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amazonで探す @楽天で #好きな人がいること を探す! 月21フジ 2016.07.11~2016.09.19 8.9% 公式HP wikipedia 前 ラヴソング 次 カインとアベル Hulu NETFLIX dTV PrimeVide U-NEXT TVer Paravi GYAO youtube検索 / Pandora検索 / dailymotion検索 / bilibili検索 1 最高の再会、最低の出会い 2016/07/11 10.1% 2 最高のご褒美 2016/07/18 10.4% 3 好きです 2016/07/25 8.7% 4 つのる想い 2016/08/01 9.5% 5 告白 2016/08/08 8.4% 6 彼の真実 2016/08/15 8.3% 7 君の傍にいたい 2016/08/29 8.2% 8 運命の夜 2016/09/05 7.7% 9 KISS 2016/09/12 9.4% 10 それだけ。 2016/09/19 8.4%
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663 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/02/13(日) 17 37 17.66 ID 2tKPpHsAO [4/10] あやせ「こんにちは、お兄さん。」 京介「おう、あやせ待たせたな」 俺は今 いつもの公園にいる。いつもどうりあやせからお呼び出しがかかったからだ。 いつもならただの人生相談だろうが今日は違う(と思う) 何故なら今日は2月14日、俗に言うバレンタインだ。 バレンタインに女の子から呼び出しなんてお前、告白以外にありえないだろ。 あやせ「何ニヤニヤしてるですかお兄さん…気持ち悪いです」 京介「いやー、これからあやせに告白されるかと思うと自然と笑みが」 あやせ「な、何が告白ですか!変態!」 京介「えっ?違うの?」 あやせ「違います!今日はバレンタインなので今まで桐乃のことで相談にのってもらったお礼をしようと思って」 京介「そんな照れなくても大丈夫だあやせ、俺の答えはもう決まってる」 あやせ「感謝の気持ちが薄れて来ました…もう帰ろうかな」 京介「すまん。俺が悪かった。今までバレンタインなんて麻奈美位しかくれなかったから舞上がっちゃって」 あやせ「はぁ…では、どうぞ」 京介「あ、ありがとな…って」 あやせが手に持っていたチョコはなんと… 京介「チ○ルチョコじゃねーか!!」 664 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/02/13(日) 17 39 56.42 ID 2tKPpHsAO [5/10] あやせ「安くて種類も豊富で美味しいですよ。お好きなをお一つどうぞ」 京介「しかも一個だけかよ!」 酷くない!?俺への感謝ってその程度なの!?確かに事あるごとにセクハラしたりしてるけど あやせ「まあ、冗談はさておき、お兄さん度々ありがとうございました。コレは感謝の気持ちです」 そう言うと、あやせは可愛らしくラッピングされた箱を差し出した 京介「ああ、ありがとうあやせ。またいつでも頼ってくれよ」 京介「ところであやせ、このチョコに毒とか入ってないよな…?」 あやせ「…ウフフ、お兄さんたら、そんなこと…有るわけないじゃないですか…」 あやせさん…?目が笑ってないですよ? あやせ「そんなことよりお兄さん、早速お願いなんですが、コレを桐乃に渡して下さい。」 京介「ん?何だこれ随分でかい袋だな」 あやせ「友チョコって聞いたことありません?桐乃からは学校でもらったんですけど、私のは大きくて」 京介「確かに、なんでこんなにでかいんだ?たかだかチョコだろ?」 あやせ「私が桐乃の為に作ったチョコケーキですから」 京介「ケーキかよ!」 桐乃の奴とんでもなく愛されてんだな… 665 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/02/13(日) 17 40 58.83 ID 2tKPpHsAO [6/10] あやせ「お兄さん…もしそれを落としたりでもしたら…」 京介「わ、分かってるって!こいつはちゃんと渡すよ」 分かったからその怖い目をやめて下さいあやせさま! あやせ「…お兄さんのチョコも私の手作りなんですよ?」 京介「へっ?そうなの?」 あやせ「ええ、桐乃のついでですけど」 京介「ついででも嬉しいよ。桐乃の分も含めてありがとな、あやせ」 あやせ「いえ、それでは、さよならお兄さん」 京介「ああ、またなあやせ」 あやせからチョコを貰い、上機嫌で家に帰る。 しかし俺は知るよしもなかった、家ではとある人物がとんでもないチョコを作って待っていることを… 666 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/02/13(日) 17 42 09.13 ID 2tKPpHsAO [7/10] 京介「ただいま~」 形式的にあいさつをする俺。靴があるから桐乃も帰ってるみたいだな 京介「お~い、きr」 ちょっと待てよ、なんだこの異臭は… 京介「リビングの方だな… 桐乃?いるのか?」 確かに桐乃は居たが、ソファで寝てやがった。何故かエプロンを付けて 京介「おい桐乃起きろ」 桐乃「ふぁ…あれ?あんた帰ってきたの?」 京介「ああ、たった今な。それよりなんだこの妙なニオイは、お前が変なモン作ったのか?」 桐乃「変なモンとか言うな!たくっ、今何時?」 京介「あん?5時30分位だな」 桐乃「じゃあもういいか… あんたちょっとそこに居て」 京介「はぁ?なんだそりゃ」 桐乃「良いから!え~と何処だっけ…あ、あった」 なんだってんだうちの妹様は、ニオイのこともまだ説明がないし 桐乃「はい、コレ」 京介「へ?は?」 桐乃「だから!チョコ!あげるって言ってんの!」 京介「な、なんで…」 桐乃「な、なんだって、別に良いでしょ。ただアンタみたいな地味顔じゃあ地味子位からしかチョコもらえないだろうと思って…」 667 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/02/13(日) 17 43 33.13 ID 2tKPpHsAO [8/10] 京介「ほっとけ!それに今あやせからもらってきたばかりだ!」 桐乃「あやせから…?毒でも入ってんじゃないの?」 京介「おまっ、親友だろ…」 俺も同じ事思ったけどさ 桐乃「そ、そんなことはどうでも良くて…だからあの時と同じで…」 京介「あの時?」 桐乃「だから!感謝してるって言ってんの!それでちょうどバレンタインだからそのお礼にチョコってこと!」 京介「あ、 成る程あの時ってのはそう言うことか」 つまり秋葉でのパーティーのことか。 桐乃「ふ、ふん。シスコンのアンタには妹の手作りチョコなんて発狂ものなんじゃないの なんで上向いて目とじてんのよ?」 京介「べ、別に何でもねーよ!それよりチョコ食べて良いか?」 桐乃「あ、はい。見た目は悪いけど中はまあイケるから。あんたみたいに」 京介「ほっとけ、頂きます。」 バク モグモグ 京介「うん、うん…う…ん…」 桐乃「どーよ?最高でしょ?」 なんかものすごく辛かったり、酸っぱかったり、極端に甘かっり、口ん中ジャリジャリする。が、今は味なんて些細な問題だ 京介「あ、ああ!流石桐乃だ!」 668 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/02/13(日) 17 44 57.03 ID 2tKPpHsAO [9/10] 桐乃「でっしょ~!エヘヘ~、何回も作り直したし幾つか出来たうちの一番良いやつなんだから!」 一番良いのがコレなのか… 京介「そうか、ありがとな桐乃」 桐乃「その代わりホワイトデーにはとびっきりのお返し寄越しなさいよね!」 京介「ハイハイ」 そんなことだと思ったよ。適当に返事をして、桐乃にあやせのケーキを渡して部屋に戻った。 そこで俺の意識は途切れた。次に目覚めたのは病院のベットで、お袋がいた。 お袋の話によると、俺は自室で泡を吹いて倒れていたのを夕飯に呼びにきた桐乃に発見されたらしい。 桐乃は本当にあやせが毒を盛ったのかと思ったらしいが、 俺は恐怖3割勿体なさ7割であやせチョコはまだ食べていなかったので原因は明白である。 あえては言わんけどな おわり
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369 名前: ◆36m41V4qpU [sage] 投稿日: 2013/04/16(火) 俺の妹である桐乃がエロアニメのDVDを偶然落っことしたのが、 俺が経験した一連の物語が始まるキッカケだった。 あれから俺の人生、エロアニメやらエロゲー抜きには語れない っつっても 過言じゃない(のかも知れない) そう―――今の俺がこんな風に存在するのも (幾分大げさな言い方を許して貰えるなら) エロゲーやらアニメとは切っても切れないと思うのだ。 それは、妹やヲタ関係で知り合った仲間だけの話ではない。 俺の彼女『あやせ』とも少なからず 『エロアニメ・ゲーム』には因縁めいたモノ を感じざるを得ないのだ。 何故なら、俺とあやせの関係を確実に変化させたキッカケは やっぱり『エロアニメ・ゲーム』だったから。 あのコミケの時に偶然出会わなければ、今の俺らは居なかったと思う。 そして、その影響は今も……………… 「この浮気者っ!!!!」 「いやだからな、あやせたん―――俺の話をちょっと聞いてくれ」 「問答無用っ! わ、わたしの身体を弄んだ癖にっ! あ、あんなコトや―――そ、そんなコトまでさせてた癖にッ! こんな身体にした癖に――こんなわ・た・し・させた癖にぃい!!!」 「いや――いや、あやせ自身心と身体は歓喜してた………よ?結構」 「強姦は親告罪 強姦は親告罪 強姦は親告罪(15回連続)」 「ま、待て 待て!だからご、合意の上だっただろ?」 「た、例え………法には問えなくたって、 あなたを社会的に抹殺することは出来るンですからっ!」 