は、大きく深呼吸。 そして、溜めた息を吐くと同時に助けを求める声を上げた。 「たすけ――」 そのとき俺に激痛走る。 「がぼ……な……なに……」 虚を突かれた俺は、そのまま海に沈んでしまう。 しかも、叫ぼうとしていた瞬間のできごとだったのが仇となり大量の海水を飲んでしまった。 沈みゆく俺。意識を失う的な意味でも溺れる的な意味でも。 (あ、俺今うまいこと言ったな) そんな馬鹿なことを考えたのを最後に、俺の記憶は途絶えた。 次に目を覚ますと、目の前には涙目の加奈子の顔と、心配そうに俺を見守るあやせ、ブリジット。 そして、怒りやら不安やら焦燥やらが入り混じったような、えも言われぬ表情をした桐乃の顔があった。 上体を起こし、桐乃たちの様子を窺う。 「あ……あれ? おまえら何してんの?」 「『何してんの』じゃない! あんたこそ何してんの!?」 大声を張り上げる桐乃。 「き、桐乃。ちょっと落ち着いて。お兄さんだって溺れたくて溺れたわけじゃないんだし……」 あやせ……正直今のはちくっときた。 ついさっきまでわざと溺れる気満々だった俺としては耳が痛い。 「お、お兄ちゃん。だいじょうぶ?」 「ああ……大丈夫だ。心配かけちまって悪かったな」 ブリジットもだいぶ心配してくれたようだ。 いいシーンのはずなのに、さっきから胸元の『ぶりじっと』の文字が目についてこっちはそれどころではない。 ……今さらな上に、実に変なタイミングだが一応突っ込んでおこう。心の中でだけどな。 どこのエロゲだ。 「も、もういいのか?」 「ああ、もう大丈夫だ」 意識もはっきりしてきたし、素人判断ではあるが、もう大丈夫だと思う。 810 名前: ◆5yGS6snSLSFg[saga] 投稿日:2011/06/27(月) 21 38 35.72 ID myeui4sRo 「お兄さん、加奈子にお礼言った方がいいですよ。加奈子が気づかなかったら死んでたかもしれないんですから」 「そうなのか?」 「べ、別にそんなんじゃねーよ。……たまたまおめーの方見たら、たまたまおめーが溺れてただけ」 「そっか。……ありがとな」 「ふん」 俺がせっかく礼を言ったと言うのにそっぽを向いてしまう加奈子。 ……わかってる。加奈子はなんだかんだで褒められるとすぐ照れちまう所があるからな。 「じゃあ俺を助けてくれたのもおまえなのか?」 「それは加奈子じゃねーヨ」 「えっ? じゃあ、誰が……」 「私です」 背後から響く野太い声。 バッ、と背後を振り返るとそこには――がちむちライフセーバーのお兄さんがにこやかに笑っていらっしゃった。 そしてこれ以上ないくらいの爽やかな笑顔で、 「私、今日はもうあがりなんですけど、この後暇ですか?」 「いいえ、暇じゃありません」 この時の俺の反応速度はニュータイプに匹敵するレベルだったと思う。 夏休み、十九日目。朝パート 安価失敗 名前:兄貴[] 投稿日:2011/08/09(火) xx xx xx.xx ID xxxxxxxxx なんか尻の震えがとまらない、誰か助けて このまま切り上げて帰ってもいいが、せっかく海に来たわけだしもうちょっと海で遊んでもいい おまえらはどっちの方がいいと思う? ①帰る→昼は通常安価 ②このまま昼も海で遊ぶ→昼も引き続き海での安価 ≫820 815 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/06/27(月) 21 41 56.96 ID kiqelMtAO 2 817 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/06/27(月) 21 42 43.17 ID B99ldNSoo 2 818 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/06/27(月) 21 42 52.19 ID gOcRCHUPo 2 819 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/06/27(月) 21 43 07.90 ID IPcqADNAo 2 820 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/06/27(月) 21 43 08.13 ID pwDF/I3Yo 2 821 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/06/27(月) 21 43 08.62 ID gOcRCHUPo 2 822 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/06/27(月) 21 43 10.03 ID aZT+lQ/IO 2 823 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/06/27(月) 21 43 11.72 ID vSJnj/mFo 2 824 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/06/27(月) 21 43 13.19 ID UatxEr+AO 1 826 名前: ◆5yGS6snSLSFg[saga] 投稿日:2011/06/27(月) 21 46 55.37 ID myeui4sRo [7/12] 「おまえら海大好きだな!」 