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米海軍作戦計画から抜粋 CinC, U.S. Pacific Fleet.Operation Plan No. 29-42.(作戦計画第29号~42号) http //www.midway1942.com/docs/usn_doc_00.shtml 1.敵情 The enemy is expected to attempt the capture of MIDWAY in the near future. For this purpose it is believed that the enemy will employ approximately the following 2-4 fast BB; 4-5 CV; 8-9 CA; 16-24 DD; 8-12SS; a landing force with seaplane tenders. 「敵(日本軍)は、近日ミッドウェー島攻略を企図している。 想定される敵兵力は以下の通り、 高速戦艦2~4隻、空母4~5隻、重巡8~9隻、駆逐艦16~24隻、潜水艦8~12隻、 また、水上機母艦に支援された上陸部隊を伴う。 Operations beginning probably as soon as thirty May, are visualized as follows 「作戦はおそらく、まもなく5月30日に発動され、以下が想定される」 (4) Preliminary attacks by carrier aircraft beginning at daylight or during moonlight and continuing for about two days or until defending air forces have been eliminated. It is thought that one or more carriers may take up close in daylight positions for this purpose. It is estimated a northwesterly bearing will be favored. The attack would be designed to be so incessant as to prevent refueling and rearming MIDWAY aircraft. This attempt may be continued by means of bombardment at night. 「上陸に先立って、黎明時もしくは深夜に空母機による事前空襲があり、 約2日間、もしくはミッドウェー島航空兵力が排除されるまで継続される。 上記の目的のため、一隻あるいは複数の空母が昼間に接近するかもしれない。 この攻撃は北西方向から実施され、ミッドウェー島航空兵力の補給並びに増強を 妨げるため、絶え間なく継続されると考えられる。 場合によっては夜間爆撃が行われるかもしれない」 (5) Covering of attacking carriers against our surface forces by additional carrier groups, and fast battleships. 「ミッドウェー島陸上機による攻撃から空母群を護衛するため、他の空母もしくは 高速戦艦が追加される可能性もある」 (10)It is probable that if our carriers are sighted early in the operations, they will become the primary object of the enemy carriers. 「もし作戦の初期において我が空母が発見されたならば、敵空母の最優先目標 になると考えられる」 2.作戦計画 (1)打撃部隊(空母部隊) Inflict maximum damage on enemy by employing strong attrition tactics. Do not accept such decisive action as would be likely to incur heavy losses in our carriers and cruisers. A letter of instructions is being furnished separately to striking force commanders. 「強力な損耗作戦を実施することにより、敵に最大限の損害を与えよ。 ただし我が空母や巡洋艦が重大な損失をこうむるような決定的な戦闘に 我が艦隊を投入することは許可されない。 作戦命令(別紙)は、打撃部隊指揮官に対して、別個に渡される」 <参考>A letter of instructions について http //midway1942.org/docs/usn_doc_24.shtml In carrying out the task assigned in Operation Plan 29-42 you will be governed by the principle of calculated risk, which you shall interpret to mean the avoidance of exposure of your force to attack by superior enemy forces without good prospect of inflicting, as a result of such exposure, greater damage to the enemy. This applies to a landing phase as well as during preliminary air attacks. 「ニミッツ提督が与えた命令には、こう述べてある。 ”貴官は、味方の艦隊を暴露することによって、敵により大きな損害を 与える見込みがなければ、優勢な敵艦隊による攻撃に、味方の艦隊を さらすべきではない、という計算された危険の原則に従うべきである” 味方部隊を不当に暴露することなく、優勢な敵部隊と会敵し、これと 用心深く戦うことは、もっとも困難なことである。 フレッチャーとスプルーアンスの両提督が、この命令を巧妙に実行 できたのは、主として情報を巧みに利用して日本艦隊に奇襲を加える ことが出来たためであった」 (『ニミッツの太平洋海戦史』)p71 Both task forces each local forenoon approach point Luck . (Lat.33°N, Long175°W) and exchange communications by plane if desired. 「両任務部隊は、現地時間正午に”幸運点”(北緯33度・西経175度)に 向かい合同すること。必要ならば航空機による通信(通信筒の投下で連絡)をせよ」 (2)潜水艦部隊 Inflict maximum damage to enemy. Priority of targets - carriers, battleships, transports,cruisers, auxiliaries. 