「ちょっとだから話を聞け」 俺はあやせに首に装備されている ―――例の"チョーカー"に指を触れると、更に軽く引っ張った。 「わ、わたしがドMだから、また強引にお尻叩いて言いなりにさせるのね どうせ、またいじわるするんだ――性的虐待するつもりなんだ、へ、変態!」 なんつー恐ろしい台詞を言う様になったんだ、俺の彼女は としかし罵詈雑言を爆発させてるのに ―――あやせはチョーカーを自分で外す いい加減、俺も気付き始める(と言うか流石に色々学んだ) 例えば―――俺らみたいに彼氏彼女が喧嘩し始めるとする。 そういう時は(主に)女の子の方から、仲直りのキッカケになる 分かり易いサインらしき"何か"を出してるもんなのだ。 それをスルーしなきゃ、大事にはならない。 「んじゃ――ご希望通りぶっ叩くから、こっちに来いよ」 「ふんっ、す、好きにすればイイじゃない ――わたしに拒否権なんて無いんでしょ!」 あの日(あれから結構時間が経ったと思うが)から、 あやせは時々敬語をやめて、俺とタメ口で話す様になった で、ついでに――― 「京介のサディスト、DV男、リョナ族、本物の鬼畜」 ―――みたく俺のコトを『京介』って呼び捨てにするようになった。 こういう状況じゃなきゃ、あやせの言葉の響きに浸って居られるのだが、 今は流石にそういう場合ではない。 あやせは俺を罵倒しながら、(その言葉に大いに矛盾して)行動では 俺の膝の上に自ら乗っかった。 しかもご丁寧な事に わざわざ俺があやせの尻を叩きやすい様に もしくは、これ見よがしに自分の形の良い尻を思いっきり突き出す。 でも俺はもちろん叩いたりはしない(一回ゆっくり撫でたけど) そのままあやせを―――俺の太ももに、乗せたまま起きあがらせて あやせの黒髪を、左右・両方・横から・優しく撫でてやった。 ―――これが俺の彼女の最近のお気に入りらしい (エッチモードが発動する時は、大抵このパターンからの始動が多い) そして俺はこの状況であやせの目を、しっかり見つめて話し始める 「ゲームはゲーム、現実は現実だぞ? 全く別モノなんだから、ごっちゃにするなよな。 現実の彼女が、二次のゲームにそんなに目くじら立てないでくれよ?」 「普通のゲームならまだ許せるけど――認められるけど だからって、何でエッチなゲームを わたしが認めなくちゃ、いけない(んです)のよッ?!!」 説明しよう――― 『もっとっ ラブ×2★ラブタッチ』 俺らが喧嘩する元凶になったゲームソフト 前回の『ラブタッチ』から満を持して発売されたのだが、続編で まさかの全年齢版から、敢えて成人指定版へパワーアップしたのが 『もっとっ ラブ×2★ラブタッチ』なのである。 ―――俺は例によって桐乃のお勧めでプレイしようしていた のだが……………… それはさておき、本当に中の人(声)が同じだったら、 俺だって絶対に買うと思うほど、前のソフトに俺はハマった。 確か前は、桐乃とあやせを仲直りさせようとしていたが 今は俺の彼女あやせたんが、烈火の如くプリプリ怒ってるわけだ 「なぁ………あやせたんさァ あんまし嫉妬深いってのも、彼氏から言わせて貰うと 彼女としてどうかと思うんだけどな」 「ふんっ!(プイ)」 あやせが思いっきり右に顔を逸らしたので、 また両サイドの髪を撫でて、正面に視線を合わせようとすると――― 「べー(ぷい)」 ―――舌を出して、今度は左を向いて避けられた。 「あのね、ゲームやアニメは俺の妹や俺の友達との大切な絆なんだ。 あやせも知ってるだろうけど、俺は親父と殴り合っても認めさせたんだぜ? だから全部が――全部、いかがわしいモノじゃねぇんだ。 も、もちろん、別におまえも好きになれとは言わないけどさ」 「…………」 「それに自慢じゃねぇが、桐乃に勧められてやったゲームやアニメを オカズにソロプレイなんてしたことはないぞ! ジャパニメーションはもっと高貴で神聖、セレスティアルでディグニティなんだ。 エロゲーとアニメは文化なんだ――ミームなんだよ、あやせ」 俺は声を大にして言った。 なぜならば、この点が曖昧だったり少しでも疑われたりすれば ―――どう考えても、問題が解決する可能性は一㍉も残らないからだ。 「何をカッコつけてるンです? 京介さ(ん)のオカズは、眼鏡・巨乳のエッチなDVDと本だっただけでしょう」 「だから………約束通り処分しただろ?」 「………」 「俺が約束破って、エロDVDやネットのエロサイトを閲覧してたか?」 大学生にもなって自分のパソコンを フィルタリングされている男 一人暮らしの部屋のベットの下の 段ボールには何も入ってない男 俺の名は――高坂京介 「そ、それは………そうだけど」 俺の説得がどうやら功を奏したらしい。 そりゃそうだろう ―――あやせは自分でドMで俺の良いなりと言った。 でもそれを言うなら、俺も負けず劣らずあやせの言いなりなんだ。 俺らのS気とM気ってお互いに多分、絶妙に方向が違うだけなんだな。 (だからきっと相性が良くて上手く行く(と俺は信じてる)) 「だったら良いよな?」 「もうっ………か、勝手にすればいいよっ!」 「ありがとう、あやせたん」 あやせの気が変わらない内に、さっさと電源オン 「ぐ………うぅうぅぅ」 「おまえ、なんつー顔してるんだよ?!」 「………………イヤ、イヤ、イ ヤ」 「あの………?」 「わたしのコトは気にしないで、好きにやってっ!」 好きにやれと言われてるのに、 あやせのもの凄い握力に掌握されて、俺の手は指一本動かせなかった。 「な、何で5秒間隔で、気分変えるんだよ? つーか、言ってることとやってることが―――」 「―――わ、わかりました。もう分かったって言ってるでしょ!」 「さーて、じゃぁ誰にしようかな」 『誰を選びますか?』 誰にするかとは、まず最初に誰に話しかけるか………だ 今回はバージョンアップしてキャラも増えていた。 絶対ヒロイン 黒髪の美少女 『藤崎あやか』 その双子の妹 茶髪の美少女 『藤崎きりか』 ナイスボディ ショートの綺麗なお姉さん 『田宮まみな』 深淵の果てからの使者 謎の美少女 『極聖天のルイ』 「………う~ん こりゃ可愛い子ばっかで、マジ誰にするか迷うぜ」 こういうのって最初が肝心だからな 第一印象って大切なんだ 本当に――本当に、第一印象って大切なんだぜ? 「……………………………………………………………… ……………………………………………………………… ………………………………やっぱりぃイヤャァアァ!」 「―――ゲホ」 背後から側頭部に肘打ちと手刀の二連撃を喰らって ダウンした所に、後頭部を踏み砕かれて俺は卒倒した。 「あっ、あいつゲーム持って行きやがった」 つーか、ゲームの女の子と一言も口聞いてないよ?俺 何となく桐乃の気分が分かった気がする俺だった。 それでも桐乃相手だと多少は遠慮してたあやせが俺が相手だと ○グネスばりに検閲が厳しい。 しっかし………ま~たこのパターンかよ。 これからどうしたもんか……な 三日後 メールしても電話しても返事が無く音信不通 心配になってあやせの実家まで行ったが、 美人のママさんと怖いお父さんに色々言われたが(別れろとかはでない) 結局、本人には会えずじまい あやせたん――――最近はあんま嫉妬しないと思ってたんだがな どうやって彼女の機嫌を直すか? を考えながら、大学から帰宅して、自分の部屋のドアを開けると――― ベットの上に、ちょこんとあやせたんが鎮座してた。 ―――うぉ、ビックリした 「あの……………あやせさん? まだ怒ってたりなんかしちゃったり……なんかしたりなんかしたりする? 俺は謝ろうと思って、何度か連絡してたんだけどさ」 俺は幾分用心しながら、あやせに訊いた。 あやせは、首を振った。 ―――あれ? 結構ニコニコしてるぞ 「この前はごめんなさい。ねっ? わたしの方こそ大人気なかったから、ホントにごめんなさい」 「いやいや、良いんだよ」 何も事件やらハプニングが起きずにコトが収まって良かったと 俺は思ったのだが――― 「だから、今日は京介に自由にゲームして欲しいと思ってるの、わたし」 「う、うん?」 ………何か物分かりが良すぎて怖い。 非常事態に用心しながら、俺はあやせの出方を見ようとする ―――っ!!! あやせがおもむろに鞄から取り出したのは、 包丁――などでは無く (最近はそんな恐怖は感じてないから、俺っビビらなかったもんね!) で取り出したのは ―――フリップボード?? クイズ番組とかで、解答する時に出すみたいなヤツだった。 「なに………それ?」 意味が分からん 「はい………ゲームスタートだぞ♪」 あやせたんは手書きで 『もっとっ ラブ×2★ラブタッチ』 の"タイトル画面"を描いていた 何だ、この手作り感バリバリ満載の ――何か本物買って貰えないウチの子が親から手作りで作って 貰った みたいな悲壮感があるゲームは?! 「あやせ………どういうことなの?」 次のフリップを掲げるあやせ 『誰を選びますか?』 『 黒髪の少女 あやか 双子の妹 きりか ショートのお姉さん まみな 謎の少女 ルイ 』 「何………これ?」 フリップを改めて強調する俺の彼女 『『誰にしますか?』』 「んじゃ……"まみな"でお願い」 再び、何故かフリップを掲げる俺の彼女 『『誰にしますか?』』 「いや、だからまみな………で」 「……………………………………………… ………………………………………………… 誰にしま―――誰にする?京介(きょ・う・す・け・)♪」」 「おいおい、口で言っちゃってるじゃん! だから―――巨乳のまみ……」 「―――わかりました…もうぉわかったっ!!! わたし、ちょっと豊胸施術してきますからっ! 髪切って、眼鏡かけてきますからっ、それまで待っててくれる?! 少しだけ 待・って・て・貰・え・ま・す・か・?!!!」 「うっ、うそ、ウソ、嘘―――お、俺はあやかオンリー厨だぜ!」 何、このゲーム こわーい 「オッス あやせだよ♪」 暫く気を取り直す時間を取ってから あやせが元気よく言った。 「え? あやせなの?」 「え? あ、ああ………オッス あやかだよ♪」 「いや、おまえは どう考えても、あやせたんだろ?」 「だっ、だから………わ、わたしがキャラになってあげます ゲームの内容自体は、ちゃんと頭に叩き込んできたからっ 大丈夫だよ、てへ♪」 「へ?」 