なにこの②率の高さ。ちょっと怖いんだけど。 名前:兄貴[] 投稿日:2011/08/09(火) xx xx xx.xx ID xxxxxxxxx おk。把握 妹たちも俺に合わせてくれるらしいので、引き続き海で遊ぶことにするよ さて、悪戯リベンジだ! ≫837 837 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/06/27(月) 21 52 32.81 ID seY7zFijo あやせにサンオイルを塗ってあげる 全身で 847 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/06/27(月) 21 54 44.95 ID EAL6rjn4o 激痛の正体はなんだったんだろ、つったのかな 849 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/06/27(月) 21 59 39.22 ID nVv2UqTio ≫847 クラゲじゃないの 850 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/06/27(月) 22 05 22.06 ID k/Fy9tc/0 ≫847 尻穴の古傷が開いて海水が沁みたとか? 851 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/06/27(月) 22 12 37.70 ID IPcqADNAo ≫847 あやせの仕業じゃね? 853 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/06/27(月) 22 21 25.87 ID cILTp2VF0 全身全霊を持ってサンオイルを塗るなんて・・・本気だな 855 名前: ◆5yGS6snSLSFg[saga] 投稿日:2011/06/27(月) 23 28 31.50 ID myeui4sRo 全身で? ははっ、冗談はよし子さんだ。 「ハードル高すぎて笑えねえ……」 そんな都合よくサンオイルを持っているはずもなく、近くの売店でサンオイルを調達する。 「あやせ~、俺がサンオイル塗ってやるよ」 「いりません」 「死ね」 「加奈子をほっといてあやせに声かけるってどういう要件だ、オラ」 「さんおいるって何ですか?」 ぴしゃりと撥ね付けられる俺。 「な、なにもそんなに邪見にしなくても……」 もしかして俺の企みがばれているのだろうか。 「……お兄さん、私がモデルってこと忘れてません?」 「ん? いや、忘れてないぞ?」 なんでここでモデルの話が出て来るんだ? 「はあ……お兄さん、サンオイルって何だか知ってるんですか?」 「えっ? 日焼け止め的なもんじゃないの?」 「サンオイルって言うのはですね。肌を焼くときに肌を傷めないように塗るものなんです。日焼け止め効果はないんですよ?」 ……そういえば、映画とかのサンオイル使うシーンって肌焼いてるイメージしかないわ。 ひょっとして、この安価って相当やばいんじゃないのか? 下手したらあやせに威力業務妨害的なアレで訴えられかねないんじゃないだろうか。 「……ん? 肌を傷めないように塗るって言ったか?」 「ええ。言いましたけど」 「ひょっとして、これ自体に日焼けを促進させる効果はないの?」 「あるわけねーじゃん。そんなの加奈子でも知ってるんだけど」 俺とあやせのやりとりに横槍を入れてくる加奈子。 ……なぜだろう。すごくイラッとくるのは。 だが、こいつは朗報だ。 これならあやせに威力業務妨害的なアレで訴えられることなく安価を実行できる。 尚、セクハラで訴えられる可能性は無視する。 「じゃあ、別に塗ってもいいんじゃないの?」 「お兄さんに塗られるくらいなら、クラゲでも食べた方がましです」 「どんだけ嫌なの!?」 というか、比較の対象がおかしいだろ! 俺にサンオイル塗られることが、なんでクラゲ食べるのと同格になってるんだよ!? 「頼む! 腕だけでも、腕だけでもいいから――いてえ!?」 桐乃と加奈子に左右のふくらはぎを同時に蹴られた。 「どんだけあやせに塗りたがってんの!? まじキモい!」 「おめー、そんなに加奈子を怒らせたいの?」 「ははは、そんなに怒るなって。おまえらにも後でちゃんと塗ってやるから。あ、ブリジットも忘れてないからな」 「私はぬってほしいです! お兄ちゃん」 ぴこーん。俺、悪知恵を思いついた。 まずはブリジットに普通に塗ってやって、俺に他意や悪意がないことをアピール。 気を許したあやせに安価を実行するという作戦だ。ふっ……我ながら隙のない完璧な作戦じゃないか。 「よーし、ブリジット。手を出してみ」 「こうですか?」 掌にサンオイルをたらし、ブリジットの小さな手を取る。 そして、そのまますりこむようにして塗り広げていく。 「な、なんかくすぐったいです」 「ふひひ、我慢するんだブリジット」 それにしても柔らかいな。 なんだかいけない趣味に目覚めてしまいそうだ。 「にやけてんじゃない、このロリコン! あんたはシスコンじゃなかったの!?」 「うわ……。お兄さん……なんだかお兄さんから犯罪者の匂いがするんですけど」 「……ちっ。そんなに塗りてーなら加奈子に塗ればいいのによ」 856 名前: ◆5yGS6snSLSFg[saga] 投稿日:2011/06/27(月) 23 29 27.77 ID myeui4sRo あれ? 