「敵に対し最大限の損害を与えよ。 優先順位:空母、戦艦、輸送船団、巡洋艦、補助艦艇の順」 As soon as available, submarines take stations as shown on diagram in Annex A . 「速やかに、別紙Aに示す配置に就け」 (註)別紙Aについては、Operation Plan No. 29-42.の12頁の次の文章を参照 When information is received proceed to attack objectives without regard for area assignment. 「敵情を得れば、目標攻撃のため前進せよ。担当区域は考慮せずとも良い」 Transmit such information as does not interfere with primary task of attack. 「攻撃の優先任務を妨げない程度に敵情を報告せよ」 (3)ミッドウェー島基地航空部隊(PBY哨戒機) Aircraft obtain and report early information of enemy advance by searches to maximum practicable radius from MIDWAY covering daily the greatest arc possible whit a number of planes available between true bearing from MIDWAY clockwise two hundred degrees dash twenty degrees. 「哨戒機は、ミッドウェー島からの最大行動半径を索敵し、早期に敵の 進撃情報を得て、報告せよ。 使用可能全機を用いて、日施哨戒を行うこと。 索敵範囲は、時計周りに方位200度から20度まで」 Inflict maximum damage on enemy, particularly carriers, battleships and transports. 「敵に最大限の損害を与えよ。 優先順位:空母、戦艦、輸送船団の順」 Take every precaution against being destroyed on the ground or water. Long range aircraft retire to OAHU when necessary to avoid such destruction. Patrol planes fuel from AVD at FRENCH FRIGATE SHOAL if necessary. 「地上あるいは水上で撃破されないよう、あらゆる警戒を怠らないこと。 破壊を避けるために必要ならば、オアフ島まで長距離避退しても可とする。 必要に応じて、フレンチ・フリゲート礁の水上機母艦から給油すること」 (4)その他 Enemy submarines are not important objectives and their identification must be positive before they are attacked. Do not attack submarines in the areas shown in Annex A . 「敵の潜水艦は重要な目標では無い。攻撃前に敵味方の識別を 明確に行うこと。 別紙Aの海域に居る潜水艦を攻撃してはならない」 (註)「別紙Aの海域」とは、友軍潜水艦の哨戒海域。 (2)潜水艦部隊を参照のこと。 Recognition of own force is vital. As one precaution against attack on our striking forces by own air forces,Commander-in-Chief U.S.Pacific Freet will inform Task Force Commanders of all air attacks ordered for shore-based aircraft. 「自軍兵力保持に関する認識は不可欠である。 我が打撃部隊に対する敵の攻撃が、航空部隊により警報された時は、 太平洋艦隊司令長官は任務部隊指揮官に対して、すべての攻撃隊の 航空機を陸上基地へ避退させる命令を出すよう通知することもある」 Insure that contact reports are accurate,complete and prompt. 「触接報告は正確で、完全で、 迅速であること」 The Japanese are adopt at the practice of deception. Have authentieators ready for use when needed. 「日本軍は偽電作戦を採用する可能性もある。 必要な時は、敵情の裏付けを取る準備をしておくこと」 Commander-in-chief,U.S.Pacific Fleet,Radio NPM,MIDWAY are connected by cable. Use of Plain Language over the cable is authorized when speed is essential. 「太平洋艦隊司令部、NPM無線局、及びミッドウェー島は海底電信線により 接続されている。緊急時は平文の使用が許可される」 [作戦経過]※現地時間(日本時間) 『太平洋戦争アメリカ海軍作戦史』(Sammuel Morison/著・中野五郎/訳) 第三巻p154~ 『日米空母決戦ミッドウェー』(学研歴史群像55)p102~他 4月27日(4月28日)日本側の次期作戦情報を入手 「東京(軍令部)がアリューシャン方面の海図に興味を持っている」 5月2日(5月3日)ニミッツ長官、ミッドウェー島を視察 5月11日(12日)次期作戦目標は「AF」 「ハワイの戦闘情報班は、アリューシャン列島及びミッドウェー島と推測した」 5月16日(17日)ニミッツ長官、南西太平洋方面で作戦行動中の 第16、17任務部隊に対し、帰投命令 5月19日(20日)米海軍が印度洋展開中の英空母に増援を要求するも、英海軍は拒否 ミッドウェー通信隊が、偽電文を発信 「島の浄水装置が故障して使用できず、真水が不足している」 →日本側の通信を傍受し、「AF」がミッドウェー島であると確定 5月20日(21日)日本軍の作戦概要が判明 「N-2日にAFを空襲」 5月22日(23日)サンド島のガソリンタンクが水兵の過失により爆発。 航空燃料約40万ガロン(1500キロリットル)流出。給油装置も破壊。 5月24日(25日)N日の推定 「アリューシャン攻撃は6月3日、ミッドウェー攻撃は6月4日」 5月25日(26日)日本軍各艦隊の編制、進路が判明 第二海兵大隊の増援部隊、ミッドウェー島に到着 5月26日(27日)SBD×16機、F4F×7機、ミッドウェー島に到着 第16任務部隊(空母エンタープライズ、ホーネット)が真珠湾入港。 ハルゼー中将は皮膚病で入院。後任はスプルーアンス少将。 