「わたしでゲームをシミレーションすれば、 桐乃達と会話する時も話題は完璧だぞ、エヘン♪」 『藤崎あやか』のデフォルトの絵である 例の敬礼みたいな決めポーズであやせは言った。 「あ?あ、ああ そ、そうだね……あ、安心だ……たしかに安心……か?」 「何ですっ?そ、その冷たい目はッ?!」 「い、いえ別に………それで俺はどうすれば?」 「で、では、さっそく告白の場面からやりましょう♪」 またフリップボードを掲げるあやせ 『わたしに好きって言いなさい』 「俺……あやせが好きだよ (俺の口が、この言葉の並びに馴れきって、もはやこの名前しか出てこない)」 『好き』と『あやせ』が対の枕詞の関係になるほど 俺はこの言葉を言ってたのか――と俺はこの時改めて気付いた。 「え?………うんっ! わたしも京介が 好き――好き、大ァ好きぃっ!」 結果 あやせに―――息がつまるほど抱きつかれました。 「な、何だ?………これ おいおい、もはやゲーム関係ないぞ」 「――はっ?あっ!ああ ちょ、ちょっと気分が上がったから、えっと………気を取り直して」 「やっぱさ、普通にゲームはゲームで割り切った方が―――」 「―――う、うるさい! わたし………ちゃんと考えてきてるンだからっ! 本当に――本当に凄い、"取っておき"を考えてるんだからっ! 二次元のゲームなんかより凄いんだから………黙ってプレイする!」 「まぁ………おまえがそう言うなら」 色々アレだけど、確かに一生懸命さは伝わる。 あやせはまた鞄から何か取り出す 「はい、これ!」 「なに、これ?」 だって………ペンを渡されても 「ふふっ♪ どうぞ、触ってくだ――さぁ、お触りなさい、遠慮なく!」 あやせは魅惑的な顔で、 肢体と胸を―――さっきの決めポーズから更に強調しながら言った。 「へ?」 『ラブ・タッチ・パネル』とフリップボード それでも流石に、俺が躊躇していると 「ねぇ~早くし・て・?」 強引に俺が握っているペンを、 あやせのグロスでぷっくりとした柔らかい唇に 無理矢理当てさせられる。 「お、おう!分かった」 彼女がここまでやってるのに ノリが悪くて雰囲気をぶち壊したら情けないもんな ってコトで俺は腹を決めると、心眼を捉えるかの如く目標を 一気に突く そうだ、俺は狼だ 血に飢えた狼なんだ 狼の牙が―――俺の『牙突』が炸裂する! 「ポチっとな―――」 「―――あっ、あん♪ ってぇ………な、何でいきなり、おっぱいな………の!?」 「いや、だってこういうのでは基本プレイだから」 「ちょっとぉ………良いですか、ねぇイイかな? 京介がそんな童貞くさい行動ばっかりを取ってると、 ゲームでも―――リアルでも女の子に引かれちゃう………よ?」 『惹かれる?』 フリップボードに、ちょうど握ってるペンを走らせ書いてみる 「イヤイヤ………字が違うし」 「まぁ、何にせよリアルの彼女はおまえだから、な? それは別に違わないよな?」 「ふーん?そっかァそうなんだぁ ………ふふ、うんっ!それは間違ってない」 笑ってはる―――笑ってはるわ まっ、リアルの彼女の好感度は高いに越したことはねぇけど 「ま、まずはキスの場面からや、やってみま(しょ)――やってみて?♪」 「うん……わ、わかった」 「ペンで撫でて、お、女の子をその気にさせるんで(す)―――させて?」 「へいへい………あー可愛い、可愛いな」 何か―――もはやこれはコントだよな だって………ちょっと想像してみて欲しい どう考えたって、笑いを堪えるのに必死になるだろう、コレ 「全然(ぜ・ん・ぜ・んっ・)気持ちが入ってないじゃないですか!!!! どうしたんですか!!!!?」 「いや、でもゲームだから言えると言うか 目の前に、生身の彼女居るのに、ペンでなで回してもギャグと言うか」 「はっ? そんな舐めた気分で、適当にプレイするなら よくもゲームが絆とか文化だなんて言えましたね!!!」 「わかったよ! その代わし、後でどうなっても俺は知らねぇぞ?」 「アハハ……そんな拙いペン捌きで、心配するなんて凄く滑稽だと思う 反対のコトを懸念した方がイイんじゃないの………かな?ボク♪」 魅惑的にいやらしく、そして俺のプライドを嘲笑 ―――二重の意味で、挑発された俺は おまえの弱いところは大体知ってるだぞ的な 俺のペン捌きであやせを責め始める。 「っ………た、大したコト………はぅ………あん……っ…な……ない ん?(ビクっ)あっ……ゃ……んっ………全然たいし……あっあん♪」 本当に簡単に拍子抜けする。 あやせの身体は、ペンが触れば何処でも ―――否、触らないでかざすだけでも ―――否、かざさずにペンをずっと止めたままでさえ ―――否、もはやペンの存在――不在に何の関係なく 感じるようだった。 「え、エッチぃ………同じ………所ばっかり………でも………イイっ してぇ………でもぉ………しなくてっ………も………イイっ……っ」 没★・入★・感★・ 「な……なんでも………し……てイイ……きょうなら…何でもイイのおぉ」 ―――我忘れて一気にプレイ感覚の様相を呈してくる 俺が一心不乱にペンを振り回していると ………あやせたん、何故か服を脱ぎ始めた 「えっ?」 「これはエッチな……ゲームだからァ…わたし………脱ぐの…ほら……ねっ♪」 一糸まとわぬ姿 まさに天衣無縫―――本当に天使か天女かと見まごう ―――でも 普段の清廉な表情は媚態に満ち、上品な顔は涎まで垂らし 何処までも透き通った白い肌は、夕陽の様に紅く――赤く高揚し 長い手足は、だらしなく意思を失ったように脱力し 普段は姿勢のよい美しい身体も、不意に痙攣し始めて 俺が執拗にペンでなで回すと 「っ………あっ………ひっ…あん……あ………アァ……あぅ」 一目で興奮と熱の源のような大きく張った胸をこれ見よがしに、 不自然なほど俺に強調し――触れられること(触れられないこと)期待して 激しく貪欲に求め 「もっと………して………いじわる………し………て……」 魅惑する様にくびれた腰をくねらせて 誘惑する様に例の如く臀部をフリフリさせて 「ほらっ………ほらァ………ココっ……にぃ……欲し…ぃ……してして?」 あやせは解放的に嬉々として、全てを露わに 俺が思わず躊躇うほど、全てをさらけだした 何か普段より―――すげぇエロい つーか、普通に触りたい………んだが ――――――このゲーム、メチャクチャ凄かった と思ってたら 流石は、最強に気が合う理想的なカップル?の俺らである 「ねぇ、京介………ペンじゃなくて、普通にして………くれ…ない……の?」 そう言われたら、俺はペンと理性は明後日に放り投げるしかない でも、いざ触ろうとしたら―――止められる あやせたん ―――ついに焦らしプレイをも完全にラーニングしてしまったのかよ! 最期のフリップボード 『京介くんと結婚したいな』 「おっ、おう………………け、結婚しよう」 「声が小さい!! もっと心を込めてっ!」 「あ・や・せ・結婚しよう!!!!」 「うん………早くしよう♪」 ―――で 普通にベットに行って 「あっ♪…きょう好き………もっとしてぇ………あっ……ぁ…あん」 「あやせ………たん…あやせ………お、俺………もう………イキそう」 「ダメっ………もし先に…イったら………後、三回………追加……」 「が、我慢………しま…い?―――あっ、あやせ………おまえぇ?」 「ふっ♪………やっぱり………ダ~メ………五回に追加…… ………あっ…ん……させる……からっ……それまではダメぇ……… わたしぃ……ゲイムクリア……させなっ………いから……許さな…い ………ずっとっ………ずっと………一緒………もう終わらせな……いっ」 結局、普通に(普段より何倍も萌え(燃え)気味に)やった(やられた) 「ったく、何だよ! ゲームがもはや関係なくなってるじゃねぇか!結局」 「じ、自分が一番楽しんでた………癖に」 「そりゃ、そうだろうよ おまえに誘惑されたら全自動発情システムは起動するさ でもこれだと、いつもの俺らじゃん?」 でも俺らの夜の関係って、立場がまた――また再々逆転しちゃってるな。 別に良いのだが ―――つーか、俺らカップル もう後戻り出来ないだろうなぁ (別に全然良いけどさ) 「うぅぅ………だ、だけどやっぱり、他の女の子を 京介には見せたくないもん、ぜ、絶対に見せたくないのっ!」 俺はこいつの強情さに ―――少し感動して、同時に胸がほっこりしちまった。 この期に及んで、まだ俺がゲームする事に納得出来ないって 俺はあやせにどれだけ、深く思われてるのだろう? でも―――今はこの思いに浸ってる場合じゃないな。 「俺、ちょっと思ったんだが 今のあやせたんだと……… 俺の――俺らの子供が何となく気の毒になるぜ 特に子供が男の子の場合だけど」 「…………な、何を意味不明な話をして ――はっ!え?」 「あやせたん、絶対に最高のママァンになると思うんだがなぁ」 「べ、べ、別にそんなコト言われても嬉しくなんて」 「嬉しくないのか、じゃぁ―――さっきの話はなし」 「ふっふん! こ、こ、今回だけですよ 今回は………しょ、しょうがありません わたしが監視してる時に限り、許してあ・げ・る・」 やっと俺は(ゲームの?――じゃなくてリアルのゲームの) 『もっとっ ラブ×2★ラブタッチ』のゲーム画面の女の子と 会話することが出来た(挨拶だけど) もちろん、あやかちゃんオンリー あやかちゃんの好感度だけが異常に上がるわ――上がる ベットの上で、あやせを膝に乗せたまま後ろから抱っこして 真剣に俺がプレイしてると 『えー?何で常にデートで植物園なんです??』 『あ~ダメ、あやかちゃんが可哀相!』 『あー女心全く分かってない、理解してないっ こ、これだから終身名誉童貞の京介くんは本当に、もうっ』 『まったくぅ、どんだけ女心に無頓着なンです?あなたって』 結構な機嫌の悪さでダメ出しの連続攻撃 『あーあ、わたしってやっぱりぃ甘やかし過ぎちゃってる? だから、ダメ男にさせちゃってるの………かな? でも――でも、コレってこれちょっとだけ参考になるかも? ふふん♪』 相変わらずの猛毒舌のあやせたんだったが 「あー、もう見てられない。わたしにもちょっとやらせてっ!」 その後は、やっと(あやせが主にプレイだから) 他のキャラと話すのも許可されましたとさ 「え??……キャー、す、凄い………エッチです、これ」 「お、おう、何か色々ヤバイな」 「えっ?えぇぇ? な、何であやかちゃんが違う男の人に――あっ!!!」 「あやせたん……ちょおま、何を――何を選んだ?!」 