俺の完璧な作戦が早くも崩れ去ってるんだけど。 …………こうなったら仕方がない。これだけはしたくなかったんだが、背に腹は変えられない。 これをやってしまえば、下手したら警察のお世話になってしまう。 そう――力づくだ。 サンオイルが入った小瓶を自分の頭上でひっくり返し、ざばざばとサンオイルをひっかぶった。 「あんた何してんの!?」 「お、お兄さん!?」 「い、いやいや!? そ、そんな塗り方はいくら加奈子でもNGだって!」 「あれ? それってそう使うものなんですか?」 「斬り捨て、ごめええええん!」 謎の雄叫びを上げながらあやせへと飛びかかった。 俺に奇行に全員が驚き竦み上がっている隙を突き、あやせの腕を捉える。 ぬるり。 「あれ?」 ぬるり。 サンオイルのせいで全然上手くつかめない。 「ええい! まどろっこしい!」 あやせの腕を捉えることを早々に諦め、俺は次のアクションに移った。 「「「!?」」」 「ふわあ! ふわああ!」 掴めないのなら、抱き着いてしまえばいいのだ。 俺の全身はすでにサンオイルにまみれており、一度抱き着いてしまえば抱き着かれた側はたちどころにオイルまみれだ。 「あやせは俺の要求を拒否したのだ。あやせはその報いを受けるのだよ!」 ぬるり。 「きゃああああああああ!」 絶叫するあやせ。 「何とち狂ってんの!? このくそ兄貴!」 当然激怒する桐乃。 「なんであやせなんだよ!」 なぜか変な方向性で怒る加奈子。 「ふわあ! ふわああ!」 一人大興奮のブリジット。 俺の安価へのリアクションは正に四者四様だった。 「待て、話せばわかる」 「あやせーもうちょっと右、右」 「いけ! やっちまえ!」 「がんばってください、お兄ちゃん!」 ブリジット……気持ちは嬉しいが、この状況で何を頑張れと言うのか。 今の俺の状況はうつ伏せの状態で砂中に埋められている。 ちなみに臀部だけは砂が盛られておらず、砂上に露出した状態だ。 別に、尻自体を露出しているわけではないから勘違いするなよ。 「やめろ! 既に割れている物をこれ以上割ろうとするんじゃない!」 「この辺かな? ……てえーい!」 「やめろおおおおお!」 夏休み、一九日目。昼パート 安価成功 857 名前: ◆5yGS6snSLSFg[saga] 投稿日:2011/06/27(月) 23 30 08.81 ID myeui4sRo 名前:兄貴[] 投稿日:2011/08/09(火) xx xx xx.xx ID xxxxxxxxx 安価を実行したら危うく尻が4つに割れる所だった 何を言ってるかわからねーだろうが云々 さて、引き続き海で遊ぶかい? ①帰る ②引き続き海で遊ぶ ≫866 861 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/06/27(月) 23 31 34.00 ID PbqDepCE0 2 862 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/06/27(月) 23 31 47.86 ID nVv2UqTio 2 864 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/06/27(月) 23 32 14.54 ID 3DmK2+x4o 2 865 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/06/27(月) 23 32 12.86 ID Eza5Ql950 帰るか 866 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/06/27(月) 23 32 42.40 ID dLaVo3Eho 1 867 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/06/27(月) 23 32 43.99 ID ocP24WvDO 2 868 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/06/27(月) 23 32 46.03 ID 3DmK2+x4o 2 869 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/06/27(月) 23 34 46.84 ID nVv2UqTio くっ、ピンポイントで帰宅をとりやがったな 871 名前: ◆5yGS6snSLSFg[saga] 投稿日:2011/06/27(月) 23 38 56.61 ID myeui4sRo 「帰宅か」 正直助かったぜ。 この状態で海に入ったら激痛のあまり沈みかねない。 名前:兄貴[] 投稿日:2011/08/09(火) xx xx xx.xx ID xxxxxxxxx ただいま やっぱ海はすごいね。今日だけで結構やけちゃったよ 次行こうか。