情報参謀レイトン少佐の報告 「日本艦隊のミッドウェー攻撃は6月4日。 当日0700頃にミッドウェー島の北西325度・175浬で発見されると思われる」 5月27日(28日)B-26×4機、ミッドウェー島に到着 第17任務部隊(空母ヨークタウン)が真珠湾入港 「作戦計画第29-42号」発令 5月28日(29日)第16任務部隊、真珠湾を出撃 5月29日(30日)PBY×12機、ミッドウェー島に到着 TBF×19機(VT-8用)がハワイに到着。うち6機の分遣隊がミッドウェーへ 5月30日(31日)第17任務部隊、真珠湾を出撃 ミッドウェー基地のPBYによる日施哨戒開始 ハワイからB-17×8機が到着 5月31日(6月1日)ハワイからB-17×9機が到着 22日に喪失した航空用ガソリンの補充分が到着 6月1日(2日)TBF×6機が到着 空母サラトガ、サンディエゴ(西海岸)を出港し真珠湾に向かう ※空母ワスプは大西洋を航行中 6月2日(3日)1600 両任務部隊、幸運点(ポイント・ラック)北緯32度4分・西経172度45分で合同 6月3日(6月4日) 0415(0115) 日施哨戒のPBY、ミッドウェー基地を発進 0430(0130) B-17隊発進(日本軍の奇襲に備えての空中退避) 0700(0400) PBY(ヒッパード中尉隊4機)ハワイを発進、ミッドウェー増援に向かう 0825(0525) B-17隊着陸 0900(0600) PBY(リード少尉機長)、日本軍船団部隊を発見 0925(0625) リード機「Main Body.(敵主力部隊)」と打電 0927(0627) 続報「Bearing 261,distance 700. (ミッドウェー島からの方位261度・距離700浬)」 1040(0740) 続報「Six large ships in column.(6隻の大型船、縦陣で航行)」 1100(0800) 続報「11 ships,cource 090,speed 19.」(11隻、針路90度、速力19ノット」) この後、触接を離脱して基地へ帰投 1158(0858) B-17(スミス中尉機)ミッドウェー基地を発進、日本船団の触接に向かう 1230(0930) B-17(スウィニー中佐隊9機)ミッドウェー基地を発進、日本船団攻撃に向かう 1600(1300) ヒッパード隊、ミッドウェー基地に到着 1611(1311) スミス機、日本軍船団を発見(リード機の発見した主力船団とは別の補給部隊) 1623(1323) スウィニー隊、日本軍船団を発見(ミッドウェー島から約570浬) 1630(1330) スウィニー隊、日本軍船団を攻撃 1800(1500) スミス機、触接を離脱して基地へ帰投 米空母部隊の位置、ミッドウェー島の東北東約300浬を遊弋中 (日本空母部隊の東南東約400浬) 1950(1650) フレッチャー少将、空母部隊に針路210度を下令 翌朝までにミッドウェー島の北方約200浬(日本空母部隊の北東約170浬)に達し、 その側背を奇襲する企図 2130(1830) ヒッパード隊、ミッドウェー基地を発進、日本船団の夜間雷撃に向かう 2145(1845) スウィニー隊の全機、ミッドウェー基地に帰投 6月4日(6月5日) 0120(2220) ヒッパード隊、日本船団を発見 0143(2243) ヒッパード隊、日本船団を攻撃 0405(0105) B-17(スウィニー中佐隊15機)、ミッドウェー基地を発進、日本船団攻撃に向かう 0415(0115) 日施哨戒のPBY、ミッドウェー基地を発進 0430(0130) ヨークタウンのSBD(ショート大尉隊10機)発進、自隊の北側の索敵に向かう 0510(0210) PBY(アディ大尉機)日本軍水上機を発見 0534(0234) アディ機、日本艦隊を発見 0545(0245) PBY(チェイス大尉機)、日本軍のミッドウェー島攻撃隊を発見 「Many Planes heading Midway bearing320,distance150.」(平文) (敵機多数、ミッドウェー島へ向かいつつあり、方位320度、距離150浬) →ミッドウェー基地の全機に発進準備命令 0550(0250) ミッドウェー基地のレーダーが日本軍攻撃隊を捕捉、方位310度、距離93浬 0552(0252) アディ機、敵空母を発見 「2 Carriers and Main body ships carriers in front,course135,speed25.」 (2隻の空母を含む敵主力部隊、空母は前方、針路135度、速力25ノット) 0555(0255) ミッドウェー基地に空襲警報発令 0600(0300) スウイニー中佐隊(B-17×15機)、目標を日本船団から日本空母部隊に変更 0600(0300) VMF-221(第221海兵戦闘機隊)発進 パークス海兵少佐指揮、F2A×20機、F4F×7機 0603(0303) ミッドウェー基地より米空母部隊に敵情を転電 「2隻の空母と戦艦を発見、ミッドウェーよりの方位320度・180浬、 敵針135度・速力25ノット」 0604(0304) VT-8(第八雷撃機中隊分遣隊)発進 フィバーリング大尉指揮、TBF×6機 0606(0306) B-26(コリンズ大尉隊4機)発進 0607(0307) フレッチャー少将、スプルーアンス少将に攻撃命令 「南西方向に進み、位置の明らかな敵空母を攻撃せよ。 当部隊は索敵機収容後、まもなく貴部隊に続く」 0610(0310) VMSB-241(第241海兵哨戒爆撃機中隊)発進 ヘンダーソン海兵少佐指揮、SB2U×11機、SBD×16機 0615(0315) ミッドウェー基地の全航空隊、発進完了 0615(0315) 第16任務部隊、針路240度に変針、速力25ノットに増速、 攻撃隊発進地点に向かう(攻撃隊発進予定は0700時) 0616(0316) パークス少佐、日本軍攻撃隊を発見 0617(0317) 日米の戦闘機隊が交戦開始(約10分の戦闘で、米戦闘機隊は壊滅) 0631(0331) ミッドウェー基地の高角砲陣地、射撃開始 0645(0345) ヨークタウン、索敵機を収容、第16任務部隊に続く 0650(0350) 日本軍攻撃隊の基地空襲終了 0700(0400) フィバーリング大尉隊(TBF×6機)、日本空母部隊を発見 0715攻撃終了、5機喪失、1機のみミッドウェー基地に帰投 0706(0406) エンタープライズ、SBD×33機(マクラスキー少佐隊)発艦 VS-6(第六哨戒機中隊)及びVB-6(第六爆撃機中隊) 0708(0408) ホーネット、TBD×15機(ウォルドロン少佐隊)発艦 VT-8(第八雷撃機中隊) 0710(0410) コリンズ大尉隊(B-26×4機)、日本空母部隊に攻撃開始 0715攻撃終了、2機喪失、2機がミッドウェー基地に帰投するも1機は廃棄 0715(0415) ミッドウェー基地の空襲警報解除 上空の戦闘機隊収容(使用可能機は2機のみ) 0728(0428) エンタープライズ、触接中の日本軍水上機(利根四号機)を発見 0740(0440) ホーネット、SBD×35機(リング中佐隊)発艦 VS-8(第八哨戒機中隊)及びVB-8(第八爆撃機中隊) 