あやかちゃんヤンデレNTRルートになってたよ(汗) そうやって、途中から俺ら二人で キャッキャ言いながら 結構楽しんでゲームした。 俺はしみじみ思った 妹とエロゲーするのは、悪くない 女友達とエロゲーするのも、悪くない そして彼女とエロゲーするのだって、案外悪くない? ちょっとくらいなら ―――こういう話題も時々だったらイイのかもな、きっと まっ! わざわざ あやせがコミケ行ったり、何かしらのコスプレとかして 欲しい願望なんて一㍉も無いのだ。 あやせにディープなヲタになられても、俺的には対応に苦慮して 困るだけだろう。 最初に出会った時 お嬢様の美少女 桐乃のヲタバレで ヤンデレの暴力女 付き合う様になって 健気で優しい(かなり)エッチな彼女 今は ??? あやせは色々変わったけど、変わらない部分ももちろんある。 尻をぶっ叩いて、ペンであやせの身体中を弄くり回してる 俺が偉そうに言うのは滑稽だけど ―――――あやせには、自然なあやせのままで居て欲しい。 物分かりがもの凄く悪く我が侭なあやせたんでも、 俺は大好きなんだからさ。 一通り『もっとっ ラブ×2★ラブタッチ』を終えると 俺の膝の上で、あやせたんがプルプルと身を震わせて、 俺に猛獣の如く襲いかかった。 「な、なんで結果が、きりかと結婚エンドになってるんですかっ?! こ、この浮気者っ!」 パチン!(最大撃ビンタ) 「痛ってぇだろ、あやせたん 理由なら簡単だろ? それは、おまえが――― ………」 俺には、このフラグがちゃんと見えたから――― 『……… ―――『きりか』にばっか話かけてるからだろ?!』 と言うとしたが ―――結局、最期まで言うのは辞める 「ねぇ、京介―――わたしの好感度、 あなたの選択で、だだ下がりだけど一体どうするつ・も・り・?」 と手に握っていた『もっとっ ラブ×2★ラブタッチ』本体を放り投げて 俺の膝の上で、身体の向きを背中から俺の正面に向き直して 下から見上(下げ)げて―――甘える(恫喝する)ように言った。 「あやせたんのご機嫌が早く直るように、 出来るだけハードに、俺があやせさんに"ラブタッチ"させて 頂きます!」 と男らしく?宣言しては みたものの……… この好感度のパラメーターなら、 かなり簡単に上がるのを、俺はすでに知っている。 タイトル 信じて待った俺のあやせたんが携帯美少女ゲーム(本人役)に ドハマリしてしまい、逆セクハラしてくるようになるのは 往々にしてよくあること おわり
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愛知県名古屋市のホテルの一室。 その部屋に巫女装束を着用し角が二本生えた少女羽入は昨日知り合った少年キョン起こそうと ドアを開ける。 「あうあうwww何を恥ずかしがっているのですwwwwさっさと起きるのです馬鹿キョンがwwwww」 キョンはなぜか布団を頭まで被って寝ている。 その布団を無理やり引き剥がす 「ふあ~せっかく朝比奈さんの@&%が見れる所だったのに。えーと自称神…じゃなかった、羽入さんおはよう」 いい夢心地を邪魔されたのは何とも腹立たしいが状況が状況であるため甘いことを言ってられない。 今の時間は朝の9時、我ながらだいぶ寝たものだと思って羽入さんの顔を見ると この世のものとは思えないほど驚いた顔をしていた。 「どうしたんです羽入さん…?」 「ば…」 「ば…?」 「化け物なのです~!!!!!!!!!!」 羽入はそう叫ぶやいなやなぜか全速力で部屋を飛び出した。 あんたも ば け も の だろうがとツッコム間もなく。 俺の顔に何かついているのか?と鏡を見る 「!…これが…俺の姿!?これなんて厨ポケ?じゃない!WHY!?なぜこんな姿に!?」 鏡に映っているのはどう見ても人間ではなかった 「そうね、敵を殺しつつ仲間を探すわ、超能力者とかがいいわね、あーもうキョンとかが超能力者だったらよかったのに」 その理由は涼宮ハルヒの軽い発言であろうことは思いもよらないだろう あるあさのこと。 ごくふつうの しょうねんが ベッドから めざめると ユンゲラーに へんしん していた。 【一日目・午前九時 愛知県名古屋市】 【キョンゲラー@涼宮ハルヒシリーズ】 状態:Lv.16 激しく動揺 装備:支給品一式 武器:不明 思考: 1:WHY!? なぜ!? 2:厨ポケキター―――(゚∀゚)―――!!! 3:羽入うぜぇていうか氏ね 備考:ユンゲラーに進化しました。以下の技が使えます。 テレポート ねんりき 【羽入@ひぐらしのなく頃に】 状態:健康 装備:支給品一式 武器:不明 思考: 1:とりあえずキョンから逃げる。 2:キョンがじじいにwwwwテラワロスwwwwwwww 備考: ※主催者側からの妨害工作か何かが原因で、持っている能力をほとんど使えません。 ※当然、不可視状態になったり、物理的な障害物をすりぬけることもできません
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ここでは個人的に好きな曲を載せたいと思います。 載せて欲しい曲があるときは、コメントとかに書いてね。 まずはYELL思い出の曲で 聞くと、小学校6年生の頃を思い出して、泣きそうになっちゃいます。 オススメNO,1です。 今日聞いていいなとおもった(1月17日) コレは最近結構聞いたり、歌ったりしてます。 飽きてきた感じもしますが、結構元気もらってます。 ノリノリで歌うと楽しいでしょう。 あと、ファンモンのDJ?みたいな人面白いよね。 ヒルクライム春夏秋 なんか、好き。 なんか、卒団式のスピーチでBGMで流れてた(´・ω・`) まぁ好きw なんかいいね☆ あっちゃんせんたーなんですけどー。 大島優子が好きな人はこちらをドウゾ。 仮面ライダー電王の主題歌にもなった有名な曲です。 ↑の曲のピアノ演奏です。 なんか和む感じがする。 え?ギターも欲しいって? わかったよ、じゃあ載せとくよ。 対応するregion、endregionプラグインが不足しています。対になるようプラグインを配置してください。 いきものががりって(笑) -- shiro (2011-01-01 01 09 05 RAD、バンプおすすめだぜ★ミ -- しょこ (2011-01-02 12 47 13) 10年桜か言い訳maybe -- 焼きクマ (2011-01-02 20 24 57) がおすすめ -- 焼きクマ (2011-01-02 20 25 12) あっちゃんかわいい・・・・! -- しょこ (2011-01-03 12 47 00) ビギナーか会いたかったがオススメだなあぁ? -- 管理人様 (2011-01-05 21 02 19) それと、俺趣味いいね☆ -- 管理人様 (2011-01-05 21 02 48) ここにのってるの全部好き!おすすめは大声ダイヤモンドか湘南 -- るんと (2011-01-06 15 51 08) 全部めっちゃいいやんw あと、ヒルクライムは全部いいよww -- 革命 (2011-01-07 23 21 57) 俺ベストセレクションだからね☆ -- 管理人 (2011-01-12 22 20 47) ありがとうなんとなく好き -- ラッキー (2011-01-28 21 21 36) 学校で聞いたよね -- 魁斗 (2011-01-28 23 32 18) 俺がコメントするまでずいぶん月日が空いてた -- るんと (2011-05-04 21 13 02) だねw -- かいと (2011-05-06 21 38 02) 名前 コメント 対応するregion、endregionプラグインが不足しています。対になるようプラグインを配置してください。
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桐乃「それ……兄貴のシャツ?」 http //yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1281431529/ (まとめ) 桐乃「あたしはブラコンじゃないって!」 http //yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1281525560/ (まとめ) 京介「黒猫じゃなく、名前で呼んでもいいか?」 http //yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1281615198/ (まとめ) 黒猫「……違うわ、お義姉さんと呼んで」 桐乃「冗談……だよね?」 http //yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1286797337/ (まとめ) 沙織「京介氏は私のこと、嫌いでござるか?」 http //yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1288783743/ (まとめ) 沙織「タイが曲がっていてよ」 http //raicho.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1289319924/ (30) (115) (143) (174) (202) (243) (285) (315) (422) (452) (612) 沙織「みんなでモンハンするでござる!」 http //yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1289440087/ (まとめ) ※未完 黒猫「人間にはこの臭いの素晴らしさがわからないのね」 http //raicho.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1289913523/ (まとめ前編・まとめ後編) ※エロ注意 京介「桐乃を無視し続けたらどうなるか」 http //yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1289829286/ (199) (216) (221) (484) (560) (563) (616) (862) ※鬱・微グロ注意 麻奈実「高坂家にお泊り」 http //yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1290049803/ (まとめ) 京介「…卒業アルバムに桐乃がスクール水着で写ってるやがる…」 http //raicho.