ただし、尻に負担のかかる安価はやめてくれよ? ≫881 881 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/06/27(月) 23 44 05.39 ID f8mLgWPY0 妹のPCに「高坂京介セミヌード画像集」という圧縮フォルダを作ってパスワードをかける 中身は釣りバカ日誌の画像 892 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/06/27(月) 23 45 18.52 ID dLaVo3Eho かわいいイタズラ安価ktkr 898 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/06/27(月) 23 50 53.65 ID x84GagCDO 加奈子さんベタ惚れじゃないっすか… 900 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/06/27(月) 23 53 58.70 ID IPcqADNAo 好感度7でこの惚れ具合とは 10超えたら加奈子はどうなっちゃうんだろう 922 名前: ◆5yGS6snSLSFg[saga] 投稿日:2011/06/28(火) 17 23 27.89 ID 3HglxMaxo 「これは……」 大丈夫なの? そのままゴミ箱へダイレクトな気がするんだけど。 どこの誰が俺のセミヌードを見たがるんだよ。 ……ともかく、急ぎ釣りバカ日誌の画像を収集しなくては。 夕飯を速攻で食べ終えた俺は、大急ぎで桐乃の部屋へと駆けこんだ。 桐乃はまだ下で飯を食べており、2階に上がってくるには今しばらく時間がある。 俺は、桐乃のPCを立ち上げ、自前のUSBメモリーを差し込んだ。 「早く早く……!」 用意したファイルをデスクトップに貼り付け、圧縮し、パスワードをかける。 ここまでかかった時間は2分。散々自分の部屋で予行演習してきたので、PCの操作に無駄はない。 「できた!」 と俺が声を上げるのと同時、階下から「ごちそうさま」の声が聞こえてきた。 ミッションを終え、自室でくつろぐ俺。 実に開放的な気分だ。 <ナニコレ!? ただ、この安価の残念なところは桐乃のリアクションを確認できないってことだよなあ。 下手に様子を探って、俺がやったってばれても困るし。 まあ、同じ屋根の下で暮らしてる以上、疑いの目は自然と俺の方に向くことになるんだろうけどさ。 「……くそっ。桐乃の様子が気になる」 まさかとは思うけど、そのまま削除されてたりしないよね? <コレモダメナノ!? チッ! それにしても、桐乃のやつさっきから騒がしいな。 そんなことを考えていると―― 「あんたの好きな数字教えて!」 バン! 今にも扉をぶち壊さんとするかのような勢いで桐乃が俺の部屋に乱入してきた。 「な、なんだいきなり!? 意味がわかんねえよ!」 「分かるな! いいからさっさと好きな数字を言えって言ってんの!」 分かるなってなんだよ。俺の好きな数字を知りたがる理由について触れるなってことか? とても突っ込みたいが、今の桐乃の様子を見るに、下手に歯向かっても寿命が縮むだけで大した意味はないだろう。 となると、ここは素直に教えた方が得策である。 「え、ええと……7とか8とか」 この数字は適当に上げただけで、別段好きでもなんでもない。 「7と8ね!」 桐乃は俺の好きな数字を復唱して確認すると、そのまま風の用に去っていった。 「……なにあれ。ロト6でもやってんのか?」 <コレモチガウ!? 再びバタバタと廊下を走る音が聞こえてくる。 「あんたの好きな食べ物は!?」 「とんかつ」 「とんかつね!」 「あんたの好きな場所は!?」 「公園」 「公園把握!」 「あんたの好きな言葉は!?」 「初志貫徹」 「なにそのチョイス……だけど把握!」 924 名前: ◆5yGS6snSLSFg[saga] 投稿日:2011/06/28(火) 17 24 09.67 ID 3HglxMaxo 散々俺と自分の部屋を行ったり来たりしては、その度に俺に質問してくる桐乃だったが、ついにパタリと来なくなった。 「俺の好きなもん調べて何がしたかったんだ?」 これが黒猫なら、多分呪いの儀式に必要なんだろうなと結論づけることができるけど、相手は桐乃だしな。 <マサカ!? ……キタアアアアアアアア! ウヒヒ、コノシスコンメェ そして、桐乃は相変わらず騒がしい。 なにやら歓喜しているみたいだが、さっきのロト6でもあたったのか? <……フザケンナアアアア!! 「今度は何かやたらキレてるし」 夏休み、十九日目。夕方パート 安価成功 夏休み十九日目終了 本日の好感度変動 桐乃 朝 ±0 昼 +1(嫉妬補正) 夕 +1 ――――――――― 計 +2 あやせ 朝 ±0 昼 -1 ――――― 計 -1 加奈子 朝 ±0 昼 -1 ――――― 計 -1 ブリジット 朝 ±0 昼 +1 ―――――─ 計 +1 夏休み十九日目終了時の好感度 桐乃 +7 ※嫉妬心を自覚。今後のやりようによっては……? 麻奈実 +6 黒猫 +1 ※覚醒済み 沙織 +4 あやせ +1 加奈子 +6 ブリジット +4 日向 +3 ※眼鏡をかけるようになっている 珠希 +2 瀬菜 +5 フェイト +2 佳乃 -1 赤城 +2 大介 ※殺意の波動の気配がする「仏の顔も3度まで」残り…1回
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唯「うんたん♪」 律「澪って私のこと好きだろ~?」 唯「新EDの私?」 憂「あーずにゃんっ♪」 【けいおん!】 憂「もう、お姉ちゃん、こんな所で脱がないでよ」 紬「むっぎゅーん!」 澪「本気で私のこと…好きなの?」 梓「敬語:タメ口=?」 唯憂「守護の樹」 唯「たからくじ!」 戻る