0745(0445) スプルーアンス少将、すでに発艦を終えたマクラスキー隊に攻撃命令 「指示された任務を遂行せよ」 0755(0455) ヘンダーソン少佐隊(SBD×16機)、日本空母部隊を発見 0812時攻撃終了、8機喪失 0755(0455) ホーネット、F4F×10機(ミッチェル少佐隊)発艦 VF-8(第八戦闘機中隊) 0800(0500) エンタープライズ、F4F×10機(グレイ大尉隊)進撃開始 VF-6(第六戦闘機中隊) 0806(0506) エンタープライズ、TBD×14機(リンゼー少佐隊)発艦 VT-6(第六雷撃機中隊) 0810(0510) スウイニー中佐隊(B-17×15機)、日本空母部隊を発見 0825攻撃終了、喪失機無し 0817(0517) ノリス少佐隊(SB2U×11機)、日本空母部隊を発見 0835攻撃終了、5機喪失 0825(0525) 潜水艦ノーチラス、戦艦霧島を雷撃、命中無し 0845(0545) ヨークタウン、F4F×6機(サッチ少佐隊)発艦、 VF-3(第三戦闘機中隊) ヨークタウン、SBD×17機(レスリー少佐隊)発艦、 VB-3(第三爆撃機中隊) ヨークタウン、TBD×12機(マッセイ少佐隊)発艦、 VT-3(第三雷撃機中隊) 0900(0600) ホーネットの戦闘機隊(VF-8)、日本艦隊を発見できず、ミッドウェー島に向かう ホーネットの爆撃機隊(VB-8、VS-8)、日本艦隊を発見できず、母艦に帰投 0906(0606) ヨークタウン第一次攻撃隊、進撃開始 0915(0615) ホーネットのウォルドロン隊(TBD×15機)、日本艦隊を発見 攻撃開始、全機喪失 0920(0620) エンタープライズのマクラスキー隊(SBD×31機)、目標位置に到達するも日本艦隊を 発見できず、西方(315度方向)に変針し索敵を続ける 0940(0640) エンタープライズのリンゼー隊(TBD×14機)、日本艦隊を発見 攻撃開始、10機喪失 0955(0655) エンタープライズのマクラスキー隊、1隻の日本巡洋艦(駆逐艦嵐)を発見、これを追尾 1000(0700) エンタープライズのグレイ隊(F4F×10機)、燃料不足のため護衛を放棄し、母艦に帰投 1002(0702) エンタープライズのマクラスキー隊、日本艦隊を発見 1003(0703) ヨークタウンのマッセイ隊(TBD×12機)、日本艦隊を発見、飛龍を攻撃開始 1006(0706) ヨークタウンのレスリー隊(SBD×17機)、日本艦隊を発見、蒼龍に接敵開始 1015(0715) ヨークタウンのサッチ隊(F4F×6機)、日本艦隊の零戦隊と交戦 1機喪失、零戦5機を撃墜 1022(0722) エンタープライズのマクラスキー隊(SBD×25機)、空母加賀を攻撃開始 4発命中 1024(0724) ヨークタウンのレスリー隊、空母蒼龍を攻撃開始、3発命中、喪失無し 13機のうち4機は戦艦や駆逐艦を爆撃するも、命中無し 1025(0725) エンタープライズのベスト大尉隊(SBD×3機)、空母赤城を攻撃開始 1発命中、1発至近弾 1026(0726) ヨークタウンのマッセイ隊、魚雷投下するも、飛龍は回避 12機中10機喪失、残り2機も燃料が付きて不時着、全滅 1115(0815) ヨークタウンのレスリー隊、母艦に帰投 (着艦作業中に事故が発生し、一時的に飛行甲板閉鎖)2機喪失 1120(0820) ヨークタウンのサッチ隊、母艦に帰投 サッチ少佐「敵空母3隻撃破」を、フレッチャー少将に報告 1145(0845) エンタープライズのマクラスキー隊、母艦に帰投 燃料不足による不時着などで14機喪失 1150(0850) ヨークタウン、SBD×10機(ショート大尉隊)発艦、 日本軍残り1隻の空母索敵に向かう ※ヨークタウンのアクションレポートでは、日本時間0800時、 『逆転』(ウオルター・ロード/著)では、0820時と諸説あり 1159(0859) ヨークタウンのレーダーが、接近する敵編隊を発見 レスリー隊はエンタープライズに向かうも、燃料切れで2機喪失(収容15機) 1208(0908) 飛龍小林隊(九九艦爆×7機)、ヨークタウンを攻撃、3発命中 1228(0928) ヨークタウン機関停止 1234(0934) フレッチャー少将、司令部移乗を決定 1235(0935) ヨークタウン飛行甲板復旧(発着艦可能だが、機関修理中) 1320(1020) ヨークタウンのボイラー再点火 1330(1020) 第16任務部隊より重巡ペンサコラ、ヴィンセンス、駆逐艦ベンハム、バルチの4隻派遣 1334(1034) 第17任務部隊司令部、重巡アストリアに将旗を移す 1350(1050) ヨークタウンの機関復旧、20ノットまで可能 1410(1110) アストリアのレーダーが、接近する敵編隊を発見 1440(1140) 飛龍友永隊(九七艦攻×10機)、ヨークタウンを攻撃、2発命中 ヨークタウン機関停止 1445(1145) ヨークタウンのアダムス大尉機、残り1隻の日本空母(飛龍)を発見 「敵発見、空母1、戦艦2、重巡2、駆逐艦4 北緯31度15分・西経175度50分、針路北、速力15ノット」 1458(1158) ヨークタウン総員退艦 第17任務部隊の残存艦、東方に避退開始 1530(1230) エンタープライズ、SBD×24機(ギャラハー大尉隊)発艦 (司令部のミスで、ホーネットには発艦命令が伝わっておらず) 1605(1305) ホーネット、SBD×16機(ステビンス大尉隊)発艦 1645(1345) エンタープライズのギャラハー隊、日本空母(飛龍)を発見、接敵 1658(1358) 同隊攻撃開始、飛龍に4発命中、3機喪失 1725(1425) ホーネットのステビンス隊、炎上する日本空母を発見、周辺艦艇を攻撃、命中無し 1730(1430) ミッドウェー基地のB-17×8機(スウィニー中佐隊)、日本艦隊を攻撃、命中無し 1800(1500) 米機動部隊の指揮権を、フレッチャー少将からスプルーアンス少将に委譲 第17任務部隊、駆逐艦ヒューズを分派、漂流中のヨークタウン監視に当たらせる 1815(1515) ハワイのB-17×6機(ブレイキー少佐隊)、日本艦隊を攻撃、命中無し 1900(1600) ミッドウェー基地のSB2U×6機、SBD×6機(ノリス海兵少佐隊)発進、 日本艦隊を発見できず、未帰還 1907(1607) 米機動部隊、夜戦を避けるため東方に15ノットで避退開始 2220(1920) スプルーアンス少将、米太平洋艦隊司令部に戦闘報告 6月5日(6月6日) 0000(5日 2100)第16任務部隊、変針北上 第17任務部隊、そのまま東進、戦場離脱 0100(5日 2200)第16任務部隊、変針西進 0130(5日 2230)伊168潜、ミッドウェー島を砲撃 0215(5日 2315)米潜タンバー、日本艦隊(避退中の第七戦隊)を発見 (その後、重巡最上と三隈が衝突) 0412(0112) タンバー、日本巡洋艦の衝突事故を報告 0415(0115) ミッドウェー基地のPBY、哨戒に発進、方位250度~20度、250浬 0420(0120) 第16任務部隊、針路230度に変針、タンバー報告の日本艦隊攻撃に向かう 0430(0130) ミッドウェー基地よりB-17×8機(アレン大佐指揮)発進 ※天候不良のため、キュア島上空で待機 0600(0300) 第16任務部隊、ミッドウェー島の北東130浬に到達 0630(0330) 哨戒中のPBYがミッドウェー島の西方125浬に、避退中の日本戦艦2隻を発見 (重巡最上と三隈) 0645(0345) ミッドウェー基地のSBD×6機とSB2U×6機(テイラー大尉指揮)発進 太平洋艦隊司令部、フレンチ・フリゲート礁の掃海艇ヴィレオと駆逐艦グウィンを 空母ヨークタウン救援に派遣 0800(0500) テイラー隊、避退中の日本巡洋艦を発見、攻撃。