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1290697141/ (まとめ) 京介「あやせ、結婚しよう」 あやせ「ほ、本当ですかお兄さん!?」 http //raicho.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1290952774/ (まとめ) 黒猫「よくぞここまで辿り着いたものね」親父「ここは私の家だ」 http //raicho.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1291131201/ (まとめ) 黒猫「え?嘘でしょう?」 http //raicho.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1291339745/ (4)未完:※エロ注意 (94) (142) (252) 京介「はぁ、疲れた」 あやせ「…京介さん、この口紅は何ですか?」 http //raicho.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1291646677/ (まとめ) 黒猫「娘に中学時代に撮った写真見られた・・・」 http //raicho.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1292001817/ (3) (288) (385) ※未完 桐乃「ふああ~~ああ~…」京介「…ふわ~あ…」 http //raicho.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1292418534/ (まとめ) 俺の妹がこんなに可愛いわけがない 8? http //raicho.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1292051295/ (まとめ) 京介「俺の妹がこんなに可愛いわけがない 8?」 http //raicho.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1292752781/ (まとめ) 京介「俺の妹がこんなに可愛いわけがない 8?」part2 http //raicho.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1293340525/ (まとめ) シロッコ「私の妹がこんなに可愛いわけがない」 http //raicho.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1292582499/ (まとめ) 京介「お前のノーパソなんか画面青くなったぞ」 http //raicho.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1292600874/ (まとめ) 桐乃「あたしのアニキが東方仗助なはずがない!」 http //raicho.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1292763791/ (まとめ) グラハム「私の妹がこんなに可愛いわけがないっ!」 http //raicho.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1293040281/ (1) (272) (592) 京介「あやせ!」あやせ「お兄さんあんあん」 |壁| 桐乃「……」 http //raicho.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1293284567/ (30) (676) (685) 京介「もう桐乃を殺るしかない……」 http //raicho.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1293551961/ (まとめ) ※グロ、鬱注意 黒猫「は?お泊り?」 http //raicho.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1293684903/ (まとめ) 俺の妹が身長180cmなわけはない http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1294927055/ (2) (11) (17) (53) (87) (140) (168) (217) (263) (287) (326) (353) (373) (388) (405) (435) (449) (461) (481) (493) (502) (507) (519) 黒猫「2万円もする高級お節が共同購入クーポンで半額だったわ」 http //raicho.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1294844774/ (まとめ) 京介「俺の妹のツレが可愛くない。いじめる」 http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1294935415/ (1) (271) (607) 桐乃「デレノート……?」 http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1295702504/ ※クロス作品 (1) (95) (169) (240) (326) (421) (505) (560) (624) 桐乃「おーい、クソメガネ~」 http //raicho.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1296370931/ (まとめ) 桐乃「そんな優しくしないで どんな顔すればいいの」 http //raicho.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1296872555/ (まとめ) 桐乃「もうすぐバレンタインかぁ・・・」 http //raicho.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1297472693/ (37) (52) (83) (101) (112) (132) ※未完 黒猫「……もしかして、泣いていたの?」 http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1297603679/ (まとめ) 桐乃「ガンダムサンドロック最高!」 http //raicho.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1298384488/ (まとめ) ※未完 京介「ん…この雑誌…」 http //raicho.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1298534579/ (まとめ) 京介「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」 http //raicho.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1298622276/ (まとめ) 桐乃「はぁ?アンタ掛け算もできないの!」 http //raicho.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1299250491/ (まとめ) 京介「俺の妹は可愛くない」 http //hibari.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1300105126/ (まとめ) 桐乃「闘牌!」 http //hibari.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1300845569/ (まとめ) ※キャラ死亡注意 京介「おいやめろ桐乃! 兄妹でこんな事は良くないんだ!」 http //hibari.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1302187641/ (まとめ) ※未完 京介「あははは桐乃は可愛いなぁ」 桐乃「……何言ってんのよ」 http //hibari.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1305787840/ (まとめ) ※未完 桐乃「ねねアンタさ」黒猫「いい加減アンタと呼ぶのやめなさい」 http //hibari.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1307004974/ (まとめ) ※未完 京介「妹たちに安価で悪戯する」 http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1307162334/ (2) (46) (76) (157) (249) (288) (349) (426) (476) (570) (719) (794) (869) 京介「妹たちに安価で悪戯する」 その2 http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1308308564/ (13) (15) (119) (232) (325) (399) (579) (924) あやせ「お兄さん、何で私じゃダメなんですか!?」 京介「えと…」 http //hibari.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1307739800/ (まとめ) 京介「桐乃!」桐乃「京介!」 http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1308216875/ (まとめ) あやせ「お兄さん今日一緒にデートしませんか?桐乃には内緒ですよ?」 http //hibari.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1308875539/ (まとめ) 京介「寝たふりして桐乃をやり過ごそうとしたらキスされた」 http //hibari.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1309350390/ (4) (5) ※未完 京介「おう、桐乃なにやってんだ」 http //hibari.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1309713411/ (1) (211) ※微エロ注意 京介「朝起きたら隣で桐乃が寝てた」 http //hibari.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1310166054/ (まとめ) ※未完 京介「俺の妹があああ!!妹がああああああ!!!」 http //hibari.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1310254207/ (まとめ) 伏見つかさエロパロまとめ@ ウィキ http //www15.atwiki.jp/fushimi_eroparo/pages/1.html 俺の妹がこんなに可愛いわけがない&伏見つかさ作品のまとめサイト http //www29.atwiki.jp/orenoimoutoga/
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情報提供はこちらにお願い致します。 CGモードの一部画像のサムネがバグってる - 名無しさん 2012-05-19 18 54 52 どっかバグってた? - 名無しさん 2012-05-19 20 39 15 アルバムで最後のフルコンで出てくるCGの差分数が違う - 名無しさん 2012-05-21 15 30 41 修正 - 名無しさん 2012-05-21 19 58 36 麻奈実編にて一部セリフとCG等が一致していない気が… - 名無しさん 2012-05-22 00 04 00 まぁ、製作期間などの都合でしょう。浴衣来てなかったりおかーさんのパンツがトランクスだったり…… - 名無しさん 2012-05-22 07 43 55 未確認情報ですが、前作連動しないでおまけシナリオ解除する方法はディスク1のCGフルコンプだとか・・・確認できる方いましたらお願いします - 名無しさん 2012-05-27 08 31 16 ディスク1のCGフルコンプで連動解放確認しました - 名無しさん 2012-06-02 00 03 27 リファインのフローチャートは今しばらくお待ちください。 - psp_oreimop2 2012-06-03 23 05 52 フローチャート作成に取り掛かります。 - psp_oreimop2 2012-06-04 02 10 40 フローチャート掲載しました。 - psp_oreimop2 2012-06-08 04 49 36 多分、これでフローチャートは完成です。 - psp_oreimop2 2012-06-10 21 43 14 一部参照ミス修正 - psp_oreimop2 2012-08-09 22 54 55 136 旅は道連れ、世は無常へ』 へは、全問正解が1回もないじゃなく、全問不正解じゃないといけないはず。1回でもピコーンと良い返事にしたらBADENDにいけなかった - 名無しさん 2013-06-19 20 51 17 上のは麻奈美ルートです - 名無しさん 2013-06-19 20 52 00 まなみルートの【137 お風呂あそび】はCG 12 ゆっくり付き合っていこうを見た後じゃないとだめっぽい - 名無しさん 2013-07-14 13 06 27 一発でいけたから詳細未確認。ただ、いけないルートが有るのは現在把握。 - 名無しさん 2013-07-19 08 45 24 桐乃編・俺の妹がこの本で感動しないわけがないの京介のセリフ「実は、これを書いた中学生ってな、お前のことなんだ」が左CHからしか音声が出ない。VITAの純正ヘッドホン使用。ここだけ何度再生しても左のみ。ちなみにリファイン版のBest版のDL版です。 - 名無しさん 2013-08-25 03 04 06 名前
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CGモードの一部画像のサムネがバグってる - 名無しさん 2012-05-19 18 54 52 どっかバグってた? - 名無しさん 2012-05-19 20 39 15 アルバムで最後のフルコンで出てくるCGの差分数が違う - 名無しさん 2012-05-21 15 30 41 修正 - 名無しさん 2012-05-21 19 58 36 麻奈実編にて一部セリフとCG等が一致していない気が… - 名無しさん 2012-05-22 00 04 00 まぁ、製作期間などの都合でしょう。浴衣来てなかったりおかーさんのパンツがトランクスだったり…… - 名無しさん 2012-05-22 07 43 55 未確認情報ですが、前作連動しないでおまけシナリオ解除する方法はディスク1のCGフルコンプだとか・・・確認できる方いましたらお願いします - 名無しさん 2012-05-27 08 31 16 ディスク1のCGフルコンプで連動解放確認しました - 名無しさん 2012-06-02 00 03 27 リファインのフローチャートは今しばらくお待ちください。 - psp_oreimop2 2012-06-03 23 05 52 フローチャート作成に取り掛かります。 - psp_oreimop2 2012-06-04 02 10 40 フローチャート掲載しました。 - psp_oreimop2 2012-06-08 04 49 36 多分、これでフローチャートは完成です。 - psp_oreimop2 2012-06-10 21 43 14 一部参照ミス修正 - psp_oreimop2 2012-08-09 22 54 55 136 旅は道連れ、世は無常へ』 へは、全問正解が1回もないじゃなく、全問不正解じゃないといけないはず。1回でもピコーンと良い返事にしたらBADENDにいけなかった - 名無しさん 2013-06-19 20 51 17 上のは麻奈美ルートです - 名無しさん 2013-06-19 20 52 00 まなみルートの【137 お風呂あそび】はCG 12 ゆっくり付き合っていこうを見た後じゃないとだめっぽい - 名無しさん 2013-07-14 13 06 27 一発でいけたから詳細未確認。ただ、いけないルートが有るのは現在把握。 - 名無しさん 2013-07-19 08 45 24 桐乃編・俺の妹がこの本で感動しないわけがないの京介のセリフ「実は、これを書いた中学生ってな、お前のことなんだ」が左CHからしか音声が出ない。VITAの純正ヘッドホン使用。ここだけ何度再生しても左のみ。ちなみにリファイン版のBest版のDL版です。 - 名無しさん 2013-08-25 03 04 06
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世界のこと まぁKOCとか現実世界にかぶってんじゃんってのはともかくとして。 舞台となる大陸をアークティカ大陸とする。他の大陸があることは判明しているが、交流はない。 大まかに分けて、東部をアーモリカ地方、西部をアヴァロン地方、南部をパルティア地方、北部をロディニア地方と呼ぶ。 大陸内の一部の国家を紹介。 セザンヌ帝国 アヴァロン地方でもっとも大きな版図を持つ帝政国家。 アルカディア アヴァロン地方に存在した国。現在はセザンヌの属領となっている。 遼帝国 アーモリカ地方の大半を占める帝政国家。 ナジア・スー パルティア地方の国家。熱帯地方で、古くから亜人種が多く住まう。 倭国 アーモリカ地方に位置する島国。 ロベールランド アヴァロン地方に位置する島国。理人の出身地。