命中なし。 0834(0534) アレン隊、日本巡洋艦を発見、攻撃。命中なし。 0900(0600) 第16任務部隊、針路270度に変針、ミッドウェー島の北方50浬を西進 1115(0815) 哨戒中のPBYが炎上中の日本空母(飛龍)発見を報告 ※発見は0800頃だが、通信の混乱から第16任務部隊による受信が遅れる 1125(0825) 第16任務部隊、針路300度に変針、日本空母追撃に向かう 1127(0827) 第17任務部隊、駆逐艦ハンマン、バルク、ベンハムをヨークタウン救援に派遣 1426(1126) 掃海艇ヴィレオ到着、空母ヨークタウンの曳航準備 1512(1212) エンタープライズのSBD×32機とホーネットのSBD×26機発艦 1526(1226) 駆逐艦グウィン到着、ヨークタウンに救援隊を派遣 1635(1335) ミッドウェー基地のB-17×7機、駆逐艦谷風を攻撃、命中なし 1807(1507) エンタープライズとホーネットのSBD×58機、谷風を攻撃、命中なし 谷風の対空砲火により1機喪失 1845(1545) ミッドウェー基地のB-17×5機、谷風を攻撃、命中なし 夜間航法のミスから2機未帰還 2100(1800) 第16任務部隊、攻撃隊収容、針路西、日本巡洋艦追撃を続行 6月6日(6月7日) 0200(6日 2300)駆逐艦ハンマン以下3隻、空母ヨークタウンを発見 0440(0140) 駆逐艦ハンマン、空母ヨークタウンに接舷、傾斜復原作業開始 掃海艇ヴィレオ、ヨークタウン曳航、3ノットで航行 0510(0210) エンタープライズ、SBD×18機発進、日本巡洋艦の索敵に向かう 0645(0345) SBD、日本艦隊を発見「戦艦1・巡洋艦1・駆逐艦3」 ただし司令部には「空母1・駆逐艦5」と誤報 空母サラトガ、真珠湾に入港 0700(0400) 第16任務部隊、針路129度に変針、速力25ノットに増速 重巡ミネアポリス・ノーザンプトン、水偵発進、触接継続に向かう 0800(0500) ホーネット、F4F×8機、SBD×26機(リング中佐指揮)発進 0950(0650) ホーネット攻撃隊、重巡最上・三隈を攻撃、命中各1 1045(0745) エンタープライズ、F4F×12機、SBD×31機、TBD×3機発進 1221(0921) エンタープライズ攻撃隊、重巡最上・三隈を攻撃、三隈に命中5 1320(1020) 重巡三隈、機関停止 1330(1030) ホーネット、F4F×8機、SBD×24機発進 1334(1034) 伊168潜、空母ヨークタウンを雷撃 1336(1036) 空母ヨークタウンに魚雷2本命中、駆逐艦ハンマンに魚雷1本命中 ハンマンは轟沈 1358(1058) 重巡三隈、酸素魚雷に誘爆 1445(1145) ホーネット攻撃隊、重巡最上・三隈を攻撃、最上に命中5 1553(1253) エンタープライズ、戦果確認のためSBD×2機発艦 1715(1415) エンタープライズ、重巡三隈を撮影したSBD×2機収容 米艦隊、燃料不足のため、日本艦隊追撃を断念、北東方に変針 6月7日(6月8日) 0501(0201) 空母ヨークタウン沈没 第16任務部隊、空母サラトガと合同し、予備機を受領 日本軍牽制のため、北方海域に向かう 6月11日(6月12日) 太平洋艦隊司令長官、第16任務部隊に帰投命令 6月13日(6月14日) 第16任務部隊、真珠湾入港
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作戦会議 「なんだ?今の音は」 キール・ツァイベルは顔を上げて窓の外を見た。 つられてもう一人居る男も外を見る。 どこか遠く、彼らの居るB2の塔から南東の方向で大きな爆発音が聞こえた。 それより前にもその辺りからは銃声の様なものが何度も聞こていた。 「誰かが派手な術でもぶっ放したんじゃねぇのか?」 リッド・ハーシェルがそう言った。 「いや、それは無いと思う。あれは晶霊術や、あのダオスという奴が使った別の術とも違う感じがする。 どちらかといえば、あれはフォッグが使っていた技の様な音だった」 「でもフォッグはここにいねぇぞ?ああ、そういえばチャットも居なかったような・・・」 リッドは自身無げに首をかしげ、天井を見た。 「・・・」 しばらく黙っていたキールが、深刻な面持ちで訪ねた。 「リッド。お前が言っていたあの二人、マグニスとバルバトスの装備だが・・・」 彼ははっとして、キールを見つめた。 「まさか・・・あれを撃ったっていうのか?」 あの時、リッドがカッシェルに襲われる直前に目撃した、赤髪の大男と青髪の大男。 その時彼は確かに見た。青髪の方、バルバトスが持っていた獲物、銃剣付きの榴弾砲。 あのサイズなら、例え晶霊の力を借りなくとも充分すぎるほどの威力を生むことは明らかだった。 「あの二人が向かったらしい方向といい、そう考えて間違いないだろう」 「あんなものを撃たれて無事に済む奴なんか・・・」 「まず居ないだろうな。いや、それ抜きに考えてもあの二人と正面きって 鉢合わせたらまず生きて帰れはしないだろう」 「とんでもねぇ野郎だな・・・あいつら」 「そうだ、だからどんな事態になっても、 あの二人に真っ向から戦いを挑んでは駄目だ。生きて帰りたいならな」 リッドは黙ってうつむき、左手を頭に当てた。 「もしファラやメルディがあんな奴等に会ったら・・・」 「・・・考えたくないケースだな」 そう冷静に言い放つキールも、どこか落ち着きが無かった。 「なあ、やっぱ今からでも探しに・・・」 「駄目だ。何度も言っただろう。こんな暗闇で外に出たら、人を探すのなんかかなり難しいし、 それにまだ外にはあの覆面が居るかもしれないだろう。エルヴンマントすら見破ったあいつなら、 僕達を闇討ちすることなんか簡単なはずだ。今は日が昇るまで、ここで待機すべきだ」 既に何度も繰り返されて言われた言葉を改めて受けて、リッドは力なくため息をついた。 二人が塔に着いた時、内部はひどい有様だった。 瓦礫に埋もれた山、ぶち抜かれた壁、折れた柱。 幸い、一部の部屋や二つあるうちの一方の階段は無事だった。 といっても廃墟であることに変わりは無く、荒れ放題であったが、 それでも活動拠点にするには充分だった。 キールは適当な広さを持った部屋を『会議室』として、 中にあった机に地図、参加者リスト、お互いの支給品を並べた。 「ムメイの刀に、エルヴンマントか・・・」 「なかなか使い勝手がいいぞ、これ。マントも気配を消せるし」 「だがあの覆面には効果が無かったんだろう」 「あんなやつがそうそう居るかよ。あの大男すら騙せたんだ、一人で行動するなら使えるぜ」 「一人なら、な。