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全員があらかたの治療を終え(全て長門がしたのだが)、まずは現状を把握する事にした。これも長門の提案だ。ツインテールの貧乳お嬢様少女は、白井黒子と名乗った。本人が言うには、御坂とただならぬ関係のようだ。御坂は顔を真っ赤にして否定してたが、そういうの、嫌いじゃないぜ?そして。唯一の被害者である、古泉のまわりに、全員が集まった。朝比奈さんが、嗚咽を漏らす。そりゃあ、死体の状態は酷いもんだ。顔が潰れ、マイクロビキニを着ていて、背中には『 古 泉 一 樹 』の刺青。あまりにも不憫すぎる。俺は長門に、駄目もとで生き返らせないか聞いてみた。答えはノー。能力を制限されていなくとも、思念体の許可が下りる事はありえないそうだ。だよな。人の死は、無かった事にはできない。 ……なあ。せめて、滅茶苦茶になった顔だけでも、戻せないか?「それは、可能」長門の呟きによって、古泉の潰れたスイカのような顔面が、生前の頃の整ったものへと修復される。「古泉……くんっ……」「……古泉。……短い間しか一緒にいられなかったけど……俺は……」「アタシが、もっと強ければっ……!」 何か音がした。内臓がうねりを上げるような音。見ると、インデックスさんがお腹を押さえていた。「えへへ。いっきを見てたら、おなかがすいたんだよ……」この場合、修復される前の古泉の顔面の事を言っているのだろう。確かに、さっき食べた焼肉と見た目が似てたからな。 ……喰うか?しかし、流石にそれはできなかった。仲間を食うなんて、人間のすることじゃない。悪いな、インデックスさん。御坂と白井が喋る。「この方……わたくしが来た時には既に……」「そうだけど……アンタに責任があるわけじゃないわ」「責任があるとすれば、アタシたちみんな、だから」そう。責任があるとすれば、古泉が殺されるのを止められなかった俺たち全てに当てはまる。ま、俺は責任なんて持たないんだがな。ともあれ。古泉の死体の処分をどうするか、だ。みんな。何かアイディアはあるか? 「アイディアと申されましても……ご本人の身内などに知らせるべきかと」「……そうよね。それが一番だと思う」「俺もだ」「あっ、でも……」朝比奈さんが言う。「……わたしたちは、古泉君の家族がどこにいるのかさえ分かりません」「そして『機関』と呼ばれる組織に属していた古泉君の事は、その『機関』に問い合わせるしかないと思います」「でも……」長門が続ける。「新川が敵の『能力』にかかっている以上、『機関』に気軽に連絡を入れるのは得策とは言えない」 ……最悪、機関そのものが乗っ取られている可能性もあるからな。「……そう」「なんなんですの……『機関』とか、一体……?」「まあ、学園都市も、他のこと言えねえけどな」「まあ、ねぇ」「や、焼肉!?」 ……みんな、俺に考えがあるんだ。俺は、その考えを話し始めた。 まず、古泉の顔を生前よくしていた、気持ち悪いにやけ顔に固定した。そして……この死体を、学校の旗を揚げるポールのてっぺん、に括り付けてみようと思うんだ。無論、古泉だと分かるように、こいつの名前を書いた大きな旗をひるがえしておく。「……キョン。意味が分からない」「死者への冒涜ですわよ!」「ないわー。流石にないわー」「イギリス清教の弔い方が一番だよ! それか焼肉だよ!」「で、でも! キョンくんには、何か考えがあってのことですよね?」朝比奈さん……。モチロンデスヨ?なあ、長門。「……彼の言いたい事、それは」「『敵』に対する意思表明だと思われる」「このまま古泉一樹の死体を埋めるなりしても、我々の『敵』からの評価は変わらない」「というと?」「ある程度、ショッキングな安置方法を取る事で、幾らかの対抗策になるかもしれない」「一つ。我々が正常な判断力ができないと『敵』が判断する」「一つ。この行為をすることで、何かしらの罠を匂わせる事が可能」「一つ。こちらの意図がばれていても、先の二つの可能性がある限り『敵』は少しは判断に時間をかける」長門……。「……確かに。理には適ってますわね」「事件が片付いてから、埋葬すればいいんだしな」「でも……深読みしすぎじゃない?」御坂。やらないで後悔するより、やって後悔するほうがいい。俺にその言葉を教えた奴は、その信念は貫いたんだぜ? 俺たちは、古泉の死体を学校のポールの頂上に縛り付けた。俺自身のの身体能力と、白井のテレポートで簡単にできた。長門が、『 古 泉 一 樹 、 こ こ に 散 る 』と馬鹿でかい旗を出現させる。風が無くとも、はためいて見えるように、所々に芯が入った、しっかりしたやつだ。全長二十メートル程の、その旗を、古泉の死体の横に立てる。ふと見ると、古泉の腹の部分に『 古 泉 一 樹 』の刺青が増えていた。流石は長門、抜かりないぜ。俺がポールの上で親指を立てると、長門が下で親指を立てた。長門は凄い奴だ。俺が、単に面白そうだから提案した、この『古泉ポール案』に、それらしい理由を付け加えてくれたのだから。ま、結果オーライだ。死んだ古泉だって、俺たちが戦う為のサポートになると思えば、喜んで頷いてくれるだろう。下に降りた俺は、懐中電灯で古泉と旗をライトアップしてみる。「……くすっくすっ、し、失礼しますのっ」「これは……ちょっと……不謹慎だが……ぶははっ」「んっんっんっ……あは、あははっ」「バカみたいなんだよ、あはははは!」「古泉くん……今までで一番面白いですぅ……」「……」長門はデジカメで一心不乱に写真を撮っていた。それ、あとでデータくれよ?長門は、満足そうに頷いた。 さて、夜もふけた。そろそろ、解散するか。「いやいや! キョン、まだ事件は解決してないって!」ウニ条め、余計な事を。「……わたしの部屋に泊まると良い」「事件が解決するまで、貴方も朝比奈みくるも、自宅には帰らず、固まっていたほうが安全」 ……確かにな。世話になるぜ。「それに、学園都市からきたみんなも、拠点となる場所は必要」「長門さんがいいんなら、俺は頼みたいが。もう金が無いし」「カレーをたくさん食べれるならいいんだよ!」「アっ、アタシもその……合理的な面から全員、一箇所にいたほうがいいと思うわっ!」「……お姉さま。声が上ずってますの」ま、とりあえず長門の家にお邪魔しますか。しかし、古泉が抜けたとはいえ、大所帯になっちまったな。俺、長門、朝比奈さん。ウニ条、インデックスさん、御坂、白井。七人か……。インデックスさんの修道服の価格交渉と、御坂と白井が着ている制服もチェック入れとかないとな。こうして、俺たちは北校から続く長い坂道を下っていった「いや、ちょっと待て」 何だウニ条。俺のモノローグに割り込んでくるとは何事だ?額に風穴開けたろか? あ?「い、いや……何か、忘れてはいませんでせうかキョンさん?」何か忘れて?俺は頭の中を検索してみる。なあ、長門。俺、何か忘れてたっけ?「分からない」だよなぁ。おい、ウニ条、手足を何発か撃たせろ。「いやいやいや! お前の妹! ほら、ロッカーに入れた!」「あ、そうだ! ハサミ投げてきた子!」「何ですの?」「カレー♪ カレー♪」「い、妹ちゃんの事、忘れてました!」 ……ああ。ま、大丈夫だろ。「って帰るのかよ!」うるせえ。殺すぞ。「あの、わたし、連れてきますね」「いや、俺が行くよ。みんなは先に長門さんの部屋に向かってくれ」お前、妹にいやらしい事する気か? 「しねえっての! この蒸し暑い中、ロッカーの中に手足縛られて一晩いたら死んじまうぞ!」翌日の新聞が楽しみだな。「お前っ……くそっ」「お姉さま、この方、おかしいんじゃありません事?」「いや、その……『能力』の影響を受けてるから」「何故、上条さんの右手で打ち消さないのですか!?」「だから色々と事情があってね……」御坂と白井がわいわい言ってるうちに、ウニ条は学校へと走っていった。ま、頑張れ。俺はもう、疲れた。ハイヒールはふくらはぎにくるんだよ。長門が言う。「貴方、分かってた?」ああ。「何故、妹をスルーしようとしたの?」疲れてるってのもあるんだがな。ウニ条の性格を見極めたかった。「上条当麻の?」ああ。いざって時に使えるか、今だ分からねえからな。新川さんとの戦いだって、ほとんど役に立ってなかったし。「で、評価は?」六十九点、ってとこか。俺の妹……他人なのに気を使う所は、役に立ちそうだ。 「……そう」なんだ?長門、笑ってないか?「そう、見える?」いや、表情では分からんがな。なんとなく、な。「上条当麻は、貴方に似ている」はあ?あのウニと俺が?何? 主人公だってとこがか?「そういうメタのところもあるのだけれど……」「貴方にも、他人を思いやるところがある、と言いたかった」どうだかね。俺は俺のしたいようにする。そうできるように『能力』の影響を受けてるんだろ?「そう……」「しかし、貴方は……」その時、ウニ条が、妹を背負って駆け込んできた。「はっはっはっ……連れてきたぞ……」「ありがとうございますぅ、あの、背負うの代わりましょうか?」「いや、もうこのまま長門さん家までいきますよ」「とうまは女の子には甘いんだよ!」「ま、小学生の女の子には手は出さないでしょ」「どこぞの第一位とは違いますものね」 よし! 長門のマンションまで競争だ!俺が空に撃った一発の銃声を合図に、全員が走り出す。「わたくし、長門さんのお宅を知りませんの!」「テレポーターのアンタには、ちょうど良いハンデよ……ってアタシも知らないわよ!」「……私が先頭を走る。貴方たちは着いてくるだけで良い」「って、ゆき、ものすごくはやいんだよ! まつんだよ、カレー!」「……ちょっ、待っ……俺、さっきまで走ってたし、女の子背負ってんのにぃ!?」ははは! ビリのやつは夕食抜きだぁ!「ふ、不幸だーっ!」古泉よ。お前がいなくなって、俺の心に、ほんの少し隙間ができた。でも。それはすぐに埋められそうだ。俺は振り返り、学校の上を見る。視力も向上しているのか、古泉の顔がはっきり見えた。舌が、だらしなく出ている。この事件を終わらせたら。ちゃんと面白く埋葬してやるからな。俺は、走りながら長門からデジカメのデータのコピーを受け取った。 ―――長門のマンションに着き、人心地ついた俺たちは大きな疲労感に包まれていた。特に、朝比奈さんの顔色は悪く、少し気になって尋ねたところ、単に生理がきついとの事だった。しかし、油断は禁物だ。俺は長門に生理用品を準備してもらい、朝比奈さんにそれを使用する事を薦める。「あの……もう使ってますけど」いえ、今日のゴタゴタで既に汚れも酷いはずです。さ、替えましょうよ、さあ。「……アンタ、それセクハラよ?」御坂が口を挟む。分かってないな。俺は純粋に、朝比奈さんの身体を心配してるんだ!使用済みの生理用品が欲しいなんて、そんなのは二の次でしかない!だから、さあ! 早く使用済みの生理用品を俺に!横からの衝撃で俺はぶっ倒れた。白井が蹴りをかましてくれたようだ。「そろそろお止めになりませんと、針を体内にテレポートさせますわよ?」ふっ……。場を和ませる為のジョークだとも分からない小娘どもが。俺は次の機会を待つことにした。悔しいが、こいつらを撃ち殺すのは、まだ早い。 そういえば、妹をどうしようか。長門が言う。「……貴方が連れてきた、幼女と同じく固める方法もある」俺が連れてきた?ああ、親子連れの母親の方を撃っちまって、気絶させて持ってきたアレか。「固めるって、あの三年前の七夕の時みたいな時間凍結、ですか?」朝比奈さんが問う。「今の私にはそれはできない」「よって、コンクリートで固めてある」 ……長門よ。流石にそれはまずいのではないかと俺でも思うぞ。「何故?」ほら、色々と世間的にな?分かるだろ?「理解したとは言えないが、コンクリートは止める。それで良い?」まあ、いいか。で、その子はこの部屋か?「そう」俺は、ふすまを開けた。「くそー! 敵か? ここから出せー!」 5、6才の女の子が、両手両足をドラム缶にコンクリ詰めにされていた。えーっと。とりあえず敵ではないぞ? ちゃんとメイド服を着ているだろう?「わけわかんないことゆーな! うー……。よつば、おなかすいた! とーちゃんがいえでまってる!」さて、どうしようか。 ウニ条が幼女に語りかける。「ええと、お嬢ちゃんはどこの子かな? お名前は?」そういえば俺、この子の母親らしき女性を撃ち殺したんだっけ。「こいわいよつば! ろくさいです!」出した指の数は五本。うん、フェイントだな、一本取られた。「……あー、よつばちゃんのお母さんは、その、な」ウニ条が言いよどむ。このミスターキョン様が撃ち殺したとは言えまいて。「よつばは、かーちゃんいないぞ?」へ?でも確か、ママーとか言ってた気がするが?「あのなー! しらないおばちゃんと、おやこごっこしてたんだー!」「そしておきたら、ここでうごけなくなってた! あはははは!」ウニ条、好都合だ。俺の殺した女性はこの子の母親ではないらしい。事件が終結するまで、ここにいて貰おう。「……それしかないのか?」大事の前の小事だ。 ……まあ、長門よ。コンクリからは出してやれ。「了解」長門はバールのようなものでコンクリを壊し始めた。何だか手馴れてるのが少し怖い。 「よつば、じゆうになった! 手が動く! おまえいいやつかー?」「そう」「なまえはなんだ?」「長門有希」「ゆきかー。よつばはよつばだ! よろしくな!」「……ユニーク」何だかよく見ると、よつばは外国人のようだ。不正入国者か?というか、どこかで見た気がしないでもないのだが。「アンタも? アタシも、この子の事、知ってるような気がするのよね……」「おっ、お姉さまのこどもですのぉぉぉぉぉっ!?」「んなわけないでしょうがっ!」御坂の電撃が白井に襲いかかる。ほどほどにしておけよ。「おー! はなびだな! すげー!」「……んー。キョンくん? ここどこー?」妹まで目を覚ましてしまった。長門、眠らせておいたんじゃなかったのか?「……弘法も筆のあやまり」猿も木から落ちる、つまり失敗か。よっぽどお前の能力の制限はキツイみたいだな。「面目ない」仕方ないさ。とりあえずは……飯でも食おうぜ。「了解。カレーなら大量にある」よし、みんな! カレーパーティだ! 総勢九名でのカレーパーティは壮絶だった。古泉が生きてれば十人だったが、死んだものは仕方がない。インデックスさんと長門の健啖ぶりは異常なほどで、まるでスーパーのバックヤードかと思われた山ほどのインスタントカレーは、そのほぼ全てが二人の胃の中に吸い込まれた。まあ、俺たちも普通に食う分は食ったので文句はないが、俺としてはインデックスさんの修道服がカレーで汚れないか、その一点だけ気がかりだった。しかし彼女は、暴食には慣れているのか、衣服に染み一つつけずに食事を終えた。本当に、良かった。そして妹とよつばが眠くなったと言い出したので、全員交代で風呂に入る事になった。長門に、俺の着ている森さんのメイド服や、インデックスさんの修道服、更には御坂や白井の学生服を、くれぐれも洗濯などしないように言い含めた。長門は親指を立て頷いてくれた。俺はウニ条と風呂に入った。だって男は俺たち二人だけだしな。風呂の中でウニ条は言った。「……古泉の事は、残念だったな」古泉? 何が?「いや、その……まあ、今のお前には分からないか」いや、言いたい事は分かる。古泉の死に、俺が苦しんでるんじゃないかって事だろ。「まあ、そうなんだが」ウニ条、今、ここで古泉の事を考えても意味は無い。まだ、この事件は終わっちゃいないんだからな。俺たちは、まだやるべき事がある。後ろを向いてちゃ、前には進めないぜ。「……強いな、キョンは」何だか勝手に好感度が上がったようだ。古泉の死は、俺にとってなんの痛痒も感じる事のない出来事だというのが、分かっていないらしい。俺は、あいつをどう面白く弔ってやるかに夢中なだけだ。 カレーパーティ中に俺たちは、あらかたの情報交換はしておいた。白井というレズっ娘は、長門の事を理解するのに難儀していたようだったが、まあ、大まかにでも分かれば良い。今日はとりあえず休むか、という所で、インデックスさんがウニ条は風呂場で眠るのが好きだとの意見を出した。俺はそれに対し、女性陣が入浴した風呂の床や洗面器を舐めるつもりだろう、と問いただしたところ、ウニ条はそれを否定。今日はちゃんと別室で俺と寝ると言い出した。全く、男らしくない奴だ。俺はきちんと、風呂場で寝たいと意見したが、御坂たちには却下され、朝比奈さんは泣く始末。一体、俺が何をした?そんなこんなで男部屋、女部屋と分けて就寝しようとした時。白井の携帯電話に着信が入った。『くろこぉ~あいしてる~』御坂の声の着信ボイス。いかしてるぜ。怒鳴りつける御坂に、白井はシスターズに協力がどうのこうのと言っていたが、着信名を見ると、急にシリアスになりやがった。「もしもし、初春ですの?」「貴女、もう身体のほうは……そうですか」「……それは、本当ですの? いえ、疑うわけではありませんが」「分かりました。こちらでお姉さまと協力者とで何とか致しますわ」「初春は身体を休めてくださいな。……わたくしたちが帰って来た時、元気に出迎えてくださいませ」白井は携帯を切ると(こいつの携帯ってカッコいいよな)、御坂に言った。「初春が『敵』の情報を教えてくれました」「初春さん……大丈夫なの?」「病院を抜け出して情報収集をしてくれたそうですわ……それより」「皆さんに、『敵』の情報を、お話しなくてはなりません」 おいおい、何だか急にシリアスになられても困るぜ?踊るか? おい? ホットペッパ……俺のお茶目も通じず、全員が白井の言葉を待つ。何となく居心地が悪くなり、俺も座って聞きの体勢に入る。「『敵』の『能力者』。今までは詳しい事が分かっていませんでした」「……実を言えば、わたくしやお姉さまには、心当たりがあったのですが」「それが、的中しない事を祈ってましたの」「……黒子。それじゃあ、やっぱり」「はいですの。『敵』は……彼女」「佐天さ……佐天 涙子に間違いありません」「御坂と白井の友達だっていう、その子なのか?」とウニ条。「残念ですが……。そうなりますわね」うな垂れる学園都市勢。おい、俺たちにも分かるように話せ。「情報は、貴重。話して」「喋りにくい事かもしれませんけど……わたしたちにもお願いします」長門、朝比奈さんも口々に言う。妹と、よつばの寝息が、やけに大きく聞こえる。御坂が喋り出す。「『敵』の正体は……アタシたちの友達だったってわけよ」「……お姉さま。詳しくは、わたくしが」「う……ん」 白井の言った事をまとめるとこういう事だった。『犯罪能力者』の名は、佐天 涙子。御坂や白井の友人で、元々は超能力とやらを持たない、いわゆる無能力者と呼ばれた人間だったらしい。それが、ある事件に巻き込まれ、一時的に超能力を得て、それをきっかけに能力開発とやらに励んだらしい。そして、そいつ ―佐天涙子― は能力の発動に成功。そのレベルとやらは驚くべき速度で上昇し、御坂と白井が最後に会った時はトップから一つ下の、レベル4だったそうだ。しかし。佐天涙子は行方不明となった。その時、一番親しかったという初春飾利という、さっきの電話の相手が、大怪我を負ったそうだ。何でも頭の花を全て毟られたらしい。 ……よく意味が分からんが。しかし、まあ、その佐天涙子とやらの『能力』の詳細はこういう事らしい。能力は風力使い(エアロシューター)の一種であるが、ある特別な特徴があった。その『風』にあてられた人物は、『理性を極端に押さえ込まれ、欲望のままに行動する』ようになる。そして学園都市内で、その『能力』使用したとされる大きな事件を起き、その後、佐天涙子は学園都市から完全に行方をくらませた。学園都市での緊急手配で、その能力レベルは暫定5と認定された。レベル5、というのは軍隊を相手にできるほどの力だそうだ。ってか御坂もそうなんだよな。物騒な奴らだ。現在、学園都市からも捕縛グループが進出しているそうだが、御坂と白井、そしてウニ条とインデックスさんは、友達として止めようとここまで来ていたらしい。「……できれば、間違いであってほしかったわね」「けれど、判明した以上は、わたくしたちの手で止めるべきですの」「能力名『精神破壊(マインドクラッシャー)』」「……佐天、さんが何を考えているのか分かりませんが、暫定とはいえレベル5」「このまま外の世界で暴れると、彼女の立場は……!」 うん、何だか大変そうな印象を受けた。しかしな、とりあえず眠ろうぜ?「……アンタ、気軽に言ってくれるじゃない」放電しながら睨むな。怖い。「いや。俺もキョンに賛成だ」おお、ウニ条。お前も俺の感性に近づいてきたか!何だか生暖かい空気を振り払うようにして、ウニ条は続ける。「学園都市を出るときから、この状況は予想していたんだろ」「なら、やるべき事はかわらねぇよ」「しっかり、休息をとり、佐天って子に伝えるんだ」「御坂と白井の友達なんだろ? なら、救えるのはお前らじゃねぇか」「……俺たちも力になる。だから、今は考え込むんじゃない。行動するんだ」「その為にも、眠って、力を蓄えとけ」「……分かったわよ」「その通りですわね……」俺は、見逃さなかった。ウニ条が、何だか格好良い事を言えて、鼻の穴がピクピクしている事を。俺は、その夜。ずっとその事をウニ条の耳元でからかい続けた。何度も、何度も、何度も。気がつけば、朝になっていた。ウニ条の目の下には、大きくクマが出来ていた。 ―――朝。十分ほどぐっすり眠り、すっきりと目が覚めた俺は、メイド服のしわを伸ばしつつリビングへ向かった。長門が、TVを見ながら新聞を読んでいた。 TVのニュースでは、我が北高で、変死体が発見されたと報道されていた。普通ならモザイクがかかる所だろうに、何故かモロで放送されていた。そう、古泉だった。ニヤケ顔で舌が飛び出ていて、マイクロビキニで腹と背中に『 古 泉 一 樹 』の刺青。長門の作った旗も、朝日を浴びて良く見える。ポールの上で、奴は輝いて見えた。おい、録画してあるのか?「もちろん」そうか、抜かりないな。ところで、新聞には出てるのか?「そう。大きく出ている。スクラップしておく」そういうと長門は丁寧に該当記事をカッターナイフで切り、スクラップブックに貼っていった。「……よく、できた。満足」その長門の顔は、今までにも増して人間味が加わった気がした。俺はこいつの頭を撫でてやった。「どうしたの?」 ……何でもないさ。嫌だったか?「寧ろ、心地よい」それは良かった。