まあ情報収集の為に一人が外に出るというのもありか・・・」 キールがそう言い、リッドは続いてキールの支給品を見た。 「お前が持ってた杖は壊されたんだよな」 「そうだな。杖もクルーメルケイジも無い状態で戦うのは少し大変だが、何とかしよう」 彼が持っていた残り二つの支給品、その内の一つのホーリィリングは、 術を使わずに体力が回復できるので、二人は交互に装備して先程の戦いの傷を癒した。 現在は傷の深かったリッドが装備している。 そして残り一つ、見慣れない紋章がついた青い帽子。 「ベレットだな」 「でも女物じゃないか?これ」 付属の説明書には、『ガドリア王国の少女剣士の使用済み品』と書かれていた。 勿論彼らが知る国名では無かった。 他の参加者の誰かの世界にあるものなのだろう。 どちらにせよそれを装備したところで大した防御力は期待できなかった。 「それで、やっぱ術は100パーセント使えるわけじゃないんだな?」 リッドが確認するように言った。 「ああ。色々試したが、どうやら使えそうなのはせいぜい中級晶霊術までだ。 それも、僕達が居たインフェリアの晶霊の属性しか使えなかった」 それはすなわち、水、風、火、光、元属性の五つのことだった。 「でも回復が出来るのはありがたいことじゃねぇか」 「まあ、そうだが、この理論だと、恐らくメルディは残り五つ、 雷、土、氷、闇、時の晶霊術しかつかえないということになるな」 そこでリッドはふと考え込んで、 「じゃあメルディは回復術が使えないのか?」 キールは右手を顎の下にやりながら、答えた。 「分からないな。ナースやリザレクションの様な晶霊の組み合わせで使える術が、 果たして使えるかどうかは、僕にも分からない。ただ、この会場は晶霊といわず 複雑な力が絡み合ってるから、実際どうなるかは分からないな」 「よく分からないぞ」 「まあ詳しく話せば──」 「いや、それはいい。とにかく実際試してみないと分からないってことだな」 その後、二人は放送により、リッドが危険視していたヒアデスの死、 そしてファラとメルディがまだ生きていることに安堵した。 禁止エリアについては、自分達にはまだ当分関係の無い話だった。 そういった諸々の話に決着が付いた後、二人は改めて今後どうするかを検討した。 まず決まったことは、殺し合いには乗らないこと。 そしてリッドが提案した、襲われた場合の戦闘はやむをえないこと。 余程分が悪くない限り、撃退すべきだという意見を、キールは慎重に検討した後、 相手の戦力や状況にもよるが、応戦するのは仕方無いと結論付けた。 「で、肝心要の脱出方法はどうなった?キール」 「そうだな。僕はこの島の土地を流れる力の複雑さから、 恐らくここがどこの世界にも存在しない空間だと考える」 「まあ俺もなんとなくそんな気はしてたけどよ」 「いいか、僕達参加者は複数の異なる世界から集められた者達だ」 「セレスティアみたいなのがまだたくさんあったとか?」 「それは考えにくいな。流石に文献や伝説の一つや二つはあってもいいだろう」 「完全に別世界と考えるべきなのか?」 「ああ。それぞれが絶対に干渉しあうことの無い、全くの異世界だ」 「で、それがどう関係するんだ?」 「ミクトランと名乗ったあいつが僕達をここへ集めたことから 何らかの方法でこことそれぞれの世界に通じる扉があると僕は考える」 「・・・マジかよ?」 「ああ。僕達は魔法陣に乗ってここへ来たが、逆説的に言えば当然こちら側から向こうへ行ける方法があるはずだ。 そして、優勝者が叶えることが出来る願い。正直僕はあまり信じていないが、 少なくとも元の世界へ帰れることは確かだと思う。ミクトランにしても、ゲームが終わって いつまでも僕達をここへ留めて置く理由も無いはずだからな」 「つまり・・・どうするんだ?」 「元の世界に帰るには今のところ三つの方法がある。 一つ目は優勝者になり願いを叶えて帰ること。だがこれはあまりにも不確定要素が多すぎる上に危険も伴う。 二つ目は何とかしてミクトランの元へ乗り込み、奴を倒して脱出すること。一番最初に僕達が居た場所は どんな構造か完全に覚えていないが、恐らくあそこに脱出に関係する何かがあると思う。 三つ目はミクトランを避けてこの島から直接元の世界へ脱出すること。 だがこの島にそれだけのことができる装置、或いは道具があるとも考えにくい」 「でもよ、ゲームに乗らないなら二つ目か三つ目しかねぇじゃねぇか。 それもどっちも無茶に思えることだぜ。どうにかしてってどうやるんだよ」 「それをこれから考えていくんだろう。ちょっとは自分の頭も使え」 「んだと?」 「ふん、まあどっちみち今はこうして机上の空論を立てるぐらいしかやることが無いからな。 いや、待てよ、もしかしたらこの塔のどこかに参考になる資料の一つや二つあるかもしれない」 そう言ってキールは席を立った。 リッドはやれやれと手を振り、後に続いた。 いくつかの部屋の中に、確かに本などいろいろあったが、どれもキールの欲求を満たす物ではなかった。 崩壊した瓦礫の下にも埋まってるものもあったので、リッドが瓦礫をどけて発掘作業をさせられた。 そうしている内に響いた轟音。 こんな夜になっても、まだまだ殺し合いが続いていると思うと、リッドは気が滅入った。 それはキールも同じようで、疲れたような表情を浮かべている。 「なあ、もう今日はこれくらいにして寝ないか?」 疲れていることを隠そうともせずに提案した。 「別に構わないが、見張りが必要だぞ」 「ああ分かってる、じゃあ、次の放送の前には起こしてくれ」 そう言って部屋の隅のソファへ寝転ぶリッドを、キールが呼び止めた。 「ちょっと待て。お前一人で朝まで寝るつもりか?」 「なんで、お前まだ調べ物するんだろ?」 「僕だって睡眠を取りたいに決まってるだろう! いいか、寝るなら三時間ずつで交代だ。誰かが入ってこないか見張っておくんだぞ」 「わーったよ。たく・・・」 リッドは目を閉じたが、しばらく眠れなかった。 今しがた聞いた爆音が耳から離れなかった。 あの二人、マグニスとバルバトス。 あの時はギリギリで戦いを回避できたけど、あの二人が殺しを続ける限り、 またいつかどこかで出会う気がしてならなかった。 いや、どうしても戦う時が来る。そんな気がした。 最後の一人になろうとしても、脱出しようとしても、 いずれあの二人が立ちはだかるのは必然のことの様に思えた。 【リッド 生存確認】 状態:背中に刀傷(回復中) 頬に擦り傷(ほぼ回復) 所持品:ムメイブレード エルヴンマント ホーリィリング 第一行動方針:寝る 第二行動方針:キールと行動 第三行動方針:ファラ、メルディとの合流 第四行動方針:襲ってくる敵は倒す 現在位置:B2の塔 一階の部屋 【キール 生存確認】 所持品:ベレット 状態:額に切創(ほぼ回復) 全身打撲(ほぼ回復) 第一行動方針:脱出法を考える 第二行動方針:三時間経ったらリッドを起こす 第三行動方針:リッドと行動 第四行動方針:ファラ、メルディとの合流 現在位置:B2の塔 一階の部屋 前 次
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ブローニャ 皆さん、この前のホム楽園での作戦、お疲れ様でした。しかし、これで基地付近が安全になったわけではありません。 私たちはクイーンビーを倒したとは言え、ホム楽園に潜む崩壊生物は依然として驚くべき数です。また孵化する前の崩壊生物の卵も大きな脅威です。 ゼーレ それで今回は根こそぎ倒そうってこと? ブローニャ そうです。以前は調査がメインだった中、幸運にもクイーンビーを倒しました。今回はより多くの戦力を組み、大規模な掃討作戦を行いたいと思います。それに新しいクイーンビー誕生の可能性も排除できません。 ゼーレ 分かったよ、お姉ちゃん!崩壊生物の駆除は私たちに任せて! ブローニャ はい、今回の作戦では姫子もあなたたちに協力してくれます。灰蛾部隊の作戦能力は信頼できます。きっとあなたたちの力になってくれるでしょう。 姫子 私はどうでもいいわ。この子たちが足を引っ張らなければそれでいい。 ゼーレ 姫子、あなた! 姫子 行きましょう、ここでグズグズしないで。口を動かすより行動してちょうだい。 ゼーレ ぐっ……まったく! 姫子 作戦エリアに到着。今回の戦闘ではハイペリオンからの火力支援がないから、みんな頑張ってちょうだい! 隊員 はい! ▼選択肢分岐 ① 本当に士気の高い部隊。 ゼーレ ちょっと!他部隊の士気を褒めてどうするのよ。私たちだって真面目にやれば姫子の部隊に劣らないわ!今日は駐留部隊が手強いってこと、思い知らしめてやるんだから! 行きましょう!突っ立ってないで、やる気出して!私たちが一番多くの崩壊生物を倒さなきゃ! ② こっちも頑張ろう! ゼーレ その通りよ!姫子なんかに負けていられないよ!お姉ちゃんの前だし、頑張らなきゃ! 行きましょう!私たちが一番多くの崩壊生物を倒さなきゃ! ▲分岐終わり ブローニャ ゼーレがこんなに真面目になるとは。これからもできるだけ姫子と一緒に行動させた方がいいみたいですね。 ゼーレ やめてよ! ゼーレ 死ね!死ね!死ね!憎たらしい崩壊生物!!お姉ちゃんに近づくなっ!!! ブローニャ 今日のゼーレは特に頑張っています。姫子のおかげですね。 姫子 なかなか、いい戦力じゃないの。ブローニャ、ゼーレを私の部隊に入れてよ。 ブローニャ すみません、基地の人手も足りていないんです。ゼーレは欠かせない戦力なので渡せません。 姫子 フンッ、安心して。あなたのそばから奪いはしないから。この子はあなたから離れたら、きっと誰の言うことも聞かないわ。 以前はあんなにビクビクしていた子供が、こんな活発になるとは思わなかったわ。 ブローニャ ゼーレは、かなり変わりました。ですが、やはりブローニャにくっついて離れません。あの子にはブローニャがいない生活に慣れてもらいたいものです。 姫子 フン、口ではそんな非情なこと言うけど、自分が離れられないんじゃないの。 ブローニャ あなたの言う通りです……いつからブローニャはこんなに姉としての役割に目覚めたのでしょう。 ゼーレ お姉ちゃん!前方の崩壊生物は片付けたよ!どう姫子?私のすごさが分かった? 姫子 戦闘はまだ終わっていないわ。戦場ではピーピー喚く人が一番に死ぬのよ。 ゼーレ う……姫子なんか大嫌い! ブローニャ 遊園地内の崩壊生物はほとんど消滅させました。もうすぐ日が暮れます。このまま作戦を続けるのは危険です。今日はここまでにしておきましょう。 ゼーレ ふぅ……ふぅ……お姉ちゃん、今回は私、姫子より活躍したよ! 姫子 この程度の戦闘で息が切れるなんて、もう少し鍛えなきゃダメね。 ゼーレ ふぅ……ふぅ……姫子……。 姫子 どうしたの、口を開ける力もないの? ブローニャ 2人とも、他の隊員の前では言動に注意してください。 ゼーレ うっ……分かったわ、お姉ちゃんに免じてここは許してあげる……。 ブローニャ ゼーレ、今日はご苦労様。あなたがいなければ戦闘が長引いていたかもしれません。帰ってゆっくり休んでください。 ゼーレ お姉ちゃん……。 やっぱりお姉ちゃん最高! 姫子 これだけ元気と愛嬌があるなら、早く帰って休みなさい。明日も戦い続けるんだから。起きられなくても私は待たないわよ。 ゼーレ フンッ!お姉ちゃんさえいれば、明日も今日みたいにあなたより活躍してみせるんだから! 姫子 じゃあ、楽しみにしているわ。
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<no image...> <リンク集> 位置づけとしては「教科書・参考書」。 Wikipedia亜空大作戦スラングル <作品概要> <◆基本情報> 本ページの対象作品亜空大作戦スラングル(TVアニメ) <◆主要人物> ギャラクスペース連邦ゴリラチームキャプテン・チャンス(声:野島昭生):主人公。チームリーダー ジェット(声:古谷徹):射撃の天才 スーパースター(声:鈴置洋孝):マシン操縦のスペシャリスト セクシィ(声:平野文):爆発物取扱のプロ ベビー・フェイス(声:西尾徳):技術担当・メカニックマン マジシャン(声:増岡弘):変装・潜入工作の名人 ドーリィ(声:平野文):第27話で加入 シュガー(声:中尾隆聖):第28話で加入 ドク・マンディ(声:小林清志):ギャラクポリス特別機動局長官。ゴリラチーム指揮官 ドロシィ(声:小金澤篤子):マンディの秘書。チャンスの恋人 アイドール(声:頓宮恭子):お手伝いロボット 教授(声:小金澤篤子):メインコンピュータ その他ギルバート総監(声:石森達幸 / 龍田直樹):ギャラクポリスの総司令。ドク・マンディとゴリラチーム創設についての賭けをする マッカード長官(声:沢木郁也):UGS連邦軍の長官、亜空連合軍議長。なかなか人を信用しない チェリーブロッサム(声:鵜飼るみ子):女人部隊キャッツアイ指揮官 犯罪結社クライムフォルクレーザー(声:渡部猛):クライムの軍事組織「クライムアーミー」の総司令 クライム・ボス(声:笹岡繁蔵(長堀芳夫 / 緑川稔 / 金沢寿一)):クライムの総帥 アボスト大統領(声:滝雅也 / 野村信次):連邦大統領。クライムの支援で当選した傀儡 ゲルハルト(声:曽我部和行):「ヘルメッセンジャー」隊員。フォルクレーザーの片腕 ロンゲルフ(声:沢木郁也):元UGS連邦軍戦略長官。通称「クライムの黒狐」 ダイン(声:沢木郁也):ミュータントサイボーグ部隊「ガルク隊」の指揮官 オーバーロード(声:桑原たけし):古代クライム原人の意識の集合体 <◆使用楽曲> OPテーマ(1):亜空大作戦のテーマ / 片桐圭一 [1~26話] OPテーマ(2):FIGHTING ON / はせもとひろ [27~53話] EDテーマ(1):LOVE IS MORE(愛にめざめて) / 八木原奈々美 [1~27話] EDテーマ(2):はるかな友よ / 飯野茂一 [28~53話] 劇中歌・挿入歌- <◆シナリオ> イベント時系列表亜空大作戦スラングル イベント時系列表(まとめ中)作品全体において重要な出来事を抜粋。ネタバレ注意。 TVアニメ第1話 その名はゴリラ PART1 第2話 その名はゴリラ PART2 第3話 クライムの牙 第4話 悪夢のハイジャック! 第5話 G線[ジー・ライン]上のゴリラ 第7話 迷宮の要塞 第8話 対決! 黒い稲妻 PART1 第9話 対決! 黒い稲妻 PART2 第10話 魔のメビウスサーキット 第11話 Dr.マンディ絶体絶命?! 第12話 恐怖の逆噴射ビル 第13話 マキシマム・D[デストロイヤー] 第14話 ロシアン・ルーレットの罠 第15話 電子世界[ガービッツシステム] 第16話 黒鷲の秘密 第17話 謎のウーマンズ・ランド 第18話 鉄鋼巨人の復活 第19話 怪物たちの夜 第20話 怒りの悪魔島[デビルスランド] 第21話 夕陽の爆破指令 第22話 さらば友よ 第23話 クライムの嵐 第24話 ドク・マンディ暗殺 第25話 乱入! クライム・ベース 第26話 ゴリラ基地襲撃! 第27話 女人戦隊キャッツ・アイ 第28話 新装備! ハイパー・スラングル 第29話 魔のミュータント部隊 第30話 暁の電撃作戦 第31話 発進! ゴリラン・オーキー 第32話 脱走! 強制収容所 第33話 奪われた辺境都市[ベース] 第34話 迷宮[ラビリンス]の少女 第35話 キグラス奇襲指令 第36話 亜空連合軍起つ 第37話 奇襲! 黒狐の陰謀 第38話 ウィーディ族の逆襲 第39話 ゴリラをかたる偽ゴリラ!? 第40話 ゴーストタウンからの脱出 第41話 水底の牙城 第42話 激突! ジルコ隕石海峡 第43話 秘められた亜空の謎 第44話 危機せまる亜空! 第45話 よみがえる復讐の魔神軍 第46話 出現!! 神聖亜空獣 第47話 クライム恐怖の大進撃! 第48話 悪魔の人体改造作戦 第49話 宿敵! ゴリラ対ゲルハルト 第50話 猛反撃! 怒りの亜空[そら] 第51話 ギャラクタウン総攻撃! 第52話 栄光にゴリラは翔ける(Fin) 第53話 総集編 <関連情報、その他雑感> <◆鑑賞記録> 2010年5月以降に鑑賞した分。◆TVアニメ(2011/8視聴完了) 亜空大作戦スラングル 鑑賞備忘録
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かく乱作戦 BOA106 レアリティ:★ タイプ:トラップ イラスト:マッツァン 相手プレイヤーのターン終了時に、使用を宣言する。 敵ベンチのオモテユニットを任意の数だけウラにし、敵フィールドの『地形』を、敵フィールドの任意の場所に再配置する。 それによりステータスや状況に変化が発生する場合、即その効果が適用される。 概要
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浜口ももえ 明日香様救出作戦 通常モンスターカード 3枚 魂虎 ×3 効果モンスターカード 14枚 素早いモモンガ ×3 デス・ウォンバット ×3 デス・コアラ ×3 不幸を告げる黒猫 ×2 またたびキャット ×3 魔法カード 10枚 黒蛇病 ×3 サイクロン スケープ・ゴート 貪欲な壺 早すぎた埋葬 光の護封剣(D) 魔導師の力 レベル制限B地区(D) 罠カード 13枚 威嚇する咆哮 ×2 キャトルミューティレーション ×3 グラヴィティ・バインド-超重力の網-(D) 聖なるバリア-ミラーフォース- 破壊輪 マジック・ジャマー ×2 炸裂装甲 ×2 リビングデッドの呼び声 計40枚
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373 名前: NPCさん [sage] 投稿日: 2009/01/16(金) 13 57 34 ID ??? ◎作戦参加兵力 習志野特殊作戦群Aチーム選抜・・・100名 習志野第一空挺団レンジャー修了者選抜・・・50名 北海道北部方面隊冬季戦技教育隊レンジャー修了者選抜・・・50名 計200名 ◎使用機材 海上自衛隊「おおすみ」級輸送艦 1隻 U.S.AFSOC(米空軍特殊戦軍団からの支援参加で MH53MベイブロウⅣ特殊作戦用ヘリ 8機(作戦投入6機 予備2機) UAV(無人機)プレデター 4機 予備機材として 多目的強襲揚陸艦イオージマ級 1隻(米海軍から借り受け) 海上自衛隊CH53掃海ヘリ改造機 2機 この予備機材は訓練の際にも使用 ---作戦立案に先立って米CIAとの共同作戦で拉致被害者が最も多く収容されている施設の位置と周辺状況 に関する情報を最低半年以上かけて徹底的に情報収集を開始。 このシュミレーションにおいては、元山郊外にある収容施設が判明したとする。 ◎訓練開始 気候のよく似ている北海道にて1~2ヵ月にわたる総合演習と訓練を開始。 演習場内に実物大のセットを作り、上記選抜チームによる夜間降下襲撃→突入・確保・撤収の訓練を続ける。 目標作戦時間をクリアした段階で、待機配備に入る。 ◎偵察開始 数週間前から様々なカバーで北朝鮮国内に潜入していた特殊作戦群選抜偵察チーム、米空軍U2偵察機 および偵察衛星による監視活動を行い救出対象者の状況、収容施設の警備状況を偵察。 気象情報をもとに、決行日はなるべく嵐などの天気の悪い日に作戦日を決定。 ・・・・明日、風邪引く気がするな俺w 374 名前: NPCさん [sage] 投稿日: 2009/01/16(金) 13 58 40 ID ??? ↑は 明日のシナリオについての事前説明だから各自頭に入れておく事。 尚、このメールは読んだ後すぐ廃棄する事。当然、明日持ってきてはいけない。 と送られてきたw スレ215
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「よつば立体化作戦」 あずまきよひこ作の漫画「よつばと!」とのコラボレーション企画。 原型制作はすべて榎木ともひで。 製品名 発売日 よつばとリボルテック 2007年9月27日発売 リボルテック ダンボー 2007年12月1日発売 よつばとリボルテックDX夏休みセット 2008年8月1日発売 リボルテック ダンボー セブン-イレブンネットBOX版 2008年11月27日発売 リボルテックダンボー・ミニ Amazon.co.jp ボックスバージョン 2008年12月23日発売 以下はポーズ固定の完成品PVCフィギュアでリボルバージョイントは使われていない。 厳密にはリボルテックシリーズではないが、「よつば立体化作戦」シリーズに位置づけられる。 製品名 発売日 綾瀬風香 制服Version 2007年11月1日発売 綾瀬風香 Tシャツ版/AMWロゴ編 電撃大王2008年8月号の誌上通販 綾瀬風香 水着Version 2008年9月1日発売 綾瀬恵那 2008年9月1日発売 綾瀬風香 Tシャツ版 セブン-イレブンネット編 2008年11月27日発売
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autolink EV/S12-004 カード名:作戦前のシンジ カテゴリ:キャラクター 色:黄 レベル:0 コスト:0 トリガー:0 パワー:2500 ソウル:1 特徴:《パイロット》? 【自】このカードが手札から舞台に置かれたとき、そのターン中、このカードのパワーを+1500。 僕たち、これで死ぬかもしれないね レアリティ:R illust. CIP能力で登場時限定で高サイズとなれるカード。 スペックとしては手札アンコールが無くなったコロマルとも言えるものだが、 その分サイズが高くなり、以降のターンでもそれなりに戦いやすくなった。 また、《パイロット》?かつ「シンジ」?であることをいかして 月面のカヲルで強化すれば登場ターンはレベル1帯を相手にすることも可能。 元々レベル0帯は「1度殴って相手を倒せれば十分」という扱いが強いため、 その意味では最